古賀市議会 2020-11-30
2020-11-30 令和2年第4回定例会(第1日) 本文
2020年11月30日:令和2年第4回定例会(第1日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1 午前9時30分開会
〔出席議員19名〕
◯議長(結城 弘明君) 皆さんおはようございます。
ただいまから、令和2年古賀市議会第4回定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
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日程第1.会期の決定
2 ◯議長(結城 弘明君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月16日までの17日間といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
3 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月16日までの17日間と決定いたしました。
なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、御了承を願います。
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日程第2.会議録署名議員の指名
4 ◯議長(結城 弘明君) 次、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、清原哲史議員、内場恭子議員の2名を指名いたします。
ここで市長から議会招集に当たり、挨拶したい旨の申出があっておりますので、これを受けることにいたします。
市長。
〔市長 田辺一城君登壇〕
5 ◯市長(田辺 一城君) おはようございます。本日は、令和2年古賀市議会第4回定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には大変お忙しい中、御参集をいただきまして、誠にありがとうございます。また、今回の招集日は12月1日を予定しておりましたが、今回提案させていただいております、第75号議案の古賀市一般職の職員の給与に関する条例及び古賀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正、第76号議案の古賀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例及び古賀市特別職の職員の給与等に関する条例の一部改正の2議案について、11月30日までに御審議いただく必要が生じたことから、招集日を繰り上げ11月30日とさせていただきましたこと、また、会期日程の御検討など、結城議長をはじめ議員の皆様に対しましては、御理解と御協力をいただきましたこと、重ねて深く感謝を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症について、第3波の到来が日増しにはっきりとしてまいりました。全国の新規陽性者数が過去最多を更新するなど、特に大阪府や北海道、東京都などにおいて、新規陽性者数が著しい増加となっております。福岡県においても新規陽性者数が増加してきており、感染者数が下がる要因は考え難く、市民の皆様におかれましては、特に感染リスクが高まる5つの場面、「飲食を伴う懇親会等」「大人数や長時間に及ぶ飲食」「マスクなしでの会話」「狭い空間での共同生活」「居場所の切り替わり」に御注意をいただき、マスクの着用、3密の回避、手洗い・消毒などの基本的な感染症対策、新しい生活様式に引き続き取り組んでいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
議会の皆様におかれましては、
新型コロナウイルス感染症の蔓延防止に対し、さらなる御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて、今議会において御審議をいただきます案件は、既にお手元に配付いたしておりますように、条例改正案件6件、補正予算案件6件、その他案件5件の計17案件でございます。
議案の細部につきましては、議題とされました際に私なり担当部長に説明をさせますので、よろしくお願い申し上げまして、誠に簡単ではございますが、議会招集に当たっての御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
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日程第3.諸報告
6 ◯議長(結城 弘明君) 日程第3、諸報告をいたします。
本定例会に議案等説明のため、出席通知のありました者の職氏名を一覧表としてお手元に配付いたしておりますので、御了承を願います。
次に、監査委員から別紙配付のとおり、
例月現金出納検査の結果報告があっております。
質疑があれば、監査委員、または執行部に説明を求めることにしておりますので、これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
7 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
以上で、諸報告を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
午前9時35分休憩
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午前9時36分再開
〔出席議員19名〕
8 ◯議長(結城 弘明君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
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日程第4.閉会中の
所管事務調査報告
9 ◯議長(結城 弘明君) 日程第4、閉会中の
所管事務調査報告を議題といたします。
議会閉会中の審査及び調査として各委員会へ付託をいたしておりました事項について、調査結果の報告を求めます。
最初に、
総務常任委員会委員長。
〔清原議員 登壇、村松議員 副委員長席に着席〕
10 ◯総務委員長(清原 哲史君) おはようございます。総務常任委員会に議会閉会中の調査事項として付託を受けていた事項について、調査の概要を報告いたします。調査に際し、10月26日に総務部長及び関係各課に出席を求め、委員会を開催いたしました。
管財課。報告事項。(1)入札結果、(2)古賀市
公共施設等総合管理計画 第1期
アクションプランのスケジュール、(3)公共用地の地目変更の進捗状況についての報告がありました。
質疑及び回答。以前示された
公共施設等総合管理計画 アクションプランのスケジュールでは住民アンケートが予定されていたが、今回は記載がない。どういう考えかとの問いに、
アクションプランの策定はコロナの影響もあり若干遅れぎみで、アンケートは利用状況等を把握することが目的であるため、各課の資料で把握することとし、今回は見送る。市民の意見については、パブリック・コメントや審議会の委員を市民から2人選出するようにしているので、その中で意見を出してもらい合意形成を図っていけたらとのこと。
公共用地の地目変更について、今回出された意味合いと、過去からの登記事務の遅滞によるものかと思うが、いつ頃からの累積かとの問いに、今年度から地目変更事務を管財係で実施しており、半年が経過したので進捗状況を報告した。地目変更登記については、例えば田畑が用地買収され現況が道路になった時点で速やかに行うべきだが、それがなされていないものが昭和の時代からあったとのこと。
5,800筆というのは相当な数量になるが、買収後の登記事務は管財課で集中してやるかとの問いに、地目変更については管財課が担当することになっており、当初の見通しではできれば今年度中と考えていたが、実際に取り組んでみると意外に手間がかかり、またコロナの影響もあり、進捗率は5%程度となっているとのこと。
地目変更後の土地の利活用の計画はとの問いに、田畑となっている地目の9割が道路用地であり、地目変更により適正な状態にすることが今回の目的とのこと。
まちづくり推進課。報告事項。(1)
まちづくり出前講座、(2)つながりひろばの活動状況、(3)古賀市
まちづくり基本条例の見直し、(4)多文化共生事業、(5)
外国人留学生食料支援、(6)国際交流事業、(7)文書配布、広報についての
自治会アンケート結果、(8)地域活動の
担い手づくり研修会についての報告がありました。
質疑及び回答。
まちづくり基本条例の検証委員会における議論の中で特徴的なものはあるかとの問いに、条例施行後約3年がたつが、条例の周知が足りていないとの意見がある一方で、古賀市においては個人や団体によって地域の
コミュニティ活動が活発に行われている状況も見受けられるとの意見や、条例施行後の社会情勢の変化をどこまで反映させるかとの議論もあるとのこと。
台湾との国際交流では、領事館の方を含めたくさんの方が古賀市を視察したとのことであるが、どのような感想を持っていたかとの問いに、古賀市の歴史、特に船原古墳の国宝級文化財に驚き、こういうすばらしいものはもっとPRしたほうがいいとの声や、薬王寺の自然の豊かさやコスモス広場の農産物を見て、改めて古賀市のすばらしさを知ったとの声があったとのこと。
日本語教室の中で、日本で生活する上での常識を教えているかとの問いに、習慣やルールなど生活に困らない内容を日本語を通じて学ぶ内容で行っているとのこと。
生活が困窮している留学生に対する食料支援については、宗教的に食べられない物などへの対応はとの問いに、今回の支援は宗教的なものも含めて、腐らない日持ちがする物に限定されているとのこと。
企業ヒアリングで13企業を訪問されているが、どのような課題が見えてきたのかとの問いに、技能実習生の制度については、管理組合費が高額であることや書類が煩雑化していることなどが挙げられ、技能実習生の生活サポートについては、日本語でのコミュニケーションが難しかったり、文化、習慣の違いで困ったことがあったことなどが挙げられているとのこと。
外国人支援冊子をリーフレットに変更するのはなぜかとの問いに、地図のような大きなリーフレットを考えており、1)古賀市について、2)生活情報、3)緊急時の病院や防災関係の3部構成とし、「伝える」から「伝わる」を意識して作っていくとのこと。
人事秘書課。報告事項。(1)職員採用試験1次試験の実施状況、(2)職員の労務管理、(3)人事院勧告、(4)県の
緊急短期雇用創出事業についての報告がありました。
質疑及び回答。前回報告があった病気休暇の2人のうち、1人が退職とのことだが、退職の理由は何かとの問いに、条件付採用期間中の出勤が1か月にも満たない状況であったことから、条件付採用期間の終了と同時に正式採用を行わなかったものとのこと。
今年度から
会計年度任用職員が採用されているが、有給休暇の取得についての説明はしているのかとの問いに、任用の初日に有給・無給の各種休暇について説明をしているとのこと。
新宮、古賀、福津、宗像ぐらいの人事交流は積極的にやるべきではないかとの問いに、人事交流全体としては、職員の資質向上等も含め積極的にやっていきたいと考えており、来年度に向けて検討している。近隣との人事交流も全体の中で検討していきたいとのこと。
総務課。報告事項。(1)
選挙公費負担制度導入に関する意見書、(2)選挙管理委員会の体制、(3)文化の日記念式典、(4)企画展「戦争とくらし」パネル展、(5)台風9、10号、(6)年末の
交通安全街頭啓発、(7)古賀市消防団出初式、(8)古賀清掃工場のトラブル、(9)防災に関する協力協定、(10)飲酒運転撲滅の日啓発事業及び撲滅宣言に関する報告がありました。
質疑及び回答。
選挙公費負担制度導入については、どのようなスケジュールを考えているかとの問いに、令和3年度中に条例案を作成し、議会に提出、令和4年度に予算計上となるとのこと。
「戦争とくらし」展は文化課所管であるが、平和の取組は総務課の所管でもある。来場者の状況と総務課としての支援はとの問いに、来場者は10月20日時点で288人となっており、総務課としては、市の平和への取組を紹介している。平和の大切さを、戦争を知らない世代に継承することは当然必要なことであり、関係各課と連携を取りながら、今後も取組を続けていくとのこと。
台風9号、10号で保険申請のために罹災証明が7件申請されたが、市のPRによってのものなのか、本人からの申出によるものかとの問いに、個人の方が保険申請をされる際に必要書類として取りに来られたものであり、市からのアクション、アプローチによるものではないとのこと。
避難所で使用された段ボールベッドは誰が片づけたのかとの問いに、避難所を担当していた職員を中心に片づけたが、避難所によっては避難者の一部や教員の手伝いもあったとのこと。
台風9号、10号について、7月豪雨のときも避難が発生したが今回どう生かされたかを含め、総括はどうなっているかとの問いに、避難所を早い段階から開設し、職員の配置など協議をしており、7月豪雨の反省が生かされた。一方、これまで経験したことのない避難者数であり、対応についてはいろいろと課題が残った。避難所での課題については、担当した教育部、市民部から意見を集約中であり、今後の災害対策に生かしていきたいとのこと。
避難所のコロナ対策はとの問いに、密にならないように避難所対応をした結果、想定した人数に達する前に避難所が逼迫し、2か所の避難所の受入れを一旦停止した経緯があり、避難所での配置等をあらかじめ考えることにより、もう少し対応できたとの反省もあるとのこと。
行政手続や申請等の判こレスについては、調査、研究など検討をされているのかとの問いに、判こレスについては電子申請、電子契約、電子決裁等々も関連してくるので、市としても全庁的に取り組むということで、調査を11月に計画しているとのこと。
財政課。報告事項。(1)令和3年度予算編成についての報告がありました。
