• 市営住宅基金条例(/)
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  1. 春日市議会 2020-09-08
    令和2年地域建設委員会 本文 2020-09-08


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時59分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(岩渕 穣君) 全員出席であります。ただいまから地域建設委員会を開議いたします。  初めに、本定例会の委員会記録署名委員を指名いたします。署名委員吉居委員を指名いたします。  次に、定例会中の審査日程について申し上げます。  本日は、都市整備部議案審査を行いたいと思います。配付しております日程案の順序とは異なりますが、一般会計補正予算(第6号)の関連説明を受けた後に議案審査を行いたいと考えております。  次に、9月9日水曜日は地域生活部議案審査を行いたいと考えております。  日程については以上のとおり予定しておりますが、よろしいでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2: ◯委員長(岩渕 穣君) では、そのように進めさせていただきます。  それでは、ただいまより都市整備部関係議案審査を行います。  委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、第63号議案「令和2年度春日市一般会計補正予算(第6号)について」を議題とし、関連説明をお受けします。  説明員の説明を求めます。渡邉都市整備部長。 3: ◯都市整備部長渡邉一雄君) おはようございます。都市整備部でございます。よろしくお願いいたします。  説明を始めます前に、本日は下水道課庶務担当山田統括係長説明員補助としての許可を頂いてよろしいでしょうか。 4: ◯委員長(岩渕 穣君) 結構です。 5: ◯都市整備部長渡邉一雄君) ありがとうございます。今議会において地域建設委員会に付託されております都市整備部関連の議案は、下水道事業会計補正予算決算認定の計2件と、報告2件でございます。加えまして、関連説明として一般会計補正予算を説明いたします。  それでは、関連説明の第63号議案「令和2年度春日市一般会計補正予算(第6号)について」を説明いたします。  一般会計補正予算書の第6号をお願いします。
     なお、歳入の中で歳出があるものにつきましては、歳出の中で併せて説明申し上げます。  それでは、担当課長から順次説明いたします。 6: ◯委員長(岩渕 穣君) 田中道路管理課長。 7: ◯道路管理課長田中豊隆君) 初めに、歳入でございます。21ページをお願いいたします。  説明欄1段目1行目の社会資本整備総合交付金(道路)は1,265万円の減額でございます。減額の理由といたしましては、当初予算編成時の財源であった橋梁長寿命化補修事業交付金が廃止され、新規に創設された道路メンテナンス事業費補助へ移行されたことによるものです。  その下2行目の道路メンテナンス事業費国庫補助金は1,265万円を新規に計上するものでございます。先ほどの理由のとおり、橋梁長寿命化補修事業交付金が廃止され、新規の道路メンテナンス事業費補助へ移行されたことによるものです。  なお、補助率はいずれの補助金も55%です。  歳入は以上でございます。 8: ◯委員長(岩渕 穣君) 次、お願いします。田中道路管理課長。 9: ◯道路管理課長田中豊隆君) 続きまして、歳出でございます。56ページをお願いいたします。  説明欄1段目、道路ストック長寿命化補修事業費工事請負費は2,294万3,000円の増額でございます。  配付資料1をお願いいたします。  増額理由の一つ目は、当初予算に計上している紅葉ヶ丘交差点付近の市道1級第1号路線舗装補修工事箇所に隣接して舗装の損傷が著しい箇所があり、地元の要望があったため、事業範囲を広げるものです。  配付資料2をお願いします。  二つ目は、須玖南1丁目2丁目地内の市道第1327号路線において、若草市営住宅入り口付近から県道大野城二丈線までの舗装が著しく損傷しており、地元からの要望があったため、舗装補修の工事費を補正するものです。  3目は以上でございます。 10: ◯委員長(岩渕 穣君) 道路管理課は以上ですか。まだありますか。 11: ◯道路管理課長田中豊隆君) 3目は以上です。 12: ◯委員長(岩渕 穣君) 今までのところで質疑はございませんか。中原委員。 13: ◯委員(中原智昭君) 先ほどの歳入のとこで、橋梁長寿命化の部分がなくなって道路メンテナンス国庫補助金ということで言われたんですけど、これは中に、要は今後の橋梁のほうは入っているんですか。名前が変わっただけですか。 14: ◯委員長(岩渕 穣君) 田中道路管理課長。 15: ◯道路管理課長田中豊隆君) 補助のほうの名称の変更によるものだけです。 16: ◯委員(中原智昭君) じゃあ、中身は一緒ってことですか。 17: ◯道路管理課長田中豊隆君) はい。 18: ◯委員(中原智昭君) はい、分かりました。 19: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようですので、次、お願いいたします。樺島下水道課長。 21: ◯下水道課長樺島義隆君) 続きまして、57ページをお願いいたします。  説明欄1段目の下水道事業会計繰出金についてでございます。  繰出金、下水道事業会計78万7,000円の減額でございます。  内訳としましては、一般会計からの下水道事業会計に対しての繰出金である雨水処理負担金396万3,000円を増額、その他負担金7万7,000円を減額、他会計補助金426万8,000円を減額、他会計負担金40万5,000円を減額し、差引きで78万7,000円を減額するものでございます。  詳細につきましては、下水道事業会計補正予算のほうで説明させていただきます。  1目は以上です。 22: ◯委員長(岩渕 穣君) 次、お願いします。平井都市計画課長。 23: ◯都市計画課長平井和哉君) 同じく57ページをお願いします。  説明欄2段目の公園整備事業費工事請負費は500万の増額でございます。  主な理由といたしましては、各地区自治会からの様々な公園施設整備の要望に対応させていただくなど、今後の執行に当たり予算が不足するため、補正増額するものでございます。  続きまして、同じく57ページの説明欄3段目、公園管理費の報酬は15万8,000円の増額でございます。  増額の理由は、会計年度任用職員である公園等管理指導員の人件費で、前歴加算によるものです。  続きまして、57ページの説明欄4段目、公園施設改築更新事業費工事請負費は550万6,000円の増額でございます。  増額の理由としましては、国の交付金が増えたことによるものでございます。  歳入としまして、21ページをお願いいたします。  説明欄2段目2行目の社会資本整備総合交付金都市公園)で275万3,000円の増額でございます。  なお、補助率は50%でございます。  2目は以上です。 24: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまのところまで質疑はございませんでしょうか。中原委員。 25: ◯委員(中原智昭君) この公園整備事業費なんですが、説明では自治会の要望があるために補正増するということですが、毎年補正増で補っていると思うんですけど、もともと当初予算でその辺までは見込めないんですか。それと、どういう要望があるんですか。 26: ◯委員長(岩渕 穣君) 平井都市計画課長。 27: ◯都市計画課長平井和哉君) まず、当初予算ではですね、今年度増やしていただいたんですけど、やはり地元の要望が多く出ております。  内容としましてはですね、テーブルベンチの設置、フェンスの高さのかさ上げ、注意看板の設置及び車止めの設置などの要望を多数、地区自治会から頂いております。  正直なところ、新型コロナウイルス対策の自粛のためにですね、公園の利用者が増えております。できるだけ私たちとしましては、地元の要望については対応させていただきたいと考えており、補正増額をいたすものでございます。  以上です。 28: ◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。中原委員。 29: ◯委員(中原智昭君) いや、この補正増に関してですね、駄目とかそういう話じゃないんですけど、毎回毎回必要性を、毎年毎年補正増をするのであれば、やっぱりある程度、予算計上をもうちょっと上げるべきかと思うんですけど、そこんとこのお考えは。 30: ◯委員長(岩渕 穣君) 平井都市計画課長。 31: ◯都市計画課長平井和哉君) おっしゃるとおりでございます。次回の当初予算につきましてはですね、できるだけ増額する方向で財政当局とは調整させていただきます。 32: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次、お願いいたします。  田中道路管理課長。 34: ◯道路管理課長田中豊隆君) 再度57ページをお願いします。  説明欄5段目、那珂川宇美線整備事業費の負担金、補助及び交付金の道路改良事業負担金は、7,291万6,000円の減額でございます。  