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令和2年決算審査特別委員会 名簿 2020-09-11
令和2年決算審査特別委員会 本文 2020-09-11

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  1. 春日市議会 2020-09-11
    令和2年決算審査特別委員会 本文 2020-09-11


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開会 午前9時57分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(野口明美君) 皆様、おはようございます。  全員出席であります。ただいまから決算審査特別委員会を開議いたします。  それでは、引き続き、第68号議案「令和元年度春日市一般会計歳入歳出決算認定について」を議題とし、そのうち教育部関係の審査を行います。  委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言をしてください。また、新型コロナウイルス感染防止の観点から、審査時間をできるだけ短くしたいと考えております。委員並びに説明員の皆さんは、簡潔明瞭に発言していただきますよう、よろしくお願いいたします。あわせまして、委員は、質疑に徹し、要望は控えていただきますよう併せてよろしくお願いいたします。  それでは、説明員の説明を求めます。神田部長。 2: ◯教育部長(神田芳樹君) おはようございます。教育部です。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、まず、主要な施策の成果について説明をいたします。教育部から27事業を説明します。順次、担当課長が説明をいたします。 3: ◯委員長(野口明美君) 今福学校教育課長。 4: ◯学校教育課長(今福保幸君) それでは、主要な施策の成果72ページをお開きください。 5: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。よろしくお願いいたします。 6: ◯学校教育課長(今福保幸君) それでは、上段の小学校教育用ICT導入事業でございます。  当初予算額4,856万8,000円、最終予算額4,679万円、104万4,000円を減額補正、73万4,000円を減額流用しております。決算額4,675万円で、執行残額4万円です。  事業の目的といたしましては、ICT機器の活用により、授業に対する児童の関心と学習効果を高め、学習内容のより一層の定着を図るものでございます。  次に、事業の内容としては、小学校におけるICT環境の整備として、各校の普通教室に無線アクセスポイントを合計137台設置し、無線通信環境を整備いたしました。また、あわせて、各小学校に教員用1台を含むタブレット型パソコン21台及び大型モニター2台を配置しました。  次に、事業の成果としては、各小学校の普通教室において、タブレット端末でインターネットを活用した事業を行うことができるようになったことにより、デジタル教材の活用やグループ学習など、児童がより能動的に授業に参加できる環境が整ったものでございます。  次に、同じページ、下段を御覧ください。  部活動指導員配置事業です。当初予算額142万3,000円、最終予算額は同額、決算額99万6,000円、執行残額42万7,000円です。平成30年度から取組を開始した事業になります。  事業の目的としましては、部活動種目の経験が少ないなどにより、配慮を要する教員等を顧問に配置している場合に、その部活動に部活動指導員を配置し、部活動の充実と教員の負担軽減を図るものです。
     次に、事業の内容としては、中学校5校に部活動指導員7人を配置し、実技の指導、安全・事故防止に係る指導、用具及び施設の点検及び管理等を行いました。配置校並びに配置された部活動は、内容のところの表に記載のとおりでございます。  次に、事業の成果としましては2点あり、1点目は、部活動指導員を配置したことにより、部活動指導体制の充実に寄与したこと。もう1点は、活動指導員に指導を任せることにより、顧問教員が部活動指導に関わる時間数が減少し、教員の負担軽減につながったものと考えております。  なお、部活動指導員の延べ指導時間数は、平成30年度の399時間から63時間増えて462時間となっています。  以上です。 7: ◯委員長(野口明美君) 三丸地域教育課長。 8: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 引き続き、73ページを御覧ください。73ページ上の段、地域学校協働活動事業です。  当初予算額247万円、最終予算額252万円、5万円を増額修正しています。決算額239万5,000円、執行残額は12万5,000円です。  事業の目的は、学校、家庭、地域の連携・協働による地域ぐるみの教育を持続的に推進できる支援体制を構築することでございます。  内容でございます。福岡県補助「地域学校協働活動事業」を活用し、学校と地域、家庭とのつなぎ役である地域コーディネーターを配置し、協働活動の支援を行いました。令和元年度の配置校は、昨年度と同様、春日小学校、須玖小学校、白水小学校、春日西小学校、春日中学校、春日西中学校の6校です。  具体的な活動は、活動の内容として6項目挙げております。  主なものは、1から3の地域連携活動における学校と地域やPTAとの連絡調整です。4の事業周知のための広報活動などがございます。また、令和元年度は6の市主催の研修会「地域で子どもを育てる交流会」で、6校の各コーディネーター学校関係者、保護者、地域の方々に向けて活動の事例発表を行っております。  成果でございます。2点ございます。  一つは、地域コーディネーターを配置することにより、コミュニティ・スクールの取組に関する連絡調整がスムーズになるとともに、学校や地域等の負担が軽減されております。文中には、関係者からの意見も記載しております。  次に、下から3行目、2の、地域で子どもを育てる交流会での活動事例発表により、令和2年度以降のコーディネーター配置校拡大に向け、未配置校への情報提供、コーディネーターの役割の理解促進の機会となりました。  続きまして、73ページ下の段、コミュニティスクール事業です。  当初予算額415万5,000円、最終予算額378万8,000円、41万6,000円を補正減額し、5万9,000円を増額修正しております。決算額330万2,000円、執行残額48万6,000円でございます。  目的でございます。事業の目的は、学校、家庭、地域の三者で子どもを育てる教育基盤を構築し、子どもの健やかな育ちと市民性の育成を目指すとともに、協働のまちづくりにつなぐことでございます。  74ページを御覧ください。  内容でございます。主に二つの取組を行っております。  一つは、1、学校、家庭、地域の取組についてです。学校運営協議会や実働組織を中心として、三者が連携・協働し、子どもの課題や、学校、地域の実情に応じた協働活動、貢献活動等、様々な取組を行ってまいりました。取組の例は、中ほどの表に紹介をしております。  次に、その表の下、2でございます。  教育委員会事務局の取組として、コミュニティ・スクールの取組の検証を行うとともに、市民等への広報啓発、関係機関との連携体系の構築を行っております。  主な取組は、(1)から(5)まで記載しております。特に令和元年度は、(3)の実施方針に基づく計画的かつ体系的なコミュニティスクール研修を実施したことでございます。これまでの研修に加え、学校長や学校運営協議会会長を中心としたトップセミナーや、県外視察研修を行っております。  成果でございます。一つは、取組の検証として、教職員や学校運営協議会委員を対象に、コミュニティスクール進捗状況評価を行い、次の75ページにかけて記載をしております表のとおり、取組の成果の認識を明らかにし、コミュニティ・スクールの取組が各校の取組へおおむねつながっていると評価をできました。また、評価結果は、学校運営協議会で共有することにより、今後の取組への方向性について共通理解を図りました。  次に、75ページの表の下、2、研修の成果でございます。  コミュニティスクール研修を計画的かつ体系的に実施することにより、学校運営協議会での協議の充実を図ることができました。特に、県外視察研修では、先進団体の取組を数多く視察し、新たな視点から自分の学校での取組を振り返り、改善を検討することにつながるとともに、検証参加者の意欲向上が図られ、有意義な機会となりました。また、視察の成果は、校長会等により、市内全校で共有する場を設けております。文中には記載しておりませんが、県外研修は春日中ブロックで行い、東京都八王子市の中学校、杉並区の中学校と教育委員会を訪問いたしました。  次に、その下になります。コミュニティスクール事業小中学校眠育支援業務)です。この事業は、令和元年度からの新規事業でございます。  当初予算額ゼロ円、最終予算額45万円を9月に増額修正しております。決算額45万円です。  事業の目的は、学校と家庭が連携し、子どもたちの睡眠への意識を向上させ、基本的生活習慣の改善を図り、心身の健康増進につなぐとともに、家庭の教育力の向上に資することでございます。  内容でございます。学校と家庭が連携したコミュニティ・スクールの取組として、春日中ブロック、春日北中ブロックの2中学校4小学校をモデル校とし、睡眠の正しい知識と習慣を身につけるための教育「眠育」を試行実施いたしました。実施に当たっては、9月議会にて予算の承認をいただき、10月から、筑紫女学園大学に業務の一部を委託し、睡眠教育に取り組まれている同大学の大西良准教授に専門的な見地から指導・助言をいただいております。また、児童生徒の睡眠に関する調査分析も併せて行いました。  具体的な取組として記載しております。1から4がございます。  1、児童生徒による睡眠日誌の作成。2、睡眠や健康アンケートによる調査。3、大西准教授による小学校での睡育事業の実施。4、調査結果の分析、解析を行っております。  なお、睡眠事業については、中学校でも3月中に実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止し、今年度、令和2年度6月に非接触型の事業を実施しております。  成果でございます。専門家による眠育事業により、子どもたちは睡眠や生活リズムの大切さを学び、自分の睡眠や生活習慣を見直すきっかけ、機会となりました。児童からは、睡眠日誌の取組により、ゲームやスマホのやり過ぎに気づき、早寝・早起きができるようになったとの声も聞かれました。また、学校からは、アンケート調査等の分析結果を子どもたちへの指導、支援に生かすことができるとの声も寄せられております。 9: ◯委員長(野口明美君) 今福学校教育課長。 10: ◯学校教育課長(今福保幸君) 次に、同じページの下段から、次の76ページ上段の、小学校少人数学級編制事業でございます。  当初予算額2,845万円、最終予算額2,232万5,000円で、612万5,000円を減額補正しています。決算額2,211万1,000円で、執行残額21万4,000円でございます。  まず、事業の目的は、小学校の学級編制を少人数とすることにより、きめ細やかな指導体制を整備しようとするものです。  次に、次のページになります。内容といたしましては、全小学校第6学年が30人以下の学級編制となるよう、小学校10校に市雇用の非常勤講師を計11人配置いたしました。  次に、成果としましては、一人一人に目が行き届くきめ細やかな指導体制を整備したことにより、授業への集中力が高まり、空間にゆとりができることで気持ちの面でもゆとりが生まれ、教室内の落ち着いた雰囲気の中で子ども同士のコミュニケーションの活性化につながったものでございます。  続きまして、同じページの中段、小学校外国語活動及び外国語指導事業です。  当初予算額1,997万9,000円、最終予算額は同額、決算額1,933万円で、執行残額64万9,000円でございます。  事業の目的としましては、小学校全学年における外国語活動、英語及び中学校における外国語科、英語の一層の充実を図ろうとするものでございます。  次に、事業の内容としては、外国語指導助手いわゆるALT4人を雇用し、小中学校における外国語科の指導に当たりました。  また、小学校においては、平成18年度から引き続き市独自で2小学校につき1人、合計6人の外国語活動指導員いわゆるJTEを配置し、全学年の外国語活動の充実を図りました。  さらに、各中学校の代表生徒によって、暗唱の部と、自分の考えを英語で述べるスピーチの部で構成する英語暗唱スピーチ大会を開催するなど、実践的な英語力の向上を図りました。この大会の参加者数の推移につきましては、内容のところの表に記載のとおりでございます。  次に、成果といたしましては、実践的な英語に触れる機会を増やすことによって、外国語活動及び外国語科の授業を充実したものにし、児童生徒の英語への関心の高まり、意欲の向上及び学習内容の定着に寄与したものでございます。  続きまして、同じページの下段から、次の77ページ上段の、放課後補充学習事業でございます。教材は現にあるものを活用し、人件費については次に説明いたします不登校児童生徒支援事業に計上しているため、当初予算、最終予算額、決算額、全てゼロ円でございます。  次に、事業の目的としましては、小学校において、国語及び算数の単元ごとの理解に課題を抱える児童に対し、教育相談員を中心として主に復習の内容の補充学習を行うことにより、基礎学力の向上及び学習習慣の定着を目指し、また、中学校において、自主学習を実施する環境を整えることにより学力の向上及び学習習慣の定着を目指すものでございます。  次に、内容としましては、平成30年度から小学校に配置している教育相談員コーディネーターとして、「まなびや春日」を全小学校で実施いたしました。単元につまずきが見え始める小学2年生または3年生を対象とし、教育相談員を中心に指導方法工夫改善教員や主幹教諭、学年担任など、学校に応じて指導者を増やし、毎週1回、放課後に国語及び算数の学習補充を行ったものでございます。「まなびや春日」の学校別実施状況につきましては、内容の下のところの表のとおりでございます。参加者数は全校平均で15.7人、多い学校では20人を超えるところもございました。  また、全中学校において、職員室前の廊下に机、椅子及び照明灯を整備した学習スペースを提供し、放課後や長期休暇中において、教員やボランティアの協力の下、自主学習の支援を行いました。  次に、成果としましては、単元につまずきのある児童の基礎学力の向上、児童生徒の学習習慣の定着に寄与したものでございます。  続きまして、同じページ下段から、次の77ページ下段の不登校児童生徒支援事業でございます。  当初予算額5,642万5,000円、最終予算額5,729万3,000円、90万1,000円を増額補正、3万3,000円を減額流用しております。決算額5,416万5,000円、執行残額312万8,000円でございます。  次に、事業の目的といたしましては、不登校の状態及びその傾向にある児童生徒に対して、学校復帰等に向けた指導、相談等を行うことによりまして、登校を促し、教育及び卒業後の進路の確保を図るものです。  次に、内容でございます。本事業につきましては、内容の1行目に記載しておりますとおり、前年度に引き続き県の事業を受託し、財源の一部を確保しながら、多様な学習活動の展開、体験活動のプログラム化、子の実態に応じた構成の実施等の調査・研究を行っております。  このうち、まず、1の教育支援センターの活動につきましては、心理的、情緒的理由等により登校できない状態にある児童生徒の学校復帰等に向けました指導、相談等を行いました。  また、同センターを中心に、生活習慣改善のプログラムであるニコニコキャンプや、各中学校の教育支援室スマイルルームを利用する生徒と合同で、スポーツ交流会赤ちゃん先生プロジェクトなどの体験交流事業を行いました。  次に、2の学校における支援につきましては、全中学校に不登校専任教員を本年度も配置し、教育支援センターと連携し、家庭からスマイルルーム、さらには教室復帰へとつながる切れ目のない支援を行いました。  また、福祉機関、医療機関等との連携を図る専門職として、引き続き、スクールソーシャルワーカーを各中学校区に一人ずつ配置いたしました。  さらに、平成30年度から新たに小学校へ配置した教育相談員6人により、本人及び保護者に対する教育相談や学習補充などを行いました。  次に、成果につきましては、教育支援センター、各小中学校、そして専門職であるスクールソーシャルワーカーなど多くの機関が協働した支援を行うことによって、児童生徒及びその保護者への相談体制を強化しました。  不登校兆候の児童生徒に対しては、個別に支援計画、マンツーマン方式による個票を作成し、関係機関が連携することで、よりきめ細かな対応をすることができたものでございます。  次に、不登校状態にある児童生徒の状況につきましては、次の78ページの上段に表を掲載しておりますので、こちらを御覧ください。  令和元年度につきましては、前年度に比較しますと、小学校で13人増の94人、中学校は21人増の218人、合計しますと34人増の312人と、増加傾向が続いております。  また、括弧内に示した数字、例えば、小学校の令和元年度括弧内左側の数値9人は、登校できるようになった人数、右側の23は改善の傾向が見られた人数を記載しております。これを前年度と比較しますと、登校できるようになった人数、改善の傾向が見られた人数ともに増えておりますが、それ以上に新規のケースが増えており、不登校児童生徒の支援事業に関しては、大変厳しい状況が続いております。引き続き取組を進めていく必要があるものと考えております。  続きまして、同じページ下段から、次の79ページ上段の特別支援教育事業でございます。  当初予算額4,340万7,000円、最終予算額3,904万9,000円、426万円を減額補正し、9万8,000円を減額流用しております。決算額3,751万1,000円、執行残額153万8,000円でございます。  事業の目的としては、学校において、集団の学習活動等が困難な状況にある学級や、個別の指導や支援が必要な児童生徒に対して、学級運営や学習活動等の支援を行うことで、障がいがある、配慮を要する児童生徒に係る特別支援教育の充実を図るものです。  次に、内容について3点ございます。  1の特別支援教育士の配置につきましては、発達障がいについては、個に応じたきめ細やかな対応が求められるため、その高い専門性を持つ特別支援教育士3人を市教育委員会に配置し、児童生徒とその保護者からの個別相談に応じるとともに、特別支援教育の充実に向けた学校への指導を行いました。  その活動状況につきましては、1の表のとおりでございます。  次に、2の特別支援教育支援員の配置についてでございます。小中学校において、特別な教育的支援を必要とする児童生徒は年々増加しているため、児童生徒の安全の確保や、きめ細かな支援による充実した学級運営等を図るため、学級及び児童生徒の実態に応じ、特別支援教育支援員を配置しております。特別支援教育支援員の配置実績につきましては、2の表のとおりでございます。  