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平成30年総務文教委員会 名簿 2018-04-17
平成30年総務文教委員会 本文 2018-04-17

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  1. 春日市議会 2018-04-17
    平成30年総務文教委員会 本文 2018-04-17


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時03分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(武末哲治君) おはようございます。全員出席でありますので、ただいまから総務文教委員会を開議いたします。  まず、初めに委員会記録の署名委員の指名を行います。署名委員に川崎英彦委員を指名いたします。  本日の議題はお手元の次第のとおりであります。なお、発言は挙手により委員長の許可を得て、指名を受けた後、行ってください。  それでは教育部の審査を行います。執行部の説明を求めます。神田部長お願いします。 2: ◯教育部長(神田芳樹君) それでは平成30年度の教育部の主要事業を報告します。本日お手元に配付いたしております、こちらのエデュケーションかすが、平成30年度版でございますけれども、御用意いただければと思います。説明は順次担当課長がいたします。 3: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 4: ◯教務課長(藤井謙一郎君) それでは、報告事項、平成30年度主要事業報告でございます。  まず、このエデュケーションかすが、こちらの全体の概要でありますが、春日市の総合計画の下位計画になります教育振興計画に基づきます、平成30年度の事業展開を掲載しております。  こちらエデュケーションかすがのこの内側のほうをごらんいただいてよろしいでしょうか。内側のほう、大きくですね、紺色の枠線で大きく囲んでおります部分の、この上のほうの赤の枠線の部分が、学校教育の充実についてでございます。この左下の緑色の枠線部分、こちらが社会教育・学びの推進・充実について。また、その右側の青色の枠線の部分が文化財の保護・教育資産としての活用促進について。また下のオレンジ色の枠線の部分、こちらが教育環境づくりの推進についてでございます。主要な事業をそれぞれに掲載しております。  また、この大きな紺色の枠の中の左上のほうに記載しております、こちらの部分ですが、白抜きのひし形の部分が新規、黒のひし形が継続という形でそれぞれこの事業の見出しとさせていただいております。  それでは、まず教務課に係る主要事業について説明させていただきます。  まず、中段上部に赤枠が三つ並んでおりますが、その中央の部分、心と体づくりの中の下側の赤文字、体力の向上と食育の推進、その中の2)の食育を通じた心と体づくりでございます。お弁当づくりを通して、保護者を初めとする食生活にかかわる人や物などに感謝の心を育てる、弁当の日の取り組み。また児童生徒の食に関する興味及び関心を高め、健全な食生活をみずから営むことができる知識及び態度を身につけるための給食を活用した食育の充実、そして年間2回の発行を予定しております「かすが食育だより」などにより食育を通じた心と体づくりを進めてまいります。  続きまして、下のオレンジ色の枠の部分になります。教育環境づくりの推進、右側の安全で快適な空間の創造の中の学校施設改修の計画的推進でございます。  まず、小中学校2校、屋内運動場大規模改修工事についてであります。これは昭和50年開校の春日南小学校、昭和52年開校の春日西中学校の屋内運動場、体育館の大規模改修を行うものであります。本日ですね、お手元にお配りさせていただいております、平成30年度主要工事と書いております、A4、2枚つづりの資料をごらんいただいてもよろしいでしょうか。ページ数を記載しておりませんで大変申しわけありません。こちらの3ページ目をごらんください。平成30年度への繰越予算として、3月に補正予算計上時に御確認いただいたものでございます。改修工事の概要といたしましては、外壁補修、内部改修、給排水設備更新、照明のLED化、またトイレ改修として洋式便器の増設などを予定しています。工期につきましては、春日南小学校屋内運動場規模改修工事は10月ごろまでに、春日西中学校屋内運動場規模改修工事は12月ごろまでに完了の予定でございます。  次に、エデュケーションかすがの小中学校11校、空調設備整備工事についてでございます。ただいまごらんいただいております資料の一番前、1ページ目に今度はなります。一番下の春日野中学校航空騒音防止対策工事等を開いていただきまして、2ページ目上の小学校普通教室空調設備整備工事、こちらが該当する分でございます。12月補正予算計上時、また当初予算計上時にそれぞれ御確認いただいたものでございます。これは既に空調が整備されております、春日原小学校春日野小学校を除く10小学校と、春日野中学校空調設備整備工事を行うものであります。10小学校の空調設備整備工事につきましては、学校施設環境改善交付金を活用いたします。春日野中学校空調設備整備工事につきましては、教育施設等航空騒音防止対策事業費国庫補助金を活用し実施するものであることから、航空騒音防止対策工事が伴うもので、建築工事、機械工事、電気設備工事、撤去工事を行うものであります。  また、そのほかの主な学校施設改修といたしましては、春日北小学校既設空調設備改修工事。これは春日北小学校に既に設置されております、事務室及びOA教室の空調設備を改修するものであります。  また、その他の主要工事につきましては、本日お配りさせていただいております資料に掲載のとおりでございます。  教務課の主要事業につきましては以上でございます。
    5: ◯委員長(武末哲治君) 続いてお願いします。高瀬君。 6: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) それでは、学校教育課について御説明したいと思います。資料はエデュケーションかすがを使って説明いたします。まず、見開きの上段の赤で三つ囲んだところの一番左をごらんください。タイトルが、きめ細やかな指導・推進体制のところから、主なものについて説明したいと思います。  まず、ここに書いてあります赤文字ですね、項目が幾つかございますが、この項目名は昨年と同じになります。まず、左上、確かな学力の向上の2)、基礎学力の定着の中に教育相談員を中心とした放課後補充学習、まなびや春日につきましては、昨年度より一歩踏み込んだ取り組みとなります。昨年度は前期に4校、後期に4校で実施いたしましたけれども、本年度は小学校全てで週1回のペースでおおむね5月から実施することにしております。  次にその下の四角です。小学校6年生30人以下学級編制です。既に30人以下となる日の出小学校と白水小学校除く10校について、非常勤の講師を配置することとしております。なお大谷小につきましては、通常学級で14クラス以下の小規模校でありまして、担任外教員が1名しか配置されていない関係から、教員数に余裕がない。そのことで、昨年度から導入した副担任制度により発展的、弾力的な展開を行うことにしております。  次に、赤色文字でいじめ防止等対策の推進についてです。取り組み自体には変わりはございませんが、引き続きいじめの早期発見・対応等に努めていくとともに、各小中学校にあります校内いじめ問題対策委員会の確実な開催による情報の共有化を図っていきたいと考えております。  次に、赤色文字で不登校児童生徒の支援についてです。教育支援センターを核として校内適応指導教室スマイルルームを初め、不登校児童生徒への支援を継続的に行うとともに、これは右上のほうにありますけれども、2)の専門職による積極的支援によりさらなる充実を図ることにしております。  その項目の一つ下、白四角ございますが、教育相談員の配置とございます。昨年度までは不登校対応として、おはよう指導員を3名配置しておりましたけれども、これを発展的に解消し、本年度から教育相談員として2倍の数、つまり6名を配置することにいたしました。各小学校に2校に1名の割合になります。その主な役割は5点ございます。校内不登校対策のマネジメント、保護者の困り感の解消に向けた教育相談、まなびや春日での学力補充、不登校専任教員やスクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーとの連携、校内の組織的対応のコーディネート業務です。不登校児童生徒やその保護者、学校への支援の充実については引き続き行っていきたいと思っております。  次の赤色文字、特別支援教育の充実についてです。項目の最初にございます、特別支援教育士を中心とする体制強化につきましては、昨年度から特別支援教育士を3名配置いたしております。子どもたちの知能検査や保護者からの相談や支援に加え、学校や学校にいる特別支援教育支援員へのサポートに努めているところになります。  また、項目で三つ下の四角、通級指導教室の充実についてですけれども、この教室がいきいきプラザに移転しております。空間的なゆとりが生まれ動線が整ったこと、保護者との相談の折、プラザ内にある子育て支援課とのつなぎがとても有益になったことなど、保護者や担任教師から好評を得ているところです。今後環境や内容のさらなる充実も図っていきたいと考えております。  次の赤色文字、福祉・医療等を含めた総合的支援の推進についてです。平成28年度からいきいきプラザに設置している子育て世代包括支援センター、これは子ども子育て相談センターと呼んでおりますけれども、そのセンターとのさらなる連携強化を図りながら、不登校や不適応になる前の段階におけるアプローチ、また手だてについて福祉所管との協議を重ねているところです。早期対応、未然防止策を今現在研究することにしております。  次の赤色文字、新学習指導要領への対応についてです。外国語活動の強化に伴うカリキュラムの作成、これが昨年度終わりましたので、本年度はこのカリキュラムに基づいた事業の進め方について、4月また5月にかけて各学校を回ることにしております。それとともに各校の担当者による、外国語教育推進連絡会を通して取り組みや課題等を協議をして共有化を図っていきたいと考えているところです。  次に、その横の大きな四角枠です。タイトルが心と体づくりについてです。赤色文字、豊かな心の育成のところでは、2)にありますようにチャレンジ精神の育成のため昨年度から実施している俳句大会、それとともに英語暗唱大会、知のチャレンジ、それと下の赤色文字にあります体力向上と食育の推進の1)にあります、体力アップチャレンジKASUGAなどのチャレンジ各項目を通して、また日ごろの学習の中でチャレンジ精神を培っていきたいと考えております。  次に、右の大きな表ですね、タイトルが安全・安心の環境づくりの欄になります。春日市の交通安全協会の主催で作成し、教育委員会が作成協力した、交通安全かるた、これができ上がりました。サンプルを一部、今持ってきております。こういったものです。中がですね、こういうふうなかるたになっております。このかるたがですね、今週の金曜日、20日の時点になりますが、校長会において各学校5セットずつ、20セットを交通安全協会から贈呈される予定です。このかるたを一つの契機としてですね、交通安全の取り組みも進めていきたいと考えているところです。  次の赤色文字、自助意識・安全対策能力の向上のところの一番下の白い色の四角です。熱中症とその予防に関する講習についてですけれども、今回新たに中学校全校において消防署や製薬・飲料会社の協力のもと、この講習会を中学校1年生を対象に5月から6月にかけて実施します。  最後になりますが、見開きのこの資料の一番下です。オレンジの枠のところです。教育環境づくりの推進の左側の四角枠、児童生徒への個別支援についてです。右下のところの黒四角2、就学援助制度の周知というのがありますけれども、昨年度は市のウエブサイトに加え、「市報かすが」で2回記事を掲載するとともに、就学時健康診断の折、入学前の児童の保護者全てを対象に就学援助の案内チラシを配付しているところです。本年度も引き続き制度の周知に鋭意努めていきたいと考えております。  学校教育課は以上です。 7: ◯委員長(武末哲治君) 続いて三丸課長。 8: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 地域教育課になります。  見開きの下の部分になります。下の段の緑に表示しているところをごらんください。地域教育課は、社会教育・学びの推進・充実として、その下に二つの柱を掲げております。柱の一つ左側の枠になりますが、学校・家庭・地域の「共育」基盤づくりです。こちらのほうにも、これを推進するために四つ目標を立てております。そちらのほうから説明をさせていただきます。  最初の緑の文字になりますが、コミュニティ・スクールの推進についてでございます。1)、2)、3)とその中でも推進項目を上げておりますが、まず1)の学校運営協議会の活性化に重点を置いて推進してまいります。以降の2)3)の推進を図るためにも、学校、家庭、地域の連携協働活動の核となる、学校運営協議会の活性化が最重要と考えているところです。具体的には、各学校の運営協議会に、こども共育担当の職員を運営協議会の委員またはオブザーバーとして参加させ、運営協議会の運営、協議内容等の充実を図ってまいります。  次に2番目の緑の文字、家庭教育力の向上についてですが、こちらは引き続き学級事業や講演会等の学びの場を提供し、家庭教育力の向上を図ってまいります。