宮若市議会 > 2007-12-12 >
平成19年第4回定例会(第3日) 名簿 開催日:2007年12月12日
平成19年第4回定例会(第3日) 本文 開催日:2007年12月12日

  • 都市建設部(/)
ツイート シェア
  1. 宮若市議会 2007-12-12
    平成19年第4回定例会(第3日) 本文 開催日:2007年12月12日


    取得元: 宮若市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-16
    2007年12月12日:平成19年第4回定例会(第3日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午前10時00分開議 ◯議長遠藤 嘉昭君) おはようございます。本日の出席議員は23名で定足数に達しております。これより平成19年第4回宮若市議会定例会を再開いたします。  それでは、会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布したとおりであります。よって、この議事日程に従って本日の会議を進めて参ります。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長遠藤 嘉昭君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、19番、藤春議員、20番、吉野議員を指名します。       ────────────・────・────────────   日程第2.一般質問 ◯議長遠藤 嘉昭君) 日程第2、一般質問を行います。  昨日は、20番、吉野議員質問で終了しておりましたので、本日は、3番、中尾議員質問からお受けします。3番、中尾議員◯議員(3番 中尾ハギ子君)〔登壇〕 おはようございます。3番、中尾でございます。私は、1質問、3つの要項についてお伺いをしたいと思います。  若宮コミュニティセンターの整備についてお伺いをいたします。  私は、若宮コミュニティセンターを整備いたしますことを反対しているのではありません。その経過、その順序、手順、いろんなことが知りたくて質問をさせて頂きます。  1、総合基本計画におけるコミュニティセンター位置付けは。2、若宮総合支所は、どのような構想、理念を持ってこれを計画されたのか。3、住民代表委員とはどのような人達であるのか。よろしくお願いいたします。 ◯議長遠藤 嘉昭君) ただ今質問に対し、執行より答弁を求めます。市長◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。ただ今中尾議員から、若宮コミュニティセンターの整備についてということで、3点のご質問を頂いております。順次ご答弁を申し上げます。  まず第1点目のコミュニティセンター位置付け、及び2点目のこの若宮総合支所に対する構想・理念、併せてご答弁を申し上げたいと思います。  これらにつきましては、本市発足の際に策定をされました新市建設計画の中で、若宮庁舎につきましては、住民協働の場と住民サービス機能を有した行政施設として整備するものと位置付けられておりまして、この地区拠点として現在の若宮総合支所若宮コミュニティセンターとして整備をするものであります。
     次に、3点目のこの住民代表委員は、というご質問でございますが、まず、このコミュニティセンター基本構想及び基本計画の策定につきましては、公募による市民で組織をされましたボランティアスタッフに、住民代表といたしまして参画をお願いをいたしております。設計者を選定いたしますプロポーザルにおきましては、本市における課題等幅広く調査研究を頂いておりますまちづくり委員会より参画をお願いをいたしておるところであります。  また、今後、基本設計実施設計を行っていく中で、今までご協力を頂いたボランティアスタッフを始め、様々な人達にも参画を得ながら、若宮コミュニティセンターの整備を進めて参りたいとこのように考えておるところでございます。  以上で答弁を終わります。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。3番、中尾議員◯議員(3番 中尾ハギ子君) 今、市長が報告されましたコミュニティセンター基本構想及び基本計画の策定につきましては、「公募による市民で組織をされましたボランティアスタッフ住民代表として参画をお願いしました。」とあります。と、この前の市長報告で、「副市長委員長として教育長並びに庁内の各部長、更には住民代表による委員の9名」とあります。これとこれは同じなんでしょうか。公募の仕方ともし違うとしたら何なんでしょうか。お教え下さい。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 総務企画部長◯総務企画部長(大塚 省一君) 基本構想基本計画を作るときのボランティア公募ということと、プロポーザルについてはどうかということのお尋ねだと思いますが、計画づくりの段階で確かに公募をいたしております。市長が説明申し上げたとおりです。  それから、プロポーザルにおいては、基本的に副市長をトップにいたします選考委員会を構成いたしております。この中で、九大の大学教授等々をアドバイザーといたしまして、まちづくり委員の方を選考委員に入れたということでございます。よろしいでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 3番、中尾議員◯議員(3番 中尾ハギ子君) では、この住民代表の方、お一人ですね。9名の中ですね。それで、上から見ると、この名簿は、総務が行っていると思うんですが、コミュニティセンター建設業務設計者選考委員会というこのお名前、副市長を頭にとおっしゃったんで、向井さんとか有吉さんとか大塚さんとか色々あると思うんですが、この中に住民代表はお一人ですね。この方の意見もあるわけですよね。  第1回選考委員会というのが10月16日にあって、それから選考委員による各者提案に対する質疑の集約、選考委員会事前会議、ずっとこの人達の意見がずっとあって、一番最後に結果、こういうふうに決まりました。この結果を以って総務委員会に11月に出してあるわけですから、この委員会の役目は大変に大きなものなのではないでしょうか。  それで、私が、疑問とは申しませんが、住民代表の方がこの早々たるメンバーの中にお一人です。この中で、もし私でしたら手を挙げて意見が言えないのではなかろうかと思います。でも、スケジュール的にはずっと16日に第1回があって、市長報告が12月2日で、その後に総務委員会にこのコミュニティセンタープロポーザルで、こういうふうになりましたというのが出るわけでしょう。そうしたら、この会議コミュニティセンター建設業務設計者選考委員会というこれは、大変に重要といいましょうか、大きな役割を果たしていった会議ではなかろうかと思いますが、どうでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 総務企画部長◯総務企画部長(大塚 省一君) ちょっと私共の説明が、ちょっと言葉不足といいますか、若干ご理解の仕方が私共の思いと違うのかなと思っております。このコミュニティセンター建築設計業務設計者選考委員会設計業者を選考するということでございます。ですから、基本的には、基本計画があるわけでございます。この基本計画の中に住民ボランティア団体まちづくり委員会等々も沢山関わりを持って頂きまして、基本構想基本計画を策定したということでございます。