次に、3の通級指導教室指導員の配置です。小中学校の通常学級においても、言語面など何らかの特別な教育的支援を必要とする児童生徒は増加傾向にあり、通級指導教室利用者も増えております。そこで、通級指導教室における指導の充実を図るため、県費教員に加え、小学部に市費の指導員を令和元年10月から配置いたしました。また、指導室を一つ増やし、環境整備を行いました。  事業の成果としましては、特別支援教育士の活動が定着したことで、保護者、学校に対して的確な助言と指導を行う機会が増加し、特別支援教育の充実につながりました。  あわせて、特別支援教育支援員を配置することで、個別の配慮を要する児童生徒へのきめ細かな指導、安定的な学級運営と教育環境の整備に寄与することができました。  また、通級指導教室についても、指導員の追加配置をすることで、指導員がよりきめ細かく児童と向き合うことができるようになりました。  続きまして、同じページ下段の、チャレンジ精神育成事業でございます。  当初予算額8万円、最終予算額7万4,000円、6,000円を減額流用しています。決算額5万円、執行残額2万4,000円です。  事業の目的としては、児童が知力、体力を育むチャレンジKASUGAに自主的に取り組むことによってチャレンジ精神の向上を図ろうとするものです。  活動の内容として、2点ございます。  1の知のチャレンジKASUGAにつきましては、令和元年度は9年目で、8月31日の土曜日に、春日北小学校で、小学校5、6年生を対象に実施しております。5年生75人、6年生68人の、合わせて143人の児童が、保護者、一般市民51人とともに、国語と算数の問題にチャレンジしました。成績優秀者には、後日、各小学校の全校集会などで広く表彰を行いました。  また、伝統的な言語文化に親しむことを目的として、市内の小学5、6年生と、中学校3年生を対象に、小中学校俳句大会を開催し、事業の中で、俳句を学ぶ当該学年の児童生徒が制作した3,621の作品の中から入賞した24作品の表彰を3ホールで行いました。  次に、2の体力アップチャレンジKASUGAにつきましては、福岡県児童生徒体力運動能力調査結果等により、本市児童の体力面の課題であることが分かっている跳躍力の改善を図るため、前年度に引き続き、春日市スポーツフェスタ、小学生縄跳び大会を、体力アップチャレンジKASUGAの取組と位置づけ、9月14日の土曜日に、春日市総合スポーツセンターで、小学校の4年生から6年生までを対象に実施をいたしました。全小学校から児童679人が、学年ごとに35チームを結成し、長縄跳びにチャレンジしました。  また、縄を跳んだ回数で順位を決定し、チーム表彰と総合表彰を行いました。  事業の成果としましては、1の知のチャレンジKASUGAは、他校の児童と同会場で実行することにより、緊張感を味わいながら、チャレンジする心の醸成に寄与することができました。  また、保護者や一般市民も対象としたことで、学校教育に関し理解につながることができたものでございます。  2の体力アップチャレンジKASUGAの成果は、大会を目指した各小学校での取組を通じて、児童が運動の楽しさや仲間とともにチャレンジすることの大切さを体験することができたことでございます。  なお、それぞれの参加人数につきましては、1と2に掲げている表にお示ししているとおりでございます。  以上です。 11: ◯委員長(野口明美君) 藤井教務課長。 12: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、80ページをお開きください。 13: ◯委員長(野口明美君) どうぞ。 14: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 小学校大規模改修事業についてであります。  当初予算額8億7,230万4,000円、最終予算額8億9,328万6,000円、給食備品の購入費の減額補正287万7,000円、流用減額45万8,000円、工事請負費の減額補正1,095万4,000円、平成30年度からの繰越額3億9,724万3,000円、平成30年度からの繰越しに伴います当初予算の減額補正3億6,197万2,000円、決算額8億7,334万7,000円、執行残額1,993万9,000円でございます。  目的でございます。老朽化した小学校施設の大規模改修を行い、教育環境の改善及び建物の耐久性の確保を図るものでございます。  内容でございます。天神山小学校春日北小学校、大谷小学校3校の大規模改修工事を実施いたしました。お手元にお配りしております緑色の表紙の教務課資料を御覧いただいてよろしいでしょうか。そちらの資料の1ページをお開きください。 15: ◯委員長(野口明美君) はい。お願いします。 16: ◯教務課長(藤井謙一郎君) まず、1校目、天神山小学校でございます。  平成28年度に改修事業の設計を行い、29年度に普通教室棟の大規模改修と、児童数増に対応する普通教室増築工事を終えているところであります。令和元年度に、赤色で示しております建物、給食室と屋内運動場の大規模改修工事を行いました。
     給食室の改修につきましては、厚生労働省の大量調理施設衛生管理マニュアル、文部科学省の学校給食衛生管理基準を遵守した施設とし、あわせて、給食備品については、劣化が進んでいるもの、仕様を変更する必要があるもの、作業の効率化及び安全性のため必要なもの、衛生管理の充実のために必要なものの更新を行いました。  続きまして、お手元の資料の2ページをお開きください。  2校目、春日北小学校でございます。  平成30年度に改修事業の設計を行い、令和元年度に、赤色で示しております建物普通教室棟の大規模改修工事を行いました。  続きまして、お手元の資料の3ページをお開きください。  3校目、大谷小学校でございます。  平成30年度に改修事業の設計を行い、令和元年度に、赤色で示しております建物普通教室棟の大規模改修工事を行いました。  成果でございます。天神山小学校春日北小学校及び大谷小学校において、教育環境が改善され、建物の耐久性を確保することができました。  次に、一つ下の、春日北中学校航空騒音防止対策事業についてであります。  当初予算額49万1,000円、最終予算額192万4,000円、143万3,000円を修正増額しています。決算額192万3,000円、執行残額1,480円でございます。  目的でございます。航空騒音防止対策として、春日北中学校の老朽化した空調設備、建具等の改修を実施することで、教育環境の改善を図るものであります。  内容であります。記載しておりますとおり、調査業務として、航空騒音測定業務、窓サッシ遮音性能試験業務。計画業務として、空調設備整備基本計画策定業務、校舎CAD図面作成業務を行いました。  航空騒音測定業務につきましては、8月5日から8月9日までの連続する5日間、1授業単位時間の75デシベル以上の騒音、80デシベル以上の騒音の頻度、1日の授業時間の90デシベル以上の騒音の頻度、15時から19時までの75デシベル以上の騒音の頻度の測定を行いました。  次に、窓サッシ遮音性能試験業務につきましては、航空騒音防止の助成を受ける施設として、20デシベル以上の遮音性能があるか測定を行いました。  次に、空調設備整備基本計画策定業務、校舎CAD図面作成業務につきましては、教育施設等騒音防止対策事業の申請に必要となる計画書の策定、図面の作成を行いました。  成果でございます。航空騒音防止対策工事に必要な調査を行い、春日北中学校航空騒音防止対策工事の基本計画を作成し、国土交通省に本件についての補助事業計画概要書を提出いたしました。令和元年8月に実施した航空機の騒音測定では、航空機騒音による阻害率が基準を上回っており、国の補助対象となる結果が出たことから、令和3年度の交付決定に向けて手続を進めています。  次に、一つ下の、春日南中学校増築事業についてであります。  当初予算額2,170万1,000円、最終予算額1,219万7,000円、807万1,000円を減額補正、143万3,000円を修正減額しています。  目的でございます。春日南中学校に普通教室3室及び多目的ホールを整備することにより、生徒数の増加に伴う教室数の確保及び教育環境の充実を図るものでございます。  内容でございます。星見ヶ丘地区の宅地開発が完了したことに伴い、当該校区の児童生徒数が大幅に増加しており、平成29年度に天神山小学校において教室を増築したところですが、春日南中学校においても、令和3年度に教室不足が生じる見込みであることから、令和2年度の工事に向けた増築に係る設計業務を実施いたしました。  すいません、先ほどのお手元の資料4ページを御覧いただいてよろしいでしょうか。配置図の左側の桃色の部分が、令和元年度に設計いたしました増築工事の場所をお示ししております。  続きまして、資料の5ページになります。資料の5ページが、春日南中学校の増築工事箇所の図面でございます。  春日南中学校には、市内全小中学校で唯一、多目的ホールがございませんでしたことから、新たに整備するものでございます。様々な利用形態に対応できるよう、1階部分に多目的ホールを整備するものであります。  また、1階から3階までのそれぞれ増築部分に普通教室を1部屋ずつ整備する予定でございます。  成果でございます。令和2年度に行う増築工事の設計を完了いたしました。  以上です。 17: ◯委員長(野口明美君) ここで一旦区切らせていただきまして、これより委員の質疑をお受けいたします。  質疑ございませんでしょうか。岩切委員。 18: ◯委員(岩切幹嘉君) 75ページですけども、新事業であるコミュニティスクール事業の小中学校の眠育支援業務ですが、この目的は、子どもたちの睡眠への意識の向上等、成果の中では、睡眠や生活リズムの大切さを学ぶことができたということで、これだけ見ると、この事業が役割を果たしたという見方もできるかと思いますが、この事業については今後も継続していく予定があるんでしょうか。 19: ◯委員長(野口明美君) 三丸課長。 20: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) この事業につきましては、令和元年度から令和3年度までの3年間の試行期間を取る事業としております。この後、計画としましては、今回、アンケート結果、子どもたちの状況を継続的に把握していくとともに、各学校で眠育の事業に取り組めるように、先生方の指導も行っていきたいというふうに考えております。 21: ◯委員長(野口明美君) 岩切委員。 22: ◯委員(岩切幹嘉君) 3年間を区切っての事業ということであれば、その3年間でここまでの成果を生み出そうとか、目標とか、そういうのは掲げていらっしゃるんですか。 23: ◯委員長(野口明美君) 三丸課長。 24: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 3年間で試行しまして、モデル校以外の学校にも広めていき、各学校の教育課程の中に何かの授業の中で、睡眠について、子どもたちへの指導を行ってもらえるようにしていきたいと考えております。 25: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。西川委員。 26: ◯委員(西川文代君) 72ページです。いっぱいあります。上段ですけれども、最後の成果のところにですね、普通教室においてタブレット端末でインターネットを活用した授業を行うことができるようになったっていうことと、児童がより能動的に授業に参加することができる、デジタル教材の活用とかですね、グループ学習とか、環境が整いましたと書いてありますが、この令和元年度に環境が整ったところでですね、これを活用した事例がありましたら教えてください。 27: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 28: ◯学校教育課長(今福保幸君) インターネットにつながりますので、検索エンジンを使って調べ学習ができます、まず。それと、残念ながらQRコードは今年からですので、前年度である令和元年度は使えなかったんですが、今年度からはQRコードを読み取ることで、さらにその学習を深めたり、関心を高めたりすることができるようになってます。前年度については、まず、検索エンジン等を使った調べ学習ができるようになったということですね。 29: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 30: ◯委員(西川文代君) すいません、ちょっと別の項目になりますけれども、72ページの下段ですが、部活動指導員配置事業ですけれども、やはり部活動の顧問の教員の方の負担軽減っていうこと、これが成果になってまして、すごくいいことだなと思います。では、体制の充実ですね。この部活動指導員の方の報酬はどのような形になってますか。 31: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 32: ◯学校教育課長(今福保幸君) 大体、おおむね1日3時間程度の活動をしていただいて、日額でお支払いするような形です。 33: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 34: ◯委員(西川文代君) すいません、大体どのくらいなのかなといえば、金額も気になるところなんですけども、日額の3時間仕事をしていただいてというか、指導していただいて、どのくらいの金額を報酬として支払っているのかを教えてください。 35: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 36: ◯学校教育課長(今福保幸君) ちょっと手元に数字がございませんので、後ほど御回答させていただきたいと思います。 37: ◯委員長(野口明美君) はい。後ほど。はい。ほかにございませんでしょうか。船久保委員。 38: ◯委員(船久保信昭君) 77ページ、78ページのところの不登校児童生徒の支援事業のところなんですが、それぞれ先ほど御説明の中で、こちらの78ページの表のところなんですけども、人数に関して御説明いただいたところなんですが、これ、小中学校それぞれに対して新規で増えた学年と、解消された最多数の学年がお分かりでしたら教えてください。 39: ◯委員長(野口明美君) 今福学校教育課長。 40: ◯学校教育課長(今福保幸君) かなりちょっと細かい数字になるので、ちょっと手元にもないんですけど、そういう資料があるかどうかというところがありますので、もしなければ、ちょっと時間をいただいて報告ということでよろしいでしょうか。 41: ◯委員長(野口明美君) はい。船久保委員、いいですね。それでよろしくお願いします。 42: ◯教育部長(神田芳樹君) すいません。今の関連で。 43: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 44: ◯教育部長(神田芳樹君) 最終日はいつでしたかね、決算の。今日はもう最後ですかね。 45: ◯委員長(野口明美君) 今日はまだ、委員長報告の前にもう1回できます。 46: ◯教育部長(神田芳樹君) もう1回ありますよね。それまでの間で、今日午後が間に合わなければということで、すいません。よろしくお願いします。 47: ◯委員長(野口明美君) はい。分かりました。ほかにございませんか。船久保委員。 48: ◯委員(船久保信昭君) すいません。続けて同じところなんですが、この事業自体、不登校状態と、その傾向にある生徒に関しての事業だと思うんですが、傾向の部分に力を入れられてるっていうことも重々承知はしてるんですけれども、私が接している子どもが傾向状態にある子どもがいらっしゃいまして。 49: ◯委員長(野口明美君) 船久保委員、傾向じゃなくて兆候。 50: ◯委員(船久保信昭君) すいません、兆候です。その生徒はですね、日頃保健室にいて、実際その子どものクラスのほかの子たちからですね、極端な話、保健室に逃げててずるいとか、そういうところでいじめと思われるような事象があるということなんですけれども、逆に不登校の兆候にある生徒以外のところに対して、そういう子どもに対する接し方ですかね、そういう兆候にある子どもに対してどういうふうに接していくとか、そういうところの、クラスでの、何ていうんですか、取組、子どもに対する接し方の取組とかいうことは、こういう事業の中でされてるんでしょうか。 51: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 52: ◯学校教育課長(今福保幸君) 今、委員がおっしゃられたような、いじめと思われるような行為があれば、当然教員が指導しております。また、接し方についてもですね、できるだけその子が教室に復帰できるように支援するという意味でですね、ほかの子どもたちにも当然指導が行われているというふうに考えております。 53: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。内野委員。 54: ◯委員(内野明浩君) 今のところでですね、全体的に不登校の人が増えてるということで、不登校が増えてる要因分析というのは何かやっていらっしゃいますか。 55: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 56: ◯学校教育課長(今福保幸君) 要因は様々であろうと思います。分からないというのもございます。本人も分からないんですね。何で行けないのか。  それと、不登校の大きな要因として一つ言われてるのは、発達障がい、またはその傾向があって、なかなか集団でうまくいかない、トラブルになって、自尊感情も下がってというのは、一つ大きな要因としてはあると思います。そのほか、保護者のほうに──子どもは課題がないんだけれども、家庭に課題があって、なかなか送り出しができないとか、そういったことも要因にあるというふうに考えております。 57: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 58: ◯教育部長(神田芳樹君) 今の発達障がいの話とか家庭の問題とか、あくまで様々な事例の中の1事例ということで捉えていただければと思います。 59: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員。お待たせしました。 60: ◯委員(金堂清之君) 80ページ、小学校大規模改修事業、8億数千万円使って耐久性向上を図るためにということですけれども、設計業務から改修工事までされて、耐久性は何年間もてるっていうような計算の下でこの大規模改修をされたんでしょうか、教えてください。 61: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。 62: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 耐久の期間につきましては、この改修後30年を想定しております。 63: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員。 64: ◯委員(金堂清之君) 現在の建物を改修してね、改修した後に30年もてますか。