春日市議会 > 2019-01-25 >
平成31年地域建設委員会 名簿 2019-01-25
平成31年地域建設委員会 本文 2019-01-25

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  1. 春日市議会 2019-01-25
    平成31年地域建設委員会 本文 2019-01-25


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時58分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長岩切幹嘉君) 全員出席であります。ただいまから地域建設委員会を開議いたします。  初めに、委員会会議録署名委員を指名いたします。署名委員野口委員を指名いたします。  それでは、地域生活部所管事務報告を議題といたします。  委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求めて、委員長の指名を受けた後に簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。  染原部長。 2: ◯地域生活部長染原利幸君) 地域生活部所管事務について、本日は、その他に2件、報告事項に1件でございます。  それでは、防犯カメラ支援システムに関する協定に伴う支援自販機及び防犯カメラ設置状況についてを担当課長から説明いたさせます。 3: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口安全安心課長。 4: ◯安全安心課長(猪口 功君) それでは、防犯カメラ支援システムに関する協定に伴う支援自販機及び防犯カメラ設置状況についての報告でございます。  お手元のほうの資料も、このカラー刷りのところですね、こちらも説明の中でしていきたいと思っています。  この案件につきましては、昨年9月25日に特定非営利活動法人元気種っと」理事長と、防犯カメラ支援システムに関する協定書を締結いたしました。この協定に伴いまして、支援自販機設置状況でございます。資料の一番後ろと、後ろから2枚目のほうに一覧表が、こういう公園のですね、一覧表が載っております。こちらのほうにつきましては、桜ヶ丘広場公園から春日原南町公園の16カ所にですね、12月末までに8基、今月に8基の設置を行ったところでございます。  自販機の写真でございますが、一番後ろの、この写真を見ていただきまして、こういう真っ赤なですね、自販機がございまして、この自販機の中ですね、ここの空間の白いところなんですけども、それがこの下の文言でございます。この自動販売機設置により、「売り上げの一部を防犯カメラ設置維持管理費に使用されています」ということを、こちらの中にうたっているところでございます。  それと、不備でですね、まだシールが張れていないのがですね、一つございます。この自販機16基全て災害対応型になっておりますので、それを表示させるということで、公園のほうにおける自販機の設置は完了したところでございます。  続きまして、防犯カメラ設置状況でございます。資料の一番表のほうでございます。  白水大池公園正面駐車場及びちびっこ広場防犯カメラ7台、レコーダー2台を設置しているところでございます。この分につきましては最初の図面ですね、こちらのほうの図面、赤で全部しているところの、カメラが正面のほうには4台、それと、ブルーのところのほうにRって書いてあるところですね、これがレコーダーカメラで撮ったデータはこのレコーダーのほうに一括してデータを入れているというシステムでございます。写真のほうが、その後ろに、設置前と設置後の、上段のほうが設置前で下段が完了ということで、ちょっと遠目でございまして、ちょっと見づらいかと思いますが、防犯カメラ作動中という表示板も設置をして、正面駐車場の設置のほうも完了いたしているところでございます。  続きまして、資料が、ちびっこ広場駐車場のほうでございます。ちびっこ広場駐車場のほうにつきましてはこちらのほうでございますが、1本のところのポールに、レコーダー及び防犯カメラ3基を設置しているところでございます。その次の部分が、写真が、着工前と竣工ということです。防犯カメラ、黄色い注意喚起の看板の上に、四角いのがある部分がレコーダーでございます。その上に3個ですね、カメラがついているというふうな状況でございます。  続きまして、大池公園につきましては、既存のカメラの入れかえを今回させていただいたということでございます。新規にですね、設置させていただいた防犯カメラでございますが、徳府地下歩道の東側と西側にそれぞれ設置をしたところでございます。こちらのほうにつきましては、東側のほうにつきましては、白木原側のほうに設置をしております。こちらのほう、これも1本ポールを立てまして、3個のカメラ、そしてレコーダーも設置をしています。1本真っすぐ入っているのが地下歩道ですね。あそこは徳府地下歩道、県が管理していますけど、真っすぐスロープがずっとおりていっているんですけど、そちらのほうの中が見えるような位置に設置をしているところでございます。その次の写真は、そちらの設置前、完了の写真をつけさせていただいています。
     続きまして、徳府地下歩道の西側でございます。春日高校側のほうの設置につきましては、こちらのほうの図面になりまして、カメラが2台、レコーダー1台というふうな位置に設置をさせていただいているところでございます。写真のほうは、上が着工前、下が完了ということで、既設の柱がございまして、そちらのほうにレコーダー及びカメラを設置させていただいたところでございます。  この防犯カメラにつきましては、大池公園及び徳府地下歩道の東側は12月末に稼働をさせておりまして、春日高校側レコーダーについても先週から稼働をさせていただいているという状況でございます。  この部分でですね、協定に基づく支援自販機16基及び防犯カメラ12台、プラスのレコーダーが4台の設置は全て完了いたしました。  以上で報告は終わります。 5: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの報告について、質疑をお受けいたします。  中原委員。 