春日市議会 2019-03-22
平成31年第1回定例会(第6日) 本文 2019-03-22
1: 開議 午前10時00分
──── ─ ──── ─ ────
◯議長(
金堂清之君) おはようございます。
全員出席であります。
ただいまから本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付いたしております
議事日程第6号のとおりであります。
──── ─ ──── ─ ────
┌─────────────────────────────┐
│日程第1
予算審査特別委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│
└─────────────────────────────┘
2: ◯議長(
金堂清之君) 日程第1、第27号議案を議題といたします。
予算審査特別委員会の審査結果の報告を求めます。
予算審査特別委員長、
野口明美議員。
3:
◯予算審査特別委員長(
野口明美君)〔登壇〕
予算審査特別委員会委員長の
野口明美でございます。
本定例会において付託を受けております第27号議案「平成31年度春日市
一般会計予算について」、審査結果の報告をいたします。
初めに、平成31年度
一般会計予算の総額は、対前年度比1.4%増の333億3,432万1,000円となっております。
次に、予算の概要でありますが、歳入では、まず自主財源のかなめである市税は、対前年度比2.3%増の130億6,824万6,000円となっております。
これは、
個人市民税については、
給与所得等の伸びを見込み1億9,696万5,000円の増を、
法人市民税については、景気の上向きを考慮し3,343万5,000円の増を、また
固定資産税については、堅調な新築数を考慮し4,740万円の増を見込んだためであります。
次に、
地方交付税と
臨時財政対策債との合計である実質的な
地方交付税は、項目別では、
地方交付税が増、
臨時財政対策債が減となっており、総額は対前年度比3.6%減の51億408万7,000円となっております。
次に、市債は、対前年度比15.2%増の20億9,420万円で、2年連続で増額となっております。
これは、小学校大
規模改修事業費の増に伴う起債額の増額が主な要因であります。
また、平成31年度末の市債現在高は277億1,792万8,000円となり、4年連続で減少する見込みであります。
次に、歳出であります。
歳出を性質別に分類した場合、まず
義務的経費については、対前年度比1.7%増の169億9,571万6,000円となっております。
これは、人件費については、
職員退職手当の減等により2,906万9,000円の減を、公債費については、平成30年度に借り入れる
連続立体交差事業債や
市営住宅建設事業債の
元金償還金などによる700万2,000円の増を、扶助費については、障がい
者関係給付費の高い伸びや、
年間支給回数の変更による
児童扶養手当の増等により、3億1,032万7,000円の増を見込んだためであります。扶助費については、7年連続の増加であり、
歳出予算に占める割合も3割を超え、非常に高い割合となっております。
次に、
投資的経費については、対前年度比9.4%減の35億3,681万2,000円となっております。
これは、
若草市営住宅を初めとした市営住宅建替事業、
新南部工場関連周辺環境整備事業費、
春日野中学校普通教室空調設備整備事業費及び
庁舎等維持補修事業費等が減少したことにより、2年ぶりの減となったものであります。
次に、その他の経費については、対前年度比4.4%増の128億179万3,000円となっております。
これは、主に
ラグビーワールドカップ公認キャンプ地関連経費の増加や、
給食備品購入費の増加などによる物件費の増を見込んだためであります。
なお、
予算編成に当たっては、
事業実施所管に
予算編成の権限の一部を移譲し、
市民満足度の最大化を図ることを目的とした
自律経営予算制度、いわゆる
枠配分予算を新たに試行導入し、
予算編成を行ったとの説明を受けております。
以上が、平成31年度春日市
一般会計予算の概要であります。
委員会では、予算書、予算に関する
説明書等に基づき、各事業の新規や継続の区分、目的・必要性・
変更内容等について執行部に説明を求め、慎重に審査を行いました。
審査の過程で、特に議論となったのは次のとおりであります。
まず、今回から試行的に導入される
自律経営予算、いわゆる
枠配分予算について、効率的に事業を行った結果、執行額を抑えることができた場合、どのように評価するのかとの質疑が出され、インセンティブという形で次年度に反映させることを考えているとの回答を受けております。
次に、歳入では、
地方交付税は微増で、
臨時財政対策債がかなり減額となっているが、ここまで低く見積もって大丈夫なのかとの質疑が出され、この大幅減となった理由は、国が
地方財政計画で示した率に沿ったためであり、おおむねこの率に沿った額で交付されることになるとの回答を受けております。
次に、歳出の
経営企画部関係では、
ウエブサイトリニューアル業務について、職員の
更新作業の効率化が図られるとは具体的にどう効率化されるのかとの質疑が出され、現在は広報担当で一括して
更新作業を行っているが、CMSを導入することにより各所管で
更新作業ができるようになるとの回答を受けております。
次に、
総務部関係では、
職員研修費の
自己啓発支援助成金について質疑が出され、名称をこれまでの
資格取得助成金から
自己啓発支援助成金に変更し、
育児休業者の
通信教育も助成の対象に加えた。今までの
資格取得助成の内容は残しながら、新たに
育児休業者が自宅で取り組めるよう支援をしていくとの回答を受けております。
また、市庁舎大会議棟1階
内部改修事業について、
空きスペースとなる大会議棟1階にどのような機能を持たせるかなどは決まっているのかとの質疑が出され、売店の機能、食事をする機能、会議室の機能を持てるような形での設計というふうには考えているとの回答を受けております。
また、福岡県福祉の
まちづくり条例に準拠した、出入り口のドア、段差等の整備を見込んだ設計であると考えていいかとの質疑が出され、建物上の制約があるため、いずれかの工夫をしながらになると思うが、準拠した形になるような設計を考えているとの回答を受けております。
次に、
地域生活部関係では、
街頭防犯カメラ設置費補助事業について、設置後の
防犯カメラの電気代の支払いやデータの管理は自治会で行うのかとの質疑が出され、設置に対する補助のみであるため、電気代は自治会が負担することとなる。また、データの管理は、市が提示する案に沿って自治会で要綱をつくり、それに基づいて管理していくこととなるとの回答を受けております。
また、
地区公民館等大
規模改修について、大
規模改修時に
エレベーターを設置するよう前向きに検討してほしいとの強い要望が出されました。
また、
商工会一般事業補助金について、補助金の
交付要綱では、事業に対して出すべきものとなっているが、
賛助会員を含めた会員数に基づき補助金を出しているのはおかしいのではないかとの質疑が出され、商工会は会員・非会員とを問わず、地域の事業者の経営の改善・発達を支援するという
商工会法に基づく
運営指針があり、
賛助会員に対しても他の会員と同様にサービスを提供しており、その事業に係る経費を市が補助することについては、
交付要綱第2条に合致すると考えているとの回答を受けております。
次に、
教育部関係では、
学校図書館支援業務委託料について、現行の
嘱託図書司書の勤務時間を長くするなどして対応できないのかとの質疑が出され、専門業者の経験と活力を生かした新たな
学校図書館支援をしていきたいと考えているとの回答を受けております。
また、コミュニティ・
スクール事業費について、今回新たに県外の先進地を視察する旅費が計上されているが、1
中学校ブロック分の予算となっている。6
中学校ブロックが毎年交代でやっていくのかとの質疑が出され、毎年1
ブロックずつ県外視察をしたいと考えているが、今回は単
年度予算となっている。研修の成果を持ち帰った結果、有効性が認められた場合は強く予算を要求していきたいとの回答を受けております。
また、
小学校施設整備事業費について、大
規模改修の際は
エレベーターを設置していくという考えはあるのかとの質疑が出され、基本的には大
規模改修を行う際に設置することを検討しているが、必ずしも設置できるとは現時点では明言できないとの回答を受けております。
また、大
規模改修の際は、構造物だけでなく、その施設に見合う照明の照度の確保にも努めるよう要望が出されました。
次に、
福祉支援部関係では、
子育て世代包括支援センター事業費における産前・産後
サポート事業について、
乳児家庭全戸訪問は無料なのに、なぜ産前・産後
サポートでは利用料を取るのかとの質疑が出され、
国庫補助事業であり国の
補助要綱に従って事業を設計している。全員を対象にしたものと、必要のある人だけが利用するものという違いがあるとの回答を受けております。
また、両事業の具体的な違いは何かとの質疑が出され、
乳児家庭全戸訪問は、相談を受けたり、助言や指導をするもので、育児の
サポートはしない。実際に手伝いをするということはなく、やり方の指導をするだけである。産前・産後
