△
日程第1
質疑
○
入江和隆議長 日程第1、これより
質疑を行います。 まず、
報告第18
号専決処分、
令和2
年度小郡市
一般会計補正予算(第7号)について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
報告第19
号専決処分、
令和2
年度小郡市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
議案第38
号小郡市
重度障害者医療費の
支給に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
議案第39
号小郡市
子ども医療費の
支給に関する
条例の一部を改正する
条例の
制定について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
議案第40
号令和2
年度小郡市
一般会計補正予算(第8号)の
承認についての
質疑を行います。 まず、13ページから39ページまでの
歳出について、
質疑ありませんか。 5番
高木良郎議員。
◆5番(
高木良郎議員)
歳出ですよね。
○
入江和隆議長 歳出です。
◆5番(
高木良郎議員)
衛生費の中の
予防費のことについて
お尋ねいたします。 今回、改めて
インフルエンザの
任意接種の費用の
助成について
予算を組んでありますが、その点について、4点にわたって
お尋ねをしたいと
思います。 まず1点目ですが、
令和元
年度で構いませんが、現状で1歳から64歳までの
市民の間で
接種をしている
実績は、大体何%ぐらいの方が
インフルエンザの
予防注射を
接種されてあるのかというのをまず
お尋ねをしたいというふうに
思います。 2点目ですが、今回の中で、1歳から64歳までこの
予算に上がっている
対象人数はどのくらい、何人なのかというのを
お尋ねをしたいと
思います。 3点目ですが、今回の
予算の中で、1歳から13歳までについては2回
接種をされるわけですので、1回1,500円ということで、3,000円の
補助をされるのかということと、それに伴いまして、そうなると
トータルの
予算上の
対象人数は何%になるのかと。その
パーセントを出した理由について
お尋ねをしたいと
思います。 それから4点目ですが、65歳以上の方については何ら対応が上げられておりません。今回の
新型コロナの
感染症については65歳以上が特に重
篤化をするということで、当然多くの方に
予防注射を
お願いをするというふうになるんではないかというふうに
思いますが、これについてどういうふうな今
年度の見込みを立ててあるのかというのを
お尋ねしたいと
思いますし、併せて例えば福岡市や北九州については65歳以上の人についても1,000円で
予防注射が打てるというふうに検討されて、一定の、今以上の
予防の
接種率を上げるということを考えてあるみたいですが、それがなされていないというんではないかなと
思いますので、何か検討されたかどうかということを
お尋ねしたいと。これの
説明を受けたときに言われたのが、
大刀洗町と
筑紫野市も予定として上がってるということですが、
筑紫野市のほうは聞いてませんが、
大刀洗のほうでは1人当たり2,000円の
補助をするというふうな話を聞いております。しかも、
医療機関によって
接種の報酬はいろいろ違いますので、2,000円台から3,000円台で
接種をできるようになってますが、
逆転現象が起こるような場合については、65歳以上についても再度検討したいという
考え方があるということを漏れ聞いておりますが、何かそういうふうな具体的なことを検討されたかどうかということだけを
お尋ねをしたいと
思います。 以上、よろしく
お願いします。
○
入江和隆議長 4点の
お尋ねです。
施策の
内容について検討されたかどうかということも含めまして、検討されてなければないという答えということになると
思います。 では、
答弁を求めます。
児玉子ども・
健康部長。
◎
児玉敦史子ども・
健康部長 それでは、
高木議員の今の
質問にお答えしたいと
思います。 まず、
令和元
年度の1歳から64歳までの
小郡市における
接種の
実績ということで
お尋ねいただいていますが、申し訳ございませんが、こちらにつきましてはすみません、
実績を持ち合わせておりませんで、
近隣の
鳥栖市さんなどからの
情報提供によって
数字を出させていただいているところではございますが、少し古い資料とはなるんですけ
ども、国というか
調査機関のほうが出した
数字ということで
パーセンテージのほうが出ておりますので、そちらのほうに代えさせていただければと
思います。 まず、6歳
未満の
子どもにつきましては、これは6か月から1歳
未満が11%となっておりますが、6歳
未満児につきましては70%の
