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  1. 春日市議会 2018-09-12
    平成30年決算審査特別委員会 本文 2018-09-12


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時00分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(與國 洋君) おはようございます。武末委員から欠席の届けがあっております。また、川崎委員は少しおくれるという報告がありました。  定足数に達しておりますので、ただいまから決算審査特別委員会を開議いたします。  それでは、第65号議案「平成29年度春日市一般会計歳入歳出決算認定について」を議題とし、そのうち、福祉支援部関係の審査を行います。  委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言してください。  それでは審査を始めます。説明員の説明を求めます。  筒井福祉支援部長。 2: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) おはようございます。福祉支援部でございます。よろしくお願いいたします。  ただいまから、平成29年度一般会計歳入歳出決算について、福祉支援部関係の説明をいたします。  説明の順番は、最初に説明案件として指示があり、主要な施策の成果に掲載がない事業について説明いたします。次に、主要な施策の成果の歳出部分を説明いたします。その後に、歳入歳出決算書の歳出中、各款項目の節区分ごとに100万円以上の不用額のある項目について説明をいたします。最後に、歳入については生活保護費国庫負担金について説明いたします。  それでは、資料の別紙1をごらんください。 3: ◯委員長(與國 洋君) あのね、別紙1はさ、こういう言い方は悪いが、私たちが配っている資料なんですよ。私たちが請求している資料ですので。この1枚の縦紙です。これを要求した内容のところですね。資料はあるんですかね、これは。ない。 4: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) ございません。 5: ◯委員長(與國 洋君) はい。じゃあ、お願いします。 6: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 最初に、説明案件として指示があり、主要な施策の成果に掲載のない1件の事業について、こども未来課長が説明いたします。 7: ◯委員長(與國 洋君) 久保山こども未来課長。 8: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 説明事項の福祉支援部こども未来課の一番上の項目になります。保育補助者雇用強化事業費補助事業でございます。  この事業に係る平成29年度当初予算額は692万円で、12月補正で381万円を減額補正、その後、3月補正で238万8,000円を減額補正しています。最終予算額は72万2,000円、決算額はゼロ、執行残は72万2,000円となっております。  この事業は、国が平成29年度から助成を開始しました国県補助事業であり、その目的は、保育士の負担軽減と離職防止であります。
     事業内容といたしましては、保育士の雇用管理改善や労働環境改善に取り組む施設に対し、保育士資格を持たない短時間の保育補助者の雇い上げに必要な費用の支援として、1施設につきまして保育補助者一人を追加で配置した場合に、一定の研修の受講などを条件とした上で補助金を交付するものでございます。  当初、事業実施の意向がありました五つの保育所、春日原保育所、私立春日中央保育園私立まみぃ保育園、私立春日やよい保育園、春日白水保育園について当初予算を計上しておりましたが、うち、春日原保育所、私立春日中央保育園、私立春日やよい保育園の3保育所は募集を行ったものの全く応募がなく、本年度は採用の見込みが立たないということのため、12月に減額補正を行い、その時点で他の2保育所、私立まみぃ保育園春日白水保育園については採用には至っておりませんが、募集に対し問い合わせがあっているということでした。事業の実施を予定していました保育所では、近年は保育士の不足が深刻となっているため、補助者として雇用した者に保育士資格を取得させ、引き続き雇用したいと考えておりましたが、これに見合う者からの申し込みがなかったものでございます。  残念ながら平成29年度は応募がなかったものですが、地道な募集や国や県による広報等により、また、この事業自体を開始したことにより周知が進み、今年度は八つの保育所が再度事業実施に取り組みまして、既に五つの保育所で雇い上げを行っております。  なお、財源としましては国と県の補助金がございますが、間接補助方式のため、歳入予算は県補助金のみ計上しております。補助率は国が4分の3、県が8分の1、合わせて8分の7となっております。  以上でございます。 9: ◯委員長(與國 洋君) 新規事業であります保育補助者雇用強化事業費補助事業についての説明が終わりましたけれども、ここで質疑をお受けしますが、質疑はありませんか。  西川委員。 10: ◯委員(西川文代君) 御説明ありがとうございました。よくわかりました。  昨年から、29年度ですね、新規事業ということで本当に期待するところだったんですけれども、29年は残念ながらなかった。ただ、30年度はですね、もう開始が見込めているということで安心しているところです。終わったことではあるんですけれども、29年度、これは保育所にとっては大変ありがたい制度なんですけれども、募集したけれども採用に至らなかった。結局そういう人材が見つからなかったということですね。その理由というのはどのように考えていらっしゃいますか。 11: ◯委員長(與國 洋君) 久保山課長。 12: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 一つはですね、新規事業ということもありですね、周知がなかなか進んでなかったという点はあると思います。それから、保育士そのもの自体のですね、やはり不足の状況というところもありまして、さらにそういった部分も心理的には影響しているんじゃないかと思うんですけれども、今年度につきましては周知が進みまして、既に五つの保育所でもう既に雇い上げを行っているというところで、所管としても期待しているところでございます。 13: ◯委員長(與國 洋君) いいですか。そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14: ◯委員長(與國 洋君) それでは、この項目についての説明は以上とします。  続いて説明をお願いします。筒井部長。 15: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) それでは次に、主要な施策の成果について説明いたしますので、主要な施策の成果の51ページをごらんください。順次、担当課長が説明いたします。 16: ◯委員長(與國 洋君) 久保山課長。 17: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 主要な施策の成果51ページをごらんください。  一番下の項目、児童センター長寿命化事業空調機更新工事)です。この事業に係る当初予算額は868万3,000円、最終予算額は702万円、166万3,000円を減額補正しています。決算額は702万円、執行残はゼロでございます。  事業の目的は、国県の補助金であります次世代育成支援対策施設整備国庫交付金児童厚生施設等整備費県補助金を活用し、毛勝児童センターの長寿命化事業の一環としまして同センターの既存空調設備の更新工事を行ったものであります。  事業の成果といたしましては、既存空調設備の更新を行ったことにより、昨今の、特に夏場になりますが、気温の上昇に対する暑熱対策など必要となる中で、児童センターへの来所者に対し、快適な室内環境を確保することができました。  以上でございます。 18: ◯委員長(與國 洋君) 続いて、次の項目について。 19: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 続けてよろしいですか。 20: ◯委員長(與國 洋君) 今福子育て支援課長。 21: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 次に、52ページ、上段の養育支援訪問事業(育児・家事支援家庭訪問事業)でございます。当初予算額は37万2,000円で、最終予算も同額でございます。決算額は6万8,000円で、執行残が30万4,000円でございます。  次に、事業目的につきましては、児童の養育に関する支援が特に必要と認められる保護者に対し、その居宅で育児及び家事に関する援助をすることにより、母体保護や養育者の精神的、身体的な負担の軽減を図り、適切な養育の実施を確保するものであります。  次に、内容といたしましては、支援を決定した対象者の居宅に訪問支援者として委託をしたホームヘルパーを派遣し、原則として1回につき2時間、1日につき1回を限度として支援を実施いたしました。実施状況につきましては表のとおりで、2世帯を対象として事業を実施いたしております。延べ26日の利用がございました。主な支援の内容は、一つの世帯がおむつ交換などの育児の補助や洗濯などの家事の援助、保護者の休息のための児童の見守りで、もう一つの世帯は、保護者の入院中の児童の食事の用意と掃除等の家事援助でございます。  次に、成果といたしましては、乳児家庭全戸訪問事業子育て相談事業などで把握をいたしました、特に支援を必要とする家庭の保護者に対し支援を実施することで、育児不安が強い保護者が育児に自信を持てるようになりました。また、保護者が急に入院することとなったもう一つの世帯では、児童の食事の用意を初めとする家事支援を実施し、適切な養育を確保することができたものであります。  次に、53ページ、下段から54ページ、上段の子育て世代包括支援センター事業でございます。当初予算は738万5,000円で、歳出予算額は751万1,000円で、12万6,000円の増額流用をいたしております。決算額は722万5,677円で、執行残額は28万5,323円であります。  次に、事業目的につきましては、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援として、関係機関との連携のもと、教育や保育、保健など子育て全般に係る相談の対応や保健福祉サービスの情報提供などを行うことで、子どもや保護者などがみずからの選択に基づき、子育て支援の各事業やサービスを円滑に利用できるようにするものであります。  次に、内容といたしましては、本市ではこの子ども・子育てに関する総合相談窓口である子育て世代包括支援センターの名称を春日市子ども・子育て相談センターとし、いきいきプラザ内に設置をいたしております。同センターには専任スタッフとして、子育て支援コーディネーターである利用者支援専門員の保育士一人と母子保健コーディネーターである保健師二人を常勤で配置し、子育てなどの相談に応じて情報を提供いたしました。さらに、何らかの支援や見守りが必要な妊産婦につきましては、個別支援プランの作成など、妊産婦と乳幼児の実情を把握して保健指導や関係機関との連携などを行っております。  相談及びプラン作成の件数につきましては、主要な施策の成果に掲載しております表のとおりでございます。相談で一番多かったのはこの表の3段目の入院や就学に関する相談であり、全体の46.0%、次いで、その二つ下の生活環境に関する相談が同じくらいあり、44.7%でありました。母子保健では、表の下2段にお示ししているとおり、プラン作成が905件中524件、57.9%を占め、計画的・継続的な妊産婦などの支援、見守りを行っているところでございます。  次に、成果といたしましては、母子保健コーディネーターを前年度の一人から一人増員し、2人体制にしたことで、妊産婦及び保護者などからの相談に一層きめ細かく応じ、子育ての悩みや不安の解消のための寄り添い型の支援を行うことができました。また、妊産婦に対しては、母子健康手帳交付時の面談を通じて妊婦の身体、精神や経済の状態を的確に把握し、助言などを行うとともに、ほかの福祉サービスや支援窓口の案内をすることができました。加えて、必要に応じ個別支援プランを作成し、それに基づいて計画的・継続的な支援を実施することができたものでございます。  以上です。 22: ◯委員長(與國 洋君) 続いて、次の項目。久保山課長。 23: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に、54ページ、下段をごらんください。  新設保育所施設整備事業でございます。この事業に係る平成29年度当初予算は2億853万6,000円で、最終予算額は3億674万9,000円、1億556万4,000円を増額補正し、その後、735万1,000円を減額補正しています。決算額3億480万9,000円、執行残が194万円となっております。  事業の目的といたしましては、保育ニーズの増加に対応するため、供給体制の確保としまして、社会福祉法人どろんこ会からの保育所新設の申し出に対し施設整備費の助成を行うため、国が定める基準額の4分の3に相当する額の補助を行い、保育所の整備を行ったものでございます。  事業の成果といたしましては、この補助金の交付により新設保育所春日どろんこ保育園が完成し、平成30年4月1日より供用が開始され、保育の利用定員を150人分拡大をさせることができました。  以上でございます。 24: ◯委員長(與國 洋君) もう1項目いきますかね。 25: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 続いて、55ページ、上段をごらんください。  就学児童預かり事業運営費補助事業でございます。平成29年度当初予算額は337万2,000円で、決算額は331万4,719円で、執行残は5万7,281円です。  事業の目的、内容といたしましては、学童保育の対象であります卒園児及び兄弟児を対象とし認可保育所が実施している就学児童預かり事業に対し、その事業費を補助し、その事業を継続させることにより本市の放課後児童クラブ事業の利用者数の適正化を図るものでございます。  事業の成果といたしましては、この事業を実施しましたあいあい保育園、若竹保育園において、それぞれ42人、32人の利用があり、それぞれの園が立地しています該当校区である天神山、白水小学校、春日北小学校、日の出小学校における学童保育の増加の緩和に役立っており、それぞれの放課後児童クラブに通う児童の良好な保育環境に寄与できたと考えております。  以上でございます。 26: ◯委員長(與國 洋君) ここで一旦区切って質疑をお受けしたいと思います。質疑のある方は該当の項目を明示して質疑をしてください。質疑はありませんか。  高橋委員。 27: ◯委員(高橋裕子君) まず、52ページ、上段のことですけれども、これは、例えば、本人とか本人の世帯が申し込まないとこれは受けられないんですか。例えば虐待じゃないけど、非常に育児に難儀をされているという、例えば地域の方からの申し出というか、そういったことでこういった事業が受けられるのかどうか、ちょっとお伺いします。 28: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 29: ◯子育て支援課長(今福保幸君) この育児・家事支援家庭訪問事業というのは、まず養育支援訪問事業の対象になっている世帯の一部が対象となるものでございます。この養育支援訪問事業というのは、乳児家庭全戸訪問事業や、それから、養育相談を受けた中で特に支援が必要であるという部分で、これについてはケース台帳を作成しまして、関係機関との連携のもと、子育て支援課家庭児童相談員や母子保健担当の助産師あるいは保健師などが計画的にかかわりを持っております。もちろん、御家庭からの申し出というのがあるんですけれども、そのかかわりをする中で、こちらからのお勧めをする場合もございます。支援の一つのメニューとしてですね、ほかのものとあわせて、こちらが最適だろうと判断したときはお勧めをいたしております。  以上です。 30: ◯委員長(與國 洋君) 高橋委員。 31: ◯委員(高橋裕子君) では、続けて、53ページ、下の段の子育て世代包括支援センター事業なんですけれども、これは育児休業中の方はいいんですけど、例えば復職をして、その中で子育てと仕事の両立に悩んだりとか、いろいろまたその会社に復帰してからも子育てに対する悩みというのは当然出てくると思うんですけど、センターの相談というのは大体平日の役所があいてる時間だと思うんですけど、そういった、例えば、その時間帯に来られないとか相談ができないという御家庭のフォローというか、そういった方に対する相談の受け付けというのはどういった形でなされていらっしゃるのか伺います。 32: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 33: ◯子育て支援課長(今福保幸君) このセンターの相談を受け付ける方法なんですが、まず、電話がございますが、その他にメール、それから来所という三つの方法で受け付けをしております。それで、開所時間内になかなかお電話が難しいという方は、いろんな家事とか子育てが一段落した夜中、結構夜遅い時間にメールで御相談されるという場合が多いです。メールは1日に3回以上は最低チェックするようにいたしておりまして、原則48時間以内に検討して返信をするという形をとっております。  以上です。 34: ◯委員長(與國 洋君) 高橋委員。 35: ◯委員(高橋裕子君) わかりました。今、なかなかいろんな御家庭がおられて、電話とか来所ではなかなか自分の悩みを言いづらいという方も多いかと思います。メールによる相談を48時間以内にチェックされているということで安心いたしましたが、また、今後それもですね、よりよい相談が受け付け、済みません、こちらの市民の方から見て相談しやすい環境というのは、例えばSNSとかそういった手法もございますので、何らかの検討を今後されていって、よりよい支援に結びつきますよう、受け付けやすい方法はですね、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。御見解があればお願いします。 36: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 37: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 確かに夜間等の電話相談ができないというのは1点課題と考えておりますので、今後もいろんな先進事例などを研究いたしまして、よりよい相談体制を構築してまいりたいと考えております。  以上です。 38: ◯委員長(與國 洋君) ほかにありませんか。吉居委員。 39: ◯委員(吉居恭子君) 53ページの下段なんですけども、済いません、年間のですね、母子健康手帳交付数と、その交付した中での相談の人数がもしわかれば。 40: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 41: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 済みません、ちょっと向こうからの相談件数というのは把握いたしておりませんけれども、こちらに掲載しているのは母子健康手帳を交付したうちで、いわゆる特定妊婦となった方ですね。何らかの支援が必要だと判断したのが524件。こちらについては支援計画を作成して支援に当たっております。大体6割ぐらいが特定妊婦という形になります。かなり数が多いです。  以上でございます。 42: ◯委員長(與國 洋君) 吉居委員。いいですか。それでいいですか。  そのほかありますか。川崎委員。 43: ◯委員(川崎英彦君) 済みません、今の質問と一緒なんですけど、この妊娠届け出というのが母子健康手帳を発行した数ということでよろしいんですかね。 44: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 45: ◯子育て支援課長(今福保幸君) はい、そのとおりでございます。 46: ◯委員(川崎英彦君) とてもすばらしい事業で、全ての妊婦の方にですね、支援というか対応していただきたい、そういう不安とか困り事のある方には対応していただきたいと思うんですけど、出産された方は全部母子手帳を発行しているというふうに捉えてよろしいですか。 47: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 48: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 春日市ではですね、昨年度は全てそういう形ですけど、報道等を見ておりますと、妊娠の届け出もせずに自宅で自分で出産したという例などもあるようでございます。数は少ないと思いますけど。春日市では昨年度そういう例はございませんでした。  以上です。 49: ◯委員長(與國 洋君) いいですか。そのほか。西川委員。 50: ◯委員(西川文代君) 今のところです。ちょっとですね、多かった、44.6%ぐらいあった相談延べ件数のところの表というかプラン件数ですね、そこの4段目の生活環境に関する相談、昨年はですね、DVに関する相談で44件、今回は生活環境に関する相談ということで、ちょっと変わってですね、163件ですけれども、この生活環境に関する相談というのは、例えばどのようなものがありますか。かなり多いようですけれども。 51: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 52: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 申しわけありません。ちょっと詳細なデータを、今、持ち合わせておりませんので、後ほど御報告をさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。 53: ◯委員長(與國 洋君) いいですか。 54: ◯委員(西川文代君) はい。 55: ◯委員長(與國 洋君) それにもし数字が出たら、何か次に聞きたいようなことがあるんですか。それに基づいて資料をちょっと出してもらったほうが効率的だと思います。方向性だけでいいです。 56: ◯委員(西川文代君) 単純にですね、昨年はDVに関する相談で44件となっていたのが、今年度はちょっとカウントのする項目自体が変わってですね、生活環境に関する相談、これが多いですよね。やはりその詳細、どんな相談があってるのか知りたいなというところですね。 57: ◯委員長(與國 洋君) 以上のような趣旨を踏まえて、では、あとお願いします。  そのほかありませんか。金堂委員。 58: ◯委員(金堂清之君) 54ページの新設保育所の設置事業についてですけども、どろんこ保育園というのは珍しい取り組みだと思っておりますけれども、開園の4月1日には150名の定数を割り込んでおったということをお聞きいたしておりましたけれども、今現在の状況はどうなのかと、園内をきれいに仕切ってありますけれども、子どもが園外に出て一般道路で遊んでおったということの情報をお聞きしておりますけれども、その運営管理というのはどういうふうになっておるんですか。それと、それに関して、行政としてどういう指導をされておりますか。お尋ねしたいと思います。お願いします。 59: ◯委員長(與國 洋君) 久保山未来課長。 60: ◯こども未来課長(久保山竜治君) まず、入所者数になりますけれども、9月1日現在ですけれども、定員150人に対し101人の入所となっております。これは、新設保育所につきましてはですね、いきなり定員までいっぱいまで入れてしまいますと、やはり保育士も新しいというところもありまして運営に支障を来しますので、年度末に向けまして定員に満ちていくような状況となっております。ただし、今年度につきまして、非常にニーズの高い1歳児につきましては、当初より定員を上回る受け入れを行っていただいているところでございます。  次に、園児のほうが園外に出てしまったという見失いの事故に関してですけれども、これは所轄の委員会でも詳細に報告をさせていただいておりますが、園のほうでもですね、当然のことながら二度とこういったことを行ってはいけませんので、それについて報告を市のほうにもしていただいておりますし、今年度ですね、国のほうの補助事業であります防犯カメラ、非常用警報装置等の設置についてもですね、申請をいただいているところでございます。  以上でございます。 61: ◯委員長(與國 洋君) いいでしょうか。 62: ◯委員(金堂清之君) はい。 63: ◯委員長(與國 洋君) そのほか。高橋委員。 64: ◯委員(高橋裕子君) 関連というか、ここで聞いていいかどうかわからないんですけど、保育士の数の問題を聞きたいんですけど、ここで聞いていいですか。 65: ◯委員長(與國 洋君) 保育士関連はここだからいいですね。 66: ◯委員(高橋裕子君) 全体のはあとであります。 67: ◯委員長(與國 洋君) 何だったら一番最後でもいいですけど、これに関連してだったら今でもいいですけども、ちょっと差があったら、この最後の項目で。 68: ◯委員(高橋裕子君) はい。じゃあ、別のことを。済いません。