6: ◯委員中原智昭君) 公園についてはこれで終わりということでしたけど、ほかの公園というのはもう……。公園についてはこれ以上置かないということですか。 7: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 8: ◯安全安心課長(猪口 功君) 今年度のですね、協定に基づく分はこれで完了でございます。  公園のほうにつきましては、NPO法人のほうから春日市内の公園のほうに31台設置の要望が上がったおりましたけれども、防犯カメラを設置する場所とか、そういうことで今年度は16カ所ということになりまして、それを協定のほうにうたっておりますので、次年度につきましてはNPO法人さんがあと15カ所ですかね、公園のほうに設置は可能でございまして、これは次年度に防犯カメラの設置の部分を協議させていただいて、また来年度で設置をしていきたいなというふうに考えているところです。  以上でございます。 9: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。ほかにございませんか。松尾委員。 10: ◯副委員長松尾徳晴君) 自販機の分なんですけど、自販機の取りつけに関しては、取りつけるところの、例えば自治会だったら自治会と相談しながら、向きとかあんなのは考えてやってあったということですかね。 11: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 12: ◯安全安心課長(猪口 功君) こちらのほうの分につきましては、協定は安全安心課のほうで結ばせていただいて、公園設置につきましては都市計画課のほうに、都市公園使用願及び占用料金都市計画課のほうと協議をされて、そして都市計画課のほうが地元のほうと、自治会とか設置場所の地域の自治会のほうにはお話は、都市計画課のほうから言っていただいているということでございます。 13: ◯副委員長松尾徳晴君) いや、自販機の向きが要望したとおりならんやったとかね、そういう言葉があったから。 14: ◯安全安心課長(猪口 功君) そうですか。 15: ◯副委員長松尾徳晴君) うん。だけん、どうなっているんかなと。もう、話はついたんじゃろうばってん。 16: ◯安全安心課長(猪口 功君) そうですね。 17: ◯副委員長松尾徳晴君) いいです、いいです。次、聞きましょう。 18: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。ほかにございませんか。與國委員。 19: ◯委員(與國 洋君) 自販機設置そのものは、使用電気料だとか、それから公園の占用料、これはちゃんと通るんですか。それとも免除して、こういうことをしてくれているんだから免除するとか、そういうことはしておりますか。 20: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 21: ◯安全安心課長(猪口 功君) 占用料及び電気料金につきましては、協定の中で、全て元気種っとが負担するということにしておりますので、占用料金もいただいております。支払いの電気料元気種っとのほうが払うということになっております。 22: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。ほかにございませんか。 23: ◯委員野口明美君) 次年度のですね、公園のあと15カ所、防犯カメラですね。これ、協議するに当たって優先的な公園の、どのような内容、つけるに当たってですね、優先順位の内容。 24: ◯安全安心課長(猪口 功君) 済みません、自販機ですか、カメラですか。 25: ◯委員野口明美君) カメラカメラ。 26: ◯安全安心課長(猪口 功君) カメラですか。 27: ◯委員野口明美君) カメラあと次年度に15カ所つけるって。 28: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 29: ◯安全安心課長(猪口 功君) カメラのほうにつきましては、街灯防犯カメラでですね、補助事業で今うちがさせていただいている部分がですね、次年度も一応継続して補助はいただけるということは県のほうは確認しておりますけれども、あくまでも、そちらのほうは性犯罪がメーンということになっておりまして、次年度以降、当初予算に上げさせていただいていますけれども、その箇所が性犯罪のほうの、駅からの位置が距離的にちょっと遠ございまして、補助がのるかのらんかというところがきりぎりございまして、そういうふうなことになりますと、補助にのるところに位置を変えて、うちが設置したいところあたりのほうをこちらのやつを使おうかなというふうに考えています。  今のところ、次年度あたりは、今年度補助でさせていただく分につきましては、岡本交差点春日中学校交差点、昇町交差点、こちらのほうにしているわけでございますが、警察と協議するに当たって、性犯罪が多いエリアということになりますと、春日市で行きますと北側エリア、須玖北の外環の近くのところですね。あそこら辺が、やっぱりどうしても駅から近いということで、性犯罪も多いというふうなことがあったんで、うちとしては市内の中にですね、できるだけ中につけたいと思いはあるんですが、補助絡みがちょっとありまして、もしそれがのらなければですね、こちらのほうを活用しようかなと。それ以外のほうについては、まだ予定はございません。  ただ、来年度は大土居交差点とかですね、南のほうにちょっとおりて行こうかなとは思っております。予定でございます。 30: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 31: ◯委員中原智昭君) ことしの12台まで含めて、今、全体的に春日市にこういうカメラゅうのはどのぐらいの数があるんですか。 32: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 33: ◯安全安心課長(猪口 功君) 済みません。データを持ってきておりません。 34: ◯委員中原智昭君) ならいいです。後で聞きます。 35: ◯安全安心課長(猪口 功君) 何個やったかな。                 (「補助で12台じゃないですか」と発言する者あり)  補助では28年からしておりますので……。