春日市議会 2019-09-09
令和元年地域建設委員会 本文 2019-09-09
場所でございますが、さきに資料を配っております。上に
用地課と書いております。黒塗りしたところになりますけど、場所としましては
宝町交差点から
那珂川市のほうに約150メーター行ったところになります。地番としましては、春日市小倉1丁目84番3、85番2、86番2で、総面積286.74平方メートルでございます。
以上で歳入の説明を終わります。
8:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
9:
◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次を
お願いします。
渡邉道路管理課長。
10:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 36ページを
お願いします。
説明欄1段目1行目の
道路維持補修費、
工事請負費、800万円の増額でございます。増額の理由としましては、春日市が管理する道路を適切な状態に維持し、地域からの要望に適切に対処する必要性から、今後の執行に当たり予算が不足するため
維持補修費を
増額補正するものです。
2目は以上です。
11:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して質疑はございませんか。
金堂委員。
12:
◯委員(
金堂清之君) これは補正かけとんやけど、今は9月やろ。間に合うとね、まだ。来年の3月まで、この資金は足りると。もうちょっと
計画性を持って、きちっとしたら。補正なら補正をかけていかんとしよんないじゃないと、これ。足りんやったけんまた、足りんやったけんまたという。
道路維持補修費というのは、割りかしかかるやろが、地域の人から言われるけん。その辺、どげん考えとると。
13:
◯委員長(岩渕 穣君)
渡邉道路管理課長。
14:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 例年は12月に補正をさせていただいておりましたけども、ここ5年間のですね、実際の推移を見ていきますと、今年度に限ってはですね、当初予算の分が11月いっぱいでちょっとなくなってしまうというものがございましたので、今回はちょっと早目に補正をさせていただいて、3月までの予算を確保するということでございます。
15:
◯委員長(岩渕 穣君)
金堂委員。
16:
◯委員(
金堂清之君) 今これ800万の補正をかけとう
ばってん、これで来年の3月まで補正をかけんでいいわけ。
17:
◯委員長(岩渕 穣君)
渡邉道路管理課長。
18:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) そのつもりでおります。
19:
◯委員(
金堂清之君) うん、わかった。
20:
◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。
中原委員。
21:
◯委員(
中原智昭君) これ、何年か前の予算のときでも問題出とったんですが、毎回毎回補正ですけど、毎年毎年、道路の予算はですね、ある程度もともとの
予算段階からもうちょっとふやすとかということの検討は、その後どうなったんですか。
22:
◯委員長(岩渕 穣君)
渡邉道路管理課長。
23:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 毎年当初予算のときにですね、こうやって毎年補正をしてますので、ちょっと5年間なら5年間の推移をもとに上げてくれませんかというふうな
お願いはしてるんですけど、やっぱり全庁的になくなった時点で補正をしなさいということを言われてますので、このような状況になっておるものです。
24:
◯委員長(岩渕 穣君)
中原委員。
25:
◯委員(
中原智昭君) それっていうのはもう市の
考え方として、最初から予算をつけるんじゃなくて、どうしようもなくなったら補正でするというのが、もう市の
考え方なんですか。
26:
◯委員長(岩渕 穣君)
黒田都市整備部長。
27:
◯都市整備部長(
黒田一輝君) 今、
中原委員がおっしゃるとおりですね、今まではそういうあれだったんですけど、今、
金堂委員からもおっしゃられたように、地域からの要望も非常に多いです。現実的に足らない状況になってるんで、今、議論中ということですね。実際に今回も、
実施計画上とかはもうちょっと見直すほうで全庁的に議論を今している状況です。ただ、全体的な調整でですね、どうしてもそういう場合もあるかもしれませんけど、一応決まっているわけじゃなくて、これからもちろんきちんと議論していきたいなと思ってます、最初に。
28:
◯委員長(岩渕 穣君)
中原委員。
29:
◯委員(
中原智昭君) 結果的には
補正予算で何とかなっているという現状なんでしょうけど、やっぱりこれから、もちろん道路の
老朽化等々というのは年々進むことですので、やっぱりそこはちゃんと
実施計画を立てながら、予算を立てながらですね。急遽どうしようもないときに補正でというのは理解できるんですけど、初めから足らないがわかっとって補正というのがちょっとおかしいんじゃないかと思いますので、今後はやっぱりその辺も市のほうとも協議しながらやっていっていただければと思いますので、
お願いします。
30:
◯委員長(岩渕 穣君) 答弁いいですか。
31:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) はい。
32:
◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
33:
◯委員長(岩渕 穣君) じゃあ、次を
お願いいたします。
渡邉道路管理課長。
34:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 続きまして、
説明欄2段目1行目の
道路ストック長寿命化補修事業費のうち、
JR春日駅
周辺施設長寿命化計画策定業務委託料939万4,000円と、
道路ストック長寿命化補修工事2,041万円を合わせて2,980万4,000円の
増額補正でございます。
増額の理由の一つ目は、春日市が管理する
JR春日駅の
エレベーター3基のうち、1基が4月に故障し、緊急的に
リニューアル工事を実施いたしました。
老朽化した残り2基の
エレベータ-の改修を令和2年度に予定していますが、事前に
個別施設計画を策定する必要がありますので、
委託料を補正するものでございます。
理由の二つ目として、市道1級第4
号路線と1級第1
号路線が交差する上白水旧
ミスターマックス前、池の下交差点の舗装のたわみが著しく悪く、早急に補修を行う必要があるため
工事請負費を補正するものでございます。
財源としましては、20ページを
お願いします。
説明欄1段目1行目の
社会資本整備総合交付金(道路)362万6,000円の減額でございます。理由としましては、国の
補助金の減額によるものです。
3目は以上でございます。
35:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
渡邉課長、
エレベーターの
修理完了の件は。
渡邉課長。
36:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 今月末に。
37:
◯委員長(岩渕 穣君) 末。
38:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) はい。一応契約上では10月末になっておりましたが、業者のほうが頑張っていただいて、1カ月前倒しということで。
39:
◯委員長(岩渕 穣君) ありがとうございます、安心しました。
では、次を
お願いいたします。
田中下水道課長。
40:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 37ページを
お願いします。
説明欄1段目の
下水道事業会計繰出金についてでございます。
繰出金、
下水道事業会計128万4,000円の減額でございます。内訳としましては、
一般会計からの
下水道事業会計に対しての
繰出金である
汚水処理負担金22万8,000円を増額、その他
負担金12万2,000円を減額、他
会計補助金159万6,000円を減額、他
会計負担金20万6,000円を増額し、
差し引きで128万4,000円減額するものです。
詳細につきましては、
下水道事業会計補正予算のほうで説明させていただきます。
1目は以上です。
41:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
42:
◯委員長(岩渕 穣君) では、次を
お願いいたします。
樺島都市計画課長。
43:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 続きまして、同じく37ページの
説明欄2段目、
公園整備事業費についてでございます。
工事請負費2,530万円の増額でございます。主な理由は、
一の谷第3公園ののり面が徐々に崩落しており危険であることから、事故を未然に防ぐため
擁壁工事を実施するものです。そのほか、
自治会からの要望など今後の執行に当たり予算が不足するため、合わせて補正をするものです。
工事を実施いたします
一の谷第3公園については、位置が資料の2枚目になります。裏面に現況の写真のほうを掲載をしております。
よろしいでしょうか。
44:
◯委員長(岩渕 穣君) どうぞ。
45:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 済いません。続いて、同じく
説明欄3段目、
