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平成30年第1回定例会(第5日) 本文 2018-03-23
平成30年第1回定例会(第5日) 名簿 2018-03-23

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  1. 筑紫野市議会 2018-03-23
    平成30年第1回定例会(第5日) 本文 2018-03-23


    取得元: 筑紫野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    1:                 午前10時00分開議 ◯議長(横尾 秋洋君) 皆さん、おはようございます。出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  それでは、お手元に配付しております議事日程の順序に従い、本日の会議を進めます。       ────────────・────・────────────   日程第1.議案第2号 2: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第1、議案第2号筑紫野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。21番、文教福祉委員長。 3: ◯文教福祉常任委員長(鹿島 康生君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。  議案第2号筑紫野市特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  委員会では、筑紫地区で共同設置している障害支援区分等審査会の事務局を平成28年度、29年度の2年間は本市が担当してまいりましたが、平成30年度から交代するため、障害支援区分等審査会委員報酬の規定が不要となることに伴い、条例の一部を改正するものであると説明がありました。  質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 4: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 5: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 6: ◯議長(横尾 秋洋君) 討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕
    7: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第2.議案第3号   日程第3.議案第4号   日程第4.議案第5号   日程第5.議案第6号   日程第6.議案第7号   日程第7.議案第8号   日程第8.議案第9号   日程第9.議案第10号 8: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第2、議案第3号筑紫野特別会計条例の一部を改正する条例の制定の件から日程第9、議案第10号筑紫野国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定の件までの8件を一括して議題といたします。  本8件に関し、委員長から御報告願います。13番、総務市民委員長。 9: ◯総務市民常任委員長(井上 剛士君)〔登壇〕 おはようございます。  議案第3号から議案第10号までの8件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第3号筑紫野特別会計条例の一部を改正する条例の制定の件について、御報告いたします。  本件は、筑紫野市が平成28年度から2年間、筑紫地区障害支援区分等審査会の事務局を担当しており、その間、筑紫地区障害支援区分等審査会事業特別会計を設置していますが、担当市は、筑紫地区による2年ごとの輪番制となっており、その期間が終了するため、当該特別会計を廃止することに伴い、条例の一部を改正するものです。  委員会では、今回と同様の事例はほかにあるのかとの質疑があり、執行部からは、筑紫地区介護認定審査会があるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号筑紫野市税条例の一部を改正する条例の制定の件について、御報告いたします。  執行部から、本件は、地方税法施行規則の一部を改正する省令が公布されたことに伴い、引用している条文に条ずれが生じたため、条例の一部を改正するものであるとの説明がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号筑紫野国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定の件について御報告いたします。  本件は、国民健康保険法の改正に伴う国民健康保険税課税目的の変更のほか、減免規定を追加するため、条例の一部を改正するものです。  委員会では、減免規定に追加された刑事施設の被収容者に対する保険税の減免は、どのような手続方法になるのかとの質疑があり、執行部からは、収容中、出所後の手続が可能で、在監証明書減免申請書の提出が必要であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に議案第6号筑紫野手数料条例の一部を改正する条例の制定の件について、御報告いたします。  本件は、介護保険事業において県から権限移譲される居宅介護支援事業者の指定及び指導等の業務において、新規指定及び指定の更新の際に手数料を徴収することに伴い、条例の一部を改正するものです。  委員会では、指定の有効期間は何年なのかとの質疑があり、執行部からは6年であるとの答弁がありました。  また、新規指定の手数料3万円、指定更新の手数料2万円の金額の根拠は何かとの質疑があり、執行部からは、県の基準と同額としているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号筑紫野国民健康保険事業特別会計に属する保険給付費支払準備基金の設置及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定の件について、御報告いたします。  本件は、国民健康保険法の改正に伴い、基金の名称及び処分の規定を改正するため、条例の一部を改正するものです。  委員会では、今までは、保険給付の費用に基金を使用できたのが、今回の改正によって、県に支払う国民健康保険事業費納付金についても、基金を使うことができるようになるのかとの質疑があり、執行部からは、給付金の財源に不足が生じた場合に、基金を充てることができるようにするため改正をしたとの答弁がありました。  また、今後の基金の積み立ての計画はあるのかとの質疑があり、執行部からは、積み立てについては、現在のところ計画はないとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号筑紫野後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定の件について御報告いたします。  執行部から、本件は、高齢者の医療の確保に関する法律第55条の2の規定が新設されることに伴い、条例の一部を改正するもので、具体的には、住所地の特例の見直しに係る事務であり、国民健康保険制度住所地特例者年齢到達により、後期高齢者医療保険制度の被保険者となった場合には、従前住所地の市町村の加入する後期高齢者医療広域連合が行う後期高齢者医療の被保険者となるものであるとの説明がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号筑紫野重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定の件について、御報告いたします。  本件は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律が施行されることに伴い、条例の一部を改正するものです。  委員会では、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」に新設された第5条第15項、第16項はどういった内容なのかとの質疑があり、執行部からは、第15項に就労定着支援の定義、第16項に自立生活援助の定義が規定されているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号筑紫野国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定の件について、御報告いたします。  本件は、国民健康保険法の改正に伴い、運営協議会の名称及び葬祭費の額を変更するため、条例の一部を改正するものです。  委員会では、福岡県の運営方針どおりに葬祭費の額を「4万円」から「3万円」に改めなければいけないのかとの質疑があり、執行部からは、今回、国民健康保険は県が財政運営責任主体となり、県単位として保険を運営することになるため、県下60市町村が金額を合わせることになっているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 10: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第3号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 11: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第4号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 12: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第5号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 13: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第6号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 14: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第7号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 15: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第8号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 16: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第9号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 17: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第10号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 18: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第3号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 19: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第3号筑紫野特別会計条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 20: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 21: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第4号筑紫野市税条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 22: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。  まず、反対討論をされる方は挙手を願います。1番、古賀議員。 