行橋市議会 > 2020-06-25 >
06月25日-05号

  • 憲法改正(/)
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  1. 行橋市議会 2020-06-25
    06月25日-05号


    取得元: 行橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-13
    令和 2年 6月 定例会(第2回)         令和2年6月第2回行橋市議会           定例会会議録(第5日)1 日 時 令和2年6月25日(木)1 出席議員 別紙のとおり1 その他の出席者 (ア)職務のため出席した事務局職員   議会事務局     局 長 松 尾 一 樹             次 長 今 川   奨            議事係長 笠 岡   豊            庶務係長 吉 兼 三 佳             書 記 中 野 博 一             書 記 奥 畑 裕紀子             書 記 今 井 陽 介 (イ)地方自治法第121条により出席した市職員    別紙のとおり1 本日の会議に付した案件及びその結果    別紙のとおり1 議事の経過    別紙速記録のとおり     令和2年6月第2回行橋市議会定例会議員出席表[第5日]                      令和2年6月25日(木)┌───┬───────┬───┐ ┌───┬───────┬───┐│席 順 │ 氏   名 │出 欠 │ │席 順 │ 氏   名 │出 欠 │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 1 │小 見 祐 治│ ○ │ │ 11 │小 原 義 和│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 2 │矢 野 潤 一│ ○ │ │ 12 │西 岡 淳 輔│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 3 │西 田 憲 司│ ○ │ │ 13 │大 池 啓 勝│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 4 │小 堤 千 寿│ ○ │ │ 14 │澤 田 保 夫│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 5 │田 中 次 子│ ○ │ │ 15 │鳥井田 幸 生│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 6 │瓦 川 由 美│ ○ │ │ 16 │田 中 建 一│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 7 │藤 木 巧 一│ ○ │ │ 17 │城 戸 好 光│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 8 │井 上 倫太郎│ ○ │ │ 18 │二 保 茂 則│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 9 │小 坪 慎 也│ ○ │ │ 19 │豊 瀬   尉│ ○ │├───┼───────┼───┤ ├───┼───────┼───┤│ 10 │工 藤 政 宏│ ○ │ │ 20 │德 永 克 子│ ○ │└───┴───────┴───┘ └───┴───────┴───┘             令和2年6月第2回行橋市議会定例会[第5日] 地方自治法第121条により出席した者                                 令和2年6月25日(木)┌───────────┬───────┬──┬───────────┬───────┬──┐│    職 名    │  氏  名  │出席│    職 名    │  氏  名  │出席│├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市長         │田 中   純│○ │国保年金課長     │鹿 島 美智子│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│副市長        │橋 本   晃│○ │地域福祉課長     │上 田 直 美│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育長        │長 尾 明 美│○ │障がい者支援室長   │土 井 誠 之│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市長公室長      │鶴   裕 之│○ │子ども支援課長    │廣 津 好 春│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総務部長       │鹿 島 英 樹│○ │生活支援課長     │岡 田 公美子│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民部長       │穴 繁 利 雄│○ │介護保険課長     │黒 田 純 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│福祉部長       │木 野 雅 博│○ │土木課長       │岩 間 薫 朋│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│都市整備部長     │和 田 雄 二│○ │都市政策課長     │林   善 弘│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│産業振興部長     │山 門 裕 史│○ │PA事業推進室長    │土 肥 正 典│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│環境水道部長     │有 松 正 一│○ │建築政策課長     │岩 本 秀 夫│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│会計管理者会計課長 │池 永 正 行│○ │農林水産課長     │西 村 佳 明│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│教育部長       │米 谷 友 宏│○ │商業観光課長     │田 邊 正 典│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│消防長        │髙 橋 一 文│○ │企業立地課長     │上 田   純│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│秘書課長       │土 肥 麻 紀│  │上水道課長      │井 藤 岳 彦│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│政策調整監      │池 上 国 浩│  │下水道課長      │加 来 和 喜│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│政策調整監      │中木原 崇 久│  │環境課長       │宮 下 義 幸│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総務課長       │西 川 雅 隆│  │環境課事業所長    │井 上 淳 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│防災危機管理室長   │末 松 久 典│  │選挙管理委員会事務局長│中 村 愛 晴│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総合政策課長     │松 本   隆│  │農業委員会事務局長  │岡 野 雅 幸│○ │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│基地対策室長     │増 田 昇 吾│  │監査事務局長     │渡 辺 浄 美│○ │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│財政課長       │真 田 幸 典│  │教育総務課長     │吉 本 康 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│情報政策課長     │末 次 真 樹│  │教育総務課指導室長  │山 本 有 一│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│契約検査課長     │上 村 幸 司│  │学校管理課長     │橋 本   明│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│人権政策課長     │岡 田 正 二│  │防災食育センター長  │木 村 君 彦│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│税務課長       │山 本 修 司│  │生涯学習課長     │川 中 昌 哉│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│総合窓口課長     │中 村 浩 行│  │文化課長       │辛 嶋 智恵子│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│市民相談室長     │井 上 栄 輔│  │スポーツ振興課長   │門 司 康 宏│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│収納課長       │野 本   誠│  │消防本部総務課長   │五反田 幸 治│  │├───────────┼───────┼──┼───────────┼───────┼──┤│債権管理課長     │吉 田   実│  │           │       │  │└───────────┴───────┴──┴───────────┴───────┴──┘            令和2年6月第2回行橋市議会定例会              議  事  日  程[第5日]                             (令和2年6月25日)日程第1 審査終了事案の上程、委員長報告、質疑、討論、採決(総務委員長) 1.報告第4号 行橋市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について 2.報告第5号 令和2年度行橋市一般会計補正予算の専決処分の報告について 3.報告第6号 令和2年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算の専決処分の報         告について 4.議案第35号 行橋市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定に         ついて 5.議案第36号 行橋市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する         条例の一部を改正する条例の制定について 6.議案第37号 行橋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について(文教厚生委員長) 7.議案第38号 行橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定         める条例の一部を改正する条例の制定について 8.議案第39号 行橋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関す         る基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について 9.議案第40号 行橋市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条         例の一部を改正する条例の制定について 10.議案第41号 行橋市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用         等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供         に関する条例の一部を改正する条例の制定について 11.議案第42号 行橋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について(建設経済委員長) 12.議案第43号 市道路線の認定について(各常任委員長) 13.議案第44号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について(建設経済委員長、総務委員長) 14.議案第45号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について(文教厚生委員長) 15.2請願第1号 通学路の安全確保を求める請願日程第2 新たな提出に係る事案の上程、提案理由の説明、議案に対する質疑、採決 1.議案第46号 行橋市監査委員の選任について 2.議案第47号 行橋市農業委員会委員の選任について 3.議案第48号 行橋市農業委員会委員の選任について 4.議案第49号 行橋市農業委員会委員の選任について 5.議案第50号 行橋市農業委員会委員の選任について 6.議案第51号 行橋市農業委員会委員の選任について 7.議案第52号 行橋市農業委員会委員の選任について 8.議案第53号 行橋市農業委員会委員の選任について 9.議案第54号 行橋市農業委員会委員の選任について 10.議案第55号 行橋市農業委員会委員の選任について 11.議案第56号 行橋市農業委員会委員の選任について 12.議案第57号 行橋市農業委員会委員の選任について 13.議案第58号 行橋市農業委員会委員の選任について 14.議案第59号 行橋市農業委員会委員の選任について日程第3 意見書の上程、質疑、討論、採決 1.意見書第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書 2.意見書第2号 黒川氏の処分をめぐる疑惑の真相究明を求める意見書 3.意見書第3号 新型コロナウイルス感染防止の最前線に立つ医療機関への支援          を求める意見書4.意見書第4号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見         書日程第4 永年勤続議員に対する表彰状の伝達並びに感謝状の贈呈日程第5 委員会の中間報告 1.新型コロナウイルス感染症対策特別委員会日程第6 議会閉会中の所管事項調査要求   (別紙所管事項調査表のとおり)日程第7 会議録署名議員の指名            令和2年6月25日(5)            開議 10時00分 ○議長(澤田保夫君)  おはようございます。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。 瓦川議員。 ◆6番(瓦川由美君)  すみません。先日の私の一般質問の発言で、三重県と申し上げるところを奈良県と申し上げましたので、訂正をお願いいたします。 ○議長(澤田保夫君)  ただいま瓦川議員より発言の訂正の申し出がありました。発言の訂正につきましては、会議規則第64条により、その会期中に限り、議長の許可を得て行うことができる旨、規定がされていますので、発言の訂正の申し出を許可することといたします。 本日の議事日程につきまして、議会運営委員会で協議を願っていますので、委員長から報告を願います。 議会運営委員会委員長。 ◆7番(藤木巧一君)  おはようございます。先刻、議会運営委員会を開き、本日の議事日程について、協議を行いましたので、その結果を御報告申し上げます。 本日の議事日程は、日程第1として、審査終了事案の上程、委員長報告、質疑、討論、採決を行います。今回、審査が終了した旨、報告されているものは、報告3件、議案11件、請願1件であります。 