古賀市議会 2007-09-03
2007-09-03 平成19年第3回定例会(第1日) 本文
2007年09月03日:平成19年第3回定例会(第1日) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1 午前9時30分開会
〔出席議員19名〕
◯議長(矢野 治男君) おはようございます。
ただいまから平成19年古賀市議会第3回定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
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日程第1.会期の決定
2 ◯議長(矢野 治男君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は本日から9月26日までの24日間といたしたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
3 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月26日までの24日間と決定いたしました。
なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付のとおりでありますので、御了承願います。
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日程第2.会議録署名議員の指名
4 ◯議長(矢野 治男君) 日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は会議規則第118条の規定により、今会期中、舩越嘉彦君、芝尾郁恵君、前野早月君の3名を指名いたします。
ここで、市長から会議招集に当たり、あいさつしたい旨の申し出があっておりますので、これを受けることにいたします。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
5 ◯市長(中村 隆象君) おはようございます。本日は、平成19年古賀市議会第3回定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には大変お忙しい中、御参集をいただきまして、まことにありがとうございます。
さて、今議会において御審議をいただきます案件は、既にお手元に配付いたしておりますように、専決処分についての承認案件1件、条例案件3件、補正予算案件7件、決算案件9件、その他の案件6件の計26件でございます。
議案の細部につきましては、議題とされました際に、私なり担当部長、課長に説明させますので、よろしくお願い申し上げまして、まことに簡単でございますが、議会招集のあいさつとさせていただきます。
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日程第3.諸報告
6 ◯議長(矢野 治男君) 日程第3、諸報告をいたします。
今定例会に、議案等説明のため、地方自治法第121条の規定により、市長及び監査委員に出席を求めておりますが、市長からほかに副市長、教育長、総務、企画政策、市民、保健福祉、建設産業、教育の各部長及び関係各課長等を出席させる旨の報告があっております。
なお、内場議員から欠席の届けが出ております。
次に、監査委員から別紙配付のとおり、例月出納検査の結果の報告があっております。
報告は審議対象ではございませんが、若干の質疑をお受けしたいと思います。質疑があれば、監査委員または執行部から説明を願うことにしておりますので、これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
7 ◯議長(矢野 治男君) 質疑を終結いたします。
次に、会議閉会中の審査及び調査事項として付託をいたしておりました事項について、各委員長から報告を願います。
最初に、総務委員長。
〔森本議員 登壇、薄議員 副委員長席に着席〕
8 ◯総務委員長(森本 義征君) 総務委員会に議会閉会中の調査事項として付託を受けておりました所管事務調査の概要を報告いたします。
調査に際しましては、総務部、企画政策部の両部長等に出席を求めて、8月1日と3日に調査いたしました。
初めに総務課庶務係から、古賀清掃工場のトラブルでは、2月7日、5月30日、6月6日、7月1日、4件のトラブルの内容について、平成18年度市営住宅の使用料283戸での調定額、収入済み額、未納額、滞納繰越について、参議院議員の選挙結果についてなど。
文書法制係から、平成18年度の
情報公開制度運用状況と
個人情報保護制度運用状況の報告、古賀市
情報公開個人情報保護審査会、ほかの各委員の任期満了に伴う新委員の選出について、7月2日の大雨による道路の冠水11カ所についてなどの報告を受けました。
委員から、7月1日発生のトラブルは、停止時間が「停止」となっていること、レベル2の事故の報告がおくれた理由はとの問いに、トラブルの内容は、2
系熱分解固形物コンベアが過負荷によるトリップとのことだが、7月2日から7月5日まで火を全部とめたということで確認した。原因は、レールあたりが変形していたので、それを試運転などしたことから時間がかかったという報告を受けたとのこと。委員から、表示の方法を、火をとめた停止ととめていない停止の区別をわかるように改めてほしいとの要望が出されております。
ほかに、平成19年度の情報公開制度の運用についてなどの質疑を行っております。
次に
人事秘書課人事係からは、平成19年度の職員採用試験、福岡県への徴税吏員の派遣研修、宗像市との人事交流を10月1日から1年間実施の予定について、目標管理、人事評価制度の平成19年度のスケジュールについてなどの説明を受けました。
委員から、採用試験の一般事務Aの定員、試験区分別の採用予定人数はとの問いに、採用の予定数A、B、Cを合わせて10名と要綱ではしている。優秀な職員を採用したいわけで、定数を固めてしまうとそれ以上採用できないので、弾力性を持たせるために何名ということは決めていない。そのときの状況によって判断したいと考えているとのこと。
退職者見込み数の把握はとの問いに、現在の退職者見込み数は、平成19年、11名の退職者予定である。内訳は、定年退職者2名、自己都合による退職者1名、勧奨によるもの8名。それから、平成20年度の見込みは12名、平成21年度が10名、平成22年度が18名、平成23年度が9名を見込んでいるとのこと。
人事評価制度について、処遇への反映は何年度からを目標にしているのかとの問いに、平成19年度試行し、さらに問題点を整理し、平成20年度までは試行したいと考えている。平成20年度の結果を見て、平成21年度から実施するかどうかの判断をしたい。具体的に何年という目標を持っているわけではないが、平成21年度に実施できるかどうか、再度判断したいと
人事秘書課レベルでは考えているとのこと。
ほかに、宗像市との
派遣研修人事交流について、市長公用車の契約方法についてなどの質疑を行っております。
次に市税課から、平成19年度個人市民税、軽自動車税、固定資産税での当初予算及び6月末の調定額が前年度と比較して増となっていること、その増額の理由などの詳細な説明を受けました。
委員から、税源移譲並びに定率減税廃止があり、その影響で住民の負担増ということになったが、窓口に何かこの点についての問い合わせなり苦情があったかとの問いに、今回の税法、税条例の改正に伴い、所得税から個人住民税へ税源移譲があり、その関係で個人住民税額が増になったということで、窓口相談、電話での問い合わせ等が多数あっている。所得の条件とかがそれぞれ違うので説明をして対応している。トラブル等は別段あっていないとのこと。
ほかに、住民税、所得税に関するホームページでの解説記事についてなどの質疑を行っております。
次に収税課から、平成18年度市税及び
国民健康保険税収納状況の5月末日現在について、市税の収納状況調べ、滞納繰越分、国民健康保険税の収納状況調べ等の詳細説明。また、国民健康保険税の現年度一般の収納率が92%を超えないと普通調整交付金約1,500万円がカットされるが、平成18年度も前年度に引き続きクリアしたとのこと。
ほかに8月1日から24日までの
夏季徴収強調月間の取り組みの実施、県の税務課へ1名の実務研修派遣を計画している件についてなどの説明を受け、委員から、本年度事業である新たな滞納整理指導員についてはとの問いに、古賀市在住の経験豊富な指導員に毎週水曜日に来ていただいて、徴収指導を受け順調に進んでいるとのこと。
ほかに、平成19年度現年度分の住民税の分納相談、都市計画税についてなどの質疑を行っております。
次に
企画政策部経営企画課から、西鉄宮地岳線の跡地利用については、
乗り合いタクシー及び市民意見交換会について。市制10周年については、
市民実行委員会の動き及び記念式典について。公共交通については、小竹線の利用状況について。ほかに、合併問題、広報こが、
公式ホームページ等の説明を受けました。
委員から、
乗り合いタクシーについて、5月ごろに地域の方にアンケートを行ったと聞いているが、その結果はとの問いに、
乗り合いタクシーの該当小学校区は、古賀西校区と花見校区になる。そこの区長に対して地元の意見の取りまとめを5月に行った。現在、幾つかの区から区長名で意見をまとめた資料をいただいている。その中で、高齢者にも利用しやすい低床バスにとか、ルートを広げてほしい、料金の200円を100円にしてほしいなどの要望が幾つか出されている。利用者の声を運営に反映させるために、(仮称)バス協議会を立ち上げる予定にしている。8月中には組織を立ち上げて、利用者と地域の方の声を運営に反映できるように行っていきたいと考えているとのこと。
乗り合いタクシーの利用者は1日45人の見込みに対して、4月、5月、6月の3カ月、それぞれ1日平均何人だったのかとの問いに、4月は総利用者数139名、運行日数29日で割ると約4.8人の計算になる。5月は259名、30日で約8.4人。6月は285名、30日で約9.5人となるとのこと。
今年度予算の630万円の委託料については変動するのかどうかとの問いに、タクシー会社と委託契約をしているが、見込みより今は利用客が少なくて運賃収入が足りない。当然見込み上の赤字がふえることになるので、委託費で調整するということになる。現在、630万円の予算を計上しているが、年度途中で予算が底をつくという事態が見込まれる。それを防ぐために当然利用促進策なり、あらゆる手段は地域の御協力を仰ぎながらやっていくが、現在の予測では年度末3月まではもたない。バスを存続させるならば、必要な手だてを市のほうも考えなければいけないという状況とのこと。
乗り合いタクシー委託事業は行政評価の対象になるのかとの問いに、行政評価の対象になるかならないかは、経営管理課会議の中で話し合いをするとのこと。
市制10周年のイベントは、この10年間がどうだったのかを市民とともに検証し、確認することが大事な目的ではないかと思うが、記念式典についての具体的な計画はとの問いに、式典は総務課の担当だが、経営企画課と総務課と協議をしながら進めてきた。ワンデーイベントの内容は、11月4日に市民主体の
市民実行委員会の中で、この市役所の前の信号機から郵便局前までの信号機までを歩行者天国にしてパレードが行われる。それと、中央公民館と市役所の駐車場にステージをそれぞれ設けて、市民の方に演技とか演奏をしていただくという大きな取り組みが計画されているようだ。当日、市立球技場で「まつり古賀」も同時開催される予定。市のほうでは「健康まつり」を行う予定。役割分担も市民の中である程度構築されて取り組みが進められているという状況であるとのこと。
次に、合併問題について、平成18年3月までは市役所内に検討委員会等があったと思うが、今現在、どういうものがあるのか。また、なければ、新聞報道等がなされて、今後立ち上げる考えはあるのかとの問いに、合併については職員で過去に研究したことがあるが、今現在、部署を横断するような組織はない。古賀市、新宮、福津と合併したらこうなるであろうというような整理については若干これまで進行した経緯がある。市長が申し上げたとおり、直ちにという形は今のところ考えていないようだ。これは、新宮町と福津市との状況もあろうかと思うが、協議をやろうということになれば、当然市としてもそれなりのプロジェクトを組んでやっていく必要があろうかと思うとのこと。
委員からは、各市町の動向を調査及び検討する
プロジェクトチームの立ち上げの要望があっております。
次に、公共交通について、古賀駅東口からクロスパルこがまでの小竹線については、市からの補助金660万円を差し引いても年間400万円強の赤字を西鉄がかぶっている状況だが、来年度の見通しはとの問いに、9月末までに西鉄と協議の予定。利用者増につながる方策について、市からは地域の方から要望が出ている小竹口のほうまで延ばしてバス停をつくってほしいと西鉄に要望している。西鉄側は、利用客増が望めるならば土地の確保等も含めて検討したいと考えているようだ。食品工業団地の企業関係の利用については、商工会のほうに工業団地の声をまとめていただくようにお願いをしているとのこと。
委員から、利用促進を図るために、食品工業団地の中をもっときめ細かく巡回するようなコースを図ってほしいとの提案があっております。
ほかに、古賀市
公式ホームページの迅速な更新、データの掲示方法等について質疑を行っております。
次に土地利用政策室から、
都市計画区域編入の状況について、現在までの状況は、第2次古賀市国土利用計画に基づき、平成22年度までに市全域を都市計画区域に編入した上で、計画的、段階的に良好なまちづくりを進めていくこととしている。平成18年度で
都市計画区域外の8行政区について、すべてまちづくり構想が策定され、市へ提出がなされた。今後、策定を予定している
都市計画マスタープランに反映できるものは反映させていく考えでいる。
都市計画区域編入というのは、福岡県が決定する都市計画の案件であり、福岡県の定期線引きの
見直しスケジュールに沿って進めていくことになる。平成19年度から平成20年度にかけ、福岡県が都市計画の基礎調査、人口フレームの設定などの作業の事前準備作業に取りかかる。実際に、古賀市の全域編入に対する都市計画決定の手続は、平成20年度の下旬ごろからになる。都市計画区域の全域編入と、この
都市計画マスタープランの策定は、一体的に考えて進めていく必要がある。本年度、コンサルタントの支援を受けながら原案作成の作業を行っていきたいと考えている。コンサルタントは、株式会社よかネットが受託。
また、
都市計画マスタープランの策定に当たり、市民の意向を反映させるために、市街化調整区域において土地利用に関する懇談会を開催したいと考えている。土地利用に関する懇談会は9月から実施。まちづくりに関する意識調査は10月ごろに予定。
都市計画マスタープランは、平成20年度末の策定予定などの説明を受け、委員から、8行政区すべてのまちづくり構想の公開と関係住民への周知はとの問いに、区の総会等で確認されたと聞いているので、公表はされていると理解している。また、広報こが、ホームページ等で広報周知を行っていくとのこと。
調整区域の懇談会の対象者はとの問いに、9月からを目安として各行政区を対象に懇談会を設定し対応したいとのこと。
コンサルタントに対しての委託内容等はとの問いに、委託内容は、
都市計画マスタープラン策定業務については、現時点における
都市計画マスタープラン原案の精査修正ほか。
全域都市計画区域編入にかかわる業務では、
市街化調整区域懇談会等にかかわる支援ほか。発注方法は、指名競争入札で10社を指名。入札日は平成19年6月20日。落札額は530万円。契約日は平成19年6月21日とのこと。
10月以降にまちづくりに関する意識調査をするというが、その対象者とアンケートの内容はとの問いに、市街化区域、現調整区域、現
都市計画区域外から無作為抽出のアンケート調査になる。現在、項目の内容協議を行っており、オール古賀市でやりたいとのこと。
都市計画の拡大は県が決定する案件とのことだが、調整区域の線引きの見直しは35年間何もなされていない。そのことをどう考えるかとの問いに、現市街化調整区域については、都市計画法上、保全する地域という位置づけになっている。
都市計画マスタープランの中で、地域の活力を見出すための手法を位置づけするため検討作業を進めているとのこと。委員から、35年間も見直しがなされなかったことを行政の責任として重く受けとめてほしい。今後に期待するとの意見が出ております。
平成20年までに
都市計画マスタープランをつくることについては、何か根拠があるのかとの問いに、古賀市としては、平成22年までに全域を都市計画区域に編入するという大きな土地政策上の課題があるが、単に都市計画区域に編入をするということだけでは関係者の納得が得られない。理解を得るために区域編入後の市全体の都市計画上の絵図を示す必要があると考える。それが
都市計画マスタープランを今策定している意味と考えているとのこと。
ほかに、
都市計画マスタープラン策定業務の内容と、そのことに関連した企業誘致関係についてさまざまな質疑を行っております。
委員から、企業誘致は時を置かず積極的に行ってほしいとの要望があっております。
次に
経営管理課行政管理係から、第3次古賀市行財政改革大綱について、7月2日から31日まで
パブリックコメントを実施。提出された意見、質問及び修正提案を整理した結果、合計13名、123件。これを受け8月中をめどに大綱を策定。その後、
アクションプランを策定したいと考えている。
次に、行政評価では、5月23日から6月6日まで平成19年度の事業の棚卸しを実施したものを現在作成中。6月下旬から7月6日にかけ、平成18年度の事務事業の一次評価を実施し、現在それを集約して部長による二次評価を実施している。今後の予定は、8月下旬に政策的判断を要する事業の評価について、市長、副市長による最終評価を予定し、それを取りまとめた後に評価結果のフィードバックを9月中には行いたいと考えているとのこと。
委員から、
アクションプログラムは何月をめどにつくる計画なのかとの問いに、予算の説明会が10月末から始まるので、9月から10月中にはつくりたいと思っているとのこと。
行政評価の評価結果の公表はいつごろから情報公開するのかとの問いに、行政評価の目的にあるように、市民への説明責任を果たすために情報を公開するというのが目的になっている。今後、前向きに検討していきたいと思っているが、情報公開がいつになるかはまだわからないとのこと。
次に情報管理室から、公営住宅法改正に伴う
システム改修業務委託については、収入基準や家賃制度の見直しが行われ、平成20年4月から施行されることで、本年度中のシステム改修を予定とのこと。
庁内LAN増設工事については、10月工事予定。
情報統括業務委託については、
トーマツコンサルティングと契約したとのこと。
委員から、委託契約をした
コンサルタント会社は、監査法人が本来の趣旨の企業だと思うが、どのような形で選考したのか。契約期間と契約金額はとの問いに、平成19年度は6月から3月まで契約。契約金額は175万3,500円。地元で委託を受けているところはないかと探した結果、2社ほど見つかり、
トーマツコンサルティングが一番安価で、いい条件といい人材を派遣できるということになり契約したとのこと。
次に財政課財政係から、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の策定について、法律(案)の概要。平成18年度決算統計の普通会計の結果について。主要な施策の成果報告書の様式変更についてなど、資料に基づき詳細な説明を受け、委員から、地方の財政の健全化に関する法律は、古賀市の財政運営にとってどういう影響が出てくるのかとの問いに、この法律の具体的な比率なり基準というものがまだ定められていない。古賀市が直接どうなるかということを具体的にはじき出すことはできない状況にある。ただ、古賀市において実質赤字が現在発生しているかというと、現在は発生していない状況なので、少なくとも財政の健全化、あるいは財政の再建というところには至っていないという状況だろうと思うとのこと。
ほかに、成果報告書等の質疑を行っております。
最後に管財係から、舞の里一丁目及び五丁目の市有地の売却については、平成19年度に3カ所売却する予定とのこと。入札監視委員会による調査については、4月と7月に2回委員会を開いた。工事請負契約などの中から無差別抽出で選出していただいて調査したなどの説明を受けております。
以上、簡単でございますが、総務委員会所管の調査の概要報告を終わります。
9 ◯議長(矢野 治男君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
10 ◯議長(矢野 治男君) 質疑を終結いたします。
〔森本議員・薄議員 自席に着席〕
11 ◯議長(矢野 治男君) 次に、文教厚生委員長。
