春日市議会 2021-05-19
令和3年市民厚生委員会 本文 2021-05-19
1: 開議 午前10時00分
──── ─ ──── ─ ────
◯委員長(内野明浩君) 全員出席であります。ただいまから
市民厚生委員会を開議いたします。
本日は傍聴人がいらっしゃいます。傍聴人の方に申し上げます。私語や拍手は謹んでいただきたいと思います。携帯電話は電源をお切りいただくかマナーモードにしていただきますよう、お願いいたします。撮影及び録音は傍聴規則によりできませんので御協力をお願いいたします。
それでは初めに、委員会記録の署名委員を指名いたします。署名委員に
飯田浩昭委員を指名いたします。
それでは、健康推進部の議会閉会中の報告事項を議題といたします。
横山健康推進部長。
2:
◯健康推進部長(横山政彦君) おはようございます。健康推進部です。
本日、報告事項3件と追加で報告をさせていただきます。早速、所管課長から報告をいたします。
3: ◯委員長(内野明浩君)
冨永国保医療課長。
4:
◯国保医療課長(冨永普行君) それではですね、お手元のA4、1枚の資料を御覧ください。国保医療課・高齢課と書かれた資料でございます。
新型コロナウイルス感染症の影響による
国民健康保険税、介護保険料の減免制度の延長について御報告いたします。
まず、1の経緯等ですが、令和2年度におきましては、
新型コロナウイルス感染症対策として、収入額が前年と比べて3割以上減少した世帯、被保険者等を対象に、
国民健康保険税、介護保険料の減免を実施いたしました。令和3年度につきましても、収入額が前年と比べて3割以上減少する見込みがある世帯、被保険者等を対象に、引き続き減免を実施することとしております。なお、この減免に係る国の財政支援は、令和2年度は減免総額の10割、すなわち全額でしたが、令和3年度は減免総額の2割に減額される見込みとなっております。
次に、2の参考の部分に令和2年度の減免件数と減免額を記載しておりますので、御参照ください。
令和3年度の減免につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響がございました令和2年中の収入額からさらに30%以上収入額が減少する見込みがあることなどが減免の要件となりますので、減免件数や減免額は令和2年度と比べますと減少すると見込んでおります。
御報告は以上でございます。
5: ◯委員長(内野明浩君) それでは、確認したい事項があればお願いいたします。
はい、お願いします。米丸委員。
6: ◯委員(米丸貴浩君) 課長、国費による補填が2割になるだろうということなんですけど、その残りの8割を市単費で補填するんではなくて、国保会計の中にですね、特別交付金がなかったですかね。特に、いろんな事情が発生した場合とか、交付金はいろんなまた種類がありますけれども、低所得の方の割合が大きくなったとか、そういう場合に県を通じて頂ける交付金があったような気がしたんですけど、そういう措置は図られないんですか。
7: ◯委員長(内野明浩君) 冨永課長。
8:
◯国保医療課長(冨永普行君) 現時点ではですね、この残りの8割という額はですね、基本的に単費にならざるを得ないと思います。国の財政支援の2割に
特別調整交付金が充てられますので、この2割分は
特別調整交付金がですね、県を通じて来ますけれども、残りの8割については基本的には単費ということになります。
ただ、減免につきましては、一般会計のほうから繰り入れてもですね、赤字補填とはみなされないという通知が出されておりますので、現状としては、一般会計からの繰入れかですね、または何らかの理由で一般会計から繰り入れられない場合にはですね、既存の基金を活用してですね、歳入補填に充てたいと思っております。
以上でございます。
9: ◯委員長(内野明浩君) ほかに。原委員。
10: ◯委員(原 克巳君) 令和3年度については、令和2年度よりも件数が減るだろうというような見込みなんですが、どの程度減るだろうといった見込みを立てておられるのかお伺いいたします。
11: ◯委員長(内野明浩君) 冨永課長。
12:
◯国保医療課長(冨永普行君) 正直言いますと、どのくらい減るかというのはですね、実は全く分からないというのが正直なところですね。ただ、確実に令和2年度からは減るだろうというところで、同じように、近隣の市町村とかにもいろいろ情報交換をしてるんですが、やはり、どこも見込みはしづらいと。普通に考えれば、令和2年中からですね、コロナが発生してますので、令和2年で1回収入が下がって、そこからさらに令和3年中の収入が30%も下がる人というのは当然少なくなるのかなというのは分かるんですが、実際、それがどのくらいですね、正直、半分ぐらいになるとかですね、そういったのは全く見当がつかない状態ですね。
以上でございます。
13: ◯委員長(内野明浩君) ほかに確認事項あれば、お願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
14: ◯委員長(内野明浩君) ないようですね。
じゃあ、次、お願いいたします。
貴島健康スポーツ課長。
15:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、
総合スポーツセンター等の利用状況について御報告をいたします。
A4の右下に
健康スポーツ課と書いた、
総合スポーツセンター等利用状況の資料を御覧ください。
過去5年間の利用者数の推移を記載しておりますけれども、見ていただいて分かるとおり、令和元年度、令和2年度とか
なり利用者数が落ち込んでおります。これにつきましては、
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う施設の休館が令和2年3月4日から5月24日まで、それと開館時間短縮、これが、令和2年度については1月16日から3月7日までの間が20時まで、3月8日から3月21日までが21時までの開館時間となっておりましたので、その影響がかなり出てきているものと思われます。
現在も、施設につきましては、午後8時までの開館ということで緊急事態宣言中はいたしておりますので、多少、本年度も影響は出てくるかと思います。
あと温水プールにつきましては、
改修工事期間中ですので利用人数はゼロとなっております。
簡単ではございますが、御報告は以上でございます。
16: ◯委員長(内野明浩君) ただいまの報告に関しまして確認しておきたいことがあれば、お願いいたします。
米丸委員。
17: ◯委員(米丸貴浩君) 貴島課長、以前よりは減ったんですけど、セアカゴケグモの発生が時々見えて出てくるんですけれども、その後、センターの利用に関して影響が出たとかいうことはないんですか。
18: ◯委員長(内野明浩君) 貴島課長。
19:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今のところ、去年以降そういった影響はないんですけれども、そろそろやっぱり気温も高くなってまいりますので、少し点検のほうを厚くするように指定管理者とは話をしております。
20: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
21: ◯委員(米丸貴浩君) 点検というか、今、課長がおっしゃったように、今から活動期に入ってくるので、事前の消毒とかいうのはされないんですか。
22: ◯委員長(内野明浩君) 貴島課長。
23:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 消毒もする予定にしております。
24: ◯委員(米丸貴浩君) お願いします。
25: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
26: ◯委員長(内野明浩君) はい、ないようです。
じゃ、次の報告をお願いいたします。
大坪高齢課長。
27: ◯高齢課長(大坪寛治君) お手元のほうにお配りしてます、令和3年度版の「まごころ」が出来上がりましたので、配付させていただいております。内容につきましては、後ほど御確認をしていただきたいと思います。
以上でございます。
28: ◯委員長(内野明浩君) どこか、ここら辺が特に変わったとか何かあるんですか、この中で。
大坪高齢課長。
29: ◯高齢課長(大坪寛治君) 先月の閉会中の委員会で御説明しました第8次
介護保険事業計画に基づきまして、変更点がありますのがですね、9ページ、介護保険料の改定ですね。それと19ページ、負担限度額と20ページの利用者負担の上限、ここが変わっております。
以上でございます。
30: ◯委員(米丸貴浩君)
包括支援センターですよね。東に増えたでしょ。
31: ◯委員長(内野明浩君) あ、
包括センターね。が増えたっていうのもあるか。
32: ◯高齢課長(大坪寛治君) すいません。申し訳ございません。
33: ◯委員長(内野明浩君) そうですね。
ほかに、どうしても確認しておきたい事項があればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34: ◯委員長(内野明浩君) ないですね。
それでは、次、お願いいたします。
冨永国保医療課長。
35:
◯国保医療課長(冨永普行君) それではですね、先月4月の閉会中委員会において
後期高齢者医療制度のパンフレットをお配りした際に、米丸委員のほうから、
後期高齢者健康診査について前年度から変更点はないかの御質問がございましたので、この場でお答えしたいと思います。
今年度につきましては、前年度ですね、令和2年度からの変更点はございません。
以上でございます。
36: ◯委員長(内野明浩君) よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
37: ◯委員長(内野明浩君) それでは、次、お願いいたします。
貴島健康スポーツ課長。
38:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、御報告でございます。専決処分のついての御報告となります。
先日、
総合スポーツセンターメインアリーナでの床材の剥離に伴う負傷事故について御報告させていただきました。その床の補修工事の予算について専決処分とさせていただいております。本来は、臨時議会を招集し、補正予算議案として御審議いただくべきことは重々承知しておりますが、7月末までに補修を終え8月から再開するためには、早期に工事に着手する必要があり、臨時議会を招集するいとまがなかったため、地方自治法第179条の規定に基づき専決処分といたしました。
金額は652万4,000円で、板の交換170万円、部分補修箇所440か所、合計で610か所を補修し、7月末までに全面を研磨、コーティングし、
コートライン復旧まで終了する予定です。
なお、原因究明、またその結果による負担割合などについては決定していませんので、今後も引き続き調査を進め、顧問弁護士とも相談しながら、施工業者、
維持管理業者と協議を詰めてまいります。詳細は6月議会の報告事項の中で報告させていただきます。
以上です。
39: ◯委員長(内野明浩君) 横山部長。
40:
◯健康推進部長(横山政彦君) 健康推進部、以上でございます。
41: ◯委員(北田 織君)
ワクチン接種の関係の、そういったことを聞いても構わないんですか。状況。
42: ◯委員長(内野明浩君) 状況ですね。昨日から始まった……。すいません、じゃあ、終了する前に、
ワクチン接種、今、予約状況とかそこら辺をちょっと説明していただけますか。一番重要なところだと思いますので。
横山部長。
43:
◯健康推進部長(横山政彦君)
ワクチン接種につきましては、月曜日の9時から予約を始めております。ほぼ落ち着いた状態で予約が進んでいる状況でございます。月曜日、ラインが1,080件、
コールセンターが681件、合計1,761件で、本庁にかなりの数が来庁されるだろうとか、いきいきプラザに押しかけるんじゃないかという心配をしておりましたけども、春日市民の方、非常に落ち着いてらっしゃって、そういう混乱もなく。一部、やっぱり、ラインの使い方がよく……、ラインしたいけど分からないとかいう問合せがあったり、来庁で御相談というのは、十数件という単位ではあっておりますが、それは個別に対応しているところでございます。
昨日につきましては、ラインが87件で
コールセンターが574件、合計で661件と少し予約が落ち着いた感じです。特にラインは1日目にもう大量に入って、昨日は八十数件というところですから落ち着いて、
コールセンターのほうもほぼ午後からはつながらない状況ではなくなっているという形で、進んでいる状況でございます。非常に、他市の状況を見る限り、春日市は落ち着いて始まりました。これは、全て市民の皆さんの御協力のたまものだろうというふうに評価をしているところでございます。
接種につきましては、昨日の午後から、自治会役員、民生委員さん、接種を始めております。総数で昨日95人、接種をしております。一部キャンセルが出ましたので、会場の
ワクチン業務の従事者に残り分を接種したところでございます。
ワクチンについては以上でございます。
44: ◯委員長(内野明浩君) よろしいですか。じゃ、はい、じゃあ確認。
45: ◯委員(原 克巳君) 確認というか、ちょっと質問をね。私のほうにも多くの方から、どうなってるのということで質問をいただいているんですが、私が説明できることと説明できないことがあるので。当然、私たちも市民の皆さん方に質問を受けたら説明をする責任があるので、これ、幾つかお尋ねをしたいと思うんですけど。
まず1点目に、
コールセンターがあるわけですけれども、これ、恐らくIPになってると思うんですね。有料になってますよね。私が筑紫地区を調べてみたら、5市の中で大野城市は
フリーダイヤルになっているので恐らく無料だろうと思うんですね。それ以外は有料になってます。有料の場合、電話をかけて待ったりすると「お待ちください」ということで、これ20秒で10円かかるんですね。だから、1分待つと30円かかるという。数日前に電話をいただいて、これは受付とか問合せとかいろんなことをされたときだろうと思うんだけど、これが有料になってて「お待ちください」が長いので、他市では……、他市というのは恐らく僕の調査によると大野城市のことだろうと思いますけれども、
フリーダイヤルになっているのに、なぜ春日市は有料になってるんだという問合せがありました。これ、よかったらひとつ教えていただければと思います。
それから、ウェブで申込みするときに西暦……。これは、あくまで市民の皆さんからの質問なので。普通だったら、西暦よりも元号のほうで覚えておられる。僕だったら、1950年よりも昭和25年のほうが記憶に非常にあるというか。そういったもので、ウェブのほうをするときに、選択するちゅうか、自分がよく覚えてないこということで分かりづらいというのが、1点ありました。
それと、夫婦で申込みをするのに、同日、大体近い時間帯で予約ができればいいんだけど、これがなかなか予約ができないと。実態は分かりませんけれども。というのが、御年配の人は、やっぱり車1台で一緒に行って一緒に接種して帰ってきたいと。ところが、別の日になったりすると、煩雑というか、やっぱり交通とかいろいろ考えると大変だと。だから、極力同日の近い時間帯で予約はできないのかという、これが3点目。
