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2017-12-18 平成29年第4回定例会(第6日) 名簿
2017-12-18 平成29年第4回定例会(第6日) 本文

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  1. 古賀市議会 2017-12-18
    2017-12-18 平成29年第4回定例会(第6日) 本文


    取得元: 古賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-09
    2017年12月18日:平成29年第4回定例会(第6日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                       午前9時30分開議                       〔出席議員19名〕 ◯議長(結城 弘明君) 皆さん、おはようございます。これより本会議を再開いたします。            ────────────・────・────────────   日程第1.諸報告 2 ◯議長(結城 弘明君) 日程第1、諸報告をいたします。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。  以上、諸報告を終わります。            ────────────・────・────────────   日程第2.議員派遣について 3 ◯議長(結城 弘明君) 次に、日程第2、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員派遣につきましては、会議規則第167条第1項の規定により、お手元に配付いたしましたとおり派遣したいと思いますが、御異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣の件は、お手元に配付いたしましたとおり派遣することに決定いたしました。  これより議案審議に入ります。            ────────────・────・────────────   日程第3.第65号議案 古賀市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について 5 ◯議長(結城 弘明君) 日程第3、第65号議案古賀市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  本案は、12月4日の本会議において、審査のため総務委員会に付託いたしておりましたので、審査の結果の報告を求めます。  総務委員長
                  〔岩井議員 登壇、田中議員 副委員長席に着席〕 6 ◯総務委員長(岩井 秀一君) おはようございます。本委員会に付託された事件の審査結果を会議規則第110条の規定により報告いたします。  第65号議案古賀市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について。  公営住宅法の一部改正に伴い、認知症患者等が入居者である場合の収入申告義務の緩和等について定めるため、条例の一部を改正するもの。  審査内容。議案の趣旨、意図は次のとおり。  1、第7次地方分権一括法が平成29年7月26日に一部施行され、改正公営住宅法が施行されたことに伴い、「認知症である患者等の収入申告義務の免除」について規定するもの。市営住宅入居者ついては、年に一度、住宅家賃決定のために収入状況の調査を実施しているが、今回の改正により認知症患者等で収入申告が困難な場合には、古賀市が必要な書類を閲覧することにより、把握した対象者の収入に基づき家賃の決定をすることができるというもの。  2、市営住宅入居要件の一つである「収入基準」のうち、高齢者のみの世帯や障がい者のいる世帯といった裁量階層世帯という項目の中に、「中学校卒業までの子どもがいる世帯」を規定するもの。収入基準については、通常一般世帯であれば、月間所得額が15万8,000円以下となっているが、60歳以上の方で構成される世帯や障がい者の方がいる世帯などは、裁量階層世帯として月間所得額が21万4,000円以下となっている。現在、小学校就学前の子どもがいる世帯についても、この裁量階層世帯として運用しているが、今回の改正により子育て世帯の応援ということから、「中学校卒業までの子どもがいる世帯」まで対象を拡大するというもの。  意見。なし。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定した。 7 ◯議長(結城 弘明君) これより質疑に入ります。質疑のある方。ございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。                  〔岩井議員田中議員 自席に着席〕 9 ◯議長(結城 弘明君) これより、第65号議案に対する討論に入ります。  ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はありますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。採決は押しボタンにより行います。第65号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 11 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 12 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第65号議案は原案のとおり可決されました。            ────────────・────・────────────   日程第4.第63号議案 古賀市適応指導教室条例の制定について        第69号議案 古賀市青少年総合センター条例を廃止する条例の制定について 13 ◯議長(結城 弘明君) 次に、日程第4、第63号議案古賀適応指導教室条例の制定について及び第69号議案古賀青少年総合センター条例を廃止する条例の制定についての2議案を一括して議題といたします。  本案は、12月4日の本会議において、審査のため文教厚生委員会に付託いたしておりましたので、審査の結果の報告を求めます。  文教厚生委員長。               〔吉住議員 登壇、阿部議員 副委員長席に着席〕 14 ◯文教厚生委員長(吉住 長敏君) それでは報告いたします。  本委員会に付託された事件の審査結果を会議規則、ここには「委員会条例」と書いておりますが、「会議規則」に訂正します。会議規則第110条の規定により、12月7日委員会を開催し、慎重な審議を行った要旨について報告します。  