春日市議会 2017-03-07
平成29年予算審査特別委員会 本文 2017-03-07
1: 開議 午前10時29分
──── ─ ──── ─ ────
◯委員長(野口明美君) 皆様、おはようございます。全員出席でございますので、少しお時間早いようでございますけども、始めたいと思います。
ただいまから
予算審査特別委員会を開議いたします。
それでは、第22号議案「平成29年度春日市一般会計予算について」を議題とし、そのうち
健康推進部関係の審査を行います。
委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は、挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言をしてください。
それでは、審査を始めます。説明員の説明を求めます。
神田健康推進部長。
2:
◯健康推進部長(神田芳樹君) おはようございます。健康推進部です。どうぞよろしくお願いいたします。
今定例会に提案しております一般会計当初予算案件の、まず
健康推進部所管分について説明いたします。主な事業の概要についてでございますが、事前に配付されておりますこちらの資料2ですね、平成29年度当初予算の概要、13ページを御用意ください。
3: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いいたします。
4:
◯健康推進部長(神田芳樹君) 表の一般会計分、表の上から2行目、
こども医療費こども医療事務費、継続です。昨年10月から小学生の通院医療費の拡大を行いましたが、また中学生の入院は市単独事業で継続でございます。
次にその下、旧上白水老人憩の家解体事業でございます。新規です。
上白水シニアクラブが活動拠点をこちらのほうから公民館に移すということに伴いまして、老朽化した旧上白水老人憩の家を解体するものでございます。
続きましてその下、
老人福祉センターナギの
木苑空調設備改修事業、新規でございます。空調の老朽化に伴う改修を行います。
その下、
高齢者運転免許証自主返納支援事業でございます。新規です。高齢者が加害者となる交通事故の抑止を図り、運転免許証の自主返納と公共交通機関の利用を促進するため、自主返納者にICカードを交付するものでございます。
次に、14ページをお願いいたします。
一番上、
体育協会運営費補助事業、継続です。体育協会に運営費補助金を交付し、スポーツ振興、スポーツ健康を通じた健康づくりの一翼を担うよう、組織の安定化を図るものでございます。
その下、
総合スポーツセンター等管理事業、指定管理、継続でございます。指定管理者に
総合スポーツセンター、温水プール、西野球場の管理を行わせるものでございます。
最後にその下、
北スポーツセンター照明設備整備事業、新規でございます。
北スポーツセンターに簡易照明設備を整備し、競技スポーツ、生涯スポーツの場として一層の活用を図るものでございます。
平成29年度の健康推進部の主な事業の説明は以上でございます。
5: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。
6:
◯健康推進部長(神田芳樹君) 続きまして、債務負担行為について説明をいたします。説明はそれぞれの担当課長がいたします。
まず予算書、薄いほうですね、予算書の11ページをお開きください。
7: ◯委員長(野口明美君)
藤井健康スポーツ課長。
8:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 11ページの第2表、債務負担行為の一番下の行、
健康管理システム更新業務委託料でございます。新規です。
健康管理システムは、成人健診の会場受付や、特定健診、特定保健指導、
がん検診予約受付、また母子保健関連の妊婦健診や乳幼児健診、予防接種の履歴等の管理、事業報告等を作成するものでありますが、機器の
メーカー保守期間が終了し、故障時の対応ができない場合も想定されますことから、システムを更新するものです。
次に、12ページをお願いいたします。
一番上の行、受診券等印刷及び
封入封かん業務委託料、継続でございます。
債務負担行為は以上でございます。
9: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
10: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、次、お願いいたします。
11: ◯委員長(野口明美君)
佐々木高齢課長。
12: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは次に、歳入予算を御説明いたします。厚いほうの予算に関する説明書の22ページをお開きください。
13: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。はい、お願いいたします。
14: ◯高齢課長(佐々木康広君) 説明欄一番上の行、
老人保護措置費負担金につきましては、老人福祉法に基づき、
養護老人ホームなどに措置した場合に、費用の一部を収入に応じて被措置者などに負担を求めるものであります。措置の減少により減額となっております。
1目は以上でございます。
15: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
16: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。藤井課長。
17:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 23ページをお願いいたします。
13款1項2目衛生使用料、その目の説明欄の上から二行目、いきいきプラザ使用料です。この収入は、いきいきプラザ内の
供用施設使用料の収入でございます。
2目は以上です。
18: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
19: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。藤井課長。
20:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 同じページ、4目の教育使用料、説明欄の下から4行目、
小学校体育館等使用料・照明料でございます。これは学校開放に伴います市内12小学校の体育館、校庭等の使用料・照明料の収入でございます。
次に二つ下、
中学校体育館等使用料・照明料でございます。これは学校開放に伴います市内6中学校の体育館、校庭等の使用料・照明料でございます。
次に、24ページをお願いいたします。4節の
体育施設使用料の欄の説明欄の一番下、
北スポーツセンター使用料の収入です。これは
人工芝テニスコート、壁打ちテニスコート、卓球場、野球場の使用料でございます。
4目は以上です。
21: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
22: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。藤井課長。
23:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 同じページ、6目の総務使用料、説明欄の下から2行目、
職員駐車場使用料でございます。このうち
健康スポーツ課所管分は70万2,000円です。
総合スポーツセンター駐車場を使用している14台分、いきいき
プラザ職員駐車場を使用している25台分でございます。
6目は以上です。
24: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。與國委員。
25: ◯委員(與國 洋君) 24ページの
体育施設使用料の中の
西野球場使用料ですけども、極めて少ない。よく使っているように思うにしては、極めて少ないんですけれども、何かこれは理由はあるんですかね。
26: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
27:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君)
西野球場使用料につきましては、現在、指定管理になっておりますので、
西野球場使用料自体は指定管理収入となっております。ここで計上しております
西野球場使用料につきましては、
行政財産使用料として電柱を設置していただいている分の使用料でございます。
28: ◯委員(與國 洋君) 了解しました。
29: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
30: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。
高尾国保医療課長。
31:
◯国保医療課長(高尾徳久君) では、52ページをお願いします。
32: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いいたします。
33:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 20款5項5目の雑入2節民生費雑入でございます。説明欄一番下から2番目、高額療養費収入でございます。これはこども医療、重度障がい者医療、
ひとり親家庭等医療の三つの医療について、健康保険制度から支給される高額療養費のうち過年度分を受け入れるものでございます。
次に一番下、民生費雑入でございます。この金額のうち
国保医療課所掌分は20万円でございます。同じく三つの医療について、資格がないのに受診した資格外受診などの医療費の返納分の受け入れでございます。
34: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
35:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 次の53ページをお願いいたします。3節の衛生費雑入の欄の説明欄の一番上、衛生費雑入です。このうち
健康スポーツ課所管分は16万8,000円です。これはいきいきプラザに設置されています
PHS基地局施設の電気使用料及び、
身体障害者福祉協会、母子寡婦福祉会が設置しております自動販売機3台分の電気料の収入でございます。
36: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
37: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、その下でございます。
健康運動トレーニング事業本人負担金につきましては、いきいきルームで実施しております
健康運動トレーニング事業の本人負担金のうち、65歳以上の分は
介護保険事業特別会計で受け入れておりまして、65歳未満の分を一般会計と
国民健康保険事業特別会計で2分の1ずつ受け入れているものでございます。前年度とほぼ同額でございます。
38: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
39:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) その三つ下の
健康診査費本人負担金でございます。前年度とほぼ同額でございます。これは一般健康診査、がん検診受診者の自己負担金でございます。
5目は以上です。
健康推進部の歳入の説明は以上でございます。
40: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
41: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。佐々木課長。
42: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは次に歳出を御説明いたします。81ページをお開きください。
43: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いいたします。
44: ◯高齢課長(佐々木康広君) 2款1項5目財産管理費、説明欄最初の丸、
普通財産管理費は増額継続でございます。この中で高齢課分は392万9,000円になっておりまして、内訳は、委託料の4行目から家屋調査業務、旧上白水老人憩の
家解体工事設計監理業務、工事請負費の旧上白水老人憩の家解体、負担金補助及び交付金の
備品購入費補助金になっております。これら旧上白水老人憩の家の解体関係が新規事業でございます。
旧上白水老人憩の家は昭和55年の11月に建築されておりますが、平成17年の9月公の施設としては廃止となっております。その後も普通財産として市が建物を所有しており、
上白水シニアクラブ白水会が無償で使用することで契約を締結してまいっております。その維持管理費については、白水会のほうで負担をして使用していただいておりましたが、建物の老朽化などにより、白水会による維持管理費の負担が厳しくなってまいりまして、協議の結果、その活動場所を
上白水地区公民館に移していただくことで御了解をいただきました。これを受けまして、建物の解体と活動場所を移転するための関係予算を計上したものでございます。
解体工事は平成30年の1月から3月までの間に行うものとし、平成29年12月末までは経過期間として、白水会に建物を管理していただくことにいたしております。解体工事関係は専門事業者から見積もりを徴し、
備品購入費補助金につきましては、春日市老人憩の
部屋等備品購入費補助金交付要綱の規定に準じた額としております。
5目については以上でございます。
45: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんでしょうか。松尾委員。
46: ◯副委員長(松尾徳晴君) 憩の家についてちょっとお尋ねします。これはちょっと角度は違うんですけど、小倉にもあるんですけど、もし小倉のほうを解体するときは、これはやはり解体費用を出していただけるんですか。というのが、出していただけないということを以前自治会で聞いておったんですけど、そこの点は教えていただいたらと思います。
47: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
48: ◯高齢課長(佐々木康広君) 小倉のほうは今、市が所有しておりませんので、自治会のほうに譲渡されていると思います。こちらの上白水の旧老人憩の家は市が所有してまいっておりまして、市の責任として解体するものでございます。
49: ◯委員長(野口明美君) 松尾委員。
50: ◯副委員長(松尾徳晴君) その違いはどこで発生したんですかね。
51: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
52: ◯高齢課長(佐々木康広君) もともと各地区にこの老人憩の家がございましたけれども、公民館の建設等に伴いまして、公民館の中に老人憩の部屋が確保されていく中で、最終的には各地区の老人憩の家は廃止をいたしまして、公民館の中での老人憩の部屋での活動に移していただいております。
ただし、この上白水の地区につきましては、もともとこの
上白水公民館自体が地元から寄贈いただいたものだと思いますけれども、寄贈といいますか、地元から引き受けをして、市のほうにその財産が移ってきたという経緯等もありまして、なかなかその公民館の中に老人憩の部屋を確保することができないということで、別途、老人憩の家として存続をしてきたということがありまして、平成17年まで、この上白水老人憩の家は公の施設として存続をしてまいっております。平成17年に指定管理制度が導入されまして、その時点で上白水の老人憩の家は公の施設からは削除されておりますが、引き続き老人憩の家としての機能を持つ形で、シニアクラブのほうに使ってきていただいたということでございます。
その過程で、ほかの老人憩の家の建物につきましても、どういう形でするかということで随分協議はされたようですけれども、小倉につきましては、地元のほうで譲渡を受けて管理するということになったというふうに確認いたしております。
53: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。
54: ◯副委員長(松尾徳晴君) わかりました。
55: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。川崎委員。
56: ◯委員(川崎英彦君) 老人憩の家なんですけど、僕の認識としては、全部公民館の中での活動拠点を移したというふうな認識があったんですけども、現在、ほかにですね、市が管理している老人憩の家の施設というのはあるんでしょうか。
57: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
58: ◯高齢課長(佐々木康広君) 市が所有しております老人憩の家の建物はここだけでございます。
59: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
60: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。
61:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 105ページをお願いします。よろしいですか。
62: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いいたします。
63:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 3款1項1目
社会福祉総務費でございます。説明欄の上から2番目の丸のついた項目、
健康保険事務費、前年度同額継続でございます。
次に、106ページをお願いします。説明欄の上から3番目の丸のついた項目、
国民健康保険特別会計繰出金でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。なお、今定例会に御提案しております国保特会の当初予算の繰入金で受け入れるものでございます。
これにつきましては、国と県の負担金がございます。まず国の負担金が26ページにありますけども、
国民健康保険基盤安定国庫負担金でございます。保険者支援分の2分の1を国が負担するもので、金額としては9,728万円でございます。
次に、県の負担金が34ページにございます。
国民健康保険基盤安定県負担金でございます。保険税軽減分の4分の3と保険者支援分の4分の1を県が負担するもので、合わせまして3億3,694万1,000円でございます。
1目は以上でございます。
64: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
65: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。佐々木課長。
66: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、108ページをお開きください。
67: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いいたします。
68: ◯高齢課長(佐々木康広君) 3款1項2目老人福祉費、説明欄最初の丸、
安心生活創造事業費につきましては、増額継続でございます。事業の目的は、地域の見守り、支え合いの推進などにより、住みなれた地域で安心して暮らし続けることができる地域社会の実現を目指すものでございます。
増額の理由ですが、
社会福祉協議会に委託をしております事業につきまして、全体的に各事業の人件費の積算方法を見直しまして、担当者の異動によってそれぞれの事業の委託料が増減しないよう、各事業について平均人件費をもとに算出することとした結果、この事業については増額となったものでございます。
その次の丸、
老人福祉事務費は増額継続でございます。増額の要因は、
高齢者運転免許証自主返納支援制度などの事業に対応するため、事務補助員賃金を計上したことに伴うものでございます。
その次の丸、
老人保護施設措置費は減額継続でございます。この事業の目的は、介護者から虐待を受けている方や身寄りのない方など、環境上の理由や経済的な理由から居宅で養護を受けることが困難な高齢者を、老人福祉法に基づき、
養護老人ホームなどの施設に入居させるものでございます。
減額の理由ですが、扶助費の
老人保護措置費につきましては、平成28年度は既存の入所者8人と新規入所二人分で予算措置をしておりましたが、その後、一人がお亡くなりになりまして、一人が措置解除となっております。これらを踏まえ、平成29年度は7人分で予算を計上し、減額となったものでございます。
一番下の丸、かすがの
郷周辺整備事業費は前年度同額継続でございます。
109ページをごらんください。
一番上の
老人在宅福祉費は減額継続でございます。この事業は、高齢者が住みなれた在宅での生活を継続するために資することを目的とするものでございます。減額の主な理由は、報償費の高齢者祝金の見直しでございます。
高齢者祝金につきましては、昨日の委員会において、制度見直しの背景など全体像について御説明をいたしました。
介護保険事業特別会計への繰出金を初め、高齢者施策に係る経費が年々大きく増加する中で、高齢者に対する個人給付を一部見直すことにより、本人、支える人、見守る人を一体的に支援し、地域全体で高齢者の皆様を支援する体制づくりを進めていこうとするものでございます。
見直し前が、80歳から99歳まで5,000円、100歳以上が1万円となっておりましたが、見直し後は、80歳と90歳が5,000円、100歳が1万円、101歳以上は祝品とするものでございます。祝品につきましては、商品価格1万円相当のカタログギフトとしておりますが、発注する個数により割引率が異なりまして、平成29年度予算では51人分で1人当たり税込み8,424円の見積もりをいただいております。
なお、この
老人在宅福祉費のうち、中ほどの
高齢者等住宅改造費助成金には、この予算に関する説明書の36ページに県の補助金105万円がございます。補助率は2分の1となっております。
次に、一番下の丸、
高齢者運転免許証自主返納支援事業費につきましては、新規事業でございます。事業の目的は、高齢者の運転免許証の自主返納と公共交通機関の利用の促進を図り、高齢者が加害者となる交通事故の抑止を図るものでございます。
昨日お配りいたしました
高齢者祝金制度の見直しについての資料、よろしかったらあけていただきたいんですが、その3ページをお願いいたします。
69: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。はい、お願いいたします。
70: ◯高齢課長(佐々木康広君) 市報の2月15日号の写しでございます。左側の2)の枠囲み、対象の部分ですが、本年3月12日以降に有効期間内の全ての運転免許証を自主的に返納した70歳以上の人というふうにしております。
3月12日は、75歳以上の高齢運転者の認知機能検査が厳しくなる改正道路交通法の施行日でございます。法改正により専門医の受診が義務づけられる方が大幅に増加するなど、高齢運転者を取り巻く状況が大きく変わると思われますので、この施行日を区切りとしたものでございます。支援制度の対象年齢につきましては、免許更新時に高齢者講習が義務づけられている70歳以上としております。
支援予定の内容でございますが、1回限りで、
交通系ICカード乗車券5,000円分、デポジットが500円ありますので、利用可能額は4,500円でございます。この
ICカード乗車券は、
コミュニティバスやよいでも利用可能なものでございます。
今後は、「市報かすが」5月1日号で申請手続を周知いたしまして、6月1日から受付を開始する予定でございます。
なお、財源として、36ページに
高齢者運転免許証自主返納支援事業費県補助金41万7,000円を計上しております。補助基準額の上限は1人当たり5,000円で、その2分の1が補助されます。
