ツイート シェア
  1. 春日市議会 2018-07-25
    平成30年総務文教委員会 本文 2018-07-25


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時55分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(武末哲治君) おはようございます。ちょっと定刻より早うございますけれども始めさせていただきます。全員出席でありますので、ただいまから総務文教委員会を開議いたします。  まず始めに、委員会記録署名委員の指名を行います。内野明浩委員を指名いたします。  本日の議題はお手元の次第のとおりであります。なお、発言は挙手により委員長の許可を得て、指名を受けた後、行ってください。  それではまず始めに経営企画部の審査を行います。  石橋部長、お願いします。 2: ◯経営企画部長(石橋 徹君) おはようございます。それでは、順番に沿って進めさせていただきます。  まず1個目、報告事項として、有資格業者業者登録制度)の追加登録の見直しについて、萩原財政課長が説明いたします。 3: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長、お願いします。 4: ◯財政課長萩原裕之君) それでは、お手元にお配りしてます有資格業者追加登録の見直しについてというA4、1枚紙の資料をごらんください。  いわゆる業者登録の制度の見直しについてでございます。まず、見直しの内容としまして、最初に現行の制度について御説明させていただきます。通常は2年ごとの更新となっております。これを本登録という言い方をしておりますが、この資料の現行の例のところに記載しておりますとおり、直近の事例を用いて御説明申し上げると、登録の申請受付が昨年の12月からことしの1月にかけて行いまして、そして有効期間がことしの4月1日から再来年の3月末までの2年間となっております。これを2年ごとに繰り返すというのが業者登録の本登録という制度になります。  そして、この本登録に漏れた業者の方には追加登録をしていただくことになりますが、この場合は、従来ですと、ことしの12月から翌年の1月にかけて申請受付を行いまして、有効期間が来年の4月1日から再来年の3月末までの1年間というふうになっておりました。これが現行の仕組みですが、今回、この追加登録の部分に関して見直しを図ることとしております。  その下の表になります。下段の追加登録のところですが、まず、受付期間をことしの8月1日から来年の11月末までとします。そして、その間、随時に受け付けることといたします。そして、有効期間は申請月の翌々月の1日から本登録の末日まで、再来年の3月末までといたします。この見直しによりまして、これまでは追加登録有効期間が1年間であったものが、最長で1年6カ月まで有効期間が拡大することとなります。  次に、その下の2の見直しの理由ですが、まず大きな理由としましては、(1)登録機会の喪失による業者の不利益を必要最小限にすることができるということが挙げられます。今までは、最低でも本登録の有効期間が1年間を過ぎるまでは追加登録できなかったものが、これからは6カ月経過時点から登録できるようになります。  本登録をした人との差は一定必要というふうには考えておりますが、最初の大体6カ月間にですね、大きな契約の発注が集中しますので、この6カ月の差を設けることで本登録のメリットは十分確保できるものというふうに考えております。  二つ目、(2)ですが、年末から年度末にかけて集中していた事務作業の平準化が図られることによりまして、日常業務の中での処理が可能となります。このため、追加登録の際に臨時職員さんを任用しておりましたが、こういった方が不要になるものというふうに見込んでおります。なお、ルーチンワーク化が図られることによりまして、通常の人員体制での処理が可能になるというふうに見込んでおります。ちなみに、本登録は約2,400から2,500件、追加登録は例年ですと200件弱というような状況になっております。  三つ目の理由としましてはですね、電力入札、先日行った、要は新産業分野における調達行為が必要となったような場合でも未登録の契約候補者に対して登録を呼びかけることが可能となると。業者登録をしていることが原則ですよというのをですね、徹底することができるということが理由として挙げられます。  見直しの内容としては以上になりますが、最後にですね、参考までに、裏面のほうに業者登録に関する関係法令の主要部分を記載しております。まず一番上が、地方自治法施行令になります。第167条の4、ここに欠格条項、この3号に該当する場合は一般競争入札に参加させることができないというふうに定められております。次の条、第167条の5の規定によりまして、これ以外に必要のあるときはあらかじめ資格を定めることができるというふうになっております。この規定を受けまして、その下になります。本市では、春日市一般(指名)競争入札参加資格等に関する規程というものを設けておりまして、ここに9号、資格に関する要件を挙げております。これに該当しない場合は業者登録できますよというような流れになっております。  有資格業者追加登録の見直しについては以上でございます。
    5: ◯委員長(武末哲治君) 説明が終わりました。ただいまより質疑をお受けします。質疑ありませんか。川崎委員。 6: ◯委員(川崎英彦君) 見直しの内容については特にないんですけど、そもそもですね、本登録との差ということを今、御説明の中でおっしゃったんですけど、本登録をしなければいけないということが前段であるということ、条例の中にうたわれているということですが、これは地方自治法の中にうたわれているということで解釈してよろしいですか。 7: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 8: ◯財政課長萩原裕之君) 本市の財務規則におきまして、本市が契約する場合は、業者登録を有している業者を原則とするというふうにしておりますので、こういう登録制度がございます。 9: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 10: ◯委員(川崎英彦君) 私がお伺いしたいのは、本登録とその追加登録等のメリットとというかデメリットというかですね、その差というのはなぜ設けているのかというところを聞きたい。  つまりですね、ここまで追加登録を優遇するのであれば、30年1月の本登録の翌月の2月から始めても見直しの理由は網羅されるし、もっと喪失による業者の不利益を最小限に抑えることもできるのかなと思うんですけど、最長で1年6カ月のところを1年10カ月とかですね、要するに追加登録の期間をですね、広く、本登録の期間が終わってすぐ始めてもいいんじゃないかなというふうに思うんですけど、それをしないのはなぜですか。 11: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 12: ◯財政課長萩原裕之君) 現実的な事務処理上ですね、やはり二千数百件の登録がありますので、一定期間に集中して受け付けをしないと処理できないという現状がまずございます。もし本登録と追加登録に差がないということになれば、皆さんいつでも登録していいということで、常時申請が出てくることになってしまいますので、そうなると今の人員では対応できないという現状がございます。 13: ◯委員(川崎英彦君) わかりました。ありがとうございます。 14: ◯委員長(武末哲治君) いいですか。ほかに。北田委員。 15: ◯委員(北田 織君) これは基本的には登録をなさる業者の立場というよりも、職員さんの職務上の平準化というか、そういうものを図るということが目的でなされてるんですかね。今まで、どちらかというと臨時職員なんかも任用して対応しないといけなかったけれども、今回、期間を長くすることによって臨時職員の任用はもう要らないというか。ということは、どちらが主眼なのかなというような思いがするのだけれども。 16: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 17: ◯財政課長萩原裕之君) 一番の主眼はですね、(1)に書いておりますやはり業者さんの不利益を必要最小限にすることができるというところであるというふうに考えております。実際に、登録に漏れた方からできないんですかという問い合わせはですね、やはり何件かあっておりまして、やはりそういう要望にもですね、できるだけ応えていこうというところが大きいのかなというふうに思っております。 18: ◯委員(北田 織君) はい。 19: ◯委員長(武末哲治君) ほかによろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20: ◯委員長(武末哲治君) 続いて、じゃあ、お願いします。金堂課長。 21: ◯経営企画課長金堂円一郎君) 2番のその他になります。コンクリートブロック塀の調査結果についてということで、ここ数日の猛暑並びに西日本の集中豪雨で、少し大阪北部地震の話題がマスコミ等でも余り報道されなくなっておりますけども、大阪北部の地震に基づいたブロック塀の倒壊に基づく点検の報告をさせていただきます。  まず、内部の取り組みについての経過を時系列で簡単に説明をさせていただきます。6月18日月曜日の朝7時58分に大阪北部の地震が発生をしました。本市の内部では、6月20日の水曜日にコンクリートブロック塀の安全点検を各施設管理者に依頼したところでございます。点検対象施設公共建築物112施設でございます。報告書を取りまとめまして、6月26日の火曜日に公共施設マネジメント担当等が、不適格コンクリートブロック塀の現地調査を実施、一日かけて行いました。その後、調査結果を取りまとめて、7月2日の経営会議に報告して対応等の方針を決めたところでございます。  本日お配りしております資料のほうをごらんいただけますでしょうか。  まず始めにですね、正式名称は補強コンクリートブロック塀造の塀と言われてまして、建築基準法で定められた構造物であり、鉄筋コンクリートづくりの基礎の上に空洞ブロックを組積し、積み上げまして鉄筋で補強したものになります。  2番の絵をごらんください。コンクリートブロックの構造についてですが、建築基準法施行令で基準が定められており、ブロック塀の基準で重要なものは、(1)高さが2.2メートル以下であること、(2)ブロック塀の厚さは基本15センチメートル以上であること、(3)になりますと、ブロック塀の高さが1.2メートルを超え、かつ、ブロック塀の長さが3.2メートルを超えればその範囲内で控え壁を3.4メートル以下の間隔で設けなければならないようになっております。  したがいまして、目視によるチェックを行いましたが、まず1点目、高さが適切がどうか、2点目としてブロック塀の厚さが適切かどうか、控え壁が必要なものは適切に配置しているか、この3点で確認を行ったところでございます。  資料の2ページをお開きください。  もう既に御承知のことと思いますが、大阪で起きました事故の概要とすれば、児童がプールの塀の下敷きになり命を失いました。この高槻市の寿栄小学校ブロック塀の構造は、高さが3.5メートルあり、基準の2.2メートルを大幅に上回っており、かつ控え壁もない状態でございました。  以上を受けて点検をした結果が、次の3ページになります。現地調査を受けて、7カ所の不適合のものが出てまいりました。  まず1カ所が大和保育所になります。陸上自衛隊側の道路標識の塀でございます。こちらは高さが2.37メートルありまして、基準を超えておること、また控え壁がないことが不適合の理由でございます。  次の春日西小学校のプール、南小学校のプール、須玖小学校のプールについては、いずれも高さが1.2メートルを超え、また控え壁がないものがございます。したがいまして、不適合となっております。  次の春日東中と春日西中ですが、こちらはテニスの壁打ちでございます。