今の考え方は甘いんじゃないですか。今まで何年たって、今から30年というたら、60年、70年の校舎になりゃせんですか。 65: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。 66: ◯教務課長(藤井謙一郎君) この30年想定をする間に、また中規模な改修等も行いながら、30年もたせるというような形になってまいりますので、今、委員おっしゃいました、このままここで改修を行ったので30年そのままもつということは、委員が今、御心配のとおり、そのままもたせるというのは非常に難しいことだと思いますので、引き続き長期に施設を使うための点検等を行いながら、中規模の改修等も行いながら、30年っていうふうな形での想定をさせていただいてるところでございます。 67: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員。 68: ◯委員(金堂清之君) 市税を使わんで長もちをさせるというお考えは、すばらしいことだと思っておりますので、その方向で一生懸命頑張ってください。 69: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。北田委員。 70: ◯委員(北田 織君) 73ページのコミュニティスクール事業なんですけれども、決算額が330万2,000円。これは内訳としては各事務局と、それから小学校費、中学校費、いろいろ分かれてるかと思っていて、その中で、今回、新しく、コミュニティ・スクールの研修であるとか、そういうものに使われてるんですけれども、コミュニティ・スクールというと、どうしてもイメージ的に、当然、地域と学校と家庭との連携によって、様々な取組しながら協働のまちづくりにつなげていくという、その目的があるわけですけど、このお金の使われ方が、実質的には、学校運営協議会の委員さんの費用弁償であるとかに使われてて、実働の推進部隊、その組織については、お金が使われてないというふうに私は理解してるんですけれども、実際に今の330万2,000円の中の、実働組織に対しての助成というか、されてる金額というのは、この中に含まれておりますか。 71: ◯委員長(野口明美君) 三丸課長。 72: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) こちらのコミュニティスクール事業費の中には、実働組織への費用は含まれておりません。また、実働組織へ市からの補助という形はしておりません。 73: ◯委員長(野口明美君) 北田委員。 74: ◯委員(北田 織君) 私から見ると、関わってきた者から見ると、どうしてもこの実働組織に対する補助が必要だと思うけれども、それが一切含まれてないわけですので、この名称がね、コミュニティスクール事業というと、そういったものも含めたものだという印象というか、印象というよりも、そのものと受け取れがちなんですよね。  例えば、75ページのコミュニティスクール事業小中学校眠育支援業務)、これだとこの事業に使われてるとはっきりするんだけれども、先ほどのコミュニティスクール事業というと、全てを含んだ事業というふうにしか受け取れないんですよ。ですけど、一番大きな要素、要因、役割を果たしてるのは、実働組織なんですよね。それに対する一切の助成も何もないにもかかわらず、こういった名称はどうなのかなと思うので、ぜひ名称の使い方を検討していただきたい。実態に合ったようなものが表現できるものにすべきではないかと思うんですけれども、どうでしょうか。 75: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 76: ◯教育部長(神田芳樹君) 今の御提案ですけれども、事業名と実態の中身というところの御指摘だと思いますんで、一旦私どものほうで、御意見ということで引取らせていただければと思います。  ただ、予算の関係とかいろんなことに関係してきますし、「コミュニティ・スクール」と言ったときに、どの事業もそうですけども、職員の人件費というところは入ってこない。その部分を使っていろんなことをやってる部分もありますから、なかなか切り分けが難しい部分もあります。ただ、貴重な御意見として受け止めさせていただこうと思っておりますので、よろしくお願いします。 77: ◯委員長(野口明美君) 原委員。 78: ◯委員(原 克巳君) 72ページの部活動指導員配置事業ですけれども、この部活動指導員については、土日も指導に入られてるのかどうか、ちょっと確認させてください。 79: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 80: ◯学校教育課長(今福保幸君) 土日の場合もございます。 81: ◯委員長(野口明美君) 原委員。 82: ◯委員(原 克巳君) 一番下に指導時間の推移があります。増えてるんですが、これに比例をして、顧問の先生の指導時間数が減ってるっていう考え方でよろしいんですかね。 83: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 84: ◯学校教育課長(今福保幸君) 延びた時間数そのまま減ったということではございませんが、担当者が部活動指導員からいろいろ話を聞いたところでは、先生方が立ち会わなくて済むようになってる部分は確実に増えていると把握しております。 85: ◯委員長(野口明美君) 原委員。 86: ◯委員(原 克巳君) 配置校がここに書かれてますけれども、これは中学校のほうからの希望で、これ配置をしてるということでよろしいんですかね。
    87: ◯委員長(野口明美君) 今福学校教育課長。 88: ◯学校教育課長(今福保幸君) どの中学校も希望がありまして配置をしてるんですが、1校についてはですね、ちょっとマッチングがうまくいかなかったということで、学校の要望と、御紹介した人がなかなか合わなくて、そこはちょっと最終的に最後まで配置に至らなかったということで報告を受けております。 89: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。はい。ほかにございませんでしょうか。中原委員。 90: ◯委員(中原智昭君) 同じところですけど、この部活動の各中学校の部っていうのは、これは学校の規模ですか。例えば複数の部活から出たときは、1校に2名とかの配置も考えてあるんですか。 91: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 92: ◯学校教育課長(今福保幸君) 部活動指導員についてはですね、各中学校35日分で予算化をしております。だから、その範囲であれば2人配置というのも、もちろん指導に当たられる方がいらっしゃればということですけど、可能だと考えております。 93: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 94: ◯委員(西川文代君) 73ページのコミュニティスクール事業ですね。ここでですね、令和元年度は県外視察を行われたということで、大変意義のある研修だったというような報告がありました。私もですね、やっぱり今までいろいろと活動してきた中で、自分が今まで見てきたものではないものを見る、そこっていうのはすごく次の活動につながっていくことだなと思って、本当にこれはすばらしい活動だったなと思いますが、先ほど参加者の方とか、ちょっとおっしゃられましたが、これは担当の職員の方は同行されたんですか。 95: ◯委員長(野口明美君) 三丸課長。 96: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 職員が1名同行しております。 97: ◯委員(西川文代君) 分かりました。 98: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 99: ◯委員(西川文代君) 成果として大変評価されて、そして校長会とか市内全校でまた共有の場を設けたということですけど、これに関しては評価もいいし、今後も継続するというような形で考えてるっていうところでよろしいですか。 100: ◯委員長(野口明美君) 三丸課長。 101: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 令和2年度も予算は計上させていただいておりますが、この状況ですので、今年度については今まだ検討中でございます。 102: ◯委員長(野口明美君) 西村委員。 103: ◯委員(西村澄子君) 76ページです。放課後の補充学習の事業のことなんですけど、中学校においては、自習学習を目的にということで、現在、全中学校において職員室前に廊下や机というふうにありますけど、とても暗い環境で、物すごく暑い環境でやってるように思えますが、空き教室の使用というのは今後検討されてるんでしょうか。 104: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 105: ◯学校教育課長(今福保幸君) 余裕教室の使用ということは今のところ聞いておりません。 106: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 107: ◯教育部長(神田芳樹君) それと、これは、ちょっと名前忘れましたけど、ある中学校が始めたものを各学校が見てですね、これはいいということで、学校の判断でですね、全体的に行き渡ったというふうなところも、背景としてはございます。 108: ◯委員長(野口明美君) 西村委員。 109: ◯委員(西村澄子君) すいません。分かりました。そして、このときに、全中学校に机及び照明灯を整備した学習スペースを提供しと書いてありますけど、こういうときに予算がゼロなんですね。それに対して例えば照明とかは費用的に発生しなかったんでしょうか。 110: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 111: ◯学校教育課長(今福保幸君) 基本的にはあるものを利用する。それと学校に配当する予算がありますので、そこの枠の範囲内で各学校で対応しているものと考えております。 112: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。白水委員。 113: ◯委員(白水祥太郎君) 80ページ、北中航空騒音防止対策事業のところなんですけれども、決算額192万3,000円。これ全部随意契約の4件の合計だというのが分ったんですが、当初予算とのこの開き。当初予算が49万1,000円で、決算がこうなった、この開きの理由。記載の仕方といいますか、その辺り、教えていただければ。 114: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。 115: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 当初、こちらの測定業務を行うに当たりまして、こちらの提出する書類の中に、校舎のCAD図面作成業務等が含まれておりませんでしたので、新たに計画書を作成し、提出するに当たり、必要なものに追加で費用を計上させていただいたものでございます。 116: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。白水委員。 117: ◯委員(白水祥太郎君) 今、CAD図面の作成を追加というふうに御説明ございましたけれども、こちらの決算審査資料の26ページの委託のところを見ますと、26ページの上から6、7、8、9、この四つの合計だと思うんですけれども。80ページの四角の表がございます。4件の調査等の計画の業務の名称がございますよね。それぞれ大体50万ずつの契約に相当するんじゃないかなって思うんですけれども。であれば、当初の、付け加えたものがCADだけなのかっていう。 118: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。 119: ◯教務課長(藤井謙一郎君) すいません。今回、CADの図面を製作するに当たっての必要な金額等も含めて、これだけ必要であったという部分、そこの差額の部分となってまいりますので、そこの正確な、どこの部分がどれだけ上がったかという部分について、すいません、今私が持ち合わせておりませんので、もしよろしければ、その分については後ほど調べて、お答えさせていただいてもよろしいでしょうか。 120: ◯委員長(野口明美君) はい。じゃあよろしくお願いします。  ほかにございます。西川委員。 121: ◯委員(西川文代君) 75ページの下ですね。小学校小人数学級編制ですけれども、76ページに続きますが、これは春日市が独自に行って、全小学校第6学年を少人数学級にしているということですが、そもそもですね、6年生を選んでいる理由。中1ギャップとか言われますが、そこら辺りも含めてちょっと教えてください。 122: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 123: ◯教育部長(神田芳樹君) 平成20年から導入した事業でございますけれども、もともと検討段階の中で、実際の不登校という状況を考えたときに、当時、中学校が、さっきの統計でも多いという状況がございまして、中学校に教員の増員などを含めてですね、措置ができないかと、少人数でというところもございましたけれども、教員が教科担任制ということで、非常に教員を入れていくことが難しいということで、そしたらその前の段階の6年生というふうなことで、この施策が考えられたというふうに前任者から聞いております。 124: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 125: ◯委員(西川文代君) ありがとうございました。中学校に入ってからの不登校が多くなるから、そこに入る前の1年間に、この成果に書かれてますけれども、一人一人に目が行き届いて、きめ細やかな指導体制を整備してっていうことですね。また、空間もゆとりができるのでと。  本当にそうだと思います。そこで、ちょっとその部分は終わりますけれども、77ページの、ごめんなさい、不登校児童生徒支援事業のところで、78ページにつながりますが、そういうことをですね、春日市は熱心にしているんですけれども、先ほど報告がありました、年々どうしてもこう増えてしまっている状況があるということで……。 126: ◯委員長(野口明美君) 西川委員、1時間過ぎてますので、手短に質問をお願いします。 127: ◯委員(西川文代君) それで、そこのところの、小学校6年生からの中1ギャップをなくすためのものとして、これの成果、ここに反映されてるかっていうところが、いかがなんでしょうか。そうですね。312人増えてるっていうところに関しては、どんなふうに捉えていらっしゃるのかお尋ねいたします。 128: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 129: ◯学校教育課長(今福保幸君) いろんな要因とか対策が重なっているので、具体的にこの事業で何人っていうのは申し上げられないと思いますが、やはり小学校6年生を少人数学級にすることで、何らかの効果は及んでるというふうに考えております。 130: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 131: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、1時間過ぎましたので、ここで暫時休憩をいたします。再開は11時15分にしたいと思いますので、よろしくお願いします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時06分                 再開 午前11時14分                ──── ─ ──── ─ ──── 132: ◯委員長(野口明美君) それでは、皆様おそろいでございますので、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  始めます前に、もう一度。質疑は簡潔明瞭によろしくお願いいたします。また、質疑をしている委員さんの間は私語を控えていただきますよう、周りの委員さん、よろしくお願いいたします。  それでは、引き続き説明員の説明を求めます。  神田部長。 133: ◯教育部長(神田芳樹君) 先ほどの休憩前にですね、船久保委員のほうからお尋ねの、確認させてもらっていいでしょうか。 134: ◯委員長(野口明美君) はい。 135: ◯教育部長(神田芳樹君) 不登校が一番多い学年と人数、解消が一番多い学年と人数ということでよろしかったでしょうか。 136: ◯委員長(野口明美君) はい。 137: ◯教育部長(神田芳樹君) それから、もう1点、部活動指導員の1日当たりの日額をですね、留保しておりましたけど、分かりましたので、課長のほうから報告させてよろしいでしょうか。 138: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いします。  今福課長。 139: ◯学校教育課長(今福保幸君) 報酬額は日額4,800円です。別途、費用弁償として市内は1,000円、市外が2,500円支払っているということです。 140: ◯委員長(野口明美君) で、費用弁償ですよね。 141: ◯学校教育課長(今福保幸君) はい。 142: ◯委員長(野口明美君) 市内が1,000円。 143: ◯学校教育課長(今福保幸君) 審議会等の非常勤特別職と同じ額ですね、費用弁償についてはですね。  以上です。 144: ◯委員長(野口明美君) これ、誰が質問しとったっけ。質問された委員さん誰やった。  西川委員、よろしいですか、この回答で。はい。  じゃあ、次の説明、お願いいたします。  三丸課長。 145: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) では、81ページをお願いします。 146: ◯委員長(野口明美君) 81ページですね。お願いします。 147: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 81ページ、星の館管理運営事業になります。  当初予算1,313万7,000円、最終予算額1,317万円、3万3,000円を減額流用しております。決算額1,286万1,000円、執行残額30万9,000円です。  事業の目的は、天体観測施設を活用した事業により、青少年の健全育成及び市民の生涯学習の推進を図ることでございます。  内容でございます。星の館の運営は天文に関する専門的知識を有する事業者に委託し、施設を有効に活用した事業及び施設管理を行っております。施設概要及び来場者数等は中ほどの表に記載しております。通常の開館日には、天体、天文現象の観望会や天文に関する工作教室などを実施し、流星群等の天文現象のときには特別開館を行っております。また、天体への興味関心を高めるため、ボランティアを育成する勉強会や子どもへの講座を行っております。