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  1. 大野城市議会 2018-12-07
    平成30年福祉文教委員会 付託案件審査 本文 2018-12-07


    取得元: 大野城市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    1:     (開議 午後1時30分) ◯委員長松田美由紀) 皆さん、お疲れさまです。ただいまから福祉文教委員会を開会します。  本日、6名の議員が傍聴しておられます。  12月定例会で本委員会が付託を受けました案件は8件です。  発言については着席をしたままで結構ですが、挙手の上、指名されてから発言されますようにお願いいたします。  なお、第92号議案と第93号議案、また、第94号議案から第96号議案までは同じ趣旨の議案ですので、それぞれ一括議題といたします。  それでは、審査に入ります。  第86号議案大野城留守家庭児童保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  執行部説明を求めます。 2: ◯こども未来課長緒方一幹) 本件は、放課後児童保育において小学校との連携を強化し、並びに留守家庭児童保育所放課後総合学習ランドセルクラブ及びアンビシャス広場の一体的な運営を早期に進めるため、平成31年度に留守家庭児童保育所に関する事務の一部を市長から教育委員会委任することに伴い、所要の改正を行うものです。  ここで、内容説明の前に、教育委員会事務委任する理由をご説明させていただきたいと思います。  現在、学童保育所では入所児童の数が増えてきております。それに伴って、保育場所が必要になってきております。さらに、支援が必要な児童も増加しておりまして、特にグレーゾーンと言われる子どもたちが増えてきているところでございます。また、放課後総合学習ランドセルクラブが現在6校で、週二日から三日実施されている状況です。  このように、学童保育所運営においては、小学校との情報共有連携が大変重要になってきております。また、国が推進しております放課後子ども総合プランに基づいて、学童ランドセルクラブ一体化に向けて取り組んでいくために、こども未来課教育振興課研究を進めてきたところです。  学校生活放課後の生活で、利用者である児童と、その利用場所である施設が同じであること。また、学童ランドセルクラブ連携など、放課後子ども総合プランを推進していくには庁内や学校、地域、NPOなどとの調整が必要になり、事業を一括して所管すれば効率的にプランを推進することが可能になると考えました。そこで、放課後子ども総合プランの推進の事務を受け持つ教育振興課学童事業を移管することを市の事務改善委員会に提案し、平成31年4月に教育振興課へ移管という検討結果が出されたところです。  続いて、議案内容ですけれども、本条例第4条第2項は学童保育所入所要件ですが、今回の事務委任に伴い、教育委員会の権限により事務を行うことになるため、「市長が必要と認める者」をほかの国保や市税の条例と同様に、「特別の事情があり、児童保育所に入所させることが適当と認められる者」と変更いたします。  また、第5条の保育の期間や時間、第6条の保育料の額は、現在、施行規則で定めておりますが、今回の事務委任に伴い、本条例の施行に関しては、新たに教育委員会で定めることになりますので、「規則で定める」と改正いたします。  また、7条における学童運営管理、その他この条例の実施に必要な事項も同様に、新たに教育委員会で定めることになりますので、「規則で定める」と改正するところでございます。以上です。 3: ◯委員長松田美由紀) 説明が終わりましたので、質疑を受けます。 4: ◯委員河村康之) 第4条のところですけれども、「市長が必要と認める者」が「特別な事情がある場合」ということですが、この特別な事情というのは具体的にどういうことですか。 5: ◯こども未来課長緒方一幹) ここは、第4条の第1項において、本市立の小学校在学者の1年生から6年生までとなっておるんですけれども、現在、市内に住んでいても、市立の小学校に通学していないお子さんがいらっしゃいます。そういう子どもさんについて、学童をどうしても利用したいという要望もありましたので、今までは市長が必要と認める者として対応しておりましたけれども、今度から、特別な事情があり、適当と認められる者というところで変更するところでございます。