東中のほうは高さが2.8メートル、西中のほうは高さが3メートルございます。控え壁はございません。したがってこちらも不適格となります。  最後の春日小学校につきましては、西門のブロック塀が、高さが1.4メートルで1.2メートルを超えておること、並びに長さが3.7メートルあり、基準法で定めている3.4メートルを超えておりますので控え壁がありません。  この7ヵ所については担当課から詳しい説明があるとは思いますけども、早急に撤去並びにフェンス等の設置をしていく方針としております。なお、財源については既決の予算がある所管については既決予算での対応、財源のない所管につきましては予備費での対応で、今、工事等対応しているところでございます。あとは質問をお受けしながら回答をさせていただきたいと思います。  以上になります。 22: ◯委員長(武末哲治君) コンクリートブロック塀について質疑をお受けします。質疑ありませんか。内野委員。 23: ◯副委員長(内野明浩君) 工事は大体いつくらいまでに終わる予定ですか。 24: ◯委員長(武末哲治君) 石橋部長。 25: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 詳しい説明は、学校についてはこの後教育委員会が説明すると思いますが、プールにつきましては、夏休み開放しているところについてはそれが終わって、壁打ちについては、今後、夏休み中にできるかどうかもこの後教育委員会から報告があると思います。ただ、大和保育所につきましてはもう工事に取りかかっております。取りかかってもう撤去は終わらせていただいています。大和保育所は。  以上になります。 26: ◯副委員長(内野明浩君) はい。 27: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。高橋委員。 28: ◯委員(高橋裕子君) この大阪北部地震を受けての点検だと思うんですけど、これは、例えば以前からこういう指摘があっていたとか、気がついていたとか、点検していたとかということはあるんですか。今回初めてですか。 29: ◯委員長(武末哲治君) はい、石橋部長。 30: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 昨年から各公共施設の点検に回るようになりました。その際、大和町については、控え壁とか、建築基準法を熟知していなかった部分もありますが、何か危険だなとは、若干高いかなという感覚は持っていた状況にはなります。  以上です。 31: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 32: ◯委員(高橋裕子君) 報道等によると、高槻のほうは指摘があっていたにも関わらず、取りかかっていなかったということが問題視されていましたけど、一応、把握はしていたということで今回補正でやるっていうことですね。  これは教育委員会の所管かもしれないんですけど、通学路に関してはですね、たくさんあると思うんですよ。民間のおうちとかも建築基準法に適合していない壁とかですね。そういったことは経営会議とかで協議をされたのかどうかっていうのは。 33: ◯委員長(武末哲治君) 石橋部長。 34: ◯経営企画部長(石橋 徹君) あくまでも今回公共施設をしましたが、する際に、学校の公共施設の周りの塗りとかある部分を見まして、そこら辺の部分は近寄らないようにとか、あくまでも民間の所有物ですので、市から今の段階でどうこう言える段階ではございませんので、施設管理者の方が、例えば、近所の擁壁が基準に合致しないとかいう判断はした部分で、そこは近づかないとか、先ほどおっしゃった通学路につきましては、毎年、通学路の安全点検を学校と警察と道路管理課で行っております。今後する際は、コンクリート塀も注意しながら見て通学路の変更とか気をつけていくとか、そういう形でいきたいかなとは思っております。  あくまでも民間の所有物に対してどこまで指導ができるのかという部分は引き続き研究を行っている状況にはなります。今回は、あくまでも緊急的にさせていただくのは公共建築物の安全確保という形が中心にはなりましたが、その際、通学路の部分についての意見も出て、それは通学路の安全点検を実施する際に注意して見ようっていう形で話しているところにはなります。  以上です。 35: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 36: ◯経営企画課長金堂円一郎君) もう一点補足なんですけども、福岡県のほうでもそれぞれの県土、うちで言えば那珂県土整備事務所が小中学校の通学路の門から半径500メートル範囲を県のほうでも点検をしております。現在、小学校の分はもう完了しているということで、異常なしというような報告は受けてますけども、中学校のほうはまだこれからでございます。  以上、補足ですけれども説明をさせていただきます。 37: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。 38: ◯委員(北田 織君) その他でちょっといいですか。きょうの新聞の記事で、名前を出していいかどうかわからないけど、Nという建設業者が、前の社長さんが暴力行為で有罪判決、罰金の有罪判決を受けたということで、例えば春日の南部清掃工場の事業の解体工事ですね、辞退したということで報道されてましたけど、そのことについては、春日市に対する影響というのは何かあるんでしょうか。 39: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 40: ◯財政課長萩原裕之君) 通常、市の工事相手ですと指名停止という措置を検討することになりますが、今回は一部事務組合の分になりますので、一部事務組合自身が判断する形になります。そういった意味では、本市のほうには今のところ影響はないということになります。 41: ◯委員長(武末哲治君) 北田委員。 42: ◯委員(北田 織君) ちょっと質問が悪かったのかもわからないけど、南部清掃工場についてはそうだと思うんですけど、そのNというところから行政に対して、先ほどの登録であるとか、そういったものを辞退というのはあっているんでしょうかね。 43: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 44: ◯財政課長萩原裕之君) 今のところはあっておりません。 45: ◯委員(北田 織君) ないですね。 46: ◯財政課長萩原裕之君) ただ、その業者が本市の登録業者で何か違法行為とかもし出てくればですね、当然、指名停止等の検討をしていくことになるかと思います。 47: ◯委員(北田 織君) はい。 48: ◯委員長(武末哲治君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49: ◯委員長(武末哲治君) 以上ですかね。 50: ◯経営企画部長(石橋 徹君) はい。以上をもちまして。 51: ◯委員長(武末哲治君) ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時19分                 再開 午前10時20分                ──── ─ ──── ─ ──── 52: ◯委員長(武末哲治君) 休憩前に引き続き委員会を開催いたします。  それでは、総務部の審査を行います。  内田部長、お願いします。 53: ◯総務部長(内田賢一君) 総務部でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、市営住宅の管理運営における民法改正の影響及び今後の対応につきまして、大川管財課長のほうから説明をいたします。 54: ◯委員長(武末哲治君) 大川課長。 55: ◯管財課長(大川 剛君) おはようございます。お願いいたします。  市営住宅の管理運営における民法改正の影響及び今後の対応について御説明をさせていただきます。  まず、民法の一部改正が行われた理由でございます。民法の債権関係の規定はですね、1896年、明治29年に民法が制定された後、約120年間ほとんど改正が行われておりませんでした。その間、社会経済は、取引内容の複雑化及び高度化、情報伝達手段の発展、人口の高齢化などさまざまな面で大きく変化をしております。取引に関する最も基本的なルールを定めている民法の規定を社会・経済の変化に対応させる必要がありました。  また、民法が定める基本的なルールの中には裁判や取引実務で通用していても条文からは読み取りにくいものが少なくなく、法律の専門家でない国民一般にとって基本的なルールがわかりにくい状態となっておりました。そこで、社会・経済の変化への対応を図り、国民一般にわかりやすいものとする観点から、実務で通用している基本的なルールを明文化することを目的とし、改正が行われております。  それでは、お手元にお配りをしておりますA4横の1枚紙でございます。民法改正内容公営住宅関係)の資料をごらんください。  今回の改正において、公営住宅制度に関するものとして以下の6点が考えられております。上の3点につきましては保証人関連のものでございます。1、個人根保証契約の極度額の設定。2、保証人の請求による債務の履行状況に関する情報提供義務。3、主たる債務者が期限の利益を喪失した場合の情報提供義務でございます。  今回の改正において、保証契約は極度額の設定が必要となりました。住宅困窮者が公営住宅に円滑に入居できるよう、保証人の確保を入居の前提にすることから、転換すべきであるとの考えから、国土交通省が策定した標準条例案から保証人に関する規定が削除されております。  また、適正に家賃徴収を行うためには、保証人に家賃債務の保証を求めるのではなく、入居者の置かれている状況に応じて個別具体的に家賃の納付指導を行うことが重要とされております。春日市では、現状においても連帯保証人の免除規定を設けておりますが、今回の改正を機に、連帯保証人制度に関する規定を削除する方向で検討しております。  次に、4、賃借人による修繕。5、賃借物の一部滅失等による賃料の減額等につきましては、市営住宅の現行の管理上、このような状況となった場合、春日市が早急に修繕を行っているため、同様の事態は生じないと考えております。6、賃借人の原状回復義務につきましては、既に条例第22条第3項において定めております。繰り返しになりますが、1から3の連帯保証人関連につきましては国の改正に合わせ、平成32年4月1日までに条例の改正につきまして検討を進めてまいります。4から6につきましては、現行どおりで対応が可能でございます。  以上で、民法の一部改正において市営住宅管理運営への影響と今後の対応についての説明を終わらせていただきます。 56: ◯委員長(武末哲治君) 質疑をお受けします。質疑はありませんか。高橋委員。 57: ◯委員(高橋裕子君) 国の改正に合わせて平成32年4月1日までには一部条例を改正するというお答えだったんで、安心したというか、生活困窮者の方がやっぱり入りにくくなるっていうふうに思っていたものですから逆によかったなと思うんですけど、逆にですね、滞納する方が出ても、それもまた困るというふうに思うんです。  だから、今現状ですね、その指導とか勧告とか、家賃滞納された方に関しては何らかのアプローチをかけてあると思うんですけど、特段問題ないんでしょうか。逆にそういう連帯保証人がなくなることによって、今度は家賃収入が入りにくくなるという逆の懸念も公平性の観点からの懸念も当然考えられると思うんですけれども、そういった面での、今の条例の中で特段問題ないかどうかっていうのと、条例改正した後の公平性の観点の懸念ということについてはどのように考えているのかというふうに思います。 58: ◯委員長(武末哲治君) 大川課長。 59: ◯管財課長(大川 剛君) 現行のですね、家賃収入につきましては、ちょっとお配りはしていないんですけど、こういった形で家賃の滞納の場合の対応マニュアルというのをつくりましてですね、これに沿って、1カ月目に滞納が発生した翌日に督促状の送付という形からまず始めまして、3カ月目で再度催告書を送付する、それ以降4カ月目、5カ月目、そういった流れに沿ってですね、一応、催告等行っていくというのが実情でございます。  その中で、保証人のほうに催告、指導依頼等をするのはですね、5カ月目以降からそういった形で保証人のほうにも通知をして、指導をお願いしたいというような文書通知をしているというのが現状でございます。  過去にですね、滞納者に対して、最終的に保証人に家賃滞納について請求をして支払っていただいたという、そういった事例は今のところ発生しておりませんで、この保証人制度廃止したとしてもですね、そこは現状と大きく変わらないのではないかというふうに今のところは考えております。 60: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにございませんか。内野委員。 61: ◯副委員長(内野明浩君) 極度額を定めるってありますけども、法律ではね、今回改正しようと思っている極度額を定めるというのと、何カ月分か、1カ月分ぐらいは保証するというような取り決めもあるわけでしょう。どうなんですか。金額だけではなくて、そういう家賃の1カ月分を保障しますとか、そういうふうな決め方もあるみたいなことが書いてあったけど、実際はどうなんですか。そこら辺。 62: ◯委員長(武末哲治君) 大川課長。