公園施設改築・
更新事業費の
工事請負費で600万円の増額でございます。増額の理由は国の
交付金の増によるものでございます。工事の実施につきましては、公園2カ所について4基の遊具を更新するものです。
歳入としまして、20ページを
お願いいたします。
説明欄2段目2行目の
社会資本整備総合交付金で300万円の増額でございます。
2目は以上です。
46:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。
中原委員。
47:
◯委員(
中原智昭君) この
一の谷第3公園の
擁壁工事の内容ていうのは、ここですよね、この写真に、どういうふうにするんですか。
48:
◯委員長(岩渕 穣君)
樺島都市計画課長。
49:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 一応工事としましては、
間知積みの石積みの
ブロック工事にしたいと考えております。
50:
◯委員長(岩渕 穣君)
中原委員。
51:
◯委員(
中原智昭君) ここの斜面の部分の木か何かを伐採して、
間知ブロックか何かを積むということですか。
52:
◯委員長(岩渕 穣君)
樺島都市計画課長。
53:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 樹木のほうも、傷んでいる木もあれば根も浮き上がってますので、やはり一旦樹木のほうは除去して、
擁壁工事を実施したいというふうに考えております。
54:
◯委員長(岩渕 穣君)
中原委員。
55:
◯委員(
中原智昭君) ここのところの樹木、今ありますよね。あそこはもう全部なくなって擁壁になるという
考え方でいいんですか。それとも、この樹木は生きてる分はどこかに移す、上のほうとかに移設するんですか。
56:
◯委員長(岩渕 穣君)
樺島都市計画課長。
57:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 現況ではちょっと樹木の状況が、掘ってみないとわからない部分もありますので、その辺については工事の際に確認をして、移設が可能なものについては極力
移設等も考えていきたいと思います。ただ、かなり根があらわれて、それと
樹木自体も老木化してる部分もございますので、なかなか移植が難しい面はあるかと思います。木も結構現地で見ると傷んでいるのが多うございますので。ただ、残せるものがあれば残していきたいと思います。
58:
◯委員(
中原智昭君) はい、わかりました。
59:
◯委員長(岩渕 穣君)
白水委員。
60: ◯副
委員長(
白水祥太郎君) 聞き逃してたらごめんなさい。工事の開始はいつか。まだ。
61:
◯委員長(岩渕 穣君)
樺島都市計画課長。
62:
◯都市計画課長(
樺島義隆君)
補正予算がもし認めていただければ、10月には入札ぐらいになりますので、恐らく11月前後には工事開始できる
見込みじゃないかと考えております。
63:
◯委員長(岩渕 穣君)
白水委員。
64: ◯副
委員長(
白水祥太郎君) その間、公園の利用はどうなりますか。
65:
◯委員長(岩渕 穣君)
樺島都市計画課長。
66:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 今のところ
公園自体の利用には影響はございませんので、この辺の崩れる度合いを、
状況確認だけはしていきたいと思います。
67: ◯副
委員長(
白水祥太郎君) ありがとうございます。
68:
◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
69:
◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次を
お願いいたします。
樺島都市計画課長。
70:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) それでは、再度37ページを
お願いいたします。
説明欄4段目、
緑化管理費の
委託料で150万円の増額でございます。これは
公園等の緑の管理において、
枯れ木の撤去、隣地へ越境している木の剪定、
見通し確保のための伐採など、
自治会や
近隣住民からの要望に基づき実施しているものです。今後の対応に当たり
事業費が不足することから補正をするものです。
3目は以上です。
71:
◯委員長(岩渕 穣君) 質疑はございませんか。
金堂委員。
72:
◯委員(
金堂清之君) これ、
街路樹も含んどうとやろう
ばってんさ、よう
専決処分で出てくるやろ。自動車に
枯れ木が落ちて補償しましたとか。これは点検はどんなふうにしようと。事故がないようにしとかんとさ。
73:
◯委員長(岩渕 穣君)
樺島都市計画課長。
74:
◯都市計画課長(
樺島義隆君)
街路樹につきましては、
年間委託の中で業者のほうに点検等含めてですね、管理は委託をしているところでございます。
75:
◯委員長(岩渕 穣君)
金堂委員。
76:
◯委員(
金堂清之君) 点検は年に何回とか、定期的にとかと言うけれども、
枯れ木がいつ落ちるかわからんのやけんさ、特にケヤキの木なんて言うたら、落ちて車の損傷したら必ず行政の場合は文句を言うてくるけんね。個人の家のものやったらそうまでないかもしれん
ばってんが、行政の分、要は市の管轄のとは必ず損傷が起きたら、ちょっとしたことでも言うてくるやろが。やけん、もう少し点検をしよかんと。いつも
専決処分で出ようやない。修理代を出しましたとかって。議会を招集するいとまがございませんでしたので、これをこうしますちゅうて。この辺はもう少し考えてあれしとかんといかんっちゃないと。その辺の
考え方はどげんね。
77:
◯委員長(岩渕 穣君)
樺島都市計画課長。
78:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 委託している業者に対しましてですね、しっかりと今後もですね、点検について指導していきたいと思います。
79:
◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。
80:
◯委員(
金堂清之君) うん。
81:
◯委員長(岩渕 穣君) では、次
お願いいたします。
渡邉道路管理課長。
82:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 37ページを
お願いします。
説明欄5段目1行目の
街路管理費のうち、旅費6万5,000円の増額でございます。増額の理由としましては、
官民連携による
街路空間再構築及び利活用に関する
マチミチ会議現地勉強会が今回、愛媛県松山市で開催されるためでございます。
続きまして、
説明欄6段目1行目の
那珂川宇美線整備事業費のうち、
道路改良事業負担金5,640万円の減額でございます。減額の理由としましては、福岡県の
事業費変更に伴う
負担金の変更でございます。
続きまして、
説明欄7段目1行目の
長浜太宰府線整備事業費のうち、
道路改良事業負担金5,299万9,000円の減額でございます。減額の理由としましては、福岡県の
事業費変更に伴う
負担金の変更でございます。
財源としましては、25ページを
お願いします。
説明欄1段目1行目の
県施行都市計画道路事業等整備基金繰入金5,190万円の減額でございます。
37ページに戻っていただきまして、
説明欄8段目1行目の
県施行都市計画道路事業等整備基金積立金2億円の増額でございます。増額の理由としましては、平成26年3月の定例会において承認をいただき、基金を設立したことに伴い、計画的に積み立てるものです。
続きまして、
説明欄1番下の段1行目の
西鉄春日原駅
周辺整備事業費のうち、消耗品4万4,000円の増額、1ページめくっていただき、
委託料424万3,000円の増額、
公有財産購入費7,096万5,000円の増額、
補償費5,771万円の減額で、
差し引き1,754万2,000円の増額でございます。理由としましては、今年度の
社会資本整備総合交付金の
交付額が決定いたしましたので、
事業内容の精査を行ったものです。
財源としましては、初めに20ページを
お願いします。
説明欄2段目1行
目社会資本整備総合交付金(道路)で309万5,000円の
交付金の減額でございます。
次に、25ページを
お願いします。
説明欄1段目1行目の
連続立体交差事業等整備基金繰入金1億9,020万円のうち、5,670万円を減額するものでございます。
4目は以上でございます。
83:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
84:
◯委員長(岩渕 穣君) では、次を
お願いします。
樺島都市計画課長。
85:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) それではまた38ページへお戻りください。
説明欄2段目、
溜池保全管理費の
負担金、補助及び
交付金で50万円の増額でございます。これは
溜池保全地区の所有者が、
溜池保全地区において除草や
樹木剪定などの
管理行為を実施することに対し、
溜池保全条例に基づき、その費用の一部を
助成金として交付しているものです。今年度申請が増加し、
助成金が不足することから補正をするものです。
続いて、
説明欄3段目、
溜池保全整備事業費の
委託料で150万円の増額です。これは市が管理する
溜池保全地区の除草や樹木の選定を
周辺住民の
苦情要望に基づき実施しているものです。今後の対応に当たり
委託料が不足することから補正を行うものです。
5目は以上です。
86:
◯委員長(岩渕 穣君)
金堂委員。
87:
◯委員(
金堂清之君) これは、
保全地区内の
清掃業務と言うたら、大体どこが多いと。
白水大池公園ですか。