     55ページの保育所における就学児預かり事業ですが、これは春日市独自の施策で、余り近隣ではやってないだろうというふうに思います。大変ありがたい事業なんですが、今、3園、今決算では報告がありますけど、今後広げられるような、事業者としてですね、市としてはお願いしているのかどうか。広げていただきたいというふうに。それをお聞かせください。 69: ◯委員長(與國 洋君) 久保山課長。 70: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 現在ですね、あいあい保育園と若竹保育園の2園で事業を実施していただいておりますが、当然のことながら、放課後児童クラブの利用人員のほうも年々増加をしてきております。やはり非常に効果があると思いますので、他の園のほうも広げていただきたいんですけれども、やはりちょっと保育士の不足をしている全国的な状況もありまして、なかなか園のほうもですね、それ以上の事業をやりたいという気持ちはあってもなかなか進まないところはありますけれども、引き続き要請のほうはしていきたいと思っております。  以上でございます。 71: ◯委員長(與國 洋君) いいですか。そのほか。中原委員。 72: ◯副委員長(中原智昭君) 最初の高橋委員が聞かれた部分とよく似てるんですけど、52ページの養育支援訪問事業、この件ですけど、先ほどの説明では養育支援対象者のみが受けられる事業ということで聞いたんですけど、そもそもその養育支援の対象とするのはいつごろにその対象者として認定というか、決められるんですか。それと、その場合の特に必要と認められる支援というのは、誰がどういうふうな格好で決められるわけですか。その「特に」というところ。 73: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 74: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 入り口はやはり、例えば、妊娠届け出時のアンケートだとか、それから、乳児家庭全戸訪問事業で赤ちゃんが生まれた家庭は全戸訪問いたしております。そのときの様子。それから、4カ月健診のときの様子だとか、それから、相談ですね。相談を受けて、その内容に応じて、そこは虐待とかのマニュアルがございますので、そういったものに基づいて特別な支援が必要だというところはケース台帳をつくっております。その時点で、特に支援が必要な養育支援訪問の対象ということになります。この時点というのはなかなかちょっと決められないんですけれども、相談を受けた内容とか、それから、全戸訪問で助産師、保健師が家庭の様子を見た状況とか、そういったもので判断をいたしているところでございます。  以上です。 75: ◯委員長(與國 洋君) 中原委員。 76: ◯副委員長(中原智昭君) 要は、年間2世帯ぐらいしかないもんで、それがそんなもんなのかなと思うんですけど、どう言ったらいいか、53ページの子育て支援包括センター事業の部分の相談と、妊娠中からそういういろんな問題であるとかというのを把握した上で支援対象者にするというようなことですか。そして、その中で、また産んで、必要と思われるのが今回2世帯あったということですけど、毎年大体そんなもんなんですか。ちょっと少ないと感じるんですけど。 77: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 78: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 毎年この程度かというのは、ちょっとこの事業がですね、昨年度始めたばかりの事業でございますので、今後ちょっとどれぐらい伸びていくかというのはまだちょっとわからないところがございますが、支援もいろんな方法がございます。例えば、親族の支援が得られるのかとか、それから、ひとり親家庭であればひとり親家庭の日常生活支援事業というのも使いますので、いろんなメニューの中からこれが一番よかったのが昨年度は2世帯だったということで御理解いただければと思います。  支援としてはやはり、訪問をしてですね、相談に乗るとか助言をするというのは非常に効果がございます。やはり乳児家庭で1回訪問して、それから電話で2回とかフォローしておりますと、大体4カ月時健診に来られたときは担当の保健師を探してあります。やっぱりお話をしたいということで。そうなれば、やはり必要な支援につながっていっているんじゃないかというふうに考えております。また、ほかの福祉サービス、社協ですとかですね、社協の「おたすけ」とかそういったものも御紹介しておりますので、そういった形で支援につなげているものであります。 79: ◯委員長(與國 洋君) それでは、先ほどですね、高橋委員のほうから本人の申し出によるのかという、必要なのかという質問がありましたよね。それには直接答えられなかったと思いますけど、今の話によると、助産師だとか保育士が見て、そういう対象者だというのを設定するということでいいんですか。それもあるというのか、本人の申し出もいいのか、その辺をちょっとお願いします。  今福課長。 80: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 養育支援訪問事業については、やはり訪問で見た様子とか健診で見た様子とか、それと、御本人からの申し出ということであれば、相談を受けたときにその申し立ての内容ですね。必ずそういう重篤な場合であれば訪問をかけますので、そこで確認をして、養育支援訪問事業の対象として、いわゆる要保護児童の世帯としてケース管理をすると。その中で、その状況によって、御本人から申し出がある場合もありますけれども、こちらからこういう事業があるので使ったらどうですかと提案をして、育児・家事支援家庭訪問事業というのを利用していただくという形です。昨年度についてはこちらから御案内をしております。なかなかまだ新しく始めたばかりですので御存じないところも多いのではないかと思います。周知については今後も努めてまいります。  以上です。 81: ◯委員長(與國 洋君) わかりました。そのほかありませんか。岩渕委員。 82: ◯委員(岩渕 穣君) 今のところなんですけど、これは26日間延べ日数で終わっているということになっているんですけど、これはいわゆる危機的状況から脱したという判断でそれが完結したのか、それとも、さっきおっしゃってたような別の支援のほうに移行したとか、その個別の2世帯のそれぞれの行く末というか結末というか、というのを、差し支えない程度で、よければ教えていただけますか。 83: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 84: ◯子育て支援課長(今福保幸君) おっしゃられるとおり、危機的な状況にあるときのスポット的な支援でございますので、一旦落ちつけば、特に急な入院とか母親が退院されればとりあえずそこで終了という形で、その後、育児・家事支援をしなくても大丈夫だという判断をいたしまして終了をいたしております。 85: ◯委員長(與國 洋君) 岩渕委員。 86: ◯委員(岩渕 穣君) もう1件のほうは、産後うつとかという要因やったんですかね。 87: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 88: ◯子育て支援課長(今福保幸君) もう1件のほうも一定落ちつきましたので、大丈夫だと判断をして終了したものでございます。もちろん、また危機的な状況になれば利用していただくということですけれども、その段階では一旦終了という形をとらせていただいております。 89: ◯委員長(與國 洋君) 岩渕委員。 90: ◯委員(岩渕 穣君) 入院とかはもう一時的なものだと思うんですけど、やっぱりそういう要因がまた再度発生するというような可能性がある中で、一旦終了ということになった後のフォローアップ体制というんですかね、先ほどもちょっとお電話かけたりとかされるみたいなお話をされてたと思うんですけど、それが一旦終了した後に、どのくらいかの期間を置いてちょっと状況をまた確認するとか、というような取り組みはされておられるんですか。 91: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 92: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 育児・家事支援訪問事業については一旦終了しておりますけれども、養育支援訪問事業の対象者であることは変わりません。ケース台帳で引き続き管理をいたしております。定期的に接触するとか、所属がある児童であれば所属で見守りができますので、そこでまた異変があれば当然訪問をするという形になります。  以上でございます。 93: ◯委員長(與國 洋君) そのほか。西川委員。 94: ◯委員(西川文代君) ページがちょっと戻りますけれども、51ページの児童センター長寿命化事業です。これは何か補助金が出て行われたようですけれども、この毛勝児童センターのこの空調機はどのくらいたっていたんでしょうか。 95: ◯委員長(與國 洋君) 久保山課長。 96: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 平成5年の整備ですので、20年以上はたっていたということになります。 97: ◯委員(西川文代君) わかりました。やはりですね、エアコンも老朽化してですね、いろんな公共施設でききが悪くなって、いろんな不満の声がですね、出てたりするようなので、やはりですね、近年猛暑が続いてもう多いです、更新してですね。今回補助金が出て、無事更新されて安心してますが、補助金が出ない場合もですね、やはりちょっとその環境を十分考慮してですね、予算がかかることですけれども、ほかにまだ児童センター等ありますのでお願いしたいと思います。  以上です。 98: ◯委員長(與國 洋君) ありますか。久保山課長。 99: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 近年の猛暑でですね、やはり子どもに係る施設のエアコンというのは常にフル稼働というところで、耐用年数が来てなくてもやはり調子が悪くなるとかいう事態もありますので、常にそういった状況をお聞きしながらですね、対応してまいりたいと思っておりますので。 100: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 101: ◯委員長(與國 洋君) ないようですので、引き続き、次の項目をお願いします。  渡邉福祉支援課長。 102: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次のページ、56ページをお開きください。  中段あたり、県立太宰府特別支援学校放課後等支援事業でございます。当初予算額、最終予算額とも332万4,000円、決算額332万3,345円、差し引き額655円であります。  事業の目的としましては、二つございます。一つは、県立太宰府特別支援学校に在籍する春日市在住の児童生徒に、平日の放課後及び夏休み等の長期学校休業日において日中の活動の場を提供すること。二つ目が、障がい児を介護している家族の一時的休息、レスパイトを確保することでございます。  内容につきましては、特別支援学校通学の児童生徒が対象となります。実施主体といたしましては、筑紫地区の4市1町と宇美町と共同で実施しており、事業を効率的に実施することができました。場所は太宰府特別支援内の自立活動室で行っております。利用実績といたしましては、実人数10名、延べ人数252名、平成28年度と比較いたしまして、実人数で8名から10名の2名増加、延べ人数では17名増加しました。  成果といたしましては、初期の目的である対象児童生徒の日中の活動の場、及び家族の一時的休息の確保ができ、障がい者福祉の増進に寄与したものと考えております。また、学校内で事業をすることにより利便性が高まり、また、その日の児童の状態も直接教師の方から聞けるので、学校との連携も図られました。加えて、共同で実施することにより、事業を効率的に実施することができました。なお、委託先につきましては、社会福祉法人宰府福祉会でございます。  続きまして、その下の段、障がい児タイムケア事業であります。こちらは当初予算額、最終予算額ともに532万8,000円、決算額519万1,000円、執行残額13万7,000円です。  目的は二つあります。一つ目は、18歳以下の障がい児等の日中における活動の場を提供することと、二つ目は、障がい児等の介護をしている家族の、やはりここも一時的な休息、いわゆるレスパイトを確保することにより、障がい者福祉の増進に期することでございます。  内容といたしましては、春日市内に在住する小学生から18歳までの障がい児でございます。実施者、場所につきましては、春日市社会福祉協議会でございます。平成23年度からの継続事業で、土日休日を除く長期休業日で実施することができました。  成果といたしましては、実利用者人数は減少傾向ではございますが、ここ数年、延べ利用者数は300人前後と横ばいの状況でございます。事業開始時点に比べ、放課後等デイサービス事業所や太宰府特別支援学校の開校、及びその放課後支援事業などにより保護者の選択肢が確実にふえ、所期の目的である障がい児の日中における活動の場の確保と、介護している家族の一時的な休息の確保は実施できたものと考えております。  次に、その次のページ、57ページ、中ほどの段でございます。第5期障がい福祉計画及び第1期障がい児福祉計画策定事業でございます。当初予算額510万3,000円、最終予算額387万1,000円、流用額マイナス123万2,000円、決算額369万7,500円、執行残額17万3,500円でございます。  こちらの目的は、障がい児・者を取り巻く情勢の変化を踏まえ、障がいのある方の自己決定の尊重、意思決定の支援や地域社会の共生の理念のもと、障がい福祉サービス等の見込み量や数値目標を定めた本計画を策定することで、さらなる推進を図ることでございます。  内容につきましては、平成26年に策定いたしました前計画の終了に当たり、学識経験者、関係者、また公募した市民の方から構成された検討協議会に計画案を諮り、検討内容を計画に反映しました。また、障害手帳所持者の方4,522名にアンケート調査を実施し、回収率50%近くの2,243人の回答を得ることができました。  成果は二つであります。一つは、5年計画である「障害者福祉長期行動計画」の理念を推進するため、3年間の障がい福祉サービス等の見込み量を定めることができました。二つ目は、本計画は児童福祉法に定める「障がい児福祉計画」もあわせて策定し、新たに障がい児支援の提供体制の整備を目標として掲載することができました。  以上です。 103: ◯委員長(與國 洋君) 次、行きましょう。今福課長。 104: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 次に、同じ57ページ、下段から58ページ、上段の不妊治療費助成事業でございます。当初予算額は961万円で、最終予算額も同額でございます。決算額は855万7,298円で、執行残額が105万2,702円であります。  次に、事業目的につきましては、特定不妊治療に要する費用の一部を助成することにより、不妊に悩む夫婦の経済的負担を軽減し、少子化対策の充実を図るものであります。  次に、内容といたしましては、不妊に悩む夫婦の経済的負担を軽減するために、当該夫婦の申請に基づき特定不妊治療に要する費用の一部を助成するものですが、58ページ一番上の表の対象者の欄にございますように、助成のための要件が3点あり、対象者は福岡県が実施する特定不妊治療の助成決定をあらかじめ受けている等の必要があります。事業の周知といたしましては、市ウエブサイト、市報、市子育てガイドすくすく、転入者に配布する春日市べんり帳により紹介を行っていることに加え、県の助成の申請窓口である筑紫保健福祉環境事務所において不妊相談や申請があった場合は、春日市の助成制度に関しても説明をしていただいております。さらに、県の助成決定の際には、本市の申請書様式を県の通知書に同封していただいており、円滑な制度の利用につなげているところでございます。なお、本市の助成額は、同じ表の下の欄のところですが、県が助成対象とした治療費から県が助成を決定した額を控除した額に2分の1を乗じ、端数を整理した額としております。ただし、上限額の設定により、1回につき10万円までとなります。  成果といたしましては、58ページの二つ目の表のとおり、71組の夫婦に対し延べ123件の助成金を交付することで、不妊に悩む夫婦の経済的負担の軽減、少子化対策の充実に寄与したと考えております。なお、この事業により妊娠に至った件数は37組でございました。  以上です。 105: ◯委員長(與國 洋君) 次を行きましょう。吉田保護課長。 106: ◯保護課長(吉田徹也君) では、60ページをお願いいたします。  中ほどになります。生活保護認定に係る年金調査員配置事業です。当初予算額197万3,000円、最終予算額、決算額ともに同額、執行残額はゼロです。  事業の目的ですが、年金機能強化法が改正されまして、平成29年8月から年金受給のための納付要件が300月以上から120月以上に短縮されましたことに伴い、新たに年金受給権を得る生活保護受給者に対し、年金裁定請求の手続を行わせ、年金を受給させることにより、自立の助長及び生活保護費の適正化を図るものです。  内容といたしましては、生活保護受給中の高齢者のうち、年金を受給していない人の年金受給権の有無について確認するため、年金の専門知識を持った年金調査員を嘱託職員として任用し、調査を行いました。その結果、新たに年金受給権の発生が確認できた者に対して手続を促すとともに、自分で手続ができない人については委任状を徴し、ケースワーカーまたは年金調査員が代理で手続を行ったものであります。  成果といたしましては、新たに年金受給権を得た人159人中、手続が完了した人が154人。これで手続により受給可能となった1年当たり年金総額は5,014万1,885円になりました。これにより、生活保護から自立したケースも2件あり、生活保護費の削減にも寄与されております。  以上で主要な施策の成果の説明を終わります。 107: ◯委員長(與國 洋君) この部分の説明が終わりました。ここで質疑をお受けしたいと思います。質疑のある方。  岩切委員。 108: ◯委員(岩切幹嘉君) 56ページの障がい児タイムケア事業でありますけども、この事業を利用した場合のですね、保護者の負担はあるのでしょうか。あれば幾らぐらいか教えていただけますか。 109: ◯委員長(與國 洋君) 渡邉課長。 110: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) まず、半日と全日1日で金額が変わっております。半日が500円、1日でしたら1,000円になります。ただ、生保、非課税の方はゼロ円となります。  以上でございます。 111: ◯委員長(與國 洋君) 岩切委員。 112: ◯委員(岩切幹嘉君) この制度というのは希望すればその都度利用できるんでしょうか。その利用制限はないということでよろしいんでしょうか。 113: ◯委員長(與國 洋君) 渡邉課長。 114: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 定数が10名ということになっております。ある一定の、週当たり何回とかですね、そういう制限はあったと思います。 115: ◯委員(岩切幹嘉君) 週に、何回。 116: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 今、ちょっとその数字はちょっと持ち合わせておりませんが、制限はあったと思います。 117: ◯委員長(與國 洋君) 岩切委員。 118: ◯委員(岩切幹嘉君) 定員が決まってるということで、希望をされる全てのニーズには応えているということじゃないということですかね。 119: ◯委員長(與國 洋君) 渡邉課長。 120: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 断ってるということはないとは思うんですけれども、年々このタイムケアというのは登録者数が若干減少傾向になっております。逆に、延べ利用者数を見ていただくと、27年度が289、28年度が331と、29年の310とちょっとでこぼこになっておりますが、一人当たりの延べ日数はですね、若干ふえていっているということですので、希望に大体添えてるんじゃなかろうかと。今、ちょっと資料を持ち合わせておりませんが、断るということはなかろうかとは思います。  以上です。 121: ◯委員長(與國 洋君) 岩切委員。 122: ◯委員(岩切幹嘉君) やはりこれはレスパイトに非常な効果がありますので、希望者のニーズに応えていただけるようにですね、そういう、できてなければできる体制をもっと充実していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 123: ◯委員長(與國 洋君) 中原委員。 124: ◯副委員長(中原智昭君) 同じところで2点ぐらい聞きたいんですけど、まず、放課後デイサービス事業所の数を教えてください。 125: ◯委員長(與國 洋君) 渡邉課長。 126: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 最新のデータでは、春日市内には14カ所ございます。  以上です。 127: ◯副委員長(中原智昭君) それともう一つ、57ページの表のところで、特別支援学校、小学生5、中学生が8、高校生7というふうにあるんですけど、これは同じような事業が、56ページの県立太宰府特別支援学校放課後支援事業という同じような事業があると思うんですけど、これは人数的にはダブっているんですか、この人数は。別ですか。利用者の人数。特別支援学校だけですよ。 128: ◯委員長(與國 洋君) 渡邉課長。 129: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 特別支援学校の事業は、これは平日及び長期休業ですね。タイムケアは長期休業のみ。ダブってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。ちょっとダブってある方がいらっしゃるかいらっしゃらないかというのは確認しておりません。  以上です。 130: ◯委員長(與國 洋君) 中原委員。
    131: ◯副委員長(中原智昭君) 長期休暇というのは夏季休暇も含んでいるんですよね。だけん、その面では一部ダブっているかもしれないということですか。それと、放課後。太宰府のほうは放課後もあるから、タイムケア事業のほうは放課後はないから、そこはダブっていないけど、夏季休暇の分だけはダブっている可能性はありますよという説明ですかね。 132: ◯委員長(與國 洋君) 渡邉課長。 133: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) そうです。そのとおりになります。 134: ◯副委員長(中原智昭君) わかりました。 135: ◯委員長(與國 洋君) この間、今の二つの事業はですよ、二つの目的がありますよね。障がい者自身に対することとレスパイトと。成果については、そこは全然分けてないというのはちょっとおかしいんじゃないですか。利用実績だとか何とかでですよ。児童のほうがこれだけ使った、レスパイトのためにこれだけ使ったという分け方をしないと、目的に対して分析されているとは言えないんじゃないですか、この資料は。その辺はどのように考えておられるんですか。何か経費の関連で、これだけで求めればいいようなものなんですか。そういうことを答えられるんですか。そういう分け方をする必要はないんですか、まずは。私が聞いた部分については、分けられるようなものではないというものなんですか。まずはそこら辺をお願いします。  渡邉課長。 136: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 二つの目的、一つは本人に対しての居場所の確保、もう一つが、今度は家族に対してのレスパイトということですので、例えば、家族としてどのくらいの量になったか、量で数字で示せるかというのは、数値的にはちょっと示せないのかなと思っております。レスパイトのほうはですね。 137: ◯委員長(與國 洋君) わかりました。じゃあ、それは、放課後の時間を提供することによって家族もレスパイトになるというふうな考え方。だから分けられないよと。その趣旨はよくわかりました。  金堂委員。 138: ◯委員(金堂清之君) 今の説明で言われようことはわからないことはないですけれども、これだけの補助金を出して、人数を把握できないということ自身がおかしいんじゃないですか。というのは、ただ予算をやっておけば、あとは人数はどうかなるたいというような投げやりなような感じもせんでもないですけども、本来は市民の税金を使ってこれだけのことを、補助を出していくならば、人数の把握して、いつどうなっておるかということの答えられるようなことはやっていかないとおかしくないですか。僕はそう思うんですけど、いかがでしょうか。 139: ◯委員長(與國 洋君) いいですか。金堂委員。 140: ◯委員(金堂清之君) 答えられんやったら、それは後で検討して報告してください。 141: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) わかりました。 142: ◯委員長(與國 洋君) え、何て言われた。 143: ◯委員(金堂清之君) わかりましたと。 144: ◯委員長(與國 洋君) 中原委員。 145: ◯副委員長(中原智昭君) ちょっとしつこいようなんですけど、県立太宰府特別支援学校の支援事業と障がい児タイムケア事業ですけど、これは先ほどの特別支援学校に関してはどっちの支援でやってるんですか。例えば、同じように先ほど長期休暇、県立太宰府特別支援学校のほうの長期休暇ということで、先ほどタイムケアのほうは夏季休暇と言われましたけど、これの内容を見てみると、長期休暇、春休み、夏休み、秋休み、冬休みと書いてあるんですよね。補助金の使い方として、この人たちはこっち、この人たちはこっちというのはどういうふうに分けてあるんですか。利用者の。 146: ◯委員長(與國 洋君) 渡邉課長。 147: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) まず、説明のときに夏季休暇のみ、みたいな説明になってしまったところがあるかもしれませんけれども、これは両方とも長期休業が対象になります。そこはどうも申しわけございませんでした。  区分けの今度はお話ですけれども、これは本人が希望されるところに行けるということです。場所は、太宰府特別支援学校は特別支援学校の中、今度はタイムケアというのは春日市内に住んでらっしゃる方が対象で、春日市の社協の中で行っている事業でございます。 148: ◯委員長(與國 洋君) 中原委員。 149: ◯副委員長(中原智昭君) ということは、先ほど岩切委員の質問のときには利用制限があるということで言われたんですけど、両方に行くことも可能ということですか。 150: ◯委員長(與國 洋君) 渡邉課長。 