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  1. 宗像市議会 2014-03-07
    宗像市:平成26年第1回定例会(第5日) 本文 開催日:2014年03月07日


    取得元: 宗像市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-31
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                   平成26年 3月 7日(第5日)                    開  議    10時00分 ◯吉田益美議長  おはようございます。  ただいまの出席議員は19名で、全員であります。よって、平成26年第1回宗像市議会定例会は成立いたしましたので、再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。  これより日程に入ります。  日程第 1.一般質問 ◯吉田益美議長  日程第1、一般質問を行います。  最初に、13番、小島議員の1項目めの質問を許します。どうぞ。 ◯13番(小島議員)  おはようございます。今議会の一般質問の最終日になりました。志政クラブに所属しております小島輝枝でございます。  今議会は、宗像市ブランド教育の将来像を問うと、大島学園ICT利活用教育モデル校にの大きく2項目の質問を行いたいと思っております。  それでは、1項目めの質問に入ります。  谷井市長は、この3月で2期目の任期を終えられ、4月に行われます市長選挙に出馬されることを表明されました。まずもって、市長の御英断に敬意を表するところでございます。  そこで、谷井市長が任期中に主力を注がれました子どもを取り巻く環境、子育て支援教育施策について振り返りながら、次への10年の宗像のブランド教育の教育像をどう描かれていらっしゃるのかお尋ねをしたいと思います。  私は、市長の功績として、子どもを取り巻く環境の整備を一番に上げたいと思っております。まず、平成23年に子ども部を新設し、学校教育と図書以外の子どもにかかわる事業を子ども部に一元化されたことです。
     当時の私は、教育部との連携等の不安要素があり、その必要性に不安と疑問を持っておりました。しかし、あれから3年後の今は、子どもに関する手続や事業を一本化したことで、子どもの育ちを応援するシステムづくりができたものだと評価をいたしております。これは、部長を初めとして、職員さんたちの頑張りもさることながら、子ども育成課子ども家庭課発達支援センターの3課が連携をしっかりとり、それぞれの得意分野を生かして事業を推進されたことが大きな要因だったと思っております。子ども部の設置は、子どもの健やかな育ちに大いに功をなしたものだと評価をいたしております。  また、翌24年には子ども基本条例が制定をされました。そして、子ども基本条例に沿って、これまでの児童家庭相談所に加え、子ども本人が気軽に相談できる子ども相談センターが新設をされました。子ども相談センターは、子ども自身面接相談はもちろん、電話ででも気軽に相談ができ、相談員さんのレベルも高く、親にも先生にも友達にも相談できない子どもたちの最後の受け皿になっています。子ども相談センターの例に見られるように、子ども基本条例の制定で、市の子育ての基本的な指針が明確になったことの意義は大きなものがあると思っております。  次に、市内外からも高い評価を受けている発達障がい支援については、他自治体にはない保健師さん3人の特別支援教育士の資格取得、平成21年3月には発達支援センターの開所、平成24年には、これも他自治体には類のない4歳児対象の年中健診、市内の全保育所、幼稚園に出向いての出前子育て相談の実施等、発達障がい児支援についても高く評価をいたしております。  また、谷井市長の就任時から手がけられました小中一貫教育も、小・中学校が共通の教育目標重点目標を持ち、特色ある学校づくりに取り組んでいる姿が形として見えてまいりました。また、子どもたちを通して、小中一貫教育の持つ長所も見えてまいりました。その成果は、徐々にですが、確かにあらわれています。平成25年度の学力・学習状況調査では、福岡県平均と全国平均を上回っています。もちろん学力アップ小中一貫教育だけが原因だとは言いませんが、学力アップの要因の一つであることは間違いございません。  もろもろ述べましたが、学童保育指定管理の問題を初めとして、課題はまだまだ残っております。市長本人が次の4年は仕上げのときとおっしゃっております。4月には当選していただいて、この議場でまた谷井市長と議論を闘わせたいと願っております。  そこで、質問いたします。  まず、教育分野も含めた子どもに関する施策の総括と自己評価をお聞きいたします。  2番目に、市長が目指す今後の宗像ブランドの将来像をお伺いいたします。  以上で1項目めの質問を終わります。 ◯吉田益美議長  小島議員の1項目めの質問に対し、執行部に答弁を求めます。  谷井市長◯谷井市長  それでは、私のほうから、宗像ブランド教育の将来像ということで、まず子どもに関する施策の総括と自己評価につきましてお答えをいたします。  平成18年に市長に就任してから、ことしで8年になります。私は、愛してやまないふるさと宗像を住んでよかったと心から思えるまちにするために、市民の皆さんと手を携えて取り組んでまいりました。中でも、次世代を担う子どもたち、子育て、教育についてはまちづくりの根幹と考え、重要施策として市政に当たってまいりました。  子ども施策に関しましては、平成23年に子ども部を設置して、子どもに関する手続や事業を一本化することで、市民にわかりやすく、かつ総合的に施策を進めることができるようになりました。  平成24年には、市の子ども政策の象徴として子ども基本条例を制定し、本市の子育てに関する基本的な方針を明確にいたしました。今後も本条例の理念のもと、あらゆる子ども施策を実施していきたいと考えております。  そのほかにも、議員からもお話がありましたように、発達支援センター子ども相談センターの設置、メイトム内にえほんのへやや子どもプレーパークの設置、イングリッシュサマーキャンプ、あるいはニュージーランド派遣事業など、数多くの体験交流事業を行っております。  学校教育に関しましては、子どもの学習環境の整備と安全確保のため、学校施設の大規模改造や改築、耐震化、さらには危機管理マニュアルの再点検、防犯カメラの設置などを行い、整備に努めてまいりました。一番大事な学校の耐震化については、もう既に終わっておるところでございます。  特に本市の特徴である小中一貫教育は、就任した年に始まり、この8年間で全地域に拡大して、義務教育9カ年を見通しながら、教育活動に取り組んだ結果、子どもたち学習意欲や学力に向上が見られたり、いわゆる中1ギャップの数が減少するなど、その成果が子どもたちの姿を通して見られるようになり、非常に感慨深いものがあります。また、保護者の方からも高い評価を受けているというふうに思っております。  また、子どもたち学力向上に向けては、電子黒板を初めとするICT機器導入活用など、他自治体に先駆け、積極的に導入を行っております。  ほんの一例でございますけれども、これらの施策を進めてきた結果、子どもたちの姿や市民アンケートの満足度を見ましても、一定程度の成果があったと評価をいたしております。  次に2番目に、今後の宗像ブランド教育の将来像でございます。  教育は、子どもたちの生きる力を育むために必要不可欠なものであり、加えて都市としての魅力向上という観点からも重要な施策というふうに考えております。先ほども申し上げましたけども、次世代を担う子どもたちを、健全な子どもたちを育成し育てるということは、我々大人の責務であるというふうに考えております。  本市には他自治体に誇れるものとして、これまでのまちづくりで築き上げてきたコミュニティと市民力がございます。また、まちのポテンシャルとして、調和のとれた自然環境都市機能、先人が引き継いできた歴史や文化もございます。こういった自然環境を生かして、3月には子ども100人会議が当市で教育大学を中心に開かれる、第1回の宗像国際育成プログラムとして開かれるということも決定をいたしております。  これら全てが将来を担う子どもたちを育むのに非常に適した環境が整っております。このことを市民が深く自覚し、社会全体で子どもを育てていくことがまちの魅力につながり、都市ブランドとしての宗像教育を確固たるものにするというふうに考えております。  さらに、今日的課題の克服や戦略的な取り組みとして、グローバル人材の育成を見据えた国際理解教育外国語活動英語教育の充実を図るとともに、ICTを活用した学力向上取り組みも進めていきたいと考えております。  確かな学力だけではなく、豊かな心の育成や体力向上取り組みも欠かせないため、市内の市民活動団体や企業等の活力と専門性を生かして、子どもたち音楽活動スポーツ活動を支援していきます。あわせて、地域の貴重な財産である3大学との連携事業を推進して、質の高い教育を創出していくことが大事だと考えております。  古くから、宗像市は教育のまちと言われてまいりました。この教育は形に残るものではなく、地道な取り組みこそが成果となってあらわれております。まちのブランドとして、よそから評価されるには、まさに今後も地道に取り組んでいかなければならないというふうに考えておりますし、市政における将来像としても、教育施策は根幹をなすものというふうに確信をいたしております。  以上でございます。 ◯吉田益美議長  小島議員。 ◯13番(小島議員)  ありがとうございました。  今、市長の答弁の中でも出てきたように思いますが、教育は都市としての魅力向上でもあるとお話があったと思いますが、宗像市は子育て支援が行き届いているから、あるいは教育に力を入れていて、環境整備が整っているから宗像市を選んだという子育て中の方がいらっしゃることも聞き及んでおります。  宗像市に引っ越すけど人気のある学校はどこ、学力の高い学校はどこですか、いじめのない学校はと調べて、転居先を決めている若い夫婦もいらっしゃいます。現に賃貸にお住まいの若い夫婦が家を建てるのに、どこの校区にしたらいいだろうかといった相談を受けたこともございます。それほど学校や教育は都市の魅力向上につながっているものだと私は思っております。  それから、先ほど市長の答弁の中にありましたように、学力だけではなくて、豊かな心の育成や体力向上、いわゆる生きる力を育むことが何よりも大切なことだと私は思っております。子どもは本当に私たちの未来であり、宗像市の宝です。