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  1. 春日市議会 2019-09-04
    令和元年決算審査特別委員会 本文 2019-09-04


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時06分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯事務局(吉田徹也君) それでは、最初の委員会ですので、委員長が互選されるまでの間、春日市議会委員会条例第8条第2項の規定により、出席委員の中で年長の委員に臨時委員長の職務を行っていただきます。出席委員中、金堂清之委員が年長の委員でありますので、御紹介いたします。  それでは金堂委員、よろしくお願いいたします。 2: ◯臨時委員長(金堂清之君) 御紹介いただきました金堂でございます。委員長が互選されるまでの間、臨時委員長を務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  全員出席であります。  ただいまから決算審査特別委員会を開議いたします。  初めに、委員長の互選を行います。互選の方法は、投票、指名推選のいずれの方法といたしましょうか。  北田委員。 3: ◯委員(北田 織君) 指名推選の方法を御提案いたします。 4: ◯臨時委員長(金堂清之君) ただいま北田委員から指名推選との御意見が出されましたが、これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5: ◯臨時委員長(金堂清之君) 御異議なしと認めます。よって、互選の方法は指名推選により行います。  お諮りいたします。指名推選の方法により、北田委員を指名とすることに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯臨時委員長(金堂清之君) 御異議なしと認めます。それでは、北田委員、指名をお願いいたします。 7: ◯委員(北田 織君) 委員長に野口明美委員を指名いたします。 8: ◯臨時委員長(金堂清之君) ただいま指名されました野口委員を委員長とすることに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9: ◯臨時委員長(金堂清之君) 御異議なしと認めます。よって、野口委員が委員長に当選されました。
     それでは、野口委員長と委員長席を交代させていただきます。ありがとうございました。 10: ◯委員長(野口明美君) おはようございます。ただいま委員長を仰せつかりました野口明美でございます。御推挙いただき大変ありがとうございました。地方自治法で規定されておりますように、最少の経費で最大の効果を上げるように、予算の執行は適宜にさらに住民本位にされたかどうか等、真剣にかつ慎重に審査していただきたいと存じます。5日間の少ない日数ではございますが、委員各位の御理解と御協力をお願いいたしまして、挨拶とさせていただきます。  座らせていただきます。  初めに、委員会記録の署名委員の指名を行います。署名委員に吉居恭子委員を指名いたします。なお、署名委員の期間は付託議案の審査終了までといたします。  それでは、次に、副委員長の互選を行います。互選の方法は、投票、指名推選のいずれの方法といたしましょうか。北田委員。 11: ◯委員(北田 織君) 指名推選の方法を御提案いたします。 12: ◯委員長(野口明美君) ただいま北田委員から指名推選との御意見が出されましたが、これに御異議ございませんでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯委員長(野口明美君) 御異議なしと認めます。よって、互選の方法は指名推選により行います。  お諮りいたします。指名推選の方法により、北田委員を指名とすることに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14: ◯委員長(野口明美君) 御異議なしと認めます。それでは、北田委員に指名をお願いいたします。 15: ◯委員(北田 織君) 副委員長に川崎英彦委員を指名いたします。 16: ◯委員長(野口明美君) ただいま指名されました川崎委員を副委員長とすることに御異議ございませんでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 17: ◯委員長(野口明美君) 御異議なしと認めます。よって、川崎委員が副委員長に当選されました。  それでは、副委員長に当選されました川崎委員から就任の御挨拶をお願いいたします。 18: ◯副委員長(川崎英彦君) 皆さん、おはようございます。ただいま御推選により副委員長を拝命いたしました川崎英彦でございます。野口明美委員長を誠心誠意支えてまいります。よろしくお願いいたします。 19: ◯委員長(野口明美君) それでは、ここで暫時休憩いたします。  再開は、午後1時30分を予定いたしておりますので、よろしくお願いいたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時11分                 再開 午後1時27分                ──── ─ ──── ─ ──── 20: ◯委員長(野口明美君) それでは皆様、少しお時間早いんですけれども、全員おそろいでございますので始めさせていただきます。  それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  初めに、委員の席について御確認をいたします。  お諮りいたします。委員の席につきましては、ただいま御着席のとおりといたしたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21: ◯委員長(野口明美君) ありがとうございます。御異議なしと認め、そのように決定させていただきます。  次に、審査方法についてでございます。審査方法については、事前に副委員長と協議を行いました。その上で、これから御提案いたします審査方法のとおりに進めてはどうかと考えております。  まず初めに、経営企画部の審査の冒頭で決算の概要について説明を求めたいと思います。  次に、各部の審査につきましては、まず、平成30年度の新規事業のうち、主要な施策の成果に記載されていない事業について説明を求めます。次に、各事業について主要な施策の成果に基づきページ順に説明を求めることといたします。  なお、説明事業が多い場合は、適宜に区切り、質疑を行ってまいります。  次に、歳入歳出決算書において、歳入の説明で一旦区切るとともに、歳出において目ごとに100万円以上の不用額が生じたものについて説明を受けた後、質疑を行います。  最後に、説明事項以外の事業等に関して説明を求めたい事項や、資料に対する質疑などがある場合は、全ての説明終了後にお受けをしたいと考えております。  以上、御説明した順序で審査を進めてまいりたいと思いますが、皆様、御異議ございませんでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 22: ◯委員長(野口明美君) 御異議なしと認め、ただいま御説明したとおりの審査を進めてまいります。  次に、審査日程についてであります。審査日程につきましては、日程案をお手元に配付しております。  お諮りいたします。本特別委員会の審査日程につきましては、ただいま配付の日程案のとおり進めたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 23: ◯委員長(野口明美君) 御異議なしと認め、日程案のとおり審査を進めてまいります。  最後に、審査方法の説明については、経営企画部の冒頭でのみ行い、その他の部については、審査時間の短縮等の理由により、審査方法の説明を省略させていただきます。  決算審査は予算の執行を監視・評価し、次につなげることを目的といたしております。この趣旨にて、審査を進めてまいりたいと思いますので、委員各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。  それでは、ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後1時29分                 再開 午後1時30分                ──── ─ ──── ─ ──── 24: ◯委員長(野口明美君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは、第77号議案「平成30年度春日市一般会計歳入歳出決算認定について」を議題とし、そのうち経営企画部関係の審査を行います。  委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言をしてください。  また、審査方法について、説明員の皆様に申し上げます。  まず初めに、決算の概要について説明をお願いいたします。  次に、平成30年度の新規事業のうち、主要な施策の成果に記載されていない事業がある場合は説明をお願いいたします。  その後、主要な施策の成果に基づき、ページ順に説明をお願いいたします。この際、説明事業が多い場合は、適宜に区切り、質疑をお受けしたいと思います。  次に、歳入歳出決算書において、歳入の説明で一旦区切るとともに、歳出において目ごとに100万円以上の不用額が生じたものについては、決算書に基づき説明をお願いいたします。説明の際は、その理由も明確にお願いいたします。  そのほか資料に基づく説明などがある場合は、最後にお受けしたいと思っております。  なお、質疑については、それぞれの説明の後にお受けしたいと思いますが、説明が長く続く場合は適宜説明を区切らせていただいて質疑をお受けしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、審査を始めます。  説明員の説明を求めます。石橋経営企画部長。 25: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 経営企画部です。よろしくお願いいたします。  ただいまから第77号議案「平成30年度春日市一般会計歳入歳出決算認定について」、経営企画部関係を説明させていただきます。 26: ◯委員長(野口明美君) 萩原財政課長。 27: ◯財政課長(萩原裕之君) それでは、私のほうから一般会計の決算の概要について説明させていただきます。  主要な施策の成果の御準備をお願いいたします。 28: ◯委員長(野口明美君) よろしいでしょうか。お願いいたします。 29: ◯財政課長(萩原裕之君) それでは、1ページをお開きください。  第1表会計別決算状況の表をごらんください。一般会計の決算状況について御説明いたします。  まず、歳入総額1)は362億7,543万1,000円、歳出総額2)は345億4,165万9,000円、歳入歳出差引額3)は17億3,377万2,000円、この額から翌年度へ繰り越すべき財源4)として6億478万円を差し引いた実質収支は、11億2,899万2,000円となります。  一般的に赤字、黒字というのは、この実質収支上の話になります。実質収支が赤字でないことが最初の着眼点となります。本市では黒字となっておりますので、問題はございません。次に、どの程度の黒字額が適切かが着眼点となりますが、これは、自治体の財政規模等により一概には言えないところがございます。  ここで、本日お手元に配付しております別紙1、平成30年度決算における実質収支の主な内訳、こちらの資料をごらんください。 30: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 31: ◯財政課長(萩原裕之君) ここに主な要因を掲載しております。  まず、実質収支の黒字には、歳入側の要因と歳出側の要因がございます。  一番上の表の部分になりますが、歳入側の要因としては、思っていたよりも約1億8,000万円収入が入ってこなかったことをあらわしております。つまり、歳入側は実質収支を減額する方向に働いたということになります。歳出側は、執行残となったお金をあらわしております。それが約19億円となっております。  そして、歳入側で見込みとの差が大きかった主なものを中段のIの表に、歳出側で1,000万円以上の執行残があったものを下段のIIの表に記載しております。  