接種率だというふうに考えております。また、6歳から13歳までは57.5%、13歳から65歳までが28.9%、65歳以上が58.7%ということで、全
年齢平均でいきますと38.8%ということでデータを活用してるところでございます。 また、1歳から64歳までの
対象人数ということですが、
小郡市が今の
数字などを当てはめまして
予算の積算の
根拠といたしましたところ、
想定人数は64歳までの方で2万1,336名ということで検討させていただいております。 1歳から13歳まで2回ということでございますが、こちらにつきましては2回を予定しておりまして、13歳以上は1回
接種ということで、
お尋ねは2回するかということでよかったですかね。
○
入江和隆議長 1,500円の2回の3,000円分を計算してありますかということ。
◎
児玉敦史子ども・
健康部長 すみません。2回の3,000円分の計上でございます。すみません、失礼しました。 それと、
トータルパーセンテージは
先ほども申しましたように38.8%ということになりますが、最後に65歳以上の方につきましては、今回の
補正は64歳までということになっておりますが、そもそも当初
予算において65歳以上の方を想定した
ワクチンの
接種の
助成金を予定しておりましたので、その分と合わせますと65歳以上も
接種ができるというような
状況になっております。ただ、
自己負担につきましては1,500円の
助成ということですけれ
ども、こちらにつきましては65歳以上の方との
逆転現象が起こってはいけないということで、65歳以上の方と足並みをそろえるという形で1,500円の
助成を行うものでございます。 以上です。
○
入江和隆議長 5番
高木良郎議員。
◆5番(
高木良郎議員) 私が
質疑で
お願いをした点とは違いますけど、私が1点目の、1歳から64歳までの
調査はしていないということについては分かりますが、
鳥栖のが
参考になるかどうかというのは問題なんですが、基本的には64歳までが今回の
予算に上げられてるわけで、じゃあ政治的にどのくらいを
目標にして上げるのかということを
お尋ねをしたかったんですね。だから、
先ほど言われている
予防の
接種については
延べ2万1,336人というのは聞いておりますが、私が聞いているのは、まずこの中で
先ほどお尋ねをしました1歳から13歳まで2回打つんであるならば、これは
延べやから、そのときの
人数が例えば6,000人もしくは7,000人いて、その人の
接種率が100%ならばその分で1万4,000人分の
接種の委託料が生じますよということを言ってるわけですよね。だから、そしたら残りの分については7,000人分ぐらいしかないということやから、基本的には、私が
お尋ねをしたかったのは
人口、恐らく64歳までの
小郡市内の
人口がどのくらいいますかと。どのくらいいて、実質的にその
人口のうちのどのくらい、2万1,000何ぼというなら、恐らく64歳までというなら4万人以上、4万4,000人ぐらいいるだろうと
思いますが2万1,336人、これはダブった
部分ですので、このうちのどのくらいの
パーセントで
予算を組まれたんですかと、その
予算を出した
根拠について
お尋ねをしてるんです。分かりますか、言ってること。 だから、
目標とする
数字、例えばそのときの
年齢の100%を
予算化しているならば別に何の問題もないんでしょうけど、例えば最初に聞いたのは、
実績があればその
実績に基づいて
予算化することは可能だろうと
思いますが、
実績がないと。今回改めて
コロナ対策として積極的に打っていただきたいという政治的な
考え方もあって数値を出してあるわけですから、ですからそれが2万1,000人というのは、現実的にはそのくらいしか来ないかもしれませんよ、それは分かりませんが、だからどういう形で
予算処理上の
金額を出したんですかという、
パーセントを出したんですかということを
お尋ねしてるんです。だから、2万1,336人になった
根拠というのは何ですかということを
お尋ねしてるんです。 それから、65歳以上についてちょっと
説明が、65歳以上は1,500円で打てるんですよね。1,500円の
補助じゃありませんよ。1,500円で打てるんですが、
病院によってはひょっとしたら2,500円で打てれたら1,000円で手出しは、64歳までですけどね、1,000円で出せると。だから、
先ほど大刀洗が2,000円の
補助をするから、3,500円のところがあればあまり変わらないかもしれませんし、4,000円のところがあれば、だから2,000円台から3,000円台のこれはばらつきがありますから、だからそういう面では積極的に。ともかく、
市長を含めてこういう
インフルエンザを打とうという趣旨は
十分理解をしてるつもりです。理解してるつもりですが、まずは打ってもらわにゃいかんということで、
