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令和2年市民厚生委員会 名簿 2020-08-20
令和2年市民厚生委員会 本文 2020-08-20

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  1. 春日市議会 2020-08-20
    令和2年市民厚生委員会 本文 2020-08-20


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時58分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(内野明浩君) 全員出席であります。ただいまから市民厚生委員会を開議いたします。  開議する前に当たりまして、本日は傍聴人の方がいらっしゃいます。傍聴の方に申し上げます。私語や拍手は慎んでいただきたいと思います。携帯電話は電源をお切りいただくか、マナーモードにしていただきますようお願いいたします。撮影及び録音は傍聴規則によりできませんので御協力のほどお願いいたします。  それでは初めに、委員会記録の署名委員を指名いたします。署名委員に船久保信昭委員を指名いたします。  それでは初めに、市民部の議会閉会中の調査事件を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは説明員の説明を求めます。渡辺市民部長。 2: ◯市民部長(渡辺厚子君) おはようございます。市民部でございます。よろしくお願いいたします。  本日の市民厚生委員会につきましては、調査事件1件、その他1件、御報告させていただきます。  それでは、まず1件目、調査事件につきまして、岩隈人権男女共同参画課長が説明させていただきます。 3: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈人権男女共同参画課長、お願いいたします。 4: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) おはようございます。  本日の調査事件としまして、男女共同参画プランの進捗について御説明いたします。資料のほうは、A3横の分でございます。  新たな春日市男女共同参画推進プランについては、市長の諮問を受け、現在、春日市男女共同参画審議会における議論を基に、答申案を作成しているところでございます。本日机上配付いたしました男女共同参画プランの進捗についてに沿って説明させていただきます。  1、名称につきましては、仮称でございますが、第4次春日市男女共同参画推進プランでございます。  2、計画期間につきましては、令和3年度から令和7年度までの5年間となります。  3、計画の位置づけについては、次の4点でございます。1、本市におけます男女共同参画社会の形成の促進に関する基本的な計画ということでございます。2、本市の最上位計画である総合計画と整合する計画となります。3、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律、これはいわゆる女性活躍推進法と言いますけれども、そちらに規定します市町村推進計画としての内容を含むものでございます。4、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律、こちらいわゆるDV防止法というふうに言っておりますけれども、そちらに規定します市町村基本計画としての内容を含むものとなります。  4、計画の視点でございます。次の5点となっております。まず一つ目が、男女共同参画都市宣言、これは平成11年に宣言されたものですけれども、そちらの基本理念に沿ったものとなります。2番、新たに制定された関連法令等に適合した法律ということで、女性活躍推進法の改正、そしてハラスメントの防止、働き方の改革、ワーク・ライフ・バランスですね、そちらに沿ったものとしていきたいと思っております。3、SDGs──持続可能な開発目標に適合した目標ということでございます。4番が、市民意識調査並びに福岡県、そして内閣府などの調査を参考に課題を再検討しているところです。5番、市民団体や自治会、コミュニティ・スクールなど市民が協働の下で取り組めるものとなるよう策定していきたいと考えております。  5番、計画の進行管理でございますが、可能な限りですね、数値目標を定めると。2番、庁内の男女共同参画推進本部、これは副市長が本部長となって会議しておりますが、そちらにおいて計画の進行管理と一次評価を行ってまいります。3番、男女共同参画審議会において最終的に評価し、それをまた公表という形でしていきたいというふうに考えております。
     右側に移ります。6番、計画策定のスケジュールでございますが、やはり新型コロナウイルスの渦中で審議会のスタートが、4月からスタート予定でございましたが、第1回目が5月にずれ込みました。第1回の審議会、そのときは諮問という形でしております。議題としましては、第3次のプランの評価、第4次策定の方針、現在御説明している方針ですね、について、そして部会を設置して集中的に議論していこうということを審議していただきました。  6月には、専門部会というのを設けまして、新たな課題の抽出と目標及び指標の課題の検討についてということで、どういうふうなプランを区分していくか、目標を立てて、それに伴った対策を考えていくかという目次のようなものを検討していただきました。これも今現在、担当所管とかに投げかけている状況でございます。事務事業まで落とし込んだ形でですね、今後は考えていきたいと思っております。  第7回としました専門部会で、市民団体のヒアリングを実施いたしました。こちらは男女共同参画ネットワークさんの方々にお集まりいただいて、ヒアリングをしております。  この7月分までが既に終了したものということでございます。  8月以降、月末になるんですけれども、第2回の審議会のほうを開催いたしまして、総論部分についての審議、そして主要課題、施策の方向性について固めていきたいというふうに考えております。  9月はまた専門部会を開きまして、細かい事務事業についていろいろ御審議をいただきたいと思っております。  10月には、第3回の審議会のときには素案を策定いたしまして、こちらの素案について審議いただく予定です。  11月には、パブリックコメントを実施しまして、それを経まして、1月には第4回審議会、パブリックコメントの結果について答申案の策定についてということで、審議会の審議については第4回までというふうなことになっております。  2月には、答申をしていただくことになります。  3月に行政のほうにですね、第4次男女共同参画プランの策定と、ですから公表ということまで計画をしております。  あとですね、ちょっと申し訳ないんですけど、現在ですね、この審議会につきまして、次回8月31日に第2回審議会を開催する予定でございますが、こちらの会議がですね、新型コロナウイルス感染症予防の観点からですね、傍聴がちょっとできない状態でございますので、また今後ですね、進捗状況については逐次報告させていただきたいと思います。あしからず御了承ください。  私からの説明は以上でございます。 5: ◯委員長(内野明浩君) ありがとうございます。  ただいまの説明に関して質問があれば承ります。お願いします。  米丸委員。 6: ◯委員(米丸貴浩君) 私がたしかこれ発議して、進捗を出してくださいとお願いしたかと思います。プランの進捗っていうのは、次の4次計画策定に向けての動きと、それから視点とか計画の位置づけを教えていただきましたけれども、自分が知りたかったのは、3次計画はまだ進行中ですよね。今年度いっぱいが最終年度と思っておりますけれども、5年間やってきてどうでしたかと。どういうところに課題があって、どういうところを今後改善して4次計画につなげていきたいかというのが知りたかったんですね。  3次計画のプランを皆さんお手元に当然お持ちだと思うんだけど、そのときにですね、新たな3次計画を策定したときに、たしかですね、事業の方向性の中に継続とか、それから新規とかいろいろあるんですけれど、重点でやっていきますよと。新規で重点でやりますっていうような項目が多々あったと思うんですね。そういうのがどういうふうになったのかっていうのが知りたかったんですけれども、そもそも委員長、この資料でいいって判断されたんですか。これで進捗状況が分かるのかな、3次計画の。  あえて私はコピーはしてきませんでしたけれども、30年度の実績報告は上がってますよね。数値目標に対する数値がずっと書いてあるのがありますよね。私はてっきりそういうのが今日出てきて、5か年目の最終年度で、こういうところを改善していきましたと。さらに4次計画に向けてこういうところをやっていきたいんだというのが今日の趣旨だと思ったんですけれども、委員長、そういう説明はされなかったんですか。皆さん、これで分かりますか。 7: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長、そこら辺で追加の説明はできますか。3次計画に対して、4次計画にのっとったところの。 8: ◯委員(米丸貴浩君) 岩隈課長、私は課長を責めてるわけじゃないんだけれども、通常、今進んでいるこのプラン、現在進行形の3次計画が最終年度であれば、ここまで頑張ってやってきましたと。そして、ここにも頂いた資料に書いてあるじゃないですか。3次評価、重点項目についてとかね。新たな課題の抽出についてというのが既に専門部会で諮られたんであったら、そこではこういう御意見が出ましたというのは当然あってしかるべきだと思ったんですけれども。じゃないと、今日の審査が私はできないと思うんですけれども、いかかですか。  課長どうかな。そういうのが、この3次計画をしっかり委員会として検証して次につなげていくというのが委員会の審査じゃないのかなと思うんですけど、部長どうかな、間違ってますかね。 9: ◯委員長(内野明浩君) 渡辺市民部長。 10: ◯市民部長(渡辺厚子君) 申し訳ございません。このですね、議題が出たときに、今の時期が第4次の策定の時期だったこともあって、この策定のスケジュールと進捗状況、そういったものの報告を求められているっていう、こちらのほうで判断いたしまして、こういった報告になっております。本当に申し訳ございませんでした。  ですので、今おっしゃった内容であれば、すみません、次回に……。今、資料のほうがですね、そちらの資料、何も持ってきておりませんので、申し訳ございません。 11: ◯委員長(内野明浩君) それじゃあ、改めてね、資料を早急にまた出していただくということでどうですか、米丸委員。 12: ◯委員(米丸貴浩君) そうなってくると、部長、その資料が出てくるってなると、今日の明日じゃもう無理でしょう。9月定例会が始まりますし、定例会始まったら、私たち所管には、特会があるんで、多分それを会期中にまた審査を改めてやるということは実質上ほぼ不可能じゃないかなと思ってます。それを次の10月に持ち越していくと、この日はスケジュールに書いてあるとはいえ、もうほとんど10月になると第3回の審議会ですよね。もう素案の策定までいってしまう。ということになると、時期を逸しないかな。そういう気がしているんですけれども。  次に延ばすっていうのは、それは私はやっていただくのはありがたいけれども、執行部の今の現状と、それから今言ったスケジュール的なことを考えると、意味がないとは言わないけれども、時期がちょっとずれているのかなという気がするんですけれども、委員長、いかがですか。 13: ◯委員長(内野明浩君) どうなんですか。実際資料はそろえられますか。いつまでだったらそろえられますか。  渡辺市民部長。 14: ◯市民部長(渡辺厚子君) 今の御指摘のとおり、時期的にはずれると思いますけれど、いろんな御意見を審議会のほうで振り返りではいただいてますので、そういったのをちょっと丁寧に、時期的にずれるかもしれませんけど、それは報告させていただきたいと思いますので、ずれますけど10月に改めて御報告ということでお願いできないでしょうか。 15: ◯委員長(内野明浩君) どうですか。そういう御意見を今、市民部長からいただきましたけど、次の調査事件に持ち越すっていうことは無理ですか。  米丸委員。 16: ◯委員(米丸貴浩君) タイムスケジュールはもう部長おっしゃったとおりなんですよ。それで、30年度の実績報告はもう既に出てますよね、しっかりした資料が。私も昨日確認したし、数値目標も年度年度で、どういう推移、目標値がこれ、実績がこれっていうような、たしかびっちり書いてあったんですよね。そういうのが一つ出していただきたいのと、自分でコピーすればいいんだけど、それを出していただきたいのと、それからですね、今回、専門部会、審議会かな、どっちかな、の中で6月に新たな課題の抽出っていうのが書いてありましたので、この辺りの議論の内容等々を出していただければいいのかなというふうに私は思っております。  で、もう10月になるとですね、委員会から、ここはこうじゃないか、ああじゃないかっていう案を出してもですね、ちょっとそれを取り入れるのは、よっぽどのことがない限りはですね、ちょっと厳しいのかなと思ってますので、3次計画の最終的なまとめのところはですね、そういう資料を出していただければ。特にさっき言いました、新規で重点目標として掲げられているところがありますよね、事業の方向性の中で。30年度の実績報告を見ると、なかなか目標値に達していない部分がかなりあったような気がしておりますので、その辺りのところを行政としてはどう捉えているのかというのは、考えが分かるような資料が出てくればそれで構わないと私は思っておりますので、よろしくお願いします。 17: ◯委員長(内野明浩君) その前にですね、9月のですね、9月の定例会の中で実は予備日を1日設けようと思ってます。そのときにその報告をしてもらうっていうことも可能だと思いますけどね。  市民部長、お願いします。 18: ◯市民部長(渡辺厚子君) 第3次プランのですね、重点事業の項目の成果報告っていうのがもう出てますので、その資料であれば今からすぐコピーしてお出しできますけれど、それをまず今この場でお出しして、そのことについてちょっとお話しさせていただいてもよろしいですか。今その資料ございますので、すみませんが。 19: ◯委員長(内野明浩君) すぐそろいますか。 20: ◯市民部長(渡辺厚子君) はい。 21: ◯委員長(内野明浩君) それじゃあ、お願いします。 22: ◯市民部長(渡辺厚子君) よろしいですか。すみません。 23: ◯委員長(内野明浩君) ちょっと一旦休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時17分                 再開 午前10時30分                ──── ─ ──── ─ ──── 24: ◯委員長(内野明浩君) 再開します。  それでは、渡辺市民部長。 25: ◯市民部長(渡辺厚子君) お待たせいたしました。今お手元のほうに第3次プランの重点事業項目の成果報告を、素案でございますが出させていただいておりますので、これについて説明させていただきたいと思います。  今、委員長のほうからお話がありましたように、一旦これ回収させていただきますので、新たにこのデータにつきましては皆様に配付をさせていただきたいと思います。そのときにほかの資料等もあれば併せて配付をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  では、岩隈人権男女共同参画課長のほうが説明いたします。 26: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 27: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 大変失礼いたしました。お手元に配付いたしました第3次プラン重点事業項目の成果報告をさせていただきます。  なお、先ほど米丸委員のほうがおっしゃいました新規事業については今回まとまった資料がございませんので、新規事業につきましてはこちらと併せましてですね、次の機会に配付させていただくということで御容赦願いたいと思います。  では始めます。順に追って説明いたします。  目標1、豊かな未来が広がる男女共同参画への意識改革ということで、これは市民の方のですね、意識改革を促していこうという取組でございます。  1番、男女共同参画への男性の理解の促進としまして、実施します講座等へのですね、男性の参加率ということで、参加者数を追ったものでございます。目標値は30%ということで、28年度から数字は御覧のとおりですが、なかなか正直、参加者がですね、集まっていただくのが難しいという状況がございますが、25.2%ということで、評価としましては計画どおり進んだということでございます。コメントとしまして、子育て世代を対象とした講座内容に変更しまして、夫婦での形式の参加講座を増加させたということで、やはり若い世代にというか、子育てを今からする世代にフォーカスした事業でございます。  2番、家庭教育・社会教育における啓発及び学習機会の充実ということで、2項目ございます。1点目が、PTA等の人権学習の促進事業の支援。2点目が、男女共同参画に対する講座の開催ということで、いずれも事業の参加人数を指標としております。  目標値につきましては、PTAのほうが3,000人ということで、なかなかこちらのほうもお集まりいただけなくて、そういった数字の結果でございます。やや未達成というふうな内部評価でございます。こちらコメントとしまして、PTA、社会教育団体の人権講演会、学習会を実施しましたが、やはりまだ参加をですね、促すために、しやすいようなやり方をする必要があると。工夫が必要であるというふうなことと、もう1点ですね、こういった学習が必要だということで、有益性をですね、我々は伝えていかなくちゃいけないのかなというふうに考えております。  その下、男女共同参画に関する講座の開催につきましては、おおむね計画どおりとしていますが、目標値が700人に対して556人、元年度ですね、というふうな評価をしております。こちらのほうは子育て世代を対象とした講座内容に変更することで、夫婦での、先ほどと同じですけれども、やはり形式をちょっと工夫したということで増加が見られたということでございます。目標1については以上でございます。  次に目標2、女性活躍推進と男女が共に能力を活かす環境づくり、これは女性活躍推進というふうなことでございます。それの3番で、行政における女性の登用、職域拡大の促進及び育成ということで、これは市役所、まさに本市の特定事業主行動計画の実施ということでございまして、指標としましては女性職員の管理職に占める割合、目標30%ということで、こちらも届いてはおりませんが、20.8%が元年度の状況でございます。こちらにつきましても人事法制課を中心にですね、そういったことが促進するような取組としてやっておりますが、何分人事のところでございますので難しいところもございます。で、評価としましては、おおむね計画どおりということでございます。  4番、各種団体等による女性登用の促進ということで、1番が審議会等の女性登用の促進、これは目標値がですね、40%と国よりちょっと高めではございますけれども、こちらについては、おおむね計画どおりということです。その下、各種委員会での女性登用率も、こちらも40%で、現状が表記のとおりでございます。こちらも計画どおりでございます。一番下の3番ですね、外郭団体ほか補助団体への女性登用の促進ということで、これ非常にですね、補助団体という補助金を出している団体が多うございまして、なかなかそこまでですね、女性を役員にとかいうことが伝わってない状況がございます。そもそも補助団体が多いということもありまして、完全なそこの把握ができてないというところもございますが、未達成でございます。  目標3、男女が自立し互いに支え合うまちづくりということで、5番が男女共同参画のための活動拠点の機能強化、じょなさんの有効活用ということで、その利用者人数でございます。目標値4,000人に対して、やや未達成ということです。男女共同参画センターの周知度は高まっておりますが、利用者が増加していないと。引き続きセンターの機能強化を図ることで魅力を高めていきたいということです。あと、令和元年度については、新型コロナウイルスの拡大防止の観点から貸館事業自体は3月に中止しました関係もややあるのではないかと思います。評価としましては、やや未達成でございます。  6番、地域団体や女性のエンパワーメント支援ということで、自治会の女性登用の促進。こちらは女性登用を推進するという目標を自治会の中で持っていただくということで、全自治会のほうは計画どおり、目標としては上げておりますが、こちらは私がヒアリング等しました結果ですね、やはり、なかなか会長さん自身はそういう認識はあるんですけれども、そもそも役員の成り手ということでですね、そこに成り手の不足、あるいはやはり長まではなりたくないという、何かそういった声は聞いております。ですから非常になかなか。実態としては女性が活躍してあるんですが、役員のほうに登用ではなかなか進んでないのかなということは、私の印象でございます。  7番、防災分野における女性の参画促進として2点。地域防災活動への参加促進ということで、こちらも女性役員の登用促進値目標を設定しまして、35地区、こちらは目標は計画どおりでございます。  あと、防災施策への男女共同参画の視点の導入ということで、災害対策本部における女性の割合30%で、現状では17.1%ということですね。こちら、やや未達成ということです。その理由としましては、他の関係機関の長や防災担当所管の長、管理職以上の職員の女性増加課題となっており、引き続き防災会議及び災害対策本部における女性の割合を拡大するように努めるということで書いておりますが、こちら充て職な部分がですね、ありまして、なかなか女性が入ってないなというふうなことが現状でございます。未達成でございます。  目標4、人権が尊重され、誰もが安心して暮らせる社会づくりとして2点。これはDV防止法に基づく市町村の計画を包含するものでございます。8番で、配偶者等からの暴力に対する啓発の実施ということで、配偶者等からの暴力を根絶するための基盤づくりとDVに関する啓発事業及び周知回数ということでしておりますが、目標値としては20回で、こちらのほうはおおむね計画どおり実施できたと。  一番最後の9番で、相談体制の充実強化。相談機関をお知らせする広報を強化していこうということで、相談機関の周知カードをですね、市内の公民館や事業所とかに、特に女性が目につくところ、見ていただけるところに置かせていただきまして、目標値としては100か所でございましたが、元年度は94か所ということで、こちらはおおむね計画どおりということです。  現在、大きい目標の1から4まで重点項目についてお話をさせていただきました。説明は以上でございます。 28: ◯委員長(内野明浩君) ただいま第3次プラン重点事業項目、成果報告につきまして、質問があればお願いいたします。  原委員。 29: ◯委員(原 克巳君) ちょっと1点だけ確認をさせていただきたいんですけど。  目標1の2番、家庭・社会教育における啓発のところですけれども、18の17。これは人権学習関係ですが、28年度で見ると2,445人で元年度が865人というふうに急激に下がってるんですけれども、ほかのものはですね、緩やかな上昇だったり、横ばいだったりする。これだけ急激に下がっている理由っていうのを教えていただきたいと思います。 30: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 31: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) PTAとですね、これ地域教育課のほうが所管している事業でございますが、下がっている理由についてはちょっと……。