大野城市議会 2020-09-09
令和2年予算委員会 付託案件審査 本文 2020-09-09
1: (開会 午前9時00分)
◯委員長(関井利夫) おはようございます。定刻になりましたので、ただいまから予算委員会を開会します。
9月の定例会において本委員会が付託を受けた案件は、令和2年度補正予算6件です。
発言は着席のままで結構ですが、挙手の上、指名をされてから発言されますようお願い申し上げます。また、マスクはつけたままで結構ですが、マイクに近づいて発言をしていただかないと聞こえませんので、よろしくお願いいたします。
なお、審査の手順は、お手元に配付をしております審査日程表の順で各課の説明を受け、引き続き質疑を行いますので、よろしくお願いします。
それでは、委員会審査を始めます。
第73号議案、令和2年度大野城市
一般会計補正予算(第7号)についてを議題といたします。
最初に、財政課長から補正予算の総括についての説明をお願いいたします。
2: ◯財政課長(原田知弘) おはようございます。それでは、第73号議案、令和2年度大野城市
一般会計補正予算(第7号)の概要説明をさせていただきます。
まず、配付しております資料の確認をさせていただきます。
こちらのほうでございますけれども、1ページが職員給与費に関する資料、2ページから3ページに
シビックゾーン整備計画に関する資料、4ページから5ページに教育委員会の
会計年度任用職員の報酬等に関する資料、6ページから7ページに
債務負担行為の補正一覧表でございます。これらにつきましては、各所管からの説明の際に使用いたしますので、よろしくお願いいたします。
それでは、概要を説明させていただきます。
今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額から、それぞれ4億731万2,000円を減額し、補正後の
歳入歳出予算総額を488億4,394万9,000円とするものでございます。
こちらの議案概要のほうをお願いいたします。
今回の補正は、議案概要5ページ、補正予算の概要の今回の補正のポイントのとおり、13点の内容について補正をするものでございますが、主なものを4点ほど申し上げます。
1点目は、ポイントの1番と2番の
新型コロナウイルス感染症の影響への対策として、事業費の追加や減額をするものでございます。
2点目は、10番の
新型コロナウイルス感染症の影響により、不要不急の事業の見直し、事業費の減額や組替えを行うものでございます。
3点目は、11番の
新型コロナウイルス感染症の影響により、各種事業の延期や中止に伴い、不用となった事業費を減額するものでございます。これらにつきましては、10ページに一覧表としてまとめております。
4点目でございます。12番の入札による金額の確定や、事業の完了により不用となった事業費を減額するものでございます。これらにつきましては、11ページのほうに一覧表としてまとめておりますのでよろしくお願いします。
次に、
債務負担行為につきましては、
福岡都市圏南部環境事業組合分担金などの8件の追加と、大野北
小学校給食調理等業務など4件を変更するものでございます。
簡単ではございますが、歳出予算の補正概要は以上のとおりでございます。詳細につきましては、各所管課から順次説明いたしますので、よろしくお願いいたします。以上です。
3: ◯委員長(関井利夫) それでは、総務課のほうから入らせていただきたいと思います。
4: ◯総務課長(本多明仁) おはようございます。それでは総務課のほうから、まず初めに職員給与費の補正につきまして、一般会計、各特別会計、企業会計を総括いたしまして、ご説明をさせていただきます。
予算委員会説明資料1ページをお願いいたします。
9月議会におきましては、その年度におけます人事異動後の職員配置に合わせて、予算の組替えをお願いしているところでございますが、今年度から
会計年度任用職員の制度が始まりましたことから、これに伴います任用に係る補正につきましても、併せて補正をお願いすることといたしております。
まず、「I総括表」をご覧いただきたいと思います。Iの総括表、補正額合計(B)の欄、赤で囲っているところでございますが、こちらをご覧いただきたいと思います。
1節報酬が19万9,000円の増、2節給料が2,376万1,000円の増、3節職員手当等は2,164万6,000円の増、4節共済費は100万5,000円の増、そして8節旅費、これは細節1の費用弁償でございますが、78万4,000円の減、差し引きいたしまして、合計で4,582万7,000円の増額をお願いするものでございます。
同じく赤枠の右側に補正額の内訳を記載しております。内訳といたしまして、一般職等、フルタイム、パートタイムの三つに分けて記載をいたしております。表の右側、欄外に説明を記載しておりますが、一般職等と書いておりますのが、特別職、一般職、再任用職員、これには任期付職員も含んでおります。そのことを指しております。それからフルタイムと書いておりますのは、フルタイムの
会計年度任用職員でございます。それからパートタイムと書いておりますのは、パートタイムの
会計年度任用職員のことを指しております。
それでは、I総括表のほうにお戻りいただきたいと思いますが、1節報酬につきましては、パートタイムの給料相当額は、2節ではなく1節から支出することとなっておりますことから、パートタイムにつきましては、1節の報酬につきまして補正が発生いたしております。また、同様に費用弁償のところでは、パートタイムのところに補正がございますが、こちらは
通勤手当相当額でございます。パートタイムの
会計年度任用職員につきましては、
通勤手当相当額を8の1節費用弁償から支出することとなっておりますので、3節ではなく8の1節で支出をいたしておりますことから、補正が発生しているものでございます。金額につきましては、記載のとおりでございます。
そして次、左下の表「II款・
会計別補正額表」をご覧いただきたいと思います。
こちらのほうに一般会計の各款ごと、また、特別会計、企業会計それぞれの補正額の内訳を記載いたしております。
それでは、補正の理由につきましてご説明いたします。
右側、「
III理由別補正額表」をご覧ください。まず、1)の人事異動に伴う予算の組替えでございます。1)の理由で3,762万7,000円の増額をお願いするものです。1)の理由といたしましては、まず、職員給与費につきましては、前年度の職員配置を基にいたしまして、当初予算額を計上しているところでございます。今年度の人事異動後の職員配置に合わせまして、予算の組替えを行うものでございます。また、この補正には、職員の昇給また昇格等も含んでおります。
次の2)の
会計年度任用職員の格付の決定等に伴う増が、1,147万4,000円の増となっております。今年度始まりました
会計年度任用職員の制度におきましては、昨年度までの嘱託職員・臨時職員と異なりまして、任用した
会計年度任用職員の過去の職歴、経歴等に応じまして、初任給を格付する仕組みとなっております。昨年度までの嘱託職員・臨時職員でしたら、一定の決められた額で任用していたところでございますが、
会計年度任用職員につきましては、任用した職員のそれまでの、例えば市役所、あるいは民間等での経歴を換算いたしまして格付をしますことから、職員によって給料が変動するという仕組みになっております。
参考までに右下の表をご覧いただきたいと思いますが、参考といたしまして、格付、
フルタイム一般事務の例を記載しております。いわゆる初任給といたしましては、初号給、1級16号で16万4,700円でございますが、任用した職員の経歴によりましては、最高で1の24、17万9,600円までの幅がございます。当初予算におきましては見込みが立たないことから、当初予算のこの下、中間の号給、表でいきますと、
一般事務フルタイムの例では17万400円で計上いたしておりました。しかしながら、実際に任用した職員の中では、やはり過去の勤務年数が長いという職員が多うございましたので、結果的に増額の補正をお願いすることとなったものでございます。
あわせまして、通勤手当につきましても従来と異なりまして、職員の自宅から勤務地までの経路等を基に、個別に算定する仕組みとなっておりますので、増減が発生いたしております。なお、当初予算時点では、通勤手当の平均的な金額といたしまして、月額5,800円で計上いたしておりました。
続きまして、IIIの
理由別補正額表に戻りまして、3)の任用形態変更に伴う補正でございます。これが、1,727万4,000円の減となっております。今年度の人事異動によりまして、例えば再任用職員から
会計年度任用職員、あるいは任期付職員から
会計年度任用職員といった職員の配置の関係で、配置変更を行った部署がございます。そういった関係から予算の組替えを行っておりますので、それに伴う減ということでございます。
次に、4)の時間外勤務手当の増が1,400万円となっております。この時間外勤務手当につきましては、各課の個別の業務による時間外勤務手当ではございませんで、災害対応分として補正をお願いするものでございます。今年7月に発生いたしました大雨、また、先日も台風の関係がございましたが、そういった対応のために職員の時間外勤務手当の予算が不足いたしますことから、今後の台風に備えるために増額をお願いするものでございます。
なお、ただいま申し上げました4)時間外勤務手当の増、災害対応分につきましては、予算に関する説明書で併せてご説明したいと思います。
予算に関する説明書12、13ページをお願いいたします。
13ページの下の表、2款1項1目一般管理費でございますが、説明の欄、一番下の丸、
職員給与費危機管理と記載しております。こちらの1,400万円が、ただいまご説明した時間外勤務手当の増でございます。
以上のとおり、全会計合計いたしまして、4,582万7,000円の増額をお願いするものでございます。
職員給与費につきまして総務課からの一括説明は以上でございますが、そのほか、各課が所管しております事業について、
会計年度任用職員の任用の追加が必要になったものがございますが、それ以外につきましては、担当課のほうからご説明をさせていただきます。
続きまして、総務課所管分で職員給与費以外の補正についてご説明いたします。
同じく予算に関する説明書12、13ページをお願いいたします。
2款1項1目一般管理費でございます。
まず、行政事務費といたしまして、8節旅費を30万円減額するものでございます。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響等によりまして、市議会議員の委員会視察が中止となったことに伴いまして、随行しておりました執行部職員の旅費3人分でございますが、これを減額するものでございます。
次に、職員研修費でございます。職員研修費では8節旅費で89万1,000円、18節負担金補助及び交付金で70万4,000円、合わせまして159万5,000円を減額するものでございます。こちらも、同じように
新型コロナウイルス感染症の影響により、本市の職員を派遣しておりました、例えば
国際文化アカデミー等の外部への派遣につきまして、その研修が中止あるいは縮小となったことに伴いまして、減額するものでございます。
なお、総務課、歳入予算の補正、それから
債務負担行為につきましてはございません。総務課の説明は以上でございます。
5: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりましたので質疑をお受けします。総務課所管分の質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
6: ◯委員長(関井利夫) ないようです。
それでは、次の財政課所管分の審査を行います。
7: ◯財政課長(原田知弘) それでは、財政課所管分についてご説明いたします。
予算に関する説明書の14ページ、15ページをお願いいたします。
2款1項4目財政管理費は、24節積立金に7,149万9,000円を追加するものでございます。これは、今回の補正により生じました剰余額を財政調整基金に積み立てるものでございます。
次に、予算に関する説明書の、飛びますが30ページ、31ページをお願いいたします。
8款5項1目下水道事業費は、18節負担金補助及び交付金におきまして、890万5,000円を減額するものでございます。これは、
下水道事業会計におけます人事異動による人件費の減に伴い、同額を減額するものでございます。
次に、予算に関する説明書の38ページ、39ページをお願いいたします。
一番下の表でございます。12款1項1目公債費の元金におきまして、1,117万5,000円を減額、2目公債費の利子におきまして、2,135万5,000円を減額するものでございます。こちらは、繰上償還と利率の見直しによる元金及び利息の減でございます。
次に、
債務負担行為についてご説明いたします。
予算書は5ページになりますけれども、配付しております
債務負担行為一覧表の7ページを使ってご説明いたします。A3縦の資料でございます。
財政課所管分は、一番上の一般事業債の借入れに対する
福岡都市圏南部環境事業組合分担金でございます。こちらは、
福岡都市圏南部環境事業組合が令和2年5月に借入れを行いました地方債の元利償還金に分担金が生じるため、債務負担を行うものでございます。
ちなみに、大野城市の負担割合は、借入額の21.2%でございます。期間は令和3年度から令和11年度まで、限度額は5,631万9,000円でございます。
年度別の限度額につきましては表のとおりでございます。財政課所管分の説明は以上でございます。
8: ◯委員長(関井利夫) 財政課の説明がありました。
質疑はありませんでしょうか。
9: ◯委員(中村真一) 今、
債務負担行為の説明があった
福岡都市圏南部環境事業組合の分担金の件ですけれども、大野城市は25%ということでしたが、これは4市でよかったですかね、大野城市含めて。ほかのところの割合をよかったら教えていただけますか。
10: ◯財政課長(原田知弘) 大野城市が21.2%でございます。福岡市が25.7%、春日市が22.7%、太宰府市が15.8%、那珂川市が14.6%。以上でございます。
11: ◯委員(中村真一) どういった形で按分率を決めてあるんですか。
12: ◯財政課長(原田知弘) 詳しい話は
最終処分場対策課のほうが分かると思うんですけれども、大体ごみの搬入量に応じて決めてあるんだと思います。以上です。
13: ◯委員(関岡俊実) 財政課ですので、先ほどの総括の分とまとめて質問させていただきたいんですが。
今回のコロナ禍によって市民税や固定資産税の猶予策が取られて、今年度中の補正を余儀なくされるんじゃないかと思うんですが、今年度中の減少の見通しというのは試算してあるんですか。
14: ◯財政課長(原田知弘) まず市民税、それから固定資産税につきましては、調定は終わっておりまして、収納が始まっているんですけれども、現時点での徴収率は前年度並みで推移しております。これから3月までの間、どれだけ影響が出てくるのかというのは、市税のほうで算定はしておるところなんですけれども、問題は法人市民税です。こちらが、
コロナウイルスの影響で決算月が2か月ぐらい遅れている事業所がございます。その分の調定がまだ上がっておりませんので、今後どんどん法人市民税の決算の報告があるにつれて、もしかしたら減収の可能性があるかもしれないです。ただ、所管のほうでもどれぐらい減るかというのは非常に見通しが難しいというところです。ただ、多分減るだろうというふうには感じております。