    6: ◯委員河村康之) 特別な事情で、例えば発達障がいを持っておられる方とか、そういう方も入ったりするんでしょうか。 7: ◯こども未来課長緒方一幹) 大野城市に住んでおられて、大野城市の小学校に通学されてある方は、第1項のほうで入ることができるとなっておりますので、小学校に通学されている方であれば、発達障がいの方であっても入所は可能となります。 8: ◯委員河村康之) 例えば、太宰府特別支援学校とかの子ども、ああいうところで小学校もありますので、重度の障がいの人、また、軽度でも発達障がい、知的の方もいらっしゃると思うんですけれども、こういう方が利用しようと思ったときに、対応する職員というのはどうなるんですか。とても手がかかると思いますけれども。 9: ◯こども未来課長緒方一幹) まさしく第2項に該当する子どもさんであると思われます。実際に入所されるときには、現場の支援員事務局こども未来課が立ち会って、本当にそのメンバー保育をきちんとできるのかというところを確認した上でお受けしております。 10: ◯委員河村康之) ちょっと確認ですけれども、こういう子どもがいるよ。じゃあ、入れましょうとなったときに職員が必要だというときは、新たな職員を補充なり、対応して、行っていくということですね。職員がいないからだめですよということはまずあり得ないということでいいんですよね。 11: ◯こども未来課長緒方一幹) 支援が必要な子どもには、必ず支援員を一人か二人、新たにつけて対応しておるところでございます。 12: ◯委員河村康之) 今の流れを適当と定める方たちというのは、どういう方が定めてくれるんですか。 13: ◯こども未来課長緒方一幹) すいません、もう一回。 14: ◯委員河村康之) この人たちの入所なりを決める方はどういう方たちが決めるわけですか。学校なり、保護者なり、もしくはほかの方とか。 15: ◯こども未来課長緒方一幹) 先ほど言いましたように、現場の支援員とその事務局こども未来課の三者が保護者の方と児童と面接をしまして、総合的に決定していくということです。 16: ◯委員河村康之) わかりました。 17: ◯委員長松田美由紀) ほかにありませんか。 18: ◯委員松崎正和) 今の業務委託は何年から何年なんですか。学童の。 19: ◯こども未来課長緒方一幹) 平成28年度から平成30年度までの3年間となっております。 20: ◯委員松崎正和) ということは、平成31年4月1日からはまた新しくプロポーザルで決めるということですか。 21: ◯こども未来課長緒方一幹) 9月の債務負担でお伺いしていました。新たに審査をいたしまして、平成31年度から平成32年度の学童運営委託する業者を決めます。 22: ◯委員松崎正和) 連携、それは今から大切なことでしょうけれども。将来的に今やっている学童保育、まだわからないですよね。ランドセルクラブ学童保育が将来的にどういう形になっていくのか。ちょっとわかりやすく説明してもらえませんか。 23: ◯こども未来課長緒方一幹) 放課後子どもたち安全安心に過ごせる場所をつくっていこうという放課後子ども総合プランなんですけれども、これに基づいて、学童ランドセルクラブアンビシャス広場一体化に向けて協議を行っているところです。  ただ、アンビシャス広場については、ランドセルクラブプログラムの一つとして組み込んでいることから、アンビシャス広場名前が完全になくなってしまいます。今、学童ランドセルクラブ一体化について研究して、協議をしているところです。それがどういう形になるかというのは、研究の途中なので、はっきりしたことは言えないんですけれども、同じ子どもたちであるとか、同じ場所を使うことになるので、同じプログラムを活用したり、同じ場所を使ってそのプログラムを活用したりという、まさしく一体的な取り組みを進めていくことを国が進めておりますので、市のほうもなるべく市民の方にもわかりやすい形で、その辺の放課後子ども居場所のあり方というものを、まさしく今、検討しているところでございます。 24: ◯委員松崎正和) 一体的というのが、まさに所管省庁が違うように、教育委員会厚労省が違うように、目的が違うわけですよね。目的が違うものを一体的に将来といって、一体的というのはどういうこと。 25: ◯こども未来課長緒方一幹) 国が言うのは、学童ランドセルクラブの子も混じって同じプログラムに参加するとか、そういうことを言っています。うちとしては、わかりやすくするために、登録の仕方とか料金などを一体的に実施できないか研究をしているところです。 26: ◯委員松崎正和) 歯切れが悪いな。恐らく金銭的なことも変わってこようし、保護者のほうはどうなの。どこまで説明してるかわからないけれども、不安じゃないのかな。話聞く中でね。その辺の状況はどうなんですか。 27: ◯こども未来課長緒方一幹) ランドセルクラブが始まるときに、現在、学童ランドセルクラブ一体化に向けて協議を行っていますという説明をしながら、ランドセルクラブ説明もしています。学童子どもたちランドセルクラブに参加するときも、そのような今の状態というものをお知らせをしながら、ランドセルクラブへの参加を周知をしているところです。 28: ◯委員長松田美由紀) よろしいですか。 