23: ◯1番(古賀 新悟君)〔登壇〕 おはようございます。1番、日本共産党古賀新悟です。  議案第5号筑紫野国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、反対討論を行います。  本条例案は、国保を広域化するための制度を条例に規定するものであります。この制度は、県が国保の保険者となり、市町村の国保を統括・監督することで、医療給付保険料負担の関係を一層明確にし、医療費抑制の司令塔の役割を県が担う仕組みであると言えます。国民皆保険制度のかなめである国保に対し、住民や被保険者が望んでいることは、払える保険料と安心して使える医療にしてほしいということです。  今回の広域化は、低所得者が8割、高齢者が3割以上を占めるという国保の構造的な問題を解決するものとは全く言えません。それどころか、財政安定化基金の設置によって、現在市町村が高過ぎる国保負担を軽減しようと行っている一般会計からの繰り入れや繰り上げ充用を将来的になくす方向を示すなど、矛盾を大きくするものです。  福岡県では現在、法定外繰り入れは49市町村155億円、本市では4億8,000万円、繰り上げ充用は33市町村93億円となっていますが、この解消が強権的に実施されるならば、被保険者の保険料は248億円、1世帯当たり3万1,850円の負担増となります。  現在でも被保険者1人当たりの保険料は、1984年に比べ、3倍近い9万2,124円になっています。加入世帯平均所得は、逆に40万円減少していますので、保険料を支払えば生活保護基準以下になるという世帯も多数です。国保会計に占める国庫支出金の割合は、1983年度までは6割近くでしたが、現在では3割以下まで落ち込んでいます。国が責任を果たしていないことが最大の問題です。  政府は、国保に対して毎年3,400億円の公費を追加投入すると言っていますが、法定外繰入額の総額は3,900億円に達しており、全く不十分です。2015年度から低所得者対策として、全国ベースで1,700億円、保険者支援制度を拡充しましたが、県内で保険料を軽減した自治体は皆無で、逆に多くの自治体が引き上げました。  政府は昨年の7月、急遽方針を改め、国保の広域化の新年度に当たっては、国保料の大幅な引き上げは避けるべしと、法定外繰り入れや繰り上げ充用を認め、新たに国費や県費を投入して1年間は現行保険料に据え置く措置をとりました。  福岡県もこれを受けて3年間、市町村の納付金は現状のまま据え置くとしていますが、4年目以降のめどは立っていません。国保改革のためには、全国知事会も要求している国庫負担抜本的引き上げが何よりも肝要であり、本市としても国・県に国保制度の充実を求めるべきです。今回の広域化では、ますます矛盾が大きくなることを強調し、反対討論とします。 24: ◯議長(横尾 秋洋君) 次に、賛成討論をされる方は挙手を願います。9番、西村議員。 25: ◯9番(西村 和子君)〔登壇〕 おはようございます。会派、市民会議西村和子です。  私は、議案第5号筑紫野国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論させていただきます。  我が国の国民健康保険は、1961年(昭和36年)に国民全てが公的医療保険に加入する国民皆保険制度が整えられて以来、半世紀以上にわたり、国民の健康を守るセーフティネットの一つとして重要な役割を果たしてきました。  しかし、社会状況の変化により、現在では勤務先の医療保険に比較すると、加入者に占める高齢者の割合が高く所得水準が低い。また医療費水準が高い、小規模保険者が多い等の構造的問題を抱えています。
     そこで、国は、国民健康保険法の改正により、現在、市町村が行っている国民健康保険財政運営について、平成30年度から都道府県財政運営責任主体とすることで、安定的な財政運営を目指すこととしました。  また、今回の法改正において、都道府県が市町村に対し、療養の給付費等に要する費用として、国民健康保険保険給付費等交付金を交付すること、市町村は都道府県に対し、この交付金に充てる費用となる国民健康保険事業費納付金を納付すること等が規定されました。  今回の条例改正は、この法律の改正によるものであり、必要な条例改正措置であると考えますので、賛成いたします。  以上をもって私の賛成討論とさせていただきます。 26: ◯議長(横尾 秋洋君) ほかに討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 27: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第5号筑紫野国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに賛成の方は、御起立願います。                   〔賛成者起立〕 28: ◯議長(横尾 秋洋君) 起立多数と認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 29: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第6号筑紫野手数料条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 30: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 31: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第7号筑紫野国民健康保険事業特別会計に属する保険給付費支払準備基金の設置及び処分に関する条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 32: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 33: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第8号筑紫野後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 34: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 35: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第9号筑紫野重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 36: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 37: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第10号筑紫野国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 38: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第10.議案第11号   日程第11.議案第12号   日程第12.議案第13号   日程第13.議案第14号   日程第14.議案第15号   日程第15.議案第16号 39: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第10、議案第11号筑紫野介護保険条例の一部を改正する条例の制定の件から日程第15、議案第16号筑紫野指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定の件までの6件を一括して議題といたします。  本6件に関し、委員長から御報告願います。21番、文教福祉委員長。 40: ◯文教福祉常任委員長(鹿島 康生君)〔登壇〕 議案第11号から議案第16号までの6件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第11号筑紫野介護保険条例の一部を改正する条例の制定の件について、御報告いたします。  本件は、3年ごとに行っている介護保険料額の改定を実施するため、及び介護保険法の改正によって市町村の質問検査権対象範囲が拡大されたため、条例の一部を改正するものです。  委員会では、介護保険料の基準額が第6期計画より高くなる根拠について質疑があり、執行部からは、第7期計画のサービス見込み量の推計が第6期計画より増加していること、また、本年4月1日施行の「介護保険国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令等」により、平成30年度から平成32年度の第1号被保険者の負担率が、「22%」から「23%」に上がることにより基準額が高くなっているとの答弁がありました。  また、介護保険料は、今後も改定のたびに引き上がっていくのではと危惧しているが、今後、介護保険料が上がり続けないために市としてどのような努力をしていくのかといった質疑があり、執行部からは、今後も第1号被保険者数や要介護認定者数がふえる見込みであるため、介護予防介護給付適正化事業に力を入れて取り組んでまいりたいとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第12号筑紫野指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定の件について、御報告いたします。  本件は、介護保険制度の改正に伴い、本年4月1日より居宅介護支援事業者の指定・指導等の権限が、都道府県から市町村へ移譲されるため、条例を制定するものです。  委員会では、都道府県から市町村へ権限が移譲されることで、市の業務がふえるのではないか、それに伴う人員はふえないのかといった質疑があり、執行部からは、これまで以上にスクラップ・アンド・ビルドに努めるとともに、職場に配置している専門職との連携をさらに強化しながら、権限移譲となった業務を適正に行いたいとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号筑紫野指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定の件について、御報告をいたします。  本件は、厚生労働省令に定められている同基準の改正に伴い、条例の一部を改正するものです。  改正の主な内容は、介護保険障害者福祉の両サービスを提供できる形態である共生型サービスの創設や、介護療養型医療施設から転換される介護医療院の創設に伴う改正、及び身体拘束等の適正化のための措置の追加です。  委員会では、身体拘束等の適正化とは、市として身体拘束を容認するということかといった質疑があり、執行部からは、身体拘束は人権を守る意味から原則禁止であると考えるが、本人の命を守るために最低限実施しなければならない場合がある。人権が守られ、同時に命も守られるように条例を通して適正化に努めてまいりたいとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第14号筑紫野指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定の件について、御報告をいたします。  本件は、厚生労働省令に定められている同基準の改正に伴い、条例の一部を改正するものです。  委員会では執行部から、改正の主な内容として、医療と介護の連携に向け、みとり・終末期等の機能と生活施設としての機能を兼ね備えた新たな介護保険施設「介護医療院」の創設に関する項目を追加し、また、身体拘束等の適正化のための措置を追加するものとの説明を受けました。  質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第15号筑紫野市地域包括支援センターの包括的支援事業を実施するために必要なものに関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定の件について、御報告をいたします。  本件は、厚生労働省令に定められている同基準の改正に伴い、主任介護支援専門員の定義をより明確なものにするため、条例の一部を改正するものです。  委員会では、筑紫野市の地域包括支援センターは、現在何カ所あり職員は何名いるのかといった質疑があり、執行部からは、現在市内4カ所に設置しており、職員は各センターに、社会福祉士や保健師、主任ケアマネージャー、認知症地域支援推進員などの職種の人たちが4名、ケアプラン作成担当者が2名から3名ずついるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第16号筑紫野指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定の件について、御報告をいたします。  