春日市議会 2021-03-01
令和3年総務文教委員会 本文 2021-03-01
1: 開議 午前10時00分
──── ─ ──── ─ ────
◯委員長(高橋裕子君) おはようございます。全員出席であります。ただいまから
総務文教委員会を開議いたします。
本日の議題に入ります前に、2月26日の
福祉支援部からの説明で、1点、訂正があるですので、これをお受けしたいと思います。
高瀬福祉支援部長。
2:
◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 皆さんおはようございます。
福祉支援部でございます。先週26日の
一般会計補正予算(第11号)の説明の折に、西川委員の質問に対して担当の
久保山課長がですね、回答をした数字に一つ間違いがございましたので、担当の課長から説明させ、訂正したいと思います。よろしくお願いします。
3: ◯委員長(高橋裕子君)
久保山こども未来課長。
4:
◯こども未来課長(
久保山竜治君) 御質問がありました、
放課後児童クラブ運営費等補助金で、
補正予算書で言いますと60ページになります。
放課後児童クラブの利用料金の減免の件数のほうをですね、お伝えしたとき、私が令和元年度のデータでお伝えしておりましたので、おわび-するとともに訂正をさせていただきます。
令和2年度につきましては、1月申請時点ですけれども、通年で233件、季節学童で42件、合計で275件が正しい数字になります。すいません、おわびして訂正をさせていただきます。
5: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員、よろしいですか。西川委員。
6: ◯委員(西川文代君) 2年度は、ごめんなさい、ちょっと聞き方が悪かったんでしょうけど、元年ですかね、11件と339件で合計350件っていうのはちょっと控えてましたが。
7: ◯委員長(高橋裕子君)
久保山課長。
8:
◯こども未来課長(
久保山竜治君) すみません、全額減免、お伝えしたのが通年と季節ではなくて。ちなみに全額減免は8件、半額減免が267件。合計は275で合っております。
9: ◯委員(西川文代君) 分かりました。ありがとうございます。
10: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員、よろしいですか。
11: ◯委員(西川文代君) はい、大丈夫です。
12: ◯委員長(高橋裕子君) それでは、ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
13: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、では、
福祉支援部の方、御退室をお願いできればと思います。ありがとうございました。
それでは、本日の議題は、お手元の次第のとおりであります。
これより教育部の付託議案の審査を行います。
1ページの
春日南中学校大
規模改修工事の部分でございます。右側、青色の枠、右端のA、B、C、Dで記載している部分の合計額が
春日南中学校大
規模改修事業債の補正額となってまいります。
再度、
地方債補正の説明になります。11ページをお開きください。
第3表、
地方債補正1追加、起債の目的3行目の
春日南中学校大
規模改修事業の説明となってまいります。
7目の説明は以上でございます。
歳入の説明はあわせて以上でございます。
51: ◯委員長(高橋裕子君) 事業の内容以外で教育債の質疑はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
52: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、歳出の説明に移ってください。
藤井教務課長。
53:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) それでは、次に、歳出の説明を行ってまいります。
補正予算書の81ページをお開きください。
それでは、10款1項2目事務局費の
説明欄一つ目の丸、教育長費の枠の一番下の行、
教育長旅費の減額補正でございます。これは、
新型コロナウイルス感染防止を理由として総会や緊急大会等が中止になったことに伴い、
教育長旅費を減額するものでございます。
次に、その下の説明欄、
事務局事務費の
会計年度任用職員の減額補正でございます。このうち、教務課分につきましては、先ほど歳入の項目で説明させていただきましたスクール・サポート・
スタッフ県補助金380万8,000円の減額補正に関するものでございます。
こちらにつきましては、鋭意、早急な
全校人員配置に努め、現在のところは全校に配置されているところでございますが、7月当初から全校配置することができず、7月からの配置が11校、8月からの配置が2校、9月からの配置が5校と、配置時期が遅れた学校もあり、
補正予算計上時の見込みより任用期間が短くなったことから、減額補正をさせていただくものでございます。
なお、
会計年度任用職員補正減額508万7,000円のうち、スクール・サポート・スタッフ分につきましては、380万8,000円でございます。
教務課関連は以上でございます。
54: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
55:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、同じ事業費の
学校教育課所管分です。
会計年度任用職員学習支援員の報酬で、508万7,000円の減額のうち、127万9,000円が
学習支援員の分になります。
学習支援員の雇用に係る
補正予算成立後、すぐに学校を通じ適任と思われる人物の任用を図ったほか、人づてで、また福岡県の人材バンクを活用してその確保に努めましたが、配置が遅れたこと、また1人がどうしても確保できなかったため、未執行が確定した額を執行残として減額するものでございます。
なお、この歳出予算の減額に伴い、27ページの県補助金10分の10も減額しております。
次に、一つ下の丸、
学校保健事業費です。この事業費は、就学時健診などに関する費用を計上しておりますが、本年度は
新型コロナウイルス感染症対策のための予算を補正計上しております。今回は、この
感染症対策物品などを購入するための消耗品費の
執行見込み残を減額するものです。
以上です。
56: ◯委員長(高橋裕子君)
三丸地域教育課長。
57:
◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 次の丸になります。次の段です。
地域学校共同活動事業費です。
地域コーディネーター謝金の
執行見込み残です。
春日南小学校を除く17校に
地域コーディネーターを配置しておりますが、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のための休校、また、学校再開後も、
地域連携活動の中止や延期等のため当初の計画よりも活動実数が減少しております。12月にも減額補正をしておりますが、再度、各学校に確認した結果を踏まえ、
執行見込み残額を減額するものです。
なお、この経費は、27ページの歳入予算で説明いたしました
地域学校共同活動県補助金の事業となるものであり、
執行見込額を決算見込額として補助金の
変更交付申請を行っております。
58: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
59:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、一つ下丸、小学校少
人数学級編制費です。少
人数学級編成対応講師の配置の実績に基づき執行残を減額するものです。
次に、一つ下の丸、
通級指導教室事業費です。
通級指導教室指導員の
会計年度職員を
パートタイムで任用したことにより、地域手当を支給しないこととなり、執行残を減額するものです。
次に、一つ下の丸、
担任サポート事業費です。
特別支援教育支援員について募集人員数までの応募がなかったこと、退職者の補充ができていないことにより
執行見込み残が生じたので減額するものです。
次に、82ページをお開きください。
一つ目の丸、
特別支援教育事業費です。
特別支援教育士の
会計年度任用職員を
パートタイムで任用したことにより、地域手当を支給しないこととなり、執行残を減額するものです。
2目、事務局費は以上です。
60: ◯委員長(高橋裕子君) 2目、質疑ありますか。西川委員。
61: ◯委員(西川文代君)
学習支援員の件ですけれども、まだ1校はちょっと人材が見つからず、まだ配置されていないということですが、その学校と、あと、それで問題なく、このコロナ禍、大丈夫なのか、現場の状況、それをお聞かせください。
62: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
63:
◯学校教育課長(今福保幸君) もちろん、人がいたほうがいいことには間違いないんですけれども、逆にですね、戦力にならない人を無理に配置すると、逆にそれが足かせになってしまうというところもございます。ある程度ですね、学校のことが分かって、指示をすぐ理解して動いてくれる人間でなければ、なかなかこの緊急時に戦力になりません。また一から教えてということでなると、なかなか難しいところがございます。学校の現状としては、何とか現員の人員でやりくりしながら、運営はしっかりとやっていただいているところでございます。
64: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
65: ◯委員(西川文代君) 以前、これの説明があったときにですね、基本的には学校のほうで探していただくというような説明を受けたと思いますけど、それで間違いないですか。
66: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
67:
◯学校教育課長(今福保幸君) 基本的に学校に探していただいているんですけど。学校がやっぱり望ましい人物を任用するというのが一番いいですからですね。ただ、先ほど冒頭説明したときに、福岡県の人材バンクというものがありまして、そこから、学校で勤務した経験がある方で、
学習支援員として勤務することができそうな方を3名ほど学校のほうに紹介して任用に至ったということはございます。
68: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
69: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。
今福学校教育課長。
70:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、83ページを御覧ください。
10款2項1目の学校管理費になります。一つ目の丸、
学校保健事業費です。聴力検査機であるオージオメーターの点検料の執行残になります。