それからもう1点は、それこそ昨日から自治会長さんたちの接種が始まったということですけど、各自治会に優先的に、7名でしたかね、接種基準をつくっておられますけれども、その7名の接種を受けられる方の、自治会長が恐らく決めると思うけれども、その基準ですよね。それがあまり定かじゃないと。私も、各自治会によって違うみたいなので、聞いてはいますけど、ただ、市としてはこういう基準で7名選んでくださいと、そういった指針をもって示されているかどうか。その4点をよかったら教えていただければと思います。
46: ◯委員長(内野明浩君) 貴島課長。
47:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) まず1点目が、
コールセンターの電話番号ですね。おっしゃるとおり、本市の
コールセンターは
ナビダイヤルというものになっています。0570で始まる番号ですね。今のところもですね、市民の方から同じような御意見はいただいているところです。
今回の
ワクチン接種というのが希望される方が接種するということで、全ての人が接種するわけでは恐らくないだろうと考えております。正直、受益者負担という言い方が正しいのかどうか分からないんですけれども、
フリーダイヤルという想定は当初から本市ではしておりませんでした。選択肢としては、通常の番号とこの
ナビダイヤルの番号という選択肢になってくるんですけれども、実際始まってみれば、ワクチンの供給が遅れて、かなり接種の開始が遅れているんですけれども、そもそももっと早い時期から始まる予定だったのはもう皆さん御承知のとおりだと思います。それで、かなりこの
コールセンターについては急いで開設した部分があります。それで、通常の一般回線の増設をするには、やはりどうしても交換機のほうから使っていかないといけませんので、一番最速でできる選択肢として
ナビダイヤルの番号を選択させていただいたということになります。
恐らく県内でも
ナビダイヤルを使っている市町村は多々あるかと思いますけれども、通常ダイヤルの回線が増やせた市町村とそれができず
ナビダイヤルにしたという選択をした市町村と、両方あるかと思います。おっしゃるように、有料の番号ですので、市民の方からはですね、やはりこういうサービスとしていかがなものかという御意見はもちろんいただいております。今後もですね、この
ワクチン接種事業については、継続して恐らく続けていかざるを得ないような状況になってくると思いますので、そこはいま一度、全国の市町村の状況なども確認しましてですね、再検討はしていきたいと思います。ただ、今回につきましてはですね、広く市民の皆様に周知をしてしまっているので、このままの番号で続けさせていただきたいと考えております。
それと、もう1点が、ラインで選択するときに西暦と和暦と。もちろん和暦のほうがぴんとくる方が多かろうと思います。そちらも、今後のですね、改修について検討はさせていただきたいと思います。こちらですね、どうしても予診票と本人確認をする書類との西暦と和暦が食い違っている場合があるので、実は、本人確認の窓口でもですね、早見表を置いているような状況ですので、もっと分かりやすい形に今後できたらとは考えております。
それと、御夫婦の方で一緒に申し込んでなるべく近い時間帯でという部分ですね。それができるのが一番ベストだと思います。今現在ですね、ラインでの申込みの際に、同じ機械を使って申し込んだときに、同じ時間帯で申し込むと、片一方がはじかれてしまうという現象が発生しておりますので、それについては急いで改修をしているところです。
御案内としましては、1枠ずらした時間帯でお申込みをまずしていただいて、来られるのは一緒に来られて大丈夫ですよという御案内をさせていただいております。
ただ、例えば、日にちがずれてしか予約が取れなかったという場合はですね、申し訳ありませんけれども、そこで一緒に来られても、ワクチンの総数というのが決まっておりますので、対応できるかどうかというのが難しいところになります。今後の検討だと思います。
それと、先日から始まっております自治会役員さん、それと民生委員さんで65歳以上の方で希望される方への先行接種でございます。自治会への御案内としましては、やはり高齢者の方と多く接する機会のある方を役員さんの中でも選定して名簿のほうを提出してくださいというお願いの仕方をしております。
民生委員さんにしてもそうなんですけども、私どもの狙いとしましては、まず最初のスタートが、どうしても医療従事者の数が足りておりませんので、少ない例数でしか始められなかったという点もございますし、そういった高齢者の方と接する機会の多い方が先に打たれることによって、御自身の接種はこういう感じだったよというのを広く周りの高齢者の方にお話ししていただきたいという狙いがございました。なので、自治会の皆様への御案内としましては、そういった狙いもありますよということを説明した上で選定をお願いしたところでございます。
以上です。
48: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。
49: ◯委員(原 克巳君) 再確認も含めてですけど、先ほどの
ナビダイヤルの関係は、そやけど、次回からというのは、今回の年齢、5歳ごとに区切ってずっと受付をされてるから、ここでもう既に電話番号が周知されてる。だから、今回ちゅうのは、今のこの
ワクチン接種を行ってることであって、次回ちゅうのは、もしかしたら、いま一度同じような状況になったときのことを次回て言いよるわけですかね。
50: ◯委員長(内野明浩君) 貴島課長。
51:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 難しいですね。正直、今の時点で、今回打ったワクチンの抗体がどの程度持続するのかであるとか……、御承知のとおり、今流通しているファイザー製のワクチンというのは非常に取扱いが難しいワクチンです。そこで、事前予約を取ったりですね、
集団接種会場である程度まとまった数で接種をしていただくという形になっておりますので、今後、例えば、今、流通している
インフルエンザワクチンのような取扱いができるワクチンができたらですね、どんどん、そういった予約も関係なしにできてくるとは思うんですけれども、先ほど、私が「次回」と申し上げたのはですね、次のシーズンという言い方が正しいのかどうか分かりませんけれども、次にまた大規模な接種を始めますよという御案内のときにですね、そういった相談窓口であるとか予約受付の窓口であるとかの電話番号については検討はしていきたいという意味で申し上げております。
以上です。
52: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。
53: ◯委員(原 克巳君) 結論的に言えば、今、推進というか進捗している
ワクチン接種ですね、これは65歳以上で、また各病院で個別接種が行われることも含めてでしょうけど、そのことについては、この
ナビダイヤルから無料の
フリーダイヤルに変えるということはできないという結論ですよね。そういうことでいいわけですよね。というのは、高齢者の方というのは、待たされて……、課長言われるように、役所に電話したと。有料なの、無料なのて。そしたら、やっぱり有料と言われたと。よく調べてみたら、春日は丁寧に
ナビダイヤルの下に「この電話番号は有料になります」と書いてありました。ほかの市は書いてなかったけれども。いずれにしてもそれは、だから今回は無理ですよと。
それから、先ほどの西暦、もしくは僕は年号と言ったけど、和暦という、これも、だから今回はもう無理ということですよね。これは可能なんですか、今から。当然、5歳ごとに区切って受け付けされるじゃないですか。これについては可能なんですか。
54: ◯委員長(内野明浩君) 貴島課長。
55:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) この場で可能か不可能かというのは、なかなかお答えしづらいのでちょっと回答がうまくできないところはあるんですけど、今、もう既に予約が入っている状況です。そこでシステムのほうを扱うというのは非常に怖いというのがございますので、そこは持ち帰らせていただいて検討させていただきたいと思います。
56: ◯委員(原 克巳君) 分かりました。
57: ◯委員長(内野明浩君) いいですか。
58: ◯委員(原 克巳君) はい。
59: ◯委員長(内野明浩君) 船久保委員。
60: ◯副委員長(船久保信昭君) すいません。自治会役員と民生委員さんの接種の件ですけど、去年、
特別定額給付金のときに、市でチームを組んで、特にお一人住まいの高齢者の方を訪問されてサポートをしたといったことがあったんですが、今回、そういった市としてチームを組んで、接種の周知とか予約のサポートとかそういったことをされる計画というのはおありでしょうか。それをちょっと教えていただければと思います。
61: ◯委員長(内野明浩君) 貴島課長。
62:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今、具体的な計画というのは持ってないんですけれども、何かそういった周知については必要であろうという認識は持っております。
ただ、ちょっと難しいのは、今回の
ワクチン接種が希望されてないから無反応なのか情報を持たれてなくて無反応なのかがちょっと分かりにくいところもありますので、そこはやはり、前回の定額給付金のときもそうでしたけれども、民生委員さんのほうとか例えばケアマネジャーさんとか、いろんな方の御協力を得ながら周知には努めてまいりたいと思っております。
63: ◯委員長(内野明浩君) 船久保委員。
64: ◯副委員長(船久保信昭君) すいません。2点確認させてください。
今回、85歳以上の方に対してクーポン券を郵送されたという経緯の中で、予約の開始日等の日程が封書の裏面にシールで貼られていたということで、それに気づかれない高齢者の方が結構いらっしゃったというふうに聞いておりますが、今後、74歳以下の方に発送される場合には、日程の示し方はどういうふうにされるのかというところをお願いいたします。
65: ◯委員長(内野明浩君) 貴島課長。
66:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 裏面に貼ったシールが非常に見えづらかったということで、そういうお声はいただいております。
次の年代の方からはですね、もう封書が届いたら即予約可能ということになっております。そちらの御案内は封書の表にシールを貼らせていただいております。
67: ◯委員(北田 織君) それと、もう1点いいですか。
68: ◯委員長(内野明浩君) はい。
69: ◯委員(北田 織君) もう1点がですね、先ほどの
コールセンターが結局、混む原因は、ワクチン関係の相談と受付を兼ねてるからだと思うんですよね。例えばこの筑紫地区であれば、大野城市と太宰府市は相談窓口は別の電話番号をつけてます、僕の調べによればだけど。この大野城市と太宰府市は
コールセンターと相談窓口の電話番号を別にしてるんですよ。だから、
コールセンターが相談を兼ねると、相談ちゅうのは結構長い時間かかるわけですね、だから、次の方がかけてきたら、その間電話に……、何人で対応されているか分かりませんけど、そういうことで当然待たなきゃいけない。そしたら、お金もかかるようになる。要するに、発信側の申し込まれた方がその分負担しなきゃいけないという状況が発生しているかと思うんですけど、そういう部分では、相談窓口を別途に設けるという考え方はありませんか。
70: ◯委員長(内野明浩君) 貴島課長。
71:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今のところ、相談窓口をまた別に番号を取るという想定はしておりません。いろんな御相談についてはですね、
健康スポーツ課の健康づくり担当のほうにもかかってきておりますので、そちらを御案内させていただいておりますし、なかなか
コールセンターでは答えられないような内容の質問もございますので、それはちゃんと担当課のほうにつないでいただいて対応するようにしております。
72: ◯委員(北田 織君) 僕は分けたほうがいいと思うんですけどね。
73: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。
74: ◯委員(北田 織君) それと今度は、実際にかけられた方には
コールセンターでは答えをしていただけなかったと。だから、そこで別のところにかけたという方もやっぱりおられました。いろんな相談を受けたりするわけですけれども、そういうこともあったりするので、できれば本当は相談窓口は相談窓口として別個にあったほうが、私は行政の親切さかなと思いますけれども。すいません、そのことだけ一言申し上げときたいと思います。
75: ◯委員長(内野明浩君) ほかに。米丸委員。確認事項ね。
76: ◯委員(米丸貴浩君) 私も実は母の予約をするときに迷ったのは、このお知らせね。裏面を見るとですね、問合せ先に予約と御相談はこの
コールセンターで、右に大きく、発行元は課長のところですよね。発行元というのでここに相談していいんだろうかというのは、私も悩んだんですよ。今の話からすればですね、予約だけは
コールセンターにして、この発行元、御相談はこちらにというふうには行けないんですか。
77: ◯委員長(内野明浩君) 横山部長。
78:
◯健康推進部長(横山政彦君) おっしゃる意見、よく理解をしているところでございます。
ただ、地域づくり担当のほうは、ほかの相談窓口であったりいろんな形での相談も受けているところです。
コールセンターの中を分けるとなると、また
コールセンターの中の業務が煩雑になるということがあるので、
コールセンターの予約と相談を一緒に受けさせていただいているという状況でございます。ほかの窓口を地域づくり担当の分も含めて全て健康づくりのほうということになると、通常業務であったりほかの問合せについての対応ができなくなるということがありますので、どうしても月曜、火曜は皆さんに御不便をおかけしたところではございますが、そういう形で予約と相談を一本化させていただいていると。どうしてもそこでお答えできないものについてだとか、実際は1日目の月曜日ですね、
コールセンターにつながらないということで様々な相談をほぼ1日中、回線埋まりっ放しで健康づくりが受けたというのが実態でございます。そういう形で対応しないと、通常業務と
ワクチン接種の予約以外の相談業務だとか、もう少し詳しい相談業務だとかがございますので、そこは一定の機能分担をさせていただいているというところではございますので、そういう形で理解をいただければと考えております。
79: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。
