古賀市議会 2021-03-26
2021-03-26 令和3年第1回定例会(第5日) 本文
2021年03月26日:令和3年第1回定例会(第5日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1 午前9時30分開議
〔出席議員19名〕
◯議長(結城 弘明君) 皆さん、おはようございます。
これより本会議を再開いたします。
────────────・────・────────────
日程第1.諸報告
2 ◯議長(結城 弘明君) 日程第1、諸報告をいたします。
市長から、第48
号議案令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第10号)について及び第49
号議案令和3年度古賀市
一般会計補正予算(第1号)についてが追加提出されております。
次に、本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
以上で、諸報告を終わります。
────────────・────・────────────
日程第2.議員派遣について
3 ◯議長(結城 弘明君) 日程第2、議員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。会議規則第167条第1項の規定により、お手元に配付のとおり議員派遣いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
4 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は、お手元に配付のとおり派遣することに決定いたしました。
これより議案審議に入ります。
────────────・────・────────────
日程第3.第2号議案
古賀市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について
第4号議案 古賀市
固定資産評価審査委員会条例等の一部を改正する条例の制定について
第5号議案 古賀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第6号議案 古賀市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第28号議案 福岡県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び福岡県市町村職
員退職手当組合規約の変更について
5 ◯議長(結城 弘明君) 日程第3、第2
号議案古賀市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について、第4
号議案古賀市
固定資産評価審査委員会条例等の一部を改正する条例の制定についてから第6
号議案古賀市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び第28
号議案福岡県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び福岡県
市町村職員退職手当組合規約の変更についての5議案を一括して議題といたします。
本案は、3月3日の本会議において、審査のため
総務常任委員会に付託いたしておりましたので、審査結果の報告を求めます。
総務常任委員会委員長。
〔清原議員 登壇、村松議員 副委員長席に着席〕
6
◯総務委員長(清原 哲史君) それでは、
総務常任委員会の審査報告をいたします。
本委員会に付託された事件の審査の結果を会議規則第110条の規定により報告いたします。
第2
号議案古賀市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について。
善意でかつ重大な過失がない場合の市長等の損害賠償の責任の一部を免責するもの。
議案の意図、詳細は次のとおり。
1、善意でかつ重大な過失がない場合、市長等が市に対して損害の責任を負う額の総額から
基準給与年額に市長は6、副市長・教育長・
監査委員等は4、
農業委員会・
固定資産評価審査委員会の委員は2、職員は1を乗じて得た額を差し引いた額を免責するものとする。
2、国が定める免責に関する参酌基準及び責任の下限額は、今回の条例案と同様の数字が施行令に示されている。
3、重大な過失と過失の境界線に関しては、
総務大臣通知に「善意でかつ重大な過失がない」とは、市長等が違法な職務行為によって本市に損害を及ぼすことを認識しておらず、かつ、認識しなかったことについて著しい不注意がなかった場合を指すと示されているとのことから、これに当たらない場合は重大な過失となる。
4、計算式の基礎となる基準給与の範囲は、給料のほか、地域手当、
特殊勤務手当、時間
外勤務手当、
宿日直手当、
管理職特別勤務手当、
夜間勤務手当、休日勤務手当、
管理職手当、
期末勤勉手当。
5、善意でかつ重大な過失がないかの判断は、
住民監査請求等で市長等の責任が認定された場合、監査委員の判断を基に一次的には市長が判断するが、その判断に不満がある場合は住民訴訟が提起され、最終的には裁判所が判断することになる。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第4
号議案古賀市
固定資産評価審査委員会条例等の一部を改正する条例の制定について。
押印手続の見直しに伴い、関係条例の一部を改正するもの。
質疑・意見。なし。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第5
号議案古賀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。
職員が不妊治療を受けやすい職場環境を整備するため、
不妊治療休暇を新設等とするもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、
厚生労働省の資料では、実際に不妊検査や治療を受けたことがある夫婦は18.2%と示されており、職員の2割ぐらいの可能性はある。夫婦全体の5.5組に1組ぐらいの割合となる。
2、この条例の主な目的は、職員のワーク・ライフ・バランスの向上の観点から、日数を要するような高度化した治療にも専念できるように休暇制度を設けるもの。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第6
号議案古賀市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について。
会計年度任用職員の給与に関し、勤務1時間当たりの給与額の算出方法及び規則への委任をより明確にするほか、所要の規定の整備を行うもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、
会計年度任用職員と任期の定めのない職員で異なる部分があり、
会計年度任用職員の規則を別途定めたため、その規則への委任等について明記するもの。
審査結果。委員会は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第28
号議案福岡県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び福岡県
市町村職員退職手当組合規約の変更について。
令和3年4月1日から、
田川地区広域環境衛生施設組合が新規設置により福岡県
市町村職員退職手当組合に加入することに伴い、規約を変更するもの。
質疑。なし。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
以上で報告を終わります。
7 ◯議長(結城 弘明君) これより一括して質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
8 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔清原議員・村松議員 自席に着席〕
9 ◯議長(結城 弘明君) これより、討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
第2
号議案古賀市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
10 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第2号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
11 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
12 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第2号議案は原案のとおり可決されました。
第4
号議案古賀市
固定資産評価審査委員会条例等の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
13 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第4号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について、賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
14 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
15 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第4号議案は原案のとおり可決されました。
第5
号議案古賀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
16 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第5号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
17 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
18 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第5号議案は原案のとおり可決されました。
第6
号議案古賀市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はございません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
19 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第6号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
20 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
21 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第6号議案は原案のとおり可決されました。
第28
号議案福岡県
市町村職員退職手当組合を組織する
地方公共団体の数の増加及び福岡県
市町村職員退職手当組合規約の変更についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
22 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第28号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
23 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
24 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第28号議案は原案のとおり可決されました。
────────────・────・────────────
日程第4.第3号議案 古賀市
地域包括支援センターの
包括的支援事業の実施に係る基準等に関する条例の制定
について
第7号議案 議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する条例
の制定について
第8号議案 古賀市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第9号議案 古賀市
予防接種健康被害調査委員会設置条例の一部を改正する条例の制定について
第10号議案 古賀市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
第11号議案
古賀市立テニスコート設置条例の一部を改正する条例の制定について
25 ◯議長(結城 弘明君) 日程第4、第3
号議案古賀市
地域包括支援センターの
包括的支援事業の実施に係る基準等に関する条例の制定について、第7
号議案議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてから第11
号議案古賀市立テニスコート設置条例の一部を改正する条例の制定についてまでの6議案を一括して議題といたします。
本案は、3月3日の本会議において、審査のため
文教厚生常任委員会に付託いたしておりましたので、審査結果の報告を求めます。
文教厚生常任委員会委員長。
〔平木議員 登壇、伊東議員 副委員長席に着席〕
26
◯文教厚生委員長(平木 尚子君) おはようございます。本委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第110条の規定により報告します。
第3
