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  1. 古賀市議会 2020-07-15
    2020-07-15 令和2年第4回臨時会(第1日) 本文


    取得元: 古賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-09
    2020年07月15日:令和2年第4回臨時会(第1日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                       午前9時30分開会                       〔出席議員19名〕 ◯議長(結城 弘明君) おはようございます。  ただいまから令和2年古賀市議会第4回臨時会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。            ────────────・────・────────────   日程第1.会期の決定 2 ◯議長(結城 弘明君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 3 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日1日間と決定いたしました。            ────────────・────・────────────   日程第2.会議録署名議員の指名 4 ◯議長(結城 弘明君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、村松謙二議員田中英輔議員の2名を指名いたします。  ここで、市長から議会招集に当たり、挨拶をしたい旨の申出があっておりますので、これを受けることにいたします。  市長。                     〔市長 田辺一城君登壇〕 5 ◯市長(田辺 一城君) おはようございます。本日は、令和2年古賀市議会第4回臨時会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には大変お忙しい中、御参集をいただきまして、誠にありがとうございます。  まずは、熊本県を中心に九州や中部地方などにおいて甚大な被害をもたらしている、令和2年7月豪雨でお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被害により不自由な生活を余儀なくされている方々が一刻でも早く元の生活を取り戻されますようお祈りを申し上げます。
     現段階、古賀市においては大きな災害は発生しておりませんが、まだ梅雨は明けておらず、引き続き警戒を続けていきます。市民の皆様におかれましては、まずは自分の命を守ることを強く認識され、あらかじめハザードマップを掲載した総合防災マップなどを御確認の上、情報を収集し、周囲の状況の変化を捉え、必要な行動をお願いいたします。  さて、今回の臨時議会は、国の第2次補正に伴う、ひとり親世帯臨時特別給付金について、その支給が、可能な限り令和2年8月末までに支給することと求められておりますこと、新型コロナウイルスとの共存下で、感染拡大防止策を講じ、修学旅行が実施できるよう、その検討をいち早く行うことができるように、また、新型コロナウイルス感染拡大の第2波が懸念される中、早急に児童生徒への1人1台のパソコン端末の配備と運用を行うため、一日でも早く御審議をいただき、実施することができるよう、本日招集をさせていただきました。  結城議長をはじめ、議会の皆様におかれましては、本年4回目となる招集に対しまして、その緊要性に鑑み、御協力をいただきましたことに対し、深く感謝を申し上げます。  新型コロナウイルス感染者数が増加をしており、第2波が懸念されております。私たち一人一人の意識と行動の変容が求められており、市民の皆様には、引き続き3つの密の回避や、人と人との距離の確保、マスクの着用、手洗いなどの手指衛生をはじめとした基本的な感染対策の継続など、新しい生活様式の実践に努められますよう、お願いを申し上げます。  今議会において御審議をいただきます案件は、既にお手元に配付いたしておりますように、報告案件2件、補正予算案件1件の計3案件でございます。  議案の細部につきましては、議題とされました際に、私なり担当部長、課長に説明をさせますので、よろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますが、議会招集の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。            ────────────・────・────────────   日程第3.諸報告 6 ◯議長(結城 弘明君) 日程第3、諸報告をいたします。  本臨時会議案等説明のため、出席通知のありました者の職氏名を一覧表としてお手元に配付いたしておりますので御了承願います。  以上で諸報告を終わります。            ────────────・────・────────────   日程第4.報告第6号 専決処分の報告について(交通事故に係る損害賠償について)        報告第7号 専決処分の報告について(市道の管理業務遂行上の過失に係る損害賠償について) 7 ◯議長(結城 弘明君) 日程第4、報告第6号及び報告第7号専決処分の報告についての2件を一括して議題といたします。  報告の説明を求めます。  市長。                     〔市長 田辺一城君登壇〕 8 ◯市長(田辺 一城君) 報告第6号及び第7号について概要の説明をいたします。  報告第6号専決処分の報告につきましては、公用車の交通事故による損害賠償額の決定及び和解について、市長の専決処分に関する条例第2号の規定に基づき、令和2年6月23日に専決処分を行いましたので、その内容を報告するものです。  この事故は、令和2年3月4日午前11時50分頃、古賀市天神1丁目地内において、相手方が左後方から自転車で前進中に、公用車が左折しようとしたため、相手方の自転車と公用車の左側後部が接触し、相手方を負傷させたもので、別紙記載損害賠償額で合意に至ったものです。  次に、報告第7号専決処分の報告については、市道の管理業務遂行上の過失に係る損害賠償について、市長の専決処分に関する条例第1号の規定に基づき、令和2年6月25日に専決処分を行いましたので、その内容を報告するものです。  この事故は、令和2年4月28日に職員が行う市道管理草刈り作業中、草刈り機により飛ばされた石が駐車中の相手方車両に当たり、車両右側後方窓ガラスを破損させたもので、別紙記載損害賠償額で合意に至ったものです。  以上、報告を終わります。 9 ◯議長(結城 弘明君) これより一括して質疑に入ります。質疑ございませんか。  内場議員。 10 ◯議員(4番 内場 恭子君) 報告第7号のほうの点について、1点お尋ねいたします。  今、草刈り機の、除草中の、石の飛び跳ね防止のために、各所でしてありますような、例えば透明のシールドを使うとか、様々な道路のほうに飛び出さないような方策をしてあると思いますが、そういうことを実施された上での石跳ねがあったということだったんでしょうか。その辺の説明をいただきたいと思います。 11 ◯議長(結城 弘明君) 建設産業部長。 12 ◯建設産業部長(河北 吉昭君) その点についてお答えいたします。  この車両まで、作業場からですね、ちょっと11メートルほど距離がございまして、まさか飛ぶことはないということでですね、防護板等を使用していなかったため発生したものになります。今後は十分気をつけて作業に従事したいと思います。 13 ◯議長(結城 弘明君) ほか、御質問ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。            ────────────・────・────────────   日程第5.第52号議案 令和2年度古賀市一般会計補正予算(第4号)について 15 ◯議長(結城 弘明君) これより、議案審議に入ります。  日程第5、第52号議案令和2年度古賀市一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市長。                     〔市長 田辺一城君登壇〕 16 ◯市長(田辺 一城君) 第52号議案の令和2年度古賀市一般会計補正予算について、提案理由の説明をいたします。  第52号議案の令和2年度古賀市一般会計補正予算(第4号)については、歳入歳出それぞれ4億6,091万円を追加し、補正後の予算を286億5,392万7,000円とするものであります。  補正内容の1点目としては、衛生費感染症対策事業費子育て支援課予算として、児童扶養手当受給世帯等を対象に1世帯当たり5万円、第2子以降1人当たり3万円を支給する、ひとり親世帯臨時特別給付金や事務費などを合わせ、8,457万7,000円を計上しております。  2点目は、衛生費感染症対策事業費学校教育課予算として、市内小中学校修学旅行における新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2人がけの椅子に1人で座れるよう、借り上げるバスの台数を増加し、その増加分を市が負担する車借上料719万6,000円を計上をしております。  3点目は、教育費にて、GIGAスクール構想の実現に向け、パソコン端末大型モニター等の購入費や、GIGAスクールサポートの委託料などを小学校分として2億5,858万4,000円、中学校分として1億1,055万3,000円を計上をしております。  歳入につきましては、ひとり親世帯臨時特別給付金や、小中学校におけるICT環境整備に係る国庫補助金2億4,837万8,000円及び財政調整基金からの繰入金2億1,253万2,000円を計上しております。  