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  1. 春日市議会 2017-09-25
    平成29年第3回定例会(第5日) 本文 2017-09-25


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時58分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯議長金堂清之君) おはようございます。  全員出席であります。ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第5号のとおりであります。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌───────────────────────────┐  │日程第1 総務文教委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│  └───────────────────────────┘ 2: ◯議長金堂清之君) 日程第1、第57号議案、第61号議案及び第73号議案一括議題といたします。  総務文教委員会の審査結果の報告を求めます。  総務文教委員長、武末哲治議員。 3: ◯総務文教委員長(武末哲治君)〔登壇〕 おはようございます。総務文教委員会委員長の武末哲治でございます。  本定例会において付託を受けております議案3件について、総務文教委員会の審査結果の報告をいたします。  初めに、第57号議案昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。  本案は、地方自治法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を図るものであります。  採決の結果、全員が原案に可決することに賛成いたしております。  次に、第61号議案「平成29年度春日市一般会計補正予算(第3号)について」であります。  本案は、歳入歳出予算の総額を9億6,594万円増額し、328億1,163万5,000円に補正するものであります。  委員会では、補正の内容について執行部に説明を求め、歳入歳出予算補正事項別明細書をもとに慎重に審査を行いました。
     審査の過程で、公共施設長寿命化計画・再配置計画策定業務について、委員から、施設の適正配置維持管理効率化とあるが、施設の複合化など規定概念を外して検討していく必要があるのではないかとの質疑が出され、執行部から、今後、年齢構成が変わってくるため、複合化などあらゆる手法を検討しながら計画を策定していきたいとの回答を得ております。  また、高齢者運転免許証自主返納支援事業について、委員から、来年度も福岡県の補助がない場合でも事業を継続していくのかとの質疑が出され、執行部から、基本的に補助制度は平成28年から3カ年の時限つきの制度であるが、補助の有無にかかわらず実施していきたいとの回答を得ております。  また、新南部工場地元整備交付金について、委員から、地元整備は計画どおり整備されているのかとの質疑が出され、執行部から、スケジュールは昨年度見直しを行い、現在は計画どおり進んでいるとの回答を得ております。  また、道路ストック長寿命化補修事業費について、委員から、国の交付金が減額となったことで、道路の補修計画に影響はないのかとの質疑が出され、執行部から、今回の減額は全国的なものである。道路ストック調査では、今回早急に補修する箇所はなかったため、道路照明灯の補修とゾーン30の設置を優先しているとの回答を得ております。  また、公園整備事業費について、委員から、公園整備における社会資本整備総合交付金増加傾向にあるのかとの質疑が出され、執行部から、交付金は公園内の遊具の改築、更新が対象である。東日本大震災以降は減少傾向であったが、最近は要望の7から9割程度交付されているとの回答を得ております。  また、保育所等整備事業補助金について、委員から、防犯対策としての防犯カメラ非常通報装置の設置については、春日市内の全ての保育所で対策がとられているのかとの質疑が出され、執行部から、今回設置要望の照会を行ったのは、国の交付金の対象となる私立の保育所だけである。公立については当初予算などで検討したいとの回答を得ております。  また、史跡等総合活用事業費県補助金について、委員から、水城跡の樹木の整備については大雨などの懸念があるため、定期的に実施できないのかとの質疑が出され、執行部から、平成27年度に水城跡保存管理計画を策定したことで、国・県から樹木整備の許可が出た。今年度も近隣住民の住環境への影響を配慮しながら整備に取り組んでいくとの回答を得ております。  また、シンポジウム事業費について、委員から、コミュニティ・スクールの節目ごとにこのようなシンポジウムを実施すべきである。この事業は継続して実施するのかとの質疑が出され、執行部から、助成金を活用して実施するのは今回だけであるが、何らかの形で取り組みを継続していきたいとの回答を得ております。  採決の結果、全員が原案に可決することに賛成いたしております。  次に、第73号議案「春日市ふれあい文化センター市民図書館)の指定管理者の指定について」であります。  本案は、ふれあい文化センターの施設のうち、市民図書館指定管理者を指定するに当たり市議会の議決が求められたものであります。  審査の過程で、委員から、現在図書館で勤務している職員は原則継続雇用なのかとの質疑が出され、執行部から、可能な限り継続雇用できるよう改めて要望する。また、事業者から地元の方を優先して雇用したいとの意向も聞いているとの回答を得ております。  また、委員から、ファーストブックボランティアの育成は継続して実施するのかとの質疑が出され、執行部から、ファーストブック必須型事業として実施する。ボランティアとは十分に連携し、また事業者から提案型事業としてボランティア育成講座など、新たな展開も行っていくとの提案を受けているとの回答を得ております。  また、委員から、指定管理者の応募が1社しかなく、他社との相対評価ができていないが、選考の過程に問題はなかったのかとの質疑が出され、執行部から、応募が1社しかなかったことは非常に残念である。しかし、競合を前提とした提案がなされ、公募条件にかなったものと考えている。また、多くの事業者が参入できる仕様書の作成を行ったとの回答を得ております。  採決の結果、全員が原案に可決することに賛成いたしております。  以上で、総務文教委員会の審査結果の報告を終わります。よろしくお願いします。 4: ◯議長金堂清之君) ただいまの総務文教委員長の報告に対し、まず初めに質疑をお受けいたします。  質疑の通告がありますので、発言を許します。1番、吉居恭子議員。 5: ◯1番(吉居恭子君)〔登壇〕 1番、日本共産党吉居恭子です。  私は、第73号議案「春日市ふれあい文化センター図書館)の指定管理者の指定について」の総務文教委員長報告に対して質疑をします。  図書館において、選書──購入図書を選ぶというのは重要な仕事であり、現在、地域の歴史や春日市の特性などを熟知した市職員のベテランの図書司書が行っているそうですが、委員長報告では、選書についての報告はありませんでした。選書についての質問はなかったのですか。もしあったとすれば、質疑の内容を教えてください。 6: ◯議長金堂清之君) 総務文教委員長、武末哲治議員。 7: ◯総務文教委員長(武末哲治君)〔登壇〕 吉居議員より、委員長報告には市民図書館の図書の選書について項目がなかったが、委員会の中で質問はなかったのか。あったとすれば、どういう回答だったのかとの質疑にお答えいたします。  委員会審査の中で、内野委員より、選書についてはTRCのリストの中から選ぶようになっていたかと思いますと、図書司書が独自に、市の職員が選書に意見がどこまで言えるのかお聞かせくださいとの質疑が出され、執行部より、選書については事業者の方にお任せしますが、最終的な決定は市のほうで行いますので、そこで判定しますとの回答を得ております。  