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  1. 春日市議会 2018-09-10
    平成30年市民厚生委員会 本文 2018-09-10


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                  開議 午前10時02分              ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(米丸貴浩君) おはようございます。全員出席であります。ただいまから市民厚生委員会を開議いたします。  それでは、本日は健康推進部の議案審査を行います。  なお、議会運営委員会の確認事項により、前田委員が今期定例会における特別会計決算審査に参与しないことが了承されております。つきましては、本日予定されています第68号議案に係る審査については退席をされますので、よろしくお願いいたします。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は、挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは初めに、第68号議案「平成29年度春日市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」を議題といたします。  説明員の説明を求めます。佐々木健康推進部長。 2: ◯健康推進部長(佐々木康広君) おはようございます。本日の特別会計の決算及び補正予算の審議に際しまして、岩隈健康スポーツ課主幹は、ラグビーワールドカップ公認チームキャンプ地の実行委員会の立ち上げの関係で、委員会を欠席させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 3: ◯委員長(米丸貴浩君) 了解いたします。 4: ◯健康推進部長(佐々木康広君) それでは、第68号議案につきまして、高齢課長のほうから説明させますので、よろしくお願いします。 5: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 6: ◯高齢課長(武末竜久君) それでは、第68号議案、平成29年度春日市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の説明をさせていただきます。  まず、主要な施策の成果により、主な事業の説明の後、介護保険事業特別会計決算書の内容を説明させていただきますので、よろしくお願いします。  まず、主要な施策の成果の40ページをお開きください。  地域支援事業の包括的支援事業についてです。当初予算額は5,844万8,000円、最終予算額5,733万円、116万5,000円を減額補正ほか流用等を行っております。決算額は5,714万9,000円、執行残額18万1,000円となっております。  事業の目的は、地域におけるさまざまな相談、支援体制、在宅医療・介護連携体制、認知症高齢者への支援体制並びに多様な主体による日常生活支援体制の構築を一体的に推進し、高齢者が住みなれた地域で、みずから安心して暮らし続けられる地域社会の実現を目指すものであります。  内容としましては、1の枠、地域包括支援センターの運営については、(1)総合相談支援・権利擁護事業、(2)地域ケア会議の開催、(3)地域におけるさまざまな関係者とのネットワーク構築を進めております。(1)の相談等の件数につきましては、延べ7,272件となっております。(2)の地域ケア会議は、5回開催しております。市内介護支援専門医ケアマネジメントの質の向上、個別事例を通じての春日市全体の課題の抽出を目的とし、10事業所で10事例を挙げまして、質の向上に向けた取り組みを行いました。  2の枠、在宅医療・介護連携の推進については、在宅医療と介護を一体的に提供する体制構築の推進のため、地域の医療・介護関係者による会議の開催、筑紫医師会在宅医療介護連携支援センター主催の会議を市で開催するなど、その推進に向けて取り組みました。  3の枠、認知症施策の推進については、これまでの取り組みに加えて、認知症ケアパスの配布を通じて、認知症の人やその家族に対する医療や介護サービスの普及啓発に努めました。また、新規事業として、認知症サポート医1名、認知症地域支援推進員2名、市高齢課職員で認知症初期集中支援チームを構成し、チーム員会議を12回行い、11名の支援について検討しました。それぞれの事業の詳細は、44、45ページの別紙、平成29年度地域支援事業実績を御参照ください。
     成果につきましては、40ページから41ページに記載のとおりでございますが、3の認知症施策の推進について、平成29年度における認知症初期集中支援チームの対応者数11名のうち8名は、本人が必要な医療機関や介護等、サービス等につなげることができました。支援チームで対応終了後につきましても、認知症地域支援推進員としてのフォローや、対象者を担当する介護支援専門員等が引き続き支援を行っております。  続きまして、41ページをごらんください。地域支援事業一般介護予防事業です。  当初予算額3,007万9,000円、最終予算額2,912万3,000円、95万6,000円を減額補正しております。決算額2,865万4,000円、執行残額55万9,000円です。  目的は、全ての高齢者を対象に介護予防の普及啓発や健康の増進を図るものです。  内容は、表に記載のとおりでございます。その詳細は44ページをごらんください。  平成29年度地域支援事業実績の1、介護予防・日常生活支援総合事業の(1)の一般介護予防事業の表で、平成29年度においては、新規事業として総合スポーツセンターでの高齢者向け運動教室を行っております。  区分の欄の上から3段目、運動の欄をごらんください。総合スポーツセンターでの介護予防の運動教室は、通年で通う、からだいきいきエクササイズと、3カ月を1クールとした企画教室が行われ、合計の実施回数80回、実人数142人、延べ2,075人が参加しております。いきいきプラザでの運動教室より運動強度の高い内容を提供したため、参加した年齢層も65歳から74歳までの前期高齢者が80%を占めました。このことにより、介護予防に取り組む高齢者数もふえ、介護予防の裾野が着実に広がっているところです。  次に、同じ表の区分の欄の上から5段目、地域介護予防活動支援の欄をごらんください。介護予防ボランティアポイント制度は、高齢者を支える側の人材発掘と継続的な活動の支援を行うために、平成29年10月から実施しております。平成29年度の実績として、自治会で介護予防ボランティアポイント制度に取り組んでいる地区は26地区、自治会での活動や運動ボランティアとして活動いただいた実人数は371人、ポイントを付与した総数は、3,454ポイントとなっております。多くの方に介護予防事業または介護予防ボランティアに興味を持っていただき、長く健康を維持できるよう取り組んでまいります。  その下、地域リハビリテーション活動支援事業は2年目となり、地域における介護予防の取り組みを強化するため、地区公民館等に運動指導士や理学療法士、介護福祉士などを78回派遣し、延べ1,882人が参加しております。  この事業と二つ上の地区講師派遣事業を合わせた地域における事業の参加者数は3,963人、いきいきプラザを含めた一般介護予防事業全体の参加者は、延べ4万3,965人に上っております。  41ページにお戻りください。  成果につきましては、1、介護予防普及啓発事業の段の上から3行目以降のところですが、総合スポーツセンターでの運動教室は、いきいきプラザで開催している教室より運動強度の高い内容を提供したため前期高齢者の参加が多く見られ、結果として、総合スポーツセンターといきいきプラザの運動教室において、対象者及びその内容のすみ分けができ、高齢者一人一人の体力に応じた介護予防の取り組みにつながりました。また、総合スポーツセンターの教室参加を通じて、総合スポーツセンター内の温水プールやトレーニング室の利用のきっかけづくりとなりました。  二つ目の地域介護予防活動支援事業では、主にいきいきプラザや地域で活動する運動ボランティアとナギの木苑で活動するはつらつボランティアに分けて、ボランティア養成講座を行ったところ、おのおのが得意とする分野を生かしながら活動ができる人材を発掘することができ、介護予防事業及び老人福祉センター業務の効果的な運営に寄与することができました。さらに、介護予防ボランティア制度では、高齢者を支える人材の継続的な支援、高齢者同士及び地域における支え合い体制の構築を図り、地域で活動、活躍しているボランティアの活動支援と意欲向上につながりました。  三つ目の地域リハビリテーション活動支援事業では、地区公民館等に理学療法士などを派遣し、運動や認知症予防の取り組みを行うとともに、サロンやシニアクラブの活動の推進に寄与しました。  ふえ続ける医療費や介護給付費を抑えていくためには、何よりも高齢者の健康づくり、介護予防の充実が鍵を握っているものと考えております。今後とも、いきいきルームや総合スポーツセンターでの事業に加え、地区公民館への講師派遣、ナギの木苑での介護予防事業、介護予防ボランティアポイント制度などの介護予防への取り組みをさらに推進していきたいと考えております。  42ページの地域支援事業介護予防生活支援サービス事業をごらんください。  当初予算額2億5,335万6,000円、最終予算額2億5,015万1,000円、320万円を減額補正しております。決算額2億4,576万9,000円、執行残額511万2,000円です。  目的は、要支援高齢者等に対して、ニーズに応じた多様な訪問型、通所型サービスを提供することで、住みなれた地域での生活の継続に寄与するものです。  内容としては、要支援高齢者等に対して、利用者のニーズに応じた多様な通所型、訪問型サービスなどを表のとおり提供いたしました。要支援者数の伸びに応じて、利用件数、給付が伸びている状況です。  平成29年度の事業等の詳細は44ページの地域支援事業実績を御参照ください。  42ページ目にお戻りください。  成果の1、旧介護予防訪問介護相当事業、旧介護予防通所介護相当事業、いわゆる現行相当サービスは、介護予防給付からの受け皿となったものです。前年度に引き続き、要支援高齢者等の身体機能の維持、改善及び生活支援に寄与することができました。  二つ目のまごころ訪問事業については、要支援高齢者等に対し、住民ボランティアによる軽度の生活援助を提供しました。29年度は春日市シルバー人材センターサポーター登録者を活用することができ、徐々にサービス利用者及びサポーターの増加につなげているところです。  四つ目の介護予防ケアマネジメント事業は、介護予防・生活支援事業の実施に当たり、地域包括支援センターが利用者の状況把握とニーズに応じて適切なサービスの調整として介護予防ケアマネジメントを実施し、要支援高齢者等の適切なサービス利用及び在宅生活の継続に寄与しました。  5番目と6番目の利用者負担が高額となった介護予防・生活支援事業サービス利用者に対し、高額介護予防サービス費及び高額医療合算介護予防サービス費に相当する額を交付し、利用者の負担軽減に寄与しました。  次に、47ページをごらんください。  下の段の高齢者福祉計画2018・第7期介護保険事業計画策定業務です。  当初予算267万9,000円、最終予算額は同額、決算額267万8,000円です。執行残額は1,000円です。  目的は、高齢者が住みなれた地域で安心して生活することができるよう、計画期間となる本年度から3年間の将来推計や住民ニーズ調査に基づき、介護保険の運営方針や高齢者福祉施策全般の方向性を定め、その内容を高齢者自身や高齢者を支えるさまざまな団体と行政が共有することです。  内容は、一つ目、春日市の人口ビジョンに基づき、高齢化の状況等の推計を行いました。二つ目、住民アンケート調査や各種住民団体、医療介護の専門職などの支援者との意見交換を踏まえて、住民ニーズの抽出を行いました。三つ目は、住民ニーズを踏まえ、基本理念、高齢者本人や家族の地域からの孤立を防ぎ、健康づくりや住みなれた地域での生活を市全体で支え合うまちを設定しました。四つ目は、介護予防や生活支援、認知症施策の推進など、多岐にわたる取り組みにおける課題を抽出し、方向性を定めました。五つ目は、計画期間における要介護等認定者数、要介護給付費等の推計を行い、医療・介護の制度改正等の影響を踏まえ、介護サービス基盤整備計画や介護保険料の設定を行いました。  介護給付費については、第6期3年間で176億1,000万8,000円であったのに対し、その実績は168億8,753万8,000円で、比較では95.9%となっております。第7期3カ年では、195億9,910万8,000円を見込んでおります。また、介護保険料の基本月額は、第6期5,600円であったものを、第7期では5,800円としております。  成果といたしましては、基本理念に基づき、地域包括ケアシステムの構築をさらに進めていくために、本計画の計画書の作成とともに、その内容を1枚にまとめた概要版を作成し、住民や関係者に広く共有できるようPRに努めております。市報かすが、ウエブサイトへの掲載や出前トークの場で住民への配布などを行い、春日市の高齢者施策の方向性を共有するためのツールとして活用しております。  次に、48ページをごらんください。  介護保険給付事業でございます。  当初予算額60億3,435万2,000円、最終予算額57億6,236万5,000円、2億7,198万7,000円を減額補正しております。決算額55億6,433万、執行残が1億9,803万5,000円です。当初予算額の3.2%となっております。  目的は、要介護認定者等に対し、その心身の状況や環境に応じて必要な介護給付を行うことにより、保健医療の向上及び福祉の増進を図るものです。  内容は、要介護認定者等が尊厳を保持し、その心身の状況や環境に応じて自立した日常生活を営むことができるよう必要な給付を行いました。  49ページが介護保険給付の状況でございます。一番上の表が第1号被保険者数です。一番右側の平成29年3月末の2万3,140人に対しまして、平成30年3月末は、その横の合計欄、2万3,370人と、230人、0.9%の増で、ほぼ横ばいとなっております。  次の表は、要介護・要支援認定者数でございます。一番右側の平成29年3月末の合計3,748人に対し、その横の平成30年3月末には合計3,851人と、103人、2.7%増加しております。  次の表からが、各サービスの受給者の数を示しております。平成29年3月末と平成30年3月末を比較しますと、居宅介護、介護予防サービスが119人、5.4%の増、地域密着型介護予防サービスは62人、12.6%の減となっております。これは、平成28年度において、小規模デイサービスが地域密着型に移行したことにより、減少していたものが、29年度になって再び増加傾向に転じてきたものと考えております。また、施設介護サービスは16人、3.1%の減となっております。これは、介護療養型医療施設の入所者が13人減少したことが主な要因です。  最後の表は、給付費の執行状況でございます。  平成29年度の給付費の合計は、一番下の55億6,433万円で、対前年度1億8,731万8,000円、3.5%の増額となっております。これは、給付費の中でも41%を占める居宅介護サービスが5.2%伸びており、中でも訪問リハビリテーション居宅医療管理指導等の医療系のサービスがふえていることに起因しております。  次に、50ページをごらんください。  地域支援事業生活支援体制整備事業でございます。  当初予算額674万4,000円、最終予算額676万2,000円、流用等を行っております。決算額673万7,000円、執行残額2万5,000円でございます。  目的は、多様な主体による生活支援の社会資源の把握、住民主体による生活支援の担い手の養成、関係機関のネットワーク構築等を図り、地域で多様な生活支援が提供されるための体制整備を推進することで、高齢者が住みなれた地域で自分らしく安心して暮らし続けられる地域社会の実現を目指すものでございます。  内容は、事業の中心的な担い手である生活支援コーディネーター社会福祉協議会に配置し、主任介護支援専門員、各種事業者などから情報収集、各地域の課題や社会資源の把握、地域関係機関のネットワーク構築を進めました。  また、29年度は地域で高齢者を支援する関係者間のネットワークづくりを目的とした協議体を設置し、定期的な情報共有、連携強化を行いました。協議体は自治会を中心としたものと、介護保険事業の専門職で構成した専門部会の二つを設置いたしました。  資源の見える化として、「春日市自治会高齢者福祉活動等事例集」「春日市介護予防・生活支援ガイドブック」を作成し、地域や高齢者を支援する関係機関等で活用いたしました。  さらに、多様な主体によって、地域の高齢者を支援するためのマンパワーとなるボランティア、まごころサポーターの養成講座を実施いたしました。  成果としましては、生活支援コーディネーターの活用、協議体の設置といった事業推進のための体制を構築することにより、地域の多様な主体、各自治会やボランティア、専門機関などを含めた課題等の把握につながりました。  また、資源の見える化では、作成した冊子を関係機関等の会議で用いることによって、高齢者及びその関係者等が社会資源等の情報の理解を深め、高齢者の支援に活用することができ、さまざまな生活支援、社会資源が効果的かつ複合的に提供されるよう、社会資源相互の連携推進の一助となりました。  さらには、サポーター養成講座の実施により、継続的にまごころ訪問事業が提供できるように、マンパワーの充実を図ることができました。  主要な施策の成果は以上です。 7: ◯委員長(米丸貴浩君) 主要な施策の成果の説明が終わりましたので、この分に関して質疑をお受けしたいと思います。  武末高齢課長、1点だけ確認をさせてください。49ページの給付費の執行状況、下のほうに一覧表がありますよね。これは額は決算額でよろしいですかね。予算現額ではなく、決算額ですね。  武末高齢課長。 8: ◯高齢課長(武末竜久君) はい、決算額でございます。 9: ◯委員長(米丸貴浩君) いいんですね、はい。ありがとうございます。  それでは、質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。  西川委員。 10: ◯委員(西川文代君) 41ページです。上のほうですね。ここに、在宅医療・介護連携の推進のところで、会議を実施してですね、在宅医療と介護連携に係る課題について情報共有が図られたと。すばらしいと思うんですけど、この課題っていうのは具体的にどのようなことがここから見えてきたんでしょうか。 11: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 12: ◯高齢課長(武末竜久君) この会にはですね、医療関係者と介護保険ケアマネジャーとか、保健師さんとかそういうので集まって話し合ったんですが、やはり有効な情報の交換っていうか、病院から退院するときにケアマネに上手につなぐとか、逆に、入院中の病院側としてそのケアマネから情報をもらいたいというときに、そこがやはりちょっとうまく連携ができてないというところで、それを、じゃあ、どういうふうにすると、その一人一人の方というか、対象となるその入院された方、介護保険で言えば介護保険の被保険者のほうですけど、その方を医療の面でも、介護保険の面でも、どういうふうに連携していくと情報の共有ができるのかというのを。やっぱり職種が違いますので、そのあたりの連携がうまくいくように、引き続き今年度もまた同じような……。同じようなというか、会議をしたところ、やっぱり同じような課題がやはり出てくるので、具体的にはどういったツールを使うと、その情報の共有ができるのかというのを、今また話し合っているところでございます。  以上です。 13: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 14: ◯委員(西川文代君) 連携がやはり今のところ、確実にうまくいっているわけではないという課題があるんですか。確認です。 15: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 16: ◯高齢課長(武末竜久君) 全てがうまくいってないというわけではございません。うまくいっている部分もありますし、長く入院されている方とか、長く利用されてる方っていうのは、もうお互いに、また入院されたとか、そういう形の情報共有ができるんですけど、やっぱ新しい方とかいうので初めて、このケアマネジャーさんが初めてこの病院と接触するとか、やっぱそういったときにですね、お互いにやっぱちょっと遠慮する場合も、あっちゃいけないですけどね、きちんと情報共有しないとその方のためにはならないんですけど、やっぱそういったところがあるので、そういうところをきちんと情報共有しましょうというところで進めていきたいとは考えてます。 17: ◯委員(西川文代君) わかりました。 18: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。ほかに質疑は。近藤委員。 19: ◯副委員長(近藤幸恵君) 地域支援事業、40ページなんですけども、要はね、まだ今構築中だということがよくわかります。そして、また新たな課題も出てくるだろうということで、この地域ケア会議というのは重要性があったりするわけなんですけれども、認知症対策にも大きな力を発揮してくるわけなんですけどね。やはり包括支援センター包括事業そのものなんですけども、やっぱり支援センターそのものって言ったらいいでしょうかね。もう少し、今から成熟していくわけなんですけど、そこがですね、やはりもっと市民の皆さんの近いところにあると、もっと早期発見、早期解決という、そして十分な支援が行われるんじゃないかとか。これちょっとトータルして言われてますけれども、そんな感じで、そう思います。  何かやはり今、言いたいのはね、要するに、二つじゃ足りんだろうと。だから、そんだけふやしていくべきだろうと思います。将来的にはやっぱふやすべきだと思ってるんですね。今、地域ケア事業の会議にしても成熟中ですので、そこを早く成熟させて調整、成熟させて次のところに移るというのも一つの提案ですけど。そのあたり包括支援センター全体的なことで申しわけないですけど、それに関してはどうお考えですか。 20: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 21: ◯高齢課長(武末竜久君) 包括支援センターにつきましては、今の第7期の計画中にも書いてありますけど、この3年間でですね、十分検討していきたいと考えております。充実していくという方向でですね。 22: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 23: ◯副委員長(近藤幸恵君) じゃあ、充実をしていく。ふやす方向とは考えてないですね。中の充実っていうところで、よろしいでしょうか。 