これの基本計画基本において、設計業者、私共が理想といたします設計業者を選考すると。この選考委員会の中に、まちづくり委員会の方に入って頂いた。  因みに、プロポーザルというのは、どういうことかということも、これについては、9月議会でもるる議員の方からご質問がありまして、ご答を申し上げた経緯があるわけでございますが、プロポーザル方式とは、その設計業務基本計画について、最も適した想像力技術力経験等を持つ設計者を選ぶ方式ということでございます。  私共は、副市長以下8人の内部職員部長教育長も含めてですね、部長、それから1級建築士を持っております建築都市課長等々を入れまして、この8人、それから住民代表事前研修も含めて、九州大学の工学部の教授等々のアドバイスを受けながら、どういう視点で業者を選定していくのかと。そういう事前研修を踏まえて、業者選定をしたということで、そういう関わりを持って頂いたということでございます。当然、点数を内部の9人が決めて、それの高位の人を業者設計業者として選定したと。これを総務委員会に報告をしたということでございます。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 3番、中尾議員◯議員(3番 中尾ハギ子君) では、公募をされて、そこに意見をお聞きになって一人をここにお入れになったのなら、その公募をされた方の意見は、どのようなものがあったか等は集約してありますよね。それをもし分かればお教え願いたいんです。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 総務企画部長◯総務企画部長(大塚 省一君) この計画づくりに住民の代表の方に参画して頂いた。その集大成として、それが基本構想であり基本計画としてまとめられたということでございます。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 3番、中尾議員◯議員(3番 中尾ハギ子君) どうも話が見えてこないんです。公募をされた方の意見は、どのようなものがあったかと私はお伺いしているんです。その上で、住民代表をこの中に入れて業者をお決めになったわけですから、私は大事なところであろうと思うんです。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 総務企画部長◯総務企画部長(大塚 省一君) 若干意見が私の説明不足もあろうかと思うわけですが、この基本計画がまとめられておるわけでございます。この基本計画をまとめていく上で、このコミュニティセンター位置付け市長が回答を答弁の中で申し上げましたが、若宮地区地区拠点としての位置付けだと、住民協働の場だと、それと行政組織を持つ部分だと。そういうことを基本に置きながら、この基本計画をまとめていったということで、沢山の市民の方のご意見が網羅されておるわけです。  この基本計画をまとめる上において、市民の考え方が入っておりますよということで、これはこの成案したときには、ボランティア団体等々も含めてご説明、こういうことが皆さんのご意見がこの中に入っていますよということが、説明は十分にいたしておりますし、総務委員会の中でもそういう説明をさせて頂いたということです。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 3番、中尾議員◯議員(3番 中尾ハギ子君) 大きなものを整理するには、ここに施設を実現するためにはというとこで、パブリックコメント制度の導入とか色々あるんです。やはり住民の方の理解、協賛、それがなければできない。私、何回も申し上げます。造ることに反対をしているわけではないんです。  では、この話を変えまして、このちょっと図を見せて頂いたんですが、総合支所の敷地ですが道のためでしょうか、7メートル向こうに行きますね。あれは、あそこに福岡・直方線の道を造るためでありましょうか。お願いします。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) 産業建設部長です。今、議員が言われましたように、現在、あの福岡・直方線ですか、片歩道しかございません。それで、現在の道路構造令にあった歩道付近を確保するために、両歩道ということでセットバックお願いをいたしております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 3番、中尾議員◯議員(3番 中尾ハギ子君) では、それは、何年頃整備になるんでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) 事業年度については、今現在、直方土木と打ち合わせはやっておりますが、今回の契約によりまして新たに施設が建つということでございますし、当然、従前からこの福岡・直方線歩道設置というのは、旧若宮時代からも要望してた事業でございますので、やはり手戻しにならないように、事前にセットバックお願いするということでございますので、その箇所につきましては、早急にそういう用地を確保できれば、県土木の方に、福岡県の方には要請していきたいというふうに考えております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 3番、中尾議員◯議員(3番 中尾ハギ子君) では7メートル後ろに下げると、図を見せて頂きましたが、言い方は悪うございますが、ウナギの寝床みたいに細いですよ。あそこに整備をされる。でもこれでいいのかなと私、思いました。  それで、このコミュニティセンター建築設計業務設計者選考委員会の中に、若宮総合支所長さんも入っておられますので、若宮総合支所長にお伺いいたしますが、あなたもこの中に入っておられますので、あれはあれで良かったと思いがあれば、お答えを頂きたい。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 若宮総合支所長◯若宮総合支所長(高橋  明君) 宮若市総合計画基本構想におきまして、若宮コミュニティセンターの整備が謳ってあります。それで、6月の定例議会で承認されたこの基本構想に基づいて、私達は仕事をやっていくと、業務をやっていくというふうに感じております。それで、市長答弁の中にもありましたとおり、若宮総合支所につきましては、住民協働の施設として整備することにしておりますし、若宮地区のシンボルとなる地区拠点として、市の地域コミュニティとして行政にも大いに貢献するものと私は考えております。  以上です。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 3番、中尾議員◯議員(3番 中尾ハギ子君) 若宮のコミュニティセンター、その活動拠点となる施設を若宮地区建設する。これは良いことだと思うんです。でも、市長は前々から、若宮地区における小・中一貫教育とこういうふうにも言っておられますので、その全体の中で、まずそちらが先で総合支所コミュニティは造らなきゃいけないと思うんですが、1年遅れても2年遅れても、その全体の中にあそこが本当に適正だったのか。適正であると思われたからこれはなさったんでしょうが、私はあそこが適正だとはなかなか思えない。私はです。それはそちらはいいんです。それで、だから全体で考えることができなかったのかな。これは総務の所管でありましたので、私にも見えないところがありましたのでこうしてお聞きをしているところです。  