80: ◯委員(原 克巳君) ちょっと1点確認なんですけど、接種券の様式というのは、全国、国で統一されているんでしょうか。というのが、御高齢の方から相談を受けたときに、字が物すごくちっちゃくて見えないという相談を数件受けてて、もしそれぞれの市町村で様式を変えるとかっていうのが……。これからは高齢者というより対象者がだんだん若くなるので、もう必要ないのかなという気もするんですけど、様式を自治体で変えるということは可能なんでしょうか。
81: ◯委員長(内野明浩君) 貴島課長。
82:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 申し訳ありません。これ、統一様式になっておりますので、中身を大きく変えるというのはちょっと難しいところになります。
83: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。どうしても聞いておきたいとか確認したい点。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
84: ◯委員長(内野明浩君) いいですね。
85:
◯健康推進部長(横山政彦君) 健康推進部、以上でございます。
86: ◯委員長(内野明浩君) ありがとうございます。それでは、健康推進部の報告を終了いたします。どうもありがとうございました。
それでは、休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前10時39分
再開 午前11時03分
──── ─ ──── ─ ────
87: ◯委員長(内野明浩君) 委員会を再開いたします。
それでは、福祉支援部の議会中の調査事件を議題といたします。
なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は、挙手で発言を求め委員長の指名を受けた後、1問1答で簡潔明瞭に発言を行ってください。
説明員の説明を求めます。高瀬
福祉支援部長。
88: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) 皆さん、こんにちは。福祉支援部でございます。
本委員会で調査事件として上がっているのが2項目ございます。1点目が放課後児童クラブの実態について、2点目が昇町直営保育所の現状についてでございます。
まず、1点目に関してなんですけれども、事前に皆さん方に配付しています資料のうち、A4縦のカラー刷りの写真がついているものが1枚ございます。これにつきましては、子どもの肖像等がございますので、後ほどですね、この会が終わりましたら回収させていただきたいと思いますので、何とぞ御配慮をよろしくお願いいたします。
それでは、1点目の放課後児童クラブの実態について、担当課長であるこども未来課長が説明いたします。
89: ◯委員長(内野明浩君) 小池こども未来課長。
90: ◯こども未来課長(小池八太君) それでは、放課後児童クラブの実態について説明いたします。
本日、レジュメをお配りしております。レジュメに沿って説明をいたします。
1、独自事業の取組実績についてです。
(1)プログラミング教室の取組導入について。お手元のほうに、「市報かすが」令和3年5月1日号のかがみ及び関連で、この「市報かすが」の23ページ、付箋を貼っておりますけれども、そちらも一緒に御覧ください。
まず、新学習指導要領に基づき、アクティブラーニング──主体的・対話的な学びの推進の一環として、児童クラブでも取り組めるよう導入いたしました。春日西小学校の放課後児童クラブ・つばめクラブで、令和3年3月29日、試行的に実施をしております。パソコンを用いて、ゲーム上の猿のキャラクターが画面上を移動できるようにプログラミングを組み込み、実際に動くか操作する作業の体験を行っています。今年の夏に向けて実施方法等を検討中でございます。実施後、児童へアンケートを実施しておりまして、「難しかったけれど楽しかった」などの評価が多数寄せられております。
次に、(2)百人一首の取組導入についてです。こちら、先ほどカラー写真の百人一首の風景を資料でつけております。一緒に御覧ください。
令和2年12月から試行を実施しております。場所は春日西小学校の放課後児童クラブ・つばめ第2クラブです。各クラブで百人一首の札を壁面に設置し、関心を高めております。令和3年度から実施クラブを拡大する予定です。12月から現在まで五、六回程度、不定期に実施をいたしております。参加者については、強制ではなく自由意志でスタートしております。しかし、参加を募ると全員参加希望であって、参加をされてあると伺っております。
次に、(3)個人懇談ウィークについてです。資料はございません。
令和3年11月頃に実施をしております。本来は、年1回の保護者懇談会、クラブごとで参加希望の保護者と全支援員が集まり、意見交換、情報共有をする場を開催する予定でありましたが、コロナの影響により大人数で集まることを避け、令和2年度は1対1で保護者と面談する形式を取っております。全クラブで50件程度の相談対応を行っております。
91: ◯委員長(内野明浩君) 休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時08分
再開 午前11時08分
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92: ◯こども未来課長(小池八太君) それでは、続きまして(4)です、その他です。
まず、県主催の研修に参加しております。県支援員認定資格研修、17名参加です。県の資質向上研修、3人参加です。次に、第2クラブへのオンライン端末を設置しております。これで全クラブへのパソコン設置が完了しております。次に、クラブ舎に当日出勤している職員の氏名・顔写真を掲示しております。これは、出勤している職員が誰なのか分かりにくいとの声に応えたものでございます。
次に参ります。2番、利用者アンケートの結果についてです。こちらは資料をつけております。令和2年度放課後児童クラブ利用者アンケート結果集計(令和3年1月実施分)を御覧ください。A4の横書きになっております。
まず、保護者についてです。左側に7項目、右側に4項目、合計で11項目ございます。まず、左側の一番上の1番、子どもと支援員の関係・接し方、「とてもよい」から「普通」の合計の割合は93%でした。2、保護者が相談しやすい環境づくり、89%。3、保護者からの意見等への対応、90%。4、おやつ・長期休みの弁当配食、94%。5、けが・病気等への対応、93%。6、新型コロナウイルスへの対応、93%。7、配付物・お便りの内容、92%。8、連絡帳の活用、92%。9、お子様について知ってほしいことが伝わっているか、93%。10、利用しての満足度は85%です。次、11番目、特に評価できる点の上位3位は、上の段一番左の列、遊びの支援、右から3列目、家庭への連絡・相談、下の段左から2列目、学年・学級を越えた児童の関わりです。
それから、児童についてです。右側の下段の2項目になります。1、クラブは楽しいですか、「とてもよい」から「普通」の合計の割合は88%です。2、クラブのおやつはおいしいですか、95%です。
全体的には、保護者関係で「とてもよい」から「普通」の合計割合、10項目の平均と児童関係で2項目の平均はそれぞれ9割を超え、良好であると考えております。
次、3番、児童数及び職員数についてです。こちらは資料はございません。
まず、児童数については、令和3年5月1日現在、こちらが国・県報告の基準日になります。12小学校17クラブで1,130人です。昨年度は緊急事態宣言により基準日が7月1日に変更されておりまして、そのときの児童数が1,187人から57人の減になっております。
続いて、職員数です。令和3年5月1日現在、こちらも基準日になります、12小学校で132人。先ほどの児童数と同じ理由で基準日が7月1日に変更され、そのときの人数が140人です。140人から8人の減となっております。そのうち、有資格者数については5月1日現在で47人、昨年7月1日は38人となっておりましたので、9人の増になっております。
次、4、けがの件数です。こちらも資料はございません。
令和2年の1年間分のスポーツ保険の適用申請があった件数が76件です。そのうち、打撲が24件、骨折が18件です。
最後に、5番目、独自研修の実施についてです。
まず、総合的な研修として、個人情報、社会に求められる企業であり続けたい、危機管理、救命救急、発達障がいの5種類を7回実施予定されておりましたが、2回がコロナの影響で中止で、5回実施をしております。次に、第3危機管理研修、こちら月例でやるもので、第3危機管理研修は各クラブにて従事するスタッフが同じ方向性を持ち業務に携われるように、月1回、テーマに沿って行っております。こちら7回実施をしております。最後にリーダー会議として、6月から月1回、多い月は2回で、計13回実施されてあります。
以上で、放課後児童クラブの実態については以上になります。
93: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬部長。
94: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) すいません。今、課長の発言の中で1点訂正がございますので、この場で修正したいと思いますが、2の3のところですね、児童数・職員数のところで冒頭で17クラブというふうに言ってたと思うんですが、正確は18クラブですので、その分訂正させていただきます。
95: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬部長。
96: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) すいません、私の誤認でした。17クラブが正解です。申し訳ございません。
97: ◯委員長(内野明浩君) 17クラブですね。
98: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) はい。
99: ◯委員長(内野明浩君) ただいまの説明に関しまして、質疑があればお願いいたします。
原委員。
100: ◯委員(原 克巳君) 1の(1)プログラミング教室なんですが、西小のつばめクラブで試行的に実施をしたということで、非常に子どもたちの可能性を開く、とてもすばらしい取組じゃないかなというふうに思いましたけれども、今回試行ということで、今後、いろんな検証とかしていくんでしょうけど、ほかのクラブにですね、広げていくような計画というのはおありでしょうか。
101: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
102: ◯こども未来課長(小池八太君) 先ほども申し上げたように、夏に向けてですね、実施方法等を検討っていう中にですね、やはり全17クラブでの開催方法とプログラミングの内容等も含めてですね、広げていきたいという思いはございます。あとですね、こちら、外部講師を使って開催しておりますので、他委託事業者へのですね、協議を働きかけていきたいというところで、拡充をしていきたいという考え方ではあります。
以上でございます。
103: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。米丸委員。
104: ◯委員(米丸貴浩君) 委員長、まずですね、質疑の前に、今ずっと口頭でかなりの数、数値等々を言われたんですけれども、これまで、職員数それから登録児童者数はクラブごとに一覧表を頂いておったんですけれども、まず、それをやめた理由をお聞きしたいんですけど。
105: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬部長。
106: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) 事前の委員長との打合せの中で、口頭でまず行って、資料請求とかがあれば資料といった形で、そういった整理をしたところでございます。
107: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
108: ◯委員(米丸貴浩君) 委員長がそれを認めたということ自体が私は理解ができないんだけど、クラブごとにそれぞれ問題とかいいところとかいうのは多々あると私は思ってるし、今回の学童保育の全般的な課題とは別に、その課題の中にはクラブごとのもあるわけだから、このクラブではどうしていたのと、このクラブでいいのは何でだろうかとかいうのを図るためにも、私は、各クラブごとのこれまでのデータの提出が望ましいのではないかというふうに考えてるんですけど。資料があるんだったら私は資料を求めたいと思いますけれども、諮っていただきたいと思います。
109: ◯委員長(内野明浩君) ただいま、米丸委員の意見がございました。資料請求のですね。そこら辺を……。
北田委員。
110: ◯委員(北田 織君) 私も、全くそのとおりだと思うんですよね。これ、17クラブあって、実際に、前年が1,187名、今年度1,130名ということで、どのクラブがどれぐらい減っているのかちゅうことも、口頭で聞いてもメモするって、これ大変なことなので、資料としてきちっと頂きたいと思います。そういうところも含めてね。
111: ◯委員長(内野明浩君) どうでしょう、皆さん。資料請求として必要ですか。必要ですね。そこら辺の資料は用意できますか。
小池課長。
112: ◯こども未来課長(小池八太君) 御準備はできますけれども、いつがよろしいでしょうか。これが、5月1日基準日ではありますが、まだ年度報告等も出てない状態なので。年度報告が5月末ですので、いろんな状況を踏まえると、次回の委員会ということもありますし、もしお急ぎであれば今日の午後からでも御準備はいたしますが。
113: ◯委員(米丸貴浩君) あれがどのくらいあるか分からんもんね、審査がね。議案の提出とか分からんのだけど、できれば、そら詳しい数値を欲しいからね、もちろんあればでいいんだけども。
114: ◯委員長(内野明浩君) すぐ用意はできるんですか。小池課長。
115: ◯こども未来課長(小池八太君) 御準備できます。
116: ◯委員長(内野明浩君) ああ、そうですか。
117: ◯こども未来課長(小池八太君) はい。
118: ◯委員(米丸貴浩君) 今日中でなら、もらおう。
119: ◯委員長(内野明浩君) 今日中。よろしかったら。小池課長。
120: ◯こども未来課長(小池八太君) そしたら、午後一番で御提出いたします。
121: ◯委員長(内野明浩君) はい、お願いいたします。
ほかに質疑があればお願いいたします。
122: ◯委員(米丸貴浩君) 委員長、質疑はしたいんだけど、お聞きしたいとこはたくさんあるんだけど、バックデータになるものが私たちに分からないと質疑のしようがないと思うんですけど。聞きたいことは……。
123: ◯委員長(内野明浩君) 結局、クラブごとの変遷を聞きたいということでよろしいですか。人数的な。
124: ◯委員(米丸貴浩君) クラブごとに。これまで、私たち委員会は……。
125: ◯事務局(高山則彦君) 休憩して今後の流れを調整したほうがいいと思いますけど。
126: ◯委員長(内野明浩君) それじゃあ、休憩を取ることにします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時21分
