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  1. 春日市議会 2017-09-07
    平成29年地域建設委員会 本文 2017-09-07


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開会 午前10時00分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(岩切幹嘉君) 全員出席であります。ただいまから、地域建設委員会を開議いたします。  初めに本定例会の委員会会議録の署名委員を指名いたします。署名委員に松尾委員を指名いたします。  次に、本定例会中の審査の日程について申し上げます。  本日は、まず都市整備部関係の第58号議案、それから第59号議案及び第74号議案の審査を行いまして、その後に第61号議案、平成29年度の一般会計補正予算(第3号)について関連の説明をお受けしたいと思います。そして、その後に第70号議案、第65号議案の審査、そして報告事項第2号について説明を受けたいと思います。  配付いたしております日程案の順序とはちょっと異なりますが、下水道関係の議案を最後にまとめたいと思いますので、よろしくお願いいたします。そして、最後に全ての審査が終了した後に、委員のみで意見書の取り扱いについての協議を行いたいと思います。  そして、あすの9月8日は、地域生活部関係の第71号議案、第70号議案の審査を行いまして、その後に第61号議案、平成29年度一般会計補正予算(第3号)について関連説明をお受けしたいと思います。  また、11日は審査の予備日となっておりますが、本日及びあすの二日間で議案等に関する審査が全て終了した場合は休会といたしますけども、そのときに、いろいろ説明の不十分な部分であるとか、また資料が必要な部分で説明をお受けする場合につきましては、この11日は審査の日程に充てたいと思いますので、そのときはよろしくお願いいたします。  それでは、ただいまから都市整備部関係の議案審査を行います。  委員並びに説明員の皆様に申し上げます。発言の際は挙手で発言を求めて、委員長の指名を受けた後に簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは、第58号議案「春日市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。説明員の説明を求めます。黒田部長。 2: ◯都市整備部長(黒田一輝君) おはようございます。都市整備部です。よろしくお願いします。  始める前にですね、本日、説明員補助として、下水道課職担当白石課長補佐の同席の許可をいただいてよろしいでしょうか。 3: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい。 4: ◯都市整備部長(黒田一輝君) ありがとうございます。それでは、本日は先ほど委員長がおっしゃられたとおりですね、当委員会に付託されております関連の議案はですね、条例案件2件、その他の案件1件、下水道事業会計補正予算、決算会計の案件、計5件でございます。加えまして関連説明として一般会計補正予算、また報告事項1件を説明させていただきます。  それでは順次、下水道課長から説明申し上げます。 5: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 6: ◯下水道課長(田中豊隆君) 第58号議案「春日市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」説明いたします。  議案書は7ページから8ページ、議案の要旨は2ページの下段でございます。新旧対照表は2ページから3ページでございます。それでは、議案の要旨で説明いたします。
     改正の趣旨は、地方自治法の一部改正に伴い、所要の規定の整備を図るものでございます。改正の内容の一つ目は、地方自治法の一部改正に伴い、引用条項の異動が生じたものです。  新旧対照表の2ページをお願いします。 7: ◯委員長(岩切幹嘉君) どうぞ。 8: ◯下水道課長(田中豊隆君) 第8条中、地方自治法第243条の2第8項を第243条の2の2第8項に改めるものです。これは、このたびの地方自治法の一部改正により、地方自治法第243条の2の規定が新設され、これまで地方公営企業法第34条において準用していた地方自治法第243条の2の規定が、第243条の2の2へ異動したことによるものです。  二つ目は、その他所要の規定の整備でございます。新旧対照表の2ページから3ページをお願いします。  第9条から第11条において下線の箇所を改正するものです。これは最近の国の法令改正等で整理されているもので、本市も条例改正の機会に合わせて適宜改正しているものです。  議案の要旨の2ページをお願いします。  最後に施行期日でございます。上記2の(2)が交付の日で、上記2の(1)が「地方自治法」の改正に合わせ、平成32年4月1日でございます。なお、この改正による本市下水道事業への影響はございません。  以上で第58号議案の説明を終わります。 9: ◯委員長(岩切幹嘉君) 第58号議案について、質疑のある方はお受けしたいと思います。  與國委員。 10: ◯委員(與國 洋君) 内容じゃないんですけどね、手続上の話ですけども、既に自治法は29年の改正で改正されてる。それに基づいて行われているのに、引用条項については32年4月1日というのは、どういう理由なんですか。 11: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 12: ◯下水道課長(田中豊隆君) 地方自治法の一部改正をする法律、これが平成29年6月9日に交付されて、本改正部分について平成32年4月1日から施行されるということを受けて、地方自治法の改正に合わせて施行を行うということにしたものです。 13: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 14: ◯委員(與國 洋君) そうすると、改正内容のその他の所要の規定の整備というのは、自治法の改正の部分とは全く関係ない内容なんですか。 15: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 16: ◯下水道課長(田中豊隆君) 関係のないところでございます。 17: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 18: ◯委員(與國 洋君) この項目があるから今回の議案に上げたんですか。別にそんなに慌てて出すことないんじゃないかと。第9条から第11条の改正があるからというのではわかったんですけど、じゃあ、第9条から第11条までの改正ってどういう内容なんですか。ただ言葉が、ここに書いてある各号が消えたり、それだけなんですか。 19: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中下水道課長。 20: ◯下水道課長(田中豊隆君) 第9条から一つずつ御説明しますと、まず第9条のほうが支払いというふうになっておりますけども、その送り仮名を、国のほうがこういうふうな形で送り仮名を削除するということで、そういった今の流れというようになっておりますので、それに合わせて今回整備をさせていただいております。第10条のほうも各号の削除をさせていただいているのも同じ理由でございます。第11条もそうですね、第10条第2項の「あっせん」のほうも平仮名ということで。 21: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃあ、第9条から第11条まで全部文言の整理ですか。 22: ◯下水道課長(田中豊隆君) 文言の整理になります。 23: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃあ、ちょっと補足説明、白石課長補佐。 24: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 平成22年にですね、常用漢字表の告示がありまして、それに伴って法令における漢字使用等についてという内閣の訓令があります。こちらを受けてですね、支払いという振り仮名の「い」をとるとかですね、そういうふうな指示がありまして、条例については、この22年以降ですね、改正があったそのときに合わせて文言の整理をさせていただいているということになります。 25: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 26: ◯委員(與國 洋君) わかりました。 27: ◯委員長(岩切幹嘉君) いいですか。ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、ないようでございますので。  続きまして、第59号議案「春日市都市緑地保全基金条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。樺島都市計画課長。 29: ◯都市計画課長(樺島義隆君) それでは、第59号議案「春日市都市緑地保全基金条例の一部を改正する条例の制定について」を説明いたします。  議案書は9ページから10ページをお願いします。議案の要旨は3ページでございます。新旧対照表は4ページから5ページでございます。それでは、議案の要旨で説明をいたします。要旨の3ページの上の段でございます。  改正の趣旨は、春日市都市緑地保全基金を有効に活用することにより、良好な都市環境の形成に資するため、基金の使途を拡充するものです。当基金は、もともと特別緑地保全地区の保全を推進するための事業に活用を図ってきたものです。しかし、本市にある2カ所の特別緑保全地区については用地取得が完了をしております。現在3億1,344万5,000円の基金残高がありますが、この先、保全に要する費用は当面、維持管理費のみと限られているものです。都市化が進んだ本市においては、良好な都市環境の形成に向けて、今後さらに緑豊かな憩いの空間を充実させる必要があると考えております。このため、都市公園の整備についても使途を拡充し、当基金の有効活用を図るものです。  次に、改正内容は3点でございます。1点目は題名の変更で、基金の使途拡充に伴い、題名を「春日市都市緑地保全等基金条例」に変更するものでございます。改正の2点目は、第1条及び第6条について、基金の使途を拡充する内容として、都市公園の整備に関する事業を追加するものでございます。改正の3点目は、その他所要の規定の整備でございます。  詳しくは新旧対照表の4ページをお願いいたします。  まず、題名につきまして、表の右側のとおりに改正をするものでございます。次に、第1条の設置につきましては、使途拡充のために、表の右側のとおり、都市公園法に規定する都市公園の整備について追加をするとともに、所要の規定の整備として条文の整理を行っているものでございます。次に、第6条の処分につきましては、処分対象事業として都市公園の整備に関する事業を追加することに伴い、次の5ページになりますけれども、5ページを見ていただきますと、表の右側のとおり1号、2号ということで号立てをして明示をしているものでございます。なお、施行期日については平成30年4月1日でございます。  以上になります。 30: ◯委員長(岩切幹嘉君) ただいまの第59号議案についての質疑をお受けしたいと思います。  中原委員。 31: ◯委員(中原智昭君) まず、現在の2カ所、全員協議会で聞いたかもしれんですけど、もう一度、今の特別緑地保全地区2カ所というのはどこですか。 32: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 33: ◯都市計画課長(樺島義隆君) まず1カ所目が、春日1丁目にある春日の森特別緑地保全地区でございます。それから2カ所目が、弥生2丁目にある弥生の森特別緑地保全地区でございます。 34: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 35: ◯委員(中原智昭君) ここの、今まで土地緑地保全基金というのが約3億1,000万円ぐらい余っていると。それを都市公園の整備にも回したいという趣旨なんでしょうけども、整備というのが、どこまで整備に当てはまるのか。例えば植木の剪定とか、例えば都市公園の遊具を入れるとかというところまで整備に当てはまると。 36: ◯委員長(岩切幹嘉君) それでは、都市公園の整備に関する事業の範囲について、樺島課長。 37: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 現在のところはですね、細かいそういう維持管理的なものではなくて、基本的には公園の新設とかですね、全面的な大規模な改修等を考えております。  新規としてはですね、今、借地があるところを解消するための代替の公園であるとか、未供用の箇所の公園等を考えているところでございます。それ以外の、通常のそういう植木とか、お尋ねの件については対象外と考えておるところでございます。 38: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 39: ◯委員(中原智昭君) 都市公園というのは、かなり箇所数あるでしょうけど、春日市都市緑地保全等基金条例に変えて、都市公園の整備に関するということですけど、今、新設の部分で使おうと考えてあるんですけど、将来的には、そういう整備まで入ってくる可能性というのはあるわけですか。 40: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 41: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 今現在ある公園につきましては、ほとんどが、どちらかというと昭和の時期に整備された公園が多い状況でございますので、今後はですね、やっぱり地域のほうから全面的な改修といいますかリニューアルとか、そういう要望がですね、出ることも予測されてきますので、全面的な改修であれば、この基金をもってですね、したいと考えております。 42: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員、いいですか。はい、中原委員。 43: ◯委員(中原智昭君) それともう一つ。今まで春日の森と弥生の森ということで、そこに特化して使われてた基金だったんでしょうけど、例えば、ここの二つは、もうこれ以上整備する計画はないという考えですか。 44: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 45: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。今の現在2カ所については現状を維持するのみと考えております。 46: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 47: ◯委員(中原智昭君) じゃあ維持費についてはこの基金が使われる。 48: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 49: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。今現在やっているような除草とか剪定とか、そういう維持のほうは、まだこの基金は当然残して、使っていきます。 50: ◯委員(中原智昭君) わかりました。 51: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございますか。與國委員。 52: ◯委員(與國 洋君) まず維持管理のみに使うという状況になるということはですね、維持管理ということは恒常業務だから、毎年の予算の中から使うのが原則だと思うんですよ。だから、まず必要なくなったんではないんですか、この緑地の基金が。だから基金を廃止しなきゃいけないんじゃないですか、逆に言えば。  そして、公園の整備をするために必要、整備というのが、もし大々的な整備、未整備の公園をつくるということになれば、そちらの基金をつくればいいんじゃないんですか。基本的に廃止しないとおかしいものじゃないんですか。通常の整備に基金を使わないちゅうんでしょう。なら、必要なくなったんでしょう。今言われた、維持管理のみというふうに言っておられるんだから、課長。基金の目的はなくなったんじゃないんですか。 53: ◯委員長(岩切幹嘉君) 主旨わかりますか。じゃあ樺島課長。 54: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 維持管理も含めてですね、当然、2カ所の緑地保全地区は保全をするという目的で基金を設置しておりますので、今後もその保全は継続をしていくということで基金のほうは残しているという趣旨でございます。 55: ◯委員長(岩切幹嘉君) この維持管理費の用途は、ここで本当に使っているのかということです。 56: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。要素も含めて当初基金のほうは設立をしておるところでございます。 57: ◯委員長(岩切幹嘉君) 活用をちゃんとしているのかということです。維持管理費、この基金、ちゃんとそれは用途として使っているのかという。使っていなければ必要がないじゃないかということですが。樺島課長。 58: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 先ほど中原委員からありましたように、現在も維持管理費に、しっかりとこの2カ所に、この基金をですね、充てておりますので、目的に合致して使っているところでございますので。今後もそれはきちんと残して保全を、この基金を使って保全していくという趣旨から基金は廃止していないと。 59: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 60: ◯委員(與國 洋君) 本当ですか。維持管理に使ってますかね。現実は、例えば、この整備の維持管理のために基金を取り崩して使った形になってますかね、毎年の予算が。 61: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 62: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 毎年ですね、予算の中でですね、執行しております。ここ最近の直近5カ年でもですね、平均で約300万円ずつぐらい基金を取り崩してですね、維持管理費のほうに充てております。 63: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 64: ◯委員(與國 洋君) ちょっと私もそこまで確認できなかったので。じゃあ、毎年の整備のためにはこの基金を落として、取り崩して充当しているということで、まずいいんですね。 65: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。 66: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 67: ◯委員(與國 洋君) もう一つは都市計画で、今、中原委員が質問された何に使うんですかということになると、こういうふうになってくると、先ほど言われた公園の整備、これは該当しないって言われましたよね。小さな整備は今回も補正予算で組んでおられますよね。こういうのには使わないわけですか。そうすると、考え方が違ってくるんじゃないんですか。緑地については維持経費に使います。都市公園については維持経費に使わないと言ったら統制がとれないんじゃないですか。大規模な改修や全面的な改修、未整備に使うというふうなことを言われるということは、日々の整備には使わないということでしょう。たら、その辺の不一致が生じるんじゃないんですか。その辺はどのようにお考えなんですか。 68: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 69: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 都市公園の維持管理費につきましては、もともと市の予算の中でですね、確保しながら使っておりましたので、今回の公園の整備に関しましては、市の内部で協議した中で、整備のみに充てようということで。余り当初の緑地保全の基金を大きくですね、内容をといいますか、金額を、都市公園のほうにウエートを余りにも大きくしないようにですね、整備のみに今回は、公園のほうは限ったところでございます。 70: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 71: ◯委員(與國 洋君) それはそうかもしれませんけど、それはこの規則から読み取れないんじゃないですかっていうところなんですよね。そこを整理しないといけないんじゃないですか。少なくとも使い方については、そういう整理だけは、皆様の中ではきちっと持っとかないといけない部分があるんじゃないですかね。 72: ◯委員長(岩切幹嘉君) この都市公園の整備に関する事業というのが新設されてますよね。だから、この部分のいわゆる範囲というか、そこの用途をしっかりもう一度説明を。皆さんにわかるようにですね。樺島課長。 73: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 都市公園の整備に関する事業の内容ということでございますけれども、現在、市のほうで土地があって、まだ未整備の公園、未供用の公園の整備、それから先ほど言いました借地が2カ所ございます。なかなかこれまでもお願いしておりますが、実際に購入が難しい場合には、近接して代替の公園を新たに設けたいということが2点目。それから、先ほど言いました、今後、地元から大規模な改修等の要望が上がった場合など、主にこのような大きな要素の公園の改修とかですね、そういうものに充てていきたいというふうに考えております。 74: ◯委員長(岩切幹嘉君) だから、まずそれに該当しない小さなものについては。 75: ◯都市計画課長(樺島義隆君) それに該当しない、常々あっている地元からの要望とか苦情とか、一般的な小さいものにつきましては、現在ある枠予算を持っておりますので、そういう維持管理につきましては、現在の既設予算の中で今後も対応していきたいと考えております。 76: ◯委員長(岩切幹嘉君) 今言われた大きく2点の内容が、この都市公園整備に関する事業の内容であるということでよろしいですか。 77: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。 78: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか、皆さん。中原委員。 79: ◯委員(中原智昭君) 今の説明だと、もう要は使う用途が決め打ちされているようなイメージでとったんですけども、もうどこか決まってるんですか。新設というか、基金の都市公園の整備に関しての。 80: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 81: ◯都市計画課長(樺島義隆君) まず未供用の公園といいますのは、1カ所、今、白水ヶ丘にございます白水ヶ丘東公園、こちらが区画整理事業で帰属を受けておりますけれども、もう長いこと未供用のままになっておりますので、早く供用をしたいというのが一つございます。  それから、借地をしているところが2カ所ございます。具体的に言いますと井の尻公園と上白水公園、この2カ所につきましてはですね、なかなか買収が困難な状況になっていますので、この2カ所についても早く解消をしていきたいというふうに考えております。 82: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 83: ◯委員(中原智昭君) その3カ所、特に井の尻公園、上白水公園というのが、その借地になっているところを解消するということは、3億1,000万円余りで足りるんですか、本当に。 84: ◯委員長(岩切幹嘉君) 予算的に足りるのかというのは、例えば、それが全額その目的じゃなくて、何かの形で充当するようなことなのか、それも含めて。樺島課長。 85: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 恐らく3カ所もしするとすればですね、もちろん全額は不足だと思います。ただ、やはり少しでもその一部としてですね、どうしても眠っている基金を有効に活用するために、一部に充当させていただきたいという考えでございます。 86: ◯委員長(岩切幹嘉君) 一部充当というね。