〔黒木議員 登壇、芝尾議員 副委員長席に着席〕
12 ◯文教厚生委員長(黒木 淳君) 文教厚生委員会に議会閉会中の調査事項として付託を受けておりました事項について、調査の概要を報告いたします。
7月10日に教育部門の公共施設視察を行いました。小野小学校、古賀東中学校、千鳥小学校では、各学校における総合的な学習や特徴、授業参観などの視察を行いました。学校給食センターでは施設の概要と食材関係の質疑、青少年総合センターでは施設の概要と適応指導教室「あすなろ教室」について質疑を行っております。
7月24日、26日に関係部長等に出席を求めて委員会を開催しております。
教育部の教育総務課からは、プールの安全点検と運営、建物の定期点検についての説明があり、学校教育課では、小学校低学年少人数学級対応非常勤講師配置事業、中1ギャップ対策の配置事業、心の相談員配置事業、学力向上支援事業、本年度からの新規取り組みの進学支援事業、特色ある学校づくり支援事業、所管替えとなった適応指導教室「あすなろ教室」、新規取り組みの「ひまわり教室」、不審者に対する対応など詳細な報告がありました。
夏休み中の中1ギャップの対応はとの質問に、学級担任が家庭訪問や電話連絡を行っている。
ひまわり教室の質問には、実質には6月から動き出しており、子どもの送迎は保護者にお願いしている。来年中に向けて曜日や時間の改善もあり、可能な限り学校の中で特別支援教育を行ってもらって、不足部分を市で行っている。
あすなろ教室は、青少年総合センターと今までどおり連携していく。まず担任が呼びかけし、体験をしてもらっている。昨年の中学3年生は、全員高校に入学している。また、学校側とあすなろ職員の合同研修会を年3回行っており、窓口を一本化してそれぞれへ割り振る形を検討している。
不審者情報についての質問に、粕屋警察署からの情報はホームページに掲載され、学校教育課の所管や幼稚園、保育所に知らせている。また、「まもるくん」というメールもあり、県ぐるみで検討事項に入っている。今後はインターネットによる緊急情報の発信という形で進むだろうと予測しているとのことでした。
社会教育課では、生涯学習、社会教育の推進を目的とする各種事業内容の説明、生涯スポーツや関係団体との育成と養成、本年度新規のカレンダーコンサートなど、また文化芸術振興条例とスポーツ振興基本計画について、取り組み状況の報告がありました。
体育館などの管理、補修の質問に、使用時間帯は施設係と逐次協議しており、定期的に検査をしている。
就学前教育の取り組みについては、家庭教育講座でこども政策課と連携している。
ITサポートの取り組みでは、ITサポートボランティアやパソコン教室の充実を図っていく。
リーダー塾の質問には、コアリーダーとアクションリーダー、地域で活躍してもらう人材の育成を目指す。さらに、県事業のはつらつ活動拠点事業とタイアップさせたい。
文化芸術振興条例の取り組みは、委員構成は10名で理念条例を考えている。
市民ゴルフ大会については、クラブが体育協会に加入していないため市が主催しているが、実行委員会方式も一つの方法である。
公民館の運営と改修の質問に、改修規定や企画内容と実行委員会形式の運営等を研究しており、3カ年で施設の整備を行っていくとのことでした。
サンフレア古賀では、歴史資料館の行事、10月発刊予定の市制施行10周年記念誌の進捗状況、埋蔵文化財の発掘調査、図書館まつり、図書館の1時間延長の試行などについて説明がありました。
図書館の利用状況の質問に、PRはしているが1時間延長の来館者は約10人。不明本は料理の本が多く、不明になりそうな本にはタグをつけている。利用者のマナーについて呼びかけている。また、小学生、大学生、一般の方などの1日図書館員の受け入れなども行っている。
青少年総合センターの青少年育成についての質問に、適応指導教室や少年指導員による指導を行っており、若者と一緒にペイントなどにも取り組んでいきたい。
給食センターの食器についての質問に、割れた食器は強化磁器に移行していく。低学年用に台車20台を配備したり、配送車も慎重に運転していると回答がありました。
保健福祉部高齢者福祉課では、65歳以上の人口、高齢化率も本年3月末には16.38%となったこと、要支援、要介護の認定者数とサービス利用者数、平成18年度の給付実績と包括支援センター関係の事業概要、市内におけるコムスンの利用状況などについて報告がありました。
高齢化率と7段階になった状況の質問に、国が20.8%、県が21.7%で、古賀も10年後には20%に達する見込み。要介護1が二つに分かれたが、職員やケアマネジャーから説明を行い、理解をいただいている。
介護予防については、健康づくり課と連携している。
配食サービスの業者変更と利用状況についての質問には、2回の見積もり会を行い、4月からの準備期間を経て7月から事業委託をしている。単価は1食750円、利用者負担350円、市負担400円となっている。安否確認は、単に一つ付加されたものであるなどと回答がありました。
健康づくり課では、市民健康診査、肺炎球菌予防接種、健康づくり事業、健康づくり推進員制度、第21回健康福祉まつりなどについて報告がされました。
肺炎球菌ワクチンについては、市負担3,000円、本人負担は約5,000円、75歳以上が対象で、1人1本で数年は抗体があるとのこと。
具体的な健康づくり事業については、地域医療機関との連携により、健康市民講座を千鳥苑で年6回開催、小学校区単位で4回開催を計画し、教育委員会との連携を図っており、さらに健康意識を高めている。また、クロスパルこがを利用しての健康づくりを推進しているとのことでした。
隣保館では、住民交流の拠点となる開かれたコミュニティセンターとして相談事業、人材育成、地域交流を重点課題にして、人権同和問題の早期解決を目指し、各種事業を総合的に行っている。テーマ「英語を通して異文化を学ぶ」夏休み人権教室は、全部定員を超え好評であった。広報こがや行事予定表、ホームページ等の積極的な有効活用を図り、PR体制を強化させていきたいなど報告がありました。
福祉課では、地域福祉計画、民生委員、児童委員の改選について、障害者生活支援センター、生活保護について報告がありました。
児童委員の選任の質問に、民生委員49名のうち3名が主任児童委員であり、一定の基準がある。研修会の実施や関係機関と連携をとるようにしている。
生活支援センターの交通関係については、敷地内に4台駐車場をつくり、フェンスで囲って安全対策をとりたい。
ケースワーカーの人数や研修については、本年度1名増の6名となった。前任者からのフォロー育成や各種研修会に参加している。
こども政策課では、保育所の入所状況、乳幼児健康支援一時預かり事業、病後児保育の利用状況、学童保育所関係、チャイルドシート貸し出し件数、千鳥児童センターの利用状況などについて報告があり、また家庭支援室からは、家庭児童相談関係、つどいの広場事業について報告がありました。
花鶴学童保育所についての質問に、定員の増については現時点ではできないが、スペースの確保について精力的に取り組みたい。
放課後子どもプランについては県に要望していく。
つどいの広場と児童センターなどの質問に、つどいの広場でんでんむしについては古賀市全体が対象、児童センターは千鳥小学校の近所の児童が多く利用しており、休館日は毎週月曜日と祝日。時間帯により乳幼児、小学生、中高校生たちが利用しているなどと回答がありました。
以上、簡単ではございますが、議会閉会中に付託されておりました所管事務調査の概要報告を終わります。
13 ◯議長(矢野 治男君) これより質疑に入ります。
奴間君。
14 ◯議員(3番 奴間 健司君) 内容のことというよりは、ちょっと事実確認でお尋ねしておきたいと思います。
「公民館の運営と改修の質問に」というくだりのところで、実行委員会形式の運営を研究しているという報告がありました。指定管理者とか民間委託ということであれば……、実行委員会形式ってちょっと聞きなれない内容だったので、事実確認及び内容の補足をお願いします。
それから、給食センターの食器に関するところで、割れた食器は強化磁器に移行していくというくだりがありました。現状では既に強化磁器食器を導入していると思うんですが、強化磁器食器の中のさらに割れにくいものといいますか、頑丈なものというか、そういう意味なのか。移行していくということは、大きな意味では移行しているわけで、ちょっとそこのところは誤解がないようにしたほうがいいんじゃないかと思うので、ちょっとその点です。
それから、配食サービスのくだりのところなんですが、安否確認は単に一つ付加されたものであるなどと回答があったということなんですが、この配食サービス、長年の希望の中で実現したときに、安否確認というのは、実はただ単にお弁当を届けるだけじゃなくて、重要な目的の要素として確認されたと思うんですが、この時点でただ単に一つ付加されただけということが、その言葉だけが先行すると、ちょっと本来の趣旨と違うんじゃないかと感じますので、何かそういういきさつがあったのか、補足をお願いできればと思います。
15 ◯議長(矢野 治男君) 文教厚生委員長。
16 ◯文教厚生委員長(黒木 淳君) まず、最初の公民館の関係の実行委員会という御質問、これは、実行委員会形式というのは、あくまでも公民館の維持管理とか運営ではなくて、市民ゴルフ大会についての実行委員会がどうだろうかということになっています。委員の質問に対しての執行部からの回答でございました。
二つ目の給食センターの磁器の関係です。これは、結構破損することが多かったのですけれど、今度磁器になってかなり破損率が少なくなっております。しかし、やっぱりかなり重たいというようなこともありまして、やっぱりどうしても破損が大きいという事実がありまして、その分についてはある程度強度がある磁器に当然変えていくということで、今までの磁器、食器関係はかなり弱かったんでしょうけど、基本的に強化した磁器に移行するというような執行部からの説明でございました。
もう一つは、三つ目の配食の関係です。「単に安否確認」ということですけど、最終的には、担当課としてはそういう回答ではありましたけど、当然この安否確認をするには、この配食の担当者の方が前任者の配食業者と約3カ月間か4カ月間ぐらい打ち合わせしましてから、1件1件弁当は置く場所も違います、このようなこととか、あるいは要するに1件1件の状況が違いますので、何か大変だったときのことも経過でお話がありましたが、最終的には、あくまでも配食サービスというのは、いろいろと質問等は確かにありました。安否云々ということ。しかし、担当課としては、あくまでも安否確認というのは、配食サービスの一環、この一部であるという回答でございました。
17 ◯議長(矢野 治男君) 奴間君。
18 ◯議員(3番 奴間 健司君) 全体として恐らく短くまとめたので、十分正確にというか、伝わらないものがあったんじゃないか、さっきの実行委員会形式というのは、公民館の運営と改修の質問にという流れの中で出てくるものですから、まさか市民ゴルフ大会とは読み取れなかったので、ちょっとやっぱり縮め過ぎなのかなという感じはしています。
安否確認の件は、一つの要素であるっていうんならあれだけど、単に一つ付加されたものであるという表現は、付加されたんじゃなくてもともとの目的であって、それだったら目的を達成できてるかどうかということは肝心な議論のテーマなんですけども。ちょっと委員長、今の説明ではさらに誤解が広がるかなという危惧、これは執行部の名誉のためにも、安否確認は重視した要素であるというのが正確ではないかなと思いますが、もう1回何か補足いただければと思います。
それとあわせて、これはやや細かい話になるんですが、介護保険制度の改正の中で、要介護1が二つに分かれたがという何げない表現があります。大きく言うと介護保険、介護予防になるんですが、要介護1の方が要介護1にとどまるケースと要支援1、2に分かれるケースがあるわけですね。それで非常に悲喜こもごもな現実があるわけです。ですから、恐らくこれも多分縮めて報告したのでそうなったんだろうとは思うんですけども、やはりこれは非常に介護保険の利用者にとっては切実な問題なので、正確さを期して報告していただければと思いますが、その点について何かあれば補足といいますか、委員会での審議を正確に伝えていただければと思います。
19 ◯議長(矢野 治男君) 委員長。
20 ◯文教厚生委員長(黒木 淳君) まず、配食の関係です。安否確認が、付加という内容ですけど、この配食の目的というのは食の自立が目的です。食の自立に向けての配食サービスなんですけど、確かにそのあたりが、執行部が付加という言葉を使われまして、確かに大きな要素ではあると私も認識しております。
そしてまた、次の介護保険の関係です。要支援1、2の関係です。つまり、要介護1が要支援1と2に分かれております。これも、介護保険というのは、御存じのとおりあくまでも自立が目的でございます。そういう関係で法の改正により要支援1、2に分かれたわけですけど、やはり本人の自立を求めるためにこういうふうに分かれたと私も思っております。また、これにつきましては、認定につきましては担当課の職員、あるいはケアマネジャー等による詳細な説明をしまして、本人の了解を十分得ているというのが執行部からの報告でございました。
21 ◯議長(矢野 治男君) 奴間君。
22 ◯議員(3番 奴間 健司君) 終わりますが、できましたら今後、文教厚生委員会の中でさらに審議を深めていただけるように要望しておきたいと思います。
私も文教厚生委員会に2期いた関係で、やっぱり介護保険のこと、今委員長の言葉じりにこだわるわけじゃないんですけど、御本人に了解をいただいておるという言葉がありますが、これも認定審査会の決定で不服申請がない限りはそうなっちゃうんですね。本人の了解を得てるって、了解してない方もいらっしゃるんですよ。それは、委員長の個人的な認識ではなくて、委員会における審査の状況を正確に伝えていただきたいということを希望して終わっておきたいと思います。
23 ◯議長(矢野 治男君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
24 ◯議長(矢野 治男君) 質疑を終結いたします。
〔黒木議員・芝尾議員 自席に着席〕
25 ◯議長(矢野 治男君) 次に、市民建産委員長。
〔結城議員 登壇、松島議員 副委員長席に着席〕
26 ◯市民建産委員長(結城 弘明君) 市民建産委員会に議会閉会中の調査事項として付託を受けておりました所管事務調査の概要を報告いたします。
関係両部長等に出席を求め、7月31日、8月2日に調査をいたしました。
初めに市民課より、古賀市の人口について報告を受けました。平成19年6月末での古賀市住民基本台帳での人口は、男性2万7,527人、女性2万9,515人で合計5万7,042人、世帯数は2万1,497で、外国人人口は387人、209世帯となりました。
平成18年度の戸籍、住民票及び戸籍証明の交付件数の合計は、8万4,679件と報告を受けています。
平成18年9月末での法律相談は50件で、家族関係の相続に関するものが最も多く33件でした。平成18年10月から3月までの無料法律相談紹介状受付件数は194件で、平成19年6月末までは53件となっております。キャンセル待ちや法テラスの活用はなどの質問に、曜日と件数が限定され、多いときは近くの宗像センターを紹介しているとの報告があっております。
平成18年度「市民なんでも相談」は68件、平成19年度の3カ月では15件、その他の部門が多く、公園の整備管理、ホームレスの順となっています。相談件数が少ないがとの質問に、担当課ですぐわかるものは担当課を案内し、多岐にわたれば職員で対応しているとのことです。
次に受付案内では、国保年金課、市民課、市税課は毎月それぞれ3けたの受付件数で、市役所以外ではサンコスモ古賀が多く、平成19年度も同じ傾向にあるとのことです。
住民基本台帳カード交付件数は、平成18年度までの累計では793枚とのことです。
住民票の広域交付数は、古賀市発行が40枚で、古賀市民が他市町村で受けたのは70枚です。
その他、戸籍附表の不正請求の報告では、6月5日に廃業した行政書士による請求事件が発生し、翌6日に法務局に報告。6月18日に副市長、市民部長が粕屋警察署へ告発のための相談をし、6月20日に新聞4社に情報を掲載し、7月13日に部課長で詐欺罪、行政書士法違反の2件で告発するも、市の担当職員の不手際もあり、詐欺罪については受理できないとのことです。庁内では7月26日に再発防止のための職員研修を行ったとのことです。
委員からの、サンコスモ古賀の窓口など研修の範囲はなどの質問に、今後、本人確認や聞き取りの徹底を行い、マニュアルの整備など全庁的に考える必要があるなどの報告を受けております。市の関係職員に対しては、7月11日付で厳重注意や訓告の処分を行ったとのことです。
国保年金課では、社会保険労務士による相談窓口を7月17日から10月12日まで開設予定であり、7月17日から7月30日までの来訪者は44件であったとのことです。一般的年金相談や厚生年金、企業年金相談などがあり、2件記録漏れに関して第三者委員会への申し立ての方法の説明を行ったとのことです。
また、7月18日の年金記録確認の臨時窓口の来訪者は812人、うち窓口確認は335人であり、あとの477人は郵便回答であったとのことです。
後期高齢者医療保険制度についての記事を7月の広報こがに掲載したが、今後モニタリングし、内容の理解度について尋ねるとのことです。
その他、第3回定例会における老人保健特別会計、国民健康保険特別会計についての補正予算の概要説明がありました。
国民年金集計表、老人医療受給者、重度心身障害者医療受給者、母子家庭医療受給者、乳幼児医療受給者、児童手当支払い状況、児童扶養手当状況、特別児童手当受給者数、国民健康保険世帯数、被保険者数状況など9項目の人数と件数状況表の提示があり、委員からの短期証、資格証の交付状況や滞納者との接点は、また、健康状態の把握をしているかなどの質問に対し、昨年12月末で短期証326世帯、資格証185世帯で、平成19年6月末で短期証393世帯、資格証115世帯で、それぞれ400世帯、200世帯で推移しているが、発行は公平性の確保からやむを得ないと認識、交付の際当事者と相談しているが、健康状況の把握はしていないとの報告を受けております。
人権センター課より、古賀市人権施策基本指針策定について、平成18年5月30日より9回の審議会を経て、本年2月に答申が出され、その答申を踏まえ3月22日に指針案公表、
パブリックコメントを経て5月23日に古賀市人権施策基本指針を策定、今後、実施計画を9月をめどに策定するとの報告がありました。
7月1日から31日までの同和問題啓発強調月間における啓発のほか、7月27日の人権センター開設記念事業の報告があり、75人が参加、愛称を「With(ウィズ)」としたことを公表したとのことです。
住宅新築資金等貸付事業債権保持のための不動産競売が平成19年5月にあり、257万6,000円で売却、現在、配当の手続を行っているとのことです。
その他、人権センターでの相談件数は15件、市民交流室の利用状況は、4月から7月現在まで30件、うち市民団体8件とのことです。
委員より、人権センターでDVの相談はあるかとの質問に、古賀市では家庭支援室で、また、かすや地区女性ホットラインによる電話相談を受け付けているとの回答でした。
市民共働課による校区コミュニティ推進状況として、平成18年度は小野、古賀東、花見、千鳥の4校区での立ち上げ、平成19年度は7月1日に花鶴校区が準備会を、西校区は8月3日に準備会を設立予定。舞の里校区は、今年度が10周年に当たり、記念事業実施のため本年度は準備会設立のための協議を行う。また、青柳校区は代表区長の交代などで改めて説明会を開催するとの報告があっております。支援事業として、組織を立ち上げた校区には交付金を出しているとのことです。
(仮称)生涯学習推進本部の設置では、市民と行政との共働のまちづくりを目指し、生涯学習基本計画に基づき人材育成を実施し、その仕組みづくりとして地域自治の充実を目指した校区コミュニティづくりに取り組んでいるところで、庁内の一体的推進を図ることを目的に、庁内横断組織として本部を設置するとの報告を受けています。
男女共同参画週間の取り組み事業として、6月23日、中央公民館で集いを開催し、一行詩表彰や寸劇、熊本県立大学の石橋教授の講演に85名が参加したが、男女割合のデータはないとのことでありました。男女共同参画セミナーを10月から3月に開催予定で、市民公募のセミナー実行委員と共同で企画運営するとのことです。
団塊世代を対象に夫婦で乗り切るセカンドライフをメーンテーマに、夫婦のコミュニケーション、定年後のマネーライフ、介護の知識と実技、食と健康の4テーマを予定しているとのことです。
市職員の育児介護休暇の取得状況についての質問に、今はとられていない。課として男性の育児休業の推進を、職員には人事秘書課に働きかけるとのことです。