日程第2として、市長から新たな事案として人事案件14件が提出されておりますので、これを上程し、提案理由の説明を受けたのち、議案に対する質疑を行い、直ちに採決することといたします。なお、この人事案件の採決方法は、議会運営委員会の申し合わせにより、無記名投票で行うことといたします。 日程第3として、意見書4件が提出されておりますので、これを上程し、議題といたします。 日程第4として、永年勤続議員に対する表彰状の伝達、並びに感謝状の贈呈を行います。 日程第5として、委員会の中間報告を議題とし、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の報告を受けることといたします。 日程第6として、議会閉会中の所管事項調査要求を議題といたします。 日程第7として、会議録署名議員の指名を行って閉会といたします。 なお、次回定例会の招集告示日は、令和2年8月24日月曜日、招集日は、令和2年9月1日火曜日の予定で、執行部との調整を行いましたので、議員並びに関係各位の御承知のほど、よろしくお願いいたします。 以上のとおり協議が整いましたので、議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 △日程第1 審査終了事案の上程、委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。報告のとおり御了承願います。 日程第1 審査終了事案の上程、委員長報告、質疑、討論、採決を行います。各委員長から審査が終了した旨の報告がなされているものは、お手元配付のとおり、報告3件、議案11件、請願1件であります。これを一括上程し、議題といたします。 はじめに、報告第4号から報告第6号まで、及び議案第35号から議案第37号までの計6件について、一括して、総務委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 総務委員長。 ◆10番(工藤政宏君)  おはようございます。それでは、総務委員会に付託されました、報告第4号から報告第6号、及び議案第35号から議案第37号までの計6件につきまして、一括して、審査の過程と結果を御報告いたします。はじめに、報告第4号 行橋市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について、でございますが、本案は、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に施行されたことに伴い、同日付で、地方自治法の規定に基づき、専決処分を行った条例の改正について、議会の承認を求めるものです。改正の主な内容については、新型コロナウイルス感染症の影響に対応する措置を制度化したものとなっています。各税に対する改正点は次のとおりです。はじめに、市税、並びに国民健康保険税では、納税が困難な方に対して、納付期限から最大1年間の徴収猶予を受けることができることとなっています。次に、軽自動車税では、現在適用されている税率1パーセントの軽減措置について、6カ月延長することとなっています。また、個人住民税では、住宅ローン控除の弾力化や、寄付金控除制度を拡充するものとなっています。審査の中で、委員より、寄付金控除制度を拡充することについての市民への周知方法について質したところ、担当課より、条例改正など内容の変更があれば、その都度ホームページにて周知を図っている、との回答を得ています。それを受け、委員より、ホームページでのみ周知するのではなく、広く市民に知ってもらうために市報への掲載も検討していただきたい、との意見が出されました。次に、報告第5号 令和2年度行橋市一般会計補正予算の専決処分の報告について、でございますが、本案は、行橋市新型コロナウイルス感染症対策事業として、感染拡大防止のため、休業に協力する対象施設に対して支援金を早急に支給するため、議会を招集する時間的な余裕がなく、緊急を要するものとして、5月12日付けで専決処分が行われましたので、議会の承認を求めるものです。歳入においては、20款2項の基金繰入金において、財政調整基金の取り崩し措置のため増額しようとするものであり、既定予算に対し、今回の補正額1億2,998万4千円を増額し、歳入歳出予算総額を、それぞれ365億7,170万円とするものです。 審査の中で、委員より、休業協力の対象店舗の規模が大小さまざまなため、支援金を一律にすべきではなかったのではないか、との意見が出されています。それに対し、担当課より、支援金を一律にすることで、全ての店舗が休業することは難しかったかもしれないが、少しでも多くの店舗に休業していただくことが今回の支援策を実施した目的のひとつである。今後は検証を行い、よりよい支援策を模索していく、との回答を得ております。また、複数の委員より、早急に支援金を支給するため、専決処分をしたことについては一部理解するが、その報告に際しては、議会で審議することなく専決処分というかたちをとった以上、根拠となる詳細な資料を準備するなど、議会に対し、より丁寧な説明をすべきである。休業協力の対象店舗数に対して、実際に申請があった店舗の数など、報告に必要な結果については、きちんと報告をしていただき、そのうえで、今後の施策に活かすための調査を行っていただきたい、との指摘が出ております。 次に、報告第6号 令和2年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算の専決処分の報告について、でございますが、今回の補正は、令和元年度の決算において、4億9,500万4,419円の歳入不足が見込まれるため、令和2年度予算から繰り上げ充用を行うために、5月29日付けで専決処分が行われましたので、議会の承認を求めるものです。令和元年度の決算状況としては、決算収支は、約4億9,109万円の赤字、また、単年度収支は、約8,939万円の黒字となっていますが、令和2年度に返還する普通交付金の翌年度精算分として約6,100万円を含んでいますので、実質的な収支は、約2800万円の黒字の見込みとなっています。 歳入の主な内容としては、国民健康保険税は、被保険者数の減少などにより、約5,028万円の減収。県支出金は、被保険者数の減少による保険給付費に対応した普通交付金の減額に伴い、約1億4,577万円の減収となっています。 歳出の主な内容です。費用の大半が医療の給付にあたる保険給付費は、国民健康保険加入者数の減少などにより、約1億3,754万円の減額となっております。 次に、議案第35号 行橋市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対応するため、防疫作業員手当の特例を定めるため、所要の改正を行おうとするものです。改正の主な内容については、新型コロナウイルス感染症から市民の生命、及び健康を保護するために緊急に行われた措置に係る作業で、人事院が定めるものに従事した場合は、日額3,000円を、また、患者もしくはその疑いのある者の身体に直接接触する作業や、長時間にわたり接して行う作業に従事した場合は、日額4,000円を支給するものとなっています。審査の中で、委員より、この条例を整備するということは、職員が危険を伴う作業にあたる可能性があるということなので、作業にあたる職員の感染リスクを最小限に抑えるよう、さまざまな想定を行い準備していただきたい、との意見が出されました。 次に、議案第36号 行橋市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、令和2年4月1日の地方公務員法の改正により、特別職の嘱託職員の費用弁償の対象から、介護相談員が除かれるため、所要の改正を行おうとするものです。なお、今回の改正に伴い、介護相談員を個人ごとの委託契約に変更する予定である、との説明を受けています。 次に、議案第37号 行橋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、令和2年度の税制改正による、地方税法等の改正に伴い、所要の改正を行おうとするものです。 改正の主な内容については、まず、1点目として、基礎課税限度額を現行の61万円から63万円に、介護納付金課税限度額を、現行の16万円から17万円に、それぞれ引き上げるものとなっています。次に、2点目として、国民健康保険税の5割軽減、及び2割軽減の対象となる低所得者世帯の、軽減判定所得を引き上げるものとなっています。次に、3点目として、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例を創設するものとなっています。最後に、4点目として、新型コロナウイルス感染症の影響に係る国民健康保険税の減免に関する規則を制定するため、委任規定等の整備をするものとなっています。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、報告第4号から報告第5号につきましては、委員、全員一致で、報告第6号につきましては、委員、賛成多数で、いずれも承認すべきであると決し、議案第35号から議案第36号につきましては、委員、全員一致で、議案第37号については、委員、賛成多数で、いずれも原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。これより、報告第4号 行橋市税条例の一部を改正する条例の専決処分の報告について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、承認であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、報告第4号は、原案のとおり承認されました。次に、報告第5号 令和2年度行橋市一般会計補正予算の専決処分の報告について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、大池啓勝議員より賛成討論の通告があっておりますので、これを許します。 大池啓勝議員。 ◆13番(大池啓勝君) では、報告第5号 令和2年度行橋市一般会計補正予算の専決処分の報告について、討論を行います。 新型コロナウイルスの感染拡大により、事業活動の縮小を余儀なくされている事業者を支援するための市独自緊急経済対策に反対するものではありませんが、議会での審議を得ず、二度の専決処分で行った方法が適切だったのか、また今後の経済対策、あるいは市民生活の安定化を図るために何をすべきか、これらの点を指摘したいと思います。 まず、新型コロナウイルス感染拡大により、市民生活や経済活動に対する不安が高まるなか、迅速な対応をしかるべきでありますが、その方法は適切だったのか。議会は憲法に基づき地方公共団体に置かれている合議制の議事機関であることから主要な事業や政策の基本となる問題は、議会の議決や同意等が必要であり、したがって予算や条例について最終的決定権は議会にあります。しかし、迅速な対応は理解できるとしても、市長は議会提案どころか議会に対する事前説明もないまま、二度、専決処分で支援策を決定しました。 支援金額や支援対象事業者の決定に当たって、市長は行橋の財政は健全である、と繰り返し言っていますが、そうであるならば財源と市経済活動の全体動向を勘案し、もっと充実させる必要があったのではないか。また、支援策の決定に当たって、一部団体や一部関係者の進言だけでなく、いろいろな情報をもとに議会で審議すべきだったと私は感じています。予算の議決権を持つ議会での審議を後回しにした2回の専決処分は、地方自治法が認める専決処分規定を自己都合に解釈した不適切な判断と言うしかありません。市長はもちろん、市幹部職員の責任が問われてしかるべきだと思います。 次に、今後の対応ですが、国をはじめ各自治体では、新しい生活様式を実践するように求めています。行橋市では、どのように対応するのかを市長からの力強いメッセージがないので分かりませんが、市民に新しい生活様式を求めようとするのであれば、政策の進め方、考え方も新たにすべきであると思っています。建築家の隈研吾さんは、新型コロナを通じて今まで建築が繰り返してきたことの根本的な問題点に気づき、いわゆる3密の空間となる箱物建築の課題を見いだすことができ、これまでの常識が通用しない時代になったとの趣旨の発言をされています。同じように行政の在り方もただ漫然とし、新型コロナ以前の考え方を継承するべきはないと思っています。いま進めようとしている事業は、一旦ストップさせるべきです。新型コロナ前の常識で行ったサウンディング調査に基づく今川PA関連事業や方向性すら定まっていない蓑島海の駅事業など、多くの人を一箇所に集めようとする事業は、新型コロナ後の社会を見据えると、その施設構成も含めて考え直す必要があります。図書館と長井浜公園は、15年あるいは10年近い期間を指定管理期間として指定管理者が指定されていますが、いわゆる3密となる箱物施設の管理委託の考え方も基本的に見直す必要があると考えています。つまり今までの考え方を白紙に戻す。そして市民から信託された税金の使い方も考え直す。それが新型コロナ後を見据えた財政運営であると私は思っています。市民はいま、第2波・第3波の感染拡大に不安を持ちながら、恐る恐る経済活動を再開しています。その不安を少しでも和らげる役割を市長は担っているはずです。市民に安心を実感していただけるような今後の市政運営・財政運営を市長に求めるとともに、市民の命と生活を守る事業を立案した際には、議会へ慎重かつ迅速に提案したうえで事業を実施していただくことを期待して、賛成討論といたします。 ○議長(澤田保夫君) 討論を終わり、これより、採決を行います。本案に対する委員長報告は、承認であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、報告第5号は、原案のとおり承認されました。次に、報告第6号 令和2年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算の専決処分の報告について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、承認であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、多数であります。よって、報告第6号は、原案のとおり承認されました。次に、議案第35号 行橋市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、議案第35号は、原案のとおり可決されました。次に、議案第36号 行橋市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、議案第36号は、原案のとおり可決されました。次に、議案第37号 行橋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、德永克子議員より反対討論の通告があっておりますので、これを許します。 德永克子議員。 ◆20番(德永克子君)  議案第37号 行橋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、日本共産党を代表し、反対討論をいたします。 本改定の内容は4点ありますが、軽減判定所得の引き上げと新型コロナウイルスに関連する委任規定の整備については、賛成するものです。反対するものとして、1つに課税限度額の引き上げ、2つ目に低未利用土地の譲渡に関するものについて、反対の意見を述べます。 まず、課税限度額の引き上げです。医療給付分を61万円から63万円に、介護給付金分を16万円から17万円に引き上げます。国民健康保険税制度は破綻していると言われるほど問題を抱えており、全国知事会や市長会などが政府に対し1兆円の支出を求めておりますが、この解決のないままに結局今回のような改定を行うこととなっています。行橋市では本年3月議会で、国保税額の引き上げを行い本年度の市民の負担は大きくなっているところに、今回限度額のアップにより、さらに負担が増えることになります。 例えば、40歳以上65歳未満の夫婦で妻が被扶養者、子が3人の5人家族の場合、年間所得550万円の場合、昨年度の国保税額は88万1400円でした。それがことしの3月議会での税率改定により、93万800円になり、今回の限度額アップでは93万800円の国保税額になります。 同様に年間所得が550万円の子ども4人の6人家族の場合では、昨年度の国保税額は90万5200円でした。それがことしの3月議会での税率改定により、94万9600円になり、今回の限度額アップでは、96万4100円の国保税額になります。この6人家族では、実に所得額の17.5%が国保税として納めなければなりません。子どもが大学生などであれば、かなり厳しい経済状況になります。 所得のない子どもについて、均等割の軽減をしないままに、最高限度額を引き上げることは市民への負担を重くするものであり、到底容認できません。 