減額の理由としましては、福岡県の事業費変更に伴う負担金の変更でございます。  続きまして、説明欄6段目、長浜太宰府線整備事業費でございます。  役務費96万7,000円の増額、公有財産購入費499万6,000円の増額及び道路改良事業負担金7,299万6,000円の減額に伴い、差引きで6,703万3,000円の減額となるものです。  役務費及び公有財産購入費の増額の理由は、用地先行取得の要望があったことにより増額となるものです。また、道路改良事業負担金の減額の理由は、福岡県の事業費変更に伴う負担金の変更でございます。  続きまして、説明欄一番下、西鉄春日原周辺整備事業費公有財産購入費は1億1,515万8,000円の減額でございます。  減額の理由としましては、今年度の社会資本整備交付金の交付額が決定したことや用地買収交渉状況から事業案内の精査を行ったことにより、予算の補正を行うものです。  財源としましては、初めに、21ページをお願いします。  説明欄2段目1行目の社会資本整備総合交付金(道路)で、4,632万3,000円の交付金の減額でございます。  次に、24ページをお願いします。  説明欄1段目の連続立体交差事業等整備基金繰入金の1億4,980万円のうち、1億1,560万円を減額するものです。  4目は以上でございます。 35: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまのところまでの説明に対して質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次、お願いいたします。 37: ◯道路管理課長田中豊隆君) 58ページをお願いします。  説明欄1段目、連続立体交差事業費でございます。  委託料32万5,000円の減額及び西鉄天神大牟田線連続立体交差事業負担金1,910万2,000円の減額に伴い、合計で1,942万7,000円の減額となるものです。  委託料の減額の理由は、連続立体交差事業の進捗により歩行者用の跨線橋が5月末に使用停止となったため、清掃業務契約を解除したものです。  また、連続立体交差事業負担金の減額の理由は、福岡県の事業費変更に伴う地元負担金の変更でございます。  財源としましては、初めに、24ページをお願いします。  説明欄1段目の連続立体交差事業等整備基金繰入金1億4,980万円のうち、3,420万円を減額するものでございます。  次に、28ページをお願いします。  説明欄1段目1行目の連続立体交差事業債130万円を減額するものです。 38: ◯委員長(岩渕 穣君) 平井都市計画課長。 39: ◯都市計画課長平井和哉君) 戻りまして、58ページをお願いいたします。  58ページの説明欄2段目、コミュニティバス事業費工事請負費は920万の増額でございます。  理由といたしましては、老朽化している旧型のバス停を早期に新型のバス停に更新するため、予算を増額するものでございます。  6目は以上でございます。 40: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はございませんか。金堂委員。 41: ◯委員(金堂清之君) コミュニティバスのバス停の更新、全体でどのくらい終わっとうと。 42: ◯委員長(岩渕 穣君) 平井都市計画課長。 43: ◯都市計画課長平井和哉君) 現在のところ、更新率は58%でございます。 44: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 45: ◯委員(金堂清之君) 次年度に対しても、ずっと更新していくわけ。 46: ◯委員長(岩渕 穣君) 平井都市計画課長。 47: ◯都市計画課長平井和哉君) 本年度──令和2年度で更新率が76%の見込みです。できれば旧型バス停の残り全てをですね、令和3年度完了目標に更新する予定です。 48: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員
    49: ◯委員(金堂清之君) 分かった。それとごめん。ちょっと前に遡ってあれするんやけど、那珂川宇美線とか長浜太宰府線は福岡市の関係で減額するって、どういうこと。 50: ◯委員長(岩渕 穣君) 田中道路管理課長。 51: ◯道路管理課長田中豊隆君) 県の事業でございますので、県の補助を受けてありますので、その関係で、県のほうの補助のものも減額されたことに伴うものでございます。 52: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 53: ◯委員(金堂清之君) 福岡市との兼ね合いで、何か言わんやった。 54: ◯委員長(岩渕 穣君) 確認できますか、田中道路管理課長。 55: ◯道路管理課長田中豊隆君) 福岡市ということでの発言はしてない……。 56: ◯委員(金堂清之君) なかったかい。俺、福岡市って聞こえた。 57: ◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。 58: ◯委員(金堂清之君) うん、よか。 59: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 60: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次、お願いいたします。江崎用地課長。 61: ◯用地課長江崎弘義君) 続きまして、72ページをお願いいたします。  説明欄1段目、普通財産整備事業についてでございます。  需用費、消耗品費5万9,000円、公有財産購入費普通財産1億3,909万8,000円を合わせて1億3,915万7,000円の増額でございます。  増額理由といたしましては、街路事業に伴う代替地を取得するものでございます。  場所でございますが、さきに配付しております資料をお願いいたします。 62: ◯委員長(岩渕 穣君) 用地課資料ですね。 63: ◯用地課長江崎弘義君) そうですね。位置図になります。黒色で着色した箇所を代替地として取得するものでございます。  配付資料の2をお願いします。  現地の航空写真になります。ピンク色の線が都市計画道路で、当該地の道路部分を今年度用地買収を行っています。残りの黒色の斜線の箇所を代替地として取得するものでございます。  所在といたしましては、春日市下白水南7丁目89番、90番、地目は宅地、面積は918.14平方メートルでございます。坪数にしまして278坪でございます。  代替地取得の目的といたしましては、都市計画道路那珂川宇美線下白水西工区)の事業用地取得を行っていますが、沿線には店舗が多く、地権者や借家人との用地交渉において、代替地の要望を多く求められます。市といたしましては、地権者の要望に対応して早期の事業用地取得を進め、道路整備の促進を行うものでございます。  1目は以上でございます。  以上で、一般会計補正予算(第6号)の説明を終わります。 64: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はございませんか。  金堂委員。 65: ◯委員(金堂清之君) この那珂川宇美線、泉の交差点入口から西に行く関係たい。あれ進捗率はどのくらいになっとると。用地買収をしていかにゃいかんと。進捗率は分かる。 66: ◯委員長(岩渕 穣君) 江崎用地課長。 67: ◯用地課長江崎弘義君) 用地買収の進捗率といたしましては、県のほうでですね、取得した分が40%でございます。ただ、あと春日市の都市開発公社が代行買収しとる分も入れますと、44%になっております。 68: ◯委員(金堂清之君) 分かった。 69: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。中原委員。 70: ◯委員(中原智昭君) 今のちょっと代替地のことですけど、この黒枠の外で囲った部分を用地買収して、道路を除く斜線の部分を代替地にするということですか。 71: ◯委員長(岩渕 穣君) 江崎用地課長。 72: ◯用地課長江崎弘義君) はい、そうです。 73: ◯委員長(岩渕 穣君) 中原委員。 74: ◯委員(中原智昭君) 今この代替地っていうのは、今ここの道路用地で取られる人の代替地ってことですか。 75: ◯委員長(岩渕 穣君) 江崎用地課長。 76: ◯用地課長江崎弘義君) 今、土地の所有者の方がですね、まず道路用地と代替地を含めたところを所有されております。それで今現在、道路用地用地交渉を進めておりましてですね、一応、残地についてはですね、売ってもいいというちょっと提案がありました。市といたしましては、道路整備用地交渉の中でですね、地権者の方が代替地、結構要望がございましてですね、探してる状況でもありましてですね、それに伴って残地を代替地として取得して、今度は用地交渉の地権者に代替地として払い下げるものでございます。 77: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 78: ◯委員(金堂清之君) 今聞きよるとはね、ここの地権者が全体のこの土地を売って、あとの分は他の人にあれすることやろう。代替地として使うっちゃろう。やけん、この地権者というのは、ここの用地は全部売るっていうことやろ。