151: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 結論的には可能でございます。逆に、タイムケアのほうに太宰府特別支援学校に行ってる、放課後支援事業を使っている者を除くとかですね、逆に、太宰府特別支援学校の事業でタイムケアを使っている者を除くという規則にはなっておりませんので、使えるという形になります。  以上です。 152: ◯副委員長(中原智昭君) わかりました。 153: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。野口委員。 154: ◯委員(野口明美君) 57ページから58ページにかけての不妊治療費助成事業でございますけれども、大変、少子化対策においてはですね、71組助成金を受けたうちの37組に赤ちゃんが誕生しているということで、大変結果も出て評価する事業でございますけども、この助成金の交付件数が123件ありまして、実質交付を受けたのが71組、52組が未交付ということでございますけども、この主な理由をお聞きしたいと思います。 155: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 156: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 確認ですけれども、交付件数よりも組数が少ないのはなぜかということで。 157: ◯委員(野口明美君) はい。 158: ◯子育て支援課長(今福保幸君) これはですね、1回の治療で妊娠に至らない場合は複数回治療されております。実際に妊娠に至った件数も全員ではございませんので、まだ諦めずに治療される方は2回、3回と治療して、その都度申請をしてこられますので、一組の夫婦で何回か助成を受けられた、そういうのがあるために、交付件数のほうが多くなっているものでございます。  以上です。 159: ◯委員長(與國 洋君) いいですね。そのほかありませんか。松尾委員。 160: ◯委員(松尾徳晴君) 今の件ですけれども、37組の方が妊娠に至ったということですよね。これは出産まではそのまま、皆さん全員が出産されたというあれでいいですかね。 161: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 162: ◯子育て支援課長(今福保幸君) まだ出産に至ってない方もいらっしゃいますので、全部が出産かどうかというのはまだわかりません。 163: ◯委員(松尾徳晴君) 今のところ、事故とかはないってことで。流産したとか、そういうところはないということで理解しとっていいですかね。 164: ◯子育て支援課長(今福保幸君) はい。 165: ◯委員(松尾徳晴君) 今のところはね。 166: ◯子育て支援課長(今福保幸君) はい、そうです。 167: ◯委員(松尾徳晴君) わかりました。ありがとうございました。 168: ◯委員長(與國 洋君) 本当にいいのそれで。今の「はい」という答えは本当にいいんですか。今、妊娠はしているけど出産はしてないと言えるんですか。出産している人もおられるというふうに通常考えがちですけれども、今の時点で「ない」と言っていいんですか、それは。  今福課長。 169: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 流産とかした件数は今のところないということで聞いております。 170: ◯委員長(與國 洋君) あ、流産と言った。出産の数と聞いたわけじゃなくて。済いません、私がちょっと耳を間違えまして。出産の数というふうに聞いたと思ったから。はい、済いません。  そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 171: ◯委員長(與國 洋君) ないようですので、次の説明に移ってください。筒井部長。 172: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 続いて、歳入歳出決算書の歳出の不用額等について説明をいたします。  歳入歳出決算書の68ページをお願いいたします。  3款民生費、1項社会福祉費、5目障害者福祉費から100万円以上の不用額について、順次、各担当課長が説明をいたします。 173: ◯委員長(與國 洋君) 渡邉課長。 174: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) まず、下から2行目、12節役務費で、不用額は103万5,933円でございます。主なものといたしましては、成年後見人申立手数料等で22万3,000円で、本年度におきましては申し立てに際し鑑定が必要な方がいらっしゃらなかったことによる未執行残でございます。  次の、69ページの3行目、19節負担金補助及び交付金で、不用額173万1,404円でございます。主なものとしましては、福祉タクシー助成金と障害支援区分認定調査業務委託料で、それぞれ79万2,780円と38万1,231円です。なお、不用額は全体の6.9%で、年度末までの対応に備えたものでございます。  次に、次の行、20節扶助費でございます。不用額800万8,476円の執行残でございます。扶助費としては19事業ございます。不用額の主なものにつきましては、施設介護等給付費の213万9,591円、移動支援費の227万8,005円などの執行残でございます。なお、不用額は全体の0.5%で、年度末までの対応に備えたものでございます。  5目は以上でございます。 175: ◯委員長(與國 洋君) 次、行きましょう。同じく、渡邉課長。 176: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次のページ、70ページ、最後の行でございます。  扶助費で、不用額は423万6,364円でございます。不用額の主なものは、放課後等デイサービスを初めとする障害児通所給付事業費の185万5,011円、及び障害児相談支援給付費の86万4,546円であります。なお、不用額は全体の約1.0%で、年度末までの対応に備えたものでございます。  1目は以上です。 177: ◯委員長(與國 洋君) 次、行きますか。久保山こども未来課長。 178: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 続きまして、71ページの上から5行目、2項2目児童措置費の20節扶助費でございます。この不用額は、助産施設の措置費の執行残55万4,830円と母子生活支援施設への措置費の執行残287万3,979円でございます。執行率は予算現額の76.2%です。執行見込み残として9月に定例会において減額補正しておりましたが、緊急の利用や入所に備え、一定の予算を確保しておく必要があり、執行残となったものでございます。  2目は以上です。 179: ◯委員長(與國 洋君) 次に行きます。どうぞ。 180: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 続きまして、同じページの中ほど、上から8行目の3目子ども・子育て支援費の1節報酬でございます。ここには、こども未来課の4事業、子育て支援課の3事業がかかわっております。執行残の主なものは、こども未来課の保育所管理事務費で115万9,938円でございます。内容は、直営の須玖、昇町保育所における嘱託保育士の報酬の執行残でございます。直営保育所の嘱託保育士についてはこれまで処遇の改善等を図ってきておりますが、保育の受け皿の拡大に伴い、また、全国的な保育士不足等にもよりまして、募集を行っても応募が少ない、またはない状況が続いており、年度末にかけてウエブでの募集手法等の活用を行い募集を行ったにもかかわらず、応募がなく、その執行残でございます。執行残の額は常勤の換算で約0.5人分に当たります。  続きまして、同じページの中ほど、上から12行目、3目7節賃金でございます。こちらは職員の代替や保育所の入所児童がふえた場合などに順次雇用していく臨時職員の保育士の賃金の執行残でございます。3月の定例会で執行見込み残を補正いたしましたが、年度末にかけての入所児童の増や緊急対応を見込む必要があります。その執行残でございます。執行残の額は、およそ年間雇用で換算した場合、約0.8人分に当たります。  続きまして、同じページ、三つ下の行、11節需用費でございます。ここは保育所等におけます消耗品、水道光熱費、印刷費、修繕料、給食材料費などの執行残の合計でございます。このうち、こども未来課所管分は205万6,561円となります。各予算科目で100万円を超えたものはございません。最も執行残が多かったのは給食材料費でございますが、直営の須玖、昇町2園合わせまして139万7,943円でございました。これは、入所児童の見込みを年度末まで最大限で想定し措置しております関係で、このような形で執行残が出るものでございます。なお、執行率は約95%でございます。 181: ◯委員長(與國 洋君) 次に。はい。 182: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 続きまして、同じページ二つ下の行の13節委託料でございます。ここには保育所関係の警備や樹木管理、その他の委託料を全て含んでおりますが、執行残の主なものは、指定管理者を指定しております3保育所、これは岡本保育所、大和保育所、春日原保育所、いわゆる指定保育所の管理委託料、及び指定保育所と公私連携型保育所の保育関連事業の委託料でございます。指定管理者に対しましては、保育所の管理運営費として、私立の保育所と同じように国が定めております公定価格に基づき算出した額を月ごとに、運営費の補助金に相当する額を四半期ごとに支出しておりますが、指定管理者でございますので、扶助費補助金ではなく、委託料として執行をしているものでございます。この執行残が3園全体で1,540万69円ございました。これは指定保育所の管理委託料等の予算現額4億7,345万8,000円の約3.3%に当たります。3月の定例会におきまして執行見込み残を減額補正いたしましたが、年度末までの利用見込みなどを最大限見込んで予算措置しております関係から、残が出たものでございます。  続きまして、同じページ、下から2行目の19節負担金補助及び交付金でございます。ここの主な内容は、私立幼稚園の就園奨励費補助金と私立の保育所等の運営または保育関連事業の促進に関する補助金及び新設保育所の施設整備事業費補助金となります。私立幼稚園就園奨励費補助金の執行残は1,413万5,800円で、これは予算現額の約5.07%に当たります。この補助金は幼稚園の保育料の負担に対し補助を行うもので、本市においては国の実施要綱に沿いまして、国基準の額で実施しているものでございます。予算執行率は94.9%でございます。  過去数年は制度の拡充や補助の単価額のアップが続けて行われておりまして、決算額も毎年増加をしてきております。また、就園奨励費補助金につきましては年度末にかけての駆け込みでの申請などに対応する必要がございます。平成28年度についてもですね、12月定例会におきまして増額補正の対応をとったこともあり、平成29年度につきましても同レベルでの予算を確保していたところですが、想定よりも申請の伸びが少なく、執行残が出たものでございます。  次に、保育事業でございます。運営に係るものといたしましては、私立保育所6カ所への運営費補助金がございますが、その残額は合計で1,130万3,029円でございます。これは…… 183: ◯委員長(與國 洋君) それはどこの項目になるの。今と同じ項目。 184: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 同じ負担金補助及び交付金でございます。 185: ◯委員長(與國 洋君) の中なの。はい。 186: ◯こども未来課長(久保山竜治君) この額は該当予算現額の12.8%に当たります。予算執行率は87.1%でございます。  次に、これも同じ項目でございます。保育関連事業の促進に係るものとしましては、私立の保育所におけます延長保育事業、一時預かり事業、障害児保育事業、幼稚園等における一時預かり事業に係る補助金がございますが、残額は全て合わせて438万4,000円でございます。これは該当予算現額の23.1%に当たります。予算執行率は76.8%でございます。保育関連事業の促進に係る19節の予算につきましては執行見込み残を減額補正、これは12月の定例会でございますが、いたしましたが、補助に不足が出ないよう見込んで予算措置をしておりました関係から、残が出たものでございます。  次に、こちらも同じ項目です。施設整備事業費補助金です。これは平成29年度に新設で施設整備を行い、本年4月1日より供用開始をしました私立春日どろんこ保育園の施設整備事業費補助金で、残額は194万円であります。該当予算現額の残額は0.63%、予算執行率は99.3%でございます。9月定例会におきまして、国の保育所等整備交付金の要綱が改正されましたことにより1億556万4,000円を増額補正をし、その後、735万1,000円を減額補正しておりますが、工期が年度末まで及びましたので執行残となったものでございます。  次に、一つ下の行、20節扶助費でございます。これは、国が定めます公定価格に基づきまして公私連携型保育所を含みます私立保育所6カ所のほか、子ども・子育て支援法の確認を受けました認定こども園や幼稚園へ支払う運営費の執行残でございます。執行見込み残を減額補正、3月補正で5,000万円いたしましたが、保育所等の運営費の支弁に不足が生じることがないよう見込んで予算措置をしておりました関係から、残が出たものでございます。なお、執行残額は予算現額の約1.3%に当たります。  3目は以上でございます。 187: ◯委員長(與國 洋君) ちょっとここで区切りたいと思います。これまでの不足額についての説明での質疑をお受けいたします。質疑はありませんか。  高橋委員。 188: ◯委員(高橋裕子君) 聞かせていただきます。保育士さんが足りなくて…… 189: ◯委員長(與國 洋君) どこに該当するかを。 190: ◯委員(高橋裕子君) 今の子ども・子育て支援策の執行残もろもろ、委託料とか扶助費とか執行残がありますけど、定員はあるけれども保育士さんが足りなくて児童を受け入れられなかったということでの執行残もあるかと思うんですけど、市として、いろんな、今、全国的に、特に都市部は保育士不足ということで、家賃の借り上げをしたりとか、いろんな施策で手を変え品を変え、自治体が保育士獲得にやっているんですけど、本市の場合はそういった競争みたいなことはしないということで一般質問の御回答でもありましたけれども、これは努力しているというようなところ、例えば、合同の説明会をするとか、保育士さんのですね、そういった何か工夫というか、取り組みがありましたら教えてください。 191: ◯委員長(與國 洋君) 久保山課長。 192: ◯こども未来課長(久保山竜治君) これは平成28年度より取り組んでおるんですけれども、市内のですね、私立の保育所、それから、幼稚園のほうも全て合同でですね、年に2回、合同で就職説明会というのをさせていただいております。こちらもですね、各保育短大や学校のほうを園のほうの職員と一緒に市のほうも回りまして、リクルート活動を行わせていただいた上で開催をさせていただいております。  以上でございます。 193: ◯委員長(與國 洋君) 高橋委員。 194: ◯委員(高橋裕子君) その成果は少しは出てきているんでしょうか。拙速には結果は求められないと思うんですけど。 195: ◯委員長(與國 洋君) 久保山課長。 196: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 成果のほうはですね、説明会に来られた方でですね、採用に至った方のほうの把握はしております。ちょっと今、手元にその数値を持ってきておりませんけれども、効果は一定あっているものと思います。また、説明会自体もですね、非常に熱気がありまして、お昼から夕方まで開催をしているんですけれども、一度入られた方がですね、その機会に幼稚園も保育所も全てお話が聞けるということで、なかなかその会場を出られないということで、受付の者がですね、誰も出てこないけど大丈夫かと心配するほどの熱気が毎年あっております。  以上でございます。 197: ◯委員長(與國 洋君) 高橋委員。 198: ◯委員(高橋裕子君) ぜひ、いい取り組みだと思いますので、しっかりですね。やっぱり全部来られているということは探してる方にとっても非常に都合がいい、メリットが大きいと思いますので、しっかり取り組んでいただいて、何とかですね、保育士さんの獲得を頑張っていただきたいと思います。 199: ◯委員長(與國 洋君) 今の件で、最初にちょっと質問された中で、言われた中で、保育需要はあるが保育士が不足しており保育が受けられない状態に、今、春日市はあるんですか、大前提として。その辺はどのように考えておられるのかというのをまず。  久保山課長。 200: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 保育士が不足をしてるためにですね、保育が受けられないということではございません。保育士さんのお仕事というのがですね、どうしても勤務時間が長かったり、それから、労働自体はもうかなり過酷なものでございます。配置についてはですね、国のほうでも基準は定まっておりまして、その配置を下回っているとかいうことももちろんございません。ただし、やはりそういった長い労働時間の中でですね、勤務シフト等もありますので、やはりその配置以上の保育士さんというのはやはり確保していかなきゃなりませんので、そういった部分でかなり苦労しているというところでございます。 201: ◯委員長(與國 洋君) 私が聞いたのは、保育士が足らないから定員ほど持ちたいんだけども、定員ほど、要するに児童を受け入れられないかという観点。そういう状態が生じているかという状況です。まずは。
     久保山課長。 202: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 申しわけございません。春日市の9月1日現在なんですけれども、保育の需要の中で1歳児についての申し込みが非常に多くなって、近年多くなってきているというところで、この1歳児というのは保育士さんを非常に手厚く配置をしなければいけない年齢区分というところでございます。全ての保育所の状況を見させていく中でですね、平成28年度に定員を非常に拡大しました春日白水保育園についてですね、ゼロ歳児について一部保育士の不足によりちょっと受け切れていないのではないかという部分が考えられます。それから、直営の須玖保育所の1歳児においてですね、先ほど報酬の項目のところでも申し上げましたけれども、嘱託職員さんの応募が非常に少ないというところで、定員まで受け切れていない状況がございます。  以上でございます。 203: ◯委員長(與國 洋君) 受け入れられてないという状況。高橋委員。 204: ◯委員(高橋裕子君) 国が決めている、この施設に対してこれだけの人数が受け入れられますよ、だけど、今の現状はちゃんと規定どおりにされていると思うんですけど、本当は施設的にもっと受け入れられるけれども、保育士さんが足りなくて待機児童が出るということはあるんでしょう。確認します。 205: ◯委員長(與國 洋君) 久保山課長。 206: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それはございます。それが今申し上げました須玖保育所におけます1歳児の部分と、それから、白水保育所におけますゼロ歳児の部分が現在そういう状況で考えられます。 207: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。吉居委員。 208: ◯委員(吉居恭子君) 同じ質問なんですけど、保育士が足りない足りないと言われますけど、嘱託職員とか臨時職員の募集に関してはやっぱり足りないんだと思うんですが、そもそも正職員の募集が少ないですよね、春日市。ほかの市は知りませんけども。そういうことで、嘱託とか臨時さんで来るという人は少ないけど、正職員で募集すればもっと来られるんじゃないのかなと思います。須玖保育所だったですかね、嘱託職員さんが今回3月にたくさんやめられたということなんですけど、そういう方とかがよその正職員のところに行かれるとか、そういうのもあると思うので、やっぱり正職員をですね、ふやすというところをちょっともう1回考えてもらいたいなと思います。  以上です。 209: ◯委員長(與國 洋君) 久保山課長。 210: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 委員の申し出のとおりですね、正職員をやはりふやすというところは大変課題だとは思っておりますが、所管としましても引き続きですね、正職員については増を担当部局のほうに要求してまいりたいと思います。  ただですね、現状、嘱託職員さんの、嘱託の保育士さんのほうを活用をさせていただいてるというところもありまして、できる限りですね、処遇について同一労働同一賃金になるようにですね、平成28年度からも改善をしておりますが、今後もですね、さらに改善を図っていきたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 211: ◯委員長(與國 洋君) いいですか。そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 212: ◯委員長(與國 洋君) ないようですので、次の説明に移ってください。久保山課長。 213: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に、74ページ、上から5行目の5目児童手当費の20節扶助費でございます。これは、児童手当の執行残でございます。手当の支弁に不足が生じないように予算措置をしていた関係で残となったものでございます。なお、執行残は予算現額の約0.7%に当たります。  5目は以上でございます。 214: ◯委員長(與國 洋君) じゃあ、次に行きましょう。同じく。 215: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に、75ページをお願いいたします。  下から9行目、8目放課後児童健全育成事業費の19節負担金補助及び交付金をごらんください。これは、放課後児童クラブ育成補助金と就学児童預かり事業補助金で、主な残額は放課後児童クラブ育成補助金で106万8,800円です。放課後児童クラブ利用料金につきまして、生活保護世帯、住民非課税世帯に対しまして、申請に基づき利用料金の補助を行い、保護者負担の軽減を行っているものでございます。この補助に不足が出ないよう見込んで予算措置をしておりました関係から残が出たものでございます。なお、執行残は該当予算減額の10.6%、執行率は89.4%でございます。  8目は以上でございます。 216: ◯委員長(與國 洋君) 続いて、もう一項目。 217: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に、75ページ一番下の行から76ページの10目児童扶養手当費でございます。該当箇所は76ページ、上から6行目、20節扶助費をごらんください。これは、児童扶養手当の執行残でございます。手当の支弁に不足が生じることのないよう予算措置をしていた関係で残となったものでございます。なお、執行残は予算現額の約1.6%に当たります。  10目は以上でございます。 218: ◯委員長(與國 洋君) 続いて行きましょう。吉田保護課長。 219: ◯保護課長(吉田徹也君) では、続きまして、77ページをごらんください。  上から6行目、2目20節扶助費でございます。不用額は1億8,743万2,678円、生活保護費の執行残になります。執行残額の規模は、平成29年度現計予算額の8.1%になります。  予算額と執行額に開きが生じた理由を説明いたします。これまで増加の一途であった生活保護の受給者数は、平成27年度をピークに減少に転じました。平成29年度当初予算は直近の平成27年度の決算額から微増するものとして計上しておりましたが、実際には28年度、29年度と減少が続いたため乖離が広がったものです。3月補正におきまして約1億円の減額補正を行いましたが、想定以上に生活保護受給者が減少したため、執行残となったものです。なお、生活保護受給者数の推移ですが、平成27年度では平均で1,381人、平成28年度は平均で27名減少いたしまして1,354人、平成29年度はさらに61人減少いたしまして1,293人、平均でですけれども、となっております。  2目は以上です。 220: ◯委員長(與國 洋君) ここで一旦区切り……。まだあったっけ。すぐ下ですね。済いません。  今福課長。 221: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 次に、78ページ、中ほどでございます。  4款1項1目保健衛生総務費の13節委託料でございます。この13節には4課がかかわっており、13の事業がございます。不用額769万7,521円のうち、子育て支援課分は4事業ありまして、合わせて207万5,232円でございます。その中の主なものは、妊婦健康診査業務の262万8,520円でございます。妊婦健康診査業務委託料は3月定例会におきまして233万円の減額補正を行っておりましたが、年度末までの執行に備える必要があり執行残となったものでございます。  続きまして、その三つ下の19節負担金補助及び交付金でございます。この19節には3課がかかわっており、15の事業がございます。不用額113万1,975円のうち、子育て支援課分は2事業がありまして、合わせて110万1,230円でございます。その中の主なものは、特定不妊治療費助成金の105万円であります。年度末までの施行に備えたものであり、執行残でございます。  次に、79ページ、2目の予防費、中ほどの13節委託料であります。この13節には3課がかかわっており、5の事業がございます。不用額1,735万7,414円のうち、子育て支援課分は予防接種業務の1事業で、この執行残が1,399万6,819円でございます。予防接種業務につきましては、「予防接種法」に基づく定期の接種などとして、単価契約により筑紫医師会、福岡県医師会へ業務を委託し、四種混合やBCGなど13種類の疾病に対する予防接種を実施いたしております。