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  1. 春日市議会 2018-03-06
    平成30年予算審査特別委員会 本文 2018-03-06


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                開議 午前10時24分               ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(野口明美君) 少し時間が早いようでございますけれども、全員出席でございますので、ただいまから予算審査特別委員会を開議いたします。  それでは、第20号議案「平成30年度春日市一般会計予算について」を議題とし、そのうち健康推進部関係の審査を行います。  委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言をしてください。  それでは、審査を始めます。説明員の説明を求めます。神田健康推進部長。 2: ◯健康推進部長(神田芳樹君) おはようございます。健康推進部です。よろしくお願いいたします。  まず、健康推進部、主な事業の概要等について説明いたします。こちらをお配りしてあると思うんですけども、右上に資料2とある平成30年度当初予算の概要を使って説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。  14ページになります。 3: ◯委員長(野口明美君) お願いいたします。 4: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 14ページ、(4)健康推進部の表、上からこども医療費、こども医療事務費、継続でございます。平成28年10月から小学生の通院医療費の拡大を行いました。また、中学生の入院は市単独事業でございます。  次に、その下、あんしんコール事業、継続でございます。ひとり暮らし、高齢者などの住みなれた居宅での生活の継続に資するため、現行の緊急通報装置設置事業を拡充するもので、これまでの事業の対象者を拡大したおたすけコールと電話等を利用した定期的な安否確認などを行うみまもりコールの2種類のサービスから成るあんしんコール事業として再編整備するものでございます。  その下、大規模大会誘致推進事業、継続でございます。ラグビーワールドカップ2019の公認キャンプ地を誘致するものでございます。  その下、体育協会運営費補助事業、継続です。体育協会に運営費補助金を交付し、スポーツ振興、スポーツ運動を通じた健康づくりの一翼を担うよう組織の安定化を図るものでございます。  次に、15ページをお願いいたします。  一番上、総合スポーツセンター等管理事業、継続です。指定管理者に、総合スポーツセンター、温水プール、西野球場の管理を行わせるものでございます。  その下、健康管理システム改修事業、新規です。健康管理システムの更新を行うものでございます。  その下、胃がん内視鏡検査事業、新規です。胃がん健診の検査項目に内視鏡検査を加えるものでございます。  次に、19ページをお願いいたします。19ページ、下のほう、廃止事業一覧をごらんください。  表の第1号、生活支援事業です。介護保険事業特別会計の新しい総合事業として、平成28月1月からまごころ訪問事業を開始したことにより、その事業と社会福祉協議会のおたすけサービスに利用者を段階的に移行させておりまして、平成29年度までで事業を廃止することにしたものでございます。
     健康推進部の主な事業等の概要の説明は以上でございます。 5: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして、質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯委員長(野口明美君) それでは、次、お願いいたします。神田部長。 7: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 続きまして、債務負担行為について説明をいたします。説明はそれぞれの担当課長がいたします。  まずは、予算書のほう、薄いほうですね、予算書の14ページをお開きください。 8: ◯委員長(野口明美君) 岩隈健康スポーツ課長。 9: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) おはようございます。健康スポーツ課でございます。  14ページ、上から6段目、受診券等印刷及び封入封かん業務委託料、継続でございます。期間が平成31年度、限度額は表記のとおりでございます。  同じく14ページ、上から7段目、健康診査業務(集団)委託料でございます。継続でございます。こちらは健康増進法に基づく健康増進事業としての健康診査、がん対策基本法に基づく健康診査の実施を集団健診業者に委託するためのものでございます。平成31年度から3年間分の業務委託事業となります。  なお、国民健康保険の被保険者に対します特定健診につきましては、別途、国民健康保険事業特別会計において措置されることとなります。  説明は以上でございます。債務負担行為は以上でございます。 10: ◯委員長(野口明美君) それでは、次、お願いいたします。済みません、債務負担行為について、質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 11: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。佐々木高齢課長。 12: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、次に、歳入予算を御説明いたしますので、予算に関する説明書の22ページをお開きください。 13: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。お願いいたします。 14: ◯高齢課長(佐々木康広君) 12款2項1目民生費負担金、説明欄一番上の行、老人保護措置費負担金でございます。老人福祉法に基づき、養護老人ホームなどに措置した場合に、費用の一部を収入に応じて被措置者などに負担を求めるものでございます。平成29年度に新たな措置があったことにより、実績を踏まえまして239万1,000円、73.4%の増額となっております。  1目は以上でございます。 15: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして、質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。岩隈課長。 17: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 23ページをお願いいたします。  13款第1項第2目衛生使用料、その説明欄の上から2行目、いきいきプラザ使用料でございます。春日市いきいきプラザ設置条例に基づき、使用者から使用料をいただくものでございます。  2目は以上です。 18: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 19: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。岩隈課長。 20: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 同じく23ページ、4目教育使用料、説明欄下から2段目、1節小学校使用料の1行目、小学校体育館等使用料・照明料及び一番下の段の2節中学校使用料の1行目、中学校体育館等使用料・照明料でございます。いずれも春日市立学校校舎校庭使用料条例に基づき、学校開放事業の使用者から使用料をいただくものでございます。  続きまして、24ページ、お願いいたします。  説明欄上から2段目、4節体育施設使用料の説明欄上から4番目、北スポーツセンター使用料でございます。こちらも春日市スポーツセンター条例に基づき、北スポーツセンターの使用料をいただくものです。  4目は以上です。 21: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。與國委員。 22: ◯委員(與國 洋君) 最初のところで、この使用料については、100万円以上については説明をすると言われたんですよ。例えば、北スポーツセンター使用料これこれというのは、わかりきっているので、去年よりもふえてるとか減ってるとかいう説明がないとわかんないんじゃないですか。それを最初に求めたんじゃないですか、うちは。 23: ◯委員長(野口明美君) そうですね。じゃあ、岩隈課長、その辺しっかりお願いいたします。  岩隈課長。 24: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 体育施設使用料の説明欄、北スポーツセンターの使用料でございますが、前年比の20万4,000円の減となっております。これにつきましての理由は、前年が、現在こちらの算定に当たりましては、平成29年度の決算見込み額から算定しておりますもので、昨年度の当初予算の段階でやや高めに予算見込みを行っていたことによる差額でございます。  説明は以上でございます。 25: ◯委員長(野口明美君) 與國委員、よろしいですか。 26: ◯委員(與國 洋君) ちゃんと要求したとおりの説明はいると思います。 27: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。岩隈課長。 29: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 失礼しました。同じく24ページ、6目総務使用料1節、説明欄下から2行目、職員駐車場使用料のうちスポーツセンター分が19万8,000円、いきいきプラザ分が43万2,000円となっております。  6目は以上でございます。 30: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。神田部長。 32: ◯健康推進部長(神田芳樹君) この後、14款国庫支出金、15款県支出金につきましては、歳出に合わせて説明いたしますので、その後の款のほうに説明を移らせていただきます。 33: ◯委員長(野口明美君) お願いいたします。高尾国保医療課長。 34: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に、53ページをお願いします。よろしいでしょうか。 35: ◯委員長(野口明美君) お願いいたします。 36: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 20款5項5目の雑入でございます。説明欄の一番上、高額療養費収入でございます。これは、こども医療、重度障害者医療ひとり親家庭等医療の三つの医療について、健康保険制度から支給される高額療養費のうち過年度分を受け入れるものでございます。これは前年度同額でございます。  次に、その下、民生費雑入でございます。この金額のうち国保医療課所掌分は20万円でございます。前年度同額でございます。これは、同じく二つの医療について、資格がないのに受診した資格外受診などの医療費の返納分などの受け入れでございます。 37: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 38: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 同じく53ページになります。  一番下、3節の衛生費雑入、説明欄1行目、衛生費雑入のうち健康スポーツ課の分は16万2,000円でPHS基地局施設及び自動販売機の電気料に係るものでございます。  同じく説明欄一番下、健康診査本人負担金でございます。こちらは集団健診の受診者の健診料、自己負担額を収入するものでございます。  なお、個別健診の本人負担につきましては、医療機関に直接お支払いいただく制度となっております。  次に、飛びまして55ページをお願いいたします。  説明欄上から7行目、空港周辺環境対策事業費助成金でございます。こちらは新規の事業でございます。空港環境整備協会助成事業により、ニュースポーツ推進のための備品購入費の助成をいただくものです。  5目は以上です。収入の説明は以上でございます。 39: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。西川委員。 40: ◯委員(西川文代君) 53ページの一番下の健康診査本人負担金、これですね、前年度と比べるとかなりふえてるんですよね。2,008万円ですかね。そして、昨年度は938万5,000円、この増額の理由を教えてください。 41: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 42: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 歳出のほうで後ほど御説明させていただきますけれども、胃がん検診の新規事業が入りますので、その分の収入等が見込まれております。  以上でございます。 43: ◯委員(金堂清之君) 歳出で説明するなら歳出で説明しますからと申し添えないとわからん。 44: ◯委員長(野口明美君) 済みません、それじゃあ、歳出で説明の場合は前もっておっしゃってくださいね。お願いしておきます。  歳入はこれで終わりですよね。じゃあ、歳出をお願いいたします。  佐々木課長。 45: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、80ページをお開きください。  歳出でございます。2款1項5目財産管理費の説明欄の下の丸、普通財産管理費が減額継続でございます。この中で平成29年度は高齢課の事業といたしまして、旧上白水老人憩の家の解体関係事業費が入っておりました。その分392万9,000円が減額となりまして、89.6%減でございます。  5目は以上でございます。 46: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。 48: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に、108ページをお願いします。  3款1項1目社会福祉総務費でございます。説明欄の一番下の丸、健康保険事務費、ほぼ前年度同額継続でございます。  次に、110ページをお願いいたします。よろしいでしょうか。  説明欄の上から二つ目の丸、国民健康保険事業特別会計繰出金でございます。減額継続でございます。  なお、今定例会に御提案しております国保特会の当初予算の繰入金で受け入れるものでございます。  内容について説明をさせていただきますので、済みません、315ページをお願いいたします。  国民健康保険事業の安定運営のために、一般会計から国保特会へ繰り出すものでございます。内訳は315ページにあるものです。全体で31.5%ほど減額となっております。  理由といたしましては、保険基盤安定繰入金の保険税軽減分と保険者支援分、それと、財政安定化支援事業は3月補正の額と同額になっております。これは非常に見込みが難しいので、29年度の実績でその額を計上しております。個別に見ますと、保険基盤安定繰入金の保険税軽減分は219万6,000円の減となっております。軽減被保険者の増が理由でございます。  次に、保険者支援分、これも軽減保険者数に応じて支援するものでございます。これも59万6,000円の減となっております。  次に、職員給与費等繰入金、これにつきましては、人件費と事務費の分になりますけども、ほぼ前年度同額となっております。  次に、出産育児一時金等繰入金、これは3分の2を国保特会のほうに繰り出すものでございますけども、出産見込み数の減で6.5%の減、224万円の減となっております。  次の財政安定化支援事業繰入金の分ですけども、これも国民健康保険の基盤が弱いということで創設されている繰り入れでございます。県が繰入基準額を算定いたします。この算定の際に使うのが保険基盤安定繰入金の保険税軽減分、これをもとに県のほうが算定をいたします。これが18.5%減で、2,299万1,000円の減となっております。  また、財源不足の補填分として、その他一般会計繰入金がありますけども、この分が3億9,983万円の減となっております。今回の国保の制度改正によりまして、決算補填目的の一般会計からの繰入金は赤字とみなされ、その赤字の解消計画の策定が義務づけられております。  また、国では公費医療制度を現物給付している自治体に対し行っている地方単独事業の医療給付費波及増に係る交付金のペナルティー分などは赤字とみなさないという考えもあわせて示されております。そこで、30年度から決算補填目的のものと、それ以外のものに分け計上させていただいた結果、決算補填目的のものはゼロとなっております。結果3億9,983万円の減という形になっております。  これにつきましては、国と県の負担金がございます。まず、国の負担金が、済みません、26ページに戻っていただいて……、済みません、26ページにございます。国民健康保険基盤安定国庫負担金でございます。保険者支援分の2分の1を国が負担するもので、9,698万2,000円でございます。  次に、県の負担金も34ページのほうにございます。  国民健康保険基盤県負担金でございます。保険税軽減分の4分の3と保険者支援分の4分の1を……。 49: ◯委員長(野口明美君) 課長ちょっと……。 50: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 済みません。申しわけありません。 51: ◯委員長(野口明美君) どこに書いてあるか。一番上とか、何段目とか言ってください。 52: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 済みません、国の負担金は26ページでございます。26ページの上から三つ目の項目になります、説明欄の。 53: ◯委員長(野口明美君) 国は3段目。じゃあ、県をお願いいたします。 54: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 県が……、済みません。
    55: ◯委員長(野口明美君) 34ページ。 56: ◯国保医療課長(高尾徳久君) そうですね、34ページでございます。34ページの一番上の項目になります。県のほうはですね、保険税軽減分の4分の3、それと保険者支援分の4分の1を県が負担するもので、合わせますと3億3,514万5,000円でございます。1目は以上でございます。 57: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんでしょうか。  高橋委員。 58: ◯委員(高橋裕子君) ちょっとお伺いします。こども医療費に係る減額調整が次年度から未就学児まではペナルティーとして見ないことになりましたよね。その点は本市における国保医療のそういった、今までは直接関係があったと思うんですけど、今度広域になりますので、その辺の影響はどのように出てくるんでしょうか。 59: ◯委員長(野口明美君) 高尾課長。 60: ◯国保医療課長(高尾徳久君) ペナルティー自体はですね、委員言われたように就学前の子どもさんの分はペナルティーがなくなってますけども、小学生以上の分とか障がい者の分はまだ残ります。その分はですね、先ほど赤字補填以外の分のほうで計上をさせていただいております。 61: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。  ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 62: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。佐々木課長。 63: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、2目に参りますので、110ページをもう1回お願いいたします。  110ページの2目老人福祉費、説明欄下から2番目の安心生活創造事業につきましては、ほぼ前年度同額継続でございます。  その次の丸、老人福祉事務費は減額継続でございます。平成29年度は高齢者運転免許証自主返納支援制度などの新規事業を実施するに当たり、事務補助員の賃金を計上しておりました。これらの事業が軌道に乗ってまいりましたので、年間を通した事務補助員の任用を取りやめたことにより158万4,000円、90.8%減となっております。  111ページをごらんください。  中ほどの丸、老人保護施設措置費は増額継続でございます。この事業の目的は、介護者から虐待を受けている方や身寄りのない方など環境上の理由や経済的な理由から、居宅で養護を受けることが困難な高齢者を老人福祉法に基づき養護老人ホームなどの施設に入居させるものでございます。  主な増額の理由ですが、扶助費の老人保護措置につきまして、平成29年度中にお一人お亡くなりになりましたが、新たに3人を措置したことなどにより、措置している人がふえております。この結果、平成30年度は545万7,000円、37.5%増となっております。  その次の丸、かすがの郷周辺整備事業費はほぼ前年度同額継続でございます。  その次の丸、老人在宅福祉費はほぼ前年度同額継続でございます。この中で高齢者祝金制度につきましては、平成29年度に内容を見直したものでございます。  112ページをお開きください。  上から5行目にあんしんコール事業、そして、その2行下におたすけコールとあります。これらの事業は、先ほど部長のほうから説明いたしましたけれども、介護保険事業特別会計の地域支援事業として実施いたします、みまもり関係の事業に係る機器の設置、撤去等に係る、いわゆるハード部分に関連する費用を一般会計に計上しているものでございます。  平成29年度まで、ひとり暮らし高齢者などに緊急通報装置を貸与いたしまして、24時間見守り、緊急対応しておりますが、この事業を充実・拡大することといたしております。  従来の事業の対象者を拡大するのがおたすけコール、装置を貸与せず利用者の固定電話や携帯電話を使って定期的な安否確認等を行うのがみまもりコールということで、この二つをあわせまして、あんしんコール事業という形で平成30年度から実施するものでございます。  一般会計の予算といたしましては、委託料のあんしんコール事業の部分の中で、従来の緊急通報システム運営業務、つまり、おたすけコールに係る機器の設置料、撤去料に加えまして、新たにこの中にみまもりコール事業に係る機器等ふぐあい発生時の訪問費用、1件当たり1,080円などをもとに金額を算定しております。  また、備品購入費のおたすけコール・ペンダント機器は、従来の緊急通報システム運営業務に係るものと同じでございます。このあんしんコール事業につきましては、さきに高齢課のほうでお配りしております定例会資料の8ページに資料を掲載しておりますので、こちらは後ほど御確認をお願いしたいと思います。  また、老人在宅福祉費の中で平成29年度までに実施してまいりました生活支援事業は廃止をすることとし、予算は計上しておりません。これは、介護保険事業特別会計の地域支援事業の中で、平成28年1月から開始いたしました新しい総合事業のまごころ訪問事業社会福祉協議会のおたすけサービスと事業内容が類似しておりましたので、これらの事業に利用者を移しているところでございます。この中の負担金、補助及び交付金の高齢者等住宅改造費助成金には県補助金がございます。  36ページをごらんいただきたいと思います。36ページでございます。  説明欄の上から4段目の事業になります。住みよか事業県補助金で105万円上がっております。補助率は2分の1でございます。  112ページにお戻りいただきたいと思います。お願いいたします。よろしいでしょうか。  112ページのその次の丸、高齢者運転免許証自主返納支援事業費につきましては、増額継続でございます。運転免許証を自主返納した70歳以上の高齢者に対する交通系ICカード乗車券の配布を平成29年6月から実施しておりますが、当初の見込み以上に御利用いただいておりますので、その実績を踏まえまして、79万7,000円、95.0%の増額とするものでございます。支援の金額は変わっておりません。  なお、財源といたしまして、県の補助金があります。  もう一度、36ページのほうをごらんいただきたいと思います。  説明欄の下から2項目めでございます。高齢者運転免許証自主返納支援事業費県補助金、81万7,000円、補助率は2分の1でございます。  申しわけございません。112ページにお戻りください。よろしいでしょうか。  それでは、下から2番目の丸、介護保険事業費につきましては、ほぼ前年度同額継続でございます。介護保険事業特別会計繰出金は、介護給付費や地域支援事業に対する市の負担分と事務費分を繰り出すものでございます。この中に消費税財源をもとにしました国、県、市の公費負担による低所得者の保険料軽減対策のための負担金が含まれております。  26ページをごらんください。  説明欄の上から6項目めになります。低所得者対策国庫負担金704万3,000円。  