感覚としまして、やはり関心のあるテーマじゃなかったとか、呼びかけが足りなかったところはあるかと思いますが、あともう一つ決め手になるのは大きく、大人数で集まることが年度末からにかけてができなかったというところもややあるのかなというふうなところで、ちょっと完璧な分析までですね、お答えが今のところできないという状況で申し訳ございません。 32: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。いいですか。米丸委員。 33: ◯委員(米丸貴浩君) 課長、説明ありがとうございました。  特に新規の重点目標についてお伺いしたいんですけれども、先ほどの、特にですね、講座等の参加の促進のところで、目標の1のところになるんでしょうけれども、課長がいいこと言われたなと思ったのは、有益性を伝えていく必要がありますよと。回数だけを増やせばいいっていうことではない、やはり中身の話だろうということを言われたと思うんですけど、その中で、今後いろんな形式を変えていきたいという説明が今あったと思うんですけれども、形式っていうのはどういうような。講座の内容の話なんでしょうかね、それとも講座の在り方を変えていこうと、そういうような先ほどの説明だったんですかね。形式を変えるとはどういうことでしょうか。 34: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 35: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 形式を変えるというのがですね、今委員のおっしゃった二通りあると思うんですよ。形式は中身、やり方ですね。今回目玉としているのが、夫婦会議ということで、夫婦でどういった家庭を築いていきましょうという、いわゆる確認をですね、していこうという対面式の講座、グループワークの講座をやって、男性の参加が伸びたというところがあるんですが、今年度のお話をさせていただくと、コロナ禍においてですね、そのようなのがかなりやりづらくなってきたというのも事実ですので、対面式と違った、非対面式、オンラインとかですね、そういったものまでやらないとお集まりいただけないんじゃないかなという危惧はございます。そういった意味で有益なやり方を変えていく必要があるだろうと、今後ですね。  ですから、今回、3次プランにおいては計画どおりというふうな評価をさせていただいておりますが、これについては従来型の、皆さん集まっていただく講演会形式とかよりも、ちょっと違った形を取らせていただいたということでございます。 36: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 37: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。違った形がどうしても必要になってくるでしょうね。よろしくお願いします。  それから目標の、次は3のところで、3の32の45、センターの有効活用のところで、周知は進んだんだけれども利用が少ないんですっていうことを課長が言われて、それだと、みんな知ったけれども、あまり行っても何になるのかっていう、そういうような説明に聞こえてしまうんですけれども。  周知は進んだ、でもそこで何をしているのかっていうところに魅力がないと利用者が少なくなってくるのかなという気がするんですけれども、この辺りはどういうふうな改善をされるんですか。 38: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 39: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 情報発信力を高めていく必要があるかと思っております。ですから、男女共同参画に関して、あるいは人権に関して、そしてまた、あそこは消費センターでもございますので、そちらに関しての情報の発信っていうことを今後ですね、SNS等、あるいは今度LINEも始まるということですんで。それぞれSNSも、言葉はちょっと語弊がないようにしたいのですが、食いついていただける方って結構違ってるんですね。ですから、いろんなツールを使って発信していかなくちゃいけないかなというふうに考えています。  以上です。 40: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 41: ◯委員(米丸貴浩君) センターがですね、一つは、情報発信は確かにそのとおりですよね。もう一つはですね、入りやすい雰囲気、環境というんですかね、あまり堅くない。消費生活センターとなると、何となく堅いイメージがあるのかもしれませんし、できたらですね、入りやすい環境の中に、今日はこういうことやってますとかいうのもですね、外向けに、前は道路ですからね。そういうことも一つなのかなと思ってますので、どうかよろしくお願いします。  それから、委員長、続けていいですか。 42: ◯委員長(内野明浩君) はい、いいですよ。 43: ◯委員(米丸貴浩君) その次がですね、その目標3のさらに下、6番、自治体における女性登用の促進のところで、私もいろんな自治体さんに行くと、別に門戸を閉ざしているわけではないんだけど、なかなかなってくれないんだよねっていうのは、これはもう現実だろうと思ってますので、長にはなりたくないっていうのは、これは別に男性女性に限らず、あんまり関係ないのかなっていう気はしてるんですけれども、この辺りは実際はどうなんですか。女性の方が長になりたくない、男性も長になりたくない、これは同じなんですかね。 44: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 45: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 私はヒアリングをですね、いたしました。自治会ヒアリングを毎年20自治会ずつやってまして、2年あれば全部回っているっていう形になりますけれども、その中でお伺いした中ではやはり、皆さん就業されている年齢が高くなってるんです。だから、従来だと60歳まではお仕事されて、それ以降、リタイア世代っていうのがあって、そこが皆さん委員とかなっていただける世代だったんですが、それが今まさに60歳超えてもお仕事なさってるんで、その自分の時間の確保を考えると、やはり役員まではなというのを強く印象受けたところです。それは男女共通でございます。 46: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 47: ◯委員(米丸貴浩君) 分かりました。やはり共通なんですね。これは課長のところの一つの課の課題というよりも、これ全庁的にいろいろ考えていく必要があるんじゃないかな。地域づくり課がメインになるのかもしれませんけれども。またいろいろ、先ほど冒頭であったような有益性じゃないけれども、やることによるいろんなやりがいっていうんですかね、そういうところを伝えていく必要があるかなと思っております。  最後にですね、7番の防災のところなんですけれども、女性役員の登用を推進する目標の設定をする自治会の数ですから、これは設定してくださいねっていうことだけですので。多分これは6もそう、7もそう、この辺りは設定だけですから、まずは設定はしていただきたいなと。これが次の4次計画の中では、これをどう進展していくかっていうのを我々は見させていただけばいいのかなと思ってるんですけれども。  7番の33の50の中で、防災施策へ男女共同参画の視点の導入のところが評価がやや未達成になってなってますよね。一つはですね、対策本部における女性の割合っていうふうなってますけれども、女性の視点とは、じゃあ防災の中では何だろうというところを、もう少し役割の明示っていうのができれば、やっていただける方が増えないのかな。例えば、一時避難所を開設したときに、特に御高齢の方とか、それから障がいをお持ちの方、避難所の中には高齢の女性の方もいらっしゃるんだろうと思いますので、そういう細やかな対応ができるような役割は、どうしても女性のほうが得意なのかなと。そういうですね、役割の明示をしていくと、こういう部分をぜひお願いしたいというのがあると、もう少し進むのかなという気がしておったんですけれども、安全安心課のほうではどのような御意見があるんですか。 48: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。
    49: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 安全安心課の意見というのがですね、現在、今投げかけている段階で、申し訳ないんですがお答えは現在はできません。  ただ、今回ですね、第4次プランのほうのお話をちょっとさせていただきたいんですけども、国の大きな目標でもありますけれど、我が国は非常に災害の多い国で、避難所っていうのは非常に重要ということで、その中で、避難所における性犯罪だとかですね、女性がすごく不都合なところが過去にあったということで、やはり災害避難所のことはやはり女性の視点を入れていきましょうということで強く国のほうも押し出してますんで、第4次ではやはりそこのところも我々の今の現状では考えていきたいなと。ですから、この数値目標についてはですね、見直していきたいところではあります。これが一番いい数値目標かどうかっていうのはちょっと、現在検討中でございますので。ただ、防災、そして避難所っていうのは女性の視点を入れていくべきだというふうなプランにしていきたいと思っております。  以上です。 50: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。北田委員。 51: ◯委員(北田 織君) 今の米丸委員の質問と関連するわけですけど、防災組織っていうのは自治会における地域防災組織のことですよね。大半がこの組織は役員さんが兼任をしているという、そういう組織になってるかと思うんですけど。だから、自治会の役員さんに女性が登用されないと、この組織と連動してしているので、決して多くはならないと思う。これは全く同様のことだろうと思うので。  ただ、女性の役員さんの登用で、どうなんですかね、私ごとであれですけど、私も自治会長経験しているときは、たしか22人のうち11人が女性だったと思うんですけど、半分。だから、自治会の役員になられる方もちょっと少ないかも分かりませんけど、自治会長さんがもう少し地域に対する夢を語るとか何かそういったものを。すみませんね、こういうところでこういう話は。それとか、1回断られたらもうそれで終わるんじゃなくして、本当に必要だと思ったら3回ぐらい出かけていって、やっぱり自分の夢を語るとかいろんなことを。そこら辺を押さえていかないと、どうしても役員の成り手っちゅうのは少ないのかなという思いがするんですけど。  これも要するに地域防災組織を充実させるためには、まず役員を充実させるっていうのが先決なのかなと思いますので、そういった何か違う形での取組をぜひ提案していただければと思いますので、そのことをちょっとお話しときたいと。 52: ◯委員長(内野明浩君) 他部署との連携をうまく図ってやっていただければと思いますが、何かそこの答えはありますか。  岩隈課長。 53: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 御意見ありがとうございます。まさにおっしゃるとおり自治会自体、そして全市的な課題だと思いますので、その辺、この男女共同参画プランだけじゃなくてですね、市全体の中で重要性を考えていきたいと思っております。ありがとうございます。 54: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 55: ◯委員(米丸貴浩君) 防災の話で申し訳ないんですけれども。一つはですね、地域防災リーダー研修っていうのが、たしか県で、今年あるかどうか分かりませんけれども、毎年県が主催してやってあります。春日市からも自治会の皆さんが毎年、少ないですけれども、3ないし4人ぐらいの方が研修に出てあったように、一般質問をしたときに記憶をしております。  できればですね、こういう地域防災リーダー研修とかに女性の方に行っていただくと。新たな視点で、また地域に帰られたときにですね、研修でこういうことがあったよということをまた、そういう方々が中心になって広めていくっていうのも一つかなと思っておりますし、県の主催が厳しいんであればですね、例えば春日市でですね、地域防災リーダー研修に準じたものをですね、やってみるとかいうのも一つかなと思っておりますので、どうか御検討だけは、部長よろしくお願いいたします。 56: ◯委員長(内野明浩君) よろしくお願いします。  ほかに。原委員。 57: ◯委員(原 克巳君) 防災関係が出てるんで私もちょっと1件伺いたいんですけど、女性の消防団員についても関係すると思うんですけど、恐らくその募集に関して何か周知が広がってないなっていうような個人的な感覚があるんですけど。恐らく個人的な人脈で地域でお誘いしている部分もあるのかなと思うんです。  所管が安全安心課っていうことで別の所管になるんですけれども、女性消防団員に関しての募集に関しての周知を広げる必要があるんじゃないかなと個人的に思っておりますけど、これちょっと要望でお伝えしたいと思います。 58: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。飯田委員。 59: ◯委員(飯田浩昭君) いろいろ御説明ありがとうございます。私が感じたところがですね、情報発信っていうところにもつながる部分なんですけれども、共同参画っていうのは、一人の人間として生活をしていく非常に基本的なものだと思うんですよね。そういった中で、全世帯向けといいますか、そういったことで市報であったりネットであったりとかで周知等いろいろ工夫されているかと思うんですけれども。今からの春日をつくっていかれる方ってやっぱり若い世代の方だと思ってるんですね。そういう方たちが家族、お子様含めて長い時間かけてですね、今からの春日をつくっていくという意味でも非常に大事な意識づけといいますか、そういったものになってくるかと思うんですけれども。  例えばなんですけどね、情報発信という意味で、ばらまき型でもいいかとは思うんですけれども、例えば御結婚される方に関してはですね、市役所に出向く機会として入籍時があったり、お子さんが生まれれば出産時ですね。入園、入学といったように幾度となく親御さんが触れる機会というのがあるかと思いますので、そういったその大きな節目のときに、みんなで協力して生きていくためのものなんですよっていったような、要はリーフレットであるとか、そうったものを配布といいますか、して、一つ一つの節目節目のときに、いちいち意識づけを進めていくっていうのも一つの手なのかなと思います。  お子さんに関しましては、小学校、中学校で人権教育とかもいろいろ、年に1回程度なされているかと思うんですけれども、やはりPTAの出席率もなかなか働き世代で厳しいところもあるかと思いますので、なかなか子どもさんの意識と親御さんの意識の乖離っていうのが若干出てくるかなっていうのもあるわけですよね。そういったところで、少しでも親御さんにこれからの子どもさんが健全に育っていくためにも、親御さんを通じていろいろな情報発信ができるような形が取れれば、またそれはそれでいいのかなっていうふうに感じております。  実際そいうったリーフとかパンフとかの配信っていうのは今特にされてらっしゃらないんですかね。 60: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 61: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 御意見ありがとうございます。また私どもも気づいたといいますか、できるだけそういったタイミングをですね、重視して、チラシの配布とかを心がけてはいるんですが、まだまだ足りないのかもしれませんし、今委員のほうおっしゃいましたとおり、入学とか婚姻とかいろいろタイミングがございますので、それに着目してっていうのは検討していきたいと思っております。  以上です。 62: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。船久保委員。 63: ◯副委員長(船久保信昭君) 御説明ありがとうございます。今日ですね、御説明いただいた第4次の計画策定の中で、その視点としてですね、市民意識調査っていうことが上がってました。市民意識調査をですね、以前報告いただいた際に、去年の8月から9月にかけて市民意識調査をされていると。報告書が今年の令和2年の3月に、委託会社のほうの福岡ジェンダー研究所さんから上がってくるというようなことを説明いただいてたんですけども、この市民意識調査に関して、傾向なり所管の何か感想とかありましたらお聞かせください。 64: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 65: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 市民意識調査につきましてはですね、委員おっしゃいますとおり今年の3月に上がってきております。その中でですね、幾つか特徴的なことを説明しますと、固定的性別役割分担意識、これは男は仕事、女は家庭という考え方がありますっていうことで、それにどの程度賛同というか同感しますかっていうことでしましたところ、まだまだなかなか意識がですね、変わってないっていうところがあった一方、同感しないですから、そういった意識はもうないよというふうな方自体も増えているという特徴がございました。それがまず1点でございます。  あと、子育てにつきましてもですね、いろいろ男女の役割分担というよりも、やはり一緒にやっていくべきだという意識の変化がございます。  それと、もう幾つか御説明しますと、女性が職業を持つことについての考え方ということでですね、前回が平成26年に調査しまして、今年が令和元年に調査しました。その比較としましてですね、ずっと仕事を続けていきたいという女性がですね、やはり増えてますね。これは我々としても、今回第4次プランの中で、ワーク・ライフ・バランスについては大きなテーマと考えていますので、今後行政が力を入れていくというか、支援していくものだろうというふうに捉えております。  ちょっと簡単でございますが、説明は以上でございます。  なお、意識調査のですね、概要版について近日中にホームページのほうで公開するようにしておりますので、そちらのほうを御覧いただけたらと思います。  以上です。 66: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。ないようですね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67: ◯委員長(内野明浩君) それでは、今日説明できなかったものについてはまた改めて資料を出していただく形になりますかね。どうですか、米丸委員は。今日の説明以外で、先ほどの……。  市民部長。 68: ◯市民部長(渡辺厚子君) 本日お渡しした資料を回収しますので、その分を再度お渡しするということと、新規事業についてのお話がありましたので、その分の資料についても併せてお渡しするということで。資料そろい次第お渡しするということでよろしいでしょうか。 69: ◯委員長(内野明浩君) その件については、次の9月の定例会の中で時間を取って説明していただくことにしますか。どうしますか、資料渡すだけでいいですか。米丸委員、説明受けたほうがいいでしょう、その資料に対して。  米丸委員。 70: ◯委員(米丸貴浩君) 委員長、私に求めるよりも委員会で諮ったほうがよろしいかと思いますので。 71: ◯委員長(内野明浩君) どうですか、皆さん、その辺り、今日不足している資料については次回の委員会で提出していただく、そして、こちらで皆さんでね、また質問するということでよろしいでしょうか。 72: ◯委員(米丸貴浩君) 時間があれば。 73: ◯委員長(内野明浩君) そうですね、時間を取ってぜひ。日程的には……。 74: ◯委員(北田 織君) ちょっとごめんなさい、ちょっと休憩を。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時05分                 再開 午前11時07分                ──── ─ ──── ─ ──── 75: ◯委員長(内野明浩君) 再開します。  続きまして報告事項に移ります。  説明員の説明をお願いいたします。渡辺市民部長。 76: ◯市民部長(渡辺厚子君) 続きまして、その他、9月定例会における議案等について説明させていただきます。  今定例会においては、全庁的にそうですが、4課全てで会計年度任命職員の給料、報酬、職員手当の増額補正を行っております。その他の議案等につきまして、所管課長より説明をさせていただきます。 77: ◯委員長(内野明浩君) 松藤税務課長。 78: ◯税務課長(松藤 強君) 税務課は、歳入の減額補正を予定させていただいております。税目は、軽自動車税種別割でございます。  詳細につきましては、9月定例会で御説明いたします。  税務課は以上でございます。 79: ◯委員長(内野明浩君) 五島市民課長。 80: ◯市民課長(五島弘和君) 市民課でございます。  大きく歳入が2点ございます。それに伴うまた歳出がそれぞれございます。  1点目が、社会保障・税番号制度整備費国庫補助金のうち、個人番号カードの交付事務費補助金を補正増するものでございます。この補助金に係る歳出でございますが、社会保障・税番号制度事務費のうち、マイナンバーカードの交付件数の急増に対応するため、新たに会計年度任用職員の任用に伴う給料、職員手当等、また役務費、これは交付する際の交付通知文書の増ということで、これをそれぞれ補正増するものでございます。  もう1点、歳入において、コンビニ交付枚数の伸びが当初の見込みを上回ったことにより税務証明、また戸籍、住民基本台帳、印鑑証明手数料をそれぞれ補正増するものでございます。この手数料増に伴う歳出でございますが、証明書コンビニエンスストア交付事務費のうち、役務費、コンビニ交付手数料を補正増するものでございます。これはコンビニ交付事業者等に支払う手数料を繰替え払いとしているためでございます。  詳細はまた9月議会で御説明いたします。  市民課の補正予算の説明は以上でございます。 81: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 82: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 人権男女共同参画課からは、人事案件としまして、人権擁護員の候補者の推薦についてが1件、あと、一般会計補正予算としましては、令和元年度の生活困窮者自立支援事業費等国庫負担金及び国庫補助金の返還金精算に伴うものですが、それを提案させていただきます。  以上です。 83: ◯委員長(内野明浩君) 大坪納税課長。 84: ◯納税課長(大坪寛治君) 納税課では一般会計の増額補正でございます。新型コロナウイルス感染症対策に伴う納税関係の整備でございます。  詳細につきましては、9月議会にて説明させていただきます。  以上でございます。 85: ◯委員長(内野明浩君) 委員の方から何か。こちら予算のほうでね、質疑やりますんでね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 86: ◯委員長(内野明浩君) それじゃあ、渡辺市民部長。 87: ◯市民部長(渡辺厚子君) 最後でございますが、前回、市民厚生委員会の際に原委員のほうから御質問を受けておりました。その回答を今回させていただきたいと思いますので、岩隈人権男女共同参画課長より説明させていただきます。 