サポートでは、実際に沐浴など育児の手伝いをする。実家が遠方であるなど、実母などから支援が受けられない方の負担の軽減を図ることを目的としているとの回答を受けております。
次に、
健康推進部関係では、
スポーツ団体育成費について、
体育協会の今後の方向性としてはどう考えているのかとの質疑が出され、今回の
予算編成では、
委託事業の一部を市に戻し、
体育協会が検討を行う時間をつくることを趣旨としている。今後、自立に向けての検討を重ねてもらい、
加盟団体のお世話をする形しかないという結論が出れば、以前のような補助金の形に戻していくということも見据えている。市としても、なるべくよい方向に向かうよう話し合いの中に入り、かかわっていきたいと考えているとの回答を受けております。
次に、
都市整備部関係では、
児童遊園施設維持補修費について、遊具が古くなった場合、撤去するなど、どのようにしているのかとの質疑が出され、基本的には交換をしているが、
自治会等と協議して、地域のニーズに沿った形で改修等を行っているとの回答を受けております。
また、例年要望が多く、補正で対応していると思うが、今後も申請があった際には前向きに検討し対応するようにしてほしいとの要望が出されました。
次に、
市民部関係では、市税の
歳入予算のうち、
滞納繰越分の予算が大幅に減っているがなぜかとの質疑が出され、現年度分を中心として徴収を強化しているため、翌年度への繰り越しが減っているとの回答を受けております。
また、
社会保障・
税番号制度事務費における
個人番号カード等関連事務負担について、
公民館等で
タブレットを使って説明をするということだが、例えば35地区全ての
公民館等で行うなど、具体的にどのような計画なのかとの質疑が出され、詳しい内容については現在検討中である。申請に必要なツールとして持ち運びができインターネットにつながる
タブレット、それと、それに伴う通信費について予算措置している。その他の部分については、これから知恵を絞り、利用しやすい制度にしていきたいとの回答を受けております。
最後に、委員から、第27号議案「平成31年度春日市
一般会計予算」について、修正案が2件出されました。
1件目の修正の内容は、第27号議案「平成31年度春日市
一般会計予算」第3条に基づく「
債務負担行為」の事項のうち、「
学校図書館支援業務委託料」を削除するものであります。
1件目の修正案に対し採決を行った結果、賛成3名、反対13名の
賛成少数により、修正案を否決することに決定いたしております。
次に、2件目の修正案の内容は、第27号議案「平成31年度春日市
一般会計予算」第1条に基づく「歳出」の事項のうち、7款1項2目「
商工会一般事業補助金」のうち
賛助会員に対する分の補助金を減額するものであります。
2件目の修正案に対し採決を行った結果、賛成2名、反対13名の
賛成少数により、修正案を否決することに決定いたしております。
次に、原案に対し採決を行った結果、賛成14名、反対2名の賛成多数により、原案を可決することに決定いたしております。
以上で
予算審査特別委員会の審査結果の報告を終わります。
4: ◯議長(
金堂清之君) ただいまの
予算審査特別委員長の報告に対し、まず初めに質疑をお受けいたします。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
5: ◯議長(
金堂清之君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
次に、討論をお受けいたします。
討論の通告がありますので、発言を許します。
9番、
西川文代議員。
6: ◯9番(
西川文代君)〔登壇〕 9番、み
らい春日、
西川文代でございます。
第27号議案「平成31年度春日市
一般会計予算について」、執行部より説明を受け、不明な点や理解が十分できない点について多くの質疑をさせていただき、慎重に審査いたしました。
その結果、ほとんどの内容が、春日市の魅力的な発展と
春日市民の幸せという視点から現在と未来を鑑み、納得のいく予算が立てられていると判断することができました。
しかしながら、数点におきましてどうしても納得のいかない点がございましたので、本日は反対の立場で討論をさせていただきます。
まず、
債務負担行為として限度額1,987万8,000円の予算枠が、平成32年度から平成33年度の2カ年分として
学校図書館支援業務委託料を予算化している点です。
この委託の
業務内容には、
春日市内の6中学校の
図書司書業務が含まれております。現在、春日市では、中学校の司書を各中学校に1名ずつ
嘱託職員として雇用している状況で、春日市の直接雇用です。しかしながら、春日市の目標とする状況に対して多くの課題があるため、このたび
学校図書司書業務を民間に委託し、この課題を積極的に解決するための対応であるとの説明を受けました。
また、審査の中で、私は2016年に国から出された「これからの
学校図書館の
整備充実について」の報告や「
学校図書館ガイドライン」の趣旨から外れていく方向ではないかと質疑をしましたところ、
ガイドラインから外れるものではないとの回答をいただきました。
しかしながら、
業務委託になるということは、
学校図書司書が不在の状態である学校として認知されている事実があり、また、
業務委託で雇用された者に対しては、
学校図書館の館長である学校長は直接その場で指揮をとることができないという事実もございます。
そもそも子どもを教育するということは、瞬時、瞬時が勝負であり、図書館で働かれている方が資料等の提出はできても、教育者として教育的なかかわりをその場ですることができない状況、また、学校長が直接教育的な指揮をとることができない状況というのは、子どもの
教育環境として好ましい状況をつくらないと私は考えます。
また、
中学校図書司書は、現在各学校1名、しかも勤務形態は週3回、1日5時間です。この6名の方々にかかる春日市の持ち出しの分は、現在454万8,000円と、本当に信じられないほどの低い額であり、そのことを考えますと、この予算額で理想を実現しようというのは困難をきわめますし、現実的に無理であると私は考えます。そのような状況があるのであれば、
チーム学校の一員として、短い時間を有効活用しながら、懸命に働いてくださっている
図書司書の方々との対話、意見交換を十分にしていくべきであったと思います。
そして、まずは勤務時間をふやす。または、6名の方の中からリーダー的な方を選出して、6
中学校図書司書の連携・協力体制、
研修体制などを充実させることから始めるべきであると考えます。
そのようなプロセスがあったことを、審査の中の質疑の回答を聞きましても、十分に理解することができないと私は判断いたしました。
市民図書館の
指定管理者制度導入時も、私は第9号議案「春日市ふれあい
文化センター設置条例の一部を改正する条例の制定について」、反対の立場で討論をさせていただきました。
私がこの4年間の議会活動の中で反対の立場をとったのは、この春日市の
図書館業務運営、子どもの
読書活動推進についてであり、それは春日市の、それについてのあり方を、今一度、現場でそれに純粋な気持ちで当たってこられた職員の方々、またボランティアとしてかかわってこられた文化人、知識人であられる方々の切なる思いを傾聴し、対話を重ねていただきたいという思いからでございます。
指定管理者制度導入、
業務委託をする際には、慎重な検討と、それにかかわる方々との十分な対話が必要であると考えております。特に、全国的にも例が少ない
教育関係の業務に関しては、慎重に十分な検討を特に重ねていただきたいと考えております。全ては未来を生きる
子どもたちにかかわる重要な問題です。
その他、
一般質問でも申し上げましたが、
放課後児童クラブについて、今までであれば第2
クラブ舎を建設していた状況であるにもかかわらず、
チャイルドクラブにおいては、第2
クラブ舎の建設はなく、
学校施設である家庭科室を使用するということでの
空調設備や備品等の購入費が予算化されていること、また、
地区公民館への
エレベーター設置を大
規模改修時に随時行っていくこと、または、せめて大
規模改修時に集会室や調理室を1階にすることなどについての考えについて質疑いたしましたところ、明確な回答がなかった点につきましても、私は納得ができないと考えております。
そのような理由から、私は、第27号議案「平成31年度春日市
一般会計予算について」、反対いたします。市民の皆様の福祉の向上という観点から熟慮していただき、どうぞ私の反対の理由に御賛同いただきますように切にお願い申し上げます。
7: ◯議長(
金堂清之君) 11番、
竹下尚志議員。
8: ◯11番(
竹下尚志君)〔登壇〕 11番、創政会の
竹下尚志でございます。
私は、第27号議案「平成31年度春日市
一般会計予算」に対して、賛成の立場から討論を行います。
今月初めに衆議院を通過した国の平成31年度
一般会計予算案は、前年度比3.8%増の101兆4,571億円となり、
消費税率引き上げに伴う
景気対策を盛り込んだことが要因になっております。当初予算として、初めて100兆円の大台を超えています。また、政府がまとめた平成31年度
地方財政対策において、「地方の安定的な
財政運営に必要な
一般財源」の総額として、前年度を0.6兆円上回る62.7兆円が確保されております。
このような状況のもと、本市の平成31年度
一般会計予算は、前年度比1.4%増の333億3,432万1,000円となっております。国の動向が反映された適正な
