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  1. 春日市議会 2018-09-07
    平成30年地域建設委員会 本文 2018-09-07


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時00分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長岩切幹嘉君) 全員出席であります。ただいまから、地域建設委員会を開議いたします。  初めに、本定例会の委員会会議録署名委員を指名いたします。署名委員中原委員を指名いたします。  次に、本定例会中の審査の日程についてでございますが、本日は都市整備部関係の第72号議案、第73号議案及び報告第7号議案の審査を行いまして、その後、第60号議案「平成30年度一般会計補正予算(第3号)について」、関連説明をお受けしたいと思います。その後に、第69号議案、第64号議案の審査、そして、報告事項第2号について説明を受けたいと思います。全ての審査が終了した後に、第70号議案及び第73号議案に関する現地調査を行いたいと思います。  配付しております日程案の順序とは異なりますが、下水道関係の議案を最後にまとめたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  また、9月10日は地域生活部関係の第59号議案の審査を行いまして、その後に第60号議案「平成30年度一般会計補正予算(第3号)について」、関連説明をお受けしたいと思います。  また、11日は審査予備日となっております。  日程につきましては以上のとおり予定しておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、ただいまから都市整備部関係議案審査を行います。  委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求めて、委員長の指名を受けた後に簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、説明員の説明を求めます。黒田部長。 2: ◯都市整備部長黒田一輝君) おはようございます。都市整備部です。よろしくお願いします。  始める前に、本日、説明員補助として、下水道課庶務担当白石課長補佐の同席許可をいただいてよろしいでしょうか。 3: ◯委員長岩切幹嘉君) はい。 4: ◯都市整備部長黒田一輝君) ありがとうございます。それでは、本日、地域建設委員会に付託されております都市整備部関連の議案は、先ほど委員長が述べられたとおりでございます。  それではお手元の次第に沿って、順次、担当課長から説明させていただきます。 5: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉道路管理課長。 6: ◯道路管理課長渡邉一雄君) 第72号議案「市道路線の廃止について」でございます。  議案書は29ページから30ページ、位置図は30の2ページでございます。議案の要旨は10ページの3段目でございます。それでは、議案の要旨で御説明いたします。
     提案の理由といたしましては、「道路法」第10条第1項の規定により市道路線を廃止するに当たり、同条第3項の規定により市議会の議決を求めるものでございます。  今回の廃止路線3路線は、現在、西鉄春日原周辺整備事業として整備する都市計画道路整備計画にあわせて、市道3路線の廃止を行うものでございます。  それでは、位置図の30の2ページをごらんください。第112号路線の延長は107.4メートル、幅員15.3メートルから6.9メートルでございます。続きまして、第114号路線の延長は217.6メートル、幅員6.36メートルから5.4メートルでございます。続きまして、第1346号路線の延長は208メートル、幅員8メートルから6メートルについてでございます。  廃止については以上でございます。 7: ◯委員長岩切幹嘉君) 以上ですかね。 8: ◯道路管理課長渡邉一雄君) はい。 9: ◯委員長岩切幹嘉君) それでは、第72号議案についての質疑をお受けしたいと思います。質疑はございませんでしょうか。  與國委員。 10: ◯委員(與國 洋君) 112号路線というのは、もう既に閉鎖されてるところじゃないんですかね。 11: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 12: ◯道路管理課長渡邉一雄君) 現在、そうですね、ちょうどもとの1号踏切のところの路線になります。ですので、今、ここが駅前広場東口の工事跡で使っているところでございます。 13: ◯委員(與國 洋君) そうするとですよ、まあ議会がなかったりしたかもしれませんけど、やっぱり前にやるべきではなかったんですか。そういうふうなことはしなくていいんですか。使われてない道がそのまま残ってるという状況、踏切の部分はもうないから。と思ってるんですけれども、これが9月に上げたというのは何か理由はあるんですか。いつでもいいんですか。閉鎖されてようが何だろうが、手続上の話だけのことなんですか、これは。 14: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 15: ◯道路管理課長渡邉一雄君) おっしゃられるとおりで、手続的なものもありますし、今回、側道の1号、2号、3号、4号のですね、測量設計とかを発注しますので、それに対して補助金をいただくようになってます。で、補助金をいただくためには認定路線にしておかないと補助金が使えないということがありましたので、今回、実際の道路としては形はあるところとないところがあるんですけれども、路線として認定をさせてもらうということで、今回上げさせてもらっています。 16: ◯委員長岩切幹嘉君) 與國委員。 17: ◯委員(與國 洋君) そうすると、こういう廃止の分について、あるいは新設もあると思うんですけど、新設についても、別に道路の形状がきちっとしてなくてもいいと。この前、清掃工場のときに道をやるときは、いや、なくてもいいんだというふうなことをちょっと聞いたんですけども、別に現状との関係は、認定だとか廃止するときは、現状との関係性は余り考慮する必要はないということでいいんですかね。 18: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 19: ◯道路管理課長渡邉一雄君) 認定につきましては、あくまでも線で引っ張るだけですので、形がなくても構いません。廃止のほうは、現実的には形がありますので若干異なるんですけれども。 20: ◯委員(與國 洋君) 手続上の答えが主体であって、別に現状がいつもぴちっと一緒になっとかなきゃいけないという話ではないということでいいんですかね。 21: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 22: ◯道路管理課長渡邉一雄君) そうでございます。 23: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 24: ◯委員(與國 洋君) はい。 25: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 26: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、それでは、第73号議案「市道路線の認定について」、説明を。  渡邉課長。 27: ◯道路管理課長渡邉一雄君) 第73号議案「市道路線の認定について」でございます。  議案書は31ページから32ページ、位置図は30の4ページから32の3ページでございます。議案の要旨は10ページの下段でございます。それでは、議案の要旨で御説明いたします。  提案の理由としましては、「道路法」第8条第1項の規定により市道路線を認定するに当たり、同条第2項の規定により市議会の議決を求めるものでございます。  2級第44号路線は、現在、福岡県が県道板付牛頸筑紫野線として認定しておりますが、今回、長浜太宰府線を施工するに当たり、県の規定により、並行する県道板付牛頸筑紫野線事業完了後に管理を引き継ぐことになっているため、今回、先行して認定を行うものでございます。また、第112号路線ほか2路線は、現在、西鉄春日原周辺整備事業として整備する都市計画道路整備計画にあわせて、市道3路線の認定を行うものでございます。  それでは、位置図32の2ページをお願いします。2級第44号路線の延長は552メートル、幅員18メートルから6.2メートルでございます。続きまして、位置図の32の3ページをごらんください。第112号路線の延長は228.1メートル、幅員60.5メートルから6メートルでございます。続きまして、第114号路線の延長は348.6メートル、幅員8メートルから6メートルでございます。続きまして、市道第1415路線の延長は76.3メートル、幅員6メートルでございます。  認定については以上でございます。 28: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの第73号議案について質疑をお受けしたいと思います。質疑はございませんか。  中原委員。 29: ◯委員(中原智昭君) 2級第44号路線ですけど、これは長浜太宰府線ができるまで、県と市と両方がダブって認定をするということでしたが、太宰府長浜線のほうは1工区、2工区という格好であるんでしょうけど、向こうが開通した分は、こっちは消えるんですか。一部、例えば県の認定路線の部分が消えるとか、分割されて。そういうことじゃなくて、全部できたときに県の認定が外れるということですか。 30: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 31: ◯道路管理課長渡邉一雄君) 今回の分については、須玖北工区、福岡市境から大野城二丈線までの間ができ上がればですね、それに並行してる分が須玖の交差点から外環状までの分になりますので、その分の県の認定が外れるという形になります。 32: ◯委員(中原智昭君) 太宰府長浜線須玖北工区というのは1工区じゃないですよね。1工区ですか。 33: ◯道路管理課長渡邉一雄君) 1工区です。 34: ◯委員(中原智昭君) 工区は一つですね。じゃあ、それができれば県の認定が外れるということですね。わかりました。 35: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 36: ◯委員(中原智昭君) はい。 37: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 38: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、それでは続きまして、報告第7号の専決処分について。  樺島課長。 39: ◯都市計画課長樺島義隆君) では続きまして、議案書の33ページをお願いいたします。  報告第7号、専決処分についてでございます。議案書は33ページから34ページで、議案の要旨は11ページでございます。それでは、議案書のほうで御説明を申し上げます。33ページをお願いいたします。  内容といたしましては、樹木の枝の落下による自動車損傷事故に伴う損害賠償の額の決定についてでございます。提案理由としましては、樹木の枝の落下による自動車損傷事故に伴う損害賠償の額を決定し、緊急に和解契約を締結する必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がなかったため、「地方自治法」第179条第1項の規定により平成30年7月9日に専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、市議会の承認を求めるものでございます。  事故の概要でございますが、34ページをお願いいたします。  相手方は、春日市春日1丁目101番地の株式会社ユアーズです。事故の車両はメルセデスベンツでございます。事故は平成30年4月11日に、春日1丁目101番地の自動車販売会社の敷地内において、春日1丁目の春日の森特別緑地保全地区の樹木の枯れ枝が落下したことにより相手方自動車を損傷し、物的損害を与えたものでございます。事故の発生箇所につきましては、お手元のほうに配付資料の位置図を配付しているとおりでございます。車両の損傷箇所といたしましては、車両左側、助手席側になりますが、そちらの屋根や側面部分でございます。  損害賠償の額は35万円です。  