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平成28年決算特別委員会 付託案件審査 本文 2016-09-15
平成28年決算特別委員会 名簿 2016-09-15

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  1. 大野城市議会 2016-09-15
    平成28年決算特別委員会 付託案件審査 本文 2016-09-15


    取得元: 大野城市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    1:     (開議 午前8時59分) ◯委員長(松田美由紀) おはようございます。決算特別委員会を開会いたします。  本日は5名の議員が傍聴しておられます。  本日の審査日程は、お手元に配付している表のとおり行います。  それでは審査に入ります。 2: ◯総務部長(鐘江良介) おはようございます。それでは、危機管理部の平成27年度の決算について説明をさせていただきます。危機管理部につきましては、危機管理課安全安心課の2課でございます。危機管理課から順次、説明をさせていただきます。  よろしくお願いいたします。 3: ◯危機管理課長佐々木健児) 皆さんおはようございます。それでは、危機管理課所管分の事務事業の成果について説明させていただきます。106ページをお願いいたします。  2款1項1目一般管理費職員給与費でございます。決算額は708万円で、対前年度比10.9%減、金額にいたしまして86万7,000円の減となっております。これは大雨・洪水注意報や警報等の発令時におきまして、災害配備体制に従事した職員の時間外手当となっております。  次に、2款1項14目災害支援費災害支援関連費でございます。当初予算27万1,000円を計上しておりましたが、決算額は0円となっております。これにつきましては、東日本大震災等の被災地に本市職員を派遣するための旅費を計上しておりましたが、昨年度は派遣を希望する職員がいなかったことから、未執行となったものでございます。  次に107ページをお願いいたします。  9款1項1目消防総務費防災危機管理費でございます。決算額は763万4,000円で、対前年度比45.2%増、金額にいたしまして237万5,000円の増となっております。増額となった要因といたしましては、平成26年度までは再任用であった職員が、昨年度から嘱託職員になったことから新たに賃金が発生し、その分が影響したものでございます。  それでは、防災危機管理費の中の各事業の決算状況について説明をいたします。  防災危機管理対策事業は、防災会議委員の報酬及び費用弁償、嘱託及び臨時職員賃金、そして災害対策要員等の食糧費で、決算額は360万6,000円となっております。  続きまして、防災システム機器維持管理事業で、決算額は109万5,000円となっております。これは、災害情報伝達システム電気使用料と修繕料及び福岡県情報通信システム保守業務等に係る費用でございます。  次に、災害情報関連システム保守点検事業で、決算額は150万6,000円でございます。これは、災害情報伝達システム及び全国瞬時警報システム、いわゆるJアラートに係る保守点検でございます。  次に、職員防災訓練事業で、決算額は75万1,000円となっております。この事業は、さまざまな危機事象に対応する職員の危機管理能力の向上を目指すことを目的に、地震による災害を想定した訓練を自衛隊、警察及び消防の関係機関にも参加いただきまして、73名参加のもと、平成28年1月20日に実施したものでございます。  次に、災害情報等配信サービス事業で、決算額は61万6,000円となっております。これは、避難勧告等を発令する可能性のある区域や、災害情報伝達システムの難聴区域に居住する市民及び視覚・聴覚障がい者等に対し、災害情報等を確実に伝えるシステムで、平成26年7月に導入したものでございます。具体的には、市において避難勧告等の災害情報をパソコンに入力し、事前に登録いただいた世帯に対し、人工音声による電話通報、それからファクスまたはメールでお知らせするものでございます。なお、平成27年度末現在の登録世帯数は790件となっております。また、このシステムにつきましては、気象警報等の発令時にメール機能を利用いたしまして、職員の参集用としても活用しているところでございます。  危機管理所管分については以上でございます。 4: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。
    5: ◯委員(松崎百合子) 一つ質問なんですが、災害支援費についてです。先ほどご説明で、本年度は派遣希望者がいなかった、昨年度ですけれども、ということでゼロということですが、これは職員のほうから希望すれば、検討して、被災地から要請が来ていなくても行けるということでしょうか。 6: ◯危機管理課長佐々木健児) 東日本等の被災地への派遣でございますけれども、全国市長会等を通じまして、派遣の要望は常にあっております。派遣の要望自体が中長期的な派遣ということで、主に技術職が多い状況でございます。そういったことから、長期的な派遣でございますので、職員自身が職場をなかなか外れられないということから、昨年度は希望する職員がいなかったものと思います。 7: ◯委員(松崎百合子) わかりました。 8: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。ほかに質疑はありますか。 9: ◯委員(山上高昭) Jアラートで聞き取りにくいということが何回も出ていると思うんですが、今、どんなふうに対策しているか教えてください。 10: ◯危機管理課長佐々木健児) 災害情報伝達システムということでの回答でよろしいでしょうか。昨年度、各行政区長さんあるいは役員さんと意見交換をいたしまして、それぞれの区での聞き取りの実態調査を行っております。その調査に基づきまして、今年度は1カ所、予算委員会の中でもご説明したと思いますけれども、乙金第二区画整理地内に子局を1本増設する予定でございます。  今後につきましても、聞き取れないというところがございましたら、うちのほうで調査等を行いまして改善に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 11: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありますか。 12: ◯委員(松崎百合子) 先ほどの件ですけれども、技術面での派遣要請で、技術的なところが行っているということですが、東北各県ありますけれども、どういうところから主に要請があるとかは、わかりますか。 13: ◯危機管理課長佐々木健児) 東日本大震災の被災地への派遣ということでございますけれども、主に沿岸部の市町村からの派遣要望が多いようでございます。 14: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 15: ◯委員(松崎百合子) この前、熊本方面に被災地に行って、熊本県職員の方のお話を聞いたんですが、やはり災害があったときに全国から職員を派遣し合うようなシステムが必要ということをおっしゃってありました。行政間が協力し合うような仕組みとか、そういう方法も考えたりしているんでしょうか。 16: ◯危機管理課長佐々木健児) 国のほうの動向については、ちょっと今のところうちのほうでは把握しておりませんけれども、熊本地震の職員派遣につきましては、福岡県市長会あるいは全国市長会等から全国の市町村に呼びかけを行いまして、派遣を行っているところでございます。本市につきましても、福岡県の市長会からの呼びかけに対しまして、益城町の災害対応に職員を派遣しているところでございます。 17: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 18: ◯委員(井上正則) 先ほど山上委員が言っておりました災害情報伝達システムの件ですけれども、今、戸建てにしても気密性の高い住宅になっておりますし、マンション関係は当然、RCの場合はなおさら、聞き取りにくい地域というより、聞き取れないのではなかろうかと私は思うんです。私は1戸建てに住んでいますが、それでも一生懸命聞いても聞き取れんのですよ。聞き取れるところのほうが少ないんじゃなかろうかと思いました。  当然、予算をかけて設置していますので、それはそれとして、サイレンの問題とか、それは十分活用できましょうけど、口頭で話していることに関しては、まもるくんとかいろんなこともされてましょうけど、瞬時にわからないと、災害というのは瞬間に察知して初めて情報というのは活かされるわけでしょう。そうしたときに、じっくり聞いている間に被害を受けるということも考えられるわけです。そういう趣旨のものであれば、瞬時にわかるようなことというのは、聞き取りづらいというのはどうしようもない事実ですので、こういったところをどう考えてあるかをもう一回お聞きしたいんですけど。 19: ◯危機管理課長佐々木健児) 災害情報伝達システムの音声の放送につきましては、かなりの市民の皆さんからも聞き取りづらいという声を聞いております。そのため、実際災害が起きる危険性が高まった場合、まずはサイレンを鳴らします。サイレンを聞いて、サイレンはほとんどの方が聞こえるとおっしゃっておりますので、サイレンが聞こえたら何か起こっているということをまず認識をしてくださいと市民の方にはお伝えしております。  具体的にどういうことが起きているのかをお知りになりたいということであれば、市役所に電話をしていただくなり、雨の場合は雨の降り方とかがわかりますので、何か起こっているなということでサイレンをまず聞いてください。サイレンの吹鳴の仕方につきましても、ハザードマップあるいは広報「大野城」等で周知をしているところでございます。以上でございます。 20: ◯委員(井上正則) それは当然わかるのですが、そういう悠長なことを言っていても仕方がないと思うんですよ。ですから、前々から言っているけど、防災ラジオ的な形で瞬時に、電源オフにしていても、具体的な情報で逃げる、または備えるようにという指示が飛ばせるような方法が必要です。サイレンはサイレンで当然、必要だと思いますが、こういったことをもう一回考えていかないと、どういったことが起きているのかがわからない、じゃあ、聞いてくださいというような対応は、災害時には不適切かなと思っております。 21: ◯危機管理課長佐々木健児) 今後、他自治体の事例も踏まえながら、調査検討を行ってまいりたいと考えております。 22: ◯委員(森 和也) 私も災害情報伝達システムで音声を伝えるというのは限界があると思うんです。基本的には、これはサイレンを鳴らすというのが基本であると思っております。音声については前、提言したとおり、大野城市のホームページで何を言ったかを書くところがありますので、それを速やかに書いていただいたり、言った内容をメールで配信する、こういうことをやっていただきたいと提言しましたけど、そちらのほうの進捗状況はどうですか。 23: ◯危機管理課長佐々木健児) 災害時ということでしょうか。 24: ◯委員(森 和也) はい。 25: ◯危機管理課長佐々木健児) ご提案いただいた後に避難準備情報避難勧告等が発令したことがございませんけれども、今後そういった場合につきましては、速やかに対応したいと考えております。 26: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありますか。 27: ◯委員(山上高昭) 重ねてで申しわけないんですけれども、今、スピーカーを2グループに分けて時間差で流しているということですが、それによって聞き取りやすくなったという報告とかは上がっているんですか。やはり聞き取りやすさは変わっていないんでしょうか。 28: ◯危機管理課長佐々木健児) 2グループに分けて流すというのは以前からやっていたんですけれども、まず、2グループに分けてというよりも、話し方をゆっくり、一言一言をはっきり言ったり、音がかぶらないような工夫をしながら放送に心がけておるところであります。 29: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 30: ◯委員(松下真一) 確認したいんですけれども、当初予算のときに土砂災害の警戒区域の住民に対しての電話での通報、このシステムがあるということだったんですけれども、これはどのサービスに当たりますか。 31: ◯危機管理課長佐々木健児) 災害情報等配信サービスでございます。 32: ◯委員(松下真一) 一番下の事業ですね。 33: ◯危機管理課長佐々木健児) はい、そうです。 34: ◯委員(松下真一) この土砂災害の情報伝達ですけれども、先ほど790件の登録ですが、電話で一斉に通報するときに790件を一斉に同時に連絡はできないと思うんです。1件1件電話していくんだろうと思うんです。どの時点で警報、避難準備、もしくは避難勧告、指示まで出たらもう遅い時期ですよね。だから、避難準備の時点で、各家庭に電話連絡するんじゃないかと思うんですけれども、790件に電話連絡するのはどのぐらいの時間がかかるんでしょうか。 35: ◯危機管理課長佐々木健児) このシステム自体、業者のほうが500回線持っております。この790件の中に土砂災害警戒区域にお住いの世帯、それから、御笠川浸水想定区域にお住いになられている世帯がございます。ですから、790件一斉にするというのは余り考えられないかなと思います。  仮に790件一斉に電話をかける場合、500件は一斉に行きます。その500件の中で空き回線ができれば、空き回線のほうを順次、連絡をしていくことになり、1回当たり3回まで電話をかけるようになります。確認ボタンを押していただければ、そこの世帯は情報が伝わったということで空き回線になりますので、まだかけていない世帯に電話をかけるというふうになります。  具体的にどのくらいかかるかというのは、そのときの状況によって変わりますので、今の時点でははっきりとはわかりません。 36: ◯委員(松下真一) もう1点確認ですけれども、土砂災害ということは、恐らく山の手あたりですか。山の急傾斜地の所有者いかんによって、情報を提出するのが変わるのかどうか、例えば国が所有している山、市が所有している山、個人が所有している山が土砂災害を起こしそうだという情報が入ってきたときに、全部平等に情報を流すのか、それとも個人所有者については、市は関係ないからそこは外すとかいう区別はされていないんでしょうか。 37: ◯危機管理課長佐々木健児) 土砂災害警戒区域につきましては、県のほうが指定をしております。これは崖の形状とかそういったもので指定しているんですけれども、所有者等は全く関係ございません。その警戒区域に指定してある急傾斜地とか、土石流もございますけれども、所有者にかかわらず危険な状況であれば、市のほうからお知らせすることになっています。 38: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 39: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、危機管理課所管分の質疑を終わります。  次に、安全安心課所管分の説明を求めます。 40: ◯安全安心課長(伊藤廣高) それでは、安全安心課から説明をいたします。107ページをお願いいたします。  2款1項10目の防犯費の決算額は1,032万5,000円です。前年度と比較して356万2,000円の減となっております。減額の主な理由は、前年度は老朽危険家屋等の調査を委託しておりましたが、平成27年度はその業務がなかったことによるものです。暴力追放・防犯運動費の見守りカメラ設置事業は、JR大野城駅東口駐輪場とJR水城駅駐輪場に見守りカメラを設置しました。  新規事業について説明します。空き家・空き地対策事業です。これは適切な管理が行われていない空き家等が、防災など地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼすことが考えられることから、嘱託職員を1名雇用し対応しています。また、空き家等対策計画の策定をするため、平成27年度は審議会を1回開催しております。また、老朽危険空き家等除却促進事業補助金として500万円を予算化しておりましたが、対象となるものがありませんでしたので決算額としては上がってきておりません。  青少年対策費は、おおむね前年度と同じように予算執行をしております。  次に108ページをお願いいたします。  2款1項11目交通安全対策費の決算額は2,687万9,000円です。これは交通安全推進や啓発、飲酒運転撲滅、防犯灯・道路照明灯の維持管理が主なものです。おおむね前年度と同じように予算執行をしております。  次に、3款4項1目救助費の決算額は20万円です。内容は災害見舞金であり、全焼火災が2件で、そのうち1件は亡くなられた方が1名ありました。当初予算は10万円でしたので、予備費により対応しております。  次に、4款1項5目環境衛生費の決算額は1万2,000円です。内容は空き地の雑草除去を土地所有者に文書で通知するための郵送料となります。  次に109ページをお願いいたします。  7款1項3目消費者行政推進費の決算額は597万6,000円です。前年度と比較し154万7,000円の増額となっております。これは、市民の方からの消費生活相談を行っており、その専門相談員の報酬、費用弁償の増額が主なものです。前年度は月曜日、水曜日、金曜日を2名で、火曜日、木曜日を1名体制で実施しておりましたが、平成27年度は相談を月曜から金曜までの2名体制で行うように充実させたことにより、報酬、費用弁償が増額したものです。  