特に2)の学校や地域に貢献できる人材の育成では今年度から、一つ目の四角になりますが、PTAの支援として、PTA活動に関して二つの講座を行うこととしております。また、二つ目の四角、家庭教育学級につきましても、早い時期からの学びが必要であると考え、対象者をこれまでの小中学校の保護者に加え、就学前の保護者も対象として保育所等へのパンフレットの配布等も行うこととしております。事業を通して学びの場の提供と学びを生かした実践活動、学びの循環による地域人材の育成を推進してまいります。  3番目の緑ですね、地域教育力の活性化につきましても、1)子どもの居場所づくりへの支援、2)地域の青少年育成活動の支援として、放課後子供教室子ども会活動などへの支援を引き続き行ってまいります。なお、事業を行う上で、地域での活動とコミュニティ・スクールとの連携、協働に向けた取り組みが重要と考えておりますので、今年度からこれまで社会教育課に配属しておりました地域活動指導員、主に放課後子供教室の現場等を見に行って、指導者への助言や活動の状況を把握していたものですけれども、こちらがこども共育担当のほうに配属になっておりますので、学校運営協議会に参加させ、学校とコミュニティ・スクールの状況と、地域の放課後子供教室等の活動の情報の収集、提供を行っていきたいと考えております。  最後の段になります。4番目の緑の字ですが、学びの場づくりの推進についてです。昨年と同様に学びの場として多様な機会を提供し、また市内各地で活動する市民団体等への支援を行ってまいります。その一つとして行います高齢者の学びの場である、ふるさと学級パンフレットをお手元に配付しております。それと、先ほど説明しました家庭教育学級パンフレットを一緒にお配りしておりますので、後ほどごらんください。またですね、済みません、戻りますが、各学校でのコミュニティ・スクールへの取り組みにつきましては、エデュケーションかすがの裏側の下に記載しておりますので、こちらのほうも後ほどごらんいただけたらと思っております。  次の読書のまちづくりにつきましては、市場主幹のほうから御説明させていただきます。 9: ◯委員長(武末哲治君) どうぞ市場主幹。 10: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 次に読書のまちづくりです。緑の枠の右側になります。緑の文字で二つ、生涯の学びとくらしに役立つ図書館づくりの促進、子どもの読書活動の推進、二つを目標として掲げています。この中の図書館の運営については、指定管理を導入し4月から業務を開始しております。今年度の取り組みとして上げている各事業のうち、こちらの子どもの読書活動の推進の1)の一つ目、学校図書館の充実、これ以外は指定管理者の業務として協定書に盛り込んでおり、これまでどおり実施してまいります。子どもの読書活動の推進については、市の直営事業として学校図書館に関する業務を所管することから、学校図書館の充実を図るとともに、家庭、地域、学校等の関係団体、ボランティアとの連携を深めながら、包括的な子どもの読書活動を進めてまいります。  読書のまちづくりについては以上です。 11: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 地域教育課からも以上になります。 12: ◯委員長(武末哲治君) 神崎課長、続いてお願いします。 13: ◯文化財課長(神崎由美君) 続きまして文化財課でございます。  同じく見開き右下になります。水色の枠の部分でございます。文化財の保護・教育資産としての活用推進としては二つの柱がございます。  まず、一つ目の柱が、左側になります、文化財保護による次世代への継承でございます。今年度の主な事業といたしまして、文化財情報の収集及び記録保存のための調査等の実施。1)埋蔵文化財の調査と記録の作成の一番下になりますが、平成29年度から2カ年事業で取り組んでおります、須玖岡本遺跡出土遺物調査解析業務がございます。平成27年度末に同遺跡の20次補足調査の際に出土いたしました、青銅器製の剣と把頭飾については、国の補助金を受け、平成29年度は腐食が進行しないよう、化学処理を行いました。今年度はこれらの遺物の接合などと発掘調査報告書の作成を行うこととしております。また、その下の水城跡発掘調査については、こちらも国の補助事業になりますが、水城跡整備基本計画の基礎資料とするため、水城跡を現在の知見及び最新の手法で調査をするものでございます。  続きましてその下です。文化財の保存・管理の一番下になります。(仮称)須玖岡本遺跡発掘調査指導部会でございます。昨年度策定いたしました史跡須玖岡本遺跡保存活用計画において、学識者等の知見を得ながら研究や活用整備のための確認調査等を行うこととしておりまして、そのための指導助言のための組織となるものでございます。今年度は3名体制で、大まかな方針等を決め、今後必要に応じて委員増等を検討していく予定でございます。  続いて右枠になります。二つ目の柱、文化財の活用です。青文字の春日市の文化財に対する理解の促進のため、1)文化財等の周知の次の行にあります恒例のイベント、奴国の丘フェスタについては、本年9月22日土曜日に予定をしているところでございます。こちらも詳細が決まりましたら改めまして御報告申し上げる予定でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  次に三つ下の行になります、ふるさとキルト作成として、須玖地区の偉人で、さまざまな困難を克服しながら白水池を現在のようなかんがい施設として整備いたしました、武末新兵衛の生涯をキルトでつづろうと、春日中学校の美術部に原画を、市内の布絵本グループに制作を依頼し、現在キルトを一針一針手縫いでつくっていただいているところでございます。  最後になりますが、2)文化財への関心を高める機会の提供の一番下です。今年度は奴国の丘歴史資料館は開館20周年を迎えることから、2月24日日曜日に、ふれあい文化センターサンホールで、文化庁の主任調査官を迎え、特別講演会を開催することとしています。詳細についてはこれから決めてまいりますが、こちらにつきましても委員会の皆様にもぜひ御案内させていただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で文化財課の説明は終わらせていただきます。 14: ◯委員長(武末哲治君) 神田部長。 15: ◯教育部長(神田芳樹君) 委員長、説明は以上でございます。 16: ◯委員長(武末哲治君) 平成30年度主要事業報告の説明が終わりました。  委員の皆様、質疑ございませんか。竹下委員。 17: ◯委員(竹下尚志君) 今度、課長と部長がかわられましたので、前任者からの申し受け、申し送り確実にあったのかどうかをちょっと確認したいなと。その中の一つは、3月の定例会で専決処分でソフトボールのボールが小学校の駐車場の車に傷つけて弁償しましたよね。東中学校のバックネット、その後、私、確認に行ったら、やはりネットも、バックネットも低いし、幅も狭い。あれならやっぱり強く打ったら飛び出て、駐車場に行って傷つくなという感じはしました。そこで、報告があった時点で金堂課長と前の部長にですね、今後ネットを高くして、で、さらに飛び出ない、完全に飛び出ないことはできないんでしょうけども、ある程度、まあ中学生に合ってるぐらいの高さにネットを上げてやって、活用できるようにしてもらいたいと。そしたら考えますという話をもらいましたけども、両課長、部長おられますけど、その申し受けを受けましたか。それを確認したい。そうしないと、忘れたころにね、また事故が起きるんじゃないかなという心配をしています。  中学校、見に行ったら、やはりあそこは多目的で、広いほうはサッカーを一部しよる、テニスもしよるということで、グラウンドのほうに向かってはやっぱりバッティングはできないのかなと。やはり個別でバッティング練習するには、バックネットに強く打って、打ち返してする、我々もそうしよったから、そういうのがやっぱり効率的かなと。そうであればやっぱりネットは高くしてやらんと、また飛び出るのかなという感じがしよりますけども、そこら辺はどうですかね。 18: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 19: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) ネットの件につきましては、例えば部活動で野球部のボールがですね、かたくなって、いわゆる飛びやすくなったというところの現象もあります。一つの学校だけの事象でそういった事故がございましたけれども、全ての中学校につきましてはですね、ネットの高さが適正であるかどうかをもう一度検証しながらですね、今、施設の担当と協議をしようと進めているところになります。  対策は今後とっていく予定にはなりますけれども、もちろん予算の関係がございますので、できる範囲、また学校の教育活動で子どもたちの、いわゆる危険防止等も含めながらですね、指導も含めながら対応していきたいと考えているところです。  以上です。 20: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか、竹下委員。 21: ◯委員(竹下尚志君) いや、それは当たり前の話で、今までそういうことは考えてせないかんはずだから。事故があったのだから、それに対応するね、やっぱり処置をぴしゃっとせないかんじゃないかという、そこが言いたいわけよ。そりゃ課長が言うのは当たり前の話で、今までもね、うん。 22: ◯委員長(武末哲治君) 神田部長。 23: ◯教育部長(神田芳樹君) 部長、課長というお話でございました。私のほうでもう既に2週間ほどたっておりますけれども、事案については議会の議案になっておりましたので、私も部長職として存じておりましたけれども、その対応についてはまだ十分に細部について私のほうで報告も求めておりません。今後、今年度の組織全体としてですね、各課、各分野の組織目標というもの、また、私のほうで部長として各課の課題というところで把握するということが今から進行してまいりますので、その中でしっかり踏まえていきたいと考えております。 24: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。 25: ◯委員(竹下尚志君) はい、よろしくお願いします。 26: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。北田委員。 27: ◯委員(北田 織君) コミュニティ・スクールの推進の件で、ちょっとお尋ねしたいんですけれども、学校運営協議会のメンバーは当然毎年入れかわりが多少あるのかなと思いますね。中でも、他市のほうから校長先生が来られた場合は、こういう取り組みが他市でなされてない場合ですね、春日のこのコミュニティ・スクールと学校運営協議会をきちっと理解をした上でなされなければ、これはならないのかなという。ある意味で、これは学校運営協議会のあり方とか、そういうものでコミュニティ・スクールの成否ちゅうのが、僕は決まるんではないかなと思うんですけど。  その校長先生に対するこの学校運営協議会のあり方とか、もしくはコミュニティ・スクール等について、何かきちっとした研修というか、そういうことがなされてるのかどうかということと、それから、新しくメンバーがかわられた方に対して、このコミュニティ・スクールの目的とかそういったものに対して、以前は僕も1度提案をしたら研修会みたいなのをなされたことがあるんですが、その後もうずっと恐らくなされてないんじゃないかなと思うんですけど。これは非常に重要なところなので、どういうような取り組みをされているのか、また、今からどういうふうにしようとされているのか、ちょっとそこをお尋ねしていいですか。 28: ◯委員長(武末哲治君) 三丸課長。 29: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) まず校長先生、新任、転任されて来れられた先生方への説明としましては、4月2日に赴任式がございました。その後、残っていただきまして、指導主幹のほうから春日市のコミュニティ・スクールの現状と、あと春日市の学校教育の現状等について説明をさせていただいております。でも、学校内におきましても、もう13年ぐらいですね、コミュニティ・スクールもしておりますので、引き継ぎ等も十分にされているものと考えております。  あと、ほかの委員さんへの研修会、今、委員のほうがおっしゃったとおり、昨年も研修をしておりません。今年度はその分を踏まえまして、十分に研修、先ほど説明もしましたが、運営協議会の充実というところを最重要と考えておりますので、一般の委員さんの研修、あと行政職の研修等ですね、含めて十分に行っていきたいというふうに考えております。 30: ◯委員長(武末哲治君) 北田委員。 31: ◯委員(北田 織君) 学校運営協議会で、まあどういったものを議論するかっちゅうことも、これ、ありますけど、ぜひ新しく運営委員になられた方に対してですね、研修といいますか、その目的を全部含めて。そうしないと、そこで恐らく運営協議会の中で、さまざまな意見というか、そういう議論というのはあんまり交わされないままで終わってしまう傾向が強いのかと思いますので、ぜひそういう研修をですね、充実させていただきたいと思いますので、お願いします。 32: ◯委員長(武末哲治君) ほかに。川崎委員。 33: ◯委員(川崎英彦君) 学校運営協議会なんですけど、僕も参加したことがあるんですが、子どもたちのですね、意見の吸い上げることの必要性というのを感じているところなんですけれども、例えば学校運営協議会の中に子どもたちの代表が参加するとかですね、そういったところ。