平成30年7月17日に相手方と示談が調い、支払いも既に完了しております。なお、賠償金につきましては、加入する保険会社から既に全額補填をされております。  専決処分については以上でございます。 40: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの報告第7号について質疑をお受けいたします。質疑はございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、それでは続きまして、第60号議案の平成30年度春日市一般会計補正予算(第3号)についての説明をお受けしたいと思います。  黒田部長。 42: ◯都市整備部長黒田一輝君) それでは、一般会計補正予算書の第3号をお願いいたします。この中で、歳入の中で歳出があるものにつきましては、歳出の中であわせて説明申し上げます。  それでは、順次説明いたします。 43: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎用地課長。 44: ◯用地課長(江崎弘義君) 予算書の19ページをお願いいたします。説明欄1段目の土地売払収入についてでございます。1,794万7,000円の増額でございます。理由といたしましては、西鉄春日原周辺整備事業に伴い、用地買収に協力いただきました地権者に市が所有している代替地を売り払いしたことにより、土地売払収入を増額するものです。  場所でございます。事前に位置図を配付させていただいておりますけど。資料に「歳入」と書いております。春日市春日原東町2丁目1番50、春日原東町2丁目5番3で、総面積89.29平方メートルでございます。  歳入につきましては以上でございます。 45: ◯委員長岩切幹嘉君) これにつきまして質疑のある方。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 46: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、次、お願いいたします。渡邉課長。 47: ◯道路管理課長渡邉一雄君) 36ページをお願いします。説明欄1段目、1行目は、財源振替でございます。理由としましては、社会資本整備総合交付金(道路)のうち橋りょう長寿命化補修事業補助金、160万の増額により一般財源を減額するものです。  2目は以上でございます。 48: ◯委員長岩切幹嘉君) 2目について質疑はございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、続いてお願いします。渡邉課長。 50: ◯道路管理課長渡邉一雄君) 続きまして、説明欄2段目、1行目の道路ストック長寿命化補修事業費のうち工事請負費、148万8,000円の減額でございます。減額の理由といたしましては、国の交付金の減額によるものです。  財源といたしましては、16ページをお願いします。説明欄1段目、1行目の社会資本整備総合交付金(道路)で、1,052万2,000円の減額でございます。  3目は以上でございます。 51: ◯委員長岩切幹嘉君) 3目について質疑はございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、続いてお願いします。樺島課長。 53: ◯都市計画課長樺島義隆君) では、37ページのほうにまたお戻りいただきたいと思います。説明欄1段目、都市計画総務事務費の委託料で、121万2,000円の増額でございます。これは、都市計画変更手続に伴い、都市計画決定図書作成業務を実施するものでございます。都市計画変更内容としては、地区計画用途地域及び高度地区について変更を予定しているものでございます。 54: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 55: ◯下水道課長(田中豊隆君) 続きまして、説明欄2段目の下水道事業会計繰出金についてでございます。繰出分、下水道事業会計、479万1,000円の減額でございます。内訳としましては、一般会計からの下水道事業会計に対しての繰出金分汚水処理負担金、68万7,000円を減額、その他負担金、10万円を減額、他会計補助金、404万6,000円を減額、他会計負担金、4万2,000円を増額し、差し引きで479万1,000円を減額するものです。  詳細につきましては下水道事業会計補正予算のほうで説明させていただきます。  1目は以上でございます。 56: ◯委員長岩切幹嘉君) 1目についてはよろしいですかね。  與國委員。 57: ◯委員(與國 洋君) 都市計画総務費の中で、用途地域を変更するということですけども、去年か何かに変更したものの実績に基づいて図を書き直すということなんですかね。 58: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 59: ◯都市計画課長樺島義隆君) 今回は、文化スポーツセンター地区地区計画区域のエリアを一部変更することを予定をしております。その中で、変更することによって、そこに関連して、現地の用途地区高度地区をあわせて変えるという予定でございますので、地図の変更ではございません。 60: ◯委員長岩切幹嘉君) 與國委員。 61: ◯委員(與國 洋君) このお金、今、100万近くのお金は何に使うんですか。地図をやりかえて、今後、皆さんに配ったりするという観点でのお金なんですか。 62: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 63: ◯都市計画課長樺島義隆君) 現実的にはそういう地図とかを作成をいたします。そして、その図書で縦覧用にしたり、県への手続等への図書をつくるという業務でございます。具体的にはそういうふうな地図を、もちろん修正する作業も出てきます。 64: ◯委員(與國 洋君) 地図作成手数料等も含めてということですか。 65: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 66: ◯都市計画課長樺島義隆君) はい。さまざまな業務。 67: ◯委員長岩切幹嘉君) さまざまな、全部含めて。與國委員。 68: ◯委員(與國 洋君) 都市計画を変える場合、審議会があったり、いろんなことをして手続をしてやらなきゃいけないけども、もうこの予算をつけるということは、手続だとか何とかは順調に進むんですという物の考え方なんですか。 69: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 70: ◯都市計画課長樺島義隆君) 当然そういう予定で、最終的には審議会までですね、いく手順でですね、県と今、協議を行いながら進めているところでございます。
    71: ◯委員長岩切幹嘉君) まず最初に予算を確保して、その後に審議会等の手続をするということですか。  樺島課長。 72: ◯都市計画課長樺島義隆君) そうでございます。協議のほうは順調に県のほうと進めているものでございます。その中で、手続の中で必要な図書等の作成のために、今回、予算を上げさせていただいているところでございます。 73: ◯委員(與國 洋君) わかりました。 74: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 75: ◯委員(中原智昭君) それに関連して、結局、都計審がまだ終わってないことでしょうから言えるかどうかわかりませんけど、何が何に変わって、高さがどうなるんですか。緩和されるんですか。 76: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 77: ◯都市計画課長樺島義隆君) 今回予定をしてるところといいますのは、大谷地区文化スポーツセンター地区、ここの中のスポーツセンターの整備等が一段落いたしましたので、現況に合わせて、地区計画という都市計画を張ってますので、その地区計画の区域を、エリアを変更するということで、高度ではございません。エリアを変更する、修正するという都市計画でございます。ただ、それによってエリアが変わった部分について、そこの高度や用途を隣接のところに合わせるということでございますので。そういうふうな内容になります。 78: ◯委員(中原智昭君) 確認ですけど、民地の部分が、周辺の民地まで変わるということではなくて、民地のほうに合わせるということですか。 79: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 80: ◯都市計画課長樺島義隆君) 今回変わったところをそういうふうに。その予定でございます。 81: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 82: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いします。樺島課長。 83: ◯都市計画課長樺島義隆君) それでは、同じく37ページの説明欄3段目、公園整備事業費についてでございます。役務費、97万8,000円、工事請負費、1,800万円の増額でございます。これは、白水ヶ丘1丁目の旧ウト口中池緑地用地を来年度売却する予定でございますが、隣接する白水ヶ丘東公園との間が高低差のあるのり面となっており、境界がそののり面の途中にあるため、30年度中に公園の擁壁工事を行い、境界部分の整備を図るものでございます。  工事の実施箇所といたしまして、都市計画課のほうから配付資料を、位置図をお配りさせていただいておりますところが工事箇所になります。1ページ目でございます。  また、役務費につきましても、売却及び工事に関連する予算として、あわせて計上しているものでございます。  続きまして、同じく37ページの説明欄4段目、公園維持補修費工事請負費で1,520万円の増額でございます。昨年度、公園内の橋梁点検を実施した結果、毛勝親水公園内の2カ所の木製橋梁について老朽化していることが判明したので、安全確保のため改修工事を実施するものでございます。  工事の実施箇所につきましては、配付資料の2ページ目でございます。そして、3ページが現況写真でございます。  そのほか、地元要望が多く、維持補修費が不足するため、あわせて補正を行うものでございます。  続きまして、同じく説明欄の5段目、公園施設改築更新事業費工事請負費で200万円の増額でございます。増額の理由は、国の交付金の増によるものでございます。工事の実施につきましては、公園1カ所について2基の遊具を更新するものでございます。  歳入といたしまして、16ページをお願いいたします。説明欄2段目、2行目の社会資本整備総合交付金都市公園)で100万円の増額でございます。  再度、37ページにお戻りいただきたいと思います。説明欄、下から3段目の白水大池公園施設改修事業費の委託料、127万3,000円、及び工事請負費、900万円の増額でございます。来年度、ラグビーワールドカップ公認キャンプ地として白水大池公園を利用することから、今回、多目的広場付近の2カ所のトイレについて改修するため、設計業務及び施設改修工事を実施するものでございます。  改修工事実施箇所といたしまして、配付資料の4ページが位置図になります。5ページがトイレの現況写真でございます。  2目につきましては以上でございます。 84: ◯委員長岩切幹嘉君) 2目について質疑をお受けしたいと思います。質疑はございますか。  野口委員。 85: ◯委員(野口明美君) 公園整備事業ですけども、のり面の高低差をなくす工事が始まるんですけども、それに伴って白水ヶ丘東公園も整備していくということですかね。 86: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 87: ◯都市計画課長樺島義隆君) 今年度はのり面だけを取り急ぎ行いまして、一応予定では、31年度以降に広場のほうも整備するように、今、設計を行っているところでございます。 88: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 89: ◯委員(野口明美君) はい。 90: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。岩渕委員。 91: ◯委員(岩渕 穣君) 白水大池公園のトイレの改修なんですけど、これは具体的にはどういう改修を予定しておられるんでしょうか。 92: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 93: ◯都市計画課長樺島義隆君) 本体そのものは壊したりはいたしませんので、現況の中で設備の取りかえとか、あとは塗装とかですね、そういったことを、リフォームのような形の改修を予定をしております。 