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平成30年地域建設委員会 本文 2018-11-06
平成30年地域建設委員会 名簿 2018-11-06

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  1. 春日市議会 2018-11-06
    平成30年地域建設委員会 本文 2018-11-06


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時58分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長岩切幹嘉君) 時間前でありますけども、おそろいでございますので始めさせていただきます。全員出席であります。ただいまから地域建設委員会を開議いたします。  初めに、委員会会議録署名委員を指名いたします。署名委員岩渕委員を指名いたします。  それでは、地域生活部所管事務報告を議題といたします。  委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求めて、委員長の指名を受けた後に簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。染原部長。 2: ◯地域生活部長染原利幸君) 地域生活部所管事務について、本日の報告事項は2件、その他に3件でございます。  それでは、まず、春日市ふれあい文化センター使用料の徴収について、担当課長から御説明いたします。 3: ◯委員長岩切幹嘉君) 小池課長。 4: ◯地域づくり課長小池八太君) 春日市ふれあい文化センター使用料の徴収につきましては、9月10日の地域建設委員会の第59号議案「春日市ふれあい文化センター設置条例の一部を改正する条例の制定について」の説明の中で、「ホール等の予約は1年前からできるが、改正に伴い、使用料をどのように徴収しようと考えているか」との質疑があり、「予約するときに現行の消費税8%で徴収し、使用する当日に差額を徴収するのか、予約するときに消費税10%で徴収するのか、指定管理者最終調整を行っている。ただし、どのように徴収するにも利用者に対して周知する必要があると考えている」と説明をしておりましたので、今回改めて御報告いたします。資料は特にございません。  春日市ふれあい文化センター使用料の徴収につきましては、指定管理者最終調整を行い、利用者にわかりやすいように、予約するときに消費税10%を含めた使用料お知らせし、またそのときに使用料と現行の消費税8%を徴収し、使用する当日に消費税2%を徴収することといたしました。平成30年10月1日から、この徴収方法により、利用者に周知を行っております。その周知の内容につきましては、予約どきに「消費税改正に伴う施設利用料金改定お知らせ」を説明、配付し、また利用料金新旧対照表により精算額もあわせて丁寧に説明を行っております。また、このお知らせ新旧対照表は、ふれあい文化センターのホームページにも掲載しております。なお、10月分のホール予約スプリングホールが4件、サンホールが2件で、合計6件となっており、特に問題は発生しておりません。引き続き利用者に対して丁寧に対応してまいります。  以上でございます。 5: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの説明につきまして、質疑のある方はどうぞ。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、続いてお願いいたします。猪口課長。 7: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、防犯カメラ支援システムに関する協定についての報告事項でございます。別添資料、A3が2枚ございますので、こちらのほうをごらんいただきたいと思います。  平成30年9月25日に、特定非営利活動法人元気種っと理事長防犯カメラ支援システムに関する協定書を締結をいたしました。今回の協定締結では、第1条、目的でございますが、支援自販機売り上げにより春日市内防犯カメラを設置し、安全・安心なまちづくりを支援することを目的としているものでございます。  第6条、維持管理でございます。下のほうですね、第6条、維持管理は、支援自販機維持管理及び空き缶等の回収並びに防犯カメラ等維持管理は特定非営利活動法人元気種っとが行うこととしております。  また、第7条、費用負担ではございますが、支援自販機及び防犯カメラ等の設置に伴う電気の使用料も特定非営利活動法人元気種っとが払うものとしております。よって、春日市は支援自販機設置場所の提供を行うものとなるものでございます。しかしながら、占用料等は春日市都市公園条例に基づき、特定非営利活動法人元気種っとが負担するものでございます。春日市の費用負担等はございません。
     資料の2枚目をごらんください。  別表の1でございます。支援自販機設置場所ですが、金塚池公園から桜ヶ丘広場公園までの16カ所に設置をいたします。また、別表2でございます。防犯カメラ設置場所でございます。白水大池公園正面駐車場及びちびっこ広場駐車場防犯カメラ7台、レコーダー2台、徳府地下歩道出入口付近防犯カメラ5台、レコーダー2台を設置をいたします。  なお、白水大池公園は6年前に筑紫地区遊技場組合から寄贈されたものであり、防犯カメラが機能的に交換時期となったことから今回入れかえを行うこととしております。また、徳府地下歩道出入口付近は周辺に春日高校やURの大型団地などがあり、性犯罪等街頭防犯カメラの抑止などから新規で設置するものでございます。  最後に、設置期間でございます。平成31年1月1日から平成35年12月31日までの5年間としております。また、支援の自販機及び防犯カメラの設置時期でございます。これの分につきましては、12月末までに現地に設置することとしているものでございます。  こちらのほうの民間活力を使いました協定でございます。こちらのほうにつきましては、県内は小郡市、そして宗像市が既に協定のほうを締結をしているところでございます。ただ、元気種っとに聞くところによりますと、防犯カメラの設置については、なかなかまだ進んでないというふうな状況でございます。今回、うちのほうが、この分、つけます部分については、先行的に多分春日市のほうが早く設置ができるのではないかというふうなことでございます。  基本のコンセプトでございますが、支援自販機1台に対し防犯カメラ1台という売りでございます。今回の場合は、防犯カメラは12台、そして自販機は16台ということで、4台の差があります。この分につきましては、春日市におきましては、通常はカメラがございまして、SDカードカメラ自体ですね、SDカードを入れてする方式なんですけども、今、春日市のほうで取り組みをさせていただく防犯カメラについては、何カ所かカメラをつけたときに1カ所にまとめてですね、レコーダーという、そこに情報が来まして、そこから情報を出すというふうなことで、レコーダーが結構費用がかかりますので、レコーダーが2台ずつの4台ということで、カメラレコーダーを合わせますと16台というふうなことになってまいります。  なお、今回の自販機でございますが、元気種っとのほうから提案がございまして、全ての自販機につきましては、災害対応型自販機を現地のほうに設置するというふうなことで今進めているところでございます。  以上で御報告を終わります。 8: ◯委員長岩切幹嘉君) 質疑のある方どうぞ。  中原委員。 9: ◯委員中原智昭君) 早速、こうして民間の御協力されて、防犯カメラの支援されるということは本当にありがたいと思うんですが、ちょっとお聞きしたいんですけど、先ほど支援自販機1台につき防犯カメラ1台ということでしたけど、そのつける場所というものも自由なんですか。 10: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長、どうぞ。 11: ◯安全安心課長(猪口 功君) 自販機はですね、公園の中に設置を行います。カメラにつきましては、市内の、市が指定する場所に設置が可能でございます。ということになりますので、市がここにつけたいというふうなことになれば、そこに設置をしていただくということになります。  以上でございます。 12: ◯委員長岩切幹嘉君) 向こうの制限を受けなくて、市の意向でつけられるということ。 13: ◯安全安心課長(猪口 功君) はい。そういうことでございます。 14: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 15: ◯委員中原智昭君) 今後、カメラも半永久的じゃないと思うんですけど、今後取りかえとかということに対してはどうなんですか。 16: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 17: ◯安全安心課長(猪口 功君) この協定の部分が5年間ということにさせていただいておりますので、元気種っとともお話をしておりますが、5年しましたら、基本的には撤収になります。ただし、継続する場合は、自販機は多分5年以上もちますので、自販機はそのまま設置をしたいということであれば、カメラの入れかえをしていただいて、また5年間というふうな形で、5年単位で動くというふうなことで確認をしているところでございます。 18: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 19: ◯委員中原智昭君) ということは、その元気種っとというのが、例えばもちろんこれは売り上げがあっての話でしょうから、ここの公園で売り上げが少なかったらもう5年後に契約を更新しませんということになったら、そこの部分に対応しているカメラも撤去という話になるんですか。 