29: ◯委員松崎正和) よろしくないですけれども。 30: ◯委員河村康之) この6条と7条のところで、新たに規則で定めるというところなんですけれども、徴収の額、あと必要な事項を規則で定めるということですが、この規則というのは、今ある規則があって、それに定めるのか、新たに規則をつくるのか。その辺はどうなんでしょう。 31: ◯こども未来課長緒方一幹) 現在の規則市長がつくった規則になっておりますので、教育委員会事務委任がなされたときには、この市長制定しています規則は廃止をして、教育委員会が新たに教育委員会規則として制定して、それで施行することになります。 32: ◯委員河村康之) じゃあ、これからつくるということでしょうけれども、いつぐらいにできて、それを見せてもらうことは可能ですか。 33: ◯こども未来課長緒方一幹) 委任のほうが平成31年4月からということになっておりますので、それまでにはきちんと法令等の整備は行って、4月1日から完璧な形で保育を行うということになりますので、それまでには規則のほうも確実にできあがっていると思いますので、そのときには御覧になることはできると思います。 34: ◯委員長松田美由紀) ほかに。 35: ◯委員松崎正和) 今の話でも前の話を聞いたら、要するに、規則教育委員会のほうでつくるんですよと。さっきの委託についても、今までは5年間だったのを2年間にしますとか。何か流れを聞いていると、学童保育を廃止して、ランドセルクラブに全部移行するんですよというふうに聞こえてくるんですけれども、そういうことなんですか、将来的には。 36: ◯こども未来課長緒方一幹) 学童保育を廃止ということはないと思います。それは、一体化をするにしても、学童で大事にしている子どもの生活とか保育の面をきちんと担保した上で一体化を行いなさいと国のプランに定められておりますので、「学童」という名前がどうなるかはちょっとわからないですけれども、学童目的に合った子ども保育というものは継続していかなければならないと思っています。 37: ◯委員松崎正和) いわゆる国がそうしなさいと。国は言うだけだから簡単でしょうけれども、実際にしようとすると大変な努力。答弁にしても非常に難しいね、答弁してるように。そもそも、何で国はランドセルクラブのほうに移行するような形を。国がそうしなさいという、一番大きな理由は何ですか。 38: ◯こども未来課長緒方一幹) ランドセルクラブのほうにといったことをしなさいよというわけではなくて、一体化というところで国が言っているわけで、それは、やはり共働きをしている家庭子どもだけではなくて、それ以外の子どもでも放課後居場所というものをきちんとつくって、安全な場所をつくって、さまざまな体験とか活動を行えるようにすることがこれからの子どもにとって大変重要なことじゃないかと考えているところだと思います。そのやり方について、大野城市は、名前がいろいろあったりすると紛らわしいというところがありますので、なるべくわかりやすくしようと思って、「一体化」という言葉で研究をつづけているところです。 39: ◯委員松崎正和) その一体化がわからん。 40: ◯委員長松田美由紀) ほかにありませんか。 41: ◯委員高山やす子) ちょっと確認をしたいんですけれども、ここで言うアンビシャス運動というのは、昔、県のほうが事業として補助を出したりしていました。この分については、もうこの平成31年4月からはもう0、なしということで、名目もないということで理解していいんでしょうか。 42: ◯こども未来課長緒方一幹) 既にランドセルクラブが始まっているところは、ランドセルクラブの中で、アンビシャス広場目的である地域の方たちの助けをかりながら、自由遊びを行うというようなプログラムを取り入れていますので、もう、実際ないです。  今のところ、あと3校、アンビシャス広場が、御笠の森小と大城小大野南小が残っておりますが、来年度にはランドセルクラブが始まりますので、それにあわせてアンビシャス広場ランドセルクラブプログラムの一つとして移行していくことになりますので、来年度の途中になりますけれども、アンビシャス事業は終了いたします。 43: ◯委員高山やす子) それともう一点。4月からランドセルクラブということを一体化してやっていくということで、4月からは10校とも同時の状況になるんでしょうか。 44: ◯教育振興課長森永希代美) ランドセルクラブの件に関しましては、教育振興課からお答えさせていただきたいと思います。  平成31年度に残り4校を始めますが、4月開始は難しゅうございますので、年度途中で開始するように準備をしているところでございます。以上です。 45: ◯こども未来課長緒方一幹) 先ほど、アンビシャス広場のことが小学校のことだけを申しておりましたけれども、コミュニティセンターで既に4コミで行っているところは、そのまま継続していくというところです。 