質疑及び回答。中期財政見通しについて、扶助費は、高齢化率も上がり当然増えていくと思うが、前年度版における各年度の数字と比較すると下がっているというのはどのように捉えるべきかとの問いに、昨年度公表したものと今年度公表したものの数字の違いは、扶助費については過去数年の伸び率を用いている。大きな伸びでなかった平成31年度決算に基づいて推計した結果、昨年度公表したものと数字が変わっているとのこと。
経営戦略課。報告事項。(1)
市公式ホームページ、(2)バナー広告、広報紙広告、(3)市民からの相談、(4)無料法律相談、(5)公共交通、(6)第5次古賀市総合計画の策定経過、(7)持ち帰り・
配達飲食支援事業(
古賀エールチケット)、(8)
温泉施設インキュベーション促進改修工事、(9)「アビスパ福岡 古賀市応援DAY」、(10)福岡女学院大学、同短期大学部との包括連携協定についての報告がありました。
質疑及び回答。
市民相談内容種別表の中、「生活」のくくりの中で「その他」が31件とあるが、特筆すべきものは何か、また、相談を受けた内容に対し、今後どのような対策を考えているかとの問いに、特筆すべきは、コロナの関係で収入が減り、生活が厳しいことなどの相談先についての問合せが多く含まれている。相談内容については、経営戦略課が担当課に回答の作成を依頼し、市長にも相談内容と回答を見せており、庁内で一定程度、相談内容の共有と市政への反映はできていると考えているとのこと。
古賀エールチケット参加店舗数は49店となっているが、飲食店の母数となる数字は幾つか。また、利用者と店舗側の評価はどうかとの問いに、飲食店の正確な数は把握していないが、過去の統計調査から見ると、接客を伴う飲食店も含めて約200店舗程度。テークアウトをやられていない事業者は参加していない状況。利用した方から、これまで知らなかったお店も利用できたなどよい感想を、店舗からは、コロナの影響が大きくなった当初から、飲食店に対する支援ができたことにいい評価をいただいたとのこと。
西鉄バスの利用者が現時点で約3万8,000人減となり、費用面では半期で約900万円の減収となっている。運行に当たっては当然費用的な問題も出てくるのではとの問いに、定期券収入が入っていないが、これを含めてもかなりの減収になる。これは古賀市内線に限ったことではなく、公共交通全体がこのような状態になっており、少なくとも交通事業者が経営を維持できる程度までは支援をすることを考えているとのこと。
コガバスのルートを延伸して乗客も増えた。さらに、高齢化率が高い花鶴団地までルートを延伸すべきではないかとの問いに、
地域公共交通網形成計画では、
西鉄バス古賀市内線とコガバスの一体的な見直しをうたっており、コガバスを延伸するということは、現状の西鉄路線に何らかの影響を与えることもあり、考慮する必要がある。小竹系統など、西鉄バスの中型バスは入っていけないが、コガバスだったら行けるという見込みもあり、そうした一体的な見直しを地元と協議しながら進めていくとのこと。
温泉施設インキュベーションでは、プロポーザルの要求水準に、
サテライトオフィス、シェアオフィス、
コワーキングスペース等だけしか明示がなく、宿泊や食事の提供の有無なども示されていない。
インキュベーションは、安価で貸し出すことになっているが、5,000万円をかけ改装し、借り上げ料50万円及び維持管理費が仮に50万円とすると、一月に100万円かかる。借手がないと
ランニングコストが丸々赤字になり、市の財政の持ち出しになるため、慎重にすべき。水辺公園を利用したキャンプ場や興山園までの整備など薬王寺一体を考えて整備し、大浴場についても市民が利用できる、特にお年寄りにとってはお風呂につかりながらの健康増進施設となるように考えていくべきではとの問いに、テナントとしているところに、レストラン等も提案してくる可能性もある。現施設を最大限有効に活用し、収支のバランスを一定程度取るような提案を採用したい。水辺公園や薬王寺一体の面整備も検討する必要があることは市長も答弁しているとのこと。
以上で、議会閉会中の
所管事務調査報告を終わります。
11 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
12 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔清原議員・村松議員 自席に着席〕
13 ◯議長(結城 弘明君) 次に、
文教厚生常任委員会委員長。
〔平木議員 登壇、伊東議員 副委員長席に着席〕
14
◯文教厚生委員長(平木 尚子君) 皆様おはようございます。
文教厚生常任委員会に議会閉会中の調査事項として付託を受けておりました事項について、調査の概要を報告いたします。調査に際しましては、令和2年10月28日と10月30日に関係部課長等に出席を求め委員会を開催いたしました。
保健福祉部、隣保館。隣保館から、令和2年度事業において、既に開始した事業として、
就労サポート講座事業及び
スタンドアローン(一人で立つ)支援事業、今後開始予定の事業として、
地域交流促進事業について報告、説明。
委員から、じんけん平和教室の事前学習、事後学習についての問いに、フィールドワークを柱にし、事前学習では行き先の戦時中の状況を学び、事後学習では感想や自分たちの考えを補強するとのこと。
スタンドアローン(一人で立つ)支援事業において、実施日以外の居場所提供の利用についての問いに、今年はまだ在校生の利用はないとのこと。地域共生社会の取組についての問いに、隣保館の基幹的な概念に基づいた事業であるが、本来の目的から、地域住民と周辺住民との交流を構築していくことに力を注いでいるとのこと。第5次総合計画の策定に当たり隣保館の課題の洗い出し、課題の検討についての問いに、現状の隣保館の利用実績、地域住民のニーズの把握など検討の余地があり、今後検討していくとのこと。
子育て支援課。子育て支援課から、子ども・子育て支援事業について、つどいの広場利用状況、ミニつどいの広場利用状況及びその他の広場利用状況、保育所等の状況について、保育所の入所状況・待機児童数及び病児・病後児保育事業の利用状況、
新型コロナウイルス感染症対策関連の給付金等、
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業、子ども家庭係の相談件数、
こども発達ルーム事業、その他として、6月に起きた傷害事件の家庭裁判所の判決、
ひかりマザーズルーム事業に対する補助金の来年度以降の廃止について報告、説明。つどいの広場について、感染拡大防止のため4月から事前申込制で実施。ミニつどいの広場について、4月から中止、7月から再開。その他の広場について、4月から中止し、7月からブックスタートとわんぱくTimeは感染対策を行い、事前申込制にて実施、8月から7か月っこ広場、1歳誕生広場、2歳元気っこ広場も事前申込制にて実施とのこと。保育所の定員充足率について、105.45%。10月時点での待機児童は30人であるとのこと。
委員から、ミニつどいの広場事業が学校で行われていることを把握していない先生がいることについての問いに、学校の施設・学童の部屋の利用については年度当初に学校長に許可を得ているが、今後、周知の仕方を検討するとのこと。保育所の待機児童についての問いに、一番の原因は保育士不足。今後の見通しとしては、昨年度と同様に年度末に向けて少しずつ増えている傾向と考えるとのこと。コロナ禍でのDV、虐待など子どもへの影響についての問いに、相談件数はさほど増えてはいないが、子どもの前で夫婦げんかをすることにより警察沙汰になることが増えている。精神疾患を抱える母親からの相談も多く、一時保護の件数が増えてきているとのこと。
新型コロナウイルス感染症対策関連の給付金の支給についての問いに、市が把握している世帯への支給漏れはないと認識しているとのこと。
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業の幼稚園の状況についての問いに、保育所、幼稚園に通う子どもは全て古賀市の子どもであり、未来を担うかけがえのない子どもたちと認識しており、保育所と同様の内容で県が補助を実施しているとのこと。ひかりマザーズルームの今後についての問いに、どのような形態になるかは分からないが、事業は継続されるとのこと。また、第5次総合計画に向けて、これから10年先、20年先をめざしたまちづくりを進めていく上での現状認識、課題の検討についての質疑応答がなされた。
福祉課。福祉課から、古賀市秋季戦没者追悼式、古賀市避難行動要支援者避難支援プラン第1回検討委員会、障がい者就労等支援、「古賀市障がいのある方の生活状況などに関するアンケート調査」(以下、アンケート調査)結果、生活保護の現況、生活困窮者自立相談支援事業、生活保護・生活困窮制度における
新型コロナウイルス感染症の影響、その他として、福岡女学院看護大学・古賀市社会福祉協議会・古賀市の3者で防災事業での連携に関する覚書の締結について報告、説明。
委員から、古賀市避難行動要支援者避難支援プラン第1回検討委員会についての問いに、検討委員会ではアンケート調査結果を資料としてつけていない。課題については3点あり、避難行動要支援者(以下、要支援者)の対象者の要件、要支援者の台帳の様式、個別計画の内容について意見があったとのこと。障がい者就労等支援についての問いに、今後の活動に生かすために企業へのアンケートの検討を進めている。アンケート調査結果も就労部会に示し、就労につなげていく検討を進めていくとのこと。アンケート調査結果を受けての課題についての問いに、権利擁護の結果において精神障がい、知的障がいの方が差別を受けた割合、職場の理解を求める割合が非常に高く、見えにくい障がいについての啓発が必要とのこと。第5次総合計画を見据えての地域戦略への取組についての問いに、地域福祉計画の策定において
まちづくり推進課とも情報の共有を図っており、地域福祉を推進していくとのこと。
予防健診課。予防健診課から、特定健診・がん検診の受診状況、予防接種事業、ヘルスアップぷらん(健康増進計画(第二次)・食育推進計画)の推進について、健康チャレンジ10か条推進の実施状況、食生活改善推進事業の実施状況及びヘルス・ステーション活動及び設置状況、
新型コロナウイルス感染症対策関連事業の状況について報告、説明。予防接種事業について、10月からロタウイルスワクチンの定期接種を開始。健康チャレンジ10か条推進について、実施は秋以降で、地域活動も再開。ヘルス・ステーションについて、13行政区が設置し活動。特別定額給付金について、2万6,040世帯、5万9,637人へ59億6,370万円を支給。新生児特別定額給付金について、152世帯、154人が申請、支給とのこと。
委員から、特定健診・がん検診の受診状況についての問いに、個別の検診については報告が来ていないが、集団検診は感染の心配があるので個別に受診する選択もある。昨年度の特定健診受診率は伸びたが、今年度、
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、8月末から集団健診を開始し、来年2月までの期間を延長して、小まめな
電話勧奨で昨年度と同程度の受診者数は確保したいとのこと。食生活改善推進事業の子どもクッキングについての取組の問いに、周知については学校経由でチラシ配布や、ホームページ等で広く参加を呼びかける。目的は子どもが自分で食事を通して食について考え、学び、家庭の中で家族と一緒に取り組み、親子の対話も重視していくとのこと。ヘルス・ステーションの活動、設置状況についての問いに、健康づくり推進員やヘルスメイト等のサポーターが安心して活躍できるよう、感染防止対策を徹底した上で市民サポーターの不安を解消し、積極的に測定会の場を設けるなど地域活動を活性化させていきたいとのこと。オンライン面会設備等導入補助金について、対象施設から申出がなかったことに対しての問いに、問合せはあったが、現在申請はない。9月末に申請書類を送っただけなので、機会を見てこちらからアプローチし、フォローアップしていくとのこと。
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行における市民の対応についての問いに、発熱がある場合には、まずかかりつけ医に電話で相談。かかりつけ医がない場合などは、分かりやすく伝えていくとのこと。保健師の保健所への派遣についての問いに、保健所の支援だけでなく、保健師のスキルアップや今後の対応を学ぶ目的もあり、現時点では予定どおり派遣するとのこと。その他、第5次総合計画について、今後の事業の在り方や進捗、検討の段階についての質疑応答がなされた。
介護支援課。介護支援課から、
新型コロナウイルス感染症対策を講じた介護予防の取組、「寄って館」事業の状況、介護予防・日常生活支援総合事業の利用状況、粕屋地区在宅医療・介護連携推進事業の住民講座の案内、地域包括支援センター業務委託、介護保険サービスの利用状況、第8期介護保険事業計画・第9次高齢者保健福祉計画(案)等について報告、説明。
委員から、介護予防リモート講演会の形式についての問いに、スマートフォンを使っても質疑応答ができるとのこと。広報こが9月号にて特集された「人生会議」の普及への取組についての問いに、今後もテーマを変えず広報による周知等継続的に実施していきたいとのこと。地域包括支援センター業務委託についての問いに、プロポーザルに参加した3法人がそのまま決まったことについての決定打は、三者三様、医療、地域福祉、障がい者、介護施設の運営の実績などの強みと特徴を生かした運営が図れるとのこと。基幹型包括支援センターが中核になり、3圏域を支援しながら研修を重ねて進めていける。3圏域に対して助言、指導しながらよりよい関係を築いていきたいとのこと。第8期介護保険事業計画・第9次高齢者保健福祉計画(案)の今後の認知症対応についての問いに、基本施策として「認知症施策の推進」、取組の柱として「認知症の理解促進」「認知症の人との共生と予防の推進」を掲げ、取り組んでいくとのこと。今後の保険料についての問いに、3年間の総事業費を検討し、第1号被保険者数で保険料を計算すると5,163円となる。国からの介護報酬等に関する通知などを受け、再計算していく。基金の取崩しについては検討中とのこと。
