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令和2年総務文教委員会 本文 2020-01-31
令和2年総務文教委員会 名簿 2020-01-31

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  1. 春日市議会 2020-01-31
    令和2年総務文教委員会 本文 2020-01-31


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時59分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(高橋裕子君) おはようございます。全員出席であります。ただいまから総務文教委員会を開議いたします。  初めに、委員会記録の署名委員の指名をいたします。署名委員に西村澄子委員を指名いたします。  それでは初めに、総務部の議会閉会中の調査事件等を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。  説明員の説明を求めます。内田総務部長。 2: ◯総務部長(内田賢一君) 総務部でございます。よろしくお願いいたします。本日、内藤総務課長が所用、身内の方に不幸があったため委員会に出席できませんので、きょうは安部総務課IT推進担当係長が出席いたしております。よろしくお願いいたします。  それではまず、1番の令和元年度職員採用試験の結果等につきまして、横山人事法制課長が説明をいたします。 3: ◯委員長(高橋裕子君) 横山人事法制課長。 4: ◯人事法制課長(横山政彦君) おはようございます。では、早速、説明に入ります。お手元の令和元年度職員採用試験の結果等についての資料をごらんください。  まず、1の表をごらんください。合計の欄です。  令和2年度4月1日採用予定者は、男性4人、女性6人、合計で10人でございます。  一次試験の申込者全体が946人、3)のところでございます。募集は8人でございました。実際に受験した者が659人で、受験率は70%でした。29年度から受験申し込みをウエブに変更したことにより、受験率が29年度、30年度と下がりましたけども、今年度は70%、大体もとの受験率まで回復をしています。  受験倍率は受験者数を採用予定者数で割ったもので、全体平均で66倍でございます。一般事務大卒程度は86倍と、非常に高い倍率でございます。申し込み倍率で見ますと、全体で118倍。特に一般事務大卒程度になると217倍と、こちらも非常に高い倍率となっております。  全国的に公務員の受験倍率も下がっております。高くても50倍ないぐらいで、大体、10倍程度で推移をしてるという状況ですが、福岡市近郊の都市においては、この程度の受験倍率を維持しているという状況でございます。  採用予定者の内訳は、一般事務大卒程度が7人、保育士二人、土木一人となっております。土木技師については二人募集をして二人合格をしておりましたが、一人辞退で、次点の者も基準点を満たしていないということで、一人の採用予定となっております。  表2の令和元年度の退職予定者、現時点で既に退職した者、こちら、副市長人事に伴うものも含んで合計で6人でございます。定年退職が3人、副市長人事を含む自己都合が3人となっております。退職者と採用予定者数、こちらの数字の開きはありますが、こちらについては業務増、特に来年度は国勢調査であったりと、固定資産の評価がえの年であったりというふうなこともございますので、業務の増なり育児休業代替等に対応していく予定でございます。  表3につきましては、来年度再任用職員につきましての数字でございます。来年度から、これまで再任用嘱託職員としておったものにつきましては会計年度任用職員となります。法定再任用会計年度任用職員というところが退職した年によって制度が違うという形になりまして、合計で24人の予定でございます。今年度は22人でしたので、二人ほど退職者の数が少なかったということで減る予定でございます。  以上でございます。
    5: ◯委員長(高橋裕子君) これより質疑をお受けします。質疑はありませんか。西川委員。 6: ◯委員(西川文代君) 1点ですね、今の春日市の職員の春日市在住の割合というのは400人中120名程度ということでした。もちろん能力で採用するということがあるので、春日市に住んでいるとかいうことは条件には入っていないと思いますけれども、それで間違いないでしょうか。 7: ◯委員長(高橋裕子君) 横山課長。 8: ◯人事法制課長(横山政彦君) ここ数年、今おっしゃった約3割、400人ですから120人程度、若干、年によって何人か市内に転入したり、市外に結婚だとか、そういう機に転出したりとか転入したりというのはあります。大体そのぐらいの割合で推移しているところでございます。 9: ◯委員(西川文代君) わかりました。 10: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですか。 11: ◯委員(西川文代君) はい。 12: ◯委員長(高橋裕子君) ほかに。川崎委員。 13: ◯委員(川崎英彦君) 御説明していただいたんですけど、聞き漏らしたのかなと思って、再度、確認させていただきますけど、ことし10名採用されて、退職予定者が通常より2名少ない6名ということで、退職者よりも多目に採用したのは国勢調査とか育児休業対応のためというふうに理解してよろしいですか。 14: ◯委員長(高橋裕子君) 横山課長。 15: ◯人事法制課長(横山政彦君) それだけではございませんで、全体の業務を見ることと、あと、採用試験をする場合、募集の場合ですね、一定の数字の募集を毎年コンスタントにやったほうがいいというのが一つございます。  まず、過去、団塊の世代を採用したときに、30人程度を採用して、また30人程度やめて、30人程度採用するということを繰り返すと非常にいびつな職員構成、年齢構成になりますので、10人を目標に採用しております。ですから、極端に言うと、15人やめるときも10人程度、5人ぐらいしかやめないときも10人程度という形で、年齢構成を平準化するというのが一つございます。  それと、募集枠が少ないと志願者が極端にやっぱり減っていきます。少ないと、もう通る確率が下がっていくということで敬遠をされると。応募していただける方が減っていきますので、そのあたりも加味したところ、あとは全体の業務量なりということを見ながら、あと、それだけではなくて、再任用の配置もしますので、再任用の全体の数だとか、このあたりを当たりながら募集するというのを決めているところでございます。 16: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですか。川崎委員。 17: ◯委員(川崎英彦君) 何年か前に採用の基準を、試験よりも人ということで面接重視ということでされてますけど、その当時は、千何百人来られてたと思うんですよね。そのとき、平均よりも高い受験率を保っているということの御説明でしたけども、減ったことの何か要因というか、そういったものがあれば教えて……。 18: ◯委員長(高橋裕子君) 横山課長。 19: ◯人事法制課長(横山政彦君) 特になぜ減ったかという、はっきりとした原因までつかみ切ってないというのが現実のところでございます。恐らく、やっぱりこう、話として学生に聞くと、非常に採用者数の割に倍率が高いというので、その点を敬遠されてるところはあるのかなというふうには思っております。そこはやっぱり何十倍、100倍とかいう数字になりますから、100人に一人しか通らないとなるとですね、なかなか敬遠されるのかなというのもあります。  募集についてはかなり積極的にやっておりますが、そのあたり、年によってやっぱり動いてきているというのが現実です。 20: ◯委員(川崎英彦君) わかりました。ありがとうございました。 21: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですか。 22: ◯委員(川崎英彦君) はい。 23: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 24: ◯委員(西川文代君) 済みません、聞き漏らしかもしれませんけれども、一般事務大卒程度ですね。4人募集でしたが、男性3、女性4ということで結果的に7人、これはどういうことなんでしょうか。 25: ◯委員長(高橋裕子君) 横山課長。 26: ◯人事法制課長(横山政彦君) 募集よりふえたというのが、もともとですね、定年退職者3人で8人の募集でそもそも考えておりました。その後、普通退職等で退職者がふえたということもありまして、そのあたりを加味して採用予定者をふやしたということでございます。 27: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 28: ◯委員(西川文代君) これだけの倍率がある中に、8人と予定をふやして、そして、結果的には7人になったというのは、済みません、もう一回、経緯をちょっと教えてください。 29: ◯委員長(高橋裕子君) 横山課長。 30: ◯人事法制課長(横山政彦君) 済みません、募集、大卒はもともと4人です。それを最終的に7人にしたということです。8人というのは、全体の枠が当初は4人、二人、二人で8人でしたというふうなことでございます。 31: ◯委員(西川文代君) わかりました。 32: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。 33: ◯委員(西村澄子君) 採用予定者の中の保育士の男性がゼロというふうになってるんですけど、これは、はなから採用予定をする見込みがないというか、募集する気はないというような形でゼロなんですか。 34: ◯委員長(高橋裕子君) 横山課長。 35: ◯人事法制課長(横山政彦君) 申しわけございません。募集が、最初に何人ですよというふうに募集をした数字でございます。予定者というのは、もう合格をして4月1日来るであろうというもので、実際来るかどうかは4月1日までわからないので、現実的には4月1日辞退というのも今年度もあったりしてますので、そういう意味での採用予定者で、あくまでもこれは採用する数でございます。  で、男性は現実的には、保育士、受験者はおりますけども非常に少ないです。三十数人のうち、もう数人という状態で、男性の保育士は非常に今、受験者も減っているなというのが現実でございます。実際は男女関係なく成績だけで採りますから、成績がよければ男性を採るということになります。 36: ◯委員長(高橋裕子君) いいですか。西川委員。 37: ◯委員(西川文代君) 一般事務の大卒程度ですね、受験者が600名だったっていうことですけれども、これの男女比はどの程度だったでしょうか。 38: ◯委員長(高橋裕子君) すぐわかりますか。横山課長。 39: ◯人事法制課長(横山政彦君) 手元に男女比ございませんので、後ほどか次回かということで。 40: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いします。内田総務部長。 42: ◯総務部長(内田賢一君) では、続きまして、2番の情報システム機器の廃棄等時におけるセキュリティの確保につきまして、安部IT推進担当係長が説明をいたします。 43: ◯委員長(高橋裕子君) 安部係長。 44: ◯総務課IT推進担当統括係長(安部耕平君) それでは、情報システム機器の廃棄等時におけるセキュリティ確保について説明をいたします。  お手元の資料の情報システム機器の廃棄等時におけるセキュリティの確保についてという文書を表にしました、1ページ目にしました、20ページまでの資料をもとに説明をさせていただきます。  本件につきましては、令和元年12月6日に神奈川県から記者発表されました、リース契約満了により返却したハードディスクデータ消去される前に委託業者社員によって盗難され、当該物品がオークションサイトにおいて出品され、県の内部情報が流出した事件、これに伴い、本市の状況等を調査した結果を報告するものでございます。  当該事件におけるデータ消去を請負っていた委託業者、株式会社ブロードリンクでございますが、本市もパソコンなどの情報システム機器を廃棄する際に取引があったものでございます。  まずは、調査した結果を報告させていただきます。  結論を申し上げますと、本市が廃棄を委託した情報システム機器につきましては、データの外部流出、これがないということが確認できております。お手元の資料の9ページでございますが、9ページに株式会社ブロードリンクからの調査報告書を添付しております。  また、資料の1ページのとおり、当該事件を受けまして、令和元年12月11日付総務課長通知という形で、各課長、それから関係する一部事務組合に対しまして、情報システム機器の廃棄等に当たって地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインに沿って適切に対応するように周知したところでございます。  次に、本件に係る経過について、時系列で報告をさせていただきます。  当該事件が記者発表された令和元年12月6日でございますが、報道を受けて、総務課のIT推進担当から株式会社ブロードリンクに対して電話連絡を行いまして、本市が委託をしました情報システム機器の廃棄をした際のデータ流出の有無につきまして、再度確認の依頼をいたしました。  資料の3ページから6ページをごらんください。  こちらは同日付で総務省から発出されました文書でございまして、情報システム機器の廃棄等時におけるセキュリティの確保についてという文書でございます。これによりまして、住民情報等の重要情報ですね、こちらが保存された機器の記憶装置に係る抹消措置について確実に行うよう総務省から通知があっております。  次に、資料の7ページから8ページをごらんください。  令和元年12月8日付で、株式会社ブロードリンクから、当社管理下にあるハードディスク及びデータの外部流出に関するお詫びという文書が発出され、社内調査により判明した事実関係及び経緯等について報告がございました。  最後に、9ページから最終20ページでございますが、令和元年12月19日付で株式会社ブロードリンクから、本市が委託した情報システム機器の廃棄に関しましてデータの外部流出がないことが確認できた旨の報告があり、今後の再発防止策をあわせて提出されたものでございます。  当該事件につきましては、資料のですね、18ページをごらんいただきたいんですが、18ページから19ページをごらんいただきたいんですが、そこに記載がありますとおり、データの消去、それから物理破壊につきまして完了の証明、明細というものを希望した顧客のみにしか提出をしていなかったということが犯行を可能にした大きな要因であるというふうに考えられます。ちなみに、本市におきましては、従来からデータ消去、それから物理破壊の完了明細というものを必ず提出をさせております。このような形でデータの外部流出が起こらないよう対策を講じておるところでございます。  以上で情報システム機器の廃棄等時におけるセキュリティの確保について説明を終わります。 45: ◯委員長(高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑ありませんか。岩切委員。 46: ◯委員(岩切幹嘉君) これ、神奈川県のそういう事件をもとに対応と思いますが、ハードディスクというのは、ある種、いろんな税務調査の通知であるとか内部の業務記録とか、そういう大事な情報が入ってて、神奈川県のは18個のハードディスクのうち9個がまだ回収できてないというような状況もあって、最終的には物理的に壊すという処理が必要だということになろうかと思いますけども。今回、総務省のほうもですね、この廃棄作業においては職員が立ち会うことを実際に求められていると思うんですが、この対応はちゃんとやられているのかというのをちょっとお伺いをしたいんですけど。 47: ◯委員長(高橋裕子君) 安部係長。 48: ◯総務課IT推進担当統括係長(安部耕平君) ただいま御指摘いただきました物理破壊の廃棄時に職員が立ち会いをしているか否かという部分につきましては、現行は、実際、職員が立ち会いは行っておりません。ただし、先ほど申し上げましたような物理破壊の証明書というものをもって間違いなくその型番のハードディスクが物理破壊をされているという形で、私どもは認識をしておるところでございます。  ただ、委員御指摘のとおり、職員の立ち会いが原則であるというような形の総務省の通知がございましたことから、今後どういった形で職員がそれを目で確認をしていくのかというところにつきましては対策を検討したいというふうに考えております。 49: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 50: ◯委員(岩切幹嘉君) いわゆる業者のほうからの報告でということですけども、神奈川の場合もそうですけど、なかなかそこの管理、会社自体が、信用してのことでしょうけど、やはり今後はやっぱり高い……、何かいろんな情報が入ってるのを、しっかりとやっぱり漏れないようにするための今回の対策と思いますので、これはぜひともやっぱりそこ辺を検討していただいてですね、やっぱり春日の方々のいろんな情報とか職員の皆さんの情報が簡単に漏れないようなことをですね、対応していただきたいと思いますので、それ、ちょっと前向きに取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 51: ◯委員長(高橋裕子君) 要望ですか、答弁してもらいますか。 52: ◯委員(岩切幹嘉君) その考え方について、その方向性を。 53: ◯委員長(高橋裕子君) 安部係長。 54: ◯総務課IT推進担当統括係長(安部耕平君) ただいま御指摘いただいたとおり、個人情報、住民の方の個人情報につきましては非常に大事なものであると。外部に流出など絶対にあってはいけないものであるという認識は、我々、組織の人間としてしっかり持っておりますので、そういった部分につきまして前向きに検討させていただきたいというふうに考えております。 55: ◯委員長(高橋裕子君) 迫委員。 56: ◯副委員長(迫 賢二君) 報道によりますと、その株式会社ブロードリンクというのは、もうシェアをかなり占めてるという話を聞いたんですけど、競合他社という形で、今後ね、比べるというか、そういう形は考えておられますか。 57: ◯委員長(高橋裕子君) 安部係長。 58: ◯総務課IT推進担当統括係長(安部耕平君) ただいまの御質問の趣旨としては、株式会社ブロードリンク以外の業者に今後そういったものを委託していくことが可能かどうかというような趣旨と捉えてよろしいでしょうか。 59: ◯副委員長(迫 賢二君) はい。 60: ◯総務課IT推進担当統括係長(安部耕平君) 本県につきましては、株式会社ブロードリンク以外にも実は複数社、データの消去もしくは物理破壊を行う業者がおりまして、実際に、従来も我々もブロードリンク以外に、ここ数年でいうと2社ほど委託をしてるところがございます。  ですので、今後、ブロードリンクというところではなくて、そのほかの他社に対して委託をしていくというような形になろうかとは思っております。 61: ◯委員長(高橋裕子君) いいですか。 62: ◯副委員長(迫 賢二君) はい。 63: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 64: ◯委員(西川文代君) このようなですね、データの消去と廃棄ですね、それを委託するということですけれども、今回は幸いにも春日市は外部流出はなかったということですが、この委託の際にですね、もしそのような事故が起こった場合、どのように責任をとっていくようなというような協定というのはあるんでしょうか。仕事を委託する際に、そこら辺の責任の所在、そこらあたりはどんなふうな会社との契約になっているんでしょうか。 65: ◯委員長(高橋裕子君) 安部係長。 66: ◯総務課IT推進担当統括係長(安部耕平君) 実際に通常の契約の形態をとっておりますので、別にですね、何らかの情報の流出があった際に、私ども春日市とそれから委託先との間で、特定の特約条項のようなものというものを契約していると、締結しているということはございません。  ただ、通常の契約の締結の範囲内で、当然、市が情報を持っていたものを廃棄する委託をしたものですので、市として責任が当然発生をいたしますし、それに対しての損害賠償というものを相手方に求めていくという通常の契約の流れになっていくのかなというふうには考えております。 67: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 68: ◯委員(西川文代君) この委託したことによりまして、そちら、会社のほうにお金を払ってるわけですよね。市民の皆さんからいただいた税金の中から払っている。で、こういう事故が起こったというようなときの、それをもし、取り返すと言ったら申しわけないですけど、そういうきちんとした仕事をしていただいていなかったわけですから、それは春日市として払うべきものではないということで、そういう場合も訴訟を起こしていくという形になるんですかね。 69: ◯委員長(高橋裕子君) 安部係長。 70: ◯総務課IT推進担当統括係長(安部耕平君) 済みません、あくまでも想定の話になってまいりますので、そこのところを含みおきいただきたいというところではございますが、やはり今回のような事件が起こった場合に、今回もそうなんですけれども、市が相手方に対して損害賠償を求めていく、訴訟を起こしていくということは当然に考え得ることだと思います。 71: ◯委員(西川文代君) わかりました。 72: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、それでは、総務部長。 74: ◯総務部長(内田賢一君) 以上が総務部の説明となります。 75: ◯委員長(高橋裕子君) それでは、総務部の議会閉会中の調査事件等はこれで終了いたします。  執行部の方が退席されますので、暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時24分                 再開 午前10時27分                ──── ─ ──── ─ ────
    76: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  それでは次に、教育部の議会閉会中の調査事件等を議題といたします。  説明員の説明を求めます。神田教育部長。 77: ◯教育部長(神田芳樹君) 教育部でございます。おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、報告事項の1点目の点検評価の報告書につきましては、ページを追って順次、担当者が説明いたします。 78: ◯委員長(高橋裕子君) 高田学校教育課長。 79: ◯学校教育課長(高田勘治君) 学校教育課です。  9ページ、個別の評価結果と記載されております資料をごらんください。 80: ◯委員長(高橋裕子君) どうぞ。 81: ◯学校教育課長(高田勘治君) こちら、大項目、きめ細やかな指導・推進体制になります。その中項目、確かな学力の向上です。  まず、1)教職員の指導力向上については、評価の視点、評価指標の欄をごらんいただきたいんですけれども、全国学力・学習状況調査の結果が全科目において、小学校、国語、算数、理科、また中学校は、国語、数学、英語になりますけれども、こちらが全国平均を上回りました。各学年においては、学力調査の結果分析をもとにした学力向上プラン及び学習指導方法の工夫改善の取り組みができているものと考えます。 82: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸地域教育課長。 83: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) その下の欄になります。  こちらは、コミュニティ・スクールに関する教職員への研修が主な取り組みとなっております。評価の視点になりますが、他の自治体から編入された教職員へ赴任式でコミュニティ・スクールの概要説明を行い、本市の取り組みへの理解を深めることができております。  また、8月には、1年目、2年目の学校運営協議会委員を対象とした研修会を行い、教職員以外の協議会委員とともに学校運営協議会の役割等を共有する機会を設けております。それにより、教職員のコミュニティ・スクールへの理解も深まっていると考えております。 84: ◯委員長(高橋裕子君) 高田学校教育課長。 85: ◯学校教育課長(高田勘治君) 続きまして、その下になります。  同じ中項目の2)基礎学力の定着です。30年度から、全小学校において2小学校に一人ずつ配置した教育相談員を中心に、小学3年生を中心にまなびや春日を週1回実施できるようになりました。また、小学校6年生30人以下学級編成の実施、各学校での習熟度別少人数指導、個別指導の実施、家庭と連携した家庭学習の定着促進などに引き続き取り組みました。  次に、中項目(2)いじめの防止等対策の推進です。  まず、1)いじめの早期発見、早期対応、早期解決については、平成30年度のいじめの認知件数は、小学校76件、中学校22件と29年度よりも増加しましたが、いじめはどの学校でも起こり得ることを前提に、各学校でいじめの早期発見、早期解決に努めた結果であると考えております。一方で、認知件数が学校によりばらつきがあることから、引き続き、いじめの認知について、教職員個々の捉え方の共有化を図っていく必要があるものと考えます。  その次、同じ中項目の2)校内指導体制の確立については、各小中学校において、いじめに関するアンケートを8月を除いて毎月実施しまして、いじめの早期発見に努めるとともに、校長、教頭、主幹、学年主任、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどから構成された校内指導体制が定期的に、また、必要時に開催され、組織的な対応によるいじめの早期解決に努めることができたものと考えます。  次に、中項目(3)不登校児童生徒の支援です。  1)教育支援センター、スマイルルームの充実の取り組みについては、教育支援センターとスマイルルームの交流活動として──済みません、スマイルルームというのは各中学校に設置しております適応指導教室になります──30年度スポーツ交流会は14回、デイキャンプには、支援センターに通級している生徒さんが4名、中学校のスマイルルームから4名が参加しております。また、筑紫地区5市合同の適応指導教室進路説明会を開催し、中学校卒業後の進路選択に向けた情報収集の機会とすることができました。  その次、同じ中項目の2)専門職による積極的支援については、2小学校に1名の教育相談員、各中学校に不登校専任教員を配置し、不登校児童生徒への個別対応、そして、各中学校ブロック1名ずつ配置したスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーによる専門的な見地からの児童生徒とへのかかわりを持つことができました。  