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  1. 春日市議会 2021-03-03
    令和3年予算審査特別委員会 本文 2021-03-03


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開会 午後2時08分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(北田 織君) 白水祥太郎委員から委員会を欠席する旨の届出があっております。定足数に達しておりますので、ただいまから予算審査特別委員会を開議いたします。  まず初めに、本日付託を受けました第27号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第2号)について」の審査は3月8日月曜日午後の市民部の審査の後に行いたいと思いますが、御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2: ◯委員長(北田 織君) 御異議なしと認めます。そのように図らせていただきます。  それでは、第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算について」及び第21号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第1号)について」を議題とし、そのうち教育部関係の審査を行います。  なお、第21号議案の審査に当たっては、経営企画部財政課にも説明を求めることといたしております。  委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言をしてください。  それでは、審査を始めます。説明員の説明を求めます。  神田教育部長。 3: ◯教育部長(神田芳樹君) 教育部です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、主要事業の概要等について説明いたしますので、事前に配付されてあると思いますけれども、資料No.2と右上に書かれた令和3年度当初予算の概要を御準備いただいて、17ページをお開きください。 4: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。お願いいたします。 5: ◯教育部長(神田芳樹君) 17ページ、上から(8)教育部でございます。  一番上から、中学校施設整備事業、継続です。これは、事業概要欄に記載のとおり、国の航空騒音防止対策事業を活用し、春日北中学校の空調設備整備工事を行うものでございます。  その下、ICT支援員等配置事業、継続です。これは、タブレット型パソコンを効果的に活用した授業実践等を支援するため、ICT支援員の配置とICTヘルプデスクの設置を行うものでございます。  その下、水城跡整備事業、継続です。これは特別史跡水城跡の保存活用に向け、史跡の公有地化を行うものでございます。  次に、18ページをお願いいたします。  上段の表、主な新規事業一覧表の16番目、水泳授業スポーツ施設プール活用事業です。これは、大谷小学校の水泳授業を総合スポーツセンター温水プールで行うものでございます。これら各事業につきましては、後ほどそれぞれの関係予算のところで説明いたします。
     次に、今見ていただいた資料No.2には掲載しておりませんが、新たな取組がございますので説明いたします。お手元に本日配付しておりますA4両面の、ゆるやかな学級編制と教科担任制の導入と表題にある一枚物の資料を御用意いただけたらと思います。よろしいでしょうか。 6: ◯委員長(北田 織君) よろしいですかね。お願いいたします。 7: ◯教育部長(神田芳樹君) まず、1ページでございます。  資料内の番号と順番が異なりますが、まず、一番下、3、新たな施策導入の背景・目的から説明いたします。(1)記載のとおり、学級編制についての市の独自施策として、平成20年度から小学校6年生30人以下学級編制を導入し、きめ細やかな指導を行ってきたところでございます。一方、(2)のとおり、中学生の不登校数は増加傾向にございます。そこで、今回の施策は、下矢印以下に記載のとおり、中学校進学の不登校への備えとして教育環境を整えようとするものでございます。  施策の内容は二つございます。  まず、上のほうに戻っていただいて、1の小学校5年生から中学校1年生にかけてのゆるやかな学級編制の導入です。これは(1)のとおり、小学校5、6年生、中学校1年生を35人以下学級とし学級規模の平準化を図るものでございます。(2)期待される効果といたしましては、1)小学校5年生から中学校1年生までの学級規模の平準化による学びや活動の安定化、2)中1ギャップの緩和でございます。  次に、2の小学校高学年教科担任制の導入でございます。これは(1)のとおり、小学校高学年5、6年生に教科分担指導という形で教科担任制を導入し、小学校と中学校の教科指導の連動化を図っていくものでございます。(2)期待される効果は、中学校の教科指導への児童生徒の順応、2)担任の児童に関わる時間の確保、3)教科ごとの複数の教員による児童の評価(よさの発見)でございます。これまでの様々な施策に加え、これらの新たな取組を通して中学校進学に向けた教育環境を整えてまいります。  次に、裏面を御覧ください。  ゆるやかな学級編制の年次推移でございます。表の一番上、令和2年度は、小学校1年生は以前から国の政策で35人以下学級となっておりました。小学校2年生については、福岡県の施策で35人以下学級となっております。小学校6年生は、春日市の施策で30人以下学級となっております。その下、令和3年度は、小学校2年生は新たに国の施策で小学校を35人以下学級にするということで、小学校2年生は国の制度が入ってまいります。  そして、小学校5年生から中学校1年生までは、春日市の独自施策ということで35人以下学級となります。その後、順次、国の施策である35人以下学級が毎年進み、国では、一番下の表の令和7年度の一番右側の備考欄を御覧いただくと、6年生で国施策35人が令和7年度というふうになります。  本市では、今回の小学校5年生からの導入に伴いまして、令和5年度の欄を見ていただきますと、令和5年度の段階で小学校全ての学年で35人以下に到達するという形になっております。加えて中学校1年生を35人にし、中学校1年生までの平準化という形になります。  説明は以上でございます。教育部の主な事業等の説明は以上となります。 8: ◯委員長(北田 織君) ただいま受けました主な事業については、歳出のほうでまた皆さんから質疑等もお受けしたいと思いますので、お願いをいたします。  それでは引き続き説明をお願いいたします。  神田教育部長。 9: ◯教育部長(神田芳樹君) 続きまして、債務負担行為について説明いたします。  債務負担行為は、春日市予算書、薄いほうですね、そちらのほうで説明いたしますので御準備をお願いします。それぞれ担当課長が行います。 10: ◯委員長(北田 織君) 市場地域教育課主幹。 11: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 14ページをお願いいたします。  上から6行目、学校図書館支援業務委託料、継続です。事業の内容は、小中学校図書館支援業務の一部と中学校の司書業務を併せて業務委託とするものです。現在の業務委託契約の期間は令和3年度までとなっており、令和4年度から6年度までの3か年の業務委託について、令和3年度中に準備を進めるため債務負担行為を設定するものでございます。  以上です。 12: ◯委員長(北田 織君) 今福学校教育課長。 13: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、事項欄一つ下の段、小学校尿検査料、継続でございます。学校安全保健法及び同法施行規則の規定により、児童の尿中のタンパク、糖などについて試験紙法により検査するものでございます。  以上です。 14: ◯委員長(北田 織君) 藤井教務課長。 15: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 一つ下の春日野小学校トイレ改修工事設計監理業務委託料、新規でございます。学校のトイレにつきましては、現在事業を実施しております学校施設の大規模改修及び令和2年度のトイレ改修において実施したところでございますが、引き続き、洋式化、乾式化が完了していない春日野小学校を実施するものでございます。令和3年度に設計を行い、令和4年度に監理を行うことから、設計監理業務監理業務部分債務負担行為の対象となるものであります。  以上でございます。 16: ◯委員長(北田 織君) 今福学校教育課長。 17: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、一つ下の段、中学校尿検査料、継続でございます。 18: ◯委員長(北田 織君) 藤井教務課長。 19: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、15ページの1行目になります。  春日野中学校トイレ改修工事設計監理業務委託料、新規でございます。こちら、先ほど説明いたしました春日野小学校と同様に、引き続き、洋式化、乾式化が完了していない春日野中学校を実施するものでございます。令和3年度に設計を行い、令和4年度に監理を行うことから、設計監理業務管理業務部分債務負担行為の対象となるものでございます。 20: ◯委員長(北田 織君) 市場地域教育課主幹。 21: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 同じページ、下から2行目、市民図書館指定管理業務委託料、継続です。現在の指定期間は令和3年度までとなっており、次期の指定期間、令和4年度から8年度までの5か年の指定管理業務について、令和3年度中に事業者の指定に係る諸手続を行う必要があるため、債務負担行為を設定するものでございます。  次期の指定管理者の選考方法に関しては、春日市公の施設指定管理者選考等委員会において、現指定管理者、株式会社図書館流通センターの管理運営体制が良好であると判断されたため、非公募により選定することとなっております。  今後、現指定管理者からの申請に対し審査等を行った結果、候補者として選考できた場合は、9月定例議会で御審議いただく予定でございます。  以上です。 22: ◯委員長(北田 織君) 藤井教務課長。 23: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、一つ下の小学校給食調理業務委託料、これは春日小学校、春日野小学校春日東小学校春日西小学校、須玖小学校、天神山小学校、継続です。契約期間が令和3年7月で満了することに伴いプロポーザルにより業者選考を行うことから、契約予定期間である令和6年度までの期間の債務負担行為となってまいります。教育部に関連します債務負担行為の説明は以上でございます。 24: ◯委員長(北田 織君) それでは、これより委員の質疑をお受けしたいと思います。  まず、債務負担行為についての質疑ございましたらお願いいたします。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25: ◯委員長(北田 織君) それでは、引き続いて説明をお願いいたします。  今福学校教育課長。 26: ◯学校教育課長(今福保幸君) それでは、続いて歳入予算について説明いたします。  予算に関する説明書25ページをお開きください。よろしいでしょうか。 27: ◯委員長(北田 織君) お願いいたします。 28: ◯学校教育課長(今福保幸君) 13款2項2目教育費負担金です。説明欄、上段の日本スポーツ振興センター負担金、小学校分です。これは、学校管理下で起こったけがなどに対して医療費等の給付を行う災害共済給付制度保護者負担金でございます。  次に、説明欄一つ下の段、日本スポーツ振興センター負担金、中学校分です。予算計上の趣旨は小学校分と同じでございます。  2目は以上です。 29: ◯委員長(北田 織君) 2目教育費負担金について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 30: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続きお願いいたします。  藤井課長。 31: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、27ページをお開きください。  14款1項4目教育使用料、説明欄上から4段目、6節駐車場使用料教職員駐車場使用料についてでございます。これは、小中学校の教職員が学校敷地内の職員駐車場を使用する場合に負担していただく使用料で、月額1,000円、小学校利用者359人、中学校利用者214人を想定し算定したものであります。  4目は以上でございます。 32: ◯委員長(北田 織君) 4目教育使用料について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。  藤井課長。 34: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 同じく、27ページでございます。  6目総務使用料、説明欄下から2段目、1節駐車場使用料職員駐車場使用料についてでございます。1,149万1,000円のうち教育部関連は86万3,000円でございます。小学校の給食調理業務委託業者が学校敷地内の駐車場を使用する場合に負担していただく使用料、また、図書館指定管理者中学校図書館支援員などの駐車場使用料でございます。  6目は以上でございます。 35: ◯委員長(北田 織君) 6目総務使用料について質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。  高田文化財課長。 37: ◯文化財課長(高田勘治君) 32ページをお開きください。  15款4項4目4節社会教育費国庫補助金です。説明欄の一番上、須玖岡本遺跡用地先行取得事業費国庫補助金です。本補助金は、用地取得事業費が2億円以上の場合、起債により事業を実施し、その償還に対して補助が行われるものです。平成23年度の用地先行取得事業に係る起債償還が対象の補助金です。補助率は対象事業費の10分の8です。  4目の説明は以上です。 38: ◯委員長(北田 織君) 4目教育費国庫補助金について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 39: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。  高田文化財課長。 40: ◯文化財課長(高田勘治君) 次に、43ページをお開きください。  16款2項6目教育費県補助金の1節社会教育費県補助金の説明欄の上から二つ目、須玖岡本遺跡用地先行取得事業費県補助金です。須玖岡本遺跡の用地先行取得に関する県補助金で、国庫補助金と同様、起債償還が対象です。なお補助率は10分の0.8、8%です。  6目の説明は以上です。 41: ◯委員長(北田 織君) 6目教育費県補助金について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続きお願いいたします。  神田教育部長。 43: ◯教育部長(神田芳樹君) ただいま文化財課長が2件説明しました項目以外の15款国庫支出金、16款県支出金につきましては、本日、お手元にこちらのカラーの表があると思いますけれども、歳出のときにですね、こちらの歳出歳入対応表を基に説明することにいたします。よろしいでしょうか。 44: ◯委員長(北田 織君) お願いいたします。高田文化財課長。 45: ◯文化財課長(高田勘治君) 次に、54ページをお願いします。  21款4項4目教育費受託事業収入です。説明欄の一つ目、遺跡発掘調査受託事業収入です。開発等を行う事業者の方からの受託により遺跡の発掘調査を行った際に、実施主体であります、その事業者の方から御負担をいただくものです。詳細につきましては、歳出予算において説明をさせていただきます。  4目、以上です。  歳入の説明は以上になります。 46: ◯委員長(北田 織君) それでは、引き続き説明をお願いいたします。  神田教育部長。 47: ◯教育部長(神田芳樹君) 次に、歳出を説明いたします。  先ほど申し上げたように、歳出の中で、15款国庫支出金や16款の県支出金を併せて説明する際は、こちらの先ほどの一覧表を使用しますので、よろしくお願いします。  表の見方を御説明いたします。左側半分が歳出です。一番上に歳出と記載しております。左から通し番号を1番から打っております。それから担当課、予算に関する説明書の該当ページ、款項目、事業名、歳出の予算額、それから歳入の国県支出金が充当される額という形で記載をしております。  一方、右側半分は歳入でございます。左側から歳入のほう、通し番号、予算に関する説明書の該当ページ、款項目節、補助金等の名称、歳入予算額区分としております。  歳出と歳入の対応、中央で線で結んでおります。なお、青く網かけてある部分については、一番下にも凡例を書いておりますけど、ほかの部の予算に関するもの、また、黄色の網かけは100万未満の歳入でございます。  それでは、歳出予算について各課長から順次説明いたします。 48: ◯委員長(北田 織君) 藤井教務課長。 49: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、予算に関する説明書の215ページをお開きいただけますでしょうか。よろしいでしょうか。 50: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。お願いいたします。 51: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 10款1項1目教育委員会費、右側、説明欄の一番上の丸、教育委員会委員費、ほぼ前年度と同じ額でございます。