次に、9款1項1目消防総務費の決算額は8億6,672万3,000円です。前年度と比較し4,525万3,000円の増額となっております。増額の主な理由は、防災に関する新規事業の実施及び消防組合分担金の増額が主なものです。  防災諸費の新規事業を説明します。一つは災害時避難行動要支援者名簿更新事業です。災害時に支援が必要となる人の名簿を作成するため、対象となる人に案内を郵送しております。その郵送料が主なものです。  次に、急傾斜地崩落危険箇所対策事業です。これはハザードマップに表示しています特別警戒区域、いわゆるレッドゾーンと言っておりますが、この急傾斜地についてハード面での対策を検討するため、調査を委託しました。  一番下に記載の春日・大野城・那珂川消防組合分担金は8億2,632万1,000円の決算額で、前年度より3,424万3,000円の増となっております。  次の110ページをお願いいたします。  9款1項2目の非常備消防費の決算額は3,011万1,000円です。これは消防団費であり、前年度と同じように予算執行しています。その中の新規のマーク、消防団協力事業所表示制度推進事業を説明します。協力事業所の表示証を購入しています。これは全消防団員の約7割が被雇用者という状況の中、消防団の活性化のためには被雇用者が入団しやすく、かつ消防団員として活動しやすい活動環境を整備することが重要となっています。消防団協力事業所として認められた事業所は、取得した表示証を社屋に掲示でき、また、表示証のマークを自社ホームページなど広く公表することができ、事業所の消防団活動への協力が社会貢献として広く認められることになります。そして、事業所の協力を通じて地域防災体制がより一層充実されることになってきます。  次に、9款1項3目消防施設費の決算額は3,070万2,000円です。前年度と比較して2,381万7,000円の増額です。これは新規事業で、消防ポンプ自動車を1台更新しており、これが前年度比で増額となった主な理由です。  次に、9款1項4目水防費の決算額は54万3,000円です。前年度と同様に予算執行しております。これは災害に対応するためのブルーシートなどの消耗品の購入及び土のう作成委託料が主なものです。安全安心課からは以上です。 41: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。 42: ◯委員(森 和也) 108ページ、2款1項11目のもとの数値目標で、交通事故、人身発生件数5%減とありますが、発生件数はどのくらいか教えていただけますか。 43: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 交通事故の発生件数は、27年度は671件で、対前年度比で9.5%減少しております。 44: ◯委員(森 和也) 交通事故の件数で、何名負傷というのはないんですか。 45: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 先ほどの件数のうち死者は2名、負傷者は873名となっております。 46: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。 47: ◯委員(大塚みどり) 4款1項5目で空き地の雑草除去事業についてお尋ねします。これは大体、毎年通告を出しているところと、あるいは近隣の方から依頼があって通知を出すところの数を教えていただけたらと思います。 48: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 対象となっている空き地、市のほうが一斉巡回等をしている地域は362カ所あります。その中で通知をしているところが132カ所、一斉通知以外の電話による報告とか、苦情があった件数は別途51件ございます。以上です。 49: ◯委員(大塚みどり) ありがとうございます。冬場になると、枯れ草になったら子どもたちが火遊びとか、そういったことが起きていくので、時期的に点検はそういったものを意識してされているということでよろしいでしょうか。 50: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 夏は6月、先ほどおっしゃいました枯れ葉対策といいますか、秋は10月に巡回をしております。 51: ◯委員(大塚みどり) 最後に確認します。今、通告というか、ご近所から電話とか連絡があった51件も、これから次の年は意識してパトロールをしていただけたらなと要望いたします。なぜかといったら、私もこの1年間で何件かお願いをしたんですけど、枯れ草が相当伸びた状態のときに、そこは中学校の通学路とかいろんな道だったので、見るからにたばこの吸い殻をここに置いたら燃えるなというようなことを感じました。パトロールしているということだったら、件数があったところは上乗せしたらいいのではないかなと思いますけど、いかがでしょうか。 52: ◯安全安心課長(伊藤廣高) そのようにしていきたいと思います。 53: ◯委員(大塚みどり) よろしくお願いします。 54: ◯委員(井上正則) 今の関連ですけど、今、1万2,000円で上がっている郵送代ですか、ちなみにこれは何件分に当たりますか。51件の中での何件当たりか教えてください。 55: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 通知の132カ所分になります。 56: ◯委員(井上正則) この通知をした後、実行された件数となかなか応答がないところもあると思うんです。その辺のところの把握はされていないんですか。 57: ◯安全安心課係長(岡崎保彦) 一斉通知を132カ所に対して行いまして、その後、冬場ぐらいに再度確認をして、処理済みが84カ所になっております。 58: ◯委員(井上正則) それ以外の、あと50カ所ぐらいですか、50カ所ぐらいは音信不通ということになりますか。 59: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 音信不通も含め、対処していただけなかったということになります。 60: ◯委員(井上正則) 音信不通の方というのは、当然、固定資産税関係のところからつながっていけばわかる部分もあるので、税務情報まで踏み込んで所在を明確にしていくということなんでしょうか。 61: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 法令上許される範囲内で、税務情報も参考にして通知をしているところです。 62: ◯委員(井上正則) わかりました。 63: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 64: ◯委員(松崎百合子) 一つですが、107ページの青少年対策費ですが、ここで3番目に子ども・若者育成会議というのが実施されています。最近、子どもたちの問題行動はどのようになっているかわかれば、そして、この会議でどのようなことが話し合われているのかがわかりましたらお願いします。 65: ◯安全安心課係長(光野直隆) 子ども・若者育成会議ですけれども、安全安心課が所管しておりますのは、子ども・若者育成会議の中の、四つありますけども、部会の一つであります青少年対策連携部会という部会になります。  その部会の主な内容は、非行少年などの予防・防止という形になっております。現在、青少年対策連携部会のほうで27年度に会議を重ねて話に上がっているのは、SNSですね、主にインターネットとか携帯を使ったSNSでの犯罪に巻き込まれる関係の予防を今後やっていかなければいけないということで、そういう話で会議が進んでおります。以上です。 66: ◯委員(松崎百合子) SNSのことですが、この前、少年の暴力事件があったりしていますけれども、暴力で殺人の事件があったりしていますが、暴力行動とか、そういうことはいかがでしょうか。そういう状況はわかりますでしょうか。 67: ◯安全安心課係長(光野直隆) 少年の暴力行動というのは、基本的には警察の少年課のほうになると思うんですけれども、具体的な事例というのはちょっと入ってきていないんですけれども、例えば蝟集していますとか、そういった情報は入っておりますので、そういった内容をここで情報交換している状況です。 68: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 69: ◯委員(松下真一) 確認したいことが一つあるんですが、108ページの2款1項11目の防犯灯整備維持管理費。これ、当初予算では建設管理課が一括して予算を上げてあるんです。今回、安全安心課と、この後になるんですけれども、建設管理課の115ページにも同じ項目で上がっているんです。なぜ当初予算は建設管理課で上げて、決算では二つに分けたんでしょうか。 70: ◯財政課長(増山竜彦) 27年度機構改革がございまして、防犯灯・道路照明灯のほうは当初建設管理課のほうでするという形で進めてまいりました。ただ、防犯灯と道路照明灯、これが二つに分かれまして、防犯灯につきましては安全安心課の所管、道路照明灯については建設管理課の所管でという形になっております。  事務事業が二つになっておりまして非常にわかりづらいというご指摘かと思いますので、来年度以降の予算につきましては、こういったわかりづらい事務事業の整理をさせていただきたいと思いますのでご理解いただきたいと思います。 71: ◯委員(松下真一) 名称が全く同じなんです。防犯灯・道路照明灯でしょう。どっちがどういうふうに分かれたかを説明していただきたい。 72: ◯財政課長(増山竜彦) 小事業の整理が終わっておりませんでしたので、こちらの安全安心課のほうは、前者の防犯灯になります。建設管理課のほうが後者の道路照明灯という形で区分させていただいております。申しわけございません。ちょっとわかりづらい内容になっております。申しわけございませんでした。 73: ◯委員(松下真一) わかりました。LED化にして、どのぐらいの電気料が削減になったのかというのは計算できますか。 74: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 現在、資料を持ち合わせておりませんので、調べてご回答したいと思います。 75: ◯委員(松下真一) では、ほかの質問をいたします。109ページの防災諸費の丸新の上のほう、災害時避難行動要支援者名簿更新事業ですけれども、これ、一般質問でも行いましたけれども、手挙げ方式だけじゃなくて、個人情報保護法を乗り越えて、要支援が必要な人は強制的に名簿を持ったほうがいいのではないかということで。そうしないと、取りこぼし、避難をするときに残してしまう、そういうことがないように、安全を期すためには手挙げ方式だけでは不備であると指摘をしたと思うんですけれども。  今回は郵送だけで済ませてあるかもしれませんけれども、要支援者の管理は関係部署とも連携をして、個人情報の保護の条例を少し変えるなり、追加するなりして、きちんとした名簿を作成するということまでは考えてあるんでしょうか。 76: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 27年度対象者に郵送した件数は約1万4,000人になります。その中で回答があった方で、私の情報を提供していいですよという場合と、提供はちょっとやめてくださいという場合と、返送がなかった場合とあります。提供できるという方はそのまま要支援者台帳にしているんですけど、提供はだめですよといいながら情報を書かれた方は、封をしてお渡ししている状況になっております。  提出がなかった方についても、細かい内容はわかりませんが、名簿としてこちらのほうで把握して、おっしゃるように全体に対して対応できるような形をとっている状況でございます。
    77: ◯委員(松下真一) 1万4,000人に対して郵送して、情報の提供を希望する、希望しないという意思表示をしてありますので、そこのところは、しないでくださいと言っているのに情報が漏れてしまうと信用がなくなってしまいます。情報の活用というのは非常に難しいだろうと思うんですけれども、丸新で上げてありますけれども、これは非常に重要な項目になると思いますので。今回は郵送だけですけれども、それについてのきちんとした、安全安心課として、どういう事業として膨らませていくかということを考えてほしいと思いますけど、その点はいかがお考えでしょうか。 78: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 情報が漏れたりするというのが一番この制度が進んでいかないところだろうと思いますので、そこのところは情報の漏えいがないようにしっかりと対応して、要支援者に対しては毎年状況を把握するような形で郵送をして情報をいただいていきたいと思っております。  当然、安全安心課だけでなく、データについては福祉課のほうにも提供するような形で、平常時からデータを福祉のほうが使えるような形にしていきたいと考えております。 79: ◯委員長(松田美由紀) ほかに。 80: ◯委員(森 和也) 107ページ、2款1項10目の数値目標、重点抑止罪種認知件数を教えていただきたいと思います。 81: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 重点抑止罪種の項目が年によって変更されるため、春日警察署発表の27年12月の犯罪情勢の罪種項目に合わせて比較をします。平成26年度は533件でしたが、平成27年は498件、前年比6.5%の減少となっております。 82: ◯委員(森 和也) だんだん減ってきているようですが、これが減ってきている主な要因、原因というのは何か分析されていますか。 83: ◯安全安心課係長(光野直隆) 当然、警察のほうの捜査の関係の強化もあるんですけれども、地元のパトロール登録員の方が今、約700名おられます。それから、市役所も含め十何台青パトを置いていますので、皆様のそういったご協力によって、だんだんこの街は安全に強いまちというイメージがついて減少しているのはないかと思います。以上です。 84: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 85: ◯委員(山上高昭) 109ページの消防総務費で、自主防災組織、今、どれぐらいの組織ができていますか。 86: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 自主防災組織は各区に全てできておりますので、27自主防災組織がございます。 87: ◯委員(山上高昭) 防災訓練は、平成27年は何区で行われましたか。 88: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 平成27年度は18の防災組織、18の区になりますが、実施をしております。 89: ◯委員(山上高昭) 数は増えているんですけれども、やらないところの理由というのはあるんでしょうか。 90: ◯安全安心課長(伊藤廣高) やっていないところは今までずっとやってきていなかったというところで、なかなか取りかかるきっかけがないのかなと思っております。今後、安全安心課のほうできっかけづくりといいますか、そんなところを進めていきたいと思っております。 91: ◯委員(山上高昭) 26年度は22区でやっているかと思うんですけれども、減った理由というのはあるんですか。 92: ◯安全安心課係長(岡崎保彦) 26年度は22区で、27年度が若干減って18区ということですが、26年度で総合避難訓練を4地区で回しているものが終わったことから、26年度に実施した地区の中で、1年度ちょっと検討して、その翌年度からまた始めたいというところもございましたので、そういった関係も影響しているかと思っております。 93: ◯委員(山上高昭) 次のページの消防団費ですが、今、消防団員の加入状況はどうなっていますか。 94: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 27年度末ということでお答えします。団員数はその時点で191名でございました。 95: ◯委員(山上高昭) 女性消防団はそのうち何名いますか。 96: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 女性消防団員はそのうち3名でございます。 97: ◯委員(山上高昭) 女性消防団の活用をということだったんですが、増やす取り組み、それから、実際の活動状況はどんなですか。 98: ◯安全安心課係長(岡崎保彦) 主に消防署と連携した啓発活動等の取り組みをお願いしているところでございます。 99: ◯委員(山上高昭) 新規事業の消防団協力事業所、今、何社ありますか。 100: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 現在は2社でございます。 101: ◯委員(山上高昭) これは増やす取り組みか何か、働きかけというのはやっているんでしょうか。 102: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 今後、進めていきたいと思っております。 103: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。  ないようですので、安全安心課所管分の質疑を終わります。  それでは、危機管理部所管分について……。 