なお、同日は、文化課から国史跡船原古墳保存活用計画(案)、福祉課から第5期古賀市障害福祉計画・第1期古賀市障害児福祉計画(案)、予防健診課からヘルスアップぷらん案)~古賀健康増進計画(第二次)・食育推進計画~についての策定状況やパブリックコメント実施について、介護支援課から介護予防・日常生活支援総合事業に関する陳情の対応等で概略の報告を受けましたことをあわせて報告します。  第63号議案古賀適応指導教室条例の制定について。  古賀市青少年総合センターの廃止に伴い、古賀市適応指導教室を古賀市古賀278番地1に設置するため、その設置及び管理について定めるもの。  審査内容学校教育課に対する審議で明らかになった主な事項は次のとおり。  1、設置目的は古賀市内小中学校在籍児童生徒のうち、登校しない、もしくは登校できない状況にある児童生徒に対して、生活習慣の改善、学校適応、学校復帰を支援し、ひいては社会的自立をめざすものである。  2、その位置は花鶴小学校区で通学路と重ならず、バス停が近く、例えば古賀東中校区からでもバス1本で通える谷山川沿いの旧弁護士相談センターの建物を活用するもの。  3、職員は指導員3名で、福岡教育大学や福岡工業大学等ヤングアドバイザーとともに直接指導するもの。  4、この条例施行日は平成30年4月1日であるが、不登校の基準日数30日の関係から正式な開所は平成30年5月となる。  自由討議。1、他市町の子どもの引き受けの門戸を広げてほしい。2、交通量が多いため付近の交通安全に配慮すべき。3、適応指導教室すら行けない子どもの存在が気がかり。  意見。賛成意見。子どもが安心した居場所となるよう環境づくりを進めてほしい。より落ちつく場所になるように思え、さらなる不登校対応の充実に期待。  反対意見。なし。  審査結果。委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定した。  次、第69号議案古賀青少年総合センター条例を廃止する条例の制定について。  古賀市公共施設等総合管理計画を踏まえた施設の集約化、青少年育成機能の充実を目的として、古賀市千鳥3丁目1番2号に位置する古賀市青少年総合センターを廃止するもの。  審査内容青少年育成課に対する質疑で明らかになった主な事項は次のとおりです。  1、同施設の建築年は昭和55年で築37年のRCづくり平屋建て。老朽化が進み、維持管理費の増大が見込まれる。  2、廃止後は、青少年育成課を市役所第2庁舎4階の学校教育課横に集約、少年センターは、リーパスプラザこ中央公民館の旧館長室、さらに適応指導教室は旧弁護士相談センターへ移転することで青少年育成機能の充実を図ろうとするもの。  3、この条例の施行日は平成30年4月1日。用途廃止を行い普通財産とした後に、今後の活用等が検討される。  自由討議。1、青少年の居場所の拠点的なスペースはこれから先も検討すべき。2、廃止の心配はあったが青少年対応が深まるとの話を聞き安心。3、相談しやすい環境になるのか心配な面もあるが今後を見守る。4、若い力のコミュニケーションのとり方が分散されないか。5、交流館は、いろんな人の交流の場所とは思うが、青少年育成課が市役所第2庁舎4階へ移動することで若い人が遠のかないか。  意見。賛成意見。長年親しまれた施設が廃止されるには残念な思いもあるが、発展的な移転、開所ということに大きく期待し賛成する。  反対意見。なし。  審査結果。委員会は全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定した。 15 ◯議長(結城 弘明君) これより、一括して質疑に入ります。質疑ございますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。                  〔吉住議員阿部議員 自席に着席〕 17 ◯議長(結城 弘明君) これより、討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。  まず最初に、第63号議案古賀適応指導教室条例の制定についてに対する討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  阿部友子議員。 18 ◯議員(1番 阿部 友子君) 第63号議案古賀適応指導教室条例の制定について賛成の立場で意見を述べます。  古賀市青少年総合センターの廃止に伴い、この条例制定による適応指導教室が独立する形となります。少し離れたところにある建物に移るということで気になりますが、むしろ、当事者の生徒たちには、落ちつく場所になるかもしれないとも考えます。ともあれ、今までと変わりなくというよりも、これを機会にさらに充実した支援が実施されることを期待しまして賛成といたします。 19 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第63号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 22 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第63号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第69号議案古賀青少年総合センター条例を廃止する条例の制定についてに対する討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  阿部友子議員。 23 ◯議員(1番 阿部 友子君) 第69号議案古賀青少年総合センター条例を廃止する条例の制定について、賛成の立場で意見を述べます。  建物の老朽化によるセンターの廃止、移転ということでは納得するものですが、長年センターが担ってきたさまざまな機能が分散、縮小するのではないかと少し心配いたします。特に、少年センターは、中央公民館の中になるということで、相談に来所しづらいようなことがなければいいなということを思ったりもします。  中学校区ごとに児童館ができて、青少年の場所ができたことは大変喜ばしいことですが、交流館を初め、活動が各所に分散されるので、連携を今以上に密にして、青少年の健全育成になお一層力を入れていただきたいと思います。本庁舎4階に場所を移し、青少年育成機能の充実を目的に廃止するということですので、今後に期待し、賛成いたします。 24 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにございませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第69号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 27 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成全員であります。よって、第69号議案は原案のとおり可決されました。            ────────────・────・────────────   日程第5.