• 附帯決議(/)
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  1. 春日市議会 2020-03-18
    令和2年市民厚生委員会 本文 2020-03-18


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時59分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長内野明浩君) ただいまから市民厚生委員会開議いたします。  本日予定しております議案採決の前に、執行部から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。金堂健康推進部長。 2: ◯健康推進部長金堂円一郎君) 健康推進部であります。おはようございます。  貴重なお時間を割いていただいて、申しわけございません。本日は、第22号議案令和年度介護保険特別会計予算の中の質疑の中で雑入の関係がありましたので、済みません、お時間をいただきます。  では、課長のほうから説明をいたさせます。 3: ◯高齢課長(武末竜久君) 2万円と介護予防日常生活総合支援以外の雑入1,587万9,000円の内訳につきましては、きょうお配りしている資料の真ん中あたりに記載してあるとおりとなっております。  Fの事務系についての雑入については8万5,000円が雑入の分の金額となっております。また、雇用保険本人負担金会計年度任用職員に係るもので、その金額についても予算の性質上、それぞれの業務を担う事業費箇所で計上されますので、これも3カ所に分かれて記載されていることとなっております。それぞれアの雑入、イの雑入、ウの雑入と3カ所書いてありますが、それぞれの横の1)から5)までを合計しますと、上の表の雇用保険本人負担金分の12万2,000円の合計に合うというところです。  ちなみにですね、Fの事務系のところの欄は、全部で35万8,000円になっております。そのうちの8万5,000円分が雑入です。そのほかには手数料18万円分が、392ページ預金利子9万3,000円分が404ページに掲載されております。これでFの事務系金額雑入金額内訳が合計していただければ合いますので。済みません、説明のときにここまで、なかなか振り分けが理解できなかったので、ちょっと時間いただきました。  済みません、ありがとうございました。 4: ◯委員長内野明浩君) よろしいですか。  それでは、執行部退席のため暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時09分                 再開 午前11時10分                ──── ─ ──── ─ ──── 5: ◯委員長内野明浩君) 休憩前に引き続き委員会再開いたします。  次に、令和元年度の補正予算議案4件を除く議案9件について審査のまとめを行います。各議案について執行部に確認しておきたい事項があれば、お受けいたします。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    6: ◯委員長内野明浩君) それでは、これより各議案につきまして討論をお受けした後、直ちに採決を行いたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 7: ◯委員長内野明浩君) 御異議なしと認めます。  まず初めに、第3号議案春日固定資産評価員選任について」を議題といたします。  これより討論に入ります。  第3号議案に対し討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8: ◯委員長内野明浩君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  それでは第3号議案について採決を行います。  本議案について同意することに賛成委員挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 9: ◯委員長内野明浩君) 全員賛成であります。よって、第3号議案については同意することに決定いたしました。  次に、第4号議案人権擁護委員候補者推薦について」を議題といたします。  これより討論に入ります。  第4号議案に対し討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10: ◯委員長内野明浩君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  それでは、第4号議案について採決を行います。  本議案について同意することに賛成委員挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 11: ◯委員長内野明浩君) 全員賛成であります。よって、第4号議案については同意することに決定いたしました。  次に、第5号議案春日印鑑条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  これより討論に入ります。  第5号議案に対し討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 12: ◯委員長内野明浩君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  それでは、第5号議案について採決を行います。  本議案について原案のとおり可決することに賛成委員挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 13: ◯委員長内野明浩君) 全員賛成であります。