まあ、すぐにそういう形は無理だと思うんですけど、それが必要だなと思ってたところにですね、ここに今、児童生徒・保護者・地域との共有化促進という項目が上がってきてます。これはどういうことかっていうのをちょっと詳しく説明していただきたいんですが。 34: ◯委員長(武末哲治君) 三丸課長。 35: ◯地域教育課長(三丸瑞恵君) 学校におきましては、既に運営協議会の中に子どもを参加させているところもあります。北中学校等もそうですし、私が白水小学校のほうに行っておりましたが、年度初めに児童会の生徒が来て、その年行うことの説明というか、こういうことをしますと言って、年度末にその報告をしてというふうなこともしております。  こういう取り組みはすごくいいことだということで、ことしから運営協議会のほうに児童生徒の参画、あと、計画評価等への段階での審議ということで、進めるようにということを今度の5月の校長会のほうで各学校に周知をするようにしております。 36: ◯委員長(武末哲治君) いいですか。 37: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございます。ぜひね、そういうふうな形で子どもの意見も広くとり入れた形で運営協議会もですね、発展していっていただきたいなと思います。ありがとうございました。 38: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。 39: ◯委員(川崎英彦君) はい。 40: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。高橋委員。 41: ◯委員(高橋裕子君) きめ細やかな指導・推進体制についてお伺いします。平成30年度の予算のときにもちょっとお話が出てたんですけれども、教育相談員さんが6名配置されるということで、今、課長のほうから5点にわたって御説明あったんですけど、かなりいろいろなことをされなきゃいけないていうふうにちょっと思っているんですね。保護者の困り感の解消というか、その相談ということっていうのがありましたけど、相談員さんがいろんなお仕事される中で、そういういわゆる支援が必要な児童の方とか、相談するためのスキルというか、そういう研修というか、そういったこともされた上で臨まれるのかっていうことをちょっとお伺いしたいんですけど。 42: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 43: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 教育相談員の任用につきましてはですね、人物考査をやって、一番多いのがですね、元校長先生、だから退任された方がですね、そのまま違った学校のですね、この相談員に入って、そこで対応していただくということがありますので、基本的には教育的なセンス、または親御さん、子どもさんに対するですね、指導っていうのもですね、ちゃんとできるテクニックを持った方というふうに認識しております。  それと、おはよう指導員が大体5時間ほどのですね、活動だったんですけれども、今回教育相談員は7時間半の活動時間になりますので、コンテンツをかなり入れたところでですね、対応していただくように考えているところです。  以上です。 44: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 45: ◯委員(高橋裕子君) わかりました。スクールソーシャルワーカーの方とか、スクールカウンセラーの方との連携とかっていうことも、結構家庭の中の問題とか、いろいろな福祉に関することもそうですし、校長先生をやられている方だからいろんな知識や御経験もおありだとは思うんですけど、さまざま多岐にわたっているからですね。予算のときも出たんですけど、報酬の面でもこれで大丈夫なのかなっていうようなちょっと心配とかもあるので。いろいろ変わっていくことも、過去のいろんな知識や経験ももちろん大事なんですけど、新しい取り組みじゃないですけど、そういったお勉強っていうか、知識っていうのも必要だと思うんですけど、そういった機会があるかどうか。 46: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長、どうぞ。 47: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) この相談員を集めて定期的に研修会、または情報共有を行う予定にしております。また、学校にはいろんな社会的資源っていって、今委員さん言われたようにスクールソーシャルワーカー、カウンセラー、また、特別支援教育士とかコーディネーター、また、サポートティーチャーなどいろいろございます。またそれ以外にですね、福祉分野との連携というのもですね、おっしゃられたとおり重要なコンテンツになりますので、そういった総合力を含めてですね、対応ができるように日々努めていきたいと思いますし、情報共有についても、この相談員も含めて努めていきたいと考えているところです。  以上です。 48: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。高橋委員どうぞ。 49: ◯委員(高橋裕子君) あと、新学習指導要領への対応ということで、小学校の外国語活動が今年度からもう3年生全部始められるということで、国よりも先に早く始められるということで、4月、5月から担当者の方が情報の共有化っていうか、そういうことを図られるっていうことなんですけど、いわゆる小学校の先生に英語を教えていただかないといけないので、そういう面ではやっぱり先生方の不安感ていうのもあると思うんですよね。大丈夫なのかなっていう、素朴な疑問があるんですけど。 50: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 51: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 冒頭の説明にも述べましたけれども、4月、5月で各小学校担当者とですね、指導主事で回ります。そこで、学校が本当にやれているかどうか、また、課題はないか、また、やりにくさはないのかとかですね、また、委員さんが今御心配されている教師の力量等、そういったものも全て確認したいと思います。その上で、外国語の担当の先生を集めてですね、研修会、講習会等は行っていく予定にしているところです。  以上です。 52: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 53: ◯委員(高橋裕子君) 特に教材を新しくするとか、そういったこととかも考えてあるんですか。 54: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 55: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) それは必要に応じて対応すべきものであると考えています。まずはカリキュラムをつくっておりますので、そのカリキュラムに沿ってですね、対応することが第一と考えております。  以上です。 56: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 57: ◯委員(高橋裕子君) 安全・安心の環境づくりについて伺います。先ほど、かるたを見せていただいたんですけど、とても特に低学年とか親しみやすく学べると思うんですけど、この間ニュースで、小学校1年生の子どもさんの交通事故と6年生では、6倍ぐらいの差があるという。小学校1年生は背も低いですし、6年生ほど高くないから、安全面っていうのがすごく心配ではあるんですね。4月、入学してすぐですけど、5月とかになってくるとだんだんなれも出てきたりして、いわゆる市内を行ってると通学路風景を見るんですけど、横に開いて歩いたり、騒ぎながらっていう、そういった面もあるので、本当に通学路の安全のための安全教育とか教育は大事だと思うんですよね。特にかるたの使い方っていうのは、20セットということで、ありがたいことではあるんですけれども、どのように使われるか。 58: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 59: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) まず、これはかるた形式になっておりますので、やっぱり普通の言葉でイメージを深めていく。例えば「あ」がついたらこういった挨拶をしようとかですね。安全に渡れるようなビジュアル的なもの、また文字に落として、そして認識として入ってもらうような形でこれつくられたものですので、これは例えば授業時間、または課外でもですね、遊び等を通してですね、親しんでもらうというのを目的としております。  委員さんが御心配の通学の安全性についてはですね、今地域の方々、またいろんな団体の方々の協力でですね、子どもたちの安全について努めていただいている、これは本当に感謝したいと思います。また、コミュニティ・スクールの中でも、子どもの通学路の安全、または交通安全に関する認識の高まりとかですね、そういったところのチェックもしていただいておりますから、引き続き安全についての知識向上と認識の高まりにですね、教育委員会としても精いっぱいバックアップしていきたいと思っております。  このかるたの使い方については、指導主事によってですね、こういうふうに使ったらどうですかっていう提案はいたしますけれども、基本として学校で任意に使って、自由に使って、遊びを通して覚えていただくというのをメーンとしておりますから、学校の裁量に任せたいなっていうふうにも考えているところです。  以上です。 60: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。高橋委員。 61: ◯委員(高橋裕子君) もう一つ、さっき言ってたきめ細やかな指導・推進体制で、中学生の方が勉強する場所っていうか、職員室の廊下で机を出して勉強されているところもあるっていうふうに聞いてたんですけど、今なかなか長期の休暇とか受験前とかいろいろあると思うんですけど、家で勉強できないけど学校では残って勉強したいとかっていうお子さんも多いんじゃないかなと思うんですけど、そういう……、何て言うかな。図書館とかではなかなか勉強ができないので、そういった場所の提供ていうか、そういうことは考えてはいないのかなっていうところがあるんですけど。
    62: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 63: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) いわゆる自学ですよね。自分で自習とかする場合の場所の提供を教育委員会はどう考えているかっていうお尋ねだと思いますけれども、なかなか場所を設定するというのは難しいっていう側面がございます。もちろん子どもさんがですね、家と違った場所で勉強等を行う場合は、やっぱり安全を考えないといけませんし、時間の管理も、例えば夜遅くまでしていいのかどうかとか、そういったところの時間的な確認というか指導もしないといけないという側面も出てきます。  教育委員会としては、できる限り自宅でですね、学習していただくというのを基本としておりますけれども、例えば西中のように一定の場所を使って、ボランティアの方から教えていただくと。そういった取り組みもやっておりますので、こういった件については、学校運営協議会等の中のですね、一つの議題としても出していきたいなというふうに考えております。教育委員会として別段、ここに場所をつくってくれとか、設定してほしいとかそういったところの考えについては今のところ持っていないところです。  以上です。 64: ◯委員長(武末哲治君) いいですか。どうぞ、高橋委員。 65: ◯委員(高橋裕子君) 済いません、読書のまちづくりについて伺います。指定管理者になって、司書の方が学校のほうに出向いていける、今までになかなかそれしたくてもできなかったことができるようになるっていうことで、前、御説明があったんですけど、具体的にどんなふうに学校図書館との連携っていうのをされていこうとされているのか、教えていただけますか。 66: ◯委員長(武末哲治君) はい、市場主幹、どうぞ。 67: ◯地域教育課主幹(市場結実君) これまでも行ってきたんですが、おおむね月1度、学校司書を集めて研修会っていう、こちらは継続していこうと思っています。きのうも学校に行ったんですけれども、例えばこれまで行けてなかったというのは事実なので、今後、司書が直接学校に行って、例えばシステムで使いづらいところがないかとか、今後こういうサービスをしたいけれども現場の意見がどうかっていうのは、定期的にやっぱり聞き取りができるような状況にしていきたいというふうに考えています。 68: ◯委員長(武末哲治君) いいですか。ほかにありませんか。川崎委員。 69: ◯委員(川崎英彦君) 心と体づくりなんですけれども、体力の向上と食育の推進の中で、給食を活用した食育の充実ということでうたってありますけど、今、給食は選択制になってますですね。 70: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 中学校。 71: ◯委員(川崎英彦君) 中学校ね、はい。あ、これは小学校のことですかね。