    87: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。 88: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 89: ◯委員(中原智昭君) もともとこの基金をつくったときというのは、これ、市がつくった基金ですか。 90: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 91: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。市のほうで平成7年につくっております。 92: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 93: ◯委員(中原智昭君) それ、例えば春日の森とか弥生の森とかというのに対しての基金をこういうふうに拡充するということに対して、地域の同意とかというのは別にとらなくていいんですか。 94: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 95: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。もともとこの基金の原資といいますのは寄附金でございますので、特に何かに限定とかいう条件があったわけではございませんので、地元とかの同意という必要はないというふうに考えております。 96: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 97: ◯委員(中原智昭君) そのもともと寄附金ならなおさらのこと、結局こういうのにも広げていきたいということは伝えとったほうがいいんじゃないですか。そこのところの考えはどうでしょうか。 98: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 99: ◯都市計画課長(樺島義隆君) この寄附金につきましては、もともと区画整理組合から、地元からの寄附ではなくてですね、区画整理組合の剰余金という形での寄附を受けておりまして、現在では、組合のほうは既に解散してなくなっています。あくまでも地元からもらったという寄附金ではございませんので。  ちなみに、ちょっと金額的なもので申しますとですね、基金につきましてはですね、区画整理組合のほうからは約4億3,800万円の寄附を受けております。しかしながら、それ以上の実際には投資もですね、しているところでございます。これはあくまで参考でございます。 100: ◯委員(中原智昭君) わかりました。 101: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃあ、この組合から寄附を受けて、その該当する組合に対しては報告の義務はないということでよろしいんですか。樺島課長。 102: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 既に組合は解散しております。 103: ◯委員長(岩切幹嘉君) 解散してるし、仮に現存したとしても。 104: ◯都市計画課長(樺島義隆君) あくまでも寄附金ということで。 105: ◯委員長(岩切幹嘉君) 寄附金の扱いは、そういうことになっているということでいいですね。 106: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。当然、寄附はそういう趣旨だとは考えておるところでございます。 107: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員、いいですか。 108: ◯委員(中原智昭君) はい。 109: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 110: ◯委員(與國 洋君) 私はだから二つのことをちょっと処置をしないといけないんじゃないかと思ってですね。新たにそういう基金を使うという、使う項目をふやすとなったら、何に使うかということを、単なる我々に口頭説明ではなくてきちっとしたものをつくる、計画をつくるというふうなことをしないと、基金を集める目標も不明確になってしまう。それこそ余った金を入れる受け皿だけになってしまうということと。それは明確にしなきゃいけないというふうに私は思っております。  もう一点は、公園の整備、単なる普通の整備ですね、今回も補正予算を組んでいます。こういうものには使わないと言われて、枠予算の中でやるということは、今後は枠予算ということは最初に決めちゃうから、年度当初で整備を決めて、追加整備というのはなくなるというふうなことでいいんですか。そのためには……。 111: ◯委員長(岩切幹嘉君) ちょっとごめん。枠予算を……。 112: ◯委員(與國 洋君) 枠予算の範囲内で実施すると言われたでしょう。公園の整備を。 113: ◯委員長(岩切幹嘉君) これ以外ですね。これ以外の整備。 114: ◯委員(與國 洋君) うん。そうすると、これ以外、今回補正予算でぼんと出てきますよね。そのとき、そういうことは対応しきれなくなる。そのときはもう対応しきれなくなるという考え方でいいんですか。 115: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 116: ◯都市計画課長(樺島義隆君) まず1点目の基金の用途につきましては、しっかりと財政課のほうとも調整をいたしております。そういう整備の方向性に合わせてですね、新たなですね、基金が、何と言いますか、ただためるだけとかではなく、状況に応じてですね、基金については積み立てをしていくということで、財政課のほうとはしっかりと調整をしております。だから、基金についても余りにも使途をですね、広くとるんではないという考え方で今回出させていただいております。  それから、2点目の枠予算につきましては、当然、当初で計上した分で、もう補正しないのかということではなく、もちろん地元からとかの要望等ですね、たくさんございますので、それに応じてですね、今後も補正予算でしっかり対応していきたいと考えております。 117: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。與國委員。 118: ◯委員(與國 洋君) 一つずつ言わんと怒られちゃうから済みませんけど。まず、財政課と決めてるというふうなことを言われましたが、これは執行部側の文書なり調整だろうから我々の目には見えない部分もあるかと思いますが、それは何か要綱とか規則とか、そういうのを整備するというものの考え方ですか。それとも、行政上に調整したことに基づいて動くという考え方なんですか。 119: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 120: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 特にそういう要綱等を今回決めるという予定はございませんけども、財政課のほうと調整をした中で、そういうふうに基金を使っていこうと、調整していくということで話をしているということでございます。 121: ◯委員長(岩切幹嘉君) 今のこの都市公園の整備に関する事業は、先ほど言われた大きな2点があって、この内部協議をやっていくこの後に、その範疇が変わる可能性もあるということですか。その解釈というか。  だから、今、與國委員が言っているのは、そういう具体的なものを何かの形で示すべきやないかということですけども。この事業という区切りですけども、これはそのときに応じて範疇が決められるような表現になっているのかというのを、ちょっとそこを。だから、可能性としてですよ、今2点の用途の説明がありましたけども、今後、内部協議をやっていく上で、この範疇が大きく広がるとかいうことも考えられるのかどうか。樺島課長。 122: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 現在の基金の額からすれば、今後ですね、用途を変えて広げていくとかいうことはですね、恐らく難しいと考えていますので、今考えている内容で今後もですね、基金の用途に。 123: ◯委員長(岩切幹嘉君) いや、可能性としてです。 124: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 可能性としては、現時点ではないというふうには考えておるところでございます。 125: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 126: ◯委員(與國 洋君) 基金の整備については、やっぱり処分の方法まできちっと書いて規定しているんですよね。それは大きな項目でぼんとやっているけども。だから、目的はきちっとしとかないと、状況によってころころ変わるという問題ではないと思うんです、今言われたとおりにですね。だから、その辺のところはきちんと調整をしとかないと、使い方も不明確になってしまうし、ため方も不明確になるというふうな形になって、単なる受け皿みたいになってしまうという可能性があるというふうに思います。そこはきちっと統制してもらいたいとまずは思いますが、いかがでしょうか。 127: ◯委員長(岩切幹嘉君) 補足説明で、黒田部長。 128: ◯都市整備部長(黒田一輝君) 與國委員の御質問、もっともなことだと思っています。  先ほど言いましたように、主な目的として二つ、三つぐらいあったんですが、この具体的なあれについてはですね、もちろん9月でいただいて、当初予算等できちんと計画的にですね、お示しできたらなと思っています。  基金の扱いについても、これは市だけではなくて、全国でもこういう動きのない基金についてはですね、やっぱりきちんとしなくちゃいけないというのがありますので、これはもう市全体で考えておりますので、使途については、ちゃんと明確に今後していきますので、よろしくお願いします。 129: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 130: ◯委員(與國 洋君) もう一点のほうの枠予算というものの考え方ですけども、じゃあそれは今のところ枠予算という考え方はあるかもしれないけれども、それは別に固定されたものではないということだと思うんですよね。  先ほど枠予算の範疇内で実施すると言われたから、今後はこんな整備がなくなるなというのは、これは逆に市民にとっては困るなという印象を持ったんですよ。そこだけは取り消してもらってですね、公園の従来の整備というのは、当初の計画と緊急にも応じた経費は、一般予算というか、今までの考え方で許す範疇で処置をするというふうにやってもらわないと、ちょっと心配があったもので、ちょっと確認をさせてもらいましたけども、いかがですか。 131: ◯委員長(岩切幹嘉君) そこら辺、もう一度確認のために。じゃあ、樺島課長。 132: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 先ほどちょっと私のほうが予算の、枠予算の範疇でというところにつきましては訂正をさせていただきます。枠予算につきましては、今後もですね、そういう地元要望等、緊急性とかに応じまして、随時これまでどおり対応はしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 133: ◯委員長(岩切幹嘉君) 整備の活用、有効活用は大いに結構ですけども、いろいろ委員さんの意見が出ているように、その用途につきましては、やっぱり所管としての説明責任をいろんな場所で果たしていくことをちょっと、皆さんの意見なので、そこら辺はよろしくお願いします。  ほかにございませんか。松尾委員。 134: ◯副委員長(松尾徳晴君) 僕の頭は、今のをずっと聞きよって、ちょっと自分でも思ったことをちょっと整理しましたので聞いて、間違っているところがあったら教えてください。  基金等になって、これはなぜかというと、現在はですね、弥生の森と春日の神社の森ですね、これをしてた。ところが、予算のあれが、基金がすごくお金がたくさんある、これにしてはね。3億何ぼある。それから、弥生の森とあれについてはそんなに要らない、お金が。だから、ほかのところにも、他の公園にも使うよと。その、他の公園というのは、都市公園ということに絞り込んだということですよね。その都市公園はどんなのがあるかというと、上白水と小倉の井の尻公園ですね。井の尻っておっしゃった。それと白水ヶ丘、これについては整備をやると。そして、ここについては、都市公園については管理はやらないけど整備をやるということでしょう。そんなニュアンスで僕は聞いてたんですけど。 135: ◯委員(野口明美君) 新規。 136: ◯副委員長(松尾徳晴君) 新規……。新規って都市公園は新規ですから。都市公園は今までしてないからですね。都市公園は新規ですから、そういうことをちょっと皆さんの意見であったんですけど、それで大枠間違っているところがあったら、ちょっと教えていただきたいというか。 137: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 138: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 今、松尾委員のおっしゃられるとおりでよろしいかと思います。 139: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 140: ◯副委員長(松尾徳晴君) ただ、整備と管理ですね。これがちょっと僕自身は。管理というのは剪定したり、いろいろ小っちゃなこと。整備は全体を購入するとかいろいろやるという、そういう分け方を考えてあるんですよね。区分の仕方。 141: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、樺島課長、この維持管理と整備の文言について。 142: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 整備はあくまでも最初に用地を確保して、供用できる公園を整備するまでというふうに考えております。 143: ◯副委員長(松尾徳晴君) わかりました。 144: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。 145: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい。ありがとうございました。 146: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんか。與國委員。 147: ◯委員(與國 洋君) その整備というのは、今言われた整備はそれですというけども、日本語だから、整備って幅が物すごく広い言葉だから、非常に難しいところがありますよね。今言われたようなことの整備といったら、都市公園整備事業なんていうのは、その中に入らないんですよね、そういうことをすれば。  だから、ちょっとその整備そのものの内容は、今、松尾委員が考えておられる範疇と皆さんの考えておられる範疇の同じ整備という言葉の中でも違うと思うんですよね。だから、一番私思っているのは、保全の中には一生懸命日々の整備も入れてる、公園のほうの中についての整備の中には恒常的な整備、臨時的な整備については入らないというところが非常に、二つのものが混在しているというところが、ちょっと非常に懸念を持っているのが大基本だから、ちゃんと計画をつくってくださいよと。計画を立ててくださいよというところが重要だというふうに思っております。お願いしたいと思います。 148: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 149: ◯副委員長(松尾徳晴君) ちょっともう一点聞きたい。整備費と管理費ときちっと分けたあれがあるんですかね。整備費はどげなもんだ、管理費はどんなもんだ。例えば、費目でいろいろずうっとあるのは、役務費はどんなのに使うとかあるじゃないですか。それとはちょっと違うんでしょうけど、整備費と管理費というのは、きちっと分けたあれがあるんですよね。 150: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 151: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。予算上には、きちんとそういうふうな整理されております。 152: ◯副委員長(松尾徳晴君) だから、それにのっとってやるということですよね。 153: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 154: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい、そのとおりでございます。 155: ◯委員長(岩切幹嘉君) これについて、だから意識のずれはないということで、所管の方々はそれについては同一見解をちゃんと持っているということでよろしいんですね。樺島課長。 156: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。当然、財政課とも事前にしっかりと調整をさせていただいて、同じ考えで考えております。 157: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃあ、今後また、今後の機会のときに、そこへんの文言の説明もまたしっかり受けながら。今回はこの整備に関する事業の範囲がそこの範囲でやるということでございますので、よろしゅうございますでしょうかね、この件につきましては。  じゃあ、ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 158: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにないようでございましたら、これをもって質疑を終結したいと思います。  では、続きまして、第74号議案「自動車駐車場の指定管理者の指定について」を議題といたします。渡邉道路管理課長。 159: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 第74号議案「自動車駐車場の指定管理者の指定について」でございます。議案書は32ページから33ページ、議案の要旨は11ページでございます。それでは、議案の要旨で御説明いたします。  平成29年3月議会での条例改正を受け、公募による選考を進めていましたJR春日駅前駐車場の指定管理者公募について、平成29年7月21日に開催した公の施設指定管理者導入検討委員会において面接審査を行い、記載しておりますタイムズ24株式会社を指定管理者候補者として選考いたしました。  つきましては、同社をJR春日駅前駐車場の指定管理者に指定するに当たり、「地方自治法」第244条の2第6項の規定により、市議会の議決を求めるものでございます。また、指定期間は平成30年4月1日から平成35年3月31日までの5年間といたします。なお、お手元にJR春日駅前駐車場の指定管理者候補の選考結果をお配りしておりますので、審議の参考資料に御利用ください。  説明は以上でございます。 160: ◯委員長(岩切幹嘉君) 第74号議案についての質疑をお受けしたいと思います。渡邉課長。 161: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 今、口頭で御説明いたしました部分が、1番から5番目でございます。  6番目に、選考基準という形で五つの選考基準というものを基準としております。一つ目が団体の業務遂行能力、これを20点。2番目の質の高いサービス提供、これを20点。そして3番目、業務運営、これが25点。4番目、施設管理、これが10点。経費節減ということで25点。この五つの分類の中で、それをさらに10項目の評価項目に分けて、さらにそれを22項目の評価視点で分けて面接審査を行った結果ですね、7番目に出ています一番上のAというタイムズ24が715点で、2番目が625点、3番目が687点。済みません、A、B、Cで言っていますので、順番は済みません。Dが563点、Eにつきましては書類審査不合格としまして、最初の書類審査の中で、市のほうが求めていました内容の分が書類審査の中で欠けていたので、面接審査のほうには移行できなかったということで、最終的にはこの4社で面接審査を行って評価点をつけた結果が、タイムズ24になりましたということでございます。 162: ◯委員長(岩切幹嘉君) 以上ですかね。 163: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) はい。 164: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、第74号議案についての質疑をお受けしたいと思います。質疑のある方はどうぞ。  野口委員。 165: ◯委員(野口明美君) タイムズ24が715、次点が687点、C社ですけども、28点の差があるんですけども、これは主な差のところは、この上の選考基準のどこに当てはまるんですか。 166: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 167: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 今回、配点の中でですね、私どものほうが重きを置いていましたのが、まず市民サービスの維持向上といった部分ですね、それと市への還元ということが一つとですね、あともう一つは、市に対しての収益、収入、納付額ですけども、これが一番評価の柱になったといったところでございます。それで、当然、金額を申し上げますと、タイムズ24が年間で133万2,000円、次の687点のところが114万円、そして625点のところが60万円、最後のところが51万6,000円ということで、金額でもここでかなり点が開いています。  それとあと、実際の維持管理そのものについては、どこの会社も遜色なく、やはりしっかりした会社でございましたけども、あと何といいますか、例えば市民サービス向上でいきますと、今の駐車場で空きがありますよとか満車ですよといったものをカーナビとかですね、そういったところに情報発信ができるとか。
     あと、支払い関係についてもオンライン化をしまして、クレジットカードとかICカードとか、あとタイムズ24の例えば会員になればですね、入会費も年会費も無料ですけども、そうしますと、その会員になることによってポイントがたまっていくと。それによって駐車料金の還元ができたりとか、あと当然、春日駅だけではなくて、タイムズ24が経営しているところにそのカードとかを持っていけば、それで利用ができるとか、そういったところの差が、最終的にこの点の差になってきたのではないかというふうに評価しております。 168: ◯委員(野口明美君) わかりました。 169: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか、野口委員。 170: ◯委員(野口明美君) はい。 171: ◯委員長(岩切幹嘉君) 岩渕委員。 172: ◯委員(岩渕 穣君) 済みません、今おっしゃった金額は年間ですか。 173: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 174: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) はい。そうでございます。 175: ◯委員長(岩切幹嘉君) 岩渕委員。 176: ◯委員(岩渕 穣君) これは一応、選考の段階でこのくらいぐらいの収益を見込めますよという業者側の提案だと思うんですけど、これは特にそれを保障するとかという話では全くないわけですか。 177: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 178: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) これは一応それぞれの会社がですね、収支計画書をつくられて提出されております。当然まだ今回はここを指定管理者にしていいですよという議案なので、それから当然その契約合意に移っていくんですけども、先日、考案の中でもお話しさせていただいたんですが、一応面接ですね、当時の委員さんのほうから、タイムズ24のほうに年間で133万2,000円納めますよねって言ったところの確認をしたところ、当然、書類として出していますので、それについては間違いなく納めますということはおっしゃってありましたので、そこは当然信用しなければならないのかなと。当然、この選考の議決をいただいた後に、契約をしていくわけですけども、そこでもきちっとそういったものをちゃんと記録に残っていますので、そこはきちっと、言ったことについては納めていただこうかなというふうに考えております。 179: ◯委員長(岩切幹嘉君) 岩渕委員。 180: ◯委員(岩渕 穣君) わかりました。ちなみに、直営のときの経費と133万円が年間入るとしたときの差額はいかがでしょうか。 181: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 182: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 現在、今年度までですけれども、年間で今の駐車場経営にかかっている費用が大体150万円程度かかっております。ですので、それが結局、指定管理者にかわることによってゼロになりますので、130万円がプラスになりますので、これまでからすると、合わせて280万円ぐらいは増になった形にはなるのかなというふうに考えております。 183: ◯委員(岩渕 穣君) わかりました。 184: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。 185: ◯委員(岩渕 穣君) はい。 186: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 187: ◯副委員長(松尾徳晴君) いいことだと思うんですけど、サービス面で、今まで無料の時間がありましたよね。これについては、そのまま維持していただけるというか、そういうことはあるんですよね。 188: ◯委員長(岩切幹嘉君) 何分までが無料というサービスですね。 189: ◯副委員長(松尾徳晴君) そうですね。 190: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 191: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) これは前回の3月議会の中でもお話しさせてもらってですね、今回のタイムズ24の案ではですね、改正前は当然、入庫後30分が無料で、30分ごとに100円で、最大料金が午前0時から朝5時までが500円ということが現行でした。今回提案があっていますのが、入庫後20分までが無料と。そして終日60分200円で、最大料金の設定がですね、駐車後24時間が700円というふうになっております。 192: ◯委員長(岩切幹嘉君) いいですか、松尾委員。 193: ◯副委員長(松尾徳晴君) これについての、選考の分にはこれは入れてあったんですかね、この無料のあれというのは。業者を選定するときに項目として、初めの無料の時間が20分とか、そういう部分は向こうから出すとか、市のほうから基本に入れているとか、そういうことはどういうふうになっていたんでしょうか。 194: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 195: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 当然いろんな条件をつけた上で、相手さんがそれをのんでくれるのかというのがありましたので、そこのところは当然、内部の中でも20分、30分の議論はあったんですけども、そこで20分といったところで、当時2社ぐらいですね、見積もりをとったりしたんですけど、で、その中で大体20分もあれば通常お迎えとか。  