20: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 21: ◯安全安心課長(猪口 功君) 元気種っとのほうはですね、春日市内の公園のほうのリストをですね、事前にお渡しをしまして、現地調査も終わっております。元気種っとからは、市内の31の公園に設置をしたいというふうな要望がございました。ただ、今年度、市が動く部分につきましては、先ほど言いました12台のカメラ、プラスのレコーダー4台ちゅうことで、16個しか必要性がないということで、今年度はこの16カ所と。設置場所については元気種っとから、向こうから優先順位をつけていただいたということでございます。  元気種っとに話を聞きますと、売り上げが少し、例えばこっちが落ちても、ここに売り上げがあるということであれば、トータルで利益の一部をこちらのほうで、カメラのほうに行きますので、5年間は問題なかろうかと。ただその後、設置場所変更等が出てくる可能性はあると思いますが、基本的に元気種っととしては継続をずっとしていきたいという思いでございます。  以上でございます。 22: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 23: ◯委員中原智昭君) 今後、行政としては、公園以外、例えば自治会公民館であるとか、そういう要請というか希望があったときに、自治会からも希望があって、行政としても必要性があるなと考えていったときに、こういう自販機を置きながらやるということの考えもあるんですか。 24: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 25: ◯安全安心課長(猪口 功君) 今のところ、元気種っとからは公の土地のほうに置かせてほしいと。まずは公園を優先で、この中で外させていただいてるのは、白水大池公園を外しております。なぜかと言いますと、あそこは福祉団体のほうでもう既に自販機が設置されてますので、そこで利益が被るようなことは、当然売り上げがですね、できませんので、そこを外してまず公園と。今のところ16カ所ですので、あと15カ所ほど設置をしたいという要望がございますので、あとは、ここの、例えば庁舎とか、そういうところに設置をしたいというふうな思いが元気種っとはあります。  公民館のほうにつきましては、今、既に自販機が設置されたところは、既に十何カ所かございます。公民館のほうに設置を元気種っとが希望をすれば、またそのとき協議をしていきたいと。まずは公園を優先して、その後、公共施設というふうな形では考えておりますけども、向こうのほうも福岡と、あと佐賀あたりまで手を広げてしていくということでございますので、春日市でどの程度設置ができるかということは未定でございます。  以上でございます。 26: ◯委員中原智昭君) わかりました。 27: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 28: ◯委員中原智昭君) はい。 29: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございますか。與國委員。 30: ◯委員(與國 洋君) まず、設置のための占有使用料は取ると言っておられましたけども、16も設置して占有使用料ゅうのは幾らぐらいなんですか。 31: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 32: ◯安全安心課長(猪口 功君) 占用料金につきましては、都市計画課のほうで取りますので、料金は聞いてはおりませんが、年間1カ所数千円程度。多分3,000円から5,000円ぐらい。面積によってちょっと違うんですけども、面積、大きさがですね。それくらいぐらいの費用だというふうにはお聞きしております。 33: ◯委員長岩切幹嘉君) 與國委員、どうぞ。 34: ◯委員(與國 洋君) 12条の情報の扱いというとこがありますよね。これは乙が何か使うような形になってるのに、情報はどのような感じで管理するんですか、まずは。 35: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 36: ◯安全安心課長(猪口 功君) 防犯カメラのほうにつきましては、今、既に市が設置している街頭防犯カメラ取り扱いは一緒でございます。基本的な部分につきましては、レコーダー方式でございますので、レコーダーの中に情報が入っておりますので、警察等からの情報提供があれば、管理者は、道路上は安全安心課長、公園のほうは都市計画課長ということになりますので、同じような取り扱いをしていくということと予定しております。  以上になります。 37: ◯委員(與國 洋君) 12条から見ると、そんなことは書いてないですよね。乙は情報を秘密として言ってるだけであって、見るときにどのような、向こう側が見れる、見れないとも書いてないわけですよね。それできちっと守れるんですか。まずその辺のところは。 38: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 39: ◯安全安心課長(猪口 功君) この分につきましては、NPO法人自体は設置して管理をするというふうなことでございます。カメラ自体の帰属、財産権ちゅうか、につきましては、市に帰属されます。カメラ自体はですね、5年間。うちのほうに帰属されまして、NPO法人が持っとくのができないということでございますので、寄附採納のほうの手続をとらさせていただいてます。ということは、カメラは春日市所有ということになりますので、うちの基準でさせていただくということでございます。 40: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかも同じような内容になっているんですね。市が設置している中でも、この12条、それにあわせてあるということですね。  猪口課長。 41: ◯安全安心課長(猪口 功君) 情報につきましては、春日市のほうの取り扱いの、普通の性犯罪のやつと同じ取り扱いをさせていただきますので、この分についての……、12条ですよね。情報の取り扱いにつきましては、法令に従って有効満了した後においても、また同様とする。 42: ◯委員長岩切幹嘉君) 内容が同じなのか、文章までも同じなのかね。 43: ◯委員(與國 洋君) 別に疑ってるわけじゃないんですけども、設置は向こうがして、管理は向こうがすると言われたでしょう、今。 44: ◯安全安心課長(猪口 功君) そうです。 45: ◯委員(與國 洋君) 管理を向こうがするということは、向こうが使うということもあり得るんじゃないかということがあるから、その辺はですね、きちっとしとかないと問題があるんではないかなと。この文章だけではそれが読めない。終わった後はちゃんと処置をしなきゃいけないというのは書いてあるけど、先ほど言われたような、ほかの性犯罪の、ほかのカメラと同じような管理で処置をするということは明確にしておく必要があるかと思うんですよね。  私は、業者としてはいろんな情報が欲しくて、要するに、ここのところに置いてた情報もですね、どのぐらいの人が来るかということによって、今、情報が売れる時代ですからですね、使おうと思えば使えるわけですよ。非常に重要な要素を持ってるのでですね、管理についてはきちっとしていく必要があると思いますので、これを変えろという意味ではないんですけども、その辺は的確に処置をしてもらいたいなというのが一つ。 46: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 47: ◯安全安心課長(猪口 功君) そのようにさせていただきます。 48: ◯委員長岩切幹嘉君) 與國委員。 49: ◯委員(與國 洋君) 設置場所ですけども、大池公園には昔設置しましたというのがありましたよね。リースかどっかが寄附してくれたと。これはなぜ変えるんですかね。古くなったというならあれだけど、カメラそのものはですね、あるぞというのも極めて大きな抑止力なんですよね。別に置いとっていいじゃない。ここのところをつければいいという気もするんですけど、もうそんなに役に立たないような、ぼろぼろになってるんですか、実態は。そして、それを事後、そのカメラというのはどういう処置をされるのか、古いやつは。 50: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 51: ◯安全安心課長(猪口 功君) こちらのほうにつきましては、6年前に遊技場組合から100万円いただきまして設置をしてます。大池公園につきましては、正面駐車場防犯カメラ2台、ちびっこ広場に2台、あとはダミーカメラも4台ずつ置いてた状態です。それで警察からの、当然ながら情報提供をしてくれということで、犯罪関係ですね、ありまして、うちのほうがデータを当然とりに行くんですけど、その分について画像が非常に悪くて、ちょっと特定しずらいというふうなこともございまして、カメラ自体はやはり5年で性能も変わってきますので、この際、ここの分の、市のほうの費用が発生しないということで元気種っとのほうを使いたいということで、入れかえ作業ということになります。  以上でございます。 52: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 53: ◯委員(與國 洋君) はい。 