以上です。
71: ◯委員長(高橋裕子君)
藤井教務課長。
72:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 次に、その下の説明欄、教職員健康管理費(小学校)の教職員健康診断業務の減額補正でございます。教職員の健康診断業務の委託料につきましては、県費負担正規教職員、県費負担講師を対象としており、市費
会計年度任用職員の
パートタイム勤務者については、結核検査を実施しています。
県費負担正規教職員は、本市が実施する健康診断業務と、県共済組合が実施する健康診断、また、個人的に受診する健康診断のいずれかを選択することができるものとなっております。受診状況でありますが、本市が委託しております教職員健康診断の受診者は、小学校247人、中学校106人、このうち結核診査のみの受診者は、小学校48人、中学校13人であります。未受診者等が受診する費用を確保し、受診人数と検査項目の減少分による年度末の
執行見込み残額を減額補正するものでございます。
以上でございます。
73: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
74:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、一つ下の丸、
学校保健事業費、
学校保健特別対策事業(小学校分)です。24ページの歳入予算、15款2項4目教育費
国庫補助金のところで説明いたしましたように、
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた
学校教育活動等の実施における学びの保障のための国の緊急対策が継続されることとなり、国において、繰越しを前提に令和2年度予算の増額が行われております。これを受け、本定例会で補正により
歳入歳出予算及び
繰越明許費の追加を計上するものでございます。
補正予算書の9ページをお開きください。
この
繰越明許費の追加については、第2表、
繰越明許費補正の10款2項の1行目に、
学校保健事業費、
学校保健特別対策事業(小学校分)として計上しております。財源となる補助率2分の1の
国庫補助金については、24ページに計上しております。なお、補助基準額については、今回の継続措置では、中規模校が120万円、大規模校が160万円でございます。本市の小学校は、12校中3校が中規模校に、9校が大規模校に該当いたします。
補正予算書の83ページにお戻りください。
説明欄四つ目の丸、小学校管理費事務局で、2課にまたがっております。
学校教育課所管のものは、この段の3行目の消耗品費、下から5行目の修繕料、下から3行目のインターネット回線使用料、一番下の行の教育用ICT機器の4点です。
1点目の消耗品費については、ICT環境のない家庭への貸出し用のモバイルルーター等の購入のため計上していた予算になります。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う長期にわたる一斉休校の中、各家庭のICT環境の整備は進み、ICT環境のない家庭の数が見込みよりも少なくなったため、貸出し用のモバイルルーターの購入数が減ったことなどにより、
執行見込み残を減額するものでございます。
2点目の修繕料については、児童生徒1人1台のタブレット端末は納入が年度末近くとなり、その本格的な運用が次年度からとなったことなどにより、タブレット端末の故障及び修理が発生しなかったため、
執行見込み残を減額するものでございます。
3点目のインターネット回線使用料については、校内情報通信ネットワーク整備及びタブレット端末の納入が年度末近くになり契約期間が短くなったことなどにより執行残を減額するものでございます。
4点目の教育用ICT機器については、GIGAスクール構想に基づくタブレット端末、電源つき保管用キャビネットなどの発注が完了したため、執行残を減額するものでございます。
以上です。
75: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。
76:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 同じく小学校管理費(事務局)の中の
教務課関連分でございます。需用費の燃料費、電気料、水道料の減額補正でございます。令和2年度、予算を編成した時点における見込額と実際の使用料の差を減額補正するものでございます。
以上でございます。
77: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。
78:
◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 次の段になります。コミュニティスクール事業費です。小学校の学校運営協議会委員に係る報酬及び旅費の
執行見込み残です。
新型コロナウイルス感染症の影響により、市内12小学校の学校運営協議会の中止や日程の見直し等により、12月にも減額補正をしておりますが、実施状況及び今後の実施予定を踏まえ、
執行見込み残額を減額するものです。
1目は以上です。
79: ◯委員長(高橋裕子君) 1目、質疑ありませんか。川崎委員。
80: ◯委員(川崎英彦君) 小学校管理費の中の貸出しルーター数が減ったということなんですけども、実績を教えていただいていいですか。
81: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
82:
◯学校教育課長(今福保幸君) 小中合わせてですけども、1,680台で想定をしておりましたが、実際に購入したのは560台で、価格が1万円を超えましたので、備品購入費のほうに予算を流用して購入しております。
以上です。
83: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。
84: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。家庭のほうでですね、進んだということで、よかったなというふうに思いますけど、実際……。続けていいですか。
85: ◯委員長(高橋裕子君) どうぞ。
86: ◯委員(川崎英彦君) タブレットの配置が遅れたということなんですけども、実質的な運用は来年度からって考えてあるんですか。
87: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
88:
◯学校教育課長(今福保幸君) 授業の中で一斉に使ってやるという形は、実質的に来年度からになります。今は部分的な使用という形では使っておりますけれども、全面的な運用ということになりますと来年度からです。
89: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。
90: ◯委員(川崎英彦君) 環境が整い次第やっていただきたいなというふうに思ってたんですけど、子どもたちに聞いても、まだ使ったことないという声が上がってたので、部分的な運用というのは具体的にはどういった場面なんですかね。
91: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
92:
◯学校教育課長(今福保幸君) 例えば特別支援学級の共同学習とかで、密を避けるのに距離とってタブレットに映しながらというような授業は行われていますし、いわゆるパソコン教室と、それから既存のWindowsの端末を昨年度導入していますので、それは従来からの授業のやり方で使っております。
ただ、クラス全員が端末を使って授業をやるというのは、まだ端末の導入がまだ順次行われている状況で、設定もまだ完全に終わっておりませんので、それは本格的には来年度からになります。
93: ◯委員(川崎英彦君) 分かりました。ありがとうございます。
94: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。
95: ◯委員(西川文代君) 同じところですけれども、タブレット端末の導入は年度末近くになるということで、今ちょっと説明があって、順次行われているということですけど、全部学校に端末が配置される、設置されるのがいつになるというのは分かってるんでしょうか。年度末近くという説明でしたが。
96: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
97:
◯学校教育課長(今福保幸君) 今、順次、各校に搬入しておりまして、3月の半ばあたりには完了する予定です。順調に進んでおります。予定どおりです。
98: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
99: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いて説明をお願いします。
今福課長。
100:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、84ページをお開きください。
2目の教育振興費になります。二つ目の丸、要保護・準要保護児童援助費です。支給実績に基づき、学校給食費、医療費を除く就学援助費の
執行見込み残を減額するものです。
次に、一つ下の丸、教育振興費(小学校事務局)です。
新型コロナウイルス感染症対策として、修学旅行等における3密回避のためのバスの増便などの追加経費に対し補助金を交付する修学旅行等感染対策補助金になります。小学校の修学旅行及び自然教室が全て実施され、必要な補助金の交付が完了したため、執行残を減額するものでございます。
次に、一つ下の丸、特別支援学級運営費(事務局)です。特別支援学級を新設するときの教材等の購入費になります。本年度、特別支援学級の新設はありましたが、現有の備品で賄うことができたため、執行残として減額するものでございます。
2目は以上です。
101: ◯委員長(高橋裕子君) 3目もお願いします。教務課長。
102:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 次に、同じく84ページ、10款2項3目学校建設費の説明欄、
小学校施設整備事業費(事務局)、委託料の大
規模改修工事設計監理業務の増額補正と工事請負費の大規模改修の増額補正でございます。
これは、先ほど歳入の増額補正で説明させていただきました
学校施設環境改善交付金に関連するものでございます。令和3年度に実施予定の
大谷小学校大
規模改修工事の老朽化とトイレの改修に係るものの設計監理業務と、大
規模改修工事の工事費用につきまして、工事監理業務及び工事費に係る歳出予算を令和3年度から令和2年度に前倒しし計上して、令和3年へ繰り越すものでございます。
すいません、再度お手元の資料を使わせていただきます。5ページを御覧いただいてもよろしいでしょうか。
令和元年度から進めております
大谷小学校の大規模改修につきましては、令和3年度、この図面の緑色の部分の管理棟の改修を行う予定でございます。
すいません、それから