令和元年度は施設維持として研修棟の外壁の劣化防止のための塗装を行いました。  なお、令和元年度はコロナウイルス感染症拡大防止のため、令和2年2月28日から3月31日まで休館をしております。令和2年度、引き続き5月17日までを臨時休館としています。  成果でございます。毎月行っている観望会や天文講座等、多様な事業を実施し、青少年の健全育成及び市民の生涯学習の推進を図ることができました。  また、ボランティア勉強会で学んだ方々は、学びを生かして、来館者へ楽しく分かりやすい説明を行い、多くの利用者にも星や宇宙に親しむ機会を提供することができました。  続きまして、次に82ページです。  弥生の里児童画大賞展です。  当初予算額348万1,000円、最終予算額299万5,000円、41万8,000円を減額補正し、6万8,000円を減額流用しております。決算額257万5,000円、執行残額は42万円です。  目的は、絵を描くことを通じて、子どもたちの豊かな心と独自性を育み、作品を表彰することによって自尊感情と向上心を培うことでございます。また、作品を展示することで、市民に児童画を身近に感じていただくとともに、子どもたちの絵で心の潤いを提供することでございます。  内容でございます。一覧表にして掲載しております。令和元年度は、テーマを市のブランドイメージである「みんなで春をつくろう」として、福岡県内の小学生を対象に募集をいたしました。応募数は記載のとおりです。審査委員は洋画家、日本画家、彫刻家の様々なジャンルの専門家にお願いをしております。12月14日に表彰式を実施し、12月10日から22日まで、ふれあい文化センターギャラリーにて入賞及び入選作品の展示を行っております。  成果でございます。成果の段、表の一番右に令和元年度分を記載しております。応募総数は2,147点ございました。設定テーマが少し難しかったのか、応募数は減少しておりますが、その中でも、子どもたちの豊かな発想で春を描いた作品が寄せられ、受賞式では多くの子どもたちが受賞する喜びを味わうことができました。  また、作品展示会への来場者からは、子どもたちの新しい感覚、発想や技法に触れて感動したなどの感想を寄せていただいております。  なお、作品テーマを市のブランドイメージに設定したことで、「みんなで春をつくろう」を広く知らせ、親しみを持ってもらうことにつながったと考えております。  次に、82ページ下の段、家庭教育学級事業です。  当初予算額436万6,000円、最終予算額414万7,000円、24万6,000円を減額補正し、2万7,000円を増額修正しております。決算額388万3,000円、執行残額26万4,000円です。  目的は、家庭における保護者の役割がより重要となっていることから、保護者が家庭教育に関する学習を一定の期間、計画的かつ主体的に学ぶ場を提供し、家庭の教育力の向上を図ること、また、多くの保護者や子育てに関心がある市民に対し、家庭教育を考える機会を提供することでございます。  内容でございます。小中学生の保護者を中心に、就学前の子どもを持つ保護者にも対象を広げ、学習の場を提供いたしました。  83ページを御覧ください。  1の家庭教育学級は、年間を通して計画的に学ぶ場です。表の一番上の学習会は講師を招いて行うもので、学級生77人が参加しております。  2段目の公開講座では、学級生も含め、多くの方を対象とした学習の機会を提供しております。  3段目のサポーター学級生自主企画は、学級生自らが企画運営するもので、交流を中心とした仲間づくりの場となっております。  2の入学説明会時における子育て講演会は、市内小中学校と連携し、各小学校の入学説明会の一環として、新入生の保護者を対象に、基本的な生活習慣や読書の大切さ、SNSとの関わり方など、学校の希望も踏まえたテーマでの講演会を実施しております。  成果でございます。1の家庭教育学級の成果として、家庭教育の重要性や継続的に学ぶ機会を提供できました。講師には学校や地域で活躍する学級生OBなども迎え、PTAや地域活動が身近に感じられる講座を行うことで、活動への興味関心や意欲を高めることができました。また、講師からの学びに加え、学級生が自ら企画運営をし、学び、交流を深め、仲間づくりにもつながっております。
     2の入学説明会時の子育て講演会では、入学前に各学校の実情に合わせて保護者に家庭教育の重要性を再認識してもらうことができました。特に、ふだんは学習会や公開講座などに参加できない保護者にとって、家庭教育について考えていただく貴重な場として役立っております。  83ページ、中ほどから下の段になります。  放課後子供教室事業です。当初予算1,161万7,000円、最終予算額1,125万7,000円、36万円を減額補正し、決算額1,105万8,000円、執行残額19万9,000円です。  目的は、子どもたちにとって身近な施設を活用し、地域住民が主体となった子どもたちへの活動体験等の取組を通して青少年の育成を推進するとともに、地域ぐるみで子どもを育む環境づくりを図ることでございます。  内容でございます。学校や地区公民館等の身近な施設で、子どもたちが放課後等を安全で安心して過ごせる居場所や、様々な体験活動に取り組む場を地域と学校が協働して提供しています。実施に当たっては、12小学校区の活動を支援していただいている方々で組織する放課後子供教室運営委員会に委託しており、地域の大人の見守りのもと子どもたちに様々な体験や交流活動を提供いたしました。また、教室間のネットワークづくり事業として、かすがアンビネットを実施し、活動に携わる方々の交流を図っております。  下から3行目になりますが、令和元年度は放課後子ども教室を周知するため、須玖小学校、白水小学校の放課後子供教室のPR動画を作成し、校内放送することで、子どもたちの参加促進、学校関係者の理解の促進を図りました。  その下から84ページにかけて、放課後子供教室の参加延べ人数、開設延べ日数及びネットワークづくり事業の出席者数を記載しております。  なお、この放課後子供教室事業は、平成29年度までアンビシャス事業として行っていたものを継承しております。通称、広場ではアンビシャス活動というふうに呼んでおります。  成果でございます。多くの子どもたちが身近な施設で、様々な体験活動や地域の方々との交流を通して安心して放課後等を過ごすことができ、地域をより身近に感じることができるようになりました。また、ネットワーク事業では、活動者同士が、交流を通して活動に関する目的や課題を共有し、地域の子どもは地域で育てるという意識が高まっております。加えて、PR動画を視聴した小学校区の子どもの参加を促進するとともに、大人や学校関係者に対して事業の理解促進をすることができました。  続きまして、84ページ下の段になります。  成人式です。  当初予算額250万1,000円、最終予算額240万2,000円、14万円を減額補正し、4万1,000円を増額流用しております。決算額221万8,000円、執行残額18万4,000円です。  事業の目的は、新成人の新たな出発を祝い、成人としての自覚を促し、自ら生き抜こうとする新成人を励まし、後押しすることでございます。  内容でございます。一覧表に記載をしております。令和2年1月13日成人の日に、ふれあい文化センタースプリングホールをメイン会場とし、成人式を実施いたしました。対象となる新成人は1,368人、式典には1,031人の参加がありました。当日は、終始混乱なく、和やかにとり行うことができ、式典の内容については表の中に掲載をしております。式典の運営、アトラクションの企画等は、本年度も新成人6人で構成する実行委員会が主体となって行っております。  成果でございます。2点ございます。  一つ目は、式典等を新成人が主体的に企画運営して成人式を実施することで、参加者全体に一体感のある式典となっております。また、実行委員の姿を見て、参加した新成人も、自らも社会に参画することを意識する契機となったと考えております。  二つ目は、実行委員会で人権について学び、実行委員自身の意識を高めるとともに、新成人自らの視点で学習内容をまとめ、記念品であるアルバムに掲載し、新成人にも広く啓発し、責任ある大人としての自覚を促すことができました。 148: ◯委員長(野口明美君) 市場地域教育課主幹。 149: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 続きまして、85ページ、事業名、市民図書館指定管理事業です。  当初予算額1億1,590万2,000円、最終予算額同額、決算額1億1,590万2,000円です。  目的です。本市が管理する市民図書館に指定管理者制度を導入することで、利用者の利便性の向上及び管理運営の効率化を図るものでございます。  内容です。平成30年4月から指定管理者株式会社図書館流通センターによる市民図書館の運営を開始しました。既存事業を継承しつつ、民間事業者の専門的な知識と経験を生かした図書館の安定的な運営が行われました。  中ほどの表、市民図書館運営状況を御覧ください。  元年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため3月を1か月間臨時休館しており、ほぼ全ての数字が30年度より低くなっております。2月までの数字で比較するとほぼ同じか、やや減少傾向にあります。減少の理由として、空調の故障による臨時休館、台風・大雨・夏の暑さなどの天候が利用に影響したと考えております。  また、表の下から4行目、調査相談案内件数も減少しておりますが、その詳細を前年度と比較しますと、本の検索依頼が70%と大幅に減っています。減少の理由として、パソコンなどの普及による予約方法の変化が大きな要因と考えております。図書館の棚にある本を自宅から検索予約し、窓口で受け取るという利用方法が定着した結果、窓口での検索依頼が減少していると考えております。  次に、新規事業です。中ほど、本年度新規事業の表を御覧ください。  JR春日駅の返却ポストの設置、春日市調べる学習コンクール及び講座の開催などの新規事業が実施され、市民の利便性の向上や読書の推進が図られました。  次に、成果です。一番下、利用者アンケートの表を御覧ください。  昨年11月から12月にかけ、市民図書館の利用者アンケートを実施し、536人から回答をいただきました。アンケートの結果は、1行目、利用者満足度は、「満足」「どちらかといえば満足」が合わせて95%、2行目、総合的な評価は、「よい」「まあまあよい」が合わせて96%という評価をいただいています。  説明は以上です。 150: ◯委員長(野口明美君) 高田文化財課長、お願いします。 151: ◯文化財課長(高田勘治君) 87ページをお開きください。  87ページの中段、特別史跡水城跡整備基本計画策定事業です。  当初予算額は712万2,000円、最終予算額は543万9,000円、168万3,000円を減額補正しています。決算額540万円、執行残額は3万9,000円です。  事業の目的です。この事業は国指定特別史跡であります大土居・天神山両水城跡におきまして、今後の整備の基本方針となる計画を策定し、史跡の保存管理を進め、市民の方に親しまれる史跡として整備・活用しようとするものです。  次に、内容です。本計画の策定に当たりましては、専門家や地元自治会の代表者を交えた検討を上段の表の記載のとおり行っております。また、地域住民や市民に広く活用してもらうため、下段の表の記載のとおり住民座談会を開催し、住民意見も取り入れた計画となりました。また、パブリックコメントを本庁及び奴国の丘歴史資料館、市ウェブサイトで実施しましたが、意見の提出はございませんでした。  次に、成果です。令和2年度から今後10年間の整備・活用の方針を示した特別史跡水城跡整備基本計画を令和2年3月に策定することができました。こちらがその策定いたしました整備基本計画の本編になります。本日、委員の皆様には、お手元に特別史跡水城跡(大土居・天神山)整備基本計画の概要版を配付させていただいておりますので、後ほど御覧いただければと思います。よろしくお願いいたします。 152: ◯委員長(野口明美君) はい。 153: ◯文化財課長(高田勘治君) 続きまして、同じく87ページの下段から88ページにわたります、遺跡発掘調査事業です。  当初予算額は1億1,199万円、最終予算額は6,513万2,000円、4,685万8,000円を減額補正しています。決算額は5,352万9,000円、執行残額1,160万3,000円です。執行残の主な内容といたしましては、遺跡発掘調査に必要な屋外作業員の賃金、また、消耗品、重機等の賃借料などですが、詳細は後ほどの不用額の説明の際に御説明をさせていただきます。 154: ◯委員長(野口明美君) はい。 155: ◯文化財課長(高田勘治君) 事業の目的です。文化財保護法に基づきまして、埋蔵文化財を開発等による毀損・滅失から保護し、本市の貴重な歴史的資料として後世に継承することを目的としております。  次に、内容です。88ページになります。上段に調査等実績の表を、下段に本調査実績の表を記載しております。  まず、調査等実績の表を御覧ください。1行目の窓口事前審査は、家屋の新築、建て替えや事業所、マンションなどの建設といった開発が行われる場合に、その計画をされる所有者が文化財課のほうに事前審査の依頼を行うものです。御覧のとおり、件数は直近の3年間では増加傾向となっております。  その表の2行目、試掘調査は、事前審査依頼後にこれまでの調査結果等を踏まえまして、調査が必要とされる場合に行われる試掘のための調査です。試掘調査の件数は、直近の3年間ではほぼ横ばいとなっています。  表の3行目の本調査は、試掘調査の結果を受けて必要な場合に行われる発掘調査になります。本調査件数は、直近の3年間では微増となっております。  次に、本調査実績の表を御覧ください。  本調査8件の詳細になります。表の左から5列目の項目、種別の欄にですね、記載のとおり、本調査には市費と受託事業の2種類がございます。市費は市の事業や個人住宅等の建築、建て替えなどに伴い埋蔵文化財の保全を図るために行う発掘調査で、費用は市が負担しております。受託事業は、事業所やマンション、アパートの建設など民間開発における発掘調査で、施工される事業者の方に御負担をいただいている調査です。昨年度は市費が2件、受託事業が6件ございました。  次に、成果です。本調査と試掘調査を合わせた83件の調査によりまして、市の貴重な歴史的資料の保護に寄与したものと考えます。  続きまして、次の89ページの上段、須玖岡本遺跡地中レーダー探査事業です。  当初予算は242万2,000円、最終予算は242万3,000円、決算額237万9,000円、執行残額4万4,000円です。  事業の目的です。国史跡須玖岡本遺跡保存活用計画に基づきまして、遺跡の保存管理を進めるための計画的な調査・研究を行いました。  次に、内容です。発掘調査を実施して遺構の状況が一部判明している2か所と未調査地の3か所の計5か所の調査地において、地中レーダー探査を行いました。  次に、成果です。地中レーダー探査の解析結果により遺跡の情報を収集することができ、今後の確認調査の範囲や選定や適切な調査手法を検討する一助となりました。  続きまして、その下、中段の奴国の丘歴史資料館特別収蔵庫空調改修事業です。  当初予算は517万円、最終予算額は462万円、55万円を減額補正しています。決算額は462万円です。  事業の目的です。奴国の丘歴史資料館は開館から20年が経過しております。また、空調機器の老朽化も進んでおります。このため、資料館特別収蔵庫の空調設備を更新することで、特別収蔵庫内の温度、湿度の管理を行い異物及び資料の適切な収蔵環境を確保するものです。  次に、内容です。表に記載しております工期によりまして、改修工事を実施し完了をいたしました。  次に、成果です。奴国の丘歴史資料館特別収蔵庫の空調設備を更新することで、特別収蔵庫内の温度・湿度の管理を適切に行うことができるようになり、市の貴重な文化財の保護に寄与しました。  続きまして、その下89ページから90ページにわたります。資料館事業です。  当初予算額は316万4,000円、最終予算額は319万円、2万6,000円を増額流用しています。決算額は314万5,000円、執行残額は4万5,000円です。  事業の目的です。この事業は、歴史体験講座や特別企画展示等の事業を通じて、市民の方に歴史や文化財に関する学習の場を提供するとともに、広く文化財の理解と関心を深めることを目的としております。  次に、内容です。次の90ページにわたります。  まず、事業概要、参加者数に、各事業の名称と参加人数を記載しております。なお、表の上から4行目ですね、水城をみる、その下、灯りをみるは、それぞれ悪天候、また、4回目は新型コロナ感染症の拡大防止対策によりまして中止となっております。  90ページのほうになります。この資料館事業の参加者の合計につきましては、記載はございませんが5,919人となっております。これは、30年度の5,596人と比較しますと人数で323人、伸び率で5.7%の増となりました。  また、次の表に学校や一般団体からの見学などの受け入れ実績を、その次の表に文化財の事業に御協力いただいておりますガイドボランティアの、あるいは焼き物のボランティアの方の人数を記載しております。  次に、成果です。成果に既定しております平成元年度の資料館来館者数は1万1,763人となりました。これは30年度の1万1,586人から人数で177人、微増ですが1.53%の増となっております。また、文化財ボランティアの皆さんの協力も得まして各種体験事業を行い、文化財のさらなる普及啓発を図ることができました。今後とも歴史や文化財等への関心を高め、かつ分かりやすい資料館事業を目指してまいります。  続きまして、同じ90ページの下の段ですね、第9回奴国の丘フェスタです。  当初予算額は400万円。最終予算額は400万円。決算額は391万6,000円。執行残額は8万4,000円です。  事業の目的です。この事業は、奴国の中心地であったとされている本市の歴史や遺跡、また、奴国の丘歴史資料館を市内外に広く周知し、本市の貴重な文化財に対する理解と関心を深め、本市への愛着や誇りを感じてもらうことを目的としております。  次に、内容です。地域団体や学校等の関係者で構成されます実行委員会により主催をされております。勾玉づくりなどの体験型のイベント、資料館バックヤードツアー等、また、歴史公園のステージでは、fumikaさんやオカリナの和田名保子さんらによります風の丘コンサートなどを実施しました。  また、春日中、春日西中、春日北中の生徒さんたちがボランティアとして参加し、勾玉づくり、火起こし体験、版築体験、古文書ワークショップ等で参加者の体験を一生懸命サポートしていただきました。  また、地元、須玖商工店会、市商工店連合会からは勾玉等を型取りましたスイーツ、ナコクッキー販売、米すくいなどで大いに盛り上げていただきました。  次に、成果です。来場者の推移に記載のとおり、元年度の来場者は2,200人と30年度から100人ほどは少なくなりましたが、実行委員会をはじめ多くのボランティアの協力によりイベントが開催され、本市の文化財に対する理解と関心が深まり、郷土への愛着や誇りの醸成に寄与することができたものと考えます。  続きまして、109ページをお開きください。 