本来、最初の導入のころがですね、要は駅に駐車して、で、切符を買って戻ってくる時間がおおむね20分から30分あれば事足りるということが最初の出発点だったんですよね。ですので、そういったところで2社当時とったんですけども、それぞれ20分のところもあれば30分のところもありました。で、平均すると、閉会中のところでも御説明申し上げたんですけども、その当時は大体年間で60万円ぐらいの収入ということで、それも料金設定がそれぞれの会社で違ったんですけど、それを先ほど申し上げた公の施設の検討委員会の中で諮って、前回の条例の中でしばりをかけて、それをもとに、業者のほうに今回こういった公募をやりますよということになっています。  ですので、若干、どちらかといいますと、入庫後の20分とか60分200円というのは変動はありません。もう決め打ちみたいなものです。最大の料金だけが、どちらかというと、業者さんの運営の中での駆け引きといいますかね、ほかのところとの駆け引きがあったのかなというふうに思っております。 196: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 197: ◯副委員長(松尾徳晴君) 10分間は、このくらいのタイムのとめるときの10分間は結構大きいからですね。で、ちょっとお尋ねしてみたんです。ちなみに、南福岡駅は20分ですよね。                 (「20分」と発言する者あり)  わかりました。 198: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。 199: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい、いいです。 200: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんか。中原委員。 201: ◯委員(中原智昭君) これ前、前回聞いたかもしれんですけど、もう一回教えてほしいんですが。例えば、駐車場内の事故等に関しては、所有者の春日市の責任とかというのが出てくる可能性ってあるんですか。 202: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 203: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 例えば、要は瑕疵の問題ですね。例えば通路部分がありますので、そこが例えば舗装が剥がれて、そこにタイヤを落とし込んで傷ついたとか、要は、うちで管理している部分のところで瑕疵があれば、当然うちが補償という話になりますけど、今回、駐車場内であれば、当然、指定管理者部分の管理の中で起こったものなのかどうなのか、それとも利用者同士でのものなのかといったところは、その何といいますか、確認した上で処理をしていくというふうになっております。 204: ◯委員長(岩切幹嘉君) これはあれですか、駐車場内の敷地は市の管理に入らないということでいいんですか。今、指定管理のほうに入るということで。そういうことでよろしいんですね。 205: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) はい。 206: ◯委員長(岩切幹嘉君) それ以外の部分ですね、瑕疵がある場合というのは。道路というところですね。 207: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) はい。 208: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 209: ◯委員(中原智昭君) 今聞かれたんですけど、要は、指定管理のもちろん機械等々に関する事故というのはわかるんですけど、その敷地の地盤面の部分も指定管理の敷地内であれば、指定管理のほうに入るという説明でいいんですよね。 210: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 211: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 基本はそうでございます。 212: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 213: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) ただ、そこでですね、例えば地震とかがあって壊れたとかというのは、その管理の範囲外になると思うんですね。ですので、そこは当然、春日市のほうと運営事務所といいますか、そこと話し合いをして、多分、災害になれば、うちのほうが費用を出して復旧して、そして運営してもらうというふうなことはあるかもしれませんけれども、通常の運営の中で起こったものについては、指定管理者のほうでやっていただくというふうに認識しております。 214: ◯委員(中原智昭君) わかりました。 215: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃあ、確認しますけど、JR春日駅の敷地駐車場は、もともとは市が整備してますよね。ところが指定管理に変わった時点で、全てそこのふぐあいがあるときは、指定管理のほうが整備をするという、管理責任はそこが全てやるということになるということでよろしいんですか。渡邉課長。 216: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) いろんな事例がありますので、一概に全てがということではないんですけども、いずれにしても、そこのところはですね、今回の9月議会が終わりまして、その後に契約行為があります。その中できちっと詰めて、後でお互いに齟齬のないような形はとりたいと思いますので。  今後も閉会中あたりをですね、利用させていただいて、今後こういった契約をして、こういった内容でしたよというふうな報告は当然させていただこうかなというふうに考えております。 217: ◯委員長(岩切幹嘉君) それでよろしいですか。 218: ◯委員(中原智昭君) はい。 219: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんか。岩渕委員。 220: ◯委員(岩渕 穣君) 済みません、以前にお聞きしたかもしれないんですけど、これ、指定管理料というのは、どういうふうになる予定なんですか。 221: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 222: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 指定管理料はかかりません。ゼロです。 223: ◯委員長(岩切幹嘉君) 岩渕委員。 224: ◯委員(岩渕 穣君) 向こうが回収した金額の中から自分たちの経費を出して、その分が余った部分で市に133万円という話ということですね。 225: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 226: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) そうでございます。 227: ◯委員(岩渕 穣君) ありがとうございます。 228: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。 229: ◯委員(岩渕 穣君) はい。 230: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 231: ◯委員長(岩切幹嘉君) ないようでございますので、第74号議案については、質疑を終結したいと思います。  黒田部長。 232: ◯都市整備部長(黒田一輝君) 次に関連説明として、一般会計補正予算を御説明します。一般会計補正予算(第3号)をお願いします。なお、歳入の中で歳出があるものにつきましては、歳出の中であわせて説明申し上げます。それでは、順次説明いたします。 233: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 234: ◯都市計画課長(樺島義隆君) それでは、補正予算書の20ページをお願いいたします。 235: ◯委員長(岩切幹嘉君) 20ページ。はい、どうぞ。 236: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 説明欄1段目の溜池保全基金繰入金で2,299万9,000円の減額でございます。  減額の理由としましては、溜池保全地区の買収に当たり当基金の残額が減少していることから、基金を維持するため一般財源で対応するものでございます。  1目は以上です。 237: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 238: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いてお願いします。江崎課長。 239: ◯用地課長(江崎弘義君) 歳入で、説明欄……。 240: ◯委員長(岩切幹嘉君) ページ数をお願いします。 241: ◯用地課長(江崎弘義君) 済みません。23ページをお願いします。  説明欄1段目の那珂川宇美線受託事務委託料(下白水西工区)についてでございます。527万3,000円の減額でございます。  減額の理由といたしまして、福岡県にかわり市が用地交渉及び契約締結までの事務を行うものでございます。福岡県が当初予定していました用地取得事業費が減額となり、それに伴う受託事務委託料も減額となるものです。  以上で歳入の説明は終わります。 242: ◯委員長(岩切幹嘉君) 2目についての歳入の質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 243: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃあ、続いて説明お願いします。樺島課長。 244: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 続いて31ページをお願いいたします。 245: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、どうぞ。 246: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 説明欄4段目、児童遊園施設維持補修費の工事請負費で264万円の増額でございます。  これは、児童遊園の管理において、遊具や施設の補修、照明灯の建てかえなど、自治会等の要望に基づき実施しているものでございます。今後の対応に当たり、事業費が不足することから補正するものでございます。  9目は以上でございます。 247: ◯委員長(岩切幹嘉君) 9目について、質疑ございませんか。  中原委員。 248: ◯委員(中原智昭君) これは足りないから増額補正なんでしょうけど、じゃあ、4月から8月まで何件で、どの程度の工事をやったんですか。 249: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。
    250: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 8月の下旬までに、発注件数としては4件でございますが、執行額としては210万9,000円を執行しております。 251: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員、いいですか。中原委員。 252: ◯委員(中原智昭君) 4件で210万円。平均して50万円ぐらい。浮き沈み、上下あるんでしょうけど。主にどういう工事があったんですか。 253: ◯委員長(岩切幹嘉君) その内容についてですね。じゃあ、ただいまありました説明の4件の内容についての説明をお願いをいたします。樺島課長。 254: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 今年度につきましては、照明灯の引き込みの建てかえ工事、それからフェンスの改修工事、それから1件、パーゴラの改修工事などがございます。で、このパーゴラの改修工事のほうがちょっと高額でございまして、120万円ほど、額としては大きく執行をしております。先ほど執行額を言いましたけれども、ちなみに執行率でいきますと、現在70%の執行率になっているところでございます。 255: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。はい、どうぞ。 256: ◯委員(中原智昭君) 4月から8月まで、当初予算の70%ぐらいということですよね。ということは、例えば、次、264万円の補正で果たして足るんですか。また、例えば12月とか、その辺になって補正増とかっていう、ちょこちょこも考えるんですか。 257: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 258: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 当然、この額で足りるかと言われますと、正直、要望等の出方によってはわからない状況でございます。そういうこともあって、当初予算が300万円のところの予算でございますので、財政等の調整の中で、それを上回るところまではいかなかったというところが正直なところでございます。 259: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 260: ◯委員(中原智昭君) 根本的にですね、当初予算、この辺というのが要望とか云々に反映されてる部分やろうと思うんですけど、上限どこまでとかっていうのは決めてあるんですか。それ以上超えると来年に回そうとか。緊急性のあるやつは別として、その辺の考えというのはあるんですか。 261: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 262: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 基本的には、新設ものにつきましては、状況によってはもう翌年度にというところで、かなり我慢していただいているところもあります。ただ、やはり補修的なものとか、見て、余り時間が置けないのじゃないかというものについては、極力早目にということで対応させていただきたいと思って、補正対応という形でさせていただいております。 263: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 264: ◯委員(中原智昭君) 要は、根本的にですね、言いたいのが、じゃあ、当初予算の300万円というのが妥当なんですかっていうことを言いたいんですけど。児童遊園の維持補修費というのは、遊具などの修理であるとか、そういうのも含まれてるんでしょうから、かなり緊急性を要する部分とかも出てくるでしょうから、その辺というのを。毎回毎回、こういうふうに補正補正ということであるのであればですね、やっぱり財政のほうとも調整しながら、当初予算の考え方を変えていくということも今後必要かと思いますので、その辺も考慮して早目に対応していただければと思います。 265: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 266: ◯都市計画課長(樺島義隆君) おっしゃるとおり、昨年も補正いただいてですね、やはり560万円ほど執行して。やっぱり毎年、当初の300万円ではおさまっておりませんので、当初予算段階でより多く予算を確保できるように努力してまいります。 267: ◯委員長(岩切幹嘉君) 何となく、毎回、補正ありきの当初予算計上というのも。根拠がですね、明確に、やっぱりそこら辺はされたほうがいいと思いますので。  松尾委員、どうぞ。 268: ◯副委員長(松尾徳晴君) 同じようなあれなんで申しわけないんですけど、これ、年度当初の予算のときに組むんでしょう。そして、修繕は追加でどうしても要望があったときに出していくという方法ですので、やっぱり初めのときにきちっと。予算を組むときに、どうしても、今までの例年のあれがオーバーしとれば、当然、枠をふやしてやるのが筋だと思ったんで、ちょっとつけ加えて。同じような意見ですけど、ちょっと言わせてもらいます。 269: ◯委員長(岩切幹嘉君) 答弁は。 270: ◯副委員長(松尾徳晴君) いいです、もう、いいです。 271: ◯委員長(岩切幹嘉君) そこ含めて、しっかりと今後、当初予算の根拠を明確にしながら取り組んでいただきたいと思いますので。  ほかにございませんか。岩渕委員、どうぞ。 272: ◯委員(岩渕 穣君) 済いません、予算書を見ればいいだけの話なんでしょうけども、この児童遊園全体に、先ほど当初予算300万円とおっしゃいましたけど、残りの1,200万円というのはどういう費用なんですか。全体1,500万円の予算のうちで、補修費が300万円、差し引き約1,200万円。簡単な内訳で結構です。 273: ◯委員長(岩切幹嘉君) わかりますか。樺島課長。 274: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 1,500万円の内訳でございますけれども、先ほど以外にですね、修繕料が別途350万円、それから管理費としまして約609万円、これは電気であるとか水道であるとか清掃であるとかですね、そういった費用が609万円。それから、先ほど言いました、どちらかというと新設に係るような施設の整備、これが250万円ございます。だから、こういうものを合わせて年間この児童遊園費が約1,500万円ほどあります。 275: ◯委員長(岩切幹嘉君) 岩渕委員。 276: ◯委員(岩渕 穣君) 済みません、先ほどおっしゃった修繕費と維持補修費の違いというのは。 277: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 278: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 修繕費はですね、どちらかといいますと、主に遊具で言いますと部材とかの交換とかですね、そういったものが多うございます。どちらかというと小規模な修繕……、なかなか重複するところは、当然、維持補修でもどちらでも捉えられるようなものとは考えられますけれども、どちらかというと小規模の部材の交換とか、そういったものが多ございます。 279: ◯委員長(岩切幹嘉君) それ、規模の大きさですか、補修と修繕と。 280: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 特に修繕のほうが、緊急性が高いというところでございます。 281: ◯委員長(岩切幹嘉君) 緊急性。岩渕委員。 282: ◯委員(岩渕 穣君) 修繕は緊急性が高いとおっしゃって、先ほども、維持補修費、緊急性が高いものを上げているという話。分けるのは難しいんでしょうけど。ちなみに、この修繕費の執行率ってどのぐらいんなんですか。 283: ◯委員長(岩切幹嘉君) これは、修繕費という項目で設けてあるんですかね。修繕費の中で設けて、そこの執行率ってわかりますか。樺島課長。 284: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 済いません、今、ちょっと手元に資料がございませんので、後ほど。 285: ◯委員長(岩切幹嘉君) それは、お答えはできますか。調べればお答えできるということですね。 286: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 調べたらできますので、また。 287: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃあ、後で。 288: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい、後ほど。 289: ◯委員(岩渕 穣君) よろしくお願いします。 290: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんか。はい、松尾委員。 291: ◯副委員長(松尾徳晴君) 費目でいえば、工事費1号ですかね。その中の補修ということですかね。それと、修繕費というのは、11節の05節というとの、その中で分けてるんですかね。 292: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 293: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 修繕費は11節でございます。それで……。 294: ◯副委員長(松尾徳晴君) 11節は需用費やろ。 295: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。工事請負費は15節でございます。 296: ◯副委員長(松尾徳晴君) いいね、そしたらね。 297: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい、節が分かれております。 298: ◯副委員長(松尾徳晴君) 内容が違うんですね。 299: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。 300: ◯委員長(岩切幹嘉君) ということは、わかるちゅうことよね。  ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 301: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いての説明をお願いいたします。江崎課長。 302: ◯用地課長(江崎弘義君) 35ページをお願いします。  説明欄1段目、国土調査事務、報償費12万6,000円、需用費30万4,000円、役務費7万、委託料264万1,000円、合わせまして314万1,000円の減額でございます。なお、財源の内訳としまして、国県支出金が426万円減額されたことにより、一般財源を111万9,000円、財源繰り替えするものです。  減額の理由といたしましては、全国的な地震や風水害の被害の多発により、国土調査事業の需要がふえたことで、国県補助金が減額されました。そのため、本年度予定していました宝町、大和町地区の新規着工予定箇所のうち、大和町地区を平成30年度以降に実施予定と変更するために減額するものです。  財源としまして、19ページをお願いします。 303: ◯委員長(岩切幹嘉君) どうぞ。 304: ◯用地課長(江崎弘義君) 説明欄1段目、土木費県補助金のうち、国土調査事業県補助金を426万円減額するものです。  2目は以上でございます。 305: ◯委員長(岩切幹嘉君) ただいまの2目についての質疑のある方はどうぞ。  與國委員。 306: ◯委員(與國 洋君) 具体的に地籍調査って何するの。もう地番も決まってるし、新しい制度になっているというふうに思ってるんですね。大字のところはまだやってないかもしれませんけども、大和にしてもできてると思ってたんですけども。何をするんですか、これは。 307: ◯委員長(岩切幹嘉君) 江崎課長。 308: ◯用地課長(江崎弘義君) 今年度、新規着工予定の宝町、大和町につきましてはですね、昭和32年、春日原土地区画整理組合の中で整理されまして、そのときに、要は、今使っている字図ができております。ただ、昭和32年の測量精度でいきますとですね、結構……、要は、測量精度が悪いという中でですね、今回、新たに国土調査を行いまして、今の測量精度に基づいて、現場に合った形でですね、少し変えるということでやっております。 309: ◯委員(與國 洋君) わかりました。 310: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。はい、中原委員。 311: ◯委員(中原智昭君) 今のあれで、測量の精度が悪かったということで、これは、官民に関してですか、民民分とこもですか。 312: ◯委員長(岩切幹嘉君) 江崎課長。 313: ◯用地課長(江崎弘義君) 官民、民民、両方です。全部を測量いたしますので。 314: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 315: ◯委員(中原智昭君) ということは、ここの予定に入ってるとこは、測量を……、個人的に隣との境界がはっきりしとらんけん入れろうって言ったら、待っとたら、市がしてくれるということですか。 316: ◯委員長(岩切幹嘉君) 江崎課長。 317: ◯用地課長(江崎弘義君) 要は、国土調査したところにつきましてはですね、光波測量に基づいてですね、座標で測点に全部……、測量の成果がありますので、それで復元は可能でなります。  ただ、一つ言えるのが、着工して完了まで4年。要は、法務局にその測量成果を送り込んで初めて完了になりますので、その間で、どうしても測量が必要であれば、その分は自分でやってもらうと。 318: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員、いいですか。 319: ◯委員(中原智昭君) はい、わかりました。 320: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 321: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いて説明をお願いいたします。渡邉課長。 322: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 36ページをお願いします。  説明欄1段目1行目の道路維持費は、財源振替でございます。  理由としましては、社会資本整備総合交付金(道路)のうち、橋梁長寿命化補修事業補助金330万の増額により一般財源を減額するものです。  2目は以上でございます。 323: ◯委員長(岩切幹嘉君) 2目についての質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 324: ◯委員長(岩切幹嘉君) いいですか。じゃあ、続いて説明を。渡邉課長。 325: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 続きまして、説明欄2段目1行目の側溝整備事業費、委託料63万8,000円と工事請負費1,278万円を合わせて1,341万8,000円の増額でございます。  工事箇所につきましては、資料1をごらんください。場所は、春日原東町2丁目になります。  増額の理由としましては、既設の側溝の一部が民地を経由して下流の水路に排水されており、家の建てかえを機に、地権者から撤去してほしいとの要望がありましたので、今回、急遽、排水ルートの変更を行い、老朽化した側溝の再整備を実施するために、増額補正をお願いするものです。  続きまして、説明欄3段目1行目の道路ストック長寿命化補修事業費のうち、工事請負費3,558万円の減額でございます。  減額の理由としましては、国の交付金の減額によるものです。  財源といたしましては、17ページをお願いします。 326: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、どうぞ。 327: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 説明欄1段目1行目の社会資本整備総合交付金(道路)1,626万9,000円の減額でございます。  3目は以上でございます。 328: ◯委員長(岩切幹嘉君) 3目について、質疑のある方はどうぞ。はい、中原委員。