104: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 申しわけありません。先ほどのLEDの関係でよろしいでしょうか。平成25年度の数字で比較しますと、LED化によって約1,864万円の減額となっております。電気使用料です。 105: ◯委員(松下真一) 1,864万円の使用料ですか、それとも1,864万円減額になったんですか。 106: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 失礼しました。24年度と電気料を比較して、先ほど言いました金額が減額になったということでございます。 107: ◯委員長(松田美由紀) 危機管理部所管分について、質疑漏れはありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 108: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、これをもちまして危機管理部所管分について質疑を終わります。  暫時休憩します。     (休憩 午前9時51分)     (再開 午前10時04分) 109: ◯委員長(松田美由紀) 再開します。  建設環境部所管分について審査に入ります。 110: ◯都市計画課長(團野貴夫) おはようございます。最初に、都市計画課所管分からご説明いたします。事務事業成果説明書111ページをお願いいたします。  8款4項1目都市計画総務費についてでございます。決算額は2億6,115万7,000円となっております。  その内訳ですが、職員給与費は9,828万2,000円です。内容は、職員16名分の人件費を支出しております。  交通対策推進費は5万4,000円です。内容は、交通施策推進のための各団体の負担金が主なものとなっております。  続いて、都市政策推進費は6,750万1,000円となっております。内容は、まず都市計画審議会運営事業では、平成27年度には都市計画審議会を3回、旅館等建築審議会を1回開催しておりますが、それぞれの審議会委員の報酬並びに費用弁償を支出しております。  大野城市耐震改修促進計画事業におきましては、平成27年度は木造戸建住宅耐震改修に対し11件の補助を行っております。  大野城トレイル整備事業におきましては、トレイル全7ルートの実施設計委託と、7ルートのうち平成27年度は3ルートの整備工事を行っております。  中心市街地活性化基本計画見直し・策定事業におきましては、平成11年度に策定しました計画を現状に合わせるため、平成27年度から本年度の2カ年をかけ、業務を委託し見直し等を行っております。その平成27年度分の委託料を支出しておるものでございます。  交通バリアフリー基本構想の改正事業におきましては、平成14年度に策定しました計画を現行法規や現状に合わせるため、これも平成27年度から本年度の2カ年をかけ業務を委託し、改正等を行っておるところでございます。その平成27年度分の委託料を支出しておるものでございます。  交通量調査事業におきましては、市内の主要交差点のうち28カ所を抽出しまして、昨年10月に調査を行っております。この結果をもととしまして、今年度は公園街路課におきまして交通量の将来推計及び街路プログラムを策定しておるところでございます。  続きまして、バス交通推進費は9,092万4,000円となっております。内容は、コミュニティバス運行事業におきまして、コミュニティバス2台の購入、バス運行補助金が主なものとなっております。  福岡都市圏南部最終処分場周辺環境整備事業におきましては、中区移動支援事業補助金、いわゆるなかよし号の運行のための補助金を中区へ交付しております。なお、この事業が繰越明許費となっておりますのは、本事業が平成26年度の国の補正予算で実施されました地域活性化対策の対象事業となりましたため、本市におきましても追加補正を行い、全額を翌年度に繰り越して実施したものでございです。  続きまして、8款4項2目土地区画整理費でございます。決算額は5億21万円です。内容としましては、無利子貸付金事業におきまして、国の貸付制度を活用し、乙金第二土地区画整理組合へ5億円の無利子貸付を行ったことが主なものとなります。  112ページをお願いいたします。  8款4項3目下大利駅東土地区画整理事業費でございます。決算額は1,140万5,000円です。その内訳ですが、職員給与費は1,082万4,000円です。内容は1人分の人件費を支出しております。  下大利駅東土地区画整理事業費は58万1,000円です。内容は積算システムのデータ改定等の事務費の支出となっております。  続きまして、8款4項4目都市計画街路事業費です。決算額は4億4,661万5,000円です。内容としましては、県が実施します西鉄天神大牟田線連続立体交差事業に対する地元負担金が主なものでございまして、平成27年度は4億4,629万1,000円を負担金として支出をしております。説明は以上となります。 111: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し質疑を行います。質疑はありませんか。 112: ◯委員(森 和也) 111ページ、8款4項1目コミュニティバスの年間利用者数は何名だったでしょうか。 113: ◯都市計画課長(團野貴夫) 平成27年度の利用者数でございますが、46万7,129名となっております。 114: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 115: ◯委員(井上正則) 111ページの交通量の調査事業が今28カ所で、これを踏まえた上で今後どんな街路を作るかなんでしょうけれども、危険箇所とかいわゆる信号の設置の有無とかいったことも、その検討課題には入ってあるんですか。 116: ◯都市計画課長(團野貴夫) 今おっしゃいましたようなところの検討までは、これには含まれてはいないということになります。 117: ◯委員(井上正則) せっかくこういうふうに調査をされておるわけですから、その所管でなければ、その所管のほうにこの情報を渡すとか、そういったことをしながら共有しないともったいないんじゃないんでしょうかね。 118: ◯都市計画課長(團野貴夫) この情報につきましては、部内に限らず庁内でも情報を共有しまして、いろいろなものに活用してまいりたいというふうには考えております。 119: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 120: ◯委員(松崎百合子) 111ページの都市政策推進費の中の大野城トレイル整備事業について伺います。平成27年度は7ルート中3ルートを整備されたということですが、そのどちらを整備されているのか、そして今後の計画はいかがか伺います。 121: ◯都市計画課長(團野貴夫) 昨年度整備しましたルートでございますが、まず大野城跡に向かいます「山城ルート」、それと水城跡を巡ります「水城ルート」、それから日の浦池等を巡ります「ため池ルート」という3ルートの整備を行っておるところでございます。  今後でございますが、今年度は御笠川沿いを歩きます「御笠川ルート」、それと旧太宰府往還を中心とします「往還とにぎわいルート」、この2ルートを整備することとしております。  続きまして、平成29年度は牛頸のほうに参りますが、牛頸川沿いに歩きます「田園と牛頸川ルート」、それと牛頸須恵器窯跡群を巡ります「牛頸須恵器窯跡ルート」、この2ルートを整備し、全7ルートの整備を終えるという予定で進めておるところでございます。以上でございます。 122: ◯委員(松崎百合子) 日の浦池のほうは家の近くなんですが、整備されてとってもきれいになっているんですね。それで、かなりそこを巡る人にも出会ったりするんですけれども、今後ウォーキングのイベントみたいなのを定期的に、健康のためにも、そしていろいろ史跡を巡るためにも、そういうウォーキングツアーみたいなのを開催していかれたらいいんじゃないかなと思うんですけれども、そういう活用とかに関しては、どのように考えていらっしゃるんでしょうか。 123: ◯都市計画課長(團野貴夫) このトレイルにつきましては、そもそもの目的が市民の健康増進であるとか、あるいは観光であるとかということを目的としながら整備をしておりますので、これから関係のほうとの協議をしながら、活用を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。 124: ◯委員(松崎百合子) わかりました。 125: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 126: ◯委員(関岡俊実) 一つ、交通バリアフリー基本構想の改善についてちょっとお聞きしたいんですが、バリアフリー法の改正に伴ってJR、西鉄各駅であるとか、危険箇所の踏切地区の見直しを始めていると思うんですが、大野城市内ではどのあたりがその対象になるんですか。 127: ◯都市計画課長(團野貴夫) バリアフリーのその対象となりますのは、まず重点地区というものを定めまして、この整備についてのまず計画を立てていくということでやっております。  その重点地区は基本的には中心地でございまして、西鉄、JR等々の駅がありますこの中心のところを重点地区ということで定めまして、経路あるいはその施設等々のバリアフリーについての検討構想をやっているというところでございます。 128: ◯委員(関岡俊実) その中では、各鉄道会社が自治体と協議の上に進めていくという形になっているんですが、自治体としてはこういうところを改善してほしいという要望を出していかないといけないと思うんですが、そのあたりの作業はどうなっていますか。 129: ◯都市計画課長(團野貴夫) 構想の中にその辺のことも織り込んでいくこととなりますが、そのために現在鉄道事業者さん等との協議を行っております。市としまして、このようなことが必要じゃないかということを投げかけながら、事業者さんとの協議をやっているというところでございます。 130: ◯委員(関岡俊実) そのあたりは議会のほうにも報告をいただかないといけない材料になると思うんですが、大体議会のほうに報告をいただけるにはどのぐらいの時期になりますか。 131: ◯都市計画課長(團野貴夫) 今年度中にはこれを取りまとめる予定で進めておりますので、その時期にはその辺の内容につきましてご説明させていただきたいと存じます。 132: ◯委員(関岡俊実) わかりました。了解です。 133: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑は。 134: ◯委員(大塚みどり) 今の件で関連してお尋ねします。西鉄とかJRの近辺のバリアフリー化を再度見直しということですが、市民の皆さんからそのあたりでこうしてほしいと要望を聞いているのかというのが1点と、あと電車を利用する方の中では白杖の方とかおられます。近辺の信号機に手押しの信号機とかあったりしますが、音が出るような、やはりそういうものが必要じゃないかなと。そういったものも都市計画の中で再度見直して、そして乗り物の近辺というのは、そういったたくさんのいろんな方が使用できるということで、この2点についてどう考えておられるかお尋ねします。 135: ◯都市計画課長(團野貴夫) まず広く意見を聞かれたかという件につきましてでございますが、西鉄、JRの駅、市役所におきまして、聞き取り調査を1回実施しております。皆様からいろんな項目において意見の聴取をさせていただいております。  それから、障がい者団体さんへの直接のヒアリングというのも行っております。そういったことを前年度は実施しまして、今年度でございますが、まち歩きということで、実際にそういう団体の皆様方に参加をいただいて、重点地区の中の重要なところを一緒に歩いて点検していくというようなこともやって、いろんな意見をお聞きしているというところでございます。  それから、視覚障がい者のための信号機の設置でございますが、構想の内容にそこまでは盛り込むことはないのですが、この構想をもととしまして、今後の警察の要望等々に生かしていくということになるかと思います。以上でございます。 136: ◯委員(大塚みどり) 重ねて。実は西鉄の白木原駅の近辺とかちょっと要望がありまして、はりきゅうの病院が意外と多いです。やはり夏休みとか、そういったはりきゅうのところに勉強を、盲学校のほうが休みで、はりきゅうの先生が病院のほうにおられるので、そこへ講習を受けにくるということで行ったときに、近辺なのに自分で歩けないというような要望があるということで、はりきゅう師の先生からご要望がありましたので、ぜひそういった方を見直して、信号機あたりからには当然点字ブロックとかすごく整備されていますけれども、どうせ都市計画として点検されるなら、特に駅周辺はいろんな方が通行するということで見直していただきたいということで、ぜひよろしくお願いいたします。 137: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 138: ◯委員(森 和也) 111ページ、バス交通推進費の中の、中区移動支援事業補助金、いわゆるなかよし号だと思うんですけれども、この補助金はどのようなものに使われているんでしょうか。たしか西鉄に委託して、その運転手のやつなんでしょうか、ちょっと確認します。 139: ◯都市計画課長(團野貴夫) この補助金は、中区さんがタクシー会社さんにこの業務を委託しまして、運行されているということの、その委託料となります。ですから、運転手さんと車両等々の代金としてこの金額ということになります。 140: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 141: ◯委員(松下真一) 111ページのバス交通運行事業補助金、コミュニティバスの補助金なんですけれども、大体5,000万円ほど毎年行っております。で、今年の3月のときに収益が上がった場合は、その増額分は西鉄の収益になるということになっていましたけれども、先ほど年間の利用者数が約5,000人ほど増えましたよね。そうなると、西鉄の収入もかなり増えたのかなと、想像するだけなんですけれども、そうなりますとこの補助金というのは、ゆくゆくは減額になっていくのか、それともずっと定額でこのまんま補助金は支給していくのか、どちらになるんでしょうか。 142: ◯都市計画課長(團野貴夫) この運行に関します協定を西鉄さんと結んでおりますが、それが5年間の協定を結んでおります。それが平成29年度までの協定を結んでおりますので、その間は定額の補助金ということで支払いをするということですけれども、ですので、平成29年度まではこのままでございますが、今度平成30年度以降、また改定を行いますけれども、その際はそういう実績を踏まえまして、金額等につきましてももちろん検討させてもらうということで考えております。 143: ◯委員(松下真一) 補助金は、その実績に合わせて収益が上がった分減らしたいという気持ちはわかると思いますけれども、そうなった場合、西鉄が撤退しますというふうになってくると、コミュニティバスの運行に支障が出てくるということで、その平成30年以降の補助金の算定の仕方というのは、非常に難しくなるんだろうとは思うんですけれども、そこのところの兼ね合いはどんなふうでしょうかね。 144: ◯都市計画課長(團野貴夫) まだ今のところは、細かい詳細の部分までは検討ができていないところでございますけれども、今委員さんがおっしゃたようなことももちろん考慮しながら、市としましも大切な税金でございますので、その辺をよくよく考慮しまして検討してまいりたいと考えております。 145: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 146: ◯委員(山上高昭) コミュニティバス車両の更新状況と今後の計画をお伺いします。 147: ◯都市計画課長(團野貴夫) コミュニティバスにつきましては、前年度までで6台中3台の買いかえが終了しております。今年度2台買いかえを行う予定としておりますので、今年度をもちまして5台の買いかえ、予定では来年度に1台買いかえまして、来年度をもって6台全ての買いかえを終えるという予定で進めております。
