• 東郷町(/)
ツイート シェア
  1. 宗像市議会 2018-12-21
    宗像市:平成30年第4回定例会(第6日) 本文 開催日:2018年12月21日


    取得元: 宗像市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-31
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  平成30年 12月21日(第6日)                   開  議    10時00分 ◯花田議長  おはようございます。ただいまの出席議員は20人で、全員であります。よって、平成30年第4回宗像市議会定例会は成立いたしましたので、再開します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。  これより日程に入ります。  日程第 1.第84号議案  日程第 2.第85号議案  日程第 3.第86号議案 ◯花田議長  日程第1、第84号議案 宗像一般職職員給与に関する条例等の一部を改正する条例についてから、日程第3、第86号議案 権利の放棄についてまでの3件を一括議題といたします。  委員長の報告を求めます。総務常任委員会委員長森田議員、どうぞ。 ◯森田総務常任委員長  本委員会に付託された事件の審査結果を報告いたします。  第84号議案 宗像一般職職員給与に関する条例等の一部を改正する条例について。  平成30年の人事院職員給与の改定に関する勧告を受け、宗像一般職職員給与に関する条例等の一部を改正するものであります。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  1、職員給料表引き上げ
     若年層に重点を置いた平均0.2%の給料表引き上げを行う。任期付職員、再任用職員臨時的任用職員についても引き上げとなる。  2、賞与の引き上げ。  三役及び議員は、期末手当を平成30年12月は0.05月分引き上げ、平成31年度以降は6月と12月それぞれ1.675月分とする。職員は、勤勉手当を平成30年12月は0.05月分引き上げ、平成31年度以降は期末手当を6月と12月それぞれ1.3月分とし、勤勉手当を6月と12月それぞれ0.925月分とする。また、再任用職員任期付短時間職員は、勤勉手当を平成30年12月は0.05月分引き上げ、平成31年度以降は期末手当を6月と12月それぞれ0.725月分とし、勤勉手当を6月と12月それぞれ0.45月分とする。  3、初任給調整手当引き上げ。  大島診療所の医師に係る初任給調整手当を月額500円引き上げる。  4、宿日直手当引き上げ。  宿日直手当を勤務1回につき200円引き上げる。  5、改定による影響額。  今回の改定は、平成30年4月に遡及し適用され、その影響額は、三役分は期末手当5万円と共済費1万円、議員分期末手当54万円、職員分は給料、勤勉手当共済費等で1,654万円程度であります。  審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決した。  第85号議案 宗像市民カード条例等を廃止する等の条例について。  自動交付機を利用した証明書等の交付を終了することに伴い、関係条例の廃止及び一部改正をするものであります。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  1、関係条例の廃止。  宗像市民カード条例宗像住民基本台帳カードの利用に関する条例は、自動交付機による証明書交付サービスの利用に関し必要な事項を規定したものであるため廃止する。  2、関係条例の一部改正。  宗像印鑑条例自動交付機の利用について、宗像手数料条例市民カード交付手数料について規定した箇所を削除する。また、新たなサービスの提供に伴う文言の整理を行う。  意見。  反対意見。  自動交付機を廃止し、新たなサービスの拡大を推進するのであれば、過去の取り組みについて、費用対効果等の総括を十分するべきだと考える。市民へのサービス低下を招かないために、市役所だけでも市民カード住民基本台帳カードを使用した自動交付機での証明書交付サービスを引き続き提供してよいのではないか。  審査結果。委員会賛成多数で原案のとおり可決しました。  第86号議案 権利の放棄について。  特定空家等略式代執行等費用について権利を放棄するものであります。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  平成29年2月に鐘崎230番地51において実施した特定空家等解体等に係る略式代執行等費用については、所有者が不存在であることから相続財産管理人による土地の売却等財産の整理、清算を行い、費用の一部を回収したが、残り376万1,722円は回収の見込みがないため権利を放棄する。  審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決しました。  以上です。 ◯花田議長  これより質疑に入ります。ただいまの報告に対し一括質疑を許します。質疑ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  第84号議案について討論を許します。御意見ございませんか。まず、反対の方。岩岡議員。 ◯1番(岩岡議員)  第84号議案については、反対の立場で討論いたします。  本議案は、人事院勧告に従い5年連続で市職員給与等引き上げられるものであります。これは、人事院国家公務員給与水準民間企業給与水準と均衡させるために賃上げ勧告を行ったものに準拠するものでありますが、ここで言う民間企業とは、従業員数が50人以上の事業所、またそれは全国約400万社ある企業のうち、わずか1%に満たない企業しか対象にしていない民間給与水準であり、その他99%の中小零細企業給与実態は含まれないものであります。この中小零細企業調査対象とせずに人事院が公表した民間平均年収は599万円である一方、より幅広い企業を対象として国税庁が発表している民間給与実態統計調査では432万円と、その差は150万円以上にもなります。