第64号議案 古賀市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定につい              て        第66号議案 古賀市下水道条例及び古賀市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定に              ついて        第67号議案 古賀市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制              定について        第68号議案 古賀市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第              10条第1項の規定に基づく準則を定める条例及び古賀市企業立地促進条例の一部を改正              する条例の制定について        第75号議案 市道路線の認定について        第76号議案 市道路線の廃止について 28 ◯議長(結城 弘明君) 次に、日程第5、第64号議案古賀農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定について、第66号議案古賀下水道条例及び古賀市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定についてから、第68号議案古賀企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例及び古賀市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定について、第75号議案市道路線の認定について及び第76号議案市道路線の廃止についての6議案を一括して議題といたします。  本案は、12月4日の本会議において、審査のため市民建産委員会に付託いたしておりましたので、審査の結果の報告を求めます。  市民建産委員長。
                   〔高原議員 登壇、渡議員 副委員長席に着席〕 29 ◯市民建産委員長(高原 伸二君) 本委員会に付託された事件の審査結果を、会議規則第110条の規定により報告いたします。  第64号議案古賀農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定について。  本案は、農業協同組合法等の一部を改正する等の法律による農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い、古賀市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数等を条例で定めるに当たり、市議会の議決を求めるものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりであります。  1、農業委員会が委嘱する農地利用最適化推進委員は、資格・経験等を問うことはなく、その業務は、担い手の農地利用の集積、集約化、遊休農地の発生防止、解消、新規参入の促進が主な事業で、地域農業に精通した人がふさわしいとのこと。  2、能率給の審査は、農地の最適化推進に係る活動の実績と成果の実績に基づき県に報告し、国が評価するとのこと。  3、農地利用最適化推進委員は、会議には出席するが議決権はないとのこと。  審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  第66号議案古賀下水道条例及び古賀市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について。  本案は、本市の公共下水道使用料及び農業集落排水処理施設使用料の改定を行うため、条例の一部を改正するに当たり、市議会の議決を求めるものである。  審査内容といたしまして、明らかになった主な事項は次のとおりであります。  1、中期試算を見据えて、平成31年度から33年度における使用料で賄うべき経費をどう賄っていくのかということをベースとし、約7.7%の使用料の改定(値上げ)を行うとのこと。  2、現行使用料における平成31年度の使用料の不足額は8,200万円程度とのこと。  3、起債償還金の使用料算定期間(平成31年度から33年度)の3年間の合計金額は24億2,679万円を見込んでいるとのこと。  4、平成31年度から33年度のインフラ更新費用は合計14億8,358万8,000円とのこと。  5、下水道への接続について、供用開始から3年を超えた未接続世帯に対して接続を促す対応は行っていないとのこと。  6、平成28年度決算で汚水処理原価が186.5円、使用料単価が167円となっており、平成31年度から33年度の使用料で賄うべき、回収すべき必要経費は合計で28億9,054万7,000円になり、答申を尊重し、維持管理費の100%回収と資本費の98.8%を回収として、改定後の使用料収入を28億6,132万円と見込んでいるとのこと。  意見としまして、反対意見。小口利用者世帯への十分な配慮が行われていないと思われること、今後、値上げが繰り返されるのではないかという危惧があり、質疑の結果、対策は十分講じられていないと判断した。また、平成31年4月の公営企業会計導入にあわせて慎重に検討しても遅くはないという視点から、今回の料金改定については反対。  賛成意見としましては、国保税のような急激な使用料の増額につながるという懸念もあり、今回は企業努力をし、経費の削減に努め、やむを得ない思いで賛成。  審査結果といたしまして、委員会は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  第67号議案古賀市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について。  本案は、地区整備計画区域を変更したこと等に伴い、条例の一部を改正するに当たり、市議会の議決を求めるものである。  審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  続きまして、第68号議案古賀企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例及び古賀市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定について。  本案は、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴い、条例の一部を改正するに当たり、市議会の議決を求めるものである。  審査内容。明らかになりました主な事項は次のとおり。  1、緑地面積の緩和が適用される第3条の区域の中の市街化調整区域とは、玄望園地区を指しているとのこと。  2、2億円以上の投資があった固定資産税、課税等の優遇措置の対象である、同意集積区域という従来の呼び方を工業立地特例対象区域に改めるとのこと。