94: ◯委員長岩切幹嘉君) 岩渕委員。 95: ◯委員(岩渕 穣君) 大便器に関しては和式と認識しておりますが、それはワールドカップを見据えた上で洋式にされるということで理解しておいてよろしいでしょうか。 96: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 97: ◯都市計画課長樺島義隆君) はい。一応、洋式のほうで考えております。 98: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 99: ◯委員(岩渕 穣君) はい。 100: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 101: ◯委員(中原智昭君) 同じところなんですけど、上と下と写真がありますけど、上のほうはドアがついてるということは、これは多目的トイレか何かですか。 102: ◯委員長岩切幹嘉君) 樺島課長。 103: ◯都市計画課長樺島義隆君) 上のトイレで写真で見えてる分は、ここは多目的トイレの入り口で、男女別のほうはちょっと写真に写っておりませんけど、右側の横から入り口がついています。こちらは多目的のトイレでございます。 104: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 105: ◯委員(中原智昭君) わかりました。 106: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 107: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、続いてお願いいたします。樺島課長。 108: ◯都市計画課長樺島義隆君) それでは、同じく37ページの説明欄、下から2段目、緑の保存対策費の委託料で636万9,000円の増額でございます。これはことしの4月に春日の森特別緑地保全地区の樹木の枝が落下して、隣接地の自動車を損傷する事故が発生したため、発生箇所の隣接部分について、事故防止対策として伐採を実施するものでございます。  歳入といたしまして、20ページをお願いいたします。説明欄1段目の都市緑地保全等基金繰入金で636万9,000円の増額でございます。  3目は以上でございます。 109: ◯委員長岩切幹嘉君) 3目について質疑のある方ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 110: ◯委員長岩切幹嘉君) では、続いてお願いいたします。渡邉課長。 111: ◯道路管理課長渡邉一雄君) 37ページをお願いします。説明欄、一番下の段、1行目の那珂川宇美線整備事業費のうち負担金、1億946万4,000円の減額でございます。減額の理由としましては、福岡県の事業費変更に伴うものでございます。  続きまして、38ページをお願いします。説明欄2段目、1行目の長浜太宰府線整備事業費のうち負担金、3,250万の減額でございます。減額の理由としましては、福岡県の事業費変更に伴うものでございます。  続きまして、説明欄3段目、1行目の県施行都市計画道路事業等整備基金積立金、3億円の増額でございます。増額の理由としましては、平成26年3月の定例会において承認をいただき、基金を設立したことに伴い、計画的に積み立てるものです。  続きまして、説明欄4段目、1行目の西鉄春日原周辺整備事業費のうち役務費、12万4,000円の減額、委託料、239万7,000円の減額、公有財産購入費、1億3,887万円の増額、差し引き1億3,634万円の増額でございます。理由としましては、今年度の社会資本整備総合交付金の交付額が決定したことから、事業費の増額補正を行うものでございます。  財源としましては、初めに16ページをお願いします。説明欄2段目、1行目の社会資本整備総合交付金(道路)で、8,037万3,000円の交付金増額でございます。  次に、20ページをお願いします。説明欄1段目、2行目の連続立体交差事業整備基金繰入金2,720万円を繰り入れるものです。  最後に、24ページをお願いします。説明欄1段目、1行目の連続立体交差事業債、6,920万円を増額するものです。  なお、公有財産購入の箇所については、資料1をごらんください。左が当初買収予定箇所、4地権者でございましたが、9月補正では買収予定箇所は8地権者となります。  4目は以上でございます。 112: ◯委員長岩切幹嘉君) 4目について質疑のある方は。  與國委員。 113: ◯委員(與國 洋君) 県施行事業関連ですけども、那珂川宇美線あたりは1億円余り減額されてますが、県の施工だから、ちょっとよくわからないところがあるんですけれども、この補正予算をつくるのは6月ごろからか7月ごろなんですよね。今年度が始まって3カ月ぐらいしかたってないのに、何でこんなに県の事業が一挙にですよ、減るんですかね。もう少し努力しようとか、そういうことがあってもいいんじゃないかと思うんですよ。同じ減額するでも、12月まで県は一生懸命当初の計画どおりやればいいと思うんですけれども、たった今年度が3カ月か4カ月ぐらいしか始まってないうちに、もうあきらめたという形になりますよね、これ。そういうふうな何か、計画性が非常にないような感じを受けるんですけれども、何か大きな要因はあるんですか、この減ってるのは。 114: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 115: ◯道路管理課長渡邉一雄君) これはですね、国の内示がですね、大体それぐらいに出ます。それによって、今回、補助金ががんと下げられたということがありましたので、それにあわせて負担金のほうも減らすといったことです。うちの場合、連立と西鉄春日原駅の関係を持ってますので、例えば何千万とか何億とかというお金をですね、補助金をなしに単費ですればいいんでしょうけども、そういうわけにもいきませんので、そうすると、ほかにまた使える財源として持っていきますので、私どもとすれば、もうそこでつかないよといったところについては一旦落として、そして、與國委員が言われるように、全然努力をしてないということではなくてですね、当然、追加要望とか、そういったものをやりながら、もしそれでつけてくれるということがあれば、またあえて補正予算で上げさせてもらうということは考えております。 116: ◯委員長岩切幹嘉君) これは国の内示というのは、毎年この時期ということでよろしいんですか。早まってるとかそういうことじゃなくて。 117: ◯道路管理課長渡邉一雄君) そうでございます。 118: ◯委員長岩切幹嘉君) あわせてこの補正は、このように毎年行われているという認識でよろしいですか。  渡邉課長。 119: ◯道路管理課長渡邉一雄君) そうでございます。 120: ◯委員長岩切幹嘉君) 與國委員、どうぞ。 121: ◯委員(與國 洋君) 今は何か、いかにも市が主体性を持ってるような言い方で、事前にもう落とすんだと言われてますが、このそのものの事業は県が主体の事業ですよね。県がこれだけやるから、うちは6分の1か7分の1か知りませんけれども、知りませんちゅう言い方はないですけど、6分の1か7分の1を出すわけですよね。だから県がやるもので、県が既に落としてるということでいいんですかね。事業内容。 122: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 123: ◯道路管理課長渡邉一雄君) これがですね、ちょっと県のほうの仕組みがわからないんですけども、今のところですね、県のほうは連続立体交差のほうにですね、力を入れてますので、補助金がついたときに、そちらのほうに全部──全部とは言いませんけど、ほとんど充ててるみたいなんですよ。それで、あと、那珂川宇美線とか長浜太宰府線という街路事業というのが、どちらかというと県にとっては重点施策じゃありませんので、どちらかというと、連立のほうは先は見えてますので、そちらのほうにまず充てていて、こちらのほうは、それが終わった後にまたやろうというふうな計画を持ってるみたいですね。 124: ◯委員長岩切幹嘉君) 優先順位をそっちに持っていってるってことですね。 125: ◯道路管理課長渡邉一雄君) はい。 126: ◯委員長岩切幹嘉君) 與國委員、どうぞ。 127: ◯委員(與國 洋君) それはいいですけれども、それはあくまでも県が決めてることであって、県がそれだけ那珂川宇美線の事業をちょっと縮小したから、うちも負担金が減るので、もう落とすんだということで、あくまでも県が主体性を持った事業に対しての処置ということでいいんですか。 128: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 129: ◯道路管理課長渡邉一雄君) そのとおりでございます。 130: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございますか。岩渕委員。 131: ◯委員(岩渕 穣君) この資料1なんですけど、今回の補正で、東口側の細長い、前の東口側の道路だろうと思うんですけど、これ、現在、これを買うということになる、今の現状ってですね、駅の入り口として使われているわけですよね。これって今、地権者に使用料とかを払っている状況なんですか。 132: ◯委員長岩切幹嘉君) 渡邉課長。 133: ◯道路管理課長渡邉一雄君) ここは西鉄さんのお持ちのところなので、使用料とかは発生しておりません。といいますのが、当然、うちの市道もですね、使って工事をやっていますので、そこは県と西鉄としての中で約束事があってですね、お金は取らないということです。 134: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 135: ◯委員(岩渕 穣君) はい。 136: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 137: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。渡邉課長。 138: ◯道路管理課長渡邉一雄君) 38ページをお願いします。説明欄、一番下の段、1行目の連続立体交差事業費で、負担金、284万7,000円の減額でございます。減額の理由としましては、福岡県の事業費変更に伴う地元負担金の変更によるものでございます。  6目は以上でございます。 139: ◯委員長岩切幹嘉君) 6目について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 140: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。江崎用地課長
