行橋市議会 > 2021-03-23 >
03月23日-05号

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  1. 行橋市議会 2021-03-23
    03月23日-05号


    取得元: 行橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-13
    令和 3年 3月 定例会(第6回)         令和3年3月第6回行橋市議会           定例会会議録(第5日)1 日 時 令和3年3月23日(火)1 出席議員 別紙のとおり1 その他の出席者 (ア)職務のため出席した事務局職員   議会事務局     局 長 松 尾 一 樹             次 長 今 川   奨            議事係長 笠 岡   豊            庶務係長 吉 兼 三 佳             書 記 中 野 博 一             書 記 今 井 陽 介 (イ)地方自治法第121条により出席した市職員    別紙のとおり1 本日の会議に付した案件及びその結果    別紙のとおり1 議事の経過    別紙速記録のとおり     令和3年3月第6回行橋市議会定例会議員出席表[第5日]                      令和3年3月23日(火)┌───┬───────┬───┐ ┌───┬───────┬───┐│席 順 │ 氏   名 │出 欠 │ │席 順 │ 氏   名 │出 欠 │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 1 │小 見 祐 治│ ○ │ │ 11 │小 原 義 和│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 2 │矢 野 潤 一│ ○ │ │ 12 │西 岡 淳 輔│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 3 │西 田 憲 司│ ○ │ │ 13 │大 池 啓 勝│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 4 │小 堤 千 寿│ ○ │ │ 14 │澤 田 保 夫│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 5 │田 中 次 子│ ○ │ │ 15 │藤 本 廣 美│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 6 │瓦 川 由 美│ ○ │ │ 16 │鳥井田 幸 生│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 7 │藤 木 巧 一│ ○ │ │ 17 │田 中 建 一│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 8 │井 上 倫太郎│ ○ │ │ 18 │二 保 茂 則│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 9 │小 坪 慎 也│ ○ │ │ 19 │豊 瀬   尉│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 10 │工 藤 政 宏│ ○ │ │ 20 │德 永 克 子│ ○ │└───┴───────┴───┘ └───┴───────┴───┘             令和3年3月第6回行橋市議会定例会[第5日] 地方自治法第121条により出席した者                                 令和3年3月23日(火)┌───────────┬───────┬──┬───────────┬───────┬──┐│    職 名    │  氏  名  │出席│    職 名    │  氏  名  │出席│├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市長         │田 中   純│○ │債権管理課長     │吉 田   実│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│副市長        │城 戸 好 光│○ │国保年金課長     │鹿 島 美智子│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│副市長        │橋 本   晃│○ │地域福祉課長     │上 田 直 美│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育長        │長 尾 明 美│○ │障がい者支援室長   │土 井 誠 之│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市長公室長      │鶴   裕 之│○ │子ども支援課長    │廣 津 好 春│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総務部長       │鹿 島 英 樹│○ │生活支援課長     │岡 田 公美子│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民部長       │穴 繁 利 雄│○ │介護保険課長     │黒 田 純 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│福祉部長       │木 野 雅 博│○ │土木課長       │岩 間 薫 朋│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│都市整備部長     │和 田 雄 二│○ │都市政策課長     │林   善 弘│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│産業振興部長     │山 門 裕 史│○ │PA事業推進室長    │土 肥 正 典│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│環境水道部長     │有 松 正 一│○ │建築政策課長     │岩 本 秀 夫│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│会計管理者兼会計課長 │池 永 正 行│○ │農林水産課長     │西 村 佳 明│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育部長       │米 谷 友 宏│○ │商業観光課長     │田 邊 正 典│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│消防長        │髙 橋 一 文│○ │企業立地課長     │上 田   純│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│秘書課長       │土 肥 麻 紀│  │上水道課長      │井 藤 岳 彦│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│政策調整監      │池 上 国 浩│  │下水道課長      │加 来 和 喜│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│政策調整監      │中木原 崇 久│  │環境課長       │宮 下 義 幸│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総務課長       │西 川 雅 隆│  │環境課事業所長    │井 上 淳 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│防災危機管理室長   │末 松 久 典│  │選挙管理委員会事務局長│中 村 愛 晴│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総合政策課長     │松 本   隆│  │農業委員会事務局長  │岡 野 雅 幸│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│基地対策室長     │増 田 昇 吾│  │監査事務局長     │渡 辺 浄 美│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│財政課長       │真 田 幸 典│  │教育総務課長     │吉 本 康 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│情報政策課長     │末 次 真 樹│  │教育総務課指導室長  │山 本 有 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│契約検査課長     │上 村 幸 司│  │学校管理課長     │橋 本   明│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│人権政策課長     │岡 田 正 二│  │防災食育センター長  │木 村 君 彦│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│税務課長       │山 本 修 司│  │生涯学習課長     │川 中 昌 哉│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総合窓口課長     │中 村 浩 行│  │文化課長       │辛 嶋 智恵子│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民相談室長     │井 上 栄 輔│  │スポーツ振興課長   │門 司 康 宏│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│収納課長       │野 本   誠│  │消防本部総務課長   │五反田 幸 治│  │└───────────┴───────┴──┴───────────┴───────┴──┘            令和3年3月第6回行橋市議会定例会              議  事  日  程[第5日]                             (令和3年3月23日)日程第1 審査終了事案の上程、委員長報告、質疑、討論、採決(文教厚生委員長、総務委員長) 1.報告第1号 令和2年度行橋市一般会計補正予算の専決処分の報告について(文教厚生委員長) 2.議案第1号 行橋市教育振興基本計画策定委員会設置条例の制定について 3.議案第12号 行橋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 4.議案第13号 行橋市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予         防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準         を定める条例の一部を改正する条例の制定について 5.議案第14号 行橋市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等を定める         条例の一部を改正する条例の制定について 6.議案第17号 行橋市立小中学校タブレット等機器の取得の変更について(建設経済委員長) 7.議案第2号 行橋市都市計画道路網再編検討委員会設置条例の制定について 8.議案第15号 行橋市地域公共交通活性化協議会設置条例の一部を改正する条例の         制定について 9.議案第16号 行橋市自転車駐車場の指定管理者の指定について(総務委員長) 10.議案第3号 行橋市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定に         ついて 11.議案第4号 行橋市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につ         いて 12.議案第5号 行橋市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する         条例の一部を改正する条例の制定について 13.議案第6号 行橋市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定         について 14.議案第7号 行橋市パートタイム会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁         償に関する条例の一部を改正する条例の制定について 15.議案第8号 行橋市フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を         改正する条例の制定について 16.議案第9号 行橋市ふるさと納税基金条例の一部を改正する条例の制定について 17.議案第10号 行橋市債権管理条例の一部を改正する条例の制定について 18.議案第11号 行橋市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について(各常任委員長) 19.議案第18号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について(総務委員長) 20.議案第19号 令和2年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算について 21.議案第22号 令和2年度行橋市後期高齢者医療特別会計補正予算について(文教厚生委員長) 22.議案第20号 令和2年度行橋市介護保険特別会計補正予算について(建設経済委員長) 23.議案第21号 令和2年度行橋市農業集落排水事業特別会計補正予算について 24.議案第23号 令和2年度行橋市公共下水道事業会計補正予算について(各常任委員長) 25.議案第24号 令和3年度行橋市一般会計予算について(総務委員長) 26.議案第25号 令和3年度行橋市国民健康保険特別会計予算について 27.議案第30号 令和3年度行橋市後期高齢者医療特別会計予算について(建設経済委員長) 28.議案第26号 令和3年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会計予算について 29.議案第29号 令和3年度行橋市農業集落排水事業特別会計予算について 30.議案第31号 令和3年度行橋市水道事業会計予算について 31.議案第32号 令和3年度行橋市公共下水道事業会計予算について(文教厚生委員長) 32.議案第27号 令和3年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別会計予算につい         て 33.議案第28号 令和3年度行橋市介護保険特別会計予算について(総務委員長) 34.議案第33号 令和3年度行橋市一般会計補正予算(第1次)について日程第2 新たな提出に係る事案の上程、提案理由の説明、     議案に対する質疑、採決 1.議案第34号 行橋市副市長の選任について 2.議案第35号 行橋市教育委員会教育長の任命について 3.議案第36号 行橋市教育委員会委員の任命について 4.諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について 5.諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について日程第3 議員提出に係る事案の上程、議案に対する質疑、討論、採決 1.議案第37号 行橋市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について日程第4 意見書の上程、質疑、討論、採決 1.意見書第1号 女性差別撤廃条約の選択議定書の速やかな批准を求める意見書 2.意見書第2号 全企業へ「永久劣後ローン」融資制度の創設を求める意見書日程第5 議会閉会中の所管事項調査要求   (別紙所管事項調査表のとおり)日程第6 会議録署名議員の指名               令和3年3月23日(5)               開議 10時00分 ○議長(澤田保夫君)  おはようございます。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程について、議会運営委員会で協議を願っていますので、委員長から報告を願います。 藤木議会運営委員会委員長。 ◆7番(藤木巧一君)  おはようございます。先刻、議会運営委員会を開き、本日の議事日程について協議を行いましたので、その結果を御報告申し上げます。 本日の議事日程は、日程第1として、審査終了事案の上程を行い、各委員長の報告を受けた後、質疑、討論、採決を行います。 今回、審査が終了した旨、報告がされているものは、議案34件であります。 日程第2として、市長から新たな事案として人事案件5件が提出されておりますので、これを上程し、提案理由の説明を受けた後、議案に対する質疑を行い、直ちに採決することといたします。なお人事案件の採決方法は、議会運営委員会の申し合わせにより、無記名投票で行うことといたします。 日程第3として、議員から新たな事案として議案1件が提出されておりますので、これを上程し、議題といたします。 日程第4として、意見書2件が提出されておりますので、これを上程し、質疑、討論、採決を行います。 日程第5として、議会閉会中の所管事項調査要求を議題といたします。 日程第6として、会議録署名議員の指名を行って閉会といたします。 なお、次回定例会の招集告示日は5月24日月曜日、招集日は6月1日火曜日の予定で執行部との調整を行いましたので、議員並びに関係各位の御了承のほど、よろしくお願い申し上げます。 以上のとおり協議が整いましたので、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 △日程第1 審査終了事案の上程、委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。報告のとおり御了承願います。 日程第1 審査終了事案の上程、委員長報告、質疑、討論、採決を行います。各委員長から審査が終了した旨の報告がなされているものは、お手元配付のとおり、議案34件であります。これを一括上程し、議題といたします。 はじめに、報告第1号について、文教厚生委員長並びに総務委員長から、所管部分についての審査の経過並びに結果の報告を願います。 はじめに、文教厚生委員長。 ◆17番(田中建一君)  おはようございます。それでは、報告第1号 令和2年度行橋市一般会計補正予算の専決処分の報告について、文教厚生委員会における所管部分の審査の経過と結果を報告いたします。 補正予算の内容といたしましては、国が承認する、新型コロナウイルスのワクチンについて、接種体制を早急に整備する必要があることから、地域福祉課所管の本事業にかかる経費5億383万7千円について、令和3年2月9日付けで一般会計補正予算の専決処分がなされたため、今回、議会の承認を求めようとするものであります。なお、担当課より、当該事業費の財源については、その全額が国庫支出金で賄われることと併せて、4月以降においても継続して事業を実施しようとするものであることから、繰越明許費として翌年度に繰り越す旨の報告を受けております。 審査の中で、委員より、ワクチンに関する情報は、国が示す接種時期や接種方法など刻一刻と変化しており、自治体はその対応に追われ、日々模索しながら準備を進めている。一方で、市民においては関心の高い方も多いのではないかと考える。そのような市民の気持ちに寄り添い、少しでも不安の解消につながるよう、的確な情報を分かりやすい内容で、いち早く発信していただきたい、との要望が出されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、報告第1号につきましては、委員、全員一致で、承認すべきであると決しました。以上、報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  次に、総務委員長。 ◆10番(工藤政宏君)  おはようございます。それでは、報告第1号 令和2年度行橋市一般会計補正予算の専決処分の報告について、総務委員会所管部分における審査の過程と結果を御報告いたします。 本案は、新型コロナウイルスワクチン接種事業について、速やかな接種開始に向けた体制を早急に整備するため、議会を招集する時間的な余裕がなく、緊急を要するものとして、2月9日付けで専決処分が行われましたので、議会の承認を求めようとするものです。 当委員会所管部分の内容としましては、歳入における16款国庫支出金において、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金、及び新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金を、それぞれ増額しようとするものです。 この結果、既定予算に対し、今回の補正額5億383万7千円を増額し、歳入歳出予算総額を、それぞれ398億2142万1千円とするものです。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、報告第1号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、承認すべきであると決しました。 