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平成31年総務文教委員会 名簿 2019-01-31
平成31年総務文教委員会 本文 2019-01-31

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  1. 春日市議会 2019-01-31
    平成31年総務文教委員会 本文 2019-01-31


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時58分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(武末哲治君) おはようございます。全員出席でありますので、ただいまから総務文教委員会を開議いたします。  白水勝己委員から、春日市議会会議規則第91条の規定に基づき、本日の委員会を欠席する旨の届け出があっております。  定足数に達しておりますので、ただいまから総務文教委員会を開議いたします。  まず初めに、委員会記録の署名委員の指名を行います。川崎英彦委員を指名いたします。  本日の議題はお手元の次第のとおりであります。  なお、発言は挙手により委員長の許可を得て指名を受けた後、行ってください。  それでは、総務部からお願いいたします。内田総務部長。 2: ◯総務部長(内田賢一君) おはようございます。総務部でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、平成30年度職員採用試験の結果等につきまして、横山人事法制課長のほうから説明をいたします。 3: ◯委員長(武末哲治君) 横山課長。 4: ◯人事法制課長(横山政彦君) おはようございます。お手元の資料をお願いいたします。  平成30年度職員採用試験の結果等について御報告をいたします。  採用試験の結果及び新規採用予定者につきまして、1の表をごらんください。  本年10月1日に、建築技師2人は既に採用をしております。これを30年度試験をして10月1日採用ということで既に2人入っておりますが、この数字も含んだところで採用試験を行っておりますので報告をいたします。  10月1日採用が建築技師男性2人。来年度ですね、ことしの4月1日採用予定者は合計14人、総数で16人になります。10月1日分も含めますと、男性が10人、女性が6人でございます。  一次試験の申込者が全体で1,005人、実際に受験した者が635人ということで、受験率は平均で63%です。  昨年度から申し込みの受け付けをウエブでやっておりますので、受験者総数がわかるということで、それまでよりも約15%程度は受験率が落ちております。これは、ウエブで申し込みを受け付けて総数がわかることが一つ。それと、大体4月の末から5月ぐらい、6月にかけてですね、民間の内定が、内々定ということなんですけれども、かなり出るということで、受験率は落ちてきている。これは、今後もこういう状況が続くのかなというふうには思っております。  受験倍率につきましては、平均で40倍でございます。ただ、一般事務大卒程度で見ますと、57倍という高さでございます。
     申込倍率から見ますと、全体で80%を超え、一般事務大卒で170倍ということで、非常に大卒一般事務についてはですね、かなりの受験者を確保できているというところがありますが、他の区分についてはですね、これは全国的に公務員の志願者が今、減っていると。民間企業の人手不足も反映しているというところで、志願者が減少しているものと思われます。  採用予定者の内訳ですけども、一般事務大卒程度が9人、一般事務高卒程度が1人、障がい者枠1人、管理栄養士1人、保育士2名と、10月の建築技師2人とを合わせて16人となっております。  2の今年度の退職者等についてですけども、定年退職が9人。その他の退職、こちらは既に6月に退職をした1人を含んで3人、合計で12人となっております。定年退職につきましては、事務職が6人と保育士が3人でございます。  3番目につきましては、再任用の予定の、来年度4月からの再任用予定の数を含めましたところの再任用の予定者でございます。嘱託が15人、再任用職員が11人、合計の26人で、今年度の4月と比べますと6人ほど減っているところでございます。  報告は以上です。 5: ◯委員長(武末哲治君) 説明が終わりました。質疑はありませんか。北田委員。 6: ◯委員(北田 織君) 2点ですね。まず1点、平成29年度の退職者の方を再任用するということは、退職されてから1年間の空白期間があるということではないかと思うんですけど、そういうことではないんでしょうか。退職されて、これは31年度なので、1年間その方が職から離れておられるというような理解をするんですけど、そういうことではないんですかね。 7: ◯委員長(武末哲治君) 横山課長。 8: ◯人事法制課長(横山政彦君) 済みません、私の説明不足で。29年度の退職者については、29年度退職した人が4人、この方については、そのまま再任用で継続している。で、31年度も継続と。皆さん……。 9: ◯委員(北田 織君) ということは、任用期間が1年という理解なんですか。そういう理解でいいんですか。 10: ◯人事法制課長(横山政彦君) そうですね、はい。ずっと続いているということです。1年で、例えば5年まで可能ですが、1年で終わる方だったり途中で終わる方もいらっしゃいますので。ですから、26年度退職者については、7、8、9、10、11まで5年間継続というふうに考えていただいてよろしいです。 11: ◯委員(北田 織君) なるほど、なるほど。オーケーわかりました、はい。  それと、再任用する際の、実は在職時の役職は課長以上であるとか、そういうような条件があるのかどうか。 12: ◯委員長(武末哲治君) 横山課長。 13: ◯人事法制課長(横山政彦君) 再任用につきましては、希望者全てについて審査委員会にかけまして、審査委員会で審査をして、基本的には、現職中の処分だとか、職務に余りにも怠勤があったとかいうふうなことがなければ、再任用として審査委員会にかけられて、審査の結果、再任用として認められるというところでございます。それに役職は関係ございません。 14: ◯委員(北田 織君) 役職は関係ない。はい。 15: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16: ◯委員長(武末哲治君) 続いて。総務部長。 17: ◯総務部長(内田賢一君) 総務部の説明は以上となります。 18: ◯委員長(武末哲治君) はい、ここで休憩に入ります。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時05分                 再開 午前10時06分                ──── ─ ──── ─ ──── 19: ◯委員長(武末哲治君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ただいまより、経営企画部の審査を行います。  石橋部長、お願いします。 20: ◯経営企画部長(石橋 徹君) おはようございます。経営企画部の説明をさせていただきます。  まず最初に、財務3表について、萩原財政課長が説明いたします。 21: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 22: ◯財政課長(萩原裕之君) それでは、お手元に配付しております春日市財務書類3表、平成29年度決算という資料をごらんください。  平成29年度の決算、春日市財務書類3表につきまして、例年どおり、2月15日号の市報で公表させていただくこととしておりますので、その前に委員会に報告させていただくものでございます。  まず、資料の1ページをごらんください。  上段にはこれまでの経緯を記載しております。ここは後ほどお読みいただければと思いますが、ポイントとしましては、平成28年度、前回の決算から全ての団体が統一的な基準で作成することとなったという点でございます。なお、本市では4種類の財務書類のうち、行政コスト計算書純資産変動計算書を一本化しておりますので、財務書類3表となっております。  次に、財務書類の連結の範囲についてですが、真ん中の図に示すとおり、左から順に、本市では一般会計だけが該当します普通会計ベース、そして四つの特別会計をあわせた全体ベース、それから土地開発公社に加えまして、春日那珂川水道企業団を初めとする一部事務組合をあわせました連結ベースで作成しております。  次に、財務3表の相互関係、要は、どことどこの数字が同じになるのかを下段の図に示しております。網かけの部分が矢印で示されたとおりの対応関係になっております。一番下の※1と※2が、字が小さくて見えづらいかと思いますが、対応関係について説明しております。  まず、一番左の表、貸借対照表の左半分が資産になりますが、このうち現金預金、この数字と一番右の表、資金収支計算書の一番下、本年度末残高、これに、矢印の線の横に小さく書いてあります本年度末歳計外現金残高、一時預かり金というものになりますが、これを加えたものが同じ金額となります。また、貸借対照表の右側の下、純資産が真ん中の表、行政コスト及び純資産変動計算書の一番下、本年度末残高と同じ金額となります。以上が相互関係となっております。  続いて、2ページをごらんください。  貸借対照表でございます。いわゆるバランスシートと呼ばれるもので、表の左半分は平成30年3月31日現在までに積み上げられた資産の状況、そして、右半分はその資産の原資となったお金の種類とその残高、または累積をあらわしております。  まずは、表の左側の資産の部の一番下、資産の部合計欄の連結のところをごらんください。  これは、市が保有する土地や建物、貯金など全ての資産の合計額で、2,016億2,800万円となっております。前年度に比べ、約20億円の減少となっております。  次に、表の右側の上段、負債の部。その一番下、負債の部合計欄の連結のところをごらんください。  ここは、将来の世代が負担していく負債、具体的には、借金など返済義務があるものの合計となっております。連結で692億1,500万円です。前年度に比べて約25億円減少しておりますが、主な要因は地方債が減ったこととなっております。  その下の純資産の部合計の連結欄をごらんください。  ここは、これまでの世代が既に負担して蓄積された資産の合計額となっております。1,324億1,300万円となっており、前年度に比べて約5億円増加しております。  次に、このページの一番下の指標、純資産比率、こちらをごらんください。  これは、今、御説明しました表右下の純資産の部合計、これを左半分の資産の部合計で割った比率となっております。29年度は65.7%でございます。これは民間企業でいう自己資本比率に相当しまして、これまでの世代が負担して蓄積した資産の割合、別の言い方をしますと、全ての資産のうち、返済義務のない資産がどれくらいの割合かを示しております。この比率が高いほど財政状況が健全であると言えます。純資産比率は、前年度の64.8%から0.9ポイント上昇しております。主な要因は、負債が減少し、返済しなくていい補助金や市税など、これまでの世代の負担で蓄積した純資産がふえたことが要因となっております。  このバランスシートでは、この純資産比率の逆の比率、要は、負債が全体に占める割合、これがふえすぎないことに着目していくことが重要な点となっております。  次に、3ページをごらんください。  行政コスト及び純資産変動計算書でございます。これは現役世代と将来世代とに対する資源配分が一目でわかるように、1表にまとめられたものとなっております。この表をよく見ていただきますと、下から5行目の上のところ、米印で固定資産等の変動とある行の上ですね。上に切れているところというか、空白があるのがおわかりいただけるかと思いますが、この切れているところから上が現役世代に対する資源配分、その下が将来世代に対する資源配分をあらわしております。  まずは、上の現役世代に対する資源配分について御説明いたします。表の項目の一番上、1、経常費用計行政コスト総額)の欄をごらんください。  これは、1年間の行政サービスに要したコストのうち、資産形成のためのコストを除いたものをあらわしております。具体的には、建設事業などの費用が除かれておりまして、減価償却費などの目に見えない費用が含まれております。連結で言いますと、503億8,600万円となっております。これが、現役世代へこれだけのお金をつぎ込みましたということになっております。  次に、項目2、経常収益の欄をごらんください。  これは、市民の皆様に負担をしていただいた施設利用料であったり、手数料などをあらわしております。いわゆる受益者負担分と言われるもので、これは連結で51億7,800万円となっております。  少し飛びますが、ページの下段の各種比率の一つ目、受益者負担比率のところをごらんください。10.3%となっておりますが、これは、今、御説明しました項目1の経常経費に対する項目2の計上収益の割合をあらわしております。受益者が負担した割合を示す指標となっております。  上の表に戻っていただきまして、今、項目の1と2について御説明しましたが、項目の1と3、これが出ていく側のお金をあらわしております。そして、項目2と4が入っていく側のお金ということになります。ですので、項目1足す項目3から、項目2と項目4を引いたお金が純行政コストということになっております。項目4の下に、純行政コストの欄がございますが、連結で455億8,400万円となっております。  そして、この純行政コストとその下、項目5の財源、この項目5の財源は、市税であったり交付税、補助金などといったものになりますが、純行政コストとこれらの財源の差が本年度差額となりまして、この本年度差額が、民間企業でいう利益に近いものになります。本年度差額の欄を見ていただきますと、連結で11億8,400万円の余剰が出たといった形になっております。  次に、切れているところの下の部分、固定資産等の変動(内部変動)・固定資産等形成分の欄をごらんください。  ここが将来世代に対する資源配分をあらわしております。具体的には、固定資産の増加であったり、基金などの増加がどうだったのかをあらわしております。ハコモノや貯金などの財産がどれぐらいふえたかをあらわしています。これは連結で7億9,300万円の減少となっております。  下の行の黒点で表示されている部分が内訳をあらわしておりますが、内訳で見ますと、有形固定資産については増加よりも減少が多いので、トータルで減少となっております。貸付金基金等の貯金系については、逆に減少より増加のほうが多くなっておりますので、トータルで増加したことになっております。  続きまして、また上の表に戻っていただきまして、項目8、その他の純資産変動額、これの1行下、本年度純資産変動額の欄をごらんください。  連結で5億1,300万円ふえたことになっております。その結果、その2行下、本年度末純資産残高が1,324億1,300万円となっております。