補正予算書、こちらがですね、また繰越明許補正の関係ということで、9ページをお開きいただいてもよろしいでしょうか。
9ページの第2表、
繰越明許費補正、1追加、10款2項の2行目、事業名、
小学校施設整備事業費(事務局)、この部分の説明に当たる部分でございます。
3目の説明は以上でございます。
103: ◯委員長(高橋裕子君) 2目、3目、質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
104: ◯委員長(高橋裕子君) では、続いて説明をお願いします。
今福学校教育課長。
105:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、85ページを御覧ください。
3項中学校費1目の学校管理費になります。
一つ目の丸、
学校保健事業費でございます。聴力検査機であるオージオメーターの点検料の執行残になります。
以上です。
106: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。
107:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 次に、その下の説明欄、教職員健康管理費(中学校)でございます。教職員健康診断業務の減額補正でございます。これは、先ほど御説明申し上げました、小学校教職員の健康診断業務委託料と同様に減額補正するものでございます。
108: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
109:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、一つ下の丸、
学校保健事業費、
学校保健特別対策事業(中学校分)でございます。2項小学校費1目学校管理費と同様に、国の緊急対策が継続されることとなり、国において繰越しを前提に令和2年度予算の増額が行われております。これを受け、本定例会で補正により
歳入歳出予算及び
繰越明許費の追加を計上するものでございます。
補正予算書9ページをお開きください。
この
繰越明許費の追加については、第2表、
繰越明許費の
繰越明許費補正の10款3項の1行目に、
学校保健事業費、
学校保健特別対策事業(中学校分)として計上しております。財源となる補助率2分の1の
国庫補助金については、24ページに計上しております。なお、補助基準額については、今回の経過措置では、中規模校が120万円、大規模校が160万円となっております。本市の中学校は、5校が大規模校に、1校が中規模校に該当しています。
補正予算書、85ページにお戻りください。
説明欄四つ目の丸、中学校管理費(事務局)で、2課にまたがっております。
学校教育課所管のものは、小学校と同様、この段の3行目の消耗品費、下から5行目の修繕料、下から3行目のインターネット回線使用料、一番下の行の教育用ICT機器の4点でございます。
1点目の消耗品費については、ICT環境のない家庭への貸出し用モバイルルーター等の購入のため計上していた予算になります。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う長期にわたる一斉休校の中、各家庭のICT環境の整備が進み、ICT環境のない家庭の数が見込みよりも少なくなったため、貸出し用のモバイルルーター等の購入数が減ったことなどにより、
執行見込み残を減額するものでございます。
2点目の修繕料については、児童生徒1人1台のタブレット端末は、納入が年度末近くとなり、その本格的な運用が次年度からとなったことなどにより、タブレット端末の故障及び修理が発生しなかったため、
執行見込み残を減額するものであります。
3点目のインターネット回線使用料については、校内情報通信ネットワークの整備及びタブレット端末の納入が年度末近くになり、契約期間が短くなったことなどにより、執行残を減額するものでございます。
4点目の教育用ICT機器については、GIGAスクール構想に基づくタブレット端末、電源つき保管用キャビネットなどの発注が完了したため、執行残を減額するものであります。
以上です。
110: ◯委員長(高橋裕子君) 教務課長。
111:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 次に、今の中学校管理費(事務局)の中の
教務課関連の部分でございます。需用費の燃料費、電気料、水道料の減額補正でございます。こちらは、先ほど説明させていただきました小学校費と同様に、令和2年度予算を編成した時点における見込額と実際の使用料の差を減額補正するものでございます。
以上でございます。
112: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。
113:
◯地域教育課長(三丸瑞恵君) その下の段になります。コミュニティスクール事業費です。中学校の学校運営協議会委員に係る報酬及び旅費の
執行見込み残等を減額するものです。小学校と同様の理由により、2月にも減額補正をしておりますが、その後の実施状況及び今後の実施予定を踏まえ、
執行見込み残額を減額するものです。
1目は以上です。
114: ◯委員長(高橋裕子君) 1目、質疑ありますか。迫委員。
115: ◯副委員長(迫 賢二君) 85ページの
学校保健事業費の学校保健特別事業対策事業費ですか、これ小学校分とありましたけれど、前からこういう形で、多分、児童数に合わせて中規模校と大規模校という形になっていると思いますけど、今まで何回もこういう形でされていますけれど、この小規模校のところの小学校3校と中学校の1校、120万じゃないですか。その件に関して、これは国からのあれですからそれをどうのこうのすることはできないんですけど、現場の声として、別にこれで問題はないですかね。不満とか上がってませんか。
116: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
117:
◯学校教育課長(今福保幸君) 特に不満の声とかは上がっておりません。それよりも、こういう機会にいろいろなものが買えて、学校の備品とか消耗品が充実しているのでとても助かっているという声は聞いております。
118: ◯委員長(高橋裕子君) 迫委員。
119: ◯副委員長(迫 賢二君) だから、もらえてうれしいのは皆さん、多分うれしいと思うんですけど、差額があるもんで、ひょっとしたら、校長間とか先生間で問題ないのであれば別に問題ないと思うんですけど、そういうことを聞きたかっただけで。大丈夫ですね。不満の声はないですか。
120: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
121:
◯学校教育課長(今福保幸君) 大丈夫です。
122: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。
123: ◯委員(西川文代君) 85ページです。下から2個目の丸ですかね、中学校管理費の需用費、消耗品ですね。この燃料ですけれども、当然、コロナでですね、休校になったということの残はあるかと思いますが、その他、何かこの残になる理由とかが特別ありましたら教えてください。
124: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。
125:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 今のは燃料費のところでよろしゅうございますでしょうか。
126: ◯委員(西川文代君) はい、そうです。
127:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 燃料費、電気料、水道料、ここの部分について、いわゆる水光熱費に係る部分でございますが、やはり、4月、5月、学校が休校になっていたというところで、まず、そこの部分で、大きく例年と比べると金額が下がっているところでございます。ただ、実を申しますと、期間中、例えばコロナ対策ということでですね、空調をつけるしても、ある程度窓を開けて空調を効かさなければいけないとかいうことでですね、本当はもっと電気料が上がるんじゃないのかということで実は心配していたところですが、思ったほど極端に上がるということはございませんでしたので、今回このような形で減額補正させていただいているところでございますが、例年との違いというところでございますと、先ほど申しました、4月、5月が休校になっている部分というところ、それと授業中にもちょっと窓を開けた形で空調を使わせていただいているというところが例年と変わっていたところでございます。
やはり、この水光熱費に関しましては、その年その年の気象条件によって大きく変動がございますので、やはりどうしてもぎちぎちで予算を組んでしまうと年度末にお金が足りなくなるということもございますので、そういったことも踏まえて予算編成しているということもございますので、こういった形で今回、減額補正させていただいているところでございます。
128: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
129: ◯委員(西川文代君) 安心しました。もちろん、節約っていうか、省エネも大事ですけれども、いい環境の中で児童生徒が学習ができたという形になったということでよろしいですかね。
130: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。
131:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 今、委員おっしゃられましたとおりですね、コロナにも、環境いろいろ配慮しつつ、また、気温とか気象条件とかにも配慮しつつ、適切な環境で授業を行われるように対応してまいりました。
132: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
133: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、2目の説明をお願いいたします。今福課長。
134:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、86ページをお開きください。
2目教育振興費になります。一つ目の丸、要保護・準要保護生徒援助金でございます。支給実績に基づき、学校給食費、医療費を除く就学援助費の
執行見込み残を減額するものでございます。
次に、一つ下の丸、教育振興費(中学校事務局)です。中体連等大会出場補助金について、補助金交付の実績及び今後の見通しに基づき、
執行見込み残を減額するものでございます。
次に、特別支援学級運営費(事務局)です。特別支援学級を新設するときの教材等の購入費になります。本年度、特別支援学級の新設はありましたが、現有の備品で賄うことができたため、執行残として減額するものです。
以上です。
