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  1. 春日市議会 2017-08-22
    平成29年市民厚生委員会 本文 2017-08-22


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                  開議 午前9時56分              ──── ─ ──── ─ ──── ◯委員長(米丸貴浩君) おはようございます。全員出席であります。  ただいまから市民厚生委員会を開議いたします。  初めに、委員会記録の署名委員を指名いたします。署名委員に吉居恭子委員を指名いたします。よろしくお願いいたします。  それでは初めに、市民部の議会閉会中の報告事項を議題といたします。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。  市民部のほうは、今月は調査事件がありませんので、先ほど申しましたように報告事項から入りたいと思います。  冨永市民部長。 2: ◯市民部長(冨永 敬君) おはようございます。市民部でございます。よろしくお願いいたします。  本日の委員会につきましては、報告事項1件となっております。  それでは、9月定例議会に係る議案予定について、まず初めに人権擁護委員の候補者の推薦について、柚木人権市民相談課長が報告いたします。 3: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木人権市民相談課長。 4: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) おはようございます。人権市民相談課の議案は、人権擁護委員の候補者の推薦についての2議案、いずれも前任者の任期満了に伴い、新規の方で男性1名、女性1名でございます。詳細は9月議会でお願いいたします。  以上です。 5: ◯委員長(米丸貴浩君) 9月定例会の議案が上がってまいりますんで、ほぼそれに関する報告事項に今回はなると思います。  2議案というのは、それぞれの方が1議案ずつになりますので、2議案となってますね。これについてはよろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯委員長(米丸貴浩君) また9月にしっかりとお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  では、引き続き報告をお願いします。冨永市民部長
    7: ◯市民部長(冨永 敬君) 続きまして、一般会計補正予算について、久原税務課長が報告をいたします。 8: ◯委員長(米丸貴浩君) 久原税務課長。 9: ◯税務課長(久原徳子君) 歳入、軽自動車税の減額補正をさせていただきます。詳細につきましては、9月議会で御説明させていただきたいと思います。  以上でございます。 10: ◯委員長(米丸貴浩君) これについても、また9月にしっかりお聞きしたいと思います。減額ですね。また減額の要因などは9月にお聞きしましょう。よろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 11: ◯委員長(米丸貴浩君) 冨永市民部長、以上でしょうか。 12: ◯市民部長(冨永 敬君) 市民部の報告事項は以上でございます。 13: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。市民部に対しまして、全般的に御確認等をしておきたいことがあればお受けいたしますが、ありませんでしょうか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、9月の定例会でまたお会いしましょう。  どうもお疲れさまでした。市民部の皆さんは退席されて結構です。  ここで暫時休憩いたします。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午前10時00分                  再開 午前10時04分              ──── ─ ──── ─ ──── 15: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。  それでは次に、福祉支援部の議会閉会中の調査事件を議題といたします。  最初の調査事件項目放課後児童クラブ舎の整備と管理運営についてを議題といたします。  説明員の説明を求めたいと思います。筒井福祉支援部長。 16: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) おはようございます。福祉支援部でございます。  それでは、今回の閉会中の調査事件として報告を求められておりました福祉支援部の案件1件、報告事項1件、その他の報告事項1件につきまして、順次説明させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  まず調査事件の放課後児童クラブ舎の整備と管理運営について、こども未来課長が説明いたします。 17: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 18: ◯こども未来課長(今福保幸君) それでは、放課後児童クラブ舎の整備と管理運営について御説明をいたします。資料として、A4縦のレジュメ、それから資料として、放課後児童クラブ舎の面積の一覧表をお配りしております。A4横の表でございます。お手元にございますでしょうか。 19: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいでしょうか。いいですか。 20: ◯こども未来課長(今福保幸君) よろしいですか。 21: ◯委員長(米丸貴浩君) はい。お願いします。 22: ◯こども未来課長(今福保幸君) それでは、基本的にレジュメに沿って御説明をいたします。  まず初めに、1番目の丸、放課後児童健全育成事業とはどのようなものか、その定義を押さえておきたいと思います。放課後児童健全育成事業については、児童福祉法第6条の3第2項に根拠規定が置かれていますが、そのポイントは3点ございます。1)小学生が対象であること。これにつきましては、もともとはおおむね小学校第3学年までとされていたのが、子ども・子育て支援新制度施行に伴い、第6学年まで拡大をされております。また、特別支援学校の小学部も加えることができるという弾力的な対応となっております。  次に、2)労働等により昼間保護者が家庭にいないということ。ここで、この労働等について説明を少し加えておきますと、いわゆる就労の場合だけではなく、疾病、障がい、介護などの場合も対象とされております。  次に、3)放課後に専用施設、小学校の余裕教室、あるいは児童館などの施設を利用して適切な遊びと生活の場を与えるものであること。ここで、この生活の場というのは重要な意味がございます。生活の場でございますから、適切な職員体制と専用施設を伴う常設のものでなければなりません。具体的には、条例で定める設備運営基準のひな形となる国の基準において、一つの支援の単位当たり二人以上の支援員の配置、それから、学校がある日は3時間以上、学校休業日にあっては8時間以上の開所時間、それから、原則250日以上の開所日数が求められております。常設であるというところですね、ポイントになります。  次に、次の丸、放課後児童クラブ舎の整備の状況でございます。お配りしております資料をあわせてごらんいただきたいと思います。この資料は、各クラブ舎の竣工の年月や床面積、児童1人当たりの生活面積をお示ししたものになります。ちょっと文字が小さくて申しわけありません。以前もお配りしていたかと思いますが、それをバージョンアップ、新しい情報に更新したものになります。  この表の見方について、少し説明を加えておきますと、左側から6列目、最低基準面積というのは、表の下の米印のところに注釈を入れておりますとおり、クラブ舎の延べ床面積から厨房やトイレなど、児童の生活スペースとならない部分の面積を除いたものになります。その右隣の最低基準人数は、これを1.65平方メートルで除して算出したものでございます。右側から2列目と5列目の最低基準人数に対する割合は、各年度の5月1日現在の利用児童数最低基準人数で除したもので、数値が小さいほどクラブ舎の面積に余裕があるということになります。  レジュメのほうに戻ります。レジュメ1)のログハウス舎については、本市では平成3年度、資料のほうで言いますと、左端の番号、9、春日南小さくらクラブから順次ログハウスづくりのクラブ舎への建てかえを進め、平成15年度14の春日北小学校あおぞらクラブ舎の建てかえをもって、全小学校のログハウス舎への建てかえが完了いたしました。  なお、平成3年度後に新設をいたしました日の出小学校、それから白水小学校につきましては、学校施設の整備にあわせてログハウス舎を建築しております。また、資料の12の春日東小なかよしクラブ舎以降は、建てかえ時に空調設備を設置いたしております。これ以前に建てかえましたログハウス舎につきましては、平成10年度に空調設備を整備いたしました。今回の9月定例会の主要な施策の成果の説明にも挙げておりますけれども、この空調設備も老朽化により冷房効率が低下をしていたため、平成25年度から順次その更新と近年の猛暑対策のため、1階部分への増設を行ったところでございます。  次に、レジュメ2)の第2クラブ舎ですけれども、利用者の増加により、設備運営基準を恒常的に満たさなくなる場合に整備してきたものでございます。現在、レジュメにお示ししている6小学校について、平屋建ての第2クラブ舎を設置しているところでございます。  ここで、設備運営基準の一つである児童1人当たりの生活面積基準について、少し補足をしておきたいと思います。国が示す基準のひな形では、児童のためのスペースは、児童1人当たりおおむね1.65平方メートル以上とされております。資料では、平成28年度と平成29年度の5月1日現在の児童数により、この基準の充足状況を算出しております。クラブの児童数がこの最低基準の人数以内、最低基準人数に対する割合が100%以下であれば、もちろん基準の範囲内ということになりますけれども、これを若干超えている場合であっても、国が示す基準がおおむねとされていること、また児童の全員が毎日利用をしてるわけではございません。登所率は大体平均で80%程度でございますので、これを踏まえまして、本市ではクラブの児童数がこの最低基準人数の120%を超えてくる場合に指定管理者と協議をしながら学校施設の借用を検討いたしております。さらに、この状態が恒常的なものとなる見込みになったときに、第2クラブ舎の設置を検討することといたしております。  済みません、以前の資料でちょっと間違っているところがございましたので、そこをちょっとお知らせしておきます。2のポケットクラブ舎ですけれども、「11年の8月竣工」と書いてありましたけれども、「11年3月」の間違いでありましたので、今回修正をいたしております。済みません。  次に、レジュメのほうに戻りまして、一つ下の丸、放課後児童クラブ舎の管理運営でございます。本市における放課後児童健全育成事業の最大の特色と言えると思いますけれども、昭和53年の事業開始当初、須玖小学校チャイルドクラブの設置以来、事業の運営は民営、保護者や元保護者による運営となっております。その後、ほかの小学校でも順次児童クラブの開設が進み、平成3年度の春日野小学校つくしんぼクラブの開設をもって全小学校に児童クラブがある体制となりました。この後数年は、まだクラブ単位の保護者会による運営が続いておりましたけれども、平成8年度に利用料金や支援員の給与などの格差の解消と安定した運営体制の構築のため、学童保育連合会が発足し、市全体で統一した運営がなされるようになりました。  平成15年度には、この保護者会が集まった任意団体である連合会が特定非営利活動法人の認証を得て、法人格の取得に至っております。  次に、平成18年度から指定管理者制度を導入しております。同法人を指定管理者として指定し、1回目の再指定後、公募を経て、再び同法人を指定しまして、その後、1回目の再指定をして、現在に至っております。  このように、事業当初から現在に至るまで、保護者や元保護者が中心となりまして、放課後児童クラブの運営に密接にかかわっており、これが本市の最大の特色となっております。なお、同法人による施設の維持管理、事業運営など指定管理業務の実施状況は大変良好であり、平成28度の業務実績についても主管課であるこども未来課の評価は総合評価でA、すぐれているとして、指定管理者選考等委員会において報告をする予定といたしております。  最後に、レジュメ一番下の丸になります放課後児童健全育成事業の課題でございます。  課題は大きくは2点ありまして、1点目は、1)の利用児童数の増加への対応であります。10年程前も利用児童数が大変多くなり、その対応に苦慮しておりましたが、その後、幼稚園などにおいて類似の事業が開始されたことにより、ニーズが分散いたしまして、通年利用の利用児童数は落ちつきを見せておりました。しかし、近年は再び増加の傾向が続いております。この対応として、常態的に児童の生活スペースの不足が見込まれた春日野小学校つくしんぼクラブと天神山小学校ひかりクラブについては、平屋建ての第2クラブ舎を整備いたしました。このほか、須玖小学校チャイルドクラブ春日南小学校さくらクラブについても、生活スペースが不足をしており、児童数の動向を見ながら、当面の措置として、学校施設の借用で対応いたしております。  また、認可保育所2カ所で実施事業として実施されていた就学児童預かり事業については、その継続が難しくなってきておりましたので、当分の間の措置といたしまして、本年度から新たに助成を始めたところでございます。季節学童につきましても、定員を超える申し込みがあるクラブがあり、超過分を通年に振りかえるなどの対応をいたしておりますが、一部で待機が発生いたしております。この対応といたしましては、小学校へのエアコン設置により使用可能な保育場所がふえる段階で教育委員会とも協議をしながら、季節学童の定員の拡大を検討してまいりたいと考えております。  次に、課題の2点目は、2)の支援員の確保でございます。具体的には、パート支援員夏季季節学童アルバイト支援員の不足であります。パート支援員につきましては、平成25年度に欠員3人が生じて以来、欠員が増加しており、代替支援員の配置と派遣会社からの派遣で当面の対応をしております。アルバイト支援員については、平成26年度以降応募が少ない状況が続いており、当面の対応として派遣会社に不足分の補充を依頼しているところでございます。このように、当面の対応はいたしておりますが、派遣会社の利用は割高でもあり、法人の直接雇用により必要人員を確保するというのが本来あるべき姿でございますので、現在、法人において賃金給与の見直しについて検討が行われております。市におきましても、国県の助成、処遇改善事業の活用による賃金給与の見直しについて、実施計画の中で協議・検討をしておるところでございます。  説明は以上でございます。 23: ◯委員長(米丸貴浩君) こども未来課長の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思いますが、これは私と吉居委員の発議だったと思いますので、一つはハード面に関するところ、それから、処遇改善等の運営に関するところと、大きく分けると多分二つあると思うんですね。ですから、一緒に質疑するとごっちゃになるんで、まずはハード面から質疑をお受けしたいと思いますが、よろしいですかね。  じゃあ、最初は私から行こうか。委員長を交代してください。 24: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、委員長を交代いたします。  米丸委員。 25: ◯委員(米丸貴浩君) 私がお聞きしたいのはですね、ハード面の中で、まず一つは人口動態がだんだん見直しをされて、最初のピークが平成29年度、本年度ということじゃなかったかなと思っております。それが近年の住宅宅地開発の事情等で、32年か33年ぐらいがピークという話ではなかったかと思います。そうなってくるとですね、今後のハード面の方向性、先ほど課長からあったような、具体的にいうと、もう須玖小のチャイルドクラブとか、それから、さくらクラブですか、このあたりのことはどうなっているのかなと。特に、子ども・子育て会議の中では、そういう議論はどうなっているんでしょうかというのを、まずはお聞きしたいなと思ってます。いかがでしょうか。 26: ◯副委員長(近藤幸恵君) 今福こども未来課長。 27: ◯こども未来課長(今福保幸君) 人口動態については、今、委員長がおっしゃったとおりでございますけれども、子どもの数というのはやはり減っておりまして、小学校全体の児童数では、全体では微減です。大型開発があった星見ヶ丘を校区とする天神山小学校などでは、逆に増加をしているという、一部の小学校では増加という状況でございます。  子ども自体は減っておりますので、あと利用率がかなりクラブ間でもばらついてるというところもありまして、子どもの減少と利用率、それと一部の開発の状況を見ながら、第2クラブ舎は検討をしていってるところでございます。  子ども・子育て会議につきましては、利用定員の見直しの際には事前に意見を聞くということになっておりますので、平成28年3月、27年度末に開催しました会議において、天神山小学校の利用定員を見直して、提供体制の確保の方策として、第2クラブ舎を建てるという計画の変更をしたところでございます。その後についてはですね、利用定員の見直しはいたしておりませんので、子ども・子育て会議のほうには、放課後児童クラブについては付議をいたしておりません。 28: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 29: ◯委員(米丸貴浩君) ちょっと私のほうでは、さっきの人口はピークが32ないし33、子どもに関しては全体では微減であるというところは押さえてなかったので、そこは失礼しました。  ただですね、いただいたクラブ舎面積の資料を見れば、前回いただいた分もそうなんだけど、やっぱり恒常的にというところに関すると、須玖小、それから南小あたりについては、そのあたりの検討をやっぱりする必要があるのかなと。  これは、あくまで通常期の子どもさんの数ですよね。今、今度、季節学童の話もちょっと説明の中でも出たけれども、季節学童になると、もっと、これ、バーンとふえてくるのかなと思うんですけれども、そういったときには、今後の対応というのは、今のところはクラブ舎に入れない分に関しては、多目的ホール等を利用されておるんだけど、このままこの状態が続いてもいいのかなという気がしてるんですけど、そのあたりの見解はいかがでしょうか。 30: ◯副委員長(近藤幸恵君) 今福こども未来課長。 31: ◯こども未来課長(今福保幸君) 季節学童については、一昨年度ぐらいから、だんだん浸透してきて、だんだん利用者がふえていっている状況ですが、まだ全部のクラブが定員を超えてキャンセル待ちになるという状態ではございません。まだ一部のクラブでございますけれども、最終的に、平成29年度については9人の利用ができなかったという形になっております。全体でですね、全体で9人。これについては、多目的ホールがですね、空調設備がないと非常に暑うございますので、できるだけ特別教室とか空調設備があるところを今お借りして対応をしてるんですけれども、平成30年度の秋に小学校に空調設備が設置されますので、平成31年度からは利用できるお部屋がたくさんふえてきますので、その時点では定員を拡大できるんじゃないかというふうに考えております。どうしてもというときは、通年のほうも厳しいときはですね、場合によってはスポットのクーラーを設置したりして対応しているんですけども、季節だけでスポットのクーラーを設置してまでというところは今のところはまだやっておりません。キャンセルのある人数が少ないこともあって、できるだけ通年の振りかえとかで対応をしていってるところでございます。 32: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 33: ◯委員(米丸貴浩君) 今の答弁を聞いていると、当座のところは小学校の空調導入を見込んで、そこまではこのままで行こうかなというふうに聞こえるんですけど、季節学童のニーズが、全体でどうしても入れなかった方が9名ということ。本当はね、9名でも1名でも入れなかったということ自体は、それをよしとすることではないと私は思っております。  季節学童に行ったときに、空調がないから申し込みを控えておこうというふうなことも考えられませんか。ひょっとすると、今、空調がないから、行きたいけれども、そういう環境がないからということじゃないのかなと思ったんだけど。 34: ◯副委員長(近藤幸恵君) 今福こども未来課長。 35: ◯こども未来課長(今福保幸君) 空調設備があるところを借りておりますので、空調がないから利用をちゅうちょするということはないと考えております。 36: ◯委員(米丸貴浩君) 特別教室に入れたね。 37: ◯こども未来課長(今福保幸君) はい。空調設備があるところをお借りするようにしていますので。それで、やはり教室の選択肢が狭くて、なかなか定員の拡大が難しいというところがございます。 38: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 39: ◯委員(米丸貴浩君) ちょっと、失念した。どこやったかな。野小つくしんぼクラブは多目的教室を一時期使ってたじゃないですか。あのときも、課題の一つにはトイレの問題もあったと思うんですよ、トイレ。これは、また教育委員会との調整がいろいろ出てくるんだろうけれども、今のところ特別教室を使わせていただいている分に関して、トイレは自由に校舎内に入って行って使えるんですか。そういう環境の確保はされてるんでしょうか。 40: ◯副委員長(近藤幸恵君) 今福こども未来課長。 41: ◯こども未来課長(今福保幸君) トイレは、もちろん使用可能なんですけれども、どこでも行くとやっぱりまずいので、管理上、指定された場所を使うという形になってますし、動線も学校側と協議して、こっから先は入らない、出入り口はここを使うというのは守って使用させてていただいてるところでございます。 42: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 43: ◯委員(米丸貴浩君) 大体わかってきました。ということは、ハード面に関する、基準人数に対する割合が100を超えてる箇所については、今のところは小学校の空調の整備等を待って、今のところは第2クラブ舎をあえて拡充しようとかいう方向性はないということでよろしいんでしょうか。 44: ◯副委員長(近藤幸恵君) 今福こども未来課長。 45: ◯こども未来課長(今福保幸君) 今、大きく基準を上回っているところが須玖小学校、それから春日南小学校春日原小学校が児童数が多くなっておりますけれども、これが恒常的に向こう10年とか続いていくかどうかを今見きわめている段階であります。  第2クラブ舎を建てるとなると、やっぱり数千万円の出費になりますので、これがもう3年とか4年でもう必要がなくなるというであれば、やはり過剰投資ということになってまいりますので、せめて10年くらいは利用するという見込みがないと、2年とか3年でまた児童数が減っておさまっていくんであれば、それはやっぱり学校施設を活用して、なるべくですね、経費を抑えて運営していければなというところでございます。 46: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 47: ◯委員(米丸貴浩君) 今、具体的に10年と言ってたけど、恒常的には10年、小学校1年で入って6年、ある子どもさんは、10年見ましょうと、今後の動向をという中で、劣悪とは言わんけれども、やっぱり利用する環境に若干の差がある中で、10年の時間を要して、やっぱり見きわめていかないかんのかな。費用の面で、軽々に、じゃあ、今こうだからしましょうということは、それは私も違うと思いますよ。でも、1年で入って6年生まで、さらに4年間見て、それから決めようというのは、恒常的というのは、やっぱ10年と見らないかんのかな。どうなんだろう。もう少し弾力的に判断されてもいいのかな。だって、ピークは32ないし33ぐらいというような話を考えてあるんだったら、せめてそれぐらいまででね、どういうふうに子どもたちの動きがあるかというのを判断するのも一つじゃないかなと私は思うんだけど、そのあたりはいかがなんですか。 48: ◯副委員長(近藤幸恵君) 今福こども未来課長。 49: ◯こども未来課長(今福保幸君) 10年というのはですね、10年間待つという意味ではありません。児童数が多い状況が、オーバーしている状況が10年以上は続くだろうという見通しが立った時点で実施計画などに計上して、第2クラブ舎の建設について協議をしていくことでございますので、向こう10年待たないと建てないという意味ではありません。今の児童数の動向、利用率あたりがどう動いていくかというのを、今、見きわめている段階だということなので。もちろん来年度とかにこれが続いていくという判断になれば、その時点で第2クラブ舎について実施計画に計上していくということになりますので、10年間待つという意味ではありませんので、状況が続くだろうという見通しが、10年は続くだろうという見通しが立った時点ということですので、そこは補足をさせていただきます。 50: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。 51: ◯委員(米丸貴浩君) 100%超えが10年続いているということですかね。そう見ればいいわけですかね。過去も、須玖小も100%超えてずっと来てるわけでしょう。そういう10年という意味なのかな。 52: ◯副委員長(近藤幸恵君) 今福こども未来課長。 53: ◯こども未来課長(今福保幸君) 須玖小学校がこういう状態になったのは、実は昨年度ぐらいからですので、まだ一、二年の話であります。南小についても、ここ3年ぐらいの状況ですので、児童数自体が減っているということと利用率がどう動いていくかというのを、ちょっとまだ見てる段階です。100%というのはなかなか難しいんですけど、恐らくこの状態が今後変わらないだろうとことになれば、やはり第2クラブ舎を検討していくべきだと思っております。 54: ◯副委員長(近藤幸恵君) よろしいですか。 55: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。 56: ◯副委員長(近藤幸恵君) 委員長を交代いたします。 57: ◯委員長(米丸貴浩君) 御答弁ありがとうございました。  それでは、この次に管理運営のほうについての質疑をお受けしたいと思いますが、これは……。 58: ◯委員(西川文代君) 施設の件、いいですか。 59: ◯委員長(米丸貴浩君) ごめんなさい、失礼しました。西川委員、どうぞ。 60: ◯委員(西川文代君) 今の件ですけど、今、春日市は、まち・ひと・しごと創生総合戦略、そして、やっぱり若い人たちに、今後、人口減少を防いでいくために住みやすいまちにしていく、引き寄せていくという好循環、そしてやっぱり税金を、ちゃんと市税を払ってくれる人を確保するとか、そういう方向性もあるかと思うんですね。やはり体制ができているから人が来るということもあると思うんです。だから、見ていくということもあるんだけど、体制づくりというのが、春日市に私が引っ越してきたのは、聞いたのは、子どもと高齢者に優しいまちというのが周りにすごく響いてました。というのは、ログハウスの学童保育があるんだよと。投資したということで、やはり人口がふえたという部分があるかと思うんですが、そこらあたりについては、今の答弁はいかがでしょうか。 61: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 62: ◯こども未来課長(今福保幸君) まず、住みやすいというところでいくと、春日市の放課後児童健全育成事業は、定員を設けてることがないんですね。全て受け入れてきております。待機ゼロです。開所以来待機ゼロというのが一つ言えると思います。  もちろん、ログハウス舎で全て充足できればいいんですけれども、やはりそこは費用対効果というところもありますので、その状態が2年とか3年とか、比較的短期間のスパンの場合は、やはり学校施設を使っていくというのが、あるべき姿かなというふうに考えております。もちろん、学校施設を使うにしても、なるべく子どもの環境に差がないように努めていきたいとは考えております。空調設備が第一になると思いますけれども、そういう環境になるべく差がないようには考えてまいりますけれども、やはりクラブ舎の整備となると大きなお金がかかりますので、その後、やっぱり長く使用するという見込みがなければ、なかなか難しいのかなと。