     次に、その下の説明欄、教育委員会事務費、減額継続でございます。  1目は以上でございます。 52: ◯委員長(北田 織君) 1目教育委員会費について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 53: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続きお願いいたします。  藤井課長。 54: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、2目事務局費、右側の説明欄、教育長費、増額継続でございます。教育長費につきましては、教育委員会で所掌するものは教育長旅費、負担金、補助及び交付金に係るものでございます。  以上でございます。 55: ◯委員長(北田 織君) 引き続いて、2目。今福学校教育課長。 56: ◯学校教育課長(今福保幸君) 216ページをお開きください。  説明欄中ほどの丸、事務局事務費で、減額継続です。率にして17.5%、額にして776万4,000円の減になります。この事業費には教育部の3課分の予算があり、教育委員会事務局に係る総務事務費分として関係経費を計上しております。  減額の主なものは、次の217ページの予算科目1行目、需用費の消耗品費、予算科目中ほどの使用料及び賃借料の4行目の小中学校コピー機賃借料。予算科目、一番下の備品購入費の庁用備品と森林環境贈与税事業備品の4点、合わせて847万3,000円の減でございます。  学校教育課からは、217ページ、予算科目中ほどの使用料及び賃借料の4行目のコピー機賃借料と、下から2行目の庁用備品について説明をいたします。  コピー機賃借料については、令和2年度に入札を行った結果に基づく減額になります。庁用備品については、学級数の増に伴う担任用の机、校務用パソコン、教室用のキーボードやテレビなどを購入するための予算です。従来は当初予算に必要額の全額を計上しておりましたが、この場合は3月定例議会の議決後から新学期開始までの極めて短い期間に調達事務を行う必要がございます。  このため、他自治体のやり方を参照して予算計上の方法を工夫し、まず、県の10月1日調査の次年度児童生徒数見込みに基づいた必要見込額を12月定例会で計上いたしました。ただ、例年、最終的な学級数は10月1日の見込みよりも増える傾向がありますので、新年度に入って学級数増が判明した場合に備え、当初予算にも一定額を計上するものでございます。 57: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 58: ◯教務課長(藤井謙一郎君) ただいまの事務局事務費の中の教務課関連の部分でございますが、教務課関連の歳出予算額は178万3,000円でございます。教務課関連の項目におきましては、大きく金額に増減が生じているものはございません。  以上でございます。 59: ◯委員長(北田 織君) 市場地域教育課主幹。 60: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 続きまして、地域教育課、学校図書館関係の説明をいたします。  まず、217ページの2行目、消耗品費のうち13万4,000円が学校図書館に関係するもので、100万4,000円の減額となっております。これは、令和2年度において、学校図書館支援事業の充実のため、中学校の授業支援用の図書及び改訂された小学校教科書を購入し、支援体制を強化したものです。令和3年度は新しく改訂される中学校教科書の購入を予定しています。  次に、217ページの中ほど、委託料の2行目、学校図書館支援業務につきましては令和2年度と同額です。本日お配りしました地域教育課の資料、こちらの黄色い表紙をつけております配付資料の1ページを御覧ください。よろしいでしょうか。 61: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。お願いいたします。 62: ◯地域教育課主幹(市場結実君) こちらに業務委託の概要と利用状況を記載しております。プロポーザルにより事業者から提案された専任の統括責任者の配置がこの事業の特色であり、各中学校との定例会議の実施、支援員の指導などの中学校図書館支援業務に加え、小中学校図書館総合的支援業務を行っています。定期的に中学校と協議を行うことで、それぞれの学校が求める業務を実施できており、学校図書館の活用につながっていると考えています。統括責任者を中心として事業者の専門性を生かし、学校図書館の機能充実を図っています。  次に、予算書にお戻りいただいて、一番下の行です。  森林環境譲与税事業備品については94万5,000円の減額となっております。令和2年度は学校図書館支援の充実のため、中学校の図書館の環境整備を重点的に行いました。春日中学校に木製の書架や展示架を設置し、学校図書館のイメージアップを図りました。温かみのある木製の書架が入ったことで館内が明るくなり、本の表紙を見せることで生徒が本に興味を持ち、手に取る回数が増えています。また、各中学校に移動式の木製ブックトラックを配置し、特集や新しい本の展示に活用しています。  令和3年度は、大谷小学校の大規模改修に併せ、老朽化した木製のカウンターと一部書架の入替えを計画しております。  事務局事務費は以上です。 63: ◯委員長(北田 織君) 引き続いて説明をお願いいたします。  今福課長。 64: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、218ページをお開きください。  一つ目の丸、学校保健事業費で、増額継続です。額にして1,040万5,000円の増です。ここには、学校保健安全法第11条に基づく就学時の健康診断など、学校全体の保健衛生に係る経費を計上しています。  増額の主な要因は、上から7行目の消耗品費と、下から6行目の健康診断器具賃借料です。消耗品費については、新型コロナウイルス感染症対策のため、学校に配布する手指用の消毒剤や校内施設等の消毒剤を新規に計上しています。また、健診用消耗品では、同じく感染症対策として、使い捨て手袋を大幅に増やし、歯科検診用の器具を使い捨てのものに切り替えていることによります。賃借料については、同じく感染症対策として、健診用器具をレンタルに切り替えたことによります。  以上です。 65: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 66: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、その下でございます。教職員健康管理費、ほぼ前年度と同じ額でございます。 67: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 68: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、一つ下の丸、教職員研修費で、減額継続です。以上です。 69: ◯委員長(北田 織君) 三丸地域教育課長。 70: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) その下になります。地域学校協働活動事業費、増額継続でございます。事業内容として、この事業は、コミュニティ・スクールのさらなる発展のため、地域コーディネーターを配置し、学校、家庭、地域の連携、協働による地域ぐるみの教育が持続的に推進できる支援体制を構築するものです。  主な増額の要因として2点ございます。  1点目は、地域コーディネーターの配置に関するもので、説明欄3行目の報償費の増額と、220ページを御覧ください。こちらの説明欄1行目、地域コーディネーターの活動に伴うものとして、障害補償のための保険料及びその下の備品購入費の新規計上でございます。令和3年度から春日南小学校にも地域コーディネーターを配置し、全校配置が整います。引き続き、地域連携活動、コミュニティ・スクールのさらなる持続的、安定的運営を図るため、地域コーディネーターの活動環境の整備を行います。  219ページにお戻りください。  二つ目の増額の要因として、下から2行目の印刷費がございます。中学校区別に、小中9年間で行う地域連携カリキュラムを中心に、中学校区別の教育活動を掲載したパンフレットの作成にかかる印刷費として新規計上しております。  このパンフレットは、中学校区内の1中学校、2小学校で行われている地域と連携した教育活動を1枚のパンフレットにまとめ、小中学校間の連携促進、活動の重複等の整理を行うことにより教育活動の充実を図ること、あわせて、コミュニティ・スクール及び地域学校協働活動の浸透を図ることを目的として作成するものでございます。令和3年度は2中学校区分を計上し、今後3年間で全中学校区分を作成する計画でございます。  なお、この事業費には歳入が関連しますので、先ほど部長が説明しました、こちらの表をお手元に御用意ください。こちらで説明をさせていただきます。よろしいでしょうか。  歳出番号3番が本事業になります。これに対応する歳入は、赤のラインで結ばれている24番、予算説明書43ページの地域学校協働活動事業県補助金でございます。これは、地域コーディネーターの配置に係る謝金等の経費に対する補助金でございます。補助率は3分の2、本事業には493万円が充当をされます。  次に、220ページを御覧ください。  一番上の丸、コミュニティ・スクール事業費、増額継続です。学校運営協議会委員の県外研修等に係る旅費と小中学校眠育支援業務に係る経費でございます。  増額の主な要因は、説明欄、需用費の上から3番目、印刷費の増額です。令和3年度は、春日中学校ブロック、春日北中学校ブロックの2中学校、4小学校で令和元年度から3年間のモデル事業で実施しております睡眠教育の最終年となることから、引き続き睡眠日誌等の取組を行うとともに、3年間の実績や調査分析を基に、家庭における子どもの基本的生活習慣の確立に向けた小学校、中学校別の睡眠教育の啓発リーフレットの作成を計画している金額です。  なお、予算の増減はありませんが、説明欄上から2行目の研修等旅費について説明をさせていただきます。お手元に資料として、こちらを、研修計画、研修実施方針をお配りしております。  この予算は、学校運営協議会委員の県外研修に係る旅費でございます。本年度、令和2年度は実施を見送りましたが、令和3年度は、県外視察研修を含め、新型コロナウイルス感染症への予防対策を講じながら、学校運営協議会委員を対象とした研修等を計画的かつ体系的に実施することとしております。先ほどお見せしたこちらの資料が実施方針となります。  以上です。 71: ◯委員長(北田 織君) 課長、ちょっと待ってください。  この2目の事務局費、少し量が多くありますので、一旦ここで区切らせていただいて委員のほうの質疑をお受けしたいと思いますけれども、2目の事務局費について、皆さんのほうから質疑はございませんか。  高橋委員。 72: ◯委員(高橋裕子君) 217ページですかね。学校図書館支援業務、真ん中ら辺の委託料ですね、学校図書館支援業務委託料。この別とじの資料の1ページに実施状況をお示ししていただいています。  中学校に関してはですね、なかなか本離れということで懸念をしていましたけれども、この業務委託によってですね、6中学校、ほぼですね、全ての中学校の貸出し図書数も増えておりますし、それから(2)の授業等の支援、これもですね、ほぼ、3倍になっているとこもあるし、2倍、そういった成果が上がっているというふうに、非常にいい状況だというふうに捉えております。  教育長がおっしゃられた学習支援、情報支援と三つの支援が、非常にいい形で成果が上がっているんじゃないかなと思います。この予算に対してですね、それだけの成果が期待できるというふうに捉えてよろしいでしょうか。 73: ◯委員長(北田 織君) 市場主幹。 74: ◯地域教育課主幹(市場結実君) ありがとうございます。おっしゃるように、このような形で数字として今年度表れております。今年は感染症対策もあって十分な事業等も行えておりませんので、来年度以降工夫しながら、今後もこういった効果につなげていきたいというふうに考えております。  以上です。 75: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかに質疑はございませんか。川崎委員。 76: ◯委員(川崎英彦君) 219ページの、コーディネーター謝金、地域学校協働活動事業なんですけど、説明でもありました小中の9年カリキュラムとかですね、小中のコーディネーターの連携というのがとても重要になってくると思うんですけど、そういう何か連携している会議とかミーティングとか、そういったのはどういうふうにされてあるんですかね。 77: ◯委員長(北田 織君) 三丸課長。 78: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) コーディネーター会議は、定期的に、ほぼ2か月に1回程度実施しております。 79: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 80: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。学校運営協議会にも参加して意見を述べるとか、そういったことで一緒に運営はされてあるんですか。 81: ◯委員長(北田 織君) 三丸課長。 82: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) コーディネーターも学校運営協議会に参加することを役割としておりますので、そちらに参加して学校の状況を運営委員の方々にお知らせするように努めています。 83: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 84: ◯委員(川崎英彦君) あと、最後ですけど、コーディネーターが地域に入っていろんな意見の集約とか聞いてですね、学校との調整という役割も含まれているとは思いますけど、このコーディネーターが、何ですかね、それも学校の校長先生の裁量によっていろいろ働き方も変わってくると思うんですけど、コーディネーターが主体性を持てるというか、地域の声を学校に上げるということは、何かこのコーディネーターさんで実際そういう役割を果たされているんですかね。 85: ◯委員長(北田 織君) 三丸課長。 86: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 直近の例で言いますと、春日中学校のキャリア教育で講師が不足した場合に、コーディネーターさんのほうで人材を探してきて、そこをフォローしたという例もございます。 87: ◯委員長(北田 織君) ほかに。2目について質疑ございませんか。船久保委員。 88: ◯委員(船久保信昭君) 眠育事業についてお伺いしたいんですけども、眠育事業、こちらの事業を評価する上で、どういうふうな指標があるのかというのをまず1点ですね、概要でいいので教えてください。  それともう1点が、その指標に関して教育部としてどのような見解をお持ちなのかを教えてください。 89: ◯委員長(北田 織君) 三丸課長。 90: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 眠育につきましては、令和元年度から取組をしております春日中ブロックと春日北中ブロックです。元年度と2年度、睡眠に関する睡眠日誌と、あと睡眠と健康に関するアンケート調査というのを行いまして、子どもたちの平均的な睡眠時間等の把握をし、それを各学校のほうに戻しております。それと、眠育に関する授業を各学校で行っているのと、今年度に関しましては、個別のデータ、気になる子たちのデータを返して、学校での個人面談等に活用してもらうようにしています。  教育委員会としての見解としましては、元年度の報告書等も報告は上げておりますが、元年度が10月からの取組でしたので、2年度の評価を見ながら、あと子どもたちの睡眠時間も元年度と2年度比較した場合には若干よくなっているところもありますし、子どもたちが授業を受けた後に、睡眠の大事さ、これから気をつけようというふうな意識の変化も出てきておりますので、効果が上がっているものと考えております。 91: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92: ◯委員長(北田 織君) では、ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。  今福学校教育課長。 93: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、220ページ、一つ下の丸、小学校少人数学級編制費でございます。減額継続で、率にして8.3%、額にして241万2,000円の減になります。減の要因は、配置予定の講師の人数を令和2年度より1人少ない11人としていることによります。  なお、令和2年度までは、小学校6年生を30人以下学級編制とするために必要となる人数の講師の配置に係る予算を計上しておりましたが、令和3年度は、冒頭で部長が説明いたしました、小学校5年生から中学校1年生までのゆるやかな学級編制の導入に伴い、小学校5年生及び小学校6年生を35人以下学級編制とするために必要となる人数の講師を配置するものでございます。  次に、一つ下の丸、外国語指導員費で、ほぼ前年度と同じ額です。主に中学校を中心に活動している外国語指導助手と、小学校の外国語活動指導員に係る人件費等でございます。  次に、221ページを御覧ください。  二つ目の丸、いじめ防止等推進事業費で、同額でございます。  次に、一つ下の丸、教育相談費(事務局)で、ほぼ前年度と同じ額です。スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの報酬や教育相談員の給料等を計上しているものでございます。  なお、財源として国庫補助金がございます。別添資料の歳出歳入対応表を御覧ください。こちらの表になります。  歳出の左の欄、No.4のところが本事業です。右側の歳入、No.25、市民部人権男女共同参画課が所管する生活困窮者就労準備支援事業費等国庫補助金の子どもの学習・生活支援事業費分が充当されます。補助率は2分の1です。  次に、222ページをお開きください。  このページ、一つ目の丸、教育支援センター事業費で、ほぼ前年度と同じ額です。小中学校の不登校対応の中心的役割を担う教育支援センターの運営に係る経費を計上しております。  次に、223ページを御覧ください。  ページ下段の丸、不登校特別対策事業費で、同額でございます。中学校における不登校対応を担う不登校専任教員の給料等の経費を計上しているものでございます。  以上です。 94: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 95: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、224ページの説明欄一つ目の丸、教育支援センター管理費、減額継続でございます。 96: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。