で、この金額が先ほど2ページのバランスシートの右側の下から2行目、純資産の部合計の1,324億1,300万、これと一致する形となっております。  また3ページに戻っていただきまして、このページの下から2つ目の指標、現役世代への財源措置割合をごらんください。  これは、住民還元比率とも呼ばれております。その年度に市民に対してその年度の財源をどのくらい還元できたかを示す指標となっております。比率が84.4%、前年度から2.2ポイント下がっております。  続きまして、4ページをごらんください。  3の資金収支計算書でございます。これは、平成29年4月1日から平成30年3月31日までの一年間の現金の出入りを性質別に整理したものとなっております。現金主義の官公庁会計に最も近いものになります。  まずは、この表の(ロ)と(ハ)の境目に利払後基礎的財政収支(イ+ロ)という行をごらんください。  これは、まず基礎的財政収支といいますのが、歳入と歳出から一切の借金の影響を除いた収支をいいますが、さらにその収支から借金の利息返済の費用だけ歳出に残した収支をあらわしております。つまり、利息まで払った後に残る額をあらわしていることとなります。ですので、理論上、この残った額の全てが市債残高を減らすことに充てることができる計算となります。連結後で見ますと12億900万円となっておりますので、この金額が毎年変わらないとしますと、これを全額借金返済に充てた場合は、完済までに41.7年かかることになります。それが、ページ下の指標、公債費等償還可能年数41.7年、こちらになります。  次に見ていただきたいのは、表の(ハ)の財政活動収支(2)-1))になります。これが借金の増減をあらわしております。ここがプラスであれば借金がふえたこと、マイナスであれば借金が減ったことになります。連結で見ますと18億9,800万円マイナスとなっておりますので、借金が減ったことをあらわしております。  次に、下から4行目、項目1、本年度資金収支額(イ+ロ+ハ)の行をごらんください。  これは、上段の(イ)(ロ)(ハ)の三つの活動の結果による現金収支の総額をあらわしておりまして、連結で、29年度中の現金の変動が6億8,900万円のマイナスであったことをあらわしております。  最後に、一番下の行、項目4、本年度末資金残高(1+2)をごらんください。  29年度末の現金残高は68億9,300万円となっております。この金額に、歳計外現金、具体的には所得税や市県民税などの一時預かり金を指しますが、その残高を加えた金額がバランスシートの資産の部の現金預金の70億3,900万円と一致する形となります。ですので、かなりざっくり申し上げると、この資金収支計算書の資金残高がバランスシートの預金現金に計上されるという形になっております。  以上、簡単ではございますが、平成29年度決算の財務書類3表の概要については以上でございます。 23: ◯委員長(武末哲治君) 説明が終わりました。質疑をお受けします。質疑はありませんか。  内野委員。 24: ◯委員(内野明浩君) 一つ教えてください。純資産比率65.何%、一般の会社でいえば自己資本率ということでありますが、実際どうなんですか。よその自治体と比べて、比較してどんな感じなんでしょうかね。 25: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 26: ◯財政課長(萩原裕之君) 本市の場合はですね、かなり良好な財政状況と言えまして、ほかの市と比較しましても、負債の状況というのは多くない形となっております。  以上です。 27: ◯委員長(武末哲治君) 内野委員。 28: ◯委員(内野明浩君) 目安としては、大体何%ぐらいが自己資本比率としてはよろしいんですか。 29: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 30: ◯財政課長(萩原裕之君) 具体的な明確な基準というのはですね、設けられておりませんので、さっき内野委員がおっしゃったように、他団体との比較で見きわめていく必要があるのかなというふうに思っておりますが、最低でもと言いますか、半分よりも借金が多くない。逆に言うと、半分を超えてくるとちょっと危険水域かなというようには考えております。  以上です。 31: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。はい、高橋委員。 32: ◯委員(高橋裕子君) 今、他団体との比較ってあったんですけど、総務省からの通知では、もうほとんどの自治体がこの財務3表ないし4表をつくるってことになっていますけど、その他団体との比較っていうのは今後どのようにされるのか。そういった国からの何かあるのか、考えられることってありますか。 33: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 34: ◯財政課長(萩原裕之君) 国からの何か方針みたいなのがあるかということでしたら、まだそこはちょっと出てないんじゃないかなと思いますので、今後、本市で考えられるとしたら、類似団体との比較とかをしていくことが有効かなというふうには考えております。  以上です。 35: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 36: ◯委員(高橋裕子君) そしたら、財務3表が出るのは決算が終わった後になりますよね、どうしても。その後になるってことですよね。そしたら、今後、比較した後にどうするのかっていうような課題というか、課題の解決に向けて庁内で検討したりとか、または、職員の皆さんで共有するとか、または、市民の皆さんに説明するっていうことも必要かなと思うんですよね。何かそういう考えがありますか。 37: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 38: ◯財政課長(萩原裕之君) まず、この財務書類3表がどういうことに活用できるかというのは今後も研究していく必要があるとは思っておりますけども、今のところですね、専門家の意見とか、いろんな研修での話を聞いていますと、この財務書類3表から直ちに何かの判断に結びつくものではないという意見が大勢のようでして、何か、例えば市で施設の統廃合とか、そういうことをするときに判断材料の一つになるというような位置づけという考え方がどうも今のところのようですので、そういうことが起きたときにはですね、セグメント分析などを行って参考資料の一つとして活用していきたいというふうには思っておりますけれども、現時点ではですね、まず市全体としての大まかな財政状況がどうかというのをつかむ資料として内部では活用しておりまして、市民の皆様には市報、ホームページでですね、発信していきたいというふうに考えております。  以上です。 39: ◯委員長(武末哲治君) いいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40: ◯委員長(武末哲治君) じゃあ、次、お願いいたします。金堂課長。 41: ◯経営企画課長金堂円一郎君) 報告事項の2番目になります。電力の自由化についてでございます。資料等は御用意しておりませんので、口頭での説明をさせていただきます。
     平成の29年度から取り組んでいますもので、電力の調達を一般競争入札にすることで、電気の使用料の削減を図ることを目的としております。12月末に入札、契約等を終えましたので報告をさせていただきます。  入札、契約内容等については昨年度と同様でございまして、対象の施設は高圧の設備を有する26施設。具体的には市役所とか、小中学校18校、いきいきプラザ、奴国の丘歴史資料館等の26施設でございます。調達します期間は、本年3月の1日から1年間。和暦で言いますと、平成32年2月29日までの1年間を予定しております。  入札については12月13日に入札を行いまして、4社の応札がございました。最終的に、九州電力さんと契約を締結したところでございます。契約金額は9,500万ほどでございます。税込みでございます。12月27日に契約を締結しました。  契約金額等についてですけども、今年度ですね、30年度のF‐Powerさんとの契約額と比べまして約280万ほど年額ベースで増になっております。率にして3%ほどとなっております。  しかし、従前の自由化に伴わない従前の契約形態からすると、やはり年間5,000万ほどの、率にして約34%ほどの削減効果が期待できるところでございます。  現在確認できる範囲では、現在、九州電力さんが新電力で奪われていた部分を奪い返すと言いますか、している傾向が強いです。近隣では、大野城市さん、太宰府市さん、飯塚市、大牟田市さんと九州電力が入札をされているような状況でございます。  電力の自由化については以上でございます。 42: ◯委員長(武末哲治君) 質疑はありませんか。高橋委員。 43: ◯委員(高橋裕子君) F‐Powerさんにかわって削減されて、また九電さんに戻されるって、金額だけで考えてこういう結果になったのか、ほかに判断する材料が、安定性とか、そういったものがあったのか、入札の。 44: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 45: ◯経営企画課長金堂円一郎君) 金額のみでございます。で、九電……。 46: ◯委員長(武末哲治君) はい。 47: ◯委員(高橋裕子君) でも、280万増ですよね、3%。それはなぜ……、なぜっていうか、九電さんにしたのか。 48: ◯委員長(武末哲治君) 石橋部長。 49: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 一般公募で募集したんですけど、前回のF‐Powerさんが参加されなかったっていうこともあるのかなとは思っております。 50: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 51: ◯委員長(武末哲治君) じゃあ、次、お願いいたします。金堂課長。 52: ◯経営企画課長金堂円一郎君) その他になります。ふるさと納税の状況についてでございます。  こちらは12月の議会で補正予算として上程しておったものでございますが、大きな山でありました12月を終えましたので、現在の状況、今後の見込み等について御報告をさせていただきます。なお、このふるさと納税については、再度、3月議会で補正予算として上程をさせていただく予定としております。  資料のほうをごらんください。  中ごろに12月補正と書いております。4月から12月の見込みとして、12月補正時点では35%の伸びを前年度の寄附額から見込んでおりましたけども、3月補正時点でですね、12月を終えた時点で41%の伸びの状況でございました。約4,850万ほどでございます。実際、10月、11月に徐々に、前年度決算ベースで約2倍の伸び幅で来ておったものが、12月に1.2倍ほどにちょっと伸び率が下がった部分はございます。しかしながら、12月補正の見込みよりも上回っている状況でございますので、改めて3月議会で御説明をさせていただく予定としております。  12月に伸び率が下がった要因ですけども、皆さん御存じのとおり、12月に入りまして一部の自治体で、返礼品以外にアマゾンギフト券を配付されるような自治体が出てきましたので、そちらのほうに流れたというふうに分析しております。  現時点で、また3月議会で改めて詳細は御報告させていただきますけれども、今現在、把握できる動きでございます。国のほうは2月の上旬に地方税の改正を提出する、3月末に成立と。4月に入りまして、ふるさと納税の指定を希望する団体からの受け付けを行うと。5月の上旬にふるさと納税の対象となる自治体を指定するということで、新制度で6月1日から新制度がスタートするというふうな動きになります。  さらに、返礼品の定義についてですけれども、現在の持ち得る情報では、やはり地場産品、返礼品の割合が3割以下で地場産品。地場産品の考え方の基本となるものは、当該地方公共の区域内において生産された物品、または提供される役務と。加えて出てきましたのが、その他これらに類するものとして4点ほどございます。その中で春日市が適用できるだろうと思っている部分を御説明します。  原材料の生産や加工の一部は市外だが、加工工程の主要部分が市内で行われているもの。これについて、今後、寄附の返礼品の提供をされている事業者さんと詳細な打ち合わせ等を進めていきたいと思います。  なお、先週、先々週にかけて、返礼品の大きな事業者である南国フルーツさんと樽味屋さんについては、個別に国の状況、本市の考え方等については御説明をさせていただいて、後ほど全体の事業者の説明会につなげていきたいと考えております。  再度また3月議会のほうで詳細は御説明をさせていただきたいと思います。  以上になります。 53: ◯委員長(武末哲治君) それでは、詳しくはまた3月議会で説明を受けたいと思います。よろしゅうございますか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 54: ◯委員長(武末哲治君) ほかにございませんか、何か。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55: ◯委員長(武末哲治君) 石橋部長。 56: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 以上で、経営企画部の説明を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 57: ◯委員長(武末哲治君) はい、ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時35分                 再開 午前10時37分                ──── ─ ──── ─ ──── 58: ◯委員長(武末哲治君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ただいまより教育部の審査を行います。  神田教育部長、お願いします。はい、どうぞ。 59: ◯教育部長(神田芳樹君) おはようございます。教育部です。よろしくお願いいたします。  本日は、説明員としてですね、教育委員会、平石指導主幹も同席いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、次第に沿って説明をさせていただきたいと思います。 60: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 61: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、報告事項、春日市教育委員会事務事業点検評価報告書についてでございます。お手元の黄色の冊子、きょうお持ちいただいているかと思います。黄色の冊子を。                 (「持ってきてない」と発言する者あり)  あ、申しわけありません。申しわけありません。 62: ◯委員長(武末哲治君) はい、どうぞ。 