次に、もう1つの反対理由です。都市計画区域内における低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得にかかる課税の特例として、一定の要件のもと、長期譲渡所得の金額から100万円を控除する制度を創設するとしています。このことは都市計画区域内に限定をしており、一部中心地の活性化を図るもので、周辺区域を冷遇し、さらに過疎化を進ませる危険性をはらんでいます。市内に住む住民の公平性について欠けるものと言わざるを得ません。以上の理由から本議案に反対をいたします。 ○議長(澤田保夫君) 討論を終わり、これより採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、多数であります。よって、議案第37号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号から議案第42号までの計5件について、一括して、文教厚生委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 文教厚生委員長。 ◆12番(西岡淳輔君)  おはようございます。それでは、文教厚生委員会に付託されました、議案第38号から議案第42号までの計5件につきまして、一括して、審査の経過と結果を御報告いたします。 はじめに、議案第38号から議案第40号につきましては、省令または内閣府令の一部が改正されたことに伴い、本市においても、その引用条文について、所要の改正を行おうとするものであります。まず、議案第38号 行橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、でございます。本案は、放課後児童支援員の資格を得るための要件となっている認定資格研修について、その受講機会の拡充を図るため、都道府県知事及び指定都市の長に加え、新たに中核市の長も、当該研修の実施者として追加しようとするものであります。審査の中で、支援員の現状について質したところ、担当課より、本市が直営する児童クラブのうち、半数以上の方が資格を有しているものの、本事業をより安定的に運営するためには、潤沢な有資格者が必要であると考えている、との答弁を得ております。委員からは、コロナ禍における学校の臨時休校を受け、児童クラブの開所時間が延長されたことに伴う人員の確保など、今回、様々な対応に苦慮されたと思うが、そのような状況にあっても、支援員の配置が十分になされるよう、一人でも多くの方に受講の機会を促進し、資格を取得していただくよう図っていくべきではないか、との意見が出されております。次に、議案第39号 行橋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、でございますが、本案は、特定地域型保育事業者による連携施設の確保に関する取り扱いを緩和する旨の規定を追加しようとするものであります。併せまして、議案第40号 行橋市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についても同様に、家庭的保育事業者等による連携施設の確保に関する取り扱いを緩和する旨の規定を追加しようとするものです。また、家庭的保育事業等のうち、居宅訪問型保育については、保護者の疾患等の理由により家庭で乳幼児を養育することが困難である場合においても、保育の提供が可能となるよう、実施要件を緩和する規定を新たに追加しようとするものであります。次に、議案第41号 行橋市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について、でございます。本案は、幼稚園教育の振興を図ることを目的とし、私立幼稚園に通う幼児の保護者に対し経済的負担を軽減するため、保育料等の一部を助成する事業を行っておりましたが、令和元年10月から実施された幼児教育・保育の無償化に伴い、幼稚園就園奨励費補助事業が廃止されたことを受け、いわゆるマイナンバーを利用する事務として掲げられた別表から、当該事務を削除するため、所要の改正を行おうとするものであります。なお、施行日は、公布の日からとなっております。最後に、議案第42号 行橋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、でございます。本案は、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入が減少した被保険者等に対する介護保険料について、新たに減免の特例措置を講ずるため、所要の改正を行おうとするものであります。なお、施行日は、公布の日となっており、また、令和2年2月1日からの適用となっております。 主な改正内容といたしましては、65歳以上である第1号被保険者のうち、その主たる生計維持者が、新型コロナウイルス感染症により死亡または重篤な傷病を負った方がいる場合、もしくは、新型コロナウイルス感染症の影響により、その主たる生計維持者の事業収入等が減少することが見込まれる方がいる場合について、いずれも介護保険料の減免を行おうとするものであります。審査の中で、担当課より、この制度は、本年における新型コロナウイルスの影響を受けた場合に限った特例の措置であることから、当該条例の附則部分に新たな条文を追加したうえで、制度に対応しようとするものである。また併せて、その対象となる期間は、令和2年2月1日から令和3年3月31日までに納期限が設定されている保険料としており、なお減額となった保険料分については、特別調整交付金により国から補てんされる予定である、との説明を受けております。委員より、制度の周知方法について質したところ、担当課からは、行橋市のホームページや市報に掲載するとともに、一方で国民健康保険税においても同様の減免制度があるため、関係部署との連携を綿密に行っていきたい、との回答を得ております。 これを受け、委員より、周知の際は、問い合わせ先の窓口を明確にするとともに、制度の内容については、丁寧に、かつ分かりやすい言葉を使用して説明するなど、理解しやすい周知の方法を検討していただきたい、との要望が出されております。審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第38号から議案第42号までの計5件につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君) 報告は終わりました。これより、議案第38号 行橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、多数であります。よって、議案第38号は、原案のとおり可決されました。次に、議案第39号 行橋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、議案第39号は、原案のとおり可決されました。次に、議案第40号 行橋市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、議案第40号は、原案のとおり可決されました。次に、議案第41号 行橋市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、議案第41号は、原案のとおり可決されました。次に、議案第42号 行橋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、議案第42号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第43号について、建設経済委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 建設経済委員長。 ◆8番(井上倫太郎君)  それでは、当委員会に付託されました、議案第43号 市道路線の認定につきまして、審査の経過と結果を御報告いたします。今回、認定を予定している路線は、開発行為に伴うもの3路線、総延長549.5mであります。 はじめに担当課より、今回提出された議案の路線は、令和元年12月定例会において継続審査となり、令和2年3月定例会において否決された対象路線5路線のうちの3路線である、との報告を受けております。 報告を受けて、委員より、市議会議員の改選を経て建設経済委員会委員も改選されていますので、改めて今までの経過について報告を求めたところ、担当課より、3月定例会の委員長報告にあるように、議案の5路線のうち農道2路線において市道認定の必要性が認められないとして否決となった。今回、農道2路線を除いた3路線について再度審議を願うものである、との報告を受けております。 審査の中で、委員より、市道認定の取り扱いについて基準を作成すべきではないか、と質したところ、担当課より、市道認定の取り扱いは、課内において基準を定めているが、3月議会の否決を受けて、現在修正中であり、運用に向けて準備を進めている。今回の3路線については、開発に伴う路線であり、十分に基準は満たしている、と答弁されております。引き続き、委員より、市道認定を行う場合には、作成された基準をもとに市民への説明は丁寧に行ってもらいたい、との意見が出されております。審査終了後、取りまとめの中で、委員より、以前の宅地開発により建設された道路については、市道認定の要望があった際には、過去の経緯等を十分に調査し、検討してもらいたい、との要望が出されております。引き続き、委員より、市道認定を行う場合は、立地適正化計画など、市が作成した計画との整合性を図りながら取り組んでいただきたい、との意見が出されております。採決の結果、議案第43号につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君) 報告は終わりました。これより、議案第43号 市道路線の認定について、質疑を行います。委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本案に対する委員長報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、議案第43号は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第44号について、各委員長から所管部分についての審査の経過並びに結果の報告を願います。 はじめに、文教厚生委員長。 ◆12番(西岡淳輔君)  それでは、議案第44号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について、文教厚生委員会所管部分の審査の経過と結果を御報告いたします。今回の当委員会所管部分の補正は、2億3,339万3千円の増額を行おうとするものであります。補正の主な内容につきまして、まず、新型コロナウイルス関連の補正予算といたしまして、学校管理課においては、市内の小中学校に配付する次亜塩素酸水やエタノール、また児童生徒の机に設置する飛沫防止用のシールド等、新型コロナウイルスの感染防止効果を高めるために購入する消耗品費542万円が、また、子ども支援課におきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した、新生児子育て応援特別給付金支給事業にかかる経費6,101万9千円のほか、同じく国の産後ケア事業補助金を活用した、新型コロナウイルス感染症対応支援助成金にかかる経費150万円が、それぞれ増額補正されております。なお、担当課より、先般5月の臨時会において可決された、幼稚園及び届け出保育施設を対象とした助成金については、当初、財政調整基金を財源として計上しておりましたが、国の地方創生臨時交付金の対象としたことから、今回の補正により、財源更正を行おうとする旨の説明がなされたことを併せて報告いたします。 続きまして、このほかの事業における補正の主な内容といたしまして、はじめに、指導室では、県の補助金を活用した、ふくおか学力アップ推進事業の実施に伴う経費として48万3千円、また、国が示すGIGAスクール構想の実現に向けた公立学校情報機器整備費補助金を活用し、小中学校の児童・生徒に一人1台の端末を整備するための経費として、1億5,373万2千円がそれぞれ計上されております。 次に、防災食育センターでは、災害時の応急給食に備えるため、おにぎり成型機を2台購入するための経費として288万2千円が計上されております。次に、地域福祉課では、行橋・京都休日夜間急患センターへの行橋市職員の派遣に伴う人件費として、特別分担金712万3千円が、また、県の補助金を活用した、若年がん患者在宅療養生活支援事業ならびに骨髄等移植ドナー助成事業の実施に伴う助成金として、併せて92万8千円が計上されております。最後に、介護保険課では、県の補助金を活用し、健康寿命の延伸を図ることを目的とした、ケア・トランポリン教室の実施に伴う委託料30万6千円が計上されております。それでは引き続き、審査における質疑の主な内容及び意見等について、報告いたします。 はじめに、指導室では、ICTを活用したオンライン学習について、家庭でインターネット環境を持たない子どもたちに対するフォローをしっかりと行い、誰もが平等に教育を受けられるような体制を整えていただきたい、との要望が出されております。また、先生方においては、通常でも業務量が膨大な状況の中で、オンライン学習に向けた教材の準備等、大変な労力を要することが危惧されるが、一方で、知識面や技術面で学校によって格差が生じることのないよう、ICT関連の研修を行うなど、全体的なスキルアップを図っていただきたい、との要望も出されております。 次に、学校管理課では、今回購入する消毒液の安全性について質したところ、担当課より、次亜塩素酸水については、空気中への噴霧は、人体への安全性が確立されていないことから、文部科学省より、使用にあたっては十分に留意するよう通達が出されている。しかし、学校では今回、授業で使用する教材のほか、ドアノブや手すり、スイッチなど、共用部分に、散布するのではなく、拭いて消毒することを考えているため、その使用を差し控えるものではないと認識している、との回答を受けております。続けて、委員より、次亜塩素酸水を使用することによる新型コロナウイルスへの有効性について質したところ、担当課より、これについてもまだ確立した見解が示されておらず、現在、独立行政法人等で検証実験を進めているとのことである。今後、新型コロナウイルスに対する消毒の有効性が明確に認められれば、それに基づき購入するが、仮に有効性が認められなければ、それに替わるものを検討していきたい、との答弁を得ております。 これを受け、委員からは、安全性や有効性等が分かり次第、委員会に報告するよう、要望が出されております。また、手・指の消毒用に購入するエタノールは、引火性があるため注意が必要となる。いずれにしても消毒液については、使用や保管方法の指導など安全管理を徹底して行っていただきたい、との要望も出されております。 次に、防災食育センターでは、おにぎり成型機について、購入後の活用方法を質したところ、担当課より、防災訓練の際に使用するほか、行橋市が主催するスポーツイベント等において活用することを検討している、との回答を得ております。これを受け、委員からは、防災機能を備えている防災食育センターにおいて、災害時の応急給食に備えるよう、以前より当委員会から要望が出されていたと思うが、本来であれば、早期に購入しておくべきではなかったのか。加えて、災害時に限らず、平時の学校給食でも対応が可能となるようにすべきであり、また故障時に備えることも含め、今後必要に応じて、あるいは計画的に台数を増やすことも検討すべきではないか、との意見が出されております。併せて、成型機等の取り扱いについては、衛生面の安全管理を最優先に行うよう、要望が出されております。 次に、子ども支援課では、担当課より、新型コロナウイルス感染症支援助成金事業の内容について、市内に3カ所ある産後ケアを実施する施設に対し、感染予防に対応するための物品購入に充てる助成金を、1施設あたり50万円を上限として支給するものである、との説明を受けております。一方の新生児子育て応援特別給付金支給事業については、給付の対象となる条件のうち、子どもが令和2年4月28日から令和3年3月31日に生まれ、行橋市に住民登録された者とあるが、期限を令和3年3月31日に設定した理由について質したところ、担当課より、本市の会計年度中に、なるべく多くの方に給付できるよう設定したものである、との答弁を得ております。これを受け、委員からは、新型コロナウイルス感染症により市民生活へもたらす影響が長期化する中で、出産や子育てに対する不安を抱える子育て世代を応援するために支給するものであり、期限の設定は苦渋の決断だったと推測するが、本事業に限らず、支給の対象から漏れた方々に対し、行橋市全体の取り組みも考慮したうえで、今後においても継続して、より多くの方々の手に行きわたるような独自支援を検討していただきたい、との意見が出されております。 