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  1. 大野城市議会 2004-03-08
    平成16年文教水道委員会 付託案件審査 本文 2004-03-08


    取得元: 大野城市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    1:     (開会 午前10時00分) ◯委員長(中西 毅) おはようございます。これより文教水道委員会を開会いたします。  本委員会が付託を受けました案件は、条例1件、予算5件の合計6件でございます。最初に教育部所管について、その後、上下水道局の所管を審議していきたいと思います。  まず最初に、第13号議案「大野城市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、執行部の説明を求めます。 2: ◯教務課長赤星健彦) それでは、第13号議案についての説明をいたします。「大野城市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」でございます。この改正につきましては、理由と書いておりますように、教育公務員特例法の一部改正に伴い改正するものでございます。  次の2ページの方を御覧いただきたいと思います。ここに改正する条例の中を書いております。この第1条につきましては、第17条第2項を第16条第2項に、また「基き」を「基づき」に改めるということ、第1条はそういうものでございます。この第17条第2項と申しますのは、教育公務員特例法が改正になっております関係から、その条文が1条繰り上がっております関係から、ここに改正するものでございます。この17条第2項と申しますのが、教育長の給与及び勤務については、各市町村で条例で定めなさいという規定でございます。その条文が1条繰り上がったということで改正するものでございます。  この改正の理由は、大学法人法の施行に基づいて教育公務員特例法が変わっておるものでございます。  次の「基づき」、これは送り仮名「づ」が落ちていたために、「づ」をつけるということでご理解いただきたいと思います。  次の5条でございます。「大野城市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例」を「大野城市職員の勤務時間、休暇等に関する条例」に改めるものでございます。これは「及び」というものがなくなりまして、「、」でつないだというものでございます。これは、条文そのものが平成6年に変わっておりましたものが、こちらでは改正が漏れておりました関係から、今回改正を上げているものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。 3: ◯委員長(中西 毅) 説明が終わりましたので、これより質疑を受けたいと思います。 4: ◯委員(永野義人) 参考までにお聞きしたいんですけれども、今の課長の説明で、平成6年に条例が、第31号ですか、で今回されたということで、今まで6年に制定されておって今までされなかったというのは、それまでしなかった、しなくてもよかったということですかね。そういったことが一点と、それと「教育長の勤務時間等」となっておりますね。この「勤務時間等」というのを、もう少し具体的にご報告いただきたいと思います。  以上です。 5: ◯教務課長赤星健彦) 条例の改正につきましては、「及び」というものの表現を平成6年に変えております。これは、大体変えたときに一緒に変えるべきところでございましたけれども、それが落ちていたために今回一緒に改正するものでございます。本来はそのときに一緒に改正すべきものでした。  2番目の質問については、ちょっと資料を今持ち合わせておりませんので、後で説明させていただきます。 6: ◯教育部長(鬼塚春光) 前段の方の質問については、そこを見ていただけばわかるとおり、「及び」を「、」というふうに変えただけですので、執行上何も意味はないと。一斉に市でやったときに漏らしておったということではなかろうかなというふうに思います。  それから、後段の方につきましては、ご承知のように、教育長の職はいわゆる一般職ではありますけれども、どこの市町村においても特別職公務員扱いをしているということから考えますれば、時間的にも扱いとしては常勤の特別職ということになるであろうと思いますから、おのずと8時半から5時までと勤務時間についてはそのようになると思います。  ただ、扱いといたしましては、例えば休暇の届けあたりもずっと以前は出しておられなくて、一時やっぱり事務処理上出していただいたりした時代もありましたけれども、今はいわゆる特別職の扱いということで、市長、助役、収入役に準じて休暇届というものは必要ないであろうということで処理はいたしておりません。ただ、所在だけははっきりしていただく、これはもう当然のことです。そういうふうな扱いをさせていただいております。 7: ◯委員(永野義人) 今のは教育長の今までの行動といいますか、仕事が激務なように私、感じたものだから、ちょっと確認のためにということです。  以上です。
    8: ◯委員長(中西 毅) ほかにありませんか。(なしの声)ないようですので、質疑を終わります。  これより討論に入ります。(なしの声)討論を終わります。  では、第13号議案の採決を行います。  第13号議案について、原案のとおり決することに異議ありませんか。(異議なしの声)異議なしと認めます。よって、第13号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  引き続きまして、第20号議案「平成15年度大野城市一般会計補正予算第6号について」、執行部の説明を求めます。 9: ◯教務課長赤星健彦) それでは、補正予算の説明をさせていただきます。資料の44ページを御覧いただきたいと思います。歳出の方から説明させていただきます。10款1項、2項、3項につきましては、この予算は教務課と学校教育課の両方で執行するようになっておりますので、資料からいきますとちょっと飛ぶところがございますけれども、初めに教務課の方から説明させていただきます。  44ページの10款1項2目事務局費の給料と共済費でございますが、2節と4節でございますが、これは人事院勧告等によります給与改定に伴います減額をしているものでございます。率といたしましては、給与関係については平均1.07%の減、期末勤勉手当につきましては、0.25の減ということになっております。それに基づいて、以下10款の人件費は大体落とすようにいたしております。  それから、次の報償費でございますが、113万7,000円減をいたしておりますけれども、このうちの13万7,000円は教育功労表彰の報償費、記念品代等でございますけれども、これは市の方から一括で今年からするようにいたしましたので、13万7,000円の減をしております。  次の19節でございます。負担金補助及び交付金400万円ほど落としておりますけれども、これの主なものは幼稚園の園児に対する就園奨励費でございますけれども、当初予算で8,700万円ほど計上いたしておりましたが、毎年、増が見込まれておりましたので、本年度も若干増を見込んでおりましたけれども、落ち着いたような状況になっております。そういうことから、378万2,000円の残が見込まれるために落とすものでございます。  次の4目でございます。給料、これは学校給食費でございますけれども、給料と共済費、これは給与改定による減でございます。  13節の委託料、500万円ほど落としておりますけれども、これは学校給食、今回、月の浦の委託契約を見直しいたしました関係で、500万円ほどの残を見ておるものでございます。若干契約で上がる見込みを立てておりましたけれども、これもむしろ下がったという状況で500万円の減になっております。  次の45ページでございます。小学校費学校管理、備品の購入でございます。18節150万円ほど落としておりますけれども、これは月の浦に今年設置いたしました給食等の残菜を焼却する焼却炉の購入でございます。320万円ほどの計上を見込んでおりましたけれども、入札で170万円ほどに落ちております。そういう関係から残を見たものでございます。  それと、4目の校舎改造費の委託料でございます。これは、北小学校もゆくゆくは大規模改修を実施するということで、その前に耐震診断をするようにいたしております。その予算1,300万円ほどを見込んでおりましたけれども、半額ほどで済んだということで、700万円ほどの残を見たものでございます。  それと、3項の中学校費でございます。13節委託料、これは70万円落としておりますけれども、大野中学校の教室数が増えております。そういうことで、図書室と多目的室等を扱っておりますけれども、その設計を委託料70万円計上しておりましたけれども、これは職員の方で設計をやった関係から丸々残を生じたというものでございます。  同じく4目の校舎改造費でございます。共済費につきましては、先ほど申しました理由でございます。委託料、工事請負費、これはどちらも平野中学校の大規模改修をやっておりますけれども、設計委託料で690万円ほどの入札残、また工事におきまして2,200万円ほどの入札残を見たものでございます。  以上で教務課関係の説明を終わらせていただきます。 10: ◯学校教育課長(森岡 勉) 学校教育課所管分補正予算を説明いたします。  9ページの債務負担行為の補正を御覧いただきたいと思います。外国語指導助手ALTの設置に16年度1名増員をいたしますので、それに伴います事務を15年度からスタートさせます。その関係で債務負担の補正をお願いしているところです。契約は、16年度から18年度まで3年間を見込んでおります。債務負担は以上でございます。  収入の方の補正を説明いたします。19ページを御覧ください。13款2項5目教育費国庫補助金でございます。そのうちの1節教育振興費補助金でございます。就学援助の補助金でございます。1月に交付決定を受けまして、その差額、予算を1,400万円ほど上げておりましたけれども、交付決定額、1月にいただきましたのが1,300万円ほどありました。1,340万円ほどです。その差額が63万9,000円を補正減、お願いしているところでございます。  次に、収入でございます22ページ、14款3項の委託金、6目教育費委託金、1節の教育総務費の委託金でございます。教育相談、これは県の制度で、中学校5校に17年度までに臨床心理士の資格を持ちましたスクールカウンセラーが配置になるということで、その未配置校に対しまして心の教室相談員を配置しております。当初予算で4校、心の教室相談員を配置の予定でしたけれども、臨床心理士の資格を持ったスクールカウンセラーがその4校のうち2校に配置されましたので、心の教室相談員は2校でよろしくなったということで、2校分の謝金の減でございます。それが78万円でございます。  次に、支出の方を御覧ください。44ページをお願いいたします。10款の教育費の分です。10款1項2目事務局費でございます。7節賃金の分です。IET、これは、小学校に国際教育の推進を図る上でIETを1名配置しております。