54: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。岩渕委員。 55: ◯委員(岩渕 穣君) すばらしい条件になったかと。当初のこれから考えるとですね、本当にまずます進めていただきたいと思うんですけど、ちょっと数点確認したいんですけど、自販機自体はですね、そういう意図で使われている自販機ですよというようなことが市民の皆さんからわかるような外装の、何かそういう表示とかというのがある仕様になるんでしょうか。 56: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 57: ◯安全安心課長(猪口 功君) 自販機につきましては、上のほうに、防犯カメラ支援システムという名称と、それとこの画面の中ですね、中の空間がございますけども、ここのところにこの売り上げの一部を防犯カメラのほうに支援してますというふうなのはここに入ります。あわせて、下のほうに災害型ですよというふうな表示をするように今、予定しています。 58: ◯委員長岩切幹嘉君) 岩渕委員。 59: ◯委員(岩渕 穣君) それはユニバーサル系的なのですかね。 60: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 61: ◯安全安心課長(猪口 功君) ユニバーサル系にはなりません。なぜかと言いますと、災害型の部分につきましては、まだユニバーサル型ができておりません。それともう一つは屋外に置きますので、ユニバーサルのタイプはですね、屋外には置けないと。何か料金を入れるところの受け皿とかいろいろありまして、水が入るということになりますので、ユニバーサルの形はですね、今回の分はございません。  以上でございます。 62: ◯委員長岩切幹嘉君) 岩渕委員。 63: ◯委員(岩渕 穣君) もう1点。これ、記者発表とかはもうされたんですか。 64: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 65: ◯安全安心課長(猪口 功君) 25日に協定を結ばせていただきまして、うちの市報は当然ながら載せさせて、協定のやつ、一緒に写ったやつを当然掲載させていただきましたし、ケーブルと、あと新聞が1社来ておりました。新聞のほうは、うちだけの記事じゃなくて、全体的な記事として書いていただいておりました。春日市についてもこういうふうな動きがありますよと。そして、災害型も対応できますよというふうなことが書いてあるという新聞記事が当然ございました。 66: ◯委員長岩切幹嘉君) 岩渕委員。 67: ◯委員(岩渕 穣君) 今お聞きしたのは周知の部分でですね、売り上げが上がるということ自体は永続的な防犯カメラの維持というところに必ず寄与する話になると思いますので、できるだけ市民の皆さんにですね、これがその自販機なんだというような形がアピールできるような何か施策をしていただけるといいかなと思います。  これは要望でよろしくお願いします。 68: ◯委員長岩切幹嘉君) 猪口課長。 69: ◯安全安心課長(猪口 功君) それともう1点、私の説明のほうで。自販機を設置する公園の箇所の自治会のほうに設置前に都市計画課のほうから、こういうやつで設置するんですよ、こういう趣旨でということは説明した後、現地のほうに設置をさせていただくというふうな形で進めております。それと今、委員のほうからありましたように、うちのほうもできるだけ利用していただいたほうが当然利益が上がった分でカメラを運用していただいておりますので、その辺はちょっと御意見を参考にしたいというふうに思います。 70: ◯委員(岩渕 穣君) よろしくお願いします。 71: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 72: ◯委員(岩渕 穣君) はい。 73: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74: ◯委員長岩切幹嘉君) 続いて、報告をお願いします。小池課長。 75: ◯地域づくり課長小池八太君) 第42回春日奴国あんどん祭りについて報告させていただきます。  10月13日土曜日と、14日日曜日の二日間にわたり、春日公園で開催いたしました。市議会を初めとする18の構成団体、八つの協力団体の皆様の御尽力をいただき、さらに多くの協賛企業の支援により無事に開催することができました。  初日は約6,000個のあんどんが幻想的にともる中、オカリナ奏者和田名保子さんによるオカリナとケーナの演奏に始まり、市民演奏家ライブが行われました。また、今回から市民参加型の竹あんどんづくりを開催し、先着200人分も会場に飾り、明かりをともしました。来場者あんどんの神秘的な美しさ、心洗われるような歌と楽器の音色に魅了されておりました。2日目は、市商工会による商工展も同日開催されました。また、祭りでは、市民による芸能ステージ市民演奏家ライブも行われ、盛況に幕を閉じました。  来場者数については、二日間とも晴天に恵まれ、約7万5,000人の来場者が会場に足を運びました。  最後になりますが、祭りの運営に御尽力いただきました議員の皆様には改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。  以上でございます。 76: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまのあんどん祭りの報告について御質疑はありませんかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。小池課長。 78: ◯地域づくり課長小池八太君) 続きまして、第45回春日市文化祭についてでございます。資料は特にございません。  第45回文化祭を今年度は11月3日土曜と11月4日日曜日の二日間にわたり開催いたしました。二日間とも晴天に恵まれ、作品展芸能発表会及びバザーの3部門を中心に、延べ約1万人の市民に来場いただきました。  作品展については、絵画、写真など17部門がふれあい文化センター内の12会場で、バザーにつきましては11団体が正面玄関前庭において、11月3日の午前10時から4日の午後4時まで展示及び販売を行いました。また、芸能発表会につきましては、4日の午前10時半から午後3時30分までの32団体が熱演を繰り広げておられました。議員の皆様方におかれましては、多数会場にお越しいただき、まことにありがとうございました。
     以上でございます。 79: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの文化祭の報告について質疑はございませんか。與國委員。 80: ◯委員(與國 洋君) 文化祭、これ主催はどこになるんですか。市ですか、それかどこか、あんどん祭りのように委員会みたいなので、どっち、まずどこなんですか。 81: ◯委員長岩切幹嘉君) 小池課長。 82: ◯地域づくり課長小池八太君) 市の主催事業でございます。 83: ◯委員(與國 洋君) では、そういう観点でですね、ちょっと。初めて指定管理者の施設の中で行ったということで、前と同じような便宜が図られるということだったんですけども、それはまず確保されたんですかね。ちょっと駐車場の問題についても、何か9時からでなきゃ絶対入れられないから準備がなかなかできなかったとか、あるいは、文化公演のところの通路で3年前誰か怪我して緊急搬送されてですね、通路を明るくしましょうというようなことがあったけども、ことしは暗いままだったと。そういうふうなことだとか、芝生との段差で今回もこけられてと、そういう施設の点検だとか安全、もしくは過去の申し送り、当然、主催者がきちっと反省会もやったりしなきゃいかんし、各部門に分かれてるから、全て市が掌握しているわけじゃないんでしょうけども、その辺の反省会だとか、この申し送りだとか、そういうところはどのような手段で今後やられるんですかね。  必ずしも申し送りだとかが何かうまくいってないような気がするし、今回ちょっと指定管理となった施設ということで、初めてでもあったもんで、その辺ちょっと気を使っていただきたいと思います。こうしてほしいというあれじゃなくて、やっぱり反省会をして、それぞれの部門から出た問題点をピックアップして、それを記録して、なおかつ次年度に申し送るようなシステムをちょっと考えてもらいたいと思います。その辺について御検討をしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 84: ◯委員長岩切幹嘉君) 小池課長。 85: ◯地域づくり課長小池八太君) 御意見、御要望どうもありがとうございます。  まず主催事業ということで、今までとあける時間とかはですね、去年ともう変わりなくやっております。ただ、今、委員御指摘の件はですね、反省会の各部門、3部門ございますが、部門ごとにまず反省会を行いまして、あと各部門のリーダーによる全体の反省会もございますので、今回の件踏まえてですね、次回の文化祭に生かしていきたいと思っております。 86: ◯委員長岩切幹嘉君) 3部門の総括の反省会というのは今からですか。 87: ◯地域づくり課長小池八太君) 今後、各部門で日程調整を行って……。 88: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、そのときに徹底をということですね。 89: ◯地域づくり課長小池八太君) 徹底させていただきます。ありがとうございます。 90: ◯委員(與國 洋君) よろしくお願いします。 91: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですかね。 