24: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木健康推進部長。 25: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 今回の事業計画の中では、この3年間さまざまな方向から検討していくというふうにしております。それが今、高齢課長が申したところでございます。  今後に向けて、今、近藤委員から言われましたように、2カ所をふやすのかどうかという御質問です。そのことも含めましてですね、箇所数、そして体制、あるいはそういう内容ですね、そういったことを十分に検討していきたいというふうに思っております。既に、そういう検討を始めております。現時点ではまだ方向性が定まっているわけじゃありませんけれども、今、御指摘になっている視点も含めて検討しております。 26: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 27: ◯副委員長(近藤幸恵君) 理解いたしました。東西南北とあったほうが理想的ではありますし、本当、先ほど言いましたように、早期発見、早期解決がなされていく。課長がおっしゃったように、介護保険料も抑えることができるというね。やっぱりそういうふうにして、市民の皆さんの幸せを担っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 28: ◯委員長(米丸貴浩君) 答弁はいいの。 29: ◯副委員長(近藤幸恵君) いいです、それに対しては。 30: ◯委員長(米丸貴浩君) じゃあ、続けてどうぞ。 31: ◯副委員長(近藤幸恵君) どこだったっけ。介護予防生活支援ガイドブックのところ……。  50ページです。とてもいいものができたと思っています。この高齢者のための支援というのは、やはり周知が大事だと思うんですね。今のところ、このすばらしいガイドブックの活用がやはり足りないのかなと。関係者機関で活用しているということでしたけれども、本来は、高齢者世帯に1冊ずつ、これをやっぱり回すべき。回すべきって、配布するべき。これは一番の周知になるんじゃないかと思います。だから、この事業そのものは、すばらしいことでもありますけれども、これを有効にもっと広く周知していただくということが必要じゃないかと思いますけれども、部数も今度は発行部数が非常に足りなかった、不足ではないかと思います。  そのあたりは、高齢者世帯に1冊と考えを私、持っておりますけども、いかがお考えでしょうか。配布というところで。 32: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 33: ◯高齢課長(武末竜久君) そもそもの、このガイドブックをつくった目的は、やはりその高齢者を支援する側の目線でのこの集め方と言うので、書き方として、まごころと比べて、ちょっとやっぱ文字がちっちゃかったりとか文字数が多かったりとか、やっぱりそれなりの情報を集めてつくってます。余り多くの情報を広く大きな文字で伝えようとなると、また冊子が厚くなったりすると、またそこで皆さん開いていただく機会が減るのではないかなと。何かその辺のちょっとですね、難しいところとは考えているんです。やっぱ皆さんの目に届きやすいような形でですね。広く皆さんに配るのだったら、もうちょっと文字数を減らし、情報も減らしというふうになると、支援ガイドブックとしてのちょっと意味合いがまた変わってきますので、ちょっとその辺難しいところであります。また、どういうふうにしたらいいのかなというのは、ちょっと考えてはいきたいと思いますので、よろしくお願いします。 34: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 35: ◯副委員長(近藤幸恵君) その点、理解いたしました。まずはつくられたもので、関係機関というか、関係者のためのものっていうことは私も理解いたしました、はい。でも、より活用できていくといいかな。より市民の皆さんにこのブックが周知されていくと、なおよろしいんじゃないかなというところで、意見ではありますけれども、そのようにお考えのもと進めていただけたらありがたいと思います。よろしくお願いいたします。 36: ◯委員長(米丸貴浩君) 高齢課長、議事整理のために一度お聞きしますが、介護予防・生活支援ガイドブック、近藤委員が持ってるこれですけども、これは対象者は今の答弁だと、高齢者を支援する関係機関のためにつくられたんですか。それでよろしいですかね。実際、高齢者の皆さんがお使いになることは想定していないということでよろしいですか。  佐々木健康推進部長。 37: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 今、委員長がおっしゃいましたとおり、もともとこの目的は、ケアマネジャーさん、あるいは地域包括支援センターが、ケアプラン等を作成する際に、介護保険のサービスだけでなく、それ以外のいろんな民間のサービス、あるいは地域のいろんな事業、そういったことも念頭に置きながら、要は高齢者の地域の生活の実態に応じた支援ができるようにということを目的にして、いろんなこういう介護保険のサービス以外の情報を集めた冊子をつくっているものでございます。  ですから、これを広く周知していくというのは当然意義があるんですけれども、ただ、それを見ただけでは多分全体像が見えませんので、今のところはそういう支援に当たるケアマネジャーさん、あるいは包括支援センター、できましたら民生委員さん等も知っていただいたらいいかなと思いますけれども、介護保険のサービス以外にこんなものが実際あるんだということを知っていただいて、適切な支援に結びつけていただく、そういった目的でつくったものでございます。 38: ◯委員長(米丸貴浩君) ちょっと議事整理でもう一回聞いていいですか。今、各公民館にもお配りになってますよね。各公民館にお配りするということは、それはどういうことですか。公民館の役員さんにお渡しするんだったら今の説明でわかるんだけど。皆さん、いろんな公民館行かれて御存じかと思うけど、いろんな広報紙とかチラシとかが置いてある中に、これを置いてないですか、今。 39: ◯健康推進部長(佐々木康広君) はい。 40: ◯委員長(米丸貴浩君) であればね、そうであれば、誰が見たっていいわけでしょう。誰もが活用されていいわけだから。そういう答弁でいいのかなと思ったんですが。  佐々木健康推進部長
    41: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 基本的なこのガイドブックの目的は先ほど説明したとおりでございますけれども、この委員会でも以前から、これは非常に有効なものなので、地域の、特に福祉委員さん等含めて、地域の方々にも十分知っていただいたほうがいいんではないかといういろんな御意見もいただいておりましたので、そういった意味で。本来の目的は、言いましたように支援する側に活用してもらうということですけれども、こういったものがあるということを知っていただくということは、それは意義があることじゃないかということで、委員会のですね、いろんな御意見も含めまして、公民館等には配付をしているところでございます。 42: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 43: ◯副委員長(近藤幸恵君) 申しわけありません。これを関係機関等で使っているんですね。公民館でも、さっき御答弁のとおり配付している。そのほかに配付したとか活用しているところと言いますと、どこになるんでしょうか。ありますか。 44: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 45: ◯高齢課長(武末竜久君) 済いません。これはですね、自治会には5部配付しております。民生委員さんにも全員配付しております。社会福祉協議会には200部持っていっております。シニアクラブには36部ですね。各クラブ1部行きわたるようにと、あと事務局用にということでやっております。あと、地域包括支援センターに150部配付しております。あと、市役所の窓口と、ケアマネさんの情報交換会とかをした折には、もちろんケアマネジャーの事務所にも配付しております。 46: ◯委員長(米丸貴浩君) 事業所に置いてっていうことですね。 47: ◯高齢課長(武末竜久君) はい。 48: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員、どうぞ。 49: ◯副委員長(近藤幸恵君) じゃ、済いません。全体で何部印刷されたということになりますかね。 50: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 51: ◯高齢課長(武末竜久君) 全体で2,000部ですね。 52: ◯副委員長(近藤幸恵君) 2,000部ですね、はい。 53: ◯委員長(米丸貴浩君) 今のは、29年度の話ですね、2,000部。 54: ◯高齢課長(武末竜久君) はい。 55: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 56: ◯副委員長(近藤幸恵君) 先ほど、配付部数と配付箇所についてお尋ねしたところなんですけど、これ基本的に、専門の関係者の方々が使用するものだと言いながらも、しっかり、シニアクラブですかね、というところにお配りになってらっしゃるので、皆さんにやっぱり知っていただきたいという目的があるということですので、先ほどね、課長がおっしゃったように、またこれを整理しながら、もう少し見やすく、皆さんに。29年度の配付状況とか見ればですね、そういう意思もあっての配付状況みたいですので、だから、もっと改良しながら皆さんにお知らせしていくものになるように努めていただきたいと思います。お願いいたします。 57: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。 58: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい。 59: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんか。白水委員。 60: ◯委員(白水和博君) 済いません。40ページの地域支援事業の中の3番の認知症施策の推進っていうところに、前もちょっと聞いたと思うんですけど、認知症のサポーター養成講座等されてまして、この計画の中では、春日市の32年度になると認知症の高齢者が2,537人と推計しているっていうことで、目標値で20年度に7,000人のサポーターを養成することを目標とするというふうにあるんですけど、2017年現在で4,333人の養成人数があるんですけど、2018年度の数的には今どのぐらい、サポーター数っていうのは。 61: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 62: ◯高齢課長(武末竜久君) 済いません。28年度もボランティア養成講座とか、そういう行ったときには、必ずこういう認知症サポーター養成講座のこまを入れて数をふやしておりますが、済いません、実数は今把握しておりませんので、後ほどでよろしいでしょうか。今年度の、要するに、数字と。 63: ◯委員(白水和博君) わかりました。今わかる時点で。 64: ◯高齢課長(武末竜久君) 今わかる時点では、平成29年の12月31日で、4,333人。 65: ◯委員(白水和博君) あ、ごめんなさい。45ページに書いてありました、4,362人。29年度がですね。わかりました。 66: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末課長。 67: ◯高齢課長(武末竜久君) 済いません。主要な施策の成果の45ページに、認知症サポーター養成講座の人数ですね、平成29年度の実績、済いません、載ってました。修了者数が4,362人ですね、年度末で、はい。よろしくお願いします。 68: ◯委員長(米丸貴浩君) これは年度末ですね。 69: ◯高齢課長(武末竜久君) はい。 70: ◯委員長(米丸貴浩君) 白水委員。 71: ◯委員(白水和博君) 済いません、この計画書の実施状況の中で、4,333人となってたんで。この数字わかりました。この推進をされていく中で、ケアパスとか住民さんへの普及啓発とか、いろいろされているんですけど、認知症の中に徘回がありますよね。計画書の中にも、2017年度の実施状況で登録者数が149人で、情報メールの配信ですね、が7件。2015年からすると、ずっと数は減ってきてるんですけど、何かこの推進が進んでいって、認知症に対する市民の皆さんの知識というか、認知症に対する理解とかそういうのが深まって……。ことし、実は僕も情報メールいつも見てるんですけど、多分ことしはほとんど徘回のあれがなかったような気がするんですよね。前は何かしょっちゅう、ぱっと来ると、あら、誰々さんが徘徊して、顔写真つきでぱっと来てたんですけど、ちょっとふと思うと、何かことしはあんまり見なかったような気がするんで、こういう推進が進んでいって、こういうことにもつながってきてるんじゃないかなと思うんですけど、どうなふうですか。 72: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 73: ◯高齢課長(武末竜久君) こういった形でですね、皆さん、認知症を理解していただくように取り組みを進めてですね、そういったところでは、そういった面も出ているのではないかとは考えております。また、そういう高齢者の方を支援している実際の介護保険の事業所さんの努力も多くいただいてますので、皆さんのそういった努力でですね、とりあえず行方不明の高齢者の発生件数っていうのは、ことしそんなに情報メールを発信するようなケースになくて、1件だけですね、になっております。 74: ◯委員長(米丸貴浩君) 白水委員。 75: ◯委員(白水和博君) はい、わかりました。やっぱり認知症の方って徘回されると、春日市内で見つかることってほとんどないんですよね、市外で見つかることが多いんで。遠くに行けば、また事故に巻き込まれたりとかというふうにあるんで。うちも商売していたときに、年にやっぱ一人か二人来られてたんですよね。最近はほとんどおられないんで、そういう事業所さんとか、そこら辺の方々の……。この推進がですね、そういうふうに徘回される方の事故のないように、安全に発見されるようにですね、推進していってもらえばと思います。よろしくお願いします。 76: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木健康推進部長。 77: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 今、高齢課長が答弁したとおりなんですけど、あとやはり警察のほうの御努力がかなり大きいのかなというふうにも思ってます。警察、交番ですね。今、春日市と警察のほうは情報の共有に関する協定を結んでおりまして、徘回高齢者等の事前登録された方、御本人の、あるいは御家族の同意があった分は事前に情報をお渡ししておりますので、ある程度は警察のほうでもいろんな形で気を配っていただいていると。それと、御家族のやはり理解、努力もあるのかなというふうに思ってます。 78: ◯委員長(米丸貴浩君) 白水委員。 79: ◯委員(白水和博君) ちょっと一つ聞きたいんですけど、今の警察との連携の部分なんですけど、子どもたちが学校に来ないというときがあったら、校長先生か何かが、その対策本部みたいのぱっとつくると、警察とかに連絡が行って、あと西鉄バスさんとかタクシー会社さんとかに、こういう子がランドセルからって学校のある時間に徘徊しているような子が、徘回というか学校に行ってない子がいたら、見つけたら連絡してくれっていうような感じで前聞いたことが、そういう提携を結んでいると聞いたことがあるんですけど、徘回者の方もやっぱりそういう感じで。行方不明になったら、そういうふうな感じで、警察のほうと提携してる中で、さっともう連絡が行くような体制が整っているということですか。 80: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木健康推進部長。 81: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 先ほど申しましたように、警察署との間では情報共有に関する協定を結んでおりますし、警察管内の2市1町と警察署の間で連携の協定を結んでおります。行方不明者の方が出て、御家族から警察のほうに捜索願が出ましたら、警察のほうからですね、消防署、西鉄、JR、タクシー会社、青パト等に全部協力依頼が行くことになってます。恐らく子どもさんの分と同じだろうと思います。それとあわせまして、市のほうでは、総合情報メール、あるいは防災メールで情報提供しているということです。 82: ◯委員(白水和博君) わかりました。ありがとうございます。 83: ◯委員長(米丸貴浩君) 高齢課長。白水委員からサポーター養成講座の修了者がどんどんふえていって、その効果がこの徘回者の減にもつながったんじゃないんですかって聞かれて、それも一つだったということ、あわせて、警察との情報共有の協定と西鉄さんや消防等のこういう連携もあるんじゃないですかという回答でいいのかな。  佐々木部長。 84: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 高齢課長が答えましたのは、白水委員がおっしゃったように、認知症に対する理解が広まってきていることが大きいのじゃないかということで、それはあるでしょうと。そういった面もございますし、また、介護保険の事業所、サービスの事業所の努力ですね。例えばデイサービスですとか、あるいはホームヘルプですとか、ショートとか多機能、いろんな形で高齢者の方と接してある事業所が相当努力をしていただいているという実態があることはこちらのほうも把握をしてます。それに加えまして、私が補足いたしましたのが、警察ないし交番等の努力、御家族の努力、そういったものが相乗的にやっぱり効果を発揮しているんじゃないかという答弁をしております。 85: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。  近藤委員。 86: ◯副委員長(近藤幸恵君) 29年度から始まった介護予防ボランティアポイント制度について、少しお尋ねいたします。  まずはですね、44ページの表です。地域介護予防活動支援ボランティア活動のところの運動ボランティアさん、はつらつボランティアさんと介護予防ボランティアさんのポイントとありますけれども、この表の見方としては、介護予防ボランティアポイントを導入した地区は26、これ、自治会のみの計算をしてありますよね。ほかの団体もポイント制を導入してあると認識してたんですけれども、それは、運動ボランティアさんとかはつらつボランティアさんとか、ボランティア制度を導入している団体の数としては、どう見ればいいですか。 87: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 88: ◯高齢課長(武末竜久君) 団体として登録しているのは自治会だけで、あとは市のほうでやっている、直接事業で行っているところで運動ボランティアというところですね。それと、はつらつボランティアですね。 89: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 90: ◯副委員長(近藤幸恵君) ということは、運動ボランティアさんとはつらつボランティアさんは団体としてのかかわり合いではないという意味合いでよろしいですか。個人個人で行政が行っている事業に対して、個人個人で登録して活動しているという考えでよろしいですか。 91: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末課長。 92: ◯高齢課長(武末竜久君) そういうふうに御理解いただいていいと思います。 93: ◯副委員長(近藤幸恵君) わかりました。ありがとうございます。 94: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 95: ◯副委員長(近藤幸恵君) ちょっと今、箇所数といっては何ですけど、箇所数とすると、2と28カ所みたいなイメージで捉えたんですけども、この箇所がですね、今、自治会、35自治会ありますけど、今26地区になりますよね。そこをもう少し広げなきゃいけないんだろうなと思ってるんですけど、それに関してはどのようにお考えなのかっていうことをまず伺いたいと思います。 96: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 97: ◯高齢課長(武末竜久君) 平成30年度に入りまして、5地区ふえておりますので、今、31地区になっております。 98: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 99: ◯副委員長(近藤幸恵君) ありがとうございます。理解は進み、そこの中でボランティアという形でですね、ふえているということですので、あと4地区、頑張っていただきたいと思います。  それと、本題に戻りますけど、42ページになりますけど、上段のほうの何行目かな、5行目あたりに、本年度から高齢者を支える人材を継続に支援し、高齢者同士及び地域におけるですね、支え合い体制の構築、要するにボランティアポイント制のことだと、ボランティアの活動ということなんですけど、ここのですね、目的のところで、介護予防ボランティアポイント制度を開始した結果、市の事業に従事している介護予防のボランティアだけでなくですね、地域でふえたと書いてありますけど、これはボランティアの活動支援及び意欲向上につながったというのは、どういう意味なんですか。ボランティアの意欲向上ですか。  このボランティア制度というのは、本来は介護予防のための、私はポイント制度だと思っていたんですね。この表現だとちょっと、ボランティアという意識が向上したのでというふうにしか捉えなかったんですけど、予防にこれはつながっていかなければならないものだと、そういう見方をしなければいけないんじゃないかなと思ったんですけども。このボランティアポイント制度そのものは、ボランティアしている人にとってですね、介護予防につながるというのが目的……、いや、もちろん推進はしていただくんですけれども、それプラスって言うか、大きな目的は介護予防につながると、健康につながっていくという意味合いだったような気がするんですが、そのあたりはどのように。 100: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 101: ◯高齢課長(武末竜久君) このボランティア活動の支援及び意欲向上というのは、あくまで介護予防のボランティア活動というところで、介護予防のボランティアを行うこと自体が介護予防につながるというふうに捉えておりますので、そういった意味合いで書かせていただいております。 