やっぱり市民の皆さんが納得して、ああ良い物が建ったねという思いがなければ、旧宮田の方に、図書館を核とした生涯学習施設を造るから、旧若宮側にもコミュニティセンターを一緒に併せて造らなきゃいけないんだと、何かそういうふうに私には見えてならないんであります。それもそうだと思いますが、若宮地区の方にもちゃんと説明をすれば、これはいろんなことがあるけれども、将来造るんですが、一緒にはできませんよと、そういうご説明があっても私は若宮地区の方々の理解は得られるのではないかと、流石市長さんやねという思いが市民の間から、私は出たのではないかなと思ったんで、こういうふうに皆さんにお聞きをしているわけです。  何度も申します。私は造ることに反対はしておりません。ただ、その方法がですね。今言うように、大塚部長は色々言われました。プロポーザルがどうのこうのと、そんなことじゃないんです。住民代表がたった一人というところもあるし、それを公募したとおっしゃる。その人達の意見がどこにあったのかなという思いがありましたので、聞かさせて頂いたんであります。まだちょっと色々聞きたいことはありますが、また何時か聞くことがあったときに聞かせて頂きます。それで、私の質問は、市長、私、今そういったことに対してどうでしょうか。ご意見がありましたら。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 市長◯市長(有吉 哲信君) 時期の問題もありますけれども、この若宮総合支所の跡地につきまして、このコミュニティセンターを造る上で、この新市建設計画の中での一つは約束事項でもあるわけです。併せまして、長年の懸案でございました福岡・直方線の歩道の確保、これは3.5メートル、両歩道を設置するわけでございますけれども、これも一挙に解決をしようと。それで、私共は、こういう計画ございますから、是非県の方で予算措置をして頂きたいということを県土木の方に申し上げました。  確か19年度で測量をしたと思いますし、20年度から用地買収に入って、当然あそこに広域消防の出張所がございます。派出所もございます。それから消防団の格納庫もあるわけでございます。そういうものも移転をさせて頂くということになりまして、言われるように、確かにウナギの寝床みたいになるんですけれども、今の庁舎の場所には建てないんです。あの奥の方の今、中央集会所と言っておりますけれども、そこに建てます。その狭隘ではあるかもしれませんけれども、その地形を有効に利用して設計をして頂いた、まあ設計業者に決めたということでございます。  これは、基本構想基本計画を立てる際に、まちづくり委員会とかボランティアスタッフとか、いろんな方々の意見を聞きながら計画を立てました。業者を選定するのが、これは公募で選定したんじゃないんです。民間は。私が任命をしたわけでございまして、例えば、この他の公共事業指名選考委員会ていうのが、私ども副市長を筆頭としてあるわけでございますけれども、そこで業者を指名をいたしまして、最低のこの入札をした業者を決めていくということになっておりますけれども、果たしてこういう設計業者を決めるのに価格の競争をさせて、決めるのが適当であるかどうかというのがあるわけでございまして、そういうことで、プロポーザルというこういう基本構想基本計画をきちんと受けて、そして理念とか構想とかがきちんと我々の思いに合うような設計業者を決めさせて頂いたわけです。それはそれぞれの委員の点数をもって、最高位の点数を獲得した業者を決めたわけでございますが、業者を決めまして実際の実施設計に入っていく中で、いろんないわゆるタウンミーティングとか、いろんな方々のご意見を聞きながら、それを実施設計に反映をしていくと。そういうことでございますので、是非ご理解を頂きたいなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長遠藤 嘉昭君) これにて中尾議員質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長遠藤 嘉昭君) 次に、和田議員質問を一括してお受けします。18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君)〔登壇〕 おはようございます。18番、和田です。今回、私は、質問事項を2点程上げました。  まず1点目、設計測量業務の発注について伺う。要旨としまして、測量業務の発注において、一般の測量会社コンサルタント)と土地家屋調査士協会への発注は何を基準に振り分けているのか、お伺いします。  2点目、後期高齢者医療制度について伺います。要旨としまして、小泉・自公政権が昨年6月に強行採決した健康保険法等の一部を改正する法律によって、来年4月から実施されます後期高齢者医療制度問題点診療報酬別立てによる高齢者差別医療に繋がる、市町村がこれは窓口となりますので、どう対応するのか、伺います。 ◯議長遠藤 嘉昭君) ただ今質問に対し、執行より順次答弁を求めます。市長◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 和田議員から2点に亘りまして、ご質問を頂いております。  まず、第1点目でございますが、この測量業務において、測量会社土地家屋調査士へのこの発注は何を基準に振り分けているかと、ご質問でございますが、この用地測量業務の発注につきましては、測量会社土地家屋調査士協会との振り分けについて、本市としての明確な基準は設けてはおりませんが、この道路改良事業等路線測量業務調査設計業務用地測量業務を一連の作業とした方が良いと思われる事業は、設計も行うこのコンサルタント会社業務を発注しておりまして、この公共用地の取得を目的とする道路内民地処理等業務につきましては、主として、福岡県公共嘱託登記土地家屋調査士協会業務発注を行っておるところであります。  続きまして、2点目でございますが、この後期高齢者医療制度でございます。平成、この17年12月1日に決定をいたしました「医療制度改革大綱」の中で、超高齢社会を展望した新たな医療保険制度体系の実現を図るため、75歳以上の後期高齢者について、その心身の特性や生活実態等を踏まえ、平成20年4月から、一般医療保険制度とは別に独立した後期高齢者医療制度が開始されることになっております。この制度の運営につきましては、都道府県単位で、全ての市町村が加入する広域連合で行うことになっておりまして、福岡県におきましても、本年の3月30日に福岡県後期高齢者医療広域連合が発足をいたしているところであります。  広域連合では、財政運営をはじめ、資格の管理、保険料率の決定、賦課保険給付を行うことになっておりまして、市町村では、保険証の交付や保険料の徴収業務などを担当することとなっております。  今回の市長報告で申し上げましたとおり、現在、この福岡県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の中で、保険料率軽減、納付猶予などは決まっておりますが、詳細な事務の執行方法等は決定をいたしておりません。また、後期高齢者診療報酬につきましては、国において、具体的な診療報酬の検討が進められておるところであります。今後、この後期高齢者医療制度の周知を図るために、広報などに併せまして、この来年の1月には、後期高齢者医療の対象者へ説明書を郵送をいたすことにいたしておりますが、市民へのサービスが後退することのないよう、十分対応をしていきたいとこのように考えておるところであります。  以上で終わります。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) 再質問をいたします。  