ようと説明せにゃ意味が分からんっちゃないとや。 79: ◯委員長(岩渕 穣君) 江崎用地課長。 80: ◯用地課長江崎弘義君) はい、そのとおりでございます。 81: ◯委員長(岩渕 穣君) 今の最初の説明だと、ここの人にまた払い下げるみたいに聞こえたんで。別の方に代替地を用意するんですね。  ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 82: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、関連説明については以上といたします。  続きまして、第67号議案「令和2年度春日市下水道事業会計補正予算(第2号)について」を議題といたします。  説明員の説明を求めます。樺島下水道課長。 83: ◯下水道課長樺島義隆君) それでは、令和2年度春日市下水道事業会計補正予算(第2号)について説明をいたします。  下水道事業会計補正予算書第2号のほうをお願いいたします。  今回の補正の主な理由は、国庫補助の内示減に伴う事業費及び国庫補助金等の減額によるものです。また、令和元年度決算による減価償却費及び企業債の元利償還金等の確定によるものです。そのほか貸倒引当金繰入額及び会計年度任用職員報酬の増額によるものです。  初めに、補正予算書の16ページからの節別明細表を基に、節について補正部分の説明をさせていただきます。その後に、1ページから3ページの今回補正予算の第2条から第7条の条文を説明させていただきます。  それでは、補正予算書の16ページをお願いいたします。  まず、収益的収入から説明をさせていただきます。よろしいでしょうか。 84: ◯委員長(岩渕 穣君) お願いします。 85: ◯下水道課長樺島義隆君) 1款1項営業収益補正予定額は、388万6,000円の増額でございます。  2目1節の雨水処理負担金396万3,000円の増額は、主に雨水施設維持補修費の増額によるものです。  また、2目2節のその他負担金7万7,000円の減額は、主に流域下水道建設経費の減額によるものです。  以上の2目の他会計負担金は、一般会計補正予算に計上された一般会計からの繰出金になります。  次に、1款2項営業外収益補正予定額は、328万4,000円の減額でございます。  3目3節の他会計補助金426万8,000円の減額は、主に分流式下水道経費の減額によるものです。この3目3節の他会計補助金も、一般会計補正予算に計上された一般会計からの繰出金になります。  次に、4目1節の長期前受受贈財産評価額戻入148万4,000円の増額は、令和元年度における開発等に伴う受贈財産の増加によるものです。  次に、4目3節の長期前受負担金戻入40万5,000円の減額は、他会計負担金である流域下水道建設経費の減額によるものです。  減額の要因は、企業債流域臨時措置分の令和元年度末借入額及び借入利率が確定したことにより、元金が減額となったものです。  次に、4目4節の長期前受補助金戻入9万5,000円の減額は、令和元年度決算による国庫補助事業費確定により減額となったものです。  収益的収入については以上です。 86: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 87: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次、お願いいたします。 88: ◯下水道課長樺島義隆君) 続いて、17ページをお願いいたします。  次に、収益的支出を説明いたします。  2款1項営業費用補正予定額は、463万9,000円の増額でございます。  1目20節の委託料401万7,000円の増額は、雨水管渠浚渫の単価契約の単価上昇によるものです。  続いて、18ページをお願いいたします。  4目2節の手当と7節の報酬及び9節の旅費については、いずれも会計年度任用職員の関係分でございます。  次に、4目37節の貸倒引当金繰入額95万5,000円の増額は、決算確定に伴い、貸倒見積額が当初予算に比べ増額したことによるものです。  次に、5目40節の有形固定資産減価償却費50万6,000円の増額は、令和元年度に取得した有形固定資産のうち、開発等に伴う受贈財産の増加によるものです。  次に、5目41節の無形固定資産減価償却費101万円の減額は、令和元年度に取得した無形固定資産である御笠川浄化センター施設利用権に係る減価償却費が確定したことにより、当初見込みを補正するものです。  19ページをお願いいたします。  2款2項営業外費用補正予定額は、97万1,000円の減額でございます。  1目45節の企業債利息217万7,000円の減額は、令和元年度末借入額及び借入利率の確定並びに資本費平準化債利率見直しに伴う利息の減少等によるものです。  次に、4目49節の消費税及び地方消費税120万6,000円の増額は、事業費の減少に伴う課税仕入れの減少によるものです。  収益的支出については以上です。 89: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はございませんか。金堂委員。 90: ◯委員(金堂清之君) この貸倒引当金たい。これ340万ていうあれがあったが、37節の分、これやっぱ原因は何。何でこげん金額増えると。 91: ◯委員長(岩渕 穣君) 積み増す理由ですね。樺島下水道課長。 92: ◯下水道課長樺島義隆君) 2点ありますけれども、1点はまず決算額の確定部分と、もう一つ欠損率について、当初見込みは13%でしたけれども、実質的な、1%欠損率のほうが上昇しているという理由になります。 93: ◯委員長(岩渕 穣君) 13%から14%になったんですか。  樺島下水道課長。 94: ◯下水道課長樺島義隆君) すみません、申し訳ございません。0.13%が0.14%ということで0.01%上昇したという、欠損率の上昇ということになります。その2点になります。 95: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 96: ◯委員(金堂清之君) 全体的に損したのは、結果的には340万円の引当金になりようわけ。年間これだけなるっていうことやろう。 97: ◯委員長(岩渕 穣君) 山田係長。 98: ◯下水道課庶務担当統括係長(山田義則君) 私のほうから説明いたします。  貸倒引当金のですね、仕組みといたしましては、先ほど樺島課長のほうから申し上げましたとおり、調定額と、あと欠損率で貸倒引当金の見込み、不納欠損の見込みを出します。それと、今まで、令和元年度末の貸倒引当金と、あと今年度ですね、貸倒引当金を233万6,000円ほど取崩しておりますので、必要とされる貸倒引当金というのが、今回399万円の繰入れが必要という形で、今回差額分をですね、補正増という形にしております。 99: ◯委員(金堂清之君) 399万ですか。 100: ◯下水道課庶務担当統括係長(山田義則君) 339万。 101: ◯委員(金堂清之君) そうやろう。
    102: ◯下水道課庶務担当統括係長(山田義則君) 申し訳ございません。 103: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 104: ◯委員(金堂清之君) いや、さっき言うたのと399万円いったら、この金額足らんがねと思いよる。 105: ◯下水道課庶務担当統括係長(山田義則君) 申し訳ございません。 106: ◯委員(金堂清之君) 339万って、うん、分かった。 107: ◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。 108: ◯委員(金堂清之君) うん、よか。 109: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。野口委員。 110: ◯委員(野口明美君) 17ページの1目のところ、1目の20節の委託料ですけれども、この委託料の増は単価の上昇という御説明でしたけど、どのぐらい上がったんですか。 111: ◯委員長(岩渕 穣君) 樺島下水道課長。 112: ◯下水道課長樺島義隆君) 主に河川の浚渫が多いんですけれども、昨年までですね、平方メートル当たり税抜1,000円だったのが、今回1.5倍の1,500円に上がっております。それと、あともう一つ、水路敷等の除草でございます。これが平方メートル当たり、昨年510円が今回750円ということで、単価契約の入札で単価が、契約が上がっております。 113: ◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。 114: ◯委員(野口明美君) はい、分かりました。 115: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次、お願いいたします。樺島下水道課長。 117: ◯下水道課長樺島義隆君) それでは、20ページをお願いいたします。  資本的収入を説明いたします。  3款1項企業債の補正予定額は、1,560万円の減額でございます。  1目1節の公共下水道事業債1,560万円の減額は、国庫補助の内示減による事業費の減額に伴い、借入可能額が減少したことによるものです。  