その関係で新年度、15年度に個人に対して契約しまして賃金を払っておりましたけれども、委託に切りかえまして、7月から会社委託ということで委託契約を結んでいます。その関係で予算が安価で済んだという形でIETの委託料が減ということで、130万9,000円を減しております。この支出の分は、うちの方は大体事業の実施残による減額補正が主でございます。  次に、8節報償費でございます。これは教務課と一緒の計上になっておりますけれども、このうち100万円分を補正減いたします。これは、先ほど収入の部分で説明しました心の教育相談員4名配置のところが2名で済んだというところで、100万円の不用額が出ましたので、減させていただきます。  9節旅費36万9,000円の減です。これは、ALT、中学校に配置しています外国語指導助手の分の来日旅費あるいは帰国旅費の執行残でございます。大体7月に契約が切れますので、お帰りになるALTあるいは新しく招致するALT向けの旅費の執行残でございます。  次に3目、下になります。学校保健費の13節委託料でございます。説明の部分で1、2、3、4とナンバーをふってありますので、それについて説明いたします。  1番の保健管理費52万2,000円の減は、室内環境の調査を夏休みに実行しましたので、その契約執行残でございます。2番目、3番目は小中学校の保健対策費、これは主に教職員の健康診断の実施残でございます。  4項目、結核予防対策費、15年度から児童・生徒に対する結核予防の審査方法が変わっております。ツベルクリン反応を実施するということで、医者に委託しておりましたけれども、15年度からは問診と健康診断の部分で対処していくということになりましたので、かなり安価な形で実施しております。その執行残として198万5,000円を減しております。  次のページをお願いいたします。45ページ、10款3項2目教育振興費でございます。18節備品購入費でございます。これは中学校に年度当初に、15年4月に中学校3校に対しますコンピューター購入費でございます。あと2校につきましては、前年度、14年度に実施、3月に新規購入をいたしております。15年度については、3校に設置した契約の残り分が2,700万円ほど出ましたので、執行残ということで減額いたしたところでございます。  以上でございます。 11: ◯社会教育課長秋吉正一) それでは、社会教育課所管補正予算の説明をさせていただきます。  46ページをお願いします。1款4校1目社会教育総務費でありますが、給料、共済費、これにつきましては、給与改定と人事異動による減であります。  10款4項2目文化財費、この賃金と14節の使用料及び賃借料につきましては、上大利区画整理事業発掘調査がほぼ山場を越えましたので、それによる減になっております。  11節の需用費につきましては、文化財の発掘調査の報告書が思ったよりも安くあがりましたので、その分についての減であります。  10款4項3目同和教育費につきましては、全国人権同和教育研究大会が分散会場ということで想定しておりましたけど、統一会場になりましたこと、予定しておりました研修が中止になったりとか、あるいは参加者をある程度抑えましたので、その分による減であります。  それでは、歳入の方を説明させていただきます。19ページをお願いします。13款2項5目3節水城跡買い上げ事業費補助金の減につきましては、借り入れ利率が予定より下がったためということで2%から1%になっておりますので、その分についての減であります。それから、鉄器保存処理につきましては、国庫補助を予定しておりましたが、内示が遅いということで市の単独事業にしましたので、その分による減であります。  21ページをお願いします。10款4項2目7節の1同和教育啓発事業費につきましては、対象事業が減になっておりますので、その分の予算減であります。それから、地域リーダー育成研修事業補助金につきましては、平成16年度がこの分の補助金がなくなりましたので減です。それから、水城跡買い上げ事業補助金、それから鉄器保存処理事業補助金につきましては、国庫補助に伴う県費の減であります。  以上であります。 12: ◯スポーツ課長(小嶋 健) それでは、スポーツ課所管分の補正の説明をさせていただきます。  まず初めに、歳入の方から説明をさせていただきます。18ページをお願いします。12款1項5目施設の社会体育施設使用料でございます。これにつきまして、60万円の補正をしております。これは学校開放施設の収入増となっております。それから、2節の総合公園内有料公園施設使用料でございますが、170万円、これにつきましてはテニスコート、それから総合体育館の使用料が主な増となっておるところでございます。  24ページをお願いいたします。5款雑入の1節の中の9番電話、電気使用料25万円でございますが、これにつきましては配水池のテニスコートの使用料を、今回廃止を行いましたので、増となっております。  15番の共済還元事業でございます。これは84万6,000円のうち27万円がスポーツ課所管分でございます。これにつきましては、市民プールを今回計上しましたもので、建物共済の解約を行った増と相撲場に落書きをされました。それも共済金がおりております。以上が歳入でございます。  46ページをお願いします。歳出の補正を説明させていただきます。10款5項1目保健体育総務費でございます。2節の給料、共済費40万円でございますが、これは給与改定による減額補正でございます。  次の47ページをお願いいたします。2目の社会体育施設管理運営費の12節役務費でございますが、10万5,000円の減額をいたしております。これにつきましては、学校プールの臨時電話の契約が変わって、10万5,000円の減額となっております。  13節の委託料でございますが、280万4,000円を減額いたしております。内訳といたしましては、学校プール開放委託料入札残でございます。  15節の工事請負費でございますが、これにつきましては207万8,000円、これは赤坂テニスコート改修工事の入札残、それから市民プールの入札残によるものでございます。  それから、3目の総合公園管理運営費の補正でございます。これは財源の組みかえを行っております。先ほど歳入の方で説明をいたしました収入増によりまして、特定財源の方に組みかえを行っております。  以上です。 13: ◯学校教育課長(森岡 勉) 学校教育の分、1項目漏らしておりました。45ページを説明いたします。10款2項2目教育振興費、補助費20節でございます。長引く不況等に関しまして、就学援助を受けられる方が増えまして、当初の見込みより50名弱で推移するのではなかろうかということで、補正224万6,000円をお願いしているところでございます。よろしくお願いします。 14: ◯委員長(中西 毅) 説明が終わりましたので、これより質疑を受けたいと思います。 15: ◯委員(井上博隆) 先ほどIETの会社委託されたということで、よろしかったらそのその会社を教えていただきたいということと、あと2点あるんです。地域リーダー育成研修費補助金というのは、これまでどのように使われてきたのか、その辺ちょっと勉強不足でわからないものですから教えていただきたいということと、あと中学校校舎改造費なんですけれども、すごく金額が大きいと思うんですけれども、これは予算が相当大きかったのか、それともとんでもない価格で入札されたのか。また、その工事は大丈夫なのかということをちょっとお伺いしたいと思います。 16: ◯学校教育課長(森岡 勉) IETの委託に関しましてご説明いたします。  IET、ALTも同じですけれども、大体外国語を主に母国語としてしゃべられる方ということで、IETを小学校に配置しております。この関係で去年、15年度4月からは個人に委託ということでしておりましたけれども、帰国の話が出まして、それで切りかえようということになりました。いろいろな経費がIETにもかかりますので、研修から出張から全部ひっくるめのところで会社へ委託するという形をとらせていただいております。  7月から会社委託ということで、入札方法の手続をしまして、2社だったと思います、競争入札の結果、北九州にありますアウルズという、アウルズはフクロウですかね、アウルズと契約をしております。いろいろな経費がかかりますので、委託の方が安価におさまったということで、こういうふうな補正ということで、以上です。 17: ◯社会教育課長秋吉正一) お尋ねの地域リーダー育成研修事業費補助金でありますけれども、これは同和教育の関係の補助金でありまして、啓発関係における地域リーダーを育てるということで研修を行っております。年6回やっております。それで、市の職員と地域からの参加を得まして、大体30人程度の研修を毎年実施しております。 18: ◯教務課長赤星健彦) それでは、中学校の校舎改造費の件でございます。これは平野中学校の体育館の工事の関係でございますけれども、大体予算といたしましては1億8,000万を計上いたしておりました。それで、大体入札によって結果的には88%ぐらいの金額でございます。今、こういう経済状況でございます関係で、業者間でも非常に競争が激しくなっているということで、工事関係も工事の入札の額が例年に比べると非常に下がってきておるという状況でございます。そういうことから、こういう金額の残が出たものでございますが、工事につきましては何ら支障はない。  以上です。 19: ◯委員(永野義人) 45ページの中学校費の委託料70万、大野中のことを先ほど説明してありましたが、予算を70万組んでおったけれども、職員が設計されたというようなことやったから、内訳といいますか、そこいらをちょっとお尋ねしたいと思います。 20: ◯教務課長赤星健彦) 工事を年度当初、工事関係予算計上するときに、工事の予算に合わせて設計も組み上げていきます。そこで業者に委託するか職員でするか、軽易なものについては職員がやりますけれども、ちょうどこのところがそこの判断の非常に難しいところで、なるべくですと、工事は大きなのになりますと、当然発注した方がよろしゅうございますけれども、小さいのについてはなるべく職員でしようという考えでございまして、予算計上をやっておりましたけれども、これにつきましては職員でできるということから実際には職員がやったということで、予算執行をしなかったと。そこは非常に難しいところです。 21: ◯委員(永野義人) だから、どういった設計といいますか、内容といいますか、事業の、そこをちょっと説明ください。 22: ◯教務課長赤星健彦) 大野中学校は教室数が若干増えております。そういうことから、今まであそこは多目的室がございましたけれども、その多目的室を図書室にしまして、今までの図書室を2教室にしたと。広さが2教室分ございましたので、1教室増やすということから、そういう工事を実施したものであります。 23: ◯委員(永野義人) わかりました。ちょっと最後、今こういう緊縮財政の中で、やっぱり職員の方がこうして努力されるということはなかなかいいことではないかなというふうに思います。ですから、これは要望ですけれども、今からもそういう改造等が、設計専門の方じゃなくてよければ、そういう形で私は推進していっていただきたいなと、これは要望として上げておきます。よろしくお願いします。  以上です。 24: ◯委員(伊藤雅都) ちょっといいですか。