    329: ◯委員(中原智昭君) さっきの側溝整備事業の件なんですが、これ、自分の覚えでは、こういう民地に入っている側溝というのはほかにもたくさん春日市内にあるっていうことでしたけど、例えば、建てかえとかじゃなくて撤去を住民の方から依頼されたときは、やっぱりそこはやっていくつもりなんですか。 330: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 331: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) もちろんでございます。今回もですね、もともと、この塗ってますところの上に・・・・さんという方がおられるんですけど、こちらのおじいちゃんの代に、・・・・さんと・・・・さんの間に側溝を通していいよという話が当時あったそうです。昭和40年代ぐらいにですね。というのが、もともと、ここは個人の方が全部土地を持っておられて、で、開発でやっていったというところがあったので、そういった名残があったのかなというふうに考えております。  そこで、今回の・・・・さん、個人の方、ちょうど張りついているところは2件ございますけども、ここに、用地買収をさせていただけませんかと。それが一番工事費としても安く上がりますのでということでお願いしたんですけど、家の敷地を目いっぱい使って家を建てたいということで、どうしても協力が申しわけないけどもできないといったことがありましたので、そこは断念させてもらった上で、今、黒く塗ってますところ──ここもかなり古い側溝でしたので、そこを再整備ということでやり直そうというふうに考えています。  ですので、御質問されたように、現在のところ、全て春日市内の中でこういったところを把握できてるかと言われますと、正直言ってできてない状況ではありますけども、このような事例がですね、建てかえだけではなくて、こういったものが判明したときには、一番金銭的にも安く上がる方法をまず検討させてもらった上で、改修といいますか、やっていきたいなというふうには考えております。 332: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 333: ◯委員(中原智昭君) 今回のこの黒塗りのところは、再整備するんですか。それとも、ここをもう撤去してお返しして、ほかのところに埋設するんですか。 334: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 335: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 再整備っていう言葉なんですけど、一応、既存の側溝はありますので、それを入れかえるということになりますので、再整備という言葉を使わさせていただいております。 336: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 337: ◯委員(中原智昭君) ということは、民地の地下に入れるということですか。ここを……。 338: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 339: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 流れ先として、こちらが高くてですね……、済いません、黒板を使っても。 340: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、どうぞ。使ってください。 341: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 今の状況がですね、側溝が、例えば、中央あたりから前面のほうに流れている分とこっち側に、民地のほうに流れて、要は、拝んだような形になってます。ですので、ここの半分から北側のほうが、ここの民地の中を通って裏の水路に流れているという状況です。  ですので、今回は、道路勾配は、当然こちらのほうが低くて、こちらは高くなってます。今、製品で底板で勾配を変える形ができますので、俗に言うラッパ式なんですけど、例えば道路がこういうふうに上がっていくときに、側溝も、極端に言うとこういうふうな形で下流側のほうに乗せるという技術がありますので、それで今回対応しようかなというふうに思っております。 342: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 343: ◯委員(中原智昭君) 結局、今、この黒塗りのとこは私有地っていうことですか、ここは。 344: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) はい、ここは私道でございます。 345: ◯委員(中原智昭君) 道路、道路。 346: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) はい。 347: ◯委員(中原智昭君) じゃあ、その道路の下に、今、民地に入っている側溝は撤去するんですか、向こうは。民地のほうは。 348: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 349: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 一応、ここはですね、今、また、ここの方と協議させていただいて、できれば埋め殺しっていいますか、残したままさせてくれませんかと。で、ここの中については、モルタル等を注入してですね、もう陥没はしないような形でお願いできないかという相談を今している最中でございます。 350: ◯委員(中原智昭君) はい、わかりました。 351: ◯委員長(岩切幹嘉君) いいですか。 352: ◯委員(中原智昭君) はい。 353: ◯委員長(岩切幹嘉君) これについて、ほかにございませんか。じゃあ、この3目について、よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 354: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いての説明をお願いいたします。はい、田中課長。 355: ◯下水道課長(田中豊隆君) 続きまして、37ページをお願いいたします。  説明欄1段目の下水道事業会計繰出金についてでございます。繰出金下水道事業会計666万4,000円の増額でございます。  内訳としましては、一般会計からの下水道事業会計に対しての繰出金である雨水処理負担金66万8,000円を増額、その他負担金63万7,000円を増額、他会計補助金537万9,000円を増額、他会計負担金2万円を減額し、差し引きで666万4,000円増額するものです。  詳細につきましては、下水道事業会計補正予算のほうで説明させていただきます。  1目は以上でございます。 356: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いての説明をお願いいたします。はい、樺島課長。 357: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 続きまして、同じく説明欄2段目の公園整備事業費の工事請負費で600万円の増額でございます。  これは、公園等において安全で良好な施設を提供するため、遊具の設置やフェンス、照明灯など施設の新設、その他施設の整備を自治会等の要望に基づき実施しているものです。今回、地元要望が多く事業費が不足することから補正するものです。  続いて、その下、白水大池公園施設改修事業費の工事請負費で983万3,000円の増額でございます。  同公園内のフェンス及び照明灯について点検を行った結果、老朽化していることが判明したため、速やかに改修を実施するものです。  2目は以上です。 358: ◯委員長(岩切幹嘉君) 2目について、質疑のある方はどうぞ。  よろしいですか。では、続いて説明をお願いいたします……。樺島課長。 359: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 続きまして、同じく37ページの説明欄4段目、緑の保存対策費の委託料で120万円の増額でございます。  これは、本市が指定する保存樹木について適正に保存するため、剪定や消毒などの管理業務を実施しているものです。今回、ことし4月に新たに指定しました2本の保存樹木について、保護育成業務を実施するために補正するものでございます。  続いて、その下の段、緑化管理費の委託料で330万円の増額でございます。  これは、公園等の緑の管理において、枯れ木の撤去、隣地へ越境している木の剪定、見通し確保のための伐採などを、樹木の状態または自治会や近隣住民からの要望に基づき実施しているものです。苦情や地元要望が多く事業費が不足することから補正するものです。  3目は以上でございます。 360: ◯委員長(岩切幹嘉君) 野口委員。 361: ◯委員(野口明美君) 済いません、2目言っていいですか、3目なのに。 362: ◯委員長(岩切幹嘉君) いいですよ。 363: ◯委員(野口明美君) やはり、この白水大池公園のところで、言われてましたよね。木が伸びて照明が生かされてないのでということを言われてませんでしたかね、この間の考案のときに。白水大池公園の照明……。 364: ◯委員長(岩切幹嘉君) 白水大池公園のあれですね。 365: ◯委員(野口明美君) 木が伸び過ぎて、この照明が生かされてないのでと。そこら辺のことを言われてましたよね。 366: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 367: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 内容については、考案のときにも、先ほどと同じ内容で説明をいたしましたので……。 368: ◯委員(野口明美君) ああ、そうですか。じゃあ、私の勘違い。わかりました、済いません。なら、要望でいいですかね、そこのところ。いいですか。済いません。  桜の木とか伸び過ぎて、この照明が生かされてないって、市民の方からの苦情が結構来ているんですよね。 369: ◯委員長(岩切幹嘉君) それ、どこですか。 370: ◯委員(野口明美君) 白水大池公園の池の、散歩して歩くときにですね。ですので、この管理をしっかりしていただきたいということの要望。お願いしておきます。以上。 371: ◯委員長(岩切幹嘉君) 要望ですから、いいですね。ここには、関連性がないので。 372: ◯委員(野口明美君) いいです、いいです。 373: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃあ、続いて説明をお願いいたします。渡邉課長……。 374: ◯副委員長(松尾徳晴君) ちょっといいですか。 375: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、松尾委員、どうぞ。 376: ◯副委員長(松尾徳晴君) 2本指定されて、120万円。1本、単純に言うと60万円ですかね。指定された木を切るときは、どうしても自分とこのあれで簡単に切られますよね。それは市のほうとしては、ちょっと待ってくださいとか、そういうことは、お願いちゅうか要望をしてあるんですかね。 377: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 378: ◯都市計画課長(樺島義隆君) まず、1点目の金額でございますけれども、今回のこの120万円のうち保護業務が全額ではございませんで、一部でございまして。 379: ◯委員長(岩切幹嘉君) 2本、新たに指定されたと。その2本ちゅうのは何なん。何の木。Fはい、樺島課長。 380: ◯都市計画課長(樺島義隆君) まず、保護業務のほうが2本で100万円ほどと、あと、新たに枠予算のほうを20万円ということで、保護業務は100万円でございます。  それから、次の剪定につきましても、保存樹木については、基本的には、樹形を保っていただくために、剪定は要望に基づいて市のほうで行っておりますので、所有者のほうで樹形を損なうような剪定は行わないようにですね、一応お願いをしております。市のほうで行っております。 381: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 382: ◯副委員長(松尾徳晴君) ちょっと、もう1回言いよったとを。それだけお金をかけて市がやっているじゃないですか。保存木であるのを、宅地にするからといって簡単に切って抜けてしまうということは、持ち主の自由なんですかということ。それに対して、市のほうはせっかく今までお金をかけて指定までしてるんだから、何らかの形で保存してくださいとか、市のほうから、保存するためのいろいろな手を尽くしていただけるもんかということをお尋ねしたんです。 383: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 384: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 指定の解除につきましてもですね、一定の要件をやはり持ってます。松尾委員おっしゃるように、極力、保存に努めていただくようにですね、お願いはしているところでございます。やはり枯れてきているとかですね、あとは、倒壊のおそれがあるとか、そういうふうな事情があったときに初めて指定を解除して取り除くということで、極力、樹木については、良好な状態であれば保存していただくようにお願いはしているところでございます。 385: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 386: ◯副委員長(松尾徳晴君) 実質、小倉でありましたよね。保存樹木がなくなって宅地にしたと。ある程度危険を伴ってたということはありますけど、皆さんね、せっかく立派な木をということでちょっと言ってありましたので、どういうふうになってるのかなということでお尋ねしたんです。 387: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 388: ◯都市計画課長(樺島義隆君) たしか、小倉の分につきましては、かなり傾いてブロック塀を押し倒してるような状況になってたんじゃないかと。その分でしょうか。 389: ◯副委員長(松尾徳晴君) そうそうそう、それは……。 390: ◯都市計画課長(樺島義隆君) それで、樹木医に見せましても、やはり倒壊のおそれがあると、運が悪ければ人命の事故が起こるおそれもあるということで、これ以上それを残すことが不可能といいますか。そういう状況があって、今回、この保存樹木を解除したところでございます。 391: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 392: ◯副委員長(松尾徳晴君) 危険を伴うって、これ、あの状態になってから10年以上ですよ。倒れそうになって。だから、宅地をするために邪魔になるから抜けてくれということで、抜けたような気がするんですよね。恐らくですね、あれは、ブロックを押してブロックが傾いてきてるのは、ここ一、二年じゃありません。もう、10年、20年ぐらい前から傾いてるんですよね。で、それを樹木の加減で傾いたというふうには……。まあ、樹木もあるかもしれんけど、ほかの要素も結構あったような気がするんですけど、危険を伴うからということで、それはわかりました。  でも、じゃあ、もっと前に何らかの対策が必要じゃなかったかなと。それはやっぱり持ち主が切るって言わないと、そのような危険を伴っても、そのまま持ち主の責任でやっていくということですかね。意味わかりますかね。保存木のおかげで倒れてるんだったら、もう傾いて危険な状況をずっと続けるのはまずいんじゃないのということを、ちょっと言いたかったんです。 393: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 394: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 確かにおっしゃるように、持ち主はあくまでもそこの家の方でありますので、事故等が発生すればですね、当然、そういう事故の責任等が起こってくるのは所有者のほうにですね、かかってくる状況ではございます。  確かにおっしゃるように、市のほうがその辺の状況の把握がよくできていなかった部分があるのではないかとは当然思います。今回、所有者のほうからの申し出に基づいて、調査して危険であるという判断をしたところでございますので、決して宅地開発が目的というところでですね、市のほうで判断したわけではございません。あくまでも、危険性があるという申し出を受けて、市のほうで確認をして解除したところでございますので。本来ならば、事前にですね、状況を、定期的な巡回とかですね、するべきだったということは当然反省しないといけないと思っております。 395: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 396: ◯委員(與國 洋君) 参考までに、何本ぐらいあるもんですか、指定しているのは。 397: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 398: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 現在、2本追加しまして16本です。 399: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。中原委員。 400: ◯委員(中原智昭君) 関連で。この16本全部、民有地ですか。 401: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 402: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 16本については、民有地でございます。今回新たに指定したところがですね、白水八幡宮の中にあるクスノキ2本を新たに追加して16本となっています。 403: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。 404: ◯委員(中原智昭君) はい。 405: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 406: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いての説明をお願いいたします。はい、渡邉課長。
    407: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 続きまして、説明欄6段目1行目の県施行都市計画道路事業等整備基金積立金2億円の増額でございます。  増額の理由としましては、平成26年3月の定例会において承認をいただき、基金を設立したことに伴い、計画的に積み立てるものです。  続きまして、説明欄7段目1行目の西鉄春日原駅周辺整備事業費でございます。公有財産購入費958万9,000円の減額と、補償補填及び賠償金4,280万円の増額で、差し引き3,321万1,000円の増額でございます。  用地購入及び用地補填の箇所につきましては、資料2から資料3をごらんください。各資料とも、左側が当初予定でございまして、右側が9月補正後の予定する場所でございます。  理由としましては、年度を前倒ししての買い取り要望や用地買収対象地権者の変更によるものです。  財源としましては、初めに、17ページをお願いします。 408: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、どうぞ。 409: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 説明欄2段目1行目の社会資本整備総合交付金(道路)で823万8,000円の交付金増額でございます。  続きまして、20ページをお願いします。  説明欄1段目2行目の連続立体交差事業等整備基金繰入金5,840万円のうち2,630万円を、財政課との協議の結果、基金繰入金から一般財源へ変更するものです。  4目は以上でございます。 410: ◯委員長(岩切幹嘉君) 4目についての質疑のある方はどうぞ。與國委員。 411: ◯委員(與國 洋君) ちょっとよくわかんないんですけども。右の図と左の図ですけども、年度当初は左の図になってるんだと思うんですけども、これをがらがらぽんして、右の図で、今回、買収したり移転補償しますよという意味ですかね。 412: ◯委員長(岩切幹嘉君) 渡邉課長。 413: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) そうでございます。 414: ◯委員(與國 洋君) わかりました。 415: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 416: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いて説明をお願いいたします。樺島課長。 417: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 続きまして、同じく37ページの説明欄の一番下でございます。溜池保全整備事業費の委託料で50万円の増額でございます。  これは、市が管理する溜池保全地区の除草や樹木の剪定を、周辺住民の苦情・要望に基づき実施しているものです。今後の対応に当たり委託料が不足することから補正をするものです。  続いて、工事請負費で、314万7,000円の増額でございます。  近年、全国でため池の事故が多発していることを受けて、ことしの5月に、国から、ため池の安全管理について通知が出されました。このため、今回、ため池に隣接する市有地部分について、柵がなく、釣り人など侵入形跡がある箇所に立ち入り防止柵を設置するものでございます。  今回実施をいたしますのは、資料を配付させていただいております、惣利池の溜池保全地区の設置工事という箇所となります。延長が145メートルでございます。  なお、財源につきまして、先ほど歳入で説明しました、溜池保全繰入金の減額に伴いまして2,299万9,000円を一般財源に振りかえております。  5目は以上です。 418: ◯委員長(岩切幹嘉君) 5目についての質疑をお受けしたいと思います。松尾委員。 419: ◯副委員長(松尾徳晴君) ため池の分でお尋ねしたいんですけど、ため池の持ち主は、水利組合とかが持ってますよね。 420: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。 421: ◯副委員長(松尾徳晴君) それと、市の部分とのあれで、責任というのはどういう形になってるんですかね。隣接しているところは市が見るとか、そういうとこじゃないところは水利組合で見るとか、そういう分があるんですかね。 422: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 423: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 市のほうで考えていますのは、今説明しましたように、市の土地──市有地から池に侵入できる部分については、現在、市のほうで何らかの防護を図ろうということは考えております。ただ、池の所有者である水利組合・財産組合、各地区ありますけれども、そちらと民有地が接しているところにつきましては、そういう組合さんのほうに。今回も、こういう国からの通知がありましたので、8月下旬に、各組合さんのほうに安全管理についてお願いをしたところでございます。 424: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 425: ◯副委員長(松尾徳晴君) じゃあ、市が設置したフェンス等が破損したとか、そういう分については、当然、市の責任であるし、賠償というか保険にもかたってあると思うんですけど、そういうことでやるということですね。 426: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。 427: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 当然、市で設置したフェンス等については、市のほうで修繕も行います。また、ため池賠償保険のほうにも加入をしております。 428: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 429: ◯副委員長(松尾徳晴君) 各水利組合が今幾つですかね。五つかな、六つかな。 