よって、第5号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第9号議案春日国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  これより討論に入ります。  第9号議案に対し討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14: ◯委員長内野明浩君) ないようでございます。  それでは、第9号議案採決を行います。  本議案について原案のとおり可決することに賛成委員挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 15: ◯委員長内野明浩君) 全員賛成であります。飯田委員。 16: ◯委員飯田浩昭君) ただいまの第9号議案に関しまして、附帯決議案の動議をさせていただきます。 17: ◯委員長内野明浩君) どうですか、皆さん附帯決議案の動議が出ましたが、皆さんどうですか。よろしいですか。                 (「委員会動議は一人で成立しますので」と発言する者あり)  動議についての説明を、委員、お願いいたします。 18: ◯委員飯田浩昭君) 今回の条例改正は、国民健康保険の適正な運営を確保するために保険税率を改定するものである。福岡県が示す標準保険税率を考慮すれば、改正趣旨は理解できるものであるが、標準保険税率の区分から見てみると、基礎課税額いわゆる医療分にかかわる部分よりも後期高齢者支援金等課税額介護納付金課税額にかかわる部分割合が大きいこと、また、令和年度に関しては、繰入金である国民健康保険事業費納付金等支払準備基金繰入金を約2億4,800万円予算措置されるものの、その後の基金残高を考えると、今後、国民健康保険事業運営については十分検討する必要があると思われる。  春日医療費等適正化推進委員会において、施策検討評価及び見直し実施されていると思うが、今後は全庁的な取り組みとして、国民健康保険事業の安定的な運営を確保するため、一日も早く高齢者保健事業介護予防の一体的な実施を求めるものである。  以上です。 19: ◯委員長内野明浩君) ただいま、飯田委員のほうから提案理由を述べられました。  それでは、討論に入りたいと思います。御意見のある方、よろしくお願いいたします。  米丸委員。 20: ◯委員米丸貴浩君) 附帯決議案に賛成立場から討論を行わせていただきます。  先ほど説明にありましたように、1点は今回の標準税率、これは県が示すものでありますので、春日市はそれに極力近づいて納付金を納めることが必要となります。残念ながら、これまで春日市の標準税率と県が示す標準税率を考えますと、今回は会計を繰り込むことにならざるを得ないとは思いますが、ただ、先ほど説明にありましたように、医療分に関するところよりも後期高齢者支援金、それから介護保険事業にかかわるものの割合が非常に高いことを考慮しますと、全庁的にやはり、国保医療だけではなく、全てのものを包含したところでこれから取り組んでいく姿勢が必要ではないかなと私も考えております。  それから、繰入金のお話もありましたが、来年度に向けての予算措置は2億4,800万円、基金残高委員会審査の中で確認いたしましたところ、令和年度に、今のところ予定がありますのはたしか3,600万円程度であったというふうに記憶しております。そうなりますと、経済的にも余り余裕があるとは言えない状況下で、国が示しております、これは平成30年9月に厚労省さんが有識者会議を立ち上げて12月に報告書を取りまとめられております高齢者保健事業介護予防の一体的な実施、これを早くやるべきものだと、私も考えておりますので、春日市の中の当市における医療費等適正化推進委員会でも、施策検討評価見直しが進められてはおられますが、さき審査の中での答弁では、たしか令和年度目標にということがありました。先ほど私が説明した中からすると、そのような時間的な余裕はありませんので、早期に、一日も早く、この事業に取り組むことが必要ですし、全庁的な取り組みが必要だと考えておりますし、当委員会としても、さまざまな提案を、改めて執行部と一緒になってやっていく必要があると思います。  上記の理由から、附帯決議案に賛成の意を表します。 21: ◯委員長内野明浩君) それでは、ほかにございますか。北田委員。 22: ◯委員北田 織君) 私も、附帯決議案に賛成立場討論させていただいきたいと思うんですが、まずこれは機構的──機構というのは市役所の体制ということですけれども、現在はスポーツ課のほうが市民健康維持、健康の増進であるとか、それを推進すること、こういったものを所管しているわけですけれども、本来スポーツ課競技スポーツであるとかスポーツ振興であるとか、そういったものを取り組む所管なのかなとこれは私の個人的見解ではありますけれども、そういうこと等から考えますとこれまでもいろいろと学んできましたように、フレイル対策フレイル予防等を考えたときにですね、やっぱり高齢化であるとかまた地域生活部地域づくり課、要するに地域のコミュニティを所掌しているところも含めて、この春日医療費等適正化推進委員会が設置されているかと思うんですけど、審査の中でも、令和年度目標というようなこと等の答弁もありましたので、そうではなくして、一日も早くですね、この高齢者保健事業とか介護予防とか、そういったものに取り組めるよう求める必要があるのではないかと考えますので、附帯決議に対する賛成立場での討論とさせていただきたいと思います。 23: ◯委員長内野明浩君) ほかにございませんか。原委員。 24: ◯委員(原 克巳君) 私は、今回、反対立場討論させていただきます。  ここの決議案に出てくる内容については、先般の質疑、また、執行部からの答弁がなされたところでありますけども、私の記憶では、その答弁の中で、できるところから順次やっていくといった答弁があったというふうに記憶しております。  