46: ◯委員高山やす子) そのコミュニティの4カ所というのは、以前からやっている放課後から5時までの時間のフリースペースのことですかね。 47: ◯こども未来課長緒方一幹) はい。4コミのふれあいホールという体育館を使って、無料で子どもたちに開放して、午後3時から5時までの時間で開放して、アンビシャス広場として使ってもらっている場所です。 48: ◯委員高山やす子) そのものがアンビシャスということ。 49: ◯こども未来課長緒方一幹) アンビシャス広場というのは、小学校でやる分とコミュニティセンターでやる分と二つありまして、どちらも地域の方たち支援を受けて、子どもたちが自由に遊ぶという広場ということで、実施しております。 50: ◯委員高山やす子) すると、その分のアンビシャスは、県の分のと全く違うものですか。 51: ◯こども未来課長緒方一幹) 県の補助金をいただいて実施する事業です。 52: ◯委員高山やす子) アンビシャスは4月1日からなくすと言われませんでしたかね。 53: ◯こども未来課長緒方一幹) 小学校アンビシャスは、ランドセルクラブが始まればそちらに移管していくということで、コミュニティセンターアンビシャス広場はそのまま残ります。 54: ◯委員長松田美由紀) よろしいですか。 55: ◯委員高山やす子) わかりました。 56: ◯委員長松田美由紀) ほかにありませんか。 57: ◯委員中村真一) 今言われているコミュニティアンビシャス広場も来年度までということでしょう。違うんですかね。 58: ◯こども未来課長緒方一幹) 小学校アンビシャス広場だけがランドセルクラブの中で行っていくようになりますので、コミュニティセンターアンビシャス広場は今までどおり、3時から5時までは実施するということにしております。 59: ◯委員中村真一) アンビシャス広場という名前は残って、そのままずっと継続されるということですか。 60: ◯委員長松田美由紀) 聞いてるのは、コミュニティアンビシャスのという話ですか。 61: ◯委員中村真一) そうです。 62: ◯こども未来課長緒方一幹) コミュニティセンターで実施するアンビシャス広場は、そのまま名前も一緒に残ることになります。 63: ◯委員長松田美由紀) ほかはよろしいですか。 64: ◯委員河村康之) この議案内容とはちょっと異なるけれども、この議案が出されるまでの過程のことがちょっと気になったので、お尋ねさせてもらいたいんですけれども、大野城市の総合教育会議第1回目の7月23日のときに、このことをテーマで、条例で定めていきましょうと、法令等の整備、スケジュールのお話が出ていたんですけれども、7月23日ですかね、大野城総合教育会議。この中でちょっと気になったのは、議事録がありまして、その中で書かれていたものが、ここは条例内容とはまた別なんですけれども、12月議会全員協議会においてこの件を報告すると。そのときに必要な条例改正を行っていくというスケジュールで考えてあったと書いてあるんですけれども、今回12月は全員協議会をやっておりませんで、この委員会のほうで審議になっていますので、それがどうなって、どっちが本当なのかなということをお尋ねします。 65: ◯こども部長山口祥和) 今、委員がおっしゃられたように、7月23日の今年度の第1回総合教育会議の資料にも書いておりましたし、こども未来課長説明の中でも12月の全員協議会でご報告させていただく予定ですということを申していたんですけれども、その後、私どものほうで議会事務局に再度確認をいたしましたら、今回、議案としてこの議案を出させていただいておりまして、この議案の審議を福祉文教委員会でしていただきますので、全員協議会での報告事項ではこの件はありませんと、議会事務局のほうからそのようなご指摘をいただきましたので、今回このように変更させていただいたという次第でございます。  ただ、変更しますというご報告をしておりませんでしたので、その点については皆様方にご迷惑をおかけして、申しわけございませんでした。 66: ◯委員長松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 67: ◯委員長松田美由紀) 1点、私のほうからちょっと確認です。今の段階で一体化というのがまだどういう形になるかわからないということだったんですけれども、平成31年の4月までには、どういった形なのかわかるということですか。運用自体が、まだランドセルクラブが始まってないところは年度途中に始めるという回答だったんですけれども、どういう一体化の形というのを示されるというのは、来年の4月までには示した形で、来年度になるのかどうか、その点だけちょっと確認させてください。 68: ◯教育振興課長森永希代美) 一体化についてお答えさせていただきます。  