以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、報告第1号 令和2年度行橋市一般会計補正予算の専決処分の報告について、質疑を行います。各委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する各委員長の報告は、承認であります。本案は、各委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって報告第1号は、承認されました。 次に、議案第1号、議案第12号から議案第14号まで、及び議案第17号の計5件について、一括して、文教厚生委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 文教厚生委員長。 ◆17番(田中建一君)  それでは、文教厚生委員会に付託されました、議案第1号、議案第12号から議案第14号まで、及び議案第17号の計5件につきまして、一括して、審査の経過と結果を報告いたします。 はじめに、議案第1号 行橋市教育振興基本計画策定委員会設置条例の制定について、本案は、行橋市の教育がめざす基本的な理念と目標を明確化するとともに、今後5年間における教育施策を計画的に実施することにより、教育環境の向上を図るため、令和3年度中に第2期となる計画を策定するにあたって、必要な事項について、新たに条例を制定しようとするものであります。なお、この条例は、公布の日から施行され、当該計画の策定をもって効力を失うものとされております。 審査の中で、当該策定委員会を設置するにあたっては、本市の教育環境に精通した幅広い年齢層の方を選定したり、女性委員の登用を促進したりするなど、委員構成に配慮するとともに、教育現場に関わっている様々な方の意見を十分に聴取したうえで、本計画に反映していただきたい、との強い要望が出されております。 次に、議案第12号 行橋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、本案は、令和3年度から令和5年度までの3年間を計画期間とする第8期行橋市老人保健福祉計画・介護保険事業計画の策定にあわせ、介護保険料を改定する必要があるため、所定の改正を行おうとするものであります。 改正の主な内容といたしましては、第1号被保険者における介護保険料の基準額について、現行の5600円から200円を増額し、その月額を5800円に改定しようとするものであります。なお、施行は令和3年4月1日からとなっております。 審査の中で、担当課より、今後、高齢者人口や介護サービスの数量に増加が見込まれることから、今回、介護保険料の改定に至ったものである。また併せて、今回の料金改定により、1市2町における介護保険料の基準額は同額になる見込みである、との説明がなされております。 このほか、介護保険事業計画の策定にあたり、パブリックコメントを実施したところであるが、市民等からの意見は出されていない、との報告を受けております。委員からは、当該事業計画の重要性を再認識していただくためにも、より丁寧な説明を心がけるとともに、今後については、幅広く意見を聴く機会を設けるべきではないか、との意見が出されております。 次に、議案第13号 行橋市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、本案は、介護予防支援事業所、いわゆる高齢者相談支援センターにおける運営基準等について、厚生労働省令で定められた基準の改定に伴い、所要の改定を行おうとするものであります。 具体的には、災害時などにおける業務継続計画の策定や、感染症の予防及び蔓延防止のための措置のほか、虐待やハラスメントに対する防止策など、事業所の運営等に関する新たな基準を追加しようとするものであります。なお、施行は令和3年4月1日からとなっております。 審査の中で、委員より、今回追加される運営基準のうち電磁的記録等の活用にあたっては、個人情報の保護に留意しながら、さらなる利便性の向上を図っていただきたい。また併せて、今回の改正内容については、所管する高齢者相談支援センターに対し、十分な説明を行うとともに周知徹底に努めていただきたい、との意見が出されております。 次に、議案第14号 行橋市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、本案は、居宅介護予防事業所、いわゆるケアプランセンターにおける人員や運営の基準等について、厚生労働省令で定められた基準の改定に伴い、所要の改定を行おうとするものであります。 具体的には、当該事業所に配置する管理者の要件を緩和することに加え、先ほど報告いたしました高齢者相談支援センターと同様に、業務継続計画の策定や感染症の予防など、事業所の運営等に関する新たな基準を追加しようとするものであります。なお、施行は令和3年4月1日からとなっております。 最後に、議案第17号 行橋市立小中学校タブレット等機器の取得の変更について、本案は、先の令和2年9月定例会において可決された、タブレット等機器の取得について、令和3年度に見込まれる児童生徒数及び年度途中の転入者に対する予備機を確保する必要が生じたことから、財産取得の内容を変更するため、今回、議会の議決を得ようとするものであります。 審査の中で、委員より、本市においてICT教育の推進に力を入れている以上、タブレット等の機器が不足するような事態があってはならないと考える。今回、60台を追加して購入するとの説明を受けたが、市内における新築件数の増加に伴う転入者の動向を注視する必要に加え、特に機器の故障等については、早急な対応に備えるためにも、さらに多くの台数を確保しておくべきではないか、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第1号、議案第12号から議案第14号まで、及び議案第17号の計5件につきましては、委員、全員一致で、いずれも原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第1号 行橋市教育振興基本計画策定委員会設置条例の制定について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって議案第1号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号 行橋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、田中次子議員より反対討論の通告があっていますので、これを許します。 田中次子議員。 ◆5番(田中次子君)  議案第12号 行橋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、日本共産党市議団を代表し、反対討論を行います。 本議案は、第8期行橋市老人保健福祉計画・介護保険事業計画の策定に伴い、65歳以上、第1号被保険者の介護保険料の月額基準額を、今期、第7期の5600円から、さらに200円値上げし、5800円とするものです。介護保険制度開始時の2000年度の基準額3305円と比べると、約1.75倍の値上げになっています。今回の改定で、所得段階別の全ての階層で保険料が引き上げられています。それは、生活保護を受給している世帯や、世帯全員が住民税非課税の世帯にも及んでいます。 介護保険制度が始まってから3年ごとに基準額は引き上げられ、高齢者の8割以上の方が、その保険料は年金天引きで問答無用に払わされています。しかし、年金額が月に1万5千円を下回る人など、年金から天引きされず、窓口で納付をする普通徴収では、保険料を払うことができず、滞納せざるを得ない人も増えています。 高齢化率は今後も高まることが想定されています。介護保険が、制度スタートの当初から持っていた保険料の負担増と、給付の削減のジレンマは、いまやこの制度の根幹を揺るがす大問題になっています。さらなる給付費抑制と利用者負担増は、介護が本当に必要な人にとって必要なサービスが受けられなくなっています。 自治体や受給者にさらなる負担増を強いるような介護保険制度の後退を認めることはできません。以上、反対討論といたします。 ○議長(澤田保夫君)  討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第12号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号 行橋市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に至る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって議案第13号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号 行橋市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第14号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号 行橋市立小中学校タブレット等機器の取得の変更について、委員長報告に対し、質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって議案第17号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号及び議案第15号から議案第16号までの計3件について、一括して、建設経済委員長から審査の経過、並びに結果の報告を願います。 建設経済委員長。 ◆8番(井上倫太郎君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第2号及び議案第15号から議案第16号までの計3件につきまして、一括して、審査の経過と結果を御報告いたします。 はじめに、議案第2号 行橋市都市計画道路網再編検討委員会設置条例の制定について、でございますが、本案は、都市計画道路の必要性や妥当性等、見直しを含めた具体的な検討等を行うにあたり、有識者、外部の意見を取り入れ、より良好な都市計画やまちづくりの推進に資するため、当該委員会を設置しようとするものであります。なお、施行日は、公布の日となっております。 審査の中で、委員より、今回新たに設置する検討委員会と既存の都市計画審議会との関係性について質したところ、担当課より、検討委員会では、都市計画道路の検証・見直し案の策定等を行い、都市計画審議会においては、より広範な都市計画に関する事項を審議する観点から必要に応じて検討委員会で検討した内容について諮問を受け、審議を行う、との答弁を受けております。 答弁を受けて、委員より、検討委員会の委員数は6名しかおらず、予定では年2回しか開催しない。また、検討委員会で取り上げた事項は、最終的に都市計画審議会において審議されるのであれば、検討委員会を設置する必要はないのではないか、と意見が出されております。 次に、議案第15号 行橋市地域公共交通活性化協議会設置条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、持続可能な運送サービスの提供の確保に資する取組みを推進するために地域公共交通の活性化及び再生に関する法律等の一部改正に伴い、行橋市地域公共交通網形成計画の名称を変更するとともに、円滑な協議会運営を行うため、協議会役員については会長の選出方法を変更し、新たに監事を追加するものです。なお、施行日は、公布の日となっております。 最後に、議案第16号 行橋市自転車駐車場の指定管理者の指定について、でございますが、本案は、行橋市自転車駐車場の管理について、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間を指定期間として、指定管理者となる団体を指定するものであります。候補者の選定については、公募したところ3団体から応募があり、申請書類及びプレゼンテーションの内容を選定基準に基づき、選定委員会において総合的に審査・採点を行った結果、公益社団法人行橋市シルバー人材センターが候補者として適切であると選定された、との説明を受けております。 審査の中で、委員より、指定管理者の公募において、県・市から補助金を給付されている業者が応募することは、公平・公正の観点から問題はないのか、と質したところ、担当課より、懸案事項としてはあったが、過去の公募において前例もあり、補助金を給付されている団体を排除する規定はない、との答弁を受けております。 答弁を受けて、委員より、配点基準の中に収支計画の妥当性がある以上、公的資金が入っている団体が圧倒的に有利な立場となるため、公募方法等について見直していただきたい、との意見が出されております。 引き続き、委員より、前回指定管理者を公募した際は、1社だけが応募して落選し、今回は3社応募して1社選定しているが、どういう選定基準をもって当落を判断しているのか質したところ、担当課より、選定基準については、定められている基本的な基準に基づき、本件に関しては、選定委員5名による採点の平均値を得点とし、60点以上得点することを合格ラインとしている、との答弁を受けております。 答弁を受けて、委員より、最終的に議決するのは我々議員だが、実際にプレゼンテーション等を見て採点するのは選考委員会の委員であり、非常に重要な役割を担っているため、責任をもって選定していただきたい、との意見が出されております。そのほか、委員より、税金を投入している以上、利用者の利便性を担保する必要があるため、指定管理者がかわっても市民サービスが低下しないように業務の引継ぎなど、担当課としてできることを責任をもってしていただきたい、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめの中で、まず、都市計画道路の見直しについては、開発が進み、交通量も増えているので、迅速に対応していただきたい、との意見が出されております。また、検討委員会の設置目的は十分に理解できるが、担当課・議会・都市計画審議会で十分に審議・検討ができるため、検討委員会を設置すべきではない、との意見が出されております。 次に、地域公共交通の活性化について、コンパクトシティを推進するほど、居住誘導区域外は衰退し、特に高齢者は足がなく、交通難民・買い物難民となる可能性があるため、そうならないように公共交通の充実を図っていただきたい、との意見が出されております。 採決の結果、議案第2号及び議案第16号の計2件につきましては、委員、可否同数となり、委員長の決するところにより、可決すべきでないと決しました。また、議案第15号につきましては、委員、賛成多数で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第2号 行橋市都市計画道路網再編検討委員会設置条例の制定について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、否決であります。これより、原案についての可否を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第2号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号 行橋市地域公共交通活性化協議会設置条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号 行橋市自転車駐輪場の指定管理者の指定について、委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、德永克子議員より反対討論の通告があっておりますので、これを許します。 德永克子議員。 ◆20番(德永克子君)  議案第16号 行橋市自転車駐車場の指定管理者の指定について、日本共産党を代表し、原案に対しての反対討論を行います。 行橋駅北、行橋駅南、南行橋駅、新田原駅前、令和コスタ行橋駅の5箇所の行橋市自転車駐車場に対し、指定管理者を公益社団法人行橋市シルバー人材センターとすることの議案です。 反対の理由を述べます。第1は、シルバー人材センターには、国から900万円、行橋市から900万円の計1800万円の補助金が出ています。指定管理とする選定には、管理運営計画の適格性として、有効性、効率性、適正性が選定されますが、これほどの多額の補助金があることは、財政的に余裕があり、公平性に欠けています。 第2として、シルバー人材センターの目的は、定款に、高齢者の臨時的かつ短期的な就業、またはその他の軽易な業務にかかる就業の機会を確保し、途中飛ばしまして、生きがいの充実と福祉の増進を図るとともに、活力ある地域社会づくりに寄与する、とあります。他の企業と競争しての経済活動を行う組織ではありませんし、そのようなことをすることは不適切です。 最近、他の分野でシルバー人材センターが自分たちの商売敵になっている、との言葉を耳にします。シルバー人材センターのあり方からも、この指定管理者としては不適格です。 第3に、理事は14名、事務局を除けば13名ですが、その中には行橋市福祉部長、区長連合会、社会福祉協議会、商工会議所、JAの5名が含まれています。半公的な組織であり、競争によって指定管理者になることは適当ではありません。 他にこの管理業務を希望する者が一切なく、シルバー人材センターさん、ぜひ引き受けてほしい、こう頼まれるような状態であるならば、社会のためにと行うことは、当然あってしかるべきですが、今回の競争による経済活動での指定管理にシルバー人材センターが行うことは不適切であり、反対といたします。 ○議長(澤田保夫君)  討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する委員長の報告は、否決であります。これより、原案についての可否を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号から議案第11号までの計9件について、一括して、総務委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 総務委員長。 ◆10番(工藤政宏君)  それでは、総務委員会に付託されました、議案第3号から議案第11号までの計9件につきまして、一括して、審査の経過と結果を御報告いたします。 はじめに、議案第3号 行橋市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、及び議案第11号 行橋市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、両案は、新型コロナウイルス感染症の感染症法における法的位置づけが変更されたことに伴い、所要の改正を行おうとするものです。 改正の主な内容につきましては、その定義について、新型コロナウイルス感染症を、新型インフルエンザ等感染症へと見直しを行うものとなっており、施行日は、いずれも公布の日となっております。 次に、議案第4号 行橋市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、職員の勤務1時間あたりの時間外勤務手当単価の算出方式について、これまでの国家公務員準拠から労働基準法準拠へと見直しを行うため、所要の改正を行おうとするものです。なお、施行日は令和3年4月1日となっております。 次に、議案第5号 行橋市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、現在モデル校として蓑島小学校のみに設置している学校運営協議会を、市内の全小中学校に設置するに際して、学校運営協議会の委員の職、及び報酬の額について、本条例に新たに規定するため、また、農地法等の一部を改正する法律の施行に伴い、引用する条文を改めるため、所要の改正を行おうとするものです。なお、施行日は、令和3年4月1日となっております。 次に、議案第6号 行橋市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、地方公務員の育児休業等に関する法律において、条例で定めることとされている、会計年度任用職員の育児休業の取得期間や取得期間延長条件について規定するため、所要の改正を行おうとするものです。 改正の主な内容につきましては、1点目として、継続雇用期間が1年に満たない方や、育児休業終了後に雇用の可能性がない方、また、雇用条件上、出勤日数が1週間あたり3日未満、もしくは、1年間あたり121日未満の方については育児休業が取得できないことを規定するもの。2点目として、原則、子どもが1歳になるまでは育児休業が取得できること、また、子どもの養育状況により、最長、子どもが2歳になるまで育児休業の取得期間が延長できることを規定するもの。3点目として、任用期間を更新する際の育児休業の取り扱いについて、育児休業取得中に任期を満了する場合、継続して翌年度も育児休業を取得できることを規定するものとなっております。なお、施行日は公布の日となっております。 次に、議案第7号 行橋市パートタイム会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、非常勤講師をパートタイム会計年度任用職員として雇用することに伴い、報酬規程の時給額の上限を変更するため、また、期末手当算出の基礎となる月額報酬についての文言の見直しを行うため、所要の改正を行おうとするものです。 改正の主な内容につきましては、1点目として、時給額の上限を1500円から1700円に変更するもの。2点目として、規則において算出の基礎となる月額報酬を規定したことに伴い、文言の見直しを行うものとなっています。なお、施行日は令和3年4月1日となっております。 次に、議案第8号 行橋市フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、令和2年の人事院勧告により、行橋市職員の期末手当支給率を0.05月引き下げたことに伴い、職員に準じた支給率の設定を行っているフルタイム会計年度任用職員の期末手当を0.05月分引き下げるため、所要の改正を行おうとするものです。