春日市議会 2020-03-18
令和2年市民厚生委員会 本文 2020-03-18
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
39:
◯委員長(
内野明浩君)
討論なしと認めます。これをもって
討論を終結いたします。
それでは、第21
号議案について
採決を行います。本
議案について
原案のとおり可決することに
賛成の
委員の
挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
40:
◯委員長(
内野明浩君)
全員賛成であります。よって、第21
号議案については
原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第22
号議案「
令和2
年度春日市
介護保険事業特別会計予算について」を
議題といたします。
これより
討論に入ります。
第22
号議案に対し、
討論はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
41:
◯委員長(
内野明浩君)
討論なしと認めます。これをもって
討論を終結いたします。
それでは、第22
号議案について
採決を行います。本
議案について
原案のとおり可決することに
賛成の
委員の
挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
42:
◯委員長(
内野明浩君)
全員賛成であります。よって、第22
号議案については
原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第23
号議案「
令和2
年度筑紫地区介護認定審査会事業特別会計予算について」を
議題といたします。
これより
討論に入ります。
第23
号議案に対し、
討論はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
43:
◯委員長(
内野明浩君)
討論なしと認めます。これをもって
討論を終結いたします。
それでは、第23
号議案について
採決を行います。本
議案について
原案のとおり可決することに
賛成の
委員の
挙手を求めます。
〔
賛成者挙手〕
44:
◯委員長(
内野明浩君)
全員賛成であります。よって、第23
号議案については
原案のとおり可決することに決定いたしました。
以上で
市民厚生委員会に付託されました各
議案の
採決は終了いたしました。
これより
休憩に入り、
委員長報告案の作成を行いたいと思いますが、
報告案の中に特に付記しておきたいことはありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
45:
◯委員長(
内野明浩君) それでは、
委員長報告案を作成いたします。
ここで暫時
休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午後1時34分
再開 午後3時23分
──── ─ ──── ─ ────
46:
◯委員長(
内野明浩君)
再開いたします。
お手元に案文を配付いたしております。ただいまから読み上げますので、御指摘のほどお願いいたします。
それでは、読ませていただきます。
市民厚生委員会委員長の
内野明浩です。
本
定例会において付託を受けました
議案のうち、
さきに
審査結果を
報告し、議決された
補正予算議案を除く
人事案件2件、
条例案件3件及び
予算案件4件について
市民厚生委員会の
審査結果の
報告をいたします。
初めに、第3
号議案「
春日市
固定資産評価員の
選任について」であります。本案は、
春日市
固定資産評価員後藤俊介氏が
令和元年12月23日付で退任したことに伴い、その
後任として
佐々木康広氏を
選任することについて
地方税法第404条第2項の
規定により
市議会の同意が求められたものであります。
採決の結果、
全員賛成により、
原案に同意することにいたしております。
次に、第4
号議案「
人権擁護委員の
候補者の
推薦について」であります。
当案は
人権擁護委員の
任期満了に伴い、その
後任委員の
候補者として、
酒勾晴美氏を
推薦することについて
人権擁護委員法第6条第3項の
規定により
市議会の
意見が求められたものであります。
審査の
過程において、
委員から、
候補者の
推薦に当たり、
年齢制限や
更新回数などの
要件はあるのかとの
質疑が出され、
執行部から、
年齢の
要件は市町村が法務大臣に対して
候補者を
推薦するよう、