次に、中項目(4)特別支援教育の充実については、発達障害の高い専門性を要する特別支援教育士を非常勤で3名配置し、児童生徒やその保護者からの個別相談に応じるとともに、特別支援教育の充実に向けた学校への指導を行いました。また、個別の配慮や支援を要する児童生徒へのきめ細かな指導、支援を行うため、各小学校への特別支援教育支援員の配置やいきいきプラザ1階に設置した通級指導教室における指導の充実を図り、特別支援教育の環境整備に努めました。  10ページをお開きいただけますか。  次に、中項目の(5)福祉・医療等を含めた総合的支援の推進については、福祉支援部子育て支援課と連携して、小学校入学前児童に実施する就学時健診のときや、それよりも以前から個別の支援を必要とする就学前児童の状況を把握するための情報共有を図りました。  次に、中項目(6)になります。  新学習指導要領への対応については、小学校各学年において外国語活動の時間確保を行うとともに、市教育委員会としてALT──これは外国語指導助手、ネイティブの方ですけど4名、JTE──外国語活動指導員、こちらは日本人の方ですね、6名を配置し、外国語活動、外国語科を充実したものとし、外国語科の強化に向けた取り組みを行うことができました。  次に、15ページになります。15ページの真ん中より少し下の段からですね。ここからは大項目、心と体づくりになります。  中項目(1)豊かな心の育成です。  まず、1)豊かな人間性、市民性の育成については、全校において地域連携カリキュラムを実践し、児童生徒が主体的にかかわりながら地域に学び、地域に貢献する活動を通して市民性の育成を図ることができました。また、各学校において道徳教育全体計画を定め、全教育活動を通じた道徳教育の充実、道徳の教科化の円滑な実施が図られたものと考えます。  その次、同じ中項目になります。2)チャレンジ精神の育成です。  取り組みといたしまして、知のチャレンジ、これは小学生の国語・算数テストになります。また、英語暗唱スピーチ大会、俳句大会を開催し、それぞれの事業目的に沿った取り組みを行うことができました。  その次、同じ中項目になります。3)人権感覚と実践力の向上では、小中学校の春日市社会科規定カリキュラム、また、「かがやき」「あおぞら」「あおぞら2」を活用した事業実践、中学校ブロックごとの事業交流会を実施いたしました。  次に、中項目(2)体力の向上と食育の推進についてです。  1)体育・運動を通じた心と体づくりにつきましては、小学校5年生、中学校2年生を対象とした全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果において、4年連続で小中学校男女とも市平均値が全国平均値を上回っております。各学校におきましては、体力向上プランの策定と1校1取り組みの実践、全市的には体力アップチャレンジ、長縄跳び大会の取り組みに引き続き取り組むことができました。 86: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。 87: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 次に、一つ下、小項目2)食育を通じた心と体づくりについてでございます。  エデュケーションかすがにおきましては、感謝の心を育てる弁当の日、給食を活用した食育の充実、食に関する関心を高める「かすが食育だより」の発行を挙げておりました。  具体的な取り組み状況でございますが、感謝の心を育てる弁当の日の取り組みは、お弁当づくりを通して保護者を初めとする食生活にかかわる人や物などに感謝の心を育てるとともに、安全な食材、栄養バランスの知識及び料理の技術を学ぶことにより、みずからの生活力の向上及び自立心の芽生え、健康管理力の育成につながるものであります。自分に合ったペースでお弁当づくりに挑戦できるよう、各小中学校の実情に合わせて取り組まれております。  学校の取り組みの事例といたしましては、春日東中学校におきましては11月に食育講演会を行い、成長期に欠かせない運動や栄養などの説明を受け、これを参考に、12月の持久走駅伝大会の日に昼食は手づくり弁当を食べるという弁当の日を実施いたしました。調理に関しては「自分で全部調理した」が1年生37.1%、2年生50.3%、3年生63.8%と、学年が上がるにつれて高くなっており、昨年度と比較しても率が上がっていることから、生徒の関心も高まってきているものといえます。保護者の感想からも、家族で積極的に手づくり弁当の取り組みにかかわっていただけたことが伺えました。学校ごとに工夫し、さまざまな取り組みが行われております。  次に、エデュケーションかすがに掲げております事業の二つ目として、給食を活用した食育の充実の取り組みでございます。小学校におきましては、とれたてうまかばい給食、地産地消推進会議、市学校給食料理コンクール、中学校におきましては、中学校給食保護者試食会などに取り組んでまいりました。  とれたてうまかばい給食はJA筑紫管内で生産された食材を提供するもので、JA筑紫の協力のもと、栄養士が生産地の見学や生産者への取材を行い、その様子をビデオやお便りで児童に伝えることにより生産者の顔が見える給食を実現し、児童の食育へつなげるものであります。地産地消推進会議につきましてはJA筑紫管内で生産された青果物を小学校給食で使用する取り組みを進めるもので、平成26年度から行っているものでございます。これは、先ほど説明させていただきましたとれたてうまかばい給食の取り組みの中で、JA筑紫の青果物を使用しています。  次に、市学校給食料理コンクールは、児童生徒の心身の健全な発達と食生活の課題の解決を目指す学校給食の献立の充実と多様化を図るとともに、食育の推進に役立てるために実施しているものであります。中学校における具体的な取り組みは中学校給食保護者会でございますが、中学校給食への理解を深めていただくために中学生の保護者と小学校6年生の保護者を対象に実施しているものでございます。そのほかに給食を活用した食育の充実に係る取り組みといたしまして、済みません、ちょっとお手元にお配りしておりますこちらの資料1ページのほうをお開きいただいてもよろしいでしょうか。  こちらの1ページ、こちらがですね、平成30年度の小学校の献立計画案でございます。一番上に、各月ごとの献立立案の基本的な考え方、左側の縦1列にテーマごとの献立作成の狙いを記載しております。学校給食を食育の推進に役立てていくために、例えば一番左側の列の4行目の朝御飯献立では、手軽にできる朝食向きの野菜料理のレシピを保護者に紹介することで、各家庭における食事の改善につなげているものでございます。  これがちょうど、こちらの資料の3ページになりますが、済みません、3ページをお開きいただいてよろしいでしょうか。  3ページの右手にですね、3ページが、これが各小学校で毎月発行している学校給食だよりでございますが、右側半分に朝御飯献立のレシピというふうな形で、こういった形で紹介させていただいてるところであります。  済みません、それでは、この資料の1ページにもう一度お戻りいただいてよろしいでしょうか。  一番左側の列の一番下、教科との関連では、各学年の学習のカリキュラムと関連づけ、給食を指導教材として食に対する総合的な理解を促しているものでございます。  また、資料2ページが、この1ページと同様に、中学校における献立計画でございます。中学校の弁当給食につきましても小学校と同様に、各月ごとの献立立案の基本的な考え方に沿ってテーマごとの狙いを定め、食育を推進しているところでございます。  その他の取り組みといたしましては、食育だよりの発行や食物アレルギー対応マニュアル策定の検討などを進めてまいりました。  小項目の食育を通じた心と体づくりについての説明は以上でございます。 88: ◯委員長(高橋裕子君) 高田学校教育課長。 89: ◯学校教育課長(高田勘治君) 18ページをお開きください。済みません、もとの事務事業評価書の18ページになります。大項目、安全・安心の環境づくりと記載されております。  中項目(1)安心して学び暮らせる環境の整備につきましては、本市で定めております通学路安全交通プログラムに基づき、学校、この中に保護者や地域の意見も含めたところですけれども、学校からの危険箇所の報告をもとに、春日警察署、那珂県土整備事務所道路管理課と合同の現地確認を行って必要な改善措置を講じることができました。また、道路整備などハード的な整備が困難な箇所については、学校を通じて児童生徒への注意喚起などソフト的な対応を行いました。  次に、中項目の(2)になります。自助意識安全対応能力の向上では、春日警察署、安全安心課、交通安全指導員と連携協力し、小学1年生、4年生、中学生に対して自転車安全教室を初めとした交通安全教室を実施いたしました。また、各中学校における防犯教室や防災避難訓練、救命講習、熱中症予防講習会を実施しました。これらの取り組みを通して、児童生徒の安全対応能力の向上が図られたとものと考えます。 90: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 続けてよろしいですか。 91: ◯委員長(高橋裕子君) では、ここで一回切りましょうね。  それでは、今までのところで質疑応答します。質疑ありませんか。岩切委員。 92: ◯委員(岩切幹嘉君) 9ページのまなびや春日、放課後の補充学習についてでありますけれども、これを充実させていくと同時に、かかわる人も、人員も必要になってくるかと思いますが、それに対してボランティアの方々のですね、お願いしながらというのがあるかと思いますが、その対応とその状況がわかれば教えていただけますか。 93: ◯委員長(高橋裕子君) 高田学校教育課長。 94: ◯学校教育課長(高田勘治君) まなびや春日はこの30年度からですね、各2校に配置した教育相談員を中心に各学校で取り組んでおります。今後、まず、充実に向けては、その学校のですね、組織的な対応をした形での取り組みが必要かというふうに考えております。その先に、地域やですね、保護者などのボランティアの協力も必要かと思いますが、まずは学校としての組織的な取り組みをこれから充実させていただきたいと考えております。 95: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 96: ◯委員(岩切幹嘉君) これとはまた違うかったですかね、放課後に、なかなか学力がついていけない子どもたちの、授業方式ではなくてテキスト方式で、一番子どもたちが弱いところを、教室に来てもらって、それはテキスト方式なんで学年が違う子どもたちも一緒にできて、そのテキストのやりとり、回答を書いて、そこで高校生であるとか大学生であるとか、そういうボランティアの方々がそこに対応してもらって、そういう取り組みをやってたかと思いますが、これはまた違うんですか。 97: ◯委員長(高橋裕子君) 高田学校教育課長。 98: ◯学校教育課長(高田勘治君) ここで紹介しておりますのは、まなびや春日といいまして、教育相談員を中心に、小学3年生、2年生の方も入ることがあるんですけども、学校が大体そういった必要な子どもさんを選抜してこのまなびや春日に参加をした、そういった取り組みにはなるんですが、各学校においては、基本的には基礎学力の定着は当然学校として取り組むべきことなので、そういった取り組みをですね、工夫しながらやってある学校もあるとは思います。 99: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 100: ◯委員(岩切幹嘉君) ということは、教育委員会とすれば、教育相談員の体制とか、あとは学校のそれぞれのやり方でお任せするというか、そこの基本的な体制の内容ということで捉えてよろしいですかね。 101: ◯委員長(高橋裕子君) 高田学校教育課長。 102: ◯学校教育課長(高田勘治君) まず、このまなびや春日についてはですね、済みません、何度も申しわけないですけど、教育相談員が2校に一人配置しておりますので、そこと学校の組織的な取り組みに期待していきたいなと。それ以外の部分は、当然学校としてですね、しっかり取り組んでいくものと。それを我々としては情報収集し、支援していくというふうに考えております。 103: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 104: ◯委員(西川文代君) 9ページです。いじめの早期発見、早期対応ですけれども、私もですね、おっしゃるように、こうやって件数が上がってきたということは進歩だと思うんですね。だから懸念はしておりません。ただ、やはり、そのときにどう対応するかということと、また、そういうことが起こりにくい日ごろからの教育の風土とかですね、そこらあたりの根本的なところをやっぱり強化していく必要があるなと思います。  まず1点目、いじめというものの定義というのはどういうふうに捉えているのでしょうか。 105: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 106: ◯学校教育課長(高田勘治君) いじめの定義につきましては、法律のほうでですね、定義してありますので、それを私どももいじめの条例の中では踏襲をしております。 107: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 108: ◯委員(西川文代君) 条例でとおっしゃってましたけど、先ほどですね、説明の中に、学校によってばらつきがあって、そこら辺のいじめに関しての認識の違いとかもあるかもしれないので、そこをきちんと、平たくしていくというようなことをおっしゃられていたので、ちょっとそこらあたりをもう一回、はい。 109: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 110: ◯学校教育課長(高田勘治君) 国が定めますいじめ防止対策推進法においてのいじめの定義、これは私どもも条例も踏襲してますけれども、この法律においてのいじめといいますのは、「児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している当該児童生徒と一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為」、これはインターネットを通じて行われるものを含むとなっていますが、その「当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」をいうということですから、そこはしっかり学校の先生方にはですね、まずそこを基本に取り組みを進めているというのが現状です。 111: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 112: ◯委員(西川文代君) じゃあ、その当該、いじめられた子どもがですね、心身の苦痛を感じている状態をいじめというふうに呼ぶということであれば、それは本人が苦痛を感じているというふうに訴えるか、または周りの人が気づいて、それを、こういうことがあってるから多分本人はきついと思うということを伝えるか、または教師が気づくか、そのぐらいが考えられる。または、家で、家庭で子どもたちがこんなことで嫌だということで、保護者からの訴えがある。まあ、いろいろパターンはあるかと思いますけど、今現在、この認知されている件数でどういうバランスなんですかね。発見するということの最初のきっかけは。 113: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 114: ◯学校教育課長(高田勘治君) こちらについては、8月の総務文教委員会でも説明をいたしましたが、まず、割合としては学校の教職員が発見したというのが約3割弱ですね、小中合わせて。教職員以外からの情報により発見したというのが7割をちょっと超えてるところです。  その教職員以外からの情報で発見したというのが、保護者からがそのうちの4割、本人の訴えが2割、本人以外のほかの生徒さんですね、からの情報提供などが6割。あと、保護者以外の大人の方が……、済みません、合わせて10%ぐらいですね、本人か本人の保護者以外の子どもさんか別の方が約1割。さっき言いました、教職員が発見した部分で一番多いのは学級担任がやはり一番多いですね。 115: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 116: ◯委員(西川文代君) わかりました。学力においてはですね、全国を上回っているということで、とてもありがたいと思っています。そういう教育をしていただいてると思うんですけれども、やはり人間として長く生きていく上でですね、こういういじめとか、そういうことをこの学校、小学校とか中学校の間に、やはり次の段階で起こらないような、よりよい社会ですかね、そういうのをつくるためにとても大事なことだと思います。ここの対応っていうのが。心を育てるということですね。自分を守るということも、子どもたち、人権を守るということも大事だと思うので、早期発見、早期対応ですけれども、この対応、解決というのはどのようにされているんでしょうか。 117: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 118: ◯学校教育課長(高田勘治君) まず、早期発見に努めるということが大前提。発見した場合は速やかにですね、学校がチームとして一体となってこれの早期解決に向けて取り組むということが第一義的かと思います。 119: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 120: ◯委員(西川文代君) やはりですね、いじめというのは、いじめる人がいなければ発生しないと思うんですね。やはり加害者の支援というのも大事だと思うんですよ。そこらあたりも気をつけていらっしゃるんでしょうか。 121: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 122: ◯学校教育課長(高田勘治君) 学校が早期解決に至るに当たっては、まず、被害を受けた子どもさんの心のケア、それからやはり加害者に対しても、何でその加害行為に及んだかという、さまざまな、当然、一つだけの理由ではないと思うんですが、そこに向けてやはりその心の問題も捉えてですね、配置してますスクールカウンセラー、あるいはスクールソーシャルワーカー、また子育て支援課、こういったところと連携した取り組みを行っております。 123: ◯委員(西川文代君) わかりました。 124: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。川崎委員。 125: ◯委員(川崎英彦君) 同じいじめのところなんですけど、児童館のトラブルもいじめということに数えることになってですね、その数については把握が、どういう状況かという把握ができていればですね、多い、少ないというのは余り僕は問題ではないなというふうに思っているんですけども、先般、教師間のいじめというニュースが飛び込んできてまして、子どもをいじめから守る指導者として、教育者としての現場でいじめが起こってるのに、子どものいじめはなくならないんじゃないかなというふうに思うんですね。  ということであれば、いじめの項目の中に先生方のいじめに対する環境というか、そういった自己評価というか、そういったものも入ってしかるべきなんじゃないかなと思うんですけど、その件についてはどうですかね。 126: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。 127: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 学校におけるですね、いわゆる職場環境、いわゆる教員の働く環境の部分につきましては、教務課のほうでいろいろ学校のほうの対応させていただいてるところの中でですね、やはり先生方のストレスチェック、まずどういったところにストレスを抱えておられるか、そういったものを含めてですね、管理させていただいてるところでございます。  また、学校内のですね、いわゆる働きやすい環境であるかどうかというふうな形でのですね、いわゆる、それぞれの世代ごと、管理職であったりとか、若い先生、また中堅の職員それぞれが自分の学校の環境をどのように感じているかということをそれぞれアンケート等をとってですね、学校のいわゆる職場風土というのをいろいろ調べさせていただいてるところでございます。
     そこで、職場風土の中で、どうしてもストレス、また多忙感があるというふうな形でですね、数値があらわれてきているような部分につきましてはですね、それをそちらの管理職、校長や教頭のほうに戻してですね、それはしっかり学校内で職場環境の改善に努めていただくような形で通知しておりますし、また、今、4月から導入させていただいております職場でのですね、勤務時間等も、もしかしたらこの勤務時間が多い、少ないということのストレスによって、そういった、例えば教員間でのいろいろなトラブルとかが発生する要因の一つになることももしかしたらあるかもしれません。そういった部分も含めまして、働き過ぎの先生がいらっしゃらないかというところも含めて、学校のほうには指導させていただいてるとこであります。 128: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 129: ◯委員(川崎英彦君) ここはですね、主に児童とか生徒に関するどういうふうな教育環境がなされたか、どういうふうな成果があったかというふうなことを評価されてるわけですけど、ちょっとテーマがずれてきて申しわけないんですが、先生間のそういうふうなストレスチェックだったり、トラブルというか、いじめがあるならですね、そういう問題も、やはり各学校でとかいうことではなくて、こういうふうに全市的に評価をですね、しっかりとしないと、先生方の環境もよくならないんじゃないかなというふうに思うんですけど。  僕が聞きたいのは、そういう評価はこういうふうに取りまとめをしていない、それから、今後することも考えてないということで理解していいですかね。 130: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。 131: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 今回、この30年度の評価の中ではですね、特にちょっとあらわれてないところでございますが、皆さんも御承知のとおり、31年度4月からですね、教職員の勤務状況の確認等も、出退勤の管理等も進めさせていただいてるところも含めまして、職場環境に係るさまざまな状況は、またお伝えしていくことが可能になってくる分はあると思います。  本年度のエデュケーションかすがの中にはですね、教職員の働き方改革の推進にかかわる部分として、教職員の長時間勤務に関する実態把握等も含めてですね、こちら、市の方針として掲げておりますので、それはまた来年度、現在とり行っている部分の進捗報告として、来年度のこの報告の中でまた述べさせていただくことになろうかと思っております。 132: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですか。川崎委員。 133: ◯委員(川崎英彦君) わかりました。子どもの環境はやっぱり親というか、大人のですね、環境がそのまま映し出されてもおかしくないと僕は思うんですね。今、そのいろんなことを、アンケートということでありましたけども、先生から、学校の職員の現場におけるストレス、パワハラ、セクハラもそうなんですけど、そのいじめの実態についてもですね、しっかりとアンケートで、そこの学校で完結することではなくて、教育委員会としてこういうふうに評価までですね、やっていただきたいというふうに思いますので、要望させていただきたいと思います。 134: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。 135: ◯委員(西村澄子君) 10ページです。(5)の福祉・医療等を含めた総合的支援の推進ということで、一番上の2項目めにあるんですけど、就学前の児童の情報共有というふうにあります。具体的には、何かチェック表とか、例えばよく幼稚園とか保育園からですね、具体的に小学校に対してですね、入学する小学校に対して情報共有の統一した用紙とか、そういうのは教育委員会とかで作成されて、それに基づいて統一的な展開で就学前の情報共有ということをされてるということなのでしょうか。 136: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 137: ◯学校教育課長(高田勘治君) まず、ここで挙げてます就学前児童の情報共有といいますのは、例えば福祉部門であればはあと相談、私どもでいえば就学相談になるところですけども、そういったはあと相談、あるいはくれよんクラブですね、あるいは保育所、幼稚園、こういったところからの情報の共有ということで、今おっしゃった、その子どもさんの状況の把握とか具体的なものになってきた場合には、最終的には、教育委員会には教育支援委員会という組織がございますので、そこにかけるときには保育所、幼稚園、くれよん、同じ様式で子どもさんの状況が記録されたものによりまして、そのお子さんにとって必要な支援を検討するようになります。  最初はやはりそれぞれのいろんな情報、集めるところからの情報共有ですね。委員がおっしゃった部分については、その特別支援教育委員会の中で取り組む様式の中で、最終的にはそれが全部反映されるようになっております。 138: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。 139: ◯委員(西村澄子君) 聞きたかったのは、例えば出生から、いろいろ6カ月健診だとか1歳健診だとか、3カ月健診とかいろいろありますよね、健診健診って。そのときにやっぱりこう、あっというふうな瞬間があったり、ちょっと所見があったりするということに対して統一的に続けて、こう、何ていうんですか、引き継ぎがあってるのかということなんですけど。 140: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 141: ◯学校教育課長(高田勘治君) 正式な引き継ぎというものは今ちょっとないんですけれども、今言われましたのは、そういう乳幼児健診のときの情報等は、子育て支援課のほうからしっかりこちらは情報提供をいただいた上で、あとはその就学前の相談、就学前の健診の中で、そこにまた保健師も来ておりまして、会場に、そこで一緒にそのお子さんについての状況を見るようにはしております。 142: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。 143: ◯委員(西村澄子君) 福祉的なことになるかもしれませんけど、例えば、実際に小学校1年生に入ってしまってからの先生方の御苦労は大変なことに発展するんじゃないかなと思いますので、そういう福祉的なもので、もうちょっと何ていうんですか、保護者にはその都度その都度やっぱりレクチャーされてるのかもしれないんでですね、気づいたときには。