なお、施行日は令和3年4月1日となっております。 次に、議案第9号 行橋市ふるさと納税基金条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、行橋市ふるさと応援事業に伴う返礼品等の必要経費への寄附金の充当、及び積立について、一部、一般財源での対応としていましたが、ふるさと応援寄付に伴って発生する経費であるため、いただいた寄附金より経費に充当し、その後、基金への積み立てを行うよう、所要の改正を行おうとするものです。なお、施行日は、公布の日となっております。 最後に、議案第10号 行橋市債権管理条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、適切な債権管理を図るため、所要の改正を行おうとするものです。 改正の主な内容につきましては、現行の条例では、非強制徴収公債権は債権放棄の要件を満たしても、時効期間が経過するまで不納欠損処理ができないため、回収できない不良債権となっていることから、効率的な債権管理が行えるよう、債権放棄の対象に、新たに非強制徴収公債権を加えるものとなっております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第3号から議案第7号まで、及び議案第9号から議案第11号までの計8件につきましては、委員、全員一致で、議案第8号につきましては、委員、賛成多数で、いずれも原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第3号 行橋市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって議案第3号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号 行橋市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号 行橋市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号 行橋市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号 行橋市パートタイム会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号 行橋市フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号 行橋市ふるさと納税基金条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号 行橋市債権管理条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって議案第10号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号 行橋市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって議案第11号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号について、各委員長から所管部分についての審査の経過並びに結果の報告を願います。 はじめに、文教厚生委員長。 ◆17番(田中建一君)  それでは、議案第18号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について、文教厚生委員会における所管部分の審査の経過と結果を報告いたします。 今回の当委員会所管部分の補正は、943万7千円の増額を行おうとするものであります。 補正の主な内容につきましては、各所管課における事業費の確定や、委託料及び工事費等の入札残のほか、決算見込みに伴う予算の調製により、減額補正がなされております。このうち、令和2年度においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、公務等の縮小や中止、あるいは延期となった事業の未執行分も減額の主な要因となっていることを併せて報告をいたします。 一方、増額補正されているものとして、障がい者支援室では、訓練等における件数の増加に伴う扶助費が計上されております。 また、学校管理課では、小中学校における感染症対策の強化に必要な保健衛生用品等の追加購入に加え、学校施設の屋上防水工事及び外壁改修工事が新たに計上されております。なお、学校管理課における補正予算の増額分につきましては、いずれも国の3次補正に伴うものであり、また、年度内の執行が困難であるため、その全額を翌年度に繰り越す旨の報告を受けております。 このほか、今年度既に予算措置がなされている事業のうち、地域福祉課においては、高齢者に対するPCR検査にかかる助成について、国が事業期間の延長を行ったことから、本市においても継続の必要性を判断し、翌年度に繰り越しをしようとするものであります。 それでは、引き続き、審査における質疑の主な内容、及び意見等について、報告をいたします。 まず、介護保険課では、高齢者世帯に向けた緊急通報システムについて、利用者が減少した理由を質したところ、担当課より、令和2年度から月額330円の個人負担が必要になったことが要因として考えられる、との答弁がなされました。これを受け、委員より、料金が発生することによって利用を控え、真に必要なときに助けを求めることができない状況とならないよう、本来の事業の目的を考え、何を優先すべきか今後の課題として方策を検討していただきたい、との意見が出されております。 次に、防災食育センターでは、学校給食調理員の配置状況について質したところ、担当課より、現在、調理員に不足が生じており、募集をかけている状況である、との回答を受けております。これに対し、委員からは、最終的に子どもたちの食の安全に関わる大変重要な職務を調理員が担っている。人員不足によって現場に負担がかからないよう、早急に補充すべきではないか、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめの中で、防災食育センターにおける職場の暑さの対策については、再三再四、提案しているところであるが、職員の健康管理や職場の適切な温度管理を行うためにも、必ず、早期に環境の改善を図るよう、要望が出されております。 採決の結果、議案第18号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、報告いたします。
    ○議長(澤田保夫君)  次に、建設経済委員長。 ◆8番(井上倫太郎君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第18号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について、建設経済委員会所管部分の審査の経過と結果を御報告いたします。 当委員会所管部分における補正は、2億6766万8千円の減額を行おうとするものでございます。 今回の補正の主な内容につきましては、まず、土木課において、都市公園長寿命化事業にかかる経費として、3656万1千円の増額補正が計上されております。 次に、都市政策課において、令和2年7月の豪雨災害に伴う平成筑豊鉄道災害復旧費 負担金として、114万8千円の増額補正が計上されております。 次に、農林水産課において、水産物供給基盤機能保全事業にかかる経費として、2億5656万7千円の増額補正が計上されています。また、各所管課における事務事業決算見込みに伴う予算の調製のほか、委託料及び工事費等の入札残、工事費の確定、国等からの補助金減額などによる減額補正が計上されております。なお、社会資本整備総合交付金事業、都市公園長寿命化事業、今川PA活用事業、農村地域防災減災事業、水産物供給基盤機能保全事業、農林施設災害復旧事業につきましては、年度内の事業完了が困難なため、翌年度へ繰り越す、との説明を受けております。 それでは、審査における質疑の主な内容、及び意見等について、御報告いたします。 はじめに土木課では、委員より、道路台帳の補正に関して、幅員2メートル以下の道路の現状調査について質したところ、担当課より、調査の結果、幅員2メートル以下の道路は市内に多数あるものの、補完する迂回路が利用できることなどにより、緊急車両が通れるように拡幅等の整備が必要な箇所は、当初の想定よりも少ないことが判明した、との答弁を受けております。答弁を受けて、委員より、命にかかわる問題のため、早急に対応していただきたい、との意見が出されております。 次に、都市政策課では、委員より、9月定例会において委員会総意で附帯意見をつけた平成筑豊鉄道へのコロナ対策支援給付金の残り1000万円の取り扱いについて質したところ、担当課より、2月25日に開催された沿線9自治体からなる平成筑豊鉄道推進協議会の幹事会において、平成筑豊鉄道より、新型コロナに関する支援給付金については、コロナ禍による減収の影響は多岐にわたるため、交付額の算定根拠は人件費の2分の1にあたるものとし、各自治体は、負担割合に応じて、平成筑豊鉄道へ交付していただいたところであるが、令和2年度決算見込みにおいて運賃収入の減収は、想定よりも小幅であったが、交付額についての変更は行わず、算定額については、経営安定化基金に編入させていただきたい、との説明がありました。 これに対して、本市としては、9月議会においても本給付金の使途については、十分に吟味し、精算を行うように指摘を受けていることから到底承服できない、と主張したが、他自治体からは賛同も反対も得られず、幹事会において承認されてしまったため、平成筑豊鉄道への支援金の残り1000万円については執行させていただきたい、との答弁を受けております。 答弁を受けて、委員より、平成筑豊鉄道の予算執行のあり方について、到底納得できるものではない。市長は、平成筑豊鉄道の取締役に名を連ねているため、改めて市としての意見を経営会議・取締役会において発言していただきたい、との強い要望が出されております。 次に、農林水産課では、委員より、今回、事業費の減額による補正が多い。国・県も財政状況が厳しく、補助金が出なかったため、事業を実施できなかったことは理解できるが、今後の対応について、どのように計画しているのか質したところ、担当課より、国・県に申請している分については、引き続き要望し、また、その他の事業に関しても補助メニューの対象とならないか積極的に検討していきたい、との答弁を受けております。 答弁を受けて、委員より、諸事情により事業が進まないこともあると思うが、その都度、委員会で事業の経過を報告していただきたい、との意見が出ております。 次に、商業観光課では、委員より、消費生活センター相談員の減員により減額補正となった理由について質したところ、担当課より、相談員3名分の予算を計上しているが、現在、相談員は2名のみで、もう1名に関しては、募集はしているものの、消費生活相談員の資格を有していることが条件ということもあり、人が集まらず、減額補正に至った、との答弁を受けております。 答弁を受けて、委員より、詐欺事件の発生件数が増えているため、相談窓口の充実は必要。相談員になるために資格が必要ならば、資格をとるための支援事業を実施するなど、何かしらの対策をとっていただきたい、との意見が出されております。 次に、環境課では、委員より、ドライブレコーダーの設置状況及び活用状況について質したところ、担当課より、全車両にドライブレコーダーは設置済みであるものの、今のところ幸いにも交通事故は発生していないため、特段活用はしていない、との答弁を受けております。 答弁を受けて、委員より、ドライブレコーダーの映像は交通事故が起きたときの状況確認のためだけではなく、防犯カメラとしての活用も見込めることから、今後の活用方法について研究課題として検討していただきたい、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめの中で、平成筑豊鉄道へのコロナ対策支援給付金について、協議した結果、平成筑豊鉄道の予算執行のあり方については承服できるものではないが、幹事会において、担当課より、市としての意見を十分に主張していただいているため、委員総意として、予算執行することを了承し、紳士協定ではあるが、附帯意見を付した以上、委員会の責任において、担当課に再入室を求め、その旨をお伝えしております。 また、農村地域防災減災事業について、ため池は災害時に大きな影響を及ぼすため、防災・減災対策を迅速に行っていただきたい、との要望が出されております。 また、委員より、各事業における予算の補正が多く見受けられるため、予算編成をする際に精査を十分に行い、適切に予算計上を行っていただきたい、との意見が出されております。 採決の結果、議案第18号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、可否同数となり、委員長の決するところにより、可決すべきではないと決しました。 以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  次に、総務委員長。 ◆10番(工藤政宏君)  それでは、総務委員会に付託されました、議案第18号 令和2年度行橋市一般会計 補正予算について、当委員会所管部分における審査の経過と結果を御報告いたします。 今回の補正は、既定額から15億3271万円を増額し、歳入歳出予算額をそれぞれ413億5413万1千円としようとするものです。 補正の概要としましては、国・県補助金の内示、及び決定に基づくもの、決算見込みに伴う調整、契約金額の確定等に伴う予算不用額、及び財源調整に伴う基金への積立等となっております。 歳入補正全体の主な内容につきましては、はじめに、市税では、個人市民税が増額補正されております。 次に、国庫負担金及び県負担金では、低所得者の保険税軽減措置等に対する公費負担であります、保険基盤安定負担金が増額補正されております。 次に、国庫補助金では、国の交付決定に伴い、特定防衛施設周辺整備調整交付金や再編交付金が、また、国の補正予算に伴い、学校施設環境改善交付金が増額補正されています。そのほか、事業費の確定に伴い、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が減額補正されています。なお、今後、国からの追加交付される予定であります、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、令和3年度の補正予算にて対応予定である、との説明を受けております。 次に、県補助金では、国の補正予算に伴い、水産物供給基盤機能保全事業補助金が増額補正されており、財産売払収入では、西宮市をはじめとする市有地売却に伴う土地売払収入が増額補正されております。 最後に、基金繰入金では、ふるさと納税基金から財政調整基金への積み替えのため、ふるさと納税基金が増額補正されております。 続きまして、当委員会所管の主な歳出につきましては、各事業の決算見込みの調整、並びに事業の確定に伴う特別会計への繰出金などが計上されています。また、財政調整基金積立金につきましては、ふるさと納税基金からの積み替え、及び決算見込みに伴う財源調整の積み立てにより増額補正されております。なお、ふるさと納税基金から財政調整基金への積み替え理由としましては、ふるさと応援事業にかかる経費に一般財源を充当していたため、一般財源から捻出していた財源をふるさと納税基金へ補てんするものである、との説明を受けております。 その他、公共施設等整備保全基金への積立金が増額補正されていますが、これは、教育施設長寿命化計画が策定されることなどから、今後、公共施設の維持・補修にかかる経費が増額することが見込まれるため基金への積み立てを行うものである、との説明を受けております。 続きまして、審査における質疑の主な内容及び意見等について、御報告いたします。 はじめに、市長公室秘書課における審査の中で、委員より、イベント企画にかかる経費について、減額補正が多く見受けられるが、コロナウイルスの影響によりイベントを中止するにあたり、代替案等の検討を行った上での中止の判断なのかを質したところ、担当課より、実施機会をうかがいながら検討を行ったが、コロナ禍のため実施できないイベントが多くあったが、今年度実施できなかったイベントについては来年度に持ち越しを行い、コロナ禍でも実施できるよう模索していく、との回答を得ております。 次に、防災危機管理室では、委員より、現在、作成中である防災マップの進捗状況について質したところ、担当課より、今回の防災マップの改訂は、近年の大型自然災害や、コロナウイルスなどの感染症を踏まえた防災マップを作成中であり、令和3年4月中に市民の皆様へ配布できるよう進めている、との回答を受けております。 次に、収納課では、委員より、滞納整理システムについて、国のデジタル化に伴い、現在のシステムの改修などが必要となる可能性があるため、他市の状況把握等を行いながら、スムーズにシステム移行ができるよう対応をお願いしたい、との意見が出されています。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第18号のうち、当委員会所管部分については、委員、賛成多数で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第18号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について、質疑を行います。各委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する文教厚生委員長、並びに総務委員長の報告は、可決であります。建設経済委員長の報告は、否決であります。これより、原案についての可否を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって、議案第18号は、原案のとおり可決されました。会議運営上、ここで10分間休憩いたします。                休憩 11時16分                再開 11時25分 ○議長(澤田保夫君)  定足数に達していますので、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 次に、議案第19号、及び議案第22号の計2件について、一括して、総務委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 総務委員長。 ◆10番(工藤政宏君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第19号及び議案第22号の計2件につきまして、一括して、審査の経過と結果を御報告いたします。 はじめに、議案第19号 令和2年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、歳入歳出、それぞれ5030万4千円を増額し、予算総額を79億870万3千円としようとするものです。 補正の主な内容としましては、決算見込みによる調整、並びに各種事業費の確定に伴うものであり、歳入では、一般会計繰入金や歳入欠かん補てん収入などが増額補正されております。また、歳出では、令和元年度の国民健康保険普通交付金が確定したことに伴い、償還金が増額補正されております。 次に、議案第22号 令和2年度行橋市後期高齢者医療特別会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、歳入歳出、それぞれ1016万4千円を増額し、予算総額を11億5485万7千円としようとするものです。 補正の主な内容としましては、決算見込みに伴う調整に基づくものであり、歳入では、保険料が増額補正され、保険基盤安定繰入金や事務費繰入金が減額補正されております。また、歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金において、保険料負担金が増額補正され、基盤安定負担金や事務費負担金が減額補正されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第19号及び議案第22号の計2件につきましては、いずれも、委員、賛成多数で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第19号 令和2年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第19号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号 令和2年度行橋市後期高齢者医療特別会計補正予算について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第22号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号について、文教厚生委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 文教厚生委員長。 ◆17番(田中建一君)  それでは、議案第20号 令和2年度行橋市介護保険特別会計補正予算について、文教厚生委員会における審査の経過と結果を報告いたします。 今回の補正は、歳入歳出、それぞれ802万2千円を減額し、予算の総額を64億3845万9千円としようとするものであります。 補正の主な内容といたしまして、歳出予算では、地域支援事業費において、通所介護負担金等の実績見込みに基づく執行残を減額するほか、とりわけ令和2年度においては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、例年どおりの実施に至らなかった事業等にかかる経費を減額しようとするものであります。 これに合わせて、歳入予算においても、地域支援事業にかかる国・県の支出金を減額するとともに、一般会計繰入金などを調製し、減額しようとするものであります。 審査の中で、介護保険事業の取組み状況について質疑を行っております。 