110ページをごらんください。
71: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いします。
72: ◯高齢課長(佐々木康広君) 最初の丸、
介護保険事業費については増額継続でございます。
介護保険事業特別会計繰出金につきましては、介護給付費や地域支援事業に対する市負担分と事務費分を特別会計に繰り出すものでございます。
平成29年度は第6期
介護保険事業計画の3年目となります。介護給付費の伸び及びその財源となる介護保険料の伸びにつきましては、いずれもこの事業計画の数値に基づき計上しておりまして、結果として一般会計からの繰出金が増額となっております。平成28年度は
認知症対応型グループホームの整備に対する補助金がこの
介護保険事業費に含まれておりましたので、これを除きまして繰出金に限りますと、9.0%、8,397万7,000円の増額となっております。
また、この繰出金の中には、消費税財源をもとにした国・県・市の公費負担による低所得者の
保険料軽減対策のための負担金が入っております。26ページに国の負担金693万8,000円、34ページに県の負担金346万9,000円がございます。負担率は国が2分の1、県が4分の1となっております。
次の丸、
保険給付事務費はほぼ前年度同額継続でございます。この中で、負担金補助及び交付金の
社会福祉法人等利用者負担対策補助金及び扶助費の
障害者訪問介護利用者負担対策費につきましては、36ページに県補助金がございます。
社会福祉法人等利用者負担対策県補助金67万9,000円、
障害者訪問介護利用者県補助金18万8,000円で、ともに補助率4分の3となっております。
次の丸、
世代間交流事業費につきましては、前年度同額継続でございます。
次の老人クラブ費につきましては、ほぼ前年度同額継続でございます。この中で、負担金補助及び交付金の
老人クラブ助成金、これは単位クラブに対するものでございます。また、
老人クラブ連合会が行う
健康づくり事業補助金、
老人クラブ連合会補助金につきましては、36ページに県の補助金がございます。
老人クラブ助成費県補助金120万2,000円と、市町村
老人クラブ連合会が行う健康づくり事業県補助金46万6,000円で、ともに補助率は3分の2となっておりますが、一部、補助基準額を超えて市の単費持ち出しをしております。
73: ◯委員長(野口明美君) 高尾課長。
74:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 続きまして、111ページになります。引き続き、2目老人福祉費でございます。
説明欄の一番上の丸の項目、後期高齢者医療療養給付費負担金でございます。増額継続でございます。後期高齢者医療制度における医療費の12分の1を市町村が負担するもので、後期高齢者医療広域連合の見込みで増額となっております。
続きまして、説明欄のその下、上から2番目の丸の項目、後期高齢者医療事業特別会計繰出金でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。なお、今定例会に御提案しております後期高齢者医療事業特別会計の当初予算の繰入金で受け入れるものでございます。
これにつきましては、県の負担金が34ページにございます。後期高齢者医療保険基盤安定県負担金でございます。後期高齢者医療の保険料の軽減分の4分の3を県が負担するもので、1億5,463万2,000円でございます。
続きまして、説明欄のその下、上から3つ目の丸の項目、後期高齢者はりきゅう費、増額継続でございます。
2目は以上でございます。
75: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。白水委員。
76: ◯委員(白水勝己君) 済みません、109ページのですね、新規事業であります
高齢者運転免許証自主返納支援事業の件なんですけれども、県の補助金が2分の1ついていて、いろんなですね、メディアによりますと、各市町村の格差がかなり出ているんじゃないかと思いまして。春日市のほうは5,000円ということなんですけど、各近隣市町村についてはどのような形か、わかる範囲で教えてもらえればと思います。
77: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
78: ◯高齢課長(佐々木康広君) 把握している範囲でございますが、まず運転免許証自主返納支援の取り組み、これは県あるいは県警のほうで御紹介をされております。
まず久留米市が、よりみちバス、これは
コミュニティバスと思いますが、通常運賃半額というものがございます。
飯塚市では、飯塚市
コミュニティバス・乗合タクシー・回数券の交付5,000円分でございます。
宗像市では、ふれあいバス等の回数券であれば2万円分、市内4社タクシー回数券・
ICカード乗車券であれば1万円分のいずれかを交付となっております。
福津市では、1年間有効の、ふくつミニバス乗車券の無料交付となっております。
朝倉市では、
コミュニティバス回数券または市内を運行する路線バスのICカードの交付1万円相当というふうになっております。
また、みやま市さん、これはちょっと80歳以上で年齢がかなり上がっておりますけれども、ここはタクシー利用券の交付ということで、年間3万円の3年間ということになっておりますが、4月1日からは2年間に変更というふうになっております。
市については以上でございます。
79: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。前田委員。
80: ◯委員(前田俊雄君) 110ページの一番下の老人クラブ費ってあるわけですけども、現在、春日市のほうではシニアクラブというふうに言われているんですけど、このシニアクラブという名称というのは春日市だけですか。もう福岡全県でそのような傾向なんでしょうか。
81: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
82: ◯高齢課長(佐々木康広君) 申しわけございません、ちょっとそこまで把握はいたしておりませんが、ただ、平成28年度からシニアクラブ連合会のほうでそういうふうに変えられたと、自主的に変えられたということで聞いております。ただし、補助制度等の名称はあくまでも老人クラブということでしております。
83: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。前田委員。
84: ◯委員(前田俊雄君) そこなんですね。全体的になっているんであったら、電算機の科目名もですね、事業名も変えるべきでしょうし、春日市だけであれば、また県の補助も老人クラブであればそのままでいいんでしょうし、その辺のことを確認したかったわけです。理解できました。
85: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員。
86: ◯委員(金堂清之君) 109ページの
高齢者運転免許証自主返納支援事業ですけども、先ほどの説明の中で、県が2分の1ですか、を補助するということで、春日市は2分の1の2,500円しか。今先ほど説明の中で、他市町村は2万円とか何千円とか、高額な金額の自主返納をされておりますけれども、春日市としては高齢者祝金などを削減して、高齢者祝金3,410万円ですか、その中のうちを削減しておられて、高齢者に還元していくというような形ですけれども、どこが還元になっとうとですかね。
これは一過性のものとして、1年間に1万円なり何なりをするならば、高齢者の自主返納というのはもう少しふえてくると思うんですけども、2,500円で自主返納させるというのは、ちょっと考えが甘いっちゃないと。もう少し春日市自身、これだけの高齢者祝金を削減した中での提案でしょうから、特にこういう高齢者の方が自主返納されたら、もうあとは車の運転ができないというような状況になるんですから、その辺の、もう少し考える余地はなかったんでしょうかね。ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
87: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
88: ◯高齢課長(佐々木康広君) 運転を継続したいという方に、それを断念していただく手段としましては、これでは魅力が当然足りないんじゃないかという御指摘だと思います。まさにごもっともな御指摘だというふうに受けとめております。この額をどの程度にするかということにつきましては、慎重にこれまで検討させていただいております。
そういった中で、一つは春日市の状況といたしまして、
コミュニティバスを初めとして、自家用車の代替手段となる公共交通機関が他の自治体と比べましてかなり充足をしているという本市の状況が、まず一点ございました。その中で、運転免許証を持たれていない多くの高齢者の方とのバランス、また今回見直しをいたします高齢者祝金の額、そして福岡県の補助制度の基準額、これに加えまして一番大きかったのが、今回の道路交通法改正の影響でございます。こういったところを総合的に考慮いたしまして定めさせていただいております。
中でも、特に道路交通法の改正が気になりまして、もともと自主返納支援制度は、認知機能の衰えがありながら運転を継続する意欲を持っておられる高齢者の方々に自主返納を促す一つの動機づけとして、当然期待をしているわけですけれども、今回の道路交通法改正でそのあたりの意味合いがかなり変わってくるのではないかというふうに捉えております。
と申しますのは、今回の道路交通法改正で、認知機能検査の結果、専門医の受診を義務づけられる方が、県警の想定では約16倍になるというふうに言われておりまして、結果として、運転継続の意思はお持ちになりながら更新ができない方、取消がされる方、また断念される方がふえてくるのではないかというふうに思っております。
このため、免許の更新をせず、結果的に自主返納されて、この支援制度があるなら利用しようという方が多くなるのではないかというふうに考えておりまして、まずはこの支援内容により実施をさせていただきまして、この道路交通法の改正の影響あるいは高齢者の方々の意識の変化なども見きわめながら、長期的な視点の中で検討させていただければというふうに考えておりますけれども、よろしくお願いいたします。
89: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員。
90: ◯委員(金堂清之君) なかなか答弁が上手ですね。まことに申しわけございませんが、老人の方の不公平感がどうのこうのって言われましたけれども、そうならば、高齢者祝金のこの削減すること自身が、高齢者に対しての不公平感をもたらすんじゃないですか。そういう言われ方っていうのは、僕はないと思いますよ。
だから、免許証を自主返納されて、春日市が5,000円なら5,000円全額を負担しようというとやったら、まだ考えられんことはないですけども、県が2分の1を補助するということでしょう。そうならば、最低でも1万円ぐらいの金額を設定して自主返納を促すというような形のほうが、僕はすっきりしていいんじゃないかなと思いますけれども、どうしても今の御答弁ではやる気がないようでございますので、これ以上申し上げることはないですけども、それならば一つお尋ねしておきます。その経過を見て考えていきたいということですけれども、どんなふうに考えておられるか、ちょっとお聞かせください。
91: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
92: ◯高齢課長(佐々木康広君) 実際に春日市の運転免許証を保有されている方を調べさせていただきまして、70歳から74歳の方では、その人口の64%ぐらいの方はお持ちになっています。これが75歳から79歳で約45%、80歳以上は20%ということで、特に90歳以上になりますともう35人の方しか持たれていません。恐らくほとんどの方が、今まで免許更新をどこかの時点で諦められて、自主返納はほぼされていませんので、諦められて更新をされていなかったんだろうというふうに思います。
そういった方々も、今まででしたら更新されていない方が、この自主返納支援制度があれば、更新をしないかわりにこの制度だけは利用しようという方も多くなるのではないかというふうに思いまして、そういった中で、本来の目的であります運転継続の意思のある方に対して諦めていただくのであれば、もっともっと金額としては大きくないといけないと思うんですけれども、実際の利用につきましてはそちらの方よりもむしろ、もともと諦められている方の利用のほうが多くなるのではないかということも考えておりました。そういったことも踏まえまして、実際に今から運用していく中で、どちらのケースが多いのか等も慎重に見きわめながら検討させていただきたいと思っております。
93: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。
94: ◯委員(金堂清之君) 納得していないけど。
95: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。
96: ◯委員(西川文代君) 同じく、この自主返納の分ですけれども、ただいまの御答弁で、80歳以上の方の20%がまだ免許証を持っていらっしゃるということでしたが、この数字は何人になりますか、具体的に。
97: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
98: ◯高齢課長(佐々木康広君) 80歳から89歳までが1,111人、90歳以上が35人でございます。そこの80歳以上の方の人口が5,937人ということで、割りますと19.3%ということになります。
99: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。
100: ◯委員(西川文代君) そうしましたら、この83万9,000円ということですけれども、何人の方ぐらいが、まあ計算すればわかることですけれども、自主返納されるということで、この予算を組まれているんでしょうか。
101: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
102: ◯高齢課長(佐々木康広君) 今回の予算に上げておりますのは、見込みは167人で上げております。実際に今、自主返納をどのくらいの方がされているかということも把握をいたしておりまして、平成28年中に春日警察署に返納された春日市民の方、107人いらっしゃいます。そのうち70歳以上の方が88人ということで、ただ、春日警察署だけですので、運転免許試験場などで返納された方は含んでおりません。そういった中で、今回のこの167人という数字は、実際に今、自主返納支援事業をされている他市の中で、最も高齢者人口当たりの利用率が高かった宗像市の率を参考にいたしまして、春日市の高齢者人口に乗じて算定をした結果でございます。
ただし、これよりもふえてくるのではないかということ、先ほどのことからですね、道路交通法の改正の関係でふえてくるのではないかと思っておりまして、実際に問い合わせも、「もう20年前に免許更新が切れてしまったけど使えるか」とかですね、そういった問い合わせとかもあっておりますので、かなり関心は高いのではないかというふうに思っております。
103: ◯委員長(野口明美君) 高橋委員。
104: ◯委員(高橋裕子君) 110ページの一番上の丸、
介護保険事業費で、国・県の公費負担がありますけれども、これは保険者の第1階層とか第2階層がありますよね。どの辺まで公費、ああ、公費というか、国・県の公費が入ってきているのか教えていただければと思います。
105: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
106: ◯高齢課長(佐々木康広君) 当初の予定では……。まず今回の分は第1段階だけでございます。当初の予定では、消費税がまた再度10%に上がるときに、第3段階までというふうになっておりましたけれども、消費税が少し先延ばしになりましたので、現段階ではまだ第1段階だけでございます。
107: ◯委員長(野口明美君) いいですか。ほかにございませんでしょうか。岩渕委員。
108: ◯委員(岩渕 穣君) 自主返納の件なんですけど、先ほど議長もおっしゃいましたけど、この一過性の5,000円って非常に、運転免許証を返納するという、運転を断念するという点で言うと魅力が乏しいというのは、もう本当にはっきり申し上げたいと思うんですね。
それで、一過性の5,000円ということとあわせて、運転経歴証明書が当然発行されてくると思いますので、それを提示することによってですね、春日市の商工会とタイアップするなりでですね、そういうものの提示で割引が受けられるとかっていうような、そういう継続的な返納のメリットというのを返納される方に訴えて、返納率を上げていこうというお考えはないのかどうかをお聞かせいただけますか。
109: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
110: ◯高齢課長(佐々木康広君) 現在、県警あるいは福岡県のほうでは、いろんな民間でのそういったサービスがある場合は紹介をしていこうという方向になっておりまして、実際、春日市民の方が利用できるものといたしましては、西鉄バスのグランドパス65、この分が、運転経歴証明書を窓口に提示されると、発売価格から1,000円割引、これは1年間のサービスとしてされております。こういったところはぜひご紹介してまいりたいというふうに考えております。
その後、今委員がおっしゃいました商工会とのタイアップ等につきましては、今後の課題ということで、まだ現段階では今検討はいたしておりません。
111: ◯委員長(野口明美君) 岩渕委員。
112: ◯委員(岩渕 穣君) ぜひ御検討をお願いいたします。
113: ◯委員長(野口明美君) はい、ほかにございませんでしょうか。竹下委員。
114: ◯委員(竹下尚志君) 運転免許証の件でですけれども、まあ、該当しとるから非常に言いづらいんですけど、今あちこちから意見が出ましたけども、5,000円ぐらいだったら、もう返納せんで期間内に持っていこうという、私たちはそう考えますけども。まあ、今度は医師の診断書を添付とかいう限定がありますから、それではねられたらそれで、もうちゃんとふるいにかけられますからね、乗れないんですから、それはそれで理由になるんじゃないかなと思うんだけども、まあ5,000円ぐらいだったらとかね。
だから今、議長とかいろいろ、あちこちから出ましたけど、一過性でしょう。やっぱり継続的に、まあ、これは全般の高齢者のサービスの中の一環として考えてもらわなきゃいかんのじゃないかなと思いますけども、例えば福岡市さんか、バスなんか、もう割引の券ですよね、福岡あたりは。春日ももう、何年間はやよいバスはただとかね、フリーパスにするとか、そういう高齢者全般で考えて、免許じゃなくて、そこからも持ってくれば、別に免許と整合せんでもいいわけですよ。そういうところを全般的にもうちょっと考えてもらいたいと。近隣諸国を考えて、隣の福岡市は非常にいいという話で、もう春日市は何しとるかと言っておられるんですよ。そういうことを含めて、ちょっと検討してみてください。
115: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
116: ◯高齢課長(佐々木康広君) ありがとうございます。そのあたりは今からいろいろと研究させていただきたいと思いますが、まず福岡市ですけれども、今回、福岡市で同じように高齢者運転免許証の自主返納に対する支援制度をつくられておりますけれども、こちらのほうでは地下鉄のパス、地下鉄全線が乗り放題となる定期券を1カ月6,000円で購入できるそうです。この1カ月6,000円で購入された場合、1カ月当たり3,000円分の電子マネーを2回6,000円分を上限に受け取れるということですので、福岡市の場合は自主返納については6,000円のそういうサービスがあると。ただしこの場合、運転経歴証明書をとるのに1,000円かかりますので、結果的には5,000円ということになります。
今おっしゃいましたように、この運転免許証自主返納ということだけではなくて、それ以外の、要は自家用車を持たれていない方の足をどういうふうに確保するかという観点から言えば、また福岡市のほうは先ほど御紹介のあったようなこともあっておりますので、春日市の場合はできるだけ
コミュニティバスの利用につなげていきたいということで、自主返納で窓口においでになった方には、ぜひそこをお勧めしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
117: ◯委員長(野口明美君) はい、ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
118: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。佐々木課長。
119: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、112ページをお願いいたします。
120: ◯委員長(野口明美君) はい。
121: ◯高齢課長(佐々木康広君) 4目の社会福祉施設費の説明欄、最初の丸、老人福祉施設費は増額継続でございます。この事業の目的は、
老人福祉センターナギの木苑を、高齢者の交流、生きがいづくり、仲間づくり及び介護予防の場として提供し、高齢者福祉の向上を図るものでございます。
増額の理由ですが、委託料の空調設備改修工事設計監理業務、工事請負費の空調設備改修が新規事業となっております。昨年末に数回にわたって空調設備の故障がありまして、その都度暫定的な対応をいたしましたが、施設利用に実際支障が生じておりますので、設備の改修をするものでございます。また、お風呂場の更衣室に現在空調設備がございませんで、冬場を中心に利用者の方の体調管理のほうに影響が憂慮されておりますので、新たに空調設備を設けることにいたしております。
ナギの木苑など福祉施設につきましては、現在、市として、市の公共施設等総合管理計画の策定等の作業の中で、将来的な方向性が検討されているところですが、空調設備につきましては、利用者の過半を占める高齢者の体調管理に欠かせないものでございまして、今回、設備の改修費を計上させていただいております。
また、需用費の修繕料の中には、玄関の自動ドア装置の取りかえ工事、また地下水の受水槽から高架水槽に水を上げる揚水ポンプの取りかえ工事、この分を含んでおります。
4目は以上でございます。
122: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。はい、西川委員。
123: ◯委員(西川文代君) 空調ですけれども、やはりきかないというのはですね、市民の方に聞いておりました、ナギの木苑ですね。それで、もう施設全体の全て一緒についていると思うので、もう古くなったものは全部改修という形ですか、今回。それと、先ほど更衣室のほうに新設するということでしょうか。ちょっと教えてください。
124: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
125: ◯高齢課長(佐々木康広君) 部分的には、まあ、これは以前壊れた時期がございまして……。確認いたします。平成21年度に3分の1の系統の工事をしております。その段階でガスを電気に切りかえております。今回はその残った部分をさせていただくということで、今回はガスでさせていただきますけれども、残った部分でふぐあいが出てきたということでございます。また、お風呂の分については、今までなかった分を新たにつけるということでございます。
126: ◯委員長(野口明美君) 西川委員、よろしいですか。ほかに。はい、中原委員。
127: ◯委員(中原智昭君) ナギの木苑の件なんですが、もう何年も前からですね、こういう修繕費とか空調の改修であるとかというのが、かなり前から予算等上がっていますけど、そのたびに「今後を見据えて建てかえも検討していく」ということで、もう何年も前から聞いているんですけど、そこのところの計画というのは、計画自体にそんなに何年もかかるんですか、その結論を出すのに。