再開 午前11時30分
──── ─ ──── ─ ────
127: ◯委員長(内野明浩君) それでは、委員会を再開いたします。
小池課長。
128: ◯こども未来課長(小池八太君) まず、今のお手元にお配りしている資料の見方ですけれども、これは、全部令和2年度の実績になっておりまして、上段部分が児童数になります。その表のですね、5月のところの一番下に令和3年5月分を入れさせていただいての結果になっております。それから2段目、3段目が2年度分の職員数の実績になります。
見方は以上でございます。
129: ◯委員長(内野明浩君) それでは、質疑をお願いいたします。米丸委員。
130: ◯委員(米丸貴浩君) 小池課長、先ほど口頭で説明していただいたときにですね、令和3年4月1日というか令和3年5月、今1,130人の児童数に対し、令和2年は1,187人、57人の減となっておりますという対比をされたんだけど、1,187は7月1日に国・県に出す報告の基準との比較になると、57人の減というのは、これ、比較の対象になるんですかね。
131: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
132: ◯こども未来課長(小池八太君) 昨年度がですね、ちょうどこの頃ですね、4、5月に小学校の臨時休校がございまして、それによっての臨時の利用受付もあってですね。それを受けて、緊急事態宣言で基準日が7月1日に、国・県の報告の基準日が変更になっておりますので、合わせるならこことの対比かなと考えております。
以上です。
133: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。米丸委員。
134: ◯委員(米丸貴浩君) ちょっとイレギュラーな年だったのでという理解をすれば、57人の減をどう取るかはまた変わってくるかもしれませんけどね。
いずれにしても、児童数、これは登録ですけれども、ちょっと減ってきている傾向にあるのは間違いないですね。この中で、例えば高学年、中学年、低学年と三つぐらいに分けたときに、そこにも傾向というのは何か見られるんですか。高学年が減ってるよとか、低学年はそうでもないよとかいう、そういう傾向は何かあるんですか。
135: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
136: ◯こども未来課長(小池八太君) 申し訳ございません。今、傾向等はですね、はっきりつかんではいないんですが、全体的に減った感覚としてはですね、やはり、親の就業時間が今回のコロナの影響で変わって親の在宅時間が増えたというところ、それとあと、この感染症の拡大を受けて利用そのものを控えてらっしゃる家庭も多くなってきたのかなと。これはもう、肌感覚でございますが。
以上です。
137: ◯委員長(内野明浩君) ほかにあれば、お願いいたします。
138: ◯委員(米丸貴浩君) 続けていいですか。
139: ◯委員長(内野明浩君) ええ、続けてどうぞ。米丸委員。
140: ◯委員(米丸貴浩君) なかなか、私たち委員会も、各クラブの現状というのがとうとう1年間一切自分たちの目で見ることができなかったのは非常に残念なんですが、まず危惧してるのはですね、支援員さんの配置のことを少し考えていくと、これは、国が定める設備及び運営に関する基準、この法に適合した資格と経験と適切な訓練を受けた職員さんの支援によって、利用者──子どもたちの安全が初めて確保されることになるのは間違いないと思うんですけれども、支援員さんの、そのためには教育が必要ですよね。先ほど、課長からの「支援員さん増えましたよ」という、これは本当にありがたい話だなと思ってるんですけれども、この教育に関するところの考え方といいますか、資格は当然取っていただかないと法に抵触してしまうので、それ以前の問題なんですけれども、大事なことはですね、1回だけの研修で終わるんではなくて、重ねて重ねて現場で経験を積みながらやっていく研修が必要だということですけれども、これまでそういう研修の在り方というのはどのようなやり方で進めたんでしょうか。
141: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
142: ◯こども未来課長(小池八太君) 先ほどは申し訳ございませんでした。口頭で御説明いたしましたけれども、独自研修をですね、総合的な研修を5回実施、それからテーマを絞っての第3危機管理研修、これを7回実施、それとはまた別にリーダー会議を月1回、多い月では2回で、13回実施をしておって、あとは県の研修にも参加をさせていただいていると。
やはり今、議員おっしゃったように、研修はもう繰り返し繰り返しだと私も考えております。それをやはり全クラブですね、統一されたものでと考えておりますので、引き続き、これについては指定管理者とも協議を進めていきたいと考えております。
以上です。
143: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
144: ◯委員(米丸貴浩君) 今、いろんな研修をやってあるというのは本当にありがたい話だと思ってるんですけども、回数ではなくてですね、回数も必要なんだけど、今いらっしゃる支援員さんのどれだけの方が受けられたのかと。全ての方が受けられた先ほどの5回、7回、それからリーダー会が13回かな、なのか。どのくらいの割合の方が受けられたのか。全員の方が受けられたんですか、それとも一部の方なんですか。
145: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
146: ◯こども未来課長(小池八太君) 今聞いておりますのはですね、特に第3危機管理については、施設内での共通認識を持って実施するということですので、今、私が受けてるのは全員御参加してあるんじゃなかろうかという……、してると考えております。
ただし、こちらもですね、今カリキュラムぐらいしか私の手元になくて、詳しい情報は5月末に提出いただく年度報告で詳しい研修内容は報告いただけるということでございます。
以上です。
147: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
148: ◯委員(米丸貴浩君) 小池課長は今年の4月からの異動っていうのはあるんですけれども、やっぱり担当の課長がですね、「ではなかろうか」という答弁はいかがなものかと思いますので。実績報告が出てきます、それをまた見せていただきたいんですけれども、そういうときまでにはですね、今のような不確定な答弁はやめていただきたいので、私からもお願いしたいんですけども、各クラブをですね、我々委員会が行けないから、やっぱり頼りになるのは今執行部ですからね、課長のところでしっかり現場のものを見ていただいてですね、当委員会にまた報告をしっかりしていただきたいと思いますので、大変だと思いますが、そこは課長、よろしくお願いします。
続けていいですか。
149: ◯委員長(内野明浩君) はい、続けてください。
150: ◯委員(米丸貴浩君) 支援員さんの中でもう一つ私が危惧してるのは、特に配慮を必要とする子どもたちの対応のことなんですけれども、これまで委員会でもいろんなところでお聞きしたときに、執行部の答弁の中には、十分対応が可能な有資格者の確保と補助員の研修を指定管理者へ指示はしていますと。なかなか、補助員を幾ら雇っても、それから支援員を教育しても、これは問題を解消するものではないと。学校関係との連携が必要というのは、当然そのとおりなんですけれども、指定管理者に指示、研修をしっかりしてくださいよと。先ほど発達障がいに関するところの研修もやりましたということもあったんですけど、加配についての配置というのは、支援面では今厳しい状況にあるというのがこれまでの答弁だったんですけれども、今現在どうなんでしょうか。
151: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
152: ◯こども未来課長(小池八太君) 厳しい面は変わっていないです。ただし、先ほど研修のほうにございましたが、第3危機管理研修の中で特別な配慮を要する子どもの保育ということでのテーマを上げていただいてですね、また、先ほど小学校との連携という話もございましたが、保育園、幼稚園、小学校との連携、それと4月に新たにスタートした市の子ども発達支援室との連携もですね、図りながら、保健・福祉・教育分野の各機関と連携してですね、必要な支援につなげていきたいと考えております。
以上です。
153: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
154: ◯委員(米丸貴浩君) 今度新しくできた発達支援室との連携、これは私も期待していますので、どうかですね、お互いが十分に活用をしてもらって、発達に困り感のある子どもたちへの対応に寄与していただければと思っていますので、また報告をよろしくお願いします。
最後にお聞きしたいのはですね、ちょうど4月にまた支援員さんの異動等もあったんではないかなというふうに思っているんですけど、これまで委員会でもずっと話した中で、支援員さんがクラブごとにある程度の固定は必要ではないかと。確かに、以前はですね、支援員さん自体が数が少ないので、なかなか固定配置が難しくて外部から持ってきたということもあったんですけれども、その中でも、あまり異動があるよりも、やはり子どもたちのことを熟知した支援員さんが核になってクラブごとにいるほうが望ましいんではないかと。これは委員会も執行部も共通の認識だったんですけれども、今度の異動があったかどうか私はよく分かりませんけれども、各クラブ単位の中でごそっと支援員さんが替わるとか、先ほどの教育のとこにもありましたように、熟知した方がやっぱり核になってやっていくのが望ましいんではないかと思うですけど、そういう、ごろっと替わったよというような異動等はあってないんですかね。
155: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
156: ◯こども未来課長(小池八太君) 異動の人数についてはですね、数字は、すいません、把握しておりませんが、少なかったとは聞いております。ただし、4月1日に人事異動はございました。この人事異動の配置につきましてはですね、各クラブの支援員や補助員の配置数のバランスを取りながら、また各クラブの運営手法などを平準化するためにですね、必要な範囲で人事異動を実施したとの報告を受けております。
以上でございます。
157: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
158: ◯委員(米丸貴浩君) 報告を受けたということですけど、私が聞いたのは、クラブ単位で総入替えとかですね、そういうことがあるのは望ましい形ではないので、そういうことがないように、課長のほうでですね。あったときにはよっぽどの理由があったわけでしょうから、そういうことがないように努めてほしいので、しっかりまた現場のほうはですね、確認をしていただければと思っておりますので、課長、よろしくお願いします。
159: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
160: ◯こども未来課長(小池八太君) ありがとうございます。今後もですね、現場の状況、それから指定管理者の運営方法、市がですね、しっかりと見ていきたいと考えております。
以上です。
161: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。北田委員。
162: ◯委員(北田 織君) 課長、登録児童数のところの基準の関係なんですけどね。令和3年5月1日で1,130名、それに対して、国・県の報告基準日が7月1日だからということで、前年の7月1日の1,187名と比較をして、57名の減とここに報告されたわけですが、またそのように書いてあるわけですけど、こういう比較をするというのは、月をずらすちゅうのはおかしいんじゃないのかなと思うんですね。やっぱり、対前年の何月かという基準を設けて比較をして、例えば今回であればですよ、令和2年の5月であれば1,356名、3年の5月が1,130名なので、226名減なんですね。これが減ったのは、コロナの関係がどうなのか、実際に保護者の方が仕事を休まれることが多くなったりして、逆に学童ではなくて自宅で過ごされるようになってるとか。この基準は、私は、前年同月と比較してどうなのか、そしてその要因を検証するという、そういうふうにしないと、月をずらすといろいろ環境の変化もあるので、きちっとした把握はできないんじゃないかなというふうに考えるんですけど、どうなんでしょうかね。
163: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
164: ◯こども未来課長(小池八太君) 先ほど申し上げましたように、今回、イレギュラーな対応だとは思います。4・5月に臨時休校によってですね、臨時の利用受付が150人程度やはり増えております。そこと比べるのと、例えば、今回の1,130人の要因はというところはですね、減った児童に対して、なぜ今回希望されませんでしたかとまでは聞かないので、そこは先ほど肌感覚で大枠を申し上げたところなんですね。ですので、どうしても令和2年度と3年度を比べると、7月が適正じゃなかろうかということで、比較をさせていただきました。
165: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬部長。
166: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 私のほうから補足いたしますと、昨年度は課長が今申しましたように、4月、5月は学校の休校関係でやっぱりいろんな影響が出てきて、この数値は当てにならないという、不確かなものということでですね、国のほうが7月1日が大体対応するには相当だろうということで判断したものでございます。
それとですね、ちなみに言うなら、その前の年の状況が1,200です、5月1日付が。だから、その前の、平成31年5月になるんですが、その1,200と比べると70人減った形にはなります。ただ、その前の年、平成30年と比べると、平成30年が1,093人です。そうすると増えてる感じにはなります。だから、年度年度で学年とか子どもさんを見る家庭の状況によって、数字は前後すると思っております。ただ単純に数字だけを見るとですね、昨年の7月とは減ったという結論には至るといったことになります。
以上でございます。
167: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。
168: ◯委員(北田 織君) 今、課長も部長も言われるように、4月、5月は休校になって当然学童の生徒がぐっと増えたということなんでしょうけど、これ、すいません、私の考え方では、同月にやってその原因はそこにあったんだというふうにしたほうが私は望ましいのかなという思いがしましたので、その旨を質問いたしました。要するに、要因が何なのかということを明確にすればいいことなのでですね。
