ツイート シェア
  1. 春日市議会 2017-08-22
    平成29年総務文教委員会 本文 2017-08-22


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前9時56分                ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(武末哲治君) おはようございます。少し定刻より早うございますけど、始めさせていただきます。全員出席でありますので、ただいまから総務文教委員会を開議いたします。  まず初めに、委員会記録署名委員の指名を行います。内野明浩委員を指名いたします。 2: ◯副委員長内野明浩君) はい。 3: ◯委員長(武末哲治君) 本日の議題はお手元の次第のとおりであります。なお、発言は挙手により委員長の許可を得て、指名を受けた後行ってください。  それでは、まず初めに教育部の審査を行います。執行部の説明を求めます。西岡部長、お願いします。 4: ◯教育部長西岡純三君) おはようございます。よろしくお願いいたします。教育委員会でございます。  まず、御審議賜ります前に、本日、傍聴者学校教育課山下係長を同席させております。よろしくお願いいたします。 5: ◯委員長(武末哲治君) はい。 6: ◯教育部長西岡純三君) それでは、レジュメに沿いまして、報告事項1の(1)から所管課長のほうに説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 7: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 8: ◯学校教育課長金堂円一郎君) 報告事項の1番になります。平成29年度通学路交通安全プログラムによる安全対策についての報告でございます。  今回の報告は大きく二つございます。本日配付しておる表があろうかと思います。上段が29年度の今の対応策、実施している状況です。下段のほうは、昨年度、安全対策を行った効果の部分の2点を、今回、メインに報告をさせていただきます。  まず、通学路安全点検ですが、平成24年度から毎年実施しておるところでございます。また、加えて、昨年3月に通学路交通安全プログラムを策定いたしまして、学校関係者道路関係者及び警察が連携して取り組むこととしております。同プログラムでは、まず1点目、危険箇所の把握、2点目、関係者による合同点検の実施、3点目は、対策の検討及び実施、4点目が、対策の効果の把握のこの4点を年度ごとPDCAサイクルとして繰り返し実施することで通学路安全性の向上を図ることとしておるところでございます。  まず、今年度についてですが、配付資料の上段になります。29年度です。5月に各学校に対して危険箇所の報告を依頼し、合計50件の報告がなされたところでございます。内訳は、小学校が46件、中学校が4件です。同報告を受け、道路管理課内容等の確認を行い、今年度は14件の現地確認に基づき、対応の検討を進めているところでございます。なお、現地確認は8月3日に道路管理課春日警察署並び教育委員会で行ったところでございます。  現在、対応策の内容を決定し、可能な対策から順次実施しているところでございます。結果につきましては、12月中をめどに対策状況を取りまとめて学校へ報告する予定の段取りでございます。  右側のほうでございます。現地確認が14件並びにそれ以外が36件でございます。36件につきましては、学校指導整備対応対応済み、その他の四つの区分での対応方針で進めていくところでございます。なお、その他とは、警察や地元との調整が必要で、現時点では対応方針が決まっていないものも含めております。例えば、警察への信号の点滅から周期への変更や、ゾーン30の設定の変更等、地元を巻き込んだ方向でございます。しかし、学校指導が15件ございます。これは、ハードの整備が困難な箇所については、引き続き学校を通じた交通指導必要性がございます。  次に、下段になります。こちらは昨年度行った対応策について、その後の状況を各学校へ確認しましたところ、54件中、改善ないしは効果があったとの回答が25件、引き続き継続した対応策が必要、効果がなかったとの回答が29件寄せられました。半数以上の箇所で何らかの課題を残している結果でございました。継続、効果なしの部分ですけれども、内容を確認しますと、対応策は講じておるんですが、効果検証をするには時間がまだ不足しているという部分、停止線の復旧等により減速する車は見られるけれども、まだ気づいていない車両もあるという点、並びに、これが1番多いんですけども、学校の視点では一定の効果があるというふうな見方をされる一方、保護者側から、引き続き対応策、改善を望むという御意見もありましたので、効果の測定については判断基準の物差しの差を感じているところでございますので、29年度の対策をまた来年度以降報告いたしますが、その中で調整を行っていきたいと考えておるところでございます。  28年度の実施状況の改善、効果がありの部分ですけれども、信号機の時間を調整を行って横断時に余裕ができ安全性が高まったことや、路面標示グリーンベルトの整備・復旧を行って車が注意するようになった。狭い歩道にあった電柱を撤去し、傘を差してもスムーズに通れるようになったであるとか、歩道の一部のふたを撤去、残りのふたは滑りどめのあるものに交換することによってけがをする児童が減少したという効果の側面もございます。個別の案件について御質問等があれば、後ほど賜りたいと思います。
     報告については、以上になります。 9: ◯委員長(武末哲治君) 質疑ありませんか。竹下委員。 10: ◯委員竹下尚志君) 29年度の東小の追加ちゅうのはどこにあるんですか。 11: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 12: ◯学校教育課長金堂円一郎君) 中学校からおりてきたところの、夏ごろ、高校生が小学生とブレーキをかけずにぶつかったという光町交差点の1個手前の信号機、あの部分について、追加で……。 13: ◯委員竹下尚志君) 小学校の入り口のね。 14: ◯学校教育課長金堂円一郎君) そうです。あそこは、歩車分離の標識とか、可能な限り設置はしておるんですけども。 15: ◯委員竹下尚志君) わかりました。 16: ◯委員長(武末哲治君) ほかに。高橋委員。 17: ◯委員高橋裕子君) 2点伺いたいんですけど、まず1点。この現地調査は3者で行われているという説明があったんですけど、小学生の目の高さで見るのと大人の目の高さで見るのとではやっぱり目線が違うので、危険を感じる度合いが変わってくるんじゃないかなと思うんですね。特に低学年、1年生とか、まだ入学して間もないお子さんの目線と6年生とでもまた違うと思いますし。道路管理課教育委員会と学校の3者で実施しているときに、みんな大人ですよね。そういった子どもの目線、特に低学年の子どもの目線で実施されているのかどうかっていうことを伺います。 18: ◯学校教育課長金堂円一郎君) もう1点は後でいいですか。 19: ◯委員高橋裕子君) はい、1個ずつ。 20: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 21: ◯学校教育課長金堂円一郎君) 今、高橋委員がおっしゃった小学校1年生から6年生でそれぞれ体の大きさも違いますので目線が違うと。そこら辺は大人の現地調査での違いがあるのではないかというふうなお尋ねでございますが、警察は基本的には交通対策の専門家に来ていただいておりますので、そこら辺の視点も含めたところでの現地調査を行っているところでございます。  以上になります。 22: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 23: ◯委員高橋裕子君) わかりました。ぜひ今後もPDCAサイクルを回しながら継続をしていただきたいと思います。  二つ目は、子どもたち安全教育についてなんですが、学校でそれぞれ交通安全を教育してあると思うんですけど、いずれかの学校が、通学路子どもたちが通学するときに危ないなって思うところをマーカーとか地図に記してみようみたいなことをされていた学校もあったと思うんですけど、ああいったことはすごく大事だと思うんですよね。保護者の目で見る見方と学校関係者の見方とでは違うと先ほどおっしゃいましたけど、そういったことも含めて、子どもたち通学路を安全に登下校してもらうための教育、そういったことは教育委員会から何か指導みたいなことはされているんでしょうか。 24: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 25: ◯学校教育課長金堂円一郎君) 正直申し上げて、子どもたちの目線による例えばマップの中に落とし込むという作業は、特段、教育委員会のほうからは指導助言は行っておりません。ただ、今おっしゃったような内容については、子どもたち自身危険箇所を把握して、理解して、行動に動かすという観点は非常に大切なことですので、今後、そういった視点を加えて進めていきたいと思います。 26: ◯委員長(武末哲治君) いいですか。 27: ◯委員高橋裕子君) はい。 28: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。川崎委員。 29: ◯委員川崎英彦君) 基本的なことになると思いますけど、現地確認が14ということなんですけど、29年度の報告が50件あって、現地に行ったのが14件と。これは消去法で、その他、学校指導する分は最初に決めて、警察等対応済みの分、整備をする分、そして警察の対応する分をはねた後、問題がある、対応をどうしようかということで残り14件を確認したというふうな認識でよろしいでしょうか。 