あと、市税収入ではございませんけれども、はっきりしているのは、
航空機燃料譲与税というのがございます。福岡空港の国内線の発着率に応じて分配される収入なんですけれども、3月以降8月まで、福岡空港の発着率が、国内線で45%ほど前年より減っております。となると、必然的に
航空機燃料譲与税も45%ほど減少するんじゃないかと見ているんですけれども、まだ1回目の振り込みも入っておりませんので、9月に入ってくる予定なんですが、それを見ないとはっきり言えない。ただ、財政としてはそれも減るだろうと感じておりまして、それが1億4,000万円ほど減るんじゃないかと考えております。
ただ、関岡議員が言われるように、まだはっきり、見通しが難しいと。ただ、減るのは間違いないだろうというふうに感じております。以上です。
15: ◯委員(関岡俊実) 議会によっては、今回の9月議会で既に減額補正をしてきているところもあるんですが、うちも、今、報告、答弁いただいた範囲では、減額補正をしていくことが必要になってくるんですけれども、これは見通しとして何月議会ぐらいに上がっていく予定なんですか。
16: ◯財政課長(原田知弘) 一応3月と考えているところでございます。以上です。
17: ◯委員(関岡俊実) 試算が難しいということなんでね。ぎりぎりまで調整をされるということだと思うんですが。
もう1点、
会計年度任用職員制度の導入についてなんですが、これはそもそも総務課のほうなんですが、これはもともと国の法律によって導入された制度ですよね。そうなりますと、自治体によって負担がいった分、国のほうからの交付税措置や何かはされているんですか。
18: ◯財政課長(原田知弘)
会計年度任用職員の賞与、ボーナスの分については交付税措置、国のほうからお金が来るようになります。ただ、毎月の通常の給与、こちらの分は手当てがなされないという形になっています。以上です。
19: ◯委員(関岡俊実) 賞与、ボーナスといっても、交付税措置ですから、交付税で幾ら下りてきたというのが特定できないでしょう。その辺りを確認させてください。
20: ◯財政課長(原田知弘) 昨年の予算の段階で3億4,000万円ほど賞与分が増えるという試算をたしかしているかと思いますけれども、議員がおっしゃるように、その分が丸々交付税で措置されるというふうなものではございません。あくまでも計算上の話です。以上です。
21: ◯委員(関岡俊実) いいです。
22: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんか。
23: ◯委員(山上高昭) 38ページの12款1項1目公債費の元金の償還なんですけれども、さっきの説明では繰上償還をしたと聞いたと思うんですが、返すのが減ったということになるんですか。ちょっとそこがよく分からなかったです。
24: ◯財政課長(原田知弘) まず、繰上償還をしますので、当然元金は少なくなります。あと、起債するときに、大野城市の場合、1年据え置き10年償還という形で足りているんですけれども、最初に利率を、例えば民間銀行、市中銀行と契約するときに決めます。そして5年後に見直しするというふうに決めておりまして、都合、2回利率が変わる、利率を決定することになるですけれども、今回、利率の見直しというのが、ちょうど5年到達した分の見直しがありまして、今回の対象が福銀さん、肥後銀行さん、北九州銀行さん、この3行なんですけれども、具体的に申しますと、福銀さんの利率が、変更前が0.25%だったものが変更後ゼロ%に、肥後銀行さんが0.235%だったものが0.09%、北九州銀行さんが0.251%だったものが0.03%に変更になっております。この関係で利息のほうが多くなっておりましたので、総額これだけの補正をお願いするものでございます。以上です。
25: ◯委員(山上高昭) もう1回確認なんですけれども、公債費元金を繰上償還するということは、補正額は増えるんじゃないですか。たくさん返したということは、補正は増えるんじゃないですか。
26: ◯財政課係長(前田敏弘) お答えさせていただきます。昨年度、補正増して繰上償還した分に伴いまして、今年度の分の償還額が減少したというところになりますので、3月補正と昨年度を足していただいた分に伴う償還の減という形で補正をお願いする形になっております。
27: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。
〔「なし」の声あり〕
28: ◯委員長(関井利夫) ないようです。財政課の所管分は終わります。
次に、管財課所管分の審査を行います。
29: ◯管財課長(市川拓士) それでは、
一般会計補正予算の管財課所管分につきまして、歳出予算からご説明いたします。
補正予算に関する説明書の14、15ページをお願いします。
2款1項6目財産管理費を3億4,382万1,000円減額するものです。内容としまして、
庁舎維持管理費では、今年度予定していた
市庁舎増築工事を、コロナ禍の影響により、当面の間、一旦見送ることなどにより、合わせて3億3,263万1,000円を減額するものでございます。
別添の
予算委員会説明資料の2ページをご覧ください。
南駐車場1)と南駐車場2)の間にある赤の点線部分の増築を当面の間、一旦見送ります。緑色の(仮称)中央広場と南駐車場2)は、
市庁舎増築整備の整備状況に合わせて整備することとしていましたが、災害発生時における一時避難場所も想定していることから、オレンジ色の西駐車場と合わせて、整備時期を前倒しいたします。
別添、
予算委員会説明資料の3ページ、A3の資料でございます。こちらをご覧ください。
1段目の
市庁舎増築整備は、当面の間は一旦見送り、社会情勢や本市の財政状況等を勘案しながら再検討いたします。
2段目の西駐車場、駐輪場等整備は、本9月定例会で承認いただければ、直ちに設計に取りかかり、赤の予定線のとおり、年度内の工事発注を予定しています。
3段目の広場等整備は、本9月定例会で承認いただければ、県との協議を行い、赤の予定線のとおり、設計を予定しています。
戻りまして、補正予算に関する説明書の14、15ページをお願いいたします。
公用車管理費では、今年度予定していた議長優先車の購入を、市議会からの申入れもあり、購入計画を見直し、購入を延伸することや
庁用車管理運行業務委託の入札残などにより、1,119万円を減額するものです。
続きまして、歳入の補正についてご説明いたします。
戻りまして、10ページ、11ページをお願いいたします。
19款2項1目2節
公共施設整備基金繰入金において、3億5,001万5,000円の減額のうち管財課所管分として、
市庁舎増築工事の見送りにより3億3,203万9,000円の減額をするものです。
続きまして、
債務負担行為の補正についてご説明いたします。
別添の
予算委員会説明資料の7ページ、A3の
債務負担行為補正一覧をご覧ください。
管財課所管分は2番から4番までです。2番は、(仮称)中央広場・南駐車場他
整備工事設計監理委託業務の前払い分を除く令和3年度から4年度までの設計料分と監理料分です。令和4年度内の竣工に合わせて契約期間を確保する必要があるため、
債務負担行為を計上するものです。3番は、西駐車場・
駐輪場整備工事設計監理委託業務の設計料分を除く令和3年度の管理料等分です。4番は、西駐車場・
駐輪場整備工事の前払い分を除く令和3年度の精算分です。3番も4番も、令和3年度内の竣工に合わせて契約期間を確保する必要があるため、
債務負担行為を計上するものです。以上で管財課所管分の説明を終わります。
30: ◯委員長(関井利夫) 管財課から説明がありました。質疑はありませんでしょうか。
31: ◯委員(中村真一) 第2次
整備計画工程表の中で、
市庁舎増築整備の基本設計と実施設計は、平成31年度に終わっておるということで考えていいでしょうか。
それと、これはもし終わっておれば、設計料というのは支払いは全部済んであるということですか。
32: ◯管財課長(市川拓士) まず、1段目の市庁舎増築の整備の設計でございますが、実施設計まで完了しております。本9月定例会において議会の承認をいただければ、受託者の方と協議を行い、変更契約を済ませて、支払いのほうをさせていただきたいと考えております。以上です。
33: ◯委員(中村真一) その変更契約は減額になるものなんですか。
34: ◯管財課長(市川拓士) まず、変更の契約の内容としましては、簡単に申しますと、設計監理委託業務で発注しておりましたので、当然工事の見送りを行いますから、監理分の減額で協議を行いたいと思っております。それと、設計料分につきましては、設計料の約9割につきましては既にお支払いをいたしております。以上です。
35: ◯委員(中村真一) 細かいことですけれども、1割はもう払わないような契約をされるんでしょう。
36: ◯管財課長(市川拓士) 1割についても、9月定例会が終了し承認いただきましたら、変更設計協議監理分の減額をいたしまして、契約を締結した後に残り1割をお支払いする予定でございます。
37: ◯委員(原田真光) 予算に関する説明書の15ページで委託料が増えておりますけれども、確認ですが、こちらが増えているのは、駐車場であったり、そういう整備に関しての増分なのでしょうか。
38: ◯管財課長(市川拓士) そのとおりでございます。
39: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
40: ◯委員長(関井利夫) 質疑がないようですので、これで総務部所管分の審査は終わりますが、質疑漏れはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
41: ◯委員長(関井利夫) それでは、総務部所管分の審査を終わります。ありがとうございました。
暫時休憩します。
(休憩 午前9時39分)
(再開 午前9時42分)
42: ◯委員長(関井利夫) それでは再開いたします。
地域創造部所管分の審査を始めます。
ます初めに、コミュニティ文化課から説明をお願いいたします。
43: ◯コミュニティ文化課長(甲斐めぐみ) おはようございます。コミュニティ文化課所管分の主な理由についてご説明させていただきます。
まず、歳出につきまして、予算に関する説明書14、15ページをお願いいたします。
2款1項8目地域づくり推進費では、コミュニティ推進費負担金補助及び交付金におきまして、1,721万1,000円減額をいたしております。
そのうち、各区の地域活動統合補助金におきまして、1,575万2,000円の減となっております。これは、長寿支援課所管の敬老の日記念行事推進事業におきまして、
新型コロナウイルス感染症の影響により、敬老祝い事業を実施することが困難になったことから、市主催の代替事業に変更いたしましたので、減額しているものでございます。
また、共働事業提案制度運営事業におきまして、団体への交付金額の決定に伴い不用となったことから、145万9,000円の減となっております。
続きまして、公民館等管理運営費461万1,000円減額のうち、需用費において公民館・集会所のマスターキー作製等による執行残として10万3,000円を減額しております。
また、負担金補助及び交付金として、公民館等指定管理者交付金において、指定管理協定の締結に伴い、交付額が決定したことによる不用額として、450万8,000円の減額となっております。
次に、戻りまして説明書10、11ページ、歳入予算の内容について説明をさせていただきます。
19款2項1目基金繰入金10節まちづくりパートナー基金繰入金として、共働事業提案制度運営事業に伴う執行残として、同額の145万9,000円を減額するものでございます。
なお、負担行為につきましてはございません。説明は以上です。
44: ◯委員長(関井利夫) コミュニティ文化課に対する質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
45: ◯委員長(関井利夫) 質疑はないようです。
それでは続きまして、ふるさとにぎわい課所管分の審査を行います。説明をお願いします。
46: ◯ふるさとにぎわい課長(白水浩良) それでは、ふるさとにぎわい課所管分の9月補正予算の概要について説明いたします。
まず、歳出について説明いたします。
予算に関する説明書16ページ、17ページをお願いいたします。
2款1項15目まどかぴあ管理運営費、まどかぴあ施設整備費では、大ホールの舞台照明設備更新及び空調(熱源)設備更新工事の工事請負費の入札残などによる不用額として、1,796万2,000円を減額するものです。
続きまして、26ページ、27ページをお願いいたします。
中段の6款1項1目農業委員会費、農業委員会運営費では、
新型コロナウイルス感染症の影響により、全国農業委員会会長大会が中止され、また、農業委員改選時に実施しています視察研修を次年度以降に延期したことから、農業委員などの旅費及び視察研修バス使用料の不用額により、53万7,000円を減額するものです。
続きまして、28ページ、29ページをお願いいたします。
7款1項4目観光費おおの山城大文字まつり補助金では、
新型コロナウイルス感染症の影響により、まつりが次年度へ延期となったため、本年度の補助金については事務所の維持費、代替イベント費用、タオル制作費などに充て、それ以外の不用額246万1,000円を減額するものです。
続きまして、36ページ、37ページをお願いします。
下段の10款4項1目生涯学習総務費・国際交流費では、
新型コロナウイルス感染症の影響により、NPO法人アジア太平洋こども会議・イン福岡、APCCと言いますけれども、これが実施しますホームステイ受入れ事業が中止されたことに伴い、市ホームステイ受入事業実行委員会への補助金の不用額により、15万円を減額するものです。
続きまして、歳入について説明いたします。
予算に関する説明書の10ページ、11ページをお願いいたします。
4段目の19款2項1目基金繰入金2節
公共施設整備基金繰入金の補正総額3億5,001万5,000円減額のうち、ふるさとにぎわい課所管分は、1,796万2,000円の減額です。これは、先ほど歳出でご説明しましたまどかぴあの大ホールの舞台照明設備更新及び空調(熱源)設備更新工事の工事請負費の補正減に伴い減額するものです。
また、同じく基金繰入金の5節国際交流基金繰入金の15万円については、先ほど歳出でご説明しました市ホームステイ受入事業実行委員会への補助金の歳出減に伴い、これに充当予定の基金を減額するものです。以上で、ふるさとにぎわい課所管分の説明を終わります。
47: ◯委員長(関井利夫) ふるさとにぎわい課所管の説明を終わりました。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
48: ◯委員長(関井利夫) 質疑がないようですので、ふるさとにぎわい課所管分を終わります。
続いて、心のふるさと館運営課所管分の審査を行います。
49: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) それでは、心のふるさと館運営課所管分についてご説明いたします。
まず、歳出予算の補正からご説明いたします。
予算に関する説明書の16ページ、17ページをお願いいたします。
ページの中段になります。2款1項16目心のふるさと館管理運営費でございます。