予算規模であることと考えております。
歳入については、
地方財政計画を初めとする政府の見通しを踏まえ、本市の実情を加味した上で、市税、
地方交付税などが適切に算出されております。
また、市債については、前年度と同水準の発行額に留めており、
財政規律に配慮する方向性が堅持をされております。
そのほかにも、有効活用していなかった基金を廃止し、その基金の目的に直接役立つ事業に生かすなど、歳入確保のための工夫が見られます。
歳出については、
例年どおり、さまざまな
財政需要の均衡が図られた内容となっております。
市民生活の安定・向上の基礎となる扶助費などの
社会保障関係経費は、必要な財源が確保されており、定員増を伴う
保育所建てかえへの補助や
地域密着型特別養護老人ホーム整備への補助など、全世代に対する
社会保障の視点も考慮されております。
また、
教育関連分野への
取り組みに注力していることも、本予算の大きな特徴となっております。主なものとしましては、
教育環境向上のための計画的な
小中学校の大
規模改修事業、小学校への
教育用タブレット型端末の配置や
小中学校の
無線LANの設置、市の魅力向上のための
ラグビーワールドカップ公認キャンプ地関連事業などが盛り込まれております。
加えて、防犯安全の分野では、自治会の
街頭防犯カメラ設置に対する補助や、中学校におけるスタントマンによる
自転車交通安全教室の実施が新たに予定されております。
市民生活の安全・安心のより一層の向上につながるものと考えております。
そのほか、
西鉄春日原駅
周辺整備事業、
連続立体交差事業、
那珂川宇美線整備事業、
長浜太宰府線整備事業、市営住宅建替事業などの大型の
継続事業についても、着実に進められる予定となっております。
地方創生や
ふるさと納税への対応など直面する課題に対しても、創意工夫を凝らし、継続した
取り組みが盛り込まれております。また、本年10月に予定されている
消費税率の引き上げにも適切に対応した予算となっていることは言うまでもありません。
これらのことから、平成31年度春日市
一般会計予算は、現下の課題に的確に対応しており、市民の幸せの実現に向けて均衡のとれた内容になっているものと考えます。
以上、私は平成31年度春日市
一般会計予算について、ここに賛成の意を表明するものであります。
9: ◯議長(
金堂清之君) 1番、
吉居恭子議員。
10: ◯1番(
吉居恭子君)〔登壇〕 1番、
日本共産党、
吉居恭子です。
私は、第27号議案「平成31年度春日市
一般会計予算について」、反対の立場で討論を行います。
昨年12月21日に一旦閣議決定された平成31年度
政府予算案は、1月になって
厚生労働省の毎月
勤労統計調査の
調査方法の誤りにより、過去の失業手当や労災手当などの給付が過少になっていることが判明し、不足延べ2,000万人分、567億円の不足分の追加給付のため修正を余儀なくされました。政府の不始末により一度決めた予算案を修正するなどということは、前代未聞のことであります。
さらに、
調査方法の誤りを隠蔽するために、昨年1月以降の計算方法をこっそり変えたことで、昨年の
賃金上昇率がかさ上げされ、そのことを根拠に景気が回復したとして
消費税増税の判断をしたことも問題です。
そうした中で、
消費税増税を前提として、当初予算としては史上初の100兆円を超えました。12月に発表された2018年7月から9月期のGDPの2次速報では、
実質成長率が年率換算で2.5%減という大幅な落ち込みとなるなど、国内の経済指標も、世界の経済情勢も、とても増税できる状況ではないことを示しています。
また、2018年の実質賃金は、2012年と比べると
年収ベースで10万円も低下したままです。増税一部据え置きの、政府が言う複雑な
軽減税率や
ポイント還元など、国民にとっては混乱と不公平を招くもので、
消費税増税の
影響緩和策になるとは思えない対策となっています。
こうした中で、
消費税増税を見越しての春日市の平成31年度当初予算ですが、本年10月からの
こども医療費助成の所得制限の撤廃や
地域密着型特別養護老人ホーム等整備事業、産前・産後
サポート事業、
保育所待機児童対策、
市内中学校での
自動車交通安全教室の実施、教員の働き方改革に資する
小中学校留守番電話設置事業など、
市民生活の改善に御尽力されていることは承知しております。
しかしながら、学童保育では、
須玖小学校チャイルドクラブでも
利用児童がふえ続けているにもかかわらず、他の小学校で建設されていた第2
クラブ舎の建設をせず、開所時間だけ学校の教室を借りての運営をする計画となりました。同じ春日市の小学生として、不公平さは否めません。
また、
中学校司書の
民間委託計画を含む
学校図書館支援業務委託料が、平成32年度、33年度の
債務負担行為として計上されていますが、
学校図書館法では
学校司書として認められていない
委託職員に変えるというだけではなく、
市内小中学校の、文字どおり、
チーム学校の一員としての
学校司書を否定するような春日市の教育の後退とも言える事案があります。
春日市におかれましては、市民の声、現場の声をこれまで以上に十分に聞き、意見を交換し、市民が本当の意味で政治参加できるような市政を行っていただきたいとの要望を込めまして、平成31
年度予算への反対討論といたします。
11: ◯議長(
金堂清之君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
12: ◯議長(
金堂清之君) 討論なしと認めます。
これをもって、討論を終結いたします。
直ちに採決に入ります。
第27号議案「平成31年度春日市
一般会計予算について」、
予算審査特別委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
13: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第27号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
──── ─ ──── ─ ────
┌───────────────────────────┐
│日程第2 総務文教委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│
└───────────────────────────┘
14: ◯議長(
金堂清之君) 日程第2、第4号議案から第6号議案まで、第8号議案、第10号議案、第34号議案、第37号議案、報告第1号及び報告第2号を一括議題といたします。
総務文教委員会の審査結果の報告を求めます。
総務文教委員長、武末哲治議員。
15: ◯総務文教委員長(武末哲治君)〔登壇〕 総務文教委員会委員長の武末哲治でございます。
本定例会において付託を受けております議案のうち、さきに審査結果の報告をし、御議決をいただいております議案を除く9件について、審査結果の報告をいたします。
初めに、第4号議案「春日市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、職員の正規の勤務時間以外の時間における勤務に関し、国家公務員に準じた措置を講ずるため、所要の規定の整備を図るものであります。
審査の過程で、委員から、今まで時間外勤務の規定はなかったが、いわゆる働き方改革の一環として条例を改正するのかとの質疑が出され、執行部から、これまでも3カ月平均80時間、また1カ月100時間を超えた場合は産業医面談を実施するという制度があったが、今回規則に明記し、規制していくことがそれに該当することになるとの回答を得ております。
採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。
次に、第5号議案「春日市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、特別職の職員で非常勤のものに対する報酬及び費用弁償を勤務の形態に応じて支給すること等のため、これらの支給方法等に関し、所要の規定の整備を図るものであります。
採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。
次に、第6号議案「春日市行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、
消費税率及び地方
消費税率の引き上げに伴い、行政財産に係る使用料の額を改定するものであります。
採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。
次に、第8号議案「春日市立学校校舎校庭使用料条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、
消費税率及び地方
消費税率の引き上げに伴い、春日市立学校校舎校庭の使用料のうち特別教室に係る使用料の額を改定するものであります。
採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。
次に、第10号議案「春日市のぼり窯体験広場使用料条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、
消費税率及び地方
