古賀市議会 2020-03-25
2020-03-25 令和2年第1回定例会(第4日) 本文
2020年03月25日:令和2年第1回定例会(第4日) 本文 ▼最初の
ヒット個所へ(全 0 ヒット) 1 午前9時30分開議
〔出席議員19名〕
◯議長(結城 弘明君) おはようございます。
これより本会議を再開いたします。
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日程第1.諸報告
2 ◯議長(結城 弘明君) 日程第1、諸報告をいたします。
市長から、第33
号議案平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第6号)についてが追加提出されております。
次に、本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
以上で、諸報告を終わります。
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日程第2.
議員派遣について
3 ◯議長(結城 弘明君) 日程第2、
議員派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。会議規則第167条第1項の規定により、お手元に配付のとおり
議員派遣をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
4 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、
議員派遣の件は、派遣することに決定いたしました。
これより、
議案審議に入ります。
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日程第3.第4号議案 古賀市
公共施設マネジメント推進審議会条例の制定について
第8号議案 古賀市
基本構想審議会条例等の一部を改正する条例の制定について
第9号議案
古賀市部設置条例の一部を改正する条例の制定について
第10号議案
古賀市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について
5 ◯議長(結城 弘明君) 日程第3、第4
号議案古賀市
公共施設マネジメント推進審議会条例の制定について及び第8
号議案古賀市
基本構想審議会条例等の一部を改正する条例の制定についてから第10
号議案古賀市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてまでの4議案を一括して議題といたします。
本案は、3月2日の本会議において、審査のため
総務常任委員会に付託いたしておりましたので、審査結果の報告を求めます。
総務委員長。
〔清原議員 登壇、村松議員 副委員長席に着席〕
6
◯総務委員長(清原 哲史君) おはようございます。
委員会審査報告を行います。本委員会に付託されました事件の審査結果を、会議規則第110条の規定により報告いたします。
第4
号議案古賀市
公共施設マネジメント推進審議会条例の制定について。
平成28年度に策定した古賀市
公共施設等総合管理計画では、今後の施設の老朽化、人口の減少、
少子高齢化による
市民ニーズの変化等を見据え、40年間で
公共施設の
延べ床面積20%の削減を目標としており、今後の10年間を見据えた
個別施設計画及び計画策定後の
公共施設の
マネジメントの推進に関する事項について、審査・審議する組織として、古賀市
公共施設マネジメント推進審議会を設置するもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、審議会の所掌事務は、
個別計画案や
進捗状況報告に対し意見し、また推進についてチェックすること。
2、審議会は、
学識経験者1名、関係団体7名、公募の市民2名の合計10名で構成する。また、男女比については均等になるよう調整する予定。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第8
号議案古賀市
基本構想審議会条例等の一部を改正する条例の制定について。
令和2年度の内部組織の編成及び事務分掌、並びに課名を改めることに伴い、附属機関に関する条例にある
庶務担当課名を一括して改正するもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、古賀市
基本構想審議会の庶務担当である
経営企画課の課名を
経営戦略課に改めることから、
当該審議会条例の一部を改正するもの。
2、古賀市
都市計画審議会の庶務担当である
都市計画課の課名を
都市整備課に改めることから、
当該審議会条例の一部を改正するもの。
3、古賀市
行政改革推進委員会の庶務を現担当である人事課から
経営戦略課に事務移管することから、
当該委員会設置条例の一部を改正するもの。
4、古賀市
国土利用計画審議会の庶務担当である
都市計画課の課名を
都市整備課に改めることから、
当該審議会条例の一部を改正するもの。
5、古賀市
空家等対策協議会の庶務担当である
都市計画課の課名を
都市整備課に改めることから、
当該協議会条例の一部を改正するもの。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第9
号議案古賀市部設置条例の一部を改正する条例の制定について。
令和2年度の内部組織の再編及び事務分掌を改めようとする中で、
総務部コミュニティ推進課男女共同参画係を
市民部人権センターに移管するため、関係する事務分掌を改正し、あわせて新たに事務分掌の明確化を図るもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、今回係として立ち上げる国際交流、多文化共生を総務部の事務分掌に追加するもの。
2、国際交流及び多文化共生についての方針決定は総務部で行うが、
日本語教室や異文化講座など、細かな事業の実施主体については今後整理する予定。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第10
号議案古賀市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について。
民法の一部を改正する法律が令和2年4月1日から施行されること及び
単身高齢者の増加等、
市営住宅を取り巻く状況の変化を踏まえ、
連帯保証人に関する規定の削除及び所要の規定の整備を行うもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、入居の資格要件の一つであった「市町村税を滞納していない者であること」を削除し、入居手続の際に必要だった
連帯保証人を求めないものにすること。
2、民法の改正により、
市営住宅の
家賃遅延損害金等の利率を「5%」から「当該年度の法定利率」に改め、令和2年度の法定利率は3%となる。
3、
連帯保証人に関する規定の削除は、技術的な助言として
国土交通省から
公営住宅管理標準条例案が示され、市町村の判断に委ねられたことによる。
4、滞納整理については、保証人が要らなくなっても連絡はとれるように、勤務先、親戚や知人の住所などを
緊急連絡先として聞いておき、福祉部局や
収納管理課と連携して支払いを求めていく。
5、収入増による退去の要件としては、5年以上入居し、月間所得が2年続けて31万3,000円以上となった場合としている。
6、近隣市町の状況は、宗像市及び新宮町は
連帯保証人は求めず、市税の滞納については規定がない。福津市は
連帯保証人はなくさず、市税の滞納については規定がない。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
7 ◯議長(結城 弘明君) これより一括して質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
8 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔清原議員・村松議員 自席に着席〕
9 ◯議長(結城 弘明君) これより、討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
第4
号議案古賀市
公共施設マネジメント推進審議会条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
10 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第4号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
11 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
12 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第4号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第8
号議案古賀市
基本構想審議会条例等の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
13 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第8号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
14 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
15 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第8号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第9
号議案古賀市部設置条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
16 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第9号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
17 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
18 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第9号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第10
号議案古賀市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
田中英輔議員。
19 ◯議員(18番 田中 英輔君) 第10
号議案古賀市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について、賛成討論をいたします。
本議案の主な改正点は、これまで
市営住宅に入居するに当たり、市長が適当と認める
連帯保証人の提出を求めていたものなどを改正するものであります。2019年の古賀市の
高齢者世帯は1万804世帯、全世帯の48%であります。このうち高齢者のみの世帯は7,463世帯、29.6%となっております。このような状況は今後さらに進み、2025年には高齢化率は29%になると見られております。
今回の改正は、こうした状況と本年4月の民法改正で、保証人が責任を負う上限の明示が義務化されることから、
連帯保証人の
引き受け手の確保がさらに難しくなり、低所得者や外国人の住まいの確保が難しくなることなどがあり、国民に保障されている
文化的生活の基本であります住まいについて、公営住宅に課せられている
住宅セーフティネットの本来の機能が発揮できるよう改正されるものでございます。
以上のようなことから、本議案に賛成いたします。
20 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
21 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第10号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
22 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
23 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第10号議案は原案のとおり可決されました。
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日程第4.第11号議案 古賀市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
第12号議案 古賀市
適応指導教室条例の一部を改正する条例の制定について
第13号議案 古賀市生涯
学習センター条例の一部を改正する条例の制定について
24 ◯議長(結城 弘明君) 日程第4、第11
号議案古賀市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてから第13
号議案古賀市生涯
学習センター条例の一部を改正する条例の制定についてまでの3議案を一括して議題といたします。
本案は、3月2日の本会議において、審査のため
文教厚生常任委員会に付託いたしておりましたので、審査の結果の報告を求めます。
文教厚生委員長。
〔平木議員 登壇、伊東議員 副委員長席に着席〕
25
◯文教厚生委員長(平木 尚子君) おはようございます。本委員会に付託されました事件の審査結果を、会議規則第110条の規定により報告します。
第11
号議案古賀市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について。
令和元年10月の
消費税率引き上げに合わせた低所得者の第1
号保険料軽減強化が令和2年度以降に完全実施されることに伴い、減額賦課に係る保険料を定めるため、条例の一部を改正するもの。
審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。
1、施行期日を明記していないのは、政令の公布が今年度末の見込みであることから、市の条例も公布の日から起算して一月を超えない範囲内において、市長が規則で定める日から施行すると記載。
2、第1段階から第3段階までの
対象者見込みと
保険料減収見込みは、第1段階2,045人、第2段階1,107人、第3段階1,173人、4,287万7,440円との見込みである。
3、減収分の補填は、
介護保険特別会計(
保険事業勘定)に4,287万7,000円を一般会計から繰り入れ。財源の内訳は国庫負担が2分の1、県負担が4分の1、市負担が4分の1。
4、この措置は、10%の消費税が続く間は引き続きなされると考えるとのこと。
意見。なし。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第12
号議案古賀市
適応指導教室条例の一部を改正する条例の制定について。
古賀市
適応指導教室の名称変更及び利用者の拡充のため、条例の一部を改正するもの。
審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。
1、名称を改めることで、本来の目的に沿った自立支援の名称になる。あすなろの名前は残る。また、
利用対象者を古賀市在住で古賀市外の小中学校に通学している児童生徒まで拡大。
2、
文部科学省でも適応指導に係る施設の名称は
教育支援センターの名称を使用しており、名称変更は以前から課題として上がっていた早急に対応する案件であった。
意見。賛成意見。これまで古賀市外の小中学校に通う子どもは通級することができなかったが、古賀市内に住む全ての子どもが対象になったことは、不登校状態にある子どもにとってもよいことから賛成。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第13
号議案古賀市生涯
学習センター条例の一部を改正する条例の制定について。
古賀市生涯
学習センターの
貸し館区分変更及び
料金改定等のため、条例の一部を改正するもの。
審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。
1、区分貸しから時間貸しに改めることで、一、二時間程度利用したい企業からの会議室の利用がふえる効果が期待される。
2、
使用料収入は、区分貸しでは利用していない時間も収入になっているので、時間貸しにすると一時的に落ち込むと思うが、稼働率が上がると伸びてくる。
3、徴収する資料代などを1,000円以内に抑えることは難しく、福岡市近辺などの
公共施設の入場料等の基準となる額は、5,000円が一般的であると判断できたことから、利用者が徴収する入場料等の基準となる額を「1,000円を超えるもの」から「5,000円を超えるもの」に変更。同時に曜日に関係なく一律とした。
意見。なし。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
26 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
27 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔平木議員・伊東議員 自席に着席〕
28 ◯議長(結城 弘明君) これより、討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
第11
号議案古賀市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
29 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第11号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
30 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
31 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第11号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第12
号議案古賀市
適応指導教室条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