30: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 31: ◯学校教育課長金堂円一郎君) 基本的には、現地確認が必要な箇所については、警察も含めたところでの確認が必要な箇所をまず押さえて、残りと言いますか、過去からの経緯も含めて学校指導必要性というふうに、順次、市の道路管理課としての対応ができる範囲というふうに。まず、現地確認のほうを押さえてから区分けをしておりますので、消去法で残った部分を現地確認というふうには持っていってはおりません。 32: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 33: ◯委員川崎英彦君) ごめんなさい、よくわからないです。50件報告が上がって、なぜ14件だけなのかというのを説明していただいていいですか。 34: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 35: ◯学校教育課長金堂円一郎君) 具体的に申しますとですね、実際に現場のほうについては、市の道路管理課での対応には限界がある部分も多ございます。そこら辺の状況を警察の目線でも情報を共有してですね、少しでも安全対策を向上する視点で行っておるところでございます。あと……。 36: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 37: ◯委員川崎英彦君) そうしたら、50件上がった時点で、警察と道路管理課教育委員会が話し合って14件を決めたっていうことですか。 38: ◯学校教育課長金堂円一郎君) そうでございます。 39: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 40: ◯委員川崎英彦君) 紙ベースで話し合いで決められて14件にしたということよりもですね、50件上がったんだったら50件現地確認した上で、どういうふうな対応ができるのかってするほうが順序としては先なんじゃないかなと思うんですけど、紙ベースでもう想像がついて、ここはこういうふうな対応、ここはもうできないからねっていうことではねた残りが14件になったとすると、ちょっと順序が違うんじゃないかなというふうには思うんですが、その辺についてはどうですか。 41: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 42: ◯学校教育課長金堂円一郎君) 川崎委員がおっしゃる50件の中をまず、基本的には全部現地を確認するというのは基本的なことだろうと思います。ただ、中身については、歩道に一部、例えば車が出ている箇所とか、そういった状況があれば警察への110番をお願いしている案件とかもございますので、そういったものは現地確認を加えずに紙上での確認を双方で行っているところでございます。中には、当然、対応策を実施しているんですけども、その効果があらわれない箇所もございます。例えば、春日西中学校の坂については路面の表示を改修したりですね、対応策はしているんですけども、効果が上がっていないという御意見も現場のほうから上がってきておりますので、現地確認の中に入れたりとかですね。個別で1件1件確認をしながら、現地確認必要性があるものとないものを分けて数字を絞り込んでいるところでございます。 43: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 44: ◯委員川崎英彦君) 現地確認は個別にしているということですのでね、それを確認ができただけでもありがとうございます。理解できました。  それと、2点目です。学校指導は、ハード整備が困難だというところが理由で学校で指導をするというふうにおっしゃっていました。ハード整備が困難な理由としては、予算上の問題ですか。 45: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 46: ◯学校教育課長金堂円一郎君) さまざまな要因がございます。例えば、信号機がもう近くに設置してあって、新たに近距離で信号機の設置であるとかですね。例えば、伯玄町の交差点から、富貴さんの、あれから東小学校に行く道に信号機の設置の要望があるんですけども、なかなか距離が近過ぎてとても対応ができないという箇所であるとかですね。あとは、歩道自体子どもたちのたまり場が確保できない箇所があるとか。 47: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 48: ◯委員川崎英彦君) 必ずしも予算上の問題だけではないということですね。 49: ◯学校教育課長金堂円一郎君) はい。 50: ◯委員川崎英彦君) ありがとうございます。その学校指導の中身についてお伺いしたいんですけど、子どもたちに言い聞かせている、もしくは学校の先生が毎朝そこの現地に立って指導している、地域の人にお願いしているとさまざまな指導の方法があると思うんですけど、これはどういうふうな形をとられているんですか。 51: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 52: ◯学校教育課長金堂円一郎君) 今、川崎委員がおっしゃった、まず子どもたちへの注意喚起、あと、保護者への朝の登下校時の立哨並びに地域の方々、そのバリエーションでお願いしているところでございます。 53: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 54: ◯委員川崎英彦君) 済みません、幾つも質問して申しわけございません。最後にですね、改善しても、学校としては効果が見られたと判断する。ただ、一部の保護者についてはもう少し何とかしてくれというふうに改善をされている。その違いという聞き取り方法なんですけど、どういうふうな形で保護者の意見を吸い上げるということをやっているんですか。 55: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。 56: ◯学校教育課長金堂円一郎君) 28年度の対策については、書面で学校に依頼し、保護者を含めての御意見を紙ベースで……。 57: ◯委員川崎英彦君) 全員のですか。 58: ◯学校教育課長金堂円一郎君) はい、いただいております。先ほどの見守りの分ですけども、箇所によっては青パトの巡回も加えて行っておるところでございます。 59: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。よろしいですか。 60: ◯委員川崎英彦君) ありがとうございました。学校とPTAと地域でよく話し合われて危険箇所とかは出てくると思うんですけど、個別にですね、危険だと思われている保護者の意見の聞き取り方はですね、やっぱり今言われたようにアンケートで全員の意見を吸い上げた上で、危険箇所のチェックというものはですね、上げていくべきだろうなと思ったので質問させていただきました。  ありがとうございました。 61: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。北田委員。 62: ◯委員(北田 織君) 表の見方ですけれども、29年度の報告が50件で、内訳として過年度が22件ということで、これは当然28年度より以前のものを含めているわけですよ。28年度の中に学校の評価の継続、効果なしが29件ということで、この29件の中に継続的なものが22件入っているものがこの過年度というところに来てるという見方でよろしいですか。28年度の安全対策の現況で、学校の評価の継続、効果なしが29件ありますよね。継続ということですので、当然、次年度に対応するということだろうと思いますから、29年度の内訳の22件が29件の中に含まれているという見方でいいですかね。 63: ◯委員長(武末哲治君) 金堂課長。いいですか。 64: ◯学校教育課長金堂円一郎君) はい、結構です。 65: ◯委員長(武末哲治君) 結構ですか。 66: ◯委員(北田 織君) はい。 67: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 68: ◯委員長(武末哲治君) 続いてお願いします。三丸課長。 69: ◯社会教育課長三丸瑞恵君) それでは、2番の春日市民図書館についての経過報告をさせていただきます。お手元に春日市民図書館指定管理者候補に係る経過報告書をお配りしております。そちらのほうをごらんください。  1と2については、既にこれまでの委員会のほうで報告をさせていただいておりますので、本日は3の申請書類提出状況について、先月の委員会の続きということで報告をさせていただきます。  提出状況ですが、今回の申請は1社、株式会社図書館流通センターでございました。この1社に対して選考を行っております。  次の4番、選考についてでございます。選考区分は公募、選考方法は応募に対する春日市公の施設指定管理者選考等委員会での選考審査によります。選考等委員会の委員は、副市長以下各部長に、今回は図書司書と現場を統括する館長を加えた11名で厳正な審査をいたしております。  選考審査は7月5日に書類審査、7月25日に面接審査を行いました。書類審査は、申請資格基準必要書類などの確認、面接審査では申請者からの説明を受け、運営方針事業提案内容等に関する質疑応答を行っております。  評価・裁定につきましては、各審査項目ごとに、各委員ごとに採点を行い、その合計点をもとに候補者を選考しております。なお、各委員の持ち点は、審査項目配点合計1人当たり300点、11名で3,300点を満点としております。  