まず、一般論として申し上げられるのは、例えばIIの表のNo.3の生活扶助費やNo.12のこども医療費、No.16の児童手当などといった扶助費については、足りないということになると市民生活に著しい支障が生じますので、絶対に不足することがあってはいけない性質のものでございます。このため、安全幅を見て、予算額を確保せざるを得ないので、扶助費はある程度の額の執行残はやむを得ないということでございます。そして、もう一つ言えることは、次年度へ繰り越した事業も執行残として出てくるということになります。IIのNo.1とNo.2などがそれに該当します。  一般論として申し上げられることは以上になります。この別紙1に掲載されている個別の予算の詳細につきましては、担当所管の決算審査の中で御審議いただければというふうに思います。  実質収支については以上でございます。  続きまして、主要な施策の成果の2ページをごらんください。第2表、歳入決算状況の表の一番下のところをごらんください。  歳入の平成30年度の決算額は、前年度と比べて18億1,148万3,000円の増、5.3%の伸びとなっています。主なものについては、表の下の(1)、歳入科目別の主な増減内容の1)から5ページの7)にかけて増減内容を記載しております。  2ページに戻っていただいて、まず、歳入の根幹である1款の市税についてですが、それについては、次の3ページに詳しい内容を掲載しております。  第3表、市税決算状況の表をごらんください。表の一番下、合計欄のところですが、平成30年度の決算額は131億4,736万3,000円、前年度から1億9,525万5,000円の増、1.5%の伸びとなっております。  増えた要因の主なものとしましては、上から2番目の個人市民税が個人総所得の増加や納税義務者の増加などによって、1億5,376万7,000円の増、プラス2.5%、そして、その下の項目の固定資産税のうち純固定資産税が新築件数の増加や評価替えに伴う宅地の平均価格の増などにより、2,518万7,000円の増、プラス0.5%、それから、その次の項目、軽自動車税が軽四輪乗用自家用車台数の増などにより、898万円の増、プラス5.1%となっております。  逆に、減った要因としましては、下から二つ目の市たばこ税が売上本数の減少によりまして、1,212万4,000円の減、マイナス2.1%となっております。  このページの下段の図1、市税の推移をごらんいただいたらおわかりのとおり、市税総額については増加を続けております。8年連続の増加となっておりまして、過去最高を更新している状況でございます。  では、2ページにお戻りいただきまして、その他の歳入について、増減率あるいは増減額の大きなものを中心に御説明いたします。  まずは、3款の利子割交付金、そして、4款の配当割交付金、5款の株式等譲渡所得割交付金については、いずれも減額となっております。これらは、いずれも県税でして、県からの通知によってのみ金額がわかるものでございます。  次に、13款の使用料及び手数料、これが前年度から2,081万4,000円の減、マイナス4.0%、そして、少し飛びまして、20款の諸収入が前年度から1億953万9,000円の減、マイナス14.3%となっています。この二つの要因はいずれも同じでして、ふれあい文化センター指定管理者制度が導入されたことに伴いまして、ふれあい文化センター使用料文化サークル受講料といった収入が、直接事業者に入るようになったことによるものでございます。  次に、14款の国庫支出金及び15款の県支出金については、合計で前年度から3億7,204万9,000円の増となっております。主な増減要因は、4ページ下段の3)国県支出金の欄に記載しておりますので、これは後ほどごらんいただければと思います。  また2ページにお戻りいただきまして、次に、17款の寄附金については、ふるさと納税が引き続き好調だったため、3億5,914万6,000円の増、プラス40.3%となっております。  続いて、その下、18款の繰入金については、前年度から1億8,607万3,000円の減、マイナス41.7%となっております。これは、財政調整基金からの取り崩しが減ったことが主な要因でございます。  次に、19款の繰越金については、2億1,738万9,000円の増、プラス12.0%となっております。これは、実質収支が29年度と比べ5億3,567万1,000円ふえたことが主な要因となっております。  最後に、21款の市債については、10億2,900万円の増、プラス72.6%の伸びとなっております。その要因は、5ページの7)に記載のとおりですが、臨時財政対策債市営住宅建設事業債連続立体交差事業債の増が要因となっております。  続きまして、4ページをごらんください。  4ページ2)実質的な地方交付税についてでございます。実質的なという意味は、臨時財政対策債を含めてということになります。  第4表、地方交付税等の状況の表をごらんください。  普通交付税については、表の一番上のところ、基準財政需要額は3,228万4,000円増加しております。この増加の要因は、高齢化に伴う社会保障関係の支出や過去に発行した臨時財政対策債の償還費がふえたことなどによります。そして、2行目の基準財政収入額が、市民税所得割の増などで基準財政需要額以上に増額となったため、交付額は7,740万4,000円の減、マイナス2.1%となっております。
     その下、特別交付税と合わせた地方交付税の交付額は、合計で6,099万円の減、マイナス1.5%となっております。  次に、その合計の下にある臨時財政対策債は、3億7,100万円増加しておりますので、実質的な地方交付税の合計としては、3億1,001万円の増、プラス6.1%となっております。  その下の図2にこれまでの推移をあらわしております。  続きまして、6ページをごらんください。第5表、自主財源と依存財源の表でございます。  これは、歳入を自主的に調達できる自主財源と国や県から交付される依存財源に分けたものです。自主財源が上の段、依存財源が下の段になります。自主財源の決算額は185億2,381万9,000円、前年度に比べ4億9,384万8,000円の増、プラス2.7%となっています。  ふえた主な要因といたしましては、自主財源の内訳の1番目、市税が増加となったこと、それから、5番目の寄附金がふるさと納税が好調だったこと、そして下から2番目の繰越金がふえたことなどが要因となっております。  次に、下段の依存財源については、決算額が177億5,161万2,000円、前年度から13億1,763万5,000円の増、プラス8.0%となっております。  ふえた主な要因としましては、一番下の市債の増加が大きな要因となっております。  次に、7ページの上段、第6表、一般財源と特定財源の表をごらんください。  この表は、歳入をどのような経費にも充てられる一般財源と、使い道が特定されている特定財源に分けたものでございます。この表については後ほどごらんいただければと思います。  また、その下、第7表、一般財源等・特定財源と自主財源・依存財源についても、後ほどごらんいただければというふうに思います。  続きまして、8ページをお願いいたします。  ここからは、一般会計の歳出決算の状況でございます。まずは目的別に見た歳出の増減を第8表、目的別歳出決算状況の表にまとめております。  歳出の決算額は、前年度に比べて21億952万7,000円の増、プラス6.5%となっております。このページの上段に主な増減内容を記載しておりますので、詳しくは後ほど御確認いただければと思いますが、この中でも、大きな動きとしましては、まず1)の土木費が前年度と比べ16億5,571万7,000円の増、プラス56.7%となっています。これは、説明文にも記載のあるとおり、県施行都市計画道路事業等整備基金へ積み立てを行ったこと、西鉄春日原周辺整備事業が完了に向けて着実に進んでいること、市営住宅建替事業が計画どおりに進んでいることなどが主な要因となっております。  次に、2)の総務費が前年度から4億7,386万7,000円の増、プラス11.5%となっております。これも記載しておるとおりですが、公共施設等整備基金へ積み立てを行ったこと、ふるさと納税が好調だったことによる返礼品事業の増加などが主な要因となっております。  そのほかとしてはですね、6款の農林水産業費がプラス130.3%と大きな伸びを示しておりますが、これは、ため池の耐震性能照査業務を新たに行ったことによるものでございます。  また、13款の諸支出金がプラス3,415.5%となっておりますが、これは春日市土地開発公社が先行取得した代替用地を買い戻したことによるものでございます。  次に、9ページをごらんください。今度は、性質別に見た主な増減内容でございます。  第9表、性質別歳出決算状況をごらんください。性質別として、義務的経費投資的経費、その他の経費の大きく三つに区分されます。  まず一つ目の区分、義務的経費とは、人件費、扶助費、公債費を指します。地方公共団体の歳出のうちで、その支出が義務づけられており、任意に削減することが困難な経費で、硬直性の高い経費と言われております。  まず、1行目の人件費につきましては、前年度から4,019万6,000円の減、マイナス1.1%となっています。主な要因は、その下の1)義務的経費の表の1行目に記載しておりますとおり、職員数の減による職員給が減ったことによるものでございます。  次に、上の9表に戻って、2行目の扶助費については、前年度から5,287万8,000円の減、マイナス0.6%と、ほぼ横ばいの微減となっております。主な要因は、下の1)の表の真ん中に記載のとおり、ふえた要因としては、春日どろんこ保育園への委託費、減った要因としては、臨時福祉給付金等給付事業費生活保護費が挙げられます。  次に、義務的経費の最後、公債費は、前年度から2,557万7,000円の増、プラス0.9%となっております。主な要因は、元利償還金がふえたことによるものです。  義務的経費全体としては、前年度と比べ0.4%の微減となっております。  続きまして、二つ目の投資的経費についてでございます。  投資的経費とは、その支出の効果が施設の建設など資本の形成に向けられ、将来に残るもの、将来にわたってサービス提供の効果が市民に及ぶ経費を言います。  第9表の中段になりますが、投資的経費全体としては、前年度から12億6,028万3,000円の増、プラス37.9%となっています。主な要因としましては、このページの下段の2)投資的経費の欄に記載しておるとおりでございます。10ページにかけてその内容が記載されておりますので、後ほどごらんいただければと思います。  性質別の最後、その他の経費については、内訳は表に記載のとおりですが、前年度と比べ9億1,674万1,000円の増、プラス7.0%となっております。主な増要因としましては、一番上の物件費、これがふるさと納税返礼品事業の委託料の増加、そして、4番目の積立金、これが基金への積み立てがふえたことなどが増要因となっております。これらについても10ページの3)のところに詳細を記載しておりますので、後ほど御確認いただければと思います。  それでは、10ページをお願いいたします。10ページの真ん中に第10-1表、一部事務組合への負担金等の状況を掲載しております。これは後ほどごらんいただければと思います。  次に、11ページの上段、10-2表、春日市が負担金を支出している一部事務組合等の決算収支状況を掲載しております。これも後ほどごらんいただければと思います。  同じページの下段、第11表、特別会計等への繰出金についてです。一般会計から特別会計への繰出金は、合計で24億9,082万8,000円となっております。前年度と比べ1,350万3,000円の増、0.5%、ほぼ横ばいとなっております。  歳入と歳出の概要は以上になります。 32: ◯委員長(野口明美君) ここで一旦区切って、質疑をお受けいたしましょうか。  それでは、ここで一旦区切りまして、質疑がございましたらお受けいたします。質疑ございませんでしょうか。  西川委員。 33: ◯委員(西川文代君) 9ページです。性質別に見た歳出の主な増減内容で、義務的経費投資的経費という説明がありました。義務的経費でですね、人件費の増減は、減ということですけれども、春日市はですね、公共施設を指定管理にしていたりとかします。その場合、そこで働いている方の人件費ですね、それはこの中の人件費には入っていないと思うんですけど、そこで、でも、本当は必要な人件費ですよね。