伊東洋子議員。
32 ◯議員(14番 伊東 洋子君) 第12
号議案古賀市
適応指導教室条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論いたします。
ことし1月の学校教育課の報告で、古賀市内の小中学校の不登校児童数が117名とあり、年々増加傾向にあることがわかります。不登校の原因として、学校生活に適応しづらい、いじめ、家庭環境の問題など、さまざまな要因があり、改善・解決に結びつけていくためにも、一人一人に寄り添った支援が必要になります。
今回提案された条例の一部改正により、古賀市
適応指導教室から古賀市
教育支援センターに名称を改めることで、ハードルを下げ、通いやすくなります。さらに、これまでは対象外だった古賀市外の小中学校に在籍している児童も対象となるなど、支援の改善につながると考えます。
ただ、現在使われている施設は、もともと清瀧ダム駐在所だった場所で学びの場としてつくられた施設ではありません。あすなろ教室には小学生から中学生までが通っています。学びの場としての環境の整備、指導員の人員配置など、保護者も相談しやすく、子どもにとっても最善の環境が守られることを求め、賛成いたします。
33 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第12号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
35 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
36 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第12号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第13
号議案古賀市生涯
学習センター条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
37 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第13号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
38 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
39 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第13号議案は原案のとおり可決されました。
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日程第5.第5号議案 古賀市国民健康保険財政調整基金条例の制定について
第6号議案 古賀市森林環境譲与税基金条例の制定について
第7号議案 古賀市
部落差別をはじめあらゆる差別の解消と人権擁護に関する条例の制定について
第14号議案 古賀市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について
第15号議案 古賀市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について
第16号議案 古賀市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
第31号議案 古賀市と福津市の間における古賀市汚泥再生処理センター海津木苑(仮称)の建設及び
し尿処理に関する事務の委託に関する規約の締結について
40 ◯議長(結城 弘明君) 次、日程第5、第5
号議案古賀市国民健康保険財政調整基金条例の制定についてから、第7
号議案古賀市
部落差別をはじめあらゆる差別の解消と人権擁護に関する条例の制定について、第14
号議案古賀市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてから第16
号議案古賀市下水道条例の一部を改正する条例の制定について及び第31
号議案古賀市と福津市の間における古賀市汚泥再生処理センター海津木苑(仮称)の建設及びし尿処理に関する事務の委託に関する規約の締結についての7議案について、一括して議題といたします。
本案は、3月2日の本会議において、審査のため市民建産常任委員会に付託いたしておりましたので、審査の結果の報告を求めます。
市民建産委員長。
〔古賀議員 登壇、内場議員 副委員長席に着席〕
41 ◯市民建産委員長(古賀 誠視君) おはようございます。
委員会審査報告書。
本委員会に付託された事件の審査結果を、会議規則第110条の規定により報告します。
第5
号議案古賀市国民健康保険財政調整基金条例の制定について。
本案は、古賀市国民健康保険事業の円滑な運用に資するため、基金を設置することに伴い、その設置及び管理等について、条例で定めるもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、国民健康保険財政調整基金の原資については、平成30年度からの繰越金を原資に充てたいと考えている。今回、補正予算案で多少バランス調整も含め2億270万1,000円を計上しており、この範囲内での積み立てを考えている。
2、令和2年度の県への納付金も上昇しており、国保税改定を視野に入れ、今後の国保税改定のための資金として積み立てたいと考えている。
3、ある程度安定的に運用できるように、繰越金があれば基金へ積み立てをし、急激に国保税の負担が大きくならないように、単年度で一気に使うのではなく、徐々に使っていく形で考えている。
4、基金に属する現金の運用は、定期預金を考えている。
5、委員から、積立基金の取り崩しについては、国保税が激変しないように長期的に配慮し、次回の国保税改定等も見据えながら計画的に行ってほしいとの意見が出された。
意見。賛成意見。国民健康保険は、平成30年度の県単位化によって、国保税の値上げや県への負担金が高額になるなどの影響が生じていると思われる。それらの影響を調整するために、繰り越し分、余剰分を積み立て、基金として適切な運用をするものであり、国保税の激変緩和の策を講じるために必要な基金であることから、賛成。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第6
号議案古賀市森林環境譲与税基金条例の制定について。
本案は、森林の整備及びその促進に関する施策を実施するため、森林環境譲与税を財源とする基金を設置することに伴い、その設置及び管理等について条例で定めるもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、本譲与税の財源は、森林環境税を財源とし、令和6年からの課税が決定している。令和6年までは、国が借入金等で財源を確保し、市町村に配分する。配分基準は、私有林人工林面積50%、林業就業者数20%、人口30%として案分される。
2、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律において、森林環境譲与税の使途が定められている。主な使途としては、森林整備に関する施策、森林整備を担う人材の育成確保、公益的機能に関する普及の啓発等である。これらの使途の目的に沿って、今後積立基金の有効な活用方法を検討する。
3、森林環境譲与税の歳入額は、令和元年度当初予算で302万2,000円を計上しており、令和2年度以降については段階的に増額する見込みとなっている。令和2年度と令和3年度は642万2,000円、令和4年度と令和5年度は831万2,000円、令和6年度以降は全額譲与となり、1,020万ほどの譲与を予定している。
4、基金の運用計画については、法律に定められた使途目的の中で活用し、単年度については事業に充当した残りを積み立てに回す予定である。積み立てに当たっては、国の指導に沿った計画性のある積み立てを行いたい。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第7号議案、古賀市
部落差別をはじめあらゆる差別の解消と人権擁護に関する条例の制定について。
本案は、
部落差別の解消の推進に関する法律を初めとする人権問題解決に向けた法令の整備に伴い、条例の全部を改正するもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、
部落差別は我が国固有の問題であり、最も深刻な人権問題と捉えている。
部落差別の解消が全ての人権問題の解消につながるという認識から、条例の名称を「
部落差別をはじめあらゆる差別」と表現した。
意見。反対意見。「
部落差別をはじめ」という文言について、非常に違和感を感じる。この文言を用いることで
部落差別を固定化したり、特別扱いしたりするように捉えかねない。大綱質疑において、「あらゆる差別」の中に
部落差別も含まれるという答弁があった。どの差別、どの人権についても、軽い重いはない。全ての人権を大切にする古賀市という意味であれば、「あらゆる差別の解消と人権擁護に関する条例」という文言でよかったと思い、反対。
審査結果。委員会は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第14
号議案古賀市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について。
本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、成年被後見人のうち要件を満たす者について、印鑑登録が可能となるよう条例の一部を改正するもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、現行の条例では、印鑑の登録ができない者として成年被後見人が挙げられていたが、今回国からの通知において、一定の要件を備えた成年被後見人は、印鑑の登録を受け付けて差し支えないということが示されたことを踏まえ、条例を改正する。
2、一定の要件とは、成年被後見人が法定代理人を同行し、みずから印鑑登録の申請等を行う場合であり、その旨を規則に定める予定である。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第15
号議案古賀市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について。
本案は、指定給水装置工事事業者の指定に関する手数料を改定するため、条例の一部を改正するもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、指定給水装置工事事業者とは、宅内の水道配管工事を行う事業者のことであり、事業者が宅内工事を行うに当たっては、必ず古賀市の指定を受けておく必要がある。
2、これまでは一度指定を受けると更新する必要はなかったが、休廃業の実態が反映されにくいため、水道法の一部改正により、5年に1度更新することが義務づけられた。
3、古賀市や糟屋郡内においては、各自治体に登録する事業者が類似していることから、糟屋地区水道協会で協議を行った上で統一単価を設定し足並みをそろえた。手数料の金額は、福岡市の単価を参考とし、指定給水装置工事事業者申請書審査または更新申請書審査手数料を5,000円に、指定給水装置工事事業者証交付手数料を2,000円に改定する。
4、福岡市の単価を参考にした理由としては、今後、工事事業者は更新講習を受講する必要が生じることに伴い、糟屋ブロックでは福岡市主催の講習会を受講した場合は、糟屋ブロック主催の講習会との調整を検討していること、また、福岡市に登録されている事業者は、古賀・糟屋地区にも登録されていることから、整合性を図った。
5、対象となる事業者は、新規23件、更新53件を予定しているとのこと。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第16
号議案古賀市下水道条例の一部を改正する条例の制定について。
本案は、排水設備等の責任技術者及び指定工事店の指定に関する手数料等を改定するため、条例の一部を改正するもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、宅内の下水道配管工事事業者の登録・更新の際の手数料の改定である。
2、宅内の下水道配管工事事業者の登録・更新に関しては、以前より5年に1度の更新が義務づけられており、店舗とは別に技術者の登録も義務づけられている。
3、下水道配管工事事業者の登録・更新の手数料については、第15号議案の事務内容とほぼ同じであることから、責任技術者の指定または継続指定を1件につき2,000円、指定工事店の指定または継続指定を1件につき5,000円、指定工事店に対する証書交付を1件につき2,000円に改定する。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
第31
号議案古賀市と福津市の間における古賀市汚泥再生処理センター海津木苑(仮称)の建設及びし尿処理に関する事務の委託に関する規約の締結について。
本案は、古賀市海津木苑の建てかえに伴い、地方自治法第252条の14第1項の規定により、古賀市汚泥再生処理センター海津木苑(仮称)の建設及びし尿処理に関する事務を福津市から受託するに当たり、規約を締結する協議を行うもの。
審査内容。議案の意図、詳細は次のとおり。
1、次期施設は、古賀市の施設として建設するが、福津市分のし尿と浄化槽汚泥も受け入れて処理できる施設計画として進めており、昨年末に国の循環型形成推進交付金について、古賀市分に福津市分を含めた施設規模の地域計画の変更承認を受けたところである。現在の海津木苑の処理能力は、1日当たり67キロリットルであるが、次期施設の処理能力は52キロリットルとなり、内訳は古賀市が27キロリットル、福津市が25キロリットルとなる。
2、本議案は、古賀市汚泥再生処理センター海津木苑(仮称)の建設及びし尿に関する事務を福津市から受託するに当たり規約を締結するため、市議会の議決を求めるものであり、事務の委託をする福津市、事務の委託を受ける古賀市、両市それぞれの議会の議決の後に告示を行い、その後、県知事に事務委託の届け出をする。
3、委託契約の期間は、し尿処理施設の建設に当たって、地元の合意を得て協定を結ぶこととしており、協定において、建設・供用開始後の20年間を予定しているところである。
4、海津木苑の建設及び周辺整備事業に係る経費については、古賀市、福津市ともに均等の割合で負担する。
5、海津木苑の管理及び運営事業に要する経費については、全体の8割を古賀市、福津市ともに均等の割合で負担し、残りの2割を両市それぞれのし尿の投入量に応じて案分して負担するとのこと。
審査結果。委員会は、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定した。
以上、報告させていただきます。
42 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
43 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔古賀議員・内場議員 自席に着席〕
44 ◯議長(結城 弘明君) これより、討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
第5
号議案古賀市国民健康保険財政調整基金条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
45 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第5号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
46 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
47 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第5号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第6
号議案古賀市森林環境譲与税基金条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
吉住長敏議員。
48 ◯議員(9番 吉住 長敏君) 第6
号議案古賀市森林環境譲与税基金条例の制定について、賛成いたします。
本件の目的税の税目は、2019年度約302万でデビュー、20年度は約640万が歳入利子割交付金の科目に計上されております。県の今現在進行中であります荒廃森林整備を使途目的としました補助事業とは別に設けられるものでございます。国からの森林環境譲与税を財源とした木の産業と文化が底流にある我が国が編み出した自治体が事業主体となった制度設計に宛てがわれるものでございます。
今回の基金創設の狙いは、単年度で賄い切れない場合なども考慮し、しっかりとした目標のもとに効果的な使途をもくろんだものと推察されます。出発であるがゆえにその目標樹立には核となる人材育成策を古賀市内に根づかせること。宗像、粕屋で踏ん張ってきた、生き残った小野校区の製材所の存在はそのヒントになると思います。
いま一つは、青柳方面の古賀グリーンパークのみならず、近くて深い山がある薦野、米多比、薬王寺などといった場所へ多くの市民が近づきやすい環境づくりにも目を向けた使途であってもらいたいと思い、このことを提起し、賛成をいたします。
49 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告によります討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
50 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第6号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
51 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
52 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第6号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第7
号議案古賀市
部落差別をはじめあらゆる差別の解消と人権擁護に関する条例の制定についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