教育部、教育総務課。教育総務課から、令和2年度学校施設整備の主たる工事の進捗状況、その他として、台風9号、10号の被害について報告、説明。古賀中学校外壁改修工事の設計について、外壁の劣化が進み、一部で塗装の剥離、ひび割れ、モルタルの浮きなどが発生しているとのこと。古賀北中学校大規模改造工事の設計について、昭和56年建設より39年が経過した建物であり、施設機能の低下も顕在化している状況から、建物の安全性・耐用性を高めるために、後の長寿命化改良を視野に入れ、改修計画を進めているとのこと。
委員から、古賀北中学校の大規模改造工事設計委託に関して、10年、20年後を考えた学校施設の在り方についての問いに、施設の多目的な利用、複合化への対応も進めながら、児童生徒が安全安心に学べる施設整備に取り組んでいかなければならない。トイレの洋式化、床の乾式化、ユニバーサルデザイン化を含む全面改修を行い、衛生面、生活面の向上を図るとのこと。トイレの洋式化、乾式化、自動水洗などきれいになった分、掃除がしにくくならないかとの問いに、古賀市の中でも乾式化されているところもあり、掃除が既に行われている。トイレの改修ができた暁には、トイレの取扱業者による掃除方法のレクチャーなど維持管理も含めていい状態が継続できるように考えていくとのこと。30人以下学級の話があるが、教員の数や教室についての問いに、10年後を想定して30人学級をシュミレーションしたところ、教室は若干増えるが、現在の規模で十分対応ができると想定しているとのこと。その他、第5次総合計画策定に向けた課題の検討についての質疑応答がなされた。
学校教育課。学校教育課から、小中学校不登校児童生徒数、10月30日現在の学校・教職員の表彰・入賞、古賀市立中学校部活動交流試合結果、その他として、小学校の修学旅行及び現在のコロナ対策・対応状況等について報告、説明。
委員から、あすなろ教室と不登校の状況についての問いに、あすなろ教室の利用についての周知は全児童生徒にできている。指導が充実してきた学校内の指導教室、支援教室の参加者が増えている。あすなろ教室以外の児童センターなどの児童館等の利用を出席扱いにできる体制もつくっている。不登校の理由については、コロナ禍の休校期間中に生活リズムを崩したり、体力がついていかなかったりするなどが挙げられるとのこと。臨時休校後の対応における評価についての問いに、授業の遅れを取り戻すことを最優先課題とし、学校行事の削減・精選等を進め、現在ほとんど通常のカリキュラムの授業進度に追いついた。また、消毒作業員を任用し、消毒作業の徹底、来訪者からの感染防止対策などで校内感染はゼロとのこと。中学3年生へ貸与したタブレット端末の活用状況の問いに、特に塾に通うことができない生徒にとって有効に活用されている。最新データによると、塾通いの生徒にも活用が広がっているとのこと。GIGAスクール構想の進捗についての問いに、ネットワーク工事は配線まで終わり、Wi-Fiアクセスポイント等の機械設置が進んでいる。12月に工事が終わる予定。端末も確保でき、1月導入に向けて準備が進んでいるとのこと。その他、第5次総合計画策定に向けた課題の検討についての質疑応答がなされた。
生涯学習推進課。生涯学習推進課から、社会教育振興事業について、リーパスプラザこが「ピカピカ大作戦+防災訓練」及び家庭教育講座、公民館事業について、リーパスカレッジ及び成人式、スポーツ振興事業について、第10回市民健康スポーツの日、及び第20回市民ウォーキング、第48回成人式記念駅伝大会、クロスパルこがの運営状況、令和2年度ルーマニア交流事業の実施及び市内運動施設の使用料及び減免基準の見直しアンケート結果について報告、説明。成人式について、会場を3中学校に分けて開催とのこと。
委員から、リーパスカレッジについての問いに、今年度は開催日に土日や祝日も取り入れたが、さらにアンケートの声を加味し、次につなげる。サブテーマの「100の講座」の100は目標値であり、数多いとの意味とのこと。クロスパルこがの利用者の声はとの問いに、都度利用が利用しやすくなったとの声が多いとのこと。運動施設の使用料減免見直しに関するアンケートの結果についての問いに、受益者負担すべきとの声が多かったが、ジュニア団体、小規模団体などからは悩んでいるとの声もあり、もう一度スタートに立ち返って検討するとのこと。その他、第5次総合計画策定に向けた課題の検討についての質疑応答がなされた。
文化課。文化課から、令和2年度文化財係事業について、船原古墳関係事業、令和2年度文化振興係事業、図書館事業、その他として、電子図書館の導入の準備を進めていること、船原古墳の新たな発見について報告、説明。
委員から、船原古墳の最新調査成果についての問いに、資料調査が進む中で分かった事実も出てきている。現段階では、令和8年までかかる工程の中で進めているとのこと。「戦争とくらし展」の観覧者数についての問いに、10月27日の段階で376人が観覧。図書館の利用についての問いに、1人当たりの貸出数は県平均や全国平均に遜色がない。登録率については、校区の差や地域的なものもあると思うが、電子図書館が導入されれば、ある程度解消されるのではとのこと。その他、第5次総合計画策定に向けた課題の検討についての質疑応答がなされた。
青少年育成課。青少年育成課から、青少年育成事業、青少年支援センター事業、児童館事業、学童保育所運営事業、その他として、米多比児童館等について報告、説明。
委員から、放課後子供教室の今後の開催予定についての問いに、小野っ子ゆうゆう広場は10月から開始。青小すいよう広場、千鳥チャレンジ・アンビシャス広場の今年度の事業は見合わせたいとのこと。SNS相談に関して1件しかなかったことについての考えはとの問いに、7月、8月で全8日間開催したが、時期的に相談に結びつかなかった。定着するよう継続していきたい。夜間の体制は取りにくいが、月曜日から金曜日で9時から16時という時間帯の幅を広げる形がいいのではないかと考えているとのこと。児童館・児童センターの利用についての問いに、米多比児童館が少ないが乳幼児事業での利用が多い。建物が小中学校から近い場所ではないことで、比較的土日の利用が多い。感染症対策で1回の来館者数を制限している。ししぶ児童センター、千鳥児童センターには学習支援アシスタントを配置する準備をしているとのこと。学童保育所の利用者が減少している原因についての問いに、異年齢児が多くいる中で新型コロナウイルス感染の不安を抱えている保護者がいることや、3、4年生については臨時休校の際に1人で留守番ができることが分かったと前向きな退所もあったとのこと。その他、第5次総合計画策定に向けた課題の検討についての質疑応答がなされた。
学校給食センター。学校給食センターから、令和2年度給食提供事業及び食育推進事業、令和2年度地元農産物使用状況、その他として、給食センターの屋上防水改修工事について報告、説明。
委員から、古賀産の作物について地産地消ができていないことについての問いに、今年については一部の野菜については不作で生産者からセンターに断りがあった。学校給食の公会計化についての問いに、以前から調査はしているが、食材の確保や価格の変動に対しての対応、先生の働き方改革、福祉的な観点などからメリット・デメリットがあり、今後も研究を継続したいとのこと。その他、第5次総合計画策定に向けた課題の検討についての質疑応答がなされた。
以上、議会閉会中の
所管事務調査報告を終わります。
15 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
16 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔平木議員・伊東議員 自席に着席〕
17 ◯議長(結城 弘明君) 次に、市民建産常任委員会委員長。
〔古賀議員 登壇、内場議員 副委員長席に着席〕
18 ◯市民建産委員長(古賀 誠視君) 皆さんこんにちは。市民建産常任委員会に議会閉会中の調査事項として付託を受けておりました事項について、調査の概要を報告いたします。調査に際し、令和2年10月23日、11月5日に関係部課長等の出席を求め、委員会を開催いたしました。
市民部、環境課。環境整備係から、地球温暖化対策・環境負荷低減意識向上に関する取組、飼い主のいない猫の取組、令和2年度狂犬病予防集団注射の報告がありました。
資源循環推進係から、循環型社会形成推進事業、環境展、特設分別収集会場設置の報告がありました。
海津木苑から、海津木苑処理状況、海津木苑施設等啓発、汚泥再生処理センター整備事業のスケジュールの報告がありました。
委員から、環境課が公共施設における地球温暖化対策への取組に対して、庁内でもリードする立場にあると思うが、どのような考えを持っているか、との問いに、地球温暖化対策等委員会の代表事務局は環境課にあり、省エネや地球温暖化に対する情報が環境課に多く集まることから、その情報を環境課だけにとどめず、他課にも情報共有できるよう連携を深め、市全体で推進していきたいとのこと。
温室効果ガス排出量の削減目標について、国は2050年度までにCO2の排出ガスゼロを計画しているようだが、古賀市における2030年度までの削減目標に影響があるのか、との問いに、古賀市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)は、国連会議における日本の目標値と併せて設定しており、2030年度までの目標に変更はない。国はその目標年度以降の2050年までにゼロカーボンをめざしていくと発表しているところであるが、2030年以降の動きについては、長期的な目標等をつくる必要があるか検討しており、今後も国の動向等を見て、検討を進めていきたいとのこと。
環境課における第5次総合計画策定に向けた取組状況、また、コロナ禍において影響はないか、との問いに、現在、現状と課題について洗い出しを行っている。
新型コロナウイルス感染症による影響はないものと考えているとのこと。
汚泥再生処理センター整備の発注形態について、一般競争入札になるのか。また、建物躯体、処理設備、電気設備等、様々な契約案件が発生するが分離発注になるのか、一括発注になるのか、との問いに、発注形態は、公募型一般競争入札であり、一括発注を行うとのこと。なお、委員からの要望として、汚泥再生処理センター整備に当たっては、特記仕様の中に市内業者の使用について検討してほしいと挙げられました。
市民国保課。市民係から、令和2年9月末の総人口、外国人国籍別人口、個人番号カードの交付枚数とコンビニ交付サービスの利用実績、証明書の交付部数の報告がありました。
国保係から、令和2年9月末の国民健康保険加入世帯数、被保険者数、短期証・資格者証の交付状況の報告がありました。
年金・医療係から、国民年金加入者数、後期高齢者医療被保険者数、重度障害者医療受給者数、ひとり親家庭等医療受給者数、子ども医療受給者数の報告がありました。
委員から、国民健康保険の短期証の交付について、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、市役所窓口への来庁機会を減らすべく、滞納者全員へ保険証を送付したということだが、滞納理由として、
新型コロナウイルス感染症の影響等は考えられないのか。調査や聞き取りの視点を持っていただきたいが、との問いに、滞納者については、窓口における聞き取りで
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したことなどが分かれば、国民健康保険税の減免措置の案内をしているとのこと。
収納管理課。収納管理係から、令和2年度市税・国民健康保険税・後期高齢者医療保険料・介護保険料収納状況(9月末日現在)、令和2年度滞納処分状況の報告がありました。
その他として、特例徴収猶予許可件数とその金額について、114件、1,425万3,000円(10月12日現在)との報告がありました。また、地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年9月4日に公布・施行されたことに伴い、対象となる納期限が令和3年1月31日のものまでから令和3年2月1日のものまでに変更となった。これにより、市県民税の第4期、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料及び介護保険料の第7期が該当することとなる。市民への周知は、
市公式ホームページに既に掲載しているが、広報こが12月号においても周知を行いたいとの報告がありました。
委員から、
新型コロナウイルス感染症の影響により、収税が滞っていないか、との問いに、前年並みの収納率であり、推察では、国民健康保険税については、減免されていることから、収納率にはそこまで影響していないのではないかと判断しているとのこと。
減免や納税の延期について、まだ把握していない方が多いとの声を聞く。そのような方に対するPRが必要だと思うが、との問いに、納付相談などで収納管理課へ来庁された際には、減免制度のほか、減免制度に該当しない場合であっても、徴収猶予の制度の案内も行っているとのこと。
人権センター。人権教育・啓発係から、人権教育・啓発事業として、人権尊重週間の取組、
まちづくり出前講座、人権相談事業として、人権擁護委員活動支援、人権センター職員対応相談件数、人権関係団体活動推進事業として、古賀市社会「同和」教育推進協議会委託事業の報告がありました。
男女共同参画・多様性推進係から、男女共同参画啓発事業として、デートDV防止講座、男女共同参画セミナーの報告がありました。男女共同参画推進事業では、男女共同参画に関する市民・事業所意識調査について、8月末をもってアンケートを締め切り、回収率が市民38.6%、事業所が28.5%となり、現在、委託業者が取りまとめを行っているとの報告がありました。性的マイノリティ支援事業では、性の多様性の基礎知識などの内容を盛り込んだ「古賀市職員のための性多様性対応ガイドライン」を作成、課長会において配布し、職員周知を図ったとの報告がありました。また、性的マイノリティの方々が孤立せず、悩みや情報を共有できるよう、11月28日に性的マイノリティ交流会を開催するとの報告がありました。
