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06月01日-01号

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  1. 小郡市議会 2020-06-01
    06月01日-01号


    取得元: 小郡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-23
    令和 2年 6月定例会              令和2年6月第3回定例市議会                              令和2年6月1日(月)開会              ~~~~~~~~~~~~~~~1. 議事日程  第1 会期の決定  第2 会議録署名議員の指名  第3 諸報告  第4 議案の一括上程    1 小郡市土地開発公社経営状況について(報告第4号)    2 令和元年度小郡一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について(報告第5号)    3 令和元年度小郡市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について(報告第6号)    4 令和元年度小郡下水道事業会計予算繰越計算書の報告について(報告第7号)    5 専決処分を報告し、承認を求めることについて(小郡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)(報告第8号)    6 専決処分を報告し、承認を求めることについて(小郡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)(報告第9号)    7 専決処分を報告し、承認を求めることについて(小郡市税条例等の一部を改正する条例)(報告第10号)    8 専決処分を報告し、承認を求めることについて(令和元年度小郡一般会計補正予算(第11号))(報告第11号)    9 専決処分を報告し、承認を求めることについて(令和元年度小郡介護保険事業特別会計補正予算介護保険事業勘定)(第5号))(報告第12号)    10 専決処分を報告し、承認を求めることについて(令和元年度小郡下水道事業会計補正予算(第3号))(報告第13号)    11 小郡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について(議案第27号)    12 小郡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について(議案第28号)    13 小郡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について(議案第29号)    14 小郡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について(議案第30号)    15 小郡市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について(議案第31号)    16 小郡市税条例の一部を改正する条例の制定について(議案第32号)    17 令和2年度小郡一般会計補正予算(第3号)の承認について(議案第33号)    18 令和2年度小郡一般会計補正予算(第4号)の承認について(議案第34号)    19 令和2年度小郡介護保険事業特別会計補正予算介護保険事業勘定)(第1号)の承認について(議案第35号)    20 大刀洗町と小郡市との下水道に係る排水協定について(議案第36号)  第5 提案理由の説明  第6 議案第33号の質疑、討論、採決1. 会議に付した事件  日程第1 会期の決定  日程第2 会議録署名議員の指名  日程第3 諸報告  日程第4 議案の一括上程      1 小郡市土地開発公社経営状況について(報告第4号)      2 令和元年度小郡一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について(報告第5号)      3 令和元年度小郡市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について(報告第6号)      4 令和元年度小郡下水道事業会計予算繰越計算書の報告について(報告第7号)      5 専決処分を報告し、承認を求めることについて(小郡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)(報告第8号)      6 専決処分を報告し、承認を求めることについて(小郡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)(報告第9号)      7 専決処分を報告し、承認を求めることについて(小郡市税条例等の一部を改正する条例)(報告第10号)      8 専決処分を報告し、承認を求めることについて(令和元年度小郡一般会計補正予算(第11号))(報告第11号)      9 専決処分を報告し、承認を求めることについて(令和元年度小郡介護保険事業特別会計補正予算介護保険事業勘定)(第5号))(報告第12号)      10 専決処分を報告し、承認を求めることについて(令和元年度小郡下水道事業会計補正予算(第3号))(報告第13号)      11 小郡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について(議案第27号)      12 小郡市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について(議案第28号)      13 小郡市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について(議案第29号)      14 小郡市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について(議案第30号)      15 小郡市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について(議案第31号)      16 小郡市税条例の一部を改正する条例の制定について(議案第32号)      17 令和2年度小郡一般会計補正予算(第3号)の承認について(議案第33号)      18 令和2年度小郡一般会計補正予算(第4号)の承認について(議案第34号)      19 令和2年度小郡介護保険事業特別会計補正予算介護保険事業勘定)(第1号)の承認について(議案第35号)      20 大刀洗町と小郡市との下水道に係る排水協定について(議案第36号)  日程第5 提案理由の説明  日程第6 議案第33号の質疑、討論、採決1. 会議に出席した議員(18名)   1番  佐 藤   源            2番  深 川 博 英   3番  小 坪 輝 美            4番  小 野 壽 義   5番  高 木 良 郎            6番  大 場 美 紀   7番  立 山   稔            8番  後 藤 理 恵   9番  古 賀 敏 彦           10番  田 代 和 誠  11番  百 瀬 光 子           12番  田 中 雅 光  13番  新 原 善 信           14番  井 上 勝 彦  15番  山 田   忠           16番  廣 瀬 勝 栄  17番  佐々木 益 雄           18番  入 江 和 隆1. 会議に欠席した議員   な   し1. 