環境課より、平成17年、18年度と比較し、平成19年度6月現在のごみの総搬入量は減少傾向にあり、中でも家庭系不燃ごみ、事業系不燃ごみ、自己搬入可燃ごみが減少傾向で、自己搬入不燃ごみは2ないし3年増加傾向にあり、原因として粗大ごみの有料化が影響視されるとのことです。
分別収集品目別重量についても全体的に減少傾向で、特に金物の減少が大きい。原因として平成18年1月からの粗大ごみの有料化で、分別金物として搬出できなくなったためと考えるとのことです。ペットボトル、プラスチック、発泡類、その他包装類は増加傾向にあるとのことです。古紙類集団回収については減少傾向で、原因としては平成17年度からの庁舎内駐車場での古紙類の回収と思われます。平成19年度はエコロの森で回収しております。生ごみ堆肥化容器及び生ごみ処理器、平成18年度実績は前年と比べていずれも減少傾向であるとのことです。
委員から分別の目的、効果、行方についての質問に、古賀清掃工場において正確にリサイクルされていると認識し、効果や環境への負荷データはないとのこと。また、ごみ減量目標数値は、古賀市環境基本計画か古賀市ごみ処理基本計画の数値目標かの質問に、古賀市環境基本計画と整合性を図っていきたい。環境課と清掃工場との協議は、月1回やっているとのことです。
平成19年度事業は、環境衛生関係で身近な環境問題について講演。さらに、エコライフDAYは教育委員会と連携、協力しながら平成19年12月16日の予定。
蓄犬対策関係で狂犬病注射を平成19年5月22日から25日に行い、944頭接種したとのことです。
公害対策関係では、水質検査、騒音測定を予定。海水域は4カ所行い、おおむね良好で、河川水は年4回で現在実施中。騒音は年末予定とのことです。
清掃事務関係では、ラブアース・クリーンアップ2007を6月10日行い、412名の参加があったが、環境美化行動は台風4号の影響で中止となったとのことです。ごみ減量推進関係で、庁舎裏分別収集が平成18年度に終了したことに伴い、エコロの森で実施し、実績では新聞紙6,630キロ、前年比49%、雑誌7,540キロ、前年比71%、段ボール2,420キロ、前年比53%、古布2,540キロ、前年比49%の報告がありました。
委員より、エコロの森に移動した後の分別量と市民への対応は、量の比較は、4月60%、5から6月は73%で、中止後の問い合わせやごみ放置はないとのことです。
古紙類保管庫設置事業では、JA粕屋に設置、平成19年5月より実施。今後、設置場所をふやすかについては、某店舗から内諾を得ているので、今後も呼びかけていきたいとのことです。
次に、海津木苑関係の平成19年度工事関係では、沈殿槽塗装、コンベアー点検、計装器整備、流量計交換、曝気槽一部交換、掻寄機類点検、ブロワーなどの点検整備、以上7項目を計画しているとのことであります。
次に建設産業部、部長より、ホームページで公表分で、参考として平成19年度公共工事発注予定調書一覧表(産業振興課、建設課、下水道課、水道課、浄水場)を参照し、説明を受けました。
産業振興課では、農業委員会活動について説明を受け、6月24日に農業委員と認定農業者との意見交換会を行なったとのことです。
次に、農業委員会だより第8号を発行、タマネギ栽培、女性農業委員レポートや農業女性、若手農業者紹介など掲載しているとのことです。
学校給食への地場農産物の納入については、農業委員会で給食用タマネギ栽培を行い、その収穫は12トンで、そのうち給食用に5トン納入した。委員からは、5トン供給は必要量を満たしているのか、残り7トンの行方はなどの質問に、給食用は年間24トン必要であるが、保管ができないため民間の業者へのカット野菜などとして卸したとの報告がありました。
産業振興課所管事業として、小山田寺浦ため池改修工事で、前年度繰越明許ですが完了しております。防災対策費で西山訓練場周辺障害防止事業「尾花木場渓流床固工新設工事」進捗率が40%、松食い虫対策事業費では、古賀市海岸防風保安林区域内を福岡県森林組合連合会が地上散布を5月26日、27日で完了したとの報告。委員からは、事業が出たら森林組合連合会が請け負うのかとの質疑に、入札で決定しているとの報告があっております。
農業振興地域整備促進事業費は、今年度基礎調査など委託199万5,000円で、九州環境管理協会に発注済みで、平成20年3月完了予定とのことです。
活力ある高収益型園芸産地育成事業に対し、今回、小竹地区の認定農業者が防除機、乗用草刈機を合計420万円で導入に対し、市補助金は66万6,000円であるとの報告がありました。
次に商工振興室では、平成19年度無料職業紹介所、4月から6月の状況では、3カ月で計68名のあっせんが成立した。古賀市内42名、市外は26名で、求人件数は76名で求職者は158名。
委員より、モラルの問題で、企業との対応や広報の仕方について質疑があり、事業者より断られたとき、窓口としてそのフォローは行っていない。広報については行事予定表に掲載し、または商工会との交流時にパンフレットを流しているとの報告があっております。
商工会関係では、7月21日、古賀駅前商店街を中心に土曜夜市が開催され、徐々にではあるが商店主の参加意欲が出てきたと評価しているが、委員より、参加出店数が少ないのではとの質問に、今までは商工会主体であったが、去年、ことしは新町、栄町の商店主が自発的に張り切っておられるとのこと。
地域活性化対策委員会では、市制施行10周年記念事業の取り組みとして、11月4日のまつり古賀に合わせ記念パレードとステージイベントを球技場と市役所前駐車場で開催予定。その参加募集を行っておりますとの説明があっております。
観光協会では、5月19日、古賀グリーンパークにて古賀市食品フェアが開催され、市内業者と市内団体によるバンド演奏などで市民との交流が図られた。7月に古賀テレビが開局され、市の歴史やイベントの紹介を市内3カ所のモニターで放映されたなどの説明がありました。
消費生活相談窓口の状況では、平成19年4月から6月で70件との報告があっております。
都市計画課では、平成19年度一般会計8款4項1目都市計画総務費で、古賀市都市計画基礎調査業務委託として、財団法人九州環境管理協会へ504万円で委託するもので、平成20年2月28日完了予定とのことです。これは、都市計画法第6条に基づき、土地利用、都市施設等の現況を把握し、結果を都市計画に活用するものと説明。委員からは、業者決定の方法はとの質問に、実績ある10社を指名し、競争入札を行ったとの説明があっております。
JR新駅について、平成19年3月28日、まちづくり交付金事業の承認を受け、JRと駅舎位置の協議をしていて、近々確定します。その後、駅周辺整備の測量設計を今年度中に行うとの説明を受けております。
準都市計画区域の指定について、福岡県は本年11月末を目途に、県下全域の
都市計画区域外を一斉に準都市計画区域に指定する意向を持っていて、敷地面積3,000平米以上での宅地開発は開発許可が必要で、新築及び面積10平米以上の増改築については、建ぺい率、容積率も法律で定められた建築確認申請が必要になりますとの説明がありました。
委員より、指定に伴い古賀市の担当課の事務量がふえるのではとの質問に、現在、区域外は県土木事務所へ本人の直接届けとなっておりますが、通常建築確認申請であり、量はふえるが事務内容的には大きくならないと考えておりますとの説明を受けております。
また、実質3,000平米以上は調整区域の取り扱いになると理解するが、また短期間のため広報はどのようにするのかの質問に、市もそのような誤解を懸念しており、準都市計画区域に指定されると調整区域になるのではなく、今まで1万平米以上の開発行為は県知事許可が必要であるのを、今回は3,000平米以上に、また住宅建築、増改築については届出で済んだものが、10平米以上は確認申請がいりますよと厳しくなった。市としても決定前に県への意見を申し述べることになると思う。市としてもあらゆる場面で周知したいとの説明があっております。
また、早急な県の進め方に戸惑いがあるが、担当課として4カ月のタイムスケジュールを早急に練り上げるようにとの要望が出ております。県が急に出してきたのはなぜなのか、その目的は何なのかについての質問には、都市計画法の改正で区域外への大型店舗の進出に規制をかけ、中心市街地の活性を図るなど、考え方の変更との説明を受けております。
その他、委員より、千鳥が池のひしの実の処理と公園の草刈りについて。ひしの実は9月と10月に除去したい。1,000平米以下のコミュニティ公園についての草刈りは、今まで地元で慣習的に行ってもらっている。予算化は無理であるとの説明がありました。
次に建設課土木係より、平成19年度一般会計8款2項3目道路新設改良単独事業として、青柳15号線道路改良工事、青柳敷地内、請負業者伸和産業、請負金額1,207万5,000円、平成19年9月21日完了予定でございます。進捗率は30%。関連して神田の迂回道路整備も進行中。
栗原・水上線道路改良工事測量設計業務委託、新原・筵内内、請負業者西鉄シー・イー・コンサルタント、金額は630万、平成19年7月31日法線完了した。8月、警察と協議。予定、来年度から国の採択を受けて5年程度で歩道整備をしたいということでございます。
8款2項5目地方道路整備臨時交付金事業として、京田・馬渡線道路改良工事、青柳地内、これは都市計画街路でございます。博栄建設工業、1億384万5,000円、平成20年2月29日完了予定、進捗率10%程度。本件は高金額であり、分離発注ができなかったのかとの質問に、建築、土木ともすべきものはしているが、今回は物理的にできなかったとの説明があっております。
次に、8款4項5目街路整備事業として、平成18年度国庫補助事業浜大塚線用地測量業務委託、これは繰越明許、日吉地内、396万9,000円、都市計画街路、土地家屋調査士嶋田和重、平成19年8月31日完了予定でございます。
次に、平成19年度国庫補助事業浜大塚線物件調査業務委託、これも繰越明許、日吉地内物件調査5件、株式会社大陸総合コンサルタント546万で請け負い、平成19年9月28日完了予定でございます。調査の補償内容はとの質問に、引き移転や家屋の建てかえ、塀などもろもろが補償になるとのこと。
建築係より、平成19年度土木一般会計8款6項2目、住宅建てかえ事業(補助事業)について、市営住宅林田団地建てかえ事業でございます。概要としましては、全24戸、それに集会場1棟、請負業者三輪工務店、2億4,869万2,500円、平成20年2月20日完了予定でございます。
次に、電気設備工事、機械設備工事、外構工事、それから2期工事管理業務委託、これは桂総合設計事務所、488万2,500円で請け負っております。
平成19年度民生費一般会計として、3款1項7目障害者福祉費、補助事業施工中1件、(仮称)障害者生活支援センター増築工事設計管理業務委託、旧五楽保育所跡増築、甲山建設設計事務所、101万2,500円、平成19年11月30日完成予定でございます。これは、障害を持つ小学生から高校生四、五名の一時預かりで、約90平米の鉄骨平屋建ての設計、平成19年度教育費一般会計10款3項5目大規模改造事業といたしまして、古賀中学校管理棟改築工事設計管理業務委託、補助事業施工中1件、概要諸手続申請代行工事管理、改築述べ床面積は1,800平米程度でございます。
次に、平成19年度県事業工事箇所11カ所の説明を受けております。主なものとして、国道495号線、それから町川原・福岡線、町川原・赤間線、筑紫野・古賀線、清滝・古賀線、古賀海岸飛砂撤去、次に河川しゅんせつ新規事業として国道495号線天神部分、清滝・古賀線の2件が出ていると説明があっております。
委員より、筑紫野・古賀線は、本年度測量に入るが、買収はまだということなのかの質問に、地権者には通知済みで、地権者に承諾を得て現地に入らせていただくことになる。
大根川しゅんせつは、清滝まで終了し、谷山川が堆積している。工事箇所は県と協議するとの説明。
下水道課より、公共下水道事業特別会計2款1項1目下水道建設事業費の補助事業5件、工事、委託についての内容説明がありました。
一つ、古賀終末処理場ボイラー機械設備更新工事、繰越明許でボイラー2基、請負はヒラカワガイダム、8,736万、平成19年11月20日完了予定。
次、古賀終末処理場機械設備更新工事、水処理脱臭、汚泥脱臭、脱硫、用水の各設備、九電工、2億370万の請負費用でございます。平成20年3月21日完了予定。
上記工事の関連で電気設備更新工事、これは正興電機製作所が8,085万円、平成20年3月21日完了予定でございます。
次に、新原汚水管渠工事、青柳建設、2,192万4,000円、平成19年11月30日完了予定、進捗率10%。
それから、古賀終末処理場機械電気設備更新工事設計業務委託、日本上下水道設計、平成20年2月15日完了予定。
次に、単独事業として施工中の5件について概要の報告がありました。花見東汚水管渠工事、古賀プラザ裏付近、平成19年11月14日完了予定。
古賀市公共下水道事業計画変更認可業務委託、古賀市全域を対象に平成20年3月24日完了予定です。これは、管渠埋設区域の拡大と市全域の汚水処理を再検討するための委託です。
それから、花見東汚水管渠工事測量設計業務委託、平成19年8月31日完了予定。
終末処理場機械電気設備更新工事に伴う施工管理業務委託、平成20年3月28日完了予定。
次に、過流式水面制御装置による夾雑物削減対策調査業務委託、スクリーン設置1基、これは平成19年11月30日完了予定でございます。
市内業者について、管渠工事は市内業者が行っており、ほかの業者の詳細は不明との説明があっております。
農業集落排水事業について、町川原・谷山地区施工中4件、谷山汚水管渠工事、第4、5、6工区、繰越明許で平成20年2月20日完了予定でございます。委員より、工事の進捗に懸念があるとの質問に、採石場と谷山住民との調整で遅滞が発生するのではとのこと。課としては、平成19年度内に完了との説明があっております。
町川原汚水管渠工事、第1工区、現年度発注分で説明会準備中、平成19年11月30日完了予定。また、今後、青柳地区の事業はどうなるのかとの質問に、町川原・谷山地区は平成22年度に終了予定で、次回の地区は決めていない。これは同意事業で、同意率の高い地区から進めるとのことです。
合併処理浄化槽設置整備事業については次のとおりです。
交付金事業、計画箇所39件、補助金交付決定済み20件。単独事業、計画箇所6件、補助金交付決定済み2件。
水道課浄水場係については、工事及び委託の進捗率についての説明を聞いております。給配水管漏水調査委託、平成20年3月21日完了予定、進捗率80%。公共下水道新原汚水管渠工事に伴う配水管敷設がえ工事、平成19年7月21日完了。花鶴丘一丁目配水管改良工事、第1工区、平成19年9月10日、進捗率90%。浄水場関連施設運転管理業務委託、3年目の委託でことしが最後の年となります。次に、塩素注入設備保守点検業務委託、配管分解整備で平成20年2月8日、進捗率30%。次に、水質検査業務委託、浄水、原水、一般等総数138検体、平成20年3月25日完了予定。汚泥処理委託、12池中7月末まで2池搬出、単価は1池で9万5,550円。運搬、7月末220トン中43.12トン、単価6,300円。宇部興産にて処分。7月220トン予定のうち43.12トンが処理済み、単価6,300円。次に、汚泥脱水機点検業務委託で定期点検、ポンプ整備、平成20年3月25日完了予定、進捗率35%。
その他工事請負として、薬品注入設備築造工事(建築)が完了し、完了に伴う電気工事、機械工事の進捗率は30から50%であります。その工事施工管理業務を日本水工設計に委託との報告を受けております。
委員より、浄水場の事故や防災の備え、警備強化をすべきとの注文があり、担当者より、ブザーや監視カメラで対応しているが、門付近は道路拡幅計画に伴い、来年には網を張るなどを考えている。また、看護大学開設に伴い、11月には給水ができるように、8月ないしは9月工事にかかる予定であります。福岡東医療センターへの市の給水も徐々ではありますが、増加回復傾向にあるとの報告があっております。
以上、市民建産委員会で調査しました内容についての報告を終わります。
27 ◯議長(矢野 治男君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
28 ◯議長(矢野 治男君) 質疑を終結いたします。
〔結城議員・松島議員 自席に着席〕
29 ◯議長(矢野 治男君) 以上で諸報告を終わります。
ここで暫時休憩いたします。再開は11時10分から行います。
午前10時55分休憩
………………………………………………………………………………
午前11時10分再開
〔出席議員19名〕
30 ◯議長(矢野 治男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
これより審議に入ります。
────────────・────・────────────
日程第4.第55号議案 専決処分について〔平成19年度古賀市老人保健特別会計補正予算(第1号)について〕
31 ◯議長(矢野 治男君) 日程第4、第55号議案平成19年度古賀市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、専決処分につき承認を求める件についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
32 ◯市長(中村 隆象君) 第55号議案平成19年度古賀市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、概要の説明をいたします。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,080万6,000円を追加いたしております。これは、平成18年度社会保険診療報酬支払基金からの医療費交付金の精算に伴う超過額について、平成19年8月10日を期限として返納する必要から、去る平成19年8月7日付で専決処分をしたものでございます。
財源といたしまして、前年度繰越金を充当いたしております。
細部につきましては、財政課長に説明をさせますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
33 ◯議長(矢野 治男君) 詳細説明を財政課長。
34 ◯財政課長(青柳 茂君) それでは、第55号議案老人保健特別会計補正予算の専決処分(第1号)について説明をいたします。
まず、専決処分書の次のページの補正予算の条文を朗読いたします。
………………………………………………………………………………
平成19年度古賀市老人保健特別会計補正予算(第1号)
平成19年度古賀市老人保健特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,080万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ41億5,466万4,000円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表
歳入歳出予算補正」による。
平成19年8月7日専決
古賀市長 中村 隆象
………………………………………………………………………………
事項別明細書の歳出のほうから説明をいたします。5ページ、6ページをお願いいたします。
3.歳出、3款1項1目償還金、補正前の額に1,080万6,000円を追加いたしております。平成18年度の医療費交付金の精算に伴います超過額が発生したことから、社会保険診療報酬支払基金への返納金を追加するものでございます。
以上歳出合計、補正前の額41億4,385万8,000円、補正額追加で1,080万6,000円、合計の41億5,466万4,000円となっております。
続きまして、歳入の説明をいたします。前の3ページ、4ページをお願いいたします。
2.歳入、5款1項1目繰越金、補正前の額に1,080万6,000円を追加いたしております。前年度繰越金を追加するものでございます。
以上歳入合計、補正前の額41億4,385万8,000円、補正額追加で1,080万6,000円、合計の41億5,466万4,000円となっております。
以上、簡単でございますが、説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
35 ◯議長(矢野 治男君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
36 ◯議長(矢野 治男君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。直ちに採決いたしたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
37 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