92: ◯委員(與國 洋君) はい、いいです。 93: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。この件については。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 94: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。秀島主幹。 95: ◯環境課主幹(秀島安司君) お時間がたっておりますが、環境フェアイベントの中止のことにつきましてちょっと御報告をいたします。  毎年、市民に環境問題を学ぶ場を提供するとともに、地域ネットワーク形成の機会をつくることを目的としまして、春日市役所本庁にて実施しております環境フェアですが、今年度は9月30日の日曜日にですね、自転車発電体験や廃油石鹸づくりなどの体験型の催し、電気自動車や燃料自動車を含む「働く車大集合」、それに子ども用品配布会、また食品ロスをテーマにしました「フードドライブ」といった内容で実施する予定としておりました。しかしながら、当日は台風24号がですね、接近することになりまして、参加者の安全性等に配慮いたしまして当該イベントを中止としたところでございます。  また、イベントの中止に当たりましては、市民の皆様にさまざまな方法で周知を行い、実施の予定日におきましては特に混乱はないという状況でございました。  なお、この環境フェアの中でのですね、実施を予定しておりました子ども用品配布会、あるいはフードドライブといったものにつきましては、来年3月にですね、クリーン・エネ・パークのほうでですね、住民開放デーというのがございます。そちらのほうで催しを実施、計画してるという状況でございます。  以上で御報告を終わります。 96: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの報告について、質疑はございませんかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 97: ◯委員長岩切幹嘉君) 染原部長。 98: ◯地域生活部長染原利幸君) 地域生活部からは以上でございます。 99: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時31分                 再開 午前10時34分                ──── ─ ──── ─ ──── 100: ◯委員長岩切幹嘉君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは、都市整備部の所管事務報告を議題といたします。  委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求めて、委員長の指名を受けた後に簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。黒田部長。 101: ◯都市整備部長(黒田一輝君) おはようございます。よろしくお願いします。  本日の議会閉会中の所管事務報告案件は、次第のとおり報告事項2件でございます。それでは、順次、担当課長から説明申し上げます。 102: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 103: ◯下水道課長(田中豊隆君) それでは、春日市下水道事業経営戦略進捗状況報告書(平成29年度決算)について報告いたします。  本市では、今後到来する人口減少などによる下水道使用料収入の減少や施設の老朽化による更新費用の増大といった経営環境の変化に対応し、将来にわたり持続可能な下水道サービスを提供するための指針として、平成28年度に春日市下水道事業経営戦略を策定しました。また、この経営戦略では、事後検証として毎年度経営比較分析表などを用いて進捗管理を行うとともに、3年から5年ごとに見直しを行うこととしていました。このため、決算認定後、経営戦略の進捗状況について、平成29年度の決算書及び主要な施策の成果をもとに報告書を策定し、今回は経営戦略策定後初めての報告となります。  資料として、春日市下水道事業経営戦略進捗状況報告書(平成29年度決算)と春日市下水道事業経営戦略を配付しておりますが、今回は報告書を用いて説明させていただきます。 104: ◯委員長岩切幹嘉君) では、報告書のほうですね、資料は。 105: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい。まず、表紙をめくっていただいて目次になりますが、1章は春日市下水道事業経営戦略の概要について、2章は平成29年度の取り組み内容、3章は経営指標の動向について、4章は経営の状況と課題について整理しております。  それでは、1ページをお願いいたします。  1章の春日市下水道事業経営戦略の概要についてです。ここでは、経営戦略の策定に至った背景及び経営戦略策定後の進捗管理についての説明になります。なお、経営戦略策定の背景及び進捗管理については、配付しております経営戦略にも記載しております。  次に、2ページをお願いします。  2章の平成29年度の取り組み内容についてです。ここでは、経営戦略に掲げた三つの経営の基本方針である、1、安全で快適な暮らしの実現、2、経営基盤の強化、3、下水道事業の「見える化」の推進に沿って、平成29年度の取り組みについて進捗状況を報告したものです。  それでは、1、安全で快適な暮らしの実現における平成29年度の取り組みについてです。  雨水施設については、下水道ストックマネジメント計画に基づき、雨水管渠7,663メートルの調査業務及び1万7,066メートルの診断業務を実施し、既存施設の改築更新の緊急度を把握することができました。また、汚水施設についても、下水道ストックマネジメント計画に基づき、汚水管路1,941メートルの修繕改築計画を策定することで、下水道施設の計画的かつ効率的な改築更新事業が進捗しました。浸水対策については、水路断面の拡幅等による流下型事業として、大和第1雨水幹線改良工事設計業務、小倉第1雨水幹線合流部改良掘下工事、小倉第2雨水準幹線改築工事及び小倉第3雨水幹線築造工事を実施しました。これにより日の出町、小倉及び大和町地区の浸水被害の軽減が図られました。  平成29年度末の雨水施設の整備率は、平成38年度末目標63.2%に対して59.8%となりました。  3ページをお願いいたします。  次に、2、経営基盤の強化における平成29年度の取り組みについてです。  まず、企業債残高の削減として、平成29年度末の残高は前年度末に比べて約7億7,900万円の減となりました。また、人口減少による将来世代の負担軽減等を図るために、平成28年度に引き続き据置期間を廃止し、借り入れたことにより、総利払の軽減を図りました。次に、年間有収水量は、前年度比3万2,131立法メートル増加したことで下水道使用料は前年度比298万852円の増収となりました。そのほか、経営戦略を推進していくため職員研修を11回実施し、職員の能力向上に取り組みました。  次に、3ページの下段の3、下水道事業の「見える化」の推進における平成29年度の取り組みについてです。  平成30年2月には、平成28年度決算をもとに経営比較分析表を作成し、数年間の比較や他の自治体等との比較を行い、みずからの経営の状況と課題を客観的に把握することに努め、本市ウエブサイトに公表しました。また、平成29年5月には経営戦略を、平成29年10月には下水道事業の決算の概要版を本市ウエブサイトに公表しました。  以上のとおり、本市ウエブサイトを通して、経営状況を開示することで事業運営の透明性を確保し、誰からもわかりやすい、見える下水道事業運営に努めました。  4ページをお願いします。  3章の経営指標の動向についてです。ここでは、経営比較分析表で設定している経営指標について平成29年度の本市の実績を反映させ、三つの視点に基づき、全11項目について評価し報告しています。経営指標の三つの視点とは、中段の表の1、経営の健全性、2、経営の効率性及び3、老朽化の状況で、11項目ある(1)経常収支比率から(11)管渠改善率までについて評価しております。各経営指標の望ましい方向については、上向き、下向きの矢印はそれぞれの項目の望ましい指標を、評価については、Aが良好な状況であり、現状での課題は特に見られない、Bが現状では悪化していないが、今後、課題となる可能性がある、Cが悪化しているため、改善へ取り組みを進める必要があるという評価内容になります。  4ページの下段をお願いします。  まず、1、経営の健全性の(1)経常収支比率は、下水道使用料収入や一般会計からの繰入金などの収益で、維持管理費や支払利息などの費用をどの程度賄えているかをあらわした指標です。この指標は単年度の経常収支が黒字であることを示す100%以上であることが必要ですが、本市においては100%を超えており、健全な経営状況にあると言えます。  5ページをお願いします。  次に、(2)累積欠損金比率は、営業収益に対する累積欠損金の割合をあらわした指標です。この指標は、累積欠損金が発生していないことを示すゼロ%であることが必要ですが、本市は累積欠損金がないため、ゼロ%となっております。  次に、(3)流動比率は、短期的な債務に対する支払能力をあらわした指標です。この指標は、平成26年度からの新会計基準の適用により、1年以内に返済する必要がある企業債、借入金が流動債に含まれることとなったため、流動比率は100%を下回っております。