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  1. 春日市議会 2019-07-29
    令和元年総務文教委員会 本文 2019-07-29


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午後1時02分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長高橋裕子君) こんにちは。全員出席であります。  まず初めに、傍聴人の方に申し上げます。私語や拍手は慎んでいただきたいと思います。携帯電話は電源をお切りいただくか、マナーモードにしていただきますようにお願いいたします。撮影及び録音は傍聴規則によりできませんので、御協力をお願いいたします。  定足数に達しておりますので、ただいまから総務文教委員会を開議いたします。  初めに、委員会記録署名委員を指名いたします。署名委員西村澄子委員を指名いたします。  それでは初めに、経営企画部の議会閉会中の報告事項をお受けしたいと思います。  なお、委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。石橋経営企画部長。 2: ◯経営企画部長(石橋 徹君) お手元の資料に沿って説明させていただきます。  まず、報告事項として、第6次春日市総合計画策定について経営企画課長の金堂が説明いたします。 3: ◯委員長高橋裕子君) 金堂経営企画課長。 4: ◯経営企画課長金堂円一郎君) よろしくお願いします。  第6次春日市総合計画策定について二つの項目を説明をさせていただきます。  まず1点目は、策定の方針でございます。こちらは、さきの6月議会で総合計画条例を制定させていただきましたので、それに基づく次の段階、まず総合計画策定方針を決定するということにしておりますので、その内容等について紹介をさせていただきます。次に、12月にかけてですね、市民・企業意識調査を行いましたので、その概要について。2点報告をさせていただきます。  配付しております資料のほうを御用意くださいませ。  まず、第6次春日市総合計画策定方針についてでございます。現在の第5次の総合計画は、平成23年から令和2年度まででございます。令和2年度、西暦でいいますと2020年に満了しますことから、次の第6次総合計画の策定を行いますため、策定方針を定めました。  ページのほうが1ページ、こちらには策定の趣旨と計画の位置づけを記しております。  丸の2番目になります。我が国全体でですね、人口減少の局面を迎えております。また、2025年には団塊の世代、全国的に800万人いると言われておりますけれども、後期高齢者のエリアに入ってまいります。少子化はさらに進行する形になりますので、そういうふうな形で今後、生産年齢人口も片方では減ってきます。これまでの日本の枠組みでは対応し切れないような問題がさまざま生じてきているところでございます。これからの市政運営を行っていきます上で、これらの課題を乗り越え、本市が将来にわたって発展していくためには、長期的なまちづくりの視点に立ち、今まで以上に効果的かつ効率的な行政運営が求められます。  また、四つ目の丸でございます。市民と協働してまちづくりを進めていくためには、目指すべき目標を共有し、同じ方向を向いてまちづくりを行っていく必要があります。
     繰り返しになりますが、さきの6月議会において、地方自治法が改正され、総合計画策定の法的な義務がなくなりましたが、春日市として総合計画を設定するという意思として、最上位計画を策定することを決定したところでございます。次期総合計画においても、市が目指す将来像並びにまちづくりの基本的な理念、方針を示し、これからも総合的かつ計画的な行政運営を行ってまいります。  次のページをお開きください。  この次期計画の策定に当たってポイントとして押さえるべき視点を5項目挙げております。  まず1点目、(1)でございます。社会経済情勢の変化と多様化する市民の価値観、ニーズに対応した計画であること。少子高齢化の進展など、社会情勢が大きく変化しております。それに合わせるように、市民の価値観、ニーズも変化しております。これらの変化を分析し、的確に対応した計画づくりを行っていこうと考えております。  次の、(2)でございます。先ほど申し上げましたように、2025年には団塊の世代の800万人が後期高齢者の域に入ってまいります。したがいまして、社会保障費の増や人口減少に伴う生産年齢人口など、これまでの社会の枠組みでは対応することが困難な問題もふえてまいります。また、今後もそのような問題の増加も見込まれます。これらに対し、行政における人材、財源、いわゆる経営資源にも限りがあることを踏まえますと、市民、事業者等と行政が知恵を出し合い協力しながら、持続可能な地域社会を構築していかなければなりません。そのためには、市民の皆様、事業者の皆様と行政が協働してまちづくりを行うことができる協働のあり方を示していく必要があります。そういった視点で計画を策定してまいります。  (3)でございます。数値目標に基づく実効性の高い計画。総合計画が絵に描いた餅とならぬよう、基本計画の施策ごとに数値目標を定め、行政評価などによる目標の達成状況を把握することでPDCAサイクルを回し、市民サービスの向上と事務の効率化につなげていける計画とするという視点。  4点目です。策定に当たりましては、さまざまな形で市民が参画できる機会を設け、まちの将来像を共有するとともに、市民が主体となるまちづくり計画という視点。  最後の5点目が、市民にわかりやすい計画。目指すまちづくりを市民と共有するためには、計画の内容が市民に確実に伝わることが重要でありますことを踏まえ、市民にわかりやすい計画とする。  以上5点の視点で計画を策定してまいります。  次のページをごらんください。計画の構成と期間でございます。  計画の構成と期間は、現在の第5次の計画を継承しております。(1)基本構想、(2)基本計画、(3)実施計画の3層構造とし、(1)の基本構想の期間は令和3年から令和12年までの10年間、(2)の基本計画は前期と後期に分け各5年、(3)の実施計画の期間は3年とし、期間をローリングしながら毎年度作成する。  次のページをお開きください。4ページから次のページの右側の上段のほうまでになります。  策定の体制でございます。総合計画は庁内の策定体制、市民の参画、総合計画審議会、市議会などの連携により、次の体制で策定します。  図のほうを参照ください。  庁内の策定体制についてでございますけども、研究会で計画の素案を調査・研究し、総合計画策定委員会でこの素案をもとに計画の原案を協議・検討し、最終的に市長に報告する流れになります。また、庁内で計画の原案を策定する際は、総合計画審議会、市議会、市民の御意見を踏まえつつ、作成してまいります。  総合計画審議会につきましては、総合計画の原案について諮問を行い、さまざまな視点から御意見をいただく予定としております。審議会の委員構成ですけども、市民の方、学識経験者、市にかかわり深い団体の代表者で構成いたします。  市議会に対しましては、本日のように策定の経過を随時報告していく予定で、その際いただきました議員の皆様の意見を尊重しながら計画を策定していく予定としております。  次に、市民の参画としましては、総合計画審議会委員としての参加、市民意識調査市民ワークショップパブリックコメントなどにより、市民の御意見を十分に酌み取り、総合計画におけるまちづくりの方向性を市民とともに考えていきたいと考えております。  なお、市民ワークショップにつきましては、9月に中学生を対象に総合の学習を活用しながらワークショップを予定しております。11月には市民を対象としたワークショップを行う予定としております。  次の6、策定のスケジュールですけども、恐れ入ります次のページをごらんください。  今後の策定のスケジュールですけども、左側の表の3番に、まず総合計画条例の議決というところの、その次の下です。本日説明しております策定方針の決定を受けまして、5番、基本構想の策定に着手してまいります。実際にはあしたからスタートをさせていただきます。おおむね今年度は基本構想原案づくりを中心に行い、順調にいけば基本構想の案を来年の6月議会に上程できればと考えております。その後、議決いただいた基本構想をもとに基本計画を定め、令和2年度中に全ての工程を完了させ、令和3年度から新たな計画目標のもとに事業を展開していきたいと考えております。  最後のその他でございますけども、現行の第5次計画では、春日市行政改革大綱を包含する計画となっております。この点、次期計画においても包含する計画とさせていただこうと考えております。  続けたほうが……。 5: ◯委員長高橋裕子君) 続けて。 6: ◯経営企画課長金堂円一郎君) いいですか。では、2項目めの市民・企業意識調査でございます。よろしいでしょうか。  平成30年12月に行いました市民・企業意識調査の結果を御説明させていただきます。詳細な結果は、市民・企業意識調査報告書として市のウエブサイトに掲載をしております。そちらでも確認をお願いしたいと思います。本日は、配付しております概要版に沿って、特に説明すべきポイントに絞って御説明をさせていただきます。  ページを一つめくっていただけますでしょうか。調査の概要でございます。  市民意識調査の概要でございます。調査の対象は、春日市在住の18歳以上の方2,000名を無作為抽出で配布しております。4)の有効回答数743件、率にしまして37.2%の回答率でございました。なお、前回の調査は平成26年、第5次の後期計画の策定に際し行った意識調査が前回の調査になります。  また、企業意識調査もあわせて行っております。調査対象は、市内に本店または支店を置く事業者から500事業者を無作為で抽出しております。有効回答数は138件、27.6%でございました。  次のページをごらんください。  まちの住みよさに関しての問いに対してでございます。  まず一つ、春日市は住みやすいと思いますかという問いに対して、こちらは「住みやすい」というストレートの回答と、「どちらかといえば住みやすい」を含む数値を挙げさせていただいております。住みやすいですかという問いに対して9割以上の方から評価をされており、前回の調査よりも上昇しております。一方で、「住みにくい」という声も上昇しております。どちらも上昇した要因は、無回答が減ったことであると考えております。  この住みやすいと思う問いに対して小学校区別で見ましたところ、どの校区も90%以上の方が「住みやすい」と回答されておりましたが、校区によっては差がありました。参考までに、春日野小学校校区では98.4%、春日原小学校では98.1%の方が高い評価を得られている一方、白水小校区が90.6%、また西小校区が90.3%であり、地域によって差があったところでございます。  次に二つ目の、住み続けたいかという定住意向についての問いでございます。9割を超えています。前回の調査から比較しますと、「市外に移りたい」と回答した市民の方が3.4%ほど上昇しているところがございます。  最後の三つ目が、今回新たに市への愛着度について調査を行いました。春日市を「好き」と答えた方は96.5%と非常に高い数値を示しており、市民の市への愛着度の高さを確認することができました。  次のページをお開きください。  行政サービスの全41項目の行政分野に対する満足度に対する問いでございます。  左側が上位5項目でございます。若干の順位変動はございますが、前回の調査と同様の傾向となっております。右側の下位5項目については、交通環境分野の施策に対する満足度が低い傾向があらわれております。こちらの要因としましては、校区別で見ましたところ、天神山小学校校区の数値が非常に悪いために、フォレストシティの開発に伴う交通渋滞等の環境の悪化等が数字にあらわれたものではないかと考えております。  次に、満足度については順位だけではなく、どの程度上昇したか、どの程度低下したのかが重要な情報にもなりますので、下段のほうの2になります。満足度の上昇率をランキングにあらわしたところが下段です。  上昇率として高いところは、「市民の行政への参加意欲の向上」が9.1%と上昇率としては高い数値でございました。このことから、出前トークやコミュニティ・スクールでのそういった取り組みを通じて、協働のまちづくりの推進が少しずつではありますけども進展しているのではないだろうかと分析しております。  次に上昇していますのが「行政運営の効率化」でございます。8.9%、これも窓口の番号案内とかですね、指定管理者制度等を積極的に進めてきた評価がされた面が濃いのではなかろうかと分析しております。  次のページの上段のほうでございます。  一方で、満足度が低下している施策については、満足度の下位の5項目と同様、全体として交通環境分野の施策に低下傾向が見られております。  次に、各行政分野について、満足度だけでなく市民が感じる重要度についても今回、調査を新たに行いました。満足度が高く評価されている「消防・救急体制の充実」、「上水道の安定供給」の重要度が高い一方で、満足度が低い交通環境分野、これは「交通標識の整備」、「歩道の環境整備」の項目については、やはり重要度が高いというふうにされております。  続いて、次のページをお開きください。5ページのほうになります。  ただいま御説明申し上げた満足度と重要度を縦軸と横軸に設定し、相関図で分析しておるのがこちらの表になります。縦軸に重要度、横軸に満足度でございます。この中で、市民から重要度が高いと判断されていますけども、現状に不満を抱かれておりますAの領域、重点化・見直し領域に対応することが、今後の住みよさを高めていく一つのキーワードになるというふうに考えております。  全ての行政施策41を分布図状に落とし込んだのが右側のページのものになります。こうして見ますと、やはりAの領域に交通環境分野が多く分布していることがわかろうかと思います。満足度と重要度のランキングでわかります傾向と同じ傾向が見てとれます。  次のページをお開きください。7ページから8ページにかけまして、施策の優先度、市民参画の意識について掲載をしております。  一つ、市が優先的に推進すべきもの、二つ、市が取り組むまちづくりとして優先順位が低いもの、三つ、市民が地域活動やボランティア活動で積極的にかかわったほうがよいものという三つの設問で、各回答者に先ほどの41項目の行政分野から五つ選んでいただいております。  まず、市が優先的に推進すべきものですけども、上位の順は表のとおりでございます。前回調査では、高齢者支援、子育て支援、防犯など上位3位がソフト部門となっておりましたが、今回は、安全で快適な交通の確保、バス、鉄道、公共交通の整備といったハードの設備整備が順位を上げており、ここには掲載しておりませんが、災害対策とか良好な住環境づくりといった都市機能に関する項目の数値が上昇しております。  次に二つ目です。市が取り組むまちづくりとして優先順位が低いものですが、上位の項目の大きな変化はございませんが、構成比で見ますと、環境と調和する景観整備と緑化の推進がポイントをふやしておるところでございます。  三つ目の市民が積極的にかかわったほうがよいものについては、上位は次のとおりでございます。こちらも上位の項目に大きな変化はありませんが、構成比で見ますと、「子どもを育む地域の輪の創出」が2.2ポイント増、「高齢者の生活支援が5.1ポイント上昇しており、子育てと高齢者をみんなで支える市民の意識の高まりがうかがえます。しかしながら、5番目に書いております地域住民の交流の促進の部分は逆に低下をしております。すなわち、地域で子どもを育てる必要性、高齢者をみんなで支えるという、そういった部分については理解がある一方、お隣近所といいますか、そういった交流については低下する意識、ここら辺はある意味、総論と各論になろうかと思いますけども、こういったのが調査分析から出ておるところでございます。  次のページをお開きください。  企業意識調査の調査結果の一部を抜粋して御説明させていただきます。  市民調査と同様に、まちづくりの優先度について調査を行いました。企業として優先順位が高い項目については、一番上の「仕事と育児の両立支援から4位の「安全で快適な交通の確保」まで、市民意識調査と項目が重複しておりました。一方、優先順位が低い項目については、文化芸術、環境と調和する景観整備、緑化の推進の3項目で、こちらも市民意識調査の項目と重複しておるところでございます。また、全体を見まして、企業意識調査商工振興関連の項目を除けば、まちづくりの優先度に対する意識は市民も企業も一定の共通の認識があるというふうなことがうかがえます。  次に、企業活動を行う上での春日市の強みと弱みについての問いでございます。  強みにつきましては、生活環境のよさ、交通の便のよさ、自然災害の少なさの3項目がほかの項目よりも圧倒的に高い評価を得ております。次に、「特になし」という回答が20%を得ております。  一方で、弱みにつきましては、「特になし」という回答が32.6%と最も高く、次いで、強みで評価されていた交通の便が上位となっております。  強みの上位3項目につきましても市民生活と共通する内容の項目でございましたし、強みも弱みも「特になし」という回答の多さが目立っております。このことから、事業者の方々は住宅都市という春日市の特性を踏まえて事業を実施されているのではなかろうかと推測しております。  以上の説明を踏まえて最後にまとめますと、高齢者支援、子育て支援といった福祉への市民ニーズは前回と同様に高い水準にありました。一方、交通環境へのニーズは近年急激に高まっており、市の厳しい財政状況を踏まえて、今後どのように対応していくか十分検討していく必要があろうかと考えております。公共施設の老朽化プラスインフラ関係の財源をどういうふうに捻出していくのかというふうなものでございますので、団塊の世代が後期高齢者になる、医療費という経常経費の増加も見込まれます。そういった中で、公共施設、インフラ関係の財源の捻出というのは大きな課題であると認識しております。市民からいただきましたさまざまな御意見はありましたけども、春日市の住みよさについては90%以上の方に満足していただいており、市民の御期待を裏切らぬよう、住みよさを追求したまちづくりを第6次春日市総合計画の中でしっかり考えていくつもりでございます。  なお、本日説明しております概要版については、8月1日号の市報に掲載するスケジュールとしております。  