よって、直ちに採決をいたします。第55号議案の専決処分の承認を求める件は、これを原案のとおり承認することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立18/18名〕
38 ◯議長(矢野 治男君) 起立全員であります。よって、第55号議案の専決処分につき承認を求める件は、これを承認することに決定いたしました。
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日程第5.第56号議案 政治倫理の確立のための古賀市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例
の制定について
39 ◯議長(矢野 治男君) 日程第5、第56号議案政治倫理の確立のための古賀市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
40 ◯市長(中村 隆象君) 第56号議案政治倫理の確立のための古賀市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案内容の説明をいたします。
郵政民営化法、その他の関係法令が公布され、平成19年10月1日から施行されること、及び証券取引法等の一部を改正する法律が公布され、平成19年9月30日から施行されることに伴いまして、条例の一部を改正するものでございます。
細部につきましては、総務部長に説明させますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
41 ◯議長(矢野 治男君) 詳細説明を総務部長。
42 ◯総務部長(木戸 一雄君) それでは、第56号議案政治倫理の確立のための古賀市長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例の制定について、細部の御説明をいたします。
改正内容につきましては、参考資料として新旧対照条文を添付しておりますので御参照お願いいたします。
第2条第1項第4号につきましては、郵政民営化法、その他の関係法令が公布され、平成19年10月1日から民営分社化に伴いまして、日本郵政公社の通常郵便貯金等がゆうちょ銀行に承継されることから、条文中の「郵便」の字句を削除し、条文を整理するものでございます。
第2条第1項第6号につきましては、証券取引法等の一部を改正する法律が平成19年9月30日に施行されることから、法律の題名が証券取引法から金融商品取引法に改まるため、条文中の「証券取引法」を「金融商品取引法」に改めるものでございます。
なお、この改正条例は平成19年9月30日から施行いたしますが、第2条第1項第4号の改正規定につきましては、平成19年10月1日から施行するものでございます。
以上で御説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
43 ◯議長(矢野 治男君) これより大綱質疑に入りますが、本案は後ほど審査のため総務委員会に付託いたしたいと思っておりますので、その旨承知の上、質疑をお受けいたします。
これより大綱質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
44 ◯議長(矢野 治男君) 大綱質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております第56号議案については、会議規則第39条の規定により、総務委員会に付託いたしたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
45 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
よって、第56号議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。委員長におかれましては、最終日の本会議において審査の結果の報告を願います。
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日程第6.第57号議案 古賀市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
46 ◯議長(矢野 治男君) 日程第6、第57号議案古賀市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
47 ◯市長(中村 隆象君) 第57号議案古賀市下水道条例の一部を改正する条例の制定について、提案内容の説明をいたします。
郵政民営化法、その他の関係法令が公布され、平成19年10月1日から施行されることに伴い、郵政事業が国の行う事業に該当しないことになり、占用に関する条文から「郵政事業」という字句を削除し、条文を整理することから条例の一部を改正するものでございます。
以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
48 ◯議長(矢野 治男君) これより大綱質疑に入りますが、本案は後ほど審査のため市民建産委員会に付託したいと思っておりますので、その旨を承知の上、質疑をお受けいたします。
これより大綱質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
49 ◯議長(矢野 治男君) 大綱質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております第57号議案については、会議規則第39条の規定により、市民建産委員会に付託したいと思っておりますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
50 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
よって、第57号議案は市民建産委員会に付託することに決定いたしました。委員長におかれましては、最終日の本会議において審査の結果の報告を願います。
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日程第7.第58号議案 古賀市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
51 ◯議長(矢野 治男君) 日程第7、第58号議案古賀市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
52 ◯市長(中村 隆象君) 第58号議案古賀市水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、提案内容の説明をいたします。
この条例改正は、住居表示実施のため古賀市久保の一部の区域及び名称の変更ということで、平成19年古賀市議会第1回定例会に提案し議決をいただきましたが、平成19年10月1日から変更することに伴いまして、関係条例の一部を改正するものでございます。
まず、第1条の古賀市水道事業の設置等に関する条例につきましては、別表の給水区域表に「古賀市新久保一丁目、二丁目の全域」を追加するものです。
次に、第2条の古賀市立学校設置条例、第5条の古賀市高齢者生きがいづくり支援センター条例及び第6条の古賀市学童保育所条例につきましては、その施設の位置がいずれも「古賀市久保739番地17」となっていることから、第2条及び第6条につきましては別表の位置を、第5条につきましては本文中の位置を、それぞれ「古賀市新久保二丁目1番1号」に改めるものです。
次に、第3条の古賀市立保育所条例につきましては、別表の久保保育所の位置「古賀市久保703番地」を「古賀市新久保二丁目3番23号」に改めるものです。
次に、第4条の古賀市立テニスコート設置条例につきましては、別表の古賀市立久保テニスコートの位置「古賀市久保755番地1の1」を「古賀市新久保一丁目755番地1の1」に改めるものです。
以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
53 ◯議長(矢野 治男君) これより大綱質疑に入りますが、本案は後ほど審査のため総務委員会に付託したいと思っておりますので、その旨を承知の上、質疑をお受けいたします。
これより大綱質疑に入ります。
薄君。
54 ◯議員(9番 薄 一昭君) これは質問というよりは要望ですが、よろしいですか。
55 ◯議長(矢野 治男君) 要望はちょっと……、大綱的質疑でございます。議案に対する大綱的質疑をお願いいたします。
56 ◯議員(9番 薄 一昭君) できません。
57 ◯議長(矢野 治男君) ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
58 ◯議長(矢野 治男君) 大綱的質疑を終了いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております第58号議案については、会議規則第39条の規定により、総務委員会に付託いたしたいと思っておりますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
59 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
よって、第58号議案は総務委員会に付託することに決定いたしました。委員長におかれましては、最終日の本会議において審査の結果の報告を願います。
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日程第8.第59号議案 平成19年度古賀市一般会計補正予算(第1号)について
第60号議案 平成19年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
第61号議案 平成19年度古賀市老人保健特別会計補正予算(第2号)について
第62号議案 平成19年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について
第63号議案 平成19年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第1号)について
第64号議案 平成19年度古賀市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について
第65号議案 平成19年度古賀市水道事業会計補正予算(第1号)について
60 ◯議長(矢野 治男君) 日程第8、第59号議案平成19年度古賀市一般会計補正予算(第1号)についてから第65号議案までの7議案は、いずれも平成19年度の補正予算であります。一括上程し、議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
61 ◯市長(中村 隆象君) 第59号議案から第65号議案までの平成19年度古賀市一般会計、及び特別会計の国民健康保険、老人保健、公共下水道事業、介護保険、農業集落排水事業、水道事業会計の各補正予算について、概要の説明をいたします。
まず、第59号議案平成19年度古賀市一般会計補正予算(第1号)について説明いたします。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ3,786万3,000円を追加いたしております。
歳出といたしましては、人事異動に伴う人件費の増減が主なものでございますが、2款総務費では、基金費で財政調整基金への積立金730万円、3款民生費では、後期高齢者医療制度対応システムの開発委託料871万1,000円、介護保険特別会計への繰出金1,653万9,000円、地域公民館の介護予防拠点に向けた改築整備に伴う地域介護・福祉空間整備等補助金300万円、(仮称)障害者生活支援センター建設に伴う外構等の増設工事で490万円、6款農林水産事業費では古賀ダムの維持補修工事220万4,000円、10款教育費では埋蔵文化財発掘調査事業として1,395万3,000円を追加いたしております。
歳入といたしましては、13款分担金及び負担金では、人事異動に伴う派遣職員の給与費負担金264万6,000円の減額、15款国庫支出金では地域介護・福祉空間整備等交付金の決定により300万円の追加、16款県支出金では、専修学校等技能習得資金等の支出金が確定したことにより84万6,000円の減額、18款寄附金では、福岡県宅地建物取引業協会東部支部より寄附をいただいたことから30万円を追加いたしております。また、19款繰入金では、平成18年度介護保険特別会計の精算により2,381万円を追加し、21款雑入では、埋蔵文化財の発掘調査費等として1,424万5,000円を追加いたしております。
続きまして、第60号議案平成19年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について説明をいたします。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ8,591万7,000円を追加いたしております。
歳出といたしましては、1款総務費では、後期高齢者医療制度に伴う国保税賦課、収納システムの改修業務として1,916万2,000円、3款老人保健拠出金では、医療費拠出金が確定したことにより5,345万6,000円、6款保険事業費では、ヘルスアップ事業の創設に伴い389万7,000円、9款諸支出金では、療養給付費国庫負担金の精算により返納金950万9,000円をそれぞれ追加いたしております。
歳入といたしましては、3款国庫支出金では、ヘルスアップ事業及び後期高齢者医療制度創設に伴う準備事業で382万円、4款療養給付費交付金で過年度分療養給付費の追加交付により2,141万9,000円、9款繰越金ではその他繰越金として6,060万5,000円をそれぞれ追加いたしております。
続きまして、第61号議案平成19年度古賀市老人保健特別会計補正予算(第2号)について説明をいたします。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ86万6,000円を減額いたしております。
歳出といたしましては、人事異動に伴う人件費の減額によるものでございます。
歳入といたしましては、4款繰入金で一般会計繰入金を減額措置いたしております。
続きまして、第62号議案平成19年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について説明をいたします。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ400万円を追加いたしております。
歳出といたしましては、人事異動に伴う人件費の追加及び1款総務費で過誤納金の還付として95万円、歳入に伴う措置として4款予備費で224万4,000円を追加いたしております。
歳入といたしましては、1款分担金及び負担金で開発に伴う受益者負担金として400万円を追加いたしております。
続きまして、第63号議案平成19年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第1号)について説明をいたします。
今回の補正は、保険事業勘定で歳入歳出それぞれ7,786万1,000円を追加いたしております。
歳出といたしましては、1款総務費及び3款は、人事異動に伴う人件費の増加によるものでございます。6款諸支出金では、平成18年度介護給付費確定に伴う国、県等への返還金3,747万6,000円、一般会計への繰出金2,381万円をそれぞれ追加いたしております。
歳入といたしましては、5款支払基金交付金で過年度分の介護給付費交付金として645万2,000円、8款繰入金で人件費の増加に伴う一般会計繰入金1,653万9,000円、9款繰越金では平成18年度決算に伴う前年度繰越金の確定により5,483万4,000円をそれぞれ追加いたしております。
続きまして、第64号議案平成19年度古賀市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について説明をいたします。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ87万1,000円を追加いたしております。
歳出といたしましては、人事異動に伴う人件費の増加によるものでございます。財源といたしまして、前年度繰越金を充てております。
続きまして、第65号議案平成19年度古賀市水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、人事異動に伴う人件費の補正が主なものでございます。
細部につきましては財政課長、及び水道事業会計につきましては建設産業部長から説明させますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
62 ◯議長(矢野 治男君) 詳細説明を財政課長。
63 ◯財政課長(青柳 茂君) それでは、第59号議案の平成19年度古賀市一般会計補正予算(第1号)について説明いたします。
まず、補正予算の条文を朗読いたします。
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平成19年度古賀市一般会計補正予算(第1号)
平成19年度古賀市一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,786万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳
出それぞれ155億503万4,000円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表
歳入歳出予算補正」による。
平成19年9月3日提出
古賀市長 中村 隆象
………………………………………………………………………………
次に、事項別明細書の歳出のほうから説明いたします。
今回の補正予算につきましては、4月1日付の人事異動に係る人件費関係及び共済組合掛金の改正に伴う補正が主なものでございます。このため、この人件費関係の詳細につきましては割愛させていただきたいと思います。つきましては、これ以外の補正分の説明を主にさせていただきたいと思いますので、御了承のほどよろしくお願いいたします。
それでは、歳出のほうから説明いたします。7ページ、8ページをお願いいたします。
3.歳出、2款1項1目一般管理費、補正前の額から1,972万4,000円を減額いたしております。2節及び3節につきましては、人事異動に伴う人件費関係でございます。4節のうち社会保険及び7節賃金につきましては、まちづくり交付金事業による嘱託職員の社会保険料の追加、及び嘱託職員の期間率調整による減、臨時雇いの賃金につきましては、職員の病気休暇等の代替職員による臨時雇い5人分の賃金の追加でございます。
8目基金費、補正前の額に730万円を追加いたしております。
次のページをお願いいたします。
今回の補正によります歳入の剰余金の措置として、財政調整基金へ積み立てるものでございます。
次のページをお願いいたします。
2款5項2目各種統計調査費、補正前の額から1万9,000円を減額いたしております。商業統計調査及び就業構造基本調査の委託金が確定したことに伴い、関係事務費を減額するものでございます。
15、16ページをお願いいたします。
3款1項3目後期高齢者医療対策費、補正前の額に871万1,000円を追加いたしております。平成20年4月から新たに後期高齢者医療制度が施行されるため、これに対応するシステム開発の委託を行うものでございます。
4目老人保健特別会計繰出金、補正前の額から86万6,000円を減額しております。人事異動に伴う職員人件費等の減による老人保健特別会計への繰出金を減額するものでございます。
5目介護保険費、補正前の額に1,953万9,000円を追加いたしております。国庫補助を受けての小山田区と花鶴丘二丁目3区の地域公民館の介護予防拠点に向けた改築整備補助として、地域介護・福祉空間整備等補助金並びに人事異動に伴う人件費等増加分としての介護保険特別会計への繰出金でございます。
7目障害者福祉費、補正前の額に541万4,000円を追加いたしております。15節では、五楽保育所跡地に予定しております(仮称)障害者生活支援センターの建設に伴い、テラス、駐車場、外構等の工事を増設するものでございます。
9目人権センター費、補正前の額から127万6,000円を減額しております。
次のページをお願いいたします。
7節賃金では、嘱託職員の通勤手当等の減、及び産休代替として臨時職員を予定していましたものの、不要となったことにより減額するものでございます。