次に、34ページをごらんください。  低所得者対策県負担金352万1,000円でございます。負担率は国が2分の1、県と市がそれぞれ4分の1となっております。  もう一度、112ページにお戻りください。よろしいでしょうか。  一番下の丸、介護給付事務費はほぼ前年度同額継続でございます。この中で113ページの負担金、補助及び交付金の社会福祉法人等利用者負担対策補助金及び扶助費の障害者訪問介護利用者負担対策費につきましては、県の補助金がございます。  36ページのほうをお願いいたします。  説明欄の上から5項目め、障害者訪問介護利用者県補助金18万8,000円、6項目め社会福祉法人等利用者負担対策県補助金67万1,000円、どちらとも県の補助率は4分の3となっております。  それでは、113ページをお願いいたします。  1番目の丸、世代間交流事業費につきましては、ほぼ前年度同額継続でございます。  その次の丸、老人クラブ費につきましては、ほぼ前年度同額継続でございます。この中で負担金、補助及び交付金の老人クラブ助成金、老人クラブ連合会が行う健康づくり事業補助金、老人クラブ連合会補助金につきましては、県の補助金がございます。  もう一度、36ページのほう、お願いいたします。  説明欄の上から2項目めでございます。老人クラブ助成費県補助金120万2,000円、7項目め市町村老人クラブ連合会が行う健康づくり事業県補助金46万6,000円でございます。補助率は3分の2となっておりますが、県の補助対象におさまらず、市のほうで単費持ち出しをしている部分もございます。 64: ◯委員長(野口明美君) 高尾課長。 65: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 113ページに戻っていただいてよろしいでしょうか。  説明欄の下から2番目の丸、後期高齢者医療療養給付費負担金でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。後期高齢者医療制度における医療費の12分の1を市町村が負担するもので、後期高齢者医療広域連合の見込みで計上しております。  続きまして、説明欄のその下でございます。後期高齢者医療事業特別会計繰出金でございます。増額継続でございます。  なお、今定例会に御提案しております後期特会の当初予算の繰入金で受け入れるものでございます。  ここで済みません、367ページをお願いいたします。  この事務費繰入金、これは今回、保険料軽減特例の見直しが行われまして、それに伴うシステム改修費が396万3,000円増になっております。  その下、保険基盤安定繰入金、これは後期高齢者医療広域連合の見込みで軽減対象者数が増加すると見込まれておりまして、1,176万円ほど増となっております。  これにつきましては、国の補助金が30ページにございます。30ページをお願いいたします。  下から四つ目でございます。高齢者医療制度円滑運営事業費国庫補助金でございます。補助率は10分の10で、396万2,000円でございます。  また、県の負担金も34ページにございます。34ページをお願いいたします。  上から四つ目の項目でございます。後期高齢者医療保険基盤安定県負担金でございます。後期高齢者医療の保険料軽減分の4分の3を県が負担するもので、1億6,344万9,000円でございます。  続きまして、114ページをお願いいたします。よろしいでしょうか。  一番上の丸の項目でございます。後期高齢者はり・きゅう費、減額継続でございます。  2目は以上でございます。 66: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんでしょうか。  川崎委員。 67: ◯委員(川崎英彦君) 112ページのあんしんコール事業、これ、そちらのほうはまた自治体のほうがメーンになってくる事業だとは思うんですけど、ちょっとお聞きしたいんですが。先ほどひとり暮らしの高齢者に対して、定期的な見守りの電話をするというのと、非常時のときに駆けつけるということで御説明いただいたんですけど、これ、もう民間の業者に委託しているということですかね。 68: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。 69: ◯高齢課長(佐々木康広君) そのとおりでございます。 70: ◯委員長(野口明美君) 川崎委員。 71: ◯委員(川崎英彦君) それで、前、使い勝手の悪かった何か大きな本体があって、それでやってたのを新しく切りかえるということなんですけど、その事業者自体は同じ業者を使われているということですか。 72: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。 73: ◯高齢課長(佐々木康広君) この従来からの緊急通報装置の設置事業、この事業につきましては、介護給付のサービスの中で夜間の訪問介護の事業がございます。そちらのほうの事業を受託している事業者、非常に事業内容が類似しておりますので、こちらのほうの緊急通報装置の設置事業も委託をしております。今回新たに創設いたします、みまもりコールの事業のほうにつきましても、同じ業者に委託する予定でございます。 74: ◯委員長(野口明美君) 川崎委員。 75: ◯委員(川崎英彦君) 今、高齢者がどんどんふえてきてですね、こういう民間でやっている事業者が結構いて、いろんなサービスを付加した形でですね、自治体のほうに営業かけているということもあるとは思うんですけど、1回そのいろんな民間の業者を精査して入札とかですね、そういったものを含めて、よりよいサービスにしていただきたいなというふうに思っております。  それで、実際このあんしんコール事業を今の時点で、そのサービスを受けている方というのは何名ほどいらっしゃいますか。 76: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。 77: ◯高齢課長(佐々木康広君) 平成29年度までは緊急通報装置の設置事業でございますが、2月末の時点で56人いらっしゃいます。 78: ◯委員長(野口明美君) 川崎委員。 79: ◯委員(川崎英彦君) そうしたら、あんしんコールのほうは何名ぐらいを想定してらっしゃいますか。 80: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。 81: ◯高齢課長(佐々木康広君) あんしんコール事業の中には、従来の緊急通報装置設置事業の対象者を拡大する分はございます。こちらのほうが90人で見込んでおります。  また、新たにみまもりコールというサービスがここにあります。こちらのほうの利用は35人で見込んでいるとこでございます。 82: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。 83: ◯委員(川崎英彦君) はい、ありがとうございました。 84: ◯委員長(野口明美君) 高橋委員。 85: ◯委員(高橋裕子君) 同じページ、112ページの下から2番目の丸、介護保険事業費でそれぞれ低所得者対策の国県負担金がありますけれども、消費増税が延期になっているので、どの程度のというか、前は第3段階までこういった負担金が入るんではないかとちょっと記憶してるんですが、その分は第何段階の方の保険料まで国や県が負担しているのかというのを教えてください。 86: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。 87: ◯高齢課長(佐々木康広君) 今、高橋委員がおっしゃったとおり、消費税を10%に上げるというのがちょっとおくれておりますので、その分です。当初は第1段階から第3段階まで軽減ということで想定しておりましたけれども、現時点では第1段階だけの軽減が行われております。標準の保険料に対する割合として、第1段階が条例上はもともと0.5、半額でございましたけれども、それを0.45ということで、その分軽減をしております。年額に直しますと3,480円と。そこの分だけ現時点では軽減しておりまして、消費者が10%に上がる段階で、第3段階までという想定がなされているようでございます。 88: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。金堂委員。 89: ◯委員(金堂清之君) 112ページの高齢者の運転免許証の自主返納ですけども、県が2分の1、2分の1が市だと思うんですけども、総額5,000円じゃないかなと思いますけども。高齢者の方で自主返納したい方が返納を5,000円じゃなくて1万円ぐらいしてもらえんかなというような声も聞いておりますので。確かに市の負担にはなろうかとは思いますけれども、7,500円負担して1万円にして、自主返納をすれば、もう少し返納率も上がるんじゃないかなと思うし、また、もう返納したら1回5,000円だけじゃという意見もございますので、その辺よく、ちょっと御検討していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いしときます。 90: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員、要望でよろしいですか。 91: ◯委員(金堂清之君) はい、要望でいいです。 92: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。高橋委員。 93: ◯委員(高橋裕子君) 112ページから113ページまでの保険給付、事務費で、扶助費の中に障害者訪問介護利用者負担対策費っていうのがありますけど、最近やっぱり高齢社会になっていて、障がい者の方が65歳以上になられる割合というか人数も多くなってきてて、今まで障がい者としてのいろんなサービスが受けられたものが、介護保険に移行することによって、それが受けられなくなるということをちょっと聞いたことがあるんですけど、そういったための措置ということでよろしいんですか。 94: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。 95: ◯高齢課長(佐々木康広君) この分は経過措置でございます。平成19年に障害者自立支援法が成立いたしましたときに、障がい者の施策によるホームヘルプをそれまで利用されていた低所得の障がい者の方に対して、制度移行措置ということで利用者負担の軽減を図るものでございます。現時点では、こちらのほうは対象者はございません。 96: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。川崎委員。 97: ◯委員(川崎英彦君) 小さなことで申しわけないですけど、111ページのですね、老人在宅福祉費の中の高齢者祝金なんですけども、高齢化率が上がっていく中で、若干ですけど祝金の支給予定というか、これ減っているんですよね。その理由は。 98: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。 99: ◯高齢課長(佐々木康広君) 昨年度から80歳と90歳、そして100歳以上としております。当然年齢によりまして、ふえる年もあり、減る年もあるということで、ポイントで以前は80歳以上は全員給付してましたので、年々上がっておりましたけれども、80歳、90歳ということで、たまたま来年度はその対象の人数が少ないということでございます。
    100: ◯委員長(野口明美君) 前田委員。 101: ◯委員(前田俊雄君) 先ほどの高齢者の運転免許証の自主返納なんですけども、返納された後がね、一つには春日市としては動機づけとして交通系のICカードがつきますけど、それ以外にですね、やっぱり日常生活上で移動手段としましたら春日市のコミュニティバスがあります。それから、西鉄バスもあるわけですね。こういったような民間事業者なんかにですね、相談して、そうして高齢者に対して何かのサービスといいましょうか、負担を軽減してもらうような協議ちゅうのはあるもんなんですか。 102: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。 103: ◯高齢課長(佐々木康広君) 現実、今のところ西鉄の西鉄バス、西鉄ですね、鉄道のほう、タクシー、福岡市の市営地下鉄等割引ができておりますので、そのあたりはこちらのほうで、春日警察署等で運転免許証を返納される際に周知をさせていただいておりますし、また、窓口のほうに申請に来られたときも、そういった周知をさせていただいております。  基本的には、市のコミュニティバスもそうですけれども、そういった公共交通機関のほうにつないでいくということが大事かなというふうに思っております。 104: ◯委員長(野口明美君) 前田委員。 105: ◯委員(前田俊雄君) 確かに福岡市はそういったものがあるわけですけど、今度は春日市から福岡に行くまでの間ですね、そこら辺でですね、春日市内を運行しているバスを利用する場合の負担軽減ちゅうのは何かあるもんなんですか。 106: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。 107: ◯高齢課長(佐々木康広君) 当然、このコミュニティバスのほうは市がかなりの公費を投入させていただいておりますけれども、西鉄バスのほうにつきましては、グランドパス65という西鉄路線バスの乗り放題の定期券がございます。これが65歳以上で運転経歴証明書を提示するという条件はございますけれども、自主返納後1年未満ということで、1,000円の割引というものがございます。こういったものは周知をさせていただいております。 108: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 109: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。佐々木課長。 110: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、114ページをお願いいたします。  一番下の丸でございます。4目の社会福祉施設費の説明欄、老人福祉施設管理費は減額継続でございます。この事業の目的は、老人福祉センターナギの木苑を高齢者の交流、生きがいづくり、仲間づくり及び介護予防の場として提供し、高齢者福祉の向上を図っているものでございます。  減額の理由でございますが、平成29年度に空調設備改修工事などを行いまして、年度内に完了いたしましたので、その分が減額となりまして、3,255万円、55.1%減でございます。  4目は以上でございます。 111: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。 113: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に、122ページをお願いいたします。よろしいでしょうか。  3款1項6目重度障害者医療費でございます。説明欄の上から二つ目の丸、重度障害者医療費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。  続きまして、その下、下から二つ目の丸、重度障害者医療事務費でございます。減額継続でございます。この重度障害者医療費及び重度障害者医療事務費につきましては、県の補助が36ページにございます。36ページをお願いいたします。  上から三つ目の項目になります。よろしいでしょうか。  重度障害者医療費県補助金でございます。医療費と事務費、補助率それぞれ2分の1で、県補助金合計で1億1,218万2,000円でございます。  6目は以上でございます。 114: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 115: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。 116: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 続きまして、123ページをお願いいたします。  一番下の老人保健費でございます。平成20年度から老人医療制度にかわり後期高齢者医療制度が始まりましたが、医療費の精算等の継続のために平成29年度まで老人保健事務費と老人保健医療費を予算措置しておりましたが、精算等も終了いたしましたので、廃目とさせていただきます。  以上でございます。 117: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 118: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。 119: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に、145ページをお願いいたします。よろしいでしょうか。  3款2項6目こども医療費でございます。説明欄の一番上の丸、こども医療費でございます。減額継続でございます。  事業の内容は、子どもの医療費自己負担分の一部を支給することにより健康の保持及び増進を図るもので、通院分については、平成28年10月から未就学時までだったものを小学校6年生まで拡大したものでございます。これにより、平成29年度当初予算計上時は実績の把握が難しく課題となっておりましたので、減額しております。  なお、中学生の入院分は市の単独事業でございます。  続きまして、その下の丸、こども医療事務費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。このこども医療費及びこども医療事務費につきましては、県の補助がございます。  37ページをお願いいたします。  説明欄の上から一つ目の項目でございます。子ども医療費県補助金でございます。県の補助対象が小学校6年生までの医療費と事務費となっております。補助率はそれぞれ2分の1で、県補助金合計で1億8,784万9,000円でございます。  6目は以上でございます。 120: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 121: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。 122: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に、149ページをお願いいたします。  3款2項11目ひとり親家庭等医療費でございます。説明欄の一番上の丸、ひとり親家庭等医療費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。  続きまして、その下、一番下の丸、ひとり親家庭等医療事務費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。このひとり親家庭等医療費及びひとり親家庭等医療事務費につきましては、県の補助が37ページにございます。37ページをお願いいたします。  上から二つ目の項目になります。ひとり親家庭等医療費県補助金でございます。医療費と事務費、補助率はそれぞれ2分の1で、県補助金合計で4,637万円でございます。  11目は以上でございます。 123: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 124: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。 125: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 156ページをお願いいたします。  4款1項1目保健衛生総務費でございます。説明欄の一番上の丸、養育医療費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。この養育医療費につきましては、国と県の負担金がございます。  まず、国の負担金が27ページでございます。  一番下の項目になります。養育医療費国庫負担金でございます。医療費の2分の1を国が負担するもので383万円でございます。  次に、県の負担金が35ページにございます。  上から8番目の項目になるかと思います。養育医療費県負担金でございます。医療費の4分の1を県が負担するもので191万5,000円でございます。 126: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 127: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 同じく156ページ、説明欄上から3段目から次のページにかけてでございますが、保健衛生総務事務費でございます。増額継続です。事業目的は、健康衛生業務事務管理を行うため、健康システムの改修業務委託料や嘱託管理栄養士の報酬などが含まれております。  なお、増額理由は、健康管理システムの改修業務の増加によるものでございます。この健康管理システムは、特定健診、がん検診、母子健診、予防接種など市民の健康づくりに関するさまざまなデータを一元化することで、御案内から履歴確認、医療機関への支払いまで処理することができる利便性が高いものです。これによりまして、市民の方々も専門職の相談などサービスを受ける機会の拡大など利便性が高まるものと考えております。  次に、157ページをお願いします。  説明欄上から2段目、健康づくり推進協議会費、ほぼ前年度同額継続でございます。  同じく157ページ、説明欄その下、健康教育・相談推進費でございます。減額継続です。 128: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。 129: ◯高齢課長(佐々木康広君) 済みません、その次の丸でございます。健康運動トレーニング事業費につきましては、ほぼ前年度同額継続でございます。 130: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 131: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 157ページ、一番下の欄でございますが、食生活改善推進費、増額継続です。  158ページに移らせていただきます。  説明欄2段目、自殺予防対策費でございます。ほぼ前年度同額継続です。こちらの事業については、額が少額ではございますが、説明させていただきたいと思います。  自殺予防の普及啓発及びゲートキーパーの育成を図るものです。また、平成30年度は国の自殺総合対策大綱を受けまして、本市の自殺対策計画を策定することとしております。  なお、この事業につきましては、関連する歳入としまして39ページ、上から2行目に地域自殺対策強化事業県交付金2万4,000円、補助率2分の1がございます。  158ページにお戻りいただけますでしょうか。  説明欄一番下の段から次の159ページにかけまして、健康診査費、増額継続です。うち健康スポーツ課所管は9,735万5,000円でございます。こちらは健康増進法による健康診査等指針、がん対策法によるがん検査の実施及びその他の事務を行うものでございます。  増額理由は、胃がん検診に胃内視鏡を導入するため、健康診査業務、個別の業務でございますが、委託料等を増額するためのものです。こちらはお手元に資料を配付させていただいております。1枚紙でございます。  簡単に説明させていただきます。  1番、事業背景としましては、国のがん予防重点健康教育及びがん検診の実施のための指針、こちらが改正になりまして、従来、X線バリウム検査でしたが、50歳以上、これは健診間隔が2年に1回を対象としまして、胃内視鏡検査が追加されたと、指針の変更でございます。  今回の事業内容でございますが、筑紫地区と4市1町統一で、対象者は50歳以上で、偶数年齢の方。実施方法につきましては、個別健診ですから、かかりつけ医さんですね、こちらのほう筑紫地区42医療機関で健診を受けていただいた後、二次読影と申しまして、ダブルチェックを医師会のほうでしていただくと。その結果を直接、医療機関のほうから通知いただいて、市のフォローとしては受診の再検査とかですね、再検査の必要性の方や、あと未受診者への受診の勧奨などフォローを行っていきたいと考えております。  委託料の単価ですが、これ、全て医師会の個別健診から二次読影結果送付までが1万4,301円税込みとなっております。本人負担が2,500円。なお、生活保護受給者は無料ということで、事業開始を30年度7月から31年、翌年2月までを予定しております。  期待される効果でございますが、従来のバリウム検査と比較しまして、精度が高い健診を提供できるとともに、受診困難な方がいらっしゃいます。これはバリウムの排せつ困難者や誤嚥のリスクの高い方、上下肢等筋力低下で検査が困難な方等々に受診の機会を提供できるものと考えております。  なお、制度周知につきましては、市報、検診案内、ウエブサイト、総合情報メール、ポスター等でお知らせしていきたいと思います。現時点、県内の実施団体は、福岡市、北九州市、大牟田市、粕屋町、中間市、遠賀郡各町となっております。  胃がん検診の導入につきましての説明は以上でございます。  引き続き、予算説明書の説明のほうに戻らせていただきたいと思います。39ページをお願いいたします。  収入の分の関連する歳入の御説明をさせていただきたいと思います。  本事業につきましては、39ページの上から1行目、健康増進事業費県補助金55万7,000円、補助率、選定額の3分の2がございます。あわせまして、先ほど歳入の御説明の中で申し上げました53ページには、健康診査本人負担金のほうがございます。  引き続きになりますが、よろしゅうございますか。 132: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いいたします。 133: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 今度は歳出の159ページのほうに移らせていただきます。  説明欄上から2段目、がん検診推進事業費、増額継続です。  同じく159ページ、説明欄その下、休日・急患対策費、ほぼ前年同額継続です。こちら、関連する歳入があります。38ページをお願いいたします。  こちら、一番下の行に小児救急医療支援事業費県補助金があり、こちらは小児救急医療健診体制の本市の負担に対しまして、県から基準額の3分の2の補助がございます。  1目の説明は以上でございます。 134: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。  前田委員。 135: ◯委員(前田俊雄君) 158ページの丸で言ったら一つ目ですけど、自殺予防対策費がありますけど、いろいろこういったような講師謝金とかありますけども、実際問題、職員……、特にですね、市民もさることながら、やはり行政においてもですね、やはりそういった方の気づきですね。よその自治体のほうではですね、窓口に来られた方に対して、この人はちょっと危ないねとかいう気づきの中でですね、行政としてしっかりフォローしていくというようなことを仕組みをつくってるとこまであるわけですけど、今、見てましたら予算はほとんど変わらないで、講師謝金ですけど、より筑紫地区はですね、かつては非常に日本でも有数の自殺が多かったんですよ。有数と言ったらいけないんでしょうけども、非常に自殺の多いですね、分離する前の筑紫警察署では、警察署の単位でいけば自殺の多いところだったんですね。そういった中でしっかりですね、これは単に通り一遍の施策じゃなくて、しっかり取り組んでいく必要があると思うんですけど、よりこの自殺予防についての何か取り組みちゅうのはお考えなんですか。 136: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 137: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) まず、現在、29年度にですね、国の自殺対策計画の策定準備としまして、実は国から地域自殺実態プロファイルというものが送られてきまして、その中でですね、現在こちら検証中でございますが、自殺に至る経緯がですね、例えば職場の悩み、そしてそれから来る鬱、家庭内不和など三つ以上の要因が重なった場合、自殺に至ることが多いというふうなプロファイルがあります。  また、このケースも年代によってさまざまで、これを今後本市の計画の中でですね、本市の状況でいいますとお若い世代も多いですし、サラリーマン世代も多いので、あらゆる角度から検証しまして、全市的なセーフティーネットをつくっていく必要があるのかなというふうなことで、今回予算のほうは講演会等の費用で少ないですけれども、今後30年度にかけては計画をしっかりと練って、そして、全市的なセーフティーネットを広げてきたいと考えております。  以上です。