また、本日配付しておりませんけども、自由意見が150件ほどありました。そちらについてはホームページのほうでの確認をお願いしたいと考えております。  第6次春日市総合計画策定についての説明は以上になります。 7: ◯委員長高橋裕子君) 執行部の説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。川崎委員。 8: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございました。第6次総合計画についてはですね、前回、御説明をしていただいて、その進捗ということで理解はいたしました。市民・企業意識調査についての御説明をいただいたんですけども、これを受けてどのようにするかということが一番求められているところであると認識をしております。  最後のほうにですね、8ページの項目で、市民が地域活動やボランティア活動に積極的に参加したほうがよいものということで、その順位の5番目のポイントが落ちたところでですね、地域住民の交流の促進で同様の傾向というお話もあったと思うんですけど、僕の個人的な意見になりますけど、地域の方々は今、一生懸命されてあります。PTAにしろですね、おやじの会、自治会の方にしてもですね。そこの中で、子育て支援だったりとか、高齢者の見守りだったりとかというものをですね、一生懸命されてあると思うんですね。これ以上、何ていうんですかね、僕は、市民でされてある方々の限界みたいなものを感じてるんじゃないかなと思うんですね。これ以上のことはやっぱり行政のほうに期待をしているのがこのポイントが下がっている現状なのかなというふうに考えたんですけど、そのことについていかがお考えですか。 9: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 10: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 確かに出前トークとかに行くと、自治会の役員のなり手が少ないとか、隣組に入らない人がふえているとかいう形の御意見もうかがっています。それと、何度もうちのほうは、市役所だけではニーズに対応できない、それと、人的にもできないのでみんなでいいまちをつくっていきましょうという形で、今から皆さんにまた伝えていく必要があるのかなと思います。確かに委員がおっしゃるとおり、限界が来ているのかなって、その役員のなり手がないとかという形の課題は把握しておりますので、今後どのように皆さんが忙しい中、効率よく一緒にいいまちをつくっていけるのかなっていう方向性も、総合計画の中で皆さんと一緒につくって方向を示せたらなとは考えております。  以上です。 11: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 12: ◯委員(川崎英彦君) 行政のやることもですね、これから働き手がどんどん少なくなっていく中で、財源の問題もですね、そういう問題があるということだったんですけど、やっぱりその財源の捻出はですね、春日市って住宅都市というかですね、福岡市は働いて、春日市は住む、日常生活を送るところというふうな感覚の方が多いと思うんですけど、やっぱり春日市においてもですね、事業者というか、企業というかですね、そういったものを育てていかないと財源はふえてこないと思うんですね。そういった意味では、スタートアップ事業だったりとか、ソーシャルビジネスをより発展させるための支援だったりとか、そういったものがですね、やっぱり大事だと思いますし、そういったことがまちづくりの活性化というか、わくわく感というか、期待感というか、そういったものにつながると思うんですね。なので、若者への起業支援も含めてですね、そういったものの今後のお考えというか、新たな総合計画の中でですね、取り組んでいくことについてのお考えをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 13: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 14: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 確かに、福岡市とかはLINEさんと組んで新しいメディアの創業支援とかいう形で取り組んであります。だからその部分について、今はまだ微々たるものですけど、商工会と一緒に協力しながらスタートアップ創業支援とかをやっておりますけど、その部分がなかなか根づいてない部分がありますので、今後その創業支援をいかにしていくかという部分もありますけど、ただ、行政として踏み込むのに躊躇する部分は、海のものとも山のものともわからないものにですね、税金を投入できるかという部分が、ジレンマが若干ございます。だから、創業支援については、そこの部分をどのように解決していけたらいいのかなという形。  それとあと、地方創生の総合戦略をつくる際に、やっぱり今からはソーシャルビジネス、春日市においてはソーシャルビジネスを努めていくと、介護とか健康とかについて特化した部分を進めてはどうかという意見もいただいておりますが、なかなかそこの部分に特化した計画がいけるかどうかという部分も含めてですね、注目するところはソーシャルビジネスという形の御提言はいただいているところで、今後それをどのようにしようかと今、考えているところにはなります。  以上です。 15: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 16: ◯委員(川崎英彦君) ソーシャルビジネスにはいろいろな形があるとは思うんですけど、協働のまちづくりという、協働ということもですね、ソーシャルビジネスが担う部分になってくるのかなというふうに僕的には考えているんですけど、例えば、春日市がこういうことをやりたいけど財源がとかですね、予算がとかという部分をダイナミックにソーシャルとして何か募集をするとかですね、一緒にやっていける事業者を募集するとか、そういうふうなことで広く投げかけて、第一歩というか、そういったところを進めていただきたいなというふうに考えているところです。意見だけ申し上げておきます。 17: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 18: ◯委員(西川文代君) 第6次春日市総合計画策定方針、それの2枚目の計画策定の視点ですね。ここで、(2)ですね、市民、事業者等と行政が協働のまちづくりを推進できる計画にしますということで、大変これはもう市長もですね、ずっと協働のまちづくりというのが我が市のまちづくりの根幹であるということで、また令和元年度も市政方針で言われておりますけども、基本的にですね、春日市が今のところは自治会との協働ということを大きく打ち出していて、地域生活部地域づくり課がこの協働のまちづくりについては所管しているという状況ですけれども、ここに書かれているのは、市民、事業者等と、あらゆる主体とが行政と協働して行うまちづくりということが具体的に示される計画ということは、自治会のみならず、あらゆる分野との協働をわかりやすく計画的に進めていくことをここに明記するというふうに考えてよろしいでしょうか。 19: ◯委員長高橋裕子君) 金堂課長。 20: ◯経営企画課長金堂円一郎君) 次期計画の中では、それぞれの項目の中で、当然行政側からの押しつけにならないように、表現はまた今から考えていかなければなりませんけども、それぞれの施策ごとに協働とはという視点を盛り込む形の書き方になろうかと今、考えております。 21: ◯委員(西川文代君) わかりました。ありがたいです。じゃあ、1点はそれで。これに関しては、はい。 22: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 23: ◯委員(岩切幹嘉君) この総合計画策定方針の2ページの4項目めなんですが、市民とともにつくる計画で、一番いわば市民の声を拾い上げていく大きな窓口になるかと思いますが、市民が参画できる機会を設けるというところで、一つには色んな立場、分野の代表的な意見の集約と、もう一つはやっぱり個人ですね。立場が変わればその人の価値観もそれぞれ変わってきますので、やっぱりその二つの柱が必要じゃないかなという気がしますが、その集約する場合にですね。ただ単に、各分野の代表の意見だけをぽっと集約して、その中でばんばんとまとめていくんじゃなくて、それを漏れる、漏れるといいますか、そのそれぞれの代表の属さない方の意見も参考になる部分もあるかと思いますが、そこ辺の拾い上げ方というのはどういうふうに考えていらっしゃいますか。 24: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 25: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 岩切委員がおっしゃるように、個人の意見がそれぞれ、100種類出たら100種類全てを認めるのかという部分も若干ありますが、一応素案をつくった上で、ほぼこれでどうですかという形でパブリックコメントという形でですね、大体こんな方向で行きますという形で、そこで市民の皆さんの意見は拾い上げろうかなとは考えております。  それと、その以前にですね、先ほど言いました中学生のワークショップを行ったり、団体じゃない市民公募の方が入ってくる委員会とかという形でつくり上げていけたらなと今のところ考えております。 26: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 27: ◯委員(岩切幹嘉君) ぜひとも、そこ辺は外さないようにですね、それが全てだということやなくて、それは広く今後とも取り組んでいただきたいと思います。  それともう1点がですね、いいですか。 28: ◯委員長高橋裕子君) はい、どうぞ。 29: ◯委員(岩切幹嘉君) 駅周辺のにぎわいが一つの課題で挙がってきてます。これは非常に大事なことなんですが、逆にいったら行政がかかわりにくい内容なんですよね。だからこれをいかに実施していくかとなると、一つには商工会との連携をどういうふうに取っていくのかということと、高架事業が大きなチャンスになるかと思います。その中で、多分いろんな意見を集約されているとは思いますが、駅周辺のにぎわい、昔あった例えば朝市通りですね、これも時間帯とか曜日別、何か工夫しながらもともとあった財産をやはり生かしていく、復活させていくという、そういう思考も非常に大事かと思いますが、基本的なそこ辺の考え方はどのように考えていらっしゃるかというのをお伺いしたいんですが。 30: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 31: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 確かにこのアンケートを取った時点で、駅周辺のにぎわいの部分が結構大きい意見が出ております。今実際、駅前を歩いてみますと、不動産屋さんが十五、六件、ほぼ不動産屋さんしかない状況です。その部分が、委員がおっしゃったように、先ほど駅の下部分に店舗が張りついてそれからどう展開していくかという形は、市役所としてはですね、直接、需要と供給の関係がございますので、市役所としてそこにどう手が出せるのかなという形は若干あります。だから、ハードの整備、道とか下水とか水道とかの整備は市のほうでできますけど、それと、高さ制限とか容積率とかで都市計画でも関与はできますが、そこの店にどのような店ができるかという部分の関与はですね、市としては今のところ難しいのかなと。それは市民の需要と供給が、どのようなものが欲しいかということに対して、民間の方がこの店をつくろうとかいう形で、自然に対応されるしか今のところはないのかなとは考えております。 32: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 33: ◯委員(岩切幹嘉君) ぜひとも、ちょっと取り入れていただいて、あと2年後になれば高架事業もほぼ、それから後1年で道路整備されますので、これは大きなチャンスなんです。だから、ハード面は行政ができるわけですから、結局そこ辺をにぎわいを取り組んで行きたいという方々とぜひとも連携を取っていただいて、商工会も含めてですね、後で、こういう整備をしていればよかったということではなくて、最高の、無駄のないといいますか、それにつながるような周辺整備をやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 34: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 35: ◯経営企画部長(石橋 徹君) ですので、東口の広場の回転とか、ちょっとイベントスペースとかを今度市民の意見を聞いて変えたり、そういう形で担当所管も市民と話し合いながら、にぎわいづくりに向けたハード整備は住民の意見を聞きながら進めているところですので、よろしくお願いいたします。 36: ◯委員(岩切幹嘉君) よろしくお願いします。 37: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。
    38: ◯委員(迫 賢二君) 項目はですね、すごく内容にすぐれていていいと思うんですけど、有効回収数が743じゃないですか。ですから、人口比率が0.1%も満たないから、できればそれを1,000人以上に形にするためにですよ、もうちょっと分母をふやすとか。あとは、もう一つ、男女比率は出てますけど、回答によってはですね、ちょっと偏った形になってるんじゃないかなと思って。一緒に質問していいかどうかわかんないけど、年齢別でこうやって一応、2,000人のやつを無作為にはしたけど、その回収率は当然違っていると思うんですよね。それがこうやって反映されているということにちょっと、危険まで行かないけど、正確な形をここまでするのであれば、もうちょっとやり方と、それと、結果として18歳から例えば若年層のパーセンテージとかが物すごい低かった場合、これからの春日市をするために非常に憶測を見誤るんじゃないかなと思ってですね。その辺はどんな感じですか。 39: ◯委員長高橋裕子君) 金堂課長。 40: ◯経営企画課長金堂円一郎君) 迫委員がおっしゃるとおり、今回の回答の中でですね、年齢構成を見ますと、75歳以上の方が一番多くて11.7%、次が子育て世代の45歳から49歳、また次が70歳、要は、70歳以上の高齢者の方と子育て世代の40歳から49歳の二つのこぶのような形で、おっしゃったように、二十歳とかですね、そこら辺は非常に回答率が低うございました。  したがって、分析したのをずっと見ながら、ちょっとこれは偏っている意見もあるなというのは正直感じたところですけども、やはりこれからの持続可能性とか、やはり次の世代の方のことを考えると少数ではありますけども、そういった方たちの視点に立って、施策関係も留意しながらしていく必要が、今だけよければいいではなくてですね、というのは分析しながら正直感じたところです。そこら辺は含んだところで計画のほうは進めていきます。 41: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 42: ◯委員(迫 賢二君) 先ほど質問した分母をふやすという形は、今のところ考えてないですか。 43: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 44: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 済みません、御指摘ごもっともですけど、統計学上ですね、うちの人口だったら、大体40%、だけん800が大体妥当な数字になっております。前回より回収率が落ちましたので、2,000出してほぼ40%返ってくるという計算で800で出しておりましたので、実際、今度の回収率は若干低かったという形にはなっております。大体うちの人口ですと、800取ると統計学上の正当な内容という形では捉えておりましたので、だけん回収率を45%ぐらい見ておりましたけど、回収率が低かったという形で。申しわけありませんがここで一遍取っておりますので、今後取るときにまた気をつけたいと思います。申しわけありません。 45: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。 46: ◯委員(西村澄子君) 私も迫委員のほうに関連してなんですけど、企業の意識調査のほうもですね、感覚的には逆に高いのかなと思ってるんですけど、逆に低いというか、というのがちょっとびっくりしたところなんですけど、ここも関連して、500というところの分母をもうちょっとふやすとかというふうなこと。  それと、やっぱり統計学的に見ますと、大体、市民調査でも2,000が分母として足りてるとはいえ、やはり回答がとても気になるところなので、例えば年代別にちょっとですね、統計をしてみるとか、そういうやり方も一つはあるんではないかなと、意識的にですね。先ほど言われた75歳以上、子育ての40歳というところが多いならば、逆に仕向けていって、逆に18歳以上のところにちょっと分母をふやしていくというような形のやり方というのはお考えでしょうか。 47: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 48: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 御意見ごもっともと思いますので、今後の参考にさせていただきたいと思います。ただ、無作為抽出というのはですね、順番に1番から11番並べて、50飛びぐらいでこんな形でやっていくのが無作為抽出という手法にはなっております。だけん、また別の意味でですね、この世代の人が何を考えているのかなとかという形はですね、地方創生の総合戦略をつくる際は、転入した人だけを絞って聞いたり、転出した人に絞って聞いたりという形も行いましたけど、今後、無作為抽出のあり方も含めてですね、どのようにしたらいいかも含めて今後の参考にさせていただければと思います。 49: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。岩切委員。 