その中で、担当課より、国が各自治体の実施する様々な事業に対し、達成状況を評価する指標を設けており、令和2年度については、本市における介護予防や健康づくり等の取組みが効果的に実施されているとの評価を受けたことから、その評価に対する交付金として追加配分がなされることとなった、との答弁を得ております。 これを受け、委員より、事業の実施にあたっては、コロナ禍により参集する機会が減少していると思うが、今後においても引き続き、各種専門機関等との連携を綿密に行うとともに、介護保険事業のさらなる展開を図っていただきたい、との要望が出されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第20号につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第20号 令和2年度行橋市介護保険特別会計補正予算について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第20号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号及び議案第23号の計2件について、建設経済委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 建設経済委員長。 ◆8番(井上倫太郎君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第21号及び議案第23号の計2件につきまして、一括して、審査の経過と結果を御報告いたします。 はじめに、議案第21号 令和2年度行橋市農業集落排水事業特別会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、歳入歳出、それぞれ160万1千円を減額し、予算総額を8478万3千円としようとするものです。 補正の主な内容につきましては、歳入では、消費税及び地方消費税納付額の確定に伴う一般会計繰入金の減額補正、歳出では、消費税及び地方消費税納付額の確定に伴う減額補正が、それぞれ計上されております。 次に、議案第23号 令和2年度行橋市公共下水道事業会計補正予算について、でございますが、今回の補正は、収益的収入について、9809万1千円を増額し、総額11億7797万2千円とし、収益的支出について、1億3854万円を増額し、総額9億9709万3千円としようとするものです。また、資本的収入について、5533万5千円を増額し、総額5億8478万円としようとするものです。 補正の主な内容につきましては、収益的収入では下水道使用料及び他会計補助金の減額補正、並びに他会計負担金、長期前受金戻入、及び過年度損益修正益の増額補正、収益的支出では、減価償却費及び過年度損益修正損の増額補正を行い、また、資本的収入では、企業債の増額補正、及び国庫補助金の減額補正がそれぞれ計上されています。 審査の中で、委員より、過年度損益修正損の内容について質したところ、担当課より、公営企業会計に移行した平成27年度から令和元年度までの5年間、減価償却資産の償却率を誤って入力していたことが判明したため、減価償却費の修正額を平成27年度から遡って計上している、との説明を受けております。 説明を受けて、委員より、係数の打ち間違いは会計処理をするうえでは、あってはならないミス。会計に限った話ではないが、現在の行橋市には専門的な知識を有する職員が少なすぎるため、各部署においては、人材育成に力を入れていただきたい。また、異動による組織力の低下を招かないように常日頃から引継ぎの準備を徹底していただきたい、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第21号及び議案第23号の計2件につきましては、いずれも、委員、賛成多数で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第21号 令和2年度行橋市農業集落排水事業特別会計補正予算について、質疑を行います。委員長報告に対し、質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって議案第21号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号 令和2年度行橋市公共下水道事業会計補正予算について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって、議案第23号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号について、各委員長から所管部分についての審査の経過並びに結果の報告を願います。 はじめに、文教厚生委員長。 ◆17番(田中建一君)  それでは、議案第24号 令和3年度行橋市一般会計予算について、文教厚生委員会所管部分の審査の経過と結果を報告いたします。 一般会計における所管部分の予算額は、福祉部117億976万2千円、教育部31億7463万3千円の計148億8439万5千円となっており、これは一般会計歳出予算総額の、およそ51.4%を占めております。また、所管部分の予算額を前年度と比較してみますと、4370万円の減額となっております。 続きまして、所管部分における主な事業や新規事業について、項目別に報告いたしますと、まず、民生費について、社会福祉費では、介護及び訓練等の給付費や自立支援、及び重度障がい者医療給付費、障がい児通所給付費などが計上されております。 児童福祉費では、病児・病後児保育事業や保育士処遇改善事業費補助金のほか、放課後児童クラブ事業の運営にかかる経費などが計上されております。 生活保護費では、自立相談や就労準備の支援にかかる経費、また、老人福祉費では、地域ケア複合センターの運営にかかる経費のほか、高齢者等の運動習慣定着事業に伴う経費などが計上されております。 次に、衛生費について、保健衛生費では、休日夜間急患センター負担金のほか、がん検診委託料及び高齢者インフルエンザ等予防接種委託料などが計上されております。 最後に、教育費について、教育総務費では、学力テスト実施事業や学校規模適正化事業にかかる経費などが計上されております。なお、先ほど可決されました行橋市教育振興基本計画策定委員会設置条例に基づき設置される、当該策定委員会の開催に伴う委員報酬等に要する経費が新たに計上されております。 小・中学校費では、学校施設の維持管理費に加え、校舎賃借料のほか、児童生徒用のタブレット等機器賃借料などが計上されております。 社会教育費では、図書館等複合施設などにおける指定管理料や史跡整備事業に伴う経費、また、保健体育費では、防災食育センターにおける管理運営費のほか、体育施設の整備や市民プールの解体に伴う経費などが計上されております。 そのほか、令和3年度においても、引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のさらなる強化を実施するため、保育施設や学校施設などに対する補助金として、備品購入等にかかる経費が計上されております。なお、債務負担行為として、令和4年度以降の貸し付けを対象とした条件付返還免除型奨学金、及び令和4年度までを期間としたビエンナーレ補助金が、新たに設定されております。 それでは、引き続き、審査において出されました主な質疑や意見等について、次のとおり報告をいたします。 まず、福祉部につきまして、はじめに、地域福祉課では、がん検診の受診率が依然として低い水準にある。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、受診を控える傾向もあると考えられるが、引き続き感染対策を行うとともに、広報については、各種団体等と連携するなど工夫を凝らし、さらなる受診率の向上に努めていただきたい、との要望が出されております。 次に、生活支援課では、担当課より、被保護者についても検診の受診率が低い水準にある一方、医療費は増加傾向にある、との説明を受け、委員からは、医療費の抑制につなげるためにも、就労支援の前段として、まずは健康管理の重要性を再認識してもらう必要があるのではないか。また併せて、自立に向けても継続的な支援に努めていただきたい、との意見が出されております。 なお、子ども支援課においては、担当課より、新規事業として子ども家庭総合支援拠点事業を実施するため、令和3年度から子ども相談係を新設する旨の報告がなされております。これを受け、委員より、昨今、社会問題となっている児童虐待等について、早期発見につなげるためにも、京築児童相談所との情報共有や連携を緊密に行っていただきたい、との意見が出されております。 続いて、教育部につきまして、はじめに、教育総務課では、学校運営協議会委員の選定にあたっては、役職ありきの委員選出、いわゆる充て職とするのではなく、各種団体から選出される代表とするなど、幅広い年齢層で構成するべきではないか、との意見が出されております。一方、任命された委員に対しては、教職員の任用等に関し、意見を述べることのできる範囲が教育委員会規則において限定されていることを必ず周知をし、その徹底を図っていただくよう、要望が出されております。 次に、指導室では、来年度から市独自で行う学力テストの実施にあたっては、各学校によって授業の進捗状況にばらつきがあると思うが、公平性に配慮するためにも、実施時期をできる限り統一して行うべきではないか、との意見が出されております。 次に、学校管理課では、例年予算計上している教材備品について、購入後においては、備品の整理を行うなど、在庫管理の徹底に努めていただきたい、との要望が出されております。そのほか、担当課より、コロナ禍において教職員等の感染予防対策業務を支援するために配置しているスクール・サポート・スタッフについて、来年度は、教職員や児童生徒が自ら感染予防対策を行う、との説明がなされ、委員からは、学校生活の負担とならないように配慮すべきではないか、との意見が出されております。 なお、小学校における教室不足解消のために設置されたリースによる校舎については、審査終了後、今川小学校で現地調査を行い、現況を確認しております。 その中で、委員より、リース校舎に設置をされている手洗い場については、蛇口をオート化にするなど、コロナ感染症対策を講じるとともに、本校舎と当該校舎をつなぐ渡り廊下については、屋根が高く、吹きさらしを防ぐための対策を早急に講じていただきたい、との要望が出されております。 次に、生涯学習課では、リブリオ行橋内の貸しスペースである、けやきホールやスタジオ等に備え付けている機材等については、幅広い年代の方が使用することを前提に、誰が見ても分かりやすい内容に取扱いマニュアルを作成していただきたい、との要望が出されております。併せて、三密対策を講じるにあたり、学習スペースに空きがない場合に備え、例えば予約の入っていないスタジオ等も積極的に開放するなど、柔軟な対応が必要ではないか、との意見が出されております。 最後に、スポーツ振興課では、シーサイドハーフマラソンの実施について、開催する時間帯によっては、交通規制等により地元住民の行動が制限されることになる。より満足度の高いイベントとなるよう、市民目線でのさらなる改善に向け、引き続き模索や検討を続けていただきたい、との要望が出されております。 そのほか、市民プールの解体工事については、先般の議案に対する質疑においても答弁を受けたところでありますが、議案の審査にあたり、委員から改めて質疑がなされておりますので、次のとおり報告をいたします。 まず、今回、当該事業を教育費において予算計上するに至った経緯について質したところ、担当課より、平成28年度当初、教育委員会において、当該施設における用途廃止の手続きと併せて解体工事の予算計上を行ったが、地元に対する事前説明や家屋の事前調査など、解体までの準備が不十分であったことから、同年12月に減額補正を行った。そのため、これ以降も引き続き、施設の景観や安全面等を考慮したうえで、草刈りや警備にかかる経費が必要となり、教育委員会において施設管理を行ってきたところである。 そのような状況の中で、令和元年12月に地元区長会より行橋市民プールの早期解体について要望書が提出されたことを受け、地元との協議を行った結果、解体に向け、まずは令和2年度に実施設計を行っており、この度、解体にかかる経費を予算計上するに至ったものである、との説明を受けております。 続けて、委員より、平成28年度当初予算では、解体工事費として約7500万円が計上されていたと記憶しているが、令和3年度においては、約9800万円が計上されている。この増額分についての理由を質したところ、担当課より、およそ5年が経過するなかで、現業の労務単価が上昇したことに加え、消費税率の引き上げに伴うもの、さらには、前回含まれていなかったプール槽を固定するための杭が地下に打ち込まれていると考えられることから、この部分の撤去費用を加算しており、これらが増額の主な要因となっている、との回答を得ております。 質疑を終わり、委員からは、当該施設は既に普通財産となっており、それを教育委員会が管理していることに対しては疑義が生じる、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめの前に、副市長に入室を求め、公有財産の所掌区分に対する見解を確認いたしました。 副市長より、通常、行政財産の目的を失ったものについては、普通財産に移行するとともに、財政当局において管理を行っているところである。旧魚市場や旧給食センターがその例である。ただし例外もあり、普通財産であっても、所管していた部署が、建物等を解体した後に財政課に引き渡す旨の内部協議を行っており、この案件については、それに基づき事務を行おうとするものである、との回答を受けております。 なお、今後については、事務の取扱いなど事前準備を慎重に行うとともに、議会への説明を十分に尽くしたうえで議案の提出に努めていきたい、との答弁を得ております。 以上のことを踏まえたうえで、取りまとめの際、委員からは、次のとおり意見が出されております。 まず、公有財産の所掌区分について、行政財産である場合は当該事務事業を所管する部署が管理を行い、用途廃止後に普通財産となった場合は財政部局へ移管することなど、本市としての事務の取扱いが明確に定まっておらず、一度、改めて整理を行うべきではないか。 また、市民プールについては、跡地活用の方針が定まっていないことに加え、既に普通財産となっていることから、現状のまま財政課が管理を行えば、解体費用をかけることなく、売却や払い下げを行うことも可能であったのではないか。さらには、コロナ禍において困窮者等への優先的な支援が必要とされている状況にあり、財政のひっ迫も懸念される中で、およそ1億円をかけて解体工事を実施する必要があるのか疑問が残る、との意見が出されております。 最後に、このほかにも、委員からの事業全体の所見として、来年度、行橋市が開催を予定している各種イベントについては、今後における新型コロナウイルスの感染状況等の動向を十分に見極めるとともに、実施可能かどうか総合的に考慮したうえで、必要に応じて英断を下すことも検討すべきではないか、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第24号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、賛成多数で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  次に、建設経済委員長。 ◆8番(井上倫太郎君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第24号 令和3年度行橋市一般会計予算について、建設経済委員会所管部分の審査の経過と結果を御報告いたします。 当委員会所管部分における予算総額は、48億8626万3千円であり、前年度当初予算と比較しますと、10億1089万円の減額となっております。 それでは、所管部分における主な事業について御報告いたします。 はじめに、土木課では、市内6箇所の道路整備工事、前田川の河川改修工事、新田原駅前周辺道路整備に伴う用地補償費、長井浜公園指定管理料、橋梁の点検、設計及び修繕にかかる業務委託費などが計上されております。 次に、都市政策課では、都市計画道路見直しにかかる調査業務委託料、田川市等三線沿線地域交通体系整備事業基金負担金、路線バス運行にかかる補助金、行橋停車場線拡幅事業負担金、長浜公園整備工事費、都市計画基礎調査委託料、行橋市自転車駐車場指定管理料、行橋市地域公共交通活性化協議会負担金、及び鉄道軌道安全輸送設備等整備事業補助金、などが計上されております。 なお、行橋市自転車駐車場指定管理料にかかる経費については、令和4年度から令和7年度までの間、債務負担行為が設定されております。 次に、建築政策課では、耐震診断費補助金、耐震改修工事費補助金及びブロック塀等撤去補助金等の耐震促進事業にかかる経費が計上されております。また、市営住宅運営にかかる維持管理費や修繕費、長寿命化改修事業等の経費が計上されております。 次に、農林水産課では、一般農業用施設整備事業をはじめ、農業振興事業、農業者育成支援事業、活力ある高収益型園芸産地育成対策事業、及び農村環境整備事業等にかかる経費を、漁港関連として、つくり育てる漁業事業、及び漁港施設管理事業等にかかる経費などが計上されております。また、樹木伐採整備事業として、蓑島における樹木伐採等調査計画業務委託費が新たに計上されております。 次に、商業観光課では、プレミアム商品券事業、観光協会推進事業、行橋夏祭り・行橋産業祭の実施経費が計上されております。そのほか、広域消費生活相談事業として、消費生活センターにおける人件費等が計上されております。また、今回新たに福岡県行きたくなる商店街事業として、新美夜古商店街アーケード補修のための補助金、サイクルツーリズム推進事業として、サイクルステーションの整備にかかる経費、観光地環境整備事業として駐車場整備にかかる経費が計上されております。 次に、企業立地課では、サンワークゆくはしの指定管理料のほか、立地企業に対する立地交付金、また、稲童工業団地における樹木剪定等委託料及び環境整備工事費等が計上されております。 次に、下水道課では、市内5カ所の都市下水路及び4カ所の雨水排水ポンプ場の維持管理に要する経費並びにストックマネジメント事業として、西部ポンプ場沈砂池設備、電気設備及びポンプ設備更新工事費などが計上されております。 最後に、環境課では、ごみ処理事業、音無苑及びやすらぎ苑の施設管理事業、次世代自動車普及事業、空家対策事業、合併浄化槽設置補助事業にかかる経費などが計上されております。 それでは、審査における質疑の主な内容、及び意見等について、御報告いたします。 はじめに、土木課では、委員より、今回新たに計上されている公園台帳作成業務委託の内容について質したところ、担当課より、都市公園33カ所、児童公園170カ所、あわせて203カ所の台帳を更新し、電子化するもので、電子化することで情報の更新が容易になるため、遊具等の点検結果の他、市民の意見・要望、管理の状況等を入力し、業務に生かしたい、との答弁を受けております。 答弁を受けて、委員より、市民の意見・要望をよく聞き、現場に即した公園の管理・運用をしていただきたい、との意見が出されております。また、委員より、指定管理について、前回の定例会においても指摘したように、担当課が責任をもって現地調査及び写真管理等を行い、適宜指導していただきたい、との強い要望が出されております。 次に、都市政策課では、行橋停車場線拡幅事業について、植樹帯を設置する計画になっているが、過去、行橋駅西口において、景観を良くするために植樹帯を設置するも、落ち葉等の処理に困った周辺住民からの要望により、樹木を伐採した経緯がある。今回も同様の経過をたどる可能性があるため、植樹帯の設置については、地元と協議するように県に要望を出していただきたい、との強い要望が出されております。 また、委員より、平成筑豊鉄道の駅舎である豊津駅、美夜古泉駅、コスタ行橋駅、今川河童駅の施設修繕料が計上されているが、会社が存続している以上、維持管理費用は平成筑豊鉄道が支出するべきではないか、と質したところ、負担区分が不明瞭のため、現在、協議を進めており、近々、協定書を締結する予定である、との答弁を受けております。 答弁を受けて、委員より、管理区分の協定は必須であるので、協定書を締結してから予算として計上するように、以後気を付けていただきたい。そして、協定書については早急に締結し、後日、委員会に報告していただきたい、との意見が出されております。 そのほか、委員より、今川PA活用事業の事業計画について質したところ、担当課より、事業時の都市計画決定に向けた準備を進めてはいるが、令和3年度に都市計画決定をする予定はない、との答弁を受けております。 次に、建築政策課では、耐震関係補助金及びブロック塀等撤去補助金の市民への周知方法について、補助金単独で広報するよりも、災害対策という大きな括りの中の一つとして位置づけを明確にして広報したほうが市民にとっても分かりやすいため、今後の周知方法について防災危機管理室と協議していただきたい、との意見が出されております。 また、委員より、昭和団地及び辰団地の水路使用料について、当時は、排水により悪臭がしており、清掃するための費用として水利組合に支給していたが、その後、市が水路工事をして、悪臭問題は解消した経緯があるため、今なお、水利組合に使用料を毎年払い続けるのはおかしいのではないか、という意見が出されております。 そのほか、委員より、本来であれば、受け皿となるべき市営住宅が解体・老朽化により、戸数が足りず、住宅難民となる人が出てきているため、対応策を検討していただきたい、との意見が出されております。 次に、農林水産課では、前年度の行橋市一般会計予算において附帯意見を付した蓑島海岸線地域振興事業について、今年度予算計上されていなかったため、調査結果等、進行状況について質したところ、担当課より、現在、調査結果を集計している段階であり、調査の結果、仮に事業化する必要があると結論が出た場合は、令和4年度以降の予算に計上することになる、との答弁を受けております。 