    138: ◯委員(前田俊雄君) では、よろしくお願いします。 139: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 140: ◯委員(西川文代君) 要望というか提案なんですけど、先日ですね、男性学というのを聞いたんですね。 141: ◯委員長(野口明美君) 西川委員、どこの項目の……。 142: ◯委員(西川文代君) 今の自殺対策のところです。ごめんなさい。  それで、やっぱり男性の自殺率が高いと。やっぱり男性は一家の大黒柱とか、そういうのでもう仕事がうまくいかなくなったら、もう命を絶ってしまったりとか。あと、やっぱり自分の弱みを見せられないとかですね。そういうことで男女共同参画というとこの固定的性別役割分担意識というところともちょっとリンクするところがあるので、市民部とかと相談の上ですね、やはりちょっとそこら辺も進めたらいいんじゃないかなとも思います。要望です。 143: ◯委員長(野口明美君) ほかに。高橋委員。 144: ◯委員(高橋裕子君) 健康診査費ですね、158ページの。胃がん検診について概略を説明いただきましたけど、ありがとうございます。今までというか、国が推奨して、すぐにはできなかった理由の一つが、医療機関が検査に対応できる設備というか、胃カメラをするだけの設備というのがない医療機関があるというか、多いというか。そういった問題はもうクリアになったんですか。筑紫地区42医療機関でその体制が整ったから、今回、4市1町で始められるという捉え方でよろしいんですか。 145: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 146: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) この平成29年度筑紫地区の他団体も含めて、医師会と十分協議を進めてまいりました。そして、私の手元にはリストがあるんですが、各市町それぞれですね、医療機関のほう、十分な体制が整ったということで、この42医療機関ですね、医師会からもらったリストがございます。こちらはもう安心して受けていただけるものと考えております。  以上です。 147: ◯委員長(野口明美君) 高橋委員。 148: ◯委員(高橋裕子君) 続けていいですか。 149: ◯委員長(野口明美君) はい、どうぞ。 150: ◯委員(高橋裕子君) それから、157ページから158ページにかけての食生活改善推進費なんですけれども、増額の理由をちょっと教えてください。 151: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 152: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) こちらの増額理由は、離乳食教室開催の増加に伴い、託児謝金を増額するためのものでございます。 153: ◯委員長(野口明美君) 高橋委員。 154: ◯委員(高橋裕子君) はい、わかりました。第5次総合計画の中に、ライフステージに合わせて食育の推進をしていくということが施策の目標として挙げられてるんですが、そういった方面にも十分配慮した予算措置であるというふうに考えてよろしいんですか。 155: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 156: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 食育基本計画というのも本市ございまして、それの見直しを行う中で、今、委員がおっしゃいましたとおり、それぞれライフステージに合わせた形で施策を進めていくというふうな見直しを本年度行いました。さらに推進させていただきたいと思います。  以上です。 157: ◯委員長(野口明美君) これと関連してるんですか。 158: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい。 159: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。與國委員。 160: ◯委員(與國 洋君) 先ほどの胃の内視鏡検査ですけれども、基準だとか委託料の単価が書いてありますけども、今回、これを導入するためにですね、どれだけの経費を見積もってるんですか。 161: ◯委員長(野口明美君) わかりますか。課長、すぐ出ますか。  岩隈課長。 162: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 済みません、ちょっと資料……、胃がんだけということであれば、ちょっと資料が手元にないので委員会中にお届けさせていただきたいと思いますが、よろしゅうございますか。 163: ◯委員長(野口明美君) 後ほど、じゃあ、よろしくお願いいたします。  ほかに。竹下委員。 164: ◯委員(竹下尚志君) 158ページから159ページに続いて、健康診査の件なんですけど、以前、神田部長が就任する前は、春日市は健診受診率は30%ぐらいで、福岡県で最下位だったんですよね。その後、神田部長が就任されて、いろいろ改善・工夫されて受診率の向上に努めて来られましたけども、どれぐらい受診率が上がったのか、ちょっと教えてもらいたい。 165: ◯委員長(野口明美君) 特定健診ですか。 166: ◯委員(竹下尚志君) そうです、そうです。 167: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 168: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 今のお尋ねの件、また、私が説明したという部分については、国民健康保険事業特別会計における特定健診の受診率の向上には、私が国保年金課長のときに努めてまいりましたので、そのお尋ねだと思いますけども、その件でお答えしてよろしいでしょうか。 169: ◯委員(竹下尚志君) いいよ。 170: ◯委員長(野口明美君) 部署が……。 171: ◯委員(竹下尚志君) ああ、部署が違うんだ。項目が違うんだ。ああ、じゃあ、そこでそうしよう。 172: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 173: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 国保の特定検診の受診率ということで、お尋ねにお答えしたいと思います。平成29年度はまだ実施終了後、間もないので受診率については、直近は出ておりません。これは、ことしの秋口にしか明らかになりませんが、平成28年度の受診率で申し上げますと24.8%で、27年度が24.6%でしたので、若干でございますが、0.2ポイント受診率については、上昇しているということでございます。  以上です。 174: ◯委員長(野口明美君) 竹下委員。 175: ◯委員(竹下尚志君) まだ県下で最下位ですか。 176: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 177: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) ちょっと正確な順位は持ち合わせておりませんが、最下位ではございませんが、まだ余り上ではなく頑張る必要があるという状況でございます。 178: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 179: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。岩隈課長。 180: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 161ページをお願いいたします。  2目予防費でございます。説明欄の一番下から162にかけて、予防接種健康被害給付関係費、ほぼ前年度同額継続です。こちら、関連する歳入としまして、38ページの2、下から4行目ですが、市が給付した分を県が補助するもので、補助率は4分の3となっております。 181: ◯委員長(野口明美君) 済みません、38ページの下から4行目ですか。 182: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 下から2項目めです。予防接種事故対策費県補助金がございまして、市が給付した分を県が補助するものでございます。補助率が4分の3となっております。 183: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いします。 184: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 162ページに移っていただきたいと思います。  説明欄上から2段目、高齢者肺炎球菌感染症予防接種費、増額継続です。こちらの事業目的は、高齢者の細菌性肺炎の予防のためのワクチンを接種するものです。対象者は65歳以上の方で、過去に当該ワクチンを接種していない方でございます。  増額の理由は、平成30年度が現行制度の最終年度となりまして、65歳以上の未接種者全員に個別勧奨を実施いたします。そして、接種率が大幅にふえると見込まれるための予防接種費委託料の増加が増の要因でございます。  なお、未接種者がまだ1万8,500人ほどいらっしゃるという状況でございます。  引き続きよろしいでしょうか。 185: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いします。 186: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 同じ162ページ、高齢者インフルエンザ予防接種費、ほぼ前年度同額継続です。  2目は以上です。 187: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんか。  前田委員。 188: ◯委員(前田俊雄君) 161ページのこの小児用予防接種費の中には、ヒブワクチンなんかは入ってるんですかね。 189: ◯委員長(野口明美君) 小児用……、わかりますか。神田部長。 190: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 小児用予防接種費は健康推進部ではございません。 191: ◯委員長(野口明美君) ああ、そっか、そっか。  ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 192: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。岩隈課長。 193: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 167ページをお願いします。  7目いきいきプラザ費、説明欄一番下の段から168ページにかけて、いきいきプラザ管理費、増額継続です。事業の目的は、いきいきプラザの管理・補修・修繕等を適宜実施し、適切な管理運営をすることでございます。  増額理由につきましては、警備業務、清掃業務の委託料の人件費部分の増加と防犯カメラの設置に伴う工事費の増でございます。  7目は以上です。 194: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 195: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。岩隈課長。 196: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 267ページをお願いいたします。  10款5項1目保健体育総務費の説明欄一番上の段、社会体育総務事務費、減額継続です。  同じく267ページ、説明欄その下、スポーツセンター事務費、増額継続です。  同じく267ページ、北スポーツセンター事務費、減額継続です。  次のページ、268ページをお願いいたします。  説明欄上から2段目、各種大会行事等事業費、ほぼ前年度同額継続です。  同じく268ページ、スポーツ推進委員費、ほぼ前年度同額継続です。  同じく268ページ、説明欄その下から269ページにかけまして、大規模大会誘致推進事業費、当初予算上は新規でございます。平成29年6月に補正予算を御承認いただき、事業としては継続でございます。  事業目的としましては、ラグビーワールドカップ公認チームキャンプ地の公認を受けるための経費です。  増額理由は、出場チームの現地視察を受け、今春に公認チームキャンプ地となった場合、受け皿となる実行委員会の人件費、国の大会組織委員会等の調整に必要な事務経費が必要なためでございます。  なお、昨年12月にアイルランド代表、本年1月にフランス代表の現地視察に対応し、引き続き公認チームキャンプ地を目指して努力してまいりたいと考えております。 197: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 198: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 269ページをお願いいたします。  説明欄2段目です。スポーツ大会参加補助金、ほぼ前年度同額です。  同じく269ページ、説明欄その下、スポーツ団体育成費、ほぼ前年度同額です。こちらにつきましては、若干説明を加えさせていただきたいと思います。  スポーツ団体育成費につきましては、春日市のスポーツ推進に資する目的で、春日市体育協会、春日市スポーツ少年団への運営の補助を行うものでございます。一般社団法人春日市体育協会は生涯スポーツ推進のため、会員団体は23団体ございます。市スポーツ推進の一翼を担っていただいているところでございます。今年度末までに市は春日市スポーツ推進基本計画の策定をする予定でございます。  そして、体育協会においても、市の計画と整合を図り、早ければ今月の理事会において、体育協会のビジョンの議論が行われると聞き及んでおります。  体育協会の支援につきましては、平成29年3月の昨年の予算審査特別委員会において、市は体育協会の将来ビジョン、中期計画などの策定を提案し、市の計画と整合を図りつつ体育協会の自立、役割などを明らかにしていきたいと申し上げております。  また、平成29年9月の決算審査特別委員会では、体育協会の社員総会において、体育協会の将来ビジョンなど平成29年度中に作成することが示されたと御報告いたしました。この補助金の金額の見積もりにつきましては、団体の将来ビジョン、事業計画を十分聴取しまして、精査しながら補助していきたいと考えております。  1目は以上でございます。 199: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんでしょうか。  金堂委員。
    200: ◯委員(金堂清之君) この体育協会の運営に関することですけれども、今、スポーツセンターは第三者に管理させていただいてますけどね、この補助金は一番最初は900万円出すということで、年々減らしていくというのが最初の話やったんですよ。それが900万円で運営が成り立たないから、この900万円で毎年継続させてくださいっていうことになっておると思いますけれども。  ただ、スポーツセンターの管理の中で、今、業者が入ってあれしてますけれども、その下に財団の体育協会が入ってお世話するという話やらは進んでるんですか。そういう話をちょっと聞いていましたけどね、努力していくという話をしてありましたけども、そういうことはないんですか。 201: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 202: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 以前の前任者等の当初900万円に上げたときの議論の中で答弁した中にはですね、行く行くは指定管理者も目指せるようなというような大きな目標という発言もあったかと思います。今の金堂委員のお話は、現在の指定管理者の下にという意味でございますので、例えば下請的な意味とか、そういった意味であるならばですね、そういった議論は私どものほうには聞き及んではいないというところでございます。 203: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員。 204: ◯委員(金堂清之君) 聞き及んでいないかどうか、それはわかりませんけどもね、この財団の体育協会に補助金を出していく中で、そういうことで今後努力して、財団の体育協会の運営を携わっていくということで言われてましたけども、今のような状況では、この補助金、助成金というんですか、補助金っていいますか、このお金に頼って毎年毎年やっていくと体育協会自身の進展がないっちゃないかなと思うんですよね。その辺は行政として当然、補助金出していくならば指導していくべきじゃないかなと思うんですけど、その辺はいかがお考えですか。  そして、行政が指導していって、初めてこの財団の体育協会がひとり立ちしていくって。最終的には補助金を出さなくていいっていう方向性に見出していくのも行政の責任じゃないんですか。その辺いかがでしょうか。 205: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 206: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 現時点の体制では、先ほど申しましたように、例えば一つの金堂委員が言われたようにですね、指定管理者の例えば下についてとか、何らかの財源的な確保をしてという具体的な動きはないと先ほど答弁いたしました。あくまで現時点ではございますけれども、今の補助金がやはり前提となって体育協会が運営されているというのは事実でございます。  先ほど課長のほうも答弁しましたように、今後のビジョンを今、策定中であるというところの中に、そこまでの完全に行く行くは補助金をもらわずにですね、ひとり立ちするというような方向性は出てこないとは考えておりますけれども、いずれにしても体育協会自体が自主財源として今あるのが賛助会費とかですね、そういった皆さんの事業者等の御協力をいただいてるのみで、いわゆるお金を稼いでいくというような事業運営体制には現時点でなってないというところを私も認識しております。  ただ、方向性として考えておるのは、そういった自立が体育協会は主体的に動かないといけない部分もございます。そういったところ期待しておるところでございますけれども、金堂委員の御発言の中で行政としての指導とございましたけれども、そういった意味では財政的なものについては、助言という形ではですね、させてはいただいております。そういった御意見があったということは、今後の体育協会の運営、それから、また庁内での補助金全般も含めてですね、議論がございますので、そういった中でも私のほうからも庁内、体育協会に伝えていきたいと思います。 207: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員。 208: ◯委員(金堂清之君) 体育協会をいじめようわけでも何でもないんですよ。誤解なきように。  ただ、今の状況では体育協会も進歩がないんじゃないかなと。ただ、補助金900万円毎年もらって、賛助会員、会費を集めてしていくだけでは、体育協会の進歩がないんじゃないかなと思っておりますし、また、体育協会の現在の人数でそれが対応できるのかっていうのも問題があるだろうと思います。その辺はやっぱし市のほう、行政のほうとして、くちばしを入れられるのか入れられないのかわかりませんけれども、指導をして一本立ちをしてやるのも行政の責任じゃないかなと思っておりますので、その辺よく計画立案する中で協議していただいて、体育協会の自立を目指すように努力していただきたいと思っております。よろしくお願いしときます。 209: ◯委員長(野口明美君) 近藤委員。 210: ◯委員(近藤幸恵君) 今さらながらなんですけれども、268ページの各種大会行事等の事業費なんですが、私、水泳大会とか走ろう大会、スポーツフェスタ運営業務、それぞれあるんですが、それを私は体育協会の運営費補助金の中で行われているとすっかり思ってたんですけれども、どうも違うみたいで、900万円補助金を出してますのでね、そこの中に含まれているのかなとも思ってたんですけど、この各種大会行事等事業費というのは委託料なんですけど、これはまず基本的なところで申しわけありません。体育協会に委託している分と考えてもよろしいんでしょうか。 211: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 212: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 269ページの大会参加補助費でございます。 213: ◯委員長(野口明美君) 268ページよ。 214: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) ああ、268ページですね、済みません。委託料ですけれども、水泳大会と走ろう大会、そしてスポーツフェスタの運営、いずれも体育協会に委託して実施していただいております。 215: ◯委員長(野口明美君) 近藤委員。 216: ◯委員(近藤幸恵君) 済みません、ちょっと詳しく。委託ということは、内容的で申しわけないですけど、どういうことを委託なさってあるのか、人件費等は当然、体育協会のものでしょうけれども、どうでしょうか。内容を教えてください。 