補助でさせていただいているのは上白水のところを28年度のほうに設置をさせていただいて、昨年は春日原駅、JR春日駅のほうが対象でございました。ということになりますので、性犯罪の補助だけで行きますと……。                 (「光町があるじゃない」と発言する者あり)  光町は単費でございます。あれは単独費で。そういうのを含めますと、30台以上はたしかあったと、市内ですね。ちょっと数については、あれやったら後ほど報告をして……。 36: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 37: ◯委員中原智昭君) 今後、AIを使った追跡システムとか、警察がよく報道しとるやないですか。ずっと犯人を追っていけるとか。そういうのにも、将来的に流れ的には可能なんですか。 38: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 39: ◯安全安心課長(猪口 功君) Nシステムとは……、Nシステムとかを言ってあるんですか。 40: ◯委員中原智昭君) 例えば去年の、ハロウィンの事件でずっと警察が追っていったように、今後簡単に追えるようなシステムを組むとか、組むというか、そういうのに利用できるごとなるとかというのとは全く違うんですか。 41: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 42: ◯安全安心課長(猪口 功君) それとはちょっと違いますですね、今回は。単独でそれぞれしてるんで。 43: ◯委員中原智昭君) 例えば、駅からの継続性とかというのはある程度考えてあるんですか。どういったらいいかな、カメラをずっと追っていけば、ある程度わかるとかという位置の考えとかというのは。 44: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 45: ◯安全安心課長(猪口 功君) 市がですね、設置した部分の防犯カメラについては、当然警察のほうに情報を提供しておりますし、警察が今把握しているのは、市内のですね、民間のマンションの中を含めまして、コンビニも含めまして、全て防犯カメラの位置は把握しているというふうに聞いております。そこで道路上に映ったやつを、経路があれば随時潰していくというふうには聞いております。                 (「それは警察のほうが考えることですね」と発言する者あり)  はい。警察は一応、市内全てを把握しているということで聞いております。                 (「そういうちっちゃなものも警察に提供しているということ                 ですね」と発言する者あり)  そうですね。 46: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いての報告をお願いいたします。  猪口課長。 48: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、平成31年那珂川市・春日市・大野城合同出初式についての報告事項でございます。これは資料はございません。  今月ですね、1月13日、9時から11時半まで、大野城大利中学校グラウンドにおいて開催されたところでございます。内容といたしましては、展示訓練小隊訓練として大野城消防団小型ポンプ操法訓練那珂川消防団ポンプ車操法訓練、春日市消防団消火訓練、春日・大野城那珂川消防署。これは新しいクレーン車を持ってきてしたやつでございます。また、表彰では、知事表彰以下の表彰をさせていただきまして、参加人員及び出動車両につきましては、消防本部、消防署、各消防団合わせまして約430名、車両32台の参加となったところでございます。地域建設委員会の皆様におかれましては、寒い中、雨も降る中、御臨席をいただきまして、まことにありがとうございました。  以上で平成31年那珂川市・春日市・大野城合同出初め式についての報告を終わります。以上でございます。 49: ◯委員長岩切幹嘉君) この出初め式についての報告、質疑はございませんかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 50: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、続いての報告をお願いいたします。  染原部長。 51: ◯地域生活部長染原利幸君) 新南部工場関連周辺環境整備事業についての報告に入る前にですね、関連説明員として都市整備部長及び用地課長を同席させることについて御了承をお願いいたします。  それから、小池地域づくり課長でございますけれども、別の公務のため、これから出張いたしますので、ここで退席させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 52: ◯地域づくり課長小池八太君) 申しわけありません。 53: ◯委員長岩切幹嘉君) それでは同席を許可いたしますので、ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時17分                 再開 午前10時19分                ──── ─ ──── ─ ──── 54: ◯委員長岩切幹嘉君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  それでは、新南部工場関連周辺環境整備事業の説明を求めます。  秀島主幹。 55: ◯環境課主幹秀島安司君) 新南部工場、いわゆるクリーン・エネ・パーク南部関連周辺環境整備事業につきまして、事業の経過報告をさせていただきます。  この事業につきましては、以前からも報告いたしておりますとおり、28年の4月から本格稼働しましたクリーン・エネ・パーク南部の建設に当たりまして、工場周辺の地元5地区、惣利、塚原台、大土居、松ヶ丘白水池自治会と平成21年に結びました覚書に基づき、公園整備浸水対策交差点改良を含む道路改良事業都市整備部と連携しながら取り組んでおります。  その事業のうち、公園整備につきましては、一部、平成24年度に大土居公園を整備しており、そのほか残りの事業につきまして、大土居公園の南側、県道那珂川大野城線を挟みまして向かい側に位置するエリアに取り組んでいるといった状況でございます。  事業計画の概要につきましては、以前も御報告はいたしておりますが、再確認のために簡単に御説明をさせていただきたいと思います。  お手元のほうに事業計画案の図面をお配りしておりますので、御参照いただければと思います。なお、本日お配りしております2枚の図面がございますが、地権者とのですね、用地交渉を兼ねておりますので、最後に回収をさせていただければと思っております。よろしくお願いいたします。  それでは、大まかに事業計画の概要といたしまして、1枚目になりますが、左側の1ですね、ここに、公園につきましては全体面積が約6,000平米で、ジュニアソフトボールグラウンドゴルフなどが使用可能な多目的広場を備えた公園になります。既存の大土居公園と一体の都市公園として整備いたします。  浸水対策といたしましては、公園の下に大土居地区塚原台地区からの一部の雨水をためる約4,900立米規模公共雨水ますを設置するように計画しております。  また、道路改良事業につきましては、公園の南側に位置しますが、市道第1399号路線と認定されました道路幅約6.5メートルの新設道路を設けまして、変則五差路の塚原台入り口交差点の通行問題も解消するために、その交差点改良と一体となった整備を行うというふうに考えております。  以上が事業の概要となります。  事業のスケジュールといたしましては、事業完了目標を33年度に定めまして、今年度は事業計画用地のうち、公園用地の取得に取り組んでおります。用地取得には、文化財の試掘や地元説明を行い、工事に着手していくということを考えております。  工事に関しましては、31年度から貯留施設、32年、33年度に公園及び道路、交差点改良に順に取り組んでいくという計画にしております。  事業計画の実現に向けて私たちが取り組んでおります、この道路の関係につきましては、平成29年度末に地権者事業計画のうちの道路用地の契約を結ぶことができたということまで、以前御報告をさせていただいております。そこで、今回は、その後の取り組みにつきまして御報告をと思っております。  道路用地契約締結後には、公園用地都市公園として整備していくというふうに進めてまいりますので、都市計画審議会の開催の上、公園の都市計画変更計画の手続を行いまして、決定の告示を行ったところでございます。  また、公園用地の取得に向けて用地交渉を行っていくためには、事業認可を取得することが必要であるため、その都市計画決定後に、決定権者の福岡県と調整を図りながら事業認可の手続に取り組みまして、6月末に県の告示がなされたところでございます。  そのような手続を進めまして、条件等を整えた上で税務署調整協議を行い、業務計画用地公園用地につきまして、現在、地権者との用地交渉に取り組んでいるといった状況でございます。  その用地交渉の状況につきましては、担当所管用地課より御報告をさせていただきます。 56: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎用地課長。 57: ◯用地課長江崎弘義君) 用地交渉経過報告をさせていただきます。  配付資料を参考に説明させていただきます。資料の2枚目をお願いいたします。
     緑色で着色した箇所は平成29年度に道路用地として買収を行った箇所でございます。今年度はピンク色で着色した箇所を多目的広場用地として買収を行うために、地権者と交渉を行っております。  買収地単独所有共有地で、買収する数といたしまして10筆の、面積は5,105.40平方メートルでございます。  先ほど秀島主幹が述べましたように、6月末に事業認可を取得し、税務署との事前協議を行い、10月の稲刈りが終わって用地交渉を本格的に始めました。地権者からは事業に対して御理解をいただき、交渉にも応じていただいている状況です。  市といたしましては、本年度末までの用地取得を目指しております。しかし、登記手続等で年度をまたぐおそれがありますので、予算の繰り越しをさせていただく場合もあると考えております。今後も取得に向けて粘り強く交渉を行ってまいります。  以上で用地交渉経過報告を終わります。 58: ◯委員長岩切幹嘉君) 秀島主幹。 59: ◯環境課主幹秀島安司君) 引き続き、私のほうから説明します。  用地交渉等の状況につきましては、今、用地課のほうから御報告したとおりでございます。  また、道路や交差点改良事業の計画のことにつきましても、今年度、関係団体随時調整協議を行いまして取り組んでいるところでございます。  あわせて、地元自治会からの要望に対する道路環境整備等にもできるところから取り組んでいると、担当所管から聞き及んでおります。  最後に、予算面につきまして、用地課からの御報告のとおり、用地交渉等進展状況から、用地関係の予算を31年度に繰り越しさせていただいて対応せざるを得ない場合もあると考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。  私たちは、この事業の早期実現に向けまして、これまで以上に努めて取り組んでまいりたいと考えておりますので、今後とも御理解、御協力のほどよろしくお願いいたします。  以上で事業計画の報告を終わります。 60: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの新南部工場関連周辺環境整備事業についての質疑をお受けしたいと思います。  中原委員。 61: ◯委員中原智昭君) 根本的なことを聞きたいんですけど、多分、この委員会が今期、平成27年ぐらいに最初に見に行ったんですけど、そのときはまだ道路の取得というのがまだで、今、29年度に道路用地を取得されて、事業認可を待って用地交渉という話だったんですけど、事業認可がおくれたんですか。それで用地交渉が進まなかったんですか。 62: ◯委員長岩切幹嘉君) 秀島主幹。 63: ◯環境課主幹秀島安司君) まず、道路、それと公園ということで、切り分けていって事業を進めているという状況でございます。  まずは道路用地の取得ということは先行させていただきまして、その後に、公園のほうに臨んだということですが、公園に関して事業認可を取得していくというのは段階を踏んできたという状況ではございます。 