88: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 89: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 本日机上配付しています資料で、住居確保給付金の状況ということで、A4の1枚紙を御覧ください。  申請の状況でございます。御覧いただいて確認していただきたいと思いますが、住居確保給付金につきましてはですね、延長申請ができるということで、御注目いただきたいのがですね、7月の申請件数でございます。申請28、そのうち22は延長ということでですね、まだまだ収入がですね、回復していないという方が大変多うございました。そういったことで申請が多うございました。申請とですね、支給決定の件数が違いますのは、月末に御提出された分等はですね、支給決定が8月になっているということで、8月には審査終わりまして、皆さん延長となっております。  現在、支給申請決定件数ということで表記のとおりでございます。この支給決定件数について御注意いただきたいのが、受給者の方がですね、例えば5月に4月分、5月分合算した額が支給された場合はこれは2件というカウントになりますので。どうしても国の統計上ですね、こういった件数しか出てきておりませんが、そこの見方については注意していただきたいと思います。  あと、参考としまして、生活福祉資金の貸付状況、これ緊急小口総合支援、いずれも特例の分ですが、表記のとおりでございまして、こちらにつきましても詳細は私ども説明いたしかねますけれども、社会福祉協議会から頂いたデータでは、やはり7月にですね、延長で貸付の申請されている方が多いという状況でございました。  以上で御報告を終わります。 90: ◯委員長(内野明浩君) ただいまの報告につきまして、質問があれば。  原委員。 91: ◯委員(原 克巳君) どうもすみません、ありがとうございました。本当は所管がですね、福祉支援課になるかと思うんですけど、御回答いただきましてありがとうございます。  私もこのコロナ禍で、市民の方から休業とか失業で、あしたの生活に困ってるというような御相談をいただいて、先ほど緊急小口だとか総合支援の資金の貸付を御案内したこともあるんですけれど、当然社協の事業なのであれですけど、社協に出向いて申請をして、当然そこで寄り添いも当然そこにあって、ちょっと私の感覚では当然住居確保給付金もですね、同時に紹介をその場でしていただけるのかなって感覚があったんですけれども、当然社協と市のところでそういった案内がなかったと。緊急小口のほうはですね、申請して貸付は決定したんですれども、この住居確保給付金のほうの案内がなかったと。  その辺の情報交換っていうんですかね、連携っていうか、その辺があればいいのかなというふうに感じてます。あしたの生活に困ってらっしゃる方々っていうのは当然家賃の支払いも困ってらっしゃるということもありますので、そこをセットで支援をしていただく方法というかですね、そういったところも考えてほしいなというふうに感じております。これは要望でございます。 92: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 93: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) お話ありがとうございます。多分そのケースではうまく連携がいってなかったのかもしれませんが、基本的に社会福祉協議会、よりそいの窓口では、自立相談支援ということで、そういった方は緊急小口の融資も含めた形で自立していこう、そして就労にしていただいて、そして、必要な方についてはこういったふうに家計を改善すればよくなっていきますよねっていうふうなプランを立ててですね、やっていただいているところで、住居確保給付金の相談についてもセットで我々はよりそいのほうでしていただいているというふうに思ってますので、ちょっと御案内足りなかった、御配慮足りなかったのかなと思っております。社協のほうにもそういった件があったということで伝えておきます。ありがとうございます。 94: ◯委員長(内野明浩君) ほかに。米丸委員。 95: ◯委員(米丸貴浩君) 住居確保給付金の周知のところで、以前、表記がちょっと違うんじゃないのという話をしたかと思うんですけれども、上限額があるのは、これ課長、間違いないですよね。その記載がやっぱり何らかの形でないと、全てもらえるというふうに誤解される方がいらっしゃるのも事実だというふうに聞いておりますので、この辺りの改善っていうのはなされたんですか。 96: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 97: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) 私ども、多分委員会でも一度お話ししたと思いますけれど、そういった住居確保給付金のですね、市民に渡しているチラシ、それについては、そういった上限が設けられているということは書いておりまして、それを基に御説明しているはずでございますので、なかなか生活保護の上限額だということで御理解いただけてない方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、窓口としましてはそういったことで上限があるというふうなことをお伝えいただいているというふうに確認をしております。ですから、なかなか完全には伝わってないのは非常に申し訳ないなと思っております。  以上です。 98: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 99: ◯委員(米丸貴浩君) 直接社協さんに行かれた方もいらっしゃるわけですよね。社協さんに行って、全額もらえるんやろと言われる方もいらっしゃるというふうに聞いておりますので、やはり一番最初の窓口のところっていいますか、市民へのお知らせの紙媒体のところで、そういう処置がしてあればですね。確かに国からもらったもんだからそのままっていうこともありますけれども、そういうのがやっぱりあるとですね、実際社協さんのほうでも、この表にあるように件数が多いんで、その説明から一つ一つ丁寧にやっていくっていうことでまた時間を費やすっていうことがあるので、できたらそういうお知らせをですね、何らかしていただきたいっていうのが私の今回の質疑だったので。  市役所ではそうやって説明をされる、もしくはまた社協さん、社協さんはどうなんですか。社協さんは受託事業でしたね。だから、社協が勝手にやっているってわけではありませんので、社協さんとの協議で、例えばそういう一文を出すとかですね、いうのもされるのは一つかなと思うんですけど、それはできないんですか。市のほうからね、こういうことをしたらどうかと。春日市では来られ方には説明はするけれども、今のところ紙による表示はないんでしょう。 100: ◯委員長(内野明浩君) 岩隈課長。 101: ◯人権男女共同参画課長(岩隈和則君) たしかA3の横長の紙はですね、市役所のほうにも置いてるんですが、そういった形で住居確保給付金の金額についてはですね、御説明はしておりまして、それを基に社協のほうではしていただけるように、いつもそういったよりそい会議等で。そういったことで私ども事務のほうは徹底を依頼しているところでございます。
    102: ◯委員長(内野明浩君) いいですか。ほかにありますか。ないようですね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 103: ◯委員長(内野明浩君) それじゃあ、渡辺市民部長。 104: ◯市民部長(渡辺厚子君) 市民部の説明は以上になります。ありがとうございました。 105: ◯委員長(内野明浩君) 市民部の所管事務調査及び報告を終了いたします。  休憩します。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時20分                 再開 午前11時25分                ──── ─ ──── ─ ──── 106: ◯委員長(内野明浩君) 再開いたします。  健康推進部の議会閉会中の調査事件を議題といたします。金堂健康推進部長。 107: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) では、健康推進部の説明を次第に沿って行います。よろしくお願いいたします。 108: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 109: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、調査事件のスポーツ推進計画の利用計画についてでございます。  西日本鉄道との土地交換により取得しました日之出水道跡地ですが、現在隣接する西野球場との一体的整備についての計画策定を進めているところでございます。  計画策定に当たっては、三つのパターンで検討を進めております。一つ目は、現在の西野球場をほぼそのままの形で活用し、日之出水道跡地を多目的に活用する計画、二つ目は、西野球場の外野フェンスなどを撤去し、日之出水道跡地との間に構造物が何もない形で全体を多目的に活用する計画、三つ目は、委託事業者のこれまでの経験や実績などを基に自由に配置する計画でございます。  それぞれの案を検討するに当たり、地元自治会、地域にお住まいの方、スポーツ団体などに対し、その時点での素案を御説明し、意見聴取を行ったところでございます。スポーツ団体の意見聴取では、他団体の施設、福岡市の雁の巣レクリエーションセンターや、香春町の総合運動公園が参考にできるのではないかと御紹介いただきましたので、委託業者と共に現地視察を行い、管理者の方から運用面などのお話を聞かせていただきました。  また、二つ目の案、西野球場の外野フェンスなどを撤去して、日之出水道跡地との間に構造物が何もない形での活用の軸である、この西野球場と日之出水道跡地を一体として多目的に活用するという部分は、現在の西野球場部分の運用が変わることになるため、現在利用している団体とは今後も意見交換の場を設けるということをお互い確認しているところでございます。外野フェンスがなくなることによるボールの転がりなどについて、簡易的な可動式フェンスの運用など、利用団体から提案を受けておりますので、これらについても検討を進めているところでございます。  この計画につきましては10月末をめどに、この三つのパターンの計画について策定をする予定でございます。  簡単ではございますが、説明は以上でございます。 110: ◯委員長(内野明浩君) ただいまの調査事件につきまして、質問をお願いいたします。  北田委員。 111: ◯委員(北田 織君) 等価交換の当初の目的は、野球場として使用して、結局ボールがフェンスを越えるとか、音がするとか、そういったことを解消するというのが目的で等価交換をされたと思うんだけれども、今のこの計画をいろいろ聞いてみていると、外野フェンスを取り除いてボールがどうだとかこうだとかって、何かちょっと非常に当初の目的とは全く違うような利用というか、そういうふうにしか僕には聞こえないんですけれども、これで等価交換をする当初の目的は達成されるんですかね。 112: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 113: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) この整備計画のいずれにしましても、野球ができる環境を維持するという当初の目的からぶれるものではございません。外野のフェンスを撤去した場合に、やはりボールの転がりであるとかいう問題も生じてきますので、そこは施設の運用面で、例えば簡易フェンスをつけるであるとか、硬式野球等の使用の場合は日之出水道側の利用制限をかけるとかですね、そういった方向で考えているところでございます。最初の目的である野球ができる環境を維持するという目的は、ぶれているものではございません。  以上です。 114: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。いいですか。北田委員。 115: ◯委員(北田 織君) 一般的な考え方として、この等価交換の日之出水道跡地の利用計画については、令和元年度で当然この委託をする、この計画に関するあれは……、予算が四百何十万円でしたかね、ついていましたけれども、それが今年度の10月までということは、半年以上延びるということがあるんですけれども、一般的にこういうように繰越しでやってて、日数でこんな延びる事業というのは、こういう計画を立てているものではあるんでしょうか。 116: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 117: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 申し訳ありません。ほかの計画策定の事業がどういった感じで、繰越しをした場合、日数的にどういった延ばし方をしているかというのは、私も存じ上げないんですけど。今回ちょっと特殊だったのが、コロナウイルス感染症の影響で、かなり事業者との打合せやスポーツ団体等のヒアリングができない時期がございましたので、ある程度時期は延ばさないといけないという考えはあったんですけど、正直ここまで長く延ばす必要が出てきたっていうのはちょっと、最初の想定ではなかったことでございます。 118: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。船久保委員。 119: ◯副委員長(船久保信昭君) 平田台のほうで以前グラウンドを使用しているときに、照明灯は明るくて、近所のお住まいの方にも迷惑をかける面がある、今現在であっているというようなお話をたしか伺っていたような気がするんですけども、今回、西野球場のほうに移設した際にですね、この照明関係というのは今のところどういうふうに考えられているかという方向性だけ教えてください。 120: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 121: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 一つ目の案、西野球場そのものの形で使う場合には、照明灯というのは特に変化はありません。二つ目の場合、外野フェンスを取り除く場合は、外野照明が二基建っていますので、そちらも合わせて撤去する方向になるかと思います。その辺も含めまして、今現在利用されている団体さんのほうには御説明をして、どういった方法で運用ができるだろうかというところまで、いろいろ知恵をいただきながらですね。稼働式の何か、可搬式の照明とかいうのもあるみたいなので、そういった御意見を参考にしながらちょっと計画は進めているところでございます。 122: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 123: ◯委員長(内野明浩君) ないようですので、それでは調査事件のほうは終わらさせて……。  これ、すみません、資料はなかったんだっけ。皆さん、何か分かりにくいと思うんですよね。まだ出せないんですかね。  貴島健康スポーツ課長。 124: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) すみません、最初に地元の説明会とかで使った資料とかはお配りしていたかと思うんですけれども、それ以降、団体のヒアリングとかで中身が大分変わりそうなので、現時点でこれとお示しできる案というのは今、御用意はしていなかったところです。 125: ◯委員長(内野明浩君) 後日、また資料出していただければ。貴島健康スポーツ課長。 126: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 当然、計画が固まりつつある状況のときは、この委員会でも報告させていただきたいと思っておりますので、そのときはよろしくお願いいたします。 127: ◯委員長(内野明浩君) はい、分かりました。  それでは、次に行きたいと思います。  報告事項に移らせていただきたいと思いますが、よろしいですか。武末高齢課長。 128: ◯高齢課長(武末竜久君) それでは、次期高齢者福祉計画のアンケートの結果を説明させていただきます。  今日、資料をちょっと多めに配っているので確認したいと思います。市民厚生委員会資料と書いてある分がまず一つ、下に健康推進部高齢課と書いてあるものですね、ホッチキスで留めてある。それと、大きく資料1、2、3と書いてあるもの、これ一部ずつ。右肩の部分に黒枠の白抜きで1、2、3と書いてあるもの。四つございますかね。はい、よろしくお願いします。  それでは、説明させていただきます。現在策定作業を進めております令和3年度からの春日市高齢者福祉計画2021・第8期介護保険事業計画に係る市民アンケートの報告書がまとまりましたので御説明いたします。  まず、この市民厚生委員会資料と書いてあるほうですね、こちらの1ページ目を御覧ください。タイトルに、アンケート調査の結果についてと書いてあるところですね。1番目の趣旨のところを御覧ください。令和3年度から5年度における春日市の高齢者施策の方向性を定める次期事業計画の策定に当たり、市に居住する高齢者の生活状況の把握や健康状態、介護福祉サービス利用の意向などを調査するために、二つのアンケートを実施したものです。  2の調査概要を御覧ください。1)の在宅介護実態調査の対象者は、要支援者、要介護認定者のうち、在宅での介護保険サービス利用者、いわゆる居宅サービス利用者1,000人、2)の介護予防・日常生活圏域ニーズ調査の対象者は、65歳以上の高齢者で、要支援、要介護認定者を除く、いわゆる一般の高齢者1,200人です。回収結果は下の表に示しておりますが、有効回収率は双方合わせると60%を超える結果となっております。  裏面の2ページ目を御覧ください。報告書の資料がかなりのボリュームがございますので、報告書の主な内容だけ、概略を御紹介いたします。調査項目1、2、3、4、5と振って、その横に資料1、2の各ページ数を振っています。そこのページのところでお話をさせていただきますので、よろしくお願いします。  まず資料1の3ページから5ページと資料2の84から86ページのほうをお開きください。  調査項目は、介護が必要になったときに暮らしたい場所と理由でございます。介護が必要になったときに暮らしたい場所について聞いておりますが、居宅サービス利用者、一般高齢者共に、在宅、自宅や家族の家で暮らしたいという回答が過半数を超えており、その理由も、住み慣れた場所だからと回答した人が多くを占めております。一方では、家族への介護負担、常時の介護、見守りへの不安を理由に介護施設やそれ以外の施設を望む傾向も見られます。これは、前回とほぼ同じ傾向であり、第7期では在宅、施設両面での基盤整備を取り組んでおります。第8期においては、これらの基盤を定着させ、介護者の負担軽減、常時の介護、見守りなど、在宅生活に係る不安の解消や施設入所へのニーズなどを引き続き取り組んでいく必要があります。  次に、資料1の11ページから12ページ、資料2の60ページから62ページをお開きください。  ここでの調査項目は、地域包括支援センターの認知度と期待する役割でございます。在宅サービス利用者の42.6%が地域包括センターを利用し、利用者の91.7%の方が満足している状況ですが、一般高齢者の利用は4.6%にとどまり、地域包括支援センターを知らない、利用したことがないと答えた人の割合が92.3%となっております。また、利用したことがあると答えた人で、今後の地域包括センターの運営において期待することについては多くの人が、相談への対応、支援が早く丁寧であること、医療福祉などに関し高い専門性があることと回答があっております。令和3年度に、市内3か所目である東地域包括センターを開設する予定ですので、併せて高齢者の総合相談窓口としての機能の周知をさらに進めていく必要があります。  次に、資料1の17ページから20ページ、資料2の78ページから83ページを御覧ください。(3)の項目のところになります。  ここでの調査項目は認知症についてです。サービス利用者につきましては認知症について一定の理解が見られますが、要介護者に認知症の疑いが見られる場合に、病院受診に至るまでの間は半年や1年以上かかるという割合が36.3%となっており、すぐに受診した人とほぼ同率となっております。また、一般高齢者の方で認知症について知っていると答えた方が50.5%と、ほぼ半数を占めております。しかしながら、認知症サポーター養成講座や認知症に関する相談窓口、認知症高齢者等事前登録制度の認知度については、過半数以上が知らないと答えており、認知症について身近に感じるものと意識しているものの、実態としては、相談窓口など支援制度についてはまだ認識が進んでいないものと考えられます。引き続き認知症施策を推進していく必要があると考えております。  次に、資料2の57ページから59ページを御覧ください。  次の項目は、介護予防への取組についてです。自身で運動や認知症予防を心がけ、介護予防に取り組んでいると回答した方が53.1%となっており、前回調査より約4%増加し、元気なので必要性を感じないという回答も3%減り、過半数の方が介護予防に前向きに取り組んでいるものと捉えております。また、介護予防教室について、知らないと回答した方も一定数ございますので、引き続き介護予防事業の周知、普及、啓発を続けてまいります。  次に、資料1の13ページから16ページ、資料2の72ページから77ページを御覧ください。  調査項目は、成年後見制度の認知度と課題です。サービス利用者、一般高齢者共に、内容は知らない、分からないと答えた方が、内容を知っていると答えた人を上回る結果となっております。また、内容を知っていると答えた人の半数以上が、テレビ、新聞、ラジオなどのメディアから情報を得ている状況です。市報から情報を得ているという人が双方ともに約20%いらっしゃいますので、引き続き広報活動が必要と考えております。  また、利用につきましては、親族がいるからという理由で利用したくないと回答した人と、分からないと回答した人の合計が過半数を超えております。判断能力に不安を感じたときの相談先について、親族と回答した人が約80%、市や地域包括支援センターが次いで約20%となっております。相談体制の充実を望まれる回答も多くありますので、成年後見制度への理解と必要となったときの相談窓口など今後も引き続き啓発し、体制を整えていく必要があります。  次に、資料1の6ページ目、資料2の87ページを御覧ください。  調査項目は、介護保険料の在り方です。介護保険サービスの利用者が増えることや、サービスや事業が充実すると、結果として介護保険料が高くなりますが、そのことについてどのように考えますかと尋ねております。これに対しまして、サービス利用者、一般高齢者共に約30%の人が、サービスや事業が充実するのであれば高くなってもやむを得ないと回答しております。また、約15%が充実しなくても介護保険料は安いほうがよい、約50%がどちらとも言えないと回答しております。  また、現在の介護保険料についてどう思うかにつきましては、一般高齢者の回答は、高いと思うが49.1%で、前回のアンケートとほぼ同じ割合となっております。介護保険料につきましては、利用者の負担、事業者や介護保険制度が安定的に運営できるよう慎重に検討する必要があると考えております。  以上が今回のアンケートの概要になります。説明が不足している分につきましては、後ほど資料のほうの内容を御確認ください。今後この結果を基に、次期計画の策定に向けて関係者への説明と意見聴取を進めていく予定です。  