156: ◯委員長(野口明美君) はい。お願いします。 157: ◯文化財課長(高田勘治君) よろしいでしょうか。 158: ◯委員長(野口明美君) はい。 159: ◯文化財課長(高田勘治君) 109ページの中段です。  特別史跡水城跡(天神山水城)災害復旧事業です。  当初予算額はゼロ円、最終予算額は3,500万5,000円です。3,500万5,000円を平成30年度予算から明許繰越いたしております。決算額は3,490万7,000円。執行残額は9万8,000円です。なお、総事業費は7,211万2,000円になります。  事業の目的です。平成30年7月豪雨により崩壊いたしました天神山水城跡の丘陵部東側の災害復旧工事を行い、再度の崩落を防止するものです。  次に、内容です。天神山水城跡の丘陵部東側の復旧工事及び法面上部の樹木撤去工事を実施いたしました。期間及び費用の内訳は表に記載のとおりです。  次に、事業の成果です。天神山水城跡の災害復旧を行い、再度の崩落を防止し、史跡の保護に寄与したものと考えます。  教育部の主要な施策の成果の説明は以上です。 160: ◯委員長(野口明美君) これより委員の質疑をお受けいたします。質疑ございませんでしょうか。  岩切委員。 161: ◯委員(岩切幹嘉君) 84ページの成人式の項目ですけども、この実行委員が成人者ということで、これは春日市の特徴ある取組で一つの成功例と感じておりますけども、毎年対象者は新しい人である中においてですね、前任者の経験の引継ぎはどのようにされているのかということと、企画の期間ですね、どれくらいの期間かけてやっていらっしゃるのかというのを教えてください。 162: ◯委員長(野口明美君) 三丸課長。 163: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 新成人による実行委員会ですが、毎年新しい方を募集しております。昨年度につきましてはOBも会議に入っていただいてもらっていることもあります。継承、引継ぎ等につきましては前年度の成人式のビデオを見たり、あと職員のほうもずっと実行委員のほう入っておりますので、そちらで前年度の状況だとか、そういうのをアドバイスをしているところです。  実施の期間ですけれども、第1回の実行委員会を例年8月の最初にしております。それから、大体月に1回、近くなりますと2回程度集まっていただきます。  企画の内容ですが、大体これまで会場等規模も決まっておりましたので、前年度の状況を見てそれを少しアレンジしたり、一番実行委員の独自性が出るのがアトラクション、どういうアトラクションをしようかというところを中心に考えてもらっているところです。 164: ◯委員長(野口明美君) いいですか。 165: ◯委員(岩切幹嘉君) はい。 166: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。西川委員。 167: ◯委員(西川文代君) 83ページです。放課後子供教室事業ですけれども、下のほうにですね、須玖小学校と白水小学校の放課後子供教室のPR動画を作成して、校内放送を行ったということですけれども、これについては予算はかかったんですか。 168: ◯委員長(野口明美君) 三丸課長。 169: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 予算はかかっておりません。放課後子供教室の活動者の方にインタビューをしたり、活動の状況を事務局、私たちのほうでビデオに撮ったものを編集して作っております。 170: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 171: ◯委員(西川文代君) とてもですね、やっぱり動画っていうのは子どもに訴える力もありますし、皆さん理解していただくのにいいと思うんですね。で、これが今、須玖小学校、白水小学校2校で取り組んだってことですけれども、これは、学校のほうが取り組もうっていう形になって、この2校にとどまったということですか。
    172: ◯委員長(野口明美君) 三丸課長。 173: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) こちらの2校が、まず昨年度、初めての形でしたので、こちらでしまして、順次、作成をしていこうというふうには考えております。 174: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。吉居委員。 175: ◯委員(吉居恭子君) 83ページの、先ほどと同じ放課後子供教室事業なんですけど、延べ人数というのは、小学校全校での延べ人数、人数ということですよね。 176: ◯委員長(野口明美君) 三丸課長。 177: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 活動者、参加者の全員の延べ人数になります。放課後子供教室事業が12小学校区で行っておりますが、中には、西中学校は中学校の中で放課後子供教室という形でやっているところもありますので、参加した、そうですね、学生としては、子どもとしては小学生を中心の延べ人数になります。 178: ◯委員長(野口明美君) 吉居委員。 179: ◯委員(吉居恭子君) すみません。延べ人数じゃなくて日数なんですけど、この日数でいうと、例えば、1か月に何日ぐらいとか年間で何日ぐらいになるんですかね。 180: ◯委員長(野口明美君) 三丸課長。 181: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) すみません、先ほどの人数の件は訂正をさせてください。質問と答えが違ったようです。  日数につきましては、大体週1回以上、年間が250日未満が補助対象となっておりますが、日数によってはばらつきがございます。各学校、週1回のところもあれば月に2回のところもありますので。基準としては週1回の開催が主な形になっております。 182: ◯委員長(野口明美君) 吉居委員。 183: ◯委員(吉居恭子君) それと、今度85ページの市民図書館指定管理事業なんですけど、除籍の冊数なんですが、令和元年度がちょっと、いつもより倍ぐらいになってるんですけど、それの理由が分かれば。 184: ◯委員長(野口明美君) 市場主幹。 185: ◯地域教育課主幹(市場結実君) こちらの除籍の数ですけれども、令和元年度の3月を図書館が休館いたしましたので、その期間に書庫を含め例年できなかったところも含めて除籍作業を行っております。 186: ◯委員長(野口明美君) 吉居委員。 187: ◯委員(吉居恭子君) もう一つなんですけど、指定管理者に変わるときに、これまで図書館に来なかったような人にも来てほしいっていう市長の思いがありましたが、それについて何か特徴的なっていうか、そういうことありますか。 188: ◯委員長(野口明美君) 市場主幹。 189: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 85ページの中ほどの新規事業の中で一番下から2行目、例えば、スポーツ課と連携し、ラグビー関連の事業を行ったり、その下、一番下の行ですけれども、図書館利用の少ない中高生について、新たにボードゲームを行ったりといったような、これまで来られなかった方を対象にした事業などを行っております。 190: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。西川委員。 191: ◯委員(西川文代君) 今の市民図書館指定管理事業のところですが、先ほどですね、来館者数とかが減った理由で、コロナで3月が休館になったことと、あと、空調が壊れたことで休館になったってことですが、この空調の修理をされたんでしょうか、それとも新調ですか。 192: ◯委員長(野口明美君) 市場主幹。 193: ◯地域教育課主幹(市場結実君) こちらが落雷による故障ということで、1日で修理が完了しております。 194: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 195: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、あと午後に回しますかね。  執行残が多かった歳出と……、これは。これ、御説明せないかんとですよね。  そしたら、午前中はここで暫時休憩させていただきまして、残りは午後からということでよろしくお願いいたします。  ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時からといたします。よろしくお願いいたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時58分                 再開 午後0時58分                ──── ─ ──── ─ ──── 196: ◯委員長(野口明美君) それでは、皆様おそろいでございますので、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  午前中に引き続きまして、質疑をお受けいたします。  神田部長。 197: ◯教育部長(神田芳樹君) 午前中の審査で、教務課関連部分と学校教育課関連部分で回答を留保していた件がございます。まず、教務課長から順に御説明させていただきます。 198: ◯委員長(野口明美君) 藤井教務課長。 199: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 午前中に白水議員のほうからお尋ねいただいておりました春日北中学校航空騒音防止対策に係る分、こちらの修正に係る分で御質問いただいておりました分です。  それぞれ机の上に資料を置かせていただいております。A4で春日北中学校航空騒音防止対策事業についてというのを置かせていただいているかと思いますが、こちら、御覧いただきますと、1番目に書いております航空機騒音測定業務が当初予算に計上していた分でございます。それ以降の3点、これが追加で修正で上げさせていただいておるものになっております。  すみません、こちら説明、以上でございます。 200: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございますでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 201: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、次、お願いいたします。  今福学校教育課長。 202: ◯学校教育課長(今福保幸君) 午前中、船久保委員のほうから、不登校児童生徒支援事業の中で不登校数が最も多い学年とその人数、それから、不登校が解消した人数が最も多い学年とその人数、2点の御質問をいただいておりましたが、不登校が最も多い学年とその人数については、把握してまいりましたので、回答させていただきます。 203: ◯委員長(野口明美君) はい。 204: ◯学校教育課長(今福保幸君) 小学校が5年生で29人、中学校が中学2年生と3年生、同数で80人でございます。  不登校が解消した人数が最も多い学年と、その人数については、まだちょっと判明しておりません。もう少し調べる必要がありますので、後ほど御回答したいと思います。 205: ◯委員長(野口明美君) はい。これはあれですか、中2と中3の同数は、これ80人ずつですか。  今福課長。 206: ◯学校教育課長(今福保幸君) 各80人でございます。 207: ◯委員長(野口明美君) はい。船久保委員。 208: ◯委員(船久保信昭君) すみません、不登校の先ほどの保留になってます、解消の学年の分に関しては、もうお時間がかかるようでしたら、もう取り消しでさせていただきますので。それでお願いいたしたいと思います。 209: ◯委員長(野口明美君) よろしいんですか。それでは、午前中に引き続きまして、質疑をお受けいたします。  神田部長。 210: ◯教育部長(神田芳樹君) あ、質疑ですか。 211: ◯委員長(野口明美君) 質疑、まだ途中やったんですよね。質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 212: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、次、説明をお願いいたします。  神田部長。 213: ◯教育部長(神田芳樹君) 次に、令和元年度の決算における実質収支の主な内訳について説明いたしますので、こちらの財政課の資料ございますでしょうか。これの5ページをお開きください。 214: ◯委員長(野口明美君) 皆さん、お持ちでしょうか。 215: ◯教育部長(神田芳樹君) こちらになります。 216: ◯委員長(野口明美君) では、お願いします。藤井課長。 217: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、令和元年度決算における実質収支の主な内訳、こちら、まず先にですね、IIの執行残が多かった主な歳出から説明させていただいてもよろしいでしょうか。 218: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 219: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、教育部関連でございますが、7項目、左側の数字の1から4、8、10及び16でございます。  いずれも令和2年度に予算を繰越したもので、本年6月市議会において一般会計繰越明許費繰越計算書の中で説明させていただいたものであります。令和元年度、文部科学省から学校施設環境改善交付金が前倒しで内定見込みとの通知がありましたので、令和元年度第9号、第10号補正により計上したものでございます。  当該工事は、令和2年度実施予定だったものを学校施設環境改善交付金の内定時期の都合に合わせ令和元年度に計上したものであることから、令和2年度に繰越した上で工事を実施するものであります。  まず、1、工事請負費、小中学校大規模改修、これは天神山小学校春日北小学校及び大谷小学校の大規模改修工事に係るものでございます。  次に、2、工事請負費、トイレ改修、これは、小学校6校、春日小学校、春日東小学校、春日原小学校、春日西小学校、須玖小学校、春日南小学校で実施いたしますトイレ改修工事に係るものでございます。  次に、3、工事請負費、春日南中学校校舎増築、これは先ほど主要な施策の成果の項目で説明させていただきました春日南中学校の増築工事に係るものでございます。  次に、4、工事請負費、トイレ改修、これは、中学校2校、春日中学校、春日西中学校で実施いたしますトイレ改修工事に係るものでございます。  次に、8、工事請負費、遊具改修、これは、小学校5校、春日北小学校、春日東小学校、春日西小学校、須玖小学校、天神山小学校で実施いたします遊具改修工事に係るものでございます。  次に、10、工事請負費、空調設備改修、これは、春日西中学校に設置されている老朽化した既設空調機の更新工事に係るものでございます。  次に、16委託料、トイレ改修工事設計監理業務、これは、先ほど、2工事請負費、トイレ改修で説明させていただきました小学校6校で実施いたしますトイレ改修工事に係る設計監理業務でございます。  2、執行残が多かった主な歳出の説明は以上でございます。 220: ◯委員長(野口明美君) はい。次、お願いします。藤井課長。 221: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、戻りまして、歳入のほうを説明させていただきます。 222: ◯委員長(野口明美君) はい。 223: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 上の表のI、最終予算額との差が大きかった主な歳入でございます。 224: ◯委員長(野口明美君) 今の、5ページの。 225: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 申し訳ありません、5ページでございます。  教育部関連は5項目、左側の数字の2、4、5、6及び7でございます。  先ほど歳出で説明いたしました予算の繰越しに伴い財源を繰越したものでございます。  まず、2、市債、中学校トイレ改修事業債、これは、下の歳出の表の4、工事請負費、トイレ改修に係る市債で、令和元年度第10号補正により計上したものでございます。  次に、4、市債、春日北小学校規模改修事業債、これは、下の歳出の表の1、工事請負費、小中学校大規模改修の中の春日北小学校の工事費に係る市債で、令和元年度第9号、第10号補正により計上したものでございます。  次に、5、市債、天神山小学校規模改修事業債、これは、下の歳出の表の1、工事請負費、小中学校大規模改修の中の天神山小学校の工事費に係る市債で、令和元年度第9号、第10号補正により計上し、繰越したものと、令和元年度、当初予算を補正減した額との収入額の差額を合わせたものでございます。  次に、6、市債、小学校トイレ改修事業債、これは、下の歳出の表の2、工事請負費、トイレ改修に係る市債で、令和元年度第9号、第10号補正により計上したものでございます。  次に、7、国庫支出金、学校施設環境改善交付金、これは、下の歳出の表の1、工事請負費、小中学校大規模改修、2、工事請負費、トイレ改修、8、工事請負費に係る学校施設環境改善交付金で、令和元年度第9号、第10号補正により計上し、繰越したものと、その他の補正増減した額との収入額の差額を合わせたものでございます。  説明は以上でございます。 226: ◯委員長(野口明美君) それでは、午前中に引き続きまして、質疑をお受けいたします。質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 227: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、不用額の説明をお願いいたします。  神田部長。 228: ◯教育部長(神田芳樹君) 教育部所管分は不用額17件です。歳入歳出決算書の99ページをお願いします。よろしいでしょうか。 229: ◯委員長(野口明美君) はい。お願いします。 230: ◯教育部長(神田芳樹君) それでは、課長から順次説明します。 231: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