消費税率の引き上げに伴い、春日市のぼり窯体験広場の陶芸室に係る使用料の額を改定するものであります。
採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。
次に、第34号議案「平成31年度春日市一般会計補正予算(第1号)について」であります。
本案は、歳入
歳出予算の総額を、1億8,633万7,000円増額し、335億2,065万8,000円に補正するものであります。
委員会では、補正の内容について執行部に説明を求め、歳入
歳出予算補正事項別明細書をもとに慎重に審査を行いました。
審査の過程で、プレミアム付商品券事業について、委員から、商品券は金額が少ないほうが使いやすいと思うが、1人当たり額面5,000円の商品券にした理由は何かとの質疑が出され、執行部から、5,000円という単位は国が決めているが、5,000円を500円券の10枚にする等の裁量はある。できるだけ使いやすい方法を検討したいとの回答を得ております。
あわせて、委員から、500円券を10枚印刷することで印刷費が増額となった場合や、専用ダイヤルの経費も補助の対象となるのかとの質疑が出され、執行部から、そのような事務的経費は補助の対象経費となるとの回答を得ております。
あわせて、委員から、国が100%補助するため、対象者に漏れが出ないように、できる限りの周知を行う必要があるのではないかとの質疑が出され、執行部から、市報やチラシ等の広報に力を入れるとともに、該当者と思われる方には個人通知を行う。直接通知するため、内容も詳しく知らせることができると考えているとの回答を得ております。
採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。
次に、第37号議案「平成31年度春日市一般会計補正予算(第2号)について」であります。
本案は、歳入
歳出予算の総額を、2億7,150万円減額し、332億4,915万8,000円に補正するものであります。
委員会では、補正の内容について執行部に説明を求め、歳入
歳出予算補正事項別明細書をもとに慎重に審査を行いました。
採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。
次に、報告第1号「専決処分について(部活動における児童の負傷事故に伴う損害賠償の額の決定について)」であります。
本案は、部活動における児童の負傷事故に伴う損害賠償の額を決定し、緊急に和解契約を締結する必要が生じたため、平成30年12月25日付けで専決処分したことについて、市議会の承認が求められたものであります。
審査の過程で、委員から、威圧的にフェンスを蹴るという行為は体罰に値するのではないかとの質疑が出され、執行部から、事案は不適切で教育にあるまじき行為であり、教育委員会として体罰と同様に重く受けとめ、校長会で対応を求めたところであるとの回答を得ております。
採決の結果、全員が本報告を承認することに賛成いたしております。
次に、報告第2号「専決処分について(生徒指導における児童の負傷事故に伴う損害賠償の額の決定について)」であります。
本案は、生徒指導における児童の負傷事故に伴う損害の一部に係る損害賠償の額を決定し、緊急に和解契約を締結する必要が生じたため、平成31年2月21日付けで専決処分したことについて、市議会の承認が求められたものであります。
審査の過程で、委員から、こういう事案が生じたときは議会に早く報告すべきと思うが、事案によって報告する基準があるのかとの質疑が出され、執行部から、議会への報告に具体的な基準はないが、個人情報等に配慮しつつできるだけ早く所管委員会に報告するように考えていきたいとの回答を得ております。
採決の結果、全員が本報告を承認することに賛成いたしております。
以上で総務文教委員会の審査結果の報告を終わります。よろしくお願いいたします。
16: ◯議長(
金堂清之君) ただいまの総務文教委員長の報告に対し、まず初めに質疑をお受けいたします。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
17: ◯議長(
金堂清之君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
次に、討論をお受けいたします。
討論の通告がありますので、発言を許します。
1番、
吉居恭子議員。
18: ◯1番(
吉居恭子君)〔登壇〕 1番、
日本共産党、
吉居恭子です。
私は、第34号議案「平成31年度春日市一般会計補正予算(第1号)について」、反対の立場で討論をします。
この補正予算は、本年10月実施予定の
消費税率等の10%への引き上げが、低所得者、ゼロから2歳児の子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えすることを目的に実施されるものです。
内容は、対象者を平成31年度住民税非課税者と3歳未満の子が属する世帯の世帯主となっており、1人当たり額面5,000円の商品券を4,000円の販売単位で、額面2万5,000円分の商品券を2万円を限度として購入できるというものです。
計画では、6月に対象と思われる世帯への申請書送付、7月上旬に申請書受け付けを開始、申請書提出者の税務調査確認後、9月に購入引換券送付、10月より来年の3月までが商品券販売と商品券使用期間というスケジュールになっています。
本事業は、申請者にとっては、手続が複雑な上、あらかじめ購入費用を準備する必要があり、商品券販売から使用期限までの間が短いこと、行政側としては、煩雑な事務手続と、国の予算とはいえ、国民の税金の一部で賄う多額の必要経費を伴うことなど、費用対効果の面でもよい経済対策とは思えません。
以上の理由をもって、平成31年度春日市一般会計補正予算(第1号)に対しての反対討論といたします。
19: ◯議長(
金堂清之君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
20: ◯議長(
金堂清之君) 討論なしと認めます。
これをもって、討論を終結いたします。
直ちに採決に入ります。
第4号議案「春日市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
21: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第4号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第5号議案「春日市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
22: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第5号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第6号議案「春日市行政財産使用料条例の一部を改正する条例の制定について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
23: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第6号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第8号議案「春日市立学校校舎校庭使用料条例の一部を改正する条例の制定について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
24: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第8号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第10号議案「春日市のぼり窯体験広場使用料条例の一部を改正する条例の制定について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
25: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第10号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第34議案「平成31年度春日市一般会計補正予算(第1号)について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
26: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第34号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第37号議案「平成31年度春日市一般会計補正予算(第2号)について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
27: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第37号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、報告第1号「専決処分について(部活動における児童の負傷事故に伴う損害賠償の額の決定について)」、総務文教委員長の報告は承認であります。