次に、5の採点結果でございます。申請者株式会社図書館流通センターからの提案を書類審査及び面接審査により評価したところ、選考委員11名の得点合計は2,608点であり、総合得点3,300点に対し得点率79%となりました。評価の際には、安定的な運営体制と魅力的な事業展開、利便性、サービスの向上に重点を置いて審査いたしました。  6番の指定管理者候補者でございます。春日市公の施設指定管理者制度導入指針において、採点の結果候補者として選考される基準は、総合得点に対しての得点率が60%以上であることとしております。これは1社の場合も同様でございます。以上のことから、要件を満たす株式会社図書館流通センター指定管理者候補者として選考しております。  指定の期間ですが、4年間、平成30年4月1日から平成34年3月31日の予定でございます。  指定管理者の広報及び周知についてですが、審査結果は8月4日に申請者に通知をするとともに、春日市役所前掲示板に告示をしております。また、8月8日には市のホームページにも掲載しております。ホームページの内容は裏面のほうに掲載をしております。  なお、本件につきましては、9月議会の議案として上程をする予定でございます。審査内容等の詳細については、議案審査の中で説明をさせていただきたいと考えております。  以上です。よろしくお願いいたします。 70: ◯委員長(武末哲治君) この件につきましては、指定管理者の指定でもって9月定例会で議案上程されますので、質疑はそのときにお受けいたします。  続いてお願いします。金堂課長。 71: ◯学校教育課長金堂円一郎君) 3番、その他になります。  まず、アでございます。先ほどの通学路の表の裏側になります。こちらはさきに議会事務局を通じてお知らせしておりますけども、きょうの午後からになるんですが、8月、9月の子どもたちに関する主な事業の御紹介でございます。お時間の許す限り、御見学していただけたらと思います。  なお、9月9日の知のチャレンジですけども、子どもたち、5、6年生196名の参加予定でございます。保護者の方は43名。過去、大体25名ぐらいなんですけども、今回43名の応募があっております。 72: ◯委員長(武末哲治君) 三丸課長。 73: ◯社会教育課長三丸瑞恵君) 社会教育課から、同じように夏休み中の事業の報告と、この後の御案内をあわせてさせていただきます。社会教育課のほうから別でまた資料をお配りしていると思いますが、最初にですね、事業の報告を3件させていただきます。  前回の委員会で御案内しておりました、8月6日日曜日に実施しました夏のふれあい体験王国、社会教育関係団体あそび名人の会員の方が中心に、ボランティア養成講座の受講生、高齢者対象ふるさと学級の学級生と44名の方に御指導をいただき、子どもの参加が149名、大人を含めますと約300人の方に参加をしていただきました。大好評のうちに子どもも大人も楽しんでいただいております。  また、当日ですね、春日東小学校の6年生が10名参加しておりまして、こちらは学校の授業の中であそび名人の方を外部講師として授業を受けて、そのときのことを今度は自分たちが下級生に教えて授業をするというふうなことをしていくという段階で、今回のふれあい体験王国のほうにも参加をされました。自分たちが体験するとともに、あそび名人の方たちにまじって、子どもたち指導者となってそこでもお手伝いをしていただいたところです。ここでの経験を、今後、学校での活動にも生かしていきたいというふうに考えていらっしゃるということです。  次に、図書館事業の朝活ですが、7月25日から8月18日まで実施しました。小学生10名、大人10名、定員20名でしたので、定員を満たしております。期間中、延べ89名の参加をいただき、本の印や並び方、自分ではなかなか行かない分類の書棚を知ることができたということで、こちらも好評でした。  次に、先週の土曜日、8月19日に行いました子どもワークショップの御報告です。これは弥生の里児童画展に先駆けて行うものですが、午前の部、午後の部で各20名、合計40名の小学生に参加をしていただきました。児童画大賞展審査員をお願いしております彫刻家の吉村形先生の指導のもと、見たことのないものを作ろうということで、段ボールを使って想像豊かな創作物ができております。この作品は8月30日から9月21日まで、ふれあい文化センター新館図書館前、そして市役所1階のアトリウムのほうにも展示をしておりますので、ぜひお立ち寄りいただけたらなと思っております。  続けて御案内が4件です。お手元のほうに色とりどりのチラシをお配りしておりますが、既に1件は委員の皆様にも御案内しており、委員長のほうにも出席していただくようになっております六中・生徒会サミットです。午前は、中学生の日ごろの取り組みの発表、午後は、地域や学校の生活について市長と語るということで、出前トークに参加をします。中学生の生き生きとした姿をぜひごらんいただけたらなと思っております。  そのほかのチラシは、社会教育課が行っております各講座の講演会の御案内になっております。御都合がつきましたら、ぜひお立ち寄りいただけたらなと思っております。  以上、報告と御案内になります。 74: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 75: ◯委員長(武末哲治君) 続いて、神崎課長お願いします。 76: ◯文化財課長(神崎由美君) 文化財課でございます。よろしくお願いいたします。  お手元にですね、お配りしておりますけれども、まずですね、報告事項(3)その他のイになります。奴国の丘歴史資料館ポストカードの販売についてということになりますけれども、お手元にですね、プレスリリースの用紙のほうを出させていただいているところでございます。こちらですね、奴国の丘歴史資料館では、ミュージアムグッズとしてですね、ポストカードの販売をするということで御報告させていただいたと思います。その分のプレスリリースの内容と、ポストカードの見本ということで、この分ですね。裏につきましては白黒のポストカードになります、を配付させていただいております。  そしてですね、春日市奴国の丘歴史資料館におきまして、9月から資料館オリジナルの8種類の春日の出土遺物シリーズと春日市にゆかりの深い写真家井上孝治さんが撮影されました20種類の思い出のまち春日シリーズのポストカードを販売いたします。多くの方にですね、春日市の文化財や歴史を知っていただき、また来館時の感動を持ち帰っていただければというふうに考えているところでございます。販売開始はですね、9月1日金曜日からで、販売価格は1枚税込み100円になっております。ぜひですね、委員会の皆様におかれましてもですね、御活用などいただければというふうに考えているところでございます。  ポストカードにつきましては以上でございます。 77: ◯委員長(武末哲治君) 続いてお願いします。
    78: ◯文化財課長(神崎由美君) 続きまして、その他のウになります。こちらも同じく春日市の特色を活かした資料館事業「鋳造を学ぶ」の実施についてということで、プレスリリースのものを資料として出させていただいております。こちらですね、春日市の特色を生かした資料館事業、鋳造を学ぶということでの事業でございます。  本日配付させていただいている横に記載していますとおり、平成29年8月25日金曜日、今度の金曜日になります、に、奴国の丘歴史資料館において、講師に宮田洋平福岡教育大学教授をお願いし、春日市の史跡の大きな特徴であります青銅器鋳造技術について学習ができる新たな体験プログラム、鋳造を学ぶを実施します。この事業は、鋳造技術の学習を通しまして、子どもたちに郷土の歴史をより深く知ってもらい、郷土への誇りと愛着を高めてもらうことを目的とするものでございます。今回、福岡教育大学及び春日中学校の美術教員、それと美術部員30人の方の協力を得て行うものでございます。今後ですね、資料館事業だけではなく、学校での授業等においても取り入れやすく、より学習効果の高いものにできないか、今後、検討を行う予定でございます。ということで、こちらがウになります。  続きまして、エの報告のほうさせていただきたいと思います。エにつきましてはですね、こちらのカラフルなチラシのほうでございます。弥生の里かすが奴国の丘フェスタ2017でございます。こちらですね、チラシができましたのをお手元に配付をさせていただいております。  今年、7回目を迎えます奴国の丘フェスタを9月23日土曜日、奴国の丘歴史公園及び資料館において実施をいたします。ステージでは、奴国の丘に吹く風と音の共演をサブテーマに、風の丘コンサートとしてシンガーソングライターの平松愛理さん、オカリナの和田名保子さんの演奏を予定しております。  また、奴国体感イベントとしては、恒例となっております鋳物づくり、ガラス玉づくり、勾玉づくり、火起こし、水城を築いた古代の土木技術である版築体験、こども古文書ワークショップ、資料館バックヤードツアー、そして、昨年度制作いたしました土製鋳型の再現実験の映像の上映会などを行うこととしております。また、ことしは須玖商工店会が出店する米すくい大会や大木町の野菜市などバザー店等も充実する予定でございます。  また、本日あわせて配付をしております緑色のチラシでございます。こちらのチラシでございますけれども、こちらにつきましてはですね、同時開催の考古企画展ということになっておりまして、須玖タカウタ遺跡発掘調査成果展と題しまして、9月16日土曜日から10月29日日曜日まで展示をすることとしております。  この関連事業といたしまして、平成29年度考古企画展の、こちらの裏にもありますけれども、先生方をお二方、9月30日土曜日には国学院大学客員教授柳田先生に、そして10月7日にはですね、鋳金家の遠藤喜代志先生をですね、お招きをしまして御講演をお願いしているところでございます。