子どもを取り巻く環境をよりよくすることが宗像市民幸福度アップにつながるものだと私は確信しております。  ここで、一つだけ質問いたしますが、先ほど市長から、グローバル人材育成に取り組む必要があるという旨の発言がございましたが、また、今現在策定中であります第2次マスタープランの中にも、グローバル人材の育成を柱とするという文言が盛り込まれておりました。宗像市の教育環境については、久芳教育長とお二人で二人三脚でやってこられたと思いますので、お二人の、グローバル人材の育成と言われましたが、グローバル人材というのはどういう見解をお持ちなのか、お二人にそのグローバル人材の育成とはどういうことをいうのか、具体的にお話をお聞きしたいと思います。  それから、先ほど市長がおっしゃいました、3月23日に行われるんですかね、宗像国際環境100人会議というのがあるやに聞いておりますが、そのことについても、グローバル人材の育成の一環だと思いますので、ここでちょっと詳しくお話を伺いたいと思います。 ◯吉田益美議長  谷井市長◯谷井市長  少し長くなりますけども、やっぱり、まずグローバル人材ということの意義なり定義ですね。現在、経済とか文化等が大変活発になる中で、海外との交流が盛んになりまして、地球は狭くなっているんですというふうに言われております。そういった中で、将来、次世代を担う宗像の子どもたちは、日本のリーダーとして、また国際社会の中で活躍し、あるいは対応できる子どもたちを育成するということが非常に大事になるというふうに思っております。  そういう中では、やっぱり学力だけではなくて、コミュニケーション能力とか、また積極性、協調性、あるいは異文化だけを理解するんじゃなくて、まずは地元、日本、そして宗像の歴史を十分学ぶということが大事だと、そこに基本があるんじゃないかというふうに思っております。幅広い教養と深い専門性、あるいはリーダーとして、またはチームワークを大事にする、そういった幅広い形で子どもを育成する下地、基礎をつくることが大事だということを考えております。  そのために現在、国際交流、いわゆる経験を積ませる。海外でのホームステイあるいは宗像市でのホームステイ等々、あるいは環境整備としてはALTあるいは寺子屋、イングリッシュサマーキャンプとか、さまざまな事業をやってまいりました。特に1月にやりました宗像版の次世代養成塾、中学生ですね、これは大変好評でございました。このことについて話すと長くなりますので、カットしますけども、このことで、また3月30日には、また弁当づくりをやると、実際に。宗像食材を使った弁当づくりをやることになります。  それから、もう一つ御質問がありました宗像国際環境100人会議でございます。  これは、3月23日と24日に教育大学で、まず、シンポジウムとあわせまして、子どもたちとの、30人による会話が、対応がございます。これは、聞きなれないと思いますけれども、気候変動に関する政府間パネル議長、いわゆるIPCCというんですけど、これは団体でノーベル賞を取っているんですけども、ここのパチャウリさんが、ぜひ宗像で、横浜で本会議があるんですけれども、宗像でやりたいということでお見えになります。  これはもう一つ、おくれましたけども、5月30日から6月1日にかけて、本番の第2部の100人会議が行われることになります。そういった中で、自分が来れないので、横浜会議で来れないからぜひ来たいということで実現したわけでございます。これで、環境という問題をテーマにして、国際的な、このノーベル賞を受賞したパチャウリ博士が来られるということですね。  それから、本番の5月につきましては、これは100人の子どもたち、中学生、高校生、大学生を集めて、世界の学者、ノーベル学者も入っておるんですけれども、ユリックスで行われるようになっております。これは、企業人あるいは外国の大使の方等々、多彩な方が来られまして、宗像の子どもを中心に、そういう教育といいますか、研修をやると。  この中のノーベル化学賞の候補とも言われております黒田先生は、宗像からノーベル賞学者を出したいと、将来、そういう意気込みで、続けて3年なり5年なりやりたいということもおっしゃっております。これは、なぜここで、宗像でやるかということは、やはり宗像が環境がいいということですね。環境がテーマになります。そして、それだけの人材、子どもも含めて人材があるということなんですね。ですから、やはり大都市でなくて、この田舎の小さな都市でやることが大きな意義があるというふうに申しておられます。  そういったことで、これが、先ほど御質問のとおり、子どもたちが将来の国際性あるはグローバル化の中で活躍できる素地になるのではないかというふうに考えております。  ちょっと長くなりましたけども、以上です。 ◯吉田益美議長  久芳教育長◯久芳教育長  グローバル人材ということでございます。  市長のほうでお考え方を述べられたわけですけども、私も同様に思っております。グローバル人材というのは、簡単に言えば、自立した人間であること、それから知的好奇心が強く、学び続ける人、そしてリーダーシップがある人等々ですね、その素地となる必要条件というのはいろいろあると思いますが、簡単に言えば、自分の思いや考え方、ビジョンというようなものを世界に向けて発信し、そして国際社会で活躍できる人材であると、私はこのように思っております。  このようなグローバル人材を育成するため、学校教育ではということになりますけれども、国のほうでも施策として取り組んでいることがまさにこういったグローバル人材を育てるということになるんでしょうけれども、自分で課題を見つけ出し、みずから考え、主体的に行動する、そういう子どもの育成に力を入れるということです。そして、これから変動していく社会にしっかりと対応できる、議員もおっしゃいました生きる力というものを教育理念として日々の教育活動を行っているということでございます。  特に海外におきまして活躍していただくためには、日本のことも当然、しっかりと知っておかないといけません。自分たちの郷土の伝統や文化についてやはり理解を深めて、尊重する態度を身につけるということ、またそれから、世界のことも当然ながら学び、積極的に日本のみならず外国の方々にかかわっていくということが大切ではなかろうかなというふうに思っております。そのために、世界におけるコミュニケーションツールと言えると思いますけれども、特に英語になりますけども、外国語教育の充実、それから国際理解教育の推進は欠かせないと、このように思っています。  宗像市におきましては、グローバル人材の育成と国際交流の推進、これを施策として掲げまして、学校教育におきましては、英会話に触れる機会や外国の生活、文化などになれ親しむ機会を持たせ、コミュニケーション能力の育成を図る施策などを積極的に進めてまいりたいと、このように思います。  先ほど市長のほうから宗像国際育成プログラム、これは地球の環境と平和を築く国際人を育てるということでのプログラムでございます。先ほど市長のほうから御説明がありましたけども、これは市内の中学生30人を対象として、超一流の講師による、世界的に有名な方による講義を聞かせていただけるという取り組みでございます。  これが一過性のものではなくて、黒田先生の話が出ておりましたけども、この黒田先生国連科学諮問委員会の委員でもあり、東京大学の名誉教授でもあるんですけども、宗像のためにわざわざこちらに来ていただいて、子どもたちに年に4回ぐらいかかわっていただく。その中で、メール等も使いながら、日ごろ課題と思ったこととか不思議に思ったことを先生のほうに質問すれば、ちゃんと答えてあげるよというような、そういったところまでの取り組みをやっていただけるということで、こういった取り組みも、そういう機会を与えるという取り組みも宗像市のグローバル人材を育てるための一つの手だてではないかなと、このように思っております。  以上です。 ◯吉田益美議長  小島議員。 ◯13番(小島議員)  ありがとうございました。  お二人からグローバル人材のことについてお聞きいたしましたが、私がきょう、お二人の考えと私も一緒でございまして、まずやっぱりグローバルな人材と申しますと、あたかも何か英語力をつけて、そして世界の情勢をよく知ることがグローバル人材育成と思われがち、教育だと思われがちなんですけど、私はやはりグローバルな人材というのは、基本、自国の、あるいはふるさとの文化、歴史、そして自分の国のことを語ることができないと、それはグローバルな人とは思えないんですよね。そういう教育をやっぱりしていかないと、ただ学力だけをつけて、そして英語力だけをつけて、どんなに堪能に英語がしゃべれても、やはり自分の国に誇りを持ち、ふるさとに誇りを持つことが何よりグローバル人材を育てる基本だと思っておりますので、よろしくお願いします。  それから、先ほど宗像国際環境100人会議ですかね、の話をいただきましたが、とても、そういう機会に触れることが子どもたちグローバルに育てていく、グローバル人材に育てていくということだと思っております。楽しみにしております。子どもたちがよりよい刺激を受けて、そしてそれが私はきっと誇りになると思うんですよ。そういう場にいただけでも、自分の人生にとってすばらしい経験になるし、誇りになると思いますので、ぜひぜひそういう機会をたくさんつくってあげて、宗像市の子どもの教育を考えていっていただきたいと思います。  これで1項目めの質問を終わります。 ◯吉田益美議長  それでは、小島議員の2項目めの質問を許します。 ◯13番(小島議員)  2項目めの質問に入ります。  さて、平成21年より、電子黒板の整備などICT利活用環境整備をしていた佐賀県武雄市では、電子黒板を使った授業はわかりやすいなどの評価を得たために、ことしの4月より小学生全員に、さらに来年には中学生全員、計4,200人に一人に1台ずつを貸与して、タブレット端末を使った授業を始めると発表いたしました。全国の公立の小・中学校では初めての取り組みであり、武雄市のICT利活用教育は、全国的にも注目を浴びています。  ICT教育は、いろいろなツールを活用して、さまざまな手法で行われているのは御存じのとおりでございます。  例えば佐賀市では、不登校対策の一環として、平成18年からNPO法人に業務委託をして、不登校の小・中学生を対象に、自宅のパソコン教育ソフトを使って指導する授業を行っています。もちろんパソコンだけに頼るのではなく、訪問スタッフを派遣するなど人的な手当ても行っています。学力向上にも、不登校対策にもかなりの成果が上がっていて、平成20年度の不登校児童・生徒は、小学生49人、中学生230人だったのが、22年度には小学生が33人、そして中学生が182人に減少したという成果が上がっているそうです。  