現在、一体化として決まっているのは、同じ施設を同じプログラムで実施をするということで、それを一体化と言って今のランドセルクラブはしております。これをさらにメンバー学童にいる子どもたちがもっと一緒に参加する割合が増えるような、そのような形がうまくできないかなということで、今はもう少し研究をしているところでございます。そこで、平成31年は、今の形のランドセルクラブとして、あと4校広げます。  平成32年から研究した新たな一体化の形、今よりもさらにもっと進んだ、今も国の決まりでは、同じ施設で同じプログラムを実施していますので、一体化の一つではありますが、さらにもっとわかりやすい一体化にしていきたいと、その新たに研究を進めた形は平成32年を目指しているところでございます。以上です。 69: ◯委員長松田美由紀) ほかにないようですので、質疑を終わります。  これより、議員間討議を行います。                  〔「なし」の声あり〕 70: ◯委員長松田美由紀) ないようですので、議員間討議を終わります。  これより、討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 71: ◯委員長松田美由紀) 討論を終わります。  第86号議案大野城留守家庭児童保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についての採決を行います。  第86号議案は、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 72: ◯委員長松田美由紀) 異議なしと認めます。よって、第86号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、第87号議案大野城放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。  執行部説明を求めます。 73: ◯こども未来課長緒方一幹) 第87号議案大野城放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についてでございます。  本件は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正により、放課後児童支援員資格要件が追加されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  本条例第10条第3項は、国の基準に基づき、第1号から第10号まで、放課後児童支援員基礎資格について規定しています。そのうち、第5号は、学校教育法の規定による大学において、社会福祉学心理学教育学社会学芸術学、もしくは体育学を専修する学科、またはこれらに相当する課程を修めて卒業した者を放課後児童支援員基礎資格として規定しているところでございます。  今回、学校教育法改正により、平成31年4月1日から専門職業人の養成を目的とする新たな高等教育機関として、専門職大学の制度が設けられました。この専門職大学前期課程修了者短期大学卒業者相当の学位が授与されますので、放課後児童支援員基礎資格を有するものとして国の基準に追加されたことから、本市の条例にも追加するものです。以上です。 74: ◯委員長松田美由紀) 説明が終わりましたので、質疑を受けます。 75: ◯委員河村康之) 単純に考えると、資格が広くなったので、いっぱいいろんな方が応募しやすくなったということでいいんですかね。 76: ◯こども未来課長緒方一幹) 資格がまた一つ増えたら、その分やはり入ってくる可能性は多くなるのかなと思いますけれども、4月1日から大学が始まって、2年間の課程がありますので、すぐに4月1日から広がるというわけではなくて、2年間の課程を学んだ人が支援員の対象となるということなので、実際は4月1日から新しく条件を広げたとしても、資格を持った人が入ってくるのは、またその2年後という形になると思います。 77: ◯委員河村康之) 今、既に2年目を終えようとしている方は対象じゃないということですか。 78: ◯こども未来課長緒方一幹) 専門職大学平成31年4月1日から設立されるというものなので、今、専門職大学というのはないという状況です。 79: ◯委員松崎正和) 専門職大学が4月から設立。何、どういう学校。 80: ◯こども未来課長緒方一幹) 今後、国際競争の激化に伴って、すぐれた専門技能を持って新たな価値を創造する人間をつくっていこうという目的のもとに、今度、学校教育法が変わって、専門職大学を制度化することによって、新しい人材を育てていくというような目的で設立されたというところでございます。 81: ◯委員松崎正和) そんな設立趣旨、目的を言ったって。具体的に、どこに、どういう大学があるんですか。 82: ◯こども未来課長緒方一幹) 今現在、平成31年度から開設予定の大学が2校しか決まっていません。