基準日として、新任であれば68歳以下、再任であれば75歳未満である、また
更新回数には特に
要件はないとの
説明がなされました。
採決の結果、
全員賛成により
原案に同意することにいたしております。
次に、第5
号議案「
春日市
印鑑条例の一部を
改正する
条例の
制定について」であります。
改正の
内容は、国における
成年被
後見人の権利の
制限にかかわる処置の
見直しを踏まえ、
印鑑の
登録をすることができる者の資格に関し、所要の
規定の
整備を図るものであります。
審査の
過程において、
委員から、
意思能力の
有無は誰がどのような
基準に基づき判断するのかとの
質疑が出され、
執行部から、
意思能力の
有無は判断できない、今回の
改正は、今まで
成年被
後見人は一律に
印鑑登録ができないとの
規定があったが、
成年被
後見人が
後見人と同行することで
意思能力を有するものと認められ、
印鑑登録ができるようになるものであるとの
説明がございました。
採決の結果、
全員賛成により
原案を可決することにいたしております。
次に、第9
号議案「
春日市
国民健康保険税条例の一部を
改正する
条例の
制定について」であります。
改正の
内容は、
国民健康保険の適正な
運営を確保するため
国民健康保険税の
税率を改定するものであります。
審査の
過程において、
委員から、現行の
保険税率を段階的に
標準保険税率に近づけていくとの
説明であったが、あと何年後を想定しているのかとの
質疑が出され、
執行部から、できれば
令和3
年度には
標準保険税率に近づけたいと考えているとの
説明がなされました。
また、
委員から、本
年度末の
納付金等支払準備基金の
残高は幾らなのかとの
質疑が出され、
執行部から、2億8,439万2,000円であるとの
説明がなされました。
また、
委員から、
納付金等支払準備基金の
状況によっては
保険税率を毎
年度改定していく
可能性もあるのかとの
質疑が出され、
執行部から、
基金の
状況次第ではあるが、
標準保険税率と本市の
税率に乖離が出た場合は、毎
年度の改定もあり得ると伝えている。ただ、被
保険者の
負担も考慮し、
基金の運用、
医療費の
伸び等を勘案しながら考えていきたいとの
説明がなされました。
採決の結果、
全員賛成により
原案を可決することにいたしております。
なお、9
号議案については
附帯決議案が出されました。
採決に当たり、
委員から
反対の
立場で
附帯決議案の
内容はできるところから順次やっていくという
執行部からの
答弁がなされております。一日も早くとの
附帯決議でありますが、
体制を整えるに当たっては、人の
整備、人事的な
配置などの
兼ね合いもありますので、
執行部が示している
令和4
年度は妥当な時期ではないかとの
討論がなされました。
また、
委員から、
賛成の
立場で、
高齢者の
保険事業と
介護予防の一体的な
実施を早くやるべきである、
審査の中で
令和4
年度の
目標に時間的な
余裕はなく、一日も早くこの
事業に全庁的な
取り組みが必要であり、当
委員会としてもさまざまな
提案を行い、
執行部とともに方向性を見出すべきものであるとの
討論がなされました。
採決の結果、
賛成多数により
附帯決議案を可決しております。
以下、
附帯決議について申し上げます。
第9
号議案「
春日市
国民健康保険税条例の一部を
改正する
条例の
制定について」に対する
附帯決議。
福岡県が示す
標準保険税率を考慮すれば、
改正の
趣旨は理解できるが、
標準保険税率の区分から、
基礎課税額いわゆる
医療分にかかわる
部分よりも
後期高齢者支援金等課税額や
介護納付金課税額にかかわる
部分の
割合が大きく、また、
令和2
年度に関しては、
繰入金である
国民健康保険事業費納付金等支払準備基金繰入金を約2億4,800万円
予算措置されるものの、その後の
基金残高を考えると、今後、
国民健康保険の
事業運営については十分
検討する必要がある。
春日市
医療費等適正化推進委員会において、
施策の
検討、
評価及び
見直しが
実施されているが、今後は、全庁的な
取り組みとして、
国民健康保険事業の安定的な
運営を確保するため、一日も早く
高齢者の
保健事業と
介護予防の一体的な
実施を求めるものである。
以上のとおりであります。
次に、第10
号議案「
春日市
手数料条例の一部を
改正する
条例の
制定について」であります。
改正の
内容は行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部
改正による個人番号の通知カードの廃止に伴い、当該通知カードに係る