169: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか、質疑は。船久保委員。
170: ◯副委員長(船久保信昭君) 支援員さんの件についてちょっとお伺いしたいんですけども、昨年度ですかね、指定管理者が変わる際に、支援員さんの勤務時間が以前よりも短くなるというようなお話があったんですが、実際、去年はコロナ禍でいろいろばたばたしたところがあって、実質的な勤務時間というのはいろいろあったかと思うんですが、コロナがある程度落ち着いた現在で、支援員さんの勤務時間って以前に比べて……、前指定管理者の時代に対して、どのように変化したかというのはお分かりでしょうか。
171: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
172: ◯こども未来課長(小池八太君) 今、手元に資料がございませんので、後ほど確認して御報告したいと思います。
173: ◯委員長(内野明浩君) 後からお願いします。
ほかにありますか。飯田委員。
174: ◯委員(飯田浩昭君) 夏季学童の課題と対処についてということで以前回答をいただいているんですね。実は、週3勤務の支援員さんが既にフル勤務の実態があると。夏季学童に不信感を感じるので、行政のほうはどういうふうに考えてありますかという質疑を以前投げさせていただいております。その回答で、夏季学童は全日開所ですし、緊急事態宣言が解除したら児童数も増えるだろうと。現場の疲弊等を考えると現場に携わる人を育てる・増やすことが重要となるので、夏季学童を開設するに当たり危惧しているという回答をいただいているんですね。
今年度も、どういうふうにコロナが動いていったりとか児童数が変遷するか分かりませんけれども、一応、夏季学童はもうすぐ目の前ですもんね、あと2か月後に始まりますので、今、それに対してどのような対応等を考えてありますか。
175: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
176: ◯こども未来課長(小池八太君) 現時点では、コロナ禍ではありますが、通常の夏季ということで希望を募っている段階でございます。また、夏季については委員会で御報告を引き続きしていきたいと考えております。
177: ◯委員長(内野明浩君) 飯田委員。
178: ◯委員(飯田浩昭君) ということは、支援員さんの不足とか負担が来ないような環境は整えられるということでよろしいんでしょうか。
179: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
180: ◯こども未来課長(小池八太君) それは、努めてまいりたいと思います。
181: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。米丸委員。
182: ◯委員(米丸貴浩君) 夏季学童もそうなんですけれども、今頂いた資料のですね、各クラブごとの支援員さん、いわゆる有資格者の方の数がずっと列挙されていて、例えばポケットクラブは今4人ですよね、有資格者。3月17日の報告に。これが直近になってるわけで、これで見てますけども。それから、つばめもそう、ひかりも4人、それから一つ飛ばして、さくらも4人ですね。ここ、今言ったところは、たしか第2クラブがあるところだというふうに私は認識してるんですけれども、つくしんぼでここは二つあるけれども6人いらっしゃるんで、一つの単位ごとに最低3人はいるなと。そうであれば何とか回るのかなという気はしてるんですけど、先ほど言った4人のところはですね、2人の方で一つの単位を任されるというふうに理解していいんじゃないかなと。そうなると、勤務時間の話が先ほど船久保委員からもあったんだけれども、この方々はフルタイムで働いてあるんですか。この有資格者の4人の方。まず、そこをお聞きしたいんですけど。
183: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
184: ◯こども未来課長(小池八太君) 今の御質問は5月現時点でのということでよろしいですか。先ほどの時間数と併せてですね、また後でお答えしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
185: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
186: ◯委員(米丸貴浩君) 4人で二つの単位を持って回していくとなると、これまでも話があったように、もう目いっぱいで頑張ってあるのが現状じゃないのかなと。たしか、勤務時間も長いと、子どもの対応も大変なんで。特に、支援員さんは片手間にはできないように設備及び運営の基準の中でなってますよね。「専ら支援に」というふうになっている。専らの意味はそういうことですよね。そうであれば大変なので、このあたりをしっかり見ていかないと、先ほど飯田委員からも夏季学童が来るよと。夏季学童の危惧というのは根本的にはこういうところがやっぱり出てくるので、このあたりのところをですね、しっかりと増やしていかないと、夏季学童だけではなくて今後の春日市の学童保育の子どもたちへの影響というのは大きいと思うんですよね。この実態をですね、もう1回調べて、そしてそういう負担がないような体制に持っていくことが、これから春日市の学童保育には必要かと思ってるんですけど、今のところはデータがないということですので、これも併せて分かった時点でまた報告をしていただきたいと思うんですけど、課長、よろしいですかね。
187: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
188: ◯こども未来課長(小池八太君) そのとおり報告させていただきます。
189: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
190: ◯委員長(内野明浩君) ないようですね。
そしたら、どうしますか。ここで一旦休憩にして……。もう、そのままやったほうがいいですか。昇町……。
高瀬部長。
191: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 昇町保育所の所長が説明員で来ておりますので、できる限りここで拘束していただいてですね、午後まで行くと、また保育園の運営に支障が出ますから、できればちょっと……。
192: ◯委員長(内野明浩君) 続けましょうかね。
193: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) 続けていただければと。
194: ◯委員長(内野明浩君) はい、分かりました。それでは、次に調査事件をお願いいたします。
今林昇町保育所所長。
195: ◯昇町保育所長(今林由美子君) それでは、昇町保育所の現状について御報告させていただきます。レジュメを準備しておりますので、そちらを御覧ください。
今年度から直営保育所が昇町保育所1園となりましたが、具体的に変わった点が3点ございます。
1点目は、昇町保育所内に一時預かり保育専用のスペースが増設されたことです。昇町保育所には、今まで一時預かり保育専用のスペースはありませんでしたので、通常保育をしている各年齢のクラスの受入れに余裕がある場合のみ、いわゆる混ぜ込みとして一時預かり保育を実施しておりました。そのため、受入れすることができる人数も限られておりましたが、専用のスペースができ、子育て家庭のニーズにより一層対応できるようになり、4月の受入れ人数は17人となっています。専任の担当保育士が保育することにより、利用する児童は安心できる環境となっています。
また、昨年度まで直営であった須玖保育所で行っていた療育訓練施設くれよんクラブの通園家庭の支援としての一時預かり事業を昇町保育所で引き継いでおり、保護者の利用希望があれば受け入れる体制を整えています。
2点目に変わったことといたしまして、直営保育所2園が1園に集約されたことで、昇町保育所の保育をする保育士における正規職員の保育士の割合が高くなりました。具体的にお示しすると、令和2年度は、クラス担任16人中、正規職員保育士は6人でした。しかし、令和3年度は、次の3点目に述べる企画運営部門の正規職員保育士を除いても13人となっております。全国的な保育士不足が直営保育所においても影響しており、ここ数年は、会計年度任用職員の募集をしてもなかなか人数が集まらない状況が続いておりましたが、正規職員保育士の割合が高くなったことで、今後は安定的な運営をすることができることとなります。
ただし、現在は経験年数5年以下の正規職員保育士がクラス担任の半数を占めているため、保育だけでなく行政職員としてのスキルを身につけることが課題となっております。
3点目に変わった点といたしまして、企画運営部門が新たにスタートしています。そのために、今まで1人だった保育所主任が2人となり、そのうちの1人と企画運営部門専任の正規職員保育士1人で立ち上げているところです。保育士や幼稚園教諭対象の研修の企画や関連機関との会議運営などを行い、認可保育所への巡回訪問支援、保育園、幼稚園、小学校との連携などを進めてまいります。
巡回訪問支援とは、心理士と私たち保育士で保育園や幼稚園を訪問し、発達や家庭の状況などに課題のある子どもの姿を観察し、保育士や幼稚園教諭の相談を受け、子どもが安心して生き生きと生活できる援助方法を一緒に考え、実践に生かしてもらう支援です。今年度発足した子育て支援課発達支援室と情報共有しながら、現在は認可保育園と幼稚園に挨拶訪問をしています。各園を訪問すると、発達に課題のある子どもの支援に苦慮している話が伺え、巡回訪問支援の要望が高いことを感じております。企画運営部門では、まずはこども未来課保育担当から引き継いだ認可保育所において、配慮が必要な子どもたちの支援のための巡回訪問支援を拡充していく予定です。
また、特に直営保育所として一層強化していきたいことが、小学校との連携です。子どもたちにとって、幼児教育・保育の環境と学校教育の環境はとても大きく変化します。この接続を緩やかに、子どもたちが不安なく学校生活が送れるような取組を行っていきたいと考えており、接続カリキュラム、アプローチカリキュラムの研究・検討から始めているところです。
以上で、昇町保育所の現状報告を終わります。
196: ◯委員長(内野明浩君) それでは、ただいまの説明に関しまして質疑があればよろしくお願いいたします。
米丸委員。
197: ◯委員(米丸貴浩君) 所長の説明を聞いてですよ、期待ばっかりで。大いに期待することがたくさんあってですね、ありがたいなと思って聞いておりました。
ただ、春日保育ガイドの3年版、2年版と変わったところをずっと私も昨日から見てたんですけれども、保育指針のところが大きく変わりましたよね。これもその一つかなと思って見てたんですけれども、特に小学校との連携。これ、アプローチカリキュラム、接続カリキュラム、小1ギャップをなくそうというところの取組だろうと思うんですけど、今後は保育所から子どもたちが例えば小学校を訪ねるとか。逆のパターンですね。今度は小学校の先生に保育所に来てもらうとかですね。そういうのも今後考えられる一つと思ってよろしいんですかね。
198: ◯委員長(内野明浩君) 今林所長。
199: ◯昇町保育所長(今林由美子君) 今お話しいただきました保幼小連携についてですけれども、やっぱり交流というのを私たちも考えております。幼児と児童の交流だったり、小学校の教員の先生方と保育士・幼稚園教諭とが、まず一緒に学んだり、会議をしたり、体験実習だったり、小学校の参観を見せていただいたりとかいう、そういう交流を今後企画運営部門で企画して運営していきたいと思っているところです。
以上です。
200: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
201: ◯委員(米丸貴浩君) 以前、東京都の港区さんの取組を見せていただいて、執行部の皆さんにも御報告したところですけれども、そこで聞いた一つには、お互い気づかなかったこと……、福祉部門と教育委員会でそれぞれこんなだろうなと思ってたことがたくさんありましたとか報告をしていただいたことがあったので、春日市でもやっぱりそういうのがいっぱい出てくるのだろうなと大いに期待しておりますので、頑張ってください。よろしくお願いします。
202: ◯委員長(内野明浩君) 今林所長。
203: ◯昇町保育所長(今林由美子君) 今回、教育の3大改定が行われて、小学校の学習指導要領も幼稚園教育要領も保育所保育指針も、教育の目指すところというのが同じになってきていますので、ぜひそこはやっぱり共有・共感しながら、春日市の子どもたち一人一人が自分らしく、そして望ましい未来を自分の力で生き抜いていけるように、そういう力を培うようにという教育を目指して、やっぱり職員間がまず一緒に考えたりしていくことだと思っておりますので、ぜひ進めていきたいと思っております。よろしくお願いします。
204: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
205: ◯委員長(内野明浩君) ないようですね。それでは、調査事件はこれで終わりました。
続けて行きましょうかね。続けて、報告事項をお願いいたします。
説明員の説明を求めます。高瀬
福祉支援部長。
206: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) では、報告事項として、レジュメに上がっているのは1件にはなりますけれども、その他にですね、報告事案が一つあります。
まず、待機児童数について、こども未来課長が説明いたします。
207: ◯委員長(内野明浩君) 小池こども未来課長。
208: ◯こども未来課長(小池八太君) それでは、令和3年度の待機児童、保育所入所児童の状況について御説明いたします。
資料でお配りしております保育所入所・待機児童数調査表、A4サイズの横になっております。令和3年4月1日現在です。
令和3年度については一番下の段です。定員は昨年度と同じ2,115人です。入所児童数は1,843人で、昨年度から8人の増です。入所率は87.1%で、昨年度から0.3%の増です。待機児童数は星印がしてあるところ、23人で、昨年度から14人の減です。表の右から2番目の列、待機児童の定義に入らない子どもを合わせた4月1日現在の未入所者数は87人で、昨年度から2人の減となっております。
今年度について、3歳未満児、特に1・2歳児のニーズは変わらず高く、待機児童数23名のうち16名がこの年齢層になっております。また、昨年度同様に、入所内定として枠を確保していること、一部の園に入所希望が偏っていることなどが主な要因ではありますが、今後も特定の年齢に集中する傾向に対して定員枠や定員構成の見直しでカバーするなどの検討が必要と考えております。
待機児童、保育所入所児童の状況については、以上です。
209: ◯委員長(内野明浩君) ただいまの報告に関して、確認しておきたいことがあればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