また、委員より、今回新たに計上されている木製展示品制作業務委託の詳しい内容について質したところ、担当課より、本事業は、国から交付される森林環境譲与税を財源とした事業であり、森林保護の推進を目的として、現在、木材を活用した机・ベンチ等を作成し、市内の公共施設に設置することを計画している、との説明を受けております。 説明を受けて、委員より、市民は、公共施設に木製の机・ベンチ等が設置されることを本当に望んでいるのか。木材を活用した製品が当該交付金の対象であるならば、市民や他部署からもアイデアを募り、別の製品についても再度検討していただきたい、との意見が出されております。 次に、商業観光課では、委員より、観光協会が法人化される以前と比べて補助金の額が高額になっている。また、観光協会の収支予算の内訳を見ると、そのほとんどが事業費ではなく、人件費として計上されている。前年度よりも人件費は減額しているものの、今なお、人件費が全体予算の約60%を占めている現状は経営状態としては、いかがなものか。経営状態の改善に向けた取組みについて観光協会と協議をしていただきたい、との意見が出されております。 また、委員より、えびす通りアーケードの補修を7年ごとに実施しているとのことだが、シャッターを閉めている店舗が多い状況で補修をしても人が集まるようにはならないのではないか。商店街を守るための施策であれば、今までとは違うやり方を検討するべきではないか、との意見が出されております。 意見を受けて、担当課より、平成23年度にまちづくり勉強会を立ち上げ、商店街・行橋市・商工会議所の3者で商店街の魅力アップに向けた取組みを協議・検討しており、今年度に関しては、全国まちゼミサミットの参加に向けた準備を行っている、との答弁を受けております。 そのほか、委員より、長井区駐車場整備工事について、区有地とは言え、民有地であるため、寄付採納等がない状態で税金を投入することはあり得ない。これを認めてしまうと、他の区からの要望も全て受け入れなければならなくなり、また、底地が区有地である以上、返還を求められた場合は、別途、原状復帰の費用も必要になる。このような悪しき前例となる予算を委員会としては認められない。そもそも、該当地はバラスを敷いており、駐車場としての機能は十分にあり、近くに長井浜公園もあるため舗装工事をする必要もない、と強く指摘。審査を保留し、後日、再入室を求めました。再入室後、担当課より、様々な問題点や課題、他部署にも影響を及ぼす可能性もあるとの御意見、御指摘に対して考慮が足りなかった、との答弁を受けております。 次に、環境課では、委員より、井戸使用料、し尿処理施設協力金を毎年計上しているが、一括で支払うことはできないのか質したところ、担当課より、今までも地元と協議しているが、合意を得られていないため、検討課題として引き続き協議を行っていきたい、との答弁を受けております。 答弁を受けて、委員より、他の地域においては、迷惑施設等の協力金は一括で支払っているため、そのことも踏まえて協議していただきたい、また、予算として計上する以上は、各団体に対して決算書の提出を求めるなど、協力金等の用途について所管課で確認していただきたい、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめの中で、蓑島海岸線に現地調査を行った際に、民有地と市有地との境界が不明瞭な部分があったため、全庁的に調査を実施し、境界が不明瞭な箇所については、境界杭を設置する等の対策を講じてほしい、との強い要望が出されております。次に、長井区駐車場整備工事について、民有地に税金を投入することを委員会として認めることは断じてできないため、再度、予算計上のあり方等を精査・検討していただきたい、との意見が出されており、以下のとおり附帯意見を付すことで意見がまとまっております。 1.本事業を執行するにあたっては、寄付採納等の必要な措置及び事業の必要性について十分に検討を行い、その結果を委員会へ報告し、了承を得たうえで予算執行にあたること。 1.委員会は本事例を前例として認めないため、予算編成する際には事業内容について精査を重ね、適切に予算計上を行うこと。 以上、2項目でございます。 採決の結果、議案第24号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、可否同数となり、委員長の決するところにより、可決すべきではないと決しました。 以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  次に、総務委員長。 ◆10番(工藤政宏君)  それでは、総務委員会に付託されました、議案第24号 令和3年度行橋市一般会計予算について、当委員会所管部分における審査の過程と結果を御報告いたします。 令和3年度予算総額は、歳入歳出、それぞれ289億6592万5千円で、前年度当初予算と比較しますと、1億3398万7千円の増額、率にして0.5%の増となっております。 令和3年度の予算を性質別にみますと、人件費や扶助費などの義務的経費は約160億2千万円で、前年度に比べ3.4%の増額となっています。一方、普通建設事業費などの投資的経費は約27億5千万円で、前年度に比べ21.4%の減額となっております。また、物件費等、その他の経費は約102億円で、前年度に比べ3.6%の増額となっております。 続きまして、歳入予算の主な内容でございますが、まず、市税では、コロナウイルス感染症の影響により経済活動が低迷したことにより、個人市民税や法人市民税が減額計上されています。また、市内の新築家屋が増加したことにより、固定資産税が増額計上されています。 次に、地方特例交付金では、固定資産税の減免に対する交付金が新設されたことに伴い、増額計上されております。 次に、地方交付税では、新型コロナウイルス感染症対応のため、国が地方交付税の原資を加算したことに伴い、普通交付税が増額計上されています。また、特別交付税につきましては、令和2年度の決算見込みに伴い、減額計上されております。 次に、分担金及び負担金では、保育施設の利用者の増加に伴い、保育所負担金が増額計上されております。 次に、国庫支出金では、子どものための教育・保育給付費や、生活保護費負担金などが増額計上されております。 次に、県支出金では、障害者自立支援給付費負担金や、強い農業・担い手づくり総合支援交付金が増額計上されております。 次に、寄付金では、ふるさと応援寄附金が増額計上されております。 次に、繰入金では、財政調整基金繰入金や、ふるさと納税基金繰入金が減額計上されております。 次に、市債では、新型コロナウイルス感染症の影響により、地方税等が減少することが想定されるため、地方が予算を編成できるよう、国が地方財政計画の中で増額を行ったことに伴い、臨時財政対策債が増額計上されております。 続きまして、当委員会所管部分における主な新規事業、及び新たな経費について報告いたします。 はじめに、総務費では、市役所の敷地内に設置しております電気自動車急速充電器について、設置後8年以上が経過したため、安定して充電が行えるよう、急速充電器の更新を行うための経費が新たに計上されております。また、テレビのdボタンを活用して情報発信を行う、地上デジタル・データ放送広報サービス事業が新たに計上されています。また、戸籍システムのネットワーク化に伴い、戸籍電算システム改修委託料や、デジタル手続法に向けたシステム改修委託料が新たに計上されております。そのほか、期日前投票所の増設に伴い、選挙システム改修委託料が新たに計上されております。 次に、消防費では、高規格救急自動車増設のための車両購入費や、高機能消防指令システムの更新にかかる経費が新たに計上されております。 続きまして、審査における質疑の主な内容及び意見等について、報告いたします。 はじめに、財政課における審査の中で、委員より、議案質疑の中でも取り上げられた市民プールについては、行政財産なのか、普通財産なのか。また、所管は教育委員会で間違いないのか、を質したところ、担当課より、市民プールは、現在、利用目的がない施設であるため、普通財産となっており、所管については、財政課が管理しているのか、教育委員会が管理しているのか、というところで、行政目的でなくなった段階で担当課と財政課で協議を行っているが、取り壊しの目的がある財産については、その土地を売却できるかたちにしてから財政課に移管替えを行っている。市民プールについては、現在、取り壊しの目的がある工作物が残っているため、教育委員会が所管である、との説明を受けております。 次に、総務課では、委員より、京都大学への職員派遣については、明確な目的が感じられないため、必要性の根拠を明らかにし、見直しも含めて検討していただきたい、との意見が出されております。 また、職員採用試験については、限られた財源の中で貴重な人材を獲得していく機会であり、人事を取扱う部署として重要な業務のひとつであると考えるが、一次試験であるペーパー試験については、明確な基準を定めるなど、よりよい採用方法を検討していただきたい、と質したところ、担当課より、職員採用試験は、常に公平公正に行い、誰が見ても疑義が生じることがないよう、今後も引き続き、よりよい方法を検討していく、との回答を受けております。 そのほか、防災危機管理室では、委員より、高齢者マップシステムについては、要援護者を把握する重要なシステムにもかかわらず、災害の際などにシステムを活用できていないため、システムを活用した要援護者に対するフォローアップ体制を構築していただきたい、との要望が出されています。 次に、総合政策課では、委員より、東京事務所への職員派遣については、業務内容を明確にするとともに、業務に対する費用対効果の調査研究を行ったうえで、派遣の必要性も含めて検討していただきたい。また、総合政策課の業務は、行橋市全体を見据えた計画が主な業務だと認識しているが、現在の業務内容を見ると、ふるさと納税に関する業務が大きなウエイトを占めている。今後、組織としてどうあるべきか、また、どのように行政改革を行うかなど、総合政策課として一人一人が意識を持ち、業務に取組んでいただきたい、との意見が出されております。 次に、情報政策課では、委員より、国のデジタル化や番号制度を推進する上で、国からの情報をより早く収集をするために、東京事務所との連携を行い、適切な情報収集に努めていただきたい、との意見が出されております。 次に、消防本部では、委員より、コロナウイルス感染症の最前線で対応にあたる職員に対するメンタルケアや職員の感染リスクが少しでも軽減するよう、体制整備をより一層強化して業務を行っていただきたい、との意見が出されています。 次に、総合窓口課では、委員より、個人情報を多く取扱う部署であるため、取扱いには十分留意して業務を行っていただきたい、との意見が出されております。 次に、市民相談室では、委員より、ボランティアで構成されている日本語教室について、本市では外国人移住者が増えているため、日本の文化や日本語を少しでも多くの外国人に知ってもらうことは、とてもいい取組みである。このような取組みを行うことで、近隣トラブルの解消にもつながる可能性があるため、今後も、より良い体制づくりのために必要な助成をお願いしたい、との意見が出されております。 次に、国保年金課では、委員より、マイナンバーカードを保険証として利用できる医療機関の普及率向上に向けた取組みについて、担当課として普及率向上に向けた取組みを行い、市民の利便性向上に努めてもらいたい。また、保健事業や介護予防の一体的事業については、より効率的に事業が行えるよう機構改革の検討を行っていただきたい、との意見が出されています。 次に、選挙管理委員会事務局では、委員より、今回新たに期日前投票所の増設にかかる経費が計上されているため、今後も、投票率向上に向けた取組みを積極的に行っていただきたい。また、選挙を行う上で、市民の皆様が安心して投票が行えるよう、コロナ対策をよりしっかり行っていただきたい、との意見が出されています。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第24号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、賛成多数で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第24号 令和3年度行橋市一般会計予算について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はありませんか。 大池議員。 ◆13番(大池啓勝君)  建設経済委員長に質疑いたします。所管の部分なんですけれども、土木課で市内6箇所の道路整備工事についての報告しかなされなかったんですけれども、所管に資料の提出をお願いいたしました。今度の道路工事でしている部分は、市道認定なのか、どうなのかということで、お尋ねしたところ、ここに平成6年9月5日に、この市道認定の部分の資料を提出していただきました。 しかしながら、この河川というのは、福岡県の河川と思うんですけれど、この当時の資料を見ますと、鷺ノ瀬・野添線、吉国の道路でございます。この認定の備考のところに河川敷道路とうたわれているんです。これは市道認定というかたちで、先ほど言った年度のところに。 しかしながら問題は、河川法の第24条の土地の占有許可というのがあると思います。これは普通財産であれば譲与、行政財産なのかと、そういうところの資料の提出をいただいておりません。そういう意味で、なぜ6箇所の道路整備工事だけということで報告がありましたけれども、中身がないんじゃなかろうかと。 一番問題は、この資料の認定のところが幅員が3メートルから4メートル、委員会では、ほぼ6メートルの道路をつくると。しかしここの市道認定した年数の平成6年9月の部分には、幅員が3メートルから4メートルになっている。じゃあ今度6メートル、7メートルか8メートルか分かりませんけれども、その部分は、県との打ち合わせができているんだろうかということなんです。 だからそれを踏まえて、所管の委員長は、取りまとめをしてするべきだろうと思いますので、その点について、答弁をいただきたい。 ○議長(澤田保夫君)  建設経済委員長。 ◆8番(井上倫太郎君)  ただいま大池議員から御質問をいただきました。ちょっと私自身も質問の趣旨がちょっとよく分かっていないところではございますけども、大池議員も委員会の中で資料提出をということで、皆さんで審査をさせていただきまして、その後、幅員が先ほど6メートルという話もございましたが、現地調査の際に、帰り道に、車から降りてはいませんけども、その道を通ってみようということで、皆さんと現地に現物を見て確認させていただいた状況でございます。 その他の件につきまして、大池議員も建設経済委員会で皆さんと一緒に審議されたと思いますので、そのような状況になっていると私は考えております。以上です。 ○議長(澤田保夫君)  大池議員。 ◆13番(大池啓勝君)  答弁になっていないからね。そういう普通財産であれば譲与できると思うんですよ。しかし委員会では過剰評価で広げて、ここに載っているのは3メートルから4メートルです。それは市道認定なんです。それは行橋市の道路であれば問題はないと思いますけれども、県の河川敷。そもそも河川法の24条、河川敷道路は大規模な災害の発生に備えて緊急時の避難路や物資輸送時の確保のために、河川敷につくられた道路のこと。そういう意味では、委員会で審議する上で、やっぱり普通財産なのか行政財産なのか、そういうところを委員会をまとめる委員長が理解していなくては、取りまとめをしようがないんですよ。 これ以上言ったって分からないでしょうから、今後はそういうところの足りない資料も、私がいま質疑したところについては、再提出していただきまして、それが、違法性がなければ問題がないわけです。その中で公共物の台帳あたりが整理できているのだろうかと。そういう認識を持っているんだろうかと思うのであります。今後は十分気を付けていただきたい。 ○議長(澤田保夫君)  建設経済委員長。 ◆8番(井上倫太郎君)  いま御指摘いただきましたように、認識不足な部分も多々あると思いますけれども、大池議員も建設経済委員会のメンバーとして、取りまとめ、採決に参加していただいたというふうに認識しております。また資料について、足りない部分に関しましては、私も委員長として所管に再度しっかりと資料を提出するように求めたいと思います。 ○議長(澤田保夫君)  大池議員。 ◆13番(大池啓勝君)  今後はですね工事の予算計上をするわけですから、そういうところも十分整理をしていただいてないと、その譲与、普通財産であれば譲与できるんですけれども、その状況もはっきりと説明を受けておりませんので、今後そういうかたちでお願いしたいと思います。答弁は要りません。 ○議長(澤田保夫君)  では、質疑を終わり、德永克子議員より反対討論、大池啓勝議員より賛成討論の通告があっておりますので、これを許します。 最初に、德永克子君。 ◆20番(德永克子君)  議案第24号 令和3年度行橋市一般会計当初予算に日本共産党を代表し、反対討論をいたします。 本年は1つに新型コロナウイルス感染症に多大な影響を受けております。また2つ目には、図書館建設等の終了と引き続く大型公共事業計画があっております。3つ目に、その年の1月末の人口が前年より下がったのは令和2年からですが、3年はさらに下がっております。また70歳以上の人口の全人口に対する割合が年々増加しておりますが、令和3年は22.84パーセントとなっております。これらの大きな特徴のもとで市民のための予算であるかどうかが問われています。若干の分析を行いながら反対討論を行います。 財政規模ですが、本年度の歳入額・歳出額、それぞれ289億6592万5千円ですが、前年度より1億3398万7千円の増。一昨年度より22億8253万6千円減少しております。 まず歳入です。款別で前年度より減少しているものは、金額の大きな順に、20款繰入金、1款市税、7款地方消費税交付金、2款地方譲与税、9款環境性能割交付金など11件になります。 一方、前年度より増額となっているのは、金額の大きな順に、23款市債、16款国庫支出金、19款寄附金、17款県支出金、11款地方特例交付金、5款地方交付税など10件です。 基本である市税ですが、これまでその前年度よりも着実に増額となっていたものが、本年度は過去10年間の中で見ると、初めて前年度より引き下げとなっております。その主なものは、個人市民税は前年度より3億8685万1千円の減少で、29億5879万5千円、法人市民税は2520万3千円の減少で4億210万8千円です。コロナの影響と思われます。 固定資産税は、約1億5800万円増の37億243万3千円です。個人住宅を新築し、その後コロナの影響で所得が減少している場合などの例が出てくるのではないかと心配をされます。 一番金額で多額の減少となったのは繰入金ですが、前年度より約6億1200万円の減少で12億1600万円です。基金繰入金でふるさと納税基金の繰入れと財政調整基金の繰入れの減少が主なものです。 増額となったものですが、一番金額の大きいのは市債です。そのなかで断トツなのは臨時財政対策債です。前年度より約5億6千万円増の12億9212万1千円です。臨時財政対策債は建設公債などと違い、財政赤字を穴埋めをする赤字公債で、将来の世代への負担先送りです。後年度に地方交付税で措置されるといっても人口減少になれば基準財政需要額は減少し、そのため臨時財政対策債の全額が地方交付税に措置されるとは限りません。財政上禁じ手の措置であり、断トツに増額することは非常に問題があります。 次に歳出です。款別で前年度より減額になっているのは、額の多い順に、10款教育費、6款農林水産業費、7款商工費、4款衛生費、2款総務費です。前年度より増額になっているのは、額の多い順に、3款民生費、9款消防費、8款土木費、12款公債費です。 歳出で問題点の幾つかを指摘をしたいと思います。今コロナ対策が重要な課題となっていますが、みやこ町の介護老人保健施設で60名を超す感染者が発生をしております。行橋でもこのようなことが起こる可能性があります。感染防止にはPCR検査を、いつでもどこでも何度でも検査をすることが重要ですが、行橋の現象から考えますと、少なくとも高齢者施設・福祉施設・保育関係・学童などで、定期的に何度でも検査を行うことが感染予防の基本です。しかしその予算が計上されておりません。コロナ禍による市民への施策は、今後市民の願いに応えられるよう願っております。 図書館等複合施設指定管理料1億6937万8千円は、昨年から始まっておりますが、市民に対する丁寧なサービスが行われていない、使いづらいなどの苦情が寄せられています。最低限度の人数で最低限度の業務を行っていると思われます。15年間の指定管理としたことは、失敗だったと言わざるを得ません。 市独自の学力テスト実施事業286万6千円が新規事業として計上されています。コロナの下で学校での文化や種々の行事が縮小・廃止をされ、そこに弊害が指摘されている学力テストの実施とは、学校教育の基本的な理念が間違っている、と指摘をいたします。 国がデジタル化推進を打ち出していますが、行橋でも市長は推進の方向です。しかし最近LINEが個人情報を閲覧可能な状態であったと問題になり、政府が行政のデジタル化に遅れを懸念したと言われています。地方自治の侵害になる個人情報保護してきた取組みを無にするもの、またマイナンバーについて、国民監視の色彩が強くなって非常に危惧するなどの批判が強い、この方向は慎重に取り扱うべきであり、市民に是非を公開すべきです。 基地対策費では、正規職員の給料が1人分しか計上されていません。いま築城基地は米軍用施設整備が進められ、米軍基地化へと基地の様相が大きく変わろうとしています。市民の反対の声が強く出されています。市民の安全と環境を守るために、これまで以上に基地対策室の業務は重要になってきています。それを後退するような予算化は容認できません。早急に充実を求めます。 冒頭に述べましたが、市内の高齢化率は年々増加しています。老人福祉の充実が求められますが、前年度より27万9千円の減額となっています。民有地を駐車場として舗装をするとの長井の事業、また、いわゆる同和事業としての人権団体への助成金は廃止すべきです。また約2億円の長浜公園は、廃止あるいは縮小すべきです。 次に、12款の公債費です。