予防接種業務委託料は3月定例会において434万円の減額補正を行っておりましたが、年度末までの執行に備える必要があり、執行残となったものでございます。なお、執行残の規模は現計予算の5.2%に当たります。  以上です。  以上で不用額の説明を終わります。 222: ◯委員長(與國 洋君) 後段の部分の説明が終わりましたので、ここで質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 223: ◯委員長(與國 洋君) 質疑なしと認めます。次にお願いします。筒井福祉部長。 224: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 最後に、資料の別紙2、平成29年度決算における実質収支の主な内訳をごらんください。  I、最終予算額。 225: ◯委員長(與國 洋君) ちょっと待ってください。別紙2というのは何。 226: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 別紙2、この……。 227: ◯委員長(與國 洋君) はい、ありますかね、皆さん。 228: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) よろしいでしょうか。 229: ◯委員長(與國 洋君) いいですか。はい。 230: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) Iの最終予算額見込みよりも多く入ってきた主な歳入の1段目、ナンバー1にある生活保護費国庫負担金について、保護課長が説明いたします。 231: ◯委員長(與國 洋君) 吉田保護課長。 232: ◯保護課長(吉田徹也君) では、決算書の23ページをお開きください。先ほど見ていた決算書になります。23ページ、一番上になります。  8節生活保護費国庫負担金でございます。これは生活保護費のうち4分の3を国が負担するものとして、市が国から受け入れるものです。予算額に対しまして収入済み額が8,056万2,621円超過しております。これは生活保護受給者の減少により歳出の生活保護費を減額補正した際に、あわせて財源であります国庫負担金につきましても減額補正を行いました。しかし、国におきましては当初の交付決定額をもって交付を行ったため、このずれが生じたものであります。なお、結果として多く受け入れました国庫負担金につきましては、平成30年度の歳出予算で返還をいたします。  以上で歳出予算についての説明を終わります。 233: ◯委員長(與國 洋君) 説明が終わりましたけれども、質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 234: ◯委員長(與國 洋君) 質疑なしと認めます。次に移ってください。 235: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 以上で福祉支援部の説明を終わらせていただきます。 236: ◯委員長(與國 洋君) 福祉支援部の説明が終わりましたけども、福祉支援部絡みで、通じて質疑等ありませんか。先ほど高橋委員、言われたけども、いいですか。 237: ◯委員(高橋裕子君) はい。 238: ◯委員長(與國 洋君) さっきの件で、いいですね。はい、わかりました。  そのほか質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 239: ◯委員長(與國 洋君) 質疑なしと認めます。よって質疑は終結しました。  以上で福祉支援部の審査を終了いたします。どうもお疲れさまでした。                   〔執行部退席〕 240: ◯委員長(與國 洋君) ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時からとします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時42分                 再開 午後1時00分                ──── ─ ──── ─ ──── 241: ◯委員長(與國 洋君) 休憩前に引き続き、委員会を再開します。  地域生活部の審査の前に、先般の健康推進部での補足説明を行います。  健康推進部には、スポーツセンターの使用に関する減免の種類、並びにスポーツ推進委員に関する事項、及び健康診査の結果等に基づくもの、それから免許証返納ということについての質疑がありましたので、これについて処置をさせていただきます。  それでは、佐々木健康推進部長、お願いします。 242: ◯健康推進部長(佐々木康広君) こんにちは。健康推進部でございます。お時間をいただきましてありがとうございます。  9月6日の決算審査特別委員会におきまして、御質問に回答できなかった部分、及び説明に誤りがあった部分がございますので、御説明に上がっております。  まず、誤りがあった部分でございます。  主要な施策の成果46ページの高齢者運転免許証自主返納支援事業に関しまして、竹下委員から、近隣の状況についてお尋ねがございました。そのことについて私が、筑紫地区では現在支援制度を取り入れているのは春日市だけですという答弁をしておりましたが、実は本年度に入りまして、6月から那珂川町が新たに事業を開始いたしております。答弁が誤っておりましたので、この場で訂正をさせていただきます。申しわけございませんでした。  那珂川町の事業内容につきましては、高齢課長から説明をいたします。 243: ◯委員長(與國 洋君) 武末高齢課長。 244: ◯高齢課長(武末竜久君) 那珂川町において平成30年6月1日から実施しております高齢者の運転免許証の自主返納支援について説明させていただきます。  対象者は、自主返納時に70歳以上の那珂川町に住所を有する人で、ほかの対象者の条件につきましては春日市と同様です。支援内容は、交通系ICカード乗車券ニモカ1万円分もしくはタクシーチケット1万円分のどちらかを選ぶもので、一人1回限りの支援となっております。  説明は以上です。 245: ◯委員長(與國 洋君) これはもう事実で、30年度の実態ですから、これについては質問はあれします。いいですよね。  次の報告に移ってください。 246: ◯健康推進部長(佐々木康広君) それでは次に、御質問に回答できなかった部分が4件ございました。健康スポーツ課長から説明いたします。 247: ◯委員長(與國 洋君) 貴島健康スポーツ課長。 248: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 松尾委員からのお尋ねでございまして、大会等でスポーツセンター等の施設を使用する際の減免についてのお尋ねでございました。  大会等で施設を使用される場合、市または教育委員会が共催した事業については施設使用料が全額免除、照明料が半額減免となっております。市または教育委員会が後援した事業については施設使用料が半額減免、照明料は減免なしとなっております。  共催や後援については、春日市後援等に関する要綱及び春日市教育委員会後援等に関する要綱に基づき、それぞれの担当所管が可否を判断しております。現状の取り扱いといたしましては、施設使用料が全額免除となるか半額減免となるかは、その事業が共催事業であるか後援事業であるかで変わってくるものでございます。  説明は以上になります。 249: ◯委員長(與國 洋君) では、次に。同じく、貴島課長。 250: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 近藤委員からのお尋ねで、スポーツ推進委員の報酬の金額及び支払基準に関するお尋ねでございました。  スポーツ推進委員の報酬は、年額で9万7,500円となっております。支払いの基準というものは特にございませんが、出前講座や自主研修に最低でも年間15回は出ていただくよう、面接の際にお話をさせていただいております。スポーツ推進委員の任用期間は2年となっており、2年ごとに公募を行い、書類や面接による選考を行っております。継続任用の場合は、選考の際に前回の任期中の活動状況を評価の対象としております。また、報酬以外の費用弁償につきましては、こういった公務に出ていただいた回数に応じて支払いを行っているところでございます。  説明は以上になります。 251: ◯委員長(與國 洋君) 同じく推進委員について説明がありましたよね。そこまで一緒にやって推進委員の件について終わります。  どうぞ、貴島課長。 252: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 岩渕委員のほうから、スポーツ推進委員が出前講座をした際のニュースポーツの種目の実績についてのお尋ねがございました。  平成29年度に実施しましたニュースポーツの出前講座全32回のうち、カローリング、ビンゴボード、バッゴーという種目がそれぞれ14回、ディスゲッターという種目が6回……。もう一度申し上げます。カローリング、ビンゴボード、バッゴー、この三つについては後ほど内容について御説明したいと思います。それがそれぞれ14回。ディスゲッターという、ドッヂビーというフェルト製のフリスビーみたいなものを使ったストラックアウトですね、こちらの種目が6回。あと、輪投げ及びダーツがそれぞれ5回となっております。あとは回数が多い順に、アジャタ、玉入れですね。ペタンク、ドッヂビー、五目お手玉多など、15種目を実施しておる実績となっております。
     少し紹介しますと、カローリングというのは、氷の上で行われるカーリングをアレンジし、体育館などのフロアの上で行うもので、本市では近年特に人気のある種目でございます。ビンゴボードというゲームは、グラウンドゴルフのスティックを使って九つの穴があいたビンゴのような的を目がけて打ち、的に入った数で得点を競う種目です。ビンゴですので、縦、横、斜めのラインがそろうとさらに加点されるルールとなっております。バッゴーという種目は、傾斜がついたボードを数メートル離れたところに置き、そのボードにあいた穴を目がけて少し大き目のお手玉みたいな玉をですね、投げ入れて得点を競うゲームとなっております。  説明は以上になります。 253: ◯委員長(與國 洋君) この件で質疑はありませんか。  近藤委員。 254: ◯委員(近藤幸恵君) ありがとうございます。私がお尋ねしたところでございます、報酬に不公平さがないことですよね、それが一番推進委員さんたちが長く続けていこうとか頑張ろうとかする基準だと思うんですよね。はい。というところで、やっぱりこれは推進委員さんの中で年間15回ですね、出席することという決まりはあるんですけれども、これは規則としてあるのか、申し合わせであるのかということを一つお尋ねします。 255: ◯委員長(與國 洋君) 貴島課長。 256: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 規則としてきちんとした条例等に定めがあるわけではございませんで、先ほども申しましたように、面接のときにですね、質問事項の中に、年間15回は出ていただきますが大丈夫ですかというお尋ねをさせていただいて、任用の際の評点の一つとさせていただいております。  以上です。 257: ◯委員長(與國 洋君) 近藤委員。 258: ◯委員(近藤幸恵君) では、確認をしてと、スポーツ委員さんの任命状を出すという形になるんでしょうけれども、やはりそこの中で時間的な区切りというのが多分ないのかなと。だからそういう不公平さを感じる方が出てくるんじゃないかなと思うんですよね。そのあたりもやはりきちんと、例えば、時間的っていろいろあると思うんですよ。朝の2時間ですよ、きょうはという場合とか、昼からの3時間ですよという場合があるんですが、いろいろあると思うんですね、想定は。だけど、そこの中の2時間なんだけれども1時間しか出られないけど、それも1回とカウントするかという問題なんですね。そこの不公平さがあるんじゃなかろうかというものがありますので、そのあたりを少し整理なさったほうがいいのかなと私は思っております。これはスポーツ推進委員さんのほうからのお声でもありますしね、その辺をきちっと整理なさって、不公平感を感じないスポーツ推進委員さんの出番というのは大切ですしね、きちんと続けていってほしいとも思いますので、そのあたりの調整をよろしくお願いいたします。 259: ◯委員長(與國 洋君) 佐々木部長。 260: ◯健康推進部長(佐々木康広君) ありがとうございます。このスポーツ推進委員さんは、いろんな職業を持たれてある方にできる範囲で御協力いただいている部分もございますので、一概に全て公平、時間のですね、出ていただく分の公平とかいうことも難しい部分もございますが、おっしゃっている趣旨はよく理解いたしておりますので、今後できるだけ工夫をしていきたいと思います。ありがとうございます。 261: ◯委員長(與國 洋君) 近藤委員。 262: ◯委員(近藤幸恵君) 済いません。なぜかというと、これって民生委員さんと余り変わらないぐらいもらっていらっしゃるんですよね。民生委員さんというのは、いつ、何どき動くかわからないということで年額というのが定まっているような気がします。私も民生委員をしているときはそうでしたので、朝早く出かけたり夜遅く出かけたりして、だからトータルでこういう感じになるんだろうと思うんですけど、今度の場合、今回はですね、やっぱり仕事をお持ちですけれども、時間というのが定められている部分がありますので、その辺はですね、重々、もう少し考慮をなさったほうがいいかと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 263: ◯委員長(與國 洋君) 次、岩渕委員。 264: ◯委員(岩渕 穣君) どうもありがとうございます。ニュースポーツ、結構用具が特殊なものが多くて、用具貸し出しが伴う派遣ということになっていると思うんですが、29年の実績としてですね、用具が要求に、個数が足りなくて抽選になってしまったりとか、あと、御希望される種目ができなかったとかというような実態があれば教えていただけますか。 265: ◯委員長(與國 洋君) 貴島課長。 266: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) ただいまの御質問でございますが、去年と言わず、ことしもですね、既にカローリングという種目が自治会で貸し出しを希望されてもちょっと御要望に沿えない日程というのが出てきておりまして、そういった際はどうしても先着順という形になってしまいますので、ちょっと日程の変更とか種目の選び直しとかをですね、お願いしているような状況がございます。なので、健康スポーツ課としましてもですね、備品の充実といった面も考えていきたいと思っております。ありがとうございます。 267: ◯委員長(與國 洋君) 岩渕委員。 268: ◯委員(岩渕 穣君) 特にカローリングは道具が高いというお話は伺っていますが、それだけニーズが高まっている中でですね、先般、補助金がカットになったので見送ったというお話もちょっと耳にしましたので、これはもうぜひ前向きにですね、本当に室内でできて、熱中症の心配もないと、シニアクラブの方からもすごくそういう、楽しくて負担も少なくてというような形で好評なお話を聞いていますので、ぜひ次の予算でしっかり獲得のほうをお願いして、質問を終わります。  以上です。 269: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 270: ◯委員長(與國 洋君) じゃあ、もう1点、次に行きましょう。  どうぞ。貴島課長。 271: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 竹下委員からの健康診査後の要精密検査の実績、及びその後のフォローについのお尋ねでございました。  平成29年度はまだ集計が出ておりませんので、平成28年度の実績を申し上げます。  集団健診や個別健診で胃がん、大腸がん、肺がん、子宮がん、乳がんの検診を受けられた方が延べ1万9,401人、そのうち要精密検査の方が749人、これは健診受診者の3.9%になります。このうち、翌年の29年の11月までに精密検査を受けた方が594人となります。その結果、がんもしくはがんの疑いと診断された方が56人、これは精密検査を受診された方の9.4%になります。がん以外の疾患と診断された方は353人、精密検査を受診された方の59.4%となっております。  まず、集団健診の結果についてですが、健診受診後約1カ月たった後に本人に結果通知が送付され、要精密検査の場合は紹介状が同封されております。その紹介状を持って医療機関で精密検査を受診した場合、その診断結果は集団健診の委託事業所に返送されます。また、精密検査の結果返信がない場合は、健診事業者の保健師が文書や電話での受診勧奨を行っております。その要精密検査対象者の追跡実績の集計につきましては、健診事業者から翌年11月に市に報告されることとなっております。平成29年の結果につきましては、今度の11月に健診事業者から返送される予定となっております。なお、健診結果で明らかに急を要する場合は、健診事業者から事前に市に連絡がございますので、市の保健師が御本人を訪問し、精密検査の受診勧奨を行っておるところでございます。  次に、個別検診についてですが、医療機関でがん検診を受診された場合には、精密検査を実施した病院から精密検査の結果が市に送付されてきます。おおむね検診受診後3カ月たっても返信がなく、精密検査の受診確認ができない対象者につきましては、市の保健師が電話等で積極的に受診勧奨を実施しており、確実に受診に結びつけるように努めておるところでございます。  御説明は以上になります。 272: ◯委員長(與國 洋君) 何か質疑ありますか。竹下委員。 273: ◯委員(竹下尚志君) 詳しく説明していただいてありがとうございました。相当やっぱり結果についての結果は出ておるみたいですね。ありがとうございました。  ところで、前々から春日市は特定健診の受診率が福岡県で最低だったんだけど、今もそうなんですか。ちょっとパーセントを教えて。福岡県で何番目か。 274: ◯委員長(與國 洋君) 貴島課長。 275: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 特定健診の受診率についてのお尋ねでございますが、委員おっしゃるとおり高い位置ではございませんで、ほぼ一番下に近い順位となっておるところでございます。 276: ◯委員長(與國 洋君) 比率は聞かなくていいんですか。比率を聞かれてたんじゃなかったっけ。答えられないもんかね。 277: ◯委員長(與國 洋君) はい、どうぞ、貴島課長。 278: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 29年度の実績につきましては、法定報告の数字がまだ確定しておりませんので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。 279: ◯委員長(與國 洋君) 出ている最新というのはありますか。わかりますか。あります。ああ、あるんだね。はい。じゃあ、ちょっと待って。  貴島課長。 280: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 特定健診の受診率でございますが、一番最新の数字として確定しているのが平成28年度の受診率が24.8%でございます。ちなみにその前の年の27年度が24.6%、その前の年の26年度が24%でございますので、少しずつではございますが上がってきておるところでございます。  以上です。 281: ◯委員長(與國 洋君) そのほか質問ありませんか。竹下委員。 282: ◯委員(竹下尚志君) それに付随してですね、ちょっとその集計の方法ちゅうか、我々は毎年受けとるんですよね。議員の皆さんもほとんど受けておられると思うんですけど、特定健診の年齢に該当する人はね、受けとるんですけど、それのね、あとの回数の中に我々のやつが入ってないんですよね。だから、それは前々もお尋ねしたんですけど、何とか保健担当者に何かを提出せんとカウントがとれないとかね、そういう基準があってカウントしないというんだけど、そこのにきを改善すればね、まだ我々はこれ以上に健康診断受けてるんですよ。特定検査の中の項目以上に。聖マリアに行ってね、また徳洲会も行っておられますけども。ほとんど受けておられますよ。その回数はね、一、二名にしても、五、六名にしても、それが入れば率は上がると思うんですよ。永遠にね、春日市は上がらないと思うんですよ。実際、受ける人員はおるんだけど、受けとるんだけども、その手続をしないがためにカウントされてないと。そこんにきね、詳しくその分析をしなきゃ改善していかないと思うんですよ。参考のため。 283: ◯委員長(與國 洋君) 貴島課長。 284: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 貴重な御意見ありがとうございます。現在のところもですね、おっしゃられたように御自身で健診を受けられた方に対してですね、情報提供をお願いいたしまして、少しでも特定健診の受診率が上がるような事業をやってあるところではございますけれども、やはりこれも少しでも数を伸ばしてですね、受診率の向上に結びつけたいと考えておりますので、今後ともちょっと努力を続けてまいりたいと思います。ありがとうございます。 285: ◯委員長(與國 洋君) 以上で説明が終わりましたけれども、ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 286: ◯委員長(與國 洋君) なかったら、これで補足説明を終了させていただきます。どうもご苦労さまでした。                   〔執行部退席〕 287: ◯委員長(與國 洋君) 引き続き、福祉支援部の追加説明をします。1項目だったというふうに思います。  それでは早速、福祉支援部の追加説明をお願いいたします。筒井部長。 288: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 福祉支援部でございます。よろしくお願いいたします。  午前中の主要な施策の成果で、53ページの子育て世代包括支援センター事業費の内容のところにある表で、生活環境に関する相談の具体的な相談内容について回答保留した件と、56ページの県立太宰府特別支援学校放課後等支援事業と障がい児タイムケア事業の重複利用者がいるかどうか、利用を希望しても利用できない場合があるのかどうかについて、各担当課長が説明いたします。 289: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 290: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 53ページ、下段の子育て世代包括支援センター事業費の中ほどの表、相談内容支援プラン作成件数の生活環境に関する相談、この具体的内容でございますが、内容を確認しましたところ、転入してきたばかりで支援を求める人、相談できる人が少ない、それから、離乳食の与え方がよくわからないという悩み、そのほか子どもに登校渋りがあるとかゲームばかりしているとか、そういった内容の相談がここに入っているということでございます。  以上です。 291: ◯委員長(與國 洋君) 続いて、渡邉福祉支援課長。 292: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 56ページの県立太宰府特別支援学校放課後等支援事業と障がい児タイムケア事業の重複利用者がいるかどうかという点についてお答えします。  登録者で数えましたところ、6名重複で利用者がいらっしゃいます。  次、2点目ですけれども、希望しても利用できない場合があるのかどうかについてということでございますが、先ほど私がちょっと申しておりました、制限があるのではないかという御質問で、あるというようなちょっとお答えをしていましたけれども、現在のところ、その制限、週何日とかいうのはございませんでした。ですから、調整というのはあるかもしれませんけれども、ほとんど利用できるということがお答えになります。  以上でございます。 293: ◯委員長(與國 洋君) 補足説明は終わりましたけれども、これについて質疑はありませんか。  西川委員。 294: ◯委員(西川文代君) 53ページのところの生活環境に関する相談ですね、かなり多いなと思って、いろんなものがあるんだなということがわかりました。昨年ですね、DVに関する相談というのを区分けしていましたが、それもこの生活環境に関する相談の中に入るのでしょうか。 295: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 296: ◯子育て支援課長(今福保幸君) DVに関する相談はこの中には入っておりません。 297: ◯委員長(與國 洋君) 西川委員。 298: ◯委員(西川文代君) そうしましたら、今回はそれはなかったと思ってよろしいですか。それとも、その他に入っているんでしょうか。 299: ◯委員長(與國 洋君) 今福課長。 300: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 申しわけありません。この相談のほうが子育て支援コーディネーターによる子育てに関する相談のほうを載せていますので、養護相談に関してはちょっと別に掲載をさせていただいています。こっちには含めておりません。 301: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。金堂委員。 302: ◯委員(金堂清之君) 先ほど太宰府の特別支援と、この市自身が出しておる、計画してある、これは同じ款項目一緒で重複しても構わないという判断でよろしいでしょうか。6名の方が重複してあるということですけれども。ただ、太宰府のほうは春日市の負担金はここに明記されておる332万4,000円を負担として出してあるわけですか。 303: ◯委員長(與國 洋君) 渡邉課長。 304: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) まず第1点目、重複してよろしいのかというところですが、私ども、これに放課後等デイサービス事業所もございます。保護者の選択肢をふやすという意味で、重複して利用していただいても構わないと理解しております。  次に、ここの決算額332万3,000円というのは春日市の負担金であるかということですけれども、これは春日市の負担金でございます。  以上です。 305: ◯委員長(與國 洋君) 中原委員。 306: ◯副委員長(中原智昭君) 同じところなんですけど、その負担金というのは、筑紫野、大野城、太宰府、那珂川、宇美ということでしょうけど、この負担割合というのは人数によって違うんですか。一律ですか。 307: ◯委員長(與國 洋君) 渡邉課長。 308: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 事務費、事業費については平で6団体で割っております。人件費につきましては、前年中の登録者の人数、各6市町の登録者の人数によって案分しております。そちらの方は均等割というんですか、登録予定者の人数によって変わります。それの合算額でございます。 309: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 310: ◯委員長(與國 洋君) なしと認めます。  では、福祉支援部の補足説明については終了させていただきます。どうもお疲れさまでした。                   〔執行部退席〕 311: ◯委員長(與國 洋君) 地域生活部の方に申し上げます。他部の補足説明を受けたため、予定開始時間がおくれたことは申しわけございません。  それでは、地域生活部関係の審査を行います。説明員の説明を求めます。  染原地域生活部長。 312: ◯地域生活部長(染原利幸君) 皆様、こんにちは。地域生活部でございます。  それでは、お手元の平成30年決算審査特別委員会説明事項、別紙1でございます。 313: ◯委員長(與國 洋君) 別紙1ってありませんけど、うちのほうから要求している内容のものです。隣に数字が1、2とか書いてある分ですね。それを確認してください。よろしいですか。 314: ◯地域生活部長(染原利幸君) 説明事項別紙1の表の下から5段目、地域生活部地域づくり課の春日まちづくり支援センターの事業、その下の段、自治会連合会や自治会との連携について、担当課長から説明いたします。 315: ◯委員長(與國 洋君) 小池地域づくり課長。 316: ◯地域づくり課長(小池八太君) まず、春日まちづくり支援センターの事業についてでございます。  平成29年3月の予算審査特別委員会の際に、春日まちづくり支援センターぶどうの庭の事業について、ボランティアをやってみたいとの相談に対し、支援センターが情報を集約し、各団体につなぐ機能を有すれば相談件数もふえていくと思うが、本市ではそういった考えがあるのかとの御意見をいただき、市としても設立当初からコーディネーター機能は柱の一つであったので、さらに支援センターぶどうの庭とともに進めていきたい、とお答えしておりましたので、そのことにつきまして御説明いたします。  ボランティアコーディネート機能につきましては、ボランティアを望む市民とボランティアを求める団体等をつないだり、ボランティアのことも含めた相談にスタッフが対応し、また、相談内容によっては市社会福祉協議会にありますボランティアセンターや県のボランティアセンターを紹介するなどの対応をしています。  相談件数につきましては、26年度15件、27年度17件、28年度38件、29年度39件で、年々増加しており、その都度対応しております。