210: ◯委員長(内野明浩君) よろしいですか。
じゃ、次お願いします。高瀬部長。
211: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) もう1件がですね、皆様方のお手元に配付している冊子の報告書になります。くれよんクラブについて、担当課主幹が説明いたします。
212: ◯委員長(内野明浩君) 平川子育て支援課主幹。
213: ◯子育て支援課主幹(平川みどり君) 令和2年度療育訓練施設くれよんクラブ事業報告書になります。概要のみ説明させていただきます。
6ページをお開けください。くれよんクラブでは対象者に合わせて集団療育事業として、通園グループ、集団療育、幼稚園・保育園の集団グループ療育、ゼロ歳児グループの集団療育、また、心理SSTグループと言語グループの集団療育を実施しております。6パージのほうに、デイリープログラムとして概要を載させていただいております。
続きまして、15ページをお願いいたします。2の児童数資料(1)名簿登録児童数ですが、平成27年度からは、棒グラフの下の注釈にありますように、訓練が必要な児童に精査を進めた結果、平成26年度をピークに児童数は減少傾向でしたが、令和2年度は210人と前年と比較して若干増加しております。次に、その下の(2)令和2年度新規名簿登録児童(発達・診断種別)ですが、上から3番目の発達障害(疑いを含む)が48名で、全体の51%と大半を占めております。
以上で報告を終わります。
214: ◯委員長(内野明浩君) ただいまの報告につきまして、確認しておきたい事項があればお願いいたします。
米丸委員。
215: ◯委員(米丸貴浩君) 資料の15ページの登録児童数で、30年度から少しずつではありますけれども、増加していくという背景が何か考えられるんですか。
216: ◯委員長(内野明浩君) 平川主幹。
217: ◯子育て支援課主幹(平川みどり君) 原因としましてはといいますか、子どものうちにですね、占める発達支援の疑いがある子どもさんの割合が大体6.5%ぐらいと言われております。ここ最近はインターネットの普及によりまして、お母様方が早いうちから自分の子どもさんをよく観察しておられますので、総数が増えたというのもありますけれども、気づく方が多くなったというのが一番だとは感じております。ただ、すいません、手元に分析資料がありませんので、概略にはなってしまいますけれども。
以上です。
218: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
219: ◯委員長(内野明浩君) ないようですね。高瀬
福祉支援部長。
220: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) 報告事件は以上になりますけれども、追加ということになりますが、今度の6月の定例議会においてですね、福祉支援部におきましては議案としては6月補正の予算の一つだけになります。その中で主なものとして、子育て世帯の生活支援特別給付金、いわゆる二人親のですね、給付金に関する支援策がその中に盛り込まれます。それが、福祉支援部については今回のですね、一つのポイントになるというふうに考えているところです。これは一応、御連絡というところで終わりたいと思います。
以上でございます。
221: ◯委員長(内野明浩君) ありがとうございました。それでは、これで福祉支援部の所管事務調査及び報告を終了いたします。どうもありがとうございました。
それでは、休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午後0時10分
再開 午後1時16分
──── ─ ──── ─ ────
222: ◯委員長(内野明浩君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
先ほどの福祉支援部におきましてですね、取り残した分がございますので報告があります。
お願いいたします。高瀬
福祉支援部長。
223: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) 福祉支援部でございます。
先ほど、1番目の調査事件の放課後児童クラブの実態についての中で、職員の就業に関わるものと夏季休業に関すること、その2点についてですね、こちらのほうで回答を準備しておりませんでしたので、担当所管のほうからですね、回答させたいと思っております。
224: ◯委員長(内野明浩君) 小池課長。
225: ◯こども未来課長(小池八太君) まず、御質問があった支援員さん47名のうちどれぐらいフルタイムの方がいらっしゃるかということなんですけども、47名中半分ぐらいがフルタイム、あと残りが四、五時間のパート勤務になっているということで伺っております。
それから、夏季についてはですね、ただいま登園者、いわゆる小学生のほうに今調査中でございますので、まだ流動的でございますので、来月の委員会等で御報告させていただければと思っております。
簡単ではございますが、以上でございます。
226: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬部長。
227: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) 先ほどのですね、就業の関係でパートタイムとフルタイムの関係を言いましたけれども、例えば時間中にですね、資格を持った職員がいない時間があるんじゃないかという疑問も出てくると思います。その場合にはですね、もちろん急な対応についてはですね、即応していくことになりますけれども、基本的には、そういった対応をする職員がいないという状態が出れば、事務局または本部のほうでですね、早急に人を充てて対応していく形になっておりますので、その辺は御心配は要らないかなと思っております。
以上です。
228: ◯委員長(内野明浩君) ありがとうございます。確認事項ありますか。じゃあ、米丸委員。
229: ◯委員(米丸貴浩君) 今、もしも一つの単位に誰もいなくなるおそれがあるときには、事前に本部等々から応援が入るという部長の答弁だったんですけれども、あくまでその措置というのは特例的なものであって、常々同じ支援員さんが子どもたちに接していくのが、これが普通の状態ですよね。残念ながら、そういうおそれがある状況に今あるわけですから、そうならないがためにですね、先ほど説明があったフルタイムは約半分の方、この方たちであってもやっぱりお疲れになったり、もしくは病気になることもないわけではないのですから、引き続きですね、先ほどのいろんな研修を一生懸命やっているというのは課長の答弁にあったとおりで、それは続けていただきたいし、まずは有資格者を持った方の確保をですね、しっかり努めることがこの春日市の学童保育の基本の部分と思いますので、この拡充についてはですね、執行部のほうからまた指定管理者にですね、申し述べていただいて、その経過もどのようになったのかという成果もですね、しっかり挙げていただきたいと思いますし、それをまた議会で報告していただければと思っております。
230: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬部長。
231: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) 資格保有者のですね、拡充というのはやっぱり重要なテーマだと思っております。昨年度が17名と確保していますけれども、ただ、これは、もちろん各委員様も御存じのように、県のほうがですね、年1回という少ない期間の中でですね、対応しなくちゃいけません。それとともに、就業時間中にですね、研修を受けなくちゃいけないという二重な苦があるんですけれども、ただ、それは置いといてですね、基本的には全てのですね、今携わっている人が資格が持てるようにですね、こちらとしても、指定管理者のほうに重々助言または指導等をしていきたいなと思っております。
それとともにですね、質問がなければ、もう一つだけですね、こちらのほうから情報提供がありますけれども、先に質問のほうがほかにあれば。
232: ◯委員長(内野明浩君) ありがとうございます。追加質問があれば。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
233: ◯委員長(内野明浩君) よろしいですか。
ないようですから、お願いします。小池課長。
234: ◯こども未来課長(小池八太君) それでは、申し訳ございません、追加で御説明があります。認可保育所・園における新型コロナウイルス陽性反応者の判明に伴う臨時休園について御報告いたします。資料はございません。
市内の認可保育所で
新型コロナウイルス感染症の陽性患者が発生したため、認可保育所1か所を臨時休園いたします。臨時休園日は、本日5月19日水曜日の午後から22日の土曜まで、4日間になります。
休園理由は、園児1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明し、筑紫保健福祉環境事務所の指示によるPCR検査の結果に時間を要したためです。また、PCR検査の結果次第では、さらなる疫学的調査の必要性が生じるためです。濃厚接触者及び空間共有者の対象はまだ判断されておりませんが、園児1人が本日午前中に陽性ということで結果が出ております。
このことから、園内消毒を実施しながら、開園に向けての準備を行い、本日19日から消毒も行っていきたいと思っております。保護者の皆様には引き続きお子様の健康観察をお願いしているところでございます。
以上でございます。
235: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬部長。
236: ◯
福祉支援部長(高瀬光弘君) この事案については、急にですね、本日午前中に入ってきた事案です。所管のほうはばたばたしてるんですけれども、早急な対応というのがやっぱり求められますので、今日の午後からでもですね、できる限り保護者に連絡して、子どもさんの引取りというか、ちゃんと子どもさんが家に帰っていくような対応も考えているところです。
それと、土曜日までと言いましたけれども、状況によってはちょっと延びる可能性もありますので、そのときには密にですね、保護者との連絡を取っていきたいなというふうに考えております。
以上になります。
237: ◯委員長(内野明浩君) 確認したいこと、ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
238: ◯委員長(内野明浩君) ないですね。それでは、これで福祉支援部の追加報告は終了させていただきます。ありがとうございました。
それでは、暫時休憩といたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午後1時25分
再開 午後1時27分
──── ─ ──── ─ ────
239: ◯委員長(内野明浩君) ただいまより、委員会を再開いたします。
次に、市民部の議会閉会中の調査事件を議題といたします。
なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、1問1答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。
それでは、説明員の説明を求めます。久原市民部長。
240: ◯市民部長(久原徳子君) こんにちは。市民部でございます。よろしくお願いします。
今回、市民部は調査事件1件でございます。それでは、調査事件、男女共同参画社会の形成に関する取組について、瀬戸山人権男女共同参画課長が説明いたします。
241: ◯委員長(内野明浩君) 瀬戸山人権男女共同参画課長。
242: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) では、男女共同参画社会の形成に関する取組について御説明いたします。
資料の確認をお願いいたします。資料は、事前にお配りした第4次春日市男女共同参画推進プラン及び概要版のほかに、本日は先ほどお配りしました第3次春日市男女共同参画プラン実績報告を使用する予定でございます。本日は、まず、お手元にお渡しを今日いたしました資料、第3次春日市男女共同参画プラン実績報告で今までの取組について、次に、第4次プランで今後の施策の展開等について御説明いたします。
ではまず、第3次プランからでございます。第3次プランは、平成28年度から令和2年度までの5年間を計画年度としたものでございます。
お手元にお配りした資料、第3次春日市男女共同参画プラン実績報告、2ページ以降を御覧ください。左側に丸印、三角印をつけておりますが、丸印をつけたものが計画どおり、またはおおむね計画どおり目標を達成したもの、三角印をつけたものがやや未達成、または未達成と評価した項目でございます。計画どおり、またはおおむね計画どおり目標を達成したものは、13の重点事項のうち丸印をつけた八つの事項です。それに対して、やや未達成、または未達成だったものは三角印をつけた計5項目でした。
最後のページ、5ページを御覧ください。一番裏でございます。第3次プランの総括を簡単にまとめて記載しております。丸が成果、三角が課題です。
成果として、男女共同参画の必要性の認識が着実に広がり始めたと評価しております。自治会における女性役員の登用推進姿勢ですとか、DVについての相談機関周知カードの設置をほとんどの事業所が快く受け入れてくださったりしたことなどですね、土台の部分については確かな手応えを感じております。
このように、一定の広がりが見られますが、人の心を変えていくのは簡単なものではなく、まだまだ道半ばであることもまた事実でございます。第4次プラン策定に向けた検証の中で、課題も幾つか見えてまいりました。
まず、一つ目でございます。講座をどのように実施するかです。正しい理解を促進し社会制度や慣行の見直しにつなげるには、正しい情報に触れる機会とその広がりが欠かせません。そのためには、各講座をどのように実施するかが問われています。
2点目です。拠点の考え方でございます。これまでは、センターを市民の皆様に来館してもらう視点からの拠点と位置づけておりました。コロナ感染拡大に伴いまして、施設を利用できない環境下では、講座をオンライン開催するなどによる対応を行いました。これを通して、情報をどう発信していくべきか、さらにそこから1歩進んで、拠点としてのセンターをどう捉えるかとの課題も見えてまいりました。
3点目です。行政の率先垂範する重要性でございます。私ども行政は、様々な施策で率先垂範することが社会的に求められております。例えば、春日市における女性管理職員の割合は年を追うごとに着実に上昇してはおりますが、女性の社会進出を促進し男女共同参画を推進する上でも、割合はもちろんのこと、それを支える他の制度の有効活用は行われているのか、さらにはこれを民間企業、民間セクターにどう拡大していくのかという課題も見えてまいりました。