10月に1校、11月に1校というところで、一つが高知リハビリテーション専門職大学で、高知県にあります。もう一つが国際ファッション専門職大学というもので、東京都新宿区、愛知県名古屋市、大阪府大阪市というところで新たに開設が決まっておりますので、大野城市で支援員として働いていただける方も、もしかしたらいるかもしれないというところでございます。 83: ◯委員中村真一) 今言われた大学を2年修了した者を含むということでいいんですか。 84: ◯こども未来課長緒方一幹) 専門職大学は4年で卒業するらしいんですけれども、前期の課程という2年間を修了した者であれば短期大学を卒業した者と同じ資格があるというところで、学童支援員としての資格があると考えて、その者たち支援員資格の範囲の中に入れるということでございます。 85: ◯委員中村真一) 今言われたような、短期大学ができたら、そこの短期大学が2年だったら、2年行っても大丈夫ということなんですか。 86: ◯こども未来課長緒方一幹) 短期大学を卒業した者と同じ資格を取れるということなので、この第5項の中では、先ほど言いましたように、社会学とか教育学とか芸術学とかありますので、その専門の知識を学んだものとみなされて、専門職大学を修了した者が支援員として働くことができるというように規定されたところでございます。
    87: ◯委員松崎正和) 来年の4月から条例改正して、特別の事情がある者も受け入れましょうと。それは大いに結構だけれども、今度、今説明している条例改正で、支援員も緩和されて、それなりの人が入る、入れる、そういうものができるのかなと思って今聞いたら、早い話、ほとんど関係ないよね大野城市の場合。ということは、今の現状の中で平成31年4月1日を迎える。そういう特別な事情のある子も受け入れますよ。じゃあ、受け入れる体制。今の人材、現状の中で、保護者が安心して預けられるような体制は大丈夫なの。 88: ◯こども未来課長緒方一幹) 安心できる体制を整えていかなくてはいけないと思っております。そのためにも、学校の施設を使って、なるべく学校の中で5時まで過ごせるような形をとるために、教育委員会事務を移して、子どもたちの安全を確保していこうとしているところでございます。  また、新たな契約を結ぶときにつきましても、子ども保育子どもの福祉の保障ということを一番に考えて、それを最優先の事項として保育にかかっていかなくてはいけないと考えております。それは、業務を委託する業者につきましても、その辺の方向性というか、意識をきちんと共有しながら保育に当たっていきたいと考えております。 89: ◯委員松崎正和) 受ける印象が、いわゆる門戸は広げますよ、どうぞ、来てください。ところが、受け入れのほうの指導体制、ちょっと大丈夫かなという印象を受けます。決してそういうことのないように。 90: ◯委員長松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 91: ◯委員長松田美由紀) ないようですので、質疑を終わります。  これより、議員間討議を行います。                  〔「なし」の声あり〕 92: ◯委員長松田美由紀) ないようですので、議員間討議を終わります。  これより、討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 93: ◯委員長松田美由紀) 討論を終わります。  第87号議案大野城放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定についての採決を行います。  第87号議案は、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 94: ◯委員長松田美由紀) 異議なしと認めます。よって、第87号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  暫時、休憩します。     (休憩 午後2時13分)     (再開 午後2時14分) 95: ◯委員長松田美由紀) 再開します。  第88号議案大野城市すこやか交流プラザ設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。  執行部説明を求めます。 96: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) それでは、提案理由の説明をさせていただきます。  本年9月1日に地域包括支援センターをすこやか交流プラザから市庁舎に移設したことに伴い、大野城市すこやか交流プラザの施設構成及び事業内容に係る規定を整備するもので、改正箇所は2カ所です。  まず、すこやか交流プラザを構成する施設から、第3条第3号の介護予防施設を削除するものです。