総務文教委員会の皆様におかれましてはですね、イベント、催しが重なる御多用な時期というふうには存じ上げておりますけれども、ぜひですね、足を運んでいただけたらというふうに思っているところでございます。  文化財課からは以上でございます。 79: ◯委員長(武末哲治君) その他の項について質疑はありますか。竹下委員。 80: ◯委員竹下尚志君) 今報告をされた以外のことをちょっとお尋ねをします。今、発掘されてますよね、遺跡の。あそこのマミーズの跡、スポーツセンターの前の。駐車場の。 81: ◯文化財課長(神崎由美君) はい。 82: ◯委員竹下尚志君) あそこはいつごろまでかかって、今現在、道路を通るときにちょっと見るけども、相当穴がほげて出てきとるみたいだけども、貴重なやつが出てきたのかどうなのか。 83: ◯委員長(武末哲治君) 神崎課長。 84: ◯文化財課長(神崎由美君) おっしゃったのはマミーズの跡で、今、保育所ができますということで話がもしかしたら聞かれていらっしゃるかもしれないんですけれども、民間の保育所が建設予定の用地の、そちらの本掘があっているところの部分でございます。  そちらにつきましてはですね、現在、大きな発掘の成果といわれて報告するものは出ておりません。期間につきましてはですね、今のところ3月までということで予定はさせていただいているんですけれども、ちょっと時期的なものもありますので、その点につきましては、また明確なものがわかりました時点で御報告のほうをしたいというふうに思っているところでございます。 85: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。竹下委員。 86: ◯委員竹下尚志君) 見たいときは見れるんかな。 87: ◯委員長(武末哲治君) 神崎課長。 88: ◯文化財課長(神崎由美君) 現場の状況による部分がございます。危険な部分もございますので、もし御希望の時期がございましたらまた別個御相談いただければですね、調整のほうをさせていただきたいというふうに思います。 89: ◯委員長(武末哲治君) 竹下委員。 90: ◯委員竹下尚志君) 相当出てますよね、跡は。道路から見たら、距離が50メートルぐらいあるからわからんけど。相当何か跡があるような、遺跡の跡があるような感じがします。わかりました。 91: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。 92: ◯委員竹下尚志君) はい。 93: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 94: ◯委員川崎英彦君) 所管が違うと思うんですけど、民間の保育所の建設には影響しないんですか。 95: ◯委員長(武末哲治君) 神崎課長。 96: ◯文化財課長(神崎由美君) 発掘自体の期間がということですね。 97: ◯委員川崎英彦君) そうそう。 98: ◯文化財課長(神崎由美君) 一応ですね、そちらが4月のオープンということになっておりますので、できるだけ早くする形にはなっております。ちょっと期間が、済みません、私が今失念しておるんですけれども、間に合うように設定はしている状況でございます。 99: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。 100: ◯委員川崎英彦君) はい。 101: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 102: ◯委員長(武末哲治君) 以上ですかね。西岡部長。 103: ◯教育部長西岡純三君) 教育委員会は以上でございます。ありがとうございました。 104: ◯委員長(武末哲治君) お疲れさまでした。  ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時34分                 再開 午前10時36分                ──── ─ ──── ─ ──── 105: ◯委員長(武末哲治君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ただいまより、経営企画部の審査を行います。内田部長お願いします。 106: ◯経営企画部長(内田賢一君) おはようございます。経営企画部です。よろしくお願いいたします。  それではまず、公共施設等総合管理計画につきまして石橋課長のほうから説明をいたします。 107: ◯委員長(武末哲治君) 石橋課長。 108: ◯経営企画課長(石橋 徹君) お手元にお配りしておりますこちらの資料に沿って説明させていただきます。ちょっと字が小そうございますが、昨年度、公共施設管理計画を作成させていただきました。改めて、今後の動きなども含めて、なぜつくったのかから説明させていただきます。  ここの真ん前に表をつけておりますが、もともとつくったのは国の、一番上に「インフラ長寿命化基本計画」というのがございます。これを国がつくって、各省庁は行動計画をつくるようになっております。自治体としましては、公共施設総合管理計画をつくりました。国の流れに沿って、この右側の行動計画ということで、昨年度、公共施設総合管理計画をつくらさせていただきました。  今後の流れとしましては、それぞれ個別の施設計画をつくりましょうということになっております。その部分が、左側に書いておりますけど、国の指針の概要に基づきますと、平成32年度ごろまでに策定をしなさいということが来ております。そして、公共施設のあり方の基本方針、これは公共施設等総合管理計画に書かせていただいておりましたが、品質・供給・財務が今後変化してくると。市の人口が減ったりということで変化してきて、老朽化している建物もたくさん抱えているということに対応するために施設の長寿命化、事後保全型から予防保全型にかえて施設を長寿命化しますという形。それと、施設の適正配置と書いておりますが、今から人口が減ったり、サービス内容・水準とかを考えますと施設の適正な配置をしますと。それと、維持管理費の効率化を図っていきますということを総合管理計画に書かせていただいておりました。  続いて、次のページですけど、今後40年間で総合管理計画では延床面積を23%削減するという目標を掲げさせていただいております。これは人口減少に伴い面積を減らさせてくださいということを書いております。これをつくった後の動きとしましては、市報の5月15日号、両面で公共施設総合管理計画の概要を発表させていただきました。今どういうことをしているかということを、予防保全ということを徹底したいと思いまして、毎月、施設管理者による日常点検をしてくださいということです。それと、年間1回は、査察班、管財とうちと組んだチームで毎月1回定期点検で施設を回らせていただいております。これは年間1施設は必ず行くような計画で、施設の点検に回らせていただいております。  次ですけど、今年度から2年半をかけて、ちょっと書いておりますけど、公共施設の長寿命化計画・再配置計画を策定する業務を今回9月補正予算に計上させていただいております。その分の内容としましては、今後、公共施設の長寿命化と再配置計画を策定するもので、3カ年事業になりますけど、何をするかというと、まず29年度で公共施設の調査をさせていただこうと考えております。その調査によって、余りに古かったらもうもたないとかがありますけど、その部分で施設配置の方針を決定して、30年度で長寿命化計画の立案と公共建築物の分析・評価をして、31年度で長寿命化計画・再配置計画を策定して、何度も申しておりますけど、施設を縮小することについては総論賛成ですけど、各論反対の意見になることが予想されますので、モデル事業で統廃合して、よくなるような部分とかも含めて、モデル事業の中で検討させていただきたいと思っております。施設の統廃合を含めた形を。そのような流れで今、進めているということになります。  以上で説明を終わらせていただきます。 109: ◯委員長(武末哲治君) この件については、9月でもう1回議案出されるのでしょう。 110: ◯経営企画課長(石橋 徹君) 補正で。 111: ◯委員長(武末哲治君) そうしたら、質疑はそのときにお受けしますのでよろしいですか。 112: ◯経営企画課長(石橋 徹君) わかりました。 113: ◯委員長(武末哲治君) 次、お願いします。石橋課長。 114: ◯経営企画課長(石橋 徹君) 前月のその他の欄で竹下委員から御質問がありましたふるさと納税について、若干動きがありましたのでまた説明をさせていただきます。 115: ◯委員長(武末哲治君) はい。 116: ◯経営企画課長(石橋 徹君) 前月お話ししましたけど、総務省からの指導が結構強くあっておりますので、10月2日から、返礼品割合を今までの4割から3割に変えさせていただこうと考えております。その分の事業者に対する説明会を今月末、8月30、31日で事業者に対する説明会を開催するようにしております。  それと、皆様から御意見があった使い道の公表の件につきましては、9月議会で決算審査の認定が終わりましたら、ホームページにアップするように予定しております。  以上です。 117: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。質疑ありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 118: ◯委員長(武末哲治君) 内田部長。 119: ◯委員竹下尚志君) 経営企画部の説明は以上となります。 120: ◯委員長(武末哲治君) お疲れさまでした。  ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前10時42分                 再開 午前10時53分                ──── ─ ──── ─ ──── 121: ◯委員長(武末哲治君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ただいまより、総務の審査を行います。又吉部長お願いします。 122: ◯総務部長(又吉淳一君) おはようございます。総務部でございます。  まず、説明のほうに入ります前に、1点御了解いただきたいと思います。今日の調査事件の関係でですね、総務部管財課の長崎主査のほうに傍聴として同席させていただいております。御了解のほどよろしくお願いいたします。  それでは、本日、総務部から説明させていただく事項でございますが、お手元のレジュメのとおり調査事件が1件、報告事項3件ということでございます。レジュメに従いまして、まず調査事件から、担当課長から説明をいたします。よろしくお願いいたします。 123: ◯委員長(武末哲治君) 大川課長。 124: ◯管財課長(大川 剛君) おはようございます。管財課でございます。よろしくお願いいたします。  1、調査事件、(1)市営住宅PFI事業導入可能性調査について御報告をさせていただきます。2枚目をお願いいたします。よろしいでしょうか。  大和、双葉、上白水市営住宅につきましては、PFI事業による建てかえ検討のため、平成28年7月から29年3月まで導入可能性調査を実施させていただきました。まずですね、この中の定量的評価でございます。これは、数字として表に出る評価でございます。事業費削減効果をVFM──バリュー・フォー・マネーと申しまして、設計と施工のみを行うBT方式とそれに維持管理も加えたBTO方式、この二つについて検討をさせていただきました結果、まずBT方式が2.7%、BTOが1.2%という数字となっております。これはですね、一般的なPFI事業で目安となります10%前後を大幅に下回ったものとなっております。数字から見る効果としましては、ゼロではないものの、非常に厳しいというものでございました。  次に、この可能性調査というものは、目に見える数字だけではなく、事業の効率や事務局の負担など数字にあらわれない定性的評価も行っております。民間への一括発注で効率的な事業実施が期待をできる反面、事前調整が不十分な場合ですね、想定外のリスクが発生すると対応がですね、困難になることなど、事業に支障が出るおそれがございます。本事業は、3団地に分散をしていること、特に大和住宅は大和保育所の公私連携型保育所での建てかえ計画がございまして、PFI事業となりますと、民間での調整が生じるなど条件が複雑となります。その他、事務局の人的負担軽減なども勘案し、定性的評価におきましても事業効果は薄いというふうに判断をさせていただいております。  以上のことから、下のほうの総合評価、最終方針のほうの説明に移らせていただきますが、総合的に評価した結果、PFI事業での実施は慎重な判断が必要であり、最終方針といたしまして、直営方式で実施をさせていただきたいとの決定に至ったものでございます。  A4縦につきましては以上でございます。  次のページ、A3の横になります。春日市営住宅建替事業スケジュールについて御説明をさせていただきます。  まず、上段の二つでございますが、既に着工しております若草と欽修市営住宅でございます。それぞれ平成32年度、34年度中に完了予定でございます。  中段、大和住宅をごらんください。現在、1棟で40戸ございますが、このうち33戸が入居中でございます。こちらにつきまして、平成30年度中に入居者を移転させ、解体工事を実施いたします。この解体後の市営住宅跡地に、平成31年度中に大和保育所の新築と移転を完了し、平成32年度、旧大和保育所の解体とその跡地に新住宅を建築する計画でございます。入居は平成34年を予定しております。  次に、下段の双葉と上白水市営住宅でございます。両住宅とも、平成32年度中に入居者の移転と解体工事を実施、平成33年から平成34年度中に新築を完了し、同年度中の入居を予定しております。なお、双葉と上白水につきましては、先行する他の市営住宅の工事、また学校施設の大規模改修事業など集中する大型事業との調整によりましてスケジュールが変更となる可能性もございます。  最後に、大和住宅につきましてでございますが、今年度9月補正で、地質調査と敷地の測量業務を現在計上させていただいておりますことを御報告させていただきます。  駆け足になりましたが、以上で報告を終わさせていただきます。 125: ◯委員長(武末哲治君) ただいまの説明に対し質疑をお受けいたします。質疑はありませんか。高橋委員。 126: ◯委員高橋裕子君) PFIのこの結果でですね、実際目に見える数値に関して、御説明では10%前後というのがメリットがあるといわれているというところで、三つの市営住宅に関しては低かったということなんですけど、どういったことが原因だというふうに分析されてあるのか。大まかで結構なんですけれども。 127: ◯委員長(武末哲治君) 大川課長。 128: ◯管財課長(大川 剛君) PFI事業を可能性調査するに当たりまして、その規模であるとか、その土地の中に余剰地等の活用と申しまして、例えば高層化なりしてその土地に余りを出して、そこに例えばほかのものを民間が誘致して、そういったことでその価値を上げますですとかですね。あとは立地条件、場所にもよるんですが、駅に近いとかですね、双葉は近いところにはございますが。そういったいろいろなことを加味した中で、今回、その中の原因としましては、事業規模と余剰地活用等で効果が出ないという部分があったかなというふうに思っております。 129: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 130: ◯委員高橋裕子君) わかりました。途中の経過報告の中でも厳しいんではないかというお話の中で、でもまだ可能性的にはあるというか、民間としてのメリットがあるんじゃないかというところを探っているというふうにおっしゃっていましたけど、結果、こういう結果になったという。やっぱりメリットがないということですね。 131: ◯委員長(武末哲治君) 大川課長。 132: ◯管財課長(大川 剛君) 4月になりまして、この結果をもとにですね、まず民間の業者2社でございますが、足を運ばせていただきまして、意向といいますか、調査をさせていただきました。  その中で、当初、アンケートの中で前向きな回答をいただいていた2社をこちらとしてもピックアップしましてお伺いさせていただいたんですが、やはりまずネックは、事業規模として、当初3住宅でこの調査をさせていただきましたが、大和住宅のほうがこのPFIのほうに計画として乗れなくなる可能性も出てまいったものですから、そういったものも説明の中で、やはり事業規模が小さくなれば非常にメリットが小さくなるということで、3住宅計画どおりやってそれでも非常にぎりぎりかなというところでございました。その中で、やはり大和というのがネックになったかなというふうには考えております。  それと、6月には福岡市さんのほうにも先行市ということでお話をお伺いに行ったところですが、事業スケジュール的に非常に厳しいのではないかということなどもお話をいただきましてですね、そういったものも含めましての最終判断に至ったということでございます。
    133: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 134: ◯委員高橋裕子君) 今、大和のお話がありましたけれども、保育所建設が入るからPFIでは厳しくなる、大和が厳しくなるということなんですか。 135: ◯委員長(武末哲治君) 大川課長。 136: ◯管財課長(大川 剛君) 1点は、先ほどの報告でもあるんですが、民間が今回建築から全部大和もやります。これにもしPFI事業として市営住宅のほうも民間ということになりますと、そこでPFI事業の大変なところは、ある程度最初にですね、全ての方針・計画等をある程度詰めた中で、その中でその方向性に向かってやっていかないと、契約上途中で変更というのが、そこら辺に余裕がないといいますか、最初にある程度固まった中で契約をさせていただいて進む、計画をさせていただいて進むということになりますので、そこにまた別の民間の組織が保育所のほうで入ってくるとなると、そこでの調整が官民民となる形で、まず調整が非常に難しいということが1点。  それと、大和の場合、まだ保育所の建てかえがもう少し先で、PFIの中で一緒に考えられるかというふうに考えていたところ、保育所のほうがもう来年には動きがあるといいますか、補助の関係等を含めて、31年度には建築をしないといけないということになって、前倒しのような形になってきましたので、そこでPFIのほうと一緒に考えられないという状況が発生したということでございます。 137: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 138: ◯委員高橋裕子君) よくわかりました。今回のことに関してはこの結果なんですけど、今後ですね、公共施設の再配置ということも考えていくと、やっぱり春日市にたくさんある公の施設は、今後老朽化対策も、先ほど経営企画部のお話もあったんですけども、今回PFIを導入することを検討したことが今後の本市の再配置に生かせればいいんじゃないかなと思うんですよ。  私たちの委員会でも京都に1回行ったときに、学校と保健施設、保育所とか、それとか一番下はお店とか、民間の。駅から立地もいいというところで、すごくいい運営をされているということもありましたので。