50: ◯委員(岩切幹嘉君) 済いません、今いろいろ話があった中で、満足度が低下している項目に一つ思ったのが、車で通勤してる人も結構いるんじゃないかと思うんですが、道路の交通体系の満足度が低い、渋滞が激しいということで、それが挙がってきてないというのは、さっきアンケートの世代のほとんどが高齢者、子育て世代ということで挙がってきてないのか、もしくは、その事業自体が県の事業に、県道なれば、だからそれを市の施策としてはちょっと意図的に外しているのか、そこ辺はどうなんですか。 51: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 52: ◯経営企画部長(石橋 徹君) あくまでも推測になりますが、例えば、委員が言われてるのは宝町から岡本、井尻までの間の渋滞とかを言われてある……。 53: ◯委員(岩切幹嘉君) 何カ所かありますよね、朝の渋滞の。済みません。 54: ◯委員長高橋裕子君) はい、岩切委員。 55: ◯委員(岩切幹嘉君) 車で通勤している人たちは絶対それをですね、どうにかしてもらいたいっていう、満足度が低いというのが挙がってきてないから、それを、ほぼ県道が多いんで、それは県の事業になるからということで外しているわけではない。 56: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 57: ◯経営企画部長(石橋 徹君) いや、市民の方はそこまでは把握してはないとは思います、多分。 58: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 59: ◯委員(岩切幹嘉君) これは項目をぐっと並べているわけではなくて、向こうから全くゼロの状態から項目が挙がってくるわけですか。 60: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 61: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 41個並べてこの中からどれが不満ですかという形で、5個選んでくださいみたいな形で選んでいただいております。だけん、交通のはあれ……。 62: ◯委員(岩切幹嘉君) 入ってます、それ。 63: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 渋滞っていうより……。 64: ◯委員(岩切幹嘉君) だから交通体系とか道路の、歩道は出てきてるんですけど、あんまり車道というか、整備のところとか、状態とかいう項目がないような気がするんですけど。挙げてないのかな。 65: ◯委員(川崎英彦君) 安全で快適な交通の確保じゃない。 66: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 安全で快適な交通の確保ですかね。 67: ◯委員(岩切幹嘉君) それどこにある。 68: ◯委員長高橋裕子君) ページ数をちょっと教えてもらえますか。 69: ◯委員(岩切幹嘉君) ページを教えてください。 70: ◯委員(川崎英彦君) 7ページの全体調査には……、違う違う、7ページのね、今回のやつも挙がってはいますけど、順位的には。安全で快適な交通の確保。 71: ◯委員(岩切幹嘉君) どこかいね。 72: ◯委員長高橋裕子君) 7ページの上の段。 73: ◯委員(岩切幹嘉君) ああ、上ね。 74: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 満足低いではきてます。3ページの下位5項目の下から5番目ではきてます。それと、優先的に推進すべきもので7ページの2番できてます。 75: ◯委員(岩切幹嘉君) これ、挙がってはきてますよね。わかりました。項目ではあったと。 76: ◯委員長高橋裕子君) よろしいですか。西村委員。 77: ◯委員(西村澄子君) 済みません、私も交通の整備のことがとても今回のアンケートで目についたんですけど、基本、例えば、住宅っていうような感覚、春日市は住むというか、住宅として感覚で思われているので、やっぱり通勤だとか通学とかいうふうなことになると、どうしてもこっちのほうの不便さを感じているのが、地域的にすごくやっぱり感じるようなところもあるのかなというふうに思います。どうしても業務委託ですかね、市民のやよいバスにしても、西鉄のバスにしても、やっぱり車以外のそういう交通手段に関しては、業者との連携とかですね、もうちょっと踏み込んで、もうちょっと業者と市民のニーズを合わせていくというような機会の場とかというのが、頻繁に使われているんでしょうかね。こういうアンケートをもとに業者、例えば西鉄バスとの連携を密に取って、これについての話し合いの場をつくられるというようなことはされてるんですか。 78: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長。 79: ◯経営企画部長(石橋 徹君) バスを担当する所管がございます。コミバスじゃなくて、交通体系の部分で、博多南に向かうバス路線をつくってくれみたいな形のですね、協議会みたいなのがあって、そこの場ではバス路線の新設みたいな要望はしてると思うんですけど、今後、今あるバス路線をもっと充実してくれとかいう会議をしようという話は今聞いたことがございませんので、今の御意見は担当所管には伝えさしていただけたらなと思います。  今後、また新たな手法、これは思いつきなんですけど、今パーク・アンド・ライドを多分イオンでやってると思うんですけど、あんまり進んでない状況。だけん、これが高架になると意外にパーク・アンド・ライドが、イオンに行きやすくなって、大野城のイオンですけど、進む可能性もあるのかなと、個人的ですけど今のところ考えている部分はちょっと。ちょっと関係ない話して済みませんでした。 80: ◯委員長高橋裕子君) 西村委員。 81: ◯委員(西村澄子君) まず、例えば、定期的なやよいバスの見直しはもちろんされてるということですけど、例えば西鉄バスとの新しい住宅が、例えばさっきフォレストシティの話も出ましたよね。それとか、住宅がどんどん開発しているというところもありますので、そういうところに関して、やはり市民のニーズをアンケートを踏まえて、そういう連携とか、業者との連携をされてるような機会を今後進めていただければ、もうちょっと、業者のほうもちゃんとわかってらっしゃるとは思うんですけど、なかなかやっぱりそこに市民の声でバスがなかなか通らないとかですね、本数がすごく少ないとか、そういう御意見もいただくので、そういう連携的なものを頻繁にされてるのかなというのが、ちょっと疑問でしたので。 82: ◯委員長高橋裕子君) 金堂課長。 83: ◯経営企画課長金堂円一郎君) 補足なんですけど、都市計画課のほうでは、博多南を皮切りに西鉄さんとか行政側とのそういった定期的な会議も年1回か2回ぐらいでした。そういった場を利用しながら情報共有。ただ、西鉄さんの答えは、なかなかバスの運転手さんの確保がというのが結構あってて、困ってるっていう話は、はい。 84: ◯委員長高橋裕子君) 石橋部長、いいですか。もともとコミュニティバスは、公共施設に行きやすいように民間が走ってないところを、細い道路とかを走っていくために始めた事業ですよね。その考え方が変わってるんですか。  石橋部長。 85: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 委員長がおっしゃるように、もともとコミバスをつくったのは、例えば、泉の人が市役所に来るまでに一遍、大橋か井尻に出てから電車に乗ってくるしかないとか、須玖の方も井尻に出て電車に乗って市役所に来るしかないとか、こっちの人が徳洲会に行こうとしても春日原の人は井尻に行ってバスに乗るとか、そういう形で非常に市内を回るのが不便だったことから、公共施設、病院とかを効率よく市内の方が回れるようにしましょうというのが第一目的でした。決して、通学、通勤のためのバスというより、市内に住んである方の交通を確保しましょうという形で始まったのが当初です。  だから、皆さんがおっしゃってある通勤、通学の部分は西鉄さんと、西鉄さんも会社ですのでペイするかどうかと、先ほど金堂が申しましたように今、運転手さんの人手不足という形が大きなネックとなって、なかなか進まないのが現状ですけど、これは出前トークとかでもいろいろ意見が出ますので、その分の要望は都市計画課は西鉄と協議があるたびに伝えてはいます。 86: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 87: ◯委員(西川文代君) こちらのほうですね、4ページですけれども、5の策定体制ですね。先ほどこれを説明していただいて、1点はですね、先ほどのこの調査がちょっと偏りがあるんではないかと、市民・企業意識調査ですね、という意見もありましたので、それを補充、補完するものとして、市民からの意見を聞くこの市民ワークショップ、このあたりとかがですね、大事になってくるかなと思うんですが、先ほど9月に中学生を対象に総合学習の中でワークショップをするということと、11月に市民対象で行うという説明がありました。これは、中学生に対してしようということに関しては、要は若い方の意見を集約するという目的かなと思いますけど、これは具体的にはまだどのようにするかというのは決まってないんですね。どこの中学校でするとか、何人ぐらいを対象にするとか。 88: ◯委員長高橋裕子君) まず目途を聞いたほうがいいですね、そしたら。 89: ◯委員(西川文代君) そうですね。 90: ◯委員長高橋裕子君) 対象がどうのっていうよりも、その目途。中学校の総合学習でされるというその目途をもう一度説明していただけますか、目的というか目当てを。どういったことかということを。  金堂課長。 91: ◯経営企画課長金堂円一郎君) 具体的には、春日中学校で総合の学習で3コマか4コマ、たしか授業があってます。公共について考える切り口から、これから自分たちが住んでる春日市がどうあるべきかというやつの授業の延長線上で、ワークショップをかませるような予定をしてます。  ちょっと話はずれるんですけども、公共施設の総合管理計画でも、春日野中学校さんでは授業で、具体的に言うとですね、自分たちが育った春日原小とか南小とかの小学校を将来的に残すためにどうしたらいいのかというのをみんなが公共施設のあり方の授業の中でというのが今、中学校では行われてますので、その授業とつなぎ合わせながら、若い世代、十三、四歳の子どもたちが10年足したらちょうど子育て世代に差しかかってきますので、そういった部分を含めて、授業の延長線上にまちづくりがあるという考えで反映できるものがあれば、積極的に反映したいなと。将来のためにすべきことの一環というかですね。答えになってるかどうかわかりませんが。 92: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 93: ◯委員(西川文代君) 済いません、ちょっと私の聞き方が悪かったです。やはり、若い方の声を反映したいということでのこの中学生、中学校でのワークショップということで捉えていいですか。若い方の意見。 94: ◯委員長高橋裕子君) ちょっと待って、上野課長が業務的に。 95: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 上野がちょっと約束がありますので、ちょっと抜けてよろしいですか。済いません。 96: ◯委員長高橋裕子君) はい。 97: ◯秘書広報課長(上野志保君) 大変申しわけありません。失礼いたします。 98: ◯委員長高橋裕子君) 今のわかりますか、質問、趣旨、いいですか。金堂課長。 99: ◯経営企画課長金堂円一郎君) 中学生という若い方の意見をこの計画の中に反映する目的で開催します。 100: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 101: ◯委員(西川文代君) 引き続き、11月にある市民対象のワークショップ、これは行政からワークショップをやりますということで市民全体に市報とかで呼びかけて、来た方によるワークショップという形を考えられていますか。 102: ◯委員長高橋裕子君) 金堂課長。 103: ◯経営企画課長金堂円一郎君) おっしゃるとおり、はい。幅広い御意見をいただくような感覚です。 104: ◯委員(西川文代君) そうですね、わかりました。それともう1点。 105: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 106: ◯委員(西川文代君) あと、この体制のところで、ありがたいなと思ったんですけど、市議会のほうにも随時報告をして、そこで出てきた意見はなるべくその意向は取り入れていきたいと言ってありましたが、ちょっと確認ですが、そういう形で捉えててよろしいですか。 107: ◯委員長高橋裕子君) 金堂課長。 108: ◯経営企画課長金堂円一郎君) はい、適宜報告しながら、御意見等をいただきながら前に進んでいきたいと思っております。 109: ◯委員(西川文代君) はい、わかりました。 110: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、石橋部長。 112: ◯経営企画部長(石橋 徹君) これで経営企画部の説明を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時01分                 再開 午後2時02分                ──── ─ ──── ─ ──── 113: ◯委員長高橋裕子君) それでは次に、総務部の議会閉会中の調査事件等を議題といたします。  それでは、説明員の説明を求めます。内田総務部長。 114: ◯総務部長(内田賢一君) 総務部でございます。よろしくお願いいたします。  それではまずですね、7月21日に実施されました第25回参議院議員通常選挙につきまして、内藤総務課長のほうから説明をいたします。 115: ◯委員長高橋裕子君) 内藤総務課長。 116: ◯総務課長(内藤厚幸君) それでは、令和元年7月21日に執行された第25回参議院議員通常選挙の春日市における開票結果について御報告いたします。  本日お配りしている資料をごらんください。  まず、参議院議員福岡選挙区選出議員選挙です。  当日の有権者数は9万902人、投票者数は4万875人、投票率は44.97%でございました。  当日は大雨警報が発令されていた影響もあり、平成28年に執行されていた前回の参議院議員通常選挙と比較し、投票率は10.52ポイント下がっております。また、全国の投票率は48.79%で、前回投票率から5.90ポイントの減、福岡県の投票率は42.85%で、前回投票率から10.0%の減といずれも大きく投票率を下げております。  期日前投票の投票状況ですが、今回が1万2,117人で、前回の1万2,311人と比較しほぼ同数でございました。  投票結果のうち男女別の有権者数、投票者数及び投票率、開票結果のうち候補者別の得票数については、表で御確認をお願いいたします。  続きまして、参議院比例代表選出議員選挙です。
     資料の裏面をごらんください。  当日の有権者数は9万902人、投票者数は4万871人、投票率は44.96%でございました。  福岡選挙区選出議員選挙と比例代表選出議員選挙で投票率が異なるのは、選挙区選出選挙だけを投票し、比例代表選出選挙を棄権した人が5人、選挙区選出選挙を棄権し、比例代表選出選挙だけを投票した人が一人いたためでございます。ここで4人の誤差が生じております。  投票結果のうち男女別の有権者数、投票者数及び投票率、開票結果のうち候補者別の得票数については表で御確認ください。  なお、福岡選挙区選出議員選挙の結了時間は午前0時34分、比例代表選出選挙の結了時間は午前1時51分でございました。  説明は以上でございます。 117: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。川崎委員。 118: ◯委員(川崎英彦君) 投票率が低いことがですね、全国的に問題にはなってたんですけど、マスコミの、よくテレビ番組だったりとか、新聞等で報じられているのは、今回の参議院選挙の争点がはっきりしなかったということだったりとか、政治不信とかってことを言われてたんですけど、今御説明いただいたのは、大雨による影響ということをまず第一に言われたんですけど、それが一番の原因だということで理解していいんですかね、春日市においては。 119: ◯委員長高橋裕子君) 内藤課長。 120: ◯総務課長(内藤厚幸君) これはマスコミの分析でございますが、天候の影響が最も大きかったと。また、ことしは統一地方選挙と参院選が同じ年に行われる亥年選挙でございまして、国民に選挙疲れがあったのも一つの要因ではないかと報道されておりました。 121: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 122: ◯委員(川崎英彦君) 僕もちょっと疲れてましたけれども。  ここずっと投票率が低い、どんどん低くなっているんですけど、春日市としてですね、投票率を上げるための施策ということについての取り組みをどういうふうに考えているのかを教えてください。 123: ◯委員長高橋裕子君) 内藤課長。 124: ◯総務課長(内藤厚幸君) 確かに投票率がどうやったら上がるのかというのも、私どももすごく悩んでいるところでございまして、今回、投票率を上げるための啓発事業としましては、7月6日、7日、13日、14日、15日及び20日の計6日間、2台の広報車で市内を回りまして投票を呼びかけましたほか、7月13日に、明るい選挙推進委員会の協力を得まして、西友とミスターマックスのところで、選挙に対する街頭啓発を行ったところでございます。 125: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 126: ◯委員(川崎英彦君) 春日市でできることもですね、限られているとは思うんですけれども、期日前投票を今、実施をしていただいてますけれども、春日市の市庁舎の5階でしたっけ、4階でしたかね、やっていただいてて、当日投票所に行けない方だったりとか、車で近くまで行けない方が市庁舎に来られて、車椅子だったりとかですね、来られているということもお聞きするんですけど、もっと何か、1階でやるとかですね、今、食堂があった、チャットの跡でですね、やるとか、いろんな方法もあったかと思うんですけど、1階のロビーでやるとかですね、そういうことの検討ということはなされたんですかね。 