まず、1節報酬、2節給料、3節職員手当等の増額分につきましては、
会計年度任用職員の給料等の増減に関するもので、総務課より一括説明を行ったものとなります。
次に、7節報償費において、10万5,000円を減額するものでございます。これは、
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う、臨時休館期間中に係るサポーター活動費の減、及び心のふるさと館運営協議会委員謝礼金について、事業方針の変更により不用額を減額するものでございます。
次に、8節旅費において83万2,000円を減額するものでございます。これは、
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い、今年度予定しておりました大韓民国公州大学校博物館への渡航協議を中止したこと、及び、同じく東京方面への出張自粛に伴い生じました旅費の不用額、合わせて66万3,000円と、
会計年度任用職員の費用弁償の減額分16万9,000円を減額するものでございます。
次に、10節需用費において17万1,000円を減額するものでございます。これは、
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う臨時休館及び本年春と夏に予定しておりました2回の特別展の中止等に伴う消耗品費の減額、並びに臨時休館等に関連し、電気使用料及びガス使用料の年度内執行額を再精査したところ、安価となる見込みとなったことに伴い、不用額を減額するものでございます。
次に、11節役務費において39万2,000円を減額するものでございます。これは、
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う臨時休館、各種事業の中止等に関連し、通信運搬費の年度内執行額を再精査したところ、安価となる見込みとなったこと、また、施設総合保険の入札残が生じたことに伴い、不用額を減額するものでございます。
次に、12節委託料において1,405万円を減額するものでございます。これは、
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う臨時休館及び本年春と夏に予定しておりました2回の特別展の中止等に伴い、警備業務、総合案内業務、特別展の実施に係る各種業務の仕様変更による変更契約により生じた不用額等を減額するものでございます。
次に、13節使用料及び賃借料において9万4,000円を減額するものでございます。これは、今年度実施いたしましたマット賃借業務の入札に伴う入札残を減額するものでございます。
次に、14節工事請負費において67万4,000円を減額するものでございます。これは、今年度実施いたしました施設改修工事・ここふるショップロールカーテン設置工事及び懸垂幕装置設置工事の入札に伴う入札残を減額するものでございます。
以上が、歳出予算の補正の内容となります。
申し訳ございません。先ほど需用費の減額の説明のところで、私、17万1,000円というふうに申し上げましたけれども、正しくは171万円でございました。訂正をお願いいたします。
次に、歳入予算の補正についてご説明いたします。
予算に関する説明書10ページ、11ページをお願いいたします。
中段の19款2項1目基金繰入金の財政調整基金繰入金において、先ほどご説明いたしました歳出予算の減に伴い、財政調整基金繰入金を75万8,000円減額するものでございます。
以上が歳入予算の補正の内容となります。
続きまして、
債務負担行為補正についてご説明いたします。
予算委員会説明資料の7ページをお願いいたします。
債務負担行為補正一覧表の5番をご覧ください。5番、大野城心のふるさと館特別展広報・関連イベント運営業務でございます。期間は令和3年度の1年間で、債務負担限度額は1,480万円となっております。これは、令和3年度に予定しております3回の特別展について、事業の周知業務と市民をはじめ、広く本事業への興味関心を喚起するための各種関連イベントの実施について、より効果のあるものとして実施するための業者の選定につきまして、令和2年度中の早期着手が必要であることから、債務負担を計上するものでございます。
以上が
債務負担行為補正の内容となります。心のふるさと館運営課所管分の説明は以上です。
50: ◯委員長(関井利夫) 心のふるさと館運営課所管分の説明がありました。質疑はありませんか。
51: ◯委員(松崎百合子) 心のふるさと館の特別展についてなんですけれども、今後の予定、テーマと開催時期で分かっているところを教えてください。
52: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) 今年度、令和2年度の予定といたしましては、年が明けまして1月から、東京芸術大学さんとの共同によりまして、スーパークローン文化財展というものを予定しております。それと、来年度につきましては、先ほど
債務負担行為の説明のほうで行いましたとおり、3回の特別展のほうを予定しているというところでございます。以上です。
53: ◯委員(松崎百合子) 来年度は、まだ内容的には計画されていないということでしょうか。
54: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) すみません、説明が不足しておりました。来年度、令和3年度の特別展の予定でございますけれども、まず春に、今年度春に予定しておりました「歴史教科書で見る考古名品展」を来年度に持ち越す形で実施する予定になっております。あと、来年の夏7月から8月にかけてになりますけれども、子どもさんを含めて親子でアートを楽しんでいただけるような特別展を予定しておるところです。それと、来年度の10月から12月にかけてでございますけれども、国宝に関しての展示の準備を進めているというところでございます。以上です。
55: ◯委員(松崎百合子) ありがとうございます。
もう一つなんですけれども、大韓民国との協議が中止になったということで、これの内容と、今後、改めてなさるか聞かせてください。
56: ◯心のふるさと館運営課長(岩下剛司) 現在の
コロナウイルスの状況がございましたので、この公州大学校博物館連携事業は、実際に韓国の公州大学校博物館のほうに行きまして、先方の博物館と協議、また、現地調査等も行いながらというものを本来なら予定しておったんですけれども、渡航がかなわない状況でございますので、協議に関しましては、オンラインを使って先方の博物館と随時行うという形を取らせていただきます。
あと、調査・研究につきましても、先方と資料のやり取りを行いまして、韓国の山城の研究の文献がございますので、そちらの読み解きであったり、そういった作業を今年度行う予定にしております。
また、年が明けまして2月の予定にしておりますけれども、公州大学校のほうとの協議の内容であったり文献等の調査・研究の内容であったりを広く市民の皆さんにもご周知するための講演会といいましょうか市民報告会を、現状の状況がございますので、皆さんにわっと集まっていただいて開催するということになると、なかなか人数的な制限もございますので、オンラインで発信する部分と、実際に集まって報告会を行える部分と、そういった形で市民報告会ができないかと、心のふるさと館のほうで調整を行っているところでございます。
何かしら、渡航はできないですけれども、本事業、この公州大学校博物館連携事業の成果というものを、今年度中に皆様のほうにお示しできたらと考えております。以上です。
57: ◯委員(松崎百合子) ありがとうございます。
58: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。
〔「なし」の声あり〕
59: ◯委員長(関井利夫) それでは、地域創造部所管分で質疑漏れはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
60: ◯委員長(関井利夫) それでは、地域創造部所管分の審査は終わります。
暫時休憩します。
(休憩 午前9時59分)
(再開 午前10時01分)
61: ◯委員長(関井利夫) それでは再開します。
続きまして、こども部所管分の審査を行います。
子育て支援課所管分、よろしくお願いいたします。
62: ◯子育て支援課長(白石朋子) それでは、子育て支援課所管分の
一般会計補正予算についてご説明をいたします。
今回は、歳入歳出及び債務負担の追加を行うものでございます。
まず初めに、歳出からご説明をいたします。
予算に関する説明書の22ページと23ページをお願いいたします。
一番上の段の3款2項1目児童福祉総務費です。
23ページの説明欄の上から二つ目の事業、私立保育所助成費の負担金補助及び交付金は、認可保育所が総合体育館で合同で行う予定でした親子ふれあい広場を、新型
コロナウイルスの影響により開催できなかったため、親子ふれあい事業費助成金16万5,000円を減額するものです。
次に、その下の事業の市立保育所事務費の需用費につきましても、新型
コロナウイルスの影響による登園自粛により、4月と5月の公立保育所の給食材料費に不用額が生じたことから、189万7,000円を減額するものです。
その下の使用料及び賃借料は、本年3月に新築、移転をいたしました大野北保育所の旧園舎の借地契約を、令和2年9月末で終了するなどの変更契約を締結したため、不用となる借地料189万7,000円を減額するものです。
次に、歳入についてご説明をいたします。
説明書は、戻りまして10ページ、11ページをご覧ください。
一番上の表の13款2項1目民生費負担金の3節児童福祉費負担金現年度分でございますが、こちらは新型
コロナウイルスの影響により、4月8日から5月末まで保育所への登園の自粛要請を行い、保護者から徴収するその間の保育料を日割計算としたため、保育所入所者保育料2,344万1,000円を減額するものでございます。
次に、一番下の表の21款5項3目雑入の1節雑入の一番下の保育所副食費でございますが、こちらも新型
コロナウイルスの影響により保育所への登園の自粛要請を行い、その間の副食費を日割計算としたため、78万9,000円を減額するものでございます。
最後に、
債務負担行為についてご説明をいたします。
別途お配りしております資料の7ページ、A3判の
債務負担行為補正一覧をお願いいたします。
上の表の6番が子育て支援課所管分です。筒井保育所改修工事設計監理委託業務につきましては、期間は令和3年度の1年間、限度額は868万1,000円で、内容は筒井保育所の大規模改修を行うに当たり、工期を確保するために令和2年度中の設計監理業務の早期着手が必要であることから、
債務負担行為を追加するものです。子育て支援課所管分のご説明は以上でございます。
63: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑はありませんでしょうか。
64: ◯委員(中村真一) 大野北保育所の使用料及び賃借料の説明で、9月まで借地ということでしたけれども、大体でいいんですけれども、今まで借りていた敷地の範囲というか、例えば南側の約半分を借りていただとか、奥の学校側のほうを今まで借りていたとか、それを教えていただけますか。
65: ◯子育て支援課長(白石朋子) 学校側を半分借りていたという形になります。
66: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。ほかにありませんか。
67: ◯委員(松崎百合子) 保育所の自粛要請に関してなんですけれども、保育士さんがやはり密に関係するということで感染させる危険とか、保育士さんの労働環境が厳しいということも聞いているんですけれども、この自粛要請によって、どのくらいの割合になったのでしょうか。
68: ◯子育て支援課長(白石朋子) 自粛率でございますけれども、おおむね平日では50%まで落ちまして、一番ひどいときでは40%程度にまで低下をしておりました。以上でございます。
69: ◯委員(松崎百合子) 登園が減ったという間、保育士さんも少し休んでもらったり、密にならないような措置とかもされたんでしょうか。
70: ◯子育て支援課長(白石朋子) 必要な保育士の数を確保しながら、休める方についてはなるべく休んでいただくということでしております。
71: ◯委員(松崎百合子) この経験から、何か今後こうしたほうがいいなとか、そういう課題というか、そういうことはどうでしょうか。
72: ◯子育て支援課長(白石朋子) コロナが危険ということで、やはり密を防ぐということは常にやっていかないといけない反面、保育というのは必ず必要になってくるという、かなり難しい課題ではあるんですけれども、こうやって登園自粛をしっかり要請しながら、家庭で見られる方はしっかり見ていただくようにということでご説明をしっかりやっていければとは思っております。以上でございます。
73: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんか。
74: ◯委員(関岡俊実) 保育士さんの今回のコロナ禍による手当の支給についてなんですが、聞くところによると、保健所あるいは介護施設等の職員については手当支給がかなうように聞いているんですが、保育士さんの場合はどのような見通しになっているんですか。
75: ◯子育て支援課長(白石朋子) 特に保育士につきましては、別途手当を支給するということはございませんでした。以上でございます。
76: ◯委員(関岡俊実) 今後も国の動向というのは、全然考えられていないんですか。
77: ◯子育て支援課長(白石朋子) 現在のところ、そうした情報はまだ入っておりません。以上でございます。
78: ◯委員(関岡俊実) いいです。
79: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
80: ◯委員長(関井利夫) ないようです。
こども部子育て支援課所管分の審査を終わります。ありがとうございました。
暫時休憩します。
(休憩 午前10時09分)
(再開 午前10時20分)
81: ◯委員長(関井利夫) それでは再開します。
マスクをしていることから聞き取りにくいということですので、できましたらマイクの正面に向かって発言していただくようお願いします。せっかくの発言ですので、よろしくお願いします。
それでは、危機管理部所管分の審査を始めます。
まず、危機管理課所管分の説明を求めます。
82: ◯危機管理課長(田代崇憲) それでは、危機管理課所管分についてご説明をいたします。
危機管理課では、
一般会計補正予算1件でございます。
予算に関する説明書、32ページ、33ページをお願いいたします。
歳出について説明をいたします。
9款1項1目消防総務費につきまして、10節需用費に35万円を増額しております。これは、災害対応における食糧費でございます。当初予算では60万円を計上しておりましたが、7月の豪雨災害で、既に約35万円を使用しております。今後も災害が発生する可能性があることから、35万円を補正するものでございます。説明は以上でございます。
83: ◯委員長(関井利夫) 危機管理課所管の説明をいただきました。質疑はありませんか。
84: ◯委員(中村真一) 今、説明があった食糧費は、大体何人分ぐらいを想定して予算を組んだんですか。
85: ◯危機管理課長(田代崇憲) 1食当たり大体500円を目途に組ませていただいております。ですので、当初予算でいくと60万円を500円で割った1,200人分ということです。以上です。