44ページの4目ですか、小学校給食費で500万円、月の浦小が見直して減っていますけれども、見直した主なものはどんなものですか、えらく金額が大きいですけれども。 25: ◯教務課長赤星健彦) 小学校給食を民間委託しておりますけれども、調理業務はほとんどが大体人件費的なものでございますけれども、3年の複数年契約をやっておりますけれども、今年度がちょうど見直しの時期でございまして、見積もりによる入札減で500万円も落ちたわけでございますけれども、月の浦の価格といたしましても、大野城市の委託の中では見込みよりも落ちましたけれども、そう極端に安いと、内容的に問題があるというようなことでもございませんので、そういうことで契約いたしております。 26: ◯委員(伊藤雅都) じゃ、ほとんどこれは人件費ということですか。 27: ◯教務課長赤星健彦) 大体これは人件費が大きいですね。 28: ◯委員(伊藤雅都) 要するに6名でやっていた分を5名になったとか、そんなものですか。 29: ◯教務課長赤星健彦) いや、これがそこもありましょうけれども、うちの委託としては12時なら12時までに900食をつくってください。それだけの人的配置をおたくは何人でも結構ですからしてくださいということでやっております。これは派遣法の関係で、人数を指定するわけにはいきませんので、そういう内容になっております。その中で企業の方は非常に努力してあると思います。 30: ◯委員(伊藤雅都) わかりました。 31: ◯委員(永野義人) 44ページの森岡さんのところの結核予防対策費の減ですね。これは15年度より結核が云々と言ってありましたけれども、少し詳しくそこいらを説明いただきたいと思います。すみません。 32: ◯学校教育課長(森岡 勉) 結核予防対策費、これは小中学校の児童・生徒に対する予防なんですけれども、今まではご存じのとおりツベルクリン反応を生徒に一度して、その反応をまた先生方に見ていただいて、それが陽性であれば検査に回して治療するというふうな形をとっておりましたけれども、文科省と厚労省のツベルクリン、結核予防に対する基本的な考え方が変わりまして、小学校、中学校に対してはツベルクリンの注射を打つことはしないで、直接問診をしながら直接触診といいますか、先生方に見ていただくという形で陽性か陰性かという判断をすると。その判断につきましては、診断をする先生が問診票の中にこれは検査に回した方がいいよという判断をされて、その問診票が上がってきます。  筑紫地区全体で結核予防協議会を学校関係でつくりまして、その中でまた専門医の専門委員会という形で、保健所の所長だとか南福岡病院の結核専門の先生だとかその問診を、学校から上がってきた、校医が見られた問診票を、最後はそこで筑紫地区全体でチェックします。  そこで、いよいよ精密検査に回しなさいというふうな判断になりますと、学校に連絡が行きまして、専門の医療機関にかかるというふうな形に変更になっております。それで、校医にご足労願う時間が少なくなったという面でも、かなりの予算の減少ということになっています。 33: ◯委員(永野義人) それが15年からですか。 34: ◯学校教育課長(森岡 勉) 15年度からでございます。 35: ◯委員(永野義人) ちょっといいですか。子どもは健康で、今結核等が、よく院内感染とかいうようなことが出ておりますので、ちょっと心配で聞いたんですけれども、保護者とかそういったところからはこのことに関しまして、何らお話とか相談とか心配事とか、そういったことに対してはなかったですか。 36: ◯学校教育課長(森岡 勉) 特段委員会の方にはありませんけれども、問診を書く場合に、それぞれ保護者が書くようになっているんですね。例えば外国に子どもが最近行ったとか、結核患者の方と、家族の方とかお見舞いに行ったとか接触したとかいう部分でアンケートを書くようになっていますけれども、その辺でわからないというふうな、どう書いたらいいかとかいう問い合わせはございましたけれども、とりたてて病気に対する心配は、厚労省でも言っていますのは、低年齢の方はかなり罹患率が低いというふうなことを言っています。高齢者の方が率的には多くなっているということで、その辺も方針の転換があるんじゃなかろうかとは思いますけれども、ちょっとその辺は詳しいことは…。 37: ◯委員(永野義人) わかりました。ありがとうございました。結構でございます。 38: ◯学校教育課長(森岡 勉) 先ほど井上委員のご説明で、アウルズが私、オウムと言ったようだけれども、フクロウですね。フクロウの勘違いですね。すみません。訂正しておきます。フクロウと言いました。私、オウムと言ったような…。 39: ◯委員長(中西 毅) ちょっと私、聞き漏らしたような気もするんですが、45ページの教育推進費というのを、ちょっと具体的にどんなものか。 40: ◯学校教育課長(森岡 勉) 中学校のコンピューターの関係、18節の備品購入でございますか。これは中学校5校に対しますコンピューターの購入でございます。今までレンタル方式で会社からレンタルということでしておりましたけれども、経費的に算定をしますと、購入の方が安いということで、方針を14年度から変えて新しくする分については、購入でいこうということにしております。5校のうちで14年度、15年度、2年度で5校全部中学校の場合は終わっております。14年度が2校、15年度が3校分、同じ時期に債務負担をいただきまして契約実行をしております。15年度分のマイナスが安価で終わったということで、2,700万円ほど減額させていただいておるところです。 41: ◯委員長(中西 毅) ほかにございませんか。 42: ◯副委員長(木村文夫) このコンピューター関係なんか、何年ぐらい、耐用年数は、あるのですか。 43: ◯学校教育課長(森岡 勉) 今の計画では5年を周期にということでも、まだレンタルよりは安価で終わるということで試算しております。 44: ◯委員(伊藤雅都) 46ページの文化財費で上大利区画整理が大分落ちていますけれども、進捗率はどれぐらいですか。 45: ◯社会教育課長秋吉正一) 正確にはお答えできないですけれども、大体16年度ぐらいで完了するだろうという予定であります。 46: ◯委員長(中西 毅) それでは、質疑がないようですので、質疑を終わります。  これより討論に入ります。(なしの声)討論を終わります。  第20号議案「平成15年度大野城市一般会計補正予算(第6号)について」の採決を行います。  第20号議案について原案のとおり可決することに異議ありませんか。(異議なしの声)異議なしと認めます。よって、第20号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上でございます。暫時休憩します。再開は11時とします。     (休憩 午前10時45分)     (再開 午前11時00分) 47: ◯委員長(中西 毅) おはようございます。教育部に引き続きまして、上下水道局の第25号議案「平成15年度大野城市水道事業会計補正予算(第4号)について」と、第26号議案「平成15年度大野城市下水道事業会計補正予算(第3号)について」を議題とします。執行部の説明を求めます。 48: ◯上下水道局長(関 泰弘) おはようございます。それでは、第25号議案の水道事業会計補正予算、この概要につきまして、私の方から説明させていただきます。  まず1ページの3条、これは収益的収支の予算でございますが、収入で7,175万1,000円の増、すみません、中ほどに補正予定額と書いております、その中で、収入で7,175万1,000円の増、支出で1,651万6,000円の減となっております。  次、2ページをはぐっていただきまして、これは4条の資本的収支でございます。この補正予定額でございます。収入で4,690万7,000円の減、支出で1億661万4,000円の減。それから、2ページから3ページにかけまして、これは5条でございます。その中で債務負担行為の追加を行っております。一番下の欄の3ページ、この追加は水道メーター検針業務でございます。  この中で、このたびの補正の主なものといたしまして、収入面では水道加入戸数の増に伴います加入金の増、支出面では、給与改定に伴います人件費と、それぞれの事業の決算見込みによる減額補正を行っておるのが主なものでございます。  そこで、11ページから増及び減額の主なものにつきまして、担当の課長の方より説明させますので、よろしくお願いいたします。11ページからでございます。 49: ◯企業総務課長(高原英治) それでは11ページの見積もり基礎のところから説明させていただきます。  収益的収入の営業収益、その他の営業収益で、水道用地賃貸収入、これは30万円の減になっておるわけですが、これは畑詰浄水場を駐車場としておったんですが、一般会計の方に売却するということになりましたので、10月より契約を開始したところでございます。その分の30万円でございます。
     営業外収益の加入金ですが、加入金戸数の増によるもので、当初415戸見込んでおりましたが、決算で増えるということで、9,355万円の増となる予定となっております。  3番の特別利益でございますが、これは畑詰浄水場の水道用地売却益でございます。売却面積及び単価の確定によりますものでございます。  それから次のページ、収益的支出の分で営業費用、原水及び浄水費でございますが、この中で給与、これは改定による減でございます。  続きまして、法定福利も同じですが、委託料1,302万円。このことは、活性炭再生業務入札の減等でございます。  動力費、電気使用料が見込みより下回ったということで430万円です。  薬品費590万円、これは入札の減によるものでございます。  給水費、先ほど言いました給与の改定によるもの、法定福利費も同じでございます。  委託料の330万円、これは量水器取りかえ委託、地図変換委託等の減でございます。  業務費、給与、法定福利は、職員の給与改定によるものでございます。  総務関係費も同じく、給与改定によるものでございます。  印刷製本費14万、これは執行残でございます。  営業外費用、消費税及び地方消費税、これは課税収入の減による消費税の減1,184万4,000円でございます。  次の14ページ、資本的収入の方でございますが、企業債、これは配水管整備事業債、起債対象事業の減によるもので8,700万円、それから次の水道加入金の増によるもの、4,009万3,000円。次のページの資本的収支の中で、第7拡張事業、委託費、委託料6,447万7,000円、これは事業の変更による16年度事業開始となったこと及び測量委託等の執行残でございます。  手数料の20万1,000円、不動産鑑定の執行残でございます。  工事費の500万円減でございますが、事業計画の変更による16年度事業開始となったことによるものの減でございます。  公有財産購入費271万1,000円、配水池用地購入の執行残でございます。  それから施設整備費、これは給与改定のものでございます。  委託料650万円、委託内容変更及び入札の減によるものでございます。補償工事費、給与等は改定によるものでございます。工事請負費の1,800万円、施工延長の減等によるものでございます。  それから資産購入費912万5,000円、量水器購入、庁用車購入等の執行残によるものでございます。  