次に、すこやか交流プラザで実施する事業から、第4条第5号の在宅介護の相談及び介護予防に関する事業を削除するものです。説明は以上です。 97: ◯委員長松田美由紀) 説明が終わりましたので、質疑を受けます。質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 98: ◯委員長松田美由紀) ないようですので、質疑を終わります。  これより、討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 99: ◯委員長松田美由紀) 討論を終わります。  第88号議案大野城市すこやか交流プラザ設置条例の一部を改正する条例制定についての採決を行います。  第88号議案は、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 100: ◯委員長松田美由紀) 異議なしと認めます。よって、第88号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、第92号議案と第93号議案一括議題とします。  執行部説明を求めます。 101: ◯長寿支援課長(関戸哲二) まず、第92号議案からご説明いたします。  老人憩の家の指定管理期間が平成30年度末で満了することに伴い、新たに指定管理者を指定するに当たり、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。  老人憩の家の指定管理者の選定は、公共サービス改革委員会による答申を受けまして、非公募により、現指定管理者の区を指定管理者候補者として選定しております。区を指定管理者として選定する理由は、当該区域内の住民で構成される地縁団体である区が利用者の要望を反映した維持管理・運営を適切に行うことができる唯一の団体であると考えるためです。  指定期間は、平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年としております。  続いて、第93号議案についてご説明します。  大野城市高齢者生きがい創造センターの指定管理期間が平成30年度末で満了することに伴い、新たに指定管理者を指定するに当たり、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。  大野城市高齢者生きがい創造センターの指定管理者の選定は、公共サービス改革委員会による答申を受けまして、非公募により、現指定管理者のシルバー人材センターを指定管理者候補者として選定しております。シルバー人材センターを指定管理者として選定する理由は、高齢者就労を援助する団体であるシルバー人材センターが高齢者生きがい創造センターの設置目的に合致し、また、センター内に事務所があるため、効率的なスタッフ配置による効果的な維持管理・運営を行うことができる唯一の団体であると考えるためです。  指定期間は、平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3カ年としております。以上です。 102: ◯委員長松田美由紀) 説明が終わりましたので、一括して質疑を受けます。                  〔「なし」の声あり〕 103: ◯委員長松田美由紀) ないようですので、質疑を終わります。  これより、一括して討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 104: ◯委員長松田美由紀) 討論を終わります。  第92号議案、指定管理者の指定について(老人憩の家)の採決を行います。  第92号議案は、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 105: ◯委員長松田美由紀) 異議なしと認めます。よって、第92号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、第93号議案、指定管理者の指定についての採決を行います。  第93号議案は、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 106: ◯委員長松田美由紀) 異議なしと認めます。よって、第93号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  暫時休憩します。     (休憩 午後2時20分)     (再開 午後2時21分) 107: ◯委員長松田美由紀) では、再開します。  第94号議案から第96号議案までを一括議題とします。  執行部説明を求めます。 108: ◯スポーツ課長(舩越善英) スポーツ課です。よろしくお願いいたします。  第94号議案から第96号議案までについて、一括してご説明いたします。  