86: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。
87: ◯委員(松崎百合子) その食料の使用に関してなんですが、避難所に食料を届けられたんでしょうか。どのように。
88: ◯危機管理課長(田代崇憲) 食料支給につきましては、対象としては市の災害対策本部の職員、それから各公民館で避難所運営をしていただきます各区の役員さん、それから場合によっては避難者ということになっております。以上です。
89: ◯委員(松崎百合子) 大体どのくらいの人たちにこの食料を届けられたんでしょうか。
90: ◯危機管理課長(田代崇憲) 今年度の今までの例からいきますと、災害の規模によって全然違いますけれども、例えば7月の豪雨の際でいけば、1回当たり多いときで500人近く支給をしているときもございますし、100人程度支給するときもございます。災害の規模によってその都度違いますので、一概に大体何人というのは非常に難しいかなと思っております。以上です。
91: ◯委員(松崎百合子) ありがとうございます。今後のことなんですが、自治体によっては、コロナのことで給食がなくなって、就学援助家庭とかひとり親家庭とかに、この備蓄された食料を届けるということがされているようなんですけれども、そういうことは大野城市でも可能でしょうか。
92: ◯危機管理課長(田代崇憲) 今回、ご提案をしております食料については備蓄ということではなく、例えば避難者とかでも、お弁当とかおにぎりとか、当日とか前日ぐらいに調達をしてお渡しをしているものになりますので、例えば備蓄倉庫に備蓄している用の食糧費ではございません。以上です。
93: ◯委員(松崎百合子) そしたら、備蓄されている分は、そのまま在庫であるということなんですかね。
94: ◯危機管理課長(田代崇憲) 備蓄につきましては所管外になっておりますので、すみません、危機管理課のほうでは把握をしておりません。
95: ◯委員(松崎百合子) 分かりました。
96: ◯委員長(関井利夫) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
97: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、危機管理課所管分の審査を終わります。
続いて、安全安心課所管分の審査に入ります。
98: ◯安全安心課長(光野直隆) それでは、安全安心課所管分の補正予算についてご説明をいたします。
予算に関する説明書の14ページ、15ページをお願いいたします。
歳出予算2款1項10目防犯費の暴力追放・防犯運動費の15ページの右の欄の下のほうになりますけれども、工事請負費を190万円減額をいたします。
減額の理由は、当初予算において、平成25年度に設置いたしました下大利駅東口の駐輪場の見守りカメラ、5台ありますけれども、そのカメラ5台とその記録機器について更新を予定しておりましたが、西鉄の連続立体交差事業の工事の延期、それから駐輪場もそれに合わせて見直すことになっておりますので、今年度の更新工事費を減額するものでございます。以上で説明を終わります。
99: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。聞かれませんか。
〔「なし」の声あり〕
100: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、危機管理部の所管の質疑漏れはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
101: ◯委員長(関井利夫) それでは、ありがとうございました。危機管理部所管分の審査を終わります。
暫時休憩します。
(休憩 午前10時26分)
(再開 午前10時29分)
102: ◯委員長(関井利夫) それでは再開します。
建設環境部所管分の審査を始めます。
都市計画課所管分の審査から行います。
103: ◯都市計画課長(西村直純) 皆様、おはようございます。それでは、都市計画課所管分の補正予算についてご説明申し上げます。
第73号議案、令和2年度大野城市
一般会計補正予算の歳出予算につきまして、30ページと31ページをお開きください。
8款4項1目都市計画総務費は、バス交通推進費12節委託料50万円を減額いたします。減額の理由といたしましては、今年度は、コミュニティバスの利用者の実態調査を行う予定にしておりましたが、
新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、バスの利用者数が大幅に減少しております。そのことから今年度の実態調査を見送り、来年度以降に行いたいというふうに考えておりまして、補正減をするものでございます。
また、18節負担金補助及び交付金は、131万8,000円増額いたします。コミュニティバス運行事業補助金の増額理由といたしましては、昨年度は10月に消費税が8%から10%になりましたが、今年度の運行補助金の金額を算定する際に、この消費税増額分2%を半年間計上しておりませんでした。この計上の誤りがありましたことから、39万5,000円を補正増するものでございます。
また、中区移動支援事業補助金につきましては、
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いまして、3月に、委託するタクシー会社を呼びまして入札を行いましたが、新型
コロナウイルスによる収益の急激な悪化によりまして、受託する会社がおりませんでした。このことから、現在は中区とタクシー会社とで、4月から9月の6か月の運行契約を締結して現在運行しておりますが、9月の契約期限が切れますと、10月以降の運行ができなくなりますので、その運行金額の不足分92万3,000円を補正増するものでございます。
次に、歳入予算につきまして10ページから11ページをお開きください。
19款2項1目2節
公共施設整備基金繰入金の補正総額3億5,001万5,000円のうち、先ほどの歳出で説明いたしました中区移動支援事業補助金の財源として、同額を繰り入れるものでございます。説明は以上になります。
104: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
105: ◯委員長(関井利夫) それでは、都市計画課所管分の審査を終わります。
続いて、環境・
最終処分場対策課所管分の審査を行います。
106: ◯環境・
最終処分場対策課長(山本耕督) 皆様、おはようございます。それでは、環境・
最終処分場対策課所管分についてご説明をさせていただきます。
まず、歳出についてご説明をいたします。
予算に関する説明書24から25ページをお願いいたします。
一番下になりますが、4款1項6目公害対策費12節委託料でございます。これは、河川流量・水質調査及びダイオキシン類調査業務におきまして、競争入札により執行残が生じましたので、111万5,000円を減額するものでございます。
次に、26から27ページをお願いいたします。
4款2項1目清掃総務費10節需用費及び12節委託料でございます。こちらは、
新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛に伴いまして、家庭内のごみが増えることが予想されますので、ごみ袋の売上げ枚数の増加が見込まれることから、作製等に要する経費といたしましてごみ袋の作製費106万9,000円、また、ごみ袋等の販売代行及び販売委託料142万7,000円を増額するものでございます。
次に、6款2項2目林業振興費12節委託料でございます。本事業につきましては、市有林を対象といたしまして、国庫補助金の活用、また、森林伐採後の材木を売却して収入を得る事業でございますが、こちらにつきましても
新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、木材売却価格が下落していることから、当面の間は伐採及び売却を取りやめるため、その委託料の4,619万4,000円を減額するものでございます。
次に、歳入についてご説明をいたします。
10ページから11ページをお願いいたします。
まず、14款2項2目衛生手数料につきましては、先ほど説明いたしましたごみ袋の追加作製に伴いまして、ごみ処分手数料、ごみ袋の売上金となりますが、この増加が見込まれるため、179万5,000円を増額するものです。
次に、15款2項4目農林水産業費国庫補助金の森林環境保全直接支援事業補助金891万8,000円、また、21款5項3目雑入の用材収入3,986万9,000円につきましては、先ほど説明いたしました森林伐採事業の取りやめにより、それぞれ減額するものでございます。
次に、
債務負担行為についてご説明をいたします。
別添の
予算委員会説明資料の7ページ、
債務負担行為補正一覧のナンバー7になります。
こちらは、市指定ごみ袋作製業務につきましては、令和3年度の市指定の家庭用、事業所用、そして環境美化用のごみ袋全11種類を作製するものでございますが、その作製に当たっては、製品の信頼性確保のため、契約後のサンプル作製及びその検査等に相応の期間を要します。4月からの安定した納品のためには、十分な準備期間も必要でありますので、例年どおり9月に債務負担を行うものでございます。説明は以上でございます。
107: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑を受けます。
108: ◯環境・
最終処分場対策課長(山本耕督) すみません、1点訂正をお願いいたします。
27ページのごみ袋の作製の増額分でございますが、106万円と先ほど言いましたが、160万9,000円の誤りでございます。すみません、訂正をさせてください。
109: ◯委員長(関井利夫) 質疑をお受けします。質疑はありませんか。
110: ◯委員(神田徳良) ごみ袋はどのくらいの量が増える予定になっていますか。
111: ◯環境・
最終処分場対策課長(山本耕督) 今回につきましては、家庭用の可燃袋であったり、いろいろ何種類か積み上げた枚数の42万3,000枚を作る予定としております。
112: ◯委員(神田徳良) それと、市有林を当面の間やめるというのは、どれぐらいですか。
113: ◯環境・
最終処分場対策課長(山本耕督) 現在の新型
コロナウイルスの状況にもよりますが、やはり市場の価格ですね。こちらの価格の動向を見ながら、ある程度回復したら、また検討していきたいと思っているところでございます。
114: ◯委員(松崎百合子) ごみ袋の関連なんですが、やはり新型コロナでごみが増えているということで報道などもされていますけれども、大野城市でもやはり増えているところでしょうか。
115: ◯環境・
最終処分場対策課長(山本耕督) トータルしますと極端には増えていないんですが、やはり可燃であったり不燃ごみ、こちらは若干増えている状況ではございます。
116: ◯委員(中村真一) 市有林なんですけれども、どの辺りから伐採されて、どういったものを伐採したんですか。例えば台風とかで倒れたような木からきれいに切って、そういうものを出されているんですか、例年ですね。今年はコロナの影響でないということですけれども、通常はどういった形でされてあるんですか。大体どの辺り、大野城市内にもいろいろ山とかあると思うんですけれども、どの辺りから伐採してされてあるんですか。
117: ◯環境・
最終処分場対策課長(山本耕督) 今回の事業につきましては5か年の計画をつくっておりまして、ほとんど牛頸が中心となりますが、その中で例えば樹齢が50年とか60年ぐらいのものが価値があるというか、そういったものを事前に調査いたしまして、調査したところを対象に伐採をして搬出するというやり方をやっております。
118: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。
119: ◯委員(福澤信光) 1点だけ確認で。
債務負担行為で6,000万円増額が2年間上がっていますけれども、それは今年度分と一緒の額ですか。
120: ◯環境・
最終処分場対策課長(山本耕督) こちらは令和3年度分になりますので、例年と同じぐらいの額にはなっております。
121: ◯委員(福澤信光) 先ほど、今回の補正でごみ袋、自粛に伴い家庭内のごみが多く出るということで追加しますよね、42万3,000枚。この分は来年度以降は見込みに入れているんですか。
122: ◯環境・
最終処分場対策課長(山本耕督) 今回増額する分はあくまでも今年度分となりますので、今後はまた状況を見ながら、適宜対応していきたいなと思っておるところでございます。
123: ◯委員(福澤信光) ということは、今はコロナの中にいますので、増枚を少なくしてはいけないけれども、今後、来年以降もワクチンができず自粛が続けば、また補正か何かで増枚するということですか。
124: ◯環境・
最終処分場対策課長(山本耕督) 当然在庫もございますので、そういった在庫管理や売行きを見ながら、今回もそうなんですけれども、その都度検討していきたいと思っております。
125: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか、質疑。
〔「なし」の声あり〕
126: ◯委員長(関井利夫) それでは、建設環境部所管分で質疑漏れはありませんか。
127: ◯委員(井上正則) 中区の移動支援事業に関してなんですけれども、これは南部環境整備の基金で始めたということですよね。これは今、御陵中学校のところの13メートル道路、中区線ですね、これとの変更なんでしょうかね。
128: ◯環境・
最終処分場対策課長(山本耕督) 今のご質問は、ルートが今後どうなるかというご質問ですか。
129: ◯委員(井上正則) はい。
130: ◯環境・
最終処分場対策課長(山本耕督) ルートにつきましては、現在走っているルートは変わらず、ただ言われたように、中区の監視委員会からのご要望は、今つくっております中川久保線、御陵中の前ですが、そちらのほうにコミュニティバスを走らせてほしいというご要望がございますので、今後はそういうルート、または運行方法につきましても検討をしていきたいと思っております。
131: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
132: ◯委員長(関井利夫) ないようです。それでは、建設環境部所管分の審査は終わりました。ありがとうございました。
暫時休憩します。
(休憩 午前10時44分)
(再開 午前10時45分)
133: ◯委員長(関井利夫) それでは再開します。
続いて、議事課所管分の審査を始めます。
134: ◯議事課長(舩越善英) 議事課です。よろしくお願いいたします。
予算に関する説明書
一般会計補正予算の12ページと13ページの上段をお願いします。
歳出のみとなります。
今年度は
新型コロナウイルス感染症の影響により、委員会行政視察を中止することになりましたので、その旅費等が不用となるため、事業費を減額するものです。
減額するものは、1款1項1目議会議員費の7節報償費視察時土産品代2万9,000円、8節旅費委員会視察旅費254万7,000円、10節需用費行政視察資料費2万円、11節役務費視察土産品郵送代1万9,000円、同じく1款1項1目事務局運営費の8節旅費委員会視察随行旅費40万9,000円を減額するものです。説明は以上です。