最後に、介護保険課では、ケア・トランポリン教室の実施について、今後の計画を質したところ、担当課より、今年度は県の運動習慣定着促進事業費補助金を活用するものであり、本市では初めて実施するが、今後も事業効果が見込まれるようであれば、介護 予防等の事業に取り入れていきたい、との答弁を得ております。 これを受け、委員からは、健康寿命の延伸に向け、継続していただくとともに、また今後、事業効果が分かれば委員会に報告するよう、要望が出されております。審査終了後、取りまとめの中で、学校管理課において、次亜塩素酸水については、新型コロナウイルスに対する明確な効能が証明された場合に購入すること、あるいは、有効性がないことが証明された場合は代替えとなる消毒液を購入することなど、適切な予算執行に努めていただきたい、またその際は、事前に文教厚生委員会に報告したうえで予算執行にあたるよう、要望が出されております。このほか、議案の審査にあたり、資料の記載漏れや記載ミスが散見されました。今後は、このようなことがないよう、資料を提出する際には細心の注意を払うとともに、委員会に対しては、分かりやすく丁寧な説明を心がけていただきたい、との要望が出されております。採決の結果、議案第44号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  次に、建設経済委員長。 ◆8番(井上倫太郎君)  それでは、議案第44号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について、建設経済委員会における所管部分の審査の経過と結果を御報告いたします。今回の補正は、駅周辺整備対策費に係る委託料として、859万4千円の増額補正が計上されております。補正の主な内容は、新型コロナウイルスの影響により、自転車駐車場利用料収入の大幅な減少が見込まれるため、指定管理料を増額するもの、との説明を受けております。 審査の中で、委員より、指定管理料の見直しが生じた場合における支払い方法などの取り扱いについて質したところ、担当課より、支払い方法を年3回に分割し、年度終了後にあらためて精算を行う予定である、との答弁を受けております。引き続き、委員より、駐輪場に限らず、市内にあるインフラ施設の運営については、適宜必要な支援を行いつつ、市民サービスの向上に努めていただきたい、との要望が出されております。審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第44号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。以上、御報告いたします。
    ○議長(澤田保夫君)  次に、総務委員長。 ◆10番(工藤政宏君)  それでは、総務委員会に付託されました、議案第44号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について、当委員会所管部分における審査の過程と結果を御報告いたします。今回の補正予算は、国及び県の補助金の内示・決定に基づくもの、制度改正に伴うもの、その他緊急を要するものを踏まえて予算措置されています。歳入補正全体の主な内容についてですが、国庫補助金では、行橋市新型コロナウイルス感染症対策事業、新生児子育て応援特別給付金支給事業等に対する新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や、小中学校ICT整備事業に対する公立学校情報機器整備費補助金、また、産後ケア事業補助金が増額補正されています。次に、県補助金では、若年がん患者在宅療養生活支援事業に対する小児・AYA世代がん患者在宅療養費補助金、また、運動習慣定着事業費補助金などが増額補正されています。そのほか、基金繰入金、保健事業と介護予防の一体的事業委託金に伴う諸収入などが増額補正されています。次に、当委員会所管部分における歳出補正の主な内容についてですが、郵便入札の導入による諸経費、また、自治会活動保険に関する諸事務のための経費、そのほか、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に係る経費などが増額補正されています。これらの結果、今回の補正額4億1,571万1千円を増額し、歳入歳出予算総額を369億8,741万1千円としようとするものです。 続きまして、審査における質疑の主な内容及び意見等について、御報告いたします。 はじめに、財政課では、委員より、各課からあがってくる予算を査定するにあたり、積算根拠を明確にするとともに、費用対効果を見極めて判断していただきたい、との意見が出されました。また、予算の査定方法などについては、先進地視察等により、よりよい査定方法の調査研究をしていただきたい、との意見が出されました。 次に、契約検査課では、委員より、ことし6月より新たに郵便入札が実施されるが、電子入札システムの導入も視野に入れ、導入に向けた調査検討を行っていただきたい、との意見が出されました。また、入札を行う際は3密にならないように、感染症対策をしっかり行っていただきたい、との意見が出されました。次に、市民相談室では、自治会活動保険について、委員より、今年度より新たに自治会活動保険制度を設けた理由について質したところ、担当課より、昨年、自治会活動中の事故の報告を受けて対応する保険がなかったこと、また、議会の一般質問において自治会活動保険の制度の創設についての質問もあったことから、今後の自治会活動をより安心して行うことができるよう今年度より新たに保険制度を設けた、との回答を得ています。また、本事業の市民への周知方法について質したところ、担当課より、自治会活動保険のため各自治会への説明を行っている、との回答を得ています。それを受け、委員より、各自治会にのみ周知するのではなく、公費を使って事業を行っている観点からも市民への報告をしっかり行っていただきたい、との要望が出されました。 次に、国保年金課では、委員より、今年度より新たに開始する、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施について、国保年金課で全ての業務を行うのかを質したところ、担当課より、今年度については、国保年金課に事業を行うための予算をつけたため事業主体となる他課と協力して事業を行っていく予定であるが、来年度以降については、より効率的に事業が行えるよう検討していく、との回答を得ています。これを受け、委員より、本事業は本年度より開始した重要な施策であり、今後もこのような一体的な取り組みを必要とする事業が増えていくことが想定される。例えば、市民全体の健康づくりをテーマとしたときに、業務を行う保健師が重要な役割を担うが、現在の本市における保健師の配置状況は、分散して配置されているのが現状である。今後、一体的な取り組みを行う上で、保健師を一元化して新たな体制を作るなど、より効率的に事業が行えるよう、体制づくりの見直しを含めて検討していただきたい、との意見が出されました。これらのことから、一体的な取り組みを必要とする事業に対する本市としての今後の取り組みを質すため、副市長及び市長公室長の入室を求め、その見解について質したところ、市長公室長より、今後の市民の健康づくりをテーマにしたときに、若い世代のうちから保健指導が行えるような体制づくりは必要不可欠であると考えるため、現在、福祉部の4課に分散している保健師の集合配置も含め、効率的に業務が行えるよう検討していく、との回答を得ています。 審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第44号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君) 報告は終わりました。これより、質疑、討論、採決を行います。議案第44号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について、各委員長報告に対し、御質疑はありませんか。 德永議員。 ◆20番(德永克子君)  文教厚生委員長にお尋ねいたします。先ほどの委員長の報告の中で、次亜塩素酸水について、安全性・有効性を確認してから使用する、というような説明がありましたので、ああ、良かったな、と思うんですが、文教厚生委員会で配付をされております資料を私も見させていただきましたが、この次亜塩素酸水についての写真が、特定の企業をできる、そういうものが資料として出ておりまして、予算のなかで企業が分かるようなことをするというのは、私は非常に問題があるだろうというふうに思うんですが、委員会の中では、この件については、どのように話し合われたんでしょうか。 ○議長(澤田保夫君)  文教厚生委員長。 ◆12番(西岡淳輔君)  御質問にお答えいたします。確かに私たちも特定の企業が載っていたのを拝見いたしました。しかしながら、これについては、説明の中に参考資料というかたちで載せているということですので、そのように私たちは理解しておりました。以上です。 ○議長(澤田保夫君)  德永議員。 ◆20番(德永克子君)  それでは、この次亜塩素酸水を購入する場合については、この企業のことは、要するに公平性を期すということから、公平な購入の仕方を行うということでよろしいんですね。 ○議長(澤田保夫君)  文教厚生委員長。 ◆12番(西岡淳輔君)  私たちもそのように理解しております。 ○議長(澤田保夫君)  德永議員。 ◆20番(德永克子君)  それなら結構なんですが、しかし参考資料と言えども、予算の説明のなかに参考資料として企業が分かるような在り方は、やっぱりよくないと思いますので、今後はぜひそういうことがないようにお願いをしたいと思います。 ○議長(澤田保夫君) 質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する各委員長の報告は、可決であります。本案は、各委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、議案第44号は、原案のとおり可決されました。 会議運営上、ここで10分間休憩をいたします。                休憩 11時14分                再開 11時24分 ○議長(澤田保夫君)  定足数に達していますので、ただいまから会議を再開いたします。 次に、議案第45号について、建設経済委員長、並びに総務委員長から、所管部分についての審査の経過、並びに結果の報告を願います。 はじめに、建設経済委員長。 ◆8番(井上倫太郎君)  それでは、議案第45号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について、建設経済委員会における所管部分の審査の経過と結果を御報告いたします。今回の補正は、音無苑第2沈殿槽汚泥掻寄機の破損による更新工事にかかる経費として、5,500万円の増額補正が計上されております。 審査の中で、委員より、音無苑の設備等を改修する計画はなかったのか、と質したところ、担当課より、経年劣化する設備・部品の更新工事計画は立てており、第2沈殿槽汚泥掻寄機については来年度の点検項目として計画していたが、当初の計画よりも1年早く破損が見つかった、との答弁を受けております。それを受け、委員より、音無苑は昭和60年に建設された施設であり、耐用年数も経過していることから、全面改修も視野に入れつつ中長期的な計画などの必要性について検討していただきたい、また、現在協定を結んでいるみやこ町とともに、今後の計画などについて、引き続き協議を行いながら業務の円滑な運営に努めていただきたい、との意見が出されております。 引き続き、委員より、修理費の見積もりについて、現在、受注している会社以外から見積もりを徴収できないか、と質したところ、担当課より、プラントメーカーの設備は、会社独自の技術に基づき製造されているため、複数社から見積もりを徴収して比較することができない、との答弁を受けております。それを受け、委員より、積算根拠の分かる資料を確認するなど、引き続き適正価格かどうか、慎重に検討しながら価格交渉に努めていただきたい、との意見が出されております。 審査終了後、取りまとめの中で、委員より、維持管理費を支払っている以上は、修繕した箇所の分かる図面等の提出を求めるなど、適切な維持管理を行うように受注者に対して指導するべきである。また、市職員も稼働している設備から異音が発生していないかなど、普段から注意を払い、点検の際には同席するなど、受注者に一任など行わず、市職員がプロ意識を持って対応していただきたい、との強い要望が出されております。採決の結果、議案第45号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。最後に、報告事項として、PA事業推進室より、今川パーキングエリア交流拠点整備事業の今後のスケジュールについて、当初、今年度中に都市計画決定まで行う予定であったが、来年度以降に延期し、計画していたもののうち、今年度は調査分析のみを行う、との報告を受けております。これを受けて、委員より、事業の延期を決定したことに対して、委員全員が賛同し、高く評価したい、との意向が示されました。引き続き、委員より、今後、新型コロナウイルスの影響に伴い、経済の見通しがつかないため、市が取り組む今川PA活用事業などの新規事業については、調査分析を十分に行い、その結果によっては、事業の凍結及び撤退等も含めたかたちで検討していただきたい、との意見が委員会の総意として出されております。また、農林水産課より、3月定例会において、蓑島の海岸線地域振興事業を執行するにあたっては、事業の必要性及び地元の要望の成熟度など、調査検討を十分に行い、その結果を委員会へ報告したうえで予算執行にあたること、と付帯意見を付された事業につきまして、現在までの調査状況について、報告を受けております。これを受けて、委員より、地元要望の成熟度等については、さらに詳しく調査検討を行い報告するように、との意見が出されました。以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君)  次に、総務委員長。 ◆10番(工藤政宏君)  それでは、議案第45号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について、当委員会所管部分における審査の過程と結果を御報告いたします。今回の補正は、音無苑整備事業として、音無苑の第2沈殿槽汚泥掻寄機の破損による更新工事が予算措置されています。歳入補正の概要でありますが、はじめに、負担金では、し尿広域処理工事等負担金として、1,375万円が増額補正されています。これは、音無苑整備にかかるみやこ町からの負担金との説明を受けております。次に、基金繰入金では、財政調整基金からの繰り入れとして、1,035万円が増額補正されております。 最後に、市債では、音無苑整備事業債にかかる地方債の借り入れとして、3,090万円が増額補正されています。 これらの結果、既定額に5,500万円を増額し、歳入歳出予算額を、それぞれ370億4,241万1千円としようとするものです。審査終了後、取りまとめ、採決の結果、議案第45号のうち、当委員会所管部分につきましては、委員、全員一致で、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君) 報告は終わりました。これより、議案第45号 令和2年度行橋市一般会計補正予算について、質疑を行います。各委員長報告に対し、御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、これより採決を行います。本案に対する各委員長の報告は、可決であります。本案は、各委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、議案第45号は、原案のとおり可決されました。 次に、2請願第1号について、文教厚生委員長から審査の経過並びに結果の報告を願います。 文教厚生委員長。 ◆12番(西岡淳輔君)  それでは、当委員会に付託されました、2請願第1号 通学路の安全確保を求める請願について、審査の経過と結果を御報告いたします。本請願は、通学路の早期の安全回復並びに恒久的な安全が担保されるように求めることが請願事項として挙げられており、590名の署名を添えて、12名の請願者により提出されております。 審査にあたっては、請願提出者のうち、代表する1名の方に参考人として出席していただき、本請願について意見聴取を行っております。また併せて、担当課にも入室を求め、現状の報告を受けておりますので、その主な内容について報告をいたします。まず、参考人に対し、今般の請願提出に至った経緯について、確認をいたしました。