    148: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 149: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で都市計画所管分の質疑を終わります。  次に、公園街路課所管分の説明を求めます。 150: ◯公園街路課長(西村直純) おはようございます。それでは、平成27年度公園街路課所管の事務事業の成果につきましてご説明いたします。事務事業の成果説明書の112ページをお願いいたします。  112ページの先ほどの都市計画の続きになりますが、公園街路課のほうとしましては、まずは8款4項4目都市計画街路事業費の決算額につきましては、4億8,357万1,000円となっております。街路事業におきましては、社会資本整備総合交付金という、国の補助金をいただいて事業を進めておりますが、内示額が減額になりましたことから、当初予算より8,860万円減額補正を行っておるところでございます。  引き続きまして、職員給与費になります。  職員給与費の決算額は3,281万円となっております。これは職員5名の人件費となっております。  次に、街路推進費の決算額になります。848万9,000円となっております。内容につきましては、主に代替地等の分筆測量、あとは事業用地の草刈りや防護柵の設置などの費用に充てております。  引き続きまして、繰越明許費でございます。決算額973万6,000円となっております。繰越明許費につきましては、県道那珂川宇美線が平成26年度末に開通したことから、その開通に伴いまして関連事業を繰り越して行っておるところでございます。  それでは、次の113ページをお願いいたします。  事業負担金の決算額は0円となっております。これにつきましては、県事業であります現人橋乙金線の負担金として当初上げておりましたが、こちらのほうの負担金、横断歩道や信号機の設置など交通安全計画を県でしていただくということで負担金を用意しておりましたが、県のほうでの執行がございませんでしたので、0円というふうになっております。  引き続きまして、街路整備費になります。決算額1億5,080万5,000円になっております。事業といたしましては、都市計画道路8路線の事業を行っております。この8路線のうち、現人橋乙金線、それと乙金川久保線、乙金大池線のI工区につきましては、平成26年度末に開通しております。そのことから、平成27年度におきましては、開通後の交通安全対策などを地元と協議しまして、そのような工事を行ったり、あとは工事後の各種調査を行ったりしておるところでございます。  それと、先ほどちょっと質問がありましたので、白木原下大利線についてちょっとお話させていただこうと思います。今、連立の仮線敷で使っているところの白木原駅の横にアパートが2棟まだ残っております。こちらにつきましては、将来当然街路事業として道路整備に必要になりますので、今用地交渉を進めているところではございますが、なかなかちょっと交渉にまだ至っていない、契約締結に至っていないということで、地権者の方と協議の上、土地収用法の手続を開始するということで、これはもう内諾をいただいて、今その申請手続の準備を進めているという状況でございます。ただ、任意交渉につきましては、引き続き行っていくということで、土地収用法の活用と任意の交渉、これを平行で今進めているという状況でございます。  それでは、引き続きまして繰越明許費のほうのご説明をいたします。決算額は2億8,173万1,000円となっております。事業といたしましては、都市計画道路5路線の事業を行っております。繰り越しをした理由といたしましては、先ほど申しました3路線が開通したことに伴いまして、年度をまたがってこちらのほうも工事をする必要がありましたので、年度をまたがって工事をするための契約繰越が主な内容というふうになっております。  それでは、引き続きまして113ページの公園費についてご説明いたします。  8款4項5目公園費の決算額は2億6,723万3,000円となっております。  その下の職員給与費の決算額は2,563万6,000円となっております。これにつきましては、職員5名の人件費ということになっております。  それと、公園整備費につきましては、決算額7,671万8,000円となっております。主な内容といたしましては、乙金第二土地区画整理地内に新しく公園を2カ所オープンさせております。その2カ所の公園の整備工事、あとは公園施設長寿命化計画に伴いまして、公園の施設の改修等の事業で5公園10施設、施設とは遊具になりますが、遊具の改修工事などを行っているところでございます。  114ページをお願いいたします。  いこいの森管理費について、決算額3,909万4,000円というふうになっております。内訳といたしましては、大野城いこいの森の指定管理者の指定管理料の交付金が2,828万6,000円、あとはいこいの森の改修事業といたしまして、平成27年度は高圧受電設備の改修工事、または給水ポンプ設備の改修工事など合わせて1,068万9,000円の工事を行っているところでございます。  引き続きまして、公園維持管理費でございます。決算額1億1,738万9,000円となっております。公園施設維持管理事業といたしましては、施設の修繕や公園の清掃、樹木管理や草刈りなどの業務を行っております。  引き続きまして、緑化推進事業費でございます。決算額840万1,000円となっております。主な内容といたしましては、花いっぱい運動の事業に591万1,000円、この事業では公民館などに春と秋の2回、花苗を配布しております。また、みどりの広場事業で249万6,000円ということで、みどりの広場実行委員会への補助金になっております。  次に、災害復旧費のほうになります。決算額96万7,000円になっております。災害復旧費につきましては、台風15号、これは8月25日にあっておりますが、それと1月23日の寒波によりまして、公園施設内の樹木及び水道施設等の破損がありましたので、そちらの修理のほうを行っているところでございます。  以上でございますが、すいません、一つ訂正をさせていただきます。公園維持管理費の決算額を1億1,738万9,000円と申しましたけれども、4,000円の間違いでございます。訂正させていただきます。以上でございます。 151: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し質疑を行います。質疑はありませんか。 152: ◯委員(井上正則) 114ページの公園整備費の4番目なんですが、大文字公園の陽火台の改修事業で383万5,000円。ここの分は、いわゆる使うというのは、年1回の大文字まつりのときぐらいでしょう。 153: ◯公園街路課長(西村直純) そうでございます。 154: ◯委員(井上正則) 年1回で使うので、わざわざこういう改修が必要かなというのがあるわけですよ。通常あそこに頻繁に火をともしたものなら別ですけれども、じゃなくしてそういう形で、何かそこにはここまで金をかけなくちゃいけない理由は何かありましょうか。 155: ◯公園街路課長(西村直純) こちらのほうの内容につきましては、一つは祭りを実行されている団体等からの要望がございました。それと、内容につきましては、もともとガス管を使用していて、非常に老朽化が進んでおりましたので危ないという状況もございましたので、今ご指摘のように、そもそも火をともすという行為自体が必要かという議論はございますけれども、祭りのほうの実行委員会等におきましては必要であると、どうしても使いたいというご要望もありましたので、今回修繕をさせていただいているという状況でございます。 156: ◯委員(井上正則) 当然主催者側からすればこういったものは必要でしょうけれども、リースで対応できるのであれば、リース等で安全な対策をとった上で、それも可能ではなかろうかと思いますが、そこら辺も検討課題に上げられたらどうですか。 157: ◯公園街路課長(西村直純) そうですね。火を使う施設ということで、リースが可能かどうかというのは、今後検討はさせていただきたいというふうに思います。  今回の施設の修繕につきましては、一番はやはり要望もございましたけれども、ガス管を使って危険であるというところもございましたので、今回改修をさせていただいたものです。 158: ◯委員(井上正則) わかりました。 159: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 160: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で公園街路課所管分の質疑を終わります。  次に、建設管理課所管分の説明を求めます。 161: ◯建設管理課長(野村 聡) 建設管理課所管分について説明させていただきます。事務事業の成果説明書の115ページをお願いいたします。  まず初めに、2款1項11目交通安全対策費でございます。決算額は4,918万7,000円となっております。内訳としまして、防犯灯整備・維持管理費2,592万7,000円、駐輪場等維持管理費2,326万円でございます。なお、昨年度の機構改革によりまして、防犯灯整備維持管理費の中の防犯灯関連事業は、安全安心課に移管されておりますので、この決算額2,592万7,000円につきましては、道路照明灯関連事業費のみを計上しているものでございます。平成28年度から事業名を道路照明灯整備・維持管理費に変更しております。よろしくお願いします。  主な事業内容を説明いたします。  防犯灯整備・維持管理費につきましては、道路照明灯LED照明化事業としまして、経年劣化と思われる老朽箇所が発見されたことから、24基の道路照明灯の補修工事を実施しております。  続いて、駐輪場等維持管理費につきましては、自動車駐車場3箇所及び市内11箇所の自転車等置き場の維持管理と、放置自転車対策事業等を行っております。  続いて、6款1項4目農業施設費でございます。内訳としましては、農業施設整備費2,574万1,000円でございます。  事業内容ですが、御笠川系統に4カ所、牛頸川に1カ所あります井堰及びポンプ施設、それとその他農業用ため池等の農業用施設の維持管理を実施しております。  続きまして、6款2項3目林道費でございます。決算額は822万8,000円となっております。内訳としまして、林道維持管理費822万8,000円でございます。  事業内容ですが、市内6路線の林道におきまして、道路清掃や側溝の土砂撤去及び側溝等施設の補修を実施しております。  続いて、116ページをお願いいたします。  8款1項1目土木総務費でございます。決算額は1億562万5,000円となっております。内訳としまして、職員給与費13名分の人件費7,428万8,000円、それと道路等管理費3,133万7,000円でございます。  道路等管理費につきまして、こちらは道路・橋梁・水路等の公共構造物の管理を目的に、道路台帳等の整備、道路等の管理区域確定のための調査・復元測量などの委託業務、道路水路の管理用地等の取得、サイン設備の設置及び測量の基礎となります都市基準点の調査、復元業務を実施しております。  次に、8款2項1目道路維持費でございます。決算額は2億5,656万3,000円となっております。内訳としまして、職員給与費3名分2,119万1,000円、道路維持管理費2億3,537万2,000円でございます。  事業内容ですが、道路維持管理費につきまして、道路・その他公共構造物等の維持管理及び補修を行っており、内容につきましては、道路清掃や草刈り、舗装や側溝等の補修が主な内容となります。  また、通常の維持管理業務に加えまして、(仮称)福岡都市圏南部最終処分場周辺環境整備事業としまして900万4,000円、橋梁長寿命化修繕事業として市内3橋の修繕設計業務と補修工事を行っており、その決算額は2,799万9,000円となっております。  続きまして、次のページの8款2項2目道路新設改良費です。決算額は2億6,450万8,000円となっております。内訳としまして、舗装新設改良費2億5,487万4,000円、繰越明許費963万4,000円でございます。  舗装改良費につきまして、道路新設改良事業として、老朽化した道路の舗装や側溝等の改良を行っており、平成27年度は21路線、1億9,701万7,000円実施しております。新規事業としまして、倉石3131号線他1路線の事業1,126万円を実施したほか、乙金第二区画整理事業に関しまして、まちづくり交付金事業の採択を受けました乙金1001号線、乙金釜蓋線の事業を実施しております。  繰越明許につきましては、まちづくり交付金事業の採択を受けました乙金1007号線の道路改良事業を実施したものでございます。  次に、8款2項3目交通安全施設費でございます。決算額は2,917万6,000円となっております。  事業内容ですが、道路区画線、カーブミラー、道路路側帯のカラー塗装化等の道路付帯設備の新設改良を実施しており、平成27年度につきましては、道路区画線を約11キロメートル、カーブミラーを21基、通学路の路側帯カラー塗装化を6路線、延長739メーター実施しております。  次の8款3項1目河川総務費につきましては、実績がございませんので決算額は0円となっております。  続いて、8款6項1目下排水路費でございます。決算額は1,748万8,000円となっております。内訳も同じく1,748万8,000円です。  事業内容ですが、川久保川の護岸補強工事としまして、延長270メートル、1,612万7,000円と、市内の下排水路維持管理事業を実施しております。  次の11款1項1目農業用施設災害復旧費につきましては、実績がありませんので決算額は0円となっております。  続いて、118ページをお願いします。  11款1項2目林道災害復旧費につきましては、決算額14万8,000円となっております。  事業の内容は、平成27年8月25日に接近しました台風15号に伴う大雨の際に、林道内の応急的な対策として、予備費より14万8,000円の充用を行い、林道内の倒木、枝折れの撤去業務を実施したものでございます。  最後に、11款2項1目公共土木施設災害復旧費でございます。決算額は294万1,000円となっております。  事業内容は、林道災害復旧費と同様、昨年の台風15号接近に伴う大雨の際、応急的な対策としまして予備費より294万1,000円の充用を行い、主に土のう積みですとか、のり面復旧等の工事を実施したものでございます。説明は以上です。 162: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し質疑を行います。質疑ありませんか。 163: ◯委員(森 和也) 115ページ6款2項3目林道費、市内5林道の不法投棄処分量はどのくらいだったんでしょうか。 164: ◯建設管理課長(野村 聡) 6款2項3目不法投棄処分量ですが、目の数値目標1,503キログラムと定めましたけれども、実は平成27年度は不法投棄処分量がゼロでございます。不法投棄の処分は行っておりません。以上です。 165: ◯委員(森 和也) 環境・最終処分場対策課のほうがやっているということですか。 166: ◯建設管理課長(野村 聡) 林道の処分費は、あくまで道路管理者として林道内、道路上にあるものについては不法投棄として処分をできるんですけれども、のり面ですとか、山の中、崖下等になりますと、環境・最終処分場対策課のほうにお願いしているところでございます。 167: ◯委員(森 和也) わかりました。 168: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 169: ◯委員(松下真一) 同じ115ページの市営駐車場運営事業なんですけれども、11カ所と言われましたが、どこの駐車場を運営してあるんでしょうか。 170: ◯建設管理課長(野村 聡) 車の駐車場ですと3カ所になります。11カ所は自転車の駐輪場になりますので、下大利駅、白木原駅、あとは錦町駐輪場とか、JR大野城駅前にあるのが全てで市内11カ所ということになります。 171: ◯委員(松下真一) 駐車場は3カ所ということですけれども、駅にあるコインパーキング、それと若草にある駐車場、これも含めて3カ所なんですか。 172: ◯建設管理課長(野村 聡) この駐車場3カ所は、まず白木原駅の西口と東口のコインパーキング、それとJR大野城駅西口にあるコインパーキングを指しております。ちょっと若草の件はすみませんが、存じ上げません。 173: ◯委員(松下真一) 若草の駐車場は、所管は建設管理課じゃないということで、財政課はわかりますか。 174: ◯財政課長(増山竜彦) すいません、ちょっと把握はしておりませんけれども、下水じゃないかなと感じではおるんですけれども。ちょっと正確なことが答えられませんので、後でまた調べさせていただいて。 175: ◯委員(松下真一) はい。あともう1点。この附属書類の歳入の部分なんですけれども、9ページになります。ここの使用料、款項でいうと13款1項の使用料で、5節で有料駐車場使用料ということで、収入済額が1,000万円を超える金額が掲示してあるんですけれども、コインパーキングだけで1,000万円も上がるような収入があるとは思えないんですが、これは何かいろんな職員の方々の駐車場使用料とかいうのも含めての金額なんでしょうか。 176: ◯建設管理課長(野村 聡) 有料駐車場使用料1,006万1,000円というのですかね。西鉄白木原駅前駐車場の使用料としまして、約632万円ございます。それと、JR大野城駅西口広場につきましては、370万円ほどの駐車場収入がございます。合わせて1,000万円ということになっております。 177: ◯委員(松下真一) 1回200円とかぐらいで、かなりの収入なんですけれども、白木原の西口になりますか、サニー側。あそこの駐車場を利用している方が、出たり入ったりするんですよね。駐車場の板の上をちょこっと出て、またとめる。多分最初の20分無料ということを悪用しているんじゃないかと思うんですけれども、そのまま置いておくと、最初の20分の無料がリセットされて、最初からの料金になるんですよね。それでそんなことをしているんじゃないかと思うんですけれども、1,000万円もあるんだったら、最初の20分をリセットしないでその次の20分後からまたというように、あれをできないもんですかね。そうじゃないと、何かおかしいことをやっているなと思って、ちょっと見ていたらそういうことをやっているもんですから。 178: ◯建設管理課長(野村 聡) はい、そういう実態があるのは薄々把握はしておりますけれども、あまりひどい状態、市民の方から通報があるような状態が見受けられるようであれば、その点も考えてはいきたいとは思います。 179: ◯委員(松下真一) 市民サービスを向上するという意味で、最初の20分間を無料というのをリセットしないプログラミングはできないんだろうかと思ってですね。 180: ◯建設管理課長(野村 聡) 委託しておる管理会社がございますので、今度尋ねてみたいと思います。 181: ◯委員(松下真一) よろしくお願いします。 182: ◯委員長(松田美由紀) ほかに。 183: ◯委員(井上正則) 116ページの8款1項1目道路等管理費の中の道路台帳整備事務事業と、その8款2項1目の道路維持管理費で今度は橋梁の長寿命化修繕事業とありますけれども、いわゆる今回この公共施設のマネジメント計画もされておりますこことの連携ですか、建物と橋梁・道路、ここら辺はどういうふうな感じであるんですか。 184: ◯財政課長(増山竜彦) 公共施設マネジメントの中で、橋梁・道路についてもそうした中で検討していくという形で策定のほうを進めてまいっておりますので、そういった形でご理解いただければと思います。 185: ◯委員(井上正則) そうしましたら、この事業費では今後はこれは課で出てこないということですか。どういうふうになるんでしょう。 186: ◯財政課長(増山竜彦) 事業費については、所管課のほうで出てまいります。トータルの部分でこういったどれだけの費用がかかるかというようなものを、公共管理施設マネジメントという中で策定してまいりますので、事業費についてはそこそこの所管から対応していくというふうな形になってこようかと思っております。 187: ◯委員(井上正則) であれば、この組織横断的な全体を掌握するのはどこですか。 188: ◯財政課長(増山竜彦) 管財課ということになっております。 189: ◯委員(井上正則) わかりました。 190: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 191: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で建設管理課所管分の質疑を終わります。  次に、環境・最終処分場対策課所管分の説明を求めます。 192: ◯環境・最終処分場対策課長(深町好美) 環境・最終処分場対策課所管分についてご説明をいたします。事務事業成果書の118ページ中段からでございます。