以上です。 8: ◯議長金堂清之君) 1番、吉居恭子議員。 9: ◯1番(吉居恭子君)〔登壇〕 1番、日本共産党吉居恭子です。  ただいまの回答では、選書は事業者に任せ、市のほうではその内容について承認という形で選書にかかわるとのことでしたが、市独自の選書の提案は特にしないというように聞こえました。この件に関して、他の委員からの質問や発言はありませんでしたか。 10: ◯議長金堂清之君) 10番、総務文教委員長、武末哲治議員。 11: ◯総務文教委員長(武末哲治君)〔登壇〕 委員会審査の中では、そのような質疑は行われておりません。  以上です。 12: ◯議長金堂清之君) 以上で通告による質疑を終わります。  ほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯議長金堂清之君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  次に、討論をお受けいたします。  討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14: ◯議長金堂清之君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。  第57号議案昭和天皇の崩御に伴う職員の懲戒免除及び職員の賠償責任に基づく債務の免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 15: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第57号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第61号議案「平成29年度春日市一般会計補正予算(第3号)について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 16: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第61号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第73号議案「春日市ふれあい文化センター市民図書館)の指定管理者の指定について」、総務文教委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 17: ◯議長金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第73号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌───────────────────────────┐  │日程第2 市民厚生委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│  └───────────────────────────┘ 18: ◯議長金堂清之君) 日程第2、第55号議案、第56号議案、第60号議案、第62号議案から第64号議案まで及び第67号議案から第69号議案まで一括議題といたします。  市民厚生委員会の審査結果の報告を求めます。  市民厚生委員長米丸貴浩議員。 19: ◯市民厚生委員長米丸貴浩君)〔登壇〕 市民厚生委員会委員長米丸貴浩です。  本定例会において付託を受けました人事案件2件、条例案件1件、予算案件3件及び決算案件3件について、市民厚生委員会の審査結果の報告をいたします。  初めに、第55議案「人権擁護委員候補者の推薦について」であります。  本案は、人権擁護委員任期満了に伴い、その後任委員候補者として、井上政博氏を推薦することについて、市議会の意見が求められたものであります。  委員会では、議案の要旨等をもとに慎重に審査いたしました。  審査の過程において、委員から、相談内容によっては他機関へつなぐことになるのかとの質疑が出され、執行部から、相談内容は全て法務局に報告が行く。相談だけで解決しない場合は、法務局に相談しながら関係機関連絡調整を行うとの説明がなされました。  また、委員から、最終的には問題解決までかかわり合うのかとの質疑が出され、執行部から、基本的には解決に導くための支援を行うものであるとの説明がなされました。  また、委員から、任期の開始は1月と7月に決まっているのかとの質疑が出され、執行部から、法務局が1月と7月からとに統一しているとの説明がなされました。  採決の結果、全員賛成により原案に同意することにいたしております。  次に、第56号議案人権擁護委員候補者の推薦について」であります。  本案は、人権擁護委員任期満了に伴い、その後任委員候補者として、中原千賀子氏を推薦することについて、市議会の意見が求められたものであります。  委員会では、議案の要旨等をもとに慎重に審査いたしました。  採決の結果、全員賛成により原案に同意することにいたしております。  次に、第60号議案「春日市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について」であります。  改正の内容は、春日市立大和保育所を公の施設としての位置づけを廃止し、児童福祉法第56条の8第1項に規定する公私連携型保育所とするため、所要の規定の整備を図るものであります。  なお、位置づけの廃止の施行期日に関しては、現在の指定管理者指定期間である平成31年4月1日までの間において、規則で定めるものであります。  審査の過程において、委員から、公私連携保育法人に対し、必要な施設を無償または時価より低い対価で貸し付け、または譲渡するなどの協力をするとあるが、どうなるのかとの質疑が出され、執行部から、用地は条例の規定に基づいて無償で貸与と考えている。園舎は譲渡したほうが市に有利だと判断しているとの説明がなされました。  また、委員から、用地の無償貸与の期間を定めるのかとの質疑が出され、執行部から、特に児童福祉法その他関係法令には規定がないが、一般法として借地借家法の規定により、また建物の耐用年数等を考慮し、契約の中で30年と定める予定であるとの説明がなされました。  なお、委員会では、審査に際して現地調査を行っております。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第62号議案「平成29年度春日市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について」であります。  補正の主な内容は、平成28年度決算額の確定に伴うもので、歳入歳出それぞれ4,769万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を126億9,038万9,000円に補正するものであります。  委員会では、補正予算資料等をもとに慎重に審査いたしました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第63号議案「平成29年度春日市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について」であります。  補正の内容は、平成28年度決算額の確定及び保険料の本算定の確定に伴うもので、歳入歳出それぞれ3,198万円を増額し、歳入歳出予算の総額を13億7,460万7,000円に補正するものであります。  委員会では、補正予算資料等をもとに慎重に審査いたしました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第64号議案「平成29年度春日市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について」であります。  補正の主な内容は、平成28年度決算額の確定、平成28年度の繰越金及び特定財源の精算に伴うもので、歳入歳出それぞれ1億131万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を67億5,932万7,000円に補正するものであります。  