(工場団地、古賀物流団地、JR古賀駅周辺の企業立地済みの工業地域、それに玄望園を加えたもの)  審査結果といたしまして、委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  第75号議案市道路線の認定について。  本案は、道路法第8条第1項の規定に基づき、市道路線を認定するに当たり、同条第2項の規定により市議会の議決を求めるものである。  審査内容。明らかになりました主な事項は次のとおり。  1、庄68号線。起点、今の庄3丁目691-17番地先から、終点、今の庄3丁目683-6番地先までの延長101.25メートル、幅員6.49メートル、面積656.76平方メートル。  2、花見153号線。起点、花見東1丁目1864-49番地先から、終点、花見東1丁目1864-45番地先までの延長361.2メートル、幅員6.05メートル、面積2,185.23平方メートル。  3、花見154号線。起点、花見東1丁目1864-82番地先から、終点、花見東1丁目1864-99番地先までの延長102.15メートル、幅員6.23メートル、面積636.81平方メートル。  4、花見155号線。起点、花見東1丁目1864-68番先から、終点、花見東1丁目1864-65番地先までの延長22メートル、幅員11.45メートル、面積251.90平方メートル。  5、新住宅地の新設道路とのこと。  6、委員全員で現地確認を行いました。  審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  第76号議案市道路線の廃止について。  本案は、道路法第10条第1項の規定に基づき、市道路線を廃止するに当たり、同条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により市議会の議決を求めるものである。  審査内容。明らかになりました主な事項は次のとおり。  1、筵内76号線。起点、筵内字湯釜1989-12番先から、終点、筵内字田倉2552番地先までの延長399.50メートル、幅員5.43メートル、面積2,167.42平方メートル。  2、筵内77号線。起点、筵内字田倉2572番地先から、終点、筵内字田倉2582番地先までの延長381.14メートル、幅員5.05メートル、面積1,923.83平方メートル。  3、筵内78号線。起点、筵内字田倉2574-2番地先から、終点、筵内字田倉2584番地先までの延長364.17メートル、幅員3.02メートル、面積1,099.48平方メートル。  4、筵内79号線。起点、筵内字田倉2612番先から、終点、筵内字湯ノ裏2006-1番地先までの延長1,417.98メートル、幅員5.74メートル、面積8,143.80平方メートル。  5、玄望園地区開発に伴い廃止されるものとのこと。  6、委員全員で現地確認を行いました。  審査結果。委員会は賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 30 ◯議長(結城 弘明君) これより、一括して質疑に入ります。質疑のある方。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。                   〔高原議員・渡議員 自席に着席〕 32 ◯議長(結城 弘明君) これより討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。  最初に、第64号議案古賀農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定についてに対する討論に入ります。  ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はありますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。第64号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 35 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第64号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第66号議案古賀下水道条例及び古賀市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、内場恭子議員。 36 ◯議員(14番 内場 恭子君) 第66号議案に対して反対の立場で討論いたします。  古賀市は、下水道料金の一部を平成27年度に引き上げました。今回、さらに新たに下水道条例を改正して料金を引き上げようというものです。これは、基本料金と超過料金を約7.7%引き上げようというもので、市民にとっては大きな負担です。  私は、この引き上げに対して執行部の努力が足りないと考えております。たとえ少額であっても市民にとっては大きな負担と考えます。その中で経費の削減や事業としての利益、この収益をふやす方法として未接続の方に対しての利用、接続をふやす努力、また償還、還元というふうなことで、さまざまな努力をしていただかなければならないと考えております。しかし、それが足りているとは思えません。  特に、審議会のほうから指摘がありました社会的弱者への配慮の部分、小口の利用者に対しての配慮という点では、非常に不足していると考えます。その中で利用される方々にとっては大きな影響がある今回の引き上げ、これは大きな問題と考えております。特に、大口の利用者の中にも大きな影響を及ぼすと考えます。  さらに、市民の皆さんには、今後も、これから新たな負担がさらにふえるのではないか、ますます引き上げがこれから続いていくのではないかというような懸念を持たれる方もいらっしゃいます。このような不安と心配、また、負担が大きくなるということについて非常な不満を持っております。  以上のことから、この引き上げの条例改正に対して反対をいたします。 37 ◯議長(結城 弘明君) 次に、吉住長敏議員。 38 ◯議員(12番 吉住 長敏君) 第66号議案について賛成討論を行います。  今後、公共下水道区域を青柳、小竹方面まで編入し、使用した水を循環の中で川や海に戻す汚水処理事業は、8年先には、古賀市ほぼ全域を完成させる展望計画をもとにした一定水準の応益負担を求めることは、現時点では理解できます。この上は、ほぼ市街化区域のし尿くみ取り世帯、約470世帯に及ぶ公共下水道未接続者の有効な接続誘導策の積極的な導入を図ることを求めて賛成といたします。 39 ◯議長(結城 弘明君) 次に、奴間健司議員。 40 ◯議員(5番 奴間 健司君) 第66号議案古賀下水道条例及び古賀市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について反対討論を行います。  この議案は、公共下水道料金を2018年10月1日から7.75%値上げしようというものです。