135: ◯委員長(高橋裕子君) 3目もお願いします。藤井課長。
136:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 次に、一つ下の10款3項3目学校建設費、
中学校施設整備事業費(事務局)でございます。役務費の建築基準法許可申請手数料の増額補正でございます。これは先ほど歳入の増額補正で説明させていただきました中学校校舎新
増築事業費国庫負担金に関連するものでございます。
令和3年度に事業の実施を予定しております
春日南中学校大
規模改修工事のうち、売店の移設に係る工事につきまして、当該事業に係る歳出予算を令和3年度から令和2年度に前倒しして計上し、令和3年度へ繰り越すものでございます。
次に、委託料の空調設備改修工事設計監理業務の減額補正でございます。これは、春日北中学校の空調設備改修を計画するに当たって、令和元年度、航空騒音の測定を実施したところ、航空機による騒音阻害が認められたため、教育施設等騒音防止対策事業費補助金を活用して事業を進めるもので、春日北中学校の航空騒音防止対策を目的とした、空調設備改修工事の設計業務の執行残でございます。
なお、本事業につきましては、令和3年度に改修工事と監理業務を予定しているものでございます。
次に、その下の大
規模改修工事設計監理業務の減額補正でございます。これは、令和3年度から6年度にかけて予定しております
春日南中学校大
規模改修工事のうち、来年度工事を予定している特別教室及び普通教室等の設計業務の執行残469万2,000円の減額、また、
春日南中学校大
規模改修工事のうち、来年度、工事を予定している特別教室及び普通教室等の工事監理業務について及び
春日南中学校増築確認申請業務について、国の令和2年度予算において、当該工事に係る
学校施設環境改善交付金が採択される見込みであることから、当該事業に係る歳出予算396万円を令和3年度から令和2年度に前倒しして計上し、令和3年度へ繰り越すものでございます。
予算書の説明欄の委託料の大
規模改修工事設計監理業務の73万2,000円の減額は、この設計業務の執行残469万2,000円の減額分と、令和3年度に繰り越します歳出予算396万円の差引き額が73万2,000円となってまいります。
次に、工事請負費の大規模改修の増額補正でございます。こちらにつきましても、委託料と同様に、
春日南中学校の大
規模改修工事に係るもので、当該事業に係る歳出予算を令和3年度から令和2年度に前倒しして計上し、令和3年度へ繰り越すものでございます。
すいません、資料の4ページを御覧いただいてもよろしいでしょうか。
こちらは、4ページに記載しておりますが、
春日南中学校の大規模改修の概要図でございます。こちらに記載のとおりですね、令和3年度以降、令和6年度にかけて工事を実施する分をですね、色分けしてそれぞれ年度ごとの大規模改修の予定をお示しさせていただいております。
すいません、
補正予算書のですね、9ページ、
繰越明許費の補正のほうに、ここで説明を戻らせていただきます。
補正予算書の9ページをお開きください。
第2表
繰越明許費補正、1追加。10款3項の2行目、事業名、
中学校施設整備事業費(事務局)、この部分の説明となってまいります。
3目の説明は以上でございます。
137: ◯委員長(高橋裕子君) 2目、3目で質疑ありませんか。西村委員。
138: ◯委員(西村澄子君) 86ページです。上から二つ目の丸、教育振興課(中学校事務局)ということで、中体連大会の出場補助金の執行残というか、中学校が今年、中体連とかが中止になりましたよね。そのことの残と解釈してよろしいですか。
139: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
140:
◯学校教育課長(今福保幸君) 夏の中体連が中止をされておりますので、大会の数が減少しております。そのことに伴い
執行見込み残を減額するものでございます。
141: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
142: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、では、続いての説明をお願いいたします。三丸課長。
143:
◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 87ページを御覧ください。
10款4項1目社会教育総務費です。説明欄一番上になります。一番上の丸です。社会教育委員費、社会教育委員の報酬の
執行見込み残です。
新型コロナウイルス感染症の影響による研修会等の中止に伴い、
執行見込み残を減額するものです。
1目は以上です。
144: ◯委員長(高橋裕子君) 次、お願いします。高田課長。
145:
◯文化財課長(高田勘治君) 88ページをお開きください。
10款4項4目文化財保護費です。説明欄最初の丸、文化財総務事務費です。旅費のうち、職員旅費については、文化庁で実施されるヒアリング及び奈良文化財研究所で行われる予定の研修会が新型コロナ感染症の影響で実施されなかったため、減額するものです。
また、同じ事業費、その下、文化財専門員費用弁償です。
執行見込み残による減額です。
続けまして、説明欄その下の丸、遺跡発掘調査費です。報酬(
会計年度任用職員)は、屋外発掘作業員の報酬です。それとその下、報償費(発掘指導員謝金)、並びにその下、需用費の上段、消耗品費は、いずれも市費発掘調査の
執行見込み残による減額です。
また、需要費の下の段、印刷費は
執行見込み残による減額です。
その下、委託料の上段、発掘に伴う測量、調査、鑑定業務です。市発掘調査の
執行見込み残の減額です。
また、委託料の下の段、出土品実測業務は、
執行見込み残による減額です。
その下、発掘調査用機器等賃借料です。市費発掘調査の
執行見込み残による減額です。
続けまして、説明欄その下の丸、受託事業遺跡発掘調査費です。
開発事業者の方などからの受託による遺跡の発掘調査費になります。
報酬
会計年度任用職員は、屋外発掘作業員の報酬です。
それとその下、工事請負費、水道設置、これは、受託発掘調査時に、発掘現場に必要な水道を設置する工事費ですが、どちらも受託発掘調査の
執行見込み残の減額です。この歳出の減額に合わせまして、歳入の35ページ、受託事業収入を減額しております。
続けまして、説明欄その下の丸、須玖岡本遺跡整備事業費です。1行目、職員旅費です。文化庁で実施される予定のヒアリングが実施されなかったことによる減額です。
その下、需用費、消耗品費と、89ページになります。89ページ最初の行、役務費、不動産鑑定料です。歳入で御説明申し上げましたが、本年度、
須玖岡本遺跡地内の公有地化対象地が4件から3件になったことに伴い、執行できなかった印紙代、補助対象経費である不動産鑑定料を減額するものです。
その下、委託料の上段、測量業務です。執行残の減額です。
その下、同じく委託料の下の段、用地補償調査業務です。次年度、令和3年度の
須玖岡本遺跡地内の公有地化予定地の購入年度が、文化庁、県との協議によりまして、1年延伸することが決定しましたことから、用地補償調査業務の執行を見送ったことによる減額です。
その下、公有財産購入費、史跡用地購入費です。歳入で御説明申し上げましたとおり、本年度の公有地化対象地が4件から3件に変更になったことから、補助対象経費である未執行となりました用地購入費を減額するものです。
続けまして、89ページになります。
89ページ、
説明欄一つ目の丸、水城跡整備事業費です。1行目、職員旅費です。文化庁ヒアリング及び文化庁からの現地確認が新型コロナの影響で実施されなかったことによる減額です。
その下、委託料の測量業務と用地補償調査業務です。いずれも執行残の減額です。
続けまして、説明欄二つ目の丸、奴国の丘歴史資料館事業費です。給料、
会計年度任用職員及びその下の職員手当、
会計年度任用職員の地域手当になります。奴国の丘歴史資料館に配置しております
会計年度任用職員の事務職員に関する人件費です。当初、週5日の人件費を計上しておりましたが、令和2年7月から任用開始した事務職員につきまして、任用が週4日になったことに生じる
執行見込み残を減額するものです。
4目は以上です。
146: ◯委員長(高橋裕子君) 7目をお願いします。市場地域教育課主幹。
147: ◯地域教育課主幹(市場結実君) その下、一番下の丸です。7目図書館費、読書のまちづくり推進費、
感染症対策備品です。市民図書館の入り口2か所にサーマルカメラを設置しました。入札後、契約金額が確定しましたので、執行残を減額補正するものです。
7目は以上です。
148: ◯委員長(高橋裕子君) 4項、社会教育費、質疑ありますか。西村委員。
149: ◯委員(西村澄子君) 88ページです。下から二つ目の丸、受託事業費、遺跡発掘調査費ということで、今年度は何件ぐらい依頼されたか、件数を教えてください。
150: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。
151:
◯文化財課長(高田勘治君) 実績件数としまして5件、あとは年度末に向けまして、精算が終わってないものが1件、実績と見込みを合わせて6件の予算を執行しております。
以上です。
152: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですか。ほかにありませんか。西川委員。
153: ◯委員(西川文代君) 同じところです。かなりですね、執行残、私の感覚ではちょっと多かったのかなと思いますが、その理由をもうちょっと詳しく教えてください。
154: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。
155:
◯文化財課長(高田勘治君) 受託事業遺跡発掘調査費に関する部分についてでしょうか。
156: ◯委員(西川文代君) はい。
157:
◯文化財課長(高田勘治君) 当初予算がですね、この受託事業の遺跡発掘調査の性格上、どうしても予算が不足しますと
開発事業者の方に御迷惑をおかけしますことから、例年ですと大体5件程度の予算を見込んで計上しますけれども、若干そこを当初予算では余裕を持たせてですね、計上しておると。実際しますと、やはり、規模等によりまして、その実績によって、こういった形での減額が生じたということになります。これは、歳入歳出は、減額した分は歳入のほうの減額しておりますので。
以上になります。
158: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
159: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですね。今福課長。
160:
◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、91ページをお開きください。
10款5項4目の学校給食費になります。一つ目の丸、要保護・準要保護児童生徒援助費です。支給実績に基づき、小中学校それぞれの学校給食費に係る就学援助費の