4点目です。地域活動における女性の参画促進です。地域活性化には自治会における女性登用の促進が鍵ですが、女性役員の登用を促進する目標を設定する自治会の数は、全自治会で目標設定をしていったことができました。例えば、近年多発する大規模災害等におきまして、避難所運営など様々な場面で女性からの視点の必要性がただいま大きくクローズアップされています。そういう状況下において、女性の参画促進をどう進めていくのかということが見えてまいりました。
5点目です。相談体制の充実強化です。DVに対する認識の深まりに合わせて、家庭内などの内側に籠ってしまう傾向にあるDVをいかに相談など外部につなげていくか、その難しさが改めて認識されました。
第3次プランの実績概要は以上のとおりでございます。
続けて、第4次の御説明よろしゅうございますか。
243: ◯委員長(内野明浩君) じゃ、この第3次の結果について何か質疑があれば。
併せてやりましょうか。はい。併せてやります。お願いします。
244: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) では、続いて、今後の取組について御説明いたします。
第4次プランに基づき御説明いたしますが、まず最初に、このプランについて簡単に御説明いたします。
計画年度は令和3年度から令和7年度までの5年間です。
目的でございます。男女が自らの意思で多様な生き方を選択し、自分らしく生きる喜びを実感することができ、共に責任を持って築き上げる男女共同参画社会の実現に向け、市民とともに協力しながら男女共同参画を推進することを目的とした計画です。
体系でございます。プランをお持ちの方は16ページを、それからお持ちでない方は先ほどお配りをした体系図を御覧ください。16ページでございます。本プランは大きな三つの目標、目標1、豊かな未来が広がる男女共同参画への意識改革、目標2、女性の活躍推進と男女が共に能力を生かす環境づくり、目標3、男女が安心して暮らせる社会づくりを掲げて策定いたしました。これらの目標にそれぞれの主要課題の解決に向けて、施策の方向性を体系づけた実施計画としています。基本的な方向性は第3次プランを踏襲しつつ、その後の5年間の社会情勢の変化等を加味するとともに、成果と課題を反映させた上で必要に応じて整理・見直しを行っております。SDGsの概念もその一つであり、各目標がどの項目に該当するのか、体系の中で位置づけを整理しております。
それでは、施策の取組を主に概要版を使って御説明を申し上げます。
お手元にお配りした概要版をお開きください。お開きいただきますと、構成は、上から目標、その下に主要課題と施策の方向性、次にそれらに関わるアンケート調査の結果等のデータ、そして一番下に効果を図る指標へと続きます。指標でお示ししている現状値は令和元年度のアンケート結果を、目標値は計画5年後の最終年度、令和7年度と設定して記載しています。目標値の進捗状況は毎年作成する実施状況報告書において、また最終的な達成状況は令和6年度に市民意識調査により確認を行います。
では最初に、見開きの左側、目標1、豊かな未来が広がる男女共同参画への意識改革でございます。
男女共同参画社会の実現には、固定的性別役割分担意識の解消など一人一人の意識改革は欠かせません。第3次プラン実績で課題とした、講座をどのように実施するかについて、各種講座を参加したい・しやすい企画にブラッシュアップしていくことで、講座参加者割合を高め、正しい理解を促進し、社会制度や慣行の見直しと固定的性別役割分担意識の解消を目指します。
例えばですが、階層の拡大ができないかと考えております。令和2年度は子育て世代を中心に講座を実施いたしましたが、令和3年度は男性、シニア層、一人親など、様々な階層を狙った講座を実施する予定にしております。また、正しい理解の促進には、情報に触れる機会をいかに増やすかも重要です。センターを人が集まる活動拠点としてだけではなく発信の拠点として、従来の手法や公式ホームページだけでなく、メール、フェイスブック、ライン、それに加えましてインスタグラムをはじめとするSNSなどを積極的に活用して、新たな階層へのアプローチを展開してまいります。
次に、見開きの右側、目標2、女性の活躍推進と男女が共に能力を生かす環境づくりでございます。
このプランは、女性活躍推進法に規定された基本計画にもあるものでございます。地域課題の解決に向けて、自治会を中心としたコミュニティの重要性はこれまで以上に高まっております。全ての自治会では、女性役員登用を推進する目標を設定していただきました。
次のステップとして、例えば、実際に多様な視点が万が一大規模災害が発生した際の避難所運営に生かされるためには、役員の登用に関係なく事業に積極参加できる環境づくりが重要です。そこで、各自治会にどのような課題があるのか、自治会とのコミュニケーションを取りながら、また関係所管とも連携しながら、自治会活動の企画立案に関わる女性割合の向上を目指して取り組んでまいります。
さらに、女性の社会進出を支える大きなポイントは、男性の育児休業の取得や子育て支援、そして介護支援等です。より広い視点でいうところのワーク・ライフ・バランスでもあり、春日市は、公的組織として市内事業者の皆様の率先垂範が常に求められる存在でもあります。男性の育児休業取得率だけではなく、年次有給休暇取得率など各制度を積極活用して、ワーク・ライフ・バランス推進に取り組みます。また、同時に、その過程で明らかになった課題にどう取り組み、解決・解消を図ったか、ノウハウを蓄積しながら、またこれも関係所管との情報共有等により、他の組織、例えば商工会と何か連携できることはないかなど、様々なことに対して模索をしてまいります。
では、最後のページを御覧ください。目標3、男女が安心して暮らせる社会づくりでございます。
近年、いわゆるDVに関する知識は、マスコミ報道も通じてある程度の浸透が進みつつあります。しかし、まだまだ十分とは言えない面もあり、配偶者等からの暴力根絶に向けた取組の推進は喫緊の課題です。このプランは、配偶者暴力防止法に規定する基本計画も兼ねております。今回改めて浮き彫りとなったのは、家庭内などの内側に籠ってしまう傾向にあるDVを相談など外部につなげる難しさです。グラフを御覧ください。一番下、暴力を受けた後の対応を見ると、「何もしていない」と回答した割合が全体の61.2%もございます。DVへの理解と気づきを促進し、警察、福岡県男女共同参画センターあすばるなど、関係機関や各種団体等との連携をしながら、被害者が泣き寝入りをすることなく適正な相談につなげるための啓発に取り組んでまいります。
その他、この概要版には記載しておりませんが、推進体制の充実についてでございます。
男女共同参画センターをこの活動拠点といたしまして、自治会をはじめ各種団体、事業所等と連携をして、意識啓発、女性役員登用等を促進することで、男女共同参画のまちづくりを推進してまいります。
第4次プランそのものについての説明は、以上でございます。
なお、このプランにつきましては、議員の皆様方にお配りした後に、また、小中学校、本プランに関連する関係機関等には配付済みでございます。また、自治会には近日中に配付をする予定でございます。併せて、既に市のウェブサイトへのアップを済ませております。今後は、6月15日号の市報への掲載をはじめ、関係機関や各種団体等に対しましては必要に応じて直接周知啓発に努めてまいる予定でございます。
以上でございます。
245: ◯委員長(内野明浩君) ありがとうございます。ただいまの説明に関して質疑があればお願いいたします。
246: ◯委員(原 克巳君) よろしいですか。すぐ終わります。
247: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。
248: ◯委員(原 克巳君) ありがとうございます。男女共同参画については、昨年末ですかね、国のほうで第5次の計画が決定されたと思うんですけど、その中にですね、男性の育児休業とか産前産後休暇とかいったものも盛り込まれてて、うちの市の職員の場合は所管が多分人事法制になるかと思うんで分かる範囲で構わないんですけれども、私の経験で言うと、育児休業とか産前産後休暇とか、なかなか男性が取りづらい雰囲気というのは職場にどうしてもあって、それは課題かなというふうに思ってるんですけども、うちの市でそういった環境の醸成っていうんですかね、そういった取りやすい環境に向けた取組というのは何かしてらっしゃるでしょうか。
249: ◯委員長(内野明浩君) 瀬戸山人権男女共同参画課長。
250: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) まず、今、委員のおっしゃいました育児休業の取りやすさ・取りにくさ等に関しまして、令和3年4月に春日市が春日市特定事業主行動計画を定めております。その中でですね、アンケートも行われておりまして、育児休業を取得しなかった理由についても示されておりました。その中で一番多かったのが、配偶者が育児を行える状況であったため取得しようと思わなかったという、これは家庭内のお話合いの問題だと思いますが、それ以外に、今御指摘のございました、取得したかったが業務が忙しく取得できなかったというのが実は2番目に出てきております。
ですから、特にこのコロナの状況であったりとか、突発的な状況が発生すると、育児休業に限らず休暇そのものもなかなか取りにくいような状況も発生したりすることもございますが、それは、今、全庁的にですね、年休等を計画的に取得するように周知もしっかりとされつつあります。そういう形で少しずつ、一気に解消することは難しゅうございますが、一歩一歩確実に進めていくように準備が進んでいると考えております。
また、それに合わせまして、私ども人権男女共同参画課と人事法制課とも連携しながら、その辺を進めていくというつもりでおります。
以上です。
251: ◯市民部長(久原徳子君) 補足です。
252: ◯委員長(内野明浩君) 久原市民部長。
253: ◯市民部長(久原徳子君) 男性の育児休業はなかなか取りたくても所属で言えないという方がいると思うんですよね。先ほど計画のお話がありましたが、その対象である女性にしろ男性にしろ対象の職員と所属長が面談をして、どういう休業を取りたいのかとか、どういう休業がしたいですかというような様式も今回定めました。今まで以上に、その職員と面談を通して取りやすくなってくるのかなという気はします。
以上です。
254: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。
255: ◯委員(原 克巳君) 率先垂範という話で、これ、市民の方だとか市内の事業者の方々に広げていかなきゃいけないんでしょうけど、そこら辺の、さっき商工会への働きかけというような話もありましたけれども、そういった事業者だとか市民に対する育児休業あとは産前産後休暇、そういったものの周知はどのようにされていかれるのでしょうか。
256: ◯委員長(内野明浩君) 瀬戸山人権男女共同参画課長。
257: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) 定着をさせていくことに非常に確かに現実的な難しさもございますが、まずは、事業主の皆様方にその必要性・重要性を御理解いただくことで、その下に働いていらっしゃる雇用されている方ですね、その皆様方に恩恵が行くという縦の流れと、それから実際に働いている皆様方が、その権利をお持ちになってそれをきちんと話し合うことができることを知るということも大事ですので、その両面からの挟み撃ちが必要だなと考えております。
まず第1の商工会等、要は事業主の皆様方に周知をしていくことにつきましては、まず、今年度の初め、このプランができた段階でですね、男女共同参画につきまして何らかの形で話をしていきたいという旨の御相談には参上しております。ですから、今後、それにつきましては、具体的に何ができるのかということについては御相談ができればなと考えております。
今度は、市民の皆様方への周知につきましては、これは、決定打というのはなかなかないんですけれども、先ほど、様々な階層に講座を打ちながら周知をしていくという御報告を申し上げました。その中に入れること、それから各種SNS等も使いながらですね、SNSのツールによってお使いになる階層も結構違ってますので、その辺も考えながら、情報の種類を上手に振り分けながらやっていければなと考えております。
以上です。
258: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。
259: ◯委員(原 克巳君) ありがとうございます。出産・子育てというと今まで女性の仕事というような社会的な流れだったんですけど、それは実は違うんだよといったところをですね、また、しっかり進めていただけたらというふうに思います。
もう1点ですね、性暴力だとか、あるいは性被害ですね、DVも含めて。そういった相談対応機関として、全国にワンストップの支援センターが今着々と進められているんですけど、それと併せて相談窓口として短縮ダイヤルで、シャープの8891ですかね、そういった電話での相談がすぐできるような相談窓口が開設をされているんですけど、なかなか、あまり知られてないような気がするんですよね。これについて、本市として周知していくことは必要なんじゃないかなと思ってるんですけど、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。
260: ◯委員長(内野明浩君) 瀬戸山課長。
261: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) ただいまの電話による相談につきましては、多分、シャープ8008か何かだったかなと。私もはっきり記憶がないんですが、たしかそれ、全国統一の番号で、その番号にかけますと各直近の都道府県の相談センターにつながるというものだったと記憶しております。
これにつきましては、多分、今、私ども春日市のサイトには載っていないと思いますので、これはなるべく早く載せると同時にですね、これとはまた別に、アジア女性センター等のですね、相談するための相談窓口のカードですね、こういったものも市内事業者に一定お配りして置いていただくという取組も3次プランの中で進めております。例えばコンビニですとか、そういったところに置いていただきますと、幅広い階層の皆様方が何かあったとき目についてぱっと取れるように考えておりますので、これにつきましても、今後、折を見ながら、それぞれの事業所の皆様方には置いていただくようにお願いをしていく、引き続き取り組んでいくつもりでおります。
262: ◯委員長(内野明浩君) ほかに、質疑のほうあれば出していただくようにお願いします。
米丸委員。
263: ◯委員(米丸貴浩君) 私からは数点あるんですけれども、まずはですね、3次プランと4次プランの体系を見ると、かなり変わったなという印象がまずあるんですね。これまで目標が四つあったのを今度は三つに集約をされたのと、そして主要課題もかなり整理をされて今回の4次プランになってると思うんですが、どれがどこに行ったのかちょっとよく分からないところがあるので、まずは教えてください。
まずですね、これまで、いろんな団体で女性登用の促進を図っていきましょうねということをされてあったわけですけれども、補助団体があまりにも多いので、その実態の完全な把握は難しいですよというのを去年の8月に受けたんですけれども、それに対しては、この4次プランでは、まずどこにあって、それをどのように解決していくのかというのを教えてください。