細部につきましては、財政課長に説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 17 ◯議長(結城 弘明君) 詳細説明を、財政課長。 18 ◯財政課長(柴田 武巳君) 第52号議案の令和2年度古賀市一般会計補正予算(第4号)について説明いたします。  まず、別冊の補正予算の条文を読み上げます。            ………………………………………………………………………………                令和2年度古賀市一般会計補正予算(第4号)  令和2年度古賀市一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)  第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億6,091万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞ   れ286億5,392万7,000円とする。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表   歳入歳出予算補正」による。   令和2年7月15日提出                                            古賀市長 田辺一城            ………………………………………………………………………………  次に、一般会計補正予算(第4号)に関する説明書の歳出から説明いたします。  5枚めくっていただきまして、6ページ、7ページをお願いいたします。  3、歳出。4款1項5目予防費、補正前の額に9,177万3,000円を追加しております。12事業感染症対策事業費子育て支援課予算では、児童扶養手当受給世帯等を対象に、基本給付分として1世帯当たり5万円、第2子以降1人当たり3万円を支給し、追加給付分として、収入が減少した場合には1世帯当たり5万円の支給を行う、ひとり親世帯臨時特別給付金や、システム改修委託料、事務費などを合わせまして、8,457万7,000円を計上しております。  次に、同じく12事業感染症対策事業費学校教育課予算では、市内小中学校修学旅行における新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、貸切りバスの2人がけの椅子に1人で座ることができるようにバスの台数を増やし、その増加する21台分の費用を市が負担する車借上料719万6,000円を、早い学校では10月に実施予定であることから、今回の補正に計上しております。  10款2項1目小学校管理費、補正前の額に2億5,858万4,000円を追加しております。GIGAスクール構想の実現に向け、パソコン端末大型モニターなどの備品購入費ICT支援GIGAスクールサポートの委託料などの小学校分を計上しております。  8ページ、9ページをお願いします。  3項1目中学校管理費、補正前の額に1億1,055万3,000円を追加しております。小学校管理費と同じく、GIGAスクール構想の実現に向け、パソコン端末大型モニターなどの備品購入費ICT支援GIGAスクールサポートの委託料などの中学校分を計上しております。  以上、歳出合計、補正前の額281億9,301万7,000円、補正額増額で4億6,091万円、合計の286億5,392万7,000円となっております。  続きまして、歳入の説明をいたします。  2枚戻っていただきまして、4ページ、5ページをお願いします。  2、歳入。16款2項3目衛生費国庫補助金、補正前の額に8,457万7,000円を追加しております。ひとり親世帯臨時特別給付金に係る国庫補助金を計上しております。  5目教育費国庫補助金、補正前の額に1億6,380万1,000円を追加しております。パソコン端末の購入などに係る補助金として、小学校分1億1,476万4,000円、中学校分4,903万7,000円を計上しております。  20款1項1目財政調整基金繰入金、補正前の額に2億1,253万2,000円を追加しております。今回の補正に対するバランス調整でございます。  以上、歳入合計、補正前の額281億9,301万7,000円、補正額増額で4億6,091万円、合計の286億5,392万7,000円となっております。  説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 19 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。  内場議員。 20 ◯議員(4番 内場 恭子君) お尋ねいたします。  まず、歳出の7ページのほうで、4の1の5の車の借上料のところで確認をしたいと思います。これは修学旅行用のバスの席を増やすために、バスが増えるということで、非常に喜ばしいものだというふうに思います。  そこでちょっと先のことになって心配なことがございますが、この車を増やすということになりますと、そこにかかる教職員の数が必要になるんではないかなと思いますが、そういう対応等についての予定は考えていらっしゃるんでしょうか。例えば、子どもたちが40人いても、20人ずつ入ったとしても、1台の車には20人乗るという形になりますので、そういうところにもやはり、今まで1台の車を2人の先生で見ていたという状況だったとしたからといって、1人ずつで20人を見てくださいというわけにはいかないと思いますが、そこについてのお考えはいかがでしょうか。  もう一点、同じく7ページのほうの10款2の1の12のほうのパソコンの端末等についてです。これもたくさんの資料が出ておりまして、大変分かりやすい状況になっています。そこで、一つ確認をしたいと思います。5年間使用するということになっておりますが、この5年間の間に例えば故障が起きた、さらに破損した、例えば、子どもたちのことですから、扱ってる途中で水がかぶったとか、そういう水没させたりとかいう部分もありますし、紛失したなどというようなことがあったとしたら、そういう対応についてはどんなふうな形で考えていらっしゃるんでしょうか。  以上、2点を確認したいと思います。 21 ◯議長(結城 弘明君) 教育長。 22 ◯教育長長谷川清孝君) 内場議員修学旅行バス増便についてお答えをいたします。  通常、修学旅行等の引率につきましては、クラス数掛ける1.5倍というふうなのが一般的でございますけれども、今回については学校長とも相談の上、バスの台数掛けるの1.5倍というふうなところで考えていきたいというふうに思っております。これも、数字以上には行かず、在校している子どもの授業も進めなくてはいけませんので、最大、修学旅行先、移動中の安全確保ができる人数は確保するように学校と調整をし、指導をしたいというふうに思います。 23 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 24 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) 5年間の故障、破損、紛失等についての対応についてですが、1年目につきましては機械の保険等による対応を現在考えております。2年目以降の保守対応につきまして現在協議中で、内容につきましては十分対応できるよう検討をしていっております。 25 ◯議長(結城 弘明君) 内場議員。 26 ◯議員(4番 内場 恭子君) まず、修学旅行のバスの増、数を増やしていただくということについて非常に喜ばしいことだということで、保護者の方たちも喜ばれるのではないかなっていうふうなことを想像します。ただ、非常に子どもたち、まだいろんな個性がありますので、特に状況が変わると、例えば車酔いであったり、健康上の問題があったりして、いろんな突発的なハプニングが、どういうことが起きるか分からないというところがありますので、そこの教職員の配置ということを考えていただきたいということで。なおかつ、修学旅行という特殊な状況になってくると、やっぱり子どもたちのテンションも違いますので、じゃあ、突然そのときだけ誰かお手伝いに入ったとしてもなかなか難しいというのがありますので、事前に子どもたちと関係を持ったり、子どもたちの体調を把握したりということで、少し早めの対応を、学校の中、もしくは学校の中の人数だけでは台数掛けるの1.5倍ということになると、ちょっと足りなくなるんではないかなっていう、そういう心配もありますので、それについては綿密な計画を立てて対応していただかないと、バスだけが増えたものの事故があっては何もならないということがありますので、そこについては、今から検討される部分だと思いますので、ぜひ慎重に、そして、事前にそういう対応ができるものなら対応していただきたいということでお願いしたいと思います。これは、もうそこは要望で。  もう一点のほうのパソコンの端末のほうについて、1年目についてはその辺は何とかなるかもしれませんけど、2年目、3年目というふうな形になってくると非常に難しくなる。そして、保護者の方たちが心配されるのは、こういうタブレット等については高価なもの、1台約6万近くのものになるという形になってます。そういうものがなくなったときどうするんだろうか、それとか、自分の子どもの取扱いが悪くて故障をさせてしまったりしたときに、親の負担がどれくらいかかるのかっていうことを心配される方もいらっしゃいますので、そういう保護者の負担、子どもの負担っていうふうなところについては、こういう紛失、例えば故障、破損などについての対応についてはどういうふうなお考えをお持ちなのかという点を確認しときたいと思います。  以上、お願いします。 27 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 28 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) 基本は、保護者の方が大きな負担をかける必要はない状態をつくろうと想定して考えていますが、子どもの学年の段階に応じて、持ち帰らせることをどうするかも含めて、管理の仕方をしっかり、そういう破損や紛失等が起こらない状況で活用させることを使用要件の中に入れて検討を現在しております。