委員会では、補正予算資料等をもとに慎重に審査いたしました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第67号議案「平成28年度春日市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」であります。  平成28年度の歳入決算額は125億6,823万円であり、前年度と比べて1億5,512万4,000円、1.2%の減となっております。また、歳出決算額は119億708万2,000円で、前年度と比べて2億4,117万4,000円、2.0%の減となっております。この結果、歳入歳出差引額は6億6,114万8,000円となっております。  委員会では、決算総括表等をもとに慎重に審査いたしました。  審査の過程において、医療費について、委員から、高額療養費高額薬剤が起因として今後もふえていく動向にあるのかとの質疑が出され、執行部から、高額薬剤の薬価は半分程度に見直しがされ、急激な伸びはない状況にあるとの説明がなされました。  また、委員から、27年度はトータルで1人当たり医療費が伸びていたが、28年度の傾向はどうかとの質疑が出され、執行部から、被保険者数が減っているので、全体の費用額が減少している。しかし、入院、通院とも1人当たり費用額は入院で5%、通院で2.5%増加しているとの説明がなされました。  次に、特定健診について、委員から、さらに人間ドックとの同時実施利用拡大を図ってはどうかとの質疑が出され、執行部から、件数は27年度からは若干増加している。人間ドック受診者には費用面でのメリットがあるので、PRの方法は考えていく必要があるとの説明がなされました。  次に、医療費適正化について、委員から、スイッチOTC医薬品利用推進医療費適正化につながると考えるが、広報はどのようにしているのかとの質疑が出され、執行部から、市報に1回掲載したが、今後も周知を図りたいとの説明がなされました。
     また、委員から、ジェネリック医薬品の推進の効果はどうかとの質疑が出され、執行部から、切りかえにより1,880万円ほどの効果があり、今後も継続して取り組みたいとの説明がなされました。  採決の結果、全員賛成により認定することにいたしております。  次に、第68号議案「平成28年度春日市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について」であります。  平成28年度の歳入決算額は13億3,883万5,000円であり、前年度と比べて3,279万8,000円、2.5%の増となっており、また歳出決算額は12億6,968万9,000円で、前年度と比べて2,989万3,000円、2.4%の増となっております。この結果、歳入歳出差引額は6,914万6,000円となっております。  委員会では、決算総括表等をもとに慎重に審査いたしました。  採決の結果、全員賛成により認定することにいたしております。  次に、第69号議案「平成28年度春日市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」であります。  平成28年度の歳入決算額は62億76万6,000円であり、前年度と比べて1億3,758万6,000円、2.3%の増となっております。また、歳出決算額は60億7,696万6,000円で、前年度と比べて8,290万7,000円、1.4%の増となっております。この結果、歳入歳出差引額は1億2,380万円となっております。  委員会では、決算概要等をもとに慎重に審査いたしました。  審査の過程において、介護給付費準備基金積立金について、委員から、基金残高が約3億2,000万円となっている背景は何かとの質疑が出され、執行部から、28年度は想定より高齢者数が伸び、徴収率事業計画見込みより高かったため、介護保険料収入が多くなったこと、介護給付費事業計画見込みより伸びていないため歳出が減ったこと、また、要支援者の比率が大きくなり給付費の伸びが落ちついていることなどが影響していると考えているとの説明がなされました。  次に、地域包括支援センターについて、委員から、現行2カ所での相談件数が多くなっているが、箇所数増の考えはどうかとの質疑が出され、執行部から、箇所数は足りていると判断しているが、体制は現行のままでよいのか、また、市の委託料で賄う人員をふやすのか、第7期計画で検討していく必要があるとの説明がなされました。  次に、定期巡回随時対応型訪問介護看護サービスについて、委員から、サービス利用状況についての見解はどうかとの質疑が出され、執行部から、地域包括ケアシステムの核となるサービスと認識しており、その定着を図りたいが、スタッフの確保が難しいとの報告を受けている。事業所に近い範囲内でのサービスとなっている現状から、第7期計画でさらなる整備が必要かを検討しているとの説明がなされました。  また、委員から、サービスの周知が足りていないのではないかとの質疑が出され、執行部から、サービスが知れ渡っていないとのアンケート結果があると同時に、受け入れ体制が難しい実態から、周知と体制整備の両面で取り組んでいきたいとの説明がなされました。  採決の結果、全員賛成により認定することにいたしております。  以上で、市民厚生委員会の審査結果の報告を終わります。どうかよろしくお願いいたします。 20: ◯議長金堂清之君) ただいまの市民厚生委員長の報告に対し、まず初めに質疑をお受けいたします。  質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 21: ◯議長金堂清之君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  次に、討論をお受けいたします。  討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22: ◯議長金堂清之君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。  第55議案「人権擁護委員候補者の推薦について」、市民厚生委員長の報告は同意であります。  本議案について、同意することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 23: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第55号議案については同意することに決定いたしました。  次に、第56号議案人権擁護委員候補者の推薦について」、市民厚生委員長の報告は同意であります。  本議案について、同意することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 24: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第56号議案については同意することに決定いたしました。  