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平成20年第4回定例会(第2日) 名簿 2008-09-03
平成20年第4回定例会(第2日) 本文 2008-09-03

  • "吉村敦子議員"(/)
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  1. 春日市議会 2008-09-03
    平成20年第4回定例会(第2日) 本文 2008-09-03


    取得元: 春日市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    1:                 開議 午前10時00分                ──── ― ──── ― ──── ◯議長松尾浩孝君) おはようございます。  全員出席であります。ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしております議事日程第2号のとおりであります。  また、本日までに受理しております請願及び陳情につきましては、お手元に配付いたしております請願文書表及び陳情一覧表のとおりであります。                ──── ― ──── ― ────  ┌─────────┐  │日程第1 一括質疑│  └─────────┘ 2: ◯議長松尾浩孝君) 日程第1、今期定例会に上程されております第54号議案から第86号議案まで及び報告第7号から報告第9号までを一括議題とし、これより質疑に入ります。  質疑通告がありますので、発言を許します。  4番、村山正美議員。 3: ◯4番(村山正美君)〔登壇〕 4番、日本共産党村山正美です。  第70号議案平成20年度一般会計補正予算(第2号)について」、質疑を行います。  8月16日付の朝日新聞は、「地方交付税8年ぶり増 県内配分額対策費効果3.5%」という見出しで地方交付税の問題について報道しております。  08年度普通交付税決定額臨時財政対策債発行可能額の合計と、対前年度増減率一覧表が掲載され、春日市は額で41億2,600万、増減率ではプラス2.4という報道がなされ、この記事を見て、私は3月議会市税が減少し、それなのに地方交付税減額になると、交付税制度からいってもおかしいのではないか、また、地方再生対策債波及分交付税を通して交付されるという、この春日市への影響分が8,500万プラスになる。ここから見ても、交付税減額というのは解せない、納得できないということで質問をいたしたところであります。  副市長答弁では、19年度と20年度予算の対比だけではそんな単純なものではないし、タイムラグもある。また、地総債基準財政需要額への算入率のダウンなどもあるというようなことで、この交付税額は妥当なものという答弁をいただきました。今回、補正予算でこの交付決定に伴って1億1,679万9,000円の増が予算として提案されていますが、本当に3月の時点でこの見通しが立たなかったのかという点はいまだに疑問です。  交付税の増はありますが、一方、臨時財政対策債は、結果として30万の減額で、当初予算編成時は、交付税不足分を補うための臨時財政対策債はほぼ決定額見通しながら、地方交付税見通しはできなかったということについては納得できません。  今の財政運営状況の中で、住民のさまざまな要求を切り捨てていくその材料に、「財政が大変、交付税減額される」というのを意図的に利用しているのではないかという疑問を持っているわけでございますが、再度、この1億1,679万9,000円の増が本当に見通せなかったのかどうかということについてお尋ねいたします。
     それから、放課後児童健全育成事業費クラブ施設整備事業費減額されています。考案説明の中では、3クラブの分離の部分の予定していた額を減額するというだけの説明でございました。東小学校については、明確にどうするのかが利用者に伝わらない中で、「今年度予算が流れたら来年度予算はつくかどうかわからない」「第2クラブ舎は建たないかもしれない」などという不安があって、しばしば私のところにも問い合わせがされます。この事業費減額で、そのまま放置されようとしているのかどうかお尋ねいたします。 4: ◯議長松尾浩孝君) 柴田市長。 5: ◯副市長柴田利行君)〔登壇〕 おはようございます。議案質疑にお答えいたします。  まず、第70号議案平成20年度一般会計補正予算(第2号)について」の歳入予算地方交付税の1億1,679万9,000円の増額に関しての質疑にお答えしたいと思います。  まず、この地方交付税の当初予算編成時の見積もりに当たりましての資料としては、当然、国が1月初旬から中旬に示します地方財政計画が何よりの資料としておるところでございます。御案内のとおり、この中で国の地方交付税交付総額が明示されているところでございます。したがいまして、これを参考にいたしまして、当該年度地方交付税見通しを行い、見積もりを見積もるところでございます。これはどこの地方公共団体においても、この地方財政計画地方交付税を含めた歳入編成の大方の見通しを立てるための大事な資料一つとされているところでございます。  そこで、当初予算編成時の普通交付税算定につきましては、この地方財政計画では、地方交付税の前年度伸び率が1.3でありました。これを参考にいたしまして、見積もりをしたものでございます。したがいまして、予算編成時には十分な見通しを立て、編成したと思っておるところでございます。当初予算との乖離が1億円余り生じましたが、この乖離は当然予想されるものではないかと考えているところでございます。これが過大見積もりでなかったことは、財政健全の見地からいたしまして、幸いであったと理解しているところでございます。  続きまして、同議案歳出中、放課後児童健全育成事業費放課後児童クラブ施設整備事業費減額についての質疑にお答えいたしたいと思います。  歳出予算中、放課後児童クラブ施設整備事業費減額補正につきましては、その主な内容といたしましては、春日東小学校におきまして、将来の措置児童数の増加、また、国庫補助金制度の選択、そして屋内体育館の一部を割愛する方向での整備計画を立てていたところでございましたが、これを再度検討を行いました結果、今年度のこの整備計画次年度におくらせていただきたいというための減額措置をしたものでございます。  