次に、3款2項負担金の補正予定額は、40万5,000円の減額でございます。  2目1節の他会計負担金40万5,000円の減額は、流域下水道建設経費が減額になったことによるものです。この2目1節の他会計負担金も、一般会計補正予算に計上された一般会計からの繰出金になります。  次に、3款3項補助金の補正予定額は、1,055万6,000円の減額でございます。  1目1節の国庫補助金1,055万6,000円の減額は、国庫補助の内示減による事業費の減額に伴うものでございます。  資本的収入については以上です。 118: ◯委員長(岩渕 穣君) 資本的収入について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 119: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようですので、次、お願いします。 120: ◯下水道課長樺島義隆君) 続いて、21ページをお願いいたします。  資本的支出を説明いたします。  4款1項建設改良費の補正予定額は、2,483万8,000円の減額でございます。  1目22節の工事請負費2,483万8,000円の減額は、国庫補助の内示減による事業費の減額によるものでございます。  次に、4款2項借入金償還金の補正予定額は、207万8,000円の減額でございます。  1目33節の償還金207万8,000円の減額は、企業債償還金の令和元年度末借入額の確定に伴う元金分の減少によるものでございます。  資本的支出については以上です。 121: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対し質疑はございませんか。金堂委員。 122: ◯委員(金堂清之君) 工事請負費2,483万8,000円減額になっとんやけど、ストックマネジメント計画に基づく汚水管路改築工事減によるっていうことは、これだけ工事が遅れるっていうことになりはせんと。そげなことはないと。 123: ◯委員長(岩渕 穣君) 樺島下水道課長。 124: ◯下水道課長樺島義隆君) おっしゃるとおり、その分については翌年度の事業に回っていくということにはなりますけども、そういう結果にはなります。それで、一応県を通して国の国庫補助等ですね、追加がもらえないかということの打診等は行っているところでございます。 125: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 126: ◯委員(金堂清之君) それは、そうせんと一般会計から繰出すわけにもいかんでしょうから。その国とか県とかの補助金を活用してやることやろうと思うんやけど、何でこれ削減すると。国、県は。 127: ◯委員長(岩渕 穣君) 樺島下水道課長。 128: ◯下水道課長樺島義隆君) はっきりとした理由は、明確にはこちらのほうに説明をいただいておりませんけども、やはり最近のこういう大雨災害とか、そういうところが全国各地で発生しておりまして、浸水対策関係には100%来てますけれども、こういうストックマネジメント関係のほうが多少やっぱり減額の傾向にあるようでございます。 129: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 130: ◯委員(金堂清之君) 分かった。それと、償還金、企業債償還金で207万8,000円減額になっとんやけど、今、借入分というのは、春日市は全体的にどのぐらいあると。それで年間大体幾らぐらい返済しよると。それちょっと大まかに教えて。分からんやったら後でよかよ。 131: ◯委員長(岩渕 穣君) 樺島下水道課長。 132: ◯下水道課長樺島義隆君) 現在、令和元年度末の未償還額でございますけれども、110億5,912万912円でございます。これが残高になります。 133: ◯委員(金堂清之君) 5,912万……。 134: ◯下水道課長樺島義隆君) 5,912万912円。この後また決算書のほうにも記載がありますけども。 135: ◯委員(金堂清之君) それはあると。分かった。 136: ◯下水道課長樺島義隆君) それから償還金、これが今年度──令和2年度補正後になりますけれども、年間で今年度──令和2年は12億721万5,000円、これが今回計上してます償還金になります。年間の予定額ですね。 137: ◯委員長(岩渕 穣君) 樺島下水道課長。 138: ◯下水道課長樺島義隆君) 申し訳ありません、訂正をいたします。  年間の償還金額ですね、申し訳ございません、120万7,215円でございます。訂正させていただきます。 139: ◯委員長(岩渕 穣君) 樺島下水道課長。 140: ◯下水道課長樺島義隆君) すみません、再度訂正させていただきます。最初のとおり12億721万5,000円でございます。訂正させていただきます。 141: ◯委員(金堂清之君) 700……。 142: ◯下水道課長樺島義隆君) 721万5,000円でございます。 143: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 144: ◯委員長(岩渕 穣君) では、次、お願いいたします。樺島下水道課長。 145: ◯下水道課長樺島義隆君) それでは、補正予算書の1ページにお戻りください。  それでは、第2条から説明をいたします。  ここは、先ほど説明した節での補正予定額を予算科目の款及び項までについて説明をしたものです。  第2条は、予算第2条に定めた業務の予定量を次のとおり補正するものです。  (3)主要な建設改良事業の(ア)公共下水道管渠等築造及び改良は2,483万8,000円を減額し、補正後の額を2億1,397万5,000円とします。  第3条は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正をするものです。  まず、収入につきまして、第1款下水道事業収益の補正予定額は60万2,000円を増額し、補正後の額を23億2,553万5,000円とします。  内訳は、第1項営業収益補正予定額は388万6,000円を増額し、補正後の額を18億3,541万8,000円とします。  第2項営業外収益補正予定額は328万4,000円を減額し、補正後の額を4億9,011万7,000円とします。  次に、支出につきまして、第2款下水道事業費用の補正予定額は366万8,000円を増額し、補正後の額を19億2,292万円とします。  内訳は、第1項営業費用補正予定額は463万9,000円を増額し、補正後の額を16億8,521万7,000円とします。  第2項営業外費用補正予定額は97万1,000円を減額し、補正後の額を2億2,899万9,000円とします。  次に、2ページをお願いいたします。  第4条は、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額の補填財源の説明となります。  条文を読ませていただきます。  予算第4条本文括弧書き中、「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億6,921万3,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,025万3,000円、減債積立金3億7,078万円、過年度分損益勘定留保資金4億7,464万円及び当年度分損益勘定留保資金1億354万円で補填するものとする」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億6,885万8,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,899万1,000円、減債積立金3億6,623万7,000円、過年度分損益勘定留保資金4億6,392万7,000円及び当年度分損益勘定留保資金1億1,970万3,000円で補填するものとする」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正をします。  まず、収入につきまして、第3款下水道事業資本的収入の補正予定額は2,656万1,000円を減額し、補正後の額を5億4,606万6,000円とします。  内訳は、第1項企業債の補正予定額は1,560万円を減額し、補正後の額を4億4,990万円とします。  第2項負担金の補正予定額は40万5,000円を減額し、補正後の額を3,244万6,000円とします。  第3項補助金の補正予定額は1,055万6,000円を減額し、補正後の額を6,372万円とします。  次に、支出につきまして、第4款下水道事業資本的支出の補正予定額は2,691万6,000円を減額し、補正後の額を15億1,492万4,000円とします。  内訳は、第1項建設改良費の補正予定額は2,483万8,000円を減額し、補正後の額を3億770万9,000円とします。  第2項借入金償還金の補正予定額は207万8,000円を減額し、補正後の額を12億721万5,000円とします。  ここで、第4条本文中の補填財源について、資料を基に御説明をいたします。  下水道課のほうから配付しております資料の22ページでございます。一番最後のページになります。 146: ◯委員長(岩渕 穣君) お願いします。 