この措置で6,450万円の増収が見込めるとのことでありました。  12月4日の本会議における大綱質疑、5日の市民建産委員会における質疑により以下の点が明らかになりました。2017年9月15日の古賀市上下水道事業経営等審議会の答申の最後の部分には、使用料体系について、社会的弱者の救済などの個別的政策、大口使用者の使用料の増加など各種使用量階層の状況等配慮の上、市において適正に改正されるよう望みますという文章が盛り込まれております。  今回の条例改正で、この点はどのように反映されたか質疑いたしましたが、既に社会的弱者への配慮がなされているとの答弁でした。社会的弱者への配慮が既になされているというのならば、なぜ答申に盛り込まれたのでしょうか。答申の要望事項は、あくまで今回の改定に対する要望だったと思います。この答弁では、今回の料金値上げでは、社会的弱者への救済措置はとられていないことを示したと思います。  今回の料金改定案では、1カ月の汚水量が8立方メートルまでの料金を1,000円から1,078円にアップしようとしてます。しかし、8立方メートルまでは、汚水量の多少にかかわらず定額であることには変わりがありません。一方、上水道については、同じ審議会で基本水量を廃止し、使用水量に応じた料金体系へ見直す方向で審議され、12月22日に予定されている答申に盛り込まれる見込みです。使用水量が少ない高齢者や単身世帯には負担軽減につながることが期待されます。この対象となる市民は、上下水道使用者の23%から30%を占め、影響は無視できないと思います。  この下水道と上水道の料金体系の中で、1カ月8立方メートル以下の部分の使用料体系が不統一ということになれば問題はないかと質疑しましたが、特に問題は生じないという答弁でありました。節水努力の結果が水道料金には反映しても下水道料金には反映しないという現象が起きます。高齢者世帯や単身世帯などの負担軽減という視点からも、上水道の料金体系見直しに歩調を合わせて下水道料金にも導入すべきと判断いたします。  公共下水道事業の今後は、更新と改築が主になると想定されます。水再生センター単独ではなく、し尿処理施設、清掃工場を含む、例えばバイオマス事業を展開し、コスト削減につなげる構想が必要です。愛知県豊橋市では、今後20年間で120億円のコスト削減効果を市民に説明し、理解を求めていました。  答弁では、青柳、小竹地区編入と公共施設等総合管理計画による取り組み、あらゆる努力をして急激な料金値上げにつながらないよう努力するという答弁だけでした。これでは、今後も値上げが続くのではないかという危惧は払拭できませんでした。  審議会では、公営企業会計を2018年4月に導入することをめざしていること、そのメリットについては、経営、資産等の正確な把握による経営管理の向上に役立つと説明されていました。しかし、資産の正確な把握に時間がかかることから導入時期を1年延期し、2019年4月と変更されています。下水道料金改定に関する答申を受けた後に変更しています。質疑を通じて、この導入を延期したことについては、審議会に報告していないことがわかりました。12月15日の審議会が開かれておりますが、事後報告されたかもしれませんが、このこと自体、大変な問題だと思います。公営企業会計の導入延期は、料金値上げには関係しないという担当職員の説明がありました。確かに、短期的には影響しないと思われますが、将来の市民負担の見通しには影響するのではないかと思います。審議会での担当課の説明が料金改定と公営企業会計導入をセットで行った意義は大きいと判断します。審議委員の皆さんの判断根拠の一つになっていたことは否定できないのではないでしょうか。2019年4月の公営企業会計導入時期にあわせて料金改定を検討し直しても遅くはないと判断いたします。このことは、公営企業会計導入に向けて大変な労力を払っておられる職員の皆さんの取り組みを否定するものでは決してないことは申し添えておきたいと思います。  委員会での質疑を経て市民に負担増を求める今回の公共下水道料金改定について、庁議の場で報告も審議もなかったことが判明しました。市民負担増を伴う問題に対する認識が極めて甘いのではないかと判断せざるを得ません。私は、こうした重要な案件については庁議で報告、議論し、市全体として共通認識を持つべきだと指摘をいたします。  市長は、水道料金については3割値下げを公約とし、下水道料金は値上げするという事態をどう説明するかについて、歴史的背景もあり、下水道料金は近隣市町より低い水準、一方、水道料金は高いレベルにある。高騰、つまり高く値上げすることはできるだけ抑え、下げられるところは下げるということで市民の理解をいただきたいと答弁されました。水道料金の3割値下げについては、私の一般質問の中で実施できる状況にはないとはっきり答弁されておられます。他市との比較だけで上げたり下げたりがあるという説明は、果たして説得力があるでしょうか。他市と比べて低い水準だから、この程度の値上げは受け入れてほしいと市民の皆さんに説明しても理解を得られるでしょうか。  以上のことから総合的に判断し、下水道料金改定は2019年4月に公営企業会計を導入する時期にあわせ、また、バイオマス事業などの展開で将来のコスト削減効果を明らかにし、市民負担の見通しを示した上で実施すればよいという結論に至りました。  よって、今回の下水道料金改定には反対いたします。同僚議員の皆さんの賛同を期待して討論とさせていただきます。 41 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第66号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者15/18〕 44 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成15人、反対3人、賛成多数であります。よって、第66号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第67号議案古賀市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。  ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ありますか。