次に、第60号議案「春日市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 25: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第60号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第62号議案「平成29年度春日市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 26: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第62号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第63号議案「平成29年度春日市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 27: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第63号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第64号議案「平成29年度春日市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について」、市民厚生委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 28: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第64号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第67号議案「平成28年度春日市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、市民厚生委員長の報告は認定であります。  本議案について、認定することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 29: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第67号議案については認定することに決定いたしました。  次に、第68号議案「平成28年度春日市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について」、市民厚生委員長の報告は認定であります。  本議案について、認定することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 30: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第68号議案については認定することに決定いたしました。  次に、第69号議案「平成28年度春日市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について」、市民厚生委員長の報告は認定であります。  本議案について、認定することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 31: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第69号議案については認定することに決定いたしました。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌───────────────────────────┐  │日程第3 地域建設委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│  └───────────────────────────┘ 32: ◯議長金堂清之君) 日程第3、第58号議案、第59号議案、第65号議案、第70号議案から第72号議案まで及び第74号議案一括議題といたします。  地域建設委員会の審査結果の報告を求めます。  地域建設委員長、岩切幹嘉議員。 33: ◯地域建設委員長(岩切幹嘉君)〔登壇〕 地域建設委員会委員長の岩切幹嘉でございます。  本定例会において付託を受けております議案7件について、地域建設委員会の審査結果の報告をいたします。  初めに、第58号議案「春日市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。  本案は、地方自治法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を図るものであり、改正の内容は引用条項の異動及びその他所要の規定の整備であります。なお、本市の下水道事業には影響がないとの説明を受けております。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第59議案「春日市都市緑地保全基金条例の一部を改正する条例の制定について」であります。  本案は、基金を有効に活用することにより、良好な都市環境の形成に資するため、基金の使途を拡充するものであります。  審査の過程において、委員からは、基金が創設された時期、現在の特別緑地保全地区の具体的な箇所及びこの基金を活用しての都市公園整備の範疇の考え方について質疑が出され、執行部からは、もともと原資は寄附金であり、平成7年に創設された。箇所については、春日1丁目、春日の森、弥生2丁目、弥生の森の2カ所であり、この2カ所については、今後も維持管理も含め保全をしていく。また、基金の新たな活用としては、都市公園の新設や大規模な改修等を想定しており、この中での維持管理等は含まないとの説明を受けました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第65号議案「平成29年度春日市下水道事業会計補正予算(第1号)について」であります。  補正の主な内容は、7月人事異動に伴う職員給与費等の増額、事業費の繰り越しに伴う消費税納税額の減額及び平成28年度決算による減価償却費や起債の元利償還金等の確定によるものであります。  補正予定額及び補正後の額につきましては、収益的収入が1,335万2,000円を増額し、総額を23億1,546万円に補正するものであります。また、収益的支出は764万6,000円を増額し、総額を19億7,449万7,000円に補正するものであります。  次に、資本的収入については2万円を減額し、総額を5億542万6,000円に補正するものであります。また、資本的支出は213万9,000円を減額し、総額を14億4,289万7,000円に補正するものであります。  審査の過程において、委員からは、企業債償還金を約198万円の減額補正にした理由について質疑が出され、執行部からは、事業の繰り越しが発生し、企業債の借入額が減少したことで、約198万円の減額補正をした。また、補正額については、償還年数が複数年あり、1年間で換算すると198万円程度となるとの説明を受けました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第70号議案「平成28年度春日市下水道事業会計収入支出決算認定について」であります。  決算の概要は、まず収益的収入が前年度より8,431万1,863円、率にして3.5%減少し、23億1,374万1,737円となっております。その主な要因は、分流式下水道に要する経費が減額したことによるものであります。  次に、収益的支出は、前年度より3,654万9,359円、率にして1.9%増加し、19億7,896万3,992円となっております。その主な要因は、事業費等が減少したことに伴い、課税仕入れが減少し、消費税及び地方消費税の納税額が増加したことなどによるものであります。  また、消費税及び地方消費税を控除した収入は21億9,069万5,166円、消費税及び地方消費税を控除した支出は18億7,189万4,198円となり、3億1,880万968円の純利益が出ております。  次に、資本的収入は、建設改良費や企業債の元金償還金の財源となる企業債、負担金及び補助金であり、その総額は6億4,984万4,491円となっております。  次に、資本的支出は、建設改良費3億5,487万4,945円及び企業債償還金12億4,302万8,671円であり、総額は15億9,790万3,616円となっております。なお、収入が支出に対し不足する額9億4,805万9,125円については、消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,597万6,777円、減債積立金3億8,978万5,288円、損益勘定留保資金27年度分4億5,672万920円及び28年度分8,557万6,140円で補填されております。  また、平成28年度の主な事業につきましては、私道の寄附や県道那珂川宇美線拡幅事業等にあわせて汚水枝線を構築することで、公共下水道施設の適正かつ効率的な維持管理を図った。