217: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長、もう少ししっかりと詳しくお願いいたします。 218: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 準備に当たりまして、例えば実行委員会を立ち上げてやる業務、例えば走ろう大会とかスポーツフェスタはそうなんですけれども、そちらの運営から準備に係る臨時職員のですね、賃金、そして、協議等に必要な消耗品、あとお弁当代とかですね、ボランティアで来られた方のお弁当代、費用弁償、通信費、主だったものは以上でございます。 219: ◯委員長(野口明美君) 近藤委員。 220: ◯委員(近藤幸恵君) ということはですね、補助金は一切使わずに各種団体の事業費を全て市のほうから委託として行っているという理解でよろしいですか。 221: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 222: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 補助金とは別に、こちらのほうは事業として実施していただいてるということで、委託料の中でですね。 223: ◯委員長(野口明美君) 近藤委員。 224: ◯委員(近藤幸恵君) わかりました。先ほど金堂委員もおっしゃったように、やっぱり自立というところでは、非常にこの委託というのが私は補助金の中に入って当然だと理解しておりましたんで、そのあたりをですね、もっと精査なさったほうがよろしいかと思います。あとは、また、別のときにでも行いますので。 225: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 226: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 私が健康推進部長になりまして、たしか最初の決算審査特別委員会のときに過去の説明の振り返りはいたしましたけれども、当初900万円で補助金になりましたと。それから、委託を今後進めていきますと。一旦、補助金下げましてですね、人件費を事業に割り振ってという形の中で、そういう意味では当初の……、今それが戻ってしまいましたけれども、当初のプランから委託は体育協会が自立のためにですね、経費を浮かしてという形のいわゆる民間事業者ではありませんけれども、そういった経費を何とかこう自立のために浮かしていく事業費という形で考えておりましたので、補助金の中でこういった事業をということになると補助金のあり方そのものの見直しということになろうかと思っております。 227: ◯委員長(野口明美君) ほかに。金堂委員。 228: ◯委員(金堂清之君) 補助金を見直してくれって私は言ってないんですよ。要は、体育協会がコナミの……、名前出して申しわけございませんけれども、今スポーツセンターの管理しておるコナミが下請ができるような体制を行政として指導していただけんですかと。そうしないと今の現在のままでは、このままの補助金で毎年そのまま行くんじゃないかなと。進歩性がないんじゃないか、自立がないんじゃないかということをちょっと危惧しとうところでございますので、その辺は本当言えばスポーツセンターの今、コナミが管理しております中に入って、もう少し体育協会が努力するならば、市民の利用者も思った御意見が出されるんじゃないかな。  ただ、今、コナミは自立……、中で市民の皆様方の御意見は100%を吸収しておるのかなっていうのは危惧するところでございますので、その辺を含めた中で、財団の体育協会が頑張ってほしいということで、行政からも指導をしていただけないでしょうかというのがお願いでございます。  以上でございます。 229: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 230: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 趣旨、先ほど申しましたように理解しております。ありがとうございます。 231: ◯委員長(野口明美君) じゃあ、体育協会につきましては、そのような御意見もあるということで。  川崎委員。 232: ◯委員(川崎英彦君) なかなか厳しい意見がですね、いっぱい出てますけど、体育協会で900万円とですね、各種の委託料で300万円と1,200万円。1,200万円で、この水泳大会、走ろう大会、スポーツフェスタ、三つのですね、事業を開催しているというふうに言っても過言ではないのかなと思うんですけど、それを考えるとですね、そう大して高くはないのかなと僕は個人的に思うんですね。奴国フェスタが350万円だったかな、ちょっとジャンル違いますけど、あれ、結構いっぱい人が集まって栄えてます。  ただ、あれは体育協会で委託事業ではなくて自主事業で、職員の給料とかですね、そういう人件費が入ってない。だから、そういうのは入って年間かけて、ああいう計画をやっててですね、そういったところを入れていくと、もっともっと金額的には上がろうかと思うんです。  ただ、現状として、水泳大会、走ろう大会、スポーツフェスタはですね、客観的に見るとほかの自治体さんのところで出たり見たりするんですけど、盛り上がってるとこはすごく盛り上がってるんですね。市民の方がいっぱい来て、何千人というところでですね、大会を開いている自治体もいらっしゃいます。そういうところを見るとですね、もっと春日市も市民参加ができて話題になるようなですね、スポーツ大会にして、スポーツ福祉、健康増進にですね、役立てていただきたいなと思うんです。  それで、この1,200万円がですね、1,200万円ってそういう発展的なことが考えられないんであれば、僕はもっと事業費をふやしてですね……。 233: ◯委員長(野口明美君) 川崎委員、質問は何でしょうか。 234: ◯委員(川崎英彦君) あ、質問じゃないです。ごめんなさい、要望なんですけど。もっと発展的なことで団体育成費等もですね、もっとふやしていただけたらなというふうに要望します。済みません。 235: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。竹下委員。 236: ◯委員(竹下尚志君) 済みません、長くなって。268ページの今の各種大会の行事の私は中身のことについて、ちょっとお願いをしたいと思います。  スポーツフェスタの運営についてですね、これはフェスタですから、皆さんが誰もがスポーツに親しみ、そして健康増進に努めるのが目的だろうと思うんですけど、この中身の運営について、ある種目についてはね、公民館対抗的なチームで大会やっとるので、そのチームは5人が主力で大会やるんですけど、5人集まらないと各地区におられる1名か2名のそういうスポーツする人がおられるんですよ。その人なんかが参加できないで、ここ二、三年ずっと続いてきてますよ。この目的からいくと、誰もがこのときに新人の人を参加させるとかね、親子の人も参加させるとか、そういうプランはあるんですけども、障がい者も突然チームをつくって入れてますけども。それ以外にやれる人は5名満たないために全然参加できないということがここ二、三年を起こっとるんですよ。そういうのはやっぱり執行部は気づいてもらわんと、誰もが参加、スポーツできるようなフェスタなのに、そこで障害が出とるというのがここ二、三年起きてますので、ちょっと改善をしてもらいたいなと思います。 237: ◯委員長(野口明美君) 要望でよろしいですか。 238: ◯委員(竹下尚志君) 要望でお願いします。 239: ◯委員長(野口明美君) そうしましたら、ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 240: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。岩隈課長。 241: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 270ページをお願いいたします。  2目体育施設費、説明欄一番上、学校施設開放事業費、ほぼ前年度同額継続です。  次、参ります。同じく270ページ、説明欄その下、スポーツセンター管理費、減額継続です。事業の目的でございますけれども、総合スポーツセンター等を管理するために必要な経費でございます。  こちらのほうの減額の理由としましては、委託料がございまして、スポーツ推進基本計画の策定業務の終了、そして、総合スポーツセンターの管理業務が3年を迎えて、指定管理料を一定額に抑えることができたことでございます。  平成29年度との予算の対比では、平成28年度が精算項目である水光熱費等の決算がなされてない段階でありましたので、当初予算の積算が……、まだ28年度の水光熱費の決算が行われてない段階の積算でございました。少し余裕を持って予算を計上しましたため、平成30年度につきましては、2カ年の状況から指定管理料を一定額に抑えることができたことによります。  引き続き参ります。  同じく270ページ、温水プール管理費、減額継続です。  271ページをお願いします。  説明欄上から2段目、西野球場管理費、ほぼ前年度同額継続です。  同じく271ページ、説明欄その下から272ページにかけまして、北スポーツセンター管理費、減額継続です。この事業の目的は、北スポーツセンターの維持管理に当たり、必要となる経費でございます。  減額となりました理由は、簡易照明の設置により開館時間が延長されて、これに伴う管理業務の増額はございますが、照明設備の工事が終了したため、トータルで減額となっております。  272ページ、引き続きでございます。説明欄上から2段目、春日運動広場管理費、ほぼ前年度同額継続です。  7目は以上です。歳出の説明は以上でございます。 242: ◯委員長(野口明美君) 部長、まだありますかね、歳出は。 243: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 終わりました。 244: ◯委員長(野口明美君) これで終わりですよね。  それでは、ただいまの説明に対しまして質疑ございませんか。中原委員。 245: ◯委員(中原智昭君) 270ページのスポーツセンター管理費の件ですけど、先ほど指定管理料が一定額になったということで、まず、その一定額の金額を教えてください。 246: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 247: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 指定管理料は、総額委託料が1億5,100万円を考えております。これは平成29年度決算見込みと同額でございます。 248: ◯委員長(野口明美君) 中原委員。 249: ◯委員(中原智昭君) その中には、それこそ28年、29年の電気代等々の実績に基づくということで、そういう電気代等も入った金額ですよね。 250: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 251: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 電気代の分……、平成29年度以降は、これは市民厚生委員会のほうでは説明させていただいたんですけれども、指定管理業務につきましては、平成28年度までは運営金の水光熱費や修繕料、1件50万円未満の分の過不足を精算して、利用料収入を指定管理者は受け取るということになっております。平成29年度は、運営経費としまして、水光熱費も指定管理者さんのほうでお支払いいただいております。  以上です。 252: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。中原委員。 253: ◯委員(中原智昭君) ということは、29年度から電気代等々は入ってるという認識でいいですね、水光熱費も含めて。 254: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 255: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 水光熱費の金額はですね、年度協定がございますが、それを過不足を精算するという形に28年度まではなっておりまして、29年度はもう年度協定の額から清算を一切しないというふうなことに変更になっております。 256: ◯委員長(野口明美君) 中原委員。 257: ◯委員(中原智昭君) だから、結局入ってるということなんでしょうけど、これって今の市の学校関係というのは、新電力に切りかえようとしてあるのか、切りかえてありますよね。ここはどうされてるんですか。 258: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 259: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) スポーツセンターにつきましても、新電力の検討と、あと従来の九電さんとの比較を行いまして、九電さんのほうがですね、よいといいますか安価なプランを出していただいたんで、この3月より、その新しいプランでいくというふうな話を聞き及んでます。 260: ◯委員長(野口明美君) 中原委員。 261: ◯委員(中原智昭君) ということは、その下がった分というのは、この指定管理の利益になるという認識ですか。 262: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 263: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 利益といいますか指定管理料はそこ、精算しませんので、指定管理者が従来額よりも落とせば、コストダウンすれば、そこは指定管理料の益がふえるというふうに推定されます。 264: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。與國委員。 265: ◯委員(與國 洋君) 先ほどスポーツセンターの管理費についですね、1億5,100万円と言われたんじゃないんですか。それなのに何でここに1億5,500万円って書いてあるんですか。 266: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 267: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 説明が不足しておりました。  スポーツセンターにつきましては、協定を毎年見直しておりまして、創設当時から予想できない業務というのが毎年ふえてきております。そういった業務がですね、今後もふえる可能性があるということから、若干余裕を持たせていただいているのと、あと、小規模修繕につきまして、精算項目としてなっておりますので、その分について、少し余裕を持たせていただいて、400万円をですね、多目に計上させていただいてるという。まだ私どもでも見込めない分があるというふうに考えているから、計上させていただいているものでございます。 268: ◯委員長(野口明美君) 與國委員。 269: ◯委員(與國 洋君) じゃあ、指定管理料が固定されたという言い方は、正しい言い方ではなかったということでいいんですかね。 270: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 271: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 指定管理、現段階で想定される分については、一定額に落ちついているということで、さらに説明させていただきますと、まず、28年度は開館時に想定できなかった例えばシャッターメンテナンスや自動ドアの保守点検等々、当初の協定で想定できなかった分が付加されてます。
     さらに、29年度にはそれに加えまして、防火設備点検、イベント開催時のスポット清掃、廃棄物の清掃管理車等々、毎年毎年、想定してなかった業務が追加になっておりまして、正直申し上げて、また我々もですね、ちょっと想定できない部分が多々といいますか、なるべく少ないほうがいいんですが、ございまして、その分で余裕を持たせていただいておる次第です。 272: ◯委員長(野口明美君) ほかに。白水勝己委員。 273: ◯委員(白水勝己君) 済みません、スポーツセンターの件で270ページなんですけれども、従来から多かった利用者から夏場のですね、窓ガラスがないために空気の入れかえができないということで、この当初予算の中にはもう夏場はエアコンがずっと入ってるような状態になってるんですかね。 274: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 275: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 空調につきましては、利用者の御要望があれば入れるということですので、その分については、特にその算定に当たって見込んでいるものではございません。 276: ◯委員長(野口明美君) 白水委員。 277: ◯委員(白水勝己君) 利用者の要望だとわかりますけれども、要望をするのに使いたい時間に使うときかないという要望が多いんですよね。使いたいときには冷えないという。使い終わったら冷え出すと。その要望に対しては、どのような答えを出しますか。 278: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 279: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) エアコンが本当の効果が出るまで時間がかかるということですね。ちょっとその点については、今後また検討させていただきたいと思います。済みません、ありがとうございます。 280: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員。 281: ◯委員(金堂清之君) 271ページの西野球場なんですけども、これは国鉄の財団から春日市が受け継いで、体育館と野球場を利用できるようになりましたけども、体育館は老朽化して、もうなくなって、地主さんに返還されておりますけれども、要はその中で条件がついとったのが那珂川町の方の利用をということですけど、今、那珂川町のこの野球場の利用っていうのは、どのくらい利用しておるんでしょうか。というのは、春日市の人が余り利用しなくて、那珂川町ばっかしが利用しようような話もちらっと聞きましたけども、その辺いかがですか。 282: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 283: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) こちらのほうを登録してある利用団体に那珂川のクラブ自体はございませんで、協定は実際あるんですけれど、那珂川の方も利用できるということで。たしかこれは決算審査のときでも私のほうが調べさせていただいたんですが、利用されている中で、たしか20名弱が那珂川の町民の方のチームの登録者ですね、そういった状況だったと思います。  以上です。 284: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。金堂委員。 285: ◯委員(金堂清之君) スポーツセンターの管理業務もですけども、観客席と会場との手すりというか、あれがちょっと低いけん危ないっていうような言い方されていますけれども、そのお話は耳にされたことはございますか。もし、されているようでしたら、どうお考えなのか、ちょっとお聞かせいただけないかなと思っております。 286: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 287: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 金堂委員のお尋ねは、スポーツセンターのお話という……、体育館のお話ということですかね。 288: ◯委員(金堂清之君) もういいです。どなたかが質問されるそうですので、ちょっと僕は差し控えさせていただきます。 289: ◯委員長(野口明美君) じゃあ、ほかにございませんでしょうか。西川委員。 290: ◯委員(西川文代君) 270ページの北スポーツセンター管理費の部分で、AED賃借料15万7,000円とありますが、これは何台分ですか。 291: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 292: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 各フロア3階建てでございますので、1台ずつ3機ございます。 293: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 294: ◯委員(西川文代君) それでですね、ちょっとそこの部分なんですけど、ちょっと市民の方からですね、やっぱAEDが、広いので、やはり1フロアに1台ではですね、なかなか厳しい事例もあったということなんですよ。だから、やっぱこういう部分ですね、すごく命にかかわることなので、そして、スポーツ中ということは、いろんなことが起こり得ると思うので、前年から15万7,000円と変わってませんけれども、そこら辺の協議はされての、また変わらない15万7,000円なのでしょうか。 295: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 296: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) AEDの必要性といいますか、本年度も実際AEDが活躍した事故がありました。それは1台AED設置場所から持って駆けつけて間に合ったんですけれど、所管としましても、なるべく例えばサブフロアとかの近くにですね、置く場所があればいいなということで要望はしておりますが、全市的なバランスからして今の3台で予算計上といいますか、査定を受けております。  以上です。 297: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 298: ◯委員(西川文代君) 来年度はこういうことということですけど、やはり活躍したときに、ちょうど立ち会った方からお聞きしたときに、本当に危なかったらしいんですよ。来るのが遅かったと。そういうことがですね、あったんであれば、やっぱりそこでしっかりと協議をして、次の予算に反映させるとか。命にかかわることなので、ぜひよろしくお願いいたします。 299: ◯委員長(野口明美君) その他。松尾委員。 300: ◯副委員長(松尾徳晴君) AEDですけど、私、その場におりました。非常に対応が早くてですね、命が本当助かったというのを目の前で見ました。すごく感動した感じです。だから、たくさん置くにこしたことはないと思いますけど、今の分でも十分、今回は役に立ったということで理解しております。本当お疲れさまでした。そのときは非常に感動しました。 301: ◯委員長(野口明美君) 竹下委員。 302: ◯委員(竹下尚志君) 272ページの春日運動広場について、ちょっとお尋ねをします。ここの運動広場はですね、上段と下段があるんですけども、そののり面が全然整備されてないためにですね、そこで見学者ちゅうか応援しとる方が転んで骨折したという事例が発生をしております。  また、下段から上段に行く、上段から下段におりるという移動する手段にですね、障がい者の方が行く道がないんですよ、あそこは。回らんとですね、全然行けないということがあります。  また、下段と上段に行く道の階段も整備されてないし、もちろん狭いし、もう上段に上ったかと思うとネットがすぐ手前にあるからですね、ちょっと圧迫感を感じてふらふらしたら下段に転げ落ちるという状況のとこもあります。  そして、もう一つはですね、上段に駐車場があるんですけども、駐車場に車どめも何もないもんですから、あれはバックで行ったら下段に落ちてですね、大事故になるんじゃないかなという、転落防止のやつも必要かなと思いますけども。それぞれスポーツ少年団とか一般のソフトのあそこを利用する人から要望を受けておりますので、今の内容をですね、ちょっと要望としてお願いをしときます。  以上です。 303: ◯委員長(野口明美君) ほかに質疑ございませんでしょうか。中原委員。 304: ◯委員(中原智昭君) 先ほどのスポーツセンターの件で白水委員が言われてた分ですけど、これからこの指定管理料が一定額になって、水光熱費というのが指定管理のほうで入るということが使用料条例で電気代の使用料の上限、もちろん空調の上限も決まってますので、あれ上限でしょうから、交渉は今後、指定管理だとされることも可能ということですか。 305: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 306: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 先般、今年度中に中原委員にも御質問いただきましたし、市民厚生委員会でもスポーツセンターの指定管理制度について御説明しておりますが、29年度のですね、決算がまだ出ておりませんので、それを見て私どもからどのくらい指定管理者さんが自主事業ですか、利用料の圧縮、提言というのはできるか、私どもと今後交渉してですね、できるだけ市民に還元ということでしていきたいとは思いますが、まだ決算を見て交渉していきたいと思います。  