しかし、年間を通した下水道使用料収入などにより企業債内での債務返済ができており、支払能力について問題があるものではございません。  次に、(4)企業債残高対事業規模比率は、下水道使用料収入に対する企業債残高の割合であり、企業債残高の規模をあらわした指標です。本市においては、企業債残高の減額に伴い、年々減少しています。平成26年度と比較して、27年度から高くなっているのは、企業債残高に含まれない金額の策定方法が変更となったことによるものです。  6ページをお願いします。  次に、2、経営の効率性の(5)経費回収率は、下水道使用料で回収すべき経費をどの程度下水道使用料で賄えているかをあらわした指標です。本市においては100%を超えており、健全な経営状況にあると言えます。平成29年度に低くなっているのは、決算統計上、公費負担分の算定方法が変更となったことによるものです。  次に、(6)汚水処理原価は、有収水量1立方メートル当たりの汚水処理に要した費用をあらわした指標です。本市においては、企業債残高の減少に伴う支払利息の減少により年々減少する見込みですが、今後も適正な運営を行う必要があります。平成29年度に高くなっているのは、決算統計上、公費負担分の算定方法が変更となったことによるものです。  次に、(7)施設利用率は、汚水処理施設が一日に対応可能な処理能力に対する一日平均処理水量の割合であり、施設利用状況や適正規模を判断する指標です。本市においては、汚水処理施設を所有していないため、当該指標の表示はございません。  7ページをお願いします。  次に、(8)水洗化率は、処理区域内人口のうち水洗便所を設置して汚水処理をしている人口の割合をあらわした指標です。本市においては99%を超えており、高い水準にありますが、今後も未水洗家屋の所有者に対し、水洗化の促進を行っていく必要があります。  次に、3、老朽化の状況の(9)有形固定資産減価償却率は、管渠などの有形固定資産のうち、償却対象資産の減価償却がどの程度進んでいるかをあらわした指標であり、資産の老朽化度合いを示しています。一般的には、数値が100%に近いほど保有資産が法定耐用年数50年に近づいていることを示しており、将来の施設の長寿命化などの改築の必要性を推測することができます。本市においては、平成10年度末には普及率が100%となっており、今後、減価償却が進んでいくため上昇していく見込みです。  次に、(10)管渠老朽化率は、管渠の法定耐用年数である50年を超えた管渠延長の割合をあらわした指標で、管渠の老朽化度合いを示しています。本市においては、平成29年度現在、法定耐用年数を超えた管渠がないことからゼロ%となっております。  8ページをお願いします。  次に、(11)管渠改善率は、当該年度に更新した管渠延長の割合をあらわした指標です。本市においては、平成29年度末現在、法定耐用年数を超え、更新が必要な管渠がないことからゼロ%となっています。しかし、今後、老朽化が進み、平成37年度以降は耐用年数を超えた管渠が増加していく見込みであることから、老朽化に対する事故を未然に防ぐため、下水道ストックマネジメント計画に基づき、計画的かつ効率的な更新を行っていく必要があります。  次に、8ページ中段の4章の経営の現状と課題についてです。ここでは、3章において示した経営指標の動向について、三つの視点ごとに現状と課題を整理しています。まず、経営の健全性を示す四つの項目につきましては、全体的に望ましい方向へ推移しております。なお、この報告書の5ページの(3)流動比率については前年度より悪化しましたが、今後は不良債償還額が減少するため改善していく見込みです。また、経営の効率性を示す四つの項目のうち、6ページの(5)経費回収率と(6)汚水処理原価については、前年度より数値が悪化しました。要因としましては、決算統計上、公費負担分の算定方法が変更となったことによるものですが、経費回収率については引き続き100%を超えており、健全な経営状況で推移しております。また、汚水処理原価については、企業債残高の減少に伴う支払利息の減少により、今後は望ましい方向へ推移する見込みです。  次に、老朽化の状況を示す三つの項目のうち、7ページの(9)有形固定資産減価償却率とその下、(10)管渠老朽化率は老朽化が進むことから悪化していく見込みです。今後、老朽化による事故を未然に防ぐために下水道ストックマネジメント計画に基づき、計画的かつ効率的な施設の更新を行う必要があります。  最後に、総括です。  以上の分析の結果、現在の本市の下水道事業の経営状態は健全であると判断できます。ただし、今後の本格的な更新時期に備え、できる限り企業債残高を減らす必要があると考えております。また、平成29年度末時点で水洗化率は99.22%と既に高い水準にあること、数年後には人口減少の予測であることから、今後は大幅な下水道使用料等の増収は見込めない状況であり、引き続き適正な処理を行い、健全な経営状態を継続する必要があります。  なお、この報告書についても本市ウエブサイトに掲載する予定です。  以上で、下水道事業経営戦略進捗状況報告書(平成29年度決算)についての報告を終わります。 106: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの報告書の説明につきまして、質疑のある方はどうぞ。  與國委員。 107: ◯委員(與國 洋君) これ、下水道と言えば、要するに雨水の分と汚水の部分があるじゃないですか。これは一緒に考えられたものなんですかね。それとも、これは個別に考えたようなものなんですか。その辺の考え方をまずお聞きしたい。 108: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 109: ◯下水道課長(田中豊隆君) 雨水も汚水も、予算ももう一緒に評価したものになります。 110: ◯委員(與國 洋君) わかりました。じゃあ、そういう観点で見ればいいわけですね。 111: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 112: ◯委員中原智昭君) 6ページの5番、経費回収率ですけど、これが100%だと、例えば下水道使用料で経営費がチャラという考え方ですか。100%であれば。で、110.45だから、ここで利益が出てますよという判断なんですか、回収率。 113: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 114: ◯下水道課長(田中豊隆君) 算出式が右のほうにありますけども、下水道使用料が分子で汚水処理費用ですね、「公費負担分を除く」とありますけども、こちらのほうが100%を超えると回収しているということですので、赤字ではない、黒字になってるというあらわれになる、示してることになります。 115: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 116: ◯委員中原智昭君) 通常、これが民間の会社でいう利益の部分になるのかなと思うんですけど、この100%から10.45%が、110.45ですから、通常の黒字幅というのがこれは妥当なんですか。もうけ過ぎとかいうことはないんですか。  もうかり過ぎとか、利益が足りないとかというような基本的な考えというのは。 117: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長、いいですか。どうぞ。 118: ◯下水道課長(田中豊隆君) まずは説明の中でも申しましたけれども、29年度が28年度以前と比べまして、数字が下のほうに下がっていると思います。28年度と比較しますと約14.5%ほどですかね。これは先ほど言いました算出式の分母になりますけども、こちらのほうの公費負担分を除く分ですね、こちらがどういう意味かと言いますと、この公費負担分というのは一般会計からの繰入金に該当するわけです。それで、この28年度から算定方法式が変更になったということを申し上げましたけども、これにつきましては、予算でもよく説明をいたします、分流式下水道経費というのがありますけども、こちらを29年度からゼロ円というふうな見方になっておりますので、今までは一般会計からの繰入金全額を公費分として見ておりました。ですから、分流式下水道経費というのは額が大きいものですから、その分、汚水処理系費用から引きますと、今回は一般会計の繰入額が減っておりますので、分母のほうが額が大きくなってます。マイナスのほうですから、引く分のほうが小さくなってますので、汚水処理系費用がちょっと大きくなって、分母のほうが大きくなって、数字的なパーセンテージが減ってるということになります。  これが、前年度までの決算で申し上げている数字で言いますと、110.45ではなくて125.02になります。28年度と同じような計算におきますと125.02になります。これから言いますと、ほぼ横ばいにはなりますけども、委員の御質問の、例えば25%が妥当なと言いますか、上回っている分がどうかというのはありますけども、これについては決算のほうでも申し上げてると思いますけども、黒字になった部分を次の年の債務処理のほうに、黒字に上がった分を計上させていただいてますので、これが望ましいのは、それはふえるほうが望ましいんですけども、パーセンテージ的にどうかというのは……、今回の経営戦略の中で10年間計画を立ててますけども、この間は、そういった一般会計からの繰出基準というのがありますので、それに沿ったパーセンテージの中で出た、そういった黒字の分になると思いますので、それについては、この経営戦略の中についての10年間においてはこのままの状況で計上したいというふうには考えております。 119: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員が言ったのは、基準で、黒字があればあるほど、どこまでもいいのかね、何らかの基準がですね、どうかという意味だったんじゃないの。