53 ◯議員(4番 内場 恭子君) 第7
号議案古賀市
部落差別をはじめあらゆる差別の解消と人権擁護に関する条例の制定に反対の立場で討論いたします。
まず、人権の問題につきまして、どの人権、人の命、人にかかわる問題、女性、子ども、高齢者、障がい者、外国人、難病、LGBTの方、さまざまな人に対する人権に重いも軽いもありません。全ての人権、これを大切にする、命を大切にするということが一番大事なことだと考えております。全ての人の人権を大事にする、大切にする古賀市であるという意味であれば、あらゆる差別の解消と人権擁護に関する条例という制定、こういう文言にすべきだったと私は考えています。
部落差別の問題については、私は差別が全く消えてなくなっているというふうには考えておりません。しかし、この差別の問題につきましては、重い軽いというものは比較できるようなものではない。このことを考えると、まず人権の内容について、この表題が人権のことを考える古賀市にふさわしいかどうかと考えました。私は、この古賀市の「
部落差別をはじめとする」というふうな特定の言葉を使うことによって、
部落差別が固定化し、特別扱いされるという言葉に捉えかねない、こういう状況にあると考えます。
まず、本当に古賀市が人権を大切にし、この解決をあらゆる立場で努力していく、そういう目的のためにあるものであったら、この条例の中にあらゆる差別の解消、人権擁護という言葉だけで十分だったというふうに思います。どの人権が重い、軽いということを論議するものではありません。しかし、全ての人のあらゆる差別をなくすという立場から考えると、この「
部落差別をはじめとする」文言を使った第7号議案に対しては反対をいたします。
54 ◯議長(結城 弘明君) 次に、
田中英輔議員。
55 ◯議員(18番 田中 英輔君) 第7
号議案古賀市
部落差別をはじめあらゆる差別の解消と人権擁護に関する条例の制定について、賛成討論をいたします。
本条例は、2016年に制定をされました
部落差別の解消の推進に関する法律を初めとする人権問題解決に向けた法令の制定に伴い、関連する条例を日本国憲法が国民に等しく基本的人権を保障する理念にのっとり改正されるものです。
これまで、古賀市は1995年には古賀町議会が人権擁護古賀町宣言に関する決議を行い、1981年から始まっております第1次古賀市総合振興計画以来、人権を主要な課題に掲げてまいりました。2001年からの第3次古賀市総合振興計画では、人を中心に据えた人権尊重都市を掲げ、
部落差別問題を初め、女性、子ども、高齢者、障がい者、外国人などの人権問題の解決に取り組んできたところです。しかし、現在なお課題が残されていることから、
部落差別を初めとしたあらゆる差別の撤廃と人権擁護、人権尊重を基調とする差別のない明るいまちの実現を図るために制定するものです。
日本国憲法は、国民に等しく基本的人権を保障しております。この理念が実現されるよう強く求め、本条例の制定に賛成をいたします。
56 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
57 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第7号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
58 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者16/18〕
59 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成16人、反対2名、賛成多数であります。よって、第7号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第14
号議案古賀市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
60 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第14号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
61 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
62 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第14号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第15
号議案古賀市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
63 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第15号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
64 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
65 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第15号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第16
号議案古賀市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
66 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第16号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
67 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
68 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第16号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第31
号議案古賀市と福津市の間における古賀市汚泥再生処理センター海津木苑(仮称)の建設及びし尿処理に関する事務の委託に関する規約の締結についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
69 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第31号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
70 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
71 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第31号議案は原案のとおり可決されました。
────────────・────・────────────
日程第6.第17号議案 令和2年度古賀市一般会計予算について
第18号議案 令和2年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について
第19号議案 令和2年度古賀市国民健康保険特別会計予算について
第20号議案 令和2年度古賀市後期高齢者医療特別会計予算について
第21号議案 令和2年度古賀市
介護保険特別会計予算について
第22号議案 令和2年度古賀市水道事業会計予算について
第23号議案 令和2年度古賀市下水道事業会計予算について
72 ◯議長(結城 弘明君) 日程第6、第17号議案令和2年度古賀市一般会計予算についてから、第23号議案令和2年度古賀市下水道事業会計予算についてまでの7議案を一括して議題といたします。
本案は、3月2日の本会議において、審査のため予算審査特別委員会に付託いたしておりましたので、審査の結果の報告を求めます。
予算審査特別委員会委員長。
〔井之上議員 登壇、森本議員 副委員長席に着席〕
73 ◯予算審査特別委員長(井之上 豊君) 本委員会に付託されました事件の審査結果を、会議規則第110条の規定により報告いたします。
予算審査特別委員会に議会会期中の審査として付託を受けておりました第17号議案令和2年度古賀市一般会計予算についてから、第23号議案令和2年度古賀市下水道事業会計予算についてまでの7議案について、審査の経過と結果の報告をいたします。
審査に際しましては、市長、副市長、教育長を初め、関係部長、課長等の出席を求め、予算概要の説明を聞くとともに、各委員による資料要求に基づく資料等を参考に、去る3月9日から3月16日まで、計4日間審査を行い、3月18日に討論、採決を行いました。
審査の経過につきましては、議長を除く議員18名全員の特別委員会でありますことから、詳細は省略し、概要のみの報告とさせていただきます。
一般会計予算については、歳出における特徴的な事業として、土木費では、西鉄宮地岳線跡地土地利用整備事業費、古賀駅周辺整備事業費、また消防費では、消防施設管理費の防災情報システム改修委託のハザードマップの電子化、消防施設整備事業費の防災行政無線(移動系)デジタル化工事、また教育費では、中学校大規模改造事業費のトイレ改修工事、青少年相談事業費のLINEを使った相談窓口などに対し質疑が集中いたしました。
今回の質疑の中で、2名の委員より3件の市長質疑が行われました。1、人権に関する市民意識調査委託について、2、西鉄宮地岳線跡地土地利用整備事業費について、3、古賀駅東口周辺整備基本計画策定委託についての質疑が行われました。
討論、採決では、第17号議案令和2年度古賀市一般会計予算について、第19号議案令和2年度古賀市国民健康保険特別会計予算について、第20号議案令和2年度古賀市後期高齢者医療特別会計予算について、第21号議案令和2年度古賀市
介護保険特別会計予算について、第22号議案令和2年度古賀市水道事業会計予算について、第23号議案令和2年度古賀市下水道事業会計予算についての6議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきもの、また第18号議案令和2年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算については、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
最後に、執行部の皆様には、新型コロナウイルス感染症に関する対応に大変お忙しい中、文書回答215件を含む予算に関する資料を多数事前に提出していただき、また委員会においても平時と変わらぬ対応をしていただきましたことを感謝申し上げます。
簡単ではございますが、審査の経過と結果の報告を終わります。
74 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
75 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔井之上議員・森本議員 自席に着席〕
76 ◯議長(結城 弘明君) ここで暫時休憩といたします。
午前10時32分休憩
………………………………………………………………………………
午前10時45分再開
〔出席議員19名〕
77 ◯議長(結城 弘明君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
これより、討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
第17号議案令和2年度古賀市一般会計予算についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
内場恭子議員。
78 ◯議員(4番 内場 恭子君) 第17号議案令和2年度古賀市一般会計予算に対して、反対の立場で討論いたします。
市長が一丁目一番地として、東口の開発、西鉄宮地岳線の工事を進める、こういうたくさんの継続できる古賀市を進めるというふうな思いを盛り込んだ予算ということは十分わかりました。しかし、この予算で本当に市民が望むものが、また市民の願いが実現できるのか、大変不安に感じて、私はとても実現できないと考えております。
まず、その1番としまして、毎回取り上げております公共交通の問題です。西鉄バスへの赤字補填4,129万円、これはバス利用者の利便性や、またバス路線の増便、路線の拡大などを期待する、こういう状況にはなっていないという点が指摘したいと思います。市民の皆さんが望む路線バスとはなっていません。特に、コガバスの問題であっても、公共施設間の連絡バス、これにも462万円という金額が、予算がつけられております。しかし、本当に安心できる、そして身近な使いやすいものにはなっていないと思います。
交通機関が欲しい、また高齢者の皆さんが免許を返上しても、返還しても、公共交通がないゆえになかなか免許を返すことができない、何とかしてほしいというような声がたくさん上がっていますが、その声にも応えることができておりません。公共施設や病院、スーパー、金融機関など、本当に安心して買い物や通院、通学ができる、こういう
公共施設が望まれておりますが、今公共交通網調査を行うなどとして計画を立てている最中だからということで具体的な内容が充実してないと私は考えます。今、現在生きて生活する古賀市民にとっては、今が大事なときだと考えます。空白があってはならないと考えて、この問題も指摘します。
また、次に、古賀市が今回行おうとしている人権に関する市民意識調査の問題です。この人権に関する市民意識調査、これは市独自が行うということで、市民の方、20歳以上の方に無作為抽出で2,000人の方に調査票を配付するということです。しかし、この配付方法を古賀市の職員、課長以下職員の方が直接訪問して配付するということです。配布の方法等については、詳しいことはまだ決まってないということですが、私は職員が勤務時間中に配付を行うこと、また複数で外出しなければならないということ、これはその窓口、現場の通常業務に影響が出るのではないかと考えております。もし、この2,000人の方に1人10部を担当して配付して回ったとしても、200人の方が、職員が業務から手を外れて行わなければならない。20人の職員が配付していったとしても、平日10日間かかる。このままでいけば、どれほどの業務に影響が出るのか。絶対に影響が出ないようにするとは言っても大変なものだと思います。
また、これを受け取られた市民の方、職員の方が個人宅まで訪問し、面接し、調査の内容を説明して理解をいただき、そして手渡してくる。こういう状況であれば、受け取られた市民は個人が特定されたアンケートだと感じられるのではないかと懸念しています。これも大きな問題だと考えています。
もし、このような形でこういうアンケートの配付、調査の配付をするというのであれば、人権だから特別扱いというものではなく、全てのほかの調査、例えば今度の予算の中に上がっている男女共同参画の意識調査、これは市民の対象を無作為抽出で2,000人、事業所を1,000件というふうな形になっています。これも大事な調査ではないでしょうか。なぜほかの調査には職員を配置して配付をすることがなく、この人権に関する意識調査だけに職員が出かけていって、話をして渡してくるのか。このことが非常に疑問に感じられます。市民からは、このお話をすると、その時間をもっと業務に充てていいのではないか。しっかり今の現在の仕事をやっていただきたい、こういう意見も私は聞きました。こういうことから、大きな問題と考えています。
また、お金の使い方として、税金の使い方、同和地区への活動補助費426万円余りのこの補助金の使い方も公平公正な使い方とは言えないと考えています。古賀市は、今市民に対する補助金を大きく削っていっております。そういう中で、この補助金だけが変わらない。人権の擁護のためだとは言いますが、本当に人権の問題が解決、改善していっているのか。確実に調査し、また評価すべきだと考えます。
さらに、ごみの問題につきまして、ごみのリサイクルを4Rを進めるため、古賀市に新たに市役所に月2回の分別収集の特設会場を設けるということです。これは非常にうれしいことだと思います。しかし、以前行っていたこの古賀市での市役所での回収等については問題等があったという点、この問題をなかなか十分に解決できるかどうかと心配しています。
また、回収すべき古紙、古布などの回収については、古布の回収について──古い布です。これについてはリサイクルが十分ではないと考えますし、まだまだ古賀市民の皆さんがごみの減量をやっていても報われる状態ではないというふうに考えております。
子育ての問題でも、古賀市の待機児童ゼロ、これは本当にうれしいことです。しかし、頑張っていただいておりますが、完全な待機児童ゼロにはなっていないという点。保育所が年間を通していけば定数をオーバーしているような状況で、これでは本当に公的保育の責任を果たしている状況とは思えません。
市長が掲げるチルドレン・ファースト、これはまだ継続されていると思います。これを考えるならば、ぜひもっと幼児教育、子どもたちに対する費用を大きく広げていただきたいと考えます。その一つは、やはり家庭教育、これを行っている保護者への支援、また子どもの通院医療費の補助、これを大きく拡大すること。さらに、35人以下学級の実現、これも完全ではまだありません。そういう点を問題にしたいと思います。
さらに、今コロナウイルスの問題があって、今、中小業者の方々、大きな痛手を受けています。ここに対しての費用の補助、支援、こういう策をもっともっと打ち出していくべきでした。確かに、コロナウイルスの問題につきましては、この1月から始まったことゆえに、予算の中にはたくさんの支援は盛り込めなかった。こういう状況ではあると思いますが、中小業者の方、事業者の方を支える、それはひいては働くお父さんお母さん方、古賀市に住まわれている市民を支えるという面になると思います。
こういうたくさんの点が不足している点から、この予算に対して反対をいたします。
79 ◯議長(結城 弘明君) 次に、伊東洋子議員。
80 ◯議員(14番 伊東 洋子君) 第17号議案令和2年度古賀市一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。
令和2年度の予算編成は、持続可能な都市に向けた経営方針を意識した1、農商工の魅力を高める産業力の強化、2、子どもたちの育ちと学びを支えるチルドレン・ファースト、3、誰もが健康で安心して暮らしていける地域社会の実現、4、市民生活を支える基盤の整備の4つの柱のもと、社会保障関係費などの義務的経費の増加が見込まれる厳しい財源の中、各部で自主性と責任を持って枠配分予算が組まれ、その予算規模は前年度比1.2%増の過去最大規模となる216億800万円となっています。