127: ◯委員長高橋裕子君) 内藤課長。 128: ◯総務課長(内藤厚幸君) 大変ありがたい意見ありがとうございます。うちのほうもですね、1階でできないかと検討させていただいたんですが、どうしても、入り口と出口がきちんと分けられて、効率的に投票をする設備が並べられて、なおかつきちんと施錠ができる場所という条件が投票所にはございまして、それに一番合うのが大会議室か4階の会議室しかございませんでした。大会議室は寄りつきが悪いので、車椅子の方を考えれば4階の会議室のほうがいいのかなということで、今回は4階のほうを使わせていただいたところでございます。  また、那珂川市、太宰府市、大野城市も同じような状況でございまして、2階から4階の会議室を使って、期日前投票をしているという状況でございます。  ただ、今、委員さんがおっしゃられたことに関しましては、うちも課題として捉えておりますので、何かよい方法がないか、今後また検討のほうをさせていただきたいと考えております。 129: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 130: ◯委員(川崎英彦君) 春日市は1カ所でですね、ずっとやってありますけど、学園都市だったら大学でやるとかですね、出張して期日前投票所をつくるとかということをね、よくニュースでお聞きしたりするんですけど、ショッピングセンターでやっているところもですね、あったりしますので、より市民の方の利便性をですね、多少お金がかかっても優先をしていただければ、投票率アップにつながるのかなというふうに思ってますので、そこら辺をまた研究していただいてですね、1カ所だけではなくていろんなところでですね、予算をかけてもやっていただきたいなというふうに思います。これは意見です。  質問がですね、期日前投票の投票が始まっても、投票券が送られてくるのが遅かったと思うんですけど、それは今回どういうタイミングで送られたんですかね。 131: ◯委員長高橋裕子君) 内藤課長。 132: ◯総務課長(内藤厚幸君) 今回ですね、選挙がですね、県知事県議選、市長市議選、参院選と3回あっておりますが、市長市議選と参院選につきましては、期日前投票が始まる前に各世帯のほうに投票所入場券が行くように配布のほうをいたしております。ただし、県知事県議選につきましてはですね、過去の担当から聞き取った内容ではございますが、県知事選の期日前投票が始まったタイミングでですね、入場券をお送りすると、県議選の期日前投票ができないということでかなり御不満があったみたいで、過去のある時点からですね、県議選の期日前投票が始まる前日までに投票券が行くような形で運用しておったというふうなことを伝え聞いております。 133: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 134: ◯委員(川崎英彦君) 今回だけではなくて、もうずっと長年そういうことが慣例として続けられてたということですか。 135: ◯委員長高橋裕子君) 内藤課長。 136: ◯総務課長(内藤厚幸君) いつのころの時点かちょっと特定することはできなかったのですが、県知事県議選につきましては、県知事が告示日から17日、県議が告示日から8日という形でずれてございますので、過去何回かの選挙では同じような状況であったということです。 137: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 138: ◯委員(川崎英彦君) 何回目か前の風潮というものをもとにずっと今やってあるということ、現状がそういうふうな体制でとられているということなんですけど、実は知事選挙だけしか、タイミングでですよ、投票日じゃなくて期日前投票のこのタイミングでしか行けないという方がですね、例えば、たとえ知事選の1票1回だったとしても、その権利を奪うことになりかねないと僕は思うんですね。言ってる意味わかりますか。期日前投票は始まっているんですけど、投票用紙が来ないことで、投票にそこだけしか行けなかった人から投票の機会を奪ってしまうと、意識的にですね。実際は投票券がなくても期日前投票ができるということなんですけど、それを知らないがために行けない人も中にはいると思うんですよね。だから、期日前投票が始まっているのに投票用紙が来ないということは、僕は大きな問題だと思うんですけど、その件についてはどうお考えでしょうか。 139: ◯委員長高橋裕子君) 内藤課長。 140: ◯総務課長(内藤厚幸君) 今、委員さんがおっしゃったとおりなんですが、うちのほうに問い合わせがあった場合は、入場券がなくてもできますので投票しにおいでくださいという御案内のほうはさせていただいております。 141: ◯委員(川崎英彦君) そうですか。 142: ◯総務課長(内藤厚幸君) ただですね、確かに今回の御指摘を受け、中で議論をいたしました。たとえお叱りを受けたとしてもですね、次回からは県知事選の期日前投票開始日に合わせて入場券を郵送するほうがいいのではないかという意見もございますので、次回のですね、統一地方選までに、この課題については整理させていただいて、どのようにするのか改正の方法を検討させていただきたいと考えております。 143: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 144: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。検討していただいてですね、手間がかかったりとか、苦情があったりしても、事前にですね、こういうふうに2回お送りしますとか、それぞれの期日前投票日の期日が違いますとかという、その周知も大切、それが十分できていればですね、そういう苦情もないのかなというふうに思っているところですので、ぜひ前向きに検討していただいて、皆さんがですね、誤解のないような投票で、投票機会が奪われることがないようなものにしていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 145: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 146: ◯委員(迫 賢二君) 関連しているかどうかですけど、いきいきプラザでしない理由というのは、部屋がないからと認識すればよろしいですか。 147: ◯委員長高橋裕子君) 内藤課長。 148: ◯総務課長(内藤厚幸君) 選挙区内の二重投票というのが一番重要な課題となっておりまして、期日前投票所をですね、2カ所設けますとですね、そこの部分でのチェックが今のシステムではできないというのが一番大きな課題でございます。 149: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 150: ◯委員(迫 賢二君) そしたら、駅前とかその辺は、当然無理っていうことですよね。 151: ◯委員長高橋裕子君) 内藤課長。 152: ◯総務課長(内藤厚幸君) そこの部分をやるとすれば、何らかの手段で市役所のほうの選挙のサーバーと常時通信が取れるような仕組みのほうをつくる必要があると考えております。 153: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 154: ◯委員(迫 賢二君) そしたら、これはほかの市でもやってないということですか。 155: ◯委員長高橋裕子君) 内藤課長。 156: ◯総務課長(内藤厚幸君) よその市町村ではですね、例えばイオンモールのイベントホールを使って期日前投票をやっているところとかは例がございます。ただ、どのような方法でですね、選挙人名簿の照合のほうをしておるのかは調べておりませんので、そこの辺につきましてはこちらのほうの課題と考えておりますので、ちょっと調べる時間のほうをいただけたらと思います。 157: ◯委員(迫 賢二君) お願いします。 158: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 159: ◯委員(西川文代君) 先ほどの川崎委員と重複するかもしれないんですけど、やはり私も期日前投票の4階での場所というのが、やはり市民の方からもちょっと分かりづらいとか、わざわざ上に上がらなきゃいけないとか、そして例えば土日もあいているのかとかいうような、単純なですね、まだ告知が浸透してないのかなというところもあるんですが、これは一つの案になるかもしれませんけど、例えば皆さんがより理解、選挙をすることによって関心を持っていただくというんですか、議会とか市議とかそういうところに関心を持っていただくという意味で、例えば議場で期日前投票にするとかですね。こういう空間で市議さんたちはやられてるんだとか、議場というのはこういうところなんだというきっかけづくりとか、そういうふうなのも考えられたらどうかなというふうな。  ただ、先ほど御説明がありましたので、入り口と出口の明確化だとか、そういうところもあるのかなと思うので、ちょっとそういう意見も、特に18歳以上でですね、そういう子どもたちにも、この前もワールドカップの大使のセミナーとかもありましたけど、ああいう機会とかはとてもいいことじゃないかなというふうに思ったので、期日前投票もそういうところでされたらどうかなという意見というか、案というか、はい、でした。 160: ◯委員長高橋裕子君) いいですか、答えは。 161: ◯委員(西川文代君) そういうのを考えてらっしゃるかどうか。 162: ◯委員長高橋裕子君) 内藤課長。 163: ◯総務課長(内藤厚幸君) 貴重な御意見として、参考にさせていただきたいと思います。 164: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 165: ◯委員長高橋裕子君) では、ないようですので、続いて内田部長。 166: ◯総務部長(内田賢一君) それでは、続きまして、6月6日に開催いたしました令和元年度第1回春日市個人情報保護審議会の内容につきまして、内藤総務課長のほうから説明をいたします。 167: ◯委員長高橋裕子君) 内藤課長。 168: ◯総務課長(内藤厚幸君) 令和元年6月6日に令和元年度第1回個人情報保護審議会を開催しておりますので、御説明させていただきます。  本日お配りしている資料をごらんください。  令和元年度第1回春日市個人情報保護審議会の開催についてという資料でございます。  まず1、事前に審議会の意見を聞く事項についてでございます。  (1)未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時特別給付金申請書など4件につきましては、個人情報を収集することにより、社会的差別を受けるおそれがある個人情報の収集の性格があるとして、事前に審議会の意見を聞いております。  審議の結果、4件とも10月1日からの消費税引き上げに伴う低所得者対策として行われる事業であり、消費税引き上げが家計に与える影響を緩和する効果が認められるとして、個人情報の収集について審議会の同意は得られております。  次に2、春日市個人情報登録報告書等についてでございます。  (1)退職所得の源泉徴収票、特別徴収票につきましては、様式の改定に伴い、新たに個人情報登録後に登録するものでございます。  最後に3、春日市個人情報例外利用等報告書についてでございます。  例外利用が、避難行動要支援者名簿など3項目で件数が5件、いずれも災害時等に要介護状態にある高齢者などの居場所を把握するため、名簿を消防署や自治会の方に提供するために例外利用するものでございます。  外部提供が16項目で、総数が2,630件、法令に基づき、また、事前に審議会の同意を得た事項について、個人情報を官公庁や自治体、社会福祉協議会などに外部提供するものでございます。  説明は以上でございます。 169: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 170: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、内田部長。 171: ◯総務部長(内田賢一君) 以上が総務部の説明となります。 172: ◯委員長高橋裕子君) それでは、これで総務部の調査事件等を終わりといたします。執行部の方はこれで退席されますので、ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時21分                 再開 午後2時27分                ──── ─ ──── ─ ──── 173: ◯委員長高橋裕子君) それでは次に、教育部の議会閉会中の調査事件等を議題といたします。  それでは、説明員の説明を求めます。神田教育部長。 174: ◯教育部長(神田芳樹君) こんにちは。教育部です。よろしくお願いいたします。  本日お手元に次第があるとは思いますけれども、説明の関係で申しわけありませんけれども、1の報告事項の(3)コミュニティ・スクールの取り組みから説明させていただいてよろしいでしょうか。 175: ◯委員長高橋裕子君) はい。 176: ◯教育部長(神田芳樹君) ありがとうございます。  それでは早速3番、そしてまた戻って1番、2番ということで各課長から説明をいたします。 177: ◯委員長高橋裕子君) 三丸地域教育課長。 178: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) それでは、地域教育課からコミュニティ・スクールについての説明をさせていただきます。説明は前方のスクリーンを使って説明させていただきます。お手元には同じものを資料としてお配りしておりますのでごらんください。  では、資料に示しています大きく4項目に分けて説明をさせていただきます。  次のページをお願いします。  初めに、コミュニティ・スクールについてになります。  こちらの図は文部科学省が示しているものです。コミュニティ・スクールは、学校運営協議会制度と言いかえることができます。この学校運営協議会を設置している学校のことをコミュニティ・スクールといっております。コミュニティ・スクールでは、学校と保護者、地域住民が学校運営協議会において、学校の運営方針を話し合って決めます。また、方針を決めるだけではなく、実際の教育活動にも保護者、地域がかかわっていきます。コミュニティ・スクールとそうでない学校の一番大きな違いは、学校の運営に地域、保護者が大きくかかわるという点です。  次のページをお願いします。  本市の学校運営協議会は、地域住民や保護者代表のPTA役員等、教員など20名以内で構成をしております。協議会の主な役割は、学校長が提案する学校運営の基本方針を承認すること、また、学校運営や教育活動についての意見や提案、そして教職員の任用についても学校運営協議会として教育委員会へ意見を述べることができます。  次になります。
     本市のコミュニティ・スクール推進に関する基本的な考え方です。  子どもたちは学校、家庭、地域の三者が力を相乗させた教育によって育つものと考えております。ともに育てる、共育と書いて、きょういくと読んでおります。コミュニティ・スクールでは、三者でともに子どもを育てる教育基盤環境をつくります。そしてそのことが、一つは子どもたちの生きる力や市民性を育むことへつながっていくと考えております。市民性というのは、よりよい地域社会実現のため、地域にかかわろうとする意欲や行動のことです。もう一つは、協働のまちづくりへつながっていくと考えております。  次をお願いします。  大項目の1、コミュニティ・スクールの導入の経緯について、2点で説明をいたします。  導入のきっかけです。きっかけは、平成14年度以前に作成された「子どもトライアングル21」の理念にあります。その理念とは、「学校と家庭、地域が連携し、それぞれの役割を果たしていく地域社会を実現していく」ということでした。その背景として、学校と家庭の連携不足などがあり、子どもの現状として見られる睡眠不足や朝食抜きなどの基本的生活習慣が身についていない子どもの指導まで学校に任され、学校が本来担うべき学習指導に専念できないという状況があったということです。  次は、導入の経緯について説明いたします。  表の左側の列はコミュニティ・スクール関連になります。右側の列は、この間に教育委員会や首長部局において、教育関連の施策になります。  主に左側のコミュニティ・スクールの経緯について説明をいたします。  平成16年に地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部が改正され、学校、家庭、地域の三者の代表が構成する学校運営協議会の設置が可能となりました。春日市では、平成17年4月に春日北中学校ブロックの1中学校、2小学校での導入からスタートいたしました。九州で初めての設置でした。その後、平成18年度以降は学校や地域の実情に合わせて順次導入し、平成20年には全小学校で導入が完了しております。また、平成22年には小中学校全てがコミュニティ・スクールを導入いたしました。  次になります。  全小中学校に導入が完了した後は著書の刊行や、平成24年度には、本市において第1回全国コミュニティ・スクール研究大会を開催しております。そして、27年度からは、地域コーディネーターの配置などコミュニティ・スクールの充実発展に向けたさまざまな取り組みを行っています。また、平成30年度には組織再編を行い、地域教育課を設置し、放課後子供教室、子ども会など、地域で子どもにかかわる活動をコミュニティ・スクールと一体的に所掌する体制を整えております。  なお、学校運営協議会の設置については、平成29年3月に地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部が改正され、平成29年4月1日から、指定する学校ごとに置くことができるから、学校ごとに置くように努めなければならないと努力義務化されております。  次に大項目の2、コミュニティ・スクールとして重視してきた取り組みについて、3点で説明をいたします。  初めに、三者による双方向の関係構築です。  コミュニティ・スクールの取り組みを充実させていくためには、学校と家庭、地域との関係を双方向の関係として構築していくことが重要と考えています。