今回は、私は、タブレット端末を活用した教育の推進を提案いたしますが、導入するに当たっては、幾つかの課題が挙げられます。まず挙げられるのが費用の問題です。端末代掛けの人数分、ソフトの導入、LANの設置、保管場所の設置、メンテナンス、修理、廃棄処分等々の費用を要します。2番目に、教員側の知識不足や実践技術の問題等でサポートの必要性、そしてウイルスや情報流出対策、充電や管理はどうするのかといったセキュリティーと管理の問題がございます。  反面、わかりやすい授業が実施できて、学力アップにつながる、校務の効率化などのメリットがあります。また、特別支援教材としても、PCに比べものにならないほどの効果があると専門家は言っております。  本市のICT利活用教育は、平成24年度から電子黒板の導入を開始し、そして今後は検証しながら徐々に推進していく方向にあると思っておりますが、私は、ICT教育を全面的に賛美するものではございません。しかし、グローバルな人材が求められ、情報化社会を生きる子どもたちは、ツールとして必要だと思っております。  ここで、質問いたします。  まず、武雄市のように、本市の全小・中学生に一人1台ずつの端末機を貸与し、本格的にICT教育を実施することを想定した場合、事業費の総額は幾らと試算されていらっしゃいますでしょうか。  2番目に、まずは大島学園を手始めに導入されることを提案いたしますが、その場合の事業費の試算額はいかほどでしょうか。  最後に、大島学園をモデル校にした場合のメリットとデメリットをいかが考えていらっしゃるのかお尋ねいたしまして、2項目めの1回目の質問といたします。 ◯吉田益美議長  執行部に答弁を求めます。  久芳教育長◯久芳教育長  まず最初の全小・中学生に一人1台の端末機を貸与した場合の事業費の総額についてお答えをいたします。  全ての小・中学校22校において、タブレットが使用できる環境にするために、無線による接続方法の整備などインフラ構築費用については約1億8,000万円、タブレット端末を一人1台配備した場合は、児童・生徒数に教員分を含め約8,600台程度が必要になってまいりますことから、約17億2,000万円ということになり、総事業費は約19億円程度かかるものと試算をいたしております。  それから、2番目の大島小中学校一貫校をモデル校にについてお答えをいたします。  議員の御提案のとおり、大島小・中学校2校の全児童・生徒に配付した場合、タブレット端末を40台程度ですね、それで約800万円、インフラ構築費用として約1,000万円必要になります。総事業費は約1,800万円程度かかるものと試算をいたしております。  それから、3番目の大島小中学校一貫校をモデル校にした場合のメリットとデメリットでございます。  メリットといたしましては、ICT機器導入において、少人数であるため、全児童・生徒に対して、教師やICT支援員のサポートが十分に行き届き、ICT機器操作の習得を徹底しやすいことや、事業費が他校に比べて安価になるのではないかなと、このようにも思っております。  デメリットといたしましては、ICT機器を活用することでの教育効果の検証という意味では、非常に母体が少のうございますので、モデル校としての成果という意味では、なかなか成果の判断ができにくいのではないかなと、このように思っております。  以上です。 ◯吉田益美議長  小島議員。 ◯13番(小島議員)  モデル校という表現が適当でなかったのか、適切ではなかったのかなと今、反省しているところですが、モデル校というより、タブレットの導入をまずは大島学園から始めたらいかがかという提案をしたのは、先ほど教育長もおっしゃったように、事業費が安価にできるということですね。というのは、大島が生徒数が、先ほど教育長も説明がありましたように、生徒数が少ないので、事業費がほかに比べて少額であるということ、それから二つ目に、大島学園小中一貫教育でもA型で、すなわち同じ施設で学んでいるということですね。
     それから三つ目ですが、大島には高校がございません。家業の漁業や農業を継ぐ以外には働く場所もございません。進学する子も就職をする子も、好むと好まざるにかかわらず、中学校を卒業と同時に島を離れなくてはなりません。大島には15歳の春という言葉がございます。生まれたときから顔見知りばかりの中で育ってきた子どもたちが、15歳で親元を離れて、そして島を離れなければなりません。  先日、大島の小・中学校の校長先生にお会いをして、お話を聞いてまいりました。15歳の春に備え、学力に加え、生活力と自立力を習得されることを念頭に入れて教育をしているとおっしゃっておりました。また、学生寮のある市内の宗像高校に合格できる学力をつけなければならない、教員は無論のこと、島を挙げて宗像高校全員合格を目指して頑張っているとおっしゃっていました。  もう一つ心に残るお話をお聞きしました。余談なんですけど、中学校の校長先生が、入学先の高校を訪問すると、大島の子はよく世話が行き届きますね、大島の子は大島が大好きなんですねと異口同音に言われるそうです。どの学校に行っても、最初に高校の先生が言われる言葉がそうだそうです。  それからもう一つ、刺激をやっぱり、島の中ばっかりで勉強したり遊んだり、生きてきているものですから、高校に出たらすごい学力が伸びるそうです。すごい、学力向上すごいですね、大島の子の学力の伸びはと、どの学校に行っても言われるんですよという校長先生の弁でした。  先ほどの答弁で、モデル校として調査するにはやっぱり適さないとおっしゃいましたけど、私もそれは十分に理解できます。しかし、地理的にもハンデがあり、国も法整備を初めもろもろの支援策を展開していますが、市としては、離島である大島の子どもたちの教育振興策、それから学力向上についての手だてはどのようにしてあるのか、教育長の見解をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ◯吉田益美議長  久芳教育長◯久芳教育長  今、15歳の春というお話がありました。とても印象的な言葉であると思います。  私も大島にお伺いしたときによく思いますのは、こちらの子どもたちと決定的に違うなというふうに思いますのは、やっぱり自立しているというような感じがよくするんですね。そして、やっぱりふるさとのいろんな大人も含めて、大切に育てられているということを実はよく感じております。  先般、小川知事が大島を御訪問されたときに、歓迎の言葉を当時の生徒会長が申し述べたわけですね。申し述べた最後に、知事に対して、大島をよろしくお願いしますと、こういうことを言っております。知事は非常に感銘を受けられたんですね。ノー原稿で、きちっと自分の考えを伝え、そして大島のことを伝えたという、その何か自立した子どもの姿に非常に感銘を受けられたということで、私も何か、すばらしい教育がやっぱり大島では行われているなというふうに思っております。  ただ、議員が御指摘をされるように、やっぱり大島は離島でありますので、さまざまなハンデを抱えております。そのハンデのために本市では、例えば教員の定数上の問題であるとか、人的な部分についても配慮したような形でやっておりますし、いろんな意味で施設的な面においても、極力、学力とかいろんな面でハンディキャップが生じないように努力しているところでございます。  先ほどICTの話も、これも一つの手だてでございます。しかし、これについては、将来的な全体の市の構想の中で、どういうふうにやっていくかというのはもう少し検討していかないといけないのかなというふうに思っております。  いずれにしても、この大島は、宗像市が最初に取り組みました小中一貫教育のモデル校でございます。そして、その姿をしっかりと見せてくれていると思いますので、学力も、私どもが心配をするような形ではございません。結構しっかり、本市の中でも高いレベルを維持しておりますので、そういう点では、かなり教育の中身も充実しているのかなというふうに思います。いずれにしても、いろいろ課題もございますので、離島については、地島も含めて、私どももしっかりと力を入れて、教育を推進してまいりたいと、このように思います。 ◯吉田益美議長  小島議員。 ◯13番(小島議員)  時間が迫ってまいりますので、たくさんお話ししたいこととか、聞きたいことがございましたが、少しここで、ICT教育についての考え方といいますか、ちょっと整理をしていただきたいと思います。  冒頭に述べましたように、ICT機器を全面的に支持するものではございませんが、ICTはあくまでツールの一つであると思っております。でも、先ほども冒頭でも言いましたように、使いようによってはすごい威力を発揮する代物だと私は思っております。グローバル化が進み、情報化社会を生きる子どもたちにとっては必要不可欠なものになりつつあると思っておりますので、教育委員会ではタブレット導入における効果や課題、そしてメリット、デメリットを分析してあるのでしょうか。今、分析中なんでしょうか。分析がなされているんだったら、分析の結果と見解をお尋ねいたします。 ◯吉田益美議長  高橋教育部長。 ◯高橋教育部長  それでは、私のほうから、ICT教育、特にタブレットの導入におけるメリット、デメリットについてお答えをさせていただきます。  議員御指摘のとおり、ICT機器の導入において、機器に頼り過ぎてはならないと考えております。議員御指摘のとおり、あくまでも学習活動の向上をさせるための道具、つまりツールであると考えております。  そこで、タブレットの機器導入のメリットでございますけれども、例えば自分で調べたことを手元で簡単に検索できるとか、あるいは画像の拡大、縮小や動画、音声データなどの再生等もできるようになり、授業の幅が広がり、子どもたち学習意欲の向上、あるいは知識技能の向上をより図ることができるというふうに分析をしております。また、コンピューターを扱う技術や情報リテラシー能力あるいは情報モラルなどのさまざまな技術を身につけさせることができます。特に特別支援教育においても効果的であると言われておりまして、導入を特別支援教育にも図ることでメリットがあるというふうに言われております。  一方、デメリットでございます。タブレットに、先ほど議員おっしゃったように、頼り過ぎると、子どもたちが例えばノートを少し書くことがおろそかになるとか、授業の記録とか、自分自身が得た知識や技能、さらには思考の過程まで整理をしなくちゃいけないんですけど、そこら辺がちょっとおろそかになるとか、そういったところが現実として課題としてございます。これは一つ例示でございましたけども、要は子どもたちの体験がどうしてもおくれがち、忘れがちになることが大きな課題ではなかろうかというふうに思っております。  