春日市高齢者福祉計画・介護保険検討協議会はもとより、介護支援専門員など専門職、自治会長、民生委員役員会、春日市介護を考える家族の会「ひだまりの会」など、様々な関係者にこのアンケート結果から出てきた課題を説明し、事業計画の策定に生かしていくことにしておりますので、よろしくお願いいたします。  アンケートの報告については以上ですが、最後にですね、参考までに、令和3年度の国の制度改正について資料をお配りしております。第8期につきましては、おおよそ第7期の事業計画を引き継ぐものとなっております。白抜きで書いてある資料3ですね、A4の横向きの資料ですね、1ページを御覧ください。  一番上の改正の趣旨のところです。地域共生社会の実現を図るため、地域住民の複雑化、複合化した支援ニーズに対応する包括的な福祉サービス提供体制を整備する観点から、市町村の包括的な支援体制の構築の支援、地域の特性に応じた認知症施策や介護サービス提供体制の整備等の推進、医療・介護のデータ基盤の整備の推進、介護人材確保及び事業の効率化の取組の強化、社会福祉連携推進法人制度の創設等の所要の措置を講ずるものとなっております。詳しくはお時間があるときに、後ほどこの資料のほうを御確認ください。  説明は以上です。 129: ◯委員長(内野明浩君) ただいまの報告に関しまして質問がある方、よろしくお願いします。  原委員。 130: ◯委員(原 克巳君) 認知症に関してなんですけれども、このアンケートの80ページを見ると、認知症サポーター養成講座ですね。これは、知っている、知らないってあるんですけれども、知らないっていう方が半分以上を占めていらっしゃる。これから高齢化がどんどん進んで、認知症の方も数がどんどん増えてくると思うんですけれども、この認知症サポーター養成講座というのは非常に、認知症を知る上で有用なのかなというふうに思っているんですけれども、今コロナ禍というところもあって、なかなか養成講座もできにくいところもあるかと思うんですが、この講座を例えばオンラインで実施をするとか、そういったところのお考えというのはまだ出ないんですか。 131: ◯委員長(内野明浩君) 柚木高齢課主幹。 132: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 認知症サポーター養成講座につきましては、これを推進している団体のほうが作ったマニュアルに基づいて行っております。事前に教材とかを配付をして、講座内容についてもですね、具体的なことが決められた状況の中で行っておりますので、オンラインでの実施につきましてはなかなか現実難しいところではあります。コロナで自粛がされたときに、オンラインでもできるように推進をしてくださいという情報が流れてきましたら、現実そういうタブレットとか、そういう機材関係の準備とか事前準備がかなり必要になりますので、実際そこまでの事業実施というのはできておりません。  最近ですね、春日警察署とか、あと自治会とかで会合がされるときにサポーター養成講座を実施しておりますので、今後は従来どおりのやり方で進めていけるかなと。当然、感染予防対策を実施しながらという形にはなりますけれども、そういう形で小まめに推進をしていきたいと考えております。 133: ◯委員長(内野明浩君) よろしいですか。原委員。 134: ◯委員(原 克巳君) 今の春日警察署だとかいう話が、やっぱ広げていく段階、周知の仕方もそうなんですけど、実際、警察とか、春日市でいったら自衛隊とかですね、職域の中で広げていくということも一つの方法かなというふうに思っているんですけれども。そういった一般市民向けと、そういった職域向けと、養成講座の開き方があると思うんですけど、職域での養成講座の実施の状況というのはどういう感じなんでしょうか。 135: ◯委員長(内野明浩君) 柚木高齢課主幹。 136: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 認知症サポーター養成講座を実施できるキャラバンメイトという方が市内にいらっしゃるんですけれども、そういった方のところとか、もしくは市のほうにそういうサポーター養成講座を実施してほしいという御相談があったときには随時対応をしておりますので、基本的には学校単位だったり、今年度は警察署で行いましたし、また、まだちょっと計画中ですけれども、市職員の人権研修の一環として今年度実施ができないだろうかというところを進めているところです。 137: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 138: ◯委員(原 克巳君) 「隗より始めよ」という言葉がありますけれども、今現在、市の職員の方でこの講座を受講された方というのは何名ぐらいおられるんですか。 139: ◯委員長(内野明浩君) 柚木高齢課主幹。 140: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 前回、平成28年度に職員向けにサポーター養成講座という形で講義をしておりまして、そのときの実数というのが、ちょっと正確な数字は今把握をしておりませんが、100人を超える受講があったと記憶しております。今年度一応計画しておりますのは、コロナ禍でありますので、人数を絞った形でという形にはなるかと思います。 141: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。米丸委員。 142: ◯委員(米丸貴浩君) 課長、法改正に伴って新たな事業の創設というのが書いてあるんですけれども、これ2ページを見たらいいのかな、その中に、市町村においては既存の相談支援等の取組を生かしつつ、これはそうですよね。その次に、地域住民の複雑化、複合化した支援ニーズに対応する包括的な支援体制を構築するために、三つありましたね、事業を創設する。これを今から次の計画の中に春日市としては盛り込んでいくという形になるんですか。 143: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 144: ◯高齢課長(武末竜久君) 今こういった形で国から資料が出ていますが、具体的にどうこうというのまではまだ指示が出ていないというか。ある程度今ずっと引き続きやってきている活動というか動きを継続的にやっていく中で解決策が出てくるのかなと、それがまた次の9期につながるのかなと考えております。取りあえず今やれていることをですね、継続的にすることが一番大事なのかなと考えております。 145: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 146: ◯委員(米丸貴浩君) 新たな事業の創設というのが書いてあったのでちょっとお聞きしたんですが。ちょっと私はイメージが湧かないんですけれども、一つはあれですか、包括支援センターもこれまで、今は高齢者に特化したものになっているけれども、今後は子育て、子どものところですね、それから障がいをお持ちの方もここでという相談支援体制を取っていこうという国の動きは私も知っていたんですけれども、それがこういう形で具体的になってくるというイメージでいいんですか。 147: ◯委員長(内野明浩君) 武末課長。 148: ◯高齢課長(武末竜久君) この2ページのですね、右下のほうのこの四角の中にあるように、相談支援に対する一体的な実施のイメージというのは、まさに今米丸委員が言ってあることなので、こういうふうな形でですね。多分、急激にばっと変わることはないと思いますけども、段階的に追ってですね、やっぱり包括支援センター自体の受け入れる力というか、それを少しずつ蓄えながらですね、十分に相談体制が、受けていくような形で私たちも一緒に、共に相談を受けながらですね、一緒に育っていくというような形になるんじゃないかなと思っております。 149: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 150: ◯委員(米丸貴浩君) 例えばですね、今後、御高齢の方で障がいをお持ちの方とか、それから子どもさんで障がいをお持ちの方、これが複合するという意味なのかなとは思って……。ああ、違うのかな。高齢の方で障がいをお持ちの方っていらっしゃいますよね、実際ね。この方たちは、今窓口がそれぞれ、二つに行かれることになっているのが、一つになるよという、そういう認識でよろしいんですか。 151: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 152: ◯高齢課長(武末竜久君) 最終的にはやっぱりそういう到達点になると思います。障がいをお持ちの方が年齢をずっと重ねて高齢になるということもありますし、スポット的には、例えば働いている世代の子どもさんが例えばちょっと障がいをお持ちとか、自分たちの親はちょっと介護が必要とか、そういった状況もですね、今後考えられると思いますので、そういったのが最終的な形ではですね、一体的な形で相談を。今で言えば、いきいきプラザと高齢課とちょっと分かれているような形になりますけど、そこはまだ先の話で、大きな組織を扱うということに関してはですね、まだここでは特に決まっていないのでですね、言及できないですが、最終的な到達点はそういうふうなイメージだと考えております。 153: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 154: ◯委員長(内野明浩君) ないようですので、次をお願いいたします。柚木高齢課主幹。
    155: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 続きまして、健康運動トレーニング事業等の実施状況についてでございます。市民厚生委員会資料の3ページをお開きください。A3サイズのものになっております。  こちら資料3ページのほうはですね、春日市健康運動トレーニング事業のあゆみとなっております。これは、いきいきプラザ3階のいきいきルームにおいて、委託事業により実施しています介護予防事業、春日市健康トレーニング事業の業務報告書から抜粋したものであります。  表の1行目を御覧ください。一番右側の令和元年度の利用者数は延べ2万4,126人でございます。これは、平成30年度に続き減少傾向となっております。この理由としましては、新型コロナウイルス感染症対策で3月休館としましたこと、また、平成28年度の総合スポーツセンターの開館に伴い、総合スポーツセンターのトレーニング室などと、いきいきルームのすみ分けを行い、若い方にはできるだけ総合スポーツセンターを利用していただくようにしたことなどによるものです。  2行目を御覧ください。65歳未満の比較的若い利用者は、平成26年度の8,938人を境に減少し、令和元年度には2,952人と3分の1以下となっております。また、平成29年度からは総合スポーツセンターにおいて、指定管理者の協力によりまして比較的運動強度の高い高齢者向けの介護予防教室を開設し、元気な高齢者の運動の場所をいきいきルームから総合スポーツセンターに移しているところです。  3行目の65歳以上75歳未満の利用者は、令和元年度は1万1,092人と、前年と比べ1,151人減少しておりますが、これは3月休館の影響になっております。  また、4行目の75歳以上の後期高齢者の利用も減少しておりますが、月平均をしますと916人、前年度の月平均879人から37人増えております。75歳以上の後期高齢者となると、前期高齢者に比べ要介護認定率が急激に伸びる年代になりますけれども、その年代の利用に関しましては一番左側の平成23年度の利用者3,523人に比べてほぼ3倍と大きく伸びており、いきいきルームを含むこの健康運動トレーニング事業が、高齢者の健康づくりや要介護等認定率を抑制することに貢献しているものと捉えています。  次に、4ページを御覧ください。令和元年度高齢者運動教室事業概要になります。これは、いきいきプラザや総合スポーツセンターで実施しています高齢者運動教室の事業概要です。高齢者の身体状況に応じた支援が適切に行えるよう様々な運動強化の教室を開催をしております。  次に5ページ、令和元年度転ばん塾、おたっしゃ塾実績を御覧ください。いきいきプラザで行っております虚弱者向けの介護予防運動教室で、必要な方には送迎を行う転ばん塾、おたっしゃ塾の実績でございます。3月の事業中止期間中、外出自粛に伴い体力低下の心配が大きいため、郵送や電話による個別フォローを実施いたしました。  また、6ページの総合スポーツセンターで行っております高齢者運動教室の実績におきましては、いきいきルームよりも比較的運動強度の高い高齢者向けの介護予防教室になっております。平成30年度までは2教室での実施でしたけれども、好評につき高齢者のニーズに対応して、令和元年度は一教室新設し、3教室で114回行われ、延べ3,058人、実人数152人、そのうち60人が新規の方の参加となっております。  総合スポーツセンターの運動教室の受講者が、自主的なトレーニング室やフィットネスの利用につながった事例も聞き及んでおります。3月の事業中止期間中は、郵送したチラシや市ウェブサイト上にアップした動画等を活用して、各自運動をしていただくなどの支援を行いました。また、令和元年度から総合スポーツセンターでのトレーニング室の高齢者料金を、平日午前中の半額から、開館日は全て半額に変更し、指定管理者の自主事業として高齢者向けのフィットネスプログラムを始めていただきました。  このように、高齢者がいきいきルームである程度体力をつけ、総合スポーツセンターの運動教室やトレーニング室へとつながり、健康づくりと介護予防の裾野が広がっていくように、今後も感染予防に努めながら、状況に応じて事業内容の工夫等を行ってまいりたいと思います。  説明は以上です。 156: ◯委員長(内野明浩君) ただいまの説明に関しまして質問をお受けいたします。原委員。 157: ◯委員(原 克巳君) いつもありがとうございます。この6ページのですね、高齢者の運動教室の実績で、下のほうに男女の参加人数が載っているんですけれども、やっぱり男性よりも女性のほうが参加者が多いと。で、男性が少ない。一般的に高齢者になればなるほど男性の、社会性の違いもあるんでしょうけれども、男性にも出てきていただくというのが大切なのかなというふうに思っているんですが、この辺についてもっと男性にも参加していただくというような方策というのは考えていらっしゃるんでしょうか。 158: ◯委員長(内野明浩君) 柚木高齢課主幹。 159: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 4ページのほうにですね、いきいきプラザにおいて実施している教室のほうを載せておりますけれども、60歳以上の方を対象にした運動強化、中程度のですね、教室として男性元気アップというのを行っております。これは男性のみを対象として実施をしておりますので、年齢が高くなればなるほど女性の割合が年齢構成的にですね、多くはなるかと思いますけれども、その中でも男性にこういった機会を与えるということで、一応今の男性元気アップというのを実施しております。 160: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。米丸委員。 161: ◯委員(米丸貴浩君) すみません、表の見方を教えていただきたいんです。5ページの転ばん塾とおたっしゃ塾の実績、年度末評価のところに、改善、維持は分かるんですけれども、悪化というのは。介護認定度が悪化というか、何といったらいいのか、要支援1とか2とかありますよね、介護認定の。要介護1、2とか。1の方が2になったと、そういう、これ意味ですかね。 162: ◯委員長(内野明浩君) 柚木高齢課主幹。 163: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 高齢者の運動教室の参加対象の方はですね、要介護認定をお持ちでない方になりますので、ここで悪化と言いますのは、教室の前、始まるときと最後の会とかにチェックを行います、体力的なですね。教室によって基準項目が違いますけれども、その基準をどの程度達成できたかというのを見て、前回、初回よりも結果が悪かったというのが悪化、で前回よりも結果がよくなった方が改善、あまり変わらないというのが維持というところで表示をしております。 164: ◯委員(米丸貴浩君) 介護認定のところに書いてあったからそう思ったんだけど、分かりました。 165: ◯高齢課主幹(柚木智子君) 介護認定には全く関わっていないです。 166: ◯委員(米丸貴浩君) 関わっていない。 167: ◯高齢課主幹(柚木智子君) ああ、そうですね。その結果、介護認定につながっていったというかですね。もともと介護認定をお持ちでない方が悪化された結果、介護認定につながったという。すみません、説明が不適切でした。 168: ◯委員(米丸貴浩君) 分かりました。 169: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 170: ◯委員長(内野明浩君) ないようです。                 (「休憩とりますか、どうしましょうか、そのままいきますか」                  と発言する者あり)  そのまま続けます。  お願いいたします。冨永国保医療課長。 171: ◯国保医療課長(冨永普行君) それでは、レジュメの3、その他にいきたいと思います。  (1)の国保制度及び後期高齢者医療制度のパンフレットについてですが、本年度の国保制度及び後期高齢者医療制度のパンフレットができておりますので、お手元に配付しております。  国保制度のパンフレット国保虎の巻につきましては、国保税の当初課税の納税通知書に同封しております。表紙のほうを見ていただきますと、令和2年度の主な改正点と新型コロナウイルス感染症に関するものとして、保険税の減免や傷病手当金の支給について記載をしており、改正点とかですね、新型コロナウイルス感染症に関するものが目につきやすいようにしております。  次に、後期高齢者医療制度のパンフレットについてですが、2種類お配りしております。いずれも福岡県後期高齢者医療広域連合が作成しておりますが、A4の分厚いものが窓口配付用で一番詳しいものになっております。若干小さめの薄いものがですね、先月の保険証の更新時に、保険証と一緒に送付したものになります。  (1)国保制度及び後期高齢者医療制度のパンフレットについては以上でございます。 172: ◯委員長(内野明浩君) ただいまの説明に関しまして、質問があればお願いいたします。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 173: ◯委員長(内野明浩君) じゃ、次をお願いいたします。金堂健康推進部長。 174: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) では、その他の(2)の9月定例会に係ります議案等の予定についてを御紹介をさせていただきます。資料等は御用意させていただいておりませんので、口頭で申し上げます。  9月定例会に上程します案件ですけども、条例案件を健康推進部は3件予定しております。後ほど、冨永課長のほうからいたしますけれども、こども医療費関係の条例の改正等です。あと、補正予算につきましては、筑紫地区介護認定審査会以外の三つの会計の補正予算を予定しています。筑紫地区介護認定審査会以外の一般会計を含む4件、そしてあとは決算審査の認定です。最後に、専決処分を行っている案件が1件ありますので、その御報告が1件、こちらは温水プールの事故に伴う和解勧告の分になります。  私のほうから冒頭だけ御紹介をさせていただくのが1件、予算関係ですけれども、全特会に係ります人件費、会計年度任用職員の前歴換算に伴います部分が全ての予算に影響しているというのだけ、まずもって冒頭御紹介をさせていただきます。  では、個別に主なものの御紹介を冨永課長のほうからさせていただきます。 175: ◯委員長(内野明浩君) 冨永国保医療課長。 176: ◯国保医療課長(冨永普行君) それではですね、まず条例議案について御説明をさせていただきます。条例議案については、春日市こども医療費の支給に関する条例と、春日市重度障害者医療費の支給に関する条例を改正いたします。これらはいずれも福岡県の公費医療費支給制度の改正等に伴うものであります。  それからもう一つ、春日市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の改正も予定しております。ひとり親家庭等医療費につきましては、福岡県のほうの制度改正はございませんでしたが、所要の規定の整備を行うものでございます。  続きまして、補正予算について主な内容を御説明いたします。  まず、一般会計の歳入ですけれども、こども医療費県補助金と、ひとり親家庭等県補助金について、実績報告に伴う追加交付分を計上いたします。  次に、令和元年度決算に伴い、後期高齢者医療事業特別会計繰入金を増額補正いたします。  続きまして、一般会計の歳出ですけれども、後期特会への繰出金について、今回の補正予算に伴い増額補正をしております。それから重度障害者医療費県補助金と、養育医療費県負担金及び養育医療費国庫負担金について、これも同じく実績報告に伴う返還金を計上しております。  それから次に、重度障害者医療費事務費について、先ほど条例改正を行う旨を申し上げましたが、制度改正に伴うシステム改修費を計上しております。あわせて、こども医療事務費についても制度改正に伴うシステム改修費などのため増額補正をしております。  一般会計の補正は以上でございます。  続きまして、国民健康保険事業特別会計の歳入ですけれども、県特別交付金について、県の交付要綱の改正に伴って、予算科目の変更や増額補正を行っております。  次に、特定健康診査等負担金について、これは基準単価の変更等がありましたので、増額補正をしております。  次に、令和元年度の決算に伴い、繰越金が発生したことなどにより、当初予算で計上しておりました国民健康保険事業費納付金等支払準備基金繰入金を減額いたします。  次に、令和元年度の決算に伴い、繰越金を補正しております。増額補正でございます。  次に、特定健康診査等県負担金の実績報告に伴い、追加交付分を計上いたします。  歳入は以上でございます。  続きまして、国保特会の歳出ですけれども、システム改修のための委託料を計上しております。  国保特会の補正は以上でございます。  続きまして、後期高齢者医療事業特別会計の歳入ですけれども、後期高齢者医療保険料の本算定に基づき、現年分保険料を補正しております。あわせて、滞納繰越分保険料についても、出納閉鎖に伴い調定額が確定いたしましたので、減額補正しております。  次に、歳出の増に対応するために事務費繰入金を増額補正しております。  また、令和元年度決算に伴い、繰越金を増額補正しております。  歳入は以上でございます。  続きまして、後期特会の歳出ですけれども、制度改正に伴うシステム改修のための委託料を計上しております。  次に、後期高齢者医療広域連合納付金の保険料負担金を増額補正しております。保険料の本算定に伴うものと、令和元年度出納整理期間保険料等に係るものでございます。  最後に、令和元年度の決算に伴い、一般会計繰出金を増額補正しております。  後期特会の主な補正の内容は以上でございます。 177: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 178: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、健康スポーツ課所管の補正予算の説明をさせていただきます。  歳出補正で一般会計25件、このうち会計年度任用職員関連予算を除くと17件、国保特会は6件で、全て会計年度任用職員関連予算でございます。  一般会計補正の内容としましては、新型コロナウイルス感染症に関連したものがほとんどでございます。感染症拡大防止対策としての消耗品、備品等の購入費の増額及び総合スポーツセンターの休館に伴う利用料減収に伴う指定管理者への支援金の新規計上、筑紫医師会によるPCR検査センターの運営補助金の新規計上、東京オリンピック・パラリンピックの延期、春日市水泳大会などのイベント中止に伴う委託料などの減額でございます。