128: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
129: ◯高齢課長(佐々木康広君) 実際、私が平成27年度から来て、ずっとそういう話でさせていただいておりますけども、ナギの木苑だけの問題ではございませんで、他の福祉施設との絡みでどういうふうに持っていくかと、将来像を定めるかということがございまして、なかなか結論が出せていないということが現実でございます。ただ、ナギの木苑につきましても平屋建てでございますので、かなり躯体もしっかりしているということで、これをどこまで使っていくほうがいいのかということについては、まだ議論が残っているというふうに思っております。
130: ◯委員長(野口明美君) 中原委員。
131: ◯委員(中原智昭君) それじゃ具体的に結論は、今のところその計画としてですね、結論はいつごろ出るんですか。
132: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
133: ◯高齢課長(佐々木康広君) 所管としてはできるだけ早くというふうに考えておりますけれども、先ほど申しましたように、他の福祉施設と合わせていくのかどうかということもございまして、検討しておりますけど、いつまでにというところまでは現在見出せておりません。
以上でございます。
134: ◯委員長(野口明美君) 中原委員。
135: ◯委員(中原智昭君) 要望ですけども、何回も同じ言葉を聞いていますので、やっぱりもうぼちぼち結論を出していただくように、経営会議の中でも諮っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
136: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。はい、竹下委員。
137: ◯委員(竹下尚志君) ナギの木苑で、もう前々から要望してお願いしているんですけども、あそこの中に将棋と碁をやっておりますよね。あそこ狭くてね、もうがやがやしていますよ。行かれたことあります。あそこはやっぱりね、日本古来の伝統ちゅうかあれですので、静かなところでね、打たんとね、やっぱりいかんのじゃないかなと前々から思うんですけども、それが一点と、もう早くね、プレハブでもちゅうか、軒下でもつくってもらって、10畳ぐらいの畳を敷いてね、分けてやったら、そんな予算も100万ぐらいもかからんと思うんですよ。思うんだけど、それが一点と、もう一点は、浴場の風呂の使用時間が短いということの苦情が受けています。これも再三言っとるけども、一向にのまないと。前回あそこの時間帯を延ばしてもらいましたけども、若干、2時間ぐらい延びただけで300万ぐらい要りましたけども、まあ、そんな問題じゃないと思うんですよ。できたら他市町村と合った時間帯に、大野城は少し長いらしいですから、すぐ大野城の話が出ますけども、まあ大野城の話を言うと市長はちょっと嫌いますけども、そういうことでよろしくお願いします。
138: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
139: ◯高齢課長(佐々木康広君) ありがとうございます。まあ、将棋と碁の部屋は非常に利用率が高うございまして、あのおかげで男性の高齢者の方は結構利用いただいているという実態がございます。なかなか男性の方は地域のほうでのサロンとかには参加が少のうございますので、そういった意味では、ナギの木苑を利用いただいているということはありがたいというふうに思っております。
今、多いときは別室、昔、障がい者の方用の部屋がございまして、和室がございまして、そちらのほうにも移っていただいたりしながら利用はいただいているというふうに思っておりますので、今後、先ほどの施設の方向性ということもございますので、研究をさせていただいたらというふうに思っております。
また、お風呂につきましては、先ほど委員からもお話がありましたように、指定管理料にも絡む問題ともなってまいりますので、こちらのほうも研究させていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
140: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。
141: ◯委員(西川文代君) これもですね、ナギの木苑に対しての市民の方の要望なんですが、カラオケがですね、1曲100円ということらしいんです。私、そこを使っていないんですけれども、100円は高いと。やはりしょっちゅう歌えば、やっぱり10曲ぐらい歌って、年金で生活している方がなかなか歌えないということでした。やっぱり民間のところも100円ぐらいが相場みたいで、やはりせめてですね、公共施設であるならば、50円とか、あとは時間で区切っていただくとか、そういうことの要望が出ておりました。
以上です。
142: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
143: ◯高齢課長(佐々木康広君) まあ、要望ということで受けとめさせていただきたいと思いますけど、実際にそういった声は私どものほうにも届いております。そういった中で、ナギの木苑の使用料金自体は市が条例で定めている中で、指定管理者のほうで取っていただいておりますので、そこのところはどういうふうにするかという話はさせていただいております。ただし、それが実際にカラオケルームをどう運用していくかということとも絡むものですから、単に料金だけの問題で解決できないということもございますので、よろしくお願いいたします。
144: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。
145: ◯委員(西川文代君) 基本的にですね、やはり健康寿命を延ばす、その施策の一つというふうに思っています。やはり皆さん集ってですね、声を出したり、楽しく時間を過ごして、健康で長生きしていただく施策、そういうことも勘案してですね、よろしくお願いいたします。
146: ◯委員長(野口明美君) はい、ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
147: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。
148:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 119ページをお願いします。
149: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いします。
150:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 6目重度障害者医療費でございます。
説明欄の上から2番目の丸の項目、重度障害者医療費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。
続きましてその下、一番下の丸の項目、重度障害者医療費事務費でございます。減額継続でございます。この重度障害者医療費及び事務費につきましては、県の補助が36ページにございます。重度障害者医療費県補助金でございます。医療費と事務費、それぞれ補助率は2分の1で、県補助金合計で1億1,146万9,000円でございます。
6目は以上でございます。
151: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
152: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。
153:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 120ページをお願いします。7目の老人保健費でございます。
説明欄の一番上の丸の項目、老人保健事務費でございます。前年度同額継続でございます。
続きましてその下、上から2番目の丸の項目、老人保健医療費でございます。前年度同額継続でございます。
7目は以上でございます。
154: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
155: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。
156:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 続きまして、141ページをお願いします。
157: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いいたします。
158:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 3款2項6目こども医療費でございます。
説明欄の1番目の丸の項目、こども医療費でございます。増額継続でございます。事業の内容は、子どもの医療費自己負担分の一部を支給することにより健康の保持及び増進を図るもので、通院分につきましては、平成28年10月から未就学児までだったものを小学校6年生までに拡大したものでございます。これにより、平成28年度は小学生の通院分につきましては10月から1月の4カ月分で計上しておりましたけども、平成29年度につきましては2月から1月の12カ月分で計上することになりますので、予算がふえております。なお、中学生の入院分は市の単独事業でございます。
続きましてその下、一番下の丸の項目、こども医療事務費でございます。ほぼ前年同額継続でございます。
このこども医療費及び事務費につきましては、県の補助が37ページにございます。こども医療費県補助金でございます。県の補助対象が小学校の6年生までの医療費と事務費となっております。補助率はそれぞれ2分の1で、県補助金合計で2億1,668万2,000円でございます。
6目は以上でございます。
159: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
160: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。
161:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 145ページをお願いします。11目
ひとり親家庭等医療費でございます。
説明欄の上から2番目の丸の項目、
ひとり親家庭等医療費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。
続きましてその下、一番下の丸の項目、
ひとり親家庭等医療費・事務費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。
この
ひとり親家庭等医療費及び事務費につきましても、県の補助は37ページにございます。
ひとり親家庭等医療費県補助金でございます。医療費と事務費、補助率はそれぞれ2分の1で、県補助金合計で4,811万1,000円でございます。
11目は以上でございます。
162: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
163: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高尾課長。
164:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 152ページをお願いします。
165: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いします。
166:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 4款1項1目保健衛生総務費でございます。
説明欄の一番上の丸の項目、養育医療費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。
この養育医療費につきましては、国と県の負担金がございます。
まず、国の負担金が27ページでございます。養育医療国庫負担金でございます。医療費の2分の1を国が負担するもので、390万円でございます。
次に、県の負担金が35ページにございます。養育医療費県負担金でございます。医療費の4分の1を県が負担するもので、195万円でございます。
167: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
168:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) その下の丸、保健衛生総務事務費でございます。減額継続でございます。この予算は、保健衛生業務を行うための嘱託職員の報酬や職員手当等、また健康運動士の謝金など、総務的なものでございます。
減額の理由といたしましては、嘱託保健師、また嘱託の助産師が28年度までこちらの予算に計上されておりましたが、子育て支援課に関連する分ということでございまして、3款2項3目の子ども・子育て支援費のほうに嘱託の助産師が移管されております。また、4款1項1目の母子保健費のほうに嘱託保健師が移管されているということで、減額になっております。
また、この保健衛生総務事務費の中で、153ページの中ほどをごらんください。委託料の中の2行目、第2期いきいき春日21健康づくり支援計画春日市食育推進基本計画中間見直し業務であります。この計画は、健康増進法第8条第2項に基づく市町村健康増進計画であり、食育基本法第18条第1項に基づく市町村食育推進基本計画です。平成25年3月に計画を策定いたしまして、計画期間は平成25年度から34年度までの10カ年となっております。計画の中間年度となります平成29年度中に、数値目標により進捗状況の点検・評価を行い、必要に応じて各種施策の見直しを図っていきます。
次に、下から2番目の丸、健康づくり推進協議会費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。
その下の丸、健康教育相談推進費でございます。増額継続でございます。
169: ◯委員長(野口明美君) 佐々木課長。
170: ◯高齢課長(佐々木康広君) それでは、154ページをお願いいたします。
説明欄最初の丸、
健康運動トレーニング事業費は減額継続でございます。
総合スポーツセンターで新たに一般介護予防事業教室を開始することに伴い、いきいきルームの事業を整理し、一般会計において費用の一部を支弁する
健康運動トレーニング事業を削減するとともに、
介護保険事業特別会計のみで支弁する事業を充実することとしたものでございます。
171: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
172:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) その下の丸、食生活改善推進費です。増額継続です。
次に、その下の丸、自殺予防対策費です。前年度同額継続です。
次に、155ページをお願いいたします。
1番目の丸、健康診査費です。増額継続です。この予算は、健康増進法に基づき、市民の健康の増進に向けた自主的な努力を促進するため、健康診査・がん検診の実施及びその結果の通知等を行うものですが、増額の理由といたしましては、健康診査費の中ほど、役務費、郵便料につきまして、受診率向上のため、集団健診申し込みはがきを受取人払いに変更したことによるものです。
また、その下、委託料につきまして、個別検診の受診者が増加傾向にあることです。
なお、集団健診の日程につきましては、今まで42日開催していた分を45日、3日増にしたことなどからによるものでございます。
なお、予算額のうち
健康スポーツ課所管分は8,431万4,000円となります。
また歳入として、県から38ページの健康増進事業費県補助金として63万3,000円を、40歳以上の被保護世帯の健康審査費や骨粗鬆症検診費、クレアチニン検査費等の半額分として計上しています。
次に、その下の丸、がん検診推進事業費です。減額継続です。
がん検診の方法を一部変更しておりますので、説明いたします。乳がん検診でございます。
がん検診は、国の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」に基づき事業を推進していますが、40歳以上の乳がん検診は、問診及び乳房エックス線、マンモグラフィー検査とし、視触診検査は廃止するとの国の指針が示されました。また、国の指針改正を受けて、平成28年12月に福岡県医師会で視触診検査の医師の登録を廃止するとの決定がなされております。この国・県の方針を受け、検診方法を変更するものでございます。
40歳以上の女性につきましては視触診を廃止し、乳房エックス線、マンモグラフィーのみで実施いたします。
国の指針に基づく乳がん検査対象年齢前の20歳から39歳の女性に対してですが、春日市が独自に実施しているもので、視触診により乳がん検診を行っています。この市独自に実施している対象年齢20から39歳の女性につきましては、視触診検査を廃止し、乳房超音波エコー検査に変更して実施するものといたします。これは、乳腺が発達している若年齢層の人は、乳房エックス線、マンモグラフィー検査では判読しにくい場合が多く、乳房超音波エコー検査がより精度管理上望ましいとされているものからであります。
なお、歳入といたしまして、国から28ページのがん検診推進事業費国庫補助金として40万8,000円が、子宮頸がんクーポン対象者、乳がんクーポン対象者の検診費や事務費の半額を対象に交付されます。
次に、156ページをお願いいたします。説明欄1番目の丸、休日・急患対策費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。
なお、歳入といたしまして、38ページの小児救急医療支援事業費県補助金が197万4,000円、小児救急支援事業に係る経費の3分の2を対象に交付されます。
1目は以上でございます。
173: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。高橋委員。
174: ◯委員(高橋裕子君) 155ページのがん検診、この乳がん検診の視触診が国により廃止になったということで、これは市単独で20歳から34歳までのエコー検査、これは本当に高く評価しております。ぜひですね、周知のほうをですね、お知らせのほうをしっかり頑張っていただきたいと思います。乳がんの低年齢化というか、若年の方がなっていらっしゃる、若年というか若い女性ですね、ということもありますので、よろしくお願いしたいと思います。これは要望です。
もう一点、胃がん検診ですね。これは国のほうでバリウム、要するに透視する分ですね、あれが年齢の高い方は誤嚥性肺炎にもつながるというか、誤嚥するということもあって、胃カメラのほうでも、そういった方向も出ていると思うんですけれども、本市におかれましてはその点のほうはどのような協議をされて、今回入っていないと思うんですけれども、そのことを教えてください。
175: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
176:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) まず、最初御要望いただきました乳がん検診の分につきましての周知ですが、ただいま乳がんにつきましては、さまざまな場面におきまして、例えば文化振興課が行っております映画の場であるとかスポーツフェスタの場などにおきまして、乳がんの触診のための、乳がん触診を自分で計測するための器具を使って、いろいろ指導とかもさせていただいております。この分については引き続き、乳がん検査の分についてますます増加するように努めてまいろうと思っております。
続きまして、胃がん検診の分につきましてですが、こちらは平成30年度に向けまして、現在、筑紫地区、また医師会を通してそれぞれ検証しているところでございます。先ほど申されましたバリウムの検査の変更につきましてということで、それぞれの筑紫地区医師会のほうと、どういった形で受け入れていけばいいのかというふうな形で、調整を進めているところでございます。
177: ◯委員長(野口明美君) 高橋委員。
178: ◯委員(高橋裕子君) わかりました。胃カメラの場合は基準があるんですよね。たしか国の、これだけの規模での装置というか設備がないとできないとかっていうことがあると思いますので、引き続き御検討をお願いします。
それから、156ページの救急急患対策費で、たしか去年から、大人の救急医療の電話相談というか、♯7119だったですかね、この件はここに入るんですか。こういう啓発とかそういったことはここに入るのか、まず教えてください。
179: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
180:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 済みません、今の件につきましては自分が十分に把握しておりませんので、確認してさせていただきます。申しわけありません。
181: ◯委員長(野口明美君) じゃ、後ほどまたお願いいたします。
はい、ほかに。米丸委員。
182: ◯委員(米丸貴浩君) 154ページ、下のほうに自殺予防対策費とありまして同額継続でありますけれども、実はちょっと前年度にはですね、講演会だけでこういう自殺対策、予防対策でいいのかと、もうちょっと拡大すべきじゃないかということに対して、啓発事業以外でも自殺対策はアプローチしていきたいという御回答がありました。今回この予算計上としてはないけれどもということは、予算がかからないところで何らかのそういう対策は考えておりますという認識でよろしいのでしょうか、見解をお聞かせください。
183: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
184:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 現在の自殺の春日市の状況をまず報告させていただきます。平成27年度になりますが、春日市内の自殺者数が総数15名でございます。男性が12名、女性が3名でございます。これが平成21年から27年までの7カ年におきましては、合計で自殺者数119名、男性が88名、女性が31名でございます。
年代別で見ますと、この21年から27年にかけましてですが、一番多い年齢層ですが、50歳から59歳のところが、男性が20名、女性が4名。また次に多いところが、30歳から39歳、また60歳から69歳のところが、男性が6名、女性6名、また60歳から69歳に関しましては、男性16名、女性5名というふうな状況でございます。
また、原因、動機でございますが、男性、女性とも健康問題が一番多くなっておりまして、男性27名、女性20名となっております。また、経済・生活問題が男性では24名、また、家庭問題では男性が15名というふうな形になっております。
今回この結果を踏まえまして、いわゆる健康問題の部分で多くの方が命を落とされているということもございます。ここの部分につきましては、現在、健康推進部の中で担当を超えて広く健康推進に努めておりますので、皆さんに健康になっていただくことで、まず、この自殺を減らすことができるのではなかろうかというふうに考えているところ、また、広く家庭問題等も自殺の原因となっておりますので、そういった部分につきましても必要な関係所管課と連携いたしまして、自殺の予防に努めてまいれればというふうに考えているところでございます。
185: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。はい、米丸委員。