その上でも、もし紛失や故障等が起こった場合については、十分その状況に応じて柔軟に対応できるよう、その対応の仕方についても現在検討をしております。十分、負担が大きくなり過ぎるような状況にならないように、そこは踏まえて対応する方向で考えております。 29 ◯議長(結城 弘明君) ほかにございませんか。  伊東議員。 30 ◯議員(14番 伊東 洋子君) おはようございます。お願いいたします。小中学校は一緒なのでまとめて聞かせていただきます。  ページ数が7ページ、9ページ、10款2項1目12事業、あともう一つが10款3項1目の12事業です。小中学校の運営管理事務費についてお伺いいたします。文書回答で4と5でいただいております。  今は、世界中の情報がもう手元であっという間に見られる便利な時代が来ています。でも、その一方で使い方を誤ると人を自殺に追い込んだりするようなことも起こっており、人の命に関わる場合もあります。やはり使い方っていうのはとても大事だと思っております。それで、文書回答のほうで、8)端末に係る将来計画の中で、GIGAスクール構想に基づくパソコン端末児童生徒に1人1台配備することに伴い、各小中学校において情報モラルについての学習を子どもの発達段階に合わせて重点的に実施することを計画していますとあります。とてもよいことだと思います。それで、この情報モラルについての学習は誰が行うのか。あと、年間どのぐらいの回数を予定しているのかをお伺いいたします。お願いします。
    31 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 32 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) 10款3項1目12事業中学校管理事務費に関わりまして、情報モラル教育をどういうふうに進めるかにつきまして、議員の質問にお答えいたします。  情報モラルの指導を行うのは、実際、それぞれの担任の先生が中心となって行いますが、専門的な情報提供や指導の支援にICT支援員が一緒に入って指導を行うことを想定しております。あと、その回数につきましては、学校の教育課程にこれ、位置づけていただくところを現在検討している状況です。 33 ◯議長(結城 弘明君) 伊東議員。 34 ◯議員(14番 伊東 洋子君) これまでもメディアリテラシーについては、専門の方が中学校なども年に1回は来てお話をしてくださってたと思いますが、やはりパワーポイントを使ったりとても分かりやすい、子どもたちに説明をしてくださってたと思いますが、そういうパワーポイントを使ったりするような工夫などはどうなってるんでしょうか。 35 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 36 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) 御質問お答えします。  パワーポイント等を使った授業につきましては、今後、全ての学年、全ての教科で実施されるよう、展開が広がっていくよう、今対応を準備しているところですので、今後、広がっていく状況になると考えられます。 37 ◯議長(結城 弘明君) ほかに。  田中議員。 38 ◯議員(18番 田中 英輔君) 2点ほどお伺いいたします。  7ページの4款1項5目12事業18節のひとり親世帯臨時特別給付金についてです。  別に追加資料で説明をいただいておりますが、これに関連してお尋ねしたいわけです。説明書の中に、一つは、2)のところですね、公的年金を受給し、児童扶養手当の支給を受けてない人ということがありますけれども、説明書の中に「児童扶養手当の支給要件を確認できる書類」という書き方がされております。申請者の方の所得が、いわゆる所得制限限度額以下ということを証明できるかどうかということなんでしょうか。その点をお伺いします。  それと、周知方法は、広報、ホームページとしておりますけれども、もともとこういう方は対象外だったわけですから十分な周知が必要だと思うんですけれども、ちょっと広報、ホームページで十分なのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。  もう一点は、7ページの10款2項1目12事業、同じく10款3項1目12事業の小中学校の管理費の関連です。  これも追加説明資料の4を頂いておりますが、その中にインターネット使用料と校内通信ネットワーク保守委託が書いてあります。インターネット使用料の積算は、令和2年9月から令和3年3月の7か月となっております。一方、校内通信ネットワークの保守委託については、令和3年1月から3月の3か月となっております。一体的に運用されるわけですから、この委託期間の違いというのはどういうことなのかということをお伺いしたいと思います。 39 ◯議長(結城 弘明君) 子育て支援課長。 40 ◯子育て支援課長(足立 英樹君) まず、ひとり親世帯の臨時特別給付金の件についてお答えします。  公的年金等の書類──公的年金等を受けていることにより児童扶養手当の支給を受けていない者に対して、児童扶養手当の支給要件を確認できる書類を求めるということでありますけれども、こちらのほうは、この書類を求めて、現在の児童扶養手当の支給制限の範囲に入るかどうかを確認させていただく予定としております。  また、周知方法について、広報、ホームページで十分なのかということでありますけれども、こちらのほうで周知のほうをさせていただきたいと考えております。 41 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 42 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) 田中議員のインターネット使用料とICT支援員の委託の期間の違いにつきまして説明をいたします。  まず、インターネット使用料につきましては、まず、一番早期にネットワーク工事が完了し、インターネットを活用し始める学校がパイロット校として9月から運用を、使用を開始すると。そこで、試験的に先行して活用状況を確認するわけなんですが、そのパイロット校の運用が早期に始まる関わりから、9月からの契約になっております。ネットワークの保守につきましては、実際の各校の運用が始まる時期が1月から3月というふうに、全校での活用がなっておりますので、その保守対応につきましては1月からの契約で、運用期間に合わせて設定をしております。 43 ◯議長(結城 弘明君) 田中議員。 44 ◯議員(18番 田中 英輔君) 1点目の独り親世帯の交付金の関係ですけれども、お考えとしては、広報、ホームページで十分だろうというふうに考えておられるんだと思いますけれども、繰り返しますけれども、もともとこういう方は対象外だったわけで、そういう方に十分周知ができるように取り計らっていただきたい。これは重ねてお願いしておきたいと思います。  それから、小中学校管理費の関係ですけれども、9月からというのは意味が分かりました。ただ、そうした場合にはいわゆる、使用料はそういうことだと思いますけれども、保守委託は、パイロット校については大丈夫なんですか。いわゆる、実際運用を始める1月からということで考えているということなんですけど、パイロット校についてはそのような必要はないのでしょうか。  それと併せてですけども、この資料の中に、教職員の指導研修について書いてあります。教職員の指導研修を行うとは書いてあるんですけれども、現在のコロナの関係で、学校でも大分厳しい授業内容とか時間が組まれているんではないかと思います。そのような中でこういうことを一緒にやっぱり並行してやられるわけなので、今年度、そのようなきっちりした計画ができるのかどうか、やりますということだけしか書いてないものですから、どのような計画を持っておられるのか、その点についてお聞かせいただければと思います。 45 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 46 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) まず、パイロット校の保守に関わりましては、ネットワーク工事業者との間でその対応を、保守期間以前の状態、時期から対応いただくことを契約の中に盛り込んで対応するようにさせていただいておりますので、それは別途、契約の中の対応ということで対応できるようにしております。  また、指導の研修につきましては、ICT支援員等を活用した研修を実施する計画を具体的に今、課の中でもまとめていっておりまして、その中身につきましては今後、活用において先生方が困ることが、活用について困ったり迷ったりすることのないように十分対応していきたいと考えております。 47 ◯議長(結城 弘明君) ほかに御質問ございませんか。  村松議員。 48 ◯議員(17番 村松 謙二君) 先ほどの同僚議員と重複するかもしれませんが、小中学校運営管理事務費、いわゆるパソコン端末の配備なんですけども、GIGA構想の理念といいますか、これからの社会を生きていく中でICTを活用した授業というものは非常にメリットが多大なものだと私は思っています。そういった一環の中で、ハード、ソフト、指導体制と大きく3つ分けますと、今回はハードの整備を行うというふうに理解しています。そして、お尋ねしたいものはですね、先ほど同僚議員からありましたように、やっぱりハード、ソフトはそろっても、いかにして子どもたちに理解、分かるような教育ができるかっていうのが一番求められると思うんですね。そういった中で、先生方の指導力、これが一番求められるのかなと思っています。