一日も早くということではありますけれども、確かにそのとおりなんですが、実際問題ですね、体制を整えるに当たっては、人の整備ですね、人事的な配置とかその辺の兼ね合いもありますので、執行部が示している令和年度というところについては、私は妥当な時期ではないかなというふうに思っております。ということで、私は今回、反対立場から討論させていただきました。 25: ◯委員長内野明浩君) ほかにありませんか。船久保委員。 26: ◯副委員長船久保信昭君) 私も、今回は反対立場討論をさせていただきます。  飯田委員からの附帯決議案の内容につきましては、その大意に関しましては賛同できる点はございます。さらに、先ほど北田委員より賛成討論がございましたけれども、その内容についても賛同できる内容ではございますが、文面的に1点、先ほどの飯田委員よりの説明の中に、今後は全庁的な取り組みとして国民健康保険事業の安定的な運営を確保するため一日も早く高齢者保健事業介護予防の一体的な実施を求めるべきだという文面の中の、この国民健康保険事業の安定的な運営を確保するというところの文面から、北田委員の述べられた趣旨というのが把握しづらいという面がございます。  さらにですね、この部分だけをとってみますと、今後、県、国がかかわる内容であるというような意味合いというものを捉えられるという点もございまして、今回のこの附帯決議について反対討論させていただきたいと思います。 27: ◯委員長内野明浩君) 私も一つ、いいですか。 28: ◯副委員長船久保信昭君) 委員長を交代します。 29: ◯委員長内野明浩君) 今皆さん意見、聞いてですね、それぞれ賛否両論あるみたいでございます。今回の委員会をやるに当たってですね、これの箇所については、ある程度質疑があって、執行部からの回答なり、何らか実際にはこれに言及されてたと思いますね。ただ、確かに、今問題になっているのは、令和年度になるかどうかというところなんですか。もうちょっと早くせないかんと。そこについては努力するみたいなニュアンスで言われてたかと思うんですよね。  いま一度、済みません。これは私の提案なんですが、いま一度執行部を呼んでですね、この辺の説明を聞いてはどうかなと思うんです。そうしないとなんか、意見が賛否両論分かれてますので、どうでしょうか。1回呼んで聞くということは難しいですか。  じゃあ、休憩に落としてください。 30: ◯副委員長船久保信昭君) 休憩に落とします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後1時15分                 再開 午後1時29分                ──── ─ ──── ─ ──── 31: ◯副委員長船久保信昭君) 委員会再開いたします。  ほかに討論ございますでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 32: ◯副委員長船久保信昭君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  それでは、第9号議案附帯決議案について採決を行います。本附帯決議案について可決することに賛成委員の方の挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 33: ◯副委員長船久保信昭君) 賛成多数であります。よって、第9号議案附帯決議案については可決することに決定いたしました。  それでは、委員長を交代いたします。 34: ◯委員長内野明浩君) それでは次に、第10号議案春日手数料条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  これより討論に入ります。  第10号議案に対し討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35: ◯委員長内野明浩君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  それでは、第10号議案について採決を行います。本議案について原案のとおり可決することに賛成委員挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 36: ◯委員長内野明浩君) 全員賛成であります。よって、第10号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第20号議案令和年度春日国民健康保険事業特別会計予算について」を議題といたします。  これより討論に入ります。  第20号議案に対し討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 37: ◯委員長内野明浩君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  それでは、第20号議案について採決を行います。本議案について原案のとおり可決することに賛成委員挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 38: ◯委員長内野明浩君) 全員賛成であります。よって、第20号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第21号議案令和年度春日後期高齢者医療事業特別会計予算について」を議題といたします。  これより討論に入ります。  第21号議案に対し、討論はありませんか。