会議に出席した説明員(9名)  市長      加 地 良 光        副市長     見 城 俊 昭  教育長     秋 永 晃 生        経営政策部長  今 井 知 史  環境経済部長  熊 丸 直 樹        都市建設部長  宮 田 浩 之  市民福祉部長  黒 田 孝 幸        子ども健康部長                                 児 玉 敦 史  教育委員会教育部長          山 下 博 文1. 議場に出席した事務局職員(3名)  議会事務局長  小 中 謙 一  係長      香 田 大 輔  書記      櫻 木 祐 介              開会 午前9時30分 ○入江和隆議長 皆さんおはようございます。   ただいまの出席議員は18名で、議員定足数に達しております。よって、令和2年第3回小郡市議会定例会はここに成立いたしましたので、開会いたします。   直ちに本日の会議を開きます。   議事日程につきましては、お手元に配付しているとおりでございます。ご了承願います。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会期の決定 ○入江和隆議長 日程第1、会期の決定を議題といたします。   今期の定例市議会は、本日から6月19日までの19日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○入江和隆議長 ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月19日までの19日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会議録署名議員の指名 ○入江和隆議長 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、5番高木良郎議員、6番大場美紀議員を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸報告 ○入江和隆議長 日程第3、諸報告を申し上げます。   監査委員から令和2年4月分の現金出納検査及び道路建設課ほか1課の定期監査の結果報告を受けております。   次に、市長から議会が指定した事項の専決処分として、お手元に配付のとおり4件の報告を受けております。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案の一括上程入江和隆議長 日程第4、このたび市長より報告第4号外19件がお手元に配付のとおり提出されましたので、これを一括上程いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 提案理由の説明 ○入江和隆議長 日程第5、この際、市長から提案理由の説明を求めます。   加地市長。              〔加地良光市長 登壇〕 ◎加地良光市長 おはようございます。   6月となりまして、梅雨入りの知らせが大変気になる季節となりました。   本日ここに令和2年第3回小郡市議会定例会を招集しましたところ、議員各位におかれましてはご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。   さて、今年は戦後75年の大事な節目の年となっております。5月30日に戦没者追悼式典を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染の状況を鑑み、中止といたしました。ここに改めて祖国を守るためにとうとい命をささげられた方々の犠牲のもとに、私どもの繁栄と平和な生活が築かれたことに対し、英霊への感謝と安らかなるご冥福をお祈りし、ご遺族への消えない深い悲しみに対する慰労の気持ちをこの場から申し述べさせていただきたいというふうに思います。   このたびの新型コロナウイルス感染防止においては、私たちは改めて日常の何げない生活のありがたさや、仲間などとの交流、人とのつながりの大切さを痛感しているところでございます。北九州市では小学校でクラスターが発生するなど、第2波と見られる感染拡大となっています。そうした中で、本市におきましても感染拡大防止の新しい生活様式の実践、ウィズコロナウイルスの共生という次のフェーズ、段階に移行しており、本日からは小・中学校の一斉登校も始まりました。それに合わせまして、子どもたちの安全を守る施策、市民の暮らしを守る施策、事業者の支援など新型コロナウイルス感染症対策第三弾の取り組み補正予算としてご提案を申し上げるところであります。   これまで国の特別定額給付金につきましては、オンライン申請は5月2日から受け付け、14日から給付、郵送は2万5,000世帯への発送を終え、28日から給付と目標どおり5月中の給付を始めることができました。経営戦略課をはじめとした応援の職員が夜、また週末も作業にかかり、1日でも早く市民の皆さんにお届けできるようにと頑張っているところです。   また、75歳以上のおひとり暮らし高齢者の皆さんへ、長寿支援課が中心となり、保健師や民生委員の皆さんとの連携で安否確認を行っているところです。   飲食店のテークアウト、デリバリー応援、おごおりエール飯キャンペーンは70店もの参加があり、商工・企業立地課が取りまとめをして、市役所内部では1,000食を超える昼食の弁当の注文もしてまいりました。引き続き、切れ目のない、こうした全庁を挙げた取り組みや国の第2次の補正予算の成立を見据えながら、学校を安全、円滑な運営をするための施策、買い物や飲食支援事業、また事業者の支援、高齢者障害者施設の支援、文化、スポーツ活動への支援など、次なる第4弾の支援事業として既に検討をしているところです。   先人から引き継ぎました繁栄と平和な日々を市民みんなで気持ちをつなげながらしっかりと守り、このピンチを次なる発展へのチャンスへとつなげられるように頑張ってまいりましょう。   議会におかれましては、定例会を6月19日までとご決定いただきました。慎重審議を賜り、全議案ご承認いただきますようにお願いいたします。   今定例会上程案件は、報告10件、条例の一部改正6件、補正予算3件、下水道排水協定1件、合わせて20件です。   日程に従いまして順次説明を申し上げます。   報告第4号小郡土地開発公社経営状況についてです。   地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、小郡市土地開発公社に関する令和元年度事業報告収入支出決算財産目録、令和2年度事業計画収入支出予算を議会に報告するものです。   令和元年度事業公有地取得事業実績は、都市計画道路代替地新町用地、面積1,703.39平方メートルを1億3,012万1,181円で売却しています。用地買収は、国土交通省からの受託事業の3号鳥栖久留米道路用地の6用地、総面積9,555.08平方メートルを9,325万2,502円で購入しております。   次に、令和元年度収入支出決算は、事業総利益として258万7,896円、販売費及び一般管理費として10万6,137円を支出、当期純利益は248万4,774円となっています。   次に、令和元年度財産目録、資産の状況は、現金や公有用地など合計3億4,604万9,355円、負債はございません。また、資本の状況は、準備金など合わせて3億4,604万9,355円です。   次に、令和2年度事業計画では、令和元年度に買収を行った3号鳥栖久留米道路用地のうち、3用地を国土交通省へ合計3,300万円で売却することとしています。   次に、令和2年度収入支出予算は、収益的収入として3,300万2,000円、収益的支出として2億3,107万6,000円、資本的収入及び支出を0円としてそれぞれ計上しています。   報告第5号令和年度小郡一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。   令和元年度小郡一般会計補正予算第10号及び第11号において、甘木鉄道運営費ほか21事業につきまして、令和2年度へ事業を繰り越しをしているところです。