今回は今回で、また今後にこういった再配置を考えていくときに、経営企画部との連携をしながら、一番いい形で今後の財政的なことも考えてですね、やっていくことに対して、今回学んだことを生かしていただきたいというふうに思いますので、お願いします。 139: ◯委員長(武末哲治君) 又吉部長。 140: ◯総務部長(又吉淳一君) ありがとうございます。おっしゃっているのは市民のいわゆる貴重な財源を有効に活用して、その一つの手法としてPFIを導入して、民間活力を導入していくという方向性についてはしっかりと部で協議してくださいということです。  御案内のとおり、経営企画部のほうから先ほど公共施設の計画について説明があったようにも思いますけど、当然この市営住宅のPFIの導入検討委員会の中にはですね、経営企画部のほうの公共施設マネジメント担当の職員、また課長も入ってですね、報告にはなかったですけど、何度もPFIのことに関してですね、御意見をいただいたり、またマネジメント担当の職員もPPP・PFIの研修会のほうにも昨年の6月ぐらいから毎月1回行って勉強もしております。そういう意味でもPFIについての知識はきちんと持っておりますし、今回は市営住宅に限ったPFIですけども、そういったものも情報提供していきながらですね、きちんとそれが継承されるように、部下の調整については今後も心配りしていきたいというふうに思いますので、御理解のほどをよろしくお願いします。 141: ◯委員長(武末哲治君) ほかにありませんか。川崎委員。 142: ◯委員川崎英彦君) 今回、民間の業者2社ということで、現地まで行かれてですね、いけるかどうかの判断をされたということなんですけども、そもそもPFI事業の研究というか、その可能性については、たしか700万ぐらいの予算をとってコンサルタント契約か何かされた設計事務所さんがいらっしゃって、そこで判断をするというのが基本的なこの事業というふうに認識していたんですけど、それで間違いないですか。 143: ◯委員長(武末哲治君) 大川課長。 144: ◯管財課長(大川 剛君) 基本的にはコンサルが可能性調査というのを行います。委員のおっしゃられるとおり、その中で可能かどうかという判断は最終的には出ます。その中で、数字としてVFMという効果ですね、その分が出まして、これが数字として出た後に私どもがそれで判断を、私どもでもいいのかもしれないんですけど、最終的に我々が最終的な判断を下す材料として、そういった専門的なところに伺って、こういう結果が出ました、これに基づいてどう思われますかというような参考的な形で話をお伺いに行ったということでございます。 145: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 146: ◯委員川崎英彦君) 今、参考的な形でということなんですが、最終判断はそこでしたということではないということですか。 147: ◯委員長(武末哲治君) 大川課長。 148: ◯管財課長(大川 剛君) それが最終判断ではございません。その業者の意見が判断ということではございません。 149: ◯委員長(武末哲治君) 川崎委員。 150: ◯委員川崎英彦君) その確認をさせていただいたのは、コンサルのほうでですね、多分もうだめだろうなというふうな判断をしていると僕は思っているんですね。たしか、国の予算の補助がついて700万、ごめんなさい、正確な数字がわかりませんけど。今おわかりだったら教えていただきたいんですけれども。それがついて、市の持ち出しはなかったかなというふうには思いますが、結局、もしかしたら民間の業者もコンサルの契約をしなくてもそれだけの判断ができるんであれば、最初から700万の予算を使わずにですね、民間の業者さんの意向というか、調査なりで済んだ案件なのかなというふうにも思っています。要するに、PFIの可能性についてのコンサル契約は必要なかったのかなというふうに思っていたんですが、今の御答弁をいただいて、やっぱりそれがベースになって参考的に民間の意見を聞いたということですので、承知しました。  ただ、これからほかの新しい事業について、今回は小さい規模で3カ所分散させてて、最初からちょっとどうなのかなという部分もありましたけど、今後、ふれあい文化センターの建てかえとかですね、いろいろな福祉施設の新築工事とかが出た場合はよりPFIがですね、活用できるんじゃないかなというふうには思っていますので、新たなですね、コンサル事業についてもですね、より効果的なというか、効率的なことに使っていただければというふうに、今、御答弁を聞いて思いました。ありがとうございます。 151: ◯委員長(武末哲治君) 又吉部長。 152: ◯総務部長(又吉淳一君) 御意見まことにありがとうございました。PFIという手法を使いながら、しっかりそういった市民の貴重な財産を、予算をですね、しっかり生かしてくれということで、先ほど高橋委員からあった内容にも重複する部分だと思います。経営企画部のほうが所管はしておりますけど、今後の公共施設の建てかえ等についてもそういう視点でやっていくというのは私どもも意見として横の連携の中で聞いておりますので、しっかり私どものほうも経営企画部のほうに伝えていきたいと思います。  予算の面で今わかればということですので、その分は担当課長から説明させていただきます。 153: ◯委員長(武末哲治君) 大川課長。 154: ◯管財課長(大川 剛君) 契約額でございますが、901万8,000円でございます。補助率が45%、405万7,000円が補助でございます。残り496万1,000円が単費でございます。 155: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 156: ◯委員長(武末哲治君) 続いて説明をお願いいたします。横山課長、お願いします。 157: ◯人事法制課長(横山政彦君) 続きまして、お手元のほうの報告事項の(1)切手窃盗事案に係る職員の処分について御報告申し上げます。  まず、この度はこのような事件を起こしまして深くおわび申し上げます。  切手窃盗事案に係る職員の処分について、お手元の資料に基づき説明をさせていただきます。  所属は市民部税務課、役職は主事級の職員です。氏名は森勇樹。処分の時点では、氏名については公表をしておりません。けども、当初、逮捕段階で警察からも既に情報が出ておりますので載せております。年齢は24歳。処分は懲戒免職、処分日が平成29年7月27日でございます。  続きまして、事案の概要について説明をします。まず、背景ですけども、この元職員は病気休暇を取得し、その後、ことしの2月からは病気による休職処分となっておりました。4月以降は、特に投薬等もなく不定期な通院のみで、4月末には本人が復職を希望し、主治医も可能だろうという話も出てきておりました。が、その間、私ども人事担当と所属長、税務課長での面談を重ねておりました。結果、私どもに、病休中また休職処分中の通院、当然病気ですから通院をしなさいと、通院をしますと、病気治療しますということでするんですけども、そういうことについて虚偽報告、通院をしていなかったり、通院していないのにしたという報告をしてみたりと、病気療養に専念していなかったりというふうな虚偽報告をしていたことが明らかとなったために、5月末に停職処分といたしました。  この元職員は、5月2日、まだこのときは休職処分中でございました。5月2日の午前1時半ごろから午前2時35分ごろの間、約1時間程度ですね、忘れ物をとるというふうな虚偽の申請をして本庁の地下1階の出入り口から本庁1階の事務室、元職員が所属していた税務課と高齢課、保護課等に侵入し、保護課の事務室にあるキャビネットに保管していた82円切手400枚、92円切手100枚、合計42,000円相当の切手を窃取しました。犯行に及んだのが5月2日の夜中1時、5月2日の午後に保護課の職員が切手残額を確認しております。  保護課は切手の金額が常時10万円弱ある、非常に切手を使う職場でございましたので、ほぼ日々確認をするということを繰り返しておりましたので、犯行に及んだその日の午後には切手の残額不足を確認をして、ひょっとしたら書類の間に紛れ込んでいるんじゃないだろうかとか、キャビネットの間に落ちているんじゃないだろうかということで、保護課の職員全員で確認をしたけども見つからなかったということで、5月の3日間の連休に突入をして、連休明けの8日に保護課長から人事法制課、私どもと庁舎管理者である管財課に切手の不足について報告がございました。  その後、警備委託をしております警備委託会社の社員と私どもとで防犯カメラの映像を確認した結果、元職員が夜中に侵入をして保護課のキャビネットのところに行っている映像が確認をされ、窃盗の可能性があると判断をしたことから、5月23日に警察に被害届を提出をいたしました。  それの前に、窃盗の可能性があるということを確認してから、部長を通じて全課長に、各課の金品・切手等の被害の確認と再発防止のための切手・金品等の管理の厳重化をあわせて指示を全庁にしました。あわせまして、閉庁後の庁舎の出入りについては、管理職の許可を得ての出入りをするようにと、管理職の許可がない場合は入れないということで警備会社に指示をして対応をしております。  警察の捜査の結果、窃盗容疑で6月5日に逮捕され、逮捕当日、直ちに報道機関等への公表とあわせ、皆様に御報告をしたところでございます。同日には、逮捕事実ということを全職員に知らせをして、綱紀の保持と公金等の厳重管理、再発防止について通知をしたところでございます。  逮捕後、元職員は犯行を否認をするわけでもなく、認めるわけでもなく、覚えていないという供述を繰り返し、認めないまま6月21日に起訴をされました。  