64: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 65: ◯委員中原智昭君) 27年ぐらいの話では、すぐにでもどんどんどんどん進んでいくようなイメージだったんですけど。じゃあ、これは通常の手続で、通常のこういう時間というのは、別におくれたわけじゃないという認識ですか。 66: ◯委員長岩切幹嘉君) 秀島主幹。 67: ◯環境課主幹秀島安司君) 当初の計画、スケジュールを組んでいたということからはずれ込んできておりましたが、そういった形で、段階を踏んでいく中ではそういうことがあり得るというところですね。 68: ◯委員長岩切幹嘉君) 最初のずれ込んだという要因は。 69: ◯環境課主幹秀島安司君) 以前から申しておりますけれども、やはり、まずは事業用地の取得が先行ですので、そこに少しお時間がかかったと。 70: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 71: ◯委員中原智昭君) ということは、結局、用地取得するのが困難だったという認識なんですか。それが何とかずっと日にちをかけながらずっとやってきて、何とかなりそうだと。困難だったからおくれたんですか。そういうことじゃないんですか、用地取得がおくれたというのは。おくれてはないの、用地取得は。 72: ◯委員長岩切幹嘉君) 秀島主幹。 73: ◯環境課主幹秀島安司君) 実際、真剣にですね、地権者との協議を重ねていったということで、いろいろ御理解をいただきながら進めてきたというところでありますので、おくれたといいますか、一旦計画を設定させていただいたのとは少しずれ込んできてはいるとは思いますが。  当然、一番は地権者というか、地元のほうにも御報告をしていましたとおり、できるだけ早くということでずっと取り組んできた状況ではございますけど、何しろやっぱり相手方さんがおられますので、その状況で動いてきたというところでございます。 74: ◯委員長岩切幹嘉君) しっかり交渉はされて、その結果、現状に至っているんですね。 75: ◯環境課主幹秀島安司君) はい。 76: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 77: ◯委員中原智昭君) 毎年、それこそ田植えの時期になったら田植えが始まって、ああ、ことし1年無理やねと思うんですけど、今年度中の取得を目指したいということですので、ぜひ田植え前には片をつけていただければと思っていますので、よろしくお願いします。 78: ◯委員長岩切幹嘉君) 答弁は。 79: ◯委員中原智昭君) いいです。 80: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。與國委員、どうぞ。 81: ◯委員(與國 洋君) 今のと関連するんですけれども、粘り強く交渉しておられるという言葉は当然必要なんでしょうけれども、実態はわかんないですよね。  今、10筆て言われましたけれども、10筆全てが交渉が難しい状況なのか。あるいは、その一部の交渉が難しい状況になっているのか。その辺のところは全然わからないんですよ。進んでるのか、進んでないのかというところが非常にですね、危惧しておるところなんです。当然、相手がいることだから、はい、そうですか、ぱっというわけにはいかないというのはわかっております。その辺がちょっと、今の説明でも、結局、粘り強く交渉するけども、31年に繰り越さなきゃいかんかねという話ですね、やっぱりできないのかという印象を受けるんですけども、正直なところ、まだまだかかりそうなんですか。その辺がちょっと、31年に繰り越すということは、かかりそうだという認識なんでしょうけども、その辺でいいんですかね。ちょっと、その辺のところをまず確認したいと思います。 82: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎用地課長。 83: ◯用地課長江崎弘義君) 先ほど経過報告の中で説明させていただきましたけど、まず地権者におきましては、この事業に対してですね、御理解はいただいている。私どもが用地取得のための交渉を申し込んでも、それに対しては誠意を持って対応していただいているという中でですね、交渉の中でやっぱり、詳細のところはちょっと、今後、まだ今交渉しておるところもあるんですけど、今、市内の土地が全体的に上昇しているというところがあるんですよ。実際、私どもが地権者の方に用地交渉を行う中で概算的なところを提示しても、本当にその金額が妥当なのかどうかという、要は基準が地権者の方も探ってある状況です。  それで一応、私どもにつきましては、どの地権者でも一緒ですけど、不動産鑑定に基づく適正価格という形でお願いする中で、地権者の方が提示した金額がですね、実際、土地の価格が変動しよる中でですね、妥当かどうかというのを探ってある状況です。 84: ◯委員長岩切幹嘉君) 地権者の方と交渉の途中なので、余り刺激的なことはあれでしょうから。そこら辺は、誠意を持ってしっかりと前向きに取り組んでいただければと思います。  野口委員。 85: ◯委員野口明美君) 今、與國委員もおっしゃいましたけど、10筆あって、どの程度まで……。全部がだめなのか、地権者は何人なのか、ちょっとお聞きしたいです。 86: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎課長。 87: ◯用地課長江崎弘義君) 一応、地権者としましては、単独所有が約半分です。あと、共有で持ってあるのが、大体2,500の半分です。                 (「共有というのは何人ぐらいいらっしゃるんですか」と発言                 する者あり)  実質5人共有になっています。一応、窓口の方はもう決まっておりますので。 88: ◯委員長岩切幹嘉君) 野口委員。 89: ◯委員野口明美君) 6人の代表で一人窓口が……。 90: ◯用地課長江崎弘義君) いえいえ、実質、交渉は二人の方と行っているという状況です。 91: ◯委員長岩切幹嘉君) 五人の中の代表が一人いらっしゃるということですか。 92: ◯用地課長江崎弘義君) そうです、はい。 93: ◯委員長岩切幹嘉君) 合わせて二人ですね、交渉人は。