地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき繰越明許費繰越計算書を調製しましたので、報告をします。   報告第6号令和年度小郡市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について。   新型コロナウイルス感染拡大によって、マスクや手指消毒用アルコールなどの需要が全国的に増加したことに伴い年度内の事業完了が困難となったため、事故繰越しとして令和2年度へ事業を繰り越しするものです。地方自治法施行令第150条第3項の規定において準用する第146条第2項の規定に基づき事故繰越し繰越計算書を調製しましたので、報告をいたします。   報告第7号令和年度小郡下水道事業会計予算繰越計算書の報告について。   令和元年度小郡下水道事業会計予算に定めていた建設改良費の一部について、地方公営企業法第26条第1項の規定に基づき令和2年度に繰り越し、第3項の規定に基づき報告をするものです。   報告第8号専決処分を報告し、承認を求めることについて。   小郡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分の報告です。地方税法施行令の一部を改正する政令が今年3月31日に公布され、4月1日から施行されることにより、条例の一部を改正する必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、第3項の規定により報告し承認を求めます。   今回の改正は、国民健康保険税課税限度額の見直し、低所得者国民健康保険税軽減拡充を行うものです。国民健康保険税課税限度額の見直しは、医療保険分課税額に係る課税限度額を現行の61万円から63万円へ、介護給付金課税額に係る課税限度額を現行の16万円から17万円へ引き上げるものです。低所得者国民健康保険税軽減拡充は、国民健康保険税の5割軽減及び2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得引き上げを行い、軽減措置の対象を拡大するものです。   報告第9号専決処分を報告し、承認を求めることについて。   小郡市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分の報告です。新型コロナウイルス感染症に感染した被用者に速やかに傷病手当金が支給されるよう条例改正する必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、第3項の規定により報告し承認を求めます。   報告第10号専決処分を報告し、承認を求めることについて。   小郡市税条例等の一部改正する条例の制定に関する専決処分の報告です。地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令等が今年3月31日に公布されたため、小郡市税条例等の一部を改正する必要が生じ、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、第3項の規定により報告し承認を求めます。   主な改正内容は、個人住民税について寡婦控除の見直しなどの未婚のひとり親に対する税制上の措置、及び固定資産税について所有者不明土地などに関する課題への対応のため、現に所有している者の申告の制度化などに係る条例の制定を整備するものです。   報告第11号専決処分を報告し、承認を求めることについて。   令和元年度小郡一般会計補正予算(第11号)の専決処分の報告です。今回の補正予算は、各事業費の確定に伴い市債等の予算の整理を行う必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、第3項の規定により報告し承認を求めます。   概要は、7億8,839万7,000円減額し、歳入歳出総額をそれぞれ233億1,781万2,000円と定めました。   歳出の主なものは、総務管理費2億4,171万1,000円の減、教育総務費1億4,749万3,000円の減、住宅費8,361万8,000円の減です。   歳入の主なものは、市債2億3,640万円の減、基金繰入金1億9,281万7,000円の減、国庫補助金1億6,038万8,000円の減です。   細部につきましては経営政策部長より補足説明いたします。   報告第12号専決処分を報告し、承認を求めることについて。   令和元年度小郡介護保険事業特別会計補正予算介護保険事業勘定)(第5号)の専決処分の報告です。今回の補正予算は、保険料の余剰分などを基金に積み立てるもので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、第3項の規定により報告し承認を求めます。   歳入歳出それぞれ5,999万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ42億7,603万2,000円と定めました。   歳出の内容は、介護給付費準備基金積立金5,999万9,000円の追加。   主な歳入内容は、保険料5,717万2,000円の増及び繰越金282万6,000円の増です。   報告第13号専決処分を報告し、承認を求めることについて。   令和元年度小郡下水道事業会計補正予算(第3号)に関する専決処分の報告です。今回の補正予算は、事業費の確定に伴い整備費などを整理する必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分しましたので、第3項の規定により報告し承認を求めます。   まず、収益的収入及び支出は、収益的収入を7,471万円減額し、収益的収入の総額を16億9,171万4,000円。資本的収入及び支出は、資本的収入を3,560万円、資本的支出を1,564万円減額し、資本的収入の総額を9億9,541万3,000円、資本的支出の総額を14億2,851万3,000円と定めています。   議案第27号小郡国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について。   小郡市国民健康保険税の減免の対象に、「保険給付の制限を受ける者」と「所得が著しく減少した者」を新たに加える改正を行うものです。また、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者について、遡って保険税の減免を行うことができるように、減免の申請期限について改正を行うものです。   議案第28号小郡介護保険条例の一部を改正する条例の制定について。   平成27年4月から一部実施の消費税増税による公費投入での低所得者介護保険料軽減を行う仕組みについて、去年10月の消費税率10%への引き上げに合わせて介護保険法が改正され、令和2年4月から完全実施されることに伴い保険料の軽減をさらに強化するために、条例の一部を改正するものです。第7期介護保険料所得段階の基準額に対する割合を軽減し、第1段階の保険料を年額2万2,560円から年額1万8,000円に、第2段階を3万1,560円から2万4,000円に、第3段階を4万3,560円から4万2,000円に軽減する予定です。また、新型コロナウイルス感染症の影響により収入減少した被保険者について、遡って減免が行うことができるように、減免の申請期限について改正を行うものです。   議案第29号小郡放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。   国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、それに準拠してつくられた条例の一部を改正するもので、放課後児童支援員資格基準及び資格要件経過措置期間について改めるものです。   議案第30号小郡家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。   