6月末には、それまでの虚偽報告の1カ月停職処分としておりましたけども、逮捕を受けて、6月末に3カ月のさらなる停職処分として、処分通知については差し入れをしております。  元職員は、検察の捜査の段階で窃盗の事実を認め、弁護士を通して私どもに対し謝罪し、被害弁償したいという申し出をしてきました。これを受けまして、7月24日に、事実を認めたことと被害弁償したいというふうな上申書及び同数の切手ですね、42,000円分相当の同じ切手の金額のものと、5月2日から7月24日までの遅延損害金、これは不法行為による遅延損害金が発生をしておりますので、金額にして483円。切手42,000円相当と42,000円にかかる年5%の遅延損害金を私どもに持参をし、私どもはこれを受領をいたしました。  切手を窃取し、逮捕、起訴され、その事実を認めたことは、懲戒の処分ができる場合として地方公務員法第29条第1項第3号に規定された「全体の奉仕者たるにふさわしくない非行のあった場合」に該当することが明らかであります。また、人事の定めた処分の指針によると、公金または官物を窃取した場合は懲戒免職というふうな基準がございます。元職員は休職処分で出勤しておらず、緊急に必要なものが職場にあるとは考えられない状況にあり、また虚偽の理由により庁舎に侵入し、時間をかけて郵便切手を窃取したことは明らかに意図的、計画的な行動であり、酌むべき事情は見当たらないというふうなことを勘案して、懲戒免職処分としたものでございます。  また、これにあわせ管理監督責任に係る処分として、7月31日付で、本事案に係る管理監督者、厳重注意(文書)2名、これは所属長である税務課長と保護課長、保護課長は切手管理者としての責任です。厳重注意(口頭)によるものが、税務課長、税務課の上司であります市民部長と直属の上司である税務課の課長補佐と人事管理者である私、人事法制課長、3名を口頭による厳重注意としております。  以上でございます。 158: ◯委員長(武末哲治君) 質疑をお受けします。質疑はありませんか。高橋委員。 159: ◯委員高橋裕子君) 一連の経過報告ありがとうございました。私、この件に関しては三つ重要な問題があるというふうに思っています。  一つは、この方が休職中だったということで、特にメンタル的な部分、心の健康管理。起こってからの健康管理ということで、これは産業医科大学の先生とかにも入っていただいて、これまで一般質問等されていた御回答の中にも、少なくなってきていたということがありました。ですが、やっぱり人間ですから、心や体の病気になってしまうことはありますので、これは引き続き注意深くですね、所属長の方とか、庁内全体的に健康管理にしっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。  二つ目は、大事な財産の管理。違う課の方が違う課の切手を窃取されたということで、伺いますと、容易にわかるナンバリングというか、ファイリングということが全庁統一していたということで、課が違ってもわかったということが経過報告の中に、以前ですね、ありました。それだけじゃなくて、重要な市民の財産が庁舎内にありますし、情報漏えいも含めてですね、こういった管理の問題というのがあります。こういったことは再発防止に関してそれぞれ厳重に見直しをされたというふうに思いますので、その点に関して1点伺いたいと思います。まず、財産管理の今後の再発防止をしっかりされているかどうか。 160: ◯委員長(武末哲治君) 横山課長。 161: ◯人事法制課長(横山政彦君) メンタルについてはですね、これまでも対応してきておりましたが、今後も今いただいた意見のとおり、きちんとした対応なり、原因をどう追及するか難しい点もあるんですけども、なかなか本人がなぜこういう犯行に及んだのかというのについては、非常に私どももいろいろ調査なりをしているんですけども、わからない。現実的にはなぜなんだろうと。防犯カメラがあることもわかっていたようですし、簡単にいくと、切手がそこそこ私どもは残高管理をされているというのはですね、わかっている。通常考えれば、切手を夜中に入ってとれば防犯カメラにも映り、残高がないことによって確認をされ、すぐ窃盗がわかるだろうと。どう考えてもそうわかることをなぜやったんだろうというふうな、なぜなんだろうというのは非常に拭えない状態ではありますが、休職処分とメンタルのことも当然あってのことかもしれませんので、そこは今後やっぱり気をつけていかなきゃいけないし、所属長が部下職員のちょっとした変化とか、よく言われる、例えば借金の理由になるギャンブル依存症とかいうようなことも含めて、今後は注意深く部下を見ていかなきゃいけないだろうというふうには考えております。  そのあたりも含めた危機管理研修というのをですね、8月10日に早速開催をして、全管理職、受講をしています。業務の管理だけではなくて、部下職員の変化をきちんと見過ごさない面談をするとかいう中で、全ての業務を行うことはそれそのものにリスクを含むこともありますので、そのあたりの研修も含めて今後体制をきちんととっていかなきゃいけないだろうと考えております。  切手の管理につきましては、全庁的なファイリングの調査もして、鍵がかかる、かからないと。鍵がかからないものについては、鍵がかかるような形の措置と、当初すぐには鍵がかからないものもありましたので、切手については鍵がかかるファイリング、もしくは金庫があれば金庫での管理という形に、早速、事案が周知される前、ほぼ私どもの段階で疑いが持たれた段階で、全庁的な管理方法の変更をしております。  また、庁舎の出入りについてもですね、9月補正で計上させていただきますけれども、鍵の方法とかですね、そのあたりも今後、いろいろな形で見直しをしていきたいというふうなことを考えております。  以上でございます。 162: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 163: ◯委員高橋裕子君) 例えば、一旦退庁した職員が、忘れ物とか、大事な仕事をやり忘れたとかっていうときは、所属長の許可を得てまた入庁できるというふうに聞いたんですけど、それで間違いないかどうかですね。 164: ◯人事法制課長(横山政彦君) はい、それで間違いございません。 165: ◯委員高橋裕子君) 間違いないですね。例えば、どうしても残業しなきゃいけなくて残っているという場合に、その課の中で一人だけ残るということがあるのかどうか。いろいろあると思います、課によっては。 166: ◯人事法制課長(横山政彦君) 業務の都合上ですね、一人で残ることはあります。現実的には業務が、例えば、どんなに前倒しでスケジュールを組みながらやっても、どうしても時間的なことであったり、窓口とか苦情がある課については予定どおり業務が進まなかったりということで残ることがありますので、そういうときは所属長に事前に話をするように、これは時間外勤務の管理も当然必要ですし、働き方改革で土日出勤も含めてですね、土日も出勤をしなきゃいけない場合も当然事前に、土日こういうふうな形でこの業務のためにこのぐらい出る予定ですという形で所属長に知らせるというふうな形をとっています。  極端に遅い時間ですね、簡単にいうと施錠するのが10時ですので、10時以降退庁するような職員については、最後の出入りで記録はされますので、管財のほうに報告が警備会社から来ます。その報告が私どもに来ますので、所属長に今また確認をとっています。きのう、彼は何時ぐらいまで残っていましたよという形で所属長に報告をします。大体、それは事前に聞いていると。聞いていない場合が過去ありましたので、それについては私どもから所属長のほうに、遅いときはきちんと所属長に事前に話をして、報告をして残るようにというふうに、そのあたりで徹底をさせていただいているという状況です。 167: ◯委員長(武末哲治君) 高橋委員。 168: ◯委員高橋裕子君) 最後に三つ目に、職員のコンプライアンスの確立というか、ないだろうって、大体皆さん一生懸命仕事をしていらっしゃいますし、ただ、市長が市民に対して心からおわびをされなければいけないこういったことによってですね、そういったことが今後ないようにですね、するためにもコンプライアンスをしっかり確立していかなければいけないというふうに思います。他自治体では、指針をつくったりとかということもありますけれども、そういったことは今回検討されたのかどうか、今後そういった考えがあるのかどうか最後にお聞きしたいと思います。 169: ◯委員長(武末哲治君) 横山課長。 170: ◯人事法制課長(横山政彦君) おっしゃるとおり、私どもの組織の中にここ20年近くこのような不祥事がなかったというふうなこともあって、春日市の職員にはそういうことはというふうな気の緩みがなかったかと言われるとですね、あったんだろうというふうに言わざるを得ないというふうに考えています。結果的にはあったわけですから、あったとしか言いようがない状況でございますので、職員をきちんと信じながらも、もしもということがありますし、環境がそうしないようにですね、簡単にいうと、現金があれば、お金に困っていれば現金をとってしまうというふうなことにならないように、業務のあり方であったり、金銭の管理であったりというのは再点検をして、新たな形の管理をどうやっていくか。先ほど8月10日に研修をしましたと。その中でも、日々の業務の中にいろいろなリスクがあって、それをどう回避していくのか。これは金銭だけじゃなくて、いろいろな業務上のミスであったりとかいうふうなことも当然合っていますので、そのあたりをどうやっていくかというのは、全庁的な議論を今後やっていく形になっていくだろうというふうに考えております。  