そこらあたり、まず入っているのかどうか、入っていないと思いますが、そこをちょっと教えてください。 34: ◯委員長(野口明美君) 萩原課長。 35: ◯財政課長(萩原裕之君) 指定管理者の人件費については、ここでいう義務的経費の人件費には入っておりません。  以上です。 36: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 37: ◯委員(西川文代君) そうしますとですね、義務的経費は、絶対必要な経費ということで思って、この金額と思いますけれども、実際ですね、指定管理している施設を管理運営するっていうのは必要なわけですね。そこで、ちょっと随分と、指定管理とか業務委託とかですね、出てくると、ここら辺の考え方がちょっと難しくなるなというふうに感じてますけれども、そこはどういうふうに財政課としては考えてらっしゃいますか。 38: ◯委員長(野口明美君) 萩原課長。 39: ◯財政課長(萩原裕之君) 今、西川委員がおっしゃったようなですね、見方というのが当然あろうかと思いますが、これは決算統計といいまして、全国統一の基準で分類していくことになっておりますので、本市の考え方だけでそれを人件費に入れるとか、そういうことができないものになってまいりますので、この区分ではちょっと色分けが難しいというふうに考えております。  以上です。 40: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 41: ◯委員(西川文代君) それはわかりました。しかしながら、春日市として、そこらあたりの人件費ですね、指定管理者に管理してもらっているところでの人件費も、ある程度ですね、やっぱり算出して、きちっと把握しながら、今後の財政を考えていく必要があるかなと思いますが、そのあたりはどう考えていらっしゃいますか。 42: ◯委員長(野口明美君) 萩原課長。 43: ◯財政課長(萩原裕之君) そういう視点もですね、今後、いろんな判断をする上で検討していかないけないというのは、御意見としてですね、参考にさせていただきたいというふうに思います。  以上です。 44: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 45: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。萩原課長。 46: ◯財政課長(萩原裕之君) それでは、引き続きまして、12ページをお願いいたします。 47: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 48: ◯財政課長(萩原裕之君) ここからは、主な財政指標の分析でございます。  まずは、一つ目が経常収支比率でございます。  説明文の箇所をごらんください。経常収支比率は、財政構造の弾力性を測定する指標で、市税や地方交付税など、毎年、経常的に収入されて自由に使える一般財源──この一般財源が計算では分母に当たりますが、これが、人件費、扶助費、公債費などの毎年、固定的に支出される経常的な経費──この経費が計算式では分子に当たります、これにどの程度充当されているかをあらわした指標でございます。本市の経常収支比率は、平成30年度決算では85.0%となり、前年度から4.3ポイント改善しております。  計算式を中段の枠囲みの図の下に記載しております。計算式の分子に当たる部分が、この図でいうと、図の下段の歳出側の網かけ部分の2)、計算式の分母に当たる部分が上段の歳入側の網かけ部分の1)になります。  歳入と歳出の要因については、12ページの下段に記載しておるとおりです。臨時財政対策債や市税の増などにより、分母で歳入側に当たる経常一般財源等収入が増加したことに加えて、分子で歳出側に当たる経常経費充当一般財源が減少したことが、経常収支比率の改善の理由となっております。  そして、経常収支比率の推移については、13ページの上の図4のとおりでございます。  続きまして、13ページの下段をごらんください。財政健全化法による4つの財政健全化判断比率でございます。第12表に一覧表としてまとめております。そして、次の14ページにそれぞれの計算式を記載しております。本日お手元にこの計算式に本年度の数値を当てはめた資料をお配りしております。こちらですね、A4横の一枚紙になります。こちらもあわせて、見ながらですね、お聞きいただければと思います。  まず、この四つの比率をごらんいただいてですね、おわかりかと思いますが、全部に共通していることは、全ての指標の分母が標準財政規模がベースになっているということでございます。  標準財政規模とは、自治体の一般財源の標準的な規模をあらわす理論値、別の言い方をしますと、その団体で標準的なサービスを実施するとしたら、1年間でこれぐらいの一般財源が必要ですよという理論上の金額のことを意味しております。  平成30年度における本市の額は、こちらに記載しておるとおりですが、約194億円となっております。  まず、一つ目の実質赤字比率ですが、これは普通会計の実質赤字の標準財政規模に対する比率をあらわしております。赤字の程度を指標化したものでございます。本市では、普通会計には、一般会計だけが該当します。分子に当たる赤字がございませんので、実質赤字比率は該当なしということで、横棒となっております。  次に二つ目、連結実質赤字比率ですが、これは全ての会計の実質赤字の標準財政規模に対する比率となっております。全ての会計において赤字がございませんので、これも該当なしで横棒となっております。  次に、三つ目、実質公債費比率ですが、これは、借入金の1年間の返済額及びこれに準ずる負担金等の大きさを指標化したものになっております。この計算式の分子の部分をごらんください。式の意味を簡単に御説明いたします。足したり引いたりしておりますが、マイナスよりも前の括弧部分が、一年間に返済しなければならないものとそれに準ずるものをあらわしております。マイナスより後ろの括弧部分が、その返済に充てることができる財源をあらわしております。この比率は、28年度から30年度までの3カ年平均で出しますが、それが今回は1.2%となっております。前年度の3カ年平均は1.3%でしたので、0.1ポイント改善しております。  お手元の資料は、実質公債費比率が1.8%となっておりますが、これは30年度、単年度だけで見たときの数値でございます。  次に、四つ目の将来負担比率ですが、こちらは、借入金残高など現在抱えている実質的な負債の大きさを示す比率となっております。こちらも計算式について簡単に御説明しますが、分子のマイナスより前の部分が将来負担額をあらわしております。そして、マイナスより後ろの括弧部分が負担の返済に充当できる財源をあらわしております。この比率については、将来の負担よりも負担の返済に充当できる基金などの財源が上回っているため、分子がマイナスとなりますので、該当がなく横棒ということになっております。  13ページのですね、第12表をごらんいただきたいんですが、この表の右から2番目に早期健全化基準というものがございます。この早期健全化基準とは、比率がこれ以上となった場合は、財政健全化計画の策定や外部監査の要求、実施状況の議会への報告、市民への公表などが義務づけられまして、自主的な改善努力による財政健全化をしなければならない数値となっております。いわゆる黄色信号というような位置づけになります。一番右の財政再生基準とは、比率がこれを上回ってしまうと、財政再生計画を策定して、国などの強い関与のもとで財政の再生を図らなければならない基準ということになっております。これは赤信号というようなものになります。いずれの指標も本市の財政が健全であることを示しております。  続きまして、17ページをごらんください。今度は基金の積み立ての状況でございます。  一般会計を表の上段に記載しておりますが、10種類の基金がございます。この10種類の30年度末の基金残高は120億3,644万1,000円となっております。30年度中に積み立てた額が22億6,800万円、そして、取り崩した額が約2億6,000万円となっております。基金の積み立てについては、主に9月補正時、あるいは12月補正や3月補正時に財源が確保された場合に行っております。30年度は、この基金の中でも、公共施設の老朽化に伴う更新と長浜太宰府線の整備に備えまして、公共施設等整備基金及び県施行都市計画道路事業等整備基金へ主に積み立てを行っております。それぞれ11億4,000万円と10億円積み立てを行った形となっております。  続きまして、18ページをごらんください。  こちらは決算の概要、決算カードと言われるものになります。この決算カードの見方について簡単に御説明いたします。  なお、これは普通会計の数字となっております。まず、押さえていただきたいのは、真ん中あたりの列の面積の下に収支の状況という列がございます。その列の下から2番目、経常一般財源等収入がございます。これは、決算統計上、経常的に市の収入となる一般財源をあらわしておりまして、経常収支比率を計算するときの分母になる数字でございます。これが197億8,633万6,000円となっております。  次にその下、経常経費充当一般財源、これは、決算統計上、経常的な一般財源が充てられる経費で、経常収支比率を計算するときの分子になる数字でございます。168億2,526万4,000円となっております。これを計算すると、経常収支比率が85.0%ということになります。  次に、今見ました収支の状況の右横の列をごらんください。標準財政規模になっております。繰り返しになりますが、これは春日市の一般財源の標準的な規模をあらわす理論値となっております。この標準財政規模は、健全化判断比率など各種財政指標の計算によく用いられる数値となっております。この標準財政規模は理論値ですが、これに近い実績値が、先ほど御説明いたしました左隣の列の下から2番目の経常一般財源等収入、これが実績値で近い数字になります。  右上に戻っていただいて、標準財政規模の下に各種財政指標が掲載されております。真ん中あたりが財政力指数で0.749となっております。この指数の計算式は、基準財政収入額基準財政需要額で割ったものでございます。そして、その下に公債費関係の比率が掲載されておりまして、その下が実質収支比率、5.8%となっております。  次に、一番右上のところに積立金現在高が記載されております。その下が地方債現在高となっておりまして、一番下のところに健全化判断比率が記載されております。  決算カードの見方は以上でございます。  あと、最後にですね、別の資料になりますが、お手元にお配りしています決算審査資料、こちらの御用意をお願いいたします。  これの38ページをお開きください。債権管理条例に基づく債権放棄額一覧という資料が添付されております。よろしいでしょうか。 49: ◯委員長(野口明美君) お願いいたします。 50: ◯財政課長(萩原裕之君) 平成29年4月1日から施行しました春日市債権管理条例の規定に基づき、債権を放棄したものの一覧表となっております。平成30年度中に債権の放棄をしたものについて議会へ報告させていただくものでございます。  債権管理条例の中には、債権を放棄できる場合として、ここに記載しておりますとおり、第7条第1項の第1号から第3号までの三つのパターンが定められております。一般会計については、債権を放棄したものはここに掲載しておる1件だけでございます。管財課が所管する市営住宅の家賃となっております。5年の消滅時効が経過したため放棄したものが1件で、5,850円となっております。  債権放棄については以上でございます。  決算の概要については以上です。 51: ◯委員長(野口明美君) それでは、ただいま説明していただきました決算の概要について質疑ございませんでしょうか。  米丸委員。 52: ◯委員(米丸貴浩君) 12ページの経常収支比率のところをお聞きしたいと思います。平成30年度の決算によりますと85.0%、昨年度よりも4.3ポイント、財政構造の硬直化が緩和されたというふうに数字上はなっておりまして。ただですね、昨年度お聞きしたときに、平成29年度のときには、市税や地方消費税交付金などの各種交付金がふえたんだけれども、いわゆる分子である経常充当一般財源がそれ以上にふえましたよという話もありましたし、ただし、分母に算入されるいわゆる臨時財政対策債、この借り入れの部分が、29年度には抑制をした上での数値でしたので、このような数値になりましたという説明がありました。今年度よくなったのは非常にいいことなんですけれども、臨時財政対策債に関するところの、昨年と同じようなことは今回はあっているんですか。 