10目隣保館費、補正前の額から523万8,000円を減額いたしております。7節では、嘱託職員の雇用期間の変更により賃金を減額するものでございます。
次のページをお願いいたします。
3款1項13目国民健康保険特別会計繰出金、補正前の額に7万5,000円を追加いたしております。人事異動に伴う人件費の増加による国民健康保険特別会計への繰出金を追加するものでございます。
次のページをお願いいたします。
3款2項5目地域子育て拠点運営費、補正前の額に231万2,000円を追加いたしております。7節賃金では、児童センターの嘱託職員の変動によるものでございます。
次のページをお願いいたします。
3款3項1目生活保護総務費、補正前の額に294万9,000円を追加いたしております。7節賃金では、保健士の嘱託職員の異動に伴い減額するものでございます。
27、28ページをお願いいたします。
6款1項5目農地費、補正前の額に61万9,000円を追加いたしております。19節では、干ばつ対策として新原地区五穀神ため池送水施設の運転に伴い、水道事業管理者への電気料負担金が発生したことによるものでございます。
6目灌漑ダム管理費、補正前の額に220万4,000円を追加いたしております。古賀ダムの農業用水メーター及び導水管漏水補修工事を追加するものでございます。
次のページをお願いいたします。
8款1項1目土木総務費、補正前の額から502万3,000円を減額いたしております。7節賃金では、嘱託職員の病休による減額でございます。
33、34ページをお願いいたします。
8款4項6目まちづくり交付金事業費、補正前の額に519万6,000円を追加いたしております。7節賃金では、まちづくり交付金事業に伴う嘱託職員を1名新規雇用するものでございます。
次のページをお願いいたします。
9款1項2目非常備消防費、補正前の額に60万5,000円を追加いたしております。8節では、消防団員の退職者が当初見込み数よりも増となったこと等により、当該退職報奨金の増額。19節では、団員等福祉共済掛金の単価減及び退職報奨金掛金の単価増により追加するものでございます。
次のページをお願いいたします。
10款1項2目事務局費、補正前の額に362万7,000円を追加いたしております。21節については、専修学校等技能習得資金の申し込みがなかったことにより減額し、23節については、今回貸与者がなく、債務者からの前年度返還金のみが生じたため、技能習得資金補助金返還金を追加するものでございます。
3項1目学校総務費、補正前の額に44万5,000円を追加いたしております。
次のページをお願いいたします。
11節については、福岡県宅地建物取引業協会東部支部より30万円の寄附があったことから、この寄附金を充当して中学校各教室に扇風機を設置するものでございます。
10款6項1目社会教育総務費、補正前の額に579万3,000円を追加いたしております。7節賃金では、地域活動指導員の嘱託職員の異動に伴い追加するものでございます。
2目公民館費、補正前の額から100万7,000円を減額いたしております。7節賃金では、中央公民館の嘱託職員2名の異動により減額するものでございます。
10款6項4目図書館費、補正前の額から158万5,000円を減額いたしております。
次のページをお願いいたします。
7節賃金では、図書館の嘱託職員の異動により追加いたしております。
10款6項5目文化財保護費、補正前の額から26万3,000円を減額いたしております。12節については、美明地区の歴史公園用地所得に係る不動産鑑定料を追加するものでございます。
次のページをお願いいたします。
10款6項10目埋蔵文化財発掘調査費、補正前の額に1,395万3,000円を追加いたしております。県道筑紫野・古賀線改良工事に伴う馬渡・束ケ浦第3次埋蔵文化財発掘調査及び福岡東医療センター建設工事に伴う流遺跡埋蔵文化財発掘調査に関する経費を追加いたしております。なお、財源につきましては開発者の負担によるものでございます。
次のページをお願いいたします。
12款1項1目元金、この目につきましては、補正額はありませんが、財源内訳の組み替えを行っております。8款6項1目の住宅管理費の人件費176万1,000円が減額になったことに伴い、長期債元金償還費の財源を一般財源から特定財源の住宅使用料に組み替えるものでございます。
以上歳出合計、補正前の額154億6,717万1,000円、補正額追加で3,786万3,000円、合計で155億503万4,000円となっております。
続きまして、歳入の説明をいたします。3ページ、4ページをお願いいたします。
2.歳入、13款1項1目総務費負担金、補正前の額から264万6,000円を減額いたしております。人事異動に伴う一部事務組合派遣職員の給与負担金を減額するものでございます。
15款2項2目民生費国庫補助金、補正前の額に300万円を追加いたしております。地域公民館の介護予防拠点に向けた地域介護・福祉空間整備事業に伴う交付金でございます。
16款2項5目教育費補助金、補正前の額から82万6,000円を減額いたしております。専修学校等技能習得資金事業による資金の申し込みがなかったことと、補助金の確定により減額するものでございます。
3項1目総務費委託金、補正前の額から2万円を減額いたしております。商業統計調査費及び就業構造基本調査費の委託金が確定したことに伴い減額するものでございます。
18款1項2目教育費寄附金、補正前の額に30万円を追加いたしております。福岡県宅地建物取引業協会東部支部からの寄附金でございます。
19款2項2目介護保険特別会計繰入金、補正前の額に2,381万円を追加いたしております。介護保険特別会計からの返納金としての繰出金を繰り入れするものでございます。
次のページをお願いいたします。
21款4項6目、補正前の額に1,424万5,000円を追加いたしております。埋蔵文化財発掘調査費で1,395万3,000円、及び消防団員退職報奨金等で29万2,000円を計上いたしております。
以上歳入合計、補正前の額154億6,717万1,000円、補正額追加で3,786万3,000円、合計の155億503万4,000円。
続きまして……。
64 ◯議長(矢野 治男君) 暫時休憩いたします。議員の方は、議案書を持って議員控室に入っていただきますようにお願いいたします。再開は13時30分をお願いいたします。
午前11時49分休憩
………………………………………………………………………………
午後1時40分再開
〔出席議員19名〕
65 ◯議長(矢野 治男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
ここで、現在の日程を一たん中止して、市長から提出されました第63号議案平成19年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第1号)について別紙のとおり撤回したい旨の申し出があっておりますので、第63号議案の撤回を日程に追加し、直ちに議題とすることに異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
66 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。よって、第63号議案の撤回を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
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追加日程.第63号議案の撤回
67 ◯議長(矢野 治男君) 第63号議案の撤回を議題といたします。
撤回理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
68 ◯市長(中村 隆象君) 第63号議案平成19年度古賀市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、誤字により事件撤回をお願いするものであります。これまで議案関係のチェックにつきましては、慎重に対応してきたところではございますが、今回このような事態を生じ、まことに申しわけなく思っております。今後、このようなことがなきよう一層職員への指示を徹底し、間違い等の防止に努めていく所存であります。
69 ◯議長(矢野 治男君) お諮りいたします。第63号議案の撤回は、承認することに異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
70 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
よって、第63号議案の撤回は承認することに決定いたしました。
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71 ◯議長(矢野 治男君) 日程第8、議題から第63号議案を除き、日程の中止を解きます。
引き続き説明を願います。
財政課長。
72 ◯財政課長(青柳 茂君) 第60号議案平成19年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。
朗読いたします。
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平成19年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
平成19年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,591万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳
出それぞれ54億4,613万2,000円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表
歳入歳出予算補正」による。
平成19年9月3日提出
古賀市長 中村 隆象
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事項別明細書の歳出のほうから説明いたします。5ページ、6ページをお願いいたします。
3.歳出、1款1項1目一般管理費、補正前の額に15万3,000円を追加いたしております。2節から4節及び19節の一部については、人事異動に伴う人件費の増減によるものでございますが、7節は嘱託職員の通勤手当の減によるものでございます。一般管理事務費の19節については、国保連合会の支部再編による研修会ほか負担金の増によるものでございます。
2目連合会負担金、補正前の額に9,000円を追加いたしております。県連合会の負担金算定に伴う平等割の単価が上がったことによるものでございます。
2項1目賦課徴収費、補正前の額に1,916万2,000円を追加いたしております。新たに導入されます後期高齢者医療制度に伴う国保税収納システムの改修業務の委託費用を追加するものでございます。
次のページをお願いいたします。
2款1項1目一般被保険者療養給付費、補正額はありませんが、財源内訳の組み替えを行っております。過年度療養給付費が、平成18年度の実績からして国に返還する状況となったことによるものでございます。
3款1項1目老人保健医療費拠出金、補正前の額に5,321万円を追加いたしております。老人保健医療費の保険者負担分の確定により追加するものでございます。
2目老人保健事務費拠出金、補正前の額に24万6,000円を追加いたしております。老人保健事務費の保険者負担分の確定により追加するものでございます。
4款1項1目介護納付金、補正前の額から26万9,000円を減額いたしております。介護保険の第2号被保険者の負担に係る保険者負担分の確定により減額するものでございます。
6款1項1目保健事業費、補正前の額に389万7,000円を追加いたしております。
次のページをお願いいたします。
生活習慣病を未然に防止し、将来の医療費の増加抑制を図ることを目的に、新たにヘルスアップ事業に取り組むもので、指導に当たっては専門的な機関に委託するものでございます。
9款1項3目償還金、補正前の額に950万9,000円を追加いたしております。過年度分の療養給付費負担金が確定したことに伴い、国からの超過交付額が発生したことにより返納するものでございます。
以上歳出合計、補正前の額53億6,021万5,000円、補正額追加で8,591万7,000円、合計で54億4,613万2,000円となっております。
歳入のほうを説明いたします。3ページ、4ページをお願いいたします。
2.歳入、3款1項1目療養給付費負担金、補正前の額から1,000円を減額いたしております。過年度療養給付費が、平成18年度の実績から確定したことにより減額するものでございます。
2項1目財政調整交付金、補正前の額に282万円を追加いたしております。ヘルスアップ事業に伴う特別調整交付金でございます。
2目開発費補助金、補正前の額に100万円を追加いたしております。後期高齢者医療制度に伴う国保税収納システムの改修に伴う補助金を追加いたしております。
4款1項1目療養給付費交付金、補正前の額に2,141万9,000円を追加いたしております。過年度分の退職者医療療養給付費交付金の交付確定に伴い追加するものでございます。
8款1項1目一般会計繰入金、補正前の額に7万5,000円を追加いたしております。人事異動に伴う人件費に係る繰入金を追加いたしております。
9款1項1目療養給付費交付金繰越金、補正前の額から1,000円を減額いたしております。療養給付費交付金の確定に伴い繰越金を減額するものでございます。
2目その他繰越金、補正前の額に6,060万5,000円を追加いたしております。その他繰越金を追加するものでございます。
以上歳入合計、補正前の額53億6,021万5,000円、補正額追加で8,591万7,000円、合計で54億4,613万2,000円となっております。
〔黒木議員 退席〕
続きまして、老人保健特別会計補正予算について説明いたします。
第61号議案平成19年度古賀市老人保健特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。
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平成19年度古賀市老人保健特別会計補正予算(第2号)
平成19年度古賀市老人保健特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ86万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出そ
れぞれ41億5,379万8,000円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表
歳入歳出予算補正」による。
平成19年9月3日提出
古賀市長 中村 隆象
………………………………………………………………………………
歳出のほうから説明いたします。事項別明細書の5ページ、6ページをお願いいたします。
3.歳出、1款1項1目一般管理費、補正前の額から86万6,000円を減額いたしております。人事異動に伴う職員人件費の減額によるものでございます。
以上歳出合計、補正前の額41億5,466万4,000円、補正額減額で86万6,000円、合計の41億5,379万8,000円。
歳入のほうを説明いたします。前のページをお願いいたします。
2.歳入、4款1項1目一般会計繰入金、補正前の額から86万6,000円を減額いたしております。歳出の人件費相当分を減額いたしております。
以上歳入合計、補正前の額41億5,466万4,000円、補正額減額で86万6,000円、合計の41億5,379万8,000円。
〔黒木議員 着席〕
続きまして、公共下水道会計の説明をいたします。
第62号議案平成19年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。
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平成19年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
平成19年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ400万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞ
れ20億1,324万7,000円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表
歳入歳出予算補正」による。
平成19年9月3日提出
古賀市長 中村 隆象
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歳出のほうから説明いたします。事項別明細書の5ページ、6ページをお願いいたします。
3.歳出のうち1款1項1目、2款1項1目及び2款1項2目につきましては、人事異動に伴う人件費の補正でございます。
1款1項4目賦課徴収費、補正前の額に95万円を追加いたしております。下水道使用料の過誤納付が判明しましたことから、過去の支払われた使用料等について還付するものでございます。
次のページをお願いいたします。
4款1項1目予備費、補正前の額に224万4,000円を追加するものでございます。今回の補正に伴う余剰財源を予備費に措置するものでございます。
以上歳出合計、補正前の額20億924万7,000円、補正額追加で400万円、合計の20億1,324万7,000円となっております。
歳入の説明をいたします。3ページ、4ページをお願いいたします。
2.歳入、1款1項1目下水道事業負担金、補正前の額に400万円を追加いたしております。凸版跡地の開発に伴う負担金を追加するものでございます。
以上歳入合計、補正前の額20億924万7,000円、補正額追加で400万円、合計の20億1,324万7,000円となっております。
続きまして、農業集落排水事業特別会計について説明いたします。
第64号議案平成19年度古賀市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。
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平成19年度古賀市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
平成19年度古賀市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ87万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出そ
れぞれ4億4,464万円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表
歳入歳出予算補正」による。
平成19年9月3日提出
古賀市長 中村 隆象
………………………………………………………………………………
事項別明細書の歳出のほうから説明いたします。5ページ、6ページをお願いいたします。
3.歳出、2款1項1目農業集落排水事業費、補正前の額に87万1,000円を追加いたしております。人事異動に伴う人件費の追加でございます。
以上歳出合計、補正前の額4億4,376万9,000円、補正額追加で87万1,000円、合計の4億4,464万円となっております。
歳入の説明をいたします。前のページをお願いいたします。
2.歳入、7款1項1目繰越金、補正前の額に87万1,000円を追加いたしております。前年度繰越金の確定により追加するものでございます。
以上歳入合計、補正前の額4億4,376万9,000円、補正額追加で87万1,000円、合計の4億4,464万円となっております。
以上で、一般会計及び特別会計の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
なお、水道事業会計につきましては、建設産業部長に説明をいただきます。よろしくお願いいたします。
73 ◯議長(矢野 治男君) 建設産業部長。
74 ◯建設産業部長(小河 武文君) それでは、第65号議案の平成19年度古賀市水道事業会計補正予算(第1号)について説明をいたします。
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平成19年度古賀市水道事業会計補正予算(第1号)
(総 則)
第1条 平成19年度古賀市水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(収益的収入及び支出)