委員から、いのち輝くまち☆こが2020、みんなの人権セミナーについて、オンライン配信ありとされているが、オンライン配信の視聴方法について、電話等による相談対応は可能か、との間いに、電話相談は可能。視聴方法の詳細は、
市公式ホームページに掲載しているとのこと。
「古賀市職員のための性多様性対応ガイドライン」を基にした研修会等は計画されないのか、最低限の基礎知識を持って人と対応する必要があると思うが今後の進め方は、との問いに、職員向けの研修について、来年度予算に計上して、全職員を対象とした研修を行いたいと考えているとのこと。
市税課。市民税係から、例年11月に行われる「税を考える週間」において、2020年度「税に関する高校生の作文」で、香椎税務署長賞を玄界高等学校の生徒1名が、古賀市長賞を古賀竟成館高等学校の生徒1名が受賞したとの報告がありました。
なお、委員からの質疑はありませんでした。
建設産業部、農林振興課。農林振興係から、林道施設(橋梁)点検診断業務委託について報告がありました。農家直売!軽トラ市について、12月の開催を予定していたが新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止するとの報告がありました。
農政係から、令和2年度農地パトロール結果、農業委員会の改選に係る農業委員の認定農業者過半要件の例外の報告がありました。
農林土木係から、薦野清滝地区基盤整備事業、令和2年7月豪雨等災害の報告がありました。
委員から、軽トラ市の開催が中止になったが、軽トラ市に参加している農家などへの支援策は、との問いに、市内業者等を活用した販路拡大を考えているが、農家直売!軽トラ市実行委員会役員会においても意見が出ており、現在検討中とのこと。
猟友会について、現在高齢化が進み、人数がかなり減っているとのことだが、現在の猟友会の人数、今後の対応・対策は、との問いに、現在の猟友会の人数は13名。猟友会の高齢化に向けた対策として、若手農業者に対して、狩猟免許の取得や猟友会への加盟を勧めているところではあるが、劇的な効果は見いだせないところである。猟友会のみならず、農業分野においても高齢化が進んでいることから、同時に対策を講じていかなければならないとのこと。
商工政策課。商業観光係から、消費生活センター、地域消費喚起キャッシュレス推進委託、JR古賀駅西口エリアの活性化に向けたエリアマネジメント支援委託の報告がありました。
企業支援係から、古賀市ふるさと応援寄附の報告がありました。
事業者緊急支援係から、無料職業紹介所について報告がありました。中小企業等応援金・創業者応援金について、中小企業等応援金の申請件数911件、交付決定数893件、創業者応援金の申請件数12件、交付決定数12件(11月4日現在)との報告がありました。
委員から、JR古賀駅西口エリアの活性化に向けたエリアマネジメント支援委託(以下、支援委託)について、選考結果が1位とほかの2社との間に点数差がかなりあるが、どこが優れ、どこに期待したのか、との問いに、業務実績が一番多く、また、プレゼンテーションにて契約期間終了となる3年後の関わり方の質問でよい回答を得られた。同社の代表取締役は、これまで宮崎県日南市などでの事業実績があり、事業期間終了後も自ら関わりを持ち、経営参画を行っている。ファシリテーターとして期待しているが、マネジャーやプレイヤーとして関わることができる点も評価しているとのこと。
支援委託について、古賀市が今後どのように関わっていくのか、また、まちづくりにおける市民の自立性を高める方法はどのように考えているのか、との問いに、業務委託によって全てを任せるのではなく、まず職員の勉強会を開催し、まちづくりに関して職員の意識を高めていく予定である。地元においては、最終的にまちづくり団体を立ち上げたいと思っており、そこに関わる人をたくさん見つけ、勉強会などを開催したい。その際、商工政策課や商工会の職員も一緒に取り組んでいく予定とのこと。
消費生活センターの相談について、インターネットや通信関係の内容が多く、相談者の年齢は高齢者が一定数あるが、その傾向について何か特徴はあるか、との問いに、傾向として、昨年度までは50代から70代が全体の6割以上を占めていたが、今年度は、30代、40代が増えている。その理由として、
新型コロナウイルス感染症の影響による自宅待機やテレワークによるものが原因と思われる。例として、インターネットによる巣籠もり商品の注文や英会話、塾が休校になった際の返還金のトラブル等が増えているようだとのこと。
都市整備課・古賀駅周辺開発推進室。都市計画係から、今在家地区の市街化区域編入について、令和2年9月1日に予定していたが、公聴会は公述申出がなく中止した。今後は、県の事前協議終了後、都市計画案の縦覧、市の都市計画審議会、県協議を経て、令和3年4月頃に市街化区域編入に関する決定の告示を予定しているとの報告がありました。
開発指導係から、福岡県空き家活用サポートセンターの開設について、令和2年10月20日に福岡県空き家活用サポートセンターが開設された。これは、福岡県からの委託を受けて、福岡県建築住宅センターが運営するものであり、空き家や将来空き家になりそうな住宅の所有者を対象に売買、賃貸や相続のことなど、様々な相談への対応や空き家の最適な活用、処分方法の提案、相談者の意向に沿った専門業者の紹介までを行う。市としては、既存の空き家対策に加えて、同センターの機能を利用することが可能となり、同センターからの情報提供を受けて、空き家バンクの登録を勧めたり、反対に市から同センターへの情報提供を行い、市では対応困難なケースの引継ぎを行ったりすることで、相互に連携を図ることができるのではないかとの報告がありました。
公園・緑地係から、主な公園の工事発注状況、市内公園遊具点検業務委託の報告がありました。
古賀駅周辺開発推進室開発推進係から、古賀駅周辺の交通量調査実施について報告がありました。
委員から、古賀市内の空き家の状況は、との問いに、住宅・土地統計調査の結果に基づく空き家の状況として、平成25年には1,880戸だったものが、平成30年には2,260戸と増えている。空き家率としては、平成25年が7.80%、平成30年が8.93%となっており、状況としては増加と認識しているが、福岡県全体、近隣の市町と比べて古賀市ではまだ少ない状況とのこと。
市内公園遊具点検業務について、遊具等の撤去後に新しく遊具を設置するなど、点検後の整備の進捗状況は、との問いに、本年度の点検結果において、現在、9件中7件を修繕発注しており、残り2件については地元区長と協議しながら、補修や修繕などの対応を検討しているとのこと。
古賀駅周辺の交通量調査を実施されたが、分析結果の報告はいつ出されるのか、との問いに、調査結果は、年内に委託業者からの報告があると考えている。今年度、都市計画道路の見直しの検証を行っていることから、見直し検証と共に報告を受けるとのこと。
建設課。土木係から、主要な事業の進捗、西鉄宮地岳線跡地の報告がありました。
管理係から、県事業で工事内容が100万円以上の事業15か所について報告がありました。
地籍調査係から、地籍調査事業の進捗について報告がありました。
委員から、西鉄宮地岳線跡地について、詳細設計に進んだ地域名と進捗状況は、また、花見南区が詳細設計を了承したということだが、今後の計画はどのようなものか、との問いに、現在、詳細設計を行っている行政区は中川区のみであり、測量や交通量調査等を終えて、素案の作成を進めている。素案ができ次第、中川区と協議を実施する予定である。花見南区については、詳細設計の発注に向けて準備を進めている。なお、その他の行政区については、今後、対話集会を実施していく予定とのこと。
谷山川の川原地区の堤防敷が水害により通れないようになっているが、護岸復旧工事の予定は、との問いに、本年12月工事着手、年度内完了予定とのこと。
上下水道課。総務・上水道管理係から、プラーヌンクスツェレ(市民討議会)の日程、上下水道事業経営等審議会、給水車の配備の報告がありました。
上水道係、下水道係から、令和2年度工事箇所についての報告がありました。
委員から、先日開催された上下水道事業経営等審議会に諮問された、諮問第1号水洗便所改造奨励金の見直しについて、また、諮問第2号受益者負担金(分担金)一括納付報奨金の見直しについては、どのくらいの影響額などを見込んでいるのか、との問いに、反映される額は答申結果次第となる。諮問第1号は、現在、水洗便所に改造し、下水道に接続をすれば、大便器1個、もしくは浄化槽であれば1基に対して5万円を支給しており、この金額の妥当性を審議いただくものであり、上下水道課案では5万円を据置きとし、浄化槽については改造費が少ないということで、2万円を提起した。また、一軒家では1階と2階に大便器があった場合、2個になるので10万円を支給している。これを家屋1軒として扱うことで大便器の数に関係なく一律5万円とすることで、その部分の減額を見越しているが、今後の審議次第である。あわせて、諮問第2号は、受益者負担金を一括で納めた者に対して、約17%のキャッシュバックを行っているが、この率を社会情勢と見比べて、上下水道課案では10%として提起しているとのこと。
以上、議会閉会中の
所管事務調査報告を終わります。
19 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
20 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔古賀議員・内場議員 自席に着席〕
21 ◯議長(結城 弘明君) 以上で閉会中の
所管事務調査報告を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
午前10時43分休憩
………………………………………………………………………………
午前10時55分再開
〔出席議員19名〕
22 ◯議長(結城 弘明君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
これより議案審議に入ります。
────────────・────・────────────
日程第5.第75号議案 古賀市一般職の職員の給与に関する条例及び古賀市一般職の任期付職員の採用等に関す
る条例の一部を改正する条例の制定について
第76号議案 古賀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例及び古賀市特別職の職員の給与
等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
23 ◯議長(結城 弘明君) 日程第5、第75号議案古賀市一般職の職員の給与に関する条例及び古賀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び第76号議案古賀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例及び古賀市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての2議案を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 田辺一城君登壇〕
24 ◯市長(田辺 一城君) 第75号議案及び第76号議案について、提案理由の説明をいたします。
第75号議案古賀市一般職の職員の給与に関する条例及び古賀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定及び第76号議案古賀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例及び古賀市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、関連がありますことから一括して提案理由の説明をいたします。
人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定、他の地方公共団体の給与改正の状況等、諸般の事情を考慮し、市職員の期末手当の賞与支給率を改定するとともに、市職員の給与改定に伴い、市議会議員常勤の特別職の期末手当の賞与支給率を改定することから、条例の一部をそれぞれ改正するものでございます。細部につきましては、総務部長に説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
25 ◯議長(結城 弘明君) 詳細説明を総務部長。
26 ◯総務部長(吉村 博文君) 第75号議案古賀市一般職の職員の給与に関する条例及び古賀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び第76号議案古賀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例及び古賀市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、併せて詳細説明をいたします。
議案を3枚おめくりいただき、参考資料にて説明をさせていただきます。
1、令和2年度人事院勧告の要旨でございます。本年度の国家公務員の人事院勧告は、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、例年より遅くなったこと、賞与の改正と月例給の改正の勧告が異なる日程でなされることとなりました。賞与の改定は、民間支給割合4.46月との均衡を図るため、4.50月分を4.45月分に引き下げることが勧告されました。民間の支給状況等を踏まえ、期末手当の支給月数に反映することと、月例給の改定につきましては、民間給与との格差が0.04%と極めて小さいため、改定を行わないこととされております。