ただ、それがうまく引き継いでないと、その保護者間で、これは個性だと認める保護者もいれば、もうちょっと相談する機会につなげていきたいというふうに思ったり、保護者の受けとめ方によってすごく差が出てくるのかもしれないというふうなところが、それが後手後手に回ってしまって、結局はもうどうにもこうにもというような状態になってから小学校に入ってしまってというような状態にならないかなというふうな懸念もされるところもあります。  ですので、この就学前のですね、情報共有ということは大事な部分じゃないかなと、特別教育に関しては思いますので、今後もちょっと何か、うまく引き継ぎがつなげられるような状態で、とめることなくですね、せっかくされてることを引き継ぎされるようなことにつなげられてるというような展開を考えられてるということはないですかね。 144: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 145: ◯学校教育課長(高田勘治君) ただいま御指摘いただいたことは大変重要なところですので、私どももしっかり福祉支援部との連携、それを組織的な連携にですね、結びつけられるような検討を進めてまいるところです。 146: ◯委員(西村澄子君) お願いします。 147: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 148: ◯委員(西川文代君) 15ページです。豊かな人間性、市民性の育成ということで、春日市は市民性の育成というのをですね、コミュニティ・スクールをやっているということもありますけれども、重要視していて、今、あゆみですね、それにもちょっと評価をするような形になっているかなと思いますけれども、それで間違いないですかね。 149: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 150: ◯学校教育課長(高田勘治君) それは自己評価になります。市民性については、子どもの自己評価というところで今取り組んでいるところです。 151: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 152: ◯委員(西川文代君) これはとても重要なポイントだと思います。この市民性、春日市がいうこの市民性の、教育の市民性というのは、済みません、何度か説明を聞いてるかもしれませんけれども、どのようなものというふうに考えているんですか。 153: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 154: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 春日市において、先ほど高田課長のほうも言われましたけれども、自己評価をします。そのときに、子どもたちがどれだけ地域の方たちと地域の行事、活動に参加しているか、地域の方たちを知っているか、そういうところになりますので、子どもたちが、小学生に関しましてはいろんな行事に参加をして、自分が春日市のそこの地域の一員なんだというふうな意識づけ、そういうことで評価をしています。  中学生に関しましては、小学校でいろいろ学校に入ってしていただいたことをどう地域に返していくかっていうことで、地域行事に参画するという形をとってます。その参画の仕方、そのときに感じたことということで市民性の育成を図っているということになります。 155: ◯委員(西川文代君) わかりました。 156: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 157: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。  三丸教育課長。 158: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) それでは、19ページをお願いします。  19ページの四角の2です。社会教育・学びの推進・充実になります。  大項目(1)学校・家庭・地域の「共育」基盤づくりになります。こちらの中項目(1)コミュニティ・スクールの推進です。  教職員や学校運営協議会委員を対象に、コミュニティ・スクール進捗状況評価を年に2回行っております。これにより、現状の把握、取り組みの成果認識を明らかにし、評価結果を学校運営協議会で共有することにより、今後の取り組みへの方向性等について共通理解を図っております。  具体的な取り組みといたしましては、評価の視点のほうに二重括弧で書いておりますが、まず一つ目として学校運営協議会の活性化になります。こちらは、地域教育課の職員を30年度から全学校にオブザーバーとして配置をし、学校運営協議会の現状把握や助言等を行う体制を整えてまいりました。  次に、社会に開かれた教育課程、各種連携の推進ですけれども、こちらは各学校の地域連携カリキュラムに関する情報を集約し、情報共有と取り組みへの参考となるようフィードバックをいたしました。また、地域コーディネーターの活用を促進するとともに、今後の安定的かつ継続的な活動を維持できるよう、人材確保のための体制を整えております。  次に、児童生徒、保護者、地域との共有化促進に向けては、関係団体との各種会議等への情報提供、機会を捉えた情報発信、児童生徒を交えた学校運営協議会等を実施する学校等もふえてきているところでございます。  次に、中項目(2)家庭教育力の向上です。  小項目1)家庭教育に関する学習機会への参加促進です。市内全小中学校で行われております入学説明会の中で、新入生の保護者を対象に、学校の希望も踏まえたテーマで子育て講演会を実施しております。家庭教育の重要性を再認識してもらうことができますし、特に日ごろ学習会や公開講座等に参加されていない保護者への家庭教育に関する学習の機会を提供することができたと考えております。  次に、小項目2)家庭や地域で貢献できる人材の育成になります。  年間を通して継続的に学ぶ家庭教育学級を30年度も実施しております。30年度は対象者を就学前の保護者に拡大し、学級生60人に、さまざまな視点から家庭教育などを継続的に学ぶ機会を提供いたしました。また、30年度は学びを学校や地域での活動に生かすことができるように、PTA活動を支援する講座を2回実施しております。なお、学級生のうち13名が30年度は学校等で活動しており、学級での学びや交流が人材育成につながっているものと考えております。  次の、中項目(3)です。地域教育力の活性化になります。  こちらの小項目1)子どもの居場所づくりの支援です。市内各小学校区に放課後子ども教室を開設し、地域の大人が学校や地域の公民館等の子どもにとって身近な施設で子どもたちに放課後等を安全で安心に過ごせる居場所やさまざまな体験活動ができる場を提供いたしました。また、地域で子どもを育てる交流会を実施し、実践事例による研修や子どもにかかわる方々との交流を通して地域で子どもを育てるという意識の向上を図り、今後の活動につなげる機会を提供いたしました。  次に、小項目2)地域の青少年育成活動への支援となります。青少年育成市民会議や子ども会育成会連絡協議会、地域の子ども会への事業運営補助を行い、活発な活動を支援いたしました。青少年育成市民会議では六中・生徒会サミット、子ども会育成連絡協議会ではインリーダー研修等を共同で実施することにより、次世代のリーダー等の青少年育成を図りました。また、自治会で行われる青少年育成活動を通して地域教育力の活性化も図られているものと考えております。  次に、20ページをごらんください。  中項目(4)学びの場づくりの推進です。  小項目1)青少年の感性を磨く機会の提供になります。こちらの主な取り組みといたしましては、弥生の里児童画大賞展と成人式になります。まず、弥生の里児童画大賞展では、県内の小学生から総応募点数4,649点の応募がありました。昨年度よりも264点増加しております。また、市内小学校からの応募も全体の5割を超え、児童画展の認知度も高まり、浸透してきたことが伺えます。市内小学生の作品も多く入賞し、受賞の喜び、自尊感情の高まりにつなぐことができたと考えております。  次に、実行委員会形式による成人式ですが、新成人による実行委員自身が主体的に企画運営することで、自分自身の成長につながったと感じております。また、参加した新成人には、式典の運営にかかわる実行委員の姿を通して、みずからも社会に参画することを意識する契機になったと考えております。  次に、小項目2)学びの循環による地域人材の育成になります。30年度は、60歳以上を対象とした春日ふるさと学級の最終年度となっております。こちらは28年度から3年間を通した教室として実施をいたしました。30年度の受講生79人の定期的な講座での学びと主体的に行うクラブ活動を通して、地域人材として期待できる存在となり、学級終了後も継続して活動を続ける方々を育成することができました。また、広く市民を対象としたボランティア養成講座を実施し、受講後にボランティア団体に加入するなど実践につなぐことができております。  次の小項目3)学びの循環による市民活動の機会の拡充です。社会教育関係団体への活動や人権研修への補助等を行う等の支援を行なっております。そのことで、継続的かつ人権を意識した活動が行われ、社会教育の振興及び生涯学習の推進を図ることができたというふうに考えております。 159: ◯委員長(高橋裕子君) 市場主幹。 160: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 続きまして、26ページをお開きください。  大項目2、読書のまちづくりについて御説明いたします。  中項目(1)生涯の学びと暮らしに役立つ図書館づくりの促進、小項目1)課題解決型図書館としての機能の充実では、日常的に調べものカウンターの専任職員が調査、相談及び案内業務に携わり、図書館における課題解決機能が定着しています。また、健康や仕事など日々の暮らしの中で必要とされる本の展示を行ったり講座を実施したりすることで、市民の課題を解決するきっかけづくりを行うなど、一定の成果が見られました。  次に、小項目2)誰もが図書館サービスを受けられる環境整備では、市民図書館に指定管理者制度を導入することで、市民の利便性の向上及び管理運営の効率化を図りました。開館時間の拡大や移動図書館の祝日運行開始により市民の利便性が向上するなど十分な成果が見られました。  次に、中項目(2)子どもの読書活動の推進、小項目1)読書が好きな子どもの育成では、第2次春日市子ども読書活動推進計画に基づき、小中学校図書館、読書ボランティア等との連携により子どもの読書活動を推進し、読書習慣の定着を図りました。また、学校連絡便による本の貸し出しや学校司書研修会の実施を通し学校図書館の充実を図り、子どもの読書活動の推進に一定の成果が見られました。  次に、小項目2)関係団体、ボランティアとの連携では、ボランティアと連携・協力し、満足度の高い講座や交流会を実施することができました。指定管理者制度導入後、読書ボランティア、指定管理者、地域教育課の3者での協議の場を設け、連携を深めました。また、夜の図書館ではボランティアと連携し事業を実施し、子どもたちが図書館に親しむ機会となりました。こういった関係団体、ボランティアとの連携により、子どもの読書活動の推進に十分な成果が見られました。  読書のまちづくりについての説明は以上です。 161: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 社会教育・学びの推進については以上になります。 162: ◯委員長(高橋裕子君) 文化財からいきましょう。神崎文化財課長。 163: ◯文化財課長(神崎由美君) 文化財課でございます。29ページをお開きください。  四角の3です。文化財の保護・教育資産としての活用促進でございます。大項目は二つございます。  まず一つ目は、大項目1、文化財保護による次世代への継承で、一番上の表の左の枠になります。  中項目(1)文化財情報の収集及び記録保存のための調査等の実施の小項目1)埋蔵文化財の調査と記録の作成です。平成30年度は試掘調査で67件、受託分2件を含む本調査は7件ございました。また、平成27年度末に実施いたしました須玖岡本遺跡岡本地区20次調査において出土いたしました遺物の保存処理を行うとともに、発掘調査時に実施いたしました3次元測量データ、CTスキャンデータを用いて作成した甕棺墓の3D実測図等を添付いたしました発掘調査報告書を刊行いたしました。  次に、その下の欄の小項目2)民俗文化財の情報収集です。絵馬や石造物について現地確認をし、記録のデータ化を行いました。石造物については、市内の調査結果をもとに民族企画展を実施するなど、一定の成果を上げることができたと考えています。  続きまして、その下の枠の欄です。左から三つ目の欄、中項目(2)文化財の保存・管理です。  平成30年度は、須玖岡本遺跡の保護及び継承のため、文化財専門委員で構成される須玖岡本遺跡発掘調査研究部会を設置し、遺跡内の史跡地の研究、発掘調査等の方針を検討いたしました。部会では、大変貴重な国の史跡であり、確認調査の前にすべきこととしてレーダー探査の実施についての助言がなされ、当年度実施の運びとなったものです。また、これとは別に、文化財専門委員の全体会の中で、文化財を守るためにもっと積極的に指定を推進していくべきではとの意見が出されました。この文化財専門委員の全体会での意見を受け、今年度になりまして須玖岡本遺跡及び須玖タカウタ遺跡関連遺物の市指定化の取り組みに着手をしているところでございます。  続きまして、31ページです。  大項目の二つ目になりますが、上の表の左枠、2、文化財の活用、その左、右枠になります。  中項目(1)春日市の文化財に対する理解の促進の小項目1)文化財等の周知です。奴国の丘フェスタ開催や、市報やウエブサイトといった手法に加え、平成30年度はマスコミへのプレスリリースに積極的に取り組みました。考古企画展では、市では初の取り組みとなるマスコミ向けの内覧会を行ったことにより、新聞やテレビで取り上げられ広くPRができました。また、民俗分野では、郷土の偉人、武末新兵衛の偉業をキルトでつづった作品をボランティアや中学生の協力を得て作成し、春日市の取り組みを新聞、市報、ユーチューブにより周知を図りました。  その下の欄です。中ほどの小項目2)文化財への関心を高める機会の提供で、企画展や体験教室といったこれまでの取り組みを継続するとともに、奴国の丘歴史資料館の開館20周年を記念して、ふれあい文化センターにおいて記念フォーラムを行いました。サンホールは満席、新聞報道もございましたので、春日市の文化財の関心を高めるよい機会となったのではないかと考えております。  続いて、同じく一番下の枠になります。中項目(2)遺跡、文化財施設等の活用推進のための整備です。  平成30年度は7月豪雨により天神山水城跡の崖面が崩落し、災害復旧工事を実施いたしました。結果的には、施工条件の厳しさ等から年度内完了がかなわず、明許繰り越しを行うことになりましたが、臨時議会を開催していただいたり、国県補助申請など諸手続関係は可能な限り最短での実施を目指しました。また、同じく水城跡ですが、大土居のほうの水城跡の崖面が雨水や樹根で浸食されていることから、史跡保護のため崖上面の整備や樹木伐採等を行ないました。  以上でございます。 164: ◯委員長(高橋裕子君) 説明が終わりました。ここまでで質疑応答をお受けします。質疑ありませんか。西川委員。 165: ◯委員(西川文代君) 26ページ、読書のまちづくりですね、その中で、達成度が十分な成果が見られる4という高い数値が出ているところで、市民図書館に指定管理者制度を導入することで市民の利便性が向上したというのがありますけども、この利便性の向上で具体的にこれだけの成果を、4という評価ですので、具体的なものがちょっとあったら教えてください。 166: ◯委員長(高橋裕子君) 市場主幹。 167: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 説明のところが、27ページの中ほどになりますけれども、市民図書館の開館時間の拡大について、利用者のアンケートをとっております。この中で、利用者アンケート結果、「朝9時から開館しているので利用しやすい」94%、「遅くまで開館してるので利用しやすい」91%、それからこれ以外に、アンケートの中で満足度などを聞いております。これについても90%を超える満足度というところで、市民の利便性についての向上が図られたというふうに判断しております。 168: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 169: ◯委員(西川文代君) 開館時間の拡大により市民がより利用しやすい図書館となったというのは次の行で改めて書いてあるので、ここの4のところの備考です。なので、それ以外のところで何かあるのかなと思ったんですけど。開館時間拡大というのは、それはもうその下に書いてますので認知してますけれども、その上に、「市民の利便性が向上した」ということだったので、何か大きなものがあるのかなと、変化がですね。 170: ◯委員長(高橋裕子君) 市場主幹。 171: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 開館時間の延長と、あと、移動図書館の祝日運行を大きなものとしておりますけれども、それ以外に、事業者の提案により図書消毒器であったり、電子看板、それから、図書館サポーターの新設、バリアフリー映画会の実施、貸出返却窓口の一本化などさまざまな工夫が凝らされており、これらにより利便性が向上したというふうに考えております。 172: ◯委員(西川文代君) わかりました。 173: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。 174: ◯委員(西村澄子君) 20ページです。学びの場づくりの推進ということで、1)の青少年の感性を磨く機会の提供というところで、三つ目の点で、成人式を開催しというところの成人式なんですけど、ことしの成人式は初めてアンケートをとられたように思われます。アンケートの集計結果がもしわかるようであれば教えていただきたいなと思いますが。 175: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員、30年度の点検評価だから。成人式の件はまだ報告を受けることがあるんで、そのときに聞いていただけますか。 176: ◯委員(西村澄子君) ああ、わかりました。申しわけございません。 177: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。川崎委員。 178: ◯委員(川崎英彦君) 19ページのところでですね、全体なんですけど、学校運営協議会についてお聞きしたいんですが、学校からと地域からと、あと保護者からと、そして教育委員会からということで4者、中には子どもさんもですね、参加されてる場合もあると思うんですけど。これ、いまだにですね、コミュニティ・スクールの浸透率とかを見ると、地域とか保護者の方の認知度が余り上がっていないというふうな現実があると僕は認識をしてるんですけども、どうしてかなというふうに思うとですね、いつも学校でいろんな協議とか取り組みを発表して、反省とかもPDCAを委員会の中で繰り返しているんですけど、いつもそこで完結してるような気がするんですね。  例えばPTAの講演会だとか、学校でのお祭りだったりとかということで、いろんなイベントがあるんですけど、そのときにコミュニティ・スクールの成果とか、今回のですね、教育委員会の事業評価とかのですね、報告とか、発表というか報告をして、地域から保護者から、そして学校の先生から子どもたちからですね、いろんな意見を吸い上げることもですね、必要なのかなと思ってるんです。個人的にですよ。  そうすることで、これからの学校はどういうふうにしていきましょう、僕たちが過ごしてる学校はどういうふうな目標にしていきましょうか、ひいてはですね、住んでる春日市をどういうふうにしていきましょうかというような、大きな夢とか希望とか、そういうふうなものをですね、語れる場が、もしその学校運営協議会の事業の中でつくれるのであれば、一体感というか、地域と家庭と学校との一体感、子どもさん、生徒さん、児童さんも含めてですね、何かそういうふうなものが持てればいいのかなというふうに思うんですけど。  今、学校運営協議会の中で、そういうふうな対外的な、今というか30年度ですけど、対外的な報告なりということ、そのイベントなりということはされてあるんですか。
    179: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 180: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 学校運営協議会自体がその学校の代表、地域の代表、PTAの代表が集まって協議をしている場になります。そこで、こういうことをしていこう、学校の方針として、学校も一緒になって取り組みを決めた上でそれぞれが持ち帰って、そこそこで活動するというふうな仕組みになってます。  特に、学校運営協議会で示したことを実際の実動に移す部分というところで、実動組織というものがそれぞれの学校にそれぞれの形で用意されています。そこには学校が行うこと、家庭が行うこと、地域が行うことというふうな分け方をされているところもありますし、3者が一緒になって一つの目標に向かって取り組みをしていくっていうところがありますので、学校運営協議会自体がPRをしていくというよりも、そこに参加してらっしゃる方、委員の方たちによって広めていくというふうな方式を今とっているところです。  確かにコミュニティ・スクールがどういうものかというところは、市のほうが周知していくのが務めだと思っておりますので、31年度の市報等でもお知らせをしております、大記事をつくってお知らせをしてるところです。  また、その運営協議会に子どもたちが入って、小学校も中学校も、運営協議会や、あとは運営協議会の後に、地域の方たち、父母会ごとに分かれて地域の方たちに自分たちの活動の報告をしたりだとかということで、子どもたちも、それがコミュニティ・スクールの取り組みだという意識はないかもしれないですけれども、やってることを地域の人たちに報告したり、地域の方たちにお世話になってるというふうな、本来のコミュニティ・スクールの目的自体は実施しているという意識はあると思います。  確かに川崎委員が言われるように、それがコミュニティ・スクールなんですよというところを伝えていかないといけないというところは、私たちの使命なのかなというふうに考えているところです。 181: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 182: ◯委員(川崎英彦君) 分けて御説明をしていただいたんですけど、教育委員会が周知の責任者、周知をしなきゃいけないということではなくて、それぞれの取り組みの中で、コミュニティ・スクールの取り組みなんですよということを一言添えるだけ、テーマを掲げるだけでも、その周知の仕方が全然変わってくる、受け手のとり方がですね、全然変わってくるだろうし、その取り組み方も変わってくるんだろうなと思うんですね。  それぞれの代表者がいて、それぞれの中でやっていますので、それはちゃんと連絡とか報告とかちゃんと上がってるんですとかということも一つだと思うんですけど、何かいろんな事業をやろうとしたときに、まとめの中で、総会とかやったりすると思うんですけど、そうすると会員全部が集まってくるんですね。そうすると、ああ、こういうことやってたんだ、これはコミュニティ・スクールなんだといって、そこでまたいろんなものの理解が進むと思うんですけど、今回というか、学校運営協議会では総会というものは行われているんですかね。 183: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 184: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) いろいろ各学校における総会であったり式典であったりというときには、校長先生からですね、校長先生の挨拶の中で、この学校はコミュニティ・スクールをやってて地域の方たちのお力添えもあるんだよというふうなことはもちろん説明はします。そういうことで各学校取り組みが違いますので、それぞれの学校でしてもらうように周知に努めるようにというのは、うちのほうから学校のほうにお願いしているところですので、やっていただいてます。  今、言われた運営協議会の方たちが総会に出席してどうだとか、公表するだとか、運営協議会自体の総会という形はございません。式典に出て、運営協議会の委員さんとか、委員長さんですということで御挨拶される学校もあります。 185: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 186: ◯委員(川崎英彦君) そういう事態は僕も承知はしてるんですけど、僕が言いたいのは、学校運営協議会に出てこられる方々は、それぞれの地域の代表、地域のそれぞれの団体の代表ですので、そこに持ち帰ってそれぞれやるんでしょうけど、何か、その方々にもう後はお任せしてるというふうな感じになっちゃってるのかなという気がするんです。  僕も実際ここの中に入ってですね、その取り組みをやってて、そこまで全体に、学校運営協議会が取り組んでるテーマみたいなものが全体に広がってるかどうかということはですね、意識はしてなかったんですけど、それぞれの団体がそれぞれやるということではなくて、それぞれの団体がいろんなパートナーシップというか、ネットワークを一つにまとまってやることの重要性はあるんじゃないかなと僕は思うんですけど、その認識は。 187: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 188: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 学校運営協議会の一つ、そこの学校運営協議会として何かをするということですかね。 189: ◯委員(川崎英彦君) まあ、そうですね。 190: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 今のところ、具体的にそういうことをやってるところはありません。  一つですね、今年度の取り組みですけれども、今、西中ブロックの学校運営協議会の中で、特に西中学校ですけれども、運営協議会の熟議の中で、いかに市民というか地域の方たちにコミュニティ・スクールを周知しようかという話し合いが行われてます。そこでは、やっぱりPTAはPTAとして、具体的には横断幕をつくろうかという話が出てるんですけども、その横断幕のテーマを募集するのに、コミュニティ・スクールをわかってもらういい機会なので、PTAの方たちにもテーマを募集するためにコミュニティ・スクールの説明をつけてお願いをしようだとか、地域は地域でそれを持ち帰って、地域からも応募してもらえるようにしようかとかという形で、その場でどういうふうに周知をしていこうかというふうな話し合いをして持ち帰ってらっしゃるので、それが一つ、運営協議会としての活動ということになるのかなというふうには思ってます。 