いいですか。 94: ◯委員野口明美君) はい。 95: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかに。岩渕委員。 96: ◯委員(岩渕 穣君) 交渉の内容で余り詳しくはお答えいただけないと思うんですけど、これは単純に土地の買収だけなんですか。耕作ができなくなるというところの補償とかっていうのはどういうお話になっているんでしょうか。 97: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎用地課長。 98: ◯用地課長江崎弘義君) 一応、耕作に対する補償はありませんけど、一部、農業用施設が現地に、要は、田んぼをつくるために水中ポンプとかが現場でありますので、その分の補償がちょっとあります。 99: ◯委員(岩渕 穣君) 農業用の施設の補償はすると。 100: ◯用地課長江崎弘義君) はい。 101: ◯委員(岩渕 穣君) あと済みません、これ、地図上で道なのかもしれませんけど、この部分っていうのはどういう権利関係があるんでしょうか。 102: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎用地課長。 103: ◯用地課長江崎弘義君) 着色してない通路につきましては春日市が所有しておりますので、今回、買収対象には入っていません。 104: ◯委員(岩渕 穣君) わかりました。ありがとうございます。 105: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。松尾委員。 106: ◯副委員長松尾徳晴君) 済みません、鑑定をされて、それに対して今から……。今鑑定するじゃないですか。将来的に上がる可能性があると思われたら延ばされる可能性は十分あるわけですね。そういう場合はどういうふうな交渉をするんですかね。ちょっと難しいっていう感じがするんですけどね。上がっていく過程での幾らというとめ方はなかなか難しいような、僕の経験からすると思うんですけど、そのところはどういう手法でやっていくわけですか。 107: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎用地課長。 108: ◯用地課長江崎弘義君) 一応、今年度の事業といたしまして、公園整備に必要な用地の取得を行うというスケジュールを組んでおりますのでですね、その中で地権者の方にもその旨は十分、交渉の中でお伝えしながら進めておりまして、一応期限としましては今年度ということで進めております。 109: ◯副委員長松尾徳晴君) 可能性として、地権者の方が、もうちょっと待てば上がるんじゃないかという中で交渉に支障はないのかということです。そこら辺は大丈夫ですか。 110: ◯用地課長江崎弘義君) それは誠意を持って。私どものやり方としましては、そういうやり方で進めると。 111: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 112: ◯委員中原智昭君) 今の関連ですけど、結局、今年度という期限を決めると金額を上げざるを得ないんじゃないですか。例えば、そうじゃなくて、市は鑑定結果に基づき、期限なしで着々とやっていくんだっていう考え方、どっちなんですか。 113: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎用地課長。 114: ◯用地課長江崎弘義君) 一応、中原委員が言われるように、価格につきましては、適宜見直すところは見直すと。ただ、あくまで期限といたしまして今年度ということですので、ある程度、固定というのもちょっと考慮はしてはおります。 115: ◯委員中原智昭君) 今、最初の話で、今年度の目標だけど、債務負担行為が出てくる可能性もありますよという話をされましたよね。ということは、来年度になる可能性も含めてあるということでしょう、用地取得は。 116: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎用地課長。 117: ◯用地課長江崎弘義君) 一応、来年度の繰り越しをちょっと御説明させていただきましたのはですね、要は契約して最終的に所有権移転の登記までを3月いっぱいに終わらせないといけないんですよ。登記するのに必要な書類というのをそろえていただく時間もありますので、そういう中で繰り越しするおそれがあると考えております。 118: ◯委員中原智昭君) ということは、今はもう1月の終わりですよね。あと2カ月でもう大体見えているんですか。 119: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎用地課長。 120: ◯用地課長江崎弘義君) 交渉のほうの詳細はちょっと、今後ですね、影響するところがありますので。一応、地権者とは大体うまくやっているというところで御理解をいただきたいと思います。 121: ◯委員中原智昭君) わかりました。 122: ◯委員長岩切幹嘉君) ちょっと相手もありますので、具体的なところはちょっといいですかね、それぐらいで。  岩渕委員、どうぞ。 123: ◯委員(岩渕 穣君) 繰り越しと言われましたけれども、先ほど言われたような契約のための、成り立ってからちょっとしたやつの繰り越しはできると思うんですけれども、これは2年、前も1回繰り越ししとるんじゃないですか。だから、もし成立しなければ、がらがらぽんになるんじゃないですか。繰り越しという形になるんですか。 124: ◯委員長岩切幹嘉君) どうぞ。 125: ◯環境課主幹秀島安司君) 前回繰り越したのは一旦そこで終わっております。今年度、改めて起こしております。 126: ◯委員長岩切幹嘉君) 継続してできるわけね、なくなるということはないですね。 127: ◯環境課主幹秀島安司君) はい。 128: ◯委員長岩切幹嘉君) 岩渕委員。 129: ◯委員(岩渕 穣君) 県道側の整備ですね。県の予算がついているというお話も承っているんですけど、もし、仮に繰り越しになって来年度ということに、一体的な事業としてのときに、県にもおつき合いいただけるような交渉というのは、もう県との話はついているんですか。 130: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎課長。 131: ◯用地課長江崎弘義君) 一応、県とはですね、親密に連携をとりましてですね、調整を行っております。県のほうも早期整備という話の中に出てきておりますけど、今、整備に対しての用地を交渉しているという中で、そういう時期、予算を含めてですね、対応できるようにやっております。 132: ◯委員(岩渕 穣君) わかりました。 133: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 134: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、これで地域生活部所管事務報告を終了いたします。  猪口課長