また、平成24年度に策定した公共下水道施設の長寿命化計画に基づき、老朽化したマンホール蓋の取りかえ工事を実施した。また、下水道施設の改築更新を計画的かつ効率的に進めるために、下水道維持管理基本計画見直し及び管路調査、診断を行ったことなどについて説明を受けました。  審査の過程において、委員からは、収益的収入の占用料について、増額になった理由は占用料の単価が上がったことによるものかとの質疑が出され、執行部からは、占用料の単価は変わっていないが、箇所数がふえたことによるものである。  また、汚水処理原価が上がった要因は何かとの質疑が出され、主な要因として平成27年度に雨水貯留施設が完成したことにより、平成28年度分の分流式下水道経費が減額となり、汚水処理原価が上がったものである。  また、マンホール蓋の取替更新工事については、浸水ハザードマップ等を参考に浸水するおそれがある箇所から更新の優先順位を決めているのかとの質疑が出され、マンホール蓋の更新工事は古いものから優先に更新の計画をしている。現在、浸水ハザードマップ等は考慮していないが、今後の計画には考慮していきたいとの説明を受けました。  採決の結果、全員賛成により認定することにいたしております。  次に、第71号議案「地区公民館等の指定管理者の指定について」であります。  改正の内容は、地区公民館の管理を指定管理者に行わせるものであります。  審査の過程において、委員からは、指定期間が5年から10年に延長された根拠は何かとの質疑が出され、執行部からは、指定管理者の指定は自治会以外想定していないことや過去の運営実績を踏まえて、条例で定める最長の期間の10年としたとの説明を受けました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第72号議案「春日市ふれあい文化センター(文化施設)の指定管理者の指定について」であります。
     改正の内容は、春日市ふれあい文化センター(文化施設)の管理を指定管理者に行わせるものであります。  審査の過程において、委員からは、ふれあい文化センターで例年行っている文化祭について、指定管理に移行することにより、バザー等の会場使用に制約がないのかとの質疑が出され、執行部からは、文化祭については市が直営で行う形で調整しているので、来年度以降も同じように支障なく実施できるものと考えている。  また、直営から指定管理への移行期間において、利用する市民に不便をかけることはないのかとの質疑が出され、協定書を締結した後は、速やかに引き継ぎのための仮設の事務所を設置し、3月までに引き継ぎを完了させることで、市民に不便をかけることはないと考えている。  また、市民からのクレームや要望の対応について質疑が出され、市と指定管理者の双方で月例の会議を持ち、対応可能なものについては速やかに対応していただくよう考えているとの説明を受けました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  次に、第74号議案「自動車駐車場の指定管理者の指定について」であります。  改正の内容は、JR春日駅前駐車場の管理を指定管理者に行わせるものであります。  審査の過程において、選考基準の考え方、その選考結果について質疑が出され、執行部からは、今回の配点で重きを置いた点は、市民サービスの維持、向上、還元及び市への収益である。  また、直営における経費と今回の指定管理により経費の差額はどのようになるのかとの質疑が出され、現状の駐車場の管理に要する金額は年間で約150万円である。指定管理をすることにより、今まで管理に要した金額は不要となり、加えて今後133万円が市の収益となる見込みであることから、これまでと比較すると年間約280万円が増額になると考えている。  また、敷地内での事故の場合等、管理責任者は指定管理者という認識でよいのかとの質疑が出され、基本的にはそうである。しかし、自然災害の地震等での破損で生じた事故の場合は、管理の範疇外となり、市と業者との協議の上での決定になるとの説明を受けました。  採決の結果、全員賛成により原案を可決することにいたしております。  以上で、地域建設委員会の審査結果の報告を終わります。よろしくお願いいたします。 34: ◯議長金堂清之君) ただいまの地域建設委員長の報告に対し、まず初めに質疑をお受けいたします。  質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35: ◯議長金堂清之君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  次に、討論をお受けいたします。  討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯議長金堂清之君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。  第58号議案「春日市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 37: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第58号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第59議案「春日市都市緑地保全基金条例の一部を改正する条例の制定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 38: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第59号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第65号議案「平成29年度春日市下水道事業会計補正予算(第1号)について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 39: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第65号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第70号議案「平成28年度春日市下水道事業会計収入支出決算認定について」、地域建設委員長の報告は認定であります。  本議案について、認定することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 40: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第70号議案については認定することに決定いたしました。  次に、第71号議案「地区公民館等の指定管理者の指定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 41: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第71号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第72号議案「春日市ふれあい文化センター(文化施設)の指定管理者の指定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 42: ◯議長金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第72号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、第74号議案「自動車駐車場の指定管理者の指定について」、地域建設委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 43: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第74号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌─────────────────────────────┐  │日程第4 決算審査特別委員会審査結果報告、質疑、討論、採決│  └─────────────────────────────┘ 44: ◯議長金堂清之君) 日程第4、第66号議案を議題といたします。  