執行見込み残を減額するものです。
以上です。
161: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。
162:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 次に、一つ下の説明欄、
小学校給食管理費(事務局)、役務費の細菌検査料の減額補正でございます。
これは、小学校は栄養教諭と教務課小学校給食担当職員が定期的に腸内細菌検査及びノロウイルス検査を行っているもので、それぞれの検査料単価が当初見込額よりも安価となったことから、
執行見込み残額を減額するものでございます。
次に、委託料の1行目、小学校代替給食調理等業務の減額補正でございます。これは、
大谷小学校の給食室改修に伴う代替給食の調理業務に係るものですが、当初、夏休み明けから冬休み前までの期間82日の実施を予定しておりましたが、学校行事の変更や、大雨による休校、調理上の不具合による給食中止により、実施日数が82日から78日に減ったことによるものでございます。
次に、委託料の2行目、小学校調理業務の減額補正でございます。これは、小学校給食の調理業務について、
新型コロナウイルス感染症対策による臨時休校に伴い契約金額を変更したため、減額するものでございます。
次に、一つ下の備品購入費の給食備品の増額補正でございます。これは、今年度実施した、
大谷小学校の給食室改修に伴う備品購入費の執行残額の減額と、来年度予定しております
春日北小学校の給食室改修について、国の令和2年度予算において
学校施設環境改善交付金が採択されたことによる前倒しの金額、この部分が
大谷小学校の減額27万8,000円と、
春日北小学校の増額分5,643万7,000円の差引き額5,615万9,000円を増額補正するものでございます。
すいません、
補正予算書、繰越明許の説明です。また10ページをお開きいただいてよろしいでしょうか。
第2表、
繰越明許費補正、1追加、10款5項、事業名の欄、2行目の
小学校給食管理費(事務局)、この部分の説明に合致するものとなってまいります。
それでは、すいません、
補正予算書、91ページに戻らせていただきます。
次に、一つ下の説明欄、中学校給食管理費(事務局)でございます。委託料の中学校給食調理等業務の減額補正でございます。これは、小学校給食の調理業務と同様に、中学校給食の調理業務について、
新型コロナウイルス感染症対策による臨時休校に伴い、契約金額を変更したため、減額するものでございます。
次に、一つ下の
小学校施設整備事業費(事務局)につきましては、一括して説明させていただきます。役務費の建築確認申請手数料、給水装置手数料、その下の委託料の大
規模改修工事設計監理業務、その下の工事請負費の大規模改修、その下の負担金、補助及び交付金の上水道加入負担金につきましては、いずれも歳入の補正予算、
学校施設環境改善交付金に関連するものでございます。令和3年度に事業の実施を予定しております
春日北小学校の給食室大
規模改修工事につきまして、国の令和2年度予算において、
学校施設環境改善交付金が採択されたもの、また、採択される見込みであることから、当該事業に係る歳出予算を令和3年度から令和2年度に前倒しして計上し、令和3年度へ繰り越すものでございます。
再度、すいません、お手元の資料6ページをお開きいただいてもよろしいでしょうか。
こちらが、令和元年度から進めております
春日北小学校の大規模改修でございます。令和3年度につきましては、この図面の緑色の部分、こちらの給食室の改修を予定しているところでございます。
それでは、すいません、予算書のほうでまた
繰越明許費について説明します。10ページをお開きいただいてよろしいでしょうか。
第2表、
繰越明許費補正、1追加、10款5項、事業名の欄、3行目の
小学校施設整備事業費(事務局)の説明となってまいります。こちらに合致するものでございます。
4目の説明は以上でございます。
あわせて、歳出の説明は以上でございます。
163: ◯委員長(高橋裕子君) 4目、質疑ありませんか。西川委員。
164: ◯委員(西川文代君) 91ページです。上から2つ目の丸の
小学校給食管理費(事務局)の中の委託料、その下、小学校代替給食調理等業務ということですけど、詳しく説明いただきました。日数が減ったということと、もう一つですね、調理場の不具合という御説明をされたと思います。ちょっと詳しくよろしくお願いします。
165: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。
166:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) こちらの調理上の不具合と申しますのが、学校のほうに、お弁当形式で調理場のほうから持ち込んでおったところなんですけれども、この持ち込んだお弁当の中に異物が混入されている日が1日ございました。それでこの異物が、何の原因でこれが入ったのかというところを特定する必要がございましたので、その原因が特定されるまでは次の日の給食を出すのに影響があるのではなかろうかということで、次の日、翌日の給食を、まず調査結果がはっきりするまでは出すことができないということで、1日、給食を提供、委託のお弁当を1日止めたものでございます。
167: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
168: ◯委員(西川文代君) 分かりました。気づいてよかったなと思いますけど、その日、一日止めたということですけど、そのことに関してはどのように対応されたんですか。
169: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。
170:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) この異物混入の分につきましてはですね、子どもたちの健康に関わる部分でございますので、まず、この原因を特定するために現場のほうの調理場のほうを確認する必要があるということで、私たち教育委員会のほうから、私と係長、それと担当職員の3人、それと学校のほうから小学校長と栄養関係の職員も一緒に、5名でですね、こちらの現地の工場のほうに入らせていただいて、その工程の流れ、どういった工程をされてあるのか、今回、そういった異物が混入する可能性があるのか、ちゃんとそういった衛生対策ができているのかというのを現地でしっかり確認させていただきまして、その中で、翌日から同じような事象がないだろうということの確認がとれましたので、翌々日から給食を提供させていただいたものでございます。
171: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
172: ◯委員(西川文代君) 分かりました。それで、翌日の給食を提供されなかったということですけど、急なことで大変だったと思いますけど、どのように保護者の方に連絡をしたりとか、そのあたりの対応をお願いいたします。
173: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。
174:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) まずは当日、こういった給食に異物が混入していたという情報を即、当日中に各保護者のほうに通知を出させていただきまして、併せて翌日の給食につきましては調査のためにちょっと提供を止めさせていただくということを各保護者のほうにお伝えして、その分につきましては各保護者のほうも御理解いただきまして、そのことに対してのいろいろな御指摘等はなかったところでございます。
175: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。
176: ◯委員(西川文代君) としますと、保護者のほうで準備して持ってくれるようにしたということですか。
177: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。
178:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) この日の対応につきましては、レトルトのカレーを学校のほうで準備させていただきまして、御飯を準備して、それでレトルトのカレーを提供するという形で対応させていただいたところでございます。
179: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。岩切委員。
180: ◯委員(岩切幹嘉君) 全般にですけど、学校における大規模の改修工事についてでありますけども、これは大もとは国からの社会資本整備総合交付金かと思いますが、その中に、防災、安全を支援する交付金も含まれているんじゃないかという、そういう観点からちょっと質問させていただきますが。いずれも、これは令和6年まで設計業務が計上されておりますけども、その中で、以前も今後も含めてになるかと思いますが、例えば、体育館であれば天井の脱落の被害が出ないような対策であるとかですね、エレベーターに関しましては、災害時に釣合いの重りが脱落しないような防止対策であるとかですね、そういう災害に対応できるようになっているのかということですね。
以前、JR春日駅のエレベーターが故障したときに、その部品が国内にないということで、相当な時間を要して、結局、油圧式からロープ式に変更したという。こういう事態が生じないようにしてほしいんですが、そういうことを含めてですね、そういう配慮が十分なされているのかというのをちょっとお伺いしたいと思います。
181: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。
182:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) まず、改修を終えた後のそれぞれのエレベーターに関しましては、毎年メンテナンスを行うことでですね、故障が生じる前に、しっかり点検の中で事前に予防措置をとっているところでございます。ですから、基本的には故障がないような形で準備を進めさせていただいているところでございます。災害への対応の部分についてでございますが、基本的には学校の補助改修の項目に沿った形で対応させていただいているところでございますので、この部分は、もちろん学校が災害時の避難場所ということを十分理解しながら対応は進めているところでございます。
183: ◯委員長(高橋裕子君) 耐震基準とかそういうことがクリアされているということですよね。
藤井課長。
184:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 耐震基準等については満たしているところでございます。
185: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