手数料を廃止するものであります。
採決の結果、
全員賛成により
原案を可決することにいたしております。
次に、第20
号議案「
令和2
年度春日市
国民健康保険事業特別会計予算について」であります。
歳入歳出
予算の総額はそれぞれ98億3,571万2,000円となり、前
年度比で1億8,455万9,000円、率にして1.9%の増となっております。
審査の
過程で、歳入について、
委員から、特別交付金
保険者努力支援分のポイント換算はよい点数を取っているが、このあたりが上限であるのかとの
質疑が出され、
執行部から、本市は県内の全市町村の中で中間あたりである、国は特定健診の受診率などのポイントを高く見ているので、その
部分のポイントは上がらない、加えて赤字補填によりマイナス査定にならないようにしていきたいとの
説明がなされました。
また、歳出について、
委員から、特定健康診査の受診率は何%なのかとの
質疑が出され、
執行部から、平成30
年度の受診率は27.4%、県内54位である、保健指導率は54.1%、県内41位であるとの
説明がなされました。
また、
委員から、ジェネリックを使用している
割合と、その効果について
質疑が出され、
執行部から、ジェネリックの使用
割合は76%であり、その効果は月で2,300万円程度、年間に換算すると2億円程度の効果があるとの
説明がなされました。
採決の結果、
全員賛成により
原案を可決することにいたしております。
次に、第21
号議案「
令和2
年度春日市
後期高齢者医療事業特別会計予算について」であります。
歳入歳出
予算の総額はそれぞれ14億4,597万円となり、前
年度比で1,325万7,000円、率にして0.9%の増となっております。
審査の
過程で、
委員から、後期
高齢者医療
事業の中には65歳以上で寝たきりの
高齢者も対象になっていると思うが、対象者は何人なのかとの
質疑が出され、
執行部から、65歳以上で一定の障害がある方が対象となり、
令和元年9月現在で422名であるとの
説明がなされました。
また、保険料の特例の軽減措置について、
委員から、制度本来の7割軽減措置に近づけるため
見直しを図っているとの
説明であったが、おおむね7割軽減措置に近づいたのかとの
質疑が出され、
執行部から、7割軽減が本来の形であるが、制度開始当初から2割及び1.5割の軽減の上乗せを行っていた、今
年度から徐々に
見直しを図り、
令和3
年度までに原則全ての方が7割軽減となるとの
説明がなされました。
採決の結果、
全員賛成により
原案を可決することにいたしております。
次に、第22
号議案「
令和2
年度春日市
介護保険事業特別会計予算について」であります。
歳入歳出
予算の総額はそれぞれ69億5,078万1,000円となり、前
年度比で3,185万、率にして0.5%の減となっております。
審査の
過程において、債務
負担行為について、
委員から、新設される
地域包括支援センターの方向性は決まっているのかとの
質疑が出され、
執行部から、
地域包括支援センターの業務が多岐にわたるので、引き継ぎの時間を十分とりながら、まずは三つの
地域包括センターがなるべく早い時期に同じ業務力を持てるように注力したいとの
説明がなされました。
また、
委員から、本市の考え方として、これからは特に
介護予防事業に力を向けていくのかとの
質疑が出され、
執行部から、
介護予防事業は大事なところである、軽度者が重度者にならないよう、また普通の人が介護状態にならないようにと考えているとの
説明がなされました。
また、
委員から、
高齢者数が伸びている
状況の中で、居宅介護・予防サービス計画費が前
年度と比べて減額になっている
理由は何かとの
質疑が出され、
執行部から、
高齢者数に関しては推計の伸び数と実数の開きが当初
予算編成時に比べると、
令和元年度が大きかったことが原因であるとの
説明がなされました。
続けて、
委員から、
令和元年度だけの見込みが大きくて
令和2
年度の見込みは大きくないのかとの
質疑が出され、
執行部から、
令和元年度は消費税増税の影響による給付費の伸びが見込みづらく、全体に見込みが大きくなった。
令和2
年度の見込みは
令和元年度決算見込み額まで考慮し、算出している。ただ、給付費の不足によりサービスが提供できなくなることが一番の問題であるので、その点を考慮しながら給付費の見込みを算出しているとの
説明がなされました。
また、
委員から、介護給付費準備
基金の
残高は幾らなのか、また、
基金としては十分であるとの認識であるのかとの
質疑が出され、
執行部から、
