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令和2年総務文教委員会 名簿 2020-06-01
令和2年総務文教委員会 本文 2020-06-01

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  1. 春日市議会 2020-06-01
    令和2年総務文教委員会 本文 2020-06-01


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午後0時55分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長高橋裕子君) 時間前ですけど、始めさせていただきます。  川崎英彦委員から欠席の届出が出ております。  定足数に達しておりますので、ただいまから総務文教委員会を開議いたします。  初めに委員会記録署名委員の指名をいたします。署名委員西村澄子委員を指名いたします。  それでは初めに、経営企画部議会閉会中の所管事務調査及び報告を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れて一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは説明員の説明を求めます。石橋経営企画部長。 2: ◯経営企画部長(石橋 徹君) こんにちは。経営企画部です。  それでは早速ですけど、報告事項として、一つ目の建設事業発注方針の一部改正について、財政課長が説明いたします。 3: ◯委員長高橋裕子君) 高尾財政課長。 4: ◯財政課長高尾徳久君) では、報告事項建設事業発注方針の一部改正について御説明をいたします。  本日お手元に改正後の建設事業発注方針と、その改正点を簡単にまとめました建設事業発注方針の一部改正についての二つの資料をお配りしております。建設事業発注方針のほうを見ていただきまして、そこの大きな1の趣旨のところを見ていただきたいんですけれども、本市では、建設工事発注に当たり入札手続の透明性の確保、公正な競争の促進及び地元業者発注機会の確保を図るため、事業の規模や態様に応じた発注形態を定めた建設事業発注方針があります。その中で、今回主に2か所を見直しておりますので御説明いたします。建設事業発注方針の一部改正と書いてあります一枚物の資料を御覧ください。  1点目は一般競争入札下限金額の改正でございます。これは建設事業発注方針のほうの大きな2の基本方針の(1)のところになります。改正前は1件につき予定価格が1億5,000万円以上の建設工事一般競争入札としておりましたが、この金額を1億円以上に改正しております。これは、県内市町村一般競争入札下限額を定めているところの平均が約5,000万円程度となっておりますので、改正前の1億5,000万円とは乖離がありました。しかしながら、急激な見直しは避けるべきと思われるので、1億円を下限と致しております。  次に2点目は、共同企業体(JV)へ発注する工事の規模の改正でございます。これは、建設事業発注方針のほうの大きな6、共同企業体の(2)のアとイのところでございます。改正前は、土木工事建築工事とも実施設計額を2億円以上としておりましたが、土木工事は1億5,000万円以上、建築工事は2億5,000万円以上に改正しております。これは、土木工事では、春日市工事請負業者の資格を定める総合点数算定要領に基づきCランクとなる土木業者は、春日市指名競争入札参加者指名基準要綱の規定により、単独で1億5,000万円未満の工事を請け負うことができることとなっております。土木工事市内業者11社中7社がこのCランク業者になるため、改正前の発注方針の規定では1億5,000万円以上2億円未満の工事にはCランク業者が参入できないため、受注機会の確保の観点から参入が可能となるよう規定を整理したものでございます。  また、建築工事については、近年の民間需要の高まりから、2億円規模の工事では、共同企業体への発注は応札が見込めない状況にあり、例外的に単独発注も行っておりました。一方、建築工事市内業者の最上位ランクCランクですが、Cランク業者は、指名基準により単独で2億5,000万円未満の工事を請け負うことができるため、この金額以上を共同企業体発注とするよう規定を整理したものでございます。  なお、改正日は令和2年3月1日になりますので、今年度発注分は改正後の建設工事発注方針に沿って行っております。  説明は以上でございます。 5: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。
     西川委員。 6: ◯委員西川文代君) 今回の改正点ですけれども、これが市のほうが自主的に行った改正なのか、または何らかの指摘、または業者のほうからの要望等なのか、そういうところをちょっと教えてください。 7: ◯委員長高橋裕子君) 高尾課長。 8: ◯財政課長高尾徳久君) まず1億5,000万円以上を1億円以上にした一般競争入札の下限のほうの改正につきましては、県内の状況を確認したところですね、半分ぐらいはですね、特段規定を持ってないんですけども、持ってるところではですね、やはり平均で5,000万円ぐらい下がるということで、春日市の場合は1億5,000万でしたので、かなり高いような形になっておりましたので、今回見直しを図っているところでございます。  それとあと、JVのほうの規定につきましては先ほど御説明しましたけども、土木工事のほうではですね、市内業者11社中7社はCランクということで、この業者がですね、1億5,000万から2億円未満、従来の規定であればですね、この間の工事については、単独での受注ができないというような状況になりますので、市内業者を、ある意味、7社を締め出してしまうという形になってしまいますので、ここは見直させていただいているところでございます。 9: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 10: ◯委員西川文代君) 説明は分かったんですけど、それは自主的に市のほうが判断してされたのか、例えば、JVのほうであれば、その7社のほうから何か申入れがあったとか、そこのところをちょっとお聞きしたかったんですけど。 11: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 12: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 前任者がいますので、改正した前任者から説明させていただきます。 13: ◯委員長高橋裕子君) 萩原経営企画課長。 14: ◯経営企画課長萩原裕之君) そもそもがですね、建設業協力会のほうから、春日市のそういう資格の基準とか、そういうのが長年にわたって変わってない現状がありましたので、見直していただきたいという要請を受けまして、それでいろいろ県内の他団体とかですね、状況を調べまして、それでまず一般競争入札下限額が県内が5,000万ぐらいの平均だったということが分かって見直したことと、あとは県内の地場業者さんにできるだけ、何ていうんでしょうか、単独でも受けれるように幅を広げるという、御要望に応える形で見直したということになります。  以上です。 15: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 16: ◯委員西川文代君) いきさつは分かりました。やはりですね、大事なところかと思うので、もちろん御指摘を受けるっていうことも大事かと思いますけれども、今後ですね、いろんな社会情勢、いろいろな団体も研究しながらですね、そこら辺り市のほうも動いていただきたいなっていうふうに思います。これは要望です。  引き続き。 17: ◯委員長高橋裕子君) はい、どうぞ。 18: ◯委員西川文代君) この1億5,000万円から今回、(1)のほうですね、1億円のほうに変えたと。急激な変化っていうのはちょっとっていうことなので、今回は1億円にしたと。他団体は、規定を設けてないところもあるけれども、半分ぐらいはやはり5,000万円ぐらいが平均だったということですが、今後もここら辺りを見直すとかいう方向性はあるんですか。 19: ◯委員長高橋裕子君) 高尾財政課長。 20: ◯財政課長高尾徳久君) 一般競争入札のほうはですね、実際のところなかなか応札の業者数がですね、少ないというのがですね、現状としてありますので、その辺りはですね、今年1年ですね、見ながらですね、またその辺りを、実際にまだ下げたほうがいいのか、やっぱり指名したほうがですね、応札はしていただきますので、そちらのほうがいいのか、その辺りは検討していきたいというふうに考えております。 21: ◯委員長高橋裕子君) 藤井委員。 22: ◯委員藤井俊雄君) 今課長のほうから応札数が少ないというふうにおっしゃいましたけれども、近年の入札を見ると、1社しか応札がないとか、また応札がないという案件も目にしております。今回の改正において最低価格を公表して、そうすると複数社、多分そこに並んでですね、くじをするというやり方が他の行政では多くなってきてるかと思いますが、そういうやり方を改正において検討しなかったのかどうか、また、それを検討しなかった理由があるのかどうか、この件の答弁をお願いします。 23: ◯委員長高橋裕子君) 石橋経営企画部長。 24: ◯経営企画部長(石橋 徹君) ちょっと質問を確認させていただきますけど、一般競争入札すると入札予定価格を公表します。そこに張りつくパターンが多いので、一般競争入札入札予定価格を公表して、そこに張りつくことが懸念されるけど、それを今後どうするのかっていう質問でよろしいですか。 25: ◯委員長高橋裕子君) もう1回、じゃあ。藤井委員。 26: ◯委員藤井俊雄君) 一般競争入札やり方自体を変えるというかですね、最低価格を公表するやり方に変更するということを検討しなかったのかと。応札が少ないからですね、最低価格を公表するやり方を取るということを考えなかったのかどうかということなんです。そういう手段を検討しなかったのかどうか。 27: ◯委員長高橋裕子君) 萩原経営企画課長。 28: ◯経営企画課長萩原裕之君) 一般競争入札の場合は、低入札価格制度という方式というかですね、それを採用してますので、指名競争入札のときとは違っています。