以上です。 307: ◯委員長(野口明美君) 中原委員。 308: ◯委員(中原智昭君) 聞きたいのはですね、そういうふうに使用料条例のあれは上限だと思いますので、それを下げることは指定管理で可能という考え方でいいんですかということです。 309: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 310: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 協定上は条例で定めた使用料が上限ですので、利用料金はその範囲内になってます。  以上です。 311: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。與國委員。 312: ◯委員(與國 洋君) 272ページの春日運動広場の件ですけども、先ほど竹下委員のほうからもいろいろ言われましたけれども、これはスポーツセンターを検討するときにですよ、ここの取り扱いをどうしようかということが大きな問題になって、そのままずるずる行って、ことしも予算は前と変わらない。何も手をつけてないんじゃないですか。これは恒久的にどういうふうに処置をするということがない限り、先ほど言われたように手がつけられないような状況になるんではないですかね。その辺はいかがですかね。例えば、学校用地になってるから手がつけられないとか、そういうことはあるでしょう。だから、公園にするなら公園にするとか、運動広場にするなら運動広場にするという方針を決めない限りはいけないと思うんですけど、その辺の検討というのはどうなってるんですか。 313: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 314: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 毎年私ども所管のほうからですね、庁内の議論の場で春日運動広場のあり方ということを提起しながら、結局市として、まだ方向性が出てないと。春日市の中で非常に貴重な土地であることもございまして、また、今、総務部門のほうですかね、公共施設の配置等の計画等もやっていると。そういう中に関係してくるものですから、スポーツ課が所管しているこの土地をこうしますと、なかなか簡単にいかないということは御理解いただきたいと思います。ただ、所管としては動きを毎年やっているということも、あわせて御理解いただければと思っております。結論とか成果は出ておりませんけれども。 315: ◯委員長(野口明美君) 與國委員。 316: ◯委員(與國 洋君) 今のお話を聞くと努力しておられるようですけれども、じゃあ、公共施設の管理計画の中には、そのことはここの部分は入るんですか、このところをどうしようかという、そういうとこまでもまだ行ってないという状況ですか。 317: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 318: ◯健康推進部長(神田芳樹君) その中でどうなるのかっていうところは、私のほうの耳には、まだ聞き及んでいないところでございます。 319: ◯委員(與國 洋君) わかりました。 320: ◯委員長(野口明美君) ほかに。金堂委員。 321: ◯委員(金堂清之君) 春日運動広場、これは普通財産ですか、それとも教育財産ですか、どっちなんですか。それで、今の状況で動けないということになっとるのか、それと、特定の団体がひとり占めしているというようなことはないでしょうね。 322: ◯委員長(野口明美君) 岩隈課長。 323: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 財産区分で言いますと行政財産でその他の施設用地となっております。1点目の御質問ですね。  2点目については、ひとり占めといいますか、そこはもういろいろ御要望のある団体でですね、気持ちよく使っていただいております。  以上です。 324: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員。 325: ◯委員(金堂清之君) これ、行政、学校のほうの教育財産であるために、今の状況の整備ができないということなのか、普通財産でないから整備できないというのか、今、金がないけん整備する必要がないというのか、その辺はどんなふうにお考えですかね。今、言われるように何年もあの状況で放置されておりますので、その辺の関係はどうなのかということをちょっとお尋ねします。 326: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。 327: ◯健康推進部長(神田芳樹君) まず、行政財産、教育財産ということでございますけれども、実際そのことをもってですね、私どもが議論するときにということは、私のほうとしては考えておりません。春日市全体としてですね、どのようにしたらいいのかと。例えば、教育とは関係のないような方向性が出ましたらですね、当然それに応じて教育委員会も必要ないという判断が出ればですね、当然、普通財産に変えたりとかですね、そういうふうになってくると思っております。  ですから、そこが一つ、教育財産だから身動きがとれないということは、検討の段階においてはないというふうに認識をしておりますけれども、先ほども述べましたように、なかなか結論を出せていないという状況でございます。 328: ◯委員(金堂清之君) ありがとうございました。 329: ◯委員長(野口明美君) 米丸委員。 330: ◯委員(米丸貴浩君) 春日運動広場の件に関しましてもですね、委員会の中でこれの方向性の話は、今すぐは答えはないけれども、方向性、大きなところですね、はお聞きすることにしております。  それから、竹下委員からもありましたような、そういうこの現場の危険な状況、委員会では春日市内の体育施設の現状というのも調査をいたしておりまして、その中でもまた追加でですね、この件についてはいろいろ議論を深めていきたいと思います。よろしくお願いします。 331: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 332: ◯委員長(野口明美君) それでは、質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。  以上で健康推進部な審査を終了いたします。ちょっと長くなりましたけども、お疲れさまでございました。  ここで暫時休憩いたします。再開は1時半からお願いいたします。               ──── ─ ──── ─ ────                休憩 午後0時36分                再開 午後1時30分               ──── ─ ──── ─ ──── 333: ◯委員長(野口明美君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ただいまから、福祉支援部の関係の審査を行います。  委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言をしてください。  それでは、審査を始めます。  説明員の説明を求めます。筒井福祉支援部長。 334: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 福祉支援部でございます。よろしくお願いいたします。 335: ◯委員長(野口明美君) よろしくお願いいたします。 336: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 本予算審査特別委員会において御審議いただきます、第20号議案「平成30年度春日市一般会計予算について」、福祉支援部が所掌します事業の予算説明を予算書及び予算に関する説明書により行います。  まず、福祉支援部の主な事業を説明いたします。資料ナンバー2、平成30年度当初予算の概要を御用意ください。15ページをごらんください。 337: ◯委員長(野口明美君) どうぞ。 338: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 15ページの中段、(5)福祉支援部のところでございます。15ページから16ページにかけて、福祉支援部の歳出予算の主な事業として、新規事業の4件、継続事業6件、合計10件を計上しております。ここでは新規事業を中心にその概要について説明し、新規事業の詳細と継続事業につきましては、予算説明の中で説明いたします。  まず、(5)福祉支援部の1段目をごらんください。福祉ぱれっと館外壁改修事業です。新規事業です。平成12年に開館した福祉ぱれっと館は、施設の老朽化が進んでいるため外壁改修工事を行うことにより、施設の長寿命化と機能保全を図ります。  次に、その下の段をごらんください。2段目の施設介護等給付事業、3段目の障害者等移動支援費支給事業、4段目の障害児通所給付事業、以上の3事業は継続事業です。後ほど歳出予算の中で説明いたします。  16ページをお開きください。1段目をごらんください。不妊治療費助成事業です。継続事業です。歳出予算の中で説明いたします。  次に、その下の段です。保育力向上研修事業です。新規事業です。発達につまずきがある児童が増加し、この課題に対応するために、直営保育所の職員が特別支援保育の保育力向上研修を通じて特別支援保育の理解やスキルを高め、配慮が必要な児童の適切な対応力を身につけ、就学前の児童のサポート体制を構築することを目指すものです。  3段目をごらんください。私立春日どろんこ保育園費です。新規事業です。平成30年4月に定員150人で開園する春日どろんこ保育園に対し、委託費等の保育所運営費を支出することにより、保育の提供量をふやし待機児童の解消に資するものです。  4段目をごらんください。公私連携型保育所大和保育所費です。新規事業です。大和保育所は、平成30年度から運営形態を指定管理保育所公設民営から公私連携型保育所民設民営に移行します。法律に基づく指定管理保育所に準じた市の関与が認められるとともに、私立保育所として施設の整備や運営費について、国県の財政的な支援を受けられるというメリットがございます。平成30年度は公私連携型保育所大和保育所の管理運営に必要な経費を支弁するものです。  5段目と6段目をごらんください。児童センター長寿命化事業と、放課後児童クラブ管理事業です。継続事業です。歳出予算の中で説明いたします。  次に、新規事業について説明いたします。19ページをごらんください。新規事業一覧表の一番左に番号がございます。福祉支援部関連の新規事業は、8番と9番の2件でございます。
     8番の私立春日どろんこ保育園費と、9番の公私連携型保育所大和保育所費の二つが新規事業ですが、主な事業と重複しておりますので説明は省略いたします。なお、詳細につきましては、予算説明の際に担当課長より説明いたします。  それでは、早速、予算の内容に入ってまいります。  初めに、債務負担行為の説明をいたします。平成30年度春日市予算書の14ページをお開きください。14ページの表題を除いて3段目のところから、順次、各担当課長が説明をいたします。 339: ◯委員長(野口明美君) 渡邉福祉支援課長。 340: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 表題を除いて3段目、第5次障害者福祉長期行動計画策定業務委託料であります。期間は平成31年度であります。これは平成27年度から5年間、平成31年度で終了する障害者基本法に基づく第4次障害者福祉長期行動計画に続く第5次の計画を作成するためのものでございます。  以上です。 341: ◯委員長(野口明美君) 今福こども未来課長。 342: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、事項欄一つ下の、岡本保育所管理業務委託料で継続でございます。同保育所を管理する指定管理者に係る管理業務委託料で、現在の指定期間は平成26年度から平成30年度までとなっており、次期の指定期間である平成31年度から平成35年度までの5年間の管理業務委託料について、債務負担行為を計上させていただいているものであります。  次に、一つ下の春日原保育所管理業務委託料で、継続でございます。同保育所を管理する指定管理者に係る管理業務委託料で、現在の指定期間は平成26年度から平成30年度までとなっており、次期の指定期間である平成31年度から平成35年度までの5年間の管理業務委託料について、債務負担行為を計上させていただいているものでございます。  以上で債務負担行為の説明を終わります。 343: ◯委員長(野口明美君) ただいまの債務負担行為に対しまして、質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 344: ◯委員長(野口明美君) それでは、次をお願いいたします。  筒井部長。 345: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 次に歳入予算の説明をいたします。  平成30年度春日市予算に関する説明書、22ページをお願いいたします。  12款分担金及び負担金2項負担金1目民生費負担金の説明欄から、原則として予算額100万円以上のものについて、説明欄に沿って順次、各担当課長が説明をいたします。なお、歳入のうち国県支出金については、歳出予算説明のときにあわせて説明をさせていただきます。 346: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 347: ◯こども未来課長(今福保幸君) それでは、説明欄は2段目の2行目と4行目の市立保育所と私立保育所の保育料になります。増額継続です。率にして9.0%、額にして5,269万8,000円の増となっております。この増の要因については、まず、本年度に新設を進めている春日どろんこ保育園が新年度から供用を開始し、保育の利用定員が150人増となることがございます。その他といたしましては、算定の基礎とする平均保育料の額について、過去の実績に基づき昨年度よりも、若干高く設定していることなどによります。  以上です。 348: ◯委員長(野口明美君) 高瀬子育て支援課長。 349: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは、一つ下を飛ばしてですね、二つ下ですね。障がい児療育訓練事業負担金でございます。減額継続でございます。率にして12.1%、額にして19万円の減です。これは、くれよんクラブを利用する際の利用者負担金です。減額の主な要因は、ほかの児童発達支援事業所との併用利用者がふえたことによります。この障害福祉サービスの自己負担には上限額が設定され、多くが月額4,600円です。  利用可能施設の増加により、複数の児童発達支援事業所からサービスを受けられる併用件数もふえ、利用頻度が高い発達支援事業所が先に利用者負担金を全額徴収することができるためです。なお、併用利用者はくれよんクラブ登録児童の約2割、延べ1,080人になります。  以上です。 350: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 351: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に一つ下の行をごらんください。一時預かり事業利用者負担金でございます。減額継続です。率にして39.4%、額にして228万円の減となります。これは一時預かり事業を実施している直営の昇町保育所及び須玖保育所の歳入になります。平成29年度の実績見込みを踏まえ、減額したものであります。  続きまして、その二つ下の行の延長保育事業利用者負担金です。ほぼ前年度、同額継続です。  続きまして、その三つ下と四つ下の行、過年度収入の市立と私立の保育所保育料でございます。増額継続です。率にして89.4%、額にして131万4,000円となります。増の主な要因は、過年度分の保育料の予算額は滞納繰越額の見込みに平均徴収率を乗じて算出しております。滞納繰越額は減少傾向にあるものの、徴収対策を進めていることにより、それ以上に徴収率が伸びる見込みであることによります。  1目は以上です。 352: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対して質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 353: ◯委員長(野口明美君) 次をお願いいたします。  渡邉課長。 354: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次は、50ページをお開きください。 355: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 356: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 20款3項1目貸付金元利収入であります。  一番上、九州労働金庫預託金です。ほぼ前年度同額継続であります。この目的は、市内在住の労働者に対する金融の円滑化を推進し、その生活の向上と福祉の増進に資するために預託するものでございます。4月に預け入れをして、3月末に回収するという性質のものでございます。  1目は以上です。 357: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 358: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。吉田保護課長。 359: ◯保護課長(吉田徹也君) 続きまして、52ページをお願いいたします。  説明欄下から3番目、20款5項5目2節の生活保護費返還金(過年度)でございます。減額継続です。率にして16%、額にして92万5,000円の減になります。これは保護世帯からの生活保護費の返還金であり、分割納付により過年度に至るものです。30年度は前年度から23件減の88件分を計上しているところでございます。  以上です。 360: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。 361: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次のページの53ページでございます。  上から6番目、額が4,890のところですが、福祉ぱれっと館管理費雑入、減額継続であります。率にして7.3%、額にして38万4,000円の減であります。これは福祉ぱれっと館内のゆり工房等の光熱水費等の本市立て替えによる雑入で、実績を参考に計上しておりますが、空調施設の改修による燃料費の減少が主な減額の理由と考えられます。  次に同じ節で、民生費雑入の下から5行目、額は1,203のところであります。配食サービス事業費雑入です。減額継続です。率にして24.8%、額にして39万7,000円の減であります。これは配食サービス利用者の自己負担分を受け入れる歳入であります。ひとり暮らしの障がい者や難病患者などの在宅生活を支援するための栄養バランスのとれた食事を配達し、あわせて安否確認を行う事業で、実績を踏まえて計上しております。  以上です。 362: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 363: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、説明欄二つ下の行、保育所指導食徴収金です。ほぼ前年度同額継続でございます。  5目は以上で、これで歳入予算の説明を終わります。 364: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 365: ◯委員長(野口明美君) それでは、歳出をお願いいたします。  筒井部長。 366: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 続いて歳出予算の説明をいたします。事前に指示いただいておりますとおり、まず各事業ごとに事業名と新規等の区分及び増減の区分等を申し上げ、そのうち必要なものについて説明をしてまいります。  まず、予算に関する説明書101ページをお願いいたします。2款5項2目委託統計調査費のところです。説明欄の上から一つ目の丸、国民生活基礎調査費から順次、各担当課長が説明をいたします。 367: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。 368: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 国民生活基礎調査費、増額継続であります。率にして6.9%、額にして1万5,000円の増です。増の主な理由は、前年度の県の交付決定額をもとに予算を計上しているため、増額となっております。  2目は以上であります。 369: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 370: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  渡邉課長。 371: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 続いて、107ページをお開きください。 372: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 373: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 3款1項1目社会福祉総務費であります。中ほどの丸、社会福祉総務事務費であります。ほぼ前年度同額継続であります。  次に、次の108ページの一番上の丸、社会福祉協議会費であります。ほぼ前年度同額であります。継続です。この当初予算におきましては、平成21年度から段階的に廃止しておりました、社協職員の地域手当の1%を計上しております。  次の丸、民生委員・児童委員・福祉相談員費、ほぼ前年度と同額継続であります。  次の丸、民生委員推薦会委員費、ほぼ前年度同額継続であります。  次の109ページをお開きください。一番上の丸、戦没者追悼費、増額継続であります。率にして33.9%、額にして15万2,000円の増であります。増の主な理由は、会場でありますふれあい文化センターサンホールの会場使用料によるものでございます。  次の丸、援護事務費、減額継続であります。率にして75%、額にして4万円の減であります。財源につきましては、41ページに県託金として、遺家族援護施行事務委託金が1万円ございます。  次の丸、平和推進事業費であります。ほぼ前年度同額の継続であります。  以上であります。 374: ◯委員長(野口明美君) 吉田課長。 375: ◯保護課長(吉田徹也君) では続きまして110ページをごらんください。  説明欄一つ目の丸、中国残留邦人等支援費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。財源といたしまして、26ページに国庫負担金4分の3がございます。  1目社会福祉総務費は以上です。 376: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 377: ◯委員長(野口明美君) 次をお願いいたします。  渡邉課長。 378: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 115ページをお開きください。よろしいですか。 379: ◯委員長(野口明美君) お願いいたします。 380: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 一番上の丸、障がい者福祉事務費、増額継続であります。率にして9%、額にして56万6,000円の増であります。増の主な理由は、障害福祉システムのサーバー保守期間終了に伴う新サーバー設置及びデータ移行等の切りかえ業務の実施に伴うものでございます。  次の116ページをお開きください。一番上の丸、障がい者福祉団体補助費、減額継続であります。率にして18.4%、額にして30万円の減であります。減額の主な理由は、手をつなぐ育成会への補助金の中で、昨年4月でぱれっと館内の喫茶オルゴールからの撤退に伴い、その運営に係る人件費の補助を減額したものでございます。  次の丸、福祉ぱれっと館管理費、率にして193.4%、額にして4,154万1,000円の増でございます。これは先ほど新規の事業で説明しましたが、福祉ぱれっと館は平成12年からの竣工から既に18年たっており、長寿命化機能保全を図るため、外壁の大規模改修工事をすることにより増額となっているものでございます。なお、歳入といたしましては、53ページに福祉ぱれっと館管理費雑入がございます。  次の117ページの中ほどの丸、障がい者自立支援給付事業事務費でございます。ほぼ前年度同額継続であります。  