本報告について、承認することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
28: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、報告第1号については承認することに決定いたしました。
次に、報告第2号「専決処分について(生徒指導における児童の負傷事故に伴う損害賠償の額の決定について)」、総務文教委員長の報告は承認であります。
本報告について、承認することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
29: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、報告第2号については承認することに決定いたしました。
──── ─ ──── ─ ────
┌───────────────────────────┐
│日程第3 市民厚生委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│
└───────────────────────────┘
30: ◯議長(
金堂清之君) 日程第3、第1号議案から第3号議案まで、第7号議案、第9号議案、第11号議案、第17号議案、第19号議案から第21号議案まで及び第28号議案から第31号議案までを一括議題といたします。
市民厚生委員会の審査結果の報告を求めます。
市民厚生委員長、米丸貴浩議員。
31: ◯市民厚生委員長(米丸貴浩君)〔登壇〕 市民厚生委員会委員長の米丸貴浩です。
本定例会において付託を受けました議案のうち、さきに審査結果を報告し、議決された補正予算議案を除く人事案件2件、条例案件8件及び予算案件4件について、市民厚生委員会の審査結果の報告をいたします。
初めに、第1号議案及び第2号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」であります。
これら2議案は、人権擁護委員の任期満了に伴い、その後任委員の候補者として、齊藤留美子氏を、同じく白水和幸氏を推薦することについて、市議会の意見が求められたものであります。
委員会では、議案書等をもとに慎重に審査いたしました。
採決の結果、第1号議案及び第2号議案について、全員賛成により原案に同意することにいたしております。
次に、第3号議案「春日市印鑑条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
改正の内容は、利用者操作用端末機に係る市場の状況を踏まえ、当該端末機の利用開始時期を変更するものであります。
委員会では、議案説明資料等をもとに慎重に審査いたしました。
審査の過程において、委員から、利用者操作用端末機の調達はいつになるのかとの質疑が出され、執行部から、年内には納品されると考えているとの説明がなされました。
また、委員から、
タブレット端末が限定される理由は何かとの質疑が出され、執行部から、このシステムはJ-LISが提供している無償のシステムを使用して構築するものであり、その推奨機器である
タブレット端末になるとの説明がなされました。
採決の結果、賛成3、反対1の賛成多数により原案を可決することにいたしております。
次に、第7号議案「春日市立学校校舎校庭使用料条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
改正の内容は、
消費税率及び地方
消費税率の引き上げに伴い、春日市立学校校舎校庭の使用料のうち、特別教室以外のものに係る使用料の額を改定するものであります。
委員会では、議案説明資料等をもとに慎重に審査いたしました。
採決の結果、賛成3、反対1の賛成多数により原案を可決することにいたしております。
次に、第9号議案「春日市スポーツセンター条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
改正の内容は、
消費税率及び地方
消費税率の引き上げに伴い、春日市スポーツセンターの施設に係る使用料の額を改定するものであります。
委員会では、議案説明資料等をもとに慎重に審査いたしました。
採決の結果、賛成3、反対1の賛成多数により原案を可決することにいたしております。
次に、第11号議案「春日市いきいきプラザ設置条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
改正の内容は、
消費税率及び地方
消費税率の引き上げに伴い、春日市いきいきプラザの供用施設に係る使用料の額を改定するものであります。
委員会では、議案説明資料等をもとに慎重に審査いたしました。
採決の結果、賛成3、反対1の賛成多数により原案を可決することにいたしております。
次に、第17号議案「春日市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
改正の内容は、後期高齢者医療の保険料に係る軽減特例の見直しに準じ、国民健康保険税の特例廃止後の減免期間を資格取得月以後2年間に見直すものであります。なお、今回の改正により、影響がある世帯数は56世帯、額にして131万円程度を見込んでいるとの説明を受けています。
委員会では、議案説明資料等をもとに慎重に審査いたしました。
審査の過程において、委員から、対象世帯への周知方法はどうなるのかとの質疑が出され、執行部から、個別の通知は予定していないが、市報等で制度改正を随時掲載しており、また、毎年「こくほとらの巻」を全被保険者に配布し、その中でも周知していきたいとの説明がなされました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第19号議案「春日市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
改正の内容は、災害弔慰金の支給等に関する法律等の一部改正に伴い、災害援護資金の貸し付けにかかる利率を現行の3%から、保証人を立てる場合は無利子、また、保証人を立てない場合は1%とする改定等を行うものであります。
委員会では、議案説明資料等をもとに慎重に審査いたしました。
審査の過程において、委員から、据え置き期間と償還期間はどうなっているのかとの質疑が出され、執行部から、据え置き期間は原則3年、据え置き期間を含めて償還期間は10年となるとの説明を受けています。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第20号議案「春日市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
改正の内容は、社会福祉法の一部改正に伴い、社会福祉法人の各会計年度に係る事業報告等の作成期限が延長されたことに鑑み、保育所の指定管理者に係る事業報告書の提出期限を「60日以内」を「3月以内」に延長するものであります。
委員会では、議案説明資料等をもとに慎重に審査いたしました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第21号議案「春日市こども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
改正の内容は、保護者の経済的負担を軽減するため及び福岡県内の市町村の状況に鑑み、こども医療費の支給の対象者に係る所得要件を廃止するものであります。なお、今回の改正により、新たに約1,200人が追加認定され、医療費では550万円を平成31年度に見込んでいるとの説明を受けております。
委員会では、議案説明資料等をもとに慎重に審査いたしました。
審査の過程において、委員から、対象者への周知はどうなるのかとの質疑が出され、執行部から、申請が必要となるため、新たに該当になる方には全て通知を行い、申請をしていただくことになるとの説明がなされました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第28号議案「平成31年度春日市国民健康保険事業特別会計予算について」であります。
歳入
歳出予算の総額はそれぞれ96億5,115万3,000円となり、前年度比で8,848万5,000円、率にして0.9%の増となっております。
予算の主な内容は、歳入において、国民健康保険税は被保険者数の減少傾向が続き、17億9,101万5,000円、前年度比で3.1%の減となっており、県支出金のうち普通交付金(一般医療給付費分)は、一般被保険者の医療費の増額見込みにより、前年度比1億2,571万円、率にして2%の増となっております。
また、歳出において、保険給付費は、被保険者数は減少しているものの、65億8,708万7,000円、前年度比で1.4%の増となっており、国保事業費納付金は当初
予算編成時は未確定だったため、平成30年度と同額を計上し、28億289万5,000円となっております。
委員会では、予算総括表等をもとに慎重に審査いたしました。
審査の過程において、重症化予防対策事業について、委員から、保健事業等評価・分析システムは直営化した保健指導においてどのように活用されるのかとの質疑が出され、執行部から、本市仕様の健康管理システムと連携し、次回の健診時の指導方法等への活用が可能となっているとの説明がなされました。