264: ◯委員長(内野明浩君) 瀬戸山課長。
265: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) 今、御質問のございました目標2の主要課題の(1)、3次プランですね、3次プランの体系でいう目標の2、主要課題の(1)の政策の方向性2)各種団体等に対する女性の登用促進のこの項目でございますよね。
266: ◯委員(米丸貴浩君) はい。
267: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) これはですね、第4次プランでいうところの目標2で(1)各分野における女性活躍の推進の、施策の方向性は5)各種団体等に対する女性活躍の促進というところに反映されているものでございます。
そして、もう一つの御質問にございました補助団体のそれぞれの団体さんの女性登用の状況についてでございますが、これも、今の段階ではなかなか簡単に整理が難しゅうございます。各団体の性格、成り立ちから、またそれぞれ違ってたりするというところもございますので、その辺は、今後の課題として残っていようかと思います。
268: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
269: ◯委員(米丸貴浩君) 3次プランのときのまとめの課題の一つがなかなか大きな問題で、一長一短には片づかないという認識で、この5年間でまた何らかの答えを見つけたいということかなと、そう認識しておりますので。確かに難しいでしょうけどね。どうか、把握を一つ一つ丁寧にやっていかれることが大事かなと思いますので、よろしくお願いします。
それからですね、女性の登用に関するところですけれども、防災の話がちょっと出ましたよね。防災の話。防災のときの避難所の運営に関しては、女性の視点というのは非常に今から大きな位置づけになってくるよねという、これは、皆さん認識は同じだろうと思うんですけれども、実際に、そう思うんだけれどもじゃあやってみようかっていう人をどうやって増やしていくのかというところが問題であって、昨年お聞きしたときには、これは、安全安心課に意見を聞いておりますのでという回答でした。今回、これを見ると担当課が安全安心課ということで、さっき見たときに、4次プランの……、これ、ありましたよね、違うかな。これは、安全安心課が防災研修をするときに何らかの形でそこで必要性をうたっていくというふうに認識したんですけれども、課長、それで間違いないですかね。どのようにして増やしていくのかというのを知ってもらうためには、そこに、まずは女性の方にたくさん来ていただかなきゃならないからですね。そういうような認識で、安全安心課は取ってこれに載せているということでよろしいですか。
270: ◯委員長(内野明浩君) 瀬戸山課長。
271: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) そのように認識しております。また、これにつきましても、私どもと担当課である安全安心課ともですね、きちんと意思疎通しながら、何らかの形で積極的な反映ができないかということは協議を進めてまいる所存でございます。
272: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
273: ◯委員(米丸貴浩君) 総合防災訓練とか、それから、たしか中学校校区でも防災訓練をやってあると記憶しておりますので、ぜひですね、そういう機会を設けたときにこそ、女性の皆さんに避難所運営の云々のところでですね、ぜひ参加するようなまた仕組みも一緒に考えていただければ。これは、安全安心課が主管になるかと思いますけれども、男女共同参画の視点からでは、ぜひそういうことをやっていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
私からは以上です。
274: ◯委員長(内野明浩君) ほかに。飯田委員。
275: ◯委員(飯田浩昭君) 御説明ありがとうございます。先ほど、概要版の目標1のところの説明で、啓発や学習機会の充実ということでインスタとかのSNSを活用する、しかも目標層別に絞っていろいろ当たっていってみようということですね。そういう話がありました。実際、こちらの第3次の重点事項の数値を見ますと、やっぱり、なかなか目標値には非常に遠い状況になっておりますが、コロナのおかげって言ったらちょっと語弊があるかもしれませんが、やはり、ネットワークを使った講座やミーティングというのがが普通に開かれるようになってきておりますが、そういった中で、ズームを使ったりとかですね、そういった講座を展開したりとか、もしくは講座をですね、録画されてユーチューブで、期間限定でも構わないんですが流して、少しでも目につくチャンスをつくっていただきたいと思うのですが、そういった方向性というのはございますでしょうか。
276: ◯委員長(内野明浩君) 瀬戸山課長。
277: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) まさに、御指摘の部分というのは課題だと考えております。令和2年度中でございますが、コロナが拡大をしまして、当初予定をしていた講座がセンターで開けないというときにですね、実はズームを使ったオンライン講座も取組を始めております。また、今年度につきましても、今後センターで開催できないということになりましたら、オンラインに切り替えるということにつきましても、今、講師と打合せを進めているところでございます。なかなか、ユーチューブということになりますと、今度は講師の著作権等の問題も出てまいりますので、簡単には済みませんけれども、何らかの形でそこの現場に来なくても情報に触れることができるという、そういった環境を少しずつでも整えていくことを考えております。
278: ◯委員長(内野明浩君) 飯田委員。
279: ◯委員(飯田浩昭君) ありがとうございます。それとこれ、ちょっと要望っぽくなって申し訳ないんですが、いろいろ広告媒体ですね、案内物の資料があるかと思うんです。手配りの何とかとか、ホームページ等あると思うんですけど、往々にしてですね、こう言ったら大変失礼かもしれないんですけど、堅苦しくてですね、なかなか楽しくみようかなという……、ぱっと見た瞬間に数字が書いてあったりですとかね。
ですので、もう少し軟らかく何か取っつきやすい、まず入り口として取っつきやすい雰囲気でおつくりいただければ、もう少し窓口も広がるのかなというふうに感じます。実は人権擁護委員とかもですね、実際、人権の相談ってすごく堅苦しいイメージがあるんですけど、本当は、蓋を開くとよろず相談所なんですよ。もう何でもいいですよと。なんですけど、なかなか浸透しないですし、何か堅苦しいよねというイメージがあるみたいですので、まず、そういったところから打破していただくようなつくり方で、もっと身近に存在するものなんだよという意識づけができるような媒体づくりをしていただくとありがたいなと思っておりますが、そういった観点で何かお考えとかありますか。
280: ◯委員長(内野明浩君) 瀬戸山課長。
281: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) 全く御指摘のとおり、行政のつくるものというのはそういう面もあるかと存じます。
ただ、私どもが今取り組んでおりますセンターのこの事業、例えばですが、今年度はライフデザイン講座というものを実施しようとしておりますが、これは、どちらかというと、今サンプルがここにございますが、とにかく、ぱっと見た瞬間に何かこう、あ、かわいいなとか、ぱっと目が行くような、そういった形でつくれないかということを工夫しながら進めております。なかなか、これも一朝一夕でですね、ノウハウの積み重ねでございますので、うまくいかないかもしれませんが、様々な皆様方の御意見を聞きながら、改善をしながら進めていきたいなと考えております。
282: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。米丸委員。
283: ◯委員(米丸貴浩君) 先ほどの防災のところは、4次プランでいうと46ページになるんですね、これ。目標3の主要課題の(3)、番号にすると49、50、ここのとこかなと思ってるんですけど、これでよろしいんですかね。
284: ◯委員長(内野明浩君) 瀬戸山課長。
285: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) はい、間違いございません。46ページの主要課題3、防災防犯における男女共同参画の推進のページでございます。
286: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
287: ◯委員(米丸貴浩君) であればですね、3次プランのときにはですね、施策の方向性のところに同じように番号が振って、まず事業名って書いてあったのかな、今度は取組、そして内容というふうに書いてあって、担当課が書いてあって、事業の方向性というのが書いてあって、そこに新規の事業ですよとかですね、継続するけど重点ですとかいう表記があったんですけど、今回、これ、やめたのはどうされたんですか。
288: ◯委員長(内野明浩君) 瀬戸山課長。
289: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) これにつきましては、申し訳ございません、私もこれを承知はしておりません。
ただ、一つ言えますのは、事業としての重要性に着目をし、継続であるか新規であるかよりも、今現在必要な事業に注目をしているという、そういう視点ではないかと考えております。私としてはそう捉えております。
290: ◯委員長(内野明浩君) 久原市民部長。
291: ◯市民部長(久原徳子君) 新規と継続のところはありませんが、第4次プランの重点項目としては17ページのほうにまとめてますので、ここに防災については記載しております。
以上です。
292: ◯委員長(内野明浩君) よろしいですか。米丸委員。
293: ◯委員(米丸貴浩君) なるほどですね。大きくフォーマットが変わったんで、どうしてかなというのが率直な疑問だったんですけれども。ということは、もう新規とか継続にかかわらず、大事なところはここですよと、そういう表記にまずなったという理解でよろしいですね。うんうんということですから、課長、そうなんでしょうか。
このプランに直接課長も最初から関わったわけではないので、聞くのも聞きづらいところもあるんですけれども、やっぱり、見る側は市民ですからね。フォーマットが変わったんだったら、これ、見てもらうときの説明も何か変わったねっていうふうになるとまた難しいのでですね、お配りする、それから、さっき広報の話もありましたけれども、皆さんに知っていくためには、こういう見方をしてくださいというような説明をですね、しっかりしていただくと、3次からの流れ、そしてこれに至ったということが理解しやすくなるのかなと思いますので、まずそれをお願いしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
294: ◯委員長(内野明浩君) 瀬戸山課長。
295: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) 今、御指摘の点につきまして、今後きちんと認識した上で皆様方に御説明等ですね、また市民の皆様方にも知らしめることができればと考えております。ありがとうございます。
296: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
297: ◯委員(米丸貴浩君) ぜひお願いしますね。
今、せっかく46ページの重点項目にある防災の話、防災研修会の話がここに載ってて、現状値が4事業あって、今後10事業に増やしていきましょうということですけど、この事業というのはどういうことなんですか。4事業の事業というのはどういう事業のことなんですか。分かりますか。
298: ◯委員長(内野明浩君) すぐ出ますか。では、瀬戸山課長。
299: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) 申し訳ございません。ただいま手元に資料がございませんので、また……。
300: ◯委員(米丸貴浩君) また教えてください。
301: ◯人権男女共同参画課長(瀬戸山博紀君) はい、よろしくお願いします。
302: ◯委員長(内野明浩君) それでは、後からお願いします。
それでは、ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
303: ◯委員長(内野明浩君) ないようですね。それでは……、久原市民部長。
304: ◯市民部長(久原徳子君) 今の米丸委員からの、どのような事業ですかというお答えはいつすればよろしいですかね。
305: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。
306: ◯委員(米丸貴浩君) 単位がまず事業っていうふうになってるじゃないですか。現状は4事業ということは、何か四つの事業があるんでしょうね、これに関わることが。どういうふうな……、事業のイメージがよく分かんなかったんですよ。今、四つあるけれども……、何か四つあるんでしょうね、4事業、これとこれこれっていうのが。で、将来、今後もっと拡大して10事業に広げたいと。10事業というと、具体的に、今ここはやってないけどこの事業に入れたいとかいうのがあるのかなという、ちょっと私イメージがつかめなかったので、その事業の意味を教えてほしいという意味です。
307: ◯委員長(内野明浩君) はい。
308: ◯市民部長(久原徳子君) 確認してお答えをしたいと思うんですけど、今日、委員会中はもうこれで終わり……。
309: ◯委員長(内野明浩君) 終わりですから、もう次回の……。
310: ◯市民部長(久原徳子君) 次回の委員会のときでよろしいですか。
311: ◯委員長(内野明浩君) はい、よろしいです。
312: ◯市民部長(久原徳子君) 分かりました。
市民部の説明は以上になります。ありがとうございました。
313: ◯委員長(内野明浩君) これで、市民部の所管事務調査を終了いたします。どうもありがとうございました。
暫時休憩いたします。
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休憩 午後2時10分
再開 午後2時11分
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314: ◯委員長(内野明浩君) 委員会を再開いたします。
次の委員会でございます。6月16日水曜日午前10時からでございます。
以上で、本日の
市民厚生委員会を散会いたします。お疲れさまでした。
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散会 午後2時11分...