    120: ◯委員中原智昭君) じゃあ、もう一つのですね、春日市下水道事業経営戦略のほうの5ページの5番の経費回収率ということで、他団体との、出てますよね、春日市の実績と類似団体グラフと。これ24、25、26なんですけど、これで行くと、もちろん100%以上というのは必然的に絶対条件なんでしょうが、それで行くと、今31団体中4ということで上のほうなんですけど、利益というのが、通常、どこが望ましいかというのは難しいでしょうけど、市民の中にも下水道料金が高いとか、その分の部分で管渠の修繕費とかそういうのが要るんですよということを言ったときに、今度、じゃあ今の災害対策、下水道のほうで雨水の対策に対する新たな指針か何かができたんですかとか、例えば、前と同じデータでこの前聞いたんですけど、10年確率で六十何ミリ、でも実際それは想定を超える雨とかが降ってるのに、ずっとそれで行くんですかとかいうことも話を聞きますので、例えばそれが、これから回収するのはもっと新しい基準に基づいて回収していってるんですよとかという話になると別なんでしょうけど、この黒字部分の利益というのが、通常の管渠の維持管理に対するものとして妥当なのかどうかというのが教えてもらいたかった。それ以上に余分に利益があるなら、そういうのにも使えるんじゃないですかというようなところの話です。 121: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 122: ◯下水道課長(田中豊隆君) まずその数値が今125%前後あるわけですけども、それが低くなるということは、要するに下水道使用料を抑えるということにつながるわけですけども、当然、説明の中でも申しましたように、下水道の汚水のほうで言いますと、老朽化が進んでまいりますので、その辺に備えての、やっぱり黒字分も補えるような形でということで確保していくことは今後も必要なことになると思いますので、当然今のままの、値上げはしないですけども値下げもしないという今のままの推移の料金体制でやらせていただきたいというのが一つあります。  この数字が妥当かどうかというところもあるんですけども、下水道使用料を下げたとすれば、それが何にはね返ってくるかと言いますと、結局、一般会計からの繰り入れの、先ほど言いました分流式下水道経費を、若干繰出基準の数字がありますので、その枠に近い、もうちょっと上限に近い形での繰り入れを今度はさせていただくというということにもつながりますので、そういったことも含めて、10年間様子を見ながらですね、10年間後に今度どういうふうな状況で老朽化が進んで、またそちらのほうに維持管理費が、更新費用がかかるようであれば、また見直しが、下水道使用料のほうに見直しがかかってくると思いますので。今の料金体制の中での10年間の推移として、今、下水道の経営戦略をさせておりますので、10年間は、とりあえずという言い方は申しわけないんですけども、この状態で行くということで考えてはいるところです。 123: ◯委員中原智昭君) 次の10年間ていつからになるの。 124: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 125: ◯下水道課長(田中豊隆君) お配りします経営戦略の1ページの上の表の経営期間というのがありますけども、28年度に作成しておりましたので、29年度から38年度までの10年間になります。 126: ◯委員長岩切幹嘉君) いいですか。中原委員。 127: ◯委員中原智昭君) 始まったばっかりでしょうから、そういう格好で行くとして、私がお願いしたいのは、汚水系というのはもちろん必要なことですし、雨水系も必要なんでしょうけど、やっぱり何回も言ってますけど、災害に対する確率、今、基準として10年確率というのが本当にそれでいいのかどうかというのもやっぱり、そのままずっと、前から聞いてるんですけど、その基準で行かせてほしいということを言われてますけど、次新しくつくるところは、やっぱり新基準で少しでもお金をかけていくべきだと私は個人的に思ってるもんで、やっぱりその辺も含めて変えれるところは、やっぱりこのままでいいということじゃなくて、前向きに考えて、検討していただければと思いますので、よろしくお願いします。要望で。 128: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 129: ◯下水道課長(田中豊隆君) おっしゃるとおり、ここ数年の間で大規模な大雨も降っておりますので、そういった意味で見直しは当然、認可の見直しですね、雨水に対する。見直しはかけていかないといけないと思っておりますので、この辺も数年おきには必ず見直しができますので、その中で降った状況のデータを取り入れてですね、10年確率の数値を上げていくことは当然あるかと思いますので、そういった今後の降り方に対応できるようなですね、確率にしていきたいと考えております。 130: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 131: ◯委員中原智昭君) はい。 132: ◯委員長岩切幹嘉君) 與國委員。 133: ◯委員(與國 洋君) 先ほど聞いた中で汚水と雨水が一緒だというふうなことが言われたんですけども、今の(5)や(6)は基本的に収益的事業の部分で見積もっている内容なんですよね。だから、ひょっとしたらこれだけ取ってるんだから金は取り過ぎじゃないかいという話が出てくるんだと思うんですよ。だから、資本的事業との関係がここでよ、この中全体ではわからないんですよね。投資をどんどんしてるわけですよね、運営のために。それとこの収益との関連がちょっと明確でない部分があるから、もうけ過ぎじゃないかというような観点が出てくるんではないかなと思うんですよ。  全般的に、収益的事業の分析のような感覚、それだけではないような気もするんですけども、その部分も一生懸命分析してあるような気がするんですけども、資本的については赤字なんですよね。だからこれで補填してるわけです。その部分が、ちょっとなかなか表現がしにくい部分はあるのかもしれませんけども、その辺はどうなんですかね。どういうふうな表現を、それはもう資本的な分野は関与してないんだというような考え方なんですか、これは。  もう一つ。経営戦略だから、そういう投資の部分は別なんだと。現状の維持という観点でというふうにこれを捉えておられるんだったら、それはそれでいいと私は思いますけども、その辺のところを、資本との関連を少し、今後、分析でもしていく必要が出てくるんではないかなと。管渠の整備をしなきゃいけない、今うちはゼロ%でですね、耐用水準が過ぎてるのがないからいいんですけども、今後はそういう点を考えていかなきゃならないということで、今後の何年間毎にやる見積もりのときはその辺をちょっと考慮してもらえたらうれしいなと思います。  別に今すぐこれを超えろとかそういう観点ではなくてですね。そうすると、先ほど言ったような疑問点もある程度解消されるんではないかなと思いますが、それはちょっと検討してもらいたいと思います。どうのこうのと今、どうしてほしい、こうしてほしいということは私は思っておりませんけども。そういうことでお願いします。別に回答を求めるというんじゃなくて、その辺のことを考慮してもらいたいだけです。 134: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 135: ◯下水道課長(田中豊隆君) まず、(5)の経費回収率のパーセンテージが100%以上であることということの中で、この中にある3条予算と4条予算の関係がございますけども、それに補填する部分がありますが、それを全体に含んだところでの収支になるというふうに考えております。これは、だから当然、下水道使用料でしか収入──企業債ですね、とかあとは一般会計からの繰り入れがもう大きな3条予算での収入にはなるわけですけども、あとは4条予算ではもちろん補助金はございますけども、その収入を全部ひっくるめたところでの経費ということ、収支ということになります。そういう中で、全体的に見て、今回の10年間でどういうふうに推移しているかというところを上げたのがこの経営戦略になりますので、はい。含んでいるというところで。 136: ◯委員長岩切幹嘉君) 全部含んでいるということですね。 137: ◯下水道課長(田中豊隆君) そういったところで、はい。 138: ◯委員長岩切幹嘉君) 今、下水道使用料だけで見てるんじゃなくて、全部の収入も。設備投資も今後の老朽化の対策も全て含めての戦略、それを何かもうちょっとわかりやすいふうに表現できないものかということなんですが。  中原委員。 139: ◯委員中原智昭君) 今全てを、入ってくるお金も、結局、維持管理費とか出ていくお金も含めて、言いかえれば10.45%利益が出てるということでしょう。そういう意味ですか。支払等収入を積んでしまって。 140: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 141: ◯下水道課長(田中豊隆君) 私、ちょっと訂正させていただきたいと思います。あくまで経費回収ですが、この(5)の経費回収率で上げてるのは、経営戦略のほうで見ますと、5ページのですね、指標の説明がありますけども、やっぱり同じように下水道使用料で回収すべき経費、どの程度賄えているかということですので、下水道使用料というのは、あくまで3条予算のほうの収益になりますので、申しわけございません。