最低制限価格というものではないんですけども、それを公表しないから応札が少ないというふうにはですね、今のところ考えておりませんで、結局、最低制限価格を公表するとそこに張りつくケースがあるということは他団体でですね、あったりしてるというのは把握してますけども、応札数が少ないのとはちょっと関係がないのかなというふうに理解しております。  以上です。 29: ◯委員長高橋裕子君) 藤井委員。 30: ◯委員藤井俊雄君) 一般的によく、春日市の予定価格自体が、僕が建築会社の方から、経営者から聞くともともとが低いと。なので、最低価格を公表してくじにしてもらったほうがいいんだけどというような意見が実態としては聞かれるんですね。これは、経営者のほうの声としてそういうことを私たちは聞くもんだから、予定価格を公表するよりも最低価格を公表してくじにしてもらったほうがいいというのが入札に入る方々の本音のところのような気がするんですね。そういうところをもうちょっと考慮を今後はしてもらったらいいのかなというふうに。私たちはよくそういう方々から聞くことがあるもんですから、そういう検討がなされたのかなということをちょっとお聞きしたり、また今後検討していただければなというふうに思っております。その辺どう思われてるか、もしあれば。 31: ◯委員長高橋裕子君) 萩原課長。 32: ◯経営企画課長萩原裕之君) 本市の場合はですね、一般競争入札するときは総合評価方式を採用しております。総合評価方式というのは、価格だけでなく品質と併せて判断するという制度になってますので、単純に価格だけの競争じゃなくて技術力とかですね、そういったことで判断されることになってますので、今、藤井委員がおっしゃったような最低制限価格を仮に公表したとしてもですね、そこに張りついても、その後、技術力とかの点数でまた変わってきますので、なかなか今おっしゃったような形は本市の場合は取りにくいのかなという気がしております。  以上です。 33: ◯委員長高橋裕子君) 藤井委員。 34: ◯委員藤井俊雄君) 分かりました。入札のやり方によってのことなのでしょうけど、総合評価の場合はそうでしょうが、そうじゃない場合はそうじゃないので、今後また最低価格の公表についても検討していただければと思います。  以上です。 35: ◯委員長高橋裕子君) 答弁いいですか。 36: ◯委員藤井俊雄君) はい。 37: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 38: ◯委員岩切幹嘉君) 2番目の改正のほうですけども、1億5,000万規模のJVの応札がなかったということが多分、今回のあれになってるのかもしれませんが。改正のね。これによってですね、Cランクの7社が参入できるようなシステムになってくると、これで解消できるということでいいんでしょうかね。ひょっとしたらその他の要因、応札がないというのはほかの要因はちょっと考えられないんでしょうか。ほかに要因があるかないかですね。応札がなかったときの状況。 39: ◯委員長高橋裕子君) 切り分けて答えを。答えがちょっと、一緒の質問になってるんで。まず、今回の改正の趣旨をさっき話していただいたんですけど、そこのところをもうちょっと明確にというのと、近年、不落があるっていうことに対して、また別の原因があるのかどうかっていう、その二つに分けて答えていただけますか。  高尾課長。 40: ◯財政課長高尾徳久君) まず土木工事のほうの二つを2億から1億5,000万に下げているのはですね、先ほど言いましたようにCランクのほうが、仮にですね、例えば1億7,000万の工事があった場合ですね、1億5,000万まではCランクの業者が受けられる。そうなると、単独で1億7,000万の工事に参加するということができないというところがあって、先ほど言ったように2億から1億5,000万下げて、1億5,000万以上はJVを組むと。JVの場合は親会社のほうにはなれませんけど、子会社のほうでは市内業者が入れるという形になりますので、市内業者がそちらに参入することができるというところで、2億から1億5,000万に下げます。  もう一つ、建築工事のほうはですね、近年、JVのほうで、例えば2億前後のやつにつきましては応札がないような状況にあります。現に今年もですね、2億5,000万でも応札がない状況にありました。これについてはですね、一つは入札の件数が今年、本市だけで結構増えてますので、幾つも工事を抱えるとやっぱり管理者がいなくなる、その辺りの関係もあって応札が難しいというのもあるのかなと思いつつ、あとはやっぱり建築関係は民間のほうもですね、大きな開発等があってますので、その辺りも含めて、なかなか2億、2億5,000万、これぐらいではなかなか、JVになるとですね、どうしても利益が分散するよう形になりますからですね、難しいのかなっていうのは。あくまで推測ですけど。実際、業者にそこを、なぜしないのかというようなことで確認はできませんので、あくまでこちらのほうが推測するところでありますけれども、そういうところが考えられるのかなと思います。  以上です。 41: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 42: ◯委員岩切幹嘉君) 分かりました。なるべく業者のほうがいろいろ参入しやすい環境をつくって、あともう一つは、建設業界の状況、人材の問題とか、材料の問題、管理者不足とかいうのがあるかと思いますが、市とすれば、とにかく環境整備を、いろんな状況があるけれども、最低限っていうか業者さんが参入しやすい環境をつくろうという改善という受けとめ方でいいですね。 43: ◯委員長高橋裕子君) 高尾課長。 44: ◯財政課長高尾徳久君) そのとおりでございます。 45: ◯委員岩切幹嘉君) 分かりました。 46: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いします。  石橋経営企画部長。 48: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 以上で経営企画部の報告を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 49: ◯委員長高橋裕子君) それでは経営企画部報告事項及び調査事件を終了いたします。  執行部の方が退席されますので、ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後1時17分                 再開 午後1時20分                ──── ─ ──── ─ ──── 50: ◯委員長高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  次に、総務部議会閉会中の所管事務調査並びに報告を議題といたします。  説明員の皆様に申し上げます。発言の際は、挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れて、一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは説明員の説明を求めます。内藤総務部長。 51: ◯総務部長内藤厚幸君) こんにちは。総務部でございます。  本日の閉会中の委員会は、調査事件が1件、報告事件が1件でございます。まず、令和2年度春日市職員配置について、横山人事法制課長が御説明いたします。 52: ◯委員長高橋裕子君) 横山人事法制課長。 53: ◯人事法制課長横山政彦君) では、早速説明に入ります。お手元に、令和2年度春日市職員配置図を配付をしております。こちらを御覧ください。  令和2年度は、大きな組織再編はなく、健康推進部健康スポーツ課健康増進担当成人保健の2担当が統合され、健康づくり担当という組織の変更があっているところでございます。  人事異動について説明します。部長が昇任3人、課長が昇任4人を含む12人、課長補佐が昇任9人を含む21人、係長が昇任6人を含む16人。このほか、一般職31人の異動を合わせますと、総数で83人の人事異動をしております。別に新規採用9人、安全安心課1人を加えますと、総数で93人の人事異動となっております。一般職につきましては、年度初めの業務繁忙期の対応等を考慮して、さらに7月に人事異動することとしています。今回は、管理監督職の昇任または異動に伴うものが中心となっております。  下の段、備考欄にありますように、この表には、市から一部事務組合等他団体への派遣職員5人、他団体から市に派遣されている職員、具体的には福岡県警察職員安全安心課主幹、福岡県教員の学校教育課指導主事1人、職員団体給食専従職員1人、福岡県との人事交流により県へ派遣している職員、県から派遣されている職員及び週5日のフルタイム法定再任用7人を含んでおります。  元年度の退職者は6人でございました。定年退職3人と普通退職3人でございます。2年度の新規採用数は9人でございます。  以上の合計で、市職員現員数405人となっております。昨年度の399人と比較しますと、6人増となっております。  また、下の段の右側に派遣の職員の状況を記載をしております。1段目、福岡県自治振興組合、大野城にあります研修所に30年度から課長級職員を派遣しております。ほかに再任用の週4日の職員も派遣しております。二つ目、福岡県後期高齢者医療広域連合に令和元年度まで派遣しておりましたので、2年度は派遣はありません。3段目、都市圏南部環境事業組合、こちらの都市圏南部工場クリーンエネパーク南部に、昨年度に引き続き、課長級一般職2人を派遣しています。四つ目、春日大野城衛生施設組合リサイクルプラザに、係長級1人と再任用のフルタイム事務局長、合わせて2人を派遣しております。5段目、今年度は、海外青年協力隊はございません。派遣は合計で5人となっております。  このほか、割愛人事として、退職派遣文部科学省初等中等教育局に、今、公民館係長として勤務をしている職員が1人おります。  なお、昨年度と配置人数に変更があった所管については、それが分かるように黄色で表示をしているところでございます。  説明は以上です。 54: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。  