一般的に、道路改良工事等、用地買収が伴う測量では、専門的知識を有する事案はないのでしょうか。  それと、今、市長答弁の中で、設計業務が伴うから、一般の測量会社(コンサル)を採用していると言われました。これにおいて、専門的知識を必要とするときはどうするのか、お尋ねします。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) 産業建設部長です。専門知識を必要とする事案といたしましては、字図と現況が異なる場合とか、それから既に登記書に提出されている地籍測量図と現地境界が合わない等々の事案が発生することがあります。このような対応につきましては、現在、職員が法務局に出向きまして、処理方法について協議指導を受けながら処理しているところでございます。まあ家屋調査士については、これらの処理方法についての権限が与えられているということは承知いたしております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) はい。分かりました。現在、本市では、国土調査を実施しています。旧宮田地区の調査の完了までは数十年かかると言われています。用地買収に伴う測量は、やはり専門的な知識を有する家屋調査士に委託すべきと私は考えるんですが、現在、直方市では、全てではありませんが、設計に伴う地形測量や縦横断測量は測量会社が行って、計画ができ上がって用地測量になると家屋調査士に委託している事業があります。本市では、このような取り組みは考えていないのでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) ただ今議員が言われましたように、直方市におきましては、路線測量をコンサルに、それから用地測量を調査士にと、分離発注をしていると聞いております。最終的には、法務局に提出する書類が必要なケースについては、直方市も、国土嘱託、それから登記家屋調査士協会に発注していると聞いております。  本市におきましては、先程市長答弁いたしましたように、設計業務を伴うことから、一連の作業の行程等々でコンサルに業務を発注いたしておりますが、用地測量につきましては、当然地権者等々の境界立会が発生いたします。家屋調査士にはその権限が与えられておりますが、どうしても地権者等々の境界立会には、職員が随行することで理解は得るケースがあります。今後分離発注した方がよいと、分離発注した場合の費用面等々を含めまして検討をしていきたいというふうに考えております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) 私が何故このような質問をするのかというのが、やはり用地の測量は専門的な知識を要するもの、それは単に面積を求積するだけならば測量士で結構なんですが、やはり用地を買収したりする場合は、今部長がおっしゃられましたように、今職員が立会しているわけですよね、立ち会っているわけですから、やっぱり専門家である家屋調査士がこの分野に入るべきではないかなというふうに私は思っているんです。  それで、家屋調査士の所管は法務省であって、測量は国交省というふうになっています。これを実施することによって、現在進めている国調なんかが、市内の地域に及んだときにスムーズにいくんではないかなというふうに思うわけです。それで、これに引き続き関連してですが、これまでの公職への発注実態はどうなっているんですか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 建設課長。 ◯建設課長(大塚 和幸君) 建設課長です。平成18年度及び平成19年度の現在につきましてご答弁を申し上げます。  平成18年度の用地測量に伴う業務委託は、全体で19件発注をいたしております。その内4件を家屋調査士協会に発注をいたしております。また、本年度におきましては、現在11件の業務委託を発注しておりますが、その内1件を家屋調査士協会へ発注をいたしております。  以上でございます。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) 直鞍での家屋調査士の有資格者は何人ですかね。それと、その内の公職に加盟しているといいますか、会に入っている方、その調査士は何人で、その内市内の調査士は何人属していますか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 建設課長。 ◯建設課長(大塚 和幸君) 建設課長です。現在、確認できます資料を元にご答弁申し上げます。  直鞍地区全体におきましては、家屋調査士の有資格者は、現在18名おられます。その内、公職加入者は14名、それから市内の調査士におきまして5名おられますけど、現在全員の方がこの公職の組合に加入をされております。  以上でございます。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) 公職14名ですかね。 ◯建設課長(大塚 和幸君) 14名です。 ◯議員(18番 和田 善久君) 14名。(「はい」と呼ぶ者あり)とすると、4名は公職に加入していないということですね。つまり行政の発注に応じて、公共事業での用地測量などは調査士会を通じて、いずれかの家屋調査士が業務を担当すると、今の制度ではそうなっているわけですね。ところが、加入していない調査士は、公共の事業が受けられないということになりますが、これについてどうお考えでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) 産業建設部長です。指名等々に係る質問があった場合については、企画財政課長に事前に答弁お願いしておりますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 企画財政課長。 ◯企画財政課長(山本 和久君) ただ今公職に加入されていない調査士の方々が公共の事業を受けることができない、これについてどう思うかということでございます。土地家屋調査士の方でも市に単独で指名願いを提出されておりますならば、当然発注業務ということは実施可能であるというふうに考えております。本市が公共工事を業務発注、契約の相手方としましては、当然指名願いを提出されてあるというのが第一条件でありますので、個人の立場で指名願いを出されてあれば、当然契約の対象とはなり得るというふうに考えております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) では、家屋調査士が個人で指名願いを出されたことは、本市ではないでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 企画財政課長。 ◯企画財政課長(山本 和久君) 企画財政課長です。調査士の方々、先程人数等ありましたけれども、個人で指名願いを出されてある実績というのは、本市でございますが平成18年度で2名の方が指名願いを提出されております。そして、本年度、平成19年度では1名の方が本市に指名願いを提出されてある状況でございます。  因みに、平成18年度の2名の方というのは、市内が1名で市外が1名、そして平成19年度の1名の方に関しましては、市外の方が1名、本市に指名願いを提出されておる状況でございます。  以上です。
    ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) 個人で指名願いを出されているわけですね。ということは、指名を受ける意思があると思います。その方が調査士会に入っているかどうかは私は分かりませんが、いずれにしても公職調査士会が発足した要因というのは、公共が発注する専門的な知識を有する用地測量業務を一括で受けて、調査士を派遣するためと思います。全員が加入していないという今は報告でありましたので、この資格を有した個人でも指名願いが出ている現状では、公職会と資格を有した個人の家屋調査士で競争入札を行うことによって、経費節減ができるのではないかというふうに思いますが、如何でしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 企画財政課長。 ◯企画財政課長(山本 和久君) 家屋調査士の方々全員が、公職の土地家屋調査士協会に加入せず、本市に指名願いを提出されておるという状況であれば、当然、業務提携にしましては、競争入札というのが前提でございますので、そういうことで本市に指名願いを出されてありまして、有資格者の方々であれば、当然競争入札、一般競争入札の実施が基本になるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) 分かりました。それでは、次の質問に移らさせて頂きます。  福田内閣と自公与党が、国民の怒りに恐れて保険料の徴収の一部凍結を言い出しました。新聞記事にも大々的に載ったわけでありますが、しかし、凍結となる対象者は、健保に加入している扶養家族だけであります。この1,300万人と言われる後期高齢者の大半を占めるであろう約1,000万人の国保加入者が、来年4月から保険料を徴収されるわけでありますが、本市においての対象者の人数を教えて下さい。この質問は、市民課長の方が詳しいので、課長の方でお願いします。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 市民生活課長。 ◯市民生活課長(灘波 千明君) 市民生活課長です。後期高齢者医療の対象者は、現在の老人医療受給者となります。11月末現在で老人医療対象者は4,633人となりますが、この内国保組合を含めまして3,774人が4月から保険料を徴収されることとなります。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) 何故健保に加入している扶養家族だけが凍結と、3年間ですね。これは、政府のからくりなんでしょうかね。それは答弁いいです。  で、保険料の減免の決定は広域連合が行いますが、この減免の相談等々は、この市町村が担当し窓口になるわけですが、老人保健法では、75歳以上の方は資格証明書の発行は禁じています。この制度ではどうなるのでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 市民生活課長。 ◯市民生活課長(灘波 千明君) 市民生活課長です。高齢者の医療の確保に関する法律に、滞納発生から1年を経過した被保険者に対して、災害等の特別の事情があると認められる場合を除き、被保険者証の返還を求め、資格証明書を交付する旨、規定されています。  この制度の目的につきましては、被保険者との接触の機会を確保し、納付相談等の推進を図るものでありますので、本市におきましては、資格証明書の交付に際しましては、納付相談の結果等を踏まえ、個々の事例に応じてその必要性を判断する予定としております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) 要するに、特別な事情というのが、国保法を準用するというか、そういうことですね。はい。  年金額が、年18万以上、月にすると1万5,000円以上の方々は、特別徴収、つまり年金から強制的に天引をされるわけでありますが、県広域連合では、保険料が決まりました。月額にして6,978円ですね。国保税と比較をして、後期高齢者医療の保険料は、一定収入を境に増額、または減額になると聞きました。その一定の収入額の分起点は幾らなのでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 市民生活課長。 ◯市民生活課長(灘波 千明君) 市民生活課長です。単身の場合ですが、年収180万以上の人の場合は、国民健康保険税と比較いたしまして、後期高齢者医療の保険料の方がお安くなるようになっております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) 今の課長の答弁では、収入が多いほど保険料が安くなるということも、個別ではありますけど、そうなるということですね。わかりました。  それで、10月17日に、九州市長会において決議をされました国に対する要望書、この中に、2割軽減の制度については、7と5の制度と同じように、職権で実施ができるよう市長会では要望を出しておりますが、この制度の改善を求めていますよね。その法改正がなったと聞きました。それが何時から実施なのでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 市民生活課長。 ◯市民生活課長(灘波 千明君) 市民生活課長です。今のご質問につきましては、国民健康保険税の方のことなんですが、この制度につきましては、当該年度における所得について改善が見られる場合は、2割軽減を行わないこととされているため、従来より、申請によって所得の状況等を把握することとしていたものですが、被保険者の所得を公簿等において確認できる場合は、保険者の判断により賦課の時点から2割軽減を行って差しつかえないということということで改正が行われる予定となっております。今後、宮若市国民健康保険税条例につきましても改正が必要となりますが、平成20年度から2割軽減の申請が廃止され、職権により国民健康保険税の方の2割軽減を行うこととなります。  なお、後期医療制度の方では、もう所得額に応じて2割・5割・7割減額を行うこととなっております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) 市長にお伺いします。  県の広域連合では、はりやきゅうの助成については、20年度からの実施では困難であるという結論を出しています。この制度の元々の目的は、医療費の抑制だと思います。であるならば、今宮若市が実施をしている助成、この継続は宮若市としてどう考えておられるのか、市長答弁お願いします。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 市長◯市長(有吉 哲信君) 来年の4月から後期高齢者医療制度が発足をいたしまして、これ今まで国民健康保険事業でサービスをいたしておりましたはり・きゅうの助成制度、これを私共国民健康保険事業の中で行っておりました。後期高齢者広域連合が発足をするに当たりまして、その実施している市町村後期高齢者医療保険制度の中でもこのはり・きゅうの助成制度を取り入れて頂きたい。こういうご要望をしたわけでございますけれども、このやっている所とやっていない所とばらつきがございまして、結果といたしまして、この後期高齢者医療制度の中にはり・きゅうの事業は行わないということになったわけでございます。それで、行わないようになって、私共は、例えば国民健康保険の被保険者である74歳まで、今まではり・きゅうのこのサービスが受けられておったのが、75歳になった途端に、そのサービスの提供を受けられないとそういう状況になるわけでございます。  とは申しましても、今までやってなかった、例えばこの被用者保険の加入者の方々にもやるとすれば、全てやらなければいけないということになります。