本件は、厚生労働省令に定められている同基準の改正に伴い、条例の一部を改正するものです。  委員会では執行部から、改正の主な内容として、在宅時及び入院時から、介護予防支援事業者等と医療機関との連携を促進するための項目の追加や利用者との契約に当たり、ケアプランに位置づける居宅サービス事業所について、複数の事業所の紹介を求めることが可能である等の説明を義務づけるなどの公正・中立なケアマネジメントの確保の項目を追加するものであるとの説明を受けました。  質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 41: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第11号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 42: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第12号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 43: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第13号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 44: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第14号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 45: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第15号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 46: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第16号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 47: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第11号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。  まず、反対をされる方は挙手を願います。1番、古賀議員。 48: ◯1番(古賀 新悟君)〔登壇〕 1番、日本共産党古賀新悟です。  議案第11号筑紫野介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。
     今回の条例改正は、平成30年度から平成32年度における第7期介護保険事業計画の策定に伴うもので、介護保険料引き上げられております。  市民要望は、介護保険料、利用料の引き下げです。しかし、年金が減り、消費税も医療費もふえる中、介護保険料の負担は既に限界です。あらゆる方法で保険料を引き下げ、努力が必要です。  国に対し、介護保険への国庫負担割合を大幅にふやすよう求め、市としても一般会計から繰り入れ、保険料を引き下げて市民負担を軽減すべきです。  以上の理由から、本件に対して反対であることを表明し、討論を終わります。 49: ◯議長(横尾 秋洋君) 次に、賛成討論をされる方は挙手を願います。7番、宮崎議員。 50: ◯7番(宮崎 吉弘君)〔登壇〕 改めましておはようございます。  7番、会派、公明党筑紫野市議団、宮崎吉弘。  議案第11号筑紫野介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論をいたします。  本市においては、昨年9月末現在で、総人口に対して65歳以上の高齢化率が23.9%となっており、要介護認定者数も3,702人と、ともに年々伸びてきている現状があります。このような現状を踏まえて、私は、介護保険制度の持続可能な確保を考えるとともに、低所得者の皆様に十分配慮した上で制度設計をすることが重要であると考えます。  今回の条例の一部改正では、保険料は増額しておりますが、給付費、支払準備基金からの繰り入れを行うなどの措置により、保険料増額を最小限に抑える努力が見られます。また、今期に引き続き、多段階設定により低所得者層の負担軽減を図るなど、さまざまな配慮がなされています。  これらの内容から、介護保険事業の安定した運営を念頭に、サービスの充実と保険料をできるだけ抑制すること、これらの均衡を考えた条例の改正であると判断いたします。  以上、私の賛成討論といたします。 51: ◯議長(横尾 秋洋君) ほかに討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 52: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第11号筑紫野介護保険条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに賛成の方は御起立願います。                   〔賛成者起立〕 53: ◯議長(横尾 秋洋君) 御起立多数と認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 54: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第12号筑紫野指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 55: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 56: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第13号筑紫野指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 57: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 58: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第14号筑紫野指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 59: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 60: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第15号筑紫野市地域包括支援センターの包括的支援事業を実施するために必要なものに関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 61: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 62: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第16号筑紫野指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 63: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第16.議案第17号   日程第17.議案第18号 64: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第16、議案第17号筑紫野市公園条例の一部を改正する条例の制定の件、及び日程第17、議案第18号筑紫野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定の件の2件を一括して議題といたします。  本2件に関し、委員長から御報告願います。22番、建設環境委員長。 65: ◯建設環境常任委員長(大石  泰君)〔登壇〕 おはようございます。  議案第17号及び議案第18号の2件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第17号筑紫野市公園条例の一部を改正する条例の制定の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本件は、都市公園法施行令の改正に伴い、条例の一部を改正するものです。  委員会では、公園施設内の運動施設面積の割合を条例で定めることとされたが、参酌した結果として、なぜ国の基準である100分の50と同じ割合で条例に規定するのかと質疑があり、執行部からは、市民の憩いの場である公園本来の機能を過度に制限する要件を設けるべきではないという国の基準を踏まえ、同様の割合で規定するものであるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号筑紫野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本件は、本年4月1日より施行される建築基準法の改正に伴い、条例の一部を改正するものでございます。  委員会では、本市における影響の有無について質疑があり、執行部からは、条項ずれの改正であり、本条例の内容に変更はないため、影響はないとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 66: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第17号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 67: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第18号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 68: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第17号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 69: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第17号筑紫野市公園条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 70: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 71: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第18号筑紫野市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 72: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第18.議案第19号 73: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第18、議案第19号宝満山保存活用計画策定委員会設置条例の制定の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。21番、文教福祉委員長。 74: ◯文教福祉常任委員長(鹿島 康生君)〔登壇〕 議案第19号宝満山保存活用計画策定委員会設置条例の制定の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本件は、国指定史跡宝満山保存活用計画の策定に関し、策定委員会を設置する必要があるため、条例を定めるものです。  委員会では、地元の方の御意見を大事にしていただき、市民と一緒に協働で策定する計画であってほしいと思うが、執行部としては、どういった考えをお持ちかとの質疑があり、執行部からは、地元の方の御意見は計画策定の中で十分に考慮しながら進めていきたいとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 75: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 76: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 77: ◯議長(横尾 秋洋君) 討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕
    78: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第19.議案第20号 79: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第19、議案第20号市道路線の変更の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。22番、建設環境委員長。 80: ◯建設環境常任委員長(大石  泰君)〔登壇〕 議案第20号市道路線の変更の件について、御報告いたします。  本件は、市庁舎建設周辺整備事業に伴い、路線番号8232号野際・石ヶ崎線の道路を改良するため、終点位置を変更するものです。  委員会では、変更前の市道路線は、変更後どのように管理をするのかとの質疑があり、執行部からは、枝線として管理する道路となると答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 81: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 82: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 83: ◯議長(横尾 秋洋君) 討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 84: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第20.議案第21号   日程第21.議案第22号 85: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第20、議案第21号平成29年度筑紫野市一般会計補正予算(第7号)の件及び日程第21、議案第22号平成29年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)の件の2件を一括して議題といたします。  本2件に関し、委員長から御報告願います。13番、総務市民委員長。 86: ◯総務市民常任委員長(井上 剛士君)〔登壇〕 議案第21号及び議案第22号の2件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第21号平成29年度筑紫野市一般会計補正予算(第7号)の件について、御報告いたします。  本件の主な内容は、基金積立事業、国民健康保険事業特別会計繰出金、認知症高齢者グループホーム防災改修支援事業などの補正増であり、歳入歳出それぞれ2億9,368万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ336億5,274万9,000円とするものです。  委員会では、認知症高齢者グループホームの今回の防災改修は、主にどういった内容なのかとの質疑があり、執行部からは、施設の老朽化に伴い、浴室やトイレなどの改修をする内容であるとの答弁がありました。  また、約6億5,000万円の積み立てをする公共施設等整備基金は、平成29年9月の補正予算でも約9億4,000万円積み立てているが、今年度で基金の積立額は幾らになるのかとの質疑があり、執行部からは、平成29年度末の基金残高の見込みは約54億7,000万円であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第22号平成29年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)の件について、御報告いたします。  本件の主な内容は、歳出予算では、一般被保険者療養給付費の減額など、歳入予算では、一般会計繰入金4億8,358万5,000円の増額や一般被保険者国民健康保険税2億6,024万2,000円の減額などをするもので、歳入歳出それぞれ4億3,884万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ111億4,797万9,000円とするものです。  委員会では、一般被保険者国民健康保険税の減額分を一般会計繰入金で補填することになるのかとの質疑があり、執行部からは、保険税の徴収努力を行ってきたが、最終的には歳入不足となるため、財源的な手だてとして不足分を一般会計繰入金で補填しているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 87: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第21号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 88: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第22号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 89: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第21号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 90: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第21号平成29年度筑紫野市一般会計補正予算(第7号)の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 91: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 92: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第22号平成29年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 93: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  しばらく休憩します。                 午前10時57分休憩       ………………………………………………………………………………                 午前11時10分再開 94: ◯議長(横尾 秋洋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────・────・────────────   日程第22.議案第23号 95: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第22、議案第23号平成29年度筑紫野市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。21番、文教福祉委員長。 96: ◯文教福祉常任委員長(鹿島 康生君)〔登壇〕 議案第23号平成29年度筑紫野市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本件の主な内容は、歳出予算として、居宅介護サービス給付費、介護予防サービス給付費などを増額するものです。  委員会では、介護保険事業を運用するための資金は、第1号被保険者及び第2号被保険者の保険料が約5割を占めると思うが、歳入の約64億2,000万円のうち、介護保険料は14億8,000万円となっている。第1号被保険者及び第2号被保険者の保険料は歳入のどの部分に該当するのかとの質疑があり、執行部からは、第1号被保険者の保険料は介護保険料、第2号被保険者の保険料は支払基金交付金として計上されているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 97: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 98: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 99: ◯議長(横尾 秋洋君) 討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 100: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第23.議案第24号 101: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第23、議案第24号平成29年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。13番、総務市民委員長。 102: ◯総務市民常任委員長(井上 剛士君)〔登壇〕 議案第24号平成29年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  執行部から、本件の主な内容は、広域連合納付金2,944万8,000円の減額などをするもので、歳入歳出それぞれ2,934万円を減額し、歳入歳出予算の総額を22億5,491万9,000円とするものであるとの説明がありました。  質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 103: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 104: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 105: ◯議長(横尾 秋洋君) 討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 106: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第24.議案第25号 107: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第24、議案第25号平成30年度筑紫野市一般会計予算の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。19番、予算審査特別委員長。 108: ◯予算審査特別委員長(下成 正一君)〔登壇〕 議案第25号平成30年度筑紫野市一般会計予算の件が予算審査特別委員会に付託を受けていましたので、その審査の経過と結果について御報告をいたします。  本特別委員会は、去る3月1日に委員会が設置され、正副委員長の互選並びに同日、委員会を開催し、審査要領、委員会開催日程を協議し、審査に伴う資料要求を決定しました。