また、今年度に限り、新型コロナウイルス感染症対策として、高齢者インフルエンザ予防接種対象者全員の自己負担金を免除とすることを計画しており、それに伴う委託料などの増額補正を計上しております。  健康スポーツ課所管の9月補正の説明は以上でございます。  次に、健康スポーツ課のほうから、専決処分についての報告1件を予定しております。内容は、平成29年2月、春日市総合スポーツセンター温水プール更衣室内で発生した転倒事故に伴う損害賠償請求事件に関し、裁判所の和解勧告に基づき、緊急に訴訟上の和解をする必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がなかったため、7月1日付で専決処分しましたので、これを市議会に報告し承認を求めるものでございます。  健康スポーツ課分は以上でございます。 179: ◯委員長(内野明浩君) 武末高齢課長。 180: ◯高齢課長(武末竜久君) 続けて、高齢課分の一般会計補正予算について説明させていただきます。  一般会計補正予算につきましては、主なものとして地域密着型施設等整備県補助金につきまして、地域密着型特別養護老人ホームの整備事業者が決定し、現時点でのスケジュールでは令和3年10月開設となっております。これに伴いまして、ソフト分の補助金については歳入歳出ともに補正減とし、ハード分の補助金については来年度に繰り越すことになりますので、繰越明許費とする予定です。  高齢者施設等従事者特別支援金につきまして、一定程度の決算額が見込めましたので、不要額を補正減とする予定です。  次に、介護保険事業特別会計補正予算につきましては、前年度の繰越金と特定財源の精算に伴うもの、会計年度任用職員の人件費の増が主な内容となっております。  高齢課は以上です。 181: ◯委員長(内野明浩君) 定例会でお願いいたします。  それでは、続けてお願いいたします。 182: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) 最後にですね、お配りしております資料が残っているのが、福岡コロナ警報の発動と今後の対応についてと、春日市内における感染症の発生状況の資料があろうかと思います。私のほうから、8月5日に福岡県のコロナ警報が発動された関係を御紹介をさせていただきます。  前回の委員会が7月17日の金曜日でしたので、本日の20日までの間にこの福岡コロナ警報が発動されたことです。このときは、現下の新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえて、医療提供体制確保の準備に入る福岡県独自の基準でありますコロナ警報が発動されました。期間は、お盆を含む8月8日から21日、あしたまでになりますけども、この2週間。対象は感染防止策が不十分な福岡市内の接待を伴う飲食店や酒類の提供などをされる飲食店などに対する休業要請のほか、県民に対して会食等を2時間以内に収めていただくよう協力を求めるものでございます。  なお、福岡市内の休業要請に対する補償金はございません。  (1)です。福岡コロナ警報はここの記述にあるとおりでございますが、ちょうど中段です、7月中旬以降の新規感染者が増加傾向にあり、福岡コロナ警報の指標を見るとというふうなところですけれども、次のページをお開きください。これが福岡コロナ警報の発動された根拠になる指標の数字でございます。感染者につきましては1日当たり3日連続で8人以上で、かつ増加傾向という基準がありますが、これを大幅に上回っている状況が見てとれます。  次に、感染経路の不明者の割合ですけども、直近3日間いずれも50%以上、こちらも3日間50%を上回っている状況。  病床の稼働率でございますけれども、これが50%以上でございます。今現在、福岡県で用意されている病床数は490床でございますので、このときであれば、269割るの490で54.9%ということで、50%は超えていたと。ただし、唯一超えていなかった基準がその下、最後ですけれども重症病床稼働率でございます。これが50%以下ではございます。先ほど申し上げた490床のうち、重症者向けの病床が60床ございます。この60床分の11床を使用しておりますので、18.3%。ここの部分についてはまだ50%の間の乖離がありますので、ここの指標はクリアはしておりますが、その米印のところです。中等症患者数が8月2日23人、8月3日40人、8月4日60人と、軽症、中等症、重症というこのくくりの予備軍である中等症が60人を超えたということで、最終的には総合的に判断されて福岡コロナ警報が発令されたところでございます。  1ページのほうにお戻りいただいて、まず、医療機関に対しては、病床数等の病床の準備等に入るように要請をされております。また、以下でございますけれども、宿泊療養施設については、この当時は686室用意されておりましたけれども、これに新たに、東横イン久留米、東横イン北九州空港が加わりましたので、686に372室を加えたところの1,057室が今現在、福岡県が宿泊療養所として確保している部屋数になります。1,057です。  次に、県民、事業者の皆様にさらなる取組を要請しますということで、次のページをお開きください。今回の感染拡大の状況を見ると、県内では接待を伴う飲食店などの飲食を伴う店での多くのクラスターが発生しており、福岡市では感染源の8割が酒に関わるものとの報告もあると。地域別に見るとその6割が福岡市が占めているということ、こうした実態を踏まえ、社会経済活動への影響をできるだけ小さくしつつ、感染拡大防止策を図っていくため、特措法24条第9項に基づき、事業者及び県民に対して新たな、協力の要請を行っております。  資料の4ページをお開きください。資料の4ページのほうが事業者に対する協力要請でございます。全県下の区域を対象としております。接待を伴う飲食店や酒類の提供を伴うお店が対象でございます。要請内容は御覧のとおり、ガイドラインの遵守、県の感染防止宣言ステッカーを活用すること。期間については、8月8日土曜日から8月21日金曜日、これあしたまでになりますけど、この間については滞在時間を2時間以内とするよう利用客に促すこと。  5ページを御覧ください。今回は福岡市内の事業者に対する協力要請という特定の地域をターゲットにした協力要請でございますので、対象は御覧のとおりです。業種別のガイドラインを守っていない、遵守していないお店が対象でございます。  6ページが県民に対する協力要請でございます。協力の要請内容ですけれども、ガイドラインを遵守していないお店の利用は控えてくださいということ。利用する際は、県の感染防止宣言ステッカーなどの確認をお願いしますということ。8月8日から21日までの利用はできるだけ2時間以内とし、2次会、3次会は控えることとされております。  基本的にはこの警報が発動された日に、福岡県知事のほうがプレス等のマスコミ発表とともに、ホームページ等の掲載もされておりますので、春日市長名で県知事の要請協力を総合情報メール、市のホームページ等で提供をしておるところでございます。  最後に現況の状況なんですけれども、このコロナ警報が発令されたときの数とですね、最近の状況は若干減少傾向ではありますけども、やはり重症病床数のキーとなります中等症の状態にいらっしゃる方の数がですね、90名から100名近い方がその中にいらっしゃいますので、一応コロナ警報はあしたまでの警報期間ですけども、その状況を鑑みれば延長になるのではないかなと考えておるところでございます。  福岡コロナ警報については、以上でございます。 183: ◯委員長(内野明浩君) 貴島健康スポーツ課長。 184: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) あわせて、資料といたしまして春日市での感染状況を一覧表にしたものをお配りしております。こちら、市のウェブサイトでも公開している内容になりますが、あくまでも県発表を基にしておりますので、一番右側の欄に書いてある情報につきましては、その発表当時の状況がずっと掲載されていて更新されていないということになります。
     現時点で春日市にお住まいの方が62名という状況です。内訳としましては、20代の方と30代の方、50代の方、60代の方が多い傾向がございます。かなり福岡市を由来している方も多数見られるところでございます。こちらの表は御確認いただければと思います。  以上です。 185: ◯委員長(内野明浩君) 金堂健康推進部長。 186: ◯健康推進部長(金堂円一郎君) 以上で健康推進部の説明を終わります。 187: ◯委員長(内野明浩君) 今の説明について質問があれば受けますけど、いいですか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 188: ◯委員長(内野明浩君) それでは、健康推進部の所管事務調査及び報告を終了いたします。どうもありがとうございました。  ただいまより暫時休憩といたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時30分                 再開 午後1時30分                ──── ─ ──── ─ ──── 189: ◯委員長(内野明浩君) ただいまより委員会を再開いたします。  福祉支援部の、まずは調査事件でございます。  すみません、その前に、傍聴人がいらっしゃいます。  傍聴人の方に申し上げます。私語や拍手は慎んでいただきたいと思います。携帯電話は電源をお切りいただくか、マナーモードにしていただきますようお願いいたします。撮影及び録音は傍聴規則によりできませんので、御協力をお願いいたします。  それでは、高瀬福祉支援部長。 190: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 福祉支援部でございます。よろしくお願いいたします。  まず、調査事件に入る前に、前回、7月閉会中の審査等でのですね、回答を保留したものがございます。生活保護に関することが2点、それと障がいに関する事が1点ございますので、それぞれ担当課長から補足説明をさせます。 191: ◯委員長(内野明浩君) 木原保護課長。 192: ◯保護課長(木原静也君) それでは、7月の調査事件、健康管理支援相談員の取組についての補足説明が求められていた2点について説明をさせていただきます。資料のほうですけれども、A4、1枚紙で、健康管理支援相談員の取組について(補足説明)になりますが、よろしいでしょうか。  それでは、1点目です。1)です。入院に係る医療扶助における精神疾患の割合の状況についてですが、まず、厚生労働省の医療扶助実態調査のほうを確認いたしました。それによると、全国調査において、入院では精神・行動の障がいがレセプトの件数割合で33%と国のほうはなっておりました。同調査における春日市分の統計資料がございませんでしたので、今回、独自に令和元年度分のレセプトデータから算出しましたところ、春日市では30%となりました。また参考までに、扶助費の金額での割合は23%でございました。  次に、2)です。転出にかかる費用負担についてですが、令和元年度中の転出廃止世帯38件中、転出にかかる費用として扶助費を支出した総件数は、合計欄にありますように30件でした。30件の費用の総額は750万2,000円で、1件当たり平均で25万円になります。  追加の説明は以上となります。 193: ◯委員長(内野明浩君) 牧之瀬福祉支援課長。 194: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 私のほうから、基幹相談支援センターの相談事例を説明いたします。資料といたしましては、A4両面になっております基幹相談支援センターとしての相談実績の具体的事例というのをお願いいたします。  基幹相談支援センターについては、現在、支援相談員4名と障がい担当の職員6名の体制で対応しております。  相談事例としては、福祉サービス利用に関する相談対応の事例と、相談事業所からの通報により対応した事例になります。  1例目、福祉サービス利用に関する相談です。対象者、40歳代後半の男性で、介助者は同居の母親です。  経緯といたしまして、対象者は在宅での介護が厳しい状態ですが、介助者である母親が在宅で生活させたいという希望がかなり強く、病院から施設入所と判断されるが在宅でのサービスを希望されている状況です。在宅でのサービスを受けるためには、基本、相談支援事業所を通して利用計画を立て、サービス利用の実施となりますが、母親は相談支援事業所を通すことを拒否し、自分で判断して作成した利用計画、セルフプランに基づき、24時間ヘルパー利用による支援サービスの決定を強く求めてきていました。  対応といたしまして、今年の4月以降、それまで利用していたヘルパー事業所がサービス提供を辞退したことにより、その代わりの事業所を探そうともなかなか見つからず、また母親から体調を崩しているといった主張もあり、さらにサービスの内容を大幅に多くしてほしいとの強い要望を伝えてくるようになりました。そこで、基幹相談支援センターとしての対応を検討し、状況確認を行う必要があると判断したため、相談員と職員とで自宅訪問を行い、まず母親の話に耳を傾け、その上で相談事業所による支援の必要性について伝え、相談事業所を利用することになりました。  しかし、しばらくするとまた相談事業所を利用しないと契約を切られ、再度母親によるセルフプランに基づく利用申請となりました。セルフプランに基づくものとなると、サービス利用の必要性について客観的に判断をする必要があるため、相談員のほうから関係するサービス事業所の担当者や主治医等と連携し、情報収集を行いました。基幹相談支援センターといたしましては、適切なサービスの利用の継続と、介助者、母親の支援も含め、関係機関と連携し、その都度、適切に対応を判断していく必要があると考えます。  続きまして、相談事業所から虐待との通報を受け対応した事例です。事例2になります。  対象者は母親と2人暮らし。中学校3年生のときに、母親との関係悪化により児童保護施設で3日間過ごしたことがあります。母親からの暴言を受け、本人が夜中徘徊して危険であるため、一時保護できないかとの通報、連絡が相談事業所からありました。  基幹相談支援センターとしてケース会議を開き、今後の対応について検討いたしました。自宅のほうに相談員と職員とで訪問し、母親の話を聞き、状況把握や事実確認を行いました。母親の暴言については、しつけにはならず、虐待にもなり得ることを説明し、今後の本人への支援の在り方などを伝え、母親1人で抱え込まず、一緒に考えて対応することを伝えました。  現在、本人は自立に向けてグループホームに入所しており、就労継続支援B型のサービスを受けています。親子関係については、改善するまでには至ってはおりませんが、必要に応じて今後も関わり、支援していくことになります。  以上になりますが、基幹相談支援センターのほうを4月より開設し、専門の支援相談員を配置し、充実した支援体制を現在取っております。今後も専門ケースへの参加と相談員の質の向上や関係機関との連携など、基幹相談支援センターとしての機能を充実させ、身近な相談支援窓口として、市民の方への周知もさらに図ってまいりたいと考えております。  以上で、相談事例の報告とさせていただきます。 195: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 196: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 以上3件がですね、前回の積み残しという形で追加説明をいたしました。先ほど課長も申しましたように、特に二つ事例を挙げております。基幹支援相談センターにつきましては二つ挙げておりますが、専らこういった相談だけじゃなくてですね、軽微な相談もよく受けております。もちろん、相談を受けるということ、時にはアウトリーチを行ったり、ケース会議に基づいて関係機関との連携を図る、そういった具体的なですね、方策にのっとって活動を推進しているところでございます。  以上で、前回の積み残しの補足説明は終わりになります。 197: ◯委員長(内野明浩君) それじゃ、ただいまの補足説明につきまして、質問があれば。  原委員。 198: ◯委員(原 克巳君) すいません、基幹相談支援センターの件ですけれども、こういった関係機関だとか、あるいはサービス事業所、福祉事業所、そういったところとの連携というか、ネットワークというのが非常に大事なのかなというふうには思うんですけれども、各事業所、関係機関等、連携を強化するような、そういった場の設定というのは考えてらっしゃるんでしょうか。 199: ◯委員長(内野明浩君) 牧之瀬福祉支援課長。 200: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 関係する相談事業所や福祉サービス事業所との関係者会議というのを年4回開く形にしております。その中で、基幹相談支援センターでのケースで困った事例であったり、逆に事業所からのケースを挙げていただいて、その場で共有させていただいたりという形で対応を取っております。 201: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。米丸委員。 202: ◯委員(米丸貴浩君) 今、原委員から言われたようなことなんですけれども、今、年4回の関係者会議を持たれているということですけれども、ネットワークの構築というのはいかがなんですか、出来上がってるんですか。全ての今ある春日市の障がい福祉に関する社会的資源をまず確認して、この施設では、この資源ではこういうキャパがある、この資源ではこういうキャパがあると、こういうことに対応できるというのを全て把握して、そこからネットワークができるんだろうと思ってますけど、その辺りのところはどこまで進んでいるのかお聞きしたいと思います。 203: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 204: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 今ですね、障がいのほうは長期行動計画を昨年設定し、今年はその具体的な福祉計画に今取り組んでいるところでございます。基幹相談センターもですね、そういった計画の中で、より充実となるようなですね、手だてをですね、今から詰めていくことになりますけれども、今言われたようにですね、各資源が持っているその効力というか、優位性ですね、それをまとめてマニュアル化するのが一番いいんですけれども、まずはですね、情報収集を今ずっと重ねておりますので、情報収集をして、そして協力が随時できる、または時々できるようなところを、こちらのほうでですね、区分けしながら、相手方とどういったことができるかということを詰めていこうかなというふうに考えているところです。今すぐにですね、そういったものがきちんとできているというわけではなくて、今年中にですね、そういったものを整備していこうというふうに考えております。  以上でございます。 205: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 206: ◯委員(米丸貴浩君) これ、またいずれ閉会中の調査事件で上げたいなと思ってたんですけども、関係者会議は年4回やってますよということですけれども、どれだけの……。基幹相談支援センターだけで全てが解決できるわけではないというふうに考えているのは、私たちも部長たちも同じだろうと思っているんですね。いろんな助けがあって構築していかれるものだろうと。そうであればですね、まずは関係者会議というのはどういうメンバーで行われてあるんですか。 207: ◯委員長(内野明浩君) 牧之瀬福祉支援課長。 208: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 先ほどお伝えしましたとおり、施設系の事業所であったりとか、相談支援事業所、そういった事業所関係、あとは病院関係の医療従事者の方まで広げた形を取っております。  以上です。 209: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 210: ◯委員(米丸貴浩君) なるべく短くしますね。施設系、それから相談系のいろんな事業所の方、病院関係の方ということはそうなんだろうなと思うんですけれども、例えばこれを選定するに当たってもですね、まず春日市の中に何があるというのが把握できてないと、どうやって選んだんだろうというところもやっぱり疑問が生じるところですので、これ以上は言いませんので、まずはですね、部長の答弁だと今年度中、今年中……。                 (「今年度中」と発言する者あり)  今年度中に情報収集は終えたいということですので、なるべく早いうちにまずはこれをやっていただいて、そして助けてもらうところはたくさんあったほうがやはりいいと思いますので、それが基幹相談支援センターとしての、やっぱり効力がさらに発揮できると思いますので、なるべく早いうちに情報収集とその整理をやっていただきたいと思いますので、部長、よろしくお願いします。 211: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 212: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 情報収集というのがですね、やっぱり一番の基本の基本になりますよね。それからどういったものができるかというそれからいろんな対応をして、いろんな検討を重ねて、そして適切な人を選んでいく。それは委員が言われているもっともなことだと思いますので、ぜひこちらとしてもですね、今年度までと言いながらですけれども、できる限り早めにですね、そういった体制づくりに努めていきたいと思っております。  以上です。 213: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 214: ◯委員長(内野明浩君) ないようでございますので、調査事件、夏季学童の現状についてお願いします。  高瀬福祉支援部長。 215: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) では、1番目の調査事件に入ります。調査事件概要は、夏季学童の現状についてということです。  こども未来課長が担当しておりますので、説明を行います。 216: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 217: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは御説明いたします。  夏季学童の現状についてということで、現在の夏季放課後児童クラブの運営状況について御説明いたします。資料はA4縦のレジュメが1枚、それからA3横の別紙資料と右上に枠囲みしておりますが、夏季放課後児童クラブ運営状況が1枚ございます。あと、8月4日で提出いたしましたA4縦の春日市放課後児童クラブ(夏季児童数及び支援数)の資料につきまして、何名かの委員様から御指摘は受けてたんですけど、計数等が違っておりました。速報値として御提出させていただきましたが、再度精査の上で訂正したものと差し替えをお願いいたします。 218: ◯委員長(内野明浩君) ちょっといいですか。  この資料に関しましては傍聴者には配付しておりませんので、よろしくお願いいたします。 219: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 同じ内容は、先ほどのA3の資料の1日目のほうと、合計数、登録児童数等に載っておりますので、そちらで御確認はできると思います。