相当な費用負担も見込まれますので、今現在、このいろんな団体のご要望がありますので、このサービスは継続してやっていきたいと、そういう方向で今検討をいたしているところであります。  以上です。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) 今の市長の温かい答弁を有難うございました。是非続けて頂きというふうに思っています。  それで、今議会に上程をされました市長報告書の中で、周知徹底を図りたいと、この制度のですね、いう報告がありました。私は、各自治会に下ろして、やっぱりこの制度の仕組みを知らせるべきではないかなというふうに思うんですが、私の聞くところでは、もう既に自治会から──老人会かな、要望があって説明をしてほしいというのを聞きました。私はやっぱりこの制度の複雑さ、それからこれは家族も含めて関わりがあるわけですから、自治会にですね、老人会じゃなくて、やっぱり自治会に下ろしてこの制度の仕組みを私は伝えるべきではないかなというふうに思いますが、その点はどうでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 市民生活課長。 ◯市民生活課長(灘波 千明君) 市民生活課長です。11月中旬ぐらいに、自治会長あてに説明会開催の希望申し込みの配布を行っております。ただ、自治会長さんの方からのお話なんですが、個別に通知を出されるんなら、自治会でしなくても十分周知ができるなということで開催を見合わせられているところもあるようですが、説明会につきましては、申し込みがあれば、対応していきたいと思っております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) お願いしておきます。いよいよこの制度が、私はこれは悪法と思っていますが、来年4月から始まります。組織体制をどう扱うのかということをちょっとお聞きしたいんですが。もう直方市では1人増員、それから田川市は平成19年、今年ですね、今年の4月に新たなその係を新設しているんですね。それから行橋市でも国保係を1名増員して、老健の方の嘱託員を1名増員というふうになっていますが、本市においては、その体制づくりといいますか、どういうふうに進んでいるのか、お聞きしたい。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 総務企画部長◯総務企画部長(大塚 省一君) 組織体制については、議員ご指摘のとおり、来年4月から発足すると、大きな改革であるわけでございます。この後期高齢者医療制度につきまして、本市、自治体である部分については、資格の管理、保険料の賦課、徴収等の業務があるわけでございまして、増員体制というのは当然求められてくるわけです。  今日、市民生活課で対応をいたしておるわけでございますが、この市民生活課を含めまして、税務関係等々効率的な組織、支障のないように組織体制を早急に内部で検討していきたいと思っております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 18番、和田議員◯議員(18番 和田 善久君) この制度について私も勉強をいたしました。勉強すればするほど恐ろしい内容だということが解ってきました。それで、この制度では、診療報酬別立てになっております。  参議院の厚労委員会の中の審議過程において附帯決議がなされました。その特別委員会が平成19年9月に開催され提出された資料を読みますと、4本立てになっていまして、1つ目が外来、2つ目が入院、3つ目が在宅、そして4つ目が終末期、等の医療について、診療報酬上の評価のあり方について検討すべきという内容が書かれています。つまり、包括性、定額性を狙っているわけであります。それによって、診療の回数や薬が制限され、それと診療科の掛け持ちが難しくなると。それから手術や入院の掛け持ちも難しくなると。終末期の患者は病院を出て下さいというような中身でありました。  以上のようなことが懸念されますので、日本共産党は、中止撤回を求めることを申し添えて、私の質問を終わります。 ◯議長遠藤 嘉昭君) これにて和田議員質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長遠藤 嘉昭君) ここで10分間休憩します。                  午前10時55分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前11時05分再開 ◯議長遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、野田議員質問を一括してお受けします。6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君)〔登壇〕 6番、野田です。最後になりましたけど、もう少しお付き合いを下さい。  通告制に従い、私は今回2点に亘り質問事項を通告しております。  まず1点目が、旧JR駅舎跡地について、2点目は、宮若市に裏金やプール金はあるのかという通告をしております。質問要旨に従い、答弁をよろしくお願いします。 ◯議長遠藤 嘉昭君) ただ今質問に対し、執行より順次答弁を求めます。市長◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 野田議員から2点に亘りまして、ご質問を受けております。  まず第1点目の駅舎跡地の取得内容、及びこの跡地計画についてというご質問でございますが、この駅舎、この構内跡地の取得につきましては、旧JR宮田線の廃止に伴いまして、九州旅客鉄道株式会社と旧宮田町において、代替道路に活用する用地は、平成6年12月6日、面積5,107.79平方メートルの無償譲渡契約を締結をいたしております。また、この既存の市道との取付道及び緑地等に活用する用地は、同月22日、面積8,753.26平方メートルを7,894万820円で取得をいたしているところであります。  跡地計画につきましては、今後、広域産業循環道路勝野・長井鶴線計画との整合性を含めまして、地元関係者及び関係機関と十分協議をしながら、緑地や駐車場等を含む跡地整備計画を立案して参りたいとこのように考えておるところであります。  2点目でございます。宮若市に裏金やプール金等はあるかというご質問でございますが、裏金やプール金等につきましては、年次的なこの調査は実施いたしておりませんが、無いと確信をいたしているところであります。予算執行や会計処理につきましては、当然この適正な処理を行うべきでありまして、今後とも予算執行を始め、会計処理につきましては、適正に処理をするよう徹底して参りたいとこのように考えておるところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) 6番、野田です。再質問をさせて頂きます。  まず、駅舎の跡地について、管理はどちらがされておるんでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) 産業建設部長です。建設課で管理をいたしております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) 広大な土地だと思いますけど、安全性でどういうふうな管理をされておるか。また草刈りをどのくらいされておるか。行って見られたらわかると思うんですけど、今、大変危ない事件等、色々あると思うんですよ。そこは市内より近い所にあって、何か事件の発生があるとかそういうことになったら困るから、安全性の問題と草刈りを年何回──草刈りの年合計が幾ら費用がかかっておるのか、教えて下さい。