                        〔「なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第67号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 46 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 47 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第67号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第68号議案古賀企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例及び古賀市企業立地促進条例の一部を改正する条例の制定についてに対する討論に入ります。  ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ありますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第68号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 50 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第68号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第75号議案市道路線の認定についてに対する討論に入ります。  ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ありますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 51 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第75号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 53 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第75号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第76号議案市道路線の廃止についてに対する討論に入ります。  ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ありますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 54 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第76号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 56 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第76号議案は原案のとおり可決されました。            ────────────・────・────────────   日程第5.第70号議案 平成29年度古賀市一般会計補正予算(第4号)について        第71号議案 平成29年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について        第72号議案 平成29年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)について        第73号議案 平成29年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について        第74号議案 平成29年度古賀市水道事業会計補正予算(第2号)について 57 ◯議長(結城 弘明君) 次に、日程第6、第70号議案平成29年度古賀市一般会計補正予算(第4号)についてから第74号議案平成29年度古賀市水道事業会計補正予算(第2号)についてまでの5議案を一括して議題といたします。  本案は、12月4日の本会議において、審査のため補正予算審査特別委員会に付託いたしておりましたので、一括して審査の結果の報告を求めます。  補正予算審査特別委員会委員長。               〔平木議員 登壇、福崎議員 副委員長席に着席〕 58 ◯補正予算審査特別委員長(平木 尚子君) 補正予算審査特別委員会に付託を受けておりました、第70号議案平成29年度古賀市一般会計補正予算(第4号)についてから、第74号議案平成29年度古賀市水道事業会計補正予算(第2号)についての5議案について、審査の経過と結果の報告をいたします。  審査に際し、去る12月8日に副市長を初め関係部長、課長の出席を求め、各補正予算案の概要説明を受けるとともに、各委員からの資料要求に基づく資料を参考に審査をいたしました。審査の経過につきましては、議長を除く議員18名全員による特別委員会であることから、内容等を含め御承知でございますので省略し、概要を報告いたします。  第70号議案平成29年度古賀市一般会計補正予算(第4号)についての審査概要としまして、公共施設間タクシー運行委託について、私立保育園整備支援事業補助についてなどの質疑を行いました。  討論では、公共施設間タクシー運行委託について、思いやり予算の代表格であり異論はないが、交通不便地に何ら措置がとられないまま街部に偏重した措置であり、不公平であるという点で反対等の討論がありました。  採決の結果、第70号議案は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  第71号議案平成29年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)については、質疑、討論を確認後、採決の結果、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  第72号議案平成29年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)についての審査概要としまして、介護保険システム改修委託について、施設修繕料について等の質疑を行いました。  採決の結果、第72号議案は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  第73号議案平成29年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、第74号議案平成29年度古賀市水道事業会計補正予算(第2号)についての2議案は、質疑、討論を確認後、採決の結果、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、簡単ではございますが、審査の経過と結果の報告を終わります。 59 ◯議長(結城 弘明君) これより、一括して質疑に入ります。質疑ございますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 60 ◯議長(結城 弘明君) 質疑を終結いたします。                  〔平木議員・福崎議員 自席に着席〕 61 ◯議長(結城 弘明君) これより討論、採決に入りますが、討論、採決は1議案ごとに行います。また、採決は押しボタンにより行います。  最初に、第70号議案平成29年度古賀市一般会計補正予算(第4号)についてに対する討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、吉住長敏議員。 