191: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 192: ◯委員(川崎英彦君) いろいろなところでですね、努力されて、それぞれの事業をされてるわけですけど、それぞれの事業において、例えば地域においてはですね、学校の生徒さんがよく来てくださったりとか、その保護者の方が来てくださったりとかなさるんですけど、学校において、例えば講演会をします、PTA主催の講演会をしますといった中でも、地域の方に参加をしていただく場を設けるだったりとか、何か話し合いの場を設けるだったりとか、数をふやすんじゃなくて、一つをやる中でいろんな人に集まっていただく施策というか、そういう手段は持てると思いますので、それぞれの団体の事業で完結するんじゃなくて、やっぱり連携してやれるようなことをですね、模索していただきたいな、教育委員会の中でですね、模索していっていただきたいなというふうに思ってるところです。これは要望です。 193: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。迫委員。 194: ◯副委員長(迫 賢二君) 19ページの児童生徒を交えた学校運営協議会の実施とありますけど、これ、たしか全校じゃなかったですよね。何校ぐらいされてますかね。大体でいいですよ。 195: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 196: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 運営協議会に参加しているところが、13校が何らかの形で学校運営協議会のほうに出席をして、子どもたちの取り組みを報告したりだとか、そういうふうなことをしてます。  あとは、中学校になると特に父母会活動という形で、運営協議会ではなくて、地域の方たちを招いて、そこの場で地域活動の発表をやってるというところが3校ありますので、実際、そのほかにも学校の連携カリキュラムの中で地域に出ていったりとかというところは全ての学校でやっておりますが、報告会という形でしているところは、今のところ16校が行ってるという形になります。 197: ◯委員長(高橋裕子君) 迫委員。 198: ◯副委員長(迫 賢二君) この児童生徒を交えた形というのは、非常にこれから熟知していくためと、広報のためと、子どもたちのためにいいことだと思うんですけど、それは結局、いろいろな形でされてますけど、ちゃんと学校運営協議会の中へ入ってされてない学校も中にあるっていうこと、逆に言うとですね。何か問題点があるんですか。時間的な問題なのか、校長の、子どもは要らないよということが中にはひょっとしたらあるのかなと思ったりもしたもんでですね。 199: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 200: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 先ほど言いました16校の取り組みですね、運営協議会に入ってるのは13校と言いましたけれども、運営協議会で行われて、子どもたちが入って、小学校は特にそうなんですけど、行っていることと、あとは地域の方たち、運営協議会には入らないけれども地域の方たちに報告をしている形というのは、ほとんど内容的には変わらないところはあるのかなと思います。  ですので、学校のやり方だと思います。 201: ◯委員長(高橋裕子君) 迫委員。 202: ◯副委員長(迫 賢二君) それは教育委員会としては特に問題はなく、こういう形で、18校だろうが16校だろうがちゃんと浸透されて、児童を交えた、どういう形であれ、交えた実施をされてると。確認されてるということで判断してよろしいですか。特に問題がなければいいんですけど。 203: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 204: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 何らかの形で子どもたちにもコミュニティ・スクールの目的を浸透させることと、参加をさせるということにしておりますので、運営協議会の充実のほうに上げておりますけれども、できれば運営協議会もですけど、運営協議会以外にも広く地域の方々に報告する機会を持ってもらえれば、それで成果があっているものと捉えております。 205: ◯副委員長(迫 賢二君) わかりました。 206: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 207: ◯委員(西川文代君) 19ページのコミュニティ・スクールの推進で、学校運営協議会の活性化ですね。関係課職員の学校運営協議会委員、またはオブザーバーとしての全校配置ということを説明いただきました。これですね、私が委員をしていた平成20年前後ですけれども、そのときも入ってらっしゃった記憶があります。これはずっと継続してそういうふうにやってたっていうわけじゃなくて、どこからは全校配置がなかったときとかもあったんでしょうか、職員の。 208: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 209: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 職員の全校配置は当初から今も続けております。今回の関係所管というのは、うちの課、地域教育課の職員がオブザーバーとして、委員とは別で参加をするようにしてます。そこで会議の状況であったりだとか、熟議の内容であったり、評価じゃないですけれども、どういう運営協議会の運営が行われているのかという現状把握と、またその場で、何か運営協議会の運営の仕方とかで問い合わせがあれば即答えて、助言できるような形で配置をしているところです。 210: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 211: ◯委員(西川文代君) これがですね、大変大事なことだと思うんですよね。やっぱりコミュニティ・スクールが各学校の特色に合わせて、いつも言われますけど、押しつけではなくて自発的にどんどん進化していってもらいたいということで、見守る形でされていると思うんですけれども、やはりですね、堂々巡りになってしまう場合もありますし、委員も変わっていきます。なかなか熟議とか、その進化発展というのが難しいというのはあるので、やはり地域教育課として現場、現状をしっかり把握して、そして分析して、適切な、上からではない助言というのはやっぱり必要だと思うので、今後もよろしくお願いします。以上です。 212: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 213: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての項目をお願いいたします。高田学校教育課長。 214: ◯学校教育課長(高田勘治君) 34ページをお開きください。上段にあります大項目、児童生徒への個別支援になります。  まず、中項目(1)家庭環境に応じた就学、子育て支援については、就学援助制度の取り組みについて記載しております。特に就学援助の周知については、学校経由での案内チラシの配付、市報及び市ウエブサイト等による制度の周知を行い、援助を必要とする保護者に就学援助費を支給することができました。引き続き、対象となり得る未申請者のため、さまざまな機会を通じて、よりわかりやすい説明、また、広報などを行いまして一層の周知に努めたいと考えております。  なお、次の中項目(2)子どもの実態に応じた学習・登校支援の項目につきましては、冒頭の大項目(1)きめ細やかな指導・推進体制に記載しております項目の再掲となっております。こちらの評価視点、評価指標等をごらんいただければと思います。説明については割愛させていただきます。 215: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井教務課長。 216: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 続きまして、36ページをお開きいただいてよろしいでしょうか。  大項目2、安全で快適な空間の創造、中項目1、学校施設改修の計画的推進についてでございます。こちら、小中学校2校屋内運動場大規模改修工事と、小中学校11校空調整備を挙げております。  まず、小中学校2校屋内運動場大規模改修工事の取り組みについてでございます。これは老朽化した小中学校施設の大規模改修を行い、教育環境の改善及び建物の耐久性の向上を図るものであります。  内容でございますが、春日南小学校屋内運動場、春日西中学校屋内運動場の工事を行いました。具体的には、小中学校ともに外部改修につきましては外壁や軒裏、ピロティー、天井裏等の外壁改修、また、内装改修につきましては、小中学校ともにアリーナ、ステージ、控え室等の改修を行っております。中学校におきましては、1階部分に剣道場、卓球場、柔道場、男女更衣室等がございましたので、そちらの改修もあわせて行っているところでございます。トイレにつきましては、ドライ化するとともに洋式化便器を増設いたしております。機械設備につきましては、小中学校ともに給排水衛生設備、消火設備、換気設備等の改修を行っております。電気設備につきましては、小中学校ともに照明のLED化を行っております。  成果でございますが、春日南中学校、西中学校において、屋内運動場の建物の外装、内装、電気設備等の全面改修を行うことで教育環境が改善され、建物の耐久性を確保することができました。  また、次に、小中学校11校空調整備工事の取り組みでございます。これは春日原小学校と春日野小学校を除きます市内の10の小学校の普通教室に空調設備を整備することにより教育環境の改善を図るもの、また、春日野中学校の普通教室の空調設備整備と航空騒音防止対策工事を行うことにより教育環境の改善を図るものでございます。  内容でございますが、市内の10小学校と春日野中学校の普通教室に空調設備を整備することにより、市内全小中学校の全ての普通教室、特別支援学級への空調設備の整備が完了いたしました。こちら、空調設備が整備されたことにより、市内全小中学校の全ての普通教室が完了いたしておるものでございます。  済みません、中項目1、学校施設改修の計画的推進についての説明は以上でございます。 217: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 218: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 中項目(2)の社会教育施設改修の計画的推進になります。一つ目の欄です。こちら星の館の管理になります。  星の館の維持管理につきましては専門の事業者に管理を委託していることから、特殊機材等のふぐあいについては早期発見、早期対応を行い、市民サービスの維持を図っております。具体的に30年度の取り組みといたしましては、天文台のドーム回転モーターの車輪の交換修理、また、星の館入り口の木製看板等の修繕を行っているところです。 219: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎文化財課長。 220: ◯文化財課長(神崎由美君) 続きまして文化財課です。  その下の段になります。奴国の丘歴史資料館等の維持管理となります。  文化財を保存活用する施設として、奴国の丘歴史資料館、のぼり窯体験広場等の施設がございます。これらの施設の維持補修を行っておりますが、築20年を超え老朽化が進んでいるのが現状でございます。現在、公共施設マネジメント担当とともに定期的な点検等を行いながら計画的に改修等を実施しておりまして、平成30年度は外壁改修ということで、外壁の爆裂及び露筋等の補修、外壁舗装及びシーリング等の打ちかえを行いまして、一定の成果が得られた判断いたしました。  以上でございます。 221: ◯委員長(高橋裕子君) 神田部長。 222: ◯教育部長(神田芳樹君) 以上で点検評価の説明を終わります。 223: ◯委員長(高橋裕子君) 質疑、いいですか。今、説明があったところの。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 224: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、暫時休憩します。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時50分                 再開 午前11時54分                ──── ─ ──── ─ ──── 225: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  それでは、説明をお願いいたします。高田学校教育課長。 226: ◯学校教育課長(高田勘治君) 報告事項の2、全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果につきまして、こちらをですね、資料をもとに説明いたします。 227: ◯委員長(高橋裕子君) どうぞ。 228: ◯学校教育課長(高田勘治君) 昨年5月から7月末にかけまして、全国体力・運動能力、運動習慣等調査が行われました。このたびスポーツ庁から結果が公表されましたので、その概要について説明をいたします。  表紙をめくっていただきまして、1ページになります。  この調査の目的は、「国が全国的な子どもの体力の状況を把握、分析することにより、子どもの体力の向上に係る施策の成果と課題を検証し、その改善を図ること」にございます。また、「教育委員会における子どもの体力の向上、各学校における体力の向上、体育健康等に関する指導などの改善に役立てること」を目的として行われているものです。  調査の対象は、小学校第5学年、中学校第2学年になります。  調査の種目は、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横飛び、20メートルシャトルラン、50メートル走、立ち幅跳び、ソフトボール投げの8種目となっております。済みません、中学生はソフトボールがハンドボール投げになります。この8種目になります。  5番目のところになります。体力・運動能力の調査結果の概要を体力合計点、これは実施8種目の記録を10点満点に換算した種目別得点の合計点、合計点は80点満点になりますが、これで御説明申し上げますと、こちらの本市の状況に記しておるとおり、小中学校男女全ての市平均値が全国平均値、福岡県の平均値を上回る結果となっております。なお、この調査結果につきましては、2月15日の市報に掲載することといたしております。  次に、2ページのほうごらんください。  次に、学年男女別の体力合計点の推移を御説明します。本市の状況に示しておりますとおり、全国平均値がここ数年は上昇傾向にありますが、本市の状況としては、平成26年度以降、この全国平均値を5年連続で小中学校男女全ての市平均値が上回る結果となりました。特に中学校においては、4年連続で全国平均値を大幅に上回る状況が続いているところです。  それでは、3ページをお開きください。  次に、種目別の全国平均値とのいわゆる位置関係について御説明をいたします。令和元年度においては、小学校男子の立ち幅跳び、小学校女子の立ち幅跳び及びソフトボール投げの3種目で全国平均値を下回る結果とはなりましたが、その他の種目、29種目においては全国平均値を上回っております。  詳しい分析はこれからですが、例えば全国平均値と比較し、全小学校男女とも低い水準である立ち幅跳びなんですが、中学校では男女とも全国平均値を大幅に上回る高い水準を示しております。各学校がですね、弱点克服の取り組みが中学校2年までの成果としてあらわれている状況ではないかと推察しているところです。  以上で報告を終わります。 229: ◯委員長(高橋裕子君) 報告を終わりました。質疑をお受けします。質疑ありませんか。岩切委員。 230: ◯委員(岩切幹嘉君) この結果で見ると全国平均以上の数値が出てまして、そのもともとの目的で、把握して分析して体力の向上を図る、施策、また、課題を検証して改善を図るというのが目的でありますけども、この数値を見て全国的に上回ってるということは、今現在取り組んでることを基本的には継続してやるということなのか、またこれを受けて、この目的のようなことを別に考えられようとしてるのか、いかがでしょう。 231: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 232: ◯学校教育課長(高田勘治君) まずは、それぞれの取り組みとなりますと、各小中学校で1校1取り組み運動がございます。それをですね、毎年度、体力向上プランの計画書の中にしっかりと位置づけてですね、取り組んでおりますので、もちろんいいものはそのまま継続、充実していくでしょうし、そのPDCAサイクルの中で必要な改善についてはですね、それぞれ各学校が1校1取り組みの中で進めていくものと考えます。 233: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 234: ◯委員(岩切幹嘉君) 例えば全国平均にいってない立ち幅跳びとか、ソフトボール投げとかいうのがありますが、全国平均に持っていくということではなく、各学校がどういうふうに受けとめて、どういうふうな対策をとるかという考え方ですか。 235: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 236: ◯学校教育課長(高田勘治君) 各学校にはそれぞれその学校の結果もですね、もう到達しておるというふうに聞いておりますので、まず、この一つの目安、指標になるんですが、全国平均、県平均、それと学校でのそれぞれの日常の取り組みの中での課題、この辺をしっかり連携した形でですね、各学校で取り組んでいくものと考えます。 237: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。
    238: ◯委員(岩切幹嘉君) じゃあ、これあくまでも一つの、何というか、数値としての参考で、それぞれの学校がこれを基本にして、それぞれの課題を考えて取り組んでいくということでよろしいでしょうか。 239: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 240: ◯学校教育課長(高田勘治君) 今、御指摘いただきましたとおり、一つの指標、目安としてですね、それぞれの学校でやっております体力向上プラン、この中で具体的な改善が図られるものと考えます。 241: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 242: ◯委員(西川文代君) 1ページのですね、調査の目的ですけれども、一番下の三つ目の丸に、各学校で各児童生徒の体力や運動習慣、生活習慣等を把握し、学校における体育健康等に関する指導などの改善に役立てるというふうに書いてあります。  やっぱりこれ、結果としてこういう高い数値が出てると思いますけれども、やはり運動習慣、小さいときからの、また生活習慣というのがやはりすごく大事なことで、ここらあたりを把握しとなってますが、これでどのようにここらあたりは把握されているんですかね。生活習慣とか運動習慣とか。 243: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 244: ◯学校教育課長(高田勘治君) この調査とあわせて、子どもたちからそれぞれの生活習慣についての調査も行われておりまして、今回その報告はまだ概要の時点ですので来ておりませんけれども、各学校にはそれも行っておるというふうにも聞いてますので、それに基づいて生活習慣、必要な改善を、当然、家庭との連携の中でですね、取り組まれていくものと考えます。 245: ◯委員(西川文代君) わかりました。 246: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。 247: ◯委員(西村澄子君) 先ほど1校1取り組みプランというふうに言われましたけど、具体的には、その学校学校によって1取り組みというのが毎年掲げられてるということなんですよね。 248: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 249: ◯学校教育課長(高田勘治君) 1校1取り組みは、先ほど言いましたとおり、体力向上プランの中で掲げられてまして、もうこれは皆さんも御存じかと思います。代表的なのが天神山小のウオーキング、それ以外にもそれぞれの学校で、晴れた日には屋外活動、雨の日は晴耕雨読ですね、そういった取り組みがなされております。 250: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。 251: ◯委員(西村澄子君) 今回平均ということなので、今、天神山小学校というふうに出ましたけど、学校によって若干の格差があるんではないかなと思うんですが、極端な格差だとか、例えば極端にいいところ、極端に悪いところが、何ていうんですか、平均に合わせてるとかいうような、そこまでの大きな格差はなかったというような感じなんでしょうか。 252: ◯委員長(高橋裕子君) 高田課長。 253: ◯学校教育課長(高田勘治君) これがまだ速報の段階で、市教委にはここまでしか届いておりませんで、各学校においては、全国、県、そしてそれぞれの学校の分が届いておるかと思いますので、それはまた各学校と情報共有の中でですね、私どももしっかり各学校と情報共有して取り組んでいく必要があると考えます。 254: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 255: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。神崎文化財課長。 256: ◯文化財課長(神崎由美君) 文化財課でございます。  続きまして、報告事項(3)特別史跡水城跡整備基本計画(案)の概要についてということでございます。  現在ですね、当期の整備基本計画につきましては鋭意策定に向けて取り組んでいるところでございます。本日はその概要案になりますが、御説明をさせていただきたいと思います。  お手元にですね、お配りいたしました、こちらですね。A3、二つ折りの資料のほうをごらんください。  これまで春日市では、平成27年度に策定をいたしました特別史跡水城跡保存管理計画を受けて、史跡地の保存管理方針づくりを行い、これをもとに史跡保存、管理や公有地化に着手し、事業を進めてまいりました。これらを踏まえて、今後10年間の史跡保存・活用に係る整備の考え方や手法、整備方針を定めるため、今年度、当該整備基本計画を策定をしているところです。  なお、当該計画で策定していることが、今後の文化庁、県の補助事業の採択要件となってまいります。また、当該計画では、遺跡の価値やこれまでの取り組み等を踏まえ、史跡の問題点、課題を洗い出し、その対応のための手法の検討、実施予定事業をうたっているところでございます。  資料の3に、整備活用の理念と方針の概念といった絵が1ページ目の下にございますけれども、こちらですね、中央にございます、さまざまな魅力を持つ史跡の活用ということを中央に掲げまして、右上になります、遺跡遺産の確実な保存から、時計回りになりますが、史跡の顕在化、適切な樹林の管理。そして、歴史文化を継承する環境づくりの基本方針を定めまして、その実現のための取り組みの方向性を記載しているものでございます。  資料中面をごらんください。縦に見ていただければと思いますけれども。  こちらの2カ所の小水城、上が大土居、そして下が天神山になりますが、その小水城でそれぞれ10年間で予定をしております整備概要の案でございます。こちらですね、詳細につきましては後ほどごらんになっていただければと思いますが、ざっと見ていただくとですね、土塁の保護が必要な場所だったり、ここにはサインが必要だと言われる場所ですね、そういったものだったり、樹木が繁茂してるところについては切りますといったものをですね、記載をしている状況でございます。  続きまして、裏面をごらんください。  こちらですね、整備予定のイメージパースでございます。あくまでもイメージということにはなるんですけれども、真ん中にですね、二つの水城跡の位置関係がわかるパースを入れております。こちらですね、10年間というよりもですね、将来像ということで、この真ん中の分については捉えていただけたらというふうに思ってるんですが、将来、この10年間は一つの期間ということなんですけど、将来的にこういう形になればということで、手前側がですね、天神山、そして奥のほうですね、ぐるっと奥側のほうが大土居のほうになっています。  右上のパースがですね、当該計画で大土居の西側の土塁になります。ミネシゲゴルフセンター、もしくはフタバ書店側の県道に面したほうの土塁のほうになりますが、そちらの史跡の保護、樹木伐採及び整備の完成のイメージでございます。その左側がですね、大土居の東側土塁の整備のイメージです。  その下のほうになります、下段のほうになりますけれども、下段の右側です。天神山水城跡整備イメージということで入れておりますけれども、こちらがですね、吹き出しのとこから見た整備のイメージということです。  なおですね、この計画につきましては、案のほうをですね、2月3日月曜日から2月21日金曜日まで、春日市のウエブサイト、市役所、そして奴国の丘歴史資料館においてパブリックコメントを行い、その後、計画案の精査等をいたしまして策定をするという運びとなりますので、こちらもあわせて御報告したいと思います。  文化財課からは以上でございます。 257: ◯委員長(高橋裕子君) 質疑をお受けします。質疑はありませんか。岩切委員。 258: ◯委員(岩切幹嘉君) 今の一番裏面のところですけども、例えば大土居の水城跡のイメージですけど、今も森林が生い茂ってて入れないような状況ですよね。こうやって綺麗に整備していただくと、水城の形がよく見えるんですよね。今、見えないんですよね。だからもう、ぜひとも……、でも、森林生い茂ってるのの伐採というのは問題ないんですか。 259: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 260: ◯文化財課長(神崎由美君) 伐採をすることについてはですね、基本的に、危険なところから中心に伐採をしようというふうに思っております。特にこの西側土塁のところにつきましては、土塁の上に大きな巨木がですね、茂っておりまして、さらにそれが県道側に傾いてるという状況になりますので、こちらにつきましてはですね、来年度ちょっと予算要求をさせていただこうと思っておるんですけど、まずは木の伐採とですね、それによって土塁のほうが露出する形になりますので、土塁保護というところでの動きをさせていただきたいというふうには考えているところです。  そして、奥のほうにはなるんですけれども、そちらについてもですね、こちらの計画の中でもうたう形にはなるんですが、順番を追ってという形になります。