88:
◯委員長(岩渕 穣君)
樺島都市計画課長。
89:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) そうですね。主にやっぱり多いのは
白水大池公園の
周辺部になります。
90:
◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。
91:
◯委員(
金堂清之君) うん、わかった。
92:
◯委員長(岩渕 穣君)
中原委員。
93:
◯委員(
中原智昭君) 同じところ。申請は増加したと言われたんですけど、何件から何件に増加したんですか。
94:
◯委員長(岩渕 穣君)
樺島都市計画課長。
95:
◯都市計画課長(
樺島義隆君)
補助金のほうでよろしいですか。
96:
◯委員(
中原智昭君) はい、
管理費も。
97:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 昨年度がですね、全体で6件でございました。ところが、今年度が8月の下旬時点でもう既に8件になっております。今後、昨年度の
見込みからすると、やはりあと五、六件
程度申請があるのではないかという
見込みでの計上でございます。
98:
◯委員長(岩渕 穣君)
金堂委員。
99:
◯委員(
金堂清之君) これ、ちょっと行政には関係ないかもしれん
ばってんが、
須玖新池か、
観光道路の、崩落し
とうやろが。あれは
水利組合と
地権者との
話し合いにはなるんやろうけれども、行政のほうに何か
お願いか何か来た、連絡か何かありましたか。
100:
◯委員長(岩渕 穣君) 説明できますか。
101:
◯委員(
金堂清之君) いや、何もなかったら。これは行政とか関係ないけんね。
水利組合と
地権者との
話し合いやから。それについて、その問題で行政のほうに何か相談か何かあったかなと思って。あったら、ちょっと聞かせてください。
102:
◯委員長(岩渕 穣君)
樺島都市計画課長。
103:
◯都市計画課長(
樺島義隆君) 昨年の災害のときに応急処置的なことでの連絡はとりましたけども、その後、現在のところは
相談等はあってない状況でございます。
104:
◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
105:
◯委員長(岩渕 穣君) では、次
お願いいたします。
渡邉道路管理課長。
106:
◯道路管理課長(
渡邉一雄君) 38ページを
お願いいたします。
説明欄一番下の段1行目の
連続立体交差事業費で、
負担金9,714万3,000円の減額でございます。減額の理由としましては、福岡県の
事業費変更に伴う
地元負担金の変更によるものでございます。
財源としましては、初めに25ページを
お願いします。
説明欄1段目1行目の
連続立体交差事業等整備基金繰入金1億9,020万円のうち、1億3,350万円を減額するものです。
次に、29ページを
お願いします。
説明欄1段目1行目の
連続立体交差事業債1,330万円を増額するものです。
6目は以上でございます。
107:
◯委員長(岩渕 穣君) 以上ですか。
108:
◯都市整備部長(
黒田一輝君) いや、あと1件。もう一つ。
109:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
110:
◯委員長(岩渕 穣君) では、次を
お願いいたします。
江崎用地課長。
111:
◯用地課長(
江崎弘義君) 45ページを
お願いいたします。
説明欄1段目、
普通財産整備事業の
役務費、
不動産鑑定料を104万9,000円増額するものです。増額の理由といたしましては、
県施行都市計画道路受託事業において、
那珂川宇美線下白水西工区と
長浜太宰府線須玖北工区の
用地交渉を市が行っており、
代替地の要望に対して、市が所有している
代替地の
適正価格を提示するために
不動産鑑定の補正をするものです。
以上で、令和元年度
一般会計補正予算(第4号)の説明を終わります。
112:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの1目に関して質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
113:
◯委員長(岩渕 穣君) また、
補正予算(第4号)について、全体的に。野口委員。
114:
◯委員(野口明美君) 済いません、ページ数24ページの不動産売払収入ですけども、この参考資料をいただきましたけど、この場所ですね。この土地はどういう用途で持っていたんですかね、もともと。
115:
◯委員長(岩渕 穣君)
江崎用地課長。
116:
◯用地課長(
江崎弘義君) 一応用途としましては、市の公共事業に伴う
代替地として取得しております。
117:
◯委員長(岩渕 穣君) 野口委員。
118:
◯委員(野口明美君) 今ここに貸倉庫的なものがもう建ってると思うんですけども。
119:
◯委員長(岩渕 穣君)
江崎用地課長。
120:
◯用地課長(
江崎弘義君) 今まだ工事は完了してませんけど、始まったのが梅雨あけぐらいから始まって、今現在、工事途中の状況です。
121:
◯委員長(岩渕 穣君) 野口委員。
122:
◯委員(野口明美君) そして、ここに
土地売払収入で入ってきましたけど、これ、手続上、今になったということですか。
123:
◯委員長(岩渕 穣君)
江崎用地課長。
124:
◯用地課長(
江崎弘義君) 一応売買契約が4月に入ってですね、行いましたので、ちょっと6月じゃなくて、今回になりました。
125:
◯委員長(岩渕 穣君)
金堂委員。
126:
◯委員(
金堂清之君) その関連
ばってんね、何で6月で補正かけんやったと。何で今ごろ9月にかけるとね。売買契約は4月に成立しとうちゃろう。そしたら、6月の補正にかけらなやろうもん。
127:
◯委員長(岩渕 穣君)
江崎用地課長。
128:
◯用地課長(
江崎弘義君) 済いません、見落としとったと思います。間に合わなかったというところで。
129:
◯委員長(岩渕 穣君)
黒田都市整備部長。
130:
◯都市整備部長(
黒田一輝君)
金堂委員のおっしゃるとおりです。速やかに今後はきちんとすぐに補正を計上したいと思います。申しわけありませんでした。
131:
◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
132:
◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、
関連説明については以上といたします。
それでは、次第の1番に戻りまして、第76
号議案「令和元
年度春日市
下水道事業会計補正予算(第1号)について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。
田中下水道課長。
133:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 第76
号議案「令和元
年度春日市
下水道事業会計補正予算(第1号)について」御説明いたします。
下水道事業会計補正予算書(第1号)を
お願いします。
今回の補正の主な理由は、平成30年度決算による減価償却費及び起債の元利償還金等の確定によるものです。また、下水道使用料に対する不納欠損に伴う貸倒見積額の引き直しによる貸倒引当金繰入額の減額によるものです。
初めに、
補正予算書の14ページの節別明細表をもとに、節について補正部分の説明をさせていただきます。そして最後に、1ページから2ページの今回
補正予算書の第2条から第4条の条文を説明させていただきます。
それでは、
補正予算書の14ページ、節別明細表を
お願いします。
まず、収益的収入から説明させていただきます。
1款1項営業収益の補正予定額は10万6,000円の増額でございます。
2目1節の雨水処理
負担金22万8,000円の増額は、主に平成30年度決算による雨水施設の固定資産減価償却費の増額によるものです。また、2目2節のその他
負担金12万2,000円の減額は、流域下水道建設に要する経費のうち、借入額及び借入利率の確定により、平成30年度末借入分利息が減少したことによるものです。以上の2目の他
会計負担金は、
一般会計補正予算に計上された
一般会計からの
繰出金になります。
次に、1款2項営業外収益の補正予定額は38万7,000円の減額でございます。
3目3節の他
会計補助金159万6,000円の減額は、主に分流式下水道等に要する経費の減額によるものです。この分流式下水道等に要する経費は、資本費のうち、経営に伴う収入をもって充てることができないと認められるものに相当する額を
一般会計から繰り入れるものです。本市では、下水道使用料対象経費である維持
管理費、事業報酬、資本費の順で下水道使用料を充当し、賄い切れなかった資本費の額について分流式下水道経費として繰り入れております。今回、分流式下水道経費が減少した主な理由は、平成30年度決算による企業債利息の減額に伴うものです。3目3節の他
会計補助金も、
一般会計補正予算に計上された
一般会計からの
繰出金になります。
次に、4目1節の長期前受受贈財産評価額戻入150万円の増額は、平成30年度における開発等に伴う受贈財産の増加によるものです。
次に、4目3節の長期前受
負担金戻入20万5,000円の増額は、他
会計負担金である流域下水道建設経費の増加によるものです。流域臨時措置分の平成30年度借入額及び借入利率が確定したことにより増額となったものです。
次に、4目4節の長期前受
補助金戻入49万6,000円の減額は、平成30年度決算による国庫補助
事業費確定により減額となったものです。
以上で、収益的収入についての説明を終わります。
134:
◯委員長(岩渕 穣君) 質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
135:
◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次を
お願いいたします。
136:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 15ページを
お願いします。次に、収益的支出を説明いたします。
2款1項営業費用の補正予定額は56万8,000円の増額でございます。
16ページを
お願いします。
4目37節の貸倒引当金繰入額109万4,000円の減額は、決算確定に伴い貸倒見積額が当初予算に比べ減額したことによるものです。
次に、5目40節の有形固定資産減価償却費119万6,000円の増額は、平成30年度に取得した有形固定資産のうち、開発等に伴う受贈財産の増加によるものです。
次に、5目41節の無形固定資産減価償却費46万6,000円の増額は、平成30年度に取得した無形固定資産である御笠川浄化センターの施設利用権に係る減価償却費が確定したことにより、当初
見込みを補正するものです。
17ページを
お願いします。
2款2項営業外費用の補正予定額は332万5,000円の減額でございます。
1目45節の企業債利息243万7,000円の減額は、平成30年度末借入額及び借入利率の確定並びに資本費平準化債の利率見直しに伴う利息の減少に伴うものです。
次に、4目49節の消費税及び地方消費税88万8,000円の減額は、課税仕入れに係る消費税の増加によるものです。これは平成30年度の補助対象事業である大和第1雨水幹線改良工事3工区の
事業費を繰り越ししたことによるものです。
以上で、収益的支出についての説明を終わります。
137:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
138:
◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次を
お願いいたします。
139:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 18ページを
お願いします。次に、資本的収入を説明いたします。
3款1項企業債の補正予定額は100万円の減額でございます。
4目1節の資本費平準化債の100万円の減額は、主に減価償却費の増加に伴い、借入可能額が減少したことによるものです。
3款2項
負担金の補正予定額は20万6,000円の増額でございます。
2目1節の他
会計負担金20万6,000円の増額は、流域下水道の建設に要する経費のうち、借入額の確定に伴い、平成30年度借入分の元金が増額となったことによるものです。
2目1節の他
会計負担金も、
一般会計補正予算に計上された
一般会計からの
繰出金になります。
以上で、資本的収入についての説明を終わります。
140:
◯委員長(岩渕 穣君) 質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
141:
◯委員長(岩渕 穣君) 次を
お願いします。
142:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 19ページを
お願いします。次に、資本的支出を説明いたします。
4款2項借入金償還金の補正予定額は1万2,000円の増額でございます。
1目33節の償還金1万2,000円の増額は、企業債償還金の平成30年度末借入額の確定に伴う元金分の増加によるものです。
以上で、資本的支出についての説明を終わります。
143:
◯委員長(岩渕 穣君) 今のところ、全体を通して、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
144:
◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、次を
お願いいたします。
145:
◯下水道課長(
田中豊隆君) それでは、
補正予算書の1ページにお戻りください。
第2条から説明いたします。ここは、先ほど説明した節での補正予定額を、予算科目の款及び項までについて説明したものです。
第2条は、第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものです。
まず、収入につきまして、第1款下水道事業収益の補正予定額は28万1,000円を減額し、補正後の額を23億7,367万2,000円とします。内訳は、第1項営業収益の補正予定額は10万6,000円を増額し、補正後の額を18億2,304万円とします。第2項営業外収益の補正予定額は38万7,000円を減額し、補正後の額を4億1,132万8,000円とします。
次に、支出につきまして、第2款下水道
事業費用の補正予定額は275万7,000円を減額し、補正後の額を18億5,608万3,000円とします。内訳は、第1項営業費用の補正予定額は56万8,000円を増額し、補正後の額を16億3,657万3,000円とします。第2項営業外費用の補正予定額は332万5,000円を減額し、補正後の額を2億1,058万3,000円とします。
2ページを
お願いします。
第3条は、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額の補填財源の説明となります。条文を読ませていただきます。
予算第4条本文括弧書き中、「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億4,698万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額7,485万2,000円、減債積立金3億5,107万6,000円、過年度分損益勘定留保資金4億7,230万円及び当年度分損益勘定留保資金4,875万3,000円で補填するものとする」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億4,778万7,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額7,579万6,000円、減債積立金3億4,916万3,000円、過年度分損益勘定留保資金4億6,729万4,000円及び当年度分損益勘定留保資金5,553万4,000円で補填するものとする」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正します。
まず、収入につきまして、第3款下水道事業資本的収入の補正予定額は79万4,000円を減額し、補正後の額を12億2,259万円とします。内訳は、第1項企業債の補正予定額は100万円を減額し、補正後の額を11億1,780万円とします。第2項
負担金の補正予定額は20万6,000円を増額し、補正後の額を2,930万8,000円とします。
次に、支出につきまして、第4款下水道事業資本的支出の補正予定額は1万2,000円を増額し、補正後の額を21億7037万7,000円とします。内訳は、第2項借入金償還金の補正予定額は1万2,000円を増額し、補正後の額を12億2,045万円とします。
ここで、第4条本文中の補填財源について、資料をもとに御説明をさせていただきます。お配りしてます資料の23ページ、一番最後のページになります。
146:
◯委員長(岩渕 穣君) キャッシュ・フローの後ろですね。
147:
◯下水道課長(
田中豊隆君) はい。下水道の後ろになります。
148:
◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。
お願いします。
149:
◯下水道課長(
田中豊隆君) まず、この資料の見方について説明します。表の中ほどは平成30年度決算、その右側が令和元年度、今回の9月補正の内容になります。表の左端の丸印の番号は、補填財源について充当していく際の優先順位をあらわしています。
それでは、内容について説明します。
資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額が、補正後は9億4,778万7,000円となります。この額を補填するために、まず表の左端の優先順位1)の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、令和元年度の現年度分7,579万6,000円で補填します。次に、優先順位2)の減債積立金、平成30年度決算による純利益3億4,091万3,000円で補填します。次に、優先順位3)の損益勘定留保資金、平成30年度末残高4億6,729万4,000円で補填し、残りの5,553万4,000円を現年度分の損益勘定留保資金で補填するものです。
補正予算書の2ページにお戻りください。
第4条は、他会計からの
補助金につきまして、予算第8条中の1億5,278万6,000円を1億5,119万円に改めるものです。
続けてよろしいでしょうか。
150:
◯委員長(岩渕 穣君) どうぞ。
151:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 3ページを
お願いします。
3ページから5ページまでは、
下水道事業会計補正予算の
実施計画として、収益的収支及び資本的収支を目まであらわしたものです。
6ページを
お願いします。
予定キャッシュフロー計算書は、予算による経営活動を実施した場合における一事業年度の資金収支の状況を一定の活動区分別に表示した報告書です。
7ページを
お願いします。
7ページから11ページの予定貸借対照表は、予算に係る経営活動を実施した場合に予定される年度末における財政状況をあらわした報告書です。
