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平成30年市民厚生委員会 名簿 2018-05-22
平成30年市民厚生委員会 本文 2018-05-22

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  1. 春日市議会 2018-05-22
    平成30年市民厚生委員会 本文 2018-05-22


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時58分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、おはようございます。全員出席であります。  ただいまから市民厚生委員会を開議いたします。  初めに、委員会記録の署名委員を指名いたします。署名委員に西川文代委員を指名いたします。お願いいたします。  それでは、初めに市民部の議会閉会中の調査事件を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は、挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それから、本日は傍聴人の方がいらっしゃいますので、傍聴人の方に申し上げます。私語や拍手は慎んでいただきたいと思います。携帯電話は電源をお切りいただくか、マナーモードにしていただきますようお願いいたします。撮影及び録音は、傍聴規則によりできませんので、御協力をお願いいたします。  それでは、市民部の審査に入りたいと思います。  説明員の説明を求めます。冨永市民部長。 2: ◯市民部長(冨永 敬君) おはようございます。市民部でございます。よろしくお願いいたします。 3: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。 4: ◯市民部長(冨永 敬君) 本日の市民厚生委員会につきましては、調査事件1件、報告事項2件となっております。  初めに、調査事件の窓口レイアウト改修事業について、内藤市民課長が説明をいたします。 5: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。 6: ◯市民課長(内藤厚幸君) 窓口レイアウト改修事業について御説明いたします。  お手元に窓口レイアウト改修事業の概要、1階フロアエリア一覧図、春日市本庁舎行政棟1階レイアウト改修等業務プロポーザル仕様書の3点の資料をお配りしております。御確認のほうをお願いします。ございますでしょうか。 7: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですかね。あります。お願いいたします。 8: ◯市民課長(内藤厚幸君) 本日は窓口レイアウト改修事業の概要と1階フロアエリア一覧図に基づきまして、レイアウト改修等業務プロポーザル仕様書の要点について御説明のほうをさせていただきたいと考えております。  窓口レイアウト改修事業の概要をごらんください。
     1の業務名は、春日市本庁舎行政棟1階レイアウト改修等業務。  2の目的は、「わかりやすく、安心で利用しやすい」窓口をテーマに、民間委託を想定した証明書発行窓口証明書発行専用窓口の新設を含め、市民のプライバシーに配慮した、わかりやすい窓口を構築することを目的としています。  3の契約方法は、公募型企画提案方式、いわゆるプロポーザル方式でございます。  4の業務期間は、契約締結の日から平成31年2月28日まででございます。  5の事業等スケジュールでございます。  (1)の参加表明書の提出期限は4月16日で、2社からの応募があっております。(2)の技術提案書等提出期限である5月2日までに、2社から技術提案書の御提出がございました。5月16日に(3)の面接審査を、市民部長、健康推進部長以下レイアウト改修事業に関係する課長等8名を審査員として実施しております。現在、契約候補業者の選定につきまして、各審査員の採点の結果をもとに、市長までの決裁手続を行っているところでございます。あす5月23日までには決裁を完了し、技術提案書の提出があった2社につきましては、(4)の選定結果通知を発送する予定です。(5)の業務委託契約の締結は、6月上旬を予定し、9月下旬にかけて(6)の関係所管・委託業者との調整協議を継続的に実施する予定です。(7)のレイアウト改修工事の実施は、12月28日から平成31年の1月3日を予定しており、平成31年1月4日からリニューアルされた市民窓口の供用を開始する予定でございます。  6の業務対象エリア、業務の範囲です。  済みません、1階のですね、エリア一覧図と見比べながらですね、御説明のほうをさせていただきたいと思います。  (1)主な業務対象エリアです。  業務の対象エリアは、1)市民ホール、2)アトリウム、3)行政棟1階南側執務スペースの前通路、4)行政棟1階南側執務スペースでございます。水色で示しているところが今回の業務エリアということでお考えいただければと思います。  (2)業務の範囲です。済みません、1階フロアエリア一覧図にはですね、白抜きの文字と数字で対象エリアを示しておりますので、確認ください。  (2)業務の範囲です。  1)証明書発行専用窓口の新設です。  フロアエリア一覧図では、中央右寄り(2)の1)と黄色でマーキングした箇所付近になります。  証明書発行窓口につきましては、市民課に併設すること、業務終了後は施錠できること、必要最小限の備品を設置することなどの条件を付して、設置する場所、機能的な形状や作業動線を意識した備品類の配置など、証明書の交付を受けることを目的とした市民を待たせず、他の目的で来庁してきた市民との動線を分離する工夫などの提案を求めております。  2)情報公開コーナーの移設です。  フロアエリア一覧図では、中央右側の(2)の2)と黄色でマーキングした箇所付近になります。  情報公開コーナーにつきましては、市民ホール内に移設すること、市民に開示する書類を保存する書架や掲示板、コピー機、必要最小限の什器を配置することなどの条件を付して、移設する場所、機能的な備品の配置など、整理されて明るく、市民が利用しやすい環境となるような提案を求めています。  3)行政棟1階南側窓口カウンターの改修です。  フロアエリア一覧図では、中央左側の(2)の3)と黄色でマーキングした箇所から中央、真ん中の(2)の1)と黄色でマーキングした箇所付近までが対象エリアとなります。  窓口カウンターにつきましては、全てプライバシーに配慮したものとすること、ローカウンターにつきましては、障がい者や高齢者に配慮した仕様とすること、特にプライバシーに配慮する必要があるカウンターについては、ブースパネルを配置することなど条件を付して、市民にとって快適で機能的であり、安心・安全な窓口になるような提案を求めています。  4)待合スペース及び待合椅子の整備です。  フロアエリア図では、中央上側の(2)の4)と黄色でマーキングした箇所、アトリウムエリアが対象エリアとなります。  待合スペースにつきましては、明るいイメージとすること、番号案内システムのモニターの位置と整合をとること、車椅子やベビーカーなどの通行を妨げないことなどの条件を付して、ユニバーサルデザインに配慮した快適な待合スペースとしての提案を求めています。  5)パーティション等の配置です。  フロアエリア図では、中央左側に(2)の5)と黄色でマーキングした箇所からその右側の窓口業務委託エリアと赤字で表記した箇所付近が対象エリアとなります。  行政が担う業務と委託業者が行う業務を判別するため、市民課における職員と窓口委託業者執務スペースを明確に区分すること、執務スペース内に存在する個人情報を保護することなど条件を付して、職員が効率的に業務を処理するよう配慮した機能的な職務執務エリア内のパーティション等の配置、適法性を確保するため、職員と委託事業者の担当する業務の明確な振り分けが可能となる窓口業務委託エリアパーティション等の配置の提案を求めています。  6)サイン(施設案内表示)の改修及び整備です。  サインにつきましては、市民ホールからアトリウム、行政棟1階南側執務スペース前通路など、今回のレイアウト変更の対象となるエリア全てが対象エリアとなります。  サインの改修につきましては、高齢者や弱視者に配慮し、視認性にすぐれること、直感的な誘導が可能であることなど条件を付して、市民ホール、アトリウム、行政棟1階南側スペース前通路など、市役所1階フロア全体を通して、周辺環境と調和し、市民にとってわかりやすく、繁忙期でも混雑を緩和するような動線をつくり出すサインの提案を求めています。  本日お配りしましたプロポーザル仕様書につきましては、後ほど内容を御確認ください。  なお、プロポーザル仕様書プロポーザル実施要領、評価要領など、窓口レイアウト改修事業に関する書類につきましては、市のウエブサイトにも掲載しておりますので、興味のある方は御一読いただければと思います。  窓口レイアウト改修事業の概要に関する説明は以上でございます。 9: ◯委員長(米丸貴浩君) 市民課長の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。  前田委員、どうぞ。 10: ◯委員(前田俊雄君) この図でいきますとですね、検索入力端末エリアなんですけど。ありますね。 11: ◯委員長(米丸貴浩君) 真ん中ですね。 12: ◯委員(前田俊雄君) 真ん中のほうに窓口カウンターエリアがあって、入力端末エリアとありますね。ここですけど、ここに端末機がずらーっと並ぶという感じですかね、イメージとしまして。 13: ◯委員長(米丸貴浩君) 市民課長、どうぞ。 14: ◯市民課長(内藤厚幸君) そのとおりでございます。 15: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 16: ◯委員(前田俊雄君) で、常々気になっていることなんですけど、この端末入力エリア、市民から見たらですね、はっきり言ったら、パソコンのですね、背面になるわけですね。背面にはいろいろ接続ケーブルがですね、つながっていたりですね、非常にその辺がですね、見ばえといいましょうか、というのがですね、非常に気になるときもあるわけですね。ケーブルがいっぱいごちゃごちゃごちゃごちゃあってですね。  ここ、ちょうど端末機のこちら、市民から見たら見える方向です。見える方向に、ちょっと何かパーティションみたいなパネルでも置けばね、少しは見ばえがよくなるのかなといつも気になっているんですけど、そういったところの配慮というのは何かあるものですか。 17: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。 18: ◯市民課長(内藤厚幸君) そのような部分を含めて、業者さんからの提案を求めているということでございます。 19: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 20: ◯委員(前田俊雄君) もしですね、そういったところの細かいところの提案がなければ、もし行政のほうで意見なり要望ができるんであれば、やっていただけたらと思いますけど、そこら辺、御検討をお願いしたいと思います。 21: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。 22: ◯市民課長(内藤厚幸君) 貴重な御意見として承らせていただきます。 23: ◯委員(前田俊雄君) よろしくお願いします。 24: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。近藤委員。 25: ◯副委員長(近藤幸恵君) コンセプト、「市民にとってわかりやすく、安心で利用しやすい窓口」をテーマに行うということなんですけど、ここの中にですね、ぜひぜひ「春日市の文化を感じる落ち着いた窓口」という、その感覚的なもので非常に申しわけないんですけどね。これは利便性しか追求していないような感じがするんですね。で、そこをね、やっぱりきちんと考えながらしなきゃいけないんじゃないかと思います。  春日市の庁舎のよさというところも皆さん御存じでしょう。あれだけの空間を擁して、他市町村からいらっしゃった方々が、春日って文化のにおいがするねと言う──私はそう感じましたね、入ったとき、一番最初、感じたぐらいのところなんですね。やっぱりそこで華美なものがですね、急に華美なものが入るとか、そういうことではなく、やっぱり文化の薫りがし、そして落ち着いた雰囲気、それはとっても市民にとったら大事なんじゃないだろうかと思います。そのあたりも重々気を配りながらですね、やっぱり事業者と企画を闘い合わせながらですね、やってほしいと思います。意見ですけれども、そのあたりはどのようにお考えなのかお尋ねいたします。 26: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。 27: ◯市民課長(内藤厚幸君) 今、委員さんおっしゃられた部分につきましては、独自提案として加点が出てくる部分だと考えております。そのような提案があったものに関しては、その分、独自提案としての高い配点が加わっているということでございますので、一定、提案書の中にそのようなものは入ってくるんじゃないかと考えております。 28: ◯副委員長(近藤幸恵君) よろしくお願いいたします。  春日市の市役所はですね、やはり建てられたときの背景としましては、春日市は田んぼばっかりで何もないところだと、ここに建てることによって、春日市はここで福祉を発信していくんだという先人の思いがすごく込められていますし、周りを見ますとですね、アースカラーというもので整えてあります。これは使えば使うほど新しく見える色ということで、苦心なさったと私は聞いております。そのあたりもやはり考慮なさってですね、重々よろしくお願いいたします。 29: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。 30: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい。 31: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。前田委員。 32: ◯委員(前田俊雄君) かねてよりマスコットキャラクターかすがくん、あすかちゃんの非常に活躍の場をということを主張してきた一人でもあるんですけども、今回、改修にあわせてですね、ちょっとこれ、事業とは別かもわかりませんけど、そういったようなね、かすがくん、マスコットキャラクターもですね、十分に生かすような、市民の方々にね、来られたときに、「ようこそ市役所へ」とか「春日市へ」とかいうような形でですね、ちょっとした、概念的で申しわけないんですけど、そういったような、こういったかすがくん、あすかちゃんをですね、表に出すような形でですね、進めていただきたいと思いますので、そこら辺も、業者の方がマスコットキャラクターを御存じかどうかわかりませんけど、もしどこか業者が決まったときにですね、追加ででも、そういったことも意見として出していただきたいというように思います。 33: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。 34: ◯市民課長(内藤厚幸君) 現在、秘書広報課のほうでは、シティープロモーションという形で積極的に情報のほうの発信をやっておりますので、そちらのほうとも調整をとりながら研究させていただきたいと考えます。 35: ◯委員(前田俊雄君) よろしくお願いします。 36: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんか。近藤委員。 37: ◯副委員長(近藤幸恵君) この改修をするに当たって、他市町村を調査研究なさったんでしょうか。そのあたりはどのように行政として研究なさったのかをまずお尋ねいたします。 38: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。 39: ◯市民課長(内藤厚幸君) 済みません、私ですね、の知る限りではございますが、那珂川町さんのほうがことし改修をしてあります。そちらのほうの現場のほうを確認させていただいて、担当者の方にもお話をお聞きするなど、その辺の運用上の導入をする上での苦労や工夫した点などについては調査研究のほうはさせていただいております。 40: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 41: ◯副委員長(近藤幸恵君) わかりました。もう少し広いところでですね、調査研究なさったほうがよかったのかなと思います。  これは蛇足でございますけれども、先日、委員会のほうで視察に行きまして、港区に参りましたね。港区はですね、やっぱり大理石の壁だったんですね。で、ちょっと無機質だったんで、大改装に入っていまして、1階のところがすごく木目を強調されまして、木をですね。  で、港区さんは他市町村と、連携していらっしゃる市町村があって、そこから木材を取り寄せられて、現に77の市町村と連携していらっしゃるんですね、協定を結んでいらっしゃる。そこからいいものをとられたんですけど、木目を非常に、白木の木目を強調していらっしゃいまして、そしてなおかつ、わかりやすくて利便性がいいようなものをつくっていらっしゃいました。何かちょっと安心できたかなという。広い空間ではありましたけれどもですね、すごくしてありましたのでね、そういうのもちょっと、遠いことですけど、インターネットか何かで見れるかなと思っておりますので、ちょっと研究なさるといいのかなと思いながら、視察でちょっと行ってまいりましたので、御参考までに、はい。考えてみてください。 42: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。 43: ◯市民課長(内藤厚幸君) どうも貴重な意見、ありがとうございました。 44: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 45: ◯委員(前田俊雄君) 今、総合案内コーナーちゅうんですか、あそこは、(2)の2)の左側のほうに総合案内があるんですけど、今回、改修後はどこら辺に総合案内を置くというのはやっぱり業者の方の提案待ちですかね。 46: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。 47: ◯市民課長(内藤厚幸君) そのとおりでございます。 48: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。それじゃあ、それを待つしかないですね。わかりました。 49: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。白水委員。 50: ◯委員(白水和博君) いろいろ、いろんなところの視察とかでいろんな庁舎とか見させてもらっているときに、あそこの1階のアトリウム、春日市役所は、入ると何か暗いような感じがするんですよね。何か吹き抜けになっている割には、何かちょっとずんと重たい何か。済みません、事務的なテーブルがあるところ辺は、外の採光等、蛍光灯があるので明るく見えるんですけど、あの中心の部分が、吹き抜けになっているのに、何かちょっとずんと重たいような、印鑑証明を待っているときとか何かたまに感じるときがあるんですよね。  あそこにあれ、税金の滞納であれしたときに、あれしますよね、入札して。                 (「公売会」と発言する者あり)  公売会か。公売会するときとかに、やっぱりいろいろパネルを立てられて、見に行ったりしたことあるんですけど、ああいうパーティションが立つと、また一段とずんと重たいような感じがするので、もう少し。  今度、パーティションもいろいろ、さっき仕様書みたいなのを見せてもらってたら、高さを幾らまでにして、デザインやらも、デザインとか明るく、視認性にすぐれたとか、いろいろ書いてあるんですけど、何かそこが一ついつも気になって。なんで、また変にパーティション立てたりして、またずんと暗くなるようじゃあ、せっかくこういうふうな形で改修やるのにもったいないような気がするので、そこら辺も何か配慮されれば配慮、ここはもう決まってしまったのであれでしょうけど、そこら辺もちょっと注視してもらっておきたいなというふうに思っております。 51: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。 52: ◯市民課長(内藤厚幸君) 「わかりやすく、安心で利用しやすい」という言葉の中にはですね、当然、明るい雰囲気でというふうな概念も入っておると思いますので、そこの部分は業者さんの提案を吟味しながら、御意見のほうを参考にさせていただきたいと思います。 53: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいですか。 54: ◯委員(白水和博君) よろしくお願いします。 55: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑は。西川委員。 56: ◯委員(西川文代君) 市民ホールですけれども、今、一部ですね、展示とかしてあると思うんですね。で、やはり他市町村を見ると、やはり春日市の、市町村の特色とか特産品とかあればですね、とか、そこでできているものとか文化とか、そういうものを発信するために、いろいろ展示がなされているというのがあるんですが、そこらあたりに関しては、この市民ホールの使い方はどんな形でなっているんでしょうか。 57: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。 58: ◯市民課長(内藤厚幸君) 先ほども少し御説明しましたけど、市民ホールにですね、そのような歴史的なものをというふうなものに関しては、独自提案という形で、それぞれの業者さんがですね、趣向を凝らしたものを御提案をされておりますので、西川委員さんが言われたことに関しても配慮されたような市民ホールの配置になるのではないかと考えております。 59: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 60: ◯委員(西川文代君) 2社の応募があったということですけれども、いろいろ提案があると思うんですね、民間からのいろいろな独自性を持った。そこの提案をもううのみにした形で、それでもうよしとして決定するのか、またはそこに春日市の何か、ちょっとこういうところをという希望とかは出されているんでしょうか。 61: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。 62: ◯市民課長(内藤厚幸君) まだ業者のほうは正式に決まったわけじゃございませんので、協議のほうはまだやっておりませんが、市民窓口のほうにつきましてもですね、委託業者のプロポーザルのほうをやっておりますので、当然そちらのほうとレイアウトのほうの調整も必要になりますし、また、両方の動線を見て、業者さんの提案がそのまま受け入れられる部分も出てこようかと思います。そこの部分の調整をするために、9月までの時間をとっておりますので、その中で改善すべき点については改善する協議のほうをやっていきたいと考えております。 63: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。前田委員。 64: ◯委員(前田俊雄君) 今回、これだけの規模で改修されるわけですけど、現在、障がい者の団体の方が曜日を決めて販売されていますけど、これを改修したがために、今後それをやらないでくださいみたいな会議をするようなことだけは、当然のことながらでしょうけど、やめてください。今回リニューアルしたんでね、これからこういったような販売はやめてくださいねなんていうこと、もし万が一排除するようなことがあったら、私はもう猛反発しますのででですね。あくまでも、逆に言えば、そういった方が、障がい者の方を支援しようという意識で、逆に言えば、このレイアウトをやる中でですね、そういった障がい者の方々とかがですね、販売しやすいような会議を一生懸命ね、これから業者と、最終的に業者が決まったら、いろんな細かい詰めがあるでしょうけど、そういったことをやっていただきたいというふうにお願いしておきます。 65: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長
    66: ◯市民課長(内藤厚幸君) 私も当然のことと考えておりますので、そのようにさせていただきたいと考えます。 67: ◯委員(前田俊雄君) よろしくお願いします。 68: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 69: ◯委員長(米丸貴浩君) これは、部長、課長、あくまであした選定結果の通知を2社のうちのどちらかに……。通知はどちらにも送る。で、どちらかを採用しますよという通知を送られて、契約は来月の上旬にして、それからが実質、協議に入っていくということですよね。ですから、当方の委員の皆さんからいろんな、あそこをこうしてほしい、こうすべきじゃないかという意見と提言、これは業者が決まって、そして提言が受け入れることができる体制になる6月中旬以降にまたある程度、原案が出てくるでしょう。そしたら、委員会のほうに出していただいて、そのときに委員会としてのまた提言をね、その中に皆さんに言われたらどうかなと、私はそう思っているんですけど、そのような処置はできますか。  内藤市民課長。 70: ◯市民課長(内藤厚幸君) 当然ですね、選定の結果等につきましては、委員会のほうに御報告しようと考えております。ただ、議員さんから御提言につきまして全てのめるのかと言われますと、基本的に業者のほうは統一的なコンセプトでですね、出してきている部分もございますので、やはりそこの部分は、プロポーザルですから、大切にしなければいけないという部分もあろうかと思います。そこの部分に関しては個別具体的に検討のほうをさせていただきたいと考えます。 71: ◯委員長(米丸貴浩君) 当然、仕様書にね、ユニバーサルデザインのこともうたってあるし、それからピクトグラム等のね、視覚障がい者の皆さんに対しても優しい配慮をしなさいよと書いてある。出てきたものを途中で見せていただけるだろうと思っているので、そのときに我々は確認をすればいいわけでですね、ここがおかしいんじゃないの、ここはもう一つ足らないんじゃないのとかいうふうに。そういう話をする場がありますよね。それはいいですね。  内藤市民課長。 72: ◯市民課長(内藤厚幸君) 報告のほうはさせていただきます。 73: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしくお願いします。楽しみに待っておりますので。  よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74: ◯委員長(米丸貴浩君) では、これもまた、原案等が出てきたときに議論をやりたいと思っております。内藤課長、よろしくお願いします。  それでは、調査事件の1項目め、窓口レイアウト改修事業については以上とさせていただきます。  続きまして報告事項、その他に移りたいと思いますので、説明員の説明を求めます。  冨永市民部長。 75: ◯市民部長(冨永 敬君) 次に、報告事項でございます。男女共同参画推進に関する事業所調査結果について、柚木人権市民相談課長が報告をいたします。 76: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木人権市民相談課長。 77: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) お手元に男女共同参画推進に関する事業所調査結果、左上にホッチキスどめしたものをお配りをしております。こちらをごらんください。  こちらの1ページのほうを見ていただいて、ごらんください。  平成29年度春日市一般(指名)競争入札参加資格審査申請を行う市内業者に対し、男女共同参画推進状況報告書の提出を依頼し、回答をいただいたものを取りまとめたものでございます。  この調査は、春日市男女共同参画を推進する条例第14条第4項に基づき、一般指名競争入札参加資格審査申請にあわせて2年に1回実施しており、今回は平成29年11月から平成30年1月に登録されました180事業者のうち97事業者から回答をいただきました。回答率は53.9%でございます。  ちなみに前回、平成27年11月から28年1月に実施しました調査におきましては、187登録事業者のうち95事業者から回答をいただき、回答率50.8%で、3.1%回答率が上がっております。  調査結果の詳細は別紙のとおりでございます。資料のとおりでございます。この結果はウエブサイトのほうでもごらんいただくことができます。  説明は以上でございます。 78: ◯委員長(米丸貴浩君) いただきましたアンケートの回答から、ここを見てほしいというところは、課長、ありませんか。 79: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) そうですね、2ページの今回回答いただいた事業所の規模になりますけれども、2ページの下のほうですね、事業所の規模、10人未満の事業所が58.8%の57事業所でございます。  平成28年度の正規従業員の女性採用者数が69%、3ページのほうになりますね、69%で、26年度採用時の11.4%と、大幅に男性を上回る結果となっております。女性管理職につきましては、前回の8.4%から10.8%と、2.4%上昇をしております。  あと、育児や介護を含むワークライフバランスの取り組みを一つでも実施をしている事業所は、5ページになりますね、61.9%で、未実施の事業所は38.1%と、前回調査時の未実施44%に比べて約6%改善をされております。また、現在未実施と回答した37事業所のうち11事業所は、いずれかの取り組みを実施予定と回答しておりまして、今後、改善が見込まれております。  8ページにほうに行っていただきまして、男女共同参画の取り組みにつきまして、仕事と家庭の両立に関しましては63.9%と、他の項目に比べ、取り組んでいる事業所が多い結果となっておりますが、実施率の全体平均は約23.4%程度にとどまっておりまして、より一層の努力が必要な状況でございます。しかしながら、前回調査結果と比較できる全ての項目において、4%から32.7%ほど上昇しておりまして、男女共同参画の取り組みは進んでいると言えると思います。  以上です。以上です。 80: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木課長の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思いますが、質疑はありませんでしょうか。  前田委員、どうぞ。 81: ◯委員(前田俊雄君) 調査は調査としてね、2年に1回で、非常に現状の把握ということで、非常にいいかと思うんですけども、この調査結果を踏まえて、今後、施策としてどうやっていくんだという検討をされていかれるんでしょうか。 82: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木人権市民相談課長。 83: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 現時点ではウエブサイトに公表をしている段階ですけれども、今後、商工会とかと、この結果を報告しに行ったりとかですね、商工会を通して事業所に周知をしていただいたりとか、そういった方法を検討してまいりたいと考えているところです。 84: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 85: ◯委員(前田俊雄君) せっかくね、これだけのデータがあるわけですから、過去のデータの蓄積もあるとでしょうから、その方向を、推移を見ながらでしょうけども、当然、男女共同参画の推進にですね、つながるような施策、また事務事業の構築をまたお願いしたいというふうに思います。 86: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木課長。 87: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) いただいた御意見を今後、十分考慮しながら検討してまいりたいと思います。 88: ◯委員(前田俊雄君) お願いします。 89: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。西川委員。 90: ◯委員(西川文代君) 今の前田委員のと関連ですけど、質疑と関連ですが、この調査の目的は、「本市において、この報告に基づき雇用分野における男女共同参画推進の取り組みに反映させていきます」ということでした。それで、今回いろいろ、今ちょっと御説明を簡単にいただいた部分、いろいろありましたけれども、そこで、今後どのような方向性を持って、商工会と連携しながらということはありましたけど、さらなる雇用分野における男女共同参画推進の取り組みに反映させていこうという方向性等はありますか。 91: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木課長。 92: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) そうですね、先ほど申しましたとおり、商工会を通してという形で今現在、考えているところでございます。今年度、新たに女性起業家向けの事業とかも、ちょっと事業所とは別ですけれども、新たに起業を考えていらっしゃる方とかを対象にした事業とかも計画をしておりますので、そういったところと商工会とかですね、そういったつながりができていければいいなと考えているところでございます。 93: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 94: ◯委員(西川文代君) もちろんですね、商工会と連携してという方向性はいいかと思いますけど、やはり春日市のですね、男女共同参画推進の取り組みを進めていく、何というのか、方向性を定めるのはやっぱり行政だと思うんですね。で、一方的な押しつけになってはいけないのはわかりますけれども、ある程度やはり方向性を行政のほうから示す、こういう実態も踏まえてですね、そういうところも考えていただきたいなというふうに思います。 95: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんか。近藤委員。 96: ◯副委員長(近藤幸恵君) 調査、お疲れでございました。  一般競争入札参加資格審査申請を行う業者というところなんですけど、一般、入札を行うときの、何というんですか、これ、調査は調査でいいんですけれども、これをより進めていくためにはですね、今ね、昨年よりは上がっていると。いい方向ですね。女性の参画、管理職とか参画ではいいということなんですけど、他市町村では、入札の際に、この男女共同参画がね、推進されているところ、入札の際にポイントが1ポイントつくとか、そういう工夫をなさっていらっしゃるんですよね、推進していくためには。本市では「聞き及ぶ」で終わっているはずですね、きっとね。そのあたり、入札はまた別の世界に、別の課にはなりますけど、共同参画、人権市民相談課としてはそのような御意見を持っていただきたいと要望したいんですけど、お考えはいかがでしょうか。 97: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木人権市民相談課長。 