63: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、こちら12月議会に定例会の審査で報告させていただきましたので、事業の具体的な内容につきましては、主要な事業を各課からそれぞれ説明させていただきます。 64: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 65: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) それでは、この事業点検評価報告書に即してですね、説明したいと思います。説明はですね、9ページをお開きください。  具体的なところになりますけれども、9ページはですね、個別の評価結果、そこから進めていきたいと思います。これは29年度のエデュケーション かすがなんですけれども、そこに学校教育の充実、そして、いろんな大項目がございます。きめ細かな指導体制、心と体づくり、安全・安心な環境づくり、これに即してですね、評価点検を行っておりますので、個ごとにですね、説明していきたいと思っております。  まず、大きな項目、学校教育の充実の中の大項目、きめ細やかな指導・推進体制、これにつきましてはですね、この冊子の9ページから14ページまでが該当いたします。主にですね、中項目を中心にですね、説明をしていきたいと思っております。  中項目1、確かな学力の向上です。ここには二つ項目があります。教職員の指導力向上、また基礎学力の定着がございます。  この教職員の指導力向上につきましては、学校では校内研修、または学力検査結果をもとにしたですね、事業改善を進めているところです。特に各学校に学力向上コーディネーターを配置し、そのコーディネーターを中心に事業改善、助言、また学力向上に生かす、そういった取り組みを進めているところです。また、校内研修の一環としてですね、コミュニティ・スクール研修の充実もあります。これにつきましては、赴任式、これは4月の当初に行いますけれども、新たに春日市に転入してきた教職員全員に対する研修、また、市民、または教職員以外の人ですね、教職員も含めてなんですけれども、そういったシンポジウムも2月に行っております。内容につきましては、コミュニティ・スクールに関する認識を共有するような、そういった項目になっております。  基礎学力の定着につきましては、6年生の30人以下学級編制、また、まなびや春日、こういった取り組みによってですね、学力の確かな定着、意欲の向上を図るようにいたしております。  次に、中項目、いじめの防止等対策の推進です。ここには二つ項目がございます。いじめの早期発見、早期対応、早期解決、それと校内指導体制の確立がございます。  まず、早期発見、早期対応につきましては、各会議、委員会を設置しております。いじめ問題連絡協議会、また、いじめ防止等対策推進委員会を設置しております。その中で、いじめの認知件数の共有、また、いじめに至った要因等のですね、原因、またケース検討を行っているところです。  校内指導体制の確立につきましては、各学校で実施しているアンケート調査、それに基づいてですね、早期の発見、また学校での対応について努めております。加えて、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等のですね、専門委員を活用して連携をしながら、全体的な対応を図っているところになります。  続いて、次の項目、不登校児童生徒への支援についてです。これは、教育支援センター、それとスマイルルーム、これは、スマイルルームは中学校にあります校内適応指導教室のことですけれども、そことの交流、または情報交換を図ってですね、不登校になりそうな子ども、または不登校になっている子どもに対するケアを行っているところです。加えてですね、スポーツ少年団との体験交流を行うことで、じかにですね、体験を通して自己有用感とか達成感をですね、担う活動を行っております。また、筑紫地区の合同進路説明会を開くことによりまして、高校に入るときの心構え、また、どういった手続、準備が必要かということもですね、知ることで、進学に対する意欲を高める動きも行っているところです。  次の項目、特別支援教育の充実です。ここにはですね、特別支援教育士の配置がございます。28年度までは1名配置していたんですけれども、29年度からですね、そこの特別支援教育士、これは専門的なアドバイス、または検査等を行う嘱託職員でありますけれども、それを複数人配置することで、きめ細やかな体制を図ることに努めることができました。また、ことばの教室、現在は通級指導教室と言っていますが、その場所をですね、変えて、いきいきプラザのほうに設置することで、そのスケール的なメリットをですね、最大限生かすような取り組みを始めたところになります。  次の項目です。福祉・医療等を含めた総合的支援の推進です。これは子育て支援課がやっております子ども・子育て相談センターですね、そことの協力を行うことで、じかに福祉所管との連携強化を図っているところです。なお、子育てサポートにつきましては、29年度は実施することができませんでした。その分、評価はちょっと落とした形になっております。  続いて、次の項目、新学習指導要領への対応です。これは小学校の外国語活動の継続的実施を行うことを念頭に考えております。例えば、英語の基底カリキュラムの実施、または文科省が配布している「Hi,Friends!」等を用いてですね、児童の英語力の向上を図る、こういった取り組みを行っております。  この資料の14ページにはですね、学校教育課における人的資源ということで説明を掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思っております。これは今年度の評価報告書からつけておりますので、言葉の説明についてはここで補完しておりますので、その分、十分御了解いただきたいと思っております。  続いて、大きな項目、心と体づくりになります。  中項目では、豊かな心の育成。ここの中ではですね、済みません、15ページです。この資料の15ページになります。豊かな心の育成につきましては、子どもたちのですね、市民性の育ちを高めるために、地域に開かれた学校を目指すため、地域連携カリキュラムをつくっております。例えば、サロンへの参加とか地域の祭りへの参加等です。そのいろんな活動を通してですね、子どもたちの市民性の自己評価を、自分の評価を同時に行うことで、市民に対する意識の向上、また地域へのですね、かかわりへの貢献をすることができたと考えております。  次に、チャレンジ精神の育成についてです。知のチャレンジ、英語暗唱大会、俳句大会を実施いたしました。その各大会の中でですね、子どもたちのチャレンジ精神の育成が広がったというふうに考えております。  次に、人権感覚になりますが、これはずっと継続的に行っているカリキュラムになりますけれども、社会科基底カリキュラムを通して子どもたちの人権感覚を養うことにつながることができたと思っております。  次の大きな項目、中項目、体力の向上と食育の推進についてです。  体力につきましては、体力アップチャレンジを行っております。長縄跳び大会ですね。そのような大会を通じて、子どもたちのチャレンジ精神、または大会を通して運動の楽しさや仲間づくり、そういったことのですね、体験、また能力の向上を図ることで、子どもたちの健やかな心身面のですね、向上が図られているというふうに考えております。またですね、体力向上プランというのを各学校に一つ設置をしております。特に各学校でどの項目に力を入れるかということなんですけれども、そういった各学校の体力向上プランを通してですね、子どもたちの確かな運動能力の向上に努めているところです。  続いて、教務課のほうが説明いたします。 66: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 続きまして、小項目の食育を通じた心と体づくりの項目になります。  エデュケーションかすがにおきましては、弁当の日、給食を活用した食育の充実、かすが「食育だより」発行を挙げております。  具体的な取り組み状況でございますが、弁当の日の取り組みといたしましては、食に関する興味・関心を高め、食事をつくってくださる方への感謝の心を育てること、また家族間のコミュニケーションを高めることにもつながる取り組みとして、各小中学校で工夫して行われております。  次に、給食を活用した食育の充実についてであります。児童生徒の食に関する興味及び関心を高め、健全な食生活を自ら営むことができる知識及び態度を身につけるため、学校給食を活用し、楽しく一緒に食べること、食事の重要性、社会性、食品を選択する力を身につけるとともに、しっかり味わいながら食べること、食品を選択する能力、また自分で考えながらバランスよく3食きちんと食べること、食を大切に思い感謝して食べること(感謝の心)、そして、日本の食文化に興味や関心を持って食べること(食文化)により食育の推進を図っていくものであります。  次に、食に関する関心を高めるかすが「食育だより」発行についてであります。食育は豊かな人間性を育み、生きる力を身につけていくための土台となるもので、子どもたちの心身の成長や人格の形成に大きな影響を及ぼすものです。食育を国民運動として進めていくための食育基本法が施行され10年目の平成27年から、春日市ではこれまでの食育の取り組みを振り返り、さらなる発展、充実を目指していくため、小中学校での食育の取り組み状況の紹介や食育の情報を提供し、地域、保護者、学校が一体となって子どもの育ちにつながる食育をさらに進めるための情報として発行いたしました。  こちらの項目については以上でございます。 67: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 続いて、その次の項目になります。ページでいうと19ページです。  大項目は安全・安心の環境づくりになります。  中項目として、安心して学び、暮らせる環境の整備です。代表的なところが、通学路の安全点検になります。これは春日市通学路交通安全プログラムに基づき、道路管理課、または警察等の協力のもとでですね、実施しているものになります。29年度はですね、新規28件、継続、前年度からずっと継続しているもの21件の計49件が対象となっております。  続いて、その中項目、自助意識、安全対応能力の向上になります。代表的なものとしては、避難訓練、防災訓練です。また、自転車の安全教室も実施しております。これは継続的に行うことでですね、子どもたちの安全に対するその能力の向上を図るために行うものであり、安全性の高まりが見えたと考えているところになります。  続いてですね、大きな項目、社会教育の充実になりますが、ここは地域教育課のほうから説明いたします。 68: ◯委員長(武末哲治君) 三丸課長。 69: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) それでは、21ページになります。こちらの大項目、社会教育の充実、そして、大項目の1として、家庭・地域の教育基盤づくりについての説明をさせていただきます。  第1項目、家庭・地域の教育基盤づくりの推進については、三つの中項目を定めております。具体的な取り組みについては、次の22ページから25ページに掲載しておりますが、ここではこの中項目の主な取り組みとして説明をさせていただきます。  まず、中項目(1)学びの場づくりの推進になります。こちらでは、小項目として、青少年の感性を磨く機会の提供、学びの循環による地域人材の育成、学びの循環による市民活動の機会の拡充ということで取り組みをしております。主なものとしまして、1番の青少年の感性を磨く機会の提供としてということでは、弥生の里児童画大賞展と新成人による実行委員会形式の成人式がございます。事業を通して多くの子どもたちに独自性と表現力を発揮する機会と、また成人式においては、青年層にはボランティア活動の達成感とさらなる意識向上の機会を提供することができました。  次に、学びの循環による地域人材の育成につきましては、高齢者を対象として開催した高齢者学級、こちらで受講生77名に学んでいただきました。この方々に継続的な学びや活動の場を提供することができております。学級生の自主活動として位置づけているクラブ活動では、学級外、地域等に出て活動を広げられた団体もおられます。また、ボランティア養成講座として開催したものには、そちらに参加された方の中から既存の活動団体等に所属されるなど、活動への意欲や興味のある方の発掘、また活動へつなぐことができたと考えております。  次に、中項目(2)家庭教育力の向上についてです。こちらの項目、小項目として、家庭教育に関する学習機会への参加促進、家庭や地域に貢献できる人材の育成の2項目を挙げております。  まず最初に、家庭教育に関する学習機会への参加促進については、日ごろ学習の場に参加できない保護者への学習の機会として、小中学校と連携して入学説明会での子育て講演会を実施いたしました。小学校では主に基本的生活習慣、中学校ではスマホ、SNSとのつき合い方など、学校の実情を踏まえたテーマを設定し、家庭教育の大切さを伝えることができました。  次に、家庭や地域に貢献できる人材の育成についてです。こちらでは、継続的な学びの場である家庭教育学級を開催し、82名の方の参加がありました。家庭教育の重要性を学ぶとともに、仲間づくり、主体的な活動等を行っております。ここでの経験を生かし、積極的にPTAなどの地域活動に参加される人材も育っており、学級での学びが地域に広がりを見せていると評価しております。  次の(3)地域教育力の活性化についてです。こちらも小項目2項目です。一つが子どもの居場所づくりの支援、もう一つが地域の青少年育成活動の支援になります。  まず、子どもの居場所づくりの支援といたしましては、平成29年度から事業名を放課後子ども教室事業として実施しております通称アンビシャス広場、こちらを通して子どもたちの身近な居場所での体験活動の場を提供するとともに、子どもたちの活動を支援する方々の交流の場を設けました。地域で子どもを育てるという意識の醸成が図られ、地域の教育力の向上につながっているものと評価しております。また、平成30年2月4日に実施いたしました教育委員会主催の市民性が育つ地域づくりシンポジウムには、323人の方に御参加いただきました。この場は、地域で育った子どもや活動をしている方々の話を直接聞いていただき、コミュニティ・スクールに関する共通認識を深める機会になったと評価しております。  次の地域の青少年育成活動の支援といたしましては、青少年市民会議の主催であります六中サミットや子ども会育成会の主催事業であるジュニアリーダー研修などを共同で実施し、次世代のリーダー育成を図りました。子ども会ジュニアリーダー研修会や六中サミットを経験した子どもたちの中からは、子ども会の役員になる子どもや成人式実行委員として活躍する人材が育ってきております。  次に、26ページをごらんください。大項目2の読書のまちづくりになります。こちらについては市場主幹のほうから説明をさせていただきます。 70: ◯委員長(武末哲治君) はいどうぞ、主幹。 71: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 続きまして、26ページ、大項目2、読書のまちづくりについてです。中項目が二つになります。  中項目(1)生涯の学びとくらしに役立つ図書館づくりの促進です。小項目の1)として、課題解決型図書館としての機能の充実では、館内に設置しております案内・しらべものカウンターも定着し、相談や図書の利用の案内なども多くなっております。また、市民の関心の高い医療、健康、子育て等の情報コーナーを設置するとともに、医療機関等と連携して健康講座、文化財課と連携して郷土講座を開催するなど、利用者の課題解決や興味・関心を高め、くらしに役立つ図書館として機能しているものと考えております。