そこで、これからはタブレットに頼り過ぎないように、導入においても、指導においては、活用のバランスを十分考慮しながら進めていく必要があるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯吉田益美議長  小島議員。 ◯13番(小島議員)  ありがとうございました。  それからこれは、武雄市教育委員会は反転授業という形を取り入れているんですね、形式を。これは、詳しくはちょっと、ここでお話ししたいと思っておりましたが、時間がございませんので、もう教育委員長も教育長も御存じだと思いますので、うちでは、うちの宗像市では、どんなふうな形式でタブレット端末ICT教育をどんなふうに進めていこうとされているのか、イメージでいいですので、お聞かせください。 ◯吉田益美議長  久芳教育長◯久芳教育長  今、議員のほうから武雄市の導入の状況についていろいろお話がありました。私どもも、委員長も含めて、教育委員、それからうちの幹部も含めて、武雄市の研究発表に行ってまいりまして、その取り組みをつぶさに検証してまいりました。  タブレットというのはこれからということになろうかと思いますけれども、先ほどから総事業費というのが随分かかるということで、喉から手が出るほど欲しいということでございますけれども、本当にない予算の中で、市長のほうからこういうことをぜひ進めていけという力強い後押しがございますので、私どもはこれを極力入れていきたいと、そして、これからはこれを活用していきたいというふうに思っております。  一つ例が、反転授業という話がございました。これはテレビでも紹介されたので、多くの方は御存じかと思いますけども、予習、要するに自宅で勉強するというか、予習に相当するものではないかなというふうに思っております。まだまだこれから先、その成果というものを検証していかなければいけないのですけれども、その使い方の方法としては一つの手段かなというふうに思っております。  何分にもこのタブレットというのは、世界につながるという部分もございますので、辞書機能でありますとか、事典機能ももちろんありますし、外に飛び出して、カメラで写して、そしてそれを授業に使うとか、授業の中で発表に使うとか、さまざまな手だてを講じることができると思います。  私どもはぜひこれを入れたいと思っておりますけれども、多額の予算を使う以上、教員の方々にもその素地を、活用能力といいますか、そういったものもやっぱり育てていかないといけないなというふうに特に思っております。それで、投入したそういったICT機器が有効に使えるような手段もあわせて考えながら、これから導入をしていきたいと思っております。教育大学との共同研究の中でも、このICTを活用した教育をどうするかということにつきましても、今、研究を進めているところでございます。  以上です。 ◯吉田益美議長  小島議員。 ◯13番(小島議員)  私も、ICT機器に頼り過ぎることは好ましくないということはお互いに共通認識だと思いますが、教育に効果があるのは、先ほど教育長もお話しになりましたように、反転授業は、やはり帰って復習ができて、それをまた教室に持ってきて、それをみんなで議論しながら、復習し合いながら、また次へ進んでいけるという共同の教育ができるということで、すごく大変教育に効果的であるという、まだそれこそ日本では初めての例ですので、ですけど、今後もぜひ積極的に研究なり、そして調査なりをしていただいて、積極的な導入の方向でいっていただきたいと願っております。  そこで、先ほど離島では、大島ではやっぱりモデル的には、モデル事業的にはあんまり検証にはならないんでしょうけど、ぜひ、先ほど教育長も言われましたように、大島、離島はハンデをたくさん抱えております。教育問題でも、本当に学力、あれだけの学力はやっぱり先生方の努力のたまものだと思っていますので、早期のぜひ導入をお願いしたいと思っております。  最後になりますけど、本市のもう一つの離島である地島のことをちょっとお話ししたいと思います。  島の文化は学校なんです、学校の火が消えたら島の文化はなくなります、学校の火を消すわけにはいきません、島のみんなが生きがいをなくしますと、地島の小学校の校長先生からお聞きしました。この校長先生のお言葉は本当に深く胸に残っています。  私、すごいカルチャーショックを受けたんですね、これで。えっ、学校が島の文化なんだと思って、本当にカルチャーショックを受けたんですけど、本当に島の皆さんの学校に対する思いですね、並々ならぬものだなと思い知らされましたけど。  実は私は、離島振興のために大島を福祉と教育の島にという構想を練っておりました。前々からこれは私の夢でしたので、構想を練っておりましたが、その言葉をお聞きしたときに、私の思い描いていた構想は根本的に立て直しをしなければならないなと思ったんです。  内地に住む私たちは、ユリックスに行けばコンサートも鑑賞できます。劇も見ることが、ミュージカルも見ることができます。著名な方の講演も聞くことができます。図書館に行けば、すぐに本が読めます。本当にちょっと足を延ばしたり、ちょっと手を伸ばせば文化芸術を享受できる環境にあります。でも、離島の皆さんはそうはいかない。同じ宗像市民でありながらと改めて思い知らされました。  また、離島の文化は学校であり、子どもは島の皆さんの生きがいであり、そして島の宝は正真正銘、本当に子どもなんだなと思い知らされました。地島小学校は、現在の生徒数は15人です。この春、3人が卒業して、6人の新入学生が入学してきますが、そのうちの何と5人が漁村留学生なんですよね。島の子どもは、島民の子は一人なんですね、新入学生が。  地島の皆さんは、この現状についてもすごい危機感を持っていらっしゃいますので、ぜひこの学校の火を消さない、離島の学校の火を消さないという思いを一つにして、私は教育の振興策なくして、離島振興は語れないんだなとつくづく思い知らされましたので、大島のICT活用教育にあわせて、地島の漁村留学に対しても、今後しっかり支援していっていただきたいと強く強く要望いたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◯吉田益美議長  これで小島議員の質問を終了します。  ここで暫時休憩といたします。再開は11時10分といたします。                      休憩 10時54分                      再開 11時10分 ◯吉田益美議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、12番、福田議員の質問を許します。福田議員、どうぞ。 ◯12番(福田議員)  皆様、おはようございます。3月議会最後の一般質問となりました。  冒頭に、まずもって1月に急逝されました花田利和議員の御冥福を心よりお祈り申し上げます。花田議員とは10年近く、同僚議員として公私ともにいろんな御指導をいただきました。特に印象的だったのは、選挙が終わった翌日に、もう次の選挙が始まっているぞと、また市民の方々のところに行かれていたその姿を見たときに、本当にいい意味で、ドブ板議員をみずから実践されておられた、先輩議員として本当に尊敬をしておりました。心より御冥福をお祈り申し上げます。  それから、この3月議会が谷井市長が最後の議会ということで、大変残念でございますけれども、2期目の最後ということで、一応最後の一般質問をさせていただきたいと思います。またぜひ3期目、私も少なからずも応援させていただきますので、どうぞ3期目またここで晴れて一般質問で議論をできることを楽しみにしております。  それでは、本日、一般質問は、東郷駅駅前広場の整備を世界遺産登録と関連づけて整備の見直しをしてはいかがかということで、この1点を一般質問させていただきます。  現在、本市の東郷駅の北口及び日の里口の開発が進められています。赤間駅の区画整理が順調に終わったため、今回の東郷駅の開発は、東郷駅周辺住民の期待も大変大きいものがあります。  一方、本市は、宗像・沖ノ島と関連遺産群の世界遺産登録に向け、福岡県や福津市と一緒に推進をしております。その実質的な顔となる宗像大社に市外の方が行く場合、どう行けばいいのか甚だ不案内であると聞いております。  東郷駅は、この宗像大社の玄関口とも位置づけられる大変重要な駅であると考えます。この東郷駅駅前広場の整備を世界遺産登録と関連づけて、その整備の見直しをしてはいかがでしょうか。  以上、1回目の質問を終わります。 ◯吉田益美議長  福田議員の質問に対し、執行部に答弁を求めます。  谷井市長◯谷井市長  東郷駅前広場については、整備は順調に進んでおります。そのために、今後どうするかということの御質問だと思います。  東郷駅北口駅前広場整備につきましては、東郷地区コミュニティ運営協議会などと協議を重ねまして、平成23年10月に行われた宗像市都市計画審議会で都市計画決定をするとともに、あわせて警察、JR九州、西鉄バスなどの関係機関との協議を経て、実施設計を行ってまいりました。  また、東郷駅は、宗像大社、神湊、大島へ続く宗像・沖ノ島関連遺産群への玄関口であるとの認識を持っておりまして、実施設計を行う際に、世界遺産登録を見据えた上で、素材、デザイン、色彩などについても検討を重ねて決定をいたしております。したがって、現時点では計画の見直しをする予定はございません。  なお、日の里口につきましては、特に世界遺産に関連づけた整備は行わないことといたしております。  ただ、議員御指摘のとおり、宗像大社に市外の方が行った場合については、大変不案内だということは私どもにも寄せられておりまして、今後、駅名変更をどうするか、駅前北口は大社口、日の里口とか、そういう名称で考えていくことにしておりますけれども、そういう面での大きな形であります駅名変更ですね、これについては大きな課題であるというふうに考えております。 ◯吉田益美議長  福田議員。 ◯12番(福田議員)  昨日も世界遺産登録についての一般質問がございました。その中で谷井市長の思いというものもきのう聞かせていただいたんですね。一般質問の趣旨は、その駅前広場の整備とこの世界遺産を関連づけて、少し合わせわざでより効果が出るように考えていただいたらいかがかなと。現状のプランで非常にいいところ、いいレベルまで来ていると思うんですけれども、さらにそれをよくするために、今回ちょっと提案をさせていただきたいというところです。  新聞にどんと宗像が、宗像に世界遺産をということで、これ、新聞の、朝日新聞にどんと出ました。そして、「宗像に世界遺産を」というマークをキリンビールの缶に入れていただいているということで、大変、宗像、盛り上がっておりますと言いたいところですが、なぜかちょっともう一つ盛り上がりが足りないのかなという感じもしております。  