    63: ◯管財課長(大川 剛君) この改正案で申しますと、極度額というのは、要は現行から将来についてまでの金額をある程度定めて、例えば3カ月なら3カ月、しかもその金額も家賃──月の家賃というのは収入によって毎年変わりますので、例えば入居当時の家賃に対しての3カ月分という形で設定をするというのが極度額、要は3カ月ということであれば入居の家賃の3カ月というふうに決定するというのがこの極度額を設けるということなんですが、基本的に先ほどから申しあげたとおり保証人について私どもの方は廃止、要は制度を設けないということでございますので、この1から3については基本的に該当しないというふうに考えております。 64: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65: ◯委員長(武末哲治君) 以上ですかね。内田部長。 66: ◯総務部長(内田賢一君) 以上で総務部の説明を終わります。 67: ◯委員長(武末哲治君) ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時30分                 再開 午前10時32分                ──── ─ ──── ─ ──── 68: ◯委員長(武末哲治君) それでは休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ただいまより教育部の審査を行います。神田教育部長。 69: ◯教育部長(神田芳樹君) おはようございます。教育部です。よろしくお願いします。本日議題に沿ってですね、順次、担当課長のほうから説明いたします。  まず調査事件のほうから説明をさせていただきます。 70: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 71: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 調査事件、小中学校におけるブロック塀及び通学路の安全点検についてでございます。  さきに経営企画課より御説明申し上げておりますが、教育委員会ブロック塀対応につきましては教務課から、通学路の安全点検につきましては学校教育課から御説明申し上げます。  まず、ブロック塀対応についてでございます。  本件につきましては、6月18日朝発生いたしました大阪北部を震源とした地震において、登校中の児童のとうとい命が犠牲となる痛ましい事故を受け、本市教育委員会におきましても、6月19日付で小中学校に対し、倒壊し事故につながるおそれのある塀等の調査についてという形で、今、お配りしております総務文教委員会(30年7月25日)とじ込んでいる分をごらんいただいてよろしいでしょうか。こちらの1ページ目により、学校に対して調査依頼したところであります。  この学校からの調査の回答を受けまして6月20日、6月21日の2日間、教育委員会の担当職員が現地に出向きまして状況を確認し、状況調査としてまとめましたものが資料の2ページ目、3ページ目、こちらが春日市小中学校ブロック塀等調査総括でございます。  この春日市小中学校ブロック塀等調査総括を経営企画課公共施設マネジメント担当に報告いたしまして、市としての対応が決定したものであります。資料の3ページと4ページの間に目次を差し込んでおりますが、ここに記載しております6件が小中学校関連で対応するものでございます。  資料4ページをごらんいただいてよろしいでしょうか。春日西小学校の対応についてでございます。  左上の図面、赤文字で延長約32メートルと記載している部分でありますが、当該箇所のブロック塀を撤去し、撤去後ブロック塀と同じ高さのフェンスを設置いたします。工事は夏休み中に実施する予定としております。設置するフェンスにつきましては、今お手元のこの資料の一番後ろのページ、10ページ目になりますが、資料10ページをお開きください。こちらと同様のものを設置する予定で進めております。  済みません、もう一度、それでは4ページをお開きお願いいたします。実はこの4ページで、済いません、訂正でございます。右側に概要を記載しておりますが、概要の2行目から3行目にかけまして「卒業制作有」と記載しておりますが、この部分については削除をお願いいたします。こちらの4ページの右側、概要の右側の2行目から3行目にかけて「卒業制作有」と書いてある部分でございます。ここは削除をお願いできればと思います。よろしいでしょうか。  次に、それでは資料5ページ、6ページに進めさせていただきます。この資料5ページ、6ページにつきましては5ページが春日南小学校のプール、6ページが須玖小学校のプールでございます。こちらにつきましても同様の対応を予定しておりまして、ブロック塀撤去の工事は夏休み中に実施する予定でございます。  なお、当該この2校のブロック塀の壁面につきましては卒業制作の絵が描かれておりますので、この卒業制作の絵につきましては写真データで保存いたしまして、活用法については学校と相談し対応してまいる予定としております。  次に、7ページをお開きお願いいたします。  こちら7ページは、春日東中学校の赤枠で囲んでいる部分でございますが、これはソフトテニス練習用の壁打ちブロックでございます。こちらにつきましては、下から4段目、1メートル程度を残してそれより上の部分、その上段部分の撤去を行います。なお、中学校に確認いたしましたところ、現在、壁打ちブロックは練習では使用していないということでございましたので、壁打ちブロックにかわるものの設置は不要であるということを確認をしております。撤去の時期といたしましては、同様に夏休み中に実施する予定でございます。  続きまして、8ページをごらんください。  8ページ、春日西中学校、左上の図面の赤枠で囲んでいる部分でございますが、こちらも春日東中学校と同様にテニス練習用の壁打ちブロックでございます。こちらにつきましても、現在練習では使用していないということから、下から4段、約1メートル程度を残しましてその上段部分の撤去を行います。こちらにつきましても壁打ちブロックにかわるものの設置は不要であるということを確認しております。撤去の時期といたしましては夏休み中に実施する予定でございます。  続きまして、9ページをごらんください。  こちら春日小学校でございます。左上の図面の赤枠で囲んでいる部分でございますが、校庭横の西側の門の門柱ブロックでございます。この門柱ブロックも撤去いたします。撤去後ですが、撤去後はこの写真にも写っておりますが、現在、門柱ブロックの横に設置しております白いフェンスが写真に写っておるかと思いますが、この白いフェンスと同様のものをこの門柱の跡に設置することを予定しております。改修の時期といたしましては同様に夏休み中に実施する予定でございます。  調査事件、小中学校におけますブロック塀及び通学路の安全点検のうち、教育委員会ブロック塀対応についての説明は以上でございます。 72: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 73: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 続きまして、学校教育課の範囲です、通学路の安全点検についての御報告をいたします。  毎年ですね、通学路の安全点検については大体3月末に依頼をかけまして夏の時点、いわゆる7月から8月に対応協議、これは警察、道路管理課とも踏まえて協議をいたします。そして、8月からですね、対策を実施いたします。これは主にですね、例えば道路の整備、例えば信号機を設置するとか、そういった視点での安全対策を常に行っております。  ただ、今回の事件を受けまして、県のほうからですね、文書が発出されました。内容につきましては、小学校の通学路、特にブロック塀については県の土木事務所、いわゆるここではですね、那珂県土整備事務所が中心となってですね、点検を行っているということです。  小学校の通学路につきましては、特に春日市においてはもう調査が終わっておりまして、異常はないといった報告を受けております。ただ、念のためにですね、これは同日になりますけれども、発出した時点の同日になりますが、市のほうで通学路のですね、ブロック塀について追加調査を行いました。そのときにですね、気になる点、気になる箇所というのが70カ所出されております。  ただ、多くの場合が、ちょっと壁が老朽化しているとか、ちょっとひびが入っている、壁が高い、傾きが見られるとかそういったものがありました。一番多いのがやっぱりひびや老朽化がちょっと見られるということで、大体70カ所中の43カ所、61%が古いというだけでのですね、気になるといった報告でございました。  ただ、最も気になる度合いが高かったものがですね、4カ所ございました。それにつきましては、通学路を変更することでも対応可能なんですけれども、県の那珂県土整備事務所のほうに情報提供しておりますので、そこと協議をして状況によっては立ち会っていく、そういった方向で考えております。  なお、市の関係機関はほかにもありましてですね、通学路は学校教育課ですが、もちろん通学路の道路ですのでほかの人が通行します。都市計画課とか道路管理課、また空き家に関しては安全安心課も担っておりますので、そういった関係機関との協議を行っております。  そのことからですね、不安が残るような箇所については那珂県土整備事務所と協力してですね、状況によっては関係機関立ち会いのもとで現場検証を行っていきたいというふうにも考えております。  先ほど配付しております「ブロック塀は大丈夫?」というチラシがございます。これは県のほうがつくったチラシでございますが、7月4日、既に7月4日の時点なんですけれども、都市計画課によってですね、市のホームページのほうにアップをしております。それとともに8月15日号の市報にですね、注意喚起の掲載を行っているところです。  なおですね、那珂県土整備事務所の対応の仕方なんですけれども、気になる箇所、例えば破損が大きくて被害が見込まれる場所についてではですね、直接その家の方と面と向かって話をして、文書をお出しするといったような取り扱い、取り組みを行っているといったことの報告は受けております。  通学路については以上です。 74: ◯委員長(武末哲治君) 質疑をお受けします。質疑ありませんか。高橋委員。 75: ◯委員(高橋裕子君) 教務課に伺います。今度取りかえるフェンスですけど、写真を見たら多分大丈夫だろうとは思うんですが、不審者がのぞいたりするようなことがないようなものなのかどうか、その辺は大丈夫かどうか教えてください。 