     小項目の2)、誰もが図書館サービスを受けられる環境整備では、高齢者や障がいのある方にも使いやすい大活字本や朗読CD等の充実を図っております。また、移動図書館車で図書の貸し出しを行うことにより、図書館への来館が難しい方にも身近な場所での図書館サービスを提供することができました。平成29年11月には星見ヶ丘地区へ移動図書館車の運行を開始し、乳幼児やその保護者の利用がふえるなど一定の成果が見られました。  次に、中項目(2)子どもの読書活動の推進です。小項目1)読書が好きな子どもの育成では、第2次春日市子どもの読書活動推進計画に基づき、ファーストブック事業やおはなし会、小学生読書リーダー養成講座、中学校の学校図書館活用講座など、家庭や学校での読書のきっかけづくりとなる事業を行い、子どもの読書推進に一定の成果が見られました。  次に、小項目2)関係団体、ボランティアとの連携につきましては、読書ボランティアとの連携・協力により、ボランティア講座、ボランティア交流会を実施しました。また、夜の図書館事業では、あんどんの設置、星の館のボランティア、中学校のボランティア部など、さまざまなサポーターが協力し、実施することができました。また、指定管理者導入に向け、読書ボランティアへの説明や協議を行い、今後の連携につなげました。  読書のまちづくりの説明は以上です。 72: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 地域教育課からは以上になります。 73: ◯委員長(武末哲治君) はい、続いてどうぞ。神崎課長。 74: ◯文化財課長(神崎由美君) 文化財課でございます。  29ページになります。上の表でございます。個別の評価結果として、まず一つ目の柱、文化財保護による次世代への継承の中目標1は、文化財情報の収集及び記録保存のための調査等の実施で、達成度は3でございます。主な成果として、下の表にございますが、通常の発掘調査に加えまして、平成27年度末に実施いたしました須玖岡本遺跡岡本地区20次補足調査の出土遺物の科学処理を行い、遺物の保存を行うとともに、活用に向けての準備を進めることができました。一方、民俗文化財の保護につきましては、専従職員がいないことから受け身の対応となっており、保存・活用に向けた方針づくりが必要であると考えているところでございます。  次に、上の表の2段目になります。中目標(2)文化財の保存・管理で、達成度は4でございます。詳細は30ページに記載しておりますが、主な取り組みといたしまして、平成28年度から2カ年をかけました史跡須玖岡本遺跡保存活用計画の策定がございます。策定部会には遺跡の専門家だけでなく、まちづくり、地域選出の委員も御意見をいただきながら策定をいたしました。あわせて、住民等への情報提供、意見交換の場等を計4回開催しました。そして、意見はございませんでしたが、パブリックコメントも実施したところでございます。  また、平成26年度の発掘で重要な発見として大きくマスコミ等に取り上げられました須玖タカウタ遺跡の遺物のレプリカを、これまで実施いたしました3次元計測で得られたデータを活用するなどして制作し、今後の活用に向けた準備を整えることができました。  続きまして、31ページになります。上の表の1段目です。二つ目の柱、文化財の活用の中目標(1)春日市の文化財に対する理解の促進で、評価は3.5となっております。詳細は31ページから33ページに記載しております。平成29年度は、奴国の丘フェスタの開催や市報やウエブサイトといった手法に加え、マスコミへのプレスリリースに計画的に取り組み、銅戈鋳造実験やひすい垂飾、把頭飾鋳型出土等、数多くの新聞掲載、テレビ放映等をいただきました。また、ミュージアムグッズ制作、新たな遺跡の案内マップ作成、JRウオーキングの立ち寄りポイント誘致など、新たな取り組みも行いました。  あわせまして、文化財への関心を高めるため、学識者、団体、ボランティアに協力を仰ぎながら、多様な事業等を実施いたしました。また、発掘調査や文化財の活用事業に携わる文化財技師の人材確保のため、平成30年度採用に向けた試験を実施したところでございます。一方、現行では45人の資料館ボランティア等登録があるものの、実動メンバーは50%を切っており、メンバーの固定化、高齢化が課題となっています。折々に募集は行っていますが、思うようには進んでいないのが現状ということで、この点数といたしました。  次に、31ページの上の表の3段目でございます。中目標(2)遺跡、文化財施設等の活用促進のための整備で、評価は3です。成果といたしましては、通常の管理に加え、対応が必要な樹木の伐採や剪定を行い、文化財の保護及び良好な見学環境の維持を行いました。史跡にある樹木の巨木化、過密化による視認性の低下、病害虫による立ち枯れなど、安全面、管理コスト面からも計画的な樹木管理が必要であると考えているところでございます。 75: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 76: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 34ページをお開きください。34ページの大項目はですね、教育環境づくりの推進ということです。この資料に基づいて説明したいと思います。  まず、中項目といたしましては、家庭環境に応じた就学、子育て支援です。これは就学援助制度が該当しますけれども、学校経由での案内チラシ、また入学説明会でのですね、チラシ等を含めてですね、いろんなメディア、いろんな媒体を通じてですね、多くの、全てのですね、保護者のほうに情報が行き渡るように29年度は進めております。また、これは30年度もそうなんですけれども、就学援助をもっとわかりやすくするためにですね、様式の変更等にかなり工夫を加えたところになります。  続いて、中項目、子どもの実態に応じた学習・登校支援になります。ここには三つ項目がございますけれども、基礎学力の定着、これに対してはですね、やっぱりまなびや春日が挙げられると思います。小学校を対象に各校とも15人程度参加し、学力の確かな定着を図ることができたと考えております。  続いて、次の項目ですけれども、教育支援センター・スマイルルームの充実です。これは個別支援の強化をするために、おはよう指導員の配置、また不登校専任教員の継続的な活用を行いました。  次に、ことばの教室についてですが、先ほど申しましたとおり、いきいきプラザへの移転をすることによりまして、教育環境の充実を図り、また福祉と教育の連携が容易にとりやすいように努めているところです。 77: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 78: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 続きまして、36ページをお開きください。  大項目2の安全で快適な空間の創造、この中の中項目、学校施設改修の計画的推進でございます。エデュケーションかすがにおきましては、天神山小学校大規模改修工事、校舎増築工事、中学校4校空調整備工事、小学校2校屋上防水改修工事を挙げておりました。  具体的な取り組み状況でございます。天神山小学校につきましては、昭和55年度に建設された普通教室等の大規模改修工事と、星見ヶ丘地区の開発行為に伴います児童数の増加に対応するため、児童推計により今後必要となる3教室の増築工事を完了し、児童数の増加に対応した教育環境を確保することができました。  次に、中学校4校の空調設備整備工事でありますが、春日中学校、春日東中学校、春日西中学校、春日南中学校の4校の普通教室に空調設備の整備を行い、教育環境の改善を図ることができました。  次に、小学校の屋上防水改修工事でございます。こちらにつきましては、エデュケーション かすがでは小学校2校を計画していたところでありますが、当初予算編成に合わせ4校対応が可能となりましたので、当初予定しておりました春日野小学校、春日南小学校のほか、須玖小学校と春日西小学校の屋上防水改修工事を行ったものであります。  中項目、学校施設改修の計画的推進については以上でございます。 79: ◯委員長(武末哲治君) 三丸課長。 80: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 次に、(2)の社会教育施設改修の計画的推進になります。2項目ありますが、上の段が地域教育課の担当になりますので説明をいたします。  こちらにつきましては、社会教育施設改修の計画的推進について、地域教育課が所管しますのは星の館になります。星の館は専門の業者に管理を委託していることから、特殊機材等の不具合については早期発見、早期対応を行っております。また、市民サービスの維持を図っているところです。29年度は利用者の利便性の向上のために管理棟内の整備を行っているところです。 81: ◯委員長(武末哲治君) 神崎課長。 82: ◯文化財課長(神崎由美君) 続きまして、同じく36ページの下段になります。中目標(2)社会教育施設改修の計画的推進の下段で、評価は3でございます。上散田公園の老朽化したロープ擁壁工事、のぼり窯体験広場階段及び陶芸室外壁改修を行うとともに、文化財施設の定期点検や修繕等により維持管理を行いました。奴国の丘歴史資料館を初め、施設全般が老朽化していることから、引き続き長寿命化を担当する所管とも連携しながら、計画的に対応していく必要があると考えているところでございます。  文化財課からは以上です。 83: ◯委員長(武末哲治君) 三丸課長。 84: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 続けて、38ページをお願いいたします。  コミュニティ・スクール推進状況評価結果の報告をいたします。各小中学校で実施した評価結果を取りまとめ、分析したものになります。なお、この結果につきましては、今年度5月の委員会において説明させていただいたものは、そのまま掲載されているものになります。  それでは、説明いたします。  初めに、1の評価の目的でございます。各学校において現状を確認し、改善点等を見出す機会とすること、また、学校運営協議会での共通理解を図ることを目的としているものでございます。  次に、2の評価方法でございます。各学校の運営協議会委員及び教職員により、年2回、4段階の評価を行っております。なお、評価の観点は、その下の括弧囲みで示しているとおりでございます。学校運営協議会の委員は学校関係者評価も行いますので、授業参観や学校行事等での学校の様子、また学校から提示される学校自己評価や保護者、児童のアンケート等の資料により評価を行っております。  次に、3の評価結果の算出方法でございます。各学校の結果を評価項目ごとに平均値を算出し、小中学校別に集計をしております。評価は4段階で行い、3を平均と捉えております。評価結果表には、3.0未満は黒地に白抜き、3.5以上は青地に白抜きで表示をしております。評価結果表は、39ページ、40ページに小学校、41ページ、42ページに中学校を、28年度の後期の結果と比較して表示をしております。  それでは、43ページをごらんください。こちらに評価結果をまとめております。(1)の評価結果から見られる全体傾向について説明をいたします。こちらでは、小学校、中学校ともに全体評価、こちら全体評価は、先ほど言いました表ですね、各小中学校、各評価結果表の一番下の欄に掲載しておりますが、こちらはどちらも小中学校ともに3以上、平均以上となっており、おおむね進んでいる状況であり、良好な進捗状況を示しております。  次に、44ページをごらんください。こちらにですね、四角囲みが二つございます。その二つの下ですね。下にあります(2)の大項目の評価項目ごとに見た傾向は個別にしておりますので、そちらをごらんください。個別に見ますと、小学校では減少項目及び3.0未満の評価項目が多くなっております。小学校では保護者及び地域への教育情報発信が強化されているにもかかわらず、共有化が進んでいないことがうかがえます。中学校においては増加項目及び3.5以上の評価項目が多くなっているところです。その要因といたしましては、生徒による地域貢献が大きく進んでいることで、保護者や地域による学校理解や支援が進んだことが成果認識に影響しているものと考えております。  なお、小学校においては、平成28年度の評価に比べ評価が下がっておりますが、これについては、評価者も現状に満足をせずに地域貢献等の取り組みへの高まりを期待されているものと推測いたしております。このことは、現在、学校運営協議会での熟議により議会の質が高まってきていることからもうかがえるところでございます。  次に、済みません、同じところになりますけれども、括弧下のところで、共に育てる共育文化醸成の進捗状況評価、大項目について、済みません、ごめんなさい。45ページの三つ目、四角囲みが三つございます。このうちの三つ目の3のコミュニティ・スクール成果認識の状況の欄をごらんください。その枠の中の一番下の黒のひし形のところになります。小中学校ともに保護者の自治会加入促進に関する項目が一番低い評価となっております。これについては、コミュニティ・スクールの推進だけではなく多様な要因がかかわっているところですが、保護者の認識を高めるために、45ページからの今後のコミュニティ・スクール充実発展に向けての3に記載していますとおり、学校、家庭、地域、児童生徒の4者が目的、成果、課題の共有を図るため、日々行われている地域や保護者による連携活動の状況やその成果を発信する機会の工夫、さらなる情報発信の必要があると捉えているところです。  コミュニティ・スクールの進捗状況評価については以上になります。 85: ◯委員長(武末哲治君) 以上ですか。藤井課長。 86: ◯教務課長(藤井謙一郎君) こちらの春日市教育委員会事務事業点検評価報告書についての説明は以上でございます。 87: ◯委員長(武末哲治君) それでは、説明が終わりましたので、一括して質疑をお受けします。質疑はありませんか。よろしいですか。                 (「ちょっと待ってください」と発言する者あり)  川崎委員。 88: ◯委員(川崎英彦君) 11ページのですね、まなびや春日についてですけど、これ29年度ですから、30年度と今やってきてるわけですけども、各小学校を対象に15名程度ということでありますけど、これ全小学校での対象ではないですかね。