両方ですね。 72: ◯教務課長(藤井謙一郎君) はい。 73: ◯委員(川崎英彦君) 両方ですね。はい。中学校は選択制になってて、そうすると、給食を活用した食育の充実っていうのは、まずどういうことなのかなというのをお聞きしたいと思います。 74: ◯教務課長(藤井謙一郎君) ちょっとお待ちください。済いません。申しわけありません。準備をしていたんですけれども、申しわけありません。 75: ◯委員(川崎英彦君) 給食を活用した食育というのはとてもいいことと思うんですけど、前提となることがやっぱりみんなでおんなじものを食べながら、その食材なりですね、料理とかについて学んでいく、栄養とかについて学んでいくっていうことが大前提になろうかと思います。で、これをやるときは、選択制じゃなくてもう全員給食になってるとかですね、そういったものが最低条件だとは思うんですけど、そこら辺はいかがでしょうか。 76: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 原稿をつくっていたんですけれども、ちょっとそれを……。 77: ◯委員(川崎英彦君) 後にしましょうか、質問。 78: ◯委員長(武末哲治君) どうぞ、藤井課長。 79: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 給食に関しましては、学校給食を通しまして、さまざまな機会、いわゆる給食の中でみんなと一緒に食事をすることによってさまざまな、いわゆるつくっていただいている方への感謝の気持ちであるとか、また、いわゆる食材に対しての感謝の気持ち、そういったものを育んでいくっていう機会にさせていただいているところでございます。また、食を通してですね、みんなで一緒に食べるっていうことを通して、いわゆる一緒に食べる、その楽しさを味わっていただくということ、また、弁当の日というところにもちょっとつながってくる部分でありますけれども、自分でいろいろ食を通して、いわゆる食の大事さ、食に関する安全の部分でですね、どういった食材を食べることで自分たちの体のいわゆる健康状態を保てるのか、またどういう栄養のバランスが必要なのかっていうのを給食やまたこの弁当の日を通して学んでいただいているところであります。 80: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 81: ◯委員(川崎英彦君) わかりました。まあ、そうだと思うんですけど、ちょっと後にしましょうか、質問ね。もう一回ちょっと。ちょっと別の質問いいですか。 82: ◯委員長(武末哲治君) はい、どうぞ。 83: ◯委員(川崎英彦君) 教育支援センターなんですけど、中学校になってくるとですね、特に不登校の生徒がふえてくるんですが、その受け皿としてというか、学校に帰っていくっていうことが主体となってる不登校対策だと思うんですけど、対策の一つとして教育支援センターがありますけど、これ今、現状はどういうふうに。利用者の推移とか、ふえているんですかね、減ってる状況ですか。 84: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 85: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 利用者につきましては大体年間通してですね、まあ入ったり出たりしますので、大体15名から20名で推移をしております。ただ、小学生のほうもですね、時折1名、2名入ってくることがございますので、もちろんここに来れば授業に参加したっていうふうにみなされます。出席扱いになります。しかしながら、学校には行けてない、行き切れない子どもたちになりますので、いろんなカリキュラムを通してですね。例えば運動をやったりとか、ものを育てたりとかですね、そういったものを通して早期の学校復帰にですね、努めているところになります。  以上です。 86: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 87: ◯委員(川崎英彦君) 実際の不登校といわれる子どもたち、済みません、僕も手元に正確な数字はないですけど、たしか小中学校合わせて200人ぐらいだと思うんですけど、不登校の定義が30日以上ですから、30日以上っていうと月3日休んでいっても、30日ぐらいになっちゃうので、僕はそのぐらいの子どもってあんまり心配してないんですけど、ずっと長期で休んでる子どもたちにとって、一つの行き場所として支援センターがあるのかなって思ってね。もっといっぱいそこに、学校に行けなかったらそっちに通っていくという、学校と同じような仕組みではなくて、もう一つ幅を広げたというかですね、優しくっていうか、その子どもを受け入れることを主体とするようなことで、もうちょっと利用者がふえていくんではないかなというふうに思っているんですが、その点はどうですか。 88: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 89: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) まず不登校の人数についてなんですけれども、ことしの3月、つまり先月ですかね、先月の段階、末の段階で、小学校がですね、71名とですね、中学校が171名で、合計が242名になります。この数字はですね、年々ちょっと上がっている傾向にはあります。  先ほど言われた長期的に休む子どもたちがどういうふうにするかっていうことなんですけど、なかなか難しい面はございます。もう完璧に引きこもってですね、学校の先生にも会わないっていう子どももいれば、学校には行きたくないけれども支援センターのほうには行けるといった子どももいます。また、学校のクラスには入れないけれども、学校には行けるといった子どもたちもいます。そういった子どもは、例えば学校内に校内適応指導教室スマイルルームっていうところで支援を行ったり、学校に行けない子どもはこのセンター、全く行けそうにない子どもは、時々学校の先生が家庭訪問等を通してですね、確認をしていくという作業をしておりますが、なかなか支援センターにも行けない子どもっていうのはですね、ちょっと難しい側面はございます。  トータルで今言ったように242人、3月末の時点でございますので、その子どもたちの早期復帰のためにですね、鋭意努力してるところです。  以上です。 90: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 91: ◯委員(川崎英彦君) 済いません、私がお聞きしたいのは、教育支援センターにもうちょっと行きたくなるなというふうなですね、今よりも緩やかな改善というか、そういったものはいかがでしょうかと。 92: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 93: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) センターのカリキュラムの中にですね、赤ちゃん先生っていうのがいてですね、つまり赤ちゃんに子どもたちがじかに接することで、いわゆる本人の有用感、いわゆる赤ちゃんが自分を頼りにしてくれる、そういったものを高めていくような仕組みをやったりですね、あと、物を大切にする、心の涵養っていうか、それを行うためにですね、別なところで調理実習とかもやっておりますので、通常の学校で習うカリキュラムよりは少し優しいような取り組みを行っているところです。 94: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 95: ◯委員(川崎英彦君) そういうそのカリキュラム、プログラムっていうかですね、そういったものの周知みたいなものをですね、不登校の家庭とかその生徒に対しての、そういったものはもう十分できているっていうことでよろしいですか。 96: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 97: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 学校におけるですね、学校回覧とかですね、便りの一種、または教育支援センターとはどういったものですっていうような、例えば広報的なものでですね、周知には努めております。特に学校にもセンターにも来きれない子どもについてはですね、このセンターのことを周知するように書面で配付しているところです。  以上です。 98: ◯委員(川崎英彦君) ありがとうございました。 99: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかに。 100: ◯委員(川崎英彦君) ごめんなさい。先ほどの給食のことについてなんですけど、資料出てきましたか。中学校の、今、給食が選択制になっているけども、この給食を通した食育の充実は、例えばパン食の子どもも一緒にやるということでよろしいんですかね。 101: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 102: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 中学校については同じものを食べている状況ではないんですけれども、先ほどの私が説明した中とちょっとかぶる部分もあろうかと思いますけれども、健全な食生活を営むために学校給食の、お弁当等も含めてですね、その中でやはり楽しく一緒に食べることでの食事の重要性や社会性を身につける、これは中学校でも給食でなくてもできる部分かと思っております。  また、食品を選択する力を身につけるとともに、しっかり味わいながら食べることで食品を選択する能力を身につける。これは特にやはりお弁当であると、どうしても家庭から出てくる分になってまいりますので難しい部分はあろうかと思いますが、その中で年に数回、学校で実施されております弁当の日を通してですね、食材選びからそれぞれ生徒が行うことで、この食品を選択する能力を身につけていっていただいているところであります。  また、自分で考えながら、バランスよく三食をきちんと食べることによる心身の健康。こちらの部分は、お昼みんなで一緒に食べる中で、三食のうちの一食というところをしっかり食をすることで、心身の健康につなげているところになります。  また、食を大切に思い、感謝して食べることの感謝の心、また、日本の食文化に興味や関心を持って食べることの食文化により、食育の推進を図っていくものであります。  以上でございます。 103: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 104: ◯委員(川崎英彦君) 僕のところにですね、給食をとりたくても給食代を払うことがちょっと難しいことがあるんですという声もですね、届いてるんですよ。今の現状、先に中学校の給食は予約制になってて、その時点でお金を払うじゃないですか。選択制になって、もう十何年経ちますですね。喫食率も6割ぐらいいってるという報告をいただいてます。実際ですね、選択制を、とりたくてもとれないっていうところのですね、実情っていうか、その把握をする時期に来てるのかなと。つまりアンケートをとってですね、もう選択制でなくて、全員給食制のですね、方向性もあろうかと思うんですけど、そういうふうなアンケートをもう1回ですね、この時期、もう十何年たってますから、保護者、生徒、全員のですね、意識というか、そういった意見をですね、吸い上げる機会になってるんじゃないかなと思うんですが、その辺はいかがですか。 105: ◯委員長(武末哲治君) 藤井課長。 106: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 今委員おっしゃられましたとおり、現在、平成29年度の中学校のお弁当喫食率なんですけれども、ちょうど60%になっております。半分を超える生徒さんたちがこのお弁当を選択していただいてるということで、本当おっしゃられるように、全体でもそちらのほうにっていう考えも一つの選択肢として今後考えられるかと思います。  その中で、ちょっとこちらの大きな方向性を定めるに当たっては、今、市としての方針というのは新たな方針というのはございませんので、そこの部分については現在の喫食率等、また学校の状況、また保護者等のいろいろな御意見等もいろいろ勘案しながら、今後検証させていただければというふうに考えております。 107: ◯委員(川崎英彦君) お願いいたします。 108: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。 109: ◯委員(川崎英彦君) はい。 110: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。内野委員。 111: ◯副委員長(内野明浩君) 先ほどの不登校の件ですね、3月31日現在で242名ということでしたけども、よく市民の皆さんから聞くのはね、何か今、不登校がふえているんだというようなことを聞きますが、他市と比べて実際何かそういうデータはあるんですか、比較したデータみたいなものは。 112: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 113: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 比較したデータはありますけれども、今ちょっと詳細には持っておりません。