国が定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、国の基準を踏まえて、地域型保育事業認可基準を制定している、この条例につきまして、主に連携施設の確保に関する要件を緩和する改正を行うものです。   議案第31号小郡特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について。   国が定める特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、国の基準を踏まえて、地域型保育事業運営基準を制定している本条例につきまして、連携施設の確保に関する要件を緩和する改正を行うものです。   議案第32号小郡税条例の一部を改正する条例の制定について。   地方税法の一部改正に伴い、小郡市税条例の一部を改正するものです。   主な改正内容は、新型コロナウイルス感染症及びその蔓延防止のための措置が納税者に及ぼす影響の緩和を図るため、市民税寄附金控除固定資産税生産性向上施設の特例、軽自動車税環境性能割軽減期間の延長などの特例措置を講ずるものです。   議案第33号令和年度小郡一般会計補正予算(第3号)の承認について。   新型コロナウイルス感染拡大防止のための経費や影響を受けた方々への支援など、新型コロナウイルス感染症に関して、直ちに実施していく必要がある追加支援に係る対策経費となっています。   概要は、歳入歳出をそれぞれ8,598万3,000円増額し、総額をそれぞれ266億6,683万6,000円と定めました。   歳出の主なものは、私立保育園などにおいて新型コロナウイルス感染拡大防止を図るための衛生管理支援策や、ひとり親家庭などへの支援策として、子ども1人当たり1万円を支給する事業などで児童福祉費3,298万3,000円の増、県の休業要請に伴い休業または営業時間の短縮を行った市内事業者のうち、賃貸にて店舗経営などを行っている事業者への家賃支援策として商工費2,028万7,000円の増、新型コロナウイルス感染症の影響により職を失った方の雇用を創出する緊急短期雇用創出事業など総務管理費1,838万円の増、梅雨の時期の浸水被害に備えて、避難所における新型コロナウイルス感染予防対策のための資機材の購入など消防費328万6,000円の増です。   次に、歳入は、財政調整基金を取り崩して対応するため、基金繰入金8,172万6,000円の増、県補助金425万7,000円の増です。   細部につきましては各部長より補足説明いたします。   議案第34号令和年度小郡一般会計補正予算(第4号)の承認についてです。   今回の補正予算は、9月から開始される国のマイナポイント事業に要する経費や、補助事業の事業採択状況などを踏まえた予算の整理などのほか、新型コロナウイルス感染症対策経費についてもお願いしています。また、債務負担行為及び地方債の補正もあわせてお願いしています。   概要は、歳入歳出それぞれ7,602万8,000円増額し、総額それぞれ267億4,286万4,000円。   歳出の主なものは、保健衛生費2,356万9,000円の増、保健体育費2,273万6,000円の増、道路橋梁費2,014万円の減です。   歳入の主なものは、基金繰入金5,214万2,000円の増、県負担金1,479万円の増、国庫補助金2,121万5,000円の減です。   細部につきましては経営政策部長が補足説明いたします。   議案第35号令和年度小郡介護保険事業特別会計補正予算介護保険事業勘定)(第1号)の承認について。   今回の補正予算は、歳入歳出の増減はなく、歳入歳出予算の総額はそれぞれ42億8,170万1,000円。   歳入の内容は、議案第28号で説明しましたとおり、低所得者保険料軽減強化に伴う保険料1,972万円の減額及び繰入金1,972万円の増額です。   議案第36号大刀洗町と小郡市の下水道に係る排水協定について。   平成28年12月22日に大刀洗町と締結している協定の排水区域の拡大について、地方自治法第244条の3第2項の規定に基づき協議を行い、第3項の規定により議会の議決を求めるものです。   以上、何とぞ全議案とも慎重審議の上、ご承認を賜りますよう重ねてお願い申し上げ、提案理由の説明を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○入江和隆議長 これより補足説明を求めます。   まず、報告第11号、議案第33号及び議案第34号について。   今井経営政策部長。              〔今井知史経営政策部長 登壇〕 ◎今井知史経営政策部長 皆さんおはようございます。   それではまず、報告第11号令和年度小郡一般会計補正予算(第11号)について補足説明をいたします。   先ほど市長の方から提案理由の中で申し上げましたとおり、今回の専決補正につきましては、事業費の確定等に伴いまして、補助事業や起債及び基金等の予算の整理を行っているものでございます。   それでは、歳出からご説明いたしますので、21ページをお願いいたします。   21ページから22ページにかけまして、2款総務費、1項総務管理費、6目企画費、商工・企業立地課所管のふるさと納税推進事業でございます。令和元年度にいただいたふるさと納税の寄附金額が確定をいたしましたので、返礼品等経費や寄附額にあわせてまちづくり支援基金積立金の整理を行うものでございます。寄附額の総額については、6億4,868万6,536円となっております。   同じく22ページから24ページにかけまして、プレミアム付商品券事業でございます。令和元年10月からの消費税率10%の引き上げが低所得者及び子育て世代の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起し、下支えするために、国が行いましたプレミアム付商品券事業に関する予算の整理を行うものでございます。事業費の総額は8,167万2,000円となっています。   25ページをお願いいたします。   14目財政調整基金費、15目公共施設等整備基金費、16目土地開発基金費、17目減債基金費の積立金につきましては、それぞれ基金の利子等を積み立てるものでございます。   飛びまして、34ページをお願いいたします。   8款土木費、2項道路橋梁費、3目道路新設改良費につきましては、事業の進捗に伴う整理といたしまして、合計で3,072万2,000円を減額をしております。主なものといたしましては、下町・西福童16号線整備事業343万3,000円の減額。36ページの東福童地内新設道路整備事業1,231万8,000円の減額などでございます。   39ページをお願いいたします。   9款1項消防費、5目災害対策費、災害対策事業で災害対策基金積立金332万6,000円でございます。これは、令和元年度に災害支援としていただいたふるさと納税の寄附金をまちづくり支援基金に積み立てておりましたが、災害基金、災害対策に活用するために災害対策基金に積み立てを行うものでございます。   40ページをお願いいたします。   10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費、情報教育推進費で1億4,699万8,000円の減額でございます。令和元年度3月補正でお願いをしておりました国のGIGAスクール構想に係る経費でございますが、補助事業の内容や補助単価にあわせて予算の整理を行い、令和2年度に繰り越して事業を行うものでございます。そのほか、主に減額する予算に関しましては、事業の進捗や起債事業の整理、扶助費の給付状況などにあわせて予算の整理を行っております。   以上で歳出の説明は終わらせていただきます。   次に、歳入についてご説明をいたしますので、11ページをお願いいたします。   1款3項軽自動車税、2目環境性能割110万8,000円につきましては、令和元年度10月からの税制改正により創設をされたもので、自動車を取得した際の環境性能割課税のうち、軽自動車分となります。   