なかったですよね。 89: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 90: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 全小学校ではございませんでした。その前の年度、28年度も前期4校、後期4校、今度29年度についても前期4校、後期4校という形です。 91: ◯委員(川崎英彦君) 同じところですか。 92: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) いや、違います。 93: ◯委員(川崎英彦君) 違う。違うところ。 94: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 95: ◯委員(川崎英彦君) それで、実施されたということでですね、その取り組みはとてもいいことだと思うんですけど、対象にしてるその生徒さんがほんとに集まってるかどうかっていうのもまた大事なところだと思うんですけど、その点についてはどういうふうに考えてる。 96: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 97: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) それにつきましてはですね、学校のほうが一応、もちろん子どもの時間とか保護者の状況とかございますので、同意がとれたところからですね、入るようにしております。もちろん学力の定着が難しい子どもを中心にですね、このまなびや春日のほうに参加するように推奨しているところでございます。  以上です。 98: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 99: ◯委員(川崎英彦君) 参加された児童生徒さんについては、改善が見られたということでよろしい。 100: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 101: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 改善が見られております。これはですね、9月に行いました主要な施策の成果のときにもですね、御説明いたしましたが、多くのところでですね、実施前と実施後で点数の向上が見られております。  以上です。 102: ◯委員長(武末哲治君) 大丈夫ですか。 103: ◯委員(川崎英彦君) はい。 104: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。川崎委員。 105: ◯委員(川崎英彦君) 続けていいですか。 106: ◯委員長(武末哲治君) どうぞ。 107: ◯委員(川崎英彦君) 12ページのですね、ことばの教室なんですけど、これは発達にちょっとおくれが見られるというか、そういう子どもさんが対象になってて、実際の言葉っていうのではないと思うんですけど、関連してですね、今、外国人の方とか日本語を標準語というか自国語にしてない方が入ってこられてというのがよく全国ニュースとか聞かれるんですけど、春日市においてはどういう状況ですか。 108: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 109: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 外国語の子どもについてはですね、これ申しわけございません、30年度の数字は把握してるんですけれども、30年度でよろしいですか。 110: ◯委員(川崎英彦君) 30年度でいいです。 111: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 29年度と余り大差はないんですけれども、30年度でですね、いわゆる外国籍がある子ども、また日本籍があってもですね、日本語に課題がある子どもの数が大体34ほどあります。ただ、その中でですね、やはり支援が必要な子どもというのは、やっぱりかなり限定はされております。そういった子どもさんに対しては、いわゆる通訳を主に担う、いわゆる職員としてですね、日本語指導補助員というのをつけてですね、対応しているところです。その方々がですね、通訳と、また学力はですね、ちょっといわゆる寄り添い型の支援を行っておりますので、ことばの教室とは直接的に関与しているわけではございません。  以上です。 112: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 113: ◯委員(川崎英彦君) その日本語のサポートが必要な子どもに対しては、そこの学校に一人でもいれば補助員がつくというふうな形でサポートされたんですか。 114: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 115: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) このですね、指導員についてはですね、全く日本語がしゃべれない子ども、少し日常会話はできるけれども勉強するときの言葉がわからないとか、そういった程度によってですね、違いがあります。その程度に応じてですね、二、三の学校に一人つけるとか、またはですね、一人に一人つけるとか、そういった工夫をしております。なお、今年度からはですね、これは30年度の話になりますけれども、ポケトークという翻訳機を使ってですね、できる限り密なですね、支援を行うようにですね、ちょっと工夫をかけているところです。 116: ◯委員(川崎英彦君) 実施してるということ。 117: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 118: ◯委員(川崎英彦君) 済みません、ポケトーク、1個幾らで契約が必要だったと思うんですけど、今何ぼぐらい契約されて使われてます。 119: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 120: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 30年度なんですけど、3個だったと思います。3個、今。ただですね、状況に応じてですね、増加を図っていきたいなと思っております。 121: ◯委員長(武末哲治君) いいですか。ほかにありませんか。竹下委員。 122: ◯委員(竹下尚志君) ちょっと2点ほど。この評価が4個に大体分かれとるですよね。1、2、3、4てね。これが細かくその表が出とれば、ある程度その方向かなと思うけど、まあね、誰がこうするのかとかわからんけども、この1、2、3、4の中のね、項目があんまりもう大ざっぱちゅうか、いうふうに感じが受けるのが1点と。もうちょっと細かくこうしたら、もうちょっと本当の成果が、本当にそうなのかちゅうのが出るんじゃないかなという感じがしたもんだから、そうやって。  もう1点はね、こういう細かく、ある程度細かくやっていただいて、成果はつかんでおられるんでしょうけども、この成果をやったの、これはどの時点で反映するんですか。29年度の成果でしょう。30年はもう終わろうとしとる。どこの時点で反映されるのか。 123: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 124: ◯教務課長(藤井謙一郎君) まず、この4段階の評価についてでございますが、今議員おっしゃられるとおりですね、この評価の中は、また事細かにそれぞれこの項目の中で4、3、2、1というふうな形で大きく分かれてるところでございますが、やはり例えば、3で一定の成果が見られるというところの中にも、いろいろな課題が出てくるものでございます。その細かな課題につきましては、ここの中のですね、施策の実施状況等においてですね、またこういった成果がありました、しかしこういった課題がありますというような形で、それぞれ表示をさせていただいてるところであります。全体としては4段階というふうな形でこの達成度をつくらせていただいてですね、それぞれの詳細において、課題をちょっと今それぞれの分野ごとに示しておりますので、またきょういただきました委員の御意見等も参考に、また来年度こちらの点検評価をつくる際には、教育委員会の中でも十分に協議をしていこうというふうに思っております。 125: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 126: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) ちょっと補足しますけれども、評価指数というのはなかなか難しいんですよね。3段階評価にするとですね、3て真ん中なんですよ。だから、往々にして3をつけたがるんですよね。ただ、4てするとですね、真ん中ないんですよね。真ん中ないから、いいのか、ちょっと努力が必要なのかというどっちかを判断しないといけない。そういったことになります。5段階になると、また真ん中が出てくるんですよ。だから、奇数にするのか偶数にするのか、そういった悩みはあります。コミュニティ・スクールの評価も4段階評価にしてるところがあります。だから、それに合わせるようにですね、こちらにも合ってるんですけれども、4段階をすることで中央点をとらないような仕組みという形で考えているところです。  それと、もう一つ、この評価、いろんな課題が出たときのですね、課題対応についてなんですけれども、教育委員会と、いわゆる教育委員会のほうですね、と十分にですね、協議して、それの対応についても重ねております。そして、ここで出てたいろんな課題とか、例えば、間違った点については、30年度にですね、いわゆる今年度に反映できるように仕組みとしては考えているところです。一つの例えばのところなんですけれども、例えば、おはよう指導員とかそういった先生をですね、発展的解消をすることで教育相談員という形の任用形態を変えるとか、そういった仕組みを変える手だてというのをですね、11月とか12月の協議の中でですね、重ねているところになります。だから、もしこの29年度の評価で課題が出てですね、30年度に反映できなかったとしても、31年度の中にですね、反映できるように努めるようにしているところです。  以上です。 127: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。竹下委員。 128: ◯委員(竹下尚志君) いやいや、これ評価するの大変だろうと思うんだけど、なるべくね、3月終わってからすぐしようかちゅうのは難しいかもしれんけど、次年度にすぐ、ある程度反映、特別な問題点があれば別として、それはもう特別に次年度の計画に入れるんでしょうけど、ある程度反映するとは1年おくれみたいになるよね。だから、そこもちょっとね、危惧しよった。 129: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 130: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 今回はですね、報告書ということで、既に12月の議会のときにはもうこちらのほうから提出しております。もちろんこれをつくる過程においてですね、教育委員の方々とですね、十分協議を行って、当初予算に反映できるタイミングがあったところについてはですね、もう極力反映させるように努めているところになります。だから、今竹下議員がちょっと御懸念されているですね、1年おくれになるんじゃないかということがですね、ないようにですね、こちらとしても既に努めているところです。  以上です。 131: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。高橋委員。
    132: ◯委員(高橋裕子君) 19ページの中項目の自助意識、安全対応能力の向上で、自転車安全教室の実施を挙げてるんですけど、小学4年生、中学生てなってるんですけど、中学生は何年生とか。例えば、1年から3年までしてるとか。 133: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 134: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 安全教室についてはですね、基本的に中学生は全体的にやっております。それとですね、この自転車安全についてはですね、やはり身をもってですね、体験しないと、やっぱりわからないというふうな御意見もいただいておりますので、来年度のですね、予算というか取り組みの中にですね、そういったじかに見て判断できるような一つの表現として、何とかスケードと。ちょっと忘れました。ちょっと済みません。スタントマンを活用した何とかスケードといいましたけど、それをですね、活用して、じかに目で見てほんとに危険性を判断するような取り組みも入れようと思っているところです。ケアスレード何とか、そういう感じです。済みませんでした。 135: ◯委員(高橋裕子君) はい。実践ということですよね。はい。市民の方から聞いたんですけど、小学校の場合は真面目にすごく勉強するけど、だんだんこう自転車の乗る力というか、向上してきて、向上することで慢心というか、ていう部分が出てくるんじゃないかっていう懸念と、あと交通標識、例えば、進入禁止だったら軽車両を除くって下に書いてて、軽車両って自転車ですよね。で、軽車両も入ってる場合とか、そのさまざま標識の持つ意味とかっていうのも、どんなふうに勉強してるのかなと。というのは、だんだん高校生とかになってくると、なお一層自転車に乗る機会がふえて、非常に危ない危険な運転が見られたり、自分が加害者になったりするケースもあるっていうこともあって、教育の面でどんなふうにされてるのかなっていう質問がありましたので。 136: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 137: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) もちろんですね、小学生、中学生で一固まりにするとですね、やっぱり子どもさんの成長過程が違ってきますので、やっぱり各学年ごとにですね、この学年ではどういったところを勉強して、どういったところを身につけるかっていうのが必要だと思うんですよ。29年度はこういった課題があったので、今年度、30年度はですね、各学年ごとに、例えば、3年生はこういったものを勉強しましょうねという指針的なものをつくってですね、各学校にもう配付しております。だから、その中でですね、各学校がその基本となるガイドラインをしんしゃくして、やっぱりそれにちょっと肉とかをつけ加えてですね、より一層子どもの実践的なケア、実践的な支援ができるように努めているところになります。  先ほどちょっと私言葉忘れましたけど、スケアードストレートという表現だったですね。