53: ◯委員長(野口明美君) 萩原課長。 54: ◯財政課長(萩原裕之君) 30年度につきましては、臨時財政対策債は借入可能額どおりに借り入れを行っておりますので、抑制したことはございません。 55: ◯委員長(野口明美君) 米丸委員。 56: ◯委員(米丸貴浩君) まず、1点確認でした。そうであればですね、非常にいい数字なんですけれども、12ページの一番下のところに、歳出の経常一般財源でまかなった経常的経費の減少の理由のところに、春日ふるさと応援寄附金推進事業費が全国的に普及する中、統一的な解釈を踏まえ、次ですよね、経常的経費から臨時的経費へ整理し直したこと、などもありますけど、これによって約4億4,000万の減がここに見込まれたという理由が書いてあります。  そうであれば、今年度はこの理由があったので、いわゆる歳出の分、分子が、があっと減りましたと。それで85.0。去年との対比を考えるんであれば、これは数字上の話ではありますけれども、この部分をなしで、去年はなかったわけですからね、去年はなかったわけですから、そう考えると、85.0%、13ページの一番上のほうに比率の推移もあるけど、過去これまでで一番いい数字が出てますけれども、ここまではいい数字ではないというふうに、まず理解していいんですか。考え方です。 57: ◯委員長(野口明美君) 萩原課長。 58: ◯財政課長(萩原裕之君) この85%という比率については、数字どおりとっていただいて問題ないと思っておりまして。この要因はですね、今、米丸委員がおっしゃったように二つありまして、まず、分母がふえたということがございます。それと、加えて、分子のほうも減っておりまして、その分子は、ふるさと納税返礼品事業の経費がですね、経常的な経費かそれとも臨時的な経費かの整理を今回見直したことで減ったことになってるんですが、これまではその判断が各団体ごとでまちまちで、各団体の判断に委ねられていたようなところがあったんですが、今回、皆さん御承認のとおり、ふるさと納税が全国的に普及する中でですね、統一的な見解をすべきということで、県のほうからも臨時的な経費が適切であるというふうにですね、示されましたので、それに従って整理を見直した結果でございます。逆に言うと、ほかの団体も多くがこの経費は臨時的経費にしてたという事実もありますので、ほかの団体と比べても、特にうちが特殊な処理をしたというものではございません。  以上です。 59: ◯委員長(野口明美君) 米丸委員。 60: ◯委員(米丸貴浩君) 他団体の比較を考えるときには、この数字を当てはめて、じゃあ春日市はどうなんだろうというのを考えればいいのかなと思っておるんですね。私が今言ったのはですね、春日市の昨年度との比較を、どのぐらい財政の硬直化が緩和されたんだろうというのを見ていくためには、この部分は、去年との比較ですよ、というときには、これを除外して考えて、それでもやっぱりいい方向には進んでいるんだろうなと思ったんですけど、理解をするためにはそういう判断でよろしいのかというのを聞いただけです。それでいいんですかね。
    61: ◯委員長(野口明美君) 萩原課長。 62: ◯財政課長(萩原裕之君) 本市の中での去年との比較をする上ではですね、今、米丸委員がおっしゃったように、分子の部分は除外して、分母だけで考えるということが適切であるというふうに考えております。  以上です。 63: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。高橋委員。 64: ◯委員(高橋裕子君) 健全化判断比率の御説明がありましたけど、14ページに詳しく書いてありますし、また、具体的に数字を当てはめて、別紙資料もいただきました。非常にわかりやすくしていただいてありがとうございます。  非常にいい数字だというふうには思うんですけど、標準財政規模ですね、分母に当たるところは、平成30年度は市税等がふえたと、固定資産税とかもですね、新規のおうちが建って、入ったということですけど、今後ですね、来年度以降、これがずっと続いていくというのもなかなか考えにくいのかなというふうに思うんですよね。  それと、将来負担比率でいいますと、これは将来に対する投資ということだと思うんですけど、例えば、今、公共施設のマネジメントをされてありますけど、将来にわたって、ここの資産をきちっと手当てをしていかないと、今の数字上はマイナスで、ゼロというか、数字は出てこないんですけど、これを後回しにすると、将来の負担がふえていくというふうに思うんですよね。だから、適正にこの資産の老朽化対策をきちんとしていかないと、この数字上がいいから安心じゃないと思うんですよ。そういう考え方についてはいかがですか。 65: ◯委員長(野口明美君) 萩原課長。 66: ◯財政課長(萩原裕之君) 標準財政規模についてはですね、今後、極端に大きく変わることはないんだろうなというふうには考えておりますが、普通交付税などの影響も受けますので、国の動向はですね、しっかり注視していかなければいけないなというふうに考えております。 67: ◯委員長(野口明美君) 石橋部長。 68: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 高橋委員から御意見いただきましたけど、先ほど萩原が申しましたように、ほかの団体と比べるために、この将来負担比率等につきましては同じ基準で出しておりますが、おっしゃられました今後の老朽化に対するお金の投資の仕方とかにつきましては、後ほど説明します公共施設マネジメント計画というのをつくって、今後どのように対処していくかという部分を今、進めておりますので、また改めて進捗状況については、議会に逐次、報告させていただきたいと考えております。  以上です。 69: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。  ほかにございませんでしょうか。米丸委員。 70: ◯委員(米丸貴浩君) もう1点、決算ですから、次年度の予算審査のときに生かすことが大事だろうと思ってるんですけど、先ほどの経常収支比率の分子に当たる部分、いわゆる経費の部分ですけど、今後は、会計年度任用職員制度ですか、これが採用されると、今85.0%ですけれども、この部分が、分子の部分がやっぱりふえていくんだろうなと、そういう認識でおるんですけれども、今からいろんな事業のところから説明がありますけれども、今後は、今85だけど、これは、このままでいけば、やっぱりここはもう少し数字がアップするんじゃないかなと思ってますけど、そのような認識でよろしいですかね。 71: ◯委員長(野口明美君) 萩原課長。 72: ◯財政課長(萩原裕之君) 会計年度任用職員による人件費の増は、確かに頭の痛い問題でして、それがどの程度交付税でみられるかという部分がですね、大きくかかわってくるかなと思っておりますが、やはり増額に見合うほど交付税はふえないんだろうなというふうに思っておりますので、やはり経常収支比率は悪化する方向に行くのかなという感覚を持っております。  以上です。 73: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74: ◯委員長(野口明美君) それでは、次、お願いいたします。上野秘書広報課長。 75: ◯秘書広報課長(上野志保君) それでは、主要な施策の成果の100ページをお開きください。  下段の市政広報事業について御説明申し上げます。 76: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。お願いいたします。 77: ◯秘書広報課長(上野志保君) 一番下の段の市政広報事業でございます。当初予算5,982万8,000円、最終予算額5,666万4,000円、316万4,000円を減額補正しています。決算額は5,559万2,000円、執行残額は107万2,000円となっています。  まず、事業の目的についてですが、市報や市ウエブサイトを中心に市政に関します情報や市民の皆様の暮らしに役立つ情報等、必要な情報を提供することにより、市民生活の利便性の向上を図るとともに、あわせまして市の魅力などを発信し、市民の行政に対する関心を高め、本市に対する郷土愛やまちづくりへの参画意欲への醸成を図るものです。  内容について説明いたします。1の表をごらんください。  1行目、市報の発行でございます。市報は月2回、年間24回発行し、市内の全世帯及び事業所に配布をいたしました。  2行目、春日市べんり帳の発行です。べんり帳は、昨年度から製作手法を見直し、広告掲載することにより、無料で発行することといたしました。また、これまで転入者を対象に、市民課の窓口で配布をいたしておりましたが、全世帯へ配布をすることができるようになりました。  3行目、春日市ウエブサイトの運用更新です。新着情報といたしまして、毎月2回、定期的にお知らせ情報を更新するほか、随時、市の各種サービスや各施設の情報、入札等、幅広い情報を更新しております。  次に2番、春日市プロモーション事業について説明いたします。平成29年度から春日市プロモーション事業を開始し、本市のブランドイメージ「みんなで春をつくろう」を作成いたしました。平成30年度は、このブランドイメージの認知の獲得を目的として、写真投稿キャンペーンを実施しました。市内外から654枚の投稿をいただき、3月にはその写真を使い、桜のモザイクアートを製作しました。完成した後は、庁内に横断幕として掲げたほか、市報の表紙掲載、西鉄電車やバスのラッピング広告、駅舎や市内公共施設へのポスター掲示などをいたしました。また、本市職員の広報力向上を目的に、PR会社による研修を実施いたしました。  次に、3番、市ウエブサイトリニューアル業務について説明します。本市ウエブサイトを本年12月にリニューアルする予定でございますが、より見やすく、たどり着きやすいサイトとするため、情報分類の見直しやサイト構造の設計を行いました。  最後に、成果について説明いたします。  一つは、市報かすがやウエブサイト、SNS等による発信に加え、春日市べんり帳の製作方法の見直しにより、全世帯への配布が可能となりました。市政情報を積極的に発信することで、市民の皆様の暮らしの利便性の向上、また行政に対する関心を高める機会の確保につながりました。さらに、市報やウエブサイトには、広告を掲載し、財源確保を図りました。  二つ目は、市のブランドイメージを発信するプロモーション事業の取り組みを通じまして、本市の住みよさや協働のまちづくりを通じた市民との信頼関係を市内外へPRできました。特に参加型のキャンペーンを実施したことにより、このブランドイメージへの共感性が高まりました。また、この取り組みは、全国広報コンクール企画部門において、全国入選を果たすなど、全国的に高い評価を得たこともつけ加えさせていただきます。  三つ目は、市ウエブサイトの見直しにおいて、専門業者の知見を得ることにより、障害があるもないも使いやすいアクセシビリティー、より効果的、効率的な操作性を確保するためのユーザビリティーを高めることができるものと考えております。  以上で、市政広報事業の説明を終わります。  続きまして、市史編さん事業です。当初予算636万円、最終予算額526万3,000円、109万7,000円を減額補正いたしました。決算額は517万7,000円、執行残額は8万6,000円となっています。  事業の目的についてですが、既に発刊しております春日市史の続編として、平成以降の本市の歴史を継承するために、新たに市史を刊行するものです。  事業の内容についてですが、副市長を初めとする市史編さん委員会を発足させ、事業の基本方針や発刊に向けたスケジュール等を決定いたしました。  2番として、編集業務委託業者を決定いたしました。令和4年度までの5年契約となります。  3番、市史執筆資料の収集についてですが、庁内全所管で実施したヒアリングに基づき目次案を作成し、また、執筆の資料となる調書を収集しました。  成果について御説明します。  市史平成版、こちらは仮称でございますが、については、市政50周年に当たる令和4年の完成を目指す運びとなりました。また、所管課から調書を収集したことにより、執筆を開始する準備が整いました。  以上でございます。 78: ◯委員長(野口明美君) 金堂経営企画課長。 79: ◯経営企画課長(金堂円一郎君) その次になります。ページ数、102ページの上段にかけてになります。公共施設等総合管理事業です。当初予算額660万4,000円、最終予算額同額です。