病院が混雑してもらったら困ると。同じように重
篤化する
高齢者がおって、入院してもらったら困るわけですから、そういう面では
高齢者についても積極的に支援をすべきではないのかなと
思いましたので、検討されましたかということを
お尋ねをしているだけです。ですから、今もう1度
質疑をしておりますので、私が言ってることをご理解いただいたら
回答をいただきたいと
思います。
○
入江和隆議長 高木議員、1番、2番、3番は基本的には同じ
内容だと理解しておりますけど、よろしいですか。
◆5番(
高木良郎議員) よろしいです。
○
入江和隆議長 結局その2万1,336名と
先ほどご
答弁がありましたが、その
根拠ということで、十分に
市民の方に
接種ができるかどうかと、その
根拠について検討をされていると
思いますが、その件についての
お尋ね。もう1つは、65歳以上の件についての他の自治体との比較もありましたが、もし
補足説明があれば
答弁を
お願いします。
児玉子ども・
健康部長。
◎
児玉敦史子ども・
健康部長 すみません。私のほうの
説明が少し足りない
部分がございます。 この
インフルエンザワクチンを初めて1歳から64歳まで
接種助成をするということになりますので、何か
根拠が必要ということで、私
どものほうの
実績を持ってなかったもので
近隣やその他の情報などを
参考に
パーセンテージとして数値化されたもので、
先ほど申し上げた
パーセンテージを上げさせていただきました。この
パーセンテージに基づいて市に当てはめて出した
数字が、
先ほどお話ししました2万1,000の
数字でございます。今回この
数字は、私
どもといたしましては受ける必要があるということで、今までも打ってらっしゃったということで、打っていただけるだろうということの
数字プラスアルファということで少し
期待値を含めまして出させていただいた
数字となっているところでございます。 また、65歳以上の方についてのお話は、
先ほど議員がおっしゃられましたとおり1,500円の
負担でというところでございますので、私
どものほうの
説明ではすみません、誤っておりました。この65歳以上の方々というのが今重
篤化するというところがありまして、ここは特にこちらのほうに重点的に
接種をしたほうがいいんじゃないかというご意見でございましたけ
ども、検討したのかということでございましたが、65歳以上の方の
接種率というのが58.7%、他市の
状況でございまして、
小郡市でもほぼ同じような
状況でございましたので、今回はこの
接種率を一応
目標として
予算というか、
お願いをしたいというふうに考えてるところでございます。
○
入江和隆議長 高木良郎議員。
◆5番(
高木良郎議員)
質問じゃないのであれですけど、基本的に今回
市長が肝煎りでされたというのは、別によそが今までやってきたことでこれをやろうということではなくて、今回の
新型コロナの
感染症をどうやって防御するというか、
病院が混乱しないようにということでやられたわけですから、改めて
注射を打ってもらわにゃいかんと。だから、今
鳥栖の話がありましたけど、今まで打っている人は打つんですよ。だから、基本的に今まで打ってらっしゃらない方に打っていただくというのが
市長の
思いだろうというふうに、
執行部の
思いだろうというふうに思うんですよ。だから、それが今まで例えば、
先ほど高齢者の話がありました。
高齢者は1万6,119人のうち9,443人が昨年打ってありますよ。58.6%。だけど、これを逆にもう少し
補助をすることによって、
先ほど言われました
補助をすることによって余計打っていただくと。だから、例えば1万人でも2万人でも、
先ほど言われた2万1,000人というなら、
先ほど回答がなかったけど、4万4,000人ぐらいおるなら、そのうちのあんた半分以下ですよ。それで、
先ほどの
説明でありましたけど、
鳥栖市では2回打つ
人たちはかなりの率で打つということですから、そうなると
一般市民の人に
補助する
金額というのは少ないだろうと。だから、ある意味これは国の
補助の中でやっていくわけですから、もう少し積極的に、中身は分かりますけど、
予算上はもう少し積極的に出していいんではないのかなって。それで、打たなかったら打たなくても構いませんが、それで全世代に、
年齢に関わらず積極的に打ってもらうような
施策になるべきだというふうに思ったから
お尋ねをしたわけです。だから、取りあえずやってあるのが
鳥栖市とかそういうことじゃなくて、新たな事業で何もないところやから、これは政策的な
思いですからということで
お尋ねをしました。
質問じゃありませんので、いろいろこれ以上は言いませんが、基本的にはこの
予算というのは、今まで打ってらっしゃらない方にたくさん打っていただくことが目的ですから、今の