147: ◯下水道課長樺島義隆君) まず、この資料の見方について説明をいたします。  表の中ほどが令和元年度決算、その右側が令和2年度、今回の9月補正の内容になります。  表の左端の丸印の番号は、補填財源として充当していく際の優先順位を表しております。  それでは、内容について説明します。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額が、補正後は下段のC欄の9億6,885万8,000円となります。この額を補填するために、まず、表の左端の優先順位1)の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、令和2年度の現年度分1,899万1,000円で補填します。  次に、優先順位2)の減債積立金、令和元年度決算による純利益3億6,623万7,000円で補填します。  次に、優先順位3)の損益勘定留保資金、令和元年度末残高4億6,392万7,000円で補填し、残りの1億1,970万3,000円を現年度分の損益勘定留保資金で補填をするものです。  それでは、補正予算書の、再度3ページのほうにお戻りいただきたいと思います。  第5条は、予算第5条に定めた起債の限度額を次のとおりに補正をするものです。公共下水道事業債につきましては、事業費の減額に伴い、1,560万円減額となるものです。  次に、第6条は、職員給与費につきまして、予算第7条中の8,000万1,000円を8,023万3,000円に改めるものです。  第7条は、他会計からの補助金につきまして、予算第8条中の2億2,604万4,000円を2億2,177万6,000円に改めるものです。  続けてよろしいでしょうか。 148: ◯委員長(岩渕 穣君) どうぞ。
    149: ◯下水道課長樺島義隆君) それでは、5ページをお願いいたします。  5ページから7ページまでは、下水道事業会計補正予算の実施計画として収益的収支及び資本的収支を目まで表したものです。  続いて、8ページをお願いいたします。  予定キャッシュ・フロー計算書は、予算による経営活動を実施した場合における1事業年度の資金収支の状況を一定の活動区分別に表示した報告書でございます。  続いて、9ページをお願いいたします。  9ページから13ページの予定貸借対照表は、予算による経営活動を実施した場合に予定される年度末における財政状況を表した報告書です。  続いて、14ページをお願いいたします。  注記につきましては、財務諸表を作成するに当たり採用した会計処理の基準、手続を表したものでございます。  以上で、下水道事業会計補正予算(第2号)の説明を終わります。 150: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいま説明が終わりました。質疑はございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 151: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、第67号議案に対する質疑を終結いたします。  続きまして、第73号議案「令和元年度春日市下水道事業会計収入支出決算認定について」を議題といたします。  説明員の説明を求めます。樺島下水道課長。 152: ◯下水道課長樺島義隆君) それでは、第73号議案「令和元年度春日市下水道事業会計収入支出決算認定について」、御説明をいたします。  最初に、決算書に基づき収支に関する予算と決算の対比及び事業内容等を順次説明し、最後に主要な施策の成果に基づき主な事業について御説明をいたします。  それでは、下水道課の下水道事業会計決算書ですね、決算書と配付している資料を基にですね、説明をいたします。 153: ◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。では、お願いいたします。 154: ◯下水道課長樺島義隆君) なお、説明資料の3条及び4条の支出につきましては、100万円以上の不用額が生じたものについて説明をしていきたいと思います。100万円以上の不用額については網かけをしております。  それでは、まず決算書の1ページ、2ページの上の表の収益的収入について説明をいたします。  1款下水道事業収益の予算額は22億8,398万2,000円となり、これに対する決算額は22億6,662万8,478円でした。予算額に比べ決算額は1,735万3,522円の減額となり、予算に対する収入率は99.2%になりました。  説明資料のほうの1ページをお願いいたします。  この内訳としましては、1項営業収益の決算額が予算額に比べ1,086万5,704円の増額となりました。この主な要因は、1目1節の下水道使用料が見込みを上回り、811万479円の増額になったことによるものです。また、2目1節の雨水処理負担金及び2節のその他負担金については、対象経費の増減に伴い、雨水処理負担金は350万8,755円の増額、その他負担金は75万3,530円の減額となっています。雨水処理負担金の増額は、対象経費である雨水幹線修繕費等の増加によるものです。その他負担金の減額は、対象経費である維持管理費のうち私道内排水設備助成金等の執行残に伴うものです。  次に、2項営業外収益の決算額は予算額に比べ2,821万9,599円の減額となりました。この主な要因は、3目3節の他会計補助金が2,887万4,513円減額となったことによるものです。これは、維持管理費の決算額が予算額に比べ減額となり、その分、下水道使用料で資本費を賄える部分が増えたことにより、分流式下水道経費の繰入額が減額となったものです。  また、増額の要因として、5目1節の雑収益が51万911円の増額となっています。これは主に雨水幹線占用料の増加によるものです。  収益的収入については以上です。 155: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 156: ◯委員長(岩渕 穣君) じゃあ、次、お願いいたします。 157: ◯下水道課長樺島義隆君) 続いて、収益的支出について説明します。  最初の決算書のほうの1ページ、2ページの下の表をお願いいたします。  2款下水道事業費用の予算額は19億891万4,000円となり、これに対する決算額は18億8,508万7,493円でした。不用額は2,382万6,507円となり、予算の執行率は98.8%となりました。  それでは、今度は資料の2ページをお願いいたします。  1項営業費用が決算で1,091万9,613円不用となりました。この主な要因は、1目の管渠費のうち15節修繕費597万660円などの執行残によるものです。また、3目26節の負担金186万2,028円も執行残によるものです。  説明資料の次の3ページをお願いいたします。  次に、2項営業外費用が決算で1,190万6,894円不用となりました。この主な要因は、4目49節の消費税及び地方消費税の納税額の減額1,118万2,100円によるもので、課税仕入れに係る控除税額が増加したことによるものです。  収益的支出については以上です。 158: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 159: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次、お願いいたします。 160: ◯下水道課長樺島義隆君) それでは、次に決算書の3ページ、4ページの上の表の資本的収入についてでございます。説明いたします。  3款下水道事業資本的収入の予算額は5億6,959万円となり、これに対する決算額は5億4,599万1,663円でした。予算額に比べ決算額は2,359万8,337円の減額となり、予算に対する収入率は95.9%となりました。  それでは、説明資料の4ページをお願いします。  この内訳としまして、1項企業債の決算額が予算額に比べ2,360万円の減額となりました。これは、1目1節の公共下水道事業債の2,020万円の減額によるものです。  この主な要因は、起債対象事業である委託料、工事請負費、補償補填及び賠償金の執行残に伴うものです。また、4目1節の資本費平準化債340万円の減額によるもので、起債対象事業費の減額に伴うものです。  資本的収入については以上です。 161: ◯委員長(岩渕 穣君) 資本的収入に関しまして質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 162: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようですので、次、お願いします。 163: ◯下水道課長樺島義隆君) 次に、資本的支出について説明いたします。  決算書の3ページ、4ページの下の表を御覧ください。  4款下水道事業資本的支出の予定額は15億1,803万4,000円となり、これに対する決算額は15億46万7,945円でした。不用額は1,756万6,055円となり、予算の執行率は98.8%となりました。  説明資料の5ページをお願いします。  この内訳としましては、1項建設改良費が決算で1,756万5,394円不用となりました。