12ページから13ページを
お願いします。
注記について御説明します。注記については、財務諸表を作成するに当たり採用した会計処理の基準、手続をあらわしたものです。
以上で、第76
号議案、
下水道事業会計補正予算(第1号)の説明を終わります。
152:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
153:
◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、第76
号議案に対する質疑を終結いたします。
続きまして、第81
号議案「平成30
年度春日市
下水道事業会計収入支出
決算認定について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。
田中下水道課長。
154:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 続きまして、第81
号議案「平成30
年度春日市
下水道事業会計収入支出
決算認定について」、御説明いたします。
最初に、決算書に基づき、収支に関する予算と決算の対比及び
事業内容等を順次御説明し、最後に、主要な施策の成果に基づき主な事業について御説明いたします。
それでは、決算書の1ページと、きょうお配りしてます決算説明資料の1ページを
お願いします。こちらのほうの1ページを
お願いします。
155:
◯委員長(岩渕 穣君)
お願いします。
156:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 款の説明は決算書をもとに、項以降の説明は決算説明資料をもとに説明いたします。
なお、決算説明資料の3条及び4条の支出につきましては、100万円以上の不用額が生じたものについて説明いたします。100万円以上の不用額には網がけをしております。
まず、決算書1ページ、2ページの上の行の収益的収入について説明いたします。
157:
◯委員長(岩渕 穣君) 暫時休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前10時50分
再開 午前10時52分
──── ─ ──── ─ ────
158:
◯委員長(岩渕 穣君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
先ほど私の81
号議案の読み上げで令和元年度と申し上げましたが、正しくは平成30年度の誤りでございます。大変失礼いたしました。
それでは、説明を続けて
お願いいたします。
田中下水道課長。
159:
◯下水道課長(
田中豊隆君) まず、決算書1ページ、2ページの上の表の収益的収入について説明いたします。
1款下水道事業収益の予算額は、22億6,522万7,000円となります。これに対する決算額は22億5,694万2,463円でした。予算額に比べ決算額は828万4,537円の減額となり、予算に対する収入率は99.6%となりました。
予算説明資料の1ページをごらんください。この内訳としましては、1項営業収益の決算額が予算額に比べ130万4,588円の増額となりました。この主な要因は、1目1節の下水道使用料が
見込みを上回り、54万8,050円の増加となったことによるものです。
また、2目1節の雨水処理
負担金及び2節のその他
負担金については、対象経費の増減に伴い、雨水処理
負担金は148万7,946円の増額、その他
負担金は73万1,408円の減額となっております。雨水処理
負担金の増額は、対象経費である雨水幹線修繕費の増加によるものです。その他
負担金の減額は、対象経費である維持
管理費のうち私道内排水設備
助成金等の執行残に伴うものです。
次に、2項営業外収益の決算額は、予算額に比べ959万52円の減額となりました。この主な要因は、3目3節の他
会計補助金が971万4,956円減額となったことによるものです。これは、維持
管理費の決算額が予算額に比べ減額となり、その分、下水道使用料で資本費を賄える部分がふえたことにより、分流式下水道経費の繰入額が減額となったことによるものです。
以上で、収益的収入についての説明を終わります。
続けてよろしいですか。
160:
◯委員長(岩渕 穣君) じゃあ、続けて
お願いします。
161:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 次に、収益的支出について説明します。
決算書1ページ、2ページの下の表をごらんください。
2款下水道
事業費用の予算額は19億293万9,000円となり、これに対する決算額は18億9,494万2,552円でした。不用額は799万6,448円となり、予算の執行率は99.6%となりました。
予算説明資料の2ページ、3ページをごらんください。
1項営業費用において、100万円以上の不用額はございませんでした。
引き続き、決算説明資料の3ページをごらんください。
次に、2項営業外費用が決算で383万7,733円不用となりました。
決算資料の4ページをごらんください。
この主な要因は、4目49節の消費税及び地方消費税の納税額の減額332万6,100円によるものです。課税仕入れが
見込みを上回ったことによるものです。
以上で、収益的支出についての説明を終わります。
162:
◯委員長(岩渕 穣君) はい。ここまでで質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
163:
◯委員長(岩渕 穣君) はい。ないようでございますので、次を
お願いいたします。
164:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 次に、決算書3ページ、4ページの上の表、資本的収入について説明いたします。
3款下水道事業資本的収入の予算額は6億2,683万8,000円となり、これに対する決算額は5億8,144万153円でした。予算額に比べ決算額は4,539万7,847円の減額となり、予算に対する収入率は92.8%となりました。
決算説明資料の5ページを
お願いします。
この内訳としましては、1項企業債の決算額が予算額に比べ3,790万円の減額となりました。これは1目1節の公共下水道事業債の3,790万円の減額によるものです。この主な要因は、起債対象事業である
委託料、
工事請負費及び補償、補填及び賠償金の執行残並びに浸水対策事業の繰り越しに伴うものです。
次に、3項
補助金の決算額は予算額に比べ749万9,530円の減額となりました。これは1目1節の国庫
補助金750万円の減額によるもので、補助対象事業の繰り越しに伴うものです。
以上で、資本的収入についての説明を終わります。引き続き……。
165:
◯委員長(岩渕 穣君) 次、支出を
お願いします。
166:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 資本的支出について説明します。
決算書3ページ、4ページの下の表をごらんください。
4款下水道事業資本的支出の予算額は15億7,354万8,000円となり、これに対する決算額は15億3,309万2,968円でした。不用額は2,245万5,032円となり、予算の執行率は97.4%となりました。
決算説明資料の6ページをごらんください。
この内訳としましては、1項建設改良費が決算で2,245万4,671円不用となりました。主な要因は、1目公共下水道費の20節の
委託料、私道寄附開発関連の測量設計業務委託費874万620円、22節の
工事請負費1,032万560円及び28節の補償、補填及び賠償金300万円の執行残に伴うものです。
表の一番下をごらんください。
続いては、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億5,165万2,815円は、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額1,283万6,719円、減債積立金3億3,078万3,465円、過年度分損益勘定留保資金4億8,579万6,417円及び当年度分損益勘定留保資金1億2,223万6,214円で補填しました。
ここで、補填財源について資料により御説明いたします。
資料の18ページの補填財源計算書(決算)、A4横書きの資料です。こちらをごらんください。
まず、この資料の見方について説明します。表の中ほどが平成29年度決算、その右側が平成30年度決算の内容になります。表の左端の丸印の番号は、補填財源として充当していく際の優先順位をあらわしています。それでは、内容について説明します。
資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、9億5,165万2,815円となります。この額を補填するために、まず表の左端の優先順位1)の消費税及び地方消費税、資本的収支調整額、平成30年度決算の今年度増加額の1,283万6,719円で補填しました。
次に、優先順位2)の減債積立金、平成29年度決算による純利益3億3,078万3,465円で補填しました。
次に、優先順位3)の損益勘定留保資金、平成29年度末残高4億8,579万6,417円で補填し、残りの1億2,223万6,214円を現年度分の損益勘定留保資金で補填しました。
以上で、資本的支出についての説明を終わります。
167:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
168:
◯委員長(岩渕 穣君) はい。ないようでございますので、次を
お願いいたします。
169:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 次に、決算書5ページを
お願いします。
損益計算について資料をもとに説明します。
資料は19ページの損益計算書(資料1)を
お願いします。19ページでございます。A3の横書きになります。
170:
◯委員長(岩渕 穣君)
お願いします。
171:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 損益計算書は、1事業年度の経営成績を明らかにするために、その期間中に得た全ての収益と、それに対する全ての費用を記載した報告書になります。この損益計算書から、どんな経営活動によってどれだけの経営成績を上げたかを知り、それに基づいて過去の経営を分析し、また、将来の方針を立てることが可能となります。
1)の営業利益は本業による利益で、通常の業務活動の損益の結果が表示されます。
2)の経常利益は経営努力の成果を示す利益で、1)の営業利益に加えて資金調達等に関する損益の結果が表示されています。
3)の当年度純利益は最終的な利益で、1年間の全ての利益の結果が表示されています。
その結果、平成30年度の純利益は3億4,916万3,192円となります。
損益計算書の説明は以上です。
次に、決算書7ページ、8ページを
お願いします。
剰余金計算書及び剰余金処分計算書について資料をもとに説明します。
資料20ページの剰余金計算書及び剰余金処分計算書(資料2)を
お願いいたします。
上の表の剰余金計算書は、剰余金が年度中にどのように増減、変動したかをあらわす報告書となります。表の一番上の黒枠の前年度末残高(ア)は、前年度の貸借対照表の資本の部と一致します。その下、赤枠の前年度処分額(イ)は、前年度の剰余金処分計算書と一致します。その下、青枠の当年度変動額(エ)は、剰余金がどのように増減し処分されたかをあらわしたものです。赤の破線で示していますように、1)の前年度未処分利益剰余金が2)の減債積立金として使い道が決定され、起債償還に充てられたことになります。その下、緑の枠は当年度末残高をあらわしており、決算書10ページの貸借対照表の資本の一部と一致します。
下の表の剰余金処分計算書は、剰余金計算書で表示される剰余金の使い道をあらわす報告書となります。春日市下水道事業においては、条例の規定に基づき、当年度未処分利益剰余金3億4,916万3,192円を減債積立金として処分し、令和元年度の起債の償還に充てることになります。当年度末残高は、決算書10ページの貸借対照の資本の一部と一致します。
剰余金計算書及び剰余金処分計算書の説明は以上です。
次に、9ページ、10ページを
お願いします。
貸借対照表について、資料をもとに説明します。資料は21ページの貸借対照表(資料3)を
お願いします。
貸借対照表は一定の起点、年度末における事業が保有する財産の残高をあらわした報告書になります。この貸借対照表から、資産は事業経営の活動手段である資金の運用形態を示し、負債・資本においてはその資産がどのように得られたかという調達源泉を示していることがわかります。
表の左側の資産の部、青で囲った部分は土地、構築物、現金預金など、企業の
所有物財産が記載されています。右側の負債の部の固定流動負債、赤で囲った部分は、企業債など支払い義務があるものが記載されています。その下、同じく負債の部の繰延収益、黒で囲った部分は、資産構築物の取得のために交付された
補助金など、支払い義務がないものが記載されています。その下の資本の部、緑で囲った部分は、資本金や事業で得られた利益など、返す必要のない資金が記載されています。
貸借対照表は左半分が資産の部、右半分が負債の部と資本の部で構成されており、資産の合計と負債資本の合計は、同額の256億7,450万5,957円となります。貸借対照表からは、事業の財政状況を把握することが可能となりますが、その一例を御説明いたします。
資料の右端に示していますように、平成30年度は29年度と比べ、負債の部の企業債などの支払い義務があるものが2.1ポイント減少しています。逆に、その下の繰延収益や資本などの支払い義務がないものが、合計で0.3ポイント増加しております。このことから、財政状況は良好な方向に向かっていることがわかります。
貸借対照表の説明は以上です。
次に、決算書11ページを
お願いします。平成30年度の下水道事業報告書……。
172:
◯委員長(岩渕 穣君) ちょっと今までのところで質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
173:
◯委員長(岩渕 穣君) はい。じゃあ、次
お願いします。
174:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 決算書11ページを
お願いします。
平成30年度の下水道事業報告書について説明します。
1の概況について、本文を読ませていただきます。
(1)総括事項、まずア、業務についてです。本市下水道事業における平成30年度末の水洗化率は99.2%となっており、前年度末から横ばいの状況ですが、有収水量は6万9,102立方メートル減少して、927万8,752立方メートルとなりました。減少の要因として、大口利用者の使用水量の減少が考えられます。下水道使用料は前年度に比べ2,844万5,090円、1.7%減少して16億5,831万1,050円となりました。使用料単価については、前年度の167.08円から165.48円とわずかに減少しました。
次に、イ、経理についてです。収益的収入は前年度より5,525万865円、2.4%減少して、22億5,694万2,463円となりました。減少の主な要因は、昨年度と比べ、維持
管理費及び資本費が減少したことによる分流式下水道に要する経費に対する繰入額が減少したことによるものです。収益的支出は前年度より7,375万9,544円、3.7%減少して、18億9,494万2,552円となりました。減少の主な要因は、流域下水道維持管理
負担金が減少したことによるものです。上記の収入支出から消費税及び地方消費税を控除した額はそれぞれ21億3,420万2,664円、17億8,503万9,472円となり、3億4,916万3,192円の純利益が出ました。これについては、将来の資本的支出の財源とします。資本的収入は、建設改良や企業債の元金償還金の財源となる企業債、
負担金及び
補助金で、その総額は5億8,144万153円でした。資本的支出は、建設改良費2億6,577万2,329円及び企業債償還金12億6,372万639円で、総額15億3,309万2,968円でした。ついては、収入が支出に対し9億5,165万2,815円不足しますが、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金及び損益勘定留保資金で補填しました。
次に、ウ、建設についてです。今年度は公共下水道費として1億6,756万6,507円を投じました。汚水管渠の適正な管理を行うため、第161号ほか1路線側溝布設工事及び住宅建設に合わせて公共桝を設置しました。
12ページを
お願いします。
改良工事としましては、局所的な集中豪雨による被害を軽減させるため、小倉第3雨水幹線築造工事、小倉第1雨水幹線掘下工事及び第1雨水幹線改良工事を行いました。
業務委託としては、
那珂川宇美線
整備事業(下白水西工区)関連汚水枝線築造工事設計業務、小倉第1雨水幹線浸水対策基本設計業務、
春日原駅周辺
整備事業に伴う汚水枝線築造工事設計業務及び白水第2雨水準幹線改築工事設計業務を発注しました。また、
老朽化が進んでいる下水道施設の長寿命化を図るため、ストックマネジメント計画に基づく雨水環境修繕改築計画策定業務及びストックマネジメント計画に基づく汚水管路実施設計業務を発注しました。流域下水道費は9,820万5,822円を支出しました。これは、本市公共下水道が接続している御笠川
那珂川流域下水道の処理場及び管路の建設改良費に対する
負担金です。
続けてよろしいですか。決算書13ページを
お願いします。
(2)議案の議決事項については上段の表のとおりでございます。(3)行政官庁認可事項については、今回該当事項はございませんでした。
(4)職員に関する事項については、損益勘定に関する職員は6人、資本勘定に関する職員は3人で、計9人となります。
(5)料金変更に関する事項については、今回該当事項はございませんでした。
次に、決算書14ページを
お願いします。
2の工事については(1)建設工事の概況として、下記の表のとおり工事を実施しました。
次に、決算書15ページと16ページを
お願いします。
(2)保存工事の概況は、下記の表のとおり維持工事等を実施しました。
次に、決算書17ページを
お願いします。
3の業務について、(1)業務量につきましては、先ほどお話ししました下水道事業報告書及び以下の表のとおりです。
次に、(2)事業収益に関する事項及びその下の(3)
事業費に関する事項について、上段括弧書きは税込み額で、決算書1ページ、2ページの決算額と一致します。下段は税抜き額で、5ページの損益計算書の内容と一致します。
次に、決算書18ページを
お願いします。
4の会計について、(1)重要契約の要旨につきましては、契約金額が5,000万円以上のものを対象としておりますが、平成30年度は該当する事業はございませんでした。
次に、(2)企業債及び一時借入金の概況につきましては、企業債の今年度末残高は118億4,587万251円です。一時借入金につきましては、今回借り入れはありませんでした。なお、企業債の本年度末残高は、決算書の32ページの企業債明細書の未償還残高の合計と一致します。
次に、決算書19ページと20ページを
お願いします。
5のその他につきましては、消費税の申告において、決算書上で特定収益の使途を明らかにする必要があるため記載しているものです。他
会計負担金及び他
会計補助金等の使途については、以下のとおりです。
続けてよろしいでしょうか。
175:
◯委員長(岩渕 穣君) はい、どうぞ。
176:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 次に、21ページをお願いします。決算書21ページをお願いします。
キャッシュフローの計算について、資料をもとに説明いたします。
資料22ページのキャッシュフロー計算書、資料4をお願いいたします。22ページです。
キャッシュフロー計算書は、1事業年度の資金収支の状況を、一定の活動区分別に表示した報告書になります。このキャッシュフロー計算書から、貸借対照表や損益計算書では把握しにくい1事業年度、4月1日から翌年の3月31日までにおける現金預金の流れを業務活動、投資活動、財政活動の三つに区分して表示することで資金繰りの状況を明らかにし、経営の健全性や経営悪化などの判断が可能となります。
資料の右側の業務活動によるキャッシュフロー、青で囲った部分は、外部から資金調達に頼ることなく、どれぐらいの資金を本来の業務活動で獲得したかをあらわしたもので、主に収益的収支(3条予算)の内容をあらわしています。この計算書からはプラスであることから業務活動が良好であることがわかります。
次に、この下の投資活動によるキャッシュフロー、赤で囲った部分は、固定資産の取得など、将来の利益及び資金獲得のための設備投資にどれくらいの資金を支出したか、また、その資金をどのくらい回収したかをあらわしたもので、主に資本的収支(4条予算)の内容をあらわしています。この計算書からは、マイナスであることから積極的に投資を行っていることがわかります。
次に、その下の財務活動によるキャッシュフロー、緑で囲った部分は、業務活動や投資活動を維持するためにどのくらい資金を調達し、また、返済したかをあらわしたもので、主に資本的収支(4条予算)の内容をあらわしています。この計算書からはマイナスであることから借入金残高が減少していることがわかります。資料左端の下の表から、春日市の場合、業務活動によるキャッシュフローはプラス、投資活動によるキャッシュフローはマイナス、財務活動によるキャッシュフローはマイナスであるため、経常的な企業活動で生み出した資金を健全に投資活動と財務活動に使っていることが読み取れます。したがいまして、本市の経営状態は健全であると言えます。
キャッシュフロー計算書の説明は以上です。
次に、決算書23ページと24ページを
お願いします。
収益費用明細書となります。これは、決算書5ページの損益計算書の内容を明らかにするため、説明で節まで記載した明細書となるものです。
次に、25ページと26ページを
お願いします。
固定資産明細書となります。これは、決算書9ページの貸借対照表に記載された資産の部の固定資産に関する明細書となります。
次に、27ページから32ページを
お願いします。
企業債明細書になります。今まで発行した企業債の発行額や償還額をあらわした明細書となります。
次に、33ページを
お願いします。
注記について御説明いたします。注記については、財務諸表を作成するに当たり、採用した会計処理の基準手続をあらしたものです。
以上で、
下水道事業会計決算書の説明を終わります。
177:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明、質疑はございませんか。
金堂委員。
178:
◯委員(
金堂清之君) 企業債返済書を見せてもらいましたけれども、利息は非常に低くなっておりますが、これは国とかで、何%以上の分は繰り上げ償還してもいい、今のパーセンテージの分については償還したらだめですよというような規制か何かありますか。
179:
◯委員長(岩渕 穣君)
田中下水道課長。
180:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 今回ここに上げています償還表になりますけれども、規制とかではなくてですね、金融機関ですとか国の機関のほうの率が上がっておりますので、それをもとにするのと、あとは、金融機関でございますと、協議の中で利率を下げていった、交渉的なもので利率が決まっております。
181:
◯委員長(岩渕 穣君)
金堂委員。
182:
◯委員(
金堂清之君) ということは、こっちで繰り上げ償還とかっていうのはできんっちゅうことですか。
183:
◯委員長(岩渕 穣君)
田中下水道課長。
184:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 繰り上げ償還も現在はやってはいないです。あくまで償還の見直しが、例えば5年ですとかありますので、そのときに見直しをかけて利率を低くするっていうことで償還をやってはおりますけども。
185:
◯委員長(岩渕 穣君)
金堂委員。
186:
◯委員(
金堂清之君) 前、私が建設におったときやから6期前ぐらいか、は繰り上げ償還をやっていきよったわけよ。というのは、利率が今のように4%台とか5%台やなかったわけよ。十何%っていう利率の部分があって、繰り上げ償還していかんと下水道会計がどうにもならないという状況のときがあったと思うとですけども。そして、ある一定の利率まで来たときに、国がこれ以上の繰り上げ償還はやめてくれということでとめられた事実があるんですよ。だから、8%とか6%とかっていう利率の償還表はございませんけれども、それでも令和5年とか8年とかやから、あと少し辛抱すれば完納してしまうという状況じゃありますけれども、これが借りかえしたほうがいいのかどうかっちゅうのはちょっとわかりませんけども、今は、下のほうを見てみたら、1%ないし1%を切った利率もあるというような……。農業協同組合なんていうたら1%いってない部分があるし、そういうふうにやって切りかえられるもんなら切りかえて、企業債の返済金を少なくして、もう少し違う形の利益を上げていったほうがいいんじゃないか、また、それに対して市民サービスもできるんじゃないかなと思いますが、どんなふうですか。
187:
◯委員長(岩渕 穣君)
田中下水道課長。
188:
◯下水道課長(
田中豊隆君) この利率も含みましてですね、下水道事業に関して経営戦略のほうの計画を、昨年度ですかね、委員会の中でも説明はしたところなんですけども、そういった経営戦略を立てる中でですね、今、
金堂委員がおっしゃったように、一つは利率が1%を切るような数値になってきていますので、その状態の中でですね、計画的に金利の安いほうを採用した上で償還をやっていこうということで、今のところは計画を立てているところでございます。繰り上げ償還のところまでは、今のその経営戦略の中では、入れ込んでの償還は考えてないところと思います。
189:
◯委員長(岩渕 穣君)
金堂委員。
190:
◯委員(
金堂清之君) 繰り上げ償還が不可能っていうならば、高利率な分を借りかえる、低利率のほうに借りかえるっていうような計画はしてあるんですか。
191:
◯委員長(岩渕 穣君)
田中下水道課長。
192:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 一応、この償還表の中に、備考のところに、福銀ですとか、先ほど言いました農協ですとか、筑邦銀行ですか、いろんな民間の銀行、農協、そちらのほうに見積もりを借りかえのときに取っております。それで、協議をして見積もりが出た中で一番最低の金利を採用しているわけですけども、その中でも前年度の利率との比較ですとか、そういったところを話をさせていただきながら、できるだけ利率を下げさせていただいて、借りかえのほうは今のところやっております。
193:
◯委員長(岩渕 穣君)
金堂委員。
194:
◯委員(
金堂清之君) 返還最終年度が令和、遅くても8年、9年、10年ぐらいで、2.何%、3%、五、六%は令和4年とか5年とかっていうことですから、借りかえること自身がベターなのかっちゅうのはちょっと計算してみらんとわかりませんけれども、ただ、その高利率の借り入れした分は、もう少し借りかえるっていうような形であれしてもらったほうが、下水道事業がもう少し円滑にまだいくんじゃないかなと思いますので、その辺よろしく
お願いしておきます。
195:
◯委員長(岩渕 穣君)
田中下水道課長。
196:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 借りかえの年数はもう決まっておりますので、その借りかえのきたタイミングで利率を下げるっていうことで、少しでも償還を早目に減らしていくということで計画していきたいと思っております。
197:
◯委員長(岩渕 穣君) よろしく
お願いします。
ほかにございませんか。吉居委員。
198:
◯委員(吉居恭子君) 下水道会計の決算書のですね、11ページなんですけど、一番上のほうのア、業務、本市下水道事業におけるっていうところの2行目です。「減少の要因として、大口利用者の使用水量の減量」、この大口って、例えばっていうか、どういうところですか。企業ですよね。
199:
◯下水道課長(
田中豊隆君) ちょっとお待ちください。
(「初めて来た人は必ず聞く」と発言する者あり)
200:
◯委員長(岩渕 穣君)
田中下水道課長。
201:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 平成30年度はですね、その大口の利用者の使用水量の節水ですね、減少ということで、大口の使用者っていうのが航空自衛隊ですね。自衛隊さん。それから、徳洲会病院、それと清掃工場だったと思います。大きい事業者っていうのはそれが該当して、29年度と比べると極端に使用料が減ったということがございまして、それが大きな要因となっております。
202:
◯委員長(岩渕 穣君) よろしいですか。
203:
◯委員(吉居恭子君) はい。
204:
◯委員長(岩渕 穣君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
205:
◯委員長(岩渕 穣君) はい。ないようでございますので、第81号……。
田中下水道課長。
206:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 主要な施策の成果についてがございます。
207:
◯委員長(岩渕 穣君) 済みません、失礼しました。
お願いいたします。
208:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 主要な施策の成果に基づいて説明をさせていただきます。
95ページを
お願いします。
まず、汚水枝線築造事業です。当初予算額1,205万円、最終予算額1,006万5,000円、198万5,000円を減額補正しています。決算額934万7,000円、執行残額71万8,000円です。目的としましては、住宅開発や県道拡幅事業等に合わせて汚水枝線を築造することで、公共下水道施設の適切かつ効率的な維持管理を図るものです。
内容としましては、
那珂川宇美線拡幅及び
春日原駅前周辺整備に伴い、汚水枝線築造工事の設計業務を実施しました。成果として、汚水枝線築造に向けた設計が完了し、公共下水道への接続や施設の効率的な維持管理が進捗しました。
次に、下水道施設長寿命化事業です。当初予算額3,900万円、最終予算額3,848万5,000円、51万5,000円を減額補正しています。決算額3,100万8,000円、執行残額747万7,000円です。目的としましては、供用開始から40年以上が経過し、今後、膨大な施設の改築更新が想定される下水道施設について、調査診断を行いながら計画的な改築工事を進めることで、事故や機能停止を未然に防ぎ、施設機能を維持するものです。
内容としましては、平成28年度に策定したストックマネジメント計画に基づき、下水道施設の改築更新を計画的かつ効率的に進め、以下の事業概要のとおり、雨水管渠修繕改築計画策定及び汚水管路実施設計を行いました。
成果としましては、雨水施設の修繕改築計画の策定や、汚水施設の改築工事に向けた設計の完了により、下水道施設の計画的かつ効率的な改築更新事業が進捗しました。
次に、下水道事業計画(雨水)に基づく浸水対策施設築造事業です。当初予算額8,135万6,000円、最終予算額8,070万6,000円、65万円を減額補正しています。決算額7,778万7,000円、執行残額291万9,000円です。目的としましては、雨水流出抑制を目的とした雨水貯留施設の整備や、雨水幹線の掘下等を行うことで、近年増加傾向にある局所的な集中豪雨による浸水被害の軽減を図るものです。内容としましては、96ページの上段の事業概要のとおり、浸水対策に関する基本設計業務を行い、水路断面の拡幅等による流下型事業として、小倉第1雨水幹線掘下工事、小倉第3雨水幹線築造工事及び大和第1雨水幹線改良工事を実施しました。成果としましては、水路断面の拡幅等の事業が進捗したことにより、日の出町、桜ヶ丘、小倉及び大和町地区の浸水被害の軽減が図られました。
以上で、第81
号議案「平成30年度
下水道事業会計収入支出
決算認定について」の説明を終わります。
209:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの主要な施策の成果について、質疑はございませんか。
金堂委員。
210:
◯委員(
金堂清之君) 下水道施設長寿命化の事業。要は下水道が築造されて40年なり、40数年たっとると思う。一番早いのは
春日原あたりやろうと思うんやけども、それは年次的に長寿命化の計画立てて工事やりよったやん。今はそれはちょっとやってないけれども、今後、春日市全体の下水道関係の工事はいつごろからまたやると。そうせんと、長寿命化していかんと、今、管の
老朽化して、また、泉あたりは宅地の植木の根が下水管に入って詰まるというような形もあってますのでね、その計画はどういうふうに考えてありますか。
211:
◯委員長(岩渕 穣君)
田中下水道課長。
212:
◯下水道課長(
田中豊隆君) まず、汚水のほうになりますけども、今年度、マンホールの更新ですね。マンホールを更生する、中のほうを生かしたまま利用するというふうな工法を、今年度マンホール工事は予定しております。それから、雨水のほうも、雨水幹線の重要な幹線、そちらのほうの部分につきましては、やっぱり同じように改修工事を予定しております。
おっしゃられましたように、計画をもってですね、古いほうを先に、それも重要な幹線道路とかの下にある下水道管をまず調査をしまして、悪いところは優先的にそういった更新を行ったりですとか、改築を行ったりですとか、その計画は立てております。それで順次、今のところ進めているような状況ではございます。
213:
◯委員長(岩渕 穣君)
金堂委員。
214:
◯委員(
金堂清之君) 計画立てとうていうことやけん、その計画はいつごろからどういうふうにやってするのか、それちょっと教えてほしいし、また、下水管が
老朽化して陥没でもしたらとんでもない費用がかかってくるということを認識の上で、その計画を示してほしいんやけどね。
215:
◯委員長(岩渕 穣君)
田中下水道課長。
216:
◯下水道課長(
田中豊隆君) こちらのほうで、長寿命化のストックマネジメント計画というのを申し上げましたけれども、この計画の中で年度ごともありますし、重要な幹線もありますので、汚水で言いますと、汚水幹線、枝線っていうふうに管の重要性も違いますので、そういったところも色分けをしながらですね、計画を立てています。これも実際ストックマネジメント計画を立てておりますので、今年度もそういった現地調査を行いますけれども、来年度以降も悪いところについては順次やりかえていく方向ではあります。
217:
◯委員長(岩渕 穣君)
金堂委員。
218:
◯委員(
金堂清之君) その計画をあれしていきようということなら、公表されるもんなら、この委員会に資料として提出してください。
219:
◯委員長(岩渕 穣君)
田中下水道課長。
220:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 次の委員会のときに準備して御説明したいと思います。
221:
◯委員長(岩渕 穣君) よろしく
お願いいたします。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
222:
◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、第81
号議案に関する質疑を終結いたします。
続きまして、
報告事項3「平成30
年度春日市資金不足比率について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。
田中下水道課長。
223:
◯下水道課長(
田中豊隆君)
報告事項3「平成30
年度春日市資金不足比率について」御説明いたします。
報告事項一覧の6ページを
お願いします。一番最後のページになります。
224:
◯委員長(岩渕 穣君)
お願いします。
225:
◯下水道課長(
田中豊隆君) 資金不足比率とは、公営企業の経営状況を判断する比率を言い、資金不足比率が経営健全化基準20%以上になると経営健全化団体となり、経営健全化計画を策定し、経営改善に取り組む必要があります。資金不足比率は、資金の不足額を事業の規模で割って算定します。具体的には、資金の不足額は流動負債から流動資産を差し引いた額であり、事業の規模は下水道使用料と
汚水処理負担金の合計となりますが、本市では、その資金の不足額そのものがございません。
7ページの表中の横棒は資金不足がないことを示しており、平成30年度の資金不足比率から見た本市
下水道事業会計の状態は健全であると言えます。
説明は以上でございます。
226:
◯委員長(岩渕 穣君) ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
227:
◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、
報告事項については以上といたします。
全体として、委員の皆様から執行部に確認しておきたい事項はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
228:
◯委員長(岩渕 穣君) それでは、
議案審査は以上といたします。
それでは、ちょっと予定よりも時間が押しておりますが、管内視察を行いたいと思います。
白水大池公園管理等について、視察の前に確認しておきたい事項等ございましたら委員のほうから
お願いしたいんですが、ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
229:
◯委員長(岩渕 穣君) はい。それでは、ここで暫時休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時42分
再開 午後0時33分
──── ─ ──── ─ ────
230:
◯委員長(岩渕 穣君) 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
管内視察を終えましたので、本日予定しておりました議事は全て終了いたしました。
次回は、9月19日木曜日の午前10時から議案採決及び
委員長報告の調整となっております。
その他、委員から何かございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
231:
◯委員長(岩渕 穣君) ないようでございますので、本日の
地域建設委員会を散会いたします。
──── ─ ──── ─ ────
散会 午後0時34分...