以上でございます。ありがとうございました。 6: ◯議長松尾浩孝君) 4番、村山正美議員。 7: ◯4番(村山正美君)〔起立〕 交付税の額については、地財計画で1.3%の伸びであったので過大な見積もりでなく、適切なものであったというふうにおっしゃいましたが、質問の中でも言いましたように、地方交付税のほうと交付税の不十分さを補うための臨時財政対策債との関係見通しなんですが、この臨時財政対策債のほうは、交付税の不十分さを補うための措置であるわけですが、こっちのほうはほぼですね、交付決定額とのかかわりで満額見通したわけで、なぜこちらがほぼ見通しができたのに交付税のほうは見通しができないのかという点が疑問としてですね、残っております。その点についてお答えをお願いしたいと思います。  放課後児童健全育成クラブ施設整備事業の分ですが、次年度に改めてという表明ですが、一般質問で、今計画されている部分でいくと余りにも不十分で、将来の児童数などを見ると、第3クラブをつくらざるを得んような状況になるのではないかというような質問から、市長自身、時間をいただいて検討ということに答弁で終わって、その後、こういう方向性を明確にされたんだったら、住民に不安を与えないようなですね、きちんとした情報が流されてしかるべきであったし、ましてや今回、予算を提案されたとき、また考案説明の過程の中で、次年度、どういう形でどれくらいの規模のものをどこにつくるのかといったような説明もあわせてすべきではないですか。ただ減額しますだけの説明では、住民の不安は解消できないと思うんですが。  どうも何かこう、住民の方々あるいは住民の声を代弁している議会に対してのですね、説明の責任というかですかね、あり方として理解できないので、もう一度ですね、この点については具体的に来年度どういう形で、またどの程度の規模でどの場所にということを計画されているのか、また、来年度補助を受けるということであれば、補助の申請ですね、こういったものはどこまでいっているのか、あわせてお尋ねいたします。 8: ◯議長松尾浩孝君) 柴田市長。 9: ◯副市長柴田利行君)〔登壇〕 まず初めに、地方交付税算定に当たって正確な情報、あるいは正確な算出ができなかったのかとのお尋ねでございますが、これにつきましては、先ほど申しましたように、当該年度地方交付税総額が国のほうで決定いたします。この国の決定参考としていつも議題にのぼるのが、先ほど申しました地財計画決算乖離、これが非常に大きいということで、交付税総額が非常に圧縮されていくと、極端な圧縮がなされてきているわけです。交付税圧縮原因はおおむね普通建設事業、いわゆる地方単独事業等事業圧縮が大きな乖離が生じていると。いわゆる事業費補正関係交付税の中にあるわけですが、こういったものの単位費用等が落ち込んだというのが原因ではなかろうかというふうに思っておるところでございます。  したがいまして、7月の初旬、中旬あたりに算定に出向くわけですが、先ほど御案内いただきました8月16日に新聞報道に出ておりますように、8月15日にその決定を見たということで。したがいまして、補正とかいわゆる単位費用、これを我々が推定し、確定することはできませんので、これはまさに正確な情報に基づく算定というのは不可能というふうにお答えさせていただきます。  次に、放課後児童クラブの件でございますが、次年度に向けた説明をすべきではないか、いわゆる市民に向けても当然すべきではないかということでございますが、一つ考え方として、今の段階でそれを申し上げていいのかどうか。いわゆる議会との予算議決の裏づけをもって初めてこれが具体化するわけでございます。したがいまして、予算議会審議を経て、それでよしとされたときに初めてこれが確定するのではないかというふうに理解をしております。  したがいまして、今回は見送ったことを、今回減額を御承認いただければ、これを具体的に説明をしていかないかんのではないかなというふうに思います。来年度についてはやはりちょっと控えさせていただいているところでございます。  今回もこういったものまで申し上げるのはどうかと思いますが、質疑でございますので、議案内容だけにとどめさせていただきたいと思います。それで、考え方意見等質問という形、質問と区別すべきじゃないかなと思いますので、ここいらで控えさせていただきます。ありがとうございました。 10: ◯議長松尾浩孝君) 4番、村山正美議員。 11: ◯4番(村山正美君)〔起立〕 地方交付税については、住民要求を切っていくための意図的なものではなかったということは明確にされたところで、これはやむを得んのかなと思いますが。  最後におっしゃいました質問質疑関係ですが、これは予算減額が出されたら、それはもう建てないんですかという疑問は当然出てきますよね。それじゃあ、住民皆さん方の要望は切り捨てられるのかという疑問が出てくるわけですから、当然、少なくともですね、この減額をする上で、現実に必要な施設をつくるという部分でこの方向性、こういったものは同時に明らかにされていくべきではないかなと。これを質疑の範囲を逸脱しているというふうに私は思わないんですけどね。 12: ◯議長松尾浩孝君) 柴田市長。 13: ◯副市長柴田利行君)〔登壇〕 議案質疑、いわゆる議案内容の疑義をただすということが今回の質疑だろうと思います。したがいまして、減額理由内容を申し上げたと。したがいまして、減額理由を申し上げておりますので、その点で理解いただきたいと、また理解していただけるものと思っております。ありがとうございました。                 (「最先の質疑は御希望どおり質問といたしましょう」と発言                 する者あり) 14: ◯議長松尾浩孝君) 以上で通告による質疑を終わります。  ほかに質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 15: ◯議長松尾浩孝君) これをもって質疑を終結いたします。                ──── ― ──── ― ────  ┌────────────────┐  │日程第2 第87号議案の上程、質疑│  └────────────────┘ 16: ◯議長松尾浩孝君) 日程第2、第87号議案議題といたします。  提案理由説明を求めます。13番、柴田英明議員。 17: ◯13番(柴田英明君)〔登壇〕 おはようございます。13番、柴田英明でございます。  第87号議案決算審査特別委員会設置について」。上記の議案を別紙のとおり提出する。  平成20年9月3日。提出者春日市議会議員柴田英明賛成者春日市議会議員長能文代、同じく塚本良治、同じく松尾嘉三。  提案理由決算審査に当たっては、事案の重要性から、広い視野による総合的な審査が必要である。よって、決算をより深く具体的に審査し、将来の財政運営健全な発展に反映させるため、本市議会において一般会計決算審査するための特別委員会設置しようとするものでございます。  なお、設置内容につきましては、お手元に配付の資料に明記しておりますので、御一読の上、御決議をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 18: ◯議長松尾浩孝君) 以上で提案理由説明を終わります。  これより質疑に入ります。  第87号議案に対し、質疑はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 19: ◯議長松尾浩孝君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。                ──── ― ──── ― ────  ┌───────────────────┐  │日程第3 第87号議案委員会付託省略│  └───────────────────┘ 20: ◯議長松尾浩孝君) 日程第3、第87号議案委員会付託省略についてを議題といたします。  お諮りいたします。  春日市議会会議規則第37条第3項の規定により、第87号議案委員会への付託省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21: ◯議長松尾浩孝君) 御異議なしと認めます。よって、第87号議案委員会への付託省略することに決定いたしました。                ──── ― ──── ― ────  ┌────────────────┐  │日程第4 第87号議案討論採決│  └────────────────┘ 22: ◯議長松尾浩孝君) 日程第4、これより討論に入ります。  第87号議案に対し、討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23: ◯議長松尾浩孝君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  直ちに採決に入ります。  第87号議案決算審査特別委員会設置について」、原案のとおり可決することに御賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 24: ◯議長松尾浩孝君) 全員賛成であります。よって、第87号議案については原案のとおり可決することに決定いたしました。                ──── ― ──── ― ────  ┌────────────────┐  │日程第5 決算審査特別委員指名│  └────────────────┘ 25: ◯議長松尾浩孝君) 日程第5、決算審査特別委員指名についてを議題といたします。  ただいま設置されました決算審査特別委員会委員の選任につきましては、春日市議会委員会条例第5条第1項の規定により、お手元に配付しております決算審査特別委員指名一覧表のとおり指名いたします。  なお、この後特別委員会を開催し、正副委員長互選をお願いいたします。  ここで暫時休憩いたします。                ──── ― ──── ― ────                 休憩 午前10時24分                 再開 午前10時40分                ──── ― ──── ― ────  ┌───────────────────────────┐  │日程第6 決算審査特別委員会の正副委員長互選結果報告│  └───────────────────────────┘ 26: ◯議長松尾浩孝君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  日程第6、決算審査特別委員会の正副委員長互選結果報告についてを議題といたします。  御報告申し上げます。  委員長には2番五藤源寿議員、副委員長には8番吉村敦子議員が、それぞれ選任されております。  以上で、決算審査特別委員会の正副委員長互選結果報告を終わります。                ──── ― ──── ― ────  ┌──────────┐  │日程第7 委員会付託│  └──────────┘ 27: ◯議長松尾浩孝君) 日程第7、第54号議案から第86号議案まで及び報告第7号並び請願第2号の委員会付託についてを議題といたします。  議案委員会付託につきましては、お手元に配付いたしております議案付託表のとおりに所管委員会付託いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28: ◯議長松尾浩孝君) 御異議なしと認めます。よって議案委員会付託につきましては、お手元議案付託表のとおりに所管委員会付託することに決定いたしました。  なお、陳情につきましては、所管委員会に送付いたしますので、あわせて御審議をお願いいたします。  以上で本日の日程のすべてを終了いたしました。  次の会議は9月9日において一般質問となっております。
     本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                ──── ― ──── ― ────                 散会 午前10時43分...