ただし、ここの筑紫地区の中ではですね、この数値、いわゆる発生率といいますけれども、それは筑紫地区の中では若干低いほうにはなっております。言葉変えれば、大野城市とか筑紫野市のほうがちょっと高いといったこともありますので。これは一概に、高い低いで物事を判断するわけではございませんが、この数値をですね、いわゆる不登校になる、また不登校になるおそれのある子どもたちをですね、何とか早く見つけて、それの対策に努めていきたいというふうに考えてます。 114: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。内野委員。 115: ◯副委員長(内野明浩君) もう一つ。文化財保護による次世代への継承の件についてお伺いします。民俗文化財の情報収集ということで、先月、古文書のですね、展示会があったと思います。私も行かせていただきました。あれは個人の方、個人の歴史研究家の方、神崎課長もよく御存じの方が個人で所有されている分をお貸しいただいて展示したということになっています。もう非常に大分高齢になってらっしゃいまして、この前は一部分ですよね、所蔵されてらっしゃる文化財の一部分の古文書を展示した、それだけでももう非常に重要な文化財があるわけなんですけども、そのほかにも春日市にまつわるいろんな史料をたくさんその方は所蔵してらっしゃると。  春日市の方じゃなくてですね、その方は他市、筑紫野市の在住の方でいらっしゃって、じゃ、その方がお亡くなりになったときにどうなるか、その文化財がですね。ひょっとしたら、その他市の歴史センターに全部寄贈されるとか、あるいはもうその文化財自体が散逸してしまう可能性もあるわけですね。そうなったときに、春日市としてはやっぱりそういうふうな重要な文化財をですね、春日市のものとしてですね、春日市のものとできるように、何か寄贈なり、お金を出して買い取るなり、何かそういうふうな方策をやるべきじゃないかなと思うんですが、そこら辺の御見解は何かないですか。 116: ◯委員長(武末哲治君) 神崎課長。 117: ◯文化財課長(神崎由美君) 先日の講演会の節は御参加いただきまして、まことにありがとうございます。まさにおっしゃられたことが感じられるような、そういった場だったかなというふうにも思っているところです。  実際、個人の方が所有してらっしゃる貴重な文化財というのは、今回の古文書に限らずですね、多々あるかというふうに考えているところです。今現在の状況で言えばですね、私どものほうで予算を投入してですね、そういったものを買ってるという状況はできていない状況というのはございます。いわゆる寄贈、寄附ですね、そういった形で、少しずつ少しずつですね、貴重な文化財について、こちらのほうでも市のほうで保存させていただいているという状況になっています。  先ほどおっしゃられた個人所有の、特に具体的に言うと個別の方がいらっしゃるんですけれども、何十万点という文化財を持ってらっしゃるということで、個人の私財を投じて集められたものでございます。大変切り出し方は非常に難しいとは思っているんですが、今も月に何回かですね、資料館のほうに足を運んでくださっておりますので、いずれかタイミングを見計らってですね、そういったお話ができたらいいのかなというふうには考えているところです。  ただ、先般ちょっとお話ししたときにですね、やはりかなり高価なものをお持ちということで、相続の話をされていてありまして、お子様がいらっしゃるんでですね、相続の話もしてありました。ですので、そのあたりもお考えかなというふうにも考えておりまして、非常にデリケートな問題ではあるかなと思っているんですが、貴重な文化財をお持ちということでですね、どういう形か、ちょっと私どものほうでもまだお話もしておりませんので、ここで明言はできませんが、何らかの形でですね、お話をさせていただきたいというふうには考えているところです。  状況によってはもしかしたら、非常に貴重なものということがわかればですね、先ほど申し上げましたけれども、予算を要求させていただいたりとかですね、そういったことも今後生じてくる可能性はゼロではないというふうに思っております。済みません、不十分ではございますが、今そういったことで考えているところです。  以上です。 118: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。内野委員。 119: ◯副委員長(内野明浩君) 中野部長の時代にたしか何か少しそういう交渉もちょっとあったというようなことも聞いたんですね、ちらっと。でも、実際だめだったということでした。こういう話は本当にデリケートなお話なんで、粘り強くですね、ちょっと話をですね、交渉していただきたいと。もちろん予算も取ってですね、ぜひともやっていただきたいなとお願い申し上げます。  以上です。 120: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。高橋委員。 121: ◯委員(高橋裕子君) 文化財の修復のことについて伺います。昨年度、市報で特集記事で、なるほど文化財っていうか、かなり、8ページぐらいとってされて、すごく市民の方からも、私が聞いたのは好評でした。ああいったことで、いずれかのときにですね、市報は1カ月に2回届きますので、またやっていただきたいなというふうに思うんですけど、予定はありますか。 122: ◯委員長(武末哲治君) 神崎課長。 123: ◯文化財課長(神崎由美君) 前回、12月だったと思うんですけれども、8ページほどのですね、ページはなかなか割けないという状況は現実ありますけれども、大記事ということでですね、今年度も8月もしくは9月あたりにですね。ちょうど奴国の丘フェスタに合わせて、そういった特集をですね。特に今年度が資料館20周年ということもありまして、須玖岡本遺跡の保存活用計画、ほんのちょっとお話しさせていただくんですけれども、保存活用計画をつくりましたということも合わせてですね、須玖岡本にちょっとフォーカスしながら記事を書けたらなというふうに考えているところです。  以上です。 124: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 125: ◯委員長(武末哲治君) 1時間経過しましたので、ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時08分                 再開 午前11時15分                ──── ─ ──── ─ ──── 126: ◯委員長(武末哲治君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  それでは、報告事項の2、本年度の学校職員配置についてをお願いいたします。  高瀬課長。 127: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) それでは、2番目の項目、本年度の学校職員の配置についてということで資料を配付しております。タイトルが「平成30年度学校職員配置表」というA4の横ですね。よろしいでしょうか。 128: ◯委員長(武末哲治君) はい。 129: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) これは毎年のことなんですけれども、各学校の校長、また教頭等についてですね、明記をしております。また、名前の下に線が入っている方については、今年度新たに転任または新任となった方になりますので参考にしていただければと思っております。また、ここに電話番号、ファクス等がございますので、何か連絡の際には御活用いただきたいと思っております。  説明は以上です。 130: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ございませんでしょうか。高橋委員。 131: ◯委員(高橋裕子君) 校長先生も教頭先生もかわられているところがありますよね。この辺は、大丈夫だと思うんですけど、主幹教諭の方が何年目かでベテランとか、学校のことをよく御存じの方がいらっしゃるというふうに理解しといてよろしいんですか。 132: ◯委員長(武末哲治君) 高瀬課長。 133: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) 委員さんの御理解で結構だと思います。また、学校長、教頭が一緒にかわっているところについてはですね、指導主幹を通して、学校の指導、助言とかですね、または学校の例えば取り組みについても確認をとっているところですから、心配は要らないと思っております。
     以上です。 134: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 135: ◯委員長(武末哲治君) それでは、3番をお願いします。高瀬課長。 136: ◯学校教育課長(高瀬光弘君) それでは、3番目の項目、本年度の児童生徒数についてです。これも資料がございます。A4の横で、タイトルが「平成30年度児童生徒数」というものになります。よろしいですかね。  まず、この表の見方は毎年変わりませんけれども、特に見ていただきたいのは、この表の一番右下になります。全てをまとめたものになります。小学校、中学校の合計欄のところなんですけれども、特学の子ども、小学校が220人、中学校73人、293人、そういったことが書いてあるところです。そこの表の一番右のほうですね。平成29年4月の基準日時点での差とあります。ここを見ると、特別支援学級にいる子どもたちが55人ふえている。昨年度から比べて55人ふえている。ただ、通常学級の子どもさんが102人減っている。相殺しまして、合計としては47人減っているということで、ここ数年ずっと減っている状況がうかがえるということです。  それでは、個別にちょっと見ていきますが、まずこの表のですね、構成としては、右側が中学校、左側が小学校になります。まず一番上に、春日小学校というのがついています。項目、一番左から上が特学の子どもの数です。その下が通常学級の子どもの数、そして、下の学級数、これは通常学級の学級の数になります。それと、1)とか、黒丸1、白丸1とかいろいろついてますけれども、1)というのは外数で、学級数にプラス1がされたと。だから、学級が、例えばここの6年生のところが3、黒丸1ですから、4学級になったということで、30以下学級が実施されているということになります。  それと、1年生から6年生までの欄の横に合計欄があります。合計欄のところに特学というのがあって、特学は35と書いてあります。これは、特学の子どもの数です。そして、その下に特学の学級数、6というのが掲げてあります。そういうふうに見ていただけると、全体の構図がわかるかなと思っております。  6年生につきましては、ほとんど1)というのがついております。これにつきましては、30人以下学級を実現するためにですね、学級数を1ふやしたといったことになります。ここでついていないのが、大谷小と日の出小と白水小になりますが、日の出小と白水小、下のほうが、これは既に、割っていただければ30人以下学級を下回るといったことになりますので、加配の先生をつけていないということになります。大谷小については、ここは先生の数がちょっと少ないので、ここは弾力的運用ということで副担任制をしくというふうに考えております。  それとですね、全体を通してなんですけれども、小学校においては、増加した場合、増加した子どもの数が4校あります。昨年度と比べて増加したのが4校です。具体的には、春日北小学校、須玖小学校、天神山小学校、日の出小学校が増加しました。逆に言えば、それ以外の8校については減少しているということになります。  同じように、中学校につきましては、増加しているのが春日南中学校、この1校のみで、あとは4校が減少、それと春日東中学校が同数であったというふうに考えています。  この表は、子どもの数で、毎月毎月人数が推移しますけれども、基準日としましては入学のとき、それと5月の時点というのがございますので、そのときにはまたこの児童生徒数については出していきたいというふうに考えております。  説明は以上です。 137: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ございませんでしょうか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 138: ◯委員長(武末哲治君) 続いて説明をお願いいたします。藤井課長。 139: ◯教務課長(藤井謙一郎君) 続きまして、4番目、夏季休業中の学校閉庁日の設定についてでございます。お手元にA4の用紙をお配りしているかと思います。「夏季休業中の学校閉庁日の設定について(報告)」と記載しております。こちらをごらんいただけますでしょうか。  まず、「学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改善及び勤務時間管理等に係る取り組みの徹底について」の内容を踏まえまして、春日市立小中学校において今年度から夏季休業中の学校閉庁日を設定いたしますので報告いたします。  1の取り組みの定義でございますが、まず学校閉庁日とは、代表勤務──学校に日直を置かず、全ての教職員が勤務を行わない日と定義いたします。  続きまして、目的でございますが、目的は、教職員の心身の健康増進、休暇取得の推進、また、夏季期間における省エネルギー、この3点を目的としております。  8月13日から8月15日までを対象期間としており、年次有給休暇、特別休暇、または振りかえによる対応とし、期間中は全ての教職員が勤務を行わないこととし、特段の事情がない限りは部活動も同様の取り扱いといたします。  この期間中につきましては学校に教職員が不在となりますので、保護者、自治会、市民の皆様に対しましては、こちら一番下の6、今後の周知等の流れに記載しておりますが、これによりまして広く周知を行ってまいる予定としております。  以上、こちらの報告でございます。 140: ◯委員長(武末哲治君) ただいまの説明で質疑はありませんか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 141: ◯委員長(武末哲治君) 続いてお願いします。市場主幹、どうぞ。 142: ◯地域教育課主幹(市場結実君) 報告事項の(5)春日市民図書館指定管理の導入について御報告いたします。  平成30年4月1日より、指定管理者、株式会社図書館流通センターによる市民図書館運営を開始しております。これまで大きな混乱もなく、順調に運営体制の移行ができているものと考えております。  改めて、サービスの変更点等を、市報の4月1日号に折り込みましたこちらのぶっくばるーんに沿って御説明いたします。こちらの中面をごらんください。  まず左上です。開館時間の変更となります。これまでの開館時間の午前10時を午前9時から、閉館時間の午後6時を午後7時までとし、それぞれ1時間延長しております。金曜日、土曜日については、これまでどおり午後8時までの開館となっております。  次に、右上ですね、移動図書館「たんぽぽ号」です。毎週火曜日から金曜日、市内19カ所のステーションを巡回しておりますけれども、4月から祝日の運行を開始いたします。  次に、その下、図書消毒機です。指定管理者の提案により、4月から新たに設置したものです。貸し出し処理を終えた後に利用される姿などが見られています。  ページの中央の「本の相談」につきましては、市民図書館の特色である児童カウンター、ご案内・しらべものカウンターに、これまでどおり専任のスタッフを配置し、本の相談業務を継続して実施しております。  これ以外に、資料にはありませんけれども、指定管理者の提案により、これまでの固定化された貸し出し・返却窓口を、いずれのカウンターでも貸し出し・返却可能と変更しております。これにより、一度に貸し出し・返却の処理ができるようになり、利用者の方の利便性が向上するとともに、列が1カ所となって、カウンター前がすっきりとわかりやすくなっております。  また最後に、読書ボランティア団体との連携につきましては、3月までの準備期間中にボランティアと指定管理のスタッフが事業等の協議や合同での研修を行っております。今後も定期的に協議や研修を行うことにしており、これまで同様、両者が協力して子どもの読書活動を推進する体制が整っております。  御報告については以上です。 143: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ございませんでしょうか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 144: ◯委員長(武末哲治君) では、次お願いいたします。神崎課長。 145: ◯文化財課長(神崎由美君) 続きまして、2、その他になります。文化財課でございます。  まずはですね、お手元にJR九州ウオーキングの、こちら、冊子のほうがありますでしょうか、付箋のほうをしておりますけれども、こちらですね、18ページになります。  JR九州ウオーキング「桜並木・奴国の歴史と鉄道を体感!!」についての御報告でございます。こちらはJR九州のイベントで、昨年も5月に南福岡駅が主催され実施をされましたが、今年度も4月7日土曜日に、春日公園、奴国の丘歴史資料館、南福岡車両区等をめぐるコースで開催されました。  当日は雨模様で、あいにく季節が逆戻りしたような寒空でございましたが、ボランティアガイドの方々に案内をいただきながら、おかげさまで970人の来館者に訪れていただきました。市外の方で通常資料館を訪れておられる方等の層とは違った方々に参加をいただいたということで、広く春日市の文化財のPRができたのではないかと考えているところでございます。  続きまして、(2)もよろしいでしょうか。 146: ◯委員長(武末哲治君) いいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 147: ◯委員長(武末哲治君) はい、続いてどうぞ。 148: ◯文化財課長(神崎由美君) 続きまして、(2)でございます。これもお手元にお配りさせていただいていると思います。冊子でございます。白い冊子でございます。  昨年2月の総務文教委員会でも説明のほうをさせていただいておりました「史跡須玖岡本遺跡保存活用計画」を3月に策定いたしまして、その計画書が完成いたしましたので、本日配付させていただいております。後ほどごらんになっていただければと存じます。  文化財課からは以上です。 149: ◯委員長(武末哲治君) 神田部長。 150: ◯教育部長(神田芳樹君) 予定しております説明は以上でございます。 151: ◯委員長(武末哲治君) ここで暫時休憩いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時29分                 再開 午前11時30分                ──── ─ ──── ─ ──── 152: ◯委員長(武末哲治君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ただいまより、総務部関連の審査を行います。  内田部長、お願いします。 153: ◯総務部長(内田賢一君) おはようございます。4月最初の委員会でございますので、改めて自己紹介をさせていただきます。 154: ◯委員長(武末哲治君) お願いします。 155: ◯総務部長(内田賢一君) 4月1日付で総務部長を拝命いたしました内田です。ことしもどうぞよろしくお願いいたします。 156: ◯会計課長(瀬戸山博紀君) 会計課長の瀬戸山でございます。よろしくお願いいたします。 157: ◯監査事務局長(川畑慶紀君) 監査事務局長の川畑でございます。よろしくお願いします。 158: ◯人事法制課長(横山政彦君) 人事法制課長、横山でございます。よろしくお願いします。 159: ◯総務課長(渡辺厚子君) 総務課長の渡辺です。よろしくお願いいたします。 160: ◯管財課長(大川 剛君) 管財課長の大川です。よろしくお願いいたします。 161: ◯総務部長(内田賢一君) それでは、1の調査事件、平成30年度春日市組織職員配置につきまして、横山人事法制課長のほうから説明をいたします。 162: ◯委員長(武末哲治君) 横山課長。 163: ◯人事法制課長(横山政彦君) お手元の職員配置図をごらんください。説明に入ります。  平成30年度は、4月1日付で、市民部の市民課、地域生活部、教育部の組織再編が実施をされました。この組織再編は、今年度の重要施策である市民・地域・自治会との協働の推進、コミュニティ・スクールのさらなる推進、少子高齢化への対応、ふれあい文化センター(市民図書館)への指定管理者制度導入と窓口サービスの向上に対応したものでございます。  結果、部長、昇任2人を含んで4人、課長が昇任4人を含む10人、課長補佐、昇任10人を含む16人、係長が昇任7人を含む12人、その他組織再編に伴う担当変更等もあり、一般職も合わせると98人という大幅な人事異動となっております。別に新規採用が10人と、安全安心課の主幹、これは福岡県警察からの派遣ですけれども、こちら。それと文部科学省への割愛人事を加えると、総勢110人と大幅な人事異動となっております。一般職につきましては、年度初め、年度末等の業務繁忙期の対応も考慮して7月の人事異動を基本としておりますけれども、管理監督職の昇任・異動、それと一部事務組合の派遣、新規採用職員配置に伴うものとして、4月異動があっております。  全体の配置図は、そちらのほうに、30年度の人員と29年度の人員がわかるものを数字として載せております。網かけしているところが人員に変更があったところでございます。大きなものとしてはですね、組織再編がありました市民部市民課、こちらのほうに市民窓口担当3人、これが新たに設置をされております。それと、地域生活部の地域づくり課文化振興担当、こちらが昨年度までは文化振興課として地域生活部にありましたけれども、文化振興担当という形で地域づくり課に設置をされております。それと、教育部の地域教育課、これが新たに設置をされた課でございます。担当としてはこども共育担当という、コミュニティ・スクールと旧社会教育担当の中の子ども関連のものをまとめたところでございます。その下の社会教育・読書推進担当、これは旧社会教育と図書館をあわせた担当となっております。文化財課につきましては、名称の変更と新たに今年度新規採用で文化財の技師を採用しましたので、その配置となっております。  この全体の配置図の備考のところをごらんください。この表には、一部事務組合等への派遣職員と職員団体の休職専従の職員、それと市に派遣されている職員ですね、福岡県警から1人警察官、教育部のほうに教員、指導主事で派遣をされております。それと、週5日の勤務の法定再任用職員、こちらは定数カウントとなります。この5人を含んだ数字となっております。  平成29年度の退職者は免職を含んで15人、平成30年度の新規採用職員が10人でございます。割愛人事で文部科学省に勤務する職員が、今年度、来年度1名おりますけれども、こちらは身分上は退職扱いとなっておりますので、こちらの表のほうには含まれておりません。  以上、合計で、市の職員の現員数が396人となっております。昨年度は403人でしたので、全体の数字としては7人の減というふうなこととなっております。  その表の右側でございます。こちらは、春日市の職員を派遣している派遣先を表示をしております。30年度からは自治振興組合、具体的には大野城市にある市町村職員研修所に課長級の職員を新たに派遣をしております。別に再任用職員(週4日)も派遣をしております。ただし、こちらはフルタイムじゃないので定数の中にカウントされません。2段目、後期高齢者医療広域連合に引き続き1名派遣でございます。今まで市長が連合長をしておりましたけれども、こちらは任を解かれましたので、部長級の派遣はなくて1名のみの派遣となっております。3段目は南部環境事業組合、これは南部工場のほうに一般職と課長職2人の派遣。それと、春日大野城衛生施設組合、こちらは係長と一般職の2人の派遣。5段目、独立行政法人国際協力機構青年海外協力隊に1人派遣を今年度からしておりますので、合計で7人の派遣となっております。先ほど申し上げましたように、文部科学省の初等中等教育局参事官付専門官として、教育委員会でコミュニティ・スクールを担当していた職員を派遣という形、実質的には派遣ですけれども、身分上は文部科学省に任をされて、文部科学省雇いと国家公務員に2年間なって、また帰ってくるというふうな者が、これと別に1名おります。  職員配置につきましては、以上でございます。 164: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ございませんでしょうか。高橋委員。 165: ◯委員(高橋裕子君) 29年度の退職者の方が15人いらっしゃって、法定再任用の方が5人ということで、ちょっと少ないのかなというか、大丈夫かなという気持ちがするんですけど、そのあたり全体的に人事法制課としてはどんなふうに思っていらっしゃいますか。 166: ◯委員長(武末哲治君) 横山課長。 167: ◯人事法制課長(横山政彦君) 法定再任用がですね、5人というは、フルタイムの法定再任用が5人です。残り5人は週4日であったり週3日、こっちは定数カウントにならないもので、こちらの配置図の数には入ってこないというふうなことにはなりますけど、別に法定再任用が5人いて、それ以外にも再任用嘱託として22人いますので、退職者として総数は32人おります。法定再任用のフルタイムと、法定再任用の短時間と……、済みません、再任用嘱託を合わせると総数で32人は退職者の方にお勤めいただいています。  今おっしゃいましたように、15人退職して10人採用でございます。この5人の差はどうなのかというふうなことは、率直に言われることだろうというふうには思っております。ただ、この5人分については、ふれあい文化センターを指定管理者にしたことによって、今まで文化振興課に10人配置していたものを文化振興担当3人ということで、こちらは7人再配置をさせていただいております。それと、図書館につきましては5人配置をしておりましたけれども、こちらについては3人、社会教育・読書推進担当と主幹のほうに司書を配置しておりますので、こちらのほうの数字でいくと2人、総数でいくと9人ほど再配置をしているというふうなことでございます。そのうちの3人については市民課の市民窓口担当と、あとは業務の状況を見ながらその他のところに配置をしているというふうなことでございます。それらにつきましては、先ほど言いましたような退職者であったり、嘱託であったりというふうなことで調整をしているというふうなことでございます。  以上でございます。 168: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 169: ◯委員長(武末哲治君) ないようですので、続いてお願いします。  内田部長。 170: ◯総務部長(内田賢一君) では続きまして、平成29年度第4回個人情報保護審議会につきまして、渡辺総務課長のほうから説明をいたします。 171: ◯委員長(武末哲治君) 渡辺課長。 172: ◯総務課長(渡辺厚子君) それでは、平成29年度第4回春日市個人情報保護審議会を3月9日に開催いたしましたので、その内容について御報告させていただきます。こちら、配付しています資料に基づいて御報告させていただきます。  まず、1、春日市個人情報例外利用等報告書についてです。例外利用は6件になっております。  まず、(1)、こちらは納税課が国税徴収法に基づく給与等の調査を行うため、職員情報を人事法制課より例外利用したものです。  続きまして、(2)、こちらは都市計画課が第5回北部九州圏総合都市交通体系調査、こちらはパーソントリップ調査と申しますが、こちらの対象者を抽出するため、住民基本台帳マスターを市民課より例外利用したものです。  続きまして、(3)、こちらは安全安心課が、適切な管理が行われていない市内空き家等の対応のため高齢者支援情報、こちらを高齢課より例外利用したものになります。  (4)、こちらは学校教育課が就学児童生徒援助のため、保護課より被保護者一覧リストを例外利用したものです。こちらは、10月、11月、12月の3件分の報告があっておりますので、計6件となっております。  続きまして、外部提供になります。外部提供は2,186件になっております。内容は(1)から(18)までとなっております。  説明は以上です。 173: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ありませんか。
                    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 174: ◯委員長(武末哲治君) 以上ですかね。じゃあ、部長。 175: ◯総務部長(内田賢一君) 総務部からの説明は以上となります。 176: ◯委員長(武末哲治君) ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時43分                 再開 午前11時45分                ──── ─ ──── ─ ──── 177: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 開始前に、人事異動があっておりますので自己紹介をさせていただきたいと思います。 178: ◯委員長(武末哲治君) はい、お願いします。どうぞ。 179: ◯経営企画部長(石橋 徹君) 4月から経営企画部長になりました石橋です。引き続きよろしくお願いいたします。 180: ◯経営企画課長(金堂円一郎君) 人事異動で学校教育課から経営企画課のほうに来ました金堂です。引き続きよろしくお願いします。 181: ◯財政課長(萩原裕之君) 引き続き財政課長をさせていただきます、萩原裕之です。よろしくお願いします。 182: ◯秘書広報課長(高田勘治君) 引き続き秘書広報課長をさせていただきます高田勘治です。どうぞよろしくお願いいたします。 183: ◯委員長(武末哲治君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ただいまより経営企画部の審査を行います。  石橋部長、お願いします。 184: ◯経営企画部長(石橋 徹君) それでは、調査事件の春日市プロモーション事業について、秘書広報課の高田課長が説明させていただきます。 185: ◯委員長(武末哲治君) 高田課長、お願いします。 186: ◯秘書広報課長(高田勘治君) 私のほうから春日市プロモーション事業につきまして、本日はロゴデザイン決定の報告を中心に説明をさせていただきます。資料はお配りしております総務文教委員会資料、春日市ブランドイメージロゴデザインの決定についてであります。  2月のですね、この委員会におきまして、ブランドロゴのデザインの全国公募と一次審査についての御報告をさせていただいておりました。その説明の中で、一次審査において応募がありました130作品の中から3作品に絞ると説明をしておったところです。一次審査の結果、絞られました作品が、1の春日市ブランドロゴ市民投票開票結果についてにエントリーされております3作品でございます。この3作品につきまして、記載しております投票期間、16日間を設けましたけれども、この間に7,259票もの投票をいただいております。その結果をエントリーされた作品の下段に記載しております。ごらんいただきますとおり、エントリーナンバー3番、こちらのほうですね、が今回、春日市のロゴマークに決定したところです。  次に、ロゴコンテストの各賞の受賞者を2番目に掲載をいたしております。応募作品130作品ございましたけれども、そのうち市民の方からですね、91作品の御応募をいただきました。この91作品の中には、小学生の皆さんの作品が67作品、社会人、成人の方が24作品ございました。その中から今回ですね、市長賞といたしまして、子どもの部、成人の部を選考し、表彰いたしました。これがごらんのとおりです。また、市民投票にエントリーされました3作品の中から市民投票で2番目に投票数が多かった作品、こちらのほうはエントリーナンバー2番になりますけれども、こちらを審査員特別賞として選考しております。  済みません、1枚めくっていただきまして、資料の2枚目をごらんください。ブランドロゴ選考の結果を3月20日にですね、記者会見という形で市長みずから発表をしていただいております。写真はそのときの様子となっております。  最後に、2番の各種様式の更新について説明をいたします。ブランドコピーである「みんなで春をつくろう」、そして今回報告いたしておりますブランドロゴを掲載、登載いたしております職員名札をですね、本年度4月1日から全職員が着用をまずしております。  また、(2)職員用名刺の様式作成とありますけれども、名刺の様式を作成いたしまして、職員の皆さんにですね、この様式による名刺の御利用の協力を呼びかけております。  また、様式の活用といたしましては、名札のほかに所管がですね、説明会などで作成しますパワーポイント、こちらのテンプレートや、日常業務の中で使用しますファクス送信票、また報道機関にですね、情報提供する際のプレスリリース様式にも、このブランドイメージを掲載した様式を作成しまして、日常の業務の中での職員の利用を呼びかけております。このような形でですね、全庁的な取り組みとして、できるところから順次、ブランドイメージの活用、浸透を図ってまいります。  また、(3)市報かすが表紙としておりますけれども、市報かすが4月1日号の表紙にですね、「みんなで春をつくろう」のブランドコピーを掲載しておりますが、今後はですね、今回決定いたしましたブランドロゴも一緒に掲載した市報のですね、表紙を現在検討して、さらにですね、市の内外への露出度を高めていきたいと考えております。  以上で、私のほうから春日市プロモーション事業についての説明を終わります。 187: ◯委員長(武末哲治君) 質疑はありませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 188: ◯委員長(武末哲治君) 続いてお願いします。萩原課長、どうぞ。 189: ◯財政課長(萩原裕之君) それでは引き続きまして、私のほうから変動型最低制限価格制度の導入について御報告させていただきます。  これは入札制度の改善というものになります。これまでは不当に安い価格での入札、いわゆるダンピング防止、ダンピングを防止するために最低制限価格制度で対応してまいりましたが、それだけでは不十分な点を補うために変動型最低制限価格制度を導入しております。それについて御報告させていただきます。お手元のA3の資料をごらんください。A3横ですね。  まず、1番のですね、変動型最低制限価格制度の導入の目的でございます。市場において変動する実勢価格、いわゆる市場価格ですね、これを入札制度に反映することによって、極端な安値入札を排除するとともに自由な競争を図るものでございます。これまでの最低制限価格同様、極端な安値入札を排除するという点に変わりはございません。そこに市場価格を反映させるという要素を加えるものになります。  じゃあ、これまでの最低制限価格制度にどういった課題があったのかというのが、2になります。まず(1)ですが、入札はそもそも市場によって価格を決めるための手段であって、官製価格からの脱却が求められております。官製価格である予定価格を基準として最低制限価格を設けることは、上限額、下限額ともに官製価格で決めることになって、入札本来の趣旨から考えると改善の余地があると考えられます。  二つ目、(2)ですが、入札制度は競争を通じて最も効率的な業者を選んで、その者と契約する仕組みでありますが、最低制限価格の設定が適正でないと、最も効率的な業者を契約の相手から排除するおそれがあります。  三つ目としましては、委託業務についてですが、人件費の割合が建設工事などの場合よりも高いために、地域ごとの労働需給の動向、人材の不足とかですね、そういうものによって人件費が大きく変動しまして、これが入札価格に大きな影響を及ぼすことが少なくないと言われております。委託業務の場合は、幾ら仕様書で詳しく書き込んだとしても、それにはやはり限界がありまして、入札参加者間、業者間でどの程度の人員が必要かについて認識の違いが生じるというふうに言われております。要はですね、予定価格や最低制限価格は市が決めますので、どうしても相場と大きく乖離するケースが生じてしまうと。特に委託業務でその傾向が強まりますので、その場合には相場と合わせるような仕組みが必要でありますので、変動型にはその機能を果たすことが期待されるものと考えております。  それでは、実際の変動型最低制限価格の算定方法についてですが、3をごらんください。予定価格以下の有効な入札が5者以上あるかどうかで取り扱いが分かれます。  まず、(1)予定価格以下の有効な入札の参加者数が5者未満の場合、この場合は従来どおりの算定方法による最低制限価格を適用します。  次に、(2)予定価格以下の有効な入札の参加者数が5者以上の場合、この場合に次の手順に従って算定した変動型最低制限価格を適用することとします。まず、1)有効な入札の参加者数の60%の数、1未満がある場合は切り上げます。これを求めて算定数といたします。次に2)ですが、入札金額の低い順に1)で求めた算定数までの入札価格の平均を求めます。3)、2)で求めた平均額の85%の価格、1円未満切り捨て、これを最低制限価格とします。  具体的にですね、実際に行われた入札を例に御説明をしたいと思います。右のページの上段をごらんください。これは、過去に行いました小学校大規模改修工事の設計監理業務の実際の入札内容でございます。このケースでは、11者の応札があっております。表に示していますのが、11者それぞれの実際の入札価格となっております。入札価格が高い順に上から並んでおります。そして、表の右の欄外の一番上の左矢印部分に、このときの予定価格が4,259万円と記載されております。そして、このときの最低制限価格は、下から2番目の左矢印の部分、3,194万円でした。このときは、落札したのは表の網かけをしている部分ですね、業者番号4の3,350万円が落札者、落札金額となっております。このときは、業者1から3までは最低制限価格以下で無効という取り扱いになっております。  この場合に、変動型の最低制限価格を適用したとしますと、まず予定価格以下が9者ございます。ですので、9者の60%を計算しますと、5.4という数字が出てきます。1未満は切り上げますので、まず6という数字が導き出されます。これが先ほどの計算式の1)になります。6という数字が出されましたので、落札金額の低い者から6者、番号1から6までの平均額を出します。その平均額の85%の額が変動型における最低制限価格ということになります。この図でいいますと、一番下の左矢印、2,522万2,000円、これが変動型の最低制限価格ということになりまして、その結果、業者番号2の2,730万円が落札金額ということになります。  このケースで見ますと、一番安くできると言っている業者よりも約1,000万円ほど高い価格で、さらに実際の落札価格よりも約600万円ほどですね、節減も図れるということで、一石二鳥の効果が得られるものというふうに考えております。  続きまして、60%や85%の根拠について御説明いたします。資料の4番をごらんください。  まず、(1)安いほうから60%の参加者の平均額についての考え方ですが、参加者全員の応札価格の平均を用いると、平均額を意図的につり上げることが可能となります。このため、入札価格のうち、低いほうについては、この物件を是が非でもとりにきているというふうに思われますので、その落札の思いの強い参加者だけの入札価格を対象にして平均額を算出することによって、より相場に近づけるという狙いがあります。  次に、平均額の85%とする根拠については、(2)ですが、仮に90%以上の高率にした場合は、万が一全体として談合などが行われている場合に、一部その談合に加わらなかった業者がいたとしても、その人が失格になってしまうという危険性がありますので、それを排除するために85%という率を掛けることとしております。この率についてはですね、相場よりも低過ぎる落札価格とならないようにする配慮が必要となりますので、先進団体の検証結果を踏まえた上で用いている数字ということになります。  最後に、この変動型の導入時期ですが、5のところになります。平成30年4月1日以降に指名通知を行う指名競争入札で、次に掲げる者について適用することとしております。(1)設計金額が2,000万円以上の工事。