以上でございます。 50: ◯委員長(中西 毅) それでは、第25号議案の説明が終わりましたので、これより質疑を受けたいと思います。 51: ◯副委員長(木村文夫) 加入戸数はどのぐらい増えているんですか、戸数は。 52: ◯水道課長(清原 崇) 当初の予定では、たしか415戸で立てておりましたけれども、一応今回補正する対象としては、一応802戸ということで考えております。 53: ◯委員(永野義人) これは関連ですけれども、415戸を15年で組んであって、その倍ぐらいになっておりますけれども、こういった建築確認ですか、そういったとで大体市にわからないものなんですかね、新たにこうして追加をするということは。アパートとかマンションとか、そういった開発行為に係るやつやないかなと思うんですね。 54: ◯水道課長(清原 崇) 当初15年度予算を作成する時点は、どっちかというと、建築が下がりぎみと申しますか、そういうふうな時期でございました。15年度になりまして、30戸前後の中高層のマンション、ああいうのがだんだん増えてまいりまして、結果的に戸数が多くなったということでございます。ただし、今委員がお尋ねのように、建築確認等でそこら辺の戸数が事前に把握できないかというようなことでございますが、実際窓口に給水の事前協議という形でお見えになる、その段階で大体の概要がわかるところでございます。  ただし、それもはっきりした建物ではまだございません。計画中の建物で、こういうふうな建物をつくりたいんだが、加入金等はどのようになるのかということでお尋ねになる状況で、それも必ずしも建築されるという状況ではないような状況でございます。そのことから、加入金等の見込みがなかなか難しいという状況になっていようかとは思います。  以上でございます。 55: ◯副委員長(木村文夫) 関連ですけれども、戸建てとマンションと、マンションがはるかに多いわけでしょう、現在は。 56: ◯水道課長(清原 崇) 水道加入金の場合は、戸建てになりますと一戸ずつの加入金になるわけですけれども、集合住宅になりますと、10戸以上とか20戸以上ということで、加入金に累進がかかります。そのことから、加入金の金額が上乗せされるといいましょうか、高くなるというふうな結果になります。 57: ◯委員長(中西 毅) ほかに質疑は、ございませんか。 58: ◯委員(永野義人) 15ページの資本的支出の建設改良費の1目ですか、第7期拡張事業費、今説明をいただきましたけれども、この中での委託料、工事請負費、公有財産等について、具体的にもう少し詳しくお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  そこともう一つ、3目の補償工事費の中で工事請負が2,800万円ですか、施工費、何か延長のというようなことでございましたが、そこいらも少し掘り下げて、説明いただきたいと思います。 59: ◯水道課長(清原 崇) まず、第7期拡張事業の委託料の件についてお答えいたします。  先ほどの説明でもありましたように、事業計画等の変更によりというようなことでございました。これにつきましては、7期拡張事業の中で牛頸の方に高区配水池を予定しております。これにつきましては、先ほどの説明でもありましたように、用地は売却したところではございますが、当初この中に…。 60: ◯委員(永野義人) 売却ですか。 61: ◯水道課長(清原 崇) 買収でございます。失礼しました。買収、買った方でございます。そこに配水池をつくるということで、そこの実施設計を上げておったところでございます。ところが、先ほど言いましたように事業計画の変更で、16年度、来年度に回そうというふうなことから、この委託料が減ってきたという状況です。それで、工事費関係も一部の関係で、一部工事をやめたということから、これは送配水管工事でございますけれども、それも中止したということで、来年度回しにしたということでございます。  それともう一点、補償工事の工事請負費が減ったということで、理由は何かということでございますが、これは、上大利地区に下大利南ケ丘線というバス路線がございますけれども、そこに当初、水道本管整備を考えておったところでございますが、街路事業等によりまして下水の汚水工事あたりが計画されておりますので、そういう工事に関連する補償費の方に切りかえたということから…、失礼しました、補償工事、これは下水道関係あるいは区画整理関係、街路事業等が今進められております。その中で協議していく中で、施工できないところがあるということで、その延長を削減したということから、工事費が下がっていったところでございます。 62: ◯委員(永野義人) では、今のはいいですか。今の工事請負の補償工事がいろいろな区画整理とかもろもろの都市プランの中で計画していたものができなかったからということで、またその後にはされるんですか。 63: ◯水道課長(清原 崇) はい。また次年度にそういう関係事業者と協議して、引き続き事業を進めていくということでございます。 64: ◯委員(永野義人) わかりました。それと今の説明で、委託料等が16年度になったということですよね。これは前説明がありました平野の方から向こうに新しくハミングバードの、あちらの方の関係の配水池とか、工事関係が全部16年度に、次年度に変わったということ、それでいいんですかね。 65: ◯水道課長(清原 崇) はい。 66: ◯委員長(中西 毅) ほかはございませんか。(なしの声)では、ないようですので、質疑を終わります。  これより討論に入ります。(なしの声)討論を終わります。  第25号議案「平成15年度大野城市水道事業会計補正予算(第4号)について」、採決を行います。第25号議案について原案のとおり可決することに異議ありませんか。(異議なしの声)異議なしと認めます。よって、第25号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、第26号議案「平成15年度大野城市下水道事業会計補正予算(第3号)について」、執行部の説明を求めます。 67: ◯上下水道局長(関 泰弘) では、第26号議案の下水道事業会計の補正予算につきまして、私の方から概要を説明させていただきます。  1ページの3条、収益的収支において、これは補正予定額の欄でございますが、収入で1,125万5,000円の減、支出で1,040万3,000円の減です。  続きまして2ページ、第4条でございますが、資本的収支予算でございます。補正予定額、収入で2億1,619万1,000円の減、支出で1億5,087万4,000円の減でございます。  次に2ページから3ページにかけまして、5条でございますけれども、これは債務負担行為の追加を行っております。3ページの右下に挙げておりますように、上大利3丁目地内の雨水管渠の築造工事でございます。  このたびの下水道事業の補正の主なものといたしましては、収入面でございますけれども、これは付加面積の拡大によります受益者負担金の増でございます。それから支出面でございますけれども、14年度事業で取得しました資産の内容の確定によります減価償却費、水道事業と同じように給与改定に伴います人件費、3月の決算期を末に控えておりますので、事業の決算見込みによる減額補正が主なものでございます。  それでは、10ページからその増減の主なものを記載しておりますので、担当の課長より説明をいたします。 68: ◯企業総務課長(高原英治) それでは、10ページの見積もり基礎を説明させていただきます。  収益的収入、下水道事業収益の1,125万5,000円、この内訳としまして、営業収益の1,034万5,000円の中の他会計負担金、同じく1,047万5,000円、この中で雨水処理負担金747万5,000円の減、これは雨水施設等に対する14年度の企業債の借入額の利率の確定によるものでございます。  水洗化促進負担金300万円、これは水洗便所改造助成金の減によるものでございます。  その他の営業収益13万円、受益者負担金の延滞金でございます。  営業外収益91万円の減、これは他会計補助金で、下水道事業団負担金相当分が5,000円、緊急下水道維持企業整備特定事業費50万9,000円、流域下水道経費39万6,000円、これは14年度企業債の借入額の利率の確定によるものでございます。  収益的支出、マイナスの補正予定額減の1,040万3,000円、内訳は営業収益の管渠費579万円、委託料の579万円は雨水排水計画策定業務の執行残、下水道管渠維持管理費の管渠清掃委託の減でございます。  普及指導費、減の310万円、これは給与改定に伴うものでございます。  補助金300万円、水洗便所改造助成事業、助成金の減によるものでございます。  総係費20万の減、これは給与改定に伴うものでございます。減価償却費682万7,000円、これは有形固定資産減価償却、無形固定資産減価償却でございます。それから、資産減耗費26万円、備品の廃棄資産でございます。  2番の営業外費用でございますが、840万円の減でございます。支出利息が900万円、雑支出が60万円でございます。この内訳は、支払利息、14年度借入額利率確定による減、受益者負担金不納欠損でございます。  次のページの資本的収入でございますが、2億1,619万1,000円の減でございます。企業債1億8,690万、これは流域下水道事業債が190万円、公共下水道事業債が1億8,500万円、これは企業対象事業の減によるものでございます。  補助金4,450万円の減、これは下水道整備国庫補助金、対象事業の減によるものでございます。負担金1,520万9,000円、これは付加面積の増、鹿島建設ですか、つつじケ丘のところの協力金の増でございます。  資本的支出の中で、補正額は1億5,087万4,000円、これは補正減でございます。建設改良費、この中で公共下水道整備費で1億4,840万円、この内訳としまして給与改定による減、委託料は入札による減、工事請負費は補助事業の一部を前年度繰り越し事業として実施したことによる減と入札減、補償費、水道、ガス移設及び家屋補償費の減でございます。  流域下水道整備費、マイナスの減の433万4,000円、流域下水道整備事業事業費の精算による減でございます。  3番目の受益者負担金経費186万円の増でございます。これは付加面積の増に伴い、前年度報償金の増額となった分でございます。  以上、簡単ですが、終わらせていただきます。 69: ◯委員長(中西 毅) 以上で説明が終わりましたので、質疑を受けたいと思います。 70: ◯委員(伊藤雅都) 11ページの雑支出で、受益者負担金不納欠損というのは、何が原因で不納欠損になったんですか。 71: ◯企業総務課長(高原英治) これは5年以上の時効を超えたもの、また不明者、どこに行かれたか相手が探せないような方の分でございます。全部で5件と7件、12件の不納した物件になるものです。 72: ◯委員(伊藤雅都) 今の関連で、一応5年以上だったら、毎年ずっとあるんでしょうが、大体毎年どれくらいあるものですか。 73: ◯上下水道局長(関 泰弘) 調べてすぐ報告します。 74: ◯委員(永野義人) 私の方から。3条の先ほど収益的収入で、収入の中の営業収益ですか、水洗化促進の300万円ですか、これは水洗便所の改造資金負担金となって、これが当初から300万円の減になっております。