訂正のほう、申し訳ございませんでした。差し替えのほう、お願いいたします。  それでは、レジュメに沿って御説明させていただきます。資料のほうはよろしいでしょうか。  まず、1の運営状況の(1)から(3)の学校施設借用までについて、別紙資料を基に御説明いたします。別紙資料のほうを御覧ください。  この表は、各クラブごとに登録児童数で設定している支援の単位、それから利用登録を決定している児童数を表示をしております。今年度の夏季の利用決定児童数は1,497人で、通年の利用児童は約1,200人ですので、夏季の利用児童数は約300人弱と。昨年が466名でしたので、約170名ほど少ない状況での利用となっております。  次に、表の項目でいきますとレジュメの(3)のところで、ちょっと前後はしますけれども、学校から借用した教室について、保育場所と職員の休憩場所のほうを記載させていただいております。今年度は、後で述べます新型コロナウイルスの感染防止対策や暑熱対策のために、夏季で増設する支援の単位がないクラブにおいても、教室のほうを借用させていただいております。また、体育館や多目的ホールなども、事前に各クラブからの要望に応じて借用することとなっております。今年度は、支援員の休憩場所についても、全ての小学校において借用をさせていただいております。  表につきまして、次からの項目が8月1日から8月15日まで、各日付ごとの児童の登所状況および有資格者の配置数、補助員の配置数を記載しております。上段、第1週の7日までは、おおむね平均して登録児童数は約7割程度が登所をされている状況でございます。下の段の11日から15日にかけては、お盆等を挟みますので例年少ないんですけれども、今年度も約5割から、一番少ないところで1割程度の登所となっております。土曜日は大体、夏休みも平日も少ないんですけども、15日の土曜日については登所がゼロで、クラブ自体を閉所しているところも出てきております。  支援の確保についてはかなり努力をしていただいておりますが、いわゆる3月から5月の新型コロナウイルス感染症のいわゆる第1波の影響により、扶養内での就労や同居家族の反対により勤務が難しくなった方、また同じく扶養内での就労のため勤務時間に制限のある方等、それからその他傷病によりシフトには入れなくなった方などの影響で、有資格者の確保は私が申しました1.5倍とまではいきませんでしたけれども37名を配置し、補助員につきましても55名追加配置、追加確保により運営を行っております。  職員の研修体制でございますが、夏季開始前に、危機管理研修としまして事故防止・事故対応研修を既存の職員全員に行っております。また、夏季のみ採用する追加の支援員につきましては、配置前研修としまして指定管理者の本社研修を、有資格者につきましては配置前研修を4時間、無資格者につきましては、いわゆる補助員ですけれども、チャイルドインストラクター研修を約11時間行った上で配置をさせていただいております。  夏休みの行事の実施につきましては、クラブによって、ドッジボール大会や旧暦七夕のお祝いや工作教室などを実施したところもありますが、今年はどうしてもコロナウイルス感染症の防止対策により、他クラブとの交流会や交流イベントについては見送りをさせていただいております。  また、運営中における事故やけがの状況ですが、8月15日までで2件の通院が必要なけがの報告が上がっております。1件はクラブ舎内ですけれども、転倒により机の角で額を打って出血、これは縫合とかはございません。もう1件は左手首の骨折です。こちらはクラブ舎まで通所をしてきている途中に、直前にグラウンド前で転んでしまったというところで、そういったことによるもので報告が上がってきております。現在のところ、熱中症による傷病のほうは報告は上がってきておりませんし、件数はないということで聞いております。また、新型コロナウイルスの感染症による陽性者の発生も、現在のところクラブ児童、支援員ともに発生はしておりません。  次にレジュメの4、新型コロナウイルスの感染症防止対策についてでございます。これまでの対策と同様に、保護者の皆様には毎朝の検温、児童の検温結果を連絡帳に記入依頼、手洗いの励行徹底、児童及び支援員、もちろんですけれどもマスク着用の徹底を行っております。消毒液や使い捨てマスクについては、指定管理者により全クラブに設置をしております。  児童のマスクにつきましては必ず持参を保護者にお願いするとともに、忘れた子にはクラブ舎配置のものや御寄附をいただいた布マスクなどを活用させていただいております。ただし、気温や湿度が非常に高い中で、マスクの着用というのは熱中症のリスクもまた高まるため、屋外で人と十分な距離、少なくとも2メートル以上といわれてますが、十分な距離が確保できる場合にはマスクを外すようにしております。  また、いわゆる三つの密の回避、定期的な窓の開放、換気、学校施設を利用して可能な限り分散しての活動を行うよう指示をしております。  次に、(5)番の暑熱対策ですが、今年はクールダウンができる場所の確保、それからもちろん支援に関わる支援員の休憩場所の確保を確実に行っております。また、今年5月に示された新しい生活様式、いわゆる身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3密を避ける、そういった下での熱中症の予防行動になりますので、のどが乾いていなくても小まめな水分補給、適宜マスクを外しての休憩、あと、窓の開放による小まめな換気をしますので、エアコンの温度設定の小まめな調整ですね。また、日頃の体温測定、健康チェックを徹底しております。体調が優れない場合はですね、無理をせず自宅での静養を促しております。また、できる限り3密を避けるようですね、目配りや声かけの徹底を行ってます。さらに、マスクの持参と併せまして、帽子、それから十分な水分の持参を保護者にお願いするとともに、クラブ舎にもですね、麦茶タンクなど十分な水分を確保するよう徹底しております。  今年は、夏休みに入る直前より、いわゆる第2波といわれておりますが、コロナウイルス感染症の陽性者が拡大して、日々学校などを通じてですね、発生情報や濃厚接触者情報が日々入ってくる中で、クラブ舎内で発生させないことを念頭に、対策及び情報の収集や連絡体制を取り、非常に緊張した運営を迫られる中で、何とか閉鎖の事態とならずに運営を行っております。今日も私、ちょっと昼にまた近くのクラブ舎を回ったんですけれども、とにかくコロナウイルスをですね、自分の現場から発生させてないというのは非常に安心、まだ終わってませんけれども、安心しているという声を今日も聞いております。今後、日々緊張感を持って運営を行わせてまいりたいと考えております。  説明のほうは以上となります。 220: ◯委員長(内野明浩君) ただいまの説明に関しまして、質問があればお願いします。  原委員。 221: ◯委員(原 克巳君) ありがとうございます。この中で、職員の休憩場所ですけれども、昨年、市民厚生委員会で管内視察をさせていただいたときには、休憩場所がなくて自分の車の中で休憩したりとか、あるいはクラブ舎の中で昼食を取ったり、そういった一種劣悪な職場環境を見てきたんです。今回、全てのクラブ舎でこういった休憩場所が確保できたということは、本当にありがたいなというふうに思います。  ただ、ちょっと1点確認なんですけれども、こういった暑い中で、この休憩場所それぞれありますけれども、冷房というのはあるんでしょうか。 222: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 223: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 休憩場所とですね、それから保育場所の教室につきましては、全て冷房があるところでお借りをしております。ただし、体育館とホールにつきましてはですね、冷房がないところが多分ほとんどでありますので、いわゆる天気が悪いときとかですね、あまりに日差しが強くてWBGT指数が高いときとかの、密を避けた遊び場所として確保させていただいております。 224: ◯委員長(内野明浩君) 原委員、どうぞ。 225: ◯委員(原 克巳君) それと、夏季学童だけのですね、限定的な、多分アルバイト的な方々を採用するかと思うんですけれども、そういった期間限定の職員というか支援員というか補助員ですかね、そのような方は何名ぐらい採用されたんですか。 226: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 227: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 先ほど御説明した中でちょっと出させていただきましたが、追加で無資格のですね、補助員としては55名追加で雇用させていただいております。
    228: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 229: ◯委員(原 克巳君) それは大体学生さん、大学生とかそういった方々が主なんですかね。 230: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 231: ◯こども未来課長(久保山竜治君) すいません、ちょっと内訳を確認させていただいておるんですけど、学生もおりますけれども、学生でない方もいらっしゃいます。 232: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 233: ◯委員(原 克巳君) そういった期間限定ということで、こういった保育だとか子どもたちの教育に関して不慣れというかですね、そういった方々も多いのかなというふうに思うんですけれども、例えば暴言とか、そういった不適切な処遇ですね、そういった報告というのは上がってないですか。 234: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 235: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 私も含めて担当者もですね、現場のほうを回らせていただいてるんですけど、もちろんちょっと不慣れというところはございますけれども、暴言とか暴力という事案は、今のところは私のところまでは上がってきておりません。 236: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 237: ◯委員(原 克巳君) さっき有資格者37名ということを伺ったんですけれども、多分、秋だったですかね、県で資格取得のための講習がありますけど、今のところそれを受講しようかなという方々はおられるんですか。もしおられるんだったら、人数、何名ぐらい。 238: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 239: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 現在のところですね、もう申込みは終わってるんですけれども、17名の受講を予定しております。県のほうへも確認しましたけど、研修終了後に有資格者としての資格を与えるということで聞いております。 240: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 241: ◯委員(北田 織君) 本当、今回はですね、原委員のほうからも話があったように、支援員さんたちの休憩の場所等をですね、確保していただいて、昨年と全く違う運用をなされたのかなと思いますけど、感謝を申し上げたいと思いますけど。  この中で、平日のですね、登所児童数、例えば3日が1,129人、徐々に減っていって7日の日がですね、1,067名ということで、62名これ減ってるんですね。だんだん減っていって、またその翌週が、これ、お盆の関係があったかも分かりませんけども767名ということ、362名減ってるわけですけど、この登所児童数が3日から段階的に減っていってる要因というのは何があるのかお分かりでしょうか。 242: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 243: ◯こども未来課長(久保山竜治君) すみません。まず、1日から7日なんですけれども……。ああ、すみません。1日は土曜日ですけれども、減ってってる、ちょっと要因ていうのは特に……。例年夏休みはそうなんですけど、日々、登所児童数、違いますので、特にちょっと要因というのは今のところは、もちろん調査はしてませんけれども、分かっておりません。  11日からの、要はお盆のときは、例年やっぱりこの程度少なくなります。毎年のことでございます。 244: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 245: ◯委員(北田 織君) 今言ったように、3日から7日の平日が段階的に減っていっとる、ちょっと気になったんですけれども。11日以降というのは当然お盆の関係もありますから、当然保護者の方がいらっしゃったりとかですね、そういうことがあろうかと思うんですけど、今申し上げたように、これ何か関係してるんじゃないかなという、因果関係があるのかなと思うんですけど。まあ、ここではちょっとお答えができないかも分かりませんけども、何かの機会にぜひ、これ調べていただければ助かるなと思います。 246: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 247: ◯こども未来課長(久保山竜治君) これは今回のことではないんですけれども、夏休みの場合はメンバーが日々、やっぱりお父さんがお休み取られたりとかですね、夏休み、いろいろ御家族でもイベントがあると思いますので、それによって出欠が日々やっぱり変わりますので、そういった状況なのかなとちょっと想像しているところではあります。そこはまた確認をさせていただきます。 248: ◯委員(北田 織君) それだったらいいんだけど。 249: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんか。飯田委員。 250: ◯委員(飯田浩昭君) 暑熱対策等をしっかり取ってあるようで、熱中症の報告、発生事例がないということは本当にありがたいなと思っております。その中でちょっと確認したいことがあったんですけれども、外遊びするときの最高温度、基準は何度ぐらいでしたかね。 251: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 252: ◯こども未来課長(久保山竜治君) これはですね、いわゆる環境省が設定しているWBGTですかね、あちらを基にしてるんですけれども、あちらの基準の中でもですね、いわゆる35度以上の指数のとき、WBGTでは31度以上となっていますが、このときは当然、原則運動は中止ですので、外にはちょっとお出しできないというところなんですけど、28から31度、その次の段階なんですけど、厳重警戒というところで、激しい運動は中止というところをですね、子どもたちの様子を見ながら時間を短くして、なおかつ遊びの後、やっぱり水分補給する、それからクールダウンの場所を確保しながら、状況を見ながらやっているところではあります。 253: ◯委員長(内野明浩君) 飯田委員。 254: ◯委員(飯田浩昭君) ありがとうございます。  それでですね、先ほどクールダウン等の話の中で、体育館等も利用されてるということでお聞きしました。これは、全12小学校とも体育館は開放されるといいますか、貸し出されてるんですか。 255: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 256: ◯こども未来課長(久保山竜治君) これは、現場のほうからですね、事前に学校のほうへの予約が必要ですので、要望を受けて、例えば、この日はドッジボール大会をする予定なので、時間も長いし外では難しいとかいうことであれば体育館でということで、事前に幾つか予約をいただいているところだけで、常に自由に利用できるというところではないです。 257: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。船久保委員。 258: ◯副委員長(船久保信昭君) 御説明ありがとうございます。今日いただいた資料で、この夏季学童においては学校の設備を借用して子どもの保育に当たってるということでしたけれども、去年になりますかね、大谷小学校のほうで視察に行かせていただいた際に、用務員室のほうが非常に環境が悪いというような事態がありましたけども、実際ちょっと学校の施設を借用するに当たっては、どういうフローで借用に至るのか、そしてその借用する部屋のチェックなりというのはどういうふうに行われているのかというのを教えてください。 259: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 260: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 夏季の場合についてなんですけれども、まずはですね、現場の申込みの登録の利用決定の児童数で、まず何単位必要なのかと。で、現在、本クラブ舎で1階と2階で一単位ずつ、第二クラブがあるところはそちらで一単位とかで設定をしてますが、さらに単位数が必要な登録児童数になれば、校舎をまずお借りするよという話になるんですけど、借りるときにですね、やっぱり非常に、もちろん学校の都合もあるんですけれども、利用しにくい場所であったりとかいうこともありますので、まず学校から幾つか、お願いした中でこことここは貸せるよということで御提示をいただきまして、御提示をいただいたら今度現場のほうの支援員さんのほうに見てもらいます。  当然、子どもたちが出入りするので、昇降口をどこにするのかとか、靴や雨の日に傘をどこに置くかとか、どういった経路で施設に入って、どういった経路で出ていくのかというところを見てもらった上でですね、場所を決定しております。それから、当然トイレの場所ですね、どこのトイレが使えるのかというのを見てもらった上で場所を決定しています。 261: ◯委員長(内野明浩君) 船久保委員。 262: ◯副委員長(船久保信昭君) そうしますとですね、去年の用務員室、あれはどういった経緯で。視察に行かせていただいた際に、非常に暑い部屋であったと思うんですね、エアコンが効かないという。そういうのは、どうしてそういうケースが起きたのかお分かりでしょうか。 263: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 264: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 去年たしか大谷小はですね、利用者が突然100名ほど急に増えたというところもありまして、それで場所の確保ということで校舎を学校のほうへ打診したんですけど、今年も多分夏休みにあってると思うんですけど大規模改修というところで非常に、貸せる教室がどこもないという事態になりまして、唯一、いわゆる校務員室が使ってないということでしたんですけれども、そちらがいわゆる在庫の机と椅子の置き場になってましたので、もうそこしかないという状況でしたので、急遽そこを出していただいて、机、椅子の置き場所をどうするんだという学校からの話もあったので、こちらでちょっとプレハブのほうも用意しまして、そちらに机、椅子を置いていただいて、用務員室をきれいに清掃して使ったというとこなんですけど。  エアコンはもともと設置をしてあって、事前の確認では稼働しているということでしたので、そのまま使わせてもらったんですけど、効きがちょっと悪いというところもあって、非常にあまり環境としてはよくはなかったんですけど、どうしてもそこしかなかったということ、それから、校務員室側の校舎そのものが、たしか今年の改修、給食室も含めて改修になってますので、あくまで去年限定だよということでもありましたので、ということで使わせていただいた経緯でございます。今年度はもう使用してません。 265: ◯委員長(内野明浩君) 船久保委員。 266: ◯副委員長(船久保信昭君) すいません。最後になるんですけども、ずっと私もですね、ちょっと別件になるんですけども、ある学童のクラブ舎の不具合というのを私も聞きまして、それを以前、久保山課長のほうに御相談させていただいて、対応していただいたという経緯があります。そういうクラブ舎に関して、改善要望ていうのは基本的に指定管理者のほうから上がってくると思うんですけども、そういうふうな流れであるということは間違いないでしょうか。 267: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 268: ◯こども未来課長(久保山竜治君) もちろんその流れが一つ、通常の流れが一つあります。それから、こちらの課の担当のほうでもですね、公共施設マネジメントということで点検で回っておりますので、さらにそこで見つけた不具合ですね、についても指定管理者のほうに通知をして対処をお願いしてます。もちろん費用負担の金額によって、協定上の額もありますので、その内容次第では市のほうで対処するということもございます。この二つの流れで実行させてもらってます。 269: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。米丸委員。 270: ◯委員(米丸貴浩君) いろいろ聞きたいんですけども、まずですね、加配のことについてお伺いしたいんですが、頂いた資料の見方の確認をさせていただきます。  まず、登録児童数に対しての基準、配置数というのがありますね、米印の2ですね。各クラブごとに書いてあるんですけど、この中に、米印の2を見ると、加配を含みますということになっております。例えば、チャイルドで見ればここは3単位ありますので、各単位ごとに3人の、予算上、加配の方が準備されていると。そして、三つの単位がありますので、そこに支援員さんが2人ずつ入るという、これで合計9ということで、課長、まずこれでいいですね。 271: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 272: ◯こども未来課長(久保山竜治君) はい、結構です。 273: ◯委員長(内野明浩君) どうぞ。 274: ◯委員(米丸貴浩君) そうであればですね、加配の方の準備は、この表から見れば職員さんは準備があると思うんですけれども、今、実際に18クラブの中で加配の配置がなされてあるところはどこでしょうか。 275: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 276: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 基本的にですね、現場からの声はですね、協定上、先ほど委員も言われたとおり1名ということでの契約となっておりますが、それ以上必要だという声をちょっと幾つかのクラブからはいただいております。現在、協定上の数についてはですね、全てのクラブで配置をさせていただいている状況になります。補助員さんですけれども。 277: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 278: ◯委員(米丸貴浩君) 加配のことはですね、どういう方が加配に当たられるのか。そして、障がいのある子どもさんへの対応というのは、これは私より課長のほうが十分御存じかと思うんだけれども、やはりですね、障がいのある子どもさんに対しては、放課後児童クラブでのほかの子どもたちとの生活を通じてともに成長していくことができるように、見通しを持って計画的に育成支援を行ってくださいよというのが、国が求めてるものであり、当然これは市も求めてることだと思ってるんですね。  