186: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。まあ、多分いろんな窓口が市にはありますよね。特に納税課とかあの辺に行かれると、経済的に苦しい方の問題、それから2階には今、生活困窮者自立支援事業で窓口が、そういうところもありますよね。それ以外のところでもですね、もう自殺がやっぱり頭に浮かぶような方、そのおそれがある方というのは、何らかのサインがどこかで出ていると思いますよ。そういうところを各窓口で、うちは関係ないからということではなくて、全庁的にそういうようなサインを見逃さないような何らかのシステム、そういうのを考えてやっていただければと思いますので、よろしく御検討をお願いいたします。
187: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
188:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) ただいま御意見頂戴いたしました。市の担当がそれぞれ気をつけてというところなんですが、実は今週、ゲートキーパー養成の講習会、これは市の職員を対象にですね、今、委員申されました、何らかのサインを逃さず確認しながら自殺予防につなげればということで、講習会を予定しております。これが健康推進部に限らず、市全体で取り組みができればというふうな形で、市全体の研修として取り組んでいかせていただこうと思っております。
以上でございます。
189: ◯委員長(野口明美君) はい、ほかにございませんか。竹下委員。
190: ◯委員(竹下尚志君) 今、自殺の項目ですけども、二、三日前ね、この自殺について新聞に載っていましたよね。わかります。国が目標を定めたのが1万5,000人以下ということで、ピーク時は3万を超していましたね。で、ここ二、三年は2万四、五千人の自殺者ということで、今年度は、ああ、来年度ですか、国が目標を定めてやっていますので、それに沿って、この前年度の内容の項目じゃなくて、国に合わせて、やっぱりそれ以外に、今、健康問題が第一だと言われましたので、そういうやつから把握されて、なるべく春日市からは1名でも2名でも減になるようにお願いいたしたいと思います。
以上です。
191: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
192:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 本当に貴重な御意見どうもありがとうございます。ただいまの御意見、また国の動向等も参考にしながら、来年度、自殺予防に努めてまいりたいと思います。
193: ◯委員長(野口明美君) はい、次。西川委員。
194: ◯委員(西川文代君) 乳がん検診の件ですけれども、春日市は他の自治体よりもいい形での検診をしていただいているということで、ありがたく思っております。
先ほどですね、課長のほうから、自己検診、もう国のほうは触診をなくしたんですけど、やっぱり視診とか触診というのはすごく有効性がまだあると。やはりこれは自分で月に1回とかするということがすごく大事、年に1回ではなくてですね、ということを私もちょっと学びました。で、先ほど、そういうことを体験するための器具をですね、使った啓発というふうにおっしゃっていましたが、実を申しますと、ちょっと最近の春日市のイベントで、その器具がですね、春日市になかったんです。それで県のほうでお借りしました。
やはりですね、ちょっとここ、あれですけど、そういうものをですね、ぜひ一個といわずですね、そんなに高いものではありませんので調達して、検診に来られた方とかに「こうやって自己検診をしてください」ということで、チラシと、それで「こういう形でやるんですよ」ということの啓発等をですね、ぜひお願いしたいなと。女性でかかるがんのうち、乳がんがトップだそうです。ですので、よろしくお願いいたします。早期発見すれば生存率は高いということですので、よろしくお願いいたします。
195: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
196:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) はい、こちらも貴重な御意見どうもありがとうございます。予算書のですね、155ページをごらんいただいてよろしいでしょうか。この中ほどからちょっと下のほうになるんですけれども、備品購入費というのがございます。この中、徴用備品3万3,000円で計上させていただいている分でございますが、実はこちらが今申されました、乳がんを自分でさわって、どういったしこりが乳がんなのだとわかる、その器具を購入させていただくための予算でございます。
先ほど委員からいただきました、実は今年度、スポーツフェスタであるとかさまざまな場面で、乳がんのこの啓発を行った際には、県のほうから器具を借りてきて行っておりましたが、来年度はこちら、市のほうで調達いたしまして実施する予定としております。
197: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。
198: ◯委員(西川文代君) それでですね、本当にありがとうございます。器具もですね、やはりいろいろものがあるそうです。金額がある程度いいもの、10万円以上ぐらいのだと、近いもので、何ですか、いいものが手に入るということでした。まあ、来年度、29年度は3万3,000円のを、でも一つ市に確保できるということで喜ばしいですけれども、今後またその数をふやすとか、そこらあたりも検討いただけたらありがたく思います。
199: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
200:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 今回こちらを購入させていただきまして、新年度の啓発の状況を踏まえまして、また新たに追加するかどうかにつきましては、その際にちょっと今回の御意見を参考にさせていただければと思います。
201: ◯委員長(野口明美君) これ、予算は器具一つ分ですか。はい、藤井課長。
202:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) こちらは一つ分でございます。
203: ◯委員長(野口明美君) はい、次ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
204: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、次、お願いいたします。藤井課長。
205:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 158ページをお願いいたします。
206: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いします。
207:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 4款1項2目予防費でございます。
説明欄上から2番目の丸、予防接種健康被害給付関係費でございます。ほぼ前年度同額継続です。この予算につきましては、平成28年度は子育て支援課において執行しておりましたが、平成29年度からは、予防接種の事務を行っております健康スポーツ課で対応させていただくこととなります。
なお歳入といたしまして、予防接種事故対策費補助金として、過去に予防接種事故により後遺症が発生した人に対する手当の4分の3を県が補助するものであります。
次にその下の丸、高齢者肺炎球菌感染症予防接種費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。
次に、159ページをお願いいたします。
説明欄、上から1番目の丸、高齢者インフルエンザ予防接種費でございます。ほぼ前年度同額継続です。
2目は以上でございます。
208: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
209: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。藤井課長。
210:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 163ページをお願いいたします。4款1項7目いきいきプラザ費でございます。
7目の説明欄、いきいきプラザ管理費でございます。減額継続でございます。いきいきプラザ管理費は、いきいきプラザの管理、保守、修繕等を適宜実施し、施設の長寿命化を図るとともに、適切な管理運営をすることにより施設利用者の安全な利用を確保し、市民の健康の保持及び増進に資するものであります。
減額の理由といたしましては、13節委託料の警備業務につきまして、入札により業者選定を行い、平成28年度から29年度までの2カ年、年額1,047万6,000円で契約締結したことにより減額したものでございます。
7目は以上でございます。
211: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
212: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。藤井課長。
213:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 264ページをお願いいたします。
214: ◯委員長(野口明美君) はい、お願いいたします。
215:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 10款5項1目保健体育総務費でございます。
説明欄の一番上の丸、社会体育総務事務費です。増額継続です。
次にその下の丸、スポーツセンター事務費です。ほぼ前年度同額継続です。
次にその下の丸、
北スポーツセンター事務費です。増額継続です。
次に、265ページをお願いいたします。
説明欄の一番上の丸、各種大会行事等事業費です。ほぼ前年度同額継続です。
次にその下の丸、スポーツ推進委員費です。ほぼ前年度同額継続です。
次にその下の丸、スポーツ大会参加補助費です。減額継続です。
次に、266ページをお願いします。
説明欄の一番上の丸、スポーツ団体育成費でございます。減額継続です。スポーツ少年団、体育協会への運営補助金でございまして、スポーツ・運動の振興を図るものでございます。体育協会の補助金につきましては、平成28年度同額でございます。
スポーツ少年団の活動につきまして、スポーツ少年団につきましては、運営費補助金を減額しているところでございます。減額の理由といたしましては、スポーツ少年団は平成27年度から福岡地区スポーツ少年団の事務局の当番市を行っていましたが、こちらが終了することで、増額していた当該事務局経費を減額するものであります。
次に体育協会につきましては、総合計画の中に位置づけられておりますスポーツ・運動の振興に市とともに取り組んでおり、スポーツ団体等の相互の連絡及び協調により、生涯スポーツの推進を図り、あわせて市民の健康の維持・増進と体力の向上及び人格の形成に寄与することを目的に、事業に取り組んでいただいているところでございます。
以上でございます。
216: ◯委員長(野口明美君) 神田部長。
217:
◯健康推進部長(神田芳樹君) 今のところ、補足説明をさせていただきます。
昨年9月の市議会定例会の決算審査特別委員会の中で、体育協会の自立ということに関しまして私のほうから、平成29年度を一つの区切り、目安としてですね、その方向性を見出したいと。また、平成29年度策定のスポーツ推進基本計画の中でも、体育協会の役割を見定めていきたいという旨の御説明をしたところでございます。
その後の進捗でございますけども、その後も引き続き体育協会と協議の場を持っておりますが、その中で、平成29年度策定する市のスポーツ推進基本計画にあわせてですね、体育協会のですね、将来ビジョン、中期計画など、計画を策定していただきたいというふうな形で、市のほうから提案をさせていただいております。
体育協会のほうでは、その方向で組織内のコンセンサスをとっていって、その方向で進んでいきたいということでございましたので、今後、市の策定する計画と、体育協会が作成する将来ビジョン等の計画の整合性をとりながらですね、協議してまいりたいと思いますし、また、その中で体育協会の自立、役割、そういったもの、まあ予算面も含めてですね、はっきりさせていきたいと思っております。また、その進捗とは、委員会、その他議会の場面で報告ができればと考えておりますので、以上、報告でございます。
1目の説明は以上でございます。
218: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
219: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、次、お願いいたします。
前田委員。
220: ◯委員(前田俊雄君) 今、藤井課長の説明の中でですね、スポーツセンターの事務費に入るのかどうかわかりませんけど、かねてスポーツセンターでもですね、やはりWi-Fiの環境をという話もあったように思うんですけど、そういったような、スポーツセンターでWi-Fi環境の整備というのは検討されているんですか。
221: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
222:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) Wi-Fiの環境につきましては、現在、スポーツセンターを管理運営しております指定管理者のほうとも協議をしているところでございます。この中で、Wi-Fiを整備することで、スマートフォンであるとかさまざまなパソコン関係の用途で向上が認められるものと思っております。この分につきましては引き続き指定管理者のほうと調整を図りながら、今回の御意見をちょっと参考にさせていただきながら調整を図ってまいりたいと思っております。
223: ◯委員長(野口明美君) はい、ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
224: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。藤井課長。
225:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 同じく266ページ、2目体育施設費でございます。
この目の説明欄の1番目の丸、学校施設開放事業費です。ほぼ前年度同額継続です。
次にその下の丸、スポーツセンター管理費です。ほぼ前年度同額継続です。昨年4月に開館いたしました春日市
総合スポーツセンターも、間もなく1周年を迎えることになります。この
総合スポーツセンターは指定管理者による管理運営がなされており、管理対象施設はこの
総合スポーツセンターのほか、隣接しております温水プールと春日市西野球場でございます。契約の期間は平成27年度から31年度までの5カ年で、予算額は平成28年度と同額の1億6,390万円です。この枠内で委託料を設定し、年度協定を締結する流れとなります。
また、次に一つ下、スポーツ推進計画策定業務についてであります。春日市スポーツ振興計画が平成23年3月に策定され、計画期間は平成23年度から27年度までの5カ年となっておりましたが、平成28年4月に
総合スポーツセンターの開館を控えていたこと、また、
総合スポーツセンターの1年間の運営状況、利用状況等を計画策定に当たって勘案する必要があったことから、改定の時期を平成29年度に延伸したものであります。
次に、267ページをお願いいたします。
温水プール管理費でございます。増額継続です。工事請負費といたしまして、温水プール循環ろ過装置ろ材取りかえを行います。
次に、268ページをお願いいたします。
説明欄の一番上の丸、西野球場管理費です。減額継続です。これは春日市西野球場を維持管理するに当たり、必要となる経費でございます。この項目の名称は、平成28年度は「西スポーツセンター管理費」でしたが、
総合スポーツセンターの開館に伴い、西スポーツセンター体育館を廃止いたしましたので、「西野球場管理費」に変更しております。
減額の理由ですが、平成28年度は西スポーツセンター解体工事関連の経費を計上していたこと、また、西スポーツセンター体育館用地の地権者3人との賃貸借契約を終了したことによるものです。
次にその下の丸、
北スポーツセンター管理費です。増額継続です。これは
北スポーツセンターの野球場、テニスコート、壁打ちテニスコート、卓球場の維持管理費でございます。
増額の理由といたしましては、中ほどの委託料及び工事請負費に記載されております
北スポーツセンター照明設備整備のためでございます。これは、夜間に屋外競技を行う団体は、基本的には照明設備が整備された施設を利用されていますが、17時から19時の時間帯を活用する頻度の高いスポーツ少年団等、子どもたちの活動時間帯の環境の整備を図るため、
北スポーツセンター野球場に簡易照明を設置するものであります。
現在、春日市内で照明設備が整備され、夜間、屋外競技等で使用可能な施設は、
総合スポーツセンター屋外競技場、春日市西野球場、小学校6校、中学校5校でございます。これに加えて
北スポーツセンターに新たに整備するものでございます。
次に、269ページをお願いいたします。
説明欄の一番上の丸、春日運動広場管理費でございます。増額継続です。
2目は以上です。
健康推進部の歳出の説明は以上でございます。
226: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。中原委員。
227: ◯委員(中原智昭君) 267ページのスポーツセンター管理費の中ほどの若葉台中央公園テニスコート整備業務70万2,000円ですけど、これってどの程度の整備なんですか。
228: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
229:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) こちらはテニスコートの土の攪拌等の整備、いわゆるテニスコートの面の整備になります。
230: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。中原委員。
231: ◯委員(中原智昭君) 面というのは、床面。
232: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
233:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) コートの土の面でございます。
234: ◯委員長(野口明美君) 中原委員。
235: ◯委員(中原智昭君) あそこのテニスコート自体がですね、もともとかなり古くて、かなり傷んでいますし、私は根本的なものを解決するためにも、かなり大胆なことをしていかないかんと思うんですけど、将来的にそういうテニス人口の増加に伴い、まあ
北スポーツセンターも今テニスコートを使ってあるんでしょうけど、スポーツセンターの連携を考えたら、もう少しちゃんとした整備をするべきだと思うんですけど、そこのところのお考えというのはあるんですか。
236: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
237:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 今回、
総合スポーツセンターができまして、市のスポーツ施設の見直しを図ることをしております。その中で、今回新たにスポーツ推進基本計画を策定する分……。ああ、申しわけありません。今回、若葉台の中央公園テニスコートにつきましては、現在の利用状況等も踏まえまして、ますますテニス競技をされる方の動向等も踏まえながら、今後、今の御意見を参考にしながら、ちょっと対応は検討を図ってまいろうと思っております。
238: ◯委員長(野口明美君) 中原委員。
239: ◯委員(中原智昭君) まあ、そういう意味でも、あそこの公園の利用率とかを考えたときに、駐車場がないとかっていう問題もありますので、総合的にその辺も含めながら、今後の課題としていただいて考えていただければと思いますので、よろしくお願いします。
240: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
241:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 今後の課題として、また検討させていただければと思います。
242: ◯委員長(野口明美君) 前田委員。
243: ◯委員(前田俊雄君) 269ページの一番最初の丸の春日運動広場ですね、この件ですけど、
総合スポーツセンター建設以前において、春日市全体のですね、こういうスポーツ施設をどうするかという議論の中で、随分、春日運動広場の活用についても議論になってきたところでございますけど、現在、この春日運動広場というのはどういう活用をしようという方向づけをしているんですか。
244: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
245:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 現在、春日運動広場につきましては、主に使っていただいている団体でございますが、地域の自治会のほうで、グラウンドゴルフで御利用されてある団体、また少年野球で使っておられる団体、また子どもたちのサッカーで使っておられる団体等に、スポーツ目的で使われてあるのが大半でございます。また、スポーツ以外の目的で使われている部分につきましては、地元地域の方々が廃品回収等をこの場所を使って行われているというのも確認しております。
今回、この春日運動広場の活用につきましては、
総合スポーツセンターができまして、今後どういった形でこの春日運動広場を活用していくか、このまま運動施設として使っていくのか、あるいはまた、そのほかの用途で使っていくのかという点につきまして、市内部でも協議をしているところでございますが、大変申しわけありませんが、今の段階ではまだ方向性を見出せていないところでございます。
246: ◯委員長(野口明美君) 前田委員。
247: ◯委員(前田俊雄君) この議論はね、随分長いことあっとるわけですから、まあ、先ほどの検討中でございますけども、できるだけね、早い段階での結論を出して、十分なですね、活用をですね、今のところこれは普通財産扱いでしょう。行政財産。行政財産になっているんですか。
248: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
249:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) はい、行政財産でございます。
250: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。
251: ◯委員長(野口明美君) はい、次。與國委員。
252: ◯委員(與國 洋君) 268ページの
北スポーツセンターの照明設備なんですけども、本来、大々的な照明設備は、あそこの下に入っている配線工事か何かであって、アース線か、何かでできないということで、今回、簡易照明という。簡易照明というのはどんなものなんですか。
253: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
254:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) この簡易照明と申しますのが、今委員おっしゃられました、かなり照度の強い照明を立てるためには、どうしても掘削して土に柱を立てて設置する必要がございます。ただし今回、こちらのNHKのほうではそういった工事をすることが難しくなっておりますので、現在、既にホームベース後ろ側に高い柵がございますが、その柵の上の部分にですね、合計8基、照明を設置する予定としております。こちら、なかなか夜間に試合等を行うのは難しいかと思いますが、練習等では活用できる程度の照度は確保する予定としております。