     その後、予算概要説明では、平成30年度予算案の総括、歳入状況、目的別・性質別歳出状況、自主財源・依存財源の状況、増減する主な事業等について説明を受けました。  次に、3月12日から13日における各課集中審査では、主に、総務部門では、平成30年度予算編成方針、公営住宅等長寿命化計画事業、同和対策事業の見直し内容、コミュニティ運営協議会補助事業などについて、企画政策部門では、平成30年度新規事業・廃止事業、コミュニティバス運行事業、各課組織機構図などについて、市民生活部門では、市民税等の滞納繰越分の年度別状況及び徴収計画、男女共同参画セミナー等事業などについて、環境経済部門では、空き店舗対策補助事業、園芸農業等総合対策事業などについて、健康福祉部門では、公立私立保育所の定員と入所児童見込み及び職員数、生活保護世帯数と総額の推移、トレーニングルーム・歩行プール管理運営事業などについて、建設部門では、空家対策事業、筑紫地区公園整備事業、筑紫駅西口土地区画整理事業、橋梁長寿命化促進事業などについて、教育部門では、小中学校教職員・児童生徒数及び今後の生徒増減の見通し、小中学校管理運営事業、コミュニティ主催事業などについて、7部門21課にわたり説明を受け、審査を行いました。  3月14日には、総括質疑の内容について協議をし、市長、副市長、教育長に出席を求め、平成30年度予算について6項目の総括質疑を行うことを決定しました。  最後に、3月16日に、市長、副市長、教育長出席のもと行った総括質疑の報告をいたします。  第1項目の第五次筑紫野市総合計画の推進について、これまでの評価を踏まえたまちづくりに対する市長の思いと今後の展望を伺いたいとの質疑には、第五次総合計画では、5本の政策を柱に、28の施策、122の基本事業、700の事務事業に取り組んでいますが、その中でも2期目の重点施策として、筑紫駅西口土地区画整理事業、地域コミュニティの推進、高尾川地下河川築造工事、地域公共交通網の形成、新庁舎建設に全力で取り組んでいます。それぞれおおむね順調に推移しているものと考えていますが、平成30年度は、新庁舎への引っ越しを初め、非常に重要な年度となります。今後も、5つの重点施策を着実に推進し、「ひかり輝くちくしの」づくりに邁進しますとの答弁がありました。  第2項目の財政運営について、平成30年度予算は、市庁舎建設に約45億円を計上し、市制施行以来3番目に規模の大きな予算となっているが、市の財政運営の基本姿勢を伺いたいとの質疑には、本年度は新庁舎建設を行うため、普通建設事業費を増額していますが、増加する扶助費に対応するなど、市民にとって真に必要とされる事業については、適切に予算を配分しています。今後も、行財政改革を図りながら、さらなる歳入の確保と歳出の適正化に努め、財政基盤強化の取り組みを継続していきますとの答弁がありました。  第3項目の地域公共交通体系について、平成30年度は、新庁舎を中心としたコミュニティバスの実現と御笠コミュニティによる自治会バスの運行が計画されているが、今後の地域公共交通に関する取り組みについて伺いたいとの質疑には、地域公共交通については、まず、買い物、病院、そして、新庁舎などの公共施設を巡回するコミュニティバスの導入が不可欠だと考えています。また、自治会バスの運行など、地域コミュニティが抱える交通課題への対応も検討していきます。公共交通の問題については、長年の懸案事項であり、まず、第一歩を踏み出すことが重要と考えているので、今後、地域公共交通会議での意見を聞きながら検討を進めていきたいとの答弁がありました。  第4項目の子育て支援の充実について、保育士の処遇改善や保育所の増改築など、子育て支援充実に取り組まれているものの、待機児童の解消や保育士不足の解決には至っていないが、子育て支援の方向性について伺いたいとの質疑には、子どもは、筑紫野市を引き継ぎ、未来へとつないでいく大切な存在であり、子どもを産み育てやすい社会環境をつくるため、子ども・子育て支援事業計画を推進していきます。待機児童解消や保育士不足については、重要な課題と認識しており、市内保育所を含む関係機関と引き続き連携を図りながら、その解決に向け取り組んでいきますとの答弁がありました。  第5項目の学校教育の充実について、学校は確かな学力・知識を身につける場であり、学校によっては、教室の確保や教職員の配置など、教育環境の充実が必要と考えるが、見解を伺いたいとの質疑には、学校教育の充実については、第五次総合計画において、教職員の資質の向上や確かな学力の育成を掲げ、児童生徒の学力向上に取り組んでいます。また、教室の確保や教職員の配置については、学校ごとの児童生徒数をいち早く把握し、計画的に進めます。今後も、市長部局との連携を図りながら、安全で安心できる教育環境の充実に努めますとの答弁がありました。  第6項目として、健康推進のまちづくりについて、高齢化が進む中、健康寿命の延伸を目指した効果的な健康づくりの推進が重要であり、全市民を挙げての健康推進のまちづくりを目指していくべきであると思うが、考えを伺いたいとの質疑には、健康寿命の延伸を目指し、第2次健康ちくしの21に基づき、地域や関係機関・団体との協働により、健康づくり事業を推進していきます。中でも、食生活改善推進員と運動サポーターの果たす役割は大きく、今後も、より多くの市民が率先して健康づくりに取り組んでいただけるよう、引き続きサポーターの育成及び地域等との連携強化を図っていきますとの答弁がありました。  続いて、討論に入り、1委員から、歳出予算では扶助費が増額となっているが、市民生活は依然として厳しい状況下にあり、格差と貧困の増大に歯どめがかかっていないため、さらなる拡充が求められるとの反対討論がありました。  また、1委員からは、長年の懸案事項であった市庁舎建設や地域交通対策などに取り組まれる中、市民生活に直結する扶助費も増額されている。ほかにもさまざまな事業に取り組まれるが、予算総額は前年比9%増に抑えられており、財政規律のとれた第五次総合計画を推進する内容になっているとの賛成討論がありました。  採決の結果、賛成多数にて原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、予算審査特別委員会の審査報告を終わります。 109: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 110: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。  まず、反対討論をされる方は挙手を願います。1番、古賀議員。 111: ◯1番(古賀 新悟君)〔登壇〕 1番、日本共産党古賀新悟です。  議案第25号平成30年度一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。  平成30年度の一般会計予算の総額は340億1,300万円で、前年度比9.0%、27億9,900万円の増額となっています。  歳入ですが、市税総額は133億1,751万2,000円、前年度より約1,367万8,000円の増額となっています。固定資産税、軽自動車税などの増額に伴うものとのことですが、市民税は個人・法人合わせて3,528万円減で、市民生活の実感としては依然として厳しい状況下にあります。  歳出についてですが、扶助費は93億6,282万5,000円、前年度比4.5%、4億66万1,000円の増額となっています。高齢化、子育て支援の充実及び障がい者サービスの利用増によるものとのことですが、国の相次ぐ改悪のもと、格差と貧困の増大に歯どめはかかっていません。国へ改善の要請を行うとともに、本市のさらなる拡充が求められます。  平成30年度予算編成方針で、新庁舎建設は重要施策の一つであるため、予算を大きく配分することになるが、このことにより、真に必要とされる市民サービスを低下させることは許されないとあり、その努力はうかがえますが、真に市民が求めている要求実現のためには、補正を含め、切実な市民要求を第一義的に捉えて、迅速な対応を行うべきです。  生活保護費は24億3,407万3,000円で、昨年度より1億114万6,000円の増額で、本市の努力を評価します。しかし、依然として実質賃金の低迷や低い年金暮らしの高齢者の増加で、市民生活の厳しさがうかがえます。2018年4月より、行政組織機構の改定により保護課が新設され、生活保護行政の拡充に導くものと考えますが、保護受給者が増加傾向のもと、今後、さらなる拡充が必要です。また、貧困の解消、就労支援の立場から制度の拡充を国に求めるとともに、本市独自の施策を講じるべきです。  就学援助費は、見込みで要保護・準要保護1,623人、1億3,381万157円となっています。その中で、準要保護は、依然として市民生活の厳しさがうかがえます。本市において、平成28年度より、支給開始が4月からとなりましたが、利用者にとっては、入学準備時に一番必要な援助を求めています。入学準備金の支給は入学前の3月にすべきです。  子育て支援について、国の子育て安心プランに応じて、認可施設の増改築や保育士の賃金引き上げを行い、努力をしています。しかし、まだ待機児童の解消には至っていないと聞いています。利用者の真の要求に応え、さらなる認可保育所の増設や子育て世代の生活を支援する保育料の引き下げを実施すべきです。  また、子育て支援の立場から、中学3年生までの医療費無料化を求めます。子育て世帯の切実な要求であり、早期の実施を行うべきです。  同和対策費は、一般会計、同和関連公債費を含め、3億4,294万9,000円となっています。コミュニティセンターには配置をされていない保健師が、各隣保館には配置が維持され、また、3名の教師資格者を隣保館に配置して行われている教科促進指導事業は、28年、29年度と同様、嘱託職員として910万4,000円計上され、同和対策事業に組み込まれています。  運動団体補助金は664万円計上されていますが、運動団体補助金は他の補助団体と同等に大幅削減すべきです。  また、同和地区子ども会、女性部、老人部などの補助は全廃し、一般対策補助に移行し、全市民への補助を充実すべきです。  また、同和地区のみ3人の保健師が配置されていますが、各コミュニティに保健師を配置し、地域福祉の核として、市民全体の保健・福祉の向上を目指すべきです。  以上、述べてきたように、依然として市民生活は厳しい状況下にあります。市民生活向上のために施策を講じられることを求めて、反対討論といたします。 112: ◯議長(横尾 秋洋君) 次に、賛成討論される方は挙手を願います。20番、赤司議員。 113: ◯20番(赤司 泰一君)〔登壇〕 20番、会派つくし野、赤司泰一でございます。  議案第25号平成30年度筑紫野市一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論をいたします。  まず、国が示した地方財政計画で地方交付税の減額などが示される中、高齢化に伴う社会保障費の増加、そして、老朽化に伴う公共施設整備費の増加が見込まれることなどから、本市の財政運営は、今後も難しい状況が続くと予測されます。  かような状況においては、コスト意識、マネジメント意識に裏打ちされた行財政の効率的な運営を図る必要があると考えるところであります。  そうした中、平成30年度の一般会計予算総額は、前年度比27億9,900万円増の340億1,300万円を計上されておりますが、本予算につきましては、財政規律のとれた第五次筑紫野市総合計画を推進する内容になっていると考えます。  具体的には、長年、懸案事項でありました市庁舎建設、地域交通対策、筑紫駅西口土地区画整理事業などに取り組まれる中、社会福祉や児童福祉の充実のため、市民生活に直結する扶助費を約4億円増額されております。ほかにも、防災・減災対策、高齢者への支援、健康づくり、地域コミュニティの推進、子育て支援、学校教育の充実、農林業の振興など、市民の要望に応える予算内容になっていると思います。  このように、平成30年度もさまざまな事業に取り組まれておりますが、前年度比9.0%増に抑えた当初予算にまとめられたことは、健全な財政運営を維持するという藤田市長の強い意志のあらわれであると考えます。  以上のことから、本予算は、施政方針で述べられていますように、市民の安心安全、そして、幸せな暮らしづくりのため、第二次財政計画を規律として、第五次総合計画を推進する内容になっていると確信していることを述べまして、私からの賛成討論とさせていただきます。 114: ◯議長(横尾 秋洋君) ほかに討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 115: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに賛成の方は御起立願います。                   〔賛成者起立〕 116: ◯議長(横尾 秋洋君) 起立多数と認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第25.議案第26号   日程第26.議案第27号 117: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第25、議案第26号平成30年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計予算の件及び日程第26、議案第27号平成30年度筑紫野市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の件の2件を一括して議題といたします。  本2件に関し、委員長から御報告願います。13番、総務市民委員長。 118: ◯総務市民常任委員長(井上 剛士君)〔登壇〕 議案第26号及び議案第27号の2件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第26号平成30年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計予算の件について御報告いたします。  本件の歳出予算は、保険給付費などが主なものです。  委員会では、保険者が市町村から都道府県単位に変わることで、市民にはどういうメリットがあるのかとの質疑があり、執行部からは、高額療養費の多数回該当が県単位で通算されるといったメリットが挙げられるとの答弁がありました。  