    97: ◯学校教育課長(今福保幸君) 一つ下の丸、教育支援委員会費から225ページの二つ目の丸、特別支援教育事業費までは、福祉支援部が所管する子ども発達支援室の開設に伴い令和3年度から福祉支援部に予算を移管しておりますので、予算の増減などの説明は子育て支援課が行いますが、事務の分担等について、私のほうからも少し触れておきたいと思います。  二つ目の丸、教育支援委員会費の移管により、同委員会の事務局など運営等は子育て支援課が担いますが、同委員会の判定結果等を基にした特別支援学級への入級の決定など、学籍に関わることは引き続き学校教育課が所掌いたします。  一つ下の丸、通級指導教室事業費の移管により、施設の維持改修など日常的な運営に関わる事務は子育て支援課に移管しますが、通級指導教室の運営方針の決定に関わることについては、引き続き学校教育課が所掌いたします。  225ページ、一つ目の丸、特別支援教育担任サポート事業費は、パートタイム会計年度任用職員である特別支援教育支援員に関する予算を計上しているもので、令和3年度から職員の任用と配置などは子ども発達支援室が担います。  一つ下の丸、特別支援教育事業費は、児童生徒の発達検査や発達相談を担う特別支援教育士の人件費や就学相談等に応じる心理士への謝金などが主な内容で、職員の任用配置や相談会の開催、運営などは全て子ども発達支援室が担うこととなります。  次に、226ページをお開きください。  一番上の丸、日本語指導事業で、新規です。なお、令和2年度までは、この日本語指導補助に係る予算と特別支援教育支援員に係る予算を合わせて担任サポート事業費として計上しておりました。令和3年度は、子ども発達支援室の開設に伴う予算移管の関係で、この事業費を日本語指導補助員に係る日本語指導事業と、特別支援教育支援に係る特別支援教育担任サポート事業費に分割して計上しております。  特別支援教育担任サポート事業費は225ページ一番上の丸で、この説明は先ほど申し上げたとおり、予算移管先の子育て支援課が行います。  日本語指導事業の内容としましては、日本語での日常の会話が十分でないなど、学習支援が必要な児童生徒に対して学習補助や日本語指導に当たる補助員を配置するものです。令和3年度は、在校生の状況及び新入生等の見込みから、指導員を令和2年度より1人増員し5人分に増額しております。  以上です。 98: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 99: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、その下、人権教育事業費、こちら同額でございます。 100: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 101: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、一つ下の丸、チャレンジ精神育成事業費で、減額継続でございます。  2目事務局費は以上です。 102: ◯委員長(北田 織君) 2目事務局費について質疑はございませんか。  高橋委員。 103: ◯委員(高橋裕子君) 225ページ、一つ目の丸、特別支援教育担任サポート事業費について伺います。担任の先生も非常に負担が増えてというか、やっぱり注意が必要なお子さんがいたりですね、やっぱり授業に集中できなかったりということもあろうかと思いますけど、この人数で十分かということをちょっと伺います。  所掌が違うって言ったけん、そうなのか。そしたら、ごめんなさい。 104: ◯委員長(北田 織君) 神田教育部長。 105: ◯教育部長(神田芳樹君) 答えられる範囲で答えさせていただきます。 106: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 107: ◯学校教育課長(今福保幸君) 学校の要望などに基づいて、一応、必要最小限の額で計上しております。もちろんこれで不足してくるということはあろうかと思いますので、その場合はまた補正等々で対応することになるというふうに考えております。  以上です。 108: ◯委員長(北田 織君) 高橋委員。 109: ◯委員(高橋裕子君) すいません。パートの方って、パート代の関係で5時間ぐらいまでしか働けなかったりするんで、その後が学校の負担というのがあると思うんで、そこのところがちょっと聞きたかったものですから、十分かというふうに伺いました。 110: ◯委員長(北田 織君) 答弁は必要ですね。今福学校教育課長。 111: ◯学校教育課長(今福保幸君) 5時間のパート勤務ですけれども、学校活動のコアの時間、主な時間はカバーができているというふうに考えております。  以上です。 112: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかにございませんか。  迫委員。 113: ◯委員(迫 賢二君) 220ページの小学校少人数学級編制費ですね、これ、減額継続とマイナス1になっていますけれど、先ほど、ゆるやかな学級編制で何か学級数が増えるような感じがしてるんですけど、これ、マイナス1で間違いないんですかね。足りるんですかね。 114: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 115: ◯学校教育課長(今福保幸君) まず、6年生をですね、30人以下学級編制とした場合の、10月1日調査に基づく見込みでは、学級数の増が一応11というふうに見込んでおります。6年生と5年生に35人以下学級編制を導入した場合も11人でおさまるという見込みです。ちなみに、内訳は6年生が5学級、5年生が6学級です。よろしいでしょうか。 116: ◯委員長(北田 織君) 迫委員。 117: ◯委員(迫 賢二君) 小学校のほうは担任の先生というのは、会計年度任用職員の先生の講師の方でも大丈夫だったですかね。 118: ◯委員長(北田 織君) 神田部長。 119: ◯教育部長(神田芳樹君) もともと小学校6年生、30人以下学級にしておりますけれども、ちょっと非常に学校の先生というのは、働き方改革などですね、言われておるところではございますけれども、市費でこういうふうに予算で雇う職員というのは、いわゆる通常の勤務、勤務時間が外れたら時間外勤務を払っていくというふうな形でなってまいりますけれども、学校の先生方は、ちょっと勤務形態が法律上変わっておりますので、そういう意味で、担任の先生は、前から働き方改革というのはありますけれども、やはり保護者の相談とかですね、いろんなトラブルの対応とかいう形で、かなり通常の勤務時間を超えてされておられます。  そういう意味で、市で雇用する職員というのは通常勤務の時間ということで、時間外勤務を同じように担任という形にすると、毎日時間外勤務を払っていくような形になってということもございます。  それで、最初の30人以下学級を導入したときからですね、学校の中に先生方がおられますと。そして、通常の学級担任がおられますけれども、それ以外に指導工夫改善などの学級を持たない定数の教員の方もおられます。ですから、例えば6年生30人以下にしたと。1学級増えると。そしたら、あなた入ってねという形で教員が入っているわけですね。  そして、その業務の後方支援というかカバーというか、そういう形で市で雇った人をその学校に1名入れていくというような対応を取っております。その手法はこれまでと同様に、小学校5年生、6年生35人以下学級になった場合でもですね、同じように学級が増えた場合は市で雇用した者を学校の応援という形で、教員免許を持った者を入れていくというふうに考えております。  なお、先ほど説明で詳細に申しませんでしたけど、中学校についてはですね、学校の中の工夫でですね、何とか対応できるというふうなことを確認しておりますので、これは小学校の先ほど小人数学級の予算ですけど、中学校のほうには組んでおりません。 120: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。高橋委員。 121: ◯委員(高橋裕子君) ちょっと確認。221ページの一番下の丸、教育相談費ですが、学習支援員というのが令和2年度ありましたけれども、こちらの分とは違うのか、そこをちょっと確認させてください。 122: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 123: ◯学校教育課長(今福保幸君) まず、結論から申し上げると、学習支援員については予算計上をいたしておりません。  国の支援策が継続されることになったんですが、かなり条件が厳しくなりまして、まず、前年度は県費補助金で10分の10、実態は、国が県に対する補助金と地方創生交付金で裏負担も持つということで、実質、国の丸抱えで補助が行われてたんですが、令和3年度については、3分の1は市の負担であるということ。  それと学校がですね、限られまして、大規模校、学級数が20以上の、特別支援学級は含まない、通常の学級で20以上の学校しか対象にしないということになりました。そうすると、その一部の学校だけに、これ、スクール・サポート・スタッフも同じなんですけれども、その一部の学校だけに入れるとなると非常にやっぱり不公平であると。逆に全部の学校に入れますと、単費の費用がかなり発生いたします。それで、財政等の協議の中で、どちらもとなると2,500万円以上の単費が発生いたしますので、より学校のニーズが高いスクール・サポート・スタッフのほうを優先して、学習支援員の予算計上を見送ったものでございます。  以上です。 124: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 125: ◯委員長(北田 織君) それでは、ここで暫時休憩いたします。空気入替えのために休憩をいたしたいと思います。再開は15時15分にいたしますので、よろしくお願いいたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後3時05分                 再開 午後3時14分                ──── ─ ──── ─ ──── 126: ◯委員長(北田 織君) それでは、休憩前に引き続き、教育部の審査を再開いたします。  説明員の説明を求めます。今福学校教育課長。 127: ◯学校教育課長(今福保幸君) 228ページをお開きください。  10款2項1目学校管理費です。一つ目の丸、学校保健事業費で、ほぼ前年度と同じ額です。この事業は、学校保健安全法第23条の規定に基づき、小学校への学校医配置や学校健診等の安全衛生に要する費用を上げているものです。  次に、一つ下の丸、小学校管理費(事務局)で、減額継続です。率にして19.7%、額にして6,450万7,000円の減になります。この事業は、小学校の運営を補完する経費で、人件費や賃金、水光熱費等の需用費、施設の保守点検料等の役務費、事務管理等の委託料を計上しております。  申し訳ありません、一つ飛ばしました。最後までちょっと説明させてください。申し訳ございません。 128: ◯委員長(北田 織君) 神田部長。 129: ◯教育部長(神田芳樹君) 後で飛んだところは説明させてください。 130: ◯学校教育課長(今福保幸君) この事業費には3課分が関連しておりますが、学校教育課分で減額の主な要因としては2点ございます。  1点目は、229ページ、説明欄の予算科目上から二つ目の需用費の1行目、消耗品費で、前年度に比べ7,176万5,000円を減額しております。令和2年度は学習指導要領が施行され、新たな教科書が採択されたことに伴い、令和2年度から4年間使用する教師用指導書を購入しておりましたが、次年度の令和3年度はそれがなく、減となっているものでございます。  また、2点目は、230ページ、予算科目上から二つ目の使用料及び賃借料の1行目、パソコン賃借料で、前年度比で1,929万9,000円の減となっています。GIGAスクール構想に沿った児童1人1台端末整備により、パソコン教室に係る次回のレンタル契約の更新を行いませんので、令和2年度末で期限が到来した分が減となっているものでございます。  また、新規で計上している予算がございます。  ページ戻りまして229ページ、予算科目上から二つ目の需用費の一番下の行、タブレット端末の修繕料、一つ下の予算科目役務費の一番上の行、インターネット回線使用料、その二つ下の行のネットワーク機器保守料、次の230ページ、予算科目一つ目の委託料の4行目、ICT支援員業務、その一つ下の行の授業支援ツールアカウント更新業務、その一つ下の行、ICTヘルプデスク業務、この事業費一番下の行になりますが、授業目的公衆送信負担金は、GIGAスクール関連で新規に計上しているものになります。  このうちICT支援員業務とICTヘルプデスクは、令和3年度当初予算歳出の主な事業として部長が冒頭説明しておりましたが、ICT支援員業務は、小中学校の教員に対し、ICT支援員がICTを活用した教育活動の推進のため、教材の作成から授業の準備、実践まで幅広くサポートを行うものです。  ICTヘルプデスク業務は、タブレット型パソコンとその周辺機器、アプリケーションの利活用に関する各学校教員からの様々な問合せ等に対する一元窓口として電話やパソコン上でサービスが提供されるものです。また、委託料の一番下の行、窓ガラス清掃業務は、新規ではございませんが、2年に一度実施しているものになります。  以上、説明しましたように、新規事業などの増額要素が幾つかございますが、冒頭に説明いたしました教師用指導書に係る消耗品費など2点の減額が大きいため、全体として減額継続となったものです。  以上です。 131: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 132: ◯教務課長(藤井謙一郎君) すいません、それではちょっと遡って説明させていただきます。  228ページをお開きいただいてよろしいでしょうか。  説明欄上から二つ目、教職員健康管理費(小学校)、減額継続でございます。  減額の理由でございます。教職員の健康診断の対象者のうち県費負担の常勤講師につきましては、これまで健康保険の種類が健保組合であったものが共済組合の健康保険に変更になったことから、県共済組合が実施する健康診断を受けることができるようになりました。このことから予算額を減額しているものでございます。  引き続きよろしいでしょうか。 133: ◯委員長(北田 織君) はい。お願いいたします。 134: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 続きまして、小学校管理費(事務局)の教務課部分でございます。  教務課関連の主な支出項目や主な変更点でございます。229ページの説明欄の中ほど、10節需要費の燃料費、電気料、水道料につきましては、過去3か年の使用実績を踏まえ、計上しているものでございます。  続きまして、11節役務費につきましては、説明欄の下から3行目の消防設備保守料、こちらは入札年度のため設計額で計上しているものでございます。  続きまして、230ページをお開きいただいてよろしいでしょうか。  委託料につきましては、説明欄、委託料の中の3行目、樹木管理等業務につきましては、老木の伐採や大木の剪定費用等を新たに含んだものでございます。  続きまして、説明欄、備品購入費の教員用パソコンにつきましては、事務の効率化を図るため、事務室用として今年度、事務職員用のパソコン配置状況を確認し、優先順位の高い学校7校に各1台配置予定としております。  教務課関連は以上でございます。 135: ◯委員長(北田 織君) 市場主幹。 136: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 続きまして、地域教育課学校図書館関係の説明をいたします。  228ページの下から5行目、報酬、会計年度任用職員、小学校司書12人分、ほぼ前年度と同じ額です。  小学校管理費(事務局)は以上です。 137: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 138: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、230ページをお開きください。  このページ下のほうの丸、学校管理費(春日小)から237ページ一つ目の丸、学校管理費(白水小)までは各小学校が執行する学校配当予算が続きます。  A3横の配付資料、令和3年度学校配当予算当初枠一覧表、こちらのA表を御覧ください。左上にA表と書かれているほうのページを御覧ください。  この資料では、ただいま御覧いただいているA表が小学校の配当予算、裏面のB表が中学校の配当予算、それから、B表の右下側にお示ししておりますC表が小中学校のそれぞれの配当予算額の小計と小中学校の合計、前年度との差額、増減率を示したものになります。  この学校配当予算は、平成14年度から、学校長自らの学校経営に基づく予算編成、執行ができるようにするため、各学校の予算の権限の一部を教育委員会から学校長へ委任したものでございます。学校配当予算は、財政課了承の下、次年度の予算枠を各学校に示して、その範囲内で各校長の方針に基づき積み上げ、校内の予算委員会等を経て学校が編成する学校予算のことでございます。  まず、C表を御覧ください。裏面のC表、右下になります。  令和3年度の小学校の配当予算の合計は1,201万5,000円で、ほぼ前年度と同じ額でございます。そして中学校の配当予算額の合計は6,516万9,000円で、こちらもほぼ前年度と同じ額です。  次に、A表、令和3年度学校配当予算当初枠一覧表、小学校を御覧ください。