大体でいいですよ。それは後でもいいですよ、それは。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 建設課長。 ◯建設課長(大塚 和幸君) 建設課長です。維持管理の草刈りにつきましては、大体年1回実施をいたしております。  それと、今、費用面につきまして問われましたけど、ちょっと資料がありませんので、後日返事をさせて頂きたいと思います。  以上でございます。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) 6番、野田です。では、先程市長答弁の中に循環道路の問題がありましたけど、質問事項に無いけど、この循環道路の問題を質問してもよろしいですか。質問要旨が無いけどいいかなと思いまして。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 申し訳ありません。通告に無い質問事項外は許可できません。議事進行に協力願います。6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) 6番、野田です。じゃあその駅舎と循環道路の部分についてお尋ねします。  駅舎の所に通る循環道路が、橋なのか、盛り土なのか、ちょっと教えて下さい。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) その前に、宮田線の経緯等々について若干触れさせて頂きたいと思います。  議員ご承知だと思いますけど、宮田線につきましては、平成元年の12月に廃止をされております。この廃止に伴いまして、宮田線特定地域特定地方交通線対策協議会におきまして、その用途が協議されて、既存の路線の跡地につきましては代替道路と。駅構内につきましては、広範囲な土地でございましたので、代替道路と関連道路、取付道路ですね、これと公共施設ということで整備することと相なっております。  この内、宮田線跡地の構内の跡地の関連道路と公共施設につきましては、宮田線の廃止に伴いまして交付されました宮田線特定地方交通線転換交付金を原資といたしまして、平成6年に取得しております。先程市長答弁で申し上げましたように、広域産業循環道路につきましては平成8年に計画されて、当然その当時計画しました計画と内容が違ったものですから、当然、今後の計画、広域産業循環の計画に併せて当然道路等を計画せざるを得ないということで、現在まで広域の完成といいますか、を待っておるという状況でございますので、維持管理につきましては、先程建設課長が申し上げましたように、少ない予算の中でといいますか、できるだけ住民の方に迷惑をかけないような形で今後も維持管理をしていきたいというふうに考えております。  それと、先程言われました広域の道路の計画が、盛り土か橋梁道路といいますか、そういうふうな形でされるのかということでございますが、高さ的には2メートル程度しか現状の高さがありません。それで、当然下を潜るということは不可能でございますので、盛り土ということになると思います。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) 6番、野田です。そうなりますと、場所的に言うとB&Gの下と思いますけど、その土地が二分することになるんでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) 産業建設部長です。先程お答えしましたように、当然盛り土という形になりますので、構内の土地については二分されることになりますが、当初計画いたしました跡地の計画につきましても、当然盛り土という計画をしておりましたので、二分するということになりますが、高さ的には2メートルということでございますので、当然入口等々を考えれば十分活用は、不自由をすることはないだろうというふうに考えております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) 分かりました。じゃあ長井鶴線の計画の整合性と言われましたけど、どういうふうな整合性を計画されておりますでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) 産業建設部長です。当然、勝野・長井鶴線、今計画を持っておるのでございますが、それと併せて、勝野・長井鶴線につきましても、都市計画道路の決定を受けておりますし、その他の何といいますか、商工会議所の前の道、これは県道でございますが、県道の宮田停車場線、それから広域消防のあります前、議員の自宅の前ですけど、これは宮田停車場・本城線という全て都市計画道路として決定を受けております。これらにつきまして、旧宮田町時代、平成17年の10月に、都市計画道路の見直しという形で、それら道路の見直しをやっておりますし、それらの道路につきましては、当然広域産業循環道路の計画とそれらの計画を合わせた形で整理をしていきたいという形で区域決定を受けております。  また、周辺の道路との取付道路につきましては、当然都市計画決定を受けておりますので、現在、煩雑にあります交差点等々については、2つの交差点で整理することといたしております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) 6番、野田です。その駅舎の跡地にその道路が完成するのは、大体何年ぐらいでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) 産業建設部長です。昨日の松井議員質問にもご答弁をいたしましたように、福岡県といたしましては、供用開始をできる所からしたいということでございますので、平成21年までに、先程言いました福岡・直方線から所田周辺まで、それから小竹から菅牟田の交差点までを21年ということの計画で今事業を進めておりますので、それ以降の計画となるということしか、現在のところお答えできません。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 6番、野田議員
    ◯議員(6番 野田 好記君) 関連で循環道路を聞こうと思ったけど、できませんので、そこだけ聞こうと思っておりましたけど、じゃあ市長さんの答弁の中で、地元関係者は何処を指しておるんでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) 産業建設部長です。跡地の計画につきまして、代替道路につきましては、本白、今完成しているところでございます。それらにつきましても、沿線住民等と十分協議した中で計画を進めて参りました。今後の跡地につきましても、当然沿線住民の方ということになろうかと思いますので、そういう方々と跡地についてのご理解を求めていきたいというふうに考えております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) 沿線住民といわれますと、桐野方面の町内会と認識してよろしいですね。はい。  じゃあ旧駅舎の周りには、100メートル以内に3か所か4か所のTの字があって、大変今危ないと思うんですよ。第一保育所から来た方で一旦停止になっておりまして、県警の方が大変頑張って市民の皆さんを沢山、あれも税金を払っておられると思うんですよ。それで、ここ大変危ないなと思いまして、上のすぐ先から降りて来る分には、旧駅舎内に歩道がありますよね、通学道といいますかね。