(2)設計金額が400万円以上の測量業務、建設コンサルタント業務、地質調査業務及び補償関係コンサルタント業務。これは要は、この二つについては最低制限価格が設定される契約というふうになりますので、それと同じものについて変動型が適用されるということになります。  ちなみにですね、この計算式でやった場合に果たしてどうなのかということを、過去の入札を用いて検証をしております。平成28年度の指名競争入札で検証したところですね、指名競争入札が191件ありました。そのうち最低制限価格を設定したものは44件、約23%ですね。その最低制限価格を設定した44件のうち、変動型最低制限価格制度の対象となるものは22件ございました。要は、予定価格以下が5者以上あった入札ですね。それは44件中22件ありまして、変動型最低制限価格を導入したことにより落札者が変わる入札は8件ございました。その入札の種類は、委託契約が5件と、あとは防水工事などですね、特殊なものが入っていたということで。その検証結果で変動型最低制限価格を見たときもですね、極端に低い額にならずに、ある程度の適当なところに落ちついたものというふうに考えております。  最後にですね、本日追加でお配りしたA4のこちらの資料をごらんください。これがですね、実際に最低制限価格制度を適用した入札、先週に行いましたので、その状況をまとめた資料になります。  まず1番で、変動型の対象となった入札、つまりは最低制限価格を設定した入札になりますが、これが4件ございました。このうち変動型が適用された入札、予定価格以下の入札が5者以上あったものですね、これが3件あっております。そのうち変動型を適用したことで落札者が変わった入札は1件ございました。その1件の状況をですね、下に詳しく記載しております。  案件は、ふれあい文化センターの旧館防水改修工事でございました。入札結果は下の表に示しているとおりで、7者の応札がありまして、これは入札価格が高い順に並んでおりますが、このうち6者が予定価格を下回った入札をしております。予定価格が、左から3番目に書いてありますが、3,027万8,000円と。6者予定価格以下がありましたので、最低制限価格制度を適用しまして、そのときの最低制限価格が一番右の列になります。1,575万6,450円という最低制限価格になりました。この結果、落札金額は、番号2番の1,920万円という結果になっております。仮に変動型が適用されなかったとしたら、一番下の点線の枠囲みに記載しておりますが、落札金額は番号6の2,595万円、これが落札者となっておりまして、番号1から5までは無効というような取り扱いになっていたという状況でございます。  このケースではですね、予定価格以下の入札6者のうち、5者が2,000万円以下となっておりますので、相場は少なくとも2,000万円以下というふうに見るのが自然なのかなというふうに考えておりまして、今回のケースは変動型最低制限価格制度が順調に機能した結果ではなかろうかというふうに考えておるところでございます。  変動型最低制限価格制度の導入については以上でございます。 190: ◯委員長(武末哲治君) 説明が終わりましたので質疑をお受けします。  質疑はありませんか。高橋委員。 191: ◯委員(高橋裕子君) 御説明は自分なりに理解したつもりなんですけど、要するに、委託というのはやっぱり人件費が多いですよね。 192: ◯財政課長(萩原裕之君) はい。 193: ◯委員(高橋裕子君) 特殊な技能とかっていうことは別として、何ていうかな、人件費を下げよう、下げようということは、結局働く方が安い賃金で働かされるということになるので、そういうのも防止することになるのかということを一つお願いします。この入札制度にしたら、市場価格に合わせる、より近い形で落札者を決めるということをおっしゃったので、特に今、建設業の方とか人手不足で足らないって、もう人材不足って言われているんですけど、何ていうかな、さっき聞いたことは、安い賃金で不当に働かせることがないのかということと、そういった今、人材不足と言われている業者でもとりにいけるというか、市場により近い形での入札ができる、そういう制度なのかということ。今二つ言いましたけど、教えてください。 194: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 195: ◯財政課長(萩原裕之君) まず、不当に安い価格での入札で業者さんにしわ寄せが行かないようにしないといけないというのと、あと、何ていうんでしょうか、相場に合わせるというか、最も効率的な業者さんにお願いするという、この二つを両方ともクリアする目的で、この変動型というのを導入しようというふうに考えております。  今、高橋委員が一番気にしておられた安値入札をどの基準で排除するのかというのが、先ほど申し上げたですね、60%とか85%とかの数字をどこで引くかという問題になってこようかと思います。今のところは、先ほど申し上げたようなパーセンテージでですね、引いておりまして、それは先進団体の事例とか、あと、本市での28年度の検証結果を踏まえて設定しているところでございますが、やはり今後、導入した後のですね、結果を見ながら、もし不当に安いような状況が生じるおそれがあるような場合はですね、見直しというのも必要になってこようかというふうには考えておりますので、この形で施行していきたいというふうに今考えておるところです。  以上です。 196: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 197: ◯委員(高橋裕子君) 先進事例ということをおっしゃったんですけど、よく入札制度が、国がこういうのでやりなさいじゃないけど、指導という、どのくらいの力があるかわからないんですけど、よくそういったことを採用される自治体さんが多いと思うんですけど、こういう形での入札制度というのが今広まっているのかどうかを。そういう事例が多くなってきているのかというのはどうなんですか。 198: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 199: ◯財政課長(萩原裕之君) 導入団体を見るとですね、県内では飯塚市であったりとか、あと全国で見ると、地方に偏りはなくてですね、いろんな地域で、四国でも関西でも東京でもありますけれども、まだ少数派なのかなという気はしております。ただ、入札改革に積極的な団体で採用されているというような印象を持っております。  以上です。 200: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかに。北田委員。 201: ◯委員(北田 織君) この変動型最低制限価格の算定方法の中で、これ、参加者数に、業者数ですね、これが5者以上という条件がついているんですけど、この5者というものの根拠は何になるんでしょうか。 202: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 203: ◯財政課長(萩原裕之君) やはり一定数応札者がいないと、少ない数でこれを適用してしまうと、相場どころかですね、著しく不適切な額が出てしまいますので。そういう意味では、何ていうんでしょうか、結局5者以上となると、それの60%で3者は必ず確保することにしていますので、3者以上は必要だろうという考え方からですね、導いているものでございます。  以上です。 204: ◯委員長(武末哲治君) 北田委員。 205: ◯委員(北田 織君) いや、これは例えば4者であっても2者で平均とって、なおかつ85%という計算等も成り立つのかなという気もするんですけれども。結局5者にならなければ、これまでどおり最低制限価格制度をそのまま用いるわけじゃないですか。先ほどの、これは悪いと言っているわけじゃないけれども、平成28年度の関係であれば、変動型最低制限価格は事案からしたら11%ぐらいですよね。ごく少ないですよね。191件の中の22件だから11%ぐらいだろうと思ったけれども、これはもっと本当にこの変動型の最低制限価格がよりいいものだということであるならば、もう少しこれは幅を広げてもいいんではないのかなという。要するに5者ということに限らずに、4者なら4者であっても適用していいんじゃないのかなという思いがするんですけど。 206: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 207: ◯財政課長(萩原裕之君) 先ほどの繰り返しにはなってしまいますけど、やはり2者とかになってしまいますと、もう極端な価格での平均を出すことになりますので、それはちょっと危険性が高いのかなというふうに考えておりまして。安値入札をした業者が、何ていうんでしょうか、占める割合が高ければ高いほど相場からちょっとずれることになってしまいますので、平均額に入れる数はですね、やはり一定程度はないと、客観性というかですね、危険性が高まるものというふうに考えております。むしろもっと数を入れないといけないんじゃないかというふうな悩みのほうはですね、実は持っておりましたけれども、2者平均はやはりちょっと危険性が高いだろうというふうに考えております。  以上です。 208: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。北田委員。 209: ◯委員(北田 織君) これは、こういったものをやる上においては、指名競争入札、指名業者をもっとふやすという考え方が根底にあるということですか。 210: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 211: ◯財政課長(萩原裕之君) いえ、指名業者の数をふやすのとは全く別のものになります。 212: ◯委員(北田 織君) そうなのかな。 213: ◯委員長(武末哲治君) いいですか。北田委員。 214: ◯委員(北田 織君) ここで言われるには、数が少ないからと言われても、是が非でもとりたいと言われる、一般的に言われる鉄砲打ちとかいうことが、これは恐らく先ほど言われるように、参加業者の中の60%なら60%ということが考えられれば、その是が非でもとりたいという人たちは当然これは排除されるだろうと僕は思うんだけれども。5者以上なければこれは成り立たんというのが、ちょっと僕はどうしても理解に苦しんでいるんですけどね。まあ、これは言っても水かけ論になるかもわからないので。 215: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。じゃあ、川崎委員。 216: ◯委員(川崎英彦君) 関連で。先進団体の検証結果ということも言われてたんですけど、その5者というのも先進団体の事例を参考にされているということですか。 217: ◯委員長(武末哲治君) 萩原課長。 218: ◯財政課長(萩原裕之君) 5者という数字は、先進団体のを参考にした数字です。 219: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 220: ◯委員長(武末哲治君) では、ないようですので、そのほかのほうに。  石橋部長。 221: ◯経営企画部長(石橋 徹君) その他で、市民べんり帳を若干変えましたので、高田課長から説明させます。 222: ◯委員長(武末哲治君) 高田課長。 223: ◯秘書広報課長(高田勘治君) このたびですね、これは見本なんですけど、春日市べんり帳を今まで転入者向けに窓口で配布しておりましたが、これを全市民を対象にですね、全戸配布することといたしましたので、御報告をさせていただきたいと思っています。  これまでこの市民べんり帳につきましては、市の単費で製作しておりましたが、このたびですね、民間活力の導入によりまして、広告を掲載することによりまして無償でこの市民べんり帳を作成しまして、全市民、全戸配布することといたしております。  一応6月中の配布を予定しておりまして、5月15日号の市報でですね、配布のお知らせをする予定になっております。  以上です。 224: ◯委員長(武末哲治君) 質疑はありませんか。はい。 225: ◯委員(高橋裕子君) マチイロのほうにはアップされる予定はありますか。
    226: ◯委員長(武末哲治君) 高田課長。 227: ◯秘書広報課長(高田勘治君) 今からちょっと検討になります。マチイロと多分この製作業者さんが違いますので、ちょっとそれは検討させてください。ありがとうございます。 228: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 229: ◯委員長(武末哲治君) 以上ですかね、石橋部長。 230: ◯経営企画部長(石橋 徹君) はい。以上で経営企画部の案件が終わりましたので、どうも本日はありがとうございました。 231: ◯委員長(武末哲治君) 暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後0時14分                 再開 午後0時17分                ──── ─ ──── ─ ──── 232: ◯委員長(武末哲治君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  以上で本日の審査は終了いたしました。  次回の日程は、5月21日月曜日10時からとなっておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、本日の委員会を散会いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後0時18分...