決算額650万8,000円、執行残9万6,000円でございます。  目的でございます。今後、進展する人口減少社会においても持続可能な行政サービスが提供できる公共施設等のあり方を、長寿命化を前提として、維持管理の観点、便益の観点、再配置の観点の三つの観点から具体的に検討し、時代に応じた適切な公共サービスの確保を着実に推進する「春日市公共施設等マネジメント計画」、いわゆる長寿命化計画、再配置計画になりますが、こちらを策定するものでございます。計画の策定期間は、平成29年度から3年間を予定しており、令和元年度が最終年度に当たります。  内容でございます。平成29年度に実施いたしました112施設の劣化状況調査をもとに、利用状況、施設の運営コストなどを総合的に勘案し、個別の施設評価を行いました。  成果でございます。個別の評価を行い、春日市公共施設等マネジメント計画の下地が整いました。  1ページめくっていただけますでしょうか。103ページになります。104ページの上段にかけてになります。  かすがふるさと応援寄附金推進事業でございます。当初予算額2億8,588万5,000円、最終予算額7億4,179万円、そのうち4億5,590万5,000円を増額補正等しております。決算額6億7,484万円、執行残6,695万円でございます。  目的でございます。ふるさと納税制度を活用して本市を応援する寄附者をふやすとともに、返礼品の提供を通じて本市のPR及び市内事業者の振興を図るものです。  内容でございます。プロモーション等を業務委託し、ウエブサイトを活用したかすがふるさと納税推進事業を実施いたしました。  成果でございます。全国各地から寄附が増加したことで大幅な収入増につながるとともに、本市のPR及び返礼品を提供している市内事業者の振興に寄与いたしました。  本日配付しておりますA4版横のふるさと納税情報を御用意いただけますでしょうか。 80: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 81: ◯経営企画課長(金堂円一郎君) この表の左側が春日市へ寄附をいただいた内容になります。平成30年度は、寄附件数として12万2,133件、寄附額、納税額として12億5,008万4,000円、29年度比40%の増でございます。  右側の部分が、春日市民が他の団体へ寄附した状況でございます。寄附者数3,446、増減が28%増で、このうち春日市の市民税に影響がある金額が右端でございます。この平成30年度の寄附の市外に寄附された部分で、本市に今後影響する市民税額が1億5,135万5,000円ほどになります。  表の左下でございます。12億5,008万4,000円のうち、返礼品等の送付にかかった経費が6億7,484万ほどです。先ほど、市外に流れますといいますか、その分が1億5,100万ほどでございますので、平成30年度の目安として4億2,300万ほどの純利益といいますか、黒字が生じておるものでございます。  主要な施策の成果については以上になります。 82: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんでしょうか。  高橋委員。 83: ◯委員(高橋裕子君) 100ページ、市政広報事業について伺います。次年度以降なんですけど、各所管でSNSの発信を始めて、それぞれの所管から有益な情報が発信されてるんですけど、フォロワー数がなかなか伸びないというか、せっかく発信していても受け手がふえないと、やっぱり大事な市からのお知らせが届かないというふうに思うんですね。その辺で、課題というか、考えは何かございますか、所管からの。発信は担当課からしてると思うんですけど、フォロワーをふやすための努力とか、そういったアドバイスというか、情報提供。 84: ◯委員長(野口明美君) 上野課長。 85: ◯秘書広報課長(上野志保君) おっしゃるとおり、SNSについてはですね、フォロワー数の獲得というのが非常に大切なことかと思います。私どもの広報のほうでも、春日PRというアカウント名でツイッターをしておりますが、微増が続いているということで、なかなか爆発的にふえるということは難しいのかなというふうには考えております。各所管におきましてもですね、まず、フォロワー獲得のためには、地道な発信、発信の頻度ですね、頻度が大事じゃないかということで、私ども広報広聴担当もですけれど、発信の回数を上げるようにということは、常々アドバイスをしている状況でございます。  あと、皆さんに知っていただくための工夫としましては、市報にアカウント名を載せる、また、いろいろなイベントのときには、チラシなどにそういったアカウント、ツイッター、フェイスブックなどもやっていますというようなのを必ず載せていただくようにというふうに工夫をいたしております。  以上です。 86: ◯委員長(野口明美君) 高橋委員。 87: ◯委員(高橋裕子君) 転入者も我が市は多いですよね。べんり帳が転入された方に配られるんですけど、そのべんり帳にはアカウントが入っていないような気がいたします。まず、とっかかりはそこからかなというふうに思うし、おっしゃったように、それぞれの所管がいろいろな行事とかをされるときのチラシとかポスター、そういったものにもQRコードを印刷するとかですね。行政のSNSですので、爆発的に広がるというのは、逆に炎上したりする、そっちのほうが問題ですので、そういうのはできないと思うんですが、やっぱり今、課長がおっしゃられたように、そういったことを地道に続けていただくように、担当所管から各所管のほうに随時ですね、おっしゃっていただきたいなというふうに、今後よろしくお願いいたします。 88: ◯委員長(野口明美君) それは要望でよろしいですか。  岩切委員。 89: ◯委員(岩切幹嘉君) ページで言えば103ページのかすがふるさと応援寄附金推進事業になるかと思いますが、ちょっと、いただいた資料をもとにですが、平成30年度、一番枠の下のほうですけども、これで見ますと、春日市の黒字分が約4億2,300万強ありますが、28年から30年にかけて急激にこの件数がふえている中ですね、この数値だけで見えない職員さんの対応であるとか、それに対する労力的なものの経費、人件費もかかろうかと思いますが、そう考えますと、それによってですね、労力を取られて、市民サービスの低下につなぎかねないような、そういう影響も懸念されるんですが、30年度の中には、そういったことではどういう状況だったんでしょうか。大丈夫でしたでしょうか。 90: ◯委員長(野口明美君) 石橋部長。 91: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 御心配ありがとうございます。一番忙しい時期は、12月が終わって、12月に駆け込みが来ますので、1月いっぱいがワンストップ特例の処理をする形になります。毎日、郵便が1,000通、2,000通来て、それを処理して、相手方、寄附された市町村に送るという作業が一番大きい作業になりますが、その部分、システムを一昨年から導入させていただきまして、その入力する作業は職員でやりますけど、職員も山が来て3年目になりますので、忙しい時期の年末年始は出てくる形にはなりますが、一番最初の何も準備がない頃よりは職員も手なれましたので、御心配されるかもしれませんけど、今のところ順調に処理はさせていただいているところになります。  以上です。ありがとうございます。 92: ◯委員長(野口明美君) 岩切委員。 93: ◯委員(岩切幹嘉君) ぜひともよろしくお願いしたいんですが、例えば、この経費という枠の中にですね、今、おっしゃってたシステムであるとか、臨時的に対応する人件費であるとかいうのは、この中に含まれているのかどうかを、ちょっと。 94: ◯委員長(野口明美君) 石橋部長。 95: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 大体、システム使用料、それと臨時職員の賃金については、この経費の中に含まれております。ただ、職員の時間外の人件費については、大体300万程度、その部分、入ってない部分はございますが、ほかの臨時職員の賃金とシステム使用料についてはこの中に入っております。  以上です。 96: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。ほかにございませんでしょうか。西川委員。 97: ◯委員(西川文代君) 先ほど出ておりました市政広報事業です。この中にですね、広報力向上職員研修、計2回ということで書いてあります。昨年がですね、広報力向上職員研修と公開型の市長対談の実施(計4回)ということでしたけれども、これは、昨年と、この振り分けですけれども、広報力向上職員研修は昨年も2回で今年度も2回と捉えてよろしいですか。 98: ◯委員長(野口明美君) 上野課長。 99: ◯秘書広報課長(上野志保君) そのとおりでございます。 100: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 101: ◯委員(西川文代君) やはりですね、研修って大事だと思うんですね。他市町村で、糸島とかですね、私もいろいろお話を聞きますけれども、やはり、まめに、こまめにアップするということが大事ということですけれども、やっぱり市の職員だけではなかなか難しく、そこに市民を巻き込んでですね、郷土愛も兼ねて、自分たちの市をPRするような仕組みをつくったり、また、訪れた方がそこにまたアップするとか、そういうこともですね、されている自治体がありますが、そこらあたりはどんなふうに。もうちょっと投稿するの幅を広げるということなどは、考えてらっしゃいますか。 102: ◯委員長(野口明美君) 上野課長。 103: ◯秘書広報課長(上野志保君) 一般の方の御意見をPRのほうに生かす方法としましては、今、レポーター制度というのを実施しておりまして、市民の方に取材をしていただいて、市報に記事を掲載していただくという方法を一つとっております。また、ツイッターに関してはですね、いろいろな、市内外にかかわらず、さまざまな方からのメッセージもいただいたり、リツイートですとか、そういったものもいただいております。また、平成30年度につきましては、写真投稿キャンペーンでインスタグラマーの方を利用して投稿をしていただいたりというようなことをしております。  また今後も引き続き、さまざまな方にかかわっていただきたいと思っておりますので、御意見を参考にさせていただければと思っております。 104: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 105: ◯委員(西川文代君) やはりですね、研修がどのような内容だったのかは、ちょっとここでは尋ねませんけれども、さまざまにですね、いろんな形で成功している事例等ありますので、ぜひ今後も研修を重ねていっていただきたいと思います。  以上です。 106: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。川崎委員。 107: ◯副委員長(川崎英彦君) 昨年度の委員会で質疑がありまして、総合情報メールの加入促進についての質問だったんですけど、そのときの回答で、あらゆる手を尽くして検討するという回答がなされたんですが、そのことについて説明をお願いします。 108: ◯委員長(野口明美君) 上野課長。 109: ◯秘書広報課長(上野志保君) 総合情報メールの加入促進策について御説明申し上げます。  総合情報メールの登録件数ですが、本年7月末現在で5,964件となっております。これは昨年同時期と比較いたしますと、227件の増加となっております。  登録の促進策としましては、会議等の参加者へ登録を呼びかけるチラシを配付いたしましたり、出前トークで配付する資料にQRコードを記載いたしました。また、平成31年2月にスマートフォンに対応したアプリを導入いたしました。さらに、市報平成31年3月1日号では、防災・防犯の特集とあわせて、総合情報メール加入を呼びかける記事を掲載いたしております。また、最近は、若い方を中心にEメールを利用する方が減少傾向でございまして、総合情報メールを保管する手段といたしまして、防災ツイッターを初めとするSNSによる情報発信を行っております。  以上でございます。