説明では不十分であると、そういうふうに
思います。 以上で終わります。
○
入江和隆議長 この件についてはまだ
委員会付託等の審査もありますので、その点また十分趣旨を
説明をしていただきたいと
思います。 ほかに
歳出についての
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 では、次に9ページから11ページまでの
歳入についての
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 次に、1ページから8ページまで及び総括的な
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
議案第41
号令和2
年度小郡市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)の
承認について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
議案第42
号令和2
年度小郡市
介護保険事業特別会計補正予算(
介護保険事業勘定)(第2号)の
承認について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
議案第43
号令和2
年度小郡市
下水道事業会計補正予算(第1号)の
承認について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
認定第1
号令和元
年度小郡市
一般会計歳入歳出決算認定についての
質疑を行います。 まず、71ページから334ページまでの
歳出について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 次に、13ページから69ページまでの
歳入について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 次に、1ページから12ページまで及び総括的な
質疑ありませんか。 13番新原善信
議員。
◆13番(新原善信
議員) 主要
施策報告書のほうでいきたいと
思います。3ページ。一般会計のあらましというところについて
お尋ねをします。 この表は、昨
年度のこの主要
施策報告書とは変更が行われております。どこかと言いますと、1番下の実質単
年度収支額マイナス2億8,320万2,000円というこの
部分ですね。この
部分は、昨
年度までの
報告書の中にはありませんでした。これについては昨年の
質問の中でも申し上げてきたところでありますけれ
ども、これまでの
報告の中では実質収支の額だけが
報告をされていて、それは全て一貫して黒字で来てるわけであります。そのために我々も油断が生まれたといいますか、ところがありました。だから、この実質単
年度収支というものをしっかり見ていくこと、これがやっぱり
小郡市の財政の本当の姿を知るためには必要ではないだろうかということを指摘もしてきたわけであります。それを受けての、この表記の変更であっただろうと
思いますけれ
ども、それを踏まえた上で2つ
お尋ねを申し上げます。 第1点は、この実質単
年度収支はいつから
小郡市では赤字となってきているのか。そのことをどのように分析評価されているのかを
お尋ねいたします。 2点目、これも全部ひっくるめて
令和元
年度の決算全体、一般会計ですけ
ども、全体をどのように評価をしておられるのか
お尋ねします。 以上です。
○
入江和隆議長 答弁を求めます。 今井
経営政策部長。
◎今井知史
経営政策部長 主要
施策報告書の実質単
年度収支の記載についてでございますが、例年主要
施策報告書の中では11ページにございます決算の概要、いわゆる決算カードの中に普通会計における実質単
年度収支額ということで例年記載をさせていただいておりました。しかしながら、昨
年度の決算の段階での議会からのご意見等もいただきまして、今
年度からは
先ほど言っていただきました3ページ、一般会計のあらましの中に一般会計としての単
年度収支それから実質単
年度収支額について今
年度より記載をさせていただいております。 実質単
年度収支についてはご存じのとおり、いわゆる財政調整基金への積立てであるとか、地方債の繰上償還額を加算をすると、単
年度収支額に対してですね。そして、赤字要素である財政調整基金の取崩し等を控除して、実質的にその単
年度における赤字、黒字の収支を表記したものでございます。実質収支、単
年度収支については赤字にはなっていないが、この実質単
年度収支が赤字になっているということについては、財政調整基金を取り崩すことによって決算が黒字化しているという
状況を表しているものであるというふうに考えています。 数値については
先ほどご紹介いただいたとおり、
令和元
年度決算実質単