2、賞与支給率の改定でございます。(1)は第75号議案の一般職の職員及び特定任期付職員、(2)は第76号議案の市議会議員及び特別職常勤の職員に係る支給率の変更点を一覧にまとめたものでございます。本年度分は、12月分賞与において、それぞれ0.05月分を減額し、令和3年度以降につきましては、0.05月分を6月分及び12月分に案分し、それぞれ0.025月分を減額していくものでございます。
2枚お戻りいただきまして、第75号議案の新旧対照条文をお開きください。
第1条関係は古賀市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正でございます。第24条第2項及び第3項中の支給率100分の130を100分の125に改めるものでございます。
第2条関係は、令和3年度以降に対応するもので、第1条関係で改正する支給率100分の125を100分の127.5に改めるものでございます。
第3条関係は、古賀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正でございます。第7条第4項中の支給率、1枚おめくりください、100分の130を100分の125に、100分の170を100分の165に改めるものでございます。
第4条関係は、令和3年度以降に対応するもので、第3条関係で改正する支給率100分の125を100分の127.5に、100分の165を100分の167.5に改めるものでございます。
本文に戻っていただきまして、附則でございます。施行日につきましては、公布の日から施行とし、ただし、第2条及び第4条の規定は、令和3年4月1日から施行といたしております。
続きまして、第76号議案の新旧対照条文をお開きください。
第1条関係は、古賀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正でございます。第4条第2項中の支給率100分の130を100分の125に、100分の170を100分の165に改めるものでございます。
第2条関係は、令和3年度以降に対応するもので、第1条関係で改正する支給率100分の125を100分の127.5に、100分の165を100分の167.5に改めるものでございます。
第3条関係は、古賀市特別職の職員の給与等に関する条例の一部改正でございます。第4条第3項中の支給率100分の130を100分の125に、100分の170を100分の165に改めるものでございます。
第4条関係は、令和3年度以降に対応するもので、1枚おめくりください、第3条関係で改正する支給率100分の125を100分の127.5に、100分の165を100分の167.5に改めるものでございます。
本文に戻っていただきまして、附則でございます。施行日につきましては、公布の日から施行とし、ただし、第2条及び第4条の規定は、令和3年4月1日から施行といたしております。
以上、簡単ですが、説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
27 ◯議長(結城 弘明君) これより一括して質疑に入ります。質疑ございませんか。
田中議員。
28 ◯議員(18番 田中 英輔君) 第75号議案古賀市一般職の給与に関する条例及び古賀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、関連してお伺いします。
今回の条例改正案は、人事院勧告に基づいて諸般の事情を考慮し、期末手当を0.05月分引き下げるというものでございます。月例給は据置きとなっております。一時金の引下げは、2010年以来10年ぶり、月例給の据置きというのは、7年ぶりと聞いております。
新型コロナウイルス感染症や頻発する災害をはじめ、市民の命と暮らしを守るために奮闘されている職員の努力、あるいは心情を考えますと極めて残念だと思います。
人事院勧告は国家公務員の給与について勧告しておりまして、これに準じて改正し、引き下げるということになります。その基礎になっております、古賀市職員の給与の実態は県内の他自治体に比べてどのような実態にあるのか、お聞かせいただければと思います。
29 ◯議長(結城 弘明君) 人事秘書課長。
30 ◯人事秘書課長(村山 晶教君) 県内との給与比較というところであるかと思います。これにつきましては、ラスパイレス指数というのが、基本的に比較の対象として出されております。本市におきましては、このラスパイレス指数については、平成31年分──昨年度分になりますけども、94.7というふうになっております。これは福岡市、北九州市を除きます県内27市中の26番目ということの指数というふうになっております。
31 ◯議長(結城 弘明君) 田中議員。
32 ◯議員(18番 田中 英輔君) 今、お話にありましたように、非常に古賀市の場合は、そのグループの中でいいますと下位のグループに入っているわけです。このような状況でも、勧告に従って同じようにやるというのではますます差が開くばかりだと思います。職員の努力や評価もされません。やる気を引き出すことも難しいと思います。職員の努力や働き方に応える労働条件の改善というものが必要だと思いますが、どのようにお考えかお聞かせください。
33 ◯議長(結城 弘明君) 総務部長。
34 ◯総務部長(吉村 博文君) 今回のですね、ボーナスといいますか、賞与につきましては、もう人事院勧告どおりせざるを得ないものと考えてございます。ただ、今、田中議員言われました、ラスパイレス指数の件でございますが、確かに古賀市は低うございます。いろいろな要因もですね、考えられるものもあるんですが、確かに低いということにもう違いなくてですね、何らかの具体的な手法をですね、検討しながらですね、ラスパイレス指数を100になるように検討進めてまいりたいと考えてございます。
35 ◯議長(結城 弘明君) 田中議員。
36 ◯議員(18番 田中 英輔君) 今回、給与条例の改定が提案されております。今お話もありましたが、職員の皆さんはこのような条件も受け止めながら、結果を出されているのではないかと思っています。こうした事実を真摯に受け止めていただいて、職員の努力や働き方に応える労働条件の改善に、より一層努力していただくことをお願いしたいと思います。
37 ◯議長(結城 弘明君) ほかに。内場議員。
38 ◯議員(4番 内場 恭子君) 市長にお尋ねいたします。まず、
新型コロナウイルス感染症拡大、それに対する対応というのは本当に大変な苦労をされていると思います。また、災害が多発しておりまして、これについても全職員一丸となって頑張っていただいております。その中でお尋ねしたいのは、まず、今回の人事院勧告について、市長のお考えはどういうお考えをお持ちでしょうか。
もう一点。この新型コロナウイルスの感染症拡大や、さらに、災害に対する職員の頑張り、一般職員全て、様々な方、教育委員会にしろ学校の関係にしろ、頑張っていただいている、また、市長のほうも全力を挙げて頑張っていただいていると思います。それに対する評価はどういうふうなことをお考えでしょうか。見解をお尋ねしたいと思います。
39 ◯議長(結城 弘明君) 市長。
40 ◯市長(田辺 一城君) まず、1点目に人事院勧告に対する評価でございますけれども、やはり新型コロナウイルスの影響で社会全体が極めて、全体が極めて厳しくなっている状況の中でですね、今回の人事院勧告、国家公務員の給与水準を民間企業従業員の給与水準と均衡させるという根本的なですね、考え方に沿って出されておりますので、こうした水準で出されること自体はやむを得ざるものだろうというふうに考えております。
2つ目の御質問の、この社会状況が厳しい中で、市民サービスを何とか維持、また、よりよくしようという本市職員の努力につきましては、本当に粉骨砕身ですね、各セクションで頑張ってくれているというふうに考えております。そうした職員の努力、尽力があって、ほかの自治体と比肩してもですね、見劣りをしない市民サービスの提供ができていると考えています。
41 ◯議長(結城 弘明君) 内場議員。
42 ◯議員(4番 内場 恭子君) 大変、本当に市の職員は頑張っていただいている、また、それを指導していただくリーダーとしての市長の頑張りも評価していくというところがあると思います。私はその評価すべき点があるならばこそ、職員の対応について、賞与引下げというような対応ではなく、もう少し評価すべきやり方があったのではないかなというふうに思っております。そういう意味での、モチベーションを維持していくため、もちろん職員の方はお金ではないというふうな言い方されると思います。そのモチベーションを維持していくために市長が考える方法、例えば、職員との意見交換であったり、また、評価する方法であったり、様々な対応の方法があると思います。同僚議員のほうからも出ておりました、例えば、勤務体制であったり休暇の取り方であったり、そういうものを改善するというようなことも必要だというふうに思いますが、この職員のモチベーションを今後、第3波の襲来、また、来年度に続く大きな問題があるということを考えれば、どう応えていき、また、維持していくのかという点についてお尋ねしたいと思います。
43 ◯議長(結城 弘明君) 市長。
44 ◯市長(田辺 一城君) 働くに当たってのモチベーションの維持というのは非常に重要だと考えております。確かに人事院勧告に基づいて今回こうした改定をせざるを得ないということは、働く者の立場に立つとつらいものがあるというふうに理解をしておりまして、本議案を提案させていただく前に、職員団体とのやり取りもさせていただいておりまして、その際に私が申し上げましたのは、先ほど出していただきましたが、ラスパイレス指数がやはり本市は本県のですね、他自治体と比べると過去からの経緯があって厳しい状況がありますので、これを人事評価等、既存のですね、制度の中で上げていく努力をしていくということを職員団体にも申し上げております。また、働く環境のお話ありましたけれども、これは、職員団体のほうからですね、要望として既に上げられていたものでもありますが、不妊治療に係る休暇についてのですね、制度の検討についても、その交渉の中で私の考えとして申し上げているところであります。できるだけですね、使用者として働く皆さんが、少しでもそうした環境が改善できるように、今後も努力をしていきたいと考えています。
45 ◯議長(結城 弘明君) 内場議員。
46 ◯議員(4番 内場 恭子君) 私、毎回職員の給与、また賞与等について、人事院勧告が行うような引下げについては非常に反対しております。なぜかというのは、民間企業が努力をされて給与が上がっていったときに、公務員の給与、なかなか追いついていかないんです。人事院勧告が引上げを求めてきたとしても、なかなかその額は民間と見合うような額が引き上がっていかない。しかし、今度は民間が非常に苦しい状態になったからというと今度はすっと引下げ、しかも民間を下回るような引下げ額を示してくる。こういうやり方が非常に腹立たしいと。そこでやはり市長としては、市の職員を守る、市の職員の家族を守るという立場であれば、そこの人事院勧告について物申すというよりも、そこに対する手当てを行うべきではなかったかというふうに思っておりますが、そういうお考えはなかったのかという点はいかがでしょうか。
47 ◯議長(結城 弘明君) 市長。
48 ◯市長(田辺 一城君) 議員のお考えはお考えとして受け止めさせていただきます。一方で、人事院勧告のですね、制度趣旨を鑑み、また、多くの市民、国民の皆様の公務員に対する視線、御評価等を踏まえますと、現在の状況下でこれまでの本市の基本的なやり方に沿って、人事院勧告に沿って、本議案を提案させていただくことが妥当と考えました。
49 ◯議長(結城 弘明君) 内場議員。
50 ◯議員(4番 内場 恭子君) 意見として述べさせていただきます。市の職員も市民であり、また、この日本に住む住民であります。そういう中では、新型コロナ感染症のウイルス感染拡大により影響を受けております。ただ、給与面では、公務員であるということで保障されているというような思いをされるかもしれません。しかし、市職員はそれなりに大変直面する、例えばコロナ感染症に直面するような場面、窓口対応、様々な学校関係での対応など、本当に全力を尽くしていただいております。そういう方のモチベーションを保つため、表すために、感謝の念を示す方法として金銭的なものが全てとは言いません。しかし、このモチベーションを下げるような方向に進むということについては、非常に疑念を感じております。これは皆さん、心の奥にあるかもしれません。しかし、それを口に出せない公務員の立場というのもあるという思いはあります。こういうことから考えれば、この人事院勧告を素直に受け入れるということについて、若干の、若干どころか大いなる疑問を感じております。こういう立場にあるということ、また、それをはるかに飲み込んだ上で、市の職員、公務員の皆さんは頑張っていただいているという、非常にありがたい行為をしていただいている。また、医療機関の方たちも、本当に無償の愛で対応していただいている、そういう思いを持っておりますので、やはりそれに報いるような対応を示していただきたかったというふうに思っております。これは私の個人的な意見というふうに言われるかもしれませんが、皆さん、心の底にあるものではないかと思って意見を述べました。
51 ◯議長(結城 弘明君) ほかに質疑ございませんか。
奴間議員。
52 ◯議員(1番 奴間 健司君) 75号議案、76号議案について質疑をさせていただきます。
