大野城市議会 2019-03-19
平成31年第2回定例会(第5日) 報告・討論・採決 本文 2019-03-19
〔「異議なし」の声あり〕
61:
◯議長(
白石重成) 異議なしと認めます。よって、第24
号議案は原案のとおり可決されました。
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日程第25 第28
号議案
62:
◯議長(
白石重成) 日程第25、第28
号議案を議題とします。
本議案は、
予算委員会に付託していましたので、
委員長の報告を求めます。
予算委員長。
〔
天野嘉久孝予算委員長 登壇〕
63: ◯13番(
天野嘉久孝) 平成31年3月
定例会におきまして、
予算委員会が付託を受けた案件のうち、第28
号議案について報告します。3月12日に
執行部から関係部課長などの出席を求め、委員10名
全員出席のもと審査を行いましたので、その経過と結果を報告します。
第28
号議案、平成31年度
大野城市
一般会計補正予算(第1号)について、
執行部の説明を受け、質疑に入りました。質疑は、
消費税増税対策
プレミアム付き商品券事業の内容について、
子ども情報センターオープニングイベントの内容についての質疑があり、
執行部の回答を受け、了承しました。第28
号議案についても討論はなく、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で報告を終わります。
64:
◯議長(
白石重成) ただいまの
委員長報告に対し、質疑を受けます。
〔「なし」の声あり〕
65:
◯議長(
白石重成) 質疑を終わります。
これより討論を行います。
討論の通告があっておりますので、発言を許します。
16番、
松下議員。
〔16番
松下真一議員 登壇〕
66: ◯16番(
松下真一) 第28
号議案、平成31年度
大野城市
一般会計補正予算(第1号)について、反対の立場での討論を行います。
今回、4点の補正が上がってあります。そのうち
消費税増税対策
プレミアム付き商品券事業が、なぜ低
所得者層及び子育て世帯への影響緩和になるのか全く理解ができません。歳入は、全て国庫支出金でありますが、歳出の
商品券に対するプレミアムは、
商品券を購入して初めて恩恵を享受できるもので、
商品券そのものが買えない世帯には何の緩和効果も発生しないと考えます。
また、国庫支出金3,125万3,000円のうち、委託料は2,204万9,000円、残りの920万4,000円は人件費や需用費、役務費となっています。これは、職員の労力とその他の経費がかかり過ぎる上に、
消費税増税の影響緩和効果が目的の世帯に対し、さほど期待ができない事業ではないかと考えます。
その他の3点については、賛同できますものの、この事業に関しては賛同できません。
したがって、第28
号議案には反対であります。以上で討論を終わります。
67:
◯議長(
白石重成) ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
68:
◯議長(
白石重成) 討論を終わります。
第28
号議案、平成31年度
大野城市
一般会計補正予算(第1号)についての採決を行います。本議案に対する
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
69:
◯議長(
白石重成) 起立多数であります。よって、第28
号議案は原案のとおり可決されました。
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日程第26
委員会報告
70:
◯議長(
白石重成) 日程第26、
委員会報告を議題とします。
福祉文教委員会から
委員会報告の申し出があっておりますので、発言を許します。
福祉文教委員長。
〔
松田美由紀福祉文教委員長 登壇〕
71: ◯12番(
松田美由紀)
福祉文教委員会が行いました学童保育所の配食サービスに関する調査の報告をいたします。
学童保育所の配食サービスについて、学童保育所に預けている保護者から、長期休暇における配食サービスの実施についての要望を受けました。
当
委員会は、平成30年10月23日、長期休暇期間に学童保育所で配食サービスを行っている那珂川市に視察を行いました。那珂川市では、平成20年度から配食サービスを実施しております。
実施経過として、保護者からの要望もあり、行政から学童保育所の
指定管理者に配食サービスの導入を打診したことが調査でわかりました。
配食サービス業者については、行政が配食できる業者を紹介したとのことで、現在、配食サービスを実施している業者は、幼稚園への配食サービスを行っております。
なお、1日当たりの注文数は、全入所児童数の約3分の1から2分の1であることがわかりました。
配食サービスの導入目的としては、安心して
子どもを生み育てることができる環境づくり、保護者の
負担軽減による仕事と子育ての両立、喫食直前に配達されることにより温度管理がなされ、食事の衛生面の問題が解決できることが上げられます。
ただし、注文・集金・キャンセルなど学童指導員の負担が課題として考えられます。それらを含めて調査・研究をしていく必要があると考えます。早期に配食サービスの実施に対する検討を行うことを要望いたします。以上で報告を終わります。
72:
◯議長(
白石重成) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。
〔「なし」の声あり〕
73:
◯議長(
白石重成) 質疑を終わります。
報告を終わります。
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日程第27 最終報告
74:
◯議長(
白石重成) 日程第27、最終報告を議題とします。
市民に開かれた議会をつくる調査特別
委員会から最終報告の申し出があっておりますので、発言を許します。
市民に開かれた議会をつくる調査特別
委員長、松崎正和
委員長。
〔松崎正和市民に開かれた議会をつくる調査特別
委員長 登壇〕
75: ◯19番(松崎正和) 市民に開かれた議会をつくる調査特別
委員会の最終報告を行います。
本
委員会は、
大野城市議会基本条例第12条に定められた開かれた議会の実現をより具現化することを目的に、平成28年9月に設置されました。