年度収支は2億8,320万2,000円の赤字ということになっております。平成26
年度から約6年連続でこの実質単
年度収支については赤字が続いているという
状況でございます。ただし、この赤字幅については、前
年度決算額と比較をして減少しているという
状況がございます。したがいまして、この実質単
年度収支については、市の財政収支を判断する上では実質収支とともに、やはり重要な指標であるというふうに認識をしているところでございます。 それから、
令和元
年度決算全体の評価についてということでございますが、やはり今回の
令和元
年度決算の特徴といたしましては、決算規模が拡大をしているという
状況がございます。
歳入については前
年度比12.5%の増、
歳出についても前
年度12.6%の増ということになっています。要因として考えられるのは、
歳出に関してはやはり投資的経費の増額が主な要因であろうと。特に市営住宅の建て替え事業であるとか、立石中学校大規模改造事業等が影響し、
歳出額が増加をしているという
状況であるというふうに
思います。ただ一方で、
歳出面に関しては、それら投資的経費の財源ということで、国庫支出金、県支出金、市債が増加をしてるということに伴う
歳出の増加であろうということでございますので、全体的には自主財源比率が減少し、依存財源比率が増加をしているという
状況でございます。 あと、経常収支比率に関しては98.5%ということでございますので、扶助費等の増加は見られますけれ
ども、一方で市税それから普通交付税の収入が増えたことによりまして、0.1ポイントの改善が見られるところでございます。 あと、財政
調査基金についてでございますが、財政調整基金についても
先ほどの実質単
年度収支と同様に6年連続の取崩しとなっています。ただ、
令和元
年度当初
予算では5億9,300万円の取崩しを予定しておりましたが、決算の段階におきましては4億円の取崩しに加えて1億1,300万円程度の積立てができておりますので、最終的に財調の基金、残高については緊急財政対策計画で想定していた
令和元
年度末の
金額よりも約3億円程度上回る
状況が出てきているという
状況でございます。 したがいまして、決算規模の
状況、経常収支比率それから実質単
年度収支、財政調整基金の
状況等を踏まえまして、今
年度、
令和元
年度の決算については、やはり財調の取崩しによって収支が黒字化しているという
状況については依然厳しい財政
状況が続いているというふうに言わざるを得ないんですが、一方では収支に関しては改善の方向に向かっているというふうに評価ができるのではないかというふうに考えています。 以上です。
○
入江和隆議長 よろしいですか。 新原善信
議員。
◆13番(新原善信
議員) 昨年出された財政対策計画の総括
部分に次のようにあります。これまで財源不足を補うために財政調整基金を取り崩すという基金に依存した財政運営を行ってきました。途中省略しますが、従来のような財政調整基金に依存した財政運営は限界を迎えており、来
年度以降の
予算編成や近年多発する災害など突発的に起こる財政需要にこのままでは対応できない危機的な
状況であると、こういうふうな書かれ方をしてるんですね。だから、やむを得ないと、今のところは財政調整基金に頼らざるを得ない、これがなかったら組めないというようなところだろうと思うんですけれ
ども、本格的に本
年度から財政対策を実施されてるわけですけれ
ども、これについては今の段階で、これは去年書かれたものだけ
ども、どのように考えておられるのか
お尋ねします。
○
入江和隆議長 答弁を求めます。 今井
経営政策部長。
◎今井知史
経営政策部長 緊急財政対策計画の
状況についてということでございますが、
先ほど申し上げたとおり、財政調整基金に依存した財政運営からの脱却を
目標としている計画でございまして、
令和4
年度決算段階において財政調整基金を積み立てることを具体的に
目標数値として掲げています。その中で、今
年度の決算
状況を踏まえましてどう考えるかということでございますが、やはり緊急財政対策計画の点検、検証について、今後この決算額を踏まえて改めて実施をしていきたいというふうに思っています。また、今から
令和3
年度の当初
予算に向けた
考え方も整理をしていくことになりますので、
予算編成に向けた
令和3
年度の削減プランの作成及び
予算編成方針の策定の手順を踏んでしっかり検討してまいりたいと
思います。 現時点では、
先ほど申し上げたとおり、財政調整基金が
令和元
年度残高見込みを若干上回っている
状況でございますので、そのほうでの修正を行っていくことになろうかと
思いますが、ただやはり税収については今後も大きな伸びは期待ができないと。また社会保障費、扶助費の増加であるとか、公共施設の老朽化に伴う維持補修の増加も見込まれているという