     各小学校の配当予算の合計額は、表の一番下の行に掲げておりますが、いずれの小学校もほぼ前年度と同じ額です。表の見方につきましては、左から2列目、この列が予算説明書の該当ページ、6列目の事業名は説明欄の事業名と同じものです。  例えば、予算説明書230ページの学校管理費(春日小)では、この事業費の計425万1,000円は資料A表の学校管理費各小学校の一番下、網かけになっている各学校計の行の春日小の列に示されています。その上の行には、それぞれの説明欄の費目ごとの金額を示しています。  以上のとおり、予算説明書230ページ、下のほうの丸、学校管理費(春日小)から237ページ一つ目の丸、学校管理費(白水小)までは、資料A表の一番左の説明の番号2)の段に記載のとおりで、学校管理費の小学校合計は3.6%の増で、ほぼ前年度と同じ額になっております。  各小学校の予算につきましては、予算説明書A表の説明の番号1)の学校保健事業費の車借上料から表の説明番号8)の小学校給食管理費の287ページまではこの資料により説明し、その都度の説明は割愛させていただきたいと思います。よろしいでしょうか。 139: ◯委員長(北田 織君) はい。お願いいたします。 140: ◯教務課長(藤井謙一郎君) また、裏面B表の各中学校の配当予算につきましても同様の取扱いとさせていただきますようお願いいたします。  なお、A表の説明の番号1)は、既に228ページで説明した学校保健事業費のうちの車借上料で、右から4列目のところ、小学校の合計で31万1,000円、前年度とほぼ同じ額でございます。  予算説明書のほうにお戻りください。  237ページ、二つ目の丸、小学校管理費共同学校事務室で、こちらも学校配当予算になります。減額継続で、率にして24.6%、額にして137万3,000円の減額です。小学校の規模の大小にかかわらず、一定量の事務がある役務費の一部を効率的に処理するため、共同で事務処理している学校配当予算でございます。配付資料A表では、説明の番号3)に当たるところです。  減の主な要因は、令和2年度に共同処理していたクリーニング料と郵便料については、共同処理するまでもない事務量となっているため、各小学校の学校配当予算に組み替えたことによります。したがって、実質的にはほぼ前年度と同じ額です。  以上です。 141: ◯委員長(北田 織君) 引き続いて説明をお願いいたします。三丸地域教育課長。 142: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) その下の丸になります。コミュニティ・スクール事業費、前年度と同じ額でございます。 143: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 144: ◯学校教育課長(今福保幸君) この事業費の消耗品費、次の238ページの1行目は学校配当予算になります。配付資料のA表の4)が該当箇所です。  以上です。 145: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 146: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、238ページ、一つ目の丸、小学校施設維持補修費(事務局)、増額継続でございます。こちら、前年度から増額している主なものは、説明欄の上から5行目、工事請負費の校舎・校庭維持補修を前年度より200万円増額しております。  増額の理由でございます。学校施設点検に伴います補修工事分等でございます。  次に、その下の丸、小学校施設整備事業費(事務局)、同額でございます。これは小学校施設を改修する際の費用で、工事請負費として枠予算と新年度に計画している改修工事の予算を計上しています。  以上でございます。 147: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 148: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、一つ下の丸、施設維持補修費(春日小)から239ページの下から二つ目の丸、施設維持補修費(白水小)まで、学校配当予算でございます。  配付資料のほうを御覧ください。  A表の説明番号5)が該当部分です。軽微な修繕については各小学校で迅速に対応できるよう、学校配当予算としているものでございます。この令和3年度の全小学校の合計額は、A表5)の右から4列目に示しておりますとおり642万円で、増額継続でございます。  1目学校管理費は以上です。 149: ◯委員長(北田 織君) 1目学校管理費について質疑はございませんか。高橋委員。 150: ◯委員(高橋裕子君) 230ページの真ん中、ICT支援員業務ですけれども、これは何校にお一人とか、そういう決め方でされたんでしょうか。ちょっとお尋ねします。 151: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 152: ◯学校教育課長(今福保幸君) ICT支援員は、学校6校につき1人としております。小学校で2人、中学校に1人を想定して委託料を積算し、配置をしているものでございます。 153: ◯委員長(北田 織君) 高橋委員。 154: ◯委員(高橋裕子君) 国のほうは4校に1人ぐらいというめどって聞いてるんですけど、それで大丈夫なんでしょうか。 155: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 156: ◯学校教育課長(今福保幸君) 授業支援とかに至らない機器の取扱いとか、ソフトがよく分からないとかいった点についてはですね、別途ヘルプデスクを設けております。軽微なものについてはこちらで対応できるので、これと組み合わせることで対応は可能だというふうに考えております。  以上です。 157: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかに質疑ございませんか。西川委員。 158: ◯副委員長(西川文代君) 資料のほうのA表のほうですけれども、予算書は230ページから237ページ、学校管理費の件ですけれども、学校でいろんな行事ですね、例えば歌声発表会だとか、そういうのでふれあい文化センターのスプリングホールを借りたいとかサンホールを借りたいっていうときに、何かそれがもう今は学校のほうで予算を支払うという形のようですが、そこら辺りはどこに出ているんでしょうか、この管理費の中で。 159: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 160: ◯学校教育課長(今福保幸君) 今、委員がおっしゃられた部分は、小学校管理費ではなくて教育振興費のほうになりますので、6)の欄の、この枠の下から3行目に発表会会場等使用料というのがございますが、そこが該当箇所になります。よろしいでしょうか。 161: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 162: ◯副委員長(西川文代君) すいませんでした。じゃあ、教育振興費のほうですね。  それでですね、今これ、大谷小だけがですね、上がってきてるかと思いますけれども、何かちょっと声を聞くのにですね、やはりこれがちょっと結構大きな予算で使いづらいというようなことをちょっと聞きますけど、この辺り、予算配分はもちろん校長先生とか学校で決めてるんですけど、そこのいろんな意見とかは現場から聞こえてきてないですか。 163: ◯委員長(北田 織君) どこのこと言われてるのかな。今のところですか。発表会会場……。いいですか。 164: ◯副委員長(西川文代君) いいです。 165: ◯委員長(北田 織君) じゃあ、ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 166: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。今福課長。 167: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、240ページをお開きください。  2目教育振興費でございます。一番上の丸、学校保健事業費で、ほぼ前年度と同じ額です。学校管理下で起こった児童のけがなどに対して医療費等の給付を行う災害共済給付制度に係る歳出分でございます。  次に、一つ下の丸、要保護・準要保護児童援助費で、ほぼ前年度と同じ額です。学校教育法第19条の規定に基づく小学校の保護者に対する就学援助で、新入学児童学用品費、校外活動費、修学旅行費、卒業アルバム代等を支給するものです。また、医療費は、学校保健安全法第24条の規定に基づき、就学援助の認定を受けた児童生徒が、いわゆる学校病に罹患し、学校において治療の指示を受けたときは当該児童生徒の保護者に対して治療のための医療費を支給しています。  ここで、配付している資料A4縦の令和3年度当初予算資料(就学援助費、特別支援教育就学奨励費関連)を御覧ください。  まず、小学校の就学援助費の費目別単価の推移ですが、1の表の上の段にお示ししているとおり、令和3年度についてはいずれも増減はございません。  次に、2の就学援助の受給率、受給人数です。令和2年度の実績見込みが17.5%であることを踏まえ、令和3年度当初予算においては受給率を同じ17.5%、受給人数を前年度より62人少ない1,283人と見込みました。費目別単価の増減がなく、受給率、受給人数見込みも微減であることから、令和3年度の医療費及び学用品費等に係る就学援助費はほぼ前年度と同じ額でございます。  予算説明書にお戻りください。  一つ下の丸、特別支援教育就学奨励費で、ほぼ前年度と同じ額です。特別支援学級に在籍する児童の保護者の経済的負担を軽減するため、経費の一部を支給するものでございます。  配付資料、当初予算資料(就学援助費、特別支援教育就学奨励費関連)の裏面、3の特別支援教育就学奨励費の費目別単価の推移を御覧ください。  表の上段見ていただきますとお分かりのように、小学生の特別支援教育就学奨励費については費目別単価の増減はなく、前年度同額でございます。令和2年度当初では189人、令和3年度も同人数の見込みで計上しております。  なお、財源として国庫補助金がございます。別添のA3横の資料、歳出歳入対応表を御覧ください。  歳出の左側の欄、No.6のところが本事業でございます。右側の歳入、No.27、特別支援教育就学奨励費国庫補助金が充てられます。補助率は対象経費の2分の1でございます。  次に、一つ下の丸、教育振興団体等助成費(小学校)で、ほぼ前年度と同じ額でございます。  次に、一つ下の丸、教育振興費(小学校事務局)で、増額継続で、率にして47.3%、額にして322万8,000円の増でございます。この予算は、学力等検査料などの経費を計上している予算になります。  増の主な要因でございますが、240ページの下から2行目の講師謝金、241ページ、上から4行目の温水プール使用料で、冒頭部長が主な事業の概要等で説明した水泳授業スポーツ施設プール活用事業になります。これは大谷小学校の水泳の授業について、学校のプールに代えて指定管理者コナミが管理する温水プールを使用し、また、その指導についても体育協会及び水泳連盟の御協力を得て同連盟の会員に委ねるものでございます。  温水プールの場合は、授業の実施に当たりまして天候に左右されることがほとんどございません。また、専門の指導者から指導を受けることで内容の充実も期待できると考えております。  次に、241ページを御覧ください。  一つ目の丸、教育振興費(春日小)から244ページ、一番下の丸、教育振興費(白水小)まで学校配当予算になります。  令和3年度学校配当予算当初枠一覧表のA表を御覧ください。  説明の番号は6)教育振興費(各小学校)のところでございます。令和3年度の教育振興費の全小学校の配当予算額は、6)の枠の一番下、網かけの行の右から4列目のところに示しているとおり2,790万9,000円で、ほぼ前年度と同じ額です。  次に、予算説明書にお戻りいただきまして245ページをお開きください。  特別支援学級運営費(事務局)で同額でございます。  次に、一つ下の丸、特別支援学級運営費(春日小)から247ページ一つ目の丸、特別支援学級運営費(白水小)までは学校配当予算になります。配付資料A表の番号が7)のところが該当箇所です。令和3年度の特別支援学級運営費の全小学校の配当予算額は、この枠の一番下の網かけの行、右から4列目のところにお示ししているとおり274万5,000円で、減額継続でございます。  2目は以上です。 168: ◯委員長(北田 織君) 2目教育振興費について質疑はございませんか。吉居委員。 169: ◯委員(吉居恭子君) さっき聞けばよかったかもしれないです。241ページのですね、一番上の温水プール使用料なんですけど、大谷小学校っていうことを聞いたんですけど、大谷小学校だけですか。そうか、プールの改修ですかね。すいません。 170: ◯委員長(北田 織君) いいですか。今福課長。 171: ◯学校教育課長(今福保幸君) この事業は、プールの改修をしないで、代わりに直近に温水プールがございますので、それを使用して、かつ、指導についても、水泳連盟の御協力を得まして同連盟の会員に指導を委ねるというものでございます。 172: ◯委員長(北田 織君) ほかにございますか。米丸委員。 173: ◯委員(米丸貴浩君) 240ページの上から三つの丸、特別支援教育就学奨励費のとこですが、まずお聞きしたいのは、次年度の対象人数は令和2年と同じということでしたが、令和2年の実績はいかがだったんでしょうか。 174: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 175: ◯学校教育課長(今福保幸君) 配付しております令和3年度当初予算資料(就学援助費・特別支援教育就学奨励費関連)の裏面のほうを御覧ください。  4の表になります。4の表の令和2年度のところの実績見込み、こちらが1月末現在の平均の受給率を基にした実績見込みになります。人数では189人……。失礼しました。当初予算では189人で見込んでおりましたが、実績見込みでは166人、額では、学用品費等で179万2,000円でございます。よろしいでしょうか。 176: ◯委員(米丸貴浩君) 分かりました。 177: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかにございますか。中原委員。 178: ◯委員(中原智昭君) すいません、さっきの温水プールの大谷小の件ですけど、それってもう大谷小は今後プールは使わないという考え方ですか。 179: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 180: ◯学校教育課長(今福保幸君) まずちょっと初めての試みでございますので、この事業の効果等々、課題等々を検証した上で、今後の方針については検討してまいりたいと思っております。 181: ◯委員長(北田 織君) 中原委員。 182: ◯委員(中原智昭君) プールの改修のためにそのときだけ使うんじゃなくて、今後そういう可能性も含めて大谷小からやってみるという考え方ですね、じゃあ。 183: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 184: ◯学校教育課長(今福保幸君) まずはちょっと大谷小が一番条件が、たまたま今回ですね、プールの改修の時期、それと温水プールの直近であるということでございますが、ほかの学校についてはですね、まだ何も検討は始まっておりません。まずはちょっと大谷小の授業の効果とか、課題とか、そういったものを検証してから次については考えるのか、考えないのか、そこになってくると思います。 185: ◯委員長(北田 織君) ほかにございますか。川崎委員。 186: ◯委員(川崎英彦君) すいません、ちょっと確認なんですけど、特別支援就学奨励費の受給対象者はですね、これは全員ですかね。 187: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 188: ◯学校教育課長(今福保幸君) 所得制限がございます。所得制限と、それと特別支援学級に在籍しているという制限がございます。それから、就学援助とダブって受給することはできません。  額についてはですね、特別支援教育就学奨励費のほうが就学援助のおおむね2分の1です。ただ、所得の制限が非常に緩やかです。世帯のですね、構成で変わってくるんでなかなか難しいんですけど、例えば夫婦2人で、1人しか働いてない、1人は専業の主婦、妻か夫が専業主婦という形で、小学生2人がいる世帯、4人の世帯でいきますと、就学援助のほうが世帯の年収の目安がですね、大体370万円ぐらいになります。特別支援教育就学奨励費で申し上げますと、これが950万だから、非常に所得としては幅広く見られているということになります。  以上です。 189: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 190: ◯委員(川崎英彦君) この受給については、何ですかね、就学援助と同じように手挙げ方式というか、申請方式になってますか。 191: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 192: ◯学校教育課長(今福保幸君) 申請書を出していただくというとこは同じなんですけれども、特別支援教育就学奨励費については学校経由で提出していただくということがちょっと異なってます。 193: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。