迫委員。 55: ◯副委員長(迫 賢二君) すいません。これ、結局、異動した後の新しい形っていうのは、いつぐらいこの配置図をいただけますか。まだ変わってないところもありますよね。いや、教育部の課長とか、金堂部長がまだ経営企画課にあるような形になってる。あれ、これは違うのをもらってますか。経営企画課金堂部長がいて、教育部学校教育課高田課長になってるけど。 56: ◯人事法制課長横山政彦君) すいません、ちょっと資料に誤りがあります。課長の配置のところに誤りがあるので。すいません、修正版をすぐお渡しします。すいません。 57: ◯副委員長(迫 賢二君) それだけです。 58: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。藤井委員。 59: ◯委員藤井俊雄君) 去年より6名増ということで、非常に私はいいかなと思っております。もうちょっと職員を多くして市民サービスを向上させるべきだと考えておりますが、来年度以降もですね、職員は随時、適材適所で増やしてもらいたいと思っておりますが、今後の意向としてはどういう意向を持ってあるのか、課長の意見を述べていただけますか。 60: ◯委員長高橋裕子君) 横山人事法制課長。 61: ◯人事法制課長横山政彦君) 来年度は、もう少し、退職者新規採用で見ますと若干増える予定ではあります。といいますのは、今年、もう一人採る予定だったのが、途中で辞退があったというのが一人います。もともと10人の新規採用の予定だったんですが、ぎりぎりのところで辞退されましたので、あと補欠等もいない状態でしたので。その分の補充であったり、あとは、前もこれは説明させていただきましたけども、非正規職員で大体労組との話の中でも、正規の現役で400人を、ある程度組織の人員としようと。あと法定再任用。実際、これはフルタイム法定再任用まで入ってますけども、週4日であったり週3日であったりという法定再任用の職員が入ってませんので、これがプラスになります。あとは、業務の増えたり減ったりというところであったり、あと会計年度職員を活用しながら、今後の業務再編等も考えて人員については配置をしていこうと考えてるところです。 62: ◯委員長高橋裕子君) 藤井委員。 63: ◯委員藤井俊雄君) ありがとうございます。私個人の意見としては、正職をですね、増やすという方向で考えていただければなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。  以上です。 64: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 65: ◯委員西川文代君) 正職のほうは分かりました。ちょっと先ほどありましたけど、会計年度任用職員は、今現在、何かいろいろ、午前だけとか半日とかいろいろあるかと思いますが、何人になってますか。 66: ◯委員長高橋裕子君) 横山課長。 67: ◯人事法制課長横山政彦君) 4月で任用を始めた会計年度任用職員は、パートタイムを含めて約380人任用しております。実際5月に入って業務が増えたり、あとコロナ対策関係緊急雇用等もありますので、これに若干5月、6月と増えていく分がございますが、4月に任用開始をした会計年度は380人となっております。 68: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。 69: ◯委員西川文代君) はい。 70: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 71: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、では続いての説明をお願いいたします。  神崎総務課長
    72: ◯総務課長神崎由美君) それではですね、2の報告事項でございます。令和元年度第4回個人情報保護審議会についてでございます。令和元年度第4回春日市個人情報保護審議会を3月23日に開催いたしましたので、その内容について報告いたします。本日配付いたしました資料を御覧ください。  審議会の議題は2項目で、春日市個人情報登録報告書等と、2になります、春日市個人情報例外利用等報告書についてで、それぞれ1件の登録、そして2の例外利用8件と、外部提供1,660件の計1,668件でございます。  まず1の春日市個人情報登録報告書等についての(1)空き家総合窓口相談業務に係る所有者等情報でございます。春日市では、昨年度4月から、福岡県宅地建物取引業協会筑紫支部に、空き家に関する総合相談窓口業務を委託し、春日市が空き家の持ち主に相談窓口を紹介するという形を取っておりました。しかし、この活用が進まないことから、情報提供に同意された空き家の持ち主の情報を宅建協会に提供し、協会から連絡を取るという形に改めたいということで審議会にお諮りし、承認を受けたものでございます。  次に2、春日市個人情報例外利用等報告書でございます。まず、例外利用で、(1)(2)は、高齢課が介護保険法に規定する介護保険事業計画策定に当たり、(1)については介護予防・日常生活圏域ニーズ調査の対象者を、(2)は、在宅介護実態調査の対象者を抽出するため、市民課所管の住民基本台帳情報を例外使用したものでございます。(3)は、学校教育課が就学児童及び生徒援助のため、保護課が所管する被保護者一覧リストの1月及び2月分の2件を例外利用したものでございます。(4)は、国保医療課が、国民健康保険の保険資格を把握するため、市民課管理の情報から7・8月分、9月分、10月分の3件の年金第1号・3号被保険者資格喪失者一覧表を例外利用したものでございます。(5)は、国保医療課が診療報酬明細書の再審査のため、高齢課の介護保険給付実績記録を例外利用したものでございます。  続きまして、外部提供の23項目です。これは、法令に基づき、また、事前に審議会の同意を得た事項について、個人情報を官公庁などに外部提供するものでございます。提供した目的、提供先及び提供した個人情報の主なものについて御説明をいたします。飛びますが、(18)は介護サービス計画を作成するなどを目的に介護サービス事業者に認定調査票等を提供したもので、件数が908件、(19)、国保税等を口座振替で納付するため金融機関に口座情報等を提供した件数が119件、(20)、国保被保険者の資格、保険給付及び保険料の確認などを目的に課税台帳マスター等を提供した件が176件。(23)に飛びます。捜査や滞納処分を目的に、警察や他自治体に住民基本台帳マスター等を提供した件数が212件などでございます。  報告事項の説明は以上です。 73: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑のある方はどうぞ。ないですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、内藤総務部長。 75: ◯総務部長内藤厚幸君) 総務部からは以上でございます。どうもありがとうございました。 76: ◯委員長高橋裕子君) では、総務部議会閉会中の閉会事件及び報告事項を終わります。  執行部の方が退席されますので、暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後1時33分                 再開 午後1時37分                ──── ─ ──── ─ ──── 77: ◯委員長高橋裕子君) それでは、休憩前に引き続き、委員会を開きます。  次に、教育部議会閉会中の所管事務調査及び報告事項を議題といたします。  委員長並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れて、簡潔明瞭に発言を行ってください。  説明員の説明を求めます。神田教育部長。 78: ◯教育部長(神田芳樹君) 教育部でございます。よろしくお願いします。  それでは、まず、1の(1)で新型コロナウイルス感染症への対応等についてということで、各課になっておりますけれども、私のほうで代表して説明させていただきます。  資料につきましては、新型コロナウイルス感染症への対応等についてという、1枚紙の表のようになったものと、あと、後で触れますけれども、黄色いチラシを今日、教育就学援助関係で配っておりますので、この2枚になります。  まず、白いほうでございますけれども、この間の新型コロナウイルス感染症関係でございますけれども、1の小中学校関係につきましては、緊急事態宣言の解除を経て分散登校と、5月21日からということで1日おきに午前中ということにしております。  次の行に、学級を二つに分けるということで、中学校につきましては5月27日から、午前と午後にそれぞれ学級が二つに分かれた分が来るということで、中学校については27日から全員が午前・午後いずれかに来るという形の中で、本日、6月1日から全面再開ということで。ただ、給食開始を2日からとしておりますので、本日は午前中のみでございます。また、6月2日に給食開始ということですけれども、小学校1年生については、通常もしばらく学校になじんでから給食開始ということで、8日からと。  部活動については、2日からということで計画をしております。部活等につきましては段階的にということですので、まずは体を慣らすところから始めていくということでございます。  続きまして、夏季休業期間につきましては、8月1日から23日の間のみということで、例年よりは縮めた形で、休校に伴う授業の補充という形で行うようにしております。  2番の公共施設関係につきましては、市民図書館につきまして、まず第1段階ということで、5月19日から予約本を受け渡すのみということで、市民図書館の体育館側のスポーツセンター側の入口、もしくは、配本車、移動図書館車の運行箇所に配本車が回るという形で取り組ませていただきまして、26日火曜日から、市民図書館のほうが本格稼働でございますけれども、人が滞留しないようにということで、雑誌コーナーや座席等、ゆっくりできる部分は制限をさせていただいております。移動図書館車につきましても、屋外でのみということで、車の中に入っていくような形をとっておりません。  星の館については、金曜から日曜日の運営で、5月22日から3日間。