そして、そのクラブでの状況、それから育成支援の内容はちゃんと記録が必要ですよというのも、これも課長御存じのとおりだと思うんですけれども、人が少ない中でですね、そういうことが実際にできる夏季学童の加配の状況にあると今言えるんでしょうか。どうでしょうか。 279: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 280: ◯こども未来課長(久保山竜治君) いわゆる障がい加配というところで、保育所何かもいろいろあるんですけれども、いわゆる手帳を持っているとか、診断が出てるとか療育手帳を持ってるとかいうレベルの部分と、それからさらに、よくグレーゾーンとかいわれてますけど、そういったお子さんがですね、学校はもちろんなんですけど、当然学童もですね、非常に増えております。その支援に、現在はやっぱり学校と同様ですね、例えば教室から勝手に出て行かないように見ているというところでやっぱり精いっぱいという現状はあります。とても支援というところまでなると、当然学童だけでやり切れるものでないですし、うちのほうも入らないと、それから学校のほうも入っていただかないと、それから子育て支援課のほうにも入っていただかないと、非常に対応が難しいケースが出てます。当然、保護者のほうの理解のほうも非常に必要な状況ですので、ちょっとそこはですね、今もそうなんですけど、今後も課題としては大きくなっていくんじゃないかというところで、やっぱり加配が必要な部分の判断というのがですね、どのようにしていくべきなのか。  当然指定管理ですので、委託料ですので、青天井に基準がないよというところが、やっぱりそのままだと業者も困りますし、市のほうも困ってまいりますので、今度、発達支援センターとかもできてきますけれども、そういったところとも連携してですね、やっぱり基準づくりをきちんとしていかないといけないかなと、まずはですね。  それから、やっぱり学童の現場でも支援の方法というのをですね、どういった形でやっていくのかというのはしっかりやっていかないと、まだまだ今、委員の指摘のとおりですね、不十分な状況ではあると思います。何とか勝手にクラブ舎を出て行かないとか、ほかの子に暴力を振るわないようにとか、そういったところを見てるというのが現状になります。 281: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 282: ◯委員(米丸貴浩君) 正直に、課長、言っていただいてありがとうございます。確かに学童だけでこれが終結する問題ではないけれども、実際問題としては学童の中で、去年も大谷小学校を見せていただいたときにですね、支援員さんから言われました。見られたら、すぐ分かると思いますって。ああ大変だなと思ったんですけどね。言われるようにグレーゾーンのお子さんが多いのはもう事実ですので、これは早いうちにですね、夏季学童はもうすぐ終わりますけれども、これで終わりではなくてですね、通年が始まってもやはり課題として残るので、これはですね、早いうちに先ほどの加配の判断基準をつくっていただきたいし、必要だということであればですね。予算上はこうして1単位に1人ずつということになっていますので、臨機応変にできるようなですね、回答をですね、いずれ出していただきたいなと思っておりまして、お待ちしております。よろしくお願いします。 283: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 284: ◯こども未来課長(久保山竜治君) これはちょっとあんまり悠長な課題ではないと捉えてますので、今年度の大きな課題としてはですね、捉えておりますので、また関係所管とも連携させてもらってですね、できるだけそこの対処が、対処ではなくてですね、支援の方向に向かえるような形をちょっと考えたいと思います。 285: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 286: ◯委員(米丸貴浩君) 次にですね、夏季学童で新たに単位をつくっていただいたところが4か所あるんですけれども、例えばですね、東小学校ですから、なかよし。なかよしは多目的室、ランチルームを使われているということです。そうであればですね。ここもそうなんですけれども、それから、ひまわりもそうですね、大谷小学校もログ舎からちょっと離れたところに、距離があるところにありますよね。これも去年、いや、その前だったかな、前期のときに見に行ったときもそうだったんですけれども、おやつを遠い部屋まで、支援員さんもしくは補助員さんが取りに行ってたということを聞いたことがあります。  現在でも人数が少ない支援員さんが頑張っている中でですね、せめて業者さんにそれぞれの教室まで持ってきてくれたら、かなりの労力が省かれるんじゃないかなと思って、これも指摘をしたことがあるんですけども、この部分の改善はなされてるんですか。 287: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 288: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 業者さんのほうに分割した配送をというところはできてないんですけれども、まず仕分けの仕方をですね、これまでのやり方というのを確認させていただいたらですね、いわゆる以前の主任支援員さんしか、おやつの仕分けには触れないという取決めをお約束で、決まりで運営をされてたようで、今回はですね、どなたでも支援員さんがおやつの振り分けに携わる、ちゃんともちろん消毒とかをしてのことですけれども、携わるということで、その点についてはですね、人が潤沢にというところではないんですけれども、ある程度改善はされてるということで報告を受けております。 289: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 290: ◯委員(米丸貴浩君) そしたら、課長、遠いところまで持ってきてくれるというのは、これはそのまま、これまでと同じように自分たちがログ舎まで取りに行くというのは何も変わってないということですか。 291: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 292: ◯こども未来課長(久保山竜治君) そこの部分については変わっていないところでございます。 293: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 294: ◯委員(米丸貴浩君) せめてですね、おやつを取りに行くだけというとちょっと語弊があるかもしれないけれども、そうであればですね、アルバイトの学生さんとかが多分取ってきてくれてるんだろうと、有資格者の皆さんは、支援員さんの皆さんは子どもたちの周りにいるのは基本ですからね、専らですからね、専ら支援に当たるとなっているので、そういったことは学生さん、アルバイトの方がやってあるというふうに認識してよろしいですか。 295: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 296: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 夏季についてはですね、当然学生のアルバイトさんも多いですし、追加の補助員もいますので、持ち運びの部分については現場を回ったところでもやっぱり困ってるというのは聞いてませんので。あとは通年のときですね、追加のアルバイト等が減ったときについて再度確認をしてですね、負担がかかってるようであればですね、また指定管理者のほうにちょっと追加の指示で、何とか業者のほうで分割ができないかとかですね、いうところも含めてですね、ちょっとやり方を検討させていただきたいと思います。 297: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 298: ◯委員(米丸貴浩君) それから、夏休みで大体学校の工事をする期間が多かったんですけれども、今年は学校工事、北小は今やってますけれども、もしですね、その工事をやってるところで、先ほど言ったような北小も、たしか今回は、あおぞらは増設ですよね。ここは工事ヤードに関係がするようなことはないでしょうか。遊びの場とかそれから通う際にですね、工事ヤードを横断するとか、そういうのが一番危険ですので、そういうところはどうなんでしょうか。 299: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 300: ◯こども未来課長(久保山竜治君) そこについてはですね、学校施設のほうとも十分に協議してますので、そういったことはないようにしております。  すいません、補足で。工事だけじゃなくてですね、いろんな定例検査とかですね、いろんなこともされてるようで、ちょっとそういったことでやっぱり、停電したときに水が出なくなったりとかする学校もあるようですので、その配管がクラブ舎と別配管になってるところもあれば共通配管になってるところもあったりして、そういったところで、やっぱり日々そういった状況があるときは連絡をいただいて対処をしているところではあります。 301: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 302: ◯委員(米丸貴浩君) 次は、有資格者の話をちょっとお聞きしたいんですけれども、どっちで見たらいいのかな、大きいA3のほうが分かりやすいですかね。この表で見ていくとですね、例えば8月3日の日、ひまわり、大谷小学校は3単位あるけれども有資格の支援員さんは2人。それから、その下の下のなかよしも4単位だけど3人。あおぞらは3単位につき2人。それから、コスモは2単位で1人。こういう状況が次の4日の日にもありますね。4日も、5日、6日、7日にもありますね。チャイルドも3単位だけど2人だと。チャイルドは2人の日が3日続いてるのかな。  こういうことを今、データ上いただいているんですけれども、この分のカバーというのは、別紙でもらった、今度はA4のほうがそうですね、その中に、たしか合同保育もしくは休暇等代替支援員の応援態勢ということですので、その方たちが4人確保するというふうになっているので、足らないところにはこの4人の方が入っていくと、それでクリアしていくという考えでよろしいですか。 303: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 304: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 勤務シフトの中でですね、足らないところに応援というのはもちろんそのとおりなんですけれども、御指摘いただいたところについてはですね、合同保育によって支援の単位、設定3なんですけれども、例えば当日のイベントの状況とかですね、勤務シフトの状況によって、子どもの登所人数、前日ぐらいまでには出欠状況が分かります、当日ももちろん連絡はあるんですけれども、分かりますので、その状況で2単位で運営をしたりしているところもございます。 305: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 306: ◯委員(米丸貴浩君) 夏季学童になるとですね、朝8時半……。                 (「8時ぐらいからですね」と発言する者あり)  8時ぐらいですね。帰りはいつもと同じなんですけれども、ほぼ終日ということになると、有資格者ぎりぎりだと、お一人の方がずっと働くというふうになってきませんかね。そうなってくるとこれは、今回夏休みの期間が短いとはいえ、1人当たりのやはり労働の負担が日増しに大きくなってくる。ましてや、こんな暑ければですね、外も行かなければならない方もいらっしゃるかもしれない。そうなってくると、ちょっとこの人数だと夏季学童を乗り切るには大変だったんじゃないかなというふうな危惧をしてるんですけれども。冒頭に課長も言われましたけれど1.5倍と、やっぱり1.5倍ぐらい要ったんだろうなと。ところが、残念ながら今の現指定管理者はそこまで確保するのはちょっと厳しかったというのが現状だろうと思っているので、やはりですね、1人当たりの負担が大きくなることは避けるようにですね、これはぜひですね。これから見ても分かるように、行政のほうからですね、ぜひ指定管理者にはですね、今後このようなことが起こらないようにですね、早めの処置を取っていただくように指導していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 307: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 308: ◯こども未来課長(久保山竜治君) もちろんですね、非常に開所時間、長いですので、8時から、延長のお子さんがいらっしゃれば19時までになりますので、勤務時間11時間ですかね、非常に長い時間になります。それで、例えば1日の中でもですね、実際これ、放課後児童健全育成事業の補助基準上は8時間継続したところで支援の単位を設定してくださいということで、さらにその配置ということになるんですけれども、1日の中でもですね、8時から9時の子どもたちが登所してる間は合同保育、それから、大体5時で皆さん帰ります。それから延長の方はいらっしゃいますけど、ぐっと子どもたち少なくなりますので、その時間は合同保育で、支援員さんのほうにもやぱりお休みいただいて、早い方はもうお帰りいただいて負担を少なくするというところもありますので、そういったところでももちろん対処は現在もしていただいてますけれども、やはりその数を潤沢に増やすというのが一番の道だと思いますので。  そこについては、今年度も研修ですね、17名というのは非常に、県の研修のときには平日の4日間から5日間ですね、丸々1日その方々がいませんので、現場の運営が非常にきつくなります。ですけども、やっぱりちょっと数を出してもらってですね、修了していただければ17名の有資格者が誕生しますので。さらに、そこで冬休みですかね、等に向けまして、まあコロナウイルスもちょっと今後どうなっていくかも分かりませんので、そういったことの準備としても含めまして、対処するようにしっかり指示してまいりたいと思います。 309: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 310: ◯委員(米丸貴浩君) そこのとこは、課長、ぜひよろしくお願いいたしますね。  それからですね、支援員さん、補助員さんの研修のことはこの前もお聞きしましたので、そういう研修が順次また今後なされていくと、段階的になされていくと、継続してですね、と思うんですけれども、私がちょっと懸念してるのはですね、児童期の遊びの発達、子どもの発達過程を踏まえた育成支援における配慮というのがありますよね、年齢層に応じた。6歳から8歳、それから9歳から10歳、11歳から12歳、それぞれ発達段階が違うので育成支援の仕方が違いますよというのがありますよね。高学年になってきたら今度は自立というところに主眼を置かなきゃいけないし、6歳から8歳だと幼児期の発達の特徴がまだ見られたりとか、いろいろあると思うんですけど、そういう年齢層に応じた学童の支援のやり方というのは、夏季学童の中でも十分なされてるんですか。 311: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。
    312: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それはもちろんでございます。 313: ◯委員長(内野明浩君) 米丸委員。 314: ◯委員(米丸貴浩君) 先ほどの課長を信じてます。  最後はですね、ボランティアさんの話なんですけれども、通年のときも、それから夏季学童のときも、これまでいろんなボランティアさんが各クラブそれぞれにいろんな形で入ってあったかと思います。登所のとき、退所のときの見守りの方もいらっしゃれば、例えばあの箸りんぴっくの中村さん、須玖南の方ですけれども、私もよく存じてるんですけども。  箸りんぴっくはどうなったのかなというのは私も懸念しておりまして、御本人に実はお伺いしたところですね、4月になって新しい指定管理者になって、2度ほど須玖南にある事務所にお伺いされたそうです。そして、これまでこのようなことをやってきましたという説明を1回、それからもう1回は、もう少し詳しい内容をですね、ここでこういうこと、ここではこういうことという資料をお見せしながら、どうでしょうかということを説明されたと。で、お返事はですね、「ああそうですか、分かりました」ということだったそうです。今日、もう8月20日ですけれども、未だかって何のお返事もないと。  コロナで大変だから、もう箸りんぴっくどころじゃないんだろうなということを中村さんは昨日おっしゃってありましたけれども、やっぱりですね、いろんな学童の中で、ボランティアの力、それから地域の力というのは大事な一面を持っていると私は思いますので、せめてですね、やっていただきたい。行政からやりなさいと言うことはできないのは私も分かっています。しかしですね、これまでやってこられたボランティアさん、いろんなところでやっぱり声かけを待ってあると。御挨拶も行かれた方も多数いらっしゃる中でですね、何もお返事がないというのは、いささかこれは失礼じゃないかなと。やっぱり地域の力を大事にするんであればですね、ボランティアの力を大事にしていくんであればですね、せめて回答だけでもですね。「今、こういう状況ですので、しかるべき時期が来ましたら力を貸していただけませんか」ということぐらいは私は必要じゃないかと思ってます。  中村さんはですね、いろんなところから、元いらっしゃった学童の支援員さんから、違うところの自治体の学童で箸りんぴっくをやってほしいと言われてるけれども、いつ春日からお呼びがかかるか分からないので、空けて待ってますと、断って。ということですので、この辺りのことはですね、ぜひですね、行政から指導をですね。これはもう当たり前のことだと思いますので、課長申し訳ないけど、どうかよろしくお願いいたします。 315: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 316: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 箸りんぴっくについてはですね、非常にテノ.サポートさんもやっぱりお話を聞いて興味を持ってありましたので、ちょっとつなぎとめとかんと取られるよということで、ちょっと脅しときたいと思います。 317: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 318: ◯委員(北田 織君) 以前、放課後児童クラブの職員の比率ということで、61歳以上が54%、70歳以上が25%ということで、今回55名のこの夏季に限った支援員さん、補助員さんというか、を雇用されてると思うんだけど、この辺の割合というのは、ちょっと厳しいですかね。 319: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 320: ◯こども未来課長(久保山竜治君) すいません、年齢構成は確認しておりません。 321: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 322: ◯委員(北田 織君) 実は、なぜこういうことをお尋ねするかというのは、高齢者、恐らく60歳以上だと思うんですけれども、ハローワークを通じて雇用した場合は補助金が出るようになってるわけですよね。それ、御存じだと思うんですけれども。この補助金は、委託料の中に、例えば補助金をたくさん頂いたら、春日市からの事業者に対する委託料は減額になるのか、そのままなのか。これは非常に大きな問題でね。というのは、補助金がそのまんま事業所に入るとするならば、必然的に企業は高齢者を、しかもハローワークを通じて雇用しようと考えますよね。だからそこら辺、非常に私は関心を持ってるんですけれども、どういうふうになってるかお分かりでしょうか。 323: ◯委員長(内野明浩君) 久保山課長。 324: ◯こども未来課長(久保山竜治君) その補助金が出るというのは私も存じておるんですけれども、委託料との関係性というところで、確かにちょっとどうするべきかというのは検討すべき余地があるのかなとは思いますけれども、すいません、今ちょっとお話を聞いて、はい。 325: ◯委員長(内野明浩君) 北田委員。 326: ◯委員(北田 織君) ぜひ、これ、9月議会でも構いませんけど、調べてから回答いただければと思います。 327: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 分かりました。 328: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。米丸委員。 329: ◯委員(米丸貴浩君) 冒頭に原委員が言っていただいている、私も本当にそのとおりだなというのは、支援員さんの休息場所の確保を全てしていただいたと。ただ、簡単に課長、ぱっと言っていただいたけれども、学校といろんな協議をしてですね、これだけの確保をしてもらう、全てをですね。課長のところではですね、多分並々ならぬ努力があって、この資料が出てきたんだろうなと思ってですね、自分たちが計り知れないところで御苦労してあるところにはですね、本当に敬意を表したいと思いますので、課長どうもありがとうございました。 330: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 331: ◯委員長(内野明浩君) ないようですので、じゃあ次の報告お願いいたします。  高瀬福祉支援部長。 332: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) では続いて、報告事項に移ります。  ここに3点大きく上げております。1点目が特別定額給付金の申請状況。これは本日がですね、特別定額給付金、10万円給付のですね、申請の終了日になりますので御報告させたいと思います。それと、2点目が平和祈念展についてです。3点目が今度の9月定例議会における議案等についてになりますが、まず1点、2点目について福祉支援課課長のほうから説明させます。 333: ◯委員長(内野明浩君) 牧之瀬福祉支援課長。 334: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) それでは、資料のほう、2、報告事項と書いてあるA4横の資料をお願いいたします。  それでは、特別定額給付金の申請状況について、8月19日の時点でお伝えします。  申請率99.6%、未申請世帯217世帯。未申請世帯の状況、内訳としましては、単身世帯が197世帯、その他世帯20世帯で、そのうち65歳以上の高齢者世帯が28世帯となっております。  7月21日から8月7日に、高齢課のほうで把握していない65歳以上の高齢者世帯を、職員と民生委員と共に全軒訪問し、申請の補助を行ってまいりました。61軒訪問し、54件申請を受理しております。またほかに、外国人の方や障がいのある方への訪問も併せて行っております。  訪問時の声として、給付金のことを知らなかった、入院中で申請できなかった、書類の用意の仕方が分からなかったなどの声がありました。今回の個別の訪問により、それぞれの世帯の抱える課題を知ることができ、必要に応じ、その方の必要な支援につなげることができ、成果を得ることができました。  また、若い方などの世帯まで訪問することはできませんでしたが、申請忘れがないか、勧奨通知をこちらから送付した際に、期限内に申請がない場合は申請を希望しないものとして取り扱いますといった内容を記載しております。このため、市全世帯について給付金の申請意思の確認が取れたことになります。  以上が特別定額給付金の報告となります。  続いてよろしいですか。 335: ◯委員長(内野明浩君) まず、じゃあ、ただいまの報告について質問があれば。  