186: ◯委員(岩切幹嘉君) 設計業務は令和6年まで計上されておりますので、そういうところを、いわゆる防災と安全性をですね、しっかりと設計業務に生かしていただきたいと思います。先ほど答弁もありましたように、子どもの安全性も含めて、学校は地域の避難所にもなりますので、十分にそこは配慮していただきたいと思います。
187: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。
188:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) この設計業務につきましては、毎年毎年、翌年に工事をする部分を設計業務でさせていただいておりますので、ただいまの頂戴した御意見をしっかり踏まえながらですね、設計のほうを進めさせていただければというふうに考えております。
189: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井委員。
190: ◯委員(藤井俊雄君) すいません、私の聞き逃しだったら申し訳ないんですが、24ページ、歳入の部分の4目1節と2節の
小学校費国庫補助金と
中学校費国庫補助金の
公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費国庫補助金、両方、中学校、小学校ありますが、この部分の歳出の部分の項目がどこに当たるかがちょっと私、理解できなかったものですから教えていただきたいんですが。
191: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
192:
◯学校教育課長(今福保幸君) この補助金については、冒頭御説明しましたように、国に対して、
変更交付申請を行って、その実績に基づいて承認を受けて補正しているものですから、完全に1対1で対応する歳出の補正予算というのはございません。関係があるとすれば、83ページの下から二つ目の丸、小学校管理費の一番下の行、教育用ICT機器、それから中学校費については、85ページの下から二つ目の丸のやはり一番下の行の教育用ICT機器、この中に電源つき保管用キャビネットの費用の減額が含まれていますので、ここが関係はしております。また、校内通信情報ネットワーク整備のほう、これは委託料で行いましたけれども、こちらのほうは減額補正はしておりませんので、完全に1対1で歳入と歳出が対応しているわけではございません。
以上です。
193: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井委員。
194: ◯委員(藤井俊雄君) 分かりました。直接的な関連はないということですが、小学校のほうが増額となって中学校が減額となったというのは、どういう理由ですか。
195: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
196:
◯学校教育課長(今福保幸君) この補助金の主な内容というのが、まず、校内通信情報ネットワーク、いわゆるGIGAの回線に、施設を迂回してアクセスポイントと呼ばれる無線通信の機器を取り付ける、それと拠点ルーターというものをつくって、そこにセキュリティーを組み込む、そういうものが主な内容なんですが、こちらは、当初、設計で見込んでいたよりは安く上がっております。
ただ、同時に購入した電源付き保管用キャビネット、これ、覚えていらっしゃいますでしょうか、6月補正のときだったと思うんですけど、作り付けで最初考えていたんですね。それを、配列の問題とか考えて、それから作り付けの備品を、既製品の備品がかなり価格が下がってきたということで、そちらのほうに変更しております。ただ、価格が下がったとはいえ、元の作り付けで想定していたのよりは高くなっております。このキャビネットの数は小学校のほうが多いんですね。その関係で、小学校のほうは増額、中学校のほうは、キャビネットの数が少ないので、校内推進情報ネットワークが安くなったことによって減額、こういう形で差が表れているものでございます。
以上です。
197: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですね。
198: ◯委員(藤井俊雄君) はい。
199: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
200: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、以上で第10号議案の審査を終了いたします。
ここで暫時休憩いたします。再開は10分後にいたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時22分
再開 午前11時30分
──── ─ ──── ─ ────
201: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
次に第24号議案、「令和2年度春日市
一般会計補正予算(第12号)について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。
藤井教務課長。
202:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) それでは、第12号補正予算の説明をさせていただきます。
第12号
補正予算書の4ページをお開きください。
第2表、
地方債補正1、変更の表1行目、
春日北小学校大
規模改修事業、2行目、
大谷小学校大
規模改修事業、3行目、
春日南中学校大
規模改修事業、それぞれ限度額を増額補正しております。変更の内容につきましては、
歳入補正予算の説明と併せて説明させていただいてもよろしいでしょうか。
203: ◯委員長(高橋裕子君) はい、お願いします。藤井課長。
204:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) それでは、歳入予算の説明でございます。9ページをお開きください。
15款2項4目1節の
小学校費国庫補助金と、2節
中学校費国庫補助金の
学校施設環境改善交付金の増額補正でございます。
増額補正の理由でございます。
学校施設環境改善交付金につきましては、1節の小学校分として、
大谷小学校と
春日北小学校の大
規模改修工事のうち、
大谷小学校の老朽化とトイレの改修に係るもの、
春日北小学校の給食室の改修に係るもの、また、2節の中学校分として、
春日南中学校の大
規模改修工事のうち老朽化とトイレの改修に係るものにつきまして、国の令和2年度予算において、
学校施設環境改善交付金が採択されたもの、また採択される見込みであることから、当該事業に係る歳入予算を令和3年度から令和2年度に前倒しして計上し、令和3年で繰り越すものとして、第11号補正予算において増額補正をしているものでありますが、2月16日付の文部科学省、令和2年度
学校施設環境改善交付金の内定通知による内定額には、11号補正予算編成時に算定しておりました交付金額に加算金が付されていたことから、増額補正を行うものでございます。
お手元に資料をお配りしております分、再度、すいません、こちらの9ページをお開きいただいてよろしいでしょうか。
9ページが、
春日北小学校の大規模改修に関するものでございます。こちらのですね、右側、黄色の枠の部分の右端に3)と記載している部分が、今回の補正の内訳となります。計算式を御覧いただきますと、計算式に加算率分が記載されております。これでいきますと加算のところに0.65と記載されておりますが、この部分が今回の補正の増額分となってまいります。
続きまして、お手元の資料の上のページの8ページでございますが、こちらが
大谷小学校の大規模改修に係るものでございます。黄色の枠の部分の右端に3)、4)と記載している部分が今回の補正額の内訳となりますが、同様に計算式に記載しております加算率部分が今回の補正の増額分となってまいります。
すいません、お手元の資料、ページが一つ戻りますが、7ページをお開きください。
こちらが、
春日南中学校の大規模改修に係るものでございます。こちらはですね、緑色の枠の左側、ちょうど真ん中のところの黄色の枠の部分、この枠内の右端に5)、6)、7)と記載している部分、これが今回の補正額の内訳となりますが、同様に、計算式に記載しております加算率分が今回の補正の増額分となってまいります。
4目の説明は以上でございます。
205: ◯委員長(高橋裕子君) ただいまの説明に質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
206: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いてお願いいたします。藤井課長。
207:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 次に、
補正予算書、10ページをお開きいただいてもよろしいでしょうか。
22款1項7目1節教育債の説明欄1行目、
春日北小学校大
規模改修事業債、2行目、
大谷小学校大
規模改修事業債、3行目、
春日南中学校大
規模改修事業債の増額補正でございます。これは、先ほど説明させていただきました
学校施設環境改善交付金の増額補正に伴うものでございます。
再度お手元の資料を使って説明させていただきます。お手元の資料の9ページを再度お開きいただいてよろしいでしょうか。こちらが
春日北小学校の大規模改修に関するものでございます。この黄色の枠の部分の、今度は右端に
アルファベットのCと記載している部分、これが今回の補正額の内訳となりますが、
学校施設環境改善交付金の増額に合わせ増額しているものであります。
同様に、資料の8ページ、こちらが
大谷小学校の大規模改修に関するものでございますが、同様にこちらも右端にC、Dと記載している部分が今回の補正額の内訳となります。こちらも同様に、
学校施設環境改善交付金の増額に合わせ増額しているものでございます。
また、この資料の一つ前のページ、7ページが
春日南中学校の大規模改修に関するものでございます。同様にこちらも黄色の枠の部分の右端E、F、Gと記載している部分が、今回の補正額の内訳となり、
学校施設環境改善交付金の増額に合わせ増額しているものでございます。
ただいま説明させていただきました、
春日北小学校、
大谷小学校及び
春日南中学校の大
規模改修事業債の増額分につきましては、
補正予算書の、すいません、今度はですね、
補正予算書の4ページをお開きいただいてもよろしいでしょうか。こちらが、第2表、
地方債補正1、変更の補正後の限度額、これがただいま説明させていただきました大
規模改修事業債の増額補正額を加算した金額となっております。
7目、及び第2表、
地方債補正の説明は以上です。あわせて、歳入の説明は以上でございます。
208: ◯委員長(高橋裕子君) これまでの説明に対して、質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