基金の
残高の
令和2
年度末見込み額は8億1,309万円である、また
基金としては十分にあるとの
説明がなされました。
採決の結果、
全員賛成により
原案を可決することにいたしております。
次に、23
号議案「
令和2
年度筑紫地区介護認定審査会事業特別会計予算について」であります。
歳入歳出
予算の総額はそれぞれ1億2,452万4,000円となり、前
年度比で4,405万4,000円、率にして55%の増となっております。
委員会では
予算資料等をもとに慎重に
審査いたしました。
採決の結果、
全員賛成により
原案を可決することにいたしております。
以上で、
市民厚生委員会の
審査結果の
報告を終わります。
それでは、
休憩に落としてください。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午後3時44分
再開 午後4時30分
──── ─ ──── ─ ────
47:
◯委員長(
内野明浩君)
再開いたします。
調整を行いたいと思います。いかがでしょうか。
米丸委員。
48:
◯委員(
米丸貴浩君) 9ページの上から3行目まで、受診率について、それから保健指導についてのポイントの
説明を受けておりますが、これを聞いたのは、受診率向上のための一つとして、現行の集団検診にかかわる予約制度の
見直しを図るべきではないかという
質疑をしたかと思います。これに対する
答弁も、やはり
見直しは必要だということをたしか
答弁をいただいておりますので、この数字を受けて集団検診の予約に関するところの
質疑と
答弁を入れていただければと思います。
この案文については、
委員長のほうで議事録を確認していただいて、文言を入れていただければと考えますが、いかがでしょうか。
49:
◯委員長(
内野明浩君) はい。この
部分については、私にお任せいただけますでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
50:
◯委員長(
内野明浩君) よろしくお願いします、続きまして。
米丸委員。
51:
◯委員(
米丸貴浩君) 次は11ページ、一番下の行です。「また、普通の人が介護状態にならないようにと考えている」との文章がありますけれども、普通の人というのはどういう方かというのをもう少し明確にする必要があるかと思います。介護ですので、「介護状態でない人が介護状態に陥らないように」という表現ではいかがでしょうか。
52:
◯委員長(
内野明浩君) どうでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
53:
◯委員長(
内野明浩君) 訂正させていただきます。
54:
◯委員(
米丸貴浩君)
委員長、引き続きよろしいでしょうか。
55:
◯委員長(
内野明浩君)
米丸委員。
56:
◯委員(
米丸貴浩君) それから13ページ、上から4行目、
基金としては十分であるとの認識であるのかと、「ある」との文言が続きますので、後半の「十分であるとの認識でよいのか」にまず変えていただきたい点が1点。そのさらに3行目下に、「また、
基金としては十分にある」という断定形になっておりますので、この
部分に関しましては、「十分と考えている」という表現のほうが適切ではないかと考えますが、お諮りください。
57:
◯委員長(
内野明浩君)
皆さん、どうでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
58:
◯委員長(
内野明浩君) 訂正させていただいきます。
以上のところを訂正させていただきまして、文章の表現は、軽微な修正につきましては
委員長一任ということで訂正させていただきますんでよろしいでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
59:
◯委員長(
内野明浩君) よろしくお願いいたします。
それではこれをもちまして
委員長報告案の調整を終わります。
その他、
委員のほうから何かございませんでしょうか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
60:
◯委員長(
内野明浩君) 以上で本日予定されておりました日程は全て終了いたしました。
次回の
委員会は3月19日(木)午前10時からの議会
運営委員会終了後、閉会中の調査事件の調査となっております。これをもちまして本日の
市民厚生委員会を散会いたします。どうもお疲れさまでございました。
──── ─ ──── ─ ────
散会 午後4時34分...