102: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 103: ◯副委員長(近藤幸恵君) ボランティアポイント制度を始めてまだまだ1年ですので、1年ちょっとかな、なりますので、成果というものはね、非常に出にくいところでありますでしょうけども、成果、非常に難しいところでありますでしょうけども、今後ね、長く続けていくと、その成果も如実に出ていくんではないかと思いますので。やっぱり書くときにですね、このボランティアしている方々に対しての介護予防になっているかという視点も、もう少しつけ加えていただけるとよかったのではないかと思いますので、よろしくお願いします。 104: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 105: ◯高齢課長(武末竜久君) 済いません、貴重な御意見ありがとうございます。ちょっと表現がですね、わかりづらかったのかなというところで、そういったところもですね、皆さんに御理解いただけるように整理していきたいと思います。  介護予防のボランティアをすること自体、こうやって社会に出てきてみんなのために働くということ自体がですね、地域とのつながりが出て、そういうことを行うこと自体がやっぱ介護予防につながっていくものだと、こちらでは考えております。先ほど近藤委員おっしゃったとおり、なかなか結果として介護予防につながったよって、なかなかわかりづらいんでですね、これ、やっぱ継続的にずっと続けさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 106: ◯副委員長(近藤幸恵君) よろしくお願いします。 107: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。 108: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい。 109: ◯委員長(米丸貴浩君) 今のところはですね、介護予防ボランティアポイント制度の目的っていうのは、過去委員会でいただいた資料にもありますように、ボランティア自身の介護予防、それから社会参加、地域の支え合い体制の構築を推進するのが目的だったんでしょう。そうですよね。それで、今の答弁でそうなってるんです。  それと、これ、もう一つは、なかなかまだ、今29年度の決算だから、始まって間もないので、じゃ、その評価をどうするかって、なかなか難しいところがあるものの、これ3年間の試行期間っていうふうに、たしか当初説明を受けてましたよね。3年間やってみて、評価をして、変えるところは変える、そういう方向性でよかったですよね。  武末高齢課長。 110: ◯高齢課長(武末竜久君) はい、そのとおりでございます。 111: ◯委員長(米丸貴浩君) そうですよね。近藤委員。 112: ◯副委員長(近藤幸恵君) もちろん、いいです。いえいえ、趣旨のところをですね、もう一度確認したかったっていうか。この成果のところでは、ちょっと何か足りないというのがあったんじゃなかろうかというところで、ちょっとそこを整理させていただきました。 113: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木健康推進部長。 114: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 貴重な御意見ありがとうございます。ただ、なかなかボランティアされている方々に、あなた方の介護予防につながりますからって、ちょっと言えないところもありまして。本来の目的としては今説明したとおりでございますけれども、やはりボランティアの方々に介護予防にかかわっていただくことで、介護予防の裾野を広げていくと。やはり行政だけではなかなかできませんので、ボランティアの方々にそこに入っていただくことで、介護予防、地域にも広げていきましょうということで、言っていってるところもありますので。本来の目的としましては、今、副委員長おっしゃったとおりでございます。 115: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、ありがとうございます。 116: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。西川委員。 117: ◯委員(西川文代君) 40ページですね、表のところにある3の認知症施策の推進です。本年度から認知症初期集中支援チームを設置し、認知症の人の早期診断及び早期対応に向けた支援を開始したということなんですけど、これも本年度からですね、29年度からですから、まだ評価もできないと思いますが、この具体的なものとして、この設置をされてどのようなことが行われて、早期診断、早期対応につながったでしょうか。そのような例がありますか、事例が。 118: ◯委員長(米丸貴浩君) さっき、11名の方のうち8名がつながったというところをもう少し詳しく説明していただければ、委員会としても理解はできるのかなと思っております。よろしくお願いします。  武末高齢課長。 119: ◯高齢課長(武末竜久君) 先ほどの説明の中でありましたように、12回開催して、11名の検討を行って8名支援につながったとあります。初期集中対応ですので、早目に対応したほうが、今後重篤化が進まないといったケースに限ってのことでありますので、つながりましたというところ以外のところでは、ちょっと重篤化が進んでしまったというところはやっぱりあります。それはやはり、どのタイミングでこちらが把握できて、ここの話し合いの場に上げられたのかというのもありますので、そういったところは課題としていきたいと思っております。  あくまで、初期段階で早目に病院での治療や介護保険のサービスを利用していただくということで、回復というか、その状態が重篤化せずに今の状況で保てるような形でですね、支援が行えるようにつなげられたっていうのが、この8件のケースだというふうに説明しております。 120: ◯委員(西川文代君) わかりました。 121: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。 122: ◯委員(西川文代君) 聞き漏らしがあったんで。 123: ◯委員長(米丸貴浩君) 認知症初期集中支援事業は29年度の新規事業であって、いいとこ聞いていただいたと思ったんだけど、これはね、その前に、あれでしょう。チームは5名で編成して、高齢課が二人で、包括支援センターにそれぞれにいらっしゃる認知症地域支援推進員さん、それとお医者さんが入るのかな。で、5名でチームをたしか組んでいるという説明が前あったかと思う。ここの中にはですね、今、集中支援チームにぽんと話がある日突然来てというのではなくて、この包括にいらっしゃる認知症地域支援推進員さん、そこが最初の取りかかりというか、になるんじゃなかったのかな。だから、これを、推進委員さんを、前年度、28年度ですよ、その前から配置して、その準備を進めてきたところじゃなかったんですかね。  武末高齢課長。 124: ◯高齢課長(武末竜久君) 今、委員長が言われたとおりですね、メンバーは言われたとおりの5名で、地域包括支援センターの職員の二人は認知症支援専門員ですから、そこからのケースが上がってきているところですね。 125: ◯委員長(米丸貴浩君) その前段の説明がちょっと欲しかったなと思った次第でした。  ほかに質疑ありませんか。近藤委員。 126: ◯副委員長(近藤幸恵君) 申しわけないですね。ポイント制のところの44ページなんですけど、介護予防ボランティアポイント、ここで、全ポイントが3,454件、ポイント、どちらでどういうふうに捉えてよろしいんですか。ポイント、点数なのかな。 127: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 128: ◯高齢課長(武末竜久君) 1ポイント1時間なので、3,454時間ボランティア活動が行われたというところで理解していただいていいです。
    129: ◯副委員長(近藤幸恵君) わかりました。ありがとうございます。 130: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 131: ◯副委員長(近藤幸恵君) これはもう、ポイント制度のポイントはもう活用できるようになってますよね、その活用されたという状況とかいうのは今回は把握しておりますか。そうすると、それがボランティアさんたちの介護予防というところにはつながっていくと思うんですけれども、その辺のリサーチはされていますか。 132: ◯委員長(米丸貴浩君) ポイントの交換の話ですか。 133: ◯副委員長(近藤幸恵君) 交換の話。 134: ◯委員長(米丸貴浩君) 交換の話は平成30年度からです。 135: ◯副委員長(近藤幸恵君) 8年からです。失礼しました。 136: ◯副委員長(近藤幸恵君) ごめんなさい。申しわけない。そうだったね。 137: ◯委員長(米丸貴浩君) 4月からの活用。  武末高齢課長。 138: ◯高齢課長(武末竜久君) いいですかね。 139: ◯委員長(米丸貴浩君) はい。 140: ◯高齢課長(武末竜久君) 済いません。活用状況は平成30年度に入ってからの利用券になりますので、今の6月までの状況でですね、924枚回収できております。総合スポーツセンターで150枚、いきいきルームで400枚、ナギの木苑で374枚使われておりますので。 141: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 142: ◯副委員長(近藤幸恵君) 申しわけありません。混同しておりまして、30年度の事業でしたね、これはね。使用に関してはですね。でも、ありがとうございました。今の御回答お聞きしましたら、順調に使っていただいて、それがボランティアの介護予防につながっていくということで、30年度のまたまとめが楽しみでございます。よろしくお願いいたします。 143: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんか。西川委員。 144: ◯委員(西川文代君) 42ページの地域支援事業の成果の2のところです。まごころ訪問事業ですね。ここで「要支援高齢者等に対し」で、要支援高齢者等というのは。要支援の高齢者等、どのような人を指すんでしょうか。 145: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 146: ◯高齢課長(武末竜久君) 総合事業の対象者になります。要支援者と総合事業支援者。 147: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 148: ◯委員(西川文代君) というのはですね、これは本当に具体的な話なんですけど、90近くなった方がですね、やはりお元気で要支援にもなっていない。ただ、介護保険は使えないんですね。でも、やはりひとり暮らしで、お風呂の掃除等をですね、すると、やはり怖いと。それが原因でけがをしてしまって要支援とか要介護になってしまう可能性のある方とか結構いるかと思うんですね。ただ、やっぱりそういう方のためには、このまごころ訪問事業で、軽度の生活行為、掃除とかですね。無理して買い物に行くとかですね、そういうのを防ぐ、予防するのにも大変有効だと思っています。  それで、ちょっとこのボランティアの方ですかね、訪問サポーターをふやす方向でというのはすごくいいことかと思っております。今回がどれだけふえてるんですかね、ありましたかね、サポーター養成、ここですね、45ページで、新規登録者数は3人、そして、何かシルバー人材センターにおけるサポーター登録者の活用の拡大を図ることができましたっていうことですけれども、このシルバー人材センターからの登録者っていうのは何人ぐらいふえているのですか。この新規登録者数の3名がそれになるんですか。 149: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 150: ◯高齢課長(武末竜久君) 済いません。お昼からちょっとお答えさせてもらってよろしいでしょうか。後日、後日というか、報告を。済いません。 151: ◯委員長(米丸貴浩君) データが確認でき次第で結構ですので、後に報告をしてください。  武末高齢課長。 152: ◯高齢課長(武末竜久君) 今のはシルバー人材センターの登録者数……。 153: ◯委員(西川文代君) 登録者の活用、拡大です。そうですね。 154: ◯高齢課長(武末竜久君) その数だけでよろしいですか。 155: ◯委員(西川文代君) はい、その数を。ここの新規登録者の3名とは違うということですね。それは後ほどよろしくお願いします。以上です。 156: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。ほかに質疑ありませんか。いいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 157: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、まずは主要な施策の成果についての質疑はここまでとさせてください。  それでは引き続き、決算資料の説明お願いいたします。武末高齢課長。 158: ◯高齢課長(武末竜久君) それではですね、次に、平成29年度決算書の概要について御説明いたします。先日お配りいたしました高齢課資料をごらんください。 159: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですね。お願いします。 160: ◯高齢課長(武末竜久君) 高齢課資料の3ページ目をごらんください。  決算概要、対前年度比較でございます。平成28年度の決算額、29年度の予算現額と決算額、前年度からの増減率を記したものでございます。  一番下の表の欄外の数値をごらんください。左側から平成29年度の歳入総額は64億9,581万8,407円で、歳出総額は62億9,891万5,728円、歳入歳出差引額が1億9,690万2,679円となっております。その右側、翌年度の繰越明許費はございませんので、実質収支は1億9,690万2,679円となっております。このうち、翌年度精算して国県に返すべき金額が6,774万9,730円になりますので、実質的な繰越額としては1億2,915万2,949円となっております。  それでは、まず、歳出の主な動きについて御説明いたします。一番上のAの給付系の大枠の右側、歳出をごらんください。  上から4段目の地域密着型介護予防サービスが14.3%減となっておりますが、小規模多機能型居宅介護事業所における要支援者の利用が減ったものでございます。  その2行下の居宅介護予防福祉用具購入が14.2%増となっております。福祉用具は入浴時に使用する補助用具などを購入するものでございますが、福祉用具購入者数は毎年、その年度によって増減の波がございます。  この欄の下から3行目、特定入所者介護予防サービスは10.6%減となっております。これは要介護者の利用件数が減少していることに加えまして、平成27年度の介護保険法改正により、給付の判定に資産要件が加えられたことも起因していると考えております。  これらの結果、黄色の給付系歳出2)の部分は、前年度から3.5%増となっております。  次に、Bの地域支援事業の大枠の右側、歳出をごらんください。財源構成が異なりますので、上の段の介護予防・日常生活支援総合事業と下の段の包括的支援・任意事業に分けて記載しております。  1行目の介護予防・生活支援サービス事業費は21%増となっています。要支援者数の増によるものです。  3行目の一般介護予防事業費でございますが、この事業費で、平成29年度から新規事業として、介護予防ボランティアポイント制度総合スポーツセンターでの高齢者向けの運動教室を行っております。  オレンジ色の介護予防・日常生活総合支援事業歳出計の4)は、前年度から17.2%増となっております。  その次のオレンジ色の包括的支援・任意事業歳出計の6)は、前年度から5.2%増となっております。その主な要因といたしましては、介護給付費等適正化事業の人件費を総務管理費から、2行目の任意事業費に組み替えたものです。また、この欄の4行目に認知症施策総合推進事業がございますが、新規事業として認知症初期集中支援推進事業を行っております。  次の黄色の地域支援事業全体の歳出合計8)は、前年度から13.6%の増となっております。  その下のCの大枠、黄色の過年度精算金歳出の合計10)は、前年度から17.3%増となっております。国県支払基金への償還金の増などによるものです。  Dの大枠の黄色の調整資金歳出の合計12)は、前年度から22.8%の減となっております。介護給付費準備基金の積立額が前年度を下回ったものでございます。  Eは事業系歳出合計、14)です。水色の部分ですが、AからDまでの事業系の歳出の合計で、前年度から3.7%の増となっております。  Fの大枠、事業系の歳出合計16、水色の部分で、1.8%増となっています。その大枠の一番上の総務管理費は介護保険事業特別会計で支弁する職員の人件費となっております。  徴収費の25.7%増につきましては、システム改修に伴うものとなっております。  次に、左側の歳入について、制度的な部分を中心に概要を御説明いたします。  まず、一番上のAの大枠の左側が、給付系の歳入でございます。  給付系の財源割合は、保険料50%、公費50%が基本的な考え方です。  内訳は1行目、第1号被保険者の保険料として市が徴収する分が給付費の22%、2行目、第2号被保険者として社会保険診療報酬支払基金から交付される分が28%で、合わせて50%でございます。公費については、国25%、県と市がそれぞれ12.5%で、合わせて50%となるのが基本的な考えですが、国負担のうち5%分は4行目の調整交付金として市町村の後期高齢者の割合などをもとに調整されておりまして、春日市は平成29年度が3.09%となりましたので、基準の5%に満たない分は第1号被保険者の保険料から充てられる仕組みとなっております。  それらが1行目の第1号保険料のプラスアルファの部分になります。  また、施設関係の給付費については、国の負担が5%低くなり、県の負担が5%高くなっております。  黄色の給付系の歳入計の決算額は、前年度から3.7%増となっております。  次に、その下の大枠Bの地域支援事業の歳入をごらんください。  この欄で、介護予防・日常生活支援総合事業の歳入には、3行目に支払基金、第2号の交付金が含まれておりますが、その下の枠の包括的支援事業・任意事業の歳入には、この支払基金交付金がございません。その分、国県市の負担割合が、国39%、県と市がそれぞれ19.5%となっておりまして、公費の割合が大きくなっております。  これらの地域支援事業の黄色の部分、歳入合計7)の決算額は、前年度から7.7%増となっております。  次に、その下の大枠C、過年度精算金の歳入をごらんください。  その枠の下から2行目、支払基金に過年度分の追加交付金があったこと、下から3行目の前年度からの給付費繰越金の増により、黄色の歳入の合計9)の決算額は、前年度から61.5%増となっております。  次に、Dの枠、調整資金の歳入をごらんください。  その枠の上から2行目の介護給付費準備基金運用収入の増により、黄色の歳入合計11)が前年度から59.9%増となっております。  その下のEの行は水色の部分、事業系歳入合計13)がAからDまでの事業系歳入の合計で、前年度から4.9%の増となっております。  その下のFの大枠、事務系の歳入につきましては、介護保険制度の改正によりシステム改修を行いましたので、その分の国庫補助金が増額となっております。また、昨年度からの事務費繰越金により、水色の歳入合計15)は1.6%の増となっております。  以上によりまして、Gのピンク色の部分で、左側、歳入総計の決算額は前年度から4.8%増、右側の歳出総計の決算額は前年度から3.7%の増となっております。  資料の4ページをお願いします。このページ以降は決算の関係資料を添付しております。  上の表が介護保険事業の収支実績の推移でございます。この表の第6期の一番左、平成29年度介護給付費準備基金の積立金が8,783万1,000円、年度末の残高Aは4億1,721万4,000円となっています。これに、決算の翌年度の繰越金Cを加えまして、精算金を控除して、年度末の剰余金は5億4,636万7,000円となり、前年度から1億5,331万円増加しております。  その下の表が、第6期の介護保険事業の給付系と地域支援事業の収支計画及び実績でございます。第1号介護保険料をベースにしたものです。  平成29年度につきましては、左側から、給付費と地域支援事業の合計が、計画と実績を比較して、実績が4億9,685万3,000円下回っております。その横の収入のうち保険料の実績は、予定を1億259万2,000円上回っております。支出のほうでは、給付費負担金で1億2,132万1,000円減額となり、地域支援事業費の負担金で362万4,000円増額となっております。  右から2番目の欄、年度収支は1億7,161万5,000円の黒字となっております。  第6期の計画と実績をトータルで見てみますと、給付費地域支援事業費の合計が9億7,258万4,000円の減。保険料収入が2億4,167万7,000円の増。給付費地域支援事業費負担金の合計で、2億3,278万4,000円の減。6期中に取り崩しを予定していた介護給付費準備基金1,830万円を取り崩すことなく、5億4,636万7,000円を確保することができております。  5ページをお開きください。平成29年度の介護保険料の収納状況でございます。  右側から3列目の、上から3行目の現年度分の徴収率を示しております。98.81%となっております。平成27年度は98.71%でしたので、0.1ポイント上昇しております。  次に、6ページをお願いいたします。  第1号被保険者に係る保険者数認定給付などのデータを経年的に記載しております。7ページから10ページまでは、6ページの主な項目についてグラフでわかりやすく推移が見えるようにしたものでございます。  次に、11ページをごらんください。平成29年度の筑紫地区介護認定審査会共同設置負担金の実績について、各市町村の負担額などをお示ししております。詳細については、後ほど御確認ください。  以上で、平成29年度の介護保険事業特別会計歳入歳出決算の説明を終わります。 161: ◯委員長(米丸貴浩君) 高齢課長の説明が終わりましたので、これより質疑を行いたいと思います。質疑ありませんか。 162: ◯副委員長(近藤幸恵君) この資料よろしいですか。 163: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですよ。近藤委員。 164: ◯副委員長(近藤幸恵君) 済いません。ちょっと資料からお尋ねいたします。11ページの、参考に見てくださいということなんですけど、共同設置負担金内訳というところでございます。  