     ボランティア活動が可能な団体の紹介については、各地区から住民から問い合わせがあった場合にぶどうの庭で活動している団体から紹介しています。自治会での手打ちそばの体験や特別養護老人ホームでのオカリナ演奏、敬老会でのマジック上演など内容はさまざまですが、団体活動の幅が広がり、地域の方々との交流も図られています。  団体活動の支援についての29年度の主な相談内容は二つございます。培ってきたノウハウや技術を活用して、デジカメ、ソフトダーツ、iPadの各教室を開きたいとの相談を受け、企画、予算立て、広告等のサポートを行い、講座開設を支援しました。二つ目として、介護に使える足つぼマッサージ、アロマテラピー、編み物の教室の開設についても相談が支援できる内容を説明しました。  29年度に活動場所がぶどうの庭から地区や社協での実施となるなど、活動が自立した団体は4団体となっております。ぶどうの庭と担当所管による会議も毎月行っております。この会議の中では、事業計画の進捗状況や今後の方向性、課題等の確認や調整も行っております。  以上でございます。 317: ◯委員長(與國 洋君) もう1項目行きますかね。 318: ◯地域づくり課長(小池八太君) 続けてまいります。次です。自治会連合会や自治会との連携についてでございます。  平成29年3月の予算審査特別委員会の際に、自治会等への支援は自治会連合会や自治会と連携し、どのような支援ができるか検討していきますとの回答をしておりましたので、そのことにつきまして御説明いたします。  自治会連合会や自治会との連携につきましては、まず、自治会への加入促進につきましては、転入手続に来庁した方々に自治会活動の紹介や加入促進のチラシを配布しております。また、市報には各地区自治会の活動を紹介する記事を掲載し、市ウエブサイトには各地区自治会や自治会連合会の活動を紹介した冊子を掲載しています。その他、開発業者や宅地建物取引業協会に対して自治会加入促進のチラシの配布を依頼しております。これらは各自治会が加入を呼びかける際にも役立つものとして取り組んでおります。さらに、各自治会で加入の取り組みを行われる際に参考となる、自治会連合会と共同で作成した自治会加入の手引きも役立てていただいております。  29年度の新たな取り組みとしては、市が推進する協働のまちづくりの成果として、自治会連合会と協働で、こちらになります、「協働のまちづくりの礎~春日市の自治会活動~」を作成しました。内容は、自治会制度の変遷と自治会連合会、市内全35地区自治会の活動についてまとめたものです。また、市民の皆様にお知らせするために、概要版として、自治会活動を紹介した、こちらになります、「春日市の自治会の魅力~支え合い、助け合うまちづくり~」も作成しております。各自治会で御活用いただき、市ウエブサイトに登録いたしました。さらに、1階の窓口モニターで3月から4月にかけて加入を呼びかけました。  以上のことは、自治会連合会や各地区自治会と連携し取り組んでいます。  次に、自治会連合会で実施している中学校区単位でのふれあい事業や役員研修会、コミュニティ、防犯・防災、環境、福祉の4委員会の全体研修会などに市職員を派遣するなどして、各自治会の課題や取り組んでいる参考事例等の意見交換や情報の共有をさせていただいております。  また、自治会が抱えている問題を解決するために、地域づくりアドバイザーを派遣しさまざまなまちづくり活動を行う、わがまちサポーター育成事業も実施しております。過去には天神山地区、若葉台東地区、桜ヶ丘地区自治会が取り組んでおられます。29年度は昇町区自治会が取り組まれ、昇町の魅力や課題について参加者それぞれの意見を出し合い情報共有を行うことによって改善する課題を絞り込みました。この事業の内容や成果は、自治会連合会や各地区自治会に対しまして情報共有を図っております。  最後に、市民の方々が自治会活動について、知る、気づく、興味を持つ一助となりますよう、継続して取り組んでまいります。  以上でございます。 319: ◯委員長(與國 洋君) 説明要求案件についての説明が終わりましたけれども、質疑はありませんか。  近藤委員。 320: ◯委員(近藤幸恵君) お尋ねいたします。ボランティア希望者に対するコーディネートですね、機能というところの、今、聞きましたら39件をコーディネートしたということでした。しかし、社協とか県のボランティアセンターにつないだという回答でございました。ですね。  私は、そのほかにですね、春日市の公益団体につないだという例はないものですか。ここに大きく期待したいんですよね。というのは、この公益団体の把握というのが、ここの支援センターの財産になるんですよ。そこの財産をいかに膨らますか。これが身近な春日市がもっと生き生きしていく、活性化していくもとなんですけれども、そこはどうなっているんでしょうか。お尋ねいたします。 321: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 322: ◯地域づくり課長(小池八太君) まず、29年度の39件の実績なんですけれども、社協、県ボランティアセンターのほうにはほとんど紹介していなく、ぶどうの庭で活動されてある団体のほうにほとんどがつながれているというケースでございます。 323: ◯委員長(與國 洋君) というと、最初に説明いただいたときに、県だとかそれにつながってますと言われましたけども、そうじゃないよということでいいんですか。  小池課長。 324: ◯地域づくり課長(小池八太君) 基本は社協につないだり、県ボランティアセンターには基本はつなぎますが、29年度の相談内容のほとんどは、ぶどうの庭で活動している団体の紹介が主だったということです。  ただ、近藤委員さんがおっしゃられているですね、団体の把握というのはですね、今、ぶどうの庭も把握はしているものの、もっといろんな場面でPRができるようにということでは考えておりますので、十分私のほうもそこは認識をしております。  以上です。 325: ◯委員長(與國 洋君) いいですか。近藤委員。 326: ◯委員(近藤幸恵君) わかりました。財産はね、やはり足で稼ぐ。そういうものなんですよ。こういう支援センターというのは。直接公益活動している団体にお会いになって、どういう活動をしているのか、どんな人が欲しいのかということを聞きながら、そして財産を膨らましていって、その希望する方にね、マッチングしてあげる。これが大きな最初の取り組みであって、それからどんどん広がっていくものですから、自分の中で各団体の交流もなさってらっしゃるしというところはありますけれども、その交流にこの公益団体がね、たくさん来てくださる、そういう支援センターであってほしいと思いますので、そこのところを重々確認しながら補助金の交付というんですかね、をよろしくお願いいたします。 327: ◯委員長(與國 洋君) そのほか。金堂委員。 328: ◯委員(金堂清之君) まちづくり支援センター事業なんですけども、自治会の加入か。 329: ◯委員長(與國 洋君) 自治会のほうね。自治会のほう。 330: ◯委員(金堂清之君) 業者に声かけてみたり、転入された方々に御説明したりということを言われてましたけども、その成果は前年度に比べたらどのくらいの成果があったのか。今、それだけ声をかけてもどうしても反応が鈍いとか、どんなふうな傾向でしょうか。今や本当にどこの自治会も加入者が少ないということが非常に問題視されておりますので、その辺いかがでしょうか。 331: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 332: ◯地域づくり課長(小池八太君) 議長、ありがとうございます。加入率が、今、どれぐらいで推移しているかということでよろしいでしょうか。 333: ◯委員(金堂清之君) それだけ声かけて効果はどのくらいありましたかというのを尋ねたいとですけどね。 334: ◯地域づくり課長(小池八太君) 30年のですね、加入率の平均値ですけれども、今、76.7%が平均値になっておりまして、5年間の推移を見ますと、自治会の努力によって、個別にですね、加入率が上昇してる自治会もございます。ただしですね、全体ではマイナス1.9%と緩やかな右肩下がりの状態になっております。 335: ◯委員(金堂清之君) ちょっといいですか。その点はよくわかるんですよ。ただ、自治会自体も加入促進の努力はしていかなくちゃいけないと思うんですけれども、それにどれだけ行政がサポートできるのかということで、もう少し行政と自治会の取り組みをですね、促進していかないと、今の状況の中では自治会加入率が非常に少ない。  これはもう大分前の話ですけども、ある地域で、年とった方が、回覧板回しはちょっと私はできませんと。それで、自治会費はお支払いしますと言うたんですけど、そこのある地域の自治会長が、そこの隣組の防犯灯を全部外したというむちゃくちゃな話も耳にしておりますけれども、そんなことで区民とのコミュニケーションは私はとれんのやないかなと思うんですけど、その辺もよく自治会の皆さん方とコミュニケーションをとって、いかにその自治会加入を上げるかちゅうことを考えていただかないと、そういう事例もあるということでですね、大うわさになったときがございますので、その辺も参考にしてあれしてください。お願いしときます。 336: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。北田委員。 337: ◯委員(北田 織君) 自治会加入率を上げるために、その推進として協働のまちづくりの礎だとか、いろんな書類であるとか、また随時窓口でいろいろしていただいていると思うんですけど、今、金堂委員のほうからも説明があって、それから回答があったように、そんなに効果があるのかなとちょっと疑問なんですけど。  やっぱり自治会加入率を本当に上げようとするならば、自治会長会のときに転入者であるとかいろんなことを、全てのものを自治会長に渡されてますよね。だから、その家を自治会長か、もしくは役員が1軒1軒訪問をして、自治会に加入する必要性、そういったものを地道に取り組まないと、どんなに広報紙が周知しようが僕はちょっと無理なんじゃないのかなと。だからむしろ、自治会長会なんかでそういう訪問をされることをお願いをする、そういう何か仕組み的なものをつくっていかないと、自治会加入率は上がらないのかなという思いがしていますので、ぜひこれは御参考までにして。  それともう1点。わがまちサポートの、先ほど説明があったように、天神山、それから若葉台東、桜ヶ丘、現在、昇町ですかね。これは県からの補助金で全て取り組んでいることであって、そうですよね、市のほうのお金は全く使ってないですよね。だから、これは非常に効果が大きいので、これは2年に1回でしたかね、1年に1回ですかね、僕が言いたいのは、効果が非常に大きいということで、その地域地域がかなり活性化されてるので、むしろ1年に1自治会ではなくして、大きな金額ではないので、2自治会とか3自治会とか、そういう取り組みをしていくべきではないのかなということでちょっと申し上げておきたいと思います。 338: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 339: ◯地域づくり課長(小池八太君) 御意見ありがとうございます。わがまちサポーター事業につきましては今年度から県の補助がつかなくてですね、単費事業でやらせていただいております。ただ、今、北田委員がおっしゃられた、1地区にこだわらず、今、今泉先生という方がずっと春日市に来ていただいているんですけども、とてもいい先生なので、1回ぐらいはですね、35地区全てそろったときに何か講演会形式だとか、そういうのも何か取り入れられたらなという思いはございますが、今のところ、1年1地区ということでさせていただいている現状でございます。ただ、委員の思いは受けとめていきたいと思います。  以上でございます。 340: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 341: ◯委員長(與國 洋君) ないようですので、次の説明事項に移ってください。染原部長。 342: ◯地域生活部長(染原利幸君) それでは次に、主要な施策の成果について、お手元の資料の平成29年度主要な施策の成果に基づきまして、順次担当課長から説明いたします。まず、19ページから御説明させていただきます。 343: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 344: ◯地域づくり課長(小池八太君) それでは、19ページ、上の段をごらんください。  AED(自動体外式除細動器)補助金です。当初予算額117万円、最終予算額47万9,000円、69万1,000円を減額補正としています。決算額12万円、執行残額35万9,000円です。  目的は、AEDの購入や消耗品の交換をする自治会に対し補助金を交付することにより、市民の緊急時における応急処理体制の充実を図ることです。  内容は、自治会によるAED本体及び消耗品購入に関する経費の一部について補助金を交付しました。  成果は、20自治会が消耗品を交換し、市民の緊急時における応急体制の充実を図ることができました。また、普通救命講習終了者を常時確保すること等が補助の要件となっており、AEDの普及、及び安心して暮らせるまちづくり推進の一助となりました。現在、AEDは28カ所の地区公民館等に設置されています。  続きまして、同じページ、下の段をごらんください。まちづくり交付金です。当初予算額1億564万7,000円、最終予算額同額、決算額1億564万7,000円、同額です。執行残額はゼロ円です。  目的は、まちづくり交付金を自治会に交付することで住民による主体的なまちづくり活動を推進し、住民の連帯意識の向上、及び地域コミュニティの活性化を図ることです。  内容は、35の自治会に対し、自治会の運営及び、下の表に記載しております10の事業に要する経費の一部について、春日市まちづくり交付金交付要綱に基づきまちづくり交付金を交付しました。  成果は、地域の特性に合わせた事業実施により、住民による主体的なまちづくり活動が促進され、住民による共助、地域コミュニティの活性化を図ることができました。また、29年度追加された高齢者支援加算により自治会における高齢者を支援する活動に必要な財源が充実し、新たな活動に取り組むきっかけになる等、活動の継続と推進に寄与しました。さらに、地区公民館等の円滑な管理運営の一助となりました。  続きまして、20ページ、上の段をごらんください。  自治会連合会補助金です。当初予算額390万円、最終予算額同額、決算額390万円、同額です。執行残額ゼロ円です。  目的は、自治会連合会に補助金を交付することにより、住民自治の確立、及び市民が心豊かな暮らしを実感することができる地域コミュニティの形成を図ることです。  内容は、自治会連合会が実施する、下の表に記載しております事業に要する経費の一部について、春日市自治会連合会補助金交付要綱に基づき補助金を交付しました。  成果は、自治会が共同してクリーン作戦や実務者研修事業を実施し、また、中学校区ごとにふれあい事業、委員会研修等の事業を実施することで、住民自治の意識が促進され、広域的な地域コミュニティの活性化を図ることができました。また、自治会連合会の円滑な運営の一助となりました。  続きまして、同じページ、下の段をごらんください。地区配送業務です。当初予算額132万9,000円、最終予算額同額、決算額132万8,000円、執行残額1,000円です。  目的は、市と自治会等との間において定期的に文書等の配送を行い、より迅速かつ正確な情報共有を図ることで、協働のまちづくりを推進することです。  内容は、年間を通して文書等地区配送業務及び仕分け作業業務を実施しました。また、障がい者の自立支援及び就労支援の視点から、特定信書便役務の事業許可を有し、障がい者支援施設である社会福祉法人はるかぜ福祉会と契約を締結しました。  成果は、市と自治会との間で定期的な情報共有を行ったことにより、協働のまちづくりに向け、一層の意思疎通を図ることができました。また、障がい者支援施設に委託をしたことにより、自立支援や就労支援の一助となりました。  続きまして、21ページの上の段をごらんください。  市民活動活性化事業補助金です。当初予算額96万円、最終予算額47万円、49万円を減額補正としています。決算額42万5,000円、執行残額は4万5,000円です。  目的は、市民公益活動を行う団体の育成、及び市民公益活動の活性化を図るものです。  内容は、自発的に公益的な活動を行う市民団体に対し、下記の表に記載いたしております事業に要する経費の一部について補助金を交付しました。  成果は、対象となる団体に補助金を交付することで、市民公益活動の活性化に寄与しました。  続きまして、同じページ、下の段から22ページをごらんください。  春日市市民活動災害補償制度(ふれあい保険)です。当初予算額365万円、最終予算額235万6,000円、129万4,000円を減額補正としています。決算額235万6,000円、執行残額ゼロ円です。  目的は、市民活動中の事故に備える補償制度で、市民が安心して地域活動に参加できる環境を整えるものです。  内容は、保険請求事故件数が26件、そのうち自治会活動の参加者の事故が19件と、約70%を占め、その中でもスポーツ大会や夏祭り、地域清掃活動等が主なものでした。  成果は、市民活動の活性化及び支援を図ることができました。  続きまして、22ページの中段をごらんください。  平田台集会所解体事業です。当初予算額546万円、最終予算額617万7,000円、71万7,000円を増額補正としています。決算額610万2,000円、執行残額7万5,000円です。  目的は、老朽化した平田台集会所を解体し、集会所の機能を地区公民館に集約することで、地区住民の安全な活動拠点の場を整備するものです。  内容は、集会所の解体工事、敷地内の外構工事、及び樹木・花壇の撤去です。  成果は、平田台地区の公民館機能が集約され、地区住民の安全な活動拠点の場が整備されました。  続きまして、同じページ、下の段から23ページをごらんください。  岡本コミュニティ供用施設整備事業です。この事業は、一部、地方創生拠点整備交付金を財源としており、平成28年度から29年度へ7,333万5,000円を明許繰越しております。当初予算額7,333万5,000円、最終予算額同額、決算額6,922万5,000円、執行残額411万円です。総事業費は7,223万6,000円です。  目的は、岡本地区自治会の活動拠点であるコミュニティ供用施設を大規模改修し、施設の長寿命化やバリアフリー化を行い、自治会活動及び地域活動の活性化を図るものです。  主な改修内容は、1階は男女トイレ改修、多目的トイレ設置、玄関及び玄関ホール及び休憩室の拡張など。2階は男女トイレ改修、集会室、スライディングウオールの整備など。屋外は外構工事、玄関スロープ改修などです。  成果は、地域住民のための集会、交流及び生涯学習の場が改善されたことで、より活発な自治会活動が行われるようになりました。  続きまして、同じページの中段をごらんください。大谷共同利用施設整備事業です。当初予算額7,610万8,000円、最終予算額7,517万6,000円、93万2,000円を減額補正としています。決算額7,486万8,000円、執行残額30万8,000円です。総事業費7,830万9,000円です。  目的は、大谷地区自治会の活動拠点である共同利用施設を大規模改修し、施設の長寿命化やバリアフリー化を行い、自治会活動及び地域コミュニティの活性化を図るものです。  主な改修内容は、1階は男女トイレ改修、多目的トイレ設置、学習室及び休養室の改修など。2階は男女トイレ改修、控室及び倉庫改修など。屋外は外構工事、多目的駐車場整備などです。  成果は、地域住民のための集会、交流及び生涯学習の場が改善されたことで、より活発な自治会活動が行われるようになりました。 345: ◯委員長(與國 洋君) ここで9項目の説明が終わりましたので、区切りたいと思います。質疑をお受けいたします。質疑はありませんか。  西川委員。 346: ◯委員(西川文代君) 19ページのAED補助金の件です。この成果の中にですね、AEDは28カ所の地区公民館等に設置されていますということで書かれています。これですね、まだ35公民館がある中の地区公民館の中の28カ所ということですけれども、地区公民館は指定避難所、収容避難所になっていると思うんですよね。やっぱりいざというときに一番身近なところにAEDが、個人で持つということはほとんどないと思うので、やはり公民館には設置するべきだと思っています。これが29年度時点では28カ所ということですけど、これを促進するための何か、市としての支援というかですね、これを操作できる人がいないからとかいろいろ理由はあるかと思いますけれども、そちらのほうの支援は何かされましたか。 347: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 348: ◯地域づくり課長(小池八太君) まず、この講習修了者をですね、ふやす支援としてですね、自治会長会等で5名以上の受講者が集まる場合はですね、臨時的に消防署で講習が対応可能ということで、その旨の連絡、講習会の日程をですね、必要に応じてお知らせするというのが一つと、もう一つは、設置に向け検討をしている自治会も実際ございますので、所管としても今後も設置に向けて積極的に働きかけをしております。  実際ですね、今年30年の4月に泉地区自治会の総会が終わってからですね、花見会が行われたときにAEDが使用されたということで、今回初めて公民館でAEDが使用されました。おかげさまでですね、対応は全て自治会のほうで、対応は的確で、大事には至らなかったんですけれども、設置しておいてよかったという泉地区の話もございましたので、自治会長会でこのことをアナウンスして、泉地区の自治会長からもですね、経緯とか、設置してよかったことをですね、PRしていただいたということで、そういうこともあって、今年度30年度はあと7地区残っておりますが、二地区は手を挙げられそうな流れで来ております。今後とも積極的に働きかけを行ってまいりたいと思います。  以上です。 349: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。松尾委員。 350: ◯委員(松尾徳晴君) 同じようなことを聞くんですけど、これは公民館等になってますけど、公民館という形ですかね。春日があれやからついとうと、これ。