255: ◯委員長(野口明美君) 與國委員。
256: ◯委員(與國 洋君) いわゆる固定されたものなんですね。ちょっと弱いかもしれませんけど、移動するというものではないということでいいんですかね。
257: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
258:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) はい、今おっしゃられましたとおり、移動式ではございませんで、固定式で上から照らすものでございます。
259: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんか。はい、金堂委員。
260: ◯委員(金堂清之君) 今の問題ですけれども、バックネットの後ろのほうから8基の照明器具で全校庭を照らすということなんですが、逆にNHKの建物のところを借りて、南側から照らすというわけにはいけないんですかね。そうしないと、その球場を使うこと自身が限られたような使われ方になるんじゃないかなと思うんですけど、その辺はどんなふうでしょうか。野球なんていうのはできないんじゃないでしょうか。
261: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
262:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) 現在、バックネット裏にということで計画はしているところでございますが、これはあくまで計画でございます。ただいま本当に貴重な御意見を頂戴いたしましたので、果たしてどこに照明をつけることが一番最適であるかというのは、今回、重々検証いたしまして、その上、設置させていただければというふうに考えております。
263: ◯委員長(野口明美君) はい、しっかり検討していただきたいと思います。いいですね。
ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
264: ◯委員長(野口明美君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ああ、聞き忘れた。はい、中原委員。はい、いいですよ。
265: ◯委員(中原智昭君) ちょっと158ページに戻りますけど、済みません。予防接種健康被害給付関係費、これって昔、予防接種で被害を受けた方に延々と出す補償費みたいなものなんでしょうけど、現在の給付人数と、1人当たりどの程度なのかというのと、それともう一つ、現在はこういう被害者というのはいないのかどうかを教えてください。
266: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
267:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) ただいまの御質問についてですが、まず、この予防接種事故負担金の対象者でございますが、人数は3人でございます。
この3人でございますが、まずお一人目、こちらにつきましては、お生まれが昭和40年生まれの方で、事故が発生したのが昭和42年の9月でございます。こちらに関しましては、年間600万6,060円負担しているところでございますが、医療費といたしまして7万2,000円、医療手当として41万5,200円、障害年金といたしまして467万6,360円、介護加算といたしまして84万2,500円を支払っているところでございます。
あとお二人でございますが、次の方が昭和52年お生まれの方、こちらは平成7年の6月に事故が発生しております。こちらにつきましては、障害年金の手当が360万9,550円と介護加算として56万1,700円、合わせまして417万1,250円を払っております。
また3人目の方ですが、こちらは昭和38年お生まれの方、昭和40年に事故が発生しております。こちらに関しましては医療費として5万円、医療手当として3万4,000円、障害年金として368万7,560円、介護加算として56万1,700円、計433万3,260円を負担しているところでございます。
以上、春日市の状況といたしましては、この3名でございます。
268: ◯委員長(野口明美君) 中原委員。
269: ◯委員(中原智昭君) で、その予算の4分の3が県が負担して、4分の1だけ春日市が負担しているという認識でいいですか。
270: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
271:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) はい、今委員おっしゃられたとおりでございます。
272: ◯委員長(野口明美君) ほかに漏れの質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
273: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
以上で健康福祉部の審査を終了いたします。お疲れさまでございました。
ここで暫時休憩いたします。再開は1時からといたします。1時20分、どうしましょうか。ああ、西川委員、席に着いていただいてよろしいですか、済みません。
再開は1時15分からといたしますので、よろしくお願いいたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午後0時15分
再開 午後1時15分
──── ─ ──── ─ ────
274: ◯委員長(野口明美君) おそろいでございますので、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
福祉支援部に入ります前に、午前中の健康推進部での高橋委員の救急電話相談の件についての質問に対しての御答弁をお受けいたします。
神田部長。
275:
◯健康推進部長(神田芳樹君) 救急電話相談の♯7119については、市の予算に計上されてあるかというようなお尋ねでしたので、担当課長から説明いたします。
276: ◯委員長(野口明美君) 藤井課長。
277:
◯健康スポーツ課長(藤井謙一郎君) まず、こちらの♯7119の分につきまして、こちらは救急電話相談ですが、近年、救急搬送人員が年々増加しておりまして、高齢化の進展に伴いまして救急医療の需要がさらに高まっていくものと予想される中、救急医療及び救急車の利用の適正化が課題となっております。
そこで、福岡県救急医療情報センターにおいて、急病やけがの際に救急車を呼んだほうがいいのか、病院にいつ受診したらいいのかという不安に応えるため、看護師が24時間体制で救急相談に対応しているものでございます。具体的には、救急車を要請したほうがいいのか、自分で医療機関に行ったほうがいいのかの相談、また、直ちに医療機関に受診すべきか、2時間以内に受診すべきか、通常の診療時間帯で受診していいのかという相談、また、受診科目及び医療機関等についての相談等についてアドバイスを行っているところでございます。こちら、福岡県で行っておりまして、平成28年6月に制度としてつくられたものでございます。
春日市の取り組みといたしましては、この平成28年6月以降、平成28年8月1日号の市報におきまして、この救急電話相談を行っているということを市報のほうで、県の保健医療介護部医療指導課のほうを連絡先として市報で紹介しているところでございます。現在、市のほうで予算化は、こちらの分については行っていないものでございます。
以上です。
278: ◯委員長(野口明美君) 高橋委員、よろしいですか。
それでは、大変御苦労さまでございました。ありがとうございます。
それでは、ただいまから福祉支援部関係の審査を行います。
委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は、挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、マイクのスイッチを入れてから発言をしてください。
それでは、審査を始めます。説明員の説明を求めます。筒井福祉支援部長。
279: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 福祉支援部でございます。よろしくお願いいたします。
本
予算審査特別委員会において御審議いただきます第22号議案、平成29年度春日市一般会計予算のうち、福祉支援部の予算について説明いたします。
まず、福祉支援部の主な事業を説明いたします。資料ナンバー2、当初予算の概要を御用意ください。
14ページをお開きください。14ページの中段、(4)福祉支援部のところでございます。14ページから15ページにかけて、福祉支援部の歳出予算の主な事業として、新規事業3件、継続事業6件、合計9件を計上しております。ここでは事業の概要について説明し、詳細につきましては予算説明の中で説明いたします。
まず、(4)福祉支援部の1段目をごらんください。臨時福祉給付金等給付事業です。継続事業です。消費税引き上げによる低所得者への影響を緩和することを目的に、臨時福祉給付金が給付されます。平成31年10月に予定される消費税増税までの2年6カ月分を前倒しして、経済対策臨時福祉給付金として1人当たり1万5,000円を支給するもので、約1万8,000人が対象となる見込みです。
次に、その下の段をごらんください。障害児通所給付事業です。継続事業です。児童福祉法に基づく障害児通所給付事業費を支給する事業です。障がいのある児童や発達に課題がある児童が施設等へ通所するためのサービスで、児童発達支援、放課後デイサービス等のサービスがございます。施設数が増加し利用しやすくなったため、利用が急激に増加しています。また、受給者数の増加も顕著です。このため、給付費が大幅に増加しています。
次に、その下の段をごらんください。養育支援訪問事業です。新規事業です。乳児家庭全戸訪問事業で把握した出産後の養育について、支援が必要な妊婦や児童に対しては、現在、相談・指導を実施していますが、それに加え、新たにホームヘルパーを派遣し、育児や家事の援助等の必要なサービスを提供することにより、母体を保護し、養育者の精神的・身体的負担を軽減し、児童の適切な養育を図るものです。
次に、一番下の段をごらんください。子育て世代包括支援センター事業です。継続事業です。妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援を実施するため、総合的に相談支援を提供するため、ワンストップ拠点として子育て世代包括支援センター事業を実施するものです。本年度は新たに専任の嘱託保健師を1名増員し、2名体制とし、妊産婦の支援強化を行うものです。
15ページをお開きください。
1段目をごらんください。不妊治療費助成事業です。継続事業です。特定不妊治療に要する費用の一部を助成することにより、不妊に悩む夫婦の経済的負担の軽減を図り、子どもを産み育てることができる社会づくりに寄与することを目的とするものです。
次に、その下の段です。公私連携型保育所春日白水保育園費です。継続事業です。平成28年度に新園舎を建設し、平成29年度から定員を110人ふやして240人とするものです。春日白水保育園は平成28年度から運営形態を指定管理保育所、いわゆる公設民営から、公私連携型保育所、いわゆる民設民営に移行しました。法律に基づく指定管理保育所に準じた市の関与が認められるとともに、私立保育所として、施設の整備や運営費について、国・県の財政的な支援を受けられるというメリットがございます。平成29年度は公私連携型保育所春日白水保育園の管理運営に必要な経費を支弁するものです。
3段目をごらんください。新設保育所施設整備事業です。新規事業です。新設保育所の施設整備に対し必要な補助を行い、保育所の定員増加を図るものです。子ども・子育て支援事業計画において、計画期間内である平成31年度までに待機児童の解消が求められています。民間保育所の施設整備に対し補助を行い、保育所の増設を行うものです。新設場所は春日市小倉東のマミーズというスーパーの跡地です。設置者は社会福祉法人どろんこ会で、関東を中心に東北などで30カ所以上の認可保育所を運営しています。定員は150人で平成30年4月に開園予定です。
次に、その下の段をごらんください。児童センター長寿命化事業です。継続事業です。老朽化が進んでいる児童センターについて、計画的な修繕及び改修工事を行うことにより、建物の長寿命化と機能保全を図るとともに、修繕費用の平準化と縮減を図るものです。来年度は毛勝児童センターの空調更新工事を実施し、これに伴う工事の監理業務の委託料を計上しています。さらに、平成30年に実施する光町児童センターの空調入れかえ工事の設計業務及び、毛勝児童センターの屋上防水工事設計業務の委託料を計上しております。
次に、一番下の段です。就学児童預かり事業費補助事業です。新規事業です。認可保育所が実施している就学児童預かり事業に対し、運営費を補助することによって、その事業を継続させ、本市の放課後児童クラブ事業の利用数の適正化を図るものでございます。具体的には、若竹保育園とあいあい保育園の2園が卒園児を対象に実施している就学児童預かり事業に対し、補助を行う予定です。
以上が福祉支援部の主な事業でございます。
280: ◯委員長(野口明美君) はい、続いてお願いいたします。
281: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) はい。次に、新規事業について説明いたします。なお、主な事業と重複する事業につきましては説明を省略させていただきます。
20ページをお開きください。新規事業一覧表の一番左に番号がございます。福祉支援部関連の新規事業は、7番から10番までの4件でございます。
まず、最初に7番です。保護課が所管いたします生活保護認定に係る年金調査員配置でございます。事業内容は、平成29年8月から年金受給権取得に必要な加入月数が300月から120月に変更されることに伴い、年金受給資格があると見込まれる生活保護受給者の調査や資格申請の援助等を行うため、4月から9月までの6カ月間、嘱託の年金調査員を任用するものです。
次に8番です。こども未来課が所管いたします保育補助者雇用強化事業費補助事業でございます。事業内容は、保育所における保育士の負担を軽減し、保育士の離職防止を図ることを目的として、保育士の雇用管理改善や労働環境改善に積極的に取り組んでいる保育事業者に対し、保育士資格を持たない短時間勤務の保育補助者の雇い上げに必要な費用を支援するものです。この事業は市内の5園が対象となる見込み予定です。
次に、9番の新設保育所施設整備事業と10番の就学児童預かり事業費補助事業につきましては、主な事業と重複いたしますので説明は省略いたします。
新規事業につきましては以上でございます。なお詳細につきましては、予算書の説明の際に担当課長より説明いたします。
282: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。
283: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) はい。それでは早速、予算の内容に入ってまいります。なお、福祉支援部は債務負担行為はございません。
まず初めに、歳入予算の説明をいたします。平成29年度春日市予算に関する説明書、22ページをお願いいたします。12款分担金及び負担金、2項負担金、1目民生費負担金の説明欄から、原則として予算額100万円以上のものについて、説明欄に沿って順次、各担当課長が説明をいたします。なお、歳入のうち国・県補助金につきましては、歳出予算説明のときにあわせて説明をさせていただきます。
284: ◯委員長(野口明美君) 今福こども未来課長。
285: ◯こども未来課長(今福保幸君) 説明欄2段目の2行目と4行目になります。市立保育所と私立保育所の保育料でございます。ほぼ前年度同額でございますが、新年度から白水保育所、名称が春日白水保育園となりますが、この新園舎の建てかえに伴い、定員を110人ふやすことに伴いまして、率にして4.1%の増となっております。
以上です。
286: ◯委員長(野口明美君) 次、高瀬子育て支援課長。
287: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは説明欄一つ飛ばして、下のですね、障がい児療育訓練事業負担金でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。これはくれよんクラブを利用する際の利用者負担金になります。
以上です。
288: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
289: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、一つ下の行をごらんください。一時預かり事業利用者負担金でございます。増額継続です。率にして約10.6%、額にして55万4,000円の増となります。これは一時預かり事業を実施しております直営の昇町保育所及び須玖保育所の歳入でございます。平成28年度の実績見込みを踏まえ、増額したものでございます。
次に、説明欄二つ下の行の延長保育事業利用者負担金でございます。増額継続です。率にして約17.4%、額にして31万5,000円の増となります。これは直営の昇町保育所及び須玖保育所の延長保育事業に伴う歳入で、平成28年度の実績見込みに基づき、増額して計上するものでございます。
続きまして、その三つ下と四つ下の行、過年度収入の市立と私立保育所の保育料でございます。減額継続でございます。率にして20.5%、額にして48万4,000円となります。減の主な要因は、ここ数年、現年度からの滞納繰越額が少なくなり、過年度分の滞納繰越額全体も減少していることでございます。
1目は以上でございます。
290: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
291: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。渡邉福祉支援課長。
292: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 50ページをお開きください。
50ページ、一番上でございます。九州労働金庫預託金です。前年度同額継続であります。この目的は、市内在住の労働者に対する金融の円滑化を推進し、その生活の向上と福祉の増進に資するために預託するものであります。4月に預け入れ、市のほうでは歳出して、3月末に回収、こちらに歳入という形で回収する性質のものでございます。
1目貸付金元利収入は以上であります。
293: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
294: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。柚木保護課長。
295: ◯保護課長(柚木智子君) 続きまして、52ページをお開きください。
20款5項5目2節の民生費雑入、説明欄は下から5行目になります。生活保護費返還金(過年度)でございます。増額継続でございます。率にして70%の増、額にして229万5,000円の増になります。これは生活保護受給者からの保護費返還分であり、分割納付等により過年度に至るものでございます。29年度は13件の増、111件分を計上しているところでございます。
以上です。
296: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。
297: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次のページの53ページです。
上から5番目、額が5,274のところでございます。福祉ぱれっと館管理費雑入であります。減額継続です。率にして5.4%減、額にして30万5,000円の減です。これは福祉ぱれっと館内のゆり工房等の光熱水費及び自動販売機の電気料の本市立てかえによる雑入で、実績等を参考に計上しております。
同じ節の最後の額が1,600のところ、配食サービス事業費雑入、こちらは前年度同額継続であります。
以上です。
298: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
299: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、説明欄一つ下の行、保育所指導食費徴収金でございます。これは歳計外からの予算の組みかえによる新規となります。
直営保育所において3歳以上の児童に給食を提供するときに、食育として保育士が児童とともにとる給食のことを指導食といいます。指導食に関しては、保育士に食材費等の費用負担を求めておりますが、平成28年度までは指導食に係る収入・支出を歳計外で処理しておりました。新年度から給食調理業務委託契約を更新するに当たり、指導食に係る収入・支出を一般会計で処理するよう変更することに伴い、この歳入予算を計上するものでございます。なお、歳入予算額につきましては、平成28年度の実績見込み額で計上をいたしております。
以上で歳入予算の説明を終わります。
300: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
301: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、次、お願いいたします。
302: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 続いて、歳出予算の説明をいたします。事前に指示いただいておりますとおり、まず各事業ごとに事業名と新規等の区分及び増減の区分等を申し上げ、そのうち必要なものについて説明をしてまいります。
まず、予算に関する説明書97ページをお願いいたします。2款5項2目委託統計調査費のところです。説明欄の上から二つ目の丸、国民生活基礎調査費から順次、各担当課長が説明をいたします。
303: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。
304: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 国民生活基礎調査費であります。減額継続であります。率にして12%の減、額にして3万円の減であります。財源は、41ページに同名の県委託金があり、補助率は対象経費の10分の10であります。減の主な理由は、平成28年度が3年に1度の大規模調査であったため、今年度は減額となっております。
2目委託統計調査費は以上であります。
305: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
306: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。渡邉課長。
307: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 続けて、103ページをお開きください。
1目
社会福祉総務費、一番下の丸、社会福祉総務事務費であります。ほぼ前年度同額継続であります。
次の104ページをお開きください。
一つ目の丸、
社会福祉協議会費、ほぼ前年度同額継続でございます。
次の丸、民生委員・児童委員・福祉相談員費、こちらは増額継続でございます。率にして14%の増、額にして187万3,000円の増であります。これは去年12月1日付で、民生委員の全国一斉改選時に、定数を108名から121名に、13名の増加によるものでございます。
次の105ページ。
一つ目の丸、民生委員推薦会委員費であります。減額継続であります。