     4款1項4目環境政策費についてご説明いたします。決算額は6,882万5,000円でございます。環境政策費の内訳ですが、自然環境保護費の決算額は5,283万7,000円でございます。  主な事業内容ですが、第1種自然環境保護区域用地取得事業費や、ホタルの里環境整備活動補助金トラスト協会への運営助成金でございます。  次に、環境政策推進費の決算額は1,598万8,000円でございます。主なものは、住宅用太陽光発電システム設置費補助金でありまして、138件の申請分でございます。  次に、下段の4款1項5目環境衛生費です。決算額は4,926万7,000円であります。  まず、環境美化推進費は決算額979万6,000円であります。主なものは、各区で春と秋の年2回実施されております「クリーンシティおおのじょう」におけますごみの運搬委託料でございます。  次に、環境衛生対策費の決算額は523万6,000円であります。主なものは、畜犬等犬の登録及び狂犬病予防対策事業費と、専用水道及び簡易専用水道業務負担金でございます。  次に、119ページの上段をお願いします。  墓地管理事業費は、決算額87万3,000円であります。主に墓地の除草、樹木伐採等の管理費用でございます。  火葬場整備関係費は、決算額3,336万2,000円で、筑慈苑施設組合の負担金であります。  次に、4款1項6目公害対策費です。決算額は379万8,000円であります。  まず公害防止推進費は、決算額98万3,000円です。自動車交通騒音調査とダイオキシン類調査の委託料でございます。  次に、航空機騒音対策費は、決算額186万5,000円です。主に航空機騒音対策事業の民家防音工事補助金や、生活保護世帯等への空気調和機器の稼働費補助金でございます。  次に、河川浄化対策費は、決算額83万7,000円であります。御笠川・牛頸川・平野川フェスタ事業の補助金であります。  次に、ごみ処理施設に伴う公害防止対策費は、決算額11万3,000円です。環境処理センター及びリサイクルプラザの各委員会の委員報酬及び費用弁償費でございます。  次に、4款2項1目清掃総務費です。決算額は15億4,573万6,000円であります。  まず、職員給与費は決算額9,008万8,000円でございます。環境・最終処分場対策課の職員と、春日大野城衛生施設組合、大野城太宰府環境施設組合、福岡都市圏南部環境事業組合への派遣職員の人件費12名分でございます。  次に、省資源・リサイクル型まちづくり推進費は、決算額2,918万9,000円であります。主なものは、古紙回収促進支援事業の古紙等集団回収奨励金や、ごみ減量・リサイクル優良事業所認定事業に伴う嘱託職員賃金、ごみ減量啓発事業費でございます。  次に、120ページをお願いいたします。  分別収集費は、決算額7億1,259万6,000円であります。主なものは、一般廃棄物の収集運搬事業費、ごみ袋の作成販売事業費、そして分別収集促進費であります。平成27年度の新規事業としまして、平成28年度の一般廃棄物処理基本計画改訂に合わせ、事前の調査としまして、可燃・不燃ごみ組成調査を委託しております。委託費は270万円でございます。  次に、市街地及び山間部不法投棄対策費は、決算額3万9,000円であります。不法投棄されたごみの処理費と、回収された家電リサイクル対象品目のリサイクル費用でございます。  し尿処理関係費は、決算額4,897万8,000円です。し尿処理に伴います春日大野城衛生施設組合負担金と、し尿収集業務縮小に対する補填金でございます。前年度決算額2,708万2,000円ということで、2,189万6,000円ほど増額となっております。この主な理由でございますが、し尿浄化センターにおけます電気系統、シーケンサーと申しますが、その老朽化した電気系統の改修費がございまして、増額となっております。  リサイクルプラザ管理費、運営関係費は、決算額1億5,361万8,000円です。不燃ごみ処理における春日大野城衛生施設組合の負担金でございます。  次に、環境処理センター管理運営関係費は、決算額4億3,279万5,000円であります。前年度決算額5億6,378万円で、1億3,098万5,000円の減額となった主な理由でございますが、福岡都市圏南部工場クリーン・エネ・パークが12月から試運転稼勤しております。このことから、その後の処理費につきましては、環境処理センター分の負担金が減額したものでございます。  次に、福岡都市圏南部中間処理施設及び最終処分場関係費は、決算額7,843万3,000円でございます。福岡都市圏南部環境事業組合の負担金でございます。当初予算3億4,842万2,000円を計上しておりましたが、2億6,998万9,000円の減額の補正をしております。  その主な理由でございますが、福岡都市圏南部環境事業組合におきまして、国の平成26年度補正予算に伴い、平成27年度予定分の交付金の前倒し交付を要望しておりました。これが満額交付の内示を受けたことから、当初見込まれておりました一般財源、構成市町の負担金でございますが、剰余金が生じたため、組合の減額補正後、ほかの構成市町と同様に負担金を減額したものでございます。  なお、大野城市の負担金は、当初予算額は3億4,636万4,000円に対しまして2億6,793万1,000円の減額となりまして、変更後の負担額は7,843万3,000円となったものでございます。  次に、6款2項1目林業総務費です。決算額は361万3,000円であります。  まず、職員給与費の決算額は312万9,000円です。環境・最終処分場対策課職員1名分の人件費であります。  次に、林業管理費ですが、主にイノシシ・カラス等の有害鳥獣捕獲業務の委託料であり、決算額は48万4,000円であります。  次の121ページをお願いいたします。  6款2項2目林業振興費です。決算額は6,667万8,000円であります。  市有林維持管理費は、決算額6,296万4,000円であります。その主なものは、市有林管理事業として、さくらの森などの保育管理業務委託費や、森林保全・資源活用事業、そして最終処分場周辺環境整備事業であります。  ここで、前年度に比べまして3,366万7,000円の増額となっております主な理由でございますが、27年度に最終処分場西側山地部の市有林内おいて遊歩道の設置工事を実施したこと、また組合施工分であります最終処分場東側、周回遊歩道整備におきまして、一部市有地がございまして、これを組合に同時施工をお願いしておりまして、これが負担金として生じております。これらが前年度より大幅に増額した理由でございます。  最後に、荒廃森林整備費は決算額371万4,000円であります。主に、県の森林環境税、100%補助でございますが、これを利用し、荒廃した民有地の森林間伐等に関する業務費用でございます。以上で、環境・最終処分場対策課所管分の説明を終わります。 193: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し質疑を行います。質疑はありませんか。 194: ◯委員(井上正則) 119ページですが、4款2項1目のダンボールコンポスト普及事業、これはフルコスト診断でも指摘されておりましたけれども、この取り組みは一生懸命されてあるものの、広がりがないんではないかという指摘を受けておりましたけれども、今後こういう事業としては継続されていかれるんでしょうか。 195: ◯環境・最終処分場対策課長(深町好美) 生ごみの減量ということで、ダンボールコンポストを始めて、それを啓発しております。なかなか効果が見えないということで、フルコストでもご診断いただいております。  今、講座のほうを年間14回ほど実施しております。月1回ペースのプラスアルファで、臨時もやっているという状況でございますが、今それだけではなくて、講座を増やすというより中身を変えたり、小学校のほうに啓発品等を渡して、子どもさんに利用していただくことや、それと今市役所のほうで講座も行っていますが、各イベント、それと土日開催といったことも含めて開催をしてみようかなということで、今後それは様子を見て縮小するのか、どうするのかを検討していきたいと考えております。以上です。 196: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 197: ◯委員(松崎百合子) 119ページの公害対策費ですけれども、公害防止推進費でダイオキシン類の調査事業をされていますが、どういうところでされているか、結果はいかがな状況か。どういう項目をされているか、お聞かせください。 198: ◯環境・最終処分場対策課長(深町好美) 今回、自動車交通騒音とダイオキシン類を実施しております。  ダイオキシン類につきましては、サイクルを決めておりまして、平成27年度については地下水を調べております。その後、土壌とか大気、河川といったふうに、年々変えて調査をやっておる次第でございます。  ダイオキシンについては市内5カ所、南地区では牛頸と南ケ丘、中央では白木原、北では山田、東では大池ということで、個人の井戸水のほうで調査をさせていただいている、個人宅のほうの井戸水ということで協力をいただいて、調査をしている状況です。今のところ異常はございません。以上です。 199: ◯委員(松崎百合子) わかりました。 200: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 201: ◯委員(森 和也) 118ページ、4款1項4目の自然環境保護費の中で、ホタルの里環境整備活動補助事業ということで補助金が出ていますけれども、これはどこにいっているのか。今年月の浦でも蛍の幼虫の放流をやっているんですが、補助金がなかったということを聞いたので、ちょっとここら辺の補助金の流れがわからないんで質問いたします。 202: ◯環境・最終処分場対策課長(深町好美) このホタルの里につきましては、牛頸にホタル部会というのがございます。蛍が5月ごろ見ごろということで、たくさん蛍が見えており、その期間の警備費が主な補助の対象となっております。以上です。 203: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 204: ◯委員(松下真一) 119ページの公害対策支援の中の航空機騒音対策費、これ当初予算のときには環境課で上がっていたんですけれども、決算額が約半額になっています。これは対象の工事が少なかったのか、それとも国土交通省のほうの航空機の機能がよくなってきたので、なるべく減らそうとしている傾向なのか、どちらでこういう決算になったんでしょうか。 205: ◯環境・最終処分場対策課長(深町好美) この航空機につきましては、今、申請は空調機が主でございますけれども、申請が1回目、2回目といったことで、10年超えたら1回更新といった形で、申請がずっと続いておりました。ただ、年数的に伸びたのもあるでしょうが、申請数が徐々に減っていっている状況で、決算額的には減ったということで、国のということではありません。単純に申請が少ないということで、理解いただければと思います。 206: ◯委員(松下真一) 10年サイクルで申請をするんであれば、少ない年もあれば多い年もあるという、そういうことですかね。 207: ◯環境・最終処分場対策課長(深町好美) ある程度は件数は見込めますが、それこそ申請者が借家だったり、様々でございますので、まとめてする際とか、入れかわりで申請されるとか、いろんなことがございますので、件数的にはばらつきが多少生じている状況でございます。 208: ◯委員(松下真一) わかりました。 209: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 210: ◯委員(山上高昭) 121ページ、6款2項2目森林保全資源活用事業、これについて詳しくお願いします。 211: ◯環境・最終処分場対策課長(深町好美) 森林保全の資源活用事業につきましては、国庫の補助を活用しまして、市有林、市が所有する山でございますが、この間伐による森林整備を行うことで、森林が有する公益的機能を回復させるということで、間伐材の売却も行っておりまして、森林資源の有効活用を図っておるものでございます。ですから、補助金とその売却収入ということで、市の負担が出ないような事業費で進めている事業でございます。以上です。 212: ◯委員(山上高昭) 平成27年の収入はどれぐらいあったんでしょうか。売却収入。 213: ◯環境・最終処分場対策課長(深町好美) 用材収入は786万4,000円になっております。以上です。 214: ◯委員(山上高昭) 平成25年、平成26年から比べると、3分の1、2分の1というような形ですが、もうこれからは用材の収入というのはあまり見込めないということですかね。 215: ◯環境・最終処分場対策課長(深町好美) 平成28年、平成29年につきましてもある程度用材が見込める状況でございます。ただ、平成27年度につきましては、調査の対象となった地区が岩盤が多く、搬出・搬入道路の整備などに費用がかかったものですから、なかなか持ち出す量が減ったということもございまして、平成27年度については減額しておりますが、平成28年度以降、計画では今700万円と言いましたが、倍の試算で進める状況でございます。以上です。 216: ◯委員(山上高昭) わかりました。 217: ◯委員(松崎百合子) 119ページの公害対策費の中の、ごみ処理施設に伴う公害防止対策費のことで伺います。  大野城環境処理センターの環境保全委員会と、大野城春日リサイクルプラザの委員会を行われていますけれども、その結果、環境の問題についてどのような審議結果だったでしょうか。 218: ◯環境・最終処分場対策課長(深町好美) まず、春日大野城リサイクルプラザにつきましては、環境監視委員会ということで、地元の方に委員になっていただいています。現状、委員の皆さんには水質とかいろいろ報告をするわけですが、異常値が出ていないこと、それと上大利あたりの環境が随分よくなったということで、委員の皆さんとかにお褒めの言葉といいますか、適正に管理をしていただきたいということのお言葉をいただいていますが、特に問題もなく終わっております。  次に、環境保全委員会、環境処理センターの分につきましては、最終処分場と新最終処分場というのがございます。最終処分場については今開放していますが、その状況報告、新最終処分場については水質処理等もしておりますので、その処理の状況、いつごろから開放できるのかと、またいつからいつまで管理するのかといったいろんなご意見はいただいていますが、現状としては、新最終処分場のほうは数年はかかるだろうということで、今そういった協議をさせていただいている状況です。以上です。 219: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 220: ◯財政課長(増山竜彦) 先ほど松下委員さんのほうから若草の駐車場の関係でご質問いただいております。  若草の駐車場につきましては、上下水道用地として貸し出しを行っております。収入金額についてはちょっと私のほうで把握できておりませんので、もしよろしければ企業のほうでご確認いただければと思います。 221: ◯委員(松下真一) はい。 222: ◯委員長(松田美由紀) 以上で環境・最終処分場対策課所管分の質疑を終わります。  それでは、建設管理部所管分について質疑漏れはありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 223: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、これをもちまして建設環境部所管分について質疑を終わります。  