    232: ◯学校教育課長(今福保幸君) 10款1項2目事務局費で、該当箇所はこの目の不用額欄の2段目、1節の報酬でございます。  不用額274万4,891円は18項目の予算の執行残の合計で、学校教育課のほか3課が関わっております。このうち主なものは、スクールソーシャルワーカーの86万円、スクールカウンセラーの67万5,000円、外国語指導助手いわゆるALTの60万円でございます。スクールソーシャルワーカー及びスクールカウンセラーにつきましては、活動時間に応じて支払う形態のため、年度末までの執行に備える必要があり、残となったものでございます。また、ALTについては1月末で1人が退職しましたが、年度内にその補充ができなかったことによります。  続きまして、二つ下の段、3節の職員手当等です。  不用額156万9,137円は10項目の予算の執行残の合計で、学校教育課のほか2課が関わっています。このうち教育部該当分は36万1,339円で、主なものは教育相談員の時間外勤務手当の18万4,127円でございます。  続きまして、二つ下の段、7節の賃金です。  不用額144万8,070円は4項目の予算の執行残の合計で、このうち主なものは特別支援教育支援員の賃金103万1,150円です。年度内に配置が必要な学校が生じた場合に備えていたものです。  2目は以上です。 233: ◯委員長(野口明美君) 次。藤井課長。 234: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、決算書の101ページをお開きください。 235: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 236: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 10款2項1目学校管理費11節需用費、不用額1,061万7,998円でございます。このうち教務課で執行しております需用費について説明させていただきます。  教務課の執行残額の主なものは、小学校の燃料費47万6,567円、電気料153万9,857円、水道料695万370円でございます。燃料費、電気料、水道料につきましては、例年、年度末に予算が不足することがないよう余裕を持たせているところでありますが、令和元年度につきましては、令和2年2月28日付で国及び県から新型コロナウイルス感染症対策のための小学校及び中学校における一斉臨時休業について要請があり、本市においても令和2年3月3日から市内の全小中学校の臨時休業を行ったことにより、光熱水費に不用額が生じているものがございます。  以上です。 237: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 238: ◯学校教育課長(今福保幸君) 同じところ、需用費の学校教育課該当分の主なものは、小学校管理費(事務局)の消耗品費50万3,221円でございます。  続きまして、一つ下の段、12節役務費です。不用額101万8,693円は49項目の予算の執行残の合計で、学校教育課のほか1課が関わっております。このうち主なものは、市内の12小学校の電話料金の60万1,365円でございます。  1目は以上です。 239: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。藤井課長。 240: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、今度、決算書の107ページをお開きください。よろしいでしょうか。 241: ◯委員長(野口明美君) はい。 242: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 10款2項3目学校建設費15節工事請負費、不用額348万2,780円でございます。対象となる工事請負費について説明させていただきます。  この工事請負費は、先ほど執行残が多かった主な歳出で説明させていただきました小中学校大規模改修工事でございます。小中学校大規模改修工事に係る平成30年度からの繰越し分について、天神山小学校春日北小学校の大規模改修工事の入札残が主な執行残でございます。  3目は以上でございます。 243: ◯委員長(野口明美君) 次お願いします。藤井課長。 244: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 続きまして、同じ107ページでございます。  1目学校管理費11節需用費、不用額477万7,421円でございます。教務課で執行しております需用費について説明させていただきます。  教務課の需用費には中学校の燃料費、消耗品費、電気料、水道料、修繕料がありますが、主な執行残額は燃料費44万6,558円、電気料129万5,455円、水道料181万6,468円でございます。燃料費、電気料、水道料につきましては、先ほど同様、例年、年度末に予算が不足することがないよう余裕を持たせているところでございます。  また、一斉臨時休業に伴った不用額もここに合わせて入っているものでございます。  以上でございます。 245: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 246: ◯学校教育課長(今福保幸君) 同じところ、需用費の学校教育課該当分の主なものは、中学校管理費(事務局)の消耗品費21万7,884円です。  続きまして、一つ下の段、12節役務費です。不用額103万8,369円は36項目の予算の執行残の合計で、学校教育課のほか1課が関わっています。このうちの主なものは、市内6中学校の塵芥収集手数料の21万7,884円と電話料金18万3,251円でございます。  1目は以上です。 247: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。 248: ◯学校教育課長(今福保幸君) 続きまして、109ページをお開きください。  2目教育振興費の上から3段目の11節需用費です。不用額110万2,432円は13項目の予算の執行残の合計で、主な内容は、6中学校の通常学級及び特別支援学級の授業に用いる消耗品でございます。  次に、四つ下の段、19節負担金、補助及び交付金です。不用額110万2,639円は9項目の合計で、このうちの主なものは、中体連等大会出場補助金の109万7,820円です。これは前年度実績程度の参加を見込んでいたところ、参加者が想定ほど伸びず、100万円の流用減額を行っていましたが、なお、残となったものでございます。  次に、一つ下の段の20節扶助費です。不用額303万4,037円は中学校の学校給食費を除く就学援助費及び特別支援教育就学奨励費に関する3項目の予算の執行残の合計で、主なものは、学用品等の就学援助費の227万2,695円です。12月定例会及び3月定例会で合わせて484万2,000円を減額し、また、545万1,000円を減額流用しておりましたが、年度末までの執行に備える必要があり、残となったものでございます。  2目は以上です。 249: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いします。三丸課長。 250: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 111ページをお願いいたします。  10款4項1目社会教育費社会教育総務費です。不用額の欄、上から4段目、3節職員手当になります。職員手当不用額が164万9,408円です。このうち、教育部に関わるものは7万6,648円です。嘱託職員の手当に関わるものでございます。  1目、以上です。 251: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いします。高田課長。 252: ◯文化財課長(高田勘治君) 決算書112ページになります。 253: ◯委員長(野口明美君) はい。お願いします。 254: ◯文化財課長(高田勘治君) 10款4項4目文化財保護費です。4目の上から3行目、7節賃金、不用額573万1,600円でございます。この内訳は、遺跡発掘調査費320万2,950円と受託事業遺跡発掘調査費252万8,650円で、いずれも遺跡等の発掘に携わる屋外調査員等の賃金の不用額です。理由といたしまして、市費調査分の遺跡発掘調査費の賃金に関しましては、緊急調査が発生した場合に対応できるよう1件分を留保したこと、また、年度末に発生する試掘や確認調査を行う場合に必要な屋外作業員の賃金を留保したことにより生じたものです。  また、受託事業遺跡発掘調査費の賃金に関しましては、3月補正予算の計上時に発掘調査が終息していないものについては調査に要した経費の精算ができなかったため、不用額が生じたものです。  続きまして、その3行下、11節需用費、不用額146万794円でございます。文化財総務事務費、遺跡発掘調査費、受託事業遺跡発掘調査費、文化財施設管理費、奴国の丘歴史資料館事業費における不用額で、消耗品費、燃料費、食料品、印刷現像代、電気料、水道料、修繕費などの執行残の合計額となります。主な内訳といたしましては、遺跡発掘調査費の報告書の印刷費及び写真現像代が78万5,855円、遺跡発掘調査費及び受託事業遺跡発掘調査費の消耗品費の合計額が21万1,679円、文化財施設管理費の電気料が17万3,416円となっております。  理由といたしまして、まず印刷費につきましては、報告書印刷の入札に伴う執行残が3月補正予算計上後に生じたものです。写真現像代は緊急調整用として留保していたためです。  次に、消耗品について、遺跡発掘調査費に関しましては緊急調査対応の留保としたもの、また受託事業遺跡発掘調査費に関しましては、最終見込みよりも少ない消耗品の購入で調査が完了したことによるものです。  また、電気料につきましては資料館、ウトグチ瓦窯展示館をはじめとした文化財課が管理している各施設の電気料の執行額の合計額が、不用額の合計となったものです。  続きまして、113ページ、同じく4目の2行目、14節使用料及び賃借料で、不用額は300万3,108円です。主な内訳といたしましては、遺跡発掘調査費の賃借料209万2,437円と、受託事業遺跡発掘調査費の賃借料87万5,487円でございます。どちらも発掘現場の重機等の賃借料でございますが、理由といたしまして、市費調査費分の遺跡発掘調査費の賃借料につきましては、緊急調整用として年度末まで留保したもの、また、受託事業遺跡発掘調査費の賃借料に関しましては、最終見込みよりも少ない使用回数で調査が完了したことに伴い、それぞれ不用額が生じたものです。  4目は以上です。 255: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いします。藤井課長。 256: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 続きまして、決算書の115ページをお願いいたします。 257: ◯委員長(野口明美君) はい、どうぞ。 258: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 10款5項4目学校給食費11節需用費の不用額357万2,900円でございます。この需用費の執行残額の主なものといたしましては、小学校給食管理費(事務局)の修繕料、給食備品34万1,206円及び燃料費270万556円でございます。いずれも例年、年度末に予算が不足することがないよう余裕を持たせているところであります。  以上です。 259: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。今福課長。 260: ◯学校教育課長(今福保幸君) 続きまして、116ページをお開きください。  説明の欄は一番下の段、20節の扶助費でございます。不用額は小中学校の学校給食に係る就学援助費及び特別支援教育就学奨励費に関する予算4項目の執行残の合計で、主なものは小学校の学校給食に係る就学援助費429万546円と中学校の学校給食に係る就学援助費302万694円です。  小学校分については3月定例会で149万5,000円の減額補正をしたほか44万3,000円の減額流用を行っておりましたが、年度末までの執行に備え一定額を確保する必要があり残となったものでございます。  また、中学校分については12月定例会で400万8,000円を、3月定例会で118万7,000円を減額補正しておりましたが、小学校同様に、年度末までの執行に備え一定額を確保する必要があり残となったものでございます。  4目は以上で、これで不用額の説明を終わります。 261: ◯委員長(野口明美君) これより、委員の質疑をお受けいたします。質疑ございませんでしょうか。  川崎副委員長。 262: ◯副委員長(川崎英彦君) 99ページの事務局費の中でですね、ALTが1月に退職したということが減額の理由なんですけど、この退職の理由は何でしょう。 263: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 264: ◯学校教育課長(今福保幸君) 新しい就職先が見つかったため、退職したというふうに聞いております。 265: ◯委員長(野口明美君) 川崎副委員長。 266: ◯副委員長(川崎英彦君) その後の手当ができなかったっていうことですが、ちょっと何ですかね、外国から来られて、いろんな環境が変わってですね、生活とかのサポートも必要かなとは思ってたら、そういう理由じゃなかったんですけど、そういう環境整備というか生活サポートみたいなものもここでされてあるんですかね。 267: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 268: ◯学校教育課長(今福保幸君) 特別には行っておりません。 269: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 270: ◯委員長(野口明美君) よって、質疑なしと認めます。質疑は終結いたしました。  以上で、教育部の審査を終了いたしました。大変お疲れさまでございました。  すみません、録音等の手続もございますので、ここで暫時休憩をいたします。  それでは、どのぐらいあったらいい。5分。そしたら、35分から再開いたします。お願いいたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後1時27分                 再開 午後1時32分                ──── ─ ──── ─ ──── 271: ◯委員長(野口明美君) それでは、皆さんおそろいでございますので、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは、都市整備部関係の審査を行います。  委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言をしてください。  また、新型コロナウイルス感染防止の観点から審査時間をできるだけ短くしたいと考えております。委員並びに説明員の皆さんは簡潔明瞭に発言をしていただきますよう、よろしくお願いいたします。あわせまして、委員は質疑に徹し、要望は控えていただきますよう、よろしくお願いいたします。  それでは、審査を始めます。説明員の説明を求めます。  渡邉都市整備部長。 272: ◯都市整備部長(渡邉一雄君) 都市整備部でございます。よろしくお願いいたします。 273: ◯委員長(野口明美君) よろしくお願いします。 274: ◯都市整備部長(渡邉一雄君) 令和元年度一般会計の決算について御説明させていただきます。  まず、主要な施策の成果から説明してまいります。主要な施策の成果をお願いいたします。 275: ◯委員長(野口明美君) はい。 276: ◯都市整備部長(渡邉一雄君) 都市整備部からは24事業となっています。順次、担当課長から御説明申し上げます。 277: ◯委員長(野口明美君) 樺島下水道課長。 278: ◯下水道課長(樺島義隆君) それでは、主要な施策の成果の40ページの中段をお願いいたします。 279: ◯委員長(野口明美君) はい。お願いします。 280: ◯下水道課長(樺島義隆君) ため池防災減災事業でございます。
     当初予算額200万円、最終予算額は同額、決算額169万4,000円、執行残額30万6,000円です。  目的としましては、局所的な集中豪雨や大規模地震により、全国のため池が被災しているため、防災減災対策を講じることにより、ため池の被災を未然に防ぎ、周辺住民の生命や財産を守るとともに、安らぎと憩いの場としてのため池を保全するものです。  内容としましては、地震に対する調査優先度が高い大牟田池の液状化判定業務を行いました。  成果としましては、液状化判定により、ため池の現状を把握することができました。これにより大牟田池の維持補強に向けた防災減災対策が進みました。 281: ◯委員長(野口明美君) 平井都市計画課長。 282: ◯都市計画課長(平井和哉君) 60ページの上段をお願いします。 283: ◯委員長(野口明美君) はい。 284: ◯都市計画課長(平井和哉君) 遊具安全点検事業でございます。  当初予算額200万円、最終予算額は同額、決算額181万3,000円、執行残額18万7,000円です。  目的は、公園などの遊具の状態を的確に把握し、公園利用者に安全で良好な施設を提供するものでございます。  内容としましては、遊具など施設の危険箇所を把握するため、安全点検を年2回、4月と9月に実施しました。  成果としましては、専門業者に点検業務を委託することで、危険性がある遊具を早期に把握することができました。また、点検の結果に基づき、表のとおり、遊具59基について適切な処置を行うことにより、利用者に安全で良好な施設を提供することができました。 285: ◯委員長(野口明美君) 江崎用地課長。 286: ◯用地課長(江崎弘義君) 97ページの上段をお願いします。 287: ◯委員長(野口明美君) はい。お願いします。 288: ◯用地課長(江崎弘義君) 地籍調査事業でございます。  当初予算額2,067万9,000円、最終予算額1,887万7,000円、108万2,000円を減額補正しています。決算額1,874万5,000円、執行残額13万2,000円です。  目的といたしましては、境界紛争の解決や適正な課税のため、1筆ごとの地番、地目、地積、所有者及び境界を調査し、地籍調査簿及び地籍図の作成を行い、地籍の明確化を図るものでございます。  内容といたしましては、表に記載のとおり、宝町、大和町、日の出町を実施しました。  成果といたしまして、地籍の明確化を図ることで、境界紛争の防止や公共事業等の円滑かつ効率的な執行の推進に寄与しました。 289: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 290: ◯都市計画課長(平井和哉君) 同じく97ページの下段をお願いします。  違反広告物除却事業でございます。  当初予算額98万5,000円、最終予算額は同額、決算額93万1,000円、執行残額5万4,000円です。  目的は、地域と市が一体となって市内の違反広告物を除却し、良好な都市景観の保持及び形成を図るものでございます。  内容は、除却推進員、シルバー人材センター、地元ボランティア及び市職員により除却を実施しております。98ページの表に除却の実績を記載しております。  成果としましては、除却作業を定期的に実施することで、市内における違反広告物の掲出が減少し、良好な都市景観を保持することができました。 291: ◯委員長(野口明美君) 田中道路管理課長。 292: ◯道路管理課長(田中豊隆君) 99ページの上段をお願いいたします。 293: ◯委員長(野口明美君) はい。 