これ、多分審査件数で負担金ができてるんだと思うんですが、審査件数をちょっと見てみると、春日市が3,663件、大野城市が2,940件と、ちょっと人口はね、春日のほうが高いでしょうけど、高齢者率とかいうのはそんなに、認定率とかいうのはそんなに変わらないようなイメージでおりましたけれども、この件数がえらい違うんですけども、そこの、他市町村のことですからあれでしょうけども、どんなですか。どこが違うとかありますか。 165: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木健康推進部長。 166: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 実際に大野城市さんがどういった形で、例えば窓口でですね、窓口に来られた方の相談に応じて受け付けをしているであるとか、あるいはそこで説明して帰っていただいているとか、そういったことはちょっと承知しておりませんけれども、把握している範囲の中でありますと、先ほども御質問ありました総務費の関係で、基本的には、従来でしたら要支援の認定を受けてた方が、もう要支援じゃなくて総合事業の事業対象者として事業を受けることができるようになってますので、そういったところに回っている方が多くなっているということであれば、基本的にはもう認定を受けずに直接総合事業を利用してあると、そういったケースも少なくないというふうには聞いております。  春日市の場合は、基本的には新規で総合事業の利用の場合は、必ず認定をまず受けていただくというふうな形でおります。というのは、やはり医師の、主治医の診断等がありませんと、適切なサービスにつなぐことができないんではないかということで、最初の段階では認定を受けていただいておりますけれども、必ずしもそういった形をされてないということも聞いておりますので、そうなりますと認定件数というのは減ってくるということになります。 167: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 168: ◯副委員長(近藤幸恵君) わかりました。システムがちょっと違うということで、認識すればいいということですね。ありがとうございました。 169: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質問ありませんか。いいですか。  委員長交代してください。 170: ◯副委員長(近藤幸恵君) 委員長交代します。米丸委員。 171: ◯委員(米丸貴浩君) 全般的な話を幾つかした中で少し、予算編成時の話のほうですね、決算に話を進ませたいんだけど、まずですね、今回29年度の予算現額と29年度の決算額、それから28年度の決算額、三つ示されておって、私ですね、29年度の当初予算からずっと流れを見てみたんですね。そしたら、全般的な話ですよ、これね。当初予算と、それからこれに出てるのは予算現額、そして最終的な決算額というふうな流れになっていくんだけど、その流れから見ていくとですね、当初予算額、まあ給付系が一番わかりやすいのかな。給付系でも、それから地域支援事業、どちらも含めていいんですけども、当初予算は事業計画に基づいて予算額が決まりますよね。それをどう配分していくかっていうことなんだけれども。全部が全部と言わないけど、展望としては、当初予算が1年間ずっと執行されてきて、その結果が予算現額になるんだろうけれども、ほとんどが減額になってますよね。ここには、当初予算と見比べないとわかんないんだけれども。さらに決算額を見ていくと、さらに減っていくというのが、これ、傾向だろうと私、今回見てるんですね。  これはですね、何で当初予算が一番高くて、予算現額が減っていくかというと、いいふうに考えれば、春日市の介護保険事業というものがどういうふうに進めているかというのは、6期の計画の中に書いてあって、それが反映されて7期に、この前いただいたんだけれども、極力介護予防に努めていきましょうと。介護のお世話にならないでも済むように。そこに一つは置いていきたいということと、ほかにも適正な給付っていうのもあるんだけれども。  それから、これも予算のときに話してあったんだけども、今回、協議体をつくりますよね、協議体。例えば協議体でも、新たな協議体、組織をつくるんではなくて、今あるいろんな資源を活用して、皆さんの負担にならないような形でやっていく。これは春日市の特色だからということは当時の高齢課長が説明されました。そういうのの結果が、当初予算、計画から、そこまで執行しなくても、お金をかけなくても、これだけの事業ができたと、そういう認識でまずはいいんですかね。これをお聞きしたい。
    172: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。 173: ◯高齢課長(武末竜久君) そうですね。協議体に関してはですね、私も協議体自体の主な母体となる自治会の組織、自治会連合会の組織と、自治会の連合会の中の福祉委員会っていう、もともとあった組織ですね。そういった形を使うという話は昨年度、当時の高齢課長と話してですね、したところです。自治会側としても有効な活用ができる場面にはつながるんでですね。そこでみんなでほかの自治会がやっている情報を共有したいっていうのはやっぱりありますので、そういった形でほかのところがやっている、じゃあ、うちもやれるのかどうかっていった形で比較対象しながらですね、事業を進めていったところで、一つの例を挙げれば、カフェが今自治会、結構な数で広がっていったところではあります。  給付費の見込み自体はですね、計画をつくる段階で、ずっと推計値、高齢者数とか人口とか、そういったところで推計していくのですが、やはりどうしてもですね、給付が足りなくなるという事態だけはやっぱ避けたいという、やっぱ考えが私も含め皆さん持ってありますので、予算としてはなるべく……。なるべくというか、適正な額で見込んでですね、つくるのが一番ですけど、もし足りなくなったときに一番迷惑かけるのはやはり市民の皆さんになりますので、そういった面を含めて、より適正化を考えながらですね、予算編成しているところです。  また、執行に関しては、春日市は十分な地域の活動に取り組まれてあるので、そういったところにまたこういった福祉というか、介護保険の考え方を織り交ぜながらですね、やっていければ、十分なさらに充実した活動ができるのではないのかといった考えでですね、進めてきたところではあります。  以上です。 174: ◯副委員長(近藤幸恵君) 佐々木健康推進部長。 175: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 米丸委員長がおっしゃいましたように、当初予算から最終的に予算現額、執行、決算というふうにどんどん減っていってると。それは基本的には春日市の考え方として、介護予防につなげていく努力をする、そして、給付の適正を図っていくと。そういったことが功を奏しているというふうに考えていいかということだったと思いますけれども、そういうふうに説明できればいいんですけれども、なかなかそういったことで、急に成果が出て、当然そういうふうにしたいと思いますけれども、それで、こんなに大きな残額が出るということにはならないと思いますので、やはりそこは大きな流れとして、当初の想定よりもやはり要支援者のほうが実際ふえていると、介護度の低い方がふえているということで、給付が抑えられてきているという流れがあろうかと思います。  実際、3月の時点で、平成30年度の当初予算を組む時点では、当然その時点では前年の10月、11月ぐらいの流れを見ますので、その時点では意外と、もっと給付費が伸びるんではないかと、平成29年度の実績も含めてですね、そういった想定をしておりましたけれども、その結果を見ますと、やはり今回、要支援者のほうのですね、総合事業のほうがかなり伸びていって、その分、要介護のほうがそれほど伸びてないと。そういったところが全体的には言えるんではないかというふうに思っております。  委員長がおっしゃった流れでいきたいというのは、もう当然、そういったふうに考えておりますけれども、結果としては、やはり要支援者のほうがふえていって、軽度の方のサービスの利用ということで給付が抑えられているのかなというふうに思ってます。 176: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 177: ◯委員(米丸貴浩君) そういう理解であればですね、今回いただいた決算認定資料、対前年度比、これ決算ベースでそれぞれを比較するんで、ここにはプラスの部分もあればマイナスの部分もあるというのが、今部長が話されたことがここに反映されているというふうに、まずは理解したんですね。  そうであればですね、当初見込んでいた要支援者の方のいわゆる内訳というか、介護度が重い方がそう伸びなくて、比較的軽い方がふえた、だから給付費が減額になったという話をされたけれども、これは、その傾向というのが、これまでずっと委員会の中でも議論した中で、多分これだろうと。それが一番の大きな理由だろうというのは、もう委員の皆さんも周知のとおりだと思うんだけども、果たしてそれだけだろうかというのが、ちょっと疑問があったんじゃないんですかね。それは執行部もそのようなお話をされていたような気が私はしてるんだけども、そういう答弁でいいのかな。これ以外にも何かあるんじゃないかということが、きょうは決算だからね。次期以降の年度にまたこの解析をしてつなげていかなきゃいけないんだろうけども、それだけの理由はね、それだけで済まされる話ではないと思ったんだけど。 178: ◯副委員長(近藤幸恵君) 佐々木健康推進部長。 179: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 委員長が当初おっしゃいましたように、できるだけ介護予防につなげていく努力をしているとか、あるいは給付の適正化をしていると。地域全体で支えていく、そういった体制づくりをしているということが功を奏しているということであると、これは非常にありがたいことだと考えておりますし、これからもそういった方向に進んでいかないといけないというふうには思っております。  ただ、それが実際どの程度効果が出てるのかと。結果的に、介護予防に取り組んでいることによって、要介護の重いほうじゃなくて、要支援の方がふえているということもあるかもしれませんし、なかなかそこが結びついてないと、まだというようなところがあります。ただ、結果として、いろんな努力をしていることが、重い方じゃなくて軽度な方がふえているということにつながっているということであれば、非常にありがたいなというふうには思っております。  ただ、これも、いろんな国の制度等が変わっていく中で、大きく動いていく部分もございますので、なかなかこれっていう形で今御説明できるようなものは持ち合わせないということでございます。基本的には、認識は同じだと思います。 180: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 181: ◯委員(米丸貴浩君) 確かに、国の介護保険制度が3年に1度改正になると、そこで、今までやってきたものが、そのままの流れで行けなくなるところが出てくるんで、確かにそういうところは部長のおっしゃるとおりだと私も認識しております。  この分については、大きなところの流れについては、理解、わかりました。これ、また、理由はね、原因っていうのは、執行部もそうだし、我々もこういうところがあるんじゃないかっていうのは、決算、それから予算審査の中でですね、また見ていきたいと思っております。  続けていいですか。 182: ◯副委員長(近藤幸恵君) どうぞ。 183: ◯委員(米丸貴浩君) であれば、少し各論に入りたいと思うんですけれども、29年度には、たしか新しい事業として、一つは18床の認知症対応型グループホーム、これを設置していただきましたよね。これは地域密着型介護サービスに入ってるんですよね。ここの部分の、今新しくつくったグループホーム、これ、ちゃんと入ってるというとあれだな、何ていうかな、定員にね、充足するように、そして、ちゃんと皆さんが適正なね、サービスを受けられてるかという。現状どうなんですか。これは委員会でたしか見に行きましたよね。 184: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。 185: ◯高齢課長(武末竜久君) 定員数を満たしているかどうかについては、ちょっと後日確認いたします。後からまた確認いたしまして、データをお知らせしたいと思います。 186: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 187: ◯委員(米丸貴浩君) 定員を満たしてるか満たしてないかで、これをつくったね、成果があったっていうのは、ちょっと短絡的なんだけれども、これが十分皆さんに認知されてね、例えばケアプランをつくるときに、今回新しくこうしてこうできましたよ、いかがですかというツールになるわけでしょう。そういうような、ちゃんと情報として、今度は受ける側の方に伝わって、そして、ここがいっぱいであれば、それはありがたいなと。逆にね、入る方がいないというほうが、それは介護予防サービスがどんどん進んでいって、そこに至らなかったってなれば、それはまた違うんだろうけども、せっかくつくったんであれば、そのあたりのところの評価がちょっと聞きたかったので。これは数字がわかってからで結構ですので、また改めてお聞きしたいと思いますが、いいですか。 188: ◯副委員長(近藤幸恵君) 改めて。はい。 189: ◯委員(米丸貴浩君) まだわからないんでしょう。充足率等がね。 190: ◯副委員長(近藤幸恵君) 後で確認していただくということですので、報告の後にお願いします。 191: ◯委員(米丸貴浩君) じゃ、続けていいですか。 192: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、どうぞ、米丸委員。 193: ◯委員(米丸貴浩君) あとはですね、介護予防、いわゆる新しい総合事業の中で、春日市は今まで訪問型サービス、いわゆるサービスBというまごころ訪問と現行と、それから、今年度29年度新しく始めた通所型サービスAがありますけれども、こちらのほうは、このグループホームと同じなんだけど、こちらのほうの活用状況というのはどのように捉えてありますか。生活支援型の予防通所事業を開始されたじゃないですか。 194: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。 195: ◯高齢課長(武末竜久君) 年間でですね、29年度で大体13件ぐらいですね、件数が。だから、これはまだ、サービスがよく使われているかっていったら、やっぱそうでないので、その件につきましては、まだまだ、まずは宣伝というか、PRする余地もありますし、またその利用者の伸びてない理由が何なのかというのは、包括支援センターとか、そういうお知らせするケアマネジャーさんとかと話しながら、またちょっと原因を究明していきたいと思っております。 196: ◯副委員長(近藤幸恵君) よろしいですか。米村委員。 197: ◯委員(米丸貴浩君) これは、款項目で言うと5款の1項になるんですね。武末課長、今、利用者は伸びていないと言われたんですかね。 198: ◯高齢課長(武末竜久君) 件数……。 199: ◯委員(米丸貴浩君) 件数が載ってない。 200: ◯副委員長(近藤幸恵君) どっち。 201: ◯高齢課長(武末竜久君) 一緒です。 202: ◯副委員長(近藤幸恵君) 一緒でよろしいですね。 203: ◯高齢課長(武末竜久君) 利用者もです。 204: ◯副委員長(近藤幸恵君) 利用者と件数が一緒ということですね。米丸委員。 205: ◯委員(米丸貴浩君) これは、いわゆる緩和した基準よりサービスでしたよね。で、希望する事業所を市が指定するんだろうけれども、事業所自体の指定はどうなんですか。これが伸びてないから利用者さんが少ないとか、いわゆる窓口が少ないから利用者が少ないなのか、そこはまだわからない、指定を受けた事業所っていうのは少ないんですか。 206: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。 207: ◯高齢課長(武末竜久君) 指定を受けている事業所は11事業所あります。 208: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 209: ◯委員(米丸貴浩君) 予算組む以上は、市としては見込みっていうのが当然あるわけですよね。11っていう、今のところ、29年度11っていうことに関する評価はどうしてありますか。 210: ◯副委員長(近藤幸恵君) 佐々木健康推進部長。 211: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 全国的にですけれども、総合事業のほうになりまして、基本的には基準を緩和したサービス等に移していって、その給付を抑えていくということで当然国も考えてやってきたわけですけれども、非常に全国的に苦慮しているという状況がございます。と申しますのは、今、現行相当サービスとこの基準緩和のサービスがありますけれども、基準を緩和するということは当然、事業所のほうの収入が減っていくということですので、これを推し進めようとすればするほど、事業所がその地域から撤退をしていくということも全国的に起こっておりまして、一つの大きな課題になっております。  ですから、春日市としましても、この基準緩和のサービスをつくりましたけれども、御本人がこれを使いたいと、当然使いますと御本人の負担も減りますので、使いたいということであれば当然そちらのほう進めていくことできますけれども、なかなか市のほうとして積極的に進めていきづらいということもございます。  今、受け皿として、現行相当のサービスがありまして、ほぼそこの部分が伸びているという状況になってます。どういうふうにしていけば、この基準緩和のサービスのほうに流していただけるのかということは大きな課題と捉えておりまして、今、もともとの現行相当サービス自体をどういうふうにしていくのかということも含めて、検討を所管のほうではしておりますけれども、これをちょっと一歩間違えますと、今度は先ほど言いましたように、サービスの事業主体そのものがこの地域から離れていただいては困りますので、そういったところを見きわめながら慎重にやっていく必要があるのかなというふうに考えてます。これはもう全国的な課題だというふうに捉えてます。 212: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 213: ◯委員(米丸貴浩君) いわゆる介護保険の制度の中で使うことになれば、当然またケアプランをつくってもらわなきゃいけないし、そういうやっぱり、何ちゅうかな、利用する側にとってみれば一つはまた煩わしいというか、その制度から外れるわけいかないですね。そういうところがあるんでしょうね。  春日市としては、見解は今、部長からお聞きしたので、なかなか積極的にということですけれども、始めた以上はですね、これはどういうふうに持っていくかというのは、また方向性はある程度やっぱり見きわめていく必要があるんじゃないなと思います。これはまた委員会の中でも議論すべきことなのかなと思っております。これはわかりました。  続けてもいいですか。 214: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、どうぞ、米丸委員。 215: ◯委員(米丸貴浩君) それからですね、介護保険高額介護サービス費支払資金貸付基金というのがありますよね。こっちに出てくると思います。主要な施策の成果の、これは介護特会で議論すべき話かなと思ったので、ちょっとお聞きしますが、主要な施策の成果の17ページの基金の積み立ての状況の一番下段に生活運用基金というのがありまして、ここに、一番下にありますね、介護保険高額介護サービス費支払資金貸付基金。これは、給付系の下のほうにある。こういうサービスを受ける場合に利用する基金でしょうけれども、これたしか平成12年に、これ、制度を、基金を創設して、その後、活用の実績というのはまずありますか。 216: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。 217: ◯高齢課長(武末竜久君) 平成12年度に1件利用されてあるというところです。 218: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 219: ◯委員(米丸貴浩君) 1件しかない、しかないと言ったらいけないですね。今のところ、利用は1件だということですよね。12年から、今もう平成29年度の決算だから数十年間、今のところ、せっかくこうして200万円の枠を設けて、こういうときのために基金を備えてあったんだけれども、それがこの長い間、利用することがないというのは、ひょっとするとこれを知らない方もいらっしゃるかもしれないけれども、そもそもこの基金の性格上、果たしてこのままでいいんだろうかと。やっぱりこの制度を残して、基金を残して活用すべきなのか、いやいやもうそういう見直す時期にもあるのではないかというところは一回考える必要が私はあるんじゃないかと思うんだけれども、やっぱり200万円、これをどっかにまたもし使えれば、それで助かる事業等もあるかもしれない。そのあたりの見解は、これは部長に聞いたほうがいいかな。 220: ◯副委員長(近藤幸恵君) 佐々木健康推進部長。 221: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 委員長がおっしゃっているとおりだと思います。本当にこの意義があるのかどうかと。これはやはり検証していく必要があろうかと思っていますが、基本的に、いざというときにどうしても、これは基本的につなぎの資金をお貸しするということです。高額介護サービス費で、市が支給するまでの間に、どうしても資金のめどが立たないと、そういった方にお貸しする制度ということで、現時点では、必要な方であれば当然相談に応じますけれども、そういった御相談が今ないと。ただし、あると。そういうケースもあり得ますので、そういった意味では一定この200万円という基金は持っておく必要があるのかなというふうに現時点では考えておりますけども、実際に利用されてないということも事実ですので、本当にその必要性があるかどうかについては今後とも検証してまいりたいとは考えております。 222: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 223: ◯委員(米丸貴浩君) 基金については、今回、介護特会ですので、いろんな基金がほかにもあるんだけれども、一回そういう補助金とか、こういう基金とかいうのは見直すものは見直していくべきかなと思っておりますので、この高額介護サービス費支払基金、これについてはまた方向性を一度出していただくよう、お願いいたします。 224: ◯副委員長(近藤幸恵君) 佐々木健康推進部長。 