98: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 今、近藤委員が言われましたとおり、現時点では加点という対象にはなっておりません。企業、雇用主とかはですね、加点の対象になっておりますが、積極的に進めていく上ではそういった方策もですね、今後検討を、調査研究していく必要があるかとは思っておりますので、そこら辺、他市町村の動向とかを確認しながら検討してまいりたいと思います。 99: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 100: ◯副委員長(近藤幸恵君) それは課としてですね、課としてね、やっぱり強く要望していってもよろしいんじゃないかと思います。現に市町村、他市町村やっていますのでね。そうすることによってもっと進んでいくんじゃなかろうかと。その地域性はありますけど、春日市においてもできる可能性は高いと思いますので、よろしくそのあたりをお願いいたします。 101: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員や西川委員からありましたように、この結果、ある一定の方向性は一昨年かな、もらいましたよね、プランを。そこにどーんと書いてあるとは思うんですけれども、せっかく調査された結果から、ここはよく進んできたよね、ここは残念ながらまだまだだなというところから、方向性は変わるもんじゃないだろうと私は思っているんだけども、その中の施策、どうやったらというところが今後出てくるのかなと思っていますので、よろしくお願いいたします。期待しております。  それでは、ないようですので、報告事項の次に移りたいと思います。  冨永市民部長。 103: ◯市民部長(冨永 敬君) 続きまして、6月定例議会に係る議案について、まずアからエまでの税務課関係分につきまして報告をいたします。 104: ◯委員長(米丸貴浩君) 久原税務課長。 105: ◯税務課長(久原徳子君) アからエまで続けて御説明いたします。  ア、春日市税条例等の一部を改正する条例の制定について。  主な改正内容は、個人所得課税の見直し、市たばこ税の税率引き上げ、固定資産税のわがまち特例の追加などでございます。わがまち特例につきましては、中小企業の一定の設備投資に係る税額を3年間ゼロ円とするものでございます。  イ、春日市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について。  特例措置の追加や廃止に伴い、引用条項の異動を行うものでございます。  ウ、専決処分について。春日市税条例の一部を改正する条例の制定について。  平成30年4月1日付で施行する必要があるものを30年3月31日付で専決処分させていただいております。主な内容は、固定資産税の土地に係る負担調整措置の仕組みの延長やわがまち特例の追加や廃止、特例割合の変更などでございます。  エ、専決処分について。春日市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について。  税条例と同様に、30年3月31日付で専決処分をさせていただいております。主な内容は、固定資産税と同様のものでございます。  いずれも詳細につきましては、6月の定例会で御説明いたします。  以上でございます。 106: ◯委員長(米丸貴浩君) 税務課のほうはここまでですね。また定例会のときにお聞きしたいと思っております。大体こういうところだということだけを把握しておいていただければと考えております。  では、引き続きお願いいたします。冨永市民部長。 107: ◯市民部長(冨永 敬君) 続きまして、平成29年度一般会計予算繰越明許費繰越計算書について、大坪納税課長が報告いたします。 108: ◯委員長(米丸貴浩君) 大坪納税課長。 109: ◯納税課長(大坪寛治君) 平成29年度一般会計予算繰越明許費繰越計算書について御報告させていただきます。  過払金返還訴訟業務の委託料でございます。裁判の結審が年度内に完了する見込みがなかったためでございます。詳細につきましては、6月議会にて御報告させていただきます。  以上でございます。 110: ◯委員長(米丸貴浩君) これも、これまでずっと報告と、それから議案に上がってきた分ですので、よろしいかと思っております。また6月に詳細はしたいと思います。よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、報告事項のその他に移りたいと思いますが、その他はありますか。  冨永市民部長。 112: ◯市民部長(冨永 敬君) 市民部からの説明は以上でございます。追加はございません。 113: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。ありがとうございます。  これで市民部の調査事件、それから報告事項については全て終わりましたが、市民部全体を通じましてお聞きしたいことがあればお受けします。何かありませんでしょうか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 114: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、市民部の所管事務調査及び報告を終了したいと思います。  説明員の……、済みません、市民部の皆さんは退席されて結構です。どうもお疲れさまでした。  ここで暫時休憩いたします。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午前10時42分                  再開 午前10時48分              ──── ─ ──── ─ ──── 115: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは、次に、福祉支援部の議会閉会中の調査事件を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、順次、説明員の説明を求めたいと思います。筒井福祉支援部長。 116: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 福祉支援部でございます。おはようございます。
     それでは、今回の閉会中の調査事件として報告を求められておりました福祉支援部の案件1件のほか、報告事項3件、その他の報告事項3件につきまして、順次説明させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 117: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。 118: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) まず、調査事件の生活保護受給者への自立支援について、保護課長が説明いたします。 119: ◯保護課長(吉田徹也君) ちょっと場所を移動させていただきます。 120: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 121: ◯保護課長(吉田徹也君) では、調査事件、生活保護受給者への自立支援について説明をさせていただきます。  今回は自立支援を軸に大変多岐にわたる内容となっておりますので、少しでもわかりやすいよう、パワーポイントを使用して説明をさせていただきます。手元のほうにはスライドと同じ内容の資料を配付させていただいております。表紙に「生活保護受給者への自立支援について」と書いてありますA4横のもの、23ページになっております。時間の都合もございますので、一部割愛しながら説明をさせていただきます。  まず、説明の流れについてですが、まず初めに、生活保護制度について基本的な部分をちょっとおさらいをいたします。次に、自立の定義を説明いたしまして、自立支援プログラムという国が進める事業を説明いたします。あと、自立支援プログラムのうち、国が定め市が行っております就労支援事業について説明し、ちょっとまたプログラムからは外れますけども、市が取り組んでおります健康管理支援相談事業について説明をさせていただきます。最後に、さきの2月の委員会で報告をさせていただきました生活保護基準の見直しについて、国から詳細な内容が提示されましたので、これを御報告させていただきます。  皆様、見えます、大丈夫ですね。  では、早速、中身に入ってまいります。  そもそも生活保護の法的根拠でございますけれども、日本国憲法第25条の生存権と言われるものでありまして、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と、これに由来するものであります。ここで、国民に最低限度の生活を保障することは国の義務であることがうたわれております。  これを受けまして、生活保護法第1条、ここには二つのことがうたわれております。まず、「この法律は、日本国憲法第25条に規定する理念に基づき」、つまり憲法第25条の生存権を実現するための制度の一つとして生活保護法があるということ、もう一つですが、「最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長すること」、これを目的としております。つまり生活保護は、憲法が保障する保護金品の給付だけではなくて、さらに自立の助長を図る、これを目的としておる。これが生活保護法第1条の中で宣言されておるということになります。この自立助長こそがケースワーカーのケースワークと言えます。  生活保護制度には四つの基本原則があります。第1条の国家責任による最低生活保障の原理、第2条、保護請求権無差別平等の原理、第3条、健康で文化的な最低生活保障の原理、第4条、保護の補足性の原理。ほかのところは大体読んでいただくとわかると思うんですが、第4条の補足性の原理は、保護の仕組みの中でちょっと重要になってきますので、少しだけ説明をさせていただきます。  生活保護法第4条第1項では、資産等の活用についてうたわれております。土地や家屋などの資産がある場合は売却して、その売却代金を生活費に充て、それでも生活ができないときに初めて生活保護になるという意味です。また、能力がありながらも働こうとしない者は、能力を活用していない、そういうこととして、保護を受けることはできません。これらは保護の要件と言われているものです。  第2項のほうですが、扶養義務について定められています。これは、生活保護を受けるに当たっては、先に扶養義務者の扶養の履行を優先すべきという意味です。しかし、これはさきの要件と異なりまして、優先とされています。つまり絶対的な条件ではないということです。身内がいながらも、何らかの事情や感情的な問題などで扶養や援助がなされないことはよくあります。これについて、福祉事務所は扶養の履行を強制することはできません。  あと、他の年金や児童手当など給付金があれば、これを優先的に生活費に充当するという意味でもあります。  このように活用し得るものを活用し、なお補えない部分について保護を行う、これが補足性の原理であり、生活保護の大きな柱となります。  続きまして、第7条から第10条については、生活保護の原則と言われるものであります。  ちょっとこれは、この2番目の基準及び程度の原則について、これのみ触れさせていただきます。  「保護は、厚生労働大臣が定める基準により実施」、これはちょっと後ほど説明いたしますが、基準改正あるんだよと、今度ありますよということですが、これの根拠になるものです。第8条により厚生労働大臣が基準を定め、実施するんだよということになります。  下のほうですけども、保護は「その者の金銭又は物品で満たすことができない不足分を補う」。これも補足性の原理に基づくものになります。生活保護の仕組みとして押さえなくてはならない部分になります。  では、ちょっとこれを図で説明させていただきます。  ちょうどここではわかりやすくするために簡素化しておりますけど、本当はもうちょっと複雑でございます。  例えばこの世帯ですけれども、この世帯は、保護基準に照らしたところで、生活費として一月12万円が必要。しかしながら、給料3万円、年金3万円、仕送り2万円、合計8万円しか収入がございません。で、この差額4万円が生活費として不足しておりますので、これを補うものとして生活保護費を支給すると。これが第8条が定める不足分を補うという意味でもあり、また第4条が定める補足性の原理というものになります。  では、この世帯が、病気の治癒や、また就労支援などによって給料が8万円にぐっとふえたといたします。そうなりますと世帯の収入が全体で13万円となりますので、最低生活費12万円を超えるということで、収入が上回ります。これが保護からの自立ということになります。これをこのように導くのが自立助長であり、ケースワーカーのケースワークとなります。  では、ちょっと一応ここでですね、念のために最低生活費について1枚スライドを入れておりますが、それについては2月の委員会のほうで1度説明をいたしたものになりますので、説明は割愛をさせていただきます。  では、生活保護の業務の流れについて説明をさせていただきます。  まずは開始ですね、保護の開始事務になります。生活保護の相談申請に始まり、資産調査、そして扶養義務者に対して支援の調査、傷病で働けないならば病院に赴き病状調査、民生委員さんに聞き取りを行う、また居住地に行って現地調査、一通りの調査を終えて、保護に該当するか要否判定を行い、該当すれば保護開始決定となります。この調査は、遅くとも30日以内で行うこととなっております。  次に、保護受給中の業務です。定期的に家庭訪問を実施いたします。家庭訪問の頻度はケースの特性に応じて、1月、3月、6月、12月となっております。本市では、最低でも6月に1度は訪問するようにしております。高齢世帯などは六月ペースですが、例えば開始から間もないとか、また問題があるケース、早期に就労自立が見込めるケースなどにつきましては一月ペースで訪問を実施いたします。  月初めに保護費を支給いたしますが、保護費の計算もケースワーカーの大事な仕事になります。各世帯全く状況が異なります。母子世帯であれば母子加算、障がいがあれば障がい者加算、就労収入が毎月変われば、その収入の認定の計算を毎月行っていくと。年金も、額改定があれば、その時点で収入認定額の修正なども行わなくてはなりません。  その次、就労指導。これも簡単にいくものではありません。また、傷病世帯に対しては、治療専念指導を行い、ケースによっては、また他の機関、高齢課や障がい担当、学校や病院などと連携をとる必要があります。また、健康管理支援も行っておりますが、これは後ほどまた詳細を説明させていただきます。  この「自立に向けた活動こそがケースワーク」というところをごらんください。  ちょっと細かく活動の例を申し上げますが、例えば家庭訪問では、実態を把握しつつ自立に向け支援を行っていきます。家庭訪問においては、全世帯員に最低年に1回は会わなくてはいけない。これは子どもであってもそうです。特に子どもも、中学生また高校生になってくると、進路をどうするのとか、そういったことについても確実に聞き取っていく必要があります。また、子どもに対しても、じゃあ、就職したらどうするのかとか、また家で、また家庭を支えていくのか、それとも県外に行くのか、そういったものについて把握していく、また、子どもに向けてもいろんなケースワークというのも必要になってまいります。  また、いろいろ、こちらのほうに病状調査ともありますけども、病状調査を行った場合、これは障害年金の受給に該当するんじゃないかといったときには、そういった受給手続、裁定の手続について指導を行ったりもいたします。  就労指導はもちろん行っていきますけども、現に就労している者であっても、本人の能力から見たらもっと増収が図れるというのであれば、増収を図るように指導を行っていったりとかもいたします。  家賃を滞納しておれば、不動産会社から連絡が、そういったものがあったりなんかしますと、その整理を行いますし、また、そういう者に対しては、計画的な金銭管理について指導を行っていくなど、細かいことを挙げれば切りがございません。  最後は廃止になります。傷病治癒、就労収入の増加、働き手の転入などございます。  本市で昨年──平成29年度多かったもの上位三つを申し上げますと、一つが、第1が転出であります。ほかの管外に転出ですね。2番目が死亡廃止です。3番目がその他。  ここでその他と書いてありますけども、このその他というのは何かといいますと、主に就労収入増加に伴う辞退の廃止になります。辞退廃止の場合には、就労収入が増加しても保護の要否判定上は要保護状態──保護が必要だという状態ではありますけども、本人がどうしても自立したい、みずから廃止を申し出るということがあります。収入がある程度安定的であると、若干下回っていても、これは大丈夫だとこちらのほうで判断をできたものであれば、廃止、辞退について認めるということになります。ただし、正直申しまして、これでは幾ら何でもといったときには、私どもは辞退を認めるわけにいかないと、そういうふうな判断も時に行います。  逆に、就労収入がばっと上がって、一時的に保護費が出ない状態とか時としてありますけども、そのような場合でも、ちょっとこれは安定的なものかどうかというものについて見定めながら廃止に持っていく。ちょっと廃止に至るというのは慎重に行っているところであります。  保護の制度についてはちょっと以上とさせていただきます。  ここからは自立の定義について説明をさせていただきます。  自立につきましては、平成16年12月に生活保護制度の在り方に関する専門委員会、これ、厚生労働省の諮問機関になります、この報告により、大きく自立の概念が転換しております。この報告書ではですね、こうあります。「生活保護制度について、最低生活保障を行うだけではなく、生活困窮者の自立・就労を支援する観点から見直すこと」と提言されております。  従来から、先ほどもちょっと申し上げたんですけど、生活保護というのは、第1条におきまして、最低限度の生活の保障のみならず自立を助長することが目的なんだよと言っておりまして、何も今さらというのが実はあったんですが、実は報告書はこう続きます。「ここで言う自立支援とは、就労による経済的自立のための支援、就労自立支援のみならず、それぞれの被保護者の能力やその抱える問題等に応じ、身体や精神の健康を回復、維持し、自分で自分の健康、生活管理を行うなど」、ここからですね、「日常生活において自立した生活を送るための支援、日常生活自立支援や社会的なつながりを回復、維持するなど社会生活における自立の支援、社会生活自立支援を含むものである」と。  確かにこれまで生活保護では、自立といえば経済的自立を意味し、そして自立イコール生活保護からの脱却というものを意味しておりました。しかし、ここでは自立というのは三つあるんですよと。就労自立、日常生活自立、社会的自立。この三つの自立に向けて、それぞれ各福祉事務所については取り組んでいきなさいと提言されたわけであります。つまりこれは、生活保護というのが社会保障制度のみならず、社会福祉サービスとしてよりステップアップしなさいという意味になります。  このように、より高度化する支援について、業務を標準化し対応するよう、自立支援プログラムの導入があわせて提言をされました。  この報告書を受けまして、翌年3月──平成17年の3月には、厚労省が「平成17年度における自立支援プログラムの基本方針について」という文書を発出し、ここで自立支援プログラムの導入を推進していくことを宣言をしております。  では、自立支援プログラムとはどういったものかということについて説明をさせていただきます。  自立支援プログラムは、各団体の状況に応じたところで、それぞれの支援を体系的に、組織的に策定し実施するもので、何をするかは各自治体に任せられております。平成17年当初、国は11のプログラムを──こちらにありますプログラムを提示しております。経済的自立、社会生活自立、日常生活自立、それぞれ分けて提示をされております。そのうち一番上の生活保護受給者等就労支援事業活用プログラムにつきましては、これは本市、現在、行っておるものになります。残念ながら、社会生活自立や日常生活自立支援までは手が回っておりません。  具体的な流れについて説明をさせていただきます。市が行っております就労支援事業を例に説明をさせていただきます。  まず一番初めですね、福祉事務所内でその者に対して就労支援を行うかどうか、方針を決定いたします。続いて、本人に対して、就労支援相談員による就労支援を開始する旨を伝え、そして同意を得ます。そこで話し合いの上、最終的な目的を定めます。この場合は就労が目標となります。場合によっては、月給幾らとか、そういった目標もあるかもわかりません。ちょっと詳細までの諸設定を行うこともあります。  ここからが支援開始となります。継続的な支援を行っていくと。例えば2週に1回は来所し、そして週に1回は応募数などノルマを課します。これができない場合は支援内容を再検討し、単に保護者が消極的である、就労意欲がないとか、そういう理由でそれが果たせられていないとする場合には、口頭もしくは文書指導を行います。これらの指導に従わない場合は、保護の停廃止につながることもあります。ちょっと厳しいものになりますが、ただ、そこまでなることはめったにありません。それだけやっぱり就労というのは難しいということですね。  最終的に就労すれば目標達成となりますが、結びつかないこともよくあります。支援が長期化することは、もう1年も2年も3年も継続的に支援をやっていることはよくあることになります。  プログラムについては以上です。  では、ちょっとこの流れの中で、就労支援事業施策について説明をさせていただきます。これはちょっと国が行っております施策をベースに説明させていただきます。  この表で、右に行けば行くほど、これは就労阻害要因が多いと思ってください。そして、縦の線、ラインですけども、これは下に行けば行くほど就労に近づいていくと思ってください。  まず一番最初、ケースワーカーによって、また就労支援相談員によってどのような就労支援を行うか、その者に対して行うかを判断、判定をいたします。  そもそも本人にやる気がない、または日常生活自体がうまくできずに問題のある者に対しましては、それに対して被保護者就労準備支援事業というものがあります。これを活用していこうということになります。一般的にはこちら、下から2段目になりますけども、被保護者就労支援事業になります。先ほど例を申し上げた内容の支援になります。市が雇用する就労支援相談員が支援を行います。しかし、より就労に対して積極的である、また早期就労が見込める者に対しましては、一番下、生活保護受給者等就労自立促進事業というのがあります。これは、市とハローワークの協定に基づく事業でありまして、ハローワークの職員が直接支援を行うものになります。  では、ちょっとこれの詳細について説明していきたい……。この下の二つにつきまして、春日市が実際、今、実施しておる自立支援プログラムということになります。就労準備支援事業については実施しておりません。  では、この三つの事業についてちょっとさっと流してまいります。  まずは、今ちょっと触れました被保護者就労準備支援事業です。  これは、就労に向けて一定の準備が必要な者を対象としております。日常生活自立、社会生活自立、で、就労自立、それぞれ事業の中身は広範となっております。  日常生活自立のところ、例えば規則正しい起床、就寝、バランスのとれた食事の摂取とか身だしなみとか、本当に生活に対する基本的なものであり、就労に対するスタートラインにまず立たせようというものになります。  ちょっと具体的な支援のメニューになりますけども、生活・健康講座、そして農作業体験、封入作業、パソコン講座、就労面接等の講座になります。このようにまとまった単位の対象者がちょっと必要になってきます。このことから、単独の自治体では行うのがなかなか難しく、他県では、県が中心となって音頭をとって行っているところもあるというふうに聞いております。  続きまして被保護者就労支援事業、これについては、就労支援相談員が行う就労支援になります。ちょっとこれはさっと、先ほども説明いたしましたので、飛ばします。  3番目の生活保護受給者等就労自立促進事業。これは、ハローワークが主体となり行う事業であります。対象者は、生活保護受給者だけではなく、児童扶養手当受給者、また住宅支援給付事業者、この住宅支援給付事業というのはあれですね、生活困窮者自立支援法に基づく給付事業になります。この方もこの事業には対象になるということになります。  済みません、流していきます。  では、続きまして健康管理支援相談事業に移ります。よろしいですかね。  これは皆さんも御存じのとおり、平成28年8月から本市で行っている事業になります。増加する医療費の適正化を図ることを目的としているところであります。健康管理支援相談事業には大きく二つの内容があります。一つが健康増進指導、もう一つが健康管理支援相談になります。  では、ちょっとそれぞれ説明をさせていただきます。  健康増進指導について説明をさせていただきます。  これは、市民健康診査の受診勧奨になります。保護受給者の中から、いわゆるメタボ予備軍など生活習慣に問題がありそうな者をケースワーカーや健康管理支援相談員が抽出をして、市民健康診査の受診を促すものになります。受診データは保護課に提供され、そして健康管理支援相談員が当該対象者と面談を行い、病気の早期発見または重症化を予防しようとするものになります。  平成29年度におきましては、健診案内が届かない40歳未満、また若年層ですね、を対象者として早期の健康勧奨を行いました。抽出人数は40名、これに対して受診に結びついたのは14名、このうち指導を要する者として実際に指導した者が10名ということになります。  もう一つの事業ですが、健康管理支援相談事業になります。ケースワーカーが、身体、精神面から、これは支援が必要だと思われる者を健康管理支援相談員につなぎまして、健康管理支援相談員が家庭訪問や来所面談により、心身面から助言、指導を行うものになります。  対象者はこのグリーンですね、真ん中のグリーンの四角に囲まれたもの、病気の訴えがあって未稼働であるとか、何か働いているんだけども、ちょっと生かし切ってないとか、いろいろありますね。良識はあるけども、精神疾患の可能性があるとか、いろいろあります。こういった四角の者のほか、実際にケースワーカーが面談において、この者はちょっと何か精神的に今、不安定なんじゃないかとか、また、そのケースそのものが、いや、ちょっと体調不良を訴えるとかいった場合には、直接、健康管理支援相談員のほうにつないで、そして支援を行うといったことがよくあります。  平成29年度、さまざまな理由により健康管理支援相談員につながれたのは104名、延べ数ですね、実数としては81名です。相談員は面談におきまして、その者に対して訪問頻度や方法について方針を決定いたします。もちろん面談の結果、継続的な支援を要しないと判断する者もあります。大したことないよと。昨年度におきましては、継続的な支援を行った者は延べ88名、実数としては69名になります。1週間に1回訪問を行う、また面談を行うとか、2週間に一遍とか、それぞれ行っております。  面談の実績ですけども、それはこちらのグラフになります。青が訪問面談、そしてこのダイダイですね、オレンジが来所面談になります。訪問面談は年間95件、来所面談は年間200件で、トータル295件、およそ300件の面談を実施いたしております。その結果、精神的安定や就労意欲の向上など変化が訪れた者は延べ62名、1人でも複数の効果というのはございますので、延べ62名ということになります。そのうち延べ9件、実数で6名については自立廃止に寄与した部分もございます。もちろん就労支援相談と相まって自立というのは結びつきますので、これのみということはなかなか言えないわけですが、一定の効果はあったのではないかとは思っております。  総括でございますが、本事業の目的である医療費適正化につきましては、速やかに効果があらわれるものではないと。地道に事業を継続する必要があるのではないかと感じております。ただ、心身面のケアの角度から、福祉事務所と保護世帯の新たな信頼関係というものが生まれております。こういった信頼関係の構築が図られることにより、ケースワークにも影響が出ているのではないかと実感をされております。実際に、先ほどもちょっと触れましたけども、自立廃止の例もございます。  また、生活費適正化の目的とは異なりますが、生活習慣の改善指導やカウンセリングが、先ほどもちょっと触れました、日常生活の自立や、また社会生活自立の取り組みには至ってないとちょっと申し上げましたけど、内容的にはかかわる部分が十分あると認識しております。よい効果が得られているものと感じております。  では、ちょっと最後、これはちょっと付録になります。生活保護制度見直しについて報告をさせていただきます。  まず一つ目ですが、生活扶助基準のうち、第1類、第2類と言われる基本的な生活費の見直しがなされました。これについては後ほど説明をさせていただきます。  二つ目ですが、児童養育加算、これは前回報告と内容は変わっておりません。これまで子どもの人数で支給額が異なっていたのが、一律1万円に変更。しかし、対象が中学生までだったのが高校生までに延伸されております。  母子加算になりますが、額の詳細が明らかとなっております。1級地、2級地、3級地が見直し前、見直し後とあります。春日市については2級地でございます。これについて、ちょっと下のほうの表で示しております。子1人、2人では減額になりますが、3人ではわずかばかり増額になるということになっております。  続きまして、基本的な生活費部分と児童養育加算または母子加算を加味した増減額につきまして計算したものがこの表になります。住宅費や教育費等は含まれておりません。2級地の2と書いておりますが、これは春日市の級地区分となっております。私が新基準を確認して手計算をさせていただきました。まだ制度を読み切ってない部分があるかもわかりませんが、およそこの金額になるものと考えております。  世帯類型、いろんな類型を、夫婦子1人世帯、また2人世帯と書いておりますが、この区分につきましては、ことしの2月にお示しした区分と同じものをお持ちしております。全体的に増額もあれば減額もありますので、一様に増額、減額とは本市においても言えないと、ものになっております。  次に、教育扶助及び高等学校等就学費になります。基準額、そして学習支援費、入学準備金等いろいろあって、非常にわかりにくい。また年額、月額とありますので、ちょっと容易に比較しがたいので、ちょっと下のほうにざっとまとめて計算をしてみました。  小学生では6年間でマイナス4万4,580円、中学生は3年間でプラス7万3,560円、高校生では3年間でプラス7万7,700円になります。実額支給が満額支給されたらとか、そういった条件はございますけど、ざっくり言うとそういうふうになります。また、高校生に関しましては、制服の買い直し費用が支給可能になったりとか、また高校受験料について、これまで1校受験に限られていたものが2校受験分が支給できるとなっております。  次に、保護世帯の大学進学に対する支援についてですが、これは前回と、前回の報告と内容に変更はございません。主に入学時に一時金を支給するということになりそうです。  生活扶助基準等の見直しに当たる留意点ですが、世帯への影響を配慮し、生活扶助費については増減額、減額ですね、減額幅をマイナス5%の範囲内にとどめるという配慮がなされております。また、見直しについては平成30年10月から3段階で行うこととなっております。毎年、1年ごと、少しずつ変えていくということですね。したがって、先ほどちょっと説明しました、一覧表とかを示しました生活扶助費、児童養育加算であるとか、母子加算もございますが、これらにつきましては、平成33年10月の最終的な金額ということになります。中間年度についてはちょっとまた少しずつ減っていく、またふえていくというふうになっていきますので、御留意ください。  なお、教育扶助費については一気に改定予定というふうに聞いております。  なお、大学進学の準備金、準備給付金につきましては、この春に支給予定ということになっておりましたが、これには法改正が必要ということで、現在、法改正案が国会の議決を、審議している途中と、議決を得てない状況でございますので、これの時期、実施時期につきましては、現時点では未定となっております。  このように制度の見直しについては、一通りちょっと今、説明いたしましたが、国の方針、一通り、示された部分についてはちょっと説明させていただきました。しかし、一部については変更する可能性もございます。もし変更等そういうものがあれば、その時点でお知らせをしたいと考えております。  以上、長くなりました。生活保護受給者への自立支援について説明を終わります。 122: ◯委員長(米丸貴浩君) じゃあ、保護課長、席に。  ただいま保護課長から生活保護受給者への自立支援について説明を受けましたので、これより委員の質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんか。  前田委員、どうぞ。 123: ◯委員(前田俊雄君) 非常にね、わかりやすい資料をつくっていただきまして、ありがとうございました。  ただ、私たちはこういったいろんな形の中で、制度そのものを理解することが多いわけですが、あるんですけども、実際、受給者の方、また生活困窮者でこれから保護をといったときにですね、十分制度が理解されてないという場合がよくあるんですね。それで、制度をきちんと御説明するわけで、説明しましたら、「ああ、そうなんですか」という形になるんですけど、こういったような、やはり申請時に、制度はこんなものですよということの説明はしていただいているんですよね。 124: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 125: ◯保護課長(吉田徹也君) 生活保護申請時におきましては、一通り、一通りといいますか、重要な部分についてはもちろん説明をさせていただいております。特に第4条、先ほど申し上げました補足性の原理、つまり資産の活用、能力の活用、そしてこれは要件である、で、扶養義務者の支援については生活保護に優先するんですよ、ですからこれについては扶養義務者のほうに支援をお願いしてくださいであるとか、もちろん他法優先もございますので、例えば年金が受給できると、そういう資格を有すれば、その手続を絶対してくださいと。これは開始時に確実に説明し、そして指導を行っておるところでございます。