294: ◯道路管理課長(田中豊隆君) 那珂川宇美線整備事業でございます。  当初予算額1億2,166万6,000円、最終予算額8,026万6,000円、4,140万円を減額補正しています。決算額8,026万6,000円で執行残額はございません。  目的としましては、福岡県が施行する都市計画道路事業であり、新幹線高架下から泉入口交差点までの未整備区間の道路整備について負担金を支出し、事業の促進を図っているところでございます。  内容としましては、県事業費4億4,160万円に対して8,026万6,000円の負担金を支出いたしました。  成果といたしましては、下白水西工区の用地買収及び物件補償を実施し、事業が進捗しました。進捗率は前年度より用地ベースで13.9ポイント、事業費ベースで12.4ポイントの増でございます。  続きまして、同じく99ページの下段をお願いします。  長浜太宰府線整備事業でございます。  当初予算額1億4,188万円、最終予算額4,477万6,000円、9,710万4,000円を減額補正しています。決算額4,469万3,000円、執行残額8万3,000円でございます。  目的としましては、福岡県が施行する都市計画道路事業であり、北側の福岡市との行政界から主要地方道大野城二丈線までの未整備区間須玖北工区の道路整備について負担金を支出し、事業の促進を図るものです。  内容としましては、県事業費1億9,700万2,000円に対して3,950万円の負担金を支出いたしました。  成果としましては、用地買収及び物件補償、物件調査を行い、事業が進捗しました。進捗率は前年度より用地ベースで7.0ポイント、事業費ベースで7.3ポイント増でございます。  続きまして、100ページの上段をお願いします。  橋りょう長寿命化補修事業でございます。  当初予算3,234万円。最終予算額は同額。決算額2,918万円。執行残額316万円でございます。  目的としましては、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、予防保全を基本とした計画的な補修を行うことで維持管理に係る費用の軽減及び平準化を図り、橋梁の適正な管理を行うものです。  内容としましては、適切な維持管理を行うため、一覧表に記載しています原田橋ほか16橋の補修工事を実施しました。  成果としましては、修繕計画に基づいた予防保全型の補修工事を実施したことで、橋梁の機能を適切に維持することができました。  続きまして、100ページの中段をお願いします。  道路新設改良事業でございます。  当初予算額2,293万円、最終予算額1,869万7,000円、423万3,000円を減額補正しています。決算額1,664万4,000円、執行残額205万3,000円でございます。  目的としましては、道路の新設改良等により地域交通の利便性を高めるとともに、安全で良好な道路空間を確保するものです。  内容としましては、市道第164号路線において、車道の改良と併せて歩道用地の買収を行い、道路と段差のない歩道を設置することでバリアフリー化の改良を実施しました。  成果としましては、車道に併せて歩道も整備したことにより、車両及び歩行者にとってより安全な道路に改良することができました。  続きまして、100ページの下段をお願いします。  側溝整備事業でございます。  当初予算額5,476万5,000円、最終予算額5,032万1,000円、平成30年度から1,374万8,000円繰越して1,819万2,000円を減額補正しています。決算額4,827万1,000円、執行残額205万円でございます。  目的としましては、老朽化した側溝の改修を行い、安全な交通環境の確保を図るとともに、雨水等の排水能力を改善し、浸水被害の防止を図るものです。  内容としましては、春日原南町地区において、延長259メートルの側溝改修工事を実施しました。  101ページをお願いします。  成果としましては、側溝を改修することで、安全な交通環境の確保と雨水等排水能力の改善による浸水被害の防止につなげることができました。  続きまして、101ページの上段をお願いします。  道路ストック長寿命化補修事業でございます。  当初予算額4,710万円、最終予算額6,611万2,000円、1,901万2,000円を増額補正しています。決算額6,411万7,000円、執行残額199万5,000円でございます。  目的としましては、本市が管理する道路ストックを長寿命化修繕計画に基づき予防保全を基本とした計画的な補修を行うことで、維持管理に係る費用の軽減及び平準化を図りながら適正な管理を行うものです。  内容としましては、一覧表の記載のとおりでございます。  成果としましては、老朽化した道路ストックの補修により交通環境の向上を図ることができました。  続きまして、101ページの中段をお願いします。  白水架道橋、中原池の内線トンネル照明灯改築事業でございます。  当初予算額6,120万6,000円、最終予算額6,020万6,000円、100万円を減額しています。決算額5,778万6,000円、執行残額242万円でございます。  目的としましては、ナトリウム水銀灯の製造中止に併せて、既設のトンネル照明をLED照明と改築することで適正な管理を図るものです。  内容としましては、白水架道橋トンネル内の既設のナトリウム灯を撤去し、新たにLEDの照明器具を設置しました。  成果としましては、計画的な改築を行うことで、トンネル内の照度及び交通の安全を継続的に確保し、今後の維持管理費を削減できる見込みとなりました。  続きまして、101ページの下段をお願いします。  西鉄天神大牟田線連続立体交差事業でございます。  当初予算額2億4,547万7,000円、最終予算額1億5,030万1,000円、9,517万6,000円を減額補正しています。決算額1億5,027万8,000円、執行残額は2万3,000円でございます。  目的としましては、県が施行する都市計画事業である西鉄天神大牟田線連続立体交差事業について負担金を支出し、事業の促進を図るものです。  102ページをお願いします。  内容としましては、令和元年度の県事業費45億909万1,000円のうち市負担金として1億4,580万1,000円を負担いたしました。  成果としましては、県において、高架橋工事、信号所建築工事等を行い、事業が進捗しました。令和元年度末事業費ベースで76.8%と、前年度から7.9ポイント増加となっております。  続きまして、102ページの中段をお願いします。  西鉄春日原駅周辺整備事業でございます。  当初予算額3億931万9,000円、最終予算額3億2,068万6,000円、平成30年度から1,301万8,000円繰越しして165万1,000円を減額補正しております。決算額2億6,632万2,000円、執行残額は5,436万4,000円でございます。執行残の主な理由は、令和2年度への繰越しでございます。  目的としましては、県が施行する西鉄大牟田線の連続立体交差事業に合わせて、西鉄春日原駅へのアクセス道路や駅前広場を整備することにより、交通ネットワークを強化するとともに駅を中心としたにぎわいのある空間を形成するための基盤づくりを行うものです。  内容としましては、都市計画道路春日原駅前線駅前広場分について事業用地5筆の取得を行いました。  成果としましては、事業完了に向け用地取得等を行い、前年度から用地取得率が7.4ポイント、事業進捗率が4.6ポイントの増でございます。 295: ◯委員長(野口明美君) 説明は終わりでいいですかね。 296: ◯道路管理課長(田中豊隆君) すみません。 297: ◯委員長(野口明美君) ここで一旦区切らせていただきます。  これより委員の質疑をお受けいたします。質疑ございませんでしょうか。  米丸委員。 298: ◯委員(米丸貴浩君) 40ページ、一番最初の説明のところです。  ため池防災減災事業のところでお伺いしたいと思います。今回、大牟田池の液状化判定業務を行われたということですけど、これは国が示す土地改良事業設計指針に基づいて行われているとは思うんですが、今回、その結果というのは、液状化の判定はどうだったんでしょうか。液状化の可能性があるという結果が出てるんでしょうか。いかがでしょうか。 299: ◯委員長(野口明美君) 樺島課長。 300: ◯下水道課長(樺島義隆君) 今回の判定結果としましては、液状化の可能性があるという判定結果になっております。 301: ◯委員長(野口明美君) 米丸委員。 302: ◯委員(米丸貴浩君) 液状化の判定のやり方っていうのは、ちょっと専門的になりますけど、FL法に基づいてやられているとは思いますし、堤体の中、どの部分にそういう液状化を起こすおそれがある層を判定していくとは思うんですけれども、今後、対策の検討にこれから移っていく、そういう認識でよろしいでしょうか。 303: ◯委員長(野口明美君) 樺島課長。 304: ◯下水道課長(樺島義隆君) もう一つですね、もちろん対策を取っていくことが必要ということにはなりますが、再度、ちょっとこれも専門になりますけど、レベル2地震動における耐震調査をもう1種類、県の指導に基づいて行う必要がございます。その結果を受けて最終的な対策を検討していくという段階でございます。 305: ◯委員長(野口明美君) 米丸委員。 306: ◯委員(米丸貴浩君) 耐震性能はそしたら、レベル1と2と二つありますけれども、どちらで検討するんですか。どちらも検討するんですかね。
    307: ◯委員長(野口明美君) 樺島課長。 308: ◯下水道課長(樺島義隆君) 今回、大牟田池についてはレベル2の地震動での検討になります。 309: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。米丸委員。 310: ◯委員(米丸貴浩君) あわせてですね、大牟田池、ため池の重要度区分、これは3区分あると思いますけど、どちらで判定されてあるんですか。 311: ◯委員長(野口明美君) 樺島課長。 312: ◯下水道課長(樺島義隆君) AA種という区分になっております。 313: ◯委員(米丸貴浩君) はい。 314: ◯委員長(野口明美君) 次、高橋委員。 315: ◯委員(高橋裕子君) 100ページの下の段、側溝整備事業についてお尋ねします。  この場所はたしか大野城市の瑞穂町の辺りから来る水も、かなり影響してたと思うんですけれども、今回の事業完了においてですね、地元の住民から、春日原南町の影響があったところからの問い合わせとか、そういったものは少なくなったんでしょうか。効果が上がったと考えてよろしいでしょうか。 316: ◯委員長(野口明美君) 田中課長。 317: ◯道路管理課長(田中豊隆君) 工事が完了してからの雨が降った後のですね、状況というか、それについての問い合わせ等は今のところはございません。 318: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。西川委員。 319: ◯委員(西川文代君) 102ページです。西鉄春日原駅周辺整備事業ですけれども、これ成果でですね、元年度で用地取得率が92.1%っていうことで、7.9%が残りということですが、当初ですね、予定としては元年度に全て取得を終わる予定ということでしたけれども、あと、どの辺りのところが残っているのかをちょっと説明ください。 320: ◯委員長(野口明美君) 田中課長。 321: ◯道路管理課長(田中豊隆君) 春日市道の一級1号路線、元春日原交番がありましたけれども、そちらの反対角に原田酒店という酒屋さんがございます。そちらの一部がちょっとまだ買収ができてないところと、あとは今度、春日原駅前の広場になりますけども、そちらに西鉄が所有した土地がございます。そちらの部分がまだ買収ができてないところになります。 322: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。西川委員。 323: ◯委員(西川文代君) そうしますと、基本的には早いうちにそちらも、難しいいろいろ交渉はあるかと思いますけど、早期に交渉を経て確実に用地取得をするという方向性で考えてよろしいですか。 324: ◯委員長(野口明美君) 田中課長。 325: ◯道路管理課長(田中豊隆君) その方針でやらせていただきます。 326: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。白水委員。 327: ◯委員(白水祥太郎君) 自分の所管で聞くのはあれなんですけど。60ページ、遊具の安全点検事業なんですが、平成30年度のこの成果と比較しますと、点検箇所数、点検遊具数、全く同数なんですけれども、毎年こういう感じなんですか。 328: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 329: ◯都市計画課長(平井和哉君) 30年度と令和元年度は、同数でございます。 330: ◯委員長(野口明美君) 白水委員。 331: ◯委員(白水祥太郎君) 偶然ということでよろしいでしょうか。 332: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 333: ◯都市計画課長(平井和哉君) 新規の遊具設置がございませんでしたので、同数となっております。 334: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 335: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、次、お願いいたします。  平井課長。 336: ◯都市計画課長(平井和哉君) 102ページの下段をお願いします。 337: ◯委員長(野口明美君) はい、どうぞ。 338: ◯都市計画課長(平井和哉君) コミュニティバス事業でございます。  当初予算額1億1,041万7,000円、最終予算額1億241万7,000円、800万円を減額補正しております。決算額9,838万6,000円、執行残額403万1,000円です。執行残の理由は、運行経費の減や運行収入の増加により、運行補助金が減額になったものです。  目的は、市内の公共・公益施設へのアクセス向上、バス路線の空白地帯の解消、高齢者や障がい者の社会参加の支援などを図るものでございます。  内容としましては、コミュニティバスは平成15年3月の運行開始から17年が経過し、累計利用者数が427万人を突破しました。令和元年度の利用者数につきましては、103ページの表に記載のとおり28万4,540人となっており、前年度から7,910人増加し、過去最高となりました。また、令和元年度も、運行経費の一部として運行補助金9,423万8,000円を助成しました。このほか、ダイヤの改正及びバス停の位置変更などを行い、利用者の利便性の向上を図りました。  成果としましては、利用者が過去最大となるなど、利用者の声に耳を傾けながら改善を図ってきた成果が実を結び、市民の身近な移動手段として定着しているものです。 339: ◯委員長(野口明美君) 田中課長。 340: ◯道路管理課長(田中豊隆君) 続きまして、103ページの下段をお願いします。  交通安全施設整備事業でございます。  当初予算額3,677万3,000円、最終予算額4,077万3,000円、400万を増額補正しております。決算額4,069万1,000円、執行残額8万2,000円でございます。  目的としましては、通学路安全点検に基づき交通安全施設の整備及び改修を行うことで、交通事故を防止し、安全な道路交通環境の形成を図るものでございます。  104ページをお願いします。  内容につきましては、一覧表のとおりでございます。  成果としましては、整備を行うことで道路の安全を確保することができました。また、通学路安全点検の結果に基づきグリーンベルト新設等の工事を行い、子どもの通学路の安全を確保することができました。 341: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 342: ◯都市計画課長(平井和哉君) 104ページの中段をお願いします。  松くい虫防除事業でございます。  当初予算額は849万円、最終予算額は同額、決算額846万6,000円、執行残額2万4,000円です。  目的としましては、松くい虫による公園などの松枯れを防止することで、都市における緑を保全し、良好な自然環境を維持するものでございます。  内容としましては、白水大池公園及び大牟田池第一緑地内におきまして、表に記載のとおり、枯れ松の撤去及び松くい虫防除のための薬剤の樹幹注入を実施しました。  成果としましては、枯れ松の撤去及び健全松に防除剤を樹幹注入することにより、新たな松枯れの発生を抑制し、緑の保全と自然環境を維持することができました。  同じく、104ページの下段をお願いします。  緑化推進事業でございます。  当初予算額は955万9,000円、最終予算額は1,018万6,000円、62万7,000円を増額しております。決算額1,000万6,000円、執行残額18万円です。  目的は、市内に花や緑を配置することで、市民自らが緑を大切に守り生かすという意識の高揚と、自治会活動の活性化を促すものでございます。  内容としましては、各地区に春、秋の年2回花苗を配布しております。また、市内12か所の花壇に花を植えるとともに既存の花壇6か所、新たな花壇3か所の整備も行いました。また、公園に植栽もしております。  成果としましては、多くの市民が利用する公共施設などに効果的に花を配置するとともに、市民に身近な緑を提供することで潤いのあるまちづくりができました。また、各地区自治会では、共同で花の管理を行うことで緑を慈しむ意識の向上を図ることができました。  続きまして、105ページの上段をお願いします。  街路樹健全度調査診断事業でございます。  当初予算額520万円、最終予算額は同額、決算額501万円、執行残額19万円です。  目的は、老朽化した街路樹の倒木を防止するため、市内の街路樹の健全度調査を実施し、必要な措置を行うことで道路の安全を確保するものでございます。  内容は、市内14路線の道路において、表に記載のとおり、専門業者による健全度調査診断を行いました。  成果としましては、健全度調査を行ったことにより、倒木の恐れがある街路樹を早期に発見することができました。また、特に倒木のおそれが高い街路樹24本については、緊急に伐採を行い道路空間の安全を確保しました。  同じく、105ページの下段をお願いします。  白水ヶ丘東公園整備事業でございます。  当初予算額2,354万円、最終予算額2,331万4,000円、22万6,000円を減額補正しております。決算額2,331万4,000円、執行残額はございません。  目的は、白水ヶ丘地区及び天神山地区の憩いと触れ合いの場として、街区公園を整備するものでございます。  内容としましては、広場を大きく設け、休憩施設や遊具施設などを設置しました。また、市の木でもあるナギノキを5本植えております。  成果としましては、健康遊具を含む遊具施設などを適切に配置したことにより、幼児から高齢の方まで誰もが楽しめる憩いの公園になりました。  続きまして、106ページの上段をお願いします。  