第1として、5月末に県道の工事が行われており、その場所が通学路であるにもかかわらず、学校関係者をはじめ、地元に説明もなく、また市の教育委員会も知らされていなかった。 第2として、本工事については、大型のトラックが出入りするためか、県道に面する歩道の切り下げを行うもので、その際、迂回道路を設置することや、交通誘導員を配置することなどについて、恐らく県との協議がなされたうえでの許可申請であったと思われるが、これらの安全対策も施されていなかった。 第3として、今後この場所において何ができるのか、不安を招くような噂が立っており、工事がこのまま進むことによって、通学路の安全面だけの問題ではなくなってくるのではないか。一度説明会を開いて今後の計画があれば話を聞きたい。 以上のことから、業者に対し、話し合いの場を持つよう要求するとともに、子どもたちの安全を一番に考え、まずは通学路となっている歩道を元通りにするよう申し入れを行った。また併せて、この状況について市の教育委員会にも相談をしたところである。 その後も、業者に対し抗議を続けてきたが、進展が図られないため、地元区民との協議を行い、子どもたちの安心、そして安全のためにも早期の安全回復を求め、今回このようなかたちで請願を提出することになった、との説明がなされました。 これらのことを踏まえたうえで、委員より、請願事項の中に、早期の安全回復とあるが、参考人にとり、どの状態が安全回復にあたるのか、また、恒久的な安全が担保されるとは、どの状態が担保されることにあたるのか、この2点について確認したところ、参考人からは、安全回復というのは、とにかく歩道を元通りにしてもらうことであり、また恒久的な安全が担保されるというのは、このまま工事が進むとなると、トラックが歩道を横切るということになり、危ないのであたらないでほしい、ということである、との答弁を受けております。続けて、委員より、子どもを持つ親として、また見守りを続ける地域の方々がこのような状況になると、不安で心配になる気持ちは、どこの地区においても、誰においても同じであると考える。そこが通学路だけにとどまらず、地域住民が生活で利用する重要な道路であるということは承知している。だが今回、文教厚生委員会に付託されている請願は、通学路の安全確保を求めることであり、その範囲を超えての審査ができないこと、及び請願者はじめ地元の方々は通学路の安全回復が早期になされることを求められているが、請願の提出から採決までには一定の期間を要するということを併せて説明し、参考人への理解を求めたところであります。次に、教育委員会に入室を求め、現状等の報告を受けております。はじめに、現地を通学路として利用している人数について確認したところ、蓑島小学校の児童は徒歩で3名が、また今元中学校の生徒については正確な人数は把握していないが、自転車で20数名が通学路として利用している。高校生については把握していない、との説明を受けております。続けて、地元から受けた相談の対応状況を確認したところ、まず、5月末に、通学路の工事をしていることや、そこに誘導員を配置させていないことを市は把握しているのか、との問い合わせがあり、県土整備事務所に確認を行っている。その後、教育委員会も含め、県土整備事務所並びに警察が現場に立ち合ったうえで、誘導員が配置されていないことや、歩道については仮設の歩道を設置するという安全対策がなされていないこと、また警察においては、許可証が出ているが取りに来ていないことなどから、その場で工事を中止させたことを確認している。さらに、今後は、通学路あるいは学校周辺の道路工事を行う際には、通学路の変更や見守り活動など調整をする必要があるため、学校等には事前に連絡をするよう県に対して申し入れを行った、との報告を受けております。最後に、現地調査を行い、現場を確認する限りでは、歩道の仮復旧がなされていることや、誘導員のかわりとなる信号機が設置されていることなど、通学路の安全確保はなされているのではないか、との印象を受けております。一方で、今回該当する道路については、蓑島小学校の通学路として指定されているものの、県道であることから、本工事の内容に行橋市が介入することはできないのではないか、との意見も出されました。しかしながら、本請願提出の要因となった事案は、事前に地元への工事内容等の周知がなされず、児童生徒の安全な登下校に対する安全面の不安によるものと考えられる。さらに、請願の趣旨にもあるように、本来、安全であるはずの通学路において、児童等が登下校中に事故に遭うことは、絶対にあってはならないこと、と捉えるならば、今回の該当する道路に限ったものではなく、全校区、どこの通学路においても、共通して言えるものと考えられる。以上のことから、文教厚生委員会としては、本請願事項に書かれている文章については、一般的な文言として解釈し、判断するべきではないか、との意見でまとまり、採決を行っております。よって、採決の結果、2請願第1号につきましては、委員、全員一致で、採択すべきであると決しました。以上、御報告いたします。 ○議長(澤田保夫君) 報告は終わりました。これより、2請願第1号 通学路の安全確保を求める請願について、委員長報告に対し、質疑はありませんか。 大池議員。 ◆13番(大池啓勝君)  通学道路、生徒の安全確保はもとより、現地調査に行かれたということでございますけれども、現地調査は県道であると思います。1日の生徒の人数、通行する人数あたりは、何名でしょうか。 ○議長(澤田保夫君)  文教厚生委員長。 ◆12番(西岡淳輔君)  すみません。今の大池議員の質問ですが、ちょっと聞こえづらかったんですが、何が何名ですかと言われたんでしょうか。ちょっと聞こえづらくて、すみません。          (大池君「通学する生徒の数です」の声あり)先ほど報告をさせてもらいましたとおり、委員会に確認をさせてもらったんですけれども、蓑島小学校の児童が3名、それから中学生が20数名、自転車で20数名の今元中学校の生徒が利用している。高校生については把握していない、ということで教育委員会から報告を受けております。 ○議長(澤田保夫君)  大池議員。 ◆13番(大池啓勝君)  中学生ということになりますと、今元中学校と思われますけれども、歩道ということになれば、自転車通学だと思うんですよ。その歩道は、中学生は使用しない。委員長として取りまとめるうえで、私はですね学校児童の安全確保はもう最優先なんですよ。しかしながら今言われる説明については、歩道をですね自転車は通行しないんですよ。違法ですから。その点をしっかりとやっぱり説明していただかないと。あそこの総合公園にはいろんなイベント、そういう部分があります。そのイベントについても将来的に学校の通学時間、そういう新たなそういう部分もやはり検討しなければ、行橋市議会としては、県のほうに陳情するかということと思うんですよ。そこの部分が委員の皆さんと私とのちょっとズレが生じているんですよ。しかし安全確保は第一なんですよね。だから今後ですね、そういう部分を含めて、しっかりとやっぱり付託された委員会は、理解をしながらしていかないと、いま歩道の切り下げ工事だと思うんですけれども、その部分は自転車通学ということになると、歩道は違反ですよ。やっぱり委員長報告は、その点をしっかりとよくかみ砕いて理解しないと。歩道には自転車は乗り入れ禁止です。自転車道路じゃありません。まして自転車は左側です。右側は通行いたしません。今元中学校を見ると、右側だと思うんですよ、歩道は。今元中学校に行く通学路、帰りは左側ですけれどもね。 そういうところの全体的な部分を説明したうえで、行橋市議会として安全確保の通学道路というかたちをしていただきたい。取りまとめるうえで、しっかりとお願いをしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(澤田保夫君)  ほかに御質疑はありませんか。 工藤議員。 ◆10番(工藤政宏君)  今回の請願に関しましては、本当に私も子を持つ親としまして、この地元の方々の子どもたちを守ろうという思いに関しては、本当に共感するところでございます。 そのうえで、1点、委員長の説明も非常に多岐にわたっていると、お考えになったんだろうなというふうに、委員長並びに委員の皆さん方にも敬意を表します。 1点だけ御質問なんですけども、署名のところに590名とありますけれども、この署名の方々、実際にその署名を委員会のなかでは確認をなさったでしょうか。実物そのものを見て確認なさいましたでしょうか。 ○議長(澤田保夫君)  文教厚生委員長。 ◆12番(西岡淳輔君)  御質問にお答えします。委員会の中では590名の署名は確認しておりません。その報告だけを聞いております。 ○議長(澤田保夫君)  いいですか。              (工藤君「はい」の声あり)他に御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、採決を行います。本請願に対する委員長報告は、採択するものであります。本請願を採択することについて、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、2請願第1号は、採択することに決しました。会議運営上、これより暫時休憩いたします。                休憩 11時49分                再開 13時00分 △日程第2 新たな提出に係る事案の上程、提案理由の説明、議案に対する質疑、採決 ○議長(澤田保夫君)  定足数に達していますので、ただいまから会議を再開いたします。 日程第2 新たな提出に係る事案の上程を行います。 市長より、新たに議案14件が提出されております。これを一括上程し、議題といたします。 この際、申し上げます。西岡淳輔議員は除斥の対象となりますので、退席を願います。                (西岡淳輔君、退席)市長に、提案理由の説明を求めます。 田中市長。 ◎市長(田中純君)  議員の皆様には、誠に恐縮ではございますが、本定例会に追加提案させていただきます案件につきまして、御説明申し上げます。今回、あらたに追加提案し、御審議をお願いいたします案件は、人事案件14件でございます。まず、議案第46号の行橋市監査委員の選任について、でございますが、これは、行橋市議会議員のうちから選任する行橋市監査委員として、西岡淳輔議員を選任しようとするものでございます。次に、議案第47号から議案第59号までの行橋市農業委員会委員の選任について、でございますが、これは、現委員が令和2年7月19日で任期満了となることから、舩津鎮男氏、陣山誠之氏、大田完治氏、長城彰氏、西本一美氏、槌野英喜氏、繁永國髙氏、石本浅夫氏、松本功氏、吉兼貢氏、村上和昌氏、植田毬子氏、及び馬場通昭氏の13名を選任しようとするものでございます。以上、追加案件の概要につきまして御説明申し上げました。よろしく御審議をいただきまして、御賛同賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(澤田保夫君)  説明は終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております人事案件14件につきましては、直ちに本会議において審議することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、議案第46号 行橋市監査委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等を局長より説明させます。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  御説明申し上げます。無記名投票でございますので、本案について賛成の方は賛成と、反対の方は反対と書いていただきます。なお、会議規則により、賛否が明らかでない投票、及び白票は反対とみなします。 議席1番の方から順次点呼いたしますので、記載台または自席にて投票用紙に記入していただき、投票を願います。以上で説明を終わります。 ○議長(澤田保夫君)  説明は終わりました。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、18人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。16番 田中建一議員、15番 鳥井田幸生議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数18票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成14票、白票4票、したがって賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第46号は、原案のとおり同意することに決しました。ただいま退席しております西岡淳輔議員の入場を求めます。               (西岡淳輔君、入場あり)それでは、ただいま監査委員に同意をいたしました西岡淳輔議員より、挨拶をしたいとの申し出があっておりますので、これを受けることといたします。 西岡議員。 ◆12番(西岡淳輔君)  ただいま多くの議員の皆様より賛同を賜り、監査委員の選任を受けました西岡淳輔でございます。これからも自分のことを見失うことなく、一生懸命新しい職務に取り組む所存でございます。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。                  (拍手あり) ○議長(澤田保夫君)  次に、議案第47号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                  (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。13番 大池啓勝議員、12番 西岡淳輔議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成10票、反対6票、白票3票、したがって、賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第47号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第48号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。11番 小原義和議員、10番 工藤政宏議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成15票、反対2票、白票2票、したがって、賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第48号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第49号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。9番 小坪慎也議員、8番 井上倫太郎議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成18票、白票1票、したがって、賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第49号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第50号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。7番 藤木巧一議員、6番 瓦川由美議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成18票、反対1票、したがって、賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第50号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第51号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。5番 田中次子議員、4番 小堤千寿議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成18票、反対1票、したがって、賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第51号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第52号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。