そのためには、家庭や地域による学校への支援活動だけではなく、学校から家庭、地域への貢献活動、学校、家庭、地域の三者による共同活動が重要となってまいります。双方向の関係を構築することによって、人と人とのつながりが強くなり、ともに育てる教育を目的とした地域社会が形成されるものと考えております。  なお、この取り組みの中で、児童生徒による地域への貢献活動、地域行事への参加が盛んであることが本市の特徴となっております。  次に、2の2の教育課程内外での教育について説明をいたします。  三者による双方向の関係をつくり出すためには、学校の教育課程に地域の人・物・事を生かした教育活動を取り入れることや、教育課程外でも子どもたちが地域の人・物・事に触れ合うことのできる機会をつくり、教育の充実を図ることが重要だと考えています。  現在、文部科学省では、社会に開かれた教育課程を重視しています。本市では、国に先駆け既に数年前から教育課程、カリキュラムと申しますが、こちらを大きく次の四つの地域連携カリキュラムに設定し、実施しております。ここでは、本市の行っている教育課程内の地域連携カリキュラムを紹介いたします。  まず、左上の「地域を生かす」カリキュラムです。こちらは、地域の方の経験や知識などを学習に生かす、地域人材を活用した学習です。右上の「地域を学ぶ」は、地域を教材として歴史、文化、伝統などを学習に生かす、地域教材を活用した学習になります。次に、左下の「地域と学ぶ」は、親子進路学習会など児童生徒が保護者や地域の方々とともに学ぶ学習です。最後に右下、「地域に還す」は、学校で学んだことを地域や家庭に伝え返す学習や地域への貢献活動などを行っているものです。  次になります。  こちらは、小学校・中学校の連携活動です。資料に示している写真は、六つの各中学校ブロックで実施されている連携活動の一部です。小中学校が連携して実践したほうが効果がある活動として、公民館寺子屋での学習支援や合同避難訓練、挨拶交流などが行われています。  次に2の3になります。  市民性の育成と強化です。資料に示しているグラフは、コミュニティ・スクールでどのような効果が見られるかを市内の教職員にアンケート調査をした結果です。この中で、小学校、中学校ともに、子どもの社会性・市民性の向上が挙げられていることに注目をいたしました。  このアンケートの結果から、平成28年度から児童生徒の市民性の育ちを評価する取り組みを始めました。これは、児童生徒が自分で自分を評価する自己内評価を行い、その評価結果について教師がコメントをつけて通知表に添付しているものです。評価の観点は、市民性をよりよい地域社会実現のため地域にかかわろうとする意欲や行動力として、市教委がA、地域に対する関心度を7項目、B、地域情報に対する関心度を3項目で設定しております。  次です。  具体的な評価内容は、市教委が設定した10項目の中から、各学校のコミュニティ活動の内容に合わせて設定することとしております。資料に示していますのは、春日北小学校の具体的な評価内容になっています。  こちらは、ことしの春日北小学校の運動会に、北小学校を卒業した春日北中学校の生徒がボランティアとして参加しているところです。春日北小学校の校長先生のコメントにもありますように、小学校から声かけをしたのではなく、小学校の役に立ちたいという思いから生徒自身が地域の一員として活動をしているものです。自主的ボランティアであり、市民性の育ちをうかがうことができます。  最後に大項目の3、本年度の取り組みの重点について、4点で説明をいたします。  次のページです。  3の1としまして、学校運営協議会のさらなる活性化です。  枠囲みにもありますように、学校運営協議会の機能化に向けた取り組みとして、昨年度から各学校に学校課題の解決に向けた学校運営に関する協議や、児童生徒の学習の質を高めるための学習支援に関する協議などを本年度もさらに熟慮と議論を中心とした熟議による会議の実施に努めるように求めております。  次のページ、こちらは昨年度、各学校で行われた熟議のテーマです。後ほどごらんください。  次に3の2、地域連携カリキュラムのさらなる充実です。  学校運営協議会では、学校、家庭、地域の三者による地域連携カリキュラムに関する熟議を行っています。学校には、教育効果の観点からカリキュラムの見直しと、新たなカリキュラムの開発として、特に「地域に還す」と「地域と学ぶ」のカリキュラムの充実を求めています。また、市教委では、昨年度の教育長学校出前トークにおいて、学校間の取り組みの情報連携が不足しているという意見を受け、お手元に配付しております、こちらですね、地域連携カリキュラム実施計画一覧表に30年度の各学校の地域連携カリキュラムをまとめ、各学校に配付をいたしております。各校においては、この資料をもとに情報を共有化し、学校間で情報交換を行い、地域連携カリキュラムの充実のために活用できるようにとしております。  次になります。  取り組みの三つ目としまして、コミュニティ・スクールの目的や仕組みなどの認識の強化、拡大を挙げております。  コミュニティ・スクールの目的や仕組み等の認識を高めるために、学校には、学校運営協議会だよりによる保護者や地域への情報発信をするように求めております。また、市教委では、ことしの4月15日号の市報にも、コミュニティ・スクールについての記事を掲載しております。また、市のホームページの充実や市民向けのパンフレットを作成することも計画しているところです。  最後に、本年度からの新たな取り組みを紹介いたします。  取り組みの一つとして、コミュニティ・スクール関係の研修会の充実を図っております。本年度は資料に示している五つの研修会を行います。このうち星印をつけています市内学校視察研修、コミュニティ・スクールトップセミナー、県外視察研修の三つが、本年度から新たに始める研修会です。なお、研修内容については、6月5日の委員会においてお配りしております研修に関する実施方針に詳細を記載しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。  また、こちらも6月の委員会で御報告をしておりますが、今年度から新たな事業として、学校と家庭の連携活動による不登校発生の予防に向けた民育を試行的に実施することとしております。  以上説明してまいりましたように、これまでの取り組みを振り返り、充実を図り、また新たな取り組みを行いながら、ともに育てる共育の基盤形成を目指して、今後もコミュニティ・スクールを展開してまいります。  なお、コミュニティ・スクールの取り組みは年に2回、10月と3月に進捗状況評価を行っております。例年、年度当初に報告をさせていただいておりますが、今年度は10月の前期評価を終えた後に、その結果を10月以降の委員会で報告をさせていただきたいと考えております。  これで地域教育課からの説明を終わります。説明の時間をいただきありがとうございました。 179: ◯委員長高橋裕子君) それでは、(3)コミュニティ・スクールの取り組みについて説明が終わりましたので、質疑をお受けします。質疑はありませんか。川崎委員。 180: ◯委員(川崎英彦君) 御説明ありがとうございました。  教育がですね、ともに育てるということで、三者による共育と。学校、地域、家庭ということですけど、コミュニティ・スクールの長い歴史の中で、そういうことで取り組んできたわけですけど、ここにきてですね、子どもの意見の尊重だったりとか、いろんな取り組みへの参加とかということの重要性みたいなものが世間では叫ばれていると僕は認識しているんですけれども、学校運営を子どもを育てるのにどういうふうに取り組んでいこうかという中にですね、子どもの意見を取り込む仕組みづくりみたいなもの、要するに、三者がともに教え育てるじゃなくて、子どもも含んで、子どもと一緒に育つという環境づくりのほうがですね、これから重要になってくるのかなというふうに思っているんですけど。聞くところによると、学校運営協議会の中に生徒の代表が入ってきていろいろ話をしますよというところもあるんですけど、そこら辺の進捗というかですね、子どもが一緒に入って、ものをつくっていくという仕組みが今どのくらい進んでいるのかということがわかれば教えてください。 181: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 182: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 川崎委員のほうから言われたように、今、学校運営協議会の中に子どもも一緒に入って、地域の方と一緒に意見交換をするという取り組みは進んできているところです。  小学校では、春日小学校、春日北小学校、今年度から春日南小学校、大谷小学校、日の出小学校、白水小学校の6校が既に取り組んでいるということです。子どもたちを運営協議会に参加をさせるようにというふうなのは、市教委のほうからも学校にお願いをしているところですので、この後広がってくると思います。  中学校に関しましては、父母会の生徒が入って、地域貢献について話し合いをしているところがほとんどです。南中学校においても、ことしからそういう取り組みを始めていますので、地域に出かけて貢献活動をすることが、全て子どもたちと地域の方とで打ち合わせをした後ということで、お互いの話し合いに参加することが進んでいるということです。 183: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 184: ◯委員(川崎英彦君) 子どもたちとの話を進めていくということの一つだけ捉えるとですね、子どもの意見を聞いているような感じもするんですけど、実は、子どもと地域の方が話すときにおいても、地域の人が説明して、その説明を子どもたちが受けてというような流れのほうが多いと思うんですね。今の現状はですね、子どもたちが地域に参加する場合は、地域の行事を説明して、そこへどういうふうな形で参加しますかということのほうが多いと思うんですけど、地域だけではなくて、学校の行事の中でも、子どもたちが主体的に地域の人たちをどういうふうに学校の行事に入れていこうかという、その取り組みも僕は大事だと思ってて、そのときにこそですね、子どもたちの主体性とか自主性みたいなものが発揮できる環境が必要だと僕は思うんですけど、そういうふうな取り組みというか、そういうふうな考えで学校運営協議会を運営しているところというのはどういう状況ですか。 185: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 186: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 確かに今、運営協議会とか父母会の調整とかで子どもたちが入っているのは、まず、地域の行事がこういうのがあるから何人参加してください、いつしますかとかという調整をして、子どもたちがそれを持ち帰って、自分たちの中で人数調整とかですね、指定するとかあります。ただ、中には、どういう形で参加しようかというところを子どもたちが考えて、そこの行事に参加するところもありますし、子どもたちが気づいたことをですね、私はこの前、西中学校の運営協議会に出てたんですけども、その中では、子どもたちがこういうふうな地域にしてほしいとか、防犯灯がついてないのでそこは直してほしいだとか、意見を持って言っているので、父母会の中で、自分たちの中でも問題としているものを自分の言葉で伝えていくというふうなのが、徐々にいろんなところで出てきているのかなというふうに思います。済みません、ちょっとお答えにはなってないと思います。 187: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 188: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。まさに、子どもたちが育つというのは僕はそういうところかなというふうに思っているので、できるだけそういうふうな子どもたちの意見がですね、気軽に発言できて、その意見が通りやすい環境づくりというのをですね、そういう環境づくりを学校運営協議会の中でもですね、進めていっていただきたいなというふうに思っているとこです。  また、ここでもアンケート、市教育委員会、教職員のアンケートの中でですね、市民性ということで高い効果というか、評価が挙がっているんですけれども、子どもの社会性・市民性の向上というのがですね、一番高いということで。  今、質問に入ってますけど、大丈夫ですか。 189: ◯委員長高橋裕子君) さっきのは意見でいいですか、はい。それで、質問は。 190: ◯委員(川崎英彦君) アンケート調査なんですけど、市内の教職員のアンケートと、その次に子どもたちのですね、これは北小学校の市民性評価ということでアンケートが子どもたちの中で挙がってきているんですけど、この中で、こういうアンケートを取って、子どもたちの内情を知るって特にいいと思うんですけど、3番目、4番目の項目ですね、行事に参加しているか云々じゃなくて、参加して楽しかったのか、辛かったのか、どうだったのかというところがですね、今、問われているんじゃないかなというふうに思うんですね。仕組みとしては、子どもたちが地域行事に参加するというのはできているので、ここはもう大体皆さん参加されているんだろうと。主体的に参加しているのか、形式上参加しているのか、役があって楽しかったのか、達成感があったのかというところがですね、一番重要なところだと思うので、子どもたちのアンケートを取るときにはですね、そういうところまで、ちょっと子どもたちにとっての理解というか、難しい部分もあるかもしれませんけど、そういったところまでですね、出していただいたらもっと次の展開というか、目標、課題みたいなものが見えてくるんじゃないかなというふうに思いますけど、どうでしょう。 191: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 192: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) ありがとうございます。  今ですね、評価項目については学校のほうにお任せをしているところもありますし、その評価をこちらのほうでも見ることができますので、今言われたように、子どもたちが自主的に参加しているのか、やらされ感じゃないかというところも確かにありますので、これも西中の運営協議会に行ったときに出た話なんですが、それが気になって私も聞きました、同じ班になった子どもに。そのときには、そこにいた子どもは、自分たちは進んで行っています、楽しんでやっていますというふうには言ってたので、そうなんだなというふうに思ったんですが、一人一人のアンケートという形でとると、また意見も変わってくるかもしれませんので、そういうこともとってはどうかというふうなことで提案はさせていただきたいなと思います。 193: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。よろしくお願いします。 194: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 195: ◯委員(岩切幹嘉君) このコミュニティ・スクールで、一つには、進んでいるところとまだまだ進んでいないところの格差もあろうかと思いますが、その基本的なところでですね、地域と家庭という連携が一番難しいかと思います。その中でも、親の理解と親の意識ですね、ここがやっぱり進まないとなかなかコミュニティ・スクール自体が大きく動いていかないという課題があるかと思いますが、ところが、家庭と地域というのは学校教育が直接かかわりにくい部分かと思うんですけれども、これについての取り組みの方向性とか、充実に向けてという方向性についてちょっとお伺いしたいんですが。 196: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 197: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 学校運営協議会の中にも、地域の代表の方と保護者の代表の方に入っていただいてます。運営協議会で決定したことを実際に動かす実働部隊がですね、学校によって仕組みはいろいろあるんですが、その中で、ほかの保護者の方だとか、地域の方たちもかかわっていただきます。組織の中には、一つは保護者の方たちだけの組織で進んでいるものだとか、中には学校も地域の方も保護者の方も一緒になって一つのことを進めるという組織もありますので、そういうところで少なからず地域と保護者の連携とかですね、ができてきていると思います。  ただ、また11月頃に評価の本評価で説明をさせていただきますが、保護者の方たちへの理解が進んでいないというのは私たちのほうも十分わかっていますので、先ほど説明しましたように、学校運営協議会だよりを充実させて発行していくだとか、市のほうとしても市民向けのパンフレットをつくったり、ホームページのほうを今度リニューアルしますので、そこでわかりやすいようにしていきたいというふうには考えています。 198: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 199: ◯委員(岩切幹嘉君) これはどうしても春日市の一つの特徴で、転入、転出が多いというところの影響も多々あるかと思うんですね。それで、なかなか地域に根差した意識が持ちにくいという。だから、そういった意味で、コミュニティ・スクールの必要性が逆に言ったら出てきたという背景もあるかと思いますので、私はここがポイントだと思っておりますので、今後ともここのところに力を入れていただきたいと。要望で結構でございます。よろしくお願いします。  以上です。 200: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西村委員。 201: ◯委員(西村澄子君) 私は、地域の人・物・事を学ぶというところで、今、岩切委員が言われたように、人というのが入れかわりもあるということも考えて、以前から人材のリストアップをしてほしいという教育委員会の要望があったかと思いますが、そういうところでどれぐらい進んでいるのか。もちろん、学校単位でそのリストアップというのは既にお持ちだと思うんですけど、これは学校だけじゃなくてですね、その学校学校じゃなくて、春日市全体での交流とかですね、例えば中学校校区でも、中学校校区はわかってらっしゃるかもしれない、小中学校の連携はされているのかもしれないですけど、中学校校区をまたいでの春日市全体の人とか物に対するリストアップというのを進めてらっしゃるのかというのをお聞きしたいと思います。 