天神山公園再整備事業でございます。  当初予算額4,740万円、最終予算は同額、決算額4,694万4,000円、執行残額45万6,000円でございます。  目的は、整備後25年以上経過し、老朽化が目立つため、地域の利用ニーズに沿った街区公園として再整備を行うものでございます。  内容としましては、老朽化した施設を撤去し、広場を設け、幅広い年代の方に利用してもらえるように様々な施設を設置しました。  成果としましては、高齢者のニーズが高い健康遊具などを設置し、地域の意見を取り入れた再整備を行ったことにより、地域住民の憩いと触れ合いの場として活用できるようになりました。  同じく、106ページの下段をお願いします。  公園橋りょう改修事業でございます。  当初予算額310万円、最終予算額は同額、決算額248万4,000円、執行残額61万6,000円でございます。  目的は、公園内の橋梁について長寿命化計画に基づく適切で計画的な改修を実施し、利用者の安全を確保するものでございます。  内容としましては、須玖南親水公園の老朽化した木橋1橋の改修工事のための設計業務を行いました。  成果としましては、令和2年度の同木橋の改修工事に向けて準備が整いました。  107ページをお願いします。  公園施設改築・更新事業でございます。  当初予算額3,100万円、最終予算額3,700万、600万円を増額補正しております。決算額3,614万5,000円、執行残額85万5,000円でございます。  目的は、公園施設長寿命化計画に基づき公園施設の改築・更新工事を実施し、利用者の安全を確保するものでございます。  内容としましては、表に記載のとおり、市内10か所の公園において21基の遊具更新工事を行いました。  成果としましては、公園施設を更新することにより、公園利用者に安全で良好な施設を提供することができました。  続きまして、108ページの上段をお願いします。  上白水公園整備事業でございます。  当初予算額ゼロ円、最終予算額180万円、180万を増額補正しております。決算額158万4,000円、執行残額21万6,000円でございます。  目的は、既存の上白水公園の借地を解消するために、民有地を取得した上で既存より広く地域コミュニティに配慮した新たな街区公園を整備するものです。  内容としましては、公園整備に向けた測量業務に着手しました。  成果としましては、上白水公園の令和5年度整備完了に向けて、測量業務に着手し、事業の進捗に努めました。  同じく、108ページの下段をお願いします。  白水大池公園施設改修事業でございます。  当初予算額8,654万6,000円、最終予算額8,415万9,000円、238万7,000円を減額補正しております。決算額8,414万1,000円、執行残額1万8,000円でございます。  目的は、老朽化した施設を適切に改修することで、公園利用者の安全を確保し、利便性の向上を図るものでございます。
     内容としましては、老朽化の著しい白水大池公園の管理棟の改修工事を実施し、ラグビーワールドカップキャンプチーム地の基準を満たすことができました。また、老朽化した一部の園路を改修するとともに、ちびっこ広場のり面等の改修工事に向けた測量設計業務を行いました。  成果としましては、管理棟の大規模改修工事によりラグビーワールドカップキャンプチーム地の成功に大きく寄与するとともに、施設の利便性が向上し、長寿命化を図ることができました。また、老朽化した一部の園路の改修工事を行ったことで、利用者の安全性を確保することができました。  主要な施策の成果の説明は以上でございます。 343: ◯委員長(野口明美君) これより委員の質疑をお受けいたします。質疑ございませんでしょうか。  西村委員。 344: ◯委員(西村澄子君) 103ページです。交通安全施設整備事業の件です。  これは目的のところに通学路の安全点検の結果というふうなことで書いてありますが、よく各小中学校とかでPTAの活動の中で通学路の安全点検アンケートとかいうことで、市のほうにまとめて各学校で提出されてると思いますけど、そういうことも加味して、この通学路安全点検の結果を出されてるということでしょうか。 345: ◯委員長(野口明美君) 田中課長。 346: ◯道路管理課長(田中豊隆君) そういったアンケートの結果も踏まえた上でですね、安全施設ですね、それらの対策のほうに、一応見た上で、現地のほうも確認した上でですね、参考にさせていただきますし、それをもとにそういった施設のほうも整備した結果となります。 347: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。米丸委員。 348: ◯委員(米丸貴浩君) 102から3にかけてのコミュニティバスですけど、コミュニティバスの利用者の推移が元年度で最高の乗車数に達したということは、非常に執行部のたゆまぬ努力の成果だと私は一つは思ってるんですね。中にはですね、運転免許証の返納事業を今やってますので、一つはこの辺りのことも要因の一つかなと思ってるんですが、これまで路線増に伴ってルートが変更されたから、なかなか慣れないで、一旦減少しましたけれども、利用者さんがですね。増えてきた理由というのはですね、それだけの理由でなくて、ほかにこれ以外にも、ここに書いてありますように、市民の声に耳を傾けていった成果がここに出てきたというふうに書いてありますが、執行部として何か具体的なそのような施策を取ったというのは、あるんだったら教えてください。 349: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 350: ◯都市計画課長(平井和哉君) コミバスにおけるですね、結構、問合せ等、意見等が電話でかかっております。アンケートは実施しておりませんけど、そういう意見箱の意見、直接いただいた意見などを踏まえてですね、ルート変更等及びダイヤの改正等を行っております。 351: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。西川委員。 352: ◯委員(西川文代君) 同じところですけれども、コミュニティバス事業ですが、そういう形で利用者の声を聞いて変更等を行って、こういう結果が出てるというのは本当すばらしいと思います。  その利用者の声の中に近隣の自治体ですね、大野城とか那珂川とか、そういうところと広域的に事業を行ったらどうかとかいうような声というのはないですか。 353: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 354: ◯都市計画課長(平井和哉君) 今、西川委員のおっしゃった件につきましてはですね、実際、協議はしております。ただし、ちょっと春日市とよその自治体のコミバスの目的が違うもので、今後ですね、検討してうまくその辺が合えば、行っていきたいと思っております。 355: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 356: ◯委員(西川文代君) それから、またちょっと別ですけれども、1点、105ページのですね、上段の街路樹健全度調査診断事業です。  やはりですね、ちょっと台風等ありまして一部春日公園の中ではですね、やっぱり倒木があったりとかしてるようですけれども、今回こういう形でですね、きちんと、危ないものは24本抜いたりですね、いろんなことをされて常日ごろから気をつけていらっしゃいますけど、今回、春日市の中で、台風とかの影響で樹木が倒木したとか、何かそういう報告はあるんですか。 357: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 358: ◯都市計画課長(平井和哉君) 台風9号で、公園内にですね…… 359: ◯委員長(野口明美君) すみません、これ、決算と、西川委員、関係ないので。                 (「関係ないやろ、今度の台風のことは」と発言する者あり) 360: ◯委員(西川文代君) 今回こういうことが生じた結果がちゃんと出ているのかの確認です。きちんとしているから今回大丈夫だったとか、そこは関連ないですか。 361: ◯委員長(野口明美君) じゃあ、課長、今までの点検が功を奏して、この台風で大丈夫だったのかというとこだけ、御回答お願いします。 362: ◯都市計画課長(平井和哉君) この点検結果によりですね、大きな倒木は生じておりません。小さな木が2本程度、街路樹では倒木したのみでございます。 363: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。西村委員。 364: ◯委員(西村澄子君) すみません、106ページです。天神山の公園再生事業というところで、成果にも書いてありますけど、高齢者のニーズが高い健康遊具とありますが、具体的にはどのような。ここには、背伸ばしベンチとか、それから複合健康遊具と書いてありますけど、どのような遊具が設置されるんでしょうか。 365: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 366: ◯都市計画課長(平井和哉君) ストレッチベンチ……。すみません、ちょっと確認します。 367: ◯委員長(野口明美君) はい。平井課長。 368: ◯都市計画課長(平井和哉君) 背伸ばしベンチ1基と、健康複合遊具はですね、ストレッチや、またこれも同じ背伸ばしとか、平行棒みたいな形でですね、上に乗って腕力を鍛えるような複合的な遊具を設置しております。 369: ◯委員長(野口明美君) 西村委員。 370: ◯委員(西村澄子君) ということは、公園整備に当たって、こういうふうに遊具といったら、やっぱり子どもたち用というふうになりますけど、何かイメージ的には。高齢者のニーズの高い健康遊具もどんどん増えてきて、そして増える意向だというような形で考えてらっしゃるんですか。 371: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 372: ◯都市計画課長(平井和哉君) そのとおりでございます。地域のですね、ニーズによって幼児から高齢者までですね、様々な方が利用できる遊具をこれからは設置していきたいと考えております。幼児用、児童用、高齢者用の遊具をできるだけ地元自治会の要望に沿って設置してまいりたいと考えております。 373: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。白水委員。 374: ◯委員(白水祥太郎君) 105ページ、白水ヶ丘東公園整備事業に関してですけれども、元年度の出前トーク白水池地区におきましてですね、星見ヶ丘で児童登校の見守りをしていますが、児童が腹痛のためにトイレに行きたいという相談を受けることがありますということで、そのときの御対応が、整備中の白水ヶ丘東公園にはトイレ設置の予定はありませんというふうに御回答されてます。その後、また対応され、今後の方針については、白水ヶ丘、白水池、天神山各地区自治会と再度協議する予定ですという報告書が出ておりますが、その後どうなりましたでしょうか。 375: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 376: ◯都市計画課長(平井和哉君) その後です。まず、街区公園に新たにトイレを設ける場合は、基本、地元管理でお願いしております。地元で清掃をしていただく、管理をしていただくことを条件に、新規整備を行っております。その旨を地元自治会等に伝えたところ、ちょっとまた検討中という形で、あとは通学路としてですね、教育部のほうもまた、その対応を検討しているところです。  以上です。 377: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 378: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、不用額の説明お願いいたします。  渡邉部長。 379: ◯都市整備部長(渡邉一雄君) それでは、次に歳入歳出決算書の歳出の不用額について御説明いたします。 380: ◯委員長(野口明美君) はい。 381: ◯都市整備部長(渡邉一雄君) 歳入歳出決算書及び財政課より配付されています令和2年第3回春日市議会定例会資料の5ページの、令和元年度決算による実質収支の主な内訳の御用意をお願いいたします。 382: ◯委員長(野口明美君) はい。 383: ◯都市整備部長(渡邉一雄君) 順次、担当課長から御説明申し上げます。 384: ◯委員長(野口明美君) お願いいたします。田中課長。 385: ◯道路管理課長(田中豊隆君) まず、90ページをお願いします。90ページです。 386: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。はい、お願いします。 387: ◯道路管理課長(田中豊隆君) 8款2項2目道路維持費15節工事請負費316万820円でございます。内訳として主なものは、橋りょう長寿命化補修事業費316万300円の執行残でございます。そのほか100万円を超えるものはございません。  続きまして、91ページをお願いします。 388: ◯委員長(野口明美君) はい。 389: ◯道路管理課長(田中豊隆君) 8款2項3目道路新設改良費13節委託料276万4,888円でございます。内訳としまして主なものは、道路新設改良事業費の用地測量業務の執行残でございます。そのほか100万円を超えるものはございません。  同じく、15節工事請負費504万9,340円でございます。内訳として主なものは、道路ストック長寿命化補修事業費の白水架道橋トンネル照明灯改築工事241万8,000円の執行残でございます。そのほか100万円を超えるものはございません。 390: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 391: ◯都市計画課長(平井和哉君) 92ページをお願いします。  8款4項1目都市計画総務費、93ページに続きます。19節負担金、補助及び交付金474万2,110円でございます。主なものとしましては、木造戸建住宅耐震改修補助金及びブロック塀等撤去費補助金で、どちらも申請が少なかったことによる執行残でございます。 392: ◯委員長(野口明美君) 樺島課長。 393: ◯下水道課長(樺島義隆君) 続きまして、同じく8款4項1目都市計画総務費28節繰出金2,611万7,625円でございます。財政課から配付されています春日市議会定例会資料の5ページをお願いします。 394: ◯委員長(野口明美君) はい。 395: ◯下水道課長(樺島義隆君) 執行残が多かった主な歳出の13番の項目でございます。これは、一般会計からの下水道事業会計に対しての繰出金でございます。  この主な要因は、分流式下水道経費の繰入額の減額による執行残でございます。 396: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 397: ◯都市計画課長(平井和哉君) 同じく93ページ、8款4項2目公園費11節需要費221万2,234円でございます。主なものとしましては、公園の電気料124万4,956円の執行残額で、そのほかに100万円を超えるものはございません。  同じく93ページ、15節工事請負費494万1,281円でございます。主なものとしましては、自治会などの公園施設整備要望に対応するための枠予算である公園施設整備工事費の執行残額が343万4,101円で、そのほかに100万円を超えるものはございません。  続きまして、94ページをお願いします。  8款4項3目緑化推進費13節委託料102万5,720円でございます。これは、腐朽木撤去等業務や特別緑地保全地区樹木管理業務などの執行残の合計で、1件で100万円を超えるものはございません。 398: ◯委員長(野口明美君) 田中課長。 399: ◯道路管理課長(田中豊隆君) 続きまして、95ページをお願いします。  8款4項4目街路費13節委託料314万2,640円でございます。内訳として主なものは、西鉄春日原駅周辺整備事業費の建物等調査業務305万4,000円の執行残でございます。  同じく、17節公有財産購入費でございます。不用額はございませんが、繰越明許費として2,404万6,000円翌年度へ繰越ししています。  財政課より配付されています令和2年第3回春日市議会定例会資料5ページの実質収支の主な内訳をお願いします。  執行残が多かった主な歳出の15番では、公有財産購入費の執行残額が2,404万6,000円となっていますが、全額を翌年度へ繰越したものです。  理由としましては、春日原駅周辺道路用地の購入に伴い、令和元年度に土地所有者と売買契約及び移転補償契約を締結しましたが、移転先の選定に時間を要したことから令和元年度内に契約内容の履行が完了しなかったため繰越したものです。  同じく、22節補償、補填及び賠償金でございます。不用額は1,466円ですが、繰越明許費として2,706万3,000円翌年度へ繰越しています。  先ほどの資料をお願いします。  執行残が多かった主な歳出の12番では、補償、補填及び賠償金の執行残額が2,706万4,000円ですが、不用額1,466円を含めた額となっております。  理由としましては、先ほど説明しました、17節公有財産購入費と同様の理由により繰越したものでございます。 400: ◯委員長(野口明美君) 平井課長。 401: ◯都市計画課長(平井和哉君) 続きまして、94ページをお願いします。あ、すみません、96ページをお願いします。申し訳ありません。  8款4項6目都市交通体系企画費19節負担金、補助及び交付金292万9,331円でございます。このうち道路管理課分2,500円を除き、都市計画課分が292万6,831円となっております。これは、コミュニティバス事業費の運行補助金の執行残です。主に運行経費の減額及び運行収入の増加に伴い事業者への運行補助金が減額になったものでございます。  歳入歳出決算書の歳出の不用額の説明は以上でございます。 402: ◯委員長(野口明美君) これより委員の質疑をお受けいたします。質疑ございませんでしょうか。ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 403: ◯委員長(野口明美君) 質疑なしと認めます。よって、質疑は終結いたしました。  以上で都市整備部関係の審査を終了いたします。大変御苦労さまでございました。  これで予定しておりました審査は全て終了いたしました。  そのほか委員の皆様から第68号議案に対しまして質疑漏れなどございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 404: ◯委員長(野口明美君) なしと認めます。  第68号議案に対する質疑をこれで終結いたします。  次回の委員会は、9月18日金曜日の代表者会議の終了後、議案採決及び委員長報告案の調整となっております。  以上で、本日の決算審査特別委員会を散会いたします。大変御苦労さまでございました。                ──── ─ ──── ─ ────
                    散会 午後2時33分...