借金返済のための費用ですが、年々増加をし、本令和3年度は19億3463万4千円になりました。歳出合計額の6.68パーセントにあたります。また、この額は個人市民税、収入の分ですが、これの65.4パーセントにあたります。借金返済のために他の事業が十分に執行できなくなる硬直化した会計運営になりかねません。 年度末地方債現在高は、本年度222億690万1千円です。前年度よりも6億5426万1千円も増加をしています。市民の命や暮らしを守る施策以外の都市公園などの事業は、一旦止めるべきです。 以上、市政運営の基本が財政上からも大変な状況になっていることを厳しく指摘をし、反対討論といたします。 ○議長(澤田保夫君)  大池啓勝議員。 ◆13番(大池啓勝君)  では、議案第24号 令和3年度行橋市一般会計予算について指摘を申し述べ、賛成討論をいたします。 昨年12月議会において、事業予算の計上科目、事業目的、事業担当所管に合理的な一体性がないことから委員会審議における付託委員会決めに混乱が生じ、議会運営委員会において、市長から、議会に対する事前の説明不足により混乱を招いたことに対し陳謝する、との謝罪があり、今後はこのようなことが起こらないように事前に丁寧な説明を行っていく、との発言があっております。 しかし残念なことに、この3月議会に計上されている市民プール解体事業費においても同様な事態となり、改めて副市長が文教厚生委員会において、今後は私の責任においてこのような計上をする際は事前に説明する、との謝罪が繰り返されました。 しかしここで、私、あるいは議会との認識が違うのは、事業目的に対する予算計上のあり方が問われているのであって、事前説明をすればいいという問題ではなく、事業目的と予算計上は一体的なものでなければならないということであります。 今回、議論となっているのは、旧市民プールの解体ですが、果たしてこの施設が行政財産なのか、普通財産なのかということです。財産は分類されなければなりません。財産の性質は実際の使用現況であり、財産台帳上の分類などは関係がないとの裁判例もあります。つまり事務手続きは単に手続の問題であって、財産の性質を決めるうえでのポイントは、将来において公用・公共用に使用する目的があるのか、またはないかという点です。使用目的がなければ旧市民プールは普通財産として解釈されるはずです。 次に予算の性質です。市財政課のホームページでは、教育費は教育・学習にかかわる経費で、学校教育のほか、公民館・図書館・スポーツ関係などの生涯学習にかかわる経費も全て含まれています、との説明をしています。つまり今後、教育目的に使用する計画がなければ教育費に当たらないということです。法令での定めも紹介します。 行橋市予算の編成及び執行に関する規則には、歳入歳出予算の様式及び款・項・目・節の区分は地方自治法施行規則による、とあります。また地方自治法では、歳出予算は、その目的にしたがって款・項に区別しなければならない、と定めています。地方自治法施行令においても、款・項の区分は総務省令で定める区分を基準としなければならない、と定められています。つまり款・項の区分は、その予算の目的に応じなければならないということです。 以上のように問題点を整理すると、跡地利用がはっきりとしていない施設の解体経費は、少なくとも教育費ではなく、それを教育費に計上していることは予算編成ルールに反している。もっと強く言うと、法令違反の状態であるとも言えます。 市長以下、職員の皆さんは法令の定めの下で業務を行っているはずです。所管決めが難しいときは、一部の者の声に左右されるのではなく、関係部署で徹底的に調整する。そのうえで、行政執行上一番大事な予算計上を望むものです。 今回、計上されている一般会計当初予算ほか他会計予算は、市民が安心安全に生活をするうえで重要なものです。したがってこれらの予算については、各委員会からの指摘事項等を踏まえながら適切かつ迅速に執行していただきたいと思っていますが、先ほど予算計上の仕方について指摘しましたように、非常に大きな問題を抱えた予算だと思っています。 今後このようなことが何度も繰り返されることのないよう強く指摘するものの、副市長あるいは関係部課長の今後の対応を考慮し、また、一般会計予算そのものに反対するまでの考えではないことを申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(澤田保夫君)  討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する文教厚生委員長並びに総務委員長の報告は、可決です。建設経済委員長の報告は、否決であります。これより、原案についての可否を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第24号は、原案のとおり可決されました。会議運営上、これより暫時休憩をいたします。                休憩 12時48分                再開 13時50分 ○議長(澤田保夫君)  定足数に達しておりますので、ただいまから会議を再開いたします。 議題に入る前に、発言の訂正を行います。先ほどの議事進行の中で、議案第13号及び議案第16号の議案名に一部誤りがありましたので、発言の訂正をいたします。 次に、議案第25号及び議案第30号の計2件について、一括して、総務委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 総務委員長。 ◆10番(工藤政宏君)  それでは、総務委員会に付託されました、議案第25号及び議案第30号の計2件につきまして、一括して、審査の経過と結果を御報告いたします。 はじめに、議案第25号 令和3年度行橋市国民健康保険特別会計予算について、でございますが、歳入歳出予算額は72億3546万5千円で、前年度対比1.82%の減となっております。 歳入の主な内容としましては、まず、国民健康保険税において加入者の減少、及び新型コロナウイルスの影響による所得の減少などにより、昨年度と比較して約9520万円減額計上されております。次に県支出金において、保険給付費の減などにより、約3630万円減額計上されています。 続きまして、歳出の主な内容としましては、総務費において、人件費やシステム改修費の減などにより、約1100万円減額計上されています。次に保険給付費において、加入者の減少及び新型コロナウイルス感染症の影響による医療費の伸びの見込み減を反映したことに伴い、約6540万円減額計上されております。また、国民健康保険事業費納付金において、一人あたりの納付金の減少などにより、約5830万円減額計上されております。 審査の中で、委員より、繰上充用額の累積赤字については、委員会へ資料を提出するのみではなく、現状の報告及び今後の方針の説明を行い、解消に向けた減額目標を設定するなど、早期解消に向けた取組みを行っていただきたい、との指摘が出されております。 次に、議案第30号 令和3年度行橋市後期高齢者医療特別会計予算について、でございますが、歳入歳出予算額は11億7779万円で、前年度対比4%の増となっております。 歳入の主な内容としましては、被保険者から徴収する保険料として、8億8534万2千円、また一般会計からの繰入金として、2億8924万9千円を計上しております。繰入金の内容としましては、低所得者層の保険料軽減措置による減収分を補てんするための保険基盤安定繰入金、及び事務費繰入金となっております。 次に、歳出の主な内容としましては、福岡県後期高齢者医療広域連合納付金として、11億4608万円が計上されております。この納付金の内訳につきましては、市が被保険者から徴収した保険料負担金、保険料軽減分の保険基盤安定負担金、広域連合の事業運営にかかる事務費負担金となっております。 審査終了後、取りまとめの中で、委員より、国民健康保険における累積赤字をどのように減らしていくかを考えたときに、市民の健康づくりを推進する取組みを行い、医療費を削減する必要があると考えるが、その取組みを行う上で、福祉部との連携は必須であることから、歳出を抑えるという政策的な視点で考えたとき、業務がより円滑に行えるような機構改革を検討していただきたい、との意見が出されております。 採決の結果、議案第25号及び議案第30号の計2件につきましては、いずれも、委員、賛成多数で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第25号 令和3年度行橋市国民健康保険特別会計予算について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第25号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号 令和3年度行橋市後期高齢者医療特別会計予算について、委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって、議案第30号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号、議案第29号及び議案第31号から議案第32号までの計4件について、一括して、建設経済委員長から審査の経過並びに結果について報告を願います。 建設経済委員長。 ◆8番(井上倫太郎君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第26号、議案第29号、及び議案第31号から議案第32号までの計4件につきまして、一括して、審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、議案第26号 令和3年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会計予算について、でございますが、本年度の当初予算総額は、歳入歳出、それぞれ3571万8千円で、前年度と比べ492万円の減額となっております。 歳入の主なものにつきましては、魚市場使用料、一般会計からの繰入金であり、歳出の主なものにつきましては、人件費などの事務経費、魚市場維持管理委託料、魚市場施設補修工事費、魚市場建設事業債の元利償還金が、それぞれ計上されております。 審査の中で、委員より、魚市場施設の駐車場舗装改修工事について、前回施工してから改修が必要になるまでの期間があまりにも短い。当該駐車場の路盤が悪いことが原因のため、設計を見直していただき、また、完了検査についても厳しく行っていただきたい、との意見が出されております。 次に、議案第29号 令和3年度行橋市農業集落排水事業特別会計予算について、でございますが、本年度の当初予算総額は、歳入歳出、それぞれ8526万4千円で、前年度と比べ112万円の減額となっております。 歳入の主なものにつきましては、処理施設使用料、一般会計からの繰入金、農業集落排水資本費平準化債、歳出の主なものにつきましては、管理費では、農業集落排水賦課管理システムの運用経費、椿市汚水処理場の維持管理委託料、汚泥運搬委託料、建設費では、農業集落排水施設機械更新工事費、及び接続工事費3件分、公債費では、長期債元利償還金が、それぞれ計上されております。 次に、議案第31号 令和3年度行橋市水道事業会計予算について、でございますが、まず、収益的収支における収入では、営業収益として、水道使用料、口径別納付金などが、また、営業外収益として、預金利息、他会計繰入金のほか、他事業関連の配水管及び給水管切廻し等の負担金などが、それぞれ計上されております。 一方、支出では、営業費用として、浄水場の運転管理経費のほか、京築地区水道企業団からの受水費、配水管及び給水管の修繕費、検針及び収納等の窓口業務経費、減価償却費などが、また、営業外経費として、企業債の償還利子、消費税などが、それぞれ計上されております。 この結果、収入額14億9086万9千円に対し、支出額12億5858万6千円を見積もっており、差引き2億3228万3千円の利益を生じる見込みとなっております。 次に、資本的収支における収入では、企業債、第5次拡張事業出資金、他課事業関連工事負担金、国庫補助金及び施設分担金などが、一方、支出では、配水管の布設及び布設替工事費、他課事業関連工事費、浄水場設備の更新工事費、このほか企業債償還金などが、それぞれ計上されております。 この結果、収入額2億6369万1千円に対し、支出額9億2657万3千円を見積もっており、差引き6億6288万2千円の不足額が生じる見込みとなっておりますので、過年度分損益勘定留保資金等による補てんを予定しております。また、検針・収納等窓口業務委託にかかる経費について、令和4年度から令和8年度までの間、債務負担行為が新たに設定されております。 審査の中で、委員より、市内における石綿管の布設状況について質したところ、担当課より、市内には、まだ約15キロメートル石綿管が残存している、との説明を受けております。説明を受けて、委員より、石綿管は材質も悪く、また、布設後半世紀以上が経ち、老朽化も進んでいることから計画を立てて布設替工事を行っていただきたい、との意見が出されております。 最後に、議案第32号 令和3年度行橋市公共下水道事業会計予算について、でございますが、まず、収益的収支における収入では、営業収益として、下水道使用料、手数料などが、また、営業外収益として、他会計負担金、長期前受金戻入などがあり、一方、支出では、営業費用として、西宮市汚水中継ポンプ場の維持管理経費、浄化センターの維持管理経費のほか、下水道使用料賦課徴収業務負担金、減価償却費などが、また、営業外費用として、企業債の償還利子などが、それぞれ計上されております。 この結果、収入額11億867万4千円に対し、支出額9億1939万4千円を見積もっており、差引き1億8928万円の利益を生じる見込みとなっております。 次に、資本的収支における収入では、企業債、他会計補助金、他会計負担金、国庫補助金、受益者負担金などが、一方、支出では、面整備工事費、建物等調査委託料、地下埋設物敷設替補償金、西宮市汚水中継ポンプ場及び浄化センター電気設備更新工事、受益者負担金前納報奨金、このほか企業債償還金などが、それぞれ計上されております。 この結果、収入額6億3043万6千円に対し、支出額9億2781万8千円を見積もっており、差引き2億9738万2千円の不足額が生じる見込みとなっておりますので、過年度分損益勘定留保資金等による補てんを予定しております。 審査の中で、委員より、下水道使用料を100%回収することが困難であることは重々承知しているが、それを目ざして、安易に不能欠損処分を行わないように業務に取組んでいただきたい、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第26号、議案第29号、及び議案第31号から議案第32号までの計4件につきましては、いずれも、委員、賛成多数で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第26号 令和3年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会計予算について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって議案第26号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号 令和3年度行橋市農業集落排水事業特別会計予算について、委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第29号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号 令和3年度行橋市水道事業会計予算について、委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第31号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号 令和3年度行橋市公共下水道事業会計予算について、委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第32号は、原案のとおり可決されました 次に、議案第27号から議案第28号までの計2件について、一括して、文教厚生委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 文教厚生委員長。 ◆17番(田中建一君)  それでは、議案第27号から議案第28号までの計2件につきまして、一括して、文教厚生委員会における審査の経過と結果を報告いたします。 はじめに、議案第27号 令和3年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は、それぞれ3691万5千円であり、前年度予算額に対して62万8千円の増額となっております。 歳入の主な内容といたしましては、苅田町及びみやこ町の負担金や一般会計繰入金などが計上されております。 また、歳出の主な内容といたしましては、介護認定審査会の開催に伴う委員報酬や費用弁償のほか、介護認定システムにかかる保守委託料、機器賃借料などが計上されております。 次に、議案第28号 令和3年度行橋市介護保険特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は、それぞれ64億4264万4千円であり、前年度予算額に対して、4億7111万7千円の増額となっております。 歳入の主な内容といたしましては、介護保険料や支払基金交付金、国・県の介護給付費負担金のほか、一般会計繰入金などが計上されております。 また、歳出の主な内容といたしましては、介護サービス等における保険給付費や、地域包括支援センターの運営等に伴う地域支援事業費のほか、介護保険システムの改修、保守委託料及び機器の賃借料などが計上されております。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第27号から議案第28号までの計2件につきましては、いずれも、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第27号 令和3年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特別会計予算について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって議案第27号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号 令和3年度行橋市介護保険特別会計予算について、委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、田中次子議員より反対討論の通告があっていますので、これを許します。 田中次子議員。 ◆5番(田中次子君)  議案第28号 令和3年度行橋市介護保険特別会計予算について、日本共産党を代表し、反対討論を行います。 介護保険法の施行から20年以上が経ちました。この介護保険制度の矛盾は、議案第12号の討論でも述べましたが、年金天引きで保険料を徴収されるが、いざ、介護が必要になったときに十分なサービスを受けられない、保険あって介護なしになりかねないという点です。 高齢者が介護給付を受けるには、いくつもの壁を乗り越えなければなりません。第1に要介護認定で、要支援・要介護と判定されないと、サービスは受けられません。第2が介護サービス提供体制の不足です。現行制度のもとで低所得の要介護者が最後まで住み続けられる施設は特養ホームしかありませんが、その数は足りず、待機者が溢れています。第3が高すぎる利用料です。高齢者が介護サービスを受ける際に応益負担を求められることは、当初から低所得者の排除を招く大問題とされていました。そして、第4が、この間、引き上がり続けてきた保険料の壁です。 また、介護をめぐって問われている目前の大問題は、コロナ危機への対応です。昨年春以降、デイサービスなどの在宅介護では深刻な利用抑制が起こり、多くの介護事業所が大幅な減収に見舞われています。そして、要介護の高齢者は最も弱い立場の人たちであり、介護の現場では、利用者・従事者の感染、とくにクラスターの発生を防ぐための必死の努力が続けられています。 厚生労働省は、介護事業所の経営難を支えるため、デイサービスやショートステイなどの介護報酬単価をわずかに引き上げましたが、その報酬単価分の財源、国の負担割合はこれまでと変わりません。 その結果、保険料や利用料の引き上げにつながっています。サービスの内容は変わらないのに、利用料だけが高くなることに、利用者や家族から憤りの声が上がっています。介護報酬引き上げによる負担増は、国の予算で対応すべきです。コロナ禍で、日本社会の脆弱さが露呈する中だからこそ、国や地方自治体の役割が求められています。介護保険の構造上の課題を利用者や保険料に課すのではなく、高齢者やその家族が安心して介護を利用できるものに、そして、介護で働く人が安心して働き続けられる環境にすることは国や地方自治体の責任です。 行橋市では、これまでも高齢者福祉の充実に力を入れてきたことについては認めるものですが、現行の介護保険の矛盾は、抜き差しならない段階に来ています。今後、公的介護制度を立て直す改善を求めていく必要性があることを申し上げ、反対討論といたします。 ○議長(澤田保夫君)  討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって議案第28号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号について、総務委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 総務委員長。 ◆10番(工藤政宏君)  それでは、総務委員会に付託されました、議案第33号 令和3年度行橋市一般会計補正予算第1次について、審査の過程と結果を御報告いたします。 今回の補正は、既定額から1576万2千円を増額し、歳入歳出予算総額を、それぞれ289億8168万7千円としようとするものです。 