今日、冒頭の市長の挨拶にも触れておりましたけども、この2つの議案は期末手当の支給に関することで、1日前、つまり、本日までに議決する必要があるということで、議会運営委員会でもそのことを考慮し、会期日程の一部を変更するということを全員の合意で進めております。また、審議方法につきましても、そういった変更から委員会付託を省略して、本会議での即日の質疑、討論、採決ということにしました。そういった事情ですので、若干ちょっと市長にお尋ねをしときたいと思います。私は、人事院勧告については、その尊重と完全実施を求めるという基本的立場については、今日も変更はございません。ただやはり、気になる点があります。1つは、同僚議員からも質問が出ていますが、やはりコロナ禍において古賀市の職員も、給付金の給付や、あるいは避難所についてもコロナ対策と併せてかなり頑張っていただきました。また、保健師に至っては、県の保健所の応援まで派遣されています。そういったことから、やはり職員のやる気に対する配慮、考慮、これは市長としては、どうお考えになってんのか。とりわけ給与面、期末手当面だけではなく、本来であれば定員の拡充、確保がやっぱり必要な局面を迎えてるんじゃないか。国は、そういった公務員の定員については触れず、こういった期末手当だけの勧告となっておりますけども、そういった面から、やっぱり私は職員の十分力を発揮していただける環境を確保するということが大事じゃないかと思いますので、市長の認識をお尋ねしときたいと思います。
53 ◯議長(結城 弘明君) 市長。
54 ◯市長(田辺 一城君) 繰り返しになる部分も多くて恐縮ではありますけれども、やはりこの
新型コロナウイルス感染症という全人類が直面している問題、そして近年の大規模災害に備えざるを得ない状況が頻発しているということについて、本市の職員はあまねくですね、適宜適切な対応をしてくれているものと認識をしています。また、今申し上げた事象というのは、イレギュラーなものでありまして、このイレギュラーなものに対して、未知のものに対して、創意工夫、発意も含めて、しっかりとこの間してくれて、様々なセクションにおける有意義な先駆的な取組にもつながっていると認識をしておりまして、その努力、尽力については、市長としてとてもありがたく、その努力を重く受け止めておるところでございます。
一方で、この給与という面に関しましては、人事院勧告に基づいて本市はこれまでも検討し、結論を出してきたところであり、この状況下においても、この人事院勧告というのに基づいて本議案を提案させていただくことが妥当と最終的に結論づけました。
なお、この議案を提起させていただくに当たっては、その前段階として、職員団体とやり取りをさせていただき、職員団体からも様々なこの間のですね、職員の努力、尽力について直接私自身も伺いましたし、私からもこちらの願意をしっかりとお伝えをした上で、その頑張りに報いていくためにはですね、本市が過去の経緯から、低い状況にあるラスパイレス指数についてしっかりとまずは上げていくということ、100をめざしていくんだという発言を職員との交渉の中でも私させていただいておりますし、先ほど来申し上げております、その他の職場環境の改善ということで、不妊治療に対する休暇取得に係る制度というのをしっかり我々としては検討したいという思いも私の口から伝えさせていただいたところであります。こうした総合的な形で、職員が働きやすい、モチベーションを維持できる環境を引き続き、働く者の立場を理解しながら進めていきたいと考えております。
55 ◯議長(結城 弘明君) 市長、職員の定員確保、拡充についての認識はどうかということですが。横田副市長。
56 ◯副市長(横田 昌宏君) では、私のほうから定員に対してという御質問だったですけども。業務量はですね、恒常的に未来永劫というか、かなり長い時間増えるという状況がありましたら、総体の中で、まずは、機構改革、組織の改革等でもう少し効率的な人員配置ができないかということも検討いたしますし、様々な検討の中で、最終的にどうしても足りないというときが、定員について増やすべきではないかという意見になろうかと思います。まだ、今ではその段階ではないと思っております。
57 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。
58 ◯議員(1番 奴間 健司君) 議長、答弁漏れを指摘していただいてありがとうございます。この点の議論はここで主に行うことではないと思いますけども、やはり私は必要があれば定員を見直すという答弁なんですが、やはりそういった必要な場面、局面、やっぱり職員がそういう状況を迎えてるんじゃないかということを私は認識しております。それに追い打ちをかけるような形での期末手当の削減ということが出た場合、職員への影響は、私は無視できないんじゃないかという立場から御指摘をさせていただきました。
もう一点だけ市長の認識をお尋ねしますが、今回の改定の背景には、やっぱ新型コロナの影響、社会経済に与える深刻な影響があるかと思います。また、国においては、膨大な財源を投資して対策を行っております。こういったことを考えると、今後それらが改善するという見込み、あるいは財源の投入についてもかなり借金をして先送りしておりますことから、今回はこの程度の改定にとどまってるかも分かんないけど、やっぱ今後ますます影響が広がってくるんじゃないかということを大変危惧しています。市長はその辺、コロナ対策との関連での今回の期末手当の削減、あるいはこの見通しについてですね、どういう認識をお持ちなのかお聞きしときたいと思いますが、いかがでしょうか。
59 ◯議長(結城 弘明君) 市長。
60 ◯市長(田辺 一城君) 恐らく私も含めてですね、我が国もしくは全世界の為政者がですね、今後どのような状況がどれだけ続くのかという予測ができない中で、手探りで様々な対応を取っていると理解をしております。そうした中において、本市が今後行っていくべきコロナ対策というのも、目の前の状況を即時的に捉えながら、これまで取ってきた以上に引き続き状況に即してやっていく必要があろうというのが基本認識としてあります。そして、こうした対応、危機管理ですから、こうした対応を取っていくに当たっては、現下の状況が、この厳しい状況がさらに継続し、より深化する可能性がある──深化っていうのは深い、深化する可能性があるということを加味した上で、市政運営をするということが肝要であろうということを常に念頭に置いて現在させていただいているところであります。
61 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。
62 ◯議員(1番 奴間 健司君) もう一点だけお尋ねしますが、ちょっと私の質問の趣旨をもうちょっと付け加えると、やはり財源、コロナ対策の財源の考え方なんですけども、国は、地方創生臨時交付金で3兆円積み上げて対応していますが、やはり地方自治体としては、それを積極的に活用することは大切なんですが、その効果や検証、間違っても──最近ちょっと一部報道がありますけれども──コロナ対策に乗じて不正があったり、あるいは本当にコロナ対策と言えんのかという指摘も一部あるような報道もございました。古賀ではそういったことはないと思いますけども、やはりこれだけの財源を投入する以上、その効果や検証、そして間違ってもそのことがきっかけで赤字の拡大・再生産にならないような慎重な扱い、活用というのが必要だと思いますんで、最後ちょっとその点だけ市長の認識をお聞きして終わっときたいと思います。
63 ◯議長(結城 弘明君) 市長。
64 ◯市長(田辺 一城君) このコロナウイルス対策については、我が国においても国家の為政者の皆さんが、国家財政の状況も勘案しながら、政策を展開していただいていると理解をしています。もちろん国家財政が健全性を担保できているのだろうかということは、1人の政治家として私も首長としても注視していかなければならない事項だと考えておりますので、それは常に念頭に置いていますけれども、まず地方自治体の首長の立場としては、国家として意思決定をされた財源について、その獲得に努め、本市の市政運営に生かしていくということがまず第一義であると考えております。それをまず考えた上で、国家財政の状況が、まず、国会議員、我々が負託をしている国会議員の皆さんがしっかりとその政府をチェック・監視することが大事だと思いますけれども、それでもなお、不足する部分もある可能性がありますので、私たち首長だったり地方議員というのも国に対して常に意識を持ち、物を言っていくということは大事だと考えています。
65 ◯議長(結城 弘明君) ほかにございませんか。
吉住議員。
66 ◯議員(9番 吉住 長敏君) 75、76議案、一括して質疑させていただきます。
極めて実務的な問いかけになるかもしれませんが、実に久しぶりにラスパイレス指数なんていう──ラス指数と略しますけれど、26団体中25位とお聞きしまして、じくじたるものがありますね。職員の賃金、労働条件の底上げ改善を求めて、公務員時代半分を費やしてきた私にとっては、残念な思いがします。
それで、単純な質問なんですけど、ラス指数を100まで上げたいということをおっしゃいましたので、あえて聞くんでございますが、100に上げる手法ですね、どんなことを検討されているのか。方策をですね、二、三年のうちぐらいに僕はやるべきだと思うんですけど、今度の改定は置いときまして、関わらずラス指数を100に上げることが可能と僕は聞こえたんですね、理解しました。だからその手法についてですね、団体交渉、労組との交渉で示されているとは思いますが、私ども住民代表にもお聞かせください。
67 ◯議長(結城 弘明君) 人事秘書課長。
68 ◯人事秘書課長(村山 晶教君) ラスパイレス指数を100をめざすというところで、労使のほうで交渉のほうでも出ておったところです。このラスにつきまして、一応具体的な手法としては、今後ですね、労働組合のほうと具体的な協議はやっていくというところになりますが、先ほど市長のほうも申しましたように、制度として今、人事評価制度が入っております。そういった法の中でですね、市町村のほうでできること、そういったところを検討しながらですね、ラスのほうを100ということにめざしていきたいというふうに考えております。
69 ◯議長(結城 弘明君) 吉住議員。
70 ◯議員(9番 吉住 長敏君) ちょっとすごく分かりにくいんですね。100をめざすということは、言ってみれば基本給、諸手当などトータルの中でどこかをいじれば100になるのか、ならないのか。何かを扱わないと、改善しないと、格差是正をしないと100に近づかないのではないかという単純な思いを、具体的な給与計算の手法は分かりませんけれども、そういう思いがするんですけど、そうじゃないんだと。別の、人事評価というもの、いわゆるトータルでいう待遇改善ちゅうんですかね、そういうものによって補いたいというように聞こえたんですけど。でも、それをすればラス指数100にそれでなるんですか。その辺のそごがあるので、きちっと説明してください。
71 ◯議長(結城 弘明君) 人事秘書課長。
72 ◯人事秘書課長(村山 晶教君) 人事評価制度に基づいてと申しましたのは、給与ですね、それの昇給等がどれだけ昇給させるかということで、評価がよければ号給のほうも多く上がっていくというようなところにつながっていきます。あと、ラスの、今度は低い原因のところで少し部長のほうも申しましたけども、これ任期付職員等の任用という制度の活用を古賀市では行っております。要因としてですね、そういった任用の方法によっても国と違う任用形態がございますので、そういったところでのラスが低くなっている要因としても分析はしているところでございます。そういった任用の面も含めてですね、考えていければというふうには思っております。最終的には労使のほうで協議をしながら、具体的な方法については考えていきたいと思っております。
73 ◯議長(結城 弘明君) 吉住議員。
74 ◯議員(9番 吉住 長敏君) 最後にします。ぜひともですね、先ほど、この改定案については2年ぐらいにまたがるようでございますので、遅くとも2年以内ぐらいのですね、改善をめざしてですね、そういう展望を掲げて、ぜひとも是正、25からせめて真ん中上ぐらいはめざすようにですね、頑張ってもらいたい、ぜひそういうことを講じてもらいたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
75 ◯議長(結城 弘明君) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
76 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
お諮りします。ただいま議題となっております第75号議案及び第76号議案の2議案は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
77 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。
これより討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
まず、第75号議案古賀市一般職の職員の給与に関する条例及び古賀市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
本案に対する反対討論の発言を許します。
内場議員。
78 ◯議員(4番 内場 恭子君) この第75号議案に対して反対の立場で討論いたします。
まず、職員のモチベーション、これを保つためにも1つの方法としての給与の、また賞与ということについては保障していくべき、やるべきだというふうに考えております。それが引き下げられるという人事院勧告については、納得することもできません。職員に対しては、本当にこの新型コロナウイルス拡大、これに対する対応、我が身を省みず対応していただいている部分もあると考えます。また、災害が多発した今年度、非常に頑張っていただいている、こういう職員の立場、また、その思いに応えるためにも引き下げるというのではなく、せめて現状維持をしていただく。そのような対応をやっていくべきだと私は考えております。そういう意味から、この引下げについては反対いたします。
79 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
80 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
81 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