スタントマンを活用した安全訓練のことになります。済みませんでした。 138: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 139: ◯委員(高橋裕子君) じゃあ、学校長の判断によって、その違いはあるっていうことですか。 140: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 141: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 基本的な学年で覚えることというのは教育委員会のほうで出しております。それにプラスアルファを学校でつけ加えるという考え方です。  以上です。 142: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 143: ◯委員(高橋裕子君) はい。じゃあ、済みません、最初の質問に戻りますけど、中学生の場合は学年でそれぞれやってるということですか。 144: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 145: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 済みません、ちょっと詳細については即答はできませんけれども、学校の実態に応じてですね、行っているということになります。 146: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。 147: ◯委員(高橋裕子君) はい。 148: ◯委員長(武末哲治君) ほかにございませんか。内野委員。 149: ◯副委員長(内野明浩君) 済みません、そのスケアード、前私も一般質問やったんですけど、たしか高校とかでやるときに、船舶振興会とかの補助金が出てたと思うんですが、そういった活用はあるんですか。 150: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 151: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) これですね、安全安心課が所掌してですね、そこのほうで行って、教育委員会もそれに協力するというスタンスで、来年度の計画の中にそれを盛り込む形にしております。だから、詳細については、その予算審査の中でですね、説明をしたいと思いますけども、教育委員会はその分特に予算として計上しているところではございません。もちろん安全安心課については、いろんな財源があればですね、それを積極的に活用するというふうに考えております。なお、うちのほうも、スケアードストレートについては、春日高校のほうに見学行ったりしてですね、その有用性について確認しているところになります。  以上です。 152: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。 153: ◯副委員長(内野明浩君) はい。 154: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。川崎委員。 155: ◯委員(川崎英彦君) 21ページの子どもの居場所づくりなんですけど、放課後子ども教室事業ということで、先ほどアンビシャス広場がこの名称になったということなんですけど、これアンビシャス広場だったら土曜日だけですかね、基本的に。毎日のところも中にはあるかもしれないですけど、毎日の事業ではないですよね。 156: ◯委員長(武末哲治君) 三丸課長。 157: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) アンビシャス広場は、基本的に週2回は、広場ごとには週2回となっていますけれども、放課後にやってるところもあります。で、土曜日だけの活動のところもあります。大谷小学校なんかは、平日放課後に自由に子どもが遊びに来れるような形でしてあると思います。 158: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 159: ◯委員(川崎英彦君) もうこの主体は地域にお任せしてるというのが現状ですか。 160: ◯委員長(武末哲治君) 三丸課長。 161: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 放課後子ども教室に移行しまして委託事業という形をとっておりますので、これまでアンビシャス広場の支援をしていただいた方たちで運営委員会みたいな形を。今まであったものなんですけど、そこに委託をして、実質的には地域の方たちにお願いをして運営していただいてるということになります。 162: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 163: ◯委員(川崎英彦君) 既存のところ、アンビシャスから移行したところはそれでいいと思うんですけど、基本的に全小学校の児童を対象とするならば、やっぱり行政としてですね、全部の小学校にこの放課後子ども教室事業を展開してもらいたいなと思うんですけど、その点については今の現状どうですか。 164: ◯委員長(武末哲治君) 三丸課長。 165: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) アンビシャス広場自体が、各会場、35会場、それはそれぞれ地区であったりだとか個人の方がしてある方もあります。それを各小学校区に分けて委託事業としておりますので、今の段階で各小学校区には一つのアンビシャス広場というか、活動している会場ですね、そういうのがあるようにしてます。なので、そこを小学校区、放課後子ども教室が小学校単位になりますので、そこの中で今までやってた活動をいかに充実させていくか、支援者をふやしていくかというところで、今うちのほうとしては働きかけをですね、しているところではあります。 166: ◯委員長(武末哲治君) どうですか。 167: ◯委員(川崎英彦君) はい、わかりました。 168: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 169: ◯委員長(武末哲治君) じゃあ、次、お願いいたします。 170: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) じゃあ、次の項目のところでいいですか。 171: ◯委員長(武末哲治君) 成人式。三丸課長。 172: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) それでは、次の報告事項の2の本年度の成人式について報告をいたします。お手元のほうにですね、今年度の成人式事業についての報告書をお配りしていると思います。ちょっと順不同になりますけど、ちょっと待ってください。済みません、申しわけありません。 173: ◯委員長(武末哲治君) 神田部長。 174: ◯教育部長(神田芳樹君) 冒頭申し上げました平石主幹については、点検評価の説明員として予定しておりましたので、退席させてもらってよろしいでしょうか。 175: ◯委員長(武末哲治君) はい。お疲れさまでした。ありがとうございました。                  〔平石指導主幹退席〕 176: ◯委員長(武末哲治君) はい、どうぞ。 177: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 済みません、それでは、成人式について説明を続けさせていただきます。  お手元の資料とちょっと説明のほうが前後するかと思いますが、お願いします。  平成31年1月14日月曜日成人の日に、今年度、平成31年春日市成人式を行いました。今年度の対象者は1,371人になります。お手元の表では、下から2番目の段にあります2で記載しております平成10年4月2日から11年の4月1日生まれの方が対象となっております。  当日は委員の皆様方にも御出席いただきまして、ありがとうございます。当日晴天に恵まれまして、式典、そして、その後の記念撮影、記念品となるアルバムの撮影の移動等ですね、混乱なく終始和やかに行うことができました。  式典の企画運営につきましては、今年も新成人による実行委員会形式で行いました。実行委員は新成人が5名、実行委員のOBとして昨年度の実行委員長が1名、来年度対象となります19歳の子が一人参加をしてくれました。ことしは、実行委員企画としまして恩師からのビデオレターや新成人お勧めの店の紹介などのDVDを作成し、上映したところです。また、企画としまして、ギャラリーに写真撮影コーナーを設けました。DVDの作成、また写真撮影コーナーの作成等、準備はかなりかかっておりましたが、思いを込めた作品ができ上がっておりました。また、写真撮影コーナーではですね、多くの新成人の方に楽しんでいただけたようです。  あわせまして、今年度も警備体制の強化といたしまして、市の職員の配置に加え、春日警察署から私服の警官の方5名、それと駐車場待機ということで5名、計10名の方の御協力をいただいているところです。  なお、以前から総務文教委員会でも御意見をいただいておりました会場変更につきましては、31年度、32年の成人式になりますけれども、そちらのことを踏まえ、庁内で協議を行った結果、32年1月の成人式は、本年と同様のふれあい文化センターで実施することを決定しております。  協議の過程においては、現行の形式、ふれあい文化センタースプリングホールで行うもの、また総合スポーツセンターで行うもの、また、県の施設ですけれども、クローバープラザでの実施を比較検討をいたしました。その際に、スポーツセンターにつきましては、前回の委員会等でもお示しをしておりましたが、メーンアリーナ、サブアリーナを利用する場合に、土足使用での利用が可能となるような環境を整えるため、また式典としての舞台などの設置の必要があり、かなりの費用を要することということで見送ることといたしました。また、クローバープラザにつきましては、県の施設であるため、恒常的な使用が約束されるものではなく、安定的な会場の確保が難しいということで断念しているところでございます。  なお、2022年、成人年齢が18歳に引き下げられるというふうなことになりますので、その際の成人式のあり方等に合わせて、実施場所、また実施方法、内容等を総合的に検討するということで、引き続き会場についても検討を続けていくことが決定しているところです。  以上になります。 178: ◯委員長(武末哲治君) 説明が終わりました。質疑はありませんか。竹下委員。 179: ◯委員(竹下尚志君) いや、私も当日ね、ちょっと参加させていただきましたけども、本当に多かった。普通よりも数字にあらわれとうとおり多かったですね。ただ、毎年一緒で、あそこの広場にたむろしたり、こっちのあのスプリングホールは前がちょっとあいてましたよね。若干、二、三十名あいてたのかな。それ以外は満杯でしたね。で、いつも思うんだけど、保護者の方ちゅうか、年配、我々含めての方が来ておられて、その人たちがね、堂々とこう席をとって、成人者が座れんで立っとるというのはどうかなと思うんだけど、私も座れて大分勧められたけど、いや、これはね、成人者の式典だから我々は立っときますよちゅうて立ったんだけど、そこのねきがね、年寄りの年配の配慮はね、ちょっとないかなという感じが一つしましたね。  もう一つは、サンホールに行ったら、こら満杯でしたね。やっぱりほんとに満杯。で、あそこは生でなくてビデオで見とったんだけど、終わる寸前に行ったからね、その前はわかりませんけど、本当に満杯でした。あの前ももうたむろして、いっぱいしてましたけど、やっぱりね、成人者を迎える人の立場をすればね、1カ所で、そら予算も変わるでしょう。そら作業も大変でしょう。ただね、成人を受ける人はね、一生のうちに1回なんですよ。ね。その人にやっぱりね、思い出ちゅうか、やっぱり記念にふさわしいね、会場とかそういう設備はね、我々がやっぱつくってやらないかんじゃないかなと思う。そら大変ですよ。金もかかりますよ。そら土足で上がれんからね、あれにシートかぶせなきゃいかんだろうと思うんだけど、そういうところの配慮はね、早くね、やってやらんといかんのかなと。あそこにやったから全員が入るちゅうわけじゃないかもしれないけど、入れるようなやっぱり設備や施設は与えてやらんといかんのかなと毎年思いましたね。そらスタッフは大変だったろうと思うんだけども、よかったですよね。うん。 180: ◯委員長(武末哲治君) 神田部長。 181: ◯教育部長(神田芳樹君) 先ほど課長が申しましたように、引き続き成人年齢の問題もございましてですね、竹下委員言われた御意見も当然念頭に置いて検討したわけでございますけど、今後の検討の中でも同様の視点を持って進めてまいりますので、御意見ありがとうございました。 182: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 183: ◯委員長(武末哲治君) じゃあ、次、お願いします。三丸課長。 184: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 済みません、引き続きになります。児童画大賞展になります。  こちらもですね、お手元に今年度の作品をカレンダーにしたものをお配りしてると思います。今年度の児童画の弥生の里大賞は、この4月のになりますけれども、春日南小学校の6年生、嶋田遥斗さんの作品が選ばれております。応募総数は4,649点、うち上位作品としましては、市内からの学校も上位11賞に5名、金賞、銀賞、銅賞にも多数市内児童の選出がありました。13名の方が受けてらっしゃいます。  こちらの授賞式が、2月2日午後2時30分から、ふれあい文化センターのサンホールのほうで行います。金堂議長には来賓として御出席をいただく予定になっております。委員の皆様におかれましても、済みません、こちらもですね、参加者、保護者の方とかですね、御家族の方がたくさん参加されますので、特別にお席を設けることはできませんが、お時間がありましたら、ぜひ授賞式のほうにも来ていただけたらなと思っております。  また、本日から2月13日まで新館ギャラリーにおいて入選以上の受賞作品を展示しておりますので、こちらもお時間がありましたら見ていただけたらと御案内をさせていただきます。  以上になります。 185: ◯委員長(武末哲治君) 質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 186: ◯委員長(武末哲治君) 続いてお願いします。神崎課長。 187: ◯文化財課長(神崎由美君) 2、その他(2)でございます。ただいまお手元にお配りしておりますチラシになりますが、春日市奴国の丘歴史資料館開館20周年フォーラムの開催についてでございます。春日市奴国の丘歴史資料館は、おかげさまで平成30年12月1日で開館20周年を迎えました。これを記念し、チラシにありますフォーラムを開催いたします。  