状況の中で、さらに
新型コロナの対策として対策経費が必要となってくると、そういう財政
状況が見込まれている
状況でございますので、引き続き財政の健全化に向けてしっかり取り組んでまいりたいというふうに考えています。
○
入江和隆議長 よろしいですか。 ほかに
質疑ありませんか。
高木良郎議員。
◆5番(
高木良郎議員) 今回の決算において総括的な話ですが、2月以降
新型コロナの関係でいろんな事業が中止になる、委託されたいろんな行事ができなくなるということでいろんな問題が起こりました。当然、
令和2
年度はもっとひどい
状況にあるだろうというふうに
思いますが、一方
令和2
年度については新たな地方創生の臨時交付金等々で7億円ぐらい来て、別の財源で処理をした分ってたくさんありますが、基本的にそれは
令和2
年度の決算の段階でしょうけど、現時点で
令和元
年度における
新型コロナのこの影響について、総括的に決算の
状況についてどういうふうな影響があるのかということについて、それぞれというのは難しいだろうと
思いますが、総括的にこれはどういうふうな
状況で、今後
令和2
年度に向かってどういう
状況になっていくであろうぐらいで構いませんが、そういう見解があるならば
お尋ねしたいと
思います。
○
入江和隆議長 これは、
令和元
年度の決算の
内容の中で
新型コロナ対策というのが2月以降あたりから出てきているけれ
ども、その影響というか決算における影響というのはどういうふうな理解をされているかということかと
思います。それでよろしいですか。 では、
答弁を求めます。 今井
経営政策部長。
◎今井知史
経営政策部長 新型コロナウイルス対策についての決算への影響ということでございますが、現時点で決算評価をさせていただいてる中では、
新型コロナウイルスの対策経費が決算
状況を大きく悪化させているという
状況ではないと、
令和元
年度についてはそのような評価をしております。投資的経費につきましても基本的には地元協議を中心にしながら、これまで予定をしていた事業については引き続き継続をするということでの経費の増加があったということでございますし、加えてその財源については特定財源としてしっかり確保ができてきているという
状況であろうというふうに思っています。 ただ一方では、
人件費等に関しては、
コロナ対策事業についての影響が
令和元
年度決算から今
年度に継続をして影響を及ぼしてきているというふうには思っています。
人件費に関しては、
令和元
年度の決算に関して平成30
年度との比較では
人件費は減少しております。その中で、職員手当等についても減少をしているという
状況ではございますが、それから
令和2
年度に移行しまして、やはりコロナ関連の事業が増加をしてきているということと、改めて時間外勤務についても少し増加傾向になってきてる
部分がございますので、こういった
部分についての対応については今後も注視をしていかなければならないというふうに思っています。 それから、臨時交付金の関係で少しご
説明をしたいと
思いますが、現在約7億円の臨時交付金の限度額が
小郡市として示されています。それに対して、1次分、2次分を含めて現在計上している実施計画事業が。
○
入江和隆議長 影響があったかどうかという話ですから、その
説明だけでとめてください。
高木議員。
◆5番(
高木良郎議員)
令和2
年度についてはまた
令和2
年度で改めてという話で、
令和元
年度よりも
令和2
年度のほうが影響は多いだろうなっていう気はしてますので、その7億円はともかくとして、結局いろんな事業ができなかったと。だから、ある意味財政再建の意味を含めていろんなことがやられている
部分っちゅうのはあるんだろうと
思いますが、本来やるべきような事業ができなかったということは先送りになったのか、もしくは中止になったのか、いろんなことがあって
予算執行上は必ずしも
予算執行が多くなったんじゃなくて、執行しなかったというところもあるだろうなと。改めて
予算を執行しなければならなかった
部分はあったかもしれませんが、これは
先ほど言った臨時交付金の中で
令和2
年度で処理ができたので、プラスになったというところもあるかもしれませんが、しなかったということでいろんなプラス面、マイナス面、この
新型コロナの
感染症の関係でプラス・マイナスいろいろあっただろうなと。だから、
令和2
年度は非常に大きな影響が出てくるだろうと
思いますけど、
令和元
年度については何か全体的にこの決算の中で出てくる
状況についてどういうふうな把握をされてますかと。細かなところをここはどう、あそこはどうということを聞いてるわけじゃない。ざっくりとしてどうなのかということを
お尋ねしてるわけで、個別的な話については、このコロナ