これは毎年どのくらいの、水洗されるための計画をしてあったのか、そこいらを少しお尋ねしたいと思いますが。 75: ◯下水道課長(香野善明) 今年度は300戸を予定しておりました。ところが、2月末で95件しか上がってきておりません。今まで水洗便所に改造される確認申請が出てくるんですけれども、去年までは750、60件あったんですけれども、今年は恐らく570、80件だろうと。きょう、申請件数を調べてきましたら555件で、総体的な件数も減っております。実際、300件を100件と余裕を少し見て、300万円を落とさせてもらったということでございます。 76: ◯委員(永野義人) これ、確認ですけれども、水洗に申請されれば何万かの、幾らやったですかね、これ、補助金ですか、出てくる。 77: ◯下水道課長(香野善明) 1万3,000円で、くみ取り便所につきましては1基当たり1万3,000円、浄化槽になりますと、2基目からは1,000円追加。大便器2基、だから1万4,000円。くみ取り2基でしたら、2万6,000円ということで、それぞれ違ってまいります。 78: ◯委員(永野義人) 大野城市は、この下水道事業というのは100%に近い整備をされたということを随分前から報告を受けておりましたけれども、幹線が整備されても各世帯のここいらが先に進まないと、100%と言えない。そこいらの啓発等はどのように思ってあるのか、進めてあるのか、少しお尋ねしたいと思います。 79: ◯下水道課長(香野善明) 嘱託職員2名で大野城市全部を回ってもらっております。今年度は延べでございますけれども、2,700、800軒を回っていただいておるところでございます。実際、正確には何軒つないでいないかというのは把握しておりませんけれども、700軒ぐらいです。その中には、入居されていない家屋、例えば長屋あたりで半分が入っていない、半分が出れば家を壊すからというふうになっておるんですけれども、いつの間にか入ってあるとか、そういうところに何遍も行って水洗化は勧めております。 80: ◯委員(永野義人) 古い賃貸住宅とか、そういったところの加入が少ないということですね。  もう一点、12ページの資本的収入で、先ほど伊藤委員も受益者負担のことで聞いてありましたけれども、3項ですか、受益者負担金の1,520万9,000円ですか、これはどこの分に入るんですか。 81: ◯企業総務課長(高原英治) どこまでと言われるとちょっと今、大体どう言ったらいいですかね、東方面、乙金、あっちの方面が…。 82: ◯委員(永野義人) すみません、工事が終わったところの周辺の受益者の方たちの分ということですかね、これは。そういうふうにとっておいていいんですか。南の方ではなく……。 83: ◯企業総務課長(高原英治) 南の方もちょこちょこやっておる分がありますので、そういうところ、若干工事をちょっと行った主に東でございますけれども、ちょこちょこ工事をやっておる分で、どう言うたらいいですかね…。 84: ◯委員(永野義人) いや、もうわかります。東の方ですね。そういうふうにして工事を進めていくときに、受益者負担の関係で地権者に周知してありますよね。そこいらはどんなふうに、文書でしてあるとですか、それとも地権者のあたり、一軒一軒訪問して説明されたりとか、その方法を少しお尋ねしたいと思いますが。 85: ◯企業総務課長(高原英治) 工事を行うときに、工事説明会の中でパンフレット等で説明をさせていただいております。それから、供用開始地区になりましたら、年度初めに広報等で知らせまして、縦覧を行い、その後につきましては、文書で出しております。納付書と一緒にこういう状況ですよというのを出しております。 86: ◯委員(永野義人) さっきの質問の中でも、不納的に5年間すればというのは、当然これは法的な問題でされると思いますけれども、この受益者負担の中には、大野城市以外の地権者もたくさん当然おってあるわけですかね。そういった方たちに対しても工事の説明とか、先ほど言いました受益者負担の納付書とかを、郵送等でしてあるんですか。そこいらをちょっと説明ください。 87: ◯企業総務課長(高原英治) 工事の説明のときは、周りの方のみとなってこうかと思うんですが、あとは文書等で照会しているところでございます。 88: ◯委員(永野義人) この受益者負担というのが、私たちは当然よく理解しているんですけれども、よく工事をされる前にぽんと言ってきたと。何であげん、平米当たり払わないかんちゃろうかいなとかいうようなこともよく耳にするものですから、やはりそこいらの説明といいますか、少し負担もいただくのですから、理解をしてもらうような進め方も大事ではないかなというふうに思いますが、いかがですか。 89: ◯企業総務課長(高原英治) 説明会等ではお話をしながら、パンフレットでやっておるんですが、お見えにならない方等がそういうお話になってこうかと思うんですが、今後は一層そういう啓発に力を入れていきたいと思います。  先ほどの不納欠損の話でございますが、14年度決算におきまして585万5,000円、それ以前のが1,163万4,000円、合計1,748万9,000円、現在残っておるということで、今後は5年経過した分とか、そういう状況下の分で落としていかないかんのじゃなかろうかと思っております。  以上でございます。 90: ◯委員長(中西 毅) ほかにございませんか。(なしの声)ないようですので、質疑を終わります。  これより討論に移ります。(なしの声)では、討論を終わります。  第26号議案「平成15年度大野城市下水道事業会計補正予算(第3号)について」の採決を行います。  第26号議案について、原案のとおり決することに異議ありませんか。(異議なしの声)異議なしと認めます。よって、第26号議案「平成15年度大野城市下水道事業会計補正予算(第3号)について」は原案のとおり可決することと決しました。  以上。暫時休憩します。再開を13時とします。     (終了 午前11時43分)     (再開 午後01時00分) 91: ◯委員長(中西 毅) では、午前中に引き続き、上下水道局の所管に入ります。  第33号議案「平成16年度大野城市水道事業会計予算について」の執行部の説明を求めます。
    92: ◯上下水道局長(関 泰弘) 議案としましては、この黄色の分が上がっておるんですが、こちらは見にくいですから、うちの方で独自に文教水道委員会資料として、これを集約したのがこちらになりますので、こちらの方ですみませんが、今日、配付しました資料に基づきまして説明をさせていただきたいと思います。  それでは、第33号議案の水道事業会計の当初予算につきまして、文教水道委員会資料に基づいてその概要を説明させていただきます。  まず、1ページをお開きいただきたいと思います。ここに水道事業会計の業務量ということで、それぞれ項目ごとに掲げております。まず、一番大きいのが人口増によります通水戸数は伸びておるわけでございますけれども、一日平均の使用水量、これが住民の皆様方の節水効果によりまして、大体2万1,300トン台に定着いたしております。そういうことで、中身につきましては、これは参考資料としてつけておりますので、後で御覧いただきたいと思います。  それから、2ページでございますけれども、これが収益的収支でございます。収入が一番左の上に書いてありますように、20億3,984万4,000円、支出は中ほどに書いておりますように、支出合計が20億4,457万2,000円で、予算上の収支の不足額が472万8,000円となっております。  収入の主なものといたしましては、先ほど申しましたように建設戸数の増加によります加入金の増が1億3,734万円。支出では、企業債の支払利息、1,727万5,000円が主なものでございます。  次の3ページでございますが、これは資本的収支でございます。収入が12億7,613万2,000円、支出が18億6,030万3,000円で、予算上の収支予測額が5億8,417万1,000円となっております。これらの5億8,417万1,000円、この不足する補てん財源といたしましては、その下に書いておりますように、消費税資本的収支調整額が5,307万8,000円です。そして、損益勘定留保資金、これは過年度分で充当できるということで、5億3,109万3,000円。合わせまして5億8,417万1,000円、これを4条の不足分を補てん財源で充当しておるところでございます。  資本的収支で主な事業といたしましては、第7期の変更拡張事業に伴います牛頸、大山、五ケ山ダムの受け入れ分でございます。それと雉子ケ尾、双方工区、雉子ケ尾を海水淡水化の受水、送配水管の整備を新年度事業として行います。  また、資本的収支の不足額は、先ほど申し上げましたように、補てん財源がまだ国の事業としては残っておりますので、5億8,417万1,000円はこれで充当させていただいております。  それから、4ページでございますが、これは水道事業債の概要でございます。16年度、これは未償還の残高でございますが、右下に書いておりますように、119億6,239万8,000円となっておるところでございます。  以上、水道事業の主な概要でございまして、新年度の事業といたしましては、5ページからでございますが、これは担当課長より説明させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 93: ◯企業総務課長(高原英治) それでは、企業総務課分から説明させていただきます。  1番、一時借入金の限度額を8億円と定めておるところでございます。  2番目の一般会計からの補助金でございますが、これは7拡事業の借入債の利子の分を補てんしていただくようになっております。  水道用地賃貸収入、これは畑詰浄水場は売却しましたので、若草分で7台分を予定しておる分野でございます。  水道用地売却収益、これは若草の高架水槽用地、これを公募により売却したいというふうに考えております。  月の浦の配水池用地分でございますが、この分を売却したいというふうに考えておるところでございます。  クリーンエネルギー自動車導入促進対策補助金、これは今ガソリン車でございますが、今回1台買いかえでございますが、ガス車に買いかえたいということで考えております。日本ガス協会の方から45万円の補助金が出るということで上げさせていただいております。  以上でございます。 94: ◯料金課長(高橋豊一) 続きまして、料金課の所管の分のご説明を申し上げたいと思います。  まず最初に、水道料金収納管理業務、これにつきましては、印刷製本費、通信運搬費等の水道料金を、市民の皆さん方にお願いするときの経費でございますけれども、2,441万9,000円。  続きまして、衛生業務でございますけれども、これにつきましては奇数月の月末に年6回程度やっております。  続きまして、集金検針業務でございますけれども、まず、水道料金集金業務、これにつきましては6人の集金員の方に委託してやっておりますけれども、一人の方が今年、15年度末でやめられる関係で、一人分につきましては外部委託、民間委託の方にしたいと考えております。  それから、水道料の検針業務でございますけれども、これにつきましては、市長の市政方針にもございましたけれども、現在、24人の個人の方に検針員を委託しておりますけれども、16、17年度、2カ年において個人の委託から法人委託の方に切りかえるものでございます。  