2款地方譲与税、それから3款利子割交付金、11款地方特例交付金、12ページの12款地方交付税につきましては、確定額にあわせてそれぞれ予算の整理を行っております。   12ページから15ページにかけて、16款国庫支出金及び17款県支出金につきましては、額の確定に伴いまして、事業費とあわせて整理を行うものでございます。   16ページをお願いいたします。   20款1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金についてでございますが、令和元年度決算を考慮いたしまして1億3,111万2,000円を減額するものでございます。また、2目公共施設等整備基金繰入金以降の繰入金につきましては、それぞれ事業の確定に伴いまして、特目基金を充当するため予算の整理を行っているものでございます。   18ページをお願いいたします。   23款1項市債についてでございます。対象事業費の確定に伴いまして起債額が確定いたしましたので、それぞれ整理を行っているものでございます。   以上で歳入の説明を終わらせていただきます。   戻りまして、6ページをお願いいたします。   第2表繰越明許費補正でございます。事業の進捗に伴いまして令和2年度への繰越額を追加、変更するものでございます。   7ページから8ページにかけまして、第3表地方債補正でございます。先ほど歳入でご説明をいたしましたように、起債対象事業費の確定に伴いまして地方債の限度額を変更するものでございます。   戻りまして、1ページをお願いいたします。   ただいまご説明をいたしましたように、令和元年度小郡一般会計補正予算(第11号)につきましては、歳入歳出予算の総額からそれぞれ7億8,839万7,000円を減額をし、歳入歳出予算の総額を233億1,781万2,000円と定めたところでございます。   以上、簡単でございますが、補足説明を終わらせていただきます。   続きまして、議案第33号令和年度小郡一般会計補正予算(第3号)につきまして、歳入については歳入全体を、歳出につきましては経営政策部所管の事業について補足説明をさせていただきます。   それでは、歳出からご説明をいたしますので、7ページをお願いいたします。   2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、緊急短期雇用創出事業としまして1,688万円の増額をお願いをしております。これは、新型コロナウイルス感染症の影響により、企業等から雇用契約を打ち切られた方や就職内定を取り消された方など、働く場所を失った方々に対する緊急的な雇用創出を行うものでございまして、県の緊急短期雇用創出事業を活用しながら、さらに事業内容を拡充して実施するものでございます。事業内容といたしましては、パートタイム会計年度任用職員を15名、最長6カ月間雇用をいたしまして、新型コロナウイルス感染症対策として業務が増加している部署を中心に配置を行う予定としております。県の緊急短期雇用創出事業については、雇用期間が3カ月となっているところでございますが、本市では最長6カ月間の雇用を創出するものとしております。   歳出の主なものといたしましては、パートタイム会計年度任用職員の報酬として1,308万2,000円、職員手当等119万円、共済費237万2,000円などとなっております。   次に、9ページをお願いいたします。   9款消防費、1項消防費、1目災害対策費、災害対策事業として97万1,000円及び災害時備蓄事業として231万5,000円の増額をお願いしております。これは、避難所における新型コロナウイルス感染症対策として、避難者の検温のための非接触型体温計やアルコール消毒液、飛散防止のためのフェースシールドやマット、間仕切りパーティションなど、必要となる消耗品及び備蓄資機材を購入するものでございます。   歳出の主なものといたしましては、消耗品として97万1,000円、備品資機材として231万5,000円となっております。   次に、歳入についてご説明をいたします。   5ページをお願いいたします。   歳入につきましては、緊急短期雇用創出事業については県の事業対象分について2分の1の県補助金が交付されることになりますので、福岡県緊急短期雇用創出事業交付金として425万7,000円を計上しております。それ以外の2款総務費から10款教育費までの全ての事業につきましては、一般財源として財政調整基金繰入金8,172万6,000円を充当しております。なお、いずれの事業も地方創生臨時交付金の実施計画1次分に計上している事業となっております。   以上で議案第33号についての補足説明を終わらせていただきます。   最後に、議案第34号令和年度小郡一般会計補正予算(第4号)について補足説明をいたします。   歳出のほうからご説明をいたしますので、11ページをお願いいたします。   2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、協働のまちづくり推進事業でコミュニティ助成事業補助金250万円でございます。立石校区協働のまちづくり協議会が取り組む交流カフェ、くろつちカフェで使用するテーブルやテントなどの購入に対しまして、一般財団法人自治総合センターからの補助が決定をいたしましたので、市を通して補助するものでございます。   6目企画費、マイナポイント利用環境整備事業147万9,000円です。消費の活性化とマイナンバーカードの普及促進を目的として、今年9月から開始される国のマイナポイント事業を推進するために、事業の周知や事前の予約申し込みなどに対応する支援員配置に係る予算などをお願いをしております。全額国庫補助の対象事業となっております。   12ページをお願いいたします。   3款民生費、1項社会福祉費、1目高齢者福祉費、介護保険事業特別会計繰出金1,972万円でございます。介護保険法施行令の改正による低所得者保険料軽減強化に伴うもので、特別会計に対する一般会計からの繰出金となります。   13ページをお願いいたします。   4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費、新型インフルエンザ等対策費1,208万4,000円でございます。新型コロナウイルス感染拡大防止に対応するため、マスクや消毒用アルコール、感染対策用防護セットなどを購入し、今後想定される第2波、第3波に備えるものでございます。地方創生臨時交付金の実施計画1次分に計上している事業でございます。   14ページをお願いいたします。   8款土木費、2項道路橋梁費、3目道路新設改良費、大崎・下岩田14号線道路整備事業4,250万円の減額については、補助事業の採択状況に合わせて予算の整理を行うものでございます。   15ページをお願いいたします。   10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費、事務局総務費300万円でございます。前年度にいただいた寄附金を活用いたしまして、各学校に図書備品やテント等を購入するための予算となります。   17ページをお願いいたします。   10款教育費、6項社会教育費、5目文化財総務費、文化財保護費66万6,000円でございます。平成30年8月に落雷被害を受けて治療を続けております市指定天然記念物、天忍穂耳神社境内大クスについて、台風によって枯れ枝などの被害が周辺住民に及ぶ前に必要箇所の剪定を行うために補助する事業となっております。   18ページをお願いいたします。   7項保健体育費、3目学校給食費、学校給食センター管理費、給食費負担金2,273万6,000円でございます。新型コロナウイルス感染拡大防止のために小・中学校の臨時休校を行った影響によりまして、授業時間の確保のために夏休みを短縮することとしておりますが、その8月分の給食費を市で負担することによって保護者負担を軽減する事業でございます。こちらの事業も地方創生臨時交付金の実施計画1次分に計上している事業となります。   以上で歳出の説明を終わらせていただきます。   