一気にはちょっと、木を切ってしまうと、土塁の傷みももちろんあるんですが、土砂崩れとかですね、そういったものの危険性もあるということなので、この計画の中でも択伐という言い方をしてるんですが、間引きをしながらですね、樹木のほうを伐採いたしまして、そして、最終的にはこのような形で、見える形で、遺跡の顕在化を目指してですね、進めたいというふうに思ってます。  とはいえですね、緑の部分も楽しみにしてらっしゃる方もいらっしゃるということで、貴重な都市空間での緑ということもございますので、そういったのは選びながら進めていけたらというふうに考えているところです。 261: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 262: ◯委員(岩切幹嘉君) ぜひとも、今、春日市の遺跡関係の、春日市の方々に理解してもらう、活用していただくという中では、顕在化、見える形がですね、課題と思ってるんですね。ぜひとも、この水城跡に限らずですね、やはり目に見える、わかりやすい整備をですね、進めていただければと思います。これは別に答弁は結構でございます。 263: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 264: ◯委員(西川文代君) 同じところですけれども、整備のイメージ図というのは、私、本当に素人ですけれども、とてもすてきな形になってるなと思うんですが、この10年間で予算を要求させていただきたいということですけど、大体どのくらい、国からも補助とかありながら、春日市の持ち出しでこのような、10年間でこのイメージになるためにどのくらいかかるのかとか、そういう試算とかはされてるんですか。 265: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 266: ◯文化財課長(神崎由美君) 済みません、ちょっと私がきょう手元のほうに持ってきてはいなかったんですけれども、一応ざっくりと試算のほうはさせていただいているところです。ただ、あくまでもですね、試算の段階で、これは内部資料のほうにとどめさせていただきたいというふうに思っておりまして、計画上はですね、その数字を出すというのはちょっと今考えておりません。  いずれにしてもですね、計画ということになりますので、これはこの形で進めていきたいというふうには思ってるんですが、恐らく全体的な予算の関係だったりとか、そういった全体調整の中でですね、スムーズに運ぶというのはなかなか難しいというのは自分たちの中でも思ってるところなんですが、あくまでも10年間こういった形で進めたいというのをですね、うたっていきたいなというふうに考えているところです。 267: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 268: ◯委員(西川文代君) やはりこれ、整備基本計画ということで、これだけのものをですね、つくり上げられて、やはりこういうふうにして皆さん、パブコメもとるということでしたけれども、それで決定、案からもう案ではなくなって計画という形になったときに、やはりそれをきちんとやらなければ意味がないのかな。そうすると、春日市のいろんな財政の状況も考えて、可能である計画を立てるべきだと私は思うんですね。そこら辺が不確かであると、この計画ってじゃあどうなのかなってなるんですけど、そこらあたりはいかがですか。 269: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 270: ◯文化財課長(神崎由美君) 済みません。私の言い方のほうが余り十分ではなかったんですが、文化財課としてはですね、ぜひこの形で進めていきたいというふうに思っております。特に、この10年間で全てが終わるというふうに思ってないというのは、ちょっと引き続きの部分ではあるんですが、今回、特に10年間で入れさせていただいたものにつきましてはですね、今、水城のほうが壊れてる部分もございますので、そういった流出というかですね、そういった壊れていく部分をまずとめなくてはいけない、食いとめなくてはいけないということ、そして、樹木のほうが先ほど繁茂してるというふうに申し上げたんですけれども、そういった意味では、近隣の方々にですね、巨木化してるのはもしかしたら折れるかもしれないという怖い思いをさせてしまったりとか、あるいは、密集しております木が、密集というんですかね、繁茂しすぎてちょっと見えにくくなっておりまして、奥がのぞけないというのがございまして、ちょっと気持ちが悪いとかですね、怖いというお気持ちがあられる方もいらっしゃるということで伺っています。ということなので、できましたら本当に進めていきたいというふうには考えているところです。 271: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 272: ◯委員(西川文代君) 工事の基本計画ですね、文化財課が担当されてると思うんですけれども、この計画というものを、じゃあ、案からもうこれですと決まった場合に、財政課。やっぱり財政的なことが許されなければ計画は成り立たないわけですけども、この基本計画を作る段階での財政課とのいろんなやりとりというのはあるんですか。 273: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 274: ◯文化財課長(神崎由美君) この計画をつくる上で、財政課のみならず、企画、そして用地課等も含めましてですね、庁内に文化財保存推進委員会という組織がございます。そちらの組織の中にですね、こういった計画をしますということで当初から報告をしていたのとあわせまして、この計画のこの案につきましてもですね、各委員のほうには見ていただいて御意見のほうをいただいてるという状況ではあります。  ですので、この計画については、庁内的には共有はできてるというふうに考えているところです。 275: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 276: ◯委員(西川文代君) そうしますと、外部にはどのくらいかかるかっていうものは出さないということでしたけれども、内部的に委員会の中では、そういう試算も踏まえた上で、その各委員がこれでということになってるということですか。 277: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 278: ◯文化財課長(神崎由美君) 厳密に言いますと、今回パブリックコメントにかける内容のものを委員のほうには見せています。ただ、こちら、金額のものにつきましてもですね、ちょっと大きいかなということがありまして、関係所管のほうにだけ、そちらは流させていただいているところです。 279: ◯委員長(高橋裕子君) 神田部長。 280: ◯教育部長(神田芳樹君) 実際、10年計画から史跡の保全という意味では長期にわたるものでございます。実際に庁内でも、いろんな事業については3年ごとに実施計画をローリングしておりますが、そのときそのときの財政状況とか、また、例えば災害が起きたとか、別のより必要なものがあるとかということで変化してまいりますので、必ずこの計画どおりに10年間これが完成するということは誰も保障ができない。  しかし、先ほど神崎課長が申しましたですね、危険性とかですね、それから、岩切委員もおっしゃった顕在化とか、そういう大きな方向性はですね、私のほうも考えるに、当然のことの内容で、例えば非常に大きくですね、何て言うんですかね、プラスアルファが大きい計画とかいうよりも基本的な内容になっておると考えておりますので、当然、文化財課が先ほど答えたように、この方向性に向かって進めてまいると。  あとは、いろいろ財政の状況とかですね、施策の優先度とかで変わってくるということになりますので、これが10年後にはこうなるんですねというところは言い切れませんけれども、その方向で、鋭意、教育委員会としても進めていくということは間違いないところということで補足させていただければと思っています。 281: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですね。岩切委員。 282: ◯委員(岩切幹嘉君) 市民が望んでいる内容であるわけですから、この計画の実行の必要性をまず所管が訴えていただいて、余り形式とか予算を先行でやると、計画倒れとなったら何の意味もなくなりますのでですね、そこ辺は所管の力の出しどころというか、そこはちょっと要望として、しっかり推進できるようによろしくお願いいたします。 283: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 284: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。  15分過ぎてますけど大丈夫ですか。神田部長。 285: ◯教育部長(神田芳樹君) それでは、議題の2番、各種主要行事等報告につきましては、こちらの毎回お配りするもので、順次、課長のほうから説明させます。 286: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 287: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 主要行事報告の一覧表の重要なところだけ説明させていただきます。  2番目の弥生の里児童画大賞展受賞式についてです。ことしは12月14日に、ふれあい文化センターサンホールで受賞式のほうを行いました。弥生の里児童画大賞には、春日野小学校5年生の松浦京美さんの作品が選ばれております。  応募総数は2,147点、市内の学校からも、上位11賞には6名、入賞の金賞、銀賞、銅賞の多数の児童の作品が選出されております。なお、上位11賞の作品は12月15日号の市報に掲載し、市ホームページでもごらんいただけます。また、入賞47作品を掲載した記念カレンダーを記念品として作成しております。議員の皆様にも12月中にお手元のほうに届いているかと思います。ぜひ、4月からのカレンダーになっておりますので御活用いただけたらと思います。  続きまして、その下の令和2年成人式についてです。お手元のほうに、概要版になりますけれども報告書を本日お配りさせていただいております。そちらもあわせて見ていただけたらと思っております。  本年度の対象者は1,368人でございました。当日はおおよそ昨年と同じ1,000人弱の出席がありました。当日は式典、その後の記念アルバムの作成のための集合写真の撮影も終始混乱もなく和やかに行うことができました。  本年度も新成人6人の実行委員が式典の企画運営を行い、新成人の20年間を振り返る映像の企画や恩師からビデオレターなどの式典を盛り上げる企画をしております。この企画運営には、年代の違う実行委員のOB4人が加わりアドバイスを行うなど、若干ではありますけれども、青年層のつながりを感じているところです。  また、当日は春日市少年補導員7人の方に新成人の誘導等の御協力をいただくとともに、本年度も警備体制を上げるために、市の職員の配置に加え、春日警察署から私服警官5名とあと駐車場待機として5名、合計10名の警察官の方々を派遣していただいているところです。  なお、今回はふれあい文化センター内スプリングホール以外、メーン会場のスプリングホール以外でも観覧ができるようにということで中継会場を設け、1,000席用意をいたしました。スプリングホール以外の会場の利用が少なく、ロビーが混雑する状況がございました。このような状況から、以前から総務文教委員会等でも御意見をいただいております会場の変更につきましては、現行の会場、または総合スポーツセンター、県の施設であるクローバープラザホールの活用について、利用条件や費用を踏まえながら引き続き検討を行っているところでございます。 288: ◯委員長(高橋裕子君) 市場主幹。 289: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 続きまして4番ですけれども、きょうお配りしましたこちらになります。  春日市民図書館の朗読会、毎年行っておりますけれども、ことしはあしたですね、2月1日の2時半からになりますけれども、ふれあい文化センターのサンホールで元NHKアナウンス室長の山根基世さんをお招きして行いますので、告知でございます。  以上です。 290: ◯委員長(高橋裕子君) 神崎課長。 291: ◯文化財課長(神崎由美君) 文化財課でございます。お手元に配付しております今年度の民俗企画展、灯りのかたちのチラシをごらんください。  今回の企画展では、灯りにまつわる道具を中心に展示をし、電気が普及する前後の暮らしや習慣などを紹介していきます。今回は、環境だけでなく、灯りを体験できるブースを設け、昔の暮らしを学習する小学校中学年から理解できるような展示を行っています。楽しく歴史を学習してもらうことで、ひと一昔前の暮らしに親しみや興味を持ってもらえるような展示を行っております。  開催期間は、こちらに書いてございます、令和2年1月18日、もう始まっておりますが、2年の3月1日日曜日までとなっております。奴国の丘資料館特別展示室で行っております。委員の皆様におかれましては、御多用とは存じますが、ぜひ一度、足を運んでいただけたらというふうに思っております。  以上でございます。 292: ◯委員長(高橋裕子君) ここまでで質疑をお受けします。西村委員。 293: ◯委員(西村澄子君) 先ほどちょっと言いましたけど、成人式の件です。アンケート、ことし新たにとられてるようなんですが、そのアンケート結果がありましたらちょっとお聞かせいただきたいというふうに思います。 294: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 295: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) こちら、アンケートの概要になりますけれども、回収がですね、先ほど1,000人参加があったと言いましたけれども、回収のほうが97件回収しております。内容につきましては、今後の成人式の運営に生かしたいという内容でアンケートをとらせていただきました。  まず、居住地についてですけれども、市内居住か市外居住かというところで、市外居住の方が大体37%、4割程度の参加をしていただいてるということがわかっております。また、実施時期等についても聞いております。例年どおりというところが50%近くになっております。開始時間につきましても、現行の10時の開始が、57%の方が現行どおりということで一番多い結果をいただいております。  あと、会場へどのような手段で来られたかというところを確認しております。これはやはり御自分の車を使うよりも送迎というところで、これも57%が送迎してもらっているということです。  最後に、式典に出席した理由というところで意識を確認したところなんですけれども、一番多かったところが、人生の節目だからというところと、あとは友人や恩師の方たちに会えるからというふうなところが一番大きな結果として出ております。  以上がアンケートの回答になります。 296: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですか。西村委員。 297: ◯委員(西村澄子君) そのアンケートの内容に、先ほど言いました会場の件とかいうのが書いてなかったような気がしますが、例えば会場の規模的なものとか、先ほども言いましたけど、入り切れないような状態がもうずっとここ数年続いてらっしゃいますよね。そういう状態で、そのアンケートの項目に会場の件は全く触れられてなかったような気がするんですけど、それは何か理由が。
    298: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 299: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 今回は、現状の会場で見直しができるところということでアンケートを実施したところもあります。ふれあい文化センターで実施する場合の内容とか、それにあわせて交通手段を確認したところで、ほかの会場に、クローバープラザなりの使用ができるかどうか、クローバープラザをうちのほうが検討する際に交通渋滞等が一番心配になってきましたので、そこの確認を現段階でさせていただいてたところはあります。  ただ、自由意見の中に、やはり会場に入れなかったということで、スポーツセンターなりクローバープラザを考えたほうがいいんじゃないかというふうな意見もいただいておりますので、そこはもう参考にさせていただきたいと思っております。 300: ◯委員長(高橋裕子君) 西村委員。 301: ◯委員(西村澄子君) アンケートの件ありがとうございます。  別件なんですけど、毎年、私もずっとここ数年参加させていただいてる中で、これは意見になるかもしれませんが、流れがとてもこう、切れ切れになっているような気がするんですよね。最初のアトラクションからそれから式典に入られるのはそこまで、準備があるからと思うんですけど、最後の、集合写真じゃなくてスライドショーがありますよね。あれがすごい時間が長くですね。それが物すごく人の流れが変わるというか、会場の子たちが間が待てないで出ていってしまったり、せっかくスライドショーを、ことしの子とか物すごく立派につくられてたので、実行委員さんがつくられるので内容的なものが、学生のパワーポイントのスキル向上がすごく目に見えてわかるぐらいなできがことしは特にあったんですけど、そういう間とかがもうちょっとこう、どうにかつなぎを、実行委員任せじゃなくて、周りのサポートができないのかなというのが感想なんですけど。 302: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 303: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) アトラクション、新成人がつくった今回でいうと、20年間を振り返るアトラクションまでは多分スムーズに行けたんじゃないかなというふうに思います。その後の恩師からのビデオレターですけども、あれは、それを見ながら、見終わった人たちを今度は集合写真のほうに案内をするというところで、集合写真のほうの撮影が終わればその方たちを案内して入れるということができるということで、少し間を開けてそちらとの調整をしながら行ってるところなのでちょっと時間をとっているところがあります。  ですので、その間、何かこちらのほうでつなぎができるような……、やはり今回すごく持たせる時間が多くてざわついたなというのはうちの事務局のほうも感じているところなので、そういう内容の見直し等も行っていきたいなというふうには考えているところです。 304: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですか。 305: ◯委員(西村澄子君) はい。 306: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。岩切委員。 307: ◯委員(岩切幹嘉君) 市民図書館の朗読会ですけども、これは本に興味を持ってもらう企画にもなりますし、また目の不自由な方にも喜んでいただく企画だと思います。こういう企画もですね、やっぱり人材のノウハウを持ってる指定管理者だからこそできると思うんですね。今後、朗読会を定期的にやるというのをちょっと伺ってますが、その中で、春日市出身の中西和久さん、ひとり芝居、世界的に活躍してる方ですが、この方の協力をしてやっていくということをちょっと伺ってますけど、市の担当としてですね、指定管理のほうがすばらしい企画を推進していく上で、その情報の協力はしていく考えがあるのか、また、実際そういう対応をされているのかというのをちょっとお伺いしたいと思います。 308: ◯委員長(高橋裕子君) 市場主幹。 309: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 今回の山根さんについては指定管理者のほうが独自に呼んできたという形にはなりますけれども、今後、そういった市内のかかわりのある方と一緒にというようなことであれば、それはもちろん相談をしていただいた段階で、その情報の共有であったり提供であったりということはしていきたいというふうに考えております。 310: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 311: ◯委員(岩切幹嘉君) 市のほうが一応、指定管理者、運営はそこがやっていかれるんですけども、手を全く離すんじゃなくてですね、やっぱりお互いが協力し合うことで企画の幅も広がっていきますし、それがイコール市民の方々のサービスに大きく広がっていくと思いますので、今後ともその協力をよろしくお願いしたいと思います。 312: ◯委員長(高橋裕子君) 要望ですね。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 313: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので。神田教育部長。 314: ◯教育部長(神田芳樹君) 2の(2)で、次第が間に合っておりませんが、2点報告をさせていただきます。  まずは、藤井課長。 315: ◯委員長(高橋裕子君) 藤井課長。 316: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 済みません、小中学校の給食費の見直しについてでございます。  先ほどですね、お配りさせていただいております、この緑色の縦の総務文教委員会教務課資料のですね、4ページ、5ページをお開きいただいてよろしいでしょうか。縦の、こちらの分の4ページ、5ページ、よろしいですか。  現在の給食費についてでございますが、現在の給食費は平成26年に見直しをさせていただいたものでございます。5ページにですね、小学校の給食費の推移、また、ページめくっていただきまして6ページにですね、中学校の給食費の推移を記載しております。  当時の給食費の見直しは、平成26年4月に消費税率が5%から8%になったこと、また、平成20年から6年間、給食費の見直しを行っていなかったことなどから給食費の見直しを行い、その当時、小学校では月額4,100円から4,400円に300円の値上げを、中学校では1食当たり250円から255円に5円の値上げをさせていただきました。  次に、現在の状況でございます。その後、令和元年度まで6年間、給食費は据え置きとしておりましたが、この6年間に食材費が徐々に値上がりしてまいりました。例えば牛乳を見ますと、約3円の値上がりとなっております。また、委員の皆様方も御承知のとおり、昨年10月に消費税が10%に増税されました。食材費につきましては軽減税率が適用され、税率は8%と変更はありませんが、輸送費や人件費などの値上がりにより食材費が値上がりしたものでございます。この間、栄養士の先生に献立の工夫をしていただき、食材を変更したりデザートの提供回数を減らすなどで対応してまいりましたが、現行の給食費では安全・安心で栄養バランスのとれた魅力ある給食の提供が困難となってまいりました。  そこで、今回、今後も引き続き給食を安全・安心に提供していくために、令和2年4月から給食費見直しの検討を進めているところでございます。筑紫地区の他市においても同様に給食費の見直しを進めているようであります。  春日市では、小学校においては月額200円から300円程度の値上げに抑えられるように、中学校においては1食当たり5円から10円程度の値上げに抑えられるように調整を進めてまいります。保護者の皆様には、給食費の見直しの予定であることをこの資料の4ページの文書で通知したいと考えております。  以上でございます。 317: ◯委員長(高橋裕子君) 質疑ありますか、今の報告で。いいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 318: ◯委員長(高橋裕子君) では、続いて、次の報告お願いします。  三丸課長。 319: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 本日、お手元のほうに新聞のコピーをお渡ししていると思います。こちらの成人式が、やっぱり20歳というふうになっております。こちらと、裏には福岡市の民法改正後、令和2年4月以降に民法が改正されますけれども、それ以降の成人式についての記事が載っております。  これにつきまして、民法の改正に伴う2022年度、令和4年度以降の成人式対象年齢について、本市の考え方について決定をしておりますので御報告をいたします。  民法改正に伴い、成年年齢が18歳に引き下げられる令和4年以降の成人式の対象年齢につきましては、民法で成年年齢が引き下げられて迎える令和5年1月に実施する成人式は、現行どおり二十歳を対象として実施することと決定いたしました。  対象年齢を二十歳とした理由といたしましては、全国的にも言われておりますように、成人年齢となる18歳を対象として1月に実施する場合、対象者の多くが大学受験、就職などの人生の選択をする多忙な時期であり、時間的、精神的また経済的な負担がこの時期に多くかかってしまい集中してしまうということが懸念されることがあります。このことについては、本市独自のアンケート等は行っておりませんが、全国的に行われたアンケートの結果を見まして、春日市での対象者にとっても大きな違いはないというふうに考えて決定をしております。  また、現行どおり二十歳で実施することで、進学や就職のために春日市を離れて市外に出た方々も今年度もいらっしゃいましたけれども、式典を機に地元に集まり、同窓生や先生方、地域とのつながりを感じることで、改めて春日市に住んでいたことのよさを再確認していただけるきっかけになる効果があるというふうに考えてもいます。  また、今回の改正で、18歳では飲酒、喫煙などの一部の権利が認められないことがあります。全ての年齢制限がなくなる二十歳が引き続き大きな節目となるというふうに考えておりますので、これも一つの理由とし、二十歳で実施することが適当であると考え、決定に至りました。  検討の過程において、教育委員、社会教育委員とも協議の場を設けていただき、現行どおり二十歳が適当ではないかというふうな御意見もいただきましたので、そちらも参考にしております。  なお、成年年齢は18歳であることから、二十歳で行う新たな成人式の名称や令和4年度以降成年に達する18歳の方々へのお祝いのメッセージ等につきましては、引き続き検討をしてまいります。お祝いのメッセージにつきましては、改正年度の令和4年度は、経過措置として18歳、19歳の方たちを対象といたします。  これにつきましては、福岡市のほうも、こちらの新聞のほうにありますように、先週、二十歳で実施というふうに決定をされ新聞報道等されております。春日市につきましては、本日この委員会のほうで報告をさせていただいた後、プレスリリースを行い、市のホームページ等にもアップしていきたいと思っております。  報告は以上になります。 320: ◯委員長(高橋裕子君) 質疑ありますか。岩切委員。 