また、高額療養費の申請勧奨通知を年3回から6回にふやすことによって、どういう効果があるのかとの質疑があり、執行部からは、都道府県単位化に伴って事務を統一するもので、被保険者への周知が図られることや還付する時期を早める効果が考えられるとの答弁がありました。  また、国民健康保険税の税率は、平成30年度は据え置くことになっているが、今後の見通しはとの質疑があり、執行部からは、平成31年度以降については未定であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第27号平成30年度筑紫野市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の件について御報告いたします。  本件は、貸付金の回収や借入金の償還が主な事業です。  委員会では、住宅新築資金等公債償還積立金に180万3,000円計上しているが、平成30年度末で積立金は幾らになるのかとの質疑があり、執行部からは、平成30年度末時点の積立額は現段階では未定だが、平成28年度末現在で約1億9,127万円積み立てているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 119: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第26号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 120: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第27号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 121: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第26号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 122: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第26号平成30年度筑紫野市国民健康保険事業特別会計予算の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 123: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 124: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第27号平成30年度筑紫野市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 125: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第27.議案第28号   日程第28.議案第29号 126: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第27、議案第28号平成30年度筑紫野市奨学資金貸与事業特別会計予算の件及び日程第28、議案第29号平成30年度筑紫野市介護保険事業特別会計予算の件の2件を一括して議題といたします。  本2件に関し、委員長から御報告願います。21番、文教福祉委員長。 127: ◯文教福祉常任委員長(鹿島 康生君)〔登壇〕 議案第28号及び議案第29号の2件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第28号平成30年度筑紫野市奨学資金貸与事業特別会計予算の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本会計は、奨学資金の貸与が主な事業となっています。  委員会では、平成30年度新規の貸付予算には、高校生6人分、大学生2人分を計上しているとのことだが、これ以上の申請はあっているのかとの質疑があり、執行部からは、現在のところ、新規の貸し付けは高校生4人から申し込みがあっているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第29号平成30年度筑紫野市介護保険事業特別会計予算の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本会計は、介護サービスの給付事業が主なものとなっています。  委員会では、本予算について、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ対前年度比1.5%増の63億441万5,000円とするものであるとの説明を受けました。  質疑、討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。
    128: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第28号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 129: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第29号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 130: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第28号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 131: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第28号平成30年度筑紫野市奨学資金貸与事業特別会計予算の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 132: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 133: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第29号平成30年度筑紫野市介護保険事業特別会計予算の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 134: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第29.議案第30号 135: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第29、議案第30号平成30年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計予算の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。13番、総務市民委員長。 136: ◯総務市民常任委員長(井上 剛士君)〔登壇〕 議案第30号平成30年度筑紫野市後期高齢者医療事業特別会計予算の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本予算の歳出予算は、福岡県後期高齢者医療広域連合への納付金が主なものです。  執行部から、歳入歳出予算の総額を対前年度比1.2%増の22億6,746万1,000円とするものであり、また、平成30年度から平成31年度までの保険料率について、所得割率を0.34ポイント引き下げ10.83%に、賦課限度額を5万円引き上げ62万円に改定するとの説明がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 137: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 138: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 139: ◯議長(横尾 秋洋君) 討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 140: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第30.議案第31号 141: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第30、議案第31号平成30年度筑紫野市農業集落排水事業特別会計予算の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。22番、建設環境委員長。 142: ◯建設環境常任委員長(大石  泰君)〔登壇〕 議案第31号平成30年度筑紫野市農業集落排水事業特別会計予算の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本会計は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億2,927万1,000円とするものでございます。この会計は、処理区の維持管理と借入金の償還が主な事業でございます。  委員会では、歳入の処理施設使用料が前年度比89万4,000円増加しているが、対象地域5地区の現在の利用戸数と増加要因に関して質疑がありました。執行部からは、御笠187戸、阿志岐170戸、平等寺72戸、吉木265戸、山口511戸であり、過去の収入実績などを踏まえ、歳入が増加すると見込んでいるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 143: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 144: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 145: ◯議長(横尾 秋洋君) 討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 146: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第31.議案第32号   日程第32.議案第33号   日程第33.議案第34号 147: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第31、議案第32号平成30年度筑紫野市二日市財産区特別会計予算の件から日程第33、議案第34号平成30年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計予算の件までの3件を一括して議題といたします。  本3件に関し、委員長から御報告願います。13番、総務市民委員長。 148: ◯総務市民常任委員長(井上 剛士君)〔登壇〕 議案第32号から議案第34号までの3件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第32号平成30年度筑紫野市二日市財産区特別会計予算の件について御報告いたします。  本予算は、市内湯町にある駐車場の維持管理が主な事業です。  なお、この予算は、2月19日に開催された管理会の同意を得て提案されました。  委員会では、一般会計繰出金の各財産区の金額は幾らになるのかとの質疑があり、執行部からは、二日市財産区が77万円、御笠財産区が34万2,000円、平等寺山財産区と山家財産区がそれぞれ101万円、武蔵財産区が46万8,000円であるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第33号平成30年度筑紫野市御笠財産区特別会計予算の件について御報告いたします。  本予算は、山林経営が主な事業です。  なお、この予算は、2月20日に開催された管理会の同意を得て提案されました。  委員会では、立ち木売り払い収入が前年度に比べ3倍以上ふえているのはどういった理由なのかとの質疑があり、執行部からは、前年度に行わなかった事業を今年度行うためであるとの答弁がありました。  また、昨年の九州北部豪雨発生により、国や県の制度の変更や具体的な指導はないのかとの質疑があり、執行部からは、現段階ではないが、指導等があれば、すぐに実行できるように注視していきたいとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第34号平成30年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計予算の件について御報告いたします。  本予算は、山林経営が主な事業です。  