202: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 203: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 人材バンクに関しましては、教育委員会のほうで今持っているものはございません。今、西村委員もおっしゃいましたように、各学校のほうで毎年協力していただける方を募ったりですね、また、学校運営協議会の中で地域の方たちに、今度こういうことをするのでどなたかというふうなことでしてあります。それを1年間リストにしたり、またそれを引き継いだりという形でしているのが現状です。  人材バンクのお話は以前からいただいていたこともありますし、先ほど説明しました中にもありましたように、学校のほうからも情報が少ないということがありましたので、昨年度、各学校がどういうふうな取り組みをしているのかというのもあわせて、このカリキュラムの一覧表をつくったところです。これを見ていただいて、自分のところでも取り入れたいなというのがあったら、そこの学校に聞いていただいて、そこから人材を紹介してもらうというふうに活用していただければなというふうに考えています。やはり地域の方ですので、なかなかほかの学校区のほうで活動をしようという人たちが、こちらで取りまとめを行っても調整することが難しいのかなというところもありますので、実際に学校同士で内容等も含めて情報交換をしていただけたらなということで作成したものでございます。 204: ◯委員長高橋裕子君) 西村委員。 205: ◯委員(西村澄子君) 新しくこのようにですね、それぞれのカリキュラムをつくられているということで、今おっしゃるように、各学校の中身がわかってらっしゃるので、とても一つの形で、人材バンクではないんですけど、形ではわかりやすくなってるんじゃないかなと思います。  ただ、校長会とかもありますので、それぞれの校長先生がかわったり、管理職がかわったとしても、そういうところの情報交換というのは校長会とかでもされているとは思うんですが、それは学校間だけじゃなくて、やっぱりこういう人材が春日市の中で豊富におられるということも、学校だけがわかるんではなくて、先ほど言われたように、保護者間もわかっている。そして、もうちょっと情報公開をする意味ではですね、以前から教育長トークで、学校現場のほうで人材バンク的なものの必ずお聞きになる回数がというか、グループワークで物すごく多いような気がしましたので、これは数年にわたってそういう意見がずっと続いていたような感じがしますので、いずれにしろ、これもそうなんですけど、カリキュラムもいいんですけど、何かもうちょっと表に出るようなリストアップをしたらどうなのかなというふうに思うんですけど、そこは全然考えてらっしゃらないということなんですよね。 206: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 207: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 今のところ考えていないというのがお答えになると思います。  以前、学校支援ボランティア活動事業というので、ボランティアの方を登録制にしてしていたものがありましたが、平成27年度に一旦この要綱のほうを廃止しております。それは派遣登録、御本人に登録をしていただいて、その登録者がここの学校に行きたいと、ここの学校でボランティアをしたいということの登録をしていました。そういう形でそこの当該学校、希望される学校のほうに、こういう方がいらっしゃいますよと言って紹介をしていますが、なかなか利用者がない。平成27年度末に廃止をしたときの状況では、派遣登録をしていた方が238名いらっしゃいましたが、この制度は平成16年度から実施していますけれども、なかなか利用者がなく、平成16年度は3人、平成19年度は2人、以降は依頼がないという形で、なかなか市のほうで登録をしても活用できない状況等もありましたので、廃止をし、その後検討してまいったんですけれど、やはり先ほど言いましたように、学校のニーズに合うようなコーディネートをなかなかできないし、また情報管理についても難しいところがあるということで、現在は人材バンク等の設置をしていないところではあります。 208: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 209: ◯教育部長(神田芳樹君) 先ほどの三丸課長の説明に加えてですね、こちらのほうで、恐らく各ほかの学校を見たらですね、何年生の何の教科で地域連携カリキュラムのどれを使っているかとかですね、そういったところで、今社会に開かれた教育課程を進めましょうという中で、まずそこから各教諭は気づきを持ってほしいなというふうなのがもう一つございました。  それと、私の知っている活動の一つで、南中のなんちゅうカレッジという活動がありますけれども、あそこは保護者がなかなかその活動の理解が難しいということでですね、数年前から、呼びかけとしては全保護者見学に来てくださいということで、見学になってますけど、やはり保護者の方々は実際に自分たちの目で見てですね、地域の方のかかわりとかに非常に感動を覚えたり、感謝の念とかいうのが返ってきます。そういう意味では、先ほど西村委員の言われたような、保護者のほうもこれだけ地域の方がかかわっているんですよとかいう意味では、いかにそういったところをですね、三丸課長が言いました広報活動であったり、その他の広報を含めて理解していただくことが、さらに保護者に対するコミュニティ・スクールや地域の方々の取り組みの理解につながっていくんだろうと思いますので、そういうところを踏まえてですね、今後とも進めていきたいと思いますし、また、これについては毎年ですね、更新するようにしていますので、そうすると、例えば今年度取りましたら、ある学校では項目がふえているねとかですね、そういった形でもしっかり見ていきたいなと思っております。 210: ◯委員長高橋裕子君) 西村委員。 211: ◯委員(西村澄子君) そのとおりだと思うんですけど、先ほど岩切委員が言われた親の理解っていうところも踏まえてですね、やっぱり保護者の中のPTAの中には、本当にありとあらゆる業種の方がつまってらっしゃる団体だと思うんですよね。その団体をうまく生かすというんですか、そういう保護者を巻き込むというやり方を実際に今、部長が言われたように、学校に巻き込むっていうんですか、巻き込む機会を見つけて、そしていい逸材を保護者の中から巻き込んでいっていくというようなやり方、そのパイプ役には、例えばPTAの方同士のつながりで保護者が何の仕事をされているのかとか、何かが特化してとても得意な分野があるとかいうことは、保護者同士のほうが意外とコミュニケーションの中で深く御存じなんじゃないかなというところもありますので、学校の先生方任せにしているとどうしてもそこまで情報が集まらないということなので、PTAが運協のほうに入ってらっしゃるということなので、ぜひそういうところで保護者を巻き込むというような形で、もっともっと人をですね、巻き込んでいくというようなやり方を続けていただければなというふうに、これは意見というか、になります。 212: ◯委員長高橋裕子君) 答弁はよろしいですね。ほかにありませんか。西川委員。 213: ◯委員(西川文代君) 今までのコミュニティ・スクールの流れですね、そして重視してきた取り組みを説明いただいた後に、きょうの資料でいけば21ページですけれども、今年度の取り組みの重点ということで四つ挙げていただいています。その中のまず1のですね、学校運営協議会のさらなる活性化ということで、この学校運営協議会の機能化とおっしゃっているんですけれど、この機能化、そして熟議という言葉が出てきましたが、この機能化というのは具体的にどういうことでしょうかね。 214: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 215: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 今、西川委員がおっしゃったページ、21ページですね、そこに記載している上のところに、学校運営協議会の機能ということで、役割なんですけれども、こちらを示しています。これが本来十分に話し合いをしていただきたいところではあるんですが、現在、コミュニティ・スクールを導入して10年を経過したところもあります。その中で、全てではありませんが、運営協議会によっては、地域の行事の報告であるとか学校の報告事項だけで終わっているところがありますので、そういうことで本来の役割を果たしていないということで、この機能をより活発に意見交換をしていただきたいということで機能化という言葉を使って、会議の活性化、会議の中でお互いに一つのテーマに対して意見を出し合って、十分に話し合いをしていただくと活性化につながるということで、挙げているところです。 216: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 217: ◯委員(西川文代君) 引き続きですね、確かにこの熟議というのは今から本当にコミュニティ・スクールを成熟化していくためには、これがなくては進まないんだろうなというふうには私も感じていますし、方向性としてとてもいいと思います。  ただ、この熟議の時間とかですね、またやり方、どなたがファシリテーターをするのかとか、やっぱりそういうのも少しですね、学校学校で任せて、特色ある学校づくりですし、コミュニティ・スクールのメンバーの方で頑張ってされるんでしょうけど、そこら辺の熟議に当たっての市からの支援というかですね、ことしの重点目標ですので、そういうのを何か考えてらっしゃいますか。 218: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 219: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 熟議について、わかりにくいとかどういうふうに進めればいいのかというのが出てくると思いますので、今年度もう一つ取り組みとして研修会を充実させております。この研修会の中で、トップセミナーの研修会、学校運営協議会に参加している学識者の方だとか、運営協議会の委員長、それと校長先生に参加をしていただいて、どういうふうなリーダーシップをとってもらったらいいのかというふうな研修会をしています。  また、第1回の学校運営協議会に地域教育課の職員が出向きまして、学校運営協議会というのはどういうものなんですよというのをもう一度、一番最初のところからですね、説明をしていただいて、協議を行って決めていく、提案されたものの報告会だけではないですよというところをまず十分に知っていただくところから始めるようにしております。 220: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。
    221: ◯委員(西川文代君) 引き続き、もう1点だけ。それはとてもいいなと思ってます。第1回目の学校運営協議会に地域教育課の職員の方が入られるということでしたけど、全ての12小学校、6中学校に入られるということ。 222: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) はい。 223: ◯委員(西川文代君) わかりました。ありがたいと思います。では、一応この件はいいです。 224: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 225: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、続いての説明をお願いいたします。藤井教務課長。 226: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、報告事項の1に戻らせていただきます。  報告事項1、令和元年度小中学校の施設関連事業の入札結果についてでございます。  お手元のほうにですね、お配りしておりますこちらの緑に説明しております。こちらの資料に沿って説明させていただきます。  それでは、中をお開きいただいてよろしいでしょうか。左側の工事名称欄をごらんください。  計12件の工事を記載しておりますが、大きく区分いたしますと、1から3が天神山小学校の屋体・給食室の大規模改修工事に関連するもの。4から7が春日北小学校の普通教室棟の大規模改修工事に関連するもの。8から10が大谷小学校の普通教室棟の大規模改修に関連するもの。11が小中学校18校LAN整備工事。12が春日原小学校と春日南小学校の放送設備改修工事でございます。  当初予定しておりました小中学校関連工事の入札は全部完了しており、済みません、こちら12番のですね、春日原小学校ほか1校、放送設備改修工事の分につきまして、契約日の欄が空欄になっておりますが、大変申しわけありません、こちらは令和元年7月18日に契約させていただいております。  契約に関し、補足的に説明させていただきます。  天神山小学校、春日北小学校、大谷小学校の大規模改修工事は、建築工事、機械設備工事、電気設備工事に区分しており、建築工事は主に、外壁、内装工事や建具工事、防水工事等建物本体に係る工事。機械工事は主に、換気設備や衛生器具設備、給排水設備等、機械装置等に係る工事。電気設備工事は主に、電灯設備や自動火災報知設備等、電気に係る工事でございます。  春日北小学校の4、5、大谷小学校の8、9の建築主体工事は、それぞれ第1工区、第2工区に分けております。これは、夏休み期間中のみといった非常に短い期間で工事を実施しなければいけないことから分けているものでございます。  次に、9、大谷小学校普通教室棟大規模改修工事(建築工事)第2工区につきましては、工事名称の右側の契約方法の欄をごらんください。  他の工事の契約方法につきましては指名競争入札でございますが、9の大谷小学校普通教室棟大規模改修工事(建築工事)第2工区は随意契約でございます。これは、指名競争入札を2回行いましたが、不落札となったことから、入札に参加した業者のうち最低入札額を提示した業者と協議を行いましたが受注金額で合意ができなかったため、8の同校の建築主体工事第1工区を受注している業者から見積書を徴収し、見積額が予定価格内であったことから、随意契約により契約を締結したものでございます。  なお、御説明申し上げました工事の契約に係る消費税率でございますが、一番下の12、春日原小学校ほか1校放送設備改修工事につきましては消費税率8%、その他の工事につきましては消費税率10%で契約しております。  令和元年度小中学校施設関連事業の入札結果についての説明は以上でございます。 227: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。  西川委員。 228: ◯委員(西川文代君) ちょっと入札についての事前の知識がなくて申しわけないんですけど、この事業者名を見るとですね、春日市内の事業者が多いなと思いますけど、それは何かやっぱり優遇して──優遇と言ったらおかしいですけど、何か市内業者をなるべくお願いするとかいうのが春日市の中であるんですか。 229: ◯委員長高橋裕子君) 藤井教務課長。 230: ◯教務課長(藤井謙一郎君) もちろん春日市の工事を行っていただくというところの中でですね、春日市の事業所に受注していただくというところで、春日市内にとっては非常にいい部分もございますが、それをもってですね、本来契約する額がもっと本来であれば安く契約できたということも考えられることもございます。  それで、例でございますが、今回、一番上の天神山小学校の給食室ほか大規模改修工事、建築本体工事でございますが、こちらにつきましては、指名競争入札でですね、14社にお声かけさせていただいているところでございます。その14社のうちの3社が春日市の業者、それ以外につきましては市外の業者にお声かけさせていただいているところでございますので、必ずしも春日市だけにこの指名競争入札でお声がけしているという形ではございませんで、広く登録している業者に対して指名をしているところでございます。 231: ◯委員長高橋裕子君) 西川委員。 232: ◯委員(西川文代君) そうしましたら、入札結果、こういうふうにして春日市の業者が落札されたということですね。もう平等にやっているということですね。 233: ◯委員長高橋裕子君) 藤井教務課長。 234: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 今おっしゃられましたとおり、適切に入札を行わせていただいて、それに基づいて契約させていただいているところでございます。 235: ◯委員長高橋裕子君) これもう前の議会でちゃんと議決していますので。それに対して何か意見というのはないと思いますので。  続けてほかの質疑はありますか。ないですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 236: ◯委員長高橋裕子君) では、ないようですので、続いての御報告をお願いいたします。  高田学校教育課長。 237: ◯学校教育課長(高田勘治君) それでは報告事項の(2)春日市部活動支援についてということで、こちらのですね、レジュメと、それから「春日市部活動指導の指針」という冊子になった資料をお配りしておりますので、そちらによりまして説明をさせていただきたいと思います。  レジュメをまずごらんください。  まず、部活動指導指針については配付しておりますレジュメのとおり、一つ目に、令和元年度の部活動の状況。二つ目に、部活動指導指針の策定について。それから3番目、1枚めくっていただきまして2面になりますけど、部活動指導員の配置について。この3点についてですね、説明をさせていただきたいと思います。  まず、令和元年度の部活動の状況についてでございます。済みません、1枚めくっていただきまして、2枚目に春日市における部活動の現状という資料がございます。こちらで説明をしたいと思います。  この部活動の現状、前回はですね、28年度に調査を行っております。令和元年度と28年度の状況はごらんのとおりです。ここでですね、ちょっと項目のうち説明をさせていただきたいのは、3行目の加入率。