430: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 六つ。 431: ◯副委員長(松尾徳晴君) 六つですかね。それで……。それは、もう、ごめんなさい。水利組合の話やな。別いいです。保険の関係を聞こうと思うて。 432: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 433: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いての説明をお願いいたします。渡邉課長。 434: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 続きまして、38ページをお願いします。  説明欄2段目1行目の連続立体交差事業等整備基金積立金、3億6,000万の増額でございます。  増額の理由としましては、補助金の影響を受けることなく事業の円滑化を図るために、積み立てを行うものでございます。  財源としましては、20ページをお願いします。 435: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、どうぞ。 436: ◯道路管理課長(渡邉一雄君) 説明欄1段目2行目の連続立体交差事業等整備基金繰入金5,840万のうち3,210万円を、財政課との協議の結果、基金繰入金から一般財源へ変更するものです。  6目は以上でございます。 437: ◯委員長(岩切幹嘉君) 6目についての質疑のある方はどうぞ。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 438: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。では、続いての説明をお願いいたします。黒田部長。 439: ◯都市整備部長(黒田一輝君) 以上で一般会計補正予算の説明を終わります。 440: ◯委員長(岩切幹嘉君) 全体を通して、よろしいですか、質疑。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 441: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、ないようでございますので、ここで、暫時休憩をいたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時53分                 再開 午後1時00分                ──── ─ ──── ─ ──── 442: ◯委員長(岩切幹嘉君) それでは、休憩前に引き続き委員会を開議いたします。  補足、先ほどの。黒田部長。 443: ◯都市整備部長(黒田一輝君) 下水道の議案があります前にですね、午前中のお答えできなかった分を今から説明いたしますので。 444: ◯委員長(岩切幹嘉君) 樺島課長。岩渕委員の執行率ですね。 445: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 児童遊園の修繕料の執行率の御質問にお答えいたします。  予算額が350万円に対しまして、現在の執行が約168万1,000円、率にしまして約48%の執行でございます。 446: ◯委員長(岩切幹嘉君) 48%。 447: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。48%の執行しております。 448: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいでしょうか。                 (「300万に対して」「48%やけん」「170……」と発言する者                 あり) 449: ◯都市計画課長(樺島義隆君) 金額ですか。168万1,000円執行しております。 450: ◯委員長(岩切幹嘉君) 168万円。 451: ◯都市計画課長(樺島義隆君) これは補正予算の分じゃなくて、あくまでも修繕料のほうでございます。 452: ◯委員長(岩切幹嘉君) 修繕料ね。 453: ◯都市計画課長(樺島義隆君) はい。 454: ◯委員長(岩切幹嘉君) 岩渕委員、いいですか。 455: ◯委員(岩渕 穣君) はい、結構です。なかなか分けるのが難しいでしょうね。 456: ◯委員長(岩切幹嘉君) これについて、よろしいですか、皆さん。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 457: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい。では、黒田部長。 458: ◯都市整備部長(黒田一輝君) 樺島課長の退席、認めていただいてよろしいですか。 459: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、では、退席していただいて結構でございます。 460: ◯都市計画課長(樺島義隆君) ありがとうございます。 461: ◯委員長(岩切幹嘉君) ありがとうございました。                  〔都市計画課長退席〕 462: ◯委員長(岩切幹嘉君) それでは、第70号議案「平成28年度春日市下水道事業会計収入支出決算認定について」を議題といたします。  田中下水道課長。 463: ◯下水道課長(田中豊隆君) 第70号議案「平成28年度春日市下水道事業会計収入支出決算認定について」説明いたします。  最初に、決算書に基づき、収支に関する予算と決算の対比及び事業内容等を順次説明し、最後に、主要な施策の成果に基づき、主な事業について説明いたします。  決算書の1ページと、本日お配りしています決算説明書の1ページをお願いします。  款の説明は決算書をもとに、項以降の説明は決算説明資料をもとに説明いたします。なお、決算説明資料の3条及び4条の支出につきましては、100万円以上の不用額が生じたものについて説明いたします。100万円以上の不用額には網がけをしております。  それでは、説明に入ります。  決算書の1ページ、2ページの上の行、収益的収入について説明いたします。  1款下水道事業収益の予算額は23億2,457万2,000円となり、これに対する決算額は23億1,374万1,737円でした。予算額に比べ決算額は1,083万263円の減額となり、予算に対する執行率は99.5%となりました。  決算説明資料の1ページをごらんください。  この内訳としましては、1項営業収益の決算額が、予算額に比べ501万8,132円の増額となりました。この主な要因は、1目1節の下水道使用料が見込みを上回り、312万1,820円の増額となったことです。また、2目1節の雨水処理負担金及び2節のその他負担金については、対象経費の増減に伴い、雨水処理負担金は262万4,311円の増額、その他負担金は72万7,999円の減額となっています。  次に、2項営業外収益の決算額は、予算額に比べ1,584万8,395円の減額となりました。この主な要因は、3目3節の他会計補助金が1,665万3,198円減額となったことによるものです。これは、主に、事業報酬の算定のもとになる4条建設改良費の繰り越しに伴い、分流式下水道等に要する経費が減額となったことによるものです。  以上で収益的収入についての説明を終わります。
    464: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、ここまでで質疑のある方はどうぞ。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 465: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いての説明をお願いいたします。 466: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、収益的支出について説明します。  決算書の1、2ページの下の表をごらんください。 467: ◯委員長(岩切幹嘉君) 決算書ね。 468: ◯下水道課長(田中豊隆君) 下の表です。決算書の1ページ、2ページの下の表です。 469: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい。 470: ◯下水道課長(田中豊隆君) 2款下水道事業費用の予算額は19億9,016万3,000円となり、これに対する決算額は19億7,896万3,992円でした。不用額は1,119万9,008円となり、予算の執行率は99.4%となりました。  決算説明資料の2ページをごらんください。  この内訳としましては、1項営業費用が決算で502万8,321円不用となりました。この主な要因は、1目の管渠費のうち、マンホール蓋等の修繕の15節修繕費203万2,561円などの執行残によるものです。  決算資料の3ページをお願いします。  次に、2項営業外費用が決算で604万447円不用となりました。  決算説明資料の4ページをお願いします。  この主な要因は、4目49節の消費税及び地方消費税の納付額の減額594万2,400円によるものです。課税仕入れが見込みを上回ったことによるものです。  以上で収益的支出についての説明を終わります。 471: ◯委員長(岩切幹嘉君) これまでの御説明を受けましたけれども、質疑のある方は。 472: ◯委員(與國 洋君) 収益の件でいいですか。 473: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、どうぞ、與國委員。 474: ◯委員(與國 洋君) 収入のところで確認したかったんですけども、1ページの雑収入の中で、占用使用料ですか、一番下の項目で548万5,267円ってふえているんですけども、これは使用単価がふえたんですか、それとも、新たにここを貸し出したからふえたんですか、現状は。 475: ◯委員長(岩切幹嘉君) 占用料の増ですね。はい、田中課長。 476: ◯下水道課長(田中豊隆君) 占用料の単価そのものは同じですけれども、箇所のほうがふえております。 477: ◯委員(與國 洋君) はい、わかりました。 478: ◯委員長(岩切幹嘉君) 箇所がふえたということですね。  ほかにございませんか。後でまた全般通して質疑をお受けしますので。  では、続いての説明をお願いします。 479: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、決算書3ページ、4ページの上の表の資本的収入について説明します。  3款下水道事業資本的収入の予算額は7億2,179万4,000円となり、これに対する決算額は6億4,984万4,491円でした。予算額に比べ決算額は7,194万9,509円の減額となり、予算に対する収入率は90.0%となりました。  決算説明資料の5ページをお願いします。  この内訳としましては、1項企業債の決算額が、予算額に比べ4,240万円の減額となりました。これは、1目1節の公共下水道事業債の4,240万円の減額によるものです。公共下水道事業債の減額は、小倉第3雨水幹線築造工事の事業費を次年度へ繰り越したことによるものです。  3項補助金の決算額が、予算額に比べ2,954万9,639円の減額となりました。これは、第1項の企業債と同様、小倉第3雨水幹線築造工事の事業費を次年度へ繰り越したことによるものです。  以上で資本的収入についての説明を終わります。 480: ◯委員長(岩切幹嘉君) これまでの説明で、質疑のある方はどうぞ。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 481: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いての説明をお願いいたします。 482: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、資本的支出について説明します。  決算書の3ページ、4ページの下の表をごらんください。  4款下水道事業資本的支出の予算額は16億6,611万9,000円となり、これに対する決算額は15億9,790万3,616円でした。6,673万8,000円を翌年度に繰り越しておりますので、不用額は147万7,384円で、予算の執行率は99.9%となりました。  続いて、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億4,805万9,125円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,597万6,777円、減債積立金3億8,978万5,288円、過年度分損益勘定留保資金4億5,672万920円及び当年度分損益勘定留保資金8,557万6,140円で補填しました。  ここで、補填財源について、資料をもとに説明いたします。  資料の補填財源計算書をごらんください。 483: ◯委員長(岩切幹嘉君) ページ数……。 484: ◯下水道課長(田中豊隆君) 決算の説明資料の17ページまであるんですけれども、その次のページに、決算のほうの補填財源の計算書をつけております。 485: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、お願いいたします。 486: ◯下水道課長(田中豊隆君) まず、この資料の見方について説明します。  表の中ほどが平成27年度決算、その右側が平成28年度決算の内容になっております。表の左端の丸印の番号は、補填財源として充当していく際の優先順位をあらわしています。  それでは、内容について説明します。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は9億4,805万9,125円となります。この額を補填するために、まず、表の左端の優先順位1)の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、平成28年度決算の今年度増加額の1,597万6,777円で補填します。次に、優先順位2)の減債積立金、平成27年度決算による純利益3億8,978万5,288円で補填します。次に、優先順位3)の損益勘定留保資金、平成27年度末の残高4億5,672万920円、その右の現年度分の8,557万6,140円で補填しております。  以上で資本的支出についての説明を終わります。 487: ◯委員長(岩切幹嘉君) ただいまの説明で質疑のある方はどうぞ。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 488: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。では、続いてお願いいたします。 489: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、決算書の5ページをお願いします。  損益計算書について、資料をもとに説明いたします。  損益計算書の資料1をお願いします。補填財源説明書の次のページに、右肩に資料1というふうに。A3横の資料になります。 490: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、お願いいたします。 491: ◯下水道課長(田中豊隆君) 損益計算書は、1事業年度の経営成績を明らかにするために、その期間中に得た全ての収益とこれに対する全ての費用を記載した報告書になります。この損益計算書から、どんな経営活動によってどれだけの経営成績を上げたかを知り、それに基づいて、過去の経営を分析し、また将来の方針を立てることが可能となります。  1)の営業利益は本業による利益で、通常の業務活動の損益の結果が表示されています。2)の経常利益は経営努力の成果をあらわす利益で、1)の営業利益に加えて資金調達等に関する損益の結果が表示されています。3)の当年度純利益は最終的な利益で、1年間の全ての損益の結果が表示されています。  その結果、平成28年度の純利益は3億1,880万968円となります。  損益計算書の説明は以上です。 492: ◯委員長(岩切幹嘉君) ただいまの説明について、質疑のある方はどうぞ。いいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 493: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いて説明をお願いいたします。 494: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、決算書の7ページ、8ページをお願いします。  剰余金計算書及び剰余金処分計算書について、資料をもとに説明します。  資料の剰余金計算書及び剰余金処分計算書、資料2をお願いいたします。 495: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい。 496: ◯下水道課長(田中豊隆君) 上の表の剰余金計算書は、剰余金が年度中にどのように増減──変動したかをあらわす報告書となります。  表の一番上の黒枠の前年度末残高(ア)は、前年度の貸借対照表の資本の部と一致します。その下、赤枠の前年度処分額(イ)は、前年度の剰余金処分計算書と一致します。その下、青枠の当年度変動額(エ)は、剰余金がどのように増減し処分されたかをあらわしています。  赤の破線で示してますように、1)の前年度未処分利益剰余金が2)の減債積立金として使い道が決定され、起債償還に充てられたことになります。2)の減債積立金と3)の資本金に2万円の差額がありますが、これは、決算書25ページの一番下の(3)投資その他の資産の当年度増加額2万円によるものです。詳細については後ほど説明いたします。その下、緑枠は、当年度末残高をあらわしております。貸借対照表10ページの資本の部と一致します。  下の表の剰余金処分計算書は、剰余金計算書で表示される剰余金の使い道をあらわす報告書となります。  春日市下水道事業においては、条例の規定に基づき、当年度末処分利益剰余金3億1,880万968円を減債積立金として処分し、平成29年度の起債の償還に充てることになります。当年度末残高は、貸借対照表10ページの資本の部と一致します。  剰余金計算書及び剰余金処分計算書の説明は以上です。 497: ◯委員長(岩切幹嘉君) これまでの説明で質疑のある方はどうぞ。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 498: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いて説明をお願いいたします。 499: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、決算書9ページ、10ページをお願いします。  貸借対照表について、資料をもとに説明します。資料3の貸借対照表をお願いします。 500: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、お願いします。 501: ◯下水道課長(田中豊隆君) 貸借対照表は、一定の基点──年度末における事業が保有する財産の残高をあらわした報告書になります。この貸借対照表から、資産は、事業経営の活動手段である資金の運用形態を示し、負債・資本においては、その資産がどのようにして得られたかという調達源泉を示していることがわかります。  表の左側の資産の部──青で囲った部分は、土地、構築物、現金預金など企業の所有財産が記載されております。右側の負債の部の固定流動負債──赤で囲った部分は、企業債など支払い義務があるものが記載されています。その下、同じく負債の部の繰り延べ収益──黒で囲った部分は、資産、構築物の取得のために交付された補助金など支払い義務がないものが記載されています。その下の資本部──緑で囲った部分は、資本金や事業で得られた利益など、返す必要のない資金が記載されております。  貸借対照表は、左半分の資産の部、右半分が負債の部と資本の部で構成されており、資産の合計と負債・資本の合計は同額の268億4,636万3,553円となります。  この貸借対照表からは、事業の財政状況を把握することが可能となりますが、その一例を御説明いたします。資料の右端に示していますように、平成28年度は、27年度と比べ負債の部の企業債などの支払い義務のあるものが2.4ポイント減少しています。逆に、その下の繰り延べ収益や資本などの支払い義務のないものが合計で2.4ポイント増加しています。このことから、財政状況は良好な方向に向かっていることがわかります。  貸借対照表の説明は以上です。 502: ◯委員長(岩切幹嘉君) これまでの説明で質疑のある方はどうぞ。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 503: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いての説明をお願いいたします。 504: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、11ページをお願いします。  平成28年度の事業報告について説明します。  1の概況について、本文を読ませていただきます。  (1)総括事項。  まず、ア、業務についてです。  本市下水道事業における平成28年度末の水洗化率は99.2%(前年度比0.1ポイント増)、有収水量は、10万9,648立方メートル(1.2%)増加して931万5,723立方メートルとなりました。水洗化率のわずかな上昇の原因としては、水洗化工事等による未水洗化家屋の減少(前年度比23棟減)が考えられます。  下水道使用料は、前年度に比べ1,793万1,550円(1.1%)増加して16億8,353万6,820円となり、使用料単価は、167.52円から167.33円とわずかに減少しました。  次に、イ、経理についてです。  収益的収入は、前年度より8,431万1,863円(3.5%)減少して23億1,374万1,737円となりました。減少の主な要因は、建設改良費の減少に伴い、分流式下水道に要する経費に対する繰入金が減少したことによるものです。  収益的支出は、前年度より3,654万9,359円(1.9%)増加して19億7,896万3,992円となりました。増加の主な要因は、消費税及び地方消費税の納税額が増加したことなどによるものです。  上記の収入・支出から消費税を控除した額はそれぞれ21億9,069万5,166円、18億7,890万4,198円となり、3億1,880万968円の純利益が出ました。これについては、将来の資本的支出の財源とします。  資本的収入は、建設改良費や企業債の元金償還金の財源となる企業債負担金及び補助金で、その総額は6億4,984万4,491円でした。  資本的支出は、建設改良費3億5,487万4,945円及び企業債償還金12億4,302万8,671円で、総額15億9,790万3,616円でした。ついては、収入が支出に対し9億4,805万9,125円不足しますが、消費税資本的収支調整額、減債積立金及び損益勘定留保資金で補填しました。