225: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 済いません。一つにはですね、市のほうの周知が場合によってはちょっと足りてない可能性もありますので、もう一回ですね、この基金について検証する中で、周知のあり方等も含めて所管で十分に整理をした上で、また報告をさせていただきたいと思ってます。 226: ◯委員(米丸貴浩君) それはわかりました。続けていいですか。 227: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、どうぞ、米丸委員。 228: ◯委員(米丸貴浩君) ほかの委員さんからもいろんなお話が出てきた中で、春日市はですね、私、よくいろんなツールが、今回つくっていただいた介護予防・生活支援ガイドブック、まごころもあるし、それから、これ以外にも29年度につくっていただきましたよね。いろんなツールがあると思うんだけれども、残念ながらですね、このツールの活用が今回成果の中ではいろいろ書いてあるけれども、果たして利用する人に本当に届いて、これはこうやってお金をかけてつくったわけだけど、果たして十二分に行きわたっているだろうか、情報がですよ。こういうものがというところ。そういうところは一度伝え方、お知らせの仕方、これはケアマネさんとか、今回協議体を設けてやっていく中で、ひょっとすると協議体の中でもそういう議論があってるのかもしれないけれども、こういうものがありますよと、これはこういうふうに活用していただきたいんだということをね、一回やられたらどうかなという気がしております。  例えば、さっき近藤委員からもあったガイドブックのお話。私もいろいろな公民館で見るものの、29年度につくって、30年度には入れかえたと。そうであれば、例えばですよ、数値的な検証するんであれば、この公民館に5部持っていったって言ったかな。5部持っていかれて、29年度、幾ら残ってたのか。また、5部入れかえたんだろうと思うんだけれども、そういうのを見ていけば、せっかくつくったものがどれだけの部分がどことかの皆さんのお手元に行った、活用された、でも、これだけが残ったというのがわかればですね。  やっぱり届かないと、せっかくいいものをつくっても、効果があらわれないと思ってるんで、そういう数値的な検証も必要ではないかと思うんだけども、いずれにしてもですね、やっぱりちゃんと届く。こっちが発信して、向こうが受けて、それを理解して初めて情報というのが届くわけだから、そういう制度をね、もう一回見直さないと、もったいないと思うんです。そのあたりのことは、私はこれは逆に委員会として、提言として、さっき近藤委員も言われたけれども、提言として、せっかくのツールは、ちゃんと情報が届くように、もう一回見直すことをやられたらどうかなと思っているんだけれども、これはどっちに聞いたらいいのかな。いかがですか。 229: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。 230: ◯高齢課長(武末竜久君) それぞれの皆さんにお配りする資料というか冊子、そういうのをつくる目的に応じてそれぞれつくってますので、それに応じてですね、適正に活用していただけるように、こちらとしても考えていきたいと思います。 231: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 232: ◯委員(米丸貴浩君) 全戸配布をしなさいというのを私が言ってるわけではないと、それは理解されましたね。 233: ◯高齢課長(武末竜久君) はい。 234: ◯委員(米丸貴浩君) せっかく何千部かつくって、それがやっぱり行かなきゃいけないところの皆さんのお手元に行ってないと私は踏んでいるので、考えたらいかがですかっていう。全戸配布をしなさいという話とは違いますので。 235: ◯副委員長(近藤幸恵君) 佐々木健康推進部長。 236: ◯健康推進部長(佐々木康広君) ちょっと話がずれるかもしれませんけれども、ことしに入りましてからも市報をですね。市報が一番実際は見られてます。運転免許証自主返納支援事業でも、市報に載せるたびに件数ふえてますので、市報が一番見られてるんですけども、御承知のとおり4月以降でも、ほぼ市報の大部分をですね、この高齢者の部分で占めさせていただいて、非常に恐縮するぐらい、そういうPR、全員に届くような形でのですね、PRはまず市報と。なかなかウエブサイトとか言いましても、ちょっと難しいところもありますので、まずは市報と。  それと、先ほど武末課長が言いましたように、それぞれ、あと、そういうガイドブックですとか、いろんなパンフレットは、少なくともそのつくった目的に応じて、活用いただく方には適切に届くようにやってまいりたいと。  それプラスアルファで、せっかくつくったから、できるだけ広げていきたい。それも事実でございますし、委員会からいろんな御提言もいただいておりますので、それはやっていきたいと思ってますが、まずは本当につくった目的に応じてきちんと届くようにというふうにしてまいりたいというふうに思ってます。そういった回答ですので、よろしくお願いします。 237: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 238: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。この支援ガイドブックをつくったときにですね、こういう資料を協議体等にお諮りしながら全市的に情報共有ができるような形に持っていきたいって、たしか、これは誰が言ったのかな、執行部が答弁してるんだけども、まさにそのとおりなので、そういう手法、手段を、今とは違う、もうちょっと何か考えたらどうですかというのが私からの提言ですので、よろしくお願いいたします。 239: ◯副委員長(近藤幸恵君) 意見で。 240: ◯委員(米丸貴浩君) 提言ですから、これは結構です。 241: ◯副委員長(近藤幸恵君) 提言ですね、はい。 242: ◯委員(米丸貴浩君) 続けていいですか。 243: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、どうぞ。 244: ◯委員(米丸貴浩君) 包括支援センターの話にも少し出たけれども、他の自治体とかでも包括支援センターという名前自体がやっぱりかたい。そもそも、北包括は2階にあるでしょう。ますます敷居が高いって言われる方もいらっしゃる。そこでですね、例えばですよ、包括支援センターに、サブタイトルっていうか、愛称とかいうのもつけたりしてね、もっと皆さんに。困ったときには包括に聞くわけでしょう、包括に。また、包括支援センターもいろんな、多分形が変わってくるんだろうと思ってるんだけど。そうであれば、なかなか包括に相談件数がこうして実績として上がってきているものの、高齢者の皆さんのお困りごととか、ふえていく中であれば、やっぱりもっと親しみやすい包括支援センターのあり方の中に、一つは名称とかも変えて、相談窓口は何とかっていう、それはサブタイトルかなんかの愛称で呼べるような。全てが高齢課に話が持ってこられるんでも、まず包括っていうことになったほうが、春日市の地域包括ケアシステムの、また活性化につながっていくんじゃないかなと私は考えているんですけども、そのあたりはいかがですかね。  相談の窓口が、どこにしたらいいかわかんないっていう方が、これだけ市報とかで一生懸命発信して、我々もあっちこっちで言うんだけれども、それでもいらっしゃるという現実があるのは間違いないと思っているので、もっと光が届かなければならない人に届くための一つとしてそれもどうかなと思っているので、お聞きしたいんですけど、いかがですか。 245: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。 246: ◯高齢課長(武末竜久君) 貴重な御意見ありがとうございます。どうお答えしていいかというのが、今自分の中でもまだちょっと渦巻いてますので、うまく表現できるかどうかはわかりませんが、本当に地域包括支援センターができてですね、ちょうど地域にPRし始めたころ、私、民生委員さんのちょうど担当してたので、民生委員さんの集まりのところに、地域包括支援センターの職員に来てもらって、PR始めたのは覚えています。もうそれ十何年か前だったと思いますが。それからですね、引き続きずっと広報の努力はしてはいるんですが、やはりそういった声がやっぱり届いてないというか、最初に、じゃあ、どこに相談しようかっていうのがまだ、まずは地域包括支援センターにというのは、みなされてないというのは、ちょっと私たちも受けとめなきゃいけない現実だと思います。  本当に、名前がかたいというのは、正直私の意見としては、私もそれは思います。やっぱ介護保険の制度の事業所の名前っていうのは、やっぱ全部かたいっていうか、言ってる内容を全部並べ立ててるような形でどうしてもつくってしまうので。考え方としては、全国どこでも通じるような形でですね、あそこはあれ、あそこはあれっていうのは、やっぱりちょっと難しいので、やっぱどういう仕事をしてるのかっていうのをみんなに認識してもらって初めてその名前というのが通用するので、全国的に通用する名前を今使っているというのはあると思います。  愛称をつけることでですね、さらにみんなが相談したくなるような場所になるというのであれば十分検討する余地はあると思いますので、そのあたりはですね、ちょっとどういったものになるかまだ、まずはちょっと考えさせてもらわないと、ちょっとこの場でですね、いろいろ私が回答するわけにもいきませんので、済いません、ちょっと検討させてもらいます。 247: ◯副委員長(近藤幸恵君) 佐々木健康推進部長。 248: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 補足させていただきます。大きな課題と捉えておりますし、私も最近、ちょっと身近なですね、親族の関係で相談に行った経緯があります。一つのそういったですね、親しみやすいというか、誰にでもわかるようなものにしていったらどうかと、貴重な御提案だと思います。  一方では、やはり実際に、地域包括支援センターという存在があること自体をまず知っていただくということが非常に大事なことだと思っておりますし、高齢課に平成27年度に来たときに、介護保険運営協議会の中でそういった御意見がございました。全然その姿が見えないと、地域に来られてないという厳しい御意見をいただきまして、その後、地域包括支援センターの管理者の方々と話しまして、できるだけ地域に来てくださいということで、当初は高齢者のサロン等にですね、行かれるところから始まりまして、現在では、地域支え合い会議等にも包括支援センターのほうにかなり行っていただいております。  そういった意味では、地域のほうでの包括支援センターの認知もかなり上がってきたんではないかなと思っておりますし、あと、高齢課が出前トーク、ことし15回ぐらい高齢課が説明しますけども、そういった際にも必ず、相談先は地域包括支援センターですよと。あなたの地区の担当はこちらのほうの包括ですということを言っておりますので、そういった意味では、認知というのは今、結構広げる努力はさせていただいてるのかなというふうに思っております。
     そのこととあわせて、委員長の貴重な御提案だったと思っておりますので、受けとめさせていただきます。ありがとうございます。 249: ◯委員(米丸貴浩君) 結構です。 250: ◯副委員長(近藤幸恵君) 委員長交代いたします。 251: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございました。  それでは、第68号議案についてほかに質疑ありませんでしょうか。吉居委員。 252: ◯委員(吉居恭子君) ちょっと、さっきの関連していいですか。いろんなところであったんですけど、地域包括センターみのりとかね、そういうのを、名前をつけているところも……。大村とかも。 253: ◯委員長(米丸貴浩君) ぜひ御参考になさってください。よろしくお願いします。  武末高齢課長。 254: ◯高齢課長(武末竜久君) 貴重な情報ありがとうございました。 255: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 256: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、以上で第68号議案の審査を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午後0時17分                  再開 午後1時30分              ──── ─ ──── ─ ──── 257: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  それでは、第68号議案の審査の過程で、幾つか後ほど確認をさせてくださいという事項があったかと思います。  佐々木健康推進部長。 258: ◯健康推進部長(佐々木康広君) こんにちは。それでは、よろしくお願いします。  審議に際しまして、岩隈健康スポーツ課主幹が、この時点から出席をさせていただいております。あわせまして、監督職の職員が1名参加させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 259: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、了解いたします。 260: ◯健康推進部長(佐々木康広君) それでは、先ほど委員長からございましたように、第68号議案の中で、御質問に回答していない部分につきまして説明をさせていただきます。 261: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 262: ◯高齢課長(武末竜久君) 地域生活支援事業の中での介護予防・生活支援サービス事業の中で、まごころ訪問サービスの件につきまして、シルバー人材センターのサポーターの人数ということで聞かれておりましたので、お答えいたします。  シルバー人材センターでのサポーターの人数は8名でございます。また、この利用者数が、延べの訪問件数が61件となっております。  シルバー人材センターについては以上です。  続きまして、昨年の9月にオープンしましたグループホームにつきまして、定員数が18名ですね。今、入所者数が17名です。なので1名あいておりますが、それも今ただいま検討中ということで、今月もしくは来月に入所する予定だということで聞いております。  以上です。 263: ◯委員長(米丸貴浩君) 最初のシルバー人材センターは西川委員からの御質問だったかと思いますので、よろしければ西川委員からどうぞ。 264: ◯委員(西川文代君) 合計61件と。8名の方で5件をサポートしたっていうことですかね。わかりました。大丈夫です。 265: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。  私のほうは結構です。もうほぼ充足率は満たしているということですね。効果的に予算が執行されていると認めますので。ありがとうございました。  第68号議案はこれでよろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 266: ◯委員長(米丸貴浩君) 次に、第61号議案「平成30年度春日市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について」を議題といたします。  説明員の説明を求めます。高尾国保医療課長。 267: ◯国保医療課長(高尾徳久君) それでは、第61号議案、平成30年度春日市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の御説明をさせていただきます。  御説明は、先日お配りいたしておりますこちらの表紙の下に「国保医療課」と書いてあります資料、それを使って御説明をさせていただきます。よろしいでしょうか。 268: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、どうぞお願いします。 269: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 資料の2ページをお願いいたします。  補正予算の総括表でございます。一番右側に、補正予算書のページを記載しておりますので、後ほど御確認をお願いいたします。  では、歳入から御説明させていただきます。  中ほどの白抜きの部分、5款1項1目繰越金でございます。平成29年度の決算に伴うもので、5億9,708万7,000円を補正増し、6億6,655万4,000円を繰り越すものでございます。  歳入は以上でございます。 270: ◯委員長(米丸貴浩君) 引き続き、歳出お願いします。 271: ◯国保医療課長(高尾徳久君) はい。では、3ページをお願いいたします。  一番上の行、1款1項1目一般管理費でございます。システム改修のための委託料を計上しております。  次に、中ほどの9款1項償還金及び還付加算金でございます。平成29年度分の精算により、5目から9目まで療養給付費等負担金、療養給付費等交付金、特定健康診査等負担金、高額療養費共同事業国庫負担金及び特別調整交付金が超過交付となりましたので、返還金を計上しております。  次にその上、7款1項1目基金積立金の事業費納付金等支払準備基金でございます。繰越金で受け入れた金額から、さきに御説明いたしましたシステム改修委託料及び返還金に充てた残りを基金に積み立てるため計上しております。  国民健康保険事業特別会計の補正は以上でございます。 272: ◯委員長(米丸貴浩君) 第61号議案の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。  前田委員。 273: ◯委員(前田俊雄君) 平成30年度から国保の制度が変わってるわけなんですけども、特にここで歳出のほうの9款で諸支出金、旧でいけば10款になるんですけども、実績に伴う返還金なんですけども、それは旧制度じゃないですか。お金はどの流れで行くんですか。新しい制度のほうで返還していくんですか。県に返して、県から国にとか。意味わかりますか。  今までだったら、国から直で春日市に来る分、県から来る分というのがあって、その分を精算するじゃないですか。これは新しい制度では、国から県に来て、県が全部市のほうの面倒を見とるじゃないですか。例えば、国に対して返還する分は、直で、もらったときと同じように国に直接返還するのか、新制度の中で県を通して返すのか、どちらの仕組みになるわけですか。ちょうど過渡期なもんですから。 274: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾国保医療課長。 275: ◯国保医療課長(高尾徳久君) これは旧制度のほうの返還金ですので、従来どおりですね、直接返還、県を通さずにですね、直接返還となります。 276: ◯委員(前田俊雄君) 旧制度のままに返還するんですね。わかりました。 277: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。前田委員。 278: ◯委員(前田俊雄君) 1款1項1目の一般管理費のうちのシステム改修費って、どのシステムだったですかね。システム内容ちゅうか。どの制度が変わっての改修ですか、システム改修は。 279: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾国保医療課長。 280: ◯国保医療課長(高尾徳久君) これは、今回の制度改正に合わせまして、連合会と結んでいる部分でですね、その報告するためのですね、部分が今年度、改修が新たに必要になっているという部分がわかりましたので、今回上げさせていただいてます。 281: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 282: ◯委員(前田俊雄君) たしかに額は小さいんでしょうけれども、毎回システム改修費には言っておりますけど、システム改修時にはですね、十分スクリーニングをして、誤りがないように。特に今回のシステム内容が、市民に直接、被保険者に直接関係あるかどうかわかりませんけども、いずれにしてもシステム改修費ちゅうのは十分ですね、本稼働させる前にチェックだけはするようにしといてください。お願いします。 283: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 284: ◯委員長(米丸貴浩君) 質疑はないようですので、第61号議案の審査を終了いたします。  次に、第62号議案「平成30年度春日市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について」を議題といたします。  説明員の説明を求めます。高尾国保医療課長。 285: ◯国保医療課長(高尾徳久君) それでは、第62号議案、平成30年度春日市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)の御説明をさせていただきます。  御説明は同じく先ほどの資料で御説明をさせていただきます。資料の4ページをお願いいたします。  こちらも補正予算書のページを総括表の一番右側に記載しておりますので、後ほど御確認をお願いします。  では、歳入から御説明いたします。  一番上の行、1款1項1目特別徴収保険料及び2目普通徴収保険料の1節現年分について、今年度の本算定に基づき、それぞれ現年分保険料を補正しております。あわせて2節滞納繰越分も、出納閉鎖に伴い調定額が確定いたしましたので補正しております。  次に中ほど、4款1項1目繰越金でございます。平成29年度の決算に伴い繰り越すものでございます。  歳入は以上でございます。 286: ◯委員長(米丸貴浩君) あわせて歳出もお願いいたします。 287: ◯国保医療課長(高尾徳久君) はい。それでは次に、5ページをお願いいたします。  歳出の御説明をさせていただきます。  中ほどの2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金でございます。この広域連合納付金は、歳入1款の後期高齢者医療保険料と3款の繰入金の2目の保険基盤安定繰入金及び1目のうちの後期高齢者広域連合事務費負担金を合わせたものでございます。  今回の補正は、平成30年度の保険料の本算定に伴う保険料の減分と、あわせまして平成30年度に繰り越しております平成29年度の出納閉鎖期間、ことしの4月、5月の分になりますけども、この間に納付されました平成29年度の保険料納付分を合わせたもので、合わせますと増額となりますので補正しております。  次に、3款2項1目一般会計繰出金でございます。平成29年度の決算に伴い、剰余となったものを一般会計に戻すものでございます。  後期高齢者医療事業特別会計の補正は以上でございます。 288: ◯委員長(米丸貴浩君) 第62号議案の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 289: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、以上で第62号議案の審査を終了いたします。  次に、第63号議案「平成30年度春日市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について」を議題といたします。  説明員の説明を求めます。武末高齢課長。 290: ◯高齢課長(武末竜久君) 第63号議案「平成30年度春日市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について」でございます。  高齢課の資料2ページ目をごらんください。  平成30年度9月補正予算の概要でございます。款項目にかかわらず、予算の性質ごとに区分した内訳表となっております。この表の外側にある数字は補正予算書の該当ページになっておりますので、後ほど御確認ください。  今回の補正の理由は、賃金及び報酬の減額、前年度の繰越金と特定財源の精算に伴うものでございます。  まず、Bの大枠、地域支援事業の右側、緑色の部分をごらんください。  任意事業費の減額は、介護給付費適正化事業で採用していた嘱託職員が退職したことに伴い、再度任用するまでの間、報酬が不用となったものでございます。左側の欄は不用額の財源内訳でございます。  次に、Cの大枠、過年度精算金の右側、黄色の部分をごらんください。  1段目は、第1号被保険者保険料の還付金でございます。還付金は、課税台帳更正やさかのぼり転出などにより住民票の異動などに伴って、過年度保険料更正により生じるものであるため、予測が困難であり、このたび増額するものです。  2段目から4段目までにつきましては、平成29年度の給付の実績及び地域支援事業の実績に基づく精算のため、支払基金、国費・県費の償還金の額を補正しております。  左側は、歳入の黄色の部分の最初の支払基金過年度交付金は、地域支援事業に係る支払基金の追加交付分となります。その下の給付費繰越金は、前年度決算における繰越金の額により補正するものでございます。  次に、Dの大枠、調整資金の右側、歳出、ピンク色の部分をごらんください。