続きまして、認定第5号、平成27年度大野城市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について、執行部の説明を求めます。 224: ◯公園街路課長(西村直純) それでは、関連するページといたしまして、114ページをお願いいたします。114ページの一番下になります。  公共用地先行取得事業特別会計におきましては、執行が平成27年度はございませんでしたので、0円となっております。以上でございます。 225: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し質疑を行います。質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 226: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で認定第5号の質疑を終わります。  次に、認定第6号、平成27年度大野城市土地区画整理清算金特別会計歳入歳出決算認定について執行部の説明を求めます。 227: ◯都市計画課長(團野貴夫) それでは、説明書の112ページをお願いいたします。112ページ中段にございます土地区画整理清算金特別会計でございます。決算額は190万4,000円となっております。  内容につきましては、下大利駅東土地区画整理事業の地権者17名と、御笠川西部土地区画整理事業の地権者3名から徴収しました清算金190万4,000円を全額一般会計へ繰出金として繰り出しを行ったものでございます。説明は以上でございます。 228: ◯委員長(松田美由紀) 認定第6号について質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 229: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で認定第6号の質疑を終わります。  暫時休憩します。再開を13時とします。     (休憩 午前11時22分)     (再開 午後1時00分) 230: ◯委員長(松田美由紀) 再開します。  認定第7号、平成27年度大野城市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、執行部の説明を求めます。 231: ◯上下水道局長(児玉裕二) こんにちは。上下水道局でございます。  これより各課長より説明いたさせますが、上下水道局につきましては事務事業の成果説明書が水道事業と下水道事業に分かれております。一般会計のように課ごとに分かれておりませんので、事務事業の成果説明書133ページの枠外、上のところに凡例を描いております。主要な事務事業の概要の項目の前に鍵括弧でそれぞれ示しておりますが、「企」は企業総務課所管分、「料」は料金施設課所管分、「工」は上下水道工務課所管分、「浄」が浄水課所管分となっております。  企業総務課から続けて説明いたさせますので、よろしくお願いいたします。 232: ◯企業総務課長(原田知弘) 企業総務課長の原田でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、企業総務課所管分の説明をさせていただきます。成果説明書の133ページをお願いいたします。まず、水道事業の収益的収支の収益についてご説明いたします。  1款水道事業収益1項営業収益の2目他会計負担金は301万6,000円となっております。昨年度と比べまして8,438万1,000円の減となっておりますが、これは平成26年度に、瓦田浄水場A系撤去に伴う経費8,227万6,000円を平成26年度のみ一般会計から繰り入れしたものが、皆減となったことによるものでございます。  次に、1款2項営業外収益では、1目受取利息、これは留保資金運用による受取利息で258万円4,000円の収益となっております。4目他会計補助金は第7期拡張事業にかかわる企業債利息の2割分として1,697万7,000円を一般会計より繰り入れしたものでございます。5目長期前受金戻入は1億8,265万7,000円となっております。  続きまして、収益的収支の費用についてご説明いたします。  1款水道事業費用1項営業費用1目原水及び浄水費では、人件費2,545万5,000円を、また、福岡地区水道企業団受水費としまして6億4,005万2,000円を支出しております。  3目給水費の人件費としまして2,026万円を。134ページをお願いいたします。
     同じく4目業務費の人件費2,986万1,000円となっております。5目総係費は、人件費2,310万3,000円や退職手当組合負担金1,365万1,000円、また、大野城市水道事業給水開始50周年記念事業実行委員会への補助金としてまして239万5,000円など合わせまして、5,278万2,000円となっております。6目減価償却費は6億5,764万6,000円、また、7目資産減耗費では有形固定資産除却としまして1,948万6,000円となっております。  1款2項営業外費用1目支払利息では、企業債支払利息としまして1億7,164万5,000円となっております。  続きまして、資本的収支の収入についてご説明いたします。  1款資本的収入1項1目企業債につきましては、配水管整備事業債としまして2億円の企業債発行を行っております。  続きまして、135ページをお願いいたします。  1款3項1目出資金は、水道管路の耐震化事業に伴う出資金として1,410万円を一般会計より繰り入れしたものでございます。  続きまして、資本的収支の支出についてご説明いたします。  1款資本的支出1項建設改良費1目施設整備費につきましては、人件費の支出4,676万円、水道施設の再編計画及び更新計画策定業務としまして316万5,000円となっております。  1款2項1目企業債償還金については5億27万6,000円を支出しております。以上で企業総務課所管分の説明を終わります。 233: ◯料金施設課長(長尾満好) 料金施設課長の長尾です。よろしくお願いいたします。  続きまして、料金施設課所管分の主な内容につきましてご説明いたします。事務事業成果説明書、戻りまして133ページをお願いいたします。  まず、水道事業の収益的収支の収益についてご説明いたします。  1款水道事業収益1項営業収益1目給水収益は17億2,033万6,000円となっております。税抜き額で比較しますと、前年度に比べ1.5%の増となっております。主な増額理由は、年間有収水量の増によるものでございます。  次に、3目その他営業収益でございますが、給水工事審査検査手数料が142万4,000円、下水道使用料事務取扱収益が9,993万9,000円となっております。この下水道使用量事務取扱収益は、水道料金の徴収とあわせて下水道使用料の徴収を行っており、その事務手数料となっております。  次に、1款2項営業外収益2目雑収益でございますが、量水器取替評価収益等は1,000万1,000円となっております。これは、有効期限を迎えた量水器の修理前の評価額となっております。  次に、3目の加入金は1億1,821万7,000円となっております。前年に比べて2.8%の減となっております。減額の理由は、水道加入金戸数の減によるものでございます。  続きまして、収益的収支の費用についてご説明いたします。  1款水道事業費用1項営業費用3目給水費でございますが、宅内漏水修理(待機料)は324万円です。これは、市指定業者で構成された大野城市宅内漏水修理当番業者が修理の依頼に24時間対応可能な体制を維持するための委託料となっております。また、量水器取替委託1,088万6,000円、修繕費1,668万3,000円となっております。修繕費は量水器修繕費等でございます。  次に、134ページをお願いいたします。  4目業務費でございますが、窓口業務等委託業務委託料は5,205万6,000円となっております。これは、検針、収納、窓口業務等を一括して民間に委託している委託業務費等でございます。  次に、水道料金等のコンビニエンスストア収納事業委託料は683万6,000円となっております。これは、水道利用者の利便性向上を図るため平成23年1月から実施し、年々利用者が増加しており、現在では収納方法別割合の12.5%を占めております。  次に、1款2項営業外費用2目雑支出でございますが、水道料金過年度未収金不納欠損は169万3,000円となっています。不納欠損につきましては、転出先不明、本人死亡、破産等により回収不能となったものについて、時効に基づき不納欠損とするものでございます。  次に、135ページをお願いいたします。  資本的収支の支出についてご説明いたします。  1款資本的支出1項建設改良費2目資産購入費でございますが、量水器購入は295万4,000円となっております。これは、新規に量水器を出庫したものであります。以上で料金施設課所管分の説明を終わります。 234: ◯上下水道工務課長(鬼木龍一) 上下水道工務課長の鬼木です。よろしくお願いいたします。  それでは、上下水道工務課所管分についてご説明させていただきます。事務事業の成果説明書、戻りまして133ページをお願いいたします。  まず、水道事業の収益的収支の収益についてご説明いたします。  1款水道事業収益1項営業収益2目の他会計負担金でございます。消火栓維持管理負担金97万1,000円につきましては、安全安心課対応の消火栓の維持管理費でありまして、合計3件行っております。  3目その他営業収益でございます。水道管破損修理等雑収益34万4,000円につきましては、他事業の工事などに伴う水道管の破損修理費の収入でありまして、8件行っております。  続きまして、収益的収支の費用についてご説明いたします。  1款水道事業費用1項営業費用2目の配水費でございます。漏水防止調査298万1,000円といたしましまして、山田、筒井地区などにおいて約95キロメートルの調査を実施しております。公道漏水修理1,125万円としまして、水道管の修理と舗装復旧を含めまして52件、また、排水施設等修理1,180万円としまして、水道ボックスの修理を63件行っております。  次に、134ページをお願いいたします。  7目資産減耗費です。瓦田浄水場A系機械・配水他撤去工事1,647万8,000円につきましては、今までA系、B系の2系統で運転をしておりましたけれども、B系の1系統の運転とすることにしたため、A系の機械・配管等の撤去費用でございます。  次に、資本的収支の収入についてご説明いたします。  1款資本的収入2項負担金1目他会計負担金の消火栓設置負担金488万4,000円でございます。これは、配水管の工事に伴いまして消火栓の新設や改良を行ったものでありまして、新設が2基、改良が8基の合計10基を行ったものでございます。次に、2目負担金の工事負担金1,056万5,000円でございます。これは、他事業関連で支障となります水道管の布設替工事を行った工事の負担金になります。  続きまして、135ページ資本的収支の支出についてご説明いたします。  1款資本的支出1項建設改良費1目施設整備費の配水管等整備事業2億7,103万7,000円につきましては、委託業務を11件と工事16件、合計27件を行ったもので、工事につきましては新設工事を約1,000メートル、改良工事を約1,900メートルの合計2,900メートル実施したものございます。主な工事箇所としましては、乙金2丁目地区の新設工事、緑ヶ丘3丁目の改良工事などを行ったものでございます。  配水管等布設替事業(補償工事)3,611万8,000円につきましては、他の道路占用事業者との協議により、支障となります水道管の布設替工事を行ったもので、合計で5件実施しております。  浄水施設等整備事業6,616万円につきましては、北小、筒井取水井テレメータ等の更新工事行ったものでございます。  応急給水施設整備事業199万8,000円につきましては、各地区の拠点的避難所となります市内4カ所のコミュニティセンターに給水施設を設置する設計委託費でございます。  2目資産購入費の土地購入費134万9,000円につきましては、雉ケ尾高区配水池の増設分の土地購入費でございます。以上で上下水道工務課所管水道事業分の説明を終わります。 235: ◯浄水課長(多々良直也) 浄水課長の多々良です。よろしくお願いいたします。  続きまして、浄水課所管分の主な事業につきましてご説明いたします。事務事業の成果説明書、戻りまして133ページをお願いいたします。  まず、水道事業の収益的収支の収益についてご説明いたします。  1款水道事業収益1項営業収益3目その他営業収益の牛頸川五区統合井堰維持管理費131万8,000円でございます。これは、当井堰の運転管理を浄水場で行っておりますが、当井堰には別な利水者としまして大野城市と福岡市の農業用水利があり、農水時期の運転負担金としていただいたものになります。  続きまして、収益的収支の費用についてご説明いたします。  1款水道事業費用1項営業費用1目原水及び浄水費の浄水場運転管理等業務委託1億2,182万4,000円でございます。これは、瓦田、牛頸の二つの浄水場の運転管理等の委託費で、平成27年度より平成31年度までの5年債務で委託している事業でございます。  次に、水質検査委託918万5,000円でございます。これは、毎月行う給水栓、年に1回行う各水源の水質検査などの費用でございます。  次に、修繕費3,674万4,000円でございます。これは、取水施設、配水施設、浄水施設などの修繕にかかった費用でございます。  次に、浄水場等電気料5,991万円でございます。これは、水源からの取水、浄水、配水池への送水などに必要な電気料金でございます。以上で浄水課所管分の説明を終わります。 236: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。 237: ◯委員(山上高昭) 大野城市水道給水開始50周年記念事業がどんなふうだったか、説明をお願いします。 238: ◯企業総務課長(原田知弘) どんなふうだったかというご質問ですけれども、感想ということでしょうか。 239: ◯委員(山上高昭) どのような事業を、年間通してどういう形で行ったのですか。 240: ◯企業総務課長(原田知弘) 50周年事業はどのような事業を行ったのかということでございますのが、8事業ほどございました。まず一つ目としまして、市内居住の小学4年生の児童を対象にしました絵画コンクール。それから、11月7日、8日、これは産業展の日にあわせた水道フェスティバル。それと、水源地との交流事業としまして、これは福岡都市圏の事業の一つでもございますが、かっぱリング事業と申しまして、大分県日田市の大山町より児童をご招待して、本市の児童との交流を行っております。4番目といたしまして、おおの山城大文字まつりへのパレードの参加。5番目としまして、小学生による水をテーマにした研究で、水生生物を探そうということで牛頸の山の中に入って研究しております。それから、派生しまして小学生による水をテーマにした研究発表も式典の中で行っております。それから、50周年の記念式典。それと、50周年を記念いたしまして水道50年の歩みのリーフレットを作成しております。その他、広報PR事業としまして、PRグッズの作成、50周年記念のサイダー、マグネットステッカーや水源地の日田市の間伐材を用いたコースター、クリアファイル、ポロシャツ、ペーパーウエイト、もろもろをつくっております。以上でございます。 241: ◯委員(山上高昭) 企業債、2億円を27年度に借りてますが、金利と期間というのはどんな内容ですか。 242: ◯企業総務課長(原田知弘) お答えいたします。  2億円の期間と金利でございますが、期間は30年、利率が0.2%でございます。以上でございます。 243: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 244: ◯委員(松崎百合子) 134ページの一番下のほうの、資本的収入の中の負担金ですけれども、ここで工事負担金として1,056万5,000円ありますけれども、これは何の工事になるでしょうか。 245: ◯上下水道工務課長(鬼木龍一) 工事負担金ですけれども、これは他工事関連の負担金でございます。他工事の関連で水道管の移設とかうちのほうでやります、その分に対して相手方に請求して収入として入るためでございます。以上です。 246: ◯委員(松崎百合子) 他工事と言いますと。 247: ◯上下水道工務課長(鬼木龍一) 道路工事とか、下水道工事、同じ上下水道の中ですけれども、下水道工事の関連で水道を移設しなくてはならないとか、そういった関連です。以上です。 248: ◯委員(松崎百合子) ちょっと別のところですが、135ページの資本的支出の2項の資産購入費ですけれども、ここで土地を購入されてますけれども、金額は小さいですけれども、どういう目的のための土地購入でしょうか。 249: ◯上下水道工務課長(鬼木龍一) 平成25年度に雉ケ尾高区配水池の増設工事をしております。当時、この用地ですけれども、本市の環境課の所管でございまして、これまでは行政財産使用許可を申請いたしまして、本市の借地という形で、3カ年満了するに伴いまして昨年度用地の取得を行ったものでございます。その費用でございます。 250: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 251: ◯委員(松崎百合子) 申しわけありません、最初のところがちょっと聞き取れなかったんですね、何の……。 252: ◯上下水道工務課長(鬼木龍一) 雉ケ尾高区配水池です。雉ケ尾高区。乙金のほうにございます配水池なんですけれども。以前もありました。