135: ◯委員長(関井利夫) 説明は終わりました。質疑をお受けします。ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
136: ◯委員長(関井利夫) それでは、議事課所管分の審査を終わります。ありがとうございました。
暫時休憩します。
(休憩 午前10時46分)
(再開 午前10時47分)
137: ◯委員長(関井利夫) それでは再開します。
続いて、市民福祉部所管分の審査を行います。
執行部の説明を求めますが、国保年金課からお願いします。
138: ◯国保年金課長(藤岡文明) それでは、国保年金課所管分について説明をいたします。
予算に関する説明書の20ページ、21ページをお願いします。
3款1項1目社会福祉総務費の説明欄の一番上の国民健康保険特別会計繰出金についてです。これは、国民健康保険特別会計におきまして、人事異動による給与などの人件費の増額と、令和元年度の決算剰余金が確定したことによる繰入額の減額により、1,395万8,000円を減額しております。
詳細につきましては、国保特会において説明をさせていただきます。
次に、7目重度障害者医療費の12節委託料11万円増額及び22ページ、23ページの3款2項4目子ども医療費の12節委託料11万円増額については、一括して説明いたします。
どちらも県の制度改正に伴い、公費医療のシステム改修費用として追加補正するものです。国保年金課所管分は以上です。
139: ◯委員長(関井利夫) 説明をいただきました。質疑をお受けします。
〔「なし」の声あり〕
140: ◯委員長(関井利夫) 質疑ないようです。
国保年金課所管分の審査を終わります。
続いて、市民窓口サービス課所管分の審査に参ります。
141: ◯市民窓口サービス課長(森永希代美) それでは、市民窓口サービス課の所管分についてご説明いたします。
予算に関する説明書の18ページ、19ページをお願いいたします。
2款3項1目戸籍住民基本台帳費の12節委託料を1,458万6,000円増額させていただいております。増額の理由でございますが、デジタル手続法及び戸籍法の改正に伴いまして、令和6年に全国で戸籍を取れるようにするため、その第一段階の戸籍システム及び住民基本台帳システムの改修が必要なことから、システム改修費用を追加するものでございます。
続きまして、歳入の説明をさせていただきます。
資料は戻りまして、10ページ、11ページをお願いいたします。
15款2項1目総務費国庫補助金1節総務管理費補助金でございます。社会保障・税番号制度システム整備補助金は補助率が10分の10でございますので、歳出でご説明いたしましたシステム改修費用と同額の1,458万6,000円を増額させていただいているものでございます。説明は以上です。
142: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。
143: ◯委員(中村真一) 今、ご説明がありました、令和6年から戸籍は全国でどこでも取れるということですけれども、これは令和6年の何月から取れるようになるんですか。
144: ◯市民窓口サービス課長(森永希代美) 何月かというのは、まだ確定しているものではないんですけれども、令和6年の実施に向けまして、今、年度ごとに準備を進めているというものでございます。
145: ◯委員(中村真一) それはいつぐらいに予定が分かるということはまだ分からないんですか。例えば令和6年の4月1日とか、令和6年の10月1日からとか、その予定が分かれば教えてください。
146: ◯市民窓口サービス課長(森永希代美) 戸籍法の改正が、令和元年の5月31日に成立いたしました。その中で、5年以内に実施するように、実施の日につきましては政令で示すようにというふうになっておりますので、5年以内にはできるようになるというふうに考えております。以上です。
147: ◯委員(松崎百合子) 戸籍が全国で取れるようになるのと、そして歳入のほうが、税番号制のほうからの補助金が出るというのは、どういう理由からなんでしょうか。今回の戸籍法の改正で、マイナンバーのことでの関連があるということなんでしょうか。
148: ◯市民窓口サービス課長(森永希代美) 戸籍をマイナンバー制度の中で構築いたしました情報システムをネットワークに載せまして、マイナンバー制度とリンクというか、マイナンバー制度に関連して全国で使えるようにする、システムのネットワークを利用するということで、この税番号制とシステムの改修費用で支出するものでございます。
149: ◯委員(松崎百合子) そのマイナンバー制度に、政府はかなり枚数を増やすようにいろいろな施策をしているところですけれども、まだまだカードを持っている人が少ないということなんですが、この戸籍を全国で取れるようにするシステムによって、カードを持たなくとも取れるんでしょうか。
150: ◯市民窓口サービス課長(森永希代美) 戸籍を取るということに関しましては、コンビニで取る場合はマイナンバーカードが必要ですけれども、このシステム改修に伴いまして、全国の市町村窓口で取る分につきましてはマイナバーカードは必要ありません。
151: ◯市民福祉部長(増山竜彦) 今、説明の中で、コンビニで戸籍を取るというふうな話が出ておりましたけれども、今はまだ戸籍をコンビニで交付できるかどうかということは定まっておりませんので、今の分については、大野城市としてするかどうかということが定まっておりませんので、その辺については、そういうふうな状況であるということをお答えさせていただいておきます。
152: ◯委員長(関井利夫) 部長から訂正をいただきました。そのように質疑をお受けいたします。
ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
153: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、市民福祉部所管分の審査を終わります。ありがとうございました。
暫時休憩します。
(休憩 午前10時55分)
(再開 午前10時59分)
154: ◯委員長(関井利夫) それでは再開します。
進行が思うより早く進んでおりますので、執行部の皆さんにはご迷惑をかけていますが、よろしくお願いいたします。
それでは、長寿社会部所管分の審査を行います。
執行部の説明を求めますが、長寿支援課所管分から始めさせていただきます。
155: ◯長寿支援課長(関戸哲二) 長寿支援課所管分です。説明いたします。
予算に関する説明書の20ページ、21ページをお願いいたします。
3款1項1目社会福祉総務費27節介護保険特別会計繰出金ですが、今回の補正は、特別会計でご説明しますが、主に特別会計で執行する職員給与費の増額による522万2,000円の増額、第8期介護保険事業計画等策定業務委託料の入札残に伴う122万3,000円の減額、介護給付費の追加による5万8,000円の増額など、差し引き440万7,000円を増額するものです。詳細については、介護特別会計で説明いたします。
次に、中段の3款1項5目老人福祉費老人活動推進費において、
新型コロナウイルス感染症の影響により、シニア大学の講座を9月まで休講したことから、7節講師への報償費を117万5,000円の減額及び13節施設の使用料25万円を減額するものです。
続きまして、同じく20ページ、21ページの一番下の段をお願いします。
3款1項8目後期高齢者医療費です。27節の後期高齢者医療特別会計繰出金は、後期高齢者医療特別会計に計上の職員給与3名の昇給に伴う64万4,000円の増と、
会計年度任用職員2名の格付の変更に伴う15万5,000円の増を合わせた79万9,000円を特別会計に繰り出すため増額するものです。
引き続き歳入の説明をいたします。
戻りまして、10ページ、11ページをお願いします。
一番下の段、21款諸収入では、5項2目過年度収入におきまして、民生費国庫支出金過年度収入を67万円追加するものです。これは、令和元年度の国庫負担金等による概算交付額の精算に伴い、国から追加交付されることによるものです。
その下、3目の雑入におきまして、歳出で説明しましたシニア大学の9月までの休講に伴い、シニア大学受講料を99万1,000円減額するものです。説明は以上です。
156: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
157: ◯委員長(関井利夫) それでは、長寿支援課所管分の審査を終わります。
続きまして、すこやか長寿課所管分の審査に入ります。
158: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) それでは、すこやか長寿課から説明を行います。
予算に関する説明書の24、25ページをお願いします。
4款1項保健衛生費1目保健衛生総務費では、25ページの18節負担金補助及び交付金において、上から三つ目の丸、救急医療施設等運営委託関係費の中の筑紫地区歯科保健推進事業「歯を守る集い」負担金は、本来、筑紫地区5市と筑紫歯科医師会で締結する協定書に基づき開催しているもので、今年度は
新型コロナウイルス感染症の影響により中止が決定したことから、本市の負担金分の14万2,000円を減額するものです。
次に、その下の
新型コロナウイルス感染症検査センター運営補助金に86万9,000円を追加しています。これは、筑紫地区における
新型コロナウイルス感染症の検査センターを設置、運営している筑紫医師会に対し、本来なら検査センター受診者が支払うべき保険診療の自己負担金を、検査を受ける対象者から徴収せず、自己負担相当額を市から筑紫医師会に助成することで、市民が検査を受けやすくすることと、感染リスクを軽減させて運営が円滑になるよう支援を行うこととし、本市市民分の事業費を追加するものです。なお、筑紫地区5市で同様の補助を行うこととしております。
その下の四つ目の丸です。すこやか交流プラザ運営費は、すこやか交流プラザの施設管理(設備管理と清掃業務等)において、委託料が入札により決定したことから、413万1,000円を減額するものです。
3目の保健対策費では、25ページ中ほどに、健康づくり推進費を18万5,000円減額しています。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、食生活改善推進員養成教室の中止を決定したことから、需用費12万9,000円、委託料3万円、使用料2万6,000円を減額するものです。以上です。
159: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。
160: ◯委員(中村真一) 25ページの筑紫地区歯科保健推進事業「歯を守る集い」というのは、毎年いつぐらいに、どこでどういった形で行われているのでしょうか。今年度はコロナで行けてなかったということですけれども、毎年大体決まった時期に行われているんでしょうか。
161: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) これにつきましては、筑紫地区当番制で、会場を変えながら、例年ですと6月頃の時期に実施をしているもので、今年度は那珂川で実施する予定でした。例年6月でしたけれども、今後の実施時期はまた協議をしながら、実施時期がおおむね変わることも考えられますが、これまでについては虫歯予防デーの時期に当てまして、大体6月頃にやっておりました。以上です。
162: ◯委員(中村真一) 大野城である場合はすこやか交流プラザかどこかであるようになっているんですか。
163: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) 本市では、すこやか交流プラザで実施をいたしました。
164: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。
165: ◯委員(神田徳良) 筑紫医師会に対しての補助金、
コロナウイルスの支援の86万9,000円の根拠と、受診者1人に幾らぐらいかかって、何人ぐらい予想してしていたんでしょうか。
166: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) これにつきましては、人数としましては1日当たり本市の受診者数というのを、提出がありますけれども、1日当たり4人として、今年度の開設日が火曜、木曜、土曜で、今年度分122日分としまして計算をしております。1人当たりの補助金ですが、これは保険診療自己負担相当額と先ほど申し上げまして、自己負担相当額3割の方が大変多く90%以上ですので、初診料の3割負担の相当分ということで、1,780円。それを全て掛けまして、86万8,000円の増額をしております。
167: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。
168: ◯委員(松崎百合子) 今の関連なんですが、今までも受診されている方がいらっしゃると思うんですけれども、遡って補助になるんでしょうか。
169: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) 遡ってといいますか、これから手続を踏みまして、請求書はもちろん来ておりませんが、人数の実績だけいただいておりまして、開設日が5月26日ですので、その開設日からお支払いをしたいと考えております。
170: ◯長寿社会部長(若山純哉) 補足をいたします。本事業は5月26日に開始をいたしておりますけれども、その開始の日から自己負担は徴収をしておりませんので、その分、先ほど課長が申しましたように、補助は行います。以上です。
171: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。
172: ◯委員(中村真一) これは1日4人と先ほど言われましたけれども、1日4人までなんですか、大野城市内。
173: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) 本市に該当するのが、平均しますと大体4人ということで計算をいたしました。当初は開設時間の10人程度ということでお話がありました。ですが、7月末頃からやはり検査センターに案内される方が多くなり人数も増えまして、今のところの想定ですと、本市分であれば、開設日に大体平均すると4人でいいのではないかと考えておりますが、今後またぐっと増えましたら、またご相談をさせていただくことになるかもしれません。以上です。
174: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。
175: ◯委員(福澤信光) 確認ですけれども、ここの筑紫地区検査センターで検査された方には、1,700円相当ぐらい補助が出るということでいいですか。
176: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) ご本人への補助ではなくて、運営費としての補助になりますので、筑紫医師会のほうに補助いたしますが、ご本人からの負担はいただきません。