     また、今年度は、「春日市下水道事業経営戦略」を策定しました。  これは、将来の人口減少などにより下水道使用料の減収が見込まれる一方、昭和48年度から事業を開始した本市においては、施設の老朽化に対する改築更新費用が増大することが予測されることから、このような経営環境の変化に対応し、将来にわたり持続可能な下水道サービスを提供していくため、現状分析と課題整理を行い、策定した経営の基本方針です。  計画期間は、平成29年度から平成38年度までの10年間です。  今後は、経営比較分析表などを用いて進捗管理を行うとともに、定期的に、検証と見直しを実施していきます。  次に、ウ、建設についてです。  今年度は、公共下水道費として2億6,257万3,846円を投じました。  汚水管の新設工事として、紅葉ヶ丘東8丁目地内ほか1カ所で汚水枝線の延長工事を行い、また、都市計画道路那珂川宇美線拡幅工事に伴い、汚水枝線の布設工事を行いました。また、汚水環境の適正な管理を行うため、住宅建築に合わせて公共ますを設置しました。  改良工事としては、局所的な集中豪雨による被害を軽減させるため、小倉第1雨水幹線掘り下げ工事、小倉第3雨水幹線築造工事及び小倉第3雨水幹線改築工事を行いました。また、長寿命化計画に伴う人孔蓋取りかえ工事を行いました。  業務委託としては、小倉第1雨水幹線改良工事測量設計業務委託、事業認可変更図書作成業務委託及び大和第1雨水幹線既設側壁詳細調査業務委託を発注しました。  また、下水道施設の老朽化による事故を未然に防ぐため、「ストックマネジメント基本計画策定に関する春日市下水道維持管理計画」の見直し業務委託、「ストックマネジメント計画」に伴う管路調査、管路診断業務委託、雨水環境調査業務委託を発注しました。  流域下水道費は8,957万7,631円を支出しました。これは、本市公共下水道が接続している御笠川那珂川流域下水道の処理場及び管渠の建設改良費に対する負担金です。  13ページをお願いします。  (2)議会の議決事項については、下記の表のとおりです。  (3)行政官庁認可事項については、平成29年1月13日に、春日市御笠川那珂川流域関連公共下水道事業計画(変更)を申請し、平成29年2月8日に認可を受けました。  (4)職員に関する事項については、損益勘定に関する職員は5人、資本勘定に関する職員は3人で、合計8人となります。平成27年度は、損益勘定に関する職員は6人、資本勘定に関する職員は3人で、計9人でした。平成27年度と比べ、損益勘定に関する職員が1名減となっております。  (5)料金変更に関する事項については、今回、該当事項はございません。  次に、14ページをお願いします。  2の工事については、(1)建設工事の概況として、下記の表のとおり工事を実施しております。  次に、15ページ、16ページをお願いします。  (2)保存工事の概要は、下記の表のとおり維持工事等を実施しております。  次に、17ページをお願いします。  3の業務について。  (1)業務量は、前年度と比べ、行政区域内人口は横ばいで、水洗化人口は0.1%増加しました。水洗化戸数は0.6%増加、水洗化率は99.2%と0.1ポイント増加し、高い水準となっています。年間有収水量の1.2%の増加は、事業所や一般家庭からの汚水排出量の微増が考えられます。その理由としましては、例年に比べ、初夏から秋口に高温傾向が続いたことが考えられます。  次に、(2)事業収益に関する事項及びその下の(3)事業費に関する事項について、上段括弧書きは税込み額で、決算書1ページと2ページの決算額と一致します。下段は税抜き額で、5ページの損益計算書の内容と一致します。  次に、18ページをお願いします。  4の会計について。  (1)重要契約の要旨につきましては、契約金額が5,000万円以上のものを対象とし、小倉第3雨水幹線築造工事(1工区)を報告しております。  次に、(2)企業債及び一時借入金の概況については、企業債の本年度末残高は134億41万2,159円です。一時借入金につきましては、今回、借り入れはございません。なお、企業債の本年度末残高は、32ページの企業債明細書の未償還残高の合計と一致します。  次に、19ページと20ページをお願いします。  その他につきましては、消費税の申告において、決算書上で特定収入の使途を明らかにする必要があるため記載されているものです。他会計負担金及び他会計補助金等の使途については、以下のとおりとなっております。  続けてよろしいでしょうか。 505: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい。 506: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に21ページをお願いします。  キャッシュ・フロー計算書について、資料をもとに説明します。資料4のキャッシュ・フロー計算書をお願いします。  キャッシュ・フロー計算書は、1事業年度の資金収支の状況を一定の活動を区分別に表示した報告書になります。このキャッシュ・フロー計算書から、貸借対照表や損益計算書では把握しにくい1事業年度──4月1日から翌年の3月31日までにおける現金預金の流れを、業務活動、投資活動、財政活動の三つに区分して表示することで資金繰りの状況を明らかにし、経営の健全性や経営悪化などの判断が可能となります。  資料右側の業務活動によるキャッシュ・フロー──青で囲った部分は、外部からの資金調達に頼ることなく、どのぐらいの資金を本来の業務活動で獲得したかをあらわしたもので、主に収益的収支、3条予算の内容をあらわしています。この計算書からは、プラスであることから、業務活動が良好であることがわかります。  次に、その下の投資活動によるキャッシュ・フロー──赤で囲った部分は、固定資産の取得など将来の利益及び資金獲得のための設備投資にどのぐらいの資金を支出したか、また、そのその資金をどのぐらい回収したかをあらわしたもので、主に資本的収支、4条予算の内容をあらわしています。この計算書からは、マイナスであることから、積極的に投資を行っていることがわかります。  次に、その下の税務活動によるキャッシュ・フロー──緑で囲った部分は、業務活動や投資活動を維持するために、どのぐらいの資金を調達しまた返済したかをあらわしたもので、主に資本的収支、4条予算の内容をあらわしています。この計算書からは、マイナスであることから、借入金残高が減少していることがわかります。  資料左側の下の表から、春日市の場合、業務活動によるキャッシュ・フローはプラス、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローはマイナスであるため、経常的な企業活動で生み出した資金を健全に投資活動と財務活動に使っていることが読み取れます。したがいまして、本市の経営状態は健全であると言えます。  キャッシュ・フロー計算書の説明は以上でございます。 507: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、ここまでの説明で質疑のある方はどうぞ。  はい、與國委員。 508: ◯委員(與國 洋君) 一番最後のとこの投資活動なんですけれども、マイナスであることから積極的に投資を行っているということなんですけど、これ、どういう意味なんですかね。要するに、投資活動を一生懸命やってて赤字になってるということでしょう。 509: ◯委員長(岩切幹嘉君) オレンジの部分ですね、投資活動。 510: ◯委員(與國 洋君) そりゃあ、積極的投資していることはわかりますけれども、回収だとかそんなことができるということは、この中で読み取ることはできないんですか。それは、次の財務活動との関連で初めて読み取れるんですか。それはどういう関係になるんですか。 511: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、白石課長補佐、補足説明でお願いします。 512: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) キャッシュ・フローについてはですね、現金等の動きをあらわしているもので、青いところがもちろん本業の動きになっています。  で、赤いところについて、こちらは投資活動によるものですけど、積極的に購入したとか有形の固定資産の取得をしたという場合に現金──お金を支出したと。それで、マイナスになっていくと。ですから、積極的に投資を行っているほうがマイナスが大きくなります。  逆にですね、これがプラスになる場合は、この例でいきますと、国庫補助金等による収入というところがありますけれども、こういうふうによそからもらうものがあればプラスになりますけども、実際、ここの欄については、そういう有形固定資産を購入するというのは、工事をして支出をするということが主になりますので、ここは、ほとんどマイナスになるかと思います。 513: ◯委員長(岩切幹嘉君) そういう性格のものじゃないの、現金の動きですよね。 514: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 現金の動きです。 515: ◯委員長(岩切幹嘉君) だから、投資するから、当然……。 516: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) お金が出ていきます。 517: ◯委員長(岩切幹嘉君) 基本的には、ということですね。與國委員、どうぞ。 518: ◯委員(與國 洋君) それはそうでしょうけども、しかし、投資過多になって赤字になっちゃいかんから、一番下の期首残高と期末残高で期末残高がふえているから、行き過ぎた投資ではないねと。うちの自分の持っている範疇あるいはよそからもらっている範疇で、資金源のある中で投資をしているということが言えるんですかね。そこが一番心配なんで。投資し過ぎて倒れたといっちゃいかんなと思ったものだから。そこだけは。 519: ◯委員長(岩切幹嘉君) 白石課長補佐。 520: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 議員の言われるとおりでございますので。 521: ◯委員(與國 洋君) じゃあ、いいです。 522: ◯委員長(岩切幹嘉君) 大丈夫ということで。  ほかにございませんか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 523: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いて説明をお願いいたします。 524: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、決算書の23ページと24ページをお願いします。  収益費用明細書となります。これは、5ページの損益計算書の内容を明らかにするため、節まで記載した明細書となるものです。  次に、決算書の25ページ、26ページをお願いします。  固定資産明細書となります。これは、9ページの貸借対照表に記載された資産の部の固定資産に関する明細書となります。  一番下の表、(3)投資その他の資産につきましては、福岡県下水道管理センター出捐金で、当年度増加額2万円を加えて当年度末現在高は222万円となっています。これは、決算書7ページ、8ページの剰余金計算書の中で、資本金の当年度発生額と資本剰余金の減債積立金との間に2万円の差額があることを説明していましたが、この差額が出捐金の増額分になります。  出捐金の増額2万円は、地方公営企業法適用時の計上に誤りが判明したためで、今回、当年度増加額として整理したものです。資本金の訂正は、振りかえ仕訳によって資本金を増額し、貸借対照表にその旨を注記するところですが、既に相当な期間が経過しているため、精算表の決算整理により説明させていただきました。  次に、27ページから32ページは、企業債明細書になります。今までに発行した企業債の発行額や償還額をあらわした明細となります。  次に、33ページをお願いします。  注記について御説明します。注記については、財務諸表を作成するに当たり、採用した会計処理の基準・手続をあらわしたものです。  以上で下水道事業会計決算書の説明を終わります。 525: ◯委員長(岩切幹嘉君) これで全部説明は終了ということですね。 526: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい。主要な施策の成果は、また後で説明させていただきます。 527: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい。では、これまでの説明で。75号議案は、あれでしょう、まだ続くということですか。 528: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい、主要な施策の成果を最後に。 529: ◯委員長(岩切幹嘉君) ああ、わかりました。では、これまでの説明で質疑のある方は。はい、松尾委員。ページ数を言ってください。 530: ◯副委員長(松尾徳晴君) できるかできないか。これは、ページに関係ないですけど。 531: ◯委員長(岩切幹嘉君) そうですか、はい。 532: ◯副委員長(松尾徳晴君) いろいろ説明していただいて、これは何ページの分ですっていうことでお話しされるじゃないですか。あれをここの中に何らかの形で、何ページということで入れるわけはいかんとですか。チェックするときに。もちろん、できるかできないかはそちらのあれですけど。読み上げるときに、何ページに相当しますとか御説明されますよね。後ろのほうの。 533: ◯委員長(岩切幹嘉君) 決算書のページ数とかということですね。 534: ◯副委員長(松尾徳晴君) そうです。できなければ、もう仕方ないですけどね。  こちらを言ってるときに、決算書の何ページということで言ってあるから、それをこちらに書けないだろうか。説明されるときに、どこどこと言うて、ページとかを……。 535: ◯委員長(岩切幹嘉君) それ、例えて言えば……。 536: ◯副委員長(松尾徳晴君) 読んでもらえばわかるとばってんが、読みよんなったけん、聞きながらちょっと感じたんですよね。 537: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 538: ◯下水道課長(田中豊隆君) 例えば、最後のほうになりますけど、「決算書の25ページ、26ページをお願いします」というふうにお話しした後に、「これが固定資産明細書です」というふうに私が説明して、その後に、「これは9ページの貸借対照表に記載された」というふうなところを。 539: ◯副委員長(松尾徳晴君) ああ、こちらの。こちらの内容を言いよったんやね、ごめん。そしたら、いいです。 540: ◯委員長(岩切幹嘉君) だから、そっちのほうにも書いてほしいということですね。 541: ◯下水道課長(田中豊隆君) こっちの決算書の中のほうにということですよね。 542: ◯副委員長(松尾徳晴君) チェックするときに……。                 (「同時に手にとれば何ページって言えるけど。きっとね」と                 発言する者あり) 543: ◯下水道課長(田中豊隆君) 両方見ていただく形になるんで、その辺がですね。 544: ◯副委員長(松尾徳晴君) できないかなと。入れてもらえば、我々も反応が早くなるということで。それは、そちらのあれですから、別に強く言ってるわけじゃない。 545: ◯委員長(岩切幹嘉君) 何か答弁できますか。だから、例えば、説明するときに、なるべく目で追いやすいような説明をしていただくような形で。                 (「速いけんくさ」と発言する者あり)  田中課長。 546: ◯下水道課長(田中豊隆君) 決算書と資料のほうもお配りしておりますけれども、決算書の中で、また決算書の何ページとかいう言い方を私のほうがしてますので、その辺をもう少しわかりやすくといいますか、間を置いてといいますか。そういった説明の仕方を今後ちゃんと考えたいというふうに思います。 547: ◯副委員長(松尾徳晴君) 速く読まれるから、追いついていかんとよ。恥ずかしながら。
    548: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい、時間を。 549: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃあ、なるべくそこは詳しくというか、皆さんが理解しやすいような形で決算書と連動させてということで。 550: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい。 551: ◯副委員長(松尾徳晴君) お手数かけます。 552: ◯委員長(岩切幹嘉君) 今後の説明をよろしくお願いいたします。ということでよろしいですか。 553: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい、ありがとうございます。 554: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 555: ◯委員(與國 洋君) 説明資料の中の6ページ付近に相当するんだと思うんですけども、長寿命化整備計画をつくりました、ストックマネジメントに基づく整備と言われたか補修と言われたか、何とか計画をつくりましたというのは、基本的には、1款1項1目20節の委託料になってるんだろうと思うんですけども、そのときに、もう一つの工事との関連もあったかもしれませんが、「5,000万円以上は報告する必要があります」と言われましたよね。ということは、この長寿命化整備計画だとかストック何とかというのは、どのぐらいかかるんですか、お金は。  そういうふうなのと、もう一つ。これは入札で会社を決めるものなんですか。それとも、額が小さいから、こちらの指名入札になるんですか。その辺は金額との関係があるからと思うんですけども、どういう手続で計画を発注していくんですかね。 556: ◯委員長(岩切幹嘉君) 答弁は課長補佐でいいですか。課長でいいですか。はい、田中課長。 557: ◯下水道課長(田中豊隆君) まず、予算書で見るところの、おっしゃいました4条予算の支出の……。決算資料のほうの6ページの4款1項1目の20節委託料、この中に、さっきのストックマネジメントの委託料ですとかは入っております。それで……。 558: ◯委員長(岩切幹嘉君) 委託する経緯については。先ほど、與國委員がおっしゃった、どういう選択をされるのか。 559: ◯下水道課長(田中豊隆君) 入札については、競争入札に、指名入札になりますけれども。 560: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 561: ◯委員(與國 洋君) 先ほど、5,000万円以上はちゃんと報告しなきゃいけないと言われました。これは工事も含んで何もかもそうなんでしょうけども、この長寿命化整備計画だとか何とかっていうのは、そんな大きな額では当然ないとは思うんですよね。どのぐらいの額でこれを、29年から38年の10年間のやつ、多分1地域だと思うんだけども、発注を予定するもんなんですかね。 562: ◯委員長(岩切幹嘉君) この工事の、実質やるときの規模というか予算規模……。 563: ◯委員(與國 洋君) それによって指名入札でいいんだと思うんですけども。概観的にどのぐらいのものなのか、お金として。1,000万円ぐらいかかるもんなんですか。トータルで8,000万だから、一つが1,000万もかからんとは思ってるんですけど。 564: ◯委員長(岩切幹嘉君) これ、今、大丈夫ですか。答えられますか。田中課長。 565: ◯下水道課長(田中豊隆君) 御質問の確認なんですが、ストックマネジメントの平成28年度に発注しました長寿命化といいますか、下水道維持管理基本計画の見直し業務を発注しまして、こちらの委託料が1,437万4,800円になっています。これは、指名競争入札でやっております。委託は、一つはこれがあります。 566: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 567: ◯委員(與國 洋君) 思ったより高かったなと思って。これは、だから、競争入札をかけてるということですか。 568: ◯下水道課長(田中豊隆君) 競争入札です。 569: ◯委員(與國 洋君) いずれも。 570: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい。 571: ◯委員(與國 洋君) わかりました。じゃあ、了解しました。 572: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。 573: ◯委員(與國 洋君) はい、いいです。 574: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃあ、ほかにございませんか。中原委員。 575: ◯委員(中原智昭君) きょうもらった資料の12ページの業務状況のとこで、12番の処理原価が、28年度133.91円で27年度125.6円で、28年度は上がってるように見えるんですけど、これ、たしか、27年度は御笠川那珂川流域下水道処理場の何か、余計取りよったか何かのあれで下がったんやったですかね。通常、24年度、25年度とかっていうのは百三十何円で、27年度だけが7円。処理原価っていうのは、ある程度一定じゃないんですか。その辺を聞かせてください。 576: ◯委員長(岩切幹嘉君) どちらが答えますか。では、白石課長補佐。 577: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 次のページ、13、14のところのですね、収益構成比率とか費用構成比率というところがありますけれども、こちらのほうの内訳が、大体、処理原価に当たるようなところになります。  具体的に言いますと、14ページのほうの営業費用ですね。こちらのほうが、27年度が費用としてはですね、15億7,108万2,000円で、次、28年度は15億8,800万というふうに、27年度より28年度のほうが費用としてはふえております。ですから、原価としてはふえたということで。委員がおっしゃってます流域下水道のほうからですね、いわゆる剰余金等が返還されたとかっていうことではないです。 578: ◯委員長(岩切幹嘉君) これに連動して、処理原価が同じように上がってるということですか。 579: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 全体的に費用が27年度よりもかかったので、その分が単価に計算し直すと、そういうふうなことになると。 580: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 581: ◯委員(中原智昭君) というのは、結局、もちろん……、年度末、人口とかもふえてますよね。ふえてて処理原価がふえてるというのはもちろんわかるんですけど、原価っていうのは処理単価でしょう。要は、それを割ったんでしょうけど、8円近く上がってるというのは、どこかごーっと上がってるんですか。どう言ったらいいかな。処理原価、原価の部分が。 582: ◯委員(與國 洋君) 原価の出し方の数式を言ったら出てくるんじゃない。どこ分のどこで。 583: ◯委員長(岩切幹嘉君) もし、今、明確な答弁ができなければ、あしたでもいいですけども。あんまり中途半端な説明よりも、ちゃんと調べていただいて。 584: ◯下水道課長(田中豊隆君) ちゃんと説明できるよう、資料を準備してまた御説明します。 585: ◯委員長(岩切幹嘉君) それに伴って、またいろんな質疑が出たときに、ちゃんと答弁していただくように。また、2度、3度説明を受けることになりますので、その分も全部を調べていただいて、後日ということで。  あ、出ましたか。 586: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 済いません。申しわけありません。 587: ◯委員長(岩切幹嘉君) 大丈夫ですか。では、白石課長補佐。 588: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 汚水処理原価ということになるんですけれども、この算出式はですね、年間の有収水量分の汚水処理費という形になりますので……。 589: ◯委員長(岩切幹嘉君) 有収水量の処理費。 590: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) はい。ですから、分母に当たるのが有収水量になります。有収水量ですから、9番のEのところですね。 591: ◯委員(與國 洋君) 9番、Eですね。そして……。 592: ◯委員長(岩切幹嘉君) 9番、はい。 593: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) そして、原価については……。 594: ◯委員(與國 洋君) 分子は。 595: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 分子のほうですね、こちらのほうが、管渠費と業務費とそれから流域下水道費、総係費、こちらのほうになりますので。                 (「14ページ、管渠費と総係費と、もう一つは何か」「流域下                 水道費」と発言する者あり)  はい。 596: ◯委員(與國 洋君) ということは、14ページの上から四つか。 597: ◯委員長(岩切幹嘉君) これ、ちゃんと、例えば図式にして。今、私たちが聞いてもですね、ここに数値を入れても、そのとおりなってるのかどうかっていうのは、ちょっと即座に判断できませんので、数式も図式にしていただいて、こういった形でこういう単価になってるということで。 598: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) では、資料を……。 599: ◯委員長(岩切幹嘉君) 資料をつくってください。 600: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) お持ちします。 601: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい。じゃあ、これについては、ちゃんとした資料をもとに説明を受けたいと思いますので。中原委員、いいですか。 602: ◯委員(中原智昭君) はい。 603: ◯委員長(岩切幹嘉君) ちゃんとした資料をもって。図式か何かちゃんとしていただいて、その上でまた質疑をしていただくということで。  はい、次、そうしたらどうぞ。 604: ◯委員(中原智昭君) それと、この5番6番の水洗化率。これ、毎年少しずつふえてるんですけど、100にはならんと聞いたんですが、最高どのぐらいまでいくものですか。99.9ぐらいまでいくのか。ふえてるんですか、逆に言ったら、水洗化されてないとこは。前のときに聞いたのが、100%にはなりませんと。もちろん、現場の仮設トイレだったりまだどうのこうのっていうのがあるということで言われたんですけど、水洗化率っていうのは、極めて今100に近い数字なんでしょうけど、一般の、仮設工事的なことを抜けても、まだ水洗化されてない地区っていうのがあるんですか。 605: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 606: ◯下水道課長(田中豊隆君) どうしても、借家といいますか、古い建物のところで、それも今、軒数的に多いのは、長浜太宰府線の予定地のところにアパートですとか借家が数軒残っているんですけれども、そちらのほうがなかなかこう……。事業にあわせて土地のほうの処分を考えてあったりですとかがありますので、そこら辺が今すぐにというのがなかなか難しいところはあります。長浜太宰府線に限る話じゃないんですけども、結局、建物を新しくするときについでに水洗化したいというふうな考えをお持ちのところがほとんどで、そういったところが、建物が古くなって取り壊したりとか、そういうことで新しく建てかえとかを検討されれば、それに伴って率のほうはどんどん上がってくるとは思うんですけども。今のところ、そういったところがわずかでも残っておりますので、少しずつは100に近くはなっておりますけれども、いつごろに100になるかっていうのは、ちょっとなかなか、何十年先なのかが、はっきりは申し伝えづらいというか。 607: ◯委員長(岩切幹嘉君) 100はならないということではなくて……。 608: ◯下水道課長(田中豊隆君) ならないということはないと思うんですけども、その辺がちょっと。 609: ◯委員長(岩切幹嘉君) 可能性はあるということですね。 610: ◯下水道課長(田中豊隆君) 何年後に100になるかというのは、なかなか、これでお伝えすることは難しい。 611: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 612: ◯委員(中原智昭君) 要は、これ、仮設とか工事用のああいうのは入ってないんですか。仮設トイレ。 613: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 614: ◯下水道課長(田中豊隆君) 仮設は取り除きされますので。例えば、工事のほうの仮設トイレですとか、そういったときは一時的なものですから、それは、今回の中にはもちろん入っていないです。既存の建物の軒数を数えてますので。 615: ◯委員長(岩切幹嘉君) 入ってないということですね。 616: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい。 617: ◯委員(中原智昭君) はい、わかりました。 618: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。 619: ◯委員(中原智昭君) はい。 620: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 621: ◯委員(與國 洋君) 今のページでですね、12ページですよ。業務状況の中で、下水の処理量、7番の処理量と有収水量が差がありますよね。その差の比率は有収率で出てるんですけども、この差があるというのは何なんですか。要するに、下水のほうに、例えば雨水が混在しててお金が取れないとか、そういう意味なんですか。 622: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 623: ◯下水道課長(田中豊隆君) 委員がおっしゃるとおり、雨水──私たちの専門用語で不明水と呼んでいますけど、それが含まれているということで合致しないとなっております。 624: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員、よろしいですか。 625: ◯委員(與國 洋君) はい、いいです。 626: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員、どうぞ。 627: ◯副委員長(松尾徳晴君) 中原委員がおっしゃった分とちょっとかぶるんですけど、昔は、水洗化してないのが何軒ということで出してありましたよね。今、何軒ぐらいになったんですか。大分、だんだん聞くたびに少なくはなってきてるんですけど。 628: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 629: ◯下水道課長(田中豊隆君) 平成29年の3月末現在で、未水洗のところが573戸。 630: ◯副委員長(松尾徳晴君) 大分少なくなったね。573。 631: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい、573戸というふうに把握しております。 632: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員、よろしいですか。 633: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい。もう、400戸ぐらい減っとるから。 634: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 635: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、ないようでございますので、続いて説明をお願いいたします。 636: ◯下水道課長(田中豊隆君) 最後に、主要な施策の成果に基づき、主な事業について説明します。  主要な施策の成果の135ページをお願いします。汚水枝線築造工事になります。  事業費は、247万1,000円です。  事業の目的は、私道の寄附や県道拡幅事業等に合わせて汚水枝線を築造することで、公共下水道施設の適切かつ効率的な維持管理を図るものです。