    135: ◯安全安心課長(猪口 功君) 先ほどの台数の関係でございます。  今、道路上におけるですね、防犯カメラでございますが、街頭防犯カメラにつきましては、光町交差点も含めまして昨年度までで24台、それと、先ほど御説明した中の元気種っとのほうが5台、そして、今年度補助事業で設置します、まだ完了してないんですけれども、それが12台ございますので、今年度末で行きますと、全てで41台ということになります。  以上でございます。 136: ◯委員長岩切幹嘉君) いいですか、この件に関してはよろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 137: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、ここで暫時休憩をいたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時44分                 再開 午前10時45分                ──── ─ ──── ─ ──── 138: ◯委員長岩切幹嘉君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  それでは、都市整備部所管事務報告を議題といたします。  委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求めて、委員長の指名を受けた後に簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。  黒田部長。 139: ◯都市整備部長(黒田一輝君) 改めまして、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。本日の案件は、次第のとおり、報告事項3件でございます。  それでは、順次、担当課長から御説明を申し上げます。 140: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉道路管理課長。 141: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 西鉄春日原新駅舎デザイン最終案について御報告いたします。  お手元の資料をごらんください。資料の左から春日原駅、白木原駅、下大利駅で、全て西側から見た形となっております。  各駅舎の特徴を申し上げますと、春日原駅は駅舎のふちをダークグレーとし、中央部分に桜色と白のパネルを配置することで、桜の花びらが舞っているように見える春をイメージしております。次に、白木原駅は、水色を基調とし、牛頸川や御笠川の水をイメージしていると聞いております。最後に、下大利駅は、緑を基調とし、大野城跡や水城より自然をイメージしていると聞いております。  なお、平成31年1月9日に福岡県のホームページ、11日に春日市、大野城市のウエブサイトに掲載されております。  報告は以上でございます。 142: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの報告についての質疑はございませんでしょうか。  與國委員。 143: ◯委員(與國 洋君) 県のホームページとうちのウェブサイトに出てるというのはわかりましたけれども、例えば春日原のやつは春日原の駅舎のところにパネルを張ってあるじゃないですか、工事するために。駅舎なのかわかりませんけど。ああいうところに、今度はこういうのができますというのを、うちはやれるんですか。それとも、これは県の事業だから県に周知をやってくれと、そういうことはできるんですか。どうなんですか。 144: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 145: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 今、おっしゃられますとおり、事業自体は福岡県がやっておりますので、そこは市のほうからですね、こういった御意見も出ていますといったことでお話はしたいと思います。 146: ◯委員(與國 洋君) 非常に工事のやつは殺風景ですしね、こんなのができるというのを、ウエブサイトってそんなに見るわけじゃなくて、通る人が見れば、ああ、こんなのが34年にはできるのかいという、非常にいいアピールになると思うんですよ。主体が違うかもしれませんけど、その辺は連携をとってやっていただいたほうがいいんではないかなというふうに思います。そうすると、市民の関心もだんだん向いてくるんじゃないかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 147: ◯委員長岩切幹嘉君) これは要望でよろしいですか。 148: ◯委員(與國 洋君) はい。 149: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 150: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いての報告をお願いいたします。  渡邉課長。 151: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 西鉄天神大牟田線連続立体交差事業の事業費変更について御報告いたします。  