今、学校教育課長のほうから、今後のそういう指導の計画についてはあるんだけどもということがあったんですけれども、その辺のスケジュール、具体的にほんとどういう手順で万全な体制に持っていかれるか、その辺の計画をもう一度ちょっと教えていただければと思っています。 49 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 50 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) 活用についての研修指導についてのスケジュールについてお答えをいたします。  まず、もし本議会において可決を得まして、端末の導入について前倒しすることができましたら、まず本年度12月に配備して、1月から3月までの期間の間に試行運用を進める中で、実際使いながらの職員研修等を、教育委員会等も入りながらで実施した上で、4月から本格運用ができるよう、次年度の教育課程に、3月までの計画の中で、令和3年度教育課程の中に位置づけていただくようにしていけたらと考えております。  また、それぞれ月3回、ICT支援員が各学校に入りまして、活用についての技術的指導と、あと、またICT活用支援員という別の役職を各学校1名配置しておりますので、その先生を中心に、各学校の中におきましても教育指導にどのように活用していくかについての研修を進めていただくよう計画しております。1月から3月までの間でその研修を実施していく予定で想定をしております。 51 ◯議長(結城 弘明君) ほかに御質問ございませんか。  奴間議員。 52 ◯議員(1番 奴間 健司君) おはようございます。第52号議案古賀市一般会計補正予算(第4号)に質疑をさせていただきます。  冒頭に、7月豪雨災害で被災した皆さんに心からお悔やみを、そしてお見舞いを申し上げます。また、古賀市においては、各小学校の体育館に避難所を開設されました。夜通しその開設と運営に当たられた職員の皆さんに心から感謝申し上げます。また、一部地域の公民館では、区長をはじめ地域の役員の方々も、この開設に当たられたことに心からお礼を申し上げたいと思います。  さて、質問なんですが、今日は会期を1日とし、本会議での質疑ということですので、こういった質問資料をちょっと用意しておりますので、効率よく進めたいと思います。答弁に当たりましては、それに沿って答弁いただければ助かりますので、よろしくお願いいたします。  まず、大きな1点目は、補正予算全般についてです。  その1は、今日7月15日に臨時会を招集した理由、とりわけその緊急性についてどうお考えなのかお尋ねします。  2点目、今回の補正予算、7月3日の三役会で最終決定したとのことであります。議会提出案件について、庁議で審議をしなかった理由について御説明願います。  3番目は財源についてです。財源のうちの1つは、今回の補正の財源は46%、2億1,253万2,000円が財政調整基金の取崩しです。資料によりますと、補正に充てた取崩し総額は6億8,272万6,000円となり、2019年度末財政調整基金の残高が約25億8,715万円あったものが、16億6,871万7,000円に減少となることが明らかになっています。こういった状況で健全財政は大丈夫と言えるのか、答弁をお願いいたします。  財源の2つ目は、地方創生臨時交付金の交付限度額ですが、古賀市に対して示された第1次分が1億9,326万8,000円、2次分が4億9,479万6,000円、計6億8,806万4,000円であることが、執行部が提出していただいた資料で分かりました。これらは、財政調整基金の取崩し分に補填されると考えてよろしいでしょうか。残高20億円については確保できる見通しでしょうか。  財源の3番目ですが、施政方針や当初予算の中で、これまでに事業の中止が確定したものがあるでしょうか。その財源は幾らになるでしょうか。  大きな2番目は、ひとり親世帯臨時特別給付金です。  その1つですが、3款民生費ではなく、4款衛生費とした理由をお聞かせください。  2点目は、古賀市は独自に、6月に既に同様の趣旨のことを取り組んでおりますが、国の制度と重複したわけですけども、それでもなおかつ地方創生臨時交付金を遡って充てることができるのか、お尋ねをしておきたいと思います。  大きな3番目は、修学旅行バス増便代です。10款教育費ではなく、4款衛生費に区分した理由をお聞かせください。  2番目は、バスの2つの席に1人が座るという方法が、新型コロナウイルス感染予防に効果的であると判断した理由についてお聞かせください。また、この判断するに当たって専門家の御意見を伺ったのかお尋ねします。  3番目に、保護者の意見聴取並びに保護者への事前の説明や対策についてはどうお考えなのかお聞かせください。  4番目に、今回の措置によって、保護者の修学旅行経費の負担はどうなるのかお聞かせください。  大きな4番目は、全児童生徒パソコン端末配備、いわゆるGIGA構想の具体化です。  今回の臨時会に提出した理由についてお尋ねをいたします。今日ちょっと初めて市長が冒頭の御挨拶で、第2波への備えということも言及されましたが、私は、今回は10款に区分されていることから、GIGA構想の具体化と受け止めておりますが、どうなんでしょうか。また、端末配備の実現する時期は、6月定例会で補正予算を上げた他の自治体が多い中で、古賀市はどうなる見込みか、お尋ねします。  2番目については、先ほど答弁がありましたので、学校現場で本格的に活用される時期は、来年度4月からということでお聞きしましたので、この点は結構です。また、仮に12月までに、新型コロナ感染状況によって臨時休校等の事態を迎えた場合、オンライン授業への対応策はお考えなのかお尋ねします。  3番目に、第3回臨時会の補正で3,956万8,000円をかけ、その中で中学3年生を対象にしたタブレット581台を購入することとしました。今回の補正で5,617台を購入するとなっていますが、その中には中学3年生対象の台数も含むのかどうかお尋ねします。  最後に、パソコン端末で2億8,638万4,000円、大型モニターで5,467万5,000円と、補助があるとはいえ大変高額となっていますが、どのように業者を選定する方針なのかお尋ねいたします。 53 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 54 ◯市長(田辺 一城君) まず、私から答弁をさせていただきまして、残余につきましては担当から答弁をさせます。奴間議員の御質問にお答えをしてまいります。  まず、補正予算全般につきましての1つ目、臨時会を本日招集させていただいた理由になりますが、冒頭の御挨拶で申し上げましたように、国の第2次補正に伴うひとり親世帯臨時特別給付金につきまして、8月中に給付をしたいと、本市としても給付をしっかりしたいという考えがありまして、そのためには、7月、本日、この時期にですね、皆様にお諮りをし、予算を可決していただくということが必要だということがまずあります。  また、後の御質問への答弁にもつながりますが、1人1台のパソコン端末の配備につきまして、本市としてできるだけ早い時期、具体的には12月末までに、年内にこれを納品を終わらせるというスケジュール感で進めたいと考えておりまして、これを実現するためには、この7月に議案をですね、皆様に御提示し、御理解をいただく必要があると判断をしております。  また、修学旅行につきまして、早い学校については10月頃──秋にもですね、実施を検討しているところでありますので、その準備等も考えますと、この時期に、この臨時会で御理解をいただけたらと思っておりまして、本日の招集となったところであります。  2つ目につきまして、7月3日に三役査定を行っております。この三役査定で補正予算の内容を決定をしておりまして、これは従来の予算編成、また議案としていくという手続にのっとったものと考えております。また、庁議での審議は必ず必要であるという規定ではないと以前も答弁させていただいておりますが、庁議をはじめとする様々な会議体等で議論を重ね、補正予算も含めですね、議案を形成してきておりますので、今回は、最終的に三役査定という場で、従来どおり予算の内容を決定させていただいたところであります。  3番目につきまして、財源についてでございます。財政の健全な運営についての御質問でありますが、健全な財政運営は、現況においてできているものと考えております。  また、お示しいただいた数字ですね、地方創生臨時交付金について配分額が、1次、2次合わせて6億8,806万4,000円と、上限がそのような数字になっておりますが、当然、今まで財政調整基金を使ってきておるものについて、この交付金をしっかり国に求め、これを交付してもらうということで、これまでの取組の財源としていくという考え方は堅持しておりますので、その意味から、残高およそ20億円という確保については、これをめざしているという状況には変わりはありません。  ウにつきましては、検討してきておりますが、現況についてはちょっと担当に答弁をさせます。  続きまして2番目、ひとり親世帯についてです。  まず、4款衛生費とした理由でございますが、新型コロナウイルス感染症の拡大、これに伴う緊急の対策として措置しておりますので4款衛生費、これまでのほかの事業同様にここで計上させていただいております。  2つ目につきましては、古賀市がこの取組を決めた後に、国が追っかけるように同じ問題意識を持ってですね、補正予算に計上してきたということで、古賀市が先行して同様のものを既に取り組んでおりますが、私どもとしては臨時交付金を充てられると認識をしておりまして、これについてはもう求め、オーケーということになっております。  大きく3番目、修学旅行に係る御質問です。  1つ目は、4款衛生費の区分については、先ほど同様、これ、新型コロナに伴う緊急対策として行わせていただきますので、4款に区分をしております。  2、3、4については担当に答弁をさせます。  大きく4番目、1人1台端末に係る御質問であります。  