号議案古賀市
地域包括支援センターの
包括的支援事業の実施に係る基準等に関する条例の制定について。
令和3年度から古賀市第8期
介護保険事業計画、第9次
高齢者保健福祉計画に基づいて
日常生活圏域を3圏域に設定し、それぞれの圏域に
地域包括支援センターを設置することに伴い、古賀市
地域包括支援センターの実施に係る基準等を整備するため、条例の全部を改正するもの。
審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。
1、本条例の基本方針に記載された「地域住民」とは市民全般を指している。
2、今後の
地域包括支援センターの体制について、
基幹型地域包括支援センターを
サンコスモ古賀内に設置。役割は3圏域の
地域包括支援センターの後方支援。3圏域の
地域包括支援センターから寄せられる相談や事業状況などを把握し、常に連携を図る。
3、
介護サービスなどの決定は、3圏域の
地域包括支援センター内で
担当ケアマネジャーを中心に行うが、情報は同じ圏域内の社会福祉士、保健師、
主任ケアマネジャーの3職種で共有する。
4、来年度
サンコスモ古賀内に配置予定のコミュニティソーシャルワーカーとも連携し、課題解決に導くこともある。
5、3圏域の
地域包括支援センターにはケアプランを作成する
介護支援専門員も配置される。
6、
サンコスモ古賀の
専門職職員14名は、3圏域の
地域包括支援センターに就労予定。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第7
号議案議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について。
本市の条例中で使用されている「障害」──漢字書きの「障害」──の表記を法令との整合性が損なわれない範囲内において「障がい」──
平仮名書きの「障がい」──に変更し、及びその所要の改正を行うため、関係条例の一部を改正するもの。
審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。
1、
平仮名書きの「障がい」の表記については、平成24年度から可能な限り
平仮名表記とすることにしていたが、令和3年度からは法令との整合性が必要と判断される文書を除き、
平仮名表記をより積極的に推進することとしている。
2、第4期古賀市障がい
者基本計画を策定する時期に合わせ、見直しを行うもの。当事者や
施策推進協議会の
当事者委員からも漢字表記が気になるとの声を頂き、いろいろな意見があるが、嫌だと感じている人がいることから、今回の表記の改正に取り組んだ。
3、規則等についても
平仮名書きの「障がい」を漢字表記としているものを今回の条例の見直しと同じ観点で、令和3年4月1日から
平仮名表記となるよう改正作業を進めているところ。正確な改正数は次回の
文教厚生常任委員会で報告するとのこと。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第8
号議案古賀市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。
予防接種健康被害調査委員会(以下、
調査委員会)の
委員報酬額を見直すため、条例の一部を改正するもの。
審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。
1、
調査委員会の
委員報酬額について、従来はその他の附属機関と同額の2,500円であったが、
調査委員会の委員が主に医師で構成され、調査内容については医学的な見地が必要であり、事前に相当の準備も必要となることから、その報酬額を
介護認定審査会や
障害支援区分認定等審査会における医師の報酬額と同額の1万3,500円に改めるもの。
2、今まで実際に開催された
調査委員会の会議は2回とのこと。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第9
号議案古賀市
予防接種健康被害調査委員会設置条例の一部を改正する条例の制定について。
調査委員会の構成員の変更のほか、所要の改正を行うため、条例の一部を改正するもの。
審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。
1、
調査委員会の委員について、市長、粕屋医師会長、粕屋保健所長、粕屋医師会の推薦する2人の医師の計5人としていたが、調査内容に応じ柔軟に対応するため、市長と固定せず市職員に改めるもの。
2、
調査委員会は、健康被害とワクチン接種との因果関係を調査する。時間経過による副反応や障がい、既往症などを臨床実験で把握された副反応と照らし合わせるが、医療機関での個別接種、市町村で権限を持つ集団接種に従事した医師にも直接話を伺える市で因果関係を判断するものである。
3、予防接種の副反応が疑われる健康被害により医療費等の請求を市に求められた場合、内容について
調査委員会で調査し、国へ進達を行う。
厚生労働省は疾病・障害認定審査会で調査の上、因果関係を判断し、その結果を市に通知する。
4、第4条から第7条までを削除することで、委員会の議事は議事録として記録しておかなければならないという部分が削除されるが、他の条例と合わせ、その旨は別途規則で定める。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第10
号議案古賀市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について。
介護保険法第129条の規定に基づく保険料、昨今災害が増加していることも勘案した減免基準等の改定のため、条例の一部を改正するもの。
審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。
1、保険料の基準月額について、第8期
介護保険事業計画では300円増額の5,100円とするが、県内では比較的安いほうに区分される。
2、この3年間は本市の介護保険特別会計が黒字となり、介護給付費基準基金(以下、基金)の残高も5億円前後になる見込みであるが、新型コロナウイルス感染症の影響で来年度以降、介護を必要とする高齢者が急増する可能性がある。
介護サービスを必要とする高齢者に必要な
介護サービスを提供できるよう、基金は介護給付費の財源とする。
3、国の報酬改定により自立支援や重症化予防、みとり対応強化など利用者や高齢者にもよい面があるが、非課税の人の減額制度の要件が変更になるため、サービスの幅が狭くなるところもある。
4、300円の値上げの理由は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、高齢者がフレイル状態になっても最期まで安心して古賀市で暮らせるまちづくりのために基金を残し、必要な方に
介護サービスを受けていただくためである。
意見。高齢化が進む状況と併せ、新型コロナウイルス感染症の影響による高齢者のフレイル状態の拡大、さらに
介護サービス利用の増大に備えるために基金を活用する。今回、保険料を値上げしてもさらに3年後に基金が上積みされる事態になったときには、賛成した立場を厳しく総括する覚悟で賛成。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第11
号議案古賀市立テニスコート設置条例の一部を改正する条例の制定について。
市内テニスコート利用の実態等を鑑み、古賀市立青柳テニスコートを廃止するため、条例の一部を改正するもの。
審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。
1、青柳テニスコートの定期利用団体には、廃止後は筵内にある勤労者テニスコートを利用してもらう予定。なお、勤労者テニスコートは改良を行う。
2、条例改正に至る経過について、市内に4か所あるテニスコートは土日に利用が多く、平日には空きがある。利用頻度を上げることがコートの劣化を防ぐことから、中学校区に1か所程度、市内3か所への集約を考えたことによる。
3、青柳テニスコートの定期利用団体に勤労者テニスコートでの活動を願うため、勤労者テニスコートの整備に時間が必要であり、8月施行となる。青柳テニスコート跡地の活用についてはこれから検討を始める。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
27 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
28 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔平木議員・伊東議員 自席に着席〕
29 ◯議長(結城 弘明君) これより討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
第3
号議案古賀市
地域包括支援センターの
包括的支援事業の実施に係る基準等に関する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
30 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第3号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
31 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
32 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第3号議案は原案のとおり可決されました。
第7
号議案議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
33 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第7号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
35 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第7号議案は原案のとおり可決されました。
第8
号議案古賀市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
36 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第8号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
37 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
38 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第8号議案は原案のとおり可決されました。
第9
号議案古賀市
予防接種健康被害調査委員会設置条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
39 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第9号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
40 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
41 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第9号議案は原案のとおり可決されました。
第10
号議案古賀市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
42 ◯議員(4番 内場 恭子君) 第10
号議案古賀市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。
令和3年度、2021年度から2023年度の第8期の介護保険料の基本月額を現行の4,800円から300円引き上げ、5,100円に引き上げる条例改正です。
この引上げで第1段階から12段階までは保険料は増額となります。第1段階は年額1,080円の増で1万8,360円に、基準の第5段階では年額3,600円の増の6万1,200円に、第12段階では年額7,380円の増で12万5,640円に引き上げられます。
基金も5億円以上の積立てがあります。今回の引上げでは、今後、高齢者が増えるため、その介護費用が大きくなるという予測、さらにコロナ感染症の影響を勘案してというふうな考えを示してあります。しかし、積み立てた基金、これを使えば賄えるのではないでしょうか。
たとえ少額というふうな判断かもしれません。基準月額を300円引き上げるということ、このことについては被保険者全体の負担増になることから、条例改正に反対いたします。
43 ◯議長(結城 弘明君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
44 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第10号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
45 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
46 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第10号議案は原案のとおり可決されました。
第11
号議案古賀市立テニスコート設置条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
47 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第11号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