それから先週の金、土、日ということで稼働をしております。  奴国の丘歴史資料館は20日から見学のみということで、こちらのほうも体験コーナー等を休止ということで、人がたまるような場所は制限をかけております。  のぼり窯体験広場は20日から予約者のみ、6月2日から通常開館ということで計画をしております。  この間、公共施設関係につきましては、特に3密になったり、人がどっと押し寄せるとかという状況はないということで、特にトラブルはございません。  3番、その他でございます。黄色いチラシと併せて御覧ください。  3の(1)で、就学援助世帯の昼食費支援と記載しておりますけれども、まず黄色チラシの上段がですね、就学援助につきましては、学校はやっと6月から全面再開という形の中で、4月までの通常の期限を6月30日まで延ばして、それで対応をするようにしております。  それから下の段ですけれども、5月22日に臨時議会が開かれましたけれども、その後ですね、教育委員会として新たな支援策ということで、就学援助世帯につきまして昼食を支援すると。通常であれば給食が行われておるわけですけれども、昼食を作っていくという家計負担を考慮しております。  まず、生活者世帯につきましては、昼食費相当額については減額されずにですね、支給がされておりますので、就学援助世帯にも支援をすると。ただ、できるだけ早く支援をしたいということで、就学援助の予算をですね、給食費分で使わなかった分を、いわゆる執行見込み残を財源としてですね、1人当たり4,000円ということで、内容としては、考え方としては、主食、副食(牛乳除く)という形の中で、何とか予算の範囲内で対応ができるということでさせていただくようにしております。  支給時期等は記載のとおりでございます。  まず、1の(1)については、説明は以上です。 79: ◯委員長高橋裕子君) 質疑をお受けします。質疑ありませんか。  迫委員。 80: ◯副委員長(迫 賢二君) 小中学校のですね、分散登校が5月21日から始まっておりますけれど、何か、学校のほうからですよ、何か出席状況とか子どもの様子とか、ちょっと何か、よかったら詳しく聞かせてほしいんですけど。 81: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 82: ◯教育部長(神田芳樹君) 今手持ちで集計している分であるのがですね、例えば、ちょっと発熱がありますとか、風邪症状がありますと。それから、感染を不安に感じるということで、そういった申出などを合わせたものが、手続的には出席停止という形です。これは、いわゆる通常の欠席ではなくてですね、欠席扱いにならないものということで処置をするようにしておりますけれども、この間、5月21日から先週の金曜日まで、おおむねですね、小中学校、それぞれ1%から1%弱の子どもたちが出席停止ということで学校を休んでいる状況はございます。 83: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 84: ◯副委員長(迫 賢二君) それとは全く関係ないことなんですけど、ちょっと違うんですけれども、図書カードを配るっていう話を何かしてたような気がしますけど、今はどのような状態になっていますか。もう分散登校のときに配ったんですか。それとも、郵送はしないと聞いていたんですけど、それ、ちょっと保護者の方から聞いたので。 85: ◯委員長高橋裕子君) 市場地域教育課主幹。 86: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 図書カードにつきましては、本日、小中学校のほうにお配りしております。原則あした以降、今週中ぐらいには遅くとも、児童生徒のほうに担任の先生から配っていただくというようなことにしております。 87: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。ほかにありませんか。西川委員。 88: ◯委員西川文代君) 5月21日から分散登校して、本日から、本日は午前中だけですけれども、全面再開ということですが、この間ですね、なかなか慣れるということが主だったとは思いますが、授業というのは行われているんですか。 89: ◯委員長高橋裕子君) 神田教育部長。 90: ◯教育部長(神田芳樹君) 春日市の取扱いとしては、5月21日学校再開ということで、形態が分散登校ということですから、授業はしていくようにというふうな形にしております。そして、分散を終えて全面再開という部分が、まさに全員が集ってというところでございます。 91: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。西川委員。 92: ◯委員西川文代君) すみません、確認ですけれども、5月21日から授業をしているということですか。 93: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 94: ◯教育部長(神田芳樹君) そのとおりです。 95: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 96: ◯委員西川文代君) コロナウイルスで休校中も、かなりですね、中学校等では自主的にオンラインを始めたところとか、いろいろ多少のですね、やはり学校での違いというものがあったかと思いますが、今回の分散登校、全面再開ということですが、その辺りは春日市として、こういう形で授業をというような統一的なものがあるんでしょうか。それとも、もう学校に任せているという形でしょうか。 97: ◯委員長高橋裕子君) 神田教育部長。 98: ◯教育部長(神田芳樹君) 先週ですね、保護者のほうに通知をした内容がございますので紹介いたします。  これまでの間ですね、臨時休業期間の分で合計40日分授業ができていないという計算でございます。それに対しましてはですね、夏休み、先ほど言ったように少し短くなっておりますし、また秋休み期間を短くするということで13日分補えると。それから、1こまの授業時数をですね、それぞれ小中とも5分短縮し、1日で最大で7時間授業ができるような形で25日分。それだけで、今38日分になっております。  それからあと、学校行事等の精選ということで、2日から5日ぐらいということで40日、もしくは40日を超えるような形になっておりますけれども、そういうふうなことを教育委員会のほうで、学校を通じて保護者のほうにと。あとは、その中でですね、これまで休んでいたときに学習したものとか、オンライン学習とか、そういったもので一定評価ができるものについては、一応文部科学省のほうは、改めて授業をする必要はないと言っておりますけれども、その児童生徒の状況に応じてですね、今申し上げた範囲内でですね、しっかりと学校のほうが対応していくというふうに考えております。 99: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。西川委員。 100: ◯委員西川文代君) ありがとうございました。やはり何か、保護者の方ですね、こういうことですから仕方がないんですけれども、かなりですね、特に受験生とかの方は気にされているところがありましたので、こういうことで、春日市で統一してこの40日分をこうやって補えるということを示していただいたのはありがたいなと思っています。今回は以上です。 101: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。 102: ◯委員(西村澄子君) 先ほどの答弁の中に、出席停止が1%ほどというふうな話がありましたけど、それにおいて、それぞれの理由があるというふうにお聞かせいただきましたけど、不登校の数というんですかね、不登校が増加したというようなおそれがあるというような知らせとか報告とかは聞かれているんでしょうか。 103: ◯委員長高橋裕子君) 神田教育部長。 104: ◯教育部長(神田芳樹君) 現時点では、具体的にそういった形でですね、もともと不登校というのは30日以上ということでございますので、そういった定義と申すよりもですね、これから具体的に全員登校が始まってまいりますので、その中で実態がですね、見えてくるんじゃないかというふうに思います。これまでのような不登校の、まあ、不登校そのものもいろんな要因がございましたけれども、それに、新型コロナに対する不安とかも重なってまいりますので、その実像が見えてくるのはこれからではないかというふうに考えております。 105: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。西村委員。 106: ◯委員(西村澄子君) そのように、これからですね、学校が本当に全面再開させられて、いろいろな子どもたちの変化だとかですね、御家庭の対応の格差とかいうのが、本当にだんだん見えてくるんではないかなというふうに思われます。  その中で、やはり懸念しているのが、子どもたちの昼夜逆転というところがですね。特に中学生に関しては、本当にお考えだとは思うんですけど、不安であるというふうに思っております。ですので、もう本当に大変な中ではあると思うんですが、そういうところもですね、きっと現場のほうで目を光らせていると思うんですけど、不登校のことも含めて、そういう子どもたちの生活リズムの早い確立的なものもですね、授業再開だけに目を向けず、そして先ほど何か学校行事の精選というふうにもありましたけど、そういうところにも、何というんですか、あまりこう学力とか、平常時に戻すことばかり考えなくて、子どもたちの大切な日常のですね、1年間を大切にできるような生活づくりのほうをぜひ考えていただきたいなと思います。これは要望になります。よろしくお願いします。 107: ◯委員長高橋裕子君) 答弁はいいですね。 108: ◯委員(西村澄子君) はい。 109: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 110: ◯委員岩切幹嘉君) この新型コロナウイルス感染の対応で、小中学校の児童生徒が密にならない対応というのはよくしていただいていると思いますが、北九州の例もありますが、感染者が、児童が登校時には熱がない状況で登校して、気づかずに感染が広がっていって、結局、今は3校ぐらい休校になっておりますけれども、これって、学校ではなかなか把握できないというか、数日前は熱があったらしいですが、これは家庭しか分からない状況なんですよね。