     ちなみに、ログハウス舎の耐用年数は丸太の年輪の数と言われてまして、大体50年から60年、プレハブ舎とか第2クラブ舎のほう、木造とプレハブづくりですけど、あちらもやはり30年以上の耐用年数がありますので、やはりできるだけ長く使うという見通しをもって建築するというのも、やっぱり費用対効果の面からは必要なことだと考えております。 63: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 64: ◯委員(西川文代君) 今ですね、ログハウスをつくるということを進めているわけじゃなくて、ちょっと言い方が悪かったのかもしれませんけど、そういうふうに投資して、当時ログハウスでそろえたということが、すごく春日市の魅力の一つとなって、やはり子育て世代の人が引っ越してきたという、そういう前例というかですね、春日市の施策の成功というか、それを考えると、先ほど米丸委員長も言われましたけど、やっぱり体制をつくる、早目につくることによって、人が引っ張られてきて、いい循環になるということもあるかと思うんで、ここはちょっと要望になりますけど、そこら辺を兼ね合わせてですね、今後のこういう、ちょっとオーバーしてるところ、そこらあたりも考えていただきたいなというふうに思います。要望で。 65: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。ハード面はよろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 66: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、次に管理運営の面からの質疑をお受けしたいと思います。  これは吉居委員からだったですね。どうぞ、吉居委員。 67: ◯委員(吉居恭子君) 管理運営の三つ目ですね。大きな丸の三つ目になるんですけど、その五つ目ですね、主管課の評価は総合評価でAとしてと書いてありますけど、評価の基準というのは、例えば文書報告とかアンケートをしたりとか、そういうのはどういう感じで評価をされているのか、それをちょっと聞きたいんですけどね。 68: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 69: ◯こども未来課長(今福保幸君) まず、指定管理者でございますので、公共施設の管理ということですから、まず施設の維持管理を適切に行っているか、清掃とか小規模な破損は指定管理者のほうで修理をするようになってますので、職員が安全点検とか回っておりますので、そのときに前壊れていたところがきちっと直されているか、そういうところが、まずございます。それと、放課後児童クラブの運営面ですね、保護者との連絡とか報告とか、そういったものがちゃんとされているか、子どもの保育が適切に行われているか、そういったところも評価してまいります。 70: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員。 71: ◯委員(吉居恭子君) それをどんなふうに評価、何で評価……。報告で、ああ、そうですかとという評価かな。それとも、例えば親子のアンケートがあるとか。あと、もう一つ何でしたか、時期ごとにちょっと見回りとか、そういうのがあるのかなと。 72: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 73: ◯こども未来課長(今福保幸君) 季節学童などについては、新しく始めたものですので、アンケートをとっております。その結果もちゃんと見ておりますし、報告はもちろん協定に基づいて、毎年度、事業報告書と事業計画書は上がってくるんですけれども、その書面だけではなくてですね、職員が実際に現場に足を運んで確認をいたしております。  先ほど、安全点検で回っていると申し上げましたけど、そのほかでもですね、法人の理事との意見交換も毎月行っておりますし、その中ではいろんな問題も協議しております。何か問題があったときは、理事会としてきちっとは対応されておるというふうに動きを見ておりますので、そういったところを含めて、総合評価をAとしたところであります。 74: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員、よろしいですか。続けて。 75: ◯こども未来課長(今福保幸君) ちなみに、指定管理者評価というのがですね、一番上がSです。まず、これは使うことがないSで、次が、Aのすぐれている。その次は、適切に運営されているというB評価。ただ、B評価以上であれば一応合格と。C評価は少し足りないところがあるんで努力が必要と。D評価になるとかなり努力してもらわないかんということなので、次はないよという段階になってくるかと思います。 76: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員、よろしいですか。 77: ◯委員(吉居恭子君) はい。 78: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きどうぞ。 79: ◯委員(吉居恭子君) それと、支援員の活動のことで、実際、こういう支援員さんがいつも足りない状況というのは聞いてます。そのことはですね、やはり保育の質が低下したりとか、人員確保が難しいというのは、やっぱり保育の質が低下することにつながるので、やっぱり処遇改善をもうちょっと力を入れて、法人のほうにも言っていってほしいというのと、結局、処遇が悪いということは、いい人が、せっかく頑張ろうと思っている人も、もうちょっと給料がいい学童に流れたりとか、そういうのもあるかなと思うので、そこら辺を、もうちょっと考えていただいけたらいいなと思いますけど、そこら辺はどのぐらいの処遇改善……。 80: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 81: ◯こども未来課長(今福保幸君) 処遇改善について、今、実施計画の中で幾つかシミュレーションして協議をしてる段階でございますけれども、近隣の状況を見て、筑紫地区で比べると、特別安かったりするわけではありませんけども、やはり特に夏休みの業務というのが、時間も長いし、環境的にも暑いということで、ここはちょっと特に安過ぎるんじゃないかという感覚は持っております。それと、あと保育士の賃金とかとのバランスもありますので、その辺も見ながら適切なところに決められればなと思ってます。  2年くらい前に1回、時給を50円上げてるんですけれども、それぐらいではやっぱり足りなかったかなと。850円でございますので。派遣員が多くなれは、派遣は物すごく割高ですので、たしか1,350円から1,400円ぐらい払っているということなので、派遣にそれぐらい払うんだったら、引き上げて直接雇用で確保したほうが絶対いいので。法人のほうも、やはり引き上げる必要があるという認識を持ってありますので、そこをちょっとバランスを見ながら考えていきたいと思っています。 82: ◯委員長(米丸貴浩君) 今、シミュレーション中ということですけど、吉居委員、続けてどうぞ。 83: ◯委員(吉居恭子君) 要望としては、やはり今まで何年もずっと中心となって働いている支援員さんが生活できるようにというか、給与というのをまた考えていただきたいなと思ってます。  派遣で来る人は、大変な時期には来るんだろうけども、やっぱりなれてないとかいろいろあって、その人のほうが給料は高いのに、結局、今までずっといる人は一所懸命もっともっと働かないかんような、状況としてはですね、そんなふうになるといけないので、ぜひ恒常的に働いている方の分も考えていただきたいなと思います。  それと、評価なんですけど、報告とか、もちろん現場に行かれての確認とかもあるということですけど、指定管理ということで、やっぱりぼろを出せないというか、本音のところで、なかなか市のほうに言えない部分とかもあるんじゃないかなと思って。だから、そこら辺も、言い方が悪いけど、指定管理だから任せてるという部分もあるかもしれないけども、やはり春日市の子どもの生活環境という意味では市が責任を持たないといけないので、そこら辺を、現実が、本当に子どもがどうなのかというのが見えるような運営をするように、できたらいいなと思います。 84: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 85: ◯こども未来課長(今福保幸君) まず、支援員の給料ですけれども、今、不足しているのはパート支援員と夏季のアルバイト支援員です。こちらの時給を上げれば、当然やっぱりバランスがありますので、支援員の給与もそれに見合う額は見直さなければならないと考えております。それはセットでシミュレーションしております。  それと、運営についてはですね、基本的にレジュメの三つ目の丸のところで、ちょっと歴史的なものも含めて御説明したんですけれども、運営者が基本的に保護者と元保護者がやっぱり密接にかかわっておりますので、基本的に子どもの利益にならないことはやらないという姿勢は持たれていると思います。ちょっと特色があるというふうに運営で申し上げましたけど、特別なところがありますので、一般的な業者さんが指定管理者になってるのとはちょっと違うのかなというふうには思っております。もちろん何か問題があれば、ちゃんと報告もしていただきますし、対応は協議して行っているところであります。 86: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいですか。 87: ◯委員(吉居恭子君) はい。 88: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。前田委員。 89: ◯委員(前田俊雄君) ちょっと確認なんですけども、この放課後児童クラブは定員はないんですよね。 90: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 91: ◯こども未来課長(今福保幸君) 定員は設けておりません。 92: ◯委員(前田俊雄君) 定員がないからこそ、一番右端にあるような、要するに率ですね、100%を超えるところが出てきてるんだろうと思います。ただ、先ほどですね、委員長とのやりとりを聞いてるときに、子ども・子育て会議に定員の見直しについては諮っておりませんという表現があったもんですから、私、定員がなかったよねというふうに思ったけど。全然、委員長とのやりとりの中に整合性がないもんで、今あえて整理してほしいんです。 93: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 94: ◯こども未来課長(今福保幸君) ちょっと整理しますと、目安としての定員というか、基準はあるんですね。面積を、先ほど言った1.65で割ったもの。表のほうでいきますと、最低基準人数というのは、一応収容の目安ということで、これを便宜的に利用定員というふうに言ってますけれども、きちっとした規則とかで定めた定員というのはない。だから、施設のほうの基準を超えてくれば、別に学校施設を借用するとか第2クラブ舎を建てるとか、全員を入れる方向で取り組んできたというのが、春日市の放課後児童健全育成事業でございます。  あくまで、子ども・子育て会議でいう利用定員というのは、施設に収容できる基準の人数であって、そこをもって、もう利用をお断りするという趣旨のものではないので、いわゆる一般的に言われる定員というのは設けてないと。 95: ◯委員長(米丸貴浩君) そこで、おおむねという表現を国は使っているから。 96: ◯こども未来課長(今福保幸君) それは、そこの基準の弾力的によるところでは、国がおおむねというところを使っていますので、ぎちぎちでは判断してないというところであります。  それと、登所率というのが80%ぐらいしか、クラブで若干ばらつきがありますけど、8割ぐらいしか来てないので、そういうところもちょっと加味して考えているというところであります。 97: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 98: ◯委員(前田俊雄君) 大事な議論ですので、定員という漢字で書けば2文字、それで意味合いが違う言葉を同一の言葉で言われますと、非常に聞いているほうは迷うもんですから、その辺、今後の説明の中で、表現をうまく変えていただけないですか。 99: ◯こども未来課長(今福保幸君) わかりました。 100: ◯委員(前田俊雄君) 私は随分お話を聞きながら迷ってたんです。保育所みたいに定員はなかったよねと。希望者があれば入れるよねと。だからこそ待機児童はないよねと。結果として、この右端にあるような最低基準数に対する割合のばらつきがあるよねという理解をした中で、先ほどのように、定員を子ども・子育て会議に諮っていませんというように、同じ定員ということで言われるとですね、非常に迷うもんですから。今の説明を聞いたからわかるわけですけど、ちょっと今後の説明の中では一工夫をお願いしたいなと思いますけど、これは私のわがままでしょうか。 101: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福課長。 102: ◯こども未来課長(今福保幸君) そのように努めたいと思います。ありがとうございました。 103: ◯委員(前田俊雄君) そうしておかないとですね。もう一つ。 104: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 105: ◯委員(前田俊雄君) これは支援員の確保の問題なんですけど、これはかなり古い話で、いつごろだったか私もわかりませんけども、かつてですね、総会に行ったら、保護者が特定の支援員を物すごく批判したりとか、それから役員を、保護者会でしょうけども、責めてるという状況を目にしたことがあるわけです。私はそこにいたとき、違うでしょうと、お互いで助け合いましょうというのが春日市の先ほどもあった、特徴でもある、保護者が助け合って運営していこう、そして自分たちの生活を守っていこうといういい趣旨があったわけですけど、ああいう支援員とか役員なんかを責めるのを目の当たりにしますと、違うだろうという思いがあったわけです。逆に言うと、支援員の確保の中で、そういった表に出ない部分での、単に賃金だけじゃなくて、もうああいう仕事はしたくないというようなところは、最近ではないですよね。 106: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 107: ◯こども未来課長(今福保幸君) 毎月、意見交換会をやっておりますけれども、最近、ここ数年の話題でそういうことがあったのは、ちょっと記憶にありません。主に、やっぱり給与面が支援員の確保が難しくなっている要因だというふうに考えております。 108: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 109: ◯委員(前田俊雄君) 先ほど言いましたように、やはり春日市の特徴である部分ですから、保護者も保護者で、しっかりそこら辺の、春日市の放課後児童クラブの生い立ちなどをね。人は変わってくるわけですけど、当初の方は知ってるんですよ。ずっと歴史は変わってくると、自分も保育料を払ってるんだと。そして、こういう雑なことやったら困るんだということで批判されたら、違うでしょうと、脇にいる人間が思うぐらいですから、そういった意味で、そういったことがないとは思うんですけど、ないよう、また春日市の特徴であるところを新しい保護者にも、歴史を語るというような場面があったらいいなと思うんですけど、どうでしょう。 110: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 111: ◯こども未来課長(今福保幸君) そのあたりの説明は入所説明会等々の機会を捉えてですね、説明をされておりますし、また各クラブ、保護者会がございますので、そういったところでも広めていただくようにしていきたいと思います。 112: ◯委員(前田俊雄君) ぜひともよろしくお願いいたします。私はずっと、かなり前の話ですけど、それが非常に焼きついておりましてね、機会があればと思ったもんですから。最近の動向を知りたかったと。理解できました。とりあえずいいです。 113: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。前田委員。 114: ◯委員(前田俊雄君) 済みません、また施設のほうに戻って申しわけないんですけども、御存じと思いますけども、私も学校施設の一時的余裕教室、それから余裕教室、空き教室という形の中で、非常にですね、学校の学習環境については随分やってきたほうですけど、一部、例えば具体的に言いますと、西小学校なんかでは、余裕教室を通り越して空き教室まで出てきてるような状況、ほかの学校でも散見されるところはあるわけですから、そういったところも含めてですね、よく教育委員会と協議して、そういう施設を有効に利用できないかということもぜひ協議していただきたいというふうに考えますけど、いかがですか。 115: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 116: ◯こども未来課長(今福保幸君) そのように協議をさせていただいております。  ただ、通年のほうが問題なのは、おおむねオーバーしてるところというのは、学校のほうも窮屈になっているという、そういう事例はございます。おっしゃるように、西小学校などは、新しく学校が大規模校になったときに建てたプレハブの校舎とかがほとんど使われてないと聞いてますので、それこそ夏季学童、季節学童などには活用させていただいているところでございます。 117: ◯委員(前田俊雄君) ぜひともよろしくお願いいたします。 118: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにはありませんでしょうか。西川委員。 119: ◯委員(西川文代君) 運営面ですけれども、春日市はやはり、先ほどからも話題に上がってますが、一般の保護者が本当に営利目的にと言ったらおかしいですけれども、指定管理業者ではなくて、保護者で自分の子どもを預けていた、そういうOB・OGの方々がやっぱり子どもたちのためにという志を持ってやっているという部分があるというのはすばらしいところだと思うんですね。元来、保護者がやっぱり必要と感じて自主運営をしていった先に、今の状況があるというところですけど、歴史的に言ったらですね。それで、春日市の、何ですか、指定管理委託料というものは、1点お聞きしたのが、保護者の自己負担というのが、どこと比較しているかはわかりませんけれども、他に比べてそんなに安いほうではない。適切な金額をほかと比べたときに払っている。だけれども、例えばこういう、何ですか、処遇改善、支援員の時給が今現在850円ということは、春日市が払っている委託料がちょっと若干安いとか、そういうことはないでしょうか。 120: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 121: ◯こども未来課長(今福保幸君) まず、放課後児童健全育成事業の負担の仕組みですけれども、国が示しているのは、利用料金、保護者の負担がおおむね2分の1で、公費が2分の1というのが示されてるところです。ただ、今の状況では実際は公費のほうが若干多くなっています。あと、間食費などの実費はですね、また別途実費負担ということで、運営費の中には含めないというのが国の言い方です。  今のところは、補助の基準額より全体のパイが下回っているような状況です。だから、これを基準額まで持ち上げようとすれば、利用者の負担も見直さないといけないんですけれども、近隣が大体春日市と変わらないぐらいで、上げるような動向がないので、今のところそれは難しいかなと考えてます。福岡市がちょっと安いんですね、もともとは無料でしてたので。吉田市長のときに、たしか有料にされた記憶があるんですけれども、もともと無料だったのであんまり高くできないというのがあって、福岡市と比較されると、やっぱりどうしても割高だということになります。担当としては、中身を見てほしいということも言うんですけども、そこと比較されることもあるので、なかなか利用料金の見直しは今のところは難しい状況かなというふうに認識しております。  それと、処遇改善事業についてはですね、ちょっとこれは別になってまして、これについては全て公費で負担で、利用者に負担を求めてはならないということになってます。この辺は、保育所の処遇改善、賃金改善要件分と処遇改善の2というのができてますけれど、これも同じ考え方で、保育料の基準、上限を決めるところには、これは入れないようになってます。政令で定める額と公定価格を比べて、公定価格のほうが安ければそこで線を引くんですけど、その時の公定価格、いろんな加算がありますけど、こういう賃金改善加算の分は入れないところで計算してるんで、その辺の考え方は整合性があるのかなと思います。 122: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 123: ◯委員(西川文代君) ちょっと、要望ですけれども、吉居委員も言われたように、やはり850円という額はそんなに高くはない、責任とですね、重労働というか、考えると、やはりちょっとなかなか一般的に言ってそう高い額ではないと思うんですね。それでもって支援員が確保できなくて、結局、1,350円ですか、先ほども出てきましたけど、そういう形で雇用を確保しないといけない状況が出ているんであれば、もうちょっとですね、基準を、通常の分を高くして、そして安定的に支援員が確保できるような方向性というのを考えていただきたいなというふうには思います。  やはり現場の意見ですね、支援員をされている方の意見とか聞くと、すごくやっぱり子どもたちいろいろ、いろんな面を出していて大変というのは聞いてますので、ちょっとそこら辺を要望しておきたいと思います。  以上です。 124: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにはありませんでしょうか。よろしいですか。  吉居委員、もういいですか。 125: ◯委員(吉居恭子君) はい。 126: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、調査事件項目であります放課後児童クラブ舎の整備と管理運営については以上とさせていただきます。  それでは、次に移りたいと思います。  報告事項の説明をお願いいたします。筒井福祉支援部長。 127: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 次に、報告事項の大和保育所の建てかえ等について、こども未来課長が説明いたします。 128: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 129: ◯こども未来課長(今福保幸君) 報告事項、大和保育所の建てかえ等について説明いたしますけれども、その次のレジュメで3番の(1)アに上がっている春日市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について、これも関連しておりますので、一括して説明をしたいと思います。 130: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いします。 131: ◯こども未来課長(今福保幸君) 資料をお配りしております。A3の横の表でございます。この資料は、実はこども未来課のほうで作成したものではなく、管財課がきょう、総務文教委員会のほうに配付するために作成しているものになります。  懸案でありました大和保育所の建てかえについては、隣にある大和市営住宅、こちらのほうが密接に関連してまいりますので、こちらがある程度方向性が見えるのを待っておりました。今般、事業手法が固まり、スケジュールも概略が決まりましたので、いよいよ大和保育所のほうも建てかえに向けて、手続を進めていきたいと考えております。  管財課の案では、30年度中に入居者の仮移転と現市営住宅の建物の解体撤去をするということですので、31年度には保育所の建設ができるということになります。公立保育所の場合は、以前も説明いたしましたとおり、小泉内閣の三位一体改革のときに、一般の運営費も、そして施設整備費についても助成が一切打ち切られております。これを建てかえるとなると、3億とか4億という多額の経費が生じますので、白水保育所のときと同様に、運営形態を指定管理者から公私連携保育法人に切りかえまして、民間の力を活用しながら、建てかえを進めていきたいというふうに考えております。  それと、指定管理者の指定が、今回が2回目の再指定の期間に当たっておりますので、いずれにせよ、公募が原則になります。公募をするということは、運営者が変わる可能性があるということですので、最終年度である30年度に公募をしたのでは引き継ぎ期間がとれませんので、その前の年度に行う必要がございます。それと、現指定管理者がとる可能性もあります。その場合は、春日市白水保育園の場合と同様に、期間の前倒しをすることもできますので、年度のちょうどいいところで切りかえるには9月定例会がちょっとリミットになるのかなと。というふうに考えまして、今度、9月議会に大和保育所の公立保育所としての位置づけを廃止する条例を提出させていただいているところであります。この条例可決の後は、直ちに公募のほうに入りまして、その後、法人の選考、それから協定の締結、それと公私連携保育法人の指定というふうに手続が流れてまいります。  実際の建てかえについては31年度ですので、できれば30年度に国の交付金の申請をしまして、実施設計から対象になるんですね。国の交付決定の内示を受けた後でないと着手ができない分ですから、交付金を十分に取る意味でも、前の年度に内示を受けて、設計業務を終わらせて、新年度早々には着工するという形で進めていければなと考えているところでございます。  報告事項については以上でございます。 132: ◯委員長(米丸貴浩君) 大和保育所の建てかえについての報告は終わりましたが、課長からありましたように、9月議会に上程される予定ですので、これに関しましては、この場でお聞きするのはちょっと差し控えていただければと思っております。今、課長からあったタイムスケジュール的なものはお聞きになっても構わないかと思いますけど、説明ありましたので、よろしいですかね。 133: ◯委員(前田俊雄君) 具体的についてはそうでしょうけども、その前に大和保育所の建てかえについてですけども、市営住宅との一体もありますので、ちょっとその辺で確認したいんですけども。 134: ◯委員長(米丸貴浩君) 結構です。前田委員。 135: ◯委員(前田俊雄君) 大和市営住宅は、敷地が狭い。大和保育所も狭いんですけど、そこら辺の全体としての面積との今の比率といいましょうか、境界、保育所のエリア、市営住宅のエリアというのは、1回白紙に戻して区分けはし直すのか、現状の大和保育所にするのかということは、庁内では何か整理されているんですか。 136: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 137: ◯こども未来課長(今福保幸君) この建てかえについては、3案を検討いたしております。現状の場所でそれぞれ建てかえ、それと合築、それと場所を入れかえる。現在の場所に建てかえるとなると、仮設の園舎が必要になる可能性、それと工期を2期に分けないといけないとかいうことで、それと児童の安全ですね。工事中の児童の安全の面で大きな課題がございます。それと、合築した場合はですね、異質のものを重ねることになるので、それこそ配水管とかも全然別系統でつくらないといけない。それと、異質のものですので、耐用年数とかも変わってくる。そうすると、大規模改修のタイミングがずれるとか。それと工事費自体が、やはり1割増しとか2割増しになって、億単位で工事費がふえるということがあって、これもちょっと断念をしまして、入れかえて建てるという方向で考えております。  最終的な面積のとり合いについては、まだ確定はしてないですけど、現在の面積以上はいただかないといけないし、主管課としては、市営住宅よりも保育所のほうが重要だというふうに考えてます。しかも、ここは立地上、非常に利用しやすいところで、希望者も多いところですので、定員規模も今の130人より、最低でも50人ぐらいは拡大をしないとまずいと思ってますので、200人前後の定員に見合う敷地を確保したいというふうに思ってます。協議は、まだ今からになりますけど、そういう状況でございます。 138: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。
    139: ◯委員長(米丸貴浩君) この件は、残りはまた9月定例会でお聞きしたいと思います。よろしいでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 140: ◯委員長(米丸貴浩君) では、報告事項の2とそれから3番、その他の(1)まで一緒に行きましたので、3、その他のイのほうの説明をお願いいたします。  筒井福祉支援部長。 141: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) それでは、福祉支援部関連事業で、9月市議会定例会にかかわってまいります案件で、今、条例関係の分は説明いたしましたので、補正予算関連案が幾つかございます。補正予算に係る主要な事業等の状況、予定についてでございますけど、担当課長が説明いたします。  なお、子育て支援課は9月補正予算がございませんので、9月補正予算を計上している3課長から順番に説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 142: ◯委員長(米丸貴浩君) では、順次お願いいたします。渡邉福祉支援課長。 143: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 福祉支援課の補正予算につきましては、歳入歳出とも28年度の補助金の精算分でございます。歳入につきましては、障害児通所給付費の国県補助金の過年度収入ですね、それと社会福祉協議会の管理運営補助金の精算分を今度計上します。  歳出につきましては、これは28年度ありました臨時福祉給付金、高齢者の給付金と一般の臨時福祉給付金ですが、それの国県支出金の返還金を上げております。  福祉支援課は以上でございます。 144: ◯委員長(米丸貴浩君) 福祉支援課にお尋ねしたいことは。よろしいですかね、清算関係ですのでですね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 145: ◯委員長(米丸貴浩君) 引き続きお願いいたします。吉田保護課長。 146: ◯保護課長(吉田徹也君) 保護課が9月定例議会に提出する補正予算は歳出予算になります。平成28年度の生活保護費に係る国庫負担金等の精算に伴う返還金でございます。  保護課の補正予算は以上です。 147: ◯委員長(米丸貴浩君) これもよろしいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 148: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福こども未来課長。 149: ◯こども未来課長(今福保幸君) 9月定例会における補正予算、こども未来課の主な案件は3点ございます。  1点目は、近年の児童関係施設への侵入事件等を受けて、国が保育所等整備交付金の見直しをしまして、既設の保育所、既に建物があるところについても、防犯カメラ、それから非常通報装置の設置について補助を認めるという通知が来ましたので、これを受けまして、私立の園が対象ですので、そちらに照会をしたところ、6園中5園が手を挙げましたので、この関係の予算を計上しております。手を挙げなかった園は、既に自分の費用で設置をしてしまったというところで、5園が手を挙げております。  それと新設保育所の整備交付金ですけれども、国の交付要綱の大きな見直しがありまして、額がかなりふえております。それと先ほど申し上げた侵入事件を受けて、もともと外構工事は対象外だったんですけども、侵入を防ぐ門とかフェンス、こちらも対象になるということになりましたので、この辺で額がふえております。  それと3点目は、大和保育所ですけれども、公私連携保育法人に切りかえるにあたり、施設、設備、用地については無償または低廉な価格で譲渡か貸し付けをするようになっております。園舎については、もう耐用年数が過ぎてますので、譲渡して、取り壊してもらおうというふうに考えているんですけど、譲渡するときに価格が適正かどうか、無償で譲渡するのにどうかとの確認をしないといけませんので、白水保育所のときと同様に、不動産鑑定をやろうと思ってます。恐らく同じぐらいの価格で出てくるんじゃないかと思います。取り壊しの費用は、恐らく800万から1,000万円近くかかりますので、1年かそこらしか使用しないもので、100万とか200万円であれば価値はゼロだと考えられますので、その場合はそのまま譲渡という形に。これが2,000万とか3,000万円になると、議会の議決が必要になってまいりますので、その前に不動産鑑定をするために予算を計上しております。その他については、精算に伴う国県の負担金の返還金、それと措置費の執行見込み残、こちらの減額補正とこれに伴う国県負担金の減額補正がございます。  こども未来課からは以上です。 150: ◯委員長(米丸貴浩君) これ、また9月議会で確認してまいりましょう。よろしいでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 151: ◯委員長(米丸貴浩君) 9月補正関係は以上ですね。これ以外に報告をされることがありましたら、お受けしますが。  筒井福祉支援部長。 152: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) レジュメには掲載しておりませんけど、本年度の主な事業の進捗状況につきまして、報告をしたいと思いますけど、よろしいでしょうか。 153: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、お願いいたします。 154: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) なお、福祉支援課の臨時福祉給付金と給付事業につきましては、申請の締め切りが8月末でございますので、後日、報告させていただきます。  それでは、子育て支援課、こども未来課の順番で説明いたします。 155: ◯委員長(米丸貴浩君) 高瀬子育て支援課長。 156: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは、ことしの当初予算のときに出されてました歳出予算の主な事業の中から、ことし行っている新規事業とか継続事業の中で、ちょっと報告をしたいところがございますので、まず子育て支援課から3点、申し述べたいと思います。  まず1点目がですね、養育支援訪問事業です。ことしの新規事業は、これは一部新規になるんですけども、いわゆる家事支援とか育児支援について、ホームヘルプを導入するといったものです。予算規模が37万2,600円の部分になりますが、実質ですね、単価1,500円の216時間分を計上しております。しかしながら、今現在のところですね、まだ活用はございません。その理由としましては、実際に市のほうで措置をしたいというのが1件あったんですけれども、導入をする時点でですね、保護者のほうがちょっと、精神的な案件があったんですけれども、保護者のほうから遠慮がございました。そういったところで、今のところまだ活用はございません。先々ですね、ちょっと何件か出てきそうな案件は、今、見えております。どういった案件かと言いますと、例えば子どもに対して養育不安がある、特に不安が強い、また、産後鬱の保護者、そういった方について家事支援を行っていきたいというふうに考えているところです。これが1点目の養育支援訪問事業関係です。  2点目が、これは継続事業なんですけれども、子育て世代包括支援センター事業です。昨年度から始まってますけれども、今年度はですね、いわゆる母子保健型、基本型というのが昨年度までだったんですが、ことしはそれに加えてですね、要綱の改正を踏まえて、母子保健の要素をかなり強く入れております。それとともに、虐待案件もですね、子育て世代包括支援センターの中に組み入れております。  これは、3月、4月だったかな、閉会中の調査事件の中で、要綱の変更、これは新旧対照表に基づいて一度御説明はいたしました。ただ、昨年度と比較をするためにはですね、やっぱり養育支援事業の基本型、母子保健型を中心に言ったほうがわかりやすいかなと思っております。昨年度の4月から7月の時点で、基本型が146件ございました。しかし、ことしの4月、7月の同期間で見ますとですね、基本型が64件でした。これは、相談事業であったり、機関連携事業なんですけれども、相談件数が半分くらいに減ったというのがことしの特色になります。その背景としては、この相談事業の中には、例えば一般的な相談、保育所はどこがいいですかとか、いろんな軽易な、簡単な相談が結構多かったんですが、それが全体的に少な目になっている。言葉を返せば、こども未来課とか、子育て支援課、いろんな事業展開の中で、詳しい説明が行き届いてきたのかなというふうにも考えております。これは安易にですね、数字だけの傾向で言うことはできませんけれども、それも一つの要素じゃないかなというふうに考えております。  それと母子保健型については、同じ昨年の4月から7月、ことしの4月から7月の比較をすると、昨年度が300件、ことしが294件、その内の特定型といってですね、特定妊婦といって、何らかの配慮が必要なのが300件中99件、ことしが294件中141件になってます。ということは、配慮が必要な妊婦がふえてきているという現状があります。状況を見ると、親御さんに、いわゆる妊婦の方にですね、ちょっと何か精神的な背景があるとか、複合的な病気を持ってらっしゃるとか、そういったのがかいま見えるといったものが一つの傾向です。これはちょっと短期的に比較をしておりますので、1年間を比較してですね、またころ合いを見て申し述べたいと思います。なお、この子育て世代包括支援センター事業については、28年度の事業は主要な施策の成果で上がっておりますので、その中でまた述べたいと思います。  3点目です。3年目は不妊治療費助成事業です。不妊に悩まれるいわゆるカップル、夫婦の方にですね、春日市として最大10万円の助成をするといったものなんですけれども、これは27年度から事業を開始しております。ことしも引き続きやっております。件数からいいますと、これも主要な施策の成果でも出しますけれども、昨年度が大体97件の交付件数があって、実組数からいうと64組です。64組で1.4回ぐらい一組がやっておりますので、述べていうと97件ございます。1人当たりの平均助成金額が7万5,206円になってます。頭打ちが10万円ですので、かなりの額を助成しているのかなと。こういった助成をすることで、いわゆる財政面の不安から不妊を遠慮される方のですね、何らかの支援、いわゆる積極的に少子化対策をするようなですね、対応ができているんじゃないかというふうには考えているところです。  なお、これは監査のときにもですね、ちょっと説明した案件にはなるんですけれども、大体1回についてですね、いわゆるワンクールと言いますけれども、大値50万円近くお金がかかるんですね。大体多いところでは1回について70万円とかかかります。それを県のほうが、初診が30万円、2回目以降が15万円補助します。それを差っ引いて2で割った数、それの上限が春日市の10万円ということになっています。もし春日市の10万円がなければですね、やっぱり県が30万円、15万円、15万円と補填するんですけれども、財政的に保護者のですね、いわゆる金銭的な面でですね、やっぱりもうこの辺でやめとこうかなという保護者も出てくる可能性がありますので、春日市がこういうふうに10万円援助することによってですね、それを食いとめるといった一つのメリットが出てくるんじゃないかなというふうに思っております。  もう一つ、ちょっと注意してほしいのがですね、不妊治療というのと、特定不妊治療といって、春日市は特定不妊治療という言い方をします。これは、不妊治療というのはいっぱいあるんですよね。タイミング療法とかいろいろありますが、その中で限定した治療方法に対して援助をしていきます。これは、県の援助の要綱に沿った形でやっておりますので、県の財政的支援を受けた方がですね、市の助成の対象者となるということを申し添えたいと思います。  以上です。 157: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 158: ◯委員(前田俊雄君) 今お話の不妊治療の話ですけど、最近聞いたことあったんだけど、いつ聞いたんですかね。 159: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) 監査の事情聴取のときです。 160: ◯委員(前田俊雄君) そういうことか。私だけか。 161: ◯委員長(米丸貴浩君) 聞いたよねと言われたけど、聞いた覚えないしと思って。 162: ◯副委員長(近藤幸恵君) ちゃんとおっしゃいました。監査で言いましたけどとおっしゃった。 163: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。済みません。私だけが聞き覚えがあってから。同じ話を聞いとるけど、どうしてかなと疑問があったもんで。済みませんでした。 164: ◯委員長(米丸貴浩君) 一旦ここで切りましょうかね。  子育て支援課長の、今、三つの事業の説明がありましたけど、これについてお聞きしたいことはありませんか。よろしいですか。  西川委員。 165: ◯委員(西川文代君) この特定不妊治療は春日市独自ということで、すばらしい取り組みだなと思ってます。これをやはりPR、春日市はこういう人を応援してますよというPRが、どれぐらいな感じですかね。済みません。 166: ◯委員長(米丸貴浩君) 高瀬子育て支援課長。 167: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) これは、主要な施策の成果でも申し上げたいと思いますけれども、その中には載ってるんですが、もちろん市のウエブサイトがありますよね。それと市報があります。それと転入してこられた方に対する冊子がありますから、その中にも明記をしております。  それともう一つですね、これはあくまでも県の事業を受けていたものが、市の分の対象となりますので、県のほうの申請をされるときにですね、要はこれは保健所になるんですけども、保健所のほうで春日市の申請書を含めてですね、説明も含めて対応していただいておりますから、県の申請を受けられた方は100%春日市のことを理解されて、そして要件もわかった上でですね、申請に来られるということになります。  以上です。 168: ◯委員(西川文代君) わかりました。 169: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいですか。 170: ◯委員(西川文代君) はい。 171: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 172: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですね。では、引き続き報告をお願いします。  今福こども未来課長。 173: ◯こども未来課長(今福保幸君) こども未来課の案件は3点ございます。  まず、新設保育所の整備事業でございますけれども、こちら5月に文化財の試掘をしましたところ、表層に近いところ、意外に近いところまで文化財があるということがわかりまして、あそこは建物が建っていたほうは文化財の調査とかも全部終わってるんですけれども、後から開発行為の区域外のところ、駐車場で整備したところが大部分ですので、ほとんどが文化財の調査が終わっておりません。それで、そのままでは基礎がしっかりしたものがつくれないということで、文化財課のほうが急遽文化財の調査をやっております。それと建築面積を最低限にするために、平屋建てから二階建てに構造を変更しまして、今、調査が行われているところです。大体8月いっぱいぐらいで文化財の調査が終わりますので、その後は入札、着工という形になってまいります。恐らく9月中には着工ができるんじゃないかなと考えております。 174: ◯委員長(米丸貴浩君) 工程的には支障はないということやね。 175: ◯こども未来課長(今福保幸君) 木造ですので、そこまで工期的には厳しくないので大丈夫だと思っております。  それと、2点目は児童センターの長寿命化事業でございます。こちら、国県の助成を受けて実施するようになってますが、これ、国県の助成を受ける場合、条件がありまして、国は交付金の内示、国は補助金の交付決定の後でないと、着手しないと補助金交付金の交付が受けられませんが、県の交付決定がおくれてまして、ようやく、間もなく決定がもらえる見込みになりましたので、その後すぐに入札に移っていくようになります。  それと、最後に就学児童預かり事業でございますけれども、先ほどの調査事件の中でも触れた事業ですが、こちら、年度末に補助要綱を制定いたしました。その後、該当する両園、若竹保育園とあいあい保育園に職員が説明に出向いて、ある程度の詳細説明をしております。その後、該当者の方について、放課後児童健全育成事業の利用要件に該当するかどうかという、その審査をしてるところでございます。今後、10月ごろに、交付申請の受け付けを予定しております。実際の支払いは控除が確定する4月、3月の実績報告を受けて、4月か5月の初めぐらいまでに支払いの予定ということになっております。  私からの説明は以上でございます。 176: ◯委員長(米丸貴浩君) 課長からあった児童センターは、これ、毛勝のことか。  今福こども未来課長。 177: ◯こども未来課長(今福保幸君) 毛勝児童センターでございます。 178: ◯委員長(米丸貴浩君) こども未来課長の説明に対してお聞きになりたいことはありませんか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 179: ◯委員長(米丸貴浩君) ちょうど上期が終える間近でしたので、昨年からの継続事業と新規事業の進捗の報告をしてくれということでしたので、今回、そうなっております。また暫時、進捗状況がまた変わりましたら、報告をお願いいたします。よろしくお願いします。  部長、以上でしょうか。 180: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) はい、以上でございます。 181: ◯委員長(米丸貴浩君) いただいた資料はまだありますが。 182: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 済みません。失礼しました。もう一つあります。先月の分を。 183: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉福祉支援課長。 184: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 前回の閉会中の委員会で、まごころに同封しております避難所マップを入れておりました。こちらで、福祉避難所の説明をちょっと書いておったんですけども、防災計画との整合性がどうかというちょっと御指摘をいただきました。それから、後日、安全安心課のほうと協議いたしまして、修正をしております。修正というか追記をしております。  今回、総合スポーツセンター、いきいきプラザ、ぱれっと館、クローバープラザの市が指定しております福祉避難所を追記しております。これで、まごころの分の、今差し込んでおります避難所マップのほうも全て訂正しておりますので、御報告いたします。どうもありがとうございました。  以上でございます。 185: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございました。整合性がとれましたね。  避難所マップについてお聞きしたいことはありませんでしょうか。よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 186: ◯委員長(米丸貴浩君) これで以上ですね。 187: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) はい、済みません、失礼しました。以上でございます。 188: ◯委員長(米丸貴浩君) 福祉支援部の調査事件、それから報告事項が全て終了いたしました。  全般を通じて、福祉支援部についてお聞きになりたいことはありませんでしょうか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 189: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、福祉支援部の閉会中の調査事件報告は以上とさせていただきます。  執行部の皆さんは退席されて結構です。どうもお疲れさまでした。                   〔執行部退席〕 190: ◯委員長(米丸貴浩君) 昼からですね、健康推進部の調査事件、それから報告については午後1時からの開始とさせていただきます。  では、ここで暫時休憩いたします。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午前11時28分                  再開 午後1時00分
                 ──── ─ ──── ─ ──── 191: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  それでは次に、健康推進部の議会閉会中の調査事件を議題としたいと思います。  なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答で簡潔明瞭に発言を行ってください。  では、健康推進部の閉会中の調査事件、1項目め、国民健康保険制度改正についてを議題といたします。  説明員の説明を求めます。神田健康推進部長。 192: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 改めまして、こんにちは。健康推進部です。よろしくお願いします。  本日は、調査事件2件、報告事項3件、また、その他の報告を予定しておりますので、よろしくお願いします。  説明は、それぞれ担当課長がいたします。なお、1番の(1)調査事件、国民健康保険制度改正については、説明の関係でホワイトボードなども使わせていただきますので、よろしいでしょうか。 193: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、お願いいたします。 194: ◯健康推進部長(神田芳樹君) それでは、担当課長から説明いたします。 195: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾国保医療課長。 196: ◯国保医療課長(高尾徳久君) こんにちは。1の調査事件の(1)国民健康保険制度改正について、お配りしてます資料、こちらの資料になりますけども、こちらを使ってですね、御説明をさせていただきます。  なお、昨年の4月15日の委員会と重なる部分があるかと思いますけども、よろしくお願いします。  まず初めに、2ページの国民健康保険の改革による制度の安定化(運営のあり方の見直し)をごらんください。これは、表題は昨年は違いましたけど、内容的には同じものでございます。確認の意味で説明させていただきます。  現行の国民健康保険制度は、各市町村が個別に運営しているため、左下の点線で囲んでいるところになりますけども、構造的な課題として、年齢が高く、医療費水準が高い、低所得者が多い、小規模保険者が多いなどの課題があります。  そこで、一番上の太線で囲っているところですけれども、一つ目の丸のところですが、平成30年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保等の国保運営の中心的な役割を担い、二つ目の丸のところですけども、市町村は資格管理、保険給付、保険料率の決定、賦課徴収、保険事業等の事業を引き続き担うという形になるものでございます。  次に、3ページの改革後の国保の運営のあり方について(都道府県と市町村それぞれの役割)をごらんください。これもちょっと表題は変わってるんですが、昨年の資料と同じものでございます。  1の運営のあり方ですけども、まず、一つ目の丸のところですが、都道府県が市町村とともに国保の運営を担うということになります。また、二つ目の丸のところは先ほど申し上げましたので、三つ目の丸のところですが、都道府県が統一的な運営方針としての国保運営方針を示し、市町村が担う事務の効率化、標準化、合理化を進める、推進するという形になります。  なお、新しい情報として、福岡県の国保運営方針は、一応、県と市町村代表が協議をしまして、案がほぼでき上がったというふうに聞いております。今後は、代表の市町村長の会議や県の国保運営協議会に諮るなどの手続を経て、決定されるというふうに聞いております。  次に、2の財政運営についてですが、先ほど、資料の1ページでも申し上げましたとおり、財政運営の責任主体は都道府県になります。市町村は保険料、春日市では保険税として賦課徴収したお金を国保事業費納付金として、県のほうに納付いたします。  次に、3の資格管理についてですけども、県の役割として、国保運営方針に基づき、事務の効率化、標準化、合理化を推進するとなっております。この表には書いておりませんけども、先ほど申し上げたとおり県が保険者となりますので、資格管理も行うようになります。その結果、新しい情報としてですけれども、次の4ページを済みません、ごらんください。  一番上の実線で囲まれたところですけれども、平成30年度以降は都道府県も国民健康保険の保険者となることに伴い、市町村をまたがる住所の異動があっても、それが同一都道府県内であり、かつ世帯の継続性が保たれている場合には、平成30年4月以降の療養において発生した転出地における高額療養費の多数回該当に係る該当回数を転入地に引き継ぎ、前住所地から通算して被保険者の負担軽減を図るとなっております。  今申し上げた内容を図にしているのが、その下のところになります。例えば、この例でいきますと、平成28年11月から平成30年10月までに白丸と黒丸が点在しております。この白丸と黒丸が高額療養費に該当する月をあらわし、なおかつ、黒丸が多数回該当で、負担が軽減される月をあらわしております。この例では、平成29年6月末と平成30年6月末に市町村間の住所異動があっており、なおかつ平成30年6月末の異動は県内の市町村間の異動と。今回の制度に関係する意味で、そういうふうな表現になっております。  高額療養費の多数回該当は12月以内で、高額療養費に該当する月が4回以上で該当となりますので、この例の場合は、平成28年11月から数えて平成29年5月が4回目となり、黒丸、多数回該当となっております。  その後、市町村間の異動があっておりますので、その回数はリセットされます、今の現行制度ですね。平成29年8月は1回目というカウントになります、異動があっておりますので。その後、高額療養費に該当した月が10月、11月とあって、平成29年2月が4回目となりますので、ここで黒丸、多数回該当となります。その後、4月、5月も当然多数回該当という形で、黒丸の表示になっております。  その後、6月末にですね、今度、県内の市町村間異動があったと設定されています。現行の高額療養費の多数回該当の考え方であれば、ここでまた先ほどと同じようにリセットされるんですけども、改正後では、県内の市町村間の異動は該当回数を引き継ぐことになりますので、リセットはされません。しかし、この新しい改正の考え方がですね、平成30年4月以降の該当分を引き継ぐという形になりますので、このケースであればですね、平成30年8月分が4月以降で3回目となりますので、この場合は該当しないと。ただし、10月は回数が通算されます。4月以降の回数は通算されますので、該当するというふうな形になります。  このように、被保険者の方もですね、負担が幾らかは安く、軽減されるという形になります。これが高額療養費の多数回該当の回数の引き継ぎの関係で新たに出てきたものでございます。  では、済みません、また3ページに戻っていただいて、3の、先ほど資格管理のところを言っておりましたけれども、市町村の役割になりますが、これまでどおり、被保険者証の発行と手続を市町村が行うと。  これに関係して、また新しい情報としてはですね、平成31年8月からはですね、現在、保険証がですね、春日市の場合はこういう小さいカード式になっています。70歳から74歳の方についてはですね、別に高齢受給者証というのを発行しております。これを要望としてはですね、やはり一緒にしてほしいというような要望がかなり出てまして、県内でもですね。それで、せっかくなんで、県内でこれを一緒にするということで、統一しようというふうな話になっております。最終的には、こちらのカード、保険証のほうにですね、この内容を盛り込むという形で、1枚にするという方向で、現在、検討していると。ほぼ決まるという形になっております。  次に、同じ3ページの4ですね。  4の保険料の決定、賦課徴収についてですけども、これは都道府県が市町村ごとに、標準保険料率を算定し、公表するようになります。市町村は、その算定された標準保険料率を参考に保険料率を決定して、最終的に賦課徴収を行うという形になります。  次に、5の保険給付についてですが、これは医療機関からの請求について、市町村が今までどおり、保険給付を決定して支払いをします。その費用につきましては、都道府県が全額負担するという形になります。  次に、6の保健事業につきましては、これまでどおり、市町村の役割という形になっております。  次に、5ページをお願いします。  5ページが改革後の国保財政仕組み、イメージとなります。これも昨年の資料と同じものになりますけども、現行では、各市町村が個別に運営をし、保険料、春日市の場合は保険税ですけども、それや国及び県からの負担金等の公費を財源に保険給付等の支払い、先ほどの医療費等の支払いをするとしております。  ただ、改革後は、市町村が保険料収入などのお金を一度納付金として都道府県に納付し、都道府県は、点線で囲まれたところに記載しておりますとおり、保険給付に必要な費用を全額市町村に交付するという形になります。  そこで、現在予定されております予算科目の変更につきまして、御説明をさせていただきたいと思います。  6ページをごらんください。  一応、この6ページ、7ページが新しい資料になります。6ページにつきましては、春日市のですね、予算科目にあわせてつくっております。6ページの左側が歳入、右側が歳出になっております。現在の予算科目の横にですね、平成30年度の改正後の変更をマル・バツで記載しております。左側の歳入では、3款の国庫支出金、4款の療養給付費等交付金、5款の前期高齢者交付金、8款の共同事業交付金がなくなります。なお、新たに医療費の支払いのために県から交付されます給付費等交付金、これは6款の県支出金のほうで受け入れる形になります。あわせて、表の一番下にですね、6款で財政安定化基金支出金が新設されます。これは、6款の県支出金の中に新設されますけども、歳出のほうの表記にあわせて、一番下に書かせていただいています。  次に、右側の歳出になりますけども、歳出では、3款の後期高齢者支援金と4款の前期高齢者納付金と5款の老人保健拠出金、6款の介護納付金、7款の共同事業拠出金がなくなります。11款の下に記載しておりますけれども、新たにですね、国民健康保険事業費納付金と財政安定化基金拠出金が新設されます。  なお、ちょっと何款にこれを設定するかというのがですね、まだ決定していませんので、ちょっと空白で記載させてもらっております。  次に、7ページをごらんください。ちょっと7ページ見にくいので、ホワイトボードで説明させていただきます。これは同じものがですね、7ページにあります。  まず、お金の流れが表示されていまして、まず一番上がですね、国の予算になります。真ん中がですね、都道府県の予算になります。一番下が市町村の予算という形になります。ここにちょっと支払い基金がありますけども、お金としてはですね、現在、国から医療費に補填される分ですね、医療費の負担金とかは、国から直接、市町村に今入っていますけども、これが先ほど言ったように、国から直接来るというのがなくなってですね、全て県のほうに一度入ります。定率国庫負担とかですね、高額療養費の負担金とかですね、そういうふうに書いてありますけども、調整交付金ですね、このあたりの国の負担分についてはですね、全て一度、県の今度、国保の特別会計がつくられますので、そちらのほうに入ると。市のほうからはですね、保険料を被保険者の方に負担していただいて、それを賦課徴収しますよね。その費用をですね、今度は事業費納付金として県のほうに納めるという流れになっています。  そのときにはですね、今もありますけど、保険基盤安定繰入金とかですね、このあたりは残りますので、そのあたりも含めて県のほうに納めるという流れになっております。県からは、先ほど言いましたように、医療費の支払いに充てる保険給付費交付金とかですね、あと、きょう御説明しますけど、保険者努力支援制度が始まりますので、そういうふうな費用というか、交付金が県を通して市町村のほうに入ってくるという形になります。  今までですね、市町村から支払い基金に払っていた後期高齢者支援金とか介護納付金、前期高齢者納付金、これにつきましても、この事業費納付金のほうにですね、保険料で納めた分、一緒に払っていますので、県のほうが支払い基金のほうに払うというふうな流れになります。市を通さないという形になります。ですので、支払い基金から逆に払われる交付金ですね、前期高齢者交付金とか、そのあたりも市町村が入っていましたけど、これからは県のほうに入ると。県と支払基金との関係になってしまうというところで、先ほどですね、歳出の予算科目で、後期高齢者支援金とか介護納付金とかがなくなりますよと言ったのは、そういう意味になります。逆に、国から入る歳入とか、そういうのもなくなりますというところです。  ただ、今、被保険者の方と医療機関、国保連、医療費の支払いですね、このあたりの関係はですね、今までどおり変わらないと。ですので、被保険者の方が医療機関で受診した分の医療費をですね、国保連を通して請求されますけど、国保連のほうに支払うのは市町村という形になります。それの費用を県が市町村に払うという形になります。  あとですね、ここに米印で支払いの簡素化ってちょっと書いてあるんですけど、これはですね、直接、県が医療費を負担するなら国保連に払ってもいいじゃないかというふうな考えもちょっとあってですね、それをやってもいいですよというふうな話も国は言っています。そこの判断は、それを使うかどうかはですね、都道府県の判断になったんですけど、福岡県としてはですね、これはしないと。やっぱり市町村を通して支払いはしてくださいというふうな形になりましたので、事前に概算払い等で市町村が払えるようにですね、県は早目に市町村にお金を払うし、その財源として、国も早目に県のほうに、都道府県のほうにお金を払うというふうな話ではあります。  簡単ではありますけど、お金の流れはこんな感じで変わってきますので、よろしくお願いします。  続きまして、8ページをお願いします。8ページがですね、国保の財政運営、保険料の賦課・徴収の仕組み(イメージ)となっております。これも昨年の資料と同じものになります。  まず、都道府県がですね、各市町村に示す標準保険料率の計算をどのようにするのか。また、各市町村は示された標準保険料率からですね、保険料をどのように決定するのかという例示でございます。  まず、左下のところですけども、都道府県が全体の医療費を見込みまして、そのうちの公費分を除いた保険料で賄う部分ですね。保険料収納必要額を出します。そこから、各市町村の納付金額を決定するという形になります。  次に、真ん中の点線で囲まれたとこですけども、その納付金を確保するためにですね、標準的な算定方式、春日市と同様、所得割、均等割、世帯割の3方式ですね。春日市では、世帯割を平等割と言っておりますけども、この3方式で算定するという形になります。なお、この際ですね、一般的には被保険者数はふえると収納率も低下するというふうな流れがありますので、収納率も加味すると。一律の収納率を扱うわけではないですよというふうな形になります。  さらに、各市町村はですね、右側の点線で囲まれたところになりますけども、都道府県が定めた標準的な保険料算定方式等を参考にですね、実際の算定方式は違うところもありますので、その保険料率を市町村ごとに決めていくと、判断していくという形になります。そして、賦課徴収すると。  なお、この試算なんですけど、国保事業費納付金、県に納める分ですね、この事業費納付金と標準保険料率、両方なんですけど、この試算をですね、一応8月末で県がすると言っておりますけども、今現在ですね、まだちょっと出てませんので、きょうのところは申しわけないんですけど、ちょっと申し上げることができないと、報告できないということになりますので、よろしくお願いします。  また、先週ですね、たまたま筑紫地区で県の職員を呼んでですね、勉強会みたいなのを実施しました。その中ではですね、8月に試算するという分について言ってたんですけども、これについても仮の数字なんで、一定の目安にはなるだろうけども、それを根拠に話を進めるというのはちょっとやめてほしいというふうな話もありました。正式には11月以降にですね、実際に30年度に納付していただく納付金との係数、その時点ではまだ仮係数になりますけど、を使って計算するので、11月を最終的に待ってほしいというのが県の職員の話でした。ただ、ある程度、目安にはなるというふうな話ではありました。  また、最近の国の方針としては、制度改正当初からですね、この改正に伴って保険料が上がったというふうなことは避けてほしいというところでですね、今現在、一般会計からのその他繰り入れとかでですね、やっている市町村、かなりあるんですけど、それを前提にですね、そのまま運営をしていただきたいというふうな話もあっております。  最後にですね、済みません、きょうお配りしてますけど、また話が変わるんですけど、このチラシですね。これが、一応、県と国保連合会とかが中心になってチラシをつくってます。市民周知用のですね。これをですね、一応、自治会を通してですね、全戸回覧するように考えております。また、もうちょっと詳しい内容になりますけど、1月の市報でまた詳しい内容はお知らせする予定にしております。  また、先ほど言いましたように、11月ごろにより近い数字が出てきたりとかしますので、また、そういうのもわかり次第ですね、適宜、委員会のほうでは報告をさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 197: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。国保医療課長の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。  まだ、国のほうも、当然、県のほうも、我々に対してというか、市民の皆さんに対して、こうなりますよという具体的な詳しいものはまだまだということでしたので、その点についてはですね、出てき次第、調査事件ではなくて、報告ということで、随時上げていただこうと思っております。  きょうの説明の範囲で質疑をお受けしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。質疑はありませんでしょうか。  近藤委員。 198: ◯副委員長(近藤幸恵君) 先ほど、説明ありがとうございました。説明の中で、やっぱり市民に対してどうなるのかというのが、一番私どもとしては懸念されるところでございますけど、まだ見通しの数字も算出されてきてないという段階で、変わらない、保険料が上がったということがないようにしたいという話ではありましたけれども、そのあたりはまだ全然算出もできてない状態ですので、これは意見としてしか申し上げないんですけど、そのあたりはしっかりと押さえていただかないと、この新制度に、国保の制度に変わったばっかしに保険料が上がったと。春日市は保険料をたくさん出して、ほかのところをたくさん補ってくるものになってるとか、そういうふうになったなら非常に困りますので。平準化していくんだろうと思うんですけども、そこの中で一般会計の持ち出しとかいうのも合わせると、今からどんどん変わっていって、税金としてですね、高くなっていくんじゃないかという懸念が大きくされますので、そのあたりはやっぱり市として、行政としてですね、しっかり教えていただかないと困るなという意見でありますけれども、その辺が非常に心配であります。意見でございます。まだ算出されてないから、何とも言えませんけれど。 199: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんか。よろしいですか。  前田委員。 200: ◯委員(前田俊雄君) 一番、職員にとってなるのは、手続ですよね。手続が煩雑になるとか、変わるとかあるんでしょうけども、今のお話ですと、保険証の交付も市がやるでしょうし、また、更新も市の窓口に来ればいいわけですから、通知も来るでしょうから、市民にとってのそういう手続等については、一切変更はないわけですよね。 201: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾国保医療課長。 202: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 手続自体は今までどおり変わらない予定です。 203: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 204: ◯委員(前田俊雄君) 先ほどの7ページの資料で、県はしないという、国保連合会にしないということですけど、何か特段の理由があるんでしょうかね。 205: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 簡素化のところですか。 206: ◯委員(前田俊雄君) うん。簡素化のところでですね、県から国保連合会にお金を支払えば済みそうな気がするわけですけど、なぜ。国ではしてもいいよと言っているのに、福岡県はしないというのは、何か県にとっての負担が大きくなるということですよね、これ。聞いていませんか。 207: ◯委員長(米丸貴浩君) 情報が入っていれば、教えてください。なければ、そういうふうにお聞きしておりますということだけで結構だと思います。  高尾国保医療課長。 208: ◯国保医療課長(高尾徳久君) はっきりとはちょっと確認できてないんですけど、各市町村のですね、予算を受け入れるときの予算科目とかが、今の予算の組み方ではどうも何か受け入れられない市町村……。何かこの簡素化を使ったときにですね、保険給付費等交付金ですかね、それを通常受け入れて、そこから支払いをするという流れが基本なんですけど、そこの何か予算のつくり方が今の市町村の予算ではできないところが何かどうもあると。ちょっと済みません、そこの理解はですね、私も何でかなと逆に思うんですけど、県の説明では各市町村を調べるとですね……。ちょっと済みません、詳しくは確認して、また御報告したいんですけど、済みません。 209: ◯委員長(米丸貴浩君) 神田健康推進部長。 210: ◯健康推進部長(神田芳樹君) わかり次第、また、閉会中などの委員会で報告したいと思います。よろしくお願いします。 211: ◯委員長(米丸貴浩君) システム上か何かはわかりませんけれども、うまく市町村と県と国とで、かみ合わないところがあるというようなところで、皆さん、済みませんが、今のところはこれで理解されてください。  前田委員。 212: ◯委員(前田俊雄君) この大きな制度改正の中でですね、今までが医療機関から見たら、福岡県の国民健康保険団体連合会に請求をして、そこからお金が入ってくるわけでしょう。だけん、今回も県単位でやるんだったら、もう福岡県国民健康保険団体連合会はもうなしにして、県がね、県の中で医療費関係の請求を受け付け、支払いをすれば、大きな簡素化になるのかなと思ったんですけど、そこまでの議論というのはなかったわけ。やはり福岡県国民健康保険団体連合会というのは、やっぱり必要な存在なんでしょうかね。 213: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾国保医療課長。 214: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 国保連合会の役割がですね、お金を支払うだけではなくてですね、まず審査をするという役割が大きくありますので、今回の議論の中でですね、国保連合会をなくすとかですね、そういうふうな話はちょっと出てないというふうに聞いております。あくまで審査支払い機関になりますので。例えば、病院からの医療費だけではなくてですね、ほかにも、例えば、障がいのほうの施設の保険給付費とか、介護の施設の介護給付費とか、そのあたりの審査支払いもですね、国保連合会でやっておりますので、そういうのも含めてですね、今回、国保連合会、今回の例えば、医療費だけの流れを変えてしまうとかというふうな話はないのかなというふうに考えております。 215: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 216: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。そこまでの役割があるからでしょうけど、ただ、国保だけで考えて、これ要らないよというわけにはいかんでしょうけども。私自身が、当初ね、期待したのが、後期高齢者医療保険制度、市はですね、市町村は被保険者から集めて納付しとけばいいと。あとは全部やってくれると。後期高齢者の連合会みたいな、ああいうものを当初は期待したもんですから、そういう議論にならんかったのかなというのがあったんで、お尋ねしました。よろしいです。役割がそうやってあるんだったら、いいです。 217: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。  西川委員。 218: ◯委員(西川文代君) 先ほど、近藤委員のほうからもありましたけど、やはりこの国保の制度が高齢化と加入者の所得水準が低いとかですね、そういうので厳しくなってきている市町村が多いということで、今回こういう県と市町村でこれを納付しますという方向性になったかと思うんですけれども、ちょっとお聞きしたいのがですね、一般会計からの繰り入れをしてない市町村もある。前はしてたけれども、努力によってなくなったというのをちょっと耳にしました。春日市はかなりしてると、金額的にちょっと比較が私もできてないんですけど、それはまだ継続的にしていますし、そこらあたり、努力によってなくなるものなんですか、春日市の状況は。 219: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾国保医療課長。 220: ◯国保医療課長(高尾徳久君) まず、赤字をなくす方法としてですね、一般的に行われているのはやっぱり保険料率の見直し、保険料率を上げていくという。実際、福岡県内でもですね、春日市よりも料率の高いところというのは、幾つもあります。  やっぱりそういうふうにして歳入をふやす、それと、歳出としては、やっぱり医療費を適正化して減らしていくという、その大きなもので言えば、歳入をふやすか、歳出を減らすかになってくると思うんですよね。  実際、1人当たりの平均医療費、保険料率、1人当たりの平均保険料でいくと、やっぱり県内でいくと、1.5倍までは行かないと思いますけど、かなり高いところというのは実際存在します。春日市よりも安いところもあります。そこのところは、高いところが黒字で、安いところが赤字なのかというと、ちょっとそこ、済みません、確認はしてないんですけど、必ずしもそうじゃないですけど、ばらつきはどうしても、実際、今のところあります。  そこを、じゃあ、春日市は赤字を減らすために保険料を上げていくのかというところと、逆に、もともと国保の1人当たりの保険料というのは高いですから、被保険者だけにですね、そこを負担を強いるのがいいのか、広く市民で一部は負担していただくというのがいいのかという議論もまた出てくるのかなと。  ただ、国としてはやはり、今回の改正にあわせて、国も公費を国保のほうに入れる額をふやしています、かなり。それで、それも含めて、できるだけそういう一般会計からの繰り入れは減らしてほしいというのは最初の方針のときには確かにありました。ただ、そうは言ってもですね、先ほど言いましたけど、最近ちょっと言うことが変わってきてですね、それで、なおかつ上がるというのは、ちょっと国としてはできるだけやめてほしいというふうな話も聞こえてきているというふうな感じですので、できるだけそういう方向でですね、考えていきたいとは思っております。当然、医療費の適正化を進めていくと。そして、歳出を抑えていくというのは、当然必要かと思っております。 221: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 222: ◯委員(西川文代君) 説明はわかりました。納得しました。きょうはちょっと説明はなかったんですけど、この保険者努力支援制度等もあるみたいなのですので…… 223: ◯国保医療課長(高尾徳久君) それは後で。 224: ◯委員(西川文代君) そうなんですね。 225: ◯国保医療課長(高尾徳久君) はい、報告事項のほうで。
    226: ◯委員(西川文代君) 今の話を聞いていると、やはり医療費の適正化、なるべく病気にならないということは、市民の幸せでもありますので、そこにしっかり力を入れていくというのがやっぱり一番建設的なやり方なのかなというふうには思いました。 227: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。  現時点でいただいている情報とか、それから、国の動きからすると、まずは市民の影響を考えていくと、保険料がこれでどんどん上がるということはどうもなさそうだと、しないでほしいというのが1点ですよね。保険料は上がらないだろうと。  それから、もう一つは、手続上の話、前田委員からありましたけれども、手続は市民にとっては変わらない。変わらない中には、高額療養費の多数回該当の制度がちょっとカウントの仕方が変わってくるとはいえ、市民が何かの申請をしてどうのこうのというのは、これは出てきませんよね。そういう面じゃあ、市民は今のところ何も変わりませんよと。従来どおりやっていただいて、我々が医療費を適正化にどんどん努めていって、重症化対策とかをやっていけば、西川委員おっしゃいましたけれども、医療費が下がれば、保険料率も下がることもあるかもしれないと、そういう動きでよろしいですね。  ほかに質疑はありませんでしょうか。西川委員。 228: ◯委員(西川文代君) この流れの変更を見てみると、最初、ちょっと変更のときは戸惑いもあるかもしれませんが、基本的には、市町村はちょっと事務的には少し楽になる方向になるのかなというふうに受け取ったんですけど、そこはどうですか。 229: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾国保医療課長。 230: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 恐らくですけど、市の業務としては変わらないか、ふえる可能性もあるかなというところはですね、まず、県と資格上の連携をしないといけない。また、保険料算定を毎年県がしますので、そのためにはデータをやっぱり県のほうに提供していかないといけない。それをもらって、保険料をまた算定しないといけないとかですね。市民の方からも手続に関しては、今までどおり変わらないというところになりますので、さほど多分変わらないか、逆にふえるかなというふうな気はしています。  以上でございます。 231: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 232: ◯委員(西川文代君) そうしますと、そういう事務もふえて、例えば、一人ちょっと臨時で雇用しなければならないとかが出てくることを考えると、そういう変更等に伴った補助金とか、そういうのはあるんですか。 233: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾国保医療課長。 234: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 事務経費に関してはですね、特別ふえるというのは聞いておりません。ただ、後で報告事項のほうで御説明しますけど、保険者努力支援制度というのが始まって、これでまたいろんな事業をやる中でですね、それに対しての交付金がつけば、幾らか歳入はふえるかなというのはあります。ただ、事務がふえるから、それに対しての手当という部分では、今のところ聞いておりません。 235: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。  近藤委員。 236: ◯副委員長(近藤幸恵君) 済みません、広報の面で、30年1月号で広報なさるということですけど、何かこのチラシをじっと見ればわかるんですけど、やはり市民の方にね、どういう影響があるのかということをはっきりと、変わらないよということをまず打ち出していただかないと、ちょっとわかりにくいかなというのがありますので、よろしくお願いします。そのあたりは重々お考えのことだと思いますけど、お願いいたします。 237: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾課長。 238: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 今、御指摘いただきましたけども、そこはやっぱり非常に大切なところだと思いますので、こちらのほうも周知に努めていきたいと思っております。  以上でございます。 239: ◯副委員長(近藤幸恵君) よろしくお願いいたします。 240: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。  予算審査とか補正の審査、特会はうちですからね、やるようになったら、前みたいにずらっと款項目並べてというのが大分圧縮された形にはなるけれども、中身は一緒ですよね。そういうことですよね。ですから、納付金かな、事業費納付金って1本でぽんと出てくるけれども、その中に入っている密度がたくさんあるんで、そこを随時私たちは聞いていかなければならないと、そういう形になりますね。  前田委員。 241: ◯委員(前田俊雄君) 7ページのですね、県から市に向かっている矢印が、テキストボックスがありますね。普通交付金○億円、うち国保連へ云億円とあるんですけれども、これは市に入って、市から国保連に払うという意味で書いてあるんでしょうかね。 242: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾国保医療課長。 243: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 済みません、ちょっと確認してないんであれなんですけど、恐らくですね、この支払いの簡素化の流れになるとですね、この国保連のほうに県から行きますよという意味合いじゃなかろうかと。 244: ◯委員(前田俊雄君) じゃあ、福岡県では、もうこれは要らないということですね。 245: ◯国保医療課長(高尾徳久君) はい。ただ、国保連のほうに委託している事業とかもありますので、そのあたりの分はこの名称ではないでしょうけど、県から国保連のほうに行くお金というのは幾らかはあります。ただ、この保険給付費等交付金という形では行かない。 246: ◯委員(前田俊雄君) はい、わかりました。 247: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。  課長の報告だと、11月ぐらいに、また県から何かしらの御報告があるようですので、11月の委員会あたりで次が聞けるのかなと。報告してくださいね。お願いいたします。よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 248: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、調査項目の1項目め、国民健康保険制度改正については以上とさせていただきます。  では、引き続き調査事件の2項目め、総合スポーツセンター利用者からの意見への対応についてを議題といたします。  説明員の説明を求めます。岩隈健康スポーツ課長。 249: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 健康スポーツ課でございます。私からは、総合スポーツセンター利用者からの意見への対応についてということで、お配りしております資料、表題は平成29年2月にも御提出しました資料と同じ表題で、総合スポーツセンターの運営等についてということで、6ページ立てのペーパーをお配りしております。そちらのほうを御準備ください。  表は、御利用の皆様からいただきました御意見等を内容ごとに12項目に分類しまして、その相手方、そして、その対応状況、課題改善等を記載しております。平成29年2月の委員会の時点から変更や進展があったもの、あるいは字句の整理を行ったものは下線を入れております。  1点ずつ御説明申し上げます。  まず1番、受付に関することでございます。こちらは待ち時間を短縮できないかという主な内容でございましたが、改善対応につきましては、従前のお答えのとおりでございます。あわせまして、総合スポーツセンターの空き状況等ですね。済みません、改善状況と対応を一度読ませていただきます。  定期利用団体については、一般施設利用申請の時期を毎月2日からに変更することで、窓口申請者の混雑の緩和を図っておりますということです。あわせまして、総合スポーツセンターの空き状況等の確認は、電話はもちろんでございますが、ホームページでも確認できることとなっております。また、定期利用団体の一般施設利用申請の日にちをずらしたことが、かなりの混雑緩和を図れているというふうに考えております。  2番です。指定管理者に関すること。こちらは、主に公共施設などに指定管理者の事業者、コナミ色が強い、あるいは営利が目的となっていないだろうかというお問い合わせに関する回答でございます。  改善対応は、2月の時点では、毎月1回定期的に健康スポーツ課と指定管理者間で情報交換等の会議を持っているということで、また、必要に応じてですね、改善の指導も行っていきますというお答えをしておりました。  追加でございます。また、指定管理者は休館日を活用して、事務や技術についての研修を行って、資質の向上や対応の均一化を図っております。それと、指定管理者は春日まちづくりパートナーズでございますが、こちらはコナミを代表企業とする共同企業体でございます。構成各社は誇りと責任を持って業務に従事しており、各社の責任の所在を示すため、業務に応じて、施設運営のコナミや施設管理のイオンディライトのロゴを入れたユニフォームを着用し、利用者サービスの向上に努めています。  引き続き、2ページに行きます。  3番と4番、そして5番は利用料金に関することです。  3番は、照明料や空調等の料金が負担となっていると、高いと、見直していただきたいということでございます。お話ししていました対応状況は、アリーナを分割している場合、同時に分割使用している団体同士で空調を折半し、空調を使用していただいている場合もありますというお答えでございまして、それに追加としまして、改善対応、定期利用団体については、同じ競技を同じ時間帯に集約して利用していただくなど、利用者同士が話しやすい環境づくりを行っております。夏季、エントランスに空調を入れている時期につきましては、アリーナの扉を解放した状態での使用を認めて、アリーナ側の空調が行き届くように配慮しているということでございます。  4番、高齢者の利用料金に関することということで、温水プールにはシニア料金があるのに、総合スポーツセンターにはシニア料金がないと。あるいは、大野城市、福岡市、そして春日市の温水プールには高齢者料金があるのに、総合スポーツセンターにはないので検討してもらえないだろうかと。さらに、平日の午後もトレーニング室を高齢者の料金で使えるようにしてほしいという御要望でございます。こちらにつきましては、指定管理者の自主事業として、現在も平日の午前中に高齢者料金を設定しておるところです。  あと、ちょっと補足といいますか、申しおくれていたのが、指定管理者が収入する部分につきましては、利用料金という言葉を使いますので、行政が収入する場合の使用料というのを全て利用料金に変えさせていただいております。  続けます。今後の対応としまして、28年度までは利用料金の収入は精算制としていたことから、利用料金について、指定管理者からの独自の提案はありませんでした。平成29年度は、利用料金収入が精算制でなくなることから、指定管理者の利用料金の設定に対する提案が期待されます。29年度の実績を確認し、指定管理者と検討を行いますということで、指定管理料のほうが精算制であったり、28年度と29年度は固定制ということで、その事業の29年度の実績をですね、見て、こういった検討ができないかということで、指定管理者と協議を進めていきたいという回答でございます。  5番、トレーニング室の利用料金が高いということでなっておりますけれども、こちらのほうも、同様のお答えでございます。  6番です。6番は個人利用、空き室利用に関することということで、アリーナや武道場が使われていない時間帯のときに、個人で施設を無料使用させていただきたいということですが、こちらのほうはお答えは変更なしでございます。総合スポーツセンターは、受益者負担の原則から利用料金を御負担していただいていると。そのため、施設を御利用いただく場合は、設定された利用料金の御負担をお願いしたいと。ただ、個人利用の貸し出しにつきましては、さらにですね、引き続き研究してまいりますというお答えでございます。  次のページに参ります。4ページです。  7番、大会開催時は準備のためにもっと早く入場させていただきたいというふうに、大会を開催いたします競技団体からの御要望でございます。  こちらについては、大会主催者と調整を図り、大会開始の時間を早める必要性が認められる場合には、入場時間の前倒しを行っております。体育協会加盟の大会等につきましては、各競技団体、年1回、他の大会が同日に予定されていない場合、駐車場の台数の把握、駐車場が不足する場合の代替駐車場の確保、そして、駐車場の誘導など、みずから行うことなどを条件のもと、特例的に開館の時間を早めていいという措置をとっております。  ただ、課題といたしましては、やはり文化・スポーツゾーンの文化、ふれあい文化センター、あるいは図書館ですね。利用者の方の駐車場の確保を図る必要がございますので、そこは事前調整を図ってですね、大会主催者とも、そこのところを御協力求めて行きたいというふうに考えております。  8番についても同様でございます。文化施設側との駐車場の調整をお願いするということで、これにつきましては、従来どおりのお答えでございます。  9番、5ページ目です。観客席のアリーナの高さが低いということで、こちらにつきましても、以前お答え申し上げたとおり、従前どおりでございますが、改善対応としましては、関係者、利用者への周知の徹底をいたしまして、観客席の手すり等に見やすい注意書きを設置しております。大会主催者のお打合せに際しましては、やはり観客というか、応援される方のですね、マナーの徹底、あるいは放送で随時注意喚起をしていただくこととしております。  また、指定管理者によりまして、カメラがございますので、そこのところはやはり観客席の状況確認等、目視もございますが、行っております。大会等が行われてない場合、客席が必要ないと思われる時間帯につきましては、観客席を利用制限いたしまして、ランニングコース等を御利用いただく方いらっしゃいますので、その方あたりが観客席に立ち入らないように、一応コーンを立てて、利用制限をかけているところでございます。  今後につきましても、さらなる周知を図りまして、安全に利用できるように、そして、どうしてもルールを守らない、そういったのが続く団体につきましては、やはり重々厳重に注意して、最悪の場合ですね、観客席の利用制限等で対処させていただくという、これはいいパターンではないかと思いますが、そういうことも起こり得るというか、内容にしたいんですが、利用制限も対象にさせていただきたいと思います。  10番、喫煙場所についてです。従来から受動喫煙が懸案となっておりますが、課題の改善対応としましては、来館している多くの皆さんが受動喫煙することがないよう、喫煙場所を人が集まらない場所、人の動線にならない場所に移動させていただきました。こちらは平成28年度末に実施しておりますが、喫煙所については、JT様から寄贈していただいたテントを設置しているところでございます。  最後、6ページに移らさせていただきます。  11番、グラウンドの管理に関すること。屋外競技場に鍵をかけていることはおかしいということでございますが、こちらにつきましても、改善対応としまして、平成29年度は指定管理者の自主事業としまして、スポーツ施設の無料開放事業が実施されております。これまでは4月1日の開館1周年記念、こちらはプールでございます。同じく2日がメーンフロア、サブフロアの解放、そして、5月5日こどもの日にはプールと屋外競技場を無料開放したと。こちらについては、既に委員会でお知らせしたとおりでございます。  最後、12番、こちらは追加となっております。六中サミットで出た御意見、中学生の方からいただいた御意見です。中学生のトレーニングルーム利用で、中学生がトレーニングルームを利用するときには、保護者同伴の決まりがあるが、中学生だけで利用はできないものかというお尋ねでございます。  こちらについては、教育委員会とも協議を行いましたが、トレーニングルームの利用については、中学生のみの利用は中学生の発達段階に応じて、安全にけがなく機器を使用することが難しいと。そして、健康上好ましくないとの結論を得ており、そこで、成人、保護者や部活の顧問の先生等を想定しておりますが、こちらの同伴をお願いしているというお答えとなっております。  私のほうからは以上でございます。 250: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈課長の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。  吉居委員。 251: ◯委員(吉居恭子君) 8番の駐車場に関することなんですけど、これのほかに、何か大会とかがあるときに、一般の人の駐車スペースが全くないという話を聞いたことあるんですが、それはどうなったんですか。結局、駐車しようとしたら、いや、ここはだめです、大会でとってますという感じで、大会は昼からだけど、午前中でもだめということでとまれなかったというのが多分出てたと思うんですね。それはなかったんですか。 252: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 253: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) ちょっと具体的にどの大会ということで、わからないんですけど、確かに大会時ですね、時間、これは早めるということ、今回、7番については早めるということの考え方なんですが、一般的に駐車場を大会等で利用なさる場合、整理の上で、駐車券等をですね、配付されているところがありますけれども、それで、大会等で足りないというところは、大規模の大会以外はちょっと把握しておりません。 254: ◯委員(吉居恭子君) 大規模な大会のときは、駐車スペースは大会の人たちだけってなっているんですか。そういう決まりですか。 255: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 256: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 大規模の大会のときは、お打ち合せしてですね、こちらに書いておりますとおり、各競技、年1回でございますけれども、大規模な大会の場合は、事前に駐車場を駐車希望台数等を把握してですね、それで、文化・スポーツゾーンの文化のほうのゾーンに影響を、極力与えないように配慮して、駐車をお願いして、さらに、そこでもおさまらない場合は、ほかの近隣の学校施設の駐車場を御利用いただいて、バスで輸送していただくとかですね、歩いて移動していただくとかという御配慮のもと、今、駐車場の混乱を避けているという状況でございます。 257: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員。 258: ◯委員(吉居恭子君) ということは、一般の人がとめるスペースはもうないということですね。それは残しておいてですか。 259: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 260: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 一般の方がとめるスペースは最大限確保しているつもりです。というのは、やはり先ほど申し上げたとおり、文化・スポーツゾーン、そして文化のほうもございますので、そちらのほうの一般利用の方、あるいは体育館を使用されていて、体育館が専用使用で、プールを御利用になる場合とかやはりございますので、そこのところは極力、その大会自体が独占しないようにというふうな配慮は事前の調整の中で行っております。 261: ◯委員(吉居恭子君) 具体的に言うと、スポーツセンターの下の駐車場あるじゃないですか。あそこの台数の何割ぐらいは大規模スポーツ大会の分に確保という感じになるんですか。その辺は決まってないんですか。決まってないというか……。 262: ◯委員長(米丸貴浩君) 私もちょっとわからないところがあるんだけど、感じたのはですよ、大会があってですね、希望台数を事前に調べて、希望があるのを全部とってしまったらですよ、一般の方が後から来たときに、文化ゾーンの方もいらっしゃるわけだから、来られた方はわからないんで、たくさんとられとったら、自分たちがとめるスペースがないんじゃないかなと。そういう声が出てくる、そういうおそれがないんですかということ。  岩隈課長。 263: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 主に体育館の下はですね、競技役員の方とかを優先してとめていただいているのが実態です。そこに先に入っていただいて、一般の選手の皆さんだとかはほかの小学校を御利用いただいたりとかという割り振りをしているんです。大会の打ち合わせでですね。ただし、やはり乗り入れてこないでねと申し上げても、幾ら申し上げても、これは乗ってこられる方、確かにいますし、そこは応援の御家族が乗ってこられる、約束と違うことをなさる方もいらっしゃるというのが実情としてはございます。 264: ◯委員長(米丸貴浩君) 神田健康推進部長。 265: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 例えば、大会に応じて、さっき言われた役員何人とかというところで、具体的にどのように、例えば、この下の駐車場ですね、何台までとかいうふうなところで、一定のルール的なものをですね、厳密に何台と、大会によって違うでしょうけどね。そういうふうなところの手持ちはちょっと今ないということがありますんで、お尋ねのところは、極論として、下を全部埋めちゃってとか、いやいやそうじゃありませんよと、こういうふうに待てと制限をしてやってますよというところが明確に答えられる資料が今ございませんので、確認してですね、済みませんけど、御報告させていただくということでよろしいでしょうか。どういうふうにさせていただいているのかですね。 266: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員。 267: ◯委員(吉居恭子君) いつもスポーツセンターを利用している人がですね、大会があったら、全然とめるところがないという感じで言われたんで、もう大会といったら、もう市民よりも大会優先よね、駐車場はと。私はとめるところが全くないというか、そういう感じで言われたんですね。ある程度の説明ができたらいいなと思って、ちょっとそれをお聞きしました。いや、全部じゃないよって。とめるときにね、ここだめです、ここだめですって言われたと。 268: ◯委員長(米丸貴浩君) 第何駐車場だったかな、今、貯留槽があるところの上、あそこにですね、ばーっとコーンを立てて、ここからここは大会の専用ですよとかいうふうにしているわけではないんですね。そういうことじゃないんですね。大会があるときには、大谷になるのかな。大谷小学校のグラウンドにとめてもらって、バスでピストンで輸送するとか、歩く方もいらっしゃるかもしれないけど、そういう配慮をして、一般の方にはなるべく見える形で、そういう御迷惑がかからないようにはしてますよということなのかなと。 269: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 270: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 一般的にですね、スポーツの大会がある場合、スポーツの、当然、役員とか選手の方が来られますが、応援の方も朝が早いという傾向があります。それは、やはり競技の応援したさで早く来て、いい席を確保したいという御意志のあらわれだろうと思います。我々としては、指定管理者が調整していただいておるんですけれども、そこの中で一定の割り振りの部分があると思いますんで、それを次回、あれば、お話ししていきたいということと、実態として、御迷惑をかけているのは事実あるなというふうな、御不便をおかけしているなという、それは認識しております。  以上です。 271: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。 272: ◯委員(吉居恭子君) はい。ありがとうございます。お願いします。 273: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 274: ◯副委員長(近藤幸恵君) 駐車場の件なんですけど、基本的にスポーツ課と文化振興課ですよね。共有するところは共有するんでしょうけれども、健康スポーツ課が使うというものとか、文化振興課が使うというものは定めてあるんですか。優先というか、駐車場に関しては、どうなっているんですか。 275: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 276: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 管理が分かれているということで、ただ、開館時間、基本、原則8時半にしかあけないという原則があるんで、どうしてもスポーツの場合、それよりも開場を早めれば、いっぱいお客さんが来るわけですよね。ですから、文化振興課の管理のところについてはですね、そちらのほうに入れないように、お見えになるお客さんを入れないように、御案内しているということです。管理が分かれています。 277: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 278: ◯副委員長(近藤幸恵君) ということは、基本的に、文化振興課の部分には入れない、健康スポーツ課に関しての人は入れないというふうにしているということですね。確認ですね。  それと、もう一つは、大会になると、やはりそこのところは文化振興課とすり合わせの中で、活用させていただくということで、確認でよろしいですか。 279: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈課長。 280: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) おっしゃるとおりでございます。