主な要因は、1目20節の委託料125万3,200円、22節の工事請負費1,295万4,520円及び28節の補償補填及び賠償金300万円の執行残に伴うものです。  一番下の枠外を御覧ください。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億5,447万6,282円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,530万3,951円、減債積立金3億4,916万3,192円、過年度分損益勘定留保資金4億6,729万3,759円及び当年度分損益勘定留保資金1億2,271万5,380円で補填をしました。  ここで、補填財源について資料を基に説明をいたします。  資料の17ページをお願いいたします。  まず、この資料の見方について説明いたします。  表の中ほどが平成30年度決算、その右側が令和元年度決算の内容になります。表の左端の丸印の番号は、補填財源として充当していく際の優先順位を表しております。  それでは、内容について説明をいたします。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、下段のC欄の9億5,447万6,282円となります。この額を補填するために、まず、表の左端の優先順位1)の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、令和元年度決算の今年度増加額の1,530万3,951円で補填をしました。  次に、優先順位2)の減債積立金、平成30年度決算による純利益3億4,916万3,192円で補填をしました。  次に、優占順位3)の損益勘定留保資金、平成30年度末残高4億6,729万3,759円で補填し、残りの1億2,271万5,380円を現年度分の損益勘定留保資金で補填をしました。  資本的支出については以上です。 164: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 165: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようですので、次、お願いいたします。樺島下水道課長。 166: ◯下水道課長樺島義隆君) 次に、決算書の5ページをお願いいたします。  損益計算書について、資料を基に説明をいたします。  資料の18ページをお願いいたします。 167: ◯委員長(岩渕 穣君) どうぞ。 168: ◯下水道課長樺島義隆君) 損益計算書は、1事業年度の経営成績を明らかにするために、その期間中に得た全ての収益とこれに対する全ての費用を記載した報告書になります。この損益計算書から、どんな経営活動によってどれだけの経営成績を上げたかを知り、それに基づいて過去の経営を分析し、また、将来の方針を立てることが可能となります。  1)の営業利益は本業による利益で、通常の業務活動の損益の結果が表示されます。  2)の経常利益は経営努力の成果を示す利益で、1)の営業利益に加えて、資金調達等に関する損益の結果が表示されます。  3)の当年度純利益は最終的な利益で、1年間の全ての損益の結果が表示されます。  その結果、令和元年度の純利益は、3億6,623万7,034円となります。  損益計算書の説明は以上です。 169: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 170: ◯委員長(岩渕 穣君) 次、お願いいたします。 171: ◯下水道課長樺島義隆君) 次に、決算書の7ページ、8ページをお願いいたします。  資料につきましては19ページをお願いいたします。資料を基に説明をいたします。  上の表の剰余金計算書は、剰余金が年度中にどのように増減、変動したかを表す報告書となります。表の一番上の黒枠の前年度末残高(ア)は、前年度の貸借対照表の資本の部と一致します。その下、赤枠の前年度処分額(イ)は、前年度の剰余金処分計算書と一致します。その下、青枠の当年度変動率(エ)は、剰余金がどのように増減し処分されたかを表したものです。赤の破線で示しているように、1)の前年度末未処分利益剰余金が2)の減債積立金として使い道が決定され、起債償還に充てられたことになります。その下の緑枠は、当年度末残高を表しており、決算書10ページの貸借対照表の資本の部と一致をします。  下の表の剰余金処分計算書は、剰余金計算書で表示される剰余金の使い道を表す報告書となります。春日市下水道事業においては、条例の規定に基づき、当年度未処分剰余金3億6,623万7,034円を減債積立金として処分し、令和2年度の起債の償還に充てることになります。  剰余金計算書及び剰余金処分計算書の説明は以上です。 172: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 173: ◯委員長(岩渕 穣君) 次、お願いいたします。樺島下水道課長。 174: ◯下水道課長樺島義隆君) 次に、決算書の9ページ、10ページをお願いいたします。それから、資料につきましては、20ページの貸借対照表の資料のほうをお願いいたします。  貸借対照表は、一定の時点における事業が保有する財産の残高を表した報告書になります。この貸借対照表から、資産は事業経営の活動手段である資金の運用形態を示し、負債・資本においては、その資産がどのようにして得られたかという調達源泉を示していることが分かります。  表の左側の資産の部、青で囲った部分になります。これは、土地、構築物、現金預金など、企業の所有財産が表記載をされています。右側の負債の部の固定・流動負債、赤で囲った部分、これは企業債など支払い義務があるものが記載されています。その下、同じく負債の部の繰延収益、黒で囲った部分、これは資産の取得のために交付された補助金など、支払い義務がないものが記載されています。その下の資本の部、緑で囲った部分、これは資本金や事業で得られた利益など、返す必要のない資金が記載されています。  貸借対照表は、左半分が資産の部、右半分が負債の部と資本の部で構成されており、資産の合計と負債・資本の合計は、同額の251億2,095万3,177円となっております。貸借対照表からは、事業の財政状態を把握することが可能となりますが、その一例を御説明いたします。  資料の右端に示していますように、令和元年度は平成30年度と比べて、負債の部の企業債などの支払い義務があるものが2.4ポイント減少をしております。逆に、その下の繰延収益や資本などの支払い義務がないものが合計で2.4ポイント増加をしております。このことから、財政状態は良好な方向に向かっていることが分かります。  貸借対照表の説明は以上です。 175: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 176: ◯委員長(岩渕 穣君) 次、お願いいたします。 177: ◯下水道課長樺島義隆君) 次に、決算書11ページをお願いします。こちらのほうの11ページになります。  11ページの1の概況について、本文を読ませていただきます。
     (1)総括事項、まず、アの業務についてです。  本市下水道事業における令和元年度末の水洗化率は99.4%となりましたが、有収水量は2万4,308立方メートル減少して、925万4,444立方メートルとなりました。水洗化人口は増加していますが、大口利用者の使用水量の減少により、有収水量は減少しています。  下水道使用料は、消費税及び地方消費税の引上げに伴い、前年度に比べ1,068万8,429円増加して、16億6,899万9,479円となりました。税抜きで比較すると、前年度に比べ41万7,030円増加しましたが、ほぼ横ばいと言えます。使用料単価については、前年度の165.48円から165.96円と、僅かに増加しました。  次に、イ、経理についてです。  収益的収入は、前年度より968万6,015円増加して、22億6,662万8,478円となりました。消費税及び地方消費税の影響を除いた損益計算書の額で比較すると、前年度に比べ56万8,107円減少しましたが、ほぼ横ばいと言えます。  なお、御笠川那珂川流域下水道維持管理負担金の過年度剰余金の返還金1億3,930万4,373円を特別利益に計上をしております。  収益的支出は、前年度より985万5,059円減少して、18億8,508万7,493円となりました。収益的収入と同様に損益計算書の額で比較すると、前年度に比べ1,764万1,949円減少しています。減少の主な要因は、企業債利息が減少したことなどによるものです。  上記の収入、支出から消費税及び地方消費税を控除した額は、それぞれ21億3,363万4,557円、17億6,739万7,523円となり、3億6,623万7,034円の純利益が出ました。これについては、将来の資本的支出の財源とします。  資本的収入は、建設改良費や企業債の元金償還金の財源となる企業債、負担金及び補助金で、その総額は5億4,599万1,663円でした。資本的支出は、建設改良費2億8,001万8,606円及び企業債償還金12億2,044万9,339円で、総額15億46万7,945円でした。ついては、収入が支出に対し、9億5,447万6,282円不足しますが、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金及び損益勘定留保資金で補填をしました。  