だから、こういう状況をどうにか防ぐというか、入口で、学校再開に向かってですね、入口で防ぐ、こういうことを視野に入れた対応というのは考えていらっしゃいますでしょうか。 111: ◯委員長高橋裕子君) 今福学校教育課長。 112: ◯学校教育課長(今福保幸君) 当面のところは、やはり登校したときに、登校する際に熱がないかどうか各家庭で確認していただくということと、もし測り忘れた場合は、非接触型の体温計を購入するようにいたしておりますので、それで学校のほうで必ず体温の確認はすると、そこは徹底させていきたいということと、校内の消毒ですね。定期的な消毒、これをしっかり行っていくということだと思っております。それから手洗い、マスクの着用というのは、これまでどおり徹底していくということでしていきたいと思っております。 113: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 114: ◯委員岩切幹嘉君) それは分かるんですが、結局、登校した時点で異常がないと、熱がなければ異常なしという扱いになるんじゃないかと思うんですが、これは何日か前に熱があったという情報が学校に行っていれば、それも含めて対応できるんでしょうけど、もう、いきなり来た児童生徒が、もう熱がないから大丈夫だということになってくると、北九州みたいな例も考えられるんじゃないかと思うんですが、そこら辺の対応を、ちょっと考え方を含んで考えたほうがいいんじゃないかなという気がしますが。 115: ◯委員長高橋裕子君) 今福学校教育課長。 116: ◯学校教育課長(今福保幸君) 先ほど部長のほうが御報告いたしましたように、児童生徒の出席、それから出席停止扱いの状況というのは把握をいたしております、まず。それで、確たるものがない時点で、学校に来るなということはなかなかちょっと言えないと思いますので、児童生徒の健康状況の把握に極力努めながら、それから学校の消毒、それから手洗い、うがい、マスク着用、この辺も徹底させながら取り組んでいきたいと思います。なかなかちょっと難しい問題で、PCR検査をしないと実態というのは分からないけど、それを全員にするということは現実的にできないと思いますので、これまでの対策を徹底していくということで御理解をいただきたいと思います。  また、国からガイドライン等がですね、示されれば、例えば、発熱した後は2週間出席しないようにとか、そういうガイドラインが示されれば、それに沿った対応を徹底してまいりたいと考えております。  以上です。 117: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 118: ◯委員岩切幹嘉君) これは、なかなか見えづらい対応ということで分かりますので、そのためにもやっぱり、家庭というか、それとの情報、子どもたちの情報を共有していただいて、まあ、難しい問題ではありますけれど、それは、現実的に北九州でこういう事態が発生しているという現実がありますので、それを含めてしっかりまた対応していただきたいと思います。答弁は結構です。 119: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 120: ◯委員西川文代君) やはりですね、学校は、長期に休んでいた子どもたちを、こういうコロナ対策をしながら受け入れるということで、かなりですね、先生の方の負担が大きくなっているんではないかなというふうに予想されます。その辺りはですね、先生方の負担軽減ということについて何か考えられていますか。 121: ◯委員長高橋裕子君) 神田教育部長。 122: ◯教育部長(神田芳樹君) まず、教員、あと市費で雇用しているスタッフなどを通じて、どうしても消毒等が非常に必要になってまいりますので、まず、教員の皆さん、まず子どもたちを受け入れると、完全にということで、最大限、一丸となって対応しているという状況がまずございます。 123: ◯委員長高橋裕子君) 今福学校教育課長。 124: ◯学校教育課長(今福保幸君) 消毒ですけれども、一部の製品の場合は、二度拭きが必要だとかということですので、そういったものじゃなくて、一度拭けばいいというものを、なるべく極力購入して対応していきたいというふうに考えております。教員の負担というのは重々心に留めて、対応してまいります。 125: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。迫委員。 126: ◯副委員長(迫 賢二君) 誰もが感染源になり得ることで、学校関係とかは特にその辺を気をつけていると思いますけれど、例えば、感染源になった場合、誹謗中傷、いろんないじめの対象、その辺を何か分散登校のときに徹底して教育するという話を聞いたんですけれど、これは、実際もうされたかどうかをちょっと確認したいんですけど、その後、もしも北九州みたいなことになったら、何かとんでもないことになりそうな気がするんですけど、その辺、徹底されたかどうか、ちょっと確認です。 127: ◯委員長高橋裕子君) 今福学校教育課長。 128: ◯学校教育課長(今福保幸君) コロナウイルス感染症に関する正しい理解、それから、感染した方への差別的な扱いをしないということについては、国のほうから県の教育事務所を通じて通知が来ておりますので、まずはそれを学校のほうに配付をしております。周知に努めている段階で。ただ、どの程度ですね、児童生徒に対して、それらの周知が徹底されたか、あるいは、教育として児童生徒に対する指導がなされたのかといういうところまでは、まだ把握をいたしておりません。今後のことになってくると思っております。  以上です。 129: ◯委員長高橋裕子君) 藤井委員。 130: ◯委員藤井俊雄君) 先ほど説明の中で、40日分の授業ができていないと。それについての対処を部長のほうから説明がありました。このように短期間でですね、40日分を対処していくには、やっぱり人的な補充が必要になってくると思うので、市費臨時職員の雇用とかですね、そういうのが必要になってくるんではないかと思うんですね。そうした場合に、増額補正とかが必要になってくるんだろうと思うので、そういうところがあればどんどんですね、しっかりと計算をして、遠慮なく議会のほうにも出していってですね、職員が困らないように、教職員に無理、負担が行かないように、しっかりと早め早めに対処をしていくように、部長、課長も大変でしょうけれども、その辺、教員に負担が行かないように、事前にですね、どんどんやっていっていただきたいと。こういう、緊急の場合はですね、遠慮なく補正予算を組んでいただいたほうがいいと思います。よろしくお願いします。 131: ◯委員長高橋裕子君) 答弁を求めますか。 132: ◯委員藤井俊雄君) 部長にお願いします。 133: ◯委員長高橋裕子君) じゃあ、答弁お願いします。神田教育部長。
    134: ◯教育部長(神田芳樹君) ありがとうございます。まず、先ほど言ったように、分散登校、それから全面再開と、局面局面がそれぞれに変化しておりますので、先ほどの答弁の中でも、まずは教職員と市のスタッフが一丸となってということでございます。  先ほど北九州市のお話もありました。それぞれの局面で、状況も変化してくると思いますので、必要なものがあればですね、しっかり対応するということが大事かなというのを、議員のお話を聞いてですね、改めて確認をしたところでございます。ありがとうございます。 135: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。 136: ◯委員(西村澄子君) 部活動の再開なんですが、部活動の再開に関しては、6月2日とありますが、通常の部活動が、もう今までどおりに再開するということなのか。例えば、他校との練習試合だとか中体連とか、そういう動きに制限があるのかということを教えていただきたいというふうに思います。 137: ◯委員長高橋裕子君) 神田教育部長。 138: ◯教育部長(神田芳樹君) 先ほどの説明のときにも少し、ちょっと触れましたけれども、段階的にと申し上げました。最初は体を慣らすという程度でということで、大会といいますか、もともと中体連の全国大会、県大会は中止になっておりますし、対外試合、その他そういった試合関係も、少なくとも2週間はしないというところの指針を出しておりますので、各校ともそれに向けてですね、まずは体力づくりからというところで、段階的に進んでいくものと考えております。 139: ◯委員長高橋裕子君) よろしいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 140: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。  三丸地域教育課長。 141: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) それでは(2)の成人式の会場変更について御報告させていただきます。  成人式の会場につきましては、毎年、成人式実施後の報告で、ふれあい文化センターのスプリングホールを使用しておりましたが、こちらのほうの収容人数の関係で、全員入れないということで、いろいろな御意見を頂いておりました。昨年の夏ぐらいから、県のほうとの協議を重ねてまいりまして、今年度の成人式、令和3年1月11日実施予定の成人式につきましては、クローバープラザの大ホールを会場とすることが、確約がとれました。こちらで実施をする予定で準備をしておりますが、こういう現状ですので、現在クローバープラザ、今時点でのクローバープラザ大ホールの収容人数は、あちらが全部で1,116人の収容がありますが、現時点では100名までというふうな制限等も出ています。今後、8月1日以降でも50%ですので、500人程度ですね、そういう制限がかかってまいります。ですので、ちょっと全員を集合させることはなかなか難しいのかなと思いますが、現時点では、クローバープラザの大ホールで実施できるように準備を進めているところです。  こちらにつきましては、6月15日号の市報で、成人式実行委員を募集する記事を掲載します。