なお、この予算は、2月21日に開催された管理会の同意を得て提案されました。  委員会では、御笠財産区に比べ、立ち木の売り払い本数は多いのに、収入に余り差がないのはどういった理由なのかとの質疑があり、執行部からは、売り払い本数では差はあるが、売り払い立米数では余り差がなく、収入の差は杉とヒノキで売り払いの単価が異なり、その比率が異なるためであるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 149: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第32号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 150: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第33号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 151: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第34号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 152: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第32号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 153: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第32号平成30年度筑紫野市二日市財産区特別会計予算の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 154: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 155: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第33号平成30年度筑紫野市御笠財産区特別会計予算の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕
    156: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 157: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第34号平成30年度筑紫野市平等寺山財産区特別会計予算の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 158: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第34.議案第35号   日程第35.議案第36号 159: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第34、議案第35号平成30年度筑紫野市水道事業会計予算の件及び日程第35、議案第36号平成30年度筑紫野市下水道事業会計予算の件の2件を一括して議題といたします。  本2件に関し、委員長から御報告願います。22番、建設環境委員長。 160: ◯建設環境常任委員長(大石  泰君)〔登壇〕 議案第35号及び議案第36号の2件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  まず、議案第35号平成30年度筑紫野市水道事業会計予算の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本予算は、筑紫野市の水道供給に関する予算でございます。  委員会では、歳出のその他特別損失として1億2,180万円が計上されているが、どのような内容かとの質疑があり、執行部からは、新庁舎建設に伴い、上下水道部門も新庁舎に移転するが、移転するに当たっては、水道事業会計も応分の負担が必要であり、そのために上下水道庁舎の土地を一般会計に移管することにより、この負担額の一部に充てるものであるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第36号平成30年度筑紫野市下水道事業会計予算の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本予算は、筑紫野市の下水道事業の運営に関する予算でございます。  委員会では、業務の予定量の排水戸数が4万戸と前年度比1,000戸程度増加するとのことだが、この要因は何かという質疑があり、執行部からは、むさしケ丘団地約240戸、筑紫ケ丘団地約180戸、また、区画整理などに伴う公共下水道への切りかえに伴い、増加を見込んでいるとの答弁がありました。  また、ストックマネジメント計画策定業務委託及びストックマネジメント調査業務委託の内容について質疑があり、執行部からは、計画策定業務委託は、市内16カ所のポンプ場の維持管理・改築計画の策定をするもの、また、調査業務委託は、市内の管路の実態調査を行い、改築・修繕が必要か判断するため、それぞれの業務委託をするものであるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 161: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。  まず、議案第35号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 162: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑なしと認めます。  次に、議案第36号に対する質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 163: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから議案第35号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 164: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第35号平成30年度筑紫野市水道事業会計予算の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 165: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号に対する討論を行います。討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 166: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第36号平成30年度筑紫野市下水道事業会計予算の件を可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 167: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  しばらく休憩いたします。再開を13時といたします。                  午後0時02分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後1時00分再開 168: ◯議長(横尾 秋洋君) 休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────・────・────────────   日程第36.発議第1号 169: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第36、発議第1号所有者不明の土地利用を求める意見書の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。22番、建設環境委員長。 170: ◯建設環境常任委員長(大石  泰君)〔登壇〕 発議第1号所有者不明の土地利用を求める意見書の件について、審査の経過と結果を御報告いたします。  本件は、所有者不明の土地利用について、利用するために多大な時間とコストを要している現状に対し、所有者の探索の円滑化と利用促進を図るための制度を構築することを求める意見書を、本市議会から政府関係者宛てに提出するものです。  審査の中で、一委員から、台風や集中豪雨などの災害発生に伴い、緊急工事が必要となった場合に、相続人が特定できず、迅速な対応ができないなどの困難な事例があるため、今回の意見書の中に新たに項目を設ける必要があるのではないかとの質疑がありました。  提案の賛成者である委員からは、災害発生により土地の形状が変わったことに対する復旧のための緊急工事は、意見書の5、「収用の対象とならない所有者不明土地の公共的事業の利用を促進すること。」の項目に含まれており、新たに項目を設けることなく対応できると考えているとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 171: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 172: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。  まず、反対討論される方は挙手を願います。1番、古賀議員。 173: ◯1番(古賀 新悟君)〔登壇〕 1番、日本共産党古賀新悟です。  発議第1号所有者不明の土地利用を求める意見書について、反対の立場で討論いたします。  長く放置され、持ち主が誰なのかわからなくなっている宅地や農地、山林など所有者不明の土地が全国的にふえています。これにどう取り組み、地域づくりを進めるのか、長期的な視点に立った政府の戦略は、確かに必要です。  所有者不明土地は、もともとの所有者が亡くなった後、土地を引き継ぐ人がいなかったり、相続する人に所有権を移す登記手続が行われなかったりして生じています。手続をしないのは、煩雑なことに加え、固定資産税などの税負担を避けるためだとも言われています。  その規模は九州の面積を上回るとの試算もあります。背景には、人口減少や高齢化、都市への人口移動などの影響で、土地が宅地や農地として利用されなくなったことも考えられます。  こうした状況を受け、国土交通省は、公共事業を実施する際、所有者不明土地があった場合の対応をまとめた法案を今国会に提出しようとしています。  今回の所有者不明の土地利用を求める意見書では、5項目の意見が示されています。そのうち、「所有者不明土地の所有手続の合理化や円滑化を図ること。」については、所有者の財産権に抵触することが考えられますので、その部分は慎重審議が必要であるため、本意見書に賛同できないことから反対討論とします。 174: ◯議長(横尾 秋洋君) 次に、賛成討論をされる方は挙手を願います。8番、山本議員。 175: ◯8番(山本加奈子君)〔登壇〕 8番、公明党筑紫野市議団、山本加奈子です。  発議第1号所有者不明の土地利用を求める意見書について、賛成の立場で討論をいたします。  国土審議会土地政策分科会特別部会の中間まとめにおける参考資料の中の所有者不明土地に係る支障事例では、公共事業のために取得しようとする用地について、明治時代の登記のまま相続登記がされておらず、相続人が判明しているだけで148名、約3年の時間を要した事例。広場などとして利用の意向がある土地について約80筆、地権者約40名の土地が相続登記されておらず、所有者の所在が不明のため、樹木の伐採等をすることができず、景観の悪化、ごみの不法投棄も招き、利用の方針を立てることができない事例。台風被害により崩れた急傾斜地への対策工事について緊急に実施する必要がありますが、死亡した人も含む登記名義人が47名と多数で、所在確認や相続確認に時間を要し、着手が困難となっている事例など、多数の事例がありました。  また、所有者不明土地問題研究会の中では、所有者不明土地による経済的損失は、2016年単年で約1,800億円になると推計をされ、所有者不明土地面積の増加などを考慮すると、2017年から2040年の累積では約6兆円に及ぶことが見込まれるとされており、早急な制度構築が必要であることは明らかです。  以上のことから、所有者不明の土地利用を求める意見書についての私の賛成討論といたします。 