    281: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 282: ◯副委員長(近藤幸恵君) その際に、大谷小学校が優先するということはないんでしょうか。 283: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 284: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 大谷小が優先するといいますかですね、やはり健康スポーツ課が担当しているところで入り切れないというところがわかれば、あらかじめですね、大谷小だけじゃないですよ。春日小もあり、東小のときもありますが、そこいらにとめていただいて、徒歩、あるいはピストン輸送だとか、そういった、これは大規模大会のときが顕著ですけれども、そういった分散の仕方をしていただきます。大谷小ありきではございません。 285: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 286: ◯副委員長(近藤幸恵君) 失礼いたしました。近隣の小学校とかですね。そちらのほうは、文化振興課の管理している駐車場よりも、そっちのほうを先に御紹介していくということですね、順序的にはですね。そういう確認でよろしいですね。わかりました。結構です。  その後、大規模の大会の後の駐車場問題、吉居委員がおっしゃった問題は、後で回答があるということでよろしいですね。 287: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい。 288: ◯副委員長(近藤幸恵君) ありがとうございます。 289: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑は。西川委員。 290: ◯委員(西川文代君) まず、一つ一つの質問というよりも、総論的な形なんですけど、春日市総合スポーツセンターというのは、やっぱり春日市民が基本的には幸せになるための施設として存在しているということで、もちろん認識していますけど、やっぱり先ほどの駐車場の問題とか、いろんな料金の問題等を聞いてるとですね、やはり指定管理者の事業をちゃんと運営していかなくてはいけないから、それで自主運営でやっている分がこうなんだ、駐車場も大会等があれば、大きな大会だとアリーナを借りる賃貸料が入るとか、いろいろあると思いますけど、何かそっちのほうに走ってしまって、市民がちょっと横に置かれてしまうようなことがあってはいけないという前提で、この運営がなされているというふうに考えてよろしいですか。ちょっとそこを確認したいです。 291: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 292: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 指定管理者制度を導入するに当たって、そこのところは大前提かと思っております。また、指定管理者の導入によって、施設の価値をむしろ高めていただくということでですね、総合スポーツセンター、より多くの人に利用していただくために、指定管理者制度のほうを導入しているというふうなことで認識しております。 293: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 294: ◯委員(西川文代君) 確かに、指定管理者の選定をするときにですね、必須事業と自主事業とがあって、必須事業はもちろん春日市のほうから、これは絶対やってほしいという事業かと思うんですね。自主事業に関しても、民間のそういう創意工夫、それが春日市民のために、その要望に応えたものになるものを春日市が選んで、そして、指定管理者業者を選ぶということだったんです、最初の選定の段階では。  そうすると、その後にですね、いろんな意見が出てきたものを、これは指定管理者の自主事業として、このトレーニング室の利用はこういうふうにやってますとか、料金はこうですとか、独自の事業だからとか、そこでちょっと答弁を逃げられるとですね、ちょっとどうなのかな。その後に、いろんな市民の意見が出たときに、そこは自主事業だからじゃなくて、自主事業に関しても、やっぱり春日市として、こういう市民の声があるから、そこは何とかしてくれないかというような、そういうことはないんでしょうか。 295: ◯委員長(米丸貴浩君) 神田健康推進部長。 296: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 今、自主事業と言われましたけれども、この中に自主事業のことはほとんど入っておりません。料金については、自主事業……。自主事業といいますと、例えばフィットネスの教室をしているとか、そういったのが自主事業でございますんで、指定管理者制度が条例で定めた金額をベースに、それ以内で、例えば、利用料金を決めるとか、そういったところは、また自主事業とは別の話でございます。例えば、駐車場も含めて、大会予約を受けて管理をしていくというのは、通常の業務ですよね、スポーツセンターの管理上。ですから、それは自主事業ではございません。そういう意味では、ここに書いてあることですけど、受付業務は当然すべきことで、こういう意見が出ておりますということでございます。  ですから、例えば、フィットネスに参加しているけど、それの料金が高いとか、どうというふうな話が出てくればですね、これは指定管理者の自主事業ですので、ちょっと料金が高いという意見が出てますよとか、もっとこんな事業もできないかということが、指定管理者のほうでという御要望が出てくれば、指定管理者が自主事業としてやるかと。それとも、場合によっては、市が受けとめて、体育協会さん、できませんかと相談してみたりとか、その内容によりますけどね。  ですから、そういう意味では、自主事業というものに対する直接的な御意見は、トレーニングルームの深夜料金も含めて、この中にはほとんど入ってきておりませんので、そこはちょっと議論は整理をしてお願いをしたいと思いますが、いかがでしょうか。 297: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 298: ◯委員(西川文代君) 5番目にですね、例えば、フィットネスの定期券を民間より安くできないかとかいう部分に関して、自主事業とは書いてないです。指定管理者による独自の事業でありますというのも、独自の事業と自主事業の違いというのはあるんですか。 299: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈課長。 300: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 今の点については、これは自主事業というふうに読んでいただいて、これは従前のを変更させていただきます。自主事業です、これは。 301: ◯委員長(米丸貴浩君) 同じ文言と解していいということですね、まずそこは。 302: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) はい。 303: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 304: ◯委員(西川文代君) そうするとですね、その前段を読んでみると、民間トレーニングクラブは料金体系、利用形態も多岐にわたっていることから、一概に民間より高い安い等の比較は難しいと考えます。なお、またさらに、フィットネスで行われているレッスンについては、指定管理者による自主事業でありますというのが、この答えというふうに読めるんですけど、一般的、一概に民間より高い安い等の比較は難しいということですけれども、やはりこれは総論でも述べましたけど、春日市総合スポーツセンターとなったときにですね、やはり市民がある程度安い価格で利用できる、一概には比較はできないけれども、民間よりも安い価格で利用して、たくさん利用していただく。かなり大きな施設ですよね。そこがやはり市民へのサービスだと思うんです。でも、そこは自主事業だからというところで、ちょっとそこにはちょっと関与できないというふうに読みとれるんですけど、そこらあたりについてはどうでしょうか。 305: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 306: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 今、西川委員の御質問の趣旨は、まず、この文面についてのお尋ねでいいんですか。 307: ◯委員(西川文代君) 私はそういうふうに、この回答が読みとれるんですけど、それに関してはいかがでしょうか。 308: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 民間のトレーニング室というか、いろいろスポーツクラブというのがありますけれども、あれは、例えば、深夜料金だとか、終日料金だとか、あるいはそれこそシニア料金だとか、いろいろなるべく平準化するために、いろんな料金体系を持っているんですね。ですから、ここでは、料金の比較がそのような体系をとってないんで、比較は難しいというところが1点。  そして、これは議論になるのかもしれませんが、指定管理者がしている自主事業については、ある程度、近隣の民間企業を圧迫しないようにというところがあるかと思います。このお問い合わせでは、多分高いというふうな御認識の方の御意見だと思いますが、そこの料金設定にしては、公共のですね、施設で請け負う指定管理者としての適正な価格だというふうなことで、今現在、市のほうがこれは確認して、オーケーというふうなことで出している金額だと思います。  以上です。 309: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。 310: ◯委員(西川文代君) その回答に関してはわかりますけれども、多分ここの市民の意見で、なぜこういう改善をしてほしいというのが出たかといったら、これは完全に市民の要望だと思うんですよね。ただ、やはり今からいろいろ生活が大変な方にでも、運動したりとかということをして、幸せに生きていただくための施設、それで、やっぱり税金でつくられているということを考えると、民間を圧迫してはいけないというのはわかるんですが、やはりある程度、安いなというもので、特に市民に関しては利用できるような形を望みます。要望ですけれども。  それと、あと、この後段のフィットネスで行われているレッスンについては、指定管理者による独自、自主事業でありますですけれども、あくまで指定管理者、事業者に委託しているのは市で、市の責任ですので、やはり市民の声を指定管理業者にきちっと伝えていただいて、フィットネスももっとふやしてほしいのであれば、そういうものを伝えて、反映していただくとか、そういうのをお願いしたいなというふうには思います。  済みません、長くなりました。以上です。 311: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 312: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) いろいろ貴重な御意見ありがとうございました。ちょっと4番のところに記載しておりますことで、これは私どもの総論になりますが、指定管理者がですね、今度、指定管理の料金を精算制じゃなくて固定制にしまして、その数字というのが、29年度、どのようになるか推移を見守りまして、なるべくですね、これは安くというよりも、バランスのいい料金体系にしていただくことを検討して、お願いしていきたいと思います。御意見ありがとうございました。  以上です。 313: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 314: ◯委員(前田俊雄君) 3番のですね、項目ナンバー3のほうですけど、非常に今ですね、ことしは暑いことからですね、空調に対する苦情がさんざん来ているんですよ。それで、利用者同士で話できませんかという話をしますとね、自分でやってごらんと言ってね、もう激怒される方がいらっしゃるんですよ。そうよね、そうよねという方もいらっしゃるかもわかりませんけど、あなたたちが負担してくれるんだったら入れてくださいと。私たちも負担しなさいというなら要りませんと言って、決裂なんです、現実問題が。最後に出てきた言葉がですね、恐らく熱中症で一人か二人でも救急車で運ばれるか、亡くならないと、市は本気にならないんでしょうねというところまで言う方もいらっしゃいます。そのくらいですね、非常に市民同士といってもですね、広いだけに、面がいっぱいあるじゃないですか。面貸ししているじゃないですか。話し合いがつく場合、つかない場合があるわけですけど、本当にお隣同士で日ごろ活動をやっている仲間同士だったらいいでしょうけど、そうでもない、初めて会うとか、めったに会わない方同士じゃあなかなかそういう話にならないんですね。  こういう、はっきり言ったら、理想論ですよ。全市民が仲よしこよしでですね、何言っても、そうねって協力できるという理想郷であればいいでしょうけども、現実問題、利用料金にお金がかかる話になってくるとですね、非常に熱くなって、私もこうやって利用者同士話してくださいねという話をするとですね、もう先ほど言ったぐらいの勢いで、けんか腰に、自分でやってごらんと、つかないからって言ってね、激突される方もいらっしゃいます。  私も言っているようにですね、前も言いましたけど、夏場料金と冬場料金で変えりゃあいいやないですか。よほどですね、きょうは朝から夕方まで利用者がないという日は別にしても、基本的に夏場は空調は入れておくと。当然、維持管理に金がかかるわけですから、それは料金に乗せると。そうしたら、薄く広くなるじゃないですか。冷房が要らないとき、空調が要らないときには、またそのシーズン料金で、シーズンごとに料金をすればですね、薄く広く負担できるわけですよ。使う人が払ってくださいねと言うから、いろんな問題が起きているわけで、料金体系の中で、受益者負担という形の中で空調料も入れた形でやればと。  だから、私も、たくさんじゃないですけど、何人かそういった利用者から苦情があったときに、まず話し合いを求める。さっき言ったように、できるわけないじゃない、できませんよと、たまにはできますと。ほとんどができません。でしたら、私の提案として、じゃあ、夏場料金、冬場料金とあって、夏場料金をぐっと上げていいんですかという話をすると、逆に言えば、エアコンが要る夏場料金と通常料金とに分けてもらって、薄く広くしてもらったら、そのほうが助かりますということだったら、まあまあ理解できますということがあるわけですけど、そういった検討というのは、今までなかったんですか。 315: ◯委員長(米丸貴浩君) 神田健康推進部長。 316: ◯健康推進部長(神田芳樹君) ここに出てきたさまざまな意見は、当然、受けとめておるということで、前に出したわけですね。回答については、いろいろ受けとめ方もございますけれども、少なくとも市のほうとして、御意見を受けとめて、課題として認識しているものを挙げているものということでございます。  その前提に基づいて考えますと、先ほど、4番で岩隈課長が答えたように、一つは、そもそも指定管理者を募集したときに、まず条例で定めた使用料がありまして、そして、それを指定管理の場合は利用料金ということで、その範囲内だったら好きにしていいよという形の中で、今は自主的にトレーニング室の午前中は半額ということはやっておりますけれども、今、御提案いただいた空調の問題とか、つまり問題という部分と、実際にいろんな、御提案いただいたシーズン料金とか、そのときに一つあるのが、例えば、今の条例の枠を場合によってはこういう場合もありますですね。今の条例から、シーズン料金で、高くなったり、安くなったりと。ですから、解決策の中には、場合によっては条例改正が必要なケースも当然出てこようかと思いますし、一旦また条例を改正するということになりますと、十分に考えて提案をしなきゃいけないという部分もあります。  本日、前田委員のほうも、市民の方からいろんな生の声を聞かれたということを聞かせていただきましたんで、そういった部分も、先ほど言った指定管理者の検討の中に、当然、頭に置いて行っていきたいと思います。 317: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 318: ◯委員(前田俊雄君) 私、きょうというのが、そういったいろんなこういった意見も出てきた、委員会でも出てきた、いろんなことがあって、それを整理して、こういう方向を持てばという、言葉が私は聞けると思ったんですけど、これは単に、質疑応答集の整理したもんだけですか。こういう質問があって、こういうふうな答弁しましたよと。例えば、内容があって、こういう相手方から来て、こういうふうに対応しましたよとか、行政として今後こういう課題を持って、こういう研究をしていきたいというような資料なんですか。どっちなんですか。 319: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈課長。 320: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 私もこれを資料としてお出ししたのは、一定の考え方の整理ということで、29年2月の委員会がございまして、その後、それが進んだもの、あるいは、正直、進んでないものもございますし、そこのところで整理したものということで御提出させていただいております。 321: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 322: ◯委員(前田俊雄君) 私が先ほど言ったように、これまで私が先ほどした話というのは、きょう初めて言う話じゃないわけなんですけど、そういったことも、一つの案もひっくるめて、当然のことながら、料金体系を変えるんだったら条例を変えないかんですから。そしたら、行政として随分な議論が必要でしょう。そこまで踏み込んだ上での研究というのは、私はなされているように思わなかったもんですから、今そんなふうに聞いたわけです。  じゃあ、今後の検討課題の中に私が今指摘したような内容、案として、提案した内容もひっくるめて、今後、研究されるんですか。 323: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 324: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 先ほど、神田部長のほうが申しましたとおり、やはり条例事項だということの認識はございまして、あと、貸し出しの仕方も、この区分で貸し出すというのは、かなり近隣の市町村を見ても、イレギュラーな貸し出しの仕方なんですね。ですから、6分の1だとか、2分の1だとか。あと、空調の排気口の出方とかですね、そういったものが影響して、どうしても区分空調というのが設定しづらいという建物の状況もございます。ですから、これは当然、料金体系の見直しというのは、常に検討していかなくちゃいけないというふうに考えています。  なおかつ、先ほども再三お話ししますとおり、まず29年度につきましては実態を見させてくれと。それで、指定管理の事業の中で、やはりここで言う自主事業なんですが、それで、より市民の利便が高まるようにしていけないだろうかということは、指定管理者と私どもが協議する、そして、いい方向に持っていくべきことだと思っています。  以上です。 325: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 326: ◯委員(前田俊雄君) 申しわけない。私がこの文章を読んだときですね、第3項については、改善対応として、利用者同士が話しやすい環境づくりを行っておりますで、これで切って捨てられているというふうに、私は認識をしました、読んで。だから、あえてきょうはきつい物の言い方をしたわけですけども、そこら辺もね、確かに条例事項で知っていますので、まだ29年ですから、まだ時間をくれと、条例事項もあるからという認識の中で一つの検討課題に入っているんだったら、それでもいいわけですけど、済みません、繰り返しになりますけど、私はこの改善対応のこの2行を読んで、切って捨てられたと。空調の問題は切って捨てられたかというふうに認識したもんですから、ちょっとこういったきつい物の言い方しました。お許しください。また、引き続きですね、検討をお願いしてほしいんです。  済みません、もう1点言うけん、さっき言いましたけどね、手すりの問題もそうなんです。手すりの問題もね、あっちに行ったら座ってもらったらいいんですけども、これもですね、やはりどうしても立たれるんですね、応援するときに、ついつい。特に、真下でゲームされている方というのはですね、自分のチームが出ているときには、どうしても前に来るんです、手すりのところにですね。だから、私も見ているときに、危ないですよって言うと、注意すると、わかるでしょう。逆ににらまれたりとかいうこともあるわけです。  これはもう設計上の問題ですから、今の健康スポーツ課に云々することやないんですけど、どうして手すりがね、もう少し高く設計できなかったのかなと。今、悔やんでも仕方ないんですけど、これは一つ市民の声として聞いとってください。今どうこうせいとは言いません。確かにこの手すりだったら危ないから、いずれ人が落ちるよねと。ちょっと乱暴な人は、市は誰か一人か二人落ちて、けがするか、亡くなりかせんと行政は本気にならんでしょうねという話、実際聞いた声ですので、今お伝えしておきます。確かに怖い。注意すると、にらまれる。でも、気持ちもわかるんですね。私、応援するほうで見に行ったりするんですから。本当にコートの一番手前のほうは、どうしても上になってきて、立ってしまうということもですね、一つは御理解いただきたいと思います。一応、それだけお伝えしておきます。これは手すりの問題は、今すぐ言って、設計上の問題ですから、どうこうなるもんじゃありませんから。 327: ◯委員長(米丸貴浩君) 先に言ったほうがいいよ。岩隈課長。 328: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) いろいろ御意見いただきまして、ありがとうございます。今、御意見いただいたのを十分、そういう御意見があるというのも承知しておりますし、いろいろ考えるのをやめるということじゃございませんで、いい貴重な御意見として承っておきます。ありがとうございます。 329: ◯委員長(米丸貴浩君) 神田健康推進部長。 330: ◯健康推進部長(神田芳樹君) また、今回、この資料に書いてますとおり、当分の間、施設的な部分もありますので、指定管理者と一緒になってですね、ソフト的な面でですね、十分安全な利用に努めていただくように鋭意努力をしてまいりたいと思っております。ありがとうございます。 331: ◯委員長(米丸貴浩君) 大事なことは、私たち委員会からね、こういう課題の定義とか、それから、課題に対する、こうしたらいいんじゃないかという提案を我々は言っているわけですよね。この体育館自体が初めから、余り言ったらいかん。うちの委員会の所管であればね、また、ちょっと違ったかもしれないけれども、そういうところも多少、我々も皆さんもあるのかなと思う中で、じゃあ、どうしたら、この現状を変えていったらいいのかというのが委員会ですから、委員会の提案もしっかり、部長、課長も受けとめた上で、また、経営会議等、実施計画等を練るときにもね、委員会としてはこういう意見あったよね、これは何とかならんやろうかと。そういうのがあって、もしそれが受け入れられて、形になって、フィードバックされてくれば、これが一番いい、委員会と行政の両輪ということが初めて言えるんじゃないかと思うので、きょう書いてあるこの資料はこの程度というかね、現状の時点でしか書いてないけれども、さっき言ったような形になればいいよねと。我々も期待しているし、そう酌んでいただけるもんじゃないかなと期待もしていますので、今後の検討をぜひよろしくお願いします。よろしいでしょうか。 332: ◯委員長(米丸貴浩君) 神田健康推進部長。 333: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 先ほども、岩隈課長が申しましたように、さまざまな御意見、委員会の御意見も含めてですね、行政としては当然、日々検討、検証という形で進んでいかなければいけないと。そういう意味でもですね、おっしゃるとおりでございますので、今回はどうしても、そのプロセスの途中ということで説明をいたしましたけれども、引き続き、継続してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 334: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員。 335: ◯委員(吉居恭子君) この2番の回答の下のほうに、設計のコナミとか、ロゴを入れたユニフォームを着用し、利用者サービスの向上に努めていますというふうに書いてあるけど、何ていうんかな、一般の市民というか、ばりばりスポーツする人は理解しているかもしれないけど、そうじゃない人というのは、春日市総合スポーツセンターというので、春日市の施設というのをすごく、何というかな、私たちのというふうに思ってるところで、春日市ってどこも書いてないというようなね、ちょっとそういう気持ちがあるというのはちょっとわかっていただけたらいいなと思います。 336: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 337: ◯委員(前田俊雄君) 部長、課長、済みませんね、私ちょっと、かなり言葉を荒げて言いましたけど、決して責めるつもりじゃなくて、やっぱり市民からの声で、本当に今の私がお尋ねした部分というのは、非常に市民からの厚い、逆に憤りを感じるぐらいの要望があっているということです。やっぱりスポーツセンターはですね、市民がいいのをつくってもらったと、だから、こんなことができると喜ばれるような施設になってほしいなという思いからでございますので、乱暴な発言をした点については、おわび申し上げます。  以上です。 338: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 339: ◯副委員長(近藤幸恵君) 申しわけありません。先ほど、手すりの件とか、それから、駐車場の件とか、私も本当に同じことを聞いております。手すりが危ないので、子どもが一人落ちるよねということを聞いておりますので、今、回答の中でね、また考えていくと、検討していくというお返事だったんで、それはそれでよろしいんですけど、ちょっと指定管理のところの自主事業と、それから、既存の事業といいますか、今、春日市として行ってほしい事業というのとバランスがどうとれているのか、ちょっと私にはわかりにくいんです。  だから、自主事業がどのくらいしてあるのかという、何か一覧を示していただけるとありがたいなと。その隙間でですね、体育協会に入ってらっしゃる方は定期的に申し込んで使用することができます。でも、その隙間で、地域でちょっと健康のために皆さんでしようよと、グループは組んでないんだけどと。そしたら、予約したいんだけど、できるのかなという、その隙間があるのか。要するに、バランスがとれているのかというのを、やはり私ども委員会でも確認したいかなとは思っているんですよね。そういうものが何か提示できたら、していただけたら、ちょっと確認したいかなと思っているんですね。  また、指定管理をするときに、協定を結ばれて、いろんなことを協定の中で組んであるんだと思うんですけども、それがどのくらい、今、まだ指定管理になって1年とちょっとですからね、まだまだ半ばあたりでしょうけど、何かそういうものが少し見えると、私ども、新たな、総合スポーツセンターというところを、今、委員会として精査しているわけですので、何かそういう資料的なものが提示されていくと、もう少し近くなっていくのではないかなと、理解度も深まっていくんじゃないかと思いますけれども、そういうものがおありでしたら、何かありましたら。 340: ◯委員長(米丸貴浩君) 神田健康推進部長。 341: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 今お話しいただいた部分で、事業そのものは、例えば、指定管理者のホームページにも個別には載ってはいますけれども、今のお尋ねの部分については、ぱっと見たときに、どんだけ埋まってて、ちょっとぱっと使えるときに、どこが……。当然、自主事業という、例えば、実際はほとんどフィットネスですけど、それ以外の多分、あれなんですかね、定期利用団体もどういうふうに入っているのかとか、決まった曜日とかのがあれば、そういうふうなのが、どういうふうに大体埋まっているのか。というのも、365日ございますんで、それはなかなか資料として見せるのは難しいですけど、そういった今の趣旨に沿ったようなですね、資料で、次回以降でちょっとよろしいですかね。 342: ◯委員長(米丸貴浩君) 何か出ますか。 343: ◯健康推進部長(神田芳樹君) ちょっと工夫してまいりたいと思いますんで。 344: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員が言われたのは、一つは自主事業の枠、それから、体協さんに加盟されてあるということかな、定期利用団体の方がお持ちになっている枠。定期利用団体の方は追加でもとれますよね。決まった、月1回なんかな、とは別に追加でもできるということ。それから、その合間を縫って、市民の方が利用されてるんじゃないかというようなことなのかな。 345: ◯副委員長(近藤幸恵君) バランスがね、どうとってあるのかを私たちは知りたいと思います。 346: ◯委員長(米丸貴浩君) そのあたりがどのようになっていますかと。メーンは市民の方ですよねと。その間を縫って定期利用団体とかね、そのあたりのことが一覧でわかるようであれば、助かるなと。そういう資料がほしいということですね。 347: ◯副委員長(近藤幸恵君) そうですね。 348: ◯委員長(米丸貴浩君) 皆さん、どうですか。部長のほうからも御呈示がありましたけど、1回、いずれそういうのを出して……。  神田部長。 349: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 今の御趣旨に沿ったところで、よろしければ、9月、今の趣旨でつくるという作業も考えて、資料をつくると。単純にばらっと出してわかるのかという部分もありますので、ちょっと検討、工夫させていただきたいと思いますんで、10月以降、できるだけ早く、閉会中の委員会でよろしければ、出させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 350: ◯委員長(米丸貴浩君) 皆さん、よろしいですか。 351: ◯副委員長(近藤幸恵君) 委員長、閉会中でお願いいたします。構いません。 352: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。そういう資料を出していただくということで、いいですかね。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 353: ◯委員長(米丸貴浩君) じゃあ、部長、作成のほどよろしくお願いします。  ほかに質疑はありませんでしょうか。よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 354: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、調査事件の2項目め、総合スポーツセンター利用者からの意見への対応については以上とさせていただきます。