もし、公務員給与改定が本当に官民格差是正を目的とするものであれば、後者の国税庁が発表している基準にしなければ納得できるものではありません。  また、何より賛成できないのは、本議案宗像一般職員給与等改定に付随して、私たち議員期末手当も0.05カ月分引き上げられる内容が含まれていることです。これは、職員に対する勤勉手当相当分を換算したものでありますが、そもそも議員にそのような概念は当てはまらないものであると考え、これを認めることはできません。この件に関して申し上げれば、例えば単独の人事委員会を持つ福岡市などでは、人事院勧告に伴う給与改定に当たっては一般職特別職、また議員を分けて審議し、本年度においては議員賞与等改定はなされていないことになっております。単独の人事委員会を持たない他市においてもそのようなケースは多く見られるため、本市においても次年度以降は、少なくとも一般職特別職、あるいは議員給与改定を分けて審議できるようにするべきだと考えております。  最後に、本議案に対する総括的な反対意見として、国、特に地方自治体においては、人口減少に伴い財源の効率的分配が喫緊の課題として上げられる中、さらに来年には消費税の増税という国民、市民に一層の負担が求められる状況において、公職者に対する待遇改善は痛みを伴う住民に対して説明できるものではなく賛成することはできません。また、本議案は今議会に上程された補正予算に幅広く横たわるものでありますので、当議案を含む他議案にも同様の理由で反対することをあらかじめ申し上げまして、反対討論といたします。 ◯花田議長  ほかに賛成意見の方はございませんか。ないですか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  これより第84号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第84号議案 宗像一般職職員給与に関する条例等の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。  次に、第85号議案について討論を許します。御意見ございませんか。まず、反対意見の方。植木議員。 ◯18番(植木議員)  85号議案 宗像市民カード条例を廃止する等の条例について、反対の立場で討論をしたいと思います。  この市民カードを普及させようとしたのは平成8年の前だったと思います。そして、平成8年度から、このサービスを拡大しようということで、コミュニティなどに自動交付機が設置をされました。このときは、国を挙げてこうした住民カードを市民、国民に持ってもらおう、そのことによっていろんな便利さが拡大するんだと、こういった説明が当時なされてきたと思います。この住民カードが、委員会の説明によりますと、市民カードのみでマイナンバーカードを持っていない世帯が2万5,000世帯です。こういった説明がなされております。こういった中で、新たなサービスを今度提供していくと。そっちのほうがより住民にとっては便利だと、他の自治体でもいろんな情報がコンビニなどでも取得できると、そういった方向に今なっています。  こういった中で問題なのは、国を挙げて住基カードをつくろうではないかということで、宗像市もそういった運動をしてまいりました。そして、そういった人たちが今度は新しいカード、新しいサービスが出てくると。そのことによってまたそれを切りかえる、新しい方向に進んでいくと。確かに時代によって、古い制度が淘汰されていくということについては十分理解できることであります。しかし、多くの人たちが市の方針によってそれに協力をする、カードをつくる、それが一定の期間になったらまた廃止をされ、そして新たな制度に移行していくと、こういった問題で、地方自治体あるいは市民がそれに翻弄されてきたのではないかという側面を私は持っていると考えています。  こういった意味で、今、市民の人たちが持っているカードがまだまだ十分使えるという立場からすれば、少なくとも1カ所、市役所には自動交付機を残していくべきではないか。そして、廃止するにしても、もっと住民の理解、そして新しい制度の問題、こういった問題が解決されていく中で解決をしていく問題ではないかと考えています。そういった意味では、今度の条例によって自動交付機などが廃止をされていくということについては時期尚早じゃないかと。時期が早いということで反対をしたいと思います。 ◯花田議長  次に、原案に賛成の方の意見。小林議員。 ◯5番(小林議員)  第85号議案 宗像市民カード条例等を廃止する等の条例について、賛成の立場で討論いたします。  サンリブと市役所前に設置された自動交付機は、市民サービス向上のため、平成8年度より導入されたものであります。時間外にも利用でき、交付数も多く、サービス向上に寄与したものの、数年おきに機材の更新が必要で運用経費などコストもかなり大きいものであった。今回の議案により、多様化する市民ニーズ行財政改革の視点からも自動交付機を廃止し、コンビニ交付サービスに移行していくのは時代の要請であると考えます。  現在、市民課で行っているマイナンバーカード出張申請受付や休日開庁は成果を上げていると聞いているので、さらなるマイナンバーカードの普及に努めてもらいたいという意見を述べて、賛成の討論といたします。 ◯花田議長  次に、反対意見。ほかに意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  これより、第85号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第85号議案 宗像市民カード条例等を配置する等の条例については、原案のとおり可決されました。  次に、第86号議案について討論を許します。御意見ございませんか。安部議員。 ◯8番(安部議員)  第86号議案 権利の放棄について、賛成の立場で討論いたします。  今後、全国的にこういう空き家がふえるということが予測される中で、今回の案件で376万円の税金を放棄する、回収できないということになりました。