そこで、会場をクローバープラザに変更するというふうに記載をしております。また、開始時間ですけれども、クローバープラザで実施をするに当たり、これまで行ってました学校ごとの集合写真、こちらを取りやめるように考えておりますので、開始時間を少し遅らせて、10時からだったものを10時30分からの開始で進めていきたいなというふうに考えているところです。  報告は以上になります。 142: ◯委員長高橋裕子君) これについて、予測できないことはちょっと控えていただいて、それ以外で質問があれば。  迫委員。 143: ◯副委員長(迫 賢二君) 今、写真を取りやめということは、写真を撮らないということですか。 144: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 145: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) これまでのような、学校ごとに集まった集合写真は実施しないように考えております。 146: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 147: ◯副委員長(迫 賢二君) そしたら、春日市の独自のプレゼントというか、成人式のお祝いでアルバムを作ってますよね。それもなくなるということですかね。 148: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 149: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 記念品につきましては、また実行委員を集めて、その中で話をしますが、全くなくなるというふうには、今のところ考えてはいません。スナップ写真なり、皆さんが写れるような形でしていきたいなというふうには思っております。集合写真は少し、また時間もかかりますし、施設の状況等もありますので、今回は考え直そうというふうに思っております。 150: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。 151: ◯委員(西村澄子君) 今年度に関してはクローバープラザというふうな考え方、来年度以降は、何か別に考えていらっしゃるというふうな展開なんでしょうか。 152: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 153: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) クローバープラザにつきましては、今現在で通年というか、毎年できますよというふうな県のほうの承諾は得られません。ですので、毎年、特例申請という形で申請をして、そこの中で審査を行いというふうなことになっておりますので、現時点では、来年度、令和3年度の特例申請等の手続には入っております。 154: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。西村委員。 155: ◯委員(西村澄子君) ということは、特例申請を毎年続けて申請をしていくというような解釈でよろしいですか。 156: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 157: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) はい、そのとおりです。 158: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 159: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。  市場地域教育課主幹。 160: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 報告事項の3番、令和元年度市民図書館運営状況及び令和2年度新規事業について御報告いたします。  資料は本日お配りしました、令和元年度春日市市民図書館運営状況とある、A4、3枚の資料となります。  平成30年4月から指定管理者、株式会社図書館流通センターによる市民図書館の運営が行われております。  まず、資料の1ページを御覧ください。  1、利用統計です。令和元年度と、平成30年度を比較した表となります。新型コロナ感染症拡大防止対策として、令和2年3月を臨時休館としたため、4月から2月の11カ月で比較をしております。ほぼ前年と同じ、または減少しているものも中にはございます。毎月、指定管理者から利用状況の報告がございますが、その中で、数値の変化の分析がなされております。月ごとに増減がございますが、入館者数や貸出しについては、8月と2月の数字が落ち込んでおり、その理由として、8月は台風と豪雨の影響で、落雷による停電と空調の故障による臨時休館、移動図書館車の運休などが影響したと考えられます。2月は外出自粛が始まっており、1割以上来館者が少なくなっております。また、移動図書館では天候、特に夏の暑さによる利用者の減少がここ数年続いております。  次に、(7)相談件数についても減少しておりますが、その内訳を御覧いただくと、資料案内が大きく減少しています。その理由として、パソコンなどの機器の普及による予約の方法の変化を大きな要因と考えております。以前は、電話や窓口で職員に本の検索を依頼し、予約をされる方が多かったのですが、ここ数年、自宅からパソコンやスマホなどを使い、御自分で検索、予約入力をされる方が増えており、平成20年度は30%弱だったのが、平成29年度は70%、昨年度は83%の方が御自分で予約をされていらっしゃいます。また、自宅から書庫の本の予約などができるようになったことも利便性を高めており、自宅で予約をし、準備できたものを来館して借りるという方が増えているというふうに分析しております。  次に、2番、利用者アンケートの結果です。利用者満足度、総合的な評価のどちらも高い数値となっております。  次に、3、令和元年度新規事業です。JR春日駅の返却ポストの設置や、春日市調べる学習コンクールの開催などの新規事業が実施され、市民の利便性の向上や読書の推進が図られました。  次に、2ページをお開きください。  令和元年度の市民図書館新規事業について御報告いたします。  1、事業目的です。電子図書館及び郵送貸出しを導入し、在宅での図書館サービスを受けることができるよう、市民の利便性の向上を図ることを目的としております。  2番、事業手法は、指定管理者の提案事業でございます。  3番、事業概要です。(1)電子図書館は、市民図書館のウェブサイト上での電子書籍の貸出しを行うものです。春日市民であれば、どなたでも御利用になれます。なお、利用の際の通信料は利用者負担となります。  次に(2)郵送貸出しです。郵送による図書の個人貸出しを行うもので、市民図書館の利用登録者を対象としています。往復の郵送料は、貸出しを受ける個人の実費負担となります。サービスの開始は6月2日からとなります。3枚目にチラシをつけておりますので、こちらも御覧ください。  地域教育課からの報告は以上です。 161: ◯委員長高橋裕子君) 質疑をお受けします。質疑ありませんか。西川委員。 162: ◯委員西川文代君) 電子図書館の件ですけれども、これは春日市民のみということになっているようですが、通常、春日市民図書館は市外の方でも利用できるかと思いますが、この辺り、市民のみというのには何か理由があるんですか。 163: ◯委員長高橋裕子君) 市場主幹。 164: ◯地域教育課主幹(市場結実君) おっしゃるとおり、通常の本の貸出しにつきましては、市民以外の方、都市圏の住民なども利用できますが、電子書籍につきましては、こちらの電子図書館のシステム契約の中で、市民のみという形での契約となっており、近隣につきましても、こういった形で利用については市民のみとしているところが多いです。 165: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 166: ◯委員西川文代君) あと、郵送のほうですけれども、このゆうパック代、その実費は、本人の方、個人にということですけれども、送ってもらって、返却に関しては、それこそ春日駅のボックスに入れるとか、図書館のところにも外にボックス設置がありますね、そういう形をとっても大丈夫ということですかね。 167: ◯委員長高橋裕子君) 市場主幹。 168: ◯地域教育課主幹(市場結実君) はい、そのとおりです。返却につきましては、郵送以外にブックポストでの返却も可能でございます。 169: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 170: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。高田文化財課長。 171: ◯文化財課長(高田勘治君) 特別史跡水城跡(大土居・天神山)整備基本計画について御説明を申し上げます。  本日、こちらのですね、冊子と概要版、それから、緑色の表紙になっております総務文教委員会教育部文化財課と表紙に記しました資料をお配りしております。こちらに沿って説明をしてまいります。  まず資料のですね、1ページのスライド資料を御覧いただきたいと思います。  特別史跡水城跡(大土居・天神山)整備基本計画は、元年度1年間をかけて作成したものです。大土居・天神山水城跡は、特別史跡水城跡、いわゆる水城、大水城の一部といたしまして、大土居水城跡は昭和49年、天神山水城跡は昭和53年に特別史跡として追加の指定を受けたものです。  スライド2に進みます。  大土居水城跡は、昭和49年の史跡指定の後、昭和52年に指定地内の解説版や園路整備の工事が行われております。また、天神山水城跡は、昭和53年の史跡指定の後、昭和57年から62年にかけて整備が行われました。  こちらはですね、冊子のほう29から34ページにかけまして、これまでのですね、整備の位置図と状況が図や写真などで紹介をしております。また、後ほど御覧いただければと思います。  その後、周囲の宅地化が進みます中、初期の整備から現時点まで35年から40年以上が経過し、破損や老朽化が著しく、一部伐採を行いながらも樹木が繁茂する状況でした。  