209: ◯委員長(高橋裕子君) ないようです。では、引き続き説明をお願いします。藤井課長。
210:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) それでは、歳出の説明に入らせていただきます。
12ページをお開きいただいてよろしいでしょうか。
10款2項3目、学校建設費の財源振替でございます。ただいま歳入の項目で説明させていただきました
学校施設環境改善交付金及び大
規模改修事業債のうち、
大谷小学校の大規模改修に係る増額補正分を財源として反映させたものでございます。
3目の説明は以上でございますが、引き続きよろしいですか。
211: ◯委員長(高橋裕子君) お願いします。
212:
◯教務課長(
藤井謙一郎君) 続きまして、13ページでございます。
10款3項3目の財源振替でございます。これも、ただいま歳入の項目で説明させていただきました
春日南中学校の大規模改修に係る増額補正分を財源として反映させたものでございます。
こちらも3目の説明は以上でございます。
引き続きまして、14ページをお開きください。
10款5項4目の財源振替でございます。こちらもただいまの説明の部分で、
春日北小学校の給食室改修に係る増額補正分を財源として反映させたものでございます。
4目の説明は以上でございます。
以上でございます。
213: ◯委員長(高橋裕子君) ただいまの説明について質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
214: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですね。
以上で第24号議案の審査を終了いたします。
次に、第22号議案「財産の取得について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。
今福学校教育課長。
215:
◯学校教育課長(今福保幸君) それでは、第22号議案について説明いたします。
議案集の35ページ、議案の要旨は、最終ページの12ページの上段になります。議案の要旨に沿って説明いたします。
まず、提案理由については、さきの12月定例会で、債務負担行為の追加について市議会の御議決を受けた令和3年度中学校教師用指導書を取得するに当たり、1の米印のところに記載のとおり予定価格2,000万円以上の動産の買入れに該当するため、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。
取得する財産につきましては、2(1)のところ、令和3年度に中学校教員が授業等で使用する教師用指導書で、生徒が使用する教科書に指導のポイントが朱書きで加筆されている図書形式の指導書のほか、授業で活用するCD、DVD、デジタル教科書などがございます。令和3年度から中学校において新たな教科用図書採択することに伴い購入するものであります。なお、購入するものに関しては、中学校校長の意見を踏まえて、内容、必要数等を精査しております。
次に、(2)の取得の方法とその理由でございます。取得方法は、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の規定に基づく随意契約で、その理由は、本市が教師用指導書を購入できる取扱店が、(4)の1社のみのためでございます。教科書の発行会社は教科書を各学校へ供給する責任を負っていますが、各発行会社が福岡県において教科書供給に関し契約を締結しているのは福岡県教科図書株式会社1社のみであり、本市に対し教科書を供給する納入取次ぎ供給所として当社が指定をするのは、白水堂1社のみです。教師用指導書に関しても教科書に準じた供給方法がとられているため、同社と随意契約の方法により契約を締結しようとするものでございます。
取得価格は(3)のとおりです。取得の相手方は、(4)のとおり株式会社白水堂でございます。
第22号議案の説明は以上です。
216: ◯委員長(高橋裕子君) 説明が終わりました。これより質疑をお受けします。
質疑はありませんか。川崎委員。
217: ◯委員(川崎英彦君) 取得については特に問題ないんですけど、ちょっと教えていただきたいのは、これは小学校でもそうだったと思うんですけど、教科書はどこの教科書を使っても取扱いは大体1社ということになっているんですよね。
218: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
219:
◯学校教育課長(今福保幸君) ただいま御説明しましたように、各教科書の発行会社で教科書供給に関して福岡県で契約しているのは、福岡県教科図書株式会社の1社のみでございます。
220: ◯委員(川崎英彦君) ごめんなさい、ちょっと聞き方が悪かったみたいです。今回の教科書については分かりました、1社しかないということで。例えば、ほかの教科書を選んだ場合は、そのときの取扱いは1社に限定されるものなんですか。
221: ◯委員長(高橋裕子君) 出版会社のことをおっしゃってるんですね。その件でお答えください。
課長。
222:
◯学校教育課長(今福保幸君) 教科用図書はそれぞれの採択地区で決定をしておりますけど、いずれの教科書の出版社も、供給に関して契約しているのはこの1社だけですので、どこを選んでも同じです。
223: ◯委員(川崎英彦君) 分かりました。
224: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。岩切委員。
225: ◯委員(岩切幹嘉君) 金額に応じた内容になっているかどうかの判断は非常に難しいんですが、ITCの環境整備が進んでいく中でですね、やはり、今までと違う、一歩進んだ教材になっているかどうかということですが、例えば、デジタルの教科書みたいなものが含まれているのかですね。授業実践の動画であるとかですね、事例集を動画にしているとか、CD、DVDがあるということですが、もうちょっと詳しく、そこ辺の内容的なものが分かれば教えてください。
226: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
227:
◯学校教育課長(今福保幸君) 議員ご案内のデジタル教科書も含まれています。全ての教科がデジタルがいいかというのはちょっとあるかと思うんですけれども、今のところ、そうですね、理科とか社会とか、そちらが多いかなという印象は受けております。デジタル教科書は入っております。
それから、DVDなんですけれども、例えば音楽の鑑賞用のものですとか、楽器の指導であるとか、そういったもののDVD、それから美術、それから体育、そういったものはDVDの購入をするようにしております。いわゆる実技を伴うようなものは実際に映像で見せたほうが分かりやすいかなというふうに考えてます。
以上でよろしいでしょうか。
228: ◯委員長(高橋裕子君) それは、さっき聞かれた事例集、教師の研修ということも聞かれてましたけど。
229: ◯委員(岩切幹嘉君) そうそう。例えば、文字の指導書じゃなくて、見て分かる、研修の様子とか、こうやってやるとか、授業実践みたいなものを含んで教材の中にあるのかどうかですね。
230: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
231:
◯学校教育課長(今福保幸君) 今、おっしゃられるところは、どちらかというと児童1人1台端末になって、教員がタブレットを使いこなして授業を組み立てていくというところになるかと思いますので、そちらについては、まず、授業をどういった目当てで行うか、どの部分の力を引き上げようとするかを教員がまず授業の計画の中で決めて、指導計画の中で決めて、その中でICTをどう活用していったらいいかというのは、今回、以前補正予算で上げさせていただいたICT支援員を債務負担行為で上げさせていただいてますけど、3月から配置をするようにしておりますので、そちらの助言とか情報提供を受けながら組み立てていくことになるかと思っております。
それから、研修的なものはですね、まず、タブレット端末に付随していろんなアプリが使えますので、その中で、非常に授業で使えると思ってるんですが、Google for education、こちらの研修は計7回計画して、今年度に5回まで実施しております。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されて2回は実施できてないので、これは来年度に延期して実施しますし、それと、「まなびポケット」というNTTが提供している学習パッケージが入っておりますが、これについてもオンライン方式で今、研修が行われているところです。そのほか必要があれば随時研修を行っていきたいと思います。
以上です。
232: ◯委員長(高橋裕子君) いいですか。
233: ◯委員(岩切幹嘉君) いいです。
234: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。
235: ◯委員(西川文代君) 朱書きの指導書等もあるということですけど、新学習指導要領が改訂されるタイミングというのがあるかと思いますけど、今回購入する予定のですね、指導書に関しては、何年間使うのか、それをちょっと教えてください。
236: ◯委員長(高橋裕子君) 今福課長。
237:
◯学校教育課長(今福保幸君) 教科書の採択ですけれども、毎年やるんですけれども、同じものを引き続き採択できるというのは3回ですので、最初の採択から4年間同じ教科書が使えるので、指導書についても同様となります。令和3年度から4年間ですので、令和6年度までは使用できるものになります。
以上です。
238: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですか。ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
239: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですね。それでは、
神田教育部長。
240:
◯教育部長(神田芳樹君) 教育部の説明は以上でございます。
241: ◯委員長(高橋裕子君) それでは、教育部の審査を終了いたします。
ここで暫時休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時48分
再開 午前11時50分
──── ─ ──── ─ ────
242: ◯委員長(高橋裕子君) それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開します。
次に、陳情第2号「日本政府に核兵器禁止条約への参加・調印・批准を求める意見書を送ってください」についてを議題といたします。
皆さんのほうから意見等ございますでしょうか。川崎委員。
243: ◯委員(川崎英彦君) この件に関してはですね、核廃絶に向けていろいろな取組が提唱されているわけですけども、日本政府の立場としては、1994年からですね、国連本会議の場で核兵器廃絶決議書というのを提出し続けており、非核化──戦争に兵器を使わないっていう戦争反対という立場はとり続けておりまして、核保有国と非保有国の両者が話し合う場というものを一番大事にしているという関係から、今回の意見書については、こういう立場も、こういう意見もあるということをですね、研究の一つとして、今後またさらにですね、非核化に向けた取組をどうすればいいのかを考える一つの意見として取扱いをしたいというふうに考えておりますので、これは、いずれそういう議論の場にもなるんでしょうけど、今回は聞き置くということでよろしいんじゃないかなと思います。
244: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
245: ◯委員(岩切幹嘉君) 日本の立場ですけれども、先ほど川崎委員もおっしゃったみたいに、核を保有している国と保有していない国が二分化されているような状況です。日本はどっちかというとオブザーバーとして参加していて、やっぱり世界に向けた対話の牽引力になっていく立場と思いますし、具体的には、核兵器不拡散条約──NPT、この条約と核兵器禁止条約というのがありますけど、このNPTのほうで結構具体的な話合いが進んでて、核廃絶の明確な約束を核保有国もしている現状がありますので、先ほどお話ししましたように、日本はあくまで世界に向けて対話の立場をとっていくというのが現実的じゃないかなと思いますから、あえて意見書を出すということは必要ないかと思います。
246: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
247: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、では、委員会として聞き置くということでよろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
248: ◯委員長(高橋裕子君) では、そのようにこの陳情は取り扱いをいたします。
それでは、陳情第2号の審査をこれで終了いたします。
休憩します。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時53分
再開 午前11時54分
──── ─ ──── ─ ────
249: ◯委員長(高橋裕子君) 再開します。これより
総務文教委員会に付託されました議案のうち、第10号議案、第24号議案の採決を行います。
初めに、各議案について執行部に確認しておきたい事項があればお受けします。ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
250: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、これより第10号議案、第24号議案について討論をお受けした後、採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
251: ◯委員長(高橋裕子君) 御異議なしと認めます。
それでは、第10号議案、「令和2年度春日市
一般会計補正予算(第11号)について」を議題といたします。
これより討論に入ります。
第10号議案に対し、討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
252: ◯委員長(高橋裕子君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
それでは、第10号議案について採決を行います。
本議案について原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
253: ◯委員長(高橋裕子君) 全員賛成であります。よって第10号議案は原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第24号議案「令和2年度春日市
一般会計補正予算(第12号)について」を議題といたします。
これより討論に入ります。
第24号議案に対し討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
254: ◯委員長(高橋裕子君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。
それでは第24号議案について採決を行います。
本議案について原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
255: ◯委員長(高橋裕子君) 全員賛成であります。よって、第24号議案については、原案のとおり可決することに決定いたしました。
以上で、
総務文教委員会に付託されました議案のうち、第10号議案、第24号議案の採決は終了いたします。
これより休憩に入り、委員長報告案の作成を行いたいと思いますが、報告案の中に特に付記しておきたい事項はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
256: ◯委員長(高橋裕子君) それでは、委員長報告案を作成いたしますので、ここで暫時休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時55分
再開 午後1時40分
──── ─ ──── ─ ────
257: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
これより、委員長報告案の調整を行います。お手元に案文を配付いたしておりますので、ただいまから読み上げますので、御指摘をお願いいたします。
本定例会において付託を受けております議案のうち、第10号議案、第24号議案について審査結果の報告をいたします。
初めに、第10号議案「令和2年度春日市
一般会計補正予算(第11号)について」であります。
本案は、
歳入歳出予算の総額を3億7,332万7,000円増額し、502億3,619万2,000円に補正するものであります。
審査の過程で、かすがふるさと応援寄附金について、金額が予想を下回った原因は何か、新たな返礼品や地元振興を考えた積極的な取組は考えているかとの質疑が出され、執行部から、人気のあった県産品について件数が減っており、他自治体に寄附が分散したのではないかと考えている。地場育成の観点から、商工会等と協力しながら、地元業者に対し事業への参加をさらに呼びかけていきたいとの説明がなされました。
また、防犯カメラ設置費補助金について、1地区10万円で十分かとの質疑が出され、執行部から、機材の性能や使用条件によって価格に幅があるが、一部条件を満たせば県からの補助もあるとの説明がなされました。それに対して、取り扱いやすい制度にしてほしいとの意見が出されました。
また、各保育所の体制強化について、各事業の名称が違うのはなぜかとの質疑が出され、執行部から、直営の保育所には補助が適用されないので単費であること、公私連携を含む私立保育所には補助金として交付しているためであるとの説明がなされました。それに対して、保育環境に格差、影響が出ないように支援をお願いしたいとの意見が出されました。
また、
学校保健事業費について、
感染症対策備品は学校の規模によって
国庫補助金が交付されたか、十分かとの質疑が出され、執行部から、
感染症対策備品を充実させることができて大変助かっているとの説明がなされました。
採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。
次に、第24号議案「令和2年度春日市
一般会計補正予算(第12号)について」であります。本案は、
歳入歳出予算の総額を6,987万円増額し、503億606万2,000円に補正するものであります。
補正の主な内容は、第10号において補正された
春日北小学校、
大谷小学校、
春日南中学校大
規模改修事業について、
学校施設環境改善交付金が加算されたことと合わせて大
規模改修事業債を増額したことであります。
採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。
以上で
総務文教委員会の審査結果の報告を終わります。
ここで、調整のためしばらく休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午後1時43分
再開 午後1時53分
──── ─ ──── ─ ────
258: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き委員会を再開します。
案文について御意見はありませんか。迫委員。
259: ◯副委員長(迫 賢二君) 1ページ目の下から4行目の「人気のあった県産品について」というところを、「人気のある県産品について」という形で書いたほうがよろしいと思います。
260: ◯委員長(高橋裕子君) では、そのようにいたします。
261: ◯副委員長(迫 賢二君) それと引き続き、2ページ目の一番下の行から3ページにわたっての分なんですけど、「また、
学校保健事業費について、
感染症対策備品は」と書いていますけど、次のページに「
感染症対策備品は」ということになっていますので、「
感染症対策備品は」というところは消したほうがよろしいと思います。
262: ◯委員長(高橋裕子君) はい、そのようにいたします。
263: ◯副委員長(迫 賢二君) それと、3ページ目の上から3行目のところ、「執行部から」ということになっておりますけれど、「執行部より学校現場から」という形で入れて、「
感染症対策備品を」という形でつなげたほうがよろしいと思います。「現場からの」ですね。
同じく4行目に「大変助かっているとの説明がなされました」というところを、「大変助かっていると聞いているとの説明がなされました」という形で訂正したほうがいいと思います。
264: ◯委員長(高橋裕子君) 「大変助かっていると聞いているとの説明がなされました」。
265: ◯副委員長(迫 賢二君) そうですね。
266: ◯委員長(高橋裕子君) では、そのようにいたしたいと思います。
あと、「てにをは」については、委員長、副委員長に御一任していただきたいと思いますがよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
267: ◯委員長(高橋裕子君) それでは、これをもちまして、委員長報告案の調整を終わります。
以上で本日予定されておりました日程は全て終了いたしました。
次回の委員会は3月5日金曜日午前10時から総務部の付託議案の審査を行います。
その他、委員から何かございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
268: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、以上で本日の
総務文教委員会を散会いたします。
──── ─ ──── ─ ────
散会 午後1時55分...