原委員。 336: ◯委員(原 克巳君) すいません、民生委員と市役所職員とペアになって訪問して申請を勧奨していくという取組、非常に全国的にもすばらしい取組じゃないかなというふうに評価してるんですが、先ほど訪問して支援につなげるケースがあったということなんですが、具体的には。例えば認知症を発症してらっしゃるような方を認知したとか、そういった具体的には何かございますでしょうか。 337: ◯委員長(内野明浩君) 牧之瀬福祉支援課長。 338: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 認知症の方というのはちょっと聞いてはいないんですけども、例えば、これまで民生委員であるとか自治会のほうで情報を、そういった弱者の方で情報を得てなかった方と会うことができて、その方の了承を得て民生委員さんへつなぎ、今後の支援につなげるとか、あと、社会福祉協議会などの見守りのサービスのほうの御案内ができたとか、そういったサービスの案内ができたことを聞いております。 339: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 340: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 高齢の方でですね、訪問してやっぱりそれでも申請されないという方がですね。やっぱりもう面倒くさいとかですね、もうわざわざこの歳でもらってもという方も結構おられたんですね。それなのに、無理に窓口で書きなさいということもやっぱり言えませんし、本人の意思を尊重すべきものだろうと思っております。  諸般にいろいろな事情があるとは思いますけれども、例えば今言われたように、例えば認知を患ってらっしゃる方とかそういった方はですね、うちのほうも情報がなかなか届かない方ということで、民生委員につなげることで、今後のですね、施策の浸透に役立つかなというふうに思っておりますので、今回の経験をまた別なところでですね、有効に使っていきたいなというふうに思っております。  以上です。 341: ◯委員長(内野明浩君) 原委員。 342: ◯委員(原 克巳君) 今日の新聞を見ると、全国平均だと98%ですかね、約5,800万世帯ぐらいということなんですけど、これでいくと今日までの消印有効なので。申請率ですよね、これは、99.6%。給付率にするとまだもうちょっと上がるような感じになるでしょうか。 343: ◯委員長(内野明浩君) 牧之瀬福祉支援課長。 344: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 申請していただいた方の中で、やはり書類が足りなかったり、そういった方もいらっしゃいますので、ただ、もうそれは申請は受けておりますので、必ず申請を受けた方については書類をそろえていただいた上で給付するという形を取っていきたいと思いますので、申請していただいた方については100%給付したいと思ってます。 345: ◯委員長(内野明浩君) ほかにありますか。いいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 346: ◯委員長(内野明浩君) 牧之瀬福祉支援課長。 347: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) 平和祈念展の開催状況についてお伝えします。  毎年7月下旬に開催しております。今年は7月20日から7月31日、市役所1階のアトリウムで開催いたしました。来場者数は202人でした。  被爆の惨状を示すパネル18点を展示いたしました。また、千羽鶴を折るコーナーや、平和に関する絵本を読めるコーナーを設置し、千羽鶴については原爆慰霊碑に捧げるため、長崎原爆資料館へ送りました。筑紫原爆被害者の会の会員の方にも御協力をいただき、平和の大切さを伝えていただきました。  なお、平和祈念展の周知につきましては、ケーブルテレビによる放映、市報7月15日号とウェブサイトへの掲載をいたしました。  平和祈念展については以上です。 348: ◯委員長(内野明浩君) ただいまの報告につきまして、何かあれば。ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 349: ◯委員長(内野明浩君) じゃあ、次お願いいたします。高瀬福祉支援部長。 350: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 続いて、(3)に移ります。  9月定例市議会における議案等についてなんですけれども、福祉支援部関連はですね、二項目あります。1点目が、9月の補正予算に関する主な事業ということです。2点目が、児童センターの指定管理等の候補者選定についてなんですけれども、まずですね、9月補正予算に関する主要な事業について説明したいと思います。  皆様、既に配付してあります資料のですね、ホッチキス留めの横の分があると思いますが、これをちょっと出していただきたいなと思います。これのですね、一番最後のページ、8ページになりますが、ここにちょっとミスがありましてですね、差し替え分を今日1枚紙で置いていると思います。ですから、ホッチキス留めの分の一番最後のページは、バツ印をつけていただければというふうに思っております。  これの見方になります。まず、1ページを見ていただければと思うんですけれども、これ全て、課ごとにですね、正確に言うと課の担当ごとに並び替えております。それと、款項目節順になっております。  今回の9月補正のですね、一つの特徴としては、大きく二つあります。一つはコロナ関連です。コロナ関連で事業を中止したもの、また、国または県のほうからですね、補助金があって、それに伴った事業展開をしているものが一つあります。もう一つが、会計年度任用職員に関して、前歴換算を今回のですね、9月補正のほうに計上しているものになります。これは福祉支援部だけじゃなくて、春日市の全ての部のほうで計上しているものになりますので、そういった大きく二つの要素があるというのをですね、ちょっと心に留め置いていただきながらですね、各担当から説明していきたいと思っております。主な事業になりますので、もう見て分かるようなものについては割愛したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、福祉支援課から説明いたします。 351: ◯委員長(内野明浩君) 牧之瀬福祉支援課長。 352: ◯福祉支援課長(牧之瀬尚美君) それでは、お伝えします。  まず、番号で1番から4番、国民生活基礎調査。こちらはコロナウイルス感染で中止になったものです。そのため減額です。  続きまして7番、こちらも中止となったもの、いきいきフェスタ実行委員会補助金の減額でございます。  続きまして8番から10番、戦没者追悼費。こちらもコロナ関係で中止となったもので、減額になります。  ページをめくっていただいて、20番、21番、こちらは障害者自立支援給付費の返還金でございます。元年度の実績に基づく返還金、増額補正でございます。  続きまして26番、障害者地域生活支援事業費。こちらもコロナの影響により中止したもので、減額補正となっております。 353: ◯委員長(内野明浩君) 木原保護課長。 354: ◯保護課長(木原静也君) 保護課でございます。  資料番号30番になります。令和元年度の生活保護費に係る国庫負担金等の精算に伴い、介護扶助費等以外の国庫負担金について返還金を補正するものでございます。  以上です。 355: ◯委員長(内野明浩君) 久原子育て支援課長。 356: ◯子育て支援課長(久原徳子君) 子育て支援課です。  31番から35番が、新生児臨時特別定額給付金給付事業費です。特別定額給付金の基準日が4月27日でしたので、4月28日以降に出生した新生児の父または母に、出生児1人当たり10万円を給付するものです。対象児童や要件等につきましては9月の議会で説明させていただきます。  次に番号が飛びますが49番、産前・産後サポート業務、これは利用者見込減による減額です。  次に、4ページの52番、母子保健費の乳幼児集団健診従事者謝金です。3歳児集団健診の際の医師や看護師、保健師などへの謝金です。当初予算では月2回の検診で計上していましたが、コロナ感染予防対策として、受診人数を減らして月4回健診を行うことによる増額補正です。  次に、55番の施設備品、これは3歳児健診における視力検査機器、スポットビジョンスクリーナーの購入費です。  その他、郵便料や電信料、消耗品の総額は、コロナの影響によるもので訪問や来所ができずに郵送や電話での対応に切り替えるものや、健診などで使用する消毒液等の増加に伴うものです。  子育て支援課は以上です。 357: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 358: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは、こども未来課関連になります。  まず60番からですね、70番まで、飛びますけれども76、77番につきましては、事業名に書いております事業のですね、令和元年度事業の精算に伴う国県の支出金負担金の返還金を措置してるものになります。76、77については各保育所委託費であったり、総合支援事業であったりの実績に基づく返還金となります。それから、無償化に係る補助金の返還金もここの中に含んでおります。  ちょっと戻りまして、71番からですね、75番、それから78番からですね、次の次のページですね、109番までにつきましては、コロナウイルス関連の補助事業、国の二次補正等に伴う補助事業の、コロナ対策用品の購入補助金が主なものになっております。  その中でですね、ちょっとページ、5ページに戻っていただきまして、79番、それから80番でございますけれども、この二つにつきましては、いわゆる公立の保育所を昇町に1園にするというところで、昇町保育所に一時保育室の増設、それに伴いまして、SST特別支援保育ルームの改修、増築というところで、当初予算のほうで計上させていただいておりましたが、今現在、設計監理を委託しておるんですけど、その中で、詳細を見ていただく中でですね、ちょっと当初予算では不足を生じる部分が幾つか出てきております。  まず、大きな増改築の工事請負費の中で、1,000万という額になってるんですけれども、このうちのですね、約300万円の部分についてはですね、いわゆる既存の、建築基準法上ですね、防火防煙設備のほうがですね、今回チェックする中で防煙の垂れ壁ですかね、のほうが不設置の場所と、それから設置はしてるんですけど、そこが引き違いの建具になってるところが隙間がないようにしないといけないというところで、その対象に対応するためにですね、確認申請のために工事が必要となって、追加でなっております。  それから残りの約700万円の部分についてはですね、当初予算見積りはですね、躯体のほうは木造ということでの見積りとなっておりましたが、保育所である施設の性格と、それから一部増築する部分がありましたので、躯体の構造を合わせるということによってですね、附属工事等も増えまして、約700万という額になっておるところでございます。  それから、保育用備品につきましては、新たに須玖の正職の保育士のほう全部参りますので、そういった事務用備品、それから保育に関わる備品ですね、一時預かり用の備品等の購入費用になっております。この保育用備品にはですね、一部コロナウイルス対応の費用50万円も入っております。  それから、コロナウイルス関連の部分で、ちょっと種類が各保育所ごとにですね、一時預かりであったり、延長保育であったりと、名称が幾つかあるんですけれども、6ページの一番上の若竹保育園を例に見てもらいますと、一時預かり事業費補助金、それから延長保育事業費補助金、保育環境改善等事業費補助金、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業費補助金と4種類あるんですけれども、この園がフルにこの補助金を活用したいということで手を挙げてるところなんですけど、まず一時預かりのほうは、一時預かり事業費のもともとの事業の補助基準額が変わっております。その部分が約84万4,000円の増で、プラス50万円というのが一時預かりのコロナウイルス感染症対策用の補助金ということで、ちょっと補助金、名前の中では2種類、この中に含まれてる形となります。  それから、延長保育事業費補助金は50万円ということで計上しておりますけれども、こちらはコロナウイルス対策用の、この二つについては、いわゆる子育て支援交付金の中で措置をされるものになります。  それから次の、保育環境等事業費補助金は、令和元年度、6月定例会のほうでも御報告させていただきましたが、元年度から2年度に続くコロナウイルス対策の施設に対する補助金の、通算して50万円ということですので、そのまだ未使用分を計上している形になります、若竹保育園。  それから、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業費補助金というのは、新たに国のほうが二次補正で対応して、県のほうに配分をして、県が要綱をつくって各市町村に補助をするという形を取っておりますが、こちらが施設にも50万円、それから施設で行ってるそれぞれの事業にも50万円、例えば一時預かりをしてる保育所、それから延長保育についても50万円ということで、フルに使われると、保育所であれば150万円の補助を受けることができますということで、さらにこの緊急包括支援事業費補助金については、消毒のために人を雇った人件費だとか、それから各保育士さんが自分用のマスクを買ったり、もちろん仕事で使ってもらうんですけれども、それからアルコールとかそういった対策品を入れる、いわゆるポシェットとか、そういったものを買ったものも確認の上ですね、補助対応ということで非常に、何にでも使えると言うとちょっと語弊はあるかもしれませんが、そういった対応の補助金のほうが措置をされております。各それぞれ保育所のほうでですね、手を挙げた事業について検証させていただいております。そちらが109番までの内容になります。  続いて7ページに飛びますけれども、放課後児童クラブ管理費ですね。こちらの120番の放課後児童クラブ管理業務の委託料の増額ですけれども、こちらはですね、4月から5月の緊急事態宣言の下で、可能な方は自粛をお願いして、自粛をされた方のですね、おやつ代、間食費のほうの返還のほうを、日割りで返還をさせていただいております。こちらの間食費については、協定書の中でも必要経費として認めておりますので、そちらの返還については委託料の増という形になります。このおやつについては、キャンセルが利いた分については認めておりませんが、既にキャンセルが利かなかった分については、こちらのほうで必要経費として認めるということで計上させていただいております。  次に、121番の放課後児童クラブ育成(保護者負担金減免者分)補助金ですけれども、こちらは放課後児童クラブの利用料そのものの、自粛をしていただいた期間の日割りでの返還分になります。
     その次の122番につきましては、先ほど保育所のところで触れました新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業費補助金、こちらのほうが各単位ごとにですね、50万円、10分の10で補助を行うということで、それぞれの単位ごとにですね、感染症対策物品のほうを購入させていただくということで計上させていただいてます。  こども未来課は以上でございます。 359: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 360: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 今ので歳出の分の説明は終わりますが、次に歳入のところをちょっと触れたいと思います。別紙の1枚紙をちょっと御覧ください。  ここに書かれてるのはですね、今の補助金関係の、いわゆる国県補助の分がかなり多くを占めてるんですけれども、それ以外の分もちょっと入っております。例えば2番のですね、社会福祉協議会の管理運営費の助成返還分ですかね。これは昨年度のですね、助成分の精算に基づいた、いわゆる社協から市に対する返還になるものになります。ほかの分についてはこれは国庫負担金の精算に基づくものということで……。                 (「介護扶助」と発言する者あり)  介護扶助に関するものになります。そういうふうに、幾つか項目にはなっておりますけれども、大きなところはちょっと担当課長のほうから説明いたしますが、今のところで、もう子育て支援課まではいい……。                 (「はい」と発言する者あり)  じゃあ次、こども未来課のところは担当課長から説明させます。 361: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 362: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 子ども未来課がですね、6番から20番までになっておりますが、このうち8番からですね、18番までは先ほど歳出で御説明したところの関連する歳入の箇所になります。6、7番と、19、20番についてはですね、まず6、7番ですけども、こちらは市立の保育所と私立の保育所の保育料のほう、こちらも緊急事態宣言のときにですね、自粛をお願いして、自粛をされた方については日割りで保育料のほうの返還をさせていただいておりますので、歳入のほうの減を計上させていただいております。それから19、20番については、同じく自粛していただいた方のですね、副食費の日割りでの返還というもので、こちらも歳入のほうを減ということで計上させていただいております。  子ども未来課は以上でございます。 363: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 以上で補正関係の説明を終わります。続けてよろしいですか。 364: ◯委員長(内野明浩君) はい、続けていいですよ。 365: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 続けて2番目にですね、次の議案として、児童センターの指定管理の候補者選定について、担当課長のほうから説明いたします。 366: ◯委員長(内野明浩君) 久保山こども未来課長。 367: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 議案のほうは、春日市の須玖児童センター指定管理者の指定についての議案でございます。今年度をもって、市直営にて管理運営を行ってまいりました春日市須玖児童センターにつきまして、来年度からの指定管理者の候補者を選定し、議会の議決をいただく必要がありますので、春日市公の施設指定管理者制度導入指針に基づきまして、指定管理者選考等委員会において指定管理者の候補者の選考を行いましたので、議案として提案させていただくものでございます。  以上でございます。 368: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 369: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 詳細については、今度の議会のですね、ときにまた関連説明ということで説明はすることにいたしますので、ぜひともよろしくお願いいたします。 370: ◯委員長(内野明浩君) 高瀬福祉支援部長。 371: ◯福祉支援部長(高瀬光弘君) 以上で、福祉支援部の今回の閉会中の調査事件等のですね、説明を終わります。 372: ◯委員長(内野明浩君) 福祉支援部の所管事務調査及び報告を終了いたします。どうもありがとうございました。  それでは、ここで休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後3時00分                 再開 午後3時01分                ──── ─ ──── ─ ──── 373: ◯委員長(内野明浩君) 再開します。  そのほか委員から何かございませんでしょうか。北田委員。 374: ◯委員(北田 織君) 7月の閉会中のこの委員会の中で、6月議会で出された請願等についてはしっかりと審議をしたということを確認したと思うんですけど、ただあれは議事録としてきちっと残してないので、残しておくべき必要があると思うので、再確認をここでさせていただきたいと思うんですけど。  6月に請願が1号、2号出されましたけれども、それについては委員会としては当然、その前の閉会中であれ、それから6月議会における参考人の招致であれ、それから議員間討議、こういったものを通じて、しっかりとこの請願の1号、2号については審査をしたということの再確認を委員長からしていただきたいと思うので、お願いいたします。 375: ◯委員長(内野明浩君) これはどうなんだろう。そもそもしたかどうかですね。これはもう皆さん、今まで去年からずっとやってるわけですからね。 376: ◯委員(北田 織君) いや、だからそれを議事録として、これは残してないから。休憩に落としていろんなことをやったけれども、議事録として残してないじゃない。だから、今ここで再確認をして、ちゃんと審査をやりましたよということを議事録として残すと。 377: ◯委員長(内野明浩君) もうそれは皆さんもね、今まで議論したわけですから、請願1号、第2号についてはしっかりとここで審議をしたと。参考人の話も聞いてやったということでよろしいでしょうか。  米丸委員。 378: ◯委員(米丸貴浩君) いろんな討論を聞いてたらですね、私も当委員会としてはあれだけのことをやって、あれだけのことを聞いて議論をして。結果はね、それぞれの考えがあるので、それはそれぞれの判断なので、私はそれは関係ないと思ってるんですね。ただ、あの中で言われたのは、市民厚生委員会は審査不十分だと言われたんですね、これだけのことをやって。参考人招致、自治法の中にも規定があるように、参考人招致の制度を活用してやった委員会って、ほかにありますか。ないでしょう。ここまでやってね、ああいうことを言われるのは、私は非常に心外だ。  それから、これははっきりですね、委員会としては与えられた権限の中で、私たちは審査権がある。捜査権はないんだから。でも、与えられた常任委員会としての権限の中ではね、やれることは十分やったということはね、胸を張って、やっぱり委員会として記録に残すべきだと私は思うので、北田委員の発言には私は大いに賛成するし、委員長としてですね、まとめてね、やれる範囲のことは十二分にやったということを最後、委員長が述べてくれたら、私はそれでいいかと思っております。 379: ◯委員長(内野明浩君) それでは、今、米丸委員からもありました。もうこの市民厚生委員会でね、学童の問題については昨年からずっと重要テーマでやってきました。そして、定例会ごとに参考人を呼んで、ちゃんと御意見を聞いた上で、しっかりと私はここで審議をしたつもりでございます。それはもう間違いない。皆さんもそう思ってらっしゃると思う。実際にやってきたわけでございますんでね。それは間違いなくしっかり審議をいたしました。  以上です。  それとですね、今度の定例会の、先ほどちょっと言いましたけど日程の件ですね、3日間ございます。状況、ちょっとどうなるか分かりませんけど、一応2日間を……。  そうか、ごめんなさい、これまだ委員会中ですね。じゃあちょっと1回止めてください。                 (「やることないならもう散会したが早い」と発言する者あり)  散会します、それじゃあ。すいません。ごめんなさい。休憩中かと思った。  それでは、以上で本日の市民厚生委員会を散会いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後3時05分...