まず、予算審査に当たり、新型コロナウイルス感染防止対策に忙殺される中、200を超す説明資料を準備していただいたことに感謝申し上げます。
評価できる施策としまして、産前・産後子育て支援事業があります。親が遠方に住んでいたり、相談相手のいない妊婦にとって、初めての出産、子育ては不安な気持ちでいっぱいです。妊娠期から顔の見える関係を築くことで、妊婦、母親の心身の負担軽減と乳幼児の虐待の防止につながると期待いたします。
また、新規事業の生活困窮者就労準備支援事業では、ひきこもりなど就労することの困難な方に対して、生活習慣の改善、コミュニケーション能力の形成など、一般就労の準備のサポートをします。ひきこもりに関して、人に知られたくないと周囲に相談もできず、孤立しているケースもあります。困窮されている方の救いとなることを期待いたします。
次に、水道課で計画されているプラーヌンクスツェレは、参加者に報酬を支払うことで参加へのハードルを下げ、幅広く市民の意見を聞き取る取り組みです。さらに、
経営企画課では、4大学の学生によるグループワークで、若い世代の意見を第5次総合計画の策定に反映させる取り組みが計画されています。
これまで、計画策定の際に、多くは市民公募枠で二、三人の市民の意見を聞くことが多く、今回の取り組みは幅広い市民の意見を聞けるのではと期待いたします。古賀市の将来を見据えた計画策定にさまざまな市民の声を生かし、まちづくりに市民がかかわれる仕組みをぜひ取り入れてほしいと思います。
一方で、改善を求めていた小中学校の図書購入費は連続で減額になりました。ことしは教科書の改訂の年で、教科書に関連した必読図書や調べ学習に使用する本をそろえる必要がありました。日本一通いたい学校をめざす古賀市ですが、学校図書館の学習情報センターとしての機能は、この図書購入費で本当に維持できるのか心配です。
また、職業紹介所では、求人求職情報を管理するシステム導入が予定されていましたが、見送られ減額になりました。システム導入することで、仕事と人とのマッチングが進むなど、求職者へのサービス向上につながったのではないでしょうか。
各課が厳しい財政状況の枠配分の中で、予算を最大限に生かそうと努力されているのは理解しますが、市民サービスの低下につながるような削減は残念でなりません。ぜひ改善していただくよう要望いたします。
最後に、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントや外出の制限などもあり、景気の低迷は否めません。収入減で市民の暮らしにも多大な影響が予測されます。国、県とも連携し、市としてもできる限りの支援をお願いし、賛成討論といたします。
81 ◯議長(結城 弘明君) 次に、
田中英輔議員。
82 ◯議員(18番 田中 英輔君) 第17号議案令和2年度古賀市一般会計予算について賛成討論をいたします。
2019年1月の日本の人口は、前年に比べますと43万3,000人減少しております。古賀市の人口は緩やかな増加が見られておりますが、
少子高齢化は進んでおります。新年度予算の執行には、このような状況を十分踏まえ、各種施策が進められるよう求めたいと思います。そうした点から、幾つかの意見を申し添えて賛成討論をいたします。
公共交通は、高齢化が進む中、重要なインフラとなっております。2019年度の市内公共交通の利用は、大幅な減少が進んでおります。第4次総合振興計画の2021年の利用目標は28万人ですが、新年度予算はこうした2019年度上期の実績をもとにしております。今後の公共交通に関した検討が行われておりますが、現状でも、年間25万人余りの市民が利用されている現在の公共交通の利用促進についても、しっかり取り組まれるよう強く求めたいと思います。
高齢化、少子化は生産年齢人口の減少も伴っております。これを補う在住外国人の増加が進み、古賀市内にも34カ国、約800人近くの方が居住されております。新年度では、こうした方へ生活支援情報冊子の発行が行われます。このほか在住外国人の方に関するものとして、家庭のごみの出し方パンフレットの発行、自主防災組織の強化などがあります。居住される自治会、コミュニティの取り組みが重要になってまいります。多文化共生の理解が一層進むよう、工夫と対応を図っていただきたいと思います。
古賀市の2018年の出生人口は464人で、年少人口の減少が進んでおります。新年度では、子育て世帯の負担軽減、保育士宿舎借り上げ支援事業など、子育て支援が行われます。古賀市が進めてまいりました待機児童ゼロは、子育て世代の定住化にもつながります。保育士の確保は必須の課題で、保育士の処遇改善はその一つであります。待機児童ゼロが確実にできるよう、一層の改善を図っていただきたいと思います。
高齢化の進行は、扶助費、医療費の増加にもつながっております。死亡原因の第1位はがんであります。特定健診と同時に行われておりますがん検診の受診率は低く、新年度から胃がん内視鏡検査が行われることになっております。特定健診の同時検診とあわせてリピーター受診者への働きかけなど、受診率向上への取り組みと研究、検討は必要だと思います。
就労支援事業は、働く場を求める人への対応はもちろんのこと、市内に居住する若者の定住化という面でも重要になっています。生産年齢人口の減少が進む中で、学校を卒業し社会人になる若者に地場産業の紹介、雇用の相談、支援を図っていただきたいと思います。
農業でも高齢化が進んでおります。古賀市の農産物の年間産出額は13億円余りで、新年度はグリーンパーク周辺の市場性調査が行われます。コスモス館は古賀市農業の活性化に欠かせないものです。早急な対応が必要だと思います。
古賀市が進めています少人数学級の推進、学校図書司書、スタンドアローン事業などの取り組みを評価したいと思います。さらに、少人数学級が完全に実施ができるよう、国、県などへの要望を含めた努力を求めたいと思います。
また、子どもの貧困が問題になっています。子どもたちの学びの希望と未来を応援するものとなるように、就学支援収入基準などの検討も必要ではないでしょうか。
最後に、戦後75年を迎えて、歴史資料企画展事業が行われることは大変大きな意義があると思います。ぜひ市民、関係者、他自治体との連携などを進め、市民、特に戦後世代への継承が図れるよう取り組んでいただきたいと思います。75年を経て、記憶する人、知る人、資料の減少、散逸が進んでおります。今後も継続し取り組まれることを求めまして、賛成討論といたします。
83 ◯議長(結城 弘明君) 次に、吉住長敏議員。
84 ◯議員(9番 吉住 長敏君) 第17号議案2020年度古賀市一般会計予算について、賛成討論をいたします。
総論的には疑問の余地はそうありませんが、私が最大気になるのは人権センター費に含まれました同和地区活動補助426万3,000円について、これのみ言及いたします。端的に言いますならば、古賀市補助金等検討委員会からのこれまでの同事業への答申がそろそろ尊重されて施策に反映されてしかるべきではないかとの素朴な思いからでございます。
2011年3月に古賀市補助金等検討委員会の最終答申がありました。同和地区活動補助金は、公益性11点、必要性5点、公平性1点、効果・経済性2点、計19点。合計点数が15点以上34点以下の他の事業とともに、一旦個別補助金として継続の判断がなされました。
それから、2018年1月29日の個別補助金の審査に関する答申へと進みます。同和地区活動補助金は、5人の委員から公益性、効果、妥当性、適正性の4つの20点満点の採点の平均による審査結果から、廃止と判定。その総数は19件に上りますが、同事業は17番目に低い10.40点でございました。
2017年の福岡県議会の特別対策は廃止して、全て一般会計に移行する小川福岡県知事の同和対策事業の答弁姿勢が耳に残ります。知る由もありませんが、全国的な傾向はどうなのでしょうか。
2020年度予算で民生費に計上されております民生委員補助50万円、保護司会補助34万円、シニアクラブ補助283万円と比べてみても、同和地区活動補助金は大きく幅をきかせております。しかも、審査委員会が明らかにしていますように、市民の貴重な税金を財源としている以上、透明性の確保や説明責任を市民に対して果たすべきであるとの指摘が果たされている補助金なのでしょうか。私は、他の活動団体の一般ピープルにも見える対応に比べて、そうは思えてならないのであります。
時代の変化に対応する自治体経営で、この活動補助金の継続固定化が偏見や差別解消につながる全市民に響く効果的な事業執行であるかの行政の抜本的な見直しを迫られてしかるべき時期に差しかかっていると判断するものであります。11回の審議を重ねられました古賀市補助金等検討委員会最終答申を参酌すべき10年節目の年度に入りますことから、あえて意見し賛成といたします。
85 ◯議長(結城 弘明君) 次に、村松謙二議員。
86 ◯議員(17番 村松 謙二君) 第17号議案令和2年度古賀市一般会計予算について、賛成討論を行います。
予算審査特別委員会に付託を受けていました第17号議案につきましては、たくさんの資料要求に対し、所管の部署から文書回答をいただき、その資料をもとに各委員の質疑を通して、各事業、各施策の目的やその効果、財源などが明らかになりました。
このように多くの審議時間を得たことで、私は一定の理解をし、委員会では賛成の意思を持って挙手を行いました。そのため、本日の本会議では、個別の事業についての賛成討論ではなく、市長の政治家としての理念と基本方針が令和2年度当初予算ではどのように落とし込まれたのかを注目した上で評価するとともに、予算の執行が市民の暮らしの向上にどう貢献できるか、期待を込めて討論に入ります。
まず、施政方針の中で、昨年度に引き続き、経済活動や定住促進を生み出す基盤づくり、誰もが生きやすい地域共生社会の構築を進め、持続可能な都市の実現につなげたいと述べられています。この構想は、私の政治信条と共感できる理念、考え方であります。
そこで、今回注目したのは財源です。持続可能な都市の実現につなげるためには、当然のことですが、安定性が担保された財源、歳入が必要です。令和2年度当初予算では、歳入の中で大きな構成比を占める市税収入が平成31年度当初予算と比較して約1億718万円の増加となっています。内訳は、個人市民税と固定資産税がふえる見込みというものです。これは一つの要因でふえたものではありません。これまでの市全体の取り組み、例えば市独自の学校教育政策、子育て支援、予防健診などの健康づくり、適正な土地利用計画など、複合的に合わさったことが功を奏したものと評価いたします。
我が国は、既に人口減少社会に入っていますが、本市は幸運なことに福岡都市圏という地理的な要因により、恵まれた環境であるため、魅力的な政策や事業を展開していくことで、今後数年も緩やかに人口増加の可能性があることは、福岡都市圏の人口動態調査などで統計的に証明されています。このように、一つの例ですが、新たな財源、税収の確保については、さらに推進していただきたいと思います。
次に、予算を執行する上で特に注視していただきたい点、4点を申し上げます。
1つ目、残り2年間となる第4次古賀市総合振興計画の目標達成に向けて努力することは当然ですが、現実にも目を向けて、検証を進めながらしっかりと分析した上で、第5次古賀市総合計画の策定。そして、令和2年度からの第2期古賀市まち・ひと・しごと総合戦略に資源を注力していただきたいと思います。この事業は、本市の10年、20年後の未来を見据えた礎になるものです。
2つ目、2年目となる地域公共交通網形成計画の策定です。現状の古賀市公共交通は課題が山積しています。これらの策定には、交通担当課だけではなく、4月からの新組織であるまちづくり推進課や保健福祉部、
都市整備課や商業観光を担当する課や係の意見を取り入れ、高齢者や通学者などを会議に招き、当事者の意見を反映することが大切です。ぜひこのような機会をつくっていただくことを強く求めます。
3つ目に、行政経営分野です。施政方針の中には、市の職員との対話やコミュニケーションなる言葉が残念ながらありません。
市民ニーズが多様化、複雑化する中、限られた経営資源を最大限に活用するため、最新技術であるAI、RPAなどを駆使し、抜本的な業務の効率化、生産性の向上を図るとのこと。意欲は評価できますが、その前提にはまずは人があっての仕事です。市職員が意欲を持って行政運営に誇りを持って働きたくなる
マネジメントを行っていただく必要があると思います。職員の力を結集することで、市民が安心して暮らせるまちを築いていけるのではないでしょうか。
最後、4つ目になりますが、昨年10月からの消費税を10%へ増税、ことしに入り新型コロナウイルスによる世界的な感染拡大により、金融市場や実体経済にこれまでに経験したこともないような悪い影響を及ぼし始めています。本市でも、観光事業や飲食店などのサービス業は受注キャンセルや売り上げ低迷になっています。さらには、国内外の物流の停滞で、資材の納入ができなくなることで、幅広い業種で企業と個人事業主は公的、民間問わず、金融機関などへ支援の相談がふえている状況です。また、今後、会社の存続や雇用の面で市民の暮らしにも悪い影響が懸念されています。
このような状況下、市としてもしっかりと国や県、商工会や金融機関と情報共有、情報収集しながら、行政としてできる限りの支援も想定し、緊急時には補正予算も組んででも対応していく、その心意気でしていただきたいと思います。
以上、市長が掲げられた理念や公約の実現を確実に実行するため、令和2年度古賀市一般会計予算に対し、賛成討論といたします。
87 ◯議長(結城 弘明君) 次に、奴間健司議員。
88 ◯議員(1番 奴間 健司君) 第17号議案令和2年度古賀市一般会計予算について、賛成の立場で討論します。
この予算案は、総額216億860万5,000円で、対前年度比1.2%──2億5,369万3,000円の増で過去最大規模となっています。最大規模となった要因として、障がい者自立支援、幼稚園・保育園に係る扶助費の増や後期高齢者医療、並びに介護保険の特別会計への繰出金の増が上げられます。投資的経費は対前年度比6.8%の減、9,400万円の減となっています。一方、第5次総合計画、古賀駅東口及び西口対策、グリーンパーク周辺の企業誘致等に係る新たな委託費の合計は約6,000万円と際立っています。2020年度末の市債残高見込みは136億7,630万円で、対前年度末比8,240万円の減。基金の見込みは56億1,340万円で、対前年度末比180万円の増となっております。
私は、この予算案について、2件の市長質疑を含め慎重に審議しました。今回、私は一般質問については議会の新型コロナウイルス対策会議の方針に従い取りやめましたが、予算審議を通じて約9割はカバーできたと思っています。その結果、本予算案は市民福祉の向上、地域の活性化に向けて執行することは適当と認められると判断し、原案に賛成いたします。
その上で、時代認識と4点の重点課題を述べさせていただきます。
2020年度は、古賀市はもちろん、国の内外で大変厳しい情勢と直面することが確実視されます。気候変動、地球温暖化に加え、新型コロナウイルス感染症は世界中の暮らし、経済、政治を巻き込み、制御不能と言えるような事態を招いています。ヨーロッパやアメリカではパンデミックが発生し、外出が厳しく規制され、戦争状態とも言われています。日本でも、東京封鎖ということも検討されているとのことであります。オリンピック・パラリンピックは、昨日1年程度の延期が決まったと思います。科学者が警鐘を鳴らしてきたように、10年後、2030年には人類が今までどおり生存できるかどうか、分岐点を迎えるということが現実味を帯びているような気がいたします。地球全体がどのような状況でないと、普通の暮らし、経済、教育、文化、スポーツ活動が行えないのかということを誰もが痛感していると思います。だからこそ、国連が定めた2030年の目標、SDGsの達成が急務になっていることを自覚する必要があると思います。
このような時代認識をもとに、私は今回SDGsをキーワードに質疑しました。答弁では、SDGsの17目標との関連づけは行っていないが、SDGsの視点を意識した。社会、経済、環境の3側面の統合という視点で事業を説明する文書はないという内容でした。意識しているだけでも重要なことですが、2030年に向けた切迫感が希薄であると感じます。
また、古賀市ではどう具体化するかという議論がまだ始まっていないと感じました。そこで、私は2030年を目標に、2020年度に着手すべき4点の重点課題を指摘します。これは、予算執行の際に十分留意してほしい課題であるとともに、施政方針には明確に位置づけられていない課題でもあるからであります。
第1は健康戦略です。命と健康を守る2035年戦略の策定に着手し、子どもからお年寄りまで、切れ目のない健診体制を構築することで、対処から予防への転換を図ることです。2020年度には、保健医療2035推進本部を本格的に強化し、保健福祉部だけではなく全ての部が課題を設定し、実行し、点検することを強く望みます。
第2は地域戦略です。総合振興計画と地域福祉計画の中間に位置する地域包括ケアシステム推進基本方針の策定に着手し、地域共生社会の構築を図ることです。2020年度には、社協とともにコミュニティソーシャルワーカーや地区担当保健師の配置を組む体制を検討し、2021年度から始動すること。これは既に予定されていることがわかり、少し安心しましたが、保健福祉部だけではなく全ての部で推進することを強く望みます。
第3は危機管理です。防災・防疫基本条例の策定に着手することです。2020年度には、地震や気候変動がもたらす自然災害に、今回の新型コロナウイルス感染症対策を追加し、行政、議会、市民、事業者の役割と責務を明確にすることを強く求めます。
第4は市民参画です。市民が現状を把握し、将来の姿を模索し、その実現に参画する。まさに市民が主人公のまちづくりの推進です。従来の対話の繰り返しではなく、市民ワークショップ、討議会に着手し、10年がかりで市民力、職員力をアップさせることを強く望みます。
これらは、2020年度から毎年毎年真剣に取り組み、10年後、2030年に私たちが生存し続けることのできる地域社会、地球を実現することです。第5次総合計画に先送りすることは認められません。失敗すれば取り返しのつかない社会となるでしょう。私も今後10年間、4つの重点課題の解決に向け、持てる力を振り絞る覚悟であります。
具体的事業について、3点だけ述べさせていただきます。
第5次総合振興計画策定業務委託1,500万円についてです。市民ワークショップについては、コンサルタントから提案があり、相対的に考えてよいと判断されればその案を採用するという答弁にとどまりました。一方、上下水道課が実施する市民討議会では、職員10人程度をファシリテーターとして育成し活用することもわかりました。希望の光だと感じました。まさにこの手法を取り入れ、市民も職員も成長する市民ワークショップを第5次総合計画策定の際、実施することを求めます。
