大野城市議会 2022-02-22
令和4年第2回定例会(第1日) 提案理由説明 本文 2022-02-22
1: 開会 午前10時00分
◯議長(
山上高昭) おはようございます。ただいまから、令和4年第2回
大野城市議会3月定例会を開会します。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりです。
これより議事に入ります。
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日程第1
会議録署名議員の指名
2: ◯議長(
山上高昭) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
2番、
平田議員、17番、
田中議員を指名します。
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日程第2 会期の決定
3: ◯議長(
山上高昭) 日程第2、会期の決定を議題とします。
本定例会の会期は、本日から3月18日までの25日間といたしたいと思いますが、これに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
4: ◯議長(
山上高昭) 異議なしと認めます。よって、会期は25日間と決定しました。
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日程第3から日程第17まで
5: ◯議長(
山上高昭) 日程第3、第2号議案から日程第17、第16号議案までを
一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
井本市長。
2項4目
小学校校舎等改造費におきまして、
国庫補助金の
交付決定を受けたことから、
月の浦小学校校舎大
規模改造工事の12節委託料及び14節
工事請負費をそれぞれ追加するものでございます。
次に、飛びまして60ページ、61ページをお願いいたします。
12
款公債費は、1項1目元金におきまして、令和3年度の
決算見込みによる歳入増及び歳出の剰余額により、市債を繰上償還するための費用を追加するものでございます。
続きまして、歳入について説明をさせていただきます。戻りまして、12ページ、13ページをお願いいたします。
1款市税は、1項市民税におきまして、1目個人は5億5,100万円の増、そのほかの税におきましても、
決算見込みにより増減するものでございます。
次に、飛びまして16ページから19ページにかけて記載の、15
款国庫支出金について説明をいたします。
18ページをお願いいたします。
2項1目
総務費国庫補助金におきまして、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを追加し、2目
民生費国庫補助金におきまして、
決算見込みにより
子育て世帯生活支援特別給付金の財源である
新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金などを減額するものでございます。
次に、飛びまして22ページ、23ページをお願いいたします。
19
款繰入金は、2項1目
基金繰入金におきまして、歳出の
決算見込みにより各基金の繰入金を増減するものでございます。
次に、24ページから27ページにかけて記載の22款市債は、それぞれの目の増減により、合わせて1億959万8,000円を減額するものです。
次に、
繰越明許費の補正について説明をいたします。
戻りまして、5ページの第2表、
繰越明許費補正をお願いいたします。
これらは、
申請期限の確定や、
申請受付後の審査等に時間を要するもの、また、年度内の
事業完了が困難となったことによるものなど、合計18件の事業について翌年度へ繰り越すものでございます。
次に、
債務負担行為の補正について説明をいたします。
6ページから7ページの第3表、
債務負担行為補正をお願いいたします。
今年度中に契約を完了しておく必要があるもの及び複数年の契約を行うものなど、表にありますとおり37件の
債務負担行為の追加を行うものでございます。
次に、地方債の補正について説明をいたします。
8ページの、第4表、
地方債補正をお願いいたします。
今回の補正は、表にありますとおり6件の事業債の追加と、5件の事業債の限度額の変更を行うものでございます。
続きまして、第18号議案の大野城市
国民健康保険特別会計補正予算(第6号)について説明をいたします。第18号議案をお願いいたします。
歳入歳出をそれぞれ2億2,979万8,000円追加し、補正後の予算額を88億9,968万円とするものです。
まず、歳出から説明をいたしますので、予算に関する説明書の8ページ、9ページをお願いいたします。
2
款保険給付費は、1項1目一般被
保険者療養給付費におきまして、医療費が見込みを上回ることから、負担金を追加するものでございます。
次に、歳入について説明させていただきます。
戻りまして、6ページ、7ページをお願いいたします。
1
款国民健康保険税は、保険税の
決算見込みによりそれぞれ増減するものでございます。