平成29年3月議会での中間報告では、一つ、議場のバリアフリー化と傍聴席を車椅子対応可能とすること、二つ、
一般質問時の質問席を設けること、三つ、議場に大型ディスプレイを設置すること、この3点で合意したことを報告いたしましたが、いずれも既に実現いたしております。
その後、
委員会を二つのグループに分け、出前議会の実施と議会のICT化の促進を主なテーマと定め、調査・研究を進めました。
結果、出前議会等の実施については、昨年8月に本議場において全議員参加のもと、初めての試みでありました中学生模擬議会を開催いたしました。この模擬議会については、学校関係者や議員の皆さんからもいい評価をいただいたと認識いたしております。
二つ目の議会ICT化の促進については、議会にタブレットを導入することを前提に、調査・研究を重ねましたが、導入時の財政的な面など環境整備が整っていないことなどから、導入との結論には至りませんでした。
なお、議会傍聴者のための手話通訳及び要約筆記については、既に導入済みであります。
中学生模擬議会については、来年度以降の実施が、また、タブレットの導入については、さらなる調査・研究がそれぞれ継続されることを希望し、最終報告といたします。
76:
◯議長(
白石重成) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。
〔「なし」の声あり〕
77:
◯議長(
白石重成) 質疑を終わります。
報告を終わります。
以上をもって調査を終了といたします。
以上で、本
定例会に付議されました案件の審議は全て終了しました。
本日が全議員ご参集の最後の機会でございますので、お時間をおかりいたしまして一言お礼の挨拶をさせていただきます。
私は、平成29年5月の臨時会で議長に選任をいただき、以来2年間、今議会まで円滑な議会運営ができましたことは、ひとえに議員の皆様方及び井本市長を初めとする職員の方々のご協力の賜物であり、心から感謝とお礼を申し上げます。
議員の皆様は、来月、統一選で4年に一度の厳しい審判を仰がれます。一方で私を含め、今季限りで勇退を決意されている議員もおられます。今日までの市政発展へのご尽力、ご功績に対し敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。
再選を目指して選挙に臨まれる議員の方々におかれましては、今後とも
大野城市政発展のため、ご活躍されますようご健闘をお祈りいたします。
また、今年度をもちまして退職される部長を初め、職員の皆様、長きにわたり市政運営にご尽力をいただき、本当にありがとうございました。今後とも
大野城市の発展にご指導、ご助言をいただければありがたいと思っております。
最後になりますが、私に賜りましたご厚情とご配慮に対し、改めて心より御礼を申し上げますとともに、
大野城市のますますの発展をお祈りいたしまして挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
次に、市長から挨拶の申し出があっております。
井本市長。
〔井本宗司市長 登壇〕
78: ◯市長(井本宗司) 平成31年第2回
大野城市議会3月
定例会の最終日に当たりまして、一言お礼を兼ねましてご挨拶を申し上げます。
2月22日に開会をいたしました本
定例会におきましては、議員の皆様には、本会議及び各
委員会を通じまして、平成31年度の当初
予算案及び諸議案のご審議を賜り、可決をいただきました。心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。
さて、月日がたつのは早いもので、数々の功績を残されました議員の皆様の任期もまもなく満了となります。議員の皆様がご当選をされてからの4年間を思い起こしてみますと、
大野城市議会基本条例が平成27年4月に施行され、議員の皆様の総意で市民に開かれた議会づくりが進められてきたことが、まず挙げられると思います。また、新しい取り組みとして、議会報告会が各
コミュニティセンターや公民館などで定期的に開催されるようになり、参加される市民の皆様との間で闊達な意見や質疑応答などが行われるようになりました。
昨年の8月に開催されました中学生模擬議会も強く印象に残っております。議場において、市内の5中学校の代表22名が1日議員となり、議員の皆様が行政職員の立場となり、学校内外の施策について幅広く質問と回答が行われました。中学生模擬議会とその後の各中学校における報告会を含めた一連の活動は、全国的に見ても先駆的な取り組みであり、まさにこの4年間の集大成の一つではなかったかと思います。
さて、今期でご勇退を予定されておられます議員の皆様、長い間本当にご苦労様でございました。皆様は、まだまだ余力を十分にお持ちであります。今後は地域のかなめとして、また、市政に対する大所高所からの助言者として、これまで同様ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。
また、来期を期して準備をされておられます議員の皆様には、ご健闘を心から祈念をいたしますとともに、この議場で再会を果たし、新元号の時代の始まりとともに、
大野城市政に対する建設的な議論ができることを期待いたしております。
大野城市は、新しい時代にあっても引き続き未来に向けて邁進をしてまいります。新たな将来都市像、未来をひらく、にぎわいとやすらぎのコミュニティ都市の実現に向けて、市民のためにという共通の大義のもと、議員の皆様とともにこれからも歩みを進めてまいります。
結びに、今期におきます議員各位の
大野城市政に対しますご厚情に感謝を申し上げますとともに、今後のご活躍とご健勝を心から祈念をいたしまして、御礼の言葉といたします。本当にありがとうございました。
79:
◯議長(
白石重成) これをもちまして、平成31年第2回
大野城市議会3月
定例会を閉会します。
どうもお疲れさまでした。
──────────────・────・──────────────
閉会 午前11時05分
地方自治法第123条第2項及び
大野城市議会会議規則第87条の規定によりここに署名します。
平成 年 月 日
大野城市議会議長 白 石 重 成
会議録署名議員 森 和 也
会議録署名議員 松 崎 正 和...