76: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 77: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 今、高橋委員おっしゃられましたとおり、このフェンスにつきましては単に子どもたちがここを乗り越えるのを防止するというためだけではなくて、外からの目隠しの役割も果たすものとして設置させていただきますので、そういう分につきましては十分配慮してこのフェンスの選定をしていこうというふうに考えております。 78: ◯委員長(武末哲治君) どうぞ。 79: ◯委員(高橋裕子君) 通学路に関して伺いますけど、先ほど経営企画課のほうからの説明では、県のほうで調査したのが門から500メートル周囲のブロック塀の調査をされたって言われたんですけど、それで間違いないですか。 80: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 81: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 那珂県土のですね、調査範囲が、学校の正門を起点として500メートル周辺ということです。春日市の土地の形状等考えますと、ほぼ大体それで多くのところが網羅されます。  ただ、那珂土木のほうがですね、追加で中学校区のですね、通学路の地図を要請しておりますので、中学校区は今年度からですね、調査をかけていくということになります。  学校教育課といたしましては、ほかの所管と一緒に協力してですね、立ち会いとかそういった取り組みの協力、また中心的にですね、安全対策について努めていきたいと考えています。 82: ◯委員長(武末哲治君) いいですか。ほかに。竹下委員。 83: ◯委員(竹下尚志君) 壁打ちの1.2メートルの基準以上を切断して撤去するってことだったでしょう。後を残してそのまま使用できる。使用できなければもう全部外して、それにかわるやつを何かつくってやったらどうかなと。  というのは、高さが低ければ練習にはならないと思うんだけど。やっぱり高いから、遠くから打ってどこどこまで打ち込むっていうあれがあるんだろうから、何か意味がないような感じもせんではないんだけど。利用しなければね、やっぱりクラブの、テニス会員の人数が多いためにテニスコートで練習できんからそこを使ってやるようになるんだろうから、そこまで配慮してやってあげたらいいのかなと。せっかくだから撤去と同時にそれにかわる代替でつくってやったらどうかなと思うんだけど。どうなのかな。予算も関係するけど。 84: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 85: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 竹下委員がおっしゃられるとおり、撤去してしまうとそういった壁打ちで練習ができなくなるということを十分配慮すべきところかと思います。そこの部分についてですね、一応テニス部関係、学校のほうにもですね、確認させていただいたところ、今、実際使われておられない状態だということでは確認はさせていただいているところではあるんです。今回、下の1メートル部分を残すというのがですね、転がったボールがちょっと外に遠くまで出ていくのをちょっと防止するために、下1メートル残しているという形でしておりますが、今の時点ではですね、壁打ちの板としてはちょっと準備が十分に進めておりませんので、本来であれば、このタイミングでもとの状態に復旧するのがよかろうかと思うんですけれども、一旦ちょっと学校のほうでは壁打ちの部分は使ってないよということで御了解いただいておりますので、もし今後また必要ということであれば、そのときに改めて学校と相談させていただければというふうに考えております。済いません。 86: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。竹下委員。 87: ◯委員(竹下尚志君) ブロック塀が、春日東中の正門の横の道路沿いのところなんですけど、多分3段、その土台が大きい石の上にね、ブロック塀を積んである3段だろうと思うんですよ。そこに鉄筋をね、石まで穴あけて鉄筋を入れておればもう大丈夫なんでしょうけど、それで上に載せたままのブロックじゃないかなという感じがして、いざというときにはね、それが吹っ飛んできやせんかという感じがして、しかも警固断層の真上を通っとる学校ですので、飛ばないようなね、やっぱり策まで、石まで穴ほがして鉄筋を入れるなり何なりせんと、乗せたままだろうと思うんですよ。確認してないからわからんけど。そうであればなおさらね、処置しとったほうがいいのかなと。 88: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 89: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 今回の件ですけれども、竹下委員に今、御指摘いただいた分につきましては、今回おつくりしておりますこちらの資料のですね、春日東中学校の項目の中で、学校や教育委員会からも、ここの部分は大丈夫なのかなということで、一応ちょっと気にかかる点として挙げさせていただいているところではございます。  その中でですね、今回、経営企画課とのいろいろな調整の中で、まず早急に動くところというので市としての方針で今回この6カ所を対応していくとなっておりますので、この6カ所の対応が終わった後ですね、また市としての新たな方針等が出てくるかちょっとそこははっきりしないんですけれども、そういった部分も含めてですね、今回の御意見を参考にですね、必要な部分は対応を検証していくことになろうかと思いますので。済みません。ありがとうございます。 90: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。 91: ◯委員(竹下尚志君) まあ基準内にあるからね、いいとして、それ以外でも配慮したらいいのかなと思いながら。 92: ◯教務課長(藤井謙一郎君) はい。 93: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 94: ◯委員長(武末哲治君) じゃあ、続いて、次お願いいたします。藤井課長。 95: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、続きまして報告事項でございます。  報告事項一つ目、平成30年度小中学校施設関連事業の入札結果についてでございます。お手元にですね、A4でとじ込んでおります資料をお配りしております。こちらをお手元のほうお願いいたします。  それでは、平成30年度小中学校施設関連事業入札結果の表と4月17日の総務文教委員会でお渡ししておりました平成30年度主要工事の資料を一緒に添付させていただいております。  まず、A4横の平成30年度小中学校施設関連事業入札結果の表をごらんください。左側の件名が網掛けになっている部分が平成29年度繰り越し予算にかかるものでございます。表の中央の業者名が網掛けになっている部分が市外の業者でございます。工事の内容につきましては、4月の総務文教委員会で御説明申し上げました資料の平成30年度主要工事、この2ページ以降につけております。そちらのほうで御確認いただければと思います。  なお、4月の総務文教委員会の資料、平成30年度主要工事に記載されていないものといたしましては、番号10の春日小学校他2校トイレ洋式化工事と番号19の大谷小学校他2校アスベスト調査業務でございます。  番号10の春日小学校他2校トイレ洋式化工事につきましては、春日小学校、春日東小学校、須玖小学校の女子トイレの工事で、春日小学校におきましては洋式トイレを7から14に、春日東小におきましては洋式トイレを10から16に、須玖小学校におきましては洋式トイレを6から12に改修を行うものでございます。夏休み中に工事完了の予定でございます。  番号19の大谷小学校他2校アスベスト調査業務につきましては、来年度大規模改修工事を実施いたします大谷小学校、春日北小学校、天神山小学校、3校のアスベスト調査業務でございます。  以上で平成30年度小中学校施設関連事業の入札結果についての説明を終わらせていただきます。 96: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ありませんか。竹下委員。 97: ◯委員(竹下尚志君) あの空調機の、ずっとあれなんですけど、空調機はこれで全部、小学校、中学校完了ですか。何遍もお聞きしたけど。 98: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 99: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 今年度、小学校10校工事を行います。それと、中学校、春日野中学校が1校ございます。これをもってですね、小学校、中学校の普通教室全部、今年度中に完了させる予定で進めております。 100: ◯委員(竹下尚志君) もうちょっと早くやってやればよかったね。 101: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかに。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102: ◯委員長(武末哲治君) ないようですので、続いてお願いします。高瀬課長。 103: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) それでは報告事項の2点目です。平成29年度不登校児童生徒の状況について御報告申し上げます。資料につきましてはA4横、不登校児童生徒の状況1枚ですね、これを用意しております。  では、説明いたします。まず29年度の分になりますけれども、資料の一番上、不登校児童生徒数を挙げてます。そこに点線で枠囲みをしているところがございます。28年度が59件、小学校が59件、29年度が71件と増加傾向にあります。中学校につきましては28年度142件、29年度171件とこれも増加傾向にあります。トータルで41件の増が出ております。  その内訳です。下の表になります。2番目です。内訳の中には、解消と復帰と改善という三つの項目をつけております。解消というのが欠席数が3日以内になったこと、復帰は登校できるようになった、改善は登校まではできていないが好ましい変化が見られたという点になります。  1番から3番を合わせますと、左側の二つがですね、小学校の28年度、29年度、右側が中学校の28年度、29年度です。まず小学校のほうの小計を見ていただくと、人数、1)から3)の小計が28年度30です。29年度が24になっております。まあ若干下がっておりますけれども、継続的に少し改善傾向が見られているというふうに考えております。  中学校につきましては、28年度、小計が54、29年度が小計が59です。ただし、ちょっと内訳を見ますと、一番上の1)の解消の項目が中学校は11なのに29年度は4になっております。こういうふうに極端に減っている理由が一つございます。国のですね、定義が欠席日数3日以内となっておりますけれども、3日以内ということは、例えば、卒業の年とかに3日間出れば解消ということになるというふうな意味合いになります。しかし、これで本当にいいのかということで、春日市は3カ月間その状況が続いた場合に解消というふうな形で人数を出しております。  このやり方については、今、市のほうから県教委のほうにも要請をしているところです。定義の追加ですね、要項の追加について意見を申し述べております。ということで、解消と復帰を合わせてみますとですね、さほど昨年と傾向としては変わりはないです。