次に、歳入についてご説明をいたしますので、7ページをお願いいたします。   16款国庫支出金、2項国庫補助金、3目土木費国庫補助金、社会資本整備総合交付金合わせて2,589万5,000円の減額につきましては、補助事業の採択状況に合わせて予算額の整理を行ったものでございます。   17款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、低所得者保険料軽減負担金現年分1,479万円につきましては、歳出でご説明をいたしました介護保険事業特別会計繰出金に対して、国負担分2分の1と県負担分4分の1を合わせて受け入れを行うものでございます。   2項県補助金、1目総務費県補助金、個性ある地域づくり推進事業費補助金37万8,000円でございますが、これは8ページの20款繰入金、1項基金繰入金、7目まちづくり支援基金繰入金37万8,000円の減額との組み替えとなります。今年度、まちづくり支援基金を活用してまちづくり条例の策定を予定しておりますが、一部が県補助金の対象となりましたので、予算の組み替えを行うものでございます。   8ページをお願いいたします。   20款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金4,952万円でございます。財源の調整として基金から取り崩しを行うものでございます。   9ページをお願いいたします。   23款1項市債でございます。甘木鉄道への安全輸送設備等整備事業負担金に対する地域鉄道対策事業債で、一部が前年度の国の補正予算の対象となったために30万円を減額をしております。そのほか、国庫補助金事業費に合わせて市債の整理を行ったものでございます。   続きまして、4ページをお願いいたします。   第2表債務負担行為補正でございます。高齢者社会活動支援センターと宝満ふれあいセンターの次期契約に係る指定管理委託業務を新たに追加するものでございます。   5ページの第3表地方債補正でございます。先ほどご説明をいたしましたように、起債対象事業の整理に合わせて地方債の限度額を追加及び変更しております。   1ページをお願いいたします。   ただいまご説明をいたしましたとおり、令和2年度小郡一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,602万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ267億4,286万4,000円と定めております。   以上で補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○入江和隆議長 次に、議案第33号について。   熊丸環境経済部長。              〔熊丸直樹環境経済部長 登壇〕 ◎熊丸直樹環境経済部長 おはようございます。   それでは、議案第33号令和年度小郡一般会計補正予算(第3号)の承認につきまして、環境経済部所管の事業について補足説明を申し上げます。   予算書の9ページをお願いいたします。   上の段になります。7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費の商工業振興対策費として2,028万7,000円をお願いするものです。これは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い発出された国の緊急事態宣言に基づき、福岡県から出された休業等の協力要請を受けて、休業または時間短縮営業した事業者の今後の事業継続を支援するため、本年4月及び5月に係る事業所、店舗等の家賃を支払った事業者に対し支援金を支給するものです。   具体的に対象事業者は、福岡県が指定した基本的に休止を要請する施設を営み、休業要請に基づき休業をした事業者及び基本的に休止を要請しない施設のうち、時間短縮要請に基づき時短を行った事業者並びに対面販売等を行う事業者で、県から発出された協力要請等に準じて、感染拡大を避けることを目的として自主的に休業した事業者としています。いずれの場合も、7営業日以上休業や時短を行った事業者を対象としています。支援金は事業所、店舗ごとに一律10万円とし、1回限りとしています。   予算書ですが、まず報酬として26万1,000円、旅費として4,000円を計上しています。これは、パート会計年度任用職員の40日分の報酬と通勤手当です。   次に、手数料として2万2,000円を計上しています。これは支援金の振込手数料です。   最後に、負担金、補助及び交付金として2,000万円を計上しています。これは、家賃支援金10万円を200社分計上しています。今回予算をご承認いただければ、事業者への速やかな支給が求められるため、早急に周知、受け付けを開始したいと考えております。周知につきましては、ホームページやSNS、広報紙に掲載する予定としております。申請書につきましては、市役所、商工会、イオンショッピングセンター内のおごおり情報プラザで配布、また市ホームページからダウンロードできるようにして、郵送で受け付けを開始したいと考えております。申請期限は、本年8月31日までを予定しております。   以上で議案第33号令和年度小郡一般会計補正予算(第3号)の環境経済部所管の補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○入江和隆議長 次に、議案第33号について。   黒田市民福祉部長。              〔黒田孝幸市民福祉部長 登壇〕 ◎黒田孝幸市民福祉部長 おはようございます。   それでは、議案第33号令和年度小郡一般会計補正予算(第3号)の承認について、市民福祉部所管の補足説明をいたします。   歳出の説明になりますので、補正予算書の7ページをお願いいたします。   2款総務費、1項総務管理費、12目市民安全対策費、市民活動支援費といたしまして市民提案型協働事業補助金150万円をお願いするものでございます。市民提案型協働事業につきましては、当初予算でも計上しており、現在スタート応援事業で2件、協働事業で5件を採択しております。   今回補正予算をお願いしておりますのは、この新型コロナウイルス感染症の影響を受けている状況だからこそ多様で柔軟なアイデアが期待される市民や団体の皆様が検討している事業を追加で募集し、市と協働で地域課題の解決に取り組もうとするものでございます。新型コロナウイルス感染症の影響を受けたさまざまな分野への取り組みを想定しており、補助上限額を1件当たり15万円と設定し、また柔軟な取り組みを推進するために対象団体の要件を緩和し、活動実績の有無にかかわらず本市を活動の拠点とする5名以上の団体であれば応募できるような制度を考えているところでございます。加えまして、事業の実施時期を逸することなく速やかな事業の実施を可能とするために、審査の方法につきましても簡素化するとともに、応募があり次第、随時審査、採択を行う予定としているところでございます。   次に、8ページをお願いいたします。   3款民生費、3項生活保護費、1目生活保護総務費の生活困窮者自立促進支援事業として、事業運営委託料の500万円をお願いするものでございます。この事業は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、失業や減収により困窮状態にある市民への食の支援を行うものでございまして、事業実施に当たりましては社会福祉協議会、農業分野、障害福祉事業所と市の4者が共同で実施するものでございます。対象者といたしましては、緊急小口資金、総合支援資金、住居確保給付金の申請者で、4月の貸付実績より500名を見込んでいるところでございます。事業の概要といたしましては、まごころパックとして食材等を送るもので、中身につきましては、地元農家さんよりお米を、障害福祉事業所からまごころ製品として取り扱いをしております野菜や乾麺、パン、焼き菓子などを詰める予定としているものでございます。   社会福祉協議会の貸し付け等の申請時に、まごころパック事業のご案内と申し込みを受け付けて、ご希望日に自宅までお送りするもので、障害福祉事業所が生産、調達、こん包、配送までを担っていただくものでございます。困窮状態にある市民に寄り添う事業として、各対象制度の審査結果を待つことなく申請時点において速やかに支援を行うものであり、新型コロナウイルス感染拡大に伴う申請手続が既にお済みの方々に対しましても、この支援の対象としてご案内をしていきたいと考えております。   以上で簡単ではございますが、議案第33号の市民福祉部所管の補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