この検査センターは、ご本人から自由に検査ができるわけではなく、かかりつけ医などの相談や診療を一旦通して、そして予約をしていただく形になりますので、一旦その方はかかりつけで1回診察をされておられます。なので、検査のために検査センターにおいでになりますので、そういう形でもう1回初診料等を取らないで、検査しやすく、そしてリスクも軽減させようということで、ここに先生の紹介でおいでになった方は、自己負担金相当を医師会に直接支払うという形を取りたいと思っております。
177: ◯委員(福澤信光) まさしく、今、課長がおっしゃったようなシステムで、受診される方はできるんですけれども、今現在コロナが蔓延して、福岡県でも多いですよね。大野城市も何人も立て続けに感染者が出ている中で、一般の方で自分もPCR検査したいと言われる方々が、民間のお医者様のところでも検査できるというところから、2万円、3万円払ってやられている方も多数いらっしゃるみたいなんですね。逆にこの話が出たときに、市としてそういった方々への補助という話は、会議の中では出なかったんですか。
178: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) その件につきましては、政府のほうでもそういう話題は出ていますが、自分の活動といいましょうか、そういったことのために私的に必要で検査を受ける場合は、やはりそれは自己負担とすべきではないかと、分科会等で意見が出ておりますので、あえてそのことについて、このセンターを行うときに話し合ってはおりません。
あくまで体調に不安があったり、接触者に遠いけれども関係性があるようなリスクがある方には、やはりそういった方にはできるだけ早く検査を受けていただきたいということで、保健所を介する検査のルートもありますが、別ルートをつくることで、確かにたくさん実績が出ておりますので、合計しますと。まずはリスクのある方を速やかに検査につなぐということで協議をしてきております。以上です。
179: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。
180: ◯委員(松崎百合子) 病院を受診して、検査ということですけれども、受診したとき、体調が悪いということであれば、どういう基準で検査につながるのかということがありましたら。
181: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) 基準というのは特段。かかりつけ医を通してということで考えておりますので、かかりつけ医の先生が診察をされて、やはりこれは行政検査が必要だというふうな判断に基づいて検査をお願いするということにしておりますので、そこで熱が何度、何日間以上とかは、あえて決めておりません。これは政府が決めたルールがありますので、それを参考に先生方は診察をされていると思っておりますので、詳細は、かかりつけ医がその方の体調をご存じでしょうから、発熱についても一律37.5分以上でいいかという検討もなされましたので、この辺は先生方に判断はお任せしたいと思っております。
182: ◯委員(松崎百合子) もう1点、先ほど初診料というふうに言われましたけれども、病院にかかったときの初診料はやはり自己負担なんですよね、確認なんですけれども。そして、検査の料金について自己負担なしで検査が受けられるということでしょうか。
183: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) おっしゃるとおりです。病院に診察に行かれる場合は、通常どおりの診療をしていただきます。そこで経由してご紹介をされていますので、検査料は行政検査ですから無料です。初診料相当を5市でそれぞれが補助しますので、自己負担はありません。
184: ◯委員(松崎百合子) もう1点なんですけれども、その他の人たち、介護福祉士とか保育士とか、感染しやすい人たちの検査について、今のところ何も検討とかはないでしょうか。
185: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) それにつきましては、私どもからは、自由にするということはできません。やはり国がそういう政策を通じて、県に、こういった職種の人は優先的に受けさせるようにと、そういう流れが正式に出ませんと私たちでできませんので、あくまで筑紫の補助については、速やかに濃厚接触者等のリスクが高い人の検査ができるようにというふうに考えて、今現在流れているところを少し手助けしたいというところでやっております。また今後、そういったご意見については、国や県の通知などを注視していきたいと思っております。
186: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。
〔「なし」の声あり〕
187: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、続いて特別会計補正予算に行きますが、国保年金課は入っておられますか。
それでは、ご迷惑をおかけしておりますが、第74号議案、令和2年度大野城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてを議題とさせていただきます。
国保年金課所管分の説明を求めます。
188: ◯国保年金課長(藤岡文明) では、第74号議案、令和2年度大野城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の説明をいたします。
今回の補正は、歳入歳出それぞれ72万5,000円を追加し、補正後の予算総額を83億7,788万3,000円とするものです。
初めに、歳出から説明をさせていただきます。
予算に関する説明書の8ページ、9ページをお願いいたします。今回の補正は、全て人件費に関する補正となります。
1款総務費1項1目一般管理費55万4,000円増、2項1目賦課徴収費3,000円増、5款保健事業費1項1目特定健康診査等事業費の16万8,000円増額です。これは、職員の人事異動によるものと、
会計年度任用職員の人件費の補正によるものです。
続きまして、歳入の説明をいたします。
戻りまして、6ページ、7ページをお願いいたします。
5款1項1目一般会計繰入金のうち3節職員給与費等繰入金については、歳出で説明いたしました人件費の補正により、72万5,000円を増額補正するものです。
次に、5款1項1目6節その他の一般会計繰入金につきましては、6款の繰越金と合わせて説明いたします。
令和元年度の決算剰余金が確定したことにより、1,468万3,000円を繰越金として計上いたしましたので、同額を一般会計繰入金から減額するものであります。以上で説明を終わります。
189: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
190: ◯委員長(関井利夫) それでは、第74号議案の審査を終わります。
続いて、第75号議案、令和2年度大野城市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
執行部の説明を求めます。
191: ◯長寿支援課長(関戸哲二) 第75号議案、令和2年度大野城市介護保険特別会計補正予算(第1号)の説明をいたします。
今回の補正は、保険事業勘定の歳入と歳出それぞれに1億4,894万5,000円を追加し、補正後の予算を56億8,482万6,000円とするものです。内容は、主に人件費の補正と令和元年度の決算に伴う精算によるものです。
まず、歳出から説明させていただきます。
予算に関する説明書の10ページ、11ページをお願いいたします。
上段の1款1項1目一般管理費では、4名の人事異動により522万2,000円の増額、
会計年度任用職員の格付の変更に伴うものが2万3,000円の増額、第8期介護保険事業計画等策定業務委託料の入札残によるものが122万3,000円の減額、差し引き402万2,000円の増額補正を行うものであります。
次の2段目の介護認定審査会費は、1目介護認定審査会費の
会計年度任用職員として勤務している審査会の事務職員の職員手当2万5,000円の増額、また、認定調査等費の認定調査員の格付の変更に伴う給与等の50万円の減額、合計47万5,000円の減額となっています。
次に、その下、2款5項2目高額医療合算介護予防サービス費22万1,000円の増額と、2款6項3目特定入所者介護予防サービス費24万6,000円の増額は、いずれも給付対象件数の増に伴い、18節給付費を増額するものであります。
12ページ、13ページをお願いいたします。
下から2段目です。4款1項1目介護給付費準備基金積立金です。1億4,128万4,000円の増額補正ですが、前年度決算に剰余金が生じた場合、次年度以降の給付費に充てるため、一旦基金に積立てをいたします。令和元年度の決算の確定により、剰余金を積み立てるものです。
最後に、一番下の段、6款1項3目償還金は483万1,000円の増額補正ですが、こちらは、令和元年度の介護給付費が確定したことにより、概算で交付を受けていた国・県からの負担金等について受入れ超過となっている金額を今年度、国や県に返還するものです。
続きまして、歳入の説明をいたします。
戻りまして、6ページ、7ページをお願いいたします。
6ページ上段、1款保険料から4款3項県補助金までの各目の1節の現年度分については、いずれも令和2年度の保険給付費、地域支援事業費の補正により増額及び減額するものです。
また、同じく6ページ、2款国庫支出金、3款支払基金交付金の各目の2節過年度分については、令和元年度国庫負担金等の概算交付額の精算により追加交付されることに伴い、増額補正するものです。
8ページをお願いします。
5款1項1目介護給付費繰入金は、令和2年度の歳出予算の保険給付費の増額、2目地域支援事業繰入金では、地域支援事業費の減額補正に合わせて市の法定負担分である一般会計からの繰入金をそれぞれ増減するものであります。
5款1項4目その他一般会計繰入金は、人件費の補正により、1節職員給与費等繰入金522万2,000円を増額し、2節事務費繰入金135万5,000円を減額するものであります。
5款1項5目低所得者保険料軽減繰入金は、令和元年度の概算交付額の精算により、67万円が追加交付されることに伴う増額補正であります。
次の7款繰越金は、令和元年度決算の確定により、繰越金を1億2,672万1,000円追加するものであります。説明は以上です。
192: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
193: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、長寿支援課所管分を終わりまして、続いてすこやか長寿課所管分の審査を行います。説明をお願いいたします。
194: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) では、すこやか長寿課から説明を行います。
予算に関する説明書10ページ、11ページをお願いします。
一番下の枠になります。3款1項介護予防生活支援サービス事業費の2目介護予防ケアマネジメント事業費は、2節給料に23万8,000円を追加しております。これは、
会計年度任用職員の格付の変更によるものです。
次の12ページ、13ページをお願いします。
3款2項一般介護予防事業費の1目一般介護予防事業費では、13ページ一番上の丸ですが、150万2,000円の減額をしています。これは、その下、職員手当に2,000円を追加しています。これは事務職員の職員手当を追加したものです。
その下、委託料ですが、150万4,000円の減額をしています。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響により、当初予定をしていた一般介護予防事業であります音楽サロン事業を実施しない区が生じたことから減額をするものです。
その下、3款3項包括的支援事業・任意事業費は、4目地域包括ケア推進事業費に8万円を追加しています。これは、
会計年度任用職員の格付の変更によるものです。説明は以上です。
195: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
196: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、第75号議案の審査を終わります。
次に、第76号議案、令和2年度大野城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
長寿支援課所管分から説明をお願いいたします。
197: ◯長寿支援課長(関戸哲二) 第76号議案、令和2年度大野城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明をいたします。
今回の補正は、歳入と歳出それぞれから、3,359万5,000円を追加し、補正後の予算を13億4,561万6,000円とするものです。
まず、歳出から説明いたします。
予算に関する説明書の8ページ、9ページをお願いいたします。
1款総務費は、1項1目におきまして、人件費の補正により1,104万9,000円増額するものであります。内訳は、今年度から、後期高齢者医療広域連合へ職員1名を派遣していることから、特別会計から支出をする対象職員が3名から4名の増員となり、派遣している職員1名分の人件費相当分の増が1,025万円、その他の3名の昇給に伴う増が64万4,000円、
会計年度任用職員2名の格付の変更に伴う増が15万5,000円となっております。
次に、2款後期高齢者医療広域連合納付金は、令和元年度の出納整理期間に受け入れた後期高齢者医療保険料を令和2年度に繰り越して広域連合に納付するため、2,254万6,000円を増額するものです。
続きまして、歳入の説明をいたします。
戻りまして、6ページ、7ページをお願いいたします。
3款繰入金は、1項1目事務費繰入金におきまして、歳出で説明いたしました人件費予算の補正に合わせて増額するものです。派遣職員の人件費相当分は広域連合から負担金として受け入れますので、それ以外の3名の昇給に伴う増、64万4,000円と
会計年度任用職員2名の格付の変更に伴う増、15万5,000円を合わせた79万9,000円増額するものです。
次の4款繰越金は、令和元年度決算の確定により、繰越金を2,254万6,000円追加するものであります。歳出で説明した令和元年度中に受け入れた保険料相当分を追加するものです。
5款諸収入は、人件費の補正により、歳出で説明しました後期高齢者医療広域連合に今年度から派遣しております職員の人件費相当分を広域連合から負担金として受け入れるため、1,025万円を追加するものです。説明は以上です。
198: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
199: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、第76号議案に関しての審査を終わります。
暫時休憩します。ありがとうございました。
(休憩 午前11時31分)
(再開 午後1時10分)
200: ◯委員長(関井利夫) それでは再開をいたします。
進行が早くなりまして、執行部の皆さんには早くなりましたことをおわびします。ありがとうございます。
それでは、午前中の議案の続き、第73号議案、令和2年度大野城市
一般会計補正予算(第7号)についての続きを審査いたします。
教育部所管分の審査を始めます。