このため、スライド3にありますとおり、平成27年度に、特別史跡水城跡(大土居・天神山)保存管理計画を策定しまして、史跡地の保存管理の指針を示して、史跡の保存管理や公有地化に着手し、事業を進めてきたところです。  そして、これまでの取組を踏まえまして、スライド4のとおり、今後10年間の史跡保存、活用に関する整備の考え方、手法、整備方針を定めました整備基本計画を策定したものです。  なお、整備基本計画の策定が、今後の両水城跡の整備に当たっての、文化庁、県補助事業の採択要件となります。整備期間は、令和2年度から11年度の10年間を当面の目標とし、これを計画作成から3年間を短期、短期終了から7年間を中期と位置づけて取り組む計画です。  また、中期終了後の10年後に実施が必要と考えられる取組の方向性についても、こちらの冊子のほうのですね、96ページ、一番最後のページになります。最後の、こちらの96ページになりますけれども、こちらにですね、長期スケジュールとして、その取組の方向性を記載しております。一番右端になります。  なお、この整備計画は、今後の社会情勢や市の財政状況等により、適宜計画の見直しを行ってまいりたいと考えております。  スライドの5を御覧ください。  整備基本計画では、大土居・天神山水城跡の史跡地の価値として、5点を上げております。特に、イの太宰府都城の外郭線の一角として位置づけられるなどの新たな価値が高まっておりますし、また、ウのとおり、土塁を築く版築工法、外堀への通水施設の木樋などの技術は、これまでの発掘の成果として明らかになっております。こちらは、冊子の25ページにですね、詳しく詳細を紹介しております。  スライド6を御覧ください。  整備基本計画の策定に当たりましては、住民座談会を2回開催いたしました。活動内容などは、冊子は24ページに記載しております。また、パブリックコメントも実施したところですが、市民の方からの御意見はございませんでした。  資料の2ページをお開きください。  スライドの7になります。  このような住民座談会などの市民の皆様から頂いた意見や、史跡の現状などから、整備計画の策定に当たり、検討課題をここに上げております4点としまして、それを踏まえて、スライド8にあるとおり、整備基本計画では、整備と活用について四つの基本方針を示しております。概要版の3ページ、それから、冊子のほうの62ページにですね、この基本方針の詳細を示しておるところです。このような基本方針を示しまして、様々な魅力を持ちます史跡の活用を目的とした計画を策定したものです。  それでは、今後どのように両水城跡を整備していくのか、事業のスケジュールについて説明します。  スライドの4で述べましたとおり、本整備計画では、期間を10年として、これを短期と中期に分けて取り組むこととしております。  スライドの9から12の順で説明をしてまいります。また、本日お配りしています説明資料の3ページになります。スライドの次のページ、3ページです。それから、4ページが両水城の整備計画の概要、それから、資料の5ページに整備活用事業スケジュールを、これは冊子の内容をもう一度再掲したところなんですが、示しております。こちらに示しております1)から5)の番号は、同じ事業箇所に同一番号を記載しておりますので、併せて御覧いただければと思います。  スライドの9を御覧ください。  短期、令和2~4年度においては、両水城跡の保存や安全性の確保に必要な緊急性が高い箇所の整備に着手する計画です。  まず、大土居水城跡の短期の整備概要について説明します。  具体的には、1)から2)ですね。1)西側土塁ゾーン、2)東側土塁ゾーンの整備を図ります。  説明資料3ページ、5ページの大土居水城跡の1)と2)の箇所になります。  1)の西側土塁ゾーンについては、説明資料の左下のイメージのような整備を行うようにしております。こちらに、3ページの左下ですね、こちらのイメージ図のような整備を行う予定です。本年度は、国の補助を受けまして、樹木の伐採と発掘調査を行います。また、2)東側土塁ゾーンについては、令和4年度までに擁壁を改修し、一層の安全確保を図ってまいります。  次に、スライドの10を御覧ください。  大土居水城跡の中期、令和5~11年度においては、まず、具体的には、東側、3)から5)になっております。3)の東側土塁ゾーンの北西側、4)の丘陵ゾーン、5)の東側土塁ゾーンの南西側の整備を行ってまいります。  説明資料3ページと5ページのそれぞれの3)4)5)がこれに当たります。  まず、3)の東側土塁ゾーンについては、令和6年度以降、保護整備を目指した樹木伐採、土塁の保護・整備を計画しております。また、4)丘陵ゾーンについては、令和7年度から、視点場からの眺望を考慮しました樹木伐採や改修などを行う計画です。また、5)の東側土塁ゾーンについては、土塁の保護整備、サインの設置などを行う計画です。  次に、スライドの11を御覧ください。  天神山水城跡の短期整備計画の概要です。天神山水城跡の短期については、1)南側の土塁ゾーン、2)丘陵ゾーンの整備を図ります。  説明資料の、今度は天神山ですので、こちらの4ページになりますが、こちらの1)と2)になります。  1)南側土塁ゾーンについては、指定地の追加と公有地化をですね、令和3年度を目途に進める計画です。また、2)丘陵ゾーンについては、樹木伐採を計画的に行ってまいります。  次に、スライドの12を御覧ください。  天神山水城跡の中期の整備概要です。天神山水城跡の中期については、3)から5)になります。
     3)西側土塁ゾーン、4)東側土塁ゾーン、5)丘陵ゾーンについて整備を図る考えです。  説明資料のですね、4ページ、5ページの天神山の箇所の3)から4)、5)の箇所になります。  3)の西側土塁ゾーンについては、説明資料4ページのですね、こちらの右下のイメージ図のような土塁の保護整備を行う計画です。また、4)東側土塁ゾーンについては、土塁の保護整備を行う予定です。また、5)の丘陵部分については、視点場としての眺望を考慮しました伐採や解説板を設置する計画となっております。  また、今後はですね、これらの計画的な整備と併せまして、ソフト事業といたしまして、こちらの説明資料5ページの下4行目になります。水城跡の解説や環境整備など、様々な形でですね、御協力いただくボランティアの方の育成、支援や、両水城の史跡指定50年を捉えた講演会やシンポジウムなどの記念イベントを行うよう計画しております。計画のですね、着実な実施を通しまして、史跡地の価値を次世代にしっかり継承してまいりますとともに、事業の進捗に応じたPDCAサイクルを取り入れ、長期的展望の中でですね、事業を推進していくことが重要であると考えております。  説明は以上です。 172: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。  岩切委員。 173: ◯委員岩切幹嘉君) 非常にすばらしい計画で、今まで春日市も、弥生時代の遺跡、遺物は類に見ないぐらい、たくさん出てきているんですが、やはり目に見えないというのがなかなか難しかったですね。今回は水城跡ということで、この目に見えることをきっかけにして、さらにまた弥生時代のほうにつないでいけるような大きなきっかけになるかと思いますが、こういう、整備計画の裏づけがあるということは、予算化の説得力も出てくるかと思いますが、この中で、ダイナミックなですね、行政区を超えての計画もあるみたいなんですが、こうなると、他市との足並みというのが物すごく大事になってきますが、そこら辺の進捗状況というのはどういうふうになってるんでしょうか。 174: ◯委員長高橋裕子君) 高田文化財課長。 175: ◯文化財課長(高田勘治君) 現時点でですね、正直申し上げまして、春日市の大土居水城跡、天神山水城跡はちょっとハード的な整備はこれからということで、他市、太宰府市さん、大野城市さんはこちらの冊子にも紹介しておりますけれども、整備をされたところもございます。そこで、今後ですね、様々な形でPRを進めていく中では、こちらの概要版の最後のページにですね、公開活用計画としておりますけれども、そういう形で、太宰府市さん、大野城市さんの整備された箇所と、私どもが今後整備してまいります両水城跡を、水城巡りの道といったような形でですね、皆様方に他市との連携もしながらですね、PRに努めていきたいというふうに考えております。  以上です。 176: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 177: ◯委員岩切幹嘉君) ぜひとも、この計画が頓挫しないようにですね、また、計画が縮小にならないように、しっかりした説得力を持って、これだけの整備計画ができましたので、あとは熱意で予算を勝ち取っていただいて、進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。 178: ◯委員長高橋裕子君) 答弁はいいですか。はい。西川委員。 179: ◯委員西川文代君) 10年間の計画ができたということですけれども、この計画を立案するに当たり、予算的なことというのは考慮に入れながら、何でしょうか。例えば、短期で3年間に行うもの、本年度から3年間で行うものに関しては、安全性とかですね、緊急性の高い箇所の整備ということなので、これはどうしても必要不可欠なのかなというふうに思ったりしますが、その辺り、予算的なこと、また国からの補助金等も含めて、春日市の単独でどのくらいとかそういうところをもうちょっと教えてください。 180: ◯委員長高橋裕子君) 高田文化財課長。 181: ◯文化財課長(高田勘治君) 今御指摘いただきましたとおり、まず、この短期については緊急性が高いものについて整備していくということにしておりますので、国のですね、補助も活用しながら、必要な場合には市の持ち出しも含めてですね、実効性の高い取組を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 182: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 183: ◯委員西川文代君) この短期に関して、この3年間のものに関して、はっきりは分からないかもしれませんけれども、全体でどのくらいの予算、そして単費ではこのくらいだとかいう、そういうところというのは算出はされてるんですか。 