82 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
83 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
84 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第75号議案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
85 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
86 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第75号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第76号議案古賀市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例及び古賀市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
87 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
88 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
89 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
90 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第76号議案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
91 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
92 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第76号議案は原案のとおり可決されました。
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日程第6.第77号議案 古賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
第78号議案 古賀市子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第79号議案 古賀市重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第80号議案 古賀市水道事業の設置等に関する条例及び古賀市下水道事業の設置等に関する条例の一
部を改正する条例の制定について
93 ◯議長(結城 弘明君) 日程第6、第77号議案古賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてから、第80号議案古賀市水道事業の設置等に関する条例及び古賀市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの4議案を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 田辺一城君登壇〕
94 ◯市長(田辺 一城君) 第77号議案から第80号議案について、提案理由の説明をいたします。
第77号議案古賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が公布され、その一部の規定について令和3年1月1日に施行されることに伴い、条例の一部を改正するものでございます。
次に、第78号議案古賀市子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定については、福岡県子ども医療費支給制度の改正に伴い、古賀市子ども医療費の支給について変更する必要が生じましたので、条例の一部を改正するものでございます。
次に、第79号議案古賀市重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定については、福岡県重度障がい者医療費支給制度の改正に伴い、古賀市重度障害者医療費支給制度について所要の変更を行うため、条例の一部を改正するものでございます。
最後に、第80号議案古賀市水道事業の設置等に関する条例及び古賀市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴い、それぞれ条文の整備及び所要の改正を行うものでございます。
細部につきましては、それぞれ担当部長に説明をさせますので、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
95 ◯議長(結城 弘明君) 詳細説明を市民部長。
96 ◯市民部長(清水万里子君) 第77号議案から第79号議案までの3議案については、続けて詳細説明をさせていただきたいと存じます。
初めに、第77号議案古賀市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、詳細説明をいたします。
それでは、議案書から2枚めくっていただきまして、参考資料として添付しております新旧対照条文を御覧ください。
第23条は、国民健康保険税の減額、いわゆる軽減に関する条文でございます。今回の改正では、第1号から第3号まで、アンダーラインを付した部分は同じ改正内容となっております。改正内容といたしましては、令和3年1月1日施行の個人所得課税の見直しにおいて、給与所得控除あるいは公的年金等控除から基礎控除への10万円の振替等が行われることに伴って、給与所得額や公的年金等所得額がこれまでより高く算出されるようになっております。そのため、軽減判定の基準額としていた33万円を43万円とし、さらに納税義務者並びにその世帯に属する国民健康保険の被保険者及び特定同一世帯所属者のうちに一定の金額を超える給与所得、あるいは公的年金等所得を有する者がいる場合、それらの者の合計人数が2以上であれば、当該超える給与所得者、あるいは公的年金等所得者の数から1を減じた数に10万円を乗じていた額を43万円に加算した金額を基準額に改めることで、これまでと同水準にしようとするものです。
1枚めくっていただきまして、附則第2項については、65歳以上の公的年金等の所得がある者に係る課税の特例について規定するもので、第23条の改正に伴う文言の整理のほか、課税の特例として控除される額が15万円であることから、控除元である公的年金等の収入額の110万円に15万円を加算した額の125万円に改め、現行制度と同じ条件になるよう改正するものです。
2枚戻っていただき、改正条文の最後に記載しております附則でございますが、施行期日は令和3年1月1日としております。また、適用区分として、この規定を令和3年度以後の年度分の国民健康保険税から適用し、令和2年度分までの国民健康保険税については、従来のとおりとしております。
次に、第78号議案古賀市子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、詳細説明をいたします。
それでは、2枚めくっていただきまして、参考資料として添付しております新旧対照条文を御覧ください。
第2条第1項第2号のア、イ、ウにおいては、対象となる子どもの年齢を定めております。
第4条では、子ども医療費の支給の額等を定めており、従来の制度では入院以外の場合に支給がなかった中学生子どもに対して、県の支給基準と同じ基準の一月の自己負担上限を1,600円として、入院以外の場合にも支給を行うように改正するものです。
1枚戻っていただき、改正条文の最後に記載しております附則でございますが、施行期日は令和3年4月1日からとし、適用区分は施行日以後から適用することとしております。また、条例の公布日以降においては、施行日前であっても受給資格の認定、または医療証を交付することができる旨を規定しております。
次に、第79号議案古賀市重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、詳細説明をいたします。
それでは、2枚めくっていただきまして、参考資料として添付しております新旧対照条文を御覧ください。
この条例全般において、障害の「害」の字を漢字から平仮名に変更しております。
さらに、2枚めくっていただきまして、第8条第3項の3行目の部分では、文言の整理を、次のページ第13条第1項では、引用法令に条ずれがあったため、その整理を行っております。
なお、改正後の条文において、知的障害者福祉法や身体障害者福祉法、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律などの法令の名称として使われている「障害者」や、身体障害者手帳、精神障害者福祉手帳など、法令中で使用されている「障害者」については法令どおりに記載するため、「害」は漢字のままになっております。
改正条文の2枚目に戻っていただき、最後に記載しております附則でございますが、施行期日は令和3年4月1日からとしており、経過措置については、記載のとおりでございます。
以上、簡単ではございますが、説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
97 ◯議長(結城 弘明君) 次に、建設産業部長。
98 ◯建設産業部長(河北 吉昭君) 第80号議案古賀市水道事業の設置等に関する条例及び古賀市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、詳細説明をいたします。
今回の改正は、地方自治法等の一部を改正する法律の改正に伴う繰り下がりを改めること及び給水区域表に古賀市美郷の全域と玄望園の全域を追加するものであります。
それでは、議案の次に添付しております条例案新旧対照条文を御覧ください。
まず、古賀市水道事業の設置等に関する条例の第5条では、第243条の2第8項を第243条の2の2第8項に改め、次の別表では、新たに古賀市美郷の全域及び玄望園の全域を追加するものであります。
次の古賀市下水道事業の設置等に関する条例の第6条では、第243条の2第8項を第243条の2の2第8項に改めるものであります。
この条例の施行期日は公布の日からとし、別表については、令和3年1月1日からとしております。
以上で詳細説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
99 ◯議長(結城 弘明君) ただいま議題となっております第77号議案から第80号議案までの4議案についての大綱質疑は、12月3日の本会議において行います。
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日程第7.第81号議案 令和2年度古賀市一般会計補正予算(第6号)について
第82号議案 令和2年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について
第83号議案 令和2年度古賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について
第84号議案 令和2年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)について
第85号議案 令和2年度古賀市水道事業会計補正予算(第2号)について
第86号議案 令和2年度古賀市下水道事業会計補正予算(第2号)について
100 ◯議長(結城 弘明君) 日程第7、第81号議案令和2年度古賀市一般会計補正予算(第6号)についてから、第86号議案令和2年度古賀市下水道事業会計補正予算(第2号)についてまでの6議案を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 田辺一城君登壇〕
101 ◯市長(田辺 一城君) 第81号議案から第86号議案までの令和2年度古賀市一般会計、特別会計及び公営企業会計の補正予算について、概要の説明をいたします。
まず、第81号議案の令和2年度古賀市一般会計補正予算(第6号)については、歳入歳出それぞれ4億3,083万円を追加し、補正後の予算を296億1,830万4,000円とするものであります。
補正内容としましては、全般的に人事院勧告に準じた職員給与の改定などによる人件費の補正を行っております。
人件費以外の主な補正内容の1点目としましては、総務費にて、評価替えに向けた事前調査により判明しました固定資産税や法人市民税の過誤納金還付金など1,410万円を計上しております。
2点目は、民生費にて、生活保護受給者支援事業に係る扶助費の増や額確定による国への返還金など2億331万7,000円を計上しております。
3点目は、衛生費感染症対策事業費、文化課予算にて、新型コロナウイルス感染拡大防止のため電子図書館サービスを導入する委託料など773万3,000円を計上しております。
4点目は、災害復旧費にて、7月豪雨による太郎丸熊鶴線の災害復旧工事費1,790万1,000円を計上しております。
歳入の主なものとしましては、生活保護受給者支援事業などに係る民生費国庫負担金1億2,968万9,000円や、7月豪雨により被災した道路の災害復旧費国庫負担金1,295万3,000円を計上しております。
なお、地方債の補正につきましては、第2表のとおりでございます。
続きまして、第82号議案の令和2年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)については、歳入歳出それぞれ5,004万3,000円を追加し、補正後の予算を61億9,733万6,000円とするもので、システムの改修委託料や県への返還金などを計上をしております。