それで、せっかくですので、私は、世界遺産に関していろんな考え方もあろうかと思いますが、私は、この世界遺産登録をやはり宗像市の知名度アップの励みにしたいということで、推進をよりしたいという立場で、駅前広場の開発と整備と世界遺産を関連づけながら、一般質問を進めていきたいというふうに思っております。  それで再度、昨日もございましたけれども、改めて谷井市長のこの世界遺産にかける思いというものを再度お聞かせいただければと思います。 ◯吉田益美議長  谷井市長◯谷井市長  これは昨日の末吉議員のところでも申し上げましたように、世界遺産というのはあくまでも保存、保護することが目的だということですね。その中で、やはり世界に一つしかない沖ノ島と関連遺産群、これはよその、これは言葉は悪いですけど、逆立ちしたってできないわけです、大都市であろうとですね。これは宗像市しかない。ですから、そういったものにつきまして、やっぱり世界の人に知っていただく、そして我々住んでいる市民、我々が、子どもを含めて、将来を担う子どもも含めて、宗像に生まれてよかった、あるいは住んでよかったという誇りですね、こういうものが発信できると、また共有できるということが一番大事になってくるというふうに思います。それと付随的に、先ほどもありましたように、ムナカタと読んでもらえないと、どこに行っても。そういったことで、知ってもらうということが非常に大事だと。  それと、もう一つは、先ほど子どもの国際化の話をしました、グローバル。やっぱり子どもたちが、次世代を担う子どもたちが大きくなって、宗像の名前が世界遺産として世界に知られているという誇りですね、先ほど言いましたように、それがやっぱりグローバルの中で認識されてくることは大変大きい、精神的にもですね、教育上もですね。ですから、そういうことで、やはりこれは遺産、宗像市の遺産、財産として後世に引き継ぐ、これを守ってもらう、それが目的であるというふうに思っております。 ◯吉田益美議長  福田議員。 ◯12番(福田議員)  改めて今、谷井市長の決意を聞かせていただいたんですけれども、やはりこういうプロジェクトですよね、大きなプロジェクトと思います、宗像市にとってですね。プロジェクトの推進役は、やはり何といってもトップ、トップの思い、熱い思いがあって、こういった大きなプロジェクトが推進していくのではないかなというふうに思います。そういう意味で、今の谷井市長のこの世界遺産登録にかける思いというのは、私は十分感じるところであります。  先日、合併検証報告書をいただきました、議会にですね。この中でもやはり市民の方の反応というのも出ておりますね。そこをちょっと引用させていただくと、市民アンケート結果から見えてきた課題ということで、世界遺産登録活動については登録の必要性が感じられない、関心がある市民と関係者だけの取り組みになっている、また、世界遺産登録のメリット、デメリットの説明が不足している、PRが不足しているなどの意見があったと、これは世界遺産登録活動の目的や意義などを市民に対して十分に説明できていないことが一因であると考える、今後は世界遺産としての歴史的、文化的な価値のみではなく、世界遺産登録活動の目的や意義について、市民に向けて丁寧にわかりやすく説明し、世界遺産登録活動の応援者をふやしていく必要があると報告されているわけですね。  これについて、市は改めてこの世界遺産登録の推進、これだけ市民の方がよくわからないなという、アンケート結果から出ております。市がこの世界遺産登録に向けての活動、自己採点をするとどんな、何点で、どういう状況なんでしょうか、そこを教えていただきたいと思います。 ◯吉田益美議長  中野経営企画部長。
    ◯中野経営企画部長  ただいまの合併検証のアンケートからの引用でした。確かに私ども、合併検証のアンケートを行って、今、御紹介いただいた、大きくは、目的、意義がわかりにくい、メリットが見えてこない、それと一部の人の取り組みに終わっているというのは、一部の自由筆記意見で、それはそれで真摯に受けとめて、改善を図っていこうという意味合いで、課題として上げさせていただきました。  ただ、アンケートをよく見ていただくとわかりますけど、世界遺産登録活動に肯定的な意見が46%、否定的な意見が10%でございます。これは、登録活動そのものに対してよかったか、悪かったかというところでございます。  ただ、そういった一部で意見があるというのは、大きな課題と思っておりますので、今までも広報紙であるとかバス見学講座、ルックルック講座、コミュニティへの説明会といろいろと説明には努めてまいりましたけど、そういった課題を含めて、さらに理解していただくように強化していきたいと思っています。  点数については、いろいろありましょうけど、満点でないことは確かでございます。  以上です。 ◯吉田益美議長  福田議員。 ◯12番(福田議員)  そうですね。アンケートの内容からは、決して否定的な声だけではないということ、それから、むしろ理解をもっとしたいんだけどもよくわからないよというところが浮き彫りになっているわけですから、ここは、市の行政の皆さんも一生懸命、世界遺産登録に向けて御尽力されているというふうに、私も重々そう認識しておりますけれども、やはり何かもう一つ足りないんでしょうね、PRが。きのうかおととい一般質問でもありました、パブリックリレーションズという広報的なところ、ここがもう一つ、もう一工夫ほしいのかなというところが現状ではないんでしょうか。  やはり宗像のこの世界遺産を登録しようという、この沖ノ島を含めた世界遺産については、その価値は本当に重々私もすごいものがあるなというふうに思いますし、海外で日本といえば、芸者、富士山というパターンなんですよね。あと、三つ目に出るとすれば忍者とかね。そういった中で、宗像の沖ノ島というのが世界遺産登録になれば、日本といえば沖ノ島ということも考えられるわけですから、そういう意味では非常に宗像市の知名度アップに貢献する、多大なる貢献ができるのではないかというふうに私も期待しているところであります。  やっぱり宗像というのは、私も今まで55年生きてきまして、もうすぐ、もう大分終わりも近くなっておりますけれども、やっぱり宗像が一番長いんですよ、自分の人生の中で。今、16年目を迎えますけどね。その中でやっぱり宗像というのは非常にいいし、このまちをもっとPRしたいし、もっとよそから来ていただきたいしと。その中でこれだけの世界遺産の材料があるということですから、本当にこれは千載一遇のチャンスだなというふうに思います。  先日、所用で福岡県庁に行きましたところ、1階のロビーに物すごいパネルがぽんぽんぽんと立っていましたね。何だろうと思って近づいて見てみましたら、沖ノ島とその遺産群の世界遺産登録に向けてのPRのパネルがどんとあった。あれは非常にやはり県としても力を入れておられるんだなというのをやっぱり感じて、非常にうれしいというふうに私も思ったところです。  この世界遺産登録が宗像市としての都市ブランド力をつけたいと、高めたいということが再三、この4日間の一般質問の中でも出てきておりました。この世界遺産と都市ブランド、ここの関連として、どういうふうにこの世界遺産を都市ブランド力に結びつけていこうとされているのか、その辺もお伺いしたいと思います。 ◯吉田益美議長  中野経営企画部長。 ◯中野経営企画部長  まず都市ブランドといいますのは、まちのブランド化であって、どこにでもないまち、ほかのまちにないものを、差異化を図りながらまちのイメージをつくっていくということが基本だろうと思います。先ほど市長の答弁のほうにもありましたように、世界的に評価を受ける歴史文化遺産ですね、こういった遺産というのはほかのまちにはない宗像市の貴重な財産でございます。それと、先人たちから受け継いできたこの財産をまた未来に引き継いでいく価値のある財産と思っています。そういったものを生かしながら、他市にないものを生かしながら、まちのイメージアップにつなげていくということでございます。 ◯吉田益美議長  福田議員。 ◯12番(福田議員)  そうですね。まだ世界遺産が十分、都市ブランド力のアップになかなかつながっているというところまではまだ結果としては出てないかもしれませんけど、やはり一つの世界遺産をてこに、レバレッジとして使っていくというのは非常に大きな手法の一つじゃないかなというふうに思います。  それからちょっと、冒頭ちょっと宗像大社、これはやっぱり今回の世界遺産登録のやっぱりコアになるものですよね。三つの三女神を祭っているという、その陸地にある辺津宮、ここに多くの方がまずは行かれるわけですよね。沖ノ島は女人禁制ですしということで。そうしたときに、やはり宗像大社にどう行くんだろうというのがやっぱりありますね。  これだけ世界遺産登録、宗像大社ということが聞こえてくるんだけれども、外から来た人が、宗像大社はどう行けばいいんですかということで、よくわからないということがよくあるそうです。私もちょっとこれ、シミュレーションを自分でしてみたんですね。  今、ここにありますのが宗像市の遺跡マップのコピーなんです。例えば今、ある福岡から宗像の宗像大社に初めて来られるという方が車で来たとしましょう。そうすると、3号線バイパスをずっと来ます。そうすると、宗像大社に誘導する看板が、二つのルートがあるんですね。  一つ、ここで御紹介したいのは、ちょうど3号線バイパスを福津市のほうから宗像に向かってきて、若木台の交差点を過ぎたところに看板が立っています、こんな感じで。ちょっとアップしますと、これですね。3号線から97号線に行くような看板が出ています。ここで宗像と、ここで出てくるんですね。ここだけ見ても、宗像大社とはちょっとイメージできないんですが、よく見ると、下にちょっと、看板とは違った、もうちょっと先に行くと、柱に宗像大社というこういう看板が出てくるんですね。  この宗像大社を、これを見落とさなければ、あっ、左折だということで、この97号線に左折をすると。そうするとこの看板がすぐ見えてくるんですね。宗像大社というマークが見えてくる。これで宗像大社、こっちへ行けばいいんだとわかるんですけど、要は、ちょっとこの宗像大社というこの看板を見落としてしまうと、すーっと行ってしまうという危険性があるんですね。これはちょっとわかりにくいというところが私、感じていますね。  それから、宗像大社の97号線を折れます。折れて行きます。そうしますと、ここ、すぐ小竹という交差点なんですね。東福間駅のすぐ近くの小竹という交差点、ここを左折することになるんですけど、左折して旧3号線をずっと真っすぐ行きます。真っすぐ行くと、今度はずっとずっと行くと、JR東郷駅東口という交差点の手前にこの看板が出るんです、ぽんと。ここの看板を、時速40キロぐらいで大体進んでおられるんでしょうか、皆さん、すーっと行って、ぱっと見たときに、その看板を見る何秒かの間に、この宗像大社というこの左折、これ、新田熊橋を渡るんですよ。渡って左に左折すると宗像大社に行きますけども、これはちょっとなかなかわかりづらいですね、初めての方は非常に。  それで、これを真っすぐ行きますと、今度は69号線ですから、宗像大社の、今度はどんと突き当って、これです。宗像大社、どんと突き当って、宗像大社というマークが出ますので、あとは左折すれば宗像大社に間もなく、車だったら5分ぐらいで着くというルートなんですよ。  それで、今の私の申し上げたルートというのをもう一回全体のマップの中で見ますと、3号線バイパスを左折しました。あのマークは非常に見落とすと危ない。危ないんですけども、ちょっと看板がすぐ、ちゃんと見落とさなければちゃんと曲がれるし、そして八並の小竹の交差点からずっと旧3号線を行って、東郷駅東口という看板のところの、さっきの看板を見落とさないで左折すれば、どんとこっちに行って、ここのところでまた左折で、宗像大社に行くということで、この途中、1、2、3と三つの看板があるんですけれども、これはなかなか、はっきり言って、ちょっと最初の3号線バイパスからぱっと左に入るところは非常にわかりづらいというふうに思いますね。見落とす可能性は結構あるんじゃないかなと思います。これが、このルートが1点なんですよ。  二つ目のルート、今度は福岡市のほうから来たときに、もう一つ宗像大社に行くルート、二つ目のルートがあります。  これは、3号線バイパスから日の里を通りまして、そして宗像大社に行くルートなんですけれども、これも看板をずっとたどって、私もシミュレーションしますと、看板が、まず3号線バイパスを走っていますと、あそこの日の里のすぐ近くのところに来ましたらこの看板が出ます。そして宗像大社と、左におりたら宗像大社ですよとなりますので、これはわかりますよね、大体ね。わかると思います、普通。  それから、3号線バイパスをおりていくと、ちょっと交通量が少ない夜を、夜この写真を撮りましたので真っ暗になっていますが、下って左側に行くと、スロープの真ん前にこの看板が出ます。これをちょっと拡大してみますと、宗像大社、東郷駅と出ていますので、非常にこれはわかりやすいよねという感じですね。  ここは問題ないんですが、これをそのままずっと東郷駅に真っすぐ行くと、行くんですよ。そうすると、東郷駅まで真っすぐ行く道の間に、東郷駅と、さっき3号線バイパスをおりたその間には、看板がこれしかないんですよ。この緑のこの看板。これをちょっと拡大するとこんなです。宗像ユリックスの案内とJR東郷駅の直線の看板しかないんですよ。だから、宗像大社に初めて来られる方は、ここでちょっとパニックになるかもしれません。あれっ、大社はないよね、どう行けばいいのと。そのままずっと真っすぐ行きますとどんと。夜のこれはJR東郷駅日の里口ですけど、日の里口にぽんと出るんですよ。  ここで出ても、標識は全くないんですよ、周り。だから、あら、おかしいねと思って、ロータリーに入られると、どっちに出られるかわかりませんけどね。そして、ぐるっと回って同じところに出るとすると、日の里口からまたそのまま戻るとすると、3号線バイパスの来た道を真っすぐ戻るしかない。戻る途中には看板が何もない。だから、無限ループに陥るわけですよね。3号線バイパスの出口から東郷駅の間に宗像大社に行く案内板がないので、極端な話、そこをずっと往復しているということになります。  したがって、正確に行くには、3号線バイパスをおりてから東郷駅に行く間に、日の里8丁目という交差点があります。信号は三つ目です。そうするとここに、8丁目のところで、もしラッキーにもその方が右折されれば、これが見えてくるんですよ。日の里2丁目の交差点の手前に、真っすぐ行ったらユリックスですよ、左に行ったら、そこはY字型の交差点になっておりますから、左に行くと宗像大社ですよと、ここで初めてわかるんですよ。これを探し切らなかったら、結構あそこでうろうろされるんですよ。  だから日の里の方は、よくあそこで道を聞かれる、大社にどう行けばいいんですかと。ああ行って、こう行って、こう行ってと言うけど、よくわからないで、またうろうろされるし、聞かれた本人もよくわからないという方もいらっしゃるから、結構あそこで皆さん、迂回されている、うろうろされているということがあるみたいですね。  ここ、2丁目の交差点を左にちゃんと左折できれば、それを真っすぐ行きますと、JRの線路を越えまして、そして直進すると、旧3号線がこれですよね、この道です。そしてそれを一つ越えて、新田熊橋を渡って、さらに真っすぐ行くと宗像大社ですよという表示は出ているんですけど、これはまたちょっと目立たないから、非常にわかりにくいんですよ。  そして、これで真っすぐ行ければ、その後どんとぶつかって、またT字路、69号線にぶつかるので、左に行けば宗像大社ですよというこの表示が出ますから、これはオーケーです。  ですから、日の里の、クランクになっているわけですよね、要は。そこのところの案内をやっぱりしっかりしないと、非常に初めて来る人はわかりづらいでしょうね。カーナビの時代ですから、カーナビをしっかり持っていらっしゃればそれでいいんでしょうけど、世界遺産登録をする当市としては、もう少しその辺は丁寧な案内が欲しいなという、いわゆるおもてなしですよね。おもてなし、宗像市のおもてなしという気持ちをあらわすには、その辺をもう少し丁寧にお客様を誘導するということが、おもてなしの心が欲しいなと思うんですけど、いかがでしょうか。  それから、今度は三つ目のルートを御説明しますと、今度は3号線バイパスを北九州市のほうから来るルートなんですよ。  ここは岡垣町から城山峠、ここを越えまして、ここに城山交差点があるんです。そして、ここで右折すると教育大ということになります。教育大に行って、そのまま旧3号線をずっと行きますと、東郷橋のところで看板が出て、そしてそれを右折して真っすぐ行くと宗像大社ということで、こういう地図で見ると、割とシンプルでわかりやすいような感じですが、実際に行ってみると、車で行きますと、城山峠のところ、城山交差点を、この看板が出ています、ぽんと。だから、宗像大社はここにあるな、ああ、いいなと。3号線バイパスから旧3号線、69号線に行く。あっ、宗像大社こっちだな、わかりやすいんですよ。そしてずっと行くと、赤間駅通り越して、ずっと行くけど、何か次の看板は全然出てこんなと、だんだんちょっと不安になってくるんですね。ちょっと途中の看板がもうちょっと欲しいかなという感じですね。  そして、東郷橋の手前、あそこのディスカウントショップがありますね、あそこの手前のちょっと左に曲がったカーブのところにこの看板があらわれるんですよ。これは東郷橋を意味していますね。渡ると宗像大社ですよと。カーブのところです。曲がって真っすぐ行くと、橋があるんだけども、橋を渡って、これ、覚えてないと、右折忘れるんですよ。ここもちょっと初めて来られた方にはちょっと難しいかなという感じですね。  それで、この三つのルートを検証した結果、やっぱりぜひ市外からも来ていただいて、世界遺産暫定リストに載っているやっぱり宗像市の沖ノ島とその関連遺産群の世界遺産候補ですから、ここに行きたいなという方はもう既にいっぱいいらっしゃるんじゃないですか、近隣にも予備群が。宗像、ちょっとこれを機会に行ってみようよと。富士山が暫定リストから登録されたから、次は長崎か、いや、沖ノ島かというところまで今、来ているんでしょう。そしたら、ちょっと宗像に行ってみたいなと思ったら、そこのところは少し、もう少しおもてなしの気持ちで、私は、市外から来られる皆さんを誘導していただきたいなと。  先ほどお見せしましたこの宗像大社のこの看板だけだと、3号線バイパスからちょっとあります。これを見落とすと、もうちょっとおーっと。後、かなり苦労するぞという感じですから、もうちょっとこれを、ここの看板をちょっと生かすんだったら、こんな感じはどうですか、こんな感じ。もしくは、もうちょっと大胆にこんな感じはどうですか。こんな感じ。これをこんな感じにやると。  これは私がちょっときのう、夜ちょこちょこと、こんな感じで考えたんですけども、色は何色でもいいです。ピンクですけども、黄色でもいいし、とにかく目立つように、どんと。世界遺産暫定リスト記載、宗像・沖ノ島と関連遺産群で、宗像大社とか。あとは新原・奴山古墳群とか、そういう、こういう目立つような看板をやっぱり立てていただいて、誘導していただく。市内にいらっしゃる市民の方も、こういうのがやっぱり日ごろ生活道路の中で目につけば、だんだん意識も高まってくるんじゃないかなというふうに思いますけれども、その辺、ちょっと長くなりましたが、いかがでしょうか、私のアイデア。 ◯吉田益美議長  中野経営企画部長。 ◯中野経営企画部長  いろいろ御指摘、ありがとうございます。  今、福田議員御指摘のとおりだろうと思います。ただいま県と福津市、宗像市で、来年度、それぞれのサイン計画は持っていますけど、構成資産への誘導案内板、それと説明板あたりを統一したデザインで、どういったところにどういったデザインで設置していけばいいのかということを、早速、検討に入ろうということにしております。  ただ、それは世界遺産専用のデザインで、世界遺産にふさわしいデザインということになりますけど、ただ、今、御指摘があって、日の里の中で迷われている方も多いということも伺いましたので、今、何らかの形で改善を図ったほうがいいものは、それはそれで検討していきたいと思います。 ◯吉田益美議長  福田議員。 ◯12番(福田議員)  ぜひその辺、外部からせっかく来られる方々をスムーズに御案内できるように、宗像市のおもてなしの気持ちのあらわれとしてその辺をしっかりと、また看板をつくっていただければというふうに思います。  私、長崎市出身ですけれども、昨年初めて、生まれて初めてランタンフェスティバルというものに行ったんですよ。それで、ランタンフェスティバルが、いや、なかなか、なかなかのものだなというふうに思いました。話はちょっと飛んでいますけどもね。なぜそういう話をするかといいますと、なかなか本題に入りませんけども。  これがランタンフェスティバルの写真、一部の写真ですね。ランタンですから、ちょうちんですね。ちょうちんのお祭りということで、もともと長崎に住む華僑が、新地というところがありまして、中国人の華僑が、大体2月4日が旧正月になるそうですけれども、旧正月をお祝いして、正月のお祝いをすると。それが発祥で、それを春節祭といってやっておられたのを、長崎市全体のイベントとして1994年からこれを、イベントを市が一緒にやろうということになったんですね。今ちょうど21年たったところなんですね。  新地中華街を中心に1万数千個のランタンや点灯式のオブジェが飾られて、それは非常に見事でした。井上理事も昨年ばったりお会いしたんですけど、会場で。それで、何と去年、私も井上理事もカウントされていると思うんですけども、2013年にはこの期間中、約2週間の期間中に過去最高の101万人が来場されていると。ということは一人1,000円を使ったとして、101万人使ったら、これは何ですか、10億円ですよ、10億円、でしょう。2,000円使ったら20億円ですよ。という、すごいな、この経済効果と思ったんです。  長崎って、私も故郷なんですけども、長崎ってそんなに古い歴史があるのかというと、大したことはないわけですよ。なぜならば、田舎の漁村だったところに、江戸時代に鎖国するぞと言って、貿易は長崎でしかしちゃいかんよと言って、出島をつくった。そこが初めですからね。それ、出島つくったのが1636年になっています。だから、たかだか380年ぐらいの輝かしい歴史しかないわけですよ、長崎って。  それに比べたら宗像は、沖ノ島の歴史ってめちゃくちゃすごいじゃないですか。何で沖ノ島に人が来ないんですか。これはやっぱり地元のもうちょっと企画がもう一ひねりかなというふうに思いますよ。なぜならば、沖ノ島、関連遺産群と言いつつ、これを見てくださいよ、このパンフレット、立派なパンフレットに、こんなみあれ祭ですよ。10月1日、どどーんと。漁船がこのみたまをわざわざ沖ノ島と中津宮の大島から守りながら辺津宮まで行くというこの大船団のみあれ祭、私も初めて乗せていただいたときには、男でよかったなと思いましたよね。女性は乗れないということですから。  これだけの勇壮な、初めて乗ったときに最高の天気でしたので、これだけの大スペクタクル、これはすごい観光じゃないかなと。先ほどの、そういう意味で長崎ランタンフェスティバルをちょっと例にとったんですよ。  だから、世界遺産だといって、遺産として展示物もあれば、宗像大社とか、三女神を祭っているそれぞれの沖津宮、中津宮、辺津宮というのはあるでしょうけど、それから新原・奴山の遺産群もあるでしょうけれども、こういう動いている、こういう動きのあるものというのは、生で見たらやっぱり感動されるんじゃないでしょうかね。しかも、神湊に着いて、その後また御神体をずっとお運びするわけでしょう。それだけの一大イベントが、ストーリーとしてこれは物すごく完成されているわけですよね。これは今現在そういうことをやっていると。  そしたら、この世界遺産とともにこういうものを合わせわざとして、やはりみあれ祭、それから宗像大社の秋季大祭、こういったのを合わせわざとして目玉にすれば、非常に観光客を誘致しやすいんじゃないかなと私、思うんですけど、いかがでしょうか。 ◯吉田益美議長  中野経営企画部長。 ◯中野経営企画部長  繰り返しの答弁になりますけど、まず一義的には、この貴重な遺産を将来にわたって、多くの方の理解を得ながら保存していくというのがまずの目的でございます。ただ、付加的に多くの方が訪れて、地域が潤うということは決して悪いことでないと思っております。  先ほど御紹介ありましたように、ふだんなかなかこの価値がわかりにくいような分は展示で理解していただいたりとか、3Dの映像とかを使っておりますけど、先ほど提案がありましたみあれ祭の海上御神幸から陸上御神幸、それと神奈備祭と続くこの神秘的な祭りであるとか、躍動感のある祭りであるとか、こういった分はすごくわかりやすいものでございますので、これはこれで保存しながら、こういったところも観光のほうとも連携しながら、広くPRして、多くの方に訪れていただいて、改めてこの地の価値というのを、このまちの価値というのを理解していただけるよう努めてまいりたいと思います。 ◯吉田益美議長  福田議員。 ◯12番(福田議員)  そうですね、本当にまさにそのとおりだと思います。今、中野部長が答弁されたとおり、やっぱり宗像市のこの価値を本当にPR、PRをもっと市は上手になってください。  それで、だんだん本題に入りますね。これが西日本新聞、2014年3月5日に出ました。博多千年門と、こういう記事がありましたね。これはタイムリーに、これは使えるなと思って持ってきました。これはどういうことかと。  これが3月28日に完成する博多千年門ですよ。博多といえば商人のまちだけども、また寺院のまちでもあるわけです。ですから、博多の博多駅から、JR博多駅がここですよ。それからどんと大博通りの1個裏、ここのずっと寺院が並んでいるところ、すーっと目抜き通り、ここに博多千年門を今つくろうとしているんです。博多部の入り口に当たる承天寺前の道路の一角にこれを建てて、博多を訪れた人々のウエルカムゲートとして期待されていますよということで、この門ができるんですよ。これは、要は博多の景観とおもてなしという位置づけでこれをつくっています。そういうことを福岡市もやっておられる。  ですから、宗像市も要は、先ほど谷井市長も答弁の中でおっしゃっていた。東郷駅は、これは世界遺産の玄関じゃないかと。駅名の改名もちょっと踏まえて考えたいという御答弁をされていたと思いますね。そうすると、今、そこで東郷駅、私、基本設計まで終わっているのかなと思ったんですが、何か実施設計まで終わっているんですか。その中で、いや、今、東郷駅を見たら、キャラメルの箱じゃないですか。そこに駅だけ大社駅とか、宗像大社駅とか、東郷駅をですよ、もし仮に変えたとしても、なかなか雰囲気出ないんじゃないかなというふうに思うんですよ。  だから東郷駅も、まだ今、つくって、完成して、それを壊して、またやり直せという御提案をしているわけじゃないですよ。今からやるんだったら、まだ着工してないんだから、こういう駅の駅舎のデザイン、こういう雰囲気で同じようなアイデアで、例えば宗像大社のこれ、これは正面にありますこれ、本殿じゃなくて、これを何というの、祈殿、何とかというんですね、これを。ちょっと写真を撮ってきました。(「祈願殿」の声あり)祈願殿、祈願殿なんですね、これ。ありがとうございます。  祈願殿も、これ、こんな感じ、ちょっと写真ですよ、こういった宗像大社という一つのイメージがあれば、東郷駅も大社駅というと、何かこういうイメージでちょっと何かどうにかならないのかなと思うわけです。いかがでしょうか。 ◯吉田益美議長  谷井市長◯谷井市長  これはちょっと私のほうから答弁させていただきたい。と申しますのは、JRの東郷駅改修ですね、これにつきましては、前からも話は持っていっているんですが、御案内のとおり、JR九州は再建団体なんです、まだ。ですから、ななつ星その他で非常に景気がいい話がありますけど、あくまでも総務省としては、これは何かいろいろ改修する場合は、必ずJR九州に出させろと。一番メリットを得るのはJR九州じゃないかということが大前提。  先ほど駅名変更のお話をしましたけど、このときも総務省に相談したら、だめだと。寄附行為に当たると。附帯条件がついているんですね。ですから、一人前になればいいんでしょうけど。だから、JR九州にも出させろと、一緒になってやれということ。  当時は合併特例補助金というものがありまして、全額、この駅名改修に伴うシステム関係等ですね、こういったものはやれたんですけども、そういう総務省の反対、それから、市民のまだ十分な認識がいってないと。  議員おっしゃるように、外から来る人の7割は、宗像大社はどこでおりたらいいかというのは7割の方がわからないと。赤間駅なのか、東郷駅なのかどうか知らないんですね。そういうことは、まさにさっきのサインの話と全く同じでございます。  そういう中で、この駅舎の変更につきましてもなかなか、今はまだそんなに古くないということもありますけども、難しい。ただ、現在、我々は、駅舎の改修は、あれは四角い、まさにキャラメルみたいな格好していますけども、変えるということについて可能であれば、市も応分の負担をする中で、JR九州に宗像大社の玄関口にふさわしいデザインにできないかということについては、現在、話し合いをしようというところでやっているところでございます。 ◯吉田益美議長  福田議員。 ◯12番(福田議員)  そういった御事情があるとはつゆ知らず、勝手なことばかり申し上げておりましたけれども、そういったもろもろの事情もありながら、ただ、最終的には、今、谷井市長が御答弁いただいたように、前向きにこれに取り組んでいきたいという御答弁でございましたので、つくってから、また壊して、またつくるというわけにはいきませんから、まだ今、着工前ですから、まさにこのタイミングでしっかりと、デザインはこのようにというわけじゃないです。一つの例として挙げました。  やはり玄関口、おもてなし、東郷駅を大社駅とするのであれば、やっぱりそこからおりたときから、もう世界遺産の雰囲気が出ているんだというところの演出はやはり宗像市として、せっかくこれだけ世界遺産登録をお金を、2億何千万円という予算も使ったということで、きのう出ておりましたけども、そういった予算を、今まで使った予算も無駄にすることなく、しっかりとやっぱり頑張っていただきたいというふうに思います。  それで、一応これは参考までにということで、こういうものを持ってきました。谷井市長のちょっと答弁はちょっと想定外でしたので、ちょっとこれ、使えなかったんですけど、せっかくですから少し御説明しておきたいと思いますが、これは宗像市の地図、空中写真ですね。この赤が、これが宗像大社です。釣川で、玄界灘に流れているわけですね。ここが新原・奴山の古墳群というところです。  この色がついているのは何かということですけれども、これが今、要は宗像大社があって、大社だけ、また古墳だけあればいいのか、あとはいろんな周りに何でも建てていいのかというと、これはもう雰囲気台なしになるわけですから、ちょっとここの色をかけたここの部分は、いわゆる何でもかんでも建物を建てちゃいけないんですよということで、これからこういう規制を少ししようということを聞いておりますが、これはまさしくこれでいいと思います。  その中で、主にはこの範囲ですけれども、じゃあ、ほかの宗像市内はどうなのかということですけれども、いや、ほかの宗像市内もやはり、若干ですが、そういった規制が少しは、特に高い建物はだめですよとか、そういう規制はかかるだろうというふうに言われているようであります。  そしてまた今回、先ほど提案しました東郷駅というのも、一応、世界遺産関連の周辺の公共施設に関してはそういった規制が入りますから、何でもかんでもそういったまねをした、こういう駅舎はだめなんですよというお話も聞いておりましたけれども、でも東郷駅に関しては、駅舎はその対象ではないということがわかりましたので、ここは思い切って、東郷駅の駅舎、いろんな世界遺産登録にふさわしいような駅舎のデザインにもできるということでございますので、これ、世界遺産登録推進室に確認させていただいたことですけれども、そういった東郷駅、大社駅ということで、しっかりとそういった雰囲気をつくっていただきたいというふうに思うわけであります。  要は、世界遺産もそうですけれども、例えば家なんかもそうですよね。例えば家だけ建てればいいというものじゃなくて、私もアメリカで家を建てて、その後、カナダで家を建てたんですよ。向こうの人の家の建て方というのをすごく学んで、参考になったんですけども、要は家を建てるだけじゃないんですよね。家を建てるために、しっかり間取りまで設計して、この部屋にどの家具を置くと。壁の色はと、壁紙まで、向こうはペンキが多いんですけど、ペンキ、もしくはお金をもっと使えばいい壁紙張れるし、カーテンって物すごく部屋に、インテリアに占める割合って多いですし、どういう家具を置くかと、家具も家を建てる前にもう決めなきゃいけないし、この椅子をどこに置くかと椅子の配置まで決めるし、そして当然、庭もきちっとしなきゃいけないしと。そういう、家を建てるときに、家の間取りだけじゃなくて、家具とか調度品ですね。調度品、カーテン、インテリア、そしてエクステリア、それを含めた形で家を建てるという概念をあっちの、北米の方は持っておられたんですね。  やはり世界遺産もそうですよね。宗像大社という一つの、古墳群という世界遺産の登録のコアになるものがあっても、その周辺をしっかり守らなきゃいけないということで、その一環としてこの前やはり、宗像大社から大島、それからはるか遠くに、50キロ先にある沖ノ島、この一つの直線、これはやはり私、津屋崎の宮地嶽神社、あの写真を見てびっくりしましたよね。浜からどんと鳥居まで直線であるじゃないですか。あのラインってすごいなと思いましたね、あの写真見て。  やっぱり宗像大社もそうじゃないですか。やっぱり大社が、辺津宮があって、中津宮があって、沖津宮があるというこの直線を守る、その周りの景観までしっかりとやはり入れた形での保存、谷井市長が再三、答弁できのうからおっしゃっていますように、このすばらしい世界遺産を守らなきゃいけない、守って、次の世代にこれを伝えたい、そしてその価値を十分に世界遺産登録をして、そして内外に発信したい、宗像で育った子どもたちも、これを誇りと思って、そして将来、そういう誇りを持って大きくなってもらいたい、そういった趣旨の御意志がございました、きのう。  まさしくそのためには、やはりこういった世界遺産登録に関連して、こういった宗像の遺産を守っていく、保存していくというか、壊したらもうおしまいですからね。壊さないように大事に保管して、次の世代につなげていくということが非常に大事なことだろうと思っておりますので、宗像市もぜひこの世界遺産登録をてことして、ぜひ都市ブランド力をこれによってさらに上げ、宗像市の知名度をアップしていただいて、暫定リストでもいいと思うんです。暫定リストでも堂々と、いや、暫定リストに載っているこの世界遺産登録候補ですよということをもう今からどんどん内外に発信していただきたいと思うんですよ。登録したらもっとやりましょうじゃなくて、もう今やっているわけですから、2億何千万円かけてやっているわけですから、そのお金をもう無駄にはできません。  したがって、どんどん世界遺産暫定リストの12のリストの中に載っています、もうすぐかもしれませんという、そういうわくわくドキドキ感があって、そして世界遺産登録に向けて、全庁の皆さんみんな一丸となって取り組まれると、本当にまた楽しい。その思いが、またその熱気が市民の皆さんに伝わっていくと。そうすると、市民の皆さんもぜひやろうよと、頑張ろうと、そしてボランティアで何でもお手伝いするよという方もまたいろいろ出てこられるというふうに思いますから、これを機に、行政と市民と一体となってこの際、取り組んでいきましょう。
    ◯吉田益美議長  これで福田議員の質問を終了いたします。  以上で通告による一般質問は全て終了いたしました。  ここで暫時休憩といたします。再開は13時といたします。                      休憩 12時05分                      再開 13時00分 ◯吉田益美議長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第 2.第 1号議案  日程第 3.第 2号議案 ◯吉田益美議長  日程第2、第1号議案 宗像市教育委員会委員の任命について、及び日程第3、第2号議案 宗像市公平委員会委員の選任についての2議案を一括議題といたします。  これより質疑に入ります。  一括質疑を許します。質疑ございませんか。                      〔「なし」の声あり〕 ◯吉田益美議長  質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。  お諮りいたします。第1号議案及び第2号議案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。                     〔「異議なし」の声あり〕 ◯吉田益美議長  御異議なしと認めます。よって、第1号議案及び第2号議案については、委員会付託を省略することに決しました。  第1号議案及び第2号議案は人事案件でありますので、討論を省略し、採決を行います。  第1号議案 宗像市教育委員会委員の任命について同意を求める件について、賛否の表決を求めます。表決をどうぞ。                        〔表 決〕 ◯吉田益美議長  全員賛成であります。よって、第1号議案 宗像市教育委員会委員の任命について同意を求める件については、これに同意することに決しました。  次に、第2号議案 宗像市公平委員会委員の選任について同意を求める件について、賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯吉田益美議長  全員賛成であります。よって、第2号議案 宗像市公平委員会委員の選任について同意を求める件は、これに同意することに決しました。  日程第 4.第 3号議案  日程第 5.第 4号議案  日程第 6.第 5号議案  日程第 7.第 6号議案  日程第 8.第 7号議案  日程第 9.第 8号議案  日程第10.第 9号議案  日程第11.第10号議案  日程第12.第11号議案  日程第13.第12号議案  日程第14.第13号議案  日程第15.第14号議案  日程第16.第15号議案 ◯吉田益美議長  日程第4、第3号議案 宗像市記号式投票に関する条例の一部を改正する条例についてから、日程第16、第15号議案 平成25年度宗像市下水道事業会計資本剰余金の処分についてまでの13議案を一括議題といたします。  これより質疑に入ります。一括大綱質疑を許します。質疑ございませんか。                      〔「なし」の声あり〕 ◯吉田益美議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  第3号議案から第6号議案までの4議案については総務常任委員会に、第7号議案から第9号議案までの3議案については社会常任委員会に、第10号議案から第15号議案までの6議案については建設産業常任委員会に、それぞれ付託いたします。  日程第17.第16号議案  日程第18.第17号議案  日程第19.第18号議案  日程第20.第19号議案  日程第21.第20号議案  日程第22.第21号議案  日程第23.第22号議案  日程第24.第23号議案  日程第25.第24号議案  日程第26.第25号議案  日程第27.第26号議案  日程第28.第27号議案  日程第29.第28号議案  日程第30.第29号議案  日程第31.第30号議案  日程第32.第31号議案 ◯吉田益美議長  日程第17、第16号議案 平成25年度宗像市一般会計補正予算(第4号)についてから、日程第32、第31号議案 平成26年度宗像市下水道事業会計暫定予算についてまでの16議案を一括議題といたします。  これより質疑に入ります。一括大綱質疑を許します。質疑ございませんか。                      〔「なし」の声あり〕 ◯吉田益美議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  お諮りいたします。第16号議案から第31号議案の16議案については、予算第1及び予算第2特別委員会を設置し、一般会計については予算第1、その他の会計については予算第2特別委員会に付託し、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                     〔「異議なし」の声あり〕 ◯吉田益美議長  御異議なしと認めます。よって、第16号議案から第31号議案までの16議案については、予算第1及び予算第2特別委員会を設置し、一般会計については予算第1特別委員会、その他の会計については予算第2特別委員会にそれぞれ付託の上、審査することに決定いたしました。  お諮りをいたします。ただいま設置されました予算第1及び予算第2特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第5条第2項及び第7条第1項の規定により、お手元に配付の名簿のとおり指名いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                     〔「異議なし」の声あり〕 ◯吉田益美議長  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました皆さんを予算第1及び予算第2特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、3月25日に行います。  本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。                      散会 13時06分 このサイトの全ての著作権は宗像市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (C) MUNAKATA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....