321: ◯委員(岩切幹嘉君) これ、もちろんこういういろんな事情がありますが、本市の場合は会場が問題で、仮に18歳からとしたときにプラス何人ぐらいの試算になるんですか。仮に。 322: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 18歳、19歳……。                 (「1,200人ぐらいおる」と発言する者あり) 323: ◯委員(岩切幹嘉君) 今、二十からでしょう。それでふれあい文化センターもぎゅうぎゅうで、それを仮にですよ。本市は二十歳からでもう……。 324: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 325: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 3学年一緒にした場合ということですか。 326: ◯委員(岩切幹嘉君) 対象者。だから参加する、18歳以上とすると18歳以上が対象になるでしょう。 327: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 328: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 済みません。18歳に改正された場合は、対象は18歳になってくると思います。ただ、令和4年度に関しては……。 329: ◯委員(岩切幹嘉君) ああ、わかりました。済みません。18歳だけのこともあるんですね。 330: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員、ちょっと待ってください。指名を受けて言ってください。岩切委員。 331: ◯委員(岩切幹嘉君) 失礼しました。そうしたら、二十歳と18歳、どっちかということですね。じゃあ、余り変わらないんですかね、対象人数は。 332: ◯委員長(高橋裕子君) 三丸課長。 333: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) そうです。対象年齢を固定するのが二十歳か18歳かになります。ですので、令和4年度、18歳で行うというふうに決定した場合は、令和4年度の成人式は18、19、20の3学年に一緒にするか、という形になります。それ以降は18歳のみの学年でというふうに考えています。 334: ◯委員長(高橋裕子君) いいですか。 335: ◯委員(岩切幹嘉君) はい、わかりました。 336: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 337: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、神田部長、一応これで終わりですね。神田部長。 338: ◯教育部長(神田芳樹君) 教育部の説明は以上でございます。 339: ◯委員長(高橋裕子君) これで教育部の報告事項を終わります。  暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時39分                 再開 午後0時45分                ──── ─ ──── ─ ──── 340: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  先ほど保留していただいていました回答について、人事法制課長、横山課長から御説明をお願いいたします。 341: ◯人事法制課長(横山政彦君) 報告させていただきます。申しわけありません。受験者の性別についてでございます。  受験者の性別については、一次、二次まで、性別について把握をしておりませんでした。三次からは履歴書を出させますので、その時点で男女別がわかると。申し込み時点で男女別を今、必須項目としておりませんので、一次、二次の受験者まで男女別の把握をしていないというのが回答でございます。  以上でございます。 342: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですか。 343: ◯委員(西川文代君) わかりました。 344: ◯委員長(高橋裕子君) いいですね。それでは、総務部の説明を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時46分                 再開 午後1時30分                ──── ─ ──── ─ ──── 345: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  次に、経営企画部の議会閉会中の調査事件等を議題といたします。  説明員の説明を求めます。石橋経営企画部長。 346: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 一つお願いがありまして、本日、経営企画課の監督者を2名出席させていただきます。  紹介します。経営企画課の企画担当係長の春日と申します。 347: ◯経営企画課企画担当統括係長(春日 昇君) よろしくお願いします。 348: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 同じく公共施設マネジメント担当の長補佐になります。 349: ◯経営企画課長補佐(長 成明君) よろしくお願いします。 350: ◯経営企画部長(石橋 徹君) よろしくお願いいたします。 351: ◯委員長(高橋裕子君) はい、お願いします。  では、説明を求めます。石橋部長。 352: ◯経営企画部長(石橋 徹君) それでは、一つ目の部分で、第6次春日市総合計画について説明させていただきます。よろしいですかね。  それでは、令和3年度から始まる第6次春日市総合計画につきましては、6月議会において春日市総合計画条例を御議決いただきまして、7月の総務文教委員会において、策定方針と市民・企業意識調査について説明をさせていただいたところです。  本日は、現時点での基本構想の原案について御説明させていただきます。資料に沿って説明をさせていただきます。お手元にございます、こちらの表からまず説明をさせていただきます。  まず、上の表ですけど、市の最上位の計画である総合計画は、表の部分のように、左側に書いてありますけど、基本構想、基本計画、実施計画の3計画で構成されておりまして、第6次の総合計画もその構成を引き継いでおります。今回、御説明する基本構想は、一番上の部分ですね、10年後の将来像を定めて、まちづくりの基本方針を示すものになります。
     次に、下にピラミッドみたいな図がありますけど、こちらに沿っていくと、今回の総合計画の中では、上から将来都市像、基本目標、政策、施策、事務事業という形で定めます。関係性としましては、図の左に示してますように、上に行くほど大きな目的や目標となります。下に行くほど上の目的を達成するための手段という形になります。  図の下のほうに、まちづくりの基本理念という表示をしております。これは、上に書いております政策、施策、事務事業を進めていく上で、常に職員や市民の方々に踏まえておきたい基本的な理念で、ピラミッド図の全体に係るものと考えております。  今回説明いたします基本構想原案では、右に書いておりますけど、基本構想と書いてある部分、将来都市像、基本目標、政策、そして先ほど言いました、図の下のほうに、まちづくりの基本理念、こちらを基本構想とするように考えております。  続いて、こちらの表を飛んで、こちらの基本構想原案に沿って説明をさせていただきます。  2ページをごらんください。  第1章、将来都市像になります。将来都市像とは、10年後には春日市はこういう都市になっているんだとか、こういうまちを目指すんだという姿を市民の皆様に示すためのものです。そして、市が行う政策や施策は、この将来都市像を実現するためにあるものとお考えください。  現在の第5次総合計画では、「住みよさ発見 市民都市かすが」という将来都市像を掲げ、一人一人の住みよさを実現するまちづくりを今、進めてまいりました。そして、次の総合計画の将来都市像は、下の囲みに書いていますように、「住みよさ実感都市 かすが~つながる はぐくむ 支え合う~」と考えております。  まず、住みよさ実感都市という部分ですが、将来都市像には春日市ならではの特色を表現したいと考えました。春日市は、自然の海も山もなく、繁華街や工場なども少なく、住宅に特化した都市でもあり、春日市の特徴を一言であらわすとすれば、やはり住みよさなのではないかと考えました。基本的には、住宅都市として住みよさを追求し続けることを第5次から今回の総合計画に継承するということになります。  また、第5次は住みよさ発見でしたが、今回は住みよさ実感としております。住みよさ発見は、全ての市民に春日市の住みよさを見つけてもらえるような、あるいは見つめ直してもらえるようなまちづくりをしていこうという考えですが、住みよさ実感は、社会情勢の急激な変化や、多様化している市民ニーズにしっかりと対応し、市民一人一人が10年後も春日市は住みよいまちだなと感じてもらえるまちづくりをしていこうとするもので、住みよさを発見するものから、常にそこにあり、実感するものにステップアップしていこうという思いを込めております。  続いて、後半の「~つながる はぐくむ 支え合う~」です。意味としては、現在のさまざまな課題、そしてこれから生じるであろう課題を乗り越えていくためには、やはり協働のまちづくりをこれまで以上に推進し、オール春日で取り組んでいく必要があると考えております。今後の厳しい財政状況や人口減少、高齢化などを考えますと、行政だけでは課題を解決することは現実的に難しい状況にあります。そのため、地域の中でつながりをつくり、そのつながりを育み、みんなで支え合うことができるまちづくりをしていこう、そのような仕組みづくりを進めていこうという考えを表現したものになります。単につながるだけでなく、それを支え合いまで発展させることで、市の住みよさを向上させていきたいと考えているところになります。  また、上の段になりますけど、本文の中で下から5行目ぐらいに、「市民と市民が、市民と地域が、市民と行政が、地域と行政がつながる」と書いておりますが、これは、市が考える協働のまちづくりが行政とそれ以外という組み合わせだけではないことをわかりやすく伝えたいという意図で、このような表現にさせていただきました。  続いて、3ページ、第2章、まちづくりの基本理念についてです。  まちづくりの基本理念とは、先ほども説明しましたが、市が政策、施策、事業などでまちづくりを推進するに当たって、常に踏まえるべき基本的な理念と考えております。基本理念は、今回の総合計画から、この部分については新しく設定したものになります。  現下計画では、同じような位置づけのものとして、まちづくりの基本視点というものがありましたが、その部分は、誰にも優しいまち、みんなで支え合うまち、市民が活躍するまちという三つを基本視点として設定していました。これらはどれも重要な視点ではありますが、基本視点という言葉がわかりづらく、市でまちづくりを進めていく上での位置づけ、役割がはっきりしない面がございました。これをまちづくりの基本理念に変更し、市のあらゆる政策、施策、事業を実行していく上で、常に踏まえるべき根本的なものの考え方として整理しました。先ほど言いましたように、ピラミッドで言えば下から全てに係るという考え方でいます。  基本理念の内容として三つ掲げております。一つ目は、誰もが住み続けたいと思えるまちづくり。二つ目は、みんなが活躍する協働のまちづくり。そして最後に、未来へつなげるまちづくりとなります。  一つ目の誰もが住み続けたいと思えるまちづくりは、これまでの本市のまちづくりの中心的な考え方であり、将来都市像の章でも述べていますが、春日市の住みよさを追求し続けるということを改めて理念として反映させたものになります。また、この理念の説明文に「誰もが住みたい」とありますとおり、対象としては、春日市に既に住んでいる人だけではなく、春日市に今現在住んでいない人にとっても、魅力があって住みたいまちになるようなまちづくりを進めていこうという考えです。  次に、二つ目のみんなが活躍する協働のまちづくりです。こちらも市がこれまで強く推し進めてきた協働のまちづくりを改めて理念として反映させたものになります。現計画には、目立つ形で協働のまちづくりの位置づけを示しておりませんでしたが、今回は基本理念とすることで、春日市が行うあらゆるまちづくりの中で協働を行うということをはっきりと示したいと考えております。  最後に、三つ目の未来へつなげるまちづくりです。現在の市民に質の高い暮らしを提供するということは当然のことですが、それを未来の世代に確実に引き継いでいくことは、今の世代の責務であり、それを可能とするまちづくりをしていかなければならないという考え方を示したものになります。理念の説明文にも書いてありますが、少子高齢化や人口減少問題、厳しい財政状況といったさまざまな課題があることを考えると、未来の世代に今と同じ暮らしを届けることができるのかという危機感があります。ですから、まちづくりを進める上では、未来の世代に負債を押しつけないか、未来の世代にとってプラスになるまちづくりになっているかということを常に頭の中に置いておく必要があると考え、未来へつながるまちづくりという理念を設定しています。  次に、第3章、まちづくりの基本方針についてです。  まちづくりの基本方針は、4ページと5ページに書いてあります、まちづくりの基本目標と、6ページ、7ページに書いてあります、基本目標を達成するための政策をあわせたものと考えております。あわせたものが基本方針。政策については、基本構想では、6、7ページにありますけど、体系図までを掲載し、政策の方針や施策といった具体的な中身につきましては、5年ごとにつくり直す基本計画の中でお示しする予定としております。  本日は、4、5ページの基本目標を中心に説明をさせていただきます。  まちづくりの基本目標は、各分野で取り組むまちづくりの基本的な方向性を示すために設定した目標になります。基本目標という言葉は、次期計画で初めて使用しているもので、現計画の基本構想ではまちづくりの指針を定めていましたが、指針ではなく目標とすることで、10年後に春日市が目指すまちの姿が明確になり、それを実現するための手段としての政策、施策、事務事業があるということがよりはっきりすると考えました。  また、協働のまちづくりをこれまで以上に進めていくためにも、市民と行政が同じ目標を共有することが重要であると考えました。  今回は、基本目標は五つ定めています。今回の大きな特徴としましては、基本目標2のところですけど、子どもに関する目標を独立させて設定したところにあります。第5次のまちづくりの指針は、ある程度市の組織、縦割りを意識した分け方になっており、子どもに関する施策は、健康福祉と教育・文化・スポーツという二つのまちづくりの指針にまたがっていました。今回は、組織にとらわれず、春日市がどのようなまちを目指したいかを考えて目標を定めており、子どもだけで一つの基本目標を設定することで、本市が子育て支援、教育に今後も力を入れていくということを市民に示すことができるものと考えております。  では、基本目標を簡単に説明していきます。  まず、基本目標1、人と地域がつながり、豊かさとにぎわいを感じられるまちです。大きな分野としては、人づくり、地域づくりとしています。  この目標では、まず、地域での活動や文化芸術・スポーツ活動などを通して、市民一人一人が心豊かに暮らせるまちを目指しています。これが人づくりとなります。そして、心豊かな市民がつながりを広げながら、協働によりさまざまな場面で活躍することで、地域コミュニティや歴史、文化、産業など地域全体の魅力が高まり、地域全体で豊かでにぎわいを感じられるまちになることを目指すものになります。  次に、基本目標2、安心して子育てができ、子どもがすくすくと成長できるまちです。大きな分野としては、子育て、教育としています。  この目標は、先ほど御説明したとおり、子どもに特化した目標となっています。大人の目線では、子どもを安心して産み育てるまちを目指し、子どもの目線では、豊かな人間性と生きる力を育みながらすくすくと成長できるまちを目指します。  ポイントとしましては、下から3行目からつなぐ部分ですけど、「未来を担う子どもたちが、その権利を守られ」という記述の部分にあります。これまで市の施策は、親目線の支援、対象者が保護者を向いているものが多かったのですが、これからは子どもに直接目を向けて、子どもを虐待などから守り、子ども自身にとって何が必要なのかを考えていくことを目標として示しております。  また、これも下から3行目になりますけど、行政と学校、家庭、地域が連携協力して、子育てと教育に取り組むことを掲げており、コミュニティ・スクールもこの目標の中で推進していくことになります。  次に、基本目標3、みんなで支え合い、誰もが健やかにいきいきと暮らせるまちです。大きな分野としては、健康、福祉となります。  この目標では、全ての市民が性別や年齢、国籍、障がいの有無などにかかわらず、個人として尊重され、心身ともに健康で、自分らしく生き生きと暮らせることができるまちを目指しています。この目標では、高齢者支援、障がい者支援、健康づくりといった従来の福祉部門の政策はもちろん含まれていますが、人権や男女共同参画の推進もこの目標を達成するための政策として整理しています。  また、地域のつながりを深め、お互いに支え合いながら、誰もが孤立せず、安心して暮らすことができるまちを目指すということで、地域共生社会の考え方もこの目標に含めており、さまざまな理由により発生している市民の生活上の課題、生活困窮、自殺対策、ひきこもりといったものもこの目標の中で対応していきたいと考えております。  次に、基本目標4、良好な住環境の中で、安心して快適に暮らせるまち。大きな分野としては、都市整備、安全安心としています。  この目標では、良好な都市空間と生活環境を整え、誰もが快適に暮らせるまちを目指しており、都市整備に関する政策と環境に関する政策、そして防災、防犯、交通安全などの安全安心に関する政策をこの目標に含めています。これらの政策を通して、本市の強みである良好な住環境を維持し、住みよさ実感できるまちづくりを進めていきます。  最後に、基本目標5、持続可能で、市民から信頼される行政経営です。  この目標は、主に行政目線の目標となっています。質の高い行政サービスを将来にわたって維持し、持続可能な行政経営を続けていくために、行財政改革を積極的に行い、限りある経営資源を効果的かつ効率的に活用することを目標としています。この目標をもとに行財政改革も推進し、まちづくりの基本理念にある、未来につなげるまちづくりを進めていきます。  また、適正な事務処理と透明性・公平性の高い行政運営を行うことで、市民から信頼される行政を目指すことも目標としています。基本目標に掲げることで、改めて職員にそのことを自覚してほしいという考えも含めています。  続いて、6、7ページの政策につきましては、今御説明した基本目標を達成するための手段として市が行う政策を体系的に示したものになります。各政策の中身については、冒頭で説明しましたとおり、5年ごとの基本計画の中で説明させていただくことになります。この分につきましても、改めて基本計画の原案ができた段階で、また委員会で御説明をしていく予定としております。  最後に、策定スケジュールをつけておりますけど、現在、表の2段目の総合計画の策定委員会において、今御説明した基本構想の原案を作成した状況になります。1月がですね。その原案を持って1月20日に、上の段になりますけど、附属機関の総合計画審議会に諮問を行っております。また、たまたま本日からになりますけど、1月31日から、先ほど説明しました基本構想の原案を市民に公表し、本日からパブリックコメントを実施いたします。  基本構想については、今後、審議会やパブリックコメントの意見を踏まえて、再度検討した上で、来年度の6月議会、ことしの6月議会になりますけど、6月議会に、下に書いておりますけど、議案として提出する予定としております。  また、基本構想を実現するために推進する施策を示す基本計画につきましては、現在、各部の市職員で立ち上げた研究会で、研究に着手しており、予定ではことしの12月には内容を確定させる予定で今進めております。先ほど申しましたけど、基本計画についても随時、議員の皆様に御報告をさせていただくように予定しております。  説明が長くなりましたけど、以上です。 353: ◯委員長(高橋裕子君) 説明が終わりました。これより質疑をお受けします。質疑はありませんか。川崎委員。 354: ◯委員(川崎英彦君) 御説明ありがとうございました。大枠としてはですね、夢を描いているところなので、いいとは思うんですけど、いろんな市民の参画で合意形成ができてこの原案ができたということだったのかと、前回ワークショップの御説明をいただいたときにですね、高校生から活発な意見があって、幅広い世代で意見の集約ができたというお話もいただいたんですけど、そのワークショップの参考意見のものもここには注ぎ込まれているというふうに理解してよろしいですか。 355: ◯委員長(高橋裕子君) 春日係長。 356: ◯経営企画課企画担当統括係長(春日 昇君) 私から説明させていただきます。先ほどの市民参画という分野につきましては、以前もお話しさせていただいているかと思いますが、まず9月にですね、春日中学校で2回、中学生を相手に次世代ワークショップという形でさせていただきました。その後にですね、11月下旬になりますが、市民懇話会を活用させていただきまして、そちらの中でもですね、同じ内容で総合計画にかかわる部分としてですね、春日の未来を考えようというテーマでワークショップをさせていただいております。  いずれにつきましてもですね、貴重な御意見を多数たまわっておりますので、そのエッセンスを先ほど御説明した内容にですね、反映をさせていただいているところでございます。  以上です。 357: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 358: ◯委員(川崎英彦君) 済みません、僕の記憶違いだったのかな。高校生とか各世代が参加してやったというのは、総合計画のあれじゃなかったですかね。 359: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 360: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 今計画を3本つくっておりましてですね、三つが輻輳しているのかなと思って。確かにワークショップでした部分は、公共施設をどうしますかという公共施設マネジメント計画でワークショップを3回行いました。  それと、総合戦略について後で説明しますけど、子育て世代ワークショップと高校生ワークショップをしておりますので、それぞれでワークショップを重ねて、御意見をいただいて、その部分のエッセンスは全ての計画には盛り込んでいると考えております。  以上です。 361: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 362: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。今回、総合計画としては、未来を担う中学生と市民懇話会の中でワークショップで意見を集約して反映しているということですね。ありがとうございます。それだけです。 363: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 364: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 補足になりますけど、先ほど示しました審議会、審議会の中には、市民代表で公募の委員が二人、それと各種団体の代表、文化協会、体育協会等の代表も御参加いただいて、各種の団体の御意見とか、市民の意見もそちらでいただく話にはなっているんです。その部分を、先ほど説明しましたように、1月20日にこの原案を諮問して、今から御意見をいただくという形になっておりますので、その後いただいた御意見もこのようなものがありましたみたいな形はまた改めて御報告させていただきたいと思います。  以上です。 365: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 366: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。これからの施策の部分においてはですね、つくられるということなんですけど、そこもですね、やっぱり市民参画というのが大きな意味を持ってくるんじゃないかなというふうには思うんですけど、その点についてはどうお考えですか。 367: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 368: ◯経営企画部長(石橋 徹君) その辺も先ほど申しましたように、今回は基本構想の部分を諮問して、答申をいただきますけど、基本計画の原案が決まりますと、またそれも基本計画を諮問するという形。それと、パブリックコメントもその部分についても行って、御意見をいただきながら、市民の意見をいただきながら進めていくという形は変わりません。  以上です。 369: ◯委員長(高橋裕子君) 川崎委員。 370: ◯委員(川崎英彦君) 僕はパブコメよりもですね、やっぱり市民参画、若い人も含めた形でワークショップでいろんなアイデアが出てきたほうが、あるものを評価するパブコメではなくて、そっちのほうがより自由な発想で新しいものが生まれるんじゃないかなというふうには思ってるんですけど、そこまでは考えてないということでよろしいですか。 371: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 372: ◯経営企画部長(石橋 徹君) あくまでも大きい目標についてをまず定めます。そして、これを実行するためにはこの方向の施策、政策はこっちの方向ですというのを基本計画で定めて、その下の事業を、これは行政内部で決めていきますけど、ここを決めるに当たっても、どちらとしても担当所管としては、市民が何を考えているのかを捕まえながら事業を実施していくという方針は変わりませんけど、あくまでも今回決める総合計画については、将来の方向性とこのような方向に向かっていきますという部分になりますので、市民のどんな方向という部分は伺いながら、決めていくという形になるのかなと考えております。  以上です。 373: ◯委員長(高橋裕子君) 今のことで、考え方としては、5年ごとの計画に際しては、市民のアンケートとか、そういったものもとっていく予定ではありますよね、意見として。  石橋部長。 374: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 今回の総合計画をつくるときもアンケートをしましたけど、5年間の基本計画をつくって、次の5年間をつくるときは、またこの時点で市民にアンケートをとって、今の政策はどうですかとか、今後どのようなものを望みますかみたいな形のアンケートはとっていく予定です。  以上です。 375: ◯委員長(高橋裕子君) いいですか、川崎委員。 