    141: ◯用地課長(江崎弘義君) 47ページをお願いします。説明欄1段目、普通財産整備事業費の公有財産購入費を1,169万8,000円増額するものです。増額の理由といたしましては、春日市土地開発公社が先行取得しています街路事業代替地の債務負担行為期間が今年度末になっているため、本年度中に買い戻しを行うものです。  場所でございますが、別添配付資料の2をお願いいたします。歳出です。春日市昇町1丁目82番1、昇町1丁目83番地で、総面積105.94平方メートルでございます。  以上で、平成30年度一般会計補正予算の説明を終わります。 142: ◯委員長岩切幹嘉君) 質疑はございませんか。  中原委員。 143: ◯委員(中原智昭君) この資料2のところの、買い戻した、今後の市としての使用用途は何かあるんですか。 144: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎課長。 145: ◯用地課長(江崎弘義君) 今現在はバリケードで閉鎖しております。用途といたしましては、市が行う公共事業で用地買収をするときの代替地、あと、県のほうでやってます那珂川宇美線、長浜太宰府線で、そちらの土地の所有者の方が希望されれば、そちらのほうの代替地として活用する予定です。 146: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 147: ◯委員(中原智昭君) ちょっとここ確認ですけど、これ、交差点改良のときに、隅切りのために、この隅切りの部分を買って、後の残地が100平米以下とか100平米以上で買える、買えんとかっていう話の分だったと思うんですけど、そういう100平米以上、以下だと残地を買えるとか買えないとかっていう規定か何かあるんですか。 148: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎課長。 149: ◯用地課長(江崎弘義君) 面積でですね、残地を買える、買えないという規定はございません。ただ、あるとしましたらですね、100平米になればですね、要は税控除の対象になると。 150: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 151: ◯委員(中原智昭君) 結局ですね、隅切りのところも道路でしょうから、105平米ぐらいで、代替地って言われるんですけど、現実的にはどうなんですか。例えば郵便局に話をするとか、隣接地の方にですね、そういうことじゃないとどうしようもないと思うんですけど、そういう考えというのはあるんですか。 152: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎課長。 153: ◯用地課長(江崎弘義君) まだ隣接の方には当たっておりません。一応、面積的には、そちらの形状としましてはですね、ちょっと不整形な形になっておりますけど、市の公共事業でですね、ここでもいいと言われる方がおられましたら提供したいというところで。 154: ◯委員(中原智昭君) わかりました。 155: ◯委員長岩切幹嘉君) 松尾委員。 156: ◯副委員長(松尾徳晴君) わかりましたと言われましたけど、私はわからんとですが。これで何か利用できるような形にはちょっと見えないんですね。だから、やっぱりこれをどうするかというのは順序をある程度。例えば一番初めに郵便局というか、次に、花を植えるとかですね、そういう有効利用というのは考えてないんですかね。ただ一応これは公社から買ってっていう段階なんですかね。 157: ◯委員長岩切幹嘉君) 江崎課長。 158: ◯用地課長(江崎弘義君) 今の段階としましては代替地なんですけど、公共事業の進捗に合わせてですね、活用というのは考えていく必要があるのかなと考えております。 159: ◯副委員長(松尾徳晴君) 代替地ということに限らず、いろいろ用途の方向性は今から。 160: ◯用地課長(江崎弘義君) 今の段階では、まだ代替地というか。 161: ◯副委員長(松尾徳晴君) ごめんなさいね、しつこくて。代替地ということで何に。ほかの、例えば長浜太宰府線とか、あんなところの家のあれしたから、そこでそれをかえるとか、そういう考えで持ってあるんですか。それは難しいような、私からすると難しいような気がするんですけどね。 162: ◯用地課長(江崎弘義君) 長浜太宰府線につきましてはですね、基本的には対象地が住宅地なんですけど、那珂川宇美線につきましては、ほとんどが買収対象が店舗なんですよ。そういう中で、面積的には105平米で狭い形なんですけど、それでもいいと言われる方がおられるかもしれません。あくまでも店舗としか考えはないかなと。 163: ◯委員長岩切幹嘉君) 松尾委員。 164: ◯副委員長(松尾徳晴君) 店舗と言われると、隣もそういう店舗の流れですからね。それとか、広告の看板を立てるとかね、そういう方法も考えられるんですけどね、なかなか。そういうことを少し検討していただいとったほうがいいかなと。ずっと長くそのままにしておかれるということは、私たち近所の者としてですね、周りとしても、ちょっと余りよろしくないんでですね、そういうふうに次のことを考えるような方向に持っていっていただきたいというふうにお願いをしときます。 165: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、そういうことを含めて、しっかり検討していっていただきたいと思います。  じゃあ、これで補正予算の関連説明は終わりですか。 166: ◯都市整備部長黒田一輝君) 終わりです。 167: ◯委員長岩切幹嘉君) それでは続きまして、第69号議案「平成29年度春日市下水道事業会計収入支出決算認定について」の説明をお受けしたいと思います。  田中下水道課長。 168: ◯下水道課長(田中豊隆君) 「平成29年度春日市下水道事業会計収入支出決算認定について」、御説明いたします。  最初に、決算書に基づき、収支に関する予算と決算の対比及び事業内容等を順次御説明し、最後に主要な施策の成果に基づき、主な事業について御説明いたします。  決算書の1ページと、きょうお配りしています決算説明資料の1ページをお願いします。  款の説明は決算書をもとに、項以降の説明は決算説明資料をもとに説明します。なお、決算説明資料の3条及び4条の支出につきましては、100万円以上の不用額が生じたものについて御説明いたします。100万円以上の不用額には網がけをしております。  まず、決算書の1ページ、2ページの上の表、収益的収入について説明いたします。  1款下水道事業収益の予算額は23億1,825万8,000円となり、これに対する決算額は23億1,219万3,328円でした。予算額に比べ決算額は606万4,672円の減額となり、予算に対する収入率は99.7%となりました。  決算説明資料の1ページをごらんください。  この内訳としましては、1項営業収益の決算額が予算額に比べ198万4,297円の減額となりました。この主な要因は、1目1節の下水道使用料が見込みを下回り、381万5,860円の減額となったことによるものです。また、2目1節の雨水処理負担金及び2節のその他負担金については、対象経費の増減に伴い、雨水処理負担金は254万1,497円の増額、その他負担金は70万9,934円の減額となっています。雨水処理負担金の増額は、対象経費である雨水幹線修繕費の増額によるものです。その他負担金の減額は、対象経費である私道内排水設備助成金等の執行残に伴うものです。  次に、2項営業外収益の決算額は予算額に比べ408万677円の減額となりました。この主な要因は、3目3節の他会計補助金が443万9,602円減額となったことによるものです。これは主に維持管理費の算定のもととなる管渠費のうち、修繕費及び委託料の執行残に伴い、分流式下水道等に要する経費が減額となったことによるものです。また、増額の要因として、5目1節の雑収益が34万2,694円の増額となっています。これは主に雨水幹線の占用料の増加によるものです。  以上で収益的収入についての説明を終わります。 169: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、一旦ここで切りましょうか。ここの中で質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 170: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、続いて。 171: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、収益的支出について説明いたします。  決算書の1ページ、2ページの下の表をごらんください。  2款下水道事業費費用の予算額は19億7,793万6,000円となり、これに対する決算額は19億6,870万2,096円でした。不用額は923万3,904円となり、予算の執行率は99.5%となりました。  決算説明資料の2ページをごらんください。  この内訳としましては、1項営業費用が決算で444万1,566円不用額となりました。この主な要因は、1目の管渠費のうち、汚水管渠清掃、雨水幹線浚渫等の20節委託料129万7,434円などの執行残によるものです。  決算説明資料の3ページをごらんください。  次に、2項営業外費用が決算で379万2,338円不用となりました。  決算説明資料の4ページをごらんください。  この主な要因は、4目49節の消費税及び地方消費税の納税額の減額336万100円によるものです。課税仕入れが見込みを上回ったことによるものです。  次に、第4項予備費が決算で100万円不用となりました。  以上で収益的支出についての説明を終わります。 172: ◯委員長岩切幹嘉君) では、ここまでで質疑のある方は。  與國委員。 173: ◯委員(與國 洋君) 今の件で、じゃあ、収入と支出の差額とかいうのは説明は基本的にはないわけですか。この引いた額のですね。収支決算というか何かわかりませんけど、そういうところはないんですかね。 174: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 175: ◯下水道課長(田中豊隆君) 決算書の11ページになりますけども、こちらのほうの1概況、(1)総括事項、この中の2の経理のほうで今年度の、平成29年度の純利益ですとか、これの説明はこの中で説明をしています。 176: ◯委員(與國 洋君) ここであるの。 177: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい。 178: ◯委員(與國 洋君) 済いません。では、そのときに。 179: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、どうぞ。 180: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、決算書3ページ、4ページの上の行の資本的収入について御説明いたします。  3款下水道事業資本的収入の予算額は5億6,367万6,000円となり、これに対する決算額は5億5,297万7,438円でした。予算額に比べ決算額は1,069万8,562円の減額となり、予算に対する収入率は98.1%となりました。  決算説明資料の5ページをごらんください。  この内訳としましては、1項企業債の決算額が予算額に比べ1,070万円の減額となりました。これは、1目1節の公共下水道事業債の1,070万円の減額によるものです。この主な要因は、起債対象事業である補償補填及び賠償金の執行残によるものです。  以上で資本的収入についての説明を終わります。 181: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、ここまでで質疑のある方はどうぞ。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 182: ◯委員長岩切幹嘉君) では、続いてお願いいたします。 183: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、資本的支出について御説明いたします。  決算書の3ページ、4ページの下の表をごらんください。  4款下水道事業資本的支出の予算額は15億681万2,000円となり、これに対する決算額は15億155万8,858円でした。不用額は525万3,142円となり、予算の執行率は99.7%となりました。  決算説明資料の6ページをごらんください。  この内訳としましては、1項建設改良費が決算で525万2,411円不用となりました。主な要因は、1目公共下水道費の28節の補償補填及び賠償金357万5,271円の執行残によるものです。  続いては、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億4,858万1,420円は、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額1,270万7,767円、減債積立金3億1,880万968円、過年度分損益勘定留保資金5億827万6,225円及び当年度分損益勘定留保資金1億879万6,460円で補填しました。  ここで、補填財源について、資料をもとに御説明いたします。資料の18ページの補填財源計算書決算をごらんください。  まず、この資料の見方について御説明いたします。表の中ほどが平成28年度決算、その右側が平成29年度決算の内容になります。表の左端の丸印の番号は、補填財源として充当していく際の優先順位をあらわしています。  それでは、内容について説明いたします。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は9億4,858万1,420円となります。この額を補填するために、まず表の左端の優先順位1)の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、平成29年度決算の今年度増加額の1,270万7,767円で補填します。次に、優先順位2)の減債積立金、平成28年度決算による純利益3億1,880万968円で補填します。