今回の臨時会に提出した理由は先ほど申し上げたとおりであります。他自治体との比較ですけれども、担当が周辺自治体含め、調べてはおりますけれども、大きく申し上げますと、本市につきましては全校の校舎に無線LANを整備する工事につきまして、既にもう手続に着手し、これが全校完了するのが12月末までという見通しになっております。これにつきましては、他自治体は、年内にこれがなかなか厳しいというところもありますので、本市としては端末も12月末までに何とか納品を終わらせることによって、1月から学校内LANも整備され、端末も準備が完了するという状況で、運用が可能になるということをめざしております。こうなりますと、他自治体よりも運用が可能となる時期については、あえて比較すると早いのではないかと認識をしているところです。  2番目につきましては、これそもそもGIGAスクール構想は、新型コロナウイルスがあろうとなかろうとやるべき取組として、本市は着手を既に、昨年度の補正予算に計上させていただいて、取組を既に始めておりました。ですから、これ、コロナがあろうとなかろうとやるべきこととして進めていた。4か年の計画で当市は進めていたところ、コロナという事態が生じたので1年にした。その理由は何かというと、臨時休校等ですね、学校に子どもたちが行けないという事態が、感染症拡大下で想定をされると。そのときに対する危機管理として、オンラインで学習を支援できる環境を整えなければならないと。この目的を、このGIGAスクールに付与するという視点であります。ですから、申し上げたように、1月以降は、万が一の際に、まずオンラインの状況は、本市は担保できているということです。御質問の12月までにというお話ですけれども、この12月までに、万一そういった事態に陥ったときに、オンラインで対応できるようにということも含めて、少なくとも中学3年生は対応できるようにということで5月補正でお願いさせていただいた事業があり、本日までに全生徒分が入手できている状況であります。  3番目、その中学3年生が対象にあるかということですが、中学3年生の分も、このGIGAスクール構想分に入っております。中学3年生分は、先行してお願いした事業は、学習支援ソフトを立派なものを導入をしておりまして、この間の学習の遅れといいますか、この学習期間がやっぱり年間で短くなっている中で受験を迎えるという子どもたちが、自学自習にもそうしたものを活用できるように、持ち帰りそれを使えるというもので、趣旨が異なりますので、GIGAスクール構想における端末の配備は別途、購入をさせていただきたいと考えております。  4番につきまして、また、残余につきましては担当に答弁をさせます。 55 ◯議長(結城 弘明君) 財政課長。 56 ◯財政課長(柴田 武巳君) 大きな1点目の3番目のウでございます。当初予算の中で事業の中止が確定したものはあるか、その財源は幾らになるかということでございますが、現段階で事業を中止したものは当然ございます。ただ、金額につきましては、その事業の全てを落とすのか、一部を落とすのか等につきましては、今後の査定の中で調整いたしまして、9月の議会における補正予算に計上させていただく予定としております。 57 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 58 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) 大きな4番の4点目の御質問にお答えします。パソコン端末、モニター共に一般競争入札を予定しております。 59 ◯議長(結城 弘明君) 教育長。 60 ◯教育長長谷川清孝君) 大きな3番の修学旅行バス増便代というところで、私のほうからお答えをさせていただきます。  2)の、バスの2席1人、云々というふうな部分でございます。6月19日から国のほうが県を越えての移動の自由化を図りました。一つは、その後の民間のバスツアー等を見ておりましても、全て広告の案内が2席で1人という、非常に業者としては厳しめの安全対策でやっていると。しかし、文科省のほうが示したガイドラインでは、1席1人座っても大丈夫な安全対策を業者と取っているというふうな資料が届いております。ここで私としては迷ったんですけれども、より保護者、児童生徒に安全に修学旅行に行っていただきたい、行かせたいという思いで学校のほうに提案を申し上げました。それにおいて、校医の御意見をぜひ聞いてくれということで、11校の校医の先生に全て学校から調査をしてもらっております。その中にたくさん、国が示すガイドラインで十分、必ず守らせてくださいと、それからある校医の先生は、バスの移動は2席1人ずつ座らせることがベストと、しかし、財政的な面が心配ですねという御心配までいただいたところです。  そういうふうな国の指針、それから、市内の児童生徒の健康管理をしていただいている校医の先生方の御意見、こういうふうなものを見て、2席1人ということをどうにかならないだろうかということで、市長に御相談を申し上げて、今日の御提案に至ったところでございます。  3)保護者の意見聴取及び保護者への事前の説明や対策についてどう説明するのか。修学旅行等、宿泊を伴う行事につきましては、必ず事前に保護者説明会をおおよそ1か月前には行います。これはコロナ禍の今年に限らず、毎年のようにやってきております。特に、今回についてはこういうコロナ禍の状況の中で、こういうふうな安全対策を取って引率をしますという御説明は当然、今後、1か月前、あるいは2か月前ぐらいから今年はすることになると思いますが、今回に限っては、その前段の調査を11校でやっていただいております、もう既に。こういうコロナ禍の状況の中で、お子さんを修学旅行に参加させますか、どうですかという調査をかけております。ゼロの学校が半数ぐらいありましたけれども、多い学校では6名──6家庭というのでしょうか──の方が、今のところ見合わせる、あるいは参加させないという状況です。今後こういうふうなのは、学校が修学旅行計画をもうしておりますけれども、より説明しながらですね、進めてまいりたいというふうに思っています。ちなみに、修学旅行というのは全員参加してもらえればありがたいんですけども、あくまでも希望者が行くというふうに捉えておりますので。  それから、4)の保護者の修学旅行経費の負担はどうなるのかということです。これは従来どおりの負担と全く変わりません。バスを1台増やした分を、駐車料金とかフェリーに乗る学校はフェリーの代金、そういうふうなものを含めて1台分は公費で賄いましょうということですので、小学校は全部、昨年計画されたとおりを、今年コロナ禍でも行うという計画になっておりますので、その徴収金がコロナ禍であるからとか、バスが1台増えたから増えるということではなくて、全く同じということです。  それから、中学校3校中2校につきましては、1年前の計画では京都を計画しておりました。その分が、私どものほうが、できるだけ接触を少なくするコースを選ぶことができないかというお願いをしております。修学旅行そのものは校長が決める行事ですので、教育長、あるいは教育委員会が言うべきものではありませんけど、今回に限っては一言言わせてくださいということで。バスの移動で4時間の範囲内ということでいろいろ調査をしまして、なら可能であろうということで、4時間の範囲内が広島からちょうど鹿児島の間ということと、本市はインターチェンジを持っております。そういうふうな中で、関西を予定している2中学校については、その2つで今検討をしておりますけど、今のところ鹿児島方面にしようかというところになっております。  今の感染状況等も踏まえて、鹿児島がいいのか広島の方面がいいのかということ、小中学校とも長崎、鹿児島方面という方向では動いておりますけれども、決定ではまだありません。できるかできないかっていうのは、私は40%ぐらいができるのかなというふうに今のところ思っております。旅行経費、中学校の分につきましては、当然、関西から広島、あるいは南九州にしますので、1万円程度は予定よりも安くなるのではないかなというふうには思っております。 61 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。 62 ◯議員(1番 奴間 健司君) 再質問は簡潔にしたいと思います。  補正予算全般の件でございますが、三役査定の決定というのが今もう常態化しているんですが、三役査定の出席メンバーというのは、どの範囲まで関与しているのかお尋ねします。  また、6月の記録を見ますと、庁議は1回のみ開催ということで、規定では月2回となっています。議会提出案件は庁議で審議することとなっていますが、市長にお尋ねしますが、もうこの規定は形骸化しているということなんでしょうかね。全てが全て庁議にかけなきゃいけないわけじゃないとおっしゃるんですが、この臨時会、4回目になりますが、全て庁議にかけていないのが古賀市の実態なんですが、それについて、もう一度だけ答弁をお願いしておきたいと思います。  それから、財源の件ですが、執行部が提出した資料を見ましたら、臨時交付金の交付時期なんですけども、1次分については8月以降、2次分が12月以降ということで、もちろん最大限、100%獲得に向けて動いてらっしゃると思うんですが、もしそれが6億8,000万円以上獲得できた場合には、今年度末の財政調整基金は、コロナ対策で取崩しはしたものの、今年度末の見通しとしては、最低でも20億円、場合によっては25億円程度推計できるのではないかと考えますが、財政課のお考えを聞かせてください。  修学旅行の件です。これについては、非常に教育長から丁寧な御説明いただきましたので、大体分かりました。これは、安全対策に100%はないと私は思います。保護者の指摘の中にも、バスの中の換気というのは、2人席に1人座ったとしても、換気は大丈夫なんですかという不安を言い出せばたくさんあると思います。