しかし全体的にですね、やっぱり不登校数はふえており、解消傾向も含めてですね、人数が若干減っているという状態は否めないとも考えております。  3番目、出現率です。これは国と福岡県、春日市の三つを合わせたものになりますが、より具体的に、裏面をちょっとごらんください。  裏面はですね、それに福岡教育事務所を加えたものを年次的に折れ線グラフで示したものです。春日市がブルーのラインになります。こう見ていきますと、全体的な傾向としましてはですね、26年度を境に若干全体的にふえてきているんじゃないかなというふうに考えております。全国的に見てもですね、増加傾向が見られているようです。ちょっと福岡市のほうも問い合わせてみたんですけれども、26年まではずっと減ってきている状態で、27、28がやっぱり増加傾向に変わっているみたいです。私から電話したんですが、詳細には教えてくれませんでした。ただ傾向としては、全国的に、全体的にですね、不登校数は上がっているといった状況に変わりはないと考えております。  済みません、またもとに戻ってください。  4番目の表です。登校するまたはできるようになった児童生徒数の割合です。これは先ほど言いました2番目の内訳の表ですね、1)の解消2)の復帰、これを合わせてですね、登校するまたはできるようになった児童生徒というふうに国が定義しております。それを見ますと、やっぱり春日市はですね、波はございますけれども、やはり改善のところが少し若干弱くなってきているなといった状況を考えております。春日市としてはですね、ほかの市町村も同じなんですけれども、いろんなところで対策会議、または取り組みを行っていますけれども、なかなか厳しい環境になじめない子等がかなり出てきているというのは否めない状況にあります。  説明は以上です。 104: ◯委員長(武末哲治君) 質疑をお受けします。質疑ありませんか。川崎委員。 105: ◯委員(川崎英彦君) 不登校がふえているということなんですが、教育支援センターの人数の推移はどういうふうになっていますか。
    106: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 107: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 昨年度までは二十数件、子どもたちを受け入れていたんですけれども、ことしになってはですね、今、6月の末くらいの現在で合わせて11人で、うち小学校が二人です。ということは、9人が中学生です。二人が小学生といった形になります。 108: ◯委員(川崎英彦君) 彼らについてはもう出校扱いですか。 109: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) はい。出校扱いになります。 110: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 111: ◯委員(川崎英彦君) 学校教育の中での集団生活になじめない子ども、いろいろな状況、理由はですね、あると思うんですけど、春日市ではフリースクールというところが民間でやっているところしかなくて、当然、そこに通う子どもたちは出校扱いになっていない。ほかの自治体ではですね、フリースクールでも出校扱いになるようなフリースクールもあるというふうに聞くんですけど、そういうふうな公教育でないところのフリースクールについての今の見解をちょっとお聞きしたい。 112: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 113: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) フリースクールはですね、もちろんNPOさんがやったりとかですね、例えばNPO以外のところがやったりもしております。一番難しいのは、教育課程にですね、即しているかどうかというところが一つのポイントじゃないかなというふうに考えております。  学校の、いわゆる校長がですね、そのフリースクールに行くことによってやっぱり状況が好ましくなってきた、または教えている内容がですね、教育課程に沿ったものであればですね、学校長の裁量によって出席扱いとする場合もございます。そういったいろんなところでフリースクールやっていらっしゃいますけれどもやっぱりそれなりのメリットはございます。しかし、勉強、学習指導という意味でのですね、やっぱり課題というのはございますので、それは学校長の判断という形にしていきたいと思っております。 114: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。竹下委員。 115: ◯委員(竹下尚志君) そのスクールやっとるところは何カ所くらいあるの。 116: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 117: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 詳細には覚えていませんけれども、この辺の近くでは玄海のところに、海の家の近くにですね、フリースクールがあると思います。  数としては、今、フリースクールというのは少しずつふえてきておりますので、正確な数はちょっと私たち今把握しておりませんが、決して多いというものではございません。10もないというふうな感じだと把握をしております。 118: ◯委員(竹下尚志君) 多いんだね、春日よりも玄海のほうが。 119: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 120: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 春日市周辺ではですね、やっぱり……。なかなか春日市の近くにあるというわけではないというふうな感じです。 121: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。高橋委員。 122: ◯委員(高橋裕子君) ちょっと所管が違うんですけど、子育ての部分で、保育所とかに気になる子どもさんのいらっしゃる見方というか、接し方というスキルを持った方がそれぞれ入られるようになって、今年度からそういう授業も始められて、何ていうか早目に、不登校の原因はいろいろあるんですけど、そういった発達に気になる部分があるお子さんを学校に入る前の段階、学校では入学前診断とかありますけど、その前の段階で早く対処できるようになれば、いろいろその子に合わせた、特性に応じた取り組みの仕方が見つかるということで多分始められたと思うんです。  これからだとは思うんですけど、子育てから学校に入るまでのこのつなぎ目というか、そこら辺の連携というのも今からよくとれるようになってくれば、何よりそのお子さんに合わせた教育の仕方というか、その子に合わせた、どうしても集団生活になじめないお子さんてやっぱり出てこられると思うんで、どうしても国の定義、不登校の定義とかに合わせるとそういうふうになるんですけど、そういう、その子に応じた接し方ができれば個性を伸ばしていけると思うんですけど、その連携は今後どういうふうに考えていますか。 123: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 124: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) まずですね、不登校にいる子どもたちで発達に課題がある、いわゆる手帳を持っているとかですね、医者の診断を受けているといったのが大体3割ぐらいいます。それから考えるとですね、やっぱり不登校を突き詰めていくと早期対応というのがやっぱり必ず必要な項目になります。  今、高橋委員が言われたように、福祉との連携というのは絶対に必要不可欠な要素だと考えておりますので、今もう既にですね、福祉関係の分野と教育分野で総合的に何か一緒に対応できるものがないかどうかという協議をかなり深く進めているところです。これは多分、今、次期計画のほうにも挙げていって、将来どういうふうになっていくかわかりませんけれども、そういった市全体の共通課題としてもですね、認識するような方向で今取り組んでいるところです。  なおですね、不登校になるきっかけというのが、ちょっと分析したら、本人に起因するのがですね、全体の40%あるんですよね。本人に起因するその内容を見るとですね、無気力というのがあるんですよ。次にですね、情緒とか不安、混乱ですね。そういったものがありますので、やっぱり早期対応することで不適正、不適合を起こすような子どものケアをすることがですね、一番不登校をする予防になるんじゃないかというふうにも捉えているところです。  以上です。 125: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。内野委員。 126: ◯副委員長(内野明浩君) 考えすぎかもしれませんけど、非常に春日市というのは子育てがすばらしいと、水準も高いということで、そういう不登校を抱える親御さん、家族が移り住んでくるっていう、そういうパターンも結構あるんでしょかね。 127: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 128: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 当初はですね、教育支援センターをかなり早目に春日市が創設したときに、やっぱりそういった傾向という方がおられました。春日市に来ればやはり何とかしてくれるんじゃないか。実際ですね、不登校をお持ちの親御さんがですね、いろんな市町村から転入してくるという実績も結構あります。ただ、一概にそれがこの原因であるとは何とも言えませんので、春日市が子育てにかなり充実しているという反面ですね、やっぱり負の要素というのも受け入れざるを得ないし、それをいかに克服していくかというのが行政の課題であるというふうに捉えています。 129: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。竹下委員。 130: ◯委員(竹下尚志君) ちょっとさかのぼって申しわけないんですけど、通学路のね、点検を、まだされてますけど、もうちょっと真剣にね、自分が通るんだという感じで点検してもらいたいなと。  なぜならね、例えば春日東小学校の裏門のところね、ちょっと私が委員会にお願いしましたけれど、カイヅカがね、もう1メートルくらい歩道に出てきとるわけですよね。もう何年て。しかも、子どもの通学路でちょうど高さがね頭の高さくらいのカイヅカができとる。傘差したらさらにね、狭い道路に対して狭くなるわけですよ。  これじゃいかんということで、私は家主じゃなくて、住んでらっしゃる人にお願いをして、ここは通学路だから切らしてくれと、大家さんに言ってくれということを言って、最近切ってもらった。カイヅカだからね、切ったらもうぽんぽんだよね。見ばえがね。申しわけないんだけど、安全についてね、かえることはできないのでよかったかなと。  そういうとこもね、行政から言えば、受けたものはね、感情的にせないかんなと思うけれども、我々民間人、議員だと思って受けてくれれば別だけど、民間人から言われたと言ったらね、何であんたから言われないかんかっていう感じがせんでもないと思うんだよ。  だから、行政はもうちょっとね、自分たちが通るんだという感じで、しかも傘差したらはみ出るんだと、雨の日に。はみ出るんだというとこまでね、考慮してね、出とったらね、何遍かね、切ってもらえませんかって市のほうから言ってもらえれば、まだね、ちょっとさらによくなる通学路になるんじゃないかなと。現実的にやりましたから、実際。見てください、各人。 131: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 132: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) まずですね、学校の通学路についての安全というのはいろんなところで安全、学校のほうからも出してもらいますし、今回の追加調査については自治会というかですね、地域の方の目線でですね、出していただいたところでもございます。