それに今回、乙金台第二区画整理事業とかそういった人口が増える関係で増設工事をしなければいけない状況になったものですから、平成25年度にこの増設工事を行っております。 253: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 254: ◯委員(松崎百合子) もう1点なんですが、1月に雪の害がありましたけれども、それで皆さん大変ご苦労されたと思うんですけれども、それの被害の修復とか、そういうものは工事としてあったりしたんでしょうか。 255: ◯料金施設課長(長尾満好) 寒波に伴う凍結破損被害のことと思いますが、あの時は市が管理してます配水管等、例えば水道本管、それと下水道本管とかありますけれども、そういったところについて被害はございませんでした。  実際に被害があったのは、宅地内の個人でお持ちの給水管の凍結、破損漏水で、決算内の箇所数で言いますと440件上がっております。以上です。 256: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。 257: ◯委員(井上正則) 133ページの数値目標で、収納率でコンビニの収納事業をやって、どれくらい前年比と比べて上がったのかというのは教えていただけませんでしょうか。 258: ◯料金施設課長(長尾満好) 収納率の全体で、まずご説明させていただきます。  26年度が98.08%でございます。それに対しまして、27年度が98.15%になっております。その差が、上昇しております。 259: ◯委員(井上正則) まだささやかなんですね。上がり方としては。 260: ◯料金施設課長(長尾満好) こう申しますと何ですけれども、現状維持自体もかなり努力して収納率の維持に努めております。さらに滞納対策により、粘り強くお話させていただいて収納率を上げて行っています。一気に上がるものではございませんで、少しずつ努力して上げさせていただいております。以上でございます。 261: ◯委員(井上正則) 今の件はわかりました。135ページの資本的収入の出資金のところ、水道管路の耐震化事業に係るとは、耐震化なんですが、これはどのような耐震化をされているのか、ちょっとお聞きしたいんですが。 262: ◯上下水道工務課係長(中野 衛) 水道工務中野でございます。耐震化ですが、管の接続部分が揺れても動く、地震の揺れに耐えられる管を入れていくようにしております。現状の管が塩ビ管ですと、地震の揺れに対応できない、要は、揺れると外れてしまう場合がございますので、それを地震が来て揺れてもはずれない管に更新を進めております。以上です。 263: ◯委員(井上正則) ジョイントの部分はそうでしょうけれども、今度はこの受ける側の下地の問題ですよね。今、ステコン部分とかが、そういった形というのは、以前の方法とは変わってきているんですかね。 264: ◯上下水道工務課長(鬼木龍一) 水道管の場合は、実際もうそのままコンクリートとかの上には設置しておりません。そのまま掘削した上に設置していくということです。直接、掘削していっている形で今、やっております。 265: ◯委員(井上正則) これが普通の方法でありましょうけれども、当然、ジョイント部分というのは力が加わってくれば破損しやすくなりますよね。そういった意味からすれば、それは今のままですか。別にそのジョイント部分だけを、下を支えるようなことはしないんですかね。 266: ◯上下水道工務課長(鬼木龍一) ほかの自治体とかの方法と比較して見ている中で、やはりそういった形での施工の仕方をほかの自治体でもやっております。ジョイントにつきましても、東日本大震災のときにも成果が出ているんですけれども、今、うちのほうで使っておりますNS型ジョイントというんですけれども、ある程度曲がりましてもそこからジョイントが外れることがないような、耐震化についても実績があるジョイントを今使っております。以上でございます。 267: ◯委員(井上正則) わかりました。 268: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 269: ◯委員(松下真一) 水道事業の全体的な質問をしたいと思うんですけれども、監査委員の評価は30年度からの5カ年五ケ山ダムの受水費の増加があるものの、非常に経営状態は安定し間違いないものと判断されるという、かなりの評価をされてあるんですけれども。そこで、受取利息と支払利息、これからちょっと想像するんですけれども、企業債の未償還残高が81億7,900万円に対し、過年度分損益勘定、留保資金、これが果たしてどれだけ持つのか。いずれこれがなくなってしまって、収支バランスがとんとんか、もしくは赤字になるときが来るんじゃないかという気がするんですけれども。長期的な水道事業の運用計画としては、どのくらいが安定状況になるとお考えでしょうか。 270: ◯上下水道局長(児玉裕二) 水道局では、中期経営計画というのを立てて事業を進めております。それで、現計画が平成30年までの計画期間としております。その期間におきましては、水道料金加入金の額については今の額でいけると。それと、27、28年度で行いました事業、同等の事業をしても大丈夫という計画を立てております。その計画を立てる際に内部留保、このまま2億円の起債を続け、このまま仮に10年事業を続けた場合どうなるだろうかという試算までやっております。そのときに、一応、10億ぐらいまでは減るという試算を見ておりますけれども、あくまでも中期の計画期間としては30年ということでご承認をいただいておりますので、30年までは大丈夫です。次の31年からの計画、この中で再度、計画期間内での資金の動きを確認した上で、さらにそれを確認していく上で同じような10年先の見通しまで計画を立てて行きたいと考えております。ですから、今の何年ぐらいまで大丈夫か言われると、計画期間は大丈夫でございますというお答えになります。以上でございます。 271: ◯委員(松下真一) 内部留保10億ぐらいだったんですけれども、償還金額が結構な金額を返していかないといけないし、水道事業もこのままずっと値上げをしないでいけるかどうか。それはこの中の水道加入料金が大きなウエイトを占めてますよね。このままじゃ、ちょっとほかの自治体よりも高いので、加入金が減ってしまうと通常の水道料金に負担がかかってくるんじゃないかという気がするんですけれども。内部留保の10億円が何年持つかというと、また長期で考えるというふうな回答になるかと思うのですけれども、監査委員も書いてありますけれども、インフラ整備は非常に重要な整備でありますし、特に水道というのは、電気・ガス・水道、この3つは生活の基盤でありますから安定した経営というのを皆さん望んである。その中で一番重要なのは、内部留保金がいつまで持つだろうかというのは心配なんですけれども、そこのところの運営は大丈夫でしょうか。 272: ◯上下水道局長(児玉裕二) おっしゃるとおりでございます。ですから、そこを一番留意して計画を立てているところでございます。それで、本年度水道施設の方針計画というのを、前年度から更新再編計画というのを上げさせていただいておりますのが、うちの水道施設が開発団地等の計画でつくられたものを帰属されている部分が結構ございます。うちの計画で広げていった経緯ではなくて、できた団地のをもらってきたという経緯があるもんですから、果たしてこれをそのままの格好で維持管理を続けたほうがいいのか、どこかで統合させたほうが経済的に楽になるんではないか。料金と加入金がちょうど3条収入に入れております。そして、先ほどおっしゃっておりました、五ケ山ダムの受水、企業団受水も3条の支出項目になってまいります。ですから、3条支出が抑えられるような、維持管理費が抑えられるようなことを考えないといけないのではないかということで、今、その検討を始めたところでございます。そこら辺のバランスで、さらに現体制、もしくは、前の議会でご質問いただきました加入金の見直し、そこら辺も含めて次の計画を立てる際に見込んでいきたいと考えております。以上でござい。 273: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 274: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、認定第7号の質疑を終わります。  次に、認定第8号、平成27年度大野城市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、執行部の説明を求めます。 275: ◯企業総務課長(原田知弘) それでは、企業総務課所管分の説明をさせていただきます。事務事業成果説明書の136ページをお願いいたします。まず、下水道事業の収益的収支の収益についてご説明いたします。  1款下水道事業収益1項営業収益2目他会計負担金は2億4,021万7,000円となっております。これは、雨水処理負担金1億4,909万2,000円、臨時財政特例債等の償還に要する経費として利息分5,672万3,000円などを一般会計より負担金として繰り入れしたものでございます。  次に、1款2項営業外収益につきましては、2目他会計補助金3億469万円、4目長期前受金戻入2億6,347万2,000円など、合わせて5億6,831万5,000円の収益となっております。  次に、収益的収支の費用についてご説明いたします。  1款下水道事業費用1項営業費用1目管渠費は人件費1,528万9,000円、2目流域下水道維持管理負担金は5億8,423万9,000円、3目普及指導費の人件費1,538万円、5目総係費の人件費2,352万1,000円や退職手当組合負担金846万1,000円など、4,579万7,000円となっております。
     137ページをお願いいたします。  6目減価償却費では9億745万6,000円、7目資産減耗費では有形固定資産除却としまして3,861万2,000円となっております。  次に、1款2項営業外費用1目支払利息については、企業債支払利息3億891万2,000円となっております。  続きまして、資本的収支の収入についてご説明をさせていただきます。  1款資本的収入1項1目企業債は、流域下水道事業債、公共下水道事業債、下水道事業債特別措置分を合わせまして4億4,560万円となっております。  138ページをお願いいたします。  1款3項負担金1目受益者負担金につきましては581万円の収入となっております。  2目他会計負担金、これは、雨水事業分の償還元金や特別措置分の償還元金などでございますが、4億4,203万7,000円を一般会計から繰り入れしたものでございます。  次に、資本的収支の支出についてご説明させていただきます。  1款資本的支出1項建設改良費1目公共下水道整備費では人件費3,320万1,000円、同じく2目流域下水道整備費では流域下水道建設負担金として7,089万7,000円、3目受益者負担金経費は人件費などを含みまして686万1,000円を支出したものでございます。  139ページをお願いいたします。  1款2項1目企業債償還金、これは、企業債償還元金でございますが14億6,093万9,000円を支出したものでございます。以上で企業総務課所管分の説明を終わります。 276: ◯料金施設課長(長尾満好) 続きまして、料金施設課所管分の主な内容についてご説明いたします。事務事業の成果説明書、戻りまして136ページをお願いいたします。  まず、下水道事業の収益的収支の収益についてご説明いたします。  1款下水道事業収益1項営業収益1目下水道使用料は15億6,160万7,000円となっております。税抜き額で比較すると、前年度に比べ1.2%の増となっております。主な増額理由は、年間有収水量の増によるものでございます。  次に、収益的収支の費用についてご説明いたします。  1款下水道事業費用1項営業費用3目普及指導費でございますが、水質検査手数料は74万3,000円となっております。これは、ガソリンスタンド等の特定施設及び飲食店などの排水の水質検査を22件実施したものでございます。  次に、4目業務費でございますが、下水道使用料事務取扱手数料は9,993万9,000円となっております。この手数料は水道料金とあわせて徴収事務を行っておりますので、その手数料を水道会計に納めるものでございます。  次に、137ページをお願いいたします。  1款2項営業外費用2目雑支出でございますが、下水道使用料不納欠損は109万5,000円となっております。不納欠損につきましては、転出先不明、本人死亡、破産等により回収不能となったものにつきまして、時効に基づき不納欠損としたものでございます。  138ページをお願いいたします。  次に、資本的収支の支出についてご説明させていただきます。  1款資本的支出1項建設改良費4目資産購入費でございますが、量水器購入は40万2,000円となっております。これは、下水道使用量計測のため井水メーターを購入したものでございます。以上で料金施設課所管分の説明を終わります。 277: ◯上下水道工務課長(鬼木龍一) 続きまして、上下水道工務課所管分について説明させていただきます。事務事業成果説明書、戻りまして136ページをお願いいたします。  まず、下水道事業の収益的収支の費用についてご説明いたします。  1款下水道事業費用1項営業費用1目管渠費です。これは、主に下水道施設の維持管理に要した費用です。管渠等清掃委託315万円につきましては、管路及びマンホールなどの清掃を行ったものでございます。管渠等補修費2,592万8,000円につきましては、既存の汚水管や汚水桝の補修を55件行ったものでございます。  次に、137ページをお願いいたします。  続きまして、資本的収支の収入についてご説明させていただきます。  1款資本的収入2項補助金1目国庫補助金6,564万円でございます。これは、国庫補助事業の採択を受け実施しました事業の国費の収入でございます。事業の内訳としましては、雨水事業を仲畑4丁目地内雨水管渠築造工事、汚水事業を乙金第二地内(その16)汚水管渠築造工事など4件、その他、汚水管調査業務及び人孔蓋改築工事など6件の合計11件を行ったものでございます。  次に、2目県補助金1,000万円でございます。これは、県補助事業の採択を受け席田池、宮の池、2池の流出抑制施設の整備を行ったものでございます。  続きまして、138ページをお願いします。  次に、資本的収支の支出についてご説明させていただきます。  1款資本的支出1項建設改良費1目公共下水道整備費の下水道施設長寿命化事業7,177万7,000円でございます。これは、大野城市下水道施設長寿命化計画に基づきまして、大野西第2汚水幹線ほかの調査委託業務、筒井処理分区その2人孔蓋改築工事など実施したものでございます。  次に、下水道のマンホール蓋及び取付管の取替事業3,157万6,000円でございます。これは、道路事業など他事業に関連しまして、マンホールぶたなどの改良や汚水枡の設置を41カ所行ったものでございます。  次に、公共下水道整備事業雨水分1億310万7,000円でございます。これにつきましては、浸水箇所の解消のため雨水施設の整備を行うものでございます。主な事業内容としましては、曙町2丁目や仲畑地区の実施設計業務を14件、工事は、仲畑地内雨水管渠築造工事など7件実施しております。補償としまして、工事に伴います水道管及び電柱の移設等の補償費でございます。  続きまして、公共下水道整備事業汚水分1,194万5,000円です。これは、雨水事業に伴いまして汚水管の移設工事や未整備路線の汚水管の整備を行ったものでございます。主な事業内容としましては、仲畑地内の4丁目地内の汚水管移設工事等を実施したものでございます。  続きまして、公共下水道整備事業汚水分他事業関連6,868万6,000円でございます。これは、区画整理事業や街路事業に伴いまして汚水整備を行ったものでございます。主な事業内容としましては、乙金第二土地区画整理事業に伴います、汚水管整備工事を実施したものでございます。  次に、応急排水施設整備事業285万4,000円でございます。これは、各地区の拠点的避難所となります市内4カ所のコミュニティセンターにマンホールトイレを設置する設計委託費でございます。  次に、既設ため池による防災調整改良事業2,432万7,000円でございます。これは、(仮称)福岡都市圏南部最終処分場周辺環境整備事業関連の最終処分場事業に伴いまして、席田池、宮の池の2池の流出抑制施設整備工事でございます。以上で上下水道工務課所管分下水道事業の説明を終わります。 278: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。 279: ◯委員(松下真一) この表にはないんですけれども、上下水道局が所有しているんじゃないかということで、若草地区の11台分の駐車場、この駐車場の維持管理についてですけれども、上下水道局ですかね。  これは、上下水道局のほうで維持管理をするんじゃなくて、不動屋さんに管理してもらっていますけどね、その委託料がどのくらいかかるのかということ。それから、維持管理の仕方についてちゃんと検証してあるのかどうか。その点について。 280: ◯企業総務課長(原田知弘) 若草の駐車場の管理の方法ということでございますが、確かに上下水道局の所有の用地として水道事業で7台分、下水道事業で4台分、計11台分、委員が言われますように所有しております。それで、こちら不動産業者さんに維持管理から含めて全部委託しておりますけれども、委託料という形で支出はしておりません、委託するかなり昔の話でございますが、局の我々のほうで募集し、お金を我々のほうで集め、契約者が変わればプレートを変えたりずっとしておったんですけれども、その辺の手間を省くというのもございますが、一括して不動産会社に委託しました。