第2条 予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を、次のとおり補正する。
収 入
第1款 水道事業収益、既決予定額11億3,717万4,000円、補正予定額、追加30万9,000円、計の
11億3,748万3,000円。
第2項 営業外収益、既決予定額6,266万6,000円、補正予定額、追加30万9,000円、計の6,297
万5,000円。
支 出
第1款 水道事業費用、既決予定額11億6,240万7,000円、補正予定額、減額の1,321万2,000円、
計の11億4,919万5,000円。
第1項 営業費用、既決予定額9億7,683万1,000円、補正予定額、減額の1,323万円、計の9億
6,360万1,000円。
第2項 営業外費用、既決予定額1億1,937万3,000円、補正予定額、追加1万8,000円、計の1億
1,939万1,000円。
(資本的収入及び支出)
第3条 予算第4条本文括弧書き中資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額「2億6,485万9,000
円」を「2億6,833万3,000円」に改め、当年度損益勘定留保資金「2億6,485万9,000円」を「2億
6,833万3,000円」に改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正する。
支 出
第1款 資本的支出、既決予定額6億1,551万8,000円、補正予定額、追加347万4,000円、計の6億
1,899万2,000円。
第1項 建設改良費、既決予定額4億4,353万7,000円、補正予定額、追加7万4,000円、計の4億
4,361万1,000円。
第3項 投資、既決予定額0円、補正予定額、追加で340万円、計の340万円。
(議会の議決を経なければ流用することができない経費)
第4条 予算第6条に定めた経費の金額を次のとおり定める。
科目、職員給与費、既決予定額1億2,977万2,000円、補正予定額、減額の1,201万2,000円、計の
1億1,776万円。
平成19年9月3日提出
古賀市長 中村 隆象
………………………………………………………………………………
事項別明細の7ページ、8ページをお願いいたします。
収益的収入及び支出、収入のほうの説明をいたします。
1款2項3目雑収益、既決予定額に30万9,000円を追加いたしております。その他雑収益といたしまして、五穀神ため池への送水の電力料として一般会計の収入を見込んでおります。
以上、1款水道事業収益、既決予定額11億3,717万4,000円、補正予定額30万9,000円を追加いたしております。計の11億3,748万3,000円となっております。
支出のほうに参ります。
1款1項3目総係費、既決予定額から1,323万円を減額いたしております。人件費の減によるものでございます。
2項営業外費用3目消費税、既決予定額に1万8,000円を追加いたしております。今回の補正で仮受消費税が仮払消費税よりも多くなったということで追加するものでございます。
以上、1款水道事業費用、既決予定額11億6,240万7,000円、補正予定額、減額の1,321万2,000円、計の11億4,919万5,000円となっております。
次のページをお願いいたします。
資本的収入及び支出、支出のほうでございます。
1款1項1目配水設備工事費、既決予定額に4万6,000円、それから3目浄水場事業費、既決予定額に2万8,000円、それぞれ共済納付金として追加するものでございます。
3項1目基金費、今回新しく340万円を追加するものでございます。水源開発基金等から生じます利子につきましては、3条予算で収入及び支出をそれぞれ計上いたしております。なお、この基金に利子を積み立てる場合は、この4条予算で計上するべきものでございましたが、当初予算計上ミスということで今回お願いするものでございます。
以上、1款資本的支出、既決予定額6億1,551万8,000円、補正予定額、追加の347万4,000円、計の6億1,899万2,000円となっております。
以上で説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。
75 ◯議長(矢野 治男君) 第59号議案から第63号議案を除き第65号議案までの6議案の質疑、討論、採決は、9月7日の本会議において行うことにいたしたいと思っておりますので、本日は大綱的質疑のみをお受けいたします。
これより大綱質疑に入りますが、大綱質疑は1議案ごとに行います。
まず、第59号議案平成19年度古賀市一般会計補正予算(第1号)の大綱的質疑に入ります。ございませんか。
前野君。
76 ◯議員(7番 前野 早月君) 議長より大綱的質疑というお言葉がありましたが、中日採決ということですので、少し、若干細かな質問になるかもしれませんので、そのときはお許しいただきたいと思い質問いたします。
まず、16ページの3款1項5目ですかね、ここにあります地域介護・福祉空間整備事業ということで、ちょっと聞き漏らしましたので、花鶴とどこか2地点だったと思います、整備の対象の場所がですね。ですから、どのような整備だったのかということの具体的な内容と場所をもう1回確認したいと思います。
それと、その下にあります19節の15細目の工事請負にあります障害者生活支援センターの建築工事外で、テラス、駐車場というような御説明がありましたが、場所を見ますと、たしか今駐車場などが非常に手狭ということが五楽の保育所のときから言われておりましたもので、ちょっと具体的な場所と、あらかじめこのことが予測できなかったということについての説明をお願いします。
それと、36ページの消防事務費ですね。ここで先ほど団員に係る退職報奨金だったと思いますが、退職者がふえたということの増額だったように理解しております。そうしますと見込みより多かったということですが、消防団への影響というか、それと団員の確保についての執行部の考え方なりを説明していただきたいと思います。予期せぬ退職者が多かったのではないかなと理解しておりますものですから、説明をお願いします。
それと、40ページにあります学校施設整備管理事務費の中にあります消耗品が、寄附による扇風機の設置ということでありましたが、これの台数と、それから扇風機をつけた優先順位というんでしょうか、そういうものについての何か基準なり設置場所について説明をお願いしたいと思います。
以上です。よろしくお願いいたします。
77 ◯議長(矢野 治男君) 保健福祉部長。
78 ◯保健福祉部長(渡 孝二君) それでは、まず私のほうから2点についてお答えをさせていただきます。
まず最初の16ページの5目介護保健費の中の地域介護・福祉空間整備事業の関係でございますが、これは財政課長が説明したかと存じますが、花鶴丘二丁目3区及び小山田区の2行政区からの協議があっておるところでございまして、今回内示をいただきましたところから予算計上させていただいておりますが、この工事内容につきましては、詳細に今から協議をやっていくわけでございますが、主に外部のスロープ、それと内部の段差の解消と手すり等の設置になろうかということで考えておるところでございます。
それから、2点目の7目障害者福祉費の15節工事請負費、この関係につきましては、先ほど財政課長のほうから説明したかと存じますが、駐車場、それからテラス等ということで申し上げたところでございますが、簡単に申し上げたところでございまして、今回、当初予算につきましては、国の補正予算によります特別事業の障害者自立支援基盤整備事業により予算計上をお願いしたところでございまして、今回の日中一時支援、それと支援センターの設置につきましては、行政、それからまた地域、それから関係団体、そしてまた委託先の事業所等と連携しながら、地域の中で障害児を見守り支えていこうということでございまして、その後当初予算の編成の後に、この4者、行政区も加えた詳細な設計をいたします中で、いろいろと完備するところも出てまいったところでございまして、多目的スペースという交流の拠点となります部分の一番ベターな間取りの仕方、あるいはシャワールーム、あるいは看護室の設置等々がもう少し完備する必要があろうということで設計をしてまいったところでございます。また駐車場につきましては、旧五楽保育所跡地でございまして、地元区のほうから送迎の駐車場の確保関係についても十分に対応してほしいということでございました。あそこの街路から入りました部分のほうに入り口があったわけでございますが、それから入りました右側に駐車場を設置するように予定をいたしておりまして、そういうところから今回やむなく490万円の補正をお願いしたところでございますので、どうか御理解をいただきたいと思います。
79 ◯議長(矢野 治男君) 総務部長。
80 ◯総務部長(木戸 一雄君) それでは、35ページ、36ページでございます2目非常備消防費のところの8節報償費の47万1,000円の増額の理由をお答えさせていただきます。
この件につきましては、先ほど財政課長が御説明いたしましたが、勤続年数の確定及び退団者の確定によるものでございます。当初見込みでは20人でございましたけれども、今回24人と確定したわけでございます。それに伴う補正です。
そしてまた、団員数の確保と申しますか、この件につきましては、私ども古賀市と、それから各分団を所管しております行政区等と十分なる協議をしながら、地域の防災、安全、そういった事柄が十分対応できるようなことで取り組んでおるわけでございます。
81 ◯議長(矢野 治男君) 教育部長。
82 ◯教育部長(矢野 博昭君) それでは、40ページになりますが、学校施設整備管理事務費、消耗品で扇風機ということで、これの優先順位はどうかということでお尋ねでございますけども、今回、扇風機は、小中学校ございますが、3中学校、1年から3年生のクラスが56クラスございます。そのクラスに配置したい、3台は予備としておきたいという考え方でございます。そういう中で、特に小学校のクラスにつきましても、幾らかは扇風機も入っていると、各学校で対応しているということを聞いておりますし、中学校がないということで、これを全クラスに今回、宅地建物取引協会東支部から贈られました寄附金を充てるというものでございます。
83 ◯議長(矢野 治男君) 前野君。
84 ◯議員(7番 前野 早月君) 御説明ありがとうございました。福祉関係の予算につきましては、地域介護・福祉空間整備事業、これにつきましても理解できました。2つで300万ですので、150万ずつ2カ所かなというふうに理解していることと、それから障害センターの設置につきましても、非常に行政区と話し合ってより充実したものになるという御説明と理解しましたので、ぜひともこの設備がやはり、恐らく近隣でも非常に注目される福祉施設になるというふうに期待しておりますことから、これについてはぜひ整備を充実していただきたいと申し添えておきたいと思います。
それから、消防団につきましても、行政区と市とで十分対応できるということでありますけれども、なかなか団員の確保は難しいとも聞いておりますことから、これからも鋭意努力していただきたいということをお願いしたいと思います。
それと、中学校の扇風機につきましては、この30万円の予算で56カ所、3台が予備とおっしゃいましたので、非常に安くできたのかなというふうに理解して、執行部の努力を非常に評価したいと思いますが、小学校につきましては、備品などから回すような予算編成のもとでなかなか進まないということも聞いておりますので、ことしのような酷暑が続きますと、2学期制によりまして8月の最後の週から学校が始まりますので、ぜひとも小学校へも寄附でなく古賀市の財源の中から、ぜひともいい環境でしていただきたいということを申し添えて、質疑にかえさせていただきます。ありがとうございました。
85 ◯議長(矢野 治男君) ほかに。
奴間君。
86 ◯議員(3番 奴間 健司君) 16ページのところで2点だけお尋ねしたいと思います。
一つは、後期高齢者医療対策事業費871万1,000円なんですが、当初予算では1,000万円計上していたかと思います。それで、大綱質疑的にお尋ねしようとするならば、いわばどのぐらい後期高齢者医療対策の準備のためにお金がかかるんだろうかということで、当初予算1,000万円で、早くも870万円を超す補正ということになります。今、全体像として、この後期高齢者、来年度導入に向けて、どれだけ古賀市がその準備のために費用がかかるのかという、そういったことを把握されているのかどうか、ちょっとお尋ねをしておきたいと思います。
それからもう1点は、その下の、今お尋ねがありましたけど、地域介護・福祉空間整備事業についてお尋ねしたいんですが、これは厚生労働省の交付金の説明書によると、地域密着型サービスの拠点、介護予防拠点、地域包括支援センター、生活支援ハウスなどが対象地域となると説明があり、ことしの2月にできている古賀市の補助金交付要綱の中には、やはり小規模多機能型居宅介護施設と、もう一つは介護予防拠点施設という二つの大きな施設を対象として、基準額1,500万円と750万円と定めています。
そういった趣旨から見て、決して悪いというわけじゃないんですが、今説明があったような2件の施設整備というのは、決してその目的の範疇の外にはないとは思うんですけども、本来の厚生労働省の説明や古賀市の補助金交付要綱の対象施設として定めた別表の規定から見て、どのような根拠に該当するのかということについて答弁を求めておきたいと思います。
87 ◯議長(矢野 治男君) 市民部長。
88 ◯市民部長(三輪 敏君) 16ページの後期高齢者の医療制度の関係でございますけども、当初、確かに言われますように1,000万を計上しておりました。この1,000万の中身につきましては、当然、これは平成20年度から始まるわけでございます。全体の費用の把握をしているかということでございますけども、今年度の一応準備としましてはこのシステム開発ということで、平成20年度からはこれに合わせます、今から予算を計上していく必要があると思います。
この補正のいきさつにつきましては、当然、被保険者の資格管理とか、保険料賦課決定を行う、これは福岡県の後期高齢者医療、広域連合に対しまして住基台帳、それから税情報等を提供するためのシステム開発、それから広域連合からも提供されます賦課情報等に基づき、納入通知書の作成、それから保険料の徴収、収納情報等の管理を行うシステム開発、それから特別徴収対象者の判定、年金保険者に対する特別徴収等の情報の作成等のシステム開発、委託料として1,000万円の予算計上をさせていただいておりました。
当初予算におきましては、制度に係ります細かい内容とか、ここに係りますシステムの仕様がまだ決まっていない中での見積もりによる予算を計上しておりましたが、今回システムに係る費用がこの時期になり判明いたし、最終的に1,871万1,000円ということでの開発委託料を要するということが判明いたしましたので、今回追加分として補正をお願いするものでございます。
89 ◯議長(矢野 治男君) 保健福祉部長。
90 ◯保健福祉部長(渡 孝二君) もう1点、地域介護・福祉空間整備等の補助金の関係、国の要綱を見据えられての御質問であろうかと存じます。この分につきましては、昨年の12月にも補正予算を計上させていただいております。その結果、12行政区で昨年度はこの拠点の整備をいただいたところでございまして、この折にも説明を申し上げたところでございますが、議員はこの場におられなかったものですから御承知おきないと思いますので、若干簡単に説明を申し上げます。ちょっと長い法律なんでございますが、これは地域における公的介護施設等の計画的な整備等の促進に関する法律、これに基づきまして、今回介護保険制度の改正を機といたしまして具現化された交付金事業でございまして、この分で地域の創意工夫を生かした地域空間の整備を目的といたしておるところでございます。これは後で見ていただければわかるかと思いますが、そして、とりわけ市町村につきましては、日常の生活圏域ごとの施設の有効な活用を図るべきということで、先ほど別表で言われましたように、750万円という限度額がございます。
しかしながら、私どもといたしましては、古賀市で市民の方が最も身近に御利用いただけますのが、各行政区に設置されております公民館ということで、ここのバリアフリー化を行うことによって、やはり高齢者の集える場所、介護予防の拠点として御活用いただくべく、こういう形での公募を行ったところでございます。今年度につきましては2行政区の整備の申し出があったことから、こういう形で拠点の整備を図らせていただく、この関係に対して補助金を出すということでございますので、御理解をいただければと存じます。
91 ◯議長(矢野 治男君) 奴間君。
92 ◯議員(3番 奴間 健司君) 先ほどの後期高齢者の件ですが、部長の答弁では1,871万何がしかがこの準備にかかわる全体財政規模であると、全体像であるということで答弁があったと受けとめましたが、介護保険でも経験してるんですが、なかなか国の、あるいは広域連合の方針が後手後手になって、次から次へと追加、追加で、こういうシステム会社とかコンサルだけが何かうまい汁を吸ってるんじゃないかと言いたくなるような現状があります。それが後期高齢者、決して安くない保険料が予想されているんですが、その保険料でそういった何千万ものシステム準備を賄うのか、それは国の責任できちっと地方に対して財政的支援があるのか、その辺がやっぱり心配されるところです。その辺は、こういった整備については決して75歳以上、後期高齢者の負担で賄うのではなく、国、県の財政的な措置で賄うのかどうか。その辺をもう1回答弁を求めておきたいと思います。
それともう一つ、地域介護・福祉空間の整備事業なんですが、各公民館が身近な施設でそこのバリアフリー化を図るというのはもちろん決して反対ではありません。ただ、どうも厚生労働省の説明、あるいは古賀市の補助金交付要綱によると、やはりグループホームとか地域密着型のサービスの基盤整備ということに本当はシフトが大きいんじゃなかろうかと。これ幸いとと言うと失礼な言い方かもわかりませんけど、公民館をさらにバリアフリー化するのにいい補助金があるので、それを使って公民館を整備すると、何かそういう嫌いが感じられるところなんですが、それはあくまで地域密着型のサービスの基盤整備というのが本来の重点ではなかろうかという立場からちょっとお尋ねをしているわけで、こうやって各公民館に使ってしまうと、肝心のグループホームや小規模多機能型の施設等に使おうと思ったとき、もう古賀市の割り当てはないということがなければいいがという立場でちょっとお尋ねをしておきたいと思います。その辺のどこに重点を置いた補助金の活用なのかということについて、もう1度、昨年12月にいなかった一人としてお尋ねしておきたいと思います。
93 ◯議長(矢野 治男君) 市民部長。
94 ◯市民部長(三輪 敏君) 歳入の件でございますけども、このシステム開発につきましては、当初予算で500万円を計上いたしております。私どもも非常に、今回合計して1,900万円弱の開発費がかかるということで、これに対して国の補助基準は1,006万8,000円ということで、これの2分の1ということで決まっております。そういうことで当初予算500万円を計上しているということで、残りの分につきましては、結果的には一般会計から出していただくということで、議員御指摘のようにその分が保険からかどうかということですけども、国民健康保険と同じようにこの医療制度につきましては、医療給付ということで保険料に補てんをするということですので、結果的にはこの一般会計からの繰り入れという形でお願いするような形になろうかと思っております。
95 ◯議長(矢野 治男君) 保健福祉部長。
96 ◯保健福祉部長(渡 孝二君) もう1点の関係につきましてお答えをいたしますが、この地域介護・福祉空間整備事業につきましては、介護保険事業計画の中と整合性を図っておく必要があるわけでございます。そうした中で、やはり今回制度改正によりまして、介護予防の重視型システムへの移行というところでございまして、介護予防拠点、それから地域包括支援センター、これらの事業についてもそういう形での補助が交付されるというところでございます。
それから、今、議員がおっしゃいますように、小規模多機能型居宅介護拠点、この分につきましても、介護事業計画の中で2カ所の予定、計画が上がってございます。それで、昨年度につきまして公募をかけておりますが、この関係につきましての応募がなかったということで、ことしも一応公募をいたしております。その中で1名と今協議をいたしておりまして、県につきましてもそれが調整が整えば、補助につきましては十分まだ余力があるので、ぜひそれにつきましては整備を行ってほしいとのことでございます。ただ、受け皿がないところにございましては、予算計上もできかねるところでございまして、その辺の受け皿がございましたらぜひまた予算計上をさせていただければということで考えております。