    194: ◯委員(川崎英彦君) ということは、対象者についてはもう100%受給できてるという状況と認識してよろしいですか。 195: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 196: ◯学校教育課長(今福保幸君) 受給率はだんだん上がってきてるんですけど、受給対象と思われる方で申請をされないという方はいらっしゃいます。周知はずっと学校を通じて行ってますので、もちろん御自分が対象であるということはお分かりのはずなんですけど、出されない方というのは一定数いらっしゃいます。 197: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 198: ◯委員(川崎英彦君) いろんな理由があると思うんですけど、手続が煩わしいとかですね、本人にとってちょっと苦痛であるとかっていう部分、いろいろあると思うんですけど、そこら辺調査をしていただいて今後受給率を上げていただくようにですね、お願いしたいと思います。 199: ◯委員長(北田 織君) それは要望ということでよろしいですか。 200: ◯委員(川崎英彦君) はい。 201: ◯委員長(北田 織君) ほかにございますか。船久保委員。 202: ◯委員(船久保信昭君) すいません、ちょっと教えてください。川崎委員の今の質問の内容の部分とかぶるんですけど、就学援助費と特別支援就学奨励費のところのいわゆる入学学用品費っていう項目が上がってますが、これの支給というのはいつ頃支給されるんでしょうか。 203: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 204: ◯学校教育課長(今福保幸君) 申請の受付期間、これは令和3年度の場合なんですけど、1月の頭から受け付けておりまして、2月の下旬までに出していただきますと支給日は3月中に支給できるように、1月中に申請していただければ3月の1日、それから2月中に申請していただいた方は3月の29日に振込ができるように事務を進めております。  以上です。 205: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 206: ◯副委員長(西川文代君) すいません、241ページの温水プール使用料の件ですけれども、指導のほうもですね、お願いするっていうことですが、これは使用料と指導料、両方入ってるんでしょうか。 207: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 208: ◯学校教育課長(今福保幸君) 指導のほうについてはですね、240ページの報償費、講師謝金が該当部分です。それから、241ページのこの事業費の下から2行目の温水プール使用料については、純粋に、指定管理者が管理している温水プールを使用させていただくための利用料でございます。 209: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 210: ◯副委員長(西川文代君) では、使用料に関して245万9,000円ということですけど、この算出の根拠はどうなってますか。 211: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 212: ◯学校教育課長(今福保幸君) 指定管理者から徴した見積書に基づいております。 213: ◯委員長(北田 織君) よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 214: ◯委員長(北田 織君) では引き続いて説明をお願いいたします。藤井教務課長。 215: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、247ページをよろしいでしょうか。247ページ、3目学校建設費の小学校施設整備事業費(事務局)、減額継続でございます。  事業の概要でございます。説明欄委託料の1行目、航空機騒音測定業務、3行目、空調設備改修基本計画策定業務、4行目、遮音性能試験業務につきましては、空調設備改修工事の一環として、老朽化が進む日の出小学校の空調設備改修を計画するに当たって、航空機による騒音阻害が認められた場合、教育施設等騒音防止対策事業費補助金を活用して事業を進めることができるため、令和2年度中に航空機騒音測定を行うものとしておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて航空機の運航本数が例年の半分程度の運行数まで大幅に減少していることから、国土交通省が定める結果を得られないことが見込まれるため、当該事業を令和3年度に延期し、当該予算全額を当初予算に計上するものでございます。  同様に、春日原小学校の空調設備改修工事につきましても、委託料の1行目、航空機騒音測定業務、3行目、空調設備改修基本計画策定業務、4行目、遮音性能試験業務と併せて5行目の図面データ化業務を実施いたします。令和3年度に測定を行い、令和4年度に設計、令和5年度に工事の予定でございます。  委託料の2行目、トイレ改修工事設計監理業務につきましては、債務負担行為の項目で説明させていただきました春日野小学校トイレ改修工事設計監理業務委託料でございます。  令和2年度予算と比べ、大きく予算額が減額している理由でございます。令和3年度実施予定の補助事業を全て令和2年度に前倒しして見込んだことなどによるものでございます。  3目の説明は以上でございます。 216: ◯委員長(北田 織君) 3目学校建設費について質疑はございませんか。吉居委員。 217: ◯委員(吉居恭子君) 今言われたトイレ改修工事なんですけど、大体、小学校、中学校でまだしないといけない学校というか、残りの学校ってどのぐらいあるんですか。 218: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 219: ◯教務課長(藤井謙一郎君) すみません、ちょっとお待ちください。資料を出します。 220: ◯委員長(北田 織君) はい。藤井課長。 221: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 大変お待たせしました、申し訳ありません。  今回の春日野小学校春日野中学校、それと大規模改修を実施予定しております春日南中学校、この3校の改修をもちまして完了するものでございます。申し訳ありません、遅くなりました。 222: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 223: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続いて説明をお願いいたします。今福学校教育課長。 224: ◯学校教育課長(今福保幸君) それでは、248ページをお開きください。  10款3項1目学校管理費でございます。一番上の丸、学校保健事業費で、ほぼ前年度と同じ額です。この事業は、学校保健安全法第23条の規定に基づいた中学校への学校医配置や学校健診等の安全衛生に係る予算になります。なお、この事業費の下から2行目、車借上料につきましては、学校配当予算でございます。  配付資料、令和3年度学校配当予算当初枠一覧表、B表の説明欄の9)が該当箇所です。  以上です。 225: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 226: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、その下、教職員健康管理費(中学校)、減額継続でございます。  減額の理由でございます。これは先ほど小学校の教職員健康管理費で説明させていただきましたが、教職員の健康診断の対象者のうち県費負担の常勤講師につきましては、これまで健康保険の種類が健保組合だったものが共済組合の健康保険に変更になったことから、県共済組合が実施する健康診断を受けることができるようになったことから予算額を減額しているものでございます。 227: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 228: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、一つ下の丸、学校管理費(事務局)で増額継続です。率にして63.7%、額にして6,307万3,000円の増額です。この事業費には教育部の2課分があり、教育委員会事務局の中学校に係る総務事務費分として、小学校管理費と同じく人件費、水光熱費等の需用費などを計上しております。  学校教育課分の増の主な要因は2点ございます。  1点目が、249ページ、予算科目の一つ目、需用費の1行目の消耗品費で、4,637万円のうち学習指導要領の施行とそれに基づく教科書採択に伴い、令和3年度からの4年間、授業等で使用する教師用指導書の購入費用として4,196万1,000円を計上しています。  2点目は、小学校と同様、GIGAスクール関連でございます。新規で予算計上しているものとして、249ページ、同じ需用費の一番下の行のタブレット端末の修繕料、その二つ下の行のインターネット回線使用料、その二つ下の行のネットワーク機器保守料、次の250ページ、上から3行目のICT支援員業務、4行目の授業支援ツールアカウント更新業務、5行目のICTヘルプデスク、この事業費の一番下の行、授業目的公衆送信負担金です。このうちICT支援員業務とICTヘルプデスクは、先ほど小学校のところで説明したとおりでございます。  以上です。 229: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 230: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、ただいまの中学校管理費(事務局)の中で、教務課に関連する部分の主な支出項目や主な変更点でございます。  248ページの説明欄の給料と職員手当等の会計年度任用職員につきましては、令和2年度まで学校会計事務員の職については10款5項4目の学校給食費の予算費目として予算計上しておりましたが、業務内容が給食に特化したものではなく学校事務補佐全般であることから、予算費目を10款3項1目の学校管理費に変更したことから増額しているものでございます。  次に、249ページの上から4行目、需用費の燃料費、その2行下の電気料、その下の水道料につきましては、小学校と同様に、過去3か年の使用実績を踏まえ計上しているものでございます。  250ページをお開きください。  中ほど、備品購入費の教職員用パソコンにつきましては、2項小学校費と同様に、事務の効率化を図るため、今年度、事務職員用のパソコン配置を確認し、優先順位の高い学校2校に各1台配置を予定しています。  教務課関連は以上でございます。 231: ◯委員長(北田 織君) じゃあ、引き続いて説明をお願いいたします。今福課長。 232: ◯学校教育課長(今福保幸君) 250ページになります。中ほどの丸、学校管理費(春日中)から252ページ、一番下の丸、学校管理費(春日北中)まで、学校配当予算になります。  A3横の配付資料のB表を御覧ください。  説明欄の10)のところです。令和3年度の中学校管理費の全中学校の配当予算は、10)の枠の一番下の網かけの行、右から4列目のところにお示ししているとおり3,724万1,000円で、ほぼ前年度と同じ額になります。  次に、252ページ、予算説明書のほうにお戻りください。  252ページ一番上の丸、中学校管理費(共同学校事務室)で、減額継続でございます。失礼しました、253ページです。中学校の規模の大小にかかわらず、一定量の事務がある役務費の一部を効率的に処理するため共同で事務処理しているものでございます。配付資料のほうではB表の説明の欄11)に当たるところです。  減の主な要因は、小学校と同様に、クリーニング料と郵便料については令和2年度共同処理をしておりましたが、共同処理するまでのない事務量となっているため、小学校と同様に、各中学校の学校配当予算に組み替えたことによるものでございます。したがって、実質的にはほぼ前年度と同じ額です。  以上です。 233: ◯委員長(北田 織君) 三丸地域教育課長。 234: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 次の丸になります。コミュニティ・スクール事業費、減額継続でございます。 235: ◯委員長(北田 織君) 今福学校教育課長。 236: ◯学校教育課長(今福保幸君) この事業費の一番下の行の消耗品費は、学校配当予算でございます。配付資料のほうではB表の12)が該当箇所です。 237: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 238: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、その下の中学校施設維持補修費(事務局)、増額継続でございます。これは中学校施設が破損、損傷したときの補修費でございます。  増額の理由でございます。学校施設点検に伴います補修工事分等を増額しているものでございます。  続きまして、254ページをお開きください。  一番上の中学校施設整備事業費(事務局)、同額でございます。 239: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 240: ◯学校教育課長(今福保幸君) 254ページ二つ目の丸、施設維持補修費(春日中)から、下から二つ目の丸、施設維持補修費(春日北中)まで、学校配当予算になります。配付資料ではB表の13)が該当部分でございます。軽微な修繕は、各中学校で迅速に対応できるよう学校配当予算としているものです。この令和3年度の全中学校の合計額は、B表13)の右から4列目にお示ししているとおり503万円で、減額継続です。  1目学校管理は以上です。 241: ◯委員長(北田 織君) 1目学校管理費について質疑はございませんか。藤井委員。 242: ◯委員(藤井俊雄君) 254ページの施設維持補修費、中学校に配当している分なんですが、この各学校の修繕料の積算根拠だけ教えてもらえませんか。 243: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 244: ◯学校教育課長(今福保幸君) こちらについては、実績、それから大規模改造等の実績や計画を基に、教務課の施設担当のほうで積算をしているものになります。  以上です。 245: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかに質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 246: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。今福学校教育課長。 247: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、255ページを御覧ください。  2目の教育振興費になります。一つ目の丸、学校保健事業で、増額継続です。率にして5.3%、額にして18万2,000円の増になります。学校管理下で起こった児童のけがなどに対して医療費等の給付を行う災害共済給付制度に係る歳出分でございます。増の要因は、生徒数が増える見込みであることによります。  次に、一つ下の丸、要保護・準要保護生徒援助費で、ほぼ前年度と同じ額です。学校教育法第19条の規定に基づく中学生の保護者に対する就学援助で、新入学児童生徒学用品費、校外活動費、修学旅行費などを支給するものです。  配付しております資料、A4サイズの当初予算資料(就学援助費・特別支援教育就学奨励費関連)を御覧ください。  まず、中学生の就学援助費の費目別単価の推移でございますが、1の表の下段にお示ししているとおり、令和3年度については小学生同様にいずれも増減はございません。  次に、2の就学援助の受給率、受給人数の(2)でございます。中学校の表です。令和2年度の実績見込みが19.5%であることを踏まえ、令和3年度当初予算においては受給率を同じ19.5%、受給人数を前年度より1人少ない740人と見込みました。費目別単価の増減がなく、受給率、受給人数見込みも微減であることから、令和3年度の医療費及び学用品費等に係る就学援助費はほぼ前年度と同じ額となっております。なお、財源として国庫補助金がございます。  別添資料の歳出歳入対応表を御覧ください。  歳出の左側の欄、No.7のところが本事業でございます。右側の歳入No.28、要保護生徒援助費国庫補助金が充当されます。補助率は対象経費の2分の1でございます。  次に、一つ下の丸、特別支援教育就学奨励費(中学校)で、増額継続です。率にして11.9%、額にして20万3,000円の増となります。特別支援学級に在籍する生徒の保護者の経済的負担を軽減するため、経費の一部を支給するものです。  配付資料、当初予算資料(就学援助費・特別支援教育就学奨励費関連)の裏面3の特別支援教育就学奨励費の費目別単価の推移の下段を御覧ください。  中学生の特別支援教育就学奨励費についても小学生同様、費目別単価の増減はなく、前年度同額でございます。  4の(2)の表のとおり、令和2年度当初では54人で計上、令和3年度も同人数の見込みで計上しております。なお、財源として国庫補助金がございます。  別添資料の歳出歳入対応表を御覧ください。