    110: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、次、お願いいたします。  金堂課長。 112: ◯経営企画課長(金堂円一郎君) 次に、平成30年度歳入歳出決算書を御用意ください。  57ページをお開きください。 113: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。57ページ。はい、お願いいたします。 114: ◯経営企画課長(金堂円一郎君) 歳出でございます。  57ページ備考欄、下から上に四つ目でございます。かすがふるさと応援寄附金推進事業費でございます。先ほど主要な施策の成果でも申し上げましたとおり、決算額として6億7,484万ほどが事業費としてございます。  恐れ入ります、前のページ、56ページの13節の委託料をごらんください。13節の委託料でございます。  不用額として6,527万3,989円ございます。この不用額につきましては、冒頭、財政課長が申しました別紙1、平成30年度の決算における実質収支の主な内訳の2番の歳出の部分のNo.5でございます。かすがふるさと応援寄附金推進業務委託料でございます。こちらで6,367万8,000円の執行残が生じております。これは、年末が近づいてきました12月ごろから、多くの寄附者様から、春に収穫される果物を返礼品として提供してほしいという要望を受け、対応したもので、新年度に入り、順次、送付いたしました。このため、平成30年度の予算執行では返礼品は未発送でございました。すなわち未執行でありましたので、不用額となったものでございます。したがいまして、不用額となりました当該委託料につきましては、ほぼ同額の6,337万8,000円を今回9月補正予算として計上をさせていただいております。  歳入の41ページをお開きください。 115: ◯委員長(野口明美君) どうぞ。 116: ◯経営企画課長(金堂円一郎君) こちらは17款の寄附金になります。かすがふるさと応援寄附金です。予算現額として12億5,000万円に対しまして、収入済み額として、ほぼ見込みどおりの12億5,008万4,000円の寄附をいただいておるところでございます。  歳入歳出決算書は以上になります。 117: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんでしょうか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 118: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので。石橋部長。 119: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 以上をもちまして、経営企画部関係の説明を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 120: ◯委員長(野口明美君) ありがとうございました。  ここで暫時休憩をいたします。15時5分から再開いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時49分                 再開 午後3時03分                ──── ─ ──── ─ ──── 121: ◯委員長(野口明美君) 皆様おそろいでございますので、それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは、第77号議案「平成30年度春日市一般会計歳入歳出決算認定について」を議題とし、そのうち総務部関係の審査を行います。  委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言をしてください。  それでは、審査を始めます。説明員の説明を求めます。内田総務部長。 122: ◯総務部長(内田賢一君) それでは、お配りしております平成30年度主要な施策の成果、このピンクの冊子ですね、こちらを使いながら、順次、各担当課長が説明をいたします。 123: ◯委員長(野口明美君) お願いします。内藤総務課長。 124: ◯総務課長(内藤厚幸君) 35ページをお願いいたします。35ページでございます。 125: ◯委員長(野口明美君) お願いいたします。 126: ◯総務課長(内藤厚幸君) 一番下の段、春日市表彰事業でございます。当初予算額114万7,000円、最終予算額116万7,000円、2万円を予算修正しております。決算額は106万円、執行残額10万7,000円でございます。  目的は、政治、経済、福祉、教育及び文化等の各分野において市政振興に寄与し、または市民の模範と認められる個人や団体を表彰することによって、市の自治の振興を図るものでございます。  内容は、平成30年11月3日文化の日に、第31回春日市表彰式をふれあい文化センターで行い、さまざまな分野で市の発展に貢献し、または市民の模範と認められた個人や団体を春日市表彰条例に基づいて表彰いたしました。  36ページをごらんください。受賞者は、自治表彰が20、市民表彰が293団体、市民表彰の内訳は表で御確認ください。  成果は、市民の善行や功績を積極的にたたえ、広く周知することにより、市民の誇りや郷土愛を育み、市民活動等の推進と自治の振興に寄与いたしました。  説明は以上でございます。 127: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。大川管財課長。 128: ◯管財課長(大川 剛君) 続きまして、86ページをお願いいたします。 129: ◯委員長(野口明美君) お願いいたします。 130: ◯管財課長(大川 剛君) 市営住宅建替事業でございます。当初予算額9億9,445万2,000円、最終予算額9億7,549万4,000円、1,895万8,000円を減額補正しています。決算額9億6,407万3,000円、執行残額1,142万1,000円でございます。  目的です。老朽化した住宅を利用しやすく、安全安心に暮らせるよう、計画的に再生することを目的といたしております。  内容です。若草住宅は3棟目となるC棟を建設いたしました。鉄筋コンクリート造の6階建て、戸数は住戸が47戸と集会室1室でございます。次に、欽修住宅です。1棟目となるD棟を建設いたしました。鉄筋コンクリート造の5階建て、戸数は30戸です。最後に大和住宅です。旧住宅の解体工事を実施しております。  成果です。安全安心な住まいの提供に向けて、事業を計画どおり進めることができております。  市営住宅建替事業は以上です。 131: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いします。横山人事法制課長。 132: ◯人事法制課長(横山政彦君) では、続きまして、98ページをお願いいたします。 133: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 134: ◯人事法制課長(横山政彦君) では、上の段です。歳出の執行はございません。  目的は、人事評価の実施により、組織の業績向上と職員の育成を図るものです。  内容としまして、21年度から適正な処遇として、勤勉手当へ反映させております。25年度から目標管理制度の機能をさらに強化して、26年度からは部長の組織目標とその成果について、部長会議で精査した結果を全職員が確認できるようにしております。  29年度の評価結果からは、これまでの勤勉手当への反映に加え、令和元年度までの評価結果を来年度の昇給に反映させるための準備を進めております。また、現在、システムの導入もあわせて進めているところでございます。  昨年度からは、人材育成基本方針に合わせるとともに、本市の職員の職ごとの弱点を強化するために、評価要素の見直しを行いました。評価の精度向上、客観性の向上を図るために、年度初めには新任課長研修、評価実施前には全管理職を対象に評価者研修を開催し、評価の目線合わせを徹底しております。また、30年度からは、前年度の評価結果の開示も始めており、さらなる納得性の向上に努めております。  29年度からは、正規の職員だけではなくて、嘱託職員の評価も始めております。  評価制度の1年の流れにつきましては、実施の状況の表を御確認ください。  現在、評価は、課長級の1次評価、部長級の2次評価を経て、部長級による全庁調整会議で全体的な甘辛調整を行っております。  成果については記載のとおりでございます。  説明は以上でございます。 135: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いします。横山課長。 136: ◯人事法制課長(横山政彦君) 続きまして、同じ98ページの下の段から99ページをごらんください。職員採用試験の見直しでございます。当初予算473万円、最終予算額374万2,000円、98万8,000円を減額補正等しています。決算額357万7,000円、執行残額16万5,000円です。減額補正等の主な理由は、当初予算に対し、実際の受験者数の減少でございます。  目的、内容については、お読み取りをいただきたいと思います。  99ページをごらんください。28年度からの変更点としまして、受験しやすい環境整備と事務の効率化のため、受験電子申し込み等をしております。  主な実施内容について説明をいたします。これは、大きく四つです。  1点目、1次面接で全員面接に見直すことで、より人物を重視した採用が可能となっています。これで志願者が大幅に増加をしております。  2点目、多くの民間企業で導入されている試験方法の導入により、知識型ではない、思考型の試験に切りかえております。この試験の導入によって、民間志望者や社会経験者の受験がしやすくなっております。また、この試験は、全国の主要都市で受験生の都合に合わせた受験が可能となっております。このことにより、受験しやすい環境を整備しながら、あわせて事務の効率化を同時に達成しております。  また、この試験の結果については、試験の結果というだけではなくて、3次での集団面接、4次での個人面接に活用できる資料もあわせて提供されるものとなっております。その後の、入庁後の本人の育成の資料としても活用できるものとなっております。  3点目です。30年度からは、民間の採用時期の早期化に対応し、さらに試験開始時期を2カ月前倒しをし、5月の連休明けに1次試験を開始し、8月中旬に合格を発表いたしました。  4点目に、就職情報インターネットの掲載数をふやし、受験生の確保、増加をさせ、採用に関するさまざまな最新有力情報の収集を行っております。また、試験方法の見直し、マスコミ等での宣伝等により、本市の改革、改善への取り組み姿勢を強くアピールすることもできております。  このほか、第1次試験の全員面接で、若手・中堅職員が面接官となることから、その職員の能力育成にもつながっております。  結果、全体で10の募集に対し、853の志願者となっております。  説明については以上でございます。 137: ◯委員長(野口明美君) はい、次、お願いいたします。横山課長。 138: ◯人事法制課長(横山政彦君) 続きまして、99ページの下の段をお願いいたします。  職員研修事業でございます。当初予算590万4,000円、最終予算額435万6,000円、154万8,000円を減額補正等しています。決算額418万2,000円、執行残額17万7,000円です。  補正減額の理由は、市町村研修所主催の研修参加回数、参加者の減による旅費、宿泊者等の減、全国市長村アカデミーの旅費等を早期予約により減額できたこと、資格助成事業の執行残でございます。  研修の目的は、職員の個々の資質の向上や意識改革による組織全体の活性化でございますが、特に職員の自己啓発のきっかけになることも期待しております。  内容につきましては、人材育成方針に基づき職員研修を企画し、実施するとともに、研修機関等に職員を派遣しております。30年度に実施した特徴的な独自研修につきまして、市企画の研修の欄で説明をいたします。  表の7番目、主査級職員向けのチームビルディングとリーダーシップ強化研修、タイムマネジメント研修、顧問弁護士を講師とした契約事務研修、その二つ下、危機管理研修、これは、29年度に管理職向けに実施したものを新任課長と監督職員向けに実施をいたしました。その下、管理監督職員向けのハラスメント研修、その下、課長、課長補佐向けの議会対応力研修、その二つ下、女性活躍推進に係る職員懇談会、メンタルヘルス研修を実施をいたしました。そのほか、職員が講師として実施をしました接遇研修、財政研修、自治体法務研修、事務効率化研修等があります。