次の118ページ、一番上の丸、障がい者地域生活支援事業事務費であります。ほぼ前年度同額継続であります。こちらは、障がい者生活等支援相談員、専任手話通訳者、聴覚障害者相談員の人件費でございます。なお、財源といたしましては二つございます。30ページの同名の国庫補助金で原則2分の1、36ページの同名の県補助金で原則4分の1でございます。  次の119ページの一番上の丸、特別障害者手当等給付費、こちらは減額継続でございます。率にして10.2%、額にして312万円減であります。減額の主な理由につきましては、平成29年度の決算見込みにつきましては、前年度、平成28年度の決算額を上回るものの平成29年度当初予算で想定していた伸びまでにはいかなかったため、今回平成30年度予算においては平成29年度の決算見込みに即して計上したものでございます。なお、財源としましては、26ページの同名の国庫負担金で4分の3がございます。  次の丸、障がい者在宅福祉費、減額継続でございます。率にして6%、額にして715万2,000円の減でございます。こちらは障がい者等の在宅生活を支援するための事業であります。減の主な理由につきましては、昨年度に心身障害者福祉手当給付費の規則の改正で、国の制度に準じて対象者の範囲を変更したことによるもので、平成29年度決算見込みと同額を計上しております。財源の主なものにつきましては、36ページに、軽度・中等度難聴児補聴器購入費助成事業県補助金、それにより対象経費の2分の1ですね。それと、53ページの配食サービス事業費雑入などがございます。  次の、120ページの一番上の丸、障がい者自立支援給付事業費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。こちらは、障がい者等が日常生活や社会生活を営むことができるように、施設介護等給付費事業を含んだ必要な障害サービスの給付を行う事業でございます。今月から春日市内におきましては、新たにグループホームが1カ所開設されております。  なお、財源としましては四つございます。まず、26ページの同名の国庫負担金と障害者医療費国庫負担金という名称でそれぞれ2分の1、それと、34ページの同名の県補助金と、障害者医療費県負担金という名称でそれぞれ4分の1になっております。  次の丸、障がい者地域生活支援事業費、増額継続であります。率にして19.3%、額にして1,752万5,000円の増額でございます。次のページまでまたがっておりますが、障がい者等が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、日常生活用具の給付や移動支援など、法定の福祉サービスでは補えない部分を地域の実情に応じて行う支援事業費でございます。  増の主な原因につきましては、移動支援費の伸びでございます。これは余暇活動などの外出の際にヘルパーの支援をするものですが、月平均利用請求件数が、平成29年度は前年度の平成28年度と比べ15%増の85件となっているところでございます。これは平成27年から計画相談支援が義務化され、これがサービスに結びついているものと考えられます。こちらのほうの財源といたしましては、二つございます。30ページの同名の国庫補助金で原則2分の1、36ページの同名の県補助金で4分の1でございます。  次の丸、障がい者障害支援区分等審査会事業費、増額継続でございます。率にして52.2%、額にして210万2,000円の増額でございます。増の主な原因につきましては、この審査会の負担金で、5年に一度のサービスの入れかえによるものでございます。  次の122ページ、一番上の丸でございます。障がい福祉計画等策定費、減額継続でございます。率にして94.8%、額にして483万7,000円の減額でございます。障害者総合支援法に基づく第5期春日市障がい福祉計画及び第1期春日障がい児福祉計画作成業務が今年度で終了するため、減額となるものでございます。  5目は以上でございます。 381: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして、質疑ございませんでしょうか。
     竹下委員。 382: ◯委員(竹下尚志君) 121ページの、太宰府の特別支援学校、これは春日市から何名行っとるんですかね。もう1点。ここ市役所の横を通過していっておられて、何か乗車するときに、一般自動車との並走は困るからちょっと何か設けてくれという話があったんじゃなかったかなと思うけど、その件はどうなったか。2点。 383: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。 384: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) まず1点目、春日市でどのくらいの人が通っているかということですが、ちょっと今、正確な数字をちょっと持ち合わせておりませんので、後ほどでよろしいでしょうか。 385: ◯委員長(野口明美君) じゃあ、後ほどお願いいたします。 386: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) それとバス、お迎えのバスのことですね。あちらのほうは管財課と協議だったと思うんですけれども、それも済みません、確認させていただけませんでしょうか。今、即答できませんので。申しわけございません。 387: ◯委員長(野口明美君) じゃあ、調べていただいて後ほどお願いいたします。 388: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) はい、2点ですね。 389: ◯委員長(野口明美君) 岩切委員。 390: ◯委員(岩切幹嘉君) 116ページの障がい者福祉団体補助費の中の御説明で、福祉ぱれっと館の1階のオルゴールの廃止に至った経緯と、その後の活用についてちょっと教えてください。 391: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。 392: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 実は、今、喫茶オルゴールは継続させていただいております。一たん、あそこは手をつなぐ育成会の方たちが地域との交流という場にされてあったんですけれども、やはり人的にちょっときつい、金銭的にもちょっときついということで、撤退をさせていただきたいというのが去年1月ごろございまして、厳しいのならということで、じゃあ、次どうにかしなくちゃいけないなということでですね、とりあえず、あそこにございます、宰府福祉会のゆり工房に、ある一定、継続してお願いしますということをお頼みしましたら、快く引き受けていただいて。  じゃあ、今度はそれからあそこをどうしようかというお話になっております。なっておりますというか、それを市の内部で協議いたしまして、あと宰府福祉会とも協議いたしまして、あそこを就労支援の実習の場として活用しようと。喫茶オルゴールはそのまま生かしてですね、あそこで実習として働くことを支援していこうじゃないかということで、ことし4月からは、新年度からは、就労支援の場としてあそこを今までどおり継続して使うこととなっております。 393: ◯委員長(野口明美君) 岩切委員。 394: ◯委員(岩切幹嘉君) ありがとうございます。じゃあ、今まであそこは、ある意味、就労支援の手助けになるような運営でしたけれども、その部分のフォローというのは賄っていけるということですか。 395: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。 396: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 手をつなぐ育成会がされていたときは、就労支援だったとしても障害福祉サービスの対象とはなっていなかったんですよ。今回ゆり工房さんが就労支援の場として、就労継続支援B型とかいう形で、障害福祉サービスが受けられるようになります。こちらのほうから特に手をつなぐ育成会に人件費として30万円程度を補助させていただいていたのですが、それは補助しなくても障害福祉サービスのほうで賄えるという形になっております。 397: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。  米丸委員。 398: ◯委員(米丸貴浩君) 118ページです。障がい者地域生活支援事業事務費のところですが、報酬のところで支援相談員さんが保健師さんから社会福祉士さんに今度かわっていますよね。これは何か理由があったのでしょうか。 399: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。 400: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 29年度につきましては、予算的には保健師という形で応募しておったんですけれども、実は保健師の方の応募がなく、今のところは社会福祉士の人に支援相談員となっていただいております。継続的に嘱託の業務でいかんなく能力を発揮いただくために、今回もこの方に支援相談員をしていただこうということで、社会福祉士として今度は計上をしております。  以上です。 401: ◯委員長(野口明美君) 米丸委員。 402: ◯委員(米丸貴浩君) もう一ついいですか。119ページの障がい者在宅福祉費、下から6番目、福祉タクシー料金助成金、これは約100万円ぐらい減額になっていますけど、これは29年度の実績からそうとられたというふうに理解してよろしいでしょうか。 403: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。 404: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) そのとおりでございます。 405: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 406: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  今福課長。 407: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に124ページをお開きください。  説明欄一番上の丸、母子家庭等自立支援給付事業費で減額継続でございます。率にして10%、額にして107万9,000円の減となります。この事業費は、母子・父子家庭の自立を図るため、教育講座の受講費用の一部、または資格取得のため専門学校に2年以上就学する場合の生計を維持する費用の一部の給付、高等学校卒業程度認定試験合格を支援する給付が主な内容となります。  予算減の主な要因は、高等職業訓練促進給付金に関するものであります。新規枠と継続予定を合わせた人数が、平成29年度当初予算の見積よりも新年度では1人減となっていることによるものであります。財源として国庫補助金があり、30ページに歳入予算を計上しております。補助率は4分の3でございます。  次に、説明欄一つ下の丸、児童福祉事務費でございます。ほぼ前年度同額継続です。  次に、同じページ一番下の丸、母子父子寡婦福祉資金事務費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。  次に、125ページをごらんください。説明欄一番上の丸、ひとり親家庭等日常生活支援事業費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。財源として県補助金があり、37ページに歳入予算を計上しています。補助率は4分の3でございます。  以上です。 408: ◯委員長(野口明美君) 高瀬課長。 409: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは、その下の丸です。  障がい児療育訓練事業費です。ほぼ前年度同額継続です。これは、くれよんクラブに係る事業費となります。財源といたしましては、22ページの利用者負担金、26ページの国庫負担金、これは2分の1です、それと、34ページの県負担金4分の1を計上しています。  以上です。 410: ◯委員長(野口明美君) 次、渡邉課長。 411: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次の126ページでございます。一番下の丸でございます。  障害児通所給付事業費でございます。増額継続であります。率にして36%、額にして1億2,831万円の増額でございます。児童福祉法に基づく障害児通所給付事業費を支給する事業でございますが、障がいのある児童や発達につまずきのある児童が施設などへ通所するためのサービス、児童発達支援、放課後等デイサービスなどのサービスがございます。  増の理由につきましては、全体に伸びているものの、放課後等デイサービスの給付額の伸びが特に大きいものと言えます。要因といたしましては三つ挙げられます。一つ目は受給者数の増加でございます。二つ目はそれに加えて1人当たりの月利用日数の増加でございます。最後の三つ目は施設数の増加であります。潜在的にあった保護者のニーズに施設が追いついてきているものと考えております。  なお、財源は二つございます。26ページの国庫負担金で2分の1、35ページの県負担金で4分の1であります。  1目は以上でございます。 412: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。  高橋委員。 413: ◯委員(高橋裕子君) 126ページ、今、御説明の障害児通所給付事業費なんですけれども、放課後デイサービス等にいわゆる障がいの重い、障がい度が高いお子さんを預かった場合、補助を上げるとか、施設の利用回数を適正化するという動きがあるというふうに聞いたんですけど、そういったものは今回予算の中ではどのように加味されてあるのでしょうか。それとも今までどおりということなんでしょうか。 414: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。 415: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 給付そのものについては今までどおりでございます。全国的に見れば計画の中で、計画と申しますのは障害福祉計画とかですね、あの中で放課後デイサービスの事業所を抑えることができるような形も今はできるようですけれども、春日市のほうでは、まだそういうのはいたしておりません。 416: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 417: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  今福課長。 418: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に127ページをごらんください。  2目の児童措置費で説明欄は一番上の丸、児童福祉事務費で、ほぼ前年度同額継続でございます。  次に、説明欄一つ下の丸、助産施設措置費で、ほぼ前年度同額継続でございます。  次に、説明欄一つ下の丸、母子生活支援施設措置費で増額継続でございます。率にして31.2%、額にして499万7,000円の増となります。母子生活支援施設は、18歳未満の子を養育する母子家庭などの女性が子どもとともに利用できる施設で、監護すべき児童が福祉に欠けることが入所要件となっております。多くは配偶者への暴力、児童虐待など緊急を要する事態に対応するための入所となっているものでございます。この施設では、さまざまな事情を抱えて入所した母子に対し、心身と生活の安定のため相談と援助を行いながら自立を支援しております。  増の要因は、平成28年度からの継続2世帯に加え、当初予算編成時までに1世帯の入所があり、措置世帯数がふえたことによります。また、措置単価の改定も行われている関係で増となったものでございます。  財源として、22ページに利用者の負担金を計上しております。また、上の丸の助産施設措置費と合わせて国県の負担金があり、26ページと34ページに歳入予算を計上いたしております。負担率は国が2分の1、県が4分の1となっております。  2目は以上でございます。 419: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 420: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  高瀬課長。 421: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは、その下です。3目になります。子ども・子育て支援費です。  一番下の丸になります。乳児家庭全戸訪問等事業費です。ほぼ前年度同額継続でございます。これは児童福祉法に基づき、乳児のいる全ての家庭に家庭訪問し、子どもの状況や育児不安相談等を実施するものです。  財源といたしましては、31ページに国庫補助金、38ページに県補助金を充てております。ともに3分の1になります。  続けて次のページ、128ページをごらんください。  一番上の丸、養育支援訪問事業費でございます。減額継続です。率にして65.1%、額にして24万2,000円の減です。この事業は、訪問により乳幼児期の育児不安の解消や、育児支援養育環境の改善指導助言等を行うことを目的としているものです。減の主な要因は、平成29年度から開始した育児家事支援が特に必要と認められる家庭に対するホームヘルパーの派遣委託分、これを実績を踏まえ見直したことによります。  財源につきましては、乳児家庭全戸訪問事業費に係る補助がこれにも充てられております。31ページの国庫補助金及び38ページの県補助金です。率はともに3分の1となります。  続けてその下の丸、ファミリーサポートセンター事業費です。ほぼ前年度同額継続です。財源といたしましては、31ページに国補助金、37ページに県補助金が充てられております。ともに3分の1でございます。  続けて次のページ、129ページ一番上の丸、子育て短期支援事業費でございます。ほぼ前年度同額継続です。財源といたしましては、22ページに利用者負担金のほかに、31ページに国庫補助、38ページに県補助金が充てられております。率はともに3分の1でございます。  以上です。 422: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 423: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、説明欄一つ下の丸、病児保育事業費でございます。増額継続です。率にして9.1%、額にして123万6,000円の増となります。この事業費は、仕事などの都合により病気中や病気の回復期にある子どもを家庭で保育できない場合に、病院隣接または病院内の幼児保育施設で預かるためのものでございます。  増の主な要因は、この事業費の中ほどの病児デイケアセンター春日の委託料で、延長の利用回数がふえ、対象経費である委託先の人件費の支出が伸びたことによります。なお、13節の病児保育事業の委託料の財源として国県の補助金があり、31ページと37ページに歳入予算を計上いたしております。補助率はいずれも3分の1でございます。  続きまして、説明欄一つ下の丸、地域子育て支援拠点事業費で、ほぼ前年度同額継続でございます。財源といたしまして国県の補助金があり、30ページと37ページに歳入予算を計上いたしております。補助率はいずれも3分の1でございます。  次に、130ページお開きください。  説明欄一番上の丸、子育てサービス利用者支援事業費で、ほぼ前年度同額継続になります。財源といたしまして、この後に御説明する子育て世代包括支援センター事業費てあわせて国県の補助金があり、31ページと38ページに歳入予算を計上しております。補助率はいずれも3分の1でございます。  以上です。 424: ◯委員長(野口明美君) 高瀬課長。 425: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは、その下の丸、子育て世代包括支援センター事業費(母子保健型)です。ほぼ前年度同額継続です。この事業は、妊産期から子育て期までの切れ目のない支援を行うことを目的としているものです。  財源につきましては、31ページに利用者支援事業費の国庫補助金及び38ページに県補助金を計上しております。率はともに3分の1です。  続けてその下の丸、子育て世代包括支援センター事業費(基本型)です。ほぼ前年度同額継続です。財源につきましては、上の丸と同様、31ページの利用者支援事業費の国庫補助金及び38ページの県補助金が与えられております。率はともに3分の1でございます。  以上です。 426: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 427: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に131ページをごらんください。  説明欄中ほどの丸、保育所管理事務費で増額継続であります。率にして6.4%、額にして1,077万8,000円の増となります。  増の主な要因は三つございます。一つ目は、嘱託保育士の報酬でございます。これは、保育士確保の課題が重みを増してきていることを踏まえ報酬の見直しを図ったこと、それと、再任用の減に伴いまして嘱託保育士の人数が二人ふえているため、増になっているものでございます。  二つ目は、次のページの3行目、保育士研修会講師謝金で、冒頭の部長の説明の中にあったとおり、従来は全保育所で26回分であった特別支援保育コーディネーター研修について、抜本的に回数をふやし、直営保育所2カ所で104回分を新たに計上しているものでございます。発達につまずきのある子どもの増加という課題に対応し、未就学期における適切なサポート体制を構築するためには、直営保育所保育士の特別支援保育に関する知識や理解を深め、スキルを高める必要があり、増額したものでございます。  三つ目は、133ページ9行目、元号が変更されることに伴いあらかじめ保育等のシステムを改修する必要があり、そのための委託料を計上していることでございます。  なお、財源として保育士の研修にかかる講師借金や研修会参加負担金については国庫補助金があり、31ページに歳入予算を計上しております。補助率は2分の1でございます。  次に、134ページをお開きください。  説明欄一番上の丸、保育所維持補修費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。  次に、説明欄その一つ下の丸、昇町保育所管理費でほぼ前年度同額継続でございます。  次に、135ページをごらんください。説明欄一番上の丸、須玖保育所管理費で、ほぼ前年度同額継続でございます。