古賀駅東口基本計画策定業務委託2,449万7,000円について。これは市長の一丁目一番地と位置づけられているものです。前提となる整備計画案等が2019年度中に完了せず、2020年6月ごろになることがわかりました。整備計画案等が完了したときには、市民、議会に対し説明すること、また基本計画案ができた場合はパブリック・コメントにかけることを求めます。私は、古賀駅周辺が再生可能エネルギーで動くエリア、食と医療の提供エリアとすることを提案していました。人口減少にのみ込まれるタイミングを少しでも先延ばしし、人口増と税収確保を図るというだけの視点ではなく、SDGs未来都市の玄関口になるようなエリアとして描くことを希望します。
西鉄宮地岳線跡地土地利用整備事業4,477万4,000円についてです。対話集会は合意を得る場ではないと断言した市長の答弁。これは対話集会の本質を示す表現だと思いますが、その影響については心配しています。現状を変えることを急ぐ余り、合意形成を軽視しないよう求めておきたいと思います。合意に至っていない地域については、これまでの対話集会の繰り返しではなく、市民討議会の手法を取り入れ、まさに市民と市が共働で合意形成をめざすことを希望します。社会、経済、環境の3側面で跡地の活用を描き、そのためにも宅地化を含む整備計画案、事業費と市への税収見込みとを示すことを求めておきたいと思います。
最後に、予算案説明の手法ですが、これまで6月に報告されていた各部の方針が今回から当初予算説明資料に加えられたことについては、極めて適切妥当と評価したいと思います。施政方針の中の予算編成と主な事業の部分は切り離し、予算案の説明とすることを改めて求めます。令和2年度予算案の概要──いわゆる絵コンテは市民向けにはよいと思いますが、議会の審議資料としては制度の内容や財源、事業の予算額はわかりやすく明記するなど、改善を求めておきたいと思います。
なお、オリンピック・パラリンピックの1年程度の延期を受けて、古賀市の2020年度の市政運営、予算執行について、変更点が生じることが予想されます。この点については、市長におかれましては、早急に市民、議会に説明されることを求めておきたいと思います。
以上を述べ、私の討論とさせていただきます。
89 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告によります討論は終わりました。ほかにございませんか。
清原議員。
90 ◯議員(3番 清原 哲史君) 第17号議案、賛成の立場で討論をいたします。
先ほどお二人の議員の方から、同和地区補助金についての意見が出されましたけれども、私もこの考え方について、述べさせていただきたいというふうに思っております。
解放令が1871年に出て、現在まで149年がたっております。しかしながら、
部落差別の現実というのは一向になくならない。なくならないと言うよりももっともっと陰湿になってきております。
せんだって、福岡県内のある隣保館の壁にはですね、もう言葉では私はもう出しきりませんけれども、落書きがしてあります。これを見た地区の人たち、唖然としたそうでございます。それをわざと消さずに残している。自分たちの運動の力となるように、それを残しているんです。
また、今、インターネットを使った差別落書き等はたくさんございます。実際私の名前も書き込まれております。そういった場合、子どもたちがそれを見た場合、ああ、自分は被差別
部落なんだというふうなことを感じてしまう。
それとまた、鳥取ループという、示現舎ですけれども、ここが出しているのがですね、『
部落ってどこ?
部落民ってだれ?』、こういう書籍まである、地名総鑑まであるんです。こういう現実をきちっと見ていかなきゃいけないというふうに思っております。
私どもも何もその補助金が欲しくて運動をやっているわけじゃありません。要らない、本当は要らない、早く要らなくなってほしい、こういうふうに思っておるわけなんです。
同対審答申、あるいは今回の
部落差別解消推進法にも行政の責務というのが明確にうたわれております。行政の責務として、1日も早くこの
部落差別をなくしていくべきだろうというふうに思っております。
したがいまして、私たちもこの補助金が1日でも早くなくなるよう望んでおるわけでございます。その辺を皆さん方はぜひとも理解をしていただきたいというふうに考えておるところでございます。何も私たちはその、物をもらいたくてやっているわけじゃありません。差別がなくなればいいんです。子や孫たちにその差別がかからないようにしていきたいんです。この願いをどうかわかっていただきまして、私の発言といたします。
91 ◯議長(結城 弘明君) ほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
92 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第17号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
93 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
94 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第17号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第18号議案令和2年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
95 ◯議員(4番 内場 恭子君) 令和2年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算に対して、賛成の立場で討論いたします。
この事業は、昭和43年度から平成8年度まで、同和対策特別事業として約12億円のお金を貸し付けた事業です。貸し付けは終了し、貸付金の償還事務だけが残っている状況です。しかし、厳しい経済状況の中で回収率は年々低く、今でも約1億円もの返済が残っている状況なんです。回収率の償還や状況がまだまだ不十分で、とても足りているという状況ではないと思います。しかし、借りられた方の中には、既に頑張って返済をされた方、また貸付金に対して、返還のために一生懸命努力をされて、年々返還を進めていらっしゃる方もいらっしゃいます。こういう方がいらっしゃる中で、一方、借りた方が既に亡くなられる、保証人の方も亡くなられる、相続を受けられないような方、そういう方もいらっしゃるということで、今返済が困難になる事例が多くなっております。
そこで、私は常々法的措置や救済の方法を望んでおりました。そういう今の状況の中から、国、県などの住宅新築資金等償還推進助成事業の補助などを幾らかでも活用して、実際にこの問題に解決をしていこうという努力をしていただいております。また、さまざまな相談を進めていただくことで、少しでも返還しやすい、こういう努力を重ねていただく、こういうことが進められているという点は非常に感心しております。しかし、これはあくまでも公金です。税金であり、1日も早い完全な完済、償還が望まれます。私は1日も早いこの100%の償還を完了すること、このことを大きく望みたいと思います。そのための努力を最大限行ってもらうこと、このことを期待して、この予算に賛成をいたします。
96 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
97 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第18号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
98 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
99 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第18号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第19号議案令和2年度古賀市国民健康保険特別会計予算についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
100 ◯議員(4番 内場 恭子君) 令和2年度古賀市国民健康保険特別会計予算への反対の立場で討論いたします。
国民健康保険の制度上、大変大きな問題があると考えております。この保険の加入者、ほとんどの方が退職者や自営業の方、また年金生活者などが多くて、市町村国保の抱える制度上の問題には大きな問題があって大変な状況になっています。特に、国が進めた福岡県単位の国保の広域化で、古賀市も非常に厳しい状況にあると考えます。
古賀市が進める、努力して行っているような疾病予防や健康づくりへの取り組み、これをより強化していかなければならないんですが、これが十分に反映されるような状況にはなっていません。確かに、令和2年度の保険税については引き上げられないということですが、その後、来年度以降については、福岡県から示される納付金の額によっては引き上げを検討せざるを得ないというようなことも予測されるというような状況です。
市民にとっては、本当に安心安全の医療体制にはなっていないという点。また、もっともっと一般会計からの繰出金をやってほしい、積極的に行ってほしいという望みもあります。しかし、これも広域化によってマイナスに評価されるというような状況にもある。こういう制度自体が大きな問題と考えております。
さらに、国保の問題につきましては、短期証、資格証の発行を古賀市が行っている点、こういう点から、この会計については反対をいたします。
101 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終結いたしました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
102 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第19号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
103 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
104 ◯議長(結城 弘明君) 投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第19号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第20号議案令和2年度古賀市後期高齢者医療特別会計予算についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
105 ◯議員(4番 内場 恭子君) 令和2年度古賀市後期高齢者医療特別会計予算について、反対の立場で討論します。
福岡県の後期高齢者広域連合の示す保険料は非常に高いものがあります。この高額の保険料については、高齢者にとっては大きな負担と考えます。令和2年度には、保険料の軽減措置が一部あるものの、2019年度に行われていた8.5割軽減が段階的に7割軽減に戻され、実質的には保険料の負担増になるということです。年金生活の方が多い、こういう被保険者に対して、このような重たい負担があるということで、とても安心の後期高齢者医療の状況ではない。命と健康を守る医療を支える制度にはなっていないという点から反対をいたします。
106 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
107 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第20号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
108 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
109 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第20号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第21号議案令和2年度古賀市
介護保険特別会計予算についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
110 ◯議員(4番 内場 恭子君) 令和2年度古賀市
介護保険特別会計予算に対して、反対の立場で討論します。
古賀市の介護保険の基準月額は4,800円となっています。しかし、今、古賀市の介護保険の状況、とても高齢者の皆さんに安心できる状況ではないと考えます。国の制度によって介護保険から切り離され、日常支援総合事業となっている要支援1、2の方、この方たちの、介護保険から費用は出るものではありませんが、古賀市のほうから財政支援、財政負担が必要となっているような状況です。
今、古賀市が一生懸命力を入れているような介護予防について、この努力をしていただいておりますが、まだまだ十分とは言えないと思います。例えば、ヘルス・ステーションの設置の不足、介護予防についても健康増進対策やコミュニティ活動の推進など、高齢者の生活の質を高めることが求められていますが、実際にはそれが十分とは言えません。
介護保険自体も、今後年々介護保険の制度自体が変わっていきます。国のほうが進める方針としては、これから先も介護保険から要支援1、2をまた切り外していくというような検討がなされているという状況の中で、古賀市が本当に安心できるものになっていない。安心して老後を過ごせる状況になっていないという点から反対をいたします。
111 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告によります討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
112 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第21号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
113 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
114 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第21号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第22号議案令和2年度古賀市水道事業会計予算についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
115 ◯議員(4番 内場 恭子君) 令和2年度古賀市水道事業会計に対して、反対の立場で討論いたします。
まず1番に、市民の皆さんからは、古賀市の水道料金を引き下げてほしいという願いが出ています。しかし、これがなかなか実現することができない予算になっています。まず、私が毎回指摘をしております福岡地区水道企業団との契約、これについての出資金や繰出金について、大きな負担を感じています。なかなか古賀市のほうからの要望、これについては受け入れてもらうこともできず、協定に基づいているために、なかなか見直しができないということです。
しかし、実情を見てみると、福岡市水道企業団からの水というもの、さらに北九州市用水の導水による水、これは古賀市の約、水の7割を依存しているような状況です。この中で、福岡地区水道企業団の受水する水の金額と北九州市水道用水の導水、この料金について、結局北九州市水道用水の導水、この水のほうが安いという事実があるんです。こういう安心安全の水が安く買えるというのなら、福岡地区水道企業団の水を減らして、北九州からの水をふやしてほしい。そして、それが結局市民の皆さん、古賀市の水道料金を安くすることにつながるのではないかと、市民の皆さんは訴えられております。
こういうことが実現できない点について、また安心の水事情にはなっていない点、私は古賀市の水をせめて災害時、また自然を守るという意味からも、水源を守るという形からも、十分に確保していくこと、このことを求めております。そのことが実現できていないという点から、この予算に対して反対をいたします。
116 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
117 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第22号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
118 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
119 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第22号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第23号議案令和2年度古賀市下水道事業会計予算についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
内場恭子議員。
120 ◯議員(4番 内場 恭子君) 令和2年度古賀市下水道事業会計予算に対して、反対の立場で討論します。
平成31年度から公営企業会計制度へ移行しての予算です。この予算で、よりしっかりとした的確な運営が求められています。しかし、今、下水道事業は、経費の削減や事業としての利益、この収益をふやす方法など、さまざまな努力をしていただいておりますが、まだまだ十分ではないと考えます。特に未接続の方、この方が多いというところ、そういう地域があるということ。また、実際に本管が通っても利用されていない方もいらっしゃる。また、そういう利用できない事情があるという方も多いという問題です。特に
高齢者世帯、また借家の問題であったり、地域としての接続の問題があったりと、さまざまな理由があるということです。こういうことに十分に対応していただいていないという点を指摘したいと思います。
そして、社会的な弱者の方、こういう方たちに対しての減額措置や配慮、こういうことももっともっとふやしてほしいと思いますが、これも足りていない。こういう点が問題だと考えて反対をいたします。
121 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