     事業系の歳入歳出の調整として、介護給付費準備基金積立金を1億2,976万6,000円増額しております。  次にFの大枠、事務系の右側、歳出、青色の部分をごらんください。  育児休暇を取得中の職員の代替えとして任用予定であった臨時職員の任用が不要となったものでございます。左側はその財源でございます。この事務費繰入金とB欄の下から4段目、Cの繰入金の合計額が、後ほど説明いたします一般会計での歳出の部分に対応するものでございます。  一番下のGの大枠をごらんください。  以上の補正増減額により、歳入及び歳出の総計は2億90万6,000円を増額し、70億1,300万3,000円に補正するものでございます。  以上で、介護保険事業特別会計9月補正予算の説明を終わります。 291: ◯委員長(米丸貴浩君) 第63号議案の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。  前田委員。 292: ◯委員(前田俊雄君) 決算審査で、翌年度実質繰越額1億2,915万2,000円余ありますけども、繰入が1億2,900万円まではいいとして、76万6,000円と61万ぐらいですか、差額があるわけですけど、この差額分というのはどう理解したらいいんですかね。 293: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 294: ◯高齢課長(武末竜久君) 済いません、もう一度よろしいですか。 295: ◯委員(前田俊雄君) ここで私の理解でいくと、決算の3ページですね、欄外、翌年度実質繰越額が1億2,915万2,949円ちゅうのがありますね。これが介護給付準備基金に積み立てられるという理解をしてるんですけど、1億2,900万円までいいんですけど、あとの76万6,000円と決算のほうでは15万2,000円と、差額が60万円ぐらいあるわけですけど、この60万円の行方はどちらに行ってるんでしょうかというのが私の質問です。 296: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木健康推進部長。 297: ◯健康推進部長(佐々木康広君) まずですね、3ページのほうの歳入歳出の差引額が1億9,690万2,679円、この分が要は繰り越している額になりますので、2ページのほうのC、過年度精算金の下のほうの給付費繰越金の繰越金がもともと1,000円ありますので、これに今回補正をして、1億9,690万2,000円。これで、歳入についてはまず数字が合います。196902ですね。 298: ◯委員(前田俊雄君) Cって言ったの。 299: ◯健康推進部長(佐々木康広君) C、過年度精算金ですね。左側の給付費繰越金、196902。それと歳入歳出差引が、これは繰り越してますので……。 300: ◯委員(前田俊雄君) こっち、入か。 301: ◯健康推進部長(佐々木康広君) はい。これで合った上で、先ほど、確かに前田委員おっしゃいましたように、繰り越した分を積み立てるというのは基本的な考え方ですけれども、その上で、2ページで言いますと、Aの給付系の一番上に保険料8万7,000円と出てきてます。これは、Bの地域支援事業のほうで今回、保険料8万7,000円減額していますので、そことの財源の調整をしている部分がまずございます。財源調整ですね、8万7,000円。  それと、今度は右側の歳出の任意事業費ですとか、第1号の保険料還付金、こういったもろもろの調整をした結果、最終的に基金積立金が129766。これは償還金等後で引きますので、そういった最終的なもろもろの計算をした上で積める額がこれだけということになっております。 302: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。 303: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 全体の調整の結果です。 304: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木部長。 305: ◯健康推進部長(佐々木康広君) それとですね、過年度精算金、2ページであれば、Cの支払基金の過年度の交付金もございます。今回ですね。補正であれば、Cの支払基金の過年度交付金585万円、これもございますし、こういったことを全体トータルをして、Eの事業系の歳入歳出合計の調整として最終的にはこの基金積立金で調整するということですので、繰り越した中で最終的にいろんな調整をして、この基金の部分で最終的に金額を合わせているということになります。基本的には、保険料の部分というふうに考えていただいていいかと思います。 306: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 307: ◯委員(前田俊雄君) 私もこっちのCの左の585万を考えてなかったんですけども、単純に3ページでいけばですね、一番下のほうにですね、歳入歳出差引額が19億6,900万あって、右側のほうに繰越明許とか実質収支額とか翌年度精算額とかずっとあるもんですから、これが1億2,915万2,002円が精算かなと、基金積立かなと思いましたけど、またそれ以外にもあったということですね。交付金がですね。そのように理解します。結構です。 308: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。第63号議案について質疑はありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 309: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、以上で第63号議案の審査を終了いたします。  議案審査は以上ですね。第63号議案で健康推進部の議案審査は以上となりますが、全体を通じてお聞きになりたいことはありませんか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 310: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、議案審査は以上とさせていただきます。  次に、第60号議案「平成30年度春日市一般会計補正予算(第3号)について」の関連説明をお受けいたします。説明員の説明をお願いいたします。  佐々木健康推進部長。 311: ◯健康推進部長(佐々木康広君) それでは、関連説明といたしまして、今、御指示がありましたので、第60号議案「平成30年度春日市一般会計補正予算(第3号)について」、順次、担当課長が説明をさせていただきます。 312: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾国保医療課長。 313: ◯国保医療課長(高尾徳久君) それでは、一般会計の補正予算書を御用意いただきたいと思います。よろしいでしょうか。  では、歳入予算のほうから御説明いたします。補正予算書の21ページをお願いいたします。  18款2項1目特別会計繰入金、説明欄、後期高齢者医療事業特別会計繰入金でございます。  平成29年度後期特会の決算に伴い剰余となったものを、後期特会から一般会計に戻すものでございます。  1目は以上でございます。 314: ◯委員長(米丸貴浩君) この分はよろしいですね。説明があったとおりです。  では、引き続きお願いいたします。武末高齢課長。 315: ◯高齢課長(武末竜久君) 続きまして、23ページをごらんください。  20款5項5目雑入、説明欄の上から4行目、消費税等仕入控除税額納付金でございます。  平成29年度に整備いたしました地域密着型事業所認知症対応型共同生活介護グループホーム「アップルハートくつろぎ春日南」に対する春日市地域密着型施設等整備補助金に係る消費税等仕入控除税額納付金でございます。消費税の納税義務者である当該補助事業者の消費税額の確定申告に伴い消費税等仕入控除額が確定したため、事業者に対し返金を求め、福岡県に対し返金するために歳入歳出予算を計上するものでございます。  補助金等の消費税控除の特定収入により賄われる消費税額は、補助事業者において負担されないこととなるため、補助事業者は補助事業完了後に消費税等の確定申告により、補助対象経費に含まれる消費税等のうち、課税仕入れに係る消費税額等として控除できる金額が確定した場合には、その金額については補助事業者が負担したものではないことから、原則として補助金交付者に返還する必要があります。  説明は以上です。 316: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島健康スポーツ課長。 317: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 次に、説明欄の一番下、空港周辺環境対策事業費助成金でございます。215万円の減額補正を計上いたしております。  減額の理由といたしましては、この助成金を活用してニュースポーツの備品を購入する計画を立てておりましたが、残念ながら申請が採択されなかったためでございます。  これにつきましては、後ほど御説明いたします歳出にて、備品購入費の減額補正をあわせて計上させていただいております。  5目及び歳入は以上でございます。 318: ◯委員長(米丸貴浩君) 5目でお聞きしたいことはありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 319: ◯委員長(米丸貴浩君) 歳出のほうでお聞きしましょうかね。  では、引き続き説明をお願いいたします。武末高齢課長。 320: ◯高齢課長(武末竜久君) 歳出予算を説明いたします。30ページをお開きください。  3款1項2目老人福祉費、説明欄上から2段目の丸、介護保険事業費でございます。  返還金及び利子割引料は、先ほどの歳入で説明いたしました消費税等仕入控除税額納付金でございます。  次に、その下の欄、繰出金、介護保険事業特別会計繰出金でございます。介護給付費適正化事業で採用していた嘱託職員が退職したことに伴い、再度任用するまでの間、報酬が不用になったものと、育児休暇を取得中の職員の代替えとして任用予定であった臨時職員の任用が不要となったものでございます。一般会計からの繰出金を減額するものでございます。  2目は以上です。 321: ◯委員長(米丸貴浩君) 2目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 322: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、では続いてお願いいたします。高尾国保医療課長。 323: ◯国保医療課長(高尾徳久君) では次に、34ページをお願いいたします。  4款1項1目保健衛生総務費、説明欄の一番上の丸、養育医療費でございます。  未熟児養育医療費の負担金の精算に伴い、県支出金返還金及び国庫支出金返還金を計上するものでございます。  1目は以上でございます。 324: ◯委員長(米丸貴浩君) 1目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 325: ◯委員長(米丸貴浩君) では、説明をお願いいたします。貴島健康スポーツ課長。 326: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 同じページの7目いきいきプラザ費、説明欄二つ目の丸、いきいきプラザ管理費でございます。  12節役務費の空調設備保守料、自動ドア保守料、消防設備保守料、次にその下の13節委託料、警備料、次にその下の14節使用料及び賃借料のマット賃借料の減額補正をそれぞれ計上させていただいております。  理由といたしましては、施設管理に係る業務について入札を実施した結果、予算額よりも安価に契約できたため、不用額を減額するものでございます。  7目は以上です。 327: ◯委員長(米丸貴浩君) 7目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 328: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いいたします。岩隈健康スポーツ課主幹。 329: ◯健康スポーツ課主幹(岩隈和則君) 44ページをお願いいたします。  10款5項1目保健体育総務費、説明欄一番上の大規模大会誘致推進事業費、負担金、補助及び交付金、ラグビーワールドカップ公認チームキャンプ地実行委員会補助金でございます。  大規模大会、こちらはラグビーワールドカップ公認チームキャンプ地実行委員会の補助金として増額補正するものです。財源につきましては一般財源となっております。  補正の理由としましては、ラグビーワールドカップ2019公認チームキャンプ地契約が7月20日付で締結され、本市が正式に公認チームキャンプ地となったことを受け、この取り組みを全市的なものに広げるため、仮称ラグビーワールドカップ2019公認チームキャンプ地春日市実行委員会を立ち上げ、あと1年余りとなった大会、公認チームキャンプ地の広報宣伝費やスポーツの推進など、実行委員会が行政とともに盛り上げていただくための事業費を補助するものです。  実行委員会についてですけれども、設立発起人は、市長、議長、自治会連合会会長、体育協会会長、商工会会長になっていただくこととしております。これに、市及び県ラグビー協会、文化協会、民生委員児童委員、社会福祉協議会、文化協会、学校関係者ほか各団体、協議会に参画を呼びかけております。市議会の皆様へも今後さまざまな角度から御協力を賜りたいと存じます。  また今後は市は、組織委員会との間で、公認チームキャンプ地運営計画を11月末をめどに策定してまいります。この中で白水大池公園等に設置する仮設物、具体的には更衣室、倉庫、マッサージルーム、メディアルーム、撮影台など、組織委員会との契約に基づく経費の予算の補正をお願いする予定でございます。なお、これら仮設物の歳出につきましては、地方交付税措置が講じられることになっております。  私からの説明は以上です。 330: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島健康スポーツ課長。 331: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 次に、その下の丸、スポーツ団体育成費でございます。  同じく19節負担金、補助及び交付金で、トップチーム育成補助金として予算の新設及び増額補正を計上させていただいております。  本年3月に策定いたしました「春日市スポーツ推進基本計画」に掲げた具体的な取り組みである「トップアスリートやチームとの交流において、今後5年間の取り組みとして、トップアスリートを招いたスポーツ教室等の開催や、トップレベルを目指す地元チームの支援を通して、市民のスポーツに対する関心・意識の向上や地元への愛着の醸成を図ります」としており、この取り組みを具現化するため、補助金を新設するものでございます。  先日お配りいたしました「春日市を拠点にするトップチームの育成支援について(案)」と題した資料をごらんください。予備ございますので、よろしかったら。  本市がトップレベルを目指すチームへの支援をする意義、資料のほうには、トップチームを育成・支援する意義として記載させていただいております。本市を活動の拠点、いわゆるホームタウンとするチームが全国的に活躍することにより、本市の知名度と魅力の向上につながり、そのチームを市が支援することにより、市民の誇りと故郷への愛着が高まること、チームに所属する高いレベルの選手と接する機会が日常化することにより、市民のスポーツに対する関心が高まり、健康づくりの推進につながること、その競技種目で国内最高レベルのリーグ、いわゆるトップリーグを目指すチームの活躍がほかのスポーツ団体等の活動の刺激になり、市の競技スポーツ全体の振興につながること、本市のまちづくりにトップリーグを目指すチームのホームタウンという新たな特色ある要素を加えることができることなどの意義があると考えております。  今回の増額補正案について議決をいただきましたら、仮称ではございますが、春日市トップチームの育成及び支援に関する要綱の策定、当該チームもしくは運営母体となる団体と市との間に、スポーツによるまちづくりの連携協定といった協定を取り交わすことを考えております。  その下の支援の要件として、本市をホームタウンとしていること、トップリーグへの参入を目指して活動していること、本市の広報・魅力の向上等に貢献できること、市民スポーツの振興やスポーツによるまちづくりの推進に貢献できること、チーム運営に国や県レベルの競技団体の理解・協力がなされていることなど、また裏面になりますけれども、支援の内容については、補助金だけでなく、評価に対する支援や認知に対する支援など、チームが市にできること、市がチームにできることについて詳細を詰めていきたいと考えております。  現時点で具体的に想定しているのは、県のバレーボール協会が主導して設立されました、本市を活動拠点とし、将来的にバレーボールの国内リーグの最高峰であるVリーグへの参入を目指している6人制女子バレーボールチーム「福岡春日シーキャッツ」に対する支援としての補助でございます。  地方自治法の規定では、地方公共団体が補助金を交付することができるのは、公益上必要がある場合となっております。では、こういったクラブチームの運営に補助金を支出することに公益性を見出すことができるのかという部分でございます。  福岡春日シーキャッツは、部活動等に対する技術指導、スポーツフェスタへの協力などの地域への貢献活動とともに、7月に行われた全日本選手権では、「みんなで春をつくろう」のロゴをつけたユニフォームを着用し、初出場で準優勝という成績を残したことで、全国的に注目を集め、シティプロモーションという観点でも大きな貢献をしていただいていると考えており、公益性を判断する材料は揃ってきたと考えております。また、県バレーボール協会では、今後も本市をホームタウンとすることを確認していただいたところでございます。このチームは、スポーツによるまちづくり、「スポーツによる健康・感動・絆づくり」に貢献していただけるものと期待しております。  補助金の額でございますが、競技種目、チーム規模、組織の状況、期待される効果等を勘案し、要綱では予算の範囲内で定めるということにする予定です。  今回の場合、250万円の増額補正を計上させていただいておりますが、この根拠としましては、チーム運営費の年間見込みが約1,000万円ということでございますので、これを県のバレーボール協会、企業や団体の協賛金、ファンクラブ会費等で4分の3は確保していただき、残りの4分の1を市の補助金で賄い、4者で支えるという考え方で算定いたしております。  また、ファンクラブの会費収入見込みについては、年間250万円という見込みであり、地元が一体となって育成・支援するチームとして、その会費収入と同額の250万円という意味合いもございます。年間運営費の4分の1、または250万円のいずれか少ないほうの金額を補助金の額としたいと考えております。  1目の説明は以上となります。