そういうふうに行政だけが全て図ってやるという、それも一つの考え方かもしれませんけれども、地域の安全を確認していくというその中で対応していくというのも一つの捉え方かなと思ってます。学校はせっかく学校運営協議会というのがございますので、そういったところの議題としても挙げるようにこちらのほうとしては指示をしているところです。  それともう一つですね、行政のほうが言っているかということなんですけれども、行政のほうはもちろん学校教育もあれば何て言いますかね、都市整備とかいろいろございます。通学路についてはですね、学校からそういったいろんな課題が挙がってくれば、直にうちの担当のほうがですね、確認をして、地域の人とお話のもとに対応していっている状況にはございます。  以上です。 133: ◯委員(竹下尚志君) よろしくお願いします。 134: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) はい。貴重な意見だと思いますので、承ります。 135: ◯委員長(武末哲治君) じゃあ、不登校についてはよろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136: ◯委員長(武末哲治君) じゃあ、続いてお願いします。高瀬課長。 137: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 続いてですね、3番目の項目です。平成29年度いじめの認知件数についてです。資料につきましてはA4の縦の分で、タイトルが「いじめの認知件数の状況」というのがございます。これをごらんください。  まず1番目です。いじめの認知件数です。これも28年度、29年度ちょっと比較してみますと、小学校の合計が55から61、対前年比でいくと10.9%増になります。中学校を見ますと、計のところが真ん中辺にあります。28が28年度、29が25になります。これ対前年比でいくと、これは下がって89.3%になります。合計のところです。計のところを見ますと、28年度が83、29年度が86ということで若干上がっているんですけど、ほぼ横ばいの水準ではないかなというふうに考えています。  2番目です。いじめ発見のきっかけです。どこでいじめがわかったかという統計を出しております。これは大きく分けて1)と2)があります。1)が「学校の教職員等が発見した」、これが一番右欄を見ていただくと縦の率が41.9%ですね。それと2)、真ん中辺にあります、「教職員以外からの情報により発見した」、これが58.1です。ということからいうと、まあほぼ同数なんですけれども、教職員以外、いわゆる本人からの訴えとか保護者からの訴えというのがですね、主ないじめ発見のきっかけになります。それと1)の「学校の教職員等が発見した」というところで、一番多いところがですね、アンケート調査などの学校の取り組み、これは表の下のほうにあります。これが31.4%になります。このことから、アンケート等の取り組みによる情報収集、それと本人または保護者からの訴えによる情報収集というのが極めて重要な発見の経路じゃないかなというふうに考えております。  2面をごらんください。  それでは先ほどアンケートということを言いましたけれども、実際にですね、学校が日常的にどういった方法でですね、アンケートを行っているかというのを示したのが第3の図になります。アンケート調査した実施数です。これは学校数です。いじめを認知した学校が9、そのうちアンケート調査をしたのが9校です。いじめを認知していない学校数が3、そのうちアンケート調査をしたのが3、合計すると小学校12校全て当てはまります。  中学校はいじめを認知した学校が6で、アンケート調査が6です。このアンケートを調査するタイミングになりますが、実施頻度の3番目のところに年4回以上というものがございます。もっと詳しく言うとですね、春日市では8月を除く11回、十一月ですね、全てでアンケートを実施しております。調査方法とか回答方法については以下のとおりになります。  それに加えてですね、これは3ページ以降の資料になりますけれども、いじめのアンケートをつけております。右のほうですね。このいじめのアンケートの3ページと4ページ、これが小学校の低学年用です。次の5ページ、ページの下のほうにつけてます。5ページが小学校の5、6年生用になってます。それと6ページ、7ページ、8ページ、これが中学校で行っているアンケートの様式です。全ての様式についてはですね、学校で多少のアレンジがありますけれども、おおむね県のほうが示した様式というか項目に基づいてアンケートを実施しているといったことになります。  ではちょっと資料戻りまして2ページです。  4番目「いじめの定義の変遷」なんですけれども、いじめの定義というのが年度によって変わってきております。まず、もともと昭和61年度ぐらいからですね、定義についてはですね、あくまでも学校として事実を発見した、確認しているものというのが基本的な定義になっております。  しかし、平成6年度からの定義には学校が認知した、確認したものという表現が消えております。かわりにですね、ここは下線を引いていますけれど、3行目になります、この枠のですね。「なお、個々の行為がいじめに当たるか否かの判断を表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立っておこなうこと」っていうふうに書いてあります。これは新しく追加されたところですけれども、表面的・形式的に行ってはいけませんよと。ちゃんと子どもたちの言葉を真摯にですね、受けとめて判断してくださいというふうな意味合いが平成6年度から定義として含まれています。  平成18年度からはですね、どういうふうに変わるかと言いますと、今までは弱いものということがありました。自分より弱いものに対して一方的に何々、というのがありましたけれども、そうではなくて、一定の人間関係のあるものから心理的、物理的な攻撃を受けたことがいじめの定義という形で変わってきております。  なおですね、平成25年度からはですね、この攻撃という言葉がなくなりました。「心理的、物理的な攻撃」ではなく「心理的又は物理的な影響を与える行為」、これはいわゆるインターネットを通じて行われるものを含むというふうに変わってきております。いじめの定義もどんどんどんどん子どもの視線、目線に立ったですね、定義づけに変わってきておりますので、いじめは決してなくなるものではないとは思っております。ただ、いじめを早目にですね、見つけて、早目に対応すれば影響等が少ないというふうにも考えております。  以上、報告を終わります。 138: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ありませんか。高橋委員。 139: ◯委員(高橋裕子君) このアンケート、本市では11カ月、毎月ほぼ夏休み以外は毎月やられているっていうことでとても非常に高く評価させていただきます。ただ、これ、いじめの認知っていう部分でのアンケートだと思うんですけど、例えばそういういじめがあってるっていうこと、これ無記名になってますけど、そのことに関して、その後、じゃあどういうふうに対応するかっていうことはそれぞれの学校で判断してやってるってことですか。 140: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 141: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 基本的にですね、3ページは無記名のアンケートをつけてますけれども記名式もございます。これはアンケートでいじめの疑い、傾向が見られた場合はですね、個別相談、個別面談を行います。またはクラスの中で何人か聞き取りを行ったり、そういったところから原因を突きとめ、または対象者を把握していく、そういった作業を行います。  もしいじめの問題でですね、もっと、例えば困難性が出てきた場合は教育委員会と協議をしながらですね、その対応策について効果的なものを見つけていきたい、そういうふうに考えております。  以上です。 142: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 143: ◯委員(高橋裕子君) いじめを受けてる子が素直に先生とかに言ってくれればいいんですけど、どうしても言葉にできなかったり相談できなかったりするような子の対策として、大阪だったかな、LINEを使ったいじめの相談を受けるっていうことをされているってことを報道で知ったんです。言いたくても言えないっていうことでのアプローチの仕方として、そういうSNS等を使った、それだったら敷居が低いというか、相談しやすいというような結果も出ているようなんですけど、そういうことは本市では協議されたことはありますでしょうか。 144: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 145: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) SNSとかそういったメディアを使ったですね、情報提供というかですね、情報収集はある一面ですね、すばらしいものがあるとは思います。ただ、一つ懸念するのがですね、成り済ましっていう、子どもはよくあります。特にLINEの場合は、その人に成り済ました形でうその発信をするとか、例えばその人をちょっと懲らしめたいということでの悪意があるものも見受けることがありますので、それで逆に何もなかった風をですね、波を立たせるようなことも発生しかねませんから、SNSの適用またはインターネット環境の適用についてはですね、ちょっと慎重に捉えていきたいなというふうに考えております。  以上です。 146: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 147: ◯委員長(武末哲治君) 続いてお願いします。神崎課長。 148: ◯文化財課長(神崎由美君) 文化財課でございます。次の報告事項になります。平成30年7月豪雨の対応についてでございます。お手元にですね、概要をまとめたものを配付しておりますのでごらんください。  当該豪雨のありました平成30年7月6日午後4時45分ごろ、国指定特別史跡天神山水城跡、天神山水城跡ののり面が崩落をしております。  ページをめくっていただいて2枚目の地図をごらんください。  赤丸でのマーキングが崩落箇所ですが、天神山1丁目119番に隣接した水城跡ののり面が縦12メートル横20メートルほどにわたり崩落し、隣接地の敷地まで土砂が流れ、当該隣接地の樹木を土砂が覆ったという状況が発生しております。  次のページの現場写真をごらんください。  現在ものり面の半分程度は残存しており、新たな崩落が懸念されたため、安全安心課と連携しながら同日午後6時25分に避難勧告を出し、隣接者に避難勧告を呼びかけるなど対応したところでございます。  次のページをごらんください。こちら現在の状況になっております。  雨が落ちついた7月9日からは、崩落した土砂の除去、ブルーシート及び土のうの設置を行い、応急処置については現在完了したところでございます。  今後の対応といたしましては、同様の被害が起こらないよう災害復旧工事を行うこととなりますが、国指定特別史跡であるため、工法等につきましては文化庁及び福岡県文化財保護課の指導を受ける必要がございます。  あわせまして、できるだけこちらの工事につきましてはですね、補助金等を活用したいと考えていることから、文化庁、県の文化財保護課、市関係課と調整を図りながら今度8月9日木曜日に来福予定の文化庁調査官の現地調査を経て、速やかに方針を固め、9月補正予算案への計上に向けての調整を行っているところでございます。  