122 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第23号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
123 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者17/18〕
124 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第23号議案は原案のとおり可決されました。
────────────・────・────────────
日程第7.第24号議案 平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第5号)について
第25号議案 平成31年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について
第26号議案 平成31年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について
第27号議案 平成31年度古賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について
第28号議案 平成31年度古賀市
介護保険特別会計補正予算(第4号)について
第29号議案 平成31年度古賀市水道事業会計補正予算(第3号)について
第30号議案 平成31年度古賀市下水道事業会計補正予算(第3号)について
125 ◯議長(結城 弘明君) 次、日程第7、第24
号議案平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第5号)についてから、第30
号議案平成31年度古賀市下水道事業会計補正予算(第3号)についてまでの7議案を一括して議題といたします。
本案は、3月2日の本会議において、審査のため補正予算審査特別委員会に付託いたしておりましたので、審査の結果の報告を求めます。
補正予算審査特別委員会委員長。
〔村松議員 登壇、紙谷議員 副委員長席に着席〕
126 ◯補正予算審査特別委員長(村松 謙二君) 補正予算審査特別委員会に付託を受けておりました第24
号議案平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第5号)についてから第30
号議案平成31年度古賀市下水道事業会計補正予算(第3号)についてまでの7議案について、審査の経過と結果の報告をいたします。
審査に際し、去る3月6日に、副市長を初め、関係部長、課長の出席を求め、各補正予算案の概要説明を受けるとともに、各委員からの資料要求に基づく資料を参考に審査をいたしました。
審査の経過につきましては、議長を除く議員18名全員による特別委員会であることから、内容などを含め御存じでございますので省略し、概要を報告いたします。
第24
号議案平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第5号)についての審査概要としまして、広報事業費、プレミアム付商品券交付金、放課後児童健全育成事業費補助金返還金、就労支援事業費、新規事業者拠点形成事業補助、西鉄宮地岳線跡地土地利用整備事業費、小中学校の校内通信ネットワーク整備工事、学校給食・事務補助業務従事者人材派遣委託についての質疑を行いました。
討論では、プレミアム付商品券交付金について、本来は消費税が上がることによって影響を受ける方の負担軽減という措置であったものの、結果は使える人と使えない人の格差が起きたことは明確であり、国に対し、実績報告書でこの現状や課題をしっかりと伝えることを求めたい。
新規事業者拠点形成事業補助について、起こす業──起業支援に当たっては、行政の役割が問われたことは明らかで、専門的知識や有識者などのソフト面の支援が問われたと思う。今後、人材の掘り起こし、起業支援のあり方については、今回の100%減額されたことから学びとってほしい。
児童生徒用パソコン端末配備について、教育の機会均等、義務教育の無償の原則が崩されないよう、地方自治体や家族の経済力の違いによって通信格差が生じないよう、国に強く支援策を求めるようにとの賛成意見がありました。
採決の結果、第24号議案は
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第25
号議案平成31年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)については、繰越金に関しての質疑を行い、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第26
号議案平成31年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)については、特定健康診査等事業費に関しての質疑を行い、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第27
号議案平成31年度古賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)については、質疑、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第28
号議案平成31年度古賀市
介護保険特別会計補正予算(第4号)については、高齢者介護用品給付に関しての質疑を行い、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第29
号議案平成31年度古賀市水道事業会計補正予算(第3号)については、受水費、給水収益に関しての質疑を行い、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
第30
号議案平成31年度古賀市下水道事業会計補正予算(第3号)については、水洗便所改造奨励金に関しての質疑を行い、討論はなく、採決の結果、
賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、簡単ではございますが、審査の経過と結果の報告を終わります。
127 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
128 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
〔村松議員・紙谷議員 自席に着席〕
129 ◯議長(結城 弘明君) これより、討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。
第24
号議案平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第5号)についてに対する討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
奴間健司議員。
130 ◯議員(1番 奴間 健司君) 第24
号議案平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第5号)について、賛成の立場で討論いたします。
今回の補正予算の概要は、1,167万3,000円を減額し、総額を224億2,839万6,000円とするものです。減額補正ですが、その内訳として消費税率引上負担軽減事業費の大幅減額、小中学校のパソコン端末配備に向けた委託料、工事請負費の新規計上が大きな特徴となっています。また、小中学校のパソコン端末配備関連予算、浜大塚線整備事業費、西鉄宮地岳線跡地関連経費、古賀駅周辺整備事業費など5億2,521万6,000円を繰越明許費とし、2020年度に執行することとしています。
原案に賛成の上、課題並びに執行上の留意点を述べさせていただきます。
まず、消費税率引上負担軽減事業費──いわゆるプレミアム付商品券関連予算の1億5,162万5,000円の減額補正です。2019年6月補正での予算額は3億2,022万8,000円でした。減額の結果、執行率は52.6%に過ぎません。住民税非課税世帯8,863人のうち、申請し購入引換券を送付した方は3,235人、36.5%です。残りの5,628人、63.5%の方々は申請がなく、そもそも購入できません。子育て世帯は1,749人が対象で、申請なしで購入引換券が送付されています。住民非課税世帯も子育て世帯も、実際購入したかどうかは3月末にならないとわかりません。2万円で購入すれば5,000円の得という仕組みなので、購入できる人とできない人が生じることは確実です。いずれにしても、目標の80%にはとても及ばないことがはっきりしました。使いづらさもあったと思いますが、消費税率を10%に上げる対策として、低所得者層や子育て世代に手当てをするという発想自体が問題だったと思います。
現在、新型コロナウイルス感染症の影響で暮らしに深刻な影響も広がっています。今回の消費税率引上負担軽減事業は、さらなる格差を生み出したと言えないでしょうか。使われなかった財源を国はどうするつもりなのか、甚だ疑問です。古賀市は、最終結果を踏まえ、今回の事業の課題を検証し、国に提出する実績報告書に明記すること。そして、その報告書を公表することを求めます。
なお、田辺市長は、私が本会議場で大綱質疑した3月2日の4日後、3月6日、この日は補正予算審査特別委員会が行われた日ですが、みずからのフェイスブックで、プレミアム付商品券は使いづらい、予算が十分活用されてない。これをパートやフリーランス、自営業の方々の支援に回したい。国家的な危機であり、与野党を超えて迅速、柔軟な対応のため、本提案の可能性について検討してほしいと発信されていました。実績報告書を待たずに国に提案したものと受けとめられます。スピーディーな対応を高く評価するとともに、この提案が成果を結ぶよう、私も協力したいと思います。
次に、児童生徒用パソコン端末配備関連の増額補正2億7,270万円です。2019年12月5日に閣議決定された26兆円規模の経済対策予算の目玉として、また
文部科学省が示したGIGAスクール構想に基づき、1人1台の配備に向けた補正予算です。2020年度には、ネットワーク整備として2億7,270万円、半分程度が国の補助です。2020年度には、小学校5年生、6年生と中学校1年生に端末配備の予定で、予算は補正が組まれることになっています。総事業費見込みは4億5,000万円で、2020年度から2023年度までの4年間で全児童生徒に端末を配備する計画です。端末は1台4万5,000円。ネットワーク使用料は、小中学校合わせて178万7,000円の見込みです。端末に入れるソフトや通信費、維持費などは自治体の負担になる仕組みで、5年に1年程度は買いかえの必要もあると言われています。
将来の財政見通しの質問について、持続可能となるよう吟味している。システム更新を見通して配備計画を計画的に行うという答弁がありました。ある自治体では、自治体負担の持ち出しが5年間で数十億円に上ることから、整備の必要性は理解しているが、補正予算に計上するかどうかは慎重に判断したいと報道されていました。田辺市長は、古賀市ではICT環境はこれまで取り組めていなかった分野であり、国の大方針を契機に、ここでやらないという選択はないと3月2日に答弁しています。しかし、以下の点も忘れないよう留意してほしいと思います。
1つは、自治体や家庭の財政力、経済力によって格差が生まれ、教育の機会均等、並びに義務教育費無償という大原則が崩れないよう、国にしっかり意見を述べていただきたいと思います。
2点目は、端末配備に伴う財政見通しをしっかり持ち、国に対し、義務教育に関する財政負担についてはきちんと行うよう求めていただきたいと思います。
そして、3番目には、古賀市が独自に行っている原則35人以下学級の実現など、人的配置に係る予算を決して後退させることがないよう留意していただきたいと思います。
この点を述べ、私の討論とさせていただきます。
131 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
132 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第24号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
133 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
134 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第24号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第25
号議案平成31年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
135 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第25号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
136 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
137 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第25号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第26
号議案平成31年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
138 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第26号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
139 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
140 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第26号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第27
号議案平成31年度古賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
141 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第27号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
142 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
143 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第27号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第28
号議案平成31年度古賀市
介護保険特別会計補正予算(第4号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
144 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第28号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
145 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
146 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第28号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第29
号議案平成31年度古賀市水道事業会計補正予算(第3号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
147 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第29号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
148 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
149 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第29号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第30
号議案平成31年度古賀市下水道事業会計補正予算(第3号)についてに対する討論に入ります。
ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
150 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。第30号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
151 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
152 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第30号議案は原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩いたします。
午後0時09分休憩
………………………………………………………………………………
午後1時30分再開
〔出席議員19名〕
153 ◯議長(結城 弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
────────────・────・────────────
日程第8.第32号議案 古賀市名誉市民の選定について
154 ◯議長(結城 弘明君) 日程第8、第32
号議案古賀市名誉市民の選定についてを議題といたします。
本案は、3月2日の本会議において、質疑まで行っておりましたので、これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
まず、伊東洋子議員。
155 ◯議員(14番 伊東 洋子君) 第32
号議案古賀市名誉市民の選定について、賛成の立場で討論いたします。