平成31年1月8日、福岡県議会建築都市委員会において、西鉄天神大牟田線連続立体交差事業の事業費変更についての報告がなされました。  事業費の変更につきましては、平成29年4月に西鉄から福岡県へ事業費増額の申し出がありました。この申し出を受け、福岡県では事業費検証委員会を設置し、事業費について増加要因の妥当性、積算やその根拠の妥当性を半年間かけて検証しております。  検証委員会の検討結果、主な増加要因は、労務費や資材価格の上昇、営業列車や駅利用者への安全対策、騒音・振動対策による環境対策費、追加仮設工事や埋設産業廃棄物などの処分費の増加でございました。  その結果、次のように地元負担金の内訳が変更となります。配付資料をごらんください。  全体事業費が、現計画額389億6,000万円から557億円に変更となり、差し引き167億4,000万円の増額となります。市の負担金としましては、平成33年度末完成までの4年間、4億9,000万となり、年間約1億2,500万の負担金の増加となります。  なお、今回、負担金の増加となりますが、これまで財政課と緊密に調整を行ってきて、現在の基金積立金で対応できる予定でございます。  報告は以上でございます。 152: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの報告について質疑をお受けいたします。質疑はございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 153: ◯委員長岩切幹嘉君) では、ないようでございますので、続いての報告をお願いいたします。  樺島都市計画課長。 154: ◯都市計画課長(樺島義隆君) それでは、ブロック塀等撤去費補助金交付事業についてでございます。  平成30年11月の閉会中に報告しましたブロック塀等撤去費補助金交付事業について、2件の質問がありましたので回答いたします。また、配付しております要項につきまして、平成30年12月27日付で制定いたしましたので、概要のほうを説明いたします。  まず、前回の質問の1件目は、補助金の交付条件である誓約書の内容に関して、ブロック塀等を撤去後に再築する場合の高さについて、1.2メートル以下ではなく、建築基準法の基準内の2.2メートルまで許容できるのではないか、また、誓約書は効力があるのかとの御質問がございました。  県に確認したところ、建築基準法施行令では、レンガ、石、コンクリートなどの一般的な塀の基準は1.2メートルとなっているところでございます。配付している写真の2枚目の写真のほうをちょっと見ていただくとわかりますけど、これ、一例で出しておりますけれども、一般的な石、レンガとコンクリートブロックの場合は1.2メートルが基準だということでございます。ただし、コンクリートブロックのみ、補強した場合に限って高さ2.2メートルまで許容されているということでございます。これが、下の写真が補強コンクリートブロックの例でございます。ただし、2.2メートルまで許容はされておりますが、高さ2.2メートルの場合、将来、また経年劣化して再度危険な状況になる可能性があることから、危険性が低い高さ1.2メートルという一律の高さにしているとのことでございました。  また、誓約書については、法的な効力はないため、指導レベルということになります。しかし、違反した場合は補助金の返還を命じることとしております。  次に、質問の2件目は、申請に当たっての添付書類です。その他、市長が必要と認めるものとは何かとの御質問がございました。申請者が提出した書類を個別具体的に判断して、不足があると思われる場合に提出を求めることができるよう、念のため記載をしているものでございます。  次に、配付資料に基づいて、要綱につきまして主な点を説明いたします。配付資料の写真の下に要綱をつけております。  まず、第1条は、この要綱の目的として趣旨を定めております。  次に、第2条の定義は、用語の意義に関する規定で、ブロック塀等、所有者等、道路等、画地についてそれぞれ定めております。  第3条は補助対象者の規定で、市税を滞納していないこと及び春日市暴力団排除条例に抵触しない者など、対象者の該当要件を定めております。  第4条は補助対象工事の規定で、対象箇所、高さ要件、診断要件など、工事の対象要件について定めております。  続いて2ページになります。  第5条は補助金の額の規定で、上限額や算定方法など、補助金の額の基準について定めております。  第6条以下については、補助金の交付に当たっての手続に関する規定を定めております。  最後に、4ページの下のほうの附則でございますが、施行期日は平成31年1月1日で、事業期間が平成33年3月31日までとなっているため、その日をもって失効するものでございます。  以上になります。 155: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの報告について、質疑をお受けしたいと思います。質疑はございませんか。  中原委員。 156: ◯委員中原智昭君) 今の説明の確認ですけど、要は、古いブロックを撤去して新たにブロックとか石造で塀をつくる場合、結局、基準法の範囲内であっても、この補助金を受けるなら1.2メートル以下しかだめですよということですか。 157: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 158: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい、そのとおりでございます。 159: ◯委員中原智昭君) わかりました。 160: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 161: ◯委員長岩切幹嘉君) そのほかございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 162: ◯委員長岩切幹嘉君) それでは、ないようでございますので、都市整備部所管事務報告を終了いたします。  では、本日の地域建設委員会を散会いたします。どうもありがとうございました。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午前10時57分...