一つ飛んで次の丸、戦没者追悼費、ほぼ前年度同額継続であります。
次の丸、援護事務費、減額継続であります。財源につきましては41ページに、県委託金といたしまして、遺家族援護施行事務委託金が1万円あります。
次の106ページをお開きください。
一つ目の丸、平和推進事業費でございます。ほぼ前年度同額継続であります。
308: ◯委員長(野口明美君) 柚木課長。
309: ◯保護課長(柚木智子君) 済みません。続きまして次の丸、中国残留法人等支援費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。財源といたしましては、扶助費に係る分として、26ページに国庫負担金4分の3がございます。
以上です。
310: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。
311: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 一つ飛んで次の丸、臨時福祉給付金等給付事業費、増額継続であります。率にして82.3%の増、額にして1億4,594万3,000円の増であります。春日市では本年3月から8月末まで半年間、いわゆる経済対策臨時福祉給付金の申請受け付けを実施するものでございます。平成26年4月から消費税率が5%から8%に引き上げられた影響を緩和するため、引き続き実施するもので、平成31年10月に予定されております消費税率引き上げまでの2年6カ月分を前倒しして、1万5,000円を支給するものであります。対象者は約1万8,000人で、対象と思われる方には先月2月27日に発送済みでございます。
なお財源につきましては、30ページの同名の国庫補助金として10分の10でございます。
1目
社会福祉総務費は以上でございます。
312: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。はい、米丸委員。
313: ◯委員(米丸貴浩君) ページ数で104ページ、社会福祉協議会費、同額継続でありますけれども、これはほかのところの所管になるかもしれませんが、介護保険法の改正とかで、いろんな事業がですね、社会福祉協議会に対しては春日市はお願いしているところ、委託業務もありますし、それ以外のところもありますけれども、ますますですね、今後、社協の位置づけというのが拡大していくんだろうと私は思っています。まあ、そうなればですね、市として社協とのこの連携のやり方、これまで以上にやっていかないと、なかなか各事業が進んでいかないと思うんですけれども、そのあたりの連携は市としてはいかがお考えでしょうか。
314: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。
315: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 春日市社会福祉協議会との連携はどういうふうかという御質問ですけれども、市のほうではですね、去年の8月から健康推進部、福祉支援部、それと社会福祉協議会も含めましてですね、持続的な地域福祉の推進検討会議というのを月1回のペースで協議しております。どういうものを協議しておるかといいますと、これからの地域福祉のニーズや国の動向、それとか
社会福祉協議会のあるべき姿とかですね、今後の事業展開をどうしていくか、それと春日市社協独自の課題というのもございます。それをいろいろ市と
社会福祉協議会とで協議を交えて議論しているところでございます。
以上です。
316: ◯委員長(野口明美君) いいですか。はい、米丸委員。
317: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。かなり密にやってあるんだろうと思います。その中に、社協のあるべき姿はどんなものかなというのも、協議を今、月に1回やっているということですけれども、社協さんの中にはですね、多分いろんな、もっと効率化を図ったらいいのかなとか、それから社協さんの、今、職員さんの年齢構成を見たら、少しいびつなのかなという気もしております。まあ、いろんなところでですね、市もですね、お願いする以上は、社協さんに対しては適切な、またアドバイス等をしっかりやっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
318: ◯委員長(野口明美君) 要望でいいですか。
はい、次ございませんでしょうか。與國委員。
319: ◯委員(與國 洋君) 104ページの民生委員・児童委員・福祉相談員費の件なんですけれども、ふえているということなんですけれども、現実はこの人たちは確保できているんですかね。何かいつも、なかなか選考も難しくて、ちょっと欠員のような報告を受けたりしているんですけど、その辺のことはまずどうなんですか。
320: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。
321: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 先ほども、去年の12月に121名に13名増してまいりました。2月1日時点ですが、委嘱して受けていただいているのは111名ということで、10名ほどまだ埋まっていないというのが現状でございます。
以上です。
322: ◯委員長(野口明美君) 與國委員。
323: ◯委員(與國 洋君) まあ、定員をふやすような努力をしなきゃいけないということと同時に、どのような努力をされるかということと、それを支えると思われる民生委員推薦会委員費というのも減っているんですよね。なかなか、確保しようという前向きの態度がちょっと少ないのかなというふうに思うんですけど、その辺の確保という観点では、どのように処置をしていこうとしておられるんですかね。
324: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。
325: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) ええとですね、まあ、いろいろ推薦会での御助言とか、総務文教委員会の御助言とかで、PTAの役員の方とかあらゆるネットワークを使って、まあ元職員も含めてですけれども、いろいろ当たっているところでございます。
それともう一つは、民生委員の推薦会委員費が、ちょっとこれが下がっているというのがですね、去年は民生委員の一斉改選で推薦会が頻繁に行われておりました。今年度は欠員の分だけの推薦会費という形になっておりますので、こちらの分、推薦会委員費の分はそれにより減額になっているところであります。
以上です。
326: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。はい、與國委員。
327: ◯委員(與國 洋君) 欠員分についてはですね、民生委員の仕事ってかなり今ふえていっている、生活保護との関連もある、高齢者のサポートという観点もあるので、まあ、省エネの人員必要数が確保できるように、引き続き努力してもらいたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。これは要望ですので、確保のために努めてください。
328: ◯委員長(野口明美君) はい、ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
329: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。渡邉課長。
330: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次は112ページをお開きください。
112ページ、5目
社会福祉総務費、上から二つ目の丸でございます。障がい者福祉事務費、増額継続であります。率にして40%の増、額にして108万5,000円の増でございます。増の主な理由は、事務補助員を新たに1名雇用する賃金によるものでございます。
次の113ページ、一番上の丸、障がい者福祉団体補助費であります。前年度同額継続であります。
次の丸、福祉ぱれっと館管理費、減額継続であります。率にして75.1%減、額にして6,473万6,000円の減でございます。前年度は老朽化による空調設備の大規模改修工事を実施したため、今年度減額となっているものでございます。なお財源といたしましては、53ページの福祉ぱれっと館管理費雑入があります。
次の114ページをお開きください。
一番上の丸、障がい者自立支援給付事業事務費、ほぼ前年度同額継続であります。これは障がい者在宅支援員である嘱託職員の人件費等でございます。
次の115ページをお開きください。
一番上の丸、障がい者地域生活支援事業事務費でございます。ほぼ前年度同額継続であります。
次の116ページの一番上の丸、特別障害者手当等給付費、ほぼ前年度同額継続であります。なお財源といたしましては、26ページの国庫負担金で4分の3があります。
次の丸、障がい者在宅福祉費、減額継続であります。率にして6.1%減、額にして765万9,000円減でございます。障がい者等の在宅生活を支援するための事業費であります。減の主な理由は、昨年8月に規則の改正により、国の制度に準じて対象者の範囲を変更したことによるものでございます。障がい者在宅福祉の中で財源の主なものは、36ページの軽度・中等度難聴児補聴器購入費助成事業県補助金により、対象経費の2分の1、それと53ページの配食サービス事業費雑入などがございます。
次の117ページ、一番上の丸、障がい者自立支援給付事業費、ほぼ前年度同額継続でございます。
なお、財源といたしましては四つございます。まず、26ページの同名の国庫負担金と障害者医療費国庫負担金という名称でそれぞれ2分の1及び、34ページの同名の県負担金と障害者医療費県負担金という名称でそれぞれ4分の1となっております。
次の丸、障がい者地域生活支援事業費、増額継続でございます。率にして17%増、額にして1,320万4,000円増であります。次のページまでまたがっておりますが、障がい者の方々が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、日常生活用具の給付や移動支援など、地域の実情に応じて行う支援事業費であります。
増の主な理由といたしましては、移動支援費の伸びでございます。これは社会生活上不可欠な外出及び余暇活動などの外出の際に、ヘルパーの支援をするものでございますけれども、受給者が平成28年度は前年度と比べまして8.6%増の189人、受給者1人当たりの月利用日数が11%増の2.1日となっているものでございます。
こちらのほうも財源としては主に二つございます。30ページの同名の国庫補助金で原則2分の1、36ページの同名の県補助金で原則4分の1でございます。
次の118ページでございます。
一番下の丸、障がい者障害支援区分等審査会事務費、増額継続であります。率にして34.5%増、額にして103万3,000円増でございます。増の主な要因は、平成28年度途中におきまして国・県補助金が廃止されまして、かわりに市町村単位の地方交付税へ変更したことでございます。
次の119ページ、一番上の丸、障がい者福祉計画等策定費、増額新規でございます。障害者総合支援法に基づく第4期春日市障がい福祉計画が平成29年度で最終年度となるため、新たに平成30年度から32年度までの3カ年を計画年次とする福祉計画を策定するものであります。
5目は以上でございます。
331: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
332: ◯委員長(野口明美君) ないようでございますので、次、お願いいたします。今福課長。
333: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、121ページをごらんください。
説明欄は一番上の丸、母子家庭等自立支援給付事業費でございます。減額継続で、率にして29.7%、額にして456万1,000円の減となります。この事業費は、母子・父子家庭の自立を図るため、教育講座の受講費用の一部の給付、または資格取得のため専門学校に2年以上就学する場合の生計を維持する費用の一部の給付、それから高等学校卒業程度認定試験合格を支援する給付が主な内容となります。
予算減の主な要因は、高等職業訓練促進給付金に関するもので、前年度からの継続者が新年度では3人で、平成28年度よりも2人少なくなっております。また新規利用者も、本年度の実績と相談等の状況から、平成28年度よりも2人少ない5人で見積もっていることによるものでございます。
続きまして、説明欄一つ下の丸、児童福祉事務費でございます。ほぼ前年度同額継続であります。
次に、同じページ、一番下の丸、母子父子寡婦福祉資金事務費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。
次に、122ページをごらんください。
説明欄一番上の丸、ひとり親家庭等日常生活支援事業費でございます。減額継続です。率にして41.4%、額にして58万3,000円の減となっております。
次に、説明欄一つ下の丸、ひとり親家庭等相談窓口環境改善事業でございます。新規事業でございますが、一部は予算の組みかえとなります。この事業は、経済的に厳しい状況にあるひとり親家庭の相談窓口の利用向上を図るため、広報啓発に必要な物品などや相談窓口の環境改善に必要な備品等を購入するための経費を助成する国の補助事業を活用するものであります。
毎年印刷しております児童手当の諸通知用の封筒、児童扶養手当の証書や通知用の封筒に国が定めるロゴマークを入れることで、国の助成を受けることができます。また、こども未来課窓口で相談を受ける際のプライバシーにより配慮し、環境を改善するため、つい立てなどをセットで購入するものでございます。
財源としては、今申し上げた国の補助金があり、75万円を上限に対象事業の4分の3を助成を受けることができるため、31ページに歳入予算を計上いたしております。
以上です。
334: ◯委員長(野口明美君) 高瀬課長。
335: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) その次の丸です。障がい児療育訓練事業費でございます。減額継続です。率にして7.2%の減、額にして235万7,000円の減です。これは、くれよんクラブに関係する事業費になります。減額の主な要因は、報酬のところの嘱託保育士を1名減にし、5名にしたことになります。なお、正規の保育士をここに1名配置しますので、現員数は同じとなります。
財源といたしましては、22ページに利用者負担金、また、26ページに国庫負担金2分の1、34ページに県負担金4分の1を計上しているところです。
以上です。
336: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。
337: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次の123ページ、一番下の丸、障害児通所給付事業費でございます。増額継続であります。率にして23%増、額にして6,587万4,000円増でございます。これは児童福祉法に基づく障害児通所給付事業費を支給する事業でございます。障がいのある児童や発達につまずきのある児童が施設などへ通所するためのサービスで、児童発達支援・放課後等デイサービスなどのサービスがございます。
増の理由は、全体的に伸びているものの、放課後等デイサービスの給付額の伸びが特に大きいと言えます。要因としては二つ挙げられます。一つ目は施設数の増加。この1年で、筑紫地区では31カ所から50カ所、19カ所増ですね。春日市では9カ所から3カ所増の12カ所となっております。二つ目は受給者数も増加しているというところでございます。1月末現在で170名と、前年同月の138名から32名増となっております。潜在的にあった保護者のニーズに施設が追いついてきているものと考えております。
なお、財源は二つございます。26ページに同名の国庫負担金で2分の1、34ページに同名の県負担金で4分の1であります。
1目は以上であります。
338: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
339: ◯こども未来課長(今福保幸君) 委員長、申しわけありません。
340: ◯委員長(野口明美君) はい、今福課長。
341: ◯こども未来課長(今福保幸君) 財源の説明を漏らしておりましたので、ちょっと補足させていただきます。
342: ◯委員長(野口明美君) はい、どうぞ。
343: ◯こども未来課長(今福保幸君) 121ページの母子家庭等自立支援給付事業費でございますが、財源として国庫補助金がございます。31ページに歳入予算を計上しておりまして、補助率、こちらは4分の3となっております。
それと、122ページのひとり親家庭等日常生活支援事業費でございますが、こちらは委託料について財源がございまして、37ページに県補助金を計上しております。補助率4分の3となっております。
申しわけございませんでした。以上でございます。
344: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長、引き続いてどうぞ。
345: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 1目は以上でございます。
346: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
347: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。今福課長。
348: ◯こども未来課長(今福保幸君) はい、委員長、お願いします。
次に、124ページになります。2目の児童措置費でございます。説明欄は一番上の丸、児童福祉事務費でございます。減額継続で、率にして14.4%、額にして1万9,000円の減となります。
続きまして、説明欄その一つ下の丸、助産施設措置費で、減額継続でございます。率にして25%、額にして42万円の減となります。
続きまして、説明欄一つ下の丸、母子生活支援施設措置費でございます。こちら、増額継続となります。率にして18.7%、額にして252万6,000円の増となります。
増の要因は、平成28年度には1世帯が入所し、1世帯が退所して、措置世帯数としては2世帯のままでございますが、新たに入所した施設のほうの措置単価が高いことが原因でございます。また、措置単価自体の改定もあっている関係で増となったものであります。なお、現在入所の2世帯分のほか、新規見込みとして平成28年度同様に2世帯分を計上いたしております。
財源としては、上の丸の助産施設措置分とあわせて国・県の負担金があり、26ページと34ページに歳入予算を計上しております。負担率は国2分の1、県が4分の1となっております。
2目は以上でございます。
349: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
350: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高瀬課長。
351: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) 次の目です。3目子ども・子育て支援費でございます。説明欄は一番下の丸になります。乳児家庭全戸訪問等事業費でございます。増額継続です。率にして26%、額にして100万3,000円です。
28年度までは、これは4款1項1目保健衛生費の保健衛生総務事務費の中にありましたけれども、子ども・子育て支援法に基づく事業として今回整理いたしまして、切り分けたものでございます。増額の要因は、嘱託の助産師、ここに2名上げておりますが、その勤務形態を週4日から週5日に変更したことになります。
財源といたしましては、28ページに国庫補助金、38ページに県補助金を計上しております。ともに3分の1の財源率になります。
続きまして、次のページの一番上の丸です。養育支援訪問事業費でございます。増額継続です。しかし、一部新規になります。新規分は額にして35万円の増になります。28年度までは、これも4款1項1目保健衛生費の母子保健費の中にありましたけれども、子ども・子育て支援法に基づく事業として整理し、今回切り分けたものでございます。
訪問支援自体は既存の取り組みですが、委託料にある育児・家事援助事業、これを今回新たに付加しております。この育児・家事援助は、養育者の心身の負担を軽減するために支援が特に必要だと判断される家庭に対し、ホームヘルパーを派遣するというものでございます。財源につきましては、一つ上の丸にある乳児家庭全戸訪問等事業費に関する補助が充てられております。これも28ページの国庫補助金、38ページの県補助金です。率はともに3分の1になります。
続きまして、その一つ下の丸、ファミリーサポートセンター事業費でございます。増額継続です。率にして13.8%の増、額にして37万4,000円の増になります。これも28年度までは5款1項1目労働諸費にありましたが、子ども・子育て支援法に基づく事業として整理し、今回、3款に移管したものでございます。増額の主な要因は、次のページの2行目にあります印刷費にかかわるものです。会員の手引など在庫数が減少しているために作成を行うものです。
財源といたしましては、31ページに国庫補助金、37ページに県補助金を計上しております。ともに3分の1になります。
続きまして、その下の丸、次の丸になります。子育て短期支援事業費でございます。前年度同額継続です。財源といたしましては、31ページに国庫補助金、37ページに県補助金を計上しております。率はともに3分の1になります。
説明は以上です。
352: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
353: ◯こども未来課長(今福保幸君) 続きまして、説明欄一つ下の丸、病児保育事業費でございます。ほぼ前年度同額継続であります。なお、13節の病児保育事業の委託料の財源として国・県の補助金があり、31ページと37ページに歳入予算を計上しております。補助率はいずれも3分の1でございます。
続きまして、説明欄一つ下の丸になります。地域子育て支援拠点事業費でございます。減額継続で、率にして11.6%、額にして29万円の減となります。こちら、財源として国・県の補助金があり、31ページと37ページに歳入予算を計上しております。補助率はいずれも3分の1となっております。
次に、127ページになります。説明欄一番上の丸です。子育てサービス利用者支援事業費でございます。前年度ほぼ同額継続でございます。なお、前年度から予算書を比較しますと、230万程度減額しているように見えますが、これは利用者支援事業の基本型分を、説明欄二つ下の丸、子育て世代包括支援センター事業費(基本型)として分離して計上しているためでございます。
なお財源として、この後御説明する子育て世代包括支援センター事業費とあわせて国・県の補助金があり、31ページと38ページに歳入予算を計上いたしております。補助率はいずれも3分の1でございます。
以上です。
354: ◯委員長(野口明美君) 高瀬課長。
355: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) 次の丸になります。子育て世代包括支援センター事業費(母子保健型)でございます。増額継続です。率にして34.2%の増、額にして128万4,000円の増になります。この事業は、妊産期からの切れ目のない支援を行うことを目的としているものです。増の主な要因は、母子保健コーディネーターとしての嘱託保健師を、1名増の2名体制としたことになります。
財源は、31ページに利用者支援事業費として国庫補助金、及び37ページに県補助金を計上しているところです。率はともに3分の1になります。