なお、現在の水城の状況から、水城跡に入らないよう入り口をロープで封鎖し、立入禁止の案内を掲示しているところです。あわせまして、市及び奴国の丘歴史資料館ウエブサイトで封鎖を告知するとともに、小中学校を通して児童生徒へ周知をしているところでございます。  以上でございます。 149: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ありませんか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 150: ◯委員長(武末哲治君) じゃあ、続いてお願いします。北田委員。 151: ◯委員(北田 織君) 報告の前に。ごめんなさい。その他のが今からまたあると思うんですけど、今豪雨の対応についての文化財課からの話が出たのでそれにちょっと関連して質問いいですか。 152: ◯委員長(武末哲治君) いいですよ。 153: ◯委員(北田 織君) 7月6日の豪雨の際に、8時過ぎくらいに災害対策本部ができたと思うんですけれども、大野城市は当日が休校で、たしか。筑紫野市は休校のところと当然登校しているところとあった。春日市は、全部当日は登校だったわけですよね。その後に1時過ぎて集団下校を春日市のほうはしたのではないかと思うんだけれども、ちょっと認識が違ってたらいけないけど、集団下校されましたよね。6日の日。 154: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 155: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) まずですね、集団下校っていう方法はですね、学校長の裁量で行っております。集団下校で早めた場合ですね、早めた学校が18校中13校ございました。通常時間どおりに終わられた学校が5校あっております。  この判断なんですけれども、天気予報をですね、ずっと確認をしておりまして、まず大野城市が先にですね、全ての学校で休校と措置をしたのはですね、やっぱり雨のぐあい、雲のぐあい、そういったものを勘案して、大野城市はやっぱり広範囲にまたがっておりますし山とかもあります。そういったところから全校休校しているというふうに考えております。  ただ、春日市は範囲も狭くてちょうど雨雲がですね、春日市を境にちょっと二つに分かれてですね、流れていく傾向がずっと読み取れておりましたので、登校については問題ないなと。しかし、下校については早めることがありますよということを、前日の7月5日の時点でメールで流しております。ただ、7月6日の時点ではまあ大丈夫だろうという判断だったんですが、やはりだんだんだんだん状況が悪化してきておりますので、早めの対応をするように学校長の判断でですね、もちろんいろんな行事が組まれておりましたから、対応を校長会と協議をしながら決めていきました。  結論といたしましては、一番、ちょうど10時から11時ごろにはですね、雨雲が一番抜けるだろうというところがですね、大体1時から2時前後だったんですけれども急に天候が変わりまして、校長がいつ下校しますよと時間を決めた後にですね、雲行きが急に怪しくなったというのが現実としてございました。  以上です。 156: ◯委員長(武末哲治君) 北田委員。 157: ◯委員(北田 織君) これ、学校長判断かどうかわかりませんけど、僕が申し上げたいのは、集団下校した中には学童保育の子どもたちも入ってるわけですよね。彼らも一斉に恐らく下校してると思うんです。  それで、中には光町児童館に遊びに来た子もおるとのことで、ただ、光町児童館は受け付けなかったということなんですけれども、集団下校のときに、今言う学童保育の児童に対する対応がどういうふうにされていたのか、それをちょっとお尋ねしたいと思います。 158: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 159: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) まずですね、学童保育はですね、もちろん所管はもちろんこども未来課になりますけども、学校教育のほうで時間を早めて帰らせる場合は、やっぱり危険があるということで、学童の受け入れをですね、ストップしておりました。いわゆる学校が早目に帰る場合、学童は子どもを受け入れないといった判断です。
    160: ◯委員(北田 織君) ということは、まとめて一緒に帰らせてるということですか。 161: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) ではないです。学童でですね、いわゆる親御さんが家にいない場合は、学校の中でですね、子どもたちを下校させていません。 162: ◯委員(北田 織君) 下校させていないっていうこと。 163: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 見守っておりました。ただ、保護者が迎えに来るまでですね、学校はずっといましたので、最終的にですね、子どもを受け入れたのが1校あって、夜8時くらいまでになったんですが、いわゆる保護者の方が帰るすべがなくなって学校でずっと見守った子どもが一人いたというのがありました。最終的に帰ったのが8時過ぎという報告を受けています。  以上です。 164: ◯委員長(武末哲治君) 北田委員。 165: ◯委員(北田 織君) 基本的な考え方で、一番心配していたのは学童の児童も一緒に帰ったというような話をちょっと聞いたりしたので、今の、光町児童センターに遊びに来たとかいうことを聞いてたので一番心配したのは、集団下校で子どもたちが帰ったときに当然保護者がいなかったときのね、その対応はどうなってるのかなというのを一番心配をしたわけです。それはもうきちんと対応されているということですね。 166: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 167: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 学校のですね、状況によって、例えば家に鍵を持ってて、もうその場で家に帰れるくらいの年齢層、例えば5年生とか6年生とかそういった子どもたちについてはですね、学校長の判断でもう帰らせたり、そういった措置をしているかと思います。  ただし、基本的に学童で措置といいますか、保護を受けている子どもたち、保育を受けている子どもたちは、やはり保育する者がいませんので、学校で親御さんが来るまで見守りを続けたっていうのが実態です。  以上です。 168: ◯委員長(武末哲治君) 北田委員。 169: ◯委員(北田 織君) それはきちっと対応していただければいいんですけど。  それから、僕も当日は白水小学校と天神山小学校等をずっと巡回をしたわけですけど、白水小学校の、これ教務課になるかわからないけど、奥のほうのブランコの人が座るところ、そういったところも全部水浸しになってて、あいあい保育園から校舎の玄関のほうに行くところなんかも40センチメートルくらい水がたまってて、ますますその横があふれてどんどんどんどん水がたまる状況になってたんですけど、あれがどういう形で排水するのかちょっと僕心配して、教頭先生ともいろいろ話をして、白水小学校は、排水関係は自然と時間とともに排水ができるような仕組みというか、そういったものはでき上がってるものなんでしょうかね。  直接水があってて子どもたちがそこに行くということではないので、危険性がどうだとかいうことではないですけど、恐らく上のほうからの水がかなりあふれて校庭にずらっと入っていました。天神山小学校は全く水がたまるっていうことがなかったんですね。それが両極端だったので、なぜなのかなと。わざと水をためてからあそこにされてるのかなという思いもしたんですけど。 170: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 171: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 通常の降雨に対応するような形ではですね、校庭とかからも水が浸透して排水できるような構造にはなっている状況ではございますが、今回のような豪雨に、どの程度の雨までは排水が機能するのかっていうのがちょっと今、自分この場で持ち合わせておりませんが、全く排水ができない、あるいはそこに水がたまるような構造にするということは、逆に学校の児童の安全性にも影響がある部分でございますので……、済みません、今はちょっとどこまで排水できるかっていうのがちょっとこの場ではお答えできませんが、そういった安全には配慮した形で学校の建設は進めてあるところではございます。 172: ◯委員(北田 織君) ぜひまた一度調べていただいて、僕も写真やら撮ってありますけど、かなり本当に池なのかなと、片一方のほうは、道路が、車が通るにしても水がもう40センチメートルくらい水がたまってましたので、ちょっとあのままずっと雨が降ってたらもっと違う形になってたのかなと。どう見ても排水されてるところが僕自身は探しきれなかったんですよね。済みません、そのことだけ申し上げておきたいと思います。 173: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 174: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 本当に現場の実態を伝えていただいて、内部のほうでもですね、しっかり確認いたしましてですね、今度、どの程度の雨で大体どれくらいの影響が出ているかというところも確認しながらですね、子どもたちの登下校の安全の確保ができるようにちょっと内部でも確認を進めていこうと思います。済みません、ありがとうございます。 175: ◯委員(北田 織君) お願いします。 176: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。竹下委員。 177: ◯委員(竹下尚志君) 済みません。直接教育部には関係ないんですけど、もうこれは全庁で考えてもらわないかんかなと思うんだけど、知っとってもらいたいのは、学童の話が出ましたので、学童の夏休み、定員はもう40名ぐらいふえて、夏休み入る前は7名の指導員が、なかよしクラブの場合、欠員で困っておると。そして、夏休み入ってあと40名ふえるから4名は必要だから、11名これから欠員になりますよっていう話を聞いたもんだから、やっぱり学童がこの暑さの中でぴしゃっと把握しておらんで倒れたまんまになって、監視人がおらんくてね、倒れたままになってしたら大ごとになるんじゃないかという危惧がしてね。これはもう春日全体で考えてもらわんと所掌だけに任せたってだめじゃないかなという気がしてなりません。  指定管理者は一人だから、指定管理者の責任、無責任の話だけども、これも集めきらなければあとどうするのか、もう夏休みが始まって大分なりますけどね。これから先、残った夏休み事故がないといいけども、あったときにね、あれだけ指導員がいないいないって言いながら、そのまま放置していいのかどうか。ちょっと検討してもらいたいんですよね、庁全体で。 178: ◯委員長(武末哲治君) 神田部長。 179: ◯教育部長(神田芳樹君) 所管違うんで直接対応はできませんけれども、きょう委員会のほうでそういった御指摘があったということはしっかり所管とも伝えながらですね、考えていきたいと思います。 180: ◯委員(竹下尚志君) お願いします。よその学童も一緒と思いますよ。 181: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。高橋委員。 182: ◯委員(高橋裕子君) 済みません。