また、後発医薬品普及促進支援業務について、委員から、これまで一定の成果はあらわれていると思うが、より適正化に努めることは可能なのかとの質疑が出され、執行部から、差額通知の対象者を入れかえて、できるだけ広く通知が出せるよう取り組んでいきたいとの説明がなされました。
また、委員から、国保データベースシステムの完成度について質疑が出され、執行部から、少しずつリニューアルされながら日々の保健活動に活用できているとの説明がなされました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第29号議案「平成31年度春日市後期高齢者医療事業特別会計予算について」であります。
歳入
歳出予算の総額はそれぞれ14億3,271万3,000円となり、前年度比で7,511万5,000円、率にして5.5%の増となっております。
予算の主な内容は、歳入において、被保険者数の増加に伴い、後期高齢者医療保険料は11億5,062万円、前年度比で7.1%の増となっております。
また、歳出において、後期高齢者医療広域連合納付金は13億9,504万6,000円、前年度比6.1%の増となっております。
委員会では、予算総括表等をもとに慎重に審査いたしました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第30号議案「平成31年度春日市介護保険事業特別会計予算について」であります。
歳入
歳出予算の総額はそれぞれ69億8,263万1,000円となり、前年度比で1億7,053万4,000円、率にして2.5%の増となっております。
予算の主な内容は、歳出において、居宅介護サービスなどの費用が大きく増額となる一方、施設介護サービス、地域密着型介護サービスなどの費用が減額となり、給付費全体としては63億2,344万8,000円、前年度比で1億5,828万円、率にして2.6%の増となっております。
委員会では、予算資料等をもとに慎重に審査いたしました。
審査の過程において、居宅介護(予防)住宅改修費について、委員から、これまで改修が行き渡り、住宅改修費が減少傾向にあるとの説明を受けていたが、当初予算から見ても今後は伸びていくのかとの質疑が出され、執行部から、各人の生活の仕方もあり予測が難しいが、介護保険制度が医療側にも十分理解されてきており、住宅環境を整えた後に退院することなどにより、基本的にはふえていく傾向にあると考えるとの説明がなされました。
また、委員から、昨年度から始めた自立支援型地域ケア会議の活用をどう考えているのかとの質疑が出され、執行部から、すぐに成果が出るものではないが、さまざまな事例を話し合うことで、ケアマネジャーの質の向上、事業所のスキル向上がよりよい介護につながると考える。地域ケア会議は、理学療法士等の自立支援という視点からのアドバイスもあり、ケアマネジャーや地域包括支援センターの職員にも新たな視点が入っているとの説明がなされました。
また、配食サービス事業について、委員から、平成31年度も減る傾向で予想されているが、事業の今後をどう考えるのかとの質疑が出され、執行部から、制度が成り立つよう平成29年度から予算の仕組みを組み直した。本事業は、在宅での生活を支える基礎になるサービスだが、食数が余りにも減るのであれば続ける意味を見出せるのか、サービスの意義をもう少し整理しながらやっていきたいとの説明がなされました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第31号議案「平成31年度筑紫地区介護認定審査会事業特別会計予算について」であります。
歳入
歳出予算の総額はそれぞれ8,047万円となっております。
予算の主な内容は、予算総額の88%が事務局に勤務する職員の人件費と審議に当たる介護認定審査会委員の報酬、費用弁償であり、本市が平成31年度から32年度の2年間事務局を担当するとの説明を受けております。
委員会では、予算資料等をもとに慎重に審査いたしました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
以上で市民厚生委員会の審査結果の報告を終わります。どうかよろしくお願いいたします。
32: ◯議長(
金堂清之君) ただいまの市民厚生委員長の報告に対し、まず初めに質疑をお受けいたします。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
33: ◯議長(
金堂清之君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
次に、討論をお受けいたします。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34: ◯議長(
金堂清之君) 討論なしと認めます。
これをもって、討論を終結いたします。
直ちに採決に入ります。
第1号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」、市民厚生委員長の報告は同意であります。
本議案について、同意することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
35: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第1号議案については同意することに決定いたしました。
次に、第2号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」、市民厚生委員長の報告は同意であります。
本議案について、同意することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
36: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第2号議案については同意することに決定いたしました。
次に、第3号議案「春日市印鑑条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
37: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第3号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第7号議案「春日市立学校校舎校庭使用料条例の一部を改正する条例の制定について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
38: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第7号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第9号議案「春日市スポーツセンター条例の一部を改正する条例の制定について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
39: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第9号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第11号議案「春日市いきいきプラザ設置条例の一部を改正する条例の制定について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
40: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第11号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第17号議案「春日市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
41: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第17号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第19号議案「春日市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
42: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第19号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第20号議案「春日市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
43: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第20号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第21号議案「春日市こども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
44: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第21号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第28号議案「平成31年度春日市国民健康保険事業特別会計予算について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