                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 39: ◯委員長内野明浩君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  それでは、第21号議案について採決を行います。本議案について原案のとおり可決することに賛成委員挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 40: ◯委員長内野明浩君) 全員賛成であります。よって、第21号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第22号議案令和年度春日介護保険事業特別会計予算について」を議題といたします。  これより討論に入ります。  第22号議案に対し、討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41: ◯委員長内野明浩君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  それでは、第22号議案について採決を行います。本議案について原案のとおり可決することに賛成委員挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 42: ◯委員長内野明浩君) 全員賛成であります。よって、第22号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第23号議案令和年度筑紫地区介護認定審査会事業特別会計予算について」を議題といたします。  これより討論に入ります。  第23号議案に対し、討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43: ◯委員長内野明浩君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  それでは、第23号議案について採決を行います。本議案について原案のとおり可決することに賛成委員挙手を求めます。                    〔賛成者挙手〕 44: ◯委員長内野明浩君) 全員賛成であります。よって、第23号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上で市民厚生委員会に付託されました各議案採決は終了いたしました。  これより休憩に入り、委員長報告案の作成を行いたいと思いますが、報告案の中に特に付記しておきたいことはありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 45: ◯委員長内野明浩君) それでは、委員長報告案を作成いたします。  ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後1時34分                 再開 午後3時23分                ──── ─ ──── ─ ──── 46: ◯委員長内野明浩君) 再開いたします。  お手元に案文を配付いたしております。ただいまから読み上げますので、御指摘のほどお願いいたします。  それでは、読ませていただきます。  市民厚生委員会委員長内野明浩です。  本定例会において付託を受けました議案のうち、さき審査結果を報告し、議決された補正予算議案を除く人事案件2件、条例案件3件及び予算案件4件について市民厚生委員会審査結果の報告をいたします。  初めに、第3号議案春日固定資産評価員選任について」であります。本案は、春日固定資産評価員後藤俊介氏が令和元年12月23日付で退任したことに伴い、その後任として佐々木康広氏を選任することについて地方税法第404条第2項の規定により市議会の同意が求められたものであります。採決の結果、全員賛成により、原案に同意することにいたしております。  次に、第4号議案人権擁護委員候補者推薦について」であります。  当案は人権擁護委員任期満了に伴い、その後任委員候補者として、酒勾晴美氏を推薦することについて人権擁護委員法第6条第3項の規定により市議会意見が求められたものであります。  審査過程において、委員から、候補者推薦に当たり、年齢制限更新回数などの要件はあるのかとの質疑が出され、執行部から、年齢要件は市町村が法務大臣に対して候補者推薦するよう、基準日として、新任であれば68歳以下、再任であれば75歳未満である、また更新回数には特に要件はないとの説明がなされました。  採決の結果、全員賛成により原案に同意することにいたしております。  次に、第5号議案春日印鑑条例の一部を改正する条例制定について」であります。  改正内容は、国における成年後見人の権利の制限にかかわる処置の見直しを踏まえ、印鑑登録をすることができる者の資格に関し、所要の規定整備を図るものであります。  審査過程において、委員から、意思能力有無は誰がどのような基準に基づき判断するのかとの質疑が出され、執行部から、意思能力有無は判断できない、今回の改正は、今まで成年後見人は一律に印鑑登録ができないとの規定があったが、成年後見人後見人と同行することで意思能力を有するものと認められ、印鑑登録ができるようになるものであるとの説明がございました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第9号議案春日国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」であります。改正内容は、国民健康保険の適正な運営を確保するため国民健康保険税税率を改定するものであります。  審査過程において、委員から、現行の保険税率を段階的に標準保険税率に近づけていくとの説明であったが、あと何年後を想定しているのかとの質疑が出され、執行部から、できれば令和年度には標準保険税率に近づけたいと考えているとの説明がなされました。  また、委員から、本年度末の納付金等支払準備基金残高は幾らなのかとの質疑が出され、執行部から、2億8,439万2,000円であるとの説明がなされました。  