     以上です。 126: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 127: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。ぜひともそれ、制度をですね、きちんとしていただたい。  この制度がね、時々、高齢者の方に多いんですけども、生活保護を受給することが非常に恥であるとかですね、非常に負い目を感じるとか、本来、見たらですね、この制度があるからぜひ受けてくださいよと言いたいぐらいの人もあるんですけども、非常に、中にはですね、お上の世話になってはいけないとかいうような形の中でですね、受けていただきたい、もう受けないと生存権が脅かされている方がそういったようなですね、ちょっとした過去からイメージでですね、受給されないケースもありますけども、そういった制度についてもですね、やっぱり私たちのほうが説明をするわけですけども、そういった意味で、どうしても敷居が高いのかわかりませんけどですね、そういった意味で、きょうお話聞きました。以前からすると随分敷居が低くなってきているように思いますので、安心をしてるところでございますけども、ぜひとも、繰り返しになりますけど、決して受けることが恥とか、負い目を感じるとかいうことはないんですよという、そこら辺の心のケアもですね、ぜひともあわせましてお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。 128: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 129: ◯保護課長(吉田徹也君) 今、委員さんが言われましたとおり、私どもにおきましても、もともと生活保護制度そのものが日本国憲法第25条の生存権に規定されておるものと。したがいまして、これについては国民の権利なんですよということを十分踏まえておりますし、また、相談された方についても、これは当然受ける権利があるんですから、そういった、どうしてもやっぱり昔、高齢者の方というのはですね、お世話になりたくない、また恥ずかしいことというふうに思われる方もいらっしゃいますが、それはこちらのほうからきちっと申し上げているところでありますし、少し前はですね、水際作戦なんて言われる、なかなか申請書を渡さないとか、そういった敷居を高くするということもあったみたいですが、今、そういうことは決してしてはならないと国のほうから指導もございますし、私どもは、申請書は本当、簡単にお渡しをするようにしております。  以上です。 130: ◯委員(前田俊雄君) よろしくお願いします。 131: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。西川委員。 132: ◯委員(西川文代君) 本当にわかりやすい説明ありがとうございました。  自立支援ということですよね、それを自立の助長ですかね、を目指すということなんですけれども、資料の12ページ、春日市が実施する自立支援プログラムは、その下の二つで、準備支援のほうがですね、御説明にあったように、今やっていないということです。なかなか厳しい、1自治体でやるのは厳しいのかなというのはあるんですが、福岡県の60市町村の中で、この準備支援というものに取りかかっているところというのはあるんでしょうか。 133: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 134: ◯保護課長(吉田徹也君) 一部あるというふうには聞いておりますが、ちょっと明確なものは、申しわけありません、把握はしておりません。必要であればちょっと調べさせていただきまして。 135: ◯委員長(米丸貴浩君) ないことはない、あるんだね。 136: ◯保護課長(吉田徹也君) 多分何かあると。 137: ◯委員長(米丸貴浩君) 何自治体かはあるということですね。 138: ◯保護課長(吉田徹也君) 申しわけありません、ちょっとこれについては確認をさせていただきまして……。                 (「あるのはあるんだから、いいんじゃない」と発言する者                 あり)  どのタイミングでよろしいでしょうか。                 (「いいんじゃない、あるということまでで」と発言する者                 あり)  済みません、準備支援事業はやはり聞かないです。日常生活のプログラムがあるという話だったような気がしますね。これはちょっと確認させていただきまして、また御報告させてもらってよろしいでしょうか。 139: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、わかりました。  引き続きどうぞ。 140: ◯委員(西川文代君) やはりですね、これが何自治体かはあるかもしれませんけれども、やはり県で音頭をとってやっているところもあると聞くので、私たちも、何ですか、視察、委員会で視察に行かせていただきますけど、これは先進的だなというところを見ると、東京都で音頭をとってやっているとかですね、やはり県ですね、でやっているというのがありますので、そこらあたり、やっぱり福岡県でもうちょっと取り組んでいただきたいなというのはあるんですが、そういう要望とかですね、そういうのは県のほうにはどうなんでしょうか、そこらあたり。 141: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田課長、さっき課長の説明で、県が行っているところもありますよというのは、これ、この言う県は福岡県を指しているわけではないんでしょう。全国の中の。 142: ◯保護課長(吉田徹也君) はい、全国の中。 143: ◯委員長(米丸貴浩君) 県の話であって、この自立支援プログラム自体は全国のね、47都道府県の中であんまり進んでないんだよね、これね。そういう実態がありますね。 144: ◯保護課長(吉田徹也君) そうですね、余り聞かないです。 145: ◯委員(西川文代君) 執行部にお聞きしているので、ちょっと答えていただいてから。 146: ◯委員長(米丸貴浩君) だからね。                 (「整理しているんだよ」と発言する者あり)  今、県というところの意味合いがどうなのかというのを1回確認を私は課長にしただけです。  課長、そういうことですかね。  では、引き続き答弁をお願いいたします。 147: ◯保護課長(吉田徹也君) 他県ではですね、こういうふうに県が音頭をとってということをやっておりまして、そういった実績もあるということでございます。これについて、同様に福岡県、うちは福岡県に対して何らかやっていきましょうよと要望とかやっているかという点につきましては、特別取り組みはないところでございます。  以上です。 148: ◯委員(西川文代君) はい、わかりました。 149: ◯委員長(米丸貴浩君) 以上ですか。 150: ◯委員(西川文代君) はい。 151: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員。 152: ◯委員(吉居恭子君) 済みません、ちょっとお聞きしたいんですけど、結構細やかなあれをされ、対応をね、されているという、受給者の方に対してなんですけど、ということですけど、ケースワーカーさん1人当たり大体何人ぐらい担当。 153: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 154: ◯保護課長(吉田徹也君) ケースワーカー1人当たり、平均的に今は多分82世帯を持っているところになります。保護世帯数、ちょっとどんどん変動しておりますので、私が、直近ではたしか82世帯だったと思います。  以上です。 155: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員、よろしいですか。よろしければ引き続きどうぞ。 156: ◯委員(吉居恭子君) はい、引き続き。  それと、受給者の方に対しての支援というのはすごくいろいろされているみたいで、すごいなと思ったんですけど、私のところに相談に見えた人のことなんですけど、申し込むときにやっぱり、さっき前田委員が言われていましたけども、高齢者とかももちろん保護は受けられないというようなことはあるんですけど、まだ60歳とかね、そのぐらいの方でも、家庭の状況によっては、その方はですね、お母さんを抱えてあったんですね。そのお母さんが一人で家におれなくて、そういうのと、またもう一つ仕事の関係もあって、全然収入がなくなって、保護課に行かれたと思うんですけど、二、三年前と思うんですけど。  そしたら、最初に何かかちんときたんだと思うんですよね。体は元気そうにしてるし、仕事もあるじゃないかみたいな感じで言われて、それで相談の、きちっとした家庭環境とかそういうところの相談もないままに、「もう絶対行かん」となってしまって。その方の弟さんとかからも何回も言われて、その方とも何回も話したんですけど、「どうして生活されているんですか」と言ったら、「いや、友達とかにね、借りて回っている」と言われて、ますますね、追い詰められてしまうような状況ということなので。しばらくは何も、電話とかしてもね、出られなかったりするので、もうそのままになっているんですけど。  やっぱり最初の入り口のところの、水際作戦はないと言われたんですけど、そこら辺を本当に気をつけていただいて、その人の状況ってやっぱりいろいろあると思うんですよね。例えばその人が、お母さんが高齢者のどこかにつなげたりとか、いろんな方法で、さっき言われた自立に向けての、受給者の方に対しての自立に向けての施策を申込者に対してもやっぱり、一応受給して、それから生活を立て直していきましょうというような感じにできたらいいなと思いますので、そこら辺をよろしくお願いします。  そして、やっぱりケースワーカーの1対82じゃ、ちょっとそこら辺は難しいかなという気もしますけど。 157: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 158: ◯保護課長(吉田徹也君) 今、一つの事例を言われましたが、やはりそういったですね、相談に対しては丁寧に今後も取り組んでまいりたいと思っております。それについて、もし相談の方が不快に思われたとか、かちんときたということならば、それがないようにまた徹底してまいりたいと思っております。  それとあと、ケースワーカーが1人当たり何世帯持っているかと。で、82世帯というふうに申し上げました。で、この1人当たり何ケース持つのかというのは、実はある程度、社会福祉法のほうに定めがございます。標準として1人当たり80世帯となっております。240世帯まではケースワーカー3人ですよと。それから80世帯ふえるごとに1人ケースワーカーをふやしていきなさいというふうなことが、定めがございます。したがいまして、今時点のケースワーカーの配置はおおむね適当と考えております。 159: ◯委員(吉居恭子君) 法的にはね。 160: ◯保護課長(吉田徹也君) 大変ですよ。 161: ◯委員長(米丸貴浩君) 課長、今の社会福祉法の中の規定はおおむねなんですか。おおむね1人当たり80世帯、それとも80世帯と限定しているんですか。  吉田保護課長。 162: ◯保護課長(吉田徹也君) 80世帯と限定しております。ただ、これを標準とするというふうな表現になっております。  以上です。 163: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。前田委員。 164: ◯委員(前田俊雄君) よく相談に来るときはですね、扶助の中で住宅扶助とありますね、この住宅扶助は当然、家賃の上限があろうかと思いますけど、今、春日市では幾らになっているんですか。 165: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 166: ◯保護課長(吉田徹也君) 世帯員の数によって異なります。一人世帯であれば3万2,000円、二人世帯であれば、また少し上がっていったと。これが3万8,000円ではなかったかと思います。これが3人、4人となれば、少しずつ基準がふえてまいります。ちょっとはっきりした金額については、申しわけありません。 167: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 168: ◯委員(前田俊雄君) 私が言いたかったのはですね、そこでそれが決まっているわけなんですけど、「前田さん、この家賃で住めるところってどこに行けばいいですかね」という相談をよく受けるんですよね。例えばこの額で住めるような物件を持っている不動産屋さんを知りませんかというような相談も受けたりするケースがあるんですね。当然、窓口に行って、どこか不動産屋知りませんかと聞いたら、特定の不動産は紹介できませんと言って切られるわけですけど、そこでですね、探すときに非常に困るんですけど、何かそこら辺の何か手だてはないものですかね。情報を提供できるすべはないんですかね。説明されることは全部、私、理解できます。理解できるんですけど、実際問題、この範囲内の家賃で住みなさいという指導をされているから、探しているけど、探し切れないんですと言われたときにですね、どうしたらいいんだということで、何かいい手だてはないもんですか。 169: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 170: ◯保護課長(吉田徹也君) 福祉事務所のほうからはですね、先ほど委員さんが言われたとおり、特定の不動産会社を紹介するとかいうことができませんので、それは申しわけないんですけども、保護世帯の方の努力にお願いしているところであります。その一方で、家賃交渉というものもしてはどうかというふうな助言はしております。生活保護を受けておって、そして上限が幾らなんですよと言ったら、その範囲内で家賃を提供してもらえることもございます。そういったこともちょっと助言をすることはございます。  以上です。 171: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 172: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。以前と回答は変わっていませんのでですね。私たちはそこが一番、相談を受けたときに困るんですよね。困って、困って、私も一緒になって不動産屋回ってですね、やっとあったというところもあるわけですけど。そこら辺でもし何かのね、いい方法があればと思ってお聞きした。わかりました。状況はわかりました。結構です。 173: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。近藤委員。 174: ◯副委員長(近藤幸恵君) 前田委員の住宅扶助のことでつながってくると思うんですけど、最近、民生委員さんからお聞きするのが、一定のアパートにやっぱり集中してくると、ですね、そこを目がけて来るような現状なんですね。あら、ここ、そんな地域、生活保護者が多いような地域じゃなかったのにと言ったら、あそこのアパートがお安いので、その方たちがたくさん集まってくるという。何かその方たちの情報もあるので、ね、今さっきおったら、特定のところはお知らせしないということで。春日市に対して入ってくる人も結構多くて。あそこら辺で、そうしたところは転出者が一番だとおっしゃってありましたけど、逆にまた入ってくる人も多いんだなというところですけど、転出、転入、そこを目がけて来るという情報がいっぱいありましてね、大変だと、ですね、民生委員さんたちは大変だということを言っていらっしゃいましたけど、転出、転入の件におきましたら、やっぱり現在の状況では転入のほうがやっぱり多いんでしょうかね、どうなんでしょうか。 175: ◯委員長(米丸貴浩君) 課長、今、わからなかったら、後ほどで結構ですよ。 176: ◯副委員長(近藤幸恵君) ごめんなさい、わからなかったら。 177: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 178: ◯保護課長(吉田徹也君) 転入、開始理由ですね、保護開始理由で、確かに実は転入も上位を占めております。廃止理由は、そうですね……。やはり転入、転出というものは、保護の開廃のトップのほうに入ってきております。  以上です。 179: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員、どうぞ。 180: ◯副委員長(近藤幸恵君) さっきの家賃、住宅の扶助の問題ですけど、春日市は2級でしたっけ。2級とおっしゃいましたよね。ですね。でしたね。2級地ということなんですけど、住宅扶助の場合も、2級地だからこれというものがきちんと決まっているということで、それ、福岡市は1級地かもしれませんけど、そういうふうに差があるということで理解してもよろしいですか。 181: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 182: ◯保護課長(吉田徹也君) そのとおりでございます。したがいまして、福岡市のほうが住宅扶助の基準についても若干高いところはございます。  以上です。 183: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 184: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうすると、4市1町、ここ、筑紫地区と言われる4市1町はほぼ2級ということで考えてよろしいですかね。 185: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 186: ◯保護課長(吉田徹也君) 済みません、そこまでは厳密には確認はしておりませんが、ほぼ生活圏は一緒で、2級地に当たるのかなと。ただ、那珂川町については、ちょっとこれについてはしっかり確認はしておりません。  以上です。 187: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。 188: ◯副委員長(近藤幸恵君) わかりました。はい、いいです。 189: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 190: ◯委員長(米丸貴浩君) 1点だけいいですか。 191: ◯副委員長(近藤幸恵君) じゃあ、委員長を交代いたします。米丸委員。 192: ◯委員(米丸貴浩君) 2点お聞きしたいんですけど、まずはですね、健康管理支援のところでですね、今、ジェネリック──後発医薬品の活用というのは一般的に用いられているところですけれども、この生保の皆さんのところでも、健康管理支援相談員さんはやっぱりそういうのの推奨というのはされてあるんですか。多分8月ぐらいかな、やりなさいというような達しが来ていたんじゃないかなという気がちょっとしたんですけど、お願いいたします。 193: ◯副委員長(近藤幸恵君) 保護課長。 194: ◯保護課長(吉田徹也君) いわゆる後発医薬品の使用推奨については取り組みを行っております。これは、もちろん健康管理支援相談員がそういった指導を行うこともございますし、何よりも今は、保護開始決定の通知書を本人に手渡しをするときに、できるだけ後発医薬品を使用してくださいというお願いをしていっております、スタートからですね。あと、これの取り組みにつきましては、例えば薬局に行って聞き取り調査を行って、ぜひともお願いしたいとか、そういった取り組みも行っているところでございます。  健康管理支援相談員におきましては、このようにジェネリック使用の指導でありますとか、また、健康管理支援相談員だけではなく、ケースワーカーもあわせてやはり指導は行っていっておるんですが、そういった指導、また頻回受診の是正であるとか、また重複受診ですね、これについてもチェックをし、そして必要であれば指導を行っているところでございます。  以上です。
    195: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 196: ◯委員(米丸貴浩君) 今は義務じゃないじゃないですか、後発医薬品の使用。ことしの8月からは、これは義務化されるというふうに私は聞いたことがあるんだけど、それはそのとおりなんですかね。 197: ◯副委員長(近藤幸恵君) 吉田保護課長。 198: ◯保護課長(吉田徹也君) 後発医薬品の使用について、これを原則とするというのが恐らく今回の改正法ですかね、その中でうたい込まれることになると。今、国会を通っている真っ最中ではございますが、それが通れば、そのようになるというふうな理解でございます。  以上です。 199: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。 200: ◯副委員長(近藤幸恵君) よろしいでしょうか。 201: ◯委員(米丸貴浩君) 続けていいですか。 202: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 203: ◯委員(米丸貴浩君) ジェネリックは以上で結構です。  もう一つはですね、生保とですね、生活保護と、それから、部は違うものの、生活困窮者自立支援制度が我が春日市でもあるわけじゃないですか。この連携というのは私たちは非常に大事なのかなと。課長のところに、課長のところじゃない、生保のところに来る以前のところで何とか食いとめようと。生活困窮者のところで来られた、相談に来られた方が、向こうのほうで、2階で判断されて、いや、これはもう生保につなぐべきじゃないかというケースもやっぱり多々あるんじゃないかなと思っているんですね。そうなったときに、調査に約1カ月かかると。その間、2階のほうからおろしてきたときに、あの方はどうなっているんだろうかと。30日間の、最長30日間の調査の結果、受給開始なのか、そうでない場合もあると。その結果、やっぱり向こうは向こうで心配していると。やっぱり部は違うとはいえ、相談者の方にとっては関係ない話、そのあたりの連携というのはできているんですか。 204: ◯副委員長(近藤幸恵君) 吉田保護課長。 205: ◯保護課長(吉田徹也君) 生活困窮者自立支援事業、いわゆる生困ですね、その窓口から生活保護のほうにつながれてくる世帯は数多くあります。これについてどのように連携をとっておるかということについてですが、生困の窓口については、その者を生活保護に回して、その結果どうなったかということ、最終的にどうなったかということについて把握する必要があります。それをもって、この人はまた継続的に生困のほうで支援していく、もしくは生活保護が開始になったのであれば、これはもう支援は打ち切りだ、終了だというふうに判断をいたします。したがいまして、この生活保護が開始になったかそうでないかといったものについては、確実に把握する必要があります。  これに対して、では、生活保護のほうからどのように連絡をしているか、これに確実なのかといった不安がややあるということだというふうにちょっと理解いたしました。  私もちょっとそれが気になって確認したんですが、実は少しちょっとお見合いのところがありまして、これは生困のほうがその者を最終的に把握しなくちゃいけないから、生困のほうで確認するんですよ、いやいや、生活保護のほうが、いつ開始決定が、30日の間どこで開始になるかわからん、だから生活保護のほうがその報告をしないといけないんじゃないかというような、ちょっとお見合い的なものがややあったように聞いております。これはいかんと思っております。  ついては、私ども、やはり生活保護の開始決定というのは、30日の範囲内でどこのタイミングで決定するかわかりませんので、これは開始決定した時点で、生活保護のほうから生困のほうに報告をするというふうにはっきり定めようと思っております。  実は生活保護を開始また廃止するときに、私どもチェックリストというのを持っています。どこにちゃんとつないだかとか、例えば年金の手続はどうしたか、税務課のほうでは滞納があった場合、ちゃんと手続をしなさいよと、そういうふうにチェックをしながら、その者に対して指導していきます。そのチェックリストの中に、実は今言ったような流れから、生困へ連絡するというのはありませんでした。しかし今回、それに気づきましたので、そのチェックリストの中に入れて、開始決定の際には生困に連絡をするというふうに徹底してまいりたいと思っております。  また、廃止のときも同様でございます。廃止の場合も、先ほどちょっと触れましたけども、自立廃止といった場合には、特に自立廃止の場合には、生活保護から廃止になったとはいえ、生活がまだ不安定であります。そういったときには、逆に生活保護のほうから生困のほうへつなぐといったことも必要だと思っておりますし、国も切れ目のない一体化した支援が必要だというふうに申しておりますので、そのように、そういったチェックリスト、ちょっとささいなことではありますが、それを設けることで意識していけたらと思っております。  以上です。 206: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 207: ◯委員(米丸貴浩君) それを聞いて、いいシステムだなと思いますのでね。利用者にとってはやっぱり関係ないわけであってね。片っ方は福祉支援部、片っ方は市民部は関係ないことですから、ぜひチェックリストを活用して、漏れのないような体制をとっていただければと考えております。よろしくお願いします。  以上です。 208: ◯副委員長(近藤幸恵君) 委員長を交代します。 209: ◯委員長(米丸貴浩君) 調査事件1項目めについてほかに質疑はありませんでしょうか。よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 210: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、ないようですので、調査事件の生活保護受給者への自立支援については以上とさせていただきます。  それでは、報告事項に移りたいと思いますので、説明員の説明をお願いいたします。  筒井福祉支援部長。 211: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) それでは、2の報告事項に移ります。報告事項の1点目は、第5期春日市障がい福祉計画及び第1期春日市障がい児福祉計画について、福祉支援課長が説明いたします。 212: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉福祉支援課長。 213: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 障がい福祉計画について報告させていただきます。  資料につきましては、この薄青でございます。これに基づいて説明させていただきます。  これは、第5期春日市障がい福祉計画と第1期春日市障がい児福祉計画が、計画検討協議会で昨年8月からの半年間、調査研究、検討していただきまして、3月に策定しましたので、報告させていただきます。  まず、目次をお開きください。  この計画書につきましては、四つの章から構成されております。第1章は、この計画の趣旨、基本理念等でございます。概要でございます。第2章は、この障がい者についての過去5年間のですね、推移を見ながら本市の状況を説明しております。第3章は、向こう3年間、この計画の障がい福祉サービスについて、国の指針であるテーマについて、数値目標とその他各福祉サービスの見込み量を設定しております。第4章は、少しですが、計画を推進するための体制について掲げております。最後は資料編で、アンケートの関連項目を抜粋しております。  今回の報告につきましては、第1章と第3章の数値目標を主に説明いたします。  まず、第1章の計画の概要、1ページをお開きください。  策定の趣旨から説明させていただきます。  障がい者をめぐる環境は近年、障害者総合支援法や障害者虐待防止法、障害者差別解消法などの急速な法の改正や施行などで変化が起きております。このような社会状況の変化を受け、前回の第4期の障がい福祉計画の取り組みの現状と残された課題を検証しつつ、新たな課題やニーズに対応したこの障がい福祉計画を策定することといたしました。  2ページ目お開きください。  この計画が目指します基本理念ですが、破線囲みにあります「障がいの有無によって分け隔てられることなく、ともに生きる、共生する社会の実現」であります。この当たり前の社会の実現が、障がいのある人にとってはまだ数多くの障壁が残っており、前に述べました数々の法律やこの計画により障壁を取り除こうというものでございます。  3ページの計画の方向性、これは市の推進項目ですが、四つございます。  一つは、先ほど申しました基本理念である地域共生社会の実現に向け、市はさまざまな取り組みを推進すること。  二つ目は、地域共生社会の実現には、本人が住みたい場所や本人が必要とする福祉サービスについては、当事者本人の自己選択と自己決定を尊重し、配慮していこうというものでございます。  三つ目は、地域生活への移行、継続支援、就労支援等でございます。これは、共生社会の実現につきましては、施設から地域へ、また、地域で自立を希望する人のためには就労支援のサービスが重要な課題となります。地域での生活がスムーズにいくように、これらのサービスの提供を地域の社会資源を有効活用しながら整備を進めていこうというものでございます。  最後の四つ目は、障がい児の健やかな育成のための発達支援でございます。乳幼児期から学校卒業までの支援についてはですね、今までは福祉部門と教育委員会部門で途切れがちであったものを、各機関連携し、一貫したサービス提供体制の構築を図っていこうというものでございます。  この計画、数値目標とか、後に説明いたしますけれども、この地域共生社会の実現に向けてはどうやっていくか、その手段として、地域移行、それや就労支援はどのように実現していこうかということで、それの数値目標を後ほど上げております。  5ページをお開きください。  この計画の位置づけと期間でございます。この計画は、障害者総合支援法や児童福祉法に定める法定計画であります。また、上位計画であります春日市の総合計画、春日市の障害者長期行動計画などの関連計画、また国、県の計画との整合性を図っております。この期間ですけれども、計画期間ですけれども、今年度から向こう3年間の32年度まででございます。  5の計画の策定体制及び過程につきましては、去年の9月から10月にかけて、3手帳の所持者と障がい福祉サービスを利用していらっしゃる方、全部で約4,500名に対し、郵送によるアンケートを実施いたしました。50%近い回収率となっております。このアンケートにつきましては、49ページにですね、一部調査結果を掲載しております。  なお、分析、整理等につきましては、32年度から始まります第5次障害者長期行動計画の策定準備の中で進めていこうと思っております。計画案を作成するに当たりですね、春日市障がい者福祉計画検討協議会を設置し、昨年8月から6回ほど協議を行いました。委員の方々につきましては、57ページに掲載しております。医療福祉関係者、当事者団体の代表や市民公募者を含め、全部で11名の方々から幅広い意見集約ができました。  次に、7ページから13ページですけれども、先ほど申しましたように、第2章、障がい者をめぐる春日市の現状でございます。  まず、8ページの全体は人口構造ですが、図3の総合人口も9ページの高齢化率も増加傾向にあります。また、10ページから13ページの各図表のようにですね、身体、知的、精神の3障がい全てに言えることは、平成24年度以降の手帳所持者について、伸び率の差はあれ、増加傾向ということでございます。  次に、15ページからは第3章、障がい福祉サービス等の数値目標及び見込み量でございます。  まず、数値目標について説明いたします。  この目標設定の背景でありますが、障害者総合支援法の第1条の共生社会の実現という基本理念がうたわれております。この理念を踏まえ、今回、国が定めた基本指針に基づき、16ページからの(1)から(5)までの5項目について、向こう3年間、平成32年度末における数値目標を定めます。  まず、16ページの(1)の福祉施設の入所者の地域生活への移行で、前の第4期からの継続目標でございます。これは、生活拠点を施設からグループホームや一般住宅等での地域生活に移行するものの目標値でございます。国の指針によりますと、この移行を進めるために二つの目標値を簡潔明瞭にうたっております。  まず、17ページの1)、施設入所者数の9%以上を地域生活へ移行すること、2)の施設入所者を2%以上削減することとなっております。本市では、これを当てはめますと、1は18ページ記載のとおり、9名を地域生活へ移行すること、2)につきましては、17ページに記載しておりますが、2名の入所者の削減ということで、32年度末入所者数は、96引く2ということで94名となります。  前回計画における目標値に対する実績が、18ページの3)の表であります。削減数は、目標値7に対し、実績は1人となっております。これは、施設から地域生活へ移行した人はいらっしゃいましたが、平成26年に新たに6人の人が入所したこともあり、差し引き削減実績は1名にとどまりました。地域生活移行者も、目標値の12名に対し8名となっております。  本計画の目標達成には、前回の計画の反省も踏まえ、グループホームの増床の推進はもちろんのこと、本年度から新たな福祉サービスの自立生活援助の推進も図っていきたいと思っております。  次に、19ページの新規目標であります、(2)の精神障がいにも対応した地域包括ケアシステムの構築であります。  障がいのある方も含めて、誰もが地域の一員として安心して自分らしい暮らしをすることができるよう、各サービス、住まい、向こう3軒両隣の地域関係、教育等が包括的に確保された地域包括ケアシステムの構築を目指す必要がございます。特に長期入院の精神障がい者の地域移行を進めるに当たっては、専門家や自治体を含めた一体的な取り組みが必要でございます。国の指針では、協議会や専門部会など、保健、医療、福祉関係による協議の場を設置することとなっており、本市においても設置を目標としております。  次に、20ページの(3)地域生活支援拠点等の整備で、これは継続目標でございます。  51ページをちょっとごらんください。  一番上のですね、図表16ですけれども、16、「主な介護者は誰ですか」という問いに、障がい者の64.8%が「家族、親族」と答えられております。  また20ページに戻っていただきますが、地域生活支援拠点とは、20ページの下から6行目に記述しておりますとおり、障がい者の重度化、高齢化や、親亡き後を見据え、地域が抱える課題に向き合い、地域で障がい児、障がい者やその家族が安心して生活するため、緊急時に相談でき、必要に応じて緊急的な対応が図れる体制です。簡単に言いますと、24時間体制でグループホームやショートステイ、相談支援ができるシステムでございます。  前回も1カ所整備することを目標としておりましたが、達成することができませんでした。国の指針は、少なくとも一つ整備することとなっており、本市においても引き続き1カ所整備することを目標といたします。今後は、筑紫地区自立支援協議会の協議のほか、先進地等に視察研修、社会福祉法人等の協議の場を持ち、整備に向けた取り組みに進めてまいります。  次に、21ページ中ほどの(4)福祉施設から一般就労への移行で、継続と一部新規の目標でございます。  障がいのある人がその適性と能力に応じた職業につくことは、経済的に自立を促し、生きがいにもなります。障がい者が会社などに一般就労できるよう取り組んでいきます。  国の指針としては、22ページ中ほどから四つ上げられております。それを受け、今計画の数値目標を23ページの表に掲げております。この継続目標について、前回計画目標値に対しての実績は、24ページ上の3)のとおりでございます。一番左の列から、各項目名、目標値、網かけの実績値となっております。一般就労移行者数はわずかに届かなかったほか、就労移行率30%以上の事業所数はですね、目標が5カ所でありましたが、1カ所のみでございました。一般就労支援事業所数もですね、春日市の8事業所を含め、筑紫地区には22カ所あり、事業所数も増加傾向にございます。今後、なお一層、事業所の連携を図ってまいりたいと考えております。  最後の5項目めですが、24ページ中ほどの新規目標の(5)障がい児支援の提供体制の整備等でございます。  障がい児の地域社会への参加、包容──インクルージョンですね、を推進するため、児童発達支援センターを中核とした重層的な地域支援体制の構築をするために、センターの設置に向けて検討いたします。今後、子ども・子育て支援の関係所管と一層の連携を図り、協議を進めてまいります。  国の指針と市の数値目標については、26ページの表のとおりでございます。  次に、27ページ、3、障がい福祉サービスに関する各サービスと見込み量でございます。  これは、目標数値ではございません。あくまでも見込みの数値でございます。施設入所支援、日中一時支援等の一部を除き、全て増加傾向でございます。障がい福祉サービスにおきましても、新しいサービスもありますので、重立ったものを説明させていただきます。  平成30年度からは、32ページ下から二つ目の表、就労定着支援が新設され、これにより職場の定着率の向上を推進してまいります。  また、これも新設ですが、34ページ下から二つ目の自立生活援助により、自立を望む当事者の不安等に対応するサービスにより、施設から地域生活への移行を促すサービスも伸びてくると見込んでおります。  その下の表、共同生活援助、いわゆるグループホームですが、春日市におきましても、ことし3月に二つ目となるグループホームがサン・ビオ、これは賃貸マンションの一部ですが、そこに開設されました。今後1棟新築という従来のグループホーム開設時には、既存の建物を利用するという開設もふえていくものと考えております。  35ページ一番上の施設入所支援については、自立を望む当事者に対して、よりスムーズに行える移行サービスもふえてきたことから、入所について、今後は低床あるいは横ばいと見込んでおります。  40ページ一番下の表、居宅訪問型児童発達支援も、今後はニーズが高まっていくものと考えております。  41ページの医療的ケア児支援調整コーディネーターの配置につきましては、福祉支援課の障がい担当内の保健師を医療的ケア児の支援調整コーディネーターとして配置し、医療的ケア児に必要な支援の体制ができるよう体制をとっていこうと考えております。  4、地域生活支援事業の見込み量ですが、この事業そのものは必須事業と各地域の実情に応じて行う任意事業がございます。任意事業につきましては、各実施市町村が主体的に取り組み、またその事業の維持向上をするため、課題についても市町村が主体的に取り組むものでございます。  給付見込みにつきましては、44ページ、タイムケア事業や太宰府特別支援学校放課後等支援事業の日中一時支援を除き、増加傾向と見込んでおります。  最後に、47ページの第4章、計画の推進体制ですが、PDCAサイクルに沿って、各事業の進捗状況や目標数値の達成状況などについて、春日市障がい者福祉計画検討協議会から点検、評価を受け、必要に応じて計画の見直しをすることといたします。  以上で、障がい福祉計画の報告を終わります。 214: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございました。  ここで時間になりましたので、午前中の分はこれで一旦、終わりましょうかね。また引き続き昼からお聞きしたいと思っております。  それでは、ここで暫時休憩いたします。再開を13時とさせていただきます。  執行部の皆さんは退席されて結構です。また昼からお願いします。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午後0時13分                  再開 午後0時59分              ──── ─ ──── ─ ──── 215: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  午前中にありました第5期春日市障がい福祉計画及び第1期春日市障がい児福祉計画の説明が課長より終わりましたので、これにつきまして質疑をお受けしたいと思います。  概要版は既に4月の委員会のときにいただいておりましたけれども、詳しいのができてまいりましたので、これに基づいて質疑をどうぞよろしくお願いいたします。  質疑はありませんでしょうか。  1点だけ確認をさせてください。  グループホーム、地域生活支援拠点整備の中で、これは前もそうだったけど、「各市町村、または圏域で」ということになったんですけど。これは、圏域でするのか市町単位でやるのかっていうのはどこで決めるんですか。  渡邉福祉支援課長。
    216: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) それぞれの市町村で圏域という形になるものと思います。市町村で一つあって、圏域で一つあるっていうのもこれは別に不都合ではございませんので。春日市といたしましては、まずは市でできないかどうかの模索をしているところです。 217: ◯委員長(米丸貴浩君) それが優先なんですね。  どうなんですか。圏域でもいいんじゃないかっていうのが、例えばですよ、圏域で1カ所もいいじゃないかっていう声がほかの隣接自治体から出てきた場合は、いや春日市はもう市内でつくりたいんですということで、もうそれで終わるわけですよね。  渡邉福祉支援課長。 218: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) そうですね。圏域に入るという手もあるとは思うんですよ。ですから、先ほど申しましたように、圏域で1カ所、市域で1カ所っていうのもありだということですね。 219: ◯委員長(米丸貴浩君) 春日市のスタンスは市内でつくりたいということで理解しておいていいんですね。 220: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) はい。 221: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。前田委員。 222: ◯委員(前田俊雄君) 41ページについてですけれども、医療的ケア児支援調整コーディネーターの配置というのがあるんですが、この医療的ケア児と、今回、重症心身障がいの施策について学んできたわけですけど、やはりそういった重症心身障がい児とか、そういった子どもを意識した上で、こういったコーディネーターを配置しようと、育成しようという考え方でよろしいんですかね。 223: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉福祉支援課長。 224: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 重症心身障がい者も含めたところで、一番サービスを必要とされる方、数は少ないんですけれども、やはりそこにもサービスを実施していこうと。今回の法改正では、医療的ケア児のところは報酬点数とかですね、そういうのも点数が上がってたりですね、しておりますので、今回は重症心身障がい児も含めた医療的ケア児の方のところにはもうちょっと厚くしようということが国の指針でも出ておりますので、春日市もそれに倣いましてですね、上げているところでございます。 225: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。よろしくお願いします。 226: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。  今回の総合支援法の法改正で特にここってなったのは、就労定着支援が一つと、それからもう一つ、自立生活援助、この2点ですよね。これがメーンだったんですよね。 227: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) そうですね。 228: ◯委員長(米丸貴浩君) でいいんですよね。春日市どうするんですかね。渡邉福祉支援課長。 229: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) まだ30年4月、先月からですから、それもやはり事業所の、要するに県の認可が必要となっておりますので、はっきりまだ詳しい給付の内容ちゅうのはわかってないのが正直なところです。事業所もまだ認定を受けているのではないんでですね、わかり次第、就労定着支援等に向けてはどんどんやっていこうかなとは思っております。 230: ◯委員長(米丸貴浩君) またわかったら、報告をお願いしますね。  次、ありませんでしょうか。  また、障がい者福祉のこの計画書だけではなくて、障がいをお持ちの方に関するいろんな事業もありますので、そのあたりのところは閉会中の調査事件で上げてもいいかなとは思います。  ちなみに、先般行きました墨田区さんの報告は6月定例会中に3日間委員会がありますので、そのうちのいずれかでさせていただきたいなと思っておりますので、しばらくお待ちください。  これでよろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 231: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですね。  報告事項(1)第5期春日市障がい福祉計画及び第1期春日市障がい児福祉計画については以上とさせていただきます。  それでは、その次の報告をお願いいたします。  筒井福祉支援部長。 232: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 次に、報告事項の2件目で、平成29年度児童センター、放課後児童クラブの事故発生状況について、こども未来課長が説明いたします。 233: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 234: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 平成29年度児童センター、放課後児童クラブの事故発生状況について御報告いたします。  資料については、A4の縦で3枚ございます。ホチキスどめをしております。  まず、春日市児童センターについてでございます。春日市児童センター、こちらは須玖、光町、毛勝、白水において発生しました事故等で治療のため受診し、保険請求があった事故で、平成29年4月1日から平成30年3月31日までのものを集計しております。  また、保険請求とならなくても、けが等により、利用者同士や保護者等とのトラブルなどが予想される事案については、その都度日報により報告が上がるようになっております。  1の(1)の報告件数ですが、3件発生をしております。3名の方が負傷等で保険請求をされております。  続きまして、(2)の負傷等の内訳でございますが、表のとおりとなっておりまして、須玖、光町、毛勝児童センターにおいては保険対応となる事故はございませんでした。3件とも白水児童センターでの発生となっております。  また、表中の上から2名につきましては、治療が既に完了しております。3人目の方については、骨折ということもありまして、現在通院中となっております。  続きまして2番、事故発生の主なケースでございますが、衝突や転倒、それからバスケットボール、ドッジボール等のボール遊び中の骨折等が主な要因となっております。  次に3番、事故防止及び発生時の対応についてです。  1)の事故防止への取り組みとしまして、月1回の安全点検、これはセンターの休館日であります第3火曜日に行っておりますが、この安全点検における施設及び貸出備品等の点検、随時及びその都度での取り組みとしまして、遊び道具の貸し出し時における安全な遊び方の指導、混雑時の遊び道具の貸し出し制限や職員の配置、施設内の巡回に取り組んでおります。  また、それぞれが作成しております危機管理マニュアル及びチェックリストやヒヤリ・ハットの事例等の活用や救命講習等研修の受講、これは全員受講しております。重篤な事故等の防止に現在取り組んでおります。  2)の事故等の発生時のための対応についてでございますが、今申し上げた日ごろの取り組みとあわせまして、緊急連絡先の掲示、危機管理マニュアル、これは国のガイドラインに基づいた対応でございますが、事故等の発生状況の分析により取り組みの改善や対策につながるよう事故等の発生記録の徹底を行っております。  ここでちょっと国におけるガイドラインについて簡単に補足で説明をさせていただきます。  平成27年4月に施行されました子ども・子育て支援新制度におきまして、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準、32条第1項及び第50条の規定におきまして、特定教育・保育施設、特定地域型保育事業者は事故が発生した場合の対応等が記載された事故発生防止のための指針を整備することとされております。  これを踏まえまして、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業、さらには認可外保育施設、事業者も含めまして、施設、事業者、地方自治体がそれぞれの実情に応じて体制整備や教育、保育等を実施していくに当たって参考としていくものとしまして、国により教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドラインが平成28年3月に示されております。  各施設は基本的にこのガイドラインに基づいたマニュアルの作成及び県を通じた報告を行うこととされております。児童センターについてはここに入っておりませんが、同じようにこのガイドラインに基づいたマニュアルを作成しております。  ガイドラインの実物は非常にページ数も多うございましたので、後ほど内閣府や厚生労働省のホームページのほうにございますので、御確認いただければと思います。  それでは、続きまして、次のページ、4番、放課後児童クラブについてでございます。  こちらは放課後児童クラブにおいて発生しました死亡事故や治療に要する期間が30日以上の負傷や疾病を伴う重篤な事故で、平成29年4月1日から平成30年3月31日までに報告のあったものを集計しております。  4の(1)報告件数につきましては、7件の事故等が発生し、8名の児童がけがをされております。  (2)負傷等の内訳でございますが、骨折、ひび等が6人、その他が2人となっております。その他は具体的にはですね、児童同士の衝突によりまして、1人の方の歯が1人の方の顔とぶつかったということで、1人の方は歯の亜脱臼ともう1人の方は顔の一部の切り傷ということで、1件でお2人がけがをされているという状態でございます。  続きまして、(3)学年別の内訳になりますけれども、やはり1から3年生の低学年に集中をしております。  (4)けがをされた場所別では、全てのケースが校庭などの屋外となっております。  次に、(5)事由別の表をごらんください。これは次の5番の主なケースとも重複しますが、事故発生の主なケースは表の左から順に、集団遊び中の転倒等が1件、遊具からの転落等が5件、球技中の転倒等が1件、これは集団遊びや自由遊び中ですね。鬼ごっこや隠れんぼうなどで他児童との衝突や転倒によるもの、集団遊び中の転倒等が鬼ごっこや隠れんぼう等での他児童との衝突や転倒によるものでございます。  遊具からの転落等につきましては、これは遊具であります鉄棒や滑り台、うんていなどからの転落などで、今年度はケース的には一番多くなっております。  次に、表の左から3番目、球技中の転倒ですが、これはサッカーやドッジボール中に他児童との衝突や転倒及びボール自体による負傷が1件となっております。  なお、今回のけがをされた8名の児童の方のうち6件、6名の児童については完治し、元気にまた通ってこられているとの報告を受けております。残りの2名、先ほど(2)で説明しましたその他の2名なんですけれども、事故等の発生が3月26日だったということもありまして、現在通院中との報告を受けております。  次に、5番は重複しますので、ちょっと割愛をさせていただきます。  6番の事故防止及び発生時の対応についてでございますが、指定管理者でありますNPO法人子ども未来ネットワーク春日におきまして、事故防止への取り組みとしまして、1)衛生管理、安全危機管理、けが・病気対応、緊急時対応といった各マニュアルの作成及び随時の見直しを行いますとともに、特にけが・病気対応マニュアルについては、こちらを主とした年1回の事故予防研修、安全衛生管理研修を行っております。これは全ての支援員、それから補助員を対象としております。また、施設の安全点検につきましては毎月、あわせて玩具の点検も行っております。  また、学校施設とも重複しますが、遊具につきましては毎月学校による点検、修理があっておりまして、教務課のほうを経由して毎月報告がなされており、使用に問題等があるときは学校側において使用停止の措置──ロープ囲いとか、表示が行われておりますので、その連絡を受けて、その日は遊ばないようにという指示等を徹底しております。  次に、2)の発生時の対応、次のページになります。  先ほど申しました国のガイドラインに基づきまして、発生直後から応急処置、必要と判断した場合には直ちに119番、もしくは医療機関への受診、施設・事業所の長、他の職員、児童の保護者と連絡をとり、緊急時の役割分担に基づき、迅速に対応することを徹底しております。  また、発生直後以降では、市と関係者への報告を行い、事故等に遭った子どもさん以外の教育・保育を継続できる体制に努めていただくこととしております。その後は、事故発生状況の記録を速やかに行いまして、その後の分析、改善及び対策に役立てるようにしております。  また、死亡事故や治療に要する期間が30日以上の負傷や疾病を伴う重篤な事故については、市へはもちろんですが、県を通じて国へ報告することが義務づけられております。  また、昨年度からこども未来課においてですね、保育所、幼稚園、届出保育施設等に向けて事故防止研修会を行っております。今年度は6月を予定しておりますので、児童センター、放課後児童クラブの事業者にも、昨年度同様、参加をお願いし、研修機会の拡大を図っていきたいと思っております。  説明につきましては以上でございます。 235: ◯委員長(米丸貴浩君) こども未来課長の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。  この件はね、前回の委員会のときに事故があっておりますという報告だけをお受けして、それであれば詳しい内訳、背景、対処、そのあたりがそれぞれやっぱり出してもらわないとわからないよということで、今回になったと思っております。詳しい内容等がわかりましたので、どうぞ質疑をお願いいたします。  前田委員。 236: ◯委員(前田俊雄君) まず、児童センターなんですけれども、4施設あって、白水児童センターに集中しているんですが、これは特段、施設そのものとか何かが特定されるような要因というのはあるんですか。偶然、白水だけだったっていうことでしょうかね。 237: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。 238: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 私も、報告を受けまして、やはり白水だけでしたので、そういった要因がないだろうかということで、担当のほうも含めまして、それから指定管理事業者のほうとも意見交換を行いまして確認をしたんですけれども、昨年度、児童センターでは同様の保険請求の事故は発生しておりませんで、今年度、29年度において白水だけ特段に発生する要因というのは特に見つかりませんでした。  また、事故状況のほうを見ましても、特段にセンターの職員の監視不足とかですね、施設の不備等で起こったけがではないと思っております。 239: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 240: ◯委員(前田俊雄君) 先ほどの繰り返しになりますけれども、特にですね、白水だけになってきますとですね、つい何かあそこにはあるのかなと思ったんですけど。まあ、29年、28年度は全くなかったということであれば、特に施設とか、運営者側の問題とは思えませんので。わかりました。引き続いてよろしくお願いします。 241: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。西川委員。 242: ◯委員(西川文代君) 放課後児童クラブのほうですけれども、低学年の子どもたちはですね、遊びの中でこういう事故、けがになるっていうのはあることかなとは思いますけれども、放課後児童クラブのほうはですね、指導員さんが不足していたりとか、そういうことをお聞きしますけれども、そこらあたりの関連とかはないでしょうか。 243: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 244: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 昨年度から当委員会のほうでもいろいろ議論はされているんですけれども、当然、支援員さん、それから補助員さんというのが指定管理のほうで考える適正配置にはかなりやはり不足はしております。  事故報告のほうですね、人の足りないことによって監視が悪くてけがをしたっていうことになれば一大事ですので、報告のほうを全て詳細に確認しましたけれども、監視員がいなくてけがをしたとか、そういったことはございませんでした。  ただ、現在も不足はしておりますので、引き続き採用、それから支援員、補助員さんがしなくてもいい業務はですね、例えば施設の清掃とかは、シルバーのほうに頼んだりとか、そういった努力のほうを指定管理のほうにもしていただいているところではございます。 245: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 246: ◯委員(西川文代君) どうしてもこういう事故は起こるんですけれども、今回ですね、骨折、治る病気、けがですね、それで済みましたけど、もし、これがもっと重篤な形になった場合に、やはりそこらあたりがですね、十分でなかったっていう責任っていうことも出てくるかと思うんで、支援員さんを十分にですね、確保していく方向で今後考えていただきたいなというふうに思います。 247: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 248: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 先ほど言いましたように、引き続きですね、募集のほうにも力を入れて、また、そういった支援員さんの作業じゃなくてもいい部分はほかの労力を活用したりして、引き続き防止に努めていきたいと思っております。 249: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 250: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 支援員さんの不足はしておりますが、代替の支援員さんを入れてですね、年休代替の職員さんとかを活用して、運営ができないとか、そういう不足状況にはないことは申し添えておきます。 251: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員、よろしいですか。 252: ◯委員(西川文代君) はい。 253: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。白水委員。 254: ◯委員(白水和博君) 児童センターさんのほうで、今回の負傷等の内訳で、学年のところに高校1年生、小学校4年生、小学校6年生ってあるんですけど、済みません、自分が知らんだやけど、あそこは何年生まで遊びにきていいのかを教えてください。 255: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 256: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 児童センターのほうは、児童福祉法による18歳までのお子様を対象としております。 257: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。白水委員。 258: ◯委員(白水和博君) 18歳までということで、18歳と小学校低学年とかいうと大人と子どもの体の差ぐらいあって、同じところでというか暴れててぶつかるだけでも全然体格差があると思うんです。一応、混雑時の遊び道具の貸し出し制限とかされてるんで、そこら辺はしっかり見られてるとは思うんですけど。やっぱり大人と子どもぐらい、今の子結構背とかも大きいんでですね。18歳まで来られるということであれば、小さい子との接触っていうか、一緒に仲よく遊んでくれるお兄ちゃんたちばっかりだったらいいんでしょうけど、結構、高校生とかも熱中して遊び出したら、骨折をするぐらいまでバスケとかもするんで、そこら辺は重々気をつけていただけたらなと思います。 259: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしくお願いしますね。  ほかに質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 260: ◯委員長(米丸貴浩君) かわって。 261: ◯副委員長(近藤幸恵君) それでは委員長交代します。米丸委員。 262: ◯委員(米丸貴浩君) 学童のほうで。西川委員から、支援員さんの不足が課題になるんじゃないかということ、これは前々から委員会でも、閉会中の調査事件にも上げさせてもらったんだけども、何点かちょっと聞きたいことがあってですね。いただいた資料の学童のところの一番下には、「施設の安全点検は毎月行っています」と。ところが、事故が起こったのは鉄棒とか滑り台。ということは、これは使い方に問題があったというふうに考えてよろしいんですか。どうですか。
    263: ◯副委員長(近藤幸恵君) 久保山こども未来課長。 264: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 事故の詳細になりますけれども、遊具のけがはですね、具体的に言いますと、うんていから手を滑らせて、すとっと落ちたときに手をついたら骨折とかですね。それから、アスレチック遊具の使い方をちゃんとしてたんだけれども、転落したときに手をついたら骨折。それから、タイヤのつり橋から転落をして骨折ということで、遊び方が悪くてというケースは今回ございません。正しい使い方をしてなくてということはございません。 265: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 266: ◯委員(米丸貴浩君) うんていだったらね、ぶら下がってこうやるやつでしょう。そうやってするものだから、それから落ちたというのは、いたし方ことなんだろうなと。対象の学年別に見ると、やっぱり小さい子どもが多くて、ということは支援員さんがそういうおそれがある、高学年と違ってそういう子どもたちを正しい使い方をしてでも落ちるかもしれないよというのは、やっぱりね、考えると、支援員さんの目がもうちょっとあったらよかったのかなということは考えられませんか。 267: ◯副委員長(近藤幸恵君) 久保山こども未来課長。 268: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 全ての遊具、それから全ての状況にですね、当然、支援員さんがいらっしゃるのがベストではあるかと思いますが、やはりその遊び自体──当然、遊びの前に危険な使い方だったり、そういったことの指導は行っておりますが、全てに目が行き届くのがベストではあると思いますけれども、現在のところではちょっとそこまでは行けていないところです。 269: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 270: ◯委員(米丸貴浩君) 一つの遊びに一人ついてくださいという話を私はしてるわけじゃなくて、残念ながら事故がこうして起こってくるという背景には、どこかには支援員さんがもうちょっとおればねと。完全に足りているわけではどうもないというのは、我々委員会でも議論してきたところです。  もう一つ聞きたいんだけど、事故があったときに、事故発生時の対応についてが最初このページについてて、けが・病気対応マニュアルに基づいた対応をしています。そうであれば、事故が起こって、これは30日以上かな。 271: ◯こども未来課長(久保山竜治君) そうですね、はい。治療に要した期間が30日。 272: ◯委員(米丸貴浩君) 当然、病院に行ったんだろうと思うんだけれども、誰が連れていくんですか。 273: ◯副委員長(近藤幸恵君) 久保山こども未来課長。 274: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 報告の詳細を見ましたら、緊急であればですね、支援員のほうが保護者に確認をして連れていく場合、それから、保護者にまずもって連絡を入れるんですけれども、その際に状況を聞いて保護者の方がすぐ迎えにきて、自分で連れていきますという場合、その両方がございました。ただ、どちらも支援員のほうは同行させていただいております。 275: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 276: ◯委員(米丸貴浩君) それは、マニュアルでそうなっているわけですね。 277: ◯こども未来課長(久保山竜治君) はい。 278: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員、どうぞ。 279: ◯委員(米丸貴浩君) そうであればね、事故は起こっちゃいけないけれども、誰かが連れていくわけでしょう。そしたら、クラブ舎、もしくは校庭には支援員さんがそれだけ少なくなるわけですよね。そしたら目がますます、今でもぎりぎりのところでやってるのが、ますます目が届かなくなっていってる現状からすれば、やっぱりこういうところにもね、支援員さんの不足っていうのは私は出てきてるんじゃないかなと思うんです。  事故があったら事務局が来て、誰かを補充してくれるというのはないんですか。 280: ◯副委員長(近藤幸恵君) 久保山こども未来課長。 281: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 先日ですね、事務局のほうと意見交換をさせていただいておりまして、この事故の件ございましたので確認をさせていただきましたら、事故が発生して、それで連れていかなくっちゃいけないとかいうときにですね、支援の手が足りなくなるということであれば、残った保育を続けないといけませんので、事務局から派遣をするということを聞いております。 282: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 283: ◯委員(米丸貴浩君) これは最後に確認だけど。マニュアルでは、各クラブがやりますと。でも、クラブの中でどうしても不足が生じるときには、事務局が応援を出すということでよろしいんですね。 284: ◯副委員長(近藤幸恵君) 久保山こども未来課長。 285: ◯こども未来課長(久保山竜治君) マニュアルの中でもですね、応急処置と介護が当然第一なんですけれども、事務局への連絡っていうのも第一になっておりますので、そこで対応をしていただいております。 286: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 287: ◯委員(米丸貴浩君) 総括的な話だけど、やっぱりね、今から学童に関しては、夏季学童が始まりますよね、もうちょっとしたら。現在でもこれだけ足らなくて、支援員さんが、そして子どもたちには人気がある学童でしょう。部長初め、所管の部課が一生懸命これをやってくれてるのは委員会の誰もが否定することではないけれども、国の処遇改善事業等をやっぱりもっと積極的に活用して、お金だけが問題ではないけれども、やっぱり支援員さんの不足の補充に対する考え方を上に上げて、うちは特に、経営会議等ではやっぱりですね、委員会でもこれだけ言われてる、事故も発生してる、夏季学童も心配してるということをですね、ぜひ伝えていただきたいんです。部長、よろしくお願いします。 288: ◯副委員長(近藤幸恵君) 筒井部長。 289: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 経営会議の席というよりも、むしろ今からで言うと、実施計画等に上げていって、その中で事業を説明していくことになってまいりますので、支援については、去年も実施計画のほうに所管のほうから上げましたけど、ちょっとこちらのほうが満足のいく結果ではございませんでしたので。今年度はまた改めてですね、国の処遇改善のを利用させていただいて、また支援員の不足に対してですね、より一層手厚くできるような対策をとっていきたいと考えています。  その節には、委員会のほうからもそういうふうな意見を頂戴したということをですね、訴えまして、そのあたりを企画とか財政のほうにもですね、行かせていただいて、所管から上げたのがなるべく満足できるような形で実施計画に反映していくように努力したいと思います。  以上でございます。 290: ◯委員(米丸貴浩君) よろしくお願いします。 291: ◯副委員長(近藤幸恵君) 委員長を交代いたします。 292: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。近藤委員、どうぞ。 293: ◯副委員長(近藤幸恵君) 学童の分なんですけれども、放課後児童クラブですが、低学年の子どもが非常に多かったっていう、これぐらいは遊びの中でけがするだろうと私も思うんですけど、今、学校、教育委員会にいたしましてもね、結構保護者のクレーマーさんが多かったりするわけです。この事故に関しては、そういうもめたっていうことは当然ないんですね。お尋ねいたします。 294: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 295: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 今回の報告のケースの中ではですね、お二人の方が衝突でけがをしておりますが、その保護者とのお話にもですね、支援員も立ち会ってですね、お互い請求はしないというようなお話をしていただいたりとかして御理解を得ている状況です。今回のケースの中には影響はございません。 296: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。 297: ◯副委員長(近藤幸恵君) ありがとうございます。よかったです。ぶつかったときなんかはですね、非常に、中に立つ者の力量もありますので、ようございました。ありがとうございました。 298: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 299: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、報告事項(2)平成29年度児童センター、放課後児童クラブの事故発生状況については、以上とさせていただきます。  では、引き続き報告をお願いいたします。  筒井福祉支援部長。 300: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 次に、報告事項の3件目で、待機児童について、こども未来課長が説明いたします。 301: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 302: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 平成30年4月1日現在の待機児童数、こちらのほうの集計が終わりましたので、御報告をさせていただきます。  資料としましては、A4横の表をお配りしております。こちらの表で御説明いたします。  平成30年度につきましては定員でございますが、表の最下段の左側から2番目、2,050人でございまして、春日どろんこ保育園の新設により、前年度より150人増となっております。  待機児童につきましては、最下段の黒い星印をしていますが、67人。昨年度の74人から7人の減となっております。表の右から3番目の列、待機児童の定義に入らない子どもを合わせたところの4月1日現在の未入所者数も昨年度の114人から3人の減となっております。  なお、市の子ども・子育て支援事業計画で見込んでいました提供体制の不足数につきましては、平成30年度が28人となっております。  参考までに近隣市町の状況を申し上げますと、大野城市さんが待機児童数ですけど174人、筑紫野市さんが182人、太宰府市さんが94人、那珂川町さんが29人となっております。福岡市は西日本新聞の4月28日のインターネットニュースでは、待機児童は40人ということでしたが、未入所児が1,400人を超えているというような記事がございました。  平成30年4月1日の入所児童数は表の最下段の左側から3番目のところ、1,800人であり、一つ右側の入所率を見ると、昨年度よりも若干低くなっております。これは昨年度同様にですね、入所内々定として枠を確保していること。それから、3歳未満児、特に1歳児のニーズが伸びていること。これは待機児童となっている児童のうち、57.3%が1歳児希望でございます。一部の園に入所の希望が偏っていることなどが主な要因でございます。  なお、どろんこ保育園の新設により定員が150人増となり、4月1日より供用開始をしておりますが、新設ということもありまして、特に3歳以上児については、一気に一時期で定員が埋まるということは難しいところですが、ニーズの多かった3歳未満児については定員を超える受け入れをしていただいており、待機児童の減には一部寄与をしていただいていると考えております。  報告のほうは以上でございます。 303: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。  待機児童についての報告が終わりましたので、質疑をお受けします。質疑ありませんでしょうか。近藤委員、どうぞ。 304: ◯副委員長(近藤幸恵君) この表をもとにお伺いしますけど、入所率は87.8%になってるんですよね。まあ待機児童数は減ってはきてますよね。ここでおさまっていくのかなという気もするんですが、ただ、入所率、施設はたくさんできたんだけども、そこがやはり満杯状態にならないというのは、やっぱり保育士不足というものは否めないのかなというところは大きく思うんですけれども、ここの部分はどのように考えていらっしゃるんでしょうか。 305: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 306: ◯こども未来課長(久保山竜治君) この入所率はですね、入所の内々定とかも含めますので、一概にここだけでということではないと思いますが、全体的に保育士の不足というのはこれまで同様ですね、なかなかやっぱり募集をしても応募がないというところで。特に直営の保育所等でですね、不足の状況に拍車がかかって、ゼロ歳児でやっぱり人手が要る部分がなかなか受け入れてもらえない部分がございます。 307: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員、どうぞ。 308: ◯副委員長(近藤幸恵君) 今、「直営が」とおっしゃいましたけど、直営が今2カ所ありますけど、そこではどのくらい足りない見てらっしゃるんですか。 309: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 310: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 直営は昇町、須玖の2カ所がございますが、嘱託職員で約10名ほど足りないと、フルタイムの嘱託で10名ほど足りないということでお聞きしております。 311: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 312: ◯副委員長(近藤幸恵君) 嘱託委員も結構面接をして努力はしているんですけれども、なかなかなっていただけないっていう実情がありましたよね、たしかね。そうでしたね。その辺の努力はしてらっしゃるはずですけど、潜在保育士を顕在化していくという部分では、非常に大切になってくるんですが、そのあたりの努力もしてありましたよね、きっと。そのあたりの努力をやっぱりますますしなきゃいけないんじゃないかと思いますけど、そのあたりはどのようにお考えなのかなと。 313: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 314: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 潜在保育士さんの掘り起こしも含めてですね、当然、各広報紙への募集、それから県の保育協会等への就職のあっせん等も進めて、昨年度は有料就職雑誌への掲載等も行ったんですが、先ほど10名足りないと申しましたけども、ちょっと前では11名足りないということで報告を受けてて、若干ではありますが、少しずつ応募は来て、採用等には結びついてはいるみたいんですが、まだまだ10名という人数はですね、なかなかやっぱり厳しい状況はございます。 315: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 316: ◯副委員長(近藤幸恵君) この件はやっぱり処遇改善も含めながらの募集となっていって、埋めていかなければならないと思いますので、昨年に増しての体制といいますか、努力は必要なんじゃないかと思いますので、努めていただいて、入所率を上げるような形にしていただきたいかなと思います。  続けて、済みませんが。入所率は高いほうがいいんですよね。一つは、保育士不足っていうところも大きいかと思うんですけども、施設をたくさん今つくっている段階ですね、大きく。大和も今度150になるっていうところなんですけど、今度は施設が余ってくるんじゃなかろうかっていう、逆にですね、心配するんですよ。  待機児童をゼロにするっていうのは、ちょっと難しい。この67名の方も、届出保育施設に行ってらっしゃる可能性ってすごくありますよね。だから本当に67名なのかっていうのもありますし。施設を大きくしていってゼロにしたい気持ちはよくわかるんですけど、その辺が、人口は春日市は減らないと、まだ微増であると。でも、微減はしていく可能性は高いわけですので、そのあたりも、また大和なんか150にしたりして、そこを防ぎたいと思うのは、ゼロにしたいというのはよくわかりますけど、その辺の考えもどのようにお持ちなのか、それからこの先のこともやっぱりあわせて考えていかなきゃいけないと思うんですが、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。 317: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 318: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 今年度ですね、子ども・子育て支援計画の後期ということで、再度ニーズ調査をする予定をしておりますので、そういった調査の状況も踏まえたいとは思いますが、現在のところはですね、特定の年齢に集中しているとかいう状況もありますけど、まだまだニーズを満たしているとは思っておりません。4月1日現在の未入所者数っていうのが、やはり提供体制の不足ということで111名いらっしゃいますので、今後は拡大ばっかりではなくて、当然、年齢構成も考えた整備をしていかなきゃいけないとは思っております。 319: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 320: ◯副委員長(近藤幸恵君) そのあたりですね、重々考えながら、行政としてもですね、ただただ事業者さんにね、大きいのつくってくれっていうばっかりではいけないと思うんですよね、やっぱり。やっぱり入所率を90以上にしなければならないことだと思うんです、経営上ですね。そのあたりのはざまに立って大変だろうと思うんですけれども、ぜひですね、やっぱり健全な運営もしていただきたいので、そのあたりを重々考えながら、行政としても捉えながら、これから先のことを見込んでしてください。お願いいたします。 321: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしくお願いします。  ほかに質疑ありませんでしょうか。西川委員。 322: ◯委員(西川文代君) 一部の保育所に集中しているっていうことを、今、御説明の中にあったんですけど、そのために待機児童も減らないということをおっしゃっていましたが、一部の保育所に集中する理由みたいなところを調査とかは、一体なぜそこに集中するのかとか、そういうところを分析されてますか。 323: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 324: ◯こども未来課長(久保山竜治君) いろんな要因があると思います。当然、勤務先とか勤務経路に近いところっていうのが、やっぱり朝の忙しい時間ですので、どうしても。春日市内、市域は狭いとはいいましても朝は非常に渋滞したりもしますんで、そういったところ。それから昨年通ってたところにどうしても行かせたい。ただ、たまたまその年に申し込むと、その年齢層が非常に希望が多くてというところがあったりします。なかなか状況は調べておりますが、特定の園を希望されて、民営の保育所もございますので、どうしてもここの保育方針が好きだっていうケースもございます。いろいろなケースがございます。 325: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 326: ◯委員(西川文代君) やはり自分が住んでいるところの近くに預けたいとかですね、そういうことがあるんであればですね、これはもう状況は刻々と変化していくんですけれども、やはり徹底した現状分析で、どのあたりにどういうニーズがあるのか、春日市狭いですけど、そこを考えてですね、保育所を建てる場所とか、そういうところも考えていく必要があるのかなと思うんですね。  この前言った地域包括ケアシステムのところの高齢者のニーズをやっぱり狭い11平方キロメートルの中で徹底的に調査して、そしてここに必要ということがあったので、そのあたりを今後はですね、考えていっていただきたいなと思います。  以上です。 327: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんか。よろしいですか。前田委員。 328: ◯委員(前田俊雄君) この待機児童の67名なんですけど、これの年齢構成ってわかるもんですか。特に何歳児が今──確かに先ほどの定員に対しての入所児童数、入所率という理論的な計算はできるんですけれども、これは年齢によって変わってくると思うんですよね。 329: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。 330: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 待機児童67名の年齢構成でございますが、ゼロ歳児が12名、1歳児が38名、2歳児が6名、3歳児が5名、それから4・5歳児で一緒にしておりますが、6名でございます。 331: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員、よろしいですか。 332: ◯委員(前田俊雄君) そうなってくるとやっぱり、単純にですよ、待機児童を減らそうと思ったら、1歳児をどう手当てするかという部分になってくるわけですけれども、やはり依然どの保育施設も1歳児の保育のクラスは満杯なんですかね。 333: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。 334: ◯こども未来課長(久保山竜治君) どこの保育所もですね、1歳児については定員を若干超える枠を受け入れてもらっておりますが、この1歳児がですね、今のままのニーズだと来年は2歳児がふえるということも想定はされますので、人数は変わるとは思いますけれども、そういったこともちょっと視野に入れて検討していかないといけないと思っております。 335: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。結構です。 336: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 337: ◯委員長(米丸貴浩君) いろんな質疑を聞いているとですね、じゃあ、直営保育所は足らない、特に1歳児あたり、ゼロ歳児、このあたりの枠を広げて、ちゃんと直営はカバーしますよっていう体制にあるんですか。  久保山こども未来課長。 338: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 正直言いまして、今その体制にはございません。それから、各クラスの担任というのが全て正職で賄えている状況でないところがですね、所管課長としては非常に危機感を持っております。やはり、せめてクラス担任はですね、正職でというところは考えておるんですけれども、なかなか正職の雇用っていうのが全庁的に非常に厳しい状況ではございますけれども、引き続き要求、要望というのはしていかないといけないと思っております。 339: ◯委員長(米丸貴浩君) これは一番最後の合同説明会のところで出てくるかなと思ったんだけど、これまで委員の皆さんの発言を聞いてても、保育士さんもやっぱり足りないと。特に直営。いろんなところで春日市内の保育事業を引っ張っていっていただかなければならないところが、そういう現状であるっていうことであればですよ、これはまた部長にお願いせないかん話になってくるだろうと思うけれども、正職の保育士さんの確保は至上命令でやっぱりやってほしいと。
     じゃないと、せっかく今年度SSTに対する予算もたくさんつけてもらったり、いろいろやってっていう話になってきても、人がいないとどうしようもないんですから。責任を持たなきゃいけない正職員さんが足らない現状というのは、やっぱりどうなのかなと。普通の状況じゃないですよね。  そうであれば、これもまた次期検討にかかわってくるんだろうけれども、どうですか、委員の皆さん、やっぱりこれは委員の総意として、委員会の総意として、ぜひ執行部頑張ってくれというふうに言ってもよろしいんじゃないですかね。部長、頑張ってくださいよ。 340: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) はい。 341: ◯委員長(米丸貴浩君) それもまたあわせてですね、こういう現状があったら、本来は引っ張らなきゃいけない直営がこういう状況というのは、どうしたもんかというのは、委員会でも毎回出ますと。ある意味、委員会の責任にしてもいいんだけども。やっぱり通常の状態にまずは戻らなきゃいけないですよね。これから先の直営保育所のあり方も考えて。今だけではなくて。私はそう思うし、多分委員の皆さんもそうじゃないのかな。ぜひよろしくお願いいたします。  筒井福祉支援部長。 342: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 正職の保育士が直営の場合、比率が低いことについては庁内でも検討しているところですが、なかなか簡単には突破口が開けないというのが現状でございます。しかし、久保山課長が申しましたように、やっぱり担任を全員正職で持てないっていう状況が普通考えられない状態でございますので、何か事故があったりすればですね、嘱託が担任をしているっていうことで問題が発生することもあるかもしれません。  その比率については、1人の正職の保育士を任用するっていうことは、人事サイドとかは40年間その保育士をずっと任用していくことになるわけだから慎重に考えないといけないっていうことを常々言われるんですけど、春日市の子育て支援をしていく上で、直営保育所の果たすべき役割、それから正職保育士の果たすべき役割っていうのをもうちょっと明確にしてですね、そのあたりを理解を求めていくように所管としては努力してまいりたいと思います。  委員会のほうでもそういう御意見を頂戴したということでですね、またその分で調整してまいりたいと思いますので、なるべく委員会の意に添うように、私たちとしても正職の比率は上げたいというのは熱望しておりますので、努力したいと思います。 343: ◯委員長(米丸貴浩君) 部長がおっしゃったとおりですよ。事故があったら。事故があったら誰が責任をとるんでしょうね。そういうことですよね。よろしくお願いいたします。事故はあったらいかんですよ。 344: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) はい。 345: ◯委員長(米丸貴浩君) 待機児童についての報告は以上とさせていただいてよろしいですかね。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 346: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き3番、その他の報告に移りたいと思いますので、順次、報告をお願いいたします。  筒井福祉支援部長。 347: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) それでは次に、3のその他の報告事項に移ります。  最初に、福祉支援部関連事業において、6月市議会定例会にかかわってまいります案件について説明いたします。本日はあくまでも閉会中の所管事務事業の報告という形で頭出し的な説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、(1)のア、筑紫地区障害支援区分等審査会の共同設置に関する規約の一部変更に関する協議について、福祉支援課長が説明いたします。 348: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉福祉支援課長。 349: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 規約の一部変更でございます。障がい者の心身の状態でどのくらいのサービスが必要かを一人一人判定いたします筑紫地区障害支援区分等審査会は、この規約に基づき、筑紫地区4市1町で共同設置しております。今回、構成団体である那珂川町が10月1日の市制施行により那珂川市になるため、所要の変更をするものでございます。  なお、この規約の一部を変更するためほかの3市1町と協議することについて、地方自治法の関係規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  以上です。 350: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いします。筒井福祉支援部長。 351: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 次に、それでは(1)のイ、6月補正予算に係る主要な事業等の状況、予定につきまして担当課長が説明いたします。保護課長、続いてこども未来課長、引き続き説明させていただきます。 352: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 353: ◯保護課長(吉田徹也君) 保護課は補正予算1件ございます。先ほどちょっと説明いたしましたが、ことしの10月に生活保護基準の改正がございます。ついては、それに関連し、生活保護システムの改修費について、歳出予算及び歳入予算に補正をそれぞれ行います。  保護課は以上です。 354: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。久保山こども未来課長。 355: ◯こども未来課長(久保山竜治君) こども未来課より歳入歳出予算、これはセットになりますが1件ずつ、歳出予算1件を計上しております。  内容は、まず1件目の歳入歳出予算でございますが、児童センターの夏休みにおける主催事業についてでございます。児童センター事業の中に劇団による公演を組み込んで実施するものです。こちらは一般財団法人自治総合センターが実施しておりますコミュニティ助成事業助成金、これは宝くじの社会貢献広報事業の一環として行われているものですが、こちらの採択を受けることができましたので、6月補正で計上するものです。  次に、歳出予算の1件ですが、直営の保育所須玖・昇町の木製ロッカー、おもちゃ棚等の作成を福岡県産材木にて行うものでございます。この歳入につきましては、地域生活部地域づくり課において予算措置を行うものですが、福岡県森林環境税を活用して実施する新たな取り組みでございます。森林の有する公益的機能の発揮、森林を守り育てる機運の向上に向けた施策を実施し、緑豊かな森林を次世代へ引き継ぐ目的で行われているもので、要件としましては、原材料に福岡県産材を使用していること、公共的利用等であることなどがあり、この要件を満たすものとして計上するものでございます。  以上です。 356: ◯委員長(米丸貴浩君) 以上ですね。ここは。 357: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) はい。 358: ◯委員長(米丸貴浩君) この件はまた6月の定例会のときに詳しくお聞きしようと思いますけど、あえて確認をしておきたいことは。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 359: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、3の(2)の報告をお願いいたします。筒井福祉支援部長。 360: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 3の(2)で、西日本新聞で報道された献体に関する記事について保護課長が説明いたします。 361: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 362: ◯保護課長(吉田徹也君) では、西日本新聞で報道されました献体に関する記事につきまして、私のほうから報告をさせていただきます。お手元には新聞の記事のコピーを配付させていただいております。  4月25日の西日本新聞の朝刊におきまして、2009年の本市生活保護に関する記事が掲載をされました。当時のケースワーカーが本人の同意なく献体の手続を進めたというものです。これに関する取材につきましては、昨年8月8日に行われました。2009年、その当時の記録につきましては、既に廃棄をされておりまして、事実の確認ができない、したがってお答えができないと答えたところになります。  また、例えば当時の記録が現存したとしても、その者が生活保護の受給者であったその部分であるとか、どのような支援を行ったかは、たとえ亡くなった方であっても非常にデリケートな情報でありますし、また、病院、そして身内、あと関係者が今回いらっしゃいますので、そこにもかかわる内容であれば、ことさらにお答えはしかねると申し上げたところであります。  その上で、今現在、本市が献体をどう取り扱っているかについては答えることはできますよとして、一部取材を引き受けたところでございます。現在、本市におきましては、献体には本人の同意が大前提との認識でございまして、本人の同意なく献体の手続を進めることはあり得ないと新聞社にお答えをいたしました。  なお、新聞に掲載をされております献体を受け入れる大学病院、福岡歯科大におきましても、本人の同意はもちろん、身内の同意を得られない献体は引き受けていないというふうに聞いております。  また、報道では、市のケースワーカーが生活保護世帯に対して積極的に献体を勧めているかの誤解を与えるような表現がございますが、そのようなことは一切ございません。  報告は以上です。 363: ◯委員長(米丸貴浩君) 新聞記事に関する報告がありましたけれども、これについてはお聞きしたいことはありませんか。近藤委員、どうぞ。 364: ◯副委員長(近藤幸恵君) 新聞社のあれでこういうふうに大きくなったんですけど、なかったとは言えないっていうことですよね。あったわけですけど。どのくらい今までやってきたというデータか何かあるんですか。生活保護の方に献体を勧めたという、そういう定性的なものはあるんですか。記したものが。 365: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。 366: ◯保護課長(吉田徹也君) 申しわけありません。今、手元に、詳細なデータについては把握はしておりませんが、この新聞取材のときにはですね、過去5年については記録がありますということで、その件数についてピックアップをしております。それにつきましては、こちらの新聞記事のほうにも掲載をされております。中段ぐらいですかね。平成16年度までの。                 (「2016年」と発言する者あり) 367: ◯保護課長(吉田徹也君) 2016年ですね。2016年からさかのぼること5年間ですね。この間に亡くなった単身受給者127人のうち15人が献体したということで取材にはお答えをさせていただいております。 368: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 369: ◯副委員長(近藤幸恵君) ありがとうございます。この新聞報道の後に、多分近隣市町村のこともお調べになったかと思うんですけども、まあ近隣市町村もお調べになったと思います。それもあわせてですけど、経営会議とか、そういうところではどういうふうなはからいになっているのかとあわせてお聞きいたします。 370: ◯委員長(米丸貴浩君) 筒井福祉支援部長。 371: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 経営会議のほうには、この献体の記事が掲載された段階で報告いたしております。今、吉田課長が報告いたしましたように、新聞の記事についてはその当時の書類が全部廃棄処分になっている時期が来てですね、なっているということと、その当時の分が仮にわかったとしても、プライバシーの関係もあるので明確にできないということ。いずれにしても、現在がどうなのかっていう取材もございましたので、現在は本人同意、それから親族の同意なしに献体のほうにお願いすることはないということとでですね、経営会議では報告いたしております。  なお、この記事が出まして、その記事に関連して市民等からの問い合わせは1件もございませんでしたということもあわせて報告いたしておきます。  以上です。 372: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 373: ◯副委員長(近藤幸恵君) あわせてありがとうございました。献体は積極的に勧めているわけではない、そういう道もあるよということの提案だと思うんですね。そして、本人同意、家族同意の中で行われると。違法性はないということでしたので、さっきおっしゃっていただいたんで、市民からのですね、お問い合わせがなかったということで、ひとまずは安心いたしましたけど、そのあたりはこういう記事が出たわけですから、丁寧にお伝えしながら、本人様の、貢献したいのか、したくないのかという意思をはっきりと確認しながら、いい方向に持っていってくださいね。よろしくお願いいたします。 374: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんか。いいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 375: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、新聞記事に関する報告は以上とさせていただきます。  では、引き続き合同就職説明会の報告をお願いいたします。久保山こども未来課長。 376: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 合同就職説明会について御報告いたします。大学と短大の幼児教育課程を出てある学生の保育士さん、幼稚園教諭を目指されてある方へ向けての合同就職説明会についてでございます。  5月12日土曜日に、昨年度同様、幼稚園さんも交えて市内の幼稚園、保育所全園合同で就職説明会を開催しております。  78人の参加があっております。ほとんどは学生の方でございました。13時から16時までの開催でしたが、来場者のほとんどの方が時間いっぱい、入られたら出られないということで、退出される方がなかなかいないといったちょっと熱気のある説明会になったかとは思っております。内訳としましては、学生さんが59名、中途でも希望してある方が19名来られております。  今年度につきましては、開催の案内をですね、各大学、短大の就職課を回るのみでなく、各園に御協力をいただきまして、学校ごとに卒業生の保育士さんとか幼稚園教諭の方も一緒に出向いていただいてですね、指導の教授のほうにも開催の案内をしてくださいということで回っております。  報告は以上でございます。 377: ◯委員長(米丸貴浩君) 合同就職説明会について、質疑はありませんでしょうか。保育士さんの話はさっき待機児童のときに出ましたので、よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 378: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、筒井部長、以上でしょうか。筒井福祉支援部長。 379: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 済みません、最後に、レジュメにはございませんが、子育て支援課からその他の報告が追加でございます。子育て支援課長が説明させていただいてよろしいでしょうか。 380: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。今福子育て支援課長。 381: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 1点目は、先週の17日木曜日に、春日市要保護児童対策地域協議会代表者会議を開催いたしております。その会議の際に、同協議会の調整機関であります子育て支援課、子育て支援担当の業務報告を配付しておりますので、御参考までに委員の皆様にもお配りをしております。後ほどごらんいただければと思います。  2点目は、本市におけるはしか患者が発生をいたしております。新聞報道もされていましたので御存じかとは思いますが。このはしかに関しましては、健康推進部が主管部となりますが、福祉支援部の所掌業務も若干関係しておりますので、簡単に御説明したいと思います。  本日、閉会中の委員会の報告の順番が、健康推進部は後になっておりますので、まず、はしかとはどのような病気かということを初めに簡単に御説明したいと思います。  麻しん、いわゆるはしかは、麻しんウイルスに感染することによる感染症でございます。大体10日から12日程度の潜伏期間の後、38度程度の熱が2日から4日続きます。その後、一旦解熱をするんですが、半日後ぐらいに再び発熱し、今度は高熱と発疹の症状を呈します。せき、鼻水、くしゃみ、上気道炎、結膜炎などの症状も伴うとされております。1週間程度で症状が落ちつくのですが、体力がもとに戻るまでには約1カ月程度かかると言われております。  特徴が3点ございます。  1点目は、感染力が非常に強いということであります。具体的には、飛沫感染だけでなく、空気感染をするため、マスクや手洗いで感染を防ぐことはできません。はしかに罹患した者は発熱があらわれる前日からウイルスを排出しております。排出されたウイルスというのは、熱とか酸、アルカリ、それから紫外線などでも比較的容易に不活化するものの、2時間程度は感染力を有しているため、免疫力を有していない、あるいはそれが下がっている者がこの感染力を有するウイルスに曝露をいたしますと、90%以上がはしかに感染し、一旦感染をいたしますと、ほぼ100%が発症すると言われているものでございます。  2番目の特徴は、合併症を伴いやすいということです。大体はしかに罹患した者は3割以上が中耳炎ですとか肺炎などの合併症を引き起こします。時に重症化もいたします。1,000人に1人程度が重症の脳炎になって、まれに死亡するとされているものです。  また、はしかに罹患した者のうち、治癒した後、10万人に2人程度の割合で罹患後7年から10年後に亜急性硬化性全脳炎、亜ですから急性に準じたという意味ですね。「硬化」はかたくなる。全脳炎の症状があらわれることがあるそうです。この疾病は進行性があって、かつ予後不良、すなわち治癒方法がないという非常に厳しい疾病でございます。  それから、3番目の特徴は、根治療法がないということです。インフルエンザなどと異なりまして、はしか治療のための抗ウイルス薬はございません。したがって、治療は過度に熱が上がったときの解熱など対症療法が基本となります。ただ、合併症を引き起こした場合は、合併症の治療というのをあわせて行っていくということになります。細菌による感染症ではございませんので、抗生物質の効果がございません。  このようにはしかは感染力が非常に強く、時に重症化することがありますが、根本的な治療方法がありませんので、対策としては予防が中心となるものです。  はしかの予防でございます。ここは子育て支援課のほうが所掌している事務になるんですけれども、定期接種として法令に基づく2回の予防接種が制度化されております。自己負担はございません。この2回の接種により、大体95%以上が高い免疫性を獲得し、予防することができるとされております。接種の時期は第1期が1歳から2歳まで、第2期が就学前の1年間。今の接種制度が適用されているのは、平成2年4月以降に生まれた者でございます。では、それ以前はどうだったかというと、昭和47年10月から平成2年3月までに生まれた者については、1回接種の制度がありました。ただ、これは有料の接種です。では、これより前はどうかというと、制度上のワクチン接種というのはございません。ただ、多くがはしかに罹患した経験がありますので、高い免疫性を継続して、持続していると言われております。  この定期接種に関し、春日市福祉支援部が行っていることでございますが、まず、1歳6カ月健診、これは医療機関における個別健診であります。このときに医療機関の協力によって、未接種者がいた場合は、健診当日に予診票に記入をしてもらって、接種を実施しております。これによって、大体99%以上が1回目の接種というのは受けている状況です。  それから、第2期接種に関しては、未接種者に対し、7月、2月に文書による勧奨を実施しております。それと同じく、就学前の健診時に未接種者に対しては、直接予診票をお渡ししまして、予防接種を受けてくださいという勧奨を行っているところでございます。  説明は以上でございます。 382: ◯委員長(米丸貴浩君) はしかに関しては、なかなか委員会の皆さんにも、これがこうですよって言えない歯がゆいところがあったんですけども、予防等説明が今ありましたので、大体対処はわかったかと思いますけど、お聞きしたいことはありますか。よろしいですか。西川委員、どうぞ。 383: ◯委員(西川文代君) ここで聞いていいかわかりませんけど、今、春日市民ではしかにかかられてる方の人数とかは把握とかはできているんですか。 384: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福子育て支援課長。 385: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 少し前になりますけど、今月16日に状況把握をしてちょっと整理をしたんですが、そのときに9人の感染者が、全体でですね、福岡県で9人の感染者がいまして、1人目が非公表で全然わからないんですが、その他で春日市は3人、その時点では3人感染者がいるという状況でした。 386: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 387: ◯委員長(米丸貴浩君) では、はしかについて、それからもう1件、春日市子育て支援担当業務報告については、以上とさせていだきます。  筒井部長、以上でしょうか。 388: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 以上でございます。  それでは、福祉支援部の所管事務調査及び報告を終了します。  全体を通じて、福祉支援部にお聞きしたいことはありませんでしょうか。いいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 389: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、改めまして福祉支援部の所管事務調査及び報告を終了いたします。
     ここで暫時休憩いたします。執行部の皆さんは退席されて結構です。どうもお疲れさまでした。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午後2時12分                  再開 午後2時20分              ──── ─ ──── ─ ──── 390: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  次に、健康推進部の議会閉会中の調査事件、報告事項を議題といたしますが、健康推進部は今回は調査事件がありませんので、報告事項をお願いしたいと思います。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、報告を順次、お願いいたします。  佐々木健康推進部長。 391: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 皆さん、こんにちは。健康推進部でございます。  本日は、次第に記載をされております8件の報告事項、並びにその他で2件の報告をさせていただきます。  それぞれ順に担当課長から説明させますので、よろしくお願いいたします。 392: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 393: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 健康スポーツ課でございます。よろしくお願いいたします。  報告事項(1)春日市スポーツ推進基本計画について、配付させていただいている資料の確認でございます。こちらのスポーツ推進基本計画、あわせて概要をお配りしております。お手元にございますでしょうか。 394: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいですかね。はい、お願いします。 395: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) では、始めます。  春日市スポーツ推進基本計画2018年度~2022年度~スポーツによる健康・感動・絆づくり~を平成30年3月に策定いたしましたので、概要を御報告いたします。  まず、計画書の1ページをごらんください。  スポーツの定義というものが載っています。1、スポーツの定義としまして、スポーツ基本法においてスポーツとはと。ちょっと読み上げます。2行目です。  スポーツとは「心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、自律心その他の精神の涵養等のために個人又は集団で行われる運動競技その他の身体活動」というふうにされております。  第2段目です。本計画では、スポーツの概念を広く捉え、競技スポーツだけでなく、ウオーキングやラジオ体操など健康の保持増進や体力向上、介護予防──括弧して目的、強度によるとしておりますが、のための運動を含めた身体活動をスポーツと捉えるというふうにしております。  次に、スポーツの意義でございます。1ページの下の段です。一部だけ読み上げます。  まず、スポーツには、基本法にあるように、青少年の健全育成や地域社会の再生、心身の健康の保持増進など多くの社会的意義があるということと、次に、近年、少子高齢化の進行に伴い、国民の健康の保持増進は国全体の重要課題の一つとなっているということで、ちょっと飛びまして、人間関係の希薄化等、問題を抱える地域社会の再生に向け、スポーツの果たす役割に、ますます期待が高まっているということでございます。  こうした状況の中ですね、先ほど申し上げましたとおり、平成23年8月にスポーツ振興法が全面改正され、基本法というものが施行されました。ですから、従来の振興策、振興というのを、私、辞書で調べましたら学術・産業などを盛んにすること、その段階から、推進策、これは物事を前に推し進めることに移行しておるということで、そういった思想に基づきまして本計画を策定したということでございます。  これ以降、配付資料に沿って説明させていただきたいと思います。こちらの概要をお願いいたします。  まず前段で、国の第2期スポーツ基本計画や第5次春日市総合計画、後期基本計画などを踏まえスポーツの持つ可能性を最大限に生かし、市民の健康の保持増進、健康寿命の延伸、スポーツを通じた感動、スポーツを通じたきずなづくりができるまちの実現を目指して本計画を策定したと。  次に、スポーツの位置づけでございます。こちら計画書では3ページのほうにございますので、後ほどごらんいただければと思います。  本市の春日市総合計画を初め、春日市地域福祉計画や春日市公共施設等総合管理計画等の関連計画との整合性を図り、スポーツに関する施策を総合的に推進すると。済みません、そこ「施設」じゃなくて、修正してください、「施策」でございます。で、計画期間、こちらも同様に3ページにございますが、元号が改正されるということで、済みませんが、西暦で申し上げますと2018年本年から……。済みません、これも誤植でございます、2022年度までの5年間となっております。失礼しました。  次に、基本理念でございます。こちらは計画書のほうでは飛びまして18ページになっています。こちらのほうになりますが、後ほどごらんください。  基本理念は、スポーツには「みる」「する」「ささえる」など、さまざまなかかわり方がある中で、スポーツの持つ可能性を最大限に生かし、スポーツを「する」ことによる健康づくり、スポーツを「みる」ことによる感動づくり、スポーツを「ささえる」ことによるきずなづくりができるまちの実現を目指すというものでございまして、「スポーツによる健康・感動・絆づくり」を基本理念としております。  次に基本方針。こちらは、計画書のほうでは19ページでございます。  国で策定されました第2期スポーツ基本計画のキーワードである「する・みる・ささえる」の施策を体系化し、本市の歴史的背景や文化面を象徴する「やよい」の言葉に寄せ、「やってみよう」、「よってみよう」、「いってみよう」、そして「地域力アップ」を基本方針として、今後の施策を展開するものでございます。  基本方針の1としまして、やってみよう。これは「するスポーツ」でございます。人生を健康で生き生きと楽しむことができるまちづくりを目指すものでございます。  基本方針の2、よってみようでございます。こっちは「ささえるスポーツ」、きずなの強いまちづくりを目指すという方針です。  基本方針の3、いってみよう。こちらは「みるスポーツ」です。夢と感動にあふれるまちづくりを目指しますと。  基本方針の4、地域力アップ。これは「つながるスポーツ」というふうにしております。地域の輪が広がるまちを目指しますというものでございます。  次に、こちら配付しております裏面をごらんいただけますでしょうか。具体的な取り組みとしております。こちらは、計画書のほうでは22ページ、23ページ、計画の体系とともにございます。  計画の体系ごとに、今後5年間の取り組みとして、先ほどの「やよい」にかけました「やってみよう」「よってみよう」「いってみよう」の区分、そして「地域力アップ」の取り組みを49項目にわたって記述しております。  計画書のほうでは24ページから39ページの間では、この四つの基本方針ごとに現状と課題、今後5年間の取り組みを記述しております。  お手元にですね、お配りしている概要では22ページ・23ページのものが、こちらまるっきり同じものです、49項目の取り組みが記載されております。  次に、数値目標としまして、計画書では40ページにございます。基本方針ごとに、このような数値目標を設定しております。  次に、進捗管理でございます。計画書では41ページ。Plan、Do、Check、Actionというふうな御承知のサイクルでございますが、これに従って進捗管理を行います。  次に、アクションプランについて御説明いたします。計画書のほうでは43ページから54ページにわたりまして、アクションプランのほうが記載されております。それぞれ関係する所管名、あるいは団体名も踏まえて、そして実施の年度も、スケジュール管理という意味から予定年度を記載しております。こちらのほうを説明しますと非常に長くなりますので、一個一個はまたお持ち帰りの上、御熟読いただきたいかと思います。  次に計画書のですね、関連調査の概要ということで資料、概要の4ページをごらんください。  計画作成関連調査につきまして簡単に御説明しますと、今回の計画策定に当たり市民へのアンケート調査──1番の分です、を実施いたしました。それと、2番のスポーツ関係団体とヒアリングを実施しました。そして計画策定の参考とさせていただきました。そのまとめと施策の方向性については、推進計画の7ページから17ページに記載しております。  春日市スポーツ推進基本計画の概要の報告は以上でございますが、以前から議会、市民厚生委員会でお尋ねいただいておりました今後のスポーツ施設についてのあり方です。このスポーツ推進基本計画では、39ページにおいてスポーツ環境の充実と項目立てしております。  現状と課題では、この39ページの現状と課題の最後の段落ですが、今後は、施設の有効利用、計画的な整備の検討とあわせて、身近なスポーツの場の確保や、都市間連携による施設の広域利用についても検討する必要があるという問題認識に立っております。  本市のスポーツ施設等につきましては、今後の方針が明確になっていないものがございますが、課題の解決に向けた検討を加速させてまいりますので、さらにもうしばらくお時間をいただきたいと考えております。  私からの報告は以上でございます。 396: ◯委員長(米丸貴浩君) はい。岩隈課長からスポーツ推進基本計画の説明が終わりましたので、質疑をお受けします。質疑はありませんでしょうか。  近藤委員。 397: ◯副委員長(近藤幸恵君) 一つだけ確認させてください。  スポーツ、スポーツと言っておりますけど、スポーツは社会教育の一環として捉えてよろしいんですか。 398: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 399: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) もちろん社会教育という部分もございますけれども、私どもは、スポーツの今回の計画ではですね、健康づくりや地域づくり、そういったことで、それも社会教育に含まれるんでしたら社会教育と考えていいんでしょうが、なかなか定義は難しいんですが、社会教育のみならず、健康づくりとか、そういったのにも生かしていきたいツールだと考えております。 400: ◯副委員長(近藤幸恵君) わかりました。社会教育も大きく含んでるという意味ですね。 401: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい。 402: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、ありがとうございました。 403: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんか。  前田委員どうぞ。 404: ◯委員(前田俊雄君) この計画書の中で、確かにこれで内容はいいと思うんですけど、競技スポーツですね。競技スポーツはどのような位置づけで、どこに掲載されてますか。見るところ、35ページにスポーツ大会の開催と情報発信という部分があるのかなと思ってるんですけど。やはり一つの競技スポーツとしてですね、やはり全日本で活躍するスポーツマンをですね、育成または生む環境、そういうようなところですね。 405: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 406: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 今、前田委員のお尋ねのところでですね、取り組みとしましては、アクションプランでいいますと51ページも一つだと思います。基本方針の3、いってみよう(みるスポーツ)ということでですね、記載しております。51ページの(1)ではスポーツ大会の開催と情報発信ということで、まず大きな大会あるいはキャンプの受け入れ、トップレベルに触れる機会の充実を図りますというのが1点と、(2)でもですね、トップアスリートを招いた教室等の開催、トップレベルを目指す地元チームの支援と題しておりますし、あと、済みません、後ろに戻りますと、春日市からスポーツ選手を輩出しようといった取り組みにつきましては、47ページ、スポーツを通した次世代の育成ということでですね、これは県が中心となってやってる福岡県のタレント発掘事業等ございますので、そちらの活用をしまして、育成を図りたいというふうに考えております。さらに若手アスリートの育成ということで、2)のほうに記載しております。ですから、「する」と「みる」にまたがるということで御理解いただきたいと思います。  以上です。 407: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員よろしいですか。 408: ◯委員(前田俊雄君) そうしますと、この47ページは、済みません、さっきの三つの区分でいくと「やよい」のどれなんですか。やってみようの「や」になるのかな。 409: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい、やってみようです。 410: ◯委員(前田俊雄君) やってみようですね。わかりました、はい。 411: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 412: ◯委員(前田俊雄君) どうしてもね、こうしてぽっと見たとき、確かに本当にスポーツを通した健康づくり、きずなづくり、また人の交流、非常に私はいいことだと思うんですけど、どうも途中でですね、先ほども言いましたように、非常に競技スポーツというのがね。特に私自身もスポーツに関することは、本来、教育委員会の事務だったやつが市長部局の事務に移ってきたときに、私はですね、じゃあ競技スポーツはどうするんだということで、盛んにですね、私も訴えた経緯もありましたので、計画書ができたらですね、当然そこら辺のところは押さえるところがあったんで、今お聞きしたわけです。 413: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 414: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) こちらのスポーツ推進基本計画についてはですね、市長部局の健康スポーツ課が策定いたしましたが、当然、教育委員会議等ですね、そちらのほうにも御報告させていただく予定です。ですから、先ほど副委員長のほうがおっしゃった社会教育の面もありますが、我々、最終的には、やはり地域が幸せにというかですね、なってもらいたいという、そのツールとして使っていきたいという狙いもございますので、またがって実施していくということでございます。 415: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 416: ◯委員(前田俊雄君) 決して、私はこの計画を批判とかしてるわけじゃなくて、そういった過去の議論の中で、どう整理をしてどのように位置づけたかということを私自身が理解したかったもんでお聞きしたわけです。  もう1点、引き続きましてお尋ねしますけど、41ページに計画の進捗管理でPDCA。PDCAを回すことは当然の考え方なんですけども、ただですね、40ページの数値目標なんですけど、特にこういう進捗管理のときですね、目標の設定の仕方、何を目標にするのかということですね、またその数値が適正であるかという部分が。特に春日市は、今、目標管理という経営システムを導入しとるわけですけど、目標管理の中では、当然、適切な目標の事項であり、数値であるということになるわけです。ここはあれですか、この数値目標というのは、2017年は市民意識調査で51.2で、2022年度は65%と。これもやはり、市民意識調査をしてその数値を捕捉するという考えなのか。  もう一つはですね、アウトプットとしましてね、スポーツの体育施設の利用者数とかいうのも一つの数字として捕捉できるわけですけど、ここで言う、やってみよう(するスポーツ)の2022年度目標65.0%というのは、またこの時期に市民意識調査をして、そのときの数字で比較する、評価するということなんですか。 417: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 418: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) この計画自体が2022年度までの計画ですので、これの見直しといいますか、次の版に向けて意識調査を同じ項目で、目標としてますんで、アンケート調査を実施していきたいと思います。 419: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 420: ◯委員(前田俊雄君) 今のは、あくまでも数値目標の管理指標は市民意識調査ということですね。 421: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 422: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい、そのとおりでございます。それと、さらにやはりアウトプットで利用者数だとかですね、そういったものも当然加味されるかと思いますが、基本的には市民意識調査でフォローアップしていこうと考えております。  以上でございます。 423: ◯委員(前田俊雄君) はい、わかりました。結構です。 424: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員、よろしいですか。 425: ◯委員(前田俊雄君) はい。 426: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんか。  近藤委員。 427: ◯副委員長(近藤幸恵君) ちょっと社会教育にこだわって申しわけないんですけれども、この四つの方針がありますよね。いや、またがってるというのはよくわかります。そこの中で、どれが一番といいますか、強調されているところなんでしょうか。 428: ◯委員長(米丸貴浩君) もう一度質疑お願いいたします。 429: ◯副委員長(近藤幸恵君) 社会教育としてですね、四つの方針がありますけれども、その四つの方針の「やってみよう」「よってみよう」「いってみよう」「地域力アップ」とありますが、どれが一番社会教育としては強調されていく方針になるんでしょうかとお尋ねしています。全てといえば全てなんでしょうけれども。 430: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 431: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 非常に難しい御質問ではございます。私としましてというか、この計画をつくるに当たってですね、さまざまなスポーツを通じて春日市をよりよくしようというところを考えましたけれども、一番根っこにあるのは地域力のアップ、コミュニティを活性したり、そういった部分につながるスポーツじゃないかなと考えております。 432: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 433: ◯副委員長(近藤幸恵君) 難しい質問をして大変申しわけありませんね。私、「よってみよう」でささえるスポーツ、ボランティアを育成していくというとこなんて非常に高いと思いますし、地域力アップというところは非常にまた地域の力というところでつながっていくというとこで、課長がおっしゃるとおりだと思うんですけど、そのあたりが重点的になるのかなと認識しましたので、どうなのかなとお聞きした次第なんですけど。 434: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 435: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) つけ加えさせていただいてよろしいでしょうか。今おっしゃるとおりで、まさにボランティア──スポーツボランティアという言葉がまだ余りなじみはないかもしれませんが、そちらの育成に力を入れていきたいというのがございまして、今回6月議会のほうにもその分で御提案させてもらう内容がございます。スポーツボランティアを育成して、春日市はスポーツが非常に盛んなんですが、その春日市のスポーツを支える方、運営の力となっていられる方という人材のストック化をですね、図っていきたいというふうな考えがございます。  以上です。
    436: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員、よろしいですか。 437: ◯副委員長(近藤幸恵君) 私はね、社会教育というのはやっぱり、潜在的能力を顕在化していって、それを地域で生かしていっていただくというのが社会教育だろうと私は思ってます。スポーツの分野でも、それがしっかり果たせていけるんだろうと期待はしてるんですよね。そこをやっぱり明確に思っていただかなければ、執行部のほうがですね、そこには到達しないんですよ。ボランティア育成がなぜ必要なのかとか、そういうことをですね、しっかり考えてもらわないと中途半端なボランティア育成になるんですよ。ただ競技のときの受付をしてくれたりとかですね、そういうものではないはずなんですね。だから、そのあたりをどのように育成して、どのように地域に返していくのかとか、地域のつながりをどう持たせていくのかということをしっかり持っていかなければ、社会教育的にも、戻りますけどね、この計画にはなっていかないのかなと思います。  スポーツをするということは大切だと思います。心身を鍛えるとかいう意味もありますし、それから健康状態もですね、よりよいものになっていくと。また、春日市の中からね、すばらしい方を生み出していく、発掘していくというのも大きな春日市の力にもなっていきますけれども、そのあたりも重々考え合わせながら、この基本計画の実施となっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 438: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木健康推進部長。 439: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 今、副委員長からあったお話、非常に大事なことだというふうに思っております。特にですね、先ほど課長が言いましたように、6月議会で提案をさせてもらいます来年のラグビーワールドカップ2019の公認チームキャンプ地の受け入れをきっかけにしましてですね、今、副委員長からお話がありましたようなことも踏まえながら取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 440: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員、よろしいですか。 441: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい。 442: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。  西川委員。 443: ◯委員(西川文代君) 7ページです。市民意識調査から見る現状ですね。ここはちょっと、課題としてですね、施策の方向性にも書いてありますが、もともと健康スポーツ課にかわったのは、新総合スポーツセンターができて、やはりそこも活用しながら健康スポーツを推進していこうということだったと思うんですね。ただ、ちょっと残念なことに、2017年度の調査を見たときにですね、2010年から若干スポーツをやっている人が減っているぐらいの状況で、ふえてはいないということですね。  さまざまスポーツの意義ということはですね、ここに書かれていまして、私も大変共感します。ただ、そこで、基本的にはここの部の中に健康スポーツ課が入ったのは、やはり表にもありましたけれども、持続可能な社会をつくっていくと。社会保障関係経費の推移ですね。ここにもちょっと貢献していくためということがあったかと思うんですね。  ちょっと前段が長くなりますけれども、やはり私もですね、この年齢になって、本当にスポーツは大事ってことをひしひしと感じます。市民の方を見ていると健康な方は、やっぱりスポーツされてますね。なので、やはり健康とスポーツというのは、本当に密接にかかわってると思います。メタボとかありますよね。なので、やはりこれは、そこのところをしっかりやっていって、やっぱりスポーツをやってみようという人をですね、せっかくあれだけの立派な総合スポーツセンターもできたことですし、必要だと思うんですね。  そこで、この40ページの目標、2022年度目標65%は、かなりですね、15%ぐらいのところですけど、この65という数字はどういうことで出てきたんですかね。何か根拠ありますか。 444: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 445: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) それは、国のスポーツ推進の基本計画等を参考にいたしまして、そこの実施計画を参考して設定させていただいたものでございます。 446: ◯委員(西川文代君) はい、わかりました。 447: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 頑張らせていただきたい思います。 448: ◯委員(西川文代君) はい、よろしくお願いします。 449: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんか。  白水委員。 450: ◯委員(白水和博君) ライフステージに応じたスポーツ活動の推進。済みません、こっちのA3の紙のほう。そして、子ども世代のスポーツ活動の推進、高齢世代のスポーツ活動の推進という。それで、こっちの計画書の16ページのほうを見てみると、うちの岡本あたり、須玖あたりでも結構な人がグラウンドゴルフなんか高齢者の方されてるんですけど、この書いてありますスポーツする場の確保、これが春日市はこれ以上もう多分いろいろ出ていかないし、今度また体育館のほうもシーキャッツさんやったですかね、バレーのVリーグのトップを目指してっていうことで記者会見とかあってましたんで、それからやっぱり目の前でそういう、先ほどもあったラグビーとかトップアスリートを見るの、そういうスポーツを始めたい子とか、また真剣に取り組み直す子とか、いろいろ出てくると思うんですよね。そうした場合のスポーツをする場の確保、ここは一番、一番というか大事になってくると思うんです。  今のところ、どうにか回せてても、将来的にちょっと、チームがふえたりとかしていくとなかなか、ダブって、本当は週3日使いたいのが2日しか使えないとかいうふうになっていくと思うんです。この間もナイターの簡易照明の話もあってましたけど、例えば使えないのにつけても、その場で光る部分でやってくれぐらいの練習しかできなかったら、結局せっかくつけたのに使われなかったりというふうなことも出てくると思うんで、これから先ですね、当然、スポーツをする場の確保が大事になってくると思います。  これはもう、この計画方針ができましたんで、これから先そこはどうしますという答えは必要はないですけど、要望として、各団体がなるべく使えるようなシフトとか、代表さんとのつながりとかいろいろあると思うんですけども、せっかく始めてもらえるなら、ずっと続けてもらえるような場の確保をお願いしたいなと思います。要望というかですね。 451: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈課長、今の白水委員の質疑は、この計画の今の体系のところにですね、やってみようの(2)の下のほうに、2)でスポーツをする場の確保っていうのが書いてあるけど、ここを説明されれば一つはいいのかなと思ったんですが。  佐々木健康推進部長。 452: ◯健康推進部長(佐々木康広君) この計画書で言えば、39ページのスポーツ環境の充実というところに関連だと思います。白水委員のおっしゃったのは非常に大事なことになるというふうに考えておりまして、先ほども申しましたように、来年度はラグビーワールドカップの公認チームキャンプ地を誘致すると。そういった目的は、やはりそういった機会にスポーツにより親しんでいただく。やっぱり自分がちょっとやってみようと。そういった気持ちになってもらうと。そういったときに、じゃあやる場所をきちんと提供、確保していかないといけないじゃないかということだと思います。  そういった部分は重々認識をしております。ただ、それこそやはり費用がかかってくるという部分もありますので、まずは今ある環境。非常に春日市は恵まれた環境も一方ではあろうかと思います。総合スポーツセンター、あるいは、いろんな大きな公園もありますし、小中学校も数多くございまして、開放しておりますので、スポーツができる環境に恵まれてはおると思いますので、そういったところを有効に使っていただくように、今、委員からお話がありましたように、きちんと調整をですね、できる部分は調整をしていくと。そしてなおかつ足りないところはですね、やはりできる範囲で、優先順位をつけながらやっていきたいというふうに思っております。  しっかり受けとめておりますので、よろしくお願いいたします。 453: ◯委員長(米丸貴浩君) 白水委員、今の回答で。  白水委員。 454: ◯委員(白水和博君) この間、リトルラガーズさんですかね、今度ラグビーがあれされるということで教えられている方たちとちょっと話したときに、トップアスリートの、要するに世界ナンバー2のすごい選手たちを目の前で見れるんで、例えばそういう人たちは絶対──変な話、今、春日公園の土のグラウンドでやっていて、何か大会があると、そこが駐車場になったり。やっぱり一流の選手たちがやってる芝の上で子どもたちもやってみたいと。まあ広場の広さの確保とかもあって、そういうのがなかなかうまくとれないというか、そういう話を伺ったもんですから。  せっかくそういう選手たちを見て機運が盛り上がるなら、やっぱりそういうふうな環境でさせてあげたほうが。結構全国大会とかにも行ったりされてるみたいなんでですね。まあ、そこだけ突出してということは、ちょっとあれですけど、たまたまその団体からそういう話をちらっとお伺いしたもんですから。  あるときはバレーをされてる団体の方からもちょっと、なかなか全国大会とかができないみたいな話も。それは料金的なこともあると思うんですよね。エアコンとか何かああいうのを入れると。そういう話もあったんで、ちょっと場の確保ということでお尋ねさせてもらいました。 455: ◯委員長(米丸貴浩君) 39ページにあるように、残念ながらスポーツを1年間行った場所はどこですかっていったら、道路や遊歩道って書いてあるじゃないですか。これは出前トークでもよく出てくる話だけど。それに対しては、「身近なスポーツの場の確保に努めます。そのために検討する必要があります」ということですので、検討した結果が出てきたら、また委員会で報告をぜひお願いいたします。よろしいでしょうか。  岩隈健康スポーツ課長。 456: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい、ありがとうございます。委員長のおっしゃるとおり、また逐次ですね、報告してまいりたいと。それとともに、実は先ほどおっしゃったですね、「道路や」のところで運動するというのは、気軽にできるんですよ。ですから、そういった歩くことができるんで、歩く方が実際多くてですね、そういったところの整備も必要かなということなんですね。散歩も含まれますので。ですから、そういったところの充実も必要かなと。 457: ◯委員長(米丸貴浩君) 済みません、私は勘違いしてたかも。よく出てくるのは、「ボール遊びとかサッカーをする場がないじゃないの、どこですりゃいいの」「道路でしてます」と。それとは違う話ね。もとい。 458: ◯副委員長(近藤幸恵君) 意見だけ言わせてもらってもいいですか。 459: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 460: ◯副委員長(近藤幸恵君) 一番身近なスポーツはウオーキングだと思います。今、課長がおっしゃったようにですね。そこにきちっと、46ページの高齢世代と書いてありますけど、これは全世代だと私は思ってるんです。スポーツする場の確保のところでは、しっかり書いてありますよね。「春日市ウオーキングマップ」を広く市民に周知し、身近な場所で体を動かすきっかけづくりを行いますと。これには、まずですね、ここに関係所管が書いてあります。都市計画課ですね。ウオーキングをするには都市計画課とやっぱりしっかり協議をしながら広げていかなきゃいけないことでしょうね、きっと。  春日市には「四季の道」がありますよね。そこの整備も必要ですし、ほかになりそうなところも必要だと思います。もう市民の方がたくさん歩いてらっしゃるんですけど、いろんな不都合があるみたいですので、その辺は重々。一番身近で、手軽で、継続できるスポーツだと思います。よろしくお願いいたします。 461: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、よろしくお願いいたします。ほかに質疑はありませんでしょうか。よろしいですかね。  前田委員。 462: ◯委員(前田俊雄君) 22ページのですね、この計画書のですね、この中に、中学校における部活動支援という言葉が入っているわけですけど、この計画書にこの事項を入れるためには、当然、教育委員会との協議というのはなされているものと理解してよろしいですか。 463: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 464: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) こちら策定するに当たっては、教育委員会の意見、そして教育委員会議のほうにも、案の段階ですけど、お諮りしたという状況でございます。まず中学校の部活動支援については、今度、新しい制度のようなのが出てきているということを聞いておりますんで、実態に即した形でですね、この計画推進を図っていくように、連携に努めていきたいと思っております。 465: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 466: ◯委員(前田俊雄君) この計画書、これは当然、いいんですけども、今これを作成する主管は健康スポーツ課なんでしょうが、44ページにあるように、関係団体、関係所管があるわけですから、健康づくりっていったら非常にコンセプトが大きいもんですから、やっぱり全庁的なもんが入ってきますんでですね、十分そこら辺ですね、協議した上でこれを作成されてるというふうに理解しておりますので、ぜひともですね、もう計画書をつくるときには協議したけども、その後においては一切協議しておりませんとかにならないように進めていただきたい。  そして、すばらしいですね、次のときは5年後か、5年後にはですね、すばらしいアウトカムがですね、アウトプットじゃなくてアウトカムが出るように期待しております。 467: ◯委員長(米丸貴浩君) 期待されております。 468: ◯委員(前田俊雄君) 決意があればお聞きしましょう。 469: ◯委員長(米丸貴浩君) 決意がお聞きしたいそうです。  岩隈健康スポーツ課長。 470: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 本当、これが単なる書面で終わらないように、そして結果として、冒頭に申し上げたようにきちっとマネジメントしていきたいと思いますし、今までこの報告の中でいただいた御意見も踏まえて、よりよい地域づくり、そして健康づくりをスポーツを通じて行ってですね、よりよい春日市を目指していきたいと考えております。  以上です。 471: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、よろしくお願いします。  近藤委員。 472: ◯副委員長(近藤幸恵君) お尋ねいたします。44ページ、中学校における部活動支援のところなんですけど、さっき少しおっしゃってましたが、中学校が部活の外部講師をお願いしたいというところなんですが、そういう時に来ていますね、だんだんね。そこの中のですね、関係所属団体のところで、私はスポーツ推進委員さんは入るべきだと思ってたんですけど、入ってないんです。5番目ですよ、44の5)。そこのところ、スポーツ推進委員さんは私入るべきだと勝手に思ってたんですけど、入らない理由っていうのがあるんですかね。 473: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 474: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) スポーツ推進委員はですね、健康スポーツ課が所管してる委員さんなんですよ。健康スポーツ課は、これは全てにわたってですので、そちらも入るということで……。 475: ◯副委員長(近藤幸恵君) でも、上は入っています。4番は入ってますよね。書いてあったので、所管が推進委員さんを育ててるというか。それとは関係ないんですね。よろしいんですね、これで。私推進委員さんって、学校のほうに出向いていく方たちと思い込んでいたんですが。 476: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 477: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) スポーツ推進委員はですね、ちょっと目的が、地域におけるスポーツの普及とか、今まで運動したことがない方をより多く知っていくということで、スポーツ推進委員は直接は、この外部指導は違います、部活の指導はしません。 478: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 479: ◯副委員長(近藤幸恵君) ということは、できないということですね。 480: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 481: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) スポーツ推進委員としてはできないというか、目的ではないですということですね。だから、スポーツ推進委員を拝命してある方が、それを外部指導者として登録するということは技術的にはオーケーでしょうが、スポーツ推進委員の仕事ではないです。 482: ◯副委員長(近藤幸恵君) ではない。 483: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい。 484: ◯副委員長(近藤幸恵君) わかりました。その区別をきちんとつければいいことですね。わかりました。 485: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに。前田委員。 486: ◯委員(前田俊雄君) いや、先ほど課長が整理したようにね、スポーツ推進委員は健康スポーツ課の所管の委員ですよと。だから書いてませんという話でですね、4)だけにこれが入ってるもんですから混乱が起きてるわけですよ。私は逆に言えば、この4)のですね、スポーツ推進委員を消したほうが全体の整合性がとれるし、先ほど課長が言われたスポーツ推進委員というのは健康スポーツ課の関係委員ですから載せておりませんという説明が成立するんです。 487: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 488: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) これはですね、スポーツ推進委員の仕事として学校の体力測定の支援していただいている現状があるんですよ。それでこちらに記載したということで、あえて書かせていただきました。毎年ちょうど今の時期なんです。学校の先生だけじゃやり方がばらばらになるんで、それを支援してます。そういうことであえて書かせていただいております。 489: ◯委員(前田俊雄君) 先ほど課長の説明の整合性を言うならば、これは書かんほうがいいよと私は言っとるわけであって。表題を見れば、関係所管団体等だから、課長の話と理屈は合うとるんやけど、あえてここだけ書いとるからね、かえって説明と実態が合わないよと私は言ってるわけです。それだけの話です。 490: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木健康推進部長。 491: ◯健康推進部長(佐々木康広君) ちょっと説明のほうがですね、うまくできてない分があろうかと思いますけれども、先ほど担当課長が言いましたように、スポーツ推進委員は市の非常勤特別職になりますので、基本的にはどこの部分にもかかわってくるというのは、これは基本でございます。その上で、明らかにもうスポーツ推進委員の業務として行ってるものにつきましては、例えば43ページのですね、スポーツフェスタの充実の部分にもスポーツ推進委員と明記をしておりますし、47ページのアスリート育成事業の活用等にも書いてるということで、特にですね、これはもう明らかにスポーツ推進委員にやっていただくんだという部分は明記しておりますが、当然それ以外もですね、スポーツ推進委員のお力をおかりするのもあろうかと思いますので、そういった意味でございますので、よろしくお願いいたします。 492: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいでしょうか。 493: ◯委員(前田俊雄君) 私は、課長の説明と実態の整合性を言ってるだけであって。課長が先ほど、スポーツ推進委員は健康スポーツ課の所掌する委員さんですから書いておりませんと答弁をされたから、だとするならば、ここには書かないほうがいいんじゃないんですかと。その課長の発言がなければ私は佐々木部長がおっしゃったほうと思うんですよ。それでよかったわけですけど、そう説明されたもんだから、私はあえて言ってるわけです。その整合性を言ってるだけなんで。だから、載ってることに対して私はどうこう言ってるわけじゃなくて、説明との話を言ってる。整合性を言ってるだけなんです。結構です、はい。 494: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいでしょうか。ほかに質疑はありませんか。  西川委員。 495: ◯委員(西川文代君) 50ページです。それで、基本方針2のよってみよう(ささえるスポーツ)のところで、(3)で大学・企業等との連携とあります。これは大変うれしいなと思ってます。他自治体でですね、やはり上手にですね、大学と連携して進めてる自治体等ありました。私も視察等行ったりしましたけど。あと、企業ですね、健康経営とか進めてる企業、古賀市とかも連携してやってましたけど、こういうところの視点もですね、ぜひこの5年間の部分で研究していただいて、この連携を強めていただきたいなと思います。  ちょっと要望です。書かれてますけども。 496: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、よろしくお願いします。よろしいでしょうか。いいですかね。まだたくさんありまして、時間が余りありませんので、よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 497: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、報告事項の1、春日市スポーツ推進基本計画については、以上とさせていただきます。  引き続き、次の報告をお願いいたします。  岩隈健康スポーツ課長。 498: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 報告事項(2)春日市国民健康保険第2期保健事業実施計画(データヘルス計画)について、でございます。資料としましては、こちらのデータヘルス計画の計画書、それとA3縦になってますが、データヘルス計画の概要というものでございます。お手元に御準備ください。 499: ◯委員長(米丸貴浩君) どうぞ。 500: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) では、資料のほうをまずごらんください。一番上、計画策定の背景ということで三つ項目がございます。健康寿命の延伸、医療と介護の安定的な提供、保健事業評価等の基盤整備というふうに書いてあります。  そして計画書のほうでは、1ページをお開きください。こちらの計画書の1ページを要約しますと、健康寿命が延びるとともに、何らかの支援、介護が必要な期間が長くなってきたという背景。医療と介護などの社会保障費を確保し、安定的な提供をする必要があるということ。さらに、保険医療のデータが電子化され、保健事業評価等の基盤が整ったこと。3点がこの計画の背景となっております。  次に、計画の目的・位置づけは計画書のほうでは2ページにございます。  次に、計画の期間についても2ページのほうにございます。この第2期のデータヘルス計画の期間は、平成30年度から35年度、元号が変わりますので2023年度までとなっております。  次に、第1期計画がございましたので、それにおける目的でございますが、概要の2段目、被保険者の健康増進を図るため生活習慣病の発症、及び重症化を予防するということでございました。そのことにつきましては、計画書の7ページに記載がございます。  また、第1期の目標のPDCAサイクルのプランは、7ページに記載のとおり、目標としまして(1)特定健診・特定保健指導、(2)重症化予防、(3)医療費にそれぞれ設定がございました。  次に、第1期計画における取り組み──DOの部分ですが、これについては平成30年2月の本委員会で御説明しました医療費適正化の取り組みを評価したものを経年で追ったものがございましたが、そちらのほうの取り組みを行ってきたもので、ちょっと今回は資料としてはあえて別段準備していないところです。  次に、第1期計画におけるチェック──評価のところですけれども、計画書では26ページから27ページにございます。第3章、分析結果に基づく課題の明確化と今後の取り組みというものがございます。これをまとめたものが資料、こちらのA3の紙の中段に記載しております。そちらをごらんください。  1番が健診、2番が医療、3番が介護としております。健診につきましては、要約しますと受診率、特に40歳から50歳代の低調な受診率の向上に向けた取り組み、未受診者の実態がわからないため疾病重症化への懸念、重症化予防に向けた医療機関との連携の必要性が問われておるところです。  2番の医療については、医療費分析からわかる比較的低い本市の医療費の状況、脳血管疾患、虚血性心疾患、糖尿病性腎症の人への高額な医療費の支出、治療の長期化の問題、レセプト分析から見える予防可能な疾患対策の必要性が問われております。
     3番の介護につきましては、年々増加する要介護認定率に伴う医療費増加の予想、地域ケアの取り組みが急務であること、脳血管疾患は、急性、慢性ともに、患者、家族ともに大きな負担があることから発症予防の重要性、筋骨格系疾患対策として若いうちからの運動の推奨、認知症対策としての生活習慣病予防の重要性が問われていると。  それぞれ三つの項目を第1期の評価としておるものでございます。  次に、第2期計画。本計画における目標と取り組み──アクションについて申し上げます。計画書では28ページ以降でございます。そして概要版では、この表のアクションの部分、下の段のほうです。  概要版を使って申し上げますと、短期目標として1番から5番ございます。1番が特定健診受診率の向上。2番が特定保健指導の実施率の向上。3番が高血圧の者の割合の減少。4番が血糖コントロール不良者の割合の減少。5番が脂質異常の者の割合の減少。中期目標としましては、医療費の伸び率の減少、2番が脳血管疾患、虚血性心疾患、糖尿病性腎症の新規発症の減少を設定しているところでございます。  具体的な取り組みについては、計画書では29ページから34ページまでに記載しております。こちらの第2期の取り組みとしまして、特定健診の受診率の向上、真ん中の特定保健指導事業の実施率の向上、一番右の基礎疾患(高血圧、血糖コントロール不良、脂質異常)を有する人への取り組み、それとその下、CKD(慢性腎臓病)重症化予防の取り組み、そして、その他としまして、一番下の段、その他の保健事業の取り組み。真ん中、医療費適正化事業。最後に一番右下、地域包括ケアへの取り組み。それらに区分して、継続あるいは新規の取り組みを記載しておるところでございます。  この計画の評価でございますけれども、計画書のほうの34ページに記載しております。計画の評価・見直しについては2020年度に評価中間見直しを行うこととなっております。  さらに計画書では、36ページ以降でございますが、第2編として第3期特定健康診査等実施計画としまして、特定健康診査、特定保健指導についてより具体的な実施計画を記載しておりますが、こちらについては後ほどお目通しいただきたいと思います。  以上、簡単ではございますが、春日市国民健康保険第2期保健事業実施計画(データヘルス計画)についての説明を終わります。 501: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈課長の説明が終わりましたので、これよりデータヘルス計画の質疑をお受けします。質疑はありませんでしょうか。  前田委員。 502: ◯委員(前田俊雄君) このデータヘルス計画第2期、済みません、ちょっとまだ十分読み切ってないんですけど、これは何年から何年まで。6年間ですね。 503: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) そうです。 504: ◯委員(前田俊雄君) 6年間の間にですね、この特定健診受診率、どこかに書いてあると思うんですけど。 505: ◯委員(西川文代君) 書いてますよ。28ページに。 506: ◯委員(前田俊雄君) 38に書いてある……。 507: ◯委員(西川文代君) 28に。目標は。 508: ◯副委員長(近藤幸恵君) みんなそこを見る。みんな見る。 509: ◯委員(前田俊雄君) 25%。 510: ◯委員(西川文代君) 28ページに目標は書いてある。表がある。 511: ◯委員(前田俊雄君) 目標を達成できる仕掛けはありますか。 512: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 513: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) さまざまなですね、啓発とともに、皆さん健康であっていただきたいんで、受診をきっかけにですね。そして、必要な方には健康指導を受けていただいて、なるべく重症化しないという取り組みが非常に重要かと思いますが、この数値目標については国が示している数値目標で、かなり私どもにとってはハードルが高いものであるということは、委員の皆様もおわかりかと思います。  少しずつではありますけれども、よりよい仕掛けを行って──まず受けていただかないと、我々がデータがない方が突然重症化して医療のほうに行ってしまうというのを少しずつ減らすというのは、この目標にも書いておりますが、取り組んでいくことかと思います。ですから、受診率につきましては、ハードルは高いものの、努力するということで取り組ませていただきます。 514: ◯委員(前田俊雄君) ともに頑張りましょうか。はい、結構です。 515: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんか。 516: ◯副委員長(近藤幸恵君) 質疑じゃないんですけどね、済みません。 517: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 518: ◯副委員長(近藤幸恵君) 何かつぶやいてました。今、思わず。特定健診は、本当、受診率を高めなきゃいけないんですけど、特定健診に行こうよとちまたで話せるようなものをつくっていかなきゃいけないです。特定健診の見える化じゃないけども。ちまたで話が、「あんた、健診に行ったね。私はまだ行っとらんばい」と。高齢化にもかかわってくるんですけども、いろいろそこがかかわってくるんですけども、やっぱりこうやって特定健診行ってもらえるように、できるような、のぼり立てて、地域に行くとかね、いきいきフェスタのときもやってるでしょうけれども。やってるかな。国保でやってないね。いきいきフェスタ等で。余り目立たないですね。  まあ、そういうふうな、やっぱり市民の皆さんが注目を浴びるようなアクションを起こしていかないといけないのかなと思いますので。今、アクションが大事とおっしゃったかな、と思いますので、その辺重々ですね、もっと創造性豊かにして、発想を豊かにしてやってください。そして今度上げましょう、受診率をね。 519: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木健康推進部長。 520: ◯健康推進部長(佐々木康広君) がん検診の場合はですね、どなたでもということなんですが、特定健診がそれぞれ保険者ごとになっておりまして、春日市が行っておりますのが国保の被保険者に対する健診ということで、非常に難しい部分がありますですね。それぞれのお勤め先で受けていただく特定健診と、春日市が実施してるのは国保の方に対する特定健診ということで、皆さんそれぞれのところに行ってくださいはいいんですけど、あなたは国保の特定健診に行ってくださいになると、あなたは国保に入ってますねという形もちょっとなりますので、非常にそこが。がん検診の場合はですね、一般どなたでもできますのでいいんですけども、特定健診の場合は非常にそのあたりが難しい部分もあるのかなという気はちょっとしてます。  また何よりも一番大事なのはですね、やはり健康になっていただくと。特定健診を受けるだけじゃなくて、特定保健指導も当然受けていただくとか、あるいはそれ以外のいろんな健康づくりの取り組みも必要だとか。結果的には健康になっていただいて、そして医療費が結果として下がっていくということですので、トータルで見ながら、いろいろ周知の方法も、仕掛けですね、先ほどから言ってありますけど、そういったところを工夫していきたいというふうに思っております。そこは工夫していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 521: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんか。  部長、まあ課長も。これまで委員会でもそうだけど、特定健診の受診率をずっと掲げてきましたよね。これを軽んじるわけではない。これも大事な話。ところが国のハードルは非常に高くて、何か初めから手が届かないところを模索しているような感も、我々もあるんだけども、もう一つの考え方としては、健診率がうちは余り高くないのに医療費の総額っていうのが多くないってここにも書いてあるでしょう。県内で59番だったかな。これは何でだろうというとこにも一つ着目して。健診率は上げないかんですよ。上げないかんけれども、これ何でだろうということを今から考えていかなきゃいけないのかなと。そこに何かヒントが出てくるのかなという気がしてます。もし答えが出たら。いや、もしじゃない。答えが出たら、こうじゃないであろうかというのがわかれば、また委員会で報告していただきたいと思います。  課長、よろしいですか。  岩隈健康スポーツ課長。 522: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) いろいろ御助言ありがとうございます。受診率というのは、やはり保険者支援の関係もあってですね、こういった目標になっております。それに向けて当然少しずつでもステップバイステップ、そして以前、前田委員がおっしゃったように、数をふやすということに努力していきたいなと思っております。国保の被保険者は減る傾向にあるんでですね、数をふやすという。  それとあと、今の、医療費が低いということですが、これは分析はきちんとはなされておりませんので、また分析結果がわかりましたら逐次御報告していきたいと考えておりますけれども、皆さんがやはり健康づくりにですね、先ほどのスポーツの関係も含めて意識の高さというようなところも多分にあるのではないかと。まだこれは仮説ですけれども。今後研究を進めてまいりたいと思います。  以上です。 523: ◯委員長(米丸貴浩君) はい。ぜひお願いします。よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 524: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、報告事項の2番目、春日市国民健康保険第2期保健事業実施計画については、以上とさせていただきます。  では、引き続き次の項目をお願いいたします。  岩隈健康スポーツ課長。 525: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 報告事項(3)第2期いきいき春日21健康づくり支援計画・春日市食育推進基本計画(中間見直し)についてでございます。資料としましては、こちらの中間見直しの冊子、計画と主な変更点と書いたA4の、裏面もございますが、こちらのほうのペーパーを資料とさせていただきたいと思います。  第2期いきいき春日21健康づくり支援計画・春日市食育推進基本計画については、まず計画書の1ページのほうをごらんください。下から2段落目、本市ではというところで、本市では2013年(平成25年)に10年間の健康づくりと食育推進の指針となる、第2期いきいき春日21健康づくり支援計画・春日市食育推進基本計画を策定し、「健康でいきいきと生活できる明るいまち」を目指して、各施策を推進していますと。  次の段落で、このたび計画の策定から5年が経過したことから、社会経済情勢の変化、施策の推進状況や成果を踏まえて計画の見直しを行い、2018年、本年度から2022年度までの5年間を計画期間とする第2期いきいき春日21健康づくり支援計画・春日市食育推進基本計画(中間見直し)を作成するものということで、今回、中間見直しを行っております。  計画書の2ページお願いします。  計画の位置づけでございます。読みます。  この計画は、健康増進法第8条第2項に基づく市町村健康増進計画であり、食育基本法第18条第1項に基づく市町村食育推進計画とするとともに、本市の第5次春日市総合計画の「まちづくりの指針2 安心な健康福祉 5健康づくり支援」の部門別計画としますということで、計画の位置づけがなされております。  次に、3ページにございますとおり計画の期間が2018年度から2022年度までと。次期の総合計画の策定時には本計画との整合性を確認いたします。  見直しに当たりましては、健康づくり支援計画は春日市健康づくり推進協議会、食育推進基本計画は春日市食育推進連絡会から意見をいただき、進めてまいりました。協議会、連絡会の概要や計画推進については、大分飛びますけど51ページ以降に、計画の推進に向けてということの中に記載されております。後ほどごらんください。  では、次に8ページ、9ページをごらんください。  こちらには第3章、計画の基本的な考え方と題し、基本理念、基本目標、計画の体系を記載しております。こちらについては変更ございません。  基本理念でございますが、「健康でいきいきと生活できる明るいまち」で、基本目標は第2期いきいき春日21健康づくり支援計画が「市民が生涯にわたって、適切な生活習慣で、毎日をいきいきと楽しく過ごします」と。食育のほうが「市民が生涯にわたって、食べる力を育むことで健やかな体をつくり、食を楽しみ大切にする豊かな心を育てます」というものでございます。  計画の体系、9ページですが、健康づくり支援計画が生活習慣病(予防)、身体活動・運動、こころの健康・禁煙・飲酒計画と区分されております。食育基本計画は、妊娠(胎児)期、乳幼児期、学童・思春期、青壮年・高齢期と、ライフステージごとに食育を整理しております。  では、それぞれの計画の変更点を交えて御説明いたします。  第2期いきいき春日21健康づくり支援計画・食育推進基本計画の概要と題したこの資料のほうを、A4の両面の資料をごらんください。  まず第2期いきいき春日21健康づくり支援計画についてです。  構成において変更したものは、計画書でいけば10ページ以降、生活習慣病の予防について具体的に四つの疾病──メタボリックシンドローム、循環器疾患、糖尿病、がんに分けて現状を分析し、取り組みを策定いたしました。前の計画では、四つの疾病に加えましてCKDの項目を設定しておりましたけれども、CKDのほうの目標自体が糖尿病性腎症の減少であり、市として力を入れている取り組みも含め、糖尿病の合併症として糖尿病性腎症に特化しているため、糖尿病の項目にまとめたというものでございます。  次に、評価の指標の目標値を変更したものについては、2点ございます。  1点目が、データヘルス計画で目標を設定しているため、計画策定時の目標より数値を変更したものでございまして、1番目が生活習慣病(予防)、メタボリックのメタボリックシンドローム。これは、計画書のほうの10ページに記載されております。メタボリックシンドロームの該当者及び予備軍の減少、特定健康診査・特定保健指導の実施率の向上と。先ほどもデータヘルス計画の中で申し上げたものと整合を図ったというものでございます。  2)としまして、生活習慣病の予防の糖尿病。こちらはページ16に設定しているものです。糖尿病を強く疑われる者の割合の増加の抑制という1)の項目の指標の変更をしております。  次に(2)国の健康日本21第2次の目標に合わせて、計画策定時の目標より数値を変更したものがございます。そちらはやはりページの16、生活習慣病の予防の糖尿病ということで、治療継続者の割合の増加、2)こちらは20ページに記載されているものですけれども、生活習慣病の予防、がんについてですが、がん検診の受診率の向上。  以上の分が評価指標の目標値を変更したものでございます。  次に、3、主な取り組みとして新たに記載したものを御説明いたします。  (1)生活習慣病の予防のメタボリックシンドローム。ページで言えば12ページになります。このうち加療中などのため特定健康診査を受診予定でない者について、医療機関との連携を図り、医療情報提供事業を実施しますということで、行政が取り組むところの点の三つ目でございます。こちらは医療情報提供事業を実施することになりましたので、取り組みとして加筆したものでございます。  (2)身体活動・運動の欄ですが、スポーツ推進基本計画との整合性を図るということで、25ページをごらんください。行政の取り組みの中で25ページ、四つ目のぽつですけれども、スポーツセンター等でニュースポーツの普及を行います。その下、スポーツ推進委員による地域のスポーツ活動を推進しますというものを加えております。  3番目、こころの健康ですが、28ページをごらんください。行政が取り組むことで、点の三つ目、自殺対策計画を策定しますということで、こちらは本年度予算を御承認いただきましたけれども、自殺対策についてさまざまなセーフティーネットをかけて自殺者を限りなく減らす、ゼロ近づけるという策定をする予定でございます。  (4)禁煙。ページ32をごらんください。行政が取り組むところで、小中学校及び行政機関は、敷地内を禁煙とします。あと医師会、病医院が取り組むことについても、施設内禁煙としますということを記載しております。  (5)歯の健康。38ページをお願いします。歯の健康で加えました項目が、上から五つ目の点で、特定健康診査を受診し、特に歯周病のリスクが高い可能性がある者について歯周病健診への受診勧奨並びに歯周病健診及び予防指導等を行いますと。この項目が加えられております。こちらについても、今回、歯科検診のほうを行うということで2月の市民厚生委員会のほうで御説明したところでございます。  次に、食育基本計画の部分に移ります。  食育基本計画で、1番目に構成において変更したものですけれども、目指す姿として、構成ですね、以前この目指す姿としていたものを……。済みません、42ページをごらんください。項目ごとございますけれど、変更したところは、目指す姿としていたこれまでの計画をですね、していたものを、主な取り組みの1番目で、本人や家族が取り組むこととしまして、取り組みを推進することといたしました。そういった項目立てを変えたということで、そこが構成において変更したものでございます。  2番目、主な取り組みとして新たに記載したもので、(1)学童期・思春期ということで、46ページをお願いいたします。これは行政の取り組みのところでございますが、行政の取り組みの2個目、心身の成長や健康保持増進のためスポーツを通じた食育を推進しますと。あと、学校のところで、点の下から2番目、弁当の日の取り組みや給食試食会などを通して、家庭における食に関する意識を高めますということを加えております。  最後に、50ページのほうお願いします。こちらは青壮年・高齢期のことでございますが、行政の取り組みとして上から4段目、市民農園を活用した食育について推進しますということで加えております。  第2期いきいき春日21健康づくり支援計画、そして食育推進基本計画の変更になった点、見直しされた点についての説明は以上でございます。 526: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、ありがとうございます。岩隈課長の説明が終わりましたので、質疑をお受けします。質疑はありませんか。  近藤委員。 527: ◯副委員長(近藤幸恵君) 済みません、46ページ、行政が取り組むことで、スポーツを通じた食育というのが私の中のイメージができないんですけれども、これをどのように捉えたらよろしいか、説明ください。 528: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈課長。 529: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 具体的にはですね、今、取り組みとして考えているのは、スポーツフェスタのときにスポーツと栄養について啓発するところのコーナーをと。ですから、スポーツをした後にこういった栄養をとったがいいとか、当然、筋肉とか壊れたりしますんで、そこの栄養補給をどうしたらいいかということの啓発をしていくというふうな取り組みを考えております。 530: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員、どうぞ。 531: ◯副委員長(近藤幸恵君) すごくアスリートがやるイメージが強くなってきたんですけど、これってやっぱり日常的な市民もやはり、過激なスポーツをしない、ほどほどのスポーツをする者でもやっぱりこういうのを知っとくほうがいいという位置に立っての提案なんですね。 532: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈課長。 533: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 今まではですね、砂糖をとり過ぎないようにとか、そういったことも含めた形でいろいろ啓発をしてきたようですが、スポーツ後の食事のとり方というのも今後啓発をしていきたいと思っております。 534: ◯副委員長(近藤幸恵君) 何かあるんでしょうね。 535: ◯委員長(米丸貴浩君) スポーツフェスタのときに。 536: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) スポーツフェスタのときに食のことについてというコーナーを。 537: ◯委員長(米丸貴浩君) 何かあるんですね、イベントというか企画になるコーナーがあるんですね。 538: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい。それを今後計画していきましょうという、計画の中ね。 539: ◯委員長(米丸貴浩君) ごめんなさい。私はスポーツフェスタと言ったけど、いきいきフェスタで行うの。どっち。 540: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) スポーツフェスタです。 541: ◯委員長(米丸貴浩君) スポーツフェスタのときに。 542: ◯副委員長(近藤幸恵君) スポーツと食育はスポーツフェスタですね。 543: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい。 544: ◯副委員長(近藤幸恵君) いきいきフェスタは、また別バージョンですね。 545: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員、よろしいですか。 546: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、わかりました。期待しときます。 547: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。  また読んでいただいてですね、疑問点があるところ等はお聞きされたらどうかなと思っております。特に委員会では自殺対策のことをですね、委員会でも視察に行ってまいりまして提言もしておりましたので、それに基づいてゲートキーパーをやっていただけるようになったとはお聞きしておりますが、その後の展開が、計画ができるということらしいので、楽しみにしておりますので、また御報告をよろしくお願いいたします。
     ほかに質疑はありませんでしょうか。いいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 548: ◯委員長(米丸貴浩君) じゃあ、各計画の中間見直しについては以上とさせていただきます。  では、引き続き報告をお願いいたします。  武末高齢課長。 549: ◯高齢課長(武末竜久君) 特別養護老人ホーム設置事業者の公募について説明させていただきます。高齢課の武末です。よろしくお願いします。  本日お配りしてる資料は2種類あります。A4の紙1枚ものの介護老人福祉施設・特別養護老人ホーム設置事業者の公募についてというものと、あと「まごころ」というものです。「まごころ」については、また後ほど説明いたします。  前回の委員会で報告させていただきました広域型の特別養護老人ホームの件でございます。第8次福岡県高齢者保健福祉計画における特別養護老人ホームの整備計画について、平成31年度中に筑紫圏域に160床整備されること、そのうち80床については春日市での整備が想定されているということについてでございます。  お配りしている資料をごらんください。  1番目の公募の趣旨です。福岡県高齢者福祉計画第8次に基づきまして、平成31年度中に春日市内に特別養護老人ホームを開設する法人を公募するものです。この公募により選定された法人について、福岡県に対し春日市から協議を行うものです。今月17日に行われました介護保険運営協議会におきまして承認をいただいているところです。  2番目に行きます。公募を行う施設及び床数・対象地域です。公募を行う施設は介護老人福祉施設、いわゆる特別養護老人ホームです。床数は80床です。対象地域は春日市内全域としております。  3番目、選定スケジュールです。5月29日の火曜日に公募説明会を行います。公募に関しましては、ウエブサイト上でのお知らせと春日市内に事業所を持つ社会福祉法人、福岡市や筑紫地区などの福岡都市圏の社会福祉法人に公募説明会を行う旨の通知を行っております。105通ほどお送りして、今のところ、説明会の当日は12法人が出席の予定です。説明会後に6月1日から9月28日までのおよそ4カ月の間を公募期間といたします。  前回の委員会で報告させていただきましたが、整備する法人は特別養護老人ホームの建設候補地を選定し、試掘調査を行い、近隣住民への同意を得た上で応募することになりますので、この期間を確保しているところです。10月中旬から下旬にかけて事業者選定委員会を開き、応募法人からのプレゼンテーション、ヒアリング、書類審査などを行います。ここで候補の法人を選び、11月に行われる介護保険運営協議会で承認をいただいた上で整備を行う法人を決定し、福岡県との協議を行う予定です。  4番目、留意事項です。この公募は、公募要領のほかに福岡県の平成30年度高齢者福祉施設等の整備方針に準じて実施するものです。平成31年度分の整備方針がまだ公表されておりませんので、平成30年度の整備方針に準じて、今現在、手続を行っているところですが、31年度分が公表された際には、その内容に合わせて変更内容に応じて協議を行う予定です。この旨を公募の説明会において説明していきます。  私からの説明は以上です。 550: ◯委員長(米丸貴浩君) 高齢課長の説明が終わりました。これは以前こういうことをしますよというのを、たしかお聞きしていたかと思います。市のホームページで5月2日にたしか出ていたんじゃないかなと記憶しております。お聞きしたいことはありませんでしょうか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 551: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、次の報告をお願いいたします。  高尾国保医療課長。 552: ◯国保医療課長(高尾徳久君) では、平成30年度版の「こくほ とらの巻」ができまして、皆様にお配りしてますので、ちょっと御説明をさせていただきます。  主な改正点は、表紙に記載しております一番上からですね、行きますと、2月の委員会で専決処分する旨御説明いたしました医療給付費分の課税限度額の引き上げと、所得が少ない世帯の軽減世帯の拡充でございます。それぞれ4ページと5ページのほうに記載しておりますので、よろしくお願いします。  次に、70歳以上の方の高額療養費の自己負担限度額を見直すもので、ことし8月から改正されます。この内容はまず、済みません、21ページをごらんいただけますでしょうか。この21ページの表がですね、平成30年、ことし7月までの表で現在の内容となっております。これが、次の22ページ見ていただきたいんですけども、平成30年8月、ことし8月からですね、22ページの表のように改正されます。改正されるところはですね、21ページは現在の内容で、22ページの表のですね、一番上のところのですね、現役並み所得の区分ですけども、これが三つに分かれます。現役並みの1から3に、三つに分かれます。また、その下の一般区分の個人単位外来分の月額はですね、1万4,000円から1万8,000円に引き上げられます。なお、年間限度額はそのままとなっております。14万4,000円のままです。  この内容につきましては、4月の委員会で御説明いたしました後期高齢者医療の内容と同じとなっております。  説明は以上でございます。 553: ◯委員長(米丸貴浩君) 「こくほ とらの巻」平成30年度版ができましたんで、その変更点の説明がありましたけど、よろしいですかね。いいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 554: ◯委員長(米丸貴浩君) また中身は各自で確認をされておいてください。  では、引き続き次の報告をお願いいたします。  武末高齢課長。 555: ◯高齢課長(武末竜久君) 平成30年度版「まごころ」が出てきておりますので、お配りしております。本日ちょっと穴をあけた関係でですね、14ページのところちょっとお開きください。サービス担当者との話し合い、の「合い」のところがですね、穴がほげて、済みません。「話し合い」ということですので、済みません、よろしくお願いします。 556: ◯委員長(米丸貴浩君) 了解しました、はい。 557: ◯高齢課長(武末竜久君) それでは、平成30年度版の「まごころ」ができ上りましたのでお配りしております。基本的には高齢課窓口及び地域包括支援センターにおける制度説明の際に用いることを目的として作成しておりますが、一定数は制度周知用として自治会、介護事業者、公共施設などに配布することにしております。  第7期介護保険事業計画の初年度でありますので、変更点について説明させていただきます。右側の見出しの欄に沿って説明してまいります。  介護保険制度の仕組みについては大きな変更はございませんが、まず5ページ目をお開きください。利用者の負担が本年8月から1割、2割、または3割という形になりますので、3割負担がふえるというところになります。  続きまして、介護保険料です。6ページ目をごらんください。  円グラフの中に保険料の負担割合について書いてありますが、第6期に比べまして居宅給付費、施設給付費ともに1号被保険者と2号被保険者の負担割合が原則22%から23%、28%から27%と変更になっております。  7ページ目には、2号被保険者の保険料についての説明を記載しております。  続きまして、8ページ、9ページをごらんください。  1号被保険者の保険料について記載しています。基準額は5,800円で、前期に比べまして200円の増額となっております。福岡県の平均の金額が5,996円ですので、平均額以下ではあります。対象者の欄に……。済みません、9ページのですね、所得段階別保険料の表のところの対象者の欄ですね、こちらに公的年金等に係る雑所得を控除した額という記載が追加されております。これは税法上基準日である1月1日に65歳以上か未満かで、同じ65歳の方が保険料段階が公平になるようにしたものです。  ここで一つおわびがございます。この所得段階別保険料の表を市報の5月15日号の4ページに掲載しておりましたが、第5段階の対象者の欄に誤記がございました。説明文章中に「公的年金等所得を除いた」という必要のない記載が追記されておりましたので、今後このようなことが起こらないように注意してまいります。市報の6月1日号の25ページにおわびと訂正の記事を掲載しておりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、11ページ目以降には介護保険料についてのQ&Aを掲載しております。  次に、サービスの利用の仕方です。この項目を前年度までのものに比べて一つ繰り上げております。  12ページ、13ページは申請から認定までの流れ、続きまして14ページ、15ページはサービス利用までの流れ、16ページ、17ページは認定についてのQ&Aを掲載しております。いずれもレイアウト、配置の変更を行いまして、より見やすいものとしております。  次に、利用者の負担です。18ページ目をごらんください。  先ほど申し上げましたように、本年8月から利用者負担割合が3割となる方が出てくることとなります。対象となる方は表に記載のとおりでございます。表の下に米印の部分がありますが、本年8月から利用者負担割合の計算においても長期譲渡所得・短期譲渡所得に係る特別控除額が対象となります。この件につきましては、後ほどの議案の説明でも登場いたしますので、説明いたします。  続きまして、20ページ目をごらんください。高額介護サービス費につきましても、負担割合と同様に長期譲渡・短期譲渡所得の特別控除額が適用となります。本年8月以降に所得区分が変更となります。高額介護サービス費についても負担割合と同様です。  で、21ページ目をごらんください、隣の。高額介護サービス費についても負担割合と同様です。高額医療・高額介護合算制度につきましても、本年8月以降については所得区分が変更となります。いずれにいたしましても、持続可能な制度とするために、利用者の所得に応じて御負担いただくものとなっております。  続きまして、利用できるサービスです。22ページから29ページまでとなっております。  ここではちょっと28ページ目をごらんください。要支援者1、2の人の欄ですね。上段部分です。高齢者福祉サービスのあんしんコール事業のおたすけコールのサービスが利用できることを記載しております。  次は、介護予防日常生活支援総合事業です。昨年度までは地域支援事業と表記しておりました。30ページ、31ページ目です。昨年度までは地域支援事業と表記しておりましたが、今年度からは介護予防日常生活支援総合事業という表記に変えております。で、いきいきルームや60歳からの運動教室、総合スポーツセンターで行う元気高齢者の運動教室、ナギの木苑での教室などを紹介しております。  続きまして、32ページをお願いします。地域包括支援センターです。特に大きな変更はありませんが、ここが高齢者の相談の窓口になりますので、十分に啓発してまいりたいと思っております。  続きまして、介護保険以外のサービスです。33ページ目をごらんください。変更点といたしましては、一番最初に、あんしんコール事業を紹介しております。先ほどの続きになります。  35ページ目をごらんください。11番目のところに高齢者運転免許証自主返納支援事業を紹介しております。高齢者運転免許証自主返納支援事業は平成29年度から、あんしんコール事業は30年度からの制度となります。既存の制度も含めまして、高齢者が住みなれた春日市での生活が続けられるよう努めてまいります。  続きまして36ページ、37ページ目をごらんください。こちらは権利擁護のためのサービス及び制度となっております。  続きまして、38ページ目をごらんください。認知症について紹介しております。見開きの右側の物忘れ相談員や地域包括支援センターへの早期の相談ができるように、ちょっと並べて書いております。  39ページ目は筑紫医師会の物忘れ相談事業についてです。病院等の入れかえがございますので、御確認ください。  以上のように、市民の皆様に介護保険制度の御理解をいただくために、より見やすく改訂を行っておりますので、ぜひ御活用をいただきますよう、よろしくお願いします。  以上で説明を終わります。 558: ◯委員長(米丸貴浩君) 「まごころ」の説明が終わりましたので、質疑をお受けします。大分見やすくなったですね。毎年進化をしています。あんしんコールも入ったし。よろしいでしょうか。質疑を。近藤委員。 559: ◯副委員長(近藤幸恵君) 疲れてきて頭も回らなくなったんですけど、申しわけないです。この間ですね、部長御存じでしょうけど、出前トークで料金のこと聞かれましたよね。そしたら、「「まごころ」に書いとります」というお返事だったんですけど、「まごころ」は一体どこでもらえるんでしょうかね。行政は今から地域にどんどん出ていきますというところですから、地域のところに置いていくのか、どうなのかわかりませんけれども、その手だてはどうなさるのかなと思いまして。 560: ◯委員長(米丸貴浩君) どこにあるか。 561: ◯副委員長(近藤幸恵君) うん、どうなさるのかなと。 562: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。 563: ◯高齢課長(武末竜久君) 部数の制限もございますが、なるべく多くの数をですね、まずは公民館とかに設置させてもらってですね、皆さんの目に触れていただけるように啓発してまいりたいと思っております。 564: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 565: ◯副委員長(近藤幸恵君) では、公民館に何部かあるということですね。で、福祉委員さんたちは家にお持ちなのかもしれませんね。福祉委員さんのほうはないのかな。でも35地区には全部行き渡るということでよろしいですか。 566: ◯高齢課長(武末竜久君) はい。 567: ◯副委員長(近藤幸恵君) あと、料金のことは高齢課のほうに聞けばよろしいですか。 568: ◯高齢課長(武末竜久君) はい。 569: ◯副委員長(近藤幸恵君) わかりました。 570: ◯委員長(米丸貴浩君) 「まごころ」について質疑はありませんでしょうか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 571: ◯委員長(米丸貴浩君) また確認しておいてください。これから委員会で時折使うかと思いますので、お願いいたします。  では、引き続き報告をお願いいたします。岩隈健康スポーツ課長。 572: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) (7)の総合スポーツセンターの利用状況についてですが、お手元に4月分を配付しておりますので、後ほどこちらのほうは御確認いただきたいと思います。  以上でございます。 573: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。これについては、よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 574: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、部長、以上でしょうか。  佐々木健康推進部長。 575: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 6月定例会に係る議案等についての報告を(8)でさせていただきたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。 576: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。高尾国保医療課長。 577: ◯国保医療課長(高尾徳久君) では、6月定例会に係る議案等についてのアの条例改正等についての、まず1)春日市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、専決処分の分でございます。先ほどもちょっと言いましたけども、2月の委員会において専決処分の予定として御説明しておりました基礎課税額医療分のですね、課税限度額を4万円引き上げ58万円に改定するもの。また、低所得者に係る国民健康保険税の軽減判定所得の見直しについては、5割軽減が1人ふえるごとに5,000円増の27万5,000円、2割軽減が1人ふえるごとに1万円増の50万円をそれぞれ基礎控除に加算する内容の改正でございます。  一応、済みません。先ほどお配りした「こくほ とらの巻」の4ページ、5ページのほうに記載しておりますのでお願いします。  また、あわせましてですね、特例対象被保険者等に係る申告に関する規定の整理もあわせて行います。内容といたしましては、マイナンバーによる情報連携により把握できる場合はですね、雇用保険受給資格者証の提示を不要とする内容になります。  専決処分日は平成30年3月31日でございます。施行期日は平成30年4月1日から施行するもので、平成30年度分の国保税から適用されるものでございます。  1)の説明は以上でございます。 578: ◯委員長(米丸貴浩君) また6月の委員会のときにお聞きしたいと思っております。  では、引き続きお願いいたします。武末高齢課長。 579: ◯高齢課長(武末竜久君) 春日市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。改正の内容ですが、介護保険の自己負担割合及び高額介護サービス費の判定基準となる合計所得について、税法上に設けられている控除の仕組みである長期譲渡所得または短期譲渡所得に係る特別控除の額を用いるものです。というところで、先ほど「まごころ」のところで説明させていただきました18ページのところですね。こちらの米印の欄のところが、この介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての内容となります。施行期日は、平成30年8月1日としております。  以上です。 580: ◯委員長(米丸貴浩君) はい。引き続いてお願いいたします。 581: ◯高齢課長(武末竜久君) 春日市指定地域密着型サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。改正の内容ですが、地域密着型サービスの指定の申請には法人であることが要件となっておりますが、看護小規模多機能型居宅介護の指定に限り、病床を擁する診療所を開設しているものについては法人格を持たなくても指定の申請ができるように基準緩和するものです。  それともう1点、高齢者と障がい者が同一の事業でサービスを受けやすくするために、地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律により、介護保険と障害福祉双方の制度に新たに共生型サービスが位置づけられました。このことによりまして介護保険または障害福祉費のいずれかの指定を受けている事業所が、もう一方の制度における指定も受けやすくなるように、国において指定等の基準が示されました。このことを踏まえ、本市の共生型、地域密着型サービスの指定基準を国に準じた形で定めるものです。施行期日は、公布の日としております。  説明は以上です。 582: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 583: ◯委員長(米丸貴浩君) また6月に詳しくお聞きしたいと思っております。  部長、4から7は、これは那珂川町さんが市に移行することに関することですかね。  佐々木健康推進部長。
    584: ◯健康推進部長(佐々木康広君) そのとおりでございます。 585: ◯委員長(米丸貴浩君) では、これはもう文言の修正のみですね。 586: ◯健康推進部長(佐々木康広君) はい。 587: ◯委員長(米丸貴浩君) では、よろしいですかね。また詳しいことは6月の定例会でお聞きしたいと思います。4から7までは以上です。いいですね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 588: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、8のイをお願いいたします。  岩隈健康スポーツ課長。 589: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 6月補正予算についてでございます。一般会計で増額補正を予定しておりまして、大規模大会の誘致事業の関係で、具体的に申しますとラグビーワールドカップを契機に、先ほど一部御説明いたしましたが、スポーツボランティアの育成講座、そしてラグビーワールドカップの公認チームキャンプ地に向けた実行委員会の事務局設置の備品ですね、備品の準備をさせていただく予算と、それに伴いまして、県の補助が若干ございましたので、ボランティアのほうで、そちらのほうの歳入を予定して、6月議会では御提案させていただこうと考えております。  以上です。 590: ◯委員長(米丸貴浩君) 一般会計は以上ですか。 591: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 一般会計だけです。 592: ◯委員長(米丸貴浩君) 以上ですね。 593: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい。 594: ◯委員長(米丸貴浩君) また一般会計の、定例会のときにお聞きしたいと思っております。  その他ですかね。部長、その他、お願いいたします。佐々木健康推進部長。 595: ◯健康推進部長(佐々木康広君) それでは、その他で3件御報告を。1件ちょっと追加で報告をさせていただきたい案件が今出てまいりましたので3件ということで報告させていただきます。 596: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。岩隈健康スポーツ課長。 597: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) お手元にお配りしておりますが、そして福祉支援部のほうでも報告があっておりますけれども、麻疹──はしかですね、発生等についてということで、はしかについての説明等は、前の部のほうで委員会のほうに行われていると思いますので、まず患者の情報ですね。こちらはお配りしている裏面に県が発表しております、直近では16人目ですね、春日市周辺からさらに福岡市、糸島市、大野城市と広がっております状況が、県のホームページに載っておりましたので、ごらんください。御確認ください。  健康スポーツ課を中心にした本市の対応についてですね、まず時期を追って説明させていただきます。  まず、5月7日に市のウエブページで注意喚起をさせていただきました。これは、患者さんで言えば2番目の方の連絡が来たことを受けてですね、ちょうど連休を挟みましたので5月7日のウエブページの注意喚起でございます。  そして、5月15日に市総合情報メール、市職員緊急情報メールで注意喚起。  そして、5月16日からは、2回接種ですね、平成18年度からは2回接種が定期接種となっておりますので、そちらのほうの接種の推奨ポスターを表記のところに掲示させていただいております。  同じく5月16日には麻疹──はしか対策本部会議、本部長を市長としまして開催いたしました。会議の内容としましては、状況把握をするとともに今後の対応を検討ということをいたしました。実際5月19、20のほうは本庁いきいきプラザでお問い合わせ対応等しております。  はしかの発生等についての報告は以上です。 598: ◯委員長(米丸貴浩君) これはよろしいですかね。先ほども聞きましたね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 599: ◯委員長(米丸貴浩君) では、報告を続けてお願いいたします。 600: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) では、引き続き報告を。資料はございません。口頭で報告させていただきます。  実は、損害賠償請求事件として、本市に約740万円と年5分の利息分及び訴訟費用の判決を求める等の訴状を受理しましたので、御報告いたします。  訴状によりますと、おけがをされた方、これ以降、原告と申しますけれども、は、平成29年2月、本市総合スポーツセンターの温水プールを利用後、更衣室で着がえを行い、ヘアドライヤーで髪を乾かそうとして置いてあった丸椅子に座ったところ、丸椅子の足が壊れたため転倒し、膝関節挫傷などの傷害を負ったとされています。  本市に対しましては、総合スポーツセンターの温水プールの丸椅子が国家賠償法第2条第1項に規定する公の営造物であり、その管理に瑕疵があったことによるもので、本市に損害賠償義務があることを主張されております。  本件については、事故発生時より指定管理者である春日まちづくりパートナーズの代表企業である株式会社コナミスポーツの支配人が定期的なお見舞いなどに伺い、治療費等の仮払いを行うなど丁寧な対応に努めており、症状固定を待って示談を行うと聞いておりました。しかし、その後、原告が代理人を立てたため、コナミ側も代理人を通じた交渉となり、これが不調に終わったことから原告が方向転換をし、本市を相手取った損害賠償請求事件の提起に及んだ模様です。  健康スポーツ課としましては、原告への対応が指定管理者との間で順調に推移していたこと、あわせて当健康スポーツ課が原告代理人に対して、本市に対して何らかの補償を求める意志を確認しましたところ、その意志はないとの主張でしたので、示談の推移をこれまで見守っておりました。結果として……。 601: ◯委員長(米丸貴浩君) 課長、ちょっと待ってください。吉田さん、ちょっとテープをとめてください。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午後4時21分                  再開 午後4時21分              ──── ─ ──── ─ ──── 602: ◯委員長(米丸貴浩君) 委員会を再開いたします。  では、岩隈課長。 603: ◯委員(西川文代君) さかのぼってやっていただいたら、ありがたいですが。ちょっとさかのぼって。何かちょっと聞こえなくなったんで。 604: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) そうですか。じゃあどこから。 605: ◯委員(西川文代君) 不調に終わったとかいうところから。 606: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) わかりました。続けます。  健康スポーツ課としては、原告への対応が指定管理者との間で順調に推移していたこと、あわせて当健康スポーツ課が原告代理人──弁護士に対して、本市に対して何らかの補償を求める意志を確認しましたところ、その意志はないとの主張でしたので、示談の推移をこれまで見守っておりました。結果として、委員会の御報告がおくれましたことをおわび申し上げます。  今回の提起に対しては、訴状の中身を十分調査の上、応訴する方向で検討しております。  現時点ではここまでの報告とさせていただきます。 607: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。これはまた6月議会でも出るね。報告があるね。  佐々木健康推進部長。 608: ◯健康推進部長(佐々木康広君) できましたら全ての議員の皆様に何らか御説明する機会はいただきたいというふうに思っております。本日と同じような形での御説明になろうかと思っております。 609: ◯委員長(米丸貴浩君) 時期が時期だったので、委員会が何も知らなかったよじゃ示しつきませんので、きょうの報告ということになったと私は理解しております。よろしいでしょうか。 610: ◯健康推進部長(佐々木康広君) はい。 611: ◯委員長(米丸貴浩君) また詳しいことは定例会、何らかの形でやると思っておりますので、よろしくお願いいたします。  もう1点。佐々木健康推進部長。 612: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 先ほどですね、高齢課長のほうから、広域型の特別養護老人ホームの公募について説明をさせていただきました。実は、これは先日お配りしました春日市の介護保険事業計画・高齢者福祉計画の中でも、地域密着型の特別養護老人ホームの整備をしますということで書いておりますので、実はこちらのほうも現在進捗中でございます。ただ、こちらのほうは春日市の所有の土地の活用ということも検討しておりますので、現在、地元との調整に入ったところでございます。  こちらのほうの内容につきましても、6月の議会の中で先ほどの広域型の特別養護老人ホームの公募についてと、何らかの形で全ての議員の皆様に御説明する機会をいただきたいと思っておりますので、それまでにきちんと説明できる段階になりましたら、それとあわせてちょっと説明をさせていただきたいと思っておりますので、よろしゅうございますか。 613: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、結構です。 614: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 以上でございます。 615: ◯委員長(米丸貴浩君) では、報告は以上ですかね。佐々木健康推進部長。 616: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 以上でございます。 617: ◯委員長(米丸貴浩君) 健康推進部全般を通じて、お聞きになりたい点はありませんでしょうか。 618: ◯副委員長(近藤幸恵君) 済みません、一つよろしいでしょうか。 619: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 620: ◯副委員長(近藤幸恵君) 「まごころ」なんですけどね、これは何部ぐらいつくってらっしゃるんですかね。                 (「ちょっと調べます」と発言する者あり)  はい、いいです。とりあえず全世帯の高齢者世帯には行き渡らないということですよね。ですがですね、市民の皆さんは、いつか言いましたように、健康になりたいと望みながら、これをですね、もらって自分たちでグループで、何人かでやっぱり話し合ってらっしゃるんですよね。どういう福祉があるのかということを含めてですね。だから、そういうところでは、やはり高齢者の全世帯に1冊あるのが理想ではなかろうかと私は思います。お高いでしょう。きっとスポンサーもないので。だけど、それが福祉の原点なのかなと私は思いますので、そういうことも加味しながらこの先考えてほしいかなと。  それと、自治会のほうに数冊置くということでしたけど、やっぱり手元に届きにくいわけですから、何らかでこの「まごころ」を自治会に置いてますよというものは、やっぱり周知なさっていただきたい。これで皆さんが地域でですね、組内でとか、話し合ってらっしゃるんですよ。「どうしたらいいと、私たち」って、そういう方もいらっしゃるんです、実際。だから、そういうとこ踏まえたら、自治会にある、公民館にあるということは、何らかの形で周知なさったほうがよろしいんじゃないかと思いますので、よろしくお願いします。 621: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木部長。 622: ◯健康推進部長(佐々木康広君) ありがとうございます。貴重な御意見として参考にさせていただきます。 623: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありますか。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 624: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、これで、健康推進部の議会閉会中の委員会は以上とさせていただきます。                 (「訂正の、市民部組んでおります」と発言する者あり)  では、ここで暫時休憩いたします。執行部の皆さんは退席されて結構です。どうもお疲れさまでした。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午後4時26分                  再開 午後4時29分              ──── ─ ──── ─ ──── 625: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  市民部からですね、午前中の委員会の中で男女共同参画推進に関する事業所調査結果についての部分におきまして、質疑と答弁に対しまして訂正したい箇所があるということですので、お受けしたいと思います。  それでは、冨永市民部長、お願いいたします。 626: ◯市民部長(冨永 敬君) 市民部でございます。貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。  午前中の委員会の報告事項、男女共同参画推進に関する事業所調査結果についての、近藤議員の質疑に対する答弁につきまして訂正をお願いいたします。説明をさせていただければというふうに考えております。よろしくお願い申し上げます。 627: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木人権市民相談課長。 628: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 工事請負業者の加点について、男女共同参画に関する加点はないと説明をしておりましたが、地域貢献活動評価項目として、就業規則において育児休業制度を規定していることが平成26年度から加点の対象となっております。訂正をよろしくお願いいたします。  以上でございます。 629: ◯委員長(米丸貴浩君) 2点の加点があるそうです。  近藤委員、これにつきましてはよろしいですか。 630: ◯副委員長(近藤幸恵君) ええ、構いません。 631: ◯委員長(米丸貴浩君) 皆さん、よろしいでしょうか。認識を改めていただければと考えております。  以上ですね。 632: ◯市民部長(冨永 敬君) はい。 633: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。  では、事務局は先ほどのところを……。修正したほうがいいのかな。修正しなくても、今追加の説明があったから、これでよろしいですね。わかりました。  では、ほかに質疑もないようですので、市民部の皆さんは退席されて結構です。どうもお疲れさまでした。 634: ◯市民部長(冨永 敬君) ありがとうございました。よろしくお願い申し上げます。 635: ◯委員長(米丸貴浩君) 以上で本日の市民厚生委員会を終了したいと思います。どうもお疲れさまでした。              ──── ─ ──── ─ ────                  散会 午後4時32分...