     次に、内容です。県道那珂川宇美線下白水校区において、拡幅工事に伴い、汚水枝線工事延長8.7メートルを実施しました。また、宅地開発に伴い、紅葉ヶ丘東8丁目において延長10メートル、小倉東1丁目において延長4メートルの汚水枝線延伸工事を実施しました。  成果として、汚水枝線築造工事によって、民有地から公共下水道への接続が容易になり、あわせて、公共下水道施設の適切かつ効率的な維持管理が行えるようになりました。  次に、下水道施設長寿命化事業です。  事業費は、7,814万1,000円です。  事業の目的は、供用開始から40年以上が経過し、今後、膨大な施設の改築更新事業が想定される下水道施設について、管路施設の調査診断を行いながら計画的な改築工事に努めることで、事故や機能停止を未然に防ぎ、施設機能を維持するものです。  次に、内容です。平成24年度に策定した「公共下水道施設の長寿命化計画に基づき、老朽化したマンホールの蓋の取替工事を実施しました。また、下水道施設の改築更新を計画的かつ効率的に進めるために、「下水道維持管理基本計画」の見直し及び管路調査診断を行いました。業務内容は、須玖北、日の出町及び桜ヶ丘地区のマンホール蓋44カ所の取りかえを行いました。また、「下水道維持管理基本計画」見直し業務として、「汚水及び雨水の維持管理基本計画」を策定しました。そのほか、管路調査診断業務として、汚水管路1万3,647メートル、雨水管路9,403メートルの調査診断を行いました。  成果として、老朽化したマンホール蓋の取りかえを行うことにより、蓋の浮上、飛散及び人の転落に対する防止機能が備えられ、事故の防止につながりました。下水道施設の維持管理基本計画見直し業務では、改築更新の優先度や調査等の基本計画の見直しを行い、計画的かつ効率的に維持管理を行うための計画を策定することができました。また、管路調査診断業務では、施設の老朽化状況や整備緊急度を把握し、改築更新事業が進捗しました。  次に、下水道事業計画雨水に基づく浸水対策施設築造事業です。  事業費は、1億3,435万7,000円です。  事業の目的は、近年、局所的な集中豪雨が増加傾向にあり、一部の地域で浸水被害が発生しております。これに対し、雨水流出抑制を目的とした貯留施設の整備や雨水幹線の掘り下げを行うことで、浸水被害の軽減を図るものです。  次に、内容です。浸水対策に関する測量設計と業務を行い、水路断面の拡幅による流下型事業として、小倉第1雨水幹線の掘り下げ工事、小倉第3雨水幹線改築工事及び築造工事を実施しました。事業内容は、業務委託として、小倉第1雨水幹線の改築工事・測量設計等業務や延長60メートルを実施しました。次に、小倉第1雨水幹線掘り下げ工事、延長112メートルを実施しました。そのほか、小倉第3雨水幹線改築工事、延長10メートル及び小倉第3雨水幹線築造工事、延長139.5メートルを実施しました。  成果として、雨水幹線の断面拡幅事業が進捗したことにより、桜ヶ丘及び日の出町地区の浸水被害の軽減を図ることができました。  以上で平成28年度下水道事業会計収入支出決算認定に関する説明を終わらせていただきます。 637: ◯委員長(岩切幹嘉君) それでは、この第70号議案全般として、質疑のある方はどうぞ。  はい、中原委員。 638: ◯委員(中原智昭君) 135ページの下の段、マンホール蓋の取りかえ工事をずっとやってあるんですけど、今、よくニュースとかで、集中豪雨でマンホール蓋がかなり浮いてますよね、ぼこって。そして、水がはね出しているんですけど、これをすることによって、浮上をとめるような蓋になってるんでしょうけど、まだ、かなりの数、ぼこって浮くようなマンホールが春日市内にいっぱいあるんですか。 639: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 640: ◯下水道課長(田中豊隆君) マンホール蓋が約1万枚ほどあるんですけども、委員がおっしゃるように、最近になって浮上防止蓋要するに、圧がかかって飛散しない蓋というのが考え出されて、それを今のところは使ってるんですけども、まだ、ここ10年もたってないんです、その蓋そのものがですね。こういった新しい蓋にかえるところは浮上防止の機能がついておりますけども、今後、そういった計画を立てながらですね、古い蓋を優先順位をつけまして交換はしていく予定でありますけども、なかなか一度には難しいもんですから、順にその辺の方針をですね、考えてはいます。 641: ◯委員長(岩切幹嘉君) 中原委員。 642: ◯委員(中原智昭君) その交換の、更新する計画としては、浸水ハザードマップとかで浸水しそうなところから、もちろんやってあるんですかね。 643: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 644: ◯下水道課長(田中豊隆君) あくまで、マンホール蓋といいましても、汚水と雨水のマンホール蓋がありますので、今、ニュースとかで取り上げられているのは雨水の蓋だと思います。それで、雨水の蓋は先ほどの1万の中に数は含まれますので減りますけども、雨水の蓋も含めたところで、もちろん耐用年数といいますか、それが古ければそれを先にということで今考えてますけども、浸水を起こしているところを優先的にというところでは考えてはおりません。蓋の経過年数から、順次、優先度を決めているということで、今。 645: ◯委員長(岩切幹嘉君) いいですか、中原委員。はい、中原委員、どうぞ。 646: ◯委員(中原智昭君) できれば、その辺がですね、結局、浸水して見えない状況のときに歩いていって落ちるっていう事故があったりというのがあるでしょうから、やっぱり、その辺も考慮しながら。もちろん、貯留槽をいろんなところにつくってありますので、大分、桜ヶ丘とかあの辺の洪水とかっていうのが減ってはくるんでしょうけど、やはりその辺の危険がありそうなところっていうのは、重点的にですね、施策として取り入れていただきたいなと思いますので、今後、検討してください。以上です。 647: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 648: ◯下水道課長(田中豊隆君) 雨水のほうの修繕計画ですね、そちらのほうも今から立てることになりますので、そこら辺も考慮して。古い順というのもありますけども、下流側の浸水するような、道路冠水するようなところは、優先順位を繰り上げて、そこに盛り込んだ形で計画を立てたいというふうには考えております。 649: ◯委員(中原智昭君) はい、お願いします。 650: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 651: ◯副委員長(松尾徳晴君) 管路の分なんですけど。これ、相当の長さがあると思うんですけど、これは把握してあるんですかね。何キロとか、何キロぐらいじゃない、何十キロ、何百キロやないかな。それが一つ。 652: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 653: ◯下水道課長(田中豊隆君) 先ほども言いましたように、汚水と雨水がありますので、まず、汚水です。汚水も幹線と枝線に分かれておりますので、まず、幹線の合計からお伝えします。汚水幹線、これ、径は小さいものから大きいものまでありますけども、一くくりでよろしいでしょうか。 654: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい。 655: ◯下水道課長(田中豊隆君) 汚水幹線が約21.3キロ、それから、汚水枝線が262.2キロメートル。                 (「汚水がですか」と発言する者あり)  今、言ってるのは、汚水です。  最初が汚水幹線で21.3キロメートル、枝線が262.2キロです。合計で283.5になりますね。それから、今度は雨水のほうですね。これは、ヒューム管ですとかボックスカルバートもありますけども、それ全部を合計したところになります。これ、暗渠になってる分ですね、道路の下に入っている分とかの延長になります、雨水のほうはですね。こちらのほうが、幹線が12.4キロメートル、それと、幹線よりも若干小さくなっている、下水道課のほうでは準幹線というふうに言っておりますけども、その準幹線のほうが8.8キロメートル、合計で約21.2キロメートルになります。 656: ◯副委員長(松尾徳晴君) 参考までに、ありがとうございました。 657: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。 658: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい。それともう1点だけ、済いません。 659: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、どうぞ。松尾委員。 660: ◯副委員長(松尾徳晴君) 掘り下げる分ですよね。あれ、掘り下げると下流のほうが影響するということで、今までされなかったんじゃないかなという感じを持ってたんですが。下流というか福岡市側。で、調整なんかしてあるということをちらっと聞いたことがあるんですけど、それはないんですか。もう全然……。 661: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 662: ◯下水道課長(田中豊隆君) 雨水幹線の場所によって、掘り下げができるところとできないところがありまして、春日市の福岡市側になりますけども、春日市の雨水幹線を接続している箇所っていうのが、福岡市でいいますと博多区のほうですとか、那珂川町になると南区のほうになります。  それで、それぞれ福岡市のほうの幹線が違いますけども、春日市の、今ずっと掘り下げ工事をやっています小倉第1雨水幹線、それから小倉第2貯留施設をつくった──通称、福岡市のほうは諸岡川っていいますけども、あちらのほうは平成11年にやっぱり大きい被害が出まして、改修を行っていただいています。それで、春日市が計画している流せる分だけの余裕を持つ形で改修をしていただいてるんで、小倉第1雨水幹線ですとか、小倉というふうにつく雨水幹線ですね、こちらのほうは断面を大きくしたりですとか、委員のおっしゃるとおりに掘り下げてるですとか、そういう形の計画が可能なんですけども、これが今度、那珂川町寄りの白水雨水幹線というのがあります。福岡市のほうが、流す場所が那珂川のほうになるんですけども、そちらのほうが全体がまだ改修ができておりません。福岡市側のほうの改修がですね。それで、同じように掘り下げていいかというと、やっぱり福岡市のほうと協議をしながら、春日市はこれだけの分しか流せませんよということが決まっておりますので、考え方によっては、福岡市のほうのそういった改修が進まなければ、急ぐのであれば春日市側のほうでためる……、流すんではなくて一時的にためる貯留施設を検討するほかしかないかなというふうには考えております。場所によって、若干、掘り下げができたりですとか。 663: ◯副委員長(松尾徳晴君) 水路の経路によってね。 664: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい。福岡市側のほうの受け入れの状況によって、春日市の計画もかわってくるということになります。 665: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 666: ◯副委員長(松尾徳晴君) じゃあ、小倉第1・第2・第3については、今のところはできるということですか。 667: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 668: ◯下水道課長(田中豊隆君) 春日市の計画でいいますと、降雨強度が10年確率でやっておりますけども、その確率に合わせてるところでは、まず、福岡市のほうは許容範囲を超えてないということです。これが10年確率を超えるような、だんだん上がってきますと、また福岡市との協議が必要になろうかと思いますけども。 669: ◯副委員長(松尾徳晴君) わかりました。 670: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。 671: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい、ありがとうございました。 672: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんか。岩渕委員。 673: ◯委員(岩渕 穣君) 136ページの雨水幹線の貯蔵事業、成果というんですけど、ここで、桜ヶ丘、日の出地区の浸水被害の軽減を図ることができましたと結果として書いてあるんですが、これの測定方法とかっていうのは何か。根拠というか、理論的なものがある上での成果として書かれているわけですか。 674: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 675: ◯下水道課長(田中豊隆君) 先ほど言いましたように、こちらの今行っている箇所というのが降雨強度の10年確率でやってるんですけども、当然、断面を広げたところで、今まで10年確率がなかったところが10年になりますので、その分、雨をより受け入れやすく、浸水被害にならないように、それを軽減できるように整備できたっていうところで書かせていただいてます。  ただ、それを数値ですとかっていうのが一つ……、以前、小倉第2貯留施設を整備したときに、一度、小倉第2貯留施設がないときに、桜ヶ丘ですとか日の出町がどういうふうな浸水をしたかというところを想定した分と、実際に完成しましたので、今度はどれだけ軽減できたか、どれだけの雨がたまらなくなったかというところの数値化した分でいえば、ハザードマップがありますけども、それでは確認ができますが、一つ一つ、雨水幹線を掘り下げ整備したのでどれだけ効果があったかという数値は、今のところ、細かいところではまだ出していないのが状況です。 676: ◯委員長(岩切幹嘉君) 岩渕委員。 677: ◯委員(岩渕 穣君) 要は、理論的に、これだけの幹線で流量が確保できるということで、あふれていたであろうものが軽減されるであろうという、一応、推定ということで理解していいんですかね。 678: ◯委員長(岩切幹嘉君) 例えば、1時間の雨水量が、そのときは冠水したけども、同じような1時間で九十何ミリかあったじゃないですか、一番あったとき。だから、1時間でこれぐらいだったら大丈夫という、その数値の根拠はないんですか。  田中課長。 679: ◯下水道課長(田中豊隆君) その根拠というのが、計算によって。今、10年確率が68.8なんですけども、それが、10年確率の降雨強度式っていうのがありますが、その式に……。 680: ◯委員長(岩切幹嘉君) 基本的には、1時間68.8でおさまれば、あふれない計算なんでしょう。 681: ◯下水道課長(田中豊隆君) 計算上、そういった形で、掘り下げですとかは整備をしております。 682: ◯委員長(岩切幹嘉君) それぐらいは言っていいんじゃないですかね。何も数値を出さずに……。 683: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、松尾委員、どうぞ。 684: ◯副委員長(松尾徳晴君) 同じようなあれなんですけどね、第2雨水の、駐車場の下にされましたよね、あれによって、桜ヶ丘が非常に水のかさが少なくなったと、流れてくる分が。そして、僕がお尋ねしたときに、どのぐらいの開閉というか、どういうふうに貯水流を利用したというのが出してあったじゃないですか。どのぐらい閉めたりどのぐらい流したりっていうのを。あれを桜ヶ丘に知らせていただいたために、あそこから、よかったということで言ってありましたので、それは成果として挙げていただいてもいいんじゃないかなと思います。 685: ◯委員長(岩切幹嘉君) 答弁いいですか。 686: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい、要らないです。 687: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 688: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、ないようでございますので、第70号議案につきましては、質疑を終結いたします。  ここで、ちょっと暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後2時21分                 再開 午後2時31分                ──── ─ ──── ─ ──── 689: ◯委員長(岩切幹嘉君) それでは、休憩前に引き続き委員会を開議いたします。  では、続きまして、第65号議案「平成29年度春日市下水道事業補正予算(第1号)について」を議題といたします。  田中下水道課長。 690: ◯下水道課長(田中豊隆君) 続きまして、第65号議案「平成29年度春日市下水道事業会計補正予算(第1号)について」、説明いたします。  下水道事業会計補正予算書をお願いします。 691: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい。 692: ◯下水道課長(田中豊隆君) 今回の補正の主な理由は、7月人事異動に伴う職員給与費等の増額、事業費の繰り越しに伴う消費税納税額の減額及び平成28年度決算による減価償却費や起債の元利償還等の確定によるものです。  初めに、補正予算書の16ページの節別明細表をもとに、節について、補正部分の説明をさせていただきます。そして最後に、1ページから3ページの今回補正予算の第2条から第6条の条文を説明させていただきます。  それでは、補正予算書の16ページの節別明細表をお願いします。  まず、収益的収入から説明させていただきます。  1款1項営業収益の補正予定額は130万5,000円の増額でございます。  2目1節の雨水処理負担金66万8,000円の増額は、7月人事異動で職員が1名増となり、職員給与費が増額することによるものです。また、2目2節のその他負担金63万7,000円の増額も、7月人事異動に伴う職員給与費の増額により、水洗便所普及経費等が増額となるものです。以上の2目の他会計負担金は、一般会計補正予算に計上された一般会計からの繰出金になります。  次に、1款2項営業外収益の補正予定額は1,204万7,000円の増額でございます。  3目3節の他会計補助金537万9,000円の増額は、分流式下水道等に要する経費の増額によるものです。この分流式下水道等に要する経費は、資本費のうち、経営に伴う収入をもって充てることができないと認められるものに相当する額を一般会計から繰り入れるものです。本市では、下水道使用料対象経費である維持管理費、事業報酬、資本費の順で下水道使用料を充当し、賄い切れなかった資本費の額について、分流式下水道経費として繰り入れています。今回、分流式下水道経費が増加した主な理由は、7月人事異動に伴い、維持管理費に含まれる職員給与費が増額することにより、資本費に充てられる下水道使用料が減少することによるものです。3目3節の他会計補助金も、一般会計補正予算に計上された一般会計からの繰出金になります。  4目4節の長期前受補助金戻入55万6,000円の減額は、補助対象事業費の繰り越しによるものです。  以上で収益的収入についての説明を終わります。 693: ◯委員長(岩切幹嘉君) この収益的収入についての質疑をお受けしたいと思います。ここまでよろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 694: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いてお願いいたします。 695: ◯下水道課長(田中豊隆君) 17ページをお願いします。  次に、収益的支出を説明します。  2款1項営業費用の補正予定額は1,170万2,000円の増額でございます。