376: ◯委員(川崎英彦君) はい、ありがとうございました。 377: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。岩切委員。 378: ◯委員(岩切幹嘉君) 誰もが住み続けたいまちを目指していく中でですね、これは誰でもそうですけど、自分の将来を考えていく上で、現実的に誰もが高齢者になっていくわけでありますけど、特に今後は単身世帯、特に高齢者の単身者の増加が予想されるわけでありますけども、平成30年度の高齢者の単世帯が約4,000世帯だったと思いますが、これは平成6年は1,400世帯だったんですね。比べると3倍。どんどんふえてきていってるんですが、こういう状況を考えていくと、地域コミュニティの中でですね、単身の高齢者が元気で安心して過ごすために、健康づくりであるとか、介護予防であるとか、見守りですね。行政と地域社会が連携して協力していくというのが支え合うまちづくりになっていくと思いますが、その前提となるのが高齢者の住まいの確保の課題じゃないかと思うんですが、従来の家族住宅を中心にした住宅政策ですね、これを今後、高齢単身世帯の増加を念頭に入れた住宅政策を考えていくことも必要だと思いますが、こういうのを基本構想に入れることの考え方についてとですね、またあわせて、バリアフリーのまちづくりという点での考え方というか、それをちょっとお伺いしたいと思います。 379: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 380: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 御意見ありがとうございます。今回、先ほど説明しましたように、大きい目標、方向性を示す基本構想という部分にはなります。先ほど言った部分で言うと、5ページの基本目標3のところで、みんなで支え合い、誰もが健やかにいきいきと暮らせるまちを目指しますという中では、「全ての市民が、性別や年齢、国籍、障がいの有無などにかかわらず」というところで、高齢者の方も障がいのある方も、「個人として尊重され、心身ともに健康で、自分らしくいきいきと暮らすことができるまちを目指します」と書いております。この部分に、目標を達成するために、バリアフリーのまちづくりも進めていくという御意見だったと思うんですけど、その部分には、高齢者単身世帯の増加を念頭に入れた住宅政策も含めて、先ほど言いましたように、6、7ページに書いておりますけど、こちらの基本目標3の中の高齢者支援の充実とか、障がい者支援の充実という政策のもとに、つながる施策を決める基本計画の中で議論していくべきかなと考えます。  今回説明している部分は、あくまでも基本構想の目標とか方向性を示すものであって、今後、その基本計画の中でその分についてはまた改めて論議していこうかなと考えております。  以上です。 381: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 382: ◯委員(岩切幹嘉君) それはもちろん、基本的な、誰もが支え合うというのはそうですけど、やっぱり一つ一つ議題というか、春日市の課題も具体的に焦点を当てていきながら、これを生かせるようにですね、この基本構想でですね、ぜひともそういう分析もしていただきながら、今後また具体的な取り組みをお願いしたいと思います。  以上です。 383: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 384: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 基本計画をつくる中で、現状の分析という部分を行ってですね、現状がこうだからこうしようみたいな形で、今回は数値目標みたいなのも入れて、これをこう上げるみたいな形も今研究しているところです、まだ確定じゃないけど。だから、そこの部分も含めて現状を見ながら、将来こういうふうに持っていこうという形で、基本計画の中で具体的に落とし込んでいきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 385: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 386: ◯委員(西川文代君) きょうですね、この基本構想の原案ですかね、素案をお聞かせいただいて、最初の印象が、第5次より随分進んでるなと、考え方が、というのをすごく感じてうれしく思ってます。  ここのですね、スケジュールの概要のところで、策定委員会は副市長、部長ですけれども、その下に研究会というのがあって、市職員と書かれています。7月から10月までこの基本構想素案の研究を4カ月間したという実績になってますが、これがすごくよかったのかなと思います。例えばですね、このピラミッドの考え方、こういうものというのはそこで考えられたんでしょうか。 387: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 388: ◯経営企画部長(石橋 徹君) もちろん事務局で私どもも入りますけど、各部の代表みたいな、係長、ほぼ係長を一人、二人ずつ出していただいて、今抱えている課題とか、どういうまちを目指そうとか、市職員、先ほど言いました基本理念、市職員とか市民がいろんな施策を実施しますけど、こういうふうなのが基本的には心に持っときましょうという部分を、この部分から出てきまして、ピラミッド全体を通して、将来はこういうまちを目指しますけど、その手法として、事業実施とか政策を考える際は、この三つの基本理念を押さえて仕事をしましょうみたいな考えがそこで出てきた部分にはなります。 389: ◯委員(西川文代君) わかりました。 390: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 391: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、では、続いての説明をお願いいたします。  石橋部長。 392: ◯経営企画部長(石橋 徹君) きょう、ばたばたですね、こちらは概要版ですけど、原案の途中ぐらいのができましたので、それも配らせていただきます。                    〔資料配付〕
    393: ◯委員長(高橋裕子君) また回収……。 394: ◯経営企画部長(石橋 徹君) いや、2月過ぎからパブリックコメントを始めますので大丈夫です、回収しなくて。途中でまた変わるかもしれませんけど。 395: ◯委員長(高橋裕子君) ああ、変わるかもしれない、はい。  石橋部長。 396: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 引き続いて、春日市公共施設マネジメント計画について御説明さしあげます。  本計画については、昨年の8月の委員会において、中間報告として計画の概要、施設の老朽化状況、分析評価、各施設の再配置の方針及びワークショップの開催状況について御説明をさせていただいたところになります。今回は、3月末の策定に向けて別紙の計画書の概要版を作成しましたので、概要版に沿って御説明させていただきます。  なお、先ほど何度も言ってますけど、本計画策定に当たっては、さまざまな立ち場の方々から幅広く意見を反映することが重要であると考えましたから、市民や関係団体、学識経験者で構成する検討委員会を設置し、これまで5回開催しております。検討委員会の前には各施設を担当する所管を対象として会議を開催し、合意形成と情報の共有化を図ってつくり上げてきたことになります。  まず、1ページをごらんください。  1ページ、全体的には計画の概要になります。一つ目の計画の目的と二つ目の位置づけになりますけど、あわせて説明します。  平成28年に策定した上位計画である春日市公共施設等総合管理計画の取り組みを実践していくために計画を策定することになります。表の真ん中あたりにあります、上位計画と書いてあります、春日市公共施設等総合管理計画と青で書いてありますけど、この部分の中では、令和38年度までに、延べ床面積を23%縮減するという目標をここで上げさせていただいております。この計画を実践していくための今回の計画という位置づけになります。  中身的には、人口減少、少子高齢化の到来、それに伴う厳しい財政状況のもと、公共建築物は従前同様の建てかえは困難であり、計画的な改修及び統廃合などにより適正な規模と配置に見直していかなければならない状況となっております。そのため、今回、公共建築物の再配置計画と長寿命化計画の二つをこの計画で策定するものになります。  この計画は、現時点で想定される人口減少社会へ進展するリスクに備えるためのもので、計画期間は、下に書いておりますけど、令和38年度までになっておりますけど、おおむね5年間隔で見直していこうと考えております。  計画の対象ですけど、公共施設のうち公共建築物、箱物、インフラ部分については、道路、橋梁、下水道、公園などのインフラについては、別途計画を策定済みですので、今回のこの計画の対象は箱物施設ということになります。今の部分が計画の概要になります。  次に、2ページをごらんください。  まず、左側が公共建築物を取り巻く現状になります。左側が現状ですね。  老朽化と書いてありますけど、今、市では112施設、延べ床面積約27万平米の公共施設を有しておりますが、下のほうに書いてあります、円グラフに書いてあります中でも、学校教育系の施設が多くの割合を占めています。それと、右の棒グラフがありますけど、棒グラフの上のほうに枠で囲んで、築31年以上と書いてありますけど、築31年以上のものが全体の4割を占めて、老朽化は確実に今進行しております。  それと、取り巻く状況の2、今後見込まれる人口減少・少子高齢化。今の総人口は、一番下のグラフがありますけど、令和2年の11万3,117人をピークに減少し、令和37年には8万7,890人まで減少することが予想されています。また、令和37年には、全体の36.5%が65歳以上の高齢者との見込みで、高齢化も今後進行していく。人口が減って、高齢化が進んでいくという状況を見越しております。  財政状況ですけど、公共設備の直近10年間の投資的経費に対して、38年度までには1年当たり、このままの形で建てかえとか維持をしていくと、毎年約5億円の財源不足が出てくるという想定の見込みを立てました。  そのためにはどうやって公共施設をマネジメントしていく必要があるかということを右に書いておりますけど、公共施設を安全に市民の方に使用していただくためには、やっぱり建てかえの更新や改修は必要不可欠なものにはなります。更新とか建てかえとか、改修費用不足を解消するためには、やっぱり今後、施設量総量の縮減に取り組んでいく必要があります。  それを春日市公共施設等総合管理計画においては、先ほども言いましたけど、令和38年度までに公共建築物の延べ床面積を23%削減するという目標を掲げました。公共施設のマネジメントの一般的な手法ですけど、下に書いておりますけど、厳しい順から廃止、縮小、統合、複合、譲渡が考えられます。統合という形は、同じ機能、例えば公民館と公民館を一つにするのは統合という形。複合は、学校と公民館を一緒にすることを複合という形で、この計画では用語を統一してます。統合と複合ですね。  そのためにはどのようなことをしてマネジメントして減らしていくかという形ですけど、目指すべき姿と基本方針。ちょっと下に枠囲みで市民ワークショップの様子を考えておりますけど、この中で、先ほど川崎委員から御紹介をいただきました、多世帯のワークショップを一遍に行って、この部分を実際に投げかけて、どのように考えますかというと、実際複合とか統合になってもこういう目指すべきものがほしいという形の御意見をいただきました。その意見としては、公共サービスを次世代につないでくださいと。市民のニーズに応える公共サービスを実現してくださいと。安全・安心が確保された公共建築物を実現してくださいと。多様なユーザーの使いやすさに配慮した公共建築物の整備と。それと、多世代交流などのにぎわいの拠点となる公共建築物の実現という形で、将来減るけど、統合したら、複合したら、より魅力が増すような形で行ってくださいという意見もいただきました。  その形と、今後三つの基本方針として、統合・複合を行って縮減するためには公共建築物を再配置していきますよということと、それでももたせる部分は長もちさせましょうということで長寿命化、それと、維持管理の効率を上げるために経費削減の方法も探っていきましょうという形を今後の基本方針として定めております。  そして、資料の3ページ。これは先ほど言いました再配置に向けた評価をどのように行ったかという形になります。  まず、今建っている建物の健全度調査という形で、現在の建物老朽度の調査を行いました。建物の全体の保全を図る上で重要な6部位、上に書いておりますけど、上の段の真ん中に屋根、内装、外装、設備、屋外と書いておりますけど、この6個の項目によって専門の方に目視により老朽化状況を行い、4段階の健全度評価、A、B、C、Dの評価を行いました。  その中で、複数棟ある建物とかいう部分については、一番評価の悪い部分で全体を評価しております。それと、先ほど6部位と言いましたが、実際、建物の損耗に影響の大きい、屋根、外装、内装の三つを中心に評価を1次評価ということで健全度を行って、一つでもC判定がある部分についてはCという判定をさせていただきました。先ほど言いましたように、30年を超える施設を中心にやっぱり老朽化が進行していまして、全施設の約4割がC判定。Bのほうが若干多いですけど、4割の建物はC判定です。先ほどから何度も言いますように、部位ごとの評価を行ってますので、一つでも大きな損耗があれば全体を厳しく評価して、例えば学校にしては、新しく建てかえた建物がありましても、1棟でも古い建物があればC評価という形で評価させていただいております。  そして、その部分でまず健全度調査を行って、次に施設評価を、やっぱり全部同じに評価するより、それぞれ目的に分けてフローチャートとかの部分で、絶対に必要な建物と民間に譲渡できる建物とかがございますので、三つの区分に分けてフローチャートも変えました。  まず、下の表にありますけど、1次評価で、何度も説明したと思いますけど、ポートフォリオ。縦軸に老朽化状況。横軸に経費、ソフト部門。ハードとソフトで、利用状況が多くて、経費がかかってなくて、建物が新しいというのは、一番いい評価になります。それを機械的に1次評価を行いました。  2次評価については、フローチャートを用いて、絶対に公共が行いますかという部分とか、避難所に指定されてますかとか、そういう公共関与の妥当性や転用の可否とかいう部分をフローチャートで行って、機械的に2次評価を行いました。  それで、最終評価の前に、その結果を所管課に開示して、どのような意見がありますかという形と、あと、先ほど言いました市民代表でつくる検討委員会に諮って、最終評価という形でつくらせていただきました。今が再配置に向けた手順の説明に3ページはなります。  それで、4ページ。  この再配置の計画に、先ほど振った1次評価、2次評価、最終評価をもとに各分野ごとに再配置の方針を定めさせていただきました。ここで全部説明するのは長くなりますので割愛させていただきますけど、皆さんに市民から多数影響を与えられそうな分野について説明させていただきます。  二つ目の学校教育系施設。これは、先ほど説明しましたように、人口が減って高齢化が上がる、少子化が進むということを考えると、当然、児童生徒の数は減ります。学校の数も余裕が出てくるということが出てくると思います。それに備えて、学校教育系施設の2行目、「小学校は児童数の推移や浸水想定区域などを踏まえ、将来的には中学校区あたり小学校1校を目標に、統合、複合を」、あえて「検討します」にしております。どこの学校がなるというよりは検討させていただきますという形で、計画的な改修はずっと行っていくんですけど、ここに1期、2期、3期、4期と書いてありますけど、1期だけは公共施設等総合管理計画の関係で最初だけ7年で、残り10年ずつになっておりますけど、3期目が終わって4期目になったら、どれだけ子どもが減っていますかということも含めて検討を行わせていただきますという、ここはタイムスケジュールとともに、将来的な再配置方針は、子どもが減ったら中学校、小学校以降も考えますよという形をここで打ち出しております。  それと、あとですね、分類6の市民文化系施設。公民館になりますけど、公民館は、幅広い年代の市民が利用する地域コミュニティの活動拠点として地区単位での配置を基本に、長期的には将来人口の減少が見込まれるため、地区毎の将来人口と再配置の評価結果を見合わせた上で、施設の複合、統合、縮小を検討していきますと書いてあります。これは、3期の途中から検討させていただきますという形の方針を再配置計画で定めさせていただいております。  あと、中学校の移転もですね、今、避難所、浸水区域としてハザードマップの中で指定されている部分については、今後、下水道の貯留施設の進展とか雨水排水能力の向上により、ハザードマップの見直しとかもございますけど、現在のところ浸水区域にある中学校については、あいた小学校に移転も含めて検討させていただいております。  あと、これを細かく読んだらですね、多分ナギの木苑とか、ぶどうの庭とか、シルバー人材センターとか、個別に書いてる部分はあります。ただ、これはあくまでも人口減少、ただ、老朽化の激しいぶどうの庭とかについては、早急に結論を出す必要がありますので、その部分はまた内部で検討していきたいと思っています。これが再配置計画です。  次がですね、長寿命化計画。長寿命化の基本方針なんですけど、今までは事後保全型、何度も言っておりますけど、壊れてから直す事後保全型よりも予防保全型、壊れる前に手を入れましょう、それで建物を長もちさせましょうという形が長寿命化という形になります。それについては、この下の表に書いてありますけど、RC──鉄筋コンクリートについては、80年もたせましょうという形になります。その根拠としては、本編のほうに書いてありますけど、この部分の考え方が学校の長寿命化の方針で文科省からも出されまして、建築学会の中でもRCを80年もたせましょうという流れが主流になってきましたので、80年もたせる目標を持ちます。  その中では、まず、中間年の40年に大規模改修を行います。大規模改修には建てかえの6割の経費を使わせていただきます。その中間年の20年と60年には、更新の25%、4分の1の経費を使って予防保全を行う。主に屋上防水とか外壁改修になりますけど、そこの部分を行って、鉄筋コンクリートを長くもたせましょうという形で、80年の計画を持ちたいと考えております。  その中で、大体これでどれだけもつかという試算を行いました。そしたら、インフラを含めてですね、先ほど言いました投資的経費は今10年間で平均30億円ですけど、均等にすると、長寿命化すると、30年、30億でどうにかおさまるのはおさまりますけど、これはちょっとマジックがありましてですね、当然、80年はもつけど、80年たったら建てかえないかんというのは絶対やってきます。それはこの枠の外にあるという形になります。いずれ更新がまとめて来るのは仕方ないと。だから、そのためにもそれに備えて基金を積みなさいということはここには書いております。ここの部分は、建てかえは延ばしたけど、いずれ建てかえはやっぱりやってきます。その部分はたまたま今回はこの表には入ってないけど、いずれやってくるという部分も正直に伝えていこうとは思っております。  それと、これは絵に描いた餅にならないように、今度、町内の推進体制も詰めて、この部分の形を進めていきますということを5ページに書いております。  説明は以上ですけど、これをつくる際に議論になった点が2点ございます。  今、本編をお配りしておりますけど、本編の9ページ。  これはあくまでも平成28年につくった公共施設等総合管理計画を進めていく計画で、3年計画で進めましたので、前回の総合戦略に基づく人口ビジョンに基づいて行っております。今回、総合戦略をつくり直すに当たって新しい人口ビジョンが出てきておりますけど、あえて今回は23%を目指すという形で、ここで見直しを行わずに、次期の5年後の戦略を見直す際にこれを次の総合戦略の人口ビジョンを反映していくという形で内部で協議をして、こうなってまとめたところになります。  それと、あと1点。先ほどこちらでは、ぼやっと、各論については述べておりません、再配置計画については。ただし、本論については再配置計画で、例えばですね、38ページにですね、具体的にどの学校がどんな理由で統合するとか、公民館が他の施設に統合するとかいう形の、これは施設評価の部分やけど、最終評価はこんな形で出ましたという評価が出て、続いてですね、再配置計画の中でも出てます。62ページとかですね、60ページとか71ページとか、一番最後の101ページとかという形で、具体個別名でですね、どこの学校が統合されますよとか、どこの公民館が統合しますよという形をあえてうたわせていただいております。  ロードマップの中でも、何度も申しますけど、第4期、30年後ぐらいにはその検討に入りますという形も言いますけど、これは、今の協働のまちづくりとか自治会活動とか、コミュニティ・スクールを否定するものではなく、あくまでもお金の面と公共施設の維持管理、それと人口減少と世代構造の変化に備えて、将来を見越して、事が起こってからでは遅いですので、今の時点で改めて考えさせていただいたという方針を説明させていただこうと思っております。そして、自治会長会の代表の方も来ていただいておりますけど、これはパブリックコメントを始める前に、自治会長会には私が行って説明しようとは考えております。  済みません、最後に今後のスケジュールになりますけど、最後の有識者会議、皆さんの団体とか大学の先生とかを含めた有識者会議を2月7日、それとさっき言った自治会長会で説明して、パブリックコメントを約1カ月、2月20日から3月20日まで行って、その分で出てきた意見を集成して、最終的に年度末に作成する計画にしております。  なお、高橋委員長から5年前ぐらいからずっと言われている、市民にわかりやすく伝えてくださいという部分についてはですね、漫画版を今鋭意製作中で、将来このままでいくともちません、みんなで大事に公共施設を使っていきましょうみたいな形の部分のわかりやすい表現の市民の理解を求める副本みたいな形もあわせてつくるように計画しております。  以上です。 397: ◯委員長(高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑ありませんか。岩切委員。 398: ◯委員(岩切幹嘉君) 基本的な考え方を中心にちょっとお伺いいたしますけど、まず、この上位計画に基づいて5年計画で見直しということでありますが、御説明があったように、多分これはほかの自治体においてもですね、公共施設の縮減というのは、その方向性を持って今取り組んでいるところとは思いますが、これは人口減少に伴い財政も厳しくなってきているということで、どこの自治体も同じと思いますが、そういった意味では、総論的には皆さん賛成されると思いますが、ところが、自分の地域の現実に周りの施設がですね、統合されてみたりとか、なくなっていくということに関しては、なかなか総論で賛成というところが難しいんじゃないかと思います。  そういった意味でも、市民の方々には、御説明があったように十分な説明責任をですね、果たしていっていただきたいんですが、そのことでまず、計画についてはコンサルティングに委託をして、有識者の意見とか市民ワークショップや内部協議を重ねてきていただいてるということは、そのやり方をしていただいてるとは理解をしているところでありますが、春日市の特性を生かすとか、協働のまちづくりという点からですね、今後の計画の策定、見直しも含めてですけども、このコンサルが中心というよりも、むしろ春日市の課題をよくわかってらっしゃる所管の担当者が中心になって進めていっていただきたいと思いますが、そこら辺の見解についてちょっとお伺いしたいと思います。 399: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 400: ◯経営企画部長(石橋 徹君) コンサル中心と言いますけど、コンサルの大きな部分については、先ほど言いました施設評価、建築士による目視による確認で、実際老朽化度の調査、そこの部分が多分大きかったものかなと思います。あと、コンサルがした部分については、会議の運営とかいう形で、何度も申しておりますけど、検討委員会で市民の方の意見を聞いたり、ワークショップを行ったり、先ほども言いましたけど、検討委員会をする前には、施設を所管している担当者を呼んで、今こんな計画をつくってますよって、あなたの施設の老朽化状況はこうです、利用状況もこうですという形でお互いに情報共有しながら、目指すべき方向は確認しながら計画はつくっていきます。  以上です。 401: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 402: ◯委員(岩切幹嘉君) もちろんコンサルのほうがいろんな能力というか、調査もそういう能力があるかと思いますけど、あくまでもやっぱり行政担当のほうでですね、主導権を持ってやっていただきたいと思います。  それと、今後ですけども、統合されて、また複合化されていったときに、多分学校がいろんな福祉施設と統合か複合かされる方向性も出てくるかと思いますが、こうなった場合のですね、人の動きというか、利用される福祉、学校、そこら辺の動線といいますかね、そこら辺の考え方であるとか、子どもたちの安全対策であるとかですね。一つは経費の面でも案分化、公平にですね、する必要もあるし、管理面でもその特徴が違うわけですよ、学校と複合化された場合ですね。だから、そこら辺のきちんとした視点というか、そこら辺はちゃんと持っていらっしゃると思いますが、そこはちゃんと考えていらっしゃるということでいいですか。 403: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 404: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 今現在、実際に複合化する部分の検討を実際にしたわけではございませんが、ワークショップの中で、例えばモデルケースとして複合化を上げて皆さんにお話し合いをしていただいた部分でいただいた意見の中では、岩切委員のおっしゃるように、やっぱり子どものセキュリティーの問題、だけど共有部分もほしいよねという意見をいただきました。共有部分と入り口は別にしながら、それぞれの施設はありながら、複合化の意味の共有する部分、交流の場とか、共有して使うスペース部分はやっぱり必要だよなという意見をいただきましたので、実際、先ほども言いますように、多分まだほかのまちのように、人口が急激に減って学校を来年にも廃校にしなければいけない状況は今のうちにはありません。だけど、そのときに備えて、さまざまなパターンを考えたという形が今回になりますので、実際に複合化を進めていく上では、さまざまな視点を持って進めていきたいとは考えております。  以上です。 405: ◯委員長(高橋裕子君) 岩切委員。 406: ◯委員(岩切幹嘉君) 目前の課題ではないけどということですが、どうしてもやっぱり、こういう準備期間はしっかりおいて、いろんな方々の意見を集約して一回複合施設を固めてしまうと、なかなかその後の修正が難しいんでですね。