それで、契約は委託料として支払はせず、駐車場の収入としてこちらのほうに幾ら返ってくるという形でしておりますので、水道事業で言いますと133ページの営業収益の中のその他営業収益の中の水道用地賃貸収入として、これが32万6,000円。それと、下水道事業のほうとしましては136ページの営業収益のその他営業収益、下水道用地賃貸収入283万2,000円。283万2,000円と申しますのは、若草以外に上大利と南大利にもございますので、それと合算した数字でございますが、こういう形で収入として上がってきていると。支出としては一切ございません。以上でございます。 281: ◯委員(松下真一) なぜこれを言ったかといいますと、不動屋さんの看板が上がっていながら管理が行き届いてないんですよね。ネームプレートは剥がれたまんまだし、掃除はされていないし、自動販売機がどこが置いたのかのかわからないんですけれども、駐車場のところに自動販売機が置いてあるから、飲んだ缶はそのまま捨てられている。それで、不動産屋さんに委託をしているのであれば、ちゃんと指導しなくてはいけないんじゃないかという気持ちがあったので、その質問をしたんですけども。払っていないのであれば、やりっぱなしみたいになってしまうと思いますよね。だから、保有財産をきちんと管理をするという意味では、上下水道が管理をするか、もしくは、不動産屋さんにちゃんとそれなりの支出をしなければならないんじゃないかなと思うんですけれども。その点は、いかがでしょうか。 282: ◯企業総務課長(原田知弘) 汚れている、散らかっている、ネームプレートが剥がれているとか、今ご指摘がございましたが、まずは不動産会社のほうにきちんと現状をお話ししまして、管理のほうを徹底していただくという形でお話ししたいと思います。その後も改善されないという形になったときには、次の契約見直しが当然ございますので、そのときには改めて今の業者はいいのか、違う業者ならできるのか、もしくはやっぱり市で管理しなくてはいけないのか、そのあたりも考えた上で議会のほうにもご相談、予算として上げたいと考えております。以上でございます。 283: ◯委員(松下真一) その点はわかりました。もう1点ですけれども、雨水管の整備なんですが、水道管と違って下水というのは大雨が降ったときに、許容量を超えたときに吹き出してしまうとか、浄水場だったら圧がかかってますから漏れはわかると思うんですけれども、下水管というはなかなかわからないと思うんですね。それと最近の豪雨傾向ですね。今の排水溝で大丈夫なのかとか、将来は大きな排水溝、もしくはもっと違う、透水をするような雨水管をつくる、そういう計画は持ってあるものか、雨水対策について少し伺いたい。 284: ◯上下水道工務課長(鬼木龍一) 今、実際に現状でやっています雨水整備事業、これにつきましては補助金をもらいながら仲畑とかやっています。これがやはり、時間雨量10年確率の60ミリという基準がございまして、その過大であればそれだけ費用は当然かかりますし、どこで制限をかけようかという、今現在ですけれども、補助事業でとしてやる場合は、そういった制限がございますものですから、そういった形にせざるを得ない、施工しなければならざるを得ない現状です。やはり大きいほうが安心できるんでしょうけれども。現在としてはそういった状況でございます。 285: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。 286: ◯委員(井上正則) 確認ではありますけれども、道路陥没というのは市内でも多くあるんですが、それに伴っての、雨水道管の影響というのは。そういう状況のケースはありましたよね。 287: ◯上下水道工務課長(鬼木龍一) 陥没ということで、ここでも事業を上げております下水道の長寿命化事業という中で、うちが昭和49年度から下水道が始まりまして、既に40年以上経っております。それで、一般的に30年を経過しますと陥没の危険性があるということが言われております。平成24年に一応、計画を作成しました大野城市の下水道長寿命化計画、これは陥没事故等が多発しているということで、国からも補助、こういったメニューがありますということで、それに基づいて、今5カ年で計画を立て整備しております。実際、道路について経過年数とか道路交通量、管渠の重要度とかで優先順位を選択しまして、整備を5カ年にまたがってやっておるんですけれども、今までは陥没したとか、マンホールの周りが雨で下がっているという形での情報等に基づいて、それから補修という形で動いておりましたけれども、やっぱりこういった形じゃいかんということで、汚水管の劣化状況とかマンホール関係、古いマンホール、今は鉄製の鋳鉄蓋が主流で新設ではそれしか使っておりませんけれども、まだコンクリート充填蓋というのが、ご存じかと思いますが、コンクリートのふたがマンホールの分でまだ残っております。それを重点的に、事故防止も含めまして、予防安全のための改修を営繕と併せて、今、進めております。以上でございます。 288: ◯委員(井上正則) わかりました。 289: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 290: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、認定第8号の質疑を終わります。  暫時休憩いたします。     (休憩 午後1時59分)     (再開 午後2時01分) 291: ◯委員長(松田美由紀) 再開します。  審査の中で回答が不足していた事項について、発言の申し出があっております。また、回答を訂正したいゆえの申し出もあっております。 292: ◯自治戦略課長(橋本成宣) 決算特別委員会の初日の地域創造部決算説明におきまして、質疑がございました、地域創造部所管の指定管理者交付金については、施設管理運営費と人件費交付金をわけて交付しているが、地域創造部所管以外の指定管理交付金についてはあわせて交付をしていると。この違う取り扱いになった経緯と市全体としての考え方、今後どのようにするかについてご説明いたします。  まず、地域創造部所管の指定管理交付金が他の指定管理交付金とは違う取り扱いになっている経緯でございますが、平成26年度分の消費税申告に際しまして、市からコミュニティセンターに交付された指定管理交付金のうち、人件費交付金に係る金額について、補助金的な性質を有する物であることから、施設管理運営費とわけて申告書を作成し、税務当局に提出しております。その申告の内容に関しましては、税務当局から市の人件費交付金の交付に関する考え方を聞きたいという要望がありまして、申告を担当いたしました公認会計士とコミュニティ文化課で税務当局と協議を行っております。その協議の中におきまして、市の考え方、事務の実情等について丁寧に説明し、税務当局には一定のご理解を得ていただいているものと思われますが、税務当局としての正式な見解は現在まで示されておりません。  消費税の申告による最終的な見解は、税務当局が示すものでございますが、指定管理者交付金の交付の仕方については、個々の指定管理業務の性質、指定されている法人等の階級処理を含む業務実施状況、市民に対する透明性の確保、さらには法人の設立経緯等も含めた法人と市の関わり等を総合的に判断しまして、それぞれの指定管理業務ごとに交付の仕方を判断していかなければならないと考えております。以上でございます。 293: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。 294: ◯委員(関岡俊実) 2点確認したいのですが。税務当局が何らかの指針を出していない中で、地域創造部のみ人件費交付金という形での節税方策をとられた。その理由を一つ上げていただきたい。それと、地域創造部だけの問題ではなくて、指定管理交付金については、ほかの形では従来の方法がまだ踏襲されてます。そこの違いの説明をちょっといただきたい。どうして従来のままの手続をとられているのか。その2点だけ、確認をお願いします。 295: ◯自治戦略課長(橋本成宣) まず最初の、税務当局の正式見解が出されていないというところではございますが、地域創造部としましては税務当局からの要望に対しまして、出向いて行って説明をしておりまして、また、税務当局からの回答があってないという状況でございます。2点目の、ほかのところは従来のやり方をしているというところでございますが、基本的に指定管理交付金につきましては、消費税の申告が必要であります。地域創造部の案件につきましては、税務当局としての正式な見解がまだ現在は示されていないというところでございまして、地域創造部以外の指定管理交付金につきましては、税務当局として正式な見解が示された後に、それぞれの指定管理業務ごとに交付の仕方を検討いたしまして、税務当局の見解を伺いながら判断していきたいと考えております。以上でございます。 296: ◯委員(関岡俊実) 本来ならば、税務当局の指針が出された段階で、地域創造部も含めてほかの交付金を一斉に行っていくことが行政としての責任じゃないかと思います。ただ、そういう意味で実際に見解がないところを見切り的に一方ではやって、一方では今までどおりの手続をとるというのは、ひとひとの統一的な見解を欠けるものと、私はどうしても思えてなりませんので、その辺りは今後、慎重に対応されるように望みます。これ、要望でお願いします。 297: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 298: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、次に進みます。 299: ◯安全安心課長(伊藤廣高) 安全安心課でございます。先ほど説明しました中で誤りがございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。  まず、松下委員さんから質問がありましたLEDに関する電気料の件でございますが、LEDの導入前につきましては電気料が約2,040万円、導入後は約1,600万円ということで、440万円の節減でございます。先ほどは非常に混乱した数字で申し訳ありませんでした。  もう1点、私から説明した事項で、消費者行政のところで、26年度と27年度の体制で説明いたしましたが、次のように訂正したいと思います。26年度は、月曜日から金曜日までが毎日1名。27年度は、火曜日、木曜日が1名、月・水・金が2名でございます。大変失礼しました。以上です。 300: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。 301: ◯委員(井上正則) すみません、もう1回数字を言ってもらえませんか。 302: ◯委員長(松田美由紀) ページ数とですね。 303: ◯安全安心課長(伊藤廣高) もう一度申し上げます。対象ページは、まず電気料の会計は108ページになります。2款1項11目のところになります。防犯灯整備等維持管理費に防犯灯LEDの電気料がございます。その中で、LED導入前が約2,040万円でございました。導入後が約1,600万円ということで、約440万円の節減でございます。  もう1点、私から説明した分で109ページの7款1項3目のところで、相談体制を充実させたというところで、次のように訂正いたします。平成26年度は、月曜日から金曜日までが1名体制。平成27年度は、火曜日、木曜日が1名、月・水・金が2名体制で対応しております。以上でございます。 304: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質疑はありませんか。  暫時休憩します。     (休憩 午後2時10分)     (再開 午後2時10分) 305: ◯委員長(松田美由紀) 再開します。  これより議員間討議を行います。ありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 306: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で議員間討議を終わります。この後、認定第1号から認定第8号の順に討論、採決を行いますので、よろしくお願いいたします。  これより認定第1号の討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 307: ◯委員長(松田美由紀) 討論を終わります。  認定第1号の採決を行います。  認定第1号、平成27年度大野城市一般会計歳入歳出決算認定について、認定することに異議ありませんか。                 〔「異議あり」の声あり〕 308: ◯委員長(松田美由紀) 異議ありとの声がありましたので、認定することに賛成の方の挙手を求めます。                   〔賛成者挙手〕 309: ◯委員長(松田美由紀) 賛成多数であります。よって、認定第1号は認定すべきものと決しました。  これより認定第2号の討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 310: ◯委員長(松田美由紀) 討論を終わります。  認定第2号の採決を行います。  認定第2号、平成27年度大野城市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕
    311: ◯委員長(松田美由紀) 異議なしと認めます。  よって、認定第2号は認定すべきものと決しました。  これより認定第3号の討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 312: ◯委員長(松田美由紀) 討論を終わります。  認定第3号の採決を行います。  認定第3号、平成27年度大野城市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、認定することに異議ありませんか。                 〔「異議あり」の声あり〕 313: ◯委員長(松田美由紀) 異議ありとの声がありましたので、認定することに賛成の方の挙手を求めます。                   〔賛成者挙手〕 314: ◯委員長(松田美由紀) 賛成多数であります。よって、認定第3号について認定すべきものと決しました。  これより認定第4号の討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 315: ◯委員長(松田美由紀) 討論を終わります。  認定第4号の採決を行います。  認定第4号、平成27年度大野城市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 316: ◯委員長(松田美由紀) 異議なしと認めます。  よって、認定第4号は認定すべきものと決しました。  これより認定第5号の討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 317: ◯委員長(松田美由紀) 討論を終わります。  認定第5号の採決を行います。  認定第5号、平成27年度大野城市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 318: ◯委員長(松田美由紀) 異議なしと認めます。  よって、認定第5号は認定すべきものと決しました。  これより認定第6号の討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 319: ◯委員長(松田美由紀) 討論を終わります。  認定第6号の採決を行います。  認定第6号、平成27年度大野城市土地区画整理清算金特別会計歳入歳出決算認定について、認定することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 320: ◯委員長(松田美由紀) 異議なしと認めます。  よって、認定第6号は認定すべきものと決しました。  これより認定第7号の討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 321: ◯委員長(松田美由紀) 討論を終わります。  認定第7号の採決を行います。  認定第7号、平成27年度大野城市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、原案可決及び認定することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 322: ◯委員長(松田美由紀) 異議なしと認めます。  よって、認定第7号は原案可決及び認定すべきものと決しました。  これより認定第8号の討論を行います。                  〔「なし」の声あり〕 323: ◯委員長(松田美由紀) 討論を終わります。  認定第8号の採決を行います。  認定第8号、平成27年度大野城市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について、原案可決及び認定することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 324: ◯委員長(松田美由紀) 異議なしと認めます。  よって、認定第8号は原案可決及び認定すべきものと決しました。  委員の皆様のご協力により議事がスムーズに進行いたしましたことに対しまして、厚く御礼申し上げます。  以上をもちまして、決算特別委員会を閉会いたします。3日間、お疲れさまでございました。     (閉会 午後2時15分)...