     歳出の左側の欄、No.8のところが本事業でございます。右側の歳入、No.29、特別支援教育就学奨励費国庫補助金が充当されます。補助率は2分の1でございます。  次に、一つ下の丸、教育振興団体助成費(中学校)で、ほぼ前年度と同じ額でございます。  次に、一つ下の丸、教育振興費(中学校事務局)で、ほぼ前年度と同じ額です。なお、財源として国庫補助金がございます。  別添資料の歳出歳入対応表を御覧ください。  歳出の左側の欄、No.9のところ、部活動指導員の配置に対し、右側の歳入、No.30、部活動指導員県補助金が充てられます。補助率は3分の2でございます。  予算説明書にお戻りいただきまして、256ページをお開きください。  一つ目の丸、教育振興費(春日中)から257ページの一番下の丸、教育振興費(春日北中)まで、学校配当予算になります。  令和3年度学校配当予算当初枠一覧表の裏面B表を御覧ください。  14)のところが該当部分になります。この令和3年度の全中学校の合計額は、B表14)の枠の一番下の網かけの行、右から4列目にお示ししているとおり1,819万4,000円で、ほぼ前年度と同じ額でございます。  次に、予算説明書の258ページをお開きください。  特別支援学級運営費(事務局)で同額でございます。  次に、一つ下の丸、特別支援学級運営費(春日中)から259ページの特別支援学級運営費(春日北中)まで学校配当予算になります。配付資料では、B表の15)が該当部分でございます。この令和3年度の全中学校の合計額は、B表の15)の枠の一番下の網かけの行、右から4列目にお示ししているとおり131万6,000円で、減額継続でございます。  2目は以上です。 248: ◯委員長(北田 織君) 2目教育振興費について質疑はございませんか。吉居委員。 249: ◯委員(吉居恭子君) この資料なんですけど、この資料で説明受けたんですけど、就学援助のほうは令和2年度の実績見込みと同じパーセントで書いてあるんですけど、特別支援就学奨励費っていうのは、令和2年度の当初予算と同じ人数で積算してあるんですけどね、それについて理由とかあるんですかね。就学援助のほうは新型コロナウイルスで収入が減った人が多くて、もしかしたら就学援助を受ける人のほうが増えるのかな、増えるかもしれないとちょっと私は思ったりしたんですけど、そこら辺はどんなふうに。 250: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 251: ◯学校教育課長(今福保幸君) 特別支援教育就学奨励費については、特別支援学級の人数が年々増えていることが影響していると思われますが、年々増えております。そういったことも勘案して人数を見込んでいるものでございます。  以上です。 252: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。では、ほかにございませんか。高橋委員。 253: ◯委員(高橋裕子君) 255ページ一番下の丸、教育振興費が256ページにかけてあるんですけど、部活動指導員ですが、これ多分、会計年度任用職員分の報酬6人分ということで多分中学校に1人ずつだと思うんですけど、文科省は令和5年までぐらいに教員の働き方改革を進める上で、休日の中学生の部活動の地域移行とか、あと複数校で合同で部活をするとかっていうことで、できるだけ教師の負担を軽減するように進めるようにしてると思います。補助率も3分の2ということで多くついてると思うんですけど、増えてない理由っていうのは何があるんでしょうか。 254: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 255: ◯学校教育課長(今福保幸君) 増えてないっていうのは部活動指導員の人数のことでしょうか。 256: ◯委員長(北田 織君) 高橋委員。 257: ◯委員(高橋裕子君) 6人分っていうのは、これは部活動指導員の報酬なんでしょうか。そこをまずちょっと。私のほうがよく分かってないのかな。 258: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 259: ◯学校教育課長(今福保幸君) 委員がおっしゃるとおり部活動指導員の報酬でございます。 260: ◯委員長(北田 織君) 高橋委員。 261: ◯委員(高橋裕子君) であれば増えてないんじゃないかなと思うんです。多分1校に1人だったと思うんですよね。ここ何年かずっとそうだと思います。だから、ちょっと増やしていこうという、段階的に試験的にやっていくということで多分、令和元年かな、始められたと思うんですけど、今回の予算措置も増えてないっていう理由は何があるのかなと思いましてお尋ねしております。 262: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 263: ◯学校教育課長(今福保幸君) 額を見比べていただいたら若干増えていると思うんですけど。人数は増やしてないんですけど、積算根拠の中の勤務日数を若干増やしております。  以上です。 264: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。ほかに質疑ございませんか。川崎委員。 265: ◯委員(川崎英彦君) ちょっとここで聞くかどうか分からないんですけど、学校推進室、共生社会の推進実現を目指したインクルーシブ教育の推進がですね、進められてると思うんですけど、支援学級と普通学級との共同授業というか、そういった取組とか今年どういうふうに考えてあるのか教えていただけますか。 266: ◯委員長(北田 織君) 今福学校教育課長。 267: ◯学校教育課長(今福保幸君) 特別支援学級に在籍している児童も、教科の一部では一般の教室のほうに戻って定型発達の子たちと一緒に授業を受けるものがございます。交流学級というふうに呼んでおりますけど、それは変わらず進めていくこととしております。  以上です。 268: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 269: ◯委員(川崎英彦君) 通常どおりというか、それは回数変わらず、増やすという方向性ではなくて、通常どおり行っていくということでよろしいですか。 270: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 271: ◯学校教育課長(今福保幸君) 一人一人やっぱり持ってる困り感とかが違いますので、一律な形ですることはできません。だから、個々の児童生徒の状況とかに応じて可能な範囲内で交流学級というのはやっております。  以上です。 272: ◯委員長(北田 織君) 川崎委員。 273: ◯委員(川崎英彦君) それは普通教室の子どもたちにとっても学ぶものがあるという、課題を設けて進めていってるというふうに捉えてよろしいでしょうか。 274: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 275: ◯学校教育課長(今福保幸君) 当然、定型発達の子たちも学ぶところは大いにあると思います。  以上です。 276: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 277: ◯委員長(北田 織君) ないようでしたらここで暫時休憩いたします。再開は16時25分をお願いいたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後4時18分                 再開 午後4時25分                ──── ─ ──── ─ ──── 278: ◯委員長(北田 織君) 休憩前に引き続き、教育部の審査を再開いたします。  説明員の説明を求めます。藤井教務課長。 279: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、259ページを御覧いただいてよろしいでしょうか。  それでは、259ページの3目学校建設費の中学校施設整備事業費(事務局)、ほぼ前年度と同じ額です。  事業の概要でございます。説明欄委託料の1行目、空調設備改修工事設計監理業務につきましては、部長が冒頭に説明いたしました主な事業で、春日北中学校の空調設備改修を計画するに当たって令和元年度に航空機騒音の実施をしたところ、航空機による騒音阻害が認められたため、教育施設等騒音防止対策事業費補助金を活用して事業を進めているものでございます。こちらは、歳入予算と関連するものでございます。  すみません、別紙の歳出歳入対応表を御覧ください。  こちらの左側、歳出の項目の10の事業名、中学校施設整備事業と右側の歳入の項目の31、中学校航空騒音防止対策事業費国庫補助金、こちらを活用した事業となってまいります。なお、春日北中学校におきましては、令和2年度に設計を行い、令和3年度に改修工事を行うものでございます。  それでは、予算に関する説明書の259ページにお戻りただいてよろしいでしょうか。  次に、委託料の2行目、トイレ改修工事設計監理業務につきましては、債務負担行為の項目で説明させていただきました春日野中学校トイレ改修工事設計管理業務委託料でございます。  次に、委託料の3行目、大規模改修工事設計管理業務、こちらは春日南中学校大規模改修工事に係る設計監理業務の委託料で、令和4年度に実施する工事箇所の設計業務に係るものでございます。  次に、工事請負費の1行目、空調設備改修につきましては、先ほど委託料の費目で説明させていただきました教育施設等騒音防止対策事業費補助金を活用した春日北中学校の空調設備改修に係るものでございます。こちらも委託料と同様に、歳入予算の中学校航空騒音防止対策事業費国庫補助金に関連するものでございます。  次に、工事請負費の2行目、放送設備改修につきましては、春日北中学校の老朽化した放送設備の更新を行うものでございます。  3目の説明は以上でございます。 280: ◯委員長(北田 織君) 3目学校建設費について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 281: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。三丸地域教育課長。 282: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 260ページをお願いいたします。  10款4項1目社会教育総務費です。説明欄一番上の丸、人権教育事業費、同額でございます。  次のその下の丸、社会教育総務事務費です。こちらは増額継続でございます。  次に、261ページの中ほどの丸、社会教育委員費、こちらは減額継続でございます。  その下の丸、社会教育団体育成費でございます。同額でございます。このうち地域教育課分は説明欄一番下の行、社会教育関係団体連絡協議会活動費補助金と次のページの説明欄上から2行目、婦人会補助金でございます。  次に、262ページ最初の丸、星の館管理費、ほぼ前年度と同じ額でございます。  その下の丸、青少年健全育成事業費、こちらもほぼ前年度と同じ額でございます。  次に、263ページ一番上の丸、家庭教育基盤形成事業費、こちらもほぼ前年度と同じ額でございます。  その下の丸、学校施設開放事業費、こちらもほぼ前年度と同じ額でございます。この事業に関しましては歳入予算を伴います。この事業は、小中学校の特別教室の開放に伴う施設管理を委託して行うもので、主に放課後子ども教室事業等で使用する際の経費でございます。  歳入に関しましては、こちらの歳出歳入対応表を御覧ください。  こちらの歳出番号12番が本事業です。これに対応する歳入は、赤のラインで結んでます24番、予算説明書43ページの地域学校協働活動事業費県補助金で、補助率は事業費の3分の2です。本事業には7万9,000円充当されます。これは体験活動を伴う放課後子供教室事業で使用する際に学校施設の開放に係る警備費用に対する補助金でございます。  次の丸、放課後子供教室事業費、前年度と同じ額でございます。こちらも歳入が伴います。  事業の内容は、放課後子供教室、12小学校区、17広場で実施しております。事業運営は地域の方々で構成された小学校区の運営委員に業務を委託し、子どもにとって身近な小中学校や地区公民館等を活用して、子どもたちの居場所、多様な体験活動の場を提供しています。  また、地域活動指導員3名を任用し、活動する方々への支援、助言及び地域活動の情報収集、広報等を行い、地域の教育力、活動の活性化を図るものです。  歳入について説明いたします。歳出歳入対応表を御覧ください。  歳出番号の13番が本事業です。この事業に対して2件の歳入がございます。1件目は、赤のラインで結んでます歳入番号24番、予算説明書の43ページの地域学校協働活動費県補助金です。こちらは、地域コーディネーターを配置した学校で学校支援と共に行われている体験活動、放課後子供教室事業に係る経費に対する補助金です。補助率は対象経費の3分の2、本事業には196万2,000円が充当されます。  2件目は、青のラインで結んでいます歳入番号33番、予算説明書43ページの地域活動支援員設置事業費県補助金です。これは地域活動支援員の任用に係る経費に対する補助金で、本事業には301万2,000円が充当されます。補助金額については、令和2年度から平成30年度の内示額を上限とするというふうに県から通知がされておりますので、30年度の内示額354万4,000円と同額を予算計上しております。  続いて、歳出予算の説明をさせていただきます。予算説明書の264ページを御覧ください。  中ほどの丸、成人式費、減額継続でございます。  主な減額の要因は、式典会場をふれあい文化センターからクローバープラザに変更したことに伴う会場使用料の減額でございます。令和3年度も本年度と同様に2部制で実施する予定です。なお、本年度の事業概要及び当日の会場内の様相の写真をつけております。こちらの黄色の表紙の別添の後ろに写真がついておりますが、こちらの4ページから6ページに掲載をしております。  1目は以上です。 283: ◯委員長(北田 織君) 1目社会教育総務費について質疑はございませんか。吉居委員。 284: ◯委員(吉居恭子君) 264ページの成人式費なんですけど、ふれあい文化センター使うよりクローバープラザのほうが安いって言われたんですが、これって今回人数が少なかったからですか。そうじゃなくてもってことですか。 285: ◯委員長(北田 織君) 三丸課長。 286: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) もともとふれあい文化センターを使うよりもクローバープラザを使ったほうが使用料は安くなります。 287: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。西村委員。 288: ◯委員(西村澄子君) 同じところです。成人式です。クローバープラザは県の施設なので確実に確保できないというか、年間の予約の中で確保できず、なかなかそこが決め手に強く出られなかったっていう経過があるんじゃないかなと思うんですが、そこのところは令和3年度も確実に取れるというような見込みなんでしょうか。 289: ◯委員長(北田 織君) 三丸課長。 290: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 令和2年度実施する際に県のほうと何度も打合せをいたしました。その中で事前申請を受け付けるというお話がありましたので、そちらでお話を進め、来年度の施設についても事前申請をしているところです。 291: ◯委員長(北田 織君) よろしいですか。西村委員。 292: ◯委員(西村澄子君) ということは、以前からこういう県との打合せを事前にすれば可能だったということはどの時点で分かってたんですか。
    293: ◯委員長(北田 織君) 三丸課長。 294: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 本年度、令和2年度の実施に当たっては、令和元年度の夏前ぐらいから打合せをしておりました。その前にも県のほうにも問合せしておりましたが、なかなか事前申請等々の話も……。すいません、ちょっと訂正をさせていただきます。  県のほうと協議を進めておりましたが、正式には昨年度の協議を経て事前申請ができるように確認をしております。 295: ◯委員長(北田 織君) 西村委員。 296: ◯委員(西村澄子君) ということは、これからも県との打合せを事前に毎年度して、確保できる可能性はもう十分あるということですかね。 297: ◯委員長(北田 織君) 三丸課長。 298: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) はい。そのようにしていきたいと考えております。 299: ◯委員長(北田 織君) 内野委員。 300: ◯委員(内野明浩君) すいません、そのクローバーホール、これはキャパは何名なんですか、もともと。 301: ◯委員長(北田 織君) 三丸課長。 302: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 1,100人が会場に入れるようになっております。 303: ◯委員長(北田 織君) 内野委員。 304: ◯委員(内野明浩君) 現状、たしかスプリングホールが600、700ちょっとですね。そしてサンホールが260ぐらいでしょ。いつも毎年私が参加してたときには、両方入りきれなくて真ん中に集まってましたよね。1,100ということは、大体1学年1,200人ぐらいで計算してらっしゃるんでしょうか。 305: ◯委員長(北田 織君) 三丸課長。 306: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 対象者が大体1,300人おります。例年参加者が1,000人程度でしたので、大体1,000人が入る会場をということでクローバープラザと、またスポーツセンターも検討いたしました。比較検討は29年ぐらいからずっと比較検討しておりました。今回クローバープラザに決定するに当たりましても、先ほどの県とのやり取りのほかに、周辺の交通事情とかというところも少し懸念されるところがありましたので、そこら辺も進めていってクローバープラザで実施するに変更しました。  ですので、今回コロナウイルス感染症のためにクローバープラザにしたというわけではなく、1,000人の対象者が一堂に会せる会場ということでクローバープラザに変更をしたところでございます。 307: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 308: ◯委員長(北田 織君) ないようでしたら、引き続き説明をお願いいたします。三丸地域教育課長。 309: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) それでは、265ページをお願いいたします。  2目公民館費です。説明欄の丸、弥生の里児童画大賞展事業費、同額でございます。  次に、266ページの丸、中央公民館費、減額継続です。  2目は以上です。 310: ◯委員長(北田 織君) 2目公民館費について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 311: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。高田文化財課長。 312: ◯文化財課長(高田勘治君) 268ページをお願いいたします。  4目文化財保護費です。説明欄の上から二つ目の丸、文化財総務事務費です。増額継続です。この予算は、文化財専門委員報酬、会計年度任用職員給料、旅費、需用費など、総務的なものを計上しております。  増額の主な要因は、会計年度任用職員のうち資料館コーディネーターの給料、職員手当について、奴国の丘歴史資料館事業費から文化財総務事務費に計上替えを行ったためです。  また、この文化財総務事務費の上から10行目、名誉館長謝金、こちらは新規の予算になります。