次に、第83号議案の令和2年度古賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、歳入歳出それぞれ153万1,000円を追加し、補正後の予算を8億2,966万5,000円とするもので、システムの改修委託料などを計上しております。
次に、第84号議案の令和2年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)については、保険事業勘定において歳入歳出それぞれ297万8,000円を追加し、補正後の予算を42億9,033万1,000円とするもので、システムの改修委託料などを計上しております。また、介護サービス事業勘定において、歳入歳出それぞれ6万6,000円を減額し、補正後の予算を3,749万8,000円とするものであります。
次に、第85号議案の令和2年度古賀市水道事業会計補正予算(第2号)については、収益的収支の支出で985万6,000円を増額し、補正後の予算を10億6,320万1,000円とするものであります。
春日那珂川水道企業団への水融通終了に係る受水費の増分及び給与改定等に伴う人件費の減を計上しております。
また、古賀市浄水場関連施設運転管理業務委託に関しまして、令和3年度から令和4年度まで2か年の債務負担行為の追加を行っております。
最後に、第86号議案の令和2年度古賀市下水道事業会計補正予算(第2号)については、収益的収支の支出で1,086万8,000円を増額し、補正後の予算を22億6,976万3,000円とするものであります。
集落排水処理施設への流入増に伴う汚泥処分委託の増分及び給与改定等に伴う人件費の調整を計上しております。
次に、資本的収支の支出で8万8,000円を減額し、補正後の予算を17億546万6,000円とするものであります。給与改定等に伴う人件費の減を計上しております。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
102 ◯議長(結城 弘明君) ただいま議題となっております第81号議案から第86号議案までの6議案についての大綱質疑は、12月3日の本会議において行います。
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日程第8.第87号議案 古賀市農業委員会の委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を4分の1
以上とすることについて
103 ◯議長(結城 弘明君) 日程第8、第87号議案古賀市農業委員会の委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を4分の1以上とすることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 田辺一城君登壇〕
104 ◯市長(田辺 一城君) 第87号議案古賀市農業委員会の委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を4分の1以上とすることについて、提案理由の説明をいたします。
農業委員会の委員は、農業委員会等に関する法律第8条第5項の規定により、原則として農業経営基盤強化促進法第13条第1項に規定する認定農業者または認定農業者である法人の業務を遂行する役員、もしくは使用人が農業委員会の委員の過半数を占めることとされております。
現在、令和3年8月1日から任期3年間とする新体制に向け準備を行っておりますが、農業委員会の委員の過半数を認定農業者等で占めることが困難な状況です。よって、農業委員会等に関する法律第8条第5項ただし書及び同法施行規則第2条第2項の規定に基づき、過半数要件の例外規定を適用し、認定農業者等またはこれらに準ずる者の割合を4分の1以上とすることについて議会の同意を求めるものでございます。
細部については建設産業部長に説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
105 ◯議長(結城 弘明君) 詳細説明を建設産業部長。
106 ◯建設産業部長(河北 吉昭君) 第87号議案古賀市農業委員会の委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を4分の1以上とすることについて、詳細説明をいたします。
本市農業委員会は、古賀市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例第2条及び第3条の規定に基づき、農業委員会の委員は14人、農地利用最適化推進委員は6人の計20人で構成しております。農業委員会の委員14人のうち8人が認定農業者でございます。
現在の農業委員会の委員の任期は令和3年7月31日までとなっており、令和3年8月1日から任期3年間とする新体制に向け準備を行っております。具体的には、本年4月より農区長会、認定農業者協議会、女性農業者協議会、粕屋農業協同組合など、農業関係団体に対して農業委員会に関する法律の説明を行い、これら団体から委員を推薦していただくため依頼をするなど、意向確認を行っているところでございます。現在、意向確認の途中ではございますが、現時点におきまして農業委員会の委員の定数である14人の過半数である8人を認定農業者が占めることが困難であることが、団体への意向確認で明らかになりました。
裏面の参考資料をお願いいたします。農業委員会等に関する法律が施行されました平成28年度から本年度に至るまで、認定農業者数が減少傾向にあることに加えまして、農区ごとに認定農業者数に偏りがあるという状況でございます。このような状況の中、農業委員会の委員14人の任命につきましては、その過半数である8名以上を認定農業者等で占めることが困難な状況にあります。よって、農業委員会の委員の任命につきましては、認定農業者等またはこれらに準ずる者の割合を4分の1以上とする過半数要件の例外規定を適用するため、議会の同意を求めるものでございます。
以上で、第87号議案古賀市農業委員会の委員に占める認定農業者等又はこれらに準ずる者の割合を4分の1以上とすることについて、詳細説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
107 ◯議長(結城 弘明君) ただいま議題となっております第87号議案についての大綱質疑は、12月3日の本会議において行います。
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日程第9.第88号議案 財産の取得について
108 ◯議長(結城 弘明君) 日程第9、第88号議案財産の取得についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 田辺一城君登壇〕
109 ◯市長(田辺 一城君) 第88号議案について、提案理由の説明をいたします。
第88号議案財産の取得については、古賀市立小中学校大型モニター等導入に伴い、一般競争入札により取得の相手方を定めましたが、その者から取得するに当たり市議会の議決を求めるものでございます。
細部につきましては、教育部長に説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
110 ◯議長(結城 弘明君) 詳細説明を教育部長。
111 ◯教育部長(青谷 昇君) それでは、第88号議案財産の取得について、詳細説明をいたします。
取得します財産につきましては、学校におけるICT環境整備を図るため、小中学校の普通教室等に導入する大型モニター及びスタンド各241台を取得するものであります。取得する大型モニターについては、画面サイズは65型、GIGAスクール構想で整備をする児童生徒及び教師用のパソコン端末と無線接続ができ、カメラ映像の取り込みや画面への直接の書き込み、保存等が可能であるなど、新学習指導要領に対応できる機能を有しております。
令和2年10月29日に一般競争入札により取得の相手方を定めましたので、その相手方の日興通信株式会社九州支社と契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により市議会の議決を求めるものでございます。
契約金額といたしましては、5,286万940円。納入期限につきましては、令和3年3月28日といたしております。
議案の次のページに参考資料1として、取得予定内訳を添付しております。納入場所である各小中学校の台数の内訳は一覧表のとおりでございます。
また、次のページに参考資料2として、入札の結果等を添付しておりますので御参照いただきたいと思います。
以上、簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
112 ◯議長(結城 弘明君) ただいま議題となっております第88号議案についての大綱質疑は、12月3日の本会議において行います。
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日程第10.第89号議案 市道路線の認定について
第90号議案 市道路線の変更について
113 ◯議長(結城 弘明君) 日程第10、第89号議案市道路線の認定について及び第90号議案市道路線の変更についての2議案を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 田辺一城君登壇〕
114 ◯市長(田辺 一城君) 第89号議案及び第90号議案について、提案理由の説明をいたします。
まず、第89号議案市道路線の認定については、民間開発に伴う1路線について道路認定を行うものです。
次に、第90号議案市道路線の変更については、1路線について民間開発に伴い終点の変更を行うものです。
細部につきましては、建設産業部長に説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
115 ◯議長(結城 弘明君) 詳細説明を建設産業部長。
116 ◯建設産業部長(河北 吉昭君) 第89号議案市道路線の認定について、詳細説明をいたします。
今回議決をお願いいたしますのは路線認定1路線でございます。議案書に添付しております参考資料の一覧表と図面を御参照ください。
参考資料2の図面を御覧ください。市道第1583号、米多比83号線につきましては、民間開発に伴い新たに整備された道路となります。概要につきましては、延長52.5メートル、幅員7.05メートル、面積370.31平方メートルとなります。
続きまして、第90号議案市道路線の変更について、詳細説明をいたします。
今回、議決をお願いいたしますのは路線変更1路線でございます。議案書に添付しております参考資料の一覧表と図面を御参照ください。
参考資料2の図面を御覧ください。市道第2116号、町川原16号線につきましては、民間開発に伴い整備された道路で、今回、終点の変更をするものでございます。概要につきましては、延長890.99メートル、幅員9.97メートル、面積8,888.97平方メートルとなります。
以上、簡単ではございますが、市道路線認定並びに市道路線変更の説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
117 ◯議長(結城 弘明君) ただいま議題となっております第89号議案及び第90号議案の2議案の大綱質疑は、12月の3日の本会議において行います。
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日程第11.第91号議案 古賀市監査委員の選任について
118 ◯議長(結城 弘明君) 日程第11、第91号議案古賀市監査委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 田辺一城君登壇〕
119 ◯市長(田辺 一城君) 第91号議案の説明をさせていただく前に、本市監査委員でありました谷口一馬氏が去る9月30日に御逝去されました。谷口氏のこれまでの本市に対する御功績、御尽力に深く敬意を表し、感謝し、そして心から御冥福をお祈り申し上げます。
それでは、第91号議案古賀市監査委員の選任について、提案理由の説明をいたします。
監査委員は、地方自治法第196条第1項の規定により、識見を有する者及び議会議員のうちから選任することになっておりますが、今回お願いいたしますのは、識見を有する者からの監査委員の選任でございます。
本市監査委員のうち識見を有する谷口一馬監査委員が御逝去されたことにより、その後任の監査委員を選任したくお願いするものでございます。
御提案させていただきます川添義則氏は、日本国有鉄道勤務後、福岡国税局に入局されてから局内の各税務署で個人課税部門を主体に業務に当たられ、行橋税務署個人課税部門の統括国税調査官を最後に定年退職をされております。退職後は、本市内において税理士事務所を開業し、現在も税理士として御活躍をされております。
以上のことから、自治体の財務管理や事業の経営管理、その他行政運営に関して優れた見識を持たれており、監査委員を選任するに当たり、適任と考えております。
なお、御同意いただいた際には、任期は令和3年1月1日から令和6年12月31日までの4年間をお願いする予定としております。御同意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
120 ◯議長(結城 弘明君) ただいま議題となっております第91号議案の質疑は、12月3日の本会議において行います。
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121 ◯議長(結城 弘明君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。
委員会及び次の本会議は別に通知をいたしませんので、お忘れなく御出席を願います。
本日はこれにて散会いたします。
午後0時09分散会
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古賀市議会...