3番 西田憲司議員、2番 矢野潤一議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成10票、反対8票、白票1票、したがって、賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第52号は、原案のとおり同意することに決しました。 会議運営上、ここで10分間休憩します。                休憩 13時55分                再開 14時04分 ○議長(澤田保夫君)  定足数に達していますので、ただいまから会議を再開いたします。 次に、議案第53号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。20番 德永克子議員、1番 小見祐治議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成9票、反対8票、白票2票、したがって、賛成少数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第53号は、同意しないことに決しました。 次に、議案第54号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。19番 豊瀬尉議員、18番 二保茂則議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成19票、したがって、賛成全員であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第54号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第55号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。17番 城戸好光議員、16番 田中建一議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成10票、反対8票、白票1票、したがって、賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第55号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第56号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。15番 鳥井田幸生議員、13番 大池啓勝議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成9票、反対4票、白票6票、したがって、賛成少数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第56号は、同意しないことに決しました。 次に、議案第57号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。12番 西岡淳輔議員、11番 小原義和議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成15票、反対1票、白票3票、したがって賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第57号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第58号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。10番 工藤政宏議員、9番 小坪慎也議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成10票、反対6票、白票3票、したがって賛成多数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第58号は、原案のとおり同意することに決しました。 次に、議案第59号 行橋市農業委員会委員の選任について、質疑を行います。御質疑はありませんか。                (「なし」の声あり)質疑を終わり、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 これより、採決を行います。この採決は、無記名投票で行います。投票の方法等は、先ほど局長が説明したとおりであります。議場を閉鎖します。ただいまの議長を除く出席議員は、19人です。投票用紙を配付します。投票用紙の配付もれはありませんか。                (「なし」の声あり)配付もれなしと認めます。投票箱を改めます。異常なしと認めます。これより、点呼に応じ、順次投票を願います。                   (投票)投票もれはありませんか。                (「なし」の声あり)投票もれなしと認め、投票を終わります。議場の閉鎖を解きます。これより、開票を行います。開票立会人を指名します。8番 井上倫太郎議員、7番 藤木巧一議員を指名します。                   (開票)開票の結果を報告します。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  開票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票で、これは議長を除く在籍議員数と符合しております。その内、賛成9票、反対8票、白票1票、賛否が明らかでないもの1票、したがって、賛成少数であります。 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。以上のとおりでありますから、議案第59号は、同意しないことに決しました。会議運営上、ここで10分間休憩します。                休憩 14時52分                再開 15時02分 △日程第3 意見書の上程、質疑、討論、採決 △日程第4 永年勤続議員に対する表彰状の伝達並びに感謝状の贈呈 ○議長(澤田保夫君)  定足数に達していますので、ただいまから会議を再開いたします。 日程第3 意見書の上程を行います。今定例会に意見書4件が提出されております。これを上程し、議題といたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書4件につきましては、委員会審査を省略し、直ちに本会議において審議することといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり)御異議ないものと認めます。よって、そのとおり決しました。 はじめに、意見書第1号 地方財政の充実・強化を求める意見書について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、全員であります。よって、意見書第1号は可決されました。 次に、意見書第2号 黒川氏の処分をめぐる疑惑の真相究明を求める意見書について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、少数であります。よって、意見書第2号は否決されました。次に、意見書第3号 新型コロナウイルス感染防止の最前線に立つ医療機関への支援を求める意見書について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、多数であります。よって、意見書第3号は可決されました。次に、意見書第4号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度充実に係る意見書について、審議いたします。本件につきましては、発言通告がございませんでしたので、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。本案は、起立により採決いたします。本案は、原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。                  (起立あり)起立、多数であります。よって、意見書第4号は可決されました。 日程第4 永年勤続議員に対する表彰状の伝達並びに感謝状の贈呈を行います。全国市議会議長会の表彰規定による永年勤続議員として、德永克子議員が在職40年以上の特別表彰を、豊瀬尉議員、二保茂則議員が在職30年以上の特別表彰を、また田中建一議員、鳥井田幸生議員が在職20年以上の特別表彰を受けておりますので、ただいまから表彰状の伝達を行います。 局長が氏名を朗読いたします。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  お名前を申し上げますので、演壇前までお願いします。德永克子議員。                (表彰状伝達あり)                  (拍手あり)豊瀬尉議員。                (表彰状伝達あり)                  (拍手あり)二保茂則議員。                (表彰状伝達あり)                  (拍手あり)田中建一議員。                (表彰状伝達あり)                  (拍手あり)鳥井田幸生議員。                (表彰状伝達あり)                  (拍手あり) ○議長(澤田保夫君)  次に、市長より永続勤続議員に対する感謝状の贈呈を行うことといたします。 局長が氏名を朗読いたします。 ◎議会事務局長(松尾一樹君)  お名前を申し上げますので、演壇前までお願いいたします。德永克子議員。                (感謝状贈呈あり)                  (拍手あり)豊瀬尉議員。                (感謝状贈呈あり)                  (拍手あり)二保茂則議員。                (感謝状贈呈あり)                  (拍手あり)田中建一議員。                (感謝状贈呈あり)                  (拍手あり)鳥井田幸生議員。                (感謝状贈呈あり)                  (拍手あり) △日程第5 委員会の中間報告 ○議長(澤田保夫君)  以上で表彰状の伝達並びに感謝状の贈呈を終わります。日程第5 委員会の中間報告について、を議題といたします。新型コロナウイルス感染症対策特別委員会委員長より、中間報告の申し出があっておりますので、これを許します。 新型コロナウイルス感染症対策特別委員長。 ◆16番(田中建一君)  まず、報告に入る前に、この度、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会委員長に、私、田中建一が、また、副委員長に德永克子議員が互選されましたので、議員各位の御協力をお願い申し上げます。 まず、報告の冒頭でありますが、新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、医師や看護師らの医療従事者など新型コロナウイルス対策に対し懸命に御尽力されている方々、そして、海外では、エッセンシャル・ワーカーと称されておりますが、目に見えない感染リスクと向き合いながら、私たちが日常生活を送るうえで欠かせない仕事を担っていただいておられる方々に対し、この場を借りまして深く敬意と感謝を表したいと存じます。それでは、本委員会を設置した経緯について説明いたします。国より特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されるなか、本市における新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、令和2年4月15日付けで第1次行橋市新型コロナウイルス感染拡大防止休業協力事業者支援事業の専決処分が行われました。そのことを受け、本議会では、本市が行う新型コロナウイルス感染症対策などの現状やその取組みなどを協議する場として、4月20日に全員協議会が開催され、関係所管から専決処分の説明や、今後の感染症対策などについて協議が行われました。このように、本県における新型コロナウイルスの感染拡大が続き、事態の早期収束が見通せない現状などを踏まえ、令和2年5月臨時会において、新型コロナウイルス感染症対策並びに終息後の対応等に関し、政策提言することを目的として、本委員会は設置されました。以来、本日までに計5回、委員会を開催したので、その内容について御報告申し上げます。最初に、5月13日に開催された第2回新型コロナウイルス感染症対策特別委員会では、5月12日付けで行われた第2次行橋市新型コロナウイルス感染拡大防止休業協力事業者支援事業の専決処分に対し、委員より、臨時会は専決処分が行われる前日まで開催されており、専決処分の説明、並びに議案の上程の機会があったにもかかわらず、なぜ、所管よりそのような説明がなかったのか、との意見が多く寄せられました。このような事態になった経緯、及びその理由について説明を求めるため、橋本副市長の入室を要求し、今回の専決処分にあたり市長は二元代表制についてどのようなお考えをお持ちなのか確認してもらい、改めて正副議長に報告を願いたい、との要望が出されます。要望を受けて、副市長より、特別委員会のなかで報告を求められた内容については十分理解しており、議会を軽視していることなど毛頭考えていない。今回の専決処分は百年に一度の大恐慌ではないか、と比喩されているような状況を鑑みて専決処分を実施した。何卒御理解願いたい、と報告がなされております。引き続き、特別委員会のなかで、委員より、新型コロナウイルスへの対応は市全体で取り組むべき問題であり、かつ緊急性が高いことは承知している。これに応じるべく、議会においても特別委員会を設置し、審査を行える体制も整えた。今後については、専決処分を行う場合など、法の趣旨を確認しながら検討を重ねてもらいたい、また、法が規定する二元代表制の本旨について整理を行いながら、引き続き、喫緊の行政課題について取り組んでいただきたい、との意見がなされております。先に述べた審査の他に、本市における新型コロナウイルス感染症対策の現状や取り組みなどについて、総務部防災危機管理室、教育委員会、福祉部、市民部より説明を受け、これに対し、各委員より多くの意見が出され、併せて要望が行われており、その主なものを申し上げます。はじめに、本市では感染者数の増加率は落ち着いているが、第2波・第3波が起こる可能性も十分考えられるので、今後も継続して予防対策を実施するべきである。次に、感染の拡大を防止する観点から、市内における感染者数などの現在確認されている情報は迅速に公開を行われたい。また、不確実な情報の蔓延に伴い風評被害などを招く恐れがあるため、正確な情報公開を求め、市民の方が安心して暮らしを営むことができるようにあらゆる手段を講じていただきたい。引き続き、新型コロナウイルス感染症に関連する情報、経済的影響等に関する対応策、及び支援策などについては、市民並びに事業者の方に対し、分かりやすい広報を行われたい、また、インターネットを使用していない市民の方への配慮も併せてお願いしたい。そして、本市が行う独自の取組みとして、行橋市新型コロナウイルス感染拡大防止休業協力事業者支援事業等を実施したが、まだ支援の手が行き届いていない人たちもいる。引き続き、十分な支援策を検討していただきたい。 さらに、教育分野においては、4月から5月にかけて臨時休校に伴う授業時数の確保や、オンライン授業の拡充、感染防止対策など、現場で勤務されている教職員の方々の負担が増加している。その負担を軽減するための施策について、検討をお願いしたい、との意見が出されております。 その他、委員より、多くの意見、要望がなされていることを受け、委員会では、今後、新型コロナウイルス感染症対策並びに終息後の対応等に関する協議について、各委員より提出された意見の集約を行いながら、本市がどうあるべきかの議論を経て、行政当局の感染症対策の後押しとなる政策提言に向けて準備を進めていくこととしております。 以上、中間報告といたします。 △日程第6 議会閉会中の所管事項調査要求 △日程第7 会議録署名議員の指名 ○議長(澤田保夫君)  報告は終わりました。日程第6 議会閉会中の所管事項の調査要求について、議題といたします。各委員長から、所管事項につき、閉会中の審査の申し出があっております。調査事項につきましては、お手元に配付いたしております所管事項調査表のとおりであります。 以上、報告いたします。日程第7 会議録署名議員の指名を行います。令和2年6月第2回行橋市議会定例会会議録署名議員に、4番 小堤千寿議員、3番 西田憲司議員を指名します。 