こちらのほうが……。 142: ◯委員長岩切幹嘉君) 全てが全体というわけじゃなくて。 143: ◯下水道課長(田中豊隆君) じゃなくて、この部分についての回収する部分についての収入は下水道使用料ですので、あくまでこちらは3条予算ということの説明になります。全体ではございません。申しわけございません。 144: ◯委員長岩切幹嘉君) いろいろ複雑で。いいですか。 145: ◯委員中原智昭君) はい。 146: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかに、この件につきましてはよろしい……。松尾委員。 147: ◯副委員長(松尾徳晴君) 掘り返すかもしれませんけど、下水道の分については雨水と汚水とあるんでしょう。雨水の分は一応置いとって、汚水の分の経営がどうなってるかを入ったということで今の話ですか。雨水まで含めてるわけじゃないでしょう。含めてるんですか。雨水も入ってると。 148: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 149: ◯下水道課長(田中豊隆君) 入っております、雨水のほうももちろん。下水道課の事業というのは、雨水も含めたところでの下水道事業でございますので。 150: ◯副委員長(松尾徳晴君) それはわかりますけど、そしたら、雨水については入ってくるお金はないじゃないですか。 151: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 152: ◯下水道課長(田中豊隆君) それは企業債で借り受けて、それで収入というような部分になります。起債で設けて。 153: ◯副委員長(松尾徳晴君) だから分けて見ると、汚水でどれだけ使ってるか。そして汚水が、歳入があるわけでしょうが。汚水の処理が。それで利益が出てる出てないを見て、それの中で高い安いはある程度決めるんじゃないんですか。雨水までその中に含めて計算するように……、雨水については基本的にそういうふうには市のほうからとか、起債を設けてからやっていく方針じゃないとですかね。汚水のほうの利益が出たけんって、雨水にどんどんどんどん吸い込んでいくという会計方式ですか。 154: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 155: ◯下水道課長(田中豊隆君) あくまでこの経営戦略で上げております、経営戦略の5ページで言いますと先ほどの5番の経費回収率ですね、こちらに上げてますように、下水道使用料で回収すべき経費、これが汚水のほうの処理ですね、これをどれだけ賄っているかです。この分についてはあくまで汚水に限定した形で説明した指標にはなります。  ただ、全体的で言いますと、下水道事業というのは汚水も雨水も合わせて下水道事業ですので、その中で収入が、収益がどれだけあるか、下水道の収益で幾ら、一般会計からの繰入金で幾ら、あとは補助金ですとか、あとは先ほど言いました起債ですね、それらが収入としてありますので、それをどちらの事業でどれだけ割り振って支出するかということになりますので、あくまでそれをどういうふうに、汚水に関してはどうかということをわかりやすく表にするために、総務省が決めておりますけども、総務省の様式にしたがって、こういうふうな棒グラフをつくらさせていただいているということですね。 156: ◯委員長岩切幹嘉君) 松尾委員。 157: ◯副委員長(松尾徳晴君) ということは、汚水処理で物すごくもうかっても、もうかって利益が出るというかね、物すごく利益が出ても、それを雨水に突っ込んだということになると、そこでのあれはどれだけでも雨水に持っていけるような形になる可能性はないですか。  だから、ある程度どのくらいの%が適正かということを聞きたかったんじゃないかなと僕はちょっと思ったんですよね。 158: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 159: ◯下水道課長(田中豊隆君) あくまで汚水は言いましたように、こういった下水道使用料で賄っているということで100%以上がないといけないと。その基準というのは、先ほど言いましたように、どれぐらいが一番適切かというのはありますけども、あくまで下水道の汚水のほうを賄っていくために、これだけの下水道使用料をいただかないといけないし、あと、雨水を整備していく上では汚水の収入ではなくて、雨水として対策を立てるために起債ですよね、お金を借りて、それで賄っていくという考え方にはなっていこうかと思います。 160: ◯委員長岩切幹嘉君) 松尾委員。 161: ◯副委員長(松尾徳晴君) ちょっと微妙に感じたんですけど、汚水の分は汚水である程度やっていくと、でしょう。それが、汚水が例えば100が適正だったら、110とかいいですけど、それが非常に高くなったら、値下げのあれに動く可能性はあるんですか。それとも、それは高くなった分でも雨水のほうに回すから、それはだめだよという理屈なんですかね。ちょっとそこら辺が僕はわかりにくいんですけど。 162: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 163: ◯下水道課長(田中豊隆君) 汚水で100%以上の分も雨水に回すかと言いますと、それが当然純利益が出ますよね。それが全体的に入ってくるお金ですから、どれがどの分に使ったというのはないと思うんですけども、企業債として借りた分は、そういった雨水も汚水ももちろん企業債を借りるわけですけども、足りない分についてですね、借りるんですけども、全体として純利益が上がっている分が大体どのぐらいだということを、基準もある程度、3億なら3億ぐらいというふうに春日市の場合は決めておりますので、その辺をめどに、結局、下水道料金のほうもそれが物すごく純利益がどんどん上がってくれば見直しがかかってこようかと思うんですけども、その辺の推移の仕方で、値下げですとか、当然出てくるかと思うんですが、先ほどもちょっとお願いと言いますか、申し上げましたけども、これから先にちょっと考えていかないといけないのが、下水道の汚水も含めてなんですけども、老朽化がどんどん進んでまいりますので、その起債のほうを、借り受けるほうをできるだけ減らして、下水道料金の値上げは極端に減らしながらですね、させていただこうというふうには考えてます。  分流式下水道経費という説明も何度もしておりますけども、これもできるだけ一般会計からの繰り入れを減らす方向で今からは推移していくんじゃないかなというふうに考えております。その辺も、要するに収入になりますので、一般会計からの繰り入れも下水道使用料の収入も、下水道使用料も収入になりますので、その辺のバランスと言いますか、一般会計からの繰り入れを減らすということは下水道使用料もずっと横ばいでいかないといけないわけですけども、その辺の一般会計からの繰り入れと下水道使用料のバランスは当然必要になってくると思いますので、まず先ほども言いましたように、経営戦略の1410年間は今のままで、ちょっと下水道使用料のほうは、消費税は別としてですね、このまま同額ということで考えておりますけども。 164: ◯委員長岩切幹嘉君) 松尾委員。 165: ◯副委員長(松尾徳晴君) ある程度の数字は、上回る分はこれ以上出たらということで、ある程度数値は3億円とか言われたんで、それはわかりました。  それと、ある程度利益が出ても、やっぱり長期的な分で、未来を考えてストックしているというか、ためていくというふうにしてるということですね。 166: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 167: ◯下水道課長(田中豊隆君) そのとおりでございます。 168: ◯副委員長(松尾徳晴君) だから、ある程度のそのときのところで高く出ても、それは形的には雨水に回るかもしれんけど、そういうことで、とにかく何と言うかな……、ばらすって言うてから、その利益を薄めるような方向になってるような感じがするんですけど、バランス等とってるということですね。  それから、これがあれすると、やっぱり一般会計からの繰り入れにも微妙に影響してくる可能性はあるということですね。そういう理解でいいですかね。ざっくり言うてから。かなり細かいところはあるんでしょうけど。感覚等はいいですかね。 169: ◯委員長岩切幹嘉君) はい。松尾委員。 170: ◯副委員長(松尾徳晴君) 済みません、今、雨水対策とかいろいろやっていただいて、非常に、桜ヶ丘、日の出、それから光町、それから大和町も水害が少なくなりました。それで、今の時点で春日市としては、大きな目で見てですね、まだまだ大きな部分はあると思いますか、それとも、ある程度追っついたというか。細かいところはたくさんあります。部分的には、大雨が降ったときに、どんどんあれするというのはありますけど、将来的にこういうふうなということは考えてあるんですか。大土居のところ、あそこもちょっと聞きましたけど、あれ以外で、全体的な分で何かありましたら。 171: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 172: ◯下水道課長(田中豊隆君) 計画としましては、通称諸岡川ですね、雨水幹線名で言いますと、小倉第1雨水幹線になりますけども、今年度の予定で言いますと、県道31号線までが今年度一応完成するわけですけども、県道から上流側ですね、のほうが今のところ計画上は残っております。今後その上流側を整備する予定にはなっております。まず雨水幹線の整備はそういった計画があるわけですけども、あとは流下型というふうな形で、雨水幹線を利用しての雨水対策ですね。  