また、ハンディーターミナルを16年度、導入する関係で、その関係の開発費等の経費も含んで総計、水道の検針業務につきましては1,789万3,000円でございます。それから、ハンディーターミナルの機器につきましては、新年度購入を予定しております。資産購入費として906万円の計上をお願いしているところでございます。  以上でございます。 95: ◯水道課長(清原 崇) それでは、水道課の主要事業についてご説明いたします。  1番でございます。施設の維持管理費、このうち汚泥処理委託でございます。これは牛頸、瓦田の各浄水場にあります天日乾燥槽、そういうところから出てきます汚泥を処理するものでございます。  次に、活性炭再生業務、瓦田浄水場の中に活性炭槽がございまして、活性炭が劣化してまいりますので、それを再生しているという業務でございます。  施設の修繕、保守・点検等ということでございますが、これは各浄水場内の取水施設の修理あるいは配水施設の修理、浄水施設の修理等を含んでおります。点検業務といたしましては、浄水施設でありますところの高電圧とか受変電設備とかNTV設備の保守点検、あるいは電気計装といたしまして、テレメーターとかいうものがございます。これは電気計装になりますけれども、そういう施設がございまして、そういうものを点検していくというものでございます。  次に、2番目でございます。浄水管理費、これは浄水場の電気料でございます。ポンプとか、そういうものを動かすところの電気料でございます。  水質検査、浄水関連薬品費等につきまして、これは各浄水場の水道法に基づきますところの水質検査、そういうものを企業団等に委託しております。そういう委託費、あるいは今度は各浄水場で薬品により水を浄化させるということから、塩素とかポリ塩化アルミニウムとか、そういう薬品を使って浄化をしておるものでございます。  企業団受水費でございます。これは293万210トンを予定いたしております。これは、来年度の送配水量847万4,288トンのうちで、総配水量の約34.6%、企業団から受水するというものでございます。  次のページをお願いいたします。漏水修理、これは宅内の漏水修理を市でやっておりますので、その修理費でございます。修理箇所につきましては、過去3年間の平均値を算定いたしております。300件ほど予定をいたしております。  次に、量水器管理費でございます。これは1番、量水器取りかえ委託料、取りかえ負担金、メーターにつきましては、計量法で有効期限が8年というふうに定められておりますので、7年を過ぎたメーター器を新たに取りかえるというものの委託料でございます。それと、集合住宅等の各戸メーターの取りかえの負担金というものでございます。  量水器購入費、これは新たに量水器を購入するものでございます。期間が8年を過ぎて新たに取りかえる分、新たに建てかえ等で発生するメーター器を購入するものでございます。大体主に13ミリが主体でございますが、13ミリから75ミリまで、2,763個でございます。それと新築分としまして、同じように13ミリから75ミリまでを492個購入するようにいたしております。  次に、6番目でございます。給水管布設がえ工事、これは平成15年度より水道法の改正が行われまして、鉛の水質基準が0.05ミリグラム/リットルから0.01ミリグラム/リットルへ強化されたことによるところの工事で、水道本管から分岐されて各戸に給水管が取り込まれております。その一部が鉛管で施工されたところがございますので、その部分を取りかえるという工事でございます。  漏水等の修理でございます。これはそこに書いておりますように、一般市道上等の漏水をしたときの修理、あるいは消火栓とかいろいろな施設がございますけれども、そういう施設を、空気弁とかそういうものを修理するときの修理費ということで計上しておるところでございます。  次に8番、第7期拡張事業でございます。拡張事業は大山受水、あるいは海水淡水化に伴いますところの整備事業でございます。まず、1番の委託料でございますが、牛頸、高区配水池に設置する際の現地の地山の物質調査及び水道施設、配水池あるいは送配水施設、電気計装、そういう部類のものを設計していくという業務でございます。  次に、史跡の調査、伐採、搬出業務。高区配水池予定地が山になっています。山にヒノキ等が植わっておるという状況でございますので、まず文化財の調査をやりまして、その際に現在やっておる樹木を搬出するというふうなことを考えております。  次に、工事請負費でございます。これは配水管及び送水管の整備を行っていこうというものでございます。一応5カ所を予定しております。その延長が3,480メートルほど予定したところでございます。  次に、ポンプ設備等の改良工事ということで、2件予定しております。中の配水池と送水ポンプ等の設備改良等を計画いたしております。  9番、施設整備費でございます。まず、1番の設計業務、一応10件予定しております。これは現在、維持課等で進められております市道の整備あるいは街路事業、区画整理事業等に関連して、配水管を新たに計画し直すという業務でございます。  次に、導配水管の新設、改良工事というものでございます。14件、8,506メートルほどでございます。これは畑詰浄水場内にポンプ施設がございますが、今度売却に伴いますところの、そういう導配水管を一部改良していこうというふうな工事を含んでおります。  次に10番、補償工事でございます。これは配水管等の布設がえの設計業務というものでございます。これは圃場工事に伴いますところの配水管の設計委託を行うものでございます。  工事請負費でございます。ここに書いておりますように、下水道、区画整理事業関係の配水管等を布設がえしていく工事でございます。一応7カ所予定いたしております。延長が3,085メートルでございます。次ページ以降に、来年度の水道課の主要事業を計上いたしております。丸が施設の整備事業でございます。番号のところに丸とか三角、四角で囲っています。四角が、補償工事でございます。三角が、第7期拡張事業施工箇所でございます。  以上でございます。 96: ◯委員長(中西 毅) 説明が終わりましたので、質疑を受けたいと思います。 97: ◯副委員長(木村文夫) 市長の方針でも発表がありましたけれども、大山、五ケ山のダムの完成は、大体いつごろになる予定ですか。 98: ◯上下水道局長(関 泰弘) 今の木村委員のでございますが、大山が大体企業団計画では平成19年度です。そして、五ケ山の方が22年でございます。ご存じのように、大山、五ケ山ともに若干おくれるということで、大山の事業の進捗率は、すみません、後で申し上げます。ということで、集団移転の問題がございまして、移転先の問題等がいろいろ問題になりまして、そういうところで若干おくれてきておると。ということは、大山は大体半分ぐらいの進捗です。その間は、今の17年度から受けます海水淡水化、その辺でどうとか、各企業団はくいつながないかんというような状況下でございます。進捗率につきましては、ちょっとすみません、今資料を持ってまいりますので、あとでご報告させていただきます。 99: ◯副委員長(木村文夫) あわせて淡水化の方と、それから昨年からちょっと新聞で言っていました北九州の遠賀川の…。 100: ◯上下水道局長(関 泰弘) 工業用水…。 101: ◯副委員長(木村文夫) そうそう。その問題は県が交渉しているのですかね。あれはどげんなりよっちゃろうか。 102: ◯上下水道局長(関 泰弘) 福北導水、遠賀川の、先ほど言われましたように工業用水、これは10万トン北九州は持っております。それを福岡都市圏が水不足でありますので、何とか融通してあげたいということが、福岡県知事と福岡市長、北九州市長の三者会談によりまして話が持ち上がりまして、その話は現在進められておりまして、北九州市といたしましては、日量5万トン以上福岡都市圏からの受水申し込みがないと、採算がとれないということで、各福岡都市圏も受水団体にアンケート調査をとった結果が、実際は2万トンしかなかった。ということで、今の北九州市にしましては、2万トンではいかがなものかということで、5万トンに対する2万トンですから、最低でもあと3万トンは何とかしてほしいと。  福岡都市圏はどのように言っておるかといいますと、今から海淡の受水が始まります。大山、五ケ山が入ってくるのに、先に北九州の福北導水の工業用水をオーケーを出すと、それなりに今度はまた今後のあれに響くんじゃないかと。個人的に団体に言うんじゃなくて、構成団体の福岡水道企業団を通して調査をしてくれと。個人個人の主張しておりますから。そういうことで福岡県の方もちょっと今、北九州市と県と板ばさみになっておるみたいでございます。その会議が過去五、六回開かれまして、一応3月いっぱいに方向づけを決めてくれというようなことが出まして、私ども幹事になっておるんですが、25日の日にもう一回最終段階的な報告があると思います。それは作業部会の方でしておりますから、今度は福北導水の市長が結成しておりますその会に、どういうことであったと最終段階のご報告があろうかと思います。それもやはり3月いっぱいで方向性を決めたいというようなご報告を受けると思います。今、そういう状況でございます。  すみません。先ほどお尋ねの進捗状況でございますけれども、五ケ山ダムが、平成15年度末で大体12.1%、大山ダムが36%の進捗率です。  海淡は来年度受けますので、来年度で100%です。来年の4月1日から実施いたします。大体5万トン、一日につくりまして、大野城市は3,700トンの受水を申し込んでございます。 103: ◯委員(伊藤雅都) 海淡に関連して、3,700トン受水すると、大体年間幾らぐらいかかるものですか。 104: ◯上下水道局長(関 泰弘) これは、先ほど福岡地区の水道企業団の今後の財政見込みの中で、あっちの方にも補てん財源がありますので、もう少し料金を値上げしなくていいですよと。というのは、福岡地区水道企業団が、今補てん財源を20億持っております。それを食いつぶすというが、もう海淡になったからすぐに料金値上げやなくて、当分の間、今まで蓄えてきた補てん財源20億円でつないでいこうと。当分の間というのが、5年ぐらい、20億のがありますので、5年ぐらいもてる試算になっております。企業団はそれ自体はいいんです。それぞれの個々の市町村の問題がありますから、うちとしては、企業団は5年はもてます。5年は料金を値上げしなくていいですよと。現状の基本料金の10円と157円。大体今トン当たり157円です。それで海淡が来ましても、今までの筑後川からいただいておる水と同じ価格でいいですよということで、今後も海淡受水も値上げなしに進んでいくということでございます。 105: ◯委員(永野義人) 5ページ企業総務の方の説明で、確認ということを含めてお尋ねしますが、3番目の水道用地の賃貸、これは若草と畑詰で、畑詰の方は売却やったですかね、二千何百万円やったと思いますけれども、そういったことで10月ですか、で、若草の方のはなかなか大変ということですが、この44万1,000円ですか、それと4番目の水道用地売却の旧高架水槽、これが若草というような説明でありましたが、この駐車場との関係は一緒のところですかね。  