45: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第28号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第29号議案「平成31年度春日市後期高齢者医療事業特別会計予算について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
46: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第29号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第30号議案「平成31年度春日市介護保険事業特別会計予算について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
47: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第30号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第31号議案「平成31年度筑紫地区介護認定審査会事業特別会計予算について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
48: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第31号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
──── ─ ──── ─ ────
┌───────────────────────────┐
│日程第4 地域建設委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│
└───────────────────────────┘
49: ◯議長(
金堂清之君) 日程第4、第12号議案から第16号議案まで、第18号議案、第32号議案及び第33号議案を一括議題といたします。
地域建設委員会の審査結果の報告を求めます。
地域建設委員長、岩切幹嘉議員。
50: ◯地域建設委員長(岩切幹嘉君)〔登壇〕 地域建設委員会委員長の岩切幹嘉でございます。
本定例会において付託を受けました議案のうち、議決した補正予算議案を除く議案8件について、地域建設委員会の審査結果の報告をいたします。
初めに、第12号議案「春日市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、開発行為により市に帰属した施設を紅葉ヶ丘東緑地として適正な管理を図ること、
消費税率及び地方
消費税率の引き上げに伴い、都市公園及び有料公園施設の使用料の額を改定すること等に関し、所要の規定の整備を図るものであります。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第13号議案「春日市道路及び河川占用料条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、道路法施行令の一部改正を踏まえ、福岡県の道路の占用料の額に準じて、並びに
消費税率及び地方
消費税率の引き上げに伴い、市が管理する道路及び河川の占用料の額を改定するとともに、占用料の納付に関し、所要の規定の整備を図るものであります。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第14号議案「春日市下水道条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、
消費税率及び地方
消費税率の引き上げに伴い、下水道使用料の額を改定するものであります。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第15号議案「春日市自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、
消費税率及び地方
消費税率の引き上げに伴い、JR春日駅前駐車場の駐車料金の額を改定するものであります。
審査の過程において、委員から、当該駐車場は指定管理者が管理しているため、指定管理者は土地の使用料を市に支払っているが、その使用料は
消費税率10%を加算した額になるのかとの質疑が出され、執行部から、指定管理者が土地の使用料として支払う額は、年間133万2,000円と決まっている。改正に伴い、市は指定管理者と協議を行った結果、現行の額のままとなったとの説明を受けました。
また、委員から、駐車料金に変更がないのにあえて条例改定をする理由について質疑が出され、執行部から、指定管理者が管理する施設であるため、適正な
消費税率を条例上に明記する必要があったとの説明を受けました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第16号議案「照明灯管理基金条例を廃止する条例の制定について」であります。
本案は、定額の資金を運用する必要性が低下している状況に鑑み、及び設置目的に資する事業を実施するための原資とするため、基金を廃止するものであります。
審査の過程において、委員から、現在の基金の残額は幾らなのか。また、照明灯をLED照明灯に変更した場合、現在の基金で足りないのかとの質疑が出され、執行部から、基金残高は2,000万円である。照明灯をLED照明灯に変更すると、合計で6,100万円程度かかる。現在の基金では対応できないので、一旦基金を廃止し、他の財源を使用させてもらえるよう予算要求をしているとの説明を受けました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第18号議案「春日市
地区公民館等設置条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、春日市春日共同利用施設の用地を地権者に返還するため、当該施設を廃止し、新たに春日市春日
地区公民館を設置するものであります。
審査の過程において、委員から、若水会館の一部を無償で借りることになるが、若水会館の全部ではなく一部を借りる理由は何かとの質疑が出され、公民館内の公的空間以外のスペースを除くなど、他地区の公民館との公平性を考慮したとの説明を受けました。
また、委員から、公民館の土地の所有形態の内訳について質疑が出され、執行部から、借地による形態が、今回の春日市春日
地区公民館を含め4カ所である。その内訳は、無償による形態が3カ所、個人に借地料を支払っている形態が1カ所であり、それ以外は市の財産であるとの説明を受けました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第32号議案「平成31年度春日市下水道事業会計予算について」であります。
本案は、地方公営企業法第24条第2項の規定により、平成31年度春日市下水道事業会計の当初予算を調製したので、地方自治法第96条第1項第2号の規定により市議会の議決を求めるものであります。
予算は、収益的収入の予定額が23億7,395万3,000円、収益的支出の予定額が18億5,884万円、資本的収入の予定額が12億2,338万4,000円、資本的支出の予定額が21億7,036万5,000円となっております。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億4,698万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額7,485万2,000円、減債積立金3億5,107万6,000円、過年度分損益勘定留保資金4億7,230万円及び当年度分損益勘定留保資金4,875万3,000円で補填するものであります。
また、平成31年度の主要な事業としては、ストックマネジメント計画に基づく汚水
管路改築工事が7,700万円、小倉第1
雨水幹線改良工事実施設計業務が2,100万円、大和第1
雨水幹線改良工事が1,800万円、白水第2
雨水準幹線改築工事が1,330万円、小倉第3
雨水貯留施設築造工事が6億1,700万円、私道寄付等汚水枝線築造工事が1,000万円、汚水枝線築造工事(那珂川宇美線関連)が2,865万円、春日原
周辺整備事業に伴う汚水枝線築造工事が1,200万円などとなっております。
審査の過程において、委員から、収益的収入の過年度損益修正益の返還金に対するこれまでの経緯について質疑が出され、執行部から、平成24年度分までは毎年返還されていた。平成25年度分から平成29年度分においては、流域下水道維持管理負担金を引き下げていたが、5年が経過して余剰金の額が大きくなったため、県と協議し、平成31年度に県から返還されることになったとの説明を受けました。
また、委員から、今後マンホールふたを更新する場合、カラーのマンホールふたに更新することを検討しているのかとの質疑が出され、執行部から、カラーのマンホールふたを作成する計画は現時点ではないが、全国的に人気のあるマンホールカードの作成なども含め、今後、検討していきたいとの説明を受けました。