続いて、12ページをお願いします。  次に、ウ、建設についてです。  今年度は、公共下水道事業費として2億562万4,793円を投じました。  建設工事としては、春日原駅周辺整備事業及び都市計画道路那珂川宇美線拡幅工事に伴う汚水枝線の布設工事を行いました。また、汚水管渠の適正な管理を行うために、住宅建築に併せて公共桝を設置しました。  改良工事としては、老朽化が進んでいる下水道施設の長寿命化を図るため、ストックマネジメント計画に基づく汚水管路改築工事を行いました。また、局所的な集中豪雨による被害を軽減させるため、大和第1雨水幹線改良工事及び白水第2雨水準幹線改築工事を行いました。  主な業務委託としては、ストックマネジメント計画に基づく雨水管渠実施設計業務、小倉第1雨水幹線改良工事実施設計業務及び須玖南8丁目地内汚水枝線築造工事基本設計業務を発注しました。  流域下水道費は、7,428万1,493円を支出しました。これは、本市公共下水道が接続している御笠川那珂川流域下水道の処理場及び管路の建設改良費に対する負担金です。  よろしいでしょうか。 178: ◯委員長(岩渕 穣君) はい、どうぞ。 179: ◯下水道課長樺島義隆君) 続いて、決算書の13ページをお願いいたします。  (2)議会の議決事項については、13ページの上段の表のとおりでございます。  続いて、(3)の行政官庁認可事項については、今回該当はございません。  次の(4)職員に関する事項については、損益勘定に関する職員は6人、資本勘定に関する職員は3人で、計9人となります。  (5)料金変更に関する事項については、消費税及び地方消費税率の引上げに伴うものです。春日市下水道条例の一部を改正し、令和元年度第5期の使用料から適用をしております。  次に、14ページをお願いします。  2の工事につきましては、(1)の建設工事及び(2)改良工事の概況として、下記の表のとおり工事を実施しました。  次に、決算書の15、16ページをお願いをいたします。  (3)保存工事の概況は、下記の表のとおり維持工事等を実施をいたしました。  次に、決算書17ページをお願いいたします。  3の業務について、(1)業務量につきましては、下水道事業報告書及び以下の表のとおりでございます。  次に、(2)事業収入に関する事項及びその下の(3)事業費に関する事項については、上段括弧書きは税込み額で、決算書1ページ、2ページの決算額と一致をいたします。下段は税抜き額で、5ページの損益計算書の内容と一致するものです。  次に、18ページをお願いをいたします。  4の会計について、(1)重要契約の要旨につきましては、契約金額が5,000万円以上のものを対象としていますが、令和元年度は該当する事業がありませんでした。  次に、(2)企業債及び一時借入金の概況につきまして、企業債の本年度末残高は110億5,912万912円です。一時借入金につきましては、今回借入れはありませんでした。なお、企業債の本年度末残高は、決算書の32ページの企業債明細書の未償還残高の合計と一致します。  次に、決算書19ページ、20ページをお願いいたします。  5のその他につきましては、消費税の申告において、決算書上で特定収入の使途を明らかにする必要があるため記載をしているものです。他会計負担金及び他会計補助金等の使途については、以下のとおりです。  続けてよろしいですか。 180: ◯委員長(岩渕 穣君) ここでちょっと一旦切りますかね。今までの説明に対して質疑はございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 181: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次、お願いいたします。 182: ◯下水道課長樺島義隆君) それでは、決算書の21ページをお願いいたします。それから資料のほうの、資料21のキャッシュ・フロー計算書のほうもお願いいたします。資料のほうで説明をしたいと思います。  キャッシュ・フロー計算書は、1事業年度の資金収支の状況を一定の活動区分別に表示した報告書になります。このキャッシュ・フロー計算書から、貸借対照表や損益計算書では把握しにくい1事業年度における現金預金の流れを業務活動、投資活動、財政活動の三つに区分して表示することで、資金繰りの状況を明らかにし、経営の健全性や経営悪化などの判断が可能となります。  資料の右側の業務活動によるキャッシュ・フロー、青で囲った部分、これは外部からの資金調達に頼ることなく、どのくらいの資金を本来の業務活動で獲得したかを表したもので、主に収益的収支の内容を表しています。この計算書からはプラスであることから、業務活動が良好であることが分かります。  次に、その下の投資活動によるキャッシュ・フロー、赤で囲った部分、これは固定資産の取得など、将来の利益及び資金獲得のための設備投資にどのくらいの資金を支出したか、また、その資金をどのくらい回収したかを表したもので、主に資本的収支の内容を表しています。この計算書からはマイナスであることから、積極的に投資を行っていることが分かります。  次に、その下の財務活動によるキャッシュ・フロー、緑で囲った部分は、業務活動や投資活動を維持するためにどのくらいの資金を調達し、また、返済したかを表したもので、主に資本的収支の内容を表しています。この計算書からはマイナスであることから、借入金残高が減少していることが分かります。  資料左側の下の表から、春日市の場合、業務活動によるキャッシュ・フローはプラス、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローはマイナスであるため、経常的な企業活動で生み出した資金を健全に投資活動と財務活動に使っていることが読み取れます。したがいまして、本市の経営状態は健全であると言えます。  続きまして、決算書の23ページと24ページをお願いします。  これは、決算書5ページの損益計算書の内容を明らかにするため、節までを記載した明細書となるものです。  次に、25ページ、26ページでございます。  固定資産明細書となります。これは、決算書9ページの貸借対照表に記載された資産の部の固定資産に関する明細書となります。  次に、27ページから32ページにつきましては、企業債の明細書になります。企業債の発行額や償還額を表した明細となります。  次に、33ページでございます。注記でございます。  注記につきましては、財務諸表を作成するに当たり、採用した会計処理の基準手続を表したものでございます。  下水道事業会計決算書のほうの説明は以上でございます。 183: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいま説明が終わりました。質疑はございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 184: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、第73号議案に対する質疑を終結……。 185: ◯下水道課長樺島義隆君) まだ主要な施策の成果が……。 186: ◯委員長(岩渕 穣君) ああ、そうですか。失礼しました。では、樺島下水道課長。 187: ◯下水道課長樺島義隆君) 最後に、主要な施策の成果に基づき、主な事業について説明をいたします。主要な施策の成果の……。 188: ◯委員(金堂清之君) 持ってきとらん。 189: ◯委員(野口明美君) 暫時休憩して取り行って来て……。 190: ◯委員長(岩渕 穣君) じゃあ、暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時35分                 再開 午前11時37分                ──── ─ ──── ─ ──── 191: ◯委員長(岩渕 穣君) 再開いたします。樺島下水道課長。 192: ◯下水道課長樺島義隆君) それでは最後に、主要な施策の成果に基づき、主な事業について説明をいたします。  主要な施策の成果の110ページの中段をお願いいたします。  まず、汚水枝線築造事業です。当初予算額4,171万6,000円、最終予算額1,408万6,000円、2,764万4,000円を減額補正しています。決算額1,212万5,000円、執行残額196万1,000円です。  目的としましては、宅地開発や県道拡幅事業等に併せて汚水枝線を築造することで、公共下水道施設の適切かつ効率的な維持管理を図るものです。  内容としましては、那珂川宇美線拡幅及び春日原駅周辺整備に伴い、汚水枝線築造工事を実施しました。  成果としましては、汚水枝線築造工事が完了し、公共下水道への接続や施設の効率的な維持管理が進捗しました。  次に、下水道施設長寿命化事業です。  当初予算額9,103万円、最終予算額8,401万2,000円、713万8,000円を減額補正しています。決算額7,787万1,000円、執行残額614万1,000円です。  目的としましては、供用開始から40年以上が経過し、今後膨大な施設の改築更新が予想される下水道施設について、調査診断を行いながら計画的な改築更新に努めることで、事故や機能停止を未然に防ぎ、施設機能を維持するものです。  