次に、優先順位3)の損益勘定留保資金、平成28年度末残高5億827万6,225円で補填し、残りの1億879万6,460円を現年度分の損益勘定留保資金で補填しました。  以上で資本的支出についての説明を終わります。 184: ◯委員長岩切幹嘉君) では、ここまでで質問のある方は。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 185: ◯委員長岩切幹嘉君) では、続いてお願いいたします。 186: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、決算書の5ページをお願いします。  損益計算書について、資料をもとに説明します。資料19ページの損益計算書資料1をお願いします。  損益計算書は、1事業年度の経営成績を明らかにするために、その期間中に得た全ての収益と、これに対する全ての費用を記載した報告書になります。この損益計算書からどんな経営活動によってどれだけの経営成績を上げたかを知り、それに基づいて過去の経営を分析し、また将来の方針を立てることが可能となります。  1)の営業利益は本業による利益で、通常の業務活動の損益の結果が表示されます。2)の経常利益は経営努力の成果を示す利益で、1)の営業利益に加えて資金調達等に関する損益の結果が表示されています。3)の当年度純利益は最終的な利益で、1年間の全ての損益の結果が表示されています。その結果、平成29年度の純利益は3億3,078万3,465円となります。  損益計算書の説明は以上でございます。 187: ◯委員長岩切幹嘉君) ここまでで質疑のある方はどうぞ。いいですね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 188: ◯委員長岩切幹嘉君) では、続いてお願いいたします。 189: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、決算書の7ページ、8ページをお願いします。剰余金計算書及び剰余金処分計算書について、資料をもとに説明いたします。  資料20ページの剰余金計算書及び剰余金処分計算書資料2をお願いします。  上の行の剰余金計算書は、剰余金が年度中にどのように増減、変動したかをあらわす報告書となります。表の一番上の黒枠の前年度末残高(ア)は、前年度の貸借対照表(資本の部)と一致します。その下、赤枠の前年度処分額(イ)は、前年度の剰余金処分計算書と一致します。その下、青枠の当年度変動額(エ)は、剰余金がどのように増減し、処分されたかをあらわしたものです。赤の破線で示しているように、1)の前年度未処分利益剰余金が2)の減債積立金として使い道が決定され、起債償還に充てられたことになります。その下、緑枠は当年度末残高をあらわしており、貸借対照表10ページの資本の部と一致します。下の表の剰余金処分計算書は、剰余金計算書で表示される剰余金の使い道をあらわす報告書となります。  春日市下水道事業においては、条例の規定に基づき、当年度未処分剰余金3億3,078万3,465円を減債積立金として処分し、平成30年度の起債の償還に充てることになります。当年度末残高は、貸借対照表10ページの資本の部と一致します。  剰余金計算書及び剰余金処分計算書の説明は以上です。 190: ◯委員長岩切幹嘉君) ここまでで質疑のある方はどうぞ。
                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 191: ◯委員長岩切幹嘉君) では、続いてお願いいたします。 192: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、決算書の9ページ、10ページをお願いします。貸借対照表について、資料をもとに説明します。  資料21ページの貸借対照表資料3をお願いします。  貸借対照表は、一定の時点(年度末)における事業が保有する財産の残高をあらわした報告書になります。この貸借対照表から、資産は事業経営の活動手段である資金の運用形態を示し、負債・資本においては、その資産がどのようにして得られたかという調達源泉を示していることがわかります。  表の左側の資産の部、青で囲った部分は、土地、構築物、現金預金など、企業の所有財産が記載されています。右側の負債の部の固定、流動負債、赤で囲った部分は、企業債など支払義務があるものが記載されています。その下、同じく負債の部の繰延収益、黒で囲った部分は、資産(構築物)の取得のために交付された補助金など、支払い義務がないものが記載されています。その下の資本の部、緑で囲った部分は、資本金や事業で得られた利益など、返す必要のない資金が記載されています。  貸借対照表は、左半分が資産の部、右半分が負債の部と資本の部で構成されており、資産の合計と負債・資本の合計は同額の262億9,942万3,022円となります。  貸借対照表からは事業の財政状況を把握することが可能となりますが、その一例を御説明いたします。  資料の右端に示していますように、平成29年度は28年度と比べ、負債の部の企業債などの支払い義務があるものが1.9ポイント減少しています。逆に、その下の繰延収益や資本などの支払い義務がないものが合計で0.2ポイント増加しています。このことから、財政状態は良好な方向に向かっていることがわかります。  貸借対照表の説明は以上でございます。 193: ◯委員長岩切幹嘉君) ここまでで質疑のある方はどうぞ。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 194: ◯委員長岩切幹嘉君) では、続いてお願いします。 195: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、決算書の11ページをお願いします。  平成29年度の事業報告書について説明します。1の概況について、本文を読ませていただきます。  (1)総括事項。まず、ア、業務についてです。本市下水道事業における平成29年度末の水洗化率は99.2%となっており、前年度末から横ばいの状況ですが、有収水量は3万2,131立方メートル増加して、934万7,854立方メートルとなりました。増加の要因として、行政区域内人口の増加(前年度比265人増)と水洗化工事等による未水洗家屋数の減少(前年度比7棟減)が考えられます。下水道使用料は前年度に比べ321万9,320円(0.2%)増加して16億8,675万6,140円となり、使用料単価については前年度の167.33円から167.08円とわずかに減少しました。  次に、イ、経理についてです。収益的収入は前年度より154万8,409円(0.1%)減少して23億1,219万3,328円となりました。減少の主な要因は、昨年度と比べて資本費が減少したことにより、分流式下水道に要する経費に対する繰入金が減少したことによるものです。  特別利益は、春日那珂川水道企業団からの下水道使用料賦課徴収委託料の返還金によるもので、1,333万5,302円を過年度損益修正益で受け入れました。これは、平成26年度の地方公営企業会計制度の見直しにより、下水道使用料賦課徴収委託料の算定基礎の一部について算定方法が変更となったことにより再計算したところ、差額が発生したことによるものです。  収益的支出は、前年度より1,026万1,896円(0.5%)減少して、19億6,870万2,096円となりました。減少の主な要因は、支払利息が減少したことなどによるものです。  上記の収入、支出から、消費税及び地方消費税を控除した額は、それぞれ21億8,735万2,300円、18億5,656万8,835円となり、3億3,078万3,465円の純利益が出ました。これについては将来の資本的支出の財源とします。  資本的収入は、建設改良費や企業債の元金償還金の財源となる企業債、負担金及び補助金で、この総額は5億5,297万7,438円でした。資本的支出は、建設改良費2億5,323万7,589円及び企業債償還金12億4,832万1,269円で、総額15億155万8,858円でした。  ついては、収入が支出に対し9億4,858万1,420円不足しますが、消費税資本的収支調整額、減債積立金及び損益勘定留保資金で補填しました。  次に、済みません、12ページですね。次に、ウ、建設についてです。今年度は公共下水道費として1億6,634万2,572円を投じました。汚水管の新設工事として松ヶ丘2丁目地内他1箇所で、汚水枝線の延長工事を行いました。また、汚水管渠の適正な管理を行うため、住宅建築に併せて公共桝を設置しました。改良工事としては、局所的な集中豪雨による被害を軽減させるため、小倉第1雨水幹線合流部改良掘下工事、小倉第3雨水幹線築造工事及び小倉第2雨水準幹線改築工事を行いました。  業務委託としては、小倉第2雨水準幹線管理桝床版設計業務委託、春日2丁目地内公共桝設置工事測量設計業務及び大和第1雨水幹線改良工事設計業務を発注しました。また、老朽化が進んでいる下水道施設の長寿命化を図るため、ストックマネジメント計画に基づく汚水管路修繕改築計画策定業務、ストックマネジメント計画に伴う雨水管渠調査業務委託(2工区)、ストックマネジメント計画に基づく雨水管渠診断業務を発注しました。  流域下水道費は8,672万705円を支出しました。これは、本市公共下水道が接続している御笠川那珂川流域下水道の処理場及び管路の建設改良費に対する負担金です。  13ページをお願いします。  (2)議会の議決事項については、上段の表のとおりでございます。  (3)行政官庁認可事項については、今回、該当する事項はございません。  (4)職員に関する事項については、損益勘定に関する職員は6人、資本勘定に関する職員は2人で、計8人となります。平成28年度は損益勘定に関する職員は5人、資本勘定に関する職員は3人で、計8人でした。  (5)料金変更に関する事項については、今回、該当する事項はございません。  次に、14ページをお願いします。  2の工事については、(1)建設工事の概況として、下記の表のとおり工事を実施しました。  次に、15ページと16ページをお願いします。  (2)保存工事の概況は、下記の表のとおり、維持工事等を実施しました。  次に、17ページをお願いします。  3の業務について、(1)業務量は、前年度と比べ、行政区域内人口は横ばいで、水洗化人口は0.2%増加しました。水洗化戸数は1.3%増加、水洗化率は99.2%と横ばいですが、高い水準となっています。年間有水収量の0.3%の増加は、事業所や一般家庭からの汚水排水量の微増が考えられます。その理由としましては、行政区域内人口の増加などが考えられます。  次に、(2)事業収入に関する事項、及びその下の(3)事業費に関する事項について、上段括弧書きは税込額で、決算書1ページと2ページの決算額と一致します。下段は税抜き額で、5ページの損益計算書の内容と一致します。  次に、18ページをお願いします。  4の会計について、(1)重要契約の要旨につきましては、契約金額が5,000万円以上のものを対象とし、小倉第3雨水幹線築造工事(3工区)を報告しております。  次に、(2)企業債及び一時借入金の概況につきましては、企業債の今年度末残高は126億2,119万890円です。一時借入金については、今回、借り入れはありませんでした。なお、企業債の今年度末残高は、決算書の32ページの企業債未償還残高の合計と一致します。  次に、19ページと20ページをお願いします。  5のその他につきましては、消費税の申告において、決算書上で特定収入の使途を明らかにする必要があるため記載されているものです。他会計負担金及び他会計補助金等の使途については、以下のとおりでございます。  続けてよろしいでしょうか。 196: ◯委員長岩切幹嘉君) 続けてください。 197: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、21ページをお願いします。キャッシュ・フロー計算について、資料をもとに説明いたします。  資料22ページのキャッシュ・フロー計算書、資料4をお願いします。  キャッシュフロー計算書は、1事業年度の資金収支の状況を一定の活動区分別に表示した報告書になります。このキャッシュ・フロー計算から、貸借対照表や損益計算書では把握しにくい1事業年度(4月1日から翌年の3月31日まで)における現金預金の流れを「業務活動」「投資活動」「財政活動」の三つに区分して表示することで資金繰りの状況を明らかにし、経営の健全性や経営悪化などの判断が可能となります。  資料右側の業務活動によるキャッシュ・フロー(青で囲った部分)は、外部から資金調達に頼ることなく、どのくらいの資金を本来の業務活動で獲得したかをあらわしたもので、主に収益的収支(3条予算)の内容をあらわしています。この計算書からは、プラスであることから、業務活動が良好であることがわかります。  次にその下の投資活動によるキャッシュ・フロー(赤で囲った部分)は、固定資産の取得など、将来の利益及び資金獲得のための設備投資にどれくらいの資金を支出したか、また、その資金をどのくらい回収したかをあらわしたもので、主に資本的収支(4条予算)の内容をあらわしています。この計算書からは、マイナスであることから、積極的に投資を行っていることがわかります。  次にその下の、財務活動によるキャッシュ・フロー(緑で囲った部分)は、業務活動や投資活動を維持するためにどれくらいの資金を調達し、または返済したかをあらわしたもので、主に資本的収支(4条予算)の内容をあらわしています。この計算書からは、マイナスであることから、借入金残高が減少していることがわかります。  資料左側の下の表から、春日市の場合、業務活動によるキャッシュ・フローはプラス、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス、財務活動におけるキャッシュ・フローはマイナスであるため、経常的な企業活動で生み出した資金を健全に投資活動と財務活動に使っていることが読み取れます。したがいまして、本市の経営状況は健全であると言えます。  キャッシュ・フロー計算書の説明は以上です。 198: ◯委員長岩切幹嘉君) ではここで、今までの中で質疑のある方は。  與國委員。 199: ◯委員(與國 洋君) 11ページの件なんですけれども、経理のところに、収益的収入、支出については、基本的には前年度と比べてどうのこうのという表現がしてあるんですけれども、収支については3億3,000万近くの利益が出ましたというような表現だけですけれども、これはまず、この利益は前年度と比べてどうなんですか。ふえてるんですか、それとも減ってるんですか。 200: ◯委員長岩切幹嘉君) 課長、わかりますか。 201: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい、わかります。 202: ◯委員長岩切幹嘉君) 前年度と比べてということであります。純利益の分。  田中課長。 203: ◯下水道課長(田中豊隆君) 決算書の8ページですね。こちらの下水道事業余剰金計算書ですね、こちらの利益剰余金、未処分利益剰余金という、右から3枠ですかね、の一番上の前年度末残高というところがありますけれども、こちらが28年度の未処分利益ですから、これが財源積立のほうに回った分ですから、これが28年度の純利益となります。  ですから、今年度が……。 204: ◯委員(與國 洋君) プラス。ふえてる。 205: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい。3億3,000万ほど出ておりますので、若干ふえているという結果になります。 206: ◯委員(與國 洋君) それと、もう1点。 207: ◯委員長岩切幹嘉君) はい、どうぞ。 208: ◯委員(與國 洋君) よく、こういう企業会計のときは内部留保資金という物の言い方がされますよね。この内部留保資金というのは、先ほどの補填財源に上げたときに説明を受けた資料、18ページの今年度末残高8億1,657万9,882円というのが内部留保資金というものなんですか。それとは全然、内部留保資金と使われることは違う言葉なんですか。違うものなんですか。 209: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 210: ◯下水道課長(田中豊隆君) おっしゃるとおりで、18ページに補填財源計算書がありますけれども、こちらの、29年度ですから、右端のAプラスBマイナスCであります。こちらの8億1,657万9,000円、これがおっしゃるとおり…… 211: ◯委員(與國 洋君) 内部留保資金。 212: ◯下水道課長(田中豊隆君) そういうことになります。 213: ◯委員(與國 洋君) わかりました。どうもありがとうございました。 214: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 215: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、ちょっとここで休憩したいと思います。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時25分                 再開 午前11時35分                ──── ─ ──── ─ ──── 216: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしくお願いいたします。田中課長。 217: ◯下水道課長(田中豊隆君) 続きまして、決算書23ページと24ページをお願いします。  収益費用明細書となります。これは、5ページの損益計算書の内容を明らかにするため、節までを記載した明細書となるものです。  次に、25ページと26ページをお願いします。  固定資産明細書となります。これは、9ページの貸借対照表に記載された資産の部の固定資産に関する明細書になります。  次に、27ページから32ページは、企業債明細書になります。今までに発行した企業債の発行額や償還額をあらわした明細となります。  次に、33ページをお願いします。  注記ついて御説明いたします。注記については、財務諸表を作成するに当たり採用した会計処理の基準、手続をあらわしたものです。  以上で下水道事業会計決算書の説明を終わります。最後に、主要な施策の成果に基づいて、主な事業について説明します。  主要な施策の成果の100ページをお願いします。  まず、汚水枝線築造事業です。当初予算額500万円、最終予算額150万4,000円、349万6,000円を減額補正後、決算額150万4,000円です。目的としましては、私道の寄附や県道拡幅事業にあわせて汚水枝線を築造することで、公共下水道施設の適切かつ効率的な維持管理を図るものです。  内容としましては、事業概要の下の表のとおりでございます。  成果としまして、汚水枝線築造工事によって民有地から公共下水道への接続が容易となり、あわせて、公共下水道施設の適切かつ効率的な維持管理が行えるようになりました。  次に、下水道施設長寿命化事業です。  当初予算額2,210万円、最終予算額2,201万7,000円、決算額2,221万7,000円です。目的としましては、供用開始から40年以上が経過し、今後、膨大な施設の改築更新事業が予定される下水道事業について、管路施設の調査診断を行いながら、計画的な改築工事に努めることで、事故や機能停止を未然に防ぎ、施設機能を維持するものです。内容としましては、28年度に策定した「ストックマネジメント計画」に基づき、下水道施設の改築更新を計画的かつ効率的に進めるため、下水道施設の調査診断及び修繕改築計画策定に関する業務を行いました。  事業概要は下の表のとおりでございます。  成果としましては、雨水施設の調査診断業務により、既存施設の老朽化状況を把握することができました。また、汚水施設のうち、老朽化が進んだ施設の修繕改築計画を作成することができました。これにより、下水道施設の計画的かつ効率的な改築更新事業が進捗しました。  101ページをお願いします。  次に、下水道事業計画(雨水)に基づく浸水対策施設築造事業です。  当初予算額1億573万8,000円、最終予算額1億285万5,000円、288万3,000円を減額補正後、決算額1億285万5,000円です。目的としましては、雨水流出抑制を目的とした貯留施設の整備や雨水幹線の掘下げ工事を行うことで、近年増加傾向にある局所的な集中豪雨による浸水被害の軽減を図るものです。内容としましては、浸水対策に関する設計業務を行い、水路断面の拡幅等による流下型事業として、小倉第1雨水幹線合流部改良掘下げ工事、小倉第2雨水準幹線改築工事及び小倉第3雨水幹線築造工事を実施しました。事業概要は、表のとおりでございます。成果としましては、水路断面の拡幅等の事業が進捗したことにより、日の出町、小倉及び大和町の浸水被害の軽減が図られました。  以上で平成29年度下水道事業会計収入支出決算認定による説明を終わります。 218: ◯委員長岩切幹嘉君) それでは、第69号議案の決算認定について、全般通してでも結構でございますので、質疑はございませんか。
     中原委員。 219: ◯委員(中原智昭君) 100ページの今の資料の主要な施策の成果の長寿命化事業ですけど、これ、28年度に一度ストックマネジメント計画を計画に基づきということですが、大体、この計画では何年ぐらいで終わるんですか。 220: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 221: ◯下水道課長(田中豊隆君) 終わりがなかなか見えないんです。 222: ◯委員(中原智昭君) ないと思うけど、計画で。 223: ◯下水道課長(田中豊隆君) まず、下水道の施設そのものが耐用年数が50年が基本でございますので、その50年が経過する前に、一度診断とか行いまして、必要なところがあれば、改築、修繕なりを行います。それがまた先に何十年かもつということでやりますけども、50年たってもまだ丈夫なところがありますので、それを繰り返し繰り返し調査しながら見て、修繕改築が必要があれば手を加えていくということになりますので、その辺がちょっと先が、何年までというのがちょっと見通しがしづらいといいますか。計画は立てております。何年に一度ちゃんと調査をして、悪いところが見つかれば、それを改築更新をするというのは、もう計画は立っておりますけども。 224: ◯委員長岩切幹嘉君) ストックマネジメントの計画はちゃんと立てていると。 225: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい、それは立っております。 226: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 227: ◯委員(中原智昭君) ですから、例えば、28年に策定したストックマネジメント計画で、例えば来年度どこまでするとか、再来年度どこまでするとかっていうのは、何年ぐらいのスパンで決めてあるんですか。 228: ◯委員長岩切幹嘉君) 計画実施の期間の。下水道課長。 229: ◯下水道課長(田中豊隆君) あくまで調査をして、悪いところがあったらかえていくということですので、なかなか調査をやってみないとわからないところがありますので、ここのスパンを何年に一度調査をかけますよという計画はもちろん立ってるわけですけれども、どこからどこまでが悪いとかいうのは、調査をやってみて初めて、診断して初めてどこを更新するかということになりますので。 230: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 231: ◯委員(中原智昭君) ということは、ストックマネジメント計画というのは、調査をしましょうという計画で、毎年毎年調査して悪いとこをやっていくということですか。この計画である程度、どこからどこまでは何年度にするとかっていう計画じゃないということですか。 232: ◯委員長岩切幹嘉君) はい、田中課長。 233: ◯下水道課長(田中豊隆君) 申し上げたように、まず調査をして、悪いところが見つかれば、それを例えば4年とか5年計画をして、その範囲の中の悪い部分を改善していくという考え方です。また次のスパン、次のまた年度で、古いもので新しいものをどんどん調査をずらしていきますので、それの繰り返しといいますか、そういった流れになります。 234: ◯委員長岩切幹嘉君) 中原委員。 235: ◯委員(中原智昭君) もう一つ。調査をする区間といいますか、それはもう地域で変えてるんですか。それとも年度ですか。どこまで調査するかというのは。 236: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 237: ◯下水道課長(田中豊隆君) まず、重要な分で言いますと、下水道は幹線がありますので、まず幹線を優先して調査のほうを入って、それの後に、また追いかけるような形で、枝線、住宅地内のほうの枝線のほうの計画を、調査をしていくという。年度で言えば、もう古い年度からという形になります。 238: ◯委員(中原智昭君) 古い地域じゃなくて。はい、わかりました。 