また、委員から、小倉第3
雨水貯留施設築造工事の補償費は、どこの部分を補償するのかとの質疑が出され、補償費は水道
管移設の補償であるとの説明を受けました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。
次に、第33号議案「市道路線の認定について」であります。
本案は、道路法第8条第1項の規定により市道路線を認定するに当たり、同条第2項の規定により市議会の議決を求めるものであります。
委員会では、現地調査を行い慎重に審査しました。
採決の結果、全員賛成により承認することにいたしております。
以上で地域建設委員会の審査結果の報告を終わります。よろしくお願いいたします。
51: ◯議長(
金堂清之君) ただいまの地域建設委員長の報告に対し、まず初めに質疑をお受けいたします。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
52: ◯議長(
金堂清之君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
次に、討論をお受けいたします。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
53: ◯議長(
金堂清之君) 討論なしと認めます。
これをもって、討論を終結いたします。
直ちに採決に入ります。
第12号議案「春日市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
54: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第12号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
第13号議案「春日市道路及び河川占用料条例の一部を改正する条例の制定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
55: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第13号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
第14号議案「春日市下水道条例の一部を改正する条例の制定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
56: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第14号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
第15号議案「春日市自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
57: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第15号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
第16号議案「照明灯管理基金条例を廃止する条例の制定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
58: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第16号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
第18号議案「春日市
地区公民館等設置条例の一部を改正する条例の制定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
59: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第18号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第32号議案「平成31年度春日市下水道事業会計予算について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。
本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
60: ◯議長(
金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第32号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、第33号議案「市道路線の認定について」、地域建設委員長の報告は承認であります。
本議案について、承認することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
61: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第33号議案については承認することに決定いたしました。
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┌──────────────────────┐
│日程第5 第38号議案の上程、質疑、討論、採決│
└──────────────────────┘
62: ◯議長(
金堂清之君) 日程第5、第38号議案を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
議会運営委員長、與國洋議員。
63: ◯議会運営委員長(與國 洋君)〔登壇〕 第38号議案「春日市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、上記の条例案を別紙のとおり提出する。
平成31年3月22日。春日市議会議会運営委員会委員長、與國洋。
提案理由。広報広聴委員会の設置に伴い、同委員会の委員長に係る議員報酬の額を定めるものである。これが、この条例案を提出する理由であります。
なお、案文につきましては、お手元に配付しておりますので、御一読の上、よろしくお願いいたします。
64: ◯議長(
金堂清之君) 以上で提案理由の説明を終わります。
第38号議案に対し、まず初めに質疑をお受けいたします。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
65: ◯議長(
金堂清之君) 質疑なしと認めます。
これをもって、質疑を終結いたします。
次に、春日市議会会議規則第37条第2項の規定により、第38号議案の委員会付託は行わず、これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
66: ◯議長(
金堂清之君) 討論なしと認めます。
これをもって、討論を終結いたします。
直ちに採決に入ります。
第38号議案「春日市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、原案のとおり可決することに御賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
67: ◯議長(
金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第38号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。
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┌──────────────────────────┐
│日程第6 議会閉会中における各委員会の調査事件の付託│
└──────────────────────────┘
68: ◯議長(
金堂清之君) 日程第6、議会閉会中における各委員会の調査事件の付託についてを議題といたします。
各委員長から、地方自治法第109条第8項の規定に基づき、お手元に配付いたしておりますとおりに、議会閉会中における各委員会の調査事件の付託の申し出があっております。
お諮りいたします。
各委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の調査に付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
69: ◯議長(
金堂清之君) 御異議なしと認めます。
よって、議会閉会中における各委員会の調査事件につきましては、お手元に配付いたしておりますとおりに付託することに決定いたしました。
以上をもちまして、今期定例会の日程を全て終了いたしました。
これにて、平成31年第1回春日市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。
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閉会 午前11時40分
地方自治法第123条第2項及び春日市議会会議規則第88条の規定により下記に署名する。
平成31年3月22日
春日市議会議長 金 堂 清 之
会議録署名議員(2番) 内 野 明 浩
会議録署名議員(3番) 白 水 和 博...