    332: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島健康スポーツ課長。 333: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今、説明の中で申しましたファンクラブの活動がやっと具体化しまして、ちょっと資料のほうをいただいておりますので、お配りしたいと思います。                    〔資料配付〕 334: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今、お配りしたのは白黒になってるんですけれども、現物はこういったカラー刷りになっております。  ファンクラブの入会受付中ということで、ファンクラブの募集を開始しております。会員の種類としましては、中ほどに書いておりますけれども、ゴールド会員、レギュラー会員、ファミリー会員、キッズ会員ということで、4種類の会員種別が用意されているようです。会員になっていただいた方には、見開きの右側の一番下にあるグッズですね、こういったものをいただけるということで、このグッズのほうをよくよく見ていただけると、全て「春日」という文字も入っておりまして、このチームの会員になっていただけた方は春日市のファンにもなっていただけるというような意味合いもございます。  説明は以上になります。 335: ◯委員長(米丸貴浩君) 1目についてお聞きしたいことはありませんでしょうか。  ワールドカップとトップチーム、2点ありましたけども。ワールドカップの部分でお聞きしたいことはありませんでしょうか。  西川委員。 336: ◯委員(西川文代君) この350万円っていうお金は補助金ってことですけど、実行委員会に対するですね、大体どんなものに使うんですか。 337: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈主幹。 338: ◯健康スポーツ課主幹(岩隈和則君) 主にですね、啓発のグッズの作成、そして会議費、実行委員会の運営費となります。  以上です。 339: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 340: ◯委員(西川文代君) 実行委員会の運営費っていったら、この実行委員会のメンバーの方には、何か会議のときにちょっとした費用弁償が出るとかそういうことですか。 341: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈主幹。 342: ◯健康スポーツ課主幹(岩隈和則君) 実行委員会の皆さんには申しわけないんですが、いわゆる手弁当で出ていただこうと考えております。会議費というのは、お茶を出すとかそういったものしか考えておりません。ぜひそういった形でいただけたらと思っております。  以上です。 343: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 344: ◯委員(西川文代君) じゃあ、その実行委員会のメンバー、先ほどお話ししていただきましたけど、そこら辺は了承した上で、もう引き受けていただいてるって形ですか。 345: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈主幹。 346: ◯健康スポーツ課主幹(岩隈和則君) 事務局側、市のほうが事務局を持ちたいと考えておりますが、市のほうで考えた方々に、まず、市長等発起人何人かいらっしゃいますが、その方たちがまとめていただいた設立趣意書をもって、その趣意に賛同していただく委員を現在募っているということで、10月からそういった実行委員会が機能できるような予定で今考えております。  以上です。 347: ◯委員(西川文代君) もう1個だけいいですか。その啓発の物品というのは、大体どんなものですか。 348: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈主幹。 349: ◯健康スポーツ課主幹(岩隈和則君) 全市的にですね、盛り上げる、例えば、大きなのぼりは実は市のほうの「春をつくろう」のほうで何かつくるっていうんで、ちょっとサイズを変えたり、各商店や、あるいは自宅などにも置いていただけるようなちっちゃなのぼりとか、あと、それは御家庭でということですが、お子さんとかにラグビーのワールドカップで、春日で行われ、そして英語圏であるアイルランド等が来るよというような形でお知らせするもの、何かしら、あわせてできればポロシャツとかですね、ロゴ入りポロシャツとかそういったものを着て皆さんで盛り上げるっていうのはいかがだろうかと、今のところ検討しております。  以上です。 350: ◯委員(西川文代君) わかりました。 351: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいですか。ワールドカップの分は何かありますか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 352: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、スポーツ団体育成費のところでお聞きしたいことはありませんでしょうか。  近藤委員。 353: ◯副委員長(近藤幸恵君) まず、シーキャッツという団体名が出てまいりましたけど、シーキャッツの中に、たくさんいらっしゃるわけなんですけど、春日市の方っていうのは何人いらっしゃるんでしょうか。 354: ◯委員長(米丸貴浩君) そもそも何人いらっしゃるのかも含めてお願いいたします。貴島健康スポーツ課長。 355: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今、選手として登録されているのが14人ですね。ただ、コーチの方、元日本代表の宝来コーチなんですけども、試合によっては選手登録で出られることもあるようです。それにゼネラルマネージャー、監督の方がお一人ずついらっしゃるという形です。  御質問は、春日市の方がどのぐらいいらっしゃるのかということだったんですけれども、春日市出身という方は、残念ですけどお一人だけです。ただ、選手の方はですね、ちょっと具体的な数字は把握してないんですけれども、トライアウトを受けてこのチームに参加するということになってから、春日市に転居されている方が何人もいらっしゃいます。 356: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島課長、出身の方はお一人と言われたんですけれども、春日市民の方は……。 357: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今現在住まわれている方は、ほかにいらっしゃいます。 358: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 359: ◯副委員長(近藤幸恵君) 市民の方は何人かは御存じなんですか。出身は一人でいいですけど、在住の方。 360: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島課長。 361: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 正確な人数をちょっと把握しておりませんので、また後日、報告させていただくという形でもよろしいでしょうか。チームを通してちょっとお尋ねしたいと思いますので。 362: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 363: ◯副委員長(近藤幸恵君) 意外と、出身っていうところが一人って、がくんときますけど、まあいいです。聞いといてください。  もう一つ、聞いてよろしいですか。競技の中で「みんなで春をつくろう」というユニフォームを、ロゴを入ったものを着てアピールしてくださったっていう実例があって、今からこういうもの、トップチーム育成の支援に向かっていこうとしてるわけなんですけども、その「みんなで春をつくろう」というロゴとかいうのは、そんなにまだ承認されてない前に入れられるものかというのをお聞きしたいんです。  なぜかというと、春日市の中で活動してらっしゃる方が、毎年どんたくみたいなのにお出になるんですよ。そのときにやっぱり春日市をアピールしたいということで、自分ところのユニフォームに春日市のマークと春日市を入れたいんだという要望があったときにお断りなさったんですよ、行政のほうがですね。それはできませんよとおっしゃったんですよ。で、自分たちは毎年こうやって春日市をアピールしようと思ってるのに何でできないのかという実例があったんですよね。  なのに、今回はこうやって先に「春をつくろう」というものをプリントしたものを着てアピールなさったとあるわけなんですけど、これはどういう経過でこういうふうになってるのかというのをお尋ねしたい。 364: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木健康推進部長。 365: ◯健康推進部長(佐々木康広君) これは、「みんなで春をつくろう」というロゴとブランドイメージについては、できるだけ広く使っていただこうということで、市の方針として広報戦略でやっておりまして、基本的によほどのことがない限りですね、できるだけ広く使ってもらおうとしているはずです。地域ですとかいろんな団体でも使ってある例があるということで私たちも聞いておりますので、そういった中で、チームから話があったときに、広報のほうに話をしまして、それは趣旨に合うんではないかと。春日市のブランドイメージ、ロゴ等の趣旨に合うということで了解をもらった経緯がございます。  今回は、春日市だけが入れてあったわけではございませんで、ユニフォームには幾つもの企業名が入っております。当然、企業協賛をいただいたところが入って、それに合わせまして、チームのほうから、春日市からその時点では当然補助金は出してないんですけれども、実際にスポーツセンターを使わせていただいているということもあって、そういう協力をしてもらっているから、ぜひ春日市のPRというか、それをしたいということでお話があったというのが経緯でございます。 366: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 367: ◯副委員長(近藤幸恵君) ということはですね、所管に聞いても違うのかもしれませんけども、このブランドイメージは、どこの市民団体であろうと使ってもよいというもとで使われているという確認でよろしいですね。そういうことですよね。という内部の調査があってるわけですよね。春日市のイメージを上げるとかいう。 368: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木部長。 369: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 基本的には、できるだけ広く使っていただこうという形で、今、方針は出ていると思いますが、ただ、どこの団体でもいいのかって言われると、それは当然、場合によってはふさわしくない場合もあるかと思いますけれども、通常、市民活動されているとかいうものであれば使っていただくという方向になっていると思います。ただ、所管でございませんので、正確にちょっと答弁はできませんけれども、そういった理解のもとに私たちも担当所管と話をした経緯はございます。 370: ◯副委員長(近藤幸恵君) わかりました。 371: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんか。  元来ならば、これは一般会計補正予算で、総務文教委員会で審査はされる予定で、されたもののはずですけれども、もともとは当委員会の所管。ただ、時間的余裕がなかったので、どうしても向こうに行ってしまったので、ある程度のところまでは私は聞いていいのかなと思って、審査ではありませんが、お聞きしたいことの範囲を広げて聞いていくことは可能かと考えております。  前田委員。 372: ◯委員(前田俊雄君) ちょっと戻って申しわけありません。ラグビーワールドカップのいろんな仮設の設備等についてですね、地方交付税措置されるという発言ありましたけれども、これは10分の10ですか、比率は。 373: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈主幹。 374: ◯健康スポーツ課主幹(岩隈和則君) 地方交付税の交付の考え方はですね、交付税の算定の、こういうものがある、こういうものがあるということで、それがいろいろ係数を掛けたりするんで、10分の10というのは基本的にはありえないと思いますけれども、何分の何になりますという答えは持ち合わせておりません。 375: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 376: ◯委員(前田俊雄君) 地方交付税のことは私もよく知ってるつもりなんですけれども、確かにですね、例えば、ちょっと拡大しますけども、臨時財政対策債は全額それに必要な公債費、元金、利息全部見るよというところが10分の10の考え方なんですね。ほかのときにはですね、その事業費の、例えば55%見ますよとかいうような形でくるわけなんですけれども、そういったこともひっくるめて、基準財政需要額に、これにかかった額もですね、ほとんどの額を基準財政需要額のほうに算入してくれるのかな、どうかなというのは素朴な疑問があったんで聞いたわけなんです。通常は比率で決まります。 377: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈主幹。 378: ◯健康スポーツ課主幹(岩隈和則君) こちら特別地方交付税になるんでですね、ちょっと別枠の、東京オリ・パラとかですね、そういったものの分に当たりますんで、ちょっと中身が正直、はっきりと10分の10とかいうことは、済いません、今の段階でわかりません。 379: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木部長。 380: ◯健康推進部長(佐々木康広君) この仮設の経費につきましては、いずれにしましても補正予算なり、あるいは当初予算なり計上いたしますので、その時点で十分に財源等についても説明できるような形にしておきたいと思います。  当然ながら、全ての経費ではございませんで、一定その組織委員会等から認められた範囲の中で、これについては、要は対象になると、ならないという線引きもあると思いますので、そういったことも含めまして、財源についてはまた整理して、その時点で御説明をさせていただきたいと思いますけど、よろしいでしょうか。 381: ◯委員(前田俊雄君) あえてこれ聞いたのはね、一つの姿勢としてね、国の押しつけじゃなくて、逆に、春日市が積極的にね、春日市が活用するためって言ってきたら、春日市のほうが応分に負担をせないかんでしょうけども、例えば国際的だと日本がある一面、表に立ってやるイベントだよということであれば、国の応分の負担もと取りたいところで。いずれにしましてもね、かなり費用がかかるでしょうけど、そういったところで気になったものですから。ちょっとこれ以上は聞きません。交付税まで入ってくると、いろんな難しいところもあるでしょうということです。  委員長、質疑よろしいですか。今のあれは、ワールドカップは結構です。  シーキャッツですけど、対する補助金なんですけど、ここにこれから要綱をつくるという話もありますけれども、例えば、先日いろんな話を聞きながら思ったんですけども、春日市では春日市補助金交付規則というのがありますよね。私はそれで一括して全て補助金についてはいろんな統一的な取り組みをされてるのかなと思ったけども、片や個別の要綱をつくる場合もあるんですね。今回のやつは、あえてこの規則とは別に、個別の要綱をつくるという考え方なんですか。 382: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島健康スポーツ課長。 383: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 前田委員がおっしゃるとおり、補助金に関する規則が春日市にはございまして、それ以外に、例えば大会等参加補助金であるとか、別の要綱が、詳細を定めた要綱がございますので、今回もそれに倣ってですね、基本はその補助金に関する規則を踏まえながら個別の要綱として定めていく予定でございます。 384: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 385: ◯委員(前田俊雄君) こういった場合には特別要綱をつくろう、こういった場合はもう要綱をつくらずに規則のままいこうという、一定の庁内での基準っていうのがあるもんなんですか。 386: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木部長。 387: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 以前、私も補助金交付規則ができるときにかかわった経緯がございますけど、なかなか一概に整理が難しいというのはございます。ただ、基本的には補助金交付規則があって、要綱とかなくてもこの補助金交付規則を根拠にして支払うことができます。  ただ、どうしてもその詳細な目的ですとか、あるいは手続を特に定めないといけないという場合は個別に要綱をつくりまして。ただ、この要綱も補助金交付規則との整合を図った中でつくっていくという形で整理をしているところだと考えております。 388: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。結構です。 389: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんか。  西川委員。 390: ◯委員(西川文代君) 今のところですけれども、その要綱をつくるっていうことですけど、この補助金はスタートアップで3年間、基本はですね、そういうところもしっかりうたわれるわけでしょう、要綱の中に。 391: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島健康スポーツ課長。 392: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) お配りしております資料にも書かせていただいておりますけれども、目指すところはもちろんチームの自立といいますか、自主運営がなるまでの手助けといった形、意味合いがございますので、基本的には3年間を原則としまして、書いておりますように、その後は、チームの状況であるとかファンクラブの収入の見込みであるとか、その辺を聞かせていただきながら判断していくという予定にしております。  以上です。 393: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島課長。 394: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 要綱にもその辺はきちんとうたっていきたいと考えております。 395: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 396: ◯委員(西川文代君) 「以後1年ごとに補助金の額を判断」と書いてますけど、仮にそこの運営状況が悪くって、ファンクラブがふえないとかで、運営費がもっとかかってるんだけれども、なかなかお金が集まらない場合、250万円以上の補助金を出すっていう可能性もあるってことですか。今回の補正は250万円ですけど。 397: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島課長。 398: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) そのときの判断にもよるとは思うんですけれども、今、委員がおっしゃったように、ファンクラブがなかなかふえないであるとか、そういった、例えば自立する努力をされていらっしゃるのかどうかというのも判断の一つの基準になるのかなと考えておりますので、やみくもに運営状況が悪いから際限なく補助金をふやしていくとかいった考えはございません。 399: ◯委員(西川文代君) わかりました。 400: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんか。  250万円が上限だよという意味合いなんですか、そしたら。250万円を定額でという意味なんですか。  貴島課長。 401: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 今回、上げさせていただいている250万円というのは、このケースに限っている話でございまして、例えばほかのチーム、サッカーでいいますと、チームがこういった制度があるなら我々も活用したいというお話をいただいたときに、事業計画であるとか収支計画であるとかを聞かせていただいて判断すべきものかなと考えております。  今回、運営費の4分の1というのは、このチームの補助金を想定するときに目安として検討させていただきましたので、それも一つの考え方になるのかなとは思っております。  上限額……。 402: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木部長。 403: ◯健康推進部長(佐々木康広君) まず、少なくとも、この要綱に載せる考え方ですけれども、こちらの裏面にありますように、裏面の(3)の二つ目のぽちのですね、「育成補助金の額は競技種目、チームの規模、組織の状況、期待される効果等を勘案し、予算の範囲内で定める」と。例えば、課長が言いましたように、サッカーですね、Jリーグに入るようなサッカーとかになれば、物すごいお金がかかってまいります。北九州のギラヴァンツで四、五千万、今、多分出ていると思います。