    351: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 352: ◯地域づくり課長(小池八太君) 名称がですね、地区公民館……。失礼しました。名称がですね、補助金活用で、共同利用施設と言ったり、コミュニティ供用施設と言ったりとかがございますので、「等」とさせていただいております。 353: ◯委員長(與國 洋君) 松尾委員。 354: ◯委員(松尾徳晴君) わかりました。それで、まだ七つついてない。少しずつつけるということで進んでるんですけど、これを言い始めたのはいつごろだったですか。それと、つけない理由の主な分はどういうことで。いろいろ皆さん方が必要だよということでしっかり説明してあって必要性を言われてですね、実際私も体育館で使ってから助かったとか、そういうことを経験してますけど、つけない理由がですね、ちょっとどういうことか。講習受けるのが大変だからつけないとか、そういうことですかね。 355: ◯委員長(與國 洋君) つけてないところの理由というのはわかりますか。小池課長。 356: ◯地域づくり課長(小池八太君) うちが把握している分ですけれども、お話を聞くと、自治会役員が高齢であることもあって、講習修了の確保がですね、難しい等の理由をお伺いしております。 357: ◯委員長(與國 洋君) いいですか。 358: ◯委員(松尾徳晴君) 高齢でということですか。だったら、高齢のところはみんな断っているということ。 359: ◯地域づくり課長(小池八太君) 話を伺っているのはその理由で、ただ、先ほどの話もあったようにですね、当地域づくり課としてもですね、自治会連合会、それから自治会長会等でですね、より一層働きかけていきたいとは考えております。 360: ◯委員長(與國 洋君) 松尾委員。 361: ◯委員(松尾徳晴君) ちょっと最後のお願いですけど、AEDをつけないことによって、万一そういうAEDがあったら助かるというような事故が起きた場合にですね、やはりそこの公民館だけじゃなくで、そこを指導してあるというか、あなたたちのところにも何らかというか、非常に批判的なことを、新聞沙汰になったりとか、ことがありますよね。そういうことも含めますと、やはりきちっとつけるようにですね、もうちょっと強く指導していただいたらと思っておりますので、全自治会がつくように努力をお願いしときます。どうぞ、何かありましたらお願いします。 362: ◯委員長(與國 洋君) 西川委員。 363: ◯委員(西川文代君) 済いません、ちょっとAEDのところでもう1点ですね。自治会の役員さんが高齢だからという理由で、ちょっとAEDの操作等のですね、部分があるかと思いますが、このAEDを設置できる要件、前にも多分御説明をお聞きしてたかと思いますけど、それはどのようになってますか。 364: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 365: ◯地域づくり課長(小池八太君) 普通救命講習修了者を常時4名以上確保する、AEDの適切な設置場所を確保する、点検責任者を配置する、日常点検を実施する、それから最後に、地域住民に設置場所を周知する、以上でございます。 366: ◯委員長(與國 洋君) その中で、先ほど、高齢だからという話じゃないんじゃないんですか。高齢だからといって設置をしてないというふうに言われて、把握してますということだったんですけれども、今の条件が確保できないから自治会は置けないという。反対じゃないんですかね。その辺はどうなんですか。 367: ◯地域づくり課長(小池八太君) そのとおりですけれども、この講習修了者の確保が高齢で難しいという御理由だろうと思っております。 368: ◯委員長(與國 洋君) そのほか誰かあったかな。北田委員。 369: ◯委員(北田 織君) 課長、ごめんなさい、これ、AEDを設置しないというかできない理由は、今、講習の話だとかいろいろされていますけど、根本的には、僕が認識しているのは、AEDが1台大体20万円ちょっとぐらいしたかと思うんですね。そのうちの2分の1を補助していただけるけど、2分の1は自治会負担。それから、消耗品についても、これはたしか年間2万円ぐらいお金がかかるわけですよ。これを維持していく上において。そういったこと等で、自治会にその余裕がないということと、それからまた、近くの公共施設にAEDが設置されているので、あえて公民館に設置する必要があるのかといったこと等から設置されてないというのが僕の認識なんですけど、そこら辺、課長、どうなんですかね。 370: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 371: ◯地域づくり課長(小池八太君) 先ほどは主なものということで申し上げましたが、その理由も一つかなとは認識はございます。  改めましてですね、AED設置につきましては、補助率は春日市からは3分の2で、消耗品が各2分の1ずつになっております。  以上でございます。 372: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。近藤委員。 373: ◯委員(近藤幸恵君) 21ページ、ふれあい保険に関してです。ふれあい保険、毎年ね、予算のときに下がっているようなあれがあるんですね、金額的にはですね。だけど、補償はね、高くなっているんです。それはいいこととして、その補償です。ことしが全部で26件ということですね。そこの中で1件当たりの補償額とか損害賠償額とか合計するとどのくらいになっているのか、ちょっとお尋ねいたします。 374: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 375: ◯地域づくり課長(小池八太君) 29年度の支払い額は約110万円でございます。ちなみに28年度はですね、死亡事故がございましたので、支払い額1,180万円でございます。  以上です。 376: ◯委員長(與國 洋君) 近藤委員。 377: ◯委員(近藤幸恵君) ありがとうございました。ことしは26件で110万円ということでそんな大きな金額にはならなかったでしょうけれども、1件で最高額はことしはどのくらいになったんでしょうか。おわかりでしょうか。 378: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 379: ◯地域づくり課長(小池八太君) 1件の最高額は35万7,000円でございます。  以上です。 380: ◯委員長(與國 洋君) 近藤委員。 381: ◯委員(近藤幸恵君) ありがとうございます。大きなね、事故にならずよかったかなと思います。でも、補償がね、きちっとしておりますところは、市民活動に対しては非常にこう安心感があるものでございますので、よりよい補償をよろしくまたお願いいたします。 382: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。米丸委員。 383: ◯委員(米丸貴浩君) またAEDに戻って申しわけないんですけど、さっき要件の中に、講習者が常時4人という縛りが一つありましたよね。私はここも一つ、なかなか自治会で伸びない理由の一つなのかという気がしているんですけれども、常時4人いないとどうしてもだめなのか、それとも、やっぱり市としてはこれを広めたいというお考えが根底にあるんであれば、3人でも大丈夫だろうかとか2人でも大丈夫だろうかという要件の緩和についての検討はされたことはないんですか。 384: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 385: ◯地域づくり課長(小池八太君) 前回か前々回の委員会でも要綱の見直しも踏まえてということもありましたので、うちの内部で議論はいたしましたが、やはり大きな方針の中に「春日市公共施設AED設置方針」がございまして、それを準じている以上ですね、ここはそのままにしておくべきじゃないか。ただし、実際の解釈でですね、うちのほうが今考えているのは、常時対応できる人を4名以上確保することは望ましいが、公民館への常駐までをですね、求めるまではないということで御説明はしているところです。  以上です。 386: ◯委員長(與國 洋君) 米丸委員。 387: ◯委員(米丸貴浩君) 上位法の方針に、一つは4人があるということだったですよね。であればですよね、一つは、ここも上のほうを見直す必要もあるのかなというのと、それから、望ましいというのであれば拘束力がないんだから、そこは自治会の皆さんは認知された上で、やっぱり講習を受けないでAEDの普及が進まないのかというところの整理はされたんですか。 388: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 389: ◯地域づくり課長(小池八太君) そう解釈はお伝えしているものの、やはり設置されているところは4名の修了者のですね、実績表を出してあるというのが実績でございます。ちゃんと受講はされてあるというところです。 390: ◯委員長(與國 洋君) 米丸委員。 391: ◯委員(米丸貴浩君) ということはね、自治会側としては、4人ってやっぱりどーんとあるんじゃないんですかね。だからそこが、行政の皆さんと地域の皆さんとのところに少し乖離があるような気がしているんだけれども、どうなんですか。 392: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 393: ◯地域づくり課長(小池八太君) 済みません、私の説明が悪くて申しわけないです。もともと公民館に常時4名というのが前提に聞こえていたので、4名は、修了者が4名いれば、常時公民館に4名おられる必要はございませんという説明でございます。 394: ◯委員長(與國 洋君) 全般の意見としては、できるだけ推進したらどうですかというようなことだと思うんですよね。そういう観点で業務を進めてください。 395: ◯地域づくり課長(小池八太君) はい。どうもありがとうございます。 396: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 397: ◯委員長(與國 洋君) それでは、続いて、次の事項に移ります。秀島環境課主幹。 398: ◯環境課主幹(秀島安司君) 27ページをごらんください。  壁面緑化事業でございます。当初予算額は19万2,000円、最終予算額は同額、決算額は12万2,000円で、執行残額は7万円でございます。  この事業目的は、省エネ・緑化推進について、本市の率先的な取り組み姿勢を示すとともに、地球温暖化防止活動の普及啓発を行うためであり、平成20年度から開始した事業でございます。  内容としまして、前年度に採取いたしましたゴーヤの種をプランターで育て、ゴーヤのプランターを市庁舎の各階に設置し、日常的な世話を職員で行うことで、ほぼスケジュールどおりの順調な成果が見られました。また、ゴーヤの育成とあわせて、多くの市民の目に触れるように議会棟入り口付近に宇宙アサガオのプランターを設置し、壁面緑化の普及・啓発に努めました。さらに、多くの市民の方々にも壁面緑化に取り組んでもらうきっかけづくりとして、緑のカーテン用のゴーヤ及び宇宙アサガオの種を配布いたしました。  成果としましては、市庁舎に設置したゴーヤについては窓を覆うほど成長して直射日光を遮る役割を果たし、ゴーヤを設置した部屋の室温温度を最大で約1.5度抑えることができました。また、種の配布は好評であり、そのようなPR活動等で緑化による景観の向上や温暖化防止活動の市民等への普及・啓発を図ることができました。  続きまして、同ページの下の段から28ページの環境保全活動事業補助金でございます。当初予算額は50万円、最終予算額は10万円、40万円を減額補正としております。決算額は10万円で、執行残額はゼロ円でございます。  この事業目的は、良好な環境の保全及び創造を目的とする市民活動を行う団体の自主的な活動を支援し、地域環境の保全及び向上に資するためでございます。  内容としましては、環境保全活動事業補助金交付要綱に基づき、良好な環境の保全及び創造のための自主的な活動を行う団体に対して、申請団体の事業活動経費の一部を補助いたしました。  成果としましては、1団体から補助申請がなされ、10万円の補助金を交付することで、その団体の自主的な活動を支援し、環境美化や生活環境の改善、地域環境の保全及び向上に寄与いたしました。  以上でございます。 399: ◯委員長(與國 洋君) 次も同じですから、新飼課長、お願いします。 400: ◯環境課長(新飼達郎君) 続きまして、28ページの下の段から29ページの上の段、動物愛護事業でございます。当初予算額364万6,000円、最終予算額は同額、決算額は335万2,000円、執行残額29万4,000円でございます。  目的は、ペットの適正飼養の推進、及び飼い主のマナー向上を図ることでございます。  内容は、マナーバッグ事業を初め、記載のとおり実施しております。中でも、飼い主のいないねこの不妊去勢手術費補助事業は、ねこの個体を抑制することで地域の快適な生活環境を保持することを目的に開始した事業です。本市では個人でも申請できる制度とすることで、できるだけ早く個体数を減らせるよう事業を行っております。平成29年度は補助決定件数155件に対し、不妊88件、去勢54件に対する補助を実施いたしました。なお、期限内に確保できずに決定取り消しとなったものが13件となっており、補助金額は286万5,468円でございます。  成果は、さまざまな啓発事業等により、ペットの飼い主に対し適正飼養とペットを飼う際のマナー向上を図ることができました。  次に、29ページの中ほど、事業系古紙回収事業でございます。当初予算額が572万4,000円、最終予算額632万7,000円、60万3,000円を増額補正としています。決算額は611万5,000円、執行残額21万2,000円でございます。  目的は、事業系の一般廃棄物の中から古紙を分別回収することで、ごみの減量、資源の有効利用、焼却費用の削減を図るものでございます。  内容は、本市の一般廃棄物収集運搬許可業者が事業所の古紙を回収し、その回収量に応じて本市が収集運搬業者に補助を行うものでございます。また、回収した古紙については売却し、売却金383万9,273円は市の歳入としております。  成果としまして、57万9,640キログラムの古紙を回収し、この回収による焼却費用の削減効果は768万4,227円となりました。  次に、29ページの下の段から31ページの上の段、ごみ処理費用負担公平化事業でございます。当初予算額7,419万2,000円、最終予算額7,834万8,000円、415万6,000円を増額補正としています。決算額は7,708万5,000円、執行残額は126万3,000円でございます。  本事業は、指定ごみ袋の製造、保管、配達、処理手数料徴収業務など五つの業務から構成されており、目的は、ごみ処理費用に関する市民の負担を公平化するとともに、ごみの減量を推進することでございます。  内容は、市民及び事業者にごみ処理費用を加算した市指定のごみ袋を交付するなどして、費用負担の公平性を確保しました。袋等の交付実績につきましては、30ページの上のほうに記載しておるとおりでございます。  成果としまして、ごみ袋等の販売及び自己搬入に伴う収入の合計は、2)と記載しておりますとおりでございます。これは、ごみ処理費用の合計として記載しております1)の約28%となり、前年度と同水準を維持することができ、ごみ処理費用の負担の公平性を確保いたしました。  次に、処理の状況でございますが、30ページから31ページにグラフ等を記載しております。特に可燃ごみについては、平成22年度までの減少傾向から、23、24年度と増加傾向にあったものが、25年度以降、ほぼ横ばいから減少の傾向となっております。29年度につきましては、対前年度比1.7%の減となっており、有料化以降初めて最少となった22年度の水準まで戻ってきている状況でございます。  次に、31ページの下の段から32ページの上の段、古紙等集団回収報償金交付事業でございます。当初予算額2,776万4,000円、最終予算額は2,715万6,000円、60万8,000円減額補正としています。決算額は2,576万3,000円、執行残額は139万3,000円でございます。  目的は、燃えるごみの中で2番目に多い古紙の集団回収を支援することで、ごみの減量、資源の有効利用、焼却費用の削減を図るものでございます。  内容は、古紙等集団回収登録団体に対し、1キロにつき9円の報償金を交付し、集団回収を進めました。  成果としまして、110団体の登録があり、286万2,536キログラムを回収し、報償金2,576万2,824円が地域活動の資金となり、可燃ごみの焼却費用2,342万4,132円が削減され、古紙等のリサイクルを図ることができました。  次に、32ページの下の段から33ページの上の段、生ごみ減量事業でございます。当初予算額85万円、最終予算額65万4,000円、19万6,000円を減額補正としています。決算額は49万2,000円、執行残額は16万2,000円でございます。  目的は、ダンボールコンポストの普及啓発や生ごみ処理機等の購入費補助を行うことで、生ごみ減量を進めるものでございます。  内容は、初めにダンボールコンポストの講習会として市役所等で16回開催し、市内3小学校の生徒238人を含む313人の方々が受講されています。  次に、32ページから33ページにかけての補助件数の表にもございますように、生ごみ処理機等購入費補助として、生ごみ処理機9件、堆肥化容器7件、また、ダンボールコンポスト用具購入費補助として、ダンボールコンポスト19件、段ボール箱141件、機材281件等を行いました。  成果としまして、ダンボールコンポストの普及に伴い、合計で467件の補助を行うことで生ごみの減量に寄与いたしました。  以上でございます。 401: ◯委員長(與國 洋君) ここまでで区切りたいと思います。ここまでで質疑はありませんか。  北田委員。 402: ◯委員(北田 織君) 27ページの環境保全活動事業補助金ですけど、これは当初予算が50万ということだから、この事業の補助金の上限が10万ですので5団体を想定されてたかと思うんですけど、これが最終的には1団体ですね。これはある面においては、この補助金をどう活用するかというのは市民力が問われているのかなという思いもするんですけど、1団体しかあげられなかったというか、5団体のところが1団体だったということについて、その要因というか、なぜあげられないのか、そこら辺ちょっと把握されていたら、まず御説明していただいていいですか。 403: ◯委員長(與國 洋君) 秀島環境課主幹。 404: ◯環境課主幹(秀島安司君) 今の減少の傾向というところなんですが、うちとして把握というかですね、状況的にここ何年かやはりちょっと減っていっているという状況でございます。そういうこともありまして、うちとしてもまずはちょっと広報活動をですね、主にやらないといけなのかなというところがありまして、そこにちょっと力を入れているという状況でございます。今、状況的にどういった影響で減っているかというところまでは把握していないというのはございます。  ただ、まず、うちの補助金という形はですね、民間でも同じようなところをやっているという状況もございます。そういったところが、一つは使いやすいという、民間のほうがですね、そういったところへ流れている分もあるのかなというのはちょっと把握しているところではございます。  以上でございます。 405: ◯委員長(與國 洋君) 北田委員。 406: ◯委員(北田 織君) ここで今回補助を受けられた若葉台東地区のまちづくり協議会というのは、先ほど小池地域づくり課長から説明があったわがまちサポート、これを推進してこられた団体だろうと思うんですよね。だから、ある面においては意識が高くなって、そこがこの補助金を使われていると。それ以外のところが使われてないので非常に寂しい気がしますので、ぜひこれを多くの方が取り組められるように努力をしていただきたいなと思いますので、お願いいたします。  それからもう1点、よろしいですか。28ページの動物愛護事業のところの、飼い主のいないねこ不妊去勢手術費の補助事業ですけど、これは白水大池公園、いつも問題になっているところですけど、ここの見守り活動をたしかシルバーの方にしていただいているんですかね。誰もなさってないですかね。これはまず、シルバーの方にしていただいていると聞いてましたけど、そのことについてちょっと。ご回答をお願いします。 407: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 408: ◯環境課長(新飼達郎君) 動物愛護推進員の方を中心とするボランティアの方に、今、見守りをやっていただいているところでございます。 409: ◯委員長(與國 洋君) 北田委員。
    410: ◯委員(北田 織君) それに加えて何かシルバーの方もなさってるというふうに聞いていましたが、それは違いますね。わかりました。  それでですね、私もいつも散歩したりするわけですけど、以前は朝5時半ぐらいとか、そういうときに餌を持ってきてあげられる方、陰からこそっと出てきてとかいう方が多かったんですけど、最近はそうではなくして、夕方の6時から7時、この時間帯がすごく多いんです。僕も何度か注意したんですけど、いさかいまでならないけど、「何であんたがそんなこと言うと」みたいな形になったこともありまして。  それで、一度ですね、6時から7時ぐらいの時間帯にできれば。というのは、親子で、女性の方ですよ、母親と娘さんでこんなに大きな袋に全部餌が入っていて、至るところにずっと餌を置いていかれてる方もいらっしゃるんですよ。僕もどこまで注意していいのかなと思いながら勇気がなくて、横からこそこそ歩いていったりしているんですけど、すごくまたふえてます。若い男性の方もふえてます。そういったことからすれば、ぜひそういう見守りをされているようであればですね、時間帯を少し工夫していただいて、今の夏日のこんなときだったら6時から7時が一番多いかと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたしたいと思います。 411: ◯委員長(與國 洋君) ありますか。新飼課長。 412: ◯環境課長(新飼達郎君) ありがとうございます。以上です。 413: ◯委員長(與國 洋君) 中原委員。 414: ◯副委員長(中原智昭君) その飼い主のいないねこの件ですけど、これ、もう数年前からやっていますけど、成果というのが、ねこの数というのはちょっと把握しにくいでしょうから、基本的に成果というのは苦情件数の推移とかというのは出ているんですか。苦情件数が減っているとかそういう成果というのは。 415: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 416: ◯環境課長(新飼達郎君) この事業を始めたのは23年度でございましたので、23年度の苦情の中からねこに関するものだけ抜き出すと当時70件ほどございました。29年度28件……。 417: ◯副委員長(中原智昭君) ちょっと待って。23年から……。 418: ◯環境課長(新飼達郎君) 23年度は70件ほどございました。始めたころですね、29年度で28件ぐらいまで下がってきていますので、ある程度苦情は減ってきたとは思っております。 419: ◯委員長(與國 洋君) 中原委員。 420: ◯副委員長(中原智昭君) 苦情の件数以外にもはかれるものがもしかしたらあるのかどうかわからないんですけど、じゃあそれに対してどこまでやっていくつもりなんですか。ゼロになるまで。 421: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 422: ◯環境課長(新飼達郎君) 少なくともまず白水大池公園にですね、いるねこの不妊去勢が何とか終わるまではさせていただきたいというふうには思っているところでございます。あと、まだ活動されている方がいらっしゃいますので、活動していらっしゃる方についてはできるだけ何頭いるかぐらい把握をお願いしているところですので、そこがある程度出てくれば、それが何とかおさまるぐらいまではさせていただけたらというふうに思っているところでございます。 423: ◯委員長(與國 洋君) 中原委員。 424: ◯副委員長(中原智昭君) 要は全体的には、昔はよく市長トーク、出前トークとかでもかなり苦情が出ていたと聞いていたんですが、雰囲気的には、ちょっと部長にお聞きしたいんですけど、全体的にやっぱり苦情の件数というのは減っているんですか。 425: ◯委員長(與國 洋君) 染原部長。 426: ◯地域生活部長(染原利幸君) ねこに対する苦情の件数は、確かにですね、出前トークでは私も減ってきていると感じております。ただですね、時々出るのはやはり白水大池のねこの対応ということで出るのがあります。  以上です。 427: ◯委員長(與國 洋君) そのほか。金堂委員。 428: ◯委員(金堂清之君) 27ページの壁面緑化、これは非常に効果がありますという御説明ですけれども、本当に効果がありますか。というのは、市庁舎にしてあるゴーヤ、非常にあれで緑化対策になっているのかなと思うのと、小学校にもそれを一度計画されて、今、小学校関係はされていないんじゃないかなと思うんですけれども。  本当に地球温暖化を防ぐというならば、こういう中途半端な19万2,000円そこそこのね、予算で何ができますか。本当に壁面緑化を行政として取り組むならば、もう少し効果のあるやり方をしなくちゃいけないんじゃないですか。これは、この項目で上がっとうからこのまんまどうにか続けていこうかなと、細々とでもいいからという感じやないかなと思うんですよ。本当に効果を上げるならば、ゴーヤのようなものでは本当の壁面緑化になっていないと思うんですよ。するならば西洋アサガオとかのようにもう少し茂るやつをやらないと効果がないんじゃないかなと思っております。  それと、先ほどねこの問題が出ていますけれども、恐らく白水大池公園でマイクで言ってあることもあるんですけれども、要は西側の園路はスピーカーの声が聞こえません。それは何度も申し上げたこともあるし、おたくの担当じゃなくて、釣りとかああいうことをしてたとき、地域生活部じゃなかった、都市整備部やったですかね、あそこで言ったことあって、検討しますというようなことを言われておりますけども、これはねこの問題もおたくとも関係ございますので。放送ですか、あれは西のほうは全然聞こえておりませんもんね。その辺は都市整備部と話し合って、スピーカーの設置の問題は話し合っていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  その壁面緑化、今後このまんま細々とするのか、もう廃止するのか、もう少し大きくしていくのか、その辺どういうお考えですか。 