こうならないための準備も一方では必要ではないかと思います。先進自治体においては除却に関する補助金を設定しているところもあります。本市には、中古住宅を壊して新しい新築の建物を建てることに関しては補助金がありますが、更地にしてしまう、いわゆる除却することに関しての補助金はございません。ただ、そこで補助金を払って対応することによって、将来ふえる特定空き家に1件当たり400万円近く払うことを考えたら、例えば50万円、30万円という補助金を出してでも、先にそれが特定空き家にならないような策を講ずることは必要じゃないかと思います。  また、これは地域に絞って、例えば鐘崎地区とか密集しているところに限って地域限定でこういう補助制度を検討することは有効ではないかと思いますので、ぜひ執行部で検討していただきたいと要望いたしまして賛成といたします。 ◯花田議長  ほかに御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  これより、第86号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第86号議案 権利の放棄については原案のとおり可決されました。  次に、入ります。  日程第 4.第87号議案  日程第 5.第88号議案 ◯花田議長  日程第4、第87号議案 宗像地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について及び日程第5、第88号議案 宗像自転車等駐車場条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題といたします。  委員長の報告を求めます。建設産業常任委員会委員長安部議員◯安部建設産業常任委員長  委員会審査報告書について報告をいたします。本委員会に付託された事件の審査結果を報告いたします。  第87号議案 宗像地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について。  福岡広域都市計画地区計画宗像中央公園地区田久地区、土穴・須恵地区、くりえいと北地区、赤間駅北口周辺地区及びエコパーク地区)の変更、建築基準法改正等に伴い、条例の一部を改正するものであります。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりであります。  宗像中央公園地区内に地域包括支援センター等の立地を可能とするとともに、建築基準法風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の改正に伴い、引用条文の整理を行うため、条例の改正をするものであります。  審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決いたしました。  続いて、第88号議案 宗像自転車等駐車場条例の一部を改正する条例について。  東郷宗像大社口宗像東郷宗像大社口第1自転車等駐車場及び第2自転車等駐車場を新たに設置することに伴い、条例の一部を改正するものであります。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりであります。  東郷駅前広場整備により、有料の施設として、宗像東郷宗像大社口第1自転車等駐車場及び第2自転車等駐車場が平成31年2月に供用開始予定であります。なお、管理については業務委託で行い、将来的には指定管理で行う予定であります。
     審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決しました。  以上で報告を終わります。 ◯花田議長  これより質疑に入ります。ただいまの報告に対し一括質疑を許します。質疑ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  第87号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  これより第87号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第87号議案 宗像地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。  次に、第88号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  これより第88号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第88号議案 宗像自転車等駐車場条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。  次に、入ります。  日程第 6.第89号議案  日程第 7.第96号議案 ◯花田議長  日程第6、第89号議案 平成30年度宗像一般会計補正予算(第3号)について及び日程第7、第96号議案 平成30年度宗像一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。  委員長の報告を求めます。予算第1特別委員会委員長岩岡議員◯岩岡予算第1特別委員長  本委員会に付託された事件の審査結果を報告いたします。  第89号議案 平成30年度宗像一般会計補正予算(第3号)について。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億7,428万9,000円を増額し、377億9,601万2,000円とする。また、繰越明許費債務負担行為地方債の補正を行う。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  1、歳入の主なもの。  (1)市税の増額(8,200万円)。  市民税個人は、納税者の増加により増額する。固定資産税は、当初見込みに対し家屋評価替えによる減価の影響が小さかったこと、償却資産設備投資が進んだことにより増額する。