その辺については、行けると御判断されたということで、先ほどの答弁を受け止めましたが、にもかかわらず、訪問先の状況や子どもたち、教職員の状況によっては、残念ながら中止せざるを得ないという決断を迫られる場合もあるというふうにちょっと考えるんですが、その点についての教育委員会の、教育長のお考えでしょうか、お聞きしておきたいと思います。  保護者の負担の件なんですが、確かに京都に行くのを鹿児島に変えれば1万円程度安くなる。バスを増やせば、そのバスの負担は、市が補助しなければ、結局その1万円のほぼ近くは帳消しになると。しかし、市が補助することで、保護者負担1万円ぐらいの減というのは担保されるというような計算になるかと思うんですけれども、そのように理解しておいてよろしいかお尋ねします。  最後のパソコンの件なんですが、中学3年生を先行して、卒業までの間の対策という緊急避難として約3,000万円かけて端末整備などをしていますが、今回お聞きしたら、この台数、ルーターも中3も含まれるということでした。そうすると、その581台、金額にすれば、ルーター等も含めれば約4,000万円近いお金というのは、二重投資、無駄にならないだろうかということをちょっと心配します。これは、第3回臨時会でも同僚議員から御指摘があったような気がするんですが、今回購入する場合に、タブレットを購入してますから、GIGA構想によるものか、緊急避難によるものかという配備した側の意図は別として、ハード面としてはどんな対応もできるわけですね。今回購入する台数から中3の分を引いて購入するという選択はなかったのか。今後、中3の分を、そうしないとしたらずっと更新費もかかってきます。今度購入したら、来年以降は、それも含めて更新がかかります。中3向けに買ったやつは4款で引き続き見て、ほかの分は10款で見るという変な現象も起きるのではないかと思いますが、そこの重複、無駄というのは防げるのかどうか。逆に、重複した分がより効果的に活用できるという計画はおありなのか。そこんところはしっかり説明をお願いしておきたいと思います。
     最後の一般競争入札ということなので、その段階では、私が今お尋ねした件も含めて、何台、どの程度で購入することになるのかというのは、議会へ諮る案件としてお考えでしょうか。ちょっと、そこんところを答弁願います。 63 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 64 ◯市長(田辺 一城君) 補正予算全般の再質問の中で、庁議で議案を審議していないことがあり、この規定が形骸化しているのではないかという御質問をいただいておりますが、形骸化はしていないとお答えをいたします。私が市長就任後ですね、庁議で審議し、私の意思決定で議案となっているケースもありますので、決して形骸化しているものではないというふうに考えております。  端末の配備に係るものですが、中学3年生の緊急避難的な対応については、先ほど申し上げましたように、本日までに全ての児童生徒分を確保し、夏休み前までには全ての中学3年生の手元に行き、これを持ち帰り、活用することができる状況になっております。これかなり、他自治体と比べても早い段階でこの体制を取れたということは、まさにコロナ対策として今後ですね、さらに有効に使っていきたいと考えているところです。  また、申し上げましたように、学習支援ソフトが入ってます。非常に有意なものになっておりますが、この学習支援ソフトを中学3年生という受験を控える子どもたちの手元、全ての子どもに本市は渡せるということが、この事業の大きな意義であろうと思ってます。ですから、基本的には学校におけるICT教育のために学校に端末を置き、それを授業で活用していくという考え方のGIGAスクールとは根本的に考え方が異なっておりますので、いわゆる二重投資には当たらないと考えておりますし、次年度以降の中学3年生にも、今年度の中学3年生が使うコロナ対策で配備させていただいたものにつきましては、それぞれに貸与し、これを日々の学習に使ってもらいという考え方を持っておりますので、むしろ──重複と言うのかも分かりませんけれども、この今やらせていただこうとしている形でやっていくことが、非常に効果は上がっていくものだというふうに考えておるところです。  残余は担当に答えをさせます。 65 ◯議長(結城 弘明君) 総務部長。 66 ◯総務部長(吉村 博文君) お答えします。まず初めに、三役査定のメンバーでございます。もちろん名称が三役査定でございますので三役は当然入ります。これですね、当初予算と補正とは若干変わりますが、当初予算におきましては三役プラス5名の部長、それから、総務部の財政課、経営戦略課等関係課長、そして併せまして予算要求いたしております関係課長、係長あたりが出席してまいります。それから、補正予算の三役査定に関しましては、三役プラスの総務部長、それから、総務部の財政課、経営戦略課等関係課長、併せまして予算要求いたしております関係課長、係長あたりが出席してございます。  それから、健全財政の件でございます。地方創生臨時交付金の総額が提示されております。先ほどから出ております6億8,806万4,000円でございます。4月以降の財調の取崩し額とほぼ近い金額でございます。でありまして、現時点ではですね、そのほとんどが財調へ補填できるものと考えてございます。ゆえに、今後も健全財政を推進していくところでございます。 67 ◯議長(結城 弘明君) 財政課長。 68 ◯財政課長(柴田 武巳君) 財政調整基金の残額の件でございますが、そもそも財政調整基金、当初予算で3億組んでおりますのも基本的にはバランス調整でございまして、その後の税収や補助金のつき具合によって増減するものと思っておりますので、年度末に25億あるのかという質問に対してはちょっとお答えにくいところでございますが、このコロナ関連での差引きだけを考えますと、おおむね25億程度は残るのではなかろうかと考えております。 69 ◯議長(結城 弘明君) 教育長。 70 ◯教育長長谷川清孝君) 修学旅行に対応する安全対策についてお答えをいたします。これについては、議員おっしゃるとおり、安全対策し過ぎて問題はないわけですけれども、私としては一歩前に出ることが大事というふうに思っております。一つは、現在我々が生活しているそのものも修学旅行と同じで、そこまでという言葉が適切かどうか分かりませんけれども、あまりにも神経質になると、福岡市内への通勤はできない、あるいは福岡市内への通学もできない。私もこの半年ぐらいバス、電車、タクシーは一切乗っておりません。そういうふうなことから考えて最大の安全対策はいたしますけれども、我々は、国、あるいは文科省のほうの指針に基づいて、そして地元の、先ほどの校医の御意見等も参考にしながら、最善の安全策を取ってやるということです。  ちなみに文部科学省からの通知文につきましては、「旅行関連業における新型コロナウイルス対策ガイドラインに基づく国内修学旅行の手引き」というのが出ております。これは、国の専門家会議の御意見をいただいて、旅行業者・業界がまとめたもので、文科省がこれを指針として修学旅行を適切に安全対策を取って行いなさいというものです。我々は、これよりもさらに一歩、安全対策より深める形でやらせてあげたいということで、校長会とも協議をしているところです。私どもとしては、古賀市は修学旅行以外の行事を全てなくしております。これは校長会の中で協議をしました。そういうふうな中で、子どもも教職員のほうも修学旅行だけは年度内にどうにかしたいという思いがありますのでさせたいんですけども、今の感染状況からして非常に厳しいかなと。いわゆる苦渋の決断を校長に指示をしなきゃならない事態になってきているような気がしてならないんですけども、早く全国的に終息をしてもらうことを祈るばかりです。 71 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 72 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) パソコン端末大型モニターの入札後の対応につきましてお答えいたします。入札後につきましては契約にかかり、議会に上程させていただく予定で考えております。 73 ◯議長(結城 弘明君) 市長。 74 ◯市長(田辺 一城君) ちょっと先ほどの財政課長の答弁、補足させていただきますが、財政調整基金の残高に係る御質問への答弁、基本的には答弁のとおりではあるんですけれども、まだ今年度は当然続いております。新型コロナウイルス感染症のさらなる拡大というのももちろん懸念をされておりますので、そうした対応をしていくことになる可能性はもちろんありますので、現時点での答弁と御理解いただけたらと思います。 75 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。 76 ◯議員(1番 奴間 健司君) これで最後にいたします。庁議の規定並びに予算の地方自治法216条に基づく適正な区分については、これ繰り返し指摘しておりますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。ちなみに、2000年の12月14日の議会で、元助役の竹村氏が、庁議について、「最終的意思決定は市長だが、その間の協議体制としての最高議決機関として庁議が機能している」という答弁がございます。1つの部だけでは推し進められないものを、他の部の推進力も借りて具体化していく、その意味も含めてという、長い文章の一部をちょっと今紹介したので、ぜひ市長、読み返していただいたらと思いますので、これは御指摘だけしておきたいと思います。  1点だけちょっと、答弁がなかったこと、擦れ違っているのがあるんですが、パソコン端末の配備なんですけども、今回買う中から中3の分は除いて買うということは選択肢にないんですかとお尋ねしました。これについてはちょっと明確な答弁がなく、市長は、先駆けて中3に渡す分は、来年度、次の3年生にそれを貸し出すと言われました。しかし、今回買う予定の中には中3も入ってますから、そこには、ちょっと1人に2台ということになるんじゃないかってちょっと私、推察してるんですね。