184: ◯委員長高橋裕子君) 高田文化財課長。 185: ◯文化財課長(高田勘治君) なかなか計画時点では、算出はしておりますが、金額となりますと、なかなかこう、ここでですね、御説明申し上げるほどの、まだ詰めた検討というのはしておりませんが、基本的に用地購入については、国は80%、それから整備事業については、事業費の50%の補助がございますので、それらを効果的に活用していきたいというふうに考えております。  以上です。 186: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。藤井委員。 187: ◯委員藤井俊雄君) 今日説明がありましたこの水城というのはですね、私のような無知な人間でもですね、小学校の社会科で習ってますし、もちろん皆さん御存じのように、弥生時代の岡本遺跡と並んで、この春日市がですね、やっぱり日本全国の皆さんが知っている史跡の代表たるものだと思うんですね。ここの議員全員が、今後、町おこしにおいてもですね、この二つの史跡を大事にしながら春日市をアピールしていく、代表的な史跡として大事にしていっていただきたいというのは、もうみんな共通の思いでありますので、ぜひ、この二つの遺跡を担当課、また部としてですね、大事にしていきながら、他市とともに連携をとってですね、福岡県、そして国の大事な遺跡として育てていっていただきたいというふうに思っておりますので、ぜひ、国からもたくさんのお金をね、引き出しながら、また、しっかりとしたものに形づくっていただきたいという、すみません、思いだけを述べさせていただきました。よろしくお願いします。  以上です。 188: ◯委員長高橋裕子君) 答弁はいいですか。 189: ◯委員藤井俊雄君) はい、結構です。 190: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 191: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。  高田文化財課長。 192: ◯文化財課長(高田勘治君) 引き続きまして、春日市指定文化財の指定について説明いたします。  資料はですね、こちらの緑色の表紙の6ページ以降になります。  まず6ページをお開きください。  こちらが指定の一覧になります。指定名称の1行目、奴国の青銅器官営工房と称されます1行目が、須玖岡本遺跡坂本地区から出土いたしました青銅器、ガラス製品生産関連遺物や青銅器、土器類などの72点と、その下の行、こちらは最高級の青銅器鋳型が多数出土といたしました須玖タカウタ遺跡の青銅器生産に関連する遺物や土器類137点の合計209点について、春日市文化財保護条例第4条第3項の規定によりまして、春日市文化財専門委員の意見を踏まえ、同条例第4条第1項の規定に基づきまして、令和2年2月21日に、春日市におきまして、春日市有形文化財の指定を行いましたので、報告をいたします。  いずれもですね、弥生時代の遺物でして、資料の10ページを御覧いただけますでしょうか。  こちらは新聞の紹介記事になりますけれども、上段の写真は、すみません、ちょっとコピーで見えにくくなっておりますけれども、坂本地区から出土した、一度に49個の銅鏃、矢尻をですね、つくることができる、これは鋳型です。あるいは、下段の写真は、須玖タカウタ遺跡から出土した銅戈の土製鋳型などがこの中には含まれております。  また、本日お配りしております資料の8ページ、9ページの両面にはですね、須玖岡本遺跡の坂本地区と須玖タカウタ遺跡の出土品の概要説明の資料をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。  市の指定は平成18年以来14年ぶりとなるもので、また、今回指定されました出土品は文化財専門委員からも、将来的には国の重要文化財にもなり得るものという御意見も頂いておるところです。  本日、説明資料の最後のページ、13ページにですね、ただいま紹介した出土遺物を加えた現時点でのですね、文化財の指定の状況一覧をつけております。なお、指定されました出土品につきましては、8月1日から資料館におきまして展示する予定となっております。  説明は以上です。 193: ◯委員長高橋裕子君) 質疑をお受けします。質疑ありませんか。  岩切委員。 194: ◯委員岩切幹嘉君) この文化財指定にして、これは市民の方々に、やっぱり具体的な興味が湧くようなですね、活用工夫をしてもらいたいんですが、特に弥生時代というのは紀元前の3世紀頃まで、合わせると600年あるんですね。だから、長い600年の中で、前期のここら辺の時代だとか、中期のここら辺とかいうのがなかなか伝わらない。どっちかと言えば、物ばかりが脚光を浴びて、その時代背景をですね、何か工夫してやってくると、市民の方々も、全体的な歴史感も興味が湧いて分かりやすくなるのかと思いますが、この辺で、今後工夫できるようなことを考えていただければと思いますが、いかがですかね。 195: ◯委員長高橋裕子君) 高田文化財課長。 196: ◯文化財課長(高田勘治君) 今御意見を頂きましたことも踏まえましてですね、市民の方により伝わりやすい紹介なりですね、には努めていきたいというふうに考えております。 197: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 198: ◯委員岩切幹嘉君) 特に弥生時代というのはソフト面なんですよね。水城というのはもう、時代は600年ですから、まあ、形が残りやすいことですけど、弥生時代というのはどうしても埋め戻しもありますから、出てきて。だから、想像力をいかに皆さんに持っていただくかということで、ぜひともそこを工夫していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 199: ◯委員長高橋裕子君) 答弁はいいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 200: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。  神田教育部長。 201: ◯教育部長(神田芳樹君) すみません。先ほどの報告事項の中の成人式の会場変更の課長答弁の中で、修正がございますので、よろしいでしょうか。 202: ◯委員長高橋裕子君) お願いします。三丸地域教育課長。 203: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) すみません、2点ほど修正、発言を取消しさせていただき、修正させていただきたいと思います。  クローバーブラザーの使用人数のところで、8月1日以降、50%になって500人というふうな説明をさせていただきましたが、これはクローバープラザから正式に出ているものではなく、すみません、新聞報道等で私どもが目にしたものをそのまま当てはめて発言したものですので、取消しをさせていただいて、状況に応じて実施方法を検討するという形にさせていただきたいと思います。  もう一つ2点目です。次年度以降のクローバープラザの使用について、特例申請という言葉を使いましたが、こちらのほうも正式な言葉ではなく、県との事前協議によって所要の手続をしていくということになりますので、発言を取り消して訂正をさせていただきたいと思います。 204: ◯委員長高橋裕子君) では、そのようにいたしたいと思いますので、よろしいですか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 205: ◯委員長高橋裕子君) では、続いての説明をお願いいたします。藤井教務課長。 206: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、その他になりますが、本日ですね、お手元にお配りさせていただいております令和2年度学校職員配置表、こちらを、ちょっとお手元で御覧いただいてもよろしいでしょうか。  こちら、令和2年4月1日付の各小中学校の職員配置表でございます。校長、教頭の氏名の下にそれぞれ下線が引いてあるところがあるかと思いますが、そちらが新たに着任した校長、教頭となっております。  こちらの学校職員配置表についての説明は以上でございます。 207: ◯委員長高橋裕子君) この件について質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 208: ◯委員長高橋裕子君) ないですね。それでは、続いてありますか。  今福学校教育課長。 209: ◯学校教育課長(今福保幸君) 学校教育課のほうからは、令和2年度の児童生徒数として、令和2年5月1日現在の児童生徒数、A4横の表をお配りしております。後ほど内容を御確認いただければと思います。  以上です。 210: ◯委員長高橋裕子君) 何か質疑ありますか。よろしいですね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 211: ◯委員長高橋裕子君) では、神田教育部長。 212: ◯教育部長(神田芳樹君) 教育部からの説明は以上でございます。 213: ◯委員長高橋裕子君) それでは、教育部からの議会閉会中の調査事件及び報告をこれで終了いたします。  執行部の方が退席されますので、暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時40分                 再開 午後2時41分                ──── ─ ──── ─ ──── 214: ◯委員長高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  その他、皆様から何かございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 215: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、以上で本日の総務文教委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後2時42分...