また、委員から、納付金等支払準備基金状況によっては保険税率を毎年度改定していく可能性もあるのかとの質疑が出され、執行部から、基金状況次第ではあるが、標準保険税率と本市の税率に乖離が出た場合は、毎年度の改定もあり得ると伝えている。ただ、被保険者負担も考慮し、基金の運用、医療費伸び等を勘案しながら考えていきたいとの説明がなされました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  なお、9号議案については附帯決議案が出されました。採決に当たり、委員から反対立場附帯決議案の内容はできるところから順次やっていくという執行部からの答弁がなされております。一日も早くとの附帯決議でありますが、体制を整えるに当たっては、人の整備、人事的な配置などの兼ね合いもありますので、執行部が示している令和年度は妥当な時期ではないかとの討論がなされました。  また、委員から、賛成立場で、高齢者保険事業介護予防の一体的な実施を早くやるべきである、審査の中で令和年度目標に時間的な余裕はなく、一日も早くこの事業に全庁的な取り組みが必要であり、当委員会としてもさまざまな提案を行い、執行部とともに方向性を見出すべきものであるとの討論がなされました。  採決の結果、賛成多数により附帯決議案を可決しております。  以下、附帯決議について申し上げます。  第9号議案春日国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」に対する附帯決議。  福岡県が示す標準保険税率を考慮すれば、改正趣旨は理解できるが、標準保険税率の区分から、基礎課税額いわゆる医療分にかかわる部分よりも後期高齢者支援金等課税額介護納付金課税額にかかわる部分割合が大きく、また、令和年度に関しては、繰入金である国民健康保険事業費納付金等支払準備基金繰入金を約2億4,800万円予算措置されるものの、その後の基金残高を考えると、今後、国民健康保険事業運営については十分検討する必要がある。  春日医療費等適正化推進委員会において、施策検討評価及び見直し実施されているが、今後は、全庁的な取り組みとして、国民健康保険事業の安定的な運営を確保するため、一日も早く高齢者保健事業介護予防の一体的な実施を求めるものである。  以上のとおりであります。  次に、第10号議案春日手数料条例の一部を改正する条例制定について」であります。  改正内容は行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正による個人番号の通知カードの廃止に伴い、当該通知カードに係る手数料を廃止するものであります。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第20号議案令和年度春日国民健康保険事業特別会計予算について」であります。  歳入歳出予算の総額はそれぞれ98億3,571万2,000円となり、前年度比で1億8,455万9,000円、率にして1.9%の増となっております。  審査過程で、歳入について、委員から、特別交付金保険者努力支援分のポイント換算はよい点数を取っているが、このあたりが上限であるのかとの質疑が出され、執行部から、本市は県内の全市町村の中で中間あたりである、国は特定健診の受診率などのポイントを高く見ているので、その部分のポイントは上がらない、加えて赤字補填によりマイナス査定にならないようにしていきたいとの説明がなされました。  また、歳出について、委員から、特定健康診査の受診率は何%なのかとの質疑が出され、執行部から、平成30年度の受診率は27.4%、県内54位である、保健指導率は54.1%、県内41位であるとの説明がなされました。  また、委員から、ジェネリックを使用している割合と、その効果について質疑が出され、執行部から、ジェネリックの使用割合は76%であり、その効果は月で2,300万円程度、年間に換算すると2億円程度の効果があるとの説明がなされました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第21号議案令和年度春日後期高齢者医療事業特別会計予算について」であります。  歳入歳出予算の総額はそれぞれ14億4,597万円となり、前年度比で1,325万7,000円、率にして0.9%の増となっております。  審査過程で、委員から、後期高齢者医療事業の中には65歳以上で寝たきりの高齢者も対象になっていると思うが、対象者は何人なのかとの質疑が出され、執行部から、65歳以上で一定の障害がある方が対象となり、令和元年9月現在で422名であるとの説明がなされました。  また、保険料の特例の軽減措置について、委員から、制度本来の7割軽減措置に近づけるため見直しを図っているとの説明であったが、おおむね7割軽減措置に近づいたのかとの質疑が出され、執行部から、7割軽減が本来の形であるが、制度開始当初から2割及び1.5割の軽減の上乗せを行っていた、今年度から徐々に見直しを図り、令和年度までに原則全ての方が7割軽減となるとの説明がなされました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第22号議案令和年度春日介護保険事業特別会計予算について」であります。  歳入歳出予算の総額はそれぞれ69億5,078万1,000円となり、前年度比で3,185万、率にして0.5%の減となっております。  審査過程において、債務負担行為について、委員から、新設される地域包括支援センターの方向性は決まっているのかとの質疑が出され、執行部から、地域包括支援センターの業務が多岐にわたるので、引き継ぎの時間を十分とりながら、まずは三つの地域包括センターがなるべく早い時期に同じ業務力を持てるように注力したいとの説明がなされました。  