176: ◯議長(横尾 秋洋君) ほかに討論はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 177: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。本件を可決することに賛成の方は御起立願います。                   〔賛成者起立〕 178: ◯議長(横尾 秋洋君) 起立多数と認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  なお、提出先につきましては議長に御一任願います。       ────────────・────・────────────   日程第37.山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員会審査報告について 179: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第37、山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員会審査報告の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。18番、山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員長。 180: ◯山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員長(上村 和男君)〔登壇〕 山神ダム上流域産業廃棄物問題対策特別委員会の付託案件が継続審査となっていましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。  今定例会では3月2日に開催いたしました委員会の内容を御報告いたします。  初めに、委員会では、前回12月定例会にて執行部に対し、処分場にかかわる福岡県への調査・要請事項として求めていた2項目について報告を受けました。  まず1点目、平成11年の株式会社産興廃棄物処分場における事故発生以降、改善のための指導あるいは工事が行われ、その結果、状況は数値的には改善したように見えるが、どのように考えているかに対しては、株式会社産興廃棄物処分場については、平成15年の改善命令後の改善や、平成18、19年の覆土、雨水分離の実施により、水質及びガスも安定化しており、現在、生活環境保全上支障はないものと考えておりますとの回答を受けました。  次に2点目、受託廃棄物の搬出について、委員会として再三にわたって適正な処理が行われるよう要請しているが、毎年搬出量が減少しているようである。今後、受託廃棄物の搬出はどのように進めるつもりなのかに対しては、受託廃棄物については、適正処理をするよう指導し、毎月処理させています。特に廃塗料は、容器の腐食により流出することがないよう、詰めかえ措置を実施させ、優先的に排出するよう指導を行っております。今後も引き続き、搬出量の増加を強く指導してまいりますとの回答を受けました。  続いて、株式会社産興廃棄物処分場における平成29年10月から12月までの福岡県の水質等調査結果及び筑紫野市の水質検査結果について、COD、BOD、硫化水素などの数値の変化、受託廃棄物の搬出状況などの報告を受けました。  委員からは、受託廃棄物の搬出が進んでいないが、県に対し具体的な目標数値を市として要請していないのかとの質疑があり、執行部からは、毎年開催されている生活環境保全連絡会の中で、副市長が市の代表として出席し、受託廃棄物を早期に搬出してほしいと要請している。次回の生活環境保全連絡会では、県に対して目標を立てて受託廃棄物を搬出していただくように要請していきたいとの答弁がありました。  委員会では、審査中の質疑、意見等を踏まえ整理を行った結果、次の項目を執行部に対し要請することにいたしました。  1点目は、受託廃棄物の搬出について、県は、今後も引き続き、搬出量の増加を強く指導してまいりますと回答されているが、実際には近年搬出量は減少しており、今後の見通しが立っていない状況にある。そこで県に対し、今後の受託廃棄物の搬出について実効性のある計画が示されるよう働きかけていただきたい。  2点目は、県は、株式会社産興廃棄物処分場については、平成15年の改善命令後の改善や、平成18年、19年の覆土、雨水分離の実施により、水質及びガスも安定化しており、現在、生活環境保全上支障はないものと考えておりますと回答されているが、昨年、委員会で処分場内の視察を行ったところ、第2期処分場拡張部の覆土は、はがれている場所も多く見られた。こういう状況で、将来的にも生活環境保全上支障がない状態であり続けることができるのかどうかを、県に対し確認していただきたい。  これら2点について、結果を6月議会で報告していただくことと決しました。  最後に、委員会の今後の動きとして、6月議会で県に対する意見書について協議を行い、議決をいただいた場合には、県への意見書提出を委員全員で行いたい旨の確認をいたしました。  以上、審査の概要を御報告申し上げましたが、今後も山神ダム上流域の産業廃棄物問題の解決を図るため、引き続き閉会中の継続審査をお願い申し上げまして、特別委員会の審査報告とさせていただきます。 181: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
                    〔「なし」の声あり〕 182: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  本件は委員長の報告どおり閉会中の継続審査に付したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 183: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は閉会中の継続審査に付すことに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第38.庁舎建設特別委員会審査報告について 184: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第38、庁舎建設特別委員会審査報告の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。22番、庁舎建設特別委員長。 185: ◯庁舎建設特別委員長(大石  泰君)〔登壇〕 庁舎建設特別委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。  初めに、議題1として、執行部から、庁舎建設工事の進捗について、工程表と現場写真を用いて10月から3月上旬の間を中心に工事工程の説明がありました。  庁舎本体の工事では、12月中旬に免震装置の設置が完了した後、鉄骨建方工事を開始し、3月初旬に完了する見込みであること、また、今後の工事予定としては、平成30年3月初旬から各階の床工事、外壁工事、内装工事を順次開始していくとの説明を受けました。  立体駐車場の工事については、12月末で掘削工事を完了したこと、1月から基礎工事を開始し、3月上旬をめどに完了させた後、鉄骨建方工事、床躯体工事、外壁工事を順次開始していくとの説明がありました。  次に、議題2として、市庁舎建設事業関連の主な事業計画について説明を受けました。市庁舎移転に向けては、必要となる備品の購入やシステム移設工事、移転業務の委託などを実施するための検討を進めているとの報告がありました。  また、庁舎建設に伴い、周辺道路の混雑緩和や利便性の向上及び安全確保を図るため、交通体系の整備を進めていること、防災拠点としての機能の維持充実を図るため、防災関連システムの移設や消防施設の設置などを実施する予定であるとの報告がありました。  委員からは、庁舎建設地南側に隣接する試験場踏切の改良に関して、道幅が狭いため踏切前で停車した場合に危険ではないかとの質疑があり、執行部からは、踏切前で停車した車が数台滞留できるようにするため、踏切付近の水路側に道路の拡幅ができないかなどの検討を行っているとの答弁がありました。  また、新庁舎については、市民向けに見学会を実施する計画はあるのかとの質疑があり、執行部からは、事業の進捗状況に応じて検討していくとの答弁がありました。  次に、議題3として、庁舎建設工事の現地視察を行い、庁舎本体では、鉄骨建方工事が進行中であり、既に6階部分まで工事が進んでいること、また、立体駐車場では基礎工事の状況などを確認しました。  委員会としては、執行部からの説明及び現地視察を行い、工事が順調に進んでいることを確認するとともに、引き続き工事の進捗を注視していくことを確認しました。  以上、委員会の審査の経過を報告しましたが、庁舎建設につきましては、引き続き閉会中も継続審査をお願い申し上げまして、本委員会の委員長報告とさせていただきます。 186: ◯議長(横尾 秋洋君) ただいまから委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 187: ◯議長(横尾 秋洋君) 質疑を打ち切ります。  本件は委員長の報告どおり閉会中の継続審査に付したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 188: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、本件は閉会中の継続審査に付すことに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第39.議会閉会中の継続調査付託について 189: ◯議長(横尾 秋洋君) 日程第39、議会閉会中の継続調査付託の件を議題といたします。  各常任委員長から閉会中の継続調査の申し出があっております。  お諮りいたします。各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査に付すことに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 190: ◯議長(横尾 秋洋君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査に付すことに決しました。       ────────────・────・──────────── 191: ◯議長(横尾 秋洋君) これにて本日の議事は終了いたしました。  これをもって、平成30年第1回筑紫野市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。                  午後1時21分閉会       ────────────────────────────── ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │                                         │ │  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     │ │                                         │ │                                         │ │    平成30年3月23日                           │ │                                         │ │                                         │ │                 筑紫野市議会議長    横尾 秋洋       │ │                                         │ │                                         │ │                 会議録署名議員(8番) 山本加奈子       │ │                                         │ │                                         │ │                 会議録署名議員(17番) 辻本美惠子       │ │                                         │ │                                         │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘...