私は、
一般会計補正予算における
社会保障・
税番号制度、いわゆる
マイナンバー制度に伴う
システム改修事業について
質問いたします。
今回、
日本年金機構との
情報連携を開始するとのことで、
システム改修費用として224万1,000円が上がっています。
社会保障・
税番号制度、
マイナンバー制度につきましては、さまざまな懸念が指摘されてきました。今回は、とりわけ
情報流出や消えた
年金問題など、問題が続く
日本年金機構との
連携とのことで、大きな不安があります。この件について、4点伺います。
まず、今回の
情報連携は、市のどのような
部門と
日本年金機構との
情報連携がなされる
予定か。どのような
情報が利用可能となり、どのように
運用されようとしているのかです。
次に、利用に当たっての
本人同意はどのようにされるのかです。
3点目は、これまで
情報連携された
内容と
費用はいかほどに上るのか。
4点目に、これからの
情報連携される
予定の
内容と時期はどのようになっているでしょうか。
この4点について伺います。
6:
◯議長(
白石重成)
情報広報課長。
7:
◯情報広報課長(
本多明仁) それでは、お答えいたします。まず1点目の
情報連携を行う
部門、
連携を行う
情報、そして
運用についてのご
質問でございます。
日本年金機構との
情報連携は、
生活保護、
児童扶養手当、
自立支援医療、
介護保険など、
社会保障に関する
部門において行われる
予定となっております。また、この
連携によりまして、
年金の
受給状況に関する
情報を照会し、利用することが可能となります。
次に、
運用につきましては、
市役所窓口で
各種申請を受け付けた際に、
ネットワークを通じて照会することになりますが、これによりまして
申請書の
添付書類の一部を省略することができるようになるほか、市から
日本年金機構への
文書照会を行う必要もなくなるということになります。
次に、2点目の
本人同意についてでございます。
各種手続におきましては、
申請者から
申請書を提出していただきますが、その際に
情報連携によりまして
年金の
情報を取得することについての
本人の
同意を得ることとしております。
3点目のこれまで
情報連携された
内容と
費用でございますが、
マイナンバーの導入に伴います
費用には
個人番号通知カードの送付や
連携に必要な
中間サーバの整備、
システムの
改修など、さまざまなものがあり、これらの
経費から
情報連携に関するもののみを集計することが困難でございますので、
マイナンバー制度全般の
経費についてお答えします。
平成26年度におきましては3,775万3,000円、
平成27年度には9,806万1,000円、そして
平成28年度には7,065万円の
経費を支出いたしております。
4点目の
情報連携の
予定についてでございます。
マイナンバー制度におきましては、
平成29年7月18日から
情報連携の試行が開始され、11月13日からは
本格運用が開始されているところでございます。また、今回の
日本年金機構との
情報連携につきましては、
平成30年3月から
情報照会が可能となり、
平成30年7月からは
本格運用が始まりまして、
添付書類の一部省略が可能になる
予定となっております。以上でございます。
8:
◯議長(
白石重成) 1番、
松崎百合子議員。
9: ◯1番(
松崎百合子) 2億円くらいの多額の
予算がかかって、この11月から
運用が始まったとのことでございます。
それでは、2番の
プライバシーの問題について
追加の
質問をいたします。11月から
全国で
運用が始まったばかりですけれども、
個人情報の
流出、漏洩、
プライバシーの侵害は本当に大丈夫でしょうか。その点を伺います。
10:
◯議長(
白石重成)
情報広報課長。
11:
◯情報広報課長(
本多明仁) それでは、
プライバシー対策につきましてお答えいたします。
平成27年5月に発生いたしました
日本年金機構における
不正アクセスによる
情報流出事案を受けまして、
全国の自治体で
セキュリティー対策の強化が行われているところでございます。
本市におきましても、
福岡県が構築しましたセキュリティークラウド、これは
福岡県と県内の市町村が共同で
セキュリティー対策を行うものでございますが、これに参加をしまして、
ウイルス対策を行うほか、
マイナンバーの
ネットワークを
インターネット回線から完全に分離する
対策などを行い、万全の態勢をとっているところでございます。以上でございます。
12:
◯議長(
白石重成)
質疑を終わります。
第74
号議案から第79
号議案までは
予算委員会に付託します。
──────────────・────・──────────────
日程第13から
日程第16まで
13:
◯議長(
白石重成) 次に、
日程第13、
報告第22号から
日程第16、
報告第25号までを
一括議題といたします。
これより一括して
質疑を行います。
〔「
なし」の声あり〕
14:
◯議長(
白石重成)
質疑を終わります。
報告を終わります。
──────────────・────・──────────────
日程第17から
日程第19まで
15:
◯議長(
白石重成)
日程第17、第80
号議案から
日程第19、第82
号議案までを
一括議題とします。
これらの
議案は本日
提案されましたので、
提案理由の
説明を求めます。
井本市長。
〔
井本宗司市長 登壇〕
16:
◯市長(
井本宗司) おはようございます。本日
追加で
提案をいたします案件は、
条例の一部
改正3件、
補正予算6件、以上合計9件であります。
提案理由の
説明を申し上げます。
第80
号議案から第82
号議案までは、
平成29年度の
国家公務員の
給与改定に準じ、本
市議会議員及び
常勤特別職の
期末手当、並びに
本市一般職の
職員の
給与について所要の
改正を行うものであります。
まず、第80
号議案及び第81
号議案は、本
市議会議員と
市長など
常勤特別職の
期末手当の
支給月数を
改定するものであります。
特別職の
国家公務員に準じ、現在の年3.25
月分の
期末手当の
支給月数を0.05
月分引き上げまして、年3.30
月分とするものであります。
次に、第82
号議案は、
一般職の
国家公務員に準じ、
本市一般職の
職員の
給与を
改定するものであります。
給与改定は、
民間給与との格差を解消するために
給料表の水準を平均で0.2%引き上げるとともに、
勤勉手当の
支給月数を現在の年1.70
月分から0.10
月分引き上げまして、年1.80
月分とするものであります。なお、
一般職の
職員の
給料表の
改定については、本年4月1日に、
一般職の
勤勉手当、
市議会議員と
常勤特別職の
期末手当の
改定は本年12月1日に、いずれもさかのぼって適用するものであります。以上でございます。
17:
◯議長(
白石重成) これより一括して
質疑を行います。
〔「
なし」の声あり〕
18:
◯議長(
白石重成)
質疑を終わります。
第80
号議案から第82
号議案までは
総務企画委員会に付託します。
──────────────・────・──────────────
日程第20から
日程第25まで
19:
◯議長(
白石重成)
日程第20、第83
号議案から
日程第25、第88
号議案までを
一括議題とします。
これらの
議案は本日
提案されましたので、
提案理由の
説明を求めます。
井本市長。
〔
井本宗司市長 登壇〕
20:
◯市長(
井本宗司) 第83
号議案は、
平成29年度
大野城市
一般会計補正予算であります。
歳入歳出をそれぞれ2,212万6,000円
追加し、
補正後の
予算を357億7,640万1,000円とするものであります。
主な
内容は、1点目は、
大野城市
特別職の
職員の
給与等に関する
条例、
大野城市
職員の
給与に関する
条例などの
改正に伴い、
人件費を
補正するものであります。
2点目は、
大野城市議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する
条例の
改正に伴い、
議員手当を
追加するものであります。
3点目は、
国民健康保険特別会計、
介護保険特別会計及び
後期高齢者医療特別会計の
人件費の
補正に伴い、
繰出金を
追加するものであります。また、今年度中に
契約を完了しておく必要がある
事業の
債務負担行為の
補正を行うものであります。
以上が今回の
補正の主な
内容でありますが、詳細につきましては、
国民健康保険特別会計、
介護保険特別会計、
後期高齢者医療特別会計の
補正予算とあわせまして、副
市長から
説明をいたさせます。また、
水道事業会計、
下水道事業会計の
補正予算につきましては、
上下水道局長から
説明をいたさせます。以上でございます。
21:
◯議長(
白石重成) 副
市長。
22: ◯副
市長(
興梠寿徳) おはようございます。それでは、私のほうから今回
提案をさせていただいております
補正予算の詳細について
説明をさせていただきます。
最初に、第83
号議案の
大野城市
一般会計補正予算についてであります。まず、
予算科目に従い、
歳出から
説明をさせていただきます。なお、2節、3節、4節の
人件費関係の
補正につきましては、
説明を省略させていただきます。それでは、12ページ、13ページをお願いいたします。
3
款民生費は、1項1目
社会福祉総務費におきまして、28節
繰出金では、
国民健康保険特別会計及び