     18ページをお願いします。  4目1節の給料316万円の増額、2節手当等136万円の増額、3節の法定福利費96万円の増額、38節の賞与引当金繰入額58万9,000円の増額及び39節の法定福利費引当金繰入額11万1,000円の増額は、7月の人事異動によるものです。  5目40節の有形固定資産減価償却費567万1,000円の増額は、平成28年度に取得した有形固定資産のうち、開発等に伴う寄贈財産の増加によるものです。  その下、5目41節の無形固定資産減価償却費14万9,000円の減額は、平成28年度に取得した無形固定資産である御笠川浄化センターの施設利用権に係る減価償却費が確定したことにより、当初見込みを補正するものです。  19ページをお願いします。  2款2項営業外費用の補正予定額は405万6,000円の減額でございます。  1目45節の企業債利息174万2,000円の減額ですが、以下の二つの理由によるものです。一つ目は、事業費の繰り越しに伴い、平成28年度末借り入れ時における借入額が減少したこと及び平成28年度末借り入れ時における借り入れの利率が見込みよりも低下したことによるものです。二つ目は、資本費平準化債の5年ごとの利率見直しにより、借入利率が下がったことによるものです。  次に、4目49節の消費税及び地方消費税231万4,000円の減額は、主に、平成28年度事業の繰り越しに伴い課税仕入れが増となり、その結果、納税額が減額となったことによるものです。  以上で収益的支出についての説明を終わります。 696: ◯委員長(岩切幹嘉君) ただいまの説明までで、質疑のある方はどうぞ。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 697: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいでしょうか。では、続いてお願いいたします。 698: ◯下水道課長(田中豊隆君) 20ページをお願いします。  次に、資本的収入を説明します。  3款2項負担金の補正予定額は2万円の減額でございます。  2目1節の他会計負担金2万円の減額は、流域下水道の建設に要する経費のうち、平成28年度借入分元金が減額となったことによるものです。2目1節の他会計負担金も、一般会計補正予算に計上された一般会計からの繰出金になります。  以上で資本的収入についての説明を終わります。 699: ◯委員長(岩切幹嘉君) この資本的収入についての質疑のある方はどうぞ。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 700: ◯委員長(岩切幹嘉君) ないですね。では、続いてお願いいたします。 701: ◯下水道課長(田中豊隆君) 21ページをお願いします。  次に、資本的支出を説明します。  4款1項建設改良費の補正予定額は15万5,000円の減額でございます。  2目26節の負担金15万5,000円の減額は、流域下水道建設改良費負担金の市町案分の負担金が減額となったものです。  次に、4款2項借入金償還金の補正予定額は198万4,000円の減額でございます。  1目33節の償還金198万4,000円の減額の主な要因は、事業費の繰り越しに伴い、平成28年度末借り入れ時における借入額が減額となったことによるものです。  以上で資本的支出についての説明を終わります。 702: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、これまでの説明の中で、質疑のある方はどうぞ。  與國委員。 703: ◯委員(與國 洋君) 一番最後の件なんですけども、事業の繰り越しをしたんですよね。この事業の繰り越しはかなり大きな繰り越しだったと思うんですけども、これで198万4,000円ほどしか補正しなくていいというのは何ですか。借入額は当初の計画で198万4,000円じゃなかったような気がするんですけども。小倉の雨水幹線か何かを繰り越した分でしょう。だから、金が要らなくなったからという話で、それだけなのに、たったこれだけの数なんですかね、変更するのが。 704: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 705: ◯下水道課長(田中豊隆君) 事業費の繰り越しなんですけれども、事業の分は、小倉第3雨水幹線──県道31号線の坂口町交差点の工事の2工区分と3工区分になるんですけども、企業債の公共事業費のほうで1億2,870万が7,550万に減っております。繰り越しの関係上、減っております。それから、同じく28年の企業債──流域のほうです、こちらが9,140万円から8,920万円に減っております。以上の内容で償還金のほうが合計で198万4,000円減っております。 706: ◯委員長(岩切幹嘉君) 與國委員。 707: ◯委員(與國 洋君) 今の最初の分だけでもですよ、1億2,800万円だから1億3,000万円から7,000万円ぐらいになりましたよという話でしょう。そうすると、6,000万円ぐらいあるんです。これが、10年とか15年で返すから1年にすると198万4,000円だと。こういうことでいいんですかね。 708: ◯委員長(岩切幹嘉君) 田中課長。 709: ◯下水道課長(田中豊隆君) 償還年数がありますので、1年に換算すると、その額になるということです。 710: ◯委員(與國 洋君) わかりました。償還年数がかかるということね。 711: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 712: ◯委員長(岩切幹嘉君) では、続いて説明をお願いいたします。 713: ◯下水道課長(田中豊隆君) 次に、補正予算書の1ページにお戻りください。  第2条から説明いたします。ここは、先ほど説明した節での補正予定額を予算科目の款及び項までについて説明したものです。  第2条は、業務の予定料を次のとおり補正するものです。(3)主要な建設改良事業につきまして、(イ)流域下水道建設改良費負担が15万5,000円の減額となるものです。  第3条は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものです。  まず、収入につきまして、第1款下水道事業収益の補正予定額は1,335万2,000円を増額し、補正後の額を23億1,546万円とします。項の内訳は、第1項営業収益の補正予定額は130万5,000円を増額し、補正後の額を18億3,943万2,000円とします。第2項営業外収益の補正予定額は1,204万7,000円を増額し、補正後の額を4億6,269万3,000円とします。第3項特別利益の補正はありません。  2ページをお願いします。  次に、支出につきまして、第2款下水道事業費用の補正予定額は764万6,000円を増額し、補正後の額を19億7,449万7,000円とします。  項の内訳は、第1項営業費用の補正予定額は1,170万2,000円を増額し、補正後の額を16億6,375万7,000円とします。  第2項営業外費用の補正予定額は405万6,000円を減額し、補正後の額を3億974万円とします。  第3項特別損出及び第4項予備費の補正はございません。  第4条は、資本的収入が資本的支出額に対し不足する額の補填財源の説明となります。  条文を読まさせていただきます。予算第4条、本文括弧書き中、「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億3,959万円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,034万4,000円、減債積立金3億2,487万7,000円、過年度分損益勘定留保資金5億1,425万1,000円及び当年度分損益勘定留保資金9,011万8,000円で補填するものとする」を、「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億3,747万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,033万3,000円、減債積立金3億1,880万1,000円、過年度分損益勘定留保資金5億827万6,000円及び当年度分損益勘定留保資金1億6万1,000円で補填するものとする」に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正します。  まず、収入につきまして、第3款下水道事業資本的収入の補正予定額は2万円を減額し、補正後の額を5億542万6,000円とします。  項の内訳は、第1項企業債の補正はございません。  第2項負担金の補正予定額は2万円を減額し、補正後の額を1,779万2,000円とします。  第3項補助金の補正はございません。  3ページをお願いします。  次に、支出につきまして、第4款下水道事業資本的支出の補正予定額は213万9,000円を減額し、補正後の額を14億4,289万7,000円とします。  項の内訳は、第1項建設改良費の補正予定額は15万5,000円を減額し、補正後の額を1億9,457万5,000円とします。  第2項借入金償還金の補正予定額は198万4,000円を減額し、補正後の額を12億4,832万2,000円とします。  ここで、第4条本文中の補填財源について、資料をもとに御説明します。きょう、お配りしてます資料の一番最後のページになります。平成29年度補填財源書をごらんください。  まず、この資料の見方について説明します。表の中ほどが平成28年度決算、その右側が平成29年度、今回の9月補正の内容になります。表の左端の丸印の番号は、補填財源として充当していく際の優先順位をあらわしています。  それでは、内容について説明します。  資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額が、補正後は9億3,747万1,000円となります。この額を補填するために、まず、表の左端の優先順位1)の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、平成29年度の現年度分1,033万3,000円で補填します。次に、優先順位2)の減債積立金、平成28年度決算による純利益3億1,880万1,000円で補填します。次に、優先順位3)の損益勘定留保資金、平成28年度末残高5億827万6,000円、その右の現年度分1億6万1,000円で補填するものです。  次に、済いません、補正予算書のほうに戻っていただいて、3ページになります。第5条は、職員給与費につきまして、予算第7条中の6,853万5,000円を7,471万5,000円に改めるものです。  最後に、第6条は、他会計から補助金につきまして、予算第8条中の2億1,490万9,000円を2億2,028万8,000円に改めるものです。  続けてよろしいでしょうか。 714: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、どうぞ。 715: ◯下水道課長(田中豊隆君) 5ページをお願いします。  5ページから7ページまでは、下水道事業会計補正予算の実施計画として、収益的収支及び資本的収支を目まであらわしたものです。  8ページをお願いします。  予定キャッシュ・フロー計算書は、予算に経営活動を実施した場合における1事業年度の資金収支の状況を一定の活動区分別に表示した報告書になります。  9ページをお願いします。  9ページから13ページの予定貸借対照表は、予算による経営活動を実施した場合に予定される年度末における財政状況をあらわした報告書です。  14ページから15ページをお願いします。  注記について御説明します。注記については、財務諸表を作成するに当たり採用した会計処理の基準・手続をあらわしたものになります。  以上で下水道事業会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。 716: ◯委員長(岩切幹嘉君) 以上ですね。 717: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい。 718: ◯委員長(岩切幹嘉君) それでは、この第65号議案「春日市下水道事業補正予算(第1号)について」、全般的に質疑をお受けしたいと思います。よろしいですか、質疑のある方。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 719: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですかね。ないようでございますので、以上で質疑を終結いたします。  それでは、続きまして、報告事項2「平成28年度春日市資金不足比率について」を議題といたします。  田中下水道課長。 720: ◯下水道課長(田中豊隆君) 報告事項2「平成28年度春日市資金不足比率について」、説明いたします。  報告事項一覧の3ページをお願いします。 721: ◯委員長(岩切幹嘉君) はい、どうぞ。 722: ◯下水道課長(田中豊隆君) 資金不足比率とは、公営企業の経営状況を判断する比率をいい、資金不足比率が経営健全化基準20%以上になると経営健全化団体となり、経営健全化計画を策定し経営改善に取り組む必要があります。  資金不足比率は、資金不足額を事業の規模で割って算定します。具体的には、資金の不足額は、流動負債から流動資産を差し引いた額であり、事業の規模は下水道使用料と雨水処理負担金の合計となりますが、本市では、その資金の不足額そのものがございません。4ページの表中の横棒は資金不足ではないことを示しており、平成28年度の資金不足比率から見た本市下水道事業会計の状態は、健全であると言えます。  説明は以上でございます。 723: ◯委員長(岩切幹嘉君) ただいまの報告事項2につきまして、質疑をお受けしたいと思います。質疑ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 724: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですかね。ないようでしたら、報告事項については以上といたします。 725: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 委員長、よろしいですか。 726: ◯委員長(岩切幹嘉君) 補足説明、はい、そうでしたね。白石課長補佐。 727: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 済いません。資料が手元にありましたので、こちらのコピーを配らせていただいています。  この表の見方をまず御説明します。  大きな表が上と下、4、処理原価構成比率というのと、それから5、処理原価構成比率(公費負担分除く)になっております。実際の処理原価の計算をした内訳が、下の表の5番になります。こちらが、平成28年度の処理原価を計算した内訳になります。表の一番下のところに、有収水水量ですね、こちらが931万6,000立方メートルですね、これでそれぞれの経費を割った答えを既に、28年度の表の右から2番目のところに処理原価という欄がありますけれども、こちらのほうに数字を入れてあります。全部の表で言いますと、右から5番目の処理原価というところですね。こちらの表が、上の段に維持管理費についての内訳が書いてありまして、それの合計が74.84円ですね。で、真ん中より少し下のほうに資本費というところがありますけれども、こちらが資本費の合計として59.07円です。この74.84円と59.07円を足して、一番下から2番目の合計欄のところ、こちらが133.91円と。こちらが、資料でお渡ししてましたものの処理原価ということになります。  先ほどの説明にもうちょっと補足説明しますと、維持管理費というものの内訳としては、職員の給与費、それから通信運搬費、それから修繕費、委託料、使用料を、水道企業団に徴収を委託してますので委託料、それから、流域下水道の維持管理負担金、その他というのが維持管理費です。それから、その下、資本費です。こちらの内訳は、企業債の利息等ですね、それと減価償却費ということになります。  委員の御指摘のとおり、前年度と比べて27年度が低いというお話でしたから、28年度は逆に上がっている状態になっております。こちらが、前年度の欄と比較していただければ、維持管理費については、そんなに大きな違いはなくて逆に下がっている状態ですね。で、資本費のほうが、28年度のほうが上がった状態になってます。こちらの上がっている大きな要因としては、減価償却費のところですね。こちらが、27年度──前年度は21.46円だったところが、今度、28年度は34.59円ということで、ここの上がりが影響をしているということになります。
     具体的に、なぜこんなに減価償却費が上がったかというと、雨水貯留施設を27年度につくって28年度は減価償却が開始しましたので、その関係で上がっているというのが主な理由になります。  以上です。 728: ◯副委員長(松尾徳晴君) 減価償却が始まったんですか、28年から。 729: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) はい。27年度で完成しましたので。 730: ◯委員長(岩切幹嘉君) 減価償却費が上がったと。 731: ◯副委員長(松尾徳晴君) 減価償却が始まったんですね。何年ぐらいかかるっちゃろうか。40年、50年。 732: ◯委員(岩渕 穣君) 管渠は50年でしょう。 733: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員から、どれぐらいかかるかっていう質問ですが。 734: ◯副委員長(松尾徳晴君) 50年ですか。 735: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 50年、大体。 736: ◯副委員長(松尾徳晴君) ありがとうございました。 737: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。中原委員。 738: ◯委員(中原智昭君) この上の表の処理原価というのは、汚水と雨水とありますよね。汚水と雨水の処理原価が、例えば28年度、維持管理費の原価が77円で。資本費が81.81。で、合計が158.81っていうところじゃないの、さっき言いよったところは。言いよう意味がわからんちゃろうけど。 739: ◯委員長(岩切幹嘉君) 白石課長補佐。 740: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) こちらの雨水と汚水の分については、雨水処理の負担をしている分について分けてるところになります。ですから、処理原価として計算するときには、一般会計とかで雨水処理負担金をいただいてますけれども、そちらを除いた計算をするので、下の表のほうの処理原価を計算させていただいています。 741: ◯委員(中原智昭君) さっきの減価償却が違うというとこはどこになるんですかね、27年で。 742: ◯副委員長(松尾徳晴君) 下の段やろ。 743: ◯委員(中原智昭君) 下の段……。 744: ◯委員長(岩切幹嘉君) うん、下の段で計算しとるんやないん。 745: ◯委員(中原智昭君) いや、下の段、27年ってないやない。                 (「いや、前年度のあれが」と発言する者あり) 746: ◯下水道課長(田中豊隆君) はい、それが27年度分になります。                 (「四角で囲んであるところ」と発言する者あり) 747: ◯委員長(岩切幹嘉君) 下の表で計算して、これを生かしておくったいね。 748: ◯委員(中原智昭君) 21.26が34.云々に上がったと。 749: ◯下水道課長(田中豊隆君) そうです。 750: ◯委員(中原智昭君) そういうことか。 751: ◯委員(中原智昭君) 減価償却が始まったから上がってますよということですか。 752: ◯委員長(岩切幹嘉君) それが一番大きな要因ちゅうことですね。中原委員、どうぞ。 753: ◯委員(中原智昭君) じゃあですね、ちょっと済みません、しつこいようやけど。この処理原価っていうのは百三十二、三円っていうのが、大体そうなんですか。27年度だけが特化して下がってるということなんですか。26年度も132円でしょう。減価償却が発生して133円なら、26年度とかっていうのはまだ減価償却どころじゃないでしょう、工事さえ終わってないんだから。 754: ◯委員長(岩切幹嘉君) それ以外の要素があるんですよ。白石課長補佐。 755: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) もちろん、それ以外の要因もございますけれども、一番大きな要因として、貯留施設の減価償却の額が大きいので、影響額としてはそれが一番……。 756: ◯委員(中原智昭君) じゃあ、26年とかっていうのは、それ以外の要素があってということですね。 757: ◯委員長(岩切幹嘉君) 白石課長補佐。 758: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 年々、処理原価については下がっている傾向はあったんですけれども、大きな施設を一どきにつくると、それだけ資産がふえてそれの減価償却費という費用がまた発生しますので、そういう流れになってしまっています。  で、一般的に、この130円ぐらいが妥当かどうかっていうのは、私どもの考えているところでは、そんなに遜色ないというかですね。課長のほうからも、決算等で経営比較分析表というのをつくって経営戦略をつくりましたと御報告させていただきましたけれども、こちらの中でも、ほかの類似団体と比べたところですね、そんなに位置的に悪い位置ではなくて、平均よりも高い位置にあると。高いというのは逆ですね、安い位置であるということは確認してます。 759: ◯委員(中原智昭君) わかりました。 760: ◯委員長(岩切幹嘉君) 松尾委員。 761: ◯副委員長(松尾徳晴君) 済いません、しつこいようですけど、50年で減価償却しますよね。これ、均等じゃなくて計算があるとでしょう。 762: ◯委員長(岩切幹嘉君) 白石課長補佐。 763: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) 50年を均等はしますけれども、最後に10%──1割ですね、それは残存価格として残します。 764: ◯副委員長(松尾徳晴君) じゃ、均等割りね。 765: ◯下水道課長補佐(白石淳志君) はい。 766: ◯副委員長(松尾徳晴君) 済いません、勘違いしとった。 767: ◯委員長(岩切幹嘉君) よろしいですか。 768: ◯副委員長(松尾徳晴君) はい。 769: ◯委員長(岩切幹嘉君) ほかにございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 770: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃ、ないようでございますので、以上をもちまして都市整備部関係の審査を終了いたします。  暫時休憩いたします。執行部の方、退席されて結構でございます。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午後3時05分                 再開 午後3時08分                ──── ─ ──── ─ ──── 771: ◯委員長(岩切幹嘉君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  意見書の取り扱いについての協議をしたいと思いますが、道路財特法によります補助率等のかさ上げ措置の継続に関する意見書ということについて、協議を行いたいと思います。  これは、現在、道路財特法という特例によりまして、国の負担率がかさ上げされておりますけれども、平成29年度末までの時限措置であります。この国の負担率が下がれば、春日市におきましても新たな財源の確保が必要となりまして、仮に、平成28年度末で国の負担率が下がっていたとしましたら、平成29年度当初予算ベースで2,159万円の新たな財源が必要になっています。  そこで、春日市におきましても影響のある案件でありますので、委員会発議として意見書を提出したいと考えておりますが、御異議はございませんでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 772: ◯委員長(岩切幹嘉君) それでは、意見書の取り扱いについては、そのように決定させていただきます。提出者が委員長の私で、委員の皆さんが賛成者として意見を提出したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、意見書案の調製をただいまから行いたいと思います。  案文を配付いたしておりますので、まずは、御一読をお願いしたいと思います。読み上げましょうか。ちょっと読み上げさせていただきます。  「道路整備に必要な予算確保に関する意見書(案)。道路は人々の生活を支える基礎的な社会資本であり、地域間の交流・連携、地域産業の発展を図る上で、必要不可欠な社会基盤である。本市においては、老朽化や破損が進む舗装や橋梁の適切な維持管理、計画的な補修等の再整備により、安全で快適な交通環境の形成を図るため、道路整備を着実に進めることが必要である。そのためには予算確保が重要であるが、道路事業予算は十分には確保されていないのが現状である。  現在、道路事業においては、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律(以下、「道路財特法」という)の規定による交付金事業の補助率等がかさ上げされているが、このかさ上げ規定が平成29年度までの時限措置となっている。このままでは必要な道路予算の確保が困難になり、市民にとって日常生活に深いかかわりを持つ道路施設の再整備がおくれ、安全安心な地域づくりに大きな影響を及ぼしかねない。  よって、国におかれましては、道路整備に必要な予算の確保に関する次の事項の実施について強く要望する。  記、1、地方が必要とする道路整備予算を安定的に確保すること。2、道路財特法による補助率等のかさ上げ措置によって、平成30年度以降も現行制度を継続すること。  以上、自治法第99条の規定により、提出する」という内容でございます。  案文はもちろん要約した形で考えておりますので、この案文について、皆さんの御意見をお伺いしたいと思いますけども。いかがでしょうか。よろしいですか。はい、どうぞ。 773: ◯委員(與國 洋君) こういう道路整備予算まで拡大するとですよ、もともとのこれからいうと、かさ上げのやつの継続をしてくださいという内容の要求が、何かぼけてくるような気がするんですけども。こっちのほうがはるかに範囲が大きいちゅうのはわかりますけども、そういうのの関係はないんですか。一般的なアピールして、この財特法を継続してくれよという形のほうをぐっとアピールする必要性はないんですか。 774: ◯委員長(岩切幹嘉君) 例えば、ここで言えば、2番を一つに絞ってということで。 775: ◯委員(與國 洋君) うん。今、提案したほうが幅が広いちゅうのはわかりますけど、せっかく言っているのがぼけるちゅうような感じはないんですか。それは大丈夫なんですか。 776: ◯委員長(岩切幹嘉君) 連動はしてるんですけど。道路の整備の予算を安定的に確保……。 777: ◯委員(與國 洋君) だから、間違いなく、こちらのほうが大きい範囲を捉えているちゅうのはいいんですよ。つまり、こちらの要求との関連でですよ、何かその……。だって、普通、見たとき、ここしか見ないじゃないですか。それで、その辺のアピール性という観点でよければ、そりゃあ構いませんけどね、二つ。こっち側に書いてあるからちゃんと。という意味ですけども。 778: ◯委員長(岩切幹嘉君) この文章ももちろんそのまま。 779: ◯委員(岩渕 穣君) たたき台がね、どんなん書いとるかわからん。 780: ◯委員長(岩切幹嘉君) 二つぐらいなんでですね、これが三つも四つもなると、ちょっとぼけますけども。どうでしょうかね。だから、道路予算を本当に確保してほしいよという強い意味も含めて二つぐらいに絞りながらだったんですが。一つでいいといえば、一つでも。 781: ◯委員(岩渕 穣君) 意見書の前半があって、確保しろという文書ですから。それを要約したかちでいいんじゃないですか。 782: ◯副委員長(松尾徳晴君) ずっと書いてあるからね。 783: ◯委員(與國 洋君) わかりました。例がそういうような形で出てるから。広く捉えていることについて反対は何もないんですから。 784: ◯委員長(岩切幹嘉君) じゃあ、いいですかね。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 785: ◯委員(野口明美君) 要望事項に沿って書いてるんですよね。 786: ◯委員長(岩切幹嘉君) そうそう、そうです。 787: ◯委員(野口明美君) それでいいと思います。 788: ◯委員長(岩切幹嘉君) それでは、意見書の取り扱いについては、そのように決定をさせていただきます。  それでは、以上で審査のほうは終わりましたが、次回の委員会は、あした午前10時から、地域生活部関連の議案審査を行いたいと思います。  以上で地域建設委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午後3時15分...