まず、教育政策課、よろしくお願いします。
201: ◯教育政策課長(橋元啓樹) それでは、教育政策課所管分についてご説明いたします。
予算に関する説明書の32ページ、33ページをお願いいたします。
下表の2段目に記載しております10款1項4目学校給食費の18節負担金補助及び交付金でございます。これは、
新型コロナウイルス感染症による学校の臨時休業に伴い、学校給食を休止したことに対する学校給食業者への支援策として、国が創設した学校臨時休業対策費補助金交付要綱に基づき、小学校給食費436万円、中学校給食費41万円の、合計で477万円を増額するものでございます。
続きまして、34ページ、35ページをお願いいたします。
下表の一段目に記載しております10款2項1目小学校管理費です。8節旅費は、
新型コロナウイルス感染症の影響により、建築リニューアル研修など、当初参加を予定しておりました研修等の参加を見送ったことに伴い、17万円を減額するものでございます。
11節役務費は、自家用電気工作物保守点検業務及び空調設備保守点検業務の金額が確定したことから、120万円減額するものでございます。
12節委託料は、小学校用務員派遣業務の金額が確定したことから、179万4,000円減額するものでございます。
13節使用料及び賃借料は、大野北小学校用地と旧大野北保育所用地の賃貸借につきまして、地積割合に差異があることが判明したため、小学校用地部分の割合増に伴う借地料64万7,000円を増額するものです。
18節負担金補助及び交付金は、8節旅費と同様に、
新型コロナウイルス感染症の影響により、建築リニューアル研修など当初参加を予定しておりました研修等の参加を見送ったことに伴い、13万5,000円減額するものでございます。
続きまして、下表の4段目に記載しております10款2項4目小学校校舎等改造費をお願いいたします。12節委託料は、月の浦小学校の校舎大規模改造工事の設計監理委託業務の金額が確定したことから、93万7,000円減額するものでございます。
続きまして、36ページ、37ページをお願いいたします。
上の表の1段目に記載しております10款3項1目中学校管理費でございます。11節役務費は、自家用電気工作物保守点検業務及び空調設備保守点検業務の金額が確定したことにより、120万円減額するものでございます。
12節委託料は、中学校用務員派遣業務の金額確定したことから、10万2,000円減額するものでございます。
歳出の説明は以上です。
次に、歳入についてご説明をさせていただきます。
予算に関する説明書の10ページ、11ページをお願いします。
上から3番目の表の3段目に記載しております15款2項6目教育費国庫補助金の4節学校臨時休業対策費補助金でございます。先ほど歳出でご説明しましたとおり、国が創設した学校臨時休業対策費補助金交付要綱に基づき、357万7,000円を計上するものでございます。
次に、上から4段目に記載しております19款2項1目基金繰入金の2節
公共施設整備基金繰入金でございます。補正総額3億5,001万5,000円減額のうち、教育政策課所管分の93万7,000円を減額するものです。これは、先ほど歳出でご説明したとおり、月の浦小学校の校舎大規模改造工事の設計監理委託料の減額によるものです。
歳入の説明は以上です。
次に、
債務負担行為の補正についてご説明をさせていただきます。
予算委員会説明資料、令和2年度
一般会計補正予算(第7号)、
債務負担行為補正一覧の下表、変更分をご覧ください。
1番の大野北
小学校給食調理業務から、4番の月の浦
小学校給食調理等業務まで、全て関連する業務であることから、一括してご説明いたします。これらの業務は、
新型コロナウイルス感染症の影響により、契約期間の開始時期を変更したことに伴い、設計額の見直しを行ったことから、債務負担上限額を変更するものです。教育政策課の説明は以上です。
202: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。
203: ◯委員(原田真光)
債務負担行為の変更のところにあります、こちらの理由のところに、衛生管理を徹底するための費用とありますが、具体的にどういったことをされるのでしょうか。
204: ◯教育政策課長(橋元啓樹) 今回、給食の4業務の債務負担の変更をお願いしている業務につきましは、当初、本年9月に契約を見直す予定でおりました。ただ、今回、
新型コロナウイルス感染症の影響により、夏休みが当初期間より短くなったことから、契約の変更が難しいということを考えまして、今の業者の契約の延長をお願いして、3月に契約変更を改めてすることといたしております。
それを踏まえて、改めて業者のほうから委託金額の確定を行うために聞き取り調査等を行ったところ、
新型コロナウイルス感染症の対策として作業工程が今までよりも複雑になるということで申出がありまして、それに伴って見積りを取ったところ、当初予定していた金額では契約がなかなか難しいと判断したことから、今回、債務負担の上限額の変更をお願いしているところでございます。以上です。
205: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。
206: ◯委員(松崎百合子) 確認なんですけれども、自家用電気工作物とおっしゃいましたが、自家発電…の、これはどういうものなのでしょうか。
207: ◯教育政策課長(橋元啓樹) 基本的には変電設備ということで、各学校に備えている変電の設備であります。ですから、自家発電とかそういったものでは基本的にはございません。
208: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。
209: ◯委員(松崎百合子) 学校給食臨時休業の対策補助金のことなんですが、市が食材を委託しているところに対する補助金なんでしょうか。
210: ◯教育政策課長(橋元啓樹) こちらにつきましては、先ほどご説明させていただきましたとおり、国が創設した補助金の交付要綱に基づいて交付するものでございます。内容としましては、3月に、いきなり学校を休業すると全国で決まりましたものですから、本来でしたら給食費は受益者負担ということで、保護者から負担をいただいておりますが、国のほうの方針として、給食費は全て保護者の方にお返しをしなさいと。ただ、給食をいきなり止めたので、牛乳やパン、あとはお肉やお魚等の食材等で事前に調達しているものとかがございますので、そういった部分をいきなり止めると、業者の皆さんに負担を強いることになります。それに対しては、国が一律で補助をしますということで、補助金交付要綱がなされています。
今回はそちらに基づいて、市のほうも基本物資であるとか、先ほど言った肉やお魚の一般物資で、どうしても廃棄せざるを得なくなった分について、金額の見積りをさせていただいて、補助金を交付させていただくという流れになっております。以上です。
211: ◯委員(松崎百合子) ということは、今までこちら側の理由で急遽給食をしないということになったんですけれども、それに対する補償は今までなかったということなんでしょうか。
212: ◯教育政策課長(橋元啓樹) 今まで、給食をいきなり止めるケースとしましては、例えば今の時期、台風とかが参りまして、学校給食を急遽止めるということはありますが、幸いにして短期間、1日とかで通常終わっておりました。そういった場合は、献立を後ろ倒しにするとかいった対応をさせていただくことによって、物資を廃棄せざるを得ないような状況を極力つくらないようにしながら運用しておりましたので、基本的にそういったことはございません。今回は1か月とか長い時間の休業になりましたので、どうしても廃棄せざるを得ない部分が出てきたということに対して、国のほうが補助をつくったということになっております。
213: ◯委員(松崎百合子) では、3月からの臨時休業では、生産者に対して今まで補償はなかった、今回初めて補償ということになるんでしょうか。
214: ◯教育政策課長(橋元啓樹) 補償をするというか、全てお願いしていた分は買取りをさせていただいておりましたので、業者の方の皆さんに、今まで例えばご負担になっていたという部分はございません。議員がご心配されているようなことはございません。
215: ◯委員(松崎百合子) 分かりました。
216: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。
〔「なし」の声あり〕
217: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、教育政策課所管分は終わります。
続いて、教育振興課所管分の審査を始めます。
218: ◯教育振興課長(千葉 太) それでは、教育振興課所管分につきましては、歳出予算の補正と
債務負担行為補正になります。
まず、歳出予算の補正についてご説明いたします。
予算に関する説明書の34ページ、35ページをお願いいたします。
10款2項2目小学校教育振興費の小学校教育推進費におきまして、1節報酬に95万8,000円、3節職員手当等に19万円を増額し、8節旅費を9万6,000円減額します。これは、小学校の図書司書の報酬等を補正するものです。理由としましては、
新型コロナウイルス感染症の影響で、4月から5月に学校が臨時休業となったため、その授業時間確保のため、夏休み期間を短縮したことに伴い、追加で勤務が必要となったことから、各小学校に1名ずつ配置しております図書司書10人分の報酬等を補正するものです。
予算委員会説明資料の4ページをお願いいたします。
表の上半分が、小学校の図書司書に関わるものですが、真ん中の夏休み短縮の欄が、追加で勤務が必要となったことによる費用の追加分となります。また、一番右側のその他格付決定の欄が、総務課により積算された当初予算計上時点の金額と、実際に雇用された職員の格付との差額となります。今回の補正額は、この二つの要因の合計額となっております。
次に、予算に関する説明書に戻りまして、36ページ、37ページをお願いいたします。
10款3項2目中学校教育振興費の中学校教育推進費におきまして、1節報酬に41万3,000円、3節職員手当等に8万3,000円を増額し、8節旅費を8万1,000円減額します。これは、小学校と同様に、中学校の図書司書の報酬等を補正するものです。理由としましては、小学校と同様で、各中学校に1名ずつ配置しております図書司書5人分の報酬等を補正するものです。
予算委員会説明資料の4ページをお願いいたします。
表の下半分が中学校の図書司書に係るものですが、真ん中の夏休み短縮の欄とその他格付決定の欄との合計額が、今回の補正額となっております。
次に、
債務負担行為補正についてご説明いたします。
同じく
予算委員会説明資料の7ページをお願いいたします。
上段の追加の表のナンバー8、放課後こども事業運営委託業務です。小学生の放課後事業として、留守家庭児童保育所とランドセルクラブがありますが、両事業ともに令和2年度末で委託契約が満了し、令和3年度当初から運営委託を行う必要があるため、令和3年度から令和4年度までの2年契約分の債務負担を計上するものです。
留守家庭児童保育所とランドセルクラブの一体運営につきましては、今年度に大野北小と大野東小の2校で開始しておりますが、令和3年度に月の浦小を加えた3校で実施し、令和4年度に全10校で一体運営を行う計画としております。以上で、教育振興課所管分の説明を終わります。
219: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。
220: ◯委員(松崎百合子) 放課後こども事業の件について伺います。コロナの影響で、今年度から大野北小と大野東小が、ランドセルクラブと学童の一体運営ということになりますけれども、スケジュールに関してはどうなっているんでしょうか。
221: ◯教育振興課長(千葉 太) 今年度の大野北小と大野東小の一体運営のスケジュールですが、年度当初、4月の頭から、旧学童の登録については受け付けておりました。ただし、学校が臨時休業となっておりましたので、従来のランドセルクラブの登録事情については受付を延ばしておりまして、今月9月の1日以降から、ランドセルクラブ児童の受入れを開始しております。以上です。
222: ◯委員(松崎百合子) それでは、今月9月からランドセルクラブと学童の一体運営がこの2校で始まったということなんでしょうか。
223: ◯教育振興課長(千葉 太) そういうことになります。
224: ◯委員長(関井利夫) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
225: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、次に、教育指導室所管分の審査を行います。
226: ◯教育指導室長(梶 幸男) それでは、教育指導室所管分について説明いたします。
令和2年度予算に関する説明書の32ページ、33ページをお願いいたします。
10款1項5目教育指導費において、1節報酬を1,078万4,000円、2節給料を11万4,000円、3節職員手当等を231万9,000円、8節旅費を4万3,000円、それぞれ増額いたします。これは、学力向上支援員の5人をはじめ、学校に配置している
会計年度任用職員5職種、計71人の報酬などを補正するものです。
予算委員会説明資料の5ページをお願いいたします。
政府の要請により、4月、5月は、小中学校が臨時休業となりました。その間、
会計年度任用職員は、学童保育の支援等の業務に従事をしております。一方で、臨時休業の影響で授業時数を確保する必要が生じましたので、夏季休業を大幅に短縮し、授業を実施することになりました。そのため、当初予定していなかった7月、8月で増加する授業日数21日分の報酬等の予算が必要になったことから、資料の表の中央付近に太線囲みで表示しておりますとおり、報酬、職員手当等、通勤費である旅費を合わせて、1,119万3,000円を増額するものです。
予算に関する説明書の補正額との差額は、資料の表の右側にありますとおり、格付決定及び次に説明する事業の中止に伴うものとなっております。
予算に関する説明書に戻ります。
次に、7節報償費を13万6,000円、10節需用費を2万円、12節委託料を2万7,000円、13節使用料及び賃借料を9万1,000円、それぞれ減額いたします。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった、いのちを守る研修会及び不登校セミナーに係る費用を減額するものです。
18節負担金補助及び交付金を257万7,000円減額します。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった事業に係る負担金等を減額するものです。以上で、教育指導室所管分の説明を終わります。
227: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。ありませんか。
〔「なし」の声あり〕
228: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、教育指導室所管分の審査を終わります。
続いて、スポーツ課所管分の審査に参ります。
229: ◯スポーツ課長(神崎康則) それでは、スポーツ課所管分についてご説明いたします。
予算に関する説明書38ページ、39ページをご覧ください。