もうしっかり今のうちからいい方向性も同時に考えていっていただければと思います。 407: ◯委員長(高橋裕子君) 長課長補佐。 408: ◯経営企画課長補佐(長 成明君) 市民ワークショップの中でですね、学校施設の有効活用案というのを出されました。それで計画書内にも記載しております。15ページにですね、学校と他の施設が集約する際のセキュリティーには注意が必要だとかですね。あと、58ページにですね、複合の計画をつくる際に守るべきルールということで4点ほど。各利用者に合わせた住み分けを考える。利用者が共有できるエリアを設け、交流の機会を設ける。高齢者などに配慮しましょう。あとソフト対策も必要ですよ。そういうのをまとめて12ページに目指すべき姿としてエキスを入れているということになります。 409: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありますか。迫委員。 410: ◯副委員長(迫 賢二君) これ、あるんですけど、またしかるべきときに決定というか、計画になりますけど、これの取り扱い方というと、これは大公表という形になりますよね、もちろんですね。でもこれは意外とデリケートな部分が多くて、見間違いによって誤解を招いたりとか、ひとり歩きして、ここがなくなるぞとか、公民館が統合されるぞとか、わかっている人がわかっているのはいいんだけど、取り扱いというのはもちろん公表だから見方によっては違うけど、その対処の方法とかいうのは今どんな感じなんですか。 411: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 412: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 御理解をいただきながら、これは、小さいんですけど、決定ではありませんとか、これは人口減と財政に……、例えばですね、1ページのここに重要事項としてですね、決定ではないけどみたいなことは書いてるんですけど、そこはちょっと今厳しいところでですね、先ほど議論になりましたとありましたので、また自治会長会に行って議論を受けて、どのようにするとかいう形は出てくる可能性はあります。今の時点では、私どもも、せっかくつくるなら、個別まで入れて、ロードマップで行っていきたいと考えておりますけど、またいろんな意見ができてちょっと言われるかもしれません。  今のところは、確実な部分をつくらせていただきたいと思ってしておりますけど、確かに内部でもいろんな意見がございました。迫委員がおっしゃるように、誤解がひとり歩きしないような方法でしなさいという意見も多数いただきましたので、今そこの部分についてもまたパブリックコメントでも意見をいただいてですね、今後どのような形で行っていくのがいいのかというのを模索中です。 413: ◯委員長(高橋裕子君) よろしいですか。迫委員。 414: ◯副委員長(迫 賢二君) わかりました。私はわかってるんですけど、例えば春日中の移転のことに対してもですね、その理由が横に諸岡川が流れていると。でも、この前建てたばかりの体育館があると。そのまま移転するのかという形もありますし、その体育館を建てるときに、当然、諸岡川が近くにあるから床を上げてつくったけれど、あそこに水を、パブリックの施設に流さないと、下流地域に影響を及ぼすから、あそこは公の場所だから水を流す施設としてわざと堤防を低くしているという話も聞きましたもんで、だから、やり方と今後の方向性が食い違った場合、多分地元の人たちからすごい反発が来る可能性もあるからですね。だから、その辺の理由づけとそのあれをしっかり話していかないと、なかなか難しいものがあるんじゃないかなと思います。 415: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 416: ◯経営企画部長(石橋 徹君) やっぱり卒業生の思いとか、歴史のある学校とかについては、そんな意見は多分いただくと思います。だけんその部分について、先ほど申しましたように、諸岡川については、今、下流域から流域能力を上げるための改修を行っています。その部分が進むと、春日中が浸水しないようになったらハザードマップから消えるとかいう形が30年後出てきたら、また変わってくる話かなと思いますけど、これはあくまでも現時点で想定されることを臨んでつくった計画というのが、なかなか御理解を得られるかどうかを含めて、努力していくしかないかなと思います。  以上です。 417: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 418: ◯委員(西川文代君) こっちの概要版の2枚目のところですけど、2ページですね、その下段に人口の推移を示してますけれども、春日市人口ビジョン・春日市まち・ひと・しごと創生総合戦略ですかね、それで、何もしなければどんどん減ってはいくと。しかし地方創生を頑張って、10万人を40年後も維持していこうでしたかね。そういうのがあると思います。  今、第2期をつくっているところと思いますけれども、これはこういうことですよと前提に持ってきているのは、地方創生も頑張るけれども、基本何もしなかった場合の人口の減少の部分ですかね。最悪の事態を見越した上でこの総合マネジメント計画案をつくっているというふうに見ていいですか。 419: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 420: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 西川委員のおっしゃるとおり、これは最悪のシナリオで、一番悪いパターンでつくってる形のマネジメント計画にはなります。 421: ◯委員長(高橋裕子君) 西川委員。 422: ◯委員(西川文代君) そうすると、人口は平成31年度、令和元年が微増だったと思うんですね。これからまた第2期もできますけど、地方創生次第では、まだ人口がこのようにならないようにやっていって、マネジメント計画もちょっと変わってくるというふうに捉えてよろしいですか。 423: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 424: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 西川委員のおっしゃるとおり、先ほど申しましたように、5年ごとに計画を見直していきますので、その部分については人口の減りぐあいとかいう形も含めて検討し直すという形にはなると思います。  以上です。 425: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。川崎委員。 426: ◯委員(川崎英彦君) 今、御説明の中にですね、今の人口ビジョンの掲載は前回はじき出したもので、新しくは出てるけど使わなかったというのは、そう大差ないということで使わなかったと理解していいんですか。 427: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 428: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 上振れはしてます。今回2期でつくる部分は上振れしてますけど、あくまでももとの上位計画が公共施設総合管理計画になりますので、これの実行計画ですので、今回はそのもとにつくった、それは前の人口ビジョンをもとにつくった計画の実行計画ということで、あえて前の人口ビジョンを使ってつくりましたという形にはなります。  ただし、この管理計画も、ちょっと国から指針が出ている部分もあって、いずれ見直します、総合管理計画を。見直したときには、新しいのを使ってまた見直すという形にはなるけど、同時にできますので、まだ新しい人口ビジョンについては公表していない状況になりますので、これをつくる時点はあくまでも前の人口ビジョンを使わせていただくという形になると説明したところになります。  以上です。 429: ◯委員(川崎英彦君) わかりました。 430: ◯委員長(高橋裕子君) ちょっと議事整理の観点で聞きますけど、確かにいろいろ施策を講じて人口が減らないようには努力するけど、この中身の人口構造自体はそんなに変わらないと。いわゆる生産年齢人口が減っていくということは、全国的にそうですので、春日市だけ特別施策を打っても、この流れは変わらないという理解をしてますけど、それでよろしいんですかね。  石橋部長。 431: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 出生率が急激に2とかになったとしても、急にふえるわけではなく、人口構造は変わりませんので、急激に変化が起こりませんので、絶対転入者がふえたとしても高齢化率は上がって、生産年齢人口が減るというのは変わらないと思います。だから、少子化が急激に変わって特殊出生率が急に上がったとしても、10年間は高齢化は続くみたいな形としては捉えています。 432: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。岩切委員。 433: ◯委員(岩切幹嘉君) データの一元化についてですけども、全庁的にこの施設のマネジメントをしていかれる中で非常に少数の精鋭でやっていかれると思いますけども、保有資産の減少とか適正管理とか、活用までの所管の範囲は広いんですけども、今後、市民の説明のためにも、この環境整備を図る上でも、資産経営のためのデータの一元化は必要だと思うんですが、固定資産台帳はあるとお伺いしてますけども、施設の所管課と公共施設のマネジメントの所管がデータを共有して、それを活用していくということも非常に大事かと思いますが、いわゆる詳しい、細かい点に至るまで明確化された、言葉で言うと、精緻化されたデータという表現かと思いますが、そういうものを共有しながらですね、施設のこの担当課と公共施設マネジメントの所管課の一元化のデータの分析とか、一元化についての考え方というのを。 434: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 435: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 先ほどから何度も出てきている公共施設等総合管理計画というのがございます。これをつくるときに施設カルテというのをつくらせていただきました。施設カルテの中には、いつ建って、面積がどれだけで、いつ修理をしましたみたいな形で、そして1年間の経費がどれぐらいかかってますみたいな施設カルテというのをつくっておりますので、これを年度更新で、今、毎年所管からデータをいただいて、うちのほうで年度更新で施設カルテという形で一元管理ですけど、なかなか理解が浸透してない部分もあって、出しなさいと言ってもなかなか出しませんので、今後またそこの部分を共有化しながらデータ管理は一元管理で行っていけるように努めていきたいと思っております。  以上です。 436: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 437: ◯委員(西川文代君) 先ほど説明の中に、RC──鉄筋のものを80年もたせるということで、公共施設等総合管理計画ができているということだったんですけど、ちょっと私が日ごろから思っているのがですね、市営住宅ですね、今は随時建てかえを行われているんですけれども、まだ双葉とか上白水の市営住宅は建てかえ等をしてない、これからというところですよね、計画の。この総合管理計画をもとに、今年度から20年、来年度になります2020年度からの第1期公共施設等マネジメント計画がもうスタートするわけですけど、その中でですね、こういう方針を立てました。この双葉、上白水というのは、再度協議するんですか。今までの方向性のままということになるんですか。
    438: ◯委員長(高橋裕子君) 石橋部長。 439: ◯経営企画部長(石橋 徹君) あくまでも80年もつのは、途中でちゃんと手当てをした部分。だけん40年に大規模改修を行いました、20年に更新工事を行いましたみたいな形で、ちゃんと事後保全じゃなく予防保全を行っていくと80年もちますという形になりますので、市営住宅については、今までの計画どおりに建てかえるという方針は変わりません、この部分。  だから、先ほど説明したように、こちらの表でですね、今後の予定の費用のところのここで、青い部分が更新になるんですけど、これは今全て市営住宅になります。更新費用が建てかえになりますので、そこの部分の市営住宅の建てかえも含めた計画にはなっております。  以上です。 440: ◯委員長(高橋裕子君) 長課長補佐。 441: ◯経営企画課長補佐(長 成明君) 市営住宅についてはですね、74ページに記載しているんですけど、市営住宅の目標使用年数というのが70年という形になってます。そして、市営住宅に関してはもう既にですね、長寿命化計画をつくっておりました。全棟建てかえという方針が決まっておりましたので、それにのっとって全棟建てかえの方針のままで進めております。 442: ◯委員長(高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 443: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いします。萩原財政課長。 444: ◯財政課長(萩原裕之君) それでは、私のほうから財務書類3表の説明をさせていただきます。こちらの資料を御確認ください。  平成30年度決算における春日市の財務書類3表につきましては、例年どおり、2月15日号の市報で公表させていただくこととしております。ですので、その前に皆様に御報告をさせていただくものでございます。  まず、資料の1ページをごらんください。  上段にはこれまでの経緯を記載しておりますが、ここは後ほどお読みいただければと思います。ポイントは、平成28年度の決算から全ての団体が統一的な基準で作成することになっているという点でございます。本市では、27年度決算から統一的な基準で作成をしているところです。なお、本市では、4種類ある財務書類のうち、行政コスト計算書と純資産変動計算書を統合しておりますので、財務書類3表となっております。  次に、財務書類の連結の範囲についてですが、真ん中の図に示しているとおり、左から順に、本市では、一般会計だけが該当する普通会計ベース、そして四つの特別会計を合わせた全体ベース、それから土地開発公社、その他一部事務組合、ここに記載の一部事務組合等を合わせた連結ベースの3種類の数字でつくっております。  次に、一番下の財務3表の相互関係についてですが、これはそれぞれの表のどことどこの数字が同じになるかというのを図で示したものになります。網かけの部分が矢印で示されたとおりの対応関係となっております。  一番下の米印1、米印2に、ちょっと字が小さくて見えづらいんですが、対応関係について言葉で説明しております。簡単に御説明すると、一番左の表、貸借対照表の左半分の資産の部、このうちの現金預金、この数字が、一番右の表、資金収支計算書の一番下の本年度末残高、これに、その下に赤のアンダーラインを引いておりますが、本年度末歳計外現金残高を加えた数字と同じになります。また、右の貸借対照表の右側の純資産が、真ん中の表、行政コスト及び純資産変動計算書の一番下、本年度末残高と同じになるという対応関係となっております。  続きまして2ページをごらんください。  貸借対照表になります。バランスシートと呼ばれるものです。表の左半分が、平成31年3月31日現在までに積み上げられた資産、そして右半分が、その資産の原資となったお金の種類とその残高、または累積をあらわしております。単位は100万円となっております。  まずは、表の左側の資産の部の一番下、黄色のマーカー部分ですが、資産の部合計の連結の欄をごらんください。市が保有する土地や建物、貯金など、全ての資産の合計は、2,022億8,500万円となっております。前年度に比べて約6億円ほど増加しております。  次に、表の右側の負債の部、その下の黄色のマーカー部分、負債の部合計の連結欄ですが、ここが将来の世代が負担していく負債、具体的には、借金などの返済義務があるものの合計になっております。672億8,800万円。前年度に比べて約19億円ほど減っております。地方債が減ったことが主な要因となっております。  そして、その下の純資産の部。これはこれまでの世代が負担して蓄積された資産というふうに下の項目の説明欄には記載がありますが、ここの純資産は根拠のある数字の積み上げではなく、単なる資産の部から負債の部を引いた数字が計上されることとなっております。  このバランスシートでは、負債の部が全体に占める割合、つまりこれからの世代が負担していくことになる割合がふえ過ぎないことが重要な着眼点となります。本市では、約33%となっております。これについては明確な基準はありませんが、50%を超えるあたりから注意が必要になってくるというふうに考えられます。  次に3ページをごらんください。  行政コスト及び純資産変動計算書と呼ばれるものになります。これは、現役世代と将来世代とに対する資源配分が一目でわかるように一つの表にまとめられたものとなっております。この表の薄くピンクの線が引いてある箇所がおわかりかと思いますが、そのピンクの線から上が現役世代に対する資源配分、ピンクから下が将来世代に対する資源配分をあらわしております。  まずは上の現役世代に対する資源配分について御説明いたします。  表の一番上の黄色マーカー部分、1、経常費用をごらんください。これは1年間の行政サービスに要したコストのうち、資産形成のためのコストを除いたものをあらわしております。具体的には、建設事業などの費用が除かれた行政コストとなっております。そのかわりというか、減価償却費などの目に見えない費用が含まれていることとなります。連結で487億400万円となっています。これが現役世代へつぎ込んだお金ということになります。  次に、二つ目の黄色マーカー部分、2の経常収益をごらんください。これは、市民の皆様に負担をしていただいた施設利用料、手数料などをあらわしています。いわゆる受益者負担分といわれるもので、連結で48億9,200万円となっております。  1の経常費用から2の経常収益を引いて、3の臨時損失と4の臨時利益を反映したものが純行政コストといわれるものになります。三つ目の黄色マーカー部分になります。連結で437億6,500万円となっております。  そして、5の財源とありますが、これは市税や地方交付税、補助金などになります。この財源と純行政コストとの差が本年度差額となりまして、四つ目の黄色マーカー部分となります。連結で23億7,100万円となっております。これが民間でいうところの粗利益というかですね、ざっとした利益というようなものに近い数字となってきます。23億7,100万円の余剰が出ているということになります。  そして、その下の黄色マーカー部分、本年度純資産変動額をごらんください。ここが厳密な意味で民間企業の利益に近いものになります。連結で25億8,500万円ふえたこととなっております。その結果、その2行下、本年度末純資産残高が1,349億9,700万円となっております。これがバランスシートの右下の純資産の部と一致する数字となっております。  続きまして、ピンクのすぐ下の部分、米印となっていますが、固定資産等の変動(内部変動)、固定資産等形成分の欄をごらんください。ここが将来世代に対する資源配分をあらわしております。具体的には、固定資産の増加や基金の増加などで、箱物や貯金などの財産がどれくらいふえたのかをあらわしています。連結で13億8,500万円増加したこととなっております。  下の行の四つの黒ポツで表示されている部分が、増減の内訳をあらわしております。箱物である有形固定資産等の増加と減少、そして、貯金などである貸付金基金等の増加と減少の2種類に区分されております。箱物のほうはトータルで減少、貯金などのほうはトータルで増加、総合計で13億8,500万円増加したことをあらわしております。  次に、このページの下の部分に四つの比率が示されておりますが、まず一つ目、受益者負担比率10%となっておりますのは、上の表の1の経常費用に対する2の経常収益の割合から算出されまして、受益者が負担した割合を示しております。  次に、下から二つ目、現役世代への財源措置割合をごらんください。これは住民還元比率ともいわれます。その年度に春日市に住んでいた市民、現役世代へ、その年度の財源をどのくらい還元できたかを示す指標となっております。比率は85.8%で、前年度から1.4ポイント上がっております。将来世代への財源措置割合はこの逆ということになります。  続きまして、4ページをごらんください。  資金収支計算書といわれるものになります。これは、平成30年4月1日から31年3月31日までの1年間の現金の出入りを性質別に整理したものとなっております。現金主義の官公庁会計に最も近い書類となっております。  まずは、上から二つ目の黄色マーカー部分、利払後基礎的財政収支(イ+ロ)とある行をごらんください。まず、基礎的財政収支というのは、歳入と歳出の両方から一切の借金の影響を除いた収支をいいます。そして、さらにその収支から借金の利息返済の費用だけ歳出に残した収支を利払後基礎的財政収支といいます。つまり、この収支は利息まで払った後に残る額をあらわすことになりますので、理論上、この全てが市債残高を減らすことに当てることが財源ということになります。連結後でマイナス7,300万円となっています。ですので、この金額が毎年変わらないとすると、借金返済に回せるお金はないということになりますので、このページの一番下に記載があります公債費等償還可能年数、これはマイナスとなってしまいますので、横棒となります。ちなみに前年度はですね、41.7年となっておりました。  次に、上の表に戻っていただきまして、見ていただきたいのが、その下の黄色マーカー部分、ハの財務活動収支になります。この部分が借金の増減をあらわしております。基礎的財政収支で除かれた部分ということになります。ここがプラスであれば借金がふえたこと、マイナスであれば借金が減ったことをあらわします。連結で10億7,000万円のマイナスですので、その分借金が減ったということになります。  次に見ていただきたいのが、一番上の黄色マーカー部分、ロの投資活動収支の1)になります。投資活動支出、これが固定資産形成と貯金に回したお金をあらわしております。連結で63億3,800万円が投入されたことになります。通常、その下の2)投資活動収入、これは何を意味するかは下の項目の説明欄に記載がありますが、公共施設の資産形成の財源に充てられた補助金や固定資産を売却したときの収入などを意味しておりますが、通常はこの投資活動収入のほうが固定資産形成に回したお金よりも少ないので、ここの(ロ)は通常マイナスになります。  一番下の黄色マーカー部分、1の本年度資金収支額(イ+ロ+ハ)の欄をごらんください。これが上段の三つの活動の結果による現金収支の総計をあらわしております。連結で11億4,300万円のマイナスとなります。  最後に、この表の一番下、本年度末資金残高が57億5,500万円となっております。この金額に歳計外現金、所得税などの一時預かり金などを指しますが、その残高を加えた金額が、バランスシートの現金預金の金額と一致することとなります。ですので、大ざっぱに言えば、この一番下の本年度末資金残高がバランスシートの預金現金とほぼ一致するということになってきます。  簡単ではございますが、以上です。 445: ◯委員長(高橋裕子君) 質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 446: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、次の説明をお願いします。石橋部長。 447: ◯経営企画部長(石橋 徹君) では続いて、第2期春日市まち・ひと・しごと創生総合戦略について御説明させていただきます。  こちらの総合戦略につきましては、11月の委員会において内容の説明をさせていただき、御意見をいただいたところになります。本日は11月以降の策定経過及び今後の予定について説明させていただきます。お手元の資料に沿って説明いたします。  11月以降に実施したものとして、今あれつけてますよね、スケジュール。外部有識者会議と世代別のワークショップ、創生本部の協議を経て、戦略の原案を作成し、今月の20日からですね、こちらも本日までパブリックコメントを実施して、今、市民の御意見を求めているところになります。今後は創生本部で協議を行い、最終案を確定し、概要版も含めて本年度内に製本印刷まで完成する予定です。完成後はですね、市報やウエブサイトを通じて市民に周知していく予定となっております。  説明は以上になります。 448: ◯委員長(高橋裕子君) 質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 449: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので……、何かありますか。石橋部長。 450: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 全体としてですね、今週の火曜日に一般会計補正予算の8号を専決処分させていただいております。内容につきましては、改めて3月議会で専決の御報告をさせていただきますけど、多分のことですけど、裁判に伴う弁護士の着手金の部分の計上と、あと一つ、ふるさと納税、ことしは制度が変わりますので、5億円で組んでたところが見込み的には今のところ12月までで6億4,500万入ってきましたので、ふるさと納税で入ってきた部分に対する返礼品の支出の部分が間に合わないということで、専決処分させていただきました。内容についてはまた3月議会で詳しく御説明させていただきます。  以上です。 451: ◯委員長(高橋裕子君) 専決に関しては、また議会で詳しく説明がありますので、よろしくお願いいたします。  ほかにありますか。石橋部長。 452: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 以上で経営企画部の説明を終わらせていただきます。長い間どうもありがとうございました。 453: ◯委員長(高橋裕子君) では、ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後3時08分                 再開 午後3時12分                ──── ─ ──── ─ ──── 454: ◯委員長(高橋裕子君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  皆様のほうから何か御意見ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 455: ◯委員長(高橋裕子君) ないようですので、これをもちまして本日の総務文教委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後3時12分...