97 ◯議長(矢野 治男君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
98 ◯議長(矢野 治男君) 第59号議案の大綱的質疑を終結いたします。
次に、第60号議案平成19年度古賀市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての大綱的質疑に入ります。
奴間君。
99 ◯議員(3番 奴間 健司君) それでは、10ページのヘルスアップ事業委託374万7,000円について、大綱的にお尋ねをしておきたいと思います。これもちょっと改めて調べてみますと、ことしの6月6日に古賀市のヘルスアップ事業の実施要綱というのができているようで、これに基づく委託だと理解をしています。その中で、内容として4点ほど書かれているんですが、今回の場合は先ほどの説明で、生活習慣の改善というようなことが目的かと思うんですが、事業の対象者見込みなどについて、どの程度事前に織り込んで考えているのか。どんなところが委託先として対象となる得るのかということについてお尋ねをしておきたいと思います。
100 ◯議長(矢野 治男君) 市民部長。
101 ◯市民部長(三輪 敏君) 8ページのヘルスアップ事業の関係でございますけども、このヘルスアップ事業の内容でございますけども、今、議員御指摘のとおりでございます。ことし行います基本検診の結果によって、標準的な検診、それから保健士のプログラムに基づく保健士の対象者を、先ほど人数のことを質問されましたけども、動機づけ支援ということで、こういうレベルで一応70名、それから積極支援レベルということで、これは階層的にしたんですけど、これが25名ということで、合計95名を選定いたしまして、このような方々に、対象者ごとに改善に向けた計画を立てていただき、実行に際しまして保健士や運動指導士、栄養士など専門的な観点から支援を行いまして、6カ月後に個別評価及び事業評価を行うということでございます。
これにつきましては、私ども専門業者に委託をするように考えております。こういう実績のある方、それから今後のこの事業につきましては、平成20年からの特定検診の試行的な事業ということでございますので、私どもはこれの円滑な事業展開に向けまして、今回試行的に維持させていただきたいということで考えております。
102 ◯議長(矢野 治男君) 奴間君。
103 ◯議員(3番 奴間 健司君) 今、対象者のことをお尋ねしたんですが、合計で95名を見込んでいるということで、古賀市の健康づくりとしてヘルスアップ事業を行うということですが、少し、95名というふうに聞きますと、400万円近い予算で、これは国の補助等もあるとは思うんですが、やっぱりそういう100名にも満たない方の個別指導、個別支援ということでのこういった事業なんでしょうか。それとも、ミニ人間ドックとか基本検診で希望される方、年齢は40歳以上75歳未満というような限定はあるようですけども、希望される方に対して枠を広げていくような事業なのか、あらかじめ対象者が限定される事業なのか、それによってこの委託料の費用対効果が考えられると思うのでちょっとその辺を、限定つきなのか、少し必要に応じて拡大されるものなのかということについて答弁をお願いしたい。
また、その委託料のときにちょっと注意しなきゃいけないと思っているのは、もし見込みより大きくなったときには、こういった委託料というのは後で追加されるという可能性があるわけですけども、今回のこのヘルスアップ事業についてはこの予算の枠の中だけでやるという考えなのか、必要度が広がれば応じて委託料をアップしてでもやるという性格なのか、そこのところを答弁願いたいと思います。
104 ◯議長(矢野 治男君) 市民部長。
105 ◯市民部長(三輪 敏君) 今回のこのヘルスアップ事業につきましては、試行的事業ということで考えていますので、私どもの保健士の対象者をこちらから選定をさせていただくということで、この予算の範囲内、限定でということで考えております。
106 ◯議長(矢野 治男君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
107 ◯議長(矢野 治男君) 第60号議案の大綱的質疑を終結いたします。
次に、第61号議案平成19年度古賀市老人保健特別会計補正予算(第2号)についての大綱的質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
108 ◯議長(矢野 治男君) 第61号議案の大綱的質疑を終結いたします。
次に、第62号議案平成19年度古賀市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての大綱的質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
109 ◯議長(矢野 治男君) 第62号議案の大綱的質疑を終結いたします。
次に、第64号議案平成19年度古賀市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についての大綱的質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
110 ◯議長(矢野 治男君) 第64号議案の大綱的質疑を終結いたします。
次に、第65号議案平成19年度古賀市水道事業会計補正予算(第1号)についての大綱的質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
111 ◯議長(矢野 治男君) 第65号議案の大綱的質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております第59号議案から第63号議案を除く第65号議案までの6議案の質疑、討論、採決は、9月7日の本会議に行うことにいたしたいと思っておりますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
112 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
よって、第59号議案から第63号議案を除く第65号議案までの6議案は、9月7日の本会議において質疑、討論、採決を行うことに決定いたしました。
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日程第9.第66号議案 平成18年度古賀市一般会計決算の認定について
第67号議案 平成18年度古賀市国民健康保険特別会計決算の認定について
第68号議案 平成18年度古賀市老人保健特別会計決算の認定について
第69号議案 平成18年度古賀市公共下水道事業特別会計決算の認定について
第70号議案 平成18年度古賀市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の認定について
第71号議案 平成18年度古賀市介護保険特別会計決算の認定について
第72号議案 平成18年度古賀市農業集落排水事業特別会計決算の認定について
第73号議案 平成18年度古賀市都市計画公園用地取得事業特別会計決算の認定について
第74号議案 平成18年度古賀市水道事業会計決算の認定について
113 ◯議長(矢野 治男君) 日程第9、第66号議案平成18年度古賀市一般会計決算の認定についてから第74号議案までの9議案は、いずれも平成18年度の各会計の決算認定に関するものでありますので、一括上程し、議題といたします。
第66号議案から第74号議案までを一括して、提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
114 ◯市長(中村 隆象君) 第66号議案から第74号議案までの平成18年度古賀市一般会計及び特別会計の国民健康保険、老人保健、公共下水道事業、住宅新築資金等貸付事業、介護保険、農業集落排水事業、都市公園用地取得事業、水道事業の各会計における決算について説明いたします。
各会計の詳細につきましては、それぞれの決算書及び資料並びに監査意見書等で御承認願うことといたしまして、ここでは決算概要について説明いたします。
平成18年度は全会計で317億97万円を支出いたしました。
平成18年度はまちづくりの原動力とも言える人材育成をテーマに掲げ、まずは学校教育において基礎的な知識を確実に習得することに加え、確かな学力を身につけるため、小学校1、2年生においては少人数学級を実施、中学校1年生においてはいわゆる中1ギャップに対応するための2人担任制を実施、不登校や不適応の児童生徒に対する学校適応促進事業による支援、生涯学習の面からは、生涯学習リーダー塾の継続実施、青少年育成施策を総合的、体系的に推進していくため、関係機関等が連携していくための指針となる青少年プランの策定、児童の健全育成の観点からは、乳幼児から中高生まで子どもの居場所の提供を図る千鳥児童センターの建設、また、わくわく体験クラブ、ファミリーサポート事業、つどいの広場事業など家庭における子育て支援事業、その他乳幼児から青少年までの市民の健全育成の支援充実に努めてまいりました。
市の職員の人材育成としましては、職員みずからが自己の能力や改善点を見出し、自己啓発を促すことを目指した目標管理制度と人事評価制度の試行、人材育成基本方針にのっとった職員研修を継続的に実施し、さらには行政評価の制度定着を図るとともに、簡素で効率的な行政運営の構築に加え、地方分権時代にふさわしい自主、自立性の高い行政経営を目指した第3次行財政改革大綱の策定に取り組むなど、テーマ実現に努めました。
一方、事業面においては、公共施設の耐震補強のため、古賀東小学校体育館の全面改築工事、コミュニティ消防センターの建設と消防ポンプ自動車の配備、東西道路網としての京田・馬渡線の整備、JR古賀駅及び千鳥駅周辺の交通バリアフリー化の整備、筵内区、久保区、町川原区、谷山区における農業集落排水施設の整備、福岡東医療センター等の協力を得ての健康教室や健康市民講座の開催、健康増進計画の策定による元気な人づくり、総合的な人権施策の展開に向けた人権施策審議会の設置、小学校区単位のコミュニティの組織づくりに対する財政的支援など、それぞれの政策課題に対応するため、経費節減を図る一方、限られた財源の重点的かつ効率的な配分を図りながら、時代の変化に即した魅力的で活力あるまちづくりに努めてまいりました。
第66号議案の一般会計について説明をいたします。
歳入で、自主財源の根幹を成す市税は、前年度より3.8%増の60億9,400万円を収入いたしております。
また、三位一体の改革による本市における縮減額は、累計で12億7,300万円、税源移譲は縮減額の33.7%の4億2,900万円を収入いたしました。なお、地方交付税は4.3%減の32億4,500万円を収入いたしております。
特定財源では、街路整備事業、公営住宅建替事業、義務教育施設事業、その他の事務事業等に国庫支出金17億5,800万円、県支出金6億5,500万円を収入いたしております。その他、負担金3億4,800万円、使用料及び手数料2億4,800万円、財産収入で舞の里市有地売却等により9,100万円を収入いたしております。
普通建設事業を執行するための財源といたしまして、一般公共事業債、地域活性化事業債、公営住宅建設事業債、防災対策事業債、学校教育施設等整備事業債等2億1,500万円、恒久減税に伴う減税補てん債5,800万円、交付税の削減分を補てんする臨時財源対策債5億4,700万円を借り入れ、減債基金、庁舎等建設資金積立金、義務教育施設整備基金、財政調整基金等から7億7,600万円の繰り入れをいたしており、歳入総額164億円となっております。
歳出では、鹿部保育所建替事業、児童センター建設事業、市営住宅建てかえ事業、道路、街路等の生活基盤整備、農業基盤の整備、古賀東小学校屋内運動場の大規模改造事業などの投資的経費で、14億100万円を支出いたしております。
繰出金は、国民健康保険、老人保健、公共下水道事業、介護保険特別会計へ16億3,400万円、公債費は21億6,900万円を支出いたし、歳出総額159億2,500万円となっております。なお、翌年度に繰越明許費で3,300万円を繰り越しいたしますことから、実質収支は4億4,200万円となっております。
次に、第67号議案の国民健康保険特別会計について説明いたします。
平成18年度は、歳入総額48億4,200万円、歳出総額47億5,500万円で、差し引き8,700万円の黒字決算となっております。なお、一般会計からの繰り入れは前年度より32.7%増の4億6,900万円となっております。
歳出といたしましては、保険給付費で前年度より9.0%増の31億1,600万円、老人保健拠出金で0.6%増の9億8,400万円、介護給付費で3.9%増の2億6,000万円を支出いたしております。
財源といたしましては、国民健康保険税13億6,800万円、国庫支出金12億6,700万円、療養給付費交付金11億6,100万円を収入いたしております。
本会計の根幹をなす国民健康保険税につきましては、前年度より2.6%増となっておりますが、3億7,800万円の滞納があり、極めて厳しい財政状況にあることから、医療費と税負担に対する市民の理解を求め、滞納率の削減に努力するとともに、国に対しては制度の充実を要望いたし、健全財政の確立に努める所存でございます。
次に、第68号議案の老人保健特別会計について説明いたします。
平成18年度は、歳入総額43億3,800万円、歳出総額42億7,000万円で、差し引き6,800万円の黒字決算となっております。
歳出といたしましては、医療諸費で前年度より7.8%減の41億6,900万円を支出いたしております。
財源といたしましては、支払基金交付金22億8,900万円、国庫支出金13億3,300万円、県支出金3億5,100万円、一般会計から3億5,800万円を繰り入れいたしております。
次に、第69号議案の公共下水道事業特別会計について説明いたします。
平成18年度は、歳入総額22億4,100万円、歳出総額22億3,700万円で、差し引き400万円の黒字決算となっております。
本年度の主な事業といたしましては、終末処理場の機械設備及び電気設備更新工事の施工や、庄、花見、久保、千鳥第2及び南部処理分区の面的整備を行い、管渠延長で延べ5,688メートル、整備面積で17ヘクタールの拡大を図りました。
投資的経費で10億6,800万円、下水処理場管理費で3億2,500万円をそれぞれ支出いたしております。
財源といたしましては、受益者負担金5,500万円、下水道使用料7億3,600万円、国庫支出金3億6,000万円、下水道事業債6億6,000万円を借り入れ、一般会計から3億7,900万円を繰り入れいたしております。
次に、第70号議案の住宅新築資金等貸付事業特別会計について説明いたします。
この会計につきましては、平成8年度で貸付事業を終了し、貸付金の返還に関する業務を行っております。
平成18年度は、歳入総額6,700万円、歳出総額6,400万円で、差し引き300万円の黒字決算となっています。
歳出の主なものは、公債費6,300万円を支出いたしております。
財源といたしましては、県支出金700万円、貸付金元利収入1,600万円を収入いたしております。
次に、第71号議案の介護保険特別会計について説明いたします。
介護保険特別会計は、平成18年度から保険事業勘定と介護サービス事業勘定に区分しております。
平成18年度における要介護、要支援の認定状況につきましては1,397人で、要介護者975人、要支援者422人となっております。
平成18年度の保険事業勘定では、歳入総額23億5,800万円、歳出総額22億5,000万円で、差し引き1億800万円の黒字決算となっておりますが、翌年度への繰越明許費で1,200万円を繰り越しいたしますことから、実質収支は9,600万円となっております。
歳出といたしましては、保険給付費で20億6,900万円を支出いたしております。
財源といたしましては、介護保険料4億7,700万円、国・県支出金8億1,600万円、支払基金交付金6億3,900万円、一般会計等から3億9,200万円を収入いたしております。
介護サービス事業勘定では、歳入総額900万円、歳出総額800万円で、差し引き100万円の黒字決算となっております。
歳出といたしましては、介護予防サービス事業費で500万円、施設管理費で300万円を支出いたしております。
財源といたしましては、サービス収入900万円を収入いたしております。
今後とも本制度の理念を尊重し、将来にわたり円滑に運営していくために、被保険者の理解を得ながら、負担と給付のあり方を見きわめつつ、安定した財政運営の確立に努める所存でございます。
次に、第72号議案の農業集落排水事業特別会計について説明いたします。
平成18年度は、歳入総額5億9,500万円、歳出総額5億7,300万円で、差し引き2,200万円の黒字決算となっております。
主な事業といたしましては、筵内・久保処理区のマンホールポンプの整備と、町川原・谷山処理区における管渠延長5,968メートルの汚水管渠整備を行い、投資的経費で5億6,000万円を支出いたしております。
財源といたしましては、国・県支出金2億7,800万円、下水道事業債2億1,900万円を借り入れ、一般会計から4,200万円を繰り入れいたしております。
次に、第73号議案の都市公園用地取得事業特別会計について説明いたします。
平成18年度は、歳入総額1億500万円、歳出総額1億500万円となっております。
千鳥ケ池公園に隣接する国有地1万700平方メートルを取得するために借り入れた公共用地先行取得事業債の償還をいたすものでございます。
財源といたしましては、一般会計からの繰り入れが主な収入となっております。
次に、第74号議案の水道事業会計について説明いたします。
平成18年度末における給水人口は4万6,074人で、昨年度より365人増となっております。
配水量457万4,111立方メートル、有収水量429万2,993立方メートルで、有収率93.9%となっております。
収益的収支では、仮受消費税並びに地方消費税を除き、収入総額として9億6,400万円、支出総額として10億5,700万円であり、差し引き9,300万円の純損失となり、前年度繰越利益剰余金より補てんしたことから、当年度未処分利益剰余金は9,200万円となっております。このうち建設改良積立金として200万円の処分案を提出いたしております。
資本的収支では、収入総額で仮受消費税並びに地方消費税を除き2億100万円を収入いたしております。
支出の主なものといたしましては、改良工事として花鶴丘一丁目配水管改良工事外6件、第10期拡張事業として古賀サービスエリア及び筵内配水管布設工事外2件を実施し、企業債の元利償還等で支出総額が、仮払消費税並びに地方消費税を除き4億900万円となり、差し引き2億800万円の不足となりましたことから、過年度分損益勘定留保資金で補てんいたしております。
以上、提案しました各会計の決算概要を説明いたしました。御審議のほどよろしくお願いいたします。
三位一体の改革等、極めて厳しい財政状況のもと、議会の御指導をいただきながら、日本一住みたいまちづくりを目指し、今後とも健全財政を基本として、限られた財源の重点配分と経費支出の効率化に徹し、節度ある行政運営に努めていく所存であります。
最後に、今後とも議会の御支援、御協力をお願い申し上げまして、平成18年度決算の概要説明を終わらせていただきます。
115 ◯議長(矢野 治男君) 次に、監査委員から決算意見書の提出があっておりますので、代表監査委員から決算審査の結果についての報告を願います。
舩越代表監査委員。
〔舩越監査委員 登壇〕
116 ◯監査委員(舩越 喜荘君) 平成18年度の決算審査結果の報告をいたします。
地方自治法及び公営企業法の規定により、市長から審査に付されました平成18年度古賀市一般会計、国民健康保険特別会計外6特別会計及び水道事業会計並びに基金について、平成19年7月5日から同月25日までの間、監査委員室において、舩越嘉彦監査委員及び監査事務局とともに決算審査をいたしました。
審査に当たっては、各会計の歳入歳出決算書、歳入歳出事項別明細書及び実質収支に関する調書並びに財産に関する調書が、関係法令に準拠して作成されているか、その係数は正確であるか、予算の執行は適法かつ効率的、経済的に行われているか、財産管理は適正に行われているか、また基金の運用状況は設置目的に沿ったものであるか等を主眼として審査いたしました。
審査は担当職員の説明を求めながら、関係書類の閲覧のほか、諸帳簿の照合等審査いたしました結果、審査に付されました各会計の歳入歳出決算書及び付属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成され、その係数は正確であり、適正な予算執行と事務処理がなされていたことを認めました。