昨年12月に、アフガニスタン東部でペシャワール会現地代表の中村哲医師がかんがい工事の現場に向かう途中、襲撃に遭い、亡くなられ、全世界に衝撃が走りました。中村哲医師は、戦乱と干ばつで荒廃したアフガニスタンで、水も食べ物も不足し、体が弱り死んでいく人々を治療するうち、100の診療所よりも1本の用水路が必要と、みずから重機を操り、干からびた茶色い大地を野菜や果物の育つ緑の大地に生まれ変わらせました。これまで、生きていくためのお金を稼ぐために兵隊の仕事をしていた人たちも、銃を捨て、畑を耕しました。砂漠に水と食料をもたらし、アフガニスタンの人々のたくさんの命を救いました。
このようなすばらしい活動をしてこられた中村哲医師は、小学1年生から20代後半まで古賀町で過ごし、自然の中で大好きな昆虫を追って少年期を過ごしました。卒業した古賀西小学校の子どもたちとも交流を持ち、古賀市とはゆかりが深い方です。日本はもとより、世界から称賛される中村哲医師の功績をたたえ、古賀市名誉市民に選定することに賛成いたします。
中村哲医師は、平和には戦争以上の力があり、平和には戦争以上の忍耐と努力が要るとの言葉を残されました。戦後75年、戦争で苦しんでいるアフガニスタンで活動していた中村哲さんの平和を大切にする思いを私たちも受け継いでいくべきだと思います。
ただ、古賀市名誉市民条例は45年も前に制定されたもので、条例が時代に沿わなくなってきています。古賀市にとどまらず、もっと世界に目を向け、活躍する市民がふえてほしいと考えることから、条例の見直しを要望し、賛成といたします。
156 ◯議長(結城 弘明君) 次に、吉住長敏議員。
157 ◯議員(9番 吉住 長敏君) 第32
号議案古賀市名誉市民の選定につきまして、大きく2つ、要望めいた意見を交えまして、賛成討論を行うものでございます。
1)議案と参考資料に関する記述についてです。本議案の提案理由に生年月日は明記されていますが、参考資料──略歴、功績の概要には、中村哲先生の出生地及び死亡に関する事項は触れられていません。もちろん凶弾に倒れられた衝撃的な経過は誰の目にもつまびらかでありますが、一方、先生の生まれに関しては、議案と参考資料からは全く読み取れません。それは遺族への何らかの配慮からか、あくまでも条例にうたう功績の偉大さのみに着目した判断なのかと推察するほかはありません。
2)育ちに関する参考資料。参考資料では、古賀市(旧古賀町)との接点を見出せるのは、功績の概要の中で小学1年から20代後半まで当時の古賀町で過ごしたとあることがそこを指しています。つまり、73年の生涯のうち、約3分の1──20余年、人の果敢な成長期が古賀住人であったわけでございます。名誉市民を内外に標榜する古賀市公の「古賀市出身」を示す根拠と言えます。ただし、哲先生の著であります『天、共に在り』では、小学校1年までを若松に住み、昭和27年古賀町に引っ越したとあり、参考資料とは1年のずれがあるようでございます。
3)中村哲自身の著書についてでございます。一方、同じ著書では、先生は、私の生まれたのは1946年9月15日、空襲の廃墟、福岡市の三笠町である。2年後に父母の生まれた故郷、若松に戻ったと明記されています。この本でございますが。この本じゃない、これは後回し。しかし、それは同人が当時の福岡市内へ区域外から中学や高校に入学する場合の寄留という当時の事情があったからだと、現に古賀市民のある方々は私に寄せられております。
4)支援者側近の証言。ここに真実味を帯びたA氏が私に託された1冊の本がこれでございます『ペシャワールにて』。この見開きには、「著者中村哲医師は古賀町で生まれ育った方です。」その時期も特定されるペシャワール会の幹部のサインであります。
5)親類の証言についてであります。親類B氏の証言もあります。3月23日、中村哲医師のおじといまだに交友があります私の知人が、現在東北に住まわれておりますB氏に、私の目の前で電話。「哲さんは福岡市生まれと言われているが本当か」と。B氏、「いや、古賀町で生まれた」というやりとりが目の前で交わされておりました。
6)戸籍法についてであります。念のために申し上げますが、名誉市民条例の選任同意に関し、中村哲医師がどこで生まれたかを殊さら言及する気持ちは私にはさらさらありませんでした。しかしながら、哲医師のルーツに身近な古賀市民の中に渦巻く、実際に寄せられている生まれも育ちもずっぷり古賀人なんだという声に、こうして公の舞台の議案に上がった以上、むげできないではありませんか。むしろ、世界にも誇れる中村哲医師が名誉市民になろうとする劇的な瞬間に臨んで、真摯な市民の求めてやまない熱い郷土愛ではないだろうか。そのように理解しまして代弁することにしました。客観性も増しているようにも思います。
もとより、日本人の出生の場所は戸籍法第49条により戸籍に記載されております。真実は一つであります。議決を得た後に称号を贈ることに当たり、多分御遺族との接触もあるかと思います。私は個人情報の保護の観点を踏まえつつも、このような中村哲医師は本当の出生地は古賀市では、そのような一部市民の思いを届けていただきますように切望するものでございます。
大きく第2点は、記念もしくは資料館の展望、災い転じて福となす発想でございます。60人の偉業が紹介された『福岡県郷土の先達』この本でございますけれども、私も何年か前買ったんですけれども、先達が2011年、東京福岡県人会から出版されております。これほどの方ですから、おいおいおじに当たられます異色の芥川賞作家、火野葦平をしのぐ存在として語り継がれることでありましょう。
このことは、7年前のこの一般質問──きょうは一般質問ではありませんが──一般質問で私も提案しておりますが、ますます現実味を帯びていると考えるものでございます。若松市民会館には火野葦平資料館があります。私は、同氏が人生の果敢な時期を古賀市で過ごし、何はともあれ、本人を知る人が多い古賀市にこそ中村哲医師の足跡をしるし、しのぶ記念資料館があってしかるべきではないでしょうか。親が営んでおられました旅館、ひかり荘があった旧地名大字古賀○○○番地、今で言う古賀市天神1丁目、駅西側エリアに当たりますが、その場がふさわしいのではないかと思います。JR古賀駅西側の活性策にも通じるのではないかと思うのであります。
そしてまた、中村哲先生が自著にも記載されておりますように、西山という山の麓のバス停は、当時は30円、往復で30円だったということがありました。名誉市民に推挙をされ、選任された場合は、その西山麓バス停を復活し、中村哲駅などと銘打って、夏場だけでもそこを運行する。テストで運行してみる。そして、利用者が低迷しているバス利用者を増大させる。そのようなやっぱり発想も持っていいのではないかと思います。
あす26日は、薦野の歴史をつなぐ会は、中村哲医師が薦野、清瀧の山中で使って御満悦だったという五右衛門風呂の保存活動に入ります。どうか古賀市も持続可能な実行力を発揮していただきますことを申し上げ、賛成討論といたします。
158 ◯議長(結城 弘明君) 次に、奴間健司議員。
159 ◯議員(1番 奴間 健司君) 第32
号議案古賀市名誉市民の選定について、賛成の立場で討論いたします。医師でペシャワール会現地代表の中村哲さんを古賀市の名誉市民とすることに賛成の立場で討論いたします。
中村哲さんは、1986年にペシャワールに赴任して以来、35年にわたって医療活動、並びにかんがい事業に力を注がれました。武力では平和や命を守ることはできない。水と農業を回復させることが平和と命を実現できるという強い信念に基づき行動されました。聴診器ではなく、みずから重機のハンドルを握り、全長25キロの用水路を完成させています。2019年12月4日、中村哲さんはペシャワールで銃撃され、お亡くなりになりました。悲しみと無念さと怒りの気持ちでいっぱいであります。古賀西小学校の卒業生でもある中村哲さんを名誉市民とすることに、心から賛成いたします。
名誉市民にするという行為は、ただ単に記録を残すということではなく、中村哲さんの志を私たち一人一人がそれぞれの立場で引き継いで行動していくこと、これを高らかに宣言することではないかと私は思っています。また、議会の議決によって、中村哲さんの功績を後世に伝えていくことを表明するものだと思っています。
私は、中村哲さんから身近に学んだことがあります。2001年2月21日、第3次マスタープラン策定に向けて開催されたまちづくりフォーラムにパネリストの一人として登壇されました。私はその会場にいました。中村哲さんが現在の自然をそのまま次の世代に引き継ぐことは大変なことだが、最も重要なことではないかという趣旨の問題提起をされたことを忘れません。第3次マスタープランの基本構想にどれだけ生かされたかはわかりませんが、私は今後、この基本理念を大切にしたいと思っています。
2019年6月1日、西南大学で開催されたペシャワール現地報告会で、私はSDGsについて質問しました。最近、SDGsがはやりのようになっているが、先生はどうお考えですかと尋ねたところ、中村哲さんは国連がSDGsを決めることは大事なことだ。しかし、現場でどう具体化するかを知らずに机上で議論するだけではいかがかというざっくばらんな回答をしていただきました。
中村哲さんの実践は、貧困をなくす、全ての人に健康と福祉を、安全な水を世界中にという、まさにSDGs17の目標の具体化そのものだと思います。私は今後、SDGsを議論するとき、この先生の御言葉を決して忘れないようにしたいと思っています。
私事で恐縮ですが、私は医師になる道を飛び出し、地方政治の場に身を置き、今日に至っています。古賀市に住み始めて30数年、何をなし得たのか、自問自答の連続です。中村哲さんと同じようなことはとてもできません。しかし、目の前の現実を直視し、そこに解決すべき課題があれば、薬よりも水をと考え、重機のハンドルを握った中村哲さんのような生き方を目標とすることを肝に銘じたいと思います。
なお、今回の名誉市民とする議案の根拠となっている条例には、その基準の範囲や選定という文言など、見直しが必要な点も感じられます。それは今後の課題として適切に改正されることを望みます。中村哲医師の功績は、現条例の基準をはるかに超え、日本、アジア、そして世界にとって大きな功績を残していると確信するからであります。
以上を述べ、賛成討論とさせていただきます。
160 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
161 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。採決は押しボタンにより行います。
なお、本案については、古賀市名誉市民条例第2条の規定により、議会の3分の2以上の同意を必要とする特別多数議決であります。ただいまの出席議員数は19名であり、その3分の2は13名であります。
なお、この特別多数議決には、私、議長も表決権を行使することとされておりますので、御了承をお願いいたします。
第32
号議案古賀市名誉市民の選定について、中村哲氏を選定することに対し同意を求める件について、賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
162 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者19/19〕
163 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数19人、賛成19人、
賛成全員であります。所定数に達しております。よって、第32
号議案古賀市名誉市民の選定について、中村哲氏を選定することに同意することに決定いたしました。
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日程第9.第33号議案 平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第6号)について
164 ◯議長(結城 弘明君) 日程第9、第33
号議案平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第6号)についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 田辺一城君登壇〕
165 ◯市長(田辺 一城君) 第33
号議案平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第6号)について説明をいたします。
今回、追加提案をさせていただきます平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出それぞれ600万円を追加し、補正後の予算を224億3,439万6,000円とするものであります。
これは、3月10日付で発表された国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策第2弾に盛り込まれた保育所等におけるマスク購入等の感染拡大防止対策に係る支援を本市においても実施するため、最終日の追加提案となったものでございます。
また、マスクや消毒液が品薄の状況であり、本年度内の購入が困難であることから、この感染症対策事業費600万円を繰越明許費補正として追加するものでございます。
細部につきましては、財政課長に説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
166 ◯議長(結城 弘明君) 詳細説明を財政課長。
167 ◯財政課長(柴田 武巳君) それでは、第33号議案の平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第6号)について、詳細説明いたします。
まず、補正予算の条文を朗読します。
………………………………………………………………………………
平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第6号)
平成31年度古賀市
一般会計補正予算(第6号)は次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ600万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ224億
3,439万6,000円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表
歳入歳出予算補正」による。
(繰越明許費の補正)
第2条 繰越明許の追加は、第2表繰越明許費補正による。
令和2年3月25日提出
古賀市長 田辺一城
………………………………………………………………………………
2枚めくっていただきまして、4ページをお願いいたします。
第2表繰越明許費補正。今回の繰越明許費は、衛生費において、今回補正しております保育所などへ配付するマスク等の経費として600万円を追加し、総額を5億3,121万6,000円とするものでございます。市長の提案理由説明でもありましたように、マスク、消毒液については、本年度内の購入が困難であることから繰越明許を追加するものでございます。
次に、
一般会計補正予算(第6号)に関する説明書の歳出から説明いたします。
最後のページになりますが、6ページ、7ページをお願いいたします。
3、歳出。4款1項5目予防費。補正前の額に600万円を追加しております。新型コロナウイルスに対する感染症対策事業費として、保育所、認定こども園など12園を対象に各50万円、計600万円の予算計上であります。
その内容は、マスク、消毒液、体温計などを購入し配付するため、消耗品費として120万円。各園に4台ずつの空気清浄機の備品購入費として480万円を計上しており、各園50万円のうち10万円を消耗品、40万円を備品購入費としているものでございます。
以上、歳出合計、補正前の額224億2,839万6,000円、補正額増額で600万円、合計の224億3,439万6,000円となっております。
なお、別紙の補正予算に係る全体概要の最後につけております厚生労働省資料の下段の左の図が今回の事業の流れとなりますので、御参照ください。
続きまして、歳入の説明をいたします。
戻っていただきまして、4ページ、5ページをお願いいたします。
2、歳入。15款2項3目衛生費国庫補助金。補正前の額に600万円を追加しております。今回の補正に対する国の補助金を計上しております。100%の補助率でございます。
以上、歳入合計、補正前の額224億2,839万6,000円、補正額増額で600万円、合計の224億3,439万6,000円となっております。
説明は以上となります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
168 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。
内場議員。
169 ◯議員(4番 内場 恭子君) お尋ねいたします。ページ7ページのほうの4の1の5の12、感染症対策事業費の分で需用費と18番の備品購入のところです。マスク、消毒液、またはその他を買うということですが、これについては、まず古賀市の場合、この園について渡すということですが、緊急性というのはどういう状況でしょうか。今、足りないというふうな話になっておりますが、これから先どういうふうになっていくのかがわからないということで、今現在の保育園、幼稚園などのそういう対応の場所についてのマスク、消毒液の緊急性。不足があって必要なのか。それとも、今不足はないが十分あるんですけど、これから先のことを考えて、こういう費用を設定されるのかという点をお尋ねしたいと思います。
2点目に、ページ4ページのほうの繰越明許の分です。本年度内には購入は難しいということですが、これはどこも同じような、市町村が国のほうの制度に乗っかって要求されていくというふうなことになりますので、具体的には購入の見込みというのはどれくらいにつくんでしょうか。まあ、コロナが1日も早く終息することがもう願いなんですけど、早々終わらないと思いますし、またこういう要望等がたくさん出てくれば、なかなか購入したいと思っても準備ができないんではないかなと思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。
170 ◯議長(結城 弘明君) 子育て支援課長。
171 ◯子育て支援課長(足立 英樹君) ページ7ページ、感染症対策事業費のまず消耗品の話です。緊急性等々の話であったと思いますけども、保育園のほう、今言った12園のほうではですね、やはり不足のほうはしておりますので、欲しいという状況にもありますけれども、実際、もう皆さん御承知のとおり、なかなか手に入らない状況でございます。よって、今回繰越明許をさせていただいて、手に入り次第ですね、購入のほうをさせていただいて、配付のほうをしていく予定としております。