感染症対策のところでどうかというのは決算委員会の中で議論すればいい話なんでしょうけど、具体的に全体的なところで決算の中でどういう影響があったというふうに考えてますかということを
お尋ねしてるんで。100%正確である必要は要りませんので、その辺の感覚といったところを含めてお答えいただきたいと
思いますが。
○
入江和隆議長 ごく概略のところで、いわゆる
新型コロナの影響が決算に大きく影響したかどうかという見解だけを述べていただいて、あとは
決算審査でいろいろまた
質疑等があると
思います。 じゃあ、
答弁を求めます。 今井
経営政策部長。
◎今井知史
経営政策部長 すみませんでした。 決算
状況については、
先ほど決算全体の評価ということでお話をさせていただきました。 現時点で
コロナ対策に要する経費等、あるいはその
コロナ対策によって実施ができない事業等が、
令和元
年度の決算額に対してそれを悪化させる側面において大きく影響を及ぼしているものではないというふうに考えています。基本的には
先ほど申し上げたとおり、依然厳しい財政
状況が続いているということについては変わりはございませんが、財政収支については一定改善の方向に向かっているのではないかというふうに考えておるところでございます。
○
入江和隆議長 ほかに
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
認定第2
号令和元
年度小郡市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
認定第3
号令和元
年度小郡市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
認定第4
号令和元
年度小郡市
介護保険事業特別会計(
介護保険事業勘定)
歳入歳出決算認定について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
認定第5
号令和元
年度小郡市
介護保険事業特別会計(
介護サービス事業勘定)
歳入歳出決算認定について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
認定第6
号令和元
年度小郡市
工業団地整備事業特別会計歳入歳出決算認定について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
認定第7
号令和元
年度小郡市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 次に、
認定第8
号令和元
年度小郡市
下水道事業会計決算認定について、
質疑ありませんか。 (「
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 なければ
質疑を終結いたします。 お諮りいたします。
認定第1号から
認定第8号までの8件については、
決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと
思います。これにご異議ありませんか。 (「異議
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 ご異議
なしと認めます。よって、
認定第1号から
認定第8号までの8件については、
決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました
決算審査特別委員会の委員選任につきましては、委員会
条例第8条第1項の規定により18名全員を指名したいと
思います。これにご異議ありませんか。 (「異議
なし」と呼ぶ者あり)
○
入江和隆議長 ご異議
なしと認めます。よって、ただいま指名されました18名全員を
決算審査特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。 休憩 午前10時15分
再開 午前10時40分
○
入江和隆議長 休憩前に引き続き
会議を
再開いたします。 ただいま
決算審査特別委員会より正副委員長の
報告がございましたので、
報告いたします。 委員長に11番百瀬光子
議員、副委員長に3番小坪輝美
議員。 以上でございます。
~~~~~~~~ 〇
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△
日程第2
委員会付託
○
入江和隆議長 日程第2、今期
定例会に提出されております
議案につきましては、お手元に配付しております
議案委員会付託表のとおり、各所管の常任委員会及び特別委員会に付託いたします。 以上で本日の
議事日程は全部終了いたしました。 次の本
会議は9月16日午前9時30分から
再開いたします。 本日はこれをもちまして散会いたします。 ご協力ありがとうございました。 散会 午前10時41分...