429: ◯委員長(與國 洋君) 秀島主幹。 430: ◯環境課主幹(秀島安司君) 確かに今年度はですね、かなり覆っているという状況じゃないことは確かです。温暖化の関係なのかという状況でですね、ちょっと細々となってることは確かです。昨年大変貴重な御意見をいただきまして、先ほど金堂委員からお話がありました西洋アサガオの話ですね、そういうこともことしは少し試験的にやってるところでございます。そういうとこも踏まえまして、ちょっと今後のことをですね、いろいろ試みで考えていこうかというところはございます。  例えば、今年度、27年度ですかね、種の配布とかも続けておりますけど、追跡調査とかもやりまして、市民の方からも御意見をいただいたところでございます。そういった御意見も聞きながらですね、今後考えていければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 431: ◯委員長(與國 洋君) 金堂委員。 432: ◯委員(金堂清之君) 小学校、学校でも壁面緑化、白水小学校かどこかでされておりましたですね。計画されとったと思うんですけども、その辺は学校のほうは取りやめられますか、そのまままた復活されますか。その辺ちょっとお聞かせください。 433: ◯環境課主幹(秀島安司君) 以前そこでやっていたというのは私も把握してないんですが、学校の方にちょっと働きかけをさせた経緯がございます。ただ、なかなかそういったことで、ちょっと受け入れまでできてなかったという状況は聞いておりますので、今後ちょっと考えていければというふうには思います。  以上でございます。 434: ◯委員(金堂清之君) ありがとうございました。 435: ◯委員長(與國 洋君) 松尾委員。 436: ◯委員(松尾徳晴君) 済いません。ねこのことで、申しわけありません、もう1回。今、不妊と去勢としてますよね。それで、これは予算が足りなくてできなかったということはないんですよね。 437: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 438: ◯環境課長(新飼達郎君) はい、ございませんでした。 439: ◯委員長(與國 洋君) 松尾委員。 440: ◯委員(松尾徳晴君) 去勢については、僕の持論なんですけど、あるときに一気にですね、全体をやってしまえば、捕まえてね、やれば効果があるんだろうと思うんですよ。ただ、捕まえるのが難しいという話を、前、お聞きしたことがあるんですけど、僕が視察に行ったときにね、そういうので一遍捕まえて去勢をして逃がすのは虐待にならないというような意見も聞いてきているんですよね。ですから、もしある程度のときに思い切ってやれば、あとは少なくなるんじゃないかという感じはしますけど、そこら辺の感じはどうですか。 441: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 442: ◯環境課長(新飼達郎君) 昨年ちょっと試しに私どもも、捕獲用器具がございますので、白水大池でやりましたけれども、やはりなかなか入ってくれなくてですね。特に雄猫はなかなか難しくてですね、雌のほうの不妊去勢が進んでいるのはそういう面もあるというふうにはちょっと考えているところではございます。 443: ◯委員長(與國 洋君) 松尾委員。 444: ◯委員(松尾徳晴君) わかりました。ありがとうございました。 445: ◯委員長(與國 洋君) 近藤委員。 446: ◯委員(近藤幸恵君) 壁面緑化なんですけれども、先ほど金堂委員が言いましたようにね、ことしは非常にゴーヤが、壁面緑化推進中との札が下がりながらちょっと寂しいものがありました。この壁面緑化に関しては、10年ぐらい前に議論になって、執行部のほうから朝鮮アサガオを植えたいとおっしゃっていたのが、委員会のほうでですね、いやいや日本やけんが、日本のゴーヤを植えようやというふうになりまして、今、ゴーヤをね、してらっしゃる。でも、そこの経過の中で、今、西洋アサガオを植えてらっしゃる部分があるということを、今、お聞きしたんでね、やはり茂るものをね、しっかりと取り入れられて、そして、壁面緑化をね、アピールなさって、この暑いさなか、少しでも温度を下げるように市民の皆さんから広げていって住環境がよくなればいいかと思いますので、どうぞ努力を進めてください。それは要望だけです。  もう一つ。申しわけありません。動物愛護事業なんですが、飼い主のいないねこの不妊去勢手術費補助事業でございますが、今、事業そのものは予算いっぱい使ってあると思うんですね。なかなか減らないというところですが、ここはボランティアさんと協働しながら、地域ねこですね、それをつくっていこうと、今、努力なさっているところじゃなかったかなと思うんですね。その効果があるとも聞いておりました。だけど、まだふえてきているというのも、今の話ではありましたけれども、この地域ねこ事業みたいなことはですね、非常に大切だと思うんです。ねこというものは1回そこで食べるところを決めて、食事をするところを決めて、食べ終わったらその餌を引く。排尿するところも砂をちゃんと与えて、そこで決めてするとそこでするという習性を持っているわけですね。それは私、ボランティアさんと一緒に進めてあると伺っていたんですけど、そうではなかったんでしょうか。どうでしょう。 447: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 448: ◯環境課長(新飼達郎君) おっしゃるとおり、ボランティアさんと、例えば、白水大池公園でもそうでございますし、例えば、各地区で少しボランティアさんに入っていただいてるところもありますので、おっしゃっているとおり、そういう形でボランティアの方の力をおかりしながら進めているのは間違いございません。 449: ◯委員(近藤幸恵君) それでは、ボランティアのね、輪をやっぱり広げるしかないですね。そういうところだと思います。やっぱり人間とね、ねこの共生というのは、やっぱり白水大池地域では今からもどんどん進めていかなきゃいけないことだろうと思いますので。  それから、先ほど北田委員がおっしゃったように、よそからね、餌を持ってくる方がいらっしゃるわけですよね。その方たちのやっぱり防止をしなければならないと思うんですよ。それにはやはり、明確に決まった時間にあげていますのでとか、そういう表示みたいなのが非常に必要ではないかと思います。だから予算は使われているものの、もっとアイデアを出しながら、そこのところのねことの共生というところをもっとしっかり考えてもらわなければならないんじゃないかと思います。いかがでしょうか。 450: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 451: ◯環境課長(新飼達郎君) 先ほど北田委員からは貴重な時間帯の情報もいただきましたし、私どものほうもですね、直接池のほうに出向いたりしながらですね、指導等をやっていって、せっかくボランティアさんに餌場とかトイレのところもやっていただいてますので、無責任な餌やりがなくなるような形で進めていきたいとは思っているところでございます。ありがとうございます。 452: ◯委員長(與國 洋君) 先ほどの北田委員のほうから餌をやっている人がおるという、それはボランティアの人じゃないという認識なんですか。それともそういう人もボランティアなんですか。あるいはそういう連携というのは何かあるんですか。  新飼課長。 453: ◯環境課長(新飼達郎君) 連携はですね、ございません。私も実は先ほど、同じ方がどうかわかりませんけど、親子の方のところを回ったことがあって、お声がけして、逆に、だめだというよりはそういうボランティアになりませんかというチラシを実は配ったこともございます。ですから、連携は全然ございませんけど、やっぱりねこがかわいそうだからということでどうも餌をやってらっしゃった、その方はそういう形であったので、ぜひ白水大池公園のボランティアのほうに参加されませんかというような説得というか、お願いをしてきたところではございますけれども。  以上です。 454: ◯委員長(與國 洋君) わかりました。そういう連携というのがどうしても必要だと思うんですね。パンフレットを配ったりとかそういうことは非常によかったと思いますので、お願いします。  近藤委員。 455: ◯委員(近藤幸恵君) そうですね。地域ねこのところは輪を広げるという意味ではいいことをなさったかなと思っております。  もう一つ、犬のマナーです。犬のふんというのがなかなか皆さんのところで解消できないというお声もたくさんありまして、いっときマナーバッグを使いましょうという表示がされていました。それをたくさんいろんなところに置かれていたときがありましたけど、あれが朽ちてですね、どうしようもないと。もう少しきちんと表示をしてほしいと。そして、マナーについて啓発をしてほしいという市民の皆さんの要望です。特に公園あたりはですね。そこをやはり予算化していくべきではなかろうかと思いますが、その辺はどうお考えでしょうか。 456: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 457: ◯環境課長(新飼達郎君) 手づくりではございますけど、ラミネートパックした分の看板等は私どものほうでもつくらせていただいていますので、それを今、一生懸命御希望の方だとかそういうところに張らせていただいてるところでございます。あわせて宇治市さんのほうからちょっと情報をいただきまして、イエローチョークがございますので、その事業についてちょっと何地区かと、今、試行ですけども少しやらせていただいているところでございます。そういう何かこう新しいことができないかという試行はさせていただいているところでございます。  以上です。 458: ◯委員長(與國 洋君) 何ですか。イエロー……。 459: ◯環境課長(新飼達郎君) 道路にですね、犬がふんをしているところに黄色のチョークで丸を書いて、何月何日にこれを発見したというのを書いておくと、誰かが必ずそういう形で見ているんだということで、そこでしなくなる。ひょっとしたら場所が変わるだけかもしれませけれども、そういう形で誰かが見ているということアピールすることで、そこでしなくなったりとか、持って帰るようになったりとかいうことをどうも宇治市さんがされているようだったので、それをちょっとやっているところでございます。 460: ◯委員長(與國 洋君) 自治体がやっているのか、自治会がやっているかわかりませんけど、黄色くやって、うんちがありましたって書いてある、ああいうのと同じようなもんですか。 461: ◯環境課長(新飼達郎君) はい、それと同じようなものでございます。 462: ◯委員長(與國 洋君) 西川委員。 463: ◯委員(西川文代君) 29年度の中にはないんですけれども、1点ですね。最近ちょっと獣医さんと知り合いになりまして、ねこ屋敷というのがふえているということを聞いたんですね。というのが、高齢者のひとり暮らしの方が入院とかされている間に、去勢とか不妊をしてなかったんでしょうけど、ねこが異常に繁殖して、どんどんふえているような状態があって、その後、殺処分になったりすることがあると、それが社会問題になっているというようなことを聞きますが、春日市では、苦情なり、いろいろそういうことはあるんでしょうか。 464: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 465: ◯環境課長(新飼達郎君) 直近ではですね、そういうお話は受けていないところでございます。 466: ◯委員長(與國 洋君) ないですね。そのほかありませんか。竹下委員。 467: ◯委員(竹下尚志君) 済いません、くどいような質問をして。27ページの緑化事業についてです。  これは予算審査特別委員会のときにですね、私も質問したと思うんですよ。というのは、この議会棟の前に備えてありましたよね。ことしはもうなくなったんじゃないかな。夏にありましたか。その成果は来年度の成果で出るんでしょうけれども。29年度は成果があったとありますけども、予算委員会のときに、あれぐらいの苗だったら成果はないんじゃないかって質問した記憶がちょっと思い浮かんで再度また質問させていただくんですけど、ことしは途中で枯れたかどうか、何か場所になかったですけど、どうなんですか。 468: ◯委員長(與國 洋君) 秀島主幹。 469: ◯環境課主幹(秀島安司君) 昨年度もですね、いろいろ御意見いただいたところでございましたので、ちょっと整理をさせていただいた上で、アサガオのほうを、先ほどお話ししました西洋アサガオということでですね、試験的にちょっとさせていただいています。そして、前のほうには、昨年ちょっとお話をさせていただいた部分がありましたので、のぼり旗をですね、今年度はちょっと立てさせていただいて、市民へのPRということもさせていただいているということで整理させていただいているという状況でございます。  以上でございます。 470: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 471: ◯委員長(與國 洋君) ないようですので、ここまでの説明については区切りをつけます。  ここで暫時休憩をさせていただきたいと思います。再開は15時5分といたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時51分                 再開 午後3時05分                ──── ─ ──── ─ ──── 472: ◯委員長(與國 洋君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  引き続き説明を求めます。猪口安全安心課長。 473: ◯安全安心課長(猪口 功君) それでは、33ページをお願いいたします。  中段の街頭防犯カメラ設置事業でございます。当初予算額371万9,000円、最終予算額は405万8,000円で、33万9,000円を増額補正としております。決算額は384万2,000円で、執行残額は21万6,000円でございます。  目的といたしましては、性犯罪を初めとする街頭犯罪の発生を抑制し、被害の未然防止を図るものでございます。  内容といたしましては、性犯罪等の街頭犯罪の抑止のため、西鉄春日原駅周辺2カ所に5台、JR春日駅周辺2カ所に6台、合計11台の街頭防犯カメラを設置したものでございます。また、街頭犯罪抑止及び児童の安全確保、交通事故防止の観点から、光町交差点に5台の街頭防犯カメラを設置したものでございます。  成果といたしましては、西鉄春日原駅及びJR春日駅周辺につきましては、街頭防犯カメラ設置により、周辺の小学校区の性犯罪認知件数が前年と比較して減少したものでございます。また、光町交差点につきましては、街頭防犯カメラ設置により街頭犯罪の認知件数及び交通事故発生の減少が期待されるとともに、事件事故の早期解決の一助となる体制が整備されたものでございます。  続きまして、同じページ下段から34ページの上段の防犯灯補助事業でございます。当初予算額1,760万5,000円で、最終予算額は1,726万6,000円、33万3,000円を減額補正としています。決算額は1,672万7,000円で、執行残額は53万9,000円でございます。  目的といたしましては、自治会が公共的な場所に設置する防犯灯の設置費、管理費及び電灯費を補助することで、設置の促進と維持管理の万全を期し、安全・安心なまちづくりを推進するものでございます。  内容といたしましては、自治会からの申請に基づき、防犯灯の設置費、管理費及び電灯費に対する補助金を交付したものでございます。また、省エネ化を一層推進するために、自治会に対しLED灯の推奨を行ったものでございます。  成果といたしましては、34ページの上段でございます。新たに28灯の防犯灯を設置し、また、399灯の老朽化した防犯灯を取りかえたことにより、安全・安心なまちづくりの推進に寄与したものでございます。 474: ◯委員長(與國 洋君) じゃあ、小池課長。 475: ◯地域づくり課長(小池八太君) 続きまして、34ページ上の段をごらんください。  商品券事業補助金事業です。当初予算額400万円、最終予算額同額です。決算額398万6,000円、執行残額を1万4,000円です。  目的は、春日市商工会の商品券事業に補助を行うことで、消費者の購買意欲の拡大と市内商工店舗での消費を促進し、地域経済の活性化を図ることです。
     内容は、商工会が行った商品券事業に対して398万6,000円の補助金を交付しました。  成果は、本年度も引き続き地域の消費を喚起し地域経済の活性化を図るため、プレミアム率を10%とした商品券の販売が行われました。488店舗が商品券事業加盟店となり、1億961万4,000円分の商品券が消費され、地域経済の活性化に寄与しました。  続きまして、同じページの中段をごらんください。中小企業融資金保証料補助金事業です。当初予算額950万円、最終予算額同額です。決算額392万1,000円、執行残額557万9,000円です。  目的は、中小企業事業資金融資事業を利用して融資を受けた事業者に対し、完済後に信用保証料を補助することにより、市内中小企業者の経営の安定と商工振興を図るものです。  内容は、下の表に記載いたしておりますとおり、29年度の補助件数は29件で、28年度の36件に比べまして7件減少しております。また、補助金額につきましても、54万7,000円減少しております。  成果は、中小企業者が融資を受けやすくすることで、経営の安定及び事業の活性化に寄与しました。  続きまして、同じページの下の段から35ページをごらんください。  中小企業事業資金融資事業です。当初予算額3億円、最終予算額同額です。決算額3億円同額、執行残額ゼロ円です。  目的は、中小企業者や創業者に対し経営資金の融資を行い、経営の安定と商工振興を図るものです。  内容は、市内の10行に3億円を預託しており、市が預託した資金を原資として金融機関が市内業者に低利での融資を行いました。  成果は、融資を受けやすくすることで経営の安定化及び創業の促進に寄与しました。  以上でございます。 476: ◯委員長(與國 洋君) 猪口課長。 477: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、35ページ下段から36ページ上段でございます。  消費生活センター事業でございます。当初予算額662万2,000円で、最終予算額676万円、13万8,000円を増額補正としています。決算額は639万6,000円で、執行残額は36万4,000円でございます。  目的といたしましては、消費者被害を防止することで、市民の消費生活の安定及び向上を図るものでございます。  内容といたしましては、春日市消費生活センターにおいて、月曜から金曜までの午前10時から午後4時までの時間帯で、消費生活相談員による市民の消費生活に関する相談や苦情への対応を行いました。また、消費生活事例検討会、全国相談員協会研修会、国民生活センター主催研修会、レベルアップ研修会に参加することで、消費生活相談員のさらなるスキルアップを図ったものでございます。  36ページの上段をお願いいたします。  成果といたしましては、消費者被害の市民窓口として消費生活相談員が連携を密にした結果、被害の回復・防止に至った金額、救済金額でございますが、2,675万1,821円になり、多くの市民を救済することができたものでございます。また、出前講座を実施することで悪質商法の手口と対策を教授し、消費者被害の未然防止に寄与したものでございます。  続きまして、36ページ下段から37ページをお願いいたします。  空き家対策推進事業でございます。当初予算額25万8,000円で、最終予算額同額、決算額20万6,000円で、執行残額5万2,000円でございます。  目的といたしましては、市内にある空き家等に対し、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく空き家等対策を推進し、良好な生活環境の維持に寄与したものでございます。  内容といたしましては、平成29年6月空家等対策の推進に関する特別措置法第7条に基づく春日市空家等対策協議会を設立しました。設立後、同協議会を4回開催し、本市空き家対策の基礎となる春日市空家等対策計画策定に係る議論を行ったものでございます。  成果といたしましては、本年3月に「春日市空家等対策計画」を策定しました。一つには、計画期間は平成30年4月から平成34年3月までとし、対象地区を市街化調整区域を除く市内全域、基本的な方針として、方針1、所有者等の意識の涵養、方針2、利活用の促進、方針3、特定空家等の取り組み、方針4、住民からの相談に対する取り組みの四つの方針としたものでございます。  以上でございます。 478: ◯委員長(與國 洋君) ここで一旦区切りたいと思います。  ここまでの間で質疑をお受けいたします。質疑はありませんか。北田委員。 479: ◯委員(北田 織君) 34ページの商品券事業の補助金事業についてちょっとお尋ねいたしますけれども、この事業は市のほうから約400万の補助金が出ていますけど、県の補助金とそれから商工会の自主財源というか、を使ってこれは事業がなされているわけですけど、実際に、今、既に福岡県下では四つの商工会がこの商品券事業を取りやめています。現実問題としてですね。  それで、昨年も聞いたかもわかりませんけれども、このプレミアム商品券については多くの補助金が相当つぎ込まれるわけですけれども、その経済効果というか、これについては何か昨年かアンケートをとって調べるようなこと等も聞いていたかと思いますけれども、その効果についての評価というか、それはどのように考えておられますでしょうか。 480: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 481: ◯地域づくり課長(小池八太君) 28年度分になりますが、福岡県ではですね、購入者に対するアンケート調査を実施されてあります。新たに誘発した消費額とか、その経済波及効果を試算されてありまして、県内全部なんですが、波及効果は関連産業への波及等を含め約240億円となっており、本事業の実施により個人消費が喚起され大きな経済効果につながったものと考えておりますという資料等が出ておる状況でございます。  以上です。 482: ◯委員長(與國 洋君) 北田委員。 483: ◯委員(北田 織君) わかりました。四つの商工会がもうやめられるということなので、その効果はどうなのかなと思って。費用対効果ですよね。  それから、済みません、続けてですけど、同じく34ページの真ん中の中小企業融資金保証料補助金事業ですけど、これは融資を受けて保証料を払ったものについて融資を完済したときにその保証料を補助していただけるという制度ですけれども、これを使われる方が結構減っていますよね。こんなに有利な制度はないと思うんですけれども、件数が減少している理由は何かおわかりでしょうか。 484: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 485: ◯地域づくり課長(小池八太君) あくまでもですね、こちらに出ているのは5年前とか7年前に借り入れされた方での結果になっておりますので、そこまでですね、何が原因で、今、その5年後7年後がですね、これだけ減ったのかという理由のところまでは分析はしておりませんけれども、ただ、予算とですね、決算で差があることはですね、一つにはやっぱり返済し切れないこととか、あと、繰上償還を行ったことで、正確に見きわめるのが難しいというところで乖離がございます。  以上です。 486: ◯委員長(與國 洋君) 北田委員。 487: ◯委員(北田 織君) 今、課長が言われるように、当然ここでは信用保証料を補助するということは、当然何年か前にお金を借りられた方が完済されるので、件数としては相当前かと思うんですけど、現在、これは保証協会だと思うんですけど、保証協会に融資を受けられる件数は、この直近なんかは知ることはできるんでしょうか。もしかして把握されてましたらお願いいたします。 488: ◯地域づくり課長(小池八太君) 現在は把握しておりません。  以上です。 489: ◯委員長(與國 洋君) いいですか。 490: ◯委員(北田 織君) はい。 491: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 492: ◯委員長(與國 洋君) ないようですので、これでこの項目については終わります。  引き続き説明を求めます。小池課長。 493: ◯地域づくり課長(小池八太君) 79ページをお願いいたします。  ふれあい文化センター自主文化事業です。当初予算額1億228万4,000円、最終予算額9,873万8,000円。354万6,000円を減額補正しています。決算額9,667万2,000円、執行残額206万6,000円です。  目的は、世代を問わず、多くの市民が多種多様な文化芸術に触れて文化芸術活動が普及するよう、魅力ある文化芸術を振興するものです。  内容は、「振興」「育成」「普及」「鑑賞」の四つの事業を柱として、音楽に重点を置いた事業を展開しました。  成果は、まず振興事業です。振興事業とは、文化芸術活動を行う市民、市民団体を支援することにより、文化芸術活動の水準を高め、春日市独自の特徴ある文化の創造を目指すものです。主な取り組みとしては、8月に弥生の里音楽祭を、11月に春日市文化祭を開催いたしました。弥生の里音楽祭では、ロビーコンサート、ピアノリレーマラソン及び手づくり楽器教室等のワークショップなどを行い、期間中に約3,200人の市民が参加しました。また、春日市文化祭は、昨年度も社会教育団体と行政による実行委員会形式で開催し、展示、舞台発表、バザーなど、行政と市民が協働する文化祭としての取り組みを進め、約9,200人の来場がありました。  次に育成事業です。育成事業とは、芸術文化の創造、発表活動を通して、感動や喜びを感じる豊かな心を育み、個性豊かな文化の担い手を育成する事業です。主な取り組みとしては、春日市少年少女合唱団を実施いたしました。春日市少年少女合唱団は、約60人の児童生徒が西九州大学短期大学部教授の野口美乃里さんの指導により、歌や表現を学び、定期演奏会を開催するほか、筑紫地区少年少女合唱団とのジョイントコンサートなどを行いました。  続いて、普及事業です。