62 ◯議員(12番 吉住 長敏君) 第70号議案平成29年度古賀市一般会計補正予算(第4号)について、次の3項目の事由を申し述べ、反対討論といたします。  第1点、市から提出の補正予算措置のうち、公共施設間タクシー運行委託71万8,000円は、1款1項1目27事業の市内公共交通網整備事業費でございます。これは、全市的視野で補正する方向で捉えるべきでございますが、本年度4分の3、9カ月を経過するものの、これまでの市役所、サンコスモ古賀、隣保館の試験運行代替措置のみに限定され、全市的視野にきわめて欠く措置と言わざるを得ません。  第2、その遺憾な措置は、本年3月に市民の声を代表する本市議会の政策推進会議が一致した平成29年度中の前倒し措置を旨とした提案が反映されていないことになります。すなわち、その19人の市議で集約された提案は、要約しますと1)西鉄バス路線の維持、発展、2)公共交通の福祉的かつ教育的視点、3)利用者の声を聞く、4)廃止路線の復活、路線の見直し取り組みであります。なかんずく4)は、交通空白地区解消として、薦野系統の清滝までの復活を唯一、その区間地名を特定指名した内容を含む提案でございます。  したがって、12月補正予算措置でいささかの改善措置の姿勢が明らかにされないというのは、二元代表制の市政運営、いみじくも市民の声が公式に集中するのは市議会だとされる市長の公言に相反していないでしょうか。吉住ひとりよがりの意見、我田引水などと行政機関トップとする組織機構全体が軽々しい解釈をされないようにあえて申し添えるものであります。  第3、市は確かに70歳以上の100円バス、バスナビジョン設置、これはまだのようでございますが、きのう見てきました、バス乗っ得キャンペーンなど市内公共交通に間断なくさまざまな取り組みをされていることは、好感を持って評価するものでございます。  しかしながら、薦野終点から900メートルに位置する行きどまり約40件集落の入り口までの公の交通を通すことは、閉ざされた陸の孤島に災害時の救援物資を届けるのと同じ意味でございます。それの日常化だと思います。そのことが明るい公共交通へ転ずる見える化だと思います。この場合、採算の観点、需要があるかないかの視点は、断じて採用されるはずがないではありませんか。  現に、一昔まで通勤、通学で薦野バス停を利用していた清滝と背中合わせの福津市の約11軒の行きどまりの集落、舎利蔵でさえ、小型バス1日4本の始発があります。新宮町の約20軒の的野集落は、500メートル手前まで16本の便数がある上、さらに、的野から新宮霊園の方向に道をあける計画もあるやに聞き及んでおります。行きどまりながらまとまった集落、これは古賀市独特の地理にある清滝だと思います。また、古賀市の約3割を占める山間部を照らすべきであります。ひいては、6万人人口への伸びしろの有効な手立ての策になり得るとも思うものでございます。  以上、3つ申し上げまして反対といたします。 63 ◯議長(結城 弘明君) 次に、奴間健司議員。 64 ◯議員(5番 奴間 健司君) 第70号議案平成29年度古賀市一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場で討論を行います。  今回の一般会計補正予算は7億2,318万2,000円の増額補正で、一般会計予算の総額を205億1万円とするものであります。12月4日の本会議における大綱質疑、12月8日の補正予算審査特別委員会で審議を深めました。  今回の主な補正は、花見保育園の増改築補助約2億8,400万円、障害者放課後等デイサービスに係る自立支援給付費約1億2,000万円、生活保護受給者の介護扶助の増など約3,000万円、荒廃森林再生事業費約1,700万円、消防団活動事務費約800万円、高齢者施設スプリンクラー設置補助約700万円などとなっています。これに前年度の黒字を反映した財政調整基金積立約1億8,000万円などがあります。  児童福祉、障がい者福祉、生活保護などニーズの増加に応える必要不可欠な増額補正と認められ、財源の確保も適正であることから今回の補正予算に賛成いたします。  質疑を通じて明らかになりました、行財政運営上、留意すべき点について意見を述べます。  今回の補正の財源ですが、国県支出金が約3億6,000万円で49.7%を占め、一般財源は約3億6,000万円、50%を占めています。仮に、財政調整基金積立約1億8,000万円を除いても一般財源の割合は33%となります。今回の財源は、大半が国の補助金であり、市の財源ではないと12月4日の本会議で市長が述べられましたけれども、若干、正確さに欠いていたと思わざるを得ません。  今回は7億円を超す補正予算でありました。提出された資料に加え、補正の必要性や背景などについては、正確かつ丁寧に説明されることを求めます。新たな事業の羅列的な説明だけでは十分理解することはできません。当初予算提案時の施政方針や予算編成方針について、7億円を超す補正でありながら修正や補強の必要はないという執行部の認識が示されました。なかなか理解に苦しむものであります。補正予算の全体概要の資料などをホームページの当初予算関係資料に追加するなど、丁寧な説明、対応を期待いたします。  私立保育園運営補助については、待機児童解消加速化プランの有利な補助金の採択を受ければ、市の負担が4分の1から12分の1になること、事業者負担は4分の1で変わりがなく、国が4分の1から3分の1になることが質疑を通じて明らかになりました。今回、前倒しで補正した背景については、このような質疑がなくてもわかるような説明資料の提示などを今後期待いたします。  2017年3月をもって廃止した市役所、サンコスモ、隣保館を往復していたシャトルバスの代替交通に関する補正予算が計上されました。質疑を通じて、シャトルバス廃止後の市民の声を受け、あくまで暫定的な措置として提案されたこと、シャトルバスが市役所、サンコスモの移動では、1人当たり1,348円だったものが、タクシー利用で700円弱になること、申請書には要件、タクシーを利用せざるを得ない理由等を記載してもらった上でタクシー券を交付することなどが明らかになりました。  市長は、タクシーを使うことが本当によいのかどうかも含め、今後、鋭意検討する、時期的に空白があったことは十分反省材料にしながら、持続可能な補完交通について検討していきたいと答弁されました。今回は、あくまで緊急避難的な措置として試みてみることについては認めたいと思います。今回の補正審議では、この課題に対する疑義が強く示されています。私は、この1点で今回の補正に反対する態度はとりませんが、反対してもおかしくないその気持ちは理解できるところであります。この際、市民ニーズの把握と実態調査を徹底し、その場しのぎの対策ではなく、持続可能な公共交通体系をまとめ上げることを強く求めます。  市長は今回、力不足で代替手段を提案できなかったと率直に認められました。これは大事な一歩であります。であるならば、専門機関による徹底した実態調査、ニーズ把握など、その克服策をしっかり見つけ実行することを期待したいと思います。  