以上で本日の日程は、全て終了しました。 市長から発言を求められておりますので、発言を許します。 田中市長。 ◎市長(田中純君)  令和2年6月第2回行橋市議会定例会の閉会にあたりまして、一言御礼を申し上げます。議員の皆様には、去る6月9日の開会以来、市政運営上、重要な案件につきまして、精力的に御審議をいただき、誠にありがとうございました。御審議を通じまして、皆様から頂戴いたしました御意見・御指摘につきましては、十分にこれを尊重いたしまして、今後の市政運営に取り組んでまいる所存でございます。さて、福岡県では、6月19日より新型コロナウイルス感染拡大防止策が緩和されました。新たな生活様式を通じた日常生活が求められるなかで、行政のあり方も変化することが求められることになり、より一層市民の方々の声を傾聴し、この未曾有の危機を乗り越える必要がございます。このような状況の中、今後とも市民への感染拡大を防止することを第一として、市政に取り組むとともに、マスクをはじめとして、市民の方々より多くの御寄付を賜り、これらの御厚誼に応えるためにも、市政を一層発展させてまいる所存でございます。               (執行部一同、起立あり)結びに、国におきましては、去る6月12日に新型コロナウイルス対策を主眼として、第2次補正予算が成立いたしました。今後とも国・福岡県の支援策の状況を注視し、本市におきまして対応すべき事業、施策等の検討を行い、迅速な対応をとってまいる所存でございます。これから梅雨明け、そして夏本番を迎え、何かと体調を崩しやすい季節となってまいります。議員の皆様方におかれましては、くれぐれも、体調に十分御留意いただき、市政発展のため、なお一層の御尽力を賜りますよう、お願い申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。 誠にありがとうございました。               (執行部一同、礼あり) ○議長(澤田保夫君)  議員の皆様には、議会運営に対し、御協力をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。 これをもちまして、令和2年6月第2回行橋市議会定例会を閉会いたします。 どうもお疲れ様でした。                閉会 15時31分地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      議 長 澤 田 保 夫      議 員 小 堤 千 寿      議 員 西 田 憲 司                令和2年6月定例会提出                  意見書一覧表(意見書)                            令和2年6月25日┌────────────────────────────┬───────────┐│           件    名           │  提出者・賛成者  │├────────────────────────────┼───────────┤│                            │提出者 田 中 建 一││                            │提出者 鳥井田 幸 生││(意見書第1号)                    │提出者 小 坪 慎 也││地方財政の充実・強化を求める意見書           │提出者 井 上 倫太郎││                            │提出者 藤 木 巧 一││                            │提出者 小 見 祐 治│├────────────────────────────┼───────────┤│                            │提出者 德 永 克 子││(意見書第2号)                    │賛成者 二 保 茂 則││黒川氏の処分をめぐる疑惑の真相究明を求める意見     │賛成者 藤 木 巧 一││書                           │賛成者 田 中 次 子││                            │           │├────────────────────────────┼───────────┤│                            │提出者 田 中 次 子││(意見書第3号)                    │賛成者 德 永 克 子││新型コロナウイルス感染防止の最前線に立つ医療機     │賛成者 城 戸 好 光││関への支援を求める意見書                │賛成者 瓦 川 由 美│├────────────────────────────┼───────────┤│                            │提出者 田 中 建 一││(意見書第4号)                    │提出者 藤 木 巧 一││教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充     │賛成者 德 永 克 子││に係る意見書                      │賛成者 鳥井田 幸 生││                            │賛成者 大 池 啓 勝││                            │賛成者 瓦 川 由 美│└────────────────────────────┴───────────┘意見書第1号            地方財政の充実・強化を求める意見書 地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。 令和2年6月25日      提出者 市議会議員 田 中 建 一      提出者 市議会議員 鳥井田 幸 生      提出者 市議会議員 小 坪 慎 也      提出者 市議会議員 井 上 倫太郎      提出者 市議会議員 藤 木 巧 一      提出者 市議会議員 小 見 祐 治 行橋市議会議長 澤 田 保 夫 様提出先 内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、    内閣府特命担当大臣(地方創生規制改革担当、経済財政政策担当)、    新型コロナウイルス感染症対策担当大臣         地方財政の充実・強化を求める意見書 いま地方自治体には、医療・介護など社会保障への対応、子育て支援策の充実、地域交通の維持・確保など、より多く、またより複雑化した行政需要への対応が求められています。しかし、現実に公的サービスを担う人材不足は深刻化しており、疲弊する職場実態にある中、新型コロナウイルス感染症対策や近年多発している大規模災害、そのための防災・減災事業の実施など、緊急な対応を要する課題にも直面しています。 こうした地方の財源対応について、政府はいわゆる「骨太方針2018」で、2021年度の地方財政計画まで、2018年度の地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保するとしています。実際に2020年度地方財政計画の一般財源総額は63兆4,318億円、前年比+1.2%と、過去最高の水準となりました。 しかし、人口減少・超高齢化にともなう社会保障費関連をはじめとする地方の財政需要に対応するためには、さらなる地方財政の充実・強化が求められています。 このため、2021年度の政府予算と地方財政の検討にあたっては、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政の確立をめざすよう、政府に以下の事項の実現を求めます。                    記1.社会保障、感染症対策、防災、環境対策、地域交通対策、人口減少対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保をはかること。2.とりわけ、子育て、地域医療の確保、介護や児童虐待防止、生活困窮者自立支援など、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保および地方財政措置を的確に行うこと。3.新型コロナウイルス対策として、新たに政府が予算化した「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」や「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」については、2020年度の補正予算にとどまらず、感染状況や自治体における財政需要を把握しつつ、2021年度予算においても、国の責任において十分な財源を確保すること。4.地方交付税における「業務改革の取組等の成果を反映した算定(従来のトップランナー方式)」は、地域の実情を無視し、本来交付税に求められる財源保障機能を損なう算定方式であることから、その廃止・縮小を含めた検討を行うこと。5.「まち・ひと・しごと創生事業費」として確保されている1兆円について、引き続き同規模の財源確保をはかること。6.2020年度から始まる会計年度任用職員制度における当該職員の処遇改善に向けて、引き続き所要額の調査を行うなどして、その財源確保をはかること。7.森林環境譲与税の譲与基準については、地方団体と協議を行い、林業需要の高い自治体への譲与額を増大させるよう見直すこと。8.地域間の財源偏在性の是正にむけては、偏在性の小さい所得税・消費税を対象に国税から地方税への税源移譲を行うなど、抜本的な改善を行うこと。 また、各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検証した上で、代替財源の確保をはじめ、財政運営に支障が生じることがないよう対応をはかること。9.地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化をはかり、市町村合併の算定特例の終了への対応、小規模自治体に配慮した段階補正の強化など対策を講じること。10.依然として4兆5,000億円強と前年度を超える規模の財源不足があることから、地方交付税の法定率を引き上げ、臨時財政対策債に頼らない地方財政を確立すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。2020年6月25日                           行 橋 市 議 会意見書第2号         黒川氏の処分をめぐる疑惑の真相究明を求める意見書地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。 令和2年6月25日      提出者 市議会議員 德 永 克 子      賛成者 市議会議員 二 保 茂 則      賛成者 市議会議員 藤 木 巧 一      賛成者 市議会議員 田 中 次 子 行橋市議会議長 澤 田 保 夫 様提出先 内閣総理大臣法務大臣 内閣官房長官       黒川氏の処分をめぐる疑惑の真相究明を求める意見書 検察ナンバー2の黒川弘務前東京高裁検事長が、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下で「賭けマージャン」を行っていたことが発覚し、辞職に追い込まれました。本年1月末、安倍内閣が国家公務員法の定年延長規定を根拠にした違法性が疑われる閣議決定を基に、黒川氏の定年延長を決めてから、わずか4か月のことです。 「賭けマージャン」は刑法の賭博罪に問われる犯罪です。ところが黒川氏に下された処分は、国家公務員法に基づく「懲戒」ではなく、法務省の内規に基づく「訓告」という甘いものでした。 もともと、黒川氏の定年延長そのものが、延長を認めていない検察庁法に違反するもので、しかも検察官には国家公務員法の定年延長規定は適用されないとしてきた、政府のこれまでの解釈を180度変えるものでした。 「検察の独立性」を害する官邸の人事介入には、かつてない抗議の声が広がりました。「#検察庁法改正案に抗議します」の投稿とリツイートは、芸能界からのものを含め数百万件に達しました。元検事総長らが名を連ねた検察OB、元特捜検事らはそれぞれ、「検察の組織を弱体化して、時の政権の意のままに動く組織に改編させようとする動き」、「検察の独立性・政治的中立性と検察への国民の信頼が損なわれかねないと深く憂慮」などとする意見書を提出しました。 通常国会の閉会に伴い、安倍政権は、検察庁法案をいったん廃案としました。しかし、火種は残ったままです。黒川氏の甘い処分をめぐる疑惑も解明されていません。 よって、本市議会は政府に対し、次の措置を講じるよう強く要請します。1 検察庁法改正案の火種をなくすため、黒川氏の定年延長を決めた違憲・違法性が 疑われる閣議決定を取り消すこと。2 訓告という黒川氏への甘い処分が下された理由と経過を明らかにすること。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。令和2年6月25日                              行 橋 市 議 会意見書第3号   新型コロナウイルス感染防止の最前線に立つ医療機関への支援を求める意見書地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。令和2年6月25日      提出者 市議会議員 田 中 次 子      賛成者 市議会議員 德 永 克 子      賛成者 市議会議員 城 戸 好 光      賛成者 市議会議員 瓦 川 由 美行橋市議会議長 澤 田 保 夫 様提出先 内閣総理大臣 厚生労働大臣 財務大臣 内閣官房長官  新型コロナウイルス感染防止の最前線に立つ医療機関への支援を求める意見書 新型コロナウイルス感染症の危機による医療機関の経営悪化が深刻化する中で、医療界は「医療崩壊」を止めるための財政的保障及び支援を政府に求めています。 日本病院会など3団体の調査は、「新型コロナウイルス感染症患者の入院を受入れた病院では経営状況の悪化は深刻であり、病棟閉鎖せざるをえなかった病院の悪化傾向は顕著であった」「緊急的助成がなければ、今後の新型コロナウイルス感染症への適切な対応は不可能となり、地域での医療崩壊が強く危惧される」などの厳しい状況を示しました。 全国医学部長病院長会議や日本看護協会の調査では、感染症患者に対する集中治療室の確保のために、一般患者の手術を制限・延期するなどして、全国77の大学病院で、4月の手術件数が前年同月比で12,780件(約2割)減少しており、2020年度の1年間で大学病院では、入院・外来で総額5,000億円の減収になると予測しています。 また、日本医師会の調査によると、全国の診療所の84.6%で外来患者が減少しました。受診控えは健康悪化、ひいては命の危機にもつながります。 日本医師会は、政府の第2次補正予算において、医療機関等への支援として、新型コロナウイルス感染症患者受け入れ医療機関への空床確保支援、通常医療確保のための受診控えによる減収への支援など、計7兆5,000億円を確保するよう要望しています。コロナ禍と最前線で闘う医療機関が存続さえ危ぶまれる事態では、人類は感染症との闘いに立ち向かうことはできません。医療機関を守るためには、抜本的な財政措置が必要です。 よって、本市議会は、政府に対し、医療界の要望に応え、医療機関支援のための予算を大幅に増額するよう強く要請します。以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。令和2年6月25日                                行 橋 市 議 会意見書第4号     教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書地方自治法第99条の規定による別紙意見書を会議規則第13条により提出します。 令和2年6月25日      提出者 市議会議員 田 中 建 一      提出者 市議会議員 藤 木 巧 一      賛成者 市議会議員 德 永 克 子      賛成者 市議会議員 鳥井田 幸 生      賛成者 市議会議員 大 池 啓 勝      賛成者 市議会議員 瓦 川 由 美 行橋市議会議長 澤 田 保 夫 様提出先 内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣     教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書 学校現場における課題が複雑化・困難化する中で子どもたちのゆたかな学びを実現するためには、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。