     ここで暫時休憩いたします。再開を3時ちょうどとさせていただきます。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午後2時49分                  再開 午後3時00分              ──── ─ ──── ─ ──── 355: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  調査事件が2項目とも終わりましたので、次の報告事項に移りたいと思います。  報告事項の説明を求めます。高尾国保医療課長。 356: ◯国保医療課長(高尾徳久君) それでは2の報告事項の(1)、保険者努力支援制度について御説明いたします。資料は先ほどの資料の9ページになります。よろしいですか。 357: ◯委員長(米丸貴浩君) どうぞ、お願いします。 358: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 平成30年度からの国民健康保険制度の改正に合わせ、国が国保の財政基盤の強化を図る目的で、医療費の適正化に向けた取り組み等に対しての支援として、保険者努力支援制度を実施し、800億円程度をこれに充てることとなりました。なお、この制度の前倒し分として、一番下の点線で囲まれているところの下線部にありますように、保険者については、国民健康保険において、保険者努力支援制度の趣旨を現行補助制度に前倒しで反映する。その取り組み状況を踏まえ、2018年度までに保険者努力支援制度のめり張りのきいた運用方法の確立など、保険者における医療費適正化に向けた取り組みに対する一層のインセンティブ評価について制度設計を行うとの趣旨から、平成28年度は、9ページの真ん中にありますけども、28年度は150億円、29年度は250億円が措置され、特別調整交付金の交付メニューとなっております。なお、本市は平成28年度決算として897万4,000円の交付をこれで受けております。  それでは、資料の10ページからですね、各項目について説明をさせていただきます。  まず初めに、特定健康診査の受診率を評価指標とするものでございます。左側の表、これが平成28年度分になりますけれども、1)第二期特定健康診査等実施計画における目標数値60%を達成しているか。2)が、1)の基準は達成していないが、受診率が全自治体の上位3割に当たる45.2%を達成しているかなど4項目がありますけれども、28年度はいずれも該当しておりません。また、右側の表が29年度、30年度分になりますけども、これもいずれも難しいと考えております。  次の11ページが、特定保健指導の受診率を評価指標とするものでございます。左側の表、平成28年度ですけども、これには、1)第二期特定健康診査等実施計画期間における目標値60%を達成しているか、2)1)の基準は達成していないが、受診率が全自治体の上位3割に当たる46.5%を達成しているかなど4項目ありますけども、28年度はこれもいずれも該当しておりません。また右側の表、29年度、30年度も難しいと考えています。  次の12ページが、メタボリックシンドローム該当者及び予備群の減少率を評価しようとするものでございます。左側の表、平成28年度ですけども、これは、1)第二期特定健康診査等実施計画期間における目標値25%を達成しているか。2)1)の基準は達成していないが減少率が全自治体の上位3割に当たる9.17%を達成しているかなど4項目ありますが、これも28年度はいずれも該当しておりません。また、右側の表、29年度、30年度も難しいと考えております。  次の13ページは、がん検診受診率を評価しようとするものでございます。左側の表、28年度ですが、これは、1)胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がんの五つのがん検診の平均受診率が全自治体の上位5割に当たる13.3%を達成しているか、2)が上位基準は達成していないが、平成25年度と比較し平均受診率が1ポイント以上向上しているかの2項目ありますけども、平成28年度はいずれも該当しておりません。また、右側の表、平成29年、30年度も難しいと考えております。  次の14ページは、歯周疾患検診実施状況を評価指標とするものでございます。左側の表、平成28年度ですが、これは歯周疾患検診を実施しているかが評価項目ですけれども、現在は実施しておりませんので、該当しておりません。なお右側の表、29年度はまだ現在難しいと考えておりますけども、平成30年度からはですね、何とか実施したいということで、検討しているところでございます。ですので、一応30年度分のところには丸をつけております。  次の15ページが、重症化予防の取り組みの実施状況を評価指標とするものでございます。左側の表、平成28年度ですが、これは、1)対象者の抽出基準が明確であること、2)かかりつけ医と連携した取り組みであることなど5項目ありますけれども、28年度は該当しております。また、右側の表29年度、30年度はさらに2項目ふえますけども、これも該当すると見込んでおります。  次の16ページが、個人へのインセンティブの提供の実施を評価指標とするものでございます。左側の表、平成28年度ですけども、1)一般住民の予防・健康づくりの取り組みや成果に対してポイント等を付与し、そのポイント数に応じて報奨を設けるなど、一般住民による取り組みを推進する事業を実施しているか、2)その際、PDCAサイクル等で見直しを行うことができるよう、インセンティブが一般住民の行動変容につながったかどうか効果検証を行っているかの2項目ありますけども、28年度はいずれも該当しておりません。また、右側の平成29年度、30年度はさらに1項目ふえますけれども、これにつきましてもいずれも難しいと考えております。  次の17ページが、個人へのわかりやすい情報提供の実施を評価指標とするものでございます。左側の平成28年度ですが、これは、1)特定健診等の受診者にICT等を活用して検診結果を提供しているか、2)疾病リスクとの関係で検査の数値の持つ意味についてわかりやすく説明しているかなど4項目ありますが、28年度は該当しております。また、右側の表、29年度、30年度も該当すると見込んでおります。  次の18ページが、重複服薬者に対する取り組みを評価しようとするものでございます。左側の表、平成28年度ですが、これは同一月に3以上の医療機関より、同一の薬効の薬剤の投与を受けている場合といった重複投与者の抽出を行い、その者に対して何らかのアプローチをするなどの取り組みを実施しているかが評価項目ですが、現在、国保連合会に重複受診者の保健指導は委託しておりますが、重複服薬者までは把握できておりませんので、該当しておりません。なお、右側の表の29年度、30年度については、レセプト等をですね、こちらのほうで確認するなどなどして、できるだけ実施する方向で考えております。  次の19ページが、後発医薬品の促進の取り組みを評価指標とするものでございます。左側の表、平成28年度ですが、これには1)後発医薬品の使用割合(数量ベース)、及び後発医薬品の薬剤費額を把握しているか、2)後発医薬品の使用状況について、年齢別等に類型化し、把握した上で、事業目標を立てているか、3)後発医薬品の差額通知の事業を実施し、通知前後で後発医薬品への切りかえが行われているか確認をしているかの3項目ありますけども、28年度は1)のみ該当というふうに考えています。また、右側の表、29年度も2)は難しいと考えておりますけれども、30年度には全て何とかできるように取り組んでいきたいというふうに考えております。  次の20ページが、後発医薬品の使用割合を評価指標とするものでございます。左側の表、平成28年度ですが、これには、1)使用割合が全自治体上位1割に当たる67.9%を達成しているか、2)使用割合が全自治体上位3割に当たる62.2%を達成しているかなど3項目ありますけども、平成28年度はいずれも該当しておりません。また、右側の表、29年度、30年度も難しいと考えております。  次の21ページは、収納率向上に関する取り組みの実施状況を評価指標とするものでございます。左側の表、平成28年度ですが、これには1)現年度分の収納率が市町村規模別の平成26年度の全自治体上位3割または上位5割に当たる収納率を達成しているか、2)平成26年度と比較し、収納率が1ポイント以上向上しているかなど3項目ありますけども、28年度はいずれも該当しておりません。しかし右側の表、平成29年度、30年度は納税課等の職員の努力もありまして収納率が向上しておりますので、1)の上位5割のほうに該当するという形になります。  次の22ページが、医療費等の分析を評価指標とするものでございます。左側の表、平成28年度ですが、データヘルス計画を策定し、PDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保健事業を実施しているかが評価項目なんですが、平成28年度は、データヘルス計画は策定しておりますけども、PDCAサイクルに沿った形で実施できていないと考え、該当させておりません。なお、右側の表、平成29年度、平成30年度については、該当するよう事業を実施してまいりたいと考えております。  次の23ページは、給付の適正化を評価指標とするものでございます。左側の表、平成28年度ですが、これには、医療費通知について、1)医療費の額を表示しているか、2)受診年月を表示しているかなど6項目を満たしているかとありますが、平成28年度は全て満たしておりますので、該当しております。また、右側の表、平成29年度、30年度も該当すると見込んでおります。  次の24ページは、地域包括ケアの推進を評価指標とするものでございます。左側の表、平成28年度ですが、これには、国保の視点から地域包括ケアの推進に資する取り組みを国保部局で実施しているかということで、1)地域包括ケアの構築に向けた医療・介護・保健・福祉・住まいなど部局横断的な議論の場への国保部局の参画、2)地域包括ケアに資する地域のネットワークへの国保部局の参画など7項目が挙げられておりますが、平成28年度は参加しておりませんので、該当しておりません。なお、右側の表、平成29年度、30年度については、一部できるところから取り組んでいきたいと、参画していきたいと考えております。  次の25ページが、第三者求償の取り組みを評価指標とするものでございます。左側の表、平成28年度ですが、これには、1)第三者行為によって生じた保険給付の疑いのあるレセプトを抽出し、被保険者に確認作業を行っているか、2)第三者求償の適切な事務を行うために、一般社団法人日本損害保険協会等と第三者行為による傷病届の提出に関する覚書を締結し、連携した対応を実施しているかなど3項目ありますが、平成28年度はいずれも該当しております。なお、右側の表、29年度、30年度は7項目にふえまして、その中で、4)の消防や地域包括支援センター、警察、病院、保健所、消費生活センター等の関係機関から、救急搬送記録等の第三者による傷病発見の手がかりとなる情報の提供を受ける体制を構築しているかについては、以前、消防署のほうから、かなり以前は出動記録を借りて確認をさせてもらってたんですけども、何年か前からですね、消防のほうの個人情報保護審議会か何かで、その提供がまずいというところで断られまして、現在それができておりません。ですので、この分については、個人情報の関係もあって、なかなか難しいというふうに考えておりますので、この4)以外は該当という形で報告したいと思っております。  次の26ページが、さらに平成30年度からですね、今はないんですけど、平成30年度からは特別調整交付金の経営努力分で評価を行っていた、適正かつ健全な事業運営の実施状況のうち、主要な項目について新たに保険者努力支援制度のほうの評価項目に加えるという形になります。1が適用の適正化状況を評価しようとするもの、次の2が給付の適正化状況を評価しようとするもの、次の3が保険税収納対策状況を評価しようとするものなど、その他もありますけども、追加されることとなっております。この中で1、適用の適正化状況の(1)居所不明被保険者の調査の2項目など、20項目中11項目が該当すると考えております。  次の27ページが、ただいま御説明いたしましたものを一覧にしたものでございます。平成28年度は、左側の共通1)から固有の6)までと、体制構築加算のうち、その体制構築加算の70点を含まない場合で合計が275点になりまして、そのうち87点、体制構築加算を含めると345点中157点が本市の28年度の状況でございます。これにより、最初に御説明したとおり、897万4,000円の交付を受けております。  平成29年度は、体制構築加算を含めない場合で510点中249点、約半分ですね。体制構築加算を含めると580点中319点となります。平成30年度は、体制構築加算を含まない場合で790点中431点、体制構築加算を含めると850点中491点となる見込みであります。この点数が変わっているのはですね、各年度で加算の点数が変動しておりますので、合計点数等がふえているという形になるかと思います。  次の28ページ、最後のページですけども、これが最初に御説明いたしました平成30年度800億円がこの努力支援制度というふうに御説明しましたけれども、その内訳になります。上の部分が先ほど御説明した市町村分をまとめたもので、予算としては300億円になります。その下に都道府県分として500億円分が措置されております。今現在は都道府県のほうには何もないんですけど、30年度からは都道府県分として新たに取り組む内容が出てくるという形になります。その500億円のうちですね、一部は市町村のほうにですね、再配分されるというふうな話も聞いておりますので、市町村分としては、300億円プラス都道府県分から、幾ら再配分されるかっていうのはわかりませんけども、幾らか再配分されると。それと、市町村分のところに書いてある、米印で書いてありますけども、特別調整交付金の方からも200億円程度をこちらのほうにまた回すというふうな話もありますので、かなり予算としてはふえるのかなというふうに思っております。  平成28年度ですね、先ほど御説明したとおり、初めての申請でですね、本市の取り組みについて、かなり該当項目は少ない状況でありました。でも、29年度、30年度とですね、予算のほうもふえていきますし、取り組めばですね、もらえるという形になりますので、これが保険者として期待される評価指標、評価基準として明示されておりますのでですね、積極的に取り組んでいきたいというふうに考えております。  説明は以上でございます。 359: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。保険者努力支援制度を詳しく説明していただきました。これについてお聞きしたいことは、質疑はありませんでしょうか。前田委員。 360: ◯委員(前田俊雄君) 評価は市町村単位でこれからもやられるんですか。といいますのは、国民健康保険制度が変わるじゃないですか。そこら辺ちょっと気になっているんですけども、どうなんでしょうか。 361: ◯委員長(米丸貴浩君) 国保医療課長。 362: ◯国保医療課長(高尾徳久君) この取り組み自体はですね、各市町村でどれだけ取り組んでいるかということになりますので、各保険者が自分で評価していくという形になります。ただ、例えば、最初のほうのですね、特定健診の受診率とかですね、そのあたりは結果的には出るんですけど、あとは国のほうで数値化して、各市町村、あなたのところは該当しますよ、しませんよというふうな判断をするところと、あと、後ろのほうであるのは、要するに各市町村、保険者が自分たちでこれだけ取り組んでますので該当しますということで申請する部分と、二つに分かれる形にはなると思います。それの合計が先ほどの点数です。 363: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。 364: ◯委員(前田俊雄君) 市町村単位で評価されて、新しい30年度からは国保の制度は変わるんですけども、県から春日市に来る分の中に、これが含まれるという理解でいいんですかね。 365: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 先ほどですね……。資料の7ページ見てもらってよろしいですか。資料の7ページのですね、都道府県の国保特別会計からですね、市町村のほうにお金がおりてくると言いましたけど、それの保険給付費等交付金の左側のですね、特別交付金のところにですね、保険者努力支援というのが入っているかと思います。こういう形で県のほうから最終的に交付されるという形になります。 366: ◯委員(前田俊雄君) 国から県、県から市と。 367: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 国から県におりて、市町村分の配分分と、都道府県に先ほど交付されるという500億のうち、福岡県が幾らもらうかわかりませんけど、もらって、そのうちの一部、市町村の再配分分と国が定めた市町村の配分分を足して、県が市町村におろしてくる形になります。 368: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田議員よろしいでしょうか。 369: ◯委員(前田俊雄君) 特に私聞いたのが、制度が変わるもんですからね、今では市、春日市単独でいろんな努力もしてきた、それで収納率の向上も図ってきた、いろんな予防とかやってきたわけですけど、これを評価していただかないとですね、制度が変わって、県が保険者の一部に、大きな部分になってきたときにですよ、努力した人もしない人も同じように交付を受けられるなんていうことだったら不公平なもんですから、それを一番気にしてたんですけど、今のお話を聞いたら、評価していただけるんですよね。 370: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 今、前田議員が言われたようにですね、評価していただいておりてくるというふうに聞いております。 371: ◯委員(前田俊雄君) 努力しなきゃですね。 372: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 頑張ります。 373: ◯委員(前田俊雄君) はい、結構です。 374: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。これについてはよろしいですかね。西川委員。 375: ◯委員(西川文代君) 29年、30年にやっていく予定ということを今説明いただきましたけど、何かこういうことを取り組んでいくには、やはり費用もかかるかと思うんですね。ポイントがもらえるんですけど、費用もかかる。そこら辺の兼ね合いというのがあるかなと。最終的には、基本的には市民が健康になるっていうことで、医療費の適正化を図られたり、市民の福祉の増進につながればいいんですが、そこのあたりはどんなふうに考えて、29、30年度と取り組みを考えられているのか。 376: ◯国保医療課長(高尾徳久君) 今回のこの努力支援制度が一つの医療費適正化の指標になる。こういう事業をやることによってですね、医療費が適正化され、市民も健康になり、それにかかる経費、当然出てくるんですけども、それに対して努力支援制度として交付金を交付すると。ただ、その金額自体はですね、実際に、例えば点数が上がったから必ずしも上がるというわけではないです。それは各市町村が点数を加算していきまして、合計したやつを全体の予算で振り分けていくわけですから、仮に全市町村が同じだけ点数が上がったとしたら、配分はほとんど変わらない結果にはなるかと思いますけども、それでもやっぱり、やらなかったら逆にもらえないで、医療費適正化もなかなか進まないという形になるかと思いますので、そこはやっぱりやっていかないといけないというふうに考えております。  それと、新たにですね、例えば、大きなお金をかけてですね、何か委託していかないといけないとか、そういうのではなくてですね、ある程度職員がやるとか、目先を変えて、やり方を変えていくとか、そういうところでやれる部分が多いのかなというふうには思います。 377: ◯委員長(米丸貴浩君) 今ある資源で何とかできそうな項目が多いなと思って見てました。前田委員。 378: ◯委員(前田俊雄君) これは支援制度の支援金をもらうためにやるわけじゃなくて、努力することによって、医療費が相当量ですね、医療費の給付費がですね、抑えられるわけですから、そっちのほうが、削減できた分、適正化によって得られたほうが、このインセンティブの給付金よりはるかに大きいわけですから、これはぜひやるべきだなと思います。支援金、それをもらうためにやっているんじゃないっていうことだけは、あえて念押しです。 379: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 380: ◯委員長(米丸貴浩君) 我々もですね、見ていく上で具体的な項目が上がってくれば、このあたりはどうなるのということをまた、そのあたりは、決算認定のときにいろいろ出てくるかもしれませんね。  それでは、報告事項の1、保険者努力支援制度については以上とさせていただきます。  では、引き続き報告をお願いいたします。 381: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木高齢課長。 382: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは報告事項の(2)、次期高齢者福祉計画介護保険事業計画策定に係るアンケート結果について御報告をいたします。こちらもお配りしておりますアンケート結果の報告書概要版のほうをごらんいただきたいと思います。  現在策定作業を進めております平成30年度からの春日市高齢者福祉計画2018、第7期介護保険事業計画に係るニーズ実態調査の報告書、その概要版がまとまりましたので御説明いたします。  今回のアンケートですけれども、市に居住をされている高齢者の生活状況の把握、またサービス利用の意向などを調査しまして、第7期の事業計画において市が取り組むべき課題を明らかにしようとするものであります。この報告書につきましては、アンケート調査結果の総括という形で整理をしております。  1ページをお開きください。2の調査対象ですけれども、介護予防・日常生活圏域ニーズ調査、これが、65歳以上の高齢者で要支援・要介護認定者を除く、いわゆる一般高齢者1,200人、その下の在宅介護実態調査が、要支援・要介護認定者のうち在宅での介護保険サービスを利用されている方、いわゆる居宅サービス利用者1,000人というふうになっております。一番下の6に回収の結果を示しておりますが、その表の一番右側に有効回収率を記載しております。いずれも60%を超えております。  本日は時間の関係もありますので、この報告書の主な内容の部分だけ、概略を御説明いたします。  4ページをお開きください。4ページは(1)基本理念の達成状況となっておりますが、ここの5行目です。今回の調査におきましても、介護が必要となったときに暮らしたい場所について、前回に引き続きお聞きしておりますが、その下のほうですが、一般の高齢者、居宅サービス利用者ともに在宅、自宅なり御家族の家で暮らしたいという回答が過半数を超えておりますが、下から5行目をごらんいただきたいと思います。