2
款国庫支出金は、補助金の
決算見込みにより追加するものでございます。
3
款県支出金は、交付金の
決算見込みによりそれぞれ増減するものです。
5
款繰入金は、
歳入歳出の
決算見込みに合わせて、
一般会計からの繰入金をそれぞれ増減するものでございます。
7款諸収入は、返納金などの
決算見込みによりそれぞれ増減するものです。
続きまして、第19号議案の大野城市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について説明をいたします。第19号議案をお願いいたします。
歳入歳出をそれぞれ1,074万2,000円減額し、補正後の予算額を60億9,658万円とするものです。
まず、歳出から説明いたしますので、予算に関する説明書の12ページ、13ページをお願いいたします。
2
款保険給付費は、1項
介護サービス等諸費、及び14ページ15ページの2項
介護予防サービス諸費におきまして、各給付費の
決算見込みに合わせて給付費を増減するものでございます。
6項
市町村特別給付費では、
在宅高齢者介護用品であります
紙おむつ給付事業におきまして、利用者の増加により、扶助費を追加するものでございます。
次に、16ページ、17ページをお願いいたします。
4
款基金積立金は、1項1目
介護給付費準備基金積立金におきまして、国の交付金を受け入れることなどにより、第1号保険料に剰余額が発生することから、介護給付費準備基金に積み立てるものでございます。
次に、歳入について説明させていただきます。
戻りまして、8ページ、9ページをお願いいたします。
1款保険料は、
決算見込みや保険給付費等の増減により、それぞれ増減するものでございます。
2
款国庫支出金は、
決算見込みによる追加や、保険給付費の増減によるものでございます。
3款支払基金交付金、4
款県支出金は、いずれも保険給付費の増減によるものでございます。
次に、10ページ、11ページをお願いいたします。
5
款繰入金は、
歳入歳出の
決算見込みに合わせて、
一般会計からの繰入金を増減するものでございます。
6款諸収入は、延滞金の
決算見込みにより追加するものです。
次に、
債務負担行為の補正について説明をいたします。
戻りまして、3ページ、第2表、
債務負担行為補正をお願いいたします。今年度中に契約を完了しておく必要があるもの、及び複数年の契約を行うものなど、表にありますように9件の
債務負担行為の追加を行うものでございます。
続きまして、第20号議案の大野城市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について説明をいたします。第20号議案をお願いいたします。
歳入歳出をそれぞれ33万5,000円追加し、補正後の予算額を14億1,116万1,000円とするものです。
まず、歳出から説明をいたしますので、予算に関する説明書の8ページ、9ページをお願いいたします。
2款後期高齢者医療広域連合納付金では、1項1目後期高齢者医療広域連合納付金におきまして、令和3年度の保険基盤安定負担金の確定により、福岡県後期高齢者医療広域連合への負担金を減額するとともに、保険料の滞納繰越分や延滞金の
決算見込みにより、保険料負担金を追加するものでございます。
次に、歳入について説明させていただきます。
戻りまして、6ページ、7ページをお願いいたします。
1款後期高齢者医療保険料及び5款諸収入は、保険料の滞納繰越分及び延滞金の
決算見込みにより、それぞれ追加するものでございます。
3
款繰入金は、
歳入歳出の
決算見込みに合わせて、
一般会計からの繰入金を減額するものでございます。
以上で、第17号議案から第20号議案までの説明を終わります。
12: ◯議長(
山上高昭)
上下水道局長。
13: ◯
上下水道局長(賀村 精) それでは、私のほうから、水道事業及び
下水道事業会計の
補正予算の概要につきまして説明いたします。
最初に、第21号議案の大野城市
水道事業会計補正予算についてご説明します。21号議案をお願いいたします。
収益的収入におきまして、1億2,867万8,000円を増額し、予定額を24億2,382万5,000円とするものでございます。内容は、水道加入金の増や、他会計負担金の減などに伴う補正でございます。
次に、収益的支出におきまして、830万円を増額し、予定額を21億380万5,000円とするものでございます。内容は、執行残の調整及びそれに伴う消費税の増などでございます。
次に、資本的収入におきまして、600万円を増額し、予定額を2億9,010万円とするものでございます。内容は、
国庫補助金の内示に伴う補正でございます。
次に、2ページをお願いします。
資本的支出におきまして、9,430万円を減額し、予定額を9億2,360万円とするものでございます。内容は、執行残の調整でございます。
次に、
債務負担行為の補正についてご説明します。
令和4年度当初から業務を開始する委託業務1件につきまして、今年度中に契約事務を完了しておく必要があるため、追加をするものであります。
続きまして、第22号議案の大野城市
下水道事業会計補正予算についてご説明します。22号議案をお願いいたします。