国のほうでは、指定都市、大きなところの県とかになると、内部統制をきちんとつくっていきなさいというのが法制化されて、中小の都市であれば努力義務ということになっておりますけども、何らかの形で、そこも含めた方法なりをつくっていくということは必要になっていくだろうと考えております。 171: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 172: ◯委員長(武末哲治君) 続けてお願いいたします。横山課長。 173: ◯人事法制課長(横山政彦君) 続きまして、九州北部豪雨被害に係る職員派遣について説明をさせていただきます。  前回、避難所支援に行きましたという報告をさせていただきましたけど、その後の経過、実績と今後の予定、決まっているものについて報告をさせていただきます。  まず、避難所支援についてでございます。2)についてはですね、今週末からの予定でございます。避難所支援につきましては避難所の運営支援で、業務としましては、主な業務が食事の受け取りであったり、外出・訪問者の管理、入浴券の配布等で、この避難所はですね、比較的落ち着いた自治区運営をされている避難所でございますので、ハードな業務ではないという状況ではございます。  派遣期間は、前回が7月21日から7月29日、今回が8月25日、今週末から来週末までの1週間でございます。24時間勤務になりますので、12時間の2交代制で派遣をいたします。いずれも、朝行く班は8時半に現地到着して9時まで。夜の班は、夜8時半までに到着して、30分の引き継ぎをやって次の日の9時まで。次の日の班が8時半に入ってきますから、30分の引き継ぎをやってという形で、春日市の職員が引き継ぎがきちんとできる形での体制で派遣をするとしております。  派遣する避難所は、朝倉市の三奈木コミュニティセンターでございます。40人弱が避難をされているようです。ほぼ家屋が倒壊とかいうことではなくて、片づけをすれば戻れる状態なので、仮設住宅には行かれないような状況で、そこの集落の方皆様が一緒に避難していらっしゃいますので、比較的落ち着いて、自分たちで一定管理ができている避難所でございます。  派遣職員が、前回が9班体制で18人、延べ28人派遣済みで、今週末からは二人一班の8班体制で16人を、現在、募集を全庁的にやっております。あすぐらいには、ほぼ派遣者が決定できるものと思っております。  続きまして、ボランティアセンターの運営支援でございます。支援業務内容は、災害ボランティアの健康管理・救護で、熱中症・けが等の対応に保健師を派遣しております。7月24日と25日、二日間、朝8時半から5時まで。現在はなくなっておりますけども、朝倉市の災害ボランティアセンター、朝倉市の朝倉球場でございました。  派遣職員は、専門職である保健師を二人一班で二日間で4人派遣をしております。  続きまして、災害ごみの搬入受付です。活動内容が、災害ごみの搬入受付と搬入の支援ですね。具体的には、トラック等で市民の方が持ってこられた災害ごみの荷おろしをお手伝いするというふうな業務でございます。派遣期間は8月4日金曜日から10日の予定で、水曜日がごみの受け入れが休みになりますので、それと8月6日と7日が台風接近のためにごみの搬入がストップされましたので、派遣を中止しております。派遣先は、朝倉市の杷木体育センター駐車場でございます。  派遣職員は、二人一班の二日間と三人一班の二日間で10人派遣をしております。  続きまして、中長期派遣です。現在、熊本に一人、益城町のほうに派遣をしておりますが、同じパターンとなります。  支援業務内容は、道路・河川・橋梁等の公共施設の仮復旧と、土砂撤去、流木対策業務、道路・河川・橋梁等の公共施設の災害復旧業務に当たっての設計・積算監督業務でございます。  派遣期間が、8月21日、今週の月曜日から今年度末、来年3月31日までの派遣となります。派遣先は、朝倉市の杷木支所が勤務地となります。旧杷木町役場でございます。  派遣職員は、都市整備部の下水道課施設担当の主事1名を派遣をしております。  この派遣は、自治法第252条の17に基づく派遣でございます。なお、派遣にかかる経費の予算等についてですけども、人件費はそのままとなりますけども、歳入がございます。この派遣にかかる人件費については、朝倉市が後日負担金として負担することになります。この予算につきましては、12月補正で計上を予定をしております。  以上でございます。 174: ◯委員長(武末哲治君) 質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 175: ◯委員長(武末哲治君) 続いてお願いします。渡辺課長。 176: ◯総務課長(渡辺厚子君) それでは、平成29年度第1回、第2回春日市長等政治倫理審査会が開催されましたので、その御報告をさせていただきます。  資料のほうは、閉会中資料ということでお出ししています。よろしいでしょうか。  この審査会は、春日市長等政治倫理条例第1条第1項の規定に基づき設置されております。同条第5項第1号の規定に基づき、市長、副市長、教育長及びその配偶者、扶養親族から提出された資産等報告書の審査を行うものです。  資料の1です。資産報告等の提出状況です。報告書につきましては、市長、副市長及び教育長から配偶者、扶養親族を含め7部提出がありました。  2、審査会の開催状況です。審査会につきましては、7月28日に第1回、8月4日に第2回、2回開催をしております。  審査の方法です。提出された報告書をもとに、報告書の整合性がとれているか、配偶者等から提出された報告書と比較し、矛盾はないか等確認し、審査していただいております。記載内容等に質疑がありましたら、それについて回答をして審査をしていただいております。  4、審査結果です。市長等の資産等報告書の提出の遅滞及び未提出はございません。審査会の調査にも協力していただいております。教育長の資産等報告書について、昨年度と比較し貯蓄の大幅な増があるということで増額理由について質問を受けております。調査した結果、誤記があることが判明し、訂正を行っております。こちらは平成29年1月1日現在の貯蓄額を記入していただくところを、現時点、報告時の貯蓄額を記入したため、退職金が含まれていたためです。  その他は、資産等報告書の記載内容について特に指摘すべき事項は見当たりませんでしたとの報告をいただいております。  この報告書につきましては、告示後、9月1日から5年間、資産等報告書にあわせ、市民の閲覧に供する予定です。  報告は以上です。 177: ◯委員長(武末哲治君) 質疑はありませんか。又吉部長。
    178: ◯総務部長(又吉淳一君) 確認でございますけど、皆様方の資料の裏面4は持ってありますでしょうか。  持っていないですね。両面コピーをしておりますので、後で差しかえをさせていただきます。 179: ◯総務課長(渡辺厚子君) 申しわけありません。 180: ◯委員長(武末哲治君) よろしいですか。質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 181: ◯委員長(武末哲治君) 以上ですかね。又吉部長。 182: ◯総務部長(又吉淳一君) せっかくの機会ですので、その他ということでですね、先ほど北部九州の分で申し上げればよかったんですけど、市民義援金として、また市の見舞金として方向が決まりましたので、担当の課長から説明をさせます。 183: ◯委員長(武末哲治君) はい。 184: ◯総務課長(渡辺厚子君) では、九州北部豪雨の市民義援金及び見舞金につきまして、説明をさせていただきます。  市民義援金は7月10日から8月20日まで、いきいきプラザ、ふれあい文化センター、奴国の丘歴史資料館、市役所本庁に募金箱を設置し、募集しておりました。まだ、済みません、全てを集約できておりませんが、8月21日現在で、義援金は95万6,382円となっております。この中には、互助会の義援金や春日市幹部会からの義援金も含まれております。  振り込み先といたしましては、日赤、平成29年九州北部豪雨義援金、そちらのほうの口座に振り込む予定です。  続きまして、災害見舞金につきましては、筑紫地区の市長会で各市250万負担し、総額1,000万を朝倉市へ見舞金として贈ることとなっております。振り込みは8月28日を予定しております。  説明は以上です。 185: ◯委員長(武末哲治君) 質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 186: ◯委員長(武末哲治君) 以上ですかね。又吉部長。 187: ◯総務部長(又吉淳一君) 資料については後ほど、事務局を通じて配付させていただきます。 188: ◯委員長(武末哲治君) よろしくお願いします。 189: ◯総務部長(又吉淳一君) 総務部の説明は以上になります。ありがとうございました。 190: ◯委員長(武末哲治君) お疲れさまでした。  ここで暫時休憩いたします。                ──── ─ ──── ─ ────                 休憩 午前11時43分                 再開 午前11時44分                ──── ─ ──── ─ ──── 191: ◯委員長(武末哲治君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  本日の議題は全て終了いたしました。  次回の日程は、9月7日木曜日10時から、9月定例会中の委員会となりますのでよろしくお願いいたします。  それでは、本日の総務文教委員会をこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                ──── ─ ──── ─ ────                 散会 午前11時44分...