内容としましては、平成28年度に策定したストックマネジメント計画に基づき、下水道施設の改築更新を計画的、効率的に進めるため、以下の事業概要のとおり、雨水管渠実施設計及び汚水管路改築工事を行いました。  成果としましては、雨水施設の改築工事に向けた設計や汚水施設の改築工事により、下水道施設の計画的、効率的な改築更新事業が進捗しました。  続いて、111ページをお願いします。  次に、下水道事業計画に基づく浸水対策施設築造事業です。  当初予算額6億8,756万1,000円、最終予算額7,658万5,000円、6億1,084万1,000円を減額補正しています。決算額7,532万9,000円、執行残額125万6,000円です。  目的としましては、雨水流出抑制を目的とした雨水貯留施設の整備や雨水幹線の改良等を行うことで、近年、増加傾向にある局所的な集中豪雨による浸水被害の軽減を図るものです。  内容としましては、事業概要のとおり浸水対策に関する実施設計業務を行い、水路断面の拡幅等による流下型事業として、白水第2雨水準幹線改築工事及び大和第1雨水幹線改良工事を実施しました。  成果としましては、水路断面の拡幅等の事業が進捗したことにより、天神山、日の出町地区の浸水被害の軽減が図られました。  以上で、令和元年度下水道事業会計収入支出決算認定の説明を終わります。 193: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいま主要な施策の成果の御説明がございました。質疑はございませんか。金堂委員。 194: ◯委員(金堂清之君) これは、こういうふうになっている下水関係、水路関係を改修してオーバーフローとかっていうのは解消していくやろうと思ってます。今まで建設費と側溝整備というのは、昔は何て言うんですか、クリーン作戦か何かで側溝の蓋を開けて掃除してありましたけども、今それは止めてもうそのままの状況にあると思うんですけど、側溝の中に土砂が入りこんで、水の流れが非常に悪くなりよう箇所が幾つもあると思うんですよ。その辺はどんなふうに今後されるんですか。これとは関係ないんですけども、これに載っておりますけれども、今後そういう関係のとこはどういうふうに計画立ててありますか。 195: ◯委員長(岩渕 穣君) 田中道路管理課長。 196: ◯道路管理課長田中豊隆君) 道路側溝の件ですので、私のほうから御説明いたします。  当然おっしゃいますように、クリーン作戦等で気づいていただいた土砂が堆積している箇所につきましてはですね、まず要望がありましたら、市のほうのそういった作業班、それから単価契約しておりますそういった業務のほうもございます。こちらのほうで浚渫、側溝のほうの清掃のほうはやっています。  ただ、どうしても全市の側溝の延長となるとかなりの距離もございますので、なかなか調査のほうは難しゅうございますけども、パトロールですとか、それから、おっしゃいました道路冠水とか頻繁に起こる場所等につきましてですね、注意して調査をして、そういった土砂が堆積しないような形での業務のほうをきちっと進めてまいりたいというふうに考えております。 197: ◯委員長(岩渕 穣君) 金堂委員。 198: ◯委員(金堂清之君) 今、調査しながら、監視しながらというのは、恐らく不可能と思うんですよ。市の職員はそれだけの余裕のある職員はいませんからね。まあ、都市整備部っていうのは特に。というのは、定期的にある程度、通報だけじゃなくて定期的に検査していかんと。私は必ずオーバーフローがかかってくると思いますので、その辺はもう少し調査をしながら、そういうふうに迷惑かけんようにしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしときます。 199: ◯委員長(岩渕 穣君) 答弁よろしいですか。 200: ◯委員(金堂清之君) はい。 201: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。吉居委員。 202: ◯委員(吉居恭子君) 111ページなんですけど、下水道事業計画、雨水に基づく浸水対策施設築造事業なんですけど、当初予算としたら全く桁違いに補正されて、それぐらいの決算額にはなっているんですけど、計画が大幅に変わったっていうことですか。理由。 203: ◯委員長(岩渕 穣君) 樺島下水道課長。 204: ◯下水道課長樺島義隆君) 令和元年度はですね、新南部工場のところの小倉第3雨水貯留施設、これが当初予算に計上されていた関係でこの金額になっておりますが、事業が今年度に延びましたんで、その分がこの補正の限度になって額が小さくなった原因でございます。 205: ◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。
    206: ◯委員(吉居恭子君) はい。 207: ◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 208: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、第73号議案に対する質疑を終結いたします。  続きまして、報告第3号「専決処分について(道路の管理の瑕疵による自動車損傷事故に伴う損害賠償の額の決定について)」を議題といたします。  説明員の説明を求めます。田中道路管理課長。 209: ◯道路管理課長田中豊隆君) 議案書の30ページをお願いいたします。 210: ◯委員長(岩渕 穣君) じゃあ、お願いします。 211: ◯道路管理課長田中豊隆君) 報告第3号「専決処分について」でございます。  議案は30ページから31ページで、議案の要旨は12ページでございます。  それでは、議案書で説明いたします。議案書の30ページをお願いします。  議案の理由としましては、道路の管理の瑕疵による自動車損傷事故に伴う損害賠償の額を決定し、緊急に和解契約を締結する必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により令和2年8月6日に専決処分したので、同条第3項の規定により、これを市議会に報告し、その承認を求めるものでございます。  事故の概要でございますが、議案の31ページをお願いします。議案書の31ページをお願いします。  相手方は、糟屋郡粕屋町大字内橋788番地1の有限会社福岡宇野運輸、代表取締役本田康之氏です。  事故は、令和2年6月7日日曜日、午前9時頃、下白水北3丁目80番地先の道路上において、相手方トラックがグレーチング蓋の上を通行したところ、当該グレーチング蓋が跳ね上がったことにより相手方トラックを損傷し、相手方に物的損害を与えたものです。発生箇所につきましては、配付資料3の位置図のとおりでございます。損傷箇所は、リアバンパーでございます。損害賠償の額は17万1,710円です。  令和2年8月6日に相手方と示談が整い、支払いも既に完了しております。  専決処分については以上です。 212: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 213: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次、お願いいたします。樺島下水道課長。 214: ◯下水道課長樺島義隆君) それでは、報告事項「令和元年度春日市資金不足比率について」説明をいたします。  報告事項の別冊の3枚つづりの資料のほうの3ページになります。  資金不足比率とは公営企業の経営状況を判断する比率を言い、資金不足比率が経営健全化基準20%以上になると経営健全化団体となり、経営健全化計画を策定し、経営改善に取り組む必要があります。  資金不足比率は、資金の不足額を事業の規模で割って算定をしますが、本市ではその資金の不足額そのものがございません。  4ページの表中の横棒は資金不足でないことを示しており、令和元年度の資金不足比率から見た本市下水道事業会計の状態は健全であると言えます。  説明は以上でございます。 215: ◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対し質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 216: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、報告事項については以上といたします。  渡邉都市整備部長。 217: ◯都市整備部長渡邉一雄君) 以上で、都市整備部の説明を終わります。 218: ◯委員長(岩渕 穣君) 以上で、本日予定しておりました議事は全て終了いたしました。  次回の委員会は、明日9月9日水曜日の午前10時から、地域生活部議案審査をお受けいたします。  そのほか、委員の皆様から何かございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 219: ◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、本日の地域建設委員会を散会いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午前11時50分...