また、これに伴い都市計画税を増額する。軽自動車税は、税率の高い経年車重課税の対象車数見込みより少なかったことから減額する。  (2)農林水産業費国庫補助金の計上(5億円)。  東郷地区にデリカフーズ株式会社カット野菜工場を誘致するに当たり、強い農業づくり交付金を計上し、これに伴い、歳出では農業用施設等導入事業補助金を増額する。また、事業が年度内に完成しないため全額を繰越明許費に計上する。この事業では、雇用の創出、地域農業活性化等が期待される一方、交通量変化等周辺環境への影響が予想されるため、事業者と協議をしていく。  (3)ふるさと寄附金の増額(3億円)。  今年度の目標額を10億円から13億円に変更する。これに伴い、歳出では経費を1億7,657万3,000円、基金積立金を1億2,342万7,000円増額する。なお、総務省指摘事項は9月末に対応が完了し、改善がなされております。  2、歳出の主なもの。  (1)人件費等の増額(3,445万3,000円)。  人事院職員給与の改定に関する勧告を受け、職員人件費等を増額する。  (2)平成30年7月豪雨被災者等支援事業費(15万2,000円)。  広島県坂へ派遣している職員の旅費を計上する。派遣職員保健師一人であり、被災者健康観察等を担当している。  (3)障害者福祉費の増額(2億5,663万6,000円)。  障害者サービス事業所の増やサービス量の増に伴う扶助費の伸びが主な要因である。  (4)学童保育所管理運営費の増額(2,400万円)。  学童保育所6カ所の空調設備整備費を1,839万3,000円増額する。工期が年度内に完成しないため全額を繰越明許費に計上する。  (5)小学校施設改修事業費の増額(5,000万円)。  河東西小学校の特別支援学級等のクラス数が来年度増加するため、プレハブ校舎4教室分を3月までに建設する。  3、繰越明許費。  繰越明許費として6件を計上する。観光施設維持管理費における織幡神社周辺トイレ整備は、地元協議に期間を要したため、工事が年度末までに完成しないことから繰り越しを行う。  4、債務負担行為。  来年度4月1日からの契約に伴うもので、今年度中に事業者を選考する必要がある35件を計上する。市民活動総合補償制度保険料は、事故に対する支払件数が増加しているため、限度額を昨年度より増額する。同様に、指定ごみ袋等製造管理業務委託料についても、ごみ袋の購入数が増加しているため増額する。  5、地方債。  借入限度額を3,710万円増額し、36億4,120万円に変更する。  意見。  賛成意見。  農業用施設等導入事業については、地元の雇用促進となることを期待し、歓迎する。また、外国人の働く場となることが予測されるため、多文化共生の推進体制準備を要望する。市民活動総合補償制度保険料の増額については、市民のまちづくりへの参加や市民活動の活発化の促進とあわせて、活動中の事故の発生を抑制する啓発等にも努力してほしい。  市内全学童保育所の空調設備整備が完了することは高く評価する。河東西小学校のプレハブ校舎建設は、いたし方なく2階建てとするのであれば、昼休みや掃除時間も空調を使用するなど、子どもたちの健康を守る対策をしっかりと行ってほしい。教育環境の充実は本市のまちづくりの大きな柱である。現在の児童・生徒数を将来的に維持する展望のもと、子育て世代に選ばれる教育環境の整備を要望する。  審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決いたしました。  続いて、第96号議案 平成30年度宗像一般会計補正予算(第4号)について。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億2,624万1,000円を増額し、387億2,225万3,000円とする。また、繰越明許費地方債を補正する。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  市立学校空調設備整備事業費については6月に債務負担行為を計上したが、国の平成30年度補正予算に伴うブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金の採択事業となったことから、歳入において国庫補助金1億6,236万8,000円、市債7億6,360万円を計上する。これに伴い、歳出では市立学校空調設備整備事業費を9億2,624万1,000円計上する。なお、事業は平成31年度に実施するため全額を繰越明許費に計上する。また、地方債の借入限度額を44億480万円に変更する。  意見。  賛成意見。  本事業については、今後、機材の調達、人材の確保等が困難となることが懸念される。早期対応による確実な実施を強く要望する。  公立学校の空調設備整備は地方自治体にとっての財政負担が大きく、全国的な設置状況において自治体間の格差が拡大している。子どもの命と健康を守る取り組みが自治体の財政力に左右されることがあってはならない。今回、国庫補助金等の活用により市の負担が最小限に縮小されたことは高く評価する。一日も早い工事の完成、稼働の実現に向け、最善の努力がなされることを願う。  公立学校の空調設備整備における全国的な動きについては、子どもの命や健康、教育環境を守ろうという世論の力が大きく働いていると思う。今後、いかに効率よく設備を設置し、稼働するかが課題となってくる。子どもたちの安全に十分注意しながらよい環境をつくってほしい。  審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決いたしました。  以上です。 ◯花田議長  これより質疑に入ります。ただいまの報告に対し一括質疑を許します。質疑ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  第89号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第89号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第89号議案 平成30年度宗像一般会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決されました。  