事業の目的は、本市文化財のさらなる普及啓発の推進を図るため、本市文化財行政の推進に御尽力をいただいております学識経験者の方に奴国の丘歴史資料館名誉館長に御就任いただき、様々な機会、場面を通じまして、市民の方をはじめマスコミなどに奴国をはじめとする春日市の文化財の魅力を広くPRしていただこうとするもので、この名誉館長謝金はその方の活動に対する謝礼金になります。  なお、この文化財総務事務費には歳入がございます。歳出歳入対応表を御覧ください。  左側歳出のNo.15の本事業に対しまして、歳入は二つございます。まず一つ目はNo.35、予算説明書では32ページの史跡等総合活用事業費国庫補助金です。整備基本計画を受けて実施します水城跡の整備に関する部会に係る文化財専門委員の報酬及び費用弁償、旅費、消耗品費に対する補助で、補助率は2分の1、本事業には、赤の線でありますとおり9万3,000円が充当されます。  また、あわせて同じく対応する歳入としまして、右側歳入のNo.36、予算説明書32ページの埋蔵文化財調査事業費国庫補助金がございます。須玖岡本遺跡調査研究部会に係る文化財専門委員報酬、費用弁償等に対する補助で、こちらも補助率は2分の1で、実線のとおり、本事業には11万円が充当されます。  続きまして、269ページ。  説明欄下の段になります。一つ目の丸、遺跡発掘調査費です。減額継続です。この予算は、市の事業や個人住宅等の建て替えなどに伴います発掘調査費のほか、史跡地などの確認調査に係る経費を計上しております。令和3年度は試掘費のほかに国史跡須玖岡本遺跡の地中レーダー探査と確認調査、市の事業実施に伴う発掘調査費などを計上しております。  減額の理由として、3年度については、発掘の期間、面積など規模の大きな調査を予定しておりますことから、発掘に必要な屋外作業員の報酬や測量調査委託料、また、重機器具等の賃借料などが増額になりますが、一方で、2年度に計上しておりました水城跡発掘調査に伴う樹木伐採業務の終了や出土遺物実測業務の委託を実施しないことから予算額は減額となったものです。  こちらも歳入がございます。歳出歳入対応表を御覧ください。  歳出のNo.16の本事業に対し対応する歳入は二つございます。一つはNo.35、予算説明書32ページの史跡等総合活用事業費国庫補助金でございます。消耗品費や印刷費等に対する補助で、補助率2分の1、本事業には赤線のとおり38万2,000円が充当されます。  もう一つは、同じく対応表の歳入右側、No.36、予算説明書32ページの埋蔵文化財調査事業費国庫補助金でございます。須玖岡本遺跡確認調査に係る屋外作業員報酬、印刷費等の需用費、役務費、測量の委託料、重機及び器具賃借料に対する補助で、補助率2分の1で、本事業には実線のとおり289万円が充当されます。  続きまして、270ページになります。  説明欄一つ目の丸、下の段になります。受託事業遺跡発掘調査費、こちらは減額継続です。民間の開発行為に伴いまして必要となる発掘調査費です。地下にある埋蔵文化財について、現況での保存ができない場合に発掘調査と記録保存を行うために発掘する経費になります。  減額の理由は、現時点で判明しております発掘の規模等が2年度と比較して小さいことから減額となっております。  なお、受託事業遺跡発掘調査費については、歳入の際に御説明申し上げましたとおり、実施主体である開発事業者の方などに御負担をいただきますことから歳入がございます。  予算説明書54ページの歳入、遺跡発掘調査受託事業収入2,600万円で、人事法制課からの支出となります通勤手当、労災保険料を除き、本事業に充当されます。  続きまして、271ページ、説明欄一つ目の丸、須玖岡本遺跡整備事業費です。減額継続です。  続きまして、その下の段、水城跡整備事業費です。増額継続です。  冒頭、部長が歳出予算の主な事業で説明いたしましたとおり、本事業は水城跡の保存活用に向けた整備を行うため、令和元年度に策定いたしました特別史跡水城跡整備基本計画に基づき、史跡地の公有地化を行うものです。  増額の理由といたしましては、3年度に対象地1件につきまして公有財産購入費、補償、補填及び賠償金、家屋補償費等を計上したためです。  対象箇所については、本日配付しております、こちらの文化財課の説明資料を御覧いただきたいと思います。右肩に「説明資料文化財課」と記しております。よろしいでしょうか。  こちらの整備計画の概要の天神山水城跡、向かって右側を御覧ください。こちらの配置図で言えば下の段、南側土塁というふうに配色、茶色でしております。こちらに復元整備としております、この黄色の箇所が対象地になります。2年度に測量業務、用地補償調査業務を行っております。  なお、本事業にも歳入がございます。歳出対応表を御覧ください。  歳出のNo.17になります。本事業に対応する歳入は、No.37、予算説明書32ページの水城跡用地取得事業費国庫補助金でございます。補助対象経費は公有地化に係る公有財産購入費、家屋補償費、不動産鑑定料で、補助率は10分の8、本事業には2億1,402万1,000円が充当されます。  続きまして、271ページの……、すみません、予算書に戻っていただきまして271ページ説明欄一番下の丸、文化財施設管理費です。増額継続です。  本事業費は、文化財課が管理しております史跡地や奴国の丘歴史資料館などの施設の良好な維持管理を図るために必要な経費を計上しております。  増額理由といたしまして、史跡地に関しまして3点ございます。  一つ目は、予算書272ページの説明欄の……、272ページです。説明欄の委託料の3行目に計上しております樹木伐採業務で、大土居、天神山水城跡の樹木伐採を計画的に行ってまいります。  二つ目は、委託料の6行目、施設整備工事設計業務と委託料の下から3行目、測量業務のこちらの一部でございます。こちらは須玖岡本遺跡の公有地となっております敷地におきまして、大雨の際、周辺地へ雨水等の流出を防止するための工事を4年度に実施する計画としており、そのために必要な事業費を計上しております。  ただいま説明しました二つの事業につきましては、周辺住宅地等との良好な住環境の保全を図るために必要な維持管理を行うためのものでございます。  三つ目は、大土居水城跡につきまして、令和4年度に2か所の整備工事を予定しており、そのために必要な経費を計上しております。  すみません、再度先ほど説明いたしました文化財説明資料を御覧いただきたいと思います。  今度は向かって左側、整備計画概要の大土居水城跡になります。整備箇所といたしましては、真ん中、こちらの道路が長浜太宰府線でございまして、この県道を挟んで東側土塁と西側土塁に分かれております。このうち右側ですね、東側土塁について、右端にあります道路、市道に面して、こちら縮尺の上に「既存擁壁の改修」というふうに、ちょっと字が小さくて申し訳ございません、四角囲みをしております。道路に沿って細長くグレーで記した箇所、こちらを整備する計画です。  また、西側土塁につきまして、県道長浜太宰府線に沿って赤い点線で囲っております。こちらの土塁の保護整備を計画しております。このため、3年度予算に必要な事業費として、すいません、もう一度、予算書の272ページにお戻りいただいてよろしいでしょうか。説明欄の中ほどの委託料、下から5行目、大土居水城跡保存整備設計業務とその2行下、測量業務、こちらの一部を、それとその下の行、地質調査業務を計上しております。  次に、増額理由として施設に関する事項がございます。予算書273ページになります。  上から二つ目の工事請負費の一番上の屋上防水改修とその下、空調設備改修になります。これらの改修工事は、築20年を超えた奴国の丘歴史資料館の老朽化した設備と施設の長寿命化を図るために行うもので、令和2年度に設計を行いまして3年度に改修工事を行います。  なお、これらの改修工事に伴いまして、奴国の丘歴史資料館は令和3年10月から12月の間、3か月ですね、休館を予定しておるところでございます。  また、白水ヶ丘にございますウトグチ瓦窯展示館につきまして、見学者の受付業務を現在の利用実態を考慮しまして、より効果的かつ効率的な管理運営を行うために、開館日の土日についてはこれまでどおり終日受付の業務委託を行い、平日火曜日から金曜日については事前の申込制により対応することとしております。  なお、本事業にも歳入がございます。歳出歳入対応表を御覧ください。  歳出No.18の本事業に対しまして、対応する歳入はNo.35、予算説明書32ページの史跡等総合活用事業費国庫補助金でございます。補助率は対象となる事業費の2分の1で、914万5,000円が充当されます。  続きまして273ページ、説明欄一つ目の丸、奴国の丘歴史資料館事業費です。減額継続になります。  4目の説明は以上です。 313: ◯委員長(北田 織君) 4目文化財保護費について質疑はございませんか。岩切委員。 314: ◯委員(岩切幹嘉君) 268ページの文化財の総務事務費の中のほぼ真ん中にあります報償費の名誉館長謝金でありますが、年間で10万円というこの金額で大丈夫かなというのと、非常にすばらしい発想でですね、多分やっぱいろんなきっかけがあって名誉館長ということを考えられたと思いますが、これ、議決前なので、この人って人選は決定したことは言えないでしょうけど、できれば何かどういう方々でということ──マスコミの対応がしっかりできるという御説明がありましたので非常に期待はできるんですが、この金額で、毎月にすると1万円もないですもんね。どういう勤務で、どういう仕事内容なのかも含めて言える範囲でお願いします。 315: ◯委員長(北田 織君) 高田課長。 316: ◯文化財課長(高田勘治君) こちらにつきましてですね、名誉館長謝金、これは、名誉館長になられる方は私どものほうで予算を計上しております。文化財専門委員の方を想定しております。したがいまして、活動に伴ってお支払いする分は報酬と費用弁償がございまして、それ以外に例えばマスコミですとか、学識経験者ということで御紹介しましたけれども、学会などにおきましてですね、この奴国をはじめとした春日市の文化財を紹介いただいた、そういったことに対しまして年間10万円の謝金を今予算を計上しておるところです。  また、この名誉館長の候補につきましては、さきの教育委員会におきまして設置要綱を定めておりますので、一応、お相手としては福岡大学名誉教授、武末純一福岡大学名誉教授を今想定しておりまして、依頼状の交付式も年度内に行う予定でございます。  武末純一先生は、長年にわたりまして私どもの文化財専門委員を務められておりまして、本市文化財にも十分精通されており、須玖岡本遺跡の保存活用の推進を図る上でのよりどころ的な存在でございます。また、考古学会はもちろん、先ほど紹介しましたマスコミ等に対しても知名度、発信力ともに抜群に高く、さきに紹介をいただきました新聞で載りました奴国のおもり、分銅の各新聞報道もこの武末先生の力によることが大きいと思っております。このため、春日市にとりましては武末純一先生が名誉館長を依頼するのに最もふさわしい方であると考えておるところです。  以上です。 317: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。金堂委員。 318: ◯委員(金堂清之君) 今、説明の中で武末先生が有名でいろいろなものをされるっていうことですけども、この発掘調査、それから受託事業、こういうもので発掘した資料はどんなふうにしてあるんですか。今コンテナか何かに入れて山積みしとうわけじゃないでしょうね。受益者負担まで取って発掘調査されてますけども、その後始末はどげんなっとうとですか。全然聞いたことがないですけども。 319: ◯委員長(北田 織君) 高田課長。 320: ◯文化財課長(高田勘治君) 今、金堂委員から御意見をいただきまして、十分市民の方に周知、公開ができていないのではないかということで御意見をいただきまして、これは私どもとしてはしっかり受け止めさせていただきまして今後の取組に生かしていきたいと思っております。  発掘調査を行いましたらまず私どものほうで整理をいたしまして、今、委員が御指摘いただきましたとおり、収蔵庫のほうに置きまして、その後、報告書までに向けて調査研究を行い、特に重要なものにつきましてはですね、例えば市の指定でありますとか、あるいはマスコミのほうに発掘成果を発表しておるところでございます。 321: ◯委員長(北田 織君) 金堂委員。 322: ◯委員(金堂清之君) 重要なものは大事にして、出てきた中でつまらないものは捨てるということですか。そういう考え方でしか僕は聞こえませんけどね。受益者負担で発掘調査した方はそれ相当額の金額を出して発掘調査をお願いしてるんですよ。その中に何が出てきてどれがどうなったっていうのは報告は恐らくしてあるだろうとは思いますけども、発掘調査して出土品は大事に、いいものであろうと悪いものであろうと、お金をかけて発掘したんだから、もう少し大事に扱うべきじゃないとですか。 323: ◯委員長(北田 織君) 高田課長。 324: ◯文化財課長(高田勘治君) 全く私も今、委員が御指摘いただきました意見は同意見でございます。受託事業者の方には、委員がお話しされましたとおり、概要報告書、こちらをできるだけ早く、分かってる出土遺物と遺跡の概要、写真を分かっている分をとにかくお渡しをしておるところです。  それから、ちょっと私の説明で誤解を与えたということで申し訳ございません。出土遺物につきましては全て埋蔵文化財収蔵庫のほうに保管をしております。申し訳ございませんでした。 325: ◯委員長(北田 織君) 金堂委員。 326: ◯委員(金堂清之君) 受益者負担で負担されたとこにはぴしっとした結果報告はされておるというようなことをおっしゃいました。それは守っていただいてるようです。私は何年か前に一般質問したことがある記憶を持っておりますので、その辺はよろしくお願いします。  それと、発掘した遺物はそれなりに大切なものであろうとそうでないものであろうと、費用をかけて発掘したんだから大事に取り扱っていただきたいと思っております。お願いしときます。 327: ◯委員長(北田 織君) 要望でいいですか。 328: ◯委員(金堂清之君) はい。 329: ◯委員長(北田 織君) 高田課長。 330: ◯文化財課長(高田勘治君) ただいまの御指摘重く受け止めさせていただきまして、これからですね、取組をしっかり前に進めていきたいと思います。ありがとうございました。 331: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。野口委員。 332: ◯委員(野口明美君) 水城跡の整備事業でございますけども、これどちらも、大土居も天神山も何年計画で整備を予定されておられるのかお尋ねいたします。 333: ◯委員長(北田 織君) 高田課長。 334: ◯文化財課長(高田勘治君) 両水城跡の整備基本計画は、まずは10年計画をしております。10年たったときにその見直しを行いまして、さらにですね、10年先に向けた検討を行う予定としております。 335: ◯委員長(北田 織君) 野口委員。 336: ◯委員(野口明美君) それでは、天神山のほうのですね、家屋補償費1億1,110万予算に計上されておりますけども、この中には借家人補償費も含まれておられるのかどうかお尋ねします。
    337: ◯委員長(北田 織君) 高田課長。 338: ◯文化財課長(高田勘治君) ただいま御指摘いただきましたとおり、借家人の方に対する補償費も含まれております。 339: ◯委員長(北田 織君) 野口委員。 340: ◯委員(野口明美君) 特に天神山水城跡は、再三申しておりますけども、近所の方にですね、樹木の件で大変御迷惑をかけてるところの遺跡なんですけども、この計画によりましてですね、市民にとって貴重な文化財として親しまれるようなですね、整備に心がけていただきますよう、これ要望といたしておきます。 341: ◯委員長(北田 織君) 要望でよろしいですかね。 342: ◯委員(野口明美君) はい。 343: ◯委員長(北田 織君) ほかにございますか。岩渕委員。 344: ◯委員(岩渕 穣君) すいません、今の野口委員の質問に関連してなんですけど、これ、予算計上している以上は、もう地権者との合意というのはもう完了してるっていうふうに判断してよろしいですか。 345: ◯委員長(北田 織君) 高田課長。 346: ◯文化財課長(高田勘治君) 先ほど御説明申し上げましたとおり、こちらは継続事業でして、本年度にですね、令和2年度の測量業務、先ほど補償業務を計上しておりましたけど、そのための用地補償調査業務を既に行っております。 347: ◯委員長(北田 織君) 岩渕委員。 348: ◯委員(岩渕 穣君) それは分かるんですけど、こういう方向性で行くという合意はまだ地権者とはされてないということですか。 349: ◯委員長(北田 織君) 高田課長。 350: ◯文化財課長(高田勘治君) 公有地化の前提になりますのが史跡地にまず同意いただくことになります。史跡地の同意につきましては既にいただいております。その上で今現在、測量業務、用地補償調査業務を行っておりますので、3年度につきましては具体的な財産購入費、家屋補償費と上げておりますけれども、こういった用地交渉に入っていくということになります。 351: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 352: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続いて説明お願いいたします。市場地域教育課主幹。 353: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 275ページをお願いいたします。  7目図書館費、読書のまちづくり推進費、ほぼ前年度と同じ額です。主な事業として、275ページの中ほど、委託料、市民図書館指定管理業務です。  地域教育課の配付資料、こちらの黄色い表紙の資料の2ページを御覧ください。  市民図書館の運営状況を記載しております。令和2年度に関しましては、感染症拡大防止のための臨時休館やサービスの制限により利用が大幅に減少しておりますが、十分な感染症対策を講じることで、年度の後半から徐々に利用は回復しつつあります。  資料の裏面3ページ、令和2年度の新規事業として、自宅のパソコンや携帯電話から利用できる電子図書館サービスを導入しております。電子図書館の利用状況は、2ページ(1)の表の中に記載しております。