これは1行目のですね、部活動加入者数をその下の行である全生徒数で割った数値になっております。  次に、6行目の経験あり顧問率。これは、この上の行にあります経験ありの顧問数をその上の顧問数で割った数値になります。  次に、8行目の外部指導率ですね。これ、(人)は、その上の行の外部指導者数を上から4行目の顧問数で割った数値になります。その2行下になります外部指導率、これは部になりますけれども、これは外部指導率の上の行、外部指導者がいる部活、外部指導部数と項目では書いておりますけれども、その2行下ですね、全部活動数で割った数値になります。  それから、下から4行目に体育部加入率と記載しております。こちらはこの上の行、体育部加入数を1行目にあります部活動の加入者数で割った数値。一番下の文化部加入率はその上の行、文化部加入数を1行目の部活動加入者数で割った数値ということでごらんいただきたいと思います。  それでは、2番の部活動指導指針の策定について説明をさせていただきたいと思います。  こちらのですね、申しわけございません、春日市部活動指導の指針をですね、説明させていただきたいと思います。  まず、この指針の主旨についてとありますが、まず、国、県の動向については、部活動をめぐります生徒や保護者のニーズの多様化、また、部活動をめぐります諸活動に適切に対応し、生徒が生涯にわたって豊かな文化、スポーツライフを実現する資質、能力を育む基盤として、部活動を持続可能なものとするために、国、県の動向を三つ示しておりますとおり、ガイドラインが策定をされております。  本市の状況といたしましては、平成29年9月に部活動指導の方針を策定いたしておりましたが、今、説明いたしましたように、今回新たに国、県におきましてガイドラインが策定されましたことから、これらを参酌しながら、部活動の適正な指導のために必要な配慮すべき基本的な事項や留意点などを整理し、春日市部活動指導の指針として作成いたしております。これが本日お手元にお配りしたものです。本指針にはですね、国、県のガイドラインを参酌しながら、新たな項目を追加する一方ですね、大切な箇所は改定前の記載を残しております。例えば、いじめ、体罰の禁止などの項目は、県のガイドラインには触れられておりませんでしたが、従前からの重要な事項として本指針でも踏襲し、記載しているところです。  次に、(2)部活動に関する事項について説明いたします。  まず、部活動の位置づけ、意義、役割といたしましては、済みません、表紙をめくっていただいて1ページになります。1ページをお開きください。  部活動については、中学校学習指導要領を踏まえ、学校教育の一環として行われるものと明確に位置づけるとともに、意義、役割としましては、2ページになりますけれども、各種技能の向上のみならず、生きる力の育成、豊かな学校生活の実現に寄与するものとしております。また、生徒の自主的自発的な活動の場の充実が期待できるものであるとしているところです。  次に、二つ目(2)の丸の二つ目になります。校長の責務、また、顧問教師の指導上の留意事項につきましては、同じく2ページのところにですね、校長の責務については、毎年度、学校の部活動に係る活動方針と年間計画を策定することのほか、校長のリーダーシップを図り、教育課程との関連が図られるよう留意する。また、顧問教師や生徒の健康管理、安全確保等に努めることとしております。  次に、顧問教師としての指導上の留意事項は、4ページから5ページにかけて記載をしております。  大きな項目といたしましては、生徒理解に基づく指導、それから生徒の安全確保に努めることとしております。  次に、(2)の3)、休養日の設定になります。休養日につきましては、6ページをお開きください。  6ページのですね、四角囲みのところに記載をしております。休養日の設定につきましては、県が示しております基準に沿うこととしまして、四角囲みの一つ目の丸にですね、一つ目の学期中については、週当たり2日以上の休養日を設けるとしております。土日は少なくとも1日以上。  次に、二つ目の丸、長期休業中は学期に準じた取り扱いをするということにしております。また、ある程度のですね、休養期間を設けることも規定をしておるところです。  次に、(2)の四つ目の丸、1日の活動時間につきましても、三つ目の丸になります。平日は長くとも2時間程度、学校の休業日は3時間程度と規定します一方、今お話ししました基準を踏まえつつも、年間を通して、例えば四半期を一つの目途にですね、弾力的に対応するとしております。  次に、(3)部活動の活性化について説明をします。こちらはですね、8ページをお開きください。指針の8ページになります。大きくは、開かれた部活動として部活動指導員や外部指導者を活用すること。もう一つは、各種会議の開催や研修会の参加などをこの指針において規定しております。  続きまして、(4)になります。部活動の指導上の留意事項ということで、こちらにはですね、まず、先ほど説明しました4ページの顧問教師としての指導上の留意事項とですね、あわせまして、指針の12ページになります、こちらにですね、例えば、指導上許されない行為としまして体罰などを挙げておりまして、この項目は県のガイドラインには記載がありませんでしたが、従前の本市の方針の記載を今回も重要な事項として捉えまして、踏襲し、記載をいたしております。  次に、(5)になります。部活動指針の運用について説明をいたします。この部活動指導指針の運用につきましては、本指針の実効性を高めるため、部活動指針に定める練習予定表、例えば参考資料になります、今度は12ページの隣、参考資料とありますが、1枚めくっていただきまして、参考資料の3ページにですね、平成30年度○○中学校2月部活動練習予定表というふうな、A4の横のこういった表を例として挙げておりますけれども、それですとか、その隣にあります練習計画、こういったものをですね、まず作成を各学校に依頼しまして、それとあわせて、実態がどうであるかといったものをですね、夏と冬の長期休業終了時にですね、この実態調査を実施するなどによりましてですね、対応していきたいと考えております。  それでは、レジュメを1枚めくっていただきまして、3の部活動指導員の配置について説明いたします。  まず、部活動指導員の目的といたしましては、部活動指導員は平成29年4月に学校教育法施行規則にですね、部活動指導員の制度が新たに提出されたものです。本市では、学校教育法施行規則の改正を受けまして、平成30年6月に規則を制定いたしまして、この部活動指導員の体制の整備を図りました。部活動種目の経験が浅い教員や家庭事情等に配慮を要する教員など、顧問に配置している部活動に対しまして部活動指導員を配置しまして、部活動指導の充実と教員の負担軽減を図ろうとするものです。なお、今説明いたしましたとおり、この部活動指導につきましては、特別職の非常勤職員として、地公法の第3条に定めます特別職としての位置づけをしております。  それでは、(2)平成30年度の取り組みについて説明をいたします。ここの表にありますとおり、5中学校に部活動指導員を各1名ずつ配置いたしました。実技の指導、安全事故防止に係る指導、用具及び施設の点検、管理等などを行っていただいております。次に、成果でありますが、部活動種目の経験が浅い教員等が顧問となっている部活動に配置されたことで、部活動指導の充実が図られるとともに、部活動指導員を配置した後、部活動の顧問教員の指導時間数が減少したとの報告を各中学校からいただいており、教員の負担軽減に効果があったものと考えます。  次に、(3)令和元年度の状況について、先週7月21日時点での現状でございますが、上の30年度の取り組みの表をちょっと利用して説明をさせていただければと思います。本年度の状況といたしましては、春日東中の吹奏楽部が続けて任用をされております。また、春日北中学校の男子ソフトテニス部も本年度任用を継続されております。また、平成30年度に配置されておりませんでした春日野中学校におきましても、サッカーですね、配置した部活動としてはサッカーが新たに加わったところです。今、言及できませんでした春日中、春日西中、春日南中につきましても、現在、選定などを行ってですね、部活動指導員の任用の検討を進められているところです。  以上で、部活動指導指針についての説明を終わります。 238: ◯委員長高橋裕子君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。  迫委員。 239: ◯委員(迫 賢二君) 三つほどあります。端的に言います。 240: ◯委員長高橋裕子君) 一つで。一問一答でお願いします。 241: ◯委員(迫 賢二君) はい。休養日の設定で、週当たり2日以上の休養日となっておりますが、これ、2月の一応あれなんですけどね。大会前とか、5月とか6月とか、実際こんなふうに守られているかどうか。どうなんですか、現状は。 242: ◯委員長高橋裕子君) 高田課長。 243: ◯学校教育課長(高田勘治君) 先ほど言いましたように、この練習予定表は、随時、市教委のほうに報告をいただいておりまして、現時点でその予定表から見ると、この休養日は守られているというふうに捉えております。ただ、先ほど申し上げましたとおり、実態調査をですね、この長期休業明けにも年に2回ほど行いながら、今言われましたところは慎重に、また、実態とこの練習予定表などを加味してですね、この指針の実効性を高めていきたいと考えております。 244: ◯委員長高橋裕子君) 迫委員。 245: ◯委員(迫 賢二君) 公平性にもありますので、その辺よろしくお願いいたします。  2問目、いいですか。 246: ◯委員長高橋裕子君) はい、どうぞ。 247: ◯委員(迫 賢二君) 外部指導者と部活動指導員というのは、格付といいますか、あれは違うと思うんですけど、これ外部指導者というのは、私も経験あるんですけど、これは減ってきてる方向なんですか。それとも、平成28年度から令和元年度のやつを見比べると、2人減ったような形になりますけど、部活動指導員いうのが配置されたことによって、もう外部指導者は別にいいかなという形の状況なんですか。 248: ◯委員長高橋裕子君) 高田課長。 249: ◯学校教育課長(高田勘治君) 実はこの外部指導者数の中に部活指導員が入っておりまして、それで、傾向とまでは言えないのかなと。3年前の時点と今年度ですので、当然、お願いしていた方がさまざまな諸事情によりましてですね、その部をたまたま出た後、次の方が見つからないという場合もございますので、減ってきている傾向というよりは、時点時点で見ていったほうが実態としては合っているのかなというふうに私どもは考えております。 250: ◯委員(迫 賢二君) わかりました。済みません、もう一つだけ。 251: ◯委員長高橋裕子君) はい、どうぞ、迫委員。 252: ◯委員(迫 賢二君) それと最後にですね、この部活動の現状が、全般的にパーセンテージが下がっているような感じがするんですけど、これは何か原因はございますか。 253: ◯委員長高橋裕子君) 高田課長。 254: ◯学校教育課長(高田勘治君) そうですね、詳細の分析というのはなかなか難しいところがありまして、一つはやはり、生徒さんがもう全体的に少なくなってきているのもございますし、あとは、なかなかここで御説明するまでの情報は正直持ち合わせてないところではございます。ただ、推測として言えば、例えば全国体力運動能力運動習慣調査というのを毎年度、これは国の取り組みですけれども、ここの傾向ですれば、都市部と一般の農村部といいますか、の違いとしては、地域スポーツクラブを選択する生徒さんが多いという傾向も出ていまして、これは春日市に限ったことではないんですが、春日市が都市圏に位置するところを考えれば、そういった全国的な傾向が一つ、理由としてですね、考えられるのではないかなとは思います。 255: ◯委員長高橋裕子君) はい、いいですか。 256: ◯委員(迫 賢二君) 以上です。 257: ◯委員長高橋裕子君) 藤井委員。 258: ◯委員(藤井俊雄君) 素晴らしいマニュアルがですね、できているんではないかなと思います。保護者の方々にもぜひこういうものを知っていただけたらなと思うんですが、まずはきちっと教員の方々にですね、知ってもらうことが第一なんだろうと思うので、このマニュアルを誰が担当教諭に、どのように説明しているのかを教えてください。 259: ◯委員長高橋裕子君) 高田課長。 260: ◯学校教育課長(高田勘治君) 今、重要な御視点をいただきました。一つは保護者、一つは教員ということで、教員につきましてはですね、先生方を集めてということはなかなか物理的にも難しゅうございますので、4月の校長会におきまして、この指針については説明をいたしまして、各顧問の先生、教職員全体に対しての説明を、ここに挙げていますとおり、校長先生のリーダーシップを発揮しましてですね、しっかり伝えてほしいということの説明はさせていただいております。  それから、今御指摘いただきました保護者につきましてもですね、こういった部活動指導の指針の重要性を、これは今後のことになりますけれども、ダイジェスト版なりをつくりまして、保護者の方にも周知をしていく必要があるというふうに考えております。ありがとうございます。 261: ◯委員(藤井俊雄君) よろしくお願いします。 262: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。西川委員。 263: ◯委員(西川文代君) 今のところに関連します。私も子どもをですね、二人育てている間に思ったのが、やはりすごく部活がですね、過度というかですね、休みはない、暑いときも一日練習とかですね、そういうことで、やはりよくクレーマーという言葉もありますので、親として、一保護者としてですね、やっぱりその部活動に対する不満といったらおかしいですけど、それをなかなか口にできないという保護者の方もやっぱりおられるので、こういう指針のもとにやっていますから、もし行き過ぎている場合はですね、きちんと保護者のほうからこういうことで子どもが困っていますとか言っていけるような体制をですね、ぜひつくって、そういう小さい声からですね、やはり子どもたちが気持ちよく部活動ができるような状況、本当に教育的効果が上がるような状況をつくっていただきたいなというふうに思います。 264: ◯委員長高橋裕子君) 高田課長。今の意見に対してでしょう。 265: ◯学校教育課長(高田勘治君) この指針の8ページにも挙げていますとおり、保護者会とか職員会等を開催するということを一つの指針の項目として挙げさせていただいておりますし、実態といたしましてもですね、やはり保護者会を通じての、例えば先生からの声というのも私どもに届いておりますので、この辺をしっかり、顧問の先生あるいは学校としてですね、保護者への理解を求めているのかなというふうには捉えておるところです。 266: ◯委員長高橋裕子君) 西村委員。 267: ◯委員(西村澄子君) 関連して。今、西川委員が言われたように、そういうお考えの保護者と、もっともっとというような保護者との、すごく格差がですね、逆に気になる部分なんですね。やっぱり求める部活動としてのあり方というのの感覚が、保護者とか子どもたち、生徒にとって、すごく広がっていっているような気がします。それをこういうマニュアル等を使って一つに統一することがいい方向になってほしいんですが、往々にしてそういうふうに解釈されないところも出てくると思うので、これはやっぱり伝え方とかですね、いうことをきちっとしていかないと、なかなか。そしてもっと言えば、春日市ではこれが理解できていても、例えば大会になると、どんどんどんどん近隣の筑紫地区とか、筑前大会、県大会、全国大会となると、その温度差はまだまだ、どんどんどんどん深まっていっているものではあるのかなというふうに思いますので、そこのところがですね、なかなかやっぱり難しいところなんじゃないかなというふうに。  ですので、やっぱり突き詰めるところは、本来の部活のあり方というところを、しっかりリーダーシップとして校長先生がちょっと伝授していただかないと、これは子どもにもですね、生徒たちにも保護者にも教員にもというところが感じるところですけど、そういう伝達は校長先生のリーダーシップ任せというところでよろしいんですか。 268: ◯委員長高橋裕子君) 高田課長。 269: ◯学校教育課長(高田勘治君) 今、西村委員から御指摘いただきましたように、保護者の理解というのも大変重要なことだと考えておりますので、この部活動指導の指針を保護者向けにですね、ダイジェスト版なり、そういったものは市教委としてつくりまして、保護者への理解を進めていきたいというふうに考えております。