そのためには教職員定数改善などの施策が最重要課題となっています。(公財)連合総合生活開発研究所の教職員の働き方・労働時間に関する報告書によると、7~8割の教員が一月の時間外労働が80時間(過労死ライン相当)となっていること、1割がすでに精神疾患に罹患している可能性が極めて高いことなどが明らかにされました。明日の日本を担う子どもたちを育む学校現場において、教職員が人間らしい働き方ができるための長時間労働是正が必要であり、そのための教職員定数改善も欠かせません。 義務教育費国庫負担制度については、「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。いくつかの自治体においては、厳しい財政状況の中、独自財源による定数措置が行われていますが、地方自治体の財政を圧迫しています。国の施策として財源保障をし、子どもたちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。ゆたかな子どもの学びを保障するための条件整備は不可欠です。 よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるようにするために、下記の措置を講じられるよう強く要請します。                    記1.計画的な教職員定数改善を推進すること。2.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度の負担  割合を2分の1に復元すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。令和2年6月25日                            行 橋 市 議 会              所 管 事 項 調 査 表                               (令和2年6月25日)┌─────────┬─────────────────────────────┐│   委 員 会   │調   査   事   項                │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 地方創生について                   ││         │○ 行政運営について                   ││         │○ 防災・減災について                  ││   総 務    │○ 財政問題について                   ││         │○ 財産管理について                   ││  委 員 会   │○ 入札及び契約について                 ││         │○ 消防行政について                   ││         │○ 国保行政について                   ││         │○ 後期高齢者医療について                │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 学校教育について                   ││         │○ 生涯教育について                   ││  文教厚生   │○ 文化行政について                   ││         │○ 介護保険について                   ││  委 員 会   │○ 福祉行政について                   ││         │○ 健康づくり行政について                ││         │○ スポーツ振興について                 │├─────────┼─────────────────────────────┤│         │○ 上下水道事業について                 ││         │○ 住宅建設事業について                 ││         │○ 都市計画事業について                 ││  建設経済   │○ 土木行政について                   ││         │○ 農林水産業振興について                ││  委 員 会   │○ 企業誘致について                   ││         │○ 商工振興について                   ││         │○ 環境及び清掃行政について               ││         │○ 観光行政について                   │├─────────┼─────────────────────────────┤│  議会運営   │○ 定例会及び臨時会の会期日程について          ││         │○ 議会の運営について                  ││  委 員 会   │○ 議会の会議規則、委員会に関する条例等について     ││         │○ 議長の諮問について                  │└─────────┴─────────────────────────────┘          令和2年6月第2回行橋市議会定例会議決結果表┌───────┬──────────────────────┬───┬─────┐│  議案番号  │      件        名      │議 決│賛否の状況││       │                      │結 果│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第4号 │行橋市税条例の一部を改正する条例の専決処分の│原 案│ 全員一致 ││       │報告について                │承 認│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第5号 │令和2年度行橋市一般会計補正予算の専決処分の│原 案│ 全員一致 ││       │報告について                │承 認│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第6号 │令和2年度行橋市国民健康保険特別会計補正予算│原 案│ 賛成多数 ││       │の専決処分の報告について          │承 認│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第7号 │令和元年度行橋市一般会計繰越明許費繰越計算書│報 告│     ││       │の報告について               │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第8号 │令和元年度行橋市一般会計事故繰越し繰越計算書│報 告│     ││       │の報告について               │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 報告第9号 │令和元年度行橋市公共下水道事業会計繰越の報告│報 告│     ││       │について                  │の み│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第35号 │行橋市職員特殊勤務手当支給条例の一部を改正す│原 案│ 全員一致 ││       │る条例の制定について            │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│       │行橋市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費│原 案│     ││ 議案第36号 │用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定│可 決│ 全員一致 ││       │について                  │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第37号 │行橋市国民健康保険税条例の一部を改正する条例│原 案│ 賛成多数 ││       │の制定について               │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│       │行橋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に│原 案│     ││ 議案第38号 │関する基準を定める条例の一部を改正する条例の│可 決│ 賛成多数 ││       │制定について                │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│       │行橋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事│原 案│     ││ 議案第39号 │業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正│可 決│ 全員一致 ││       │する条例の制定について           │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│       │行橋市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する│原 案│     ││ 議案第40号 │基準を定める条例の一部を改正する条例の制定に│可 決│ 全員一致 ││       │ついて                   │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│       │行橋市行政手続における特定の個人を識別するた│原 案│     ││ 議案第41号 │めの番号の利用等に関する法律に基づく個人番号│可 決│ 全員一致 ││       │の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一│   │     ││       │部を改正する条例の制定について       │   │     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第42号 │行橋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定│原 案│ 全員一致 ││       │について                  │可 決│     │└───────┴──────────────────────┴───┴─────┘┌───────┬──────────────────────┬───┬─────┐│  議案番号  │      件        名      │議 決│賛否の状況││       │                      │結 果│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第43号 │市道路線の認定について           │原 案│ 全員一致 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第44号 │令和2年度行橋市一般会計補正予算について  │原 案│ 全員一致 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第45号 │令和2年度行橋市一般会計補正予算について  │原 案│ 全員一致 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 2請願第1号 │通学路の安全確保を求める請願        │採 択│ 全員一致 │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第46号 │行橋市監査委員の選任について        │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第47号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第48号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第49号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第50号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第51号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第52号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第53号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成少数 ││       │                      │不同意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第54号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 全員一致 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第55号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第56号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成少数 ││       │                      │不意同│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第57号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第58号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成多数 ││       │                      │同 意│     │└───────┴──────────────────────┴───┴─────┘┌───────┬──────────────────────┬───┬─────┐│  議案番号  │      件        名      │議 決│賛否の状況││       │                      │結 果│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 議案第59号 │行橋市農業委員会委員の選任について     │原 案│ 賛成少数 ││       │                      │不同意│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 意見書第1号 │地方財政の充実・強化を求める意見書     │原 案│ 全員一致 ││       │                      │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 意見書第2号 │黒川氏の処分をめぐる疑惑の真相究明を求める意│原 案│ 賛成少数 ││       │見書                    │否 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 意見書第3号 │新型コロナウイルス感染防止の最前線に立つ医療│原 案│ 賛成多数 ││       │機関への支援を求める意見書         │可 決│     │├───────┼──────────────────────┼───┼─────┤│ 意見書第4号 │教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡│原 案│ 賛成多数 ││       │充に係る意見書               │可 決│     │└───────┴──────────────────────┴───┴─────┘...