     次に、一つ下の丸、岡本保育所費から139ページの一番上の丸、公私連携型保育所大和保育所費までの保育事業関係経費については、一括して御説明をいたします。最初に全体的な御説明をし、その後、平成29年度と異なるところを御説明したいと思います。  まず、保育の提供に係る経費である保育所運営に関する予算でございます。保育所運営に係る部分は、各保育所費の中で指定管理者が管理する公立保育所は委託料の保育所管理業務、私立と公私連携型保育費は扶助費と保育所運営補助金でございます。この部分の平成30年度のトータルは平成29年度に比べ、率にして16%、額にして約2億6,200万円増の18億9,658万2,000円となります。  増の主な要因は二つございます。一つは、本年度に整備する新設保育所春日どろんこ保育園が平成30年4月から供用を開始するため、同園に支弁する保育費用を新たに計上していることによります。もう一つは、保育士の処遇改善のため公定価格においてその加算措置の充実が図られたことでございます。この処遇改善部分に関しては、平成29年度予算も12月定例会において補正予算を計上し対応したところでございます。  なお、この保育所運営に関する財源として、私立と公私連携型の保育所については、保育費用の支弁に対する国県の負担金があり、26ページと34ページに歳入予算を計上しております。負担率は国が2分の1、県が4分の1でございます。  次に、保育所運営以外の四つの関連事業がございます。障害児保育事業、一時預かり事業、延長保育事業、保育補助者雇上強化事業でございます。最後の保育補助者雇上強化事業については補助金として、ほかの3事業については、公立保育所と公私連携型保育所は委託料として、私立保育所は補助金として予算を計上しているものでございます。四つの事業いずれも前年度増額継続となっております。  障害児保育事業については、率にして99.8%、額にして約320万円の増でございます。この増の主な要因は対象となる児童の利用の増によるもので、平成29年度予算についても9月定例会に補正予算を計上したところでございます。延長保育事業については、率にして13.9%、額にして約230万円の増となっております。一時預かり事業についても、率にして19.2%、額にして約210万円の増となっていますが、この2事業の増の主な要因は、新設の春日どろんこ保育園がこの事業を実施することによります。保育補助者雇上強化事業につきましては、率にして178.5%、額にして約830万円の増となっております。増の主な要因は、市内各保育所に対し行った所要額調査により、保育補助者の雇用を要望する保育所数、雇用の予定人数ともに増となったことによります。  なお、この保育事業関係経費の財源としては、一時預かり事業については特定幼稚園等を含む全ての施設、延長保育事業については私立と公私連携型の保育所で実施するもの、保育補助者雇上事業については直営以外の保育所で実施するものに対し国県の補助金がございます。30ページ、31ページ、37ページ、38ページにそれぞれ歳入予算を計上しております。補助率は、一時預かり事業と延長保育事業が国県それぞれ3分の1、保育補助者雇上強化事業が県8分の7でございます。障害児保育事業については、財源は一般財源のみとなります。  次に、平成29年度と異なるところが2点ございますので、これについて御説明いたします。  1点目は、平成30年度の新規事業として、先ほども御説明したとおり、新設の春日どろんこ保育園について、私立春日どろんこ保育園費として補助金及び扶助費を計上しております。2点目は、春日市立大和保育所について公の施設の位置づけを廃し、指定管理者による管理から公私連携保育法人による運営に切りかえるため、関係予算を公私連携型保育所大和保育所費に組み替えております。  保育事業関係経費については以上となります。  続けてよろしいでしょうか。 428: ◯委員長(野口明美君) お願いいたします。 429: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、139ページをごらんください。  説明欄二つ目の丸、特定幼稚園等費でございます。増額継続で、率にして7.2%、額にして287万4,000円の増となります。この事業費の主な内容は、子ども・子育て支援新制度において支援法の確認を受けた特定幼稚園に対する施設型給付費で、春日市内の幼稚園では恵星幼稚園が該当いたします。また、幼稚園は市域を越えた広域利用が行われており、恵星幼稚園だけではなく、春日市の子どもが市外の特定幼稚園を利用する場合も、春日市が給付を行う必要がございます。また、特定幼稚園と認定こども園の幼稚園機能部分が行う幼稚園型一時預かり事業について補助金を計上しているものであります。増の主な要因は、保育所と同様に処遇改善加算が手厚くなったことにより、施設型給付費の算定基礎となる公定価格の額が高くなったことによります。  なお、財源として私立の特定幼稚園の施設型給付費の市の支弁に対する国県の負担金があり、26ページと34ページに歳入予算を計上しております。負担率は国が2分の1、県が4分の1となっております。  また、教育認定の児童に対する給付については、地方単独費用部分の経過措置が設けられており、この経過措置に係る県補助金を38ページに計上しております。この補助率は2分の1となっております。  また、幼稚園型の一時預かり事業費補助金に対しては国県の補助があり、保育所などとあわせて30ページと37ページに歳入予算を計上しております。補助率はいずれも3分の1でございます。  次に、説明欄一つ下の丸、子ども・子育て支援新制度事業費でございます。増額継続で、額にして256万円の増となっております。増の要因は、平成32年度からの5カ年を計画期間とする第2期子ども・子育て支援事業計画の策定に先立ち、ニーズ調査を行う必要があるためその業務委託料を新たに計上していることによります。  次に、140ページをお開きください。  説明欄一番上の丸、私立幼稚園管理事務費で、ほぼ前年度同額継続となります。財源としては国の補助金があり、31ページに歳入予算を計上しております。補助率は3分の1以内となっております。  次に、一つ下の丸、認定こども園等費で、増額継続になります。額にして3,507万1,000円と大きくふえておりますが、その主な要因は、春日市の子どもが在籍する市外の幼稚園のうち2カ園が平成30年度から認定こども園に移行するため、新たに施設型給付費の支給対象となること、また、保育所同様に処遇改善加算が手厚くなったことによります。  財源といたしまして、私立の施設の施設型給付に対する国県の負担金があり、26ページと34ページに歳入予算を計上しております。負担率は国が2分の1、県が4分の1でございます。また、教育認定の児童については、特定幼稚園と同様に施設型給付の経過措置があり、これに対する県補助金を38ページに計上しております。この補助率は2分の1となっております。  次に、一つ下の丸、届出保育施設運営支援事業費です。  平成29年度までは、保育所管理事務費の中に計上していた届出保育施設関連の予算を分離し独立した事業費として計上したもので、増額継続となります。率にして71.5%、額にして208万6,000円の増となります。増の主な要因は、基準適合の証明を受けた施設がふえたことにより、この事業費の段の一番下の行、届出保育施設運営費補助金が増となる見込みであることによります。  なお、財源としてこの事業の段の下から2行目の、届出保育施設職員健康診断事業費補助金に対する県の補助金があり、37ページに歳入予算を計上しております。  3目は以上でございます。 430: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんでしょうか。  岩切委員。 431: ◯委員(岩切幹嘉君) 132ページ、保育士研修会の講師謝金、これは多分、新規の保育の向上研修事業として発達障がい児に対応するための研修と思いますが、本市において増加の傾向にあるということが、多分一つの要因であろうかと思います。まず1点目は、増加の状況をちょっと教えていただきたいんですが。数でもいいんですけども。  あと、いわゆるそういう増加傾向以外に新規としてやろうということで、きっかけになった要因がもしあれば教えていただきたいと思います。 432: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 433: ◯こども未来課長(今福保幸君) 人数なんですけれども、ちょっと手元に資料を持ってきておりませんので、これについて申しわけありませんが、後ほど御回答させていただきます。 434: ◯委員長(野口明美君) お願いします。 435: ◯こども未来課長(今福保幸君) きっかけはですね、まず小学校の状況というのがございます。今、小学校ではサポートティーチャーとかいろんな資源を投入しないと、学校の授業の運営が成り立たないような状況が一つあります。これは、幼児期にそういった課題を解決できないで小学校に持ち越しているということを意味しているんですけれども、これらの発達のつまずきというのは早期対応が一番と言われています。早期に対応しないと間違った学習とかマイナスの体験をして、だんだん症状というのが固定化されて改善がだんだん難しくなっていくので、早くからやったほうがいいというのが我々の結論でした。  それで、まず私立でもやってはいただいているんですけど、なかなか保育士の中でそれが技術として確立していきません。訪問支援はくれよんクラブのほうでもやっていただいているんですが、当然、療育事業がメーンの事業でありますので、その余剰の力でやっているというところで、全てのニーズを満たすことができないということがありました。それで役割分担をいたしまして、重度になれば医療機関になると思うんですけども、中度以上の者をくれよんクラブに任せて、軽度の者は直営保育所でできるようになれば効率的な支援が図れるんじゃないか。ただ、今のところ、現状の特別支援コーディネーター保育研修のほうは26回で、年に受けられる研修は2回程度。これでは、そのときの子どものその場面の支援しか学びませんので、技術とか理解がなかなか普遍化していきません。  それで、大体、目安として両保育所が週1回程度支援が受けられれば、同じ職員がずっと集中して、そういう訪問支援を受けることで技術の引き出しがだんだんふえて確立していく。そういったことで、今度はその保育士がよその保育所、最終的には幼稚園とかにも支援に回れるようになることが目的でございます。そういう形でやっていけば、小学校への持ち越しも随分減らせることができるじゃないかと考えたものです。  以上です。 436: ◯委員長(野口明美君) 岩切委員。 437: ◯委員(岩切幹嘉君) ありがとうございます。早期対応というのが一番重要だと思います。まだ小さいうちはなかなか状況が把握しにくいというのもあるかと思いますので、ぜひともこれに力を入れていただいて、大事なのはその後の支援フォローでございますんで、しっかりとその情報をですね、例えば、小学校に上がっていくとき共有しながら、ぜひともこれは要望でということで、しっかりと取り組んでいただきたいということで。  数については、また後日よろしくお願いいたします。 438: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。  與國委員。 439: ◯委員(與國 洋君) 130ページのですね、子育て世代包括支援センター並びその下に基本型とかあります、そして、128ページ目にファミリーサポートセンター事業というのがある。特に子育て支援包括支援センターというのは、去年うちで新設してですよ、結局、ここでは相談を受けてるんですけれども、各事業に対してこれがふえていったとか何かの事業に結びつくというような相談だとかが実際に来てるんですか。 440: ◯委員長(野口明美君) 高瀬課長。 441: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) 実際に来ております。まずですね、この子育て世代包括支援センター、春日市では子ども・子育て相談センターと言っておりますけれども、内容につきましては多岐にわたっております。もちろん、虐待にかかわるような案件も入っております。それとか、親御さんのですね、いわゆる子育てに関する悩みとか、そういったこともあります。もし、子育てに関する悩みで本市のスタッフ、いわゆる保健師等では対応ができないような状態の場合は、病院のほうにかかるようにお勧めしたりですね、また状況によっては児童センターのほうにつないだりとか、そういったことで解決に至っております。  このセンターを開設しなかった場合はですね、そういったルートの、何ていいますかね、サポート体制のですね、充実が図れないような状況ございました。しかし、相談体制を図ることによってですね、いろんな関連機関との連携がスムーズとなりましたので、そういったところでの解決がかなり進んだというふうに認識しております。  以上です。 442: ◯委員長(野口明美君) 與國委員。 443: ◯委員(與國 洋君) 相談件数が来てるというのはわかるんですけれども、それがどこかの事業に結びつくようなですね、施策になっているのかを非常に危惧しているわけですよ。ほかのところ、先ほどの部分でもほとんど前年度同額という形でですね、何か事業に結びついて、それがお金がいったというんじゃなく、ただ、悩みを聞いてあげて仕分けしてあげてるだけだったら、それも効果がないとはいいませんけれども、何かの施策に結びつくような支援をしてあげることが、それこそ包括支援センターの仕事ではないかなと思ったんですけども。そういうところは実際あるんでしょうか。そこだけお願いします。 444: ◯委員長(野口明美君) 高瀬課長。 445: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) 今回ですね、この相談センターを開いたのは、もちろん保護者の方、またはそういう子育てに悩みのある方のですね、負担軽減というのを目的にしております。もちろん、その場で相談をすることで解決する案件もいろいろあります。それとともにですね、この包括支援センターというのは、コーディネーターの役割を持っております。だから、ほかのちゃんとした事業、取り組みがやっている部分があればですね、そこに積極的につなぐような、そういった手法もとっております。  また、そういった事業がない場合があります。その保護者の質問また悩みに適応したした事業がない場合がありますので、その場合は新たな事業として、今回ですね、今年度以降にですね、それが実現するような研究を、今、続けているところです。  以上です。 446: ◯委員長(野口明美君) 與國委員。 447: ◯委員(與國 洋君) 136ページの特に保育所への支援、保育所費ですけれども、処遇改善加算されましたと言われました。現実としてどのように本当に加算されているのか。保育士のですね、給与というか手当が低いねという話で加算されているんですけれども、実質にどれだけの効果が各自の保育士にいっているかということは確認しておられるのですか。それとも、そういうふうな支援の考え方ではなくて、施設に渡すから後はあなたにお任せしますよというような考え方でふやしているか、その辺はどうなんですか、まず。 448: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 449: ◯こども未来課長(今福保幸君) まず、処遇改善加算Iの中の賃金改善要件分というのございます。これについては、平成24年度の報酬水準に比べて改善をすることが要件となっております。改善計画書と報告書を出していただいてチェックをしております。  大体、月額平均ですけれども1万6,000円程度で、大半の保育所では1回または2回の一時金として支払われております。それから、処遇改善加算IIのほうですけれども、こちらはキャリアアップの仕組みと連動したものになりますので、こちらは手当として、期末手当、いわゆるボーナスに連動しない手当として整理をされているところがほとんどでございます。こちらについても、給与規程を改正していただいて、確実に本人に渡るようにしていただいているところでございます。辞令の発令もやっていただいているところです。  以上です。 450: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。  高橋委員。 451: ◯委員(高橋裕子君) 129ページの真ん中の丸、病児保育事業は9.1%の増ということではあるんですけれども、今、どうしても子どもさんのぐあいが悪くなる時期が、季節性のインフルエンザとかはやる時期とそうでない時期等によって波があると思うんですよね。それに対して、なかなか経費がかかるというか、そういうことでやめられたいということをお聞きすることもあるんですけれども、このぐらいの額で運営していけるのかどうかといったところを危惧しています。その辺の実情というか、ありましたらお願いします。 452: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 453: ◯こども未来課長(今福保幸君) 大きな赤字には、まずなっていないものと考えています。経費は一応出していただいて、中は我々も見ますし、財政の査定もありますけれども、そんなに無茶な切り方をしているわけでもありませんので。それと、経費が伸びていますので、今回はですね。延長の利用は40%以上ちょっとふえまして、28年度から。人件費が、特に医師の人件費が伸びておりますので、そういった部分は増額したものでございます。  それから、徳洲会病院に限って言えば、全然この経費では足りないんでしょうけれども、もともとこちらは病院のほうから地域貢献がしたいということで申し出があったもので、定款の変更の認可を受けなければならかったのですが、その際に市の補助か委託がないと認められないということで、額は幾らでもいいので補助をしてほしいということでした。こちらはちょっと経費に見合ってないと思いますが、地域貢献ということでやっていただいているものになります。  以上です。 454: ◯委員長(野口明美君) 高橋委員、どうぞ。 455: ◯委員(高橋裕子君) 別の件で。135ページの、先ほど與國委員も言われました、保育所関係なんですけれども、この増の中で補助者の雇い上げということで、調査をして人数的にも見込みがあるということで増されているんですけど、こういったその保育士の負担軽減によって保育士さんが子どもに向き合えるというか、効果があるということだと思うんですけれども、実際、今ちょっと失業率もこう下がって、実際、雇用できるのかな、大丈夫なのかなという気がするんですけど。それと、それによって待機児童が減るということを関連づけて考えてよろしいのか、その辺のことをちょっと教えてください。 456: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 457: ◯こども未来課長(今福保幸君) この保育補助者というのは短時間勤務になります。非常勤になりますので一人としてはカウントできませんけれども、一定人数までは最低基準の中に組み込むことは可能でございます。  それと、これを短時間にしてるのは、その労働時間を短くしている部分で保育士の資格取得を促すというものでございます。補助金の交付要件にはなっておりませんけれども、当然、各園ではこういった人材確保ができれば保育士資格を取ってもらって、できれば自分の園でそのまま保育士として継続して雇用したいという思惑があるものでございます。  そういった関係でなかなか逆に人材が見つからず、今年度についてはちょっと減額補正で予算が執行できなかった形になりました。  以上です。 458: ◯委員長(野口明美君) 竹下委員。 459: ◯委員(竹下尚志君) 129ページの病児保育所についてと、そのほかの1点について、2点ぐらいお尋ねをしたいと思います。  まず、この病児保育所は春日市内1カ所、そこの横山病院だけなのですか。 460: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 461: ◯こども未来課長(今福保幸君) 徳洲会のほうも。 462: ◯委員(竹下尚志君) 2カ所やっとる。 463: ◯こども未来課長(今福保幸君) 徳洲会もやっていただいてて2カ所になります。それとですね、この病児保育については広域利用をやっております。例えば、近隣でいうと大野城市の松田小児科医院といったところもやっておりまして、互いに情報共有をされているようです。例えば、横山小児がいっぱいでも松田小児科があいていればそちらを御紹介するとか、そういった形で相互利用しているところがございます。那珂川町も始めましたので、そちらも場所によっては利用可能かなと考えているところです。 464: ◯委員長(野口明美君) 竹下委員。 465: ◯委員(竹下尚志君) 非常にね、お母さんたち、勤めていらっしゃる方は非常に助かっておるんじゃないかなという感じがしております。子どもにしても病気で、はっきりわかりませんけれども、子どもの感じはね。病院に預けとればやっぱり先生の、一番、痛いかゆいちゅうとこの面倒が見れるでしょうから子どもたちもいいし、親御さんにしても安心なので、今聞いたら2カ所ちゅうから、そういう便利で助かっとる人は、もっと上白水とか須玖北とか、あっちの4カ所ぐらいを指定してやってやれば、その周辺の育児しておられる両親については助かるのかなと思って、ちょっと質問させていただきました。 466: ◯委員長(野口明美君) 竹下委員、それは御要望でよろしいですか。 467: ◯委員(竹下尚志君) はい。 468: ◯委員長(野口明美君) 松田小児科はどこにあるんですかね、大野城市の。  今福課長。 469: ◯こども未来課長(今福保幸君) 春日原と白木原のちょうど間ぐらいじゃないかと思います。 470: ◯委員長(野口明美君) 近いんですね。わかりました。  ほかにございませんでしょうか。  西川委員。 471: ◯委員(西川文代君) 全般のことなんですけれども、保育園の定員ってありますけれども、春日白水保育園とかはですね、定員をふやしたんだけれども、すぐにはやはり定員まで預かれないとかいう。やっぱりそれは保育士、先ほどおっしゃっていました補助者が思ったように見つからないとか、そういう事情等あると思いますけれども、春日の白水保育園、こちらはもう30年度は定員いっぱいに預かるという前提でこの予算になっているんですか。 472: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 473: ◯こども未来課長(今福保幸君) 保育士確保については各園努力していただいてますので、予算としては、やはり利用定員を一つの目安として、また昨年度までの実績も踏まえて計上したところでございます。特に扶助費は不足を生じるということが許されませんので、そこは足りるような額で計上させていただいて、あとはちょっと執行状況を見ながら、どっかの時点で余るようであるなら補正減、足りないようであれば補正増するという形で対応をいたしております。  以上です。 474: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 475: ◯委員(西川文代君) ちなみにですね、この春日白水保育園は、29年度実績で何人の定員に対して何名預かっていたというのを、ちょっと教えてください。 476: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 477: ◯こども未来課長(今福保幸君) 利用定員は240人でございます。最終的には200人ちょっと超えるとこまでは伸びましたけれども、定員いっぱいまで入れることはできておりません。  以上です。 478: ◯委員長(野口明美君) 米丸委員。
    479: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。132ページ、岩切委員に説明されたところ、保育士研修会ですけれども。これまでたしか直営では、この、こういう専門性が非常に高い研修、SST等をやってあられたと思うんですけれども、座学だけではなくて現場での研修までやってあったと思うんだけど、これは内容として同じ研修の回数をふやすということで理解してよろしいでしょうか。 480: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 481: ◯こども未来課長(今福保幸君) 現在の特別支援コーディネーター保育研修として、計画的に市内の保育所全体で26回分の予算確保して派遣を行っているところですけれども、これは直営保育所に限る分を104回分、回数としては2回くっつけたり柔軟に対応しようと思ってますけれども、目安として週1回、週当たり1回分で掛け2園、104回ということで確保したものでございます。  内容についてはですね、同じような内容になってまいります。実際に受け入れている発達に課題がある子どもの支援を具体的に計画して実施するわけですけれども、それに対していろんな助言とか、アドバイスをいただくというところでございます。 482: ◯委員長(野口明美君) よろしいですね。ほかにございませんでしょうか。  竹下委員。 483: ◯委員(竹下尚志君) ちょっと確認だけですけど、先ほどからどろんこ保育所という新しい名前が出てきたんですけど、マミーズ跡の体育館の前にできたところですか。 484: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 485: ◯こども未来課長(今福保幸君) その場所になります。 486: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。  前田委員。 487: ◯委員(前田俊雄君) 133ページで、中ほどに保育等システム改修業務とあるんですけど、この保育等のシステムって具体的にどういうシステムだったですかね。 488: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 489: ◯こども未来課長(今福保幸君) まず支給認定の決定ですね。それと入所の決定、それと各施設への給付、それと保育所については保育料の徴収、それから幼稚園の就園奨励費の補助金の交付事務、こういったものが入っております。 490: ◯委員長(野口明美君) 前田委員。 491: ◯委員(前田俊雄君) この分は、済みません、直営の部分ですかね、246万3,000円というのは。 492: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 493: ◯こども未来課長(今福保幸君) いえ、直営だけでなくて市全体のものになります。 494: ◯委員(前田俊雄君) はい、わかりました。 495: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 496: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  今福課長。 497: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、4目の児童センター施設費になります。141ページをお開きください。 498: ◯委員長(野口明美君) 141ページお願いいたします。 499: ◯こども未来課長(今福保幸君) 説明欄中ほどの丸、須玖児童センター管理費で、ほぼ前年度同額継続でございます。  次に142ページをお開きください。  説明欄一つ目の丸、須玖児童センター事業費で減額継続でございます。  次に説明欄一つ下の丸、指定児童センター管理費で、ほぼ前年度同額継続でございます。  次に143ページになります。  