普及事業とは、文化芸術に触れる機会や関心が少ない市民にアプローチし、文化芸術のすばらしさを伝えるための事業です。主な取り組みとして、音楽の玉手箱事業及び文化芸術ワークショップなどを実施いたしました。音楽家派遣事業である音楽の玉手箱は、小学校音楽体験教室や学校コンサート、出前ミニコンサートなど、多くの方々に質の高い音楽を聞いていただきました。また、伊藤京子ピアノコンサートでは小学生がキッズスタッフとして参加し、場内アナウンスやプログラム配布などコンサートの運営を体験することで、文化・芸術を身近に感じる機会の提供を行いました。  続いて、鑑賞事業です。鑑賞事業とは、多彩な文化芸術に触れたいという市民の要望に応え、さまざまなジャンルのイベントを実施する事業です。NHK-FM「きらクラ!」公開収録、「東儀秀樹トーク&ライブ」等を実施し、毎月1回土曜シアターを開催するなど、幅広い年齢層の方々が楽しめる事業を提供しました。  次に、ふれあい文化サークル事業です。TNC文化サークルに業務を委託し、年間約130の講座を開設し、年間延べ1万8,000人が受講しました。また、成果の発表の場として、サークル独自の文化祭を3月に実施し、約1,700人が来場しました。  最後に、広報宣伝事業です。ポスターやチラシ、ふれあい文化センター情報誌「エイ・メッセ」、フリーペーパー、ホームページなどの媒体を活用し、さまざまな事業について効果的な情報発信に努めました。  なお、80ページにふれあい文化センターで行った事業の内容、期日及び入場者数等詳細を一覧表にまとめておりますので、後ほどごらんください。  続きまして、81ページの上の段をごらんください。  ふれあい文化センター管理運営事業です。当初予算額1億6,995万6,000円、最終予算額1億7,270万8,000円、275万2,000円を増額補正しています。決算額1億6,974万2,000円、執行残額296万6,000円です。  目的は、ふれあい文化センターをとした学びの場を提供するとともに、文化芸術活動を通して豊かな個性を発揮する市民を支援することです。  内容は、二つのホールと35の諸室を市民に貸し出し、新館改修等工事のため一部貸し出し制限をしながら311日開館することで、約20万人の市民に施設を利用いただきました。また、専門性が高いホール管理を業者委託することで、質の高いサービスの提供と経費の削減に努めました。  成果は、定期的な保守点検に基づき速やかに補修を実施し、改修等工事の影響を最小限に抑えることで、ホール、諸室を安全で快適な状態で貸し出すことができました。  続きまして、81ページの下の段から82ページをごらんください。  ふれあい文化センター指定管理事業です。当初予算額から決算額はゼロです。  目的は、ふれあい文化センターに指定管理者制度を導入することで、利用者の利便性の向上及び管理運営の効率化を図ることです。  内容は、文化芸術の振興に関連する事業に関して、実績を有する団体に対して指定管理者の募集を行いました。5団体の応募を受け、書類審査と面接を行い、トールツリーグループを指定管理者として選定いたしました。その後、市議会の議決を得て指定管理者として決定し、30年4月1日から34年3月31日までの4年間の基本協定を締結しました。  成果は、文化施設を管理運営するに当たり、民間事業者のノウハウを活用することで市民サービスの向上を図るとともに、効率的かつ利便性の高い施設運営を行う準備が整いました。  続きまして、82ページの中段をごらんください。  ふれあい文化センター改修事業です。当初予算額2億5,683万4,000円、最終予算額2億3,981万5,000円、1,701万9,000円を減額補正しています。決算額2億3,694万円、執行残額287万5,000円です。  目的は、老朽化した施設等の改修を行い、利用者の安全を確保するとともに、施設機器等の改修を行うことで利用者の利便性を向上し、より魅力的な施設にすることです。  内容は、新館の屋上防水改修工事、外壁改修工事及び諸室のパッケージエアコン更新工事を実施いたしました。また、30年度に実施する旧館の屋上防水工事及び空調設備更新のための設計を行いました。  成果は、新館改修等の工事が完了し、翌年度の旧館改修工事の施工に向けた準備が整いました。  説明は以上です。 494: ◯委員長(與國 洋君) 猪口課長。 495: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、99ページをお願いいたします。下段から100ページの上段でございます。  春日市総合防災訓練でございます。当初予算額78万3,000円、最終予算額74万7,000円、3万6,000円を減額補正としています。決算額は72万7,000円で執行残額は2万円でございます。  目的といたしましては、市内において地震災害が発生したと想定し、本市と防災関係機関、地域住民が一体となって実践に即した防災訓練を実施することにより、迅速かつ的確な災害対応を実施するものでございます。  内容といたしましては、表のとおり、平成29年6月11日に実施し、防災関係機関11団体が参加のもと、市民を含め837名が参加しました。訓練内容といたしましては、避難誘導訓練を初め火災防御訓練までの七つの訓練を行い、防災ガイドツアーを実施したものでございます。  成果といたしましては、一つ目は、市の防災機能の強化であり、災害時における市職員の役割ととるべき行動、春日市地域防災計画に記載されている事項が確認できました。また、総合スポーツセンターを防災拠点として周知し、機能紹介をすることができたものでございます。二つ目は、関係機関との連携強化であり、関係機関のとる活動や情報伝達方法等を実際に確認できました。さらには、災害時に発生する諸問題について、関係機関が連携して対応しなければならないことを理解しました。また、関係各機関が協力して防災訓練を実施したことにより、関係機関との連携強化が図られたものでございます。  以上でございます。 496: ◯委員長(與國 洋君) ここで区切ります。  ただいまの説明までで質疑はありませんか。西川委員。 497: ◯委員(西川文代君) 81ページです。ふれあい文化センター指定管理事業、これは予算の執行はない、決算額ゼロですけれども、今年度から指定管理者制度を導入されていると思います。事業者とですね、協定を結ばれたと思うんですけれども、今までですね、公共に資するというか、学校とかがですね、コンサートをふれあい文化センターのスプリングホールとかですね、そういうところでやっていたりとか、あと、地域密着のコンサートとか、そういうものに関しては減免されていたのが、結局、指定管理になってからお金がかかるから使いにくくなったと。そういう声をよく聞きますが、協定とかを結ぶ段階でどんな話し合いがなされたんでしょうか。 498: ◯委員長(與國 洋君) ちょっと今のは、29年度じゃなくて。29年度は。 499: ◯委員(西川文代君) 29年度に協定書を結んでいると思うんですね。 500: ◯委員長(與國 洋君) 30年度の話ですか。 501: ◯委員(西川文代君) 29年度に、ある程度その業者とですね、指定管理事業者と協定書を結んで、30年度からそれに従った運営がなされていると思うんですが、その29年に結ばれた協定書の内容が多分そのようになっていたと思うんですね。そこらあたりは十分に市民の方の意見とか学校とかで利用されているところとかあったと思いますけど、しっかり意見を聴取して理解してもらった上で協定書の内容等はできたのでしょうかという質問でいいですか。 502: ◯委員長(與國 洋君) 事業計画を結んだときの内容に今のような内容を含んでたのかどうかということだけ言ってください。契約のことですから。小池課長。 503: ◯地域づくり課長(小池八太君) 意見はお聞きしておりますが、前段の共催公演事業につきましてはですね、あくまでも使用料減免等については、指定管理者ではなくあくまでも市の判断で行っております。ただし、指定管理者導入を機にですね、事業目的とか内容について精査した上で御判断をさせていただいて、事前にその団体のほうと十分意見をすり合わせた上で決定させていただいております。  以上です。 504: ◯委員長(與國 洋君) 西川委員。 505: ◯委員(西川文代君) それならいいんですけど、何か方々からですね、市民代表ですから声がすごく聞こえてきましたので、ちょっと確認しました。  以上です。 506: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 507: ◯委員長(與國 洋君) じゃあ、次の説明をお願いいたします。染原地域生活部長。 508: ◯地域生活部長(染原利幸君) 地域生活部の主要な施策の成果に関する説明は以上でございます。  引き続きまして、決算不用額についての御説明をさせていただきます。お手元に平成29年度春日市歳入歳出決算書を御準備お願いいたします。こちらもページを追いながら、主に100万円以上の不用額が生じたものについて、また、お手元の別紙に、平成29年度決算における実質収支の主な内訳に掲載のございます歳入及び歳出につきましてでございますが、こちらのほうは最終予算額と乖離した理由も含めて、担当課長から順に御説明いたします。
    509: ◯委員長(與國 洋君) 猪口課長。 510: ◯安全安心課長(猪口 功君) それでは、56ページをお願いいたします。  2款1項1目一般管理費19節でございます。負担金補助及び交付金134万473円のうち53万8,821円が安心安全課の不用額でございます。  内訳といたしましては、防犯灯補助金と防犯灯設置補助金でございます。不用額は執行残でございます。 511: ◯委員長(與國 洋君) 続いてどうぞ。 512: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、77ページをお願いいたします。  3款4項1目災害救助費13節でございます。委託料110万円のうち100万円が安全安心課の不用額でございます。  内訳といたしましては、災害応急対策業務でございます。昨年度は大きな災害などが発生しておりません。不用額は執行残でございます。 513: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 514: ◯環境課長(新飼達郎君) 同じ13節の委託料で、環境課分の不用額は10万円でございます。  内容は、災害応急消毒業務の5万円と災害応急塵芥収集運搬業務の5万円でございます。大きな災害がなかったためで、執行残でございます。 515: ◯委員長(與國 洋君) 猪口課長。 516: ◯安全安心課長(猪口 功君) 同じく15節でございます。委託料の下の段でございます。15節工事請負費100万円でございます。  内訳といたしましては、災害応急復旧でございます。昨年度は大きな災害となることが発生していないものでございます。不用額は執行残でございます。 517: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 518: ◯環境課長(新飼達郎君) 次に、78ページをお願いいたします。  4款1項1目13節委託料、ちょうど真ん中ですけれども、769万7,521円のうち4万1,642円が環境課の不用額でございます。  内容は、南部工場関連の健康診査業務で、執行残でございます。  次に、79ページのほうをお願いいたします。4款1項2目13節委託料1,735万7,414円のうち7万464円が環境課の不用額でございます。  内容は、畜犬登録業務の5,196円と動物愛護犬ねこ飼養マナー向上推進屋外ポスター作成業務の6万5,268円、いずれも執行残でございます。 519: ◯委員長(與國 洋君) ここで区切りましょうか、ページが飛びますから。  今までの件で質疑をお受けします。質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 520: ◯委員長(與國 洋君) ないようですので、引き続き説明をお願いします。 521: ◯環境課長(新飼達郎君) 81ページをお願いいたします。  4款2項2目8節報償費137万176円でございます。これは古紙等集団回収に対するもので、執行残でございます。  続きまして、次のページの13節委託料132万9,651円でございます。82ページのほうになります。 522: ◯委員長(與國 洋君) いいですか、82ページ。はい、どうぞ。 523: ◯環境課長(新飼達郎君) 13節委託料の132万9,651円ですね。これは8業務の合計で、主なものは指定ごみ袋製造、保管、配達、処理手数料分の95万383円で、執行残でございます。  続きまして、4款2項3目19節負担金補助及び交付金156万6,165円でございます。これはし尿の収集、運搬に対するもので、執行残でございます。 524: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 525: ◯地域づくり課長(小池八太君) それでは、85ページをお開きください。  不用額欄、上から2段目です。7款1項2目商工振興費、19節負担金補助及び交付金です。不用額623万6,763円のうち557万9,314円が中小企業融資金保証料補助金事業の不用額です。  主要な施策の成果の34ページで御説明いたしたとおりです。 526: ◯委員長(與國 洋君) 秀島主幹。 527: ◯環境課主幹(秀島安司君) 89ページをお願いします。  8款4項2目公園費、下から7段目の17節公有財産購入費、不用額は4億3,173万9,000円でございます。  内容といたしましては、新南部工場関連周辺環境整備事業費の事業用地費でございます。  同じく下から5段目の22節補償、補填及び賠償金1,488万1,000円のうち1,488万円が環境課の不用額でございます。  内容としましては、新南部工場関連周辺環境整備事業費の補償費でございます。  以上の新南部工場関連周辺環境整備事業費関連費用につきましては、別紙2、平成29年度決算における実質収支の主な内訳の執行残が多かった主な歳出の表にも載っておりますが、新南部工場関連周辺環境整備事業の事業計画におきまして、多目的広場や貯留施設、新設道路等の設置計画がありまして、その計画地の用地購入に関する費用となります。  なお、執行残が多かった理由といたしましては、28年度から関連予算を繰り越しさせていただき、29年度も地権者との用地交渉に取り組んできた結果、計画用地のうち新設道路の用地分を購入することができたところですが、残りの計画用地につきまして用地交渉を引き続き行っており、年度内に予算執行が困難となったものでございます。執行残につきましては、多目的広場関係の予算の未執行残でございます。 528: ◯委員長(與國 洋君) 続いて、猪口課長。 529: ◯安全安心課長(猪口 功君) 続きまして、92ページをお願いいたします。  9款1項1目19節負担金補助及び交付金でございます。374万円のうち平成28年度から繰越明許費365万4,000円が県防災行政情報通信ネットワーク再整備事業の負担金でございます。  内訳といたしましては、福岡県は、平成28年、熊本地震プロジェクトチームの検討結果報告をもとに設計の内容の見直しを行い、事業年度の変更、市町村負担率の変更がなされました。これに伴い、事業年度が平成28年度から30年度までの3カ年を、1年おくれの平成29年度から平成31年度までの3カ年に見直されたものでございます。これにより平成28年度から繰越明許費の負担金が年度を越えて未執行残となりました。  続きまして、93ページをお願いいたします。  9款1項2目9節旅費でございます。245万7,740円でございます。  内訳といたしましては、消防団員出動費用弁償でございます。火災出動などが少なく、また、災害出動もなかったものでございます。不用額は執行残でございます。  以上でございます。 530: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 531: ◯地域づくり課長(小池八太君) それでは、107ページをお開きください。  不用額欄の上から4行目です。10款1項3目ふれあい文化センター費、11節需用費です。不用額が241万68円です。  内訳は、ふれあい文化センター空調用の電気料や燃料費等の執行残の合計です。執行残の主なものは、施設の空調に使う電気料は約100万1,000円、燃料費が約70万2,000円です。  続きまして、上から6行目、13節委託料です。不用額が106万6,631円です。  内訳は、警備業務、樹木管理等委託料等の執行残の合計です。執行残の主なものは、警備業務委託料約51万9,000円です。  続きまして、上から8行目、15節工事請負費です。不用額が282万1,000円です。ふれあい文化センター改修事業の不用額です。主要な施策の成果の82ページで御説明いたしたとおりです。  続きまして、108ページをお開きください。不用額欄、下から2行目です。5目社会教育施設整備費15節工事請負費です。不用額441万8,796円のうち410万9,800円が、主要な施策の成果の22ページから23ページで御説明いたしました、平成28年度から平成29年度へ明許繰越をした岡本コミュニティ供用施設整備事業費の執行残です。  不用額については、以上です。 532: ◯委員長(與國 洋君) 不用額の説明が終わりました。この項についての質疑をお受けします。質疑はありませんか。竹下委員。 533: ◯委員(竹下尚志君) 82ページのし尿処理事業費の中で、この29年度は何件支援して現在まで何件残っているのか。 534: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 535: ◯環境課長(新飼達郎君) 29年度はですね、136件、今、残っている状況でございます。 536: ◯委員長(與國 洋君) そのほかに何か質問。もう一つあったですかね。 537: ◯委員(竹下尚志君) いやいや。 538: ◯委員長(與國 洋君) 何件残ってるかという質問で、今、136件という回答でした。いいですか。  では、北田委員。 539: ◯委員(北田 織君) 竹下委員が今質問されたところと全く同じですけれども、これはもともと予算額が407万円あって、不用額が156万6,000円ですよね。この不用額が生じたのは、し尿処理をしなければいけないお家というか、件数が減ったのか、量が減ったのかが一つ。今、136件と言われたんですけれども、もともと予算を立てられたときは何件というふうに考えておられたのか、まずそれを1点お願いします。 540: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 541: ◯環境課長(新飼達郎君) 予算を立てたときはですね、何件というよりは収入ベースのほうで予算を立てさせていただきました。理由はですね、先ほどの136件もございますけれども、工事等の臨時の収入のほうもございます。仮設のトイレのほうですね。そちらのほうもございまして、今回残った理由はですね、そちらの仮設のほうが想定よりもちょっと多かったということで、臨時の収入があったということで執行残が出ています。 542: ◯委員長(與國 洋君) 北田委員。 543: ◯委員(北田 織君) 済みません、136件というのはお家の戸数ということで認識していいですよね。下水道が整備された場合、そのお家の方は大体3年以内ぐらいに接続するというか、対応しなければならないというふうに決まっているかと思うんですけれども、意外とこれはたくさん残ってる気がします。そういったお家に対しての指導というか、今後これがどういった形で整理されていくのか、そういう計画とか方針とかがあったらお願いいたします。 544: ◯委員長(與國 洋君) 新飼課長。 545: ◯環境課長(新飼達郎君) 私ども一般廃棄物のほうですので、こういう形でし尿が出れば回収するのは義務ですのでさせていただきますけれども、先ほど言われたとおり、下水のほうの未接続の部分とはですね、協力をさせていただきながらですね、下水が指導に行くときには一緒についていきながら指導させていただきたいと思っているところでございます。ですから、環境課としての特段の施策はありません。 546: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。金堂委員。 547: ◯委員(金堂清之君) 89ページ、新南部工場関連環境整備なんですけども、毎年毎年何億ものお金を繰り越し繰り越ししてます。これは向こうとの関係がございますけれども、これだけのことをして周辺整備はどうなるんですか。協力を得られんやったら中止せざるを得ないんじゃないかと思いますけども、いかがですか。 548: ◯委員長(與國 洋君) 秀島主幹。 549: ◯環境課主幹(秀島安司君) 今の御意見をいただいた点ではですね、まず、新しい工場を建てるに当たって、地元の方とお約束をさせていただいて覚書まで結んだ状況でございますので、その実現に向けてですね、少しずつでも、うちとしては努力していきたいと思っているところでございます。  以上でございます。 550: ◯委員長(與國 洋君) 金堂委員。 551: ◯委員(金堂清之君) 一部事務組合の問題ですので余りこれは申し上げられませんけれども、地権者の方がどうしても協力してくれないということだったら方向転換せざるを得んのやないかなと思うんです。ここに不用額でこれだけの金額が出てましたので、ちょっとお尋ねした次第でございます。わかりました。ありがとうございます。 552: ◯委員長(與國 洋君) これは2年続けて明許繰越はできないから今回は不用額というふうに上がっているんですよね。今、金堂委員が言われたことについては、来年度に予算を組むときはゼロから考える、本当に組んでいいかどうかを考えるということでいいですか。 553: ◯委員長(與國 洋君) 秀島主幹。 554: ◯環境課主幹(秀島安司君) 今年度はそういう形で予算を組ませていただいています。30年度はですね。 555: ◯委員長(與國 洋君) そうか、もう終わっちゃってるのか。済みませんでした。  そのほかありませんか。近藤委員。 556: ◯委員(近藤幸恵君) 済みません。決算書じゃないんですけれども、成果のほうで一つお聞きするのを忘れたんですけれども、よろしゅうございますか。 557: ◯委員長(與國 洋君) じゃあ、今の不用の額についての質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 558: ◯委員長(與國 洋君) では、不用額についての質疑については終えます。  そのほか説明する事項は何かありますか。染原部長。 559: ◯地域生活部長(染原利幸君) 不用額についての説明は以上でございます。そのほかの説明はございません。 560: ◯委員長(與國 洋君) それでは、説明が終わりましたので、全般のことについて質疑をお受けします。もしくは聞き漏らした点についての質疑をお受けします。どうぞ。 561: ◯委員(近藤幸恵君) 申しわけありません。主要な施策の成果のところですけど、今度ですね、あんどん祭りの補助金に関して全然成果のところに載ってないんですけれど、これは何か理由があるんでしょうか。 562: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。 563: ◯地域づくり課長(小池八太君) 29年度のあんどん祭りは雨天のため中止になりまして、今回9月補正予算で返還金も計上させていただいておりますので、ですので、主要な成果としては計上しておりません。  以上でございます。 564: ◯委員長(與國 洋君) 近藤委員。 565: ◯委員(近藤幸恵君) それでは、30年度は無事に行われるとなると、またここに計上されてくると思ってよろしいんですね。 566: ◯委員長(與國 洋君) 小池課長。
    567: ◯地域づくり課長(小池八太君) そのとおりでございます。 568: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。西川委員。 569: ◯委員(西川文代君) やはり主要な施策の成果ですけれども、ちょっと聞くタイミングがなくて聞いてなかったんですが、99ページの春日市総合防災訓練の件です。昨年度は総合スポーツセンターで実施されていて、成果もわかりました。参加人数が837名ということでですね、よかったかなと思っています。ただ、この反省というか、成果もありますけれども、それをもとに今年度は小学校で行われたと思います。何か方向性を転換した理由等があるんですか、実施した後の反省とか。 570: ◯委員長(與國 洋君) 西川委員、それは今年度の事業で、本来は予算決定のときに聞かれるべきだったと思うんですよね、場所を変えられたという。ちょっと補足してあげてください、内容と異なりますけれども。 571: ◯委員長(與國 洋君) 猪口課長。 572: ◯安全安心課長(猪口 功君) 28年、29年とスポーツセンターのほうで開催をさせていただきました。28年につきましては、スポーツセンターの建設が完了しまして、そのスポーツセンターが防災拠点となるということで、28年にそこで防災訓練をさせていただきました。昨年も続けて2年連続させていただいたのは、防災拠点の周知ということでさせていただきました。  28年、29年はスポーツセンターでございますが、その前につきましては、中学校区単位で毎年動いております。今年度は30年ですけれども、スポーツセンターが終わりまして、北中学校区のエリアについて北小学校で実施をしたという経緯がございます。ちなみに来年度は西中学校区ということで、中学校区単位で動くという形とスポーツセンターとをリンクしながら実施をしていく予定でございます。  以上でございます。 573: ◯委員長(與國 洋君) そのほかありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 574: ◯委員長(與國 洋君) 質疑なしと認めます。よって質疑は終結しました。  以上で、地域生活部の審査を終了いたします。どうもお疲れさまでした。                   〔執行部退席〕 575: ◯委員長(與國 洋君) これで本日予定しておりました審査は全て終了いたしました。次回の委員会は、あす9月13日午前10時から教育部関係の審査を行います。  以上で本日の決算審査特別委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後4時00分...