市内岡本地区にございます国指定史跡須玖岡本遺跡は、金印で有名な弥生時代の国、奴国の王都であったと言われています。また、奴国王の墓や数々の王族墓、奴国の国力を支えたであろう最先端の青銅器工房など、弥生時代を代表する大変重要な遺跡でございます。このフォーラムでは、春日市文化財専門委員であり、須玖岡本遺跡保存活用計画策定部会の座長を務められた福岡大学の武末教授による講演、そして、文化庁の禰宜田主任文化財調査官をお招きして、「楽しもう!須玖岡本遺跡」と題した特別講演を行います。また、春日東中学校の東中塾歴史探訪(奴国)コースの皆さんに学びの成果を発表いただくほか、「つなごう!須玖岡本遺跡」をテーマに御講演いただいた講師の方々、春日市自治会連合会の秋枝会長、資料館ガイドボランティアの方なども交え、春日の町と遺跡の共生やこの貴重な遺跡との未来について会場の皆様とも語り合う場としたいと考えております。年度末も近まりお忙しい時期とは存じますが、ぜひ委員の皆様にも御参加をいただきたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 188: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 189: ◯委員長(武末哲治君) じゃあ、続いて。神田部長。 190: ◯教育部長(神田芳樹君) 2、その他ということの(3)その他ですかね。そのほうに次第は挙げておりませんけれども、各課長から報告がございますので、よろしくお願いします。 191: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 192: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 学校教育課からですけれども、まず、資料でですね、お手元に春日市サポートマップという1枚のカラー紙をですね、配付してると思います。これ今回ですね、子どもたち、また保護者のですね、いろんな悩み、相談、そして、どういったところにその場所があるのかという、よく相談とかをお受けすることがあります。で、前回もですね、4年ほど前にこれ一度つくったんですけれども、それの改定版ということで、今回冊子にいたしましたので、参考までにしていただきたいなと思っております。なお、利便についてはですね、地図もありますし、概要についてもですね、書いてありますので、これを参考までにお配りしております。なお、小中学校全体のですね、全部についても、保護者に対してこれは配付しておりますので、念のため申し添えたいと思っております。  じゃあ、続きまして、インフルエンザの罹患状況ということで、これもお手元に1枚紙なんですけれども、資料をちょっとお配りしております。これは先週ですかね、1月18日の金曜日と1月25日の金曜日を比較してですね、インフルエンザの傾向を調べたものになります。かいつまんで言いますと、春日市はですね、インフルエンザはですね、やっぱりふえてきております。ただですね、ある学校によっては、少し終息をしている傾向も見られます。で、東西南北を春日市でこうちょっと切ってしまうとですね、東のほう、特に春日原とか駅周辺とかですね、そういったところに多く、いわゆる増加傾向が見られると。逆にですね、北部、いわゆる春日北小学校とかそういったところになりますけれども、少しこう、若干こう減少も見られるような傾向も少し出ております。ここでは北小学校はちょっとふえてる傾向ありますけれども、全体的に見るとですね、ちょっと減ってるような状況もかいま見えております。インフルエンザについてはですね、もちろん手洗いとかうがいが必要な予防対策にはなりますので、各学校には注意喚起の文書も必要に応じてですね、数回にわたり送っておりますので、申し添えたいと思います。  続いてですね、資料で全国体力・運動能力の調査結果をまとめたものがあります。4枚紙の資料になります。きょうのですね、NHKのテレビで、北九州市のある小学校ですけれども、全国平均を下回っていたんですけど、1ポイント上回ったというふうな報道がありました。春日市はですね、もうずっとなんですけれども、もう2ポイントか3ポイント、多いところは5ポイント近くですね、全国平均よりも上回っております。もちろん県の平均よりも上回っている状況になります。  これ見ていただきたいのがですね、開いて2ページのところになります。2ページにですね、折れ線グラフがついてると思います。その中で、表の中にちょうど黒文字のところがあります。これは過去の数値の中で最高得点をとっているというところです。もちろん80点満点ですね。全部100点だったり80点になるんですけれども、それを指標として見たときに、もちろん全国よりも大きいんですけれども、春日市はかなり最高得点をとっているというところがですね、かいま見えるんじゃないかなと思っております。  次のページ、ちょっと開いてください。次のページは、具体的に小学校5年生の男子、女子、中学校の男子、女子の分を各学年ごとに入れてる分ですけれども、ここで注目していただきたいのがですね、例えば、小学校5年生の男子の場合、一番左上にですね、握力という項目がございます。で、握力のところを見るとですね、標準偏差というのが左から3番目の項目にございますね。標準偏差3.81とか、春日市は3.82。この標準偏差というのはですね、ばらつきなんですよ。平均点からどれぐらいばらついてるかということです。例えば、そのちょっと右下に50メーター走というのがあります。そこの標準偏差を見ると、0.98、0.86と書いてありますよね。つまり、これはどれぐらいのばらつきが多いか。数が少ないほどばらつきは少ないということです。だから、平均点に近いということになります。ばらつきが多いときには、いわゆるいい人と、いわゆるまだまだの人がかなり幅広くいるということになります。  それと、T得点というのが、いわゆる偏差値です。全国平均を50としたときに、どれだけ春日市が偏差値として上下にあるかというところになります。それが表の意味合いになりますが、グラフで見るとですね、左下に今縦グラフがちょっとついてます。春日市がちょっと分厚いほうで、全国平均が横の線になっております。これは偏差値で見たところです。昨年度を見るとですね、50メーター走というのが、例えば、小学校5年生の男子、これが49.4だったんですよね。ここはやっぱり伸びてきてるんですよ。ただですね、50メーター走というのが、小学校ではちょっと伸びてるんですけれども、中学校で見るとですね、これは次の5ページ、6ページになるんですが、やっぱり落ちてるんですよね。それと、ハンドボール投げ、またソフトボール投げについてはですね、やっぱりちょっと平均点を下回っている学年があります。このことからかいま見えるのが、足腰の強さとですね、ちょっと手の特に投げる力というのがちょっと弱いんじゃないかな。もちろんこれは全国平均に比べて弱いということなんですけれども、それを払拭するためにですね、今やっぱり投げる動作、一つに言うと、地域教育がちょうどやろうとしている紙飛行機を飛ばそうというのがあるんです。そういったところからもですね、投げる動作、いわゆるボールを投げる力、それと、例えば、長縄跳びをすることによる足腰のばねを鍛える。そういったところの鍛錬をすることでですね、ここを何とか上げていきたいなと思っております。  なお、最後なんですけれども、右下のグラフです。これは構成比です。A、B、C、Dというふうになっていますが、Aが一番いいということです。おおむねCというのが平均的なものなんですね。これはAというのが65点以上をマークしたものになるんですけれども、全国と比べて、やっぱりAとかBをとる子どもたちが多いんですよ。特にですね、中学校の女子。6ページを見てください。Aというのがかなり多いんですね。そういうふうに、春日市はやっぱりかなり体力的に高い子どもというのをですね、多く見られるというのが一つの特徴じゃないかなというふうに感じているところです。各学校とも、この指標をもとにですね、鋭意体力向上について努めていきたいというふうに考えているところになります。  説明は以上です。 193: ◯委員長(武末哲治君) 質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 194: ◯委員長(武末哲治君) じゃあ、続いてお願いします。神崎課長。 195: ◯文化財課長(神崎由美君) 2、その他(3)その他、文化財課からは3点報告がございます。  まず一つ目になります。今お手元のほうにお配りしておりますこちらですね、民族企画展「ムラの守り神~猿田彦・屋敷神~」でございます。開催期間は平成31年1月12日、もう既に始まっております、から3月3日日曜日まで。場所は資料館の特別展示室でございます。今回は、ムラの守り神の役割を持ち現在も信仰され続けている庚申塔などが、どのように地域とかかわり、どう信仰されてきたのかを主なテーマとして企画展を開催しております。お忙しいとは存じますが、期間もまだ長うございますので、よろしければ足をお運びいただければと考えているところでございます。  続きまして、2点目になります。2点目ですね、こちらの写真のほうのこちらの資料になります。今年度10月10日の臨時議会で議決をいただきました特別史跡水城跡(天神山小水城)災害復旧工事についてでございます。文化庁、福岡県、関係所管とも密に連携しながら、復旧に向けて鋭意取り組んでいるところでございます。  まずは、現段階での当該工事の進捗状況を報告させていただきます。当該史跡には工事の重機等を入れるための接道がなかったため、12月いっぱいで史跡を一部削って、手前側の土砂を置くトラックヤードまでの仮設道路を設置いたしました。ちょうどですね、お手元の写真の下のほうになります。軽トラックのですね、左側のほうがその接道になります。現在は、個人住宅である隣接地に配慮しながら、同じく下の写真中ほどに大型土のうがございますが、その左側に崩落箇所までの重機用の上がり口をつくっているところです。ここは急斜面で狭隘な袋小路の入り口に当たるところとなり、次の写真のですね、2枚目のページになります。2枚目をおあけください。  こちらですね、下の写真等もそれになってるんですが、入り口奥になりますが、崖面に大型土のうを4段積み上げ、重機の往来できる面を作成した上で、崩落危険箇所上部の作塀を行います。その後、重機の位置を下げながら、土のうの除去、崖面の掘削を繰り返します。この工程の終了後、補強土壁工法での土の積み直しをする施工となっております。こういう状況になっておりまして、極めて悪条件の中、管理担当者とも何度も調整、修正を行いながら、かつ、作業員の方の安全面を確保しながらの難工事となっているところでございます。
     本日午後から関係者の工程会議を予定しております。そこで詳細がわかることにはなっておりますが、3月末の完了予定が、今後の悪天候の可能性も含むと、現段階で2カ月程度のですね、工事のおくれが発生しそうであるということで、現場からの報告があっているところでございます。このため、年度をまたぐ必要が生じておりまして、繰越明許費の計上準備を今させていただいてるところでございます。  今後とも関係者とも連携を図りながら、引き続き安全に留意し、完成に向け着実な工事実施に努めてまいりたいと存じ上げます。  特別史跡水城跡災害復旧工事の進捗状況の報告でございました。 196: ◯委員長(武末哲治君) 質疑はありませんか。竹下委員。 197: ◯委員(竹下尚志君) いや、これほら、ちょっと、いやいや、まだその先、この新聞に載っとる内容をね。 198: ◯文化財課長(神崎由美君) じゃあ、この後、3点目になります。こちら3点目を。 199: ◯委員長(武末哲治君) それは今からありますということ。神崎課長。 200: ◯文化財課長(神崎由美君) それでは、引き続き、報告の3点目でございます。  お手元に新聞記事がございますでしょうか。こちらになります。平成31年1月26日土曜日の西日本新聞朝刊に、天神山水城の柿の木伐採の記事が掲載されております。この件につきましての報告です。  掲載記事の趣旨、皆様お手元にございますでしょうか。記事をごらんになられた方はいらっしゃいますか。初めての方もいらっしゃるということですので、少しお時間のほう。 201: ◯委員長(武末哲治君) まずは、これ読まれ、ちょっと時間とりましょうか。                 (「時間とってください。質問が幾つもあります」と発言する  者あり)  じゃあ、ここで暫時休憩しますんで、とりあえずこれ読んでもらって。5分休憩します。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時54分                 再開 午前11時57分                ──── ─ ──── ─ ──── 202: ◯委員長(武末哲治君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  神崎課長。 203: ◯文化財課長(神崎由美君) 文化財課、神崎です。  それでは、説明を続けさせていただきます。お手元の記事に沿いまして進めていきます。  記事にございます柿の木2本は、文化庁の補助採択を受け、平成23年度に公有地化した天神山1丁目110番地2にございました。本来、文化庁補助事業では、史跡指定地は更地にして購入する必要がございます。したがって、補償対象のままでは当該樹木の伐採を余儀なくされることから、相手方の思いを酌んで補償対象から外し、当該土地の定着物として現状のまま残しておりました。ところが、平成30年7月6日豪雨で水城跡崖面が崩落し、この災害復旧工事を実施するためには、当該樹木の伐採が必要となったものでございます。  このことについて、12月に入り、もとの地権者へ伐採の説明に上がりましたが、来客中や不在などでお目にかかれず、最後に訪れた12月21日に御都合のいい日を連絡いただくよう伝言しておりましたが、連絡がなく返事待ちの状態でございました。1月に入っても、もとの地権者からの御連絡はありませんでしたので、災害復旧工事を進めるに当たり、市の所有物ではありますが、現存させていた理由を鑑み、伐採前に御一報と郵送で伐採をお伝えさせていただきました。もとの地権者の方には、機会を見て、先ほど御報告いたしました工期の延長など、工事の進捗状況とあわせ、お話しさせていただきたいと考えております。  新聞記事についての報告は以上でございます。 204: ◯委員長(武末哲治君) いいですか。説明は以上です。北田委員。 205: ◯委員(北田 織君) まず、実際、私はこの方から1月の10日にお電話をいただきました。1月の10日の午後2時にお会いをいたしました。過去のこと全てお話を聞いたり、資料も全部見せていただきました。というのは、平成22年の5月に御主人さんが亡くなられてまして、その方と私個人的にずっと交流があって、この柿の木の話もいろいろ経緯を聞いてました。そういうことで、1月の10日の日に、ここに書いてあるメモ、そういったものも全て見せていただきました。それから、市から届いてる文書、これも全部見ました。実際に1月の8日の午後3時31分に郵便物が配達をされて、不在だったので不在通知が入ってたと。