説明欄一つ目の丸、指定児童センター施設維持補修費で、増額継続でございます。額にして約1,430万円と前年度から大きくふえておりますが、この要因は冒頭に部長が御説明いたしました児童センターの長寿命化事業の一環として、光町児童センターの空調設備更新と毛勝児童センターの屋上防水改修の工事等を行うことによります。そのほか、平成30年度に工事を計画している光町児童センターの屋上防水改修工事について、設計業務委託料を計上しているところです。  なお、光町児童センターの空調設備更新と毛勝児童センターの屋上防水改修については、財源として国・県の補助金があり、31ページに次世代育成支援対策施設整備国庫交付金を、38ページに児童厚生施設等整備費県補助金を計上しております。補助率はいずれも3分の1となっております。  次に、説明欄一つ下の丸、すくすくプラザの管理事務費でございます。減額継続です。率にして5.2%、額にして42万9,000円の減となります。減の主な要因については、市が直接管理する施設のうち高圧受電設備を設置する施設、すくすくプラザを含む26施設について、供給会社を九電から株式会社F-Powerに変更し、電気料金を節減するため減額計上していることによります。  4目は以上でございます。 500: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。  金堂委員。 501: ◯委員(金堂清之君) 白水児童センター、駐車場のとこに木がばり出てきとうとやけれども、それは相手方に何か相談してありますか。天神山の白水児童センター。 502: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 503: ◯こども未来課長(今福保幸君) 駐車場は文化財課が管理しているものではないかと思うのですが。 504: ◯委員(金堂清之君) 民間のよ。 505: ◯こども未来課長(今福保幸君) 場所は児童センターのすぐ横でございましょうか。 506: ◯委員(金堂清之君) 北側。 507: ◯こども未来課長(今福保幸君) 道路からちょっと入り込んだところですか。 508: ◯委員(金堂清之君) 児童センターのある北側の民家の家の植木が児童センターのほうの駐車場に覆いかぶってきてるんだけども、相手の方にね、切っていただけるごと相談してありますかって言いよったい。 509: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員、今のは児童センターに隣接しているところの駐車場のことですよね。 510: ◯委員(金堂清之君) 隣接しています。わからんなら後で調査しとってください。 511: ◯こども未来課長(今福保幸君) かしこまりました。 512: ◯委員長(野口明美君) お願いしておきます。ほかにございませんか。  西川委員。 513: ◯委員(西川文代君) 資料2のほうにも書いていますが、児童センターの長寿命化事業についてです。この光町と毛勝、空調もありましたけど、屋上防水等ありますが、今、この光町、毛勝は築何年になるんですか。 514: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 515: ◯こども未来課長(今福保幸君) 毛勝児童センターが平成5年の1月開館で、光町が平成11年だったと思いますので、どちらも大体20年ぐらい、20年以上前後経過している建物になります。 516: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 517: ◯委員(西川文代君) 屋上防水というのは、その工事をしたら、その後は何年間もしなくていいという形で考えていらっしゃいますか、基準として。 518: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 519: ◯こども未来課長(今福保幸君) 屋上防水については、通常、大体、保証期間が10年とされております。10年は何かあっても無償で修理をしていただける、そういう期間というふうになっていると聞いております。 520: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 521: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  今福課長。 522: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、144ページをお開きください。  5目児童手当費で、説明欄は中ほどの丸、児童手当費でございます。ほぼ前年度同額継続です。財源として国と県の負担金があり、27ページと35ページに歳入予算を計上しております。負担率は国が45分の37または6分の4、県が45分の4または6分の1でございます。  5目は以上です。 523: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 524: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  高瀬課長。 525: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは、146ページをお開きください。146ページです。  3款2項7目家庭児童対策費になります。  説明欄は一番上の丸、要保護児童支援事業費です。増額継続です。率にして23.6%、額にして244万3,000円の増になります。この事業は、児童虐待を初めとする要保護児童の早期発見及び適切な支援を図ることを目的とするものです。増の主な要因は、報酬のところの家庭児童相談員、それを1名増員し、4名体制としたことになります。  なお、財源は五つあります。31ページの乳幼児家庭全戸訪問等事業費国庫補助金3分の1、同じ31ページの子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業費国庫補助金、また、同じページの児童虐待・DV対策等総合支援事業費国庫補助金2分の1、また、県のほうからは、38ページの子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業費県補助金、同じ38ページの乳幼児家庭全戸訪問等事業費県補助金3分の1が充てられます。合計で当事業費の53.6%が財源として補填されるものです。  7目は以上です。 526: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 527: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  今福課長。 528: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、同じページ8目放課後児童健全育成事業費になります。  説明欄は一番下の丸、放課後児童クラブ管理費でございます。増額継続で、率にして14.2%、額にして1,749万2,000円の増となります。増の主な要因は、児童の支援に当たる職員の人件費がふえる見込みであることによります。放課後児童クラブの利用児童は、ここ数年、通年、季節学童ともに伸びており、平成30年度もこの傾向が続く見込みでございます。また、来年度は処遇改善として、夏季繁忙期について短期雇用者、パートタイム雇用の支援の時間給を増額する予定としており、これらのことから人件費はふえるものでございます。  なお、13節の放課後児童クラブ管理業務の財源として国県の補助金があり、31ページと36ページに歳入予算を計上しております。補助率はいずれも3分の1でございます。  次に、147ページをごらんください。  説明欄一つ目の丸、放課後児童クラブ運営費等補助金で、ほぼ前年度同額継続でございます。なお、財源としてこちらは県の補助金があり、38ページに歳入予算を計上しております。補助率は2分の1で、生活保護世帯は1世帯につき月額2,500円、市民税非課税世帯が1世帯につき月額1,250円が上限となります。  次に、一つ下の丸、放課後児童クラブ施設維持補修費で、ほぼ前年度同額継続でございます。  次に、一つ下の丸、就学児童預かり事業費補助金で増額継続になります。率にして31.6%、額にして約106万6,000円の増となります。増の主な要因は、この補助金の算定基礎に用いることとしている国庫補助の基準額が増額されていることによります。  8目は以上でございます。 529: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。  西川委員。 530: ◯委員(西川文代君) 146ページの一番下の丸の、放課後児童クラブ管理費ですけれども、夏季休業中の時給を上げたということです。どれぐらいになったんですか。どれくらいで予算されているんでしょうか。 531: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。 532: ◯こども未来課長(今福保幸君) 自給950円で計算をいたしております。 533: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 534: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  今福課長。 535: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、148ページをお開きください。  10目児童扶養手当費で、説明欄は三つ目の丸、児童扶養手当費で、ほぼ前年度同額継続でございます。財源として国の負担金があり、27ページに歳入予算を計上しております。負担率は3分の1でございます。  続いて一つ下の丸、児童扶養手当及び特別児童扶養手当事務費でございます。ほぼ前年度同額継続です。財源として国の委託金があり、33ページに特別児童扶養手当事務取扱交付金として歳入予算を計上しております。  10目は以上でございます。 536: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 537: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。
     吉田課長。 538: ◯保護課長(吉田徹也君) それでは、151ページをごらんください。  3款3項1目生活保護総務費、説明欄の丸、生活保護認定支給事務費でございます。増額継続でございます。率にして8%、額にして180万2,000円の増です。増額の主な要因は、生活保護システムの改修業務でございます。改修内容は元号改正への対応などになります。  生活保護認定支給事務費の財源といたしましては、嘱託職員レセプト点検業務など、一部が負担金または補償対象となっております。27ページに国庫負担金、30ページに国庫補助金を計上しております。負担率及び補助率はおよそ4分の3になります。  1目生活保護総務費は以上です。 539: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。  前田委員。 540: ◯委員(前田俊雄君) 昨年は年金調査員1人分が上がってましたけど、今回年金調査員というのは入ってないんですかね。 541: ◯委員長(野口明美君) 吉田課長。 542: ◯保護課長(吉田徹也君) 平成29年度におきましては、年金制度が改正になりました。それまで年金の加入期間が300月以上で初めて年金の受給資格が発生するものでありますが、この改正に伴いまして120月以上が年金受給資格を得ると。これが平成29年の9月に改正になり、9月以降について新たな年金受給資格者が発生したものであります。  ついては、この制度改正に備えまして、年金相談員さんを嘱託職員として、平成29年度は雇用したところであります。この作業については、新たに年金受給資格が発生する方について一通り洗い出しをして、その手続を終えたところであります。  ついては、平成30年度については、一旦この年金調査員については任用を終えたということで、今回は、新年度については、計上はいたしておりません。  以上です。 543: ◯委員(前田俊雄君) はい、わかりました。 544: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 545: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  吉田課長。 546: ◯保護課長(吉田徹也君) 続きまして、152ページをごらんください。  下の段、2目扶助費、2つ目の丸、生活保護費でございます。減額継続でございます。率にして5.2%、額にして1億2,612万6,000円の減額になります。生活保護世帯数の伸びが増加からほぼ横ばいへ変化したことから、実態に応じて見込みを落としたものです。  財源といたしましては、27ページに国庫負担金4分の3、それと住所不定者対応として34ページに県負担金4分の1がございます。  2目扶助費は以上です。 547: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。  金堂委員。 548: ◯委員(金堂清之君) 生活保護費を担当してある方は大変だろうと思いますけれども、生活保護費を支給する中で、それなりの検査等はされてあるだろうとは思いますけれども、必ず出てくるのが返還金で、相当額の返還金が出てきます。担当者の方は調査しようがないのかわかりませんし、非常に大変だろうと思いますけれども、よく調査して生活保護費を出していただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。 549: ◯委員長(野口明美君) 要望でよろしいですか。 550: ◯委員(金堂清之君) はい。 551: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。  高橋委員。 552: ◯委員(高橋裕子君) これは5年に1回見直しされるという報道等があって、生活扶助費の見直しがされるというふうに聞いているんですが、今回の予算ではそれは反映されてないんですか。 553: ◯委員長(野口明美君) 吉田課長。 554: ◯保護課長(吉田徹也君) 生活保護費につきましては毎年の何らかの改定がございます。そして、今のところ5年に一度ですね、生活扶助費について改定が行われており、これが平成30年度改正の予定になっております。これについては、概要が昨年の12月に国のほうから、厚生労働省のほうから発表されております。しかし、今のところその詳細については発表されておりません。およそのアウトラインについてのみ発表されているところです。一部については増額、また一部については減額というふうに言われております。  また、これについても、例えば各基準といいますか、各地域、1級、2級、3級とそれぞれ地域によって級がございましてこれの詳細について、例えば、春日市は2級の2と言われておりますが、これに具体的な数値というものはいまだ出されていないところです。  あと情報ではございますけれども、3カ年をかけてこれについては改正が行われると、3段階で行われるというふうに聞いております。したがいまして、いまだ明確なものは出されていないと。あわせて3カ年かけて改正されていくため、どれだけの影響が単年度に出るかといったことについては今時点では判断ができないということでございますので、これについては、その実態を見ながら予算に反映させていきたいと思っております。  以上です。 555: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。  松尾委員。 556: ◯副委員長(松尾徳晴君) 152ページ、生活保護費の分なんですけど、世帯数が横ばい増加から横ばいに変わってきたという、その要因はどういうふうに見てありますか。 557: ◯委員長(野口明美君) 吉田課長。 558: ◯保護課長(吉田徹也君) 具体的な要因というものはちょっとつかめないところではありますが、ただ、生活保護の開始そして廃止がそれぞれ毎年行われていくところです。最近、廃止理由として見られますのが収入増であります。また、その他の理由で廃止されるところがありますが、その他というのは往々にして辞退ですね。つまり、これはある程度一定の収入が得られる、しかしながらまだまだ保護を脱するレベルではない、しかし、自分はもう保護は結構ですと言われる方がふえてきているように思います。したがいまして、ある程度社会の経済環境が、もしかして、これは推測ではありますが、過去よりも一定落ちついたのかもしれないというふうに思っております。  以上です。 559: ◯委員長(野口明美君) 松尾委員。 560: ◯副委員長(松尾徳晴君) 要約すると、経済がよくなったんで収入が一般的にふえてきたという感覚で捉えとっていいですね、今の説明では。 561: ◯委員長(野口明美君) 吉田課長。 562: ◯保護課長(吉田徹也君) 私の個人的な感想で申しわけありませんが、おっしゃるとおりで結構です。 563: ◯委員長(野口明美君) 米丸委員。 564: ◯委員(米丸貴浩君) 今、課長の説明の中で、これは市民部の所管になってしまうと。もう一つは生活保護に陥る前の段階、生活困窮者自立支援事業を市でもやっていますよね。これの効果というのも私はあったのかなというふうに私は理解しておりますが、委員会でもそんな説明がなかったかな。 565: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 566: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  高瀬課長。 567: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは、155ページをお開きください。  4款1項1目保健衛生総務費です。一番上の丸です。母子保健費、ほぼ前年度同額継続です。この目的は母子保健法に基づいて、母性並びに乳児及び幼児の健康の保持及び増進を図るために健康診査、また医療その他の措置を講じるものとなっております。  続けて、158ページをお開きください。158ページ、上から二つ目の丸です。不妊治療費助成事業費でございます。増額継続です。率にして11.0%、額にして106万円の増です。この事業は、不妊治療に要する費用の一部を助成することにより、不妊に悩む夫婦の経済的負担の軽減を図り、子どもを産み育てることができる社会づくりに寄与することを目的としております。増の主な理由としましては、治療の助成申請者がふえたことによります。例えば、平成27年度は延べ100組、28年度は延べ97組と落ちついていたんですが、平成29年度の2月末の現在で、延べ119組とふえている現状にありますので、この傾向を踏まえて増加継続としているものです。  説明は以上です。 568: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。 569: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次の159ページであります。  一番下の丸、献血推進費であります。ほぼ前年度同額継続であります。  1目は以上でございます。 570: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。  高橋委員。 571: ◯委員(高橋裕子君) 158ページの二つ目の丸の不妊治療費助成事業ですが、これは補助はないんですか、県の補助とかは。全部市費ですか。 572: ◯委員長(野口明美君) 高瀬課長。 573: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) 全て市費です。補助はございません。  以上です。 574: ◯委員長(野口明美君) 市単費ですね。  ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 575: ◯委員長(野口明美君) 次をお願いいたします。  高瀬課長。 576: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは、161ページをごらんください。2目の予防費になります。説明欄は二つ目の丸です、小児用予防接種費です。ほぼ前年度同額継続です。  2目は以上です。 577: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。  前田委員。 578: ◯委員(前田俊雄君) 小児用の予防接種でですね、ヒブワクチンなんかありましたけれど、これはずっと継続されるんでしょう。 579: ◯委員長(野口明美君) 高瀬課長。 580: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) 継続をしております。ただ、ヒブワクチンにつきましては、国のほうから積極的な干渉はまだ差し控えてくれというふうな要望があっておりますので、その積極的な干渉になった場合は、また状況が変わってくるかなというふうに考えております。  以上です。 581: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 582: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。  渡邉課長。 583: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) それでは、173ページをお開きください。  5款1項1目労働諸費、一番上の丸、シルバー人材センター事務費であります。増額継続でございます。率にして9.9%、額にして177万5,000円の増額でございます。増の主な要因は二つございます。一つは事務費の修繕費や空調設備の更新によるものです。二つ目はシルバー人材センター補助金の見直しの中で、事務局長の職責に応じた報酬額の変更を行った結果、増となるものでございます。  次の丸、労働者対策貸付金、ほぼ前年度同額継続でございます。財源といたしましては、九州労働金庫預託金でございます。  次の丸、労働対策費、減額継続でございます。率にして25.9%、額にして53万8,000円の減額でございます。減額の主な理由につきましては、県支出金返還金でございます。貸付金を借主から回収した分を県へ返還しておりますが、回収すべき金額が減少したことによるものでございます。なお、財源といたしましては、40ページの同名の県補助金で、対象経費の10分の10でございます。  1目は以上で、これで福祉支援部の歳出予算の説明を終わります。 584: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。  西川委員。 585: ◯委員(西川文代君) ちょっと小さい金額ではあるんですけれども、173ページのシルバー人材センター事務費、工事請負費で、事務室の空調設備更新とあります。121万2,000円と。これですね、今もう状況が悪くて使えないのか、そうなる前に何年たったからこれをやると、更新するという、その考え方を教えてください。 586: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。 587: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) このシルバー人材センターの事務室は平成7年に竣工しまして、既に十何年かたっております。計画的に使う事務室、使わない事務室、あるんですけれども、優先的に使う事務室をまず最初に変えていこうということで、ある程度、計画的に更新していくようにしているところでございます。結構、十何年もたっておりますので、古いのは古いでございます。 588: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。 589: ◯委員(西川文代君) そしたら、今使えなくなっているわけではないけれども、計画的に古いから変えていくという形ということで、もう一回確認をお願いします。 590: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。 591: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 効かないわけではありませんけれども、効きも悪くはなってきているところでございます。 592: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 593: ◯委員長(野口明美君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。  それでは、福祉支援部の審査は以上といたします。大変御苦労さまでございました。
     以上で、本日予定しておりました審査は全て終了いたしました。  次回の委員会は、明日3月7日水曜日午前10時から教育部の審査を行います。  以上で、本日の予算審査特別委員会を散会いたします。               ──── ─ ──── ─ ────                散会 午後3時13分...