災害対応ということでお聞きいたしますけど、ことしの暑さはもう災害みたいな暑さで、毎日40度近い気温になるので熱中症対策、学校のほうもですね、今、夏休みに入りましたけど、明けて9月になってもこの残暑が厳しければですね、エアコンも全部つくんですけど10月にならないとつかないところもありますので、教育委員会のほうから、こういったときはもう行事をやめるとか、そういう細かな事例の紹介とか、その対応に対しての学校の通知というか指導、助言とかされるような予定とか、そういうのは考えてらっしゃいますか。 183: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 184: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 熱中症に対してはですね、常日ごろからですね、学校に対して啓発の文書を出しております。今回の特異な気候の環境がございますので、県とか国のほうからもですね、そういった通知が出ておりますので、その分、教育委員会の意見も含めて出しているところです。  なおですね、熱中症についてはですね、これは今回の暑さとは関係なかったんですけれども、中学生に対して熱中症の講習会もやっておりますので、そこでやっぱり自分の身は自分でまず守るということをひとつ念頭に置きながらですね、学校は学校で子どもの安全策を図っていくといったところの啓発を行っているところです。  以上です。 185: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 186: ◯委員長(武末哲治君) じゃあ、その他のほうをお願いいたします。三丸課長。 187: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 済みません。地域教育課からです。レジュメに書いています1、2、3を続けて私のほうからしたいと思いますが、よろしいでしょうか。 188: ◯委員長(武末哲治君) お願いします。 189: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) それでは最初に、お手元に配付しておりますこちらの黄色のチラシ、重ねて4枚チラシをつけておりますが、まず一番上の黄色の分になります。  これは夏のふれあい体験王国のお知らせになります。8月6日日曜日の午前10時から午後2時まで、ふれあい文化センター新館ギャラリーにおいて実施をいたします。  事業の主催は社会教育関係団体であるあそび名人の会ですが、教育委員会も主催しておりますので御案内しております。子どもたちに昔遊びやものづくりの体験活動をしていただくように考えています。お時間がありましたら、ぜひのぞいていただけたらと思っております。  次に、その下につけてますチラシになりますが、弥生の里児童画展を本年度も実施いたします。お手元に配付しておりますチラシを各学校等に配っております。ことしも対象は県内の小学生を対象としておりますので、県内小学校等にもこちらを配布しているところです。10月15日までを応募期間としておりまして、10月に前審査、11月に本審査を行います。来年の2月2日に入賞者を対象とした授賞式を行います。こちらの授賞式につきましては、日程が近づきましたらまた改めて御案内をさせていただきます。こちらのほうの募集を開始したことのお知らせになります。  次に、成人式の実行委員会委員の募集についてです。児童画の下にチラシをつけておりますが、このチラシを各所に配付しております。30年度の成人式は、平成31年1月14日成人の日に、例年どおり、ふれあい文化センタースプリングホールのほうで実施いたします。形式としましては、実行委員形式で行いますので、この実行委員の募集を始めたところです。委員の皆様の中にもですね、お知り合いで新成人の方などがいらっしゃいましたら、ぜひ実行委員のほうに応募していただきますようにお声がけをお願いいたします。  レジュメに示しております分につきましては以上になります。 190: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ありませんか。よろしいですか。高橋委員。 191: ◯委員(高橋裕子君) 成人式の件で。民法改正になって、2020年度から18歳成人になるっていうことになりましたので、2020年度の成人式は21年からですかね。22年か、ですね。18歳から二十まで3カ年の方が対象になるっていうことになると、とてもじゃないけど物すごい人数になるんじゃないかなと思ってるんですけど、何か協議とか始められたんですか。 192: ◯委員長(武末哲治君) 三丸課長。 193: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 一応、今年度から協議を始めるというふうに考えてます。具体的にはまだ始めているところではないんですが、筑紫地区の状況等を確認している段階です。今のところは、筑紫地区どちらの市町村もまだはっきりとした方向性を出せてないところです。ちょっと所管だけの判断でするものなのか、また、3年となりますと全体対象が3,000人を超えるぐらいになるのでですね、これから検討を深めていきたいと思っております。 194: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 195: ◯委員長(武末哲治君) 続いてお願いします。市場主幹どうぞ。 196: ◯地域教育課主幹(市場結実君) その他の(4)の春日市民図書館運営状況につきましては、5月に報告しました際に、高橋委員から御質問いただきました移動図書館車での利用者数も加えまして資料をお配りしておりますので御確認ください。  以上です。 197: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ありませんか。高橋委員。 198: ◯委員(高橋裕子君) 前年度比から伸びてますけど、指定管理者のほうが時間延長をされたからというふうに考えていいんですか。 199: ◯委員長(武末哲治君) 市場主幹。 200: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 入館者数については時間延長、それから移動図書館車については、祝日運行を開始しておりますので、その影響もあると考えております。 201: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。竹下委員。 202: ◯委員(竹下尚志君) あそこ入った人はもうカウントされるんですよね。 203: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 入館者数はそうです。 204: ◯委員(竹下尚志君) だから、まあ二、三日前、自衛隊の音楽コンサートがあった帰りに大雨でどしゃ降りやったですかね。それで何十人入ったかどうか知らんけど、まあ二、三十人はね、雨宿り、あるいは駐車場に近道しようと思ってあれに入って、私も入った。その人間もカウントされるんだよね。読書とは関係ないんだけど。だから、正確性がどうかなという感じがせんでもないんだけど、部長が言おうと思って手を挙げて待ってるんだけど。いやいや、そういうあれで正確性がなと思って、そういう人もおるよということを私は言いたいわけ。 205: ◯委員長(武末哲治君) 神田部長。 206: ◯教育部長(神田芳樹君) どうしても一人一人数えるわけにいきませんので、現状ではそういったカウントになっております。ですから、そういった意味も含めてですね、ごらんになっていただくしかないかなと思いますし、私どももその手だて……、そういう意味では、例えばことしは大雨のために人数がふえましたというところだけではないと思いますので、そういった雨天の環境とかも同様に毎年、ですから、おおむねの傾向としてはふえてるということで御理解いただければと思っております。おっしゃるとおりの状況はございます。 207: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 208: ◯委員長(武末哲治君) 以上ですかね。神田部長。 209: ◯教育部長(神田芳樹君) 地域教育課から、ちょっとレジュメないんですけど2点、それから文化財課から1点ずつの、地域教育課から文化財課ということで報告をさせていただきます。 210: ◯委員長(武末哲治君) 三丸課長。 211: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 済みません。レジュメにはないんですけれども、昨日7月24日に学校運営協議会委員の研修を今年度初めての方、1年目の方、2年目の方を対象に研修会を実施しております。参加者25名出席していただきました。  研修の中身ですけれども、運営協議会の役割等の説明と、グループワークとしまして各学校の取り組み等の情報交換を行っております。  以上、研修とのことでしたので、昨日したということの報告をさせていただきます。  それともう1点ですね、先ほどのチラシと一緒にこの六中サミットのチラシも配ってたと思います。この件につきましては、主催である春日市青少年育成市民会議のほうから議員の皆様には御案内をさせていただいているというふうに聞いております。ぜひこちらのほう、午前の部、午後の部ともですね、参加していただきたいなというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。  地域教育課からは以上になります。 212: ◯委員長(武末哲治君) 続いて。神崎課長。 213: ◯文化財課長(神崎由美君) 済みません。文化財課からでございます。その他のほうに追加させていただきました。チラシのほうはできましたが、お手元に配付しております。第8回弥生の里かすが奴国の丘フェスタのチラシでございます。  恒例となりました奴国の丘フェスタにつきましては、9月22日土曜日、奴国の丘歴史公園及び資料館において実施のほうさせていただきます。ステージは、奴国の丘に吹く風と音の競演をサブテーマに、風の丘コンサートとしてフォークデュオですね、唄人羽ということで、お一方は春日野中出身ということなんですけれども、唄人羽さん、そしてオカリナの和田名保子さんのですね、演奏を予定しております。  また、奴国体感イベントといたしましては、例年人気の鋳物づくり、ガラス玉づくり、勾玉づくり、火おこし、水城を築いた古代の土木技術である版築体験など、こども古文書ワークショップなどですね、さまざまなイベントのほうを実施する予定でございます。  また、昨年度大人気だった須玖商工店会が出店する米すくい体感や大木町の野菜市など、参加団体の協力を得て充実した食のバザーテントも実施する予定でございます。委員会の皆様におかれましては大変お忙しい時期というふうには存じておりますけれども、ぜひ足を運んでいただけたらというふうに思っております。  以上でございます。 214: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 215: ◯委員長(武末哲治君) 以上ですかね。神田部長。 216: ◯教育部長(神田芳樹君) 教育部の説明は以上でございます。 217: ◯委員長(武末哲治君) ここで暫時休憩いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時41分                 再開 午前11時48分                ──── ─ ──── ─ ──── 218: ◯委員長(武末哲治君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  次回の日程は、8月28日火曜日10時からといたしたいと思いますが、よろしゅうございますでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 219: ◯委員長(武末哲治君) それでは、本日の総務文教委員会は散会いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午前11時49分...