まず、平成18年度の施政方針に係る主要な施策に示された事業概要は、計画件数136件、実施件数、同数の136件、うち継続中のもの9件、翌年への繰り越し7件であり、事業達成率は100%でありました。
以上の事務事業の執行に対し、一般会計の歳出決算額は159億2,520万1,000円であり、4億7,457万6,000円の剰余が算定されており、前年に比して16.9%増加しております。
また、特別会計全体では、歳出決算額142億6,214万1,000円であり、2億9,249万円の剰余金は、前年に比して82.3%増加しております。
全会計を総合して見ますと、前年比2億81万8,000円増の7億6,706万5,000円の剰余金が算定されておりますが、大きくは基金の取り崩しによるところであります。
次に、まず国民健康保険特別会計につきまして、依然として一般会計からの繰り入れによって収支が保たれている現状であります。今後とも収入財源の確保とあわせ、保険税過年度分の滞納解消に意を注ぎ、事業の健全化に向け最善の努力を求めます。
次いで、老人保健特別会計につきましては、本年度は繰越金を算定しておりますが、翌年度全額を返納することになります。
次に、公共下水道事業特別会計については、前年に引き続いての黒字決算ではありますが、単年度収支では赤字決算となっております。
次に、住宅新築資金等貸付事業特別会計につきましては、貸付事業は既に終了し、現在は貸付元金の返済が主たる事業となっていますが、現年度、過年度分ともに収納率が極めて低位にありますことから、収納率アップに格段の努力を求めます。
次に、介護保険特別会計につきまして、保険事業勘定及び介護サービス事業勘定について、本年度第3期事業期間1年次の事業運営で保険事業勘定に剰余が生じていますが、保険料の滞納額は年々上昇し、本年度は前年に比較してさらに1.19倍に膨らんでおり、対策が望まれます。
次に、農業集落排水事業特別会計につきましては、一部翌年への繰越事業はありますが、順調に推進され、計画どおり事業が施行されております。
次に、第4年次の都市計画公園用地取得事業特別会計につきましては、計画どおりに執行されております。
次に、水道事業会計につきましては、本事業の根幹をなします水道使用料の収納率が現年度、過年度分ともに低下していること、それに第9期拡張事業で給水区域の普及率は、現在36.9%と依然低率にありますことから、給水所帯の加入推進について、今後とも積極的な促進を図られたいこと。
次いで事業の収支面では、9,276万1,000円の損失が算定されております。その要因は、特別損失4,943万5,000円と、法人等の節水による使用減及び受水機の増によるものと受けとめております。今後とも大口需要者等の加入推進が、特に望まれるところであります。
次に、本市の財政状況の指針となる一般会計の財政力指数は、前年に比して0.012ポイント上昇しております。財政の余裕度を示す経常収支比率は、前年より1.1ポイント改善しており、今後とも経費削減に努力を求めます。
次いで、財政の健全化を示す公債費比率は、前年比0.4ポイント上昇し、地債制限比率についても前年比1.0ポイント上昇していることなどから、財政状況は極めて厳しい状況であります。
このような状況の中で、本年度における市税、負担金、分担金、使用料及び貸付金等の滞納総額は、12億7,909万円と多額に上っていますことから、これら徴収に当たっては、公正、公平の原則に照らし、滞納者に対しては法令の規定にのっとり、厳正に対処して財源の確保に努められたいこと、今後とも財源の増収が望めない中での行政の執行にあっては、常に事務事業の効率化と経費の節減に意を注がれることを強く望みます。
また、基金の保有高は、41億1,264万円と前年より5億2,042万円減少しているが、今後とも市政発展のため、住民福祉増進のためにも最小の経費で最大の効果を上げられますよう切望するものであります。
最後に、日本一住みたいまちづくり事業の推進に当たっては、冒頭申し上げましたように、本年度の施政方針に示された各種主要な施策は計画どおりに達成されておりました。市民の福祉増進に、市政発展に大きな力を注がれた議会、執行部に対し、心から敬意を表する次第であります。
以上、まことに簡単ではありますが、決算審査の結果の報告を終わらせていただきます。
詳細な係数や意見につきましては、お手元に差し上げております決算意見書のとおりでございますので、御高覧いただきますようお願いいたします。
なお、決算期間中、審査に御協力いただきました関係各位に対し深く感謝いたしますとともに、この席をおかりいたしまして厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
117 ◯議長(矢野 治男君) これより質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
118 ◯議長(矢野 治男君) 質疑を終結いたします。
西尾君。
119 ◯議員(10番 西尾 耕治君) 動議を提出いたします。
ただいま議題となっております第66号議案から第74号議案までの9議案は、平成18年度一般会計及び特別会計の決算認定であります。御承知のとおり、各会計の決算認定につきましては、例年決算特別委員会を設置して審議いたしております。本年も議長及び監査委員を除く議員18名で構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上本会期中の審議とされることを望みます。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
120 ◯議長(矢野 治男君) ただいま西尾耕治君から、第66号議案から第74号議案までの9議案については、議長及び監査委員を除く議員18名をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、今会期中の審査とされたいとの動議が提出されました。
所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。よって、西尾耕治君の動議を議題として、採決いたします。
お諮りいたします。本動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立18/18名〕
121 ◯議長(矢野 治男君) 起立全員であります。よって、第66号議案から第74号議案までの9議案につきましては、議長及び監査委員を除く議員18名で構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、今会期中の審査とされたいとの動議は可決されました。
ここで、暫時休憩いたします。なお、休憩中に委員会条例第6条第2項の規定により、特別委員会の正副委員長の互選の方をお願いいたします。
再開はベルをもってお知らせいたします。議員の皆様は第1委員会室に御参集願います。
午後2時58分休憩
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午後3時45分再開
〔出席議員19名〕
122 ◯議長(矢野 治男君) 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。
ただいま休憩中に、決算特別委員会の正副委員長の互選をいただきました。結果、委員長に結城弘明君、副委員長に森本義征君が選任されました。委員長におかれましては、最終日の本会議において審査の結果の報告を願います。
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日程第10.第75号議案 福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更について
123 ◯議長(矢野 治男君) 日程第10、第75号議案福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
124 ◯市長(中村 隆象君) 第75号議案福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更について、提案内容の説明をいたします。
福岡県市町村職員退職手当組合の議会の議員の選挙区を9区から5区とし、各選挙区における議員定数に関する規定を変更するものでございます。なお、議員総数については18人で変更はございません。
組合規約を変更する協議がありましたので、地方自治法第290条の規定により、市議会の議決をお願いするものであります。
御審議のほどよろしくお願いいたします。
125 ◯議長(矢野 治男君) 質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
126 ◯議長(矢野 治男君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。直ちに採決いたしたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
127 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。直ちに採決いたします。
第75号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立18/18名〕
128 ◯議長(矢野 治男君) 起立全員であります。よって、第75号議案は原案のとおり可決されました。
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日程第11.第76号議案 古賀市監査委員の選任について
129 ◯議長(矢野 治男君) 日程第11、第76号議案古賀市監査委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
130 ◯市長(中村 隆象君) 第76号議案古賀市監査委員の選任について、提案内容の説明をいたします。
本市監査委員のうち識見を有する舩越喜荘監査委員が、平成19年9月30日をもって任期満了となりますことから、後任として平野達公氏が人格、識見にすぐれ、最適任者と考え、本市監査委員として選任するに当たり市議会の同意を求めるものであります。
御同意のほどよろしくお願い申し上げます。
131 ◯議長(矢野 治男君) 本案は、人事案件ではございますが、多少の質疑をお受けいたしたいと思います。
これより質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
132 ◯議長(矢野 治男君) 第76号議案の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。直ちに採決いたしたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
133 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
第76号議案古賀市監査委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立18/18名〕
134 ◯議長(矢野 治男君) 起立全員であります。よって、第76号議案古賀市監査委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに決定いたしました。
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日程第12.第77号議案 糟屋郡公平委員会委員の選任について
第78号議案 糟屋郡公平委員会委員の選任について
第79号議案 糟屋郡公平委員会委員の選任について
135 ◯議長(矢野 治男君) 日程第12、第77号議案から第79号議案の糟屋郡公平委員会委員の選任についての3議案を一括上程し、議題といたします。
一括して提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
136 ◯市長(中村 隆象君) 第77号、第78号及び第79号議案糟屋郡公平委員会委員の選任について、提案内容の説明をいたします。
糟屋郡公平委員会は、古賀市と糟屋郡内7町及び糟屋郡内の一部事務組合で共同設置しておりますが、委員3人がそれぞれ平成19年10月31日をもって任期満了となりますことから、後任委員を選任するに当たり市議会の同意を求めるものであります。
まず、第77号議案は、貝野勝是氏に引き続き委員をお願いするものでございます。
第78号議案は、藤敏明氏に後任の委員をお願いするものでございます。
第79号議案は、落石智氏に後任の委員をお願いするものでございます。
御同意のほどよろしくお願い申し上げます。
137 ◯議長(矢野 治男君) 本案は、人事案件ではございますが、多少の質疑をお受けしたいと思います。
これより質疑に入りますが、質疑は1議案ごとに行います。
まず、第77号議案の質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
138 ◯議長(矢野 治男君) 第77号議案の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。直ちに採決いたしたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
139 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
第77号議案糟屋郡公平委員会委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立18/18名〕
140 ◯議長(矢野 治男君) 起立全員であります。よって、第77号議案糟屋郡公平委員会委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに決定いたしました。
次に、第78号議案の質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
141 ◯議長(矢野 治男君) 第78号議案の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。直ちに採決いたしたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
142 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
第78号議案糟屋郡公平委員会委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立18/18名〕
143 ◯議長(矢野 治男君) 起立全員であります。よって、第78号議案糟屋郡公平委員会委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに決定いたしました。
次に、第79号議案の質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
144 ◯議長(矢野 治男君) 第79号議案の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。直ちに採決いたしたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
145 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
第79号議案糟屋郡公平委員会委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立18/18名〕
146 ◯議長(矢野 治男君) 起立全員であります。よって、第79号議案糟屋郡公平委員会委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに決定いたしました。
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日程第13.第80号議案 古賀市教育委員会委員の任命について
147 ◯議長(矢野 治男君) 日程第13、第80号議案古賀市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 中村隆象君登壇〕
148 ◯市長(中村 隆象君) 第80号議案の古賀市教育委員会委員の任命について、提案内容の説明をいたします。
教育委員会委員のうち荒木隆氏が平成19年9月30日をもって任期満了となりますことから、その後任を選任するものでありますが、荒木隆氏に引き続きお願いをするものでございます。
教育委員として任命することにぜひ御同意いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
149 ◯議長(矢野 治男君) 本案は、人事案件ではございますが、多少の質疑はお受けいたしたいと思います。
これより質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
150 ◯議長(矢野 治男君) 第80号議案の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。直ちに採決いたしたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
151 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
第80号議案古賀市教育委員会委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立18/18名〕
152 ◯議長(矢野 治男君) 起立全員であります。よって、第80号議案古賀市教育委員会委員の任命について同意を求める件は、これに同意することに決定いたしました。
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日程第14.第81号議案 「地域安全・安心まちづくり推進法」の早期制定を求める意見書の提出について
153 ◯議長(矢野 治男君) 日程第14、第81号議案「地域域安全・安心まちづくり推進法」の早期制定を求める意見書の提出についてを議題といたします。
趣旨説明を求めます。
西尾耕治君。
〔西尾議員 登壇〕
154 ◯議員(10番 西尾 耕治君) それでは、本議案につきまして趣旨説明をさせていただきます。
近年、我が国の各地において、子どもを初め地域住民を巻き込んだ凶悪事件が頻発化しており、防犯に対しての市民の関心はますます高まってきております。したがって、政府におきましては、市民の自発的な取り組みや活動に国や自治体が支援することを責務とすることを、法的な施策も含めて強く求めていくものであります。
議員の皆様におかれましては、何とぞ御理解の上、御賛同いただきますことをよろしくお願いいたします。
155 ◯議長(矢野 治男君) 本案の質疑、討論、採決は、9月7日以降の本会議において行うことにしたいと思っておりますので、本日は大綱的質疑のみお受けいたします。
これより大綱質疑に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
156 ◯議長(矢野 治男君) 大綱的質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております第81号議案の質疑、討論、採決は、9月7日以降の本会議において行うことにいたしたいと思いますが、異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
157 ◯議長(矢野 治男君) 異議なしと認めます。
よって、第81号議案の質疑、討論、採決は、9月7日以降の本会議において行うことに決定いたしました。
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158 ◯議長(矢野 治男君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。
なお、休会中に各委員会におかれまして、付託案件の審査をお願いいたします。委員会及び次の本会議は、別に通知いたしませんので、お忘れなく御出席願います。
本日は、これにて散会いたします。
午後4時00分散会
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古賀市議会...