続きまして、その一つ下の丸、子育て世代包括支援センター事業費(基本型)になります。ほぼ前年度同額継続です。先ほどこども未来課長が言いましたように、この説明欄の一番上の丸と28年度までは一緒になっておりましたけれども、今回分けて計上しているものになります。
財源は、31ページに利用者支援事業費という名称の国庫補助金があります。また、37ページにも県補助金が充てられています。率はともに3分の1です。
なお、相談件数につきましては、現在、4月からですね、2月末までの時点で398件、延べ件数で言うと505件を計上しているところになります。
説明は以上です。
356: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
357: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、128ページをお願いします。128ページ、中ほどの丸、保育所管理事務費で、ほぼ前年度同額継続でございますが、内容に一部新規事業がございます。
説明欄は131ページの上から3行目、重大事故防止のための研修会負担金でございます。子ども・子育て支援新制度施行に伴い、保育所など特定教育・保育施設などには、重大事故の発生及びその再発防止のため、定期的な研修の実施が義務づけられておりますが、これに加え、第11号議案に関連する国の通知の中で、制度の監督者である市町村も積極的に研修の機会を確保することとされております。これを受け、国主催の研修会などへの参加要請だけでなく、春日市私立保育所連絡協議会と合同で、市内の全公立・私立保育所と恵星幼稚園の全保育士など500人を対象に、事故防止等に関する研修会を開催するものでございます。
なお、この研修負担金を含め、保育士の研修に係る講師謝金や負担金については、財源として国庫補助金があり、31ページに歳入予算を計上しております。補助率は2分の1となっております。
続きまして131ページ、一番上の丸、保育所維持補修費で、前年度同額継続でございます。
次に、説明欄その下の丸、昇町保育所管理費で、ほぼ前年度同額継続でございます。
次に、132ページをお願いいたします。一番上の丸、須玖保育所管理費で、ほぼ前年度同額継続でございます。
次に、132ページ一番下の丸、岡本保育所費から、135ページの2番目の丸、公私連携型保育所春日白水保育園費までにつきましては、保育事業関連経費として一括して御説明をいたします。最初に全体的な御説明をし、その後、平成28年度と異なるところを御説明いたします。
まず、保育の提供に係る経費である保育所運営に関する予算であります。保育所運営に係る部分は、各保育所費の中で指定管理者が管理する公立保育所は委託料の保育所管理業務、私立と公私連携型保育所は扶助費と保育所運営補助金でございます。
この部分の平成29年度のトータルは、平成28年度に比べ、率にして7.4%、額にして約1億1,200万円増の16億3,459万1,000円となります。増の要因は、現在改築を行っている公私連携型保育所の白水保育所、新年度からは名称が春日白水保育園になりますが、この定員増によるものでございます。この公私連携型保育所の事業費単体で約1億2,000万円の増となっており、そのほかの保育所についてはほぼ前年度同額となっているものでございます。
なお、この保育所運営に関する財源としては、私立と公私連携型の保育所については、保育費用の支弁に対する国・県の負担金があり、26ページと34ページに歳入予算を計上しております。負担率は国が2分の1、県が4分の1となっております。
次に、保育所運営以外の三つの関連事業、障害児保育事業、一時預かり事業、延長保育事業でございます。これらの事業については、公立保育所と公私連携型保育所は委託料として、私立保育所については補助金として予算を計上しているものでございます。障害児保育事業と一時預かり事業は前年度同額、延長保育事業はほぼ前年度同額で継続であります。
なお、この保育事業関係経費の財源としては、一時預かり事業については特定幼稚園等を含む全ての施設、延長保育事業については私立と公私連携型の保育所で実施するものに対し国・県の補助金があり、31ページと37ページに歳入予算を計上しております。補助率はいずれも3分の1でございます。障害児保育事業については財源は一般財源のみとなります。
次に、平成28年度と異なるところを御説明します。
平成29年度は新規事業として、保育補助者雇用強化事業費補助金を計上いたしております。該当する保育所は、春日原保育所、私立春日中央保育園、私立まみぃ保育園、私立春日やよい保育園、公私連携型保育所春日白水保育園の5カ所で、合わせて約700万円を計上しております。説明欄は、各事業費の枠の中で、公立が一番下の行、私立と公私連携型が下から3行目のところになります。
この事業は、国が本年度から助成を開始している国・県補助事業であり、その目的は、冒頭に部長から御説明しましたように、保育士の負担軽減と離職の防止でございます。事業内容といたしましては、保育士の雇用管理改善や労働環境改善に取り組む施設に対し、保育士資格を持たない短時間勤務の保育補助者の雇い上げに必要な費用の支援として、1施設につき保育補助者一人を追加で配置した場合に、一定の研修の受講などの条件を付した上で補助金を交付するものでございます。
なお、財源としては、ただいま申し上げましたように国と県の補助金がございますが、間接補助方式のため、歳入予算は38ページの県補助金のみを計上しております。補助率は国が4分の3、県が8分の1、合わせて8分の7となっております。
保育関連事業については以上でございます。
次に、説明欄、135ページ一番下の丸になります。特定幼稚園等費で、予算の内訳については次のページにまたがっております。増額継続で、率にして11.3%、額にして408万1,000円の増となります。
この事業費の主な内容は、子ども・子育て支援新制度において、支援法の確認を受けた特定幼稚園に対する施設型給付費で、春日市内の幼稚園では恵星幼稚園だけが該当しております。また、幼稚園は市域を超えた広域利用が行われており、恵星幼稚園だけでなく、春日市の子どもが市外の特定幼稚園を利用する場合も、春日市が給付を行う必要がございます。また、特定幼稚園と認定こども園の幼稚園機能部分が行う一時預かり事業について、補助金を計上しているものでございます。増の主な要因は、対象児童数の増と、保育料の徴収基準額見込みの減によるものでございます。
財源といたしましては、私立の特定幼稚園の施設型給付の市の支弁に対する国・県の負担金があり、26ページと34ページに歳入予算負担金を計上しております。負担率はそれぞれ2分の1、4分の1となっております。
また、教育認定の児童に対する給付につきましては、地方単独費用部分の経過措置が設けられており、この経過措置に係る県補助金を38ページに計上しております。この補助率は2分の1となっております。
そのほか、幼稚園型の一時預かり事業費補助金に対しては国・県の補助があり、保育所などとあわせて、31ページと37ページに補助金の歳入予算を計上しております。補助率はいずれも3分の1となっております。
次に、136ページ1番目の丸でございます。子ども・子育て支援新制度事業費でございます。一部新規を含む増額継続で、率にして11.1%、額にして4万6,000円の増となっております。増の要因は、第11号議案に関連し、新規予算として、特定教育・保育施設等において重大事故が万が一起きた場合に、第三者の委員による検証組織を設置し検証を行うため、その報酬と費用弁償の1回分を頭出しで計上していることによります。
次に、説明欄、その下の丸、私立幼稚園管理事務費で、ほぼ前年度同額継続となります。財源として国の補助金があり、31ページに歳入予算を計上しております。補助率は3分の1以内となっております。
続きまして、説明欄一つ下の丸、認定こども園等費でございます。率にして8.5%、額にして144万2,000円の減額継続になります。減の主な要因は、本年度の実績などから平成29年度の利用児童数が減となる見込みであることによります。
財源といたしましては、私立の施設の施設型給付に対する国・県の負担があり、26ページと34ページに歳入予算を計上しております。負担率は国が2分の1、県が4分の1でございます。また特定幼稚園と同様に、教育認定の児童につきましては施設型給付費の経過措置があり、これに対する県補助金を38ページに計上しております。この補助率は2分の1となっております。
続きまして、説明欄その下の丸、新設保育所施設整備事業費で新規となります。保育ニーズの増加に対応するため、供給体制の確保として、社会福祉法人どろんこ会からの保育所新設の申し出に対し施設整備費の助成を行うため、国が定める基準額の4分の3に相当する額を19節補助金として計上するものでございます。この保育ニーズの増加の動向と保育所新設の申し出につきましては、所轄委員会でも御報告しておりましたところでございます。
なお、新設保育所の場所や定員規模などにつきましては、冒頭に部長から御説明いたしましたが、小倉東のスーパーマミーズの元駐車場で、面積が約3,300平方メートル、ここに定員規模150人の保育所を整備するものでございます。
なお、この保育所新設の財源としては国の交付金があり、市が法人に交付する補助金の9分の8に相当する額の交付を受けることができるため、31ページに歳入予算を計上しております。
3目は以上でございます。
358: ◯委員長(野口明美君) ただいまの説明に対しまして質疑ございませんでしょうか。米丸委員。
359: ◯委員(米丸貴浩君) 130ページ、多分ここかな。ええとですね、費目としては保育所管理事務費で、多分ここになるのかな、保育の質の観点から考えるとですね、例えばSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)とか、そういう非常に専門性の高い研修とか、そういうことがですね、今からますます必要になってくるのかなというふうに私は考えているんですけれども、今現在の直営の所長さんクラスが受けてあるんですかね、そういうのは。で、そういうことをですね、予算の確保と、それからそういう、例えばSSTとか、そういうのを受ける体制、水平展開をしていく体制というのは、今どうなっていますでしょうか。
360: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
361: ◯こども未来課長(今福保幸君) 特別支援保育、法律上は特別支援教育というふうに規定されておりますが、この重要性につきましては、ただいま米丸委員がおっしゃったとおりで、我々も大変重要なものというふうに理解をしております。一般的にはその研修としては、保育士の研修、いろんな研修を謝金で組み込んでおりますが、必ず特別支援保育というのは取り上げる項目になっております。また、くれよんクラブとも連携して、実際にやっている療育の現場にもですね、保育士を定期的に派遣して研修をしているところでございます。
これに加えてですね、よりそのノウハウを保育所のほうに持ってくるために、高瀬課長、子育て支援課長の御説明の中で、療育の保育士を、嘱託保育士を一人減らして正職を一人配置したってお話があったと思うんですが、この保育士をですね、4年程度のローテーションで保育所に帰すことにより、その技術とかノウハウを保育所のほうにフィードバックしたいと考えております。
また研修費についても、担当課としてはもっとふやしたいという考えも持っておりますので、これについてはですね、また実施計画などの協議の場に上げて検討していきたいと思っております。
以上でございます。
362: ◯委員長(野口明美君) 米丸委員。
363: ◯委員(米丸貴浩君) ありがとうございます。特にSSTとかはですね、座学だけではなくて、課長ちょっとおっしゃったけれども、現場での研修、実施、実地、これが非常に重要だと私も認識しておりますので、必要なものはしっかり検討されて、ほかの課との連携も含めてですね、こういう体制を進めてください。よろしくお願いいたします。
364: ◯委員長(野口明美君) 要望でいいですか。
365: ◯委員(米丸貴浩君) はい、お願いします。
366: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。高橋委員。
367: ◯委員(高橋裕子君) 何点かあるので一点ずつお伺いします。
125ページ、上から一つ目の丸、養育支援訪問事業費、委託料ということで、今回、新規だと思いますけれども、この内容をもう少し御説明いただけますでしょうか。
368: ◯委員長(野口明美君) 高瀬課長。
369: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) まず妊婦等に関してですけれども、まず心身に、子どもを育てることによってですね、例えば病気を少し持っていらっしゃるとか、何か養育にちょっと満足できないような状況に陥っている保護者がいるとした場合にですね、こちらのほうの裁量で、そこに家事支援またはホームヘルプをすることによってですね、子どもの養育の安全性、または保護者のですね、家事に関するですね、いわゆる心的な負担をですね、減らすために行うものでございます。
一応算定としては、週3回で3世帯を考えているところです。時間数で言うと216時間になっております。もちろんこれは利用される方についてはですね、無償で行うということにいたしているところでございます。
以上です。
370: ◯委員長(野口明美君) 高橋委員。
371: ◯委員(高橋裕子君) わかりました。
次に、127ページの上から二つ目の丸、子育て世代包括支援センター事業費(母子保健型)で、今回、嘱託保健師の方がお一人ふえるということで、妊娠期から育児まで切れ目のない支援を行うということでふやされたんだと理解いたしますけれども、具体的にどういったことをされるのか、支援プランとか、その方に応じた切れ目のない支援というのは具体的にどういうものなのか、少し教えてください。
372: ◯委員長(野口明美君) 高瀬課長。
373: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) まあ、いわゆるコーディネーターになるんですけれども、一番大事な仕事というのが、個別のですね、支援計画を作成して、その支援計画どおりに、いわゆる、ほかの保健師が動いているかどうかを監修するということになります。
対象となる件数が、今、2月、ああ、1月なんですけれども、大体300件程度ほどございますので、その300件程度のですね、数を、今までは一人の職員がつくって、そして進捗と、また相談も受けたりしているところですけれども、やはり一人で何でもかんでもやるのは、ちょっと事務量からいって少しきついところがございますので、一人増員することによって充実した計画、または進捗管理ができるんじゃないかなというふうに判断しているところです。
以上です。
374: ◯委員長(野口明美君) 高橋委員。
375: ◯委員(高橋裕子君) 保育所に関連する一括した御説明をいただきました。131ページぐらいからずっと御説明いただきましたけれども、保育士の処遇改善ですね、報道等でも今回、国の予算として1人当たり大体6,000円ぐらいの処遇改善がなされるということを聞いていますけど、その辺はきちっと、何ていうかな、運営される事業者さんが、きちんと行き渡るようになっているかということと、あと、キャリアに応じて加算するということも伺っていますけれども、その辺のあたりはきちんと保育士さんのほうに行くのかどうか、ちょっと教えてください。
376: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
377: ◯こども未来課長(今福保幸君) 今、委員御指摘の部分は、公定価格の中に処遇改善加算費として組み込まれており、以前ですね、保育士等処遇改善事業で補助金を交付しておりましたときと同様に、それがきちっと、補助金の創設前と比べて処遇改善に使われているかどうかというのは、きちっと報告をさせるようになっております。
方法としては、もちろん給与自体のベースアップが一番望ましいのですが、一時金でも可ということになっております。どういうふうに分配するかというのは園の裁量ですけれども、法人の役員である職員に対する分配は実績として認められないということになっております。
それからキャリアアップの仕組みについては、これは新年度からの仕組みになりますが、これについても同様に、確実に処遇として反映されるように、報告等により確認をすることになると考えております。
以上でございます。
378: ◯委員長(野口明美君) いいですか。
済みません、ちょっと確認ですけども、先ほどの養育支援訪問ですね、これはあくまでも御本人じゃなくて市のほうがそうしたほうがいいと判断したときの場合なんですね。高瀬課長。
379: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) はい、市のほうの裁量というか判断、いわゆる措置に近いんですけれども、必要性が十分に感じられたときに措置するというふうに理解されて結構だと思います。
380: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。與國委員。
381: ◯委員(與國 洋君) 新設保育所に関する件なんですけども、新設保育所の設置認可というのはどこが権限を持っているんですか。今ちょっと、私立幼稚園だけでいろいろもめたりしていますけれども、この保育所の設置権限は県が持つんですか、認可は。
382: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
383: ◯こども未来課長(今福保幸君) 春日市の場合は福岡県となります。
以上です。
384: ◯委員長(野口明美君) 與國委員。
385: ◯委員(與國 洋君) そうすると県が認可していて、これは県の補助は来ているんですか。国の補助が来ているというのは確認したんですけれども、県の補助はあるんですか、設置に関して。
386: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
387: ◯こども未来課長(今福保幸君) 県の補助はございません。国だけとなっております。
以上です。
388: ◯委員(與國 洋君) はい、わかりました。
389: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。はい、西川委員。
390: ◯委員(西川文代君) これがですね、ちょっと市民の方の声なんですけど、保育所の場所がですね、偏りがあるんじゃないかということをお聞きしたことがあります。というのが、何か春日公園あたりですかね、あのあたりは何か保育所が余りなくて、それこそ昇町とか、何ですか、北地区なんですかね、北地区じゃないですかね、須玖とかもありますけど、あのあたりは割と充実してたくさんあると。そこらあたりの場所とかの検討で、全体的なバランスというのは考えていらっしゃいますか。
391: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
392: ◯こども未来課長(今福保幸君) おっしゃるとおりですね、北側に多いというのは、春日市が福岡市に隣接する部分から発展してきたという歴史と関係しているのではないかと思います。古い保育所についてはおおむね、大体北側のほうに偏っておりますのでですね。新しい保育所を設置、誘致、市が用地を確保してしている場合は、例えば西南部地区のあいあい保育園とか、南部のまみぃ保育園であるとか、その辺は一定考慮をしてきたものですが、今回の保育所については、法人みずからが用地を確保して申し出たものですので、市のほうでその場所をどうのこうのということはできなかったものでございます。
ただ、どうしてもやっぱり駅近くの保育所に人気が集中しているという現実がございます。あいあい保育園については、もういっぱいいっぱいのところまで、定員240人ほどございますので、これ以上定員をふやすと運営が非常に厳しくなる規模まで拡大をしております。春日原保育所については建てかえを行ったばかりです。あと残る大和保育所が、駅に近い利便性の高い保育所で、定員が130人と少のうございますので、こちらについては今、建てかえの方策とか規模を検討しておりますが、その中で増員を図っていきたいというふうに考えているところでございます。
以上です。
393: ◯委員長(野口明美君) いいですか。はい、ほかにございませんでしょうか。川崎委員。
394: ◯委員(川崎英彦君) 136ページのですね、新しく新設される特定教育・保育施設等における事故検証委員会、費用弁償のことなんですけど、福岡市南区で昨年死亡事故があった、排水ますに首を突っ込んで亡くなられた事故があったんですが、この春日市では、あの事件とか事故を受けてですね、園の全点検査とかはされたんですかね。
395: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
396: ◯こども未来課長(今福保幸君) 福岡市南区の事故につきましては、園児はたしか亡くなられていなかったと思います。回復されたと思います、幸いにしてですね。ただ、事故を受けてですね、直ちに各園に指示しまして、安全点検は実施しておりますし、それで見つかった箇所についてはですね、改善するような措置をとっております。これは委員会のほうでも御報告させていただいたところでございます。
以上です。
397: ◯委員長(野口明美君) 川崎委員。
398: ◯委員(川崎英彦君) 済みません、そうしたら、この特定教育・保育施設等における事故検証委員会というのは、具体的にはどういうことを話し合われる会になるんですか。
(「いや、予算じゃないけん」と発言する者あり)
ああ、失礼しました。
399: ◯委員長(野口明美君) いいですか。はい、次、ほかにございませんでしょうか。竹下委員。
400: ◯委員(竹下尚志君) 136ページから137ページにかけて、新しく保育所新設になりますけども、これができたら待機児童はなくなるの。どのぐらい残るの。おおよそ。
401: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
402: ◯こども未来課長(今福保幸君) 施設を今回、白水保育所を拡大しております。これによって潜在ニーズが一定呼び起こされるのではないかと考えておりますが、それを含めて、ある程度は解消ができるんじゃないかと考えております。
403: ◯委員長(野口明美君) 竹下委員。
404: ◯委員(竹下尚志君) いや、ある程度じゃちょっとさ。残された人間の思想を考えればね、やっぱり同じ税金を払って、同じことをしとるのに入れんという事態がさ、何かさ。もう、ここ一、二年の話じゃないじゃないですか。四、五年前からさ、開所する、開所するって前から、29年には開所するって聞いとるけども、それが一向にまだ残るようだったらさ、全然見積もりが甘いんじゃないかなと思うんだけど。
405: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
406: ◯こども未来課長(今福保幸君) ある程度はと申し上げたのは、ニーズの流入があり得る、周りの施設、今一斉に整備しておりますけれども、周りがちょっと追いついてこない場合は、ニーズが流入してくるという場合があり得るということと、先ほどちょっとお答えしましたけども、やっぱり駅に近いところに集中をしております、希望がですね。もうそこしかだめと言われると、全体としてはその枠があっても待機が発生する場合があるということです。ニーズに対する提供枠全体で見ますとですね、ほぼ拮抗するぐらいが御用意できるのではないかと考えているところです。
以上です。
407: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。ほかにございませんでしょうか。はい、金堂委員。
408: ◯委員(金堂清之君) 今あなた、駅周辺に集中するということで、そういう関係から待機児童が残るというようなことですけれども、強制的に待機児童をなくすためには、駅周辺、自分の第1希望じゃなくて、第2、第3、第4までぐらいの希望をとって募集してあるんでしょう。そうしたらそういうふうに、第1にできなかったら第2、第3に行かれないんですか、待機児童の方は。