なお、電子図書館につきましては、昨年の市民図書館の長期休館中に自宅で利用できるサービスとして試験的に始めたものですが、令和3年度から正式導入するため、すいません、予算説明書の275ページの中ほど、役務費の3行目、電子図書館システム利用料、その下、委託料の電子図書館システム導入業務、下から6行目、備品購入費の電子書籍をそれぞれ新規で計上しております。電子図書館の充実を図ることで市民図書館のサービスの充実と利便性の向上に努めていきたいと考えております。  7目は以上です。 354: ◯委員長(北田 織君) 7目図書館費について質疑はございませんか。原委員。 355: ◯委員(原 克巳君) すいません、今の電子書籍の件なんですが、去年伺ったときは800タイトルぐらいありますということだったんですけども、今回の新規事業では、タイトル数としてはどのくらいを予定されてるんですか。 356: ◯委員長(北田 織君) 市場主幹。 357: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 現在この電子書籍の備品購入費で200タイトルを予定しております。それと加えまして、指定管理料の中で指定管理者のほうも予算化する予定としております。 358: ◯委員長(北田 織君) 原委員。 359: ◯委員(原 克巳君) 今ですね、コロナ禍とか学校のICT化ということで、こういった電子書籍の需要っていうのは非常に高まってるんじゃないかなというふうに思います。将来的にはどのくらいの規模にしようかっていうところはありますか。 360: ◯委員長(北田 織君) 市場主幹。 361: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 令和3年度につきましては、こういった形で新規に始めます。その後につきましては、先ほど最初に債務負担行為のところで説明いたしましたように、新しい指定管理の業務が始まりますので、その中も含めまして今後検討していきたいと考えているところです。 362: ◯委員長(北田 織君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 363: ◯委員長(北田 織君) ないようですので、引き続いて説明をお願いいたします。今福課長。 364: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、282ページをお開きください。  10款5項4目学校給食費でございます。一番下の丸、要保護・準要保護児童生徒援助費(学校給食費)で、ほぼ前年度と同じ額です。学校教育法第19条の規定に基づく小中学校の学校給食費に対する就学援助費です。  配付している資料、A4サイズの当初予算資料(就学援助費・特別支援教育就学奨励費関連)を御覧ください。  2の就学援助の受給率、受給人数につきましては、10款2項2目の小学校の教育振興費、10款3項2目の中学校の教育振興費のところで説明いたしましたとおり、大きな減はございません。また、学校給食費の単価もほぼ同じのため、令和3年度の学校給食費に係る就学援助費はほぼ前年度と同じ額となっております。  次に、283ページを御覧ください。  一つ目の丸、特別支援教育就学奨励費(学校給食費)で、ほぼ前年度と同じ額です。特別支援学級に在籍する児童生徒の保護者の経済的負担を軽減するため、給食費の一部を支給するための予算になります。  配付しております資料、A4サイズの当初予算資料(就学援助費・特別支援教育就学奨励費関連)を御覧ください。  資料裏面の4の特別支援就学奨励費の受給率、受給人数については、10款2項2目の小学校の教育振興費、10款3項2目の中学校の教育振興費のところで説明いたしましたとおり微増で、学校給食費の単価もほぼ同じのため、令和3年度の学校給食費に係る特別支援教育就学奨励費はほぼ前年度と同じ額となっています。  なお、財源として国庫補助金がございます。別添資料の歳出歳入対応表を御覧ください。  歳出の左の欄、No.19のところが本資料が該当しているところでございます。右側の歳入、No.38、特別支援教育児童生徒就学奨励費国庫補助金が充当されます。補助率は2分の1でございます。  以上でございます。 365: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 366: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、その下の小学校給食管理費(事務局)、減額継続でございます。  教務課関連の主な事業、主な変更点でございます。284ページを御覧ください。  説明欄委託料の2行目、小学校代替給食調理等業務でございます。令和3年度に実施を予定しております春日北小学校の給食室改修工事は、夏休みに開始し冬休み前に完了の予定であることから、給食室が使用できない期間中、保温食缶で学校まで配送する代替給食の実施を予定しています。令和元年度、天神山小学校、2年度、大谷小学校において給食室改修に伴う代替給食委託を実施しております。  次に、2行下の小学校調理業務でございます。先ほど債務負担行為の項目で説明させていただきましたが、小学校調理業務につきましては、市内小学校12校のうち春日小学校、春日野小学校春日東小学校春日西小学校、須玖小学校及び天神山小学校の6校につきましては、プロポーザル方式による業者選定を行い、令和3年8月に業務委託契約を行うものであります。  減額の理由でございます。令和3年度に予定しております春日北小学校の給食室改修につきまして、国の令和2年度予算において学校施設環境改善交付金が採択されたことから、備品購入費の給食備品について、令和2年度一般会計補正予算(第11号)で令和3年度から令和2年度に前倒しして計上し、令和3年度に繰り越したことなどにより減額しているものでございます。  次に、284ページの説明欄、一つ目の小学校給食施設維持補修費、同額でございます。 367: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 368: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、一つ下の丸、小学校給食管理費(春日小)から287ページの小学校給食管理費(白水小)まで、学校配当予算になります。  令和3年度学校配当予算当初額一覧表を御覧ください。  A表の8)が該当部分でございます。この令和3年度の全小学校の合計額は、A表8)の枠の一番下の網かけの行、右から4列目にお示ししているとおり947万9,000円で、ほぼ前年度と同じ額でございます。  以上です。 369: ◯委員長(北田 織君) 藤井課長。 370: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、287ページの二つ目の中学校給食管理費(事務局)、ほぼ前年度と同じ額です。  主な事業、主な変更点でございます。説明欄の給料、会計年度任用職員二人分についてでございます。先ほど中学校管理費の項目で説明させていただきましたが、令和2年度まで中学校給食管理費で計上しておりました会計年度任用職員の学校会計事務員は、令和3年度、中学校管理費から計上いたしますので会計年度任用職員5人分が減額となっております。  288ページをお開きください。  説明欄上から3行目の委託料、中学校給食調理等業務についてでございます。市内6中学校の中学校給食調理等業務委託につきましては、令和2年度中にプロポーザルによる業者選考と契約手続を行ったところであります。人件費の上昇により委託料が増額しております。  次に、説明欄、その下の中学校給食施設維持補修費、同額でございます。 371: ◯委員長(北田 織君) 今福子育て支援課長。 372: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、一つ下の丸、中学校給食管理費(春日中)から一番下の丸、中学校給食管理費(春日北中)まで、学校配当予算になります。  配付資料を御覧ください。B表になります。16)が該当箇所でございます。この令和3年度の全中学校の合計額は、B表16)の行、右から4列目にお示ししているとおり9万4,000円で、減額継続でございます。  4目は以上です。 373: ◯委員長(北田 織君) 4目学校給食費について質疑はありませんか。高橋委員。 374: ◯委員(高橋裕子君) 287ページの中学校給食費ですけど、喫食率はどのくらいで見込んでありますか。 375: ◯委員長(北田 織君) 藤井教務課長。 376: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 喫食率は、現在の利用状況等も踏まえまして60%を想定しております。 377: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 378: ◯委員長(北田 織君) 質疑ないようですので、引き続き説明をお願いいたします。藤井課長。 379: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、291ページをお開きください。  それでは、説明させていただきます。11款3項1目公立学校施設災害復旧費の工事請負費、説明欄の一番上、公立学校施設災害復旧費、同額でございます。これは小中学校施設が災害被害を受けた際に復旧工事を行うためのもので、頭出しの予算でございます。  歳出の説明は以上でございます。 380: ◯委員長(北田 織君) それでは、これまで教育部のほうから説明を受けました件につきまして、皆さんのほうから全体的に質疑がございましたらお願いいたします。西川委員。 381: ◯副委員長(西川文代君) すいません、今日いただきました学校配当予算のA表の件ですけれども、ちょっと私が早まって質疑をしていましたが、上から説明の6)のところですかね、教育振興費各小学校ということで、その中の13に発表会会場等使用料で大谷小のほうが上がってきています。先ほどですね、お聞きしたんですけど、ふれあい文化センターのそういう会場を使うときに正規の金額を学校も支払わなくてはいけないってことには間違いないですか。 382: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 383: ◯学校教育課長(今福保幸君) 使用料は例規に定めがありますので、その使用料を指定管理者に払うことになります。 384: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 385: ◯副委員長(西川文代君) 確認ですけど、すいません、ちょっと聞き取りが悪かったのかも分かりませんけど、春日市の公立の小学校っていうことで何か減免はあるんですか。それとも全く、ほかの地域から市外の方とかも使う場合と全く同額なんでしょうか。 386: ◯委員長(北田 織君) 三丸地域教育課長。 387: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) すいません、管轄外ですけれども。行政がふれあい文化センターを使用する際も減額はございません。全額支払いは予算計上して上げております。学校も同じように全額負担で使用することとなっている状況です。 388: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 389: ◯副委員長(西川文代君) その件ですけれども、先ほどお聞きしましたけれども、ちょっと学校は、本当は子どもたちにこういうものを活用して学校教育に使いたいっていう要望があるけれども、なかなかちょっと予算的に難しいっていうようなことは現場から上がってないでしょうか。 390: ◯委員長(北田 織君) 今福課長。 391: ◯学校教育課長(今福保幸君) 特に聞いておりませんし、必要であれば学校枠予算の調整の中で学校で計上するものというふうに考えております。 392: ◯委員長(北田 織君) 西川委員。 393: ◯副委員長(西川文代君) 枠予算が決まってるからですね、なかなか予算が取りづらいっていうようなこともちらりとは聞いたことがありますので……。聞いてます。それで、そういうこともありますので、ちょっとしっかりと今後ちょっと現場にもうちょっと寄り添っていただきたいなという要望です。 394: ◯委員長(北田 織君) 神田部長。 395: ◯教育部長(神田芳樹君) そういうことがあればですね、もう真っ先に教育委員会に言っていただくように校長会で指示を。というのが、学校と教育委員会は支援する関係にありますので、そういう話があるということであれば、そういう話を聞いたということで校長会とかでもですね、真っ先に教育委員会に言うようにしていきたいと思います。 396: ◯委員長(北田 織君) ほかに質疑漏れはありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 397: ◯委員長(北田 織君) それでは、質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。  それでは、第16号議案「令和3年度春日市一般会計予算について」は以上といたします。  引き続き、第21号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第1号)について」説明員の説明を求めます。  高尾財政課長。 398: ◯財政課長(高尾徳久君) それでは、第21号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第1号)について」御説明をします。補正予算書ありますでしょうか。
    399: ◯委員長(北田 織君) ちょっと待ってくださいね。補正予算(第1号)、皆さんよろしいですか。そしたら、お願いいたします。 400: ◯財政課長(高尾徳久君) では、補正予算書の1ページを御覧ください。  令和3年度春日市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによります。  第1条、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億5,481万1,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ351億5,854万6,000円とします。  1ページは以上でございます。 401: ◯委員長(北田 織君) 引き続いてお願いいたします。 402: ◯財政課長(高尾徳久君) では、歳入のほうの御説明をさせていただきます。11ページを御覧ください。  19款1項1目基金繰入金でございます。今回の歳出予算の財源として財政調整基金を取り崩します。  1目は以上でございます。歳入は以上でございます。 403: ◯委員長(北田 織君) 歳入について、委員の皆様から質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 404: ◯委員長(北田 織君) それでは、引き続いて説明をお願いいたします。藤井教務課長。 405: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、歳出について説明させていただきます。補正予算書の15ページをお開きください。  10款1項2目1節の報酬、説明欄、事務局事務費の報酬、会計年度任用職員でございます。これは、スクールサポートスタッフを令和2年度と同様に全小中学校に1名配置するためのものでございます。勤務形態につきましても令和2年度と同様に、週5日、1日5時間勤務とし、夏休み、秋休み、冬休み、春休みの期間は勤務日とせず、年間の勤務予定日数は207日で算定しております。業務内容につきましても令和2年度と同様に、教師の負担軽減を図り、教師がより児童生徒への指導や教材研究等に注力できるよう、新型コロナウイルス感染症対策の消毒作業や学習プリント等の準備、来客、電話対応等を行うものでございます。  補正予算計上の理由でございます。令和2年11月に令和3年度スクールサポートスタッフの配置意向調査を受け、全校配置に向け準備を進めていたところでございますが、当初予算編成時において市負担額や対象校などの補助内容が変更になることが想定されるとの県教育委員会からの通知を受け、予算計上のためにこれらの決定を待っていたところでありますが、決定の時期が遅れたことから令和3年度の補正予算として計上したものであります。  なお、補助内容につきましては現時点では確定していないことから、補助金等の歳入予算につきましては未計上でございます。補助内容が決定次第、6月以降の議会において歳入予算の補正を予定しております。  2目は以上でございます。 406: ◯委員長(北田 織君) 歳出について、委員の皆様から質疑はありませんか。高尾財政課長。 407: ◯財政課長(高尾徳久君) すいません、16ページをいいですか。次行ってよろしいですか。 408: ◯委員長(北田 織君) 失礼しました。続けてお願いします。 409: ◯財政課長(高尾徳久君) 14款1項1目予備費でございます。歳入と歳出を予備費で調整しております。  1目は以上でございます。歳出は以上でございます。  なお、本日、1号補正後の基金の積立状況をお手元にお配りしておりますので、後ほど御確認をお願いします。説明は以上でございます。 410: ◯委員長(北田 織君) 歳出について、委員の皆様から質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 411: ◯委員長(北田 織君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。  以上で教育部の審査を終了いたします。ここで執行部退席のため暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後5時27分                 再開 午後5時28分                ──── ─ ──── ─ ──── 412: ◯委員長(北田 織君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  以上で本日予定しておりました審査は全て終了いたしました。  以上で本日の予算審査特別委員会を散会いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後5時28分...