172 ◯議長(結城 弘明君) 繰越明許について。保健福祉部長。
173 ◯保健福祉部長(野村 哲也君) 2点目について、私のほうからお答えをさせていただきます。
現状は、マスク、消毒液等ですね、については、非常に購入は難しいと。現状で申し上げますと、保健福祉部として、市役所として必要なものを1月の下旬に業者のほうに発注をしているものがまだ入ってないというのが現状でございます。
ただ、国のほうも、業者のほうにですね、増産についてお願いをしているということで、2月で週当たり1億枚、それから3月に入りますと月で6億枚ですかね、の体制になっているということで聞いております。
それから、国としてもいわゆるマスクの転売等については、もう禁止の措置をしているということで、私もいろいろネットでマスクの、どうなっているかというような状況を見ておりますけども、以前に比べると価格も大分下がったような金額で、在庫も以前に比べると、以前はもうネットのほうで出品されるとすぐ売り切れになっていましたけども、現状で在庫があるというショップもかなりあるようでございますので、もうそろそろといいますか、以前に比べると入手しやすくなっている環境にはあるのかなというふうには思っていますけども、ただ、なかなかいわゆる店頭のほうには、まだまだ限られた数しか並んでないというような状況でございますけども、その辺については、優先供給等の話もありますので、我々としても、業者のほうにですね、やっぱり公として必要なものだということで早急に納めていただくようにお願いをしているところでございます。
174 ◯議長(結城 弘明君) 内場議員。
175 ◯議員(4番 内場 恭子君) マスクも不足している、消毒液等も不足がちだということで、今直接子どもたちを預かられる園のほうについては、今全く十分に足りてない、足りているというふうには言えない状況だということですが頑張っていただいているという、そういう実情があるということは、もうよく承知しております。
だからこそ、国がこうやってお金を出して、ある程度マスクの備蓄とかを進めてほしいというふうな考えを持たれるのは非常にうれしいんですが、しかし、実際に購入したくても購入するものがない。例えば、空気清浄機にしても、じゃあ今注文して本当に全ての台数がそろうのか。しかも、効率がいい、効能がいいようなものがあるのかという点とか、もう本当にまだ先のことが見えない状況だというところ。ですので、これは、国のほうにぜひ要望、要求をしてほしいという点では、ただお金を準備したり、こういう制度をつくって可能性がありますよというのではなく、まずマスク、消毒液、それから手洗いの石けんなど、そういう機材、またはそういうウイルスを殺すようなそういう機材があればということで、ぜひ現品を確保して、それをきちっと速やかに配給する、供給するという体制をつくってくれということを声高く訴えていただかないと、実際にお金は来たが物はないという形で感染が広がるというようなことが、おそれがありますので、今特に都市圏のほうでは非常に集団感染の可能性、要するにもう医療もオーバーアップというか、力足りないような状況になりかねないということが考えられているということを考えると、ぜひそういうお金の準備だけではなく、そういう医療体制、さらに供給体制をもっともっと力強く進めてほしいということを要求するように、ぜひお願いしたいと思います。
176 ◯議長(結城 弘明君) ほかに質疑ございますか。
奴間議員。
177 ◯議員(1番 奴間 健司君) 大きく3点お尋ねいたします。
1つは、新型コロナ対策の予算計上としては、今回初めてになるかなと思うんですが、緊急対策としてどんなメニューがあり、その中でこの今回の保育所等に対する感染予防対策を選んだのか。ちょっとまずその点が1点目、聞いておきたいと思います。
2点目は、一律、上限が50万ということなんですが、各園子どもたちの人数、並びに既に感染症対策の器具を入れているところもあればこれからというところもあると思うんです。一律という考え方なのか、現場の実態、要望を踏まえて、それに応えるような措置をするのか。その点について、2点目、お答えいただきたいと思います。現場の要望も聞いた上での予算措置かという点ですね、その点をお願いします。
それから3点目は、この予算を皮切りに、今後新型コロナ対策の予算が補正として出てくるだろうと思います。今回は4款1項5目衛生費の中の予防費、そして感染症対策事業費の中に計上されたんですが、今後予算に計上される際にはこの枠なのか、あるいは例えば商工費とか、いろんな分野から考えられるんですが、その点はどんなおつもりなのか、お尋ねしておきたいと思います。
以上、3点お願いいたします。
178 ◯議長(結城 弘明君) 保健福祉部長。
179 ◯保健福祉部長(野村 哲也君) それでは、1点目、2点目について、私のほうからお答えをさせていただきます。
今回の3月10日に発表されましたいわゆる新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2弾でございますけども、この中のメニューについてでございます。この中で、市町村がいわゆる活用できるメニューといたしましては、放課後児童クラブ等の体制強化というメニューがございます。それから、あと学校給食の関係のメニュー、それからあと、ただいま補正に計上させていただいております保育所関係の備品、あるいは消耗品の購入と、基本的には主にはこういったものでございます。
今回の補正は、我々今計上しているものでございますけども、学童とかその他のものについては、基本的にこの補正予算の計上を待って購入したのでは間に合わないという事情がございますので、その点については別途手当てをして、もう既に発注をかけているという状況でございます。
それから、今回の補正に当たりまして、我々保育園等々回りまして、当然お話をお伺いした上で計上させていただいておるところでございます。非常に現場のほうからはありがたい、助かるというお話で頂戴をいたしておるところでございます。
180 ◯議長(結城 弘明君) 財政課長。
181 ◯財政課長(柴田 武巳君) 3点目につきましては、私のほうからお答えいたします。
今後の補正というのは、令和2年度の補正ということになっていこうかと思いますが、基本的には同じような形で感染症対策事業費として1カ所に集めたいとは思っています。
182 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。
183 ◯議員(1番 奴間 健司君) 1点目なんですが、これを選んだ理由は、今年度中に補正を組むことで100%の補助が取れるということで、ちょっとよくわからなかったんですが、放課後児童、学童ですね、とか給食については何とおっしゃったのか、もう措置できるということで100%の補助を獲得しなくてもやれたということなんでしょうかね。私、ちょっと学童の委託費の追加分も含めて、100%取れるんであれば、この時期に計上されるかなとちょっと予測していたんですが、それがなかったので、念のためちょっとお尋ねしますが、学童やあるいはその給食に絡む本来国から100%補助すべきものについては必要ないと判断したのか。ちょっとそこのところはですね、もう少し明確にお答えいただけないでしょうか。
それから、2点目の件なんですが、現場で急なことなので職員の皆さんも回っていただいたようで、本当現場は喜んでいたと思います。ちょっと気になるのは、予防のものと消耗品とですね、10万、40万という考えが出たんですが、園によってはむしろ消耗品のほうがいっぱい欲しいと、機械はもう既に、もう大体除菌機をゼロ歳児とかに設置している保育園はあり得るんですね。今さら急にということでないところがあるので、うちはむしろこっちを欲しいというような柔軟なですね、現場要望に応えられるのかどうかというところは、ちょっとこれも念のためにもう一度お答えをいただきたいなと思います。
それから、ちょうど発注しちゃってて、もう設置直前というところは、繰越明許になったことで別に支障ないのかですね。物がないから来年度やるっていう、繰越明許ですね。しかし、園によってはすれすれ、例えばもう機械が入ってくる直前だったというようなところがあった場合は、繰越明許にしても別にそれは差し支えないということで考えてよろしいのか。ちょっとそこのところは聞いておきたいなと思います。
それから、3点目は、財政課長から今後もこの4款の中の感染症対策事業費で組むということだったんですが、例えば小売店とか中小企業に対する支援とか、あるいは学童保育の委託費の追加とか、いろんなことが考えられるんですが、そういったもの全てもう一括してこの感染症対策事業費という中に織り込むということでよろしいんですか。ちょっと何かほかの事業費で組む場合があり得るのかなと思ったので聞いておりますが、ちょっとその点、もう一度説明願いたいと思います。
184 ◯議長(結城 弘明君) 青少年育成課長。
185 ◯青少年育成課長(桐原 誠君) それでは、奴間議員の1点目についてお答えさせていただきます。
まず、学童保育所において、コロナウイルス感染症対策に伴う補助の活用についてでございます。こちらのほうは、子ども・子育て支援交付金、こちらのほうを使いまして、今回の臨時休校に伴う学童保育所の開所及び学童保育所で使用いたします空気清浄機などの備品を購入するということで考えておりまして、こちらのほうはもう今年度の事業として計画して、今業者に発注などしているところでございます。
186 ◯議長(結城 弘明君) 保健福祉部長。
187 ◯保健福祉部長(野村 哲也君) 2点目についてでございます。消耗品等備品等々、柔軟な対応できるかという御質問でございますけども、今回すごくいとまがない中で、既にもう交付申請書等については提出済みでございます。したがいまして、そこの中身をですね、どの程度柔軟に対応できるかというのは、ちょっと県を通じて国と協議をさせていただかないと、ちょっとこの場では即答は難しいかなというふうには思っていますけども、我々としては、やっぱりできるだけ柔軟な対応をしていただいて、喜んでいただけるものを配付したいというふうには考えているところでございます。
それから、既にもう手当てをしていて納品がされそうなところについての対応でございますけども、今回のスキームといたしましては、消耗品も備品もですね、市役所のほうで購入をして、それを保育園等々に配付するというスキームでございますので、発注自体は全て市役所でやるということでございます。
したがいまして、保育所のほうで発注をしているというものではございません。ちょっとポンチ絵のほうがですね、消耗品のほうが左側に絵がありまして、そちらは市のほうが直接購入すると。右側の図、下の図のほうが要は保育所の、保育園事業者のほうが購入をしてという図になっているかと思いますけども、それはそういう2つのパターンがあるということで、消耗品は市のほうで、備品のほうは事業者のほうでということではなくて、消耗品も備品もどちらでも市もできるし、事業者のほうでもできるということでございますので、今回はポンチ絵でいきますと、下の左側のほうで、市役所のほうで購入をして配付するということでございますので、議員がおっしゃったようなところはないということでございます。
188 ◯議長(結城 弘明君) 財政課長。
189 ◯財政課長(柴田 武巳君) 3点目についてお答えいたします。基本的には、同じところで組みたいとは考えておりますが、ちょっと今ニュースにも出ております給付金、1人5万円とか10万円とか、そんな額になってくると、ここではなくて別のところで組むという可能性ももちろんございます。
190 ◯議長(結城 弘明君) 奴間議員。
191 ◯議員(1番 奴間 健司君) ちょっと最後に市長にお伺いしたいんですが、これはもうタイミングとしては、もういたし方のないことで、施政方針の内容とか予算編成の内容には、この新型コロナの予算計上といいますか、これはちょっとすれすれ、やっとこの最終日にということなんですが、今後本格的にですね、予算を伴う措置っていうのが出てくると思います。これはオリンピック・パラリンピックの1年延期もそうで、やっぱりかなり施政方針で訴えた中身がもう展開としては変更せざるを得ないというものがあると思いますので、その辺、市長、どう、今後ですね、市民、議会に説明されるおつもりなのか。しっかりとした対応をされていることは、もう十分承知した上で、きょう最終日を迎えるに当たってですね、会期中にころころと状況がもう変わっておりますので、市長の心意気というか、その辺のことをお尋ねしておきたいと思います。
192 ◯議長(結城 弘明君) 市長。
193 ◯市長(田辺 一城君) まず、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、特に2月からですね、本市も警戒本部を立ち上げてやってきておるところですけれども、今定例会会期中におきましても、本当に市議会の皆様にも多大なる御理解と御協力をいただきまして、この定例会、運営をしていただいているということにまず感謝を申し上げます。
その上で、今議員御指摘いただきましたように、やはりこの定例会中も、もうまさに日々ですね、状況が変わっている。または国の方針だったり、国の専門家会議の考えだったりというのもですね、常に注視しながら、事前に事前に構えながらですね、本市も対応を少しでも迅速にできるようにということで、時間を問わずにですね、職員にも頑張ってもらって、日々対応しているというところになっております。
この状況がですね、まだまだ続くという覚悟を持っています。また、臨時休校を首相が要請したのは2月下旬でしたけれども、そのときよりも別に状況が好転しているわけではないという認識を持っています。感染者の増加は諸外国よりも抑えられているという事実はありますけれども、それに過ぎなくて、あえて言うと臨時休校の要請がある前よりも事態は厳しくなっているのではないかと私自身捉えておりますので、そうした姿勢で、もう危機管理として取り組ませていただいています。
そうした中で、今回、定例会の会期中にですね、極めて異例ですけれども、この緊急対策第2弾が予算を伴う形でですね、国から出され、我々も毎日の対策会議で検討している中で、これも急遽ですね、検討をし、例えば現年度のですね、予備費で対応できるものはもちろんしてくるなどしていますけれども、今回提案させていただいているものにつきましては、必ず今年度の補正で計上させていただかなければ適宜迅速な対応ができないというものでありまして、非常に、通常あり得ませんけれども、この最終日での議案の提案とさせていただいたところであります。
こうした状況、きょう、定例会は閉会というふうになりますけれども、今後もですね、さまざまな事態が想定されますし、国が先ほど給付──現金なのか何なのかわかりませんが──の話もさまざまな制度をですね、つくってくると思いますので、それに迅速に対応しながら、やはりそこは市民の皆様はもちろん、議員の皆様にもですね、適宜ですね、しっかり状況をお伝えをして、できるだけつまびらかにですね、即応性を持って皆様とも共有をして取り組んでいきたいというふうに思っておるところです。
済みません、先ほど答弁で流用の話、しましたけど、予備費の流用等は財源……、済みません、予備費って言ってしまいましたけれども、まだ流用で財源確保を今の段階ではしているところであります。予備費については、まだ使っていないという状況にはなりますけれども、今年度まだちょっとありますのでですね、不測の事態にはきっちり備えておるというところであります。
いずれにしましても、お金にかかわらずですね、先ほど申し上げたように、皆様に、もうちょっと意思決定と相前後してのことになる可能性もありますけれども、きちんと皆様がまず市民の皆様の代表でありますので、情報を共有してしっかりと対策を講じていきたいと考えているところです。
194 ◯議長(結城 弘明君) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
195 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
196 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
197 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
198 ◯議長(結城 弘明君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
199 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。
直ちに採決いたします。採決は押しボタンにより行います。第33号議案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
200 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。
〔賛成者18/18〕
201 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、
賛成全員であります。よって、第33号議案は原案のとおり可決されました。
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日程第10.議会閉会中の継続審査付託
202 ◯議長(結城 弘明君) 次、日程第10、議会閉会中の継続審査付託を取りまとめて行います。
お手元に配付の議会閉会中の継続審査付託についてのとおり、それぞれの委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
203 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、それぞれの委員会に付託することに決定いたしました。
お諮りいたします。本会議中、誤読などによる字句、数字等の整理、訂正につきましては、会議規則第43条の規定により、議長に委任していただきたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
204 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、誤読などによる字句、数字等の整理、訂正は、議長に委任していただくことに決定いたしました。
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205 ◯議長(結城 弘明君) 以上をもちまして、本会議に付議されました案件の審議を全て終了いたしました。
これにて令和2年古賀市議会第1回定例会を閉会いたします。
午後2時19分閉会
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古賀市議会...