その割合が前回から減少をしておりまして、施設での生活を希望する方が増加をしているという状況が見られております。ただ、その理由といたしましては、やはり御自宅では家族の介護負担が重いからとか、あるいは常時の介護、見守りへの不安ということが挙げられております。ということは、そちらのほうが解消されれば、やはり御自宅なのかなということも考えております。  5ページをごらんください。5ページの下から3行目になりますけども、この結果を受けまして、介護者の負担軽減、常時の介護・見守りなど在宅生活に係る不安の解消、また施設入所へのニーズに対応した市内介護施設の適切な整備に取り組んでいくことが重要という意識を持っているところでございます。  6ページをお開きください。こちらは介護予防の部分ですけれども、介護予防への取り組みにつきましては、(1)の6行目からになります。御自身で運動や認知症予防を心がけ、介護予防に取り組んでいると回答した人は、前回調査より約8%増加をしておりますが、その一方で、元気なので必要性を感じないという回答も約15%増加をしておりまして、どう見たらいいかということはありますけれども、引き続き介護予防事業の周知、普及啓発、これが必要だということを感じているところでございます。傾向としては、いい傾向も見られておりますけども、やはり啓発も必要だということでございます。  12ページをお開きください。こちらが地域包括支援センターですけれども、その利用に関しまして、下から10行目の部分です。その段落ですけれども、居宅サービス利用者の45.1%が地域包括支援センターを利用されておりまして、その利用者の88.9%の方々が満足をしていただいている、そういう状況が出ておりますが、一方で一般の方の利用というのは、3.3%にとどまっておりまして、23.3%の人は地域包括支援センターを知らないと、そういったふうにお答えになっておられます。一番下の行、下から2行目ですけれども、引き続き地域包括支援センターの総合相談窓口であると、そういった機能の周知について、努力をしていく必要があるというふうに感じたところでございます。  20ページをお開きください。これは介護保険制度全般についての項目ですけれども、下から9行目になります。現在の介護保険料についてどう思うかという御質問をしておりますが、介護サービスを利用されていない一般の高齢者については、高いと思うと答えられた人の割合が48.9%、これが最も高くなっておりますが、下から4行目をごらんいただきたいと思いますけれども、前回と比べますと約11%減少しておりまして、今回大幅に保険料が上がったんですけれども、むしろ高いという方は減少しているということで、介護保険制度に対する認知度が高まったことによって、介護保険サービスの必要性を感じている方が増加しているんではないか、そういった受けとめ方をしております。その部分につきましては、21ページの上から3行目を見ていただきますと、介護認定の申請が煩わしいという不満につきましても、前回から約10%減少をしております。そういった部分では、制度に対する認知が広まっているのかなというふうに感じております。  23ページをお開きください。これは一番上からですけれども、お聞きしておりますのは、地域包括ケアシステムの核となるサービスというふうに位置づけております地域密着型サービスについて聞いておりますが、その中の小規模多機能型居宅介護、また定期巡回・随時対応型訪問介護看護、この二つのサービスについて、居宅サービスの利用をされている方であっても、知らないと回答された方が60%以上いらっしゃいまして、いまだに多くの方に浸透していないという状況が明らかになっております。7行目からですけれども、これらの地域密着型のサービス、これは在宅サービスの限界点を高めるために効果的なサービスというふうになっておりますので、引き続き広報、周知を図っていくことが今後の課題でありますし、また周知によりまして、利用ニーズの増加が見込まれると、そういったサービスであるというふうに捉えられる場合は、事業所の整備必要量について、今回の第7期計画において整備についての検討を行う必要があると、そういうふうに考えております。  25ページをお開きください。これは1行目からになります。介護支援専門員、ケアマネジャーの対応への満足度、これについて、満足またはほぼ満足とした人の割合は全体の87.3%となっておりますが、気になるのは、やや不満と回答した人の割合が前回から増加をしているということでございます。なお、8行目からになりますけれども、平成30年度から居宅介護支援事業所への指定指導権限が市町村に移譲されてまいります。現在でもケアマネ情報交換会等は行っておりますが、さらに行政として、ケアマネジャーに求められる能力、役割等を整理しまして、一層ケアマネジャーへの支援、指導、そういったところに生かしてまいりたいと、そういうふうに思っております。  最後に、重要になってまいります家族の介護負担について、26ページのほうに記載をしております。(4)の10行目からになりますけれども、60歳以上の介護者の割合、これが63.9%となっておりまして、やはり介護者の高齢化というのが見られているところでございます。先ほど、「はじめに」のところ、基本理念の達成状況のところで、施設での生活を希望する人がふえてきたと、その理由の一つに、家族の介護負担が重いからということが上がっておりました。当然、家族の介護負担が重いということは、介護者の高年齢化が影響しているのかなというふうにも思っております。  下から9行目の段のところですけれども、介護者の負担軽減のためには、適切な時期での介護サービスの利用、また地域密着型サービスにおける柔軟なサービスの利用などが有効というふうに考えておりますので、これらの内容なり、利用方法についての周知が重要であると改めて感じたとこでございます。また、市が実施する福祉サービスにおきましても、例えば、緊急通報システムですとか、そういった家族の経済的負担の軽減、あるいは、紙おむつもそうですけれども、そういった部分で家族の経済的負担の軽減なり、緊急時の対応の強化ということを目的とした事業もやっておりますので、そういった事業がさらに効果を発揮していくと、そういったところで家族の負担軽減につながる、あるいは在宅でのそういった介護が可能になる、そういったふうに検討を引き続きしていく必要があるというふうに考えております。  以上がアンケートの概要になります。もう少し御説明が必要かと思いましたけれども、時間の関係もありますので、以上にさせていただきます。後は概要版の内容を御確認いただければというふうに思います。  現在この概要版をもとにいたしまして、次期計画の策定に向けて、関係者への説明と意見聴取を始めているところでございます。春日市高齢者福祉計画介護保険事業計画検討協議会、こちらのほうは附属機関でございます。こちらのほうの附属機関はもとより、介護支援専門員などの専門職、あるいは自治会長会、民生委員会の役員会、また春日市介護を考える家族の会「ひだまりの会」、あるいは社会福祉協議会、そういったいろんな関係者の方々に、このアンケート結果から出てきた課題のほうを御説明いたしまして、意見をできるだけ吸い上げて、次期事業計画の策定に生かしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 383: ◯委員長(米丸貴浩君) アンケート調査結果の報告がありましたけども、これについてお聞きしたいことはありませんでしょうか。いいですかね。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 384: ◯委員長(米丸貴浩君) 大分見えてきましたね、6期の事業計画の成果というのはこれからだからですね。生の声でしょう。またこれをもとにまたいろんな質疑等を我々もしていきたいと思っております。ありがとうございました。  それでは、報告事項の(3)9月定例会に係る議案等について報告をお願いいたします。  神田健康推進部長。 385: ◯健康推進部長(神田芳樹君) (3)の9月定例会に係る議案等について、各課長から説明します。なお、次第に記載の決算日程については提示をされる議案という意味でございますんで、本日は説明は省略させていただきます。 386: ◯委員長(米丸貴浩君) それで結構です。では、順次報告をお願いいたします。高尾国保医療課長。 387: ◯国保医療課長(高尾徳久君) それでは2の報告事項の(3)、9月定例会における議案等についてのイの9月補正について、国保医療課の分から御説明をさせていただきます。  まず一般会計では、平成28年度決算に伴い、後期高齢者医療事業特別会計繰入金を増額補正いたします。また、国民健康保険事業特別会計繰出金は減額補正をいたします。さらに、未熟児養育医療費の精算に伴いまして、国及び県負担金の返還金を計上しております。  次に、国民健康保険事業特別会計の歳入ですけれども、退職者医療費交付金の現年度分の交付額が減額となる見込みとなりましたので、減額補正をしております。なお、過年度分につきましては、精算により追加交付分がありますので、増額補正しております。  次に国保の県単位化に係る国保情報集約システムの情報連携のための連携用端末の購入に要する費用に対する県の補助金の内示がありましたので、国民健康保険共同運営準備事業費補助金として計上しております。また、平成28年度決算に伴いまして、一般会計繰入金は減額補正で、繰越金は増額補正という形になります。  次に国保特会の歳出のほうですけども、前期高齢者交付金がわずかですけど増加しておりますので、増額補正しております。それと、平成28年度分の精算により、療養給付費等負担金及び、健康スポーツ課のほうの分になるんですけど、特定建診が超過交付になっておりますので、県がですね、返還金をそれぞれ増額補正しております。  続きまして、後期高齢者医療特別会計の歳入ですけども、後期高齢者医療の保険料の本算定に基づきまして、現年分保険料を補正しております。あわせて滞納繰越分も出納閉鎖に伴い調定額が確定いたしましたので、減額補正をしております。また、28年度決算に伴い繰越金は増額補正しております。また、以前の委員会のほうで御説明しましたけど、国の後期高齢者医療保険料軽減判定システムの誤りに係るですね、保険料の還付金を歳入のほうで増額しております。  次に後期高齢者医療特別会計の歳出ですけども、後期高齢者医療広域連合の保険料負担金は増額補正しております。保険料の本算定に伴うものと、また、28年度の出納閉鎖期間、保険料の収入済みでそうなっています。  それと、先ほど、国の後期高齢者医療保険料軽減判定システム誤りに係る分で歳入を増額したと言いましたけども、保険料過誤納金還付金も歳出のほうで増額補正しております。  次に、平成28年度決算に伴いまして、一般会計操出金を増額補正しております。  国保医療課分は以上でございます。 388: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いします。佐々木高齢課長。 389: ◯高齢課長(佐々木康広君) まず、一般会計補正予算の高齢課分でございますが、平成28年度から新たに地域密着型に移行しました小規模デイサービス事業所の中で、任意でお泊まりサービスをされているところのスプリンクラーの整備などの関係で、国に補助金の協議をしておりましたけれども、国から補助内示がありましたので、今回、歳入歳出補正予算を計上させていただいております。  また、高齢者運転免許証自主返納支援事業ですけれども、6月から開始しましたところ、予想以上に利用していただいておりまして事業費が足りなくなる見込みですので、ICカード乗車券の追加購入に必要な経費の増額をしております。一部、もう既に足りないということで、予算を別にですね、流用等で対応させていただいて、それでも足りない分の補正を今回させていただくようにしております。  また、シニアクラブ連合会のいろんな活動を活発にしていただいておりまして、高齢者ネットワーク推進事業補助金ということで今回増額する必要が出てまいりましたので、その増額の計上をさせていただいております。  次に、介護保険事業特別会計補正予算につきましては、これはほぼ前年度の繰越金と特定財源の精算に伴う内容となっております。
     以上でございます。 390: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは次お願いします。岩隈健康スポーツ課長。 391: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 最後に健康スポーツ課所管の補正予算の説明をさせていただきます。  一般会計2件を予定しております。4款の衛生費のうち、保健衛生総務費、健康診査費に県支出返還金を増額補正させていただきたいと思います。その理由としましては、平成28年度健康増進事業費県補助金の精算により超過して前年収入が発生した分を県に返還するものでございます。  もう1点が、10款教育費の保健体育費の部分ですが、温水プールの管理費に、温水プール給湯用チラー更新の工事費として増額補正するものです。このチラーというのは、温水プールのシャワーに温水を供給する機械でございまして、その2機のうち1機が故障いたしまして、冬季、冬の間の使用にたえられなくなったので交換する必要が生じたためでございます。チラーというのは屋上に設置してあるんですが、温度を安定して供給するための機械。シャワーのですね。  以上です。 392: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。補正関係は以上ですかね、神田部長。 393: ◯健康推進部長(神田芳樹君) はい、以上でございます。 394: ◯委員長(米丸貴浩君) その他が3番目、ありますか。神田健康推進部長。 395: ◯健康推進部長(神田芳樹君) 高齢課長から1件、健康スポーツ課長から4件ほど報告がございますので各課長から報告します。 396: ◯委員長(米丸貴浩君) 高齢課長。 397: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、その他ということで平成29年度の新規事業の中で、ナギの木苑の空調設備改修工事につきまして進捗があっておりますので、ここで御報告をさせていただきます。  8月16日に契約額、2,138万4,000円で契約をしまして、工期が12月15日までというふうになっております。今度の8月25日には、施工業者とナギの木苑の管理者、管財課、高齢課によるスケジュール協議を行うことにしております。実質的には少し涼しくなりまして、10月から11月にかけて本格的な工事をすることにしておりますが、できるだけ全館休館をしなくていいようにということで、また利用に影響少ないように調整をしていただくということでお願いすることにしております。  また、現在の状況でございます。昨年かなり故障しまして、利用者の方々に御迷惑をおかけしましたけれども、今年も5月に大広間の空調が故障しましたけれども、何とか応急処置によりまして対応ができたということです。また、8月末に再点検をして再度応急処置をしてしのぎたいというふうに思っております。囲碁・将棋をされている部屋が非常に利用されているんですけども、そこに3台あるうちの1台が故障したままということで、2台の扇風機を活用しながら改修が終わるまで待ってくださいということで、今御理解をいただいているということで管理者のほうから説明を受けております。  また介護予防ボランティアポイント制度につきましては、これまで自治会との協議を進めているということで以前、御報告したんですけれども、現時点で21の自治会が地域での活用をしていただくという方向で今まとまっております。また、四つの自治会が検討中ということになっております。  現在、スタンプの作成が終わりまして、そのスタンプは各自治体のほうにお配りをして、春日市でどこどこ自治会という形のスタンプを押していただく形で、今、用意をさせていただいております。また、スタンプの手帳も今印刷にかけておりまして、予定どおり9月には順次スタンプ手帳を配布いたしまして、10月からの活動に対してスタンプを付与していくことになるというふうに考えております。当初は10ポイントごとに1,000円分の施設利用券ということで考えておりましたけど、今年の下半期のほうから始めることになるもんですから、5ポイントごとに500円分と交換できるような形で現在考えております。制度を開始することにつきましては、9月1日号の市報かすがで、少し大記事のほうでですね、御説明をしたいというふうに思っております。  以上でございます。 398: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。  では、引き続きお願いいたします。岩隈健康スポーツ課長。 399: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) その他の項目で健康スポーツ課関係は、まずお手元にお配りしてます、毎月配布しております温水プールと体育館の利用状況でございます。7月分です。お目通しください。  続きまして、もう1点配布してます速報としてますのが、県民体育大会各大会の大会結果でございます。水泳競技がございまして、春日市が第3位に入っています。昨年は8位でございました。3位に上昇したというふうなことでございます。速報をお伝えしたいと思います。  3点目、市の主催事業の御案内ですが、前回スポーツフェスタについて御案内いたしました。今回はいきいきフェスタが10月21日午前10時から午後3時まで、プラザぱれっと館、春日小学校を会場として開催されます。市民厚生委員会の皆様へは別途御案内させていただくこととなっております。  4点目でございます。前回の委員会において近藤副委員長からお尋ねがありましたスポーツ人口ということでお答えしたいと思いますが、よろしゅうございますでしょうか。 400: ◯委員長(米丸貴浩君) はい。 401: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) これまでもスポーツ人口という言葉が議会答弁等で使われておりますが、厳密な定義づけは行われておりません。一方、国の第2期スポーツ基本計画では、スポーツ参画人口という言葉が使われており、これは成人の週1回以上運動・スポーツを行う者と定義がなされております。国の達成目標が65%程度。その他スポーツ関連のデータ集についても同じような定義がなされております。  また、春日市スポーツ振興基本計画においても、同様の定義づけがなされております。春日市の場合は実態調査、前回の実態調査は平成22年度でございますけれども、アンケート調査により、58.7%の方がスポーツを週1回以上なさっているということでございます。あわせまして、現在春日市スポーツ推進基本計画を策定しておりますが、それについても市民アンケート調査を実施しております。こちらについても同様の定義で経年比較を行いますが、その結果については、また改めまして単純集計ができ上がりましたら配布させていただきたいと思います。  以上です。 402: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員よろしいですか。 403: ◯副委員長(近藤幸恵君) はい、わかりました。 404: ◯委員(吉居恭子君) 済みません、さっき言われた春日市スポーツ振興計画と春日市スポーツ推進計画とはどう違うんですか。 405: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈課長。 406: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 国の法律が変わりまして、スポーツ基本法というのができまして、それ以前の分が振興計画、今回策定するのが推進計画というふうなことで、国の法律が変わったということで新たに策定していくものでございます。 407: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居議員よろしいですか。 408: ◯委員(吉居恭子君) 推進計画はいつできるんですか。 409: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈課長。 410: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 春日市スポーツ推進基本計画は本年度策定予定でございます。  以上です。 411: ◯委員長(米丸貴浩君) 岩隈健康スポーツ課長。 412: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) なお、本日、スポーツ推進審議会の方がですね、開催されます。午後7時からとなっております。スポーツセンターのほうで行われます。  以上でございます。 413: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。 414: ◯副委員長(近藤幸恵君) ありがとうございました。スポーツ人口を出していただきましてありがとうございます。本当、春日市においては規定というか、そういうあれがないもんですから出しにくかったかとは思いますけれども、国のほうで今42.5%が65%、基本計画はなってますね。それに対して春日市はどのような状況になるのかということをちょっと今から私の中では考えながら、スポーツセンター、総合スポーツセンターがですね、どんな役割を果たすかということを議論していきたかったものですから、こういうふうにお聞きした次第でございます。この点に関しましては、またいつか委員会の中で議論するときもあるかと思いますので。ありがとうございました。 415: ◯委員長(米丸貴浩君) 全体を通じまして健康推進部にお聞きしたいことはありませんでしょうか。西川委員。 416: ◯委員(西川文代君) お聞きしたいというかですね、この毎回出していただいている利用者人数集計表ですね、これっていうのは、先ほどからの議論から行くと、春日市の市民の方が何名かというのは厳しいでしょうか。できるものは出していただきたいなと思います。 417: ◯委員長(米丸貴浩君) これ出るかな。市民、市外者というのは今後できるかな。できるようであれば……。 418: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) できるものは、例えば、トレーニング室とか料金が違う部分は市内、市外とかわかりますんで、この統計には反映させております。ただ、団体利用がですね、団体が春日市民が多いようにしてるんですけども、市外の方も入ってまいりますので、そういった面からすればですね、団体の分はちょっと難しいですね。 419: ◯委員(西川文代君) 可能な部分は……。 420: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 可能な部分は既にこちらのほうで料金区分けしておりますので。市内と市外を分けて、体育館のほうとかはですね、そう標記されておるかと思います。 421: ◯委員(西川文代君) 例えば、フィットネス1、2とかですね。フィットネスクラブ欄とかいうところ、このあたりは難しいですか。 422: ◯健康スポーツ課長(岩隈和則君) 難しいと思います。 423: ◯委員(西川文代君) はい、わかりました。 424: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございました。できるところは、今後も出してくださいね。お願いします。  ほかにありませんでしょうか。よろしいですか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 425: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、これで健康推進部の所管事務調査及び報告を終了いたします。執行部の皆さんは退席されて結構です。どうもお疲れさまでした。  ここで暫時休憩いたします。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午後4時01分                  再開 午後4時04分              ──── ─ ──── ─ ──── 426: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  二つほどありまして、一つはですね、皆さんのポケットに、お手元に春日市民研修会開催のお知らせっていうのが入っていたと思います。これは、先般、手をつなぐ育成会のほうから、市民厚生委員会の皆さんにはぜひということで、お知らせをしております。 427: ◯事務局(吉田美由紀君) 事務局にあります、文書ボックスにいれています。 428: ◯委員長(米丸貴浩君) 9月2日土曜日にありますので、ぜひということでした。ほかの議員の皆さんにも1枚ずつ配っております。厚生委員会の皆さんには、2部か3部入っていると思いますけども、どちらかお知らせをしてくださいという意味の2部、3部入っております。これが1点。  もう1点はですね、議会報告会を開催する運びになっておりまして、委員会としてどのような形で報告を進めるか、内容等をですね、どうするかというところだけ決めておきたいんですが。どうします。例年と同じパターンでいいのか。それとも……。時間はやはり同じく10分です。10分。短いですね。 429: ◯委員(前田俊雄君) 時間を守っているのはいつもうちの委員会だけよ。よそは1.5から2倍しとるけん。 430: ◯副委員長(近藤幸恵君) パターンとしては、いつものとおりでよろしいんじゃないですか。 431: ◯委員長(米丸貴浩君) ここで暫時休憩いたします。              ──── ─ ──── ─ ────                  休憩 午後4時05分                  再開 午後4時09分              ──── ─ ──── ─ ──── 432: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  委員会の議会報告会については、9月の委員会の中でまた皆さんにお諮りしたいと思いますので、どうか、どういう項目がいいかとか、内容等については頭の中で整理をしておいてください。よろしくお願いいたします。  そのほか、委員の皆さんから何かございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 433: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、以上で本日の市民厚生委員会を散会いたします。どうもお疲れさまでした。              ──── ─ ──── ─ ────                  散会 午後4時09分...