介護保険特別会計における
人件費の
補正に伴い、
一般会計からの
繰出金の
追加をするものでございます。
8目、
後期高齢者医療費では、
後期高齢者医療特別会計における
人件費の
補正に伴い、
一般会計からの
繰出金を
追加するものでございます。
次に、
歳入の
説明をさせていただきます。戻りまして、8ページ、9ページをお願いいたします。
18
款繰入金は、2項1目
基金繰入金におきまして、
補正予算の財源として
財政調整基金繰入金を2,212万6,000円
追加するものでございます。
次に、
債務負担行為の
補正について
説明をさせていただきます。戻りまして、3ページをお願いいたします。
今年度中に
契約を完了しておく必要があることから、第2表のとおり、
債務負担行為の
追加を行うものでございます。
続きまして、第84
号議案の
大野城市
国民健康保険特別会計補正予算の
概要について
説明をさせていただきます。
歳入歳出をそれぞれ47万1,000円
追加し、
補正後の
予算を111億2,920万7,000円とするものでございます。
まず、
歳出から
説明をさせていただきますので、8ページ、9ページをお願いいたします。
1
款総務費は1項1目
一般管理費におきまして、
給与改定に伴う
人件費を2節、3節、4節にそれぞれ
追加をするものでございます。
次に、
歳入の
説明をさせていただきます。戻りまして、6ページ、7ページをお願いいたします。
8
款繰入金は、1項1目
一般会計繰入金におきまして、
人件費の
補正に伴い、
職員給与費等繰入金を
追加するものでございます。
続きまして、第85
号議案の
大野城市
介護保険特別会計補正予算の
概要について
説明をさせていただきます。
歳入、
歳出をそれぞれ112万円
追加し、
補正後の
予算を58億6,227万7,000円とするものでございます。
まず、
歳出から
説明させていただきます。8ページ、9ページをお願いいたします。
1
款総務費は、1項1目
一般管理費におきまして
給与改定に伴う
人件費を2節、3節、4節にそれぞれ
追加をするものでございます。
次に、
歳入の
説明をさせていただきます。戻りまして6ページ、7ページをお願いいたします。
5
款繰入金は、1項4目その他
一般会計繰入金におきまして
人件費の
補正に伴い、
職員給与費等繰入金を
追加するものでございます。
続きまして、第86
号議案の
大野城市
後期高齢者医療特別会計補正予算の
概要について
説明をさせていただきます。
歳入歳出をそれぞれ10万9,000円
追加し、
補正後の
予算を12億6,882万9,000円とするものでございます。
まず、
歳出から
説明をさせていただきます。8ページ、9ページをお願いいたします。
1
款総務費は、1項1目
一般管理費におきまして、
給与改定に伴う
人件費を2節、3節、4節にそれぞれ
追加をするものでございます。
次に、
歳入の
説明をさせていただきます。戻りまして、6ページ、7ページをお願いいたします。
3
款繰入金は、1項1目
事務費繰入金におきまして、
人件費の
補正に伴い
事務費繰入金を
追加するものでございます。
以上で第83
号議案から第86
号議案までの
説明を終わります。以上でございます。
23:
◯議長(
白石重成)
上下水道局長。
24:
◯上下水道局長(
児玉裕二) それでは、私のほうから
水道事業及び
下水道事業会計の
補正予算につきまして、その
概要を
説明いたします。87
号議案をお願いいたします。
87
号議案は、
大野城市
水道事業会計補正予算についてでございます。
内容につきましては、
給与改定に伴います
人件費の増でございます。
収益的支出におきまして46万9,000円の
増額、
資本的支出におきまして27万2,000円の
増額を行うものでございます。
続きまして、第88
号議案の
大野城市
下水道事業会計補正予算について
説明いたします。
内容につきましては、
給与改定に伴います
人件費の増であります。
収益的支出におきまして7万8,000円の
増額、
資本的支出におきまして12万4,000円の
増額を行うものでございます。以上でございます。
25:
◯議長(
白石重成) これより一括して
質疑を行います。
〔「
なし」の声あり〕
26:
◯議長(
白石重成)
質疑を終わります。
第83
号議案から第88
号議案までは
予算委員会に付託します。
以上で、本日の
議事日程は全て終了しました。
次の12月14日の
会議は、
議事の都合により、特に午前9時30分に繰り上げて開きます。
本日は、これをもちまして散会します。
お疲れさまでした。
──────────────・────・──────────────
散会 午前10時22分...