それと、次の配水の月の浦の方の増設用地分が、下に書いてある1億6,000万ですか、この合計が1億5,000万になっているのだろうと思います。そこいらをもう少し詳しく、具体的に説明をしていただければと思いますので、1点お尋ねいたします。今、水道事業というのは見直しを含めていろいろと改善をしていってあります。そういったことを含めての質問でございますので、その辺をよろしくお願いいたしたいと思います。  それと関連いたしまして、料金、これは本会議の方でもあっておりましたけれども、集金業務ですか、これを民間に委託していく方向ということを局長の方からも答弁があっておりました。現在25人、今の説明で25人やったですかね。 106: ◯上下水道局長(関 泰弘) 24人。 107: ◯委員(永野義人) 24人ですか。で、16年と17年度で切りかえていくというようなことでございましたが、これも確認を含めてですけれども、これはたしか鵤議員だったですかね、だれやったかな、福山さんやったですかね。そこと重複するかもしれませんけれども、16年と17年度で切りかえということで、今まで業務に携わった個人の方々を、民間委託の方にお願いするというようなことでしたけれども、その辺の話し合いというのは調整されて、個人の方が、そこいらも少し具体的に説明いただきたいというふうに思っておりますので、お願いいたします。  以上です。 108: ◯企業総務課長(高原英治) それでは、用地の件につきまして、私の方から説明させていただきます。  先ほど賃貸借のところで若草7台分ということを言いましたが、昔、グリーンハイツと呼んでおった時代に寄附採納で受けた土地でございます。7台分といいますのが、受水槽、水を受ける水槽が団地の下の方にあるわけですが、ちょっと池の名前を忘れましたが、池の横にあるんですが、そこに7台分の受水槽用地もあります。そこは駐車場として今貸しておる。今後もそれは続けていきたいと今の段階では思っております。その上、一番頂上付近に高架水槽用地がございまして、高架水槽は現在では倒しまして、平地になっております。それが870.32平米あるわけですが、そこを今現在、公園用地として貸しております。そこを一部公園、一般公募による売却というふうに考えているというところでございます。  それから、月の浦の配水池用地4,661平米でございます。これについては、公社を通じて一般会計の方に売却したい。とりあえずは公社売却というような形で売却したいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 109: ◯料金課長(高橋豊一) 先ほどお尋ねの検針業務の件でございますけれども、本会議の質疑の方でも出ておりましたので、そのときにお答えしたところですけれども、現在、24人の個人の検針員の方と委託契約、これは1年契約でございますけれども、契約によって水道のメーター検針を行っているところでございまして、これを先ほど申し上げましたとおり、16、17年度の予定で個人委託を法人委託の方に切りかえるというものでございます。  現在、検針の方については、ただいま申し上げました件については、全員の方に説明を申し上げまして了解を求めているところでございます。個人の検針員の方、そのままこの検針業務を引き続きやりたいという方につきましては、まだ受託会社、入札等を行っておりませんので会社は決まっておりませんけれども、決まりましたら、その会社の方には引き続き雇用していただくように市の方から要請をしたいと考えておるところでございます。  以上です。 110: ◯委員(永野義人) 今、企業総務の高原課長の880平米ぐらいと言ったんですかね、平米数。 111: ◯企業総務課長(高原英治) 870平米です。 112: ◯委員(永野義人) で、公園用地等一部を公募で売却すると。公園用地になるとまた所管が違いますけれども、どんなふうになっておるのか。公園ですから、ちょっと所管が違うと思うんですけれども、わかればそこいらもお願いしたいと思います。 113: ◯企業総務課長(高原英治) 月の浦近隣公園、場所がございますでしょう。あれが公園が下にありまして、のりがこうあって、のりの一番上の方なんですよ、配水池用地が。それで、一部公園の方にのりの関係上、売却を一部したがいいんじゃないかというふうには考えておるところで、残りにつきまして、これ、何平米というふうに今ちょっと決まっておるわけではないんですが、あとは公募でちょっとやりたいというふうに思っておるところです。 114: ◯委員(永野義人) 公募というのは民間に売却するということでしょう。だから、今言われたのは、のり面がどのくらいになるかわからないけれども、残った分に対しての平地は民間に公募でやりますよと。その合計の売却益が4,494万9,000円を計上しておるというふうでいいんですかね。 115: ◯企業総務課長(高原英治) はい。合わせてそれぐらい考えておるということです。それで、そののりからちょっと入った、のり言うたらいいんでしょうか、すみません、のりがこうありまして、平地があるわけですが、のりいっぱいまでもというのが境界と思うんですが、それの若干上まではとっておかないといかんのじゃないかなというふうには思っております。というのが、のりをすべったり云々とかなれば、またいかんような状況で、保護地的に若干は要るんじゃないだろうかと思っておるところです。 116: ◯委員(永野義人) はい、わかりました。 117: ◯委員(伊藤雅都) 企業総務課の5番の日本ガス協会から補助金が45万円ぐらい出るのは、一台につき45万円補助金がつくんですか。 118: ◯企業総務課長(高原英治) 大体ガソリン車が、今度買いかえるわけですが、入札で80万円ちょっとぐらいするわけですが、このガス車というのが180万円程度にならせんかと思っておるんです。そのうちの45万円ぐらい補助が出るというような形、若干高いのですが、今の状況下を考えますと、クリーンエネルギーという観点から、水道としてもその辺は考えていかないかんのじゃないだろうか。とりあえずは1台を、今回考えたいと思っておるところでございます。 119: ◯委員(伊藤雅都) 将来的にはやっぱり何台かしたいということですか。 120: ◯企業総務課長(高原英治) とりあえずちょっと1台補充しまして、様子を見させていただきながら、今後必要であれば、また購入していかないかんのじゃないかと思っております。 121: ◯委員(伊藤雅都) 何か僕らから見ると、お金は入ってこんのに、何かそんなので逆行しているんじゃないかと思うけどね、少し。 122: ◯企業総務課長(高原英治) 今の情勢下といいまして、クリーンエネルギーを考えるのも、これも一策となっておりますので、今後は検討させていただきたいと思います。 123: ◯委員長(中西 毅) ほかにございませんか。 124: ◯委員(永野義人) もう一つ、聞いておきましょう。水道の方の6ページの第7期拡張事業、さっきの補正でもちょっとお尋ねしておったんですけれども、この関係がここに上がって、新年度に上げてあるようでございますが、これがハミングバードのところの土地の分ですね。今、これだけの土地調査とか委託料関係、委託料として上がっておりますが、これが工事請負とか工事も入っていますね。これ、新年度だけでは終わらんとでしょう。16年度だけじゃなくて…。 125: ◯水道課長(清原 崇) 配水池につきましては、来年度設計になると。 126: ◯委員(永野義人) 来年度ですね。 127: ◯水道課長(清原 崇) 17、18で配水池をつくっていきたいというふうには考えております。その間、配水池に関連しますところの送水管、雨水管、道路にそういうものを整備していきたいというふうには思っております。 128: ◯委員(永野義人) この場所等々、工事の概要を今説明を受けましたけれども、地元説明とか、そういったところはどんなふうになされておるんでしょうか。ちょっとそこいらも参考までに。 129: ◯水道課長(清原 崇) 前年でございますけれども、用地買収に当たりまして、地元牛頸区の方に説明に行きまして、こういう施設をつくりたいという概要説明を行いまして、皆様方から特段意見もなかったというふうなことから、用地の買収をしていきました。  今後、配水池の工事あるいは配水管工事に当たりましては、また地元の皆様方に工事の説明等を含めましてやっていきたいというふうには考えております。 130: ◯委員(永野義人) 結構でございます。 131: ◯委員長(中西 毅) ほか、いいですか。 132: ◯副委員長(木村文夫) この配水池は大体7拡で、7期拡張工事で終わらせる予定だったのですかね、予定どおりいっておれば。 133: ◯企業総務課長(高原英治) 一応、7期拡張事業において予算は想定しておったところでございます。ただし、若干の大山のおくれと現地での地元との話し合い、こういうものから延びてきたと。両方延びてきたというような形でございます。 134: ◯副委員長(木村文夫) 一応、その配水池、7拡事業がほぼ完了する時点で、この16年度の未償還額が出ていますけれども、この配水池の工事が完全に終わった状況の最後に、この未償還額はもう少し増えてくると思うんですが、その予定はどのぐらい見ておられるんですか。 135: ◯企業総務課長(高原英治) 7拡の変更事業におきましては、約10億を予定しておるところでごさいます。だから、10億ぐらいプラスになるということになろうかと、今の段階でのお話です。 136: ◯副委員長(木村文夫) 一応予定ですね。 137: ◯企業総務課長(高原英治) はい。
    138: ◯委員長(中西 毅) いいですか。 139: ◯副委員長(木村文夫) はい。 140: ◯委員長(中西 毅) ほか、ございませんか。(なしの声)ないようですので、質疑を終わります。  これより討論に入ります。(なしの声)討論を終わります。  第33号議案「平成16年度大野城市水道事業会計予算について」の採決を行います。第33号議案を、原案のとおり可決することに異議ありませんか。(異議なしの声)異議なしと認めます。  よって、第33号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続きまして、第34号議案「平成16年度大野城市下水道事業会計予算について」、執行部の説明を求めます。 141: ◯上下水道局長(関 泰弘) この資料に基づいて、今度はピンクの分でございますので、よろしくお願いいたします。  下水道事業会計の当初予算ということで、1ページ目に業務量について、各項目ごとに掲げているところでございまして、下水道の面整備が進みまして、中ほど下に書いておりますように、水洗化率も99.7%、平成16年度末であります。それから、年間の有収水量、送配水量も15年から16年にかけて、16年が850万8,603トン、15年にかけて1.5%の伸びを見ております。  あと、業務量については、後で御覧いただきたいと思います。  続きまして、2ページでございます。  これは収益的収支でございまして、収入が24億6,057万1,000円、支出が23億9,775万円で、予算上の収支で純利益が6,282万1,000円となっております。  