409: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
410: ◯こども未来課長(今福保幸君) 今おっしゃったように、利用調整は行っております。ただ、その御案内をしてもですね、第2希望、第3希望を書かれたほうが入所の可能性は高いという御案内はしているんですけれども、「どうしてもこの園じゃないとだめだ」と言われる方が、やっぱり一部にどうしてもいらっしゃるということがございます。
411: ◯委員長(野口明美君) 金堂委員。
412: ◯委員(金堂清之君) それやったらね、待機児童の中に含まれんでしょうもん。春日市は春日市でそれなりの努力をして、一生懸命、待機児童をゼロにあれしているのに、そういう自分勝手なことを言うた場合は、聞く必要はないんじゃないですか。
413: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
414: ◯こども未来課長(今福保幸君) 議長のおっしゃる部分ですね、現在の待機児童の定義では、国に報告する待機児童ですね、この定義では待機児童に含めないでいいということになっております。ただ、国の方針としては、未入所者自体をなくすということがございますので、それに向けて努力をしていきたいと考えております。
以上でございます。
415: ◯委員長(野口明美君) はい、ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
416: ◯委員長(野口明美君) それでは次、お願いいたします。今福課長。
417: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、137ページをお願いいたします。4目児童センター施設費になります。
説明欄は2番目の丸、須玖児童センター管理費でございます。前年度ほぼ同額継続でございます。
続きまして、138ページをお開きください。
説明欄、下のほうの丸、須玖児童センター事業費で、前年度同額継続でございます。
次に、139ページをごらんください。
説明欄は一番上の丸、指定児童センター管理費で、前年度ほぼ同額継続でございます。
次に、説明欄一つ下の丸、指定児童センター施設維持補修費で、増額継続でございます。額にして約780万円、前年度から大きくふえておりますが、この要因は、冒頭に部長が御説明いたしました、毛勝・光町の両児童センターの長寿命化事業の一環として、毛勝児童センターの空調設備などの更新工事を行うことによります。そのほか、平成30年度に工事を計画しております光町児童センターの空調更新及び毛勝児童センターの屋上防水について、設計業務委託料を計上いたしております。
なお、毛勝児童センターの空調更新については、財源として国・県の補助金がございます。32ページに次世代育成支援対策施設整備国庫交付金を、38ページに児童厚生施設等整備費県補助金を計上しております。補助率はいずれも3分の1となっております。
続きまして、説明欄一つ下の丸、すくすくプラザ管理事務費で、減額継続でございます。率にして15.2%、額にして149万円の減となります。減の主な要因については、本年度当初予算は電話交換機更新のため工事費として125万円を計上しておりますが、新年度にはこれがないことによります。
4目は以上でございます。
418: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
419: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。今福課長。
420: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、140ページ、下のほうの丸になります。5目の児童手当費です。
説明欄は下のほうの丸になります。2番目の丸ですね。前年度ほぼ同額継続でございます。財源として国と県の負担金があり、27ページと35ページに歳入予算負担金を計上しております。負担率は、児童が3歳未満で受給者が厚生年金等の加入者である場合とそれ以外で異なります。国が45分の37・県が45分の4、または国3分の2・県6分の1となります。
5目は以上でございます。
421: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
422: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。高瀬課長。
423: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは、142ページをお開きください。7目家庭児童対策費でございます。
要保護児童支援事業費になります。増額継続です。率にして45.3%の増、額にして233万6,000円の増になります。この事業は、児童虐待を初めとする要保護児童の早期発見及び適切な支援を図ることを目的としたものです。増の主な要因は、報酬のところの家庭児童相談員を1名増員し、3名体制としたことになります。
財源につきましては、31ページに児童虐待・DV対策等総合支援事業費国庫補助金──これは2分の1──など、三つの補助金から出ております。また県からは、37ページの子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業費県補助金など──これは3分の1なんですけれども──二つの事業費の補助金が充てられ、合計で当事業費の約45.8%が補填されているところです。
7目は以上になります。
424: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
425: ◯委員長(野口明美君) 部長さん、あとどのぐらい残っていますか。まだまだあります。そうしたら、休憩しましょうか。10分でいいですか。
50分まで、10分間休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午後2時40分
再開 午後2時49分
──── ─ ──── ─ ────
426: ◯委員長(野口明美君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
それでは、引き続きお願いいたします。はい、今福課長。
427: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、143ページの8目放課後児童健全育成事業費になります。よろしいでしょうか。
説明欄1番目の丸、放課後児童クラブ管理費で、前年度ほぼ同額継続でございます。
次に、説明欄一つ下の丸、放課後児童クラブ運営費等補助金でございます。増額継続で、率にして7.8%、額にして73万1,000円の増となります。この補助金につきましては、利用児童数の増に伴い、減免対象者数もふえていることから、ここ数年は執行額が伸びており、この実績を踏まえ、増額で計上しているものでございます。
済みません、最初の放課後児童クラブ管理費、財源の説明を漏らしておりました。大変申しわけございません。13節の放課後児童クラブ管理業務の財源としては、国・県の補助金がございまして、31ページと36ページに歳入予算を計上しております。補助率はいずれも3分の1となっております。申しわけございませんでした。
続きまして、説明欄、下から2番目の丸になります。放課後児童クラブ施設維持補修費でございます。減額継続で、率にして81.7%、額にして681万円の減となります。減の主な要因につきましては、放課後児童クラブ舎の長寿命化の一環として実施しておりましたログハウス舎の空調設備の更新等が一段落をいたしまして、新年度は春日西小学校のプレハブ舎の空調更新のみとなっていることによります。
春日西小学校のプレハブ舎の空調更新の財源といたしましては、国・県の補助金がありまして、31ページに放課後児童クラブ管理業務とあわせまして放課後児童健全育成事業費等国庫補助金を、38ページには放課後児童クラブ室施設整備費県補助金を計上しております。いずれも補助率は3分の1で、1施設当たりの対象経費の上限は100万円となっております。
次に、説明欄一つ下の丸、就学児童預かり事業費補助金で、新規となります。内容は次ページまでまたがっております。これは私立あいあい保育園と私立若竹保育園で実施されております、卒園児である小学生を預かる事業に対し助成を行う事業でございます。両園が行っているこの預かり事業は、もともと保護者からの要望に応え、任意自主事業として始められたものですが、その内容は卒園児に限定していること以外は、市の放課後児童健全育成事業に準拠しているものでございます。
在籍児童数については、あいあい保育園が主に白水小学校で四十数人、若竹保育園が主に春日北小学校で同じく四十数人を預かっており、市放課後児童クラブの利用児童数を適正規模に保つことに貢献しているものでございます。
両園ともに10年以上この事業を自主事業として継続してまいりましたが、今後の事業継続が困難となってきたため、放課後児童健全育成事業における国の補助基準額の市単費分を上限に助成を行い、両園の事業継続を図ろうとするものでございます。
8目は以上でございます。
428: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。吉居委員。
429: ◯委員(吉居恭子君) 放課後児童クラブのですね、処遇改善の分が国から出ていると思うんですが、そして国からの説明会が福岡県内であったと聞いていますが、それに関して処遇改善を図られる予定はあるのかをちょっとお聞きしたいと思います。
430: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
431: ◯こども未来課長(今福保幸君) 処遇改善の補助金ですが、現在の国の単価に継ぎ足してやった場合に実施できるというふうに理解をしております。現在のところ、国の基本的な助成の単価の範囲内で事業をやっておりますので、これを使う場合はまた別途、指定管理者のほうがですね、給与体系なりを組みかえて、利用者負担も含めてちょっと整理をしないと難しいのではないかと思っております。
それから、新規事業としてまたキャリアパス的なものを国が打ち出しております。まだこの詳細についてはわかっておりませんので、こちらについては十分にその研究をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
432: ◯委員長(野口明美君) よろしいですか。はい、ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
433: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。はい、今福課長。
434: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、144ページをお願いいたします。144ページです。
説明欄、一番下の丸、10目の児童扶養手当費の児童扶養手当費になります。ほぼ前年度同額継続でございます。財源として国の負担金があり、27ページに歳入予算を計上しております。負担率は3分の1となっております。
続きまして、145ページをごらんください。
説明欄、一番上の丸、児童扶養手当及び特別児童扶養手当事務費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。財源として国の委託金があり、33ページに特別児童扶養手当事務取扱交付金として歳入予算を計上いたしております。
10目は以上でございます。
435: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
436: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。はい、今福課長。
437: ◯こども未来課長(今福保幸君) 次に、146ページをお願いいたします。12目の子ども手当費でございます。
説明欄の丸、説明欄は1個だけです。子ども手当費で、前年度同額継続でございます。
12目は以上でございます。
438: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
439: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。はい、柚木課長。
440: ◯保護課長(柚木智子君) 147ページをお願いいたします。
3款3項1目生活保護総務費、説明欄の最初の丸、生活保護認定支給事務費でございます。先ほど筒井部長から新規事業の説明がありましたとおり、上から6行目に年金調査員の配置に伴う増員要因がありますけれども、総体的には減額継続でございます。率にすると16.6%、額にして446万円の減になります。減額の主な要因は、28年度では5年に1度の生活保護システム更新業務委託料がありました分が、今年度はありませんので減額となっております。
財源といたしましては、嘱託職員レセプト点検業務など、一部が補助対象となっております。27ページに生活保護費国庫負担金、それと30ページに生活困窮者就労準備支援事業費等国庫補助金が充てられております。率はともに4分の3です。
1目は以上です。
441: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
442: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。柚木課長。
443: ◯保護課長(柚木智子君) 続きまして、148ページをお願いします。
一番下の丸になります。生活保護費でございます。ほぼ前年度同額継続でございます。今年度、940世帯から950世帯を推移しており、横ばい状態が続いており、今の傾向としては伸びが少しおさまってきているような状況にあります。ただ、人数がふえることで生活保護費の増額が予見されますので、微増、1.7%増で見込んでいるところです。
財源といたしましては、27ページに国庫負担金4分の3、それと住所不定者対応として34ページに県負担金4分の1がございます。
2目扶助費は以上です。
444: ◯委員長(野口明美君) 質疑ございませんでしょうか。金堂委員。
445: ◯委員(金堂清之君) この生活保護費、担当の方は大変だと思いますけれども、必ず問題に出てくるのが、生活保護費の返還金、これが何百万という形で出てくるんですけれども、それなりの調査をされて生活保護費を支給されておるとは思いますけれども、その辺もう少ししっかり調査をして、生活保護費を出していただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
446: ◯委員長(野口明美君) 回答要りますか。
447: ◯委員(金堂清之君) 回答は要らん。
448: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんでしょうか。西川委員。
449: ◯委員(西川文代君) ちょっと単純なことで申しわけないですけれども、この24億2,680万8,000円で、ちょっと34ページのほうの4分の1、何か特別なものの補助金があるみたいですが、基本4分の3が国で、あとは、じゃ、もう市がということで、ほぼ6億ぐらいの生活保護費が毎年出ているというふうに見てよろしいですか。
450: ◯委員長(野口明美君) 西川委員、県も4分の1という説明があっていましたけど。
はい、柚木課長。
451: ◯保護課長(柚木智子君) 先ほど4分の1、県負担金4分の1につきましてはですね、住所不定者対応分になりますので、もともと春日市にお住まい、ホームレスの方だったりとかですね、そういった病院に入院されて帰るところがないという方についての県費負担分になります。それ以外、4分の1が市費になります。
452: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。
453: ◯委員(西川文代君) それ、住所不定者分が県から4分の1は理解しました、はい。で、4分の3が国ということですから、市からは基本的にはお幾らぐらい出ているという……。
(「今、4分の1って」と発言する者あり)
454: ◯委員長(野口明美君) 柚木課長。
455: ◯保護課長(柚木智子君) はい、4分の1になりますので、おおむね6億ぐらいになります。
456: ◯委員長(野口明美君) 西川委員。
457: ◯委員(西川文代君) そうしますと、まあ、これは予算ですけれども、一応950人を見積もってこの予算を組んでいるという形で捉えてよろしいですか。
458: ◯委員長(野口明美君) 柚木課長。
459: ◯保護課長(柚木智子君) 今年度が940世帯から950世帯で推移をしておりますので、それが一応、微増ということで、1.7%増で見込んでいるところになりますので、世帯数にしますと……。
460: ◯委員長(野口明美君) 940世帯の1.7%増って考えていいんですか。950の1.7。
西川委員、この予算に対して何世帯ぐらいかというのを知りたいんですか。
461: ◯委員(西川文代君) ちょっとですね、聞き方が悪かったのかもしれませんけど、この940から950で、そして何かふえていましたというのは、じゃ、27年度から28年度にかけてふえていた、そして29年度に関してはそれから1.7%増を見込んだ予算を組んだというふうに捉えてよろしいですか。ちょっとそこ、確認です。
462: ◯委員長(野口明美君) もう一度、柚木課長、ここの説明をお願いいたします。先ほど話された生活保護費の説明。はい、柚木課長。
463: ◯保護課長(柚木智子君) 済みません、大変お待たせいたしました。もう一度説明をさせていただきます。今年度が940世帯から950世帯で推移をしております。25年度からですね、若干上昇傾向に、増加傾向にありまして、28年2月が一番多くて950世帯になっておりました。それが今年度少しずつ減少してまいりまして、横ばいという状態が続いているところでございます。来年度につきましては、先ほども申しましたように世帯数は大きく上がらないかもしれませんが、1世帯に家族が何人家族になるかとか、そういったところも人数によって増減がありますので、1.7%増で見込んでおります。
464: ◯委員長(野口明美君) 西川委員、よろしいですか。
はい、ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
465: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。はい、高瀬課長。
466: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは、151ページをお開きください。ここから4款に入りますけれども、4款1項1目です。1目の保健衛生総務費になります。
説明欄は一番上の丸、母子保健費になります。ほぼ前年度同額継続になります。
続きまして、次、154ページをお開きください。説明欄は一番下の丸になります。不妊治療費助成事業費です。ほぼ前年度同額継続です。なお、今年度まではこの担当所管が健康スポーツ課でしたので、3月補正では健康スポーツ課のほうで説明したと思いますが、来年度からはですね、子育て支援課のほうに移管してくるものでございます。
説明は以上です。
467: ◯委員長(野口明美君) 渡邉課長。
468: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 1枚めくっていただきまして、156ページ、上から2番目の丸、献血推進費であります。前年度同額継続であります。
1目は以上です。
469: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
470: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。はい、高瀬課長。
471: ◯子育て支援課長(高瀬光弘君) それでは、158ページをお開きください。2目の予防費になります。
説明欄は一番上の丸ですね。小児用予防接種費になります。ほぼ前年度同額継続になります。
2目は以上です。
472: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
473: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。はい、渡邉課長。
474: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次は169ページをお開きください。169ページ、一番上でございます。5款1項1目労働諸費でございます。
一番上の丸、シルバー人材センター事務費、ほぼ前年度同額継続であります。
次の丸、労働者対策貸付金であります。こちらは前年度同額継続であります。財源といたしましては、歳入のときも説明いたしました、50ページの九州労働金庫預託金であります。
次の丸、労働対策費であります。ほぼ前年度同額継続であります。なお財源といたしましては、39ページの若年者専修学校等技能習得資金県補助金で、対象経費の10分の10であります。
1目は以上でございます。
475: ◯委員長(野口明美君) はい、質疑ございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
476: ◯委員長(野口明美君) 次、お願いいたします。
477: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 福祉支援部の歳出予算の説明は以上です。
説明関係はこれで全部終了いたしました。
478: ◯委員長(野口明美君) 委員の皆様、そのほか質疑漏れや説明のなかった事項など……。ああ、高橋委員。
479: ◯委員(高橋裕子君) 済みません、ちょっと聞き漏れが。3目子ども・子育て支援費で……。ええとですね、保育所関連なので、133ページ。まあ、ずっと132ページから134ページで、今回、新規事業として、保育補助者雇用強化事業費補助事業が始められるということで、4園に対して御説明いただきました。保育士の皆さんの離職防止のための事務的な、保育士にかかわらない部分での事務の軽減ということだというふうに理解しておりますけれども、これはですね、本市においては4園ということで、今回……。ああ、5園、事業費計上していただいていますが、ほかの園は、これは手挙げ方式なのかということと、そのほかの園ではそういった申し入れがなかったから、今回予算措置していないということなのか、ちょっと教えてください。
480: ◯委員長(野口明美君) 今福課長。
481: ◯こども未来課長(今福保幸君) 予算計上の前には、各園に内容を説明して、希望するところを募っております。手挙げ方式でございます。
一つ、この事業の狙いというのが、短時間勤務にしておりますのは、その余剰の時間に就学資金の貸付事業などを活用して、保育士資格も取ってほしいというところがございます。手を挙げた園の中には、たまたま養成校を卒業したけど、実習の時間が足りなくて資格を取り損ねたものとか、そういったものもあるようでございます。
以上です。
482: ◯委員長(野口明美君) ほかにございませんか、質疑漏れ。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
483: ◯委員長(野口明美君) なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
それでは、福祉支援部の審査は以上といたします。御苦労さまでございました。
以上で、本日予定しておりました審査は全て終了いたしました。
次回の委員会は、明日3月8日水曜日午前10時から、教育部の審査を行います。
以上で、本日の
予算審査特別委員会を散会いたします。御苦労さまでございました。
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散会 午後3時10分...