決算審査特別委員会の審査結果の報告を求めます。  決算審査特別委員長、與國洋議員。 45: ◯決算審査特別委員長(與國 洋君)〔登壇〕 決算審査特別委員会委員長の與國洋でございます。  本定例会において付託を受けております第66号議案「平成28年度春日市一般会計歳入歳出決算認定について」、決算審査特別委員会の審査結果の報告をいたします。  まず、平成28年度決算の概要でありますが、歳入決算額333億4,853万3,000円に対し、歳出決算額315億3,410万7,000円であり、歳入歳出差引額は18億1,442万6,000円となっております。これから平成29年度へ繰り越した財源7億497万6,000円を差し引いた実質収支は11億945万円の黒字となっております。  次に、歳入の決算額333億4,853万3,000円は、前年度の歳入決算額362億6,022万5,000円に対し、約29億円の減額となっております。その主な要因は、寄附金、市税収入は増加しているものの、地方交付税、地方消費税交付金、繰入金、市債等の減額によるものであります。  また、歳出の決算額315億3,410万7,000円は、前年度の歳出決算額352億2,419万6,000円に対し、約37億円の減額となっております。これを目的別に見ると、民生費が公私連携型保育所整備事業費補助金、高齢者支援臨時福祉給付金などの増額により、前年度に対し7億2,043万8,000円の増額に、総務費がかすがふるさと応援寄附金推進事業などにより、前年度に対し5億4,910万9,000円の増額になっております。また、土木費は、若草市営住宅建替事業費などの増額により、前年度に対し4億8,505万5,000円の増額となっております。また、教育費が、総合スポーツセンター施設整備事業、春日東中学校施設整備事業などの完了により、前年度に対し53億3,542万6,000円の減額に、公債費が春日野小学校用地取得事業債等の償還完了などにより、前年度に対し1億6,868万1,000円の減額になったため、歳出決算額としては前年度に対し約37億円の減額となっております。  次に、財政指標についてでありますが、財政構造の弾力性を示す経常収支比率については87.4%で、前年度に比べて2.3ポイントの上昇となり、財政構造の硬直化が前年度より進行した形となっております。また、財政健全化法に基づく四つの健全化判断比率については、実質赤字比率及び連結実質赤字比率では赤字がなく、将来負担比率では将来負担額がそれに充当できる財源を下回っております。また、実質公債費比率は1.9%で、前年度に比べて0.7ポイント改善されております。これらの指標に基づく本市の財政運営は健全であると言えます。  一方、積立金現在高は88億7,439万円と前年度に対し14億845万円の増額に、地方債現在高は293億6,609万3,000円と前年度に対し2億7,605万2,000円の減額になっております。  委員会では、平成28年に実施した予算審査特別委員会での論議案件、新規事業、主要な施策の成果、歳入歳出決算書、決算審査資料等をもとに慎重に審査を行いました。また、今回新たに最終予算額50万円以上でかつ執行率60%未満の事業についても説明を求め、審査を行いました。審査の過程で議論になった主な事項は次のとおりであります。  まず、決算全体では、実質収支額が平成27年度約10億円だったものが、平成28年度は約11億円に増加しているが、この額についてどのように考えているかとの質疑が出され、一般的に実質収支比率は3%から5%が適正と言われているが、平成28年度は5.8%であり、若干多いと認識している。実質収支額の主なものは、年度を通して不足させることができない扶助費の確保などにより生じた執行残であるため、決算見込みの精度を上げ、不用額については適宜補正を行い、市民サービスに生かせるよう対応していきたいとの説明を受けています。  次に、各部の事業において、経営企画部関係では、かすがふるさと応援寄附金の使途について質疑が出され、寄附金総額約6.9億円に対し、返礼等の諸経費及び市民税控除額などを差し引いた実質収入は約1.8億円になる。これらの寄附金については、一般財源として受け入れ、寄附者の意向に応じ、既決予算の範囲内で関連事業に全額充当したとの回答を受けています。  これに対し、委員から、寄附金全額を事業に充当させたとの回答は、実質収入を考慮するとわかりにくい表現ではないか。寄附による収益を事業に具体的に反映すべきではないかとの意見が出されました。執行部からは、寄附金の使用について、できるだけわかりやすく説明できるよう検討するとの説明を受けています。  また、広告掲載事業における広告収入に関する質疑が出され、広告収入は減少傾向にあるが、シティプロモーションを含めたさまざまな取り組みを今後も推進していくとの説明を受けております。  次に、総務部関係では、PFI事業の導入断念に関連して、民間活用事業への取り組みについて質疑が出され、今後も慎重に民間活用を検討しながら、公共施設マネジメントの研究に努めていくとの説明を受けております。  また、職員研修事業について、効率的な予算の執行のため、的確なニーズの把握が必要なのではないかとの質疑が出され、予算編成時に提出された内容を精査した上で、必要と判断された研修に関しては予算化している。また、制度改正や先進地の取り組みなど、緊急に必要となった研修については、緊急政策課題研修予算により対応しているとの回答を受けています。  次に、市民部関係では、都市計画道路予定区域内の固定資産税の評価額の補正について質疑が出され、平成30年度の評価替えに向け、評価額の補正について検討していくとの説明を受けています。  また、収納率や不納欠損についての質疑が出され、収納率の向上は職員の徴収努力やコンビニ収納の導入による納税環境の整備に起因している。また、不納欠損については、財産調査を行い、資力の把握を徹底した上で滞納整理を行っているとの回答を受けております。  また、生活困窮者自立支援事業における就労準備支援の推進について質疑が出され、就労につながる住宅補助などを行っているが、任意事業である就労準備支援は実施しておらず、今後も実施は計画していないとの回答を受けています。  次に、健康推進部関係では、総合スポーツセンター等指定管理事業に関連して、指定管理料の執行残、指定管理者による自主事業の実施と市民の施設利用の確保、健康づくり施策への施設の利用などについて質疑が出されました。これに対して、執行残の補正は、水道光熱費及び使用料収入に対する精算の必要があることから実施できなかった。自主事業により市民の利用が阻害されているとは聞いていない。温水プールやフィットネスにおいて運動習慣への動機づけ等、健康づくりに関心を持つ市民の利用が促進できたとの回答を受けています。  また、グラウンドの専有使用がなされていない場合、市民が軽易に利用できるようにはならないのかとの質疑が出され、利用者の安全確保上の対応とともに無料開放の推進を含め、今後、検討していくとの説明を受けています。  加えて、委員から、総合スポーツセンターは開館間もない時期であり、市民の要望・意見には真摯に対応し、改善に努めてほしいとの要望が出されるとともに、施設送迎無料バスの運行について、利便性の向上のみならず、やよいバスの運行との調整を図るよう要望が出されました。  次に、福祉支援部関係では、病児保育事業について、現在、市内2カ所で行われているが、数をふやす予定はないのかとの質疑が出され、利用者はふえているが、現在、受け入れに余裕がある状態のため、今後も2カ所で様子を見ていくとの説明を受けています。  