次に、第96号議案について討論を許します。御意見ございませんか。まず、反対意見の方、お願いします。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  では、賛成意見の方。伊達議員。 ◯12番(伊達議員)  第96号議案 一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場で意見申し上げます。  学校空調設備整備事業についてでございますが、国からの国庫支出金等により、本市としましては大変有利な財源確保となり喜ばしいことでありますが、他の自治体でも、近年の異常な気象状況により空調設備の整備が計画されていると聞きます。しかし、昨今の人手不足、また資材の高騰等もあり、計画どおりの進展に一抹の不安を感じます。予定事業者と緊密な情報の共有を図られ、予定どおりの事業完了となることをお願いいたします。  私は予算委員会を傍聴しとったんですが、非常に委員の方からも心配な御意見、強い御意見がございました。やはり夏休み中にこの事業が完了しませんと、一年延ばしになるといった御意見もございました。そういったところを踏まえて、ここは慎重にやっていただきたいと思います。  また、地元業者の参入を市では最大限努力されることのことですが、このことも主体となる事業者との情報交換が大切だと感じます。これについても重複はいたしますけれども、やはりもととなる業者と緊密な話し合いをしていただいて地元業者が参入できるようにお願いいたしたいと思います。  そして、来年2月には子どもたちが元気に登校し、その恩恵にあずかり、快適環境の中で勉強に励むことができますようお願いいたしまして、賛成といたします。 ◯花田議長
     ほかに。北崎議員。 ◯11番(北崎議員)  私も第96号議案 平成30年度宗像一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場で討論させていただきます。  ここ近年の地球上での気象変化は、地球温暖化という表現だけでは当てはまるものではなく、地球高温化また地球灼熱化という表現のほうが当てはまりそうな状況です。私が現職のころも、高温化対策として天井扇や水を噴霧状にしたスプレーなどで対応させていただいていましたが、近年、室内温度が30度以上が日常的になっている現状では、学習時での影響が大いに懸念されるようになってきています。このような中で普通教室への空調設備の設置は、子どもたちの体調管理などの面から整備が急がれてきました。そういう点では、今回の国の臨時特例交付金の制度を最大限に生かし、極力、市の持ち出しを抑えた本議案は大いに評価されるものであります。しかし、設置に当たっては、先ほど伊達議員も言われたように、施工に当たり幾つか懸念されるような事項が指摘されていました。私としても、教育の立場ということで二つのことを指摘させていただきます。  一つは施工時期です。一日でも早く施工していただくということで、夏休みの前倒しを執行部のほうでは検討されているようですが、通常の7月20日前後の終業式を10日前後早めることにより、年間を通したカリキュラムの編成や、特に水泳などの時期的なずれから生じる時数の確保などが配慮するべきことだと強く感じました。以前、公立高校の国語科において習字の学習が確保できていないことが問題になり、卒業認定に支障が生じた未履修の問題が大きく報じられました。特に、来年度は天皇陛下の退位と新天皇陛下の即位に伴う休日の創設など、カリキュラム編成における時数の確保をしっかりお願いしたいと思います。  二つ目は、今回の空調設備の設置を学習に大いに生かしてほしいということです。例えば、いつも空調設備のスイッチを入れっ放しにするのではなく、室内温度に気をつけたり、学校の月別電気使用量に目を向けたりするなど地球温暖化対策を学ぶ大きなきっかけになると私は思っております。それが、本市で取り組まれている世界遺産学習全国サミットの中でも、持続可能な社会の実現、また宗像国際環境100人会議での提言の一つでもそのことが提言されております。そういうことを関連づけることが大切なことだと思いますので、ぜひそのことを生かしていただきたいと思っています。  私自身の考えでは、空調設備の整備とともにグリーンカーテンや屋上の緑化などエコスクール化も検討するべきだという考えを要望として、本議案賛成とさせていただきます。  以上です。 ◯花田議長  ほかにございませんか。末吉議員。 ◯19番(末吉議員)  本議案に、一日も早く整備を実施してほしいということから賛成をしたいと思います。  2点あるんですけれども、一つは、国がこの時期に空調設備の補助金として補正予算で計上をしたということの意味をどのように捉えるかという観点がやっぱり必要だろうと思います。予算委員会の質疑の中でも、植木議員から、国民的な世論──昨年の猛暑、酷暑の実態を見て、来年の夏にああいう状況の中で子どもたちを放置するのかと、これは許されないという国民世論があったと思います。この時期、各地方自治体の12月議会に間に合うように補正予算補助制度が出されたわけです。そのことは、冬休み、春休みを通じて来年の夏までに空調設備は整備するべきだという大きな世論が背景にあるということを押さえなければいけないと思います。  2点目は、これだけ大型投資を本市の義務教育学校にしていく上では、地場企業あるいは地場業者さんの参入をどれだけ保証するかということが重要だろうと思います。かつて宗像市の義務教育学校にテレビを全教室に導入するときに、議会からも、これを契機に地場の電気屋さん、あるいは地元の業者さんに発注できないのかという声が随分と上がりました。結果的には、福岡の業者が入札で全部落としたわけです。この苦い経験からも、今回の審議の中で、地場業者さんの参入をどう保証するのかという質問が随分出されてまいりました。