     ですから、そういった種目等で変わってくるということですけれども、じゃあ今回のシーキャッツに対する補助金、これは予算の範囲内で定めるということで、現在250万円で予算を計上させていただいております。実際の支出の段階では、先ほど課長が説明しましたように、運営費の4分の1か250万円か、いずれか少ないほうの額ということですので、例えば運営費が500万円であれば、その4分の1ということで、250万円にはならないということです。いずれか少ないほうの額。さらにそこに市が何らかの施設使用料等の減免等した場合は、それも差し引いていくと。トータルの支援が250万円が上限という形で考えております。ですから、減免等があれば、もともと施設使用料等も合わせて大体250万円ぐらいかかるという見込みもありましたけれども、減免等をしていくんであれば、そこも引いていきますよという形で整理をしたいと考えております。 404: ◯委員長(米丸貴浩君) 説明の中で貴島課長が、今後5年間と言われたけれども、これ原則として3年間のスタートアップ補助金、3年経過後は以後1年ごとに補助金の可否を判断。説明とここに書いてあることの整合性がとれないような気がしたんだけども、いかがですか。  貴島課長。 405: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 私の説明の中で、「今後5年間の取り組み」という部分は、「春日市スポーツ推進基本計画」に掲げているものでございまして、その中で、トップアスリートやチームとの交流という項目の中で、「今後5年間の取り組みとしてトップアスリートを招いたスポーツ教室等の開催やトップレベルを目指す地元チームの支援を通して、市民のスポーツに対する関心・意識の向上や地元への愛着の醸成を図ります」という取り組みでございます。なおかつですね、チームに対する支援というのは、あくまで補助金だけとは限らないと考えておりまして、例えば認知に関する支援であるとか、今現在ファンクラブの募集が始まっておりますが、これの募集についての何か市のほうでですね、広報できることがあればとか、そういったことも支援の一つだと考えておりますので、スタートアップ補助金の継続年限と、この取り組みのほうで申し上げました5年間というのは、またちょっと違ったものとお考えいただければと思います。 406: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありますか。いいですか。  あとはまた総務文教委員会で審議をしていただければと思っております。多少なりとも、我々もね、所管委員会ですから、何も知らないでというのはいかがなもんかなと思ったので、ちょっと質疑させていただきました。いいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 407: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは1目は終わりましたので、引き続き、説明をお願いいたします。  貴島健康スポーツ課長。 408: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 同じページ、44ページでございます。2目体育施設費、説明欄下から二つ目の丸、スポーツセンター管理費の備品購入費の減額補正を計上させていただいております。  先ほど歳入の際に御説明させていただきましたが、空港周辺環境対策事業費助成金を活用し、ニュースポーツ備品の購入を計画しておりましたが、残念ながら申請が採択されなかったため、歳出予算である備品購入費を減額するものでございます。  次に、その下の丸、温水プール管理費の備品購入費の増額補正を計上させていただいております。内容といたしましては、温水プールの待合に設置していますロビーチェアが老朽化しており、座面のあちらこちらがビニールテープで補修しているような状態であるため、新規購入のための増額補正を計上させていただくものでございます。  引き続きよろしいでしょうか。 409: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、どうぞ。 410: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 次の45ページをお願いいたします。  説明欄1番上の丸、春日運動広場管理費の工事請負費の増額補正を計上させていただいております。平田台にございます春日運動広場の上段と下段の間に階段を新設し、あわせて上段の駐車スペースに下段への車両等の転落防止のための簡易な柵を設置するためのもので、本年度の予算審査特別委員会での御指摘を受け、現地確認の上、現状の利用状況の中で危険回避のための最小限度の整備を計画するものでございます。  2目及び歳出は以上となります。 411: ◯委員長(米丸貴浩君) 2目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。  近藤委員。 412: ◯副委員長(近藤幸恵君) いいのかな、お聞きしても。済いません。温水プールの管理費なんですけど、この予算に載ってる新規購入のための補正は構いません。で、温水プールの時計はどうなりましたかとお尋ねしたいと思います。 413: ◯委員長(米丸貴浩君) 時計は違うよ。 414: ◯副委員長(近藤幸恵君) ここ関係なくて、だからどこで聞いたらいいと。 415: ◯委員(前田俊雄君) 補正予算やけん。 416: ◯副委員長(近藤幸恵君) いかんねえ。じゃあいいです。取り消します。別に聞きます。 417: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんか。  白水委員。 418: ◯委員(白水和博君) 今のプールのロビーチェアのことなんですけど、今もガムテープでとめて、僕も見たとき、何か汚ねえ、ちょっと言葉が悪いけど、ぼろぼろやなと思ってたんですけど、またああいうふうなタイプのやつですか。湿気のあるところなんで。 419: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島健康スポーツ課長。 420: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) ちょっとまだ予定の段階なので、何とも言えないんですけれども、たしかに白水委員おっしゃられた、温水プールの中、湿度があって、なおかつ室温も高いような状況でございますので、その辺は業者さんのほうに、こういった環境で使うということを前提で選定をしていただいた上で購入していきたいと思います。 421: ◯委員(白水和博君) ありがとうございます。 422: ◯委員長(米丸貴浩君) 耐久性の確保はされているそうです。  ほかにありますか。前田委員。 423: ◯委員(前田俊雄君) スポーツセンターの管理費の備品購入費、空港環境の備品事業なんですけど、減額なんですけども、これで買おうとした備品というのは、何としても欲しいねという備品なのか、金があれば欲しいねという程度のものなのか、どっちだったんですか。 424: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島健康スポーツ課長。 425: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) こちらの予算で買おうとしていたのがですね、バブルボールという、こういうビニールですかね、中に入ってふわふわってしたものと、カローリングという、今大変人気のある種目の備品を買おうとしていたところでございます。  担当所管としては、ぜひとも欲しい備品でございますが、残念ながら、当初予算のときにですね、助成金を活用して購入するようにという指示も出ましたので、こういう結果になってしまったんですけれども、今現在もですね、実施会場に貸し出すときに、カローリングがどうしても不足している、特に秋口、どうしても、スポーツの秋と言いますから、皆さん計画されるときにカローリングという声が多く聞こえておりますので、これはもう、来年度以降も引き続き、要望というか、予算計上はしてまいりたいと思いますので、市民厚生委員会の皆様も、ちょっと御支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 426: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 427: ◯委員(前田俊雄君) 空港環境ちゅうのは抽せんもあるでしょうけど、それを本当にね、何が何でもというんだったら、確かに補助金があればあるにこしたことはないけども、一般財源ででもね、やっぱり買うようにしないと。それだけ人気があるとかいうことであればね、やっぱり市民のために、毎年、実質収支で黒を出してる自治体でもございますので。これが1億も2億円もする備品じゃないでしょうからですね、ぜひとも。それは応援はしますけど、あんまり補助金頼みであって、何が何でも欲しいんだったら、やっぱり何が何でも欲しいような動きをしていただきたい。またそのための応援もしていきたいというふうに思います。 428: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木健康推進部長。 429: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 済いません、ちょっと課長の答弁に少し足りないところがあったと思いますけれども、この場は基本、市を代表して答弁となりますので、市の内部でやりとりがあって、所管は欲しいけど財政で落とされたとかいうことはちょっと言えない話ですので、結果として、市のですね、市の立場としてやはり、いろんな全体的に見た中で今回の備品については補助金をまず活用してやるべきではないかという判断のもとに補助金の要望をしたと。それが結果的に通らなかったので、今回の備品については補助金で購入することを前提とした予算で計上しておりましたので、今回はこちらのほうは落とさせていただいたというところまででございますので、その後は内部でしっかりと議論をさせていただきたいというふうに考えております。申しわけございません。よろしくお願いいたします。 430: ◯委員(前田俊雄君) そこのことなんですよ。補助金、なかなか、残念だったねじゃなくて、ほんとうに必要であればね、やっぱり財政担当の人ともさ、しっかり折衝して、やっぱり必要とする形の中で、より一層、先ほどのスポーツの振興でもあるわけですから、ぜひ努力していただきたいと、かように思います。 431: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木部長。 432: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 基本的にはですね、これは庁内でしっかり議論を当然していくということで、私たちの説明がですね、きちんと合理性があるもの、説得力があるものであれば、当然に予算としてはつけていただくことになりますので、そういった意味で私たちも勉強して努力していきたいと思います。ありがとうございます。 433: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 434: ◯委員長(米丸貴浩君) 部長、以上ですね。  佐々木健康推進部長。 435: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 健康推進部の説明は以上でございます。 436: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。それでは、関連説明については以上とさせていただきます。  ここで執行部退席のため、暫時休憩いたします。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午後2時44分                  再開 午後2時48分              ──── ─ ──── ─ ──── 437: ◯委員長(米丸貴浩君) 委員会を再開いたします。  それでは、ただいまから陳情に関して審査を行いたいと思います。  まず初めに、陳情第3号「臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書」を議題といたします。  関係所管からの説明を受けたいと思います。説明をお願いいたします。貴島健康スポーツ課長。 438: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) この臓器移植に関する陳情書でございますが、まずちょっと、臓器移植、今現状どんな感じなのかというのをちょっと簡単に背景を説明させていただきたいと思います。  臓器移植法というのが施行されたのが1997年、大体もう今で20年たってるような状況ですね。それ以前はですね、やはりどうしても脳死が人の死なのかどうかというのが大きな議論になっておりまして、なかなか移植医療が進まなかったという現状がございます。で、移植法が制定されてもですね、まだそういった議論が続いておりましたので、長い間、なかなか心臓とかですね、あの辺の臓器移植っていうのが行われてなかったという現状があります。  2010年以降ですね、脳死段階の提供がかなりふえている状況でございます。こちら臓器移植法のほうが改正されまして、本人の書面での意思表示がなくても、家族の承諾で臓器提供ができるようになったという背景がございます。ただ、その結果、件数は年々ふえてはいるんですけれども、移植医療にかかわる関係者の方からは、まだまだ全然少ないという声が上がっているところでございます。  例えばですね、アメリカでありますと、100万人当たり年間28件の臓器移植が行われているのに対し、日本では100万人に対し0.7件という年間の臓器提供件数になっております。これが、欧米諸国の数十分の1ということで、世界の中で、かなり日本は極端に少ないような状況でございます。  何で少ないのかっていう部分はあるんですけれども、日本人の死生観であるとかですね、そういった背景もあるとは思うので、臓器提供をむやみやたらにふやすっていう政策はなかなかとりにくいのかなということが、参考にさせていただいた資料には書いてあるんですけれども、それとともにですね、本人や家族に臓器を提供したいという意思があっても、それが生かされないケース、脳死判定というのがやっぱり確実に行われないといけないということで、大学病院であるとか高度な救急医療が行える病院など、施設が限定されているという現状がございます。それが全国で896の施設は脳死判定を行ってもいいよという施設の数になります。  ただし、これらの施設に対し、脳死からの臓器提供する体制が整ってますかという調査を厚生労働省が行っておるんですけれども、体制が整っていないという施設がこの半分を占めております。なので、これらの病院に搬送された場合は、本人や家族に提供の意思があっても、脳死からの臓器提供が行われないということになってきます。  なおかつ、体制が整っているとお答えになった病院施設が435あるんですけれども、この臓器移植法が制定されてからの20年間で、脳死からの臓器提供が行われたのは、この中の62の施設で行われるのが60%を占めているということで、かなり施設のほうにも偏りがあるという現状があるようです。  そういった背景がありまして、今回のこの「移植ツーリズムを考える会」、ちょっとホームページとかも見せていただいたんですけれども、根底にあるのはやっぱり人権問題が根底にあるようで、ある国のですね、かなり臓器移植の件数が数あるんですけれども、それが正当な手続を踏んで臓器提供が行われたものかどうかというのがかなり疑わしいと。場合によっては人身売買であるとか、ちょっと強い言葉では「臓器狩り」という言葉もこのホームページでは使われてたんですけれども、そういった問題があります。  ということで、こちら、いただいている資料のほうにはですね、基本的に今、世界の流れとしましては、自国民の移植ニーズに足る臓器は自国のドナーによって確保すべきというイスタンブール宣言というのがございます。先ほどの日本国内における臓器提供件数を御紹介しましたけれども、全然足りてないという現状もございます。そこで、違法といいますか、ちょっと怪しい実態の臓器提供が行われている国に渡航して移植を受けると、これを「移植ツーリズム」という言葉になっていると思うんですけれども、それについて何らかの規制をすべきじゃないかという趣旨と思われます。  私からの背景と、こちらの今回の「移植ツーリズムを考える会」という団体について、若干調べたところでは以上になります。 439: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。貴島課長の説明終わりましたけれども、皆さんのほうから確認しておきたい事項等ありましたら、どうぞ。  西川委員。 440: ◯委員(西川文代君) 済いません、聞き直しです。日本は100万人に対して0.7件、そしてアメリカが100万に対して……。 441: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 28件です。 442: ◯委員(西川文代君) 28件。そして、日本は世界の中で考えると極端に低くて、20分の1とおっしゃいましたね。 443: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島課長。 444: ◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 資料にはですね、欧米諸国の数十分の1って書いてあるんですけれども、2015年に調べられたデータですけれども、一番多いのはスペインで、100万人当たり39.7件です。 445: ◯委員(西川文代君) 日本が極端に低いってことね。わかりました。 446: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんか。よろしいですか。  課長には、国の動きが今どのようになっているのか、いろんな緩和措置がとられてきて、少しはいい方向に向かっているんではないかっていう現状を説明してくださいということで、今、お話だったと思います。それから、諸外国の状況はなかなか私どもではわかりませんので、行政でわかる範囲で調べてくれということで、いましがたの説明であります。お互いのわかるのはこのあたりまでかなというふうに。いかんせん自分たちも調べるっつったって、結局はネットしか……。ネットがそれがほんとうに正しい情報なのかってのは、それは疑わしい部分も多々あるかと思っております。知るよしはここぐらいまでかなと思っております。  執行部に対してはよろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 447: ◯委員長(米丸貴浩君) どうも御説明、部長、課長、ありがとうございました。執行部の説明については以上とさせていただきます。  ここで、執行部退席のため、暫時休憩いたします。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午後2時57分                  再開 午後3時14分              ──── ─ ──── ─ ──── 448: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  陳情第3号について、審査を行いたいと思います。  なお、先ほどの関係所管からの説明を踏まえて、委員の皆様から御意見をお伺いしたいと思います。手法といたしましては、一つは読みおく、各自で研究をしていただく、いわゆる不採択という形、それから、時間をとって議論をする、閉会中の委員会等でもう少し中身を詰めてみましょうという継続審査というやり方、それから意見書、これそのとおりだなということで採択をする意見書の提出ということになるかと思っておりますが、委員の皆様からの御意見を賜りたいと思います。  御意見はありませんでしょうか。吉居委員。 449: ◯委員(吉居恭子君) 私はやっぱり大事なことだしね、実際、臓器移植っていったら結構海外に、お金を集めて行っている人もいるし、やっぱり進まないといけないんじゃないかなと思うんですよね。それで、もうちょっと調べて、自分たちで調べて、意見書の提出もあるんじゃないかなと思うし、そこら辺はもうちょっと調べて、結果を出したらいいんじゃないかな。継続ちゅうか……。 450: ◯委員(前田俊雄君) 継続よ。継続になる。 451: ◯委員(吉居恭子君) 継続になるの。今期では終わらせないと。 452: ◯委員(前田俊雄君) いや、議案じゃないから継続にならんか。陳情やな。 453: ◯委員長(米丸貴浩君) 閉会中の委員会で調査事件として上げて……。 454: ◯委員(吉居恭子君) きょう決めんかったら閉会中になる。じゃあ、きょう意見書を出したほうがいいってなったら、もちろんそれでなると思うけど。ああ、そうか、きょう決めないと。 455: ◯委員長(米丸貴浩君) 継続審査というか、もうちょっと時間をとって、中身を自分たちで調べていきましょうという話。 456: ◯委員長(米丸貴浩君) 議論の調整のために、一旦ここで休憩します。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午後3時17分
                     再開 午後3時26分              ──── ─ ──── ─ ──── 457: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは、陳情第3号について、皆様のほうから改めて御意見を伺いたいと思います。御意見はありませんでしょうか。  吉居委員。 458: ◯委員(吉居恭子君) 執行部からのですね、説明をお聞きしましたが、今回取り上げるにはまだ情報が不足しているっていうこともあります。ただ、市民厚生委員会としては、命にかかわることなので前向きに検討して、ぜひですね、早いうちに提出できるようになればいいなと思います。 459: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。国の動向等を注視しながら、そういう時期が来た折には、またこれについて積極的に議論していきましょうと、そういうことでよろしいですかね。 460: ◯委員(吉居恭子君) はい。 461: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 462: ◯委員長(米丸貴浩君) 皆さんそういう御意見というふうに理解してよろしいですかね。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 463: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。  では、委員会といたしましては、吉居委員からありましたように、今回に関しては不採択、読みおくということで決めさせていただきたいと思います。ありがとうございます。  それでは、これをもちまして陳情第3号についての審査を終了したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 464: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。それでは、陳情第3号の審査については以上とさせていただきます。  そのほか、委員の皆様から、全般を通じて御意見等はありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 465: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、以上で本日予定されておりました日程は全て終了いたしました。  改めて、そのほか委員の皆様から、何かありませんでしょうか。吉居委員。 466: ◯委員(吉居恭子君) きょうの審査の分ではないんですけども、市民部の案件で、コンビニ交付についての説明を受けましたが、コンビニ交付ができる時間帯、あと、土日祭休日もできるのかっていうのを聞き漏らしたので、再度聞いていただきたいと思います。 467: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。吉居委員からコンビニ交付に関することの追加の質疑が出ましたので、これは執行部のほうにですね、再度答弁を求めたいと思います。採決の前までには処置をしたいと思いますが、吉居委員、それでよろしいですか。 468: ◯委員(吉居恭子君) はい。 469: ◯委員長(米丸貴浩君) では、私のほうから執行部には申し入れをさせていただきたいと思います。ありがとうございます。  以上で本日予定されておりました日程は全て終了いたしました。  次回の委員会は、あす9月11日火曜日、午前9時から、第70号議案及び第71号議案に関する現地調査となっております。視察先は、春日市立春日原保育所及び春日市立岡本保育所並びに地域密着型特別養護施設の建設予定地の確認となっております。委員会室に9時に集合し、開会宣言をした後、現地に出発いたしますので、よろしくお願いいたします。  これをもちまして、本日の市民厚生委員会を散会いたします。どうもお疲れさまでした。              ──── ─ ──── ─ ────                  散会 午後3時30分...