あと、貯留施設がありますけども、これについてはまた検討しないといけないような状況は今からまた出てくると思います。下流側から整備をしておりますけども、先ほど申された10年確率の降雨強度の数量、数字を上げるということは、結局下流だからもう一度やり直しをしてこないといけないということになりますので、そういったものを補うために、どっかで水をためないといけないというのが貯留型になるわけですけども、それは今後10年確率の数字ですね、をどう見直すかによってまた影響もありますので、場所も限定されます。そういったことも検討しながら、またしかるべき時期と言いますか、また報告しないといけない時期というのはきちっと報告はさせていただきたいというふうには考えております。 173: ◯委員長岩切幹嘉君) 松尾委員。 174: ◯副委員長(松尾徳晴君) 10年確率はどんどん今上がってきているのは確かでしょうけど、それは一応さておいて、今のままの計画で、ある程度、冠水というか、今まで水がたまっていたところはある程度解消したという感覚ではあるんですね。 175: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 176: ◯下水道課長(田中豊隆君) 10年確率で言いますと、今1時間当たり68.8ミリになるんですけども、ことしの7月の上旬に雨が降りましたけども、それは1時間50ミリが最高だったんですね。降った量は物すごく降ったわけですけども、それで実際50ミリで冠水した箇所があるかというと、床下とか床上はもちろんないんですけども、道路冠水した箇所が何カ所かありますので、そういった箇所がやっぱり今後整備をしていかないといけない箇所だろうというふうには考えておりますので。そういう箇所というのが、先ほど言いました小倉第1雨水幹線の近辺にありますので、それを下流側のほうから整備していくのが一番かなというふうには考えております。 177: ◯委員長岩切幹嘉君) 松尾委員。 178: ◯副委員長(松尾徳晴君) 31号線の分はある程度もう完成したわけですよね。                 (「今年度、それは」と発言する者あり)  ごめんなさい、今年度で完成とするというか、ですよね。ある程度そこで一区切りついたから、それができたので、あとは上流側、何と言うたかいな、あれは。まあいいんですけど。そういうところの局所的な分を、できるだけそれぞれのあれで排水がきちっとできるような工程に移っていくという形の考えということで理解していいですかね。 179: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 180: ◯下水道課長(田中豊隆君) そのとおりでございます。 181: ◯副委員長(松尾徳晴君) わかりました。よろしくお願いします。 182: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 183: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい。 184: ◯委員長岩切幹嘉君) この件についてはほかに質疑はございませんか。大丈夫ですか。岩渕委員、どうぞ。 185: ◯委員(岩渕 穣君) ちょっと教えていただきたいんですけども、管渠の老朽化対策の件ですけど、法定耐用年数50年というのは、50年経ったらもう絶対交換しなくちゃいけないという基準なのか、それとも50年を経った何年後かぐらいの幅があって、その間に更新をすればいいというものなのか、その定めをちょっと教えていただけますか。 186: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 187: ◯下水道課長(田中豊隆君) あくまで法定耐用年数50年というのは目安になるかと思います。ですから、当然今までの管渠のほうの調査ですとか診断をしてきておりますので、どこの道路にどういうふうな管が通っているか、どういうふうな影響を受けたというところで、管の傷みぐあいがありますので、それを調査する中で、もちろん古い順番に調査をします。それが、先ほど言いましたように、50年まだ経過してないんですけども、やっぱりひびが入ったりですとか、そういうふうな影響が出ておりますので、そういったところはもう50年たってないんですけども更新をしていかないといけないというところが出てきます。中には、もう50年を過ぎてもまだまだ大丈夫というところも当然ありますので、そういった箇所はやっぱり診断を何年かおきに繰り返しながら、そのときにそういうふうな傷みぐあいが、もう改修しないといけない、更新しないといけないという判断が出れば、そのとき50年過ぎてにはなりますれども、そのときに更新をするというふうなことになりますので、あくまで目安ということで考えております。 188: ◯委員長岩切幹嘉君) 岩渕委員。 189: ◯委員(岩渕 穣君) まさに下水道ストックマネジメント計画そのものなんだと思うんですけど、それであれば、古いけど丈夫というところは、例えば70年、80年ということも可能になってくる話なのかなと。管渠の延長の整備の状況から見れば、ある年は物すごく整備が進んだ年があったり、ない年もあったりというとこで、単年度に50年物というのが集中する年が、例えば昭和51年とか一気にどんと行ってる年がありますけども、こういうときの、私としては、50年でかえなくちゃいけないのかなと思ってるところがあったので、今の課長の話を聞いて、そこら辺はあくまでも調査がベースになってくると、ちょっと安心したところがあるんですけど、その更新費用が平準化するというものも大事なことだと思うので、ちょっと質問させていただいたところです。今のお話で安心しました。 190: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 191: ◯下水道課長(田中豊隆君) おっしゃるとおりで、経営戦略の10ページですね、上の表に、何年にどれだけの下水道本管を整備をしたかという棒グラフが載っているわけですけども、これで見ますと、やっぱりその年その年によって延長がもちろん違いますので、当然おっしゃいますように、緑の平成2年とかになりますと、かなり突出した形となりますが、これが50年後に一度に来るというわけではございませんので、それも判定の中で1番目、2番目、これはもうすぐにでも緊急性があるとか、そういうふうなところはもう金額どうのこうのじゃなくて、更新をかけないといけないと思うんですけども、それが判断基準で、もうしばらくもつとかいう判断の中でランクをつけておりますので、そういったところを平準化することで毎年度の予算が突出しないような形でやっていこうというふうには考えております。 192: ◯委員(岩渕 穣君) ありがとうございます。 193: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 194: ◯委員(岩渕 穣君) はい。 195: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 196: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いての報告をお願いいたします。  渡邉課長。 197: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) JR春日駅前駐車場指定管理導入後の経過報告をいたします。  平成30年4月より、指定管理者による駐車場管理を実施しておりますが、半年が経過し、トラブルもなくおおむね良好な状況でございます。  配付しております資料1をごらんください。  この資料1は、平成30年4月23日からの営業により、9月末までの利用実績を示したもので、表の上段に記載しています指定管理者納付金、年間133万2,000円は平成30年5月15日に半期分の66万6,000円が納付され、残りについては11月15日に納付される予定でございます。また、表の中段につきましては、営業日より9月末までの月別出庫台数、無料利用台数、売り上げを記載しており、出庫台数は駐車場を利用した総台数で、無料利用台数はこの利用総台数のうち無料時間20分の中での利用台数をあらわしています。  次に、資料2をごらんください。  この資料2は時間別の利用状況をあらわした折れ線グラフで、紫が全日、緑が平日、水色が土曜日、赤が日曜日を示しております。半年間の利用状況としましては、午前9時から15時までの利用が多く、代表して9月の状況では、駐車総台数329台でそのうち有料が44.9%、無料が55.1%となっております。  報告については以上でございます。 198: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの報告につきまして、質疑のある方はどうぞ。質疑はございませんか。
                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 199: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、ほかにございませんか。黒田部長。 200: ◯都市整備部長(黒田一輝君) 以上で終わります。 201: ◯委員長岩切幹嘉君) では、ないようでございますので、これをもって本日の地域建設委員会を散会いたします。どうもお疲れさまでございました。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午前11時31分...