来年6月3日に実施予定の県総合防災訓練に係る補正予算150万円が計上されました。質疑を通じて、会場の整地にかかる予算であること、内容については、県、粕屋北部消防署、新宮町、古賀市の四者で協議することなどが明らかになりました。整地に150万円近くかかるというのは理解に苦しみますが、形式的な訓練ではなく災害時に役立つ訓練とすべきです。市民が参加し、災害時、いざというときに役立つ訓練となるよう古賀市としてしっかり提案することを強く求めます。震度7の激震を経験した益城町の危機管理担当職員が議員の研修会の場で、従来の防災訓練はいざというときに全く役に立たなかったというアドバイスを肝に銘じ、来年6月3日の防災訓練が意義あるものとなることを期待いたします。  以上を述べて賛成討論といたします。 65 ◯議長(結城 弘明君) 以上で、通告による討論は終わりました。ほかにありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第70号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者17/18〕 68 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成17人、反対1人、賛成多数であります。よって、第70号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第71号議案平成29年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてに対する討論に入ります。  ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ありますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 69 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第71号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕
    71 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第71号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第72号議案平成29年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてに対する討論に入ります。  ただいまのところ、討論の通告はありません。討論ありますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第72号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 74 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第72号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第73号議案平成29年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてに対する討論に入ります。  ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はありますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第73号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案についての賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 77 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第73号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第74号議案平成29年度古賀市水道事業会計補正予算(第2号)についてに対する討論に入ります。  ただいまのところ、討論の通告はありません。討論はありますか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 78 ◯議長(結城 弘明君) 討論を終結いたします。  直ちに採決いたします。第74号議案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案について賛否の表決を求めます。ボタンを押してください。押し間違いはありませんか。                     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 79 ◯議長(結城 弘明君) なしと認め、確定いたします。                       〔賛成者18/18〕 80 ◯議長(結城 弘明君) ただいまの表決結果を申し上げます。投票総数18人、賛成18人、賛成全員であります。よって、第74号議案は原案のとおり可決されました。            ────────────・────・────────────   日程第7.議会閉会中の継続審査付託 81 ◯議長(結城 弘明君) 次に、日程第7、議会閉会中の継続審査付託を取りまとめて行います。  お手元に配付の議会閉会中の継続審査付託表のとおり、それぞれの委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 82 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、継続審査付託表のとおり、それぞれの委員会に付託することに決定いたしました。  お諮りいたします。本会議中、誤読などによる字句、数字等の整理、訂正につきましては、会議規則第43条の規定により、議長に委任していただきたいと思いますが、異議ございませんか。                    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(結城 弘明君) 異議なしと認めます。よって、誤読などによる字句、数字等の整理、訂正は、議長に委任していただくことに決定いたしました。            ────────────・────・──────────── 84 ◯議長(結城 弘明君) 以上をもちまして、本会議に付議されました案件の審議を全部終了いたしました。  これにて平成29年古賀市議会第4回定例会を閉会いたします。                       午前10時43分閉会            ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 古賀市議会...