人権研修は、嘱託職員も対象として、自殺対策、HIV感染者の人権、同和問題、男女共同参画をテーマに、全体で600が参加をしております。  次に、派遣研修の表の一番下、緊急政策課題研修の内容について説明をいたします。  まず一つが、市民窓口改善に向け、窓口レイアウト、コンビニ交付、窓口業務委託研究のため、鹿児島県霧島市へ市民課職員3を、マイナンバーカード普及、コンビニ交付取得促進のため、奈良県生駒市、橿原市に同じく市民課の職員2を先進地研修として派遣をしております。  そのほかには、地方統一選挙の事務局体制の確立のため、選挙事務の基本実務研修に、選挙管理委員会事務局職員を一、開設予定である児童発達支援センター体制準備のため、子ども虐待防止対策推進の取り組み研修に子育て支援課職員を一参加をさせました。  また、平成30年度、消防功労者消防庁長官表彰式に出席する副団長の随行として、消防主任を派遣をしております。  次の表、行政課題の解決、組織の活性化に向けて、中堅職員の能力向上や視野の拡大を図り、あわせて職員相互の交流を深めることを目的として、2班6名の中堅職員を派遣しております。一班は、幼稚園、保育所で取り組むインクルーシブ保育及びソーシャルスキルトレーニングについて学ぶために、一班は、市役所業務における定形的で膨大な業務及び専門的知識を要する業務に対するRPAの導入効果、また、一班は、狭隘地域を含む全市域のじんかい戸別収集について、認知症高齢者が安心して住むことができるまちづくりについて学ぶため、合わせて6班6を先進地に派遣しております。  最後に、29年度に改修をしました資格取得助成について、3から申請があり、補助決定をしていましたが、最終的には、その表のとおり二に助成をしております。  なお、この資料には、人事法制課、人事担当で予算化したもののみ掲載しておりますので、各所管において視察だとか研修だとかで別途予算化したもの、大体600万弱ぐらいございますが、これについては、この表のほうには入っておりませんで、そこそこの事業の予算のほうに入っているというふうなこととなっております。  職員研修については以上でございます。 139: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いします。 140: ◯総務課長(内藤厚幸君) 同じく100ページをお願いいたします。  真ん中の段、基幹系情報システム機器更新事業です。当初予算額1億724万4,000円、最終予算額は同額、決算額1億724万4,000円でございます。  目的は、保守期限を迎えるサーバー等の機器を更新することで、安定的な基幹系情報システムの運用を図るものでございます。  内容は、基幹系情報システムのサーバー機器等の更新を実施しております。この点につきましては、表で御確認ください。  成果は、機器更新により、安定的な基幹系情報システムの運用が確保されております。  説明は以上です。 141: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いします。大川課長。 142: ◯管財課長(大川 剛君) 続きまして、104ページをお願いいたします。 143: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 144: ◯管財課長(大川 剛君) 市庁舎長寿命化事業です。当初予算額2億4,991万8,000円、最終予算額1億8,947万1,000円、6,044万7,000円を減額補正しております。決算額1億8,437万7,000円、執行残額509万4,000円です。  目的です。長寿命化の一環としての各種設備の更新です。
     内容です。空調設備更新工事などを実施しております。  成果です。庁舎を長期に活用できるよう設備の改善が図られております。  主要な施策の成果の説明は以上でございます。 145: ◯委員長(野口明美君) これより委員の質疑をお受けいたします。質疑はございませんでしょうか。吉居委員。 146: ◯委員(吉居恭子君) 98ページの人事評価制度の実施というとこなんですけど、嘱託職員の評価もされてるって聞いたんですけど、例えば、嘱託職員の方の評価がすごく高くて、正職員にとかいうのはありですか、ないんですか。 147: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 148: ◯人事法制課長(横山政彦君) 職員の採用は試験によるものとなりますので、そもそもの採用基準が違いますので、評価が高いからといって正職になるということは別の問題となります。 149: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。ほかにございませんでしょうか。中原委員。 150: ◯委員(中原智昭君) 同じとこの人事評価制度の実施ですけど、今年度から人事評価結果の開示を開始したということを言われましたけど、これ、どのような内容をどのように開示されてるんでしょうか。 151: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 152: ◯人事法制課長(横山政彦君) 評価結果、個人別に30年度から個人宛に開示をしております。ですから、29年度の評価について30年度の頭に、昨年度のあなたの評価はこうでしたよというようふうなものを、評価は最終的には点数で出ますので点数と。それと、大体の全体の点数の分布図が出ますので、例えば、主任であれば、主任の中のどのぐらいのポジションに自分がいるのかと。どのくらいというか、大体のポジション、上のほうだとか、中ぐらいだとか、完全に全部の順番を出すわけではないので、そういう形で、大体の自分のポジションと自分の点数がわかるものを開示をしております。 153: ◯委員長(野口明美君) 中原委員。 154: ◯委員(中原智昭君) あくまでも本人に開示するという意味ですね、これは。 155: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 156: ◯人事法制課長(横山政彦君) そのとおりでございます。 157: ◯委員長(野口明美君) ほかに。米丸委員。 158: ◯委員(米丸貴浩君) 98ページの職員採用試験業務についてお伺いしたいと思います。まず、説明の中で、私の聞き間違えだったらあれですけど、補正減した98万8,000円の理由は、受験者数の減と私はお聞きしたような気がしておりますが、これ、間違いなかったですかね。 159: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 160: ◯人事法制課長(横山政彦君) 間違いないです。といいますのも、第1次試験の受験者はふえておりますけども、全体からこれから絞り込んで、第2次試験でSPI試験をしますので、そのSPI試験の受験者、簡単に言うと、1次の合格者をマックスで見込んで当初予算を計上しておりますので、実際は当初予算の数までは1次試験の合格者がいなかったというふうなことで、2次試験のSPIの受験者が少なかったというふうな内容として説明をさせていただいております。 161: ◯委員長(野口明美君) 米丸委員。 162: ◯委員(米丸貴浩君) それはわかりました。もう1点、技術職の方の採用は、30年度、まずあったんでしょうか。 163: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 164: ◯人事法制課長(横山政彦君) 30年度の採用試験で建築2採用、実際採用は昨年の10月しております。それと、保健師を1名、保育士2名、採用をしております。 165: ◯委員長(野口明美君) 米丸委員。 166: ◯委員(米丸貴浩君) 技術職員さんの採用試験というのはですね、これ、主な実施内容のところに、まず1次試験で人物重視の採用試験をやりましたよと。これはいいことだと確かに思うんですね。ところが、特に土木系や建築系の方はですね、それも大事なんですけれども、専門性の高いところの知識、経験等がやはりさらに重要じゃないかなと私は思ってまして、そういうところの採用試験のやり方っていうのは一般の方とはちょっと違ってくるのかなと。そのあたりはどういうふうな配慮というか工夫をなされてるのかをお聞きしたいと思います。 167: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 168: ◯人事法制課長(横山政彦君) 国家資格を求めるもの、例えば、保育士とか管理栄養士とか、こういうようなものについては特に専門試験等はやっておりません。国家資格の取得を持って条件としております。ですから、学生であれば取得見込みということで内定となりますが、最終的に卒業段階で国家資格が取れなかったら採用が見送られるということになります。特に国家資格を求めない技術職、今おっしゃった土木だとか建築については、3次の集団面接時にあわせて専門試験を実施をしております。それぞれの土木の試験、建築の試験というのをあわせて実施しております。 169: ◯委員長(野口明美君) ほかに。西川委員。 170: ◯委員(西川文代君) 99ページの職員研修事業です。毎年聞いてますけれども、女性活躍推進に係る職員懇談会ということで、これは、女性活躍推進法ができて春日市が行動計画をしたときに、202030をですね、2020年までに、来年になりますけれども、30%、管理職の割合、女性を30%にするという数値目標を入れていただいております。その中でですね、ずっとこの研修をですね、していただいてるんですけれども、昨年はですね、懇談会は希望する女性職員でした。今回は、所属長推薦の職員ということになっております。今回、29受けられたということですけれども、積極的に、来年ですね、30%が目標ですから、それに向かって頑張っていただいていると思いますが、これは将来的に管理職として働いていただける女性を推薦しているということで考えていてよろしいでしょうか。 171: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 172: ◯人事法制課長(横山政彦君) 実際はですね、女性だけではなくて、男性も一緒に参加を今回はしております。それと、現管理職も参加しております。  メニューとしましては、まず最初に、現在の女性活躍の社会的状況について、隣の県の男女共同参画センターの館長にお話をいただいて、この館長に進行していただきながら、現在の社会全体の状況なり職場なりの状況について話をしていただいた後に、職場で今度どうやっていったほうがいいのかというのを職員が懇談をしながら、その結果を発表して、アドバイスをいただいたり、コメントいただくという形で、現管理職と管理職ではない女性職員、一般、それ以外の男性の職員も加えたとこでの懇談的な研修という形で実施をしております。 173: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 174: ◯委員(西川文代君) わかりました。実情はわかりました。やはりですね、今も採用人数とかも、大分もう男女比も変わらなくなってきてますし、そのとき、そのときでいろいろ状況があると思いますが、春日市はですね、係長職級の女性が随分育っているという状況もありますので、ぜひですね、31年度、今年度もありますけれども、今後、女性を積極的にですね、育てていただきたいと思っております。  以上です。 175: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。中原委員。 176: ◯委員(中原智昭君) 99ページの職員採用試験ですけど、毎年、受験者数っていうのは1,000近くなってるんですけど、これ、実際に辞退というかね、採用されて入庁される方っていうのは。辞退者ゼロなんですか。 177: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 178: ◯人事法制課長(横山政彦君) 内定をして辞退をしたというふうに捉えたほうが……。採用した後、4月以降ということですか。内定して、合格して、あなたは採用ですよという形で内定した後に、辞退者は毎年1から多いときで2ぐらいは出ておりますので、実際、合格発表、今年度もそうですけども、内定者と補欠合格という形で、数名の補欠合格を出しておりますので、補欠合格から繰り上げるという形で対応しております。また、合格発表、8月ですけども、8月以降に退職する職員も出てきます。