収益的収入におきまして、4,790万9,000円を増額し、予定額を23億1,011万1,000円とするものでございます。内容は、特別利益の増などに伴う補正でございます。
次に、収益的支出におきまして、130万円を減額し、予定額を20億3,628万6,000円とするものでございます。内容は、執行残の調整及びそれに伴う消費税の増などでございます。
次に、資本的収入におきまして、1,472万7,000円を減額し、予定額を7億7,534万3,000円とするものでございます。内容は、他会計負担金や工事負担金の減などに伴う補正でございます。
2ページをお願いいたします。
次に、資本的支出におきまして、8,660万円を減額し、予定額を13億5,535万2,000円とするものでございます。内容は、執行残の調整でございます。以上であります。
14: ◯議長(
山上高昭) 質疑は、3月3日の本会議で行います。
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日程第24から日程第31まで
15: ◯議長(
山上高昭) 日程第24、第23号議案から日程第31、第30号議案までを
一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
井本市長。
〔
井本宗司市長 登壇〕
16: ◯市長(
井本宗司) まず、先ほどの第16号議案の提案説明の中で、「地方自治法」と言うべきところを「
地方税法」と発言をいたしておりますので、訂正をさせていただきます。
本日ここに、令和4年度予算案及び関連諸議案をご審議いただくに当たり、新たな年度に臨む私の所信の一端と、市政運営の基本方針を申し上げ、
議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
今年4月に、大野城市は50歳の誕生日を迎え、令和4年度は新たな時代に向かう重要な節目の年となります。
大野城市は、昭和47年に誕生以来、一貫して“コミュニティによるまちづくり”を市政の基軸として進めてまいりました。先人たちの英知とたゆみないご努力により、様々な分野で、市民同士さらには市民と行政とが一体となり、共働のまちづくりを実践し、発展をしてまいりました。市民と行政とが共働で創り上げてきたこの半世紀は、大野城市が全国有数のコミュニティ都市として発展を遂げてきた歴史でもあります。
先人たちがふるさと大野城を愛し、守りつないでこられたこのコミュニティ都市を、今後も変えることなく進化させ、将来へとつなげていかなければなりません。
市制50周年を迎え、今ここに生きる私たちに課せられた使命は、先人たちが紡ぎ上げてきたふるさと大野城への想いを、いつまでも変わらない本質的なものとして大切にしながら、これからの50年、100年先を見据え、未来へつなげていくことであります。
50歳の誕生年となる令和4年度は、幅広い分野の市民の皆様で構成をされました「市制50周年記念事業実行委員会」の下、趣向を凝らした様々な記念事業を実施してまいります。
4月1日のオープニング・セレモニーを皮切りに、今しか体験できない高架路線ウォーク、多くの市民に参加いただいて作り上げるペットボトルキャップモザイクアート、そして、12月4日には「市制50周年記念式典」を挙行いたします。
式典では、市の半世紀を振り返るとともに、市政の発展にご貢献をいただきました皆様の表彰も併せて実施することといたしております。そのほかにも、来年3月31日のクロージング・セレモニーまで、盛りだくさんの事業で、市制50周年という記念の年を、記録と記憶に残る意義ある年として、次の50年への第一歩として力強く踏み出してまいりたいと考えております。
さて、この2年間、私たちは、
新型コロナウイルス感染症の影響を受け続けてきました。
新型コロナウイルス感染症が拡大し、コミュニティの基盤である人と人とのつながりの希薄化が心配されております。日常において、人々は巣籠もり生活を強いられ、「まちなか」からはにぎわいがなくなるなど、新たな課題にも直面しております。
しかし、そのような厳しい状況の中、私たちが長年にわたって取り組んできた西鉄天神大牟田線
連続立体交差事業は、今年8月に高架切替えによる踏切の撤去という大きな節目を迎え、まちの姿や市民の暮らしも大きく変わります。
また、「未来をひらく にぎわいとやすらぎのコミュニティ都市」を都市将来像とする第6次総合計画は、前期基本計画の4年目となり、計画に掲げた各種施策を着実に実行するとともに、私が昨夏の選挙でマニフェストとして市民の皆様にお示しした二つの政策テーマと四つのまちづくりを、先手・先取の考えの下、積極的に進めてまいりたいと存じます。
これからの社会は、コロナ禍に伴う
ニューノーマルという新たな常識の定着や、脱
炭素社会の実現、
デジタル化による
社会変革など、社会経済の仕組みや人々の意識が大きく変化していくことでしょう。このような
社会情勢の変化を念頭に置いて、令和4年度の市政運営の基軸となる考え方について、五つの視点から述べさせていただきます。
まずは、当面の最優先課題であります「