大野城総合公園、赤坂テニスコート及び旭ケ丘テニスコート並びに乙金多目的広場の指定管理者の指定についてでございます。  自治戦略課が事務局の市の第三者機関である公共サービス改革委員会から大野城総合公園、赤坂テニスコート及び旭ケ丘テニスコート、乙金多目的広場については、一部指摘事項がありましたが、引き続き非公募により大野城市体育協会を指定することが望ましいとの方針を受けました。指定管理期間については、いずれも平成31年から平成35年までの5年間で答申をされております。また、市の指定管理者候補者検討委員会の審議結果についても同様の結果をいただいております。  これによりまして、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。説明は以上です。 109: ◯委員長松田美由紀) 説明が終わりましたので、一括して質疑を受けます。 110: ◯委員松崎正和) これを決める審議した委員会をもう一回。 111: ◯スポーツ課長(舩越善英) 公共サービス改革委員会と、市の指定管理者候補者検討委員会です。 112: ◯委員松崎正和) その二つの委員会があって、どういう審議を。二つ委員会がある。 113: ◯教育部長(平田哲也) まず最初の第三者委員会でございますが、こちらのほうでこの業務が、今回で言います体協のほうでいいかどうかの検討をさせていただいております。その答申を受けまして、市の中にあります選定委員会のほうでこれでよいかの協議をしまして、決定した形となっております。以上となります。 114: ◯委員松崎正和) ということは、最初のほうの委員さんのメンバーというのは、いわゆる外部ちゅうか。どういうこと。 115: ◯スポーツ課長(舩越善英) 外部です。 116: ◯委員松崎正和) 外部はわかるから、どういう方ですか。わからないならわからないでいいけれども、わかるなら教えてください。 117: ◯スポーツ課係長(中川 啓) 公共サービス改革委員会委員さんの中には、会計士さんとか社長さんとか、いろんな方がいらっしゃると聞いております。以上です。 118: ◯委員松崎正和) 何名いるの。その辺は余り把握してないのかな、皆さん。 119: ◯教育部長(平田哲也) 第三者委員会は、そういう専門の方と市民公募からの方3名ほどと入られました。私は入っておりませんので人数はわかりませんが、その中で検討されている形となっております。以上となります。 120: ◯委員松崎正和) それを受けて、市内部で、それでよかろうとなるでしょうけれども、そのメンバーは。 121: ◯教育部長(平田哲也) 市のほうは、副市長を議長といたしまして、部長が委員となっております。以上となります。 122: ◯委員長松田美由紀) ほかに質疑のある方いらっしゃいませんか。                  〔「なし」の声あり〕 123: ◯委員長松田美由紀) ないようですので、質疑を終わります。  これより、一括して議員間討議を行います。                  〔「なし」の声あり〕 124: ◯委員長松田美由紀) 議員間討議を終わります。  これより、一括して討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 125: ◯委員長松田美由紀) 討論を終わります。  第94号議案、指定管理者の指定についての採決を行います。  第94号議案は、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 126: ◯委員長松田美由紀) 異議なしと認めます。よって、第94号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、第95号議案、指定管理者の指定について(赤坂テニスコート及び旭ケ丘テニスコートの採決を行います。  第95号議案は、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕
    127: ◯委員長松田美由紀) 異議なしと認めます。よって、第95号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、第96号議案、指定管理者の指定について(乙金多目的広場)の採決を行います。  第96号議案は、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 128: ◯委員長松田美由紀) 異議なしと認めます。よって、第96号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本委員会が付託を受けました案件の審査は全て終了しました。  これをもちまして福祉文教委員会を閉会します。     (閉会 午後2時27分)...