そうじゃないんだっていうならそう説明してほしいんですが。だから、しかも今回のGIGA構想はオンラインの対応ができますから、3月時点では、学校だけの利用だったんですけども、持ち帰って利用することもできる。だから、ルーターの購入も入ってますね。だから、そこんところなんですよ。中学3年生の台数は、1人に2台になりませんかって聞いてるんですが、そうじゃないんでしょうか。ちょっとそこんところだけ明快に答弁お願いします。 77 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 78 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) 中3タブレット端末についてお答えいたします。基本、GIGAスクール構想の端末につきましては、持ち帰ることもできるんですが、基本、活用は学校において、充電保管庫で保管するということが基本です。コロナ対応等、必要な場合とか、また課題によって持ち帰っての課題が特に必要な場合は持ち帰らせることも可能ということで、基本は学校で保管させていく。安全管理上、先ほども一番最初に出てきました、特に小学生等はそうなんですが、持ち帰っての、やはり自分の管理、小学校低学年の子が持ち帰って端末を使いこなして管理することができるかというと、非常に問題も多うございますので、基本は必要があるとき以外は学校で充電保管庫に収納して置いておくということを基本にしております。  そういう中で、この中3に先行して配付しましたタブレットにつきましては、議員御指摘のように、GIGAスクールの端末と同様のものを、当時、準備できないかも検討したんですが、どうしても物の調達ができない状態で、その時期で配備がされることが可能な端末として中3端末を準備した、別の物をコロナ対応として準備した状態になります。その物を、今後につきましても自宅での学習支援をする物として中学校3年生に配備し、学習を支援し続ける予定で考えております。 79 ◯議長(結城 弘明君) ほかに御質問。  吉住議員。 80 ◯議員(9番 吉住 長敏君) まず冒頭ですけれども、熊本県南部方面を中心に発生しました7月豪雨によります多大な被災地等及び多大な犠牲者に謹んで哀悼の意を申し上げたいと思います。  私からは、小中学校修学旅行支援事業に絞ってお尋ねでございます。冒頭に申し上げました集中豪雨が発生した直後でのこの問題ということも絡めましての考え方でございます。まずお尋ねしたいのはですね、そもそも修学旅行の教育的位置づけというものが当然あろうと思うんですけれども、小学校、中学生、若干違うのかもしれませんが、その辺と、私は全生徒が行くという認識でおりますけれども、先ほどの答弁では、何か希望者が対象というふうに聞こえましたが、ちょっと矛盾するような気がしましたので、その辺の教育的な目的というのが文科省からもあろうかと思いますが、その辺との兼ね合いをまず御説明いただきたいと思います。 81 ◯議長(結城 弘明君) 教育長。 82 ◯教育長長谷川清孝君) 修学旅行につきましては、学習指導要領の特別活動の中に記述がございます。修学旅行という言葉はありません。旅行・集団宿泊的行事ということで、大きな狙いが、平素と異なる生活環境にあって見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、集団生活の在り方や公衆道徳などについて望ましい体験を積むことができるような活動を行うことと。そういうふうな中身でそれぞれの学校の子どもの状況等から行き先を決めて、一般的には小学校が1泊2日、中学校が2泊3日というふうな形で場所を、そのような中で平和学習をうちの学校は中心にするんだとか、あるいは農業体験をこの場でするんだと、いろんな形で学校側が、育てたい子ども像に近づけるために1泊2日、あるいは2泊3日の中でやるということでございます。  それから、先ほど誤解を招くような発言があったら訂正はしたいというふうに思いますけども、こういうふうな宿泊行事につきましては、いろんな御家庭がございますので、必ず希望調査というのを取りますので、全員がこれは教育という、日本の義務教育のシステム上、全員参加が望ましいんですけれども、こういうふうな状況で引率をします、こういうふうな状況で修学旅行行っていきます、同意書というものを出していただきます。基本、毎年100%の子が行っております。特にこのコロナ禍においては、先ほど議員の皆様からもありましたように、安全対策は徹底的にしてまいりますけれども、それでもこういうふうなコロナ禍の中では、不安だから行くことを控えますという意味の調査は、今年度に限ってはやっぱり厳しい目に、リスクをしっかり御説明して、それでも学校が定めたルールにのっとって、目的にのっとってですね、行かせるということでの先ほどの答弁でしたので、誤解がありましたら御理解をいただきたいというふうに思います。 83 ◯議長(結城 弘明君) 吉住議員。 84 ◯議員(9番 吉住 長敏君) 承知しました。ちょっと早かったので説明を聞き漏らしたかもしれませんが、予算説明書では小中学校修学旅行支援事業と明確になっておりますが、国が定めた制度の中では修学旅行っていうのは公式ではないんだ、用いられていないんだというふうに解釈しましたが、それでいいのかなと思います。  それでですね、今回、補正予算修学旅行の支援事業と出たもんですから、私も、昨年ですね、年末から今年にかけて古賀中学校の修学旅行の行き先のですね、過去全部アルバムをたまたま見る機会がありまして、過去いろいろな行き先があったんだなあというふうにつくづく思いました。例えばスキーがあったり、九州、エクスポのときの大阪万博の旅行があったりとかですね。もちろん、京都、奈良もございます。  そこでですね、先ほど目的みたいなものを説明いただいて私も随分参考になりましたけれども、あくまでも、小学生の場合が平和授業とか称してよく長崎のほうに行ったりしますよね。それで今回の修学旅行はもう既に年度当初の計画から、様々な事前学習などを通じて学習先も決まっておるものと思いますけれども、お尋ねしたいのはですね、私は、古賀市の場合は──先ほど熊本の災害のことを申し上げましたけれども──災害が少ない、67年間、1人の死者も見舞われていない災害が少ない市ではあろうと思いますけれども、でも、むしろそういうところが想定できないといいますか、今後、十分起こり得る可能性があるわけであって、修学旅行というものと、万が一災害が起こった場合の糧に、いろいろ参考にする、この目で確かめていく、そういうような被災地をですね、被災地の復興とか、そういうものをやっぱり見る目も必要ではないのかなと思いました。  つまり、私が申し上げたいのは、いわゆる修学旅行先について、先々の古賀市を担う子どもたちがですね、小学生、中学生たちが、非常に感動的な場面になろうかと思いますけれども、そういう九州各県様々な場所もありまして、広島も言われましたように大災害が起こっている。広島、岡山もそうでございますね、近くで、西日本では。そういう場所もあって、私この機会にですね、いわゆる修学旅行先につきまして、防災、災害、そのような観点からを切り口にした学習先というものも議論があっていいのかなと私はつくづく思いましたが、その辺の見地についていかがお考えでしょうか。 85 ◯議長(結城 弘明君) 教育長。 86 ◯教育長長谷川清孝君) 修学旅行先ということでお答えをいたします。現時点で小学校におきましては長崎市が中心ではありますけれども、いわゆる島原の火砕流での、今博物館といいますか、なっております、そういうふうなところで防災教育をして、長崎市内に入って戻ってくるコースを選んでいるところもございます。それから、東中学校につきましては、平成26年度から南九州のほうに変更しておりますけれども、いわゆる鹿児島桜島の噴火による被害、そういうふうなものの学習もするようになっておりますし、その後、垂水市の水害がございます。去年までずっと垂水のほうの民泊をしておりましたけれども、水害被害に遭われた地域へ行って、いわゆる川の氾濫による災害、そういうふうなのも東中は過去見てきております。  それから、これまでも関西を選んだ学校──市内は分かりませんけれども、関西を選んだ学校は、神戸で降りて、神戸の震災、復興状況といいますか、あそこもいろいろ記念碑とかあります。そういうふうなのを入れ込んでいるところもあります。こういうふうなのも含めて学校のほうで、今の子どもたちにどういうふうな力をつけたいかということで、いわゆる行き先を選考しているというのが現状でございます。いわゆる教育委員会とか、私のほうがここに行けとか、ここには行くなとかいうふうなことではなくて、それがいわゆる学校長の力量であり、いわゆる学校の力だろうというふうに思っております。 87 ◯議長(結城 弘明君) ほかに。  渡議員。 88 ◯議員(8番 渡  孝二君) 若干長くなっておるようでございますが、この場でお聞きするのか、後で担当部局にお伺いするのかちょっと迷いましたが、あえて予算の調整権は市長にあると。予算の修正権は議会、それからまた、予算の執行権は市長にあるわけでございますが、この辺をわきまえてちょっと1点だけ確認と申しますか、御質問をさせていただけたらなと思います。  それで、先ほど来いろいろ質問があってございますが、今回の7ページ、9ページのGIGAスクール構想ですね。この関係の予算についてでございます。そこで12節の委託料、これは機器の通信ネットワーク保守点検委託、それからその他委託料でICT支援委託、それとGIGAスクールサポート委託、このその他の委託については、主に人的支援じゃないかというふうに思っております。  そこでまず最初に、このICT支援委託、それからGIGAスクールサポート委託の期間について、同じ生徒がずっとおるわけじゃないんで、これ永遠にGIGAスクール構想が続く限り、なされるんじゃないかというふうに思うわけでございますが、そういう考え方でいいのか。