収入の主なものといたしましては、下水道整備が進みまして、処理区域の拡大によります配水戸数が増加いたしまして、下水道の使用量が増えたことと、支出で主なものといたしましては、企業債の支払利息が年々減ってきておるというのが主なものでございます。  続きまして、2ページの資本的収支でございますが、収入が11億2,499万4,000円、支出が18億4,976万5,000円で、予算計上の収支で不足額が7億2,477万1,000円となっております。  そこで、資本的収支で主な事業といたしましては、汚水管渠、それに雨水幹線、その築造工事、それに上大利、下大利で行っております土地区画整理事業、街路事業に伴います布設がえ工事を行うところでございます。先ほど資本的収入、資本的支出、これは7億2,477万1,000円の不足額が生じておりますが、その下に補てん財源といたしまして、この消費税の分で2,155万円、これは当年度分でございます。  それから、損益勘定留保資金、これは6億5,067万5,000円。それとあとは減債積立金と繰越利益剰余金で補てんいたしまして、不足額の7億2,477万1,000円をこの補てん財源で補っているところでございます。  次は4ページ、これは下水道事業債の概要を書いておりまして、平成16年、一番右下でございますが、年度末の未償還金、これが237億3,017万1,000円、まだこれだけ残っておるというところでございます。  以上でございます。5ページ以降につきましては、担当課長が説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 142: ◯企業総務課長(高原英治) それでは、企業総務所管分を説明させていただきます。  水道と同じく下水道も一時借入金の限度額を定めております。それから、一般会計からの繰入金でございますが、雨水排水に要する経費、流域下水道の建設に要する経費、下水道規制に関する事務経費、水洗便所に係る改造命令等に関する経費、不明水の処理に要する経費、緊急下水道整備特定事業に要する経費、企業債の償還に関する経費、臨時財政特例債等の償還に関する経費、水洗便所改造資金の融資に要する経費、下水道事業団負担金に対する経費、以上繰り出し基準に基づくものを一般会計から繰り入れている。それから、基準外においては、管理運営のための補助金として9億円繰り入れていただくようになっております。  3番目、下水道用地賃貸借収入、先ほど水道の方でも申しましたが、若草の方に集中浄化槽がありましたので、そこを整備しまして4台分の駐車場用地を設けておりますので、その分の賃貸収入分でございます。  下水道受益者負担金賦課ですか、これはつつじケ丘ですが、県道の太宰府境のところに1.5ヘクタールばかり開発がございまして、その分と西部の区画整理等の保有地等、点々とあるわけですが、そういうものの2.2ヘクタールでございます。  5番目の御笠川、那珂川流域下水道事業、これは県の総事業費の負担財源分の負担金でございます。  雨水流出抑制検討業務、これは浸水対策としまして公共用地等、公園等いろいろでございますが、そういうところを処理浸透施設などの検討する検討業務料を上げさせていただいておるところでございます。  以上でございます。 143: ◯料金課長(高橋豊一) 続きまして、料金課の所管の分でございますけれども、6ページをお願いしたいと思います。  まず最初に、下水道の使用量徴収経費、これは委託料。水道と下水道を合わせて賦課徴収しているところでございますけれども、下水道会計の方から水道会計の方に関連の経費の分を支出する分でございます。  続きまして、御笠川、那珂川流域下水道維持管理負担金、これにつきましては、流域下水道を布設しますので、その関係の負担金の該当する分で、そこに書いています5億6,156万8,000円を負担金として支出するものでございます。  以上でございます。 144: ◯下水道課長(香野善明) 下水道課事業についてご説明いたします。  1番の管渠等補修費、これは取り付け管の補修、また人工蓋等の補修でございます。  2番の水洗便所改造普及助成金、これは先ほどもご説明しました3年以内に水洗化をするところについて助成するものでございます。来年度は200戸を予定して上げております。  3番目、井水メーター取り付け業務。個人の家庭ではメーターまでつけて井戸の水をはかったりしないんですけれども、個人の場合は認定となっております。魚屋とか風呂屋とか、そういうところはどのくらい量を使いよるかわからない。そういうところにつきましては、井水メーターを取り付けるようにしております。そのメーター取り付け業務等です。20ミリから100ミリぐらいまでのメーターを購入するようにしております。  4番目、下水道台帳整備でございます。600万円計上しています。  5番目の公共下水道整備事業、委託料、下水道の設計とか土質調査等々、12カ所、12件ほど計上しております。  それから、工事請負費でございます。補助事業として、雨水、汚水管渠築造工事9,000万円を計上しています。  それから、汚水の単独工事、11カ所ほど上げております。さらに、汚水管改修工事2カ所を計上しております。  それから、雨水単独で1億2,000万、さらに公共升設置事業、この公共升につきましては、広い農地等につきましては、最初から入れておりませんでした。といいますのが、想定で入れておきますと、むだになってしまう箇所が多うございます。だから、新たに分筆されたり開発されたりする時点で入れようということで、入れております。だから、必要な時期に必要な場所に入れるということでございます。30件ほど計上しております。場所につきましては、右側に、7ページから9ページに施工予定箇所を挙げております。  簡単ではございますが、以上でございます。 145: ◯委員長(中西 毅) 説明が終わりましたので、質疑に入りたいと思います。 146: ◯委員(永野義人) ちょっと私の方からいいですか。下水道課の6ページの、これは新たな事業だろうと思うんですけれども、3番目ですか、井水のメーターの取り付け業務ということで、20ミリから100ミリと。上水の場合は、これはわかるんですけれども、これは初めてなんですか。だから、これは一般じゃなくて、20ミリ以上ということは、一般が13ミリですから、20ミリですから、業務といいますか、そういったところのものだろうと思うんですけれども、こういうふうなものを取り付けるという発案といいますか、どこいらから、今までしていなかったんでしょう、これ。そこを説明ください。 147: ◯下水道課長(香野善明) 以前からやっておりました。前年度のこういう説明の内容の中に、井水メーター購入費としては、項目としては上がっていなかったと思っております。だから、先ほども上水道のメーターについても、8年が計量法で、7年を超えると切りかえていく。そういうものと一緒でございます。新規も出てまいります。 148: ◯委員(永野義人) はい、わかりました。すみません、それ、ちょっと私、勘違いしておりました。 149: ◯委員長(中西 毅) ほか、ございませんか。 150: ◯委員(井上博隆) 補てん財源がほとんどなくなっているんじゃないかと思うんですけれども、今後の見通しはどのようになっているのか教えていただけないでしょうか。 151: ◯上下水道局長(関 泰弘) ご承知のように、水道も下水も同じでございますが、大体減価償却費というのが大きな補てん財源の要因となっておるわけでございますが、うちの下水にいたしますと、2ページを見ていただいてわかりますように、本年度予算が約6億5,000万円、そして右側に企業債の償還金とありますですね、4億8,000万。すみません、下水の方です。すいません。失礼しました。2ページです。この中ほどに、下水道事業費用の中に6番、7番、この中に6億5,000万円、これは減価償却費ですね。そして、3ページ目の資本的支出の中に、企業債の償還金というのが10億ぐらいあります。10億2,166万2,000円。というのが、大体減価償却と企業債の償還がバランスよくとれておけばいいんですけれども、これは今企業債の償還方法がものすごく先に来ます。余計収めるというか、今まで借りておりました関係で。  これはどのような仕組みになっておるかといいますと、一応、減価償却は上水も下水もいろいろな施設をつくりますと、耐用年数が大体60年ですね。60年で減価償却しています。そして、企業債は借り入れておる、あるいは大体28年から30年のうちに戻しなさいという決まりがありまして、それで1,000万円仮に借りたとします。1,000万円をお互いに同じ減価償却と、企業債の償還と同じであればいいんですけれども、片や30年で戻せと。片一方の減価償却は60年ぐらいしかみんな償還してしまえないと。そうなるとギャップがございます。  そういうことで、今、井上委員がお尋ねのように、一応今そういうふうな逆転現象にございまして、今下水道事業におきましては、今まで積み立てておりました減価償却損益勘定資金、これをほぼ食いつぶしてしまっております、今までの補てん財源をですね。  そういうことで、今後下水道事業について厳しいと。同じく水道事業においても厳しゅうございますけれども、今のところ減価償却費とゆうに企業債償還金が減価償却、今まで積み立ててきとった剰余金、補てん財源がございますので充てられますものですから、今度、海淡の受水費も据え置かれたということで、水道事業会計もあと二、三年はいいでしょうと。  でも、下水道事業会計におきましては、補てん財源とは別に補てん財源の資料がございます。今はまだ積み立てとそれによりますと、下水道事業会計は今現在も厳しいと。厳しいですけれども、一時的に長期借り入れあたりでしのいでいこうということで、下水道が今一番ピークを迎えますのが、企業債の償還金でございますが、これが平成17年、再来年ですね。大体20億近くを払います。それから若干落ちてまいります。  それから、今度は水道事業会計のピーク時が18年でございます。18年の7億2,000万円、これはピークであとはじわっと下がってまいります。  下水道においては17年、水道事業会計においては18年、大体17、18年度が一番水道、下水に対しての企業債の償還金がピークを迎えると。あとは下降してまいりますけれども、17、18年度を乗り切れば、この間を一時的な借入金でしのいで、今後の動向を見ようということで、大体今のところ厳しい状況の中にありましても、先ほど一般会計の借り入れ限度が9億と言っておりましたけれども、そういう形でしのいでおるというのが現状です。  9億は借り入れではなくて、一般会計から下水の方はいただいております。というのは、汚水云々は一般会計からいただけるようになっておりました。汚水は公費でございます。 152: ◯委員長(中西 毅) いいですか。 153: ◯委員(井上博隆) はい。 154: ◯委員長(中西 毅) ほか、ございませんか。(なしの声)ないようですので、質疑を終わります。  これより討論に入ります。(なしの声)討論を終わります。  第34号議案の採決を行います。第34号議案について、原案のとおり決することに異議ありませんか。(異議なしの声)異議なしと認めます。  よって、第34号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で文教水道委員会をすべて終了いたします。     (閉会 午後02時08分)...