今回採用するPFI方式の中では、それをまず受ける特別企業が出された後、地元業者さんとの下請契約、こういった形式の中で地元業者さんの参入を促していきたいという説明がございました。  私が心配するのは、執行部の答弁の中で、本市がPFI方式をとったと。それは将来のランニングコストを縮減するためだということが最大の目的だったわけです。一方では、このPFI方式を採用したがために、いわゆる本契約に至るまでの時間的な余裕がまだ必要だという御答弁があったわけです。このことは、国が意図する冬休み、春休みを利用して設備工事を急ぎなさいということと基本的には相反することでもあるんですね。本市が将来のコスト削減をとるのか、それとも必ず来年の夏に間に合うように施工をするのかということが一つは迫られると同時に、例えばこのPFI方式じゃなくて、市が独自に、空調設備については地元の電気屋さん、あるいは業者さんに発注しようということであれば、PFI方式での期間がかなり必要だということは解消されるわけです。そういう意味では、どちらをとるかという選択肢が必ず私はあると思います。ある中でやはり一番の課題は、来年の夏の暑い時期までに空調設備を必ず設置を完了させるということを第一目標に置いて、私は検討されるべきだろうと思います。  そういう意味では、PFI方式をもう議決しておりますので今の時点で変えることは非常に困難ですけれども、一日も早い本契約及び施工を急ぐということを要望して、賛成討論といたします。  以上です。 ◯花田議長  ほかに意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第96号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第96号議案 平成30年度宗像一般会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決されました。  次に、入ります。  日程第 8.第90号議案  日程第 9.第91号議案  日程第10.第92号議案  日程第11.第93号議案  日程第12.第94号議案  日程第13.第95号議案 ◯花田議長  日程第8、第90号議案 平成30年度宗像市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてから日程第13、第95号議案 平成30年度宗像市下水道事業会計補正予算(第2号)についてまでの6件を一括議題といたします。  委員長の報告を求めます。予算第2特別委員会委員長、伊達議員、どうぞ。 ◯伊達予算第2特別委員長  本委員会に付託された事件の審査結果を報告いたします。  第90号議案 平成30年度宗像市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について。  事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ253万1,000円を減額し、100億4,400万5,000円とする。直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ91万2,000円を増額し、9,013万2,000円とする。また、事業勘定の債務負担行為を追加するものであります。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりであります。  1、事業勘定では、給与改定職員の異動等に伴い職員人件費を減額する。  2、直営診療施設勘定では、給与改定に伴い職員人件費を増額する。また、受診者の増加により、医療機器のリース料として医療用機械器具費を増額する。  審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決いたしました。  第91号議案 平成30年度宗像市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について。  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ34万7,000円を減額し、16億2,213万3,000円とする。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりであります。  給与改定職員の異動等に伴い職員人件費を減額する。  審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決いたしました。  第92号議案 平成30年度宗像市介護保険特別会計補正予算(第2号)について。  保険事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ124万6,000円を減額し、81億3,586万1,000円とする。また、債務負担行為を追加する。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりであります。  1、給与改定職員の異動等に伴い職員人件費を減額する。  2、債務負担行為では、一般介護予防事業評価事業業務委託費を追加する。これは、介護予防・日常生活支援総合事業の事業量や実施基準などを適切に設定するために、介護認定の情報や介護給付費の実績などを分析評価し、本市の特徴や課題を把握するものである。  審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決いたしました。  第93号議案 平成30年度宗像市渡船事業特別会計補正予算(第2号)について。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ194万6,000円を増額し、4億9,288万7,000円とする。また、債務負担行為を追加する。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりであります。  1、給与改定職員の異動等に伴い職員人件費を増額する。