また、届出保育施設運営助成事業について、補助金を目的に沿って使用していることの検証・確認はどのようにしているのかとの質疑が出され、補助金の交付申請時に使用予定を聞き、交付決定後は購入したものの領収書等の提出を受け、確認をしているとの回答を受けています。  次に、地域生活部関係では、動物愛護事業における飼い主のいないねこ不妊去勢手術費補助事業に関し、取り組みと効果について質疑が出され、149件の手術補助を実施したが、住民の苦情件数や殺処分数が減少していることから、効果があったと判断している。また、白水大池公園において、ボランティアの協力を得て餌場を特定することなどにより、節度ある対応とマナーの啓発に努めているとの回答を受けています。  次に、街頭防犯カメラ設置事業について、設置場所の選定に関して質疑が出され、春日警察署から設置を要望されている13カ所のうち、性犯罪認知件数が多い箇所から優先的に防犯カメラを設置しているとの回答を受けています。  また、あんどん祭りについて、成果の的確な把握とともに、あんどん祭りのさらなるPRや、より魅力的な祭りになるよう努力してほしいとの要望が出されました。  次に、都市整備部関係では、遊具安全点検事業に関して質疑が出され、国土交通省の都市公園における遊具の安全に関する指針に基づき、年2回の点検を行い、補修等適切な処置を実施している。また、フェンスや電灯など緊急性のある補修要請には、補正予算で対応しているとの回答を受けています。  また、側溝整備事業に関し、質疑が出され、10年確率、すなわち時間当たり68.8ミリの降雨に対応し得る排水溝の拡大及び道路幅員の拡幅をしているとの回答を受けています。  また、道路維持費に関連して、年度当初予算編成において、例年定額が確保されている一方、ここ数年恒常的に増加補正が行われているが、当初予算での上積みを検討してもよいのではないかとの意見が出されました。  次に、教育部関係では、コミュニティ・スクール事業における学校支援地域本部導入事業に関し、地域・学校の負担が軽減されたと判断した根拠について質疑が出され、学校と地域のつなぎ役である地域コーディネーターの配置により、地域と学校の連絡調整が容易になった、学校の負担が軽減されたなどのアンケート結果が出ているとの回答を受けています。  また、教育支援事業において、不登校対策について質疑が出され、不登校の要因は千差万別であるが、15年子育てサポート支援等を通じ、保護者との連携を図りつつ、不登校の傾向にある児童・生徒の早期発見、早期解決に向けた総合的な施策の推進に努めていくとの説明を受けています。  また、土曜日の教育活動推進事業について、ボランティア要員の確保等に関して質疑が出され、支援者の確保には苦慮しているが、学力の定着には大きな成果を得ており、引き続き、「学びは学校」の考えのもと、ボランティア等の確保に努め、全校への普及に努めていきたいとの説明を受けています。  採決の結果、賛成17名、反対1名の賛成多数により、第66号議案「平成28年度春日市一般会計歳入歳出決算認定について」、認定することに決定しております。  以上で、決算審査特別委員会の審査結果の報告を終わります。よろしくお願いいたします。 46: ◯議長金堂清之君) ただいまの決算審査特別委員長の報告に対し、まず初めに質疑をお受けいたします。  質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47: ◯議長金堂清之君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  次に、討論をお受けいたします。  討論の通告がありますので、発言を許します。1番、吉居恭子議員。 48: ◯1番(吉居恭子君)〔登壇〕 1番、日本共産党吉居恭子です。  私は、第66号議案「平成28年度春日市歳入歳出決算認定について」、反対の立場で討論を行います。
     委員長報告にもありましたとおり、平成28年度歳入歳出決算では、歳入額333億4,853万3,000円に対し、歳出額315億3,410万7,000円であり、歳入歳出差引額18億1,442万6,000円、これから平成29年度へ繰り越した財源7億497万6,000円を差し引いた実質収支は11億945万円で、黒字となっています。平成27年度決算時の実質収支10億3,000万円を1億6,000万円も上回るこの黒字額は史上最高額であり、市税約128億9,000万円のうちの約8.8%に当たるものです。歳入決算では、市税1億3,451万2,165円、地方消費税交付金6,863万4,000円、地方交付税5,992万6,000円、財産収入1,046万9,024円、寄附金2,271万1,190円、諸収入3,385万2,747円など、約3億9,800万円が予算よりも増となっています。  逆に予算で想定していたよりも収入額が大きく下回ったのは、国庫支出金5,678万7,597円、県支出金3,510万3,731円、市債2億7,560万円などで、これは市民生活に使えるはずの資金に回さなかった結果でもあり、決算時の8億4,898万249円という多額の不用額の反映とも言えるものではないでしょうか。この決算額は、決算時の不用額は7億1,708万4,946円であった27年度決算を約1億3,000万円上回っています。  春日市は市職員も多くない中、予算を無駄に使わないようきちんと検証しながら、環境にも十分配慮され、健全な財政運営を誠実に執行されていることは存じております。しかしながら、これらの不用額が年度中に整理され、有効に活用されていれば、市民の要望にもっともっと多く応えることができ、市民生活向上にさらに貢献したであろうと確信します。  春日市は福岡市のベッドタウンとも言われ、その地域性で全国から人々が集まり、逆に他の地域への移動、または帰っていくという出入りの激しいまちです。市の財政は市民のためのものです。将来のためにため込むのではなく、可能な範囲で現在春日市で生活している住民のためにさらに有効に使うべきとの見地から、平成28年度歳入歳出決算認定に対する反対討論とします。 49: ◯議長金堂清之君) 11番、竹下尚志議員。 50: ◯11番(竹下尚志君)〔登壇〕 11番、竹下尚志でございます。  私は、第66号議案「平成28年度春日市一般会計歳入歳出決算認定について」、賛成の立場から討論を行います。  平成28年度の春日市一般会計の決算は、歳入総額が前年度比92.0%で約29億1,200万円の減収、歳出総額が前年度比89.5%で約36億9,000万円の減額となっております。歳入歳出ともに予算規模が縮小しておりますが、これは大型事業の総合スポーツセンター整備事業が前年度で完了したことが大きな要因であります。  一般財源等の総額を見ますと、市税や寄附金などの増により、前年度と比べて約6億8,800万円の増収となっておりますので、安定的な財政運営を行うことはできたものと理解いたしております。  歳入においては、大幅な収入増は期待できない情勢にあって、ふるさと納税の取り組みを強化し、寄附金の大幅な増収を実現しております。これは自主財源の増加であり、安定的な行政運営を行うことに寄与するものでありますので、この結果は特に評価できる点であると考えております。  また、歳出においては、扶助費を初めとする社会保障関連の経費が大きく増加し、公共施設の更新費用等がかさむ一方で、新たな借り入れの抑制と借入金の着実な返済により、公債費を年々縮減してきております。長期的な視野を持って歳出の増加をできる限り抑えるための努力は認められます。  平成28年度の主な事業を挙げますと、高齢化への対応として、介護保険及び後期高齢者医療の特別会計への適正な繰り出し、公共施設の老朽化・長寿命化等の対策として、市営住宅の建てかえや小学校の耐震補強工事、市の未来への投資として、連続立体交差事業や西鉄春日原駅周辺整備事業、子育て支援対策として私立保育園等への委託や公私連携保育所の施設整備、将来の財政需要に備えての各種基金への積み立てなどが実施されております。  このように、この決算報告では、本市におけるそれぞれの課題に対応するための的確な予算配分と適正な予算遂行が行われたことを示しているものと考えます。  