それで、ここがどうしても危ないから、信号をお願いしてますができないんですよ。これの整備はどんなふうになるんでしょうか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) 先程もご答弁申し上げましたように、都市計画道路として区域を決定した道路がございます。県道を含めた路線ですね。それらについて、今区域決定をいたしております計画につきましては、2つの交差点で整理をすることにいたしておりますので、現在のところ、煩雑な交差点ということになっておりますが、将来的にはそういう形で整理を行いたいというふうに考えております。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) じゃあ2か所ということで、それは後でまた聞きますけど。  市の有効活用、遊休地は、これは平成6年に取得されて、8年から計画されて、それで先程部長さんが答えられましたように、21年以降何時になるかわからないということで、旧宮田には県道バイパス線がありますよね、あれは30年経ってやっと開通すると。じゃあここは、あと何十年ぐらいかかるでしょうか、ちょっと聞かなければいけないような問題になりまして、それもまた30年ぐらいかかるんでしょうか。橋を幾つも架けてきて盛り土にすると。ここを先にしてもらえれば別ですよ。この区間だけ。また30年もかかるんじゃ何してたとかというふうにならんのでしょうかね。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(福原 秀一君) 産業建設部長です。この勝野・長井鶴線につきましては、市道でございますが、県の代行事業ということで県の方にお願いをいたしております。本市におきましては、数々の県道の整備を県でお願いしておりますが、この事業につきましても県の単独事業で行っております。できるだけ早く完成するように、当然、今現在造成中の磯光工業団地、それから小竹町の工業団地、それをトヨタと接続する意味合いも含めまして、この計画をしたものですから、できるだけ早くというのは、我々事業をする者が県にお願いいたしておるところでございますが、何せ予算的な配分もありますし、当然先程言いましたように、福岡県としては、できるだけ事業効果が目に見えてわかる、供用開始を図りたいとうことが最優先で進めておりますので、当然先程も言いましたように、22年度以降ということでご勘弁頂きたいと思います。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) 分かりました。またこれ後日お伺いします。できれば、有効活用をいち早くですよ。今、道路ができる所がもうある程度分かってあると思うんですよ。それから線路に入る方の方をなるだけ駐車場とかいろんな価値を考えられて、先にそこだけでも開発をお願いしましてこの部分は終わります。  続きまして、宮若市に裏金やプール金はあるかということで、今市長さんから答弁を頂きまして、ないということでありまして、じゃあ旧宮田・若宮──宮若市じゃないです。なってからじゃないんですよ。そのときも含めて、裏金、プール金は無かったと考えてよろしいですか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 総務企画次長。 ◯総務企画次長(有吉 武雄君) 総務企画次長です。裏金、プール金、旧宮田町、旧若宮町のときにあったかということでございますが、無いものと判断をいたしております。  以上です。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) 無いものと判断されておるんですね。じゃあいろんな調査をしていないということで、長崎県や佐賀県、また宮崎県、この裏金問題が発覚したのは、皆さんもちゃんと覚えておられると思いまして、宮若市においてもこのような問題が発生することは十分考えられると思うんですよ。それで、未然に防止する手立てというか、チェック機関について、今後どのような考えがありますか。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 総務企画次長。 ◯総務企画次長(有吉 武雄君) 総務企画次長です。昨年に長崎県、それから佐賀県、そして、今年ですか、宮崎県においてもこの裏金問題が発生をいたしております。また、市では西都市、延岡市あたりも発生をいたしておるところでございます。内容的に見ますと、組織ぐるみでこの裏金問題が出てきておるというような状況であると判断しております。  この裏金問題を未然に防止する手立てていいますか、そういう部分でございますが、先に市長が申し上げましたように、予算執行、それから会計処理の適正化というんですか、適正処理の徹底、そういう部分と合わせまして、職員の倫理意識の向上、そして、普段のチェック、監視体制、こういう部分が何にも増して必要というふうに思っております。  そういうことから、今後も綱紀の粛正を図って、そのような事態が発生しないようにしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長遠藤 嘉昭君) 6番、野田議員◯議員(6番 野田 好記君) 6番、野田です。あるかないかもうここで論議しても、平行線だと思いますので、このような問題が一旦発生すれば、行政の信用が本当落ちてしまうと。この1年半乗り出した有吉市政の運営にも大きなマイナスになってくると思います。そのため、行政に大きな障害を来たすことのないようにお願いし、またこのような問題が発生しないように、市長さん始め、部長さん、次長さん、課長さんなど管理監督責任者が適正な処理で、当然今以上に体制を強化して頂いて、また職員さんに注意を促して頂くよう強く要望して、私の質問は終わります。 ◯議長遠藤 嘉昭君) これにて野田議員質問を終了いたします。  これをもって一般質問を終結します。       ────────────・────・──────────── ◯議長遠藤 嘉昭君) 明日13日は本会議を休会とし、14日午前10時から再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。                  午前11時27分散会       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃ 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃   平成19年12月12日                           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                宮若市会議長  遠藤 嘉昭           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                会議録署名議員  藤春 徳繁           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                会議録署名議員  吉野 英史           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Copyright (c) MIYAWAKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....