補正の概要としましては、福岡県知事が3月24日付けで辞職することを受け、選挙が実施されることとなったため、必要な経費が新たに計上されております。 歳入補正の内容についてですが、県支出金において、福岡県知事選挙費委託金が計上されております。また、歳出補正では、総務費において、選挙期間中に必要な会計年度任用職員等の報酬、各種報償費、消耗品費及び備品購入等に係る経費が計上されております。 続きまして、審査における質疑の主な内容等について、財政課では、委員より、選挙の投票率向上や市民の利便性向上のために、期日前投票を投票しやすい大型商業施設で行うなど、財政面からも検討をお願いしたい、との意見が出されております。 次に、選挙管理委員会では、予算計上される各投票所用照明器具借上料については、選挙ごとに経費があるため、費用対効果を考えて購入の検討をお願いしたい、との意見が出されています。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第33号につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告いたします。 △日程第2 新たな提出に係る事案の上程、提案理由の説明、 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、議案第33号 令和3年度行橋市一般会計補正予算第1次について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって議案第33号は、原案のとおり可決されました。 日程第2 新たな提出に係る事案の上程を行います。市長より新たに議案5件が提出されております。これを一括上程し、議題といたします。市長に、提案理由の説明を求めます。 田中市長。 ◎市長(田中純君)  議員の皆様には、誠に恐縮でございますが、本定例会に追加提案させていただきます案件につきまして、御説明を申し上げます。 この度、新たに追加提案し、御審議をお願いいたします案件は、人事案件5件でございます。 まず、議案第34号の行橋市副市長の選任について、でございますが、これは、地方自治法第165条第2項本文の規定に基づき、現副市長の橋本晃氏から令和3年3月31日付での退職の申出がありましたので、新たに現福岡県職員である戸次憲一氏を副市長として選任しようとするものでございます。 次に、議案第35号の行橋市教育委員会教育長の任命について、でございますが、これは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第5条第1項ただし書の規定により、教育長の任期は前任者の残任期間とされており、現教育長の長尾明美氏の任期が令和3年3月31日をもって満了することから、引き続き、同氏を教育長として任命しようとするものでございます 。 次に、議案第36号の行橋市教育委員会委員の任命について、でございますが、これは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第5条第1項本文の規定により、現委員の末次龍一の任期が令和3年3月31日をもって満了することから、新たに桃坂克己氏を後任として任命しようとするものでございます。 続きまして、諮問第1号及び諮問第2号の人権擁護委員候補者の推薦について、でございますが、これらは、現委員の川上妙子氏と福重ゑみ子氏の任期が令和3年6月30日をもって満了することから、引き続き、両氏を人権擁護委員の候補者として法務大臣に推薦するに当たって、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めようとするものでございます。 以上、追加案件の概要につきまして、御説明申し上げましたが、市政運営上、重要な案件でございますので、よろしく御審議をいただきまして御賛同賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(澤田保夫君)  説明は終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております人事案件5件につきましては、直ちに本会議において審議することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、議案第34号 行橋市副市長の選任について、質疑を行います。御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等を局長より説明させます。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  御説明申し上げます。無記名投票でございますので、本案について賛成の方は賛成と、反対の方は反対と書いていただきます。なお、会議規則により、賛否が明らかでない投票、及び白票は反対とみなします。 議席番号1番の方から順次点呼いたしますので、記載台または自席にて投票用紙に記入していただき、投票を願います。 以上で説明を終わります。 ○議長(澤田保夫君)  説明は終わりました。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。点呼を命じます。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名いたします。9番 小坪慎也議員、8番 井上倫太郎議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成12票、反対6票、白票1票、したがって賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第34号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第35号 行橋市教育委員会教育長の任命について、質疑を行います。御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。点呼を命じます。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。7番 藤木巧一議員、6番 瓦川由美議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成12票、反対6票、白票1票、したがって賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第35号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第36号 行橋市教育委員会委員の任命について、質疑を行います。御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。点呼を命じます。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。5番 田中次子議員、4番 小堤千寿議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成13票、反対5票、白票1票、したがって賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第36号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について、質疑を行います。御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。点呼を命じます。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名いたします。3番 西田憲司議員、2番 矢野潤一議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成18票、白票1票、したがって賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、諮問第1号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19名です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。点呼を命じます。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名いたします。20番 德永克子議員、1番 小見祐治議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成17票、白票2票、したがって賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、諮問第2号は、原案のとおり同意することに決しました。              (執行部一同、起立、礼あり) それでは、先ほど行橋市副市長に同意をいたしました戸次憲一氏、行橋市教育委員会教育長に同意をいたしました長尾明美氏、行橋市教育委員会委員に同意いたしました桃坂克己氏より、御挨拶をいたしたいとの申し出があっておりますので、これを受けることにいたします。 最初に、戸次憲一君 ◎戸次憲一 君 戸次でございます。議長のお許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。この度、副市長の選任の同意を賜り、厚く御礼申し上げます。 私、微力ながら、この先、田中市長を補佐し、行橋市が直面する行政課題の解決と市民の皆様の福祉のさらなる向上、そしてより住みよいまちづくりのため、誠心誠意努力してまいる所存でございます。 議員の皆様におかれましては、格別の御指導と御鞭撻を賜りますことをお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、私の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。                  (拍手あり) ○議長(澤田保夫君)  続きまして、長尾明美君。 ◎教育長(長尾明美君)  長尾でございます。まずもって議員の皆様をはじめ多くの方々に御支援、御協力を賜り、あと数日でございますが、前教育長の任期を終えますことに、深く感謝申し上げます。 また、この度、本議会におきまして、令和3年4月任期からの御承認をいただき、誠にありがとうございます。 令和元年12月、この場所で新たなチャレンジに挑むことをお伝えいたしましたが、その後、未知のウイルスが早々に現れるとは全く想定しておらず、日々、答えがないなかで試行錯誤しながら、皆で知恵を絞り、児童生徒の安全対策を最優先課題といたしまして、コロナ対策を講じながら、できることから進めた1年でございました。 しかしながら、このコロナ禍を機に学んだことや、教育界にとってプラスに転じたことも多くございました。今回のコロナ禍で、間違いなくパラダイムシフトが起きておりますので、この流れを止めることなく、新たな決意を持って、ニューノーマルな時代にマッチした教育行政に努めてまいりたいと考えております。 引き続き、議員の皆様や多くの方々に御指導やアドバイス等をいただければ幸いでございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。                  (拍手あり) ○議長(澤田保夫君)  引き続き、桃坂克己君。 ◎桃坂克己 君) 先ほど教育委員に選任していただきました、桃坂克己でございます。今回、教育委員に御選任いただきまして、誠にありがとうございます。 私も教育に関しましては、海外での赴任を含め、企業の中で携わってまいりましたが、この教育委員という仕事につきましては、全くの素人でございます。議員の皆様方をはじめ諸先輩方の御指導をいただき、この地域の教育の発展に少しでもお役に立てるように頑張ってまいりたいというふうに思います。 今後とも御指導のほど、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。                  (拍手あり) ○議長(澤田保夫君)  会議運営上、ここで10分間休憩をいたします。                休憩 15時05分                再開 15時14分 △日程第3 議員提出に係る事案の上程、議案に対する質疑、討論、採決 △日程第4 意見書の上程、質疑、討論、採決 △日程第5 議会閉会中の所管事項調査要求 △日程第6 会議録署名議員の指名 ○議長(澤田保夫君)  定足数に達していますので、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 日程第3 議員から議案1件が提出されております。これを上程し、議題といたします。なお、提案理由につきましては、議案に付記しておりますので御了承を願います。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第37号につきましては、委員会審査を省略し、直ちに本会議において審議することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、質疑、討論、採決を行います。議案第37号 行橋市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について、御質疑はございませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論に入ります。反対の方。                (「なし」の声あり)賛成の方。                (「なし」の声あり)討論を終わり、これより採決を行います。本案に賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立全員であります。よって議案第37号は、原案のとおり可決されました。 日程第4 意見書の上程を行います。この定例会に意見書2件が提出されております。これを上程し、議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書2件につきましては、委員会審査を省略し、直ちに本会議において審議することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 はじめに、意見書第1号 女性差別撤廃条約の選択議定書の速やかな批准を求める意見書について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって意見書第1号は、可決されました。 次に、意見書第2号 全企業へ「永久劣後ローン」融資制度の創設を求める意見書について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立多数であります。よって意見書第2号は、可決されました。 日程第5 議会閉会中の所管事項調査要求について、議題といたします。各委員長から、所管事項につき、閉会中の審査の申出があっております。調査事項については、お手元に配付いたしました所管事項調査表のとおりであります。 以上、報告いたします。 日程第6 会議録署名議員の指名を行います。令和3年3月第6回行橋市議会定例会会議録署名議員に、12番 西岡淳輔議員、11番 小原義和議員を指名いたします。 以上で本日の日程は、全て終了しました。 市長から発言を求められておりますので、発言を許します。 田中市長。 ◎市長(田中純君)  令和3年3月第6回行橋市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼を申し上げます。 議員の皆様には、去る3月2日の開会以来、市政運営上、重要な案件につきまして、精力的に御審議をいただき、誠にありがとうございました。審議を通じまして、皆様から頂戴いたしました御意見、御指摘につきましては、十分にこれを尊重いたしまして、今後の市政運営に取組んでまいる所存でございます。 さて、皆様も御承知のとおり、本年2月14日に国においてファイザー社の新型コロナワクチンが承認されました。本市におきましては、ワクチンの承認後、速やかに接種が可能な体制を整えるため、本年1月15日に行橋市新型コロナウイルスワクチン接種体制確保プロジェクトチームを設置し、医療機関との調整、接種実施体制、相談対応体制などの準備を進めてきたところでございます。 今後は、国の方針に基づき、まずは65歳以上の高齢者の方々のワクチン接種に向けて、4月中旬頃に随時接種券を発送し、5月中旬頃には接種を開始することができるように鋭意努めてまいる所存でございます。 昨日22日には、市民の方々のワクチン接種に伴う不安や混乱を少しでも軽減できるよう、接種に関する相談窓口として、本市にコールセンターを設置したところでございますが、これからも可能な限り市民の方々の声に傾聴し、寄り添う市政に取組んでまいる所存でございます。 最後になりましたが、福岡では去る3月12日に桜の開花が宣言され、先日の雨が催花雨となり、今川の桜は今週満開を迎えることが予想されております。春の到来を感じる季節となりましたが、この時季はまだまだ寒さが残り、何かと体調を崩しやすい季節でもございます。              (執行部一同、起立あり) 皆様におかれましては、どうぞ健康に一層御留意なされまして、今後益々の御活躍をなされますよう、お祈り申し上げまして、本定例会の閉会の御挨拶とさせていただきます。誠に、ありがとうございました。               (執行部一同、礼あり) ○議長(澤田保夫君)  続きまして、3月31日をもって退任されます橋本副市長より、挨拶の申し出があっておりますので、これを受けることといたします。 橋本副市長。 ◎副市長(橋本晃君)  発言の機会をいただき、感謝申し上げます。3月31日付をもちまして退職することになりましたので、一言御挨拶を申し上げます。 先ほど私の後任となる者の議場での挨拶を聞きながら、2年前の自分自身を思い起こし、重ねていました。私は大変緊張していたんですけども、心の中では、行橋市副市長としての重責を全うするためには、誠実に真摯に取組んでいくしかないと心に決めて今日まで取組んできたつもりでございます。 しかしながら、厳しい局面は当然のようにあって、特に新型コロナウイルスの初期の段階においては、議員の皆様方には、私の気付きや配慮が足りず、御心配をおかけし、御助言や御指導をいただきました。 また全く別の場面では、温かいお言葉や労いの言葉をかけていただきました。様々なことを進めてこられましたのも、議員の皆様方の御理解と御協力、御支援、御尽力のお蔭と、改めて感謝申し上げます。 4月からは、県の職員として県政発展のために努力していく所存でございますが、今のところ新しい職場の連絡は受けておりませんが、行橋市に関係する職場であっても、なくても、この2年間の御縁を大切にし、行橋市発展のために努力していきたいというふうに考えております。 議員の皆様、本当にお世話になり、ありがとうございました。                  (拍手あり) ○議長(澤田保夫君)  閉会前に、3月31日をもって退職される職員の皆様に御挨拶を申し上げます。退職される職員の皆様におかれましては、長きにわたり行橋市民のため、行橋市発展のために御尽力されてこられたことに対しまして、心から感謝を申し上げます。 退職後は、健康に留意され、いつまでも元気で行橋市のさらなる発展のため、御協力をいただきますよう、心からお願いいたします。 議員の皆様には、議会運営に対し、御協力をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。県内でのコロナウイルス感染者は、多少減少傾向でありますが、感染再拡大を防ぐために、引き続き、感染予防をお願いいたします。 それでは、これをもちまして令和3年3月第6回行橋市議会定例会を閉会いたします。 ありがとうございました。                閉会 15時26分地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。            議 長  澤 田 保 夫            議 員  西 岡 淳 輔            議 員  小 原 義 和               令和3年3月定例会提出                  意見書一覧表(意見書)                          令和3年3月23日┌────────────────────────────┬───────────┐│           件    名           │  提出者・賛成者  │├────────────────────────────┼───────────┤│(意見書第1号)                    │提出者 德 永 克 子││女性差別撤廃条約の選択議定書の速やかな批准を求     │提出者 瓦 川 由 美││める意見書                       │提出者 田 中 次 子│├────────────────────────────┼───────────┤│                            │提出者 西 岡 淳 輔││                            │提出者 小 原 義 和││(意見書第2号)                    │提出者 小 堤 千 寿││全企業へ「永久劣後ローン」融資制度の創設を求める    │提出者 小 坪 慎 也││意見書                         │提出者 西 田 憲 司││                            │賛成者 田 中 建 一││                            │賛成者 井 上 倫太郎││                            │賛成者 矢 野 潤 一│└────────────────────────────┴───────────┘意見書第1号     女性差別撤廃条約の選択議定書の速やかな批准を求める意見書 地方自治法第99条の規定による別紙意見書(案)を会議規則第13条により提出します。 