239: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。松尾委員。 240: ◯副委員長(松尾徳晴君) ちょっと今言葉が出たんですけど、幹線と準幹線と枝線という言葉をよく使われますよね。定義というか、幹線と準幹線はわかります、枝線は何となくわかるんですけど、何か区切りとかそういうのはあるんですか。 241: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 242: ◯下水道課長(田中豊隆君) まず、幹線、枝線というのは、汚水のほうの呼び方で、同じく雨水のほうも幹線と言いますけれども、雨水のほうは幹線と準幹線。雨水のほうは幹線と準幹線というふうに分けております。汚水のほうの幹線と枝線の定義といいますのは、流域といいますか、面積ですね、の大きさで、範囲で、どこまでが幹線、それ以上に上流側といいますか、なる分が枝線ということでの分け方でやっております。雨水についても同じです。幹線と準幹線はそういった分け方です。 243: ◯副委員長(松尾徳晴君) もう1回ごめんなさい。 244: ◯下水道課長(田中豊隆君) 要するに、下流側のほうがそれだけエリアが広くなりますので、そのエリアを、何ヘクタールっていう、入ってくる分で幹線と枝線を分けているということです。 245: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。中原委員。 246: ◯委員(中原智昭君) 101ページの浸水対策の件なんですが、これ、1時間降雨量が何ミリとかっていう想定の部分で計算してあるんでしょうけど、近年の豪雨災害とか見ると、想定外という言葉がよく使われるんですけど、そういう見直しというのはされてるんですか。 247: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 248: ◯下水道課長(田中豊隆君) 認可の見直しは、今のところ、この101ページの事業概要の中で上げてます大和町、小倉、これにはないんですけど、桜ヶ丘、これの配水区が今のところ10年確率で1時間68.8ミリなんですけれども、それ以外については、まだ5年確率のままの状態です。  おっしゃいますように、想定外という、うちで言う68.8ミリを超えるような、70ミリですとか80ミリには、数字の上からもそうなんですけれども、耐えられない状況ではありますけれども、今後、見直しを行うか行えないかというのも当然ありますけれども、今現在ではもう10年確率等で、下流側のほうから整備をしておりますので、それを今度また新たに下流側からやりかえるかというと、それもまた、それだけの財源も必要になりますので、今のところ、今の認可の10年計画で進めさせていただく形にはなると思います。  その後、不足する分を必要なところに貯留施設ですとか、そういったものを築造するですとか、そういった検討は進めていきたいというふうに考えております。 249: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 250: ◯委員(中原智昭君) はい。 251: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにありませんでしょうか。岩渕委員。 252: ◯委員(岩渕 穣君) 100ページと101ページの3事業なんですけど、これ、予算決算が全く同額になってますけど、こうなる仕組みというのはどうしてこうなるのか。請負でこれの金額でやってくれということで発注して、完結したらその分がお支払いということになっているのか、そういう仕組みを教えていただけますか。 253: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 254: ◯下水道課長(田中豊隆君) ちょっとこの三つの予算の中で説明しづらい分が当然ちょっとあるんですけれども、この三つの下水道事業会計の予算の内訳といいますのが、同じ節といいますか、お配りしてます資料の11ページ、下のほうでした、11ページの資本的収入のほうですね、の支出、こちらの11ページですね。4款1項1目22節工事請負費という形でここの22節がありますけれども、この中に全部入ってしまう予算になります。どの事業とかではなくて。当然、22節の予算の枠がございますので、汚水も雨水もこの中に一緒に入っております。  当初予算というような形で上げているのが、もともとの、例えば汚水枝線築造工事でしたら、当初予算として、この汚水枝線築造工事をするのに、当初は500万必要だという見当といいますか、つけるんですけれども、当然需要がなければ、その分だけ、ここで言う最終差額が150万4,000円になってますけれども、そういったように、平成29年度は汚水枝線の築造の事業は少なかった。その分、補正と言いましたけれども、その分は予算は減りますけども、その予算が、今度は同じ100ページの長寿命化、こちらのほうの中で若干当初予算からふえてると思いますけれども、そういった形で、そちらのほうに予算を、同じ枠の予算として使わしていただいている。  たまたまちょっと業務委託も入っておりますけれども、業務委託もそういった同じ支出、資料の11ページの21節の委託料とありますけれども、こちらのほうに汚水も雨水も同じ委託料として予算を上げさせてもらって、その合計ですね。合計が、予算額でとか決算額のほうになっております。 255: ◯委員長岩切幹嘉君) 岩渕委員。 256: ◯委員(岩渕 穣君) 何となくわかったような気がしますけど。これ、実際問題、工事をされる業者さんに発注しての工事、例えば101ページの事業とかは、例えばやってみたけど、ちょっと見込みよりも実際お金かかりましたとか、安くできましたとかというようなことがあるやに思うんですが、今回はそれがたまたまなかったということですか。 257: ◯委員長岩切幹嘉君) 田中課長。 258: ◯下水道課長(田中豊隆君) おっしゃるとおりで、ここに上げてるだけでも、工事としては6カ所ですかね、主な事業として上げておりますけれども、当然、もともとの当初に組んでおります一つの工事の予算の中で、当然、予算上は上げておりますけれども、設計した段階で、やっぱりちょっと不足する分とかも出てくるわけですけれども、大きい予算の枠で捉えて、最終的に補正しないといけないんであれば12月補正ですとか、そのときに補正をさせていただいて、それで、今度はもう逆に執行残が出れば、執行残は、また別の事業を発注するときに、そちらが不足する分があればそちらのほうに使わせていただくという、予算の枠の中でちょっと考えさせていただいてますので、ここの最終予算額と決算額が同額になってるというのはそういったところにはなります。 259: ◯委員(岩渕 穣君) 必要額になるんですね。 260: ◯下水道課長(田中豊隆君) 必要額ということで上げさせていただいています。 261: ◯委員(岩渕 穣君) わかりました。 262: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんでしょうか。松尾委員。 263: ◯副委員長(松尾徳晴君) 済みません、ちょっと。会計の分、下水道事業会計ですね、いろいろ節とか項とか書いてあるので。一般会計と全然数が違うじゃないですか。例えば、こういう請負やったら一般会計は15節がこの22節とか、一番初めからそういうふうなシステムに、国か何かから指定してあるんですかね、全体的に。 264: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。じゃあ、田中下水道課長。 265: ◯下水道課長(田中豊隆君) 通常、下水道で言う3条、4条予算、収入支出の予算にしても決算にしても一緒なんですけれども、この表というのが決まった書式があります。これが地方公営企業法の施行規則第45条の別記第5号様式という形で決められておりますので、それに準ずる形で予算書のほうを作成はさせていただいております。 266: ◯副委員長(松尾徳晴君) 決まってるということですね。ありがとうございました。 267: ◯委員長岩切幹嘉君) よろしいですか。 268: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい、よろしいです。 269: ◯委員長岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 270: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございます。じゃあ、この決算認定については以上といたします。  ここで暫時休憩いたしまして、1時から再開したいと思います。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時55分                 再開 午後1時00分                ──── ─ ──── ─ ──── 271: ◯委員長岩切幹嘉君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  続きまして、第64号議案「平成30年度春日市下水道事業会計補正予算(第1号)について」を議題といたします。  田中下水道課長。 272: ◯下水道課長(田中豊隆君) 第64号議案「平成30年度春日市下水道事業会計補正予算(第1号)について」御説明をいたします。  下水道事業会計補正予算書をお願いいたします。  今回の補正の主な理由は、平成29年度決算による減価償却費や起債の元利償還金等の確定によるものです。また、下水道使用料に対する不能欠損に伴う貸倒見積額の引き直しによる貸倒引当金繰入額の減、及び貸倒引当金戻入の増によるものです。  初めに、補正予算書の14ページの節別明細表をもとに、節について補正部分の説明をさせていただきます。そして最後に、1ページから2ページの、今回の補正予算の第2条から第4条の条文を説明させていただきます。  それでは、補正予算書の14ページの節別明細表をお願いいたします。  まず、収益的収入から説明させていただきます。  1款1項営業収益の補正予定額は78万7,000円の減額でございます。  2目1節の雨水処理負担金、68万7,000円の減額は、平成29年度決算による減価償却費の確定、及び起債の元利償還金の確定により、雨水施設に係る企業債の利息が減少したことによるものです。また、2目2節のその他負担金、10万円の減額は、流域下水道建設に要する経費のうち、借入額及び借入利率の確定により、平成29年度末借入分の利息が減少したことによるものです。以上の2目の他会計負担金は、一般会計補正予算に計上された一般会計からの繰出金になります。  次に、1款2項営業外収益の補正予定額は272万4,000円の減額でございます。  3目3節の他会計補助金、404万6,000円の減額は、主に分流式下水道等に要する経費の減額によるものです。この分流式下水道等に要する経費は、資本費のうち、経営に伴う収入をもって充てることができないものと認められるものに相当する額を一般会計から繰入れるものです。本市では、下水道使用料対象経費である維持管理費、事業報酬、資本費の順で下水道使用料を充当し、賄い切れなかった資本費の額について、分流式下水道経費として繰り入れております。今回、分流式下水道経費が減少した主な理由は、平成29年度決算により、長期前受金戻入が増加したことで、経営に伴う収入が増加し、資本費に充てることができることによるものです。長期前受金戻入の増加は、平成29年度分受贈財産の増加によるものです。3目3節他会計補助金も、一般会計補正予算に計上された一般会計からの繰出金になります。  次に、4目1節の長期前受受贈財産評価額戻入127万9,000円の増額は、平成29年度に受ける開発等に伴う受贈財産の増加によるものです。  次に、4目3節の長期前受負担金戻入4万3,000円の増額は、他会計負担金である流域下水道建設経費の増加によるものです。流域臨時措置分の平成29年度借入額及び借入利率が確定したことにより、増額となったものです。  次に、1款3項特別利益の補正予定額は92万6,000円の増額でございます。  3目1節の貸倒引当金戻入92万6,000円の増額は、下水道使用料に対する不能欠損に伴う貸倒引当金において、平成30年度末見込み分を反映させるため見直しを行った結果、戻入が生じたものです。当初予算では、年度末の貸倒引当金を算出するために、過去3カ年の欠損率平均を採用していますが、決算において直近の欠損率が確定したため、その数値を採用したことで、欠損率平均が減少し、戻入が生じたものです。  以上で収益的収入についての説明を終わります。 