財政指標を見ても、財政構造の弾力性をあらわす経常収支比率87.4%となり、前年度と同水準で弾力的な財政運営が行われたことをあらわしております。  また、財政健全化法による四つの健全化判断比率のうち、借入金返済の負担の大きさをあらわす実質公債費比率1.9%となり、前年度から0.7%改善されております。その他の三つの比率については、該当なしということであり、本市財政の健全性が高い水準で維持されていることが数値の上からも客観的に示されております。  以上のことを踏まえた予算執行の結果として、実質収支が約11億1,000万円の黒字となっております。この黒字は、繰り越された上で次年度の予算として全額が有効利用される財源であり、また、不測の事態などが生じた場合の弾力的な財政運営に資するものでありますので、私は大切な役割を持った必要額であると認識いたしております。  しかし、その一方、黒字額はふえればいいというものではありません。より早いタイミングで市民に還元するという観点からは、執行部には黒字額の適正な範囲について、その都度しっかりと見きわめていただきたいと思っております。  この先、2025年問題を初めとして公共施設の老朽化や高齢化、人口減少社会への対応等、支出の増加が見込まれる分野は明らかになっております。また、国の財政状況が厳しいことから、今後、地方交付税が削減されることも予想されます。執行部におかれましては、このような状況を十分認識され、市民サービスの低下を招くことなく、限られた予算を効率的・効果的に執行されますとともに、将来への備えなど、中長期を見据えた上で、健全な安定した財政運営を実行されるよう強く要望し、賛成の討論といたします。 51: ◯議長金堂清之君) ほかに討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 52: ◯議長金堂清之君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。  第66号議案「平成28年度春日市一般会計歳入歳出決算認定について」、決算審査特別委員長の報告は認定であります。  本議案について、認定することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 53: ◯議長金堂清之君) 賛成多数であります。よって、第66号議案については認定することに決定いたしました。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌────────────────────────┐  │日程第5 第2号意見書案の上程、質疑、討論、採決│  └────────────────────────┘ 54: ◯議長金堂清之君) 日程第5、第2号意見書案を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  地域建設委員長、岩切幹嘉議員。 55: ◯地域建設委員長(岩切幹嘉君)〔登壇〕 17番、岩切幹嘉でございます。  第2号意見書案「道路整備に必要な予算確保に関する意見書について」、上記の意見書案を別紙のとおり提出する。  平成29年9月25日。提出者、地域建設委員長岩切幹嘉。  提案理由でございます。道路は人々の生活を支える基礎的な社会資本であり、地域間の交流、連携、地域産業の発展を図る上で必要不可欠な社会基盤であります。しかし、現在、道路事業においては、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律、以下道路財特法という、この規定により、交付金事業の補助率等がかさ上げされているが、このかさ上げ規定が平成29年度までの期限措置となっております。よって、必要な道路整備に対する財源を確保すること、道路財特法による補助率等のかさ上げ措置について、平成30年度以降も現行制度を継続することを求めるため、意見書を提出するものであります。  なお、案文につきましては、お手元に配付いたしておりますので、御一読の上、御賛同のほうをよろしくお願いいたします。 56: ◯議長金堂清之君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。  第2号意見書案に対し、質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57: ◯議長金堂清之君) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終結いたします。  次に、春日市議会会議規則第37条第2項の規定により、第2号意見書案の委員会付託を行わず、これより討論をお受けいたします。  討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯議長金堂清之君) 討論なしと認めます。  これをもって、討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。  第2号意見書案「道路整備に必要な予算確保に関する意見書について」、原案のとおり可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 59: ◯議長金堂清之君) 全員賛成であります。よって、第2号意見書案については原案のとおり可決することに決定いたしました。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌──────────┐  │日程第6 議員の派遣│  └──────────┘ 60: ◯議長金堂清之君) 日程第6、議員の派遣についてを議題といたします。  お手元に配付いたしております「議員の派遣について」のとおり、春日市議会報告会を平成29年11月8日及び11月10日に開催します。  お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び春日市議会会議規則第165条第1項の規定に基づき、「議員の派遣について」のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 61: ◯議長金堂清之君) 御異議なしと認めます。よって、「議員の派遣について」のとおり、議員の派遣をすることに決定いたしました。                ──── ─ ──── ─ ────  ┌──────────────────────────┐  │日程第7 議会閉会中における各委員会の調査事件の付託│  └──────────────────────────┘ 62: ◯議長金堂清之君) 日程第7、議会閉会中における各委員会の調査事件の付託についてを議題といたします。  各委員長から、地方自治法第109条第8項の規定に基づき、お手元に配付いたしておりますとおり、議会閉会中における各委員会の調査事件の付託の申し出があっております。  お諮りいたします。  各委員長から申し出のとおり、議会閉会中の調査に付することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 63: ◯議長金堂清之君) 御異議なしと認めます。  よって、議会閉会中における各委員会の調査事件につきましては、お手元に配付いたしておりますとおりに付託することに決定いたしました。  以上をもちまして、今期定例会の日程を全て終了いたしました。  これにて、平成29年第3回春日市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 閉会 午前11時28分  地方自治法第123条第2項及び春日市議会会議規則第88条の規定により下記に署名する。                              平成29年9月25日                   春日市議会議長      金 堂 清 之                   会議録署名議員(5番)  松 尾 徳 晴                   会議録署名議員(6番)  白 水 勝 己...