令和3年3月23日      提出者 市議会議員 德 永 克 子      提出者 市議会議員 瓦 川 由 美      提出者 市議会議員 田 中 次 子 行橋市議会議長 澤 田 保 夫 様提出先 内閣総理大臣、法務大臣、外務大臣、    内閣府特命担当大臣(男女共同参画)、衆議院議長、参議院議長   女性差別撤廃条約の選択議定書の速やかな批准を求める意見書 1979年の国連総会においてあらゆる分野における女性差別の撤廃をうたった「女性差別撤廃条約」が採択され、日本は1985年に批准しました。この条約の実効性を高めるため、1999年に女性差別撤廃条約の選択議定書が採択されていますが、日本はいまだに批准していません。 選択議定書は、個人通報制度と調査制度の2つの制度があり、批准されれば、同条約に定められた権利の侵害に対して女性差別撤廃委員会に直接通報ができ、同委員会は調査や審議を行い、必要に応じて該当の締約国に対して勧告や見解の提出を求めることができます。ジェンダー不平等をなくすための効力が強まることが期待されています。 2020年版「ジェンダーギャップ指数」で日本は153カ国中121位、G7で最下位となっており、ジェンダー平等を求める声が高まっています。 よって、日本が男女平等社会を実現するために、また人権先進国として国際社会で信頼されるためにも、女性差別撤廃条約の選定議定書を速やかに批准することを求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。令和3年3月23日                          行 橋 市 議 会意見書第2号       全企業へ「永久劣後ローン」融資制度の創設を求める意見書 地方自治法第99条の規定による別紙意見書(案)を会議規則第13条により提出します。 令和3年3月23日                 提出者 市議会議員 西 岡 淳 輔                 提出者 市議会議員 小 原 義 和                 提出者 市議会議員 小 堤 千 寿                 提出者 市議会議員 小 坪 慎 也                 提出者 市議会議員 西 田 憲 司                 賛成者 市議会議員 田 中 建 一                 賛成者 市議会議員 井 上 倫太郎                 賛成者 市議会議員 矢 野 潤 一 行橋市議会議長 澤 田 保 夫 様提出先 内閣総理大臣、財務大臣、内閣府特命担当大臣(金融)、    経済産業大臣、衆議院議長、参議院議長    全企業へ「永久劣後ローン」融資制度の創設を求める意見書 今、天災ともいうべき「コロナ禍」により、日本経済の基盤である企業が大小を問わず、売上高30%減、50%減あるいは休業の危機、資金繰りの危機に追い込まれ、廃業や倒産に追い込まれようとしています。数か月続けば、運転資金は涸渇します。今、緊急経済対策として日本政策金融公庫等の金融機関により緊急運転資金の貸し付けが実行されています。ただ、いつ回復するかわからない経済状況下で、長くても数年先には返済が始まる融資のみでは、「経営計画(借入返済計画)」は砂上の楼閣となる危機に満ちています。負債が膨れ上がりバランスシートは確実に劣化します。 私たちが要望する「永久劣後ローン」融資制度は大小問わず利用可能で、とりわけ喫緊にその制度を必要とする中小企業が経営計画(経営指針書)のなかで、自信をもって返済計画を織り込める融資制度となります。具体的には地域金融機関が、返済期限を定めない「永久劣後ローン」を実行し、その債権を政府と日銀の出資により設立された「買取機構」が買い上げるという仕組みを構築し、「擬似資本」を中小企業に注入することです。中小企業は金利を支払い、長い年月をかけて損失を修復し、資金に余裕ができたときに元本を一括返済します。 「買取機構」は「永久劣後ローン」の金利を例えば2%にすれば50年で、4%にすれば25年で元本を回収できますし、さらに中小企業から元本を一括返済されますので、国は財政への負担が小さく経済再生に大きな効果を生み出します。地域金融機関に損害は発生せず、中小企業が債務超過にならないので融資がし易くなります。 地域経済の基盤である中小企業の存続を守り、中小企業との共存共栄を図る地域金融機関を支援し育てることを目的とするものです。 よって、国におかれては、次に掲げる事項を実施されるよう強く要望します。『全企業へ「永久劣後ローン」融資制度の創設(資金に余裕ができた時に元本一括返済並びに政府による永久劣後ローンの買い取りする仕組みをつくる)』 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。令和3年3月23日                           行 橋 市 議 会              所 管 事 項 調 査 表                               (令和3年3月23日)┌─────────┬─────────────────────────────┐│   委 員 会   │調   査   事   項                │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 地方創生について                   ││         │○ 行政運営について                   ││         │○ 防災・減災について                  ││   総 務    │○ 財政問題について                   ││         │○ 財産管理について                   ││  委 員 会   │○ 入札及び契約について                 ││         │○ 消防行政について                   ││         │○ 国保行政について                   ││         │○ 後期高齢者医療について                │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 学校教育について                   ││         │○ 生涯教育について                   ││  文教厚生   │○ 文化行政について                   ││         │○ 介護保険について                   ││  委 員 会   │○ 福祉行政について                   ││         │○ 健康づくり行政について                ││         │○ スポーツ振興について                 │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 上下水道事業について                 ││         │○ 住宅建設事業について                 ││         │○ 都市計画事業について                 ││  建設経済   │○ 土木行政について                   ││         │○ 農林水産業振興について                ││  委 員 会   │○ 企業誘致について                   ││         │○ 商工振興について                   ││         │○ 環境及び清掃行政について               ││         │○ 観光行政について                   │├─────────┼─────────────────────────────┤│  議会運営   │○ 定例会及び臨時会の会期日程について          ││         │○ 議会の運営について                  ││  委 員 会   │○ 議会の会議規則、委員会に関する条例等について     ││         │○ 議長の諮問について                  │└─────────┴─────────────────────────────┘          令和3年3月第6回行橋市議会定例会議決結果表┌───────┬──────────────────────┬───┬─────┐│  議案番号  │      件        名      │議 決│賛否の状況││       │                      │結 果│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第1号 │令和2年度行橋市一般会計補正予算の専決処分の│原 案│ 全員一致 ││       │報告について                │承 認│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第1号 │行橋市教育振興基本計画策定委員会設置条例の制│原 案│ 全員一致 ││       │定について                 │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第2号 │行橋市都市計画道路網再編検討委員会設置条例の│原 案│ 賛成多数 ││       │制定について                │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第3号 │行橋市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正す│原 案│ 全員一致 ││       │る条例の制定について            │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第4号 │行橋市職員の給与に関する条例の一部を改正する│原 案│ 全員一致 ││       │条例の制定について             │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│       │行橋市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費│原 案│     ││ 議案第5号 │用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定│   │ 全員一致 ││       │について                  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第6号 │行橋市職員の育児休業等に関する条例の一部を改│原 案│ 全員一致 ││       │正する条例の制定について          │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│       │行橋市パートタイム会計年度任用職員の報酬、期│原 案│     ││ 議案第7号 │末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正す│   │ 全員一致 ││       │る条例の制定について            │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第8号 │行橋市フルタイム会計年度任用職員の給与に関す│原 案│ 賛成多数 ││       │る条例の一部を改正する条例の制定について  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第9号 │行橋市ふるさと納税基金条例の一部を改正する条│原 案│ 全員一致 ││       │例の制定について              │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第10号 │行橋市債権管理条例の一部を改正する条例の制定│原 案│ 全員一致 ││       │について                  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第11号 │行橋市国民健康保険条例の一部を改正する条例の│原 案│ 全員一致 ││       │制定について                │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第12号 │行橋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定│原 案│ 賛成多数 ││       │について                  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│       │行橋市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営│原 案│ 全員一致 ││ 議案第13号 │並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のため│可 決│     ││       │の効果的な支援の方法に関する基準を定める条例│   │     ││       │の一部を改正する条例の制定について     │   │     │└───────┴──────────────────────┴───┴─────┘┌───────┬──────────────────────┬───┬─────┐│  議案番号  │      件        名      │議 決│賛否の状況││       │                      │結 果│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│       │行橋市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営│原 案│     ││ 議案第14号 │の基準等を定める条例の一部を改正する条例の制│   │ 賛成多数 ││       │定について                 │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第15号 │行橋市地域公共交通活性化協議会設置条例の一部│原 案│ 全員一致 ││       │を改正する条例の制定について        │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第16号 │行橋市自転車駐車場の指定管理者の指定について│原 案│ 賛成多数 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第17号 │行橋市立小中学校タブレット等機器の取得の変更│原 案│ 全員一致 ││       │について                  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第18号 │令和2年度行橋市一般会計補正予算について  │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第19号 │令和2年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算│原 案│ 賛成多数 ││       │について                  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第20号 │令和2年度行橋市介護保険特別会計補正予算につ│原 案│ 賛成多数 ││       │いて                    │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第21号 │令和2年度行橋市農業集落排水事業特別会計補正│原 案│ 全員一致 ││       │予算について                │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第22号 │令和2年度行橋市後期高齢者医療特別会計補正予│原 案│ 賛成多数 ││       │算について                 │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第23号 │令和2年度行橋市公共下水道事業会計補正予算に│原 案│ 全員一致 ││       │ついて                   │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第24号 │令和3年度行橋市一般会計予算について    │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第25号 │令和3年度行橋市国民健康保険特別会計予算につ│原 案│ 賛成多数 ││       │いて                    │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第26号 │令和3年度地方卸売市場行橋市魚市場特別会計予│原 案│ 全員一致 ││       │算について                 │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第27号 │令和3年度行橋市・苅田町・みやこ町介護認定特│原 案│ 全員一致 ││       │別会計予算について             │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第28号 │令和3年度行橋市介護保険特別会計予算について│原 案│ 賛成多数 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第29号 │令和3年度行橋市農業集落排水事業特別会計予算│原 案│ 賛成多数 ││       │について                  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第30号 │令和3年度行橋市後期高齢者医療特別会計予算に│原 案│ 賛成多数 ││       │ついて                   │可 決│     │└───────┴──────────────────────┴───┴─────┘┌───────┬──────────────────────┬───┬─────┐│  議案番号  │      件        名      │議 決│賛否の状況││       │                      │結 果│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第31号 │令和3年度行橋市水道事業会計予算について  │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第32号 │令和3年度行橋市公共下水道事業会計予算につい│原 案│ 賛成多数 ││       │て                     │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第33号 │令和3年度行橋市一般会計補正予算(第1次)に│原 案│ 全員一致 ││       │ついて                   │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第34号 │行橋市副市長の選任について         │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第35号 │行橋市教育委員会教育長の任命について    │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第36号 │行橋市教育委員会委員の任命について     │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 諮問第1号 │人権擁護委員候補者の推薦について      │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 諮問第2号 │人権擁護委員候補者の推薦について      │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第37号 │行橋市議会会議規則の一部を改正する規則の制定│原 案│ 全員一致 ││       │について                  │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 意見書第1号 │女性差別撤廃条約の選択議定書の速やかな批准を│原 案│ 賛成多数 ││       │求める意見書                │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 意見書第2号 │全企業へ「永久劣後ローン」融資制度の創設を求│原 案│ 全員一致 ││       │める意見書                 │可 決│     │└───────┴──────────────────────┴───┴─────┘...