早期だけではなくて、転職等によってですね、職員が退職するということもありますので、そのようなことに対応するためにも補欠合格というのを数名とっておりますので、それから繰り上げるという形になっております。 179: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。ほかにございませんでしょうか。よろしいですか、質疑。ほかのところでございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 180: ◯委員長(野口明美君) それではないようでございますので、次、お願いいたします。  部長。 181: ◯総務部長(内田賢一君) お配りいたしております平成30年度歳入歳出決算書、こちらの白い冊子ですね、こちらを用いながら、各担当課長が説明をいたします。 182: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 183: ◯人事法制課長(横山政彦君) まずですね、人件費全体について、私のほうから一括して説明をいたします。お手元に平成30年度一般会計人件費決算資料を今から配付をいたしますので、済みません、お待ちください。 184: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 185: ◯人事法制課長(横山政彦君) では、説明に入ります。  まず、職員の人件費について説明いたします。決算書の各款項目の中に、それぞれ分かれて入っております。先にこの表について説明をいたします。  平成30年度の職員人件費、一般会計につきましては、当初予算額31億1,488万6,000円、3月補正後の予算現額30億9,162万5,000円で、決算額30億3,839万8,207円、不用額が5,322万6,793円でございます。  決算額で対前年度210万7,370円の減額で、0.07%の減、ほぼ29年度と横ばいとなっております。これらの数字は、常勤の一般職、特別職に係る給料、手当、共済費の合計額でございます。  前年度からの主な増減について説明をいたします。(2)の増の主な理由でございます。増額は、人事院勧告に伴う給料の増額、この給料増額に伴う地域手当、期末勤勉手当の増額、定年退職者増に伴う退職手当の増額、人事院勧告に伴う勤勉手当支給率、0.5月ですけども、これのアップに伴う増額が主なものでございます。  減額の主な理由でございます。まず人員減、こちらが、4月1日現在で前年度と比べますと7の減額となっておりまして、それによる給料、地域手当、期末勤勉手当の減額、時間外勤務手当の減額、制度改正による配偶者に係る扶養手当の減額となっております。  また、不用額の主な理由は、例年同様、時間外勤務手当の各所管の執行残、休職、育児休業等により無給または給与減額、それとそれに伴います共済費などの執行残でございます。  人件費全体については以上でございます。  決算書のほうでちょっと説明をさせていただきます。決算書の55ページをごらんください。55ページ。  1款1項1目議会費、こちらのほうの2節給料、3節職員手当等、4節共済費ということで、各款項目に給料と手当と共済費という形で、執行額、支出済額なり不用額が記載をされております。  人件費全体については以上でございます。 186: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。 187: ◯人事法制課長(横山政彦君) 続きまして、残額100万円以上のものについて説明に入ります。  同じ55ページ下から3段目、2款1項1目1節報酬271万9,650円のうち、業務増大、職員の休職等、緊急対応嘱託職員の報酬の執行残額217万8,483円がここの中に含まれております。  次のページ、56ページ、3段目、同じく2款1項1目7節賃金242万1,335円のうち、業務増大、職員の病休等に対応するための臨時職員の賃金で、執行残額241万7,231円が含まれております。  1目は以上でございます。 188: ◯委員長(野口明美君) 大川課長。 189: ◯管財課長(大川 剛君) 続きまして、59ページをお願いいたします。 190: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 191: ◯管財課長(大川 剛君) 表の真ん中よりやや下でございます。2款1項5目財産管理費11節需用費、不用額660万6,776円です。市庁舎関連の消耗品費、燃料費、印刷費、電気料、水道料、修繕料の執行残の合計でございます。電気料が約517万円の執行残です。  その下、12節役務費です。不用額105万9,919円です。公用車の点検料や保険料の執行残の合計です。  その三つ下、15節工事請負費です。不用額489万4,760円です。庁舎整備の執行残の合計です。  5目は以上です。 192: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。内藤課長。 193: ◯総務課長(内藤厚幸君) 60ページをお願いいたします。  2款1項7目電算管理費、下から8行目の11節需用費、不用額が138万8,095円ございます。内訳は、情報機器用の消耗品費の執行残が43万6,000円、情報機器の修繕費の執行残が約95万1,000円でございます。  9目は以上でございます。 194: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。内藤課長。 195: ◯総務課長(内藤厚幸君) 64ページをお願いいたします。  2款4項3目選挙費、上から6行目の11節需用費、不用額が169万591円ございます。内訳は、県知事及び県議会議員選挙の消耗品費の執行残が57万6,000円、印刷費の執行残が23万2,000円、市長及び市議会議員選挙費の消耗品費の執行残が約44万6,000円、印刷費の執行残が約43万7,000円でございます。  続きまして、その2行下、13節委託料、不用額が159万7,336円ございます。内訳は、県知事及び県議会議員選挙費のポスター掲示場設置業務委託料の執行残が約157万2,000円、入場券封入封緘業務委託料の執行残が約28万6,000円、選挙事務人材派遣業務委託料の執行残が約58万5,000円でございます。  3目は以上でございます。 196: ◯委員長(野口明美君) じゃあ、あと一つ。大川課長。 197: ◯管財課長(大川 剛君) 続きまして、94ページをお願いいたします。 198: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 199: ◯管財課長(大川 剛君) 8款5項1目住宅管理費、上から3行目でございます。15節工事請負費です。不用額1,196万5,200円です。市営住宅関連工事の執行残の合計です。内訳は欽修住宅の解体工事約614万円、大和住宅の解体工事432万円、維持補修費が150万円でございます。  歳出決算の説明は以上です。 200: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして、質疑ございませんでしょうか。西川委員。 201: ◯委員(西川文代君) 別紙でいただいている平成30年度一般会計人件費決算資料の件ですけれども、主な減の理由が職員が7名減っているということでした。私の認識ではですね、指定管理とかで任せている部分というものはちょっと人件費に入ってませんが、職員が春日市は業務に対してやや不足しているのではないかと思うようなところもあります。また30年度は7減ということですが、この理由を教えてください。 202: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 203: ◯人事法制課長(横山政彦君) 7名というのは定数上の数字となりますので、フルタイムの法定再任用まで含んだ数字となってるのが一つあります。それと、30年度については、29年度の退職者がかなり年度末に出てきたというのがございまして、その分全てを採用数で補充できなかったというのも一つの理由となっております。実際、おっしゃったように、指定管理者制度によって、職員の配置を変えた数字というのが全体で15ほどおりますので、そのあたりを全て採用数で埋めれてないという部分も、当然、そこの数には入っているというところになって、フルタイムの再任用まで入れて29年度当初403であったものが、30年度当初は396というふうなこととなっております。 204: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 205: ◯委員(西川文代君) 大体、通常であればですね、退職をされる部分を勘案して採用するという形だと思いますけれども、先ほどの説明でいくと、思ったより多く退職者が出たということで、その分を新規採用で補充がかなわなかったということは、この30年度は、やはり、ちょっと少ない職員ですね、で業務をしていたということで捉えてよろしいですか。 206: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 207: ◯人事法制課長(横山政彦君) そこを再任用のパートタイムであったり、どうしても配置できない場合は嘱託職員であったりという形で配置をしているというのが現実でございます。 208: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 209: ◯委員(西川文代君) わかりました。そこらあたりをパートタイムの職員とかで対応したということですから、この数字的には正職員ですかね、正規の職員の方は7名減であったという捉え方ですね。わかりました。 210: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。北田委員。 211: ◯委員(北田 織君) 29年度末にこれだけ多くの方が退職なされたということですけど、その退職の要因というか、原因はなんなんでしょうかね。 212: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 213: ◯人事法制課長(横山政彦君) このときの年度末は病気が理由としては主なものでした。転職もありますが、多かったのは病気と転職です。採用の合格発表は年明けとかいろいろ時期があるところもありますので、私どもとしてはちょっと残念だなと思いながら。 214: ◯委員長(野口明美君) 北田委員。 215: ◯委員(北田 織君) 病気で退職されてる方がおられるということですけど、その病気の原因として、職場の環境であるとか、そういったものが要因になってるものってありませんか。
    216: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 217: ◯人事法制課長(横山政彦君) メンタルの病気も含みますので、職場が要因になってるのか、それ以外があるのかというのは、全てわかるものではないとは思いますが、職場が全く原因ではないとは言えないんだろうというふうには思います。 218: ◯委員長(野口明美君) 北田委員。 219: ◯委員(北田 織君) メンタルを原因として退職されてる方は、それでは何名なんですか。 220: ◯委員長(野口明美君) 横山課長。 221: ◯人事法制課長(横山政彦君) この年は2名です。 222: ◯委員長(野口明美君) いいですか。そのほか、質疑ございませんでしょうか。ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 223: ◯委員長(野口明美君) それでは、質疑なしと認めます。よって質疑は終結いたしました。  内田部長。 224: ◯総務部長(内田賢一君) 以上で決算に係る総務部の説明を終わります。 225: ◯委員長(野口明美君) 大変御苦労さまでございました。ありがとうございます。                   〔執行部退席〕 226: ◯委員長(野口明美君) これで本日予定しておりました審査は全て終了いたしました。  次回の委員会は、あす9月5日木曜日、午前10時から市民部の審査を、午後1時からは健康推進部、都市整備部の審査を行います。  以上で本日の決算審査特別委員会を散会いたします。大変御苦労さまでございました。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後3時50分...