また、フェリーおおしま建造に伴う借入金が確定したため公債費利子を減額する。  2、債務負担行為では、船舶保険料等、例年計上しているものに加え、新たに運賃集計システムソフト改修業務委託費を追加する。現在のシステムが老朽化しふぐあいが出ているため、来年10月の消費税率の改定に合わせてシステムを更新するものであります。  審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決いたしました。  第94号議案 平成30年度宗像市漁業集落排水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)について。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ363万円を増額し、4億3,524万2,000円とする。また、債務負担行為を追加する。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりであります。  給与改定職員の異動等に伴い職員人件費を増額する。  審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決いたしました。  第95号議案 平成30年度宗像市下水道事業会計補正予算(第2号)について。  収益的収入及び支出において、支出を334万6,000円減額し、支出総額を23億4,915万3,000円とする。資本的収入及び支出において、支出を87万円増額し、支出総額を20億3,225万6,000円とする。また、債務負担行為を追加する。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりであります。  給与改定職員の異動等に伴い職員人件費を補正する。  審査結果。委員会全員賛成で原案のとおり可決いたしました。  以上でございます。 ◯花田議長  これより質疑に入ります。ただいまの報告に対し一括質疑を許します。質疑ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  第90号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第90号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第90号議案 平成30年度宗像市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。  次に、第91号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第91号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第91号議案 平成30年度宗像市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。  次に、第92号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第92号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕
    ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第92号議案 平成30年度宗像市介護保険特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。  次に、第93号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第93号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第93号議案 平成30年度宗像市渡船事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。  次に、第94号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第94号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第94号議案 平成30年度宗像市漁業集落排水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。  次に、第95号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第95号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第95号議案 平成30年度宗像市下水道事業会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決されました。  お諮りします。本会議中、誤読などによる字句、数字等の整理、訂正につきましては、会議規則第43条の規定により議長に委任いただきたいと思いますが、御異議ございませんか。                    〔「異議なし」の声あり〕 ◯花田議長  異議なしと認めます。よって、字句、数字等の整理、訂正は議長に委任することに決しました。  以上で、本会議に付議されました案件の審査は全て終了いたしました。  よって平成30年第4回定例会を閉会いたします。  諸案件の審査に当たられました御労苦に対し深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。                      閉会 10時57分 このサイトの全ての著作権は宗像市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (C) MUNAKATA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....