273: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいまの収入の説明についての質疑をお受けしたいと思います。質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 274: ◯委員長岩切幹嘉君) じゃあ、続いてお願いいたします。 275: ◯下水道課長(田中豊隆君) 15ページをお願いします。  次に、収益的支出を説明いたします。  2款1項営業費用の補正予定額は21万7,000円の増額でございます。  16ページをお願いします。  4目37節の貸倒引当金戻入額、119万5,000円の減額は、貸倒見積額の見直しに伴う繰入額の減額によるものです。これは、1款3項3目1節の貸倒引当金戻入でも説明しましたが、貸倒引当金の平成30年度末見込分を反映させるため見直しを行った結果、戻入が生じたもので、当初予算で計上していた繰入額を減額するものです。  次に、5目40節の有形固定資産減価償却費、143万3,000円の増額は、平成29年度に取得した有形固定資産のうち、開発等に伴う受贈財産の増加によるものです。  その下、5目41節の無形固定資産減価償却費2万1,000円の減額は、平成29年度に取得した無形固定資産である御笠川浄化センターの施設利用権に係る減価償却費が確定したことにより、当初見込みを補正するものです。  17ページをお願いします。  2款2項営業外費用の補正予定額は134万9,000円の減額でございます。  1目45節の企業債利息143万9,000円の減額は、平成29年度末借入額及び借入利率の確定並びに資本費平準化債の利率見直しに伴う利息の減少に伴うものです。  次に、4目49節の消費税及び地方消費税9万円の増額は、課税仕入れに係る消費税額の減少によるものです。  以上で収益的支出についての説明を終わります。 276: ◯委員長岩切幹嘉君) 収益的支出についての質疑をお受けしたいと思います。質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 277: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございます。続いてお願いいたします。 278: ◯下水道課長(田中豊隆君) 18ページをお願いします。
     次に、資本的収入を説明いたします。  3款2項負担金の補正予定額は4万2,000円の増額でございます。  2目1節の他会計負担金4万2,000円の増額は、流域下水道の建設に要する経費のうち、借入額の確定に伴い、平成29年度借り入れ分の元金が増額となったことによるものです。2目1節の他会計負担金も、一般会計補正予算に計上された一般会計からの繰出金になります。  以上で資本的収入についての説明を終わります。 279: ◯委員長岩切幹嘉君) 資本的収入についての御質問、御質疑はございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 280: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、続いてお願いいたします。 281: ◯下水道課長(田中豊隆君) 19ページをお願いします。  次に、資本的支出を説明いたします。  4款2項借入金償還金の補正予定額は52万円の減額でございます。  1目33節の償還金、52万円の減額は、企業債償還金の平成29年度末借入額の確定に伴う元金分の減少によるものです。  以上で資本的支出についての説明を終わります。 282: ◯委員長岩切幹嘉君) 資本的支出について質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 283: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございます。続いてお願いいたします。 284: ◯下水道課長(田中豊隆君) それでは、補正予算書の1ページにお戻りください。  第2条から説明いたします。ここは、先ほど説明した節での補正予定額を予算科目の款及び項までについて説明したものです。  第2条は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものです。まず、収入につきまして、第1款下水道事業収益の補正予定額は258万5,000円を減額し、補正後の額を22億7,269万4,000円とします。内訳は、第1項営業収益の補正予定額は78万7,000円を減額し、補正後の額を18億6,979万4,000円とします。第2項営業外収益の補正予定額は272万4,000円を減額し、補正後の額を4億197万4,000円とします。第3項特別利益の補正予定額は92万6,000円を増額し、補正後の額を92万6,000円とします。  次に、支出につきまして、第2款下水道事業費用の補正予定額は113万2,000円を減額し、補正後の額を19億1,125万7,000円とします。  内訳は、第1項営業費用の補正予定額は21万7,000円を増額し、補正後の額を16億2,831万円とします。第2項営業外費用の補正予定額は134万9,000円を減額し、補正後の額を2億8,194万7,000円とします。第3項特別損失及び第4項予備費の補正はございません。  2ページをお願いします。  第3条は、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額の補填財源の説明となります。  条文を読ませていただきます。予算第4条、本文括弧書き中、「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億4,964万8,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,378万9,000円、減債積立金3億3,116万7,000円、過年度分損益勘定留保資金4億9,874万円及び当年度分損益勘定留保資金1億595万2,000円で補填するものとする」を「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億4,908万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,378万6,000円、減債積立金3億3,078万4,000円、過年度分損益勘定留保資金4億8,579万6,000円、及び当年度分損益勘定留保資金1億1,872万円で補填するものとする」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正します。  まず、収入につきまして、第3款下水道事業資本的収入の補正予定額は4万2,000円を増額し、補正後の額を6億143万8,000円とします。内訳は、第1項企業債の補正はありません。第2項負担金の補正予定額は4万2,000円を増額し、補正後の額を2,170万5,000円とします。第3項補助金の補正はありません。  次に、支出につきまして、第4款下水道事業資本的支出の補正予定額は52万円を減額し、補正後の額を15億5,052万4,000円とします。  内訳は、第1項建設改良費の補正はありません。第2項借入金償還金の補正予定額は52万円を減額し、補正後の額を12億6,732万1,000円とします。  ここで、第4条本文中の補填財源について、資料をもとに御説明をさせていただきます。お配りしてます資料の一番最後のページになります。  資料の23ページをお願いいたします。  平成30年度補填財源計算書(9月)をお願いします。  まず、この資料の見方について説明します。表の中ほどは平成29年度決算、その右側が平成30年度、今回の9月補正の内容になります。表の左端の丸印の番号は、補填財源として充当していく際の優先順位をあらわしています。  それでは、内容について説明いたします。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額が、補正後は9億4,908万6,000円となります。この額を補填するために、まず表の左端の優先順位1)の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、平成30年度の現年度分1,378万6,000円で補填します。次に、優先順位2)の減債積立金、平成29年度決算による純利益3億3,078万4,000円で補填します。次に、優先順位3)の損益勘定留保資金、平成29年度末残高4億8,579万6,000円で補填し、残りの1億1,872万円を現年度分の損益勘定留保資金で補填するものです。  補正予算書の2ページにお戻りください。  第4条は、他会計からの補助金につきまして、予算第9条中の1億5,769万円を1億5,364万4,000円に改めるものです。  続けてよろしいでしょうか。 285: ◯委員長岩切幹嘉君) はい。 286: ◯下水道課長(田中豊隆君) 3ページをお願いします。  3ページから5ページまでは、下水道事業会計補正予算の実施計画として、収益的収支及び資本的収支を目まであらわしたものです。  6ページをお願いします。  予定キャッシュ・フロー計算書は、予算による経営活動を実施した場合における1事業年度の資金収支の状況を一定の活動区分別に表示した報告書です。  7ページをお願いします。  7ページから11ページの予定貸借対照表は、予算による経営活動を実施した場合に予定される年度末における財政状況をあらわした報告書です。  12ページから13ページをお願いします。  注記について御説明します。注記につきましては、財務諸表を作成するに当たり採用した会計処理の基準、手続をあらわしたものです。  以上で下水道事業会計補正予算(第1号)の説明を終わります。 287: ◯委員長岩切幹嘉君) それでは、第64号議案の下水道事業会計補正予算(第1号)について、全般を通してでも結構ですので、質疑をお受けしたいと思います。質疑はございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 288: ◯委員長岩切幹嘉君) では、ないようでございますので、第64号議案は以上といたします。  続きまして、報告事項の説明をお願いいたします。  田中下水道課長。 289: ◯下水道課長(田中豊隆君) 報告事項2「平成29年度春日市資金不足比率について」、御説明いたします。  報告事項一覧の3ページをお願いします。  資金不足比率とは、公営企業の経営状況を判断する比率をいい、資金不足比率が経営健全化基準20%以上になると経営健全化団体となり、経営健全化計画を策定し、経営改善に取り組む必要があります。  資金不足比率は、資金の不足額を事業の規模で割って算定します。具体的には、資金の不足額は、流動負債から流動資産を差し引いた額であり、事業の規模は下水道使用料と雨水処理負担金の合計となりますが、本市では、その資金の不足額そのものがございません。4ページの表中の横棒は資金不足がないことを示しており、平成29年度の資金不足比率から見た本市下水道事業会計の状態は健全であると言えます。  説明は以上でございます。 290: ◯委員長岩切幹嘉君) それでは、ただいまの報告について質疑のある方。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 291: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、報告事項は以上といたします。  黒田部長。 292: ◯都市整備部長黒田一輝君) 以上で全ての説明を終わります。 293: ◯委員長岩切幹嘉君) それではここで暫時休憩して、市道の廃止と認定の現地調査を。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後1時20分                 再開 午後2時15分                ──── ─ ──── ─ ──── 294: ◯委員長岩切幹嘉君) ただいま現地調査を行いましたけれども、全般として、皆さんのほうから質疑はございませんでしょうか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 295: ◯委員長岩切幹嘉君) ないようでございますので、以上をもちまして地域建設委員会を閉会いたします。どうも御苦労さまでございました。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後2時16分...