で、ここがちょっと課長ね、調べていただきたいんだけど、不在通知が入ってて、本来だったら御本人から連絡をして、郵便局からですよ、本人に郵便物が届けられなきゃいけない。そのための不在通知なんですね。だけど、御本人の話では、自分が連絡したんではなくして、10日の朝10時に郵便物が入ってたことに気がついたと。不在通知と両方。普通はあり得ないことなんですよね。だから、そのいきさつをちょっとね、調べていただきたいなと。  で、10日に届いて、私も相談を受けて、その日は商工会の賀詞交歓会があったので、翌日、僕のほうから提案もいろいろ、過去のいきさつを知ってるので、提案をしたいということで課長に電話しました。僕の記憶で朝の8時55分です。55分前後。留守でした。そのときの職員さんの発言は、現場に行ってるので課長はいないということから、じゃあ、私も用件があったので、夕方電話するのでお会いできればということで、名前と対象者の方のお名前も申し上げて電話を切ったら、後で課長からお電話いただいたんですけど、その留守の間に何度か御本人から僕のほうに着歴があったので電話をしましたら、これは10時半ぐらいだったと思います。もう既に柿の木は切られてました。10日に御本人のとこに通知が行き届いて、その翌日の朝にもう切るって、こんなことがあるのかなというのが1点ですね。  それで、僕は課長にも、もう切られてるので僕の手元から離れましたよと。当事者と話をしてください。僕はそのときになぜ課長にお会いしたいかというのは、過去のいきさつの説明と、柿の木をね、移設してほしいと思ったんですよ、僕は。そういったことで話をしたいなと。というのは、ここに書いてあるように、すごく思い出のある木で、お母さんたちとの、これ歌集にも全部書いてあるんですよね。それも僕全部読みました。そういったこと等で、何度か、僕が聞いてるのは、一度お見えになられたちゅうことは聞いておりますけれども、約束事のメモが残ってるのを行政が知っておられたのかどうか。そのお金が減額されたのも書いてあるんですよ。ここに新聞記事には42万程度て書いてあるけど。だから、減額してるんだったら、ほんとに附属物であるなら減額する必要ないですよね。それ残すんだったら。普通更地にするんだったら、土地を減額する必要も何にもないんじゃないかと僕は思うんだけれども、減額したちゅうことは、柿の木を残す約束に基づいてじゃないんですか。課長、違う違うて言われてるから。  そういった疑問があるのと、手紙が届いて、御本人が手に入った翌日に、もう朝早くに伐採するという手続が、しかも、元所有者はこの土地を売ることに協力してこられた方ですよね。その人たちの思いを全く、僕に言わせると、土足で踏みにじるようなこういう行為ってあっていいのかなと。僕はそう思います。  そこで、約束事を知っておられたかどうか、それと、なぜそんなに唐突に切られたか。二つの理由がその中には、文書の中には書いてありましたけれども、ちょっと疑問点があったので、それちょっとお尋ねをしたいと思うんですよね。 206: ◯委員長(武末哲治君) 神崎課長。 207: ◯文化財課長(神崎由美君) 文化財課、神崎です。  今の北田委員の御質問、幾つかお話があったと思うんですけれども、まず一つが、郵便のいきさつがございました。それとあと、なぜこういう形でさっさと勝手に切ってしまわれた、したのかということ。で、移設ができなかったのかという、大まか3点というふうに私のほうで今把握してるところなんですけれども……。 208: ◯委員(北田 織君) 約束事を知っておられたかどうかですね。はい。 209: ◯文化財課長(神崎由美君) じゃあ、その点をちょっと説明をしていきたいと思います。また、足りないようでしたら、説明のほうはつけ加えたいと思います。  まずですね、郵便のいきさつについてでございます。こちらのかつての地権者の方についてはですね、先ほど何回かお邪魔したんですけれどもということで、実際お会いできたのは1回だったんですが、やはりこれまでの市への感情というのもあられるようで、最初にお会いしたときも、話の途中でもうばたんとドアを閉められて、お話ができない状況でございました。そういう感情を持ってらっしゃるというのは、もう重々承知の上ではございましたので、何とか、この柿の木は切ることがもともと想定されておりましたので、それをお伝えしたいということで足を運ばせていただいたんですが、来客中であったり、あるいは御不在だったりということで、それで伝言を残させていただいて、何とかお会いしたいということで、伝言でお待ちをしてる状況でございました。  連絡がないという状況がございましたので、もしかしたら旅行とかに行かれてらっしゃるのかもしれないということで、その辺は不安に思っていたところではあったんですが、まずは切る前に御一報ということで、着実にお届けできるということで、郵便をですね、2通、2種類送らせていただいております。同内容の文章でございます。同じ内容の文章でございます。一つは特定郵便ということで、もう一つがですね、本人さんに直接、種類としては2種類あるんですけど、一つは確実にポストに入れるという種類の郵便、もう片方が確実に本人さんに受け取っていただくという郵便でございます。その二つを入れさせていただいて、何とか切る前に御一報ということで手続を済ませていただきました。そのお話が、今恐らくどうしてだろうということでお話しされたんではないかと思うんですけれども、そういう事情でございます。  二つ目ですね。まず、切ったということで、先ほど、済みません、説明の中でも申し上げたのですが、こちらですね、文化庁の補助事業につきましては、補助の採択を受けた段階での条件といたしまして、公有地化の際には更地にするということで、ほんとに土地だけにして買うようにということで決まり事がございます。今回、当初の用地交渉の際とかですね、にも、この柿の木を何とか残してほしいというお話でございましたので、その残すためにはですね、この木を土地の附属物ということで、これは附属してるものなので、これがある段階で更地ですよということで理論構成をいたしまして、文化庁のほうの補助の際にはですね、これを附属物ということで、逆に移転補償費等を組んでしまうと、これが対象になってしまいますので、これは附属物ですということで残す形にしております。  ということで、この木につきましては、所有は春日市のものであるというふうに考えております。ですので、今回、災害復旧ということで、こちらちょうどこういうの写っております。皆様のお手元のほうに写真のほうがございますが、ちょうどこう土砂を搬入する道路の横に、今度は工事箇所に接道するところをつくらなくてはいけませんので、その入り口のところにちょうどこの柿の木があったということで、どうしても工事のですね、状況では、この木を切らざるを得ない状況だったということはですね、ほんとに御説明していきたいというふうに思っているところでございます。  また、先ほど移設の話も出たんですが、この木につきましては、移設となりますと抜根ということで、この遺跡を傷めてしまうということで、もともとですね、こういった木につきましては、抜根という形になりますと、文化庁に現状変更の許可をとらなくてはいけません。で、今回それにはほぼ一月、二月かかるという状況になりますし、そういったのもありましてですね、この木につきましては、緊急を要する災害復旧ということで、切らざるを得ない状況であったということでございます。  今説明ちょっとさせていただきましたが、よろしいでしょうか。 210: ◯委員(北田 織君) いいですか。 211: ◯文化財課長(神崎由美君) はい。 212: ◯委員(北田 織君) 僕が一番聞きたいのは、その郵便物は、今課長が言われるように、不在の通知、2種類というのは、それは必ず渡さなきゃいけないもの、それが1枚入ってて、もう一つは特定郵便というのが入ります。この特定郵便というのは、市のほうから確実に本人に郵便物を出しましたよというあかしのものですよね。だから、恐らく今話を聞いたら、2通出されたということなので、不在通知のやつと特定郵便と両方だと思うんですね。だから、その特定郵便のほうを御本人は持っておられる。不在通知で出されてるのは御本人の手元には渡ってない。同じような内容なので。 213: ◯文化財課長(神崎由美君) はい、同じ内容です。 214: ◯委員(北田 織君) だから、特定郵便のものと御本人は同一だと思っておられると思うんですよね。なぜこれだけ入ってるのかと。それは僕もわかりません。ただ、残すという約束で減額されたメモから全部あるんですよね。これ何で減額する必要があるんですかね、附属物だったら。その人に、もとの所有者に減額する必要あるんですかね。売却金額から柿の木1本幾ら、2本で合計金額41万9,700円かな。うん。そんなメモや何かを残す必要があるのかどうなの。普通だったら、もう残す約束であれば、附属物であれば、土地を減額する必要じゃなくして、そのまんまの金額で買えばいいだけの話じゃないんですかね。減額してるメモがあるんですよ。 215: ◯委員長(武末哲治君) 神田部長。 216: ◯教育部長(神田芳樹君) 減額したというのは補償費だと思いますけれども、先ほども課長が申しましたように、補償費に計上すれば切ってしまうということでございます。そういうところで、先ほど課長が言いましたように、土地の附属物と考えて補償のほうの算出から外したと。恐らく交渉の中でその金額を……。 217: ◯委員(北田 織君) それは補償しないということでしょう。減額したちゅうことは。 218: ◯委員長(武末哲治君) 神田部長。 219: ◯教育部長(神田芳樹君) 補償してないということで、そういうことでございます。補償をするとなると切ってしまうということでございます。ですから、相手方が……。 220: ◯委員(北田 織君) だから、補償しないちゅうことは残すということじゃないんですか。補償すれば、当然切ってしまわなきゃいけないじゃないですか。 221: ◯委員長(武末哲治君) 神田部長。 222: ◯教育部長(神田芳樹君) 先ほど課長が説明いたしましたように、本人のそういった御意向とかを反映するということで、土地の附属物とみなすということで、補償という方式、通常の方式ですと木は切らざるを得ません。そうすると、当然に補償費も払いますけれども、木もなくなるということでございますが、土地の附属物ということで認識をして、とりあえずその時点では切らないという形で対処したということでございます。 223: ◯委員長(武末哲治君) 北田委員。 224: ◯委員(北田 織君) であるならば、切る段階で補償しなかったものに対しては何らかの形で、これは御本人が言っておられるわけでも何でもないんだけど、その残した、また補償しなかったものに対して、当然本人たちの理解を得るとかいうのが必要じゃないんですかね。 225: ◯委員長(武末哲治君) 神田部長。 226: ◯教育部長(神田芳樹君) こちらのほうも、そういう形で契約をさせていただいた上で、市の土地の定着物ということで理解をしておりますので、今回、先ほど申しましたように、災害復旧工事ということで切らざるを得ないということでございますけれども、相手の、例えば、許可を求めるとかいう類いではないということで、事前にお知らせだけは経過もあるんでしておこうということで、お会いもできませんでしたんで、郵便という形をとらさせていただいております。 227: ◯委員長(武末哲治君) 北田委員。 228: ◯委員(北田 織君) いや、僕は納得どうしてもできないんですけど、先ほどの伐採する理由の中に二つ書いてありました。これは崩落現場の工事のために必要だと。それで、もう1個、景観ちゅうのも書いてあったんですよね。二つある。景観を破壊すると。破壊ということ、済みません、景観を損なうというような意味で書いてあります。いや、ここじゃないですよ。これじゃないですよ。役所から本人に対する通知書です。あそこ柿の木がなくなったことで景観なんか壊れるんかな。逆にあったほうが僕は景観いいんじゃないかと思ったりもするけれども。  いずれにしても、これは、僕は御本人から相談を受けて、今言いましたような形で経緯がありました。ただ、御本人の恐らくその中に、ここにも書いてありますけど、何々さんがお気遣いの柿の木という文言が書かれてる。これやっぱりきちんと御本人に会う。それと、もう1個ですね、皆さんにこれ言っておきたいと思うんだけど、いつも大体行政の方がおうちの方を訪問される場合は、アポなしで行かれるんですよ。アポなしで。本人と約束をして、何月何日こういう用件でお伺いしますという約束をしないでお伺いされることが非常に多いです。これは一般社会でいったら、僕らはアポもなくして来られる方にほとんどお会いすることはありません。当然相手の方に約束をして、何時何分こういう用件でお伺いしますと言って行きます。これは行政運営上も非常に無駄でしょう。やっぱり何があったとしても当然アポをとっていくべきだと僕は思いますよ。 229: ◯委員長(武末哲治君) 神崎課長。 230: ◯文化財課長(神崎由美君) 私どもも事前に約束をとって訪問させていただくのが鉄則というふうに重々承知の上ではございましたが、こちらの元地権者の方につきましては、行政の電話は、春日市からの電話は絶対にとりませんというふうにおっしゃっておられます。ですので、連絡のとりようがない状況です。ですので、私ども何回も足を運ばせていただいてるという状況でございます。  以上です。 231: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。 232: ◯委員(北田 織君) そこら辺はちょっとね、僕は一般社会常識と、それから御本人のいろんなことは存じ上げてますけど、それはもうきちっと、それはもう過去の何ですか、土地の売買のときのいろんなものの関係の行き違いとか、いろんなものがあるのではないかという思いもします。ただ、そのことだけ僕は申し上げておきたいなと思いますけど。もう少し私は丁寧に対応してほしかったなというふうに思います。はい。そのことだけ申し上げておきたいと思います。 233: ◯委員長(武末哲治君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 234: ◯委員長(武末哲治君) ないようです。  神田部長、以上ですかね。神田部長。 235: ◯教育部長(神田芳樹君) 教育部の説明は以上でございます。ありがとうございました。 236: ◯委員長(武末哲治君) ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時16分                 再開 午後0時17分                ──── ─ ──── ─ ──── 237: ◯委員長(武末哲治君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  本日の日程は全て終了いたしました。  次回の日程は、2月20日水曜日10時からとなっております。よろしくお願いいたします。  それでは、総務文教委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後0時18分...