    入江和隆議長 次に、議案第33号について。   児玉子ども健康部長。              〔児玉敦史子ども健康部長 登壇〕 ◎児玉敦史子ども健康部長 皆さんおはようございます。   それでは、議案第33号令和年度小郡一般会計補正予算(第3号)の承認について、子ども・健康部所管分について補足説明をさせていただきます。   歳出の説明でございますので、補正予算書の7ページ下段をごらんください。   3款民生費、2項児童福祉費、2目児童措置費、私立保育園運営費で私立保育園・幼稚園衛生管理支援事業補助金1,692万円についてでございますが、国の緊急事態宣言が解除となり、福岡県が解除後に施設再開に向けた対応、新型コロナウイルス感染拡大防止へ向けた各施設へのお願いに具体的な感染対策を示しております。これを受けまして、6月1日より通常保育体制に戻る市内の保育園や幼稚園では、感染拡大防止のため保育環境を改善する責務が生じてまいります。その中の大きな取り組みといたしましては、手洗いの励行や体温管理、その他施設備品などの定期的な消毒作業などが求められているところでございます。   これまで、保育士の負担軽減など保育環境の改善に取り組んでまいりましたが、本業務は再開後の体制にとってはさらなる負担になることが考えられます。そのため、これらの業務の専任者を確保するべく支援を行うことといたしました。解除後は、新生活様式の対応をすべく、国などで保育環境改善のための財政措置なども期待されているところではございますが、今のところ何ら通知とかがございませんので、消毒習慣が根づくまでの当面の6カ月間を制度として、このたび補助金のお願いをするものでございます。   本補助金は、第一に消毒などの従事者確保の観点から、雇用形態などは弾力的に運用したいと考えているところでございます。市内保育、幼稚園15施設にフルタイムで1名ずつ配備し、6カ月間の費用を見込んでいるところでございます。   次に、8ページをお願いいたします。   同目で、ひとり親家庭への臨時特別給付金事業で714万3,000円についてでございますが、休業要請期間中に特に経済的に厳しいひとり親世帯の対象児童700名を見込み、1人当たり1万円を世帯に給付するものでございます。この給付金は、これまでの臨時休校や登園自粛などの要請で経済的な影響が大きかったと見込まれる児童扶養手当受給者を対象に、6月1日現在で小郡市内に在住の世帯に給付するものでございます。早期の給付を実現し、解除後の新生活への対応を支援したいと考えております。   続きまして、下段の3目児童福祉施設費、学童保育費、学童保育事業運営業務委託料892万円についてでございますが、先ほど保育園、幼稚園での衛生管理業務に関する体制支援と同様の目的で従事者の負担を軽減するため、6カ月間をめどに14施設ごとに1名を配置し、消毒などの衛生管理業務を徹底するものでございます。また、本年度より学童保育運営はNPO法人学童保育おごおりに委託しておりますが、学校の臨時休業中の保育料の還付事務をはじめ、物品調達や新型コロナウイルス感染対策にて増大した事務負担を軽減するため、事務補助を3カ月間確保する支援を行うものでございます。   以上が令和2年度小郡一般会計補正予算(第3号)の子ども・健康部所管分についての補足説明でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○入江和隆議長 次に、議案第33号について。   山下教育部長。              〔山下博文教育委員会教育部長 登壇〕 ◎山下博文教育委員会教育部長 皆さんおはようございます。   それでは、議案第33号令和年度小郡一般会計補正予算(第3号)の承認について、教育部所管の補足説明をいたします。   予算書の10ページをお願いいたします。   10款教育費、1項教育総務費、2目事務局費、教育相談推進費、スクールカウンセラー謝金480万円、費用弁償20万円をお願いしております。小郡市では、5月中の分散登校から感染症拡大防止に努めながら教育活動を段階的に再開いたしまして、本日6月1日より一斉登校を開始しているところでございます。学年が変わる、クラスが変わる、また新1年生として初めて小学校や中学校に通うという、通常でも子どもたちが不安定となる時期に約2カ月半にわたる臨時休校が重なったところでございます。   現在、市では中学校に3名、小学校に2名の県費のスクールカウンセラーが配置をされております。加えまして、市費で2名のスクールカウンセラーを配置し、日常の児童・生徒の心のケア、保護者への相談などの対応を行っているところでございます。今回、新型コロナウイルスの影響によります休校の後、学校を再開するに当たり子どもたちの心のケアをより丁寧に行っていく必要がございまして、市費のスクールカウンセラーの拡充を図るため、謝金等の増額をお願いするものでございます。   具体的には、配置をされておりますスクールカウンセラー3人の配置時間数を2倍の時間数とするため、960時間増分の謝金480万円と費用弁償20万円のお願いをするものでございます。学校再開直後にカウンセリングの必要性や頻度が高まることが想定をされますので、中学校だけでなく小学校においても1学期はより広く、きめ細やかに活用をしていく予定でございます。   同じく、予算書10ページでございます。   10款2項小学校費、1目学校管理費、小学校一般管理費と3項中学校費、1目学校管理費、中学校一般管理費に歯鏡と鼻鏡のレンタル料を小学校で68万6,000円、それから中学校で36万1,000円の増額をお願いをしております。例年でしたら、歯科健診及び耳鼻科健診で使用いたします器具につきましては、洗浄、消毒の上使っておりました。しかしながら、今年度につきましては器具による感染リスクを軽減するため、歯鏡、鼻鏡の全児童・生徒全員分をレンタルする対応をとらせていただくものでございます。また、児童・生徒の健康診断は本来でしたら6月末までに実施をすることとなっておりまして、可能な限り速やかに実施をするため、今回の予算承認をお願いするものでございます。   以上で教育部所管につきまして補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○入江和隆議長 以上で提案理由の説明を終わります。   ここで議案第33号についての考案時間を設けるため、暫時休憩いたします。              休憩 午前10時28分              再開 午前11時0分 ○入江和隆議長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議案第33号の質疑、討論、採決 ○入江和隆議長 日程第6、議案第33号の質疑、討論、採決を行います。   議案第33号令和年度小郡一般会計補正予算(第3号)の承認について、質疑はありませんか。   5番高木良郎議員。 ◆5番(高木良郎議員) 議案第33号の8ページの第3款民生費の生活保護総務費の中の生活困窮者自立促進支援事業500万円についてお尋ねをいたします。   この事業については、先ほどの説明の中でもありましたが、もう少し具体的に生活困窮者、いわゆる社協に申請をされている人たちが、3月、4月、5月にそれぞれどのくらいいらっしゃって、食材という話がございましたが、この1万円の中身の内訳について少し具体的にお話をしていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○入江和隆議長 答弁を求めます。   