新型コロナウイルス感染症から市民の命と暮らしを守る」取組についてであります。今日まで、長期にわたる感染症との戦いの中で、昼夜を問わず医療体制の確保や社会経済機能の維持にご尽力いただいている医療関係者をはじめエッセンシャルワーカーの皆様に、深く敬意を表します。
また、日常生活や社会活動が制約される中、
感染拡大防止に向けた取組に深いご理解と積極的にご協力をいただいている市民また事業者の皆様に、心から感謝を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症は、オミクロン株の爆発的な
感染拡大が全土に進み、今なお収束が見通せない状況となっております。これまで本市では、「ワクチン接種の着実な推進」と、「感染防止対策の徹底と必要な支援」を柱として、
新型コロナウイルス感染症対策を進めてまいりました。
令和4年度においても、この方針を堅持し、希望する市民へのワクチン接種を着実に実施してまいります。
併せて、自宅療養者への食料品や買物の支援、児童生徒等を対象にした公費によるPCR検査の実施、新生児家庭の子育てを支援する給付金事業など、独自の施策も積極的に展開してまいります。
また、小中学校の学びの場におきましても、1人1台体制で整備したタブレット端末を活用し
オンライン学習を実施するなど、「感染症対策」と「学びの保障」の両立を図ってまいります。
新型コロナウイルス感染症との戦いは、これからも続きます。引き続き、市民の命と暮らしを守ることを第一として、関係機関とも連携しながら、感染状況に応じた適時適切な対応に全力を注いでまいります。
2点目は、「西鉄高架化完了後のまちづくり」についてであります。いよいよ今年8月には、西鉄の高架切替えが完了し、高架の上を走る電車の姿が眼前に迫ることになります。先人たちの築き上げてきた鉄道インフラが、高架化によって新たな空間として生まれ変わります。この高架化によって生み出された空間を、新しい市の顔となる“にぎわいベルト”として立体的に整備し、多くの人々が行き交う交流の場として、活気あるまちづくりを進めてまいります。
高架下の整備・運営に当たっては、公共が資金を負担し、民間事業者が施設の設計・建設から運営・維持管理までを一括して担う「DBO方式」を採用いたします。DBO方式は官民連携の手法の一つで、民間事業者が将来の施設運営までを見通して施設建設を担うことができるため、コストパフォーマンスの高い施設の建設が可能となります。
同時に、運営面においても長期にわたる効率のよい維持管理が可能となり、事業コストの縮減も期待できます。
また、高架下の整備と並行して、白木原下大利線の無電柱化や九州内でもまれな環状交差点・ラウンドアバウトの設置、下大利駅西口広場、下大利歩行者専用道路などの関連施設の整備も着実に進め、次の時代の市民にも喜んでいただける都市空間の構築に努めてまいります。
3点目の視点は、「自然豊かなふるさと未来に引き継ぐ」施策として、循環型社会の構築を目指すゼロカーボンシティの取組について申し上げます。
本市の脱炭素に向けた取組は、CO2をはじめとした温室効果ガスの排出抑制と、森林などのCO2吸収源の確保という大きく二つの面から推進することとして、具体的な計画づくりを進めているところであります。
まず、排出抑制対策としては、家庭や事業活動での省エネの推進、再生可能エネルギーの活用によるエネルギーの脱炭素化、CO2排出量が少ないエネルギーへの転換などを柱とした取組を進めてまいります。
特に、家庭や事業活動での省エネの推進では、従来からの取組に加え、ゼロカーボンシティ宣言を広く発信していくとともに、市民総ぐるみの脱炭素行動の実践に向けて、ライフスタイルの転換など、実行性の高い啓発及び環境教育を実施してまいります。
CO2吸収源の確保については、「伐って・使って・植えて・育てる」という森林の循環利用を基本として、荒廃竹林を伐採し、CO2吸収効果の高い樹種への植え替えや森林保全・資源活用事業などにより、森林を活用したCO2吸収機能の向上を図ってまいります。
4点目は、「市民の暮らしを豊かにするデジタル技術の活用」についてであります。
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大を契機として、デジタル社会の実現に向けた取組が急速に進みつつあります。本市においても、住民の利便性向上や行政事務の効率化などを目指した、デジタルトランスフォーメーションの推進が喫緊の課題となっております。
これまで、住民票や戸籍、税証明の
オンライン申請の導入や、人工知能いわゆるAIや定型業務を自動化するRPAを活用した行政事務の効率化に取り組んでまいりました。
新年度には、行政手続の
オンライン化の拡充やSNSを活用した双方向の情報提供手段の構築、保育施設のICT化推進事業、ICTスキル向上の取組などを実施するとともに、ICTを活用した高齢者や子どもの見守りについても、具体化に向けた検討を進めてまいります。
また、
自治体DXを着実に進めるための専任部署として、新たに「デジタル推進課」を設置し、市民の暮らしを豊かにするICTの活用に向け、機を逸することなく積極的な事業展開を図ってまいります。
5点目は、「変化に立ち向かう自治体組織の構築」についてであります。
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大というインパクトは、新たな
地方創生の流れを生み、同時に脱
炭素社会の実現や
デジタル化による
社会変革など、社会経済の仕組みや人々の意識にも大きな変化をもたらしています。本市においても、
少子高齢化や
人口減少は着実に進行し、近い将来コミュニティの基盤となる
人口構造の変化も想定していなければなりません。さらに、大
規模災害や新たな感染症など、想定外の事態に強い体制づくりも急務となってきております。
今回の組織
機構改革は、このような
社会情勢の変化や、直面する危機に適切に対応できる持続可能な
自治体経営の基盤を整えるとともに、市政の羅針盤である総合計画やマニフェストの実行を図ることを目的としております。
新たな組織が目指す、市民から信頼され、職員が誇りに感じる組織、政策実行力を備えた機能的な組織、部局横断的な支援体制を確立した想定外に強い組織を具現化できるよう、職員力を結集して取り組んでまいります。
続きまして、今議会に提案しております新年度予算案の概要及び主要な施策・事業について説明をいたします。
令和4年度の予算編成に当たりましては、「新型コロナ対策に万全を期しつつ、市制50周年を市民と共に祝い、新たなまちづくりを加速していく」ということを掲げ、財政の要諦であります「入るを量りて、出ずるを制す」を基本とし、将来に負担を先送りしない財政規律を堅持した予算編成としたところであります。
具体的には、根拠に基づく政策立案、いわゆるEBPMの視点を重視し、時代の要請や市民ニーズに対応した「選択と集中」を図るなど、施策を戦略的に展開する予算として編成をいたしました。
この結果、令和4年度の
一般会計の予算総額は382億3,600万円で、令和3年度と比べて20億7,700万円の増となりました。
主要な財源である市税については、「コロナ禍」の影響を受けつつも、令和3年度と比べて約14億1,000万円の増加を見込んでおります。
引き続き、
社会情勢などの動きを慎重かつ適確に見極めながら、限られた経営資源を効果的に活用し、堅実かつ先手・先取の財政運営に努めてまいります。
続きまして、令和4年度の主要な施策・事業について、第6次総合計画前期基本計画の四つの政策区分に沿って、主な取組を説明いたします。
1点目は、「地域と行政の共働による魅力輝くまちづくり」についてであります。
地域づくりに関する施策では、新たなコミュニティ構想の策定を進めてまいります。
社会情勢が変化する中で、様々な視点を加えた持続可能なコミュニティの在り方を検討し、多様な主体がまちづくりに参画する地域づくりに取り組んでまいります。
次に、産業振興についてですが、中小企業融資制度や、プレミアム付商品券の発行支援を継続して実施するなど、
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化している中小企業や商店街の支援を実施してまいります。
次に、心の
ふるさと館及び文化財に関する施策ですが、心の
ふるさと館は開館以来、「歴史・こども・にぎわい」をキーワードに様々な事業を実施し、開館4年目を迎えようとしております。
昨年12月には、初めて国宝「翰苑」を展示する特別展を開催し、心の
ふるさと館の認知度は市内外に広がりを見せています。
市民ミュージアムとしての価値をさらに高めるため、「(仮称)
大野城心の
ふるさと館運営協議会」を新たに設置し、多方面から意見をいただきながら、多くの皆様に来館していただける施設をさらに目指してまいります。
また、日本遺産「古代日本の「西の都」」を活用した新たな事業も展開してまいります。具体的には、日本遺産構成文化財であります「水城跡」をテーマとしたデジタルコンテンツを作成し、当時の様子をデジタルで再現できる体感プログラムを検討してまいります。この事業を通じて、日本遺産の魅力をより身近に感じていただき、歴史遺産を活用した地域の活性化につなげていきたいと考えております。
2点目は、「未来を担う子どもたちが心豊かに育つまちづくり」についてであります。
子どもに関する施策では、保育事務の負担軽減を図るために、保育施設のICT化を推進してまいります。認可保育所等における保育記録や登降園の管理、保護者への連絡など、保育事務を
デジタル化し、業務の効率化を図ることで、保育士が働きやすい環境の整備などを進めてまいります。
教育に関する施策では、本市の中学校給食選択制度のさらなる充実や魅力向上を図ることを目的に、「大野城市立中学校給食選択制度向上委員会」を設置いたします。
この委員会では、選択制給食の基軸でありますランチ給食サービスの充実や、家庭から持参するお弁当の意義などについても協議していただきます。また、生徒の成長期に必要な栄養バランスや、健康状態に合わせた昼食の在り方なども検討し、本市の選択制給食制度の魅力向上につなげてまいります。
次に、年々増加をしている不登校児童生徒の相談支援体制を強化するため、不登校児童生徒に対する訪問型の相談支援を実施いたします。これまで、共働事業提案制度において、市とNPOが共働で実施をしてまいりました体制を強化し、複数の団体が参画する実行委員会形式で進めてまいります。
不登校が長期化した児童生徒や保護者を対象に相談支援を行い、不登校児童生徒の学校復帰や社会復帰を目指してまいります。
また、小学校のことばの教室「通級指導教室」は、入級者数が増加傾向にあります。特に、大野北小学校に設置しております北教室の通級児童数が増加しており、今後も増加が見込まれることから、下大利小学校に中央教室を新設し、一人一人に合った個別の指導を行ってまいります。
次に、本市の中学校の制服の在り方についてであります。
「(仮称)中学校制服検討委員会」を設置し、各中学校の生徒・保護者の意見も聞きながら、経済性、機能性、多様性など様々な観点から制服の在り方について検討することといたしております。
3点目は、「誰もが自分らしくすこやかに生活できるまちづくり」についてであります。
まず、
新型コロナウイルス感染症対策では、本市のワクチン接種は令和3年5月に高齢者の接種を開始いたしました。令和4年2月21日現在、12歳以上の接種対象者のうち、85.6%の方が2回目の接種を完了しております。令和3年12月からは、2回目接種完了者を対象に3回目の追加接種を実施しております。追加接種については、できるだけ多くの方が2回目接種から6か月の間隔で接種ができるよう、集団接種及び個別接種により、速やかに接種を進めてまいります。
次に、健康に関する施策では、40歳から69歳までの特定健診の自己負担金を引き下げ、受診しやすい環境を整備してまいります。併せて、特定健診の結果を速やかに特定保健指導へとつなげていくために、指導を効率的に実施するためのソフトウエアの導入や、人員体制の強化を図ってまいります。これらの取組を一体的に実施することで、生活習慣病の早期発見、早期改善につなげ、最終的には健康寿命の延伸、医療費の適正化につなげてまいります。
次に、がん検診についてであります。令和2年度から個別検診を開始しました乳がん検診は、受診率が向上しており、引き続き個別検診を行ってまいります。
子宮頸がん検診は、個別検診の選択ができる年齢を20歳のみとしておりましたが、受診対象者の全ての年齢の方が集団検診と個別検診を選択できるようにいたします。
子宮頸がん及び乳がん検診は、女性特有の検診であるため、個別検診対象者を拡大し、より受診しやすい環境を整えることで、がん検診の受診率向上を図り、早期発見・早期治療につなげてまいります。
4点目は、「都市と自然が共生した安全で安心なまちづくり」についてであります。
まず、市政運営の基軸で述べました西鉄高架化完了後のまちづくりはもちろんですが、街路に関する施策としまして、南地区の住宅街と市中心部や鉄道駅などへのアクセスの強化、また、下大利南ケ丘線の混雑軽減を図るため、日の浦池線の整備を着実に進めてまいります。併せて、御陵中学校の通学路を整備し、国道3号線と市道乙金山田線を結ぶ中川久保線についても整備を進めてまいります。
また、橋梁、道路に関する施策では、橋梁の長寿命化修繕計画を見直し、より安全でよりコストを縮減した補修、更新を行ってまいります。なお、安全安心な道路環境を確保するため、道路のパトロールに加え、路面下の空洞調査は引き続き実施してまいります。令和4年度は、生活道路65キロメートルの空洞調査を予定しております。
次に、防災に関する施策ですが、これまで行ってまいりました防災士養成講座を継続して実施し、地域防災の担い手となる人材を育成してまいります。また、養成した防災士等により設置をする「(仮称)大野城市防災士連絡協議会」の活動を支援し、地域防災力の向上を図ってまいります。
なお、自主防災組織等が実施する訓練等については、組織の育成強化を図るため、活動費用に対する助成を拡充することといたします。
次に、危機に対応する施策です。
災害対応を円滑に行うには、避難所等の各現場と災害対策本部との情報共有が必須であります。これまで、移動系無線やファクスによる情報共有を行ってまいりましたが、これらに加え、タブレット端末を活用し、避難所運営の円滑化と情報共有の多重化を行ってまいります。
さらに、災害情報伝達システム改修事業の施策では、戸別受信機を令和4年度も計画的に購入し、希望される方への機器の貸与を進めることで、全ての市民の皆様に災害情報が伝達されるよう取り組んでまいります。
以上、令和4年度の予算案と新年度に取り組む主要な施策・事業の概要とともに、市政運営に対する私の所信の一端と施政の基本方針を申し述べさせていただきました。
「歴史を受け継ぎ 未来へつなげる まどかな市」、この50周年記念事業のキャッチフレーズは、市内の小中学生の公募で選ばれたものであります。この中で、「つながる」という言葉ではなく、「つなげる」という言葉が使われていることに、私は市民一人一人に主体的かつ能動的な意思を求める作者の意図を感じ取りました。
我がふるさとに脈々と受け継がれてきた共働の力を、誇らしくそして力強く近未来へつなげていくことこそが私に課せられた使命と、心魂に深く刻み込んでいるところであります。
「未来は、「今、我々が何を為すか」にかかっている」、これはインド独立の父、マハトマ・ガンジーの言葉であります。
市制施行50周年の節目を迎える大野城市は、「
新型コロナウイルス感染症対策」「西鉄高架化完了後のまちづくり」「循環型社会の構築やゼロカーボンの実現」「デジタル技術の活用」等々、今ここに生きる私たちに関わるものだけではなく、次世代の方々にも影響を及ぼす多くの課題に直面しており、その対応にこそ為政者の真価が問われているものと銘記しているところであります。
この難局を打破するため、「今なすべき政策は、思い切って打つ」という方針の下、今後も多彩な「市民力」と多様な「職員力」を結集し、脚下の課題解決に取り組んでまいる所存であります。
どうか市民の皆様方そして
議員各位におかれましては、市政運営全般にわたり、より一層のご支援、ご協力を賜りますようここに改めてお願い申し上げ、新年度に臨む私の施政方針とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
17: ◯議長(
山上高昭) 副市長。
18: ◯副市長(毛利伸彦) それでは私から、令和4年度当初予算の概要についてご説明申し上げます。
説明は、令和4年第2回
大野城市議会3月定例会議案概要に基づいて説明させていただきますので、お手元の議案概要をお願いいたします。
まず、第23号議案の
一般会計予算について説明いたしますので、議案概要の44ページの、各会計の予算総括をお願いいたします。
44ページの表の1)にありますとおり、
一般会計当初予算額は382億3,600万円で、前年度に比べて20億7,700万円の増となり、2年ぶりのプラス予算となっております。
最初に、歳入の主なものについて、前年度と比較しながらご説明申し上げます。
45ページの
一般会計予算事項別明細書をお願いいたします。
1款市税は、前年度比プラス11.1%、14億1,961万6,000円の増、合計で141億6,116万8,000円となっております。これは、個人市民税、法人市民税及び固定資産税の増によるものでございます。
個人市民税及び法人市民税においては、令和3年度当初予算では
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う大幅な減収を見込んでおりましたが、見込みほど大きな減収は見られなかったこと、固定資産税においては、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、土地の税額据置き、家屋及び償却資産の軽減措置が令和3年度で終了したことなどから、それぞれ増となっているところでございます。
次に、10款地方特例交付金は、
新型コロナウイルス感染症の影響に対する固定資産税等の軽減措置の補填が終了することなどから、マイナス79.9%、4億2,075万4,000円の減となっております。
11款地方交付税は、総務省から公表されました令和4年度地方財政対策に示された総額などから試算し、プラス9.7%、2億6,700万円の増となっております。
15
款国庫支出金は、プラス4.9%、3億4,275万2,000円の増となっております。これは、障害者自立支援給付費負担金や子どものための教育・保育給付費負担金が増となったことなどによるものでございます。
16
款県支出金は、プラス6.0%、1億7,055万3,000円の増となっております。これは、障害者自立支援給付費負担金や子ども医療費補助金が増となったことなどによるものでございます。
18款寄附金は、ふるさと納税による寄附が増となる見込みから、プラス175.6%、11億5,580万円の増となっております。
19
款繰入金は、マイナス17.5%、3億9,977万7,000円の減となっております。これは、財政調整
基金繰入金や公共施設整備
基金繰入金が減となったことなどによるものでございます。
22款市債は、マイナス27.7%、7億5,650万円の減となっております。これは、臨時財政対策債や街路事業債などが減となったことによるものでございます。
続きまして、歳出について説明をさせていただきます。46ページ、歳出の表をお願いいたします。
歳出の目的別による、前年度との比較では、1款議会費は、0.2%の増。
2
款総務費は30.8%の増、3
款民生費は3.2%の増、4
款衛生費は5.3%の増、5款労働費は4.4%の増、6
款農林水産業費は1.0%の減、7款商工費は1.9%の増、8
款土木費は4.9%の減、9款消防費は0.1%の減、10
款教育費は12.8%の減、12
款公債費は3.4%の増となっております。
11款災害復旧費、13款諸支出金、14款予備費は、前年度と同額を計上しております。
続きまして、第24号議案の
国民健康保険特別会計予算について説明をいたします。
戻りまして、44ページ、各会計の予算総括をお願いいたします。
表の2)にありますとおり、
国民健康保険特別会計の当初予算額は86億8,780万9,000円で、前年度に比べ3億1,656万9,000円の増となっております。
続きまして、第25号議案の、
介護保険特別会計予算について説明をいたします。
まず、表の3)にありますとおり、保険事業勘定の予算総額は61億4,805万4,000円で、前年度に比べて10.0%の増となっております。
次に、表の4)にありますとおり、介護サービス事業勘定の予算総額は1,977万2,000円で、前年度に比べて22.5%の減となっております。
続きまして、第26号議案の、
後期高齢者医療特別会計予算について説明をいたします。表の5)にありますとおり、
後期高齢者医療特別会計の予算総額は14億9,222万4,000円で、前年度に比べて8.2%の増となっております。
続きまして、第27号議案の、公共用地先行取得事業
特別会計予算について説明をいたします。表の6)にありますとおり、公共用地先行取得事業
特別会計では、前年度と同様に
歳入歳出それぞれに名目1,000円を計上いたしております。
最後に、第28号議案の、土地区画整理清算金
特別会計予算について説明をいたします。表の7)にありますとおり、御笠川西部土地区画整理事業の換地処分に伴う清算金の徴収業務のために、予算総額15万8,000円を計上いたしております。
なお、筑紫地区障害支援区分等審査会事業
特別会計予算につきましては、令和4年度から事務局を交代することから皆減となっております。私からの説明は以上でございます。
19: ◯議長(
山上高昭)
上下水道局長。
20: ◯
上下水道局長(賀村 精)
水道事業会計予算及び
下水道事業会計予算につきまして、私のほうから説明をいたします。同じく議案概要の44ページ、各会計の予算総括に沿ってご説明いたします。
まず、第29号議案の大野城市
水道事業会計予算についてご説明いたします。表の8)をご覧ください。
収益的収支の予算規模は、収益が23億2,142万9,000円、費用が19億5,745万8,000円で、前年度と比べまして、収益で1.1%の増、費用が6.9%の減となっております。
資本的収支の予算規模は、収入が3億7,280万円、支出が11億1,910万2,000円で、前年度と比べまして、収入34.1%の増、支出10.4%の増となっております。
続きまして、第30号議案の
下水道事業会計予算についてご説明します。表の9)をお願いします。
収益的収支の予算規模は、収益が22億7,438万円、費用が20億4,585万円で、前年度と比べまして、収益が0.5%の増、費用が0.4%の増となっております。
資本的収支の予算規模は、収入が6億8,997万8,000円、支出が14億233万3,000円で、前年度と比べまして、収入12.7%の減、支出2.7%の減となっております。以上でございます。
21: ◯議長(
山上高昭) 質疑は、3月3日の本会議で行います。
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日程第32から日程第34まで
22: ◯議長(
山上高昭) 日程第32、報告第2号から日程第34、報告第4号までを
一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
井本市長。
〔
井本宗司市長 登壇〕
23: ◯市長(
井本宗司) 報告第2号から報告第4号までは、大野城市長の専決処分事項の指定に関する条例第2条の規定に基づき、損害賠償の額の決定及び和解について、専決処分をしたものについて、その内容を報告するものであります。
まず、報告第2号は、令和3年11月15日午後1時36分頃、
本市職員が公用車を運転中、大野城市乙金台3丁目9番1号付近交差点を右折しようとしたところ、右方向から走行してきた相手方車両と接触し、当該車両を損傷させたものであります。このたび、賠償について相手方と話合い、報告書記載の内容で和解に至ったものであります。
次に、報告第3号は、令和3年1月6日午後2時30分頃、大野城市乙金東1丁目32番13号の相手方住宅の駐車場において、
本市職員が公用車を発進させようとしたところ、相手方住宅のブロック塀に接触し、当該ブロック塀を損傷させたものであります。このたび、賠償について相手方と話合い、報告書記載の内容で和解に至ったものであります。
最後に、報告第4号は、令和3年11月13日午後6時頃、被害者が大野城市大字牛頸の市道をジョギング中、街路樹の根上がりが原因で隆起した歩道につまずいて転倒し負傷されたものであります。市といたしましては、市道の管理責任を踏まえ、賠償について相手方と話合い、報告書記載の内容で和解に至ったものであります。以上でございます。
24: ◯議長(
山上高昭) 質疑は、3月3日の本会議で行います。
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日程第35 諸報告
25: ◯議長(
山上高昭) 日程第35、諸報告を行います。
議会報告事項として皆様のお手元に配付しているとおりです。監査関係、会議等の内容につきましては、関係資料を議会事務局に保管しておりますので、必要に応じて閲覧していただきたいと思います。
以上で本日の議事日程は全て終了しました。
次の3月3日の会議は、議事の都合により特に9時30分に繰り上げて開きます。
本日はこれをもちまして散会します。
お疲れさまでした。
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散会 午前11時47分...