48 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
49 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第11号議案は原案のとおり可決されました。
────────────・────・────────────
日程第5.第12号議案 古賀市国民健康保険条例及び古賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定に
ついて
第13号議案 古賀市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制
定について
50 ◯議長(結城 弘明君) 日程第5、第12
号議案古賀市国民健康保険条例及び古賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について及び第13
号議案古賀市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についての2議案を一括して議題といたします。
本案は、3月3日の本会議において審査のため、市民建産常任委員会に付託をいたしておりましたので、審査結果の報告を求めます。
市民建産常任委員会委員長。
〔古賀議員 登壇、内場議員 副委員長席に着席〕
51 ◯市民建産委員長(古賀 誠視君) 本委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第110条の規定により報告いたします。
第12
号議案古賀市国民健康保険条例及び古賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について。
本案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症の定義を見直すため、関係条例の一部を改正するもの。
審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。
1、本案は、古賀市国民健康保険条例と古賀市国民健康保険税条例の2つの条例における新型コロナウイルス感染症の定義を改正するものである。改正前は新型インフルエンザ等対策特別措置法に規定される定義を参照元としていたが、同法の改正に伴い、その定義が削除されたことから参照元がなくなった。これにより、同法附則に規定されていた「病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機構に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症」を新たな定義として両条例に定めるものである。
2、今回、新たに「ベータコロナウイルス属のコロナウイルス」として定義されることとなったが、市民に対してはこれまでと同様に「新型コロナウイルス」という言葉を用いて周知を図る。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第13
号議案古賀市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について。
本案は、建築基準法第68条の2第1項の規定に基づき、今在家地区地区整備計画区域内において建築物の敷地、構造、建築設備または用途に関する事項で当該地区計画の内容として定めたものを建築基準法の制限として定めるほか、所要の措置を講じるため、条例の一部を改正するもの。
審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。
1、改正対象条例の本体である古賀市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の趣旨は、地区計画において建ててよい建物と建ててはならない建築物といった建築制限を定めており、その制限を遵守していただくべく、開発事業者とあらかじめ様々な協議を重ねるとともに、建築基準法に基づいた協議や指導、勧告などの手続において地区計画の制限を踏まえたものにしておく必要があることから、地区計画の区域と制限の内容を条例に定めたものである。
2、今回の条例の一部改正の大きな目的は、本年4月中に予定をしている今在家地区地区計画の決定告示に向けて、地区計画の区域と制限内容を本条例に規定することである。
3、今在家地区地区計画の決定告示における建築物等に関する事項の内容が本条例の改正別表の中に規定されている。
4、今回の条例の一部改正は、本地区計画の内容を担保するための改正である。本地区については、今後、組合施行による土地区画整理事業を予定しており、本地区に係る土地利用や建築規制の中で造成方法や企業誘致に関することなど様々な事項が決定される。
審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
以上、報告を終わります。
52 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
53 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔古賀議員・内場議員 自席に着席〕
54 ◯議長(結城 弘明君) これより討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
第12
号議案古賀市国民健康保険条例及び古賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
55 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第12号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
56 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
57 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第12号議案は原案のとおり可決されました。
第13
号議案古賀市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
58 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第13号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
59 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
60 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第13号議案は原案のとおり可決されました。
────────────・────・────────────
日程第6.第14号議案 令和3年度古賀市一般会計予算について
第15号議案 令和3年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について
第16号議案 令和3年度古賀市国民健康保険特別会計予算について
第17号議案 令和3年度古賀市後期高齢者医療特別会計予算について
第18号議案 令和3年度古賀市介護保険特別会計予算について
第19号議案 令和3年度古賀市水道事業会計予算について
第20号議案 令和3年度古賀市下水道事業会計予算について
61 ◯議長(結城 弘明君) 日程第6、第14
号議案令和3年度古賀市一般会計予算についてから第20
号議案令和3年度古賀市下水道事業会計予算についてまでの7議案を一括して議題といたします。
本案は、3月3日の本会議において審査のため予算審査特別委員会に付託いたしておりましたので、審査結果の報告を求めます。
予算審査特別委員会委員長。
〔森本議員 登壇、内場議員 副委員長席に着席〕
62 ◯予算審査特別委員長(森本 義征君) 予算審査特別委員会に付託されました事件の審査結果を会議規則第110条の規定により、報告いたします。
予算審査特別委員会に議会会期中の審査として付託を受けておりました第14
号議案令和3年度古賀市一般会計予算についてから第20
号議案令和3年度古賀市下水道事業会計予算についてまでの7議案について、審査の経過と結果の報告をいたします。
審査に際しましては、市長、副市長、教育長、各関係部課長の出席を求め、各予算案の概要説明を受けるとともに、各委員による資料要求に基づく資料等を参考に、去る3月11日から18日まで計4日間審査を行い、3月23日に自由討議、討論、採決を行いました。
第14
号議案令和3年度古賀市一般会計予算の審査概要では、歳出における特徴的な事業として、総務費関係で、1、総合計画策定委託1,483万9,000円。2、路線バス運行補助金5,010万2,000円。3、交通ネットワーク再構築委託715万円など。ほかに4、地方創生推進事業費9,354万5,000円では、インキュベーション関連委託料などの委託料試算の見込み、業者選定の問題点及び内容について。
民生費関係では、避難行動要支援者対策事業費197万6,000円の個別計画策定事業の進捗状況及び管理システムなど。2、地域福祉振興事業費のコミュニティソーシャルワーカー委託707万4,000円の事業の継続性などについて。
衛生費関係では、感染症対策事業費5億4,716万3,000円のワクチン接種に係る接種開始のスケジュール、対象者見込み数、接種会場、予約方法、接種後の副反応対応と責任体制など。おたふくかぜ任意予防接種費用助成金の自己負担などについて。
商工費関係では、商工費活性化事業費1,015万9,000円及び観光振興事業費810万3,000円の地域おこし協力隊などについて。
農林水産業費関係では、女性農業者支援事業費39万2,000円及び農業者育成事業費1,201万5,000円のクラウドファンディングなどについて。
土木費関係では、古賀駅周辺整備事業費の古賀駅東口周辺地区空間整備ガイドライン検討委託3,313万2,000円など。2、道路改良事業費の後牟田大池線道路改良工事1億1,324万3,000円について。
消防費関係では、災害対策事業費の総合防災マップ配布委託94万4,000円。避難所用パーテーション473万円などについて。
教育費関係では、小中学校関連で、1、ICT化推進事業費の通信環境の問題など。2、就学援助事業費の増額等について。ほかに、3、児童生徒生活環境改善事業費のスクールソーシャルワーカー謝礼340万2,000円。4、中学校大規模改造事業費4億3,520万円の古賀北中学校教室棟大規模改造工事など。5、図書館運営事業費の電子図書購入費200万3,000円の利用者の現況。6、青少年育成費の少年の船活動事業補助金130万円の事業の効果、成果と課題、事業報告書の未確認、スタッフ20名の根拠、スタッフ及び児童の自己負担金の是非、事業の意義、補助金審査委員会での廃止判断の指摘など。7、生涯学習センター管理費5,578万2,000円の維持管理及び使用料負担などについて。
予備費関係では、その他特別職の職員数及び報酬減について。
歳入の質疑では、地方特例交付金の新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金2億9,200万円の中小企業等に対する固定資産税の軽減措置について。2、総務管理費国庫補助金の地方創生テレワーク交付金4,425万円の活用決定及び対象施設などについて。
歳出全般については、1、新規事業の一覧とそれぞれの予算規模(財源内訳)及びSDGsの目標との関連付けについて。2、中長期財政計画と関連する事業別財政見通しの政策過程のものなどについて。
以上についての質疑を行いました。
また、今回の質疑の中では市長質疑が1件行われました。
その内容は、地方創生推進事業費9,354万5,000円。温泉施設、インキュベーション促進事業等の内容についてであり、1、収支見通しを市民、議会に提示することについての問いに、収支見通しは受託業者が提案。2、地方創生テレワーク交付金の活用を判断したことについての問いに、国の第3次補正予算でテレワーク交付金という新たな制度で地方自治体を支援することが決定したことを受けて判断した。3、実施計画策定についての問いに、内閣府に必要な照会を行いながら当初予算案の査定スケジュールに沿って庁内で意思決定を行った。推進体制の見直しについての問いに、経営戦略課への特命は変更しない。
以上、簡単にまとめましたが、市長からは積極的な答弁がありました。
特別会計予算の審査概要としましては、住宅新築資金等貸付事業特別会計予算では、貸付金元利収入の滞納繰越分20万円について。国民健康保険特別会計予算では、特定健康診査等事業費の健診未受診者受診勧奨事業委託485万4,000円のAI活用受診勧奨事業などについて。総務管理費の市町村事務処理標準システム導入委託2,510万2,000円のシステム構築の効果などについて。後期高齢者医療特別会計予算では、後期高齢者医療保険料6億3,856万8,000円の保険料増について。介護保険特別会計予算では、認知症総合支援事業費28万2,000円の事業計画など。介護保険料9億6,454万6,000円の増の理由等について。水道事業会計予算では、総務費の報償費、市民討議会参加者25万円の開催計画と運営方法など。給水収益水道料金10億5,030万5,000円の給水計画の詳細などについて。下水道事業会計予算では、雨水管理総合計画策定委託の目的及び策定スケジュールなど。
以上、全ての質疑の終了後、委員からの提案を受け、一般会計予算の公共交通網整備事業費について自由討議を行いました。
提案者の趣旨説明では、宗像市日の里地区で始まったAIオンデマンドバスの実証実験を参考に、古賀市でも検討することを求めたらどうかというものでした。
自由討議では7名の委員が発言し、活発な議論となりました。
1、AIオンデマンドバスは効率性もよく、市民の利便性が高まることが期待される。県の補助金が令和4年度までとなっていることから、令和3年度中に検討し、令和4年度から実証実験を開始できるよう市に対し要望すべきである。
2、古賀市の特性や古賀駅東口周辺の整備も併せ、将来的な公共交通の在り方を検討すべきである。
3、公共交通は福祉であるという視点を踏まえ、路線バスの維持を望む。
4、来年度行う予定の公共交通ネットワーク再構築の取組を徹底して行うことを求めるべきである。
5、議会の中でAIオンデマンドバスについて調査研究をしたり、議員もバスに乗ることも大事であるなど。
執行部におかれましては、こうした意見を受け止め、来年度の公共交通網整備事業を推進されることを強く望みます。
その後、第14号議案の討論では、特に今回は公共交通問題、防災対策、生活道路の改善について問題が多く、反対。施政方針、質疑、大綱質疑、特別委員会での詳細質疑、市長質疑及び一般会計における市長執行部の答弁を踏まえ、総合的に判断して賛成とのことであり、採決の結果、第14号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第15号議案の討論では、国、県からの住宅新築資金等償還推進助成事業の補助などを活用しての解決や完済を進めるために賛成とのことであり、採決の結果、第15号議案は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第16号議案の討論では、均等割の廃止や保険料引下げの市民の要望に応えていない状況などで反対とのことであり、採決の結果、第16号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第17号議案の討論では、高齢者の皆さんは負担が増えるということで非常に心配をしている。安心の医療体制になっていないという点で反対とのことであり、採決の結果、第17号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第18号議案の討論では、2021年度から2023年度の介護保険料が基本月額4,800円から5,100円に引き上げられる。300円の値上げとはいえ、これは負担増になることから反対とのことであり、採決の結果、第18号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第19号議案の討論では、なるべく安価に供給できる北九州市水道用水供給事業の水などを利用して値上げを抑えるように要求しているが、実現できていないために反対とのことであり、採決の結果、第19号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第20号議案の討論では、下水道設備が埋設されたところでも未接続の件数も多く、下水道使用料金の引下げを求めている市民の要望に応えられていないという点から反対とのことであり、採決の結果、第20号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
審査では、政策運営に対して大変厳しい意見が多数上がっております。提案された予算案は全て可決すべきものと決定しましたが、予算の執行に当たり、市長におかれましては各委員からの要望等を真摯に受け止めていただき、市政に反映していただきますよう願います。
最後に、新型コロナウイルス感染症対策等で煩雑の中、当初予算説明資料や施政方針説明資料、各委員からの資料要求に基づく202件の資料が提出されました。予算に関連する資料が事前に提出されたことで審査の充実が図られたことに対し、執行部の御協力に感謝いたします。また、委員の皆様にはスムーズな進行に御協力いただき、感謝いたします。
以上、令和3年度予算審査特別委員会審査の概要報告を終わります。
63 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
64 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔森本議員・内場議員 自席に着席〕
65 ◯議長(結城 弘明君) ここで暫時休憩いたします。
午前10時34分休憩
………………………………………………………………………………
午前10時50分再開
〔出席議員19名〕
66 ◯議長(結城 弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
これより討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
第14
号議案令和3年度古賀市一般会計予算についてに対する討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
67 ◯議員(4番 内場 恭子君) 第14
号議案令和3年度古賀市一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。
今、公共交通がない、不便だと言われる市民の要望に十分に応えることができていない、こういうことからまず反対したいと思います。
令和3年度の公共交通網整備事業費6,475万円、令和の初めから始めている古賀市の地域公共交通網形成計画の具体化をしていくこの令和3年度の予算では、西鉄バスへの赤字補填は5,010万円、大きく膨れ上がっています。また、西鉄バスが運行していない地域、これをカバーするためのコガバス、この運行が本当に期待されていますが、市民の要望に十分に応えているとは言えません。交通ネットワーク再構築委託も715万円のお金がついています。しかし、地域で十分にこの公共交通について議論する機会がなかったものでしょうか。地域公共交通会議の開催など実施するものの、本当に交通機関がない地域、バスがあっても便数が少ない、利用しにくいと言われるところ、バス停が遠いなど、今、必要な方の役には立てないものになっていると考えます。
2つ目は災害対策です。避難所の備品の整備、こういうことについての予算はあるものの、数が少なく、市民から見れば不安です。津波の際の海側からの避難路の整備の遅れもあります。住民から避難路の整備の要望、これが再三あっておりますが、この要望にも応えていません。災害時の避難所となる体育館への冷暖房設備は必須のものと考えますが、この対応もできていません。このように災害に対応する遅れ、本当に心配な点が多く出ています。
3点目には、生活道路の問題です。今、危ない通学路、狭い生活道路、舗装の剥がれているようなところ、凸凹の路肩、高齢者がつまずきやすく、ベビーカーが大変な状況で歩かなければいけない道路や路肩の溝の上のカバーなど、歩道の整備も遅れているというような大きな問題があります。市長は市民の声を聞くと言いながらも、なかなかこの実際の行動が、施策への反映が少ないと考えています。
次に、同和地区の活動補助426万3,000円の補助金の使い方、これも毎年指摘をしておりますが、公金であり、税金であるということから、公平な使い方とは考えていません。
清掃工場への5億円以上の負担金の多さ、市のほうは4Rでごみのリサイクル、またごみの減量を進めるとしていますが、古布、生ごみ、紙おむつ、雑紙などの回収、こういうことの具体的な方策は進んでおらず、プラスチックごみの再生の具体化なども進んでいません。今、地球全体を守るために地球温暖化対策の一つとしての再生エネルギーの利用もなかなか進んでいません。古賀市では以前行われていた太陽光発電の補助、こういうものもなくなっていますし、また、古賀市の水を利用したような小水力発電など再生可能な自然エネルギーの利用促進、これもなかなかできていません。ゼロカーボンをめざす古賀市として、本当に残念な状況だと考えます。
市役所での特設分別収集会場、令和3年度も続ける予定となっていますが、市民がもっと気軽に、いつでもリサイクルなど、ごみの減量などを進められる常設の場所を設ける必要があると考えますが、これも実現できない状況で、市民のごみ減量の努力が報われていません。
今、コロナ禍の中、子育て世帯の負担も重く、女性の生活環境は厳しいものがあります。就労や子育て、子どもの教育を支援する施策がまだまだ不足しています。チルドレン・ファーストを掲げる古賀市ならば子育て支援、子どもの教育にもっと力を入れるべきです。支援や補助を拡大すべきですが、なかなかできていないという点があります。保護者への経済的な支援、また、子どもの通院医療費の補助を入院と同じにし、18歳まで拡大し、自己負担をなくすべきですが、これについてもなかなか実現しません。
コロナ禍の中小業者、商工業者の皆さん、農業生産者の皆さん、医療関係者など、たくさんの業種の皆さんが影響を受けています。国、県の支援があるとはいえ、対応が遅く、十分な給付や貸付けなどの援助も不足していると多くの市民から意見が上がっています。本当に市民に必要な支援が届いていないと考えます。また、市長は市民との意見交換を行いながら行っている、市民の声を聞いて進めるという西鉄宮地岳線跡地の活用についても、道路は要らないという地域住民の声を聞いているとはいえ、なかなかこの地域の皆さんと話をすることが十分にできていないと考えています。市民の要望に応えた予算にはなっていないと考え、この予算に対して反対をいたします。
68 ◯議長(結城 弘明君) 次に、吉住長敏議員。
69 ◯議員(9番 吉住 長敏君) 第14号議案2021年度──令和3年度古賀市一般会計予算について、かねてから願っておりました予算案を分かりやすく、ビジュアルに解説した職員総力を挙げた集大成でもある予算案の概要が田辺市長の下で3年前の12ページで始まり、昨年度──2020年度は71ページ、2021年度80ページと飛躍的に拡充していることに、ねぎらいと感謝をしながら、以下、賛成の立場を鮮明にするものでございます。
まず、私は2021年度の予算案に見る事務事業の性格を総論的に表すならば、1997年──平成9年の市制施行以来の古賀市人口6万人の悲願達成と、次なる目標6万5,000人が決して夢でない地方都市へと声高らかに出発する予算、すなわち達成と新たな出発を内包する予算と位置づけるものでございます。
新型コロナで我慢と疲弊した生活を余儀なくされているこの1年ではありますが、この令和の時代の幕開け早々から目に見えない恐怖、疫病が拡散していく大都市集中の弊害を大きく見直し、空気が新鮮で、かつ仕事もあるし、うまいものもある、魅力的な地方都市への人口移住が始まったという、またとない時代を迎える2021年度であるからでございます。
この好機を捉えた古賀市東京事務所の看板を掲げるべき関連予算もかいま見えます。古賀市は海上、内陸交通、空港にも恵まれているばかりか、天変地異にも見舞われる確率が極めて少ない幸運な土地柄にあります。先代が残してきたJR古賀駅中心とした外からの流入人口を受け入れる基盤が整備されたキャパシティーが用意されていることでございます。福岡都市圏で古賀市、なかんずく古賀駅周辺はラストフロンティアという飛躍都市要件を満たすだけのハード、ソフトの諸条件が具備されていることは2021年度予算上に裏づけされていると思います。
達成と新たな出発は、2021年度第4次古賀市総合振興計画最終年度に当たる年でもあり、かつ第5次総合振興計画を確立する年度からもその旗印を高く掲げて、その実行を早期に確実に成し遂げることにあります。日本一住みたいまちをベースにした産業力、健康、安心、子どもの相乗効果で持続可能な都市をつくる、今年度予算は百も承知でございましょうが、1点だけ留意していただきたい点を申し述べます。
それは古賀市が筑前国であったとき、旧小野村に5、青柳村に6、席内村に4集落、合計15の原形から今日に波及していることであります。旧唐津街道の繁栄を衰退させない、古賀市の一番奥地清瀧を限界集落に追い込まずに移住者がやってくるようにする。薬王寺温泉郷のにぎわいなくして古賀駅周辺の活性化なしといった、小野、青柳と旧古賀が結合して一体化となる能動的なユナイトという利は内にあることを具体策をもって邁進していただきたいと思います。
70 ◯議長(結城 弘明君) 次に、伊東洋子議員。
71 ◯議員(14番 伊東 洋子君) 第14
号議案令和3年度古賀市一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。
令和3年度一般会計予算予算規模は、前年度比4.2%増の過去最大規模となる225億2,340万円となっております。増額の主なものとして、古賀北中学校大規模改造事業など投資的経費や新型コロナウイルスワクチン接種関連経費などの増が挙げられます。
評価できる施策としまして、広報事業費の中の報道情報発信事務についてですが、台風、地震などの緊急時、市民にいかに正確かつ迅速に必要な情報を届けるかは長年の課題です。今回、KBCのデータ放送を使った広報システムを利用できるようにされることで、スマホやパソコンを持たない市民、特に高齢者にとって情報伝達の利便性向上が大いに期待できます。
さらに、防災の取組として災害対策事業費で避難所用パーテーション200セットを配備することで、昨年の台風で多くの市民が避難した際課題となった新型コロナウイルス感染拡大防止とプライバシーの確保の課題が解決されることを期待し、評価いたします。
次に、チルドレン・ファーストを掲げる古賀市の評価できる子ども施策として、古賀北中学校大規模改造事業ではみんなのトイレ、地域開放エリア、交流ロビーなど、子どもにとってさらに学習環境が整うことが期待されます。
次に、子育て・家庭支援事業費の産前・産後ヘルパー委託についてですが、産前産後のお母さんはホルモンのバランスの変化や慢性的な睡眠不足など、心身共に疲弊した状態です。周囲の支援が十分に受けられない子育て家庭にヘルパーを派遣し、家事、育児支援をすることで母親と子どもを守る事業につながることが期待できます。
さて、小中学校1人1台パソコン端末の活用が始まりました。パソコンを使えば分からないことを調べるのも便利ですが、子どもの時期は試行錯誤して答えにたどり着く過程を経験することがとても大切です。学校図書館が学習情報センターとしての機能を十分に果たせるよう、学習を整えていただきたいと思います。
最後に、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種については、国を挙げての一大事業です。古賀市でもワクチン接種の準備が担当課を中心に着々と進められています。一担当係だけでは負担が重過ぎるため、負担の軽減のためにも人員を増やすなど対策を取る必要があります。
コロナ禍で経済にもリーマンショック以来の影響が出ています。非正規の女性や若者の雇用など大打撃を受け、弱い立場のところに大きい影響が出てきています。令和3年度の予算が一人一人の生き方を応援し、市民の暮らしを支えることに活用されることを大いに期待し、賛成討論といたします。
72 ◯議長(結城 弘明君) 次に、奴間健司議員。
73 ◯議員(1番 奴間 健司君) 第14
号議案令和3年度古賀市一般会計予算に対し、賛成の立場で討論いたします。
この予算規模は前年度比4.2%増の約225億2,300万円、過去最大規模となりました。会派の代表による施政方針質疑、大綱質疑、特別委員会での詳細質疑、市長質疑及び一般質問における答弁を踏まえ、総合的に判断いたしました。
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種と古賀北中大規模改修の2件が最大規模となった要因であり、合わせて9億円を超す予算規模となっています。いずれも今日及び将来にわたって必要不可欠な予算と評価いたします。
ほかにも評価できる予算が幾つも計上されております。3中学校区にコミュニティソーシャルワーカーが配置されることになったことは大きな前進と思います。また、おたふくかぜ任意予防接種費用の助成、特定不妊治療の費用助成、幼児教育・保育の無償化対象外の子どもに対する多様な集団活動の支援など、新規事業はいずれも市民の切実な要望に応えるものとして評価いたします。
がん検診の受診率をアップするため、節目となる40歳の集団健診のがん検診、自己負担無料化に一歩踏み出します。これまでターゲットを絞ったがん検診、自己負担ゼロを提言してきた私としては、大いに歓迎したいと思います。来年度40歳の方々には積極的にがん検診を受けていただきたいと思います。
中学3年生に配備していたタブレットは、各小中学校に40台配備し、残りは児童センター等で活用する方針が明らかになりました。GIGAスクール構想に基づくパソコン端末も中学3年生は自宅学習を可能とするソフトを入れることも明らかになりました。無駄な投資になるのではと危惧していましたが、教育委員会が来年度からタブレット、パソコン端末の
活用方針を大きく見直したことは評価できます。
こうした評価できる予算を認めた上で、執行上留意していただきたいことについて述べます。
第5次総合計画策定については、基本構想案の策定は執行部全体でしっかり議論すること。財政フレームやSDGsを盛り込むこと。基本構想審議会でワークショップなどの手法も取り入れ、慎重審議を保証することなどについて市長に求めておきたいと思います。
質疑を通じて、基本構想骨子案が事務局で作成していることが明らかになりました。昨夜、基本構想審議会に基本構想骨子案が提示されたようです。10年後の将来ビジョンを定める重要な基本構想であります。諮問する基本構想案については、職員全体でしっかり議論されることを求めておきたいと思います。
古賀駅東口周辺整備をはじめ、幾つもの開発に着手しようとしています。質疑を通じて総事業費や財源、市の将来負担等の財政見通しは製作過程のものについては公表を控えるとのことでした。市長は古賀市の財政状況について、大きな事業に着手する余力はまだあるという認識を今回も明らかにしています。しかし、将来見通しについてきちんと説明する責務はあると思います。さらに、量的拡大による成長だけではなく、環境負荷の軽減、省エネと創エネによるゼロエネルギービルディングの見通しも積極的に明らかにされることを求めます。
公共交通については、AI型オンデマンドバスの実証実験を2022年度から実施できるよう、2021年度前半までに計画を検討、策定されることを求めます。
薬王寺インキュベーションについては、市が作成した収支見通しが初めて提示されました。3年後には12社が入居し、市の持ち出しはゼロになるという見通しは甘いのではないかなという危惧は拭い切れません。しかし、既に設計、施工に着手し、新たに地方創生テレワーク交付金活用の実施計画が提出されていること等を考慮すると、否定することは現実的ではないと判断しました。しかし、将来に禍根を残さないため、歯止めとして委託契約締結前に収支見通しを議会、市民に提示し、意見を求めること、また、見通しが成り立たない場合の見直し、撤退の基準を定めること、関係者との協議をきちんと行うことを強く求めます。
地球温暖化対策については、ゼロカーボンシティ宣言について、2021年度中に方向性を示すことを質疑を通じて確認することができました。CO2削減、再生可能エネルギーの活用を環境課だけではなく、市を挙げて推進されることを求めます。また、エコふぁみ応援アプリの効果を質疑で確認することができました。多くの市民が利用するよう積極的に働きかけることを求めます。あわせて、利用実態や行動変容を把握できるよう県と協議し、制度改善を図ることを求めておきます。
地域コミュニティ対策は、予算の中でやや弱いのではないかと感じました。地域づくりをぜひ重視してほしいと思います。一つの手段として、全公民館、集会所のWi-Fi環境を整備するなど、オンライン会議の環境整備など対策を追加することを求めます。
保健福祉部の機構改革、経営戦略課の所管をはじめ執行体制にやや不安材料が見られます。市長は所管の業務に支障をもたらすことはないという認識を質疑の中で明らかにしました。しかし、現状はいっぱいいっぱいになっていないでしょうか。バックキャスティングによる政策設計を構築する余裕もないのではないかと危惧します。人事異動の内示や年度末における早期退職の動向などから、気になる課題をかいま見ました。職員の声をしっかり把握し、人材育成、モチベーションアップの対策を求めます。市長にはこの時期、足元をしっかり見ることを求めます。
2020年度予算の討論でも提言しましたが、健康戦略、地域戦略、危機管理、そして市民参画については、引き続き積極的な検討を求めます。とりわけ2030年が分岐点という視点を踏まえ、市民と地球を守る10年となるよう市政運営を求めます。市民参画については、市民アンケート、ワークショップをきちんと位置づけることが求められていると思います。来年度中に具体的手続をルール化されることを求めておきたいと思います。
以上の意見を付して、賛成討論とさせていただきます。
74 ◯議長(結城 弘明君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
75 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第14号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
76 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
77 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第14号議案は原案のとおり可決されました。
第15
号議案令和3年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
78 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第15号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
79 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
80 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第15号議案は原案のとおり可決されました。
次、第16
号議案令和3年度古賀市国民健康保険特別会計予算についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
81 ◯議員(4番 内場 恭子君) 第16
号議案令和3年度古賀市国民健康保険特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。
国民健康保険の加入者は自営業者の方、退職者の方、年金生活者の方が多く、市町村国保の抱える制度には大きな構造上の問題があります。今、コロナ禍の中で大変な状況になっています。特に福岡県単位の国保の広域化で古賀市も非常に厳しい状況にあると考えています。疾病予防や健康づくりへの取組がより一層強化してほしいという状況です。
令和3年度の国民健康保険税は前年度と同額設定で、引き上げられてはおりませんが、国保税負担が大体元から大きく、私は市の一般会計からの繰出しをもっと積極的に行い、財政的な支援を行う必要があると考えています。また、均等割の廃止や保険税額を引き下げてほしいという市民の声にも応えていない状況です。
市民の命と健康を守る保険制度になっていないという点から反対をいたします。
82 ◯議長(結城 弘明君) 次に、奴間健司議員。
83 ◯議員(1番 奴間 健司君) 第16
号議案令和3年度古賀市国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。
令和3年度古賀市国民健康保険特別会計予算は、前年度比0.2%減の60億8,900万円となりました。この予算は被保険者の管理、医療費の支払い、特定健診、特定保健指導など、保健事業を執行する上で必要な予算と評価します。国民皆保険制度を支える上で必要不可欠な予算であり、本議案に賛成いたします。
私は市民の健康状態、医療費の増加傾向の下で医療費の分析に基づく適格な対応策の実施を求めてきました。2019年度の総医療費の内訳では約45%が生活習慣病関連疾患であり、そのうち約40%が高血圧や糖尿病など血管を傷める疾患です。質疑の中で、古賀市は糖尿病の発症及び重症化予防に注力していることを確認することができました。2021年度もこの取組をさらに推進し、市民の健康を守り、併せて医療費の適正化が確実に具体的に進むことを期待します。
私は市民の健康を守る上で小中学生の特定健診、若者健診の導入を繰り返し提言してきました。質疑の中で、30歳から74歳、さらに高齢者の保険事業と介護予防の一体的実施に取り組むこととしており、まずはその年代から注力するとの答弁がありました。他の自治体では子ども健診の必要性を認識し、小学生から中学生に拡大しているところもあります。2021年度には情報の収集等着実に進め、2022年度から子ども特定健診導入に向けて一歩でも前に進むことを強く求めます。市長におかれましては、その検討作業が可能となるような担当者の環境を保障することを強く願います。
AIを活用した特定健診受診率向上をめざす事業は、新規事業であります。膨大なデータの分析、効果的な受診勧奨対策の提案等に期待はいたします。しかし、その効果は保健師の皆さんが保健指導に注力できるような業務の見直しにこそ期待できるものがあると思いますので、その結果を注視しておきたいと思います。今回、ふくおか健康ポイントアプリの活用について質疑しました。市としても全市民に利用を呼びかけ、市の保健事業登録者など検討するとのことであります。体重、血圧、食事、運動を自己管理し、一人一人の健康意識の醸成に役立つアプリだと思います。県と協議の上、利用者数や行動変容の把握ができるよう、制度の改善を図ることを求めます。決算時には実績が報告されることを楽しみにしたいと思います。
2021年度は長年の課題である市民部市民国保課と保健福祉部、──来年度以降健康介護課となるそうですが──健康介護課、福祉課の連携が進むことが期待できます。保健医療2035推進本部が全庁的な体制で運営されることを期待します。
以上、意見を付して討論といたします。
84 ◯議長(結城 弘明君) 以上で通告による討論は終結いたしました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
85 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第16号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
86 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
87 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第16号議案は原案のとおり可決されました。
次、第17
号議案令和3年度古賀市後期高齢者医療特別会計予算についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
88 ◯議員(4番 内場 恭子君) 第17
号議案令和3年度古賀市後期高齢者医療特別会計予算について反対の立場で討論いたします。
福岡県の後期高齢者広域連合の示す保険料は、高齢者にとっては大きな負担となります。年金生活者が多く、被保険者にとっては保険税の負担が大きく、大変心配な状況です。とても安心の後期高齢者の生活、医療を支える制度にはなっていないと考えられます。さらにこれから先、国は収入の多い高齢者に対して医療費の自己負担額1割を2割に引き上げるというような案を検討しているというような情報もあり、その話が聞こえてくると、高齢者の皆さん、大変な不安を感じていらっしゃいます。
このように、今、不安を感じられる皆さんにとって安心の制度になっていないという点、また、保険料を引き下げてほしいと望む高齢者にとっては負担が大きくなるということから、この予算に対して反対をいたします。
89 ◯議長(結城 弘明君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
90 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第17号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
91 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
92 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第17号議案は原案のとおり可決されました。
次、第18
号議案令和3年度古賀市介護保険特別会計予算についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
93 ◯議員(4番 内場 恭子君) 第18
号議案令和3年度古賀市介護保険特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。
令和3年度からの分につきまして、第8期の介護保険料が基本月額4,800円から5,100円に引き上げられるということです。300円の引上げとはいえ、これは大きな負担増になります。また、団塊の世代の高齢化、こういう時代に入ってきております。介護予防の施策を進め、団塊の世代の高齢者に対して健康増進の対策やコミュニティ活動の推進など高齢者の生活の質を高めることが今、求められています。しかし、ヘルス・ステーションの設置もなかなか進まず、介護予防の対策も不足していると考えます。安心して老後が過ごせる状況にはなっていません。コロナ禍の介護従事者の方たちも大きな負担を感じていらっしゃると思います。これも問題だと考えています。介護の本当に必要な高齢者が安心して介護を受けられる制度になるように、保険料の引下げや利用料の減免制度など、この実現、充実を求めていますが、なかなか実現できないことから反対をいたします。
94 ◯議長(結城 弘明君) 次に、奴間健司議員。
95 ◯議員(1番 奴間 健司君) 第18
号議案令和3年度古賀市介護保険特別会計予算について、賛成の立場で討論いたします。
この予算は、前年度とほぼ同額の42億5,500万円となりました。介護保険料が月額基準額4,800円を5,100円に値上げされる内容が含まれております。月額6,000円を超す自治体が8割という情報の中で、比較的低いほうに抑えているとは思います。市の説明では、高齢化の進展とともに、併せてコロナ禍による健康状態の悪化、これは本当に私も感じております。
介護サービスの増加に備える必要があることから、介護給付費準備基金はそのために活用したいとのことでありました。その見通しは理解できるところであり、今回、その見通しを私も支持したいと思います。
一方、介護保険20年の歴史の中で負担は増えたがサービスは制限されるという苦い経験をしてきたことも忘れられません。3年後、結果的に保険料を上げたが黒字が続き、基金は使うどころか増額となってしまったということになれば、今回の私の判断は深刻に見直さなければならなくなる、そのように自覚をしております。この点は忘れないように記録に残しておきたいと思います。
私は健康づくり推進員の増員対策を繰り返し求めてきました。質疑の結果、対策はどうも従来の延長のように感じます。各自治会から2名ずつ選出していただき、市長が委嘱し、市内全域で人材を増強する対策など積極的に検討、導入することを求めます。来年度末の人員の結果報告を楽しみにしたいと思います。
私は、認知症対応を繰り返し求めてきました。質疑を通じて、認知症の人数は今後、急増することが確認できました。そういう見通しであることを確認いたしました。予算では、徘回したときに早期発見できるようGPS機器の貸出しに係る事業費として20万8,000円が新たに計上されたことも確認いたしました。また、3中学校区に新設される
地域包括支援センターや専門医療機関の協力対応なども確認することができました。
しかし、認知症の早期発見の取組については、もっともっと強める必要があると感じます。しょっちゅう探しものをしている、会話が通じない、閉じ籠もりがちになる、簡単な漢字を書けなくなったなど小さな変化を見逃さず、認知症の専門医の診察を受けることを広く市民に呼びかけてほしいと思います。早期発見し、食事や運動、そして服薬によって重症化を防ぎ、回復も可能であるということを広めてほしいと思います。さらに、糖尿病予防によるアルツハイマー認知症の対策、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりには一層力を入れることを求めておきたいと思います。
保健福祉部の機構改革で、認知症対応は福祉課の所管になることが分かりました。介護保険は新たな健康介護課の中にある介護係が所管するとのことです。認知症対応を
地域包括支援センターに丸投げにしないか、保健福祉部内の課を越えた連携が欠かせないが大丈夫か、若干の危惧を感じます。やりながらとしか言いようがないのですが、課題が明らかになったときには必要な見直しを即刻図っていただくよう求めておきたいと思います。
以上の意見を付して、賛成討論といたします。
96 ◯議長(結城 弘明君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
97 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第18号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
98 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
99 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第18号議案は原案のとおり可決されました。
第19
号議案令和3年度古賀市水道事業会計予算についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
内場恭子議員。
100 ◯議員(4番 内場 恭子君) 第19
号議案令和3年度古賀市水道事業会計予算について、反対の立場で討論いたします。
古賀市は福岡水道企業団からの受水を行っております。この受水が約68%、さらに北九州水道用水供給の水が約13%、古賀市の浄水は約19%。これでは福岡水道企業団からの受水と北九州水道企業団の供給の水、これを合わせると古賀市の水の約80%を依存している状態です。安定した安価な安全な水の確保、供給が望まれるというのは当然分かっております。しかし、古賀市の自前の水が約全体の5分の1と少ない状況、さらに、令和3年度には古賀市の地下水用のくみ上げ井戸の廃止なども計画されており、もし災害が発生した場合などには本当に心配な状況です。古賀市に自前の水は要らないというのでしょうか。
安い単価で購入できる北九州水道用水供給水の増水などを求めていますが、福岡水道企業団との契約で見直しができないということです。安心安全の水の確保は本当に重要なものと考えますが、古賀市で福岡水道企業団への契約、この中で負担金出資金は約、令和3年度で3,323万円も予定をしております。水道企業団からの受水について見直しを要求していますが、これもできないということで実現できていません。
ぜひ北九州水道供給用水の水、この安価な水を利用して水道料金を安くしてほしいという皆さんの声、こういう声がありますが、これを実現することもできていないという点から、以上のことから反対いたします。
101 ◯議長(結城 弘明君) 以上で通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
102 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第19号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
103 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
104 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第19号議案は原案のとおり可決されました。
第20
号議案令和3年度古賀市下水道事業会計予算についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
105 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第20号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について、賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
106 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
107 ◯議長(結城 弘明君) 投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第20号議案は原案のとおり可決されました。
────────────・────・────────────
日程第7.第21号議案 令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第9号)について
第22号議案 令和2年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について
第23号議案 令和2年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について
第24号議案 令和2年度古賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について
第25号議案 令和2年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第3号)について
第26号議案 令和2年度古賀市水道事業会計補正予算(第3号)について
第27号議案 令和2年度古賀市下水道事業会計補正予算(第3号)について
108 ◯議長(結城 弘明君) 次、日程第7、第21
号議案令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第9号)についてから第27
号議案令和2年度古賀市下水道事業会計補正予算(第3号)についてまでの7議案を一括して議題といたします。
本案は、3月3日の本会議において、審査のため補正予算審査特別委員会に付託いたしておりましたので、審査結果の報告を求めます。
補正予算審査特別委員会委員長。
〔井之上議員 登壇、紙谷議員 副委員長席に着席〕
109 ◯補正予算審査特別委員長(井之上 豊君) 本委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第110条の規定により報告いたします。
補正予算審査特別委員会に付託を受けておりました第21
号議案令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第9号)についてから第27
号議案令和2年度古賀市下水道事業会計補正予算(第3号)についてまでの7議案について、審査の経過と結果の報告をいたします。
審査に際し、副市長はじめ関係部課長等の出席を求め、各補正予算の概要説明を受けるとともに、各委員からの資料要求に基づく資料を参考に、去る3月9日に審査いたしました。審査の経過につきましては、議長を除く議員全員での特別委員会であり、内容等を含め御承知のとおりでありますことから、詳細は省略し、概要のみの報告とさせていただきます。
第21
号議案令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第9号)についての審査概要としまして、公共交通網整備事業費の路線バス運行補助について、障害者サービス給付事業費の自立支援給付について、感染症対策事業費の抗体検査、成人予防接種委託及び新型コロナウイルスPCR検査センター負担金について、畜産防疫事業費の高病原性鳥インフルエンザ緊急対策事業補助について、有害鳥獣対策事業費の鳥獣被害防止対策事業補助について、耐震改修促進事業費のブロック塀等撤去費補助について、生涯学習センター管理費及びスポーツ施設運営事業費の券売機借上料について、繰越明許費、感染症対策事業費のインキュベーション促進改修工事に係るテレワーク交付金の活用についてなどの質疑を行いました。
討論では、新型コロナウイルス感染症における抗原検査に係る簡易キット購入、PCR検査センター運営に係る負担金、また、浜大塚線整備費増など、いずれも必要不可欠なものと判断し、賛成との討論がありました。
採決の結果、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
第22
号議案令和2年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についての審査概要としまして、質疑、討論はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
第23
号議案令和2年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)についての審査概要としまして、葬祭費事業費の葬祭費についての質疑を行い、討論はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第24
号議案令和2年度古賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についての審査概要としまして、葬祭費についての質疑を行い、討論はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
第25
号議案令和2年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第3号)についての審査概要としまして、質疑、討論はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
第26
号議案令和2年度古賀市水道事業会計補正予算(第3号)についての審査概要としまして、加入金減について工事請負費の給水車車庫設置工事の中止についての質疑を行い、討論はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第27
号議案令和2年度古賀市下水道事業会計補正予算(第3号)についての審査概要としまして、質疑、討論はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、簡単ではございますが、審査の経過と結果の報告を終わります。
110 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
111 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔井之上議員・紙谷議員 自席に着席〕
112 ◯議長(結城 弘明君) これより討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
第21
号議案令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第9号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
113 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第21号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
114 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
115 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第21号議案は原案のとおり可決されました。
第22
号議案令和2年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
116 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第22号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
117 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
118 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第22号議案は原案のとおり可決されました。
次、第23
号議案令和2年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
119 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第23号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
120 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
121 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第23号議案は原案のとおり可決されました。
次、第24
号議案令和2年度古賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
122 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第24号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
123 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
124 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第24号議案は原案のとおり可決されました。
次、第25
号議案令和2年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
125 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第25号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
126 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
127 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第25号議案は原案のとおり可決されました。
第26
号議案令和2年度古賀市水道事業会計補正予算(第3号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
128 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第26号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
129 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
130 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第26号議案は原案のとおり可決されました。
第27
号議案令和2年度古賀市下水道事業会計補正予算(第3号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
131 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第27号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
132 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
133 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第27号議案は原案のとおり可決されました。
────────────・────・────────────
日程第8.第46号議案 古賀市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について
第47号議案 古賀市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
134 ◯議長(結城 弘明君) 日程第8、第46
号議案古賀市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について及び第47
号議案古賀市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についての2議案を一括して議題といたします。
本案は、3月3日の本会議において大綱質疑まで行っておりましたので、これより質疑に入ります。
〔奴間議員・井之上議員 正副委員長席に着席〕
135 ◯議長(結城 弘明君) 質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
136 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔奴間議員・井之上議員 自席に着席〕
137 ◯議長(結城 弘明君) これより討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
第46
号議案古賀市議会基本条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
138 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第46号議案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
139 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
140 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第46号議案は原案のとおり可決されました。
第47
号議案古賀市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
141 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第47号議案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
142 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
143 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第47号議案は原案のとおり可決されました。
────────────・────・────────────
日程第9.第48号議案 令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第10号)について
144 ◯議長(結城 弘明君) 日程第9、第48
号議案令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第10号)についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 田辺一城君登壇〕
145 ◯市長(田辺 一城君) 第48
号議案令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第10号)について、提案理由の説明をいたします。
今回の令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第10号)については、浜大塚線整備事業に係る地方債について、公共事業等債から防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債へ変更するもので、第2表のとおりであります。
これは、第21号議案の令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第9号)の提案後に福岡県を通じて国からの変更指示があったため、最終日の追加提案となったものでございます。
細部につきましては財政課長に説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
146 ◯議長(結城 弘明君) 財政課長。
147 ◯財政課長(柴田 武巳君) それでは、第48号議案の令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第10号)について説明いたします。
まず、補正予算の条文を朗読します。
………………………………………………………………………………
令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第10号)
令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第10号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1
表 歳入歳出予算補正」による。
(地方債の補正)
第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。
令和3年3月26日提出
古賀市長 田辺一城
………………………………………………………………………………
1枚めくっていただきまして、3ページをお願いいたします。
第2表、地方債補正。今回の補正は浜大塚線整備に係る地方債について、公共事業等債から防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債へ変更するもので、起債充当率の違いから限度額が590万円増となり、限度額の合計を13億338万8,000円とするものであります。
これは、今議会初日の2月26日に第21号議案として提案しました令和2年度古賀市
一般会計補正予算(第9号)の中で、浜大塚線整備に係る事業費や地方債の補正などを計上していたわけでございますが、同日の26日、18時52分に公共事業等債から防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債へ起債メニューを変更するよう、福岡県を通じて国からの指示がありました。
以上のことから、この10号補正を追加提案させていただくものでございます。
次に、
一般会計補正予算(第10号)に関する説明書の歳入から説明いたします。
4枚めくっていただきまして、4ページ、5ページをお願いいたします。
2、歳入。20款1項1目財政調整基金繰入金。補正前の額から590万円を減額しております。歳入歳出のバランス調整でありますが、起債の充当率が90%から100%に変わることによるものでございます。
23款1項4目土木債。補正前の額に590万円を追加しております。浜大塚線整備に係る起債の対象となる事業費は5,850万円であります。公共事業等債については90%の充当率でありますので、10万円以下を切捨てで5,260万円となりますが、これを減額しております。防災・減災・国土強靱化緊急対策事業債については100%の充当率でありますので、5,850万円を増額し、その差引きである590万円を計上しております。
以上、歳入合計補正前の額298億6,416万7,000円、補正額ゼロ円で、合計の298億6,416万7,000円となっております。
続きまして、歳出の説明をいたします。
次ページの6ページ、7ページをお願いします。
3、歳出。8款4項4目街路整備費。補正額はゼロ円でございます。歳入に合わせまして財源内訳の変更を行っております。
以上、歳出合計補正前の額298億6,416万7,000円、補正額ゼロ円で、合計の298億6,416万7,000円となっております。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
148 ◯議長(結城 弘明君) ここで暫時休憩いたします。
午後0時00分休憩
………………………………………………………………………………
午後1時30分再開
〔出席議員19名〕
149 ◯議長(結城 弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
150 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
151 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
152 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
153 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
154 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。採決は押しボタンにより行います。第48号議案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
155 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
156 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第48号議案は原案のとおり可決されました。
────────────・────・────────────
日程第10.第49号議案 令和3年度古賀市
一般会計補正予算(第1号)について
157 ◯議長(結城 弘明君) 日程第10、第49
号議案令和3年度古賀市
一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 田辺一城君登壇〕
158 ◯市長(田辺 一城君) 第49
号議案令和3年度古賀市
一般会計補正予算(第1号)について提案理由の説明をいたします。
今回の令和3年度古賀市
一般会計補正予算(第1号)については、歳入歳出それぞれ1,199万6,000円を追加し、補正後の予算を225億3,540万3,000円とするものであります。
これは、小川福岡県知事の辞職に伴い、4月11日に実施されることとなった福岡県知事選挙に対応するため、その選挙に係る経費の補正予算案について、最終日の追加提案となったものでございます。
細部につきましては財政課長に説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
159 ◯議長(結城 弘明君) 詳細説明を、財政課長。
160 ◯財政課長(柴田 武巳君) 第49号議案の令和3年度古賀市
一般会計補正予算(第1号)について説明いたします。
まず、補正予算の条文を朗読します。
………………………………………………………………………………
令和3年度古賀市
一般会計補正予算(第1号)
令和3年度古賀市
一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,199万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞ
れ225億3,540万3,000円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
令和3年3月26日提出
古賀市長 田辺一城
………………………………………………………………………………
次に、
一般会計補正予算(第1号)に関する説明書の、こちらにつきましては歳出から説明いたします。
5枚めくっていただきまして、6ページ、7ページをお願いいたします。
小川福岡県知事が辞職されたことに伴い、4月11日に実施される県知事選挙の経費の計上でございます。
3、歳出。2款4項1目選挙管理委員会費。補正前の額に18万6,000円を追加しております。選挙管理委員会の事務に従事する
会計年度任用職員の人件費を計上しております。
4目県知事選挙費。新たに1,181万円を計上しております。選挙事務に係る職員人件費及び投票管理者、投票立会人などの報酬、投開票機器点検、選挙広報委託などの委託料。
8ページ、9ページの上段をお願いします。
会場借上料などを計上しております。
以上、歳出合計補正前の額225億2,340万7,000円、補正額増額で1,199万6,000円、合計の225億3,540万3,000円となっております。
続きまして、歳入の説明をいたします。
戻っていただき、4ページ、5ページをお願いいたします。
2、歳入。17款3項1目総務費県委託金。補正前の額に1,199万6,000円を追加しております。県知事選挙に係る福岡県からの委託金を計上しております。
以上、歳入合計補正前の額225億2,340万7,000円、補正額増額で1,199万6,000円、合計の225億3,540万3,000円となっております。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
161 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
奴間議員。
162 ◯議員(1番 奴間 健司君) 1点だけお尋ねします。県知事選挙に係る費用ということは理解しているんですが、既にこの補正予算提出前にポスター掲示版の設置、あるいはもう既に各家には投票用紙が到着しています。重要なのかちょっと分かりませんけど、既に執行している予算の金額、またその財源についてどうなるのか、合計して県知事選挙にどれだけの費用がかかるかも併せて確認したいので、お尋ねをいたします。
163 ◯議長(結城 弘明君) 財政課長。
164 ◯財政課長(柴田 武巳君) 令和2年度に使えます選挙の経費につきましては、流用及び予備費の充用で対応しておりまして、令和2年度に係る分の金額が921万円と見込んでおります。令和3年度の補正予算と合わせますと2,120万6,000円となっております。
165 ◯議長(結城 弘明君) いいですか。ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
166 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
167 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
168 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
169 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
170 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。採決は押しボタンにより行います。第49号議案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
171 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
172 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第49号議案は原案のとおり可決されました。
────────────・────・────────────
日程第11.委員会報告について
173 ◯議長(結城 弘明君) 次、日程第11、委員会報告についてを議題といたします。
文教厚生常任委員会より報告をしたい旨の申出があっておりますので、これを受けることにいたします。
文教厚生常任委員会委員長。
〔平木議員 登壇、伊東議員 副委員長席に着席〕
174
◯文教厚生委員長(平木 尚子君) 令和3年3月8日に
文教厚生常任委員会を開催し、執行部から新型コロナウイルス感染症に関する報告を受けましたので、概要を報告いたします。
予防健診課。予防健診課長よりコロナ対応の経過について、福岡県は2月28日に国の緊急事態宣言対象区域から解除されたが、病床使用率がステージ3相当にとどまっていることから、不要不急の外出自粛や飲食店の営業時間短縮の要請を3月21日まで延長。古賀市では、3月7日まで公共施設の利用は午後8時までとする等、緊急事態宣言下での対応を継続。3月5日の新型コロナウイルス対策本部会議において、市民や事業者への感染防止対策の徹底のお願い。公共施設の利用及び市の行事は午後9時までとする等の対応を決定したとの報告。
新型コロナウイルス対策係長より、ワクチン接種の現在の状況について、接種の問合せに対応するため、市のコールセンターを
サンコスモ古賀内に3月10日から設置。専用電話にて相談や接種券配布後からの接種予約受付に対応。接種予約について、接種券到着後、電話またはインターネットで申し込む。その際に接種券に同封された接種場所のリストから希望する接種場所を予約。接種場所は個別医療機関として約20か所、集団接種会場として
サンコスモ古賀、その他として高齢者施設、障がい者施設等があり、施設入所者は嘱託医や協力医と調整の上で施設内でも接種可能。高齢者施設従事者はワクチン供給量次第では同時接種が可能。
ワクチン配分の流れについて、各医療機関のワクチン必要数を市が集約、市が国のワクチン接種円滑化システム「V-SYS」に登録。県から
サンコスモ古賀にワクチンが配分され、ディープフリーザーで保存。その後、市内の個別医療機関等接種場所に市が委託する運送会社によって配送予定。各接種場所で冷蔵保存。接種順位の考え方は、現在接種が進められている医療従事者が優先順位1位、次は高齢者であり、接種開始前に接種券を送付。その次に基礎疾患を有する人、高齢者施設の従事者、ワクチン供給量次第では60歳から64歳の人が優先接種の対象となる。それ以外の人はその後となる。
接種の対象者は16歳以上の者。期間は令和4年2月28日まで。使用するワクチンは現時点でファイザー社のワクチン。集団接種会場は主に
サンコスモ古賀。入口部分で受付、予診票の記入、事前相談を行い、健康状態に相談があれば保健師が対応し、その後予診や接種を行い、状態観察を行いながら2回目の予約受付を行う。今後、集団接種のリハーサルを検討しているとの報告。
委員より接種券配送時期はとの問いに、国のスケジュールが確定していないため未定。予約の際の時間帯指定はあるのかとの問いに、時間帯の区切りに変更が生じる場合もあるので、最初に送付するリストに時間帯を記載するかを検討中。実際の予約時には時間帯を指定してもらうように考えている。中学校体育館での集団接種はとの問いに、
サンコスモ古賀が使用できない場合の使用依頼を学校に行っている。医療機関でのワクチンの保存期間についての問いに、冷蔵保存で5日間、かかりつけの病院への予約についての問いに、市のコールセンターやインターネットで予約、かかりつけ患者のみ接種可能な医療機関には直接連絡をしてもらうよう検討しているとのこと。
以上、
文教厚生常任委員会での新型コロナウイルス感染症に関する報告を終わります。
175 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
176 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔平木議員・伊東議員 自席に着席〕
────────────・────・────────────
日程第12.議会閉会中の継続審査付託
177 ◯議長(結城 弘明君) 日程第12、議会閉会中の継続審査付託を取りまとめて行います。
お手元に配付の議会閉会中の継続審査付託についてのとおり、それぞれの委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
178 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、お手元に配付の議会閉会中の継続審査付託についてのとおり、それぞれの委員会に付託することに決定いたしました。
お諮りします。本会議中、誤読などによる字句、数字等の整理、訂正につきましては、会議規則第43条の規定により、議長に委任していただきたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
179 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、誤読などによる字句、数字等の整理、訂正は議長に委任していただくことに決定いたしました。
────────────・────・────────────
180 ◯議長(結城 弘明君) 以上をもちまして、本会議に付議されました案件の審議を全て終了いたしました。
これにて令和3年古賀市議会第1回定例会を閉会いたします。
午後1時45分閉会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
古賀市議会...