黒田市民福祉部長。 ◎黒田孝幸市民福祉部長 この生活困窮者自立促進支援事業の詳しい内容ということをまず説明をさせていただきたいというふうに思います。   内容につきましては、緊急小口資金それから総合支援資金と住居確保給付金、こちらの申請窓口が社会福祉協議会になっております。この社会福祉協議会のほうにそういう資金とかを申し込みに来られた方々を対象といたしまして、まごころパックという形で障害福祉事業所がつくっております野菜であるとか、それからパン、それから焼き菓子などの食材と合わせて、地元農家の方がつくっておられます米を合わせて、こん包詰めにして、そしてサポネットおごおりのほうからご自宅まで届けるというような事業でございます。   その小口資金融資等々の申し込みの状況ということでございますけれども、4月末の時点では約78件ほどの緊急小口資金融資の分、総合支援資金のほうの融資の申し込みがあっているような状況でございます。5月29日現在で申しますと、緊急小口資金のほうが130件、それから総合支援資金のほうが27件、それと住居確保給付金のほうが16件あってるような状況でございます。ただ、申しわけありません、重複に関しましてはカウントができていないんですけれども。今申し上げた数字で合わせますと、既に大体170件ぐらいの申し込みがあってるような状況でございます。   それで、あと1万円のまごころパックの中身ということでございますけれども、米のほうが10キロで大体3,000円ぐらいを考えております。それから、野菜、焼き菓子、それからパン、乾麺、それと空揚げをつくっているような事業者さんもございますので、空揚げにつきましては直接お届けすると衛生上の問題もございますので、そちらのほうはチケットにして、チケットとの交換で、現物と交換するというような中身で考えてるところでございます。米のほうが大体内訳で3,000円ぐらいを予定しておりまして、あと今申し上げました食材等で大体4,000円ぐらい、それから箱詰めで当然パックをつくりますので、こん包するために段ボール等のこん包材が必要になってきます。それとあと、作業賃ということで大体1,000円ぐらい。それから、配送と事務的な手数料として2,000円ぐらいを予定しております。   ゆうパックあたりの料金も調べましたけれども、ゆうパックあたりの料金が1,520円というぐらいかかるということもありまして、あと先ほど申しましたようなチケットであるとか案内状の印刷代等々の事務費を見込んで総額1万円と、1つ当たりの単価としては1万円を想定してしているところでございます。   以上でございます。 ○入江和隆議長 高木良郎議員。 ◆5番(高木良郎議員) 先ほどの説明の中では、今言われた内容ですが、3月じゃなくて4月からの申請、さかのぼって4月からというふうに言われましたが、この生活困窮者についてはコロナの関係からいうと3月ぐらいからぼつぼつ出始めたんじゃないのかなということですが、1つは4月からということで切られるのかということと、もう1つですが、これ予算500万円ですよね、1件当たり1万円ですよね、1人当たり1万円じゃなくて1件当たり1万円ですよね。いつまでされるのかと。3月はどうするのかという話と4月から始められていつまでされるのか。それで当然、今言われただけで200件ぐらいだったですかね、私が聞いとる範囲じゃそんなにないんですけど、私が聞いとる範囲では百五、六十件じゃないのかなと思うんですけれどもね、大体いつまでされるのかと。その辺の考え方があれば。もし、時期的なもので足りなくなれば補正を含めてされるのかという、それもあわせてお尋ねしたいと思います。 ○入江和隆議長 答弁を求めます。   黒田市民福祉部長。 ◎黒田孝幸市民福祉部長 まず、誤解がありましたようですけれども、確かにこういう資金の融資に関しましては、3月23日から申し込みを受け付けているような状況がございます。3月分につきましても、さかのぼって申請者の方に対しましてはご案内を送付いたしまして、そしてこの事業にぜひ申し込んでいただきたいというふうに考えているところでございます。   それから、いつまでこの事業を行うのかということでございますけれども、現時点ではまだ新型コロナウイルスの第2波がまたどのような状況でやってくるかもわからないということでございますので、この事業につきましては、まだ期限のところを明確に決めているような状況ではございません。   それから、500万円で足りなくなった場合どうするかということでございますけれども、やはり市民の方が非常に生活が困窮されているというような状況も確かに相談に来られた方については困窮されているという事情もございますので、もし予算が足りなくなれば再度補正予算等のお願いもさせていただければというふうに考えております。   以上でございます。 ○入江和隆議長 高木良郎議員。 ◆5番(高木良郎議員) 3月の誤解は、黒田部長が4月からと言われたから、私は4月からと言っただけで。私が誤解しているわけじゃないので。3月23日というのは、結局この緊急対策の中でそれぞれ小口融資が10万円からコロナの関係で20万円になったと、そのことを指してあるのかなというふうに思いますが、それでよろしいでしょうかね。   あと最後にですけど、もう3回目で最後ですが、1つやっぱりこの取り扱いというのは、感想みたいになるかもしれませんが、生活困窮者に対して、いわゆる障害者団体とかその支援団体を含めたところで、そこもコロナのおかげで非常に困窮していると。お互いにそこは助け合うということで、市がその支援をするというのは非常にいい取り組みではないのかなと。福祉課がこの取り組みをやっていただいたっていうことは非常にいいなというふうに思いました。なかなかいい取り組みであるというふうに思いましたが、先ほど言いました手数料の3,000円は、市のほうで別個に払って1万円にならなかったのかという話と、できれば1番困ってたのは4月ですよね。4月にこういう取り組みができればもっとよかったんじゃないかな、市民の評価も高かったんじゃないのかなというふうに思いますし、そうなればそのときに食料品だけではなくて、非常に手に入れるのが困難だったマスクも入れてもらえれば生活困窮者の方々、非常に助かったんではないのかなというふうに思います。今後の、その辺を参考にしていただきたいと思いますし、ぜひこういった形で支援を今後ともよろしくお願いをしたいと思います。   以上です。 ○入江和隆議長 ほかに質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○入江和隆議長 なければ質疑を終結いたします。   お諮りいたします。   議案第33号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○入江和隆議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第33号は委員会付託を省略することに決定いたしました。   これより討論を行います。   討論ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○入江和隆議長 なければ討論を終結いたします。   これより採決を行います。   議案第33号について、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○入江和隆議長 全員賛成でございます。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。   以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。   次の本会議は6月4日午前9時30分から再開いたします。   本日はこれをもちまして散会いたします。   ご協力ありがとうございました。              散会 午前11時12分...