10款5項1目保健体育総務費でございます。
新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念されることから、今年度のMADOKAれくスポ祭を中止することが決まりましたので、当該イベントに係る大会等行事費18節負担金補助及び交付金228万円を減額するものでございます。
次に、10款5項2目社会体育施設管理運営費でございます。こちらも、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、小学校プール開放時業を中止しましたので、関連する事業費として、10節需用費89万2,000円、11節役務費52万円、12節委託料1,530万2,000円、13節使用料及び賃借料138万1,000円、計1,809万5,000円を減額するものでございます。スポーツ課所管分の説明は以上でございます。
230: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。スポーツ課所管分の質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
231: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、次、ふるさと文化財課所管分の審査を行います。
232: ◯ふるさと文化財課長(石木秀啓) それでは、ふるさと文化財課所管分の説明を行います。
予算に関する説明書36ページ、37ページをお開きください。
歳出についてご説明いたします。
10款4項2目文化財費でございます。10款4項2目文化財費18節負担金補助及び交付金につきまして、古代山城関連事業推進協議会に対する補助金を155万円減額するものです。これは、今年9月に開催予定だったおおの山城大文字まつりが来年に延期になったことに伴うもので、まつりに関わるステージ出演団体の出演料や、オープニングイベントで旗の舞に出演する中学校5校の生徒を送迎するバス借り上げ費などの費用等に係る補助金を減額するものです。
なお、今年度の古代山城関連事業推進協議会の事業としましては、山城楽講の活動やバスツアーなどを実施することとして進めていきたいと考えております。
続きまして、歳入について説明させていただきます。
予算に関する説明書10ページ、11ページをお願いします。
19款2項1目基金繰入金です。ただいま説明いたしました事業につきまして、地域振興基金繰入金を、歳出額と同額の155万円減額するものです。説明は以上です。
233: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
234: ◯委員長(関井利夫) ないようです。教育部所管分の質疑漏れはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
235: ◯委員長(関井利夫) ないようですので、これで教育部所管分の審査を終わります。ありがとうございました。
暫時休憩します。
(休憩 午後1時36分)
(再開 午後1時38分)
236: ◯委員長(関井利夫) それでは再開をいたします。
続いて、第77号議案、令和2年度大野城市水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
執行部の説明を求めます。
237: ◯企業総務課長(松岡真彦) それでは、水道事業会計補正予算についてご説明いたします。
第77号議案の1ページをお願いいたします。
今回の水道事業会計補正予算につきましては、入札による契約額の確定などに伴う不用額の減額や、人事異動などに伴う人件費の補正についてお願いするものでございます。
まず、第2条は業務量の補正でございます。(5)主な建設改良費、施設整備費を170万円減額し、2億2,802万7,000円とするものでございます。
次に、第3条は収益的支出の補正でございます。第1款水道事業費用を228万8,000円減額し、21億3,157万5,000円とするものでございます。内訳は、それぞれ契約額の確定に伴い減額するもので、公道漏水修理当番委託料が19万2,000円、宅内漏水修理当番委託料が12万4,000円、量水器取替委託料が300万円、窓口業務等委託業務が30万4,000円、合わせまして362万円の委託料を減額するとともに、人事異動などに伴い、人件費を133万2,000円追加するものでございます。
次に、第4条は資本的支出の補正でございます。第1款資本的支出を170万円減額し、8億1,340万8,000円とするものでございます。内容は、人事異動などに伴い、人件費を減額するものでございます。
次に、第5条は、予算第7条で定めました職員給与費を36万8,000円減額し、1億3,730万8,000円とするものでございます。説明は以上です。
238: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
239: ◯委員長(関井利夫) 質疑がないようですので、第77号議案の質疑を終わります。
続いて、第78号議案、令和2年度大野城市
下水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とします。
執行部の説明をお願いいたします。
240: ◯企業総務課長(松岡真彦) それでは、
下水道事業会計補正予算についてご説明いたします。
第78号議案の1ページをお願いいたします。
下水道事業会計補正予算につきましては、下水道事業国庫補助金の減額内示に伴う対象事業費の減額や、人事異動などに伴う人件費の補正についてお願いするものでございます。
まず、第2条は業務量の補正でございます。(4)主な建設改良費、公共下水道整備費を2,147万6,000円減額し、2億7,619万4,000円とするものでございます。
次に、第3条は収益的収入及び支出の補正でございます。
まず、収入の第1款下水道事業収益を890万5,000円減額し、22億1,573万7,000円とするものでございます。内容は、支出の減額に伴い、一般会計からの負担金及び補助金を減額するものでございます。
次に、支出の第1款下水道事業費用を890万5,000円減額し、20億8,025万6,000円とするものでございます。内容は、人事異動などに伴い、人件費を減額するものでございます。
次に、第4条は資本的収入及び支出の補正でございます。
まず、収入の第1款資本的収入を599万5,000円減額し、8億9,794万円とするものでございます。内容は、下水道事業国庫補助金の減額内示に伴い、補助金を減額するものでございます。
次に、支出の第1款資本的支出を2,147万6,000円減額し、14億9,495万5,000円とするものでございます。内容は、国庫補助金の減額内示に伴い、対象事業費を2,700万円減額するとともに、人事異動などに伴い、人件費を552万4,000円追加するものでございます。
2ページをお願いいたします。
第5条は、予算第8条で定めました職員給与費を338万1,000円減額し、9,453万8,000円とするものでございます。
次に、第6条でございます。第6条は、予算第9条の一般会計からの補助を受ける額を1億1,939万6,000円から、1億1,499万7,000円に改めるものです。内容は、収益的収入の一般会計からの補助金の減に合わせて減額するものでございます。説明は以上です。
241: ◯委員長(関井利夫) 説明が終わりました。質疑をお受けします。
242: ◯委員(松崎百合子)
下水道事業会計の2条の主な建設改良費、公共下水道整備費が、国から補助が減額されているということなんですけれども、これは、大体どういう内容について減額になっているんでしょうか。
243: ◯上下水道工務課長(中野 衛) 補助の内容でございますけれども、汚水施設、下水道施設の長寿命化並びに雨水施設の整備に伴う補助金のほうが、100%の内示がつかずに、具体的には81.8%の内示でございました。内示金額分を今回減額するものでございます。以上です。
244: ◯委員(松崎百合子) そうしますと、予定していた汚水施設の工事が全部はできないということになるんでしょうか。
245: ◯上下水道工務課長(中野 衛) そのとおりでございます。
246: ◯委員(松崎百合子) 汚水施設は、大体どこに限界が来ていて、長寿命化の工事の予定だったところになるんでしょうか。
247: ◯上下水道工務課長(中野 衛) 具体的な、今回実施しない工事の内容でございますけれども、マンホールの蓋替えですね。人口蓋の蓋替えなんですけれども、これまでは30年──ある程度の年代がたったものを交換しておったんですが、今回、補助率が下がったものですから、その中でも一部状態が悪いものだけ、補助のつくものだけを交換するというふうに事業の内容を見直しております。以上です。
248: ◯委員(松崎百合子) じゃあ、特に減額になって支障というか、まだ先延ばしできるような事業ということですね。
249: ◯上下水道工務課長(中野 衛) 市民の皆様にご迷惑をおかけしないように、危ないものは替えるということで、使えるものは使うということで事業内容を見直しております。
250: ◯委員長(関井利夫) ほかにありますか。
251: ◯委員(原田真光) 先ほどご説明がありました、100%から88.1%に下がったということですけれども、ほかの自治体も同様に下がったということなんでしょうか。
252: ◯上下水道工務課長(中野 衛) すみません、81.8%に下がったんですけれども、他の市町の内示率については、ちょっとうちでは把握していないんですが、恐らく一律で何割か下がっているものと思われます。以上です。
253: ◯委員長(関井利夫) ほかに質疑ありますか。
〔「なし」の声あり〕
254: ◯委員長(関井利夫) 質疑がないようですので、先ほど企業総務課長から報告いただいた件、質疑漏れはありませんか。
〔「なし」の声あり〕
255: ◯委員長(関井利夫) それでは審査を終わります。ありがとうございました。
暫時休憩します。
(休憩 午後1時48分)
(再開 午後1時48分)
256: ◯委員長(関井利夫) それでは、これより第73号議案から第78号議案について、一括して議員間討議を行います。
議員間討議、意見はございますか。
〔「なし」の声あり〕
257: ◯委員長(関井利夫) 討議がないようですので、議員間討議を終わります。
それでは、第73号議案の討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
258: ◯委員長(関井利夫) 討論もないようです。討論を終わります。
第73号議案、令和2年度大野城市
一般会計補正予算(第7号)についての採決を行います。
第73号議案について、原案のとおりに決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
259: ◯委員長(関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第73号議案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第74号議案の討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
260: ◯委員長(関井利夫) 討論はないようです。討論を終わります。
第74号議案、令和2年度大野城市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての採決を行います。
第74号議案について、原案のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
261: ◯委員長(関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第74号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
第75号議案の討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
262: ◯委員長(関井利夫) 討論はないようです。討論を終わります。
第75号議案、令和2年度大野城市介護保険特別会計補正予算(第1号)についての採決を行います。
第75号議案について、原案のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
263: ◯委員長(関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第75号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第76号議案の討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
264: ◯委員長(関井利夫) 討論はないようです。討論を終わります。
第76号議案、令和2年度大野城市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての採決を行います。
第76号議案について、原案のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
265: ◯委員長(関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第76号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
続いて、第77号議案の討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
266: ◯委員長(関井利夫) 討論はないようです。討論を終わります。
第77号議案、令和2年度大野城市水道事業会計補正予算(第1号)についての採決を行います。
第77号議案について、原案のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
267: ◯委員長(関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第77号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後になります。
第78号議案の討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」の声あり〕
268: ◯委員長(関井利夫) 討論はないようです。討論を終わります。
第78号議案、令和2年度大野城市
下水道事業会計補正予算(第1号)についての採決を行います。
第78号議案について、原案のとおり決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
269: ◯委員長(関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第78号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、議員方の協力をもちまして、スムーズに進行ができました。ありがとうございました。
本日の審査は全て終了いたしました。ありがとうございました。
閉会します。
(閉会 午後1時51分)...