     また、大会等に関しましても、これはちょっと7ページのほうに書いておるんですが、筑紫地区にございます中学校体育連盟や、そういった関係部門に対しましてですね、しっかり試合等の見直し、こういったものを早急に行うようにということで、これは筑紫地区の5市と筑紫地区の中体連の間でですね、話を進めていくように、今、情報提供までですけれどもしておりますので、今後はそういった検討が進められていくというふうに書いているところです。 270: ◯委員長高橋裕子君) 西村委員。 271: ◯委員(西村澄子君) 部活動をきっかけに、子どもたちの不登校につながったりですね、いじめにつながったり、それから教育長トークとかでも、意外と先生方は部活動に対しては物すごく熱心に受けとめられている先生方が多いというのが私の実感だったんですね。余り負担に思われていないという。特に中学校に関しての先生方は、子どもたちのいいコミュニケーション的なものに、プラス思考に考えてらっしゃっている先生方がすごく現場では多いなというのが私の感想なんですけど、だからこそ、そういう伝え方というのを丁寧にしてあげないと、どうしてもやっぱり取りこぼしというんですかね、置いていかれる子どもたち、その温度差、先生方の熱い情熱と、それと子どもたちに対する温度差がすごく生まれていくような気がしますので、そういうところも丁寧にお願いしたいなというふうに思います。 272: ◯委員長高橋裕子君) 高田課長。 273: ◯学校教育課長(高田勘治君) 全く、今、委員がおっしゃったように、まず生徒理解に基づく指導というのをこの指針の基盤に据えておりますので、その視点から十分教員の方には、先ほど言いましたこういう練習予定表や実態調査を通じてですね、この指針の考え方を説明していきたいというふうに思っております。ありがとうございます。 274: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。川崎委員。 275: ◯委員(川崎英彦君) 春日市における部活動の現状というところで御説明をいただいたんですけど、生徒の加入率78.8%ということで。顧問数が出ているんですけど、この顧問率というか、経験ありの顧問率は出ているんですけど、全体の先生の総数における顧問率というのはどのぐらいあるんですか。 276: ◯委員長高橋裕子君) 高田課長。 277: ◯学校教育課長(高田勘治君) 教職員全体で何人の方が顧問をしているかですか。 278: ◯委員(川崎英彦君) そうそうそう。割合で結構ですけど。まあ、185人という顧問数が出ているので、185人の方が。 279: ◯学校教育課長(高田勘治君) 全体の教員数がちょっと……。 280: ◯委員(川崎英彦君) 大体8割ぐらい。 281: ◯委員長高橋裕子君) 部活動に対する顧問の割合ですか。先生に対する。 282: ◯学校教育課長(高田勘治君) 全職員の。 283: ◯委員(川崎英彦君) いや、いいです。また次の機会に教えてもらったらいいです。 284: ◯学校教育課長(高田勘治君) じゃあ、ちょっと調べまして、御報告いたします。 285: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 286: ◯委員(川崎英彦君) 結構多くのね、先生方が顧問されてあって、御苦労されていることをよくお聞きするんですけど、今回の指針については、子どもたちをどのように守っていくかという部分が大きいと思うんですけど、実際、その先生方がですね、負担に思っている部分もあるし、日々2時間、3時間指導をして、また、土日においてもですね、出ていって指導するわけですよね、指導監督をするわけです。  こういうふうに子どもたちを守るということもそうなんですけど、先生方のですね、労働環境というものもですね、一緒にやっぱり見ていかないと、規制とか指導とか方針だとかっていっぱいやることばっかりふえて、負担がですね、特に気になるんですね。  子どもたちの体罰等のことも特によく書かれていますけど、そこに至る子どもたちが反抗したときとか、指導に従わなかったときは、じゃあどういうふうにして先生がですね、ストレスから身を守るんだっていうところまでですね、一緒に考えていかないといけないと思うんですけど、そこら辺の指針というか、考え方というか、そういったものを何か明確化するというようなことはないんですかね。 287: ◯委員長高橋裕子君) 今の後段の話、教師の働き方改革の部分でどうかということと、それから、今言われた体罰のことと、二つ今言われたんですけど、どっち。 288: ◯委員(川崎英彦君) いやいや、もう働き方ですね。体罰はその働き方がつながってくるということなので。 289: ◯委員長高橋裕子君) 両方でいい。 290: ◯委員(川崎英彦君) はい。 291: ◯委員長高橋裕子君) じゃあ、その後段の。高田課長。 292: ◯学校教育課長(高田勘治君) 具体的な行為といたしましては、12ページにですね、部活動指導時の行為の是非という形で、あくまでも例示というふうに捉えておりますけれども、教育上必要と認められる、必要かつ合理的と考えられる例として幾つか挙げる。あるいは、有形力行使であっても正当な行為と考えられる例。一方、指導上許されない行為という例を挙げましてですね、あくまでも例なんですけれども、お示しはしております。 293: ◯委員(川崎英彦君) ごめんなさい。ちょっと僕の質問の仕方が悪かったですね。 294: ◯委員長高橋裕子君) 川崎委員。 295: ◯委員(川崎英彦君) 体罰をですね、どういうふうに防ぐかということではなくて、先生方が日々のですね、指導環境においてストレスを感じている。時間外労働だったりですね、休日出勤だったりとか、そういったものとか、その状況下において、なおかつ生徒が指導に従わなかったときのですね、対応というか、体罰を防ぐ対応ではなくてですね、そういったところで、すごくストレスがふえてくる現状があると思っているんですよね。だからこそですね、先生たちがどのようなところまで責任があって、これ以外はもう責任はないんですよというような、労働上守られるものがですね、そういう仕組みづくりというか、話し合いというかですね、そういったものが求められると思うんですけど、そういう状況が必要だと思うんですけど、先生たちの働き方の改善みたいなものは話し合われているのか。 296: ◯委員長高橋裕子君) 指針の中で、そういった面が配慮されている部分を説明していただければわかるんじゃないかなと思うんですけど。  高田課長。 297: ◯学校教育課長(高田勘治君) この部活動指導の指針はですね、今おっしゃった働き方改革の視点というよりは、部活動に参加する生徒への指導への指針というところでして、働き方改革の視点はまだこの中には入ってはいない。ただし、休養日ですとか、1時間の活動時間は当然教職員の方の働き方も含んだところですし、先ほど申し上げましたとおり、部活動指導員も今言いました経験の少ない顧問の先生とか、家庭の事情でなかなか部活動の時間がとれない教員の方のためにも、もちろん体制の充実とあるんですが、この部活動指導員の配置を行っているということでございます。 298: ◯委員長高橋裕子君) いいですか。じゃあ、川崎委員。 299: ◯委員(川崎英彦君) そうですね、指針の中にはですね、そういうようなこと、メーンとしてはうたわれてはいないというのは十分理解できるからこそですね、別の部分でそういうものを話し合う場が必要になっているんじゃないかということを申し上げているんですね。そういう必要性というか、そういう場を検討されているんだったら教えていただきたいし、どういうふうに考えているのかというのも。 300: ◯委員長高橋裕子君) 神田部長。 301: ◯教育部長(神田芳樹君) 今の御質問の、具体的に部活動のこれはこうだということは申し上げられませんけれども、以前、ちょっと時期はあれですけども、教職員の働き方改革において教育委員会のほうがですね、教員による研究会などを設置してですね、今、鋭意研究を進めておると。その中で、教職員のアンケートなどを今とっておりまして、より教職員の、先ほど言われた部分がどこまで入っているかまだ分析はしておりませんけれども、そういったところをしっかり酌みとってですね、単純に数字の集計でなくということで、今進めております。  その中で、恐らくですけれども、当然、今おっしゃられた部活動に対するストレスの問題とかもですね、いろんな意見が含まれてきますし、また、その教職員のアンケートはまた研究会の代表の教員の方が、この結果をどうやって見ていくのかとかですね、で、学校の中で対応すべきものとか、教育委員会でフォローができるものとか、そういった作業を、ちょっとお時間かかりますけども、今、働き方改革が叫ばれていますので、つけ焼き刃ではなくてですね、しっかり時間をかけて取り組みたいというふうにやっております。  その中でまたですね、何らかの方向性なりが出てくれば、またこの場でも報告ができるかなと思っております。よろしくお願いします。 302: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。岩切委員。 303: ◯委員(岩切幹嘉君) これ、部活動の指導指針ということであれば、文化部も含んでいるかと思いますが、内容を見たらほぼ運動部の内容で、特に、部活動の行為の是非とかいうところを見ると、試合中に危険な反則行為を出さないとか、殴る蹴るとか、熱中症の問題であるとか、点がとれないで投げたりしたらいかんとか、何かこう見ると、もう全部、全般としてなんですけど、これ文化部もあわせての指針という捉え方でいいんですか。 304: ◯委員長高橋裕子君) 高田課長。 305: ◯学校教育課長(高田勘治君) 冒頭言いましたように、1ページのほうに説明をしておりますが、1番、部活動指針の設定というところで、下から3行目ですね。文化庁のほうで策定しました文化部活動のあり方に関する総合的なガイドラインを一応参酌しておるんですが、なかなか記載事項としては、体育会系の部活がいろんな形で、こう記載しているという捉え方をされることはあるかもしれません。一応参酌はしております。 306: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 307: ◯委員(岩切幹嘉君) これ、あわせてこういう内容等も運動部に限らず文化部にも徹底するということでいいんですか。 308: ◯委員長高橋裕子君) 高田課長。 309: ◯学校教育課長(高田勘治君) この練習予定表をつくっていただいたりというのは、例外なく文化部も含めて。 310: ◯委員長高橋裕子君) 岩切委員。 311: ◯委員(岩切幹嘉君) いや、これは文化部を外して運動部だけのことかなと思ったら、違うということですね。はい、わかりました。 312: ◯委員長高橋裕子君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 313: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、次の項目をお願いいたします。  神田教育部長。 314: ◯教育部長(神田芳樹君) それでは、2番のその他ということで、お手元にですね、済みません、こちらですね、主要行事等報告ということで、報告を課ごとにまとめておりますので、記載の日付が前後しますけれども、課ごとに課長のほうから報告をさせていただきます。 315: ◯委員長高橋裕子君) 高田課長。 316: ◯学校教育課長(高田勘治君) 学校教育課になります。  8月8日にですね、ここに記載しておりますとおり、時間、場所におきまして、市立中学校の吹奏楽部合同演奏会を予定しております。  続きまして、8月20日火曜日、時間、場所にありますとおり、第14回春日市中学生英語暗唱スピーチ大会を予定しております。  また、8月31日ですね、ここに記載しております時間、場所におきまして、「第9回知のチャレンジKASUGA」。これは内容としましては、親子一般市民の方に参加いただく国語及び算数テストの受験というふうな内容になっております。  以上、学校教育課終わります。 317: ◯委員長高橋裕子君) 三丸課長。 318: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) まず、8月9日になります。上から4行目のところです。春日市六中・生徒会サミット実践発表会と市長の出前トークになります。実践発表のほうは、春日市青少年育成市民会議のほうの主催になります。これは個別に議員の皆様には御案内が行っているんではないかなというふうに思っております。今年度も市内六中学校の生徒会役員が12月に活動の目的を宣言しまして、それに向かって取り組んできた活動を実践発表するものです。これが8月9日午前9時20分から0時10分までです。その後、午後1時10分からは市長の出前トークの形式で、中学生、中学校の生徒会役員と一緒に意見交換をするものになります。  その下になります。7月16日から9月27日までの間で募集をしております弥生の里児童画大賞展です。お手元のほうにこちらのパンフレットをお配りしていると思います。こちらをですね、毎年やっているものになりますが、今年度はこの期間で募集をしております。ことしはテーマを「みんなで春をつくろう」ということで、市のブランドイメージを示しまして、それから感じられる自由な発想で作品を出していただきたいというふうに考えているところです。  済みません、こちらのほうに記載はないのですが、お手元にこのカラーのパンフレットもお配りしていると思います。チラシですね。夏のふれあい体験王国ということで、8月4日日曜日の午前10時から午後2時まで、ふれあい文化センターの新館ギャラリーで実施いたします。こちらのほうは、社会教育関係団体春日市あそび名人の会が主催しております教育委員会の共催事業です。子どもたちが昔遊びやトンボづくりの体験活動をできるようなブースを設けております。お時間がありましたら、ぜひ御見学、多々御参加いただけたらというふうに御案内いたします。  以上です。 319: ◯委員長高橋裕子君) 市場主幹。 320: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 続いて、市民図書館の事業2件を報告いたします。  下から2行目、7月7日に実施されました市民図書館主催の講座「ラグビーの魅力とラグビー観戦の楽しみ方」です。講師は、雑誌ラグビーマガジンの編集長である田村一博氏。70人の参加者を前に、キャンプ実施3カ国の見どころや期待の選手、ワールドカップを楽しむノウハウを伝えました。井上市長とラグビーの魅力について語り合う場面もあり、参加者からは「ラグビーへの興味が深まった」などの感想が寄せられました。市民図書館では、館内にラグビー関連の図書を集めたコーナーをつくるなど、ラグビーワールドカップ実施本部事務局と連携し、市民に事業PRを行っています。  続きまして、一番下の行です。こちらはチラシがございます。こちらになります。金曜の夜は図書館で夜活。8月2日午後7時から市民図書館で行われます。今年度からの新規事業となっておりまして、午後8時まで開館している金曜日の夜に、書庫などをめぐる見学ツアー、司書が本を紹介するブックトークなどを行います。書庫の本の利用方法、あるいはメールによる新着図書情報の登録方法など、図書館の便利な使い方を市民に提案する、図書館利用促進事業となります。  地域教育課は以上です。 321: ◯委員長高橋裕子君) 神崎文化財課長。 322: ◯文化財課長(神崎由美君) 続きまして、裏面になります。文化財課から四つですね、報告させていただきたいと思います。  まず最初は、武末新兵衛絵巻動画配信についてという、こちらでございます。お手元にですね、プレスリリースで資料のほうを配付しておりますので、こちらをごらんください。武末新兵衛絵巻につきましては、春日中学校美術部と布絵本コスモスの会に御協力をいただきまして、3年がかりで制作をいたしました、全長6メートルにも及ぶキルトでできた布絵巻でございますが、この絵巻の主人公である郷土の偉人、武末新兵衛をもっと多くの人に知ってもらうため、今回、YouTubeで動画を配信いたしました。動画の制作に当たりましては、絵巻に引き続き、春日中学校に御協力をいただき、ナレーションを放送部にお願いいたしました。絵巻1枚1枚に音声を吹き込み、動画を完成させたものです。なお、YouTube検索の際は、春日市教育委員会文化財課で検索いただければヒットするかと思っております。  現在、絵巻の現物は、春日市奴国の丘歴史資料館のエントランスに展示をしております。また、動画の公開に合わせて、当該動画及び絵巻の英語版もホームページに公開いたしましたので、よろしければごらんいただければと思っているところです。  続きまして、夏休みの子ども向け体験教室の件です。お手元にA4半分の大きさのチラシをお配りしていると思います。今回のわくわく歴史体験、土器をつくる、しる、土器をやくのものでございます。開催は7月27日土曜日と8月24日土曜日で、春日市奴国の丘歴史資料館で実施をいたしました。やきものボランティア釉遊会の皆さんに御協力をいただきながら、7月は実際に土器を見て、そしてさわって、粘土でミニチュア土器をつくってもらいました。8月はつくった土器を弥生時代の土器と同じく、泥窯で焼き、完成となります。珍しい古代体験として、2回シリーズで実施をするものです。  最後になります。奴国の丘歴史公園絵画展についてでございます。こちらは市報のですね、コピーのほうをつけさせていただいているところです。市報かすが8月1日号拡大版のコピーです。表題の事業につきましては、毎年恒例になっております春日北中学校の生徒さんたちが書かれた奴国の丘歴史公園の絵画を展示する事業です。今回は中学1年生が描いた106点が展示をされます。期間は、令和元年8月1日木曜日から8月28日水曜日、場所は奴国の丘歴史資料館の展示室でございます。そのほか、ホームページにも広報のほうをしておるところでございます。  文化財課からは以上です。 323: ◯委員長高橋裕子君) 主要行事報告が終わりましたけれども、質疑ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 324: ◯委員長高橋裕子君) 神田教育部長。 325: ◯教育部長(神田芳樹君) 2のその他の括弧に、その他ということで1点だけありますので、担当課長が報告いたします。 326: ◯委員長高橋裕子君) 市場主幹。 327: ◯地域教育課主幹(市場結実君) お配りしています資料は、こちらの学校図書館業務委託に関するプロポーザルの資料、A4をとじてございますこちらになります。6月の総務文教委員会で御報告いたしました学校図書館支援業務につきまして、その準備スケジュールの中で、ことし7月から9月にかけて、委託業者の公募及び審査を行うことを御説明いたしました。先週7月26日から市のホームページに、学校図書館支援業務公募型企画提案(プロポーザル)、こちらの実施要領、仕様書及び様式を掲載し、公募を開始しております。その同じ内容を本日配付しておりますので、こちらのほうをどうぞ御確認ください。  以上です。 328: ◯委員長高橋裕子君) 今の報告に対して質疑はありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 329: ◯委員長高橋裕子君) ないようですので、神田部長。 330: ◯教育部長(神田芳樹君) 教育部の報告は以上でございます。 331: ◯委員長高橋裕子君) これで教育部の調査事件、閉会中の調査事件等を終わりますので、執行部の方は退席していただいて結構です。ありがとうございました。  ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後4時04分                 再開 午後4時06分                ──── ─ ──── ─ ──── 332: ◯委員長高橋裕子君) 休憩前に引き続き、再開します。  閉会中の調査事件等報告等はこれで終わりといたします。  これを持ちまして、本日の総務文教委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後4時06分...