また、委員から、本市の考え方として、これからは特に介護予防事業に力を向けていくのかとの質疑が出され、執行部から、介護予防事業は大事なところである、軽度者が重度者にならないよう、また普通の人が介護状態にならないようにと考えているとの説明がなされました。  また、委員から、高齢者数が伸びている状況の中で、居宅介護・予防サービス計画費が前年度と比べて減額になっている理由は何かとの質疑が出され、執行部から、高齢者数に関しては推計の伸び数と実数の開きが当初予算編成時に比べると、令和元年度が大きかったことが原因であるとの説明がなされました。  続けて、委員から、令和元年度だけの見込みが大きくて令和年度の見込みは大きくないのかとの質疑が出され、執行部から、令和元年度は消費税増税の影響による給付費の伸びが見込みづらく、全体に見込みが大きくなった。令和年度の見込みは令和元年度決算見込み額まで考慮し、算出している。ただ、給付費の不足によりサービスが提供できなくなることが一番の問題であるので、その点を考慮しながら給付費の見込みを算出しているとの説明がなされました。  また、委員から、介護給付費準備基金残高は幾らなのか、また、基金としては十分であるとの認識であるのかとの質疑が出され、執行部から、基金残高令和年度末見込み額は8億1,309万円である、また基金としては十分にあるとの説明がなされました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、23号議案令和年度筑紫地区介護認定審査会事業特別会計予算について」であります。  歳入歳出予算の総額はそれぞれ1億2,452万4,000円となり、前年度比で4,405万4,000円、率にして55%の増となっております。委員会では予算資料等をもとに慎重に審査いたしました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  以上で、市民厚生委員会審査結果の報告を終わります。  それでは、休憩に落としてください。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後3時44分                 再開 午後4時30分                ──── ─ ──── ─ ──── 47: ◯委員長内野明浩君) 再開いたします。  調整を行いたいと思います。いかがでしょうか。米丸委員。 48: ◯委員米丸貴浩君) 9ページの上から3行目まで、受診率について、それから保健指導についてのポイントの説明を受けておりますが、これを聞いたのは、受診率向上のための一つとして、現行の集団検診にかかわる予約制度の見直しを図るべきではないかという質疑をしたかと思います。これに対する答弁も、やはり見直しは必要だということをたしか答弁をいただいておりますので、この数字を受けて集団検診の予約に関するところの質疑答弁を入れていただければと思います。  この案文については、委員長のほうで議事録を確認していただいて、文言を入れていただければと考えますが、いかがでしょうか。 49: ◯委員長内野明浩君) はい。この部分については、私にお任せいただけますでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 50: ◯委員長内野明浩君) よろしくお願いします、続きまして。米丸委員。 51: ◯委員米丸貴浩君) 次は11ページ、一番下の行です。「また、普通の人が介護状態にならないようにと考えている」との文章がありますけれども、普通の人というのはどういう方かというのをもう少し明確にする必要があるかと思います。介護ですので、「介護状態でない人が介護状態に陥らないように」という表現ではいかがでしょうか。 52: ◯委員長内野明浩君) どうでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 53: ◯委員長内野明浩君) 訂正させていただきます。 54: ◯委員米丸貴浩君) 委員長、引き続きよろしいでしょうか。
    55: ◯委員長内野明浩君) 米丸委員。 56: ◯委員米丸貴浩君) それから13ページ、上から4行目、基金としては十分であるとの認識であるのかと、「ある」との文言が続きますので、後半の「十分であるとの認識でよいのか」にまず変えていただきたい点が1点。そのさらに3行目下に、「また、基金としては十分にある」という断定形になっておりますので、この部分に関しましては、「十分と考えている」という表現のほうが適切ではないかと考えますが、お諮りください。 57: ◯委員長内野明浩君) 皆さん、どうでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯委員長内野明浩君) 訂正させていただいきます。  以上のところを訂正させていただきまして、文章の表現は、軽微な修正につきましては委員長一任ということで訂正させていただきますんでよろしいでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 59: ◯委員長内野明浩君) よろしくお願いいたします。  それではこれをもちまして委員長報告案の調整を終わります。  その他、委員のほうから何かございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 60: ◯委員長内野明浩君) 以上で本日予定されておりました日程は全て終了いたしました。  次回の委員会は3月19日(木)午前10時からの議会運営委員会終了後、閉会中の調査事件の調査となっております。これをもちまして本日の市民厚生委員会を散会いたします。どうもお疲れさまでございました。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後4時34分...