それから、当然ネットワーク保守委託については、このネットワークGIGAスクールがある以上、継続して行われると思いますので、その辺をちょっと確認をさせていただきたいと思います。 89 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 90 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) 渡議員の委託に関する質問にお答えいたします。まず、ネットワーク保守に係りましては、ネットワークの運用が始まりましてずっと継続して今後続くものになってまいります。また、ICT支援員とGIGAスクールサポーターにつきましては、主にGIGAスクールサポーターにつきましては、ネットワーク工事の設計及びその工事の進行に関わる支援、また、子どもたちが活用するマニュアル作成等を業務としておりますので、主にGIGAスクールサポーターにつきましては、工事進行中が主に任用期間になって、工事が終わりまして活用が始まりましたらもう任用は終わる状態になってまいります。  ICT支援員につきましては、日常のICT教育についての支援を行ってまいりますので、ICT支援員の委託につきましては、工事終盤の計画作成の段階から、その後ずっと継続して任用を続けることになってまいります。 91 ◯議長(結城 弘明君) 渡議員。 92 ◯議員(8番 渡  孝二君) 詳しくありがとうございました。GIGAスクールサポート委託、これについては設計等々、このネットワークが稼働すれば終わるということですね。それで、今、LAN工事が前年度からの繰越しで行われておりますが、それとは全く関係ないで、機器の設置等々に係るサポートということでよろしいですかね。確認です。 93 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 94 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) はい、LAN工事のほうにも入ってまいります。その運用工事の調達と、それを支援する部分にも業務内容入っております。 95 ◯議長(結城 弘明君) 渡議員。 96 ◯議員(8番 渡  孝二君) ちょっと私、理解しておりませんでしたけど、じゃあ、今度これ、サポート委託については従前分、されておるんですかね。今現在、LAN工事されておりますが、それの進捗、調達関係とおっしゃってましたので、ちょっと細かくなりますが、済みませんがよろしくお願いします。 97 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 98 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) システムが出来上がってから調整をしたいと思いますが、GIGAスクールサポーターの入る工事が実際に動き始めるのがもう、9月からの内容になってまいりますので、それからの工事期間の委任という形になってまいります。 99 ◯議長(結城 弘明君) 渡議員。 100 ◯議員(8番 渡  孝二君) ありがとうございます。分かったような分からないような内容でございますが。私、最終的に言いたいのはですね、この校内通信ネットワーク保守委託、これは今後ずっと継続されますよね。それからまた、ICT支援委託、人的委託についても半永久的に継続されるわけでございますが、これ、単年度、3月末までの契約ということでおっしゃいましたけど、これは有益な人材確保等々、考慮いたしますとですね、これ長期契約にすべきじゃなかったのかなというふうに思うわけでございます。債務負担行為を行ってですね。そのほうがベターであったんじゃないかなというふうに思うわけでございまして、その辺、何か特に考えがあっての3月末までの契約であったのか、その辺、私も詳しくは分かりませんので、その辺を教えていただければありがたいなと思います。 101 ◯議長(結城 弘明君) 学校教育課長。 102 ◯学校教育課長主任指導主事(浦邉 浩志君) 先にICT委託、3月までの契約についての御質問に先にお答えいたしますが、まずICT支援員の契約につきましては、継続、その後につきましてはまだ検討をしている状況なんですが、現在の基本的な構想といたしましては、各学校に配置していただいてますICT活用支援員という学校教員の支援員がおりまして、そちらのほうが技術的支援もできる状態に、3月まででいろいろと指導をした上で、その後につきましては学校内で活用の運用、指導研修等ができる状態が出来上がることをめざしております。ただ、それが難しい状況であれば、状況を見まして、ICT支援員等を継続して委託し続けることもちょっと検討をしていかなきゃいけないかと現在考えているところです。  また、先ほど、済みません、説明が不十分でしたが、GIGAスクールサポーターの工事に関わる、もう工事が契約から今から入ってくるところなんですが、早期の部分でICTサポート支援員が関わる必要がありそうな部分につきましては、工事を進める業者との話の中で、サポートがなくても対応できるよう細かく説明と協議が進められるようにしておりますので、本格的な現地工事が始まった段階でGIGAスクールサポーターが入るよう現在計画しているところです。 103 ◯議長(結城 弘明君) 渡議員。 104 ◯議員(8番 渡  孝二君) ちょっと長くなっておりますのでまとめますけど、おっしゃることがちょっと一貫してないので、私もあまり頭の回転もよくないほうでございますので、よく理解できていないんですけど、正直言いましてですね、要点が分からないんですよね。ですから、正直言いまして、ネットワーク保守委託、あるいはICT支援委託、それからGIGAスクールサポート委託ですね、実際、このサポート委託についても、ちょっとやってみてどうのこうのということで今おっしゃってますけど、実際に詳細に検討されてですね、以後、長期契約をすればその分安価になりますしね、その辺も考慮されるべきじゃないかと思うんですよね。人的確保もできますし。その辺は十分検討されまして、今後、執行していただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上、終わります。 105 ◯議長(結城 弘明君) ほかに御質問ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 106 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。  これより、討論に入ります。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。  伊東議員。 108 ◯議員(14番 伊東 洋子君) 第52号議案令和2年度一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場で討論いたします。  初めに、梅雨前線の停滞に伴う記録的豪雨で、九州を中心に全国的に被害が広がりました。お亡くなりになった方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧を願います。  さて、今回提案された補正予算案の中で特に注目したのが、新型コロナ感染拡大防止策のために、2人がけに1人で座れるようバスの台数を増やし、追加分に係る経費を市が負担するものです。新型コロナ感染防止対策のために学校が臨時休校になり、ほぼ3か月もの自粛期間を過ごしました。新しい生活様式を意識しつつ、やっと通常どおりの学校生活が戻りつつあります。遅れたカリキュラムを進める必要があることや、密を避けるため、入学式、運動会、プール、合唱コンクールなど、ほとんどの行事や大会が中止になりました。  中止が危惧された修学旅行を、密を避ける工夫をして何とか実施できるよう知恵を絞り、努力してくださった関係者の皆様、これは、修学旅行を楽しみにしている子どもたちと保護者に大変喜ばれることと思います。学校は、塾と違って勉強だけすればいいところではありません。子どもたちは、様々な体験を通して多くのことを学び成長していきます。今回の取組を知った他市の先生から、古賀市はいいですねとの声を聞いております。コロナの感染を防ぎつつ、子どもたちがなるべく多くの体験ができますよう、また、これからも一歩先を行く古賀市であってほしいと願い、賛成といたします。 109 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 110 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。採決は押しボタンにより行います。第52号議案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 113 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第52号議